約 2,140,320 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1611.html
ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター 機種:PS2 作曲者:崎元仁 開発・発売元:カプコン 発売年:2002年 概要 『ブレス オブ ファイア』シリーズの5作目。今までのシリーズとは世界観やゲームデザインがかけ離れた非常にシビアなものであったためか、売上は振るわなかったものの、その一筋縄ではいかない難易度や音楽、エンディングでの演出など概ね評価は高い。 主題歌の作曲は鬼束ちひろが行っているが、それ以外は全て崎元仁によるもの。また、サウンドディレクターとして光田康典が関わっている。カプコンは自社内に作曲ができる人材が居るので、作品内の音楽をすべて外注するというのは意外と珍しい。 閉鎖的な地下の大都市が舞台、ということでインダストリアル風な楽曲が多い……かと思いきや、意外にも古典的な弦楽器や金管楽器、パイプオルガンなどを使用した古典音楽風の勇壮な曲が多め。またシリーズ1作目と同じく町ごとに全く違うBGMが設定されていたり、4のチェクの村、2のウインディアをリスペクトしたと思しき中層、上層区街の音楽など、旧作の世界観ともマッチするような楽曲も多い。崎元仁のセンスが光る。 次作の『6』は基本プレイ無料のブラウザゲームとしてリリースされ、かつ短期間でサービス終了したため、本作が現行でプレイできるシリーズ最終作と言える。 (前作:ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの 次作:ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち) 収録曲 曲名 補足 順位 ブレス オブ ファイア5 ドラゴンクォーター~オープニングアニメーション~ オープニングデモ はじまり やさしい友だち ボッシュのイベント 第4回637位 レンジャー基地 下層区街 リフト そらをみにいく 通常戦闘(前半) 勝利のうたげ バイオ公社 オリジン 襲撃 ボス戦 廃物遺棄坑 強敵 ボス戦 ちいさな旅立ち 音楽室の曲名では『ちいさな出発』 癒し72位 最初の決心 最下層区街 世を統べるもの かなしい思い出 まえぶれ 危機、せまる 工業区 かなしい色 くるおしい心 ゼノ隊長戦など きざし 後悔はない 通常戦闘(後半) 第2回190位通常戦闘曲245位 やすらぎ 中層区街 放棄商業区 トリニティピット おもかげを残して ライフライン 上層区街 電力供給ビル 第5回216位 一瞬のよろこび 統治者戦 RPGバトル417位 中央省庁区 ダンジョン243位 遠い呼び声 エリュオン戦 再会のとき あすを見失う 封印 ラスボス戦 エンディング Castle・imitation(Breath of Fire 5 Dragon Quarter) エンディングテーマ作編曲:鬼束ちひろ 第8回685位第9回531位第10回796位第11回898位第12回976位第14回616位第17回942位ゲームソング10位第2回ゲームソング12位第3回ゲームソング63位エンディング22位第2回エンディング36位泣き曲56位PS2 63位 銀の音色 掘れば掘るほど ほほえんでいこう ココン・ホレ プロローグ 正しき道 今をぬけだして サウンドトラック ブレス・オブ・ファイアV ドラゴンクォーター オリジナル・サウンドトラック ブレス オブ ファイア I~V オリジナル・サウンドトラック スペシャルボックス CAPCOM SPECIAL SELECTION ブレス オブ ファイア
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3660.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 BREATH of FIRE II タイトル BREATH of FIRE II 使命の子 ブレスオブファイア2 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-AF2J ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 1994-12-2 価格 9980円(税別) 【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 ブレスオブファイア II 使命の子 タイトル ブレスオブファイア II 使命の子 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-AB2J ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 2001-12-21 価格 4800円(税別) ブレスオブファイア 関連 Console Game SFC BREATH of FIRE BREATH of FIRE II PS BREATH OF FIRE III レスオブファイア IV うつろわざるもの Handheld Game GBA ブレスオブファイア 竜の戦士 ブレスオブファイア II 使命の子 駿河屋で購入 スーパーファミコン ゲームボーイアドバンス
https://w.atwiki.jp/viprpg_sozai/pages/83.html
200X炎魔法 武者 炎属性 獣擬人化 魔法具現化 ファイアⅠ ファイアⅡ ファイアⅢ フレイムⅠ フレイムⅡ フレイムⅢ きつね娘については赤いきつねと緑のたぬきを参照。 キャラセット タイプA 未分類 通常以外の姿・独自画風 顔グラ 色違い モングラ 別衣装・通常以外の姿 ピクチャー、その他 カットイン 立ち絵(特大) 立ち絵 一枚絵 その他 テーマ曲 ファイアIIのテーマ 新ファイアIIのテーマ コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/zakuaku/pages/1894.html
ファイアⅡ 敵単体に炎属性のダメージを与える。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2092.html
ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの 機種:PS,PC 作曲者:青木佳乃 発売元:カプコン、ソースネクスト(PC) 発売年:2000 概要 『ブレス オブ ファイア』シリーズの第4作目。 本作はリュウとフォウルのダブル主人公制を採用している。 シリーズ恒例のミニゲームである「釣り」は本作では特に充実した内容になっており、「つりコン PS」にも対応しているという拘り様。 BGMは極一部を除き青木氏が全曲作曲しており、他作に比べて民族音楽的な曲が多いのが特徴。 (前作:ブレス オブ ファイアIII 次作:ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター) 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 Breath of Fire IV ~オープニングアニメーション~ オープニングデモ作曲:岩代太郎 おわりと、はじまり。~メインテーマ~ ラン・ストレイト 世界は足の下に かるくヒネるのだ 通常戦闘(東大陸) 勝ったらお宝2000 ゆっきん(ゆっくり 緊張) おわりと、はじまり。 あかんあかんあかん ふんわり ファースト・エンペラー いくさびと 通常戦闘(フォウル) RPGバトル387位通常戦闘曲266位 勝ち逃げ いくさするかみ ボス戦(フォウル) RPGバトル324位 砂漠の小さな村 回さなくっちゃ、回らなくっちゃ アンダープレッシャー バスタードソード ボス戦(東大陸) RPGバトル273位初代PS84位ボス戦308位 今日もはたらけ 不調な頭 苦い空気 本当と夢 回想シーンなど 癒し228位 足元に気をつけろ くらがり されど商隊は行く セネスタ 漢 ~おとこ~ 小ゼニの音 ブレイブ・ハート ダンジョン431位 遺志 ひつじでもかおうかな アスタナ 自由落下 あめは何時まで おなかにうずまき(カエルの歌) ひらひら(ちょうちょ) おしりにしましま(ぶんぶんぶん) うつろわざるもの Disc2 草原のうた コダマ サウザンド・ウインズ 聖地はるかに とととんととんと ナン・デ・サンバ? おさかなげっと おさかなでかいのつっちゃった 山水 ソン村 ひのように、つきのように ようせいだよう ゲームオーバー いのり 死へすら勇ましく 呪い ツーリスモ リプレイ シーガルフライズ お船でGo! パブパブ・プカプカ 亡き王女のためのパヴァーヌ エリーナのイベント作曲:M・ラヴェル 「滅」(めつ) 神のケモノ 暴帝のうたげ ラスボス戦 竜の血 I 羽根いちまい、空から II ゆっきん III おわりと、はじまり。 暴帝のうたげ ~Remix~ パブパブ・プカプカの歌 ゆめのすこしあと エンディングテーマ歌:青木佳乃 ゲームソング155位第2回ゲームソング118位第3回ゲームソング255位 サウンドトラック ブレス・オブ・ファイア IV オリジナル・サウンドトラック ブレス オブ ファイア I~V オリジナル・サウンドトラック スペシャルボックス CAPCOM SPECIAL SELECTION ブレス オブ ファイア
https://w.atwiki.jp/magics_vrpg/pages/41.html
ファイアⅡ 嗜好値 渋/MSP 辛/STR 苦/INT 甘/AGL 酸/DEF E C C B E 派生系 派生系 属性 特性 通常種 炎 ヒートボディ 変異種 霊・水 疾風 習得する技 技 条件 マッハフレア 通常種が最初から、教え技 ぐれんけん 異常種が最初から、教え技 ファイア 教え技 フレイムキック 教え技 バーン 教え技 ブレイブ 教え技 バーサークソウル 教え技 ドラゴンクロー 教え技 概要 狐のような耳と鬼のような角を持った炎属性魔法具現体。 AGLが高いがそれを生かせる技がマッハフレアしかない上、 教え技で炎属性以外の攻撃技はドラゴンクローしかないため 得意な相手と苦手な相手がくっきり分かれてしまう。 とくに変異種は特性を生かすためにもスターナル学園で忍術部顧問に追撃技を教えてもらったほうがよい。 習得する技と特性の関係上、弱い部類に位置している。 とはいえ、殆どの教え技が一致の通常種をとるか敵の通常攻撃無効な変異種をとるかは人それぞれであるが。 ちなみに♂は髪が短い。
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/1037.html
370 :名無しさん(ザコ):2013/04/11(木) 01 08 14 ID 5xXU6aUI0 レビューって難しいね ほぼ感想文だよコレ 【ブレス オブ ファイア 7eyes☆】 ドラグニール学院に通う少年、龍一とボッシュはある日突然不思議な力を手に入れ、 翌日に物騒なモンスター連中、モンスター連中と闘ってる謎の少女ニーナと出会う ※ニーナもモンスターもDLページを読めば謎も糞もないが、シナリオ上での説明がまだなので ここでは謎としておく 全体的にギャルゲチックかつギャグ描写多めのシナリオで メタ台詞がそれなり、天の声ありと受け付けない人はキツイものがあるので そこは注意してほしい 演出は頑張ってると思う 戦闘は1話なのでかSP無しで適当に突っ込ませておけば勝てる なんたって味方キャラ3名が気力上昇すると二回行動できるし そのおかげでドラゴナイズドフォームの有り難みが薄いのが難点 個人的に好きなノリだけど受け付けない人は受け付けないと思われるので 人を選ぶことは選ぶシナリオ、だと思う
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1119.html
「ブレス オブ ファイアIV -うつろわざるもの-」のフォウル ブレス オブ ファイア 0 前編 ブレス オブ ファイア 0 中編 ブレス オブ ファイア 0 後編 ブレス オブ ファイア 0 エピローグ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1253.html
「クソッ!クソッッ!!ちくしょう!神様ッ!!ああ神様はアレじゃねぇかよ!ドチクショウがァアアアッ!!」 バラバラと、デルフリンガーの破片が床に落ちる。 その刀身は散々にヒビ割れ、今も尚怨嗟の唸りと震えで亀裂が広がっていく。 「思い出した!全部思い出したッ!!チクショウ!!」 主の心の震えを喰らい、その助けと為るべく元来冷静だった剣は 生まれて始めて、心の底から慟哭していた。 「『虚無』だッ!あいつが使った魔法は虚無だ!!ミョズニトニルンのクソ野郎がぁああああッ!!『使いやがった』!! 今まで四人目が現れなかった理由は!アレがずっと、ココに在ったからだ!!」 デルフリンガーが泣き叫ぶように、吼える。 「頼む相棒ッ!!アレを殺してくれぇッ!!殺してやってくれぇええええ!!!!」 決して許さぬという、怒りの叫び。 今にも砕けて散ってしまいそうだ。 しかし身よ砕けよといわんばかりの魂の震えは、止まらない。 握り直されたその刀身に、ミシリと又一つ軋みが生じる。 神の左手が剣デルフリンガーは、その神を切り裂くために最後の使命を果たさんとしていた。 「……ああ」 然り、と頷くロン。 その脇腹には、神鉄の剣が深々と突き刺さっていた。 ブレスオブファイア 0 ~虚無ろわざるもの~ 後編 止め処なく溢れる鮮血が、床に血溜まりを作っていく。 ロンはゆっくりと腹から剣を引き抜き、真後ろに放り捨てた。 「オイ、いいのかよ相棒!この剣じゃねぇと……」 「……意味がない」 一合、二合、三合―――――― 聖地の最奥にたどり着き、眼前に佇む創られし『神』と交戦。 斬り合った回数である。 視界に影を収めた瞬間に、神鉄の剣にて袈裟懸けに切りつけた。 その身体を二つに分断し、速やかに剣はその名が意味する通り神殺しを遂行した。 ――――――したはずだった。 分断する端から切断面が接合していくのだ。 端から見れば、剣がすり抜けたかに見えただろう。 ロンにとって、それは有り得ない光景だった。 もう一度、確認の意で胴体目掛け剣を突き出したが、切っ先を掴まれてそのままもぎ取られ、 全く同じ軌道で返戻された。 剣の腹をヒザで滑らせ軌道を逸らし、何とか身体の芯から切っ先を外すが その迎撃にと繰り出したデルフリンガーに『虚無』が炸裂し、諸共に吹き飛ばされ岩壁に叩きつけられた。 これで都合三合。 戦闘を開始し、たった数秒の出来事だった。 一体いつの間に詠唱を行っていたのか。 恐らくは、これは正確な詠唱ではない、『ブレス』だとロンは判断した。 一息の詠唱で魔法現象を引き起こしたのだ。 皮肉にも過去、ゼロの失敗魔法とよばれたそれは、最速で最大の効果を発揮する 凶悪極まりない攻撃魔法と為り得るのだと、ここに証明されたのであった。 剣を腹から引き抜きつつ、初めてその『神』をよく観察する。 その『神』はこれまでの肉塊とは明らかに様相が違った。 おそらくはこれまでの肉の枝は失敗作、神の為り損ないであり、 この洗練され尽くした女の姿を持つものこそが本命の『神』だったのだろう。 「真なるうつろわざるものだとでも言うつもりか……」 神とて時には彷徨い、うつろうのだ。 その隙を突くのが神鉄の剣であり、成る程そのような剣にて斬りつけられたなら 神も死を迎えることになるだろう。 しかし人の手によって創られし神ならば―――――― この神が虚無を使った理由は―――――― 思考が途切れる。 腹部に感じた灼熱に、たまらず地に手を着いた。 「お、おい、相棒!どうした!?お前さんならそれくらいの怪我、どうってことねぇだろ!? いくら神殺しの剣ったって相棒にとっちゃただの剣……いや、まさか……」 「……おでれーた、か?」 「ああ、おでれーた。と言いたいとこだが、うすうすは感づいてた。なんてったって他ならぬ 相棒のことだからな。他の誰より、相棒のことは俺が一番よく解ってんのさ」 「そうか」 「そうだよ。おでれーたか?」 「ああ、おでれーた」 ロンの口元に苦笑が浮かぶ。 こちらの世界に来てから、先ほど主人となった少女に出会ってから、 自分は幾度となく笑みを浮かべただろうか。 初めて自分が笑っていると自覚したのは、主人のダンスのパートナーを務めた時だった。 それはロンにとって全く驚愕で、不可思議な事だった。 しかし、悪くはないなと素直にそう思えた。 その感情こそが、使い魔の契約抜きに少女を守ろうとしている理由の所以であり、 ヒトの本分であり、自分もそのような感情を貴様に抱いているのだ、と王宮の女騎士に教えられた時 ロンの決意は固まった。 過去、ヒトに乞われるがまま国を統べ、挙句勝手にヒトに絶望した自身のなんと愚かだったことか。 許されるならば今この時から、自身の決意が故にヒトの守護者になろうと。 何故ならば、ヒトは―――――― 『え おるー・ すー ぬ・ふ ぃ る・やる ん さく さ……』 滅びの詩が聴こえる。 ブレスでさえあのような威力だったのだ。 完全なエクス・プロージョンには耐え切れないだろう。 詠唱の隙を狙おうにも、身体が動かない。 神鉄の剣による一撃は、間違いなくロンの身体に致命傷を与えていたのだ。 「ほれ、相棒踏ん張れ。俺が手伝ってやるからよ」 「これは、一体……?」 「あー、魔法を喰らって使い手の身体を操ることが出来ちゃったりすんだよな、俺。 いやまー虚無まで喰えるとは思ってなかったけどよ」 そうか、と頷きながらロンはデルフリンガーに深く感謝した。 一人で闘っているのではない、仲間がいるのだと思えることのなんと心強いことか。 立ち上がり神を睨み付ける。もうすぐ詠唱が終わるようだ。 差し出されたその手の内に、閃光が集ってゆく。 「わり、相棒。俺、此処までだわ」 「……ああ」 「構えな。デカイのがくるぜ」 きっとこれが、自分がこの世界にいられる最後の時になるだろう。 そう悟りつつ、ロンはデルフリンガーの切っ先を神へと向ける。 『え くす・ぷ ろー じょん』 瞬間、光が視界を覆いつくした。 光が肌を焼き、爆音が耳を突き、熱風が瞳を刺すその最中 ロンは不思議な感覚を抱いていた。 全く負ける気がしないのだ。 それどころか力が止め処なく湧き、前へ前へと足を進ませる。 崩れてゆく手足を繋ぎながら、ロンは光の中をひた走っていく。 「は、ハハ!こりゃおでれーた!おでれーた!! そうだぜ相棒!もっとだ!もっと魂を震わせろォッ!!ォオオオオオオ!!」 光の中で、いつの間にかロンの身体は変わっていた。 その本性である竜の姿ではない、何か別のもの。 竜でもなければ、ヒトでもない『アウンノウン』。 神とヒトの狭間を往く姿が、そこに在った。 「オオオォオオヲオオォオ!!!!」 ロンの脳裏に、この世界で出会ってきた全てのヒトの顔が、浮かんでは消えた。 その度に、力が増していくのが解った。魂が震えた。 突き立てられたデルフリンガーが魔法を、虚無すらを喰らい道を拓く。 「オオオオ・・・ォオオ……オ……ォ…ぉ…………」 更々と、突き進む度に刀身が砕け散ってゆく。 長き刻を経たデルフリンガーが、その役目を終えたとき ロンは神の眼前へと迫っていた。 半ばから圧し折れ、物言わぬ鉄の塊となった剣を手放し 自由になった両腕を開き、倒れこむように神の身体へとしがみ付く。 ロンにはもはや、この神を打倒する力が残ってなどいなかった。 それでもかまわないと、途切れそうな意識のなかロンは思う。 倒せないなら、連れていけばいいのだから。 神はこの世界の中に居ないほうがいいのだから。 虚無の光を飲み込む更なる輝きが、ロンの身体から放たれる。 『 』 神の泣き声が聴こえる。 いつしかその両腕もロンの背中へとすがりつくように回されていた。 薄れゆく意識の中、ああ、と万感の想いがロンの内に湧き上がる。 争いを続け、憎しみ合うヒトの性の全てを、受け入れられる気がした。 結局は、自身を神へと為すことはなかったあの男を、許せる気がした。 皆恐ろしかったのだ、自分以外の全てが。 だから世界を自らの手で壊し、産み出し、創ろうとするのだ。 ああ、ああ、本当に ヒトは弱くて 愚かで 間違いを繰り返し ……そして美しい生き物だ―――――― ルイズはロンを待つことなく、肉の森から引き返していた。 その後、タバサの駆るシルフィードと合流し、近隣の村にて救助活動を行っている。 ルイズの本心としては、このままロンの帰りを待っていたかったが、 助けを求めるヒトがいるならば、そこに赴き救いの手を差し伸べるのが自分の使命なのだと ロンと過ごす中、密かにそう誓いを立てていたからだった。 きっとロンは何でもないという風な顔をして帰ってくるに違いない。 そう信じて杖を振り、虚無にて肉の枝を打ち払う。 帰ってくる、帰ってきてと祈りながら。 どれだけの時がたっただろうか、辺りは夜の暗闇に覆われていた。 ふと、足を止める。 いつの間にか、地の底から聴こえていた脈動が止んでいた。 皆一様にして何事かと、疲れ果てた顔で辺りを見渡している。 肉の枝の蠢きも止まり、それどころか枝は枯れ果て朽ちていく。 誰かが空が輝いていると騒ぎ出した。 目を向けると、聖地から立ち昇る光の柱が、天を貫いていた。 「あ、あ……!ダメ……ダメ……!」 ルイズは、その光の柱の中に懐かしい影を見た。 使い魔の儀式で、彼女が呼び出した陰。 白銀と黄金の輝きに身を包んだ竜が、天へと還って往く。 「ダメ……だめ……!ロン!!ロンーー!!」 駆け出すルイズを、後ろから抱きしめ押し留めようとするキュルケには、 いや、彼と関わった全てのヒトがその光の柱が何なのかを理解していた。 「フォウルーーーーーーーー!!!!」 かつて一度だけ聞いた、彼の真名は 桜色の髪の少女の叫びと共に、空へと吸い込まれていった。 ――――――ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 彼女はその生涯の中、たった一日だけ使い魔を持ったという。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3659.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 BREATH of FIRE タイトル BREATH of FIRE 竜の戦士 ブレスオブファイア 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-BF ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 1993-4-3 価格 9800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 ブレスオブファイア 竜の戦士 タイトル ブレスオブファイア 竜の戦士 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-ABFJ ジャンル RPG 発売元 カプコン 発売日 2001-7-6 価格 4800円(税別) ブレスオブファイア 関連 Console Game SFC BREATH of FIRE BREATH of FIRE II PS BREATH OF FIRE III ブレスオブファイア IV うつろわざるもの Handheld Game GBA ブレスオブファイア 竜の戦士 ブレスオブファイア II 使命の子 駿河屋で購入 スーパーファミコン ゲームボーイアドバンス