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各地域の気象、交通機関を管理するコンピュータが、Dr.ワイリーの手によって暴走を始めた。ワイリーの計画を阻止するため、ニューロックバスターを装備したロックマンは、新たな戦いの場に飛び込んでいく。 ボスと弱点 ボス名 弱点武器 入手武器 ジェミニマン サーチスネーク ジェミニレーザー スネークマン スパークショック サーチスネーク スパークマン シャドーブレード スパークショック シャドーマン ジェミニレーザー シャドーブレード ドリルマン ダイブミサイル ドリルボム ダストマン ドリルボム ダストクラッシャー ダイブマン スカルバリアー ダイブミサイル スカルマン ダストクラッシャー スカルバリアー ジャイアントスージー スパークショック パンク スクリュークラッシャー ワイリーマシンワールド3号(第一形態) ワイリーマシンワールド3号(第二形態) スクリュークラッシャー
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マフラー獄寺♪ 他サイトの絵板様にてカキカキv
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ボクらの力は、バトルの中で目覚める。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【作品名】 バトルネットワーク ロックマンエグゼ2 【読み方】 ばとるねっとわーく ろっくまんえぐぜ2 【発売日】 2001年12月14日 【ストーリー】 WWWが壊滅してから3ヶ月が経ち、夏休みに入った熱斗達。 彼らが楽しい夏休み生活を送る一方、世界各国ではネットワークが次々に破壊されるという事件が発生していた。 壊滅した筈のWWWに代わり、暗躍する組織の正体とは・・・? 【詳細】 『1』と同年に発売された、ロックマンエグゼシリーズ第2弾。 後の作品にも受け継がれる数々のシステムややり込み要素を搭載し、シリーズの基盤を固めた中興の祖。 この作品で登場した新システムはスタイルチェンジ、レギュラーチップシステム、サブチップ、PAメモ、特殊パネル、マップ名表示。 更にどのチップコードとも一緒に選択出来る「*(アスタリスク)コード」が追加され、戦略の幅が大幅に広がった。 また、エスケープを使わなくてもカスタム画面でLボタンを押せば逃げられるようになったが、確率で失敗する事もある。 電脳世界のギミックの中にはロックマンにダメージを与える物も登場。本作から戦闘終了後にHPが回復しなくなったため、より慎重な攻略が求められる。 しかし、これによってHPが1より減る事は無く、基本的に戦闘以外でデリートされる心配も無い。 主な舞台は『1』に引き続き秋原町だが、シリーズで初めて海外に行く事が出来るようになり、インターネットエリアも海外エリアが登場した。 シリーズ恒例となる、クリア後のやりこみ要素が本格的に登場したのもこの作品から。 『1』時代からクリア後の隠しボスや隠しチップは存在していたものの、本作からは更に以下の要素が追加された。 クリア後に行けるようになる隠しエリア 通信対戦勝利時に入手出来る隠しチップ やりこみの進捗を示す星のあかし集め これらに加えて、シリーズでも本作のみの隠し要素であるハードモードが用意されている。詳細は項目を参照。 【余談】 『2』発売の約3ヶ月後からアニメ版『ロックマンエグゼ』が放映を開始しており、この辺りからエグゼシリーズの知名度が一気に上がり始めた。 初めてプレイした『エグゼ』が『1』ではなく『2』だった、というプレイヤーも多いのではないだろうか。 本作の発売前にはロックマンシリーズ恒例となる「ボスキャラコンテスト」が開催され、栄えある第一回グランプリに輝いたゲートマンは実際にゲーム中に登場した。 エグゼシリーズにおけるボスキャラコンテストと受賞作品のゲーム登場も、『2』から定着した要素の一つである。 GBA版の初期出荷ROMには、エネミーサーチを特定の条件下で使用した際に発生する致命的なバグが存在しており、 CAPCOMが当時のゲーム関連雑誌に謝罪文を掲載、警告を呼び掛けた。詳細はエネミーサーチの項目を参照。 【関連項目】 ポルターガイスト ゴスペル(チップ) クイックマン ガッツシュート リモコゴロー系 日本昆虫学会のおじさん コトブキスクエア ヒートマン(チップ) さいほういと 緑川ケロ スネークマン(チップ) フルカスタム やさしさのデータ ブルース サイトスタイル ダークメシア きいろワクチン チャージスパーク アンダーシャツ カスタムソード ゲートマン きばくそうちの電脳 トードマン オートロックの電脳 アメロッパエリア マグネットマン ガスゆわかしきの電脳 ダークシャドー系 ジョンソン マンションの電脳 スウォーディン系 アメロンガーX スタイル合体バグ シャドーマン(チップ) 火野ケンイチ Pコード キオルシン系 カットマン(チップ) バブルラップ系 SSライセンス リュウセイグン ビッグハート ヨーヨー系 ヌール系 おしろの電脳 ナイトマン(チップ) スタイルチェンジ オジゾウサン アタック+系(チップ) ウインドボックス系 フミコミ系 フリーズマン プリズム あおのかけら マグマドラゴン系 アジーナスクエア おくデンダム しゃくねつデータ フリーズマン(チップ) テンジョウウラ Bライセンス 穴パネル ブラザースタイル UFOサニー系 おくデンだに 名人 ポイズンファラオ ゲニン系 エネルギーボール コトブキエリア サンダーマン ガッツパンチ系 電話の電脳 カットマン バリアブルソード バルーン系 Dr.ワイリー オフィシャルスクエア ボディ系 ウイスキー ヨーヨット系 サブメモリ ドリームビット系 きぼうのデータ 速見ダイスケ ウラコトブキエリア キャッチマシーン つわもののデータ サンクチュアリ キャノーダム系 フデロー系 ラットンハナビ アメロッパ城 ファラオマン ゴスペルサーバーの電脳 スネークマン バンブーランス ポワルド系 アメロッパ ガッツマン
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525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/11(水) 23 15 14.19 ID 33MOrt2O0 「太りそうだぜ」 泳ぎ疲れたゼロと、海を見てぼんやりしていたエックスが向かったのは食堂。 大きな窓に囲まれていて、そこからの眺めもデッキと同じく良い。昼の光が、室内に強く差し込む。 二人の目前に広がるのは、沢山の料理だ。 「その分、前にいっぱい動いたから良いんじゃないの?」 様々な料理が皿に盛り付けられ、長机に並べられる。 エックスはその一つのパスタ料理を手に取り、自分の小皿へと移した。 「やれやれ………女を解ってないな、エックスは」 ゼロは言葉とは裏腹に、目に付く物を片っ端から自分の所へ持っていった。 「同じ職場のレプリロイドも居るから、やめて。はしたない」 「良いじゃねぇかよ――あ、これ美味しい。だいたい、なんであいつ等もここに居るんだよ――これも、イケるな」 エックスは説得するのを諦め、自分の食事に取り掛かった。 「ハンターは、ハンターの船に居ろよ。一緒にランチなんかしやがって」 少女の視線の先には黒いボディに包まれた、イレギュラーハンター達がてきぱきと各々に料理をよそっていた。 「食事ぐらいしたって、良いじゃない。それに、中から旅船を守る役目でもあるんでしょ、彼等は」 エックスはそれ以上言葉を重ねず、ゼロの頭を撫で、彼女の言葉を制した。 「ふ……ん」 撫でる手のひらに身を任せながら、ゼロは小馬鹿にしたように鼻を鳴らした。 「嫌いみたいだね。同じハンターなのに」 パスタを食べながら、不思議そうに言った。昨日の夜の事もあり、エックス自身も組織には好感が持てなくなってはいるのだが。 「――なんでかな? 意識はして無いんだけどな。なんとなく、好きにはなれないんだ」 自分でも解らない、とゼロは続けて、他の料理に手を伸ばす。 「なんとなく、ね……」 突然、黒尽くめのハンター達が立ち上がりだした。料理を叩き置き、椅子を蹴散らしながら窓に向かう。 エックスは自分達の言葉で怒りを覚えたのかと思ったが、ハンター達の慌てぶりから、そうではないらしい。 537 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/12(木) 00 02 33.06 ID 25X215nE0 「なんだぁ?」 デザートとして出たケーキのクリームで口元を真っ白にしたゼロが、疑問符を挙げながら立ち上がる。 窓から外を覗くハンター達は何を見たのか獣のように呻いて、腰から銃を引き抜く。 そして食堂から、駆け足で出て行った。 エックスが顔を引き締めながら、窓に近づく。 大きなガラス越しからの海の風景。 空から高速で、客船と貨物船、そしてハンターの船で構成される船団に接近する黒い影を捉えた。 「イレギュラー………!」 黒い影は、いつぞやのハチ型の戦闘ヘリだった。5機が鏃状に展開し、こちらに向かって突き進む。 すぐさま客船は、空飛ぶ襲撃者に囲まれた。 その内の一機のハチ型ヘリから何本ものロープが垂れ下がり、ローターに揺らぎながらいくつもの人影がデッキに降り立つ。 エックスは、通路を走る時間を惜しみ、食堂のガラスを蹴り割って、黒が散らばるデッキへと跳ぶ。 先にガラス片がデッキへ降り注ぎ、遅れて青いレプリロイドが砂埃を上げ着地する。 「――なかなか劇的な登場の仕方です。72点程あげますよ?」 乾いた拍手が鳴った。 皮手袋に包まれた手を持つのは、幼い顔立ちの少女。 斜めに被られる真紅のベレー帽から、蜂蜜色の長い髪がアップに小さくして纏めあげられているのが見える。 上空のローターが、学生用の水着に羽織られた、肩が突っ張った軍用コートの裾をはためかせる。 「こんにちは、初めましてなのです。私、ランチャー・オクトパルドなのです。――よろしくなのですよ?」 コートの裾を両手で掴み、丁寧にお辞儀をする。自分の言葉に自信が無いのか、可愛らしく首を傾げてみせた。 物静かな態度だが、油断は出来ない。クワンガーのような存在が、それを裏付ける。 エックスはオクトパルドから目を離さず、周りを確認する。 自分の目の前でコートをめくる少女と、その周りを囲むメカニロイド。 ヘリから落下してきた、二門のミサイルランチャーを両手にした、コートを着込んだ人影等が円陣を組んでいる。 黒い装いの少女の頭から垂れ下がるコードの先には、豆電球が有り、少女達がアンコウ型のメカニロイドだと解った。 553 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/12(木) 00 44 24.34 ID 25X215nE0 「イレギュラーですよね……?」 バスターを構え、少女の出方を伺う。周りのメカニロイドからは、こちらに手を出す気配は無い。 「はい、そう言われていますのですよ。人間からは」 オクトパルドは人間という単語で、目を鋭くさせるが、すぐに柔和な表情を作り上げる。 「エックスさん、あなたをお迎えにあがってきたのですよ? ボスの所へ、ご招待しに来たのです」 「ボス……というと、この事件を引き起こしてる人物の事ですか?」 眉をひそめ、オクトパルドを見つめる。ローター音が、バタバタと騒々しい。 「さっ、一緒に行きましょうです。ヘリなら、すーぐに付いちゃうのですよ?」 少女はそれには微笑んだだけで答えず、手袋に包まれた片手をエックスに差し出した。 ハチ型ヘリが、二人に向かって高度を下げる。 「この船に居る全ての人間は、もちろん殺すのですよ? レプリロイドは、捕虜にしても良いのです」 ――困惑しながら手を取るエックスの耳に、少女の信じられない声が届いた。 「皆殺しにしたら、100点ですよー」 頷くメカニロイドに、微笑みながら告げるオクトパルドは、やはりイレギュラーだった。 手を勢いよく、振りほどく。 「な、なんですかー? 何か悪い事、私、し、しちゃいましたかー?」 オクトパルドが驚き、困った顔をした。 アンコウ型のレプリロイドも、船室に向かうのをピタリと止めた。 「人間を皆殺しにする……? いったい何を考えてるんですか!?」 泣き出しそうになる少女を気にせず、激昂する。 「ふぇ……何を……って、よ、よく解らないですよ?」 「あなた達がそのつもりなら、僕は行けません。ここで、あなた達と戦います……!」 しどろもどろになる、少女にバスターを再度向け、エックスは決意の声をあげる。 アンコウの少女達はそれに合わせ、ミサイルランチャーの砲門をエックスに向けた。 554 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/12(木) 00 49 27.94 ID 25X215nE0 「…………………………………あ、あぁ」 「………え?」 ローター鳴り響くデッキの上で、オクトパルドが小さく呟く。 「そうなんデスね。あなたも、そうなんデスね……? あはは……そうなんデスね。ククク……そうなんデスね」 「な、何を言ってるんですか……?」 涙を流すのかと思われた少女が笑う。ニタリと、どこか失望したように。 エックスは怒った顔から、反転。頭の中で警鐘が鳴った。 「馬鹿なレプリロイド。愚かなレプリロイド。下らないレプリロイド。守るなんて――人間を守るなんて」 怨嗟の声。今まで、健気にエックスの機嫌を取り成した少女のものとは思えない。 「人間が好きなのデスね? 守りたいのデスね? ――あぁ、そうDEATHか」 オクトパルドが姿勢を低くし、背中から六本の赤き触手がコートを突き破り、一気に飛び出す。 うねる触手の先端に取り付けられた銃口が、驚愕するエックスを睨む。 「喜べ、作戦を変更してあげるのDEATHよ。お前を解体して、海にばら撒いてやる――シュート」 親指で自分の首を薙ぎ、メカニロイドに『殺せ』と命じる。 全方位から、海蛇の形をしたミサイルが迫る。 エックスは地を蹴り、上空へと逃げる。 連鎖する爆発。ミサイル等が大爆発し、デッキを赤とオレンジで蹂躙した。 自由落下しながら、バスターを発射。 煙が晴れ、黒き姿を見せたアンコウ型の少女の頭部を粉砕した。 鉄の破片がぶちまけられる甲板に着地し、横転する。 転がる青いメットの先を、火煙の尾を引く矢が掠めた。 「援護が欲しいな……!」 叫びながら射撃し、横手に居たメカニロイドの胸部を撃ち抜く。 572 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/12(木) 01 49 32.43 ID 25X215nE0 海蛇がどこからともなくエックスを襲う。 右手からやってきた三発のミサイルを撃墜し、お返しにエネルギー弾で目前から攻撃してきた少女を破壊する。 散らばる機器の破片が落ちる前に、青きレプリロイドは素早く上方に射撃した。 戦闘を空から見下ろすハチの頭部――コックピットが弾け、錐揉みしながら海面に激突する。 戦闘ヘリは、デッキに届く程の巨大な水柱をあげて爆発した。目障りな傍観者が消える。 「やるのデスよ、こいつ。あはははははは。――撃ちまくれ!!」 何が彼女を怒らせたのは解らない、ただメカニロイドとの戦闘を離れて傍観する少女の顔は、憎しみに満ちていた。 エックスはバスターを何度も放ち、ランチャーを放つ少女達を地に沈める。 「あの子、AIがおかしいんじゃないのかな……」 呟きながら、バスターで波状に撃ち込まれるミサイルを攻撃。落としきれなかったのは、横に跳んで回避する。 デッキに着弾し、船を大きく揺らす。 ハンター達の船や他の船がどうなっているのか確認したかったが、際限無く迫るミサイルに、自分の事すらままならない。 アンコウのイレギュラーの一人が、突進しながら海蛇を放つ。 尾ひれを激しく振るミサイルがエックスを襲うが、太陽の光で作られた弾がそれを許さない。 アンコウとエックスの間で爆発し、少女の視界が泡立つ様に膨らむ黒煙で失われる。 戦場で目を擦るイレギュラーに無慈悲なバスターが貫く。煙をあげる大穴を胸に作り、アンコウの少女は倒れた。 乱射されるミサイルから、姿勢を低くしながら体勢で合間を縫うように射撃し続ける。 三人のアンコウ型イレギュラーはまとめて撃ち抜かれ、同時に爆発を起こしながら破壊された。 ヘリから舞い降りたアンコウ型はこれで全てだ。 「なかなか美しく戦ってるのは、69点ものなのDEATHよ? ――さっさと殺せ!!」 二人きりになった甲板に、勇ましく腕を組むオクトパルドの賞賛と怒声が響く。 ベチャリと、水が跳ねる音。音源に向くエックスの瞳に映りこむのは、新手のメカニロイドの姿。 魚類を思わすヒレが脛や肘に取り付けられた数人の全裸の少女が、右手のデッキの端から現れる。 ぬめぬめした裸体を晒しながら、鈍い動きで迫る少女達の尻からはカールを巻く尻尾――タツノトシゴのメカニロイドだ。 96 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 21 08 51.66 ID zwiiOXO20 端整な顔に張り付く長い髪から海水をしたたらせ、シーアタッカーがのろのろと迫る。 「――あなたは戦わないんですね」 数体のタツノオトシゴのイレギュラーを横目で睨みつけながら、エックスは皮肉を吐く。 「0点に近い挑発DEATHね。ボスが最後に戦うのは美しい――あたりまえの事なのですよ?」 オクトパルドは片手を挙げ、この状況でなければ頭でも撫でてあげたいぐらいに、ニッコリと笑う。 そして微笑む少女の両隣から、コートを着込んだ二つの人影が降って来た。 アングラーゲでは無く、首元に大量の棘が生えた首輪を付けたウツボ型メカニロイド――ウツボロスだ。 「愚かなレプリロイドは、どこまで頑張るのですかね。あっけなく死んだら、めーなのですよ?」 挙げた片手を断首台の刃のように降ろし、ウツボロスが身構え、シーアタッカー等が自身をかき抱いた。 横手に飛ぶエックス。身体を丸めたタツノオトシゴの少女達が、高速で横を抜けた。 回避する青い身体に、二人のウツボロスが一気に間合いを詰める。 黒い皮手袋をはめた手刀と、直線の拳がエックスを襲う。 漆黒の一閃を首を傾げて避けるが、右手のウツボロスが放つストレートがまともに腹部に当たった。 宙を自分の意思では無く飛ぶ少年。 初撃を損じたシーアタッカーが再度丸まり、独楽の様に吹き飛ぶエックスに体当たりを敢行する。 オクトパルドが会心の笑みを浮かべた。 追撃する5つの回転する裸の少女達――それが、エネルギーの火線に襲われる。 苦痛を噛み締めながら、エックスは不利な体勢でバスターを放ったのだ。 惜しむ事無く晒していた裸体の一つに穴が空き、爆発しながら落下するシーアタッカー。 連続する射撃が、デッキに存在する敵に向かう。 他のシーアタッカー等も、腕を吹き飛ばされ、脚が消失するなどの被害を受け、硬い甲板に打ち付けられた。 ウツボロスは逸早くジグザグに動きエネルギー弾を回避し、もう一人がオクトパルドを掴み上げ、後ろへ退がる。 106 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 21 16 43.32 ID zwiiOXO20 損傷に身体をガクガクと振るわせるタツノトシゴが伏せるデッキに着地する。 「おなか、いたい……」 腹部を押さえるエックスは頭を屈め、横に薙がれた黒いブーツを避けた。 ウツボロスの回し蹴りが空を切り裂く。 瞬間的にバスターを放つが、翻る拳にオレンジの弾は打ち砕かれた。 両者の間で太陽のエネルギーが散らばる。エックスは後方へステップ。 メカニロイド特有である無表情な顔を持つ少女の踵が、甲板に穴を空けた。 「エックス!!」 高い声が背中に当たり、デッキから船内を通す扉から赤き少女が飛び出した。 アーマーをクワンガーに破壊されているので、水着の状態でこの戦場に躍り出る。 「あらら。これはゼロさんじゃありませんか。こんな所で、びっくりなのですよ?」 六本の触手を左右に揺らめかしながら、馬鹿にしたように口元を押さえるオクトパルド。 「白々しいんだよ、トリガーハッピー。団体を引き連れやがって……さっさと失せろ、サディスト野郎!!」 ウツボロスに身体を抱えられて挑発する少女に、ゼロは罵倒を吐いた。 エックスがこの隙に、ゼロの隣まで走る。 「――トリガーハッピーにサディスト野郎……0点、いやマイナス物なのですよ」 睨みつける赤きレプリロイドに、負けず劣らず目付きを険しくするイレギュラー。 ウツボロスの腕から飛び降り、赤と青に中指を立てる。 「言葉を慎め、薄汚い猫型レプリロイド!! お前から縊り殺してやるのDEATHよ!?」 海と空を震わす怒声と共に、旅船のデッキの上空に黒い影が集まる。 残りのヘリ――四機のハチ型ヘリだ。 「くっ………!」 呻くゼロと、腹部を押えるエックスに、オクトパルドの忠実なメカニロイドが降下する。 瞬く間にシーアタッカーとアングラーゲの集団に囲まれる二人。 122 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 22 03 35.32 ID zwiiOXO20 「青いゴミのレプリロイドは嬲り殺しが、100点なのですよ」 アングラーゲ等のミサイルランチャーが二人に向けられ、シーアタッカーが体当たりを準備する。 「薄汚い猫には、お前がレプリロイドである前に、女である事を教えてやるのDEATHよ……!!」 「お前は一度AIのメンテを受けろ。自分が何を言ってるのか、解って無いだろ?」 オクトパルドの触手が怒りに震え、触手の先がその怒りをゼロに向ける。 揺らめく赤と、冷や汗を流す赤。 「自分の性別に絶望しながら、死ね!! それが貴様が生まれてきた『理由』だ!!」 オクトパルドの顔が戦いの興奮か愉悦に歪んだ。 「ゼロ!! 避け――」 「くたばれ、イレギュラー!!」 それに覆いかぶさる野太い声。 マズルフラッシュと轟音の嵐が吹き荒れる。列を成す銃弾が広範囲にばら撒かれた。 ゼロが出てきた扉から、ぞろぞろとハンター組織の隊員が編成を組みデッキに溢れる。 「お待たせしまして、申し訳ありません! 船内に居たイレギュラーを排除するのに手間取りまして」 黒一色のレプリロイドの一人がイレギュラーの集団に銃を放ちながら、声をあげる。 ボディから火花を連続的にあげるメカニロイド達。 撃ち抜かれるというよりは、削り取られる形でバタバタと機能を停止していった。 ハンターの一人が、背中から巨大な黒い筒を外し、空に向けて構える。 ロケットが煙の尻尾を引きながら、ハチ型ヘリ――ビーブレイダーに着弾。 自身を犠牲にして、空中で大きな花火を作りあげる。 イレギュラー集団は一気に押し込まれ、黒のレプリロイド達によって蹴散らされていく。 127 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 22 08 07.11 ID zwiiOXO20 「………………?」 ゼロとエックスはお互い違和感を感じ、前方に眼を凝らす。 二人のウツボロスが前に立ち、迫りくる銃弾を拳で弾き飛ばしていく――その後方。 ――赤きベレーを被った少女が親指の爪を噛み、薬物中毒者のように自分の小柄な身体を震わしていた。 グリーンの両目には、自分の部下たちが殺戮されてゆく光景が映る。 「駄目なのですよ……隊長。私の部隊が助けを求めているのです……」 ウツボロスが鉄壁の壁として、オクトパルドに向かう銃弾を逸らす。 イレギュラーの集団は、もう数少ない。 「駄目……なのです。どうして、そちらの方を先に救出するのですか……」 操縦席から火を噴きながら、ハチ型のヘリが落下する。海に巨大な水柱。 「私たちが……」 ゼロとエックスの困惑の瞳に見つめられる少女の頭が俯き、幼い顔が泣き出しそうに歪んだ。 ――オクトパルドは『何処』を見ているのか。 「――私たちが、レプリロイドだからなのですか……?」 そして、俯いた顔が跳ね上げられた時には、狂気に引き歪む―――‘あの’笑顔があった。 「人間め! 人間め! 人間めぇぇぇ!!」 回転するウツボロスの両腕越しに、オクトパルドが力の限り吼えた。 「こいつ!! ………エックス!!」 経験豊富、そして卓越した技術を持つゼロの勘なのか、エックスを甲板に押し倒す。 「みんな死ねぇぇええええええええ!!」 エックスが見たのは、覆いかぶさるゼロの貧相な身体。 そして、その後方から、空を隠すかの様に扇状に広がるミサイル群。 連続して爆裂する衝撃と轟音にもまれながら、エックスは意識を失った。 160 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 23 11 12.41 ID zwiiOXO20 ――どうして、自分達レプリロイドより弱い人間達を守らねばならないのですか 私が疑問を持ったのはいつ頃からだったのだろうか。 「んく……あふ………んんっ……は、はふぅ。……き、気持ちいいのですか……?」 四角く、狭い部屋。私たちの家――戦艦で慰安部員として使われた時から? 男性器に囲まれ、私は教えられた通り、『仲間』を奉仕する。 ニチャニチャと、いやらしい音を出す私の両手。 キスもした事が無い私の唇も、交接する器官でふさがれる。断続的に押し込まれ、喉が苦しい。 ――どうして、人間達を守らねばならないのですか ――私は頑張ってますよ? 人間を守って、イレギュラーと戦って、第6艦隊で一生懸命頑張ってるのですよ? 「………ビクビク……してますのですよ? ふふふ……まだ我慢しなきゃ、めーなのですよ」 教えられた言葉を紡ぐ。 「んにゅう……いっぱいなのですよ? こんなにお相手できて、私は嬉しいのです」 ――レプリロイドと云うだけで……どうして、こんなにも。 私の武装である触手のバックパックは剥ぎ取られ、衣服も破り捨てられてる。 気に入っていた白いパンツだけが、私の足に引っかかてるだけ。私の裸は『仲間』に余す事なく晒された。 「んちゅ……もう、出るのですか? くふぅん……私にちゃんと……はぁ……かけてくれなきゃ、0点なのですよ?」 男の人のモノから真っ白な液体が飛ぶ。人間の種。 顔に、胸へ、体中に大量の精液がかけられた。 「白い海に入ってるみたいです……100点満点ですよ?」 微笑み、私は心にも無い事を言い放つ。 いつから私は、こんな笑顔が上手になったのであろうか? ――妊娠しないからと言う。レプリロイドからと言う。どうしてなのですか? 私、悪い事しましたか? 162 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/13(金) 23 12 53.15 ID zwiiOXO20 「隊長! 私の部隊が……!」 「人間の部隊が先だ、オクトパルド。――お前の部隊はレプリロイドで構成されてるのだろう」 「隊長!?」 ――どうして? 「はやく救出を!! 向こうの部隊の被害はまだ軽微です!!」 「くどいな、オクトパルド。私は言ったぞ、お前もお前の部隊も‘レプリロイド’なのだろう」 ――レプリロイド? 助けを求めてるのですよ。悲鳴をあげてるのですよ。人間と同じように。 「やれやれ、損害は少なく済んだな。‘レプリロイド’は全滅したが、人間は20人救出」 「…………酷い。…………酷すぎるのですよ」 「僥倖だな」 ――私の名前を呼びながら、『仲間』は死んだのですよ? 「オクトパルド。第3部隊が呼んでいる――‘あれ’、だそうだ」 ――どうして、自分達レプリロイドより弱い人間達を守らねばならないのですか 私の携帯端末に、大規模なイレギュラー事件が発生したとの情報が入った。 ――レプリロイドのための世界を創造………そのための反乱 私は、あなたたちの道具じゃない。 私は自分を壊した――イレギュラーになるために。 私は人間なんか守らない。………こんなにも弱く、そして汚い人間など。
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オーガニックコットンマフラー 2009年05月21日 (木) 以前ご紹介した「天衣無縫」のオーガニックコットンの草木染めガーゼマフラー。 とても使い心地が良くて色違いで揃えてしまいました。 スーピマ綿を使用した、軽くて薄手のマフラーです。 左の、やわらかな若草色のグリーンは、とってもさわやかで清楚な印象を与えてくれます。右の青みがかったパープルは、すっきり感とピンク色に近い可愛いらしい色味が女性らしく、とても綺麗です。 透けるほど繊細に織られたチェック模様のガーゼで、とっても軽く暑い季節のオシャレにぴったり。 イエローは大判60センチ×180センチで5千円、パープルとグリーンは34センチ×190センチで3千円くらい。 首や顔の日焼け予防や冷房で寒い時など、サッと巻くとオシャレで実用的。 普通の日記 かなえキッチン : ごはん日記 2009年05月
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-闘いへの伏線- 少し・・いやかなりの出血だ。 油断した・・。情けない。 なんとかベースまで帰りたいけど・・・ そこまで行ける自身は全く無かった。 意識が薄れていく・・。 駄目だ・・・今此処で気を失っちゃ・・・。 駄目・・・だ・・・待って・・・。 「気が付いたかい?」 よく本やドラマなどで聴く台詞。 生で聴くのは初めてのこの台詞に、彼の意識はしっかりと覚醒した。 急いで身体を起こしたため、全身がキリキリと痛み、思わず「うっ・・」と呻いてしまった。 「無理しちゃ駄目だよ」と、再び語りかけてくる声に、彼はゆっくりとした動作で辺りを見回した。 色々な機器が立ち並ぶ。オイルの特特の臭いが鼻を付いてくる。 自分が中央の寝台に寝かされている事を確認して、 彼-ロックマン・セイヴァーはここがどこかの研究所だと言う事を理解した。 「こ・・ここは・・?」 未だにキリキリと痛む身体を抑えつけて、セイアは声を絞り出した。 「あぁ・・・」と、先程の声がして、不意に自分と同程度の年齢の少年が顔を覗き込んできた。 黒髪を背中程度まで伸ばしていて、それを一つに縛った、蒼い瞳の少年。 「ここは俺の研究所。まだ身体の方は痛む?」 「えっと・・なんとか大丈夫・・みたい」 少年のペースに乗せられて、セイアは思わずそう答えた。 「凄い怪我だったね。直すのに苦労したよ」 微笑して、少年はクイッと親指で、部屋の端のカプセルに収納されたセイアのアーマーを指さした。 あれ程ボロボロになっていたアーマーが、少し名残があるが、完全に直っている。 「えっ・・そんな・・僕のアーマーはそんな簡単に・・・」 「ふふん。まぁややっこしい事は言いっこ無しだよ」 何者なんだ?この子は。 自分のアーマーはエックスとゼロのDNAデータで構成されている。 それを修理できるのは、自分を創ったゲイトと・・・後はエックス達の構造を熟知した者しかいない。 しかしエックス達の身体構造はブラックボックスだらけであり、今の世の中で完全に解析した者はいないと言うのに。 「それより・・気が付いて良かった。いきなり道端に倒れてるんだもん。ビックリしちゃったよ」 「うん・・助けてくれて・・・どうもありがとう」 あれからどれくらい経ったかわからない。 しかし自分は、街で巨大メカニロイドが暴れていると言う通知を受け、 それを止める為の任務に出ていたのだ。 秘密裏の軍事用メカニロイドだろう。強力だった。 周囲の被害を確認しながら、時にはメカニロイドの攻撃を身体で受け止めて、 住民たちを護るつもりだった。 しかし、無差別攻撃を繰り返すメカニロイドが破壊した高層ビルの下に、 何人かの人達が残っていた。 もはや考えるよりも前に動いていた。そして気が付いたときには、ビルの下敷きになり、大幅なダメージを受けていた。 最近はメンテナンスもロクにしていないアーマーは頼りにならず、最終的にメカニロイドを倒したものの、 受けたのは致命傷だった。 通信機も全て破壊されたため、自分の足でベースへ帰らなければならなかったが、途中で気を失って・・。 そこから先の記憶が無い。 「いや・・いいよ。お蔭でいいもの見せてもらったしね」 「・・・はは・・・」 思わず苦笑いがこぼれた。 「君コーヒー好き?入れて上げようか」 「うっ・・・うん・・じゃあ・・貰おうかな」 セイアの返答に、満足そうに頬笑んだ少年は、背後のコーヒーメーカーをガチャガチャと弄る。 セイアは寝台の近くのイスに、自分のハンター制服がかけてある事に気が付いて、 おもむろにそれを着込んだ。 「そう言えばまだ名前を言ってなかった。俺はウィド・ラグナーク。宜しく」 「僕はロックマン・セイヴァー。もう一つの名前は徳川 健次郎。みんなにはセイアって呼ばれてる」 「そっか。宜しく。セイア」 渡されたコーヒーを手にとって、セイアは「宜しく。ウィド君」と返した。 カップを両手で握って、ゆっくりと喉に通す。 淹れたてで暖かい。少し苦みがあるが、その味はセイアにとっても美味しいと感じるものだった。 「ウィドって呼び捨ててでいいよ」 「うん・・ありがとうウィド」 「どういたしまして」 セイアは飲み終えたカップをどこに置こうか迷った。 それに気が付いたのか、ウィドがカップを受け取って、部屋に備えられたキッチンに放り込んだ。 良く見れば綺麗に片づいている。 同じ年ごろだと言うのに、自分の部屋は・・。 そこまで思って、セイアはコツンと片手で頭を小突いた。 改めて今まで兄に頼っていた自分を恥ずかしく思った。 「さて・・・じゃあ俺はパーツの片付けでも・・」 「あっ・・・僕も手伝うよ」 セイアのアーマーを修理した時のパーツだろうが? 確かに少し焼け焦げた破片のような物が転がっている。 セイアは寝台から「よっ」と降りて、とりあえず手近に落ちている破片を拾うため、 その場に屈み込んだ。 「あっ・・駄目だよまだ・・!」 ウィドが言ったときには、セイアは「うっ」と呻いていた。 傷口がまだ塞がっていない。 「うっ・・・ごめん・・」 「とりあえず片付けは俺がやるから。君は寝ていていいよ」 ウィドに促されて、セイアは「ごめんね」と呟いて、今まで寝ていた寝台に上がった。 ウィドが投げてくれた毛布を受け取って、全身を包む。 「普段は丈夫でも・・怪我してるときくらいはジッとしていな」 「うん・・・」 そう軽く返す。 毛布の温もりが偉く心地よい。 さっきまで眠っていたというのに、再び睡魔が襲ってきた。 強敵だ。勝てない。 「もう少し寝てな」 「ありがとう・・」 その時にはもう睡魔が意識を侵食した後だった。 ウィドに修理してもらったアーマーを返してもらってから、大体六時間が過ぎようとしていた。 ウィドの技術を目を見張るモノがあり、自分の身体の方の怪我も、もう殆ど全快している。 とりあえずメットの通信機でベースに通信を入れた。 どうやら「生死不明」と大騒ぎしていたようだ。 ベースにはすぐに帰ると伝えておいた。 明日にでも帰ろうと思っている。 「ごめんね。色々と世話になっちゃって」 アーマーを外しながら、セイアは申しわけなそうに呟いた。 先程から世話しなくキーボードを叩いていたウィドは、視線をモニターに向けたまま、 「いやぁ・・・こっちは好きでやってるんだから・・・気にしなくていいよ」と言った。 キーボードのEnterを押し込んで、ウィドはぐるりとイスを回転させて、 セイアと目を合わせた。 「見れば見るほど興味がわいてくるよ。君は」 「そ・・・そうなんだ・・」 最後に髪の毛を掻き毟って、セイアは汗笑いの様な表情を作った。 この子の目は本当に輝いているな。 「また怪我したらいつでも来なよ」 「あはは。怪我したらね」 ハンターの制服を着込んで、セイアはスッと立ち上がった。 研究室の出口に向かって、数歩足をすすめる。 「今までありがとう。怪我もアーマーも治してもらって。 僕は帰るよ。僕はイレギュラー・ハンター第十七精鋭部隊副隊長。いつもそこにいるから」 「あぁ。ボクもいつもここにいる。来たくなったらいつでも来いよ」 ヒラヒラと手を振って、セイアは自動ドアを擦り抜ける。 しかし、セイアの視界に蒼い空が広がる直前に、 もっと別の感覚がセイアに突き刺さっていた。 攻撃的で凶暴な・・・殺気。 「くっ!!」 わけのわからない殺気に、セイアは転送したメットをウィドに向かって投げつけた。 直線的に飛翔するセイアのメットは、ウィドの数cm前で、金色のくもの巣に絡め取られた。 これは・・ライトニング・ウェブ!? 「なっ・・!」 「お前は・・・お前は・・!」 すぐにウィドの真横に滑り込み、絡め取られたメットを引きちぎって、深く被る。 セイアがバスターを向けた先-研究室の天井には、見覚えのある一体のレプリロイドがぶら下がっていた。 蜘蛛のような外見をし、外見通りくもの巣に身を吊るす。 このレプリロイドには見覚えがあった。そして、それは意識するよりも前に、セイアの口から滑り出た。 「ウェブ・スパイダス・・・!?」 セイアがその名を口にすると、スパイダスは感情の籠もらない機械音で笑い声を上げた。 ここで闘うのはマズイ。しかもウィドは戦闘型ではない筈だ。 なんとかして外におびき出さなければ。 「コノ攻撃・・・躱セルカ!?」 兄から聴いたのと同じ台詞を吐いて、スパイダスは再び黄金のくもの巣を放ってきた。 それをサーベルで下から上へ斬り裂いて、すぐに跳躍し、スパイダスに蹴りを入れる。 間近で見たスパイダスの全身は、データに残っているとはなんとなく違っていた。 そう・・まるで強化されたような装甲だ。色彩も何か違う。 「セイア・・!」 「君は非戦闘タイプだ!下がってて!」 駆け寄ってきたウィドを片手で制して、セイアは蹴り落としたスパイダスを、そのまま乱暴に屋外へ殴り飛ばした。 「ここは僕が闘う!」 黄金のくもの巣-ライトニング・ウェブ。 大量の出現する子蜘蛛。 その全てがレプリフォース対戦時とは大きく異なった威力の為、セイアは多少戸惑った。 子蜘蛛をバスターで撃ち落としながら後退すると、 既に背後にしかけられていたライトニング・ウェブに全身を雁字搦めにされた。 「くっ・・・!」 外れない。堅い。 追加装備だろうビーム砲の閃光が、一気にウェブごとセイアの全身を包み込んだ。 しかし、その閃光の中で、セイアは懸命にライトニング・ウェブを引きちぎった。 チャージしたバスターを真っ直ぐに向ける。 「喰らえ!!」 蒼と紅の閃光が、防御のために張られたライトニング・ウェブを貫いて、 スパイダス本体を打ちつける。 今が勝機だ。 セイアは直ぐ様サーベルを引き抜いて、大きく跳躍した。 残像を残す蒼の閃光剣を、一気に振り下ろす! 筈だった。 振り下ろす瞬間、セイアは「うっ・・」と小さく呻いた。 唐突に走った激痛に、サーベルが手の中から落下し、地面で乾いた音を立てる。 全身が痺れたような感覚がする。 まだ怪我が治りきってなかったのか・・。 セイアが見せた一瞬の隙に、スパイダスは「ギギギ」と笑い、 強化されたライトニング・ウェブで、再びセイアを雁字搦めに絡め取った。 「やばい・・・!」 引きちぎろうにも、力が入らない。 今、この状態で攻撃を無防備な箇所に受けたら、幾らこのアーマーでも致命傷だ。 「くっ・・!」 露出したフェイス部分に向かって、スパイダスのビーム砲がチャージされる。 少しずつ光が宿っていく銃口に、セイアの頬を一滴の汗が滑った。 やられる・・・!! その瞬間、目の前で閃光が爆ぜた。 が、爆裂したのは自分の身体では無かった。 状況の把握出来ないセイアの目の前で、グラリとスパイダスの身体が崩れ落ちた。 「だから無茶するなって言ったんだよ。危ない危ない」 「えっ・・・ウィド・・・?」 雁字搦めのまま立ち上がれないでいると、不意にセイアの視界にウィドの顔が滑り込んできた。 片手には一丁のレーザー銃。まだ煙が上がっている。 見るからに高出力のレーザー銃。上がっている煙をフッと吹き消すと、 ウィドはレーザーメスでライトニング・ウェブを切開してくれた。 「君は・・非戦闘タイプじゃ・・」 「誰も一度もそんな事言ってないぜ?ははは」 立ち上がったセイアは、少し複雑そうな表情を作った。 不思議な子だ。ウィドは。 「とっ・・・とりあえず・・ありがとう。また助けてもらって」 「まぁいいってこと・・。それじゃあ・・・また来いよ」 「うん。さようなら。また今度」 アーマーを脱着し、セイアはヒラヒラと手を振ると、少し沈みかけてきている太陽の方向に向かって、 ゆっくりと歩み始めた。 破壊されたスパイダスの身体から、 まるで生命体のように蠢く一体のレプリロイドでもメカニロイドでも無い機体が密かに離脱したことは、 セイアもウィドも知らない。 そうこの時は、セイアにもウィドにも・・・ これが新たなる闘いのほんの前奏曲《プレビュート》だと言うことは知るよしも無かった。 「さて・・強化システムでも作ってるとしようかな。また・・厄介なことと一緒に来そうだし」 ウィドはたった一人、研究室でそう呟いた。 密かに笑みをこぼして。
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適合チェック [部分編集] 第7弾 COMMAND 07D/C GN053C 1-緑1 (常時):全ての自軍ユニットは、ターン終了時まで、地形適性「宇宙」「地球」を得る。ターン終了時に、カード1枚を引く。 強化 補強 緑-G
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ベーチェット病診断基準・・・ 症状リスト 難病情報センターのページのコピー&ペーストです 診断や薬の服用については必ず専門医にご相談ください。 (1)主症状 ア 口腔粘膜の再発生アフタ性潰瘍 境界鮮明な浅い有痛性潰瘍で、口唇粘膜、頬粘膜、舌、更にさらに歯肉などの口腔粘膜に出現する。ベーチェット病にほぼ必発であり、しかも初発症状のことが多い。個々の潰瘍は10日以内に瘢痕を残さずに治癒することが多いが、再発を繰り返すことが特徴的である。 イ 皮膚症状 ベーチェット病の皮膚症状としては、結節性紅斑、皮下の血栓性静脈炎、毛嚢炎様皮疹又は座瘡様皮疹などが挙げられる。また皮膚の被刺激性亢進を反映する所見として針反応が認められることがある。採血などの静脈穿刺により皮下の血栓性静脈炎が誘発されることもある。 ウ 眼症状 ぶどう膜炎が主体である。炎症が前眼部のみに起こる虹彩毛様体炎型と、後眼部におよぶ網膜ぶどう膜炎型(眼底型)に大別される。再発性前房蓄膿性虹彩炎は、べーチェット病に特異性の高い所見である。網膜ぶどう膜炎は視力予後に直接関連し、治療の面で重要である。 エ 外陰部潰瘍 有痛性の境界鮮明なアフタ性潰瘍で、男性では陰嚢、女性では大小陰唇に好発する。 (2)副症状 副症状の出現頻度は関節炎以外は少ないが、特に腸管型、血管型、神経型ベーチェット病は生命に脅威をもたらしうる警戒すべきものであり、特殊病型に分類されている。 ア 関節炎 四肢の大関節に認められることが多く、腫脹、疼痛、発赤が出現する。変形や硬直を認めることは稀である。 イ 副睾丸炎 一過性、再発性の睾丸部の腫脹、圧痛がある。出現頻度は6%程度で高くないが、ベーチェット病に特異性の高い症状である。 ウ 消化器病変 好発部位は回盲部末端から盲腸にかけてであり、多発性の潰瘍性病変が特徴である。 エ 血管病変 大中血管の炎症性、血栓性閉塞や動脈瘤形成が定型的な血管病変である。 オ 中枢神経病変 ベーチェット病の症状の中で最も遅発性で男性に多い。寛解憎悪を繰り返すが、次第に非可逆的な障害が重積し、重篤な後遺症を残すことが多い。中枢性運動麻痺と性格変化を中心とした精神症状が多く、髄膜刺激症状や脳幹症状を示すものもある。 http //www.nanbyou.or.jp/sikkan/108_i.htm
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