約 2,140,321 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3849.html
ブレス オブ ファイアIII 【ぶれすおぶふぁいあ すりー】 ジャンル RPG 高解像度で見る 裏を見る高解像度で見る裏を見る 対応機種 プレイステーションプレイステーション・ポータブル 発売・開発元 カプコン 発売日 【PS】1997年9月11日【PSP 通常版】2005年8月25日【PSP DL版】2010年1月27日 定価 【PS】5,800円【PSP 通常版】4,800円【PSP DL版】713円 プレイ人数 1人(*1) レーティング CERO 全年齢対象(*2) 廉価版 【PS】PlayStation the Best 2000年12月21日/2,800円【PSP】カプコレ 2007年1月25日/1,980円 判定 良作 ポイント 3年間の沈黙を破り登場高クオリティな釣りミニゲームウォリアドラゴン無双 ブレス オブ ファイアシリーズ 概要 ストーリー システム・特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 カプコンの手がけるRPG『ブレス オブ ファイア』シリーズの第3作。3年間の沈黙を破り発売された。 「パーティメンバーは純粋なヒト族以外の個性的な面々を中心とする」「主人公とヒロインの名前は "リュウ" と "ニーナ" で統一されている(ただしまったくの別人)」といった恒例も前作から継続。 本作のストーリーは大まかに幼年期と青年期の二章構成となっている。 キャラクターは2Dドット絵だが、地形や建造物、移動マップはクォータービュー(斜め上視点)の3Dグラフィックで立体的に描かれ、高低差の概念もある。 このように、プラットフォームがPSへ移ったことにより、過去シリーズから洗練・変更された部分も多く見られる。 ストーリー 古の時代に起きた、竜の一族がその強大な力で世界を滅ぼさんとしたという「竜大戦」とよばれる戦争。 熾烈な戦いの末、女神とその眷属達の勝利で戦争は終結し、敗北とともに滅亡を迎えた竜族は歴史から姿を消した。 数百年後、魔力を秘めた竜の死骸は特殊なエネルギーを発する鉱物「ゴースト鉱」へと姿を変え、人々の生活の一部となっていた。 そんな時代のある日、ゴースト鉱を発掘するダウナ鉱山から、生きたドラゴンの子どもが目覚め炭鉱夫達を焼き払う騒ぎが起こる… 同じころ、不作に苦しむ片田舎のマクニール村近くの森で行き倒れていた孤児の主人公・リュウは、 森住まいの 虎人 (フーレン)の青年・レイに保護され、同じくレイに拾われた孤児の少年・ティーポと共に共同生活を始めるのだった。 リュウはその後、数々の苦難と出会いを経て逞しく成長し、やがてその歩みは、 竜大戦の真実と己の持つ大いなる力を解き明かす「女神へ至る旅路」に変容していく。 システム・特徴 全体マップで目的地へ移動し、町でイベントをこなしたりダンジョンなどを攻略したりしながらゲームを進めていく。 全体マップには敵は出現しないが、プレイヤーキャラの頭上に「!」マークが表示された時に○ボタンを押すと、ミニマップへ入る。ここにはランダムで1個アイテムが落ちているほか、必ず1回以上敵とエンカウントすることになる。 全体マップ移動中に「キャンプ」を張ると、セーブ・仲間の入れ替え・スキルの付け替えなどができる。休憩をとると、HP・AP(後者は魔法や技などで消費するMPのようなもの)が全回復する。 キャンプ設営はゲーム開始時から可能であり、一泊のために物資を消費することも無い。 つまりタダ宿泊まり放題なわけだが、最大HPの減衰(後述)状態は回復できない。 仲間との会話もここでできる。シナリオ進行によって細かく会話が変化し、誰かしらが目的地の確認もしてくれる。 戦闘は前二作と同様のランダムエンカウントのターン制バトル。 戦闘参加メンバーは前作と異なり最大3人。控えのメンバーは経験値を獲得しない。 ザコ敵の行動パターンや経験値は、特定の技を受けるなどの一部条件に応じて変化する場合がある。 例えば、「雷属性の敵が自身に向かって雷魔法を撃ち、雷を吸収しパワーアップして危険度が増す。」といった具合に、レベル差がついた昔のザコをこういう形でうまく使いまわすのは、本シリーズの特徴でもある。 戦闘時の画面切り替えはなく、その場の地形に合わせて敵が出現する。敵味方のグラフィックは、エンカウント位置に応じて手前向きと後ろ向きの2種類がある。 戦闘不能のまま戦闘を終了しても、HP1の状態で復活できる。ただし、一時的に最大HPが10%減衰した状態になり、最大値が黄色で表示される。減衰の最低値は元の最大HPの10%まで(9割減)。 最大HPの減衰状態は街の宿屋やダンジョン内の休息ポイントで休むことで回復できるようになっており、キャンプでは回復しない。 一部のアイテムやスキルの効果、イベント中のペナルティでも最大HPが減らされることがある。 素早さの重要性 本作では、敵の素早さを高く上回っているキャラは、「EXターン」という追加行動を獲得し1ターン中2回行動となる。これは素早さ変動魔法の影響も受けるため、素早さ上昇魔法「ハサート」の価値は非常に大きい。 しかし、前作では鎧に設定されていた「重さ」が、本作では武器、兜、盾にも設けられ、前作以上に装備重量の影響は強い。 アクセサリー以外の装備部位をおまかせで装着する自動装備機能も用意されており、攻撃力・防御力が最も高いものを選ぶ「最強」の他に、装備重量が最も軽いものを選ぶ「最速」の選択肢もある。 素早さは敵からアイテムを奪うスキル「盗む」「ぶんどり」の成功率にも影響するため、金策を楽にする意味でも重要なステータスとなる。上記EXターンを得られればスキルの使用機会が増えるので、その分成功率が高まるという相乗効果が見込める。 『I』と『II』では味方が全滅しても直前のセーブポイントまで戻され所持金減少で再開(いわゆるドラクエ式)だったが、本作以降は全滅で「ゲームオーバー」となり、タイトル画面に戻されてしまう(いわゆるFF式)。また、味方全員が麻痺状態になっても全滅扱いになる。 レベルアップで覚える技・魔法とは別に、「スキル」と呼ばれる任意習得技欄が加わった。 前作『II』における「せんぎり」「ド・ブンバ・ラ」といった技や一部呪文等を、イベントによって追加習得する要素を発展・強化させたシステムとして登場。本作では、敵の使用する技の一部をラーニングすることができる。 賢さが1以下、混乱状態など条件を満たす敵味方の攻撃を指定したターゲットに誘導させる「めいれい」、対象を聖属性弱点にさせる「邪気」など、ユニークな技が多数存在する。 戦闘中に「見る」というコマンドを使用し、敵のラーニング可能な技を観察した場合、一定確率で自分のスキルとしてその場で習得する。後述する「師匠」から教えてもらうことでも習得できる物もある。 ひとつのスキルを複数人で同時会得はできず、覚えたキャラ以外は習得できない。 どのキャラでどのスキルを使用するかの戦略性もあり、他のキャラクターに覚えさせたい場合は、キャンプメニューで「スキルインク」という消耗品を使用して会得キャラを移し変える。 キャラクターの成長に変化を生じさせる「師匠」システム。 世界のあちこちに「師匠」と呼ばれるキャラクターがいる。これらに関連するイベントをこなすと、パーティメンバーは弟子入りすることができるようになる。 弟子入り中は、レベルアップ時のパラメータ成長に補正がかかる。倍率ではなく固定値の増減で補正されるので、本来ならまったく伸びないはずだったパラメータを意図的に伸ばすことも可能。また、弟子入り中に規定回数レベルアップすると、最初に達成した1人に1回だけ、スキルを教えてもらえる。 半分近くの師匠には隠しステータスが設定されていて、戦闘の先制攻撃のしやすさとされやすさに影響する注意度などの能力が上下する。 本作でも自分だけの町「共同体」を作れる。 本作では、旅の途中で出会う妖精を使役して町を発展させていくスタイルになった。 一定数の戦闘回数で町に変化が起こり、適切に行動の指示をした上で戦闘をこなすと、新たな住人の誕生、土地の開拓、家屋の増設、産業、文化レベル上昇等の発展を経て、前作以上にバリエーションに富んだ機能の施設を利用可能になる。 ただし「狩り」(食料調達)に割く人員をケチったり、低能力で派遣すると危険な「探検」をさせると、せっかく増えた住人が死んでしまうこともある。 妖精にはそれぞれ能力値があり、住人数が最大定員になると新規で生まれないため、低能力な妖精をわざと死なせることで住人を選別するプレイも可能。 食料が枯渇して住人が減っても最低保証の人数で踏みとどまるので、いくらでも立て直す事が可能。施設の内容も後から何度でも造り直せるので、取り返しのつかない要素が無く気軽に遊ぶことができる。 一時的に属性耐性を強化できるドーピング屋。 炎属性や異常属性などの中からひとつを選び、耐性を補強できる。キャンプやベッドで休むまでは効果が持続する。 ラストダンジョンの自動回復ポイントでは解除されないのでラスボス戦でも活用できるが、料金がレベルに比例して高くなったり、ドーピング屋が限られた町にしかないので、積極利用するプレイヤーはそれほど多くない。 主人公リュウはストーリーを進めると、戦闘時にドラゴンに変身できるようになる。 竜の力の結晶「ジーン」を集め、それを組み合わせることで変身を行う。ジーンはイベントでもらったり、ダンジョンで拾うなどの入手手段がある。 ジーンは全18種類存在し、3つまで組み合わせることができる。属性を司る「ファイア」「アイス」と、特徴を表す「パワー」「プロテクト」に加え、その他特殊な形態を呼び起こす「トランス」「フュージョン」などがある。 ジーンにはそれぞれ消費APが設定されており、変身時には使用したジーンの合計額のAPを消費する。また、1ターン経過するごとに変身に要したAPの半額を変身維持に消費し続け、AP切れで変身解除となる。 基本的に「強いドラゴンほど燃費が悪い」ことになるため、使いどころをよく考えないといけない。 初代を彷彿とさせる、パーティメンバーと合体する特殊形態のドラゴンもある。 評価点 シリアスとコミカルの同居した、それでいて不自然さのない独特な雰囲気の世界観は好評。 例えば、ものすごい地方なまりで突っかかってくる「かんさいイルカ」というボスのセリフを標準語仕様で再生する機能のついたイベントシーンがあったり(*3)、 「ゾンビ族の医者」という位置づけで登場する敵モンスターが回復魔法を味方(もちろんゾンビ)に使って勝手に全滅したり、といったお笑い要素があるが、それらは作品世界にうまく溶け込んでいるため、自然に受け入れられる。 そんな中、主人公リュウは竜族の生き残りとして、何故竜族は滅びなければならなかったのか、この世界はどのようにして成り立っているのかというテーマの物語を追っていく。個々のエピソードは重いが、考えさせられるものがある。 地味ながらも戦略性のある戦闘・竜変身・共同体などといった、シリーズの基礎を固める要素の完成度が全体的に向上している。 ゲームバランスは後述の一部の竜変身とアイテムを除けば安定している。無策ではボスもザコも苦戦しうるが、工夫すれば楽に突破できる。 隠しモンスターとして、ゲーム終盤のとくにイベントもない場所に出現する、ラスボスより強い裏ボス級の雑魚敵が2種類存在する。出現率は低いがトラウマザコとして知られ、大量の経験値やレアドロップアイテム等の実益もあるため、十分なキャラ強化を経た後ならば腕試しに挑むのも一興である。 竜変身はステータスの増減や耐性の変化が奥深くなっている。最近のジーンの組み合わせやお気に入り登録ができ、自分好みのドラゴンを探す楽しみがある。 師匠・弟子入りシステムやスキルによって、かなり自由度の高いキャラ育成が可能であり、キャラクターを自分好みにカスタマイズできる。 各キャラ固有の技、専用の装備、隠しステータスなどキャラ本来の個性はきちんと保たれている。 パーティメンバーは3人しか連れ歩けないが、キャンプ画面の機能が充実しているので不自由さはあまり感じない。 前作はメンバー入れ換えや仲間との会話をしようと思うと、少々手間だった。本作は全体マップに出てキャンプ画面を開くだけでOK。 また、キャンプ以外でもダンジョン内の休息ポイントに日記帳が設置されていることがあり、そこでもメンバーの変更やスキルの付け替えができる。 本作のパーティメンバーたちもまた魅力的であり、ドットキャラの細かな表情や動きも多彩。 フィールド上で使える各キャラ固有の特殊アクションも健在。普段のゲーム中からイベント演出まで、様々な使い道がある。 本作は公式イラスト及びステータス画面とドット絵のデザインが違うことがしばしば話題になる。ガーランドがヒゲと眉毛のどちらかしか生えていなかったり、青年期ニーナの服が全然違うものだったりする。 これは「一般受けするように」ということで開発後期にデザインが変更されたからである。 前作の共同体の個室のようにキャンプで各キャラクターの意見や人間関係などを垣間見ることができ、キャラクターに深みを持たせ感情移入させやすくなっている。 「主人公の趣味は釣り」という伝統があり、本作でもミニゲームで釣りができる。 魚の種類に対して適したルアー(エサ)の選択、ルアーアクションの概念の追加など過去作よりも出来が本格的になっていて、ミニゲームとしての評判も良い。 釣り上げた魚の使い道も豊富。釣った魚は主に消費アイテムとして使用できるほか、釣り場を遊泳中の魚人商人マニーロをコインというルアーで釣り上げることで開店する、魚とアイテムを交換するショップにおいても出番がある。 魚集めに時間はかかるがその時点の店売り品より高性能の装備品や便利アイテムなどがあるため、必須ではないがやり込むことで進行を楽にできる。 前述の「スキルインク」も主な調達手段は釣りの交換品に頼ることになる。ストーリー上の宝箱などで手に入る数は限られるため、釣りに励むことで柔軟性に富んだスキル運用が可能になる。 魚自体も、序盤では貴重なまとまったAP回復手段となる「チヌーク」や、釣るのは容易でないものの貴重な全体回復手段となる「ヒュージマウス」や「バラムンディ」に加え、味方全体の毒を治療する「イシムペスラ」などは大きな助けになる。 戦闘時において声優陣がキャラクターの台詞を喋るようになった。 有名声優は青年リュウ役の山口勝平とニーナ役の氷上恭子の二人のみ(幼少期リュウは高井智子という人物が担当)で、他のキャラは当時大阪に存在していたキャラクターランドという声優、舞台、司会を中心とした事務所の役者が担当しているのだが、その役者たちの演技も好評である。 もっとも、カプコンは予算の都合でイベントシーンをフルボイスにしなかったのだろう。 死亡時のボイスが男性に人気となったキャラも。 一部のボイス配役に大阪の事務所を起用した経緯はカプコン本社が大阪なことや予算の関係などの都合と思われる。 また、開発当初は全て社員が声を当てており、ベイトのみ社員の声がそのまま製品版でも起用された。 キャラクターランドがキャスティング協力した他作品はコナミから発売されたN64用ソフト「麻雀MASTER」やアステック21から発売されたPS1用ソフト「忍ノ六」などがあり、いずれも本作に出演した声優が一部起用されている。 本作以降のシリーズ作品でも山口氏と氷上氏はそれぞれリュウとニーナの役を担当している。 賛否両論点 優秀すぎるHP回復アイテム 本作の道具鞄は、所持限界にはまず届かないほどに大容量であり、かつアイテム1種につき99個までスタックされるため、前作よりも大量の物資を気軽に持ち運べる。 この仕様により、非常に安価で購入できるうえに中級回復魔法以上の数値を癒すアイテム「げんきだま」の使い勝手が飛躍的に向上、更に一部ショップでは単体全回復アイテム「純げんきだま」が購入可能であり、これらを買い込むと単体回復魔法の出番はほぼ消滅する。 更には釣りで入手可能な、範囲回復効果の魚「ヒュージマウス」「バラムンディ」「ホーンドマリーナ」「 勇魚 (いさな)」が調達できれば、範囲回復魔法の出番も奪いかねない程である。 ただその一方で、AP回復アイテムは知力の種、知力の実ともに非売品とかなり渋い。釣りで手に入る「チヌーク」でも回復量は知力の種と同じなので、終盤の戦闘中のAP回復は厳しいものとなる。 ボス戦のバランスが竜変身を前提としている。 中盤からボス戦の難度が大きく上がり、終盤に差し掛かると適正レベル前後ではリュウ以外の仲間の攻撃の大半はまともに通用しなくなっていく。ボスの攻撃も苛烈となり、特に耐久面の乏しいニーナは、師匠システムで耐久面を補強しなければ終盤ボスでの運用は厳しい。 一部の竜変身は能力が高い上に燃費も良く、多くのボスを圧倒してしまう。 代表的なのが「パワー」のジーンで変身できる「ウォリアドラゴン」。攻撃力が2倍になる上、素早さも高く維持燃費も良い。素早さ上昇魔法「ハサート」を使えば容易に「EXターン」を狙える(*4)ため、このドラゴンを使うと難易度が大幅に下がってしまう。 さらに「パワー」に「トランス」のジーンを組み合わせる事で変身できる「ウォリアセカンド」は、AP効率こそ「ウォリアドラゴン」に劣るものの攻撃力は3倍になるため、バランスブレイカーすれすれな性能である。 しかしウォリア系はそれほど打たれ強くはなく、状態異常耐性も無い。性質上特に混乱が天敵なため過信はできない。 ドーピングアイテムが簡単に入手できる。ザコ敵から盗み/ドロップ(*5)、ミニマップであっさり拾う、コピー屋はそこそこ高確率で複製成功、と簡単に量産できてしまうために、師匠システムを殺しているという意見もある。 師匠育成をミスしたと判断したときの救済措置と見れなくも無い。また増加量が1しかないので、やりすぎなければバランス崩壊の心配はない。それでも気になる人は気になるだろうが… コピー屋で増殖させる場合、通常は成功(2個に増える)、失敗(増えない)、大失敗(アイテム喪失)のため、リセットを絡めても成功を狙うのが面倒なのだが、所持個数が98個のときにのみ実行可能なアイテム無限増殖法が存在する(*6)。準備と実行の両方に手間がかかるが、すべてのステータスをカンストも可能。 中盤のとあるザコ敵で、膨大な経験値を稼げてしまう。 + 裏テクニック的ではあるものの… ズブロ火山に生息する「ラーバビースト」は、炎攻撃を吸収する毎に[攻撃][防御][素早さ][経験値]が強化される性質を持ち、15回目の吸収時点で経験値がカンスト値の65535(*7)になり、仕留めることができればレベルが一気に上がってしまう。 ただ当然ながら入念な準備が必要で、対策を怠るとあっけなく全滅する。この敵の特性に気付くかはプレイヤー次第であり、この時点でレベル上げするかもプレイヤー次第。 問題点 ローディングは少し長い。特にエンカウント→戦闘に入るあたりのローディングが気になりやすい。 バランスブレイカーな消耗品があり、複数個用意も手軽。ウォリアセカンドよりもはるかに凶悪。 装備中にHP0になると装備者が自動復活する効果の装備が2種類存在する。男性専用防具のおとこふく。全員装備できるアクセサリーのせいれい石。これらは復活時に破壊され消失するデメリットがあるものの、どちらも店売りされている(*8)ため、ゼニーさえあれば大量に買い込めてしまう。 かつ本作の「戦闘中でも防具・アクセサリーを装備変更可能」のシステムと相まって、もし戦闘中に失ってもストックさえあれば装備し直すことが可能であり、効果とデメリットが釣り合っていない。 使用者以外の全キャラを3ターン行動不能にする「時の砂」がありとあらゆる敵に対して100%有効である。(*9) 時の砂自体は非売品で拾える個数も6個のみだが、共同体のコピー屋(*10)で時間をかければいくらでも複製できる。コピーの成功率は売値を基準にしているので、安く売れる時の砂は高確率で成功する。もし失敗してもリセットしてしまえばいい。 内部データに残っている没技で「ザ・ワルド」というものがあり、効果は設定されていないが、名称から時の砂と同じ効果であろうこの技を採用されていたらバランス崩壊もいいところ。専用ボイスまで収録されているのが恐い。 シリーズおなじみの最強のドラゴンである「カイザードラゴン」の使い勝手が悪い。 「カイザードラゴン」自体は全能力値が非常に高い、強力な専用技を使える、さらに変身前の全魔法とスキルを使える…と確かに強力なのだが、肝心の攻撃力において上記の「ウォリアセカンド」に劣る上に、変身維持の消費APが「ウォリアセカンド」の3倍以上と非常に燃費が悪く、すぐに変身が解けてしまう(*11)。 「ウォリアセカンド」を差し置いて「カイザードラゴン」を選ぶ場合、知力の実の確保や、師匠システムの素早さビルドでEXターン獲得=変身維持AP実質減が欠かせない。 敵味方共に攻撃の命中率が低く、回避率も高い場合があり攻撃が外れやすいため、戦闘のテンポが微妙に悪い。 さらに命中率が低い特徴を持っている仲間もいるため、余計にそう感じやすい。 命中率を100%にできる武器やスキルもあるが、相手の回避率を無視できるわけではないので確実とは言い難い。 回避率の高い相手には、必中の魔法などを使って攻撃することで対応する必要がある。 視点とマップ構造は斜めなのだが、PSの十字ボタンの関係か、やや操作性が悪い。 ストーリー上の都合か、移動魔法「ヒュール」や脱出魔法「デルダン」が廃止されたので前2作と比べると移動面が若干面倒。 ストーリー進行やダンジョン攻略に特定の仲間キャラを連れてくる必要があることが多く、パーティ編成しに戻る手間もあって不便な上に、ダンジョン攻略することになるパーティ編成に偏りが生じている。 ただしボス戦まであるダンジョンばかりというわけではない。またストーリー展開としても妥当なキャラ選択にはなっている。 全ての仲間にそういう機会があるという訳でもなく、あるキャラは編成の自由も無い序盤のダンジョンで固有アクションを使って以降まったく必要な機会が訪れなかったり、またあるキャラはダンジョンに入るまでのギミックに必須なだけで、以降必要な場面は他のキャラで代用可能だったりと、出番の格差が大きい。 ストーリー進行に必須の一部のミニゲームは難易度が高かったり、時間がかかったりして批判意見が少なくない。 とくに不評なのが終盤における「砂漠渡り」。 + 過酷な仕様の数々 進む方角は空に浮かぶ星から判断しなければならない。(*12)星は3種類あり、常に北にある星以外は自分の現在位置によって変動する。 一定歩数歩くとエンカウントマップに移動する。そこから出た後は再び星の位置を見て方角を修正しなければならない。 昼は体力(水)の消耗が激しくなり、星の位置も見えないためキャンプで寝て夜を待つ必要がある。「北に○日歩き、次は東に○日…」という目的地へのヒントを貰えるが、夜のみ歩くことを前提としているので昼に無理して歩くメリットはほぼ無い。 自分の現在位置など分からず、どれぐらい進んだかは何日経過したか、水をどれぐらい消費したかで判断するしかないため、ヒントをしっかり理解していなければ迷いやすい。また仲間が過酷さで気力が無くなっていく様を見るのはなんとも痛々しい。 とはいえ、この過酷さが世界観やストーリー演出にもマッチしており、それらを描写する為には仕方ないという側面もある。 ラスボス戦前には二択の選択肢を選ぶ場面があり、その内の一方を選ぶとラスボスと戦う事なくバッドエンドとなってしまうが、初期カーソルがバッドエンドとなる選択肢を指している為、誤ってバッドエンドとなる選択肢を選んでしまいやすい。 師匠システムの不具合 師匠から習得できるスキルの中には、キャラクターが自力で習得できる魔法と同じ物(*13)も存在するが、魔法を覚えるLVに到達した時に本来覚える魔法と同名のスキルを装備していると、その魔法を習得できないままゲームが進行してしまう。 例を挙げると、ニーナは本来LV15でシェザーガを習得する。また師匠メイガスからはスキルのシェザーガを習得できるが、スキルのシェザーガをニーナに覚えさせた状態でLV15にすると、自力習得版のシェザーガを覚えられない、という具合。 師匠に弟子入り中のキャラがLVアップした時は、師匠毎に設定された能力値補正がパラメータそれぞれに発生するのだが、一度に大量の経験値を得てLVが段飛ばしに上昇した場合、下降補正の能力値の成長が悪化するという不具合が発生する。 例を挙げると、師事中のレベルアップ時に賢さ-3の補正のある師匠に弟子入り中のリュウのLVが18から21に成長する際に、リュウは師事無しの場合LV19で賢さ+3、LV20で+0、LV21で+6、という上昇量になるのだが、-3の補正込みで1レベルずつ成長した場合、LV19で+0、LV20+0、LV21+3という成長値になり、リュウの賢さは3上昇する。 師事無し時の賢さ上昇量 師事による補正 補正込みの成長値 LV19 +3 -3 +0 LV20 +0 -3 +0 LV21 +6 -3 +3 対して、3レベル分段飛ばしに成長した場合、LV20の時点の上昇値0の範疇に発生した-3の補正をLV21の上昇量から相殺し成長値ゼロとなってしまう。 師事無し時の賢さ上昇量 補正の合計 補正込みの成長値 LV19 +9 -9 +0 LV20 LV21 師匠のうち2名は行動次第では永久に弟子入りできなくなってしまう。 ある師匠への弟子入りにはとあるアイテムが必要なのだが、一品物であり売却可能な上にアイテムの説明文には「高く売れる」としか書かれていない。師匠に出会う前でも注意深く探索をしていれば見つかる事も相まって、換金アイテムと勘違いしてうっかり売ってしまいやすい。 もう一人の師匠はシナリオ上での会話にて特定の選択肢を選ぶ事が条件。一見ただの他愛のない会話なので条件とは気付きにくい。 総評 明るいタッチで描かれたコミカルなRPG。知らない人は第一印象でそのように感じるだろう。 しかし実際のストーリーは深く、重い。特殊な存在に生まれついた主人公の運命をたどる物語は、仲間たちや存在感溢れる脇役に彩られ、プレイヤーの心境に深く訴えかけてくる。 かと思えば、迫り来る世界の危機をよそに、趣味の釣りに打ち興じたり妖精さんと戯れたりしてもいい。この巧みな緩急のつけ方が本シリーズの持つ不思議な魅力の1つである。 多少の粗はあれど、シリーズの色を濃く濃く反映させつつ全体的なパワーアップを図り、見事に成功を収めた名作である。 余談 作中にムービーなどは無いが、エンディングでは一見普通のゲーム画面のように見えて、キャラドットをイメージイラストに近付けた精密なクオリティで且つ大きく描く演出がある。 ヒロインのニーナは服の色などがイラストとドットで結構違うので、ゲーム中ではここで初めて本来の姿が映ると言える。 TVCMではアニメーションが用いられている。更にCMソングとしてSOPHIAの「街」が起用され、印象的なCMになっていた。 しかし本編中はエンディング主題歌こそあるが、「街」は収録されていないため、CMに惹かれて買って残念がったプレイヤーもいたとか。 次回作のオープニングは主題歌は無いが、アニメが採用されている。 + TVCM ドラマCDが発売されている。 内容はゲームとは違う展開で、ニーナ視点での幼年期から青年期開始までを描く。 声優も異なっており、幼年期リュウも山口氏が担当しているほか、リュウとニーナ以外のキャラは全員有名声優に変更されている。 PSPで移植版が発売された。新モードとして、釣りのみを行う「FISHING MODE」と、設定資料イラストを見られる「GALLERY MODE」が追加されている。 しかしUMD版はPSP初期の作品のためかロードが非常に遅くなっている。後にDL版も発売されており、こちらであればロード時間は幾分か改善されている。 その他細かい変更点として、とあるボスの配色とスキルの名称が変更されている。あまりにもパロディ色が強かった影響だろう。 シリーズ6作の内、本作のみサブタイトルが存在しない。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11518.html
今日 - 合計 - ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーターの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時33分16秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1118.html
ヒトは弱くて 『宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!』 愚かで 『神聖で、美しく、そして、強力な使い魔よ!』 間違いを繰り返し 『私は心より求め、訴えるわ!!』 ……そして美しい生き物だ―――――― 『わが導きに応えなさい!!!!』 ブレス オブ ファイア 0 ~虚無ろわざるもの~ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールはかつて無い手ごたえを感じていた。 これまでの爆発とは規模の違う、天を覆いつくすような爆煙が上がり その向こうに長い首をもたげ、翼をはためかせる白銀の巨躯を見たからだ。 煙の向こう側であり、未だにその姿は見えていないというのに強烈な威圧感を放つ、何者か。 その影、恐らくは、竜。 ―――成功だ。 喜びで不意に涙がこぼれそうになるが、ルイズはぐっと奥歯を食い縛り耐えた。 『ゼロ』と呼ばれ続けた身なれど、だからこそ最後まで失態は許されない。 契約が終わるまでが召喚の儀式であるのだから。 今は地に伏せ、機を待つべき。 ゆっくりと煙が晴れ、彼女の使い魔が姿をみせて―――――― 「……あんた……誰……?」 煙が晴れたその先には、銀髪の青年が横たわっていた。 「え……?は、裸の……平民?」 「へ、へいみ……ん?」 「は、は、はっはははは!!見ろ、ゼロのルイズが平民を!!平民を召喚し……た……ぞ?」 「いや、よく見ろ!耳がとがってる!エルフだ!!」 「な、え、エルフだってーー!?」 周りを取り囲む有象無象のざわめきを意識から追いやる。 「……ミスタ・コルベール、彼はエルフなのでしょうか?それとも……」 「ええ、ミス・ヴァリエール。使い魔の儀式は神聖なものです。呼び出したものが何者であれやり直しは出来ません。 例え、その相手がエルフであったとしても。さあ彼が立ち直る前に、契約を」 先生から確認と許可を貰い、契約を急かされたのだが、聞きたかった意図は通じなかったようだ。 どうやら爆煙の向こうに見えた巨大な影は、近い場所に居た自分にしか見えていなかったようだった。 しかし、ドラゴンだろうが、エルフだろうがそんなことは彼女にとってどうでも良かった。 ルイズにとって重要なのは、目の前で億劫そうに頭を起こす自分の使い魔となる存在が 間違いなく神聖で、美しく、そして、強力な使い魔であるだろうということだった。 銀髪の青年の瞳が、こちらを射抜いている。 「オマエ、は……?」 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ!」 一息で契約の呪文を唱え、サラサラの銀髪に指を入れアゴを持ち上げる。 さあ、神聖なる契約を。 目を瞑り、顔を近づけ、ルイズの唇は彼の唇へと―――――― ――――――あれっ? 手ごたえの無さにルイズは眉を顰めた。 そうか、目を瞑っていたから距離を誤ったのか、と自己分析する。 仕方が無い、これがファーストキスであるのだから失敗もするだろう。 今度こそ、と薄目を開けつつ顔を近づけ…… ……また失敗した。 いや、違う。この男、キスを避けている!? とうとうルイズの瞳は驚愕によって大きく開かれた。 「ん!ん!ん!んーー!」 「……」 こんな所で諦めてなるものか、とルイズは青年の頭部をしかと両手で固定し 契約のキスを、迫る!迫る!迫る!迫る! 負けじと青年も、避ける!避ける!避ける!避ける! 傍から見れば、今の彼女は血走った目で全裸の青年を押し倒し襲い掛かる女にしか見えないだろう。 エルフであるかもしれない、という恐怖から微妙な顔をしているクラスメート達の中で ルイズにいつもちょっかいを掛けていたツェルプストーという赤髪の女生徒だけが 腹を抱えて笑い転げていた。 ぜぇぜぇと荒い息を吐きつつ、ルイズはもう何度目かになる契約に挑戦する。 頭をつかまれているので大きく避けることが出来ず、顔面を唾液まみれにされている青年はとても迷惑そうな顔をしていた。 結局コルベールに割って入られるまでルイズによるキスの応酬は続いたのだった。 「もうっ、信じらんない!貴族のキスを避けるなんて!しかもエルフじゃなくて、ちょっと耳が尖ってるだけの平民だなんて どういうこと!?」 「……さあな」 夜、ルイズの部屋にて彼女は青年と向かい合っていた。 契約失敗の後、コルベールからの質問によって彼はエルフではない、と判明したのだがそれからがまた大変だった。 ゼロのルイズが平民を召喚した、と囃す外野の声は以前に比べ、全く気にはならなかったし 契約には失敗したが、契約履行まで一年という猶予期間を学園長に与えられたので今すぐには留年の危機もない。 そんなことよりも、ルイズを悩ませているのはこの青年の突飛な行動にあった。 召喚された姿のまま、ぷらぷらさせて辺りをうろつこうとするし、何故か一般常識というものが悉く抜けていた。 いや、ヒトからどう思われようとかまわない、とでも言いたげな行動をとっていた。 今はまだ、必要最低限の文化的規範からは抜け出ていないが、放っておいたら何をするか解ったものではない。 とりあえずカーテンを裂いて腰に巻きつけてあるが、半裸のままである。 その滑らかな肌を持つ上半身に、いつの間にか魅入ってしまう。 いけない目の毒だ、とルイズは頭を振る。 「ねぇ、あんたホントに私の使い魔……なのよね?」 「……契約は為されていないが」 「なによ、私が呼び出したんだからあんたは私の使い魔なの!」 「……喚ばれるのは慣れている」 「うっさい!いいからキスさせなさい!!」 息巻いて飛び掛るが、またひょいと避けられ壁とキスするハメになる。 ひりひりと痛む鼻を撫でながら恨みがましい目を青年に向け、ルイズはまたかと歯噛みする。 何度もキスの機会を狙っているのだが、その度に避けられるという繰り返しである。 一年という猶予期間は設けられたものの、この調子では嫌がおうにも留年の危機を感じてしまう。 そもそも、この男は契約という縛りが無ければ自分の下から離れていってしまうのではないか。 早く契約を済ませなければ、もしくは自分の手元に置く手段を考えなければ。 青年はこちらの葛藤など関係ない、何処吹く風という様な態度でゆったりとルイズの与えた藁束の上に 座り込んでいた。 ルイズはその様があまりにも絵になっていてこの青年が、魔法を使えるかどうかは未だ解らないが まさか何処かの貴族なのでは、とさえ思ってしまったほどである。 他にも使い魔たちが一斉に仰向けになり服従の意を示したりと、この青年は不思議な雰囲気を身に纏っていた。 使い魔達の中でもタバサという蒼髪の女生徒の使い魔、風竜のシルフィードの反応は特に顕著だった。 『ああああ~~!ちょっと!ぷらぷらさせてないで、早くこっちにきなさい!!』 『……あれは、竜、か?』 『はぁ、竜?特に珍しくも無いでしょ?だってあんたも……』 『きゅ、きゅいきゅい!?ほ、ほほほ本日はお日柄もよく御身もご立派にて―――!?』 『……喋っちゃダメ』 『で、ででででもお姉さま!こ、この方に挨拶しないのは失礼、ううん、声をかけるのすら恐れ多くって…… きゅい!痛い、痛いのねお姉さま!きゅいきゅい!!』 『……喋っちゃ、ダメ』 『きゅいきゅいきゅいーーー!!ごめんなさ、痛っ、痛いのねーーーー!!』 『なんか、もう……いろいろありすぎて疲れたわ……』 昨日までのルイズなら間違いなく驚いたであろうが、今の彼女にとってはドラゴンが喋るということは些細なことでしかなかった。 周りに人影もなく、ルイズだけにしかその事実は目撃されなかったのでタバサにより口止めを求められ、それを生返事で了解した。 しばらくタバサはなんとも不思議そうな、いぶかしむ様な表情を青年に向け、次いでその視線が下にさがるや 顔を耳まで赤くして走り去ってしまった。 その時はカーテンを与える前だったので、青年の自身がぷらぷらとしていたからだった。 翌日から毎日シルフィードによって贈られてくる貢物、もとい、お供え物にルイズはまた頭を抱えることになる。 「……はぁ、もういいわ。ねえ、貴方の名前は?」 「フぉ…………ロンだ」 「ちょ!?今明らかに言い直したわよね!?ねぇちょっと、ねえ!?」 この犬! と、普段のルイズなら激昂しただろうが彼女は何故か青年、 ロンをそう呼ぶことはできなかった。 確信はなかったが頭どこかで理解していたからだ、この男が竜の化身だということを。 召喚の煙の向こうに感じた気配、人の身の内にこのような圧倒的な気配は閉じ込められないだろう。 これから先、自分とロンにどんな出来事が待ち受けているだろうか。 ルイズは己の使い魔となるロンを視界に入れ、馬での遠乗りを楽しみにする子供のように 明日が待ちきれない、という気持を笑顔いっぱいに広げながらベッドの中に潜り込んだ。 ――――――思えばこの時が、一番幸せだったのかもしれない。 何も知らず笑いあえていた時が。 ルイズとロンにとって。 否、人間もエルフも幻獣も、このハルケギニアに住まう全てのヒトにとって。 うつろうもの達にとって―――――― ルイズは瞑目し、目まぐるしく瞬く間に過ぎ去っていった大切な思い出を、 ロンと初めて出会った日の事を思い起こしていた。 ゆっくりと目を開ける。 「ここが……聖地……」 肉の森を抜けた先。 眼前には封印されし遺跡が、 始祖ブリミルが降臨せし聖地が広がっていた。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/12315.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 BREATH OF FIRE III タイトル BREATH OF FIRE III ブレスオブファイア3 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00990 ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 1997-9-11 価格 5800円(税別) タイトル BREATH OF FIRE III PlayStation the Best 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86720 ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 2000-12-21 価格 2800円(税別) ブレスオブファイア 関連 Console Game SFC BREATH of FIRE BREATH of FIRE II PS BREATH OF FIRE III レスオブファイア IV うつろわざるもの Handheld Game GBA ブレスオブファイア 竜の戦士 ブレスオブファイア II 使命の子 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/urawaza/pages/239.html
■SuperFamicom Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■ブレス オブ ファイア 竜の戦士 BREATH OF FIRE ■「裏技・攻略」情報 ●小技:賺錢 持有「ひもつきさいふ」下到闇の街的宿屋過夜,就會發生宿屋偷錢失敗事件、還僧付玩者掩口費5000ゼニー。 而如果用ニーナ或ディース仍為隊伍先頭、到光の街最右上方的家跟2樓的男人談話、在他問「もませてくれたら、ぜにをやろう」時選擇「はい」就可得到20000ゼニー。 ●小技:隱藏角色出現 在やみの町被問及「手品を見てみませんか」後回答「はい」2次,然後在「…そちらをみますか?」一句出現時選擇「いいえ」2次,第三次選擇「はい」時就會看到春麗。而在「…そちらをみますか?」時選擇「いいえ」24次、到第25次再選擇「はい」的話,則會看到粉紅色的春麗。 Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■SuperFamicom
https://w.atwiki.jp/rpgtalk/pages/28.html
188 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/02(火) 22 20 50 ID StOc0WwN0 ブレスオブファイア5 189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/02(火) 22 32 45 ID NVH0ZUv10 『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』は カプコンより2002年11月14日に発売されたロールプレイングゲーム 「ブレス オブ ファイア」シリーズとしては5作目で、 プレイステーション2へとプラットフォームを移した。 これまでのシリーズと世界観などが大きく異なるため、 事実上『ブレス オブ ファイアV』がサブタイトル扱いで 『ドラゴンクォーター』とのみ呼称されることもある。 今作は、舞台が近未来的な地下世界となり、前作まで数多く登場した亜人たちは ほとんど登場しなくなるなど、それまでの作品とは大きく毛色が異なる。 また、敵が強めに設定されており、セーブ回数も限られているなど、 ゲームの難易度もやや高めになっている。 なお、過去のシリーズで存在した釣りシステムは無くなっている。 開発段階では釣りシステムは存在していたと攻略本などでスタッフにより語られていたが、 製品版では最終的に組み込まれなかった。 190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/02(火) 23 41 40 ID ckgqIPkB0 すげえ、今日一日であっと言う間に空の軌跡スレがおすすめ入りしたw 191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 00 36 48 ID 4cf4sXgS0 システムがとっつきにくく、やり直しプレイ推奨の難易度はやはり人を選ぶ キャラ造形もグラも万人向けとは言えず世界観もシナリオもひたすら陰惨 結果的にシリーズにトドメを刺し今や新品が1コインワゴンの常連 なんとなく買った人間からは大抵途中で投げだされクソゲーの烙印を押される けど俺は大好き 理由はDカウンターの爽快感と緊張感、高難易度ながらも決して理不尽ではない戦闘バランス等、色々あるけど・・ なによりEDが素晴らしすぎる 閉鎖的な地下世界を耐えた先にある青空の爽やかさ、安易な死では終わらせない結末に泣いた 強制はしないけど、未プレイの人や途中で投げた人にも最後までプレイしてEDを見て欲しいなぁ・・と思うゲームです 192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 00 41 07 ID +GK/Qxyo0 既存のブレスシリーズファンには賛否両論らしいが、 ゲームショウのPVやTVCM、店頭でのオープニングデモなどに惹かれて買った ブレス未経験者な俺には純粋に良ゲー セーブ制限と共に閉鎖的な空間で不意を突いて襲ってくる敵にガクブルしつつ、段々とそれが快感になってくる それでいて一度倒した敵シンボルは基本的に復活しないから、 一度通ったマップで起こるわずらわしいエンカウントだとかレベル上げで中だるみするとかそういう事が無いのもいい 193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 00 57 23 ID XEgy4xCp0 正直、エンディングを見るか否かで評価も変わってきそうだよね。 私は結構好きだった。SOLしても、続きの見たさでがんばった。 194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 00 59 08 ID oT3FcCAz0 Dダッシュで寿命が縮まると把握して無くて 使いすぎで詰んだ。 195 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 24 29 ID 9PMLkj6+0 結論から言うとエンディングが滅茶苦茶いい。 1周目何の予備知識も無しに苦労してたどり着いた終盤、カウンター100% ギリギリでクリア。(ラストバトルはものの数秒だったw) 当時身体的に色々しんどかったせいか途中でリュウが体が蝕まれ 苦しそうな描写があると、必要以上に感情移入してしまっていた。 そのせいでカウンター170%くらい行ってたリュウはまだ生きてるのが 不思議なレベルと想像しものすごい激痛の中でニーナに笑いかけた んだろうな、と思った瞬間「あ・・・ヤバイ」と感じ、 チェトレの「世界を変え 誰かを救おうと思った その強い願いが なければ ここまでは来れなかった」のセリフでもう号泣。 画面が涙で見えなくなるなんて初体験だったし、こんなに泣く なんて小さい頃じいちゃん死んだ時以来な上まさか自分が たかがゲームで号泣すると思ってなくて驚いた覚えが。 しかもそのあとのリンプー泣き崩れ>(あのニーナが!) 「リュウーー!!」>「・・・泣きすぎだよ、ニーナ・・・!」 ずるいだろ、そりゃ泣くわ。と思ったなあ。 この上、D値判定のシステムを生かして一定以下のD値だと リュウ死亡・残った2人号泣エンド。以上なら上記エンドだったら あんまり気軽に神とか言わない方だが神認定してたw 196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 25 52 ID l/FWXjJT0 ソフマップで新品280円で投げ売りされた 非常に評判の良い黒歴史である 生みの親であるブレス開発チームを消滅させ、シリーズの歴史に終止符を打った 197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 31 11 ID GunwD1Hz0 EDを見たとき、EDに感動して泣いてるのか今までの苦労を思い返して泣いてるのか分からなかったw 多分両方だな 初めてやる人は、攻略サイト・本を見ずにEDまで行ってほしいと心底思う たかがグミの群れに殺されそうになったり、アブソリュートディフェンスは絶対防御!の驚きったらもう でも2周目はぬるくなったり新鮮な驚きがないのは、当然とはいえ残念 198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 32 48 ID 4cf4sXgS0 音楽関連も良いね 鬼束ちひろの主題歌はもちろん、BGMも崎元仁&光田康典とやたら豪華 最終戦~ED・スタッフロールの流れの良さもこれらの音楽があってこそだよな 199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 33 29 ID dl6g5dw00 これだけは言っておく 主人公の名前は変えちゃダメ 200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 37 31 ID SOHL2/g+0 198 なに!光田さんがやってるのか だったら買ってみようかな、このシリーズを一切やってないから先入観もないし 201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 01 39 19 ID 4cf4sXgS0 光田さんは作曲じゃなくて音響効果(?)だけどね でもちょっとでも興味持ったならプレイしてみて欲しい 安いしw 202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 02 17 34 ID XEgy4xCp0 3>5>4>2>1とやった。 私は、あまり先入観を持たずにプレイできたほうだとおもう。 説明書を読んでも、なにがなんだかわからず、爆弾が上手く使えず、 うまにくを使って敵を避けるくらいしか出来なかった。 結局1回目は中層までいってSOLした。それを何度も繰り返し、 上層区を超え、SOLは5回くらいになった。 中央省庁区でセーブして4回くらい死んだ後、やっとクリアできた。 親フラグとかでリセットされたこともしばしばあった。 今までで、ここまで苦労したゲームは初めてだった。 それであのストーリー。 リュウがニーナの暗がりの中を手を引いて歩く。 汚染物質を吸い込んだ、痛々しいニーナの姿。 リュウが「死ぬのかな」っていった時のリンの優しそうな顔。 ニーナとリュウ、どちらに関しても絶望的な(ストーリーも絶望的、ゲームシステム的にも絶望)状況で必死に空を目指し、 やっとたどり着いたあの時の感動といったら…。言葉に出来ないww 今までの苦労と、アジーンの言葉と「なきすぎだよニーナ」の一言で涙腺決壊だわ。 203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 02 18 37 ID aaC+0jo+O 197 ただ2週目から出るSOLイベントとかもあって苦ではなかったよ むしろまだ倒してない上層部メンバーとか倒したり 204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 03 04 40 ID 9PMLkj6+0 エンディングの感想書いてたら、また見たくなって 久しぶりにクリアして来たが、チェトレじゃなくて アジーンだし、ニーナ「リュウーー!」>リン泣き崩れ だったなw かれこれ7年前の記憶のせいか大分ウロだったな。 205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/06/03(水) 03 37 18 ID KAVEoUWO0 ここまで ザ・ブラックオニキス シャイニング・フォースネオ ロマシングサガ3 クロノクロス ワイルドアームズ ファイナルファンタジー9 デュープリズム 幻想水滸伝 テイルズオブエターニア MOTHER2 ビヨンド ザ ビヨンド 英雄伝説空の軌跡 ブレスオブファイア5 206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 03 39 01 ID KAVEoUWO0 sage忘れすまん。 207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 03 50 14 ID KAVEoUWO0 あと、 173準拠で ・他板扱いのゲーム(FFDQ・SRPG・携帯RPG・フリゲ等)の話題もある程度OKとします。 を 1のルールに追加した方がいいのでは 208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 06 38 07 ID GM5EOKku0 結構前から買っていて、最近開封して一気にクリアしたがブレスの名に恥じず歯応えがあるゲームだった 襲撃のBGMとボッシュのブチキレた声とドラゴンキラーの挙動の組み合わせは最高 エリュオン先生登場のムービーはジョジョのボス戦みたいだ チェトレ戦のBGMはイベント戦には勿体無いほどいい キャラはボッシュとデモニドさんとオンコットが最高 209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 10 23 29 ID bOHFqk3cO なんだよ、話聞いてたらメチャクチャ面白そうなうえにメチャクチャ俺の好みそうじゃないか… 今やってるゲームが終わったら真っ先に買いにいくわ このスレ、知ってるゲームが出たらもちろん楽しめるけど、知らないゲームが出ても新規購入のきっかけになる 久々にいいスレに出会えたよ 210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 15 27 29 ID i75+laE6O 新しくやる人は、攻略なんかを見ないでやって欲しい。 結構難しいと思うけど、最低でもラスト付近は自力で終わらせるべき。 雰囲気やゲーム性が尖ってて、人を選ぶゲームだとは思うけどEDはガチ。 ハンカチ用意しておくべき 211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 15 56 50 ID dHpzqwaM0 激しくやってみたくなったが、実はPS2持ってないorz 読む限り移植の見込みもなさそうだし、本体ごと買うか。 212 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 16 32 51 ID bOHFqk3cO 210 もちろん一切見ずにやるぜ アクション要素以外で難しいRPGって最近はほとんどないし、 尖ってて難しくてやりがいがあって最後は泣ける、ってんならまさに求めてるRPGだよ 213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 19 17 04 ID dH3nYLtlO 自分も最近ハマったけどほんと良いゲーム。 一見シンプルだけど奥深い。 鬼束の曲ってこのゲームの世界観を歌詞にしてるのかな?考えてみたけど難しい… 214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 19 28 24 ID dl6g5dw00 物語的にもゲーム的にも常に満身創痍みたいな状態だったと記憶してる。 回復やセーブすら満足にできないし、ボスも雑魚もすげー強い。 特にネガティブとアブソリュートディフェンスはきつかった… 鬼束の歌は難しいけど「生きて生きて生きて生きて生きて生きて」って部分はドラクォそのものだね。 215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 20 04 11 ID dH3nYLtlO 214 回復アイテム無くなった時に道具屋がいたのは嬉しかったな~。 生きて生きて生きて~ってそのために空を目指すんだもんね。 216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 20 51 21 ID 4cf4sXgS0 初プレイ時は宿屋探して街中駆け回ったなぁ 217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 20 56 02 ID ob7JKEyO0 ブレスは1,2,3とプレイしてたけど、5だけはやってないんだよなぁ。 パッケージにグロテスク表記があってびっくりして買ってなかった。 今度見かけたら買ってきます。 218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21 24 22 ID i75+laE6O 確かにグロ表現多いかもしれんが、それが世界観の構築に一役買ってるんだよね。 手強い戦闘、閉塞的なダンジョン、じりじり上昇するDカウンター。 ただ理不尽な訳じゃなく、パーティーメンバーそれぞれの役割がはっきりしてるから戦略性も高い。 219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21 33 38 ID u1V6F6wk0 まぁ評判悪いのも凄く分かるし俺も最初は詰んだ でも買ったなら頑張ってED見て欲しい、あれはホント良かった 220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21 49 03 ID ew5XK+DjO ブレス5は戦闘がやたら面白かったけど他にああいうシステムのゲーム知らない? 221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21 51 35 ID TviIbGSE0 システムがとにかく好きなんだよなあ。もちろんあの世界観あってこそのシステムなんだけど。 罠システムがサイコー。罠使いこなした時の俺TUEEEEEEE感がたまらない。 でも初回の回復アイテム大量に持ち歩いてゴリ押しでジリジリ進んでいった緊張感もたまらない。 ドラクエ式のランダム(?)エンカウントが煩わしい身にとってはあのシステムは最高だった。 あと崎元さんのファンになったこれで。 エリュオンの登場シーンは今思い出しても鳥肌。初めて見たカルマの威力も鳥肌。 黒幕の真の思惑とか裏設定とか結構あるのに主人公たちにとってはそんなの関係なく ただ目の前の女の子を助けようって、在るかも分からない空を目指すっていうのが良い。 クピトとの会話でリュウが「ニーナを助けようとするのは自分の意志だ!」って宣言するシーンは熱い。 ボッシュもひたすら主人公に勝とうと追っかけてくるのが怖かったけど魅力的でもあった。 自分にとって一生モノのゲームだよ。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1590.html
ブレス オブ ファイア -竜の戦士- ・要約版:要約スレpart2-490,491 ・詳細版:part28-473~476・486~488・490・492~494・585~586・589、part29-16、part37-431~432 490 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水) 17 08 51 ID B6PSoNRj0 遥か昔、巨大な国を築いた竜族は、あらゆる願いを叶えるという 女神の力をめぐり、黒竜族と白竜族に別れて争ったが、白竜の勇者が 7人の仲間とともに、女神ミリアを封印する事で、戦争は終わった。 主人公であるリュウの属する白竜族は、竜の力を捨てて隠居していたが 再びミリアの力を手に入れ、世界征服をしようとする黒竜王ゾーゴンにより 村を襲撃され、リュウは姉を失ってしまう。 黒竜族の野望を砕くために旅に出た竜は、自然の力を司り かつて女神ミリアを封印した秘宝、6つの鍵を巡って 幾多の将軍や黒竜四天王と激しい戦いを繰り広げる。 全ての鍵を手に入れ、ゾーゴンを倒したリュウだが ゾーゴンを裏切った親衛隊長ジュダスの策略により、女神ミリアは復活してしまう。 無邪気な少女を装い、リュウの戦意を削ごうとするミリアだが、かつて白竜族の残した 最後の力で、醜悪な正体を暴かれ、リュウ達に再び封印された。 英雄となったリュウ達は、戦いで傷ついた世界の復興のために旅立つのだった。 491 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水) 17 13 48 ID B6PSoNRj0 ブレスシリーズが結構あったので、せっかくだから書いてみた。 ちなみに、6つの鍵の内訳は 大地の鍵:地震を起こし、逆に地震を封じることもできる。 王の鍵:目からビームを放つ巨大ゴーレムの起動キー。 闇の鍵:辺り一帯を闇で覆う。道具として使うと、夜になる。 光の鍵:闇の鍵の逆。 天の鍵:天候を自在に操る。 時の鍵:時を自在に操り、タイムマシン的な使い方もできる。 と、王の鍵が他の鍵に比べてショボイ・・・。 473 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)17 32 37 ID B6PSoNRj0 要約スレにも書いてきたが、最近クリアしたので書いてみる。 数千年前、人々に欲望のまま望む物を与え争わせる邪悪な女神ミリアが現れた。 ミリアの力を巡り、強大な力を持つ竜族は黒竜族と白竜族に分かれ激しく争った。 後に「女神戦争」と呼ばれるこの戦争は長く続き、世界に大きな傷跡を残した。 しかし、白竜族から女神に立ち向かう勇者が現れ、7人の仲間と共に6つの鍵で 女神ミリアを封印する事に成功した。竜族は自らの過ちを悔やみ、その強大な力を封印した。 白竜族の少年、リュウはある日、夢の中で竜の神の御告げを聞く。 「目覚めよ、竜の戦士よ、邪悪な者が現れる、竜の力を呼び覚ませ」と。 目が覚めると、家が炎に包まれていた。 長老いわく、黒竜族が攻めて来たのだという。 竜の力を封印した白竜族に戦う術は無い。 リュウの姉、セイラは村人を石化させ、単身ジュダスに挑むが 敗北してしまった。 リュウは黒竜族を倒し、姉の仇を討つためにドラグニールを旅立った。 474 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)17 46 45 ID B6PSoNRj0 ドラグニールの近くにあるカンタベルに到着したリュウは 黒竜族に国を乗っ取られたという、ナナイ王国の国王に出会う。 彼は、廃墟の城に住むモンスターを撃退して、この町で ナナイ王国を復興しようとしていた。 リュウは廃墟に乗り込み、巨大な蛙のような魔物・ブリーブを倒す。 リュウが国王にブリーブを倒した事を報告すると、突如地震が起きた。 ナナイ王国の地下にある、大地の神殿の力で この辺りには滅多に地震は起きないはず・・・。 リュウの力を見込んだ国王は、大地の神殿の潜入して欲しいと頼む。 夜中、兵士のめを掻い潜って大地の神殿の中枢部に潜りこむリュウ。 そこには、女神の鍵の一つである「大地の鍵」を使って 地震を操ろうとする黒竜族の将軍がいた。 リュウに敗れた将軍は、大地の鍵を暴走させようとする。 鍵を奪って脱出したリュウだが、ナナイ王国は大地震で崩れ去ってしまった。 475 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)18 12 13 ID B6PSoNRj0 「自分の部下になって欲しいが、リュウにはもっと大きな使命がある」と ナナイ国王はリュウに比翼族(背中に鳥の羽を持ち、大鳥に変身できる)の国・ウインディアに行くようにと勧める。 東の地へと行くため、ウインディア王に秘密の通路を通る 許可を求めようとするが、姫であるニーナの指示で、とりあえず 客室で休むように言われてしまう。 黒竜族の罠で、王が病に倒れた事を外部に漏らさないようにするためである。 ここで視点がニーナへと変更される。 父が倒れた毒を仕掛けた相手が、西の魔法使いである事を知ったニーナは 一人で魔法使いを倒そうと、城を抜け出した。 しかし、魔法使いの塔への通路である、アウラの洞窟で兵士に見つかってしまう。 絶対に行くと主張するニーナに対し、兵士は自分たちを二人を連れて行く事を条件に許可する。 洞窟を抜けた先にある、ロメロ村の人々が言うには、魔法使いは 若い娘を使って、不老不死の薬を作ろうとしているらしい。 魔法使いの塔に乗り込み、娘達を解放するニーナ達だが、比翼族の力を奪う モロミの実の煙によって、ニーナは魔法使いに囚われてしまう。 兵士1が囮となり、兵士2はウインディアに救援を呼びに行くが、黒竜族によって 重傷を負わされてしまう。 魔法使いには比翼族に勝てない、城に訪れている戦士の力を借りれば・・・。 そう言い残すと、兵士2は息絶えた。 比翼族の兵士達は、リュウに助力を願い、大鳥に変身して 竜に変身した黒竜族と戦い、塔までリュウを送り届けた。 ニーナが薬の材料にされる直前、リュウは魔法使いを倒し ウインディア王に解毒薬を届けた。 父が元気になった事を確認したニーナは、リュウと共に旅に出ると 宣言する。 足手まといになるから、やめろと言う王だが、ニーナは諦めない。 根負けした王は、リュウの力を信じて、秘密の通路を使い、東の地に旅立つ事を 許可するのだった。 476 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)18 44 46 ID B6PSoNRj0 東の地に渡り、森の民(狼の獣人で、森に住む狩猟民族)の住む タタールに辿り着いた一行。 そこにも黒竜族の魔の手が伸びており、せき止めた川の水を 元通りにして欲しければ、勇者の指輪を渡せと脅迫しているという。 となり町のトトールの村長も、黒竜族の言うことを聞けとしつこく迫る。 急に村長の人柄が変わった、村に村長がいるはずなのに、森で村長を見た等の 話を聞いたリュウ達は、タタールでノコギリを作ってもらい、嘆きの森を調べはじめる。 木を切り倒す気持ち良さに、ノコギリが折れるまで伐採を続けたリュウは ちょっと切り過ぎた事を反省しつつ、森の奥に踏み入る。 そこにはやはり、黒竜族の隠し砦があり、本物の村長はそこで捕らえられていたのだ。 兵士達を倒し、村長を救い出したリュウ達だが、村長は戻る前に 砦の武器を奪っていこう!と熱心に主張する。 長老の意見を聞き入れ、砦の奥に進むリュウ達だが、牢に閉じ込められて ポチという、コカトリス風の鳥のエサにされそうになる。 なんと、囚われていた村長も偽者だったのだ。 ポチを倒された偽村長は、激怒してリュウ達をポチの代わりに牢の中で飼おうとするが 森の民の戦士、ギリアムの放った矢がスイッチを破壊し、リュウ達は解放された。 正体を現した将軍を破り、今度こそ本物の村長を助けたリュウ達は 村長から、村の北にあるゴーレムを起動するための鍵がパラスの浮島にある事を聞き 川をせき止めた岩を破壊するため、王の鍵の封印を解くために パラスの浮島に向かった。 486 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 11 19 ID pg7yOSb90 パラスじゃなくて、パスラの浮島だった・・・。 長いほうは初めて書いたけど、結構疲れるね。 パスラの浮島とは、ロメロ村の北西にある謎の浮遊遺跡である。 ロメロ村にある謎の石版が泣ければ、中に入る事はできないのだが かつて魔法使いが行った謎の実験のせいで、村にはゾンビが溢れかえっており 石版どころの話では無かった。 石版の持ち主である老婆は、たとえゾンビでも夫が蘇った事を喜び 事件の解決を図るリュウ達にいい顔をしないが ゾンビ化した夫からの説得もあり、聖なる水を汲む事のできる クラインの壷を託す。 安らぎの洞窟から聖なる水を持ち帰り、ゾンビ達を解放したリュウは 礼として謎の石版を受け取り、パスラの浮島に向かう。 浮島の中では、女神の鍵の一つである「王の鍵」をガーディアンが守っていた。 ガーディアンを打ち破り、勇者である事を証明し、王の鍵を手に入れたリュウ達は トトールの北にあるゴーレムの元へ向い ゴーレムを起動させ、必殺ビームで川をせき止めていた岩を砕いた。 村に平和が戻った事を喜ぶタタールの村長は、リュウこそ勇者の指輪を 持つ者として相応しいと、指輪を安置してあるほこらへの鍵を渡す。 ほこらまで勇者の指輪を取りに行くリュウ。 その間に、タタールではギリアムの友人と、トトールの女性の結婚式の準備が行われていた。 リュウが無事に戻ると、結婚式が始まり、村は幸せなムードに包まれる。 その時、謎の振動が村を襲う。 「お前らが浮かれている間に巨人は頂いたぞ!」 黒竜族の将軍は、そう宣言するとゴーレムビームでトトールを吹き飛ばした。 タタールも同じ目に会いたくなければ、勇者の指輪を渡せと迫る将軍。 リュウ達はゴーレムの中に乗り込み、強靭な筋肉を持つ巨人マッスルに 変身した将軍を打ち倒した。 将軍から開放されたゴーレムは、リュウ達を降ろすと 二度と自分が悪用される事が無いように 火山の中に身を沈めた。 溢れ出した溶岩が、川を埋めて南の地への道を作り出す。 ゴーレムの別れの声を聞いた三人は 決意を新たにして南へと進むのだった。 487 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 29 28 ID pg7yOSb90 竜の祠にてセイントネイルを倒し、第一の竜の封印を解き パピーに変身する力を得たリュウ達は 岬の洞窟を抜け、光の町に向かう。 しかし三人は、町に入った途端に「顔が犯罪者っぽい」という とんでもない理由で投獄されてしまった。 同じ牢に入れられていた少年が、アッサリと鍵を開けてしまったため あっさりと脱獄に成功したリュウ達だが、いつものように 民家でアイテムを漁ろうとしたため、また投獄されてしまう。 再び少年の力を借りて脱獄し、町の人々の話を聞くと この町の有力者であるロズオータ家は、女神の鍵の一つ「光の鍵」を所有しており 町の安全と引き換えに、黒竜族に鍵を渡そうとしているらしい。 ロズオータに鍵を渡さないようにと頼みに行くリュウ達だが 逆に娘が光の鍵の大金庫に閉じ込められてしまったため、闇の町まで 金庫を開けれる盗賊を探しに行ってくれと頼まれてしまう。 488 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 56 08 ID pg7yOSb90 光と闇の洞窟を抜け、光の町とは逆に 常に闇に包まれた闇の町へと向かう一行。 そこは黒竜族によって故郷を滅ぼされた者達が集まって出来た町で 住人の多くは、金を騙し取る事を生業とする盗賊達である。 盗賊ギルド長に、光の町の大金庫を開けれる盗賊に心当りは無いかと聞くと 情報料として、金の延べ棒を要求される。 リュウ達は光の町に戻り、金策に走り回る。 二日酔いの男に薬を届けたり、爺さんにニーナをもみもみさせてあげたり 妖精に囚われた男を解放したり・・・(無闇に木を伐採する姿勢が、妖精の逆鱗に触れたのだ。 二度と無闇に木を切らないと約束する事で開放されたが、嘆きの森の一件のせいか、心なしか挙動不振なニーナであった。) 金の延べ棒の代わりに、ダンクという少年が 盗人の墓と呼ばれる砂漠の遺跡で腕試しをしている情報と 砂漠を渡るために必要な氷の扇子を手に入れたリュウ達は 砂漠に向かい、砂漠に住むヂューン族から、家畜を食う砂ミミズを退治する事で 盗人の墓に入るのに必要な、盗賊の笛を譲り受ける。 盗人の墓の奥深く、迂闊な盗人を餌にするモンスター・バックベアードが襲い掛かってきた。 難なく撃退した一行が、奥にある宝を漁っていると なんと部屋が封鎖されて水攻めの罠にかかってしまう。 ニーナは、実はカナヅチなので溺れてしまうと焦り(余談だが、比翼族は空を飛ぶために 体重が非常に軽く、密度を考えれば、沈む事はありえない。) ギリアムは、落ち着いて脱出法を探ろうと提案する。 部屋を探る三人だが、やはり脱出法は無い! すると、光の町の牢に居た少年が現れ 「こんな罠に引っかかるなんて、どこの素人さんかな」 と言うと、アッサリと罠を解除してしまった。 彼こそが、盗賊のダンクだったのだ。 事情を説明し、光の町に来て欲しいと頼む一行だが、ダンクは この墓の奥にある、秘伝の書を見てからじゃないと自信が無いという。 リュウ達と共に墓の最深部にすすむダンク。 そこには、この墓そのものが秘伝の書であり、ここまで来れた事こそが 世界一の盗賊である証だと書かれていた。 こうして自信をつけたダンクと共に、一行は光の町へと向かうのであった。 ちなみに、ダンクは他の種族と合体する事で、飛躍的に能力が上昇する力を持つ 王族の末裔なのだが、この特殊能力は完全に隠し要素であり ストーリー的な絡みは皆無である。 490 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)03 45 42 ID pg7yOSb90 ダンクの力で大金庫を開けて、ロズアータの娘を救助した一行。 なんと、娘は父に抗議するために自分で金庫に入ったという。 死んだ母がいれば、父を説得できるのに・・・。 それを聞いた一行は、光と闇の塔で死者と話をしているという 老人に会いに行く。 彼は、塔の最上階にある女神の鍵の一つ「闇の鍵」を持ってくれば、勇者と認めて 秘宝を渡そうと約束する。 ガーディアンの守る闇の鍵は、勇者にしか封印を解く事ができない・・・ と言いたい所だが、実は昔、光の鍵を盗まれてしまったという。 それはともかくとして、リュウ達はガーディアンを打ち破り、闇の鍵の封印を解くと ガーディアンは、無責任にも「じゃあ(光の鍵のことを)よろしく!」と言い残して消滅した。 老人に闇の鍵を見せ、霊界と会話できる黄泉の鏡を受け取ると 光の町に戻り、ロズアータの説得にかかるリュウ。 娘を守るためならば、鍵の一つや二つどうでもいいと言うロスアータだが ロスアータ夫人は、どんな困難にも立ち向かった若いころを思い出してという。 説得を受け入れた。 ロスアータの船で黒竜帝国の帝都へ向かおうとする一行だが 光の鍵を奪いに来た将軍の手により、船を沈められてしまう。 帝都に向かうのならば、途中にある自分の故郷まで送って欲しいという 魚人のマニーロの助けを得て、黒竜族の秘密基地から 船を奪った一行だが、出航後に黒竜族の船に囲まれてしまう。 こうなったら、船を自爆させて、海に逃げよう。 魚人である自分を信じろというマニーロ。 焦った将軍は、イカの化け物のテンタクルスへと変身し、マニーロを止めようとするが 力及ばず、弟に後を託してリュウ達に倒されてしまう。 船を自爆させ、黒竜族の船も沈んだ。 しかし、その衝撃も予想外に大きかった。 マニーロ「アカン・・・やっぱダメかも・・・」 いちどう「ええええーーーーー!」 492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木)08 38 18 ID SdfnaegR0 >爺さんにニーナをもみもみさせてあげたり 援助交際ですか 493 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)13 50 12 ID pg7yOSb90 どう見ても援助交際です。 もう一度ニーナで話かけると、スケベなおなごじゃのうと言われる始末。 ちなみに、GBA版だと流石にまずいと判断されたのか、肩をもみもみになってる。 なんとか生き残り、無人島に流れついた一行。 この島から脱出するには、水中でも呼吸できる「つけえら」を 使うしかないというマニーロは、代金として100万ゼニーという法外な額を要求する。 当然リュウ達はそんな金を持っていないため、持ち金に加え、道具まで没収する事に。 一人海底に潜り、つけえらを手に入れるため、故郷でもある商都マッカに向かうマニーロ。 あこぎな商売を繰り返した事で破門されたマニーロだが、特にそんな事は気にせずに 元締めに商品を要求する。 すると、そもそも何故か納品されてないから、自分で取りに行ってくれといわれ 鉄鬼衆(鍛冶屋の職人集団。逞しい体を持つ獣人)の村、ガンツに向かう事になる。 納品はしてもらえたが、なんと若い者は全て黒竜族に連行されてしまったという。 元締めに商品を届けると、瀕死の鉄鬼衆の若者がマッカに飛び込んできた。 死神にとりつかれているのを見たマニーロは、死神を倒せる戦士に心当たりがある と、元締めに5000ゼニーを要求する。 鬼呼ばわりされながらも、つけえらを持って無人島に戻り、リュウ達を連れてきて 若者を死神から救ったのだった。 若者・・・ビルダーが言うには、連行された鉄鬼衆は 家族を人質に取られ、ナバル城で新兵器を作らされているのだという。 彼らを助ければ、破門を解くと言われたマニーロは俄然やる気を出し ビルダーも仲間に加えた6人は、ナバル城へと向かうのだった。 494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木)19 56 14 ID uPr7J06m0 492 この手のきわどいネタはシリーズ伝来のものでしてな。 585 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 14 13 ID H4RfE6mm0 続きいきます 黒竜族の隠し砦を見つけ、人質にされている女子供達を助けた一行。 その中には、ビルダーの奥さんも居た。 実は妊娠三ヶ月である事を伝えられ、やる気をだしたビルダーだが コカトリスの森の先にあるナバル城は、警備兵が異常に多くて突入できない。 森に居る謎の男が、東に居る老人ならば、なにか攻略法を授けてくれるかもしれないと 言うので、一同は老人に助言を求めることに。 その老人武器マニアで、なにか個性的な武器を見たいというので 盗人の墓で見つけたブーメランを見せると、異常な叫びを上げだすた。 どうやら満足したらしい老人から、コカトリスの卵を城に投げ込んで コカトリスに兵士を襲わせる作戦を提案。 コカトリスから卵を奪い、見事に作戦を成し遂げ 混乱するナバル城の奥で、スライムデビルを倒し 無事鉄鬼衆を救出する事が出来たが、将軍(弟)は 新兵器の爆弾を持ってマッカに向かってしまった。 586 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 30 01 ID H4RfE6mm0 急ぎマッカに引き返し、元締めに 黒竜族の艦隊が迫っている事を伝えると、元締めは 伝説の大魔法使いディースに助けを請おうと言う。 元締めから守護神像を貰い、砂漠にある 彷徨える都へと向かった一同は ディースの眠る神殿で、三体のガーディアンと戦う事になった。 リュウ達に倒されたガーディアンは、再び戦いの時が来た事を悟り ディースを起こそうとする。 ・・・が、ディースは中々起きない。 仕方なく、雷の魔法を食らわしてなんとか起こし、事情を話すと タイフーの卵を授け、これを海底火山において来いと言うと また眠ってしまった。 マッカの北にある海底火山に卵を置き、彷徨える都に戻ると ディースも女神の復活を防ぐために仲間になった。 ・・・しかし、強力な魔法の数々は、寝すぎのために忘れてしまった。 海底火山で孵化したタイフーは、黒竜族の船を次々と食べると、何処かへと 去っていった。 艦隊が敗れた将軍(弟)は、部下達と共に自ら海底に赴き それに対抗して、マッカの魚人達も巨大魚に変身して戦う。 巨大蟹デスクラブに変身した将軍(弟)を倒すと、彼は新兵器の爆弾で 自爆しようとする。 しかし、それを信じない魚人達は将軍(弟)を小突き回し、挑発する。 その態度にキレた将軍(弟)は、本当に自爆してしまったが 魚人達は、なんとか爆発前に逃げる事ができた。 この戦いでの功績が認められ、マニーロは破門を解かれ 巨大魚に変身するためのアイテム、商人玉を手に入れたのだった。 589 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 43 05 ID H4RfE6mm0 多くの女神の鍵を手に入れ、マッカ侵略の失敗の要である リュウ達を重く見た黒竜王ゾーゴンは、ついに親衛隊長ジュダス率いる 黒竜族四天王に出撃命令を出す。 大体の四天王がそうであるように、彼らはリュウ達の力を軽く見ており ジュダスを帝都から離し、失脚させるための他の将軍達の策謀ではと 心配するのだった。 ガンツ西の竜の祠でセントエルモを倒し、第二の竜の封印を解いた リュウ達は、変身したマニーロに乗って 風の村へと向かった。 この村では、何故か村人が全員精神が赤ん坊のようになっていた。 村の北の、あからさまに怪しい巨大花の近くにあるダンジョンの中には 四天王キュラが居た。 彼は、コダイハナを使って全人類赤ん坊化計画を行おうとしていたのだ。 さらに、謎の薬を使って、リュウ達を虫サイズに縮めると 研究所の奥に逃げてしまった。 ゴキブリに苦しめられているネズミを助け、彼らの薬で アッサリと元に戻ったリュウ達は、キュラを追い詰めるが キュラはモンスターを放つと逃げてしまった。 16 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 16 07 38 ID H4RfE6mm0 倒されたモンスターの姿が、村人のものに変わる。 彼はキュラに囚われ、モンスターに改造されたのだ。 看護のためにディースを残し、薬を取りに行く一行。 薬を取ってきてディースに渡すと、治療している間に 異変の原因であるコダイバナを始末しに行く事に。 コダイバナを倒し、家に戻ると 医療ミスのためにモンスター化したニコラが 暴れまわっていた。 半殺しにして、こんどこそ治療すると 恩返しのためと、ニコラは北の端の修復に向かった。 しかし、コダイバナを倒され怒り心頭のキュラは 真紅のドラゴン(ぽいもの)のデビマンダーに変身して 襲いかかってきた。 四天王キュラを倒したリュウ達は、橋を渡り 西へと向かうのだった。 431 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2008/03/30(日) 20 00 31 ID HE+RCZIn0 1年近く放置されてるんで一気に補完。 土食い人(モグラ獣人)の町、グラモールでは黒竜族に逆らった若者、モグが 四天王ジグムトの配下の夢魔に苦しめられていた。 夢の世界に入るため、音楽の国に向かうリュウ達だが、そこの女王はゾーゴンに熱を上げており 王家に受け継がれている時の鍵をゾーゴンに謙譲しようとしていた。 時の鍵は四天王カーラに奪われてしまったものの、夢の世界にはいる枕を手に入れたリュウ達は バラバラになったモグの心を集め、夢魔を倒し 天の鍵が封印された塔では四天王ジグムトに残された良心と協力して悪夢の世界を打ち破る。 そして時の鍵を手に入れたカーラは、かつて自分を虐げていた町の人々に復讐しようとするが 幼馴染の説得を受け入れて改心し、四天王ゴダを倒すため、時の鍵の力で幼馴染と共に消滅してしまった。 時の鍵の力で過去に飛ばされたニーナは、リュウ達と再会した時に少し成長していたため 大鳥に変身する力を得ていた。 大地、王、光、闇、天、時、全ての鍵を手に入れたリュウ達は遂に浮遊城に乗り込み 黒竜王ゾーゴンに挑む。 リュウ達を仲間に誘うゾーゴンだが、もちろんそんな邪悪な誘いには勧誘禁止だ。 ゾーゴンを倒し、姉セイラと再会したリュウは、再び女神を封印するために、鍵をセイラに渡す。 が、それは親衛隊長ジュダスの罠だった。 ジュダスはリュウにゾーゴンを倒させ、洗脳したセイラに鍵を回収させると、自分が女神の力を得ようとしていたのだ。 パスラの浮島へ向かい、女神の塔を復活させたジューダスを倒したリュウ達は 復活した女神と対峙するが、そこに居たのは可憐な少女だった。 だが、その姿は女神の策略。 無害な少女を演じて、願いを叶えようとする者を傀儡とするための物だ。 リュウは白竜族に伝わる最後の力を解放し、女神ミリアの醜悪な本性を明らかにした。 432 :ゲーム好き名無しさん:2008/03/30(日) 20 03 49 ID HE+RCZIn0 力をあわせ、ついに女神ミリアを倒したリュウ達は 長い戦いの終わりを名残惜しむ。 だが、彼らにはまだ黒竜族に荒らされた世界の復興という戦いが残っていた。 あと、竜の神はセーブポイントではなく、ちゃんとしたキャラクターだった。
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/377.html
管理人ゾンビの好きなゲーム
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1145.html
『ははは、逃げずにやってきたことだけは褒めてやろう!!』 『……スピリチュアル』 『げ、げぇーーッ!!ど、ドラゴンだってぇーー!?ギーシュ、逃げろ!!』 『うわーもうだめだー』 『ギーーシューーーー!?』 『残念だったな、オメェみてえなヒョロイのに振るわれる気はねぇぜ!』 『試し切りをさせてもらうぞ』 『あっ、オメ、聞いてねぇな!って、おでれーた……おめ、人間か?』 『それが気に入ったの?そんなのよりこっちの綺麗な剣にしなさいよ』 『うっせ、娘っ子!……なあ、お前さんそんなに俺を気に入ったのか?よしわかった、俺を買え!! 使い手もこねーし飽き飽きしてたんだ、これからよろしくな兄ちゃん!!デルフって呼んでくれや!!』 『苦労して盗んだと思ったらただのボロ剣だってぇ?っち、期待はずれもいいとこだよ、何が神殺しの剣だい! もういい、あたしのゴーレムでお前ら全員ふみつ……』 『サーペント』 『ほあーーーー!?』 『きゅいきゅい!素敵なのね!!おっきぃのね!!ひゃん!寒いのね!!きゅいきゅい!!』 『……喋っちゃダメだってば』 『フハハハハ!このような狭い空間では変身もできまい!!彼女も巻き込んでしまうからな!!』 『デルフ』 『応よ!初めて名前呼んでくれたな兄ちゃん!!兄ちゃんは全く俺を使わねぇからな……』 『人の身となった竜に何が出来るというのだ!遍在に囲まれて死ぬがい……消えた!? ぐわぁああ!!い、一瞬にして斬りつけたというのか!?』 『まだだ』 『なぁッ!?のああああ!!見えん!!何故見えんのだ!?先住魔法か!?』 『テメーがノロマなだけさね。なぁ兄ちゃん』 『ふむ』 『ぎょぇあああああ!!』 『ウェールズ、傷は浅いぞ!』 『ふふ、君も声を荒げる時があるんだね。ロン……君は、ヒトは醜く、汚い生き物だと言ったね?それは真実かもしれない。 しかし私は、人はそんなに汚れていないと、そう思うのだよ』 『……ああ、そうだな』 『はは、よかった。君は不思議なやつだなぁ。君のほうがよっぽど王の器に……くっ、ごふッ! うっ、く……ああ、できることなら最後に、一目だけでも……アン、リ……愛、して――――――』 『うぇーるず、さ、ま……?』 『……行くぞ、ルイズ』 『姫様、ウェールズ皇太子は……』 『そうですか……殿方って勝手ですね。残される者の想いなど、考えていないのでしょうね』 『……ウェールズは最後、お前のことを愛していると言って、死んだ』 『そう、ですか……本当に、殿方って、かって……ひぐっ、ううッ――――』 『姫様……』 『で、これが竜の羽衣なわけね?』 『そうです!おじいちゃんはこれに乗って飛んできたんですよ』 『こんな鉄の塊りがホントに飛ぶの?』 『……多分、ですけど』 『まあ、ロンには必要ないわね。普通に飛べるし』 『はぅあ!?も、盲点でしたー!』 『共に往きましょうロン、背中を貸して。今度は嫌だなんて言わないわよね?』 『ああ、そうだな。俺はお前の使い魔だから、な』 『え?い、いいい今、何て?』 『何でもない』 『ちょ、待ちなさいよ!!』 『ディヤァアアアア!!タイラントォオオ!!』 『うひょー!すげーぜ兄ちゃん!高ぇーー!!怖ぇーー!!こらおでれーた!!』 『集中できないから黙ってなさい、唯でさえ空気薄いんだから』 『いやだってな、オレ全然使われないからいい加減寂し、ってヤメテーー!鞘に入れないで、アッ――――』 『高度を上げる、同時に仕掛けるぞ』 『エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ……』 『――――ダーク・パニッシュ!!!!』 『――――エクス・プロージョン!!!!』 『は、はは、ハはハハは!圧倒的じゃあないか!やはり君の力は世界を掴むことができるのだよ! ルイズゥゥゥゥ!!――――――――』 『さよなら、ワルド……』 『ウェールズ、お前は苦しんでいるのか?』 『ちょっとダーリン、まずいわよあの竜巻!!』 『こちらも同じ事をやればいい。タバサ、キュルケ、魔力を流せ。重属魔法を仕掛ける』 『ええ!?だからそれは王族じゃないと……』 『彼ならできる』 『タバサ!?……ああん、もう!!わかったわよ!!』 『兄ちゃんは魔法まで使えるのか、いやドラゴンの魔法だから先住魔法だな!すげぇ、力が集まって、うおっまぶしっ!』 『テラ・ブレイク!!』 『え?え?ふぇええええ!?』 『すごい。想像以上』 『……やりすぎじゃね?姫さん生きてんのか……?』 『この始祖の祈祷書って……』 『初代ミョズニトニルンによって作成されたものだろう。始祖の言葉を書き留めた形式なのだろうが、 書き手が都合のいいように改竄した可能性もあるな。異教に奪われし聖地を取り戻すべく努力せよ、か』 『いったい、何故?』 『ヤツの臭いがする。腐ったヒトの臭いだ。ふん、読めたぞ。第四の使い魔。 ブリミルに向こう側から召喚された生物を素材に使ったか、こちらで召喚された生物を使ったか、あるいは――――』 『何?聞こえないわ、なんて言ったの?』 『……いや、何でもない』 『では何故、私の村は焼かれたというのだ!?』 『火を放つ、という事は消し去りたい何かがあったという事だ。それが人であれ、物であれ、他の何かであれ……』 『貴様の同類のせいで村は焼かれたんだろう!!貴様と同じ化け物が潜んでいたせいでッ!!』 『ならば、お前の手の内にあるその剣で、この身を貫くがいい。 その剣は、うつろうものがうつろわぬものにせめて一噛みと、磨いた牙だ。その牙で、殺せ』 『うるさいッ!やはり貴様は化け物だ!人の気持が解らぬ化け物だ!!私に貴様を殺せと言うのか!?この私に!貴様を!! 出来るわけがないだろうが!!この化け物め!化け物め化け物め化け物め――――ッ!!』 『アニエス……』 『ううっ、うううっ……うああぁぁぁ……ッ』 『……死してなお、悲しみを創るというのか――――ユンナ』 ――――――――思えば遠くに来たものだ。 目まぐるしく過ぎ去った日々を思い返し ロンは、ゆっくりとその目を開けた。 ブレス オブ ファイア 0 ~虚無ろわざるもの~ 中編 「ここが……聖地……」 ルイズの呟きに、ロンは肯首する。 「この下に、いるのね……」 「ああ、神がな。作り物の、だが」 「ヒトが創った神様、か。それは『記すことすらはばかられる』わね。 私いろいろ考えたわ、ロン。そして解ったの。神様は神様の世界に居るべきだって。この世界の中に、神様はいらない」 「……その通りだ」 忌々しげに肉の枝を蹴飛ばしながら、ルイズは溜息をついた。 「はぁ、結局ヒトは夢を見すぎていたのかしら。長くて、儚い、神様の夢。神様に憧れる、信教っていう夢」 「ロマリアの者共を非難するつもりはないが、ヒトは何かを信じなければ生きていけないのだろう。 彼らの言葉を借りるなら、これがどんなものであれ、神は神だということだ」 「見得ぬモノこそが美しいのにね。ビダーシャルの言ったとおり私は、ううん、人間はシャイターンだわ」 どくり、と地面が脈動する。 まるで何か、巨大な心臓が鼓動するかのような、そんな振るえだった。 それに併せて、肉の枝が伸びていく。 ルイズの身は虚無によって守られているが、ハルケギニア中に広がった肉の枝に対抗できるものは……多くはないだろう。 キュルケやタバサ達を筆頭とした強力なメイジをはじめ、エルフ達もしがらみを捨て、国を越え協力し合い 主要都市や民間人を守っているが、それも時間の問題だろう。 肉の枝は滅ぼすことが出来ないのだから。 共通の敵を得たことで、人間とエルフの数千年にも及ぶ争いに終止符が打たれ、和平が結ばれるとは。 何とも皮肉なモノだ、とルイズは思った。 滅びの時は近い。 しかし、その時は来ないのだと確信していた。 何故ならば、横に佇むこの頼もしい使い魔、いや仮り使い魔の青年が全てを打ち倒すと信じていたからだ。 ただ、その場にこの身を挟む余地がないことだけが、ルイズの胸を締め付けた。 「呪いが濃すぎるせいで、ここから先は私は入れないのよね? 悔しいわ、本当に悔しい。ロンを見送ることしか出来ないなんて……」 「でぇーぃじょうぶだって!なんてったって天下無敵の名刀、デルフリンガー様が兄ちゃんにはついてんだからな!」 「もう、デルフったら。あ、そうだ!ロン、最後にしておきたいことがあるわ。 あんたちょっと屈みなさい!時間は取らせないから」 「ああ、こうか?」 「ええ、いいわよ。あ、あと目も瞑りなさい」 言われて、ロンは素直に屈み、目を閉じた。 「今度は、避けないでよね」 ルイズのしなやかな指が頬を伝うのを感じる。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」 ――――――どれだけの時間が過ぎただろうか。 ロンにはそれがとても短くて、それでいて長い時間だったような気がした。 その時の中で左手の甲が熱くなったような気もしたが、口付けの衝撃に比べればどうでもいいことだった。 「……ふうっ。こっ、こここここ……」 「ニワトリか?」 「馬鹿!まったく、いい!?これで、あんたは私の使い魔になったんだから! ご主人様の言う事、聞かなくちゃいけないんだから!だから命令するわ! 絶対、必ず、帰ってきなさい!!」 「……ルイズ」 「何よ!ご主人様の命令を聞けないっていうの!?」 「ルイズ」 「ダメよ、言いなさい!帰ってくるって!」 「……」 「帰ってくるって……言いなさい、よぉ……」 ロンは縋るルイズの手を剥がし、彼女に背を向けた。 「……行ってくる」 「馬鹿ぁぁぁ……」 歩みを、進める。 ルイズは滅多なことでは泣かなかった。 最後に脳裏に焼き付けたのは、その気丈だった彼女の泣き顔だったことが 何故かロンには、ひどく残念に思えた。 聖地の地下。 歩みを、進める。 封印されし遺跡に張り巡らされた肉の枝を、神鉄の剣で斬り進んでいく。 ロンの右手には神殺しの剣が。 ロンの左手には魔法喰らいの剣が。 それぞれ握られていた。 「なあ、兄ちゃん」 「何だ、デルフ」 「今更だけどよ、兄ちゃんのことさ、相棒って呼んでもいいか?」 「好きにしろ」 「へへっ、あんがとよ!いや俺も運がよかったわ、最後にこんな最高な使い手にめぐり合えるなんてな!!」 「使い手?」 「あー、ガンダールヴっていってな、まあいいや。今となっちゃどうでもいいしな」 歩みを、進める。 道中、数多のよく解らない形をした怪異を切り伏せた。 終わりが見えない。 「身体が、軽い」 「へぇ、おでれーた!!冷血漢だとおもったらまぁ。熱い心を持ってんじゃねぇか!!」 歩みを、進める。 しかしどれほど進んでも、未だ終わりが見えない。 進むは、この先に待ち構えているものの胃袋か。 「そろそろか」 「ああ、ヤベェ気配がビンビン伝わってきてやがる」 「怖気づいたか?」 「へっ、冗談!!……っておでれーた、おいおい、軽口なんか叩いたの初めてじゃねえか?」 「……ふっ」 「ヒヒヒ、いいねぇ心強いねぇ。じゃあいっちょかましてやりますか!相棒!!」 歩みを、進める。 マガイ物の神を殺すために。 終わりの近づく肉の廊下を、竜と剣は唯々突き進んでいった。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/817.html
ブレス オブ ファイア -竜の戦士- ・要約版:要約スレpart2-490,491 ・詳細版:part28-473~476・486~488・490・492~494・585~586・589、part29-16、part37-431~432 490 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水) 17 08 51 ID B6PSoNRj0 遥か昔、巨大な国を築いた竜族は、あらゆる願いを叶えるという 女神の力をめぐり、黒竜族と白竜族に別れて争ったが、白竜の勇者が 7人の仲間とともに、女神ミリアを封印する事で、戦争は終わった。 主人公であるリュウの属する白竜族は、竜の力を捨てて隠居していたが 再びミリアの力を手に入れ、世界征服をしようとする黒竜王ゾーゴンにより 村を襲撃され、リュウは姉を失ってしまう。 黒竜族の野望を砕くために旅に出た竜は、自然の力を司り かつて女神ミリアを封印した秘宝、6つの鍵を巡って 幾多の将軍や黒竜四天王と激しい戦いを繰り広げる。 全ての鍵を手に入れ、ゾーゴンを倒したリュウだが ゾーゴンを裏切った親衛隊長ジュダスの策略により、女神ミリアは復活してしまう。 無邪気な少女を装い、リュウの戦意を削ごうとするミリアだが、かつて白竜族の残した 最後の力で、醜悪な正体を暴かれ、リュウ達に再び封印された。 英雄となったリュウ達は、戦いで傷ついた世界の復興のために旅立つのだった。 491 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水) 17 13 48 ID B6PSoNRj0 ブレスシリーズが結構あったので、せっかくだから書いてみた。 ちなみに、6つの鍵の内訳は 大地の鍵:地震を起こし、逆に地震を封じることもできる。 王の鍵:目からビームを放つ巨大ゴーレムの起動キー。 闇の鍵:辺り一帯を闇で覆う。道具として使うと、夜になる。 光の鍵:闇の鍵の逆。 天の鍵:天候を自在に操る。 時の鍵:時を自在に操り、タイムマシン的な使い方もできる。 と、王の鍵が他の鍵に比べてショボイ・・・。 473 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)17 32 37 ID B6PSoNRj0 要約スレにも書いてきたが、最近クリアしたので書いてみる。 数千年前、人々に欲望のまま望む物を与え争わせる邪悪な女神ミリアが現れた。 ミリアの力を巡り、強大な力を持つ竜族は黒竜族と白竜族に分かれ激しく争った。 後に「女神戦争」と呼ばれるこの戦争は長く続き、世界に大きな傷跡を残した。 しかし、白竜族から女神に立ち向かう勇者が現れ、7人の仲間と共に6つの鍵で 女神ミリアを封印する事に成功した。竜族は自らの過ちを悔やみ、その強大な力を封印した。 白竜族の少年、リュウはある日、夢の中で竜の神の御告げを聞く。 「目覚めよ、竜の戦士よ、邪悪な者が現れる、竜の力を呼び覚ませ」と。 目が覚めると、家が炎に包まれていた。 長老いわく、黒竜族が攻めて来たのだという。 竜の力を封印した白竜族に戦う術は無い。 リュウの姉、セイラは村人を石化させ、単身ジュダスに挑むが 敗北してしまった。 リュウは黒竜族を倒し、姉の仇を討つためにドラグニールを旅立った。 474 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)17 46 45 ID B6PSoNRj0 ドラグニールの近くにあるカンタベルに到着したリュウは 黒竜族に国を乗っ取られたという、ナナイ王国の国王に出会う。 彼は、廃墟の城に住むモンスターを撃退して、この町で ナナイ王国を復興しようとしていた。 リュウは廃墟に乗り込み、巨大な蛙のような魔物・ブリーブを倒す。 リュウが国王にブリーブを倒した事を報告すると、突如地震が起きた。 ナナイ王国の地下にある、大地の神殿の力で この辺りには滅多に地震は起きないはず・・・。 リュウの力を見込んだ国王は、大地の神殿の潜入して欲しいと頼む。 夜中、兵士のめを掻い潜って大地の神殿の中枢部に潜りこむリュウ。 そこには、女神の鍵の一つである「大地の鍵」を使って 地震を操ろうとする黒竜族の将軍がいた。 リュウに敗れた将軍は、大地の鍵を暴走させようとする。 鍵を奪って脱出したリュウだが、ナナイ王国は大地震で崩れ去ってしまった。 475 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)18 12 13 ID B6PSoNRj0 「自分の部下になって欲しいが、リュウにはもっと大きな使命がある」と ナナイ国王はリュウに比翼族(背中に鳥の羽を持ち、大鳥に変身できる)の国・ウインディアに行くようにと勧める。 東の地へと行くため、ウインディア王に秘密の通路を通る 許可を求めようとするが、姫であるニーナの指示で、とりあえず 客室で休むように言われてしまう。 黒竜族の罠で、王が病に倒れた事を外部に漏らさないようにするためである。 ここで視点がニーナへと変更される。 父が倒れた毒を仕掛けた相手が、西の魔法使いである事を知ったニーナは 一人で魔法使いを倒そうと、城を抜け出した。 しかし、魔法使いの塔への通路である、アウラの洞窟で兵士に見つかってしまう。 絶対に行くと主張するニーナに対し、兵士は自分たちを二人を連れて行く事を条件に許可する。 洞窟を抜けた先にある、ロメロ村の人々が言うには、魔法使いは 若い娘を使って、不老不死の薬を作ろうとしているらしい。 魔法使いの塔に乗り込み、娘達を解放するニーナ達だが、比翼族の力を奪う モロミの実の煙によって、ニーナは魔法使いに囚われてしまう。 兵士1が囮となり、兵士2はウインディアに救援を呼びに行くが、黒竜族によって 重傷を負わされてしまう。 魔法使いには比翼族に勝てない、城に訪れている戦士の力を借りれば・・・。 そう言い残すと、兵士2は息絶えた。 比翼族の兵士達は、リュウに助力を願い、大鳥に変身して 竜に変身した黒竜族と戦い、塔までリュウを送り届けた。 ニーナが薬の材料にされる直前、リュウは魔法使いを倒し ウインディア王に解毒薬を届けた。 父が元気になった事を確認したニーナは、リュウと共に旅に出ると 宣言する。 足手まといになるから、やめろと言う王だが、ニーナは諦めない。 根負けした王は、リュウの力を信じて、秘密の通路を使い、東の地に旅立つ事を 許可するのだった。 476 :初代ブレスオブファイア:2007/02/14(水)18 44 46 ID B6PSoNRj0 東の地に渡り、森の民(狼の獣人で、森に住む狩猟民族)の住む タタールに辿り着いた一行。 そこにも黒竜族の魔の手が伸びており、せき止めた川の水を 元通りにして欲しければ、勇者の指輪を渡せと脅迫しているという。 となり町のトトールの村長も、黒竜族の言うことを聞けとしつこく迫る。 急に村長の人柄が変わった、村に村長がいるはずなのに、森で村長を見た等の 話を聞いたリュウ達は、タタールでノコギリを作ってもらい、嘆きの森を調べはじめる。 木を切り倒す気持ち良さに、ノコギリが折れるまで伐採を続けたリュウは ちょっと切り過ぎた事を反省しつつ、森の奥に踏み入る。 そこにはやはり、黒竜族の隠し砦があり、本物の村長はそこで捕らえられていたのだ。 兵士達を倒し、村長を救い出したリュウ達だが、村長は戻る前に 砦の武器を奪っていこう!と熱心に主張する。 長老の意見を聞き入れ、砦の奥に進むリュウ達だが、牢に閉じ込められて ポチという、コカトリス風の鳥のエサにされそうになる。 なんと、囚われていた村長も偽者だったのだ。 ポチを倒された偽村長は、激怒してリュウ達をポチの代わりに牢の中で飼おうとするが 森の民の戦士、ギリアムの放った矢がスイッチを破壊し、リュウ達は解放された。 正体を現した将軍を破り、今度こそ本物の村長を助けたリュウ達は 村長から、村の北にあるゴーレムを起動するための鍵がパラスの浮島にある事を聞き 川をせき止めた岩を破壊するため、王の鍵の封印を解くために パラスの浮島に向かった。 486 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 11 19 ID pg7yOSb90 パラスじゃなくて、パスラの浮島だった・・・。 長いほうは初めて書いたけど、結構疲れるね。 パスラの浮島とは、ロメロ村の北西にある謎の浮遊遺跡である。 ロメロ村にある謎の石版が泣ければ、中に入る事はできないのだが かつて魔法使いが行った謎の実験のせいで、村にはゾンビが溢れかえっており 石版どころの話では無かった。 石版の持ち主である老婆は、たとえゾンビでも夫が蘇った事を喜び 事件の解決を図るリュウ達にいい顔をしないが ゾンビ化した夫からの説得もあり、聖なる水を汲む事のできる クラインの壷を託す。 安らぎの洞窟から聖なる水を持ち帰り、ゾンビ達を解放したリュウは 礼として謎の石版を受け取り、パスラの浮島に向かう。 浮島の中では、女神の鍵の一つである「王の鍵」をガーディアンが守っていた。 ガーディアンを打ち破り、勇者である事を証明し、王の鍵を手に入れたリュウ達は トトールの北にあるゴーレムの元へ向い ゴーレムを起動させ、必殺ビームで川をせき止めていた岩を砕いた。 村に平和が戻った事を喜ぶタタールの村長は、リュウこそ勇者の指輪を 持つ者として相応しいと、指輪を安置してあるほこらへの鍵を渡す。 ほこらまで勇者の指輪を取りに行くリュウ。 その間に、タタールではギリアムの友人と、トトールの女性の結婚式の準備が行われていた。 リュウが無事に戻ると、結婚式が始まり、村は幸せなムードに包まれる。 その時、謎の振動が村を襲う。 「お前らが浮かれている間に巨人は頂いたぞ!」 黒竜族の将軍は、そう宣言するとゴーレムビームでトトールを吹き飛ばした。 タタールも同じ目に会いたくなければ、勇者の指輪を渡せと迫る将軍。 リュウ達はゴーレムの中に乗り込み、強靭な筋肉を持つ巨人マッスルに 変身した将軍を打ち倒した。 将軍から開放されたゴーレムは、リュウ達を降ろすと 二度と自分が悪用される事が無いように 火山の中に身を沈めた。 溢れ出した溶岩が、川を埋めて南の地への道を作り出す。 ゴーレムの別れの声を聞いた三人は 決意を新たにして南へと進むのだった。 487 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 29 28 ID pg7yOSb90 竜の祠にてセイントネイルを倒し、第一の竜の封印を解き パピーに変身する力を得たリュウ達は 岬の洞窟を抜け、光の町に向かう。 しかし三人は、町に入った途端に「顔が犯罪者っぽい」という とんでもない理由で投獄されてしまった。 同じ牢に入れられていた少年が、アッサリと鍵を開けてしまったため あっさりと脱獄に成功したリュウ達だが、いつものように 民家でアイテムを漁ろうとしたため、また投獄されてしまう。 再び少年の力を借りて脱獄し、町の人々の話を聞くと この町の有力者であるロズオータ家は、女神の鍵の一つ「光の鍵」を所有しており 町の安全と引き換えに、黒竜族に鍵を渡そうとしているらしい。 ロズオータに鍵を渡さないようにと頼みに行くリュウ達だが 逆に娘が光の鍵の大金庫に閉じ込められてしまったため、闇の町まで 金庫を開けれる盗賊を探しに行ってくれと頼まれてしまう。 488 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)02 56 08 ID pg7yOSb90 光と闇の洞窟を抜け、光の町とは逆に 常に闇に包まれた闇の町へと向かう一行。 そこは黒竜族によって故郷を滅ぼされた者達が集まって出来た町で 住人の多くは、金を騙し取る事を生業とする盗賊達である。 盗賊ギルド長に、光の町の大金庫を開けれる盗賊に心当りは無いかと聞くと 情報料として、金の延べ棒を要求される。 リュウ達は光の町に戻り、金策に走り回る。 二日酔いの男に薬を届けたり、爺さんにニーナをもみもみさせてあげたり 妖精に囚われた男を解放したり・・・(無闇に木を伐採する姿勢が、妖精の逆鱗に触れたのだ。 二度と無闇に木を切らないと約束する事で開放されたが、嘆きの森の一件のせいか、心なしか挙動不振なニーナであった。) 金の延べ棒の代わりに、ダンクという少年が 盗人の墓と呼ばれる砂漠の遺跡で腕試しをしている情報と 砂漠を渡るために必要な氷の扇子を手に入れたリュウ達は 砂漠に向かい、砂漠に住むヂューン族から、家畜を食う砂ミミズを退治する事で 盗人の墓に入るのに必要な、盗賊の笛を譲り受ける。 盗人の墓の奥深く、迂闊な盗人を餌にするモンスター・バックベアードが襲い掛かってきた。 難なく撃退した一行が、奥にある宝を漁っていると なんと部屋が封鎖されて水攻めの罠にかかってしまう。 ニーナは、実はカナヅチなので溺れてしまうと焦り(余談だが、比翼族は空を飛ぶために 体重が非常に軽く、密度を考えれば、沈む事はありえない。) ギリアムは、落ち着いて脱出法を探ろうと提案する。 部屋を探る三人だが、やはり脱出法は無い! すると、光の町の牢に居た少年が現れ 「こんな罠に引っかかるなんて、どこの素人さんかな」 と言うと、アッサリと罠を解除してしまった。 彼こそが、盗賊のダンクだったのだ。 事情を説明し、光の町に来て欲しいと頼む一行だが、ダンクは この墓の奥にある、秘伝の書を見てからじゃないと自信が無いという。 リュウ達と共に墓の最深部にすすむダンク。 そこには、この墓そのものが秘伝の書であり、ここまで来れた事こそが 世界一の盗賊である証だと書かれていた。 こうして自信をつけたダンクと共に、一行は光の町へと向かうのであった。 ちなみに、ダンクは他の種族と合体する事で、飛躍的に能力が上昇する力を持つ 王族の末裔なのだが、この特殊能力は完全に隠し要素であり ストーリー的な絡みは皆無である。 490 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)03 45 42 ID pg7yOSb90 ダンクの力で大金庫を開けて、ロズアータの娘を救助した一行。 なんと、娘は父に抗議するために自分で金庫に入ったという。 死んだ母がいれば、父を説得できるのに・・・。 それを聞いた一行は、光と闇の塔で死者と話をしているという 老人に会いに行く。 彼は、塔の最上階にある女神の鍵の一つ「闇の鍵」を持ってくれば、勇者と認めて 秘宝を渡そうと約束する。 ガーディアンの守る闇の鍵は、勇者にしか封印を解く事ができない・・・ と言いたい所だが、実は昔、光の鍵を盗まれてしまったという。 それはともかくとして、リュウ達はガーディアンを打ち破り、闇の鍵の封印を解くと ガーディアンは、無責任にも「じゃあ(光の鍵のことを)よろしく!」と言い残して消滅した。 老人に闇の鍵を見せ、霊界と会話できる黄泉の鏡を受け取ると 光の町に戻り、ロズアータの説得にかかるリュウ。 娘を守るためならば、鍵の一つや二つどうでもいいと言うロスアータだが ロスアータ夫人は、どんな困難にも立ち向かった若いころを思い出してという。 説得を受け入れた。 ロスアータの船で黒竜帝国の帝都へ向かおうとする一行だが 光の鍵を奪いに来た将軍の手により、船を沈められてしまう。 帝都に向かうのならば、途中にある自分の故郷まで送って欲しいという 魚人のマニーロの助けを得て、黒竜族の秘密基地から 船を奪った一行だが、出航後に黒竜族の船に囲まれてしまう。 こうなったら、船を自爆させて、海に逃げよう。 魚人である自分を信じろというマニーロ。 焦った将軍は、イカの化け物のテンタクルスへと変身し、マニーロを止めようとするが 力及ばず、弟に後を託してリュウ達に倒されてしまう。 船を自爆させ、黒竜族の船も沈んだ。 しかし、その衝撃も予想外に大きかった。 マニーロ「アカン・・・やっぱダメかも・・・」 いちどう「ええええーーーーー!」 492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木)08 38 18 ID SdfnaegR0 >爺さんにニーナをもみもみさせてあげたり 援助交際ですか 493 :初代ブレスオブファイア:2007/02/15(木)13 50 12 ID pg7yOSb90 どう見ても援助交際です。 もう一度ニーナで話かけると、スケベなおなごじゃのうと言われる始末。 ちなみに、GBA版だと流石にまずいと判断されたのか、肩をもみもみになってる。 なんとか生き残り、無人島に流れついた一行。 この島から脱出するには、水中でも呼吸できる「つけえら」を 使うしかないというマニーロは、代金として100万ゼニーという法外な額を要求する。 当然リュウ達はそんな金を持っていないため、持ち金に加え、道具まで没収する事に。 一人海底に潜り、つけえらを手に入れるため、故郷でもある商都マッカに向かうマニーロ。 あこぎな商売を繰り返した事で破門されたマニーロだが、特にそんな事は気にせずに 元締めに商品を要求する。 すると、そもそも何故か納品されてないから、自分で取りに行ってくれといわれ 鉄鬼衆(鍛冶屋の職人集団。逞しい体を持つ獣人)の村、ガンツに向かう事になる。 納品はしてもらえたが、なんと若い者は全て黒竜族に連行されてしまったという。 元締めに商品を届けると、瀕死の鉄鬼衆の若者がマッカに飛び込んできた。 死神にとりつかれているのを見たマニーロは、死神を倒せる戦士に心当たりがある と、元締めに5000ゼニーを要求する。 鬼呼ばわりされながらも、つけえらを持って無人島に戻り、リュウ達を連れてきて 若者を死神から救ったのだった。 若者・・・ビルダーが言うには、連行された鉄鬼衆は 家族を人質に取られ、ナバル城で新兵器を作らされているのだという。 彼らを助ければ、破門を解くと言われたマニーロは俄然やる気を出し ビルダーも仲間に加えた6人は、ナバル城へと向かうのだった。 494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木)19 56 14 ID uPr7J06m0 492 この手のきわどいネタはシリーズ伝来のものでしてな。 585 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 14 13 ID H4RfE6mm0 続きいきます 黒竜族の隠し砦を見つけ、人質にされている女子供達を助けた一行。 その中には、ビルダーの奥さんも居た。 実は妊娠三ヶ月である事を伝えられ、やる気をだしたビルダーだが コカトリスの森の先にあるナバル城は、警備兵が異常に多くて突入できない。 森に居る謎の男が、東に居る老人ならば、なにか攻略法を授けてくれるかもしれないと 言うので、一同は老人に助言を求めることに。 その老人武器マニアで、なにか個性的な武器を見たいというので 盗人の墓で見つけたブーメランを見せると、異常な叫びを上げだすた。 どうやら満足したらしい老人から、コカトリスの卵を城に投げ込んで コカトリスに兵士を襲わせる作戦を提案。 コカトリスから卵を奪い、見事に作戦を成し遂げ 混乱するナバル城の奥で、スライムデビルを倒し 無事鉄鬼衆を救出する事が出来たが、将軍(弟)は 新兵器の爆弾を持ってマッカに向かってしまった。 586 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 30 01 ID H4RfE6mm0 急ぎマッカに引き返し、元締めに 黒竜族の艦隊が迫っている事を伝えると、元締めは 伝説の大魔法使いディースに助けを請おうと言う。 元締めから守護神像を貰い、砂漠にある 彷徨える都へと向かった一同は ディースの眠る神殿で、三体のガーディアンと戦う事になった。 リュウ達に倒されたガーディアンは、再び戦いの時が来た事を悟り ディースを起こそうとする。 ・・・が、ディースは中々起きない。 仕方なく、雷の魔法を食らわしてなんとか起こし、事情を話すと タイフーの卵を授け、これを海底火山において来いと言うと また眠ってしまった。 マッカの北にある海底火山に卵を置き、彷徨える都に戻ると ディースも女神の復活を防ぐために仲間になった。 ・・・しかし、強力な魔法の数々は、寝すぎのために忘れてしまった。 海底火山で孵化したタイフーは、黒竜族の船を次々と食べると、何処かへと 去っていった。 艦隊が敗れた将軍(弟)は、部下達と共に自ら海底に赴き それに対抗して、マッカの魚人達も巨大魚に変身して戦う。 巨大蟹デスクラブに変身した将軍(弟)を倒すと、彼は新兵器の爆弾で 自爆しようとする。 しかし、それを信じない魚人達は将軍(弟)を小突き回し、挑発する。 その態度にキレた将軍(弟)は、本当に自爆してしまったが 魚人達は、なんとか爆発前に逃げる事ができた。 この戦いでの功績が認められ、マニーロは破門を解かれ 巨大魚に変身するためのアイテム、商人玉を手に入れたのだった。 589 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 15 43 05 ID H4RfE6mm0 多くの女神の鍵を手に入れ、マッカ侵略の失敗の要である リュウ達を重く見た黒竜王ゾーゴンは、ついに親衛隊長ジュダス率いる 黒竜族四天王に出撃命令を出す。 大体の四天王がそうであるように、彼らはリュウ達の力を軽く見ており ジュダスを帝都から離し、失脚させるための他の将軍達の策謀ではと 心配するのだった。 ガンツ西の竜の祠でセントエルモを倒し、第二の竜の封印を解いた リュウ達は、変身したマニーロに乗って 風の村へと向かった。 この村では、何故か村人が全員精神が赤ん坊のようになっていた。 村の北の、あからさまに怪しい巨大花の近くにあるダンジョンの中には 四天王キュラが居た。 彼は、コダイハナを使って全人類赤ん坊化計画を行おうとしていたのだ。 さらに、謎の薬を使って、リュウ達を虫サイズに縮めると 研究所の奥に逃げてしまった。 ゴキブリに苦しめられているネズミを助け、彼らの薬で アッサリと元に戻ったリュウ達は、キュラを追い詰めるが キュラはモンスターを放つと逃げてしまった。 16 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2007/02/23(金) 16 07 38 ID H4RfE6mm0 倒されたモンスターの姿が、村人のものに変わる。 彼はキュラに囚われ、モンスターに改造されたのだ。 看護のためにディースを残し、薬を取りに行く一行。 薬を取ってきてディースに渡すと、治療している間に 異変の原因であるコダイバナを始末しに行く事に。 コダイバナを倒し、家に戻ると 医療ミスのためにモンスター化したニコラが 暴れまわっていた。 半殺しにして、こんどこそ治療すると 恩返しのためと、ニコラは北の端の修復に向かった。 しかし、コダイバナを倒され怒り心頭のキュラは 真紅のドラゴン(ぽいもの)のデビマンダーに変身して 襲いかかってきた。 四天王キュラを倒したリュウ達は、橋を渡り 西へと向かうのだった。 431 :ブレスオブファイア 竜の戦士:2008/03/30(日) 20 00 31 ID HE+RCZIn0 1年近く放置されてるんで一気に補完。 土食い人(モグラ獣人)の町、グラモールでは黒竜族に逆らった若者、モグが 四天王ジグムトの配下の夢魔に苦しめられていた。 夢の世界に入るため、音楽の国に向かうリュウ達だが、そこの女王はゾーゴンに熱を上げており 王家に受け継がれている時の鍵をゾーゴンに謙譲しようとしていた。 時の鍵は四天王カーラに奪われてしまったものの、夢の世界にはいる枕を手に入れたリュウ達は バラバラになったモグの心を集め、夢魔を倒し 天の鍵が封印された塔では四天王ジグムトに残された良心と協力して悪夢の世界を打ち破る。 そして時の鍵を手に入れたカーラは、かつて自分を虐げていた町の人々に復讐しようとするが 幼馴染の説得を受け入れて改心し、四天王ゴダを倒すため、時の鍵の力で幼馴染と共に消滅してしまった。 時の鍵の力で過去に飛ばされたニーナは、リュウ達と再会した時に少し成長していたため 大鳥に変身する力を得ていた。 大地、王、光、闇、天、時、全ての鍵を手に入れたリュウ達は遂に浮遊城に乗り込み 黒竜王ゾーゴンに挑む。 リュウ達を仲間に誘うゾーゴンだが、もちろんそんな邪悪な誘いには勧誘禁止だ。 ゾーゴンを倒し、姉セイラと再会したリュウは、再び女神を封印するために、鍵をセイラに渡す。 が、それは親衛隊長ジュダスの罠だった。 ジュダスはリュウにゾーゴンを倒させ、洗脳したセイラに鍵を回収させると、自分が女神の力を得ようとしていたのだ。 パスラの浮島へ向かい、女神の塔を復活させたジューダスを倒したリュウ達は 復活した女神と対峙するが、そこに居たのは可憐な少女だった。 だが、その姿は女神の策略。 無害な少女を演じて、願いを叶えようとする者を傀儡とするための物だ。 リュウは白竜族に伝わる最後の力を解放し、女神ミリアの醜悪な本性を明らかにした。 432 :ゲーム好き名無しさん:2008/03/30(日) 20 03 49 ID HE+RCZIn0 力をあわせ、ついに女神ミリアを倒したリュウ達は 長い戦いの終わりを名残惜しむ。 だが、彼らにはまだ黒竜族に荒らされた世界の復興という戦いが残っていた。 あと、竜の神はセーブポイントではなく、ちゃんとしたキャラクターだった。