約 891,416 件
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/90.html
「で、結局何なんだよアンタ?」 「ふぁい?」 海浜公園設置された丸太を模した椅子に腰を掛け、心底疲れきった表情でテーブルを隔てて同じく椅子 に座っている少女を睨みながら尋問する。だが当の本人はハンバーガーをパクつきながら何を言われてい るのか分からないとでも言いたそうなふざけた顔をしていた。 「……まぁ、もう何でもいいや」 何もかもを諦めきった心境で少女から視線を外す。警官たちをやり過ごしたのはよかったものの、直後 に少女が「お腹減った足が痛いもうダメ」なんてのたまりやがったので渋々ながら近場の公園で休むこと にした。少女は現金を持っておらず、片やこちらは財布の中身はそこいらの子供のほうが充実しいてるん じゃないのかというくらい――というか銅とアルミでできた小銭しかない――だったので仕方なく手持ち のハンバーガーを分け与えることになった。 ――もの凄い勢いで減ってるな。 改めて視線を少女に向けるとクシャクシャになった包装紙が二枚増えていた。この小さな身体のどこにそんな容量があるのかという疑問が浮かんだが、そんなことはどうでもいい。 「とりあえず、話ってのがあるんだろ? 早いところそれ聞かせてくれ」 正直なところ、話を聞いてさっさと終わらせたかった。だというのに目の前の少女は「あの、えっと、 むぐむぐ」と話を切り出す様子がまったく見られない。 「食うのか喋るのかどっちかにしろよ……っていうか全部食うなっ!」 慌てて紙袋を覗くが時既に遅し、ノグチさん一人と等価交換したワンコインのハンバーガーはその姿を 消していた。 一個半はシンの――半分は握り潰してしまったので――、残りの八個は少女の腹の中に。 「んぐ、ごちそうさま」 「ごちそうしたつもりは欠片もない!」 はぁ、と重苦しい溜め息を吐く。いつになったらこの訳の分からない奴から解放されるのだろうか? 携帯を取り出すが改装が終わったという連絡はまだ来ない。夕方まで、という話ではあったが出来るな ら今すぐにでも終わらせて欲しいところだ。 「その携帯電話は……?」 「ん? ああ、今の仕事で借りてるやつだよ。古臭い型だけどまだまだ使える」 二つ折り式の携帯電話を掲げる。実際はこれよりも多機能で新しい型もあったのだが、元の世界に置い てきてしまった妹の形見と近い形であったから、というのが選んだ理由だったりする。 おずおずと少女の口が開かれる。 「あの……今日一日、何も言わずに私と付き合って欲しいんです」 何を言っているのか分からなかった。というよりも、 「……すでに付き合うどころか散々振り回されてる気がするんだけどな」 「そ、そういう意味じゃなくて! 今からってこと、なんですけど」 ハンバーガーを食べている間も片手で守るように抱えていた紙袋に新しい皺が出来るほどきつく抱きし めている。 いったい、何がこの少女をここまで突き動かしているのかは分からない。 ……分からないが、 「夕方までなら、時間はある」 断るという選択肢は何故か浮かばなかった。パッと少女の表情が明るくなる。 その顔を直視できず、顔を背けながら付け足す。 「……言っておくが、金はないぞ」 「はぅっ!?」 ――自分で言って虚しくなったのは秘密だ。 765プロ事務所では着々とパーティの準備が進んでいた。 「プロデューサーさん、ケーキが出来ました!」 「お、美味そうじゃないか春香。伊織、そっちはどうだ?」 プロデューサーが呼びかけるが、伊織は紅茶の箱を両手に持ちながらうんうん唸っていた。 「あいつのためにこっちの葉を使うのはもったいないわね。でも結構気合入れてお茶菓子選んじゃったし ……あ~もう! どうすればいいのよ!?」 「な、悩むのもほどほどにな」 そう言いながらプロデューサーは夕食班のほうへと移動する。 「律子、そっちはどうだ?」 「こっちはもうすぐ終わります。まぁパーティー用のオードブルにサイドメニューをいくつか作っただけ ですけどね」 「うっう~! い~っぱい作りましたぁ~!」 「ハズレもあるけどね、真美」 「シン兄ちゃん悶絶まちがいなしだよ!」 ハハハ、とどこか引きつった笑いを浮かべながら会場である会議室に向かう。 「こっちのほうは……って、何してるんですかあずささん?」 「あら、プロデューサーさん。飾りつけをしているんですけど、どうでしょうか?」 「……凄いですよ、あの予算でこれだけの装飾できたのなら驚きです。ドアだけですけど」 「あら~?」 飾り立てられたドアは文字通り輝くほどの美しさを誇るほどだったが、他の場所がごくごく一般レベル な装飾であったため明らかにそこだけが異様に浮いていた。 「む~、上手くできない。千早、ここどうするの?」 「ここ? ここはこうして……って美希! 私に全部押し付けてどこかに行こうとしないで!」 「だって~」 あいかわらず妙に要領よく手を抜こうとしている美希に振り回されている千早の珍しい姿に苦笑を浮か べながら、プロデューサーは助け舟を出すことにした。 「ほらほら美希、頑張らないとやよいたちが作ったおにぎりは全部俺が食べることになるぞ?」 「やる」 怠惰な瞳に炎が灯った。先ほどまでのゆったりした動きからは比べ物にならないほどのスピードで 飾り付けを始める。 (おにぎり好きとはいえここまでとは。やれば出きる娘なんだけどなぁ) と美希の才能――主に怠け方面での――に感心していると、会議室のドアが勢いよく開かれた。 「すいません! 遅れました!」 「うわぁ……凄いです」 真と雪歩が一緒に飛び込んできた。どうやら仕事が終わった帰りで合流したらしい。 「いや、良いタイミングだぞ二人とも。そろそろラストスパートだしな」 会議室を見渡す。ドアを除いては無難に飾りを付けられてはいるものの、まだまだ足りないところも多い。 「プロデューサー、こっちの準備はもう終わりました」 振り返ると律子たちも部屋に入ってきた。残るはこの部屋のみのようだ。 「よし、じゃあこっちを手伝ってくれ。今日は無礼講だ! みんな、思い切ってやろう!」 おー! と全員の掛け声が会議室に響き渡る。 ――パーティーの時は近かった。 「――疲れた……」 公園のベンチでぐったりとうなだれながら、自分でも分かるほどに生気が感じられない声が漏れた。 あの後例の少女と再び街へ繰り出したのだが、いかんせん軍資金もなしでは出きる事は限られる。結局 主導権を少女に渡して好きなところに行かせることにしたのだが、これが失敗だった。 ……まるで何もかも初めて見るかのようなみなぎる好奇心を瞳に宿して、小柄な少女は自分を引っ張り まわした。あれやこれやと興味を持ったものに突撃しては説明を求めてくるのだからこちらが心休まる 時間などありはしなかった。 その度に喜色満面の笑みを浮かべる少女の姿を見ると、文句のひとつも言う気が失せてしまうのがさら に困ったところなのだが。 「とっても楽しかったです!」 ――そう、ちょうどこんな感じで。 まぁ時間潰しだと思えばそこまで損した気分には……いやここまで疲れさせられたのを考えるとイーブ ンどころかむしろマイナスか? 「海、綺麗ですね」 少女の呟きに促されるように視線を海へ向ける。黄昏色の太陽が海面に反射して輝きを放っている。宵 闇が空を覆い始め、うっすらと星や月が見えるようになっていた。 「――最後に、最後にいくつか聞いてもいいですか?」 「……なんだよ?」 自分の座るベンチから少女はゆっくりと離れていく。徐々に海の方へと向かっていくその背中を目でぼんやりと追いかける。落下防止のために設置された柵の傍まで歩いたところで、少女はこちらを振り返った。 「あなたは今、幸せですか?」 ……随分と抽象的な質問だった。 「さぁな、幸せっていうのが何に対してなのかにもよるだろ」 「じゃあ言い方を変えます。この世界にはあなたが今までに失ったもの以上に大切なものがありますか?」 瞬間、自分でも分かるほどに表情が驚愕のまま凍りついた。 「お前……?」 無機質な翠の目がこちらを射抜く。先ほどまでとはまるで別人のようだ。 「それとも、あの世界での敗北を忘れたいがためにこの世界に縋っているのですか? 答えてください」 それきり少女は黙り込む。秋風にさらわれた長髪以外の動きを止めたその姿はまるで精巧に造られた 人形だった。 「……俺は」 考える。この状況を受け入れていたのは何故か? 今まで元の世界のことについて深く思い出すことが なかったのは何故か? 元の世界に戻る術を考えなかったのは何故か? 「――あの時の負けを忘れたいってわけじゃないさ」 月面での最後の戦い。かつての上官に完膚なきまでに敗北を喫したあの戦い。 あの戦いで気を失った後、どういう経緯か分からないがこの世界へとやって来た。 そこで小鳥さんに拾われ、高木社長に今の仕事と雨風を凌ぐ場所を与えられ、プロデューサーに仕事の イロハを教えられ…… そして、彼女たちに出会った。 「ただ、今はまだ戻れない。今すぐに元の世界に戻れる方法が見つかったとしてもだ」 「何故ですか?」 それは、と一旦言葉を切る。 恩返しにはまだまだ足りていない、まだまだ目を離すと危なっかしい奴らがいる、そんな理由も浮かん だがそのどれよりも明確な理由があった。 「……俺は、彼女たちがどんな未来を掴むのかをこの目で見たいんだ」 ――議長が提示した未来、それが奪ってしまうかもしれなかった可能性の行方を。 これは自分の我侭なのだということは理解している。だがそれでも彼女たちと共に歩み、学んでいきた いという気持ちがあった。 そのことは自分にとって大きな意味になるという確信もあった。 「さっきの質問に答えるよ。あぁ幸せだよ、たまに飢え死にしそうになるけどな。今まで失ったもの以上 に大切なものなんて今はまだない。だけどきっとそれに負けないくらい大切なものが作れる、そしてそれ を今度こそ守ってみせる。元の世界のことだって忘れやしない、絶対に忘れない! 必ず戻ってみせるさ!」 一気にまくし立てて言葉を止める。息継ぎもせずに喋りすぎたおかげで呼吸が少し荒くなっていた。 「それが、あなたの答えですか」 「ああ」 力強く頷く。虚勢も虚構もない、シン・アスカの本心だった。 「そうですか……」 少女の瞳が閉じられる。やや間をおいて、ゆっくりと開かれた。 「――なら、私からはもう何も言いたいことはありません」 少女は微笑んだ。だがその笑顔は、今にも消えてしまいそうなほどに儚かった。 「なぁ、お前は一体……」 「気にすることはないですよ。私はただ届けたいものがあっただけですから」 ふわりと少女の髪が舞う。少し風が出てきたらしい。 「そろそろ時間ですね。今日は本当に楽しかったですよ。それと、最後は問い詰めちゃってごめんなさい」 「待て、待ってくれ」 ベンチから立ち上がる。こちらから聞きたいことは山ほどあった。 ――名前は? どこから来た? どうして俺の名前を知っている? 「だから気にしないでくださいよ、これは今日限りの夢みたいなものなんですから」 苦笑しながら少女は告げる。 「あ、もうタイムアップですね。それじゃあ……」 ――ありがとう。そして……誕生日おめでとうございます、マスター。 呼び止めようとして、突如吹き荒れた風に反射的に目を覆ってしまった。 風が収まったのを確認して目を開けると、少女の姿は消えていた。 「っ!?」 赤い光の欠片がゆっくりと視界に入ってきた。その軌道を辿るように顔を上へと傾ける。 「これは……」 いくつもの赤い光が、月から降ってきているようだった。 ――いや、違うな。まるで羽根が舞ってるみたいだ。 そんなことが頭に浮かんだ。ふと自分が座っていたベンチに目を向けると、少女が持っていた小さな 紙袋があった。 手に取ると硬い何かが入っているのが分かった。少し迷ったが、中身を取り出すことにする。 「…………」 紙袋の中に入っていたのは携帯電話だった。 ただの携帯電話ではない。パステルピンクに彩られ、細かな傷が全体に付いていて、少し汚れが目立つ 黄色いストラップが付けられた…… 「マユの、ケータイ……」 天を仰ぐ。赤い光は途絶え、不完全な円形を描く月は何も語らなかった。 ――トゥルルルルルル、トゥルルルルルル…… 事務所支給の携帯電話が鳴り響く。上の空でそれを取り出し、通話ボタンを押す。 『――シン君かい? 改装は終わったよ。すぐ帰ってきてくれ、みんなで待ってるからさ』 シン・アスカの誕生会-01へ戻る シン・アスカの誕生会-03へ進む 目次へ
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/1572.html
シン 登場シナリオ:オリゾンテ大陸 種別:放浪人材(顔絵なし・設定なし) エルフ系の放浪人材。大陸東方にいる馬賊がエルフ系で、その系統。 馬賊系にしては能力が低めだが人材費1なので便利。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/246.html
それは、俺がこの昭和58年に来て何周間か過ぎてからのことだった。 俺はその頃にはもうすっかり村の皆や学校の皆と打ち解けていた。 そりゃ村の人に「おやおや、今日の罰ゲームはメイドさんかい?」と言われるほどにな。 生活費や学費は魅音が無理言って園崎系列の店で働かせてくれたのと、監督からの援助金のおかげで何とかなっているし。 正直に言えば、元の世界に帰りたい気持ちもあった。だけど今の生活も心地よく思えて──なんだか皆に申し訳ない気持ちだ。 「はいはいみんな集まってぇ! 傾注傾注!」 いつものように魅音が部活メンバーを集め、いつものように皆が集まる。 悔しいが、俺は皆の中じゃ一番弱い。ていうか、ナチュラルのレベルじゃないぞあいつら!? さておき、魅音がなにやら含み笑いを浮かべながらこちらを見ていた。すっごい怖い。 「な、なんだよっ!」 「いんやぁ~既に連敗記録二桁のシンちゃんが可哀想に思えてきてねぇ……くっくっく、だからシンちゃんでも出来る簡単なのにしてあげる よ!」 「本当かぁ~?」 そんな俺を見て圭一が肘で脇を突っつきながら、 「おいおい、魅音が相手を労るようなことをすると思うかぁ?」 するとレナも、 「うんうん、みぃちゃんいつも言ってるよお。獲物の前で舌なめずりは三流のすることだって」 いや、それ多分意味違うぞレナ。魅音がそれを聞いて心外な、といった顔でぶー垂れる。 「あるぇー、圭ちゃんにレナ、それはちょっと酷いんじゃないかなぁ? おじさん辛くて泣いちゃうよ」 「お姉が泣く? あっはっは、そんなことアメリカの首都がワシントンになるぐらい有り得ませんよ!」 「詩音……あんたねぇ!」 いや、アメリカの首都はもともとワシントンですから。それが普通ですから! 「みぃ……しぃは軽々しくそういうこと言わない方がいいのです」 梨花ちゃんにまで指摘されてるよ。 「あら? 詩音さん何か不思議なこと言いまして? 梨花」 お前もか沙里子。 結局、俺は連敗記録を更新することとなり、メイド服を着て眼鏡掛けて鳥さん腰に付けながら帰ることになりました。 圭一は俺に情けをかけてくれたが……魅音に詩音に梨花ちゃんに沙里子めぇ……ありゃチートだ。卑怯だ! くそくそくそ! 「今日は眼鏡っ娘鳥メイドさんかい? あんたも大変だねぇ?」 通りがかったおじさんに情けの言葉を貰いながら、古ボケた倉庫もとい我が家に帰るのだった。 ひぐらシンのないた後に-02へ進む 一覧へ
https://w.atwiki.jp/souseisekitotane/pages/82.html
シン /.. . . . . . . .. . . .. `丶、_ / .. . . .. . . .. .; ; ;--― ''´ '´フ .. / / ;イ ハ ヽ / ; /l /l / ! / l ; ト; ', //l . . /-リニl/=l / l ハ ; } ヽ ', ´ ! ; . l ! ィf ,ノ }ヾ !/ l /_! ハ ; ! ヽ| ノ; { l , . '; ! ゞ='、 リ /´{ノリミl ハ ! /ヘハ `! l; ; l` . .ヽ `ヾ/ l | / /; リハ f; '、 , /イ | リ __´_ハrl l; ト、` ー- ミ、 / ト; l. { ff=ゞ、゙ヾ! `ヽ、 `´ ,ィi; ! ヽ!. | ll  ̄` f==_-,`丶、 ,ィl リ ヽ |. | ll |  ̄l''f=fニ´ニユヾヾ ! __ノ/j l l l ! |`! = '' ´ ! l ! ! ! l _ - ´ l ! ' 、 l l\ r‐''´ // `丶、ノ| `ヽ. ‐ ''フ // l `ヽ、 l╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ シン(冒険者)年齢10後半地方の村から出稼ぎに来た青年誰の教えも貰わずに普通ならボスゴブが精一杯な所をオークまで倒す有能者である現在村には妹だけがいて両親はすでに他界妹にまともな生活をさせるべく急発展しているこの街に来ることを決めるまだまだ発展途中なタマゴだが、利根川さんの所に行く事によって実力は一回り上がるであろう、因みに現在ステを考え中╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
https://w.atwiki.jp/gods/pages/648.html
シン メソポタミア、アッカド神話の月神。 神託、癒し、安産の神でもあり、ウル市の都市神ともされる。 シュメルのナンナに相当。 関連: エンリル (父) ニンリル (母) ヌスク (息子) ニンガル (妻) シャマシュ (息子) ナンナ (同一) 別名: スィン シェシェキ スエン
https://w.atwiki.jp/nikkegg/pages/69.html
シン 企業 部隊 二人称 ミシリス リアルカインドネス 言葉で相手を洗脳する能力を持った リアルカインドネス部隊のリーダー。 その能力を巧妙な話術とともに使用することで、 相手を自分の操り人形にしてしまう。 メインストーリー [[]] + ... イベントストーリー [[]] + ... 好感度イベント [[]] + ... 突発イベント [[]] + ...
https://w.atwiki.jp/ymst/pages/527.html
【名前】 シン 【大きさ】 成人男性並み 【攻撃力】 千手突き!!;0秒の間に74665919761672892767272678272778989927発の突きを与える 突き一発が惑星破壊並み クレイジーシン呼び出す;クレイジーシンを887対召喚する 【防御力】あらゆる全てが効 か な い 【素早さ】 相手に先手を必ずゆずる 【特殊能力】 相手が先手を打った場合自動勝利 ケンシロウと対決した時には相手のテンプレを無効化する 【戦法】自動勝利
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3763.html
シン〔しん〕 作品名:ゼーガペイン 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:58,964 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ ゼーガペイン 個別し
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1408.html
<今日の春香さん~春香とシンのドキワククッキング~> シン 「え~、干されたと思ったらすぐに次の仕事がやってきた『パスタは心の友』、マネージャーのシン・ アスカです。そして、」 (のヮの)「わっほわっほ! お菓子作りと歌を歌うのが大好きな『お嫁さんにしたいアイドルNo.1(自称)』、 天海春香DEATH!」 シン 「……あのな春香、のっけから不穏な空気を自分から出すのはどうかと思うんだ」 (のヮの)「気にしたら負けですよシン君」 シン 「うん、気にさせてるのはお前だけどな。まぁいいや、さっさと進めよう」 (のヮの)「そですね。というわけで、今回作るのは『イチゴのショートケーキ』です!」 シン 「まぁ無難だな。この前みたいに作るものすら分からないとかはないだろうし」 (のヮの)「でも私と千早ちゃんはあの説明で何作るのか分かりましたよ?」 シン 「……今、俺は初めて春香のことを凄いと思った」 (のヮの)「多分ほめられた! あ、私はスポンジ作りますからシン君はホイップクリームをお願いしますね」 シン 「ほめてないけどわかった」 (のヮの)「7、8分立てくらいでいいですからね。スポンジケーキもオーソドックスなものだから薄力粉、卵、 砂糖、湯煎で溶かした無塩バターで作ります」 シン 「怖いくらいに順調に進むな……うん、いい感じに角が立ってきた」 (のヮの)「調子いいですねー、私も負けられません! ここで某所から入手した粉をわっほーれ」 シン 「ち ょ っ と ま て」 (のヮの)「え? 何かありました?」 シン 「大ありだっ! なんだその怪しさ抜群の小ビンに入った粉は!?」 (のヮの)「……片栗粉?」 シン 「ショートケーキにとろみをつける必要がどこに!?」 (のヮの)「あ、そういえば片栗粉でもケーキって作れるんですよね。フィンランドのケーキなんですけど、 バターを使わない低カロリーのケーキだからダイエットしてる人にもおすすめです!」 シン 「へぇ、そんなものあるんだ……今度試してみるかな」 (のヮの)「というわけで、わっほーれ」 シン 「だからその粉はやめろ! 食えないものになって捨てるしかなくなったらどうする!?」 (のヮの)「もう、食べ物を粗末にしちゃいけないんですよ?」 シン 「それ以前に命を粗末にするなーーーーーー!」 ・ ・ ・ シン 「えー、危うく『ケーキの形をした何か』になるところだったけどいよいよ仕上げだな」 (のヮの)「……これでプロデューサーさんもイチコロだったはずなのになぁ」 シン 「イチコロの意味が変わるからやめとけって言っただろこの万年リボン。とにかくさっさと盛りつけする」 (のヮの)「ぶー……はい、それじゃあ残ったイチゴのへたを切ってクリームでデコレーションしたケーキに 乗せて完成です!」 シン 「一時期はどうなるかと思ったけど、どうにかなるもんだな」 (のヮの)「じゃあ向こうのテーブルでカットして食べましょう! 余ったらプロデューサーさ……スタッフの みなさんにおすそわけです! ふんふんふ~ん♪」 シン 「ま、待て春香! 俺が運ぶからそこから動くな……」 (のヮの)「わひゃあっ!?」 ――どんがらがっしゃーん! シン 「あー……遅かったか」 (のヮの)「あたた……あっ!? け、ケーキが!?」 シン 「……潰れたカエルみたいなことになってるな」 (のヮの)「そんなぁ……せっかく一所懸命作ったのに」 シン 「一生懸命じゃないんだ……って、ん? カンペ?」 (のヮの)「くすん、どうしたんですか?」 シン 「……こんなこともあろうかと、完成品が、別にある?」 (のヮの)「…………」 ・ ・ ・ シン 「うん、美味いなこのケーキ。誰が作ったのかは知らないけど」 (のヮの)「……絶対私が作った方がおいしいのに(ブツブツ)」 こんなgdgdな番組ではあったが、驚くべきことに視聴率は20%を超えた。 ファンレターも多数寄せられたのだが、その9割ほどが「閣下」、「覇王様」、あるいはそれに類するものだっ たのでシンは深く考えることをやめた。 余談だが、春香が落としたケーキはプロデューサーが一人でおいしくいただかされ、一週間ほど仕事を休んだ。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/340.html
1 木乃香「シンさ~ん!おはようさ~ん」 シン「ああ、おはよう。 木乃香は朝から元気だな~。」 木乃香「そうかな?(それはシンさんの顔を朝から見れたからやからやねんで~。)うちは何時も元気やで~。」 刹那「あれはお嬢様・・・と飛鳥さんかぁ、何故二人は一緒にいるんだ? ・・・はっ!まっまさか!(シン「木乃香・・・朝から会えるなんて俺達二人は赤い糸で結ばれているんだな。」 木乃香「せやね、やっぱりうちの占いの通りや、今日の朝から運命の人に会えるってな。」 シン「木乃香・・・」 木乃香「シンさん・・・」) 見つめあう二人、近づく二人の距離、そして二人は・・・!いけませんお嬢様! おのれ~シン・アスカめ!良くもお嬢様を傷モノにしようとしたな~!」 シン「あれは・・・桜咲か?」 木乃香「せやね、お~い、せっちゃ~ん!」 シン「何か様子が変だぞ?」 刹那「シン・アスカ貴様の罪、晩死に値する!我が刀夕凪で貴様を・・・斬る!」 木乃香「ちょ?せっ、せっちゃん?いきなりどないしたん?」 刹那「お嬢様、ご安心下さい。 あの男から、必ずやお嬢様の唇を御守りします!では・・・シン・アスカ大人しく私に斬られろ!」 シン「っていきなりなんなんだアンタは~!」 木乃香「・・・せっちゃんのバカ。」 2 葉加瀬「今日はモニターをやってくれませんか?」 そう言って来たこの女の名前は葉加瀬聡美、人呼んで[科学に魂を売った者]と呼ばれる狂科学者だ。 俺の名前はシン・アスカ 今はこの女、葉加瀬聡美の助手をしているが、実質助手らしいことなんてやっていない。 実はある理由から此処に住まわせて貰っている。 理由については後日喋る機会があれば語ろうと思う。 葉加瀬「聞いてますか?シンさん。まさかまだ寝惚けているんですか~?」 シン「いえ、聞こえていますよ。 それで何のモニターをするんです?」 葉加瀬「それは・・・これです!」 それはTVの横に大きなヘッドホンとヘルメットが合体した何かがある。 シン「なんです?これ?」 葉加瀬「これは平行世界観察装置[ミル君α]です。 これでシンさんの異世界での可能性を探ろうと思いまして。」 色々説明してもらったが要約するなら[あのヘルメット見たいなやつを頭にかぶる事で あのTVに別の世界の俺が映る]そうだ。 取り敢えず俺はあのヘルメット?をかぶる。 葉加瀬「今日は試しに5つ程のシンさんを観察しましょう。」 そう言いながら装置の調整をしていく葉加瀬、この動きを見ていると流石は天才と思う、思うだけだけどな。 シン「これで良いんですよね?」 葉加瀬「はい~。それでは、スイッチON!」 ガチャガチャと音が鳴り始めるとTVに映像が映り始めた。 そこに映りだされたのは、 [はやて「シン!今日の訓練は私の広範囲魔法の回避訓練や! けして、なのはちゃんとフェイトちゃんの二人と一緒に買い物に行ったのを恨んでる訳やないんやで。」 シン(平行)「そんな!仕方ないじゃないですか!断ろうもんならすぐに撃つって体勢で誘って来たんですから!って、なんでティアナまで撃ってくるんだ~!」 ティアナ「べっ、別に隊長達がシンと一緒に買い物に行ったのが羨ましくて私も一緒に買い物したかったからムカついて撃ってる訳じゃないんだからね!」 シン(平行)「くっそ~、こうなりゃやけだ!絶対に逃げきってやるからな!」]・・・映し出された別の世界の俺を見て俺は、 シン「俺、苦労してるんだな。」 その後も、色々な世界の俺を見ると言うある意味貴重な経験をしたが、どの世界の俺も何故か女性関係で災難にあっていた。 シン「これは何かの呪いかよ。」 そう呟きながら、葉加瀬に実験のモニターを終了するように言おうとしたが。 葉加瀬「まだですよ~、後二百世界位見るつもりなのでそのままで居て下さいね。」 シン「・・・はぁ?」 何言ってるんだ、この人は? そう思う気持ちを抑えて聞いてみる。 シン「なんでですか?」 葉加瀬「さぁ、何ででしょうか?ただシンさんは、どの世界でも幸せそうだなと思いまして。 そしたら体の奥から何やら黒い物がこう、ふつふつと沸いてくるんです~、何故でしょう?」 どうやら、徹夜が確定してしまったらしい。 追伸 結局二百世界全てを観察したが、大体は女性関係で災難にあって居た事を追記して今日は終わる。 200X年X月OX日シン・アスカ 一覧へ