約 891,250 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5365.html
314 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/01(日) 22 15 17.22 ID ??? 271 ガロード「そういやシン兄の時給って幾らくらいなんだろ」 ザコA「基本給は時間当たり400円ザコ」 ジュドー「安っ!!…って基本給?」 ザコB「それに客のボケに対するツッコミ率で最大300%の補正が入るザコ」 ザコC「一つのボケに複数のツッコミを入れると100%を超えるザコ」 ウッソ「おかしいですよ!その給与形態!」 ザコD「ちなみに時給アップを狙った不自然なツッコミはカウントしないザコ。ただ今の所その例は無いザコ」 カミーユ「…シンも大変そうだな…」 315 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/01(日) 22 29 24.67 ID ??? ザコD「ちなみに最近赤ザコタイチョー殿のような角つき娘がシンのツッコミ目当てで来てるみたいザコ」 ジュドー「角つき…ああアレ」 ザコB「でもシンは男湯担当だから接触することはないザコ」 カミーユ「相変わらず見当違いのことを…」 ザコC「男湯女湯両方行けるのは店長以外は性別のないザコたちだけザコ」 ザコA「男も女もぷにぷにはザコにとっては同価値ザコ!お前のスネもいいぷにぷにザコハァハァ」 ウッソ「おかしいですよ、このザコ!スネだなんてそんなマニアックな趣味は!」 時給換算 317 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/01(日) 22 49 23.54 ID ??? ネーナ「ナニを突っ込んで欲しいんだろうね?ルナは」 ルイス「いや、字がおかしいから…」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8376.html
107通常の名無しさんの3倍2017/04/10(月) 23 46 14.91ID KaxVZmzH0 と、ここでルナに頼らないシンの出番を用意してみる ~喫茶M&S ガンプラバトルコーナー~ シン「どうしたシモン!もっと打ち込んで来い!」 シモン「はい、アスカさん!!」 アルゴ「アセム、シーブック、あれはお前達の弟じゃないか?」 アセム「あ、本当だ」 シーブック「一緒にバトルをしてるのは確か…」 マリア「イズナ・シモン君ね。素組みのガンプラであのビルドバーニングと 互角以上に渡り合ったという隠れた実力者よ。」 アセム「そういえばシン、何かと彼の事を気にかけてたみたいなんだよな…」 シーブック「それは初耳だな…」 シン「よしっ、今日はここまでだな。」 シモン「ありがとうございますアスカさん、必殺技の特訓に付き合ってくれて…」 シン「何、気にするなよ」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ イズナ・シモン ガンプラ シン・アスカ
https://w.atwiki.jp/shfiguarts/pages/243.html
シンケンイエロー(Shinken Yellow) 「お姉ちゃん……ウチ、もうお姉ちゃんの代わりって言わへん。それも甘えなんやって分かった…」 商品画像 情報 登場作品:侍戦隊シンケンジャー 定価:3,675円 受注開始:2011年04月28日(木) 16 00 受注締切:2011年07月05日(火) 16 00 発送開始:2011年09月29日(木) 商品全高:約140mm 付属品 手首:×11右:握り手、シンケンマル持ち手、ランドスライサー持ち手、ショドウフォン持ち手、他4種 左:握り手、平手、ポーズ用 武器:シンケンマル、ランドスライサー その他:猿折神(エンブレムモード含め2種)、ショドウフォン、交換用スカート1式 キャラクター概要 花織ことはが変身する、シンケンジャーの一員。「土」のモヂカラを操る。 本来ならことはの姉がシンケンジャーになる予定だったが、生まれつき病弱だったので妹のことはが選ばれた。 そのため5人の中では最年少の女侍。 固有の武器としてランドスライサーという手裏剣を使用する。 商品解説 公式の写真を見る限り、スカートは見栄えを重視した固定タイプと可動を重視したタイプの2種類が存在。 商品解説に一切記載がされていなかったが、レッド(薫)同様ちゃんと両方が付属している。 手首は11種類付属しているものの左右の偏りが激しく、左手首は3種類のみの上に汎用の持ち手すらない。 その為必要な場合は薫かピンクから拝借しなければならない(もっとも大半のユーザーはピンクとセットで注文していると思われるが)。 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 シンケンレッド シンケンブルー シンケンピンク シンケングリーン シンケンゴールド シンケンレッド(志葉薫) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11499.html
登録日:2009/06/26 Fri 15 20 36 更新日:2024/09/22 Sun 19 01 26NEW! 所要時間:約 57 分で読めます ▽タグ一覧 DESTINY←どうしてこうなった… FREEDOM←どうしてこうなった⁉ FAITH PTSD SEED_DESTINY SEED_FREEDOM SEEDを持つ者 こいつの闇は深すぎる! やればできる子 アコード絶対殺すマン インパルスガンダム エースパイロット オーブ ガンダム ガンダムSEED ガンダム主人公 ガンダム界の乙骨憂太 キラの忠犬 コンパス コーディネイター ザフト シスコン シン シン・アスカ スパロボを本編でやった男 スパロボ救済対象者 チート デザイナーベイビー デスティニーガンダム デスティニーガンダムSpecII デバフ バカガキ フリーダムキラー フリーダム・キラー フリーダム・キラー←本人のトラウマ ヘタレ ラッキースケベ ルナマリアは怒っていい ワンコ 一人だけ違うロマンに生きている男 世界平和監視機構コンパス 中に誰かいますよ 乙女座 再評価 分身 分身はこうやるんだ 怒ると怖い 悲劇の主人公 所要時間30分以上の項目 明るい←それはそれとして闇も深い 本当は優しい人 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 汚名返上 父よ母よ妹よ 犬 相変わらず殴られるポジション 結構暗い過去持ち 苦悩の連続 見てはいけない深淵 読心耐性持ち 赤服 身勝手の極意 鈍感 鈴村健一 霊感持ち もしかして→アスカ・シン 何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!! 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公。 CV 鈴村健一 人種:コーディネイター 生年月日 C.E.57年9月1日 年齢 16歳(番組開始時) 性別 男 身長 168cm 体重 55kg 星座 おとめ座 所属 ミネルバ→プラント国防省直属特務隊FAITH→ヤマト隊 搭乗機 ZGMF-X56Sインパルスガンダム ZGMF-X42Sデスティニーガンダム STTS-808イモータルジャスティスガンダム ZGMF/A-42S2デスティニーガンダムSpecⅡ 概要 人物 パイロットとして 来歴【SEED DESTINY】 【SEED FREEDOM】 本編以外での扱い 各ゲームでの活躍Gジェネレーションシリーズ【GジェネレーションPortable】 【GジェネレーションWARS】 【GジェネWORLD・OVER WORLD】 【CROSS RAYS】 スーパーロボット大戦シリーズ【スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd】 【スーパーロボット大戦Zシリーズ】 【スーパーロボット大戦K】 【スーパーロボット大戦L】 【スーパーロボット大戦UX】 【スーパーロボット大戦Operation Extend】 【スーパーロボット大戦Card Chronicle】 【スーパーロボット大戦V】 【スーパーロボット大戦DD】 機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズ その他ゲーム【ガンダム無双2】 【機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T.】 【GENERATION of C.E.】 主なセリフ●アニメ ●コミック&ゲーム ●SEED FREEDOM ●CM等 余談 概要 ザフト軍所属の第2世代コーディネイター。 アナザーガンダム初、そしてガンダムテレビシリーズ初となる「物語開始時点で既に軍人だった主人公」でもある。 ちなみにガンダムシリーズ全体で見ると、OVA組のバーニィ、ウラキ、シローに次ぐ4人目。 加えてテレビガイド誌『ザテレビジョン』で初めて表紙を飾ったガンダムシリーズのキャラクターでもある。レモンもしっかり持っている。(*1) 人物 彼を語る上で大前提となるのは、本編(DESTINY)開始の僅か2年前に戦火に巻き込まれて家族全員が目の前で無惨な死を遂げたという事実である。 さらに言うと、この時のシンは軍人どころか一般市民であり、プラントではなく地球(オーブ)に住んでいたのだが、 戦争孤児となった後にプラントに渡り、スクールでは落ちこぼれと評価されていたが遺伝子的才能を見出され、そこから僅か2年でザフトの赤服を纏うに至っている。 戦闘においては感情的になる場面が多く、その苛烈な戦いぶりもあって苛烈な性格と思われがちだが、 本来(平時)は素直でお人好しの普通の少年である。趣味が「読書」である事からもそれがうかがえる。 『DESTINY』においてもオフの時に友人と散策したりはしていたが、戦争中の軍人ということもあり能動的に遊び歩いたりはしていなかった。 後天的に天涯孤独になってしまったためか、殊更に友人や仲間となる同僚を大事にしている節がある。 『DESTINY』後半では決して憎からず思っていた上司の造反と、その追討命令が自分に下されたことに激しく動揺したり、 最終決戦においては激化する戦況に精神が著しく疲弊していったが、それでも戦い続けた動機は手法の是非を度外視してでも平和な世界を希求する「友のため」であった。 また、思ったことをストレートに口に出してしまう裏表のない性格である(*2)が、『DESTINY』においてはこれが災いし、上司となったアスラン・ザラと口喧嘩が耐えなかった。 これについてはアスランとの性格的な相性がそもそも悪いという事情もあり、『FREEDOM』時点でも折り合いが悪いが、 あくまで顔を合わせば口論になりがちというだけで互いの実力や人柄は認め合っているという、不思議な関係性となっている。 ちなみに「思ったことを口に出さずに呑み込んでしまう」点以外の部分はキラ・ヤマトと実は似た者同士であり、 『FREEDOM』では俗に「忠犬」と呼ばれるほどにキラに懐いており、キラからも信頼されている経緯には、この点も影響しているのかもしれない。 前述の事情ゆえに戦争に対し強い憤りを覚えており、戦火を広げようとする存在や非人道的行為については怒りを露わにする。 『DESTINY』序盤までは所属するザフトが大規模戦争への発展や非人道的行為の阻止のために動いていたため、彼のこの特性は有効に働いていたのだが、 ブレイク・ザ・ワールド以降は戦局が続々と変化していき、必ずしも彼の義憤が通じなくなっていく。 前大戦を生き抜いたアスランですら軍人として割り切れない状況が続く中で、彼より若く実戦経験もないシンがそういう状況を割り切るのは容易ではなく、 感情的になり易く、自制心に欠け、周囲が見えなくなって命令違反など無茶な行動を起こしてしまい、 それを糾弾されても(命令違反等は悪いことだとは認識しつつも)「自分の行動は間違っていない」と反発するなど、マイナスな面が目立つようになっていった。 参加した任務の達成率自体は高く、また重罰行為を起こしてもそれを自覚しながらも帰還するように組織への帰属意識はあるのだが、 幾度となく命令違反を繰り返したり、民間人の扱いを見かねてとはいえ命令外の破壊活動をしておきながら、 そこまで重い懲罰を課されなかったことで増長していた面があり、軍人としての責任や事態の深刻さを理解していなかった節が散見される。 特に「一介の軍人が他国の代表者を面と向かって侮辱する」「上官の命令を無視して戦闘を継続する」などは、本来ならその場で首が飛んでもおかしくない重大な問題行為である。 また、従来のガンダム主人公たちが周囲の大人達の言葉や様々な人物達との出会いや別れ等によって「力の成長」と共に「心の成長」も得ていくのに対して、 シンの場合は表面的に見れば、キラやアスランと違いパイロットとしての力は成長しても心の成長は見られず、 議長や軍上層部に実力を認められたとして増長したり、常に敵となる勢力が悪いと決めつけることで自分の行動の結果として生じる事態や責任を一向に自覚せず、 さらには自身の問題行動を反省せずに正当化ばかりしてしまったりと、人格面で抱えていた問題点は最後まで改善されないように見える状態のままで最終回を迎えてしまった。 ただ、これらについては後述の事情から、一応主人公であるはずのシンに物語の焦点が当てられない状況が続き、 物語の後半ではそもそもシンどころかミネルバ陣営そのものの描写が減るなど、描写不足でのマイナス面が目立つという見方もある。 そもそもとして、精神的に問題を抱えていた主人公格はシンだけでなくキラやアスランも同様で、 特にキラは当初「思い悩む」ことすら出来ないぐらいに精神が不安定な状態であり、結果的に「悟った(成長した)ように見えるだけ」という状態であった。 アスランについては直属の上司ということもあり、シンにも気をかけてはいたのだが、 自身の方向性が安定しなかった上に元々シンと反りが合わないので口を開けば喧嘩になるという状況であった。 タリアやアーサーといったミネルバの上官達がシンに必要以上に干渉しようとしなかった事、 自身の理解者だったレイやデュランダルでさえも、結局はシンを都合の良い『力』として利用していたに過ぎなかった事など、 周囲の人間関係に恵まれなかった事も原因の一翼を担っていると思われる。 今でも亡き家族を想っていることからも分かるように、友人や恋人といった近しい人間に対する情はかなり深く、 友人から恋人となったルナマリアに対しては、恋仲になってからはやや過保護なくらいに彼女を気にかけていた他、 反発していたとはいえ自分を気に掛けてくれたアスランへの追討命令が出された時には凄まじく動揺し、必死に投降を呼びかけている。 レイの示すままに彼や議長の“敵”と戦っていたのも、友人のレイの頼みであるということがシンの中では大きな理由の一つであったと思われ、 小説版では自分や議長のためにシンを彼が本来嫌っている戦争に行かせている点について、レイが心苦しく思っている描写が足されている。 シンは「怒り」がフィーチャーされ、それが彼のコンセプトであるとして認識されることが多いのだが、 福田監督曰くそれは本来のコンセプトではなく、本来のコンセプトは「爆発力」であるとのこと。 実際、軍規違反を自覚しながらも捕虜となっていたステラを返還する場面などは良くも悪くもシンの「爆発力」が垣間見れるシーンと言える。 ただ、この「普段は大人しく善良だがいざという時の爆発力に優れた、一般市民出身の若き軍人」というシンの設定は、 『DESTINY』というマクロな視点で描かれる物語を牽引する主人公としては非常に「動かしづらかった」事が語られており、 当時は製作側にも余裕が無かったこともあって、これをどうにかして動かしやすくする(=シンの内面描写などを充実させていく)ことは早い時点で断念され、 キラやアスランを物語の牽引役(複数主人公)としてシナリオを進める方針が序盤の時点で固まっていたとのこと。 そういった意味ではキラやアスランと比べて幼い性格の「3人目」としてよく機能したと言える為、そうした面からも『DESTINY』は再評価を受けている。 パイロットとして 士官学校(アカデミー)の卒業成績が20位以上だった者が纏える赤服を授与されている。 当時最新鋭機であったインパルスのテストパイロットに選ばれ、そのまま正規パイロットに任命される(*3)など、 アカデミーを卒業した時点でデュランダルにはMSパイロットとしての素質を見込まれていたと推測される(*4)。 パイロットとしての実力についてはインパルスというピーキーなMSを扱えるだけでも十分高くはあるのだが、 実戦経験の乏しさから序盤は前大戦を生き抜いてきたベテラン達に見劣りするという状況になっていた。 だが、遺伝子による資質を何よりも重要視していたデュランダル直々に見出されただけあって、 劇中では「SEED」を発現させて窮地を乗り切る、激戦下においても大きな負傷をせず生き残るなどメキメキと実力をつけていき、 自身が有利な状況下であったとはいえ、キラの駆るフリーダムガンダムを撃破するなど、パイロットとして有り余る才能に恵まれていたと言える。 戦闘を重ねるごとにその強さに磨きがかかっていたが、中盤以降はアスランの離反、故郷のオーブが主な敵となるなど、 彼の精神はどんどん追い詰められていったため、本シリーズの「(MSパイロットの)強さ」を鑑みると『DESTINY』時点では真の実力を発揮できていたかは定かではない。 それでも、フリーダムとジャスティスに互角に近い戦いを繰り広げられる数少ないパイロットであったことは間違いない。 『FREEDOM』では精神的に安定しており技量にも磨きがかかっているが、 前半では隊長であるキラに頼りにされていない、或いは不信がられているのではないかという不安を抱えていた他、 キラを真似して慣れない不殺戦法を行っていたこともあり、やはりその実力を発揮できているとは言い難い。 だが、後半には特に『DESTINY』をかつて観ていた視聴者にとって嬉しい展開が待ち構えている。 来歴 【SEED DESTINY】 かつてはオーブ連合首長国に移民して来た民間人だったが、地球連合軍によるオーブ侵攻を受けて家族で避難中、 MS同士の戦闘の流れ弾によって両親と妹を喪い、その無惨な遺体を直視するというトラウマを負う(*5)。 その後はオーブ将校であるトダカに暫く世話になっていたが、彼の勧めでプラントへの移住を決める。 なお、一部の視聴者から「シンの家族に直撃した流れ弾を撃ったのはフリーダムで、シンにとってキラは家族の仇である」と断定的に語られる事も多いが、 直前のアングルと急激な場面転換、空を飛び回るフリーダムを恨めしそうに見上げるカットがある関係でそう見えなくもないというだけで、 明確にシンの家族の仇が誰(何)であるかの設定は存在せず、どの方角からの砲撃なのかすらも実は不明。 さらに言えば、シンも家族が流れ弾で死んだ瞬間は妹が落とした携帯を拾いに向かっていて命拾いしたこともあり、 流れ弾を撃ったのがどの機体かどころか、おそらくどこから流れ弾が飛んできたのかすら分からないと思われ、 シン当人も、フリーダムが家族の仇だと思っているわけではないと思われる(*6)。 小説版ではシンが見上げた空に浮かぶ彼の家族の仇は「上空を飛び交う死の天使たち」と形容されている。 その後はトダカの勧めでプラントに移住し、適性検査で軍人の道を勧められた事からザフトの軍学校(アカデミー)に入学。 アカデミーでは当初の成績こそ良いものではなかったが不屈の努力で実力をつけ、卒業後は成績上位者10名の証たる赤服を纏う事を許されてミネルバに配属。 同時に新型MS「セカンドステージシリーズ」の一機であるインパルスのパイロットとなる。 ちなみにミネルバの同僚であるレイ、ルナマリアとはアカデミーからの友人で、ルナマリアの妹であるメイリンとも面識はあった様子。 作品序盤では実戦経験が不足していた事もあってあまり目立った活躍は無かったが、中盤でSEEDを発現。 その後は地球連合及びオーブ軍艦隊を単機で壊滅、クレタ島沖の戦いでアビスを撃破する等、鬼神の如き活躍をする。 しかし、この激戦の最中、特攻を仕掛けてきた恩人であったトダカが乗る空母タケミカズチを沈め、戦死させてしまっている。 互いにかつての恩人・保護した少年が乗っている事は遂に知らないままであった。 この頃から戦功が急増した事で、後々まで付いて回るどころか悪化していく増長が始まり、 戦闘途中で発見した地球軍の前線基地を独断で壊滅させるという勝手な行動を取るまでになる。 この件は、現地民を強制徴用する、戦闘のドサクサに紛れて脱走しようとした現地民を射殺する等、地球軍の行為も間違いなく非道ではあるのだが、 「勝手に行動」し、戦時下かつ軍人相手、先に手を出したのは相手側とはいえ、 「基地側が戦闘能力を喪失しても攻撃を続行し非戦闘員まで殲滅する」という行為は軍人として大問題である。 当然上官であるアスランからは叱責されたが、助けた現地人達は地球軍から解放された事を喜んでいたため、 シンはアスランからの叱責の意図がイマイチ理解できず、反発心だけが高まる結果となった。 アスランに叱責されたことはともかく、二度も殴打されたことについては「流石に理不尽」と言われる事もあるが、 殴るのは正当ではないがそう理不尽というわけでもなく、本来なら軍事裁判で裁かれるべき問題行動である。 ただし、肝心の叱責も、内容も間違いではないが具体性にやや欠けており、その意図が伝わりづらいという意味ではアスランにも非は全く無いわけではない。 もちろんシンの行動は叱責されてしかるべきであったが、アスランももう少し言い方を考えるべきだっただろう。 その後のガルナハン基地攻略では困難を通り越して無茶な任務を見事に成功させ、 更にディオキア基地入港時にはデュランダル議長から直々に褒めの言葉を賜るものの、一方で彼の増長は一層増す事になる。 この頃には、ハイネがミネルバに配属されたことによって、彼の仲介もあってアスランとの関係に改善の兆しが見えたり、 ステラと再会し、溺れかけた彼女を助け(*7)、介抱したお礼に貝殻を贈られるなど、 地球連合の『G』強奪からこっち、ずっと戦闘や任務続きだったシンの環境は少し落ち着きを見せ、彼自身の心や人間関係にも、若干の変化が現れ始める。 『DESTINY』ではこの時期が最もシンの精神が安定した時期だったように思われる。 しかし、黒海での戦闘でハイネが戦死したことを皮切りに、シンを取り巻く環境は再び緊張感を増す。 ハイネの死の遠因となり、無差別攻撃でミネルバにも損傷を与えたフリーダムに敵意を向け始めると共に、 昔の仲間とはいえ、フリーダムやアークエンジェルを敵視しきれないアスランとの関係も、再び冷え込み始める。 その後の地球連合軍のエクステンデッド研究所調査中、突如襲撃してきたガイアを迎え撃つことになったシンは、 ガイアをなんとか無力化し、連合から同機を奪還することに成功するも、そのパイロットがステラだったことを知る。 シンはまさかの事実に驚愕しつつも、直ちに彼女を連れてミネルバに帰艦、そのまま医務室まで運び込む。 この際、敵軍のパイロットを無断で医務室まで運び込む、医務室の女性スタッフが暴れだしたステラに首を絞められる事態を起こす(*8)などしたため、 またしても明確な軍規違反を犯したことでタリアから叱責される事になり、シンとステラの関係を知る由もない他のクルーからも、(彼らから見て)突拍子もない行動に疑問を抱かれる事となった。 後の調査で、ステラが人工的に強化されたエクステンデッドであること、シンと出会った記憶が失われていること(後に記憶を取り戻している)が判明。 シンとの記憶を取り戻したことで、ステラの精神状態は安定していったが、一方でその身体はみるみるうちに衰弱していき、 シンはそのことに心を痛めていたが、結局原因が分からないことでミネルバにいる限りステラは遠くないうちに死亡することと、 軍上層部はステラの遺体を貴重なサンプルとして解剖するつもりであることを知り、激しく動揺する。 そして、このままミネルバに留め置いてもステラに未来はなく、死後にもその遺体を弄ばれることを嫌ったシンは、 ステラがうわごとで口にした、おそらく彼女が信頼している人物の「ネオ」に彼女の身柄を渡すことを決め、 ステラの境遇を知ってシンの決意に共感したレイの協力の下、独断でステラを連れ出し、ネオと接触。 「二度と死に触れる事のない、暖かい世界にステラを返す」事を条件にステラを彼に引き渡した。 この時のシンの「クルーへの不当な暴行」「捕虜の無断解放」「(脱走同然の)無断発進」「敵軍との無断接触」という行為は超ド級の問題行為であり、 シンも自分の行動が問題行動であり、重罪として裁かれることを覚悟はしていたが、 「軍人としてはともかく、人間として間違った行動はしていない」という認識でもあったため、 タリアから叱責されても全くひるまず、堂々とその考えを伝えた後、処分が下るまで営倉に入った(*9)(*10)。 ……が、この件を司令部へ報告した後に通達されたシンへの処遇はまさかの「不問」であった。 タリアもシンの行為がとんでもない軍法違反であり、銃殺刑に処されてもおかしくないと認識しつつ、 公的な報告書とは別にデュランダルに私信を送るという、様々な手を使ってまで、銃殺だけは回避しようと動いていたのだが、 「拘束中のエクステンデッドが逃亡の末死亡したことは遺憾であるが」という明らかに事実と食い違う文面には、流石に疑念を持たざるを得なかった。 また、どれほどの罪と判断していたのかは不明だが、自分でも罰せられて当然と思っていたのにお咎めなしという沙汰が下ったことで、 ステラの無断返還の浅慮さを説いたアスラン(*11)に対して嫌味を言い放つなど、シンの増長は更に進んでしまう。 同時に、シンがそこまでしてステラを助けようとした理由を理解した上で、彼に協力したのがレイだけであったことが、後々まで響くこととなった。 ベルリンをデストロイが襲撃した際は、インパルスがミネルバ艦載機で唯一の稼働機だった(*12)ため、AAに遅れて参戦。 攻めあぐねていたフリーダムを差し置いてコクピットハッチを切り裂く活躍を見せるも、 直後にデストロイの護衛に就いていたネオからデストロイのパイロットがステラである事を知らされたため、 攻撃を続けるフリーダムを抑えたうえで、自らは攻撃を中止し、ステラを説得しようと試みる。 そして、一度は説得に成功するも、慕っていたネオを撃墜したフリーダムが視界に入った事でステラは再び錯乱してしまい、デストロイも再起動。 止めるシンの声も届かず、攻撃態勢に入ったデストロイは射線上にいるインパルスごとフリーダムを攻撃しようとし、 シン(インパルス)が説得を始めた際には事情は分からないながらも何かを察して攻撃を止めていたキラも、最早静観は出来ないと意を決し、 臨界状態にあったデストロイのビーム発射口にフリーダムのビームサーベルを突き込んで破壊。 破壊されたビーム発射口の爆発が機体各部に誘爆したデストロイは大破し、擱座する。 ステラはシンの手でコクピットから救出されるも、件のビーム発射口がそのコクピットから非常に近い位置に配置されていた影響もあり、 先のフリーダムの攻撃とそれで起こった爆発によって既に致命傷を負っている状態であった。 そしてステラは、自分を看取るシンに好意を伝えると、穏やかな顔で、彼の腕の中で息を引き取った。 かつて家族を喪った時のように、何もできないまま愛する人を喪ったシンは、その時と同じく、ただ慟哭するしかなかった。 このことでシンはフリーダム、及びキラに決定的な憎悪を向けることになる。 ただ、デストロイにステラを載せたのは地球連合であり、ベルリンの災禍そのものにはシンに責任はなく、 むしろシンが説得すれば投降させられるかもしれないステラがパイロットであったという点では、 他のエクステンデッドが乗っていた場合よりマシだったと言えるかもしれない(尤も、ステラでなければシンがさっさとコクピットを潰して終わっていた可能性もあるが)。 しかし、「ステラが信用している相手だから」という理由だけで、まさにそのステラを戦場に向かわせていたネオに彼女を託してしまい、 結果、ステラはデストロイに搭乗させられ、戦場に向かわされたという点については、シンとレイに一抹の責任はあると言える。 また、ミネルバ側も「シンが殺されそうならデストロイ撃破もやむを得ない」と腹を括っていたので、 仮にデストロイの主砲を攻撃して撃墜し、ステラの死を招いたのがレイやアスランであれば、 シンもステラの死に心を痛め、一時的に彼らに敵意を見せることはあっても、自分を守るための不可抗力だったと飲み込めた可能性もあったが、 この時、ミネルバの艦載機で大気圏内で満足に活動できるのはインパルスくらいであり、 キラとシンの仲介役になれる唯一の人間であるアスランも、乗機のセイバーを撃墜されていて出撃できなかった。 どのみちステラの死を回避することは出来なかったとしても、今後のシンにとっては最悪のタイミングでのデストロイのベルリン襲撃だったと言えよう。 ベルリンでの戦闘終了後はステラの遺体を持って周囲に無断で現地を離れ近隣の湖に移動、そこでステラを水葬に付した。 またしても勝手な行動を取ったシンであるが、上層部からはこれまた不問に付される事となった。 そして、ステラの仇討ちに燃えるシンはレイと共にフリーダムの戦闘データを解析し、 続くエンジェルダウン作戦にてキラの戦闘パターンの利用とインパルスの特性を最大限に活かした戦法で見事撃墜に成功。 その後、フリーダム撃破で舞い上がったシンは、フリーダム撃墜を責めるアスランを、彼にとってフリーダムはかつての仲間であることを知りつつ挑発。 アスランがそれに対して殴打で応えたのは言うまでもない。 なお復讐が動機にあったとは言え、フリーダムとアークエンジェルを倒すことは軍からの命令であり、 シンは客観的に見れば彼がアスランから言われた「戦争はヒーローごっこじゃない」を見事に果たして生還してみせたと言える。 アスランの激昂は視聴者目線では妥当だが前述した彼の「軍人としてのシンへの叱責」を考えると理不尽以外の何物でもないのである。 シンもそれは分かっていたようで、殴られたこと自体には怒りを見せていたがその後アスランへの明確な反発は見せていない。 アスランもこれについてはどうしようもなかったという諦観はあったらしく、シンに対する憎悪や不信はこの後も特には見られず、 むしろこんな状況を作り出すことになったデュランダル議長への疑念へと発展していくことになる。 ミネルバがジブラルタル基地に寄港した後はその功績を讃えられ、デスティニーを受領する。 しかし、同日夜に危険が迫ったアスランがメイリンと共に脱走する事件が発生し、これを追撃する任務にあたる。 シンはアスランに投降するよう説得するも、レイの各種工作からシンは脱走の経緯を知らなかったため、アスランは投降には応じなかった。 葛藤の末、レイの後押しもあってシンは二人の乗ったグフを撃墜。 友人の妹であるメイリンはもちろん、その不器用さ故に反発していたとはいえ、真摯に自分に接してくれていた人物であるアスランの乗る機体を撃墜したことは、 シンの心に大きなショックを与え、同じくアスランと妹を失ったことにショックを受けたルナマリアと依存し合う様に急速に距離を縮めていった。 その後のオペレーション・ラグナロクにおける地球連合最高指令部――ヘブンズベース攻略作戦では、 量産されていたデストロイを始めとした敵勢力を相手に活躍を見せ、スティング機を始めデストロイ複数機を撃破する等、多大な戦果を上げる。 その功績が認められたシンはレイと共にFAITHに任命されるが、これまでに多数の命令違反等があった上、 指揮能力等の基準も満たしているとは言えなかったシンが任命された事について、タリア等からは疑問視されていた。 そして、行方をくらませたブルーコスモスの盟主・ロード・ジブリールの捜索が続く中、 彼をセイラン家が支配するオーブが匿ったことを確認したザフト軍は、オーブ攻略作戦「オペレーション・フューリー」を発令。 ミネルバ隊と共に作戦に参加したシンはオーブ軍MSを多数撃破し、カガリのアカツキとの交戦では、 技量差もあって終始優位に戦いを進めるも、アカツキの撃破寸前にストライクフリーダムの介入を受ける。 自身が撃墜したフリーダムの後継機の登場に衝撃を受けつつ、シンはデスティニーでストライクフリーダムと交戦するも、 デスティニーと同等の性能を持つストライクフリーダムとキラのコンビに苦戦を強いられる。 VPS装甲のデスティニーに対してレールガンを使うなどのキラの不殺戦法を挑発と受け取ったシンが激昂する一幕もあったが、 デスティニーのエネルギー切れとレイの説得により、一時撤退するしかなかった。 ちなみにキラの「実弾兵装に高い防御力を誇るVPS装甲の機体に敢えてレールガンを撃ち込む」というこの行動は、 シンが激昂していた通り「これがビームならお前は死んでいたぞ」という挑発にしか見えなかったという視聴者も多く見られたが、 後に「レールガンの衝撃でコクピットのパイロットに危害を加えずに気絶させて無力化する意図があった」と説明されている。 再度の出撃ではレイのレジェンドと連携してストライクフリーダムと互角以上に戦うが、 アスランの乗る∞ジャスティスが戦闘に介入して逆に撃退された上、 どちらからも追われていたジブリールがセイラン家のシャトルで宇宙へ逃亡した為に、作戦自体済し崩し的に終了してしまった。 月面裏に位置するダイダロス基地攻略戦では圧倒的少数の中で奮闘。ロゴス派の地球軍で構成された守備隊を次々撃破し、任務も完遂した。 その後、デュランダルはデスティニープランを公表。 同時期に戦友であるレイから自身の生い立ちを知らされたシンは、迷いを残しながらもザフトとして戦う事を選択する。 ザフトが地球軍から接収し、再利用を開始した大量破壊兵器レクイエムの破壊を目的として侵攻してきたオーブ軍との決戦では、 ルナマリアの乗るインパルスを中破させた(※コクピットは狙ってない)アスランに激昂し、戦闘を開始する。 戦闘に突入してなお、自らを説得しようとするアスランにシンは反発しながら攻撃を続けるが、 そもそもシンはアスランと戦うことを本心では望んではいないことや、デスティニープランを肯定しきれていないこと、 自身の行動がオーブの滅亡に繋がっていることを自覚していることなどの心理的ストレスにより、深刻な焦燥状態に陥っていく(*13)。 そこに、自分たちの戦いを止めるべくルナマリアのインパルスが割り込んできたことで、ついにシンの精神は限界を迎え、 トラウマのフラッシュバックによるステラやマユの幻影を見て錯乱、 遂にはフリーダムと誤認してルナマリアの乗るインパルスに攻撃を仕掛けてしまうも、 意を決して『SEED』を発現させたアスランに力づくで止められてデスティニーは撃墜。シンも昏倒する。 そうして意識を失った中でシンは、ステラと語り合う夢を見る。 ステラを護れなかったことを謝るシンに、ステラは笑顔で「シンが“昨日”をくれたことに感謝している」ことを告げ、 「“明日”があることの幸せ」を語ると、生前の可愛らしい笑顔のまま光の中へ消えていった。 その後、意識のない自分を心配して必死に呼びかけるルナマリアの声で目覚め、彼女の膝の上で目覚めたシンの目に先程までの錯乱はなく、 デスティニーが墜落した月面でルナマリアと共に涙し、抱き合いながら終戦の時を迎えた。 本編終了後、オーブの戦没者慰霊碑で再会したキラと和解。オーブからザフトへ出向となった彼の下に配属される。 メサイア攻防戦が苦い記憶になったことは想像に難しくないが、結果的にこの体験はシンの成長に繋がることとなった。 また、ここに至ってもアスランとの蟠りは未だ解消されていないが、お互いに相手を認めてはいる模様。 アスランもシンを心配して気に掛けてはアドバイスしているつもりではあるが、結局似た者同士とも言える。 その後のシンについては、インタビューにて家族の死の悪夢に魘されながら戦っていると語られている。 余談だが、仮にメサイア攻防戦でザフトが勝利していた場合、デスティニープランのこともあるが、 それ以前にオーブが消し飛んでいたため、シンに特大級の新たなトラウマが追加されることは確実だった。 シンのその後(*14)を考えても、メサイア攻防戦で負けたこと自体はメタ視点では主人公として不遇でも、 実際にはシンが不幸というわけではなく、むしろ救われた面が多い。 オーブに移住するより前の経歴は不明。 地球に住んでいたからか地球出身だと思われがちだが、C.E.55年には地球でのコーディネイター施術は禁じられているため、 遺伝子調整を受けたコーディネイターである(*15)以上、シンの出生は月かどこかのコロニーということになる。 【SEED FREEDOM】 今作ではコンパスの一員でキラの部下として登場。 まず結論から言う。 性格が明るい それはもう滅茶苦茶明るい 『DESTINY』の頃の余裕の無さがほとんど見られず、戦闘時・緊急時以外は明るい表情や無邪気な言動が目立ち、 緊張が続き、味方側のキャラクターの大半が曇る序盤の清涼剤と言えるほど、性格・言動共にトップクラスで明るい。 つまりメンタルが全回復しているのである。それが具体的になにを意味することになったのかは後述。 多くの者が気になっていたキラとの関係は完全に修復どころか超プラスの方向に傾いている。(アスランとの関係? お察しください…。) その様は正にキラの忠犬(*16)である。ただそんなキラが一人で無茶ばかりする状況にはヤキモキしている模様。 これまでもスパロボ等の外部作品において作中のその後やif等で様々な成長や覚醒を描かれてきたが、 そのどれも賛否はファンの間で分かれており監督自身が自らそれに最高のアンサーをくれた事にファンには概ね受け入れられた。 そんな時に、かつて自分がエンジェルダウン作戦でフリーダムを撃墜する戦果を挙げていたことが原因で、 自分が知らないところで「フリーダム・キラー」という異名を持っていたことを(シンを嫌っている)アグネス・ギーベンラートから聞かされてしまう。 もちろんキラを慕っているシンはショックを受けてしまい、これが理由で自分はキラに頼って貰えないのではないかと不安になっていた。 ちなみに、そのアグネスとはアカデミー時代からの知り合いだが、彼女のことは苦手らしく言い負かされてぐぬぬってるシーンがある。 ちなみにあまりにも明るすぎて幼児退行(*17)しているのでは?言われる事すらあるが、 そもそも『DESTINY』までのシンは、ほんの数年前に戦火で家族を全て喪い、あまつさえその無残な遺体を直視してしまうというトラウマを抱え、 ザフト内の立場による重圧と戦闘が続くことに起因する極限のストレスに晒されるなど、年の割に重すぎるものを背負っていて全く余裕がなかったため、 こういった背景を考慮すると、『FREEDOM』のシンがほぼ彼の「素」なのは間違いない(*18)。 なんか前作では暗かったのに続編で突然本来の素を出して明るくなったとかどっかの仮面ライダーみたいである。 補足すると、『DESTINY』の時に度々見られた上官に対する無礼な態度や命令無視などは完全に見られなくなった上、 アグネスの嫌味もほぼ聞き流している(*19)ので、軍人として、人として本当に大きく成長している。 相変わらず空気が読めない欠点は残っているが、結果的にプラスに働いている描写になっているため負の側面はまるで感じさせない。 キラの部下として、物語には最序盤から登場。 繰り返されるコーディネイターとナチュラル(正確にはブルーコスモスの残党)の戦いを仲裁するために戦場を駆けている。 なお、この時点での彼の乗機は、なんとイモータルジャスティス。 アスランと折り合いが悪かったシンが、何の因果か彼と縁深い「ジャスティス」の名と見た目を継承するMSに搭乗し、 出撃時に「シン・アスカ、ジャスティス行きます!」とコールする一連の流れはどこか不思議なものを感じる。 ただ幾ら本来の明るい性格を取り戻したとはいえ、終わることのない戦いの連鎖には彼もうんざりしており、「こんなこと、いつまで続けるんすか!?」と怒りを示している。 序盤の戦闘はCGを多用し非常に目まぐるしく場面が切り替わる為に目で追い切れない部分も多く、 その上イモータルジャスティスの戦闘シーン自体がギャンよりも少ない為余り活躍していないようにも見えがち。 が、逃げ遅れた民間人を地面に突き刺したシールドの内側に匿いつつ自身はVPS装甲以外の防御手段が無いまま戦闘を続行、 更にキラに認められたいが故なのか(*20)可能な限りパイロットを殺害せず無力化する不殺戦法を取り入れている。 その他にも、 地上の敵機と戦いつつ別方向からの攻撃を最小限の動きで見事に回避しつつヘッドショットで無力化。 上記から続けざまのビームライフル三連射で空中のミサイルを三発撃墜。しかも3発目はミサイルの軌道と速度を見越した見事な偏差射撃を決めている ↑の直後に死角から迫ってきた敵の不意打ちを完全に見切って胴体を両断し瞬く間に無力化。 キラの暴れっぷりに「出る幕ないじゃん」とぼやきつつブーメランを投げて1度に複数のMSの頭部を切り飛ばす と、『DESTINY』の頃から衰えないシンの操縦技術を短いカットで実感可能な見応えのあるシーンとなっている。 しかし同時に、かつて自分とミネルバを撃沈したアスランが搭乗していたジャスティスの後継機に乗っていることや、 慣れない不殺戦法を執っている為かどことなく動きがぎこちないようにも見え、違和感を覚えた視聴者も多い。 その後は任務でファウンデーションに入国。最強と謡われるブラックナイツと邂逅する。 彼らの隊長であるシュラ・サーペンタインがキラを煽ったことで、シンの怒りに触れキラの代わりに剣での決闘をすることに。 だが、シュラは圧倒的な身体能力に加えシンの太刀筋を完全に見切っており、シンは成す術なく叩きのめされてしまった。 「やはりアスランが最強か」とシンをコケにするシュラに思わず激怒しかかるが、この場はキラの制止で一旦引き下がった。 この場面のシンは空気を読まずに突っかかったようにも見えるが、ドラマCDでのアスランとの会話などから察するに、 未だに正規の軍人教育を受けておらず格闘術などの心得が皆無なキラに恥をかかせまいとして自ら矢面に立った可能性が高い。 最もかく言うシンもサーベル剣術については全く心得がなく、構えからして明らかに剣道のノリで挑んでいるので敗北はやむなしだろう。 その後は落ち込むかと思いきや、招待された王城で普通に食事をドカ食いしていた(*21)。 なお、各国の首脳が集まる会場なので、当然高級料理も並んでいたと思われるが、 シンの皿に載っていたメニューは唐揚げやらチキンライスやらフライドポテトやらと極めて茶色く、やけに庶民的(*22)。 また、シンがいない時にルナマリアとアグネスが険悪な会話(*23)をするシーンでは、 二人の会話が聞こえていなかったのか、それとも「いつものアグネス」くらいに捉えて全く気にしなかったのか、 暢気な調子で「何の話?」と会話に割り込み、二人のために取ってきたらしきケーキを差し出すという斜め下の気遣いをしている。 とは言えこれで二人が口論になる事態が避けられたといえばそうなのだが。 そしてファウンデーションからの依頼により、ブラックナイツと合同でテロリストの鎮圧及び首魁であるミケールの確保をすることになるのだが、そこで状況が一変する。 この任務自体がファウンデーションの罠であり、彼らの目的は自分たちの本懐を果たすため、コンパスやテロリストのみならず、 自分たちの国すらも葬り去るという恐るべき目的を掲げており、これによってキラが危機的状況に陥ってしまう。 シンは広域ジャミングを受けて他機との通信が途絶する中、キラの窮地を察知(*24)し救援に向かおうとするが、2機のブラックナイトスコードに阻まれる。 これまでの状況からか彼らを完全に敵と見做してビームライフルで攻撃するも、フェムテク装甲に阻まれ無人機の集中砲火を喰らってしまう。 その後グリフィン機に対し一部の武装を失いながらも長らく(少なくともアークエンジェルが沈むまでの10数分以上)大きなダメージなく持ちこたえるが、 アークエンジェルの轟沈に気を取られた隙に胴部を両断されて敗北。 機体を放棄し脱出するも、グリフィンに執拗に狙われ無防備なところをあわや殺されかけるが、駆け付けたヒルダ・ハーケンのギャンに救出されなんとか生存する(*25)。 全速力で逃走するギャンを追撃するには核爆発までの猶予が無かった事でグリフィンからも見逃されるが、 ここでシンを仕留められなかったことが後のブラックナイツの末路を定めることになる。 その後は救援に駆けつけたアスランやメイリンの助けもあり、逃げ延びて身を隠すことに。 ここでキラの心は完全に折れてしまうのだが、アスランが喝を入れるためにキラをフルボッコにする(*26)。 当のシンはあまりのワンサイドゲームっぷりからかキラの方に加勢しようとするのだが、 タイミング悪くアスランの拳が命中したばかりか余裕のないキラからも流れ弾ならぬ流れ拳をもらうという散々な結果に。 それでも『DESTINY』でも度々描写されていた頑丈さ故か立ち上がり、キラに加勢しようとするも、 ヒルダに「ヘタれたやつは修正してやるのが友達ってもんさ」と押し留められて不満そうに唸りつつもその場を見守った。 このシーンは沈痛な空気の中で「親友のがむしゃらなストレートにガチの軍隊格闘術の構えで応じるアスラン」、「そのアスランにに手も足も出ずボコボコにされるキラ」、「ラクスに関するアスランの爆弾発言に唖然とする一同」、「文字通りのダブルパンチを喰らって吹っ飛ばされるシン」という、 「シリアスな笑い」な状況に隠れがちだが、キラの「君らが弱いから!」というかつてのシンなら間違いなくキレて食って掛かっていたであろう発言に対して、 特段怒りを見せずに、キラが普段言わないであろうそんな言葉を口にした事実を受け止めるという、 またもシンの精神的な成長と心境の変化を感じさせてくれる場面でもある。(*27) 時系列は前後するが、元アークエンジェル組と共にミレニアムに艦を乗っ取ろうとする特殊部隊に扮して合流を試みた末、 敵襲に備えて武装し警戒しているルナマリアに正体を隠したまま銃を突き付けて脅すという笑えない冗談を仕掛けた結果、 彼女に自分の正体に気付かれず、投降すると見せかけて反撃された上にそのまま殺されかけるというシャレにならない事態を起こしかけている。 なんとか殺される前に自分の正体を明かしたことで、彼女にドッキリを仕掛けて殺されるという笑えないオチは回避できたが、 ほぼ生存が絶望視されていた状態で、連絡もない中シンの身をずっと案じていたルナマリアから泣きながら抱きしめられ、 シンは一瞬ぽかんとした表情を浮かべた後に二人で再会を喜び合うが、猛烈なビンタ(計9発)を喰らう羽目にもなった。 ルナマリアが本気でシンを想っていることが分かるシーンであると同時に、 シンも連続ビンタされて「痛ぇ死ぬぅ…本当に死ぬぅ…」と呻きながらも特に怒りはしないなど、二人の関係をよく表していると言える。 アスランの説得(物理)のおかげで持ち直したキラと共にオーブの地下格納庫に行くと、 そこにはもはやお約束の展開になったが、前大戦後に極秘裏に回収され、修復・改良されていたデスティニー、インパルス、ストライクフリーダムがあった。 この時のシンは本当に嬉しそうなのだが、直後に滅茶苦茶悪い笑顔で「いや、これさえあれば、あんな奴らなんかに…!」というそれはもう凄まじい三下の悪党みたいなセリフを呟いたのである(*28)。 正直序盤の戦闘以降シンの扱いがあまりいいものとは言えなかったこともあり、これを見た全ての観客はこう思ったことだろう。 「ああ、またシンが噛ませになるのか…」と。 その結果は…… こないだはジャスティスだったから(・・・・・・・・・・・)負けたんだ!! デスティニーなら お前らなんかにィッ!! という観客の腹筋を完全にブチ壊し、かつイモータルジャスティスがあんまりにも可哀想なセリフを言いながら、 最終決戦でブラックナイツ4人相手にデスティニーで無双するシンの姿があったのである。 これを見たシンとデスティニーガンダムファン、いや全ての観客は唖然とし、その後に歓喜したことは語るまでもない。 もしかすると複数の格上の機体を相手に無双するというこの結果をいくら何でもおかしいのではないかと感じてしまう者もいるかもしれない。 『DESTINY』の最終決戦ではアスラン一人に敗北し、デスティニーという機体も「様々な問題点があるのではないか?」という疑問の声が上がっていた。 少々厳しい言い方になってしまうが戦闘力という面では20年近く不遇だったのがシンとデスティニーガンダムだったのだ。 しかし『DESTINY』と『FREEDOM』のシンを比較して考えてみればこの結果はなにもおかしくはないのである。 まず、『DESTINY』時点でのシンは前述の通り常時ストレスとプレッシャーで押しつぶされそうな重圧(*29)(*30)の中で戦っていた。 しかし『FREEDOM』のシンはメンタルが全回復しており(*31)、キラに頼って貰えない不安も彼からミレニアムの護衛を任されたことで解決した。 前回のブラックナイツ戦はイモータルジャスティスに乗っていたから戦うどころの戦況ではなかったので本領を発揮できなかっただけである。 この時のシンのコンディションは「かつての愛機と再会し」、「躊躇いも逡巡もなく胸を張って戦える戦場があり」、「背中を守ってくれる相棒兼恋人と共に戦い」、 何よりも「尊敬する人に打算なく認められ、その人の帰る場所の護りを任された」という、心身共に間違いなく歴代最高の状態。 あらゆる枷から開放され、自信に満ち溢れた精神状態で、あのデュランダルが初めからシンが乗る想定で設計したシン専用機であるデスティニーに乗れば、 彼がまさしく愛機たるデスティニーで如何なる戦果を叩き出すか。それをまざまざと魅せつけてくれたのだ。 『HG GUNDAM SEED』のデスティニーの説明書には「スペックを完全に引き出せるシンがパイロットとなったことで史上最強の機体となった」とか、 「最強の戦士」などのいささか大仰ではないかと思われる記載があったが、まったくもってその通りとしか言えないほどの大活躍であった。 『FREEDOM』公開までは、デスティニーの武装や、レジェンド・ストライクフリーダム・∞ジャスティスとの比較で、 「両腕を奪われればもちろん、片腕を失っただけでもかなりの戦力ロスになる」と揶揄されたりもしていたが、 『FREEDOM』で絶好調のシン&フルスペックのデスティニーの大暴れっぷりを見て、 「こんな化け物を向こうに回して片腕だけでも奪えるヤツなんてまずいないのだから、そんな想定をしないのも無理はない」 と、ある意味斜め上の理由でデスティニーの武装構成を見直したファンも多かった模様。 ちなみに「ジャスティスだから負けた」の根本的な部分としてはイモータルジャスティスの装備で敵機体装甲に無効化されない射撃武装がない(*32)というのが大きい。「敵機に有効な武装がジャスティスにはなかった」という意味も含まれていると思われる。(*33) ちなみにこの時のシンの戦い方は、ともかく相手のリソースを奪い連携を阻止する動きに終始している。 無人機のジンを最初に落とした後はビームライフルと言った遠距離武器を執拗に狙い、また位置取りも4機に囲まれないよう止まらず動き続ける。 1VS4ではなく1VS1×4にするように心掛けた戦い方をしているのである。 その直情的な性格を表すように敵に突撃し一撃必殺を食らわせる戦法を得意とするシンであるが、 かつてのエンジェルダウン作戦の時のように相手を研究し対策を練るような戦いも決して不得意ではない。 一撃必殺が叶わないのであれば少しずつ相手の武器を奪い、やがて自分の得意な1VS1の格闘に持ち込もうと考えていたのだ。 そしてシンを「バカ」「学習能力がない」と軽んじていたアコード達は自分たちが徹底的に対策されていることにも気付かず、リソースを…そして精神をゆっくりとすり減らされていく。 会戦直後こそ、 「デスティニーだと?ふざけた連中ですね」 「少しは殺し甲斐があるんじゃね?」 「兵隊共の訓練には丁度いいさ」 「また墜としてあげる!」 と、完全にシンとデスティニーを侮る態度を取っていたブラックナイツ達だが、 実際には易々とデスティニーを墜とすどころか、むしろ旧型機とは思えないデスティニーの戦闘力の前に徐々に圧され始める。 焦り始めた彼らは「アコード」としての力である『読心術』でシンの心を読み、対応しようと試みるものの、 「SEED」を発現して思考を遮断して無心で行動し、直感と本能による反射運動のみで戦うシンの戦闘スタイルには通用しない。 そして、予想外の苦戦に焦るブラックナイツたちを、デスティニーは「光の翼」ことヴォワチュール・リュミエールとミラージュコロイドによる高速機動で肉薄し、 アロンダイトとパルマ・フィオキーナによる連撃を浴びせ、攻撃を察知すれば即離脱する一撃離脱戦法で翻弄。 これまで無傷であったブラックナイツの乗機・ブラックナイトスコードルドラも、デスティニーの攻撃で部位破壊されるなどの損傷が蓄積していく。 思考が見えない…! コイツ、考えていないのか!? ことここに至ってシンとデスティニーを油断していい相手ではないと遅まきながら理解した(*34)ブラックナイツは、分身殺法を解禁すると共に切り札であるシンクロアタックを発動。 手始めにエルドア地区での戦いでキラを暴走させた『精神汚染』で篭絡しようと画策するが、 この攻撃は恐らくシン本人も知らないトンデモナイ精神防壁で無効化された。(もし彼女が突破されたら妹と親友も来ていたと巷では評判。)(*35) シンの心に巣食う「悍ましい何か」に威嚇されたブラックナイツは戦局を優位にするどころか完全にペースを乱されてしまい、 「コイツの闇は……!」 「深すぎる……!」 SEEDファン「ですよねー」と戦慄。 オマケにもう一つの虎の子である分身すらもシンの前では全く通用せず(*36)、もはや自分たちでは状況を好転させられないと理解したのか、 無人機に攻撃指示をするレーザーポインターをデスティニーに照射するが、既に無人機群はシン達によって粗方殲滅されていたので無意味に終わる。 それどころか、心の中に土足で踏み込まれかけたシンの怒りに呼応するようにボルテージを上げ、 本作で初披露となる(おそらく)超過駆動で赤く関節が光るデスティニーの超機動と残像に翻弄され、 「奴が消えた…!?ありえない!」「知らないよ!?こんな武器!!」と焦燥を更に募らせてしまう始末。 そして…… そんな寝ボケた分身が!通用するかぁ!! 分身は!! こうやるんだぁぁっ!!! その直後、シンの裂帛の咆哮と共にデスティニーが本当に分身(*37)。 しかもそれは1機や2機などと言う生温い物ではない。まるで雲霞か蝗害の如く、戦場一面を埋め尽くさんばかりの分身を作り出したのである。 自分達の「優良種」としての力を悉く打ち破られ、既に当初の余裕など完全に消え失せていたブラックナイツにはこれが決定的な一撃となり、 濁流のように押し寄せるデスティニーの群れに理解と思考が追い付かず動きを止めてしまう。 更に相手が錯乱している隙に同行していたヒルダのゲルググメナースが分身に紛れる形でリデラード・トラドールのルドラを一閃し撃墜。 アイツらの、仇ィーッ!! キャアァァァァァッ!!!! リデルーッ!! うわぁぁぁぁぁっ!? イヤだァァァァァッ!! 瞬間、残ったブラックナイツ達までもが発狂したように取り乱す。 彼らはシンクロアタック発動時に互いの精神をリンクさせていた為、リデラードが撃墜された際に感じていた「死の恐怖」がまだ生きている3人にまで伝播してしまったのだ。 これにより恐慌状態に陥った隙を逃さず、雄叫びと共に吶喊したシンとデスティニーは…… スピネルをアロンダイトでの突撃刺突で串刺しにし エメラルドをフラッシュエッジで八つ裂きにした後、高エネルギー長射程ビーム砲の接射で真っ二つにし サファイアをパルマフィオキーナの一撃で土手っ腹をぶち抜き ……と、デスティニーを象徴する武装全てを叩き込む形でほぼ同時に撃破。頭部バルカン「…」 ←あくまで迎撃機銃ですから…… その様は見慣れたスパロボのフルウェポン・コンビネーションに匹敵……否、ゲームとして見栄えを重視する為に 演出が盛られることの多いスパロボですら凌駕する、積年の艱難辛苦を全て晴らすと言わんばかりの鬼神の如き姿であった(*38)。 尚、エメラルドだけやたら念入りに斬り刻まれオーバーキルされているのは、 パイロットのグリフィンがシンに対し入国直後から散々無礼な態度を取った上、 エルドア地区での戦闘ではあわや殺されかけ、更にはずけずけと自分の心を覗かれたことで 相当腹に据えかねていたことが理由だと思われる。(*39) これでグリフィンを始めとするブラックナイツ4人は全滅。 爆発と共に宇宙の塵と化した3機を背に悠然と佇むその様は、さながらフリーダムとストライクを完膚なきまで叩き潰したHDリマスター版のキービジュアルそのもの。 その後はルナマリアと共にレクイエムに向かうと、ムウのアカツキからまさかの新装備「ゼウスシルエット」を受領。 テンションが爆上げ中だったのか、かつてのディアッカよろしくムウを「おっさん」呼ばわりしたのはご愛嬌。ムウもご丁寧に「おっさんじゃない!」と返した。(*40) ミーティアを装備したインパルスと共にレクイエムを完全に破壊する。これによってアコードたちは完全敗北を喫することになった。 かつて少年は失った過去に心を囚われ、 湧き上がる憎悪に身を焦がし、 自由を捨て、正義を見失い、運命に縛られ、 戦争のない世界の夢を見続けた果てに地に堕ちた。 しかし、彼は時を経て己を縛る楔を完全に打ち破り、再び戦場へ降り立つ。 そして今度こそ、世界から自由を奪おうとせんとする巨悪に正義の鉄槌を下し、 運命を切り拓いて見せたのである。 結果を見ればブラックナイツ3機を撃破し、最終的にインパルス(SpecⅡ)に乗るルナマリアと共にレクイエムを粉砕と、圧倒的な戦果を挙げた。 ついでに言うとデスティニーには損害一つなく、『無傷』で戦いを終えている。 撃墜されて終わった『DESTINY』の苦いラストを吹き飛ばすような大活躍であったと言えるだろう。 さらには、シンが本作で搭乗したデスティニー(SpecⅡ)は、新技術を取り込んでそれなりのスペックアップはされているものの、 技術試験用のプラットフォームとしての立ち位置だった為純粋な戦闘能力だとさほど向上はしていない状態。(*41) その為性能的には対戦相手であるルドラと比較すると「性能でまだ劣っており1対1でも分が悪い」程度であるに関わらず『ほぼ1対4で無傷で完勝』である。 対峙したアコード達にとっての最大の不幸は、ノーマークだったシンとデスティニーが、 よりによってアコードとブラックナイトスコードに対するメタ中のメタユニットだった事だろう。 ブラックナイトスコードは強力な防御力以外は際立った特色のない、良くいえば手堅くまとめた、裏返せば強力な決め手を持たないモビルスーツ(*42)だが、 対してデスティニーは分身を含めた高速攪乱で相手を幻惑しながら一気に距離を詰め、強力な一撃で葬り去る一撃必殺に特化した機体であり、 振り返ってみればまさにブラックナイトの天敵とも言える存在だったのだ。 そしてライジングフリーダムやイモータルジャスティスという新商品のガンプラと一緒にデスティニーのガンプラとフィギュアは全ての店から消えることになった…。 さらに言えばガンダムベース専売のクリアカラー版が存在するのだが、そちらも「分身用」として消え去ってしまったらしい。 本作での恐るべきデスティニーの活躍だが、そもそも本機自体が先述のように、 「デュランダルがシンのために作り上げた機体」かつ「デスティニープランの守護者」として建造された機体である。 そんな「デスティニープランの守護者」として期待された者とその愛機が、 「歪んだ形のデスティニープラン」を押し付けてきた者たちの大半とレクイエムを粉砕するというのは、TVシリーズを見て来たファンにとって感慨深いものだっただろう。 そして結果論ではあるものの、シンが今作で八面六臂の大活躍をしたことにより、 彼を『デスティニープランの守護者』として見出したデュランダルの人選は正しかったことが証明されたのであった。 そもそも、有利となる様々な要因が重なった状況だったとはいえ、シンは『SEED』及び『DESTINY』を通して唯一キラに勝利したパイロットでもある。 ちなみに、上述の通りメンタルが絶好調で本人があまり気にする描写はなく(*43)、アスランは置いといてキラからは信頼を向けられているとはいえ、 ルナマリアが「バカ」「ガキ」「ヘタレ」と一人部屋でシンに対する愚痴を零すシーンがある他、 アグネスからは時に正面切って「あんなの」「議長の都合の良い駒」「山猿」「ちんくしゃ(*44)」と罵倒されるなど、 仮にも主人公格の一人にもかかわらず、中々に手厳しい人物評が飛び出している。 アグネスの言については完全に誹謗中傷であり、シンがやっているように聞き流していい悪口と言えるが、 ルナマリアの愚痴に関しては痴話喧嘩のそれとはいえ、彼女の心境を考えればこれくらいは言われても当然ではある。 なにせ中盤でルナマリアはシンと一夜を共にする程の気概を見せる描写があった。 しかしいかなる理由と流れかあったのか定かではないが、ルナマリアは結局部屋で「シンの馬鹿……」と一人ごち、 シンが部屋を追い出されて途方に暮れてミレニアムの甲板に座り込んでため息をつくという本当に面白いもとい察するに余りある描写があったからである。 多くの者がロマンティクスに生きている中で、一人だけ『男のロマン』に生きている主人公…。 というか『DESTINY』ではシンもルナマリアと抱き合ったりキスしたり順当に仲を育んでたのに、なんでそこから全く進展してないんだよ!? ……と思いきや、実はあの場面はシンの方から手を出そうとしてムード作りを試みた結果あまりにもシンらしくない言葉選びになってしまい、それをルナマリアに笑われて落ち込んでいた(一応ルナマリアもその気ではあった)というのが真相だったらしい。 これを見たらきっと親友は頭を抱えるし、別世界線での星の鼓動は愛な親友も多分絶句するし、なんなら一番頭を抱えるのは後輩の鈍感さを苦笑していた別世界の自分とルナマリアの可能性すらある。 後半の展開は一見するとお祭り展開にように見えるが、ある意味でキラともアスランとも違う前作では隠れていたシン本来の『強さ』を発揮させた順当な結果である。 一度は遺伝子によって見いだされ、デスティニープランに利用されていたシンがそれから解放され、 否定する側で戦った事で覚醒したその姿はキラやラクスの示した答えと同等以上にデスティニープランが誤りである事を示したと言える。 本編以外での扱い どのメディアでも、シンの心情を補足する様なフォローが入っている。 また、映画の描写を前提とすると「DESTINYでのアスランとの戦いの描写がメンタルの状態」で変わってくる節が見受けられる。 漫画版 項目先を参照。 ノベライズ版 基本的な扱いは変わっていないが、後半では要所要所でシンの心理描写が足されている。 レイがシンをデュランダルが望む様に誘導しつつ、友人として彼を望まぬ戦いへ導く事に苦悩するという心理描写も追加されている。 冒頭に記した命令違反についても、アニメにおけるインド洋の死闘にて、 基地建造の為に連合軍に強制徴用されていた現地住民が戦闘に紛れて逃亡しようとしたところを兵士が住民を銃撃する場面を見たシンが激怒し、 アスランの制止を無視して基地を破壊した時の描写に手を加えられている。 この時に連合の兵士の中には現地住民の強制徴用に後ろめたさを感じていたルーカ曹長という兵士がいたが、その基地の破壊に巻き込まれて死亡しており、 更に残った全ての建造物にビームを撃ち込むというアニメ以上に過激で問題行動だとより明示的な描写となっている。 最終決戦後、ボロボロになったインパルスでルナマリアと共にメサイアにいるレイを迎えに行き、彼の遺言を受け取るというシーンも追加された。 DESTINY ASTRAY ファントムペインによるアーモリーワン襲撃及び連合との開戦前に行われていたインパルスのテスト運用中に取材にやって来たジェスと邂逅している。 また、アビスのテストパイロットで強奪されなければ同機の正式パイロットになる筈だった元海洋部隊所属のマーレ・ストロードには、 「本当はインパルスのテストパイロットになりたかった」という理由で一方的に嫌われている子供かお前は。 後にマーレは格納庫に侵入したステラに撃たれ重傷を負うが、復帰後は念願叶ってデスティニーインパルスのテストパイロットを任されるものの、 それがデスティニーにフィードバックされている事を彼は知らなかった。知らない方が幸いとも言えるが ドラマCD ムウがシンとアスランを和解させる為に開いた飲み会で、「キラさんは、何か温かくて包容力のある凄い人っす」等と言うシンに対して、 「キラは基本何も考えてないからそう見える。お前は自分に都合の良い事を言う奴の話だけ聞く傾向がある」 「キラは努力は嫌いだが変なところで頑固で、特にラクスを困らせる奴には一切の容赦が無い」 と、アスランが過去の体験を基に愚痴混じりのアドバイスをする一幕も(*45)。 シンもシンで、折角自分から話題を振ったのにアスランに酒の席でいきなり説教された事が気に入らない様で、 「キラさんの事をそんなに理解してるのになんで2回も落とされたんすか?俺は1回勝ってますけどね」 「キラさんに容赦無く切り捨てられるって、セイバーみたいになるんすか?」 等と挑発し返す応酬が繰り広げられ、仲の悪い兄弟みたいな関係になっている。結局仲が悪いとは言ってはいけない。 もっとも、自身の苦しみを腕尽くでも止めてくれたアスランに真摯に礼を述べたが、 酒が入って酔っていたアスランが茶化す様な失言を連発してしまっており、シンが突っ掛かるのも止む無しだが。 ドラマCD特有のノリもあるかもしれないが、本編でもだいたいこんな感じだったので根本的に噛み合わせが悪いのだろう(*46)。 あるいは喧嘩するほど仲が良いというやつか。 各ゲームでの活躍 大半のゲームにてシナリオ・性能共に優遇されている。 キラ、アスランに比べて真面目な面が強調されており、原作に比べると歳相応、作品によってはそれよりも幼い性格に描写されている。 Gジェネレーションシリーズ 【GジェネレーションPortable】 DESTINY初出演作品。OPでゴッドガンダムと拳をぶつけ合う伝統はここから始まっている。 原作ストーリーを追っているため、ガルナハン基地攻略では分離したインパルスガンダムで渓谷の脇道を通り抜けるなど妙な拘りもある。 キラやアスランよりも扱いやすく、愛機のデスティニーガンダムもテンションが上昇すると武装が変更され強化するので相性も良い。 【GジェネレーションWARS】 低めのMPとアビリティの気合でテンションが上がり易く、楽にチート性能のSEEDが発動出来る。 正直キラやアスランより使い易く、固有アビリティ「怒れる瞳」による火力強化も心強い。 DESTINY枠のマスターセレクトでは主人公枠として登場。 【GジェネWORLD・OVER WORLD】 とあるステージで次回作のラスボスの部下その1としてレイ(その2)と一緒に登場。 ムービーでは3機でキラを仕留めにかかっていたが、それでも攻撃一つマトモに当てる事ができなかった。 次回作でも、ワールドツアー最終面でラスボス勢と共に混じっている。 後述でのスパロボと扱いが逆転している。 【CROSS RAYS】 ユニットとしては、射撃・格闘・反応値が高めで初期ステータスはSEED時代のキラやアスランよりも上を行く。 更に序盤で手に入るため扱いやすく、育成していくと手に入るスキルは攻撃重視ではあるが、特殊防御の多い今作では頼りになるだろう。 本作品は原作準拠のストーリー展開のため、クレタ沖海戦までは主人公サイドで戦える。しかしベルリンでは第三勢力(敵側)となり、以後は敵ユニット登場になるため操作はできない。 しかし最終ステージでは、アスランとの戦闘前会話で漫画版(THE EDGE版)の掛け合いを声付きで見る事ができる。 トロフィー解放の条件にその会話を聞く事が前提のものがあるため、制作側も意図して盛り込んだものだと思われる。エピローグも一部変更がされている。 スーパーロボット大戦シリーズ 【スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd】 初参戦作品。 基本原作を準拠した展開であり、ユニットとして動かせるのは序盤と終盤だけである。 しかし原作通りに「やらかし」て敵対して、その末に手探りでキラと一緒に戦うその姿は『FREEDOM』において描かれたシンにもっとも近い描写でありシンをもっとも理解して描かれた作品とも言える。 起源にして頂点。 【スーパーロボット大戦Zシリーズ】 〈Z〉 大器晩成型の成長パターンの為、序盤はそこまで強くない。 しかし、インパルスの優れた性能もあって扱い易く、デスティニーに乗り換える後半からは大暴れ。 デスティニーがスーパーロボットレベルの単体攻撃を持つだけでなく、 シンも強力な「魂」と今作から猛威をふるい始める底力を無効化する「直撃」という優秀な精神コマンドを習得するため、 スーパー勢に混じってボス狩りに参加する姿もよく見受けられる。 ランド編では共通ルートしか出番が無いが、 一番活躍するセツコ編では、序盤こそ原作同様カガリに暴言をぶつけたり、増長した態度を取っているものの、 セツコとの出会いやカミーユの叱咤を通して大きく成長。 原作では舞い上がっていたフリーダム撃墜時の様子が深く後悔している描写となっており、 ifルートでは本編とは違って自分なりに情勢等を考えた結果、ZAFTを離反する事を決意し、 自分に付いて来てくれたルナマリア達と共に自軍に参加するif展開に突入。 敵対する事になったレイを説得し、デュランダルに自分の考えをぶつける等、原作より主人公した事でプレイヤーからは賛否分かれたが「リアル系男主人公」と呼ばれる様になった。 なお、カミーユはシンの事を自分とよく似た人物だと言った上で、「きっと俺も少し間違えればシンのようになってしまう」とフォウに打ち明けており、 シンの存在が、本作においてカミーユが冷静に立ち回るためのストッパーとなっていた模様。 逆に原作ルートでは一時敵扱いとなり、シンのSEEDや底力、デスティニーのVPS装甲・分身が非常に厄介。人によってはステージ最強の敵と化す。 回避する為にはifルートに進む必要があり、一周目では複雑な手順を踏まなければならない。 しかしながら、それを達成した時の喜びはひとしお。シン好きなら是非頑張って頂きたい。 また、自軍に参加するifルートのみならず、敵対する原作ルートであってもセツコやカミーユ、勝平等多くの理解者に恵まれる。 それが強く出ているのは原作ルートの戦闘前の会話シーンで、ガンダムシリーズに限らず、多数の作品のキャラに会話パートがある。 クワトロに「将来、進むべき道を間違えたら止めてみせる」と約束するが…。 しかし原作に無い成長はスパロボの魅力とは言え、あまりにも短い期間で極端に別人のように精神的成長をしたことで彼の幼さを見ていた原作ファンからは全体的に「やりすぎ」と酷評されている。 年齢相応に精神的に幼くそう簡単に成長出来ない姿もシンアスカの魅力であった。 後の映画において『答え』が示された。 〈第2次Z〉 再世篇のラブアタックイベントで、ルナマリアと恋人になっていた事が本人等の口から明かされた。 交友関係も、キラにラクスを慰める様に助言したりと、原作では考えられない程の良好な関係を築いている模様。 前作続投組という事もあって新規参戦組よりも出番は少ないが、トレーズやリボンズといった戦争を利用するタイプの版権ボスには怒りを爆発させる。 また、セツコ登場時にプレイヤーの気持ちを代弁して喜んでくれたり、ルナマリアやカミーユに尖っていた頃の事をからかわれる等のシーンもある。 〈第3次Z〉 キラとアスランと共にZAFT所属。部隊の隊長を務めている。 残念ながら今回は恋人のルナマリアは自軍に合流しないが、仲は前作と同じく良好な様子。 序盤で自軍に合流するも、とある理由でSEED能力が封印されている。同様の理由で中盤まではセツコの事を忘れていた。 オーブの危機には、たった一人で出撃しようとしていたがカミーユを初めとする仲間のサポートを受けて救援に駆け付ける。 今作でオーブへの想いに決着をつけ、カガリに嘗ての暴言を謝罪したり、シャアの事で思い悩むカミーユを叱咤する等、精神的な成長が見られる。 シャアとの激突では、Z1で交わした約束を果たすべく立ち向かう。 カミーユが嘗て自分にしてくれた様に、思い悩むバナージを良き先輩としてサポートしようともしている。 その甲斐あってかバナージとは仲が良いが、中断メッセージで悩むバナージにカミーユが聞いてみろと言う頭の上で何かを割るコツは多分聞かれても教えられない。 自分と同じ「兄」の立場にあるカイエンを気にかける場面もある。 声も同じだし… 天獄篇では遂にセツコと再会。 ヒビキがセツコと一緒にいるのを見て嫉妬する場面もある。 尚、一度ルナマリアに正面から「セツコさんの事が好きなの?」と訊かれるシーンがあるが、シンの答えは「好きとかそういうものじゃなくて、心から感謝している恩人」というものだった。 フロンタルによりレイがプラント国防委員長に就任した時には動揺を隠せなかったが、真意を知る為に彼と再び向き合う事を決意する。 【スーパーロボット大戦K】 本編前半終了時までは敵として登場。 前半唯一のボスBGM持ちであり、歪んだ顔グラで清々しいまでの悪役ぶりを見せる。 自軍入りしてからは高い能力とデスティニーで活躍。敵の時には此方を悩ませてくれた、前作から更に強化されたSEEDとバリア無効のアロンダイトで敵を薙払ってくれる。 フルウェポンコンビネーションでのトドメ演出で、家族の姿が映し出されるカットインは必見。別名トラウマアタック こちらも、条件次第ではステラとレイが生存する。 ミハエルにシスコン繋がりで磁偉具と共に説教する場面も。 【スーパーロボット大戦L】 今回はSEED勢はデュランダル議長&ミネルバ隊の視点で進み、 ミネルバはプレイヤー艦隊の3大メイン母艦の1つになるため、ミネルバ所属から異動しないシンもずっと自軍で味方。 「真説・種運命」とか「誰も不幸にならない魔改造種死」と言われるほど、シンも原作とかなり異なる半生を送る。 序盤は原作と同じ流れで話が展開されるものの、ベルリンでデストロイにステラが乗っていると気付いたシンが説得を始めたところで、 キラが「インパルスのパイロットにとって大切な人がデストロイに乗っている」と気付き、攻撃を止めてステラ救出に協力したことで、 原作ではここで哀しい最期を迎えたステラが、彼らの奮闘によって救出され、生き残るifルートに突入。(*47) これにより、シンは協力してくれたキラに恩義を感じ、エンジェルダウン作戦の指令が下った時にも「俺はあの人と戦えるのか?」と迷いを覚えている。 そして、そのエンジェルダウン作戦も、第三勢力の横やりが入ったことで一時中断されることになるが、 共通の敵が現れたシンとキラは、当然の如く肩を並べて戦い、ミネルバもアークエンジェルとの共闘を選択する。 第三勢力を退けた後はエンジェルダウン作戦の再開となるが、マリューはアークエンジェルのエンジンを一つ切り離しての偽装撃沈を目論み、 一方のタリアもそれを察して、切り離されたエンジンのみを狙わせて爆発させ、「撃沈した」と報告したことで、 エンジェルダウン作戦は「完了」とされつつも、シンを含めた現場サイドには悪い後味を残す事が無かった(*48)。 その後、アスランがアークエンジェルに移籍する流れは同じだが、原作では「やむを得ず裏切る形で脱走」だったのに対し、 本作では上述の経緯でミネルバクルーからアークエンジェルへの敵意がほぼなくなった事に加え、 アスランにも猿渡ゴオなど頼れる先輩ができたことでアスランの迷いも無くなり、周囲と関係悪化するほどのものではなくなった事もあり、 アスランはタリアたちと相談した上で、シンをはじめとする近しいミネルバクルーから理解を得てFAITH権限による独自行動という形でアークエンジェルに移籍する。 当然、アスランへの追撃任務も発生せず、シンとアスランの関係悪化もなく、シン、キラ、アスランの三者の関係が最後まで良好という、原作とは別作品と化している。 シンのピンチにキラが駆け付けたり、逆にキラのピンチにシンが駆け付けて檄を飛ばしたりと、所謂ダブル主人公状態。 ダイダロス基地では、ジブリールにトドメを刺す役はレイではなくシン自身になっていたり、 理解者や指導者に恵まれ自分の意志をしっかり確立できていたためにデュランダル議長がデスティニープランを発表した際は真っ向から自分の言葉で反対し、 敵対したレイを「ラウ・ル・クルーゼ」ではなく「レイ・ザ・バレル」として、友人として説得するシーンは名シーンの一つ。 ちなみにステラと違ってレイは敵対したシナリオで条件を満たさないと死亡・離脱してしまうが、 条件はとても簡単な上に事前フラグも必要無く、その1マップだけでできる。それ以前のマップからのフラグ立ては一切無い。 しれっとトダカも生存してるのでシンにとっては一番幸せな世界かもしれない。 ただ、アスラン脱走の下りが消滅した影響で、シンのメンタルは原作よりも良い状態で進む一方、 原作と違ってルナマリアと恋人同士にはならず、「ミネルバを護る相棒」のような関係性に落ち着いている。健全っちゃ健全 尤も、デフォルトで生存するステラとルナマリアが含むところなく仲良くなれたのは、シンとルナマリアが恋人関係にないことも大きいと思われる他、 確かに恋人にはなっていないが、互いに異性としても気にはなっている、所謂「友人以上恋人未満」ではある様子。 ちなみに熱く説得して引き戻したレイは自分とは違う「レイ」がいる作品の主人公と精神コマンド・ユニット共に相性が抜群で、そちらと組まされることが多い。 一方のシンも、その作品にいる「アスカ」さんとの相性が(機体の特性を考えるなら)良好だが、 こちらはエヴァ弐号機がそんなに強くないこと、近接型ユニットにはケーブルが邪魔なこと、精神コマンドの相性はそんなでもない事からあまり組まされない。 デスティニーがぼっち運用でも強い特殊な性能をしているというのもあるが。レギュラスαのやつめ… 一方、カットインは『K』と変わらず顔芸、どころか少し強化されている。しかし、今作ではこの演出でジブリールに引導を渡す為、熱いイベントと評価も高い。 ちなみにこの世界ではマクロスFが登場し、フロンティア船団の保護をザフトが行っている関係で、S.M.S勢やランカとの面識も早くから持つ。 というかランカがアイドルを志す前からの知り合いであり、なんとランカ・リーファンクラブの第一号はシンである。 【スーパーロボット大戦UX】 (Zシリーズを除いて)初の『SEED DESTINY』終了後の参戦。 当初は空気参戦も危ぶまれたが、キャラクターデザインが同じ『蒼穹のファフナー』組と絶妙にマッチし、『アスカさん』として独特の存在感を示した。 詳しくはマークデスティニーのパイロットを参照。 なお、『SEED FREEDOM』の公開により、実は竜宮島に派遣するのに一番適任なMSパイロットだった事が判明し、 おまけにあまりのキャラの違いから、後輩達の指導のために意図的に兄貴分キャラを演じていた(*49)可能性が出てきた。 なお、実はUXでも「デスティニーさえあれば」という趣旨の発言はしている。シチュエーションが全然違うので悪い顔は絶対にしてなかっただろうが。 しかし、『SEED FREEDOM』の展開をひっくるめて、ある意味一番株を上げてしまったのは、 メンタル回復済みと思われる上にSEEDを発現させたシンですらデスティニーを犠牲にせざるを得なかった読心Lv4持ちスフィンクス型かもしれないが。 なお、フルウェポンコンビネーションのカットインが大幅にカットされているが、今回のシンはトラウマを乗り越えてファフナー組の保護者ポジションとなっているので、 そういった設定から見ても、シンのトラウマを強調した演出はない方が自然と見る事もできる。 【スーパーロボット大戦Operation Extend】 刹那、ヒイロ、キラ、アスランと共にコロニー自治勢力が独自開発した新型ガンダムのパイロットとして登場。 インベーダーやミューカスといった人類共通の敵に立ち向かうべく、コネクト・フォースに出向してくる。 本作の世界観においてはプラントやオーブといったSEED世界の国家については語られておらず、確執も無い為、キラやアスランとは最初から普通の先輩後輩関係。 【スーパーロボット大戦Card Chronicle】 ソーシャルゲームという特殊な作品ではあるがスパロボ史上初めてSEEDとDESTINYのシナリオが一作で進行する為、 原作再現関連では序盤から自軍に参加しているキラ側が中心の描写が多く、合流はやや遅め。 但し、一度合流して以降はキッチリ見せ場も用意されている。 そして宇宙海賊バンカーの洗脳からレイを開放し、共にクルーゼとの直接対決に挑む。 【スーパーロボット大戦V】 今回も原作終了後の参戦だが、キラとは確執が残ったままであり、SEED技能も最初は封印された状態となっている。 他の種勢含めて『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』組との絡みが非常に多く、アルゼナルの面々から「ザフトの青い稲妻」という異名で呼ばれていた。 特にサリアとは劇中で辿った道程がほぼ同じな為か、彼女を諭す場面が多々見られている。 というか、ボンボン版におけるアスランとシンの関係ほぼそのまま。君は僕に似ている。 ある場面ではヴィヴィアンがドラゴン化した際にはその正体に気付かず銃を向けようとする、ややブラックな中の人ネタもあったり…。 (※直前で正体に気付いた刹那が止めに入ったので未遂で済んだ) 因みに世界観が異なる為か、カミーユとの絡みは殆ど無い。スパロボではよくある事だが。 【スーパーロボット大戦DD】 『CC』同様、SEEDとDESTINYを一度に取り扱い、アークエンジェル隊が自軍部隊に居るため敵陣営として登場。 ただし、ゲーム中ではシン視点で描かれる戦闘も多く、設定上はまだ敵だがプレイアブルキャラとしては実装済み。 開始時点でアークエンジェル隊を仇として認知しているうえ、 多世界混成軍である自軍部隊ディバイン・ドゥアーズを「善良に振る舞っていようが、強すぎる力を持った危険な存在」と見做し、敵対的な感情を持っている。 ただし、シンに限らずこの世界が全体的にAA隊と自軍には似たような目を向けており、シンが極端な思想に染まっているわけではない。 むしろ原作に比べて理性的にものを考えた結果としてこうなっていると言え、過激な発言も控えめになっている。 シンを取り巻く大まかな経緯はそれほど変わらないが、ステラ死亡の件が、 「キラは最後までステラを助けるつもりで戦っていたが、暗躍を始めた敵組織ディスコード・ディフューザーの企みで『キラがステラを殺した』という風に“演出”される」というものとなり、 激怒したシンはその場でフリーダムを討ち、そこからディバイン・ドゥアーズへの敵対もより決定的になっていく……という、 流れ自体は原作と大差ないがオリジナル敵組織が根深く絡んだユニークな展開に突入している。 機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズ 初代EXVSではデスティニー、EXVSFBからはインパルス搭乗Ver.で参戦。 デスティニーの方は漫画版などを含めたボイス収録となっているが他キャラとの掛け合いは少なく、 ルナマリアとタッグを組むか敵対すると動揺する台詞があるのと、アスラン相手で漫画版の台詞があるくらい。一方的なものであれば、レイやハイネなどがある。 一方のインパルスでは、キラ(フリーダム搭乗)やイザーク、カガリやステラなど同作品内の掛け合いが多めに用意されている。 キラとは気の合うコンビのような間柄で、イザークとは上官と部下を意識したような台詞になっている。ステラを撃破すると非常に悲愴の漂う声で別れを告げるので、かなり後味が悪いが……。 覚醒時のグラフィックはどちらも激怒しているかのような表情。 EXVS2ではそのグラフィックも一新されたが、むしろ凶暴さが増した。 実はEXVSロケテ初期段階ではリリースされておらず、ロケテ中のアップデートで追加された特殊な来歴を持つ。 運営もシンが主人公という立ち位置に拘りを持っていないのか、PVではキラが優先的に表示されている。 その他ゲーム 【ガンダム無双2】 そんなのはただの言葉じゃないか…誰がそんな事を決めたんだ! 失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ! それを決めて良いのは、あんたじゃない!オレなんじゃないのか! オレは決めたんだ! 過去を放ってはおかない! 決着をつけるんだ! ストーリーでは、最終ステージでティターンズ&ギンガナムとの最終決戦直後に割り込んで来たキラとアスラン両名相手に一人で互角に渡り合い、 二人の主張を自らの信念の籠った言葉で一蹴する姿を見せる。 因みに、ストーリーミッション中友好な関係を築くカミーユとロランとはスパロボZでも友好な関係を築いているという偶然の一致がある。 また、東方不敗の説教を真面目に聞き、師匠もまたその姿勢を気に入る等、こちらでもかなり優遇されている。 ジェリド編ではルナマリアと共にザフトからティターンズに出向して来ており、一時的にジェリドの部下となる。 一時は対立するが、ジェリドがある行動を起こした時に駆け付けるという男の友情を描かれている。 【機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T.】 無印の時は『ガンダムSEED』の方がメインだった為、家庭用でルナ、レイ、ステラ等と共にゲストキャラ扱いでインパルスのパイロットとして参戦。 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.2』からは『DESTINY』メインの為、主役級の扱いである。まあタイトルバックはストフリなんですけどね! 家庭版ではデスティニーがタイトルバックに映るOPも収録され、更にプレイヤー自らがシンとなって各キャラクターと仲を深めながらストーリーを追体験する「PLUSモード」も実装された。 仲を深めるとキャラクターの絵が笑顔だったりリラックスした様なものに変化し、表示されるセリフも親愛に満ちたものになる為、「あのキャラの笑顔が見たい!」と奮闘したシン君も多い筈。 女性キャラはラクスやカガリ等、既に恋仲の相手がいるキャラクター以外はフラグが立ったとしか思えないセリフになるので、全てのキャラの親愛度をMAXにするとハーレムにしか見えなくなる。 因みに、公式でシンの嫁となったルナマリアの最後のミッション(味方になるものをクリアすると親愛度が上がる)は敵対するものである。…これ浮気って思われたんじゃね? 【GENERATION of C.E.】 「SEED DESTINY」放映中に発売されたゲーム。開発時期の影響か、パッケージはシンとインパルスガンダムが中心にいるという中々珍しいものになっている。 ストーリーはベルリンでの戦闘~エンジェルダウン作戦あたりまでが再現されており、その後はゲームオリジナルの展開になる。 このため、原作ではこの後キラが主人公の立ち位置になっていくが、こちらでは終始シンを主人公として話が展開していく。 とはいえ以後のストーリーはモノローグやシン以外のキャラの説明で進むため、彼自身は感情的に敵を薙ぎ払うだけの舞台装置と化している。 曲がりなりにも心情を理解できたTVアニメ版とは違い、ほぼ台詞が無い一兵士レベルの扱いなのでむしろ待遇は悪くなっているような……。 主なセリフ ●アニメ 「いくら花が咲いても……人はまた吹き飛ばす」 「何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!」 「流石キレイ事はアスハのお家芸だな!」 「守るって……言ったのに……俺、守るって言ったのに……!ステラ……ごめん……!」 「アンタは俺が討つんだ! 今日、ここで!」 「何を……何を言ってるんだアンタは!何も分かってない癖に!裏切り者の癖に!!」 「逃がさないと言ったろ!!」 ●コミック&ゲーム 「あんたが正しいっていうのなら!俺に勝ってみせろっ!!」 「これが…デスティニーの力だ!」 「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ!それを決めるのはあんたじゃない!オレなんじゃないのか!」 「オレは決めたんだ!過去を放ってはおかない……決着を付けるんだ!」 「あんたが一番訳分かんないんだ!ふらっと現れて……戦いを始めて!」 「違う!それは…」 「違うと思ってるのはあんただけなんだよ!……でも、あんたの言い分はそれなんだ」 「あんたは、大切なものを守る為に戦う……それで良いんだ……でも、だからって、オレも戦わない訳にはいかないんだ!」 「ほんと凄いよ、シン!やっぱりシンは、スーパーエースね!」 「止めてくれよ…ルナ……もうエースの力は良いんだ、必要無い……」 「スーパーエースなんてもう捨てて良い過去だって……決めたんだ、俺自身で」 「一人で立てます」 「運命を斬り拓く!その為には!」 「俺がお前を止める!お前は俺の友達だから!そして、お前ともう一度話をする! 今迄の事……これからの事を!」 「生きている限り、明日はやって来るさ……」 「俺だって!!守りたかったさ、俺の力で全てを! だけど…俺が撃ってるのは敵じゃないって、撃つのは奪う事だって…力で解決出来る事なんて何も無いって!! アンタが俺に言い続けてきたんじゃないか!」 「俺にとってお前はラウ・ル・クルーゼなんかじゃない!レイ・ザ・バレル……俺の、友達だ!」 ●SEED FREEDOM 「くそっ…出る幕ないじゃん」 「あいつら、こんなこといつまで続けるんすか?最初っから帰還を想定しない作戦なんて、パイロットも機体ももちませんよ!」 「やめろアスラン!隊長を…!」 「デスティニー…!」 「いや…これさえあればあんなヤツらなんかに!」 「舐めるなぁーっ!!」 「こないだはジャスティスだったから負けたんだ!デスティニーならお前らなんかに!」 「そんな寝ぼけた分身が、通用するかぁー!」 「分身は!こうやるんだぁぁぁーっ!!」 ●CM等 「なんで議長まで、チェックしてるんだーー!!」 (フレッツ光コラボCM) 余談 項目冒頭でリンクが張られているアスカ・シンとは、名前の他、 「MBS・TBS土曜6時枠の主人公キャラ」 「シリーズ及び放送枠における前作の直接的続編の主役」 「演者が後にスーパー戦隊シリーズ作品の主題歌を担当」(シン・アスカの演者は所属ユニットがエンディング、アスカ・シンの演者はオープニング) という共通点がある。 鈴村健一氏は、劇場版公開に際して『機動戦士ガンダムSEED』のオーディションにも受けていたが落ちていた旨を明らかにしている。 何でこんな事を……また荒らしがしたいのか、アンタ達は!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-05-07 10 25 09) ↑×2 それ有名なアンチデマだぞ。昔あまりに執拗に主張するからファン間で検証してNOと出てた。まあ吹聴してる奴はそれを無視して同じこと書き続けてたから悪意100% -- 名無しさん (2024-05-07 14 09 26) ↑すまない、「回想シーンの短縮はよくあることだから制作側にカラミティのせいにする意図はなかっただろう」と言いたかったんだ -- 名無しさん (2024-05-07 15 15 25) 本人が知らないところで、デスティニー主義者たちから抹殺リストに登録されて層でなんとも -- 名無しさん (2024-05-11 20 32 01) ↑幼稚な妄想ゴッコ遊びは幼稚園で卒業してくれ。 -- 名無しさん (2024-05-11 20 55 19) 恋愛にたいしたしがらみがないことはキラやアスランより恵まれていると思う -- 名無しさん (2024-05-12 13 56 09) 実際問題、映画での作戦自体がキラに対する嫌がらせ以外の何物でもないしな~。近くにいたシンも確実に狙われてはいたと思う。 -- 名無しさん (2024-05-12 14 52 49) コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-05-14 14 50 17 本物の分身を出してる間ってトールギスを超えるとんでもないGがかかってそうだけど、なんでシンちゃんピンピンしていられるん…? -- (名無しさん) 2024-05-30 19 40 33 コマ送りで確認された結果、小破させていく乱戦シーンでレールガンと名無し砲を別の相手に同時に放っていてレールガンに至っては分身見切って移動先にレールガン撃ってる・・・ -- (名無しさん) 2024-06-11 15 42 46 戦闘シーン見直して気付いたけどそもそも種割れする前からもうブラックナイトスコード圧倒してない? -- (名無しさん) 2024-06-12 08 40 11 味方になると露骨に弱くなる敵キャラの真逆の存在とか言われてて笑うしかない。メタな視点では本編での不遇の反動なんだろうが。 -- (名無しさん) 2024-06-12 08 53 29 種割れ前の乱戦シーンで背後からの射撃を打たれる前に機体が反転してて撃たれると同時に恐らくノールック射撃で反撃してる。どういうことなの -- (名無しさん) 2024-06-13 00 42 16 不憫・噛ませ・癒し・後輩・ラキスケ・ダークヒーローとデスティニー並みに一人で何役もこなしすぎだろ -- (名無しさん) 2024-06-14 11 46 16 ↑2キラにしろアスランにしろシンにしろ、3人とも天パとシャア並みにやべー事しかやってない… -- (名無しさん) 2024-06-16 08 39 01 Wブーメランとカルキトラ以外全く効かないイモジャ単騎でAA落ちるまで長時間粘ってたのも凄い。最後の対艦刀もガードは間に合ってたし、ビームシールドがあればワンチャン白刃取りかませたかも -- (名無しさん) 2024-06-16 09 18 41 FREEDOMの小説版の描写を踏まえた上で評するとシンもまた愛の戦士としか言えない。 -- (名無しさん) 2024-06-16 23 27 25 シンがステラにあんなイメージ持つわけないから逆説的に本当に憑かれているとか言われてる。でも幽霊に関してはガンダムならいつものことなんだよなぁ(お前本当にリアルロボット担当か? -- (名無しさん) 2024-06-17 02 22 53 ↑6 霊と対話できるし遠くにいるキラのピンチを察知したし、シンはニュータイプと化してるな -- (名無しさん) 2024-06-17 19 18 38 くだらない文を書いて線で消すやつがあまりにも多用されすぎて死ぬほど読みにくい -- (名無しさん) 2024-06-17 20 08 41 シン、守る -- (名無しさん) 2024-06-25 00 26 24 ↑3 敵から見た「」 -- (名無しさん) 2024-07-01 18 28 12 すまん誤爆。 -- (名無しさん) 2024-07-01 18 28 56 敵から見た「深すぎる闇」があんな印象なのかと。 -- (名無しさん) 2024-07-01 18 30 45 というか、視聴者に分かりやすい演出とそのついでにファンサービス、ってとこかな -- (名無しさん) 2024-07-01 18 50 23 草 -- (名無しさん) 2024-07-19 08 53 42 シンの乙骨ぶりとか見てると、ただの乙さんなのに精神攻撃とか聞かなかったギレンザビはガチで総帥だな -- (名無しさん) 2024-07-19 09 16 12 FREEDOMの小説版読んでみた限りだと、ブラックナイツがシンの思考を読めなかったのは、「何も考えてない」からじゃなく、「本気になったシンの思考と反応速度が余りにも早すぎて、思考を読むより先に攻撃が来る」ってのが正しいのかなと。まあそれを反射って言うんだろうけど -- (名無しさん) 2024-08-01 23 24 20 よく考えたら対策立てて有利なシチュエーションで挑んだとはいえ、作中で唯一キラに勝利収められたのってシンのみで、その時乗ってたインパルスより更に専用最適化されたデスティニーと組み合わせたならそら強いわなと… -- (名無しさん) 2024-08-03 14 51 58 劇場版終了後にコンパスが活動再開したらシンは何に乗るのか気になるな。またイモジャに乗るんだろうか? -- (名無しさん) 2024-08-10 11 22 39 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yaruostaynight/pages/15.html
アサシン(敗走) ,,,___... , '"´  ̄ `ヽ、 クラス:アサシン 真名:デューク東郷(この名も定かではない) / ヽ マスター:夜神月 属性:秩序・善 l /` ー-----― ''´ヽ i _| 〈, 二 ‐- 、 , -― 二 、ノ | 筋力:C 耐久:B 敏捷:B /, | ,ィ丶、`二7、二ニ -‐ 、} .l`l 魔力:C 幸運:B 宝具:C | } | l ヽ=・=7〈 〉、=・=7 | |{ | . | !.| | / .| | \ | | j ! クラス別能力 | | | / | | ヽ | .| j 気配遮断:A++ ヽ| | / ⊂{_}⊃ ` | .|/ 完全に気配を断てば、発見することは不可能に近い ト、 , ニ二二ニ、 jイ 攻撃態勢をとってもランクはBまでしか下がらない | `、 , - ―- 、 / | ,j ヽ | / , l | ヽ ヽ_____/ / | 保有スキル 銃火器:A+ 現存する全ての銃火器を使用することができる ,. '"" ̄ ~~""""''''',; かつ、自身の魔力を上乗せすることで / (",、_" ヽ 超常存在であるサーヴァントにも対応可能 i ,,.、 //へ.ニ7ノ ! {(`l | `ヽ==ji,ヽ カリスマ:C l ll (l | / ヽ. 本来は軍団を指揮する天性の才能 ゙、 `l | ' ェ‐゙ アサシンの場合は戦術という意味合いにおいて発揮される ヽ,__,/ ヽ l,,| 'ぅ 団体ではなく個人としてならばCランクでも充分すぎる / \ヽ、 , 〉 /~"'''ー-..,,_ ヽ _ { ̄ ,,.r-‐''''''''""" ̄ ゙゙゙゙゙゙̄''''ー、 / `ヽ、 ,. ' `ヽ、 宝具 / ヽ、 『極人の誇り』(パーフェクト・カウンター) / ,..-、 ,r''"´``ヽ、 ヽ ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜6 | /, -、 l! / ヾ、 ヽ 最大捕捉:5人 消費魔力:D | / 7 i! 7 _,.-''"__,,...---、 `ヾ、_ i ――アサシンの生前の愛銃が宝具となったもの | | i く / ,/" ヽ、_ `ゞ ヽ、 `''ー---i / 普段は霊体化しているが、アサシンの背後から l l ゝ' / / ヽ、oヽ、ゝ `'フ .; ノ/ 脅威となる存在が迫った場合に現界し、 //ヽ `y' ,/ ``ー”`";彡りrー‐'",i;'/ それを自動的に迎撃する / '" ,. ' ,.. - ‐ '" ; i;r 。,、 ; i;/ /l `'`" ,. - '" , ; ; ,i ;~`'''’ / 自動的故にアサシンにも制御することはできないが / ヾ i ,.... , ,;i; / 極人(プロ)だからこそ、己の愛銃に ヽ ヾ ヽ ,. `ゞ -'" ,.' 背中という急所を預けられるのだろう ヽ ヾ ヽ "~~~~~`ー-、 / ヽ ヽ \ 、,,..-‐、 ~`./ \ ヽ ヽ、 ; ; ;,. '" \ `ヽ、 `ヽ、.,__,.r'
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2414.html
【作品名】CHIN-KOUP --- Highly Interigence Natural-born Killer of the Outer Unlimited Permanence 【名前】シン・クープ 【属性】群存在 【大きさ】成人男性並 【攻撃力】剣:長さ1mの剣を装備。威力は後述。 【防御力】後述。 【素早さ】後述。 【特殊能力】 群存在: 127の平行世界に並列存在し、全平行世界の自分を倒されない限り何度でも無時間で復活する。 「無時間で」復活するため、殺され続けても攻撃が中断せず、何度殺しても戦闘に支障はない。 CHIN-KOUP: 敵を確実に殺すために世界が勝手に書き換わってしまう。 自身の能動的能力ではない。世界の方が主体的に自らの法則を書き換え、 シン・クープの剣の攻撃力を「相手を一撃で倒す威力」、 シン・クープの防御力を「相手の攻撃が効かない防御力」、 シン・クープの素早さを「相手の攻撃を確実に回避できる反応+ 相手に追いつき攻撃を加えられる移動・攻撃速度」、 シン・クープの行動パターンを「可能な限り相手の性質・行動による被害を最小限にとどめ、 自身の性質・行動による結果を最大限発揮可能なように行動する」としてしまう。 これは世界法則レベルでの事象であり、メタ的な能力変化は行われない。 ゆえに、世界に対し全能の相手を倒すほどの力はない。 ただし、CHIN-KOUPを無効化・消去等された場合、シン・クープは127の平行世界全てにおいて常時全知全能となる。 【長所】【特殊能力】。 【短所】世界に対し全能の相手を倒すほどの力はない。 468 格無しさん sage 2008/03/22(土) 15 48 56 シン・クープ 考察 いつ世界が書きかわるのか不明 とはいえ群存在の能力で敗北系能力でもないと物理的には負けづらい 常時発動の下あたりから ×毒島葉月 無理 先手毒負け ◯凡骨釜夫 そのうちCHIN-KOUP発動して勝ち 禍神 裕太 みかけ上時間停止でうごけるならこいつ時間超越行動組なんじゃねえの? ×ケンシロウ 存在前に死んでるから無理 ×荻野 夏葉 行動不能→敗北コンボで負け ×試練の鏡 無理負け ×ロック 鏡はきかないが剣で全能にのみこまれて負け ×物売るっていうレベルじゃねぇぞ! 超光速設定改変負け ×モナカ 常時言いなり 負け △TATARI ほぼ同じ能力 どっちもいつ発動するのかわからないあたり 分け ◯アストラナガン・インフィニティー CHIN-KOUP発動して勝ち ◯ガブリエル CHIN-KOUP発動して勝ち ×木原なのは CHIN-KOUP発動しても威圧はどうしようもない 負け ◯アスクレピオス CHIN-KOUP発動して勝ち ○伊菜・バウアー CHIN-KOUP発動すれば月鏡を貫通できる攻撃力になるだろう勝ち ○究極宇宙恐竜パワードゼットン+ ほぼ同上 TATARI と=だと思う
https://w.atwiki.jp/sin-changerowa/pages/11.html
まるで、夢の中にいる気分だった。 自分は今ふわふわと浮いている、そんな風に意識だけがあるかのような状態だった。 白昼夢とはまさに、このような感じなのだろうか。 そんな感覚を、何十もの意識が感じていた。 やがて、ぼんやりとある景色が見えてきた。 見えたのは青く晴れて白い雲がいくつか空、 緑に染まった草原とその奥の方にある一つの丘、 そして、その丘の上にある一本の樹だ。 その木のある方向から、一人の人物が歩いてきた。 その人物は女だった。 女は白いワンピース服の上に左右赤とピンクの色をしたパーカージャケットを羽織っている。 髪は長く、色は右側が赤、左側が白だ。 また、髪は後頭部の方で二つのリング状に結ばれている。 前髪は左の白い方だけ長く、左目を隠している。 ある世界の住む者達ならば、その姿を見てこの女が何者なのかを察することができる者がほとんどだろう。 大海賊時代において彼女の名を知らぬ者はいない。 彼女はひとつなぎの大秘宝(ワンピース)をめぐるこの混沌の時代において、世界中で苦しむ人々の心を歌で救い、やがては救世主とも呼ばれた。 彼女は、世界の歌姫と呼ばれた少女、『ウタ』だった。 しかし、どこか様子や雰囲気がおかしかった。 彼女は、これまで彼女がしたこともないような形の妖しい笑みを浮かべていた。 木のある丘から歩いて近づいてきた彼女は、やがて言葉を発した。 「こんばんは。今から、君たちに殺し合いをしてもらうよ」 それは、本来の彼女の口からは絶対に出ない言葉だった。 「ただし、普通の殺し合いじゃない」 「今からお前たちにしてもらうのは、自分とは別の者の身体で戦う殺し合いだ」 「一応言っておくと、二人の人物が一対一で身体が入れ替わっているわけではないよ」 続け様に語られたのは、より信じられない内容の説明だった。 「実は俺も、本来のものとは別の身体になっているんだ」 「俺の名は魘夢。元十二鬼月の下弦の壱だった男だ」 「そして今の俺の身体の女の名はウタという」 「確かこのウタは世界の歌姫だの何だの言われているみたいだけど……まあ、今そんなことは関係ない」 「重要なのは、別人の身体になっているということが事実ということだけ」 「この女のことをよく知っていれば、こんなことは絶対に言わないことは分かるだろうからね」 ウタ…否、魘夢は顔に張り付けたような笑顔を浮かべたまま説明を続ける。 彼の声を聞いているものがどう感じているのかも無視し、話し続ける。 「信じられなくても、この後目を覚まして自分の身体を確認すれば、俺の言っていることが真実かどうかはすぐに分かるだろうね」 「支給品に手鏡を用意したから、自分が今どんな顔になっているかもすぐに確認できるようにしてあるからね」 「基本的な支給品には他に、ここで説明する殺し合いの決まりが記された"でーたふぁいる"というものが入った"たぶれっと"というものがあるから、それもよく確認することだね」 「ついでに言うけど、この殺し合いでは最初のうちに参加者の名簿や地図は配らないことになっているんだ」 「お前たちが目覚めてから一時間、この間は新しい身体に慣れるための時間ということにするんだ」 「その後に、先に述べた"たぶれっと"に名簿や地図を入れる予定だ」 「それ以降が、この殺し合いの本番って考えてくれたらいいよ」 「まあ別に、この一時間の間に始めてくれても構わないけどね」 「一時間経ったら、こっちの方から連絡するからそれまで待っていてね」 「それと、一時間後の連絡の他にも、六時間ごとの定期放送というものがある」 「最初の定期放送は、最初の一時間も含んでの、目覚めてから六時間後に行われる」 「ややこしいと感じるかもだけど、我慢することだね」 「この定期放送では、"禁止区域(エリア)"というものが発表される」 「一度の放送で指定される数は三つ、有効になるのはそれぞれ定期放送から一時間、三時間、五時間後になる」 「このように立ち入りを禁止された区域は、時間になると"見えない壁"で囲まれる」 「そして、時間になるまでに中から出なかった者は例外なく消滅、死亡する」 「こっちとしてもあまりつまらない死に方は望まないから、十分注意して放送を聞くことだね」 「ついでに言っておくと、後で配る地図の範囲外の場所は、さっき述べた"見えない壁"で通り抜けできないようになっているから、逃げようと考えても意味がないことを予め理解しておいてね」 「次に、報酬についての話をしようか」 「この殺し合いに最後まで残った生存者一人…優勝者には【元の身体に戻る権利】と【どんな願いでも叶えられる権利】を別々に譲渡することを約束しよう」 「一応言っておくけど、もし自分の身体が他の参加者のものになっていて、殺し合いの過程でそれが死亡してしまったとしても、それを蘇生することと願いの権利は別とする」 「また、今の身体のままで良いのなら、そのままにしておくのも可能ということににしておくよ」 「そういった点については考える必要は無いからね」 「それからもう一つ言っておくと、この殺し合いにおいては参加者とされる者達以外にも本来の身体とは別物になっている精神がいる可能性がある」 「一つは、支給品の一種にある意思を持つものが身体となっているもの」 「もう一つは、主となる参加者に与えられた身体が元は多重人格であったために発生する、副人格に割り当てられる精神だ」 「まあ、そうとは言えないものも便宜上"副人格"として扱うこともあるかもしれないけど」 「そんな『参加者以外で精神が別の存在になっている者達』についてだけど、これらは"殺し合いの優勝者が許可する"ならば、元の身体に戻れるものとしておこうか」 ◆ 「さて、これで殺し合いのために必要な情報は大体伝えられたかな」 「それじゃあ、お前たちの健闘を…」 『待て』 魘夢が話を切り上げようとしたその時、新たな人物が突如としてこの空間に現れた。 そいつは魘夢の後ろの方から来て、彼の隣に並び立った。 それは白い服を着た子供だった。 ただし、明らかに普通の子供ではないことを、雰囲気とその顔に装着されている物から感じ取れた。 子供は顔に仮面を被っていた。 ハート型、そこからいくつかの棘が左右対称についている。 紫色を基調としており、不気味な目と模様を有している。 その仮面は、名を『ムジュラの仮面』と言った。 「どうしたの?」 仮面を被ったこの子供がここに来るとは思っていなかったらしき魘夢は不思議そうに尋ねる。 『まだ、緊迫感が足りない』 『禁止エリア以外に参加者の命を縛る方法が無い』 子供は自分が何者であるかも教えずに新たな説明を続ける。 『だからここで、もっと視覚的にも分かりやすい『タイムリミット』を入れることにする』 『これから目を覚ました後、空も見上げてみるといい』 『そこにはきっと、『月』が浮かんでいるのが見えるだろう』 『その『月』は、お前たちが目を覚ましてから3日後の深夜0時に地上に落下する』 『その時、世界は消滅する』 『止めたければ、この殺し合いを完遂し、最後の一人になることだ』 「……なるほど、それはとても良いね」 仮面の子供の説明を聞いた魘夢は何かを理解したのか、顔を少しにやつかせながら自身の顎を撫でる。 「でも、"あの人"にそのことは話した?」 『その心配はない。既に了承は得ている』 「じゃあ、大丈夫か」 少しだけ疑問に思うことがあるのか、仮面の子供に質問を投げかける。 「今説明された通り、この殺し合いに『時間制限』ができることになった」 「世界ごと消え去りたくなければ、殺し合いをしっかりと進めることだ」 「それじゃあ、お前たちの健闘と、極上の悪夢を見てくれることを期待しているよ」 魘夢は手を振りながら言ったその言葉を最後に、この光景を見ていた者達…殺し合いの参加者達の視界は再び暗転した。 ◆◇ そして、彼らは目覚める。 草原、山、森、雪原、街、村…その他様々な場所でだ。 スタート地点はバラバラ、それぞれの都合なんか考慮していないランダムなものだ。 そこで彼らは、きっとすぐに自分の顔・身体を確認することになるだろう。 やがて先ほどの、ウタから身体を奪ったと思われる魘夢が話していたことが、真実であることを理解するだろう。 参加者達が目覚める時間は深夜0時、漆黒の闇が支配する夜の時間帯だ。 天候は晴れており、見上げれば黒い空と小さく輝くたくさんの星々があることを確認できるだろう。 そして、彼らが見るものはそれだけではない。 空を見て"それ"を確認した者達は、きっとより深く自分達が本当に殺し合いをしなければならないことが分かるだろう。 空には確かに月が浮かんでいる。 世にも恐ろしい顔を持つ、不気味な月が。 その月はゆっくりと僅かずつにだが、けれども確かに、地上に顔を向けながら近づいてきていた。 ◆ 0時になる少し前、殺し合いの舞台となる場所の上空に浮かぶ一つの影があった。 その影は、人の姿をしていない。 けれども、それは確かに生物のようだった。 そいつは、白い煙のような頭部と黒い体を持っている。 それの名は、『ダークライ』といった。 ダークライは本来、新月の時にのみ活動する、ポケモンという生物の一種だ。 しかし、普通のものではないとはいえ、月があるのに確かにここにいた。 実は、こいつはダークライではない。 けれども、確かにダークライの姿をしていた。 「………」 ダークライの姿をしたその存在は、月を背に向けて地上を一瞥する。 ある程度地上の様子を俯瞰した後、そのままそいつは、煙のように消えた。 まだ眠っている地上にいる者達がそいつがそこにいたということを認識することもない。 この者が一体何なのか、その話はまたしばらく後だ。 ◆ 【主催陣営】 ムジュラの仮面@ゼルダの伝説ムジュラの仮面 魘夢@鬼滅の刃(身体:ウタ@ONE PIECE FILM RED) ???(身体:ダークライ@ポケットモンスターシリーズ) ※コンペ時の候補作において、精神側としてウタやダークライ、身体側として魘夢を登場させることは可能とします。 投下順に読む 01 失うべき宝物
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55463.html
登録日:2024/01/03 Wed 16 47 56 更新日:2024/05/21 Tue 17 53 24 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 おでん おでん合体 カッタナー・ゴールドツイカー サムライハオー シンケンオー スーパー戦隊シリーズ ゼンカイジャーのモチーフとなったロボ ダイカイシンケンオー テンクウシンケンオー マルチ合体 モヂカラ 一号ロボ 侍 侍合体!シンケンオー 侍巨人 侍戦隊シンケンジャー 侍武装 侍覇王 俺、余ってるだろ! 兜 兜真剣王 全合体 前年の全合体には一歩及ばず 大海真剣王 天空真剣王 恐竜真剣王 戦隊ロボ 折神 日本刀 極付粋合体 烏賊真剣王 特撮 真剣王 秘伝ディスク 舵木真剣王 虎真剣王 ※推奨BGM:「四六時夢中 シンケンジャー」 さて次回! 侍として生きるということ……。 自分の夢、放り出してきたんだよね。 殿さまと一緒に頑張りたい! ……よし、行くぞ! 侍合体!! 第二幕 極付粋合体 いざ、参る! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- \シュバババッ/ 合 侍合体!! \いよ~~~~~っ!/ シンケンオー! 天下統一! シンケンオーは、スーパー戦隊シリーズ第三十三作『侍戦隊シンケンジャー』に登場する侍巨人。 初合体は第二幕(第二話)「極付粋合体(きわめつけいきながったい)」。 ◇基本能力(きほんのうりょく) 全高:52.3m 全幅:35.6m 胸厚:16.9m(秘伝シールド装備時:24.1m) 重量:1,900t 最高速度:500km/h 出力:1,400万馬力 持ち歌:「侍合体!シンケンオー」(歌:串田アキラ) ◇真剣王概要(しんけんおうのがいよう) 獅子折神、龍折神、亀折神、熊折神、猿折神が侍合体した姿。本作に登場した侍巨人の一番手にあたる。 シンケンレッドが、ショドウフォン・筆モードで宙に『合』の文字を書くことでモヂカラが発動。 五匹の折神が桜吹雪の舞う空を駆け、獅子折神を中心に変形が開始される。 獅子折神の前足は内側に折りたたまれ、後ろ足は腰部となる。エンブレムモードの表面部分から志葉家の家紋が施された鉢巻を撒いたような頭部が現れる。 猿折神は両手を合わせることで左腕に、亀折神は足を収納し真っ二つに割れて右腕になる。 龍折神、熊折神はいずれも胴体部を真上に向けることで両脚部となる。この時、龍折神の後部は分離され兜・シンケンオーメットとなる。 そして四体の折神が獅子折神と接続した後、兜を自ら被ることで合体完了。自動的に兜の尾にも似た管が現れ、左腰部に巨大な日本刀・ダイシンケンが実体化される。 シンケンジャーが畳の間にも似た操縦座席に移動することで、朝陽を背に荒波が飛び散る崖に立ち戦場に立つ。 操縦方式は通常の折神と同様、盾ディスクをセットしたシンケンマルを操縦席に刺しを介し意識を集中するもの。 ご祝儀袋の金帯に五人の所有する折神・エンブレムモードと同じ形をした箇所が五色に明滅しているのも目立つ。 火、水、天、木、土のモヂカラと左腰に収めたダイシンケンを武器に、二ノ目(いわゆる巨大化)となったアヤカシを迎え撃つ。 隙間から現れた巨大ナナシにも怯まず、さながら時代劇の殺陣のようにバッサバッサとなぎ倒す。 さらに、任意で分離させ、折神に変形して攻撃させたり、後述の分離攻撃に応用したりと意外に芸達者。 それゆえか、一部のサイトでは「敗北はほぼない」と、言われる始末。 なお、二ノ目のアヤカシへの敗北は完全な詰みであるので、負けられないという事情がある。 ◇基本武器使用技(きほんぶきとしようわざ) 獅子火炎吼 獅子折神の口から火炎放射し、敵を焼き払う。 無数の巨大ナナシに取り囲まれた際に使われる。 亀天空拳 シンケンオー本体から亀折神が分離。 そのまま右拳に変形し攻撃する。 龍昇り脚 シンケンオーの左足となった龍折神を軸にジャンプする。 熊三角蹴り 分離した猿折神を右脚の熊折神で蹴り飛ばす。 モヂカラ光線(名称不明) 両腕部を収納し、エンブレムモードに変形。 『天』『土』それぞれの漢字からビームを発射する。 ダイシンケン シンケンオーの必殺剣。 鉄をも断ち切り、モヂカラを増幅させる特殊合金・シケンレス鋼で生成されている日本刀。 白銀の刀身には五体の折神の意匠が刻まれており、基本この太刀を受けた二の目のアヤカシは必ず消滅する。 それ故か、この切っ先を突きつけられたアヤカシおよびナナシはたじろいでしまう描写が目立った。 秘伝シールド シンケンオーの背中に携えた秘伝ディスク状の黒い円盾。 ダイシンケンと同じくシケンレス鋼で生成されている。 ダイシンケン・侍斬り 五人がシンケンマルの鍔代わりに施された秘伝ディスクを回転させることで発動。 折神の彫られた箇所が明滅し、火花を迸らせながら逆時計回りで円月を描き、『斬』のモヂカラを纏わせて五人の動きに合わせ袈裟斬りを繰り出す。 アヤカシが消滅した後、ダイシンケンを収める前に血糊を拭い去るような仕草も印象的。 ◇真剣王侍武装(しんけんおうさむらいぶそう) シンケンオーは、専用の折神と合体。戦闘力を強化することができる。 シンケンマルを秘伝ディスクに装填し、回転させることでモヂカラが発動。 シンケンオーメットを外し新たな兜を被り、「〇×シンケンオー、天下無双!」の号令と共に戦闘開始となる。 カブトシンケンオー 全高:57.2m 全幅:51.4m 胸厚:45.1m 重量:2,800t 走行速度:600km/h 出力:2,100万馬力 初合体は第五幕「兜折神(かぶとおりがみ)」。 兜ディスクの回転を受け、『兜』のモヂカラを発動させた兜折神がシンケンオーと侍武装した姿。 兜折神が分離後、両脚部がシンケンオーの両肩部に合体。 本体は下角を左右に展開し巨大な兜となり、シンケンオーが被ることで完成する。 基本的に通常のシンケンオーと同じくダイシンケンを用いるが、兜の左右と中央部に施された『兜砲』による砲撃戦が得意。 初陣の相手・ヤナスダレは刀が通じない能力の持ち主だが、カブトシンケンオーの砲撃の前では無駄死にであった。 ズボシメシのように「くっついてるだけじゃん!」って小馬鹿にしちゃいけない。ハチの巣にされるぞ! 必殺技は兜を閉じた後、兜折神の頭部が高速回転することで発射される『兜大回転砲』。 なお、この形態は兜のデザインが折り鶴のような見た目なので、どことなく無敵将軍っぽく見える。 カジキシンケンオー 全高:63.1m(頭部にダイシンケンを装備した場合は90.0m) 全幅:36.0m 胸厚:31.5m 重量:2,800t 速力:120ノット 出力:2,100万馬力 初合体は第七幕「舵木一本釣(かじきいっぽんづり)」。 『舵木』のモヂカラを発動させ、舵木折神がシンケンオーと侍武装した姿。 舵木折神が分離後、頭部が兜となり、胴体部は背中に合体する。 ダイシンケンは縮小しこれが二本連結したような『薙刀モード』に変化。 これと頭部から放つ『舵木魚雷』で遠近両用に対応する。 さらに、頭頂部を展開することでダイシンケンを設置。そのまま連獅子の如く振りかざすことも可能。 必殺技はこの状態で『斬』のモヂカラを纏わせて両断する『舵木一刀両断』。お辞儀とか言わない トラシンケンオー 全高:67.3m 全幅:43.0m 胸厚:25.0m 重量:3,000t 速力:650km/h 出力:2,250万馬力 初合体は第七幕「虎反抗期(とらのはんこうき)」。 『虎』のモヂカラを発動させ、虎折神がシンケンオーと侍武装した形態。 虎折神は頭部が兜となり、胴体部と四肢が再合体しバックパックとなる。 背中に巨大なドリル『虎ドリル』を四本も背負った、ある意味ロマンの塊。 必殺技はその虎ドリルを高速回転させ、相手に特攻する『虎ドリル突撃』。 その威力は三途の川随一の実力者を称するヒトミダマを巨大な楯ごと粉砕するほど。 イカシンケンオー 全高:52.3m 全幅:60.3m 胸厚:16.9m 重量:2,800t 速力:550km/h 出力:2,050万馬力 初合体は第十八幕「侍襲名(さむらいしゅうめい)」。 シンケンオーが「イカちゃん」こと烏賊折神と侍武装した姿。 武装する際、烏賊折神にはシンケンゴールド/梅盛源太が搭乗。サカナマルをレバー代わりに操作することで分離開始する。 分離後、頭部は右腕に槍として、脚部はシールドおよびシンケンオーメットの後部に装着される。 頭部と脚部に分離した烏賊折神を両腕に装備するので、唯一シンケンオーの兜が変わらない形態でもある。 右腕の槍で敵の攻撃をはじき返す「烏賊槍ぶすま」と、左腕のシールドから冷凍ガスを打ち出す「烏賊冷凍」で立ち回る。 必殺技は、シンケンオーメットに装着された烏賊折神の脚部に「光」の電子モヂカラを集め、それをまとった槍を振り下ろす『槍烏賊一閃』。 キョウリュウシンケンオー 全高:53.6m 全幅:35.6m 胸厚:16.9m 重量:2,900t 最高速度:500km/h 出力:2,200万馬力 シンケンオーが恐竜折神と侍武装した姿。 初出は『銀幕版 天下分け目の戦』であり、本編では第三十一幕「恐竜折神(きょうりゅうおりがみ)」に登場。 五色の冠を形作った兜となる前足部を除き、恐竜折神は伸縮自在の生きた刀『キョウリュウマル』となりクサレ外道集を薙ぎ払う。 必殺技は初代シンケンレッド・志葉烈堂の魂と五人のシンケンジャーのモヂカラを束ねてキョウリュウマルを一気に振り落とす『キョウリュウマル・天地一閃』。 腑破十臓の足止めをしなければならなかったとはいえ、源太カワイソス。 ◇真剣王大強化(しんけんおうだいきょうか) テンクウシンケンオー 全高:70.1m 全幅:77.7m 胸厚:41.7m 重量:4,800t 最高速度:850km/h 出力:3,650万馬力 初合体は第十二幕「史上初超侍合体(しじょうはつちょうさむらいがったい)」。 『超』のモヂカラを受け、兜折神、舵木折神、虎折神が合体した鳥型の侍巨人・ダイテンクウがシンケンオーと『超侍合体』した姿。 ダイテンクウから虎折神の頭部と二本の虎ドリルと機首部の日輪状の飾りが分離。 背中にダイテンクウとドリルが合体した後、虎折神の兜を被ることで合体完了。額の前立は日輪状から三日月状に変化する。 操縦する際、シンケンレッドが虎ディスク、シンケンブルーが舵木ディスク、シンケングリーンが兜ディスクを用いる。 志葉家過去の記録にない史上初の合体で、発案者・命名者はシンケンブルーこと流ノ介。 密かに練り上げた合体思案書を一堂に手渡し、合体を試みた。 結果的に成功し、流ノ介は大喜び。丈瑠も「初めてお前を感心したぞ!」とその発想を褒め称えた。 ダイテンクウを背中に装着した事で空中戦が可能になり、初合体時ではウシロブシが呼び寄せた大空ナナシ連中を一掃してみせた。 「胸の虎ドリルが邪魔じゃね?」とか言わない。 必殺技はダイテンクウの一部である虎・舵木・兜、三枚の秘伝ディスクを回転させながら上空に飛びあがり、ダイシンケンを上段に構え『斬』のモヂカラを纏わせて斬り掛かる『ダイシンケン・天空唐竹割り』。 ダイカイシンケンオー 全高:82.4m 全幅:29.4m 胸厚:29.4m 重量:3,900t 最高速度:600km/h 出力:2900万馬力 初合体は第二十四幕「真侍合体(しんさむらいがったい)」。 シンケンゴールドが駆る海老折神/ダイカイオーがシンケンオーと『真侍合体』した姿。 シンケンオーとダイカイオーが互いに拳を撃ち合うことで合体開始。 獅子折神の代わりに海老折神が上半身となり、獅子・亀・猿は後部パーツとして海老折神に合体する。 巨大な兜に大きく記された真のマークが光る。 全体的に見た感じではだいたいダイカイオーの割合が強い。 合体時には源太が作ったインロウマルに真侍合体ディスクをセットし、『真』のモヂカラを発動させる必要がある。 インロウマルがあれば六人揃わなくても操縦可能だが、モヂカラを大幅に消耗してしまうリスクを持っている。 ダイカイオーの手持ち武器である海老刀を両手に携え、並み居る巨大ナナシをバッサバッサと斬り捨てる。 後部の『火』・『天』・『土』のマークから光線を発射することも可能。 必殺技は海老刀にモヂカラを集め幾度も斬りつける『二天一流乱れ斬り』。 そして、ダイテンクウに烏賊折神が合体し完成した巨大砲台・烏賊天食う?イカテンクウバスターと『真侍武装』し放つ砲撃『折神大開砲』。これはモヂカラと電子モヂカラを束ねて『滅』のモヂカラで敵をロックオンし、全折神のオーラを放ち成敗する。当たれば強力だが、全モヂカラを消耗するため一発しか放てないのが欠点。 ちなみに、映画『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』では、イカテンクウバスターを用いて炎神戦隊ゴーオンジャーとの合体技『サムライフォーメーション23』を披露。 害統領バッチードにトドメの一撃を与えた。 サムライハオー 全高:93.2m 全幅:78.3m 胸厚:57.8m 重量:17,700t 最高速度:700km/h 出力:11,800万馬力 テーマソング:「究極 サムライハオー 降臨!」(二番/歌:Mojo) 初合体は第三十五幕「十一折神全合体(じゅういちおりがみぜんがったい)」。 インロウマルに全侍合体ディスクをセットし、『全』のモヂカラによって全ての折神達が『全侍合体』した姿。 なお、初合体はダイカイシンケンオーが窮地に陥った際、流ノ助が必死に丈瑠に頼み込んだ時。 成功後、名乗りを上げたのも流ノ介であった。 牛折神が台座になり、その車輪部にエンブレムモードの亀折神&猿折神が合体。ダイカイシンケンオーの両腕部だった海老折神のハサミは後部に合体し、それと入れ替わる形で虎ドリルと合体した牛折神ことモウギュウダイオーの両腕部が合体する。烏賊の脚部とモウギュウダイオーの胸部プレートは合体、『全』のマークが光る胸部アーマーとなる。他の折神はダイテンクウにも似た形となり、ほぼ後部に回されている。 『全』のマークもだが、ダイカイシンケンオーの兜部に海老刀と猛牛大回転砲、そして兜に施された巨大な秘伝ディスクが重なり合い豪勢な印象を受ける。 獅子・龍・亀・熊・猿・兜・舵木・虎・烏賊・海老・牛の全十一体の折神達が集まっただけあってか、もはや人型という概念すら取っ払ったほぼ置物巨大な姿は圧巻。 基本的に牛折神の車輪を走らせ、二ノ目の猛攻を物ともせず進撃する様が印象的だが、そんなナリでも飛んだり回ったりと結構身軽。 両腕の虎ドリルや後部部の海老バサミ、ダイシンケンから繰り出す『ダイシンケン・覇王斬り』/『ダイシンケン・大回転斬り』といった武装・技も強力。 最大の必殺技は『モヂカラ大弾円』。 六人がショドウフォン/スシチェンジャーで十一体の折神の力を集中させることで、サムライハオーから後光が照らし出され、秘伝ディスクから最大級の破壊光線を放つ。その威力は並大抵のアヤカシなら完全に消滅するほど。 第四十三幕「最後一太刀(さいごのひとたち)」では、人の世と三途の川を巻き込み地獄を呼ぼうと企む筋殻アクマロに対抗するためにサムライハオーが恐竜折神と侍武装。 全ての折神のモヂカラを恐竜折神ことキョウリュウマルの刀身に込めた『十二折神・大侍斬』を繰り出し、アクマロごとその野望を叩き斬った。 真剣王後活躍(しんけんおうのちのかつやく) 天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕 血祭のブレドラン配下のマダコダマ(二の目)戦でダイカイシンケンオーが出陣。 グランドゴセイグレートと共闘し、二天一流乱れ斬りとグランドグレートストライクの同時攻撃でマダコダマを成敗する。 しかし、ブレドランの外道血祭弾を受け、ダイカイシンケンオーは合体解除。シンケンジャーはグランドゴセイグレートに乗り込み、バケモノグランドハイパーゴセイグレートを駆ってゴセイジャーと共にブレドランを撃破した。 ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 人々の想いを受け、実体化した歴代スーパー戦隊の1号ロボたちと共にシンケンオーが出陣。 和風戦隊の先輩たる無敵将軍と旋風神と共に血祭のブレドランと一戦を交え、撃破した。 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊 ワイルドトウサイシュリケンキングの必殺技『ジュウオウニンニン戦隊フルバースト』発射時に、歴代戦隊ロボと共にサムライハオーの幻影が現れた。 機界戦隊ゼンカイジャー 追加戦士のツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカーの弟として、カッタナー・ゴールドツイカーが登場。 数々の平行世界を股に一家ともども海賊稼業に明け暮れていたが、「SDワルド」の呪いを受け双子の弟・リッキーともどもSD化。その際、カッタナーの姿がシンケンオーを思わせる赤いSDロボとなっている。 なお、ゼンリョクゼンカイオーの必殺技『ゼンカイジャー・オール戦隊ファイナルビッグバン』にて、サムライハオーの幻影が登場している。 真剣王余談(しんけんおうのよだん) 初合体を披露した2話では、合体方法を理解していなかったことはによって獅子折神以外の4体のエンブレムモードを縦に重ねただけのいわゆるおでん合体を披露した。その際に殿の放った「俺、余ってるだろ!」のセリフはネタ合体枠として語り草となっている。流石にDX玩具での再現はできないが、後に発売された戦隊職人版シンケンオーでは、おでん合体を再現できるジョイントまで付属した。 スーパーロボット超合金シリーズでは、変形・合体機構などはオミットされているものの、完成されたプロポーションで商品化された。 実は元々全部載せ合体をやる予定はなかったのだが、前年のエンジンオーG12の好評を受けて予定が変更され、牛折神を急遽仕様変更してサムライハオー誕生と相成った。とはいえ、元々別枠のダイゴヨウと劇場版限定の恐竜折神を除く11体全ての折神がきちんと組み込まれ、余剰パーツも出ていないのは流石と言うべきか。 追記・修正はショドウフォンにモヂカラを込めながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ミニプラだと腰が弱かったからテンクウシンケンオーは自立出来なかった思い出がある -- 名無しさん (2024-01-03 18 18 22) なかったんだ、これ -- 名無しさん (2024-01-03 20 14 34) 侍巨人と被りまくってない? -- 名無しさん (2024-01-04 20 52 30) ↑ご指摘すみません、「侍巨人」の項目からシンケンオーの部分をカットしました -- 名無しさん (2024-01-04 21 11 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47315.html
登録日:2021/02/15 Mon 23 00 00 更新日:2024/02/20 Tue 22 46 05 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 STAR_WARS SW シン・ドローリグ ジェダイ スタントコーディネーター スター・ウォーズ ソードマスター ソーラ・バルク ニック・ジラード マスター ライトセーバー 剣術指南 厳格 師匠 映画の出番は数秒 老人 銀河共和国 「まだ学べることは残っているぞ。フォースと一体になる方法をな!」 シン・ドローリグ(Cin Drallig)は、スター・ウォーズ・シリーズの登場人物。 旧共和国末期のジェダイのひとりで、当時のジェダイ騎士団ではトップクラスといわれた剣士のひとり……らしい。 なお、彼はカノン分類の活躍が著しく少ない(レジェンズ設定も多いわけではないが)。 以下の設定のほとんどはレジェンズ分類である。 【人物】 彼は、特にライトセーバーの剣士として有名であった。それは彼が強かったからというだけではない。 ヴァ―パッドが開発された時期か否かで幾らか序列が上下するが、当時のジェダイ聖堂で最強の剣士とされたのはヨーダとドゥークー、そして彼らにメイス・ウィンドゥと朋友のソーラ・バルクが加わる。 彼らが実質的に四強であり、それに次ぐ地位にいたのがクワイ=ガン・ジンやキット・フィストー、サシー・ティンやエージェン・コーラー、といった評議員の中でも名うての剣士として知られた面々。 シン・ドローリグは四強次点、あるいはそれに準ずるレベルにあった。 それでも彼が「ジェダイ聖堂でもっとも有名な剣士」でありえたのは、彼がライトセイバーの「剣術の講師」であったからである。 彼は剣術の技巧が極めて幅広く、当時存在した七つの基本フォームをすべて網羅していた。基本のシャイ=チョーから、最高難度のジュヨーまでである。 もちろん、全フォームを使えるジェダイというのも珍しくない。ヨーダ、ドゥークー、メイス、ソーラの四強もそうだ(*1)し、イーヴン・ピールも全フォームの使い手である。 ただ、彼は剣術を教えることがうまかった。 体型問題で一般的なジェダイの参考になりにくいヨーダや、気難しくて教えるのに向かないメイスやイーヴンたちとは違い、彼は弟子たちに「教える」ことが巧みだったのだ。 もちろん、相手を甘やかすような「幇間稽古」ではなく、徹底的に厳しく鍛えるスパルタ式の教育ではあるが、相手の要点を掴んで伸ばすことに、シンは長けていた。 (同じように、達人かつ教えるのもうまかったのがソーラ・バルクである。ソーラもシンと同様、多くのジェダイに剣術を教えた) これはパダワンとして弟子に取るというものではなく、剣術修行を求めるジェダイならだれでも教えるというもので、教わった人物は何千人もいるらしい。 もちろんシンは人間なので、通常のパダワン体制では何千人も育てられない。彼は、文献を教えるジョカスタ・ヌーなどと同じく、特殊技能で特殊な立場についたジェダイといえる。 彼に剣術を教わった人物にはオビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーも含まれており、アナキンに対しては「きみは暗黒面の素質が強過ぎるから、ジュヨーはやめておけ」と禁止令を出している。 アナキン本人は不服だったようだが、これはこれでシンの分析力や指導力をうかがい知れるエピソードではある。 EP1、ナブー危機の翌年には、自分の剣術講座および研究などをひとつのホロクロンにまとめて、保存した。 これが後年、ルーク・スカイウォーカーに発見されることとなる。 【性格】 多くのジェダイに剣術講師として求められただけあって、彼は精神的にも模範的なジェダイとして慕われていた。 剣術に優れていたのはもちろんだが、説明や指導、精神修養など、指導面の多くで「忍耐」と「冷静」さを重んじ、生徒に対して粘り強く指導していった。 剣術の修行を通して、ジェダイの秩序や掟を教えることにも熱心であり、あまりに攻撃的な気質から追放さえ検討されていたパダワンを、ついには優良なジェダイとして矯正することも出来た。 ドゥークーやクワイ=ガンといった人格者も、それぞれコマリ・ヴォサやザナトスといった狂暴な弟子を御しきれなかったことがある。 それを思うと、シンは一剣士としてより、剣術を教える「師匠」として優れたスキルがあったといえる。 また、彼はEP1よりもずっと昔から剣術を教えていたが、決して過去のやり方にこだわりはしなかった。 特に、EP1を境に、これまで顧みられなかったフォームⅡ「マカシ」を重視するようになったことが特筆される。 シンを含めたジェダイは、長年「対ライトセイバー戦用フォーム」であるマカシを「時代遅れ」と軽んじてきた。ライトセイバーの使い手といえばダークジェダイかシスだが、もうそんな者は居ない、と考えていた。ライトセーバーのフォームの項目にある通り剣舞の演目や師の側が弟子を鍛える為の超える壁として「仮想シス」を演じる役目のフォーム程度にしか使われていなかった。 しかし、コマリ・ヴォサやザナトスやオーラ・シングのようなダークジェダイの増加、そしてダース・モールというシス卿の復活により、「ライトセイバーに長けた強敵」が出現したことを受けて、マカシの重要性を再認識したのだ。 もっとも、シナリオの関係上それは「遅きに失した」「機を逸した」物に過ぎないのが残念な所だが。 とはいえ、彼は「使えるものなら何でも使え」とまでは言っていない。 フォームⅤ「シエン」やフォームⅦ「ジュヨー」については、強力なことは認めつつも、暗黒面に落ちやすい点は重視し、できる限り使わないほうがいい、という立場を堅持している。 実際、アナキンがジュヨーの習得を求めた時には、先述の通り彼の素質を考えて諌止している。 実力的には十分な素質があるのに、アナキンが最強のフォームといわれるジュヨーを習得できなかった(*2)のはシンの意向が関与している。 ジェダイの戦いは、相手を破壊することではなく、相手の持つ「危険性」を撃ち破るためにある、という彼の剣術哲学は、ジェダイ戦士の理想像を端的に示すものといえる。 【能力】 シン・ドローリグは指導者としてのみならず、一介の剣士としても指折りの実力者に数えられていたが、強敵と剣を交えたといえるシーンがよりにもよって全盛期のダース・ヴェイダーと戦った数秒のみであるため具体的な判断材料に乏しく、作中人物達による評価から推測するしかない状態である。 映画本編時点(EP1以降)ではかなり年を取っていたが、依然として優れた剣士のひとりであり、大戦末期の時点で(もう十数年会っていないとはいえ)ドゥークー伯爵から「グリーヴァス将軍ではまだ及ばない相手」として名前を挙げられている。 ライトセイバーは通常タイプで、光刃の色は緑、もしくは白。戦闘フォームに関しては七つの流派をすべて網羅しているが、 突き抜けたスピードや、型破りで予測困難な動き、周囲からは野蛮にさえ見える剣術、という特徴を考えると、その中でも特にフォームⅦ「ジュヨー」を得意としていたようだ。 「最強の戦闘スタイル」と呼ばれ、かつすべてのフォームに通暁していないと到達できないといわれるフォームだが、シンなら使えそうということと、特徴が合致することから、ほぼ間違いないだろう。 その苛烈さは「トロール」という悪口 綽名がつくほどであった。 ただし、基本的には指導者として優れた能力を発揮するのみで、彼自身は個の武を競う立場からはもう卒業していた。 しかしそれだけの実力者でありながら、なぜかクローン大戦では前線に出張らず、ずっとコルサントに駐留していた。 そればかりか、戦争終盤の「シディアス討伐チーム」において編成から外されていた。 このとき評議会はヨーダもオビ=ワンも不在で、しかもアナキンを同伴しなかったために戦力がガタ落ちしていたにもかかわらずである。 シン・ドローリグはジェダイ聖堂を保衛するテンプルガードの隊長という要職を担ってはいたが、それにしてもシス卿と対決する際には是非とも欲しい戦力であろう。 そうしたシンの処遇の理由は、二つ程考えられる。 まず一つは、老化で能力が落ちていた、という場合。 フォース使いには、老人でも優れた戦士というのは目立つ。 800年以上を生きたヨーダ、83歳でもオビ=ワン&アナキンと渡り合ったドゥークー、65歳でヨーダを負かしたシディアス。いずれも達人として知られている。 しかし実際には、いくらシスやジェダイといっても加齢を重ねれば能力は衰え、フォースも操り難くなるものだ。 実際、ヨーダもドゥークーもシディアスも、強敵と戦った後はため息をついたり呼吸を整えたりしている(*3)。 そして彼らのようなごくごく一握りの他は、ジェダイやシスといえども老いれば衰える。 例えばジョカスタ・ヌーはジェダイですらない賞金稼ぎに伸されたし、EP4のオビ=ワンは見る影もなく弱体化した。ジュヨー使いのイーヴン・ピールは猛獣に殺され、キ=アディ=ムンディはグリーヴァスに力の差を見せつけられた。 ヨーダやドゥークーやシディアスといった「老いても達人」というのは、実はイレギュラーなのである。 それを考えると、シンがまったく前線に出てこず、剣術講師としてのみ呼ばれていたのは、彼の身体能力が覆いようもない程に衰えていたということを意味するのかもしれない。 少なくとも現時点で、どの作品でも、シン・ドローリグが最強クラスのジェダイとして活躍する場面はない。 また、もう一つの可能性もある。 それは、「実戦から離れている実力者だからこそ信頼出来る数少ないジェダイだったから、尚の事戦線に出す訳にはいかなかった」というケースである。 クローン大戦期、ジェダイ達の中では戦争の闇に直面して、その惨状と自身の無力さに打ちのめされて暗黒面へと引きずり込まれる者は増えていた。 そうして変心してしまった同胞を見分けるのは、感情から己を切り離すよう自制に努めたジェダイにとってはかなりの難事であり、その所為でコルサントにおけるテロ活動を看過してしまったこともあった。 そうした情勢下においては、獅子身中の虫に食い荒らされないように細心の注意を払う必要がある。 シス卿と対決する際にも、要職に就く実力者達が出払ったと同時に内通者が破壊工作を開始する恐れは大いにあるので、監視の目を光らせおかねばならなかった。 特に、ジェダイ聖堂を守るテンプルガードやそれを統率する警備隊長となれば、人選は一層難しくなる。 暗黒面に堕ちている可能性がより低い者、つまり基本的に聖堂に常駐して外部との接触が少なく、それでいてジェダイ聖堂全体に顔が利く指導力のある者に任せるのが最適である。 そんな人間は、シン以外に居ない。 シン程の実力者が最前線に駆り出されなかった、もとい駆り出せなかったのは、シンの力量と人格が信任されている証であると同時に、それほどまでにジェダイの間でも疑心暗鬼が蔓延する末期状態だった証でもあるだろう。 【来歴】 ◆前歴 出身は惑星ラヴィサー。詳しい出生は不明ながら、物心つく前にフォース感応者の素質を見出され、ジェダイ聖堂に引き取られた、当時の一般的なコースと思われる。 やがて候補生、パダワン、ナイト、マスターと順次昇進した。 ちなみに、彼はナイトに昇進してから、改めてヨーダに剣術の稽古をつけてもらい、優れた剣士として開花したという。 EP1時点ではとっくにジェダイマスターに昇進しており、さらに長年の功績や飛び抜けた実力、教える技量などから、いつしか「バトルマスター」「ソードマスター」などと呼ばれるようになった。ソードマスターだがヤマトではない。 上述通り、数多くのジェダイに剣術のコーチもしており、彼に剣を教わったジェダイは千人を超えるという。 一方、狂気を感じるほどの激しい剣術や厳しすぎるほどの指導から「トロール」というあだ名も付けられた。これは「粗暴」「乱暴」というニュアンスを含み、どちらかというと蔑称に近い。 ただ、剣術であれなんであれ、弟子を甘やかすような修行では、弟子に才能があっても腐らせることにしかならないというのも事実。 もし彼の稽古が生ぬるければ、彼の門下からは真の剣士は決して生まれなかっただろう、 大戦前には、セラ・ケトーという少女をパダワンを取っている。 セラは剣術の才能は飛びぬけていたが、性格面では過剰なまでに攻撃的で反抗心が強い、というかつてのコマリ・ヴォサに似た性質の持ち主であり、評議会でさえ匙を投げ、破門まで議論されていた。 しかしシンは、あえて彼女を直属の弟子に取り、剣術を仕込むと共に人格面でも矯正し、さんざん手を焼いたもののついに彼女の攻撃性を落ち着かせることに成功した。 冷静になったセラは、フォースをよく理解し、ライトセイバーの技もさらに磨きをかけ、彼の弟子でも出色の存在となる。 (ちなみにセラは二刀流で、そこもコマリと似ている) ◆クローン大戦 千年ぶりの全銀河戦争「クローン大戦」時点でも、シン・ドローリグは騎士団に在籍していた。 しかし、彼が前線に駆り出されたという話はカノン、レジェンズを問わずどこにもない。もっぱらジェダイ聖堂に常駐し、警備や巡回と、候補生への剣術指導だけを行っている。 ジェダイ側には彼並みの戦士が数多くいたので、無理に駆り出す必要はないということかもしれないが、老齢期に差し掛かったシンは力が衰えており、今さら前線には立てないという状態だったのかもしれない。 テンプルガード(騎士団の警護兵)を指揮下に収めており、警備長的な立ち位置だったようだ。 ただ、コルサントにずっと駐留していただけあって、前線では感じ取れない「コルサントの空気の変化」を敏感に感じ取ることができる数少ない幹部でもあった。 特に、コルサントの市民からのジェダイに対する敵意の高まりを深刻に感じていたという。 (大戦期のオビ=ワンや帝国期のウィルハフ・ターキンは、久しぶりのコルサントが「違った世界に感じられる」と述懐したことがある) シンの能力の衰えを予感させるのが、聖堂が幾度か奇襲を受けたことである。 大戦前期には賞金稼ぎのキャド・ベインが機密のホロクロンを盗み出し、また中期にはアソーカ・タノのジェダイ追放の一因となる爆破事件も起きている。 いずれもシン・ドローリグが駐留していた時期の出来事であり、彼はこれらをいずれも防げなかった。まあ防げていたらエピソードにならないので仕方ないことではあるのだが 特に後者の爆破事件の影響は大きく、市民の抗議デモが突き付けられるにいたった。 シンは、ジェダイへの敬意が過去のものになったのではないかと、深刻な懸念を抱くに至っている。 カノンのコミックにて、大戦末期にまた別の聖堂を狙ったテロ事件が起きた際には、珍しくライトセイバーを抜いて爆撃用ドローンを斬っている。 ◆オーダー66 大戦末期、共和国最高議長シーヴ・パルパティーンこそがシスの暗黒卿ダース・シディアスと発覚。 しかし三年半にわたる戦争でジェダイは絶対数を大きく減らし、しかも生き残っている優秀な戦士も多くは遠方に差し向けられていた。 残された戦力だけでシス卿に挑むことになったジェダイ評議会は、メイス・ウィンドゥ、エージェン・コーラー、サシー・ティン、キット・フィストーの四人でシディアスに挑み、傷が癒えたばかりのシャアク・ティやシン・ドローリグはジェダイ聖堂の警護に当たることとなった。 しかしシディアスはコーラーとティンを瞬殺し、フィストーも僅か数手で斬殺。粘ったメイスもアナキンの離反によって敗死。 シス卿としての洗礼を受けたアナキン・スカイウォーカー……否、ダース・ヴェイダーは、傘下の501大隊を率いて、ジェダイ聖堂攻撃に向かった。 戦力を消耗しきっていた上にその時点での最高戦力四名まで失ったジェダイ聖堂に、この波状攻撃を防ぐ余力はなかった。 それでもシンはわずかなジェダイを束ねて、防戦を指揮。 愛弟子のセラ・ケトーや、当時稽古をつけていた少年ウィー・マルローをはじめとするジェダイを呼び寄せ、激しく抵抗した。 老いたとはいえジェダイ有数の、かつ歴戦の剣士である。クローン兵が太刀打ちできる相手ではなく、最初の攻撃を押し返すほどだった。 しかしそれも、ダース・ヴェイダーが突撃するまでのことだった。 もとよりヴェイダーは、シンの実力を知り尽くしている。勝てるのは自分だけだが、自分なら勝てることを知っていた。 ヴェイダーはまずセラ・ケトーを殺害し、続いてシン・ドローリグ、ウィー・マルロー、ベネイの三人と交戦。 ヴェイダーはシンを「強敵」としてすら扱わず、ベネイの首を片手で締め上げながらマカシ使いでもないのにもう片方の手だけであっさりとシンを斬殺してしまった。 ジェダイ聖堂きっての使い手と呼ばれ、数多くのジェダイに剣術を教えた「ソードマスター」「バトルマスター」「トロール」は、新しいシス卿との絶望的な実力差の前に粘ることすらできずに消え去ったのである。 すっかり無人になったジェダイ聖堂に帰還したヨーダとオビ=ワン・ケノービは、監視カメラの映像から、シン・ドローリグの死と、それをもたらした男の正体を確認する。 それは、最強のジェダイであるヨーダの目からしても「勝てない」と思わせるほどの、完璧な殺しの映像であった。 ◆死後 シン・ドローリグは死んだが、彼の剣術指南のホログラムは保管され、後世にも引き継がれた。 コピーの一つはルーク・スカイウォーカーにも発見され、彼や弟子たちの剣術の幅を広げた。 ヴェイダーもサイボーグになってからしばらく、剣術を極める際の仮想敵としてシンとの戦闘を思い浮かべていた。 【余談】 映画本編の登場はEP3「シスの復讐」の、ホログラムのワンシーンのみ。わずか数秒である。 しかし小説版では「トロール」と呼ばれるほどの剣術使いで、オビ=ワンを含めた多くのジェダイに剣術を教えた達人、と肉付けされた。 この設定が産まれたのは、ホログラムのワンシーンで彼を演じたニック・ジラード氏が、新三部作全体におけるスタント・コーディネーター、つまり本当に新三部作における剣術指南役だったからである。 早い話がメタネタであるが、そういうところからドラマを作るのもスター・ウォーズの面白いところ。 また、シン・ドローリグのつづりは「Cin Drallig」。「Sin」ではなく「Cin」。 これは、ニック・ジラードのつづり「Nick Gillard」を反転させたもの。 「Nick」の「k」を切り取ると「Nic」、それを反転させると「Cin」に、 「Gillard」をそのまま反転させると「Drallig」になる、というわけ。 ジラード氏はもちろんライトセイバーについても目を光らせていたが、特にキット・フィストーのライトセイバーがお気に入りだったらしい。 そのため、映画本編でちらっとしか描かれないシンのセイバーは、キットのものとよく似たものになっている。 本格的に登場したといえるのがPS2版ゲームの「シスの復讐」。セラ・ケトーも初登場。 こちらのゲームでは髪が白くなっており、より老人ということが分かりやすい。 幻影を伴う素早くも激しい斬撃が見どころ。 ジェダイ聖堂襲撃パートでの最終ボスとしての登場であり、さすがにゲーム的都合もあってヴェイダー(アナキン)も瞬殺はできず、聖堂の外へと飛びだす激闘となる。 最後はシンとヴェイダーが鍔迫り合いになったところ、シン側がヴェイダーの圧力を逆に使用し背後へと投げ飛ばす。 倒れたヴェイダーにシンは飛びかかって追い打ちを掛けようとしたが、ヴェイダーはすかさず自分のライトセイバーを投げつけ、シンの胸を貫いた。 剣道の有段者の方々の追記・修正をお待ちしています △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 剣豪として名前は聞いていたが、初めて調べた時に想像より老人で驚いた覚えがあります。次はサシー・ティンの予定です。 -- 作成者 (2021-02-15 23 04 05) 作成乙です。この人はps2ゲームの印象が強いなあ。左右にステップしながらフォースの波動拳飛ばしたりしてた。弟子の二刀流のお姉ちゃん好きなんだけどレジェン行きだろうなぁ -- 名無しさん (2021-02-16 00 11 52) エピソード3は(当時の予定では)完結作として作られただけあってスタッフや関係者のカメオ出演も多かったけど、個人的にはこの人とゼット・ジュカッサが好き -- 名無しさん (2021-02-16 01 31 38) ゲームだとやたら強かった思い出 -- 名無しさん (2021-02-16 02 10 46) EP3撮影の時、間違ってアナキンの中の人がこの人の顔に傷をつけちゃって、その後のNGテイクで頭をライトセーバーで叩かれたエピソードは笑う。シン・ドローリグというよりは中の人の話だけど。 -- 名無しさん (2021-03-29 22 37 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tiscampaign/pages/346.html
名前:シンロン 性別:男 年齢:? 種族:仙人 クラス:仙人・龍使い 外見:80代ぐらいの老人。白く長い顎鬚が特徴。 設定:絶滅社海鳴支部支部長にしてマク(以下略)海鳴店の店長。 修行で鍛え、会得した心眼で肉の焼き加減を見極め、”ロン”を瞬時に練り自身の速度を増加させ、一瞬にしてハンバーガーを作り出すことができる”神速の右手”と呼ばれるハンバーガー職人。 あくまで本職は支部長だが。 のんびりしたとぼけた性格でとりあえず支部に人が訪れると「久しぶりじゃなぁ・・・ どこでおあいしたかの?」などという。ただしこれは本人曰くぼけた振りをしてるだけにすぎないらしい。 普段の見た目、行動からハンバーガーつくりぐらいしかできなさそうだがその戦闘能力はとても高い。 得意分野は強化人間の育成。彼に鍛えられた強化人間はハンバーガーを瞬時に作ることができるらしい。