約 2,981,977 件
https://w.atwiki.jp/rengosekaiwiki/pages/43.html
マナウ人 起源 ル・ヴナカンタ 分布 マナウ連邦統合府 全域 外骨格を持ち、節足動物のような見た目をしている。平均的に他の種族と比べて、体格や身体能力に劣る。
https://w.atwiki.jp/armhead/pages/441.html
調和者:ルーン・ナウシズ 発動機体:ルーン・ナウシズ 能力系統:精神支配 調和対象に必要なものを告げる能力。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/66088.html
サカイベナイシンノウ(坂合部内親王) サカイベノオオキミの別名。
https://w.atwiki.jp/kagemiya/pages/444.html
【元ネタ】ギリシャ神話 【CLASS】アーチャー 【真名】ナウシカ 【異名・別名・表記揺れ】ナウシカア 【性別】女 【身長・体重】154cm・52kg → 162cm・56kg 【肌色】白 【髪色】ブロンド→黒 【瞳色】青→琥珀 【スリーサイズ】102/51/87 → オデュッセウスと同じ 【外見・容姿】 普段は姫君らしく美しいブロンドの髪とゆったりしたドレスを身にまとっている。 しかし臨戦態勢に移った時、彼女の髪は黒のショートヘアに変わり、外見がオデュッセウスと瓜二つに変化する。 【地域】スケリア島 【属性】秩序・善 →中立・善 【ステータス1】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:B 宝具:C 【ステータス2】筋力:E+ 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:A 宝具:C (自己暗示による変化後) 【クラス別スキル】 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力 【保有スキル】 自己暗示:A 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキル。 Aランクにまでなると、“私の身体はオデュッセウスと同じである“ レベルの思い込みが可能となる。 軍略:E 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 オデュッセウスを目指し独学で身に付けたものだが、実戦経験の無いナウシカにはやや荷が重い。 心眼(真):D 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。 逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 千里眼:D 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 仕切り直し:- 実戦経験が無いため使用不可。 【宝具】 『愛しき人に捧ぐ一矢(ストラック・フォー・オデュッセウス)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:12人 オデュッセウスが12本の斧の穴を射通したという逸話を真似て自己のものとした宝具。 最大で12のターゲットをマルチロックし、矢を放つ。 射出される矢は一本だが、ロックした相手を正確に貫通して飛んで行く。 一つのターゲットに多重ロックをかけることで威力をある程度補うことも可能である。 オデュッセウスのものより更に威力は落ちているが、こと連射力では本家をも凌ぐ。 ナウシカの技術が宝具化したものであるためとにかく魔力消費が少ない。 サーヴァント相手に威力が心許ないのは確かであるが、必中の矢が五月雨の様に降り注ぐ様は充分に脅威である。 【Weapon】 『偽・アポロンの弓』 オデュッセウスが持っていた太陽神の弓を模して作られたレプリカ。 非力なナウシカでも扱えるように軽く丈夫に作ってあるが、その分威力は控えめ。 一撃の威力より連射に特化した性能である。 ────しかしオデュッセウスはアポロンの弓をイタケから持ち出していないはずなのだが、何故彼女はコピー品を作れたのだろう。 理由はナウシカ自身しか知らない。 【解説】 スケリア島の王女。オデュッセイアにおいて、スケリア島に漂着したオデュッセウスを助けたのがナウシカである。 彼女と父アルキノオスは宴で英雄を歓待するも、吟遊詩人がトロイア戦争の歌を歌い始めたため、オデュッセウスは涙してしまう。 その様子を見たアルキノオスは不審に思い、オデュッセウスの素性を聞いた。 オデュッセウスが素性とこれまでの冒険譚を正直に話した所、アルキノオスは感激し、ナウシカを妻に娶りこの国を治めてはどうかと提案する。 しかし、オデュッセウスには帰らねばならない場所があった。彼女の帰りを待つ妻がいた。息子がいた。国民がいた。 オデュッセウスのペネロペに対する愛を知ったナウシカは自ら身を引き、オデュッセウスをイタケの島へと送り出した。 愛する人が幸せになれるのなら、自分の想いは届かなくとも良いと──ナウシカは愛のためにオデュッセウスと別れるという決断をしたのだった。 【人物・性格】 普段は長いブロンドの髪と見事なドレスの姫君らしい姿。性格はお淑やかで優しくありながら、好奇心を隠せない面も持つ。 オデュッセウスに対しては完全に一目惚れであり、そのまま流れでつまみ食いをされてしまい心身ともに魅了されている。 アーチャークラスで現界したのも、オデュッセウスに近付きたいが為。 オデュッセウスを想いつつも身を引いた彼女が取った選択は、自分がオデュッセウスになることであった。 身体能力は英雄たちと比べるまでもなく低いが、ただ愛する人を想って磨き上げた技術はオデュッセウスに勝るとも劣らない。 厳しい鍛錬と自己暗示の末、彼女はオデュッセウスの身体を手に入れた。愛しい人と寸分違わぬ姿だ。 彼女は自己暗示により、ナウシカとオデュッセウスの2つの姿を使い分けることが可能になったのだ。 なお、オデュッセウスになりきった自分に男性器が生えないのだから、オデュッセウスも女性だったのだとかなり無茶苦茶な理由で気付いている。 それでも彼女の愛は変わらない。 聖杯にかける望みは、オデュッセウスに純潔を捧げること。幸か不幸か、オデュッセウスはナウシカを味見しただけで彼女の純潔までは奪わなかった。※ ナウシカはそれを心残りに一生を終えたため、ただ一夜だけオデュッセウスと閨を共にしたいと願っている。 オデュッセウスのペネロペへの愛情を知っているため、それ以上のことは求めない。 だが、もし。オデュッセウスが同時に召喚されていたとして、且つ彼女が女遊びしているのを見たら──。 ナウシカは喜々としてオデュッセウスのオデュッセウスによるオデュッセウスのためのハーレムを作ろうとするだろう。 たとえ一番で無くとも良い。しかし自分がハーレムに入れば、同じようにオデュッセウスに愛してもらえるのだから。 ※ナウシカに対して「処女神のご加護がありますように」と言ってしまった手前処女を奪うことが出来なかった。 イメージカラー:亜麻色→オリーブ色 特技:オデュッセウスになりきること 好きなもの:オデュッセウス・訓練 嫌いなもの:船 天敵:キルケー 願い:オデュッセウス様に純潔を捧げる 【一人称】わたくし→ボク 【二人称】あなた→キミ 【三人称】あの方→あいつ 【因縁キャラ】 ●オデュッセウス 彼女の思い焦がれる全て。自分をフッたことから、女好きでは無く妻に一途で真摯な方だと思い込んでいる。 もしオデュッセウスの手癖の悪さを知ることがあれば、ソレもまた良しと喜々として抱かれに行くだろう。 ●キルケー オデュッセウスを無理やり手篭めにしたと聞いているので、女の在り方からして反りが合わない。 こいつだけは絶対にハーレムに入れてやらんと思うほどに。 ●カリュプソ カリュプソに対してはやや同情的。しかし、7年間の監禁はやはり気分が良くないので嫌いというより苦手。 ハーレムに入れるにはまず監禁癖を直してからと考えている。 ●テレマコス 養子とはいえ愛する人の子供であるため、非常に好意的。 24時間耐久オデュッセウスいいよね談義に花を咲かせる。 ●テレゴノス 知らない。オデュッセウスに似ているが、ちょっと嫌な雰囲気を感じるのであまり近付きたくない。 + セリフ集 FGO風セリフ集 (戦闘セリフは宝具以外オデュ子からコピペ) 召喚:「アーチャーのサーヴァント、ナウシカです。どうぞよろしくお願いします」 レベルアップ:「オデュッセウス様に近づけたかしら」 霊基再臨:「まあ、ドレスがこんなに綺麗に…。戦闘中は着ないのですが、嬉しいですね」 その2:「ボクはオデュッセウス。イタケの王。──っとと。失礼しました。つい姿を変えてしまいまして」 その3:「この装備……まさしくオデュッセウス様のモノ! ああ、懐かしいです」 最終:「この強さなら、きっとオデュッセウス様とも並べるはず……。マスター、ありがとうございます」 開始:「ん。細工は流々仕上げを御覧じろ。ってね」 その2:「ボク、負ける戦いはしないから。そこんとこ、よろしく」 スキル:「さ、こう動こうか」 その2:「頭を使うのが、ボクの仕事」 選択:「いいよ」 その2:「あっはっは」 その3:「やるよ」 攻撃:「せいっ!」 その2:「そら!」 その3:「射抜け!」 EX:「油断したねえ。それまでさ!!」 宝具選択:「さ、射線を空けてくれよ?」 宝具:「これがボクの、愛する人への想いの具現化。『愛しき人に捧ぐ一矢』! 届け、天まで!」 小ダメージ:「いったぁ」 大ダメージ:「嘘ッ…読み違えた…!?」 戦闘不能:「クソ…困っちゃうね、全く…」 その2:「好き放題、してくれちゃってさァ…!」 勝利:「あっはっは。ま、戦いになる前に勝敗は決してたってワケ」 その2:「将は脳ミソだけじゃやっていけない。実力もちゃんとあるんだな、コレが」 会話:「マスター、冒険に出てはいかがでしょうか。オデュッセウス様のように」 その2:「マスターは良い人ですね。なんだかオデュッセウス様を思い出します」 その3:「サーヴァントもマスターも互いに願いがあります。信頼と同時にギブアンドテイクの関係でもあるということですね」 その4:「ああ、まさかオデュッセウス様がいらっしゃったとは……。このままわたくしの願いを叶えてはくれないでしょうか…」 その5:「キルケー? 彼女には最大の警戒をすべきと進言しますよ、マスター」 その6:「カリュプソさんですか。その境遇には同情しますが、やはり無理やりというのはよろしくありません」 好きなこと:「こう見えて鍛錬が好きなんです。オデュッセウス様に近付いていく実感を感じれますから」 嫌いなこと:「魔女は嫌いですね。なんでもオデュッセウス様を無理やり手篭めにしたのだとか」 聖杯について:「聖杯…。願わくば、そのオデュッセウス様と一夜だけ…」 絆: 「マスターの読んでいるその詩、オデュッセイアでしょうか? どうやら良いマスターに召喚されたようです」 その2:「知ってます? オデュッセウス様って女性なのですよ。だって、オデュッセウス様になりきったわたくしが男にならなかったのですから」 その3:「鍛錬の時間です。辿り着きたい目標があるのなら、日々それに向かって励むべきなのです」 その4:「人を愛することは幸せなことです。たとえ、その先に離別が待っていようと」 その5:「オデュッセウス様ならきっと、あなたの為に力を尽くしたでしょう。ならばわたくしも、粉骨砕身あなたのサーヴァントとして働いてみせます」 イベント:「まあ、何が起こっているのでしょう。少しわくわくしてきました」 誕生日:「誕生日ですか。ではこのホメロスの詩集をどうぞ」 + TRPGキャラシート 【真名】ナウシカ 【クラス】アーチャー 【HP】 /最大HP=1d6+9 (キャラシート提出時にダイスを振ってください) 【宝具1】愛しき人に捧ぐ一矢(ストラック・フォー・オデュッセウス) 1/1 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:12人 【効果】 以下の効果から選択して発動できる。 1.物理攻撃時、相手前衛全てに攻撃でき、dice+4を得る。 2.物理攻撃時、相手前衛に3回攻撃でき、dice+4を得る。 相手陣営に、設定上オデュッセウスと縁のある者がいる場合、更にsides+4を得る。 この宝具の使用回数はナウシカ(オデュッセウス)と共有する。 【筋力】E:1 【耐久】E:1 【敏捷】D:2 【魔力】C:3 【幸運】B:4 【スキル1】自己暗示:A このサーヴァントは戦闘フェイズ開始時と奇襲フェイズ開始時に、ナウシカ(オデュッセウス)に変化出来る。 キャラシートを該当のシートへと変更する。 【スキル2】軍略:E 自陣営の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の攻撃時、dice+5を与える。 相手の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の物理防御と魔術防御時、dice+1を得る。 【スキル3】心眼(真):A 物理防御と魔術防御dice+2を得る。先手判定時、dice+2を得る。 【容姿】美しいブロンドの髪とゆったりしたドレス。Nカップ超乳。 【その他】 【真名】ナウシカ(オデュッセウス) 【クラス】アーチャー 【HP】 20/20 【宝具1】愛しき人に捧ぐ一矢(ストラック・フォー・オデュッセウス) 1/1 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:12人 【効果】 以下の効果から選択して発動できる。 1.物理攻撃時、相手前衛全てに攻撃でき、dice+4を得る。 2.物理攻撃時、相手前衛に3回攻撃でき、dice+4を得る。 相手陣営に、設定上オデュッセウスと縁のある者がいる場合、更にsides+4を得る。 この宝具の使用回数はナウシカと共有する。 【筋力】E+:1 【耐久】D:2 【敏捷】B:4 【魔力】C:3 【幸運】A:5 【スキル1】軍略:E 自陣営の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の攻撃時、dice+5を与える。 相手の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の物理防御と魔術防御時、dice+1を得る。 【スキル2】心眼(真):D 物理防御時と魔術防御時、dice+2を得る。先手判定時、dice+2を得る。 【スキル3】千里眼:D 1ターンに1度だけ巡の開始時に1d2を振ることが出来る。 1が出た場合、その巡の先手を取る。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/50641.html
ナウテス ギリシャ神話に登場する人物。 アイネイアスに従ったトロイアの老予言者。 別名: ナウテース
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/276.html
審判-Judgement-◆YhwgnUsKHs また会ったな。 あまりいい顔ではないな。もう会いたくなかったのか? まあいい。せっかくの再会だ。また話に付き合え。 なに、聞いてくれたなら礼にお前の分の酒は俺が奢ろう。味は俺と俺の仲間が保障する。 前に話したのは、タロットの死神の話だったな。なら、今日もそのタロットの話にしようか。 折角だ。そのタロットに相応しい、ある男の話をしよう。 ある、楽しく……そして悲しい男の話だ。 タロットは、20のカード、『審判』。 男の名は…… ***** 走り続けている 僕は、走り続けている。 違う、僕は逃げ続けているんだ。 誰、から? 何、から? そもそも、どうして? ***** 『審判』の逆位置の意味は……『弱さ』、『罪の意識』、『真実を見失う』。 ***** 「うあっ!」 男、ヴァッシュ・ザ・スタンピードは勢いよくつまずき、目の前の地面に倒れこんだ。 その前に必死に走り続けていただけに転んだ勢いもかなりのもので、擦り傷ができたかもしれない。 けれど、彼にそんなことに考えが及ぶ余裕はなかった。 「僕は……僕は……!」 唇は振るえ、目は見開いていて常軌を逸した表情だった。 それでも立ちあがる意志はあるようで、よろよろとした様子で立ち上がる。 「っ!!」 その時、ふと目に入った自分の手。 地面の土でも付いてしまったか、と何気なく見ただけだった。 それだけ、だったのに。 両手が、血に塗れていた。 「う、うわああああああああああああ!!」 ヴァッシュは頭を抱えてその場で暴れ狂った。 血が更に顔についてしまう。それでも。 その血が、自分が殺した相手ではなく、自分が守れなかった少年の者だと、気付かずに。 (僕は、僕は、殺した…!殺してしまった……!) 目を閉ざしても、どうしたって目に浮かんでしまう光景。 銃を撃つ自分。 肩を狙った銃弾は、相手の予想外の動きによりその照準がずれ……相手の頭に当たった。 その、方向修正も聞かないようなシビアなタイミングによる相手、ベナウィの動きが、まさか死ぬ直前だった康一によ るものだったとはヴァッシュには考えもつかない事だった。 たとえ、考え付いたとしても、そんなことは彼には関係ない。 人を殺してしまった、その一点だけが重大だったのだから。 (殺した……殺した……つまりそれは、僕があの人の何もかもを奪ってしまったんだ……。 あの人がこれから生きていく人生の、楽しみも、悲しみも、大切な人たちと過ごす時間の、何もかも!) ヴァッシュは苦しむ。 自分がやってしまったことに。 あの男にも大切な人がいただろう。もっと一緒にいたかった人がいただろう。『聖上』という人がおそらくそうなんだろう。優勝させてでも生き残らせたかったのだから。 逆に、あの男が大切だった人も多分ここにいるのだろう。自分と一緒に、ウルフウッドやリヴィオがここにいるように。 つまり、彼にもう逢えない人がここにいる。自分はその人たちからも、奪ってしまった。楽しい時を。幸せのときを。 代わりに、与えたのは……なんだ? 愛と平和? 違う ――悲しみと、永遠の別れ。 与えたのは、自分。 僕が、奪った。 (やめろ!やめてくれ!!) 脳裏にあの男の影がちらつく。 自分を見下ろすあの男の影が。 自分にとって大きな存在であり、自分の敵対する存在である男の姿が。 ――所詮、お前には 「やめてくれぇえええええええええええ!!」 『さて時間だ。おはよう諸君』 ギラーミンの放送が聞こえてきたのは、ヴァッシュの慟哭が響いてから、すぐの事だった。 ***** 放送が終わってしばらく、ヴァッシュはやっと顔を上げた。 顔には、康一の血が付いているが、彼にそれを拭う気力はなかった。 どこか疲れきったような、魂の抜けたような表情で虚空を見つめているだけだった。 15人。 それが6時間で死んだ人数。 自分が殺した相手と康一を除いても13人が死んだ。 魅音という少女は死んでいないみたいだが、メイドの女性と黒服の男は名前を知らなかったので、生死は分からない。 校舎で見かけた少年はメイドの女性に殺されたのかどうかはわからない。けれど、13人の殺人者が…多くても自分の他にいるのだろう。 自分の、他に。 (誰にも、伝わらないのかなぁ……) ラブ・アンド・ピース。 愛と平和。 それがちっとも伝わらない。誰にも届かない。 なぜだろうか。 ――簡単だ。お前自身が否定したんだ。 ――自分に伝わっていないのに、他者に伝わるわけがない。 「もう黙ってくれよ!」 ふたたびちらつく男の影に、ヴァッシュの足が落ち着かずにふらふらと動き、幽霊のように歩く。 カッ 「……?」 何かが足にぶつかった。 ヴァッシュはそれを反射的に見下ろした。 「あ……」 ***** 正位置の意味は……『復活』、『再起』。 ***** それは自分の支給品だった。 前に確認し、そのままデイパックに入れてあったのが倒れた拍子に転げ落ちたらしい。 前に、確認したそれを…ヴァッシュは初めて見たかのような顔で見下ろしていた。 力ない抜け殻のようなその目には、いつのまにか力が蘇っていた。 (そうだよ……なんで思いつかなかったんだ?) ヴァッシュはそれを拾いあげる。 それを握り締めると、力は思ったより強くなった。 彼の中に、何かが芽生えようとしていた。 (伝えよう……ラブ・アンド・ピースを……できるだけ、多くの人に! 僕の声を、叫びを、みんなに届けるんだ! 僕みたいに……人を殺してしまった人にだって!) 自分が握っているそれを使えば、多くの人に自分の叫びを届けることができる。 そうだ、そうしよう。なんでこんな簡単なこと、思いつかなかったんだ? (でも……こんなところで叫んだって、聞こえる範囲は限られてるよなぁ) 今ヴァッシュがいるのは地面の上。 もっと山の上など、できるだけ高い所からの方が聞こえる範囲は更に広がるだろう。 彼は手近なところがないか、辺りを見回す。 「あ……」 辺りを見回すヴァッシュ視界に入ったのは…大きな城だった。 西洋風のそれは、かなり古ぼけたり崩れている箇所もあるが、その大きな様相を自慢するかのように聳え立っている。 ヴァッシュもまたそれを見上げるようになっていて、いつの間にか城の近くまで走ってきていたようだ。ろくに周りを見ていなかった彼は今の今まで気づかなかった。 「そうだ、ここなら……」 最上階の方は屋根になっているが、最悪そこによじ登っても自分なら大丈夫だろう。 ヴァッシュはうん、と頷くと、その古城を自分の叫びの発信地に決めた。 荷物を拾い上げ、目の前にある裏門らしき入り口に向かって歩き出す。 いくら最後はよじ登るとはいえ、安全の為にできるだけ中を進んだ方がいいと思った。 彼は歩き出す。 目には蘇った力を秘めて、愛と平和を叫ぶと決めて。 その手に、いつもの銃ではなく、拡声器という『武器』を握って。 けれど、その瞳の力は、信念を砕かれる前の彼とは何か違うようだった。 それは、輝きは身を潜め、薄暗い、濁ったような闇に染まったような力だった。 砕けた信念は……未だ、砕けているままだった。 ***** 奴は気付いていない。 愛と平和を叫ぶ、その肝心の目的を奴は自覚していないのさ。いや、その濁った目で見ようとしていないのさ、自分の行動の目的を。 だから、『やる』という事しか今考えないようにしている。 では、その目的は何か? 愛と平和、内容は問題ではない。奴が城の上で叫び、何者かを引き寄せる、この目的だ。 反抗者に届くと信じて、新たな仲間が欲しいのか? それとも、殺戮者を呼び寄せて、自分を殺して欲しいのか? お前はどちらだと思う? ――――なるほど。まあいい。 答えは……両方だ。奴は、新しい仲間も、そして殺される事もまた望んでいる。 奴には最初から仲間と共に殺し合いに反抗する意志があった。だが、人を殺した事により奴は自分自身に嫌悪の念を抱いた。自分の罪を赦せないと思った。 自分で命を断ちたかっただろう。だが、それでも奴は諦め切れなかったのさ。人を助けていく道をな。それほどまでに、奴は人間を愛しすぎた。 どっちの道を歩めばいいのか、奴には判断がつかなかった。 その果てに、信念を砕かれ、疲れきった奴は判断を放棄した。判断を別のものに委ねたのさ。 それは、奴の叫びに呼び寄せられる参加者、いや、もっと大きく言ってしまえば……天運だ。 もし、自分の叫びによって来た人物が友好的で、あわよくば自分を赦してくれる人だったならば、その者と共に行き、その人を守る。要はそいつに従う、と。 もし、自分の叫びによって来た人物が殺戮者で、自分を殺そうとしたならば……何の抵抗もなく、死のうと。自分はそいつによって、断罪されるのだ、とな。 つまり、運任せなんだ。誰が来るか分からない。その人物によって、行く末を決める。この判断を情けないとみるか、哀れと見るか……それは人次第だ。 奴が最も来て欲しく、最も来て欲しくない人物は……恐らく、たった一人。死んだ筈のある男、だろうがな。 奴は自らの罪の裁定を天に委ねた。 『有罪』は確定。だが、生きていていいのか?それとも、死ぬべきなのか? お前はどう思う?――なるほど、な。まあいい。 ここまでの思考は、奴が自覚しないままに成り立ったものだ。 信念を砕かれ、罪に苛まれ、思考を止めた頭には『城の上で愛と平和を叫ぶ』しか残っていない。 奴がこのまま死ぬか、それとも復活するか、あるいはまったく別の第3の道があるのか……それこそまさに、奴の声を聞き最初にやって来た者が奴の運命を決める、『審判者』となる。 誰が来るのか、そいつは奴をどうするか。どのような『審判』が下るのか。 それ以前に、罪に苦しむ奴は城の上で愛と平和を叫べるのか。ひょっとしたら、全く別の言葉を叫んでしまうかもしれん。 更に言えば、奴は城の上に辿り着く事自体、できるのか。 奴がどうなるか……それはまたの機会にしよう。 また、お前と巡り合えた時が会ったなら、必ず奴の行く末と、また良い酒を馳走してやる。 その機会を……神か『悪魔』にでも祈っておくといい。 ああ、ちなみに今の話を俺の創作と考えるか、それとも本当にあった話なのかはお前の考えに任せる。 なぜか? わざわざ聞くのか? ……まあいい。 こういう話は、ソースが分からん方が……面白いだろう? 【A-2 古城跡・裏門前/1日目 朝】 【ヴァッシュ・ザ・スタンピード@トライガン・マキシマム】 [状態]疲労、黒髪化、身体中に浅い切り傷、左肩に刺突による傷、思考停止 [装備]S W M29 6インチ 0/6@BLACK LAGOON [道具]支給品一式、拡声器@現実、予備弾丸32/32 [思考・状況] 基本:殺し合いを止める・・・? 0:人を殺して、しまった…… 1:古城跡の最上階まで上り、拡声器で叫び人を呼ぶ。 2:ウルフウッド、リヴィオとの合流。 3:ウルフウッドがいるかもしれない……? ※原作13巻終了後から参加 ※サカキ、ロベルタの名前はまだ知りません。 ※詩音を『園崎魅音』として認識しています。 ※口径などから、学校の死体を殺すのに使われたのはロベルタの持っていた銃ではないかと考えています。 ※康一と簡単な情報交換をし、仗助、吉良、スタンドの事について聞きました。 仗助を協力者、吉良を危険人物だと見ています。 ※義手の隠し銃には弾が込められていません。弾丸を補給すれば使用可能です。 ※拡声器で叫ぶ本当の理由を自覚できていません。 時系列順で読む Back 悪党御免 Next 笑顔の道化師 投下順で読む Back 悪党御免 Next 救いと因果と 黄金の精神は男の信念を打ち砕く ヴァッシュ・ザ・スタンピード 合言葉はラブアンドピース(前編)
https://w.atwiki.jp/sinousama/pages/69.html
概要 22 00~24 00の間、国民が指定の場所で歌い出す 誰がどの場所で歌い出すのかは決まっていないと思われる 歌っている国民は地図上では青い音符で表示される ポイント1:王国内は建築物が少ない方が探しやすい ポイント2:あちらの浜辺、コロボの森あたりが探し忘れ注意 リスト No. 名称 場所 詳細 01 よろこびと歯並び 城下町 兵士の門番小屋の横 02 椿オババの歌 農村 王様商店街の西側 03 新世界の次の世界 森 北東の行き止まり 04 たぶんボレロ 森 温泉の近く 05 ハヒフヘ ウォーク 農村 東の川沿い 06 美しき青きウナ丼 セレブの町 ロイヤルシティーから入るところ 07 ジャジャジャーン 城下町 教会横 08 春のおばかさん 農村 南東の階段近く 09 展覧会場のムッシュ グルメタウン 北西 10 歌うと迷う行進曲 兵士の町 石像前 11 月光、そして叫び 草原の村 川辺の青い屋根の家の前 12 あれが欲しいのアレが グルメタウン 農村から入るところ 13 あたしは艶のある女 石の町 石切り場 14 ドナウでハラヘッタ グルメタウン 西側の家 15 遥か昔のタマゴン人 農村 牛がいる家の裏 16 コンニャクみじん切り 兵士の町 ジャンプ砲近く 17 キランキランキラン星 兵士の町 南側 18 黄昏は月の光とともに 兵士の町 南の階段付近 19 だったん人だったんよ 兵士の町 北西の建物の裏 20 ニャンニャン抗争曲 草原の村 ハンター小屋の裏 21 カユいのでそこナメて セレブの町 南西 22 眠れる夜のメヌエット セレブの町 病院裏 23 睡眠不足の子守唄 鉱山の町 北西 24 苦し紛れのノクターン 鉱山の町 北の家の近く 25 木星のガニメデ人 ロイヤルシティー 東側 26 アンタ死んじまっただ あちらの浜辺 27 嗚呼オシリアーノ マジカルタウン 北側 28 チポポのラブソティ ロイヤルシティー 西 29 乙女のうがいもステキ セレブの町 劇場裏 30 歌姫のナナナ・ナァーなのナ 城 クエスト「ハッナウタあと1つ♪」受けたあと
https://w.atwiki.jp/ikkifantasy/pages/167.html
ナウル 契約 Lv スキル名 SP ギフト GP 効果 物理 5 グロウル 20 MNDUP 3 自:SP回復(MSP*0.05)+STR・TEC増加 10 スタートル 200 MSPUP 3 敵単:無SPダメージ⇒混乱(3) 15 ルゼル 330 回復UP 3 敵単:無⇒狙われやすくなった 20 ジャックハント 420 広域抗陣 6 敵単:(無⇒HP減少(MHP*0.05))*3 25 カイザーフェニックス 700 神速 6 敵単:火 契約 Lv スキル名 SP ギフト GP 効果 魔法 5 ファルチェ 100 抗陣 3 敵単:闇SPダメージ 10 フラーダ 250 広域抗陣 6 敵全:(無⇒SP回復(MSP*0.1))+味全:HP回復(与ダメージ*Xを分割?) 15 シュヴァーサ 50 回復UP 3 自:MND増加+SP回復(MSP*0.15) 20 グルファーダ 500 治療 3 自:次に与える攻撃ダメージが120%増加+INT120%強化(1行動) 25 デザストル 800 紫電 12 敵単:無⇒敵全:炎上(4)or凍結(4)or猛毒(4)or衰弱(4)
https://w.atwiki.jp/pcwebsaka/pages/108.html
2013年08月10日 (土) 23時29分45秒 (2012/09/02追加 ※Yahoo!版 限定) レイナウド エリア適正 選手情報 5 4 4 フルネーム レイナウド・ダ・シウバ 6 7 6 肩書き フィールドの貴公子 6 4 4 国籍 ブラジル 7 2 4 ポジ MF 1 1 1 区分 金 モデル レオナルド 甘いマスクと類稀なテクニック、左足の柔らかなボールタッチで人々を魅了したブラジル人MF。 現役ブラジル代表でありながら日本でプレーし、連続リフティングボレーシュートは今なお伝説のゴールとして名高い。 その後、イタリアの名門クラブでも多くのサポーターの心を掴んだ。 ブラジル代表では左サイドバックとトップ下のポジションで2度の世界大会に出場、一時は10番やキャプテンも務めた。 在籍 スピ テク パワ スタ ラフ 個性 交換 1期目 8 10 7 8 6 8 S 2期目 8 10 7 8 6 8 S 3期目 8 10 7 8 6 8 S 4期目 8 10 7 8 6 8 S 5期目 8 10 7 8 6 8 S 6期目 8 9 6 8 6 8 S 7期目 7 9 6 7 6 8 S 8期目 6 8 5 6 6 8 S 9期目 10期目 11期目 12期目 13期目 PK FK CK CP 7 8 8 8 知性 感性 個人 組織 - 3 1 - 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/glass_sword/pages/14.html
その他参考画 服の案 名前:ナウル 読み:なうる Nauru 由来:now(今)から(?)なんかもう訳わかんねww 性別:男 歳:18歳 身長:169cm 職業:元・兵士 血液型:B型 一人称:俺 説明:ティアは妹で、元・兵士の魔道師。いつも何も喋らず本を読んでいる。魔法の腕前は軍の中でも上位を争うほどの能力があったそうだが、二年前の戦争を境に魔法力が衰えてしまった。 本名はサウザー(Sauzar)。