約 967,490 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1712.html
『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>5 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「 ―― というわけで、あらためまして、さっきは怪物から助けてくれてありがとう」 「いえいえ」 丁寧に頭を下げるミナに対して、のどかたちもお辞儀を返す。 のどかは頭を上げる前に、いったんチラッと上目遣いでミナの反応を窺う。 隣でスッと頭を上げたちゆが、背筋を伸ばして一歩前に出る。 「あの、わたしたちのことなんですが ―― 」 「ああ、わかってる。スクープにはせえへんって。いくら特ダネや言うても、罪もない人を困らせたり苦しめたりするのはアカンやん? ―― 『知る』っていうのは、皆が正しく幸せになるための手段の一部なんやから、そこを履き違えたら元も子もないやろ」 そう言って、ニッと笑ってみせた。 とても人好きのする笑顔だった。 「くくく……、まあ、それはそれとして、こう…なんていうか、フリージャーナリストの魂がうずくっていうか。ぶっちゃけ私個人として色々興味津々でたまらへんから、みんなのコト根掘り葉掘り、ぜーんぶ聞かせてほしいんやけどなあ」 「いえ、だからそれは……」 「ダイジョーブダイジョーブ。話してくれた内容は、私の脳内だけに留めとくから。約束するって」 ミナが右腕の親指を立てて、ビッ!と腕を突き出す。退(ひ)く気は全くないらしい。 罪もないのにさっそく困らされているんですが。 ―― ちゆは思わずそう言いかけたが、ミナのきらきらと期待に満ちた笑顔に押されて、言葉を呑み込む。 「…………」 ちゆが困り顔で、隣に浮かぶペギタンに相談の視線を投げかけた。現在、人間界に来ているヒーリングアニマルは、ラテを除いて皆、浮遊能力を持っている。 パートナーの隣に当たり前のように浮かんでいる二頭身体型のヒーリングアニマルたち、 すなわち、 ―― ピンク色の子ウサギのような姿のラビリン、 ―― 見た目が水色と白のツートンカラーの子ペンギンであるペギタン、 ―― 黄色の体毛にオレンジの縞が入った、子ネコっぽい外見のニャトラン、 それぞれを順々に見上げて、ツナグが洩らした。 「すごい……、みんな浮いてる。どうやってるの、それ?」 ん?と、ちゆの隣に立っているひなたが、ツナグに視線を向けて素朴に口にする。 「あたしとしては、あの空間にサクサク穴開けて移動するワープのほうがすごいーって思うけど。あれこそ、どうやってるのって感じだったし」 即座にミナが食いついてきた。 「それな! 私もむちゃくちゃ気になる!」 「ですよねー!」 ミナ、ひなた、意気投合。 ……と、二人の視線が重なったところで、ミナが申し訳なさそうに声のテンションを落として言った。 「あの…、さっきはゴメンなぁ」 「あ、いいですよ、目もお腹も無事だし、全然気にしてな ―― 」 「 ―― 大切な友だちを幽霊呼ばわりしてしもて」 「えっ? 謝ってるの、そっち!?」 ちなみに現在、アスミは元の状態に戻っている。 だぼっとした感じの横縞ニットパーカー姿のひなたが『ま、いっか…』という態度であっさり流し、ミナへと向けて、明るく自分たちの自己紹介にかかる。 「あたしは平光ひなた。すこやか中学の二年生。うちは獣医やってて……あっ、お姉のやってるカフェのジュース、めっちゃ美味しいから今度飲みに来て。 ―― で、この子が」 すぐ傍らで言葉を失ったまま浮かんでいるニャトランを両手で挟み込むみたいに掴んで、自分の正面に持ってくる。 栗色のツインテールを揺らすひなたの表情は、自慢の友だちを紹介したくてウズウズしていた。 「パートナーのニャトラン。あたしとめっちゃノリが合うの。もう、なんて言うのかなー、生涯の友ってカンジ? こういう関係って確か、ヒヨコの鳥って言うんだよね。 ニャトランはね、ラビリン、ペギタンと同じくヒーリングガーデンっていう世界から、地球のお手当てにやってきたお医者さん見習いなんだ。それでね、プリキュアに変身したあたしと一緒に、あの怪物みたいな連中から地球を守ってるの。 ……あっ、ちなみに、あたしが変身するのは光のプリキュア・キュアスパークル」 ヒヨコの鳥じゃなくて比翼の鳥 ―― 普段ならそう訂正してくれるちゆは、ひなたの隣で凍りついたみたいに固まっていた。 その反応を無頓着に素通りして、ひなたが続けて、ちゆとペギタンを紹介していく。 「水のプリキュア・キュアフォンテーヌに変身する沢泉ちゆ。あたしと同じクラスで、家は『沢泉』っていう温泉宿をやってるの。 ちゆちーはね、えーっと見た目で分かると思うけど、真面目で頭も良くて、あと美人。 部活は陸上部やってて、うちの学校が誇る走り高跳びのエースなんだよ。 パートナーのペギタンは優しい性格の子で、ちゆちーが大好きなの。 ちゆちーのコトをもっと知りたかったら、この子に尋ねてみて。ちゆちーのイイところ、普段からたっくさん見てるから、誰よりも詳しく語れるよ」 ひなたの説明に付け加えるならば、現在のちゆは、水色のシュシュでまとめた長い黒髪とロングスカート姿が相まって、しっかり者のお姉さんという感じだった。 紹介は、ちゆと同様に固まってしまっているのどかと、彼女のパートナーであるラビリンへと移った。 「今年の春にすこやか市に引っ越してきた花寺のどか。花のプリキュア・キュアグレースに変身するんだよ。 のどかっちはね~~、ひとことで言うと、普通かな」 地味ながら可愛らしさをアピールするボブヘアに添えられた花の髪留め。 黒いタートルネックの長袖インナーに重ねられた、ピンクの半袖ワンピース。 のどかの見た目は、確かにどこにでもいそうな普通の少女だ。 しかし、ひなたがあわてて言い直す。 「 ―― あっ、普通にすっごくいい子って意味での『普通』ね。困ってる人がいたら当たり前に助けようとするし。 えーっと、つまりね、のどかっちの『普通』は、きっと、たっくさんのイイ物が詰まった最高の普通なんじゃないかな。 パートナーのラビリンは、体はちっちゃいけど、胸に秘めた頑張り屋さんなハートは、人一倍大きいんだ。 あと、責任感も強くて長女っぽいイメージがあるよね。正直、あたしよりも生活面ではキチンとしてると思うよ」 笑顔のひなたが、さらに続けてアスミとラテを紹介する。 「風のプリキュア・キュアアースに変身する風鈴アスミと、パートナーのラテ」 ロングの金髪をアップにしたアスミが、ミナに向かって上品に会釈する。 白いスウェットに紫のマーメイドスカートというシンプルな着こなし。そして、まだ俗世に染まりきっていない透明な無垢さを、彼女独特の雰囲気として纏う。 「アスミンはねー、どう見ても大人の女性なんだけど、実は今年生まれたばっかなんだ。 だから最初の頃は常識ズレてて、いきなり道ばたで寝ちゃおうとするし……。 でもね、今はのどかっちの家にホームステイしてるから、ちゃんと部屋で寝てるよ。 ―― あ、そうそう、アスミンが生まれた理由しなきゃなんだけど……、 その前にラテのこと話したほうがいいよね。 ラテは、ニャトランたちと一緒に人間界にやってきたヒーリングガーデンの王女なの。 まだ幼くて言葉はしゃべれないけれど、ヒーリングガーデンの聴診器を使えば心の声を直接聞けるよ。 ラテはね、アスミンと同じでのどかっちの家で暮らしながら、地球のお手当てのサポートをしてるんだけど、ある時、ラテがピンチになっちゃってね、それに気付いたヒーリングガーデンの女王でラテのお母さんでもあるテアティーヌさんが、めっちゃ地球に願ったんだって。 おりゃあああッッ! ラテをどうかお守りくださいいいいっっ!……みたいな感じで。 そしたら、地球がそれに応えて、風のエレメントからアスミンを誕生させたんだ。 ……うんうん。母の愛はとんでもなく大きくて、だからこそ、とんでもなく大きな奇跡を起こせたんだねー」 そして自らの言葉に感じ入ったように目を閉じ、「これはとんでもなくスゴいことだ」と両腕を組んで頷いてみせた。 アスミがそんな彼女をにっこりと鷹揚に見つめる。反対に、アスミよりも状況を理解しているラテが、ちょっと心配そうにひなたを見上げていた。 絶句したままワナワナと震えていたニャトランが、ここにきてようやく言葉を取り戻し、ひなたに向かって叫ぶ。 「おま…おまっ、おまえっ、なんで片っ端からしゃべってるニャアッッ!?」 「あれっ? えっ…、うそっ、もしかしてダメだった!?」 「ダメだろッ!! 普通にッ!! ダメだろッ!!」 ミナが「まあまあ」となだめるみたいにニャトランに声をかけてから、自分の顔の前で、イカした仕草でグッと右手の親指を立てた。 「大丈夫やで。こっちとしては全然問題ナシ!」 「いや大丈夫じゃねえしッッ! コッチとしちゃ大問題だよッッ!」 ニャトランの叫びで我に返ったのどかたちが、ひなた・ミナを除いて全員集まり、今さらながらだが、現状について話し合いを始めた。 「まあ、ミナさんも話さないって約束してくれたし、それでひなたちゃんも安心してしゃべっちゃったんだと思うけど」 「それにしても無関係の人にしゃべりすぎペエ」 「本当に誰にも話すつもりはないとしても、うっかり口を滑らせちゃうってコトはないかしら」 「ツナグはどう思うラビ?」 「えっ、ボク!?」 「わたくしが、もう一度『メガネメガネ』を仕掛けてみるというのはどうでしょうか?」 「それ、やる意味あるペエ?」 「ていうか、落ち着いて考えてみると、ひなたがこっち側にいる時点で、こういうのは遅かれ早かれだよなぁ」 「わんっ」 「ひなただけを責められないわね。元はといえば、わたしたちがミナさんの前で変身を解いてしまったのが原因であるわけだし……」 「いや、あれって半分以上、ミナのせいじゃねーか?」 「そういえば、わたしの変身、なんで解けちゃったんだろう?」 皆がそれぞれ複雑な表情をしつつ、ふと、ひなたとミナのほうへ目を向けた。 ミナがスーツのポケットから取り出した紙を広げて、ひなたと一緒に見ている。 それはさっきのどかが読んだのと同じ、メガビョーゲンの捜索用チラシだった。 「この町に来た時に、風で飛ばされてきたのを偶然拾ったんやけど……。 今から、このグアイワルって人に電話してみよか? 『どもー、プリキュアですー』みたいな感じで」 「あっ、ウケルー」 「そこっ! 何しようとしてるラビィィィィッッ!?」 ラビリン、絶叫。 ひなたとミナを一緒にしていてはダメだと素早く判断したのどかが、アスミに声をかける。 「アスミちゃん、お願いっ」 「ハイ! 『メガネメガネ』ですね!」 「ううんっ、『メガネメガネ』はいいから、ひなたちゃんの代わりに、ミナさんから目を離さないで」 「わかりました」 アスミと入れ替わりでひなたを迎え入れて、話し合いを再開。……しかし、そもそも何をゴールとして話をすればいいのかが分からない。 再開早々、短い沈黙が皆の間に降りた。 ……ミナがアスミに向かって大きな声でしゃべっているのが聞こえてくる。 「ええかっ、『マック』ちゃうで! 『マクド』や! 『マック』なんて言う奴は、棒か何かでぶん殴ってやればええねん!」 「はいっ、棒で叩いてやります!」 何の会話をしているんだろうと思いつつ、のどかが心の中で優しくつぶやいた。 (棒で叩いたら駄目だよ、アスミちゃん……) 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>6へ
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1309.html
140文字SS:魔法つかいプリキュア!【2】 1.『それはきっと、幸せの匂い』/現行スレ4-103様 「甘い匂いがするモフ」 モフルンの視線の先に特大のヤドネムリンの殻。 そこから覗く、おでこをくっつけ合った二つの頭。 「モフ?今度はリコまで入り方間違えてるモフ」 「はー!モフルン、いいからあっちに行こう」 今はカタツムリニアで何日もかかる魔法界。 四人の、そして二人の旅は、始まったばかり。 2.「DX」/ノルウェー語たん 「これは伝説のリンクルステッキDXじゃ」 「はー!」 「ワクワクもんだあ!」 「どこがDXなんですか?」 「呪文を唱えるとラッパが鳴ったり花火が上がったりするんじゃ」 「楽しそう!」 「花火ステキ!」 「もっと静かなのはないんですか?」 「サイレンサーは別売じゃ」 3.まほうじん/かおす まほプリチームで小咄 「ねえリコー」 「やった! そろそろ出番だと…なんて思ってないから!」 「ここは魔法つかいらしく!」 「魔法でいこー!」(とはいったものの…) (さすがに「いきまほー」なんていえない) (どーしよー…) 「まほうじんってどこのくにのひともふー?」 「モフルン偉い!」 4.芸(笑)/かおす まほプリ小咄 「はーちゃんジャンプ!」 「はー!」 「ものを噛むのは?」 「はー!」 「感心すると?」 「は~~!」 「ふたりとも…いい加減に..」 「カメハメ…」 「はー!」 「もうやらなくていいから」 「桜の木の」 「はー!」 「いつまでやってるのよ~!!」 5.まほプリで小咄 /リコとみらいと昨日と今日と/かおす 「過去と未来…なんでリコとみらいじゃないの?」 「はーちゃんいいから」 「リコって過去ってこと?」 「もういいから」 「垣根ができた、カコってます~」 「はーちゃん絶好調だね」 「囲いがとれたらみらいが見えた~」 「…な、なんか深いわね」 「さすがパッパラパーだね!」 「…ラパーパでしょ 6.まほプリ小咄/ わくわくもんだー/かおす 「みらい、お湯が…」 「わくわくもんだー」 「お風呂が」 「わくわくもんだー」 「温泉も」 「ワクワクもんだー」 「…ばかみたいね」 「リコひどーい!」 7.まほプリ小咄 計算通りだし/かおす 「りこー、交代!」 「え?」 「こーたーい!」 「い、いいわよ。け、計算どーりだし」 「1+2は3」 「けーさんどーりだし」 「4+6は9」 「け、けーさんどーりじゃないじゃない!」 「12694+665×1254÷297..」 「みらいー、イチゴメロンパン食べない?」 「あ、たべるー!」 「計算通りだし」 8.おかーさんだよねー♡/かおす まほプリ小咄 「リコはおりこーさん」 「そのネタやめて」 「りこはおばかさん」 「そーゆーこといってるんじゃない」 「りこは…おばさん?」 「はーちゃん!」 「りこはおねーさん♡」 「…面白くないわよ」 「おにいさん?」 「あのね~」 9.まほプリ小咄 みらいのみいら/かおす 「わーんほーたいぐるぐるまきー」 「みらいったらおおげさねー」 「だよねー、すりむいただけなのに」 「ほーたいでぐるぐるまきの怪物っているよねー」 「はーちゃん?」 「あれって怪物がケガしてるの?」 「それはみいらってゆーの」 「みらい?」 「みいら」 「みらいのみいら?」 「それやだあー」 10.まほプリ小咄 やだなあ/かおす 「明日は日曜!」 「わくわくもんだー」 「来週祝日があるわね」 「わくわくもんだー」 「もー少しで夏休みね」 「わくわくもんだー」 「週明けにテストね」 「…」 「週明けにテストね!」 「…け、けーさんどーりだし」 「うそおっしゃい!」
https://w.atwiki.jp/battleprecure/pages/231.html
バトルプリキュア2Freedom バトルプリキュアシリーズ第2作目。 現在、アップローダーに入れず入手はできません ダウンロード場所が変更になり、入手可能になりました!ブログのトップページをご覧ください。 参戦キャラは ふたりはプリキュアの二人から、 魔法使いプリキュアの二人まで。 そしてイース、レジーナ、トワイライト、ソルシエール、エコーがいる なお、 シャイニールミナス ミルキィローズ キュアパッション ハートキャッチの4人 キュアミューズ キュアエース キュアハニー キュアフォーチュン キュアスカーレット は飛ばされ、参戦していない。 ストーリーはバトプリシリーズで一番凝っているようで、プリンセスプリキュアの敵であるロックが、 プリキュアを自身が作った世界に閉じ込めて同士討ちさせて遊ぶというもので、 そんな中、外部のプリキュアであるエコーが活躍しみんなを救うことになる。 バトプリ3では割とみんな乗り気でゲームに参戦しているが、バトプリ2では強制的に、そして割と悲惨な感じで同士討ちが繰り広げられる。惨状に気が狂う者もいて殺伐としている。 細かい装備やキャラのデータは過去作かつバトプリDのデータと全然違うため割愛するが、 上記のエグイストーリーとは別に大きな特徴としては、 マナのオムライスというチート装備(ST回復力が2倍になる)や、スマイルプリキュア系装備(当時の能力がかなりチートだった)がものすごく強い。 能力が350までしか上がらない。(バトプリ3は400,Dは450) こちらの強さに対し敵の強さが半端ではない(特にロックなどのボス) 味方の覚えるスキルが軒並み弱い。 金スキルにCTが無くいつでも撃てる。初手から打てるが、CTはあるっぽい。 敵にかかった状態異常が見える(これは3ではなくなった) 敵のライフが見える(これも3やDではなくなったが、欲しかった機能) ストーリー中に挿絵が入る。 クリアするとバトプリ3への引継ぎコード兼、バトプリDでのおみやげコードが手に入る。 といった感じである。 興味がある方はプレイしてみるのもいいと思われる。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1509.html
会議室で報告 四葉家の会議室。50人のプリキュアが待っているところに、セバスチャンともう一人、科学捜査チームの技官がやってきた。ひとまず報告できることは二つだけだという。ありすは、よくない方を先に、と言った。 「例の『連星』ですが、みなさんが『ワームホール』状の環境で連れ出された方向と一致することは確認できました。 ただ、距離が一致しません」 「距離…」 「お嬢様含めプリキュアの皆さんは、『ワームホール』状の環境から脱出する直前までいらしたわけですが、特異な状況とはいえ、おおよその位置はわかっています。それと、あの『連星』が存在する場所とが一致しません」 「偶然ということですか?」 あゆみの表情が曇る。 「それが…。 実はあの『連星』の正確な位置がまだ把握できていないのです」 「それは、みなさんに見えないからですか?」 「いえ」 調べようにもあの星は科学捜査チームには見えない。雪城ほのかと菱川六花がラボに出向き、方向などを指示している。チームは言われた方向から来ている光を解析しているに過ぎない。確かに既知の星とは異なる何かがあることは確認できたが、それは、目隠しをしてやる「スイカ割り」を科学的に再現しているようなものだった。 「計算のたびに異なる数値になっていまして」 「…。 妨害されている、とか」 「いえ。妨害電磁波の類は確認されていません」 「どういうことでしょう」 ありすが首をひねる。セバスチャンが技官を促した。 「?」 「こちらが二つ目の報告です。 あの『連星』のスペクトル パターンを確認したところ」 誰かが――というには多かったが――「スペクトル パターンってなに?」と言う。光の性質でございます、とセバスチャンが答えた。 「既存の星のどれとも一致しません。類似する星も発見できませんでした。 ただ、よく似た光のデータが見つかっています」 「何の光ですか」 「ミラクルライトです」 講堂内にざわめきが広がる。「ミラクルライト?」と何人もがつぶやいた。 れいかが挙手した。 「あゆみさんの顔色が戻ったのはそれが理由ではありませんか?」 あ、とあゆみ自身もつぶやいた。 プリキュアに力を与えてきたミラクルライトの光。 体調を崩していたあゆみにその光が力を与えたのかもしれない。 「つまり、通常の光ではない、ということですね」 「あの連星の位置が確定できないのはそれが理由かもしれません」 技官がありすの言葉を補足した。プリキュアの光、ミラクルライトの光は通常の物理法則の埒外にある。通常の物理法則を前提とする現在の地球の計測機器と処理技術で正確な値が出ないのはそれが理由かもしれない、ということだ。 「…」 ありすは正面のモニタに映し出されている五つの星を見上げた。何人か、ミラクルライトと聞いて喜んでいるものはいたが、それは果たして本当に吉報なのだろうか。 「あゆみさん」 ありすがあゆみを見る。 「ご気分はいかがですか? 星の光が見えていると思いますけど」 あゆみは、同じようにモニタを見た。芳しくないようだった。 「モニタごしでは違うのかもしれませんね」 ありすは、あゆみをはじめ、全員を休ませることにした。 惑星ミラクルで発見へ
https://w.atwiki.jp/hatoshin/pages/32.html
フレッシュプリキュア! 情報 放送開始日: 放送終了日: メインプロデューサー: メイン脚本家: サブ脚本家: 売上:約 億円(前年+- 億円) 平均視聴率: %(前年+- %) 概要: 他プリキュアファンからの扱い: ハト信者からの扱い:
https://w.atwiki.jp/precurelive/pages/22.html
ハートキャッチプリキュア! 『ハートキャッチプリキュア!』に関する楽曲を扱うページです。 主題歌 OP 「Alright!ハートキャッチプリキュア!」 歌:池田彩 ED1「ハートキャッチ☆パラダイス!」 歌:工藤真由 ED2「Tomorrow Song~あしたのうた~」 歌:工藤真由 挿入歌「HEART GOES ON」 歌:工藤真由&池田彩 サイリュームカラー キュアブロッサム ピンク(桃) キュアマリン:アクア(水) orブルー(青) キュアサンシャイン イエロー(黄) キュアムーンライト パープル(紫)
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/8023.html
「なぜ? だってもうどうにもならないじゃないですか なにせ、わたしにすら勝てないあなたたちが、ピエーロ様に敵うわけがないでしょう? その上女王の復活もできない、輝く未来もスマイルも、もうありえない… ならば、あなたたちに残されているのはただひとつ──無限の絶望だけです」 ふたりはプリキュアシリーズ9作目である、『スマイルプリキュア!』に登場する悪役。 声を演じるのは 三ツ矢雄二 氏。 作中に登場する悪の組織バッドエンド王国の一員で、皇帝ピエーロ直属の部下。初登場は第6話。 仮面を付けた道化師のような姿をしており、仮面の目の孔部分は表情を形作るように自在に変形する。 名前の通りバッドエンド王国側のジョーカー的存在であり、プリキュアよりも遥かに高い戦闘能力を誇る。 戦闘ではトランプを盾にしてパンチを防いだり、無数のトランプになって攻撃を逃れたり、 プリキュア5人の必殺技をトランプに吸収し反射、投げたカードを爆発させるなど、 マジックのように変幻自在の戦法でプリキュアを翻弄し、追い詰めた。 肉弾戦においても優れた身体能力を持ち、レイピアを用いた剣術も披露した。 プリキュア達を精神的にじわじわと追い詰める戦い方を好み、一連の陰湿極まりない行為は、 メインターゲットである女児にトラウマを植え付けてしまったのではと推測される。 『Yes!プリキュア5』のカワリーノとは何かと類似点が多い。 余談だが、次回作『ドキドキプリキュア』では、プリキュア達がトランプモチーフであることに加え、 その秘密に関わる「ジョー・岡田」という素性不明の人物が登場したため、「まさかジョーカー…?」と不安になった視聴者もいた。 実際には世界観が違うので全くの別人だったのだが。 + 本編での行動(ネタバレあり) 第23話ではキュアビューティと妖精ポップのコンビと対決。 他の三幹部同様に追い詰めるも2人のコンビネーションに翻弄され、ゼロ距離からビューティブリザードを叩き込まれてあえなく吹き飛んだ。 なおこの回の戦闘中、コマ送りで確認しないと分からないほど一瞬ではあるが、 どさくさに紛れてビューティの髪を舐めるといううらやましい朝8時半のアニメにあるまじき行動を取っており、 「ジョーカー=変態」という評価が確定した。 しかしそのままやられる彼ではなく、第24話で生存が確認された。 その後、三幹部が倒れたことで第43話で自ら出撃。 プリキュアの要であり、因縁の相手でもあるキュアビューティをターゲットとし、 留学するかしまいか悩んでいる所をサーカス小屋のような自身の異空間に引きずり込む。 そして「留学すればプリキュアをやめることになり、留学を断ればみんなの期待を裏切ることになる」と、 迷っていたビューティの心を執拗に揺さぶり、変身解除させるまで追い詰めた。 勝利を確信し、他の4人もまとめて始末しようと異空間に引き込むが、 4人の涙を見たビューティは、自分の本心に気づいて立ち直り再変身。ジョーカーはそのまま覚醒したビューティに大敗した。 この時のビューティはどこかで見たような技で彼を倒している。 ずっと余裕のある表情をしていた彼だったが、数々の策を破られ、第46話で遂に狼狽したような表情を見せる。 …が、突如狂ったように笑い出し、皇帝ピエーロの完全復活を叫びつつ自らは黒い絵の具となって溶け、 ピエーロの一部となれることに恍惚としながら消滅し、最期を迎えた。 「お前ら、ホントに何もわかってねェなァ!! もう、手遅れだって言ってんだよォォ~!!」 (以上、ピクシブ百科事典から転載・一部記述変更) + 絶望の物語はみなさん、もう始まっていますよ! 本編の後日談にあたる『小説 スマイルプリキュア!』(著者は本編でも脚本を執筆した小林雄次氏)では、黒幕として登場。 ピエーロの一部に取り込まれたためにバッドエナジーを継承し、怨念だけの不死の存在と化しており、 みゆき達に復讐するべく、本編の翌年、彼女達の卒業式間近の時期に、みゆきの執筆した絵本『最高のスマイル』に取り憑いて復活。 キャンディを捕まえ、みゆき達に対し「絶望に満ち溢れた未来の物語」を見せて、それを乗り越えられるかというゲームを持ちかける。 プリキュアとしての経験や友情の記憶を抹消された状態で、厳しい現実と挫折を味わうみゆき達は、それを乗り越えて再び集結。 しかし、その空間はジョーカーが作り上げた「絶望の本の扉」の中で、 そこでは未来のみゆき達から現れたバッドエナジーを吸収しており、バッド・ジョーカーという進化形態になっていた。 みゆき達を再び絶望へと追い込み、倒そうとするが、未来を生きたために希望を信じる力を得たみゆき達は大人の姿のままプリキュアに変身。 完全に圧倒され、「プリキュア達の見てきた絶望の未来は自分が作り上げた架空の世界ではなく、本当の未来である」と述べて動揺を誘う作戦に出るが、 未来に希望を見ることができたのはジョーカーが見せた絶望を越えられたからと反論され、攻撃を受けて収縮し、 さらに感謝の言葉を述べられたことで元の『最高のスマイル』の絵本へと戻った。 しかし、撃破したみゆき達自身も、ジョーカーが完全に消滅したのかどこかへ去ったのかは分かっておらず、いつかまた現れる可能性を示唆している。 MUGENにおけるジョーカー hatya氏によるMMDモデルを用いたキャラが存在していたが、現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開終了。 元々は竹中半兵衛の改変ドットだったが、更新でMMDに差し替えられた。 簡易的なAIが搭載されており、広範囲にトランプをばら撒いたりしつつゲージ技を叩き込む戦法を取る。 ゲージ技はどれも無敵時間が多い上、ゲージが少しずつ自動回復するなど性能はかなり高め。 凶上位~狂下位ぐらいの強さがある。 出場大会 プリキュア組手杯 プリキュア対ボス連合
https://w.atwiki.jp/tinky/pages/91.html
17話でキュアソード、キュアダイヤモンド、キュアロゼッタが彫刻型のジコチューの石化攻撃で足下から徐々に全身が石化する。 キュアソードはキュアハートをかばう形で石化、キュアロゼッタはシールドで防御するも破壊されて石化、キュアダイヤモンドは必殺技でジコチューを凍らせるも簡単に破られ、ロゼッタとともに石化される。特にロゼッタとダイヤモンドが自分の体が石化する状況に恐怖の表情を見せながら石化するシーンは必見。プリキュア5でも石化シーンがあるがそれよりも見応えがある。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/908.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【15】 1.ラブせつで『来世でもよろしく』/夏希◆JIBDaXNP.g ラブ「離れていても心は繋がっている。あたしはいつもせつなと一緒だよ」 せつな「そうね、ラブ。死が二人を分つまで」 ラブ「ううん、ずっとだよ。来世でもよろしくね」 せつな「フフフ、イースの予感が当たっちゃった」 ラブ「?」 せつな「あなたとは、長い付き合いになるって、そう感じたの」 2.ラブせつで【熱いカラダを… / 可愛い声が聴きたい】/夏希◆JIBDaXNP.g ラブ「熱いカラダを……汗もびっしょり」 せつな「ごめんなさい。今日はお出かけの約束なのに」 ラブ「いいの。たまにはせつなの可愛い声が聴きたいし」 せつな「もう、それじゃいつも私が憎まれ口叩いてるみたいじゃない」 ラブ「大丈夫、毒舌なせつなも可愛いもの」 せつな「そこは否定してよ」 3.ラブせつで【熱いカラダを… / 可愛い声が聴きたい】/一六◆6/pMjwqUTk レッスンの後、汗びっしょりの熱いカラダをタオルで拭っていると……。 「ひゃぁっ!何するの、ラブ!」 「えへへ~。せつなの可愛い声が聴きたかったの」 もうっ!人の首筋にいきなり冷たいペットボトル押し付けるなんて! 「ひゃっ!ぎゃっ!せつな待って!」 今度は私がラブの可愛い悲鳴を聴いてあげる。 4.ラブせつで【 泣き顔のままで 】/ねぎぼう 「最後にもう一度あいつと会わなくても本当にいいのか?イース」 「ええ、大丈夫」 「じゃあ、行こうか」 ラブはね、笑って送り出してくれたの。 泣きそうになるのを堪えていたのはわかった。 また会ってしまったら、もう堪えきれなくなるじゃない? ラブも私も泣き顔のままでさよならはしたくないから…… 5.ラブせつで【濡れた唇、閉じた瞳 / 胸に抱かれて】/ねぎぼう 「変ね。あれだけ激しく戦ったのに、心が清々しい。 ありがとう、キュアピーチ。私の寿命はこれで終わる。 お前に出会えて本当によかっ……た」 『時間です』 雨に濡れた唇、閉じた瞳はもう開かれない。 「そんなの……いやだよ……」 動かぬ体となったイースはキュアピーチの胸に抱かれていた。 「せつな!」 6.ラブせつで『そのセリフ、そっくりそのまま返す』/ねぎぼう 「今度帰ってきたときには、ちゃんとニンジン食べられるようになってるわよね、ラブ?」 「ふふん。そのセリフ、そっくりそのまま返すよ。せつな」 「私は精一杯頑張ってピーマンを食べていたわ」 「こんな青ぉ~い顔してね」 「何それ!?変な顔」 「ははっ」 「あはははっ」 …… 「一緒に酢豚、食べようね」 7.ラブせつで『見開いた瞳』/ねぎぼう 「本当は命が尽きてもいいなんて思っていないんだよね!?」 見開いた瞳から涙が溢れる。 私は泣いたりしない。 命も惜しいなんて思わない。 なのに、何故だ!? 何故お前のその手が、温もりが私を…… ―― 「無事でよかったね」 黙れ! このカードを使って私は無事で、いてしまったのだ。 こんな筈では…… 8.ラブせつで『未練たらしい』/ねぎぼう 「お待たせ!」 大輔への『返事』から戻ってきたラブの心の曇りに気付いた美希。 「何て答えたの?お姉さんにだけ言ってみなさい」 『ずる~い』という目をよそに耳元で囁く。 「せつなが夢をみつけて嬉しいはずなのに、あんなことを……あたし、未練たらしいのかな」 「いいんじゃない?それでも」 9.ラブせつで『どんな言葉よりも』/ねぎぼう 「あの時は、これでしかやりとりできないないなんて哀しいと思ったんだ」 ラブは小さな拳を作った。 「でも、せつなの心が響いて来たんだ。どんな言葉よりも」 拳をせつなが手にとると、優しくほどいて繋いだ。 「暖かい……ラブの心……ずっと感じていたいわ。今夜はこうしてていい?」 「……うん」 10.ラブせつで『反則だらけ』/ねぎぼう 「せつな!ピーマンの詰め放題やってるよ?」 「ええ、ニンジンの詰め放題やってるわね、ラブ」 ―― 「もうきついわね……アカルン!」 「え?詰め名人連れて来たって?もうこうなったら、ピルン!」 「先に料理して詰め込むなんて」 「美希ちゃん、これって反則だらけじゃない?」 「完璧にアウトね」
https://w.atwiki.jp/fweo/pages/1039.html
プリキュア界隈侵略事件とは、2023年3月~5月にTwitter架空国家とプリキュア界隈で起きた事件である。 概要 アルベド連邦はTikTok架空国家との対立関係であったことから、Twitter架空国家の威厳を見せる為にプリキュア界隈と淫夢界隈への侵攻を開始した。 開始当初は共存反対派はジョージ教のみだった為圧倒的に共存賛成派が有利だったが、しばらく経ってネット宗教界隈の珍教、黄色い帽子のおじさん教、イェレナ教、ブルーガ教、ののか教、吉田沙保里教、バナナ教などがジョージ教側の共存反対派に加わり共存賛成派を巻き返し、さらにJAMジョージのTikTokアカウントを永久BANにさせて、最終的にはジョージ教率いる共存反対派が勝利する。 この事件による被害 この事件によりJAMジョージのTikTokアカウントは永久BANにさせられる。 また、トルコ・アラビア連合王国とJAMジョージの悪質行為により架空国家界隈全体の印象も悪くなり、ネット宗教界隈とTikTok架空国家の関係が悪化した。