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ヴェストリ広場に向かう途中、ルイズに出会ったディアボロ。 「ギーシュと決闘するって本当なのディアボロ!?」 ついさっき起きたギーシュの決闘発言を聞いたようだ 閉鎖した空間ならではの噂の広がりの早さは異常である。 「そうだが?」 「早くギーシュに謝りなさいよ!私からも許してくれるように言ってあげるから!」 ルイズはディアボロを心配そうに見つめてくる。 平民の変態でも自分の使い魔は心配なのだろう。 「それはできんな」 厨房の奴等に恩を売る機会なので拒否するディアボロ 「!?ギーシュはメイジなのよ!……平民のあんたならわかってるでしょ!? 平民はメイジに絶対に勝てないの。怪我して死んじゃうかもしれないのよ!?」 「自分の使い魔を信じるぐらいしたらどうだ?」 ルイズはこの現実を見てない使い魔にムッとした。 ディアボロがどんな妄想をしてるのか分からないが、貴族>平民の方程式を崩す事は出来ない。 それがルイズの中の常識だ。 「私の使い魔が怪我するのを黙って見てるわけにはいかないじゃない!」 「…………」 ディアボロは歩き出した。諦めないルイズがその後を追って行く。 「ちょっと!待ちなさいよディアボロ!」 普段人気のないヴェストリ広場は、話しを聞いた生徒達で溢れ返っていた。 「決闘だ!」 ギーシュが薔薇の造花を気障ったらしく掲げる。 その姿に周囲から歓声が上がる。 しかしそんな中、ルイズは不安げに黙りこくっていた。 その視線の先に居るディアボロは何時もの姿勢でギーシュを見詰めている。 (あのバカ……平民が貴族に勝てる訳ないって散々言ったのに) 「ふふふ、逃げずに来た事は褒めてあげるよ」 「逃げる必要が私には無いからな」 その言葉を聞いたギーシュのコメカミがヒクヒクと震える。 「平民の変態が貴族を馬鹿にしたらッ!どうなるか思い知らさせてやるよッ!」 ギーシュが薔薇の造花を振ると、花びらが一枚離れ金属製の女騎士が一体出現する。 「ゴーレム…『ワルキューレ』僕が青銅のギーシュと呼ばれている所以だッ! 僕はメイジ、だから魔法で戦う。文句は無いね?」 平民が自分に勝てる訳が無い……絶対的な勝利を確信して笑みを浮かべるギーシュ。 だが、それに反して 「それが『土』の魔法か」 あくまで自然体のディアボロ、何処と無く感心しているようにも見える。 それを見るギーシュのコメカミの血管がプッツンと切れ、次の瞬間。 「行けッ!ワルキューレ!」 ワルキューレが猛然と走って行く。 全身これ凶器なゴーレムが至近距離にまで接近してもディアボロは動かない。 だが、妙な事をディアボロがやっているのにギーシュは気付いた (あれは……素振り?) 拳を目の前に振っているディアボロ。 平民の変態がパニックになったと解釈して、取り敢えずワルキューレに死なない程度にぶん殴らせる命令を出す。 (殺されるつもりなのディアボロ!?) それを見ていたルイズが心の中で叫んだ。 そして、当のディアボロだが。 (C・F・Hが出ない?体力は全快なのに何故だ?) 体からもう一本の腕と炎の塊が飛び出してこないことに微妙に焦るディアボロ。 だが、数瞬でその原因を思い出す。 (そう言えばマルトーにDISCを渡したままだったな・・・・・・まあ良いだろう) ディアボロは、コック長に攻撃用DISCを外して預けたままなのであった。 ついでに、あのコック長は大の貴族嫌いだった事も思い出す。 (エニグマの紙から他のDISCを取り出して装備するのも駄目だな) 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い精神で、あのコック長は魔法も大嫌いだろうとディアボロは推測。 ここは平民らしく戦って、ギーシュに勝てば更なる好印象でウハウハだろうと思い。 紙から別のDISCを装備して戦う方とは別に、そのまま素手で戦う方を選択。 目の前に迫ったワルキューレに向かってディアボロは拳を構えた。 ボゴォ! ワルキューレの顔面にディアボロの拳が直撃! 『ディアボロはワルキューレに3のダメージ!』 何処からかの声がディアボロにだけ聞こえた 割と盛大な音を立ててるが、顔面が少し凹んだだけでワルキューレはまだまだ行動できる。 己の優勢は変わらないとばかりに、ギーシュは笑った ゴスッ! 『ワルキューレはディアボロに1のダメージ!』 お返しとばかりに、ディアボロの顔面に青銅の拳が突き刺ささった! (ディアボロ!?) それを見ていたルイズは悲鳴を上げかけた ギーシュが死なない程度にやらせているとは言え、常人なら数日は寝込む程の威力だ。 だが―――――― ボゴォ! 『ディアボロはワルキューレに2のダメージ! ワルキューレの拳をくらいながらディアボロは反撃した。 彼の拳は再度青銅のゴーレムの顔面に直撃する! ワルキューレも黙ってくらっているわけではない。 ゴスッ!『ディアボロはry ボゴォ!『ワルキューレはry ゴスッ!『ディアボロはry ボゴォ!『ワルキューレはry 面白くない顔をするギーシュ、心配そうなルイズ、歓声を上げながら見る生徒達に見守られながら殴り合いを続ける事、十数秒。 その殴り合いの最中、ワルキューレの拳が何回かディアボロの周囲に纏った砂に逸らされた、が。 一瞬の事、故に観衆は気付いていなかった。 ドサッ 先に地面に倒れたのはワルキューレだった。 原型を留めないぐらい頭部を拳で圧搾され、遂には粉砕された青銅の女騎士が豪快な音を立てる。 その瞬間、ディアボロにだけ聞こえる音と声がした。 『ワルキューレをやっつけた60の経験値を手に入れた』 続いてファンファーレの音が聞こえ――― 『ディアボロはレベル4に上がった!』 (ジャッジメントを思い出す、が……あのブ男土人形より力は無いが硬いな) 息も切らせず、冷静に思考しながらギーシュを見やる。 そんなディアボロも無傷ではない、そこら中に青銅の騎士の拳による痣が出来ている。 だが、彼は平気だった。 ディアボロは全身の9割9分9厘を棺桶の中に突っ込んでいても普通に動けるのである。 こんなのは傷の内に入らない。 一方、素手でワルキューレを倒されたギーシュだが。 余裕の表情は崩さないままディアボロに向かって叫ぶ。 「平民にしては中々タフなようだね……だけど!」 ギーシュは再び薔薇を振った。 六枚の花びらが舞い、さっきと同じようにワルキューレが現れた……六体も しかも、さっきは素手だったのに対し、今の六体のゴーレムは剣や槍や斧など様々な武器を持っている。 底意地の悪い笑みを浮かべながら、ディアボロに告げるギーシュ。 「この六体のワルキューレと戦うかな?それとも降参する気になったのかな? 土下座して!『貴族様に逆らった私が間違っていました!』と言えば許してあげるよ!」 そのギーシュの言葉に対し。 「…………」 ディアボロは無言で手招きするのみ。 そのまま六体のワルキューレがディアボロに突進しかける寸前――― ピンク色の髪をした女の子―――ルイズが間に割って入った。 「ディアボロ止めなさい!それ以上やったら本当に死んじゃうから!」 体中痣だらけのディアボロを割りと本気で心配している、が。 「退け」 ルイズの懇願を邪険に押しのけて、前に出るディアボロ そんな彼に、ギーシュは微笑みを浮かべながら説得に入る。 「ルイズの言う通りだ平民君 貴族には勝てないのが常識だよ。土下座しても恥ずかしくは無いさ」 ギーシュの言葉に体を震わせるディアボロ。 それを見たギーシュはもう一押しと判断。 「平民にしては貴族相手に良くやったよ。それを誇りに思えば良いさ」 更に体の震えが大きくなるディアボロ。そろそろ限界かな、とギーシュが思った瞬間。 「ップ……ハハハハハハハ!!!!!!」 突然、ディアボロが笑い出した。 「気、気でも狂ったのか!?」 ギーシュの困惑した声に、笑った時に出た目蓋の涙を拭いながら応えるディアボロ 「いや……何。お前があまりにも滑稽すぎてな……… 人形が私に敵わないとなれば、言葉による懐柔に出て… それも通じないと知れば、日頃からバカにしている『ゼロ』を頼るしかない。 さすがは、二股を掛ける事と、メイドを苛める事しか出来ないタンカスだな……ククク」 プッツーン あまりの嘲りにギーシュの血管が切れた。 そのまま無表情に薔薇を振ると。花びらが、一本の剣に変わって地面に突き刺さる。 「分かるかな?それは剣だ。平民達が貴族に一矢報いようと磨いた牙さ。 その剣を取りたまえ、君に名誉ある死を与えてあげるよ……」 地面に突き刺さった剣を引き抜くと(デザートの並んだトレイは食堂に置いてきたのでディアボロのアイテム欄には余裕があった!) ディアボロは剣とギーシュを交互に見詰めて、大袈裟に肩を竦める。 「なるほど!?平民に負けたのではなく、剣に負けたと言い訳するのか……立派な貴族様だ」 その言葉でギーシュは怒りの限界を突破した。 「ワルキューーレェェェェ!!!!!」 六体のゴーレムがディアボロに牙を剥く。 自分の勝利を確信するギーシュと、ギーシュの勝利を確信する観衆。 ルイズはディアボロを止める事が出来なかった事を悔やんでいたが。 ワルキューレの剣がディアボロの体を裂いた。続いたディアボロの剣がそのワルキューレの首を断つ。 ワルキューレの槍がディアボロの体に刺さった。続いたディアボロの剣がそのワルキューレの肩から腹を袈裟懸けに両断する。 ワルキューレの斧がディアボロの体へめり込んだ。続いたディアボロの剣がそのワルキューレの兜事、頭を粉砕する。 ワルキューレの―――ディアボロの――― 全身に傷を負いながらもディアボロは一体一体殲滅を続ける。 そして、六体のワルキューレが全滅!それは、10秒にも満たない短い出来事。 「な、な、な、な、なぁ!?」 「私の勝ちだな?」 唖然とするギーシュの前に立ってそう告げるディアボロ。 体中傷だらけだと言うのに、その声は負傷など感じていないかのように平静だ。 そんなディアボロを見たギーシュは (殺される!?) 失禁寸前のまま、尻餅を突いた体勢のまま後退りを始めようとしたが。 「造花から人形に剣か……面白い物を見せてくれたな、礼を言うぞギーシュ」 ディアボロの言葉に再び唖然とした。 「へ?」 予想外過ぎて、間が抜けた声を出すギーシュ。 「ぼ、ぼ、僕をこ、殺さないの?」 「必要が無い」 ディアボロはそう言うとそのまま、ギーシュに背を向けると歩き去って行く。 慌てて、その背中に叫ぶギーシュ。 「杖はまだ無事だ!僕が魔法を使ったらどうするんだ!?」 「その時は又遊んでやる・・・・・・その時までには新しい芸を身に付けて来い」 振り向かずに喋るディアボロ。何処と無く面白げだ 『遊んでやる』その言葉に、最初からディアボロの眼中に入っていなかった事を知ったギーシュ。 肩を落として呆然と呟く。 「負けた…僕が負けた……」 それを見たギーシュがうな垂れ 凍りついたようになっていたギャラリーが一斉に歓声を上げた。 キュルケもギャラリーの中ですっかり興奮しており。 無関心だったタバサも、ディアボロがワルキューレを殴り倒した辺りから注意深く見ていた、 そして、ディアボロは先程の行為を戦闘だとは感じていなかった。 厨房の連中に恩を売って、ついでにメイジをおちょくって、戦闘で使う魔法も見れたら良いな~ ぐらいにしか考えていない。 (造花から人形を出した事にも感心したが、剣も出せるとは面白いな あれでドットメイジなのだから、ラインやトライアングルやスクウェアはどれぐらいなのだろう……面白い。本当に面白い) そこで自分の手のルーンを見るディアボロ (剣を持った時、光って体が軽くなった感じがしたな……一体何なんだ?) つらつらとそんな事を考えていたディアボロだが、ルイズが駆け寄ってきた。 「なんだ?」 「この……馬鹿バカばかバカ馬鹿バカバカ馬鹿!」 寄ってくるなり、いきなりディアボロを罵ってくるルイズ。 「何でご主人様の命令を無視するのよ!?ちょっと間違ったら死んでたわよ!?」 「自分の使い魔を信じてみるものだろ?」 「質問に質問で返したら0点って教わらなかったの!?もう!医務室に行くわよ!」 「必要無い」 「何言ってんのよ!傷だらけじゃ……!?」 そこまで言ってルイズは気付いた。 ディアボロの体には傷が一つも付いてない事を。 目をゴシゴシと擦っても変わらない、服に血が付いているだけで無傷だ 「必要無いだろう?」 手を広げてルイズに無傷をアピールするディアボロだが。 ルイズは納得いかない。いくはずがない。 「あ、あ、あんたギーシュのゴーレムから刺されたり切られたりしてたわよね!?」 「それは目の錯覚だ」 そのままルイズを置いて食堂に向かって行くディアボロ 自分は何を召喚したのか――――ルイズは今更ながら疑問に思った。 戦績 ワルキューレ×7体撃破。420の経験値ゲット 『ディアボロはレベル7に上がった!』 <<前話 目次 次話>>
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ディアボロの憂鬱② ここは――どこだ? 狭くて白い清潔感あふれている部屋だ。俺は白いベットのうえで寝かされている。 辺りを見回すと地味な青年、笑ってる青年、無機質な少女の三人が立ったまま俺を見下ろしている 「おい、うずくまって大丈夫か?」 「俺の側に近づくなぁぁーーっぁ!」 声をあげベットから降りようとしたが、手を滑らせベットから落ちてしまった。 床から露出していた釘が頚動脈に刺さったらしく毒々しい血が床を染める。 ディアボロ失血死 「ちょっとちょっと!すごい寝相ね」 ん? 生き返ったみたいで傷も完治しているが どこかで聞いた覚えがある声だ。最近聞いたことがある気がする。 「起きなさい!」 目を開くとさきほど一瞬だけ見た少女が瞳を輝かせている 「誰だ!お前は?」 「私はSOS団団長凉宮ハルヒよ! さっき溺れてた貴方を助けたのはこの私なんだから感謝しなさいよ!」 助けた?俺を? 「じゃあ、ここに連れてきたのはお前が?」 「ふふん、そうよ」 いつもみたいに自動的に移動したんじゃないのか? どうゆうことだ? だが、また死んで生き返った。何かが違う?いつもと違う? 「そう、お粥を作ったのよ!食べなさい!」 俺のために? 「そうよ!貴方外国の人みたいだからイタリア風にリゾットっぽくしてみたわ」 リゾット‥‥。思えばアイツにも酷い事をした‥‥ いや、何を言ってるんだ俺は当然の行為だ。俺は悪くない、 こうなったのも全てジョルノのせいだ。くそっ!あの便器に吐き出されたタンカスが!! 「食べないの?」 ハルヒは不満そうな顔で俺を睨んだ。仕方ない食ってやるか、 今の俺には自分の正体を隠す能力もないのだから 甘んじて好意を受けるしかない、一口すくって口に運ぶ 「む‥‥うまい」 「当たり前でしょ!なんたってこの私とみくるちゃんが作ったんだから!」 見ると怯えた少女が立っていた。 メイドの格好をしてるところを見ると、ハルヒの使用人か? 久しぶりの食事のせいか、口内に味が広がるのを欲し、いつの間にか全て平らげてしまった 「その食欲じゃ大丈夫そうね。あなた家は?どこの国の人?家族は?」 まるで職務質問を受けているようだ。 しかし、どうすべきか? 俺は奴に復讐してまたボスの座を奪い返す気でいる。 そうなると俺を知ってる奴が居るとマズイ。 前みたいな事になる‥‥さっきまで謝りたいと考えてたのに…… 後悔しているのか俺は?酷い仕打ちをしたことに? 「どうしたの?」 こいつと会ってから、少しだけ何かが変わった。 それに謝りたい気持ちは嘘じゃない たまには……賭けてみるのもいいだろう 「イタリア人、名前はディアボロ。娘と親友を探している」 この日から俺の運命は変わっていった to be continued...
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ディアボロの動揺① 朝ハルヒは遅れてきた。 二時限目の休み時間に来ると何も言わずに机につっぷし寝はじめた。 徹夜で考えてたのかコイツは?そういう活力を他に向けられんのかね? 昼休みまでハルヒはずっと寝っぱなしだった。しかし俺が飯を食べようとするとハルヒは起き上がり 俺の首ねっこを掴むと廊下に連れだし、ズンズン進む‥‥あの俺弁当食べたいんですが 「今から行くところで食べなさい!あたしもそこで食べるから!」 ハルヒはコンビニで買ったと思われる焼きそばパンを俺に突きつけた。準備万端かよ。 電車にゆられ日曜日に来た公園にたどりつく。 ハルヒはベンチに座り、俺はその隣に座った。 ラブコメっぽいが隣がこいつだと、スクールデイズ的な展開になりそうで怖い。 恋愛関係にはなりえないが文句言うとハルヒから斧で‥‥いや、あれは誠だ。俺なら大丈夫きっと言葉を‥‥ 「ねぇ、キョン」 「はい?何でしょうか?」 「‥‥?。なに敬語使ってんのよ。気持ち悪いわね。 まぁ、それより昨日ここでディアボロがオヤジ狩りにあってたのよ」 今時?そんな事しないで就職先見つけろよな 「本当なのか?オヤジ狩りって?」 「散歩してたら偶然見つけてね。尋常じゃない様子で襲いかかってたわ。一人はナイフを持ってたしね」 「な、ナイフ!?ちょ、それ大丈夫だったのか?」 「もちろん止めに入ったわよ!怪我する前で良かったわ」 「そうか」 俺は安堵のため息をついた。でも一回‥‥いや何回かは死んだかもしれない でもそしたら地面に血がついてるハズだしな、 辺りを見回すとやけに紅葉がちれている場所があった。紅葉の中には緑がまだ混じっていた。 そうか、やはり死んだのか量からして一回じゃないなハルヒは紅葉と思い込んで血には気付かなかったのか 紅葉か……、修学旅行の季節かどうりで学生が多いわけだ。 しばらく黙り込んで飯を食べていると、オカッパ頭をした男がうろうろしている。 変わった髪型だな、服もオタマジャクシ柄のスーツという奇抜なセンスだ すると男は俺達の存在に気付きこちらに向かってきた 「少し聞きたい事があるんだがいいか?」 見た目は二十前後なのに、随分貫禄のある声だ。 「イタリアで国語の教師をしているんだが、今日は修学旅行でここに来たんだ。 それで右も左もさっぱりで……うまいピッツァ店も知らない、もし良かったら教えてくれないか?」 てっきりプロの囲碁師かと思ったよ。 いや、さしたる意味はない変な毒電波を受信したようだ。忘れてくれ! にしてもピッツァ店か知らないな…… 「それなら、ここの公園を出た所にアブドゥル占いの館があるから、そこを右に曲がって……」 ハルヒは立ち上がり指で東口を指すと丁寧に道を教えた。意外に地理に詳しいな 「ディモールト・グラッツエ!」 「いいのよ。別に、それより髪の毛が毒キノコ色して網シャツを着ている変な男を知らない?」 ハルヒも変だとは思っていたのか、 まずディアボロさんを知っているか聞いてから娘さんを聞くみたいだ。 オカッパの男は考える仕草をすると、首を横にふった 「すまないが知らないな、そいつはイタリア人なのか?」 「えぇ、そうよ」 「うちの生徒で知っている奴が居るかもしれないな ……明日ここら辺を観光する時にでも聞いてくれて構わない」 「いいの?」 「教えてくれたお礼だ。アリーヴェデルチ」 男はそう言うと爽やかに去っていった。うーん紳士だ。 ハルヒはガッツポーズをとると楽しそうに笑った。 「昨日ニュースでイタリアの人達が修学旅行に来てるって言うから公園で見張ってよかったわ!明日も見張りよ!」 それで公園で弁当タイムか そのせいで午後の授業は完全にサボりになってしまった。やれやれ to be continued...
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ディアボロ★ロマンティックナイト 目を閉じて娘の事考える 余計な過去はいらないぜ 今世紀最大級インパクト 素敵な夜の贈り物 確かなくらい感じる気配 部下出すくらい マジになって 身をくらませ世俗にgoodbye 地位の為に ディアボロ★カビボス帝王 裏切るなよここに来て ディアボロ★ロマンティックナイト きつく裁く ディアボロ★ヒキ鬱中年 重なり合う、今二人 ディアボロ★ロマンティックナイト 俺はまだこれから どこまでも未熟な過去を潰してく 誰にも邪魔はさせないぜ 暗殺くらいかわすぜAllRight 飛んじゃう時間、最高の能力 幸先良い故郷に乾杯 もう逃がさない ディアボロ★ロマンティックナイト 溢れる過去を掻き消して ディアボロ★ロマンティックナイト 試練越える ドッピオ★メンヘラ少年 この上着を脱ぎ捨てて ディアボロ★絶頂帝王 裏切りは許さない ディアボロ★ロマンティックナイト 止めなければこの血筋 ディアボロ★ロマンティックナイト ここで殺す ディアボロ★ロマンティックナイト レクイエムだぁ!?ふざけるな! ディアボロ★ロマンティックナイト 俺は生きる ディアボロ★カビボス帝王 俺の側に近寄るな ディアボロ★テリブルナイト 死の時はこれから ディアボロ★ロマンティックナイト 原曲【miki「ミキミキ★ロマンティックナイト」】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm9198233】
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ディアボロがシエスタに案内されたのは、食堂の裏にある厨房だった。 コックやメイド達が忙しそうに働く様はディアボロがレクイエムをくらう前に居た世界とあまり変わりはない。 コック長のマルトーに会うと、ディアボロとシエスタは事の次第を説明した。 厨房の隅で待っているディアボロに、シエスタはシチューを持ってきてくれた。 「貴族の方々にお出しする料理の余り物で作ったシチューですが……」 「ありがとう」 こっちに来て初めてのんびりできたディアボロ。 初めての精神休息。が、彼はあまりそれを必要だと感じ無い そしてシチューを一秒で平らげるディアボロ。 その姿を目を丸くして見ているシエスタとマルトー、あまりの早食いに驚いたようだ。 「美味いな…あのシェフの料理を思い出す」 「ディアボロさんは他の国からいらしたんですか?」 「……遠い所からな、いきなり召喚されただけだ」 「大変ですね……ここはどうですか?いい国ですよね?」 「まだ外に出た事が無いから何とも言えないが……すまない、もう十杯ぐらいお代わりを貰えるか?」 「ええ、いいですよ。でもどうしてご飯抜きにされちゃったんですか?」 「……ちょっと、機嫌が悪かっただけだろうな」 「それは災難ですわね」 「つまり、お前さんはその貴族の機嫌が悪いってだけで、食事を抜かれることになっちまったわけか!?」 「アレが悪いわけでもないが………」 「け! 勝手に人を使い魔にしやがった癖に何が罰だ! 魔法を使えるだけで偉いと思ってんのかあいつ等!」 シエスタとマルトーかなりディアボロに同情したようだった。 特にマルトーは大の貴族嫌いらしく、まだ怒りが覚めやらぬ様子だ。 シエスタとマルトーは可哀想な人を見る目でディアボロを見つめた。 又しても一秒で食べ終えたディアボロは、空になった皿をシエスタに返して二人に礼を言った。 「美味かった……ありがとう」 「それは良かったです。お腹が空いたら又来てください。 賄い食で良かったら、何時でもお出ししますから」 「ふむ…それはありがたい。だが、タダで食事をもらうわけにもいかない。 私に何か出来ることは無いか?」 取り敢えず、良い人っぷりを二人にアピールするために手伝いを願い出すディアボロ。 「良いって良いって!たくさん作るんだから、今更一人くらい増えたって大したこたない!」 そのマルトーの言葉に彼は首を振った。 (こう言う古い人間は、こうすれば好意を抱くはずだ) 計算高いディアボロ、かなりの策士である。 「融通の効かん奴だな。まあ、悪くはない」 マルトーは呆れながらもディアボロに好感を抱いたようだった。 正にディアボロの計算通りである。 「でしたら、デザートを運ぶのを手伝ってくれませんか?」 シエスタが提案する。 それにディアボロは頷きかけたが、重大な事に気付いた。 (アイテムが一杯で持てんな……差し障りの無い物だけここに置いて行くか) どうせ、誰も盗らないだろうと思うが念には念を入れるディアボロ。 「これを預かってもらえないだろうか?私の大切な物なのだ」 気付かれない様、装備している攻撃用に差込んでいたのDISCを一枚抜いて、マルトーに渡した。 「おう任せな!お前さんの物をギろうとする不届き者が居たら、包丁で成敗してやるよ!」 そのセリフにあるシェフから石鹸で撲殺された記憶を思いだしディアボロは苦笑いした そんなこんなで、ディアボロは今。 片手にデザートの並んだ銀のトレイを持ち、食堂に出ていた。 使用人の制服を薦められたが、ディアボロは着なかった、あの格好に何かの拘りがあるらしい。 デザートを貴族達に配るシエスタに付いて回る間、ディアボロは貴族達から視線を向けられていた。 「何であの平民の変態が居るんだ?」 「平民の変態の考える事なんて俺達には分からないよ」 「それも…そうかぁ?」 そして、ディアボロが配っている途中。 金髪で造花の薔薇をシャツに刺した気障ったらしい貴族が居た。 (髪を三連コロネにすれば、あの裏切り者に少し似るな) などと、ぼんやりと考えるディアボロ。 その似非ジョルノは周りの友人達と一緒に、誰と付き合っているか、という他愛も無い話に熱中している。 (子供の関心は、場所が違ってもあまり変わらないようだな) などと、相変わらずぼんやりと考えながらもディアボロはデザートを配る。 シエスタとディアボロがその集団に近づいて行くと、件の似非ジョルノのポケットから何かが転がり出た。 (小瓶か?) 拾おうとしたが、今のディアボロはデザートの並んだトレイを持っているので、アイテムが一杯!それ以上は持てない。 そのまま放置してディアボロはデザートを配り終えようとしたが。 似非ジョルノの周りの友人達が目敏く小瓶に気づいた。 「おやおや!?それはもしや!モンモランシーの作った香水じゃないかギーシュ!?」 「おお!そうだな友人よ!この特徴的な色合いは間違いない!彼女が専用に調合した香水だ!」 「つまり!つまり!ギーシュはモンモンと付き合っているのか!」 「いやいや!違うぞ友人よ!今ギーシュは下級生のケティと付き合っているはずだ!」 「違う違う!!黙れ!静かにしろ喋らないでくれ!」 似非ジョルノ…ギーシュと言う名前らしい。が、慌てて友人達の口を塞ごうとしたその時。 近くの席から茶色のマントをつけた少女が立ち上がり、ギーシュの席にやってきた。 青ざめながら振り向くギーシュ。 「ケ、ケ、ケティ。これ、これは違うんだ」 ケティと呼んだ少女は無表情で、弁解をしようとしたギーシュの頬を思いっきり殴った。 続いて巻き毛の少女がそれに続く、その少女をディアボロは憶えていた。 使い魔がカラフルな蛙だったのが印象に残っていたのだ。 (何時か、あの蛙を食べてみたいものだ……) と、考えているディアボロの視線の先で、消去法でモンモランシーと言う名前だろうその少女が。 「この嘘吐き!とっとと自殺して地獄に落ちてちょうだい!」 極めつけの絶縁宣言をして去っていく。 食堂に沈黙が流れた。 だが、ディアボロは何事もなかったようにデザートを配っている 「どうしてくれるんだ!? 君のせいで二人のレディの名誉に傷がついた!」 いきなりの罵声が聞こえた。 何事かと視線を声のした方に向けるディアボロ 「すみません!すみません!貴族様お許しください!」 「すみませんですんだら、貴族は要らないんだよ!」 何故かギーシュがシエスタに突っ掛かっている。 (どういうことだ?) 分けの判らない行動にディアボロは一瞬唖然としたが。 すぐに気を取り直して。 (面白い事になりそうだな) 取り敢えず、事の推移を見守る事にした。 怒るギーシュと、謝るシエスタ。 「メイドなんだから、気を効かせて拾ってくれても良いだろう!」 「ごめんなさい…貴族様」 何となしに騒動を見ているディアボロは理解した (つまり、強引に責任転嫁していると言う事か) 冷めた目でそれを見守るディアボロ。 自分の言葉で自身の感情をヒートアップさせているのか、どんどん言葉の調子が跳ね上がって行くギーシュ それに対して、シエスタは半泣きを通り越して、マジ泣きに入りそうであった そして、ギーシュが薔薇の造花の杖を出し構えた。 メイジが杖を出す時は魔法を使う時―――ディアボロは授業でそれを知った。 シエスタも知っていたのだろう、そして、これから自分に何をされるかという事も同時に知る事ができた。 その場で蹲り両手で頭を押さえるシエスタ。 この騒ぎに他の生徒達も集まっていたようだ。 しかし、誰もギーシュのアホな行為を止めようとしない、可哀相なシエスタを助けようともしない。 むしろ見世物を笑いながら見物しているような者達が大多数を占めている。 (私には関係無い、が……恩を売っておくのも良いな) 放置しようと一瞬思ったディアボロだが。 暴虐な貴族の手からシエスタを助ければ、厨房の奴等からかなりの好印象を受けるだろうと打算する。 更に、貴族嫌いのマルトーからは英雄扱いされて毎日豪勢な食事ができるはずだと確信している。 ディアボロはその思考をさっそく行動に移した。 シエスタは泣いていた。 少しだけ視線を上げたが、ギーシュが杖を振り上げていたのを見て再度目を閉じる だが、いくら時間が経っても何も起きない。 恐る恐るシエスタが目を開けると―――― 「そこで止めておけ」 「『ゼロ』のルイズが召喚した平民の変態君じゃないか……邪魔しないでくれたまえ!」 シエスタを守る形でギーシュの前に立つディアボロ 「メイドの泣く姿は、平民の変態君には刺激が強すぎのかい?」 嘲笑を浮かべるギーシュ。 それに対してもディアボロは涼しい顔をしている。 「ふん……便器に吐き出されたタンカスが喚くな。見苦しいぞ?」 その言葉に一瞬でプッツンきたギーシュ。 「いいだろう……いいだろう!まずは君に礼儀を教えてあげた方が良い様だッ!」 そのギーシュの言葉にディアボロは。 ギーシュがディアボロに向けた以上の物凄い嘲りの笑みを浮かべる。 「ククク……笑わせるな。タンカス以下のカスが、私にどんな礼儀を教えると言うんだ?」 「グヌヌヌヌ…!『決闘』だッ!ヴェストリ広場で待っている!準備ができたら来たまえ!逃げるなよ!」 そう言い残したギーシュと友人とその他大勢は大股で食堂を出て、広場の方向へ歩いて行った。 「あ、ありがとうございますディアボロさん!」 喜びの表情を浮かべるシエスタ。 だが、瞬時にさっきよりも暗い表情に切り替わる。 「ですが…関係の無い貴方に迷惑をかけられません……私が行って何とかしてきます」 悲壮な決意を浮かべるシエスタの肩に、優しく言い聞かせるように手を置くディアボロ。 これも吊橋効果を狙ったディアボロの計算である 「お前も災難だったな……それに無関係では無いぞ?あのカスはこの私と決闘したがっている。」 「でも!メイジと決闘をしたら死んじゃいますよ!?」 「何とかなる…心配はするな」 そう短く言い残すと、ディアボロは残された料理を平らげて(その間10秒)食堂を出て行った 朝のハミパDISC発動で学園の地図は頭に入っているディアボロ。彼の足に迷いは無かった。 <<前話 目次 次話>>
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(敵意を感じないな) ディアボロは少女や遠くに居る数十人の人間と、モンスター達から敵意を感じ取れないのに気付いた。 それは何の根拠も無しに、『敵では無い』とディアボロが何となく感じるだけ、だが。 初めて会った者が自分の敵か味方か、はたまた中立のポジションであるかを一瞬で見分ける事が出来る自分の感覚を信じてみるディアボロ。 ・・・・・・レクイエムをくらう前は、裏切り者に気付かないお茶目さんだったが。 まあ、取り敢えず、少女を殴り殺すのを止め、ディアボロは盲目が治るのを待つ事にした。 30秒が経過して閃光による盲目が治ったルイズとその他大勢。 「今、何か凄い光が見えなかったか?」 「俺も見えた、何だったんだ今の?」 とか、何とか遠くから声が聞こえるが。 ディアボロの目の前ではルイズとコルベールが何やら言葉による激しい舌戦を交わしている。 「ミスタ・コルベール!召喚のやり直しを「駄目だ」 「でも! 平民を使い魔にするなんて聞いた事「君が最初の例となれば良い」 「………「早くしたまえ」 愚図ったままで行動を起こさないルイズを見ながら、コルベールは疲れたように自分の肩を叩いた。 「ふぅ……ミス・ヴァリエール。君も分かっているだろう? 二年生に進級する際、君達は『使い魔』を召喚する。 それによって現れた『使い魔』で、今後の属性を固定し、専門課程へ進む」 それぐらいは分かっていると頷くルイズを見ながら、コルベールは語調を一気に強めた。 「分かっているなら早く契約したまえ!使い魔召喚は神聖な儀式なのだ! 一度呼び出した『使い魔』が平民だからと言ってやり直しを認めるわけにはいかない! 平民の子供じゃあるまいし、見っとも無い駄々を捏ねるのは止めたまえ!!!!」 激しい叫びにビクッと震えるルイズと、その周りの生徒達。 コルベールはいきなりの血圧上昇に髪が更に薄くなった。 そのルイズとコルベールの会話をしっかり聞いていたディアボロは状況をやや理解した。 (ここはどうやらメルヘンやファンタジーな世界らしい) (目の前の子供の手によって、自分はホテルからここに来た) (周りの全員が行っているようであり、スタンド能力では無いようだ) (本来はドラゴンのようなモンスターが現れるようだが、あの子供は失敗したらしい) (召喚された者は、召喚した者の使い魔となる。と言う事か?) ディアボロは使い魔が何をする職業であるか具体的には知らない。 が、意味的にどんな事をするのかはだいたい想像できた。 (私はこの子供の使い魔になるのか?) ディアボロは目の前の子供を凝視する。 彼の目に、ルイズは生意気そうな顔をした女の子と映った。 碌な事が起きないと言う予知のような考えも出てくる。 だが、そこで疑問が浮かぶディアボロ。 (使い魔とは契約するらしいが、どんな事をするんだ?) ルイズは自分が召喚した平民を見た。 身長は180サントはあろうか、下半身はズボンだが上半身は女物の下着のみを着ている。 髪の所々に斑点が浮いていて、どうみても変態です、ありがとうございました。 チラと後ろを振り向くと、こちらを睨んで来るコルベールの顔。 ルイズは泣きたくなった、が。覚悟を決める。 契約する前に、コルベールが真剣に全力で気合を入れて禿て欲しいとルイズは念じた。 (ううう、自分が召喚したんだからやらなくちゃ) 少々背が高い変態の顔を見ながら、ルイズは少しジャンプして―――― 一瞬、その変体の口と口を重ね合わせた。 トン、とルイズは着地した。それはほんの一瞬の出来事。 (うううう、ファーストキスなのにぃぃぃ) 何が悲しくてこんな変態とやらねばならぬのか、泣きたくなるルイズ。 その変態はどんな顔をしているんだろうか?ちょっと気になったルイズはディアボロの顔を伺う。 (何よ!拍子抜けしたような顔てるんじゃないわよ!こんな美少女とキス出来たんだからちょっとは照れるぐらいしなさいよね!?) (これが契約か……期待外れだ) 異常な強風が吹いて、空からデカイ十字架みたいな物体が落ちてくるようなド派手なイベントを期待したディアボロだが。 実際には少女とのキスだけ。かなり拍子抜けする。 だが、次の瞬間、ディアボロは左手に焼き鏝を押されたような感覚を感じた 焼死を何度も経験しているディアボロに耐えられない程の熱ではないが、痛みに慣れている彼にも予想外の突然だった。 「何!?」 慌てて左手見てみると、そこには何かの文字が刻まれていた。 何事かと思索するディアボロの近くにコルベールがやって来て手に刻まれたルーンを見る。 「ふむ、珍しいルーンだな……じゃあみんな教室に戻るぞ」 そう言って彼は宙に浮いた、フライの魔法だ。 周りの生徒も同じようにフライを使い、城のような建物に飛んでいった。 「スタンドは…見えない。あれが魔法か…さすがはメルヘンでファンタジーな世界だな」 その不可思議な光景にディアボロは感嘆の声を挙げる。 「ルイズは飛んで行かないのか?」 「あいつの二つ名を忘れたのかよ?『ゼロ』のルイズは『フライ』はおろか、『レビテーション』さえまともにできないんだぜ」 (フライ……空を飛ぶ魔法の名か?) そしてその魔法が使えないらしいルイズと二人きりでディアボロは残された。 「……あんた、何なのよ」 「何…と言われても困るが、まずはお前が何なのか説明しろ」 「あああ………もう!どこのド田舎から来たのか知らないけど、優しいご主人様が説明して上げるわよ! ここはかの有名なトリスティン魔法学院よ!」 ディアボロの聞いた事が無い名前だ 「ここはどこだ?」 「本当に物を知らないようね!トリスティンに決まってるじゃないの!」 どうやら、本当に本気で別世界らしい。 まあ、ディアボロが居たあのホテルも地球にあったのかどうか定かではないが 「あの禿は、この左手の文字を使い魔のルーンとか言ってたようだが?」 「そうよ!それこそあんたがこの私の使い魔になった証よ! つまり今日から私はあんたのご主人様よ、覚えておきなさい!」 少し嬉しそうな顔をしながら喋るルイズを不思議そうな目で見るディアボロ 「お前の名前は?」 「お前って言うな!私にはルイズ・ド・ラ・ヴァリエールって名前があるんだからね! 今から、ルイズ様かご主人様って呼びなさいよ!?」 こうして校舎まで戻った二人、ルイズはディアボロを残して教室へと入っていった。 その場に残されたディアボロは一人で考えていた。 (面白い……本当に面白い事になった) 皮肉では無く、本気でそう思っているディアボロ。 毎日毎日、ダンジョンに潜っては襲ってくる敵をしばき倒しまくる生活とは,変わった刺激がディアボロの精神に心地よく浸透している。 (問題は特に……いや、あったな) グウゥゥゥゥ ディアボロは腹が空いていた。今のディアボロは比喩や冗談で無く文字通りの意味で餓死する可能性がある。 (……問題を解決する道具はあるが) これから何が起こるか分からないので、節約する事を心がけているディアボロ なるべく動かないようにしながらそのまま授業が終わるまで待ち続けた。 そして授業を終えたルイズに連れられ、ディアボロは学生寮のルイズの自室に通される。 かなりの広さの部屋には、高級そうな置物が並んでいる。 そしてディアボロの頼みで、嫌そうな顔をしながらもルイズが持ってきたパンを食べながら、静かに夜空に登る二つの月を眺めていた。 「ねえ……えーっと、あんた名前なんだっけ?」 「ディアボロだ」 「ディアボロ。あんたの話って本当に本当なの?」 「嘘を突く必要が私には無いだろう」 「だ、だってさ、信じられないわよ。こことは別の世界って何?そんなの本当にあるの?」 「あの月が証拠だ」 「月が一個しかない世界なんて、聞いた事がない世界だわ。 ……嘘ついてる世界なんでしょう?何、変な意地張ってる世界なのよ変態」 「まあ、そう思ってるならそれで私は構わないが。な」 ディアボロの苦笑に憤慨するルイズ。 サモン・サーヴァントはこの世界の生き物を使い魔として呼び出すだけであり。 それ故にルイズは、ディアボロが別世界の住人とは信じていないようだ。 証拠の提出を求めたルイズだが、ディアボロは持ち物を見せない。 これでは信じろと言う方が無理である。 そこで、ディアボロが懐から何かを取り出すのを見る。 「何よ、食べ物を持ってるなら最初からそれ食べてなさいよ」 ディアボロが取り出したそれを頭に運ぶのを見て、ルイズは呆れたような顔で言った。 ディアボロは円盤状の食べ物(ルイズにはそう見える)を頭に運ぶ姿勢で固まったまま、ルイズを見た。 「これはDISCだ」 「へ?DISC?何処のド田舎の食べ物?」 それ以上言っても無駄だと判断したディアボロは一方的に話を打ち切る。 そのディアボロの姿勢にプンスカ怒るルイズ。 が、重要な事を聞くのを忘れていた事を思い出したディアボロは、手の中でDISCを弄くりながらルイズに幾つか尋ねた。 「ああ……お前の説明でこの世界の事はだいたい理解した。 一際熱心に説明してくれた貴族と平民の違いもな、それで聞きたい事がある」 「お前って言うな!ルイズ様かご主人様って呼びなさいよ!……で、何なのよ?」 「元の世界に帰る方法が、この世界に存在しているのか?」 「無いわ」 即答である。 ルイズ曰く、異なる世界をつなぐ魔法などない。 サモン・サーヴァントとは、この世界の生き物を使い魔として召喚するだけらしいのだ。 地球に帰る方法が無いと分かってもディアボロは落胆しなかった。 どうせ、死ねばあのホテルに戻れるだろうから、特に問題は無いと考えている。 そんな事より聞きたい事がもう二つあった。「それでだが、使い魔は何をする必要があるんだ?」 「使い魔の一番の役目は主人を守る事だけど……あんたには無理そうね しょうがないから、洗濯とか掃除とかやらせてあげるわ。さすがにあんたでも出来るでしょう?」 「ふん?」 YESの意味ともNOの意味とも取れないディアボロの一声。 だが、ルイズは勝手にYESと言ったと判断した。 「おやすみ、明日からキリキリ働きなさいよ」 「最後に一つ聞きたい」 最後に一つ、一番重要な事を聞こうとルイズに質問するディアボロ。 「………眠いから、話は明日にしてよ」 「私のベッドが何処にも無いようだが?」 「あそこに毛布があるわよ」 床に転がっている毛布を指差すルイズ。 その毛布はボロボロの穴だらけであり、かなり傷んでいる。 ディアボロの思考が一瞬停止した。 「……つまり、床で寝ろと言う事か?」 「その通りよ」 気軽にそう言ったルイズは、服のボタンを外し始めた。 毛布と床を眺めるのが忙しいディアボロはそれに気付いていないが。 着替え終わったルイズは、床に何かを投げ捨てた。 「それ、明日になったら洗濯しといて」 『それ』はレースのついたキャミソールに白いパンティであった。 ディアボロは呆れたような声や怒ったような声も出さない、ただ黙っている。 それを肯定として受け取ったルイズは満足気に微笑み、やわらかなベッドでグースカピースカ眠った。 予想を超えたルイズの傍若無人さには、理不尽に慣れたディアボロを困惑させていた。 このまま脱走して学園の外に出て行くか、寝ているルイズを殺害して憂さを晴らすか。 自殺してホテルに帰るか、『もう一つの手段』でホテルに帰るか悩んでいる。 だが、この世界を詳しく知らない事に思い当たるディアボロ。 「決めるのはその後で良いな……」 ルイズのパンティーとキャミソールの上に移動するディアボロ。 洗濯する気など最初から0である上に、持ち物が一杯の彼には拾う事がそもそも出来ない では、何をするのか?と言うと…… ディアボロは懐の紙から取り出した円盤状の物――――DISCを頭に突き刺した! どんな原理なのか、血も何も出ずに顔に吸い込まれるDISC. DISCがディアボロの顔に完全に吸い込まれた、そして、彼は床に落ちているルイズの下着を手に取ると…… ドシュ―――――z__________!!! そのまま思い切りぶん投げた! それは不可思議な光景だった…… ルイズのパンティとキャミソールが壁を透過して何処までも吹っ飛んでいく奇妙な光景。 そして、ディアボロの頭に何処からか声が聞こえて来た。 『ルイズの下着はナイルの川底に沈んだ。』 それに満足したディアボロは、毛布を使わずにその場で横になる。 彼はそこが冷たい洞窟の地面の上であっても普通に眠れるので、毛布の必要は無い。 ベッドが必要なのは気分の問題である。 そこで、ホモ二人にホテルのベッドが占領され続けていたのを思い出し、ちょっとブルーになるディアボロ。 瞬時に気を取り直すと、DISCを頭に挿したことにより聞こえてくる音楽に意識を落として ディアボロはそのまま眠りに付いた。 「フフフフ、Chaka kahn……中々良い音楽だ」 <<前話 目次 次話>>
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「宇宙の果てのどこかに(中略)我が導きに…答えなさいッ!!」 ドグォン! 大方の予想通り、すさまじい爆発が起きた。 百m以上離れた場所に避難しているおかげで、爆発の至近距離に居たルイズ以外無事だったが。 【『ゼロのルイズ』が魔法を使えば爆発する】それはコーラを飲んだらゲップするのと同じくらいの常識である。 (やはりゼロなんだなあ)と、生暖かい目でルイズを見守る先生とクラスメイト達。 当のルイズはケホケホと咳き込みながらも煙が収まるのを待っていた。 サモン・サーヴァントで爆発はありえない。だから誰も彼も使い魔の召喚は失敗だと思っていた だが、煙がおさまったあと、そこに見えてきたものは違った。 「…何? この…何?」 当のルイズは仰け反り慄いた。 煙から現れ出た男は――――女物と思われる下着を上半身に着ていた。 そして髪は恐ろしい事にピンク!あり得ない色をしている。 まあ、ルイズも人の事を言えないぐらいのピンク色だが。メルヘンやファンタジーだから問題無い。 と言うか目の前の男の髪にはカビのような斑点が所々に付いている、こんなのはさすがにルイズの髪の毛にも存在しない。 男を確認したのか、観衆がざわめき始める。 「あれは……人間?」 「それにあの格好、変態だぞ」 「ああ、変態だ」 「さすが『ゼロ』ね、平民の変態を召喚するなんてイカシてるわw」 「クール」 ルイズの耳にクラスメイト達の笑い声が聞こえてくる。 しかし、百m以上離れているのに聞こえるとはどんな耳の良さなのだろうか。 ルイズは悪意たっぷりの嘲笑にプッツンしかけながらも、引率の教師にやり直しを願おうとした。 だが、使い魔召喚の儀式は伝統ある神聖なもの・・・・・・頼んだとしてもやり直しが出来る確率は限りなく0に近いのはルイズも分かっている。 でもルイズは諦めが悪かった。故に頼んだ。 「ミスタ・コルベール!もう一度召喚「限界無く明るくなるッ!」 目の前の男が叫んだと思ったその瞬間!強烈な光が―――。 その場に居た全員の視界は闇に閉ざされ、一ミリ先も見えなくなった! (何何々よ何なのよ!?)ルイズは更に勝手に自分自身で混乱も追加!パニック状態である。 ―――――――ディアボロの大冒険Ⅱ―――――― その男はとあるホテルの床で目覚めた。 まだ朦朧とする頭を振りながら、男はついさっき起こった――――自分の『死因』を思い返す。 (81Fまで行けた……が、まさかいきなりDIOの罠+ミスタのピストルズコンボをくらう羽目になるとは) かなり良い調子だったのだがな。と悔しがる男。 男の名はディアボロ。 レクイエムと言う不思議能力により死に到達する事が出来無くなった哀れな男。それが一般の総評である。 だが、逆に考えてみてほしい 「死んでも生き返る事が出来る」と考えれば 終わりの無いライフも楽しめるだろう。きっと 事実、ディアボロも奇妙なダンジョンを見付けてからは、突然訪れる理不尽な死を恐れる事が無くなった。 (まあ、しょうがない。気分転換に一巡後の世界でも行ってくるか) 「遊んでないでボヘミアンラプソディのDISCをとっとと持って来い」と目で訴えてくる漫画家を無視しながら かつて自分を裏切ったチームに渡し、今現在何時の間にか部屋の中を徘徊し出した亀の『中に入って』行った。 半裸の中年が亀の中に吸い込まれる、割とメルヘンやファンタジーじみた光景である。 耳を澄ましてみると、亀の中からディアボロの声が聞こえる。 「一巡世界素潜りで死亡回数を増やすのは飽きてきたしな」 「やはり、フル装備で俺TUEEEEEEが良いだろう」 「おっと…予めDISCを装備するのを忘れないようにしないと」 ……数分後、亀から出て来たディアボロ。 これまた、何時の間にか部屋のベッドを占領していたホモ二人に向かって歩き出す。 その途中――――― 「鏡?」 それは唐突だった。 突如ディアボロの目の前に、楕円形の物体―――鏡のような物が現れたのだ。 理不尽な事には慣れているディアボロでもさすがにちょっと驚く。 「ふん?」 が、一瞬で気を取り直すと、そのまま何の躊躇も無しに『鏡の中へ入っていく』ディアボロ (新しいダンジョンだろうか?まあ、入ってみれば分かる事だ……) ディアボロが消えた部屋の中で、漫画家とホモ二人による『ディアボロが何時死んで戻ってくるか』の賭けが行われたのは割と関係無い話である 全身を呑み込まれたディアボロ。目の前には果てしない暗黒空間が広がっている 何も見えない。どっちが上か下かも分からない。 「フフフフフフフ」 かなり危機的な状況とは裏腹にディアボロの顔には笑みが浮かんでいた。 何故笑うのか?それはディアボロが何百回、何千回、何万回も死の経験を積んでいるからだ。 肉片まで細切れ、体中カビだらけ、体を裏返し等など、それなんて拷問?な死に方をした事もたくさんある。 (地味な所では飢え死が苦しかったな) 今のディアボロは一回や二回の死亡を恐れる事は無かった。むしろドンと来いと思っているかもしれない。 しかし、目の前の光景が変わらないとさすがのディアボロも飽きてくる。 彼が自殺を考え始めたその時――――光が見えた。 その光はドンドン広がっていき…… ドン! 背中から地面に落っこちた。 「いたたた……」 かなり高所から落下したのに、痛い程度ですませるディアボロ。 まあ、彼はホテルの部屋で何回も落下と激突を繰り返しているから慣れているのだろう。 周りには煙が立ち込めている。が、それも次第に晴れてくる。 煙の向こう――――広い野原、近距離に少女、遠距離にローブを纏った数十人の子供とU字禿の中年―――その周りに居るドラゴン等のモンスターが見えた。 (いきなりモンスターハウスか!?) 見た事の無い集団に驚くディアボロ。 囲まれたまま、無為に時間を消費しては不味いと即座に判断。 (全体攻撃をしても一撃で倒せるかどうか分からん!?ならばッ!) すぐさま、懐の「紙」から一枚の円盤……彼や部屋の中の住人がDISCと呼んでいる物を取り出し――― (チリペッパーのDISC!電力放出!)「限界無く明るくなるッ!」 ディアボロの体から強烈な閃光が放たれて、その場に居た全員の目を一時的な盲目状態にしたッ! 「何か分からんがくらえッ!」 そのまま流れるような動作で、手始めに目の前の少女を『撲殺』しようとするディアボロ。 見知らぬ少女を殺す――その行為に、ディアボロは途惑いや躊躇を感じない。 無抵抗の老人を執拗に追い掛けて撲殺したり日常茶飯事であり、人の道を外れた行為をする事に良心の呵責は一切無い。 レクイエムをくらう前も実の娘を殺そうとする等、人の道を外れていたが、レクイエムをくらってからはその外道さに益々磨きがかかったようだ。 何故か盲目+混乱状態の少女を殴り殺そうと近付いた時、ディアボロは何かに気付いた。 目次 次話>>
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PR-019 ディアボロ PR-019 キャラ 黄金の風 風 P(8) S3 T2 ☆☆☆☆ ●わたしがそこに行くッ! 自分手札にあるこのキャラカードは、自分登場フェイズに味方の《ヴィネガー・ドッピオ》をゲームから除外することで登場させることができる。それ以外の方法では登場させることはできない。 コスト無し ディアボロ 人間 出典:JOJO A-GO!GO! 味方の特定のカードをゲームから除外することでしか登場させることが出来ないという、特別な条件を持ったカード。 キャラカードに登場条件がつくのは、このカードが初めてである。 攻撃力は驚愕の8と、厳しい登場条件に見合ったパワーを持つが、スタンドを付けなければ J-559 グイード・ミスタの能力でアッサリやられてしまう。 キャラ名がドッピオ、ディアボロ共に『ディアボロ』で統一されているため、J-659 ソルベ&ジェラートの効果で手札に加えることができる。 両方3積みすると手札で腐りがちなので投入枚数はよく吟味したい。 風奇であればJ-453 ページをめくられる康一、風悪ならばJ-420 アトム・ハート・ファーザーを採用することで、多少リネージに置きやすくなる。必要なタイミングで手札に戻してやろう。 J-601 再点火で手札に戻すと、もう一度条件を満たさない限り再登場できない。そのためJ-520 チープ・トリックを大の苦手とする面も。 7弾現在の《ヴィネガー・ドッピオ》 J-671 ヴィネガー・ドッピオ PR-018 ヴィネガー・ドッピオ ※2009年1月~3月の店舗大会 【ジョルノジョバーナには夢がある!黄金の風】大会の上位賞
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【名前】ディアボロ 【大きさ】成人男性並 【属性】死に続けてる人 【攻撃力】人間大の岩を一撃で粉々に出来る攻撃を数百発耐える相手が即死するほどのパンチ。 ザ・ハンドのDISC:静止物に対しても、動いている相手に対しても命中率50パーセント。 ただし二回攻撃を外すと空気の流れに舞って攻撃を避ける相手にも必中になる。 命中すると敵を20秒間凍結させ、同時に敵から養分を吸い取って体力を回復。 直撃時の攻撃力は素手の十倍以上。 ザ・ハンド発動:自分たちの間にある空間を削り取る事で敵を瞬間移動させ、目の前に持ってくる。 射撃DISC 各99発 射程200m 秒速200m 時止め中も効果あり ホルス神 :命中すると敵が20秒間氷付けになる。 ヘブンズドアー:一発命中すると敵の特殊能力(変身、拳銃射撃、老化攻撃、若化攻撃、時止め、凍結攻撃、 痺れさせる攻撃、攻撃反射、物質透過、ワープ、治癒、空間削り取り、召喚、アイテムの破壊、 ウィルスなどによる広範囲攻撃、道具の使用などなど)を「特殊行動が出来ない!」という 命令を相手を本にして書き込むことによって完全に封じ込める。相手は武器や素手で殴る事しか出来なくなる。 二発目が命中すると「攻撃する事はできない!」という命令を書き込むので、パンチなども出来なくなる。盲目だと効かない。 マンインザミラー:命中時、鏡の世界を介して自分と敵の位置を入れ替える。 ラバーズ :小さなスタンドを取り付かせることによって自分へのダメージを相手に共有させる。 相手を殴っても自分へのダメージはなし。 凍結攻撃は車大まで有効。 投げた物は秒速400m程度で一直線に全てを貫通しながら飛んでいき、 どのような異空間であろうとやがてナイル川に落ちる。 【防御力】人間大の岩を一撃で粉々に出来る攻撃を100発以上耐える相手が一撃で10回近く死ねる攻撃を 60000発以上耐えられる。 火炎や純粋酸素、殺人ウイルス、血液沸騰攻撃などは通常1000発以上耐えられる。 所持アイテムが柔らかくなっているので壊れない。 時々砂に変化して敵の物理攻撃を無効化する。 65パーセントの確率で飛来する異物を空気摩擦により消滅させる。 大気圏外から落下してくる隕石ですら消滅した。 飛んでくるものを命中時に固定する事で射撃による被害を3分の2に減衰させられる。 ディアボロに磁気を帯びさせる攻撃を、磁力操作で解除できる。 空間を削り取る攻撃でも60000発以上耐えられる。 身体の中から刃物を作り出されて切り裂かれる攻撃も1000発以上耐えられる。 【素早さ】精密なスタンドさえあれば、何処から飛んでくるか全く分からない銃弾を 全て受け止めるくらいのことはできるため、銃弾反応くらい。 移動速度は成人男性並。尚、一秒に一回しか行動できない。 【特殊能力】 お腹が減らない。 透明な物も見える。 一歩歩くごとに150分の1、体力が回復する。 射撃装備DISC・氷を制御するホルス神の能力によって以下の効果がある。 凍結させられても瞬時に解除できる。 能力装備DISC・スタプラ・ザ・ワールドによって以下の効果がある。 時を止める攻撃を受けると時を止め返し、敵を停止時間内で動けなくする。 時止めカウンター時、ディアボロが動けるのは主観において2秒。 2秒過ぎると時は再び動き出し、相手が時を止めようとすると再び自動発動。 数百m圏内の視認可能な敵の場所をレーダーで感知できる。 罠のある場所が分かる。 投げたアイテムが壁や敵を貫通して(すり抜けて)、効果を与えながら何処までも飛んでいく。 睡眠誘発攻撃によって眠らない。 老化、若返り攻撃が効かない。 アイテムを盗まれなくなる。 空腹によって餓死を誘発する攻撃が効かなくなる。 死亡と同時に爆発によって周囲の時を巻き戻し、死亡直前まで五体満足な状態で戻る。 この時、数百m以内にいる敵は時を巻き戻す爆発によって周囲から消失する。 これが発動した後はスタプラ・ザ・ワールドのDISCは消滅する。 スタプラ・ザ・ワールドの予備を五枚所持。 任意発動によって5秒間時を止める。99回まで発動可能。 【発動用所持品】100回まで使用可能。その後消滅。人外にも有効。 バイツァダストのDISC :半径400m程度にいる敵全てを三秒後に内側から爆死させる。 チリペッパーのDISC :周囲数百mに強烈な閃光を発し、30秒ほど敵を盲目にすると同時に隠されていた罠、 何かに化けている敵の正体を暴く。 ホワイトアルバムのDISC:半径400m程度に存在している敵全てを20秒間凍結させる。 クラフトワークのDISC :隣にいる相手を完全に固定し、恒久的に動けなくする。思考発動攻撃ですら使えない。 一発殴られたりすると治る。瞬間移動なども使用不可能。 デス13のDISC :隣にいる相手を五秒間熟睡させる。 JJフラッシュのDISC :周囲数百mを真空にし、敵の血液を沸騰させて攻撃する。 キングクリムゾンのDISC:五秒間だけ自分以外の時を消し飛ばすことで攻撃を完全に透過して 一方的に相手に向かって攻撃を加え続ける事が出来る。 ゴールドEのDISC :敵が植物に与えた分のダメージを敵にも与える植物を、 自分に隣接した全周囲に張り巡らせる。 クリームのDISC :時速360kmで1秒間前方に移動し、その過程にあった物全てを暗黒空間に飲み込んで消し去る。 ヘブンズドアーのDISC :目の前に立っている敵を本にして、弱点などの情報を全て知る事が出来る。 また、本にされている間は敵は意識を失う。弾数は射撃と共通。 イエローテンパランスのDISC :発動後、炎による拘束やアイテムを燃やす攻撃を無効化する事が出来る。 グレイトフルデッドのDISC :半径400mに老化ガスを撒き散らすことで敵を老化させる。若々しい青年でも二回食らうと そこらのごろつき以下の爺になり、もう一発食らうと死亡する。 プロシュート兄貴のDISC:クラフトワーク、デス13の能力射程が半径400mに上昇する。 以下は一度使うと消失する。 紫外線照射装置 :半径400mに紫外線を照射する事によって日光に弱い敵を纏めて消し去れる。 エンポリオのDISC :敵に投げると混乱してしばらくうろうろするだけになる。 【長所】多彩なDISC、時止めカウンター、死亡時に合成しておいたバイツァダストによる時の巻き戻し 【短所】一行動すると次に行動するまで一秒掛かるっぽい 【戦法】スタプラ・ザ・ワールド発動で時を止め、ザ・ハンド発動で敵を射程内に持ってきて、 ヘブンズドアー発動、クラフトワーク発動、ヘブンズドアー2発直撃させて敵を無力化。 ここまでの行動で五秒経つため時止めが解除されているが、クラフトワークで固定されているはずなので 気にせずにバイツァダスト発動、クリーム発動などなど。 時止めが効かなかったらキンクリ発動、バイツァやホワイトアルバム発動など。 【備考】一マスの大きさは車並み(運命の車輪)として換算 レベル99で蛙ドーピングによりHPを増やしまくった状態、Ver0.12
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