約 2,982,710 件
https://w.atwiki.jp/hakarowa4/pages/188.html
天使の羽の白さのように ◆auiI.USnCE ――――その涙を、私も流す事ができるのだろうか。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ふぅ……こんな所でしょうか」 日が落ち始めた時間に、ベナウィは広い病院のロビーにて腰を落ち着かせていた。 六階建てにも及ぶこの病院は二人で探索するには、大分時間がかかってしまった。 誰か自分達以外にも訪れてる人が居る事を少しは期待をしていたのが、その期待も外れてしまっている。 思わず溜息が出てしまうが、ベナウィにとって収穫は無い訳ではなかった。 一つ目は此処まで発展した医療施設がこの島にある事。 二つ目はトゥスクルには存在しないような道具を沢山見つけられた事。 そして、三つ目は…… 「あ、あの………………ベナウィさん」 くいくいっと着物の裾を引っ張る短い間に慣れた感触。 聞き取るのも大変な程の小さな声。 振り返って確認するまでもない陰日向のような少女、長谷部彩だった。 3つ目の収穫と言えば、この同行する少女が少しぐらい自分に慣れた事ぐらいだろうか。 「ああ、纏め終わりましたか」 頼りげ無さそうに微笑む彩の手に、一つの手提げ袋がある。 其処には絆創膏や消毒液、包帯などなどの救急セットが入っていた。 ベナウィの知識では解らないので、彩に纏めて貰ったのだ。 ベナウィは彩が集め終わった医療具を一度確認し、 「なら、行きましょ……」 出発を促そうとし、彩の表情を見て言葉を止める。 ひたいには汗が浮かんでいて、疲労の色が残っていた。 よくよく考えれば、一階から六階まで休憩無しに一通り歩いて回ったのだ。 軍人であるベナウィなら兎も角、彩はただの少女でしかない。 付け加えるなら運動とか普段する事が無さそう雰囲気すらだしている。 疲れるのも当然かもしれない。 気が回らなかったと思いながら、 「いえ、一度ここで休みましょうか」 ベナウィは彩に言葉をかける。 彩は少しびくっとして、ベナウィの顔をうかがうように、 「い、いえ……大丈夫です」 ふるふると首を横に振った。 彩にしてみれば、無理に言わせたような感じがして、何処か申し訳そうな顔をする。 ベナウィは溜息をつきながら、あえて厳しく言う。 「いえ、疲れてるのを隠される方が迷惑です。大事な時に、下手な間違いをしかねない」 「……あ……う……」 彩の表情が、どんどん青くなっていき泣きそうな顔になっていく。 そんな様子にベナウィは微笑みながら、出来るだけ優しい声色で喋る。 「だから、休みましょう? アヤも」 「…………はい」 彩はこくんと嬉しそうに笑いながら頷いて、お茶いれてきますねと小さく告げてぱたぱたと歩き出していく。 まるで小動物のようだとベナウィは思いながら、小さく微笑んだ。 やはり、あの笑顔はやすらげるものになっていると思いながら、 そして、同時に自分を縛っているという事は、あえて、隠した。 隠したかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 両手には温かい緑茶が入った湯のみがある。 これはアヤが入れてくれたものだ。 それを私は一口のみながら、アヤの方を見る。 アヤとの距離は何故か妙に離れている。 私は長椅子(ソファーと言うそうだ)の右端に座っていたのだが、アヤはお茶を渡すと何故か左端に座った。 そして、暫く無言のまま、二人してお茶を飲んでいた。 これが、今の妙な距離感だろうか。 まあ、そうなのでしょうね。 実際、私は弱いアヤの庇護者程度しかないかもしれない。 私自身も最初見捨てようとしたのだし。 「…………………………の」 そして、これからもそうなのかもしれない。 まあそんなものでしょう。 「………………あの」 そう思って、私はお茶を啜った。 お茶のいい香りが、随分と私をやすらげてくれた。 「あの!」 「おっと……なんでしょうか?」 どうやら、アヤに呼ばれていたらしい。 全然気付かなかった。 いけない事ですね。 元々小さい声なのですから。 ちゃんと拾ってあげなければなりません。 「……あの、ベナウィさんの国の事聞きたいです」 勇気を振り絞るように尋ねられた事はとても些細な事だった。 そういえば、彼女はトゥスクルの事は知らないのでしたか。 「そうですね……」 それから、私は私が仕える国の事を話した。 ハクオロ皇の事。 彼に統治された国はとても素晴らしい国になっている事。 そして、住んでいる民達は笑顔である事。 それは、とても幸せの象徴のような事である事。 些細な事でも、私はそれを言葉にした。 私自身が国について、話す事は滅多にないのかもしれない。 だから、少し饒舌になってしまった。 けれど、アヤはとても興味深そうに聞いてくれた。 そして、少しずつアヤが此方に近づいていた。 アヤは楽しそうに笑っていた。 「……そうですか。とても素晴らしい国なんですね」 「ええ、私も国を護る為に戦っています。それが武士の私の務めなのですから」 「……戦う?」 「ええ」 そのまま、私は国が成り立った理由を話した。 一揆がおき、戦いが起きた事。 そして、自分達も戦い守るべきものの為に戦った。 それだけではない。 国を護る為に、戦わなければならなかった事。 その為に、自分自身も戦い続けた事。 それを私は誇るように、話した。 けれども。 「……………………アヤ?」 彼女は泣いていた。 彼女の頬には、一筋の涙の跡が流れていた。 何かを耐えるように。 彼女は涙を流していた。 「…………哀しいです」 「…………哀しい?」 何が哀しいのだろうか。 私は国を護る為に戦った事を話しただけなのに。 それこそ、武士の誇りだというのに。 何が哀しいと言うの………… 「沢山の人が――――死んだのですね」 ――――ああ。 この子は、ただ、純粋に。 人の死に、涙を流している。 戦って死んだ兵士。 戦火を受けて死んだ民。 沢山の人に純粋に涙を流している。 「ええ……沢山死んでしまいました」 「……そうなのですか」 そして、彼女は、目を閉じ手を組んだ。 祈りを捧げているのだろうか。 気が着けば、彼女との距離も大分近くなっている。 散っていくもの仲間達。 沢山の人の死に、私が涙を流さなくなったのは何時の頃だっただろうか。 それすらも忘れてしまった。 あまりにも、当然のように、沢山の命が散っていく。 私は、いつの間にか涙を流す事を、忘れてしまったのだろうか。 ふと、思ってしまう。 私は家族のように過ごした仲間達。 彼らの死に泣けるのだろうか。 答えは見つかるわけがなかった。 そして、彼女は、アヤは。 とても、平和な国で育ったのだろう。 人の死がとても、とても遠い信じられないような国に。 けれど、それだけではなく。 彼女の心はとても、純粋で白いのだろう。 誰かの、誰かも解らない死に涙を流して、哀しむことが出来る。 それが同情というものでも。 純粋すぎるその想いは、とても輝いて、貴重に思える。 眩しいぐらいの、白さだった。 「ベナウィさん……」 いつの間にか、目を開けて、私の手に自分の手を重ねている。 その手の温かさがとても、心にささっている。 「ベナウィさんも……殺したのですか?」 「………………ええ」 私は静かに頷いた。 頷くしかなかった。 彼女は笑いもせず、けれども哀しみもせず、私だけを見て 「それは…………」 何か言葉を言おうとして、そこで途切れた。 何を伝えたかったのだろうか。 哀しいと伝えたかったのだろうか。 私には解る訳など無かった。 私が誰かを殺す事に何も感じなくなったのは何時だろうか? 涙を流さなくなったのは何時だろう。 哀しまなくなったのは、苦しまなくなったのは何時だろう。 もう、思い出すことができない。 それぐらい、殺すという事が、身近であった。 だから、私は救われないだろう。 でもそれが、忠義なのだから。 それが、武士なのだから。 私は、彼女の瞳を見た。 何処までも、澄んだ、儚く優しい、瞳だった。 それが、救いを与える目にも、苦しみを与える目にも、見えた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ベナウィさんの顔が、とても近く感じた。 沢山の人を殺したといったベナウィさんの顔が、何故かとても切なく感じられた。 私には、人を殺した事なんか勿論無い。 だから、その苦しみや哀しみなんて、解らない。 けれど、私は彼がとても、弱く感じられてしまう。 何故だか、解らない。 けれども、そう思えて仕方がない。 人の死は、哀しい。 それは、あの日、父を失ったあの時から、変わらない。 苦しくて、切なくて、心が壊れそうになってしまう。 涙が溢れて仕方ない。 きっと、もしこの島で亡くなった人現れてしまうのなら……私は泣いてしまうだろう。 知らない人でも、泣いてしまうかもしれない。 知ってる人達……和樹さん達ならきっと尚更だろう。 涙が止まらなくなってしまうかもしれない。 彼は、もう、涙を流さないだろうか? 人の死に。 殺した事に。 そう思ったら、何故かとても、哀しく感じた。 ……ベナウィさんの瞳を見て思う。 彼は、貴方を必要としている人が此処にいると言った。 だから、私、思うんです。 そんな哀しい瞳をした貴方を。 私なりの方法で。 私は…… ――――貴方を護る事が出来ますか? ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ それから、私達は黙っていた。 アヤは私の隣で、静かにしていた。 これ以上、語る言葉など思いつかなかった。 私は、何か良く解らない想いが巡っている。 アヤの瞳が心に残っている。 とても、白くて、純粋な心が、その瞳が私を射抜いていた。 私は、何故、こんなに迷っているのだろう。 今更ではないか。 とっくの昔に心は決めている。 そして、骨の髄からもう、武士なのだ。 武士として生きる、それが、私の矜持。 なのに、どうしてあの瞳は私を射抜く。 あの微笑が、私を苦しめる。 私は、救われていいわけ………… 「…………ふう、何か考えているのでしょうね、私は」 そこで、変な方向に行こうとした私の思考を打ち切る。 考えては仕方ない事だ。 そう、仕方が無い事だ。 アヤ、貴方は、何を考えてその瞳を向けたのだろう? 私には解らない。 だから、 「アヤ……」 彼女に聞こうとして、気付く。 「すぅ……すぅ……」 アヤは私の肩にもたれかかる様に眠っていた。 道理で静かな訳だった。 緊張感があったのだろう。 疲れがまとめて来たのかも知れない。 私はふぅと溜息をついて外を見る。 もう、日が完全に落ちている。 そろそろ、放送が行われる時間だろう。 だから、その時間までこのまま、眠らせておこうと思った。 私は、そう思って、もう一度、彼女の横顔を見る。 ――――哀しいです。 彼女の純粋すぎる白い心が発した、あの言葉。 それが、何故か、頭の中で反芻を繰り返していた。 【時間:一日目 午後5時50分ごろ】 【場所:E-1 病院】 ベナウィ 【持ち物:フランベルジェ、水・食料一日分】 【状況:健康 彩と共に行動】 長谷部彩 【持ち物:藤巻のドス、救急セット、水・食料一日分】 【状況:健康、ベナウィと共に行動】 108 何故か、夕日が眩しいと感じたのだ。 時系列順 099 光か、闇か 084 隣人は静かに笑う 投下順 086 I know it 077 侍大将は儚き少女の為に ベナウィ 135 泣けない貴方の為に、私が出来る事 長谷部彩
https://w.atwiki.jp/anerowa/pages/23.html
キャラ別追跡表 (うたわれるもの) +ハクオロ ハクオロ 017 夜の進軍/FootstepsFromDarkness ハクオロ、西園美魚 +カルラ カルラ 003 戦う理由は人それぞれ(前) 上泉信綱、カルラ、小町つぐみ、法月将臣 戦う理由は人それぞれ(後) +トウカ トウカ 030 無題『恋心を奏でる綺想曲』(前) 来ヶ谷唯湖、トウカ 無題『恋心を奏でる綺想曲』(後) +オボロ オボロ +ベナウィ ベナウィ 012 君に戦ぐ風、揺れるココロとススキ ベナウィ、バチェラ
https://w.atwiki.jp/ps2_utaware/pages/37.html
特殊能力一覧 能力名 説明 能力保持ユニット ぶち壊し 障害物に対して攻撃力が上昇する 気力が高いほど攻撃力は高まる テオロ、アルルゥ、クロウ、カルラ 会心の技 クリティカルが低い確率で発生する 気力が多いほど発生確率は高まる テオロ、ドリィ、グラァ、ベナウィ、カルラ、トウカ、ゲンジマル 貫通攻撃 隣接箇所にいる敵を攻撃する時その背後にいる敵にも攻撃を加える ベナウィ 近接回避 近接攻撃を低い確率で回避する 気力が多いほど発動確率は高まる ドリィ、オボロ、カミュ、トウカ、ゲンジマル 弓回避 弓攻撃を低い確率で回避する 気力が多いほど発動率は高まる エルルゥ、グラァ、オボロ、ベナウィ、デリホウライ、ゲンジマル 烈火の技 気力により攻撃力が増加 気力が多いほど攻撃力は高まる グラァ、クロウ、カルラ 護身呼吸法 気力により防御力が増加する 気力が多いほど防御力は高まる ドリィ、ベナウィ、トウカ ムアの加護 気力により受けるダメージが軽減される 気力が多いほど軽減率は高まる アルルゥ、クロウ、カルラ 起死回生 気力がMAX時に撃破されると一度だけ生き返る ハクオロ 窮死覚醒 残り体力が25%以下になった時、近接・弓の攻撃回避率が2倍になる ドリィ、オボロ、トウカ 死中求活 一戦闘につき一度だけ体力が25%以下になると気力が100%になる オボロ、クロウ 自然治癒 毎ターン自分の体力を一定量回復する アルルゥ 術法抵抗 術法で受けるダメージを半減させる ハクオロ、ウルトリィ 体毛硬化 攻撃を受けた時の向きによるダメージ補正を無効にする アルルゥ 報復の技 攻撃を受けた時、低い確率で反撃する 気力が多いほど発生確率は高まる オボロ、クロウ、デリホウライ、トウカ 明鏡止水 必殺連撃使用時の消費気力量を75%に抑える グラァ、ベナウィ、カルラ、トウカ、ゲンジマル 士気向上 範囲内の特定の味方の能力を上げる ハクオロ 戦術指揮 隣接する自軍ユニットの気力を増加させる ハクオロ、ベナウィ カミユイ 隣接する自軍ユニットが術法攻撃を受けた時のダメージを軽減する ウルトリィ 闘志の瞳 隣接する四方に対して停止させる領域を常に発生させるZOC効果 アルルゥ、ベナウィ、クロウ、カルラ、ゲンジマル 勇気の瞳 ZOCを無視した移動が可能 オボロ、トウカ 飛行 ユニットを飛び越すことができ、ZOCを無視した移動も可能 ウルトリィ、カミュ 水に弱い 水のある場所、天候によりパラメータが低下 アルルゥ 遠投 道具の使用範囲が拡大する エルルゥ、ドリィ 道具の心得 道具を使用する際の効果が上昇する エルルゥ、アルルゥ 薬術 薬術の使用が可能になる エルルゥ 光の術法 光系の術法の使用が可能になる ウルトリィ 闇の術法 闇系の術法の使用が可能になる カミュ 火の術法 火系の術法の使用が可能になる カミュ 水の術法 水系の術法の使用が可能になる ウルトリィ 風の術法 風系の術法の使用が可能になる ウルトリィ 土の術法 土系の術法の使用が可能になる カミュ 敵専用能力 能力名 説明 能力保持ユニット 先読み 正面からの攻撃を高い確率で回避する ムツミ 異常無効 全てのステータス異常が無効になる 障害物全般、ウィツァルネミテア、アヴ・カムゥ全般 能力無効 能力による補正が無効になる ウィツァルネミテア
https://w.atwiki.jp/hotrowa/pages/26.html
◆PNBSYQEqx6 投下作品 No. タイトル 登場人物 03 Fate 前原圭一、ベナウィ 登場させたキャラ 1回 前原圭一、ベナウィ コメント
https://w.atwiki.jp/hakarowa4/pages/258.html
遭遇は光の中で ◆Ok1sMSayUQ 戦はどこにだって転がっている。 それはベナウィという男が、物心ついてから初めて理解したことだった。 武人の家系に生まれたベナウィは、幼いうちから戦場に連れて行かれ、実戦を間近で見ながら育ってきた。 武勲を上げて一族を繁栄させてきた家の、一種の習わしのようなものだった。 戦術、戦略を書から学ぶ一方、時には兵に混じって実戦経験を積み、名実ともに大将となっていく。 なぜ、どのようにして戦が起こるのかを考える時間はなかった。いや、当たり前のように戦が起こりすぎていて疑問に思う余地もなかった。 あることが当然であり、考えるべきはどのようにして敵を倒すか、我軍の損害を減らすか。効率的に殺していくことが功績に直結していた。 まだトゥスクルという國がケナシコウルペという名前であったころの、ベナウィという男はそれが全てだった。 * * * 「……尋ねたいことがあります」 「……はい?」 無言の時間をしばらく続けたかと思えば、藪から棒にというように口を開いたベナウィに、隣を歩く少女、長谷部彩は少し当惑したような顔になっていた。 彼女が泣きはらしてから、落ち着く時間を取って、また人探しのために歩く。それまで必要なことしか聞いてこなかったのだから当然の反応だと言えたが、 ベナウィ自身、なぜこの時に、という気持ちがないではなかった。それでも質問の口を開かせたのは、昔、家族に連れられて歩く時間があったことを思い出したからか。 「貴女の國には、戦はないのですか」 「……ない……ですが」 質問の意図が分からないというより、なぜ今、という語尾の濁し方だった。 そう思うのも当然だったが、まさか自分の後ろをついてくる彩に幼年の日の己が重なったとも言えず、 ベナウィは「貴女も私に國のことを聞いた」と返した。「私も気になったからです」と重ねると、ようやく彩は納得したというように、夜明かりに僅かに浮かんだ影が動いた。 「……平和だと思います。最後に戦争が起こったのが60年ほど昔で」 「そんなに……」 流石に舌を巻く。それだけの期間戦がないというのは相当に政治手腕が優れているか、他を寄せ付けない軍備があるということなのだろう。 市井の民であると思われる彩でさえ高い教養を備えている様子がある以上、國民の教育も行き届いており、かつ内容も充実しているということなのだろう。 ハクオロ皇が常にから語る國のあり方。彩という少女は、それを体現しているかのように思えた。 だが、ベナウィが聞きたかったことはこれではない。 「では、國を守る軍はどのようになっていますか。やはり強大な武力があって、それが抑止力になっている?」 「軍隊は……、ええと、厳密に説明するとあまりに時間がかかってしまいます……から、要点だけ言うと、 あるにはありますし技術力という点でも世界に比肩するものですが、核のような絶対的な抑止力というものではなく、あくまで通常兵器に収まっている形で……あ」 こめかみを摘んでいるベナウィを見て、これでも難しい内容を喋りすぎたと思ったのか、彩は済まなさそうに身を縮こませた。 気にしていないという風に手を振ると、彩はふるふると首を振った。 「……つまり、軍はあるにはあるが、突出したものではないと?」 こくこく、と。理解できる言葉をつまんで要約してみたのだが、合っていたらしくベナウィは息を吐く。 ならば外交手腕が優れているのだろうが、それにしても気になる点が多い。カク、というもっと上位の武力がありながらそれは手にしておらず、 口ぶりからして軍備は最小限に抑えているかのようにさえ感じられる。まるで国力はあるのに軍備の縮小をしなければならないといった風だ。 「では、武勲はどうやって立てているのでしょうか」 「……というと?」 「戦もなく、武人が繁栄できるわけがない。であれば何か他の手段で武勲を立てているものかと……」 「……それは、分かりませんが」 そこで彩は一旦口を閉じた。或いは、そのまま黙っていようと思ったのかもしれない。口を開きかけては閉じる動作を何度か繰り返して、 それでも、というように。 「戦いがなければ繁栄できないというのは……悲しいように思います」 恐らくは、口にしてしまえば自分達の間に変化を起こしてしまうだろうとは分かっていたはずだった。 逡巡していたのはその証に他ならない。 侮辱しているわけではないとは分かっていた。 己の考えを口に出しただけだということも。 「貴女は、残酷なことを言う」 しかしベナウィもまた、これを口にしないわけにはいかなかった。 血を流して家を育ませることを信条としてきたベナウィにとって、紛れも無く彩の言葉は痛恨だった。 彩の住む世界ではそのような生き方は認められたものではないと知って、鉄面皮は貫けなかった。 「そのようにしか生きられない者もいるというのに」 言わなくても済むことを口に出してしまう。トゥスクルでさえやってこなかったことだ。 何故だ? 肚の底から沸き上がる正体不明の感情が止まらず、その事実にベナウィは困惑していた。 彼女とは生きている世界が違うと、最初の邂逅で理解していたはずではなかったか。価値観が違うと納得したはずではなかったか。 その上で付き合い方を考えると、そのように決めたはずではなかったか? なのに自分は……識ろうとしている。近づこうとしている。それが己を焼き焦がすと知っていながら……。 「……生き方はひとつじゃない……はずです」 自身を灼く炎から離れるには、消してしまえばいい。最後の理性を働かせ、鉄面皮を取り戻そうと放った言葉の槍は、しかし容易く受け止められた。 押しこめばそのまま萎んでしまうだろうとばかり思っていた彼女は――、想像していたよりもも遥かに強い力を以って反発してきた。 ベナウィはさらに何かを言葉にしようとしたが思いつかず、思いつこうと考えていること自体が不毛な行為だと悟る。 やめよう、と思った。何を言っても無駄だからと思ったのではなく、好きにさせようと思ったのだ。 言葉を口にすることが一種の刃となり、傷つけかねないということを承知の上で彩は紡いだ。 武器を取っていなければ生きる術を知らぬ自分に。恐らくは彩自身も、それが己の身を焼き焦がすと分かっていて、だ。 まったく、厄介なものに出会ってしまった。 本心からそう思ったものの、嫌悪感を覚えていない自分もどうかしているという気持ちもあり、強引にでも締めくくってこの時間を終わらせようかと思案した矢先、 突如として目の前が、弾けた。 「ハーッハッハッハ! そこの実に愉快な格好をした、喩えるならばMr.ブシドー! 貴様には実に興味をそそられるぞ!」 強引に締めくくられた。 * * * 「くくく九品仏さぁ~ん! やめましょうよぉこんなの!」 「何を言うか栗原女史! こんなものがあればこう使わないわけにはいくまい!」 「で、でも危険ですってぇ! ほら今の人、目が、目が! ひぃ!」 「慌てるな愚か者! 探照灯に照らされて目を細めているだけだ! 状況は我軍有利!」 ……端的に言うと、屋根の上からベナウィがサーチライトで照らされているのだ。 本当に唐突なタイミングだった。そのようにしか生きられないと言われ、身体の奥底が跳ね上がったかと思えば自分でも想像できないような台詞を言って、 自分自身どうしよう、と軽くパニック状態になりかけていたところに降って湧いた闖入者。それがサーチライトと共に一戸建ての民家の屋根上に陣取る二人組だった。 逆光のせいで彼らの姿は全く分からないし、咄嗟に盾となっているベナウィが前に出させてくれないせいで状況がどうなっているのかも分からなかった。 が、会話を聞く限りでは片方は全く知らされていなかったようで泣きそうな声でもう片方を諌めて……諌めていると彩は思うことにした。 「ああぁこんななら支給品の中身なんて見せなければ良かったよぉ……」 「役に立っているではないか。夜分にはまさにうってつけの代物! これを授かった栗原女史は夜の女王!」 「何ですかそれぇ!?」 ……そして件の二人組は、自分達を全く無視して喋っている。 「アヤ、怪我はありませんか」 「え、あ……はい」 先ほどの微妙な空気をまるで感じさせない風に、ベナウィは彩を守ってくれていた。 半分以上は本能というか、身体が動くに任せてやったことであるのだろうし、案じてくれているということに驚嘆を覚えるくらいだったのだが、 実際のところはサーチライトで照らされているだけなので真面目に心配されると申し訳ない気分になってしまう。 「この光の術、直接害を与えるわけではないようですが……」 「えっと」 「光量が強すぎて敵の正体が掴めません。一先ず射線から離れるのが先かと」 「あの」 「敵の狙いが分からない以上、ここに留まるのは危険です。私が隙を作りますからその間に撤退します」 「……はい」 あまりにシリアスな声で言うので、彩は思わずそう言ってしまった。 「あーあー! 聞こえているかそこの二人組! 我輩は九品仏大志である!」 「……私はトゥスクルが侍大将、ベナウィである。わざわざ名乗るとは自信家のようですね」 「ほほう! 侍大将! なるほど面白い、その格好は伊達ではないというわけだな?」 「試してみますか?」 「いいや結構」 ベナウィが曲がりくねった刀身の剣――確かフランベルジェと言うのだったか――を構えかけようとしたのを見て取ったのか、 最初よりは幾分か落ち着いた声が返され、サーチライトは消えた。何となく彩はホッとしてしまう。 必要以上に警戒するベナウィを見ることがなくなったからかもしれない。 「何故攻撃を止める?」 「貴様が仕掛けてくる気配がなかったからだ。必要がなければ攻めない相手とは交渉の余地がある」 逆光がなくなったからか、徐々に話している相手の姿が見えてくる。それでも夜の闇に紛れてはっきりとは分からないものの、 一人はスーツスタイルの男に、もう一人はセーラー服を着た女だと知れ、彩はほんの少し安堵する思いがあった。 ベナウィがまともでないというわけではないが、ここにやってきてから初めてまともな……。 彩は無言で首を振った。これがまともであると認識してしまえば何かが狂ってしまう気がしたからだった。 「さ、最初から話し合いする気があるならそうしましょうよぉ……」 「馬鹿者。暢気に話しかけてそいつがはいそうですか話をしましょうと言ってくる保証があるか。現に栗原女史も見ているのだろうが」 「それは……」 女の方が項垂れるような格好になった。元々男の方の服の裾を必死に掴んで屋根から落ちないようにしていたらしく、 傍目から見ると情けない姿であったが、彩の立場も似たようなものだったし、むしろこの男に振り回されているのであろう境遇に大変そうだ、とすら思っていた。 「なるほど。先ほどの光の術は様子見だったと」 「然り。目眩ましにもなるしな。いざとなれば消して闇に紛れ逃げれば良いと判断したまでだ。もっとも、我輩の辞書に敗北の文字はないがな!」 そして男は高笑い。こんな声を出していれば他の誰かに気付かれそうなものだった。 ベナウィもそれに気づいていないはずがなく、「……詰めの甘そうな男だ」と零していた。彩も同調してしまった。 「さて交渉の時間と行こうか。単刀直入に言おう。情報の交換……と言うほどではないが、各々の現状を確認し合う気はないかね?」 「そうする目的と、こちらに対する利を説明願いたいものですが」 「流石に慎重だな」 「油断や慢心は死を招きます」 フン、と鼻息を荒くした様子で、男は話を続ける。 「話をしようと言ってはいそうですねと乗ってくる保証がないように、たとえ殺し合いをして最後の一人になったところで帰してくれる保証もない。 なればこそ我輩は取るべき道を探さなくてはならん。殺し合いをするべきか、脱出するべきか。 選択肢はどれほど存在するのかをな。ゆえに情報が欲しいのだよ、分かるか侍大将?」 「え……九品仏さん、まさか殺し合いをするのを考えて……だってさっきは世界征服って」 「おい! 真の目的を軽々しく話すな馬鹿者!」 そして男は女の頬を引っ張り始めた。情けない調子で「ごめんなさい」と思しき声まで聞こえる。 ベナウィが神妙な顔をして彩の方を向いた。明らかに興醒めしたような様子だった。 「あの男は馬鹿かうつけ者か、判断に困るのですが」 「……お話は聞いてあげた方が……」 「あれと比較するのは失礼極まりない気がしますが、最初に出会えたのが貴女で良かった気がします」 彩がベナウィの立場でも間違いなくそう思っていたはずなので、彩は特に何も言うことが出来なかった。 「貴様の目的が何であろうと知ったことではありません。が、時間を浪費しているような余裕も無い。 話は聞きますが間違っても協力する気はないと思っていただきたい。よろしいか?」 「フン、構わんよ。こちらも無闇に同志を増やして大名行列するような趣味もない。純粋に情報交換をしたいだけだ。では場所を移すか」 「そうして貰いたいですね」 女の頬を引っ張る格好のまま返答が来る。女の方は仲間が増えないと知って若干表情に失望の色が灯っているような気がしたが、気のせいだろう。 そういえば、と彩は今更ながらに男の声はどこかで聞き覚えのあるような、という引っ掛かりを覚えていた。 * * * 死んだ。木田君が。 意地悪で乱暴で……それでも私にとっては数少ない繋がりのひとつだった木田君が、死んでしまった。 それなのにさほどのショックもなく、「死んじゃったんだ……」の一言で済ませてしまったのはもう心が麻痺しているからなのかもしれない。 だって、始まって早々に私の見ているところで、楽しそうにお話してたのに殺して、そういう人がいて。 でもどこからともなく現れた、ドラマでしか見たことがなさそうな九品仏さんという人が現れて。世界征服をするなんて言い出して。 半分、夢の中の世界にいるような感じだったから木田君の名前が呼ばれても響かなかったのかもしれない。とってもたちの悪い夢ではあるけど。 九品仏さんはどうなのだろうと少し様子を伺ってみたりしたのだけど、特に顔色は変わることはなく……、ううん、石のように固かった。 世界征服だなんて言ってたから、人がたくさん死んだぞ、って喜んでるイメージがあったけど、それはとても失礼な想像だった。 頭のおかしい人だけど……、人、なんだな、って思った。 そんなよく分からない九品仏さんだからこそ、私は安心する気分が生まれていた。なんというか、生々しくないのだ。でもおかしくはない。 自分自身でさえ言葉にできるかどうか……ううん、きっとしーちゃんあたりなら上手にやってくれるんだろうけど、私には分からない。 分からないけど、九品仏さんには、もう少しついていっていいと思った。ついていくしかないじゃなくて。 しばらくすると、九品仏さんは「栗原女史の持ち物はどうか」と尋ねてきた。ふぇ、と返すと、「そろそろ動かなくてはな」と言った。 世界征服のためにな! と付け加えて。そして高笑い。やっぱりこの人はおかしいんじゃないかと少し思ったけど、私は何の含みもなく持ち物を出していた。 やっぱり、そうするしかないから、という気持ちはなかった。自然にそうしていたのだった。 出てきたものはサーチライト。手に収まるほどの携帯小型サイズで、試しにつけてみるとすごく眩しく輝いた。 これならそんな暗闇だって照らせるだろう。明かりのない場所でも大丈夫かな、となんとなくそんなことを思っていると、 でかしたぞ、栗原女史と九品仏さんが褒めてくれた。偶然とはいえ、これを持っていたことでまた少しの間見捨てられなくて済む。ホッとした。 そう思っていたところで、九品仏さんがニイッ、と悪役のような笑みを浮かべた。 見捨てられなくて済むけど、とんでもない泥沼に足を踏み入れてしまったんじゃないか、という確信があった。 実際、とんでもない泥沼だった。 やっとまともそうな人達と出会えたと思ったのに「間違っても協力する気はない」と正面切って言われてしまった。 頭のおかしい集団だと思われたのだろう。私もそう思うよ。 見捨てられたくない……はずなのに、見捨てられたいというか、もうなんというか、助けてよぉ……しーちゃん……。 九品仏さんに散々弄られたほっぺをさすりながら、私はまだ生きている友達の名前を呼んだ。 【時間:一日目 午後7時30分ごろ】 【場所:F-1】 ベナウィ 【持ち物:フランベルジェ、水・食料一日分】 【状況:健康 彩と共に行動】 長谷部彩 【持ち物:藤巻のドス、救急セット、水・食料一日分】 【状況:健康、ベナウィと共に行動】 九品仏大志 【持ち物:水・食料一日分】 【状況:健康】 栗原透子 【持ち物:サーチライト、水・食料一日分】 【状況:軽い恐慌】 4人の簡単まとめ: 場所を移してそれぞれ情報交換をする。 それぞれ話はするが一緒に行動するつもりはない。 147 命を捧げる 時系列順 149 戦斗、夜叉と合間見ゆ 147 命を捧げる 投下順 149 戦斗、夜叉と合間見ゆ 135 泣けない貴方の為に、私が出来る事 べナウィ [[]] 長谷部彩 [[]] 087 be ambitious 九品仏大志 [[]] 栗原透子 [[]]
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/116.html
【名前】広瀬康一 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 【種族】人間 【性別】男 【口調】一人称: 二人称・三人称: 【性格】 【備考】 以下、マルチジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 広瀬康一の本ロワにおける動向 初登場話 004 黄金の精神/誇り高き悪の牙 死亡話 086 黄金の精神は男の信念を打ち砕く 登場話数 5話 スタンス 対主催 現在状況 一日目朝に死亡 参戦時期 第四部終了した時間軸から参戦 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 サカキ 友好 サカキさん 連絡待ち 030 一触即発 ロベルタ 友好? メイドさん 混乱の中で別れる 030 一触即発 園崎詩音 敵対 交戦し逃げられる 030 一触即発 ヴァッシュ・ザ・スタンピード 友好 ヴァッシュさん 協力関係にあった。ベナウィの不意打ちから守るためにact3の力を使うが、それが理由でヴァッシュはベナウィを殺害してしまった 030 一触即発 ベナウィ 敵対 交戦し殺害される 030 一触即発
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/71.html
第一回放送までの死者 時間 死亡者 死亡話 殺害者 死因 最後の言葉 深夜 上条当麻 011 幻想殺し殺し 園崎詩音 射殺 (は…どういう……こ………と……) 深夜 ジョルノ・ジョバァーナ 019 不倶暗雲 春日歩 射殺 「スタンドがあれば、戦う展開に陥っても少しは安心だ。さて、行くか……ん? 」 深夜 一方通行 023 一方通行 クレア・スタンフィールド 殴殺 「ガっ…………くそ……ったれ…が……」 深夜 イエロー・デ・トキワグローブ 025 思い出の中で 無常矜侍 射殺 「レッドさ……ん…………ま……た会えて…………良かった…………………」 深夜 高槻巌 02 (無題02) サー・クロコダイル 乾燥死 「……―――来たか」 深夜 野比のび太 016 笑顔 バラライカ 射殺 「それは賛成だけどドラえもんは悪魔なんかじゃないよ。22世紀からやってきたロボットなんだ!」 深夜 エルマー・C・アルバトロス 016 笑顔 バラライカ 頭部切断 「わ、笑おう……、笑え、ば――……」 黎明 トウカ 042 我はここに在り ミュウツー 腹部裂傷 「某は……聖上を守る刃……永遠に、貴方を守り抜く……剣と、ならん……」 黎明 桜田ジュン 051 残されたものは一つ ベナウィ 刺殺 (僕は……………) 黎明 エルルゥ 057 終わらない夢(前編) バラライカ 射殺 「ハクオロさん……」 黎明 ウソップ 059 吉良吉影は静かに過ごせない 吉良吉影 爆殺 「ま……待てっ!まだ勝負はついてない!」 早朝 劉鳳 076 海賊ロロノア・ゾロvsアルター使い劉鳳 リヴィオ・ザ・ダブルファング 射殺(AA弾頭) 「剛なる拳……伏龍、臥龍……」 早朝 フィーロ・プロシェンツォ 085 炸裂―エクスプロード― バラライカ 射殺 「――誰か、いるのか」 早朝 ベナウィ 086 黄金の精神は男の信念を打ち砕く ヴァッシュ・ザ・スタンピード 射殺 「せ……ょ……」 早朝 広瀬康一 086 黄金の精神は男の信念を打ち砕く ベナウィ 刺殺 (ヴァッシュ、さん……これが僕、の……最、後の…………) 【残り50人】 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 バラライカ 4人 エルマー・C・アルバトロス、野比のび太、エルルゥ、フィーロ・プロシェンツォ 生存 マーダー(無差別) 2位 ベナウィ 2人 桜田ジュン、広瀬康一 死亡 マーダー(奉仕) 3位 園崎詩音 1人 上条当麻 生存 マーダー(奉仕) 春日歩 1人 ジョルノ・ジョバァーナ 生存 マーダー(無差別) クレア・スタンフィールド 1人 一方通行 生存 マーダー 無常矜侍 1人 イエロー・デ・トキワグローブ 生存 マーダー(無差別) サー・クロコダイル 1人 高槻巌 生存 マーダー(無差別) ミュウツー 1人 トウカ 生存 マーダー(無差別) 吉良吉影 1人 ウソップ 生存 ??(自分優先) リヴィオ・ザ・ダブルファング 1人 劉鳳 生存 マーダー(無差別) ヴァッシュ・ザ・スタンピード 1人 ベナウィ 生存 対主催
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/115.html
◆WDKcDkBO8c氏が手がけた作品 NO. タイトル 登場人物 0040 あり得る事、成し得る事、求め得る事…… ベナウィ 0061 Beyond ハクオロ、園崎魅音 登場させたキャラ 1回 ベナウィ、ハクオロ、園崎魅音 作品に寄せられた感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/179.html
【名前】広瀬康一 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 【種族】人間 【性別】男 【口調】一人称: 二人称・三人称: 【性格】 【備考】 以下、マルチジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 広瀬康一の本ロワにおける動向 初登場話 004 黄金の精神/誇り高き悪の牙 死亡話 0086 黄金の精神は男の信念を打ち砕く 登場話数 5話 スタンス 対主催 現在状況 一日目朝に死亡 参戦時期 第四部終了した時間軸から参戦 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 サカキ 友好 サカキさん 連絡待ち 0030 一触即発 ロベルタ 友好? メイドさん 混乱の中で別れる 0030 一触即発 園崎詩音 敵対 交戦し逃げられる 0030 一触即発 ヴァッシュ・ザ・スタンピード 友好 ヴァッシュさん 協力関係にあった。ベナウィの不意打ちから守るためにact3の力を使うが、それが理由でヴァッシュはベナウィを殺害してしまった 0030 一触即発 ベナウィ 敵対 交戦し殺害される 0030 一触即発
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/226.html
◆WDKcDkBO8c氏が手がけた作品 NO. タイトル 登場人物 0040 あり得る事、成し得る事、求め得る事…… ベナウィ 0061 Beyond ハクオロ、園崎魅音 0078 目覚めた朝に 東方仗助、アルルゥ 登場させたキャラ 1回 ベナウィ、ハクオロ、園崎魅音、東方仗助、アルルゥ 作品に寄せられた感想 名前 コメント