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エコーズのこと。 竹田啓司がボロボロになってる彼にむかって言った。 ある意味弩級のサイコさん(黒帽子の人)と友達になった竹田だからこそ、気になって言ったのかも知れない。 コメント ブギーポップは笑わない ブギーポップシリーズ
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読んだ小説 読むのはミステリ、推理小説、ハードボイルドなどです。 自分にとっての読書は現実逃避の手段なので、実用書とかノンフィクションはあんまり読みません。 読んだ小説2008年分 2007年分 2006年分 2005年分 2008年分 タカイ×タカイ ・・・ 森博嗣 どきどきフェノメノン ・・・ 森博嗣 スカイ・クロラ(再) ・・・ 森博嗣 クレィドゥ・ザ・スカイ ・・・ 森博嗣 ファントム ・・・ 虚淵玄 てるてるあした ・・・ 加納朋子 レインレイン・ボウ ・・・ 加納朋子 ZOKU ・・・ 森博嗣 奥様はネットワーカ ・・・ 森博嗣 フラッタ・リンツ・ライフ ・・・ 森博嗣 鴨とアヒルのコインロッカー ・・・ 伊坂幸太郎 月の扉 ・・・ 石持浅海 死神の精度 ・・・ 伊坂幸太郎 忘れ雪 ・・・ 新堂冬樹 チーム・バチスタの栄光 ・・・ 海堂尊 ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス ・・・ 上遠野浩平 名探偵はもういない ・・・ 霧舎巧 左手をつないで ・・・ 高里椎奈 お伽話のように ・・・ 高里椎奈 クライマーズ・ハイ ・・・ 横山秀夫 ネコソギラジカル 上中下 ・・・ 西尾維新 ヒトクイマジカル ・・・ 西尾維新 事故係 生稲昇太の多感 ・・・ 首藤瓜於 箱の中の天国と地獄 ・・・ 矢野龍王 タンポポの雪が降ってた ・・・ 香納諒一 水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪 ・・・ 佐藤友哉 エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室 ・・・ 佐藤友哉 しずるさんと偏屈な死者たち ・・・ 上遠野浩平 UNKNOWN ・・・ 古処誠二 暗いところで待ち合わせ ・・・ 乙一 機動戦士ガンダムUC 1~3 ・・・ 福井晴敏 2007年分 キマイラの新しい城 ・・・ 殊能将之 栄光一途 ・・・ 雫井脩介 出られない五人 ・・・ 蒼井上鷹 幻夜 ・・・ 東野圭吾 ホームドラマ ・・・ 新堂冬樹 黒の貴婦人 ・・・ 西澤保彦 甲賀忍法帖 ・・・ 山田風太郎 依存 ・・・ 西澤保彦 胡蝶の鏡 ・・・ 篠田真由美 刹那の街角 ・・・香納諒一 灼眼のシャナ16 ・・・ 高橋弥七郎 首吊り島/監禁者(倒錯の帰結) ・・・ 折原一 たけまる文庫 怪の巻 ・・・ 我孫子武丸 八月の博物館 ・・・ 瀬名秀明 死んでも治らない ・・・ 若竹七海 スコッチ・ゲーム ・・・ 西澤保彦 邪魅の雫 ・・・ 京極夏彦 百器徒然袋 風 ・・・ 京極夏彦 サイコロジカル ・・・ 西尾維新 劫尽童女 ・・・ 恩田陸 あくむ ・・・ 井上夢人 出口のない海 ・・・ 横山秀夫 キラレ×キラレ ・・・ 森博嗣 DDD2 ・・・ 奈須きのこ 機械仕掛けの蛇奇使い ・・・ 上遠野浩平 消えた探偵 ・・・ 秋月涼介 クビツリハイスクール ・・・ 西尾維新 幻の女 ・・・ 香納諒一 イナイ×イナイ ・・・ 森博嗣 カーニバル・デイ ・・・ 清涼院流水 カーニバル ・・・ 清涼院流水 灼眼のシャナ15 ・・・ 高橋弥七郎 カーニバル・イブ ・・・ 清涼院流水 世界は密室でできている。 ・・・ 舞城王太郎 キノの旅5 ・・・ 時雨沢恵一 火の神の熱い夏 ・・・ 柄刀一 林真紅郎と五つの謎 ・・・ 乾くるみ 光源 ・・・ 桐野夏生 少女は踊る暗い腹の中踊る ・・・ 岡崎隼人 キノの旅4 ・・・ 時雨沢恵一 時生 ・・・ 東野圭吾 刹那の魔女の冒険 ・・・ 関田涙 キノの旅3 ・・・ 時雨沢恵一 地球平面委員会 ・・・ 浦賀和宏 心では重すぎる ・・・ 大沢在昌 マンゴー・レイン ・・・ 馳星周 ろくでなし ・・・ 新堂冬樹 キノの旅1,2 ・・・ 時雨沢恵一 梟の拳 ・・・ 香納諒一 ファンタズム ・・・ 西澤保彦 フォー・ユア・プレジャー ・・・ 柴田よしき 麦の海に沈む果実 ・・・ 恩田陸 ダーク ・・・ 桐野夏生 黒祠の島 ・・・ 小野不由美 三月宇佐見のお茶の会 アリア系銀河鉄道 ・・・ 柄刀一 沈むさかな ・・・ 式田ティエン 古惑仔 ・・・ 馳星周 メドゥサ、鏡をごらん ・・・ 井上夢人 真相 ・・・ 横山秀夫 誰か ・・・ 宮部みゆき 学校を出よう! ・・・ 谷川流 Aコース ・・・ 山田悠介 蚊トンボ白髭の冒険 ・・・ 藤原伊織 ダブ(エ)ストン街道 ・・・ 浅暮三文 それでも、警官は微笑う ・・・ 日明恩 玉蘭 ・・・ 桐野夏生 ブードゥー・チャイルド ・・・ 歌野昌午 「アリス・ミラー城」殺人事件 ・・・ 北山猛邦 グレイヴディッガー ・・・ 高野和明 死にぞこないの青 ・・・ 乙一 ドールズ 闇から招く声 ・・・ 高橋克彦 ドールズ 闇から覗く顔 ・・・ 高橋克彦 ドールズ ・・・ 高橋克彦 陽気なギャングの日常と襲撃 ・・・ 伊坂幸太郎 陽気なギャングが地球を回す ・・・ 伊坂幸太郎 東亰異聞 ・・・ 小野不由美 フォウ・ストーリー ・・・ 遠藤明範 時限絶命マンション ・・・ 矢野龍王 東京ナイトメア ・・・ 田中芳樹 ファントムの夜明け ・・・ 浦賀和宏 「瑠璃城」殺人事件 ・・・ 北山猛邦 ライオンハート ・・・ 恩田陸 グロテスク ・・・ 桐野夏生 闇の貴族 ・・・ 新堂冬樹 博士の愛した数式 ・・・ 小川洋子 ただ去るが如く ・・・ 香納諒一 「クロック城」殺人事件 ・・・ 北山猛邦 魔性の子 ・・・ 小野不由美 夜のピクニック ・・・ 恩田陸 模倣犯 ・・・ 宮部みゆき 紫骸城事件 ・・・ 上遠野浩平 雪月夜 ・・・ 馳星周 フレームアウト ・・・ 生垣真太郎 ダウン・ツ・ヘブン ・・・ 森博嗣 閃光のハサウェイ ・・・ 富野由悠季 逆襲のシャア ・・・ 富野由悠季 灼眼のシャナ14 ・・・ 高橋弥七郎 ifの迷宮 ・・・ 柄刀一 人形幻戯 ・・・ 西澤保彦 転送・密室 ・・・ 西澤保彦 ラスト・ホープ ・・・ 浅暮三文 ηなのに夢のよう ・・・ 森博嗣 DDD ・・・ 奈須きのこ 夢幻巡礼 ・・・ 西澤保彦 どすこい ・・・ 京極夏彦 魔天楼 ・・・ 田中芳樹 天使の爪 ・・・ 大沢在昌 念力密室! ・・・ 西澤保彦 実況中死 ・・・ 西澤保彦 幻惑密室 ・・・ 西澤保彦 亡国のイージス ・・・ 福井晴敏 交通事故のミステリー ・・・ 江守一郎 各務原氏の逆説 見えない人影 ・・・ 氷川透 各務原氏の逆説 ・・・ 氷川透 涼宮ハルヒの憂鬱 ・・・ 谷川流 クビシメロマンチスト ・・・ 西尾維新 クビキリサイクル ・・・ 西尾維新 QED ventus 熊野の残照 ・・・ 高田崇史 2006年分 QED 鬼の城伝説 ・・・ 高田崇史 そのケータイはXXで ・・・ 上甲宣之 失踪HOLIDAY ・・・ 乙一 松浦純菜の静かな世界 ・・・ 浦賀和宏 蜃気楼の殺人 ・・・ 折原一 逆さに咲いた薔薇 ・・・ 氷川透 警視の不信 ・・・ デボラ・クロンビー 殺竜事件 ・・・ 上遠野浩平 春になれば君は ・・・ 香納諒一 λに歯がない ・・・ 森博嗣 半落ち ・・・ 横山秀夫 コッペリア ・・・ 加納朋子 暗黒館の殺人 ・・・ 綾辻行人 リアルワールド ・・・ 桐野夏生 εに誓って ・・・ 森博嗣 顔 -FACE- ・・・ 横山秀夫 極限推理コロシアム ・・・ 矢野龍王 第三の時効 ・・・ 横山秀夫 空の境界 ・・・ 奈須きのこ 透明人間 ・・・ 浦賀和宏 異邦の騎士 ・・・ 島田荘司 ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ ・・・ 上遠野浩平 ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト ・・・ 上遠野浩平 ブギーポップ・パラドックス ハートレスレッド ・・・ 上遠野浩平 冥王と野獣のダンス ・・・ 上遠野浩平 失楽の街 ・・・ 篠田真由美 ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生 ・・・ 上遠野浩平 ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕 ・・・ 上遠野浩平 手紙 ・・・ 東野圭吾 ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師 ・・・ 上遠野浩平 それでも君が ドルチェ・ヴィスタ ・・・ 高里椎奈 夜明けのブギーポップ ・・・ 上遠野浩平 ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 ・・・ 上遠野浩平 ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ ・・・ 上遠野浩平 硝子細工のマトリョーシカ ・・・ 黒田研二 東京タワー ・・・ リリー・フランキー フォー・ディア・ライフ ・・・ 柴田よしき 密室ロジック ・・・ 氷川透 ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター1,2 ・・・ 上遠野浩平 今昔続百鬼 雲 ・・・ 京極夏彦 ブギーポップは笑わない ・・・ 上遠野浩平 被害者は誰? ・・・ 貫井徳郎 灼眼のシャナ13 ・・・ 高橋弥七郎 レタス・フライ ・・・ 森博嗣 七人の迷える騎士 ・・・ 関田涙 塔の断章 ・・・ 乾くるみ 灼眼のシャナ11,12 ・・・ 高橋弥七郎 火蛾 ・・・ 古泉迦十 悪いうさぎ ・・・ 若竹七海 浦賀和宏殺人事件 ・・・ 浦賀和宏 暗闇の囁き ・・・ 綾辻行人 複製症候群 ・・・ 西澤保彦 片想い ・・・ 東野圭吾 Ave Maria ・・・ 篠田真由美 壷中の天国 ・・・ 倉知淳 ルパンの消息 ・・・ 横山秀夫 殺人の門 ・・・ 東野圭吾 無間地獄 ・・・ 新堂冬樹 臨機応答・変問自在2 ・・・ 森博嗣 さらば狩人 ・・・ 香納諒一 夜光虫 ・・・ 馳星周 パーフェクトプラン ・・・ 柳原慧 袋綴じ事件 ・・・ 石崎幸二 仔羊たちの聖夜 ・・・ 西澤保彦 灼眼のシャナS ・・・ 高橋弥七郎 人魚とミノタウロス ・・・ 氷川透 天使と悪魔 ・・・ ダン・ブラウン 黒猫・モルグ街の殺人事件 ・・・ ポオ 死ぬより簡単 ・・・ 大沢在昌 こわれもの ・・・ 浦賀和宏 新世紀「謎(ミステリー)」倶楽部 ・・・ アンソロジー 緋色の囁き ・・・ 綾辻行人 灼眼のシャナ 0~10・・・ 高橋弥七郎 蒼い千鳥 花霞に泳ぐ ・・・ 高里椎奈 暗黒童話 ・・・ 乙一 angels ~ 天使たちの長い夜 ・・・ 篠田真由美 古書店アゼリアの死体 ・・・ 若竹七海 匣の中 ・・・ 乾くるみ ドミノ ・・・ 恩田陸 最後から二番目の真実 ・・・ 氷川透 野獣駆けろ ・・・ 大沢在昌 ペルソナ探偵 ・・・ 黒田研二 冤罪者 ・・・ 折原一 彼女は存在しない ・・・ 浦賀和宏 麿の酩酊事件簿 月に酔 ・・・ 高田崇史 麿の酩酊事件簿 花に舞 ・・・ 高田崇史 逃亡作法 ・・・ 東山彰良 紅玉の火蜥蜴 ・・・ 秋月涼介 13階段 ・・・ 高野和明 13人目の探偵士 ・・・ 山口雅也 虹の家のアリス ・・・ 加納朋子 長く短い呪文 ・・・ 石崎幸二 転生 ・・・ 貫井徳郎 マリオネット園 ・・・ 霧舎巧 レイクサイド ・・・ 東野圭吾 迷宮百年の睡魔 ・・・ 森博嗣 暗闇の中で子ども ・・・ 舞城王太郎 ナ・バ・テア ・・・ 森博嗣 QED ventus 鎌倉の闇 ・・・ 高田崇史 鳥人計画 ・・・ 東野圭吾 樒/榁 ・・・ 殊能将之 氷の森 ・・・ 大沢在昌 柔らかな頬 ・・・ 桐野夏生 人形はライブハウスで推理する ・・・ 我孫子武丸 4000年のアリバイ回廊 ・・・ 柄刀一 綺羅の柩 ・・・ 篠田真由美 北欧神話物語 2005年分 あなたがいない島 ・・・ 石崎幸二 氷雨心中 ・・・ 乃南アサ 黒猫館の殺人 ・・・ 綾辻行人 暗黒祭 ・・・ 今邑彩 双頭の蛇 ・・・ 今邑彩 ウェディング・ドレス ・・・ 黒田研二 クロへの長い道 ・・・ 二階堂黎人 石ノ目 ・・・ 乙一 チーズはどこへ消えた? ・・・ スペンサー・ジョンソン 19ボックス ・・・ 清涼院流水 怪しい人びと ・・・ 東野圭吾 邪馬台国はどこですか? ・・・ 鯨統一郎 本当は知らない ・・・ 高里椎奈 瞬間移動死体 ・・・ 西澤保彦 τになるまで待って ・・・ 森博嗣 御手洗潔の挨拶 ・・・ 島田荘司 川の深さは ・・・ 福井晴敏 鏡の中は日曜日 ・・・ 殊能将之 Twelve Y.O. ・・・ 福井晴敏 真っ暗な夜明け ・・・ 氷川透 MAZE ・・・ 恩田陸 試験に出ないパズル ・・・ 高田崇史 時計館の殺人 ・・・ 綾辻行人 家守 ・・・ 歌野晶午 少年たちの四季 ・・・ 我孫子武丸 試験に敗けない密室 ・・・ 高田崇史 消える密室の殺人 ・・・ 柴田よしき 警視の予感 ・・・ デボラ・クロンビー 試験に出るパズル ・・・ 高田崇史 迷宮学事件 ・・・ 秋月涼介 妖奇切断譜 ・・・ 貫井徳郎 日曜日の沈黙 ・・・ 石崎幸二 白夜行 ・・・ 東野圭吾 θは遊んでくれたよ ・・・ 森博嗣 月蝕の窓 ・・・ 篠田真由美 血塗られた神話 ・・・ 新堂冬樹 Sentimental Blue ・・・ 篠田真由美 死者は黄泉が得る ・・・ 西澤保彦 殺人症候群 ・・・ 貫井徳郎 リヴァイアサン ・・・ 大塚英志 誘拐症候群 ・・・ 貫井徳郎 リアル鬼ごっこ ・・・ 山田悠介 失踪症候群 ・・・ 貫井徳郎 QED 龍馬暗殺 ・・・ 高田崇史 夜の海に瞑れ ・・・ 香納諒一 名探偵の肖像 ・・・ 二階堂黎人 ゆきの山荘の惨劇 ・・・ 柴田よしき 白兎が歌った蜃気楼 ・・・ 高里椎奈 火天風神 ・・・ 若竹七海 フリッカー式 ・・・ 佐藤友哉 巷説百物語 ・・・ 京極夏彦 美しき凶器 ・・・ 東野圭吾 煙か土か食い物 ・・・ 舞城王太郎 マレー鉄道の謎 ・・・ 有栖川有栖 墜ちていく僕たち ・・・ 森博嗣 ダヴィンチ・コード 上/下 ・・・ ダン・ブラウン 終戦のローレライ I ~ IV ・・・ 福井晴敏 QED 竹取伝説 ・・・ 高田崇史 φは壊れたね ・・・ 森博嗣 鬼流殺生祭 ・・・ 貫井徳郎 美濃牛 ・・・ 殊能将之 人形館の殺人 ・・・ 綾辻行人 耳すます部屋 ・・・ 折原一 麦酒の家の冒険 ・・・ 西澤保彦 占星術殺人事件 ・・・ 島田荘司 仮面の島 ・・・ 篠田真由美 俺は非情勤 ・・・ 東野圭吾 天狗風 ・・・ 宮部みゆき よもつひらさか ・・・ 今邑彩 陰摩羅鬼の瑕 ・・・ 京極夏彦 機動戦士ガンダム外伝 ・・・ 皆川ゆか 蜜の森の凍える女神 ・・・ 関田涙 月の裏側 ・・・ 恩田陸 ラグナロク洞 ・・・ 霧舎巧 バイバイ、エンジェル ・・・ 笠井潔 安達ヶ原の鬼密室 ・・・ 歌野晶午 神の二つの貌 ・・・ 貫井徳郎 緑陰の雨 灼けた月 ・・・ 高里椎奈 迷路館の殺人 ・・・ 綾辻行人 月長石の魔犬 ・・・ 秋月涼介 天使の牙 (下)・・・ 大沢在昌 天使の牙 (上)・・・ 大沢在昌 桜闇 ・・・ 篠田真由美 名探偵は密航中 ・・・ 若竹七海 虚の王 ・・・ 馳星周 電車男 七つの棺 ・・・ 折原一 人格転移の殺人 ・・・ 西澤保彦 月神の浅き夢 ・・・ 柴田よしき QED 式の密室 ・・・ 高田崇史
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スレ住人の皆様 リリカルなのはクロスSSスレ 単発SS・一発ネタ ※スレ中でタイトルが明言されていないものについてはタイトルを『無題(仮)』としています また、予告編は基本的に「その他単発」のスペースにまとめてあります ドラゴンボール系 遊戯王系 テーマ曲系 VSシリーズ その他単発 その他単発2 その他単発3 その他単発4 その他単発5 福本系 拍手感想レス :BLACK CAT~Next StrikerS~を連載で読んでみたいです。 :なのはとロックマンゼロのクロス読んでみたいです :マジで涙腺ゆるみました!その後の展開とかなのは達との絡みも見たいです! TOPページへ このページの先頭へ
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254 名前:名無しさん(ザコ) 投稿日:2005/07/21(木) 15 25 14 ID T1fuXdCA 「スーパーロボット大戦V ~EX~」 作者:あーかーど 氏のサイト10000アクセス記念シナリオらしい。 同じく公開中のスーパーロボット大戦Vの外伝らしい。 内容は、二つの1話完結シナリオっぽく。 自分との戦い 電脳世界で自分の分身と戦うぞー、みたいな。 途中出てきたディスペアーという敵はスーパーロボット大戦Vのオリジナルらしい。プレイしていない人おいてけぼり。 途中アルトがリーゼになったり、テムジンがパワーアップしたりみたいなイベントがあった。 もしかしたら、後継機を出したかっただけなのかもしれない。 最後は敵を倒してめでたしめでたし。 そして夢オチへ…… これはちょっと面白いかもしれない。 さっきのシナリオがロボット物なら、こっちは等身大学園シナリオ。 冒頭からいきなりエロゲーをプレイして燃え上がる孝英。これを受け入れられるか否かがポイントか。 あずまんが大王の面子に囲まれながら、ブギーポップの噂について聞く。 そして何か特殊能力を持った暴走してるっぽい生徒が現れる。そしてブギーポップも現れる。 「つう訳だ、本気を出させてもらう!!」の一言で次々とEnableされる武装達。同人流気功術とか同人流殺傷術とかってどうよ。 そして孝英テラツヨス。ブギーポップがいらない小状態に。気合で気力ためて断罪で敵を撃破。 黒幕がどっかにまだいるという事で離脱するブギ。 夜、何だかよく分からんが敵と遭遇。味方増援であずまんが組が登場。 「俺の趣味だ、弾入っているから気をつけろよ」って、趣味でそんな武器持ってんのかいという突っ込みをする暇もなく、あずまんがチームが武装して味方に。 つか、あずまんがチームいらない小状態なのですが。孝英で突っ込ませたら反撃でみんな倒してしまう。 親玉登場。全てはムカつく先生を殺したかったから。話がよく分かりません。先生ターゲットになってないような気ガスル。 ブギー再び登場。何かかっこいいよブギー。 親玉はダミー持ちなのでブギーで潰していって、魂の断罪でとどめ。 エピローグ、タイトル通り普通に夢オチしやがった。ちょっとあっけらかんすぎたかも。 総合:孝英ファンならプレイする価値はあるかもしれない。 スパロボVをプレイしていない場合、夢オチシナリオだけにしておいた方が吉か。
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深陽学園の女子生徒。笑わないの時は2年生。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 37 14) 風紀委員長をしている。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 47 55) 名前の読みは[にいとき けい] -- 名無しさん (2012-03-18 00 48 15) 背が低く、中学生―時のは小学生に間違えられることもある。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 49 44) 性格は頼られたら断れない、また物事をはっきりさせずにはいられない性格で、外見とは逆に周りからは「姉御」と言われ頼られることが多い。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 51 42) また一年の時から保険委員でもあり、竹田啓司とはその時に知り合った。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 55 03) 学園のチェックゲートは風紀委員が毎朝交代でチェックすることと決まっており、紙木城直子とは新刻が当番のときに遅刻を見逃しているうちに仲良くなった。 -- 名無しさん (2012-03-18 00 57 41) 竹田啓司に恋心を抱いているが、すでに告白し振られている。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 08 05) 本人は自らの"はっきり癖"を病気と言っている。エピソードとしては、友達の家に言った時にやりかけのジグソーパズルを勝手に完成させてしまうなど。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 18 20) プレイボーイである木村明雄にちょっかいをかけられたことがある。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 23 40) マンティコアとの戦いの日には、田中志郎、早乙女正美らと共に学校に忍び込んだ。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 33 02) 門番をやっていたおかげで、全生徒の顔を記憶している。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 35 21) 霧間凪が落としたスタンガンを持ち、早乙女正美とマンティコアに立ち向かうほどの勇気を持つ。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 40 27) その勇気と行動はブギーポップに「しかし、新刻敬――君の意思の強さは見事だ。君のような人がいるから、世界はかろうじてマシなレベルを保っている。世界に代わって感謝するよ」と言わしめた。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 47 26) この時のことがあり、宮下藤花のことも知っていたので、ブギーポップの正体を知る一人となる。 -- 名無しさん (2012-03-18 01 51 53) 名前 コメント ブギーポップは笑わない ブギーポップシリーズ 人名
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・紙木城直子とは何者だったのか? 注)この記事は「ブギーポップは笑わない」「歪曲王」「ヴァルプルギスの後悔File4」のネタバレを含みます。 ブギーポップシリーズも15作を超える長編作品となっているが、 その1作品目にして死亡してしまった彼女――紙木城直子を覚えているだろうか。 死亡した登場人物が、再度登場することの多いこのシリーズにおいて、 ヴァルプルギスの後悔File4まで、ほとんど再登場することもなく、 複雑に、膨大になっていく物語に置いていかれてしまった最初の存在とも言える。 しかしそんな彼女を完全に忘れてしまった人は少ないだろう。 何故ならその登場頻度に対し、彼女の存在はあまりに奇妙であり――何より謎を残しすぎた。 そんな紙木城直子の特殊性をここで振り返ってみたいと思う。 1.エコーズとの交流 まず彼女と言えば何と言ってもエコーズは欠かせないだろう。 これは最初の特異点であり、最大の謎でもある。 笑わないの段階では、まだ正体は分からなかったのだが、 知っての通りエコーズは宇宙人、詳しく言うと ナイトウォッチ三部作 で 登場する虚空牙である。 虚空牙は人類を"審判"するために4人の偵察を送ったが、 そのうちの最初の一人がエコーズであった。 彼は自ら喋ることを禁じられていた。それは虚空牙が自分達の情報を人類に公開しない様、 それによって審判の結果が変わることがないようにとの配慮である。 しかし、彼らには一つ誤算があった。紙木城直子の存在である。 彼女は喋れないエコーズの意図を、ほとんど正確に読み取ってしまっていた。 今だ謎の多い虚空牙の目的が、おぼろげながらに判明しているのは、 この時紙木城直子が話していたからと言っていいだろう。 何故話が通じたのか?MPLSだったからなのか? それは分からないが、虚空牙と言うのはMPLSや統和機構などをも超越した存在である。 その虚空牙が定めたルールを破る。 その異常性は後々の作品を読み進めていくにつれて増していっているだろう。 彼女は虚空牙の中でもイレギュラー存在だったのだ。 2.田中志郎との交際 紙木城直子の恋人は田中志郎である。 彼女は弓道をしている彼を見て、一目惚れして告白し交際に到ったようだ。 "笑わない"の時点では、それはなんてことのない恋愛エピソードに過ぎなかった。 しかし"歪曲王"を読むと、その話は別の意味を持ってくる。 はじめブギーポップシリーズの最終巻予定であった歪曲王だが、 この作品の敵の歪曲王はブギーポップと同じ"自動的な存在"である。 自動的な存在はブギーポップが毎回出ているために、それを目にすることは多いが、 実際判明してるのはブギーポップ、歪曲王、そして半自動的な水乃星透子。 それらたったの3人しか存在していない。 そしてブギー以外の二人は、どちらも"ラスボス"といった立ち位置の重要人物である。 同時にそれは歪曲王――つまり田中志郎の特殊性も意味している。 "笑わない"の段階でブギーが分からなかったように、ブギーポップが統和機構 などにも今だ謎の存在であるように、自動的な存在は、浮かび上がらない限り ほとんど見つかることの無い特殊な存在である。 読者にしろ、友人の羽原健太郎にしろ、ブギーポップにしろ、 田中志郎の特殊性を事前に見つけることは出来なかった。 紙木城が一目惚れした相手とは、そんな相手なのだ。 そんな彼女は田中志郎を好きになった理由をこう述べている。 「でもなんか知らないけど、あの子は"大したもの"みたいな気がするのよね」 自動的な存在に対しても、彼女はやはり特殊な立場であった。 3.炎の魔女の空間より "笑わない"のあと紙木城直子は舞台から退場する。 霧間凪の行動原理の支柱でありながらも、凪はあまり過去を語らないせいもあり 名前すら登場することはなくなってしまった。 そんな紙木城直子だったが、2011年発売の「ヴァルプルギスの後悔File4」にてついに再登場を果たした。 ヴァルプルギスの攻撃により、「霧間凪が望んだのう一つの過去」により 過去へと飛ばされた霧間凪。何の苦労もない環境で、強くなることもないまま過ごす彼女が 小学校の転向的で出会ったのが紙木城だった。 正史ではすぐに二人は親友となり、そのときに紙木城が凪を信じたことで 凪はお互いに信じあう強さを手に入れたのだ。 しかしヴァルプルギスが作り出したアトランティス領域では、二人はすぐに仲良くならなかった。 親の関係でクラスから冷たい扱いを受ける紙木城に対し、この世界の凪は それを救い出す勇気が持てなかったのだ。 ある日クラスから紙木城が責められた時、戸惑う凪を見て紙木城は――突然凪を殴りつけた。 そして高校生の姿になった紙木城は、小学生の凪に言う 「あり得たかも知れない過去なんかどーでもいい。続かなかった未来も知ったこっちゃない。 私は、今、ここで――しみったれたことで悩んでいるあんたをぶん殴ってやるために出てきたのよ」 そう言って凪を叱咤激励し、過去から引きずり出した。 凪はそれを受けて再び魔女の戦いの地へと戻って行ったのだった。 これは凪の強さによるものかも知れない。 あるいは既に戦いの行方は決まっていたのかもしれない。 またあるいはヴァルプルギスの試みた攻撃自体、本来意味をなさないものなのかも知れない。 しかし、超常の存在ヴァルプルギスによる誤算があったときに、 その場にいたのはやはり紙木城直子だったのだ。 結局彼女が関わった、特に特殊な事柄は以上の3つである。 虚空牙のルールを無視 歪曲王の存在に無意識で特殊性を感じ取る 炎の魔女の攻撃の中でイレギュラーとなる 虚空牙、自動的な存在、魔女――どれもこの作品の中でも、 特に特殊な存在と言えるだろう。 更にもっと言うならば、彼女の親友は"MPLS"で"炎の魔女"の霧間凪であり 彼女は殺した相手は"合成人間"マンティコアだった。 ほんの少しの間にこれだけの存在関わった紙木城直子。 彼女亡き今、どれだけの事実が明かされるかは分からないが、 調べていくたびに見つかったのは、更に多くの謎であった。 普通の一般人なのかもしれないし、あるいは中枢をも凌駕する存在なのかもしれない。 ただ今読者に出来るのは、再び彼女が話に関わってくる時を待つこと・・・ ――そして、一番彼女に関わり、その結果行方不明となってしまった 形骸の戦士 木村明雄の話が書かれることをただ待つことだけである・・・。
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第二回戦【城】SSその3 ◆ ◆ 勧告しよう。 あなたは、このSSを最後まで読むことが出来ない。 ◆ ◆ ≪sight:遠藤終赤≫ 「何ですか、これは」 遠藤終赤は困惑していた。 ステージ『城』。目高機関が設えた和風城郭、その内部。 対戦相手の二名に出会った時、彼女は、早くもその推理力を総動員せざるをえなかった。 その足元を、ネズミが通りぬけていく。 「……興味深い『証言』です」 その困惑は、紅蓮寺工藤の能力【創作の祭典】によって伝えられた、 『この世界はSSである』 『読者投票によって正史が決まる』 そして、 『このSSは黄樺地セニオの作者によるSSであり、彼の勝利が確定している』 などの、無数の真実に対してのものであったり、 「ヒヒヒ、あ、あったかくなってきちまった。あったかくなってきちまったよォー!」 廊下に飾られた武者鎧の腕に跨って、角オナニーをしている狂人であったり、 「ヤッベwwwてーことは俺なにもしなくても勝てるってことじゃぁんwww 神に愛されてるオレ流石すぎwwwww」 廊下の壁から、“下半身だけを生やした”チャラ男であったりした。 「マジ最高ウィッシュ! じゃーのんびりすっかー、試合とかチョーめんでーもん~www いやーチョー焦ったわ~wwwどーしよーかと思ったしィwww」 「ヒヒ ヒヒヒ! い、いいケツしてやがる! ハァハァ……ハァハァ……!」 「ちょwwwクドーちゃん声エロっwwwヤベー超見てー超ヤりてぇ~wwwでも動けねえwwwマジ勘弁ww」 左斜め前方。紅蓮寺工藤。武者鎧の腕に自らの股間を押し付けて愛撫している。 右斜め前方。黄樺地セニオ(下半身)。上半身は向こう側に貫通しているようで、声は聞こえる。 「……なるほど。ポータルですか」 ひとまず、最も簡単な真実から推理する。 セニオは、ポータル移動で三割の確率を引き当てて失敗し、今『かべのなかにいる』のだ。 なんという不運。いや、むしろ即死していないだけ幸運か? 「ハァハァ……ウッ! あー! ああ゛~……!」 ギャリギャリギャ リギャリギャリと、紅蓮寺がこめかみに押し付けた銃を鳴らす。声のトーンがどんどん高くなっている。 「ヒィヒ、ヒヒヒ! ――なんだァ、ケツ男! 世界平和か! いいねえ! 平和になったら楽しいことしかないもんなァ! 素敵になるぜ! ヒヒヒヘハハハ!」 「ウェーイ、だろだろ~? ヤベッショ? パネッショー?wwwだからさァクドーちゃぁん、ちょっくらここ出るの手伝ってくれね? ヨッキュウフマンなんだろ?wwwここヌケたらさァ、満足させてやるぜぇ、どーよwwwwwww ま、どうせオレが勝つのは分かってるんだしさァ、楽しもーぜぇ?www」 「ヘヘヘヒヒヒヒヒ!! イヒ、イヒヒッ! ヘヘヘヘヘヘ!! 誘ってやがんノかァ? 誘ってやがる ぜこのケツ男! ケツのくせに! ああ~、ちんこがあったら掘りてぇなァ!」 「…………」 帰りたい、と終赤が思ったかどうかは定かではない。 一見、というよりどうみても隙だらけでしかない二人に対し彼女が攻撃を加えないのは、言わずもがな、警戒しているからである。 セニオが勝利する運命。そして、それを伝えてきた奇怪な能力。 それに対し、迂闊に行動するのは命取りになりえると判断したのだ。 廊下の端を、ネズミが走り抜けていく。 直後、ぐりんと、異様なまでに上半身を反り返らせた紅蓮寺がこちらを見据えた。 「ハァ、ハァ、――ウッ! 大日本軍事探偵制ェ? ヒヒヒ! 勘弁してほしいなあ! おれは探偵は嫌いなんだ! なあ、『エンドウ 』! ヒヒヒ!」 「む」 その呼び方に妙な敵意を感じ、咄嗟に終赤は、指先を紅蓮寺に向けた。 「犯人は――」 その一連の動作は、弓道の射法八節にも似ている。 足踏み。胴造り。弓構え。打起こし。引分け。会。離れ。残心。 それと同じように、終赤は古来より先人によって積み上げられた形式(フォーム)に則り、致命となる矢(すいり)を撃つ。 「――お前だっ!」 射法八節ならぬ、推理法八節に則って放たれた桜色の推理光線は、しかし紅蓮寺の、ゴム人形のようなぬらぬらとした動きで容易くかわされる。 当然だ。『犯人はお前だ』『意義あり』『それは違うよ』など、推理光線の類似の使い手は大勢いるものの、その共通項は一つ――推理 光線は『真実』を捉えるもの。 状況把握段階の終赤が放っても、その命中率は半分以下もいいところだ。 「ヒヒヒ! 怖い怖い! ――私は犯人じゃないの、お願い信じて! ――だったら証拠を見せてみろよ、探偵さんよぉ! ――そんなことどうでもいいだろう、それがなんだってんだ! ――俺を疑うたぁいい度胸じゃねえか、間違っていたらただで済むと思うなよ。 ――おれは殺人犯と一緒にいるなんてもうたくさんだ、先に帰らせてもらうぜ! ヒヒヒ! 似てたか? 似てたかよ、『エンドウ』! ヒヒヒヒ?」 紅蓮寺はサーカス、あるいはポールダンスのように、巨大な甲冑にぐるぐるとまとわりつきながら、挑発的な百面相を見せる。 「お?wwwなに、シューカちゃ んもいるの?www顔見せてよォーマジでwwwカワウィーんでしょー?www てかオレさっきから下半身でしかコミュれてねえ!wwは!wwwコレハセックス?www うそうそwww冗談だってwwwアメリカンwwwジョークゥwww」 暢気極まりないセニオの言葉が不快だ。 【創作の祭典】の真実も、彼にとっては『何をしなくても勝てる』以上の意味を持たないのだろう。 チャラ男ストラはかく語りき――シリアスな事象を理解出来ない、思考停止の力。探偵とは、まさに対極の存在だ。 「なあ! どうすればいいと思う? どうすればイイと思うゥ……?」 「な、何を、……ですか?」 甲冑の頭に足を掛け、逆さまにぶら下がりながら、紅蓮寺が問う。 「ルールさァ。ルール。分かってんだろ? おれはよ、面白ければ生き残れるんだよォ。 面白さ絶対主義だぜ、偉大なるGM様のお達しだァ……!」 「GM……?」 「だからさァ……打ち切るんだよォ……このSSは、おれのじゃあねえからなァ……」 足元を駆け抜けるネズミ。先程から妙に多い。どこか奇妙なシルエット。何かを、背負っている? 終赤がそれを注視しようとした時――びょん、と紅蓮寺が跳んだ。 終赤に跳びかかり、押し倒す! 「ヒヒヒハハハハハ! だからこう言うよな! ご愛読ありがとうございましたァー! ってなあ!」 がしり、と肩を掴まれる。予想外に強い力。 終赤の顔が歪む。痛みからではない、自らが、真実を見落として いたことへの自責だ。 ――ネズミに取り付けられたもの。いやというほど見慣れた存在。 粘土めいた暗色の固形物。あからさまなタイマー。張り巡らされたコードの中でひときわ目立つ、赤と青の二本線! 「ヒヒヒ! 城によォ! 探 偵 (プライベート・アイ)がいるんだぜェ?」 紅蓮寺が叫ぶ。 「そりゃあもう『爆発オチ』しかねえよ! ねえよなァ! ヒヒヒヒ!」 城が、震動した。 ひと際大きな爆音に続き、続けざまに起こる震動、衝撃、爆音、爆音、爆音――! ――紅蓮寺工藤は破壊のエキスパート。同時に、その頭の回転は決して悪くはない。 彼女はここで自慰行為に耽りながら――否、恐らくこの場に辿りつく前、試合開始直後か ら、捕まえたネズミに時限式の高性能爆薬を仕掛け、城中にバラ撒いていたのだ! 「お?wwwなになに? どぅーなってんのー?ww」 「ウヒヒヒヒヒ! なァ! 開始直後にステージ全爆破とかよォ……『ステージ特性を活かせてないSS』っつう評価がされても、仕方ねえよなあー! ヒヒヒハハハ! クソだぜ! クソだぜこれはよォ! エレメンタルジェレイドも真っ青な爆発オチだぜェー!」 「くっ……放しなさいっ!」 道連れを厭った終赤が、紅蓮寺を華麗に投げ飛ばす。サッカー、フェンシングに並ぶ探偵護身術の一つ、バリツだ。 ――爆発崩壊する城からの脱出! どちらかと言えば『怪盗』の領分に近いものの、確かにそれは『探偵』が想定すべきシチュエーショ ンの一つだ。 だが、彼女の流派は『本格派』。そこまでアクションに特化していない。 「ヒヒヒ! 最初からクライマックス……? それじゃあ名作だろーがよォ…… おれはよぉ……最初っからエンドロォォォォォォーーーール! だぜイヒヒヒヒヒヒ!」 ――なお、エレメンタルジェレイドはアニメ化もした月刊ブレイド連載の漫画であり、武器に変身する少女と空賊の少年との冒険ロマンファンタジー作品である。 七年にも及ぶ長期連載を爆発オチで投げたことで一部で批判殺到である。 「ツッデッデッデ! デッデデデッド! デッデデドッデッデッデデデン♪ ツッデッデッデ! デッデデデッド! デッデデドッデッデッデデデン♪ ツッデデッデッデデンデン! ツッデデッデッデデンデン♪」 紅蓮寺は崩れる天井を仰いで、イチローめいた地球滅亡のテーマを調子よく歌う。 当然ながら、瓦礫から逃れる気などない。 「お?www抜けたァー!wwww」 びしびしびし、と左右の壁に亀裂が入る。 その亀裂に乗じて、壁からすっぽ抜けた土だらけの影。 「ハージメマーシテェェ~、クドーちゃんにシューカちゃぁん! 黄樺地セニオ、でぇぇぇぇーーーっすウェーイ!!ww 出してくれてマジサンクスペテルブルクゥー!www試合終わったらドゥー? 遊びにいかねー?wwwってうわ城崩れてねこれ!?ww ナニユエ!wwマジ勘弁www」 しかし、慌てた様子のセニオは、紅蓮寺と同じく何ら対応を取ろうとしない 。 「ま☆いぃーや! だってェ?wwオレ勝つこと決まってるわけだしィー?」 崩れゆく城の中で、四方八方を向いては、何やらキメたポーズを取る。 どこかから見られていると思っているのだろうか。 「ウェーイ見てる? 見ーてーるゥー作者サァン?wwwカッコよく勝たせてよォー?ww しっかりとねー、あ、それとも名前で呼ぶかァ? ――ちゃーんと書いてよォー、ア」 その影が、――崩れ落ちる瓦礫に飲み込まれた。 腹を抱えて笑い転げる紅蓮寺。 「く……!」 震動する城の中で。 終赤は、ギリと奥歯を噛んだ。悔しさからではなかった。 「これは、使いたくはありませんでしたが……!」 ――そして、全てが崩壊した。 ◆ ◆ ≪sight 紅蓮寺工藤≫ 「――――あァ?」 紅蓮寺工藤は、当惑した。 持ちこめた爆弾にも限界がある。流石に、城外部の石垣や堀ごと丸ごと解体、とはいかなかった。 だが彼女の爆破技術もあり、少なくとも、彼らのいた建物は完全に崩れた。 焦げた柱が露出し、壁はことごとく土くれとなって風に流され、天守閣のシャチホコが、瓦と木くずの中に埋もれている。 瓦礫の山に、ひゅう、と風が吹き、 「『スマート・ポスト・イット』」 すぐ上で。特大の瓦礫が、ケーキのように『分割』されて、左右に転がった。 「う……」 ぽたりぽたりと、血が零れる。 彼女の上に、体積を奇妙に減じた遠藤終赤が、その全身を血塗 れにして立っていた。 庇われていた。 「ちょっちょォーウ!wwwダイッジョブかシューカちゃぁん!www死ぬなーwww」 「お気になさらず。……終赤、良い仕事です」 「気にしないで、終赤。あなたも上手くやったみたいだね」 少し離れた位置で、半分になった終赤(B)が、同じようにセニオを庇っていた。 もっともこちらは、セニオ自身が途中からポータル・ジツによる傘を張ったらしく、かなり軽傷である。 身を護るつもりのなかった紅蓮寺の周囲には、『分割』された瓦礫が無数に転がっている。 割合自在の分裂能力『スマート・ポスト・イット』。 それは逆に言えば『あらゆるものの体積を自在に分割出来る』ということでもある。 大きな瓦礫を触 れた端から分裂させ、身を守ったのだ。だが――何の為に? 「ヒヒヒ……なにしてる? おれに惚れたのかァ? ヒヒヒヒヒ! レズかお前ェ? それともアレか? あっちのケツ男か? カルいのが好きってか! ヒヒヒヒ?」 「……いえ。あなた方を……助けたのは、拙の、信条から……」 そして終赤(A)は、血塗れの終赤(B)を呼び、「再結合」する。 両方の損傷が同化する。少女の額が裂け、口の端からつうと血が零れる。 終赤はがくりと膝を折りそうになるが、彼女は左手首の腕時計を自分の首筋に当てると、何らかのスイッチを押した。 ぷしゅ。時計型麻酔銃に仕込まれたモルヒネが、一時的に彼女の意識を覚醒させる。 既に耐性が出来ている彼女にとって、 大の男をも眠らせる麻酔も、ちょっとした栄養ドリンクのようなものだ。 「――叔父上は仰っていました」 怪我を一切感じさせずに、ゆるりと少女は歩を進める。 その様は、先程まで紅蓮寺とセニオに翻弄されていた姿と同一には思えない。 彼女の奥歯に仕込まれていた、常人ならば致死量のZBR粉末麻薬は、彼女の混乱した思考を洗い流していた。 「犯人を死なせる探偵は犯罪者と同じだ。殺るのなら、己が推理光線で撃ち殺せ、と」 そして彼女は――崩壊の間に『推理』を終えたのだ。 「…………」 紅蓮寺工藤は、動けなかった。 彼女の、外面に似合わない明晰な頭脳が、この時、最大限のアラートを鳴らしていた。 まずい。 まずい、まずい 、まずい、まずい、まずい。 これは。この『ノリ』には、覚えがある。 あの忌々しい男が、時折見せていたものと同じだ。あの、神に愛された万能の天才。 目の前のコイツと、同じ名と、同じ肩書きを持つ、最悪の同志! 「――それでは、解決編を始めましょう」 “探偵が真相を語る時、何人たりともそれを妨げること能わず”。 第四の壁を越えし狂人は、だからこそ、誰よりもそれを理解していた。 「へ……? 解決? 何を解決するんだよ、事件なんて、ナンも起きてねーじゃん?」 セニオの問いに、終赤は穏やかに答える。 「探偵が解くのは、殺人事件とは限りません。世界全ての欺瞞が、探偵の追求の対象です。 ……セニオ様。一つ確認したいので すが、貴方がラーニングした彼女の能力はどのような内容でしたか?」 「は? ……クドーちゃんの、」「おれの、能力ゥ?」 奇妙な質問に、一同が首を傾げる。 ――異常な光景だった。 セニオと紅蓮寺、どちらもこんな言葉で大人しく従う器ではない。 だが、今この場は、彼女の領域(かいけつへん)なのだ。 古来より、探偵は「場」を呑む力を持つ。 話術。緩急。態度。雰囲気。叙述。それらを使い、容疑者から、証人から、有力な証言を引き出すのだ。 今この場において、全てのファクターは探偵の為に回る。 火曜日夜の湯けむり温泉旅館、あるいは福井県の断崖絶壁にも酷似した特殊空間。 「さっきクドーちゃんからコピーした奴? え、どっちの 方?」 「どっち? ……この世界が創作された世界であるというものですよ。ラーニングは出来ていますよね?」 「ああ、落雷の方か。えっと――能力名は『創作の祭典 -フィクション・ファンクション-』。 効果は『「自分が物語の登場人物であること」を理解する能力。』制約は『術者と関係性を持っている間』だったっけかなあ」 「間違いはありませんか、紅蓮寺様」 「ヒヒヒ――そうだなァ。この世界はSS! 面白ければ生き残り、つまらなきゃ死ぬ。 面白い限り、おれは絶対死なねぇ――」 「それは、本当ですか?」 放たれた言葉に。 紅蓮寺が、へらへらとした狂人の笑みを、大きく歪めた。 「な――にィ……?」 「『理解する』能力。ですがそれは、他 者を対象としている時点で、『理解させる』能力、更に言えば『認識を強制する』能力――そう言い変えられます」 認識を感染させる。自己の認識を、他者へ強制する。 それは、魔人の基本能力だ。魔人能力の一般的な原理である。 「ちょ……ちょっと待ってくれよ、探偵サン」セニオが狼狽して言う。「じゃあ何だ? オレが勝つってことも、この世界がSSってのも、全部クドーちゃんの妄想ってことか?」 「ヒ――ヒヒヒ、何言ってやがる?」 紅蓮寺が馬鹿馬鹿しい、とばかりに笑う。 「wikiがあンだろうがァ! GMも! ダンゲロスSS3は、確かに開催されてるんだよォ! 勝てれば生きる! 負ければ死ぬ! 中の奴らが掲示板に書いた感想も、あンの大惨事なラ ジオの内容も、記載されたテメエらの情報も、全部おれの妄想だってのかァ? ヒヒヒヒ! 探偵ってのはイイ仕事だねェ! 妄言を吐くだけでいいんだからよォ!」 「いいえ、そうではありません。――あのwikiも、ダンゲロスSS3も、このSSを書いている中の人の存在も、――架神恭介様も、また実際に存在しています」 終赤が一転、紅蓮寺を肯定した。 かに、見えた。 「何故なら、紅蓮寺工藤様。貴方は、魔人なのですから」 「……ヒ? ――はァ!?」 放たれた言葉を、瞬時に理解出来たのは、紅蓮寺だけであった。 終赤が、この解決編で語る『真相』、その要を。 遠藤終赤が、静かに、指先を上げる。 「そちらが先とは、限らない」 一片の乱 れ無き、推理法八節を踏む。 「『自分は実体化した小説のキャラクターである』という認識が先にあったとしたら? 紅蓮寺様はそもそも小説内のキャラクターなのですから、その認識を持つこと自体は間違っておりません。 しかし、それを、他者にまで――読み物『アンノウンエージェント』とやらの登場人物ではない、現実の拙たちにまで感染させてしまったのが、全ての矛盾の始まりなのです。 その結果。 この拙たちの現実にまで、本来なかった上位次元『ダンゲロスを創った世界』が生まれた」 その指先に、桜色の推理光線が灯る。 「彼らは、ダンゲロスSS3の世界を書いている。それは確かでしょう」 光量が増す。 「――ですが彼らは同時に、『自分 たちは誰かに書かれた存在である』という認識を現実に変えた、紅蓮寺様の能力の産物でしかない。 我ら三人の、それぞれの中の人。此度のGKを担う陸猫様、仲間同志様。それらを育むあちらの世界の人類の歴史。魔人のいない世界。ダンゲロス世界を作り上げた架神恭介様。 ふふ、架神恭介。「恭しき」「架空」の「神」――まさに誂えたような名ではございませんか?」 「な、な、な……」 「貴方が絶対視している彼らもまた、紅蓮寺様と同じ『実体化された架空のキャラクター』に過ぎない。 それが貴方の能力――【創作の祭典】の『真相』です」 撃ち放たれた桜色の推理光線が。 紅蓮寺工藤の眉間を、迷うことなく、穿った。 ◆ ◆ 【sight 黄 樺地セニオ】 黄樺地セニオは幻惑されていた。 何故なら、チャラ男とはすなわち、『無知な大衆』の極地である。 彼らは被害者として、犯人として、証人として、ブラフとして、探偵が挑む真実の担い手であり、同時に障害である。 それゆえに、大衆と対する為に探偵が手に入れた「場」の支配技術――扇動・操作技術は、チャラ男の王たるセニオに対し、完璧以上に作用していたのである。 それゆえに、彼は終赤の『真相』――『紅蓮寺の能力は、彼女の思い込みを周囲の人間に強制するもの』であり、中の人、GMなども架空のキャラクターに過ぎないという推理を、完全に信じ込んでいた。 ――それが欺瞞であるということなど、気付きもしない。 「ふむ」 紅蓮寺の死体を確認し、遠藤終赤は頷く。 ――今の『解決編』。 あれは真相でこそあれ、真実ではない。 何故ならあの理論で証明出来たのは、両者の関係性の可能性のみである。 我々は鶏によって産まれた卵なのだ、という紅蓮寺に対し、いや違う、実は卵が先だったのだ、と言っただけに過ぎない。 卵が先か鶏が先か。どちらが先なのかなぞ、証明は出来ないだろう。 少し考えれば分かることだ。紅蓮寺も、試合を終えて復活した頃には、自分が謀られたことに気付くだろう。 欺瞞と言えばあれこそが欺瞞。否、欺瞞というよりも 「『戯言』……推理とは程遠い、下らぬミステリの代物でございますが。 まさか使う羽目になってしまうとは。叔父上、終赤はまだ未 熟ですね……」 だが、それは、一時的にせよ紅蓮寺の心を揺さぶり、推理光線を当てうるだけの『真相』となった。 『真実を追求するのが探偵の役割だ。だが、真実をどのような形で「真相」として露わにするかは、探偵個人の心がけでしかない』。 それもまた、叔父上が彼女に言った言葉である。 無論、その思惑も何もかも、セニオの考えの及ばぬところである。 「では――黄樺地様。お覚悟を」 「は、ちょ、探偵さん!? 勘弁して下さいよ、オレだって役に立ってたッショ!?」 「それとこれとは別。あくまで試合ですので。ご安心ください、この大会の医療関係は万全。一部の例外を除けば、ほとんどの損傷は回復致します」 向けられた指先に慌てて両手を振るも 、セニオは、終赤に抵抗することは出来ない。 彼は、終赤の「場」にこれ以上なく呑まれている。 既に、証拠の補強者として、または話を先に進める為の幼稚な疑問点の開示役として、『無知な大衆』としての理想的なムーヴを取らされてしまっている。 終赤の呼び名が「シューカちゃん」から「探偵サン」に変わっているのが何よりの証拠だ。 そして、犯人にすらなれなかった観客に、終赤の無慈悲な推理光線を放たれる。 「ちょ、『セット』! 『スマート・ポスト・イット』ォ!」 「む」 セニオは、左右ニ体に分裂したことで、かろうじて推理光線をかわす。 左右対称に、瓦礫に尻もちをつく。割合は綺麗に半々。終赤の瞳が本体を見極めようとし、すぐに無意味だと 考え直して指先を掲げ直す。 「所詮、土壇場での言い逃れに過ぎませんね」 無知な大衆が一人から二人になったところで、無知なのは変わらない。 それに、肝心要である終赤の推理光線『一ツ勝』を、セニオはコピーすることは出来ない。 このまま片方ずつ潰していけば良い。彼女はそう判断した。 「……ウェ?」「……ーイ?」 だが。 分裂した二人のセニオは、互いを見交わした。 「ちょ、」「マジで?」 そのときセニオの胸中に訪れたもの。 それは、――圧倒的なまでの、歓喜だった。 「「ゥゥゥゥゥゥゥゥウウウッツウェェェェェェッェエエエエエイ!!!!!wwwww」」 「な!?」 終赤が構築した「場」を容易く弾き飛ばし 、二人のセニオが飛び上がる。 二人がハイタッチ。両手をピストル状にして指差し確認。続けてウィッシュ。 「ウェーイ! オツカレィ!www」「オツカレィ!wwソレナwwチョーなっつwww」「シューカちゃんヨロ~wwwwハジメマシテェ~セニオでぇーっす」「あ、オレもオレも~、ハジメマシテ、セニオでぇーっす!」「同じじゃんwww」「意味ナッシングwwwサムスwwww」「サムス度パネーww」「ウェイウェーイ! で、やるしかなくね?」「てかシューカちゃんマジアレじゃね?」「マジマジ! シューカちゃんアレすぎっしょ!」 読者の皆さんは、少し考えてみてほしい。 たとえば、道端を歩いている時、進行方向にチャラ男が一人いた。 あなたは、そ れを避けて通るだろうか? 避ける人もいるだろう。だが気にしない人もいるだろう。そもそも、それがチャラ男だと気付かない人もいるかもしれない。 だが――これが、『複数人のチャラ男が集まり、盛り上がっている』ときならどうだ? 誰もが心なし距離を置いて、あるいは大きく迂回して通るのではないだろうか? 「黄樺地様……貴方は、まさか――!」 そう、終赤は見誤っていた。 今までの大会中、セニオの実力を大幅に減じさせていた、一つの事実を。 ――チャラ男とは、本来、『群れで生活する生き物』なのである! 「くっ、私は、」 「ウェエエエーイ!」「ウェイウェーイ!」 再び場を支配しようとするが、それもセニオの放つ笑い声――往年の 力を取り戻した、チャラ男文明に伝わる古のパワーワードによって、容易く弾かれる! かつて、鎌倉時代は宇治拾遺物語。翁が「ゑい」という掛け声で酒席を盛り上げるシーンが存在する。 いわばそれは無礼講の表音言語であり、終赤の操作力を弾いて余りある! 「シューカちゃん、カッワウィーネー!www」「あと二年後に期待ってヤツぅ~!ww」「いやいや十分っしょ! あ、でもおっぱいはもうちょい欲っしっい~?」「マザコンかよお前www」「いやお前はオレっしょwwww」「マジでか!www超ビビるぅ~!wwww」「マジだし! マジ勘弁だわ~!ww」「ウケるwwww」 分裂したチャラ男。一人でもチャラいセニオが二人! そのウザさは当社比二倍、いや二 乗か! 本来は実力も二等分になるはずのスマートポストイットによる分裂も、軽薄さこそが取り得であるセニオにとって、体積が減ることはむしろパワーアップですらある! 「『セット』www『ポータル・ジツ』ゥー!」「『セット』www『スマート・ポスト・イット』!wwww」「遊ぼうぜシューカちゃん!」「ウェイウェーイ、シューカちゃんのぉ~、ちょっとイイとこ見ってみったい~!」「仕事なにシテンノー? 探偵? マジメー!www」「タイホされちゃう~どっしよ~!wwwはははははは!wwww」 「ふ、不覚……!」 異様な騒がしさを持った二人が、終赤を翻弄する。 周囲は未だ、紅蓮寺によって破壊された瓦礫の山である――だが終赤は、まるで自分が、休 日のゲームセンター、あるいは金曜日夜の飲み屋にいるかのような錯覚を覚えさせられていた。 ドーピングの効果も限界に近い。状況はまさに最悪だと明晰な頭脳が伝えている。 「……いいでしょう」 だが、それでも終赤には、名に知られた遠下村塾の探偵としての誇りがあった。 「私は未熟だった。……なればこそ、全力で向かわせて頂きます!」 加速度的に蔓延するチャラさを、徐々に掌握していく。 推理法八節を、必死で練り上げる。伏線を踏み、フーダニット、ハウダニット、ワイダニットを造り、証拠を構え、トリックを打ち起こし、アリバイを引分け、犯人と会い、心を残して真相を放つ。 「ウェーイ!wwww」「犯人は――!」 今ここに、チャラ 男VS探偵の、この試合最後の戦線が幕を上げる―― ◆ ◆ 【sight you 】 「――ん?wwww」 あなたは見る。 セニオの片割れが、ふと何かに気付き、動きを止めるのを。 彼は、背景で戦う己が半身と終赤には目もくれず、ふんふんと何度か頷いている。 「あー、成程、これってそうやって使うのかよwwwわっかりっづれーぇwww」 ふと、あなたは思い出す。 セニオが先程、終赤に【創作の祭典】の能力説明を求められた際、奇妙な答え方をしていたことを。 ――さっきクドーちゃんからコピーした奴? ――え、“どっちの方”? 「『セット』ォwwww『 創作 の 再転 (アン・ノウン・エージェント)』 wwww」 能力名。【創作の再転 -アン・ノウン・エージェント-】。 能力。架空のキャラクターの召喚。メタ関係の把握。 制限。干渉出来るのは、術者と創作的につながりのある存在に限る。 「ウェーイwwww」 あなたは、その能力名を知らない。 だが、その能力の存在を、wikiの紅蓮寺工藤の項目で読んで、知ることが出来る。 ――それは、ネット小説「アンノウンエージェント」の作者が持つ魔人能力だった。 紅蓮寺工藤という、架空のキャラクターを現実に実体化させた力。 その副産物でしかない【創作の祭典】の規格外さから見ても、まず埒外の異能であることは推測出来るだろう。 そして、セニオの強力無比なコピー能力のラーニング条件 は、『能力存在の認識』である。 紅蓮寺の存在を知覚し、【創作の祭典】によってその背景設定を把握した瞬間、彼はこの能力をもコピーしていた。 「ウェイウェイウェーイwww」 ただし。 この能力、いささか過剰な効力を得てはいるが、基本的には、『アンノウンエージェント』の作者が、自作品のキャラクターを現実に呼び出す為に得た力である。 しかし、黄樺地セニオはチャラ男である。流行の漫画や映画こそ、まあそれなりに追うものの、創作そのものには縁がない。 制限を満たす、「創作的につながりのある架空のキャラクター」が存在しないのだ。 本来ならば、コピーしても、何の意味も無い能力。 ――本来、ならば。 「ん~、ンッン~?wwwww 」 彼は何やら、四方八方に手を伸ばしている。 どこかから、見られていると思っているのだろう。 事実、それは正しい。あなたは、彼を見ているのだから。 ――本来ならば意味のない能力。 さて、あなたはどう思うだろうか? セニオが【創作の祭典】によって、メタ設定を感知している現在。 終赤の真相ならぬ戯言を、無知な大衆として信じてしまっている現在。 セニオと、『創作的につながりのある』『架空のキャラクター』。 魔人能力は認識に依る。 さて、あなたはどう判断する? 果たして、『投票という手段によって、セニオの今後の動向に干渉することの出来る』人物は、 彼と『創作的につながりがある存在』と言えるだろうか ? 「お、いたいたーァwwww」 セニオが、『あなた』を見た。 「ほらーァ、アンタもさあwww読んでばっかじゃタルいっしょ?www こっち来いよwwwwwカッモォ~ンwwwwww」 セニオが手を伸ばしt _ / ~ヽ. / ヾ /,___, r`i、 { ー- /.| /~ - ._ ヽ,__,,/ i >tー | } ,i \. | i | | /ー /、 丶 ノ ~ | `- , i / ̄~ -ー | .{ i __,, - !、 ヽJ_ノ`-, / ` -ー, ) , .} !、 _,,.. -!、 .{ /ヽ、 ー--― ..,,,....-=ニ , ー / / ◆ ◆ あなたは、このSSを最後まで読むことが出来ない。 ゆえに。 この先は、貴方自身の目で確かめてほしい。 ◆ ◆ このページのトップに戻る|トップページに戻る
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読みは[せがわかざみ] 表の職業は女優だが、その正体は合成人間"スワロゥバード"。 その能力は超視力であり、相手の顔の筋肉の動きなどから心を読み取ることが出来る。 統和機構には秘密にしているが、実は合成人間でありながらMPLS能力も持っており、心的外傷(トラウマ)を見る能力である。相手の顔を見るとカラフルな傷としてトラウマが浮かび上がる。 ブギーポップだけは顔に傷が見えず、首に一筋の赤い傷が見えた(普通赤は見えない)。 MPLS能力がバレたら始末されると思っているからか、組織に対して忠誠心もなく、いつもどこか諦めた様な雰囲気がある。 少なくとも「死神を待ちながら」の段階では、統和機構に能力もバレず、ブギーポップの世界の敵の条件にも当てはまっていなかった。 この時の調査員のヴェントリロクィストはマネージャーに扮していた。 ヴェントリロクィストが倒された後はスクイーズが調査を担当。結果は問題なしと判断された。 しばらく後になって彼女の元に白衣の男が現れ、「似たような能力を持つ者を捜しているんだがね」と話しかけられる。言うまでもなく飛鳥井仁の勧誘だろう。 細かいその後の描写はないが、MPLS持ちの合成人間という微妙な立場上、 提案者 入りした可能性は高いだろう。 コメント 提案者 MPLS ブギーポップシリーズ 人名 合成人間 死神を待ちながら 短編作品
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おそらくモスバーガーのこと。 -- 名無しさん (2012-01-26 10 16 09) 紙木城直子が木村明雄に、慰めてもらったお礼にと誘った。 -- 名無しさん (2012-01-26 13 37 25) 多分深陽学園の近くに店舗があるのだろう。 -- 名無しさん (2012-01-26 13 37 53) 名前 コメント ブギーポップは笑わない ブギーポップシリーズ 地名・建物名・施設名
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"救世主同一化思考"と呼ばれる誇大妄想狂の一種。 -- 名無しさん (2012-03-14 03 21 28) 霧間凪が自分のことをそう言った。 -- 名無しさん (2012-03-14 03 22 02) 名前 コメント ブギーポップは笑わない ブギーポップシリーズ