約 2,038,878 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27733.html
登録日:2014/03/02 Sun 01 57 46 更新日:2024/08/15 Thu 23 57 49 所要時間:約 44 分で読めますわ ▽タグ一覧 10周年 14年冬アニメ 2014年 ABC ※日曜朝8時30分です。 アニメ オシャレ キュアディケイド シリアス回多め テレビ朝日 ディケイド ニチアサ ハピネスチャージプリキュア! ハピネス注入 プリキュア プリキュア10周年記念作品 プリキュアシリーズ ラブ ラブリー 中島愛 仮面ライダー龍騎 佐藤雅将 傑作or問題作 先輩達からの記念メッセージ 北川里奈 幸せ 幸せチャージ 幻影帝国 恋愛禁止 愛 成田良美 戸松遥 所要時間30分以上の項目 敵と和解 敵も味方もハッピーエンド 昼ドラキュア 東映 東映アニメーション 潘めぐみ 物騒な乙女たち 稀にギャグあり 終盤は鬱展開の嵐 賛否両論 鏡 長峯達也 高木洋 鬱展開多し ハピネス注入!幸せチャージ! 2014年2月2日にニチアサキッズタイムで放送されたプリキュアシリーズ10周年記念作品。 歴代9代目のプリキュアかつ通算11作目となる。 ▽目次 概要【ストーリー】 【主な登場人物】 【アイテム】 ◇ルール 【主題歌・BGM】 ☆10周年記念メッセージ 関連作品☆映画 ☆ゲーム ☆関連本 ◇余談 概要 シリーズディレクターは『ハートキャッチプリキュア!』の長峯達也氏、シリーズ構成は『5』シリーズの成田良美氏を再登板。 10周年記念に恥じぬ作品に仕上げるべく、これまでのシリーズでも特に信頼のあるベテラン2人を中核に据えたとのこと。 (プリキュアシリーズは基本的にシリーズ未経験者をメインスタッフに招聘する傾向があるので、SDと構成の双方が経験者を再起用というのは確かに珍しい。) テーマは「幸せ」「オシャレ」。 そして「鏡」が重要なキーアイテムであると同時に、登場人物のほぼ全員に、鏡に映したかのような普段とは逆の顔が垣間見える。 (特にひめ、クイーンミラージュ、幻影帝国の三幹部(ナマケルダ、ホッシーワ、オレスキー)が顕著である) 初期メンバーが2人構成なのは『スイートプリキュア♪』以来3年ぶりだが、発表時点から4人のプリキュアが公開されている。 ストーリーや設定はプリキュアシリーズでも前例にないほどシリアスで、単純な勧善懲悪を否定するような部分が大きい。 悪意は誰しもが持つもので否定することはできないという相互理解の大切さが語られると同時に、善意が人を傷つけることもあるという不都合な現実がさらけだされる。善悪なんてものは相対的なこの世界で、プリキュアたちは無邪気な「正義の味方」ではいられない。「自分のため」にどう戦えるのかという目的意識が常に問われる。 そして、敵ではなく味方側のキャラクターに「憎悪」や「復讐」、「罪」などといった「心の暗黒面」があることを描いたことは特筆に値する。 元来のシリーズでは絶対タブーとされていた「プリキュアの悪堕ち」を描いたこともシリーズのファンに衝撃を与えた。 また、恋愛要素が前面に押し出されたのも特徴。長峰と成田は共に、プリキュアシリーズが作品を重ねていく中で恋愛がタブー視されていったことに違和感を感じていたらしく、等身大の中学生らしく、彼女たちにも恋を味わわせてあげたいと考えたということ。 ただ、この恋愛要素についても、恋の相手となる男性側キャラクターの心の弱さや隠された醜さを強調して描いており、恋に不器用で失敗もする。 プリキュアの初期シリーズでみられた「非の打ち所のないイケメンにミーハー的に憧れる主人公」のような恋愛要素とは印象が大きく異なる。 さらには、複数人の男女が入り乱れてかなりこじれた人間関係が発生しており、三角関係どころか四角、五角関係あたりまえの状況で、恋愛に関わるものたちは自分の恋心と仲間との友情との間で揺れる。また、恋敵への嫉妬や失恋の苦しみなどの、恋愛がもたらす痛みも真正面から取り上げられた。 このようなプロットにおいて作品全体のトーンが暗くならないように、日常のキャラクターの挙動や言動は歴代作品でもかなりデフォルメされていて、キャラたちを眺めるだけでも笑顔が溢れるくらい楽しいものとなっている。 デフォルメの効いたキャラクターたちの明るい雰囲気やノリなどは『ハートキャッチプリキュア!』に極めて近い。 バトルシーンでは件のハートキャッチ以上に創作必殺が飛び交っており、アクションシーンに彩りを添えた。 特にロケットパンチやブレストファイヤーといった、マジ◯ガーZを彷彿とさせるキュアラブリーの技は特に話題となっている。 とにもかくにも、それまでの作品ではプリキュアタブーとして明確に禁止されていたキャラクター性やプロットが山ほど盛り込まれた作品で、 柴田Pは「あえて」様々なタブーに挑戦する姿勢で挑んでいたと最終回後に語っている。 このようなチャレンジはこれまでのシリーズを経験したベテラン二人が中核だからこそ出来たことだろう。 (シリーズに初めて触れる人なら、逆にプリキュアタブーに気を使ったと思われる) 放映中からいろんな部分で賛否両論を巻き起こしたが、 これより後の作品群がプリキュアタブーに教条的に囚われすぎない空気を作り出すための起爆剤にもなった。 一方で、プリキュアシリーズ10周年記念作品というブーストを受けた状態でありながら、商業的な成績が大きく落ちたのと、作中でのあるキャラクターが理由で、本作に悪い印象を持っている視聴者も少なくない。 しかし商業的な面で言えば、当時は『アナと雪の女王』や『妖怪ウォッチ』などのライバル作品が特に話題が集中していた頃の放送であったため、 これのせいで最大の顧客である女児の人気が多く取られてしまったことが原因とされている。 所謂ディケイド的な作風でもなかったことから、10周年記念イベントを映像的に万全に活かせたのがオールスターズくらい、というのも向かい風ではあった。 だが一般人達に認知され、かつ大量に登場するプリキュアというのは「女の子は誰でもプリキュアになれる」という従来のコンセプトを最も活かしたものである。 以降は本作での反省を活かし、徐々にではあるがシリーズは回復傾向に向かう。しかし本作で売上が下がったダメージは大きく、以降数年間のプリキュアシリーズは商業的には大苦戦することとなる。 【ストーリー】 ある日、『幻影帝国』を名乗る悪の組織が「全人類を不幸にする」と宣言し、世界中の主要都市に侵略を開始した。 人類はパニックに陥ったが、ほどなくして世界中の各都市に『プリキュア』を名乗る正体不明のスーパーヒロインたちが突如現れ、幻影帝国と戦い出した。 このプリキュアたちの活躍で、人類はいまだ文明を維持できている。 世界中で戦っているプリキュアたちの情報は毎日のようにワールドニュースで放送されており、いまや『プリキュア』は世界の共通語となった。 そんな中、幻影帝国に侵略されたブルースカイ王国の王女・ひめは逃げるように日本にやってきた。 ひめは地球の神様・ブルーに導かれてプリキュアに選ばれることになったが、臆病さ故にどうしても戦えない。 一人で戦えないならプリキュアの仲間を探すようにと、ブルーから授かった『愛の結晶』をひめは「これが当たった子がお友達!」と思い切り放り投げる。 当たったのは――、プリキュアに憧れる女の子・愛乃めぐみだった! 【主な登場人物】 ◆プリキュア 今作では、海外にプリキュアが沢山いるという設定のため、番外戦士を入れるとかなり多い。 詳しくは別記事を参照。 また、13話の地図のシーンでは、めぐみ達の住んでいるぴかりが丘の位置も判明。 県の中央付近が所在地となっている。 当初は、その地図の色合いから、日本海側なのでは?と言われていた。 16話で増子キャスターが手にしていた「学園内取材許可証」には、住所に「東京都練馬区ぴかりが丘放送台2番34号」と記入されており、 会社も学園も東京のぴかりが丘にあることが分かる。 モデルは「東京都練馬区光が丘」とされており、街並みが一致しているシーンがいくつもある。 ◆プリキュアの協力者 ブルー (CV:山本匠馬) 神様とも呼ばれる地球の精霊。 外見は20歳程度の華奢で穏やかな美青年。 鏡を通って移動する能力を持ち、ブルースカイ王国と日本の大使館を行き来している。 何故か自身は戦えないらしく、代わりに各種アイテムを授けてくれる。 その一方で、プリキュアに対して様々なルールを制定するなど厳格な一面も。 ちなみに、フォーチュンがどのような経緯でプリキュアになったのか知らないらしく、 プリキュア全員を管理しているわけではないらしい。いいのか、それ。 自分自身で戦えないとはいえ、無関係の少女たちを戦わせ、その未来を奪ってしまっている事には大きな負い目を感じており、 事実、ファントムの出現によってプリキュアにも(死亡こそはしてはいないものの)犠牲者が増加してしまっており、 その事に関しても彼自身大きな罪として受け入れ、歯痒い思いをしている。 もしも掟を破ったら、神もとい王の判決を言い渡されるのかも知れない。 実のとこ本作の元凶とも言える存在で、大友からは痛烈な言葉を浴びている。演じた山本によると「女性キャストからもブルーの陰口が絶えず辛かった(笑)」とのこと。 リボン (CV:松井菜桜子) ハピネスチャージプリキュアのパートナー妖精ですわ。語尾は「~ですわ」。 その名通り、頭に大きなリボンを付けているのですわ。 背中にテントウムシのような羽根(?)もありますわ。 カードファイルを持ち、それにプリキュアの集めたカードを収納して管理しているのですわ。 ヒメルダ王女…元結、ひめの世話役でもありますが、彼女のワガママには手を焼いており、時々辛辣な意見を言う事もあるのですわ。 人間体への変身能力は持たないようですが、大使館の料理も私が毎日作っていたり、戦闘面でもバリアを張れるなど、かなり有能なのですわ。 11話からはパートナー妖精のいないキュアハニーのサポートもするようになって、かなり忙しいですわ。 昔はいつも名前を間違って呼ばれる水のオバサンだったという噂が… ぐらさん (CV:小堀幸) キュアフォーチュンのパートナーで、ハピネスチャージプリキュアのもう一匹のパートナー妖精。語尾は「~だぜ」。そしてキュアテンダーのパートナー妖精でもあったんだぜ。 外見はリボンに似ていて、頭にサングラスを付けているんだぜ。 復讐のために誰も信用せず、孤独に戦っているキュアフォーチュンを不憫に思っていて、周りに対して非協力的なフォーチュンに代わり相手とコミュニケーションをとることもあるんだぜ。 実はボクっ娘。 アロアロ (CV:深川芹亜) アロ~ハプリキュアのパートナー妖精。語尾は「~アロ~」アロアロとは「ハイビスカス」の意味。 彼女の存在により、海外のプリキュアチームにもパートナー妖精がいる事が明らかになった。 気弱な性格で、全戦全敗で喧嘩が絶えない二人を常に仲裁している苦労人。 28話にてハピネスのメンバーに救援を求めた。 相楽誠司 (CV:金本涼輔) めぐみと同じマンションの隣に暮らす幼なじみの少年。 やや無愛想だが正義感は強い。 文武両道を地で行く少年であり、近所の空手道場に通っており、空手は県大会優勝のワザマエ。 チョイアーク程度となら充分戦える。キュアオッス! 成績も優秀で、学年二位(となると、一位は…?)という、かなりのチート。だが不思議と嫌味がない。 めぐみが目の前で変身した事で正体を知って以降は、数少ない一般人のプリキュア協力者となる。 めぐみとは赤ちゃんの頃から一緒で家族同然に育ってきたので、恋人とかでは全然ない。 ゆうこと顔がよく似ているため、誠司=キュアハニー説が流れた。 『なんだ誠司か』と言われたり、言われなかったり。 ミラージュとの因縁がありながらも、めぐみといい感じなブルーに対してやや懐疑的になりつつある。 それ以来めぐみへの恋愛感情を自覚するようになり、27話ではナマケルダに心の隙を突かれ(同情され?)、遂にサイアークの媒体にされてしまった。 それ以降、ブルーへの嫉妬心とめぐみへの想いはますます彼の中で大きくなっており… かつての30分前の番組のお坊ちゃんの様な悪堕ちが懸念されている。 なんてこと言ってたら45話にてレッドに操られ、本当に悪堕ちしてしまった。生身でもチョイアーク程度なら相手に出来ていた力量が更に強化され、凄まじい戦闘力でめぐみ達を圧倒。心身ともに深刻なダメージを与え、レッドと共に姿を消す。 ◆プリキュアおよび協力者の血縁者 相楽真央 (CV:菅谷弥生) 誠司の妹。 おしゃまでかわいい。 同級生の卓真くんに対してはツンデレ。 えりちゃんと仲良くするところを見てムッとしていた。 1話にナマケルダのサイアークの媒体にされ、浄化されるまで次回まで掛かった。 14話では卓真とえりとともに再びサイアークの媒体にされ、この時は「2回目!?」とメタ発言をしていた。 媒体にされたことに気がつかない人も多く、妹ちゃんのケースは珍しいと言える。 37話ではオレスキーにまたサイアークの媒体にされた。 愛乃かおり (CV:堂ノ脇恭子) めぐみの母親。 プリキュアママの例に漏れず美人である。 顔はめぐみと瓜二つで、髪型はめぐみが上でまとめているのに対し下で結んでいる。 おばさんと呼ばれてショックを受けたり、自家製のジャムのビンに自分の顔をプリントしたラベルを貼ったりと、かわいらしい面もある。 治療法が見つかっていない不治の病いをかかえており、薬をたくさん飲むのが日常。そのことはめぐみや誠司も気にかけている。 ただ、薬を飲むのを継続して、生活の中で無理さえしなければ、日常生活を送るのに支障はないらしく、余命いくばくもないみたいな重い設定ではない。 めぐみは物心ついたころから母親を支える生き方が当然になっており、それがめぐみの若干歪んだアイデンティティが育まれた元凶になっている。 初期構想ではめぐみが「大いなる願い」を得たときに「みんなのために世界を危機から救う」と「お母さんの病気を治す」のとで、どちらの願いを叶えるかで悩むような展開も考えていたようだが、さすがに重すぎるということでやめたらしい。 大森あい (CV:矢野亜沙美) ゆうこの姉。 初登場は6話。「おおもりご飯」の看板娘をつとめるショートヘアの美人である。 背丈が変身後のキュアハニーと一致する為、一時期は彼女がキュアハニーの正体なのではないかと言う説も流れた。 ◆一般人 和泉先生 (CV:?) めぐみのクラスの担任の先生。メガネ美人。 逃亡しようとしたひめを即座に捕まえるという俊足の持ち主。 めぐみ達が再テストに合格しホッとする。残念ではない、たぶん。 石神りん (CV:小堀幸) 誠司に思いを寄せていたショートヘアで長身の女の子。25話で誠司に告白するがフラれる。 また、真央に続いて2回もサイアークの媒体にされた人物でもある。 『5』シリーズのルージュさんとは無関係。 高野れい (CV:長谷美希) タラコ唇が特徴の女の子。 古田かな (CV:矢野亜沙美) 姫カットが可愛い女の子。 椎名えれな (CV:尾崎真実) 『えれにゃんだよ~!』 りん『自分で「えれにゃん」って言うな~!』 上記の4人はめぐみのクラスメイトの仲良しな女の子たち。 8話のお祭り回でひめとも友達になった。 かずみ (CV:藤村歩) 同じくめぐみ達のクラスメイトで、天然パーマの女の子。 いおなの強さに憧れており、空手道場で日々練習に励んでいる。 9話ではサイアークにされたが浄化され、その後も度々めぐみ達や上の4人と一緒に登場している。 増子美代(CV 小島幸子) 世界中のプリキュアの活躍を報道するテレビ番組「プリキュアウィークリー」の看板キャスター。 名前を続けて読めば「マスコミよ!」。 自らレポーターも務め、プリキュアにインタビューをしたり、積極的に取材活動もおこなっている。 サイアークが出現しても全く動じることなく現場に駆けつけ、インタビューを敢行するなど行動的。 実は本編開始以前に、首相官邸前でプリキュア(キュアテンダー?)に助けられた事があり、自分もプリキュアになりたいと思うようになった。 (この頃は髪が長めである) しかし、ブルーから『愛の結晶』を貰っても輝かず、逆にサイアークの素体にされてしまった。 プリキュアの情報を知り尽くしているので攻撃を受けつけなかったが、彼女も存在を知らなかったココナッツサンバにより浄化された。 浄化してすぐの時は自分のしでかした事の重大さに心が折れかけたが、真央やえり、他その友達の応援で、元気を取り戻す。 彼女の愛の結晶が輝かなかった理由…それは、プリキュア達の活躍を伝えることで、 プリキュアにならなくとも世界に希望を与える大切な役目を担っていたからとブルーは推理した。 (あとは「単純にプリキュアになりたいだけ」で、「愛」の感情が希薄だったというのもあると思われる) その後は反省し、番組の内容もプリキュアへの応援を促すように変更。めぐみ達のことは秘密のままにしている。 輝かなかった愛の結晶は、首元にアクセサリーとして身につけている。 「マスコミか!」でお馴染み増子美香さんの恐らく親戚。 ちなみに中の人は『ハートキャッチプリキュア!』で同じくマスコミキャラの多田かなえを演じていた。 ◆幻影帝国 今作における敵対組織。 世界中の幸福を憎み不幸を撒き散らすことを目的とする組織。 クイーンミラージュをトップとする。 本編開始より数年前にアクシアに封印されていたが、助けを求める謎の声を聞いたひめが開けてしまい侵攻を開始した。 詳しくはリンク先参照。 ■首領 クイーンミラージュ (CV:國府田マリ子) 幻影帝国の女王。 黒いドレスが特徴的で左頬に涙マークが着いている。 愛 勇気 優しさ 幸運をすべて幻と捉え、その関係でそれらを名乗るハピネスチャージプリキュア(特にキュアラブリー)を早くから敵視している。 そうでなくてもプリキュアの愛のエナジーは不快らしい。 勝手な行動をとった者には上に立つ者として相応の怒りを見せ、映像越しでも分かる威圧感を与える場面も。 その正体は… 普段いる城の一室がやたらファンシーで前作のレジーナの部屋を彷彿とさせる。 ■側近 ディープミラー (CV:井上和彦) クイーンミラージュの側近。 大きな鏡に何者かのシルエット、赤い目と口というなんとも怪しい姿。 中にはブルーによく似た男性が入っているらしいことが示されている。 クイーンミラージュにプリキュアとブルーの近況を伝えることが多い。 実は… ■幹部 ナマケルダ (CV:金尾哲夫) シルクハットとコートを着用し、杖をつき、頭部に虫の触覚を生やした長身の男性。 怠けることを何より最優先し、努力を否定する。 どれくらい怠け者かというとキュアハニーの歌を聴くことすらめんどがるほど。 彼の生み出すサイアークはカビを撒き散らす。更にナマケルダ自身、そこで寝る。 サイアーク化させる人物はプリキュアの身近な人が多い。 恋愛に何か苦い思い出があるらしい。 ホッシーワ (CV:岡村明美) ピンクのゴスロリ系衣装と林檎のマークが付いたベレー帽を着用し、水色の髪をドレッドヘアにした目つきの鋭い美少女。 他者のために何かするより、独り占めを好む高飛車な性格。 今のところ恋愛には興味ない(独り占めできなくなるから) 彼女の生み出すサイアークはお菓子を撒き散らす。本人もお菓子好き。 本編中ではアイドルの格好や水着姿を披露した。 いいぞもっとやれ。 オレスキー将軍 (CV:子安武人) 軍服姿の体格のいい男性。一応、ナマケルダとホッシーワよりは腕は立つ。 かなりの自信家で自分が1番になることを優先する。また打倒プリキュアのための努力も怠らない。 ナマケルダたちのリーダーを自称するが、逆に2人にうっとうしく思われることがある。 彼の生み出すサイアークは周りを廃墟にしてしまう。地味に一番やっかいかもしれない。 ファントム(CV:野島裕史) プリキュアハンターを名乗る赤髪の美青年。 サイアークを生み出すことは滅多にないが、彼のサイアークは周りを水晶だらけにする。 幹部の中では冷静でクイーンミラージュへの忠誠心が高い。 当然ながらクイーンミラージュを傷つけたブルーを憎んでいる。 プリキュアを異空間に閉じ込めるエターナルゲージという能力を持つ。 閉じ込められたプリキュアの魂は永遠の闇をさまよっていて、本人が言うには自分を浄化しても元に戻らない。 後にそこに閉じ込められていた氷川まりあがクイーンミラージュに洗脳されたことを考えると、エターナルゲージにはクイーンミラージュが関わっている可能性がある。 30話でキュアラブリーの姿・能力をコピーしたアンラブリーと化すという衝撃の展開に。シリーズ初の女装/女体化プリキュアとして大友の間で話題となる。 そして彼の正体は… マダム・モメール (CV:浜田賢二) 28話に登場したハワイ担当のオカマ。 彼の生み出すサイアークは周囲を氷漬けにしてしまう。 アロ〜ハプリキュアを煽って仲間割れ寸前まで追い詰めるなど揉め事を好む。 ハピネスチャージプリキュアと、彼女らが応援に駆けつけたことで互いの信頼を取り戻したアロ〜ハプリキュアに敗北するも、まだ侵攻を諦めてはいない。 ■その他 ⚫︎チョイアーク (CV:?) いわゆる雑魚メンバー。 真っ黒な体とディープミラーに似た目つきが特徴。 戦闘力はそこまで高くないがひたすら数の暴力で戦う。 プリキュアのフォームチェンジによる各技で倒せる。 だが倒しても倒しても復活する。 ⚫︎サイアーク (CV:増元拓也) 本作のメインモンスター。使役する幹部ごとに色の違うマフラーを装着している。 人の心の隙から生まれる。ネガティブな感情はもちろん、ポジティブな感情も対象になり得るため、割と対策が難しい。 誕生までの経緯の汎用性が高いからか、いつの間にか登場する話も多い。 かなりの巨体と戦闘力で一般人を不幸に陥れる。 基本的にプリキュアの各必殺技で倒せる。ゴクラーク…… プリキュアになった者はサイアークにされることに対して耐性がある模様。 【アイテム】 変わるんるん! ◎プリチェンミラー キャラクター(素体)・トップス(上衣)・ボトムス(下衣)の3枚のプリカードを組み合わせてプリチェンミラーに挿入し、 『プリキュア、くるりんミラーチェンジ!』の掛け声の後、光のマントを纏うエフェクトに包まれて変身する。 アーリガートォー 腰のリボンは任意で光の翼に変化し、自由に飛行可能。 全員が初期から飛べるプリキュアというのも初。 なお、大ダメージで変身を強制解除されると、カードで言う着せ替え前の状態になる。決してタオル一枚な訳ではない。 仮面ライダーで言う所の、電王のプラットフォーム、鎧武のライドウェア状態。 この光の衣やマントの色、そして自身の髪の色は、各プリキュアのパーソナルカラーに対応している。 ちなみにただの変身アイテムではなく、光線吸収&反射機能も付いてる何気に高性能アイテム。 伊達に「ミラー」を名乗ってはいない。 ◎フォーチュンピアノ 覚醒後のキュアフォーチュン専用変身アイテム。 『プリキュア、きらりんスターシンフォニー!』の掛け声の後、蓋にプリカードをセットし、 指輪がはめられた右手の中指でカードに書かれた音階を弾き(基本のフォーチュンは左端のドの鍵盤を3回)、そのあと右へスライドするように全鍵盤を鳴らす。 指輪は押した鍵盤に合わせて色が変わるギミック付き。 ミルキィローズのミルキィパレットやキュアエースのラブアイズパレットに近い。 変身後は髪飾りに変化する。 フォーチュンのアイテムなのに、音声は何故かぐらさんではなくリボン準拠。 ◎フォームチェンジ これまでのシリーズではSS組やスーパープリキュア等、ごく一部の場合でのみ姿が変わる事はあったが、 今作ではプリカードで多種多様なフォームチェンジを駆使する。 戦闘用フォームチェンジ以外にも、普段の着せ替え用としても使えるカードもある。 それもただのコスチュームではなく、各衣装のモチーフに合わせた特殊能力を備えている。 なおこれまでのプリキュアシリーズでも、EDアニメーションではフル3DCGダンスが恒例となっているが、 本作では戦闘シーンにも"ダンスアクション"という形でフル3DCGが本格的に導入される。 この手法は映画では『プリキュアオールスターズDX2』以来時々使用されているが、 TVシリーズでは初となる。 現状は専らザコの皆さんを一掃する際に使われている。 必殺技を放ったら基本フォームに戻る…と思われたがそんな事はなかったぜ!! 「ポップコーンチア」の応援のように戦闘以外で使用することもある。 現在それぞれのイメージカラーのフォームを持っているが、 30分前の番組みたいにラブリー→「シャーベットバレエ」、プリンセス→「ロリポップヒップホップ」みたいなコスチュームの交換ができるのかは現段階では不明。 (一応、「チェリーフラメンコ=ラブリー専用」などの制約がある訳ではない。玩具では可能。) ◎プリカード プリキュアへの変身や着せ替えに使用するカード。 サイアークが浄化され、幸せが高まったリボンやぐらさんの鼻をくすぐる事で新しいカードが誕生する。 (だが、サイアークを浄化しても素体となった人物の心が晴れないとカードが生まれない時もある) 戦闘用のカードや日常でも役に立つカード、逆にコスプレだけで全くの役立たずのカードまで様々である。 その日いい事をした分、もらえるプリカードも増える。 この膨大なカードを全て集めるとどんな願いも叶うと言われている。 だが、カードを集めるためには幻影帝国の侵略活動が不可欠だったりする。 何か似たようなシステムに見覚えがあるような… ◇Count the precards 現在めぐみ達が持っているプリカードは… ●変身用 「キュアラブリー」 キュアラブリーに変身する。 「キュアプリンセス」 キュアプリンセスに変身する。 「キュアハニー」 キュアハニーに変身する。 「キュアフォーチュン」 キュアフォーチュンに変身する。22話でファントムに燃やされた。 「キュアフォーチュン(真)」 キュアフォーチュン(真)に変身する。旧デザインとは少し変わっており、フォーチュンタンバリンを所持している。 対応音階はド・ド・ド。 ●フォームチェンジ用 「チェリーフラメンコ」 フラメンコの衣装にフォームチェンジする。必殺技は情熱の炎で敵を吹き飛ばすパッションダイナマイト。 「シャーベットバレエ」 バレエの衣装にフォームチェンジする。必殺技は華麗なダンスで敵を漂白するアラベスクシャワー。 「ロリポップヒップホップ」 ストリートファッションにフォームチェンジする。必殺技は巨大な音符を生成して敵を押し潰すポップンソニックアタック。 「マカダミアフラダンス」 フラダンスの衣装にフォームチェンジする。必殺技は敵味方問わずヘブン状態でフラダンスしてしまうハワイアンアロハロエ。 「ポップコーンチア」 チアガールの衣装にフォームチェンジする。必殺技は巨大化したハートをポップコーンの様に弾け飛ばすリボンハートエクスプロージョン。 「ココナッツサンバ」サンバ衣装にフォームチェンジする。必殺技はハニーバトン・マラカスモードを打ち鳴らして激しく踊るプリキュアマラカスリズムスパーク。 「パインアラビアン」 アラビア衣装にフォームチェンジする。必殺技はフォーチュンタンバリンで優雅に踊るプリキュアオリエンタルドリーム。対応音階はレ・ファ・ラ。 「あんみつこまち」 和風衣装にフォームチェンジする。必殺技はフォーチュンタンバリンから竜巻を起こすプリキュア桜吹雪の舞。対応音階はド・ミ・ソ。 ●日常用 「探偵」 探偵に変装する。虫眼鏡を覗くと捜し物の手がかりが見つかる。 「ローラースケーター」 ローラースケーターに変装する。ローラーダッシュで高速移動可能。 「忍者」 忍者に変装するでござる。色々な忍術が使えるでござる。対魔忍やめぐみスレイヤーは禁句でござるよ、ニンニン。 日常系では使用頻度の高いカードでござる。 「ナース」 ナースに変装する。怪我の手当てが行える。 「ポリス」 警察官に変装する。職権乱用には注意。 「花屋」 花屋に変装する。デートにぴったりの花が見つかるかも。 「コック」 コックに変装する。ただし料理の腕が上がるわけではない。 「ガーリー」 ガーリーファッションに変装する。ひめの見立てで他のカードと上下を組み替えてドレス調に着替えた。 「浴衣」 浴衣姿に着替える。お祭りシーズンにはうってつけ。 「アイドル」 アイドル衣装に着替える。 「山ガール」 山ガールに変装する。ただし体力が上がるわけではない。 「教師」 教師に変装する。 「ドレス」 優雅なドレス姿に変装する。これを着てロミオとジュリエットごっこはほどほどに。 「バスガイド」 バスガイドの姿に変装する。 「レポーター」 レポーターの姿に変装する。 「パーティー」 パーティードレスに着替える。「パーテー行かなアカンねん」→ドンドットット… 「サッカー」 サッカーのユニフォームに着替える。もちろんサムライブルー。 「わんこ」 犬っぽい衣装に着替える。嗅覚が強化される。ネタ的なカードかと思いきや、意外に役立った。 「ひよこ」 ひよこっぽい衣装に着替える。こちらは完全にネタ枠。 「パティシェ」 パティシェの姿に変装する。 「マリン」 カラフルな水兵服に着替える。水着ではないのでギリギリセーフ。 「リゾート」 リゾートドレスに着替える。 「人魚姫」 人魚の姿に変身する。水中を息継ぎなしで泳げる。ひめはこの姿で誠司を驚かそうとした。 リアル玩具としても、スーパー戦隊シリーズや第二期平成ライダーシリーズなどで展開しているような収集要素として、様々な媒体に付属する。 「レーサー」のようにガシャポンオリジナルプリカードもある。 ちなみに歴代プリキュア達が描かれたプリカードも存在する。 (公式サイトではキュアハートの音声を始め、プリカード一覧→オールスターズの項目で歴代プリキュアのカード一覧が確認できる) もしかしたら使うとそのプリキュアの衣装や能力を使えるのかもしれないが、玩具限定で本編には登場しなかった。 ◎キュアライン プリキュア同士の連絡用のスマートフォン型アイテム。 戦闘には使えず、純粋に連絡専用。 協力者である誠司も持たされているが、正直男子が持つには恥ずかしすぎるデザインである。 玩具はカラー画面で、40種類以上ものアプリがあり、本物のスマホとも連動、通信機能もあるという超高性能。 プリートフォンの発展型と言える。 ◎シャイニングメイクドレッサー アクシアの真の姿。 濃いピンク色の鏡台とペンシルがセットになっている。 プリキュアのイノセントな思いに応えることで様々な力を発揮する。 ◎イノセントフォーム 強化形態。 プリキュアのイノセントな思いに応えたシャイニングメイクドレッサーが生み出す専用のプリカードで変身する。 個人での変身が可能で、更に高い身体能力と相手を宝石(フォーチュン)、輪っか(プリンセス)に閉じ込める技を使える。 ◇ルール 今作ではお目付役でもあるブルーから、プリキュアとしての様々なルールを定められている。 プリキュアである事は誰にも秘密 これは、秘密を知って危険に巻き込まれるのを防ぐため。 家族であっても絶対秘密……と言いつつ誠司には早速バレた。 因みに歴代のシリーズ同様、敵の前では堂々と変身しており、咎められる事は全く無い。 危険に巻き込まないためには1番バラしてはいけないのは幻影帝国にだと思うのだが…。 事実、主にナマケルダは上記の通りプリキュアの身近な人物を素体に選ぶ傾向があるため、危険極まりない。 学校の成績が悪かったらプリキュア活動停止 これはプリキュアである事で少女たちの将来を潰してしまう事を危惧している為。 いずれは引退することになるのだから、当然と言えば当然である。 実際、めぐみは「プリキュアだから」と開き直って勉強を疎かにした為、ある種の「お仕置き」に近いものと思われる。 恋愛禁止 これは「うまくいっている間はいいが、一度関係がおかしくなれば心を曇らせてしまう」からだとか。 中の人がかつて出演していた作品でドロドロの愛憎劇を展開してしまった教訓だろうか。 過去シリーズの皆さんを相当数否定しているような…… なぎさ・のぞみ・こまち・ラブ・せつな・つぼみ・奏・アコ・あかね・六花「!?」 今後の展開では、プリキュアをサポートする2人の男性との淡い恋愛模様が描写される事になっている。プリキュア変身者の恋愛模様をストーリー中に組み込むのは『Yes!プリキュア5』以来となる。 大いなる願いを叶えられるプリキュアはただ一人 本作ではプリカードをファイルいっぱいに集めても、ファイル一つに付き願いを叶えることのできるプリキュアはたった一人である。 そして願いの数も一つだけ。やっぱりドラゴンボールのように甘くはなかった。 「一度揃えたプリカードで願いを叶えても、また集め直せばいい」のだが、プリキュア一人につきファイルを一冊貰えるとは限らない。 (実際、ハピネスチャージプリキュアのファイルはあと一つであるため、四人のうち誰か一人、一つの願いしか叶えられない) …幻影帝国だけでなくプリキュア同士で願いを賭けて争う禁断のプリキュアバトルが起こる事になると思われたが… ぶっちゃけていうと最後に大きく触れられたのは中盤のいおなの復活回ぐらいで、いつの間にかうやむやになってしまった。 まぁ結果としては殺伐としたことにならなくてよかったかもしれない。 【主題歌・BGM】 オープニングテーマ「ハピネスチャージプリキュア!WOW!」 歌手は元AKB48の仲谷明香。この曲が初のソロシングルとなる。 30話からOP映像が一部追加・変更された。 前期エンディングテーマ「プリキュア・メモリ」 歌手はスマイル・ドキドキから3作連続となる吉田仁美。 歌詞やメロディ、映像にこれまでのプリキュアシリーズ楽曲のオマージュが組み込まれている。 番組内では流れない2番の歌詞には、これまでのプリキュア9作のタイトルが含まれている。 後期エンディングテーマ「パーティハズカム」 前期に引き続き、吉田仁美が担当。ED映像ではハニーとフォーチュンが遂に踊る。 BGMは前作に続き高木洋氏が手がけている。 その為ドキドキのBGMもよく使用され、特に戦闘シーンであることが多い。 本作は収録されていないが、「プリキュアエンディングムービーコレクション ~みんなでダンス!~」が2014年3月12日に発売されている。 フレッシュ以降のフルCGエンディングダンスムービー全10曲を収録。 ☆10周年記念メッセージ プリキュア10周年を記念して毎週1人ずつ、 番組のOP冒頭で『ふたりはプリキュア』から『ドキドキ!プリキュア』までの歴代プリキュア合計33人によるメッセージ映像が放送される。 ブラックから作品順かと思いきや、主人公を飛ばして追加戦士に行ったり、どのような順番で誰がいつ登場するかは不明。 テレビ朝日公式サイトの次回予告では、次のメッセージを誰が担当するか確認することができる。 原画はキャラクターデザイン本人が手掛けるという豪華さ。 5シリーズとスマイルを担当する川村敏江氏は11人分も描くことになる。 そしてスイートとドキドキを担当する高橋晃氏もそれに迫る9人分である。 500回記念は、ベテランの青山充氏が担当。 東映アニメーション側の本作の公式サイトでは、冒頭のメッセージ部分を抜粋した動画が公開されている。 リンク先は東アニのYouTube公式チャンネルになっている。 1話:キュアブラック 2話:キュアドリーム 3話:キュアパッション 4話:キュアムーンライト 5話:キュアハッピー 6話:キュアイーグレット 7話:キュアアクア 8話:キュアパイン 9話:キュアリズム 10話:キュアブロッサム 11話:キュアマーチ 12話:キュアハート 13話:キュアミント 14話:プリキュアシリーズ放送500回記念メッセージ(レギュラー4人。今回だけの特別版) 15話:キュアメロディ 16話:キュアベリー 17話:キュアルージュ 18話:キュアピーチ 19話:キュアエース 20話:キュアサンシャイン 21話:シャイニールミナス 22話:キュアビューティ 23話:キュアブルーム 24話:キュアレモネード 25話:キュアダイヤモンド 26話:キュアビート 27話:キュアロゼッタ 28話:キュアマリン 29話:キュアピース 30話:ミルキィローズ 31話:キュアサニー 32話:キュアソード 33話:キュアミューズ 34話:キュアホワイト 49話:キュアフローラ Go!プリ50話:キュアミラクル 演出家のタナカリオン氏曰く、キュアエコーも出そうとしていた様子。 「ちなみに…ドサクサに紛れてコンテだけは書いてあったんですけど、大人の事情で作らせてもらえませんでした…。無念。」 (余談だが、本物と見紛う出来の挨拶をファンが製作している) 関連作品 ☆映画 映画 プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち 2014年3月15日公開。 本作からはキュアラブリー、キュアプリンセス、キュアハニーが登場。妖精はリボンのみで、ブルーも登場(オールスターズ映画でのメイン登場はこの作品のみ)。 ドキプリ組と共にメインを飾る。 パンフレットにおける記述から、プリキュアの妖精全員が妖精学校出身という訳ではない模様。 リボン達も出身かどうかは不明。 「文化通信.com」では、永富大地プロデューサーへのインタビューが掲載されている。 興味深い話題が多く挙がっているので、一度読んでみるといいかもしれない。 来年以降は、また3部作が始まるのか、1年こっきりのの何かが始まるのか、挑戦的なタイトルになるのかは分からないが、本作の興行の結果次第としている。 ちなみに本作の尺は70分58秒12コマらしく、尺の制限は70分で、71分ではダメとされている。 もっと時間が欲しいところを、子供たちのことも配慮しつつ多くの内容を上手くまとめたスタッフの皆さんには、ただただ頭が下がる。 映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ 例年同様、秋に公開。公開日は2014年10月11日。 劇場版限定フォーム「スーパーハピネスラブリー」が登場する。 本編ではできない重い展開を描いたとのこと。 なお、この映画のキャラであるつむぎ(織原つむぎ)の声の人は、2年後に魔法使いを務める事になる。 映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ 2015年3月14日公開。オールスターズ映画7作目。 『NS3』に登場済みの3人とリボンに加え、ゆうこ(変身前)・キュアフォーチュン・ぐらさんがオールスターズ映画初登場(ブルーはこの作品以降でモブとして登場している)。 Go!プリンセスと共にメインを飾る。 映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法! 2016年3月19日公開。オールスターズ映画8作目。 キュアハニー(『NS3』に共演しているが、ゆうことしては初)とキュアフォーチュンが、『NewStage』シリーズのキュアエコーと初共演。 また、レッド(上記のディープミラーの正体で、幻影帝国の真の支配者かつブルーの実兄)がこの映画の悪役が作り出した幻として初登場(本物は登場しない)。 ☆ゲーム ハピネスチャージプリキュア! かわルン☆コレクション 2014年7月31日発売。 ニンテンドー3DS用ソフト。 歴代プリキュアも登場する。 グラフィックがより綺麗になった。 OPアニメーションでもオールスターズが描かれており、DS版ハートキャッチ以来となる。 ☆関連本 プリキュア10周年公式アニバーサリーブック 2014年3月10日発売。 「プリキュアぴあ」と構成が似ている。 付録はポストカード36枚。 NS3時点ではまだ仲間ではなかったキュアフォーチュンとNSシリーズのオリジナルプリキュアであるキュアエコーを含んだ38人のプリキュアの紹介と歴代シリーズの紹介、NS3やハピネス本編の特集、声優や制作スタッフからのお祝いコメント、アニメーター座談会など盛り沢山。 寄稿されたイラストはキャラデザ担当はもちろんのこと、常連アニメーターや東映フィリピン、ふたご先生のものもある。 ハピネスチャージプリキュア! プリキュアコレクション 2015年3月6日発売。 なかよし60周年×プリキュア10周年記念企画として、上北ふたご先生の歴代シリーズの漫画版を単行本化。 表紙は描き下ろしで、ピンナップポスターが付属。描き下ろしページもある。 全12冊で、ハピネスは4ヶ月連続刊行の第4弾となる。 前作ドキドキの単行本はコレクションに含まれないが、応募者全員サービスとして特製きせかえカバーがカラーイラスト集と共にプレゼントされる。 ハピネスチャージプリキュア! オフィシャルコンプリートブック 2015年3月14日発売。 スマイルとドキドキに引き続き刊行された。 表紙イラストは描き下ろしで、ディスクやアニメディアの版権絵も収録されている。 10周年記念メッセージもすべて紹介。 ドキドキほどではないが裏設定も一部明かされている。 プリキュア声優陣4人やスタッフへのインタビューも充実している。 ◇余談 主人公の名前は「めぐみ」だが、プリキュアを演じる声優2人(中島、潘)の名前もダブル「めぐみ」である。 ラブプリブレスはラブリーとプリンセスの名前が付いていると一部で言われている(ただしフォーチュンや外国のプリキュアの装備でもある)。 全国のおもちゃ売り場等において限定のプリカードをゲットできるキャンペーンが度々実施されている。 それぞれ放送中に発表される合言葉を言う必要があったり、なかったり。 『プリキュア プリティストア』では10周年記念グッズも多く販売されている。 また、ふたご先生らの描き下ろし色紙も展示されていたりする。 プリキュアシリーズ500回放送記念として、オリジナルポストカードがプレゼントされるキャンペーンも実施される。 スマートフォンではプリキュア応援アプリが無料配信されている。 応援メッセージを担当するプリキュアの3Dモデルが毎週手に入る。 ABCラジオやABCのYouTube公式チャンネルでは、『吉田仁美のプリキュアラジオ キュアキュア・プリティ』を聴くことができる。 ラジオ番組としてはGoGoの時期に配信されたネットラジオ『CLUB ココ ナッツ』以来となる。 ココナッツのようにDJCDも発売されるかもしれない。 2015年3月28日放送の最終回は、キュアソード役の宮本佳那子氏がサプライズゲストとして出演した。良かったねまこぴー! みんなで項目フルフルチャージ! 以下、ネタバレステルス。閲覧は自己責任で。 ◆スペシャルフォーム ラブリーとプリンセスの派生フォーム。それぞれのトップス衣装を交換する事でスペシャルフォームとなる。言うなれば鎧武バナナアームズのようなもの。二人のイメージカラーが合わさるので、見た目にもかなり違う印象になる。早くから玩具で発見した人も多いだろう。 ◆フォーエバーラブリー 「世界に広がる永遠の愛! フォーエバーラブリー!!」 キュアラブリーの最終フォーム。最終回限定フォームと思われる。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 主人公達が一番酷い目に遭ってる作品だけどみんなよく心折れなかったな -- 名無しさん (2016-02-08 06 25 34) プリキュア同士でバトルロイヤルやったら出演者からも非難轟々だわな。特撮や英霊呼ぶ訳じゃあるまいし -- 名無しさん (2016-02-08 11 29 43) 長くなったので大半の部分をリセットしました。 -- 名無しさん (2016-02-08 12 08 09) 今作に限らないが、プリキュア以外にまで物語に出番があったのがよかった。 -- 名無しさん (2017-10-07 09 05 28) 本放送当時も思ってたけど、世界中にプリキュアがいる=プリキュアじゃないと倒せない敵が世界中にいる、活躍がニュースで報じられている=敵を倒すので精一杯でクシャポイまで手が回らない、という歴代プリキュアの中でもトップクラスの危機的状況だったんだよな。 -- 名無しさん (2018-07-26 10 40 25) 10周年だから新しい事に挑戦しようとして失敗した典型 -- 名無しさん (2021-07-10 21 22 39) ↑新しいことに挑戦しようとする→それを活かすとなるといつもとは違う物語の展開になる→メインの視聴者(女児)に受けるかどうかは未知数→スポンサーが難色を示した?みたいなことがあったのかもしれない -- 名無しさん (2021-07-18 12 01 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/770.html
いっつもアタシに甘えてばかりで。 どっちが親なのかって感じ。 急にお店閉めたと思ったら。 明日から海外旅行行くとか訳わかんないし。 和希が体調良くなった途端に妙にハリキっちゃって。 お化粧バッチリ、オシャレしまくりで買い物行ったり。 あ、そうそう。ママったら元タレントなのよ~とか言って、 待ち行く人に愛想振りまくっちゃった日もあったっけ。 もう恥ずかしくて顔から火が出るかと思ったし..... はぁ…。 ホント自由な人。 アタシも和希も似なくて良かった。 つくづくそう思う。 なんてね。 (風邪、引いちゃうよ) 今日もたくさんのお客さん相手に一生懸命働いてたママ。 アタシが学校やモデルに集中してる間も、ずっと頑張ってるんだよね。 疲れて眠っちゃったママに、そっと毛布をかけてあげる。 本当はもっと傍にいてあげたいけれど。 アタシ…知ってるよ。 ママが寂しくて泣いちゃう日がある事を。 ―――ゴメンね 時々、アタシはあの日の事を思い出す。 行かないで―――と引き止めてくれた時の事を。 嬉しかった。 でも、悲しくもあった。 アタシは親不幸なのかなって。 「……美希」 もうすぐ和希がやってくる。 久しぶりに三人で夕食。 だって、今日は特別な日だから。 普段にも増して、ママがアタシたちに甘える日。 さてと、頑張りますか! ママ。 いつもありがとう。 大好きよ。 ~END~
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3136.html
「お願いです!オレをプリキュアにしてください!」 荒野となった東京を進むキュアディアーことアツコと鳴滝(そして2人のマスコット)その前に現れたのは、アツコの知り合いの少女(?)だった。 「あなたは!たしか夏奈ちゃんの後輩の……マコちゃん……だったかしら?」 「そうです!あなたは春香さんの友達のアツコさんですよね!? お願いです!オレをプリキュアにしてください!」 愛らしいヘアピンを揺らしながら、必死で懇願するマコちゃん。それにアツコは笑顔で応える。 「よかったわ!私達ももう1人のプリキュアになってくれる人を探していたの」 実は今まで、鳴滝とアツコはあちこちを回り、出会う美少女すべてに「プリキュアにならないか」と勧誘行動をしていたのだ。 しかしその勧誘に乗ってくれるものは誰もいなかった。その主な理由は「変身アイテムがキモイ」ことと 「鳴滝というオッサンのプリキュアに賭ける異常な情熱が気持ち悪い」ということだった。 「おのれディケイドォ!」 プリキュアが見つからないことを嘆く鳴滝、その横でアツコもくたびれきっていた。そんな時だったのだ、マコちゃんがプリキュアを志願してきたのは。 『自ら進んで悪と戦う道を選ぶとは……感心な御方です』 『? なんでか知らねえがコイツから相当なもっこり力(ぢから)を感じるぜ……これなら俺との相性もいいかもな』 「鳴滝さん、この子ならいいでしょう?私の知り合いだから信用できますよ!」 「 だ が 断 る 」 鬼神のような顔をして鳴滝は断言した。 「そんな!どうしてですか!?」 「どうしてかって……? それはね…… そいつが 男 だからだよおおおおおおおおおおお!!」 ○ ○ ○ 「オレが男だってばれるなんて……これもオレの溢れるワイルドさと生まれ持ったダンディズムのせいか……」 「マコちゃんが男の子だって、私全然気づかなかった……」 『どうりでもっこり力を感知できたはずだぜ……』 「女装で取り繕ってもこの鳴滝の目は誤魔化せん。なぜ女装などして我々に近づいた!? ははぁ、さては貴様プリキュアのアイテムを奪いに来たディケイドの手先だな!この場で叩き殺してやる!」 鳴滝はものすごい剣幕で、近くにあったバールのようなものを拾い上げるとマコちゃん……改めマコトを殴りつけようとした。 「まって!ごめんなさい!実はこれには理由があって……」 「まあまあ鳴滝さん落ち着いて!ねえマコちゃん、じゃなかったマコトくん、どういうことなのか私達に教えてくれない?」 実は……とマコトは語りはじめた。 この狂ったバトルロワイアルが始まってから3日目……マコトはスラムキングという男が支配するドラゴンという軍団に捕まっていた。 そこでマコトは人犬に改造されそうになっていたのだが、その直前に思ってもいなかった救世主がドラゴンに殴り込みをかけてきた。 それは仮面ライダーBLACKRX、そしてマコトの憧れの女(ひと)である南春香のぶっちぎりコンビであった。 2人はあっという間にドラゴン軍団を蹴散らした。スラムキングはRXのリボルケインで爆散し、スラムクイーンとズバ蛮は春香のアイアンクローと金的蹴りによって死んだ。 そしてドラゴンの全部隊とついでに外道会を完全に殲滅したブッチギルンジャー組は、新たなる悪を倒すために朝日の中に旅立っていったのである。 だいたい今朝6時ごろの出来事だった。 【三日目・6時00分/新惑星・東京都】 【スラムキング@バイオレンスジャック 死亡確認】 【スラムクイーン@バイオレンスジャック 死亡確認】 【ズバ蛮@バイオレンスジャック 死亡確認】 【ドラゴン全部隊@バイオレンスジャック 死亡確認】 【外道会@バイオレンスジャック 死亡確認】 「春香そんなことしてたんだ……。それで、そのことがマコちゃ……マコトくんがプリキュアになりたがっていることとどう関わってくるの?」 アツコの問いにマコトは顔を真っ赤にしながら答えた。 南春香はマコトにとって憧れの人である。この女装だって元々は、南家に出入りして春香と会うために始めたものだ。 そして朝日の中、ぶっちぎって戦っている春香の姿は美しかった。 「でも……オレなんて手の届かない人になっちゃったんだなって……それに……」 すべての戦いが終わった後、仮面ライダーの変身を解いて春香の隣に立ち、爽やかに笑った青年……そんな彼に笑い返す春香…… 「とても勝てないって、そう思った……でもオレがスーパーヒーローになって活躍すれば、ひょっとして春香さんがオレに振り向いてくれるんじゃないかと思って……」 「だからプリキュアになろうとしたのね……」 「男の上にそんな不純な動機でプリキュアになりたいなど!言語道断だ!おのれディケイドォ!!」 「な、鳴滝さん落ち着いて。もしも彼女、じゃなかった彼がプリキュアに変身できるのなら、マコトくんにパフュームを託してみたら……」 「駄目だ!男がプリキュアになるなど、そんな邪道、この鳴滝の目が黒いうちは絶対に許さんぞ!!」 喚きながらココロパフュームもといマリモパフュームを自分の服の奥に隠す鳴滝。そんな鳴滝を必死で説得しようとするアツコ。マコトはすっかり萎縮してしまっている。 「貴方様がたが光の戦士プリキュアですか?」 突然、変な公家口調で声をかけられ、争っていたアツコたちは驚いた。 声の先には異様な姿の怪人が立っている。 「あ、あなたは誰!?」 「これはこれは、お初にお目にかかります。我は筋殻(スジカラノ)アクマロと申しまして、三途の川に住む外道衆の一人にござります」 丁重に名乗る怪人。そんな彼の足元には、幾人もの切り刻まれた死体が転がっている。 「その人たち……あなたが殺したの!?」 「ええ、ゴレンジャイとか名乗っていらしたので試しに戦ってみたのですが、いやはや、大した楽しみにはなりませんでしたなぁ」 【山田隆夫@現実 死亡確認】 【ピカチュウ@ポケットモンスター 死亡確認】 【真紅@ローゼンメイデン 死亡確認】 【赤木しげる@天 死亡確認】 【キスケ@おじゃる丸 死亡確認】 「外道……なんでこんなことを……」 「我はねぇ……地獄を見たいのですよ。外道衆として生まれた以上、決して見ることの叶わない真の地獄を この世界は素晴らしい!天変地異の大災厄の中、全ての人と人とが殺し合っている!これこそまさに我が望んだ地獄の姿!! ……だからそんな地獄絵図に水を差すような無粋な輩は排除しなければと思いましてなぁ……特にゴレンジャイだの、光の戦士だのという輩は!」 次の瞬間、アクマロが手から放った電撃によりアツコたちは吹き飛ばされていた。 「うわぁ!!」 「おのれディケイドォォォ!!あの怪人もディケイドの放った刺客に違いない!」 「こうなったら……せんとくん!」 『ええ、あのような外道、許すことはできません!私も堪忍袋の緒が切れました!』 「『チェインジ・プリキュア・ビートアァァァァァァァップ!!!!!』」 変身してキュアディアーとなったアツコはアクマロに対して猛攻を繰り出す。だが攻撃は軽くいなされ、逆に爪での斬撃を受けキュアディアーは弾き飛ばされる。 「くうっ……攻撃が通じない……」 「ホホホ、ただ一人でこの筋殻アクマロに挑むなど……」 アツコの苦戦を、鳴滝とマコトは安全そうな場所から隠れて見守っていた。 「こんな時もう1人のプリキュアがいてくれれば……おのれディケイド……」 「……なあオッサン!あの変身アイテム、オレに貸してくれよ!」 マコトは鳴滝に取り縋った。 「何を!さっきあれほど言ったのにまだ懲りていないのか!」 「違うよ!確かにオレ……はじめは春香さんに近づきたくてプリキュアになりたいと思ってた でも、今はアツコさんを助けたいんだよ!オレがプリキュアに変身できれば、あいつをやっつけることができるんだろ!?」 その言葉、そしてその真摯な瞳から鳴滝は思わず目をそらしていた。確かにこいつに変身させればふたりはプリキュアになる……ふたりはプリキュアに…… (それでいいのか) 「!? 誰だお前は!!」 (私はお前の中のもう1人のお前、ゾル大佐だ。その小僧を、男をプリキュアにして、お前はいいのか?) 「いいもなにも……そんな事を言っている状況では……」 (そのために捨てるのか。お前の理想のプリキュアを?) 「理想の……プリキュア……」 (可愛い二人の少女が協力しながら敵を倒し、人々を守る。これがお前の望んでいたプリキュアだろう? 鳴滝) 「わ……私は……」 鳴滝が自分の中のもう1人の自分(ゾル大佐)と葛藤している間に、アツコは大ピンチに陥っていた。 「ハァ……ハァ……これならば……プリキュア!『奈良平城遷都1300年でも祝えばいいんじゃないかなぁ!』アターーーック!!!」 アツコは力を振り絞り、必殺技のエネルギー弾をアクマロに放つ。 「なかなか面白い技ですなぁ。まぁ我は奈良より京都のほうが好きなのですが……」 アクマロはそのエネルギー弾を受け止め、まるで貴族の蹴鞠遊びのようにしてアツコに向けて蹴り返した。 「きゃああああああああああああああああああ!!!」 直撃を受け吹き飛ばされたアツコの体は、地面で二転三転して転がり、動かなくなった。 「ホホ、他愛もない……それではそろそろお開きとしましょうか……」 「鳴滝のおっさん!なにしてんだよ!このままじゃアツコさんが死んじゃうよ!」 マコトの必死の問いかけにも鳴滝は応えない。彼は今、自分の精神世界で葛藤することで頭がいっぱいだった。 (キモイだろ、女装した男が変身するプリキュアなんて) 「そ……それは……」 (そんな奴がいたらプリキュアヲタは罵詈雑言を浴びせるだろう。当たり前のことだ。鳴滝、お前はプリヲタだよなぁ) 「わ、私は……」 (男の娘がプリキュアになるなど邪道だと言ったのはおまえ自身じゃないか) 「あ……あああ……」 (もしも一度でも男をプリキュアに変身させてしまったら、お前のプリキュアの理想は永遠に消え去ることになるぞ) 「理想……プリキュア……」 (あの娘のことは残念だが諦めろ) 「プリキュア……プリキュアは……」 (まだ次の機会がある。そうだろう鳴滝) 「プリキュアは…………じゃないか」 (ん?) 「いいじゃないか……男の娘のプリキュアがいたって…… 男の娘のプリキュアがいたっていいじゃないかあああああああああああああああああああああ!!」 そう叫び自分の中のゾル大佐をぶん殴る鳴滝。 (うわらばっ!貴様!気でも違ったのか!) そう喚く心の中のもう1人の自分を無視して、鳴滝はマコトの目を正面から見つめる。 「君は……マコちゃんか、それともマコトか?」 これはマコトにとって大きな決断だった。頭の中を春香のことが、死にかけているアツコのことが、そして自分を助けてくれたブッチギルンジャーたちの姿が駆け巡った。 「マコちゃんです……オレはマコちゃんです!」 その言葉を聞いた鳴滝は、服の奥からマリモパフュームを取り出してマコちゃんに手渡し、無言でうなずいた。 変身アイテムを手にしたマコちゃんは、急いでアツコたちにむかって走っていった。 (貴様正気かッグフッ!!) 「黙れ!私の中の弱い私よ!これでいい、これでいいのだ! お前はもうごちゃごちゃ言うんじゃねぇぇぇぇ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!!」 (ひでぶっ) こうして鳴滝は自分の中のもう1人の自分に打ち勝った。 「あとは頼んだぞ……プリキュアよ……」 「頼むよ、まりもっこり!」 『任しときな!おまえのもっこり力……じゃなかったプリキュアの力を最大限に発揮させてやるよ!』 倒れたアツコに止めを刺そうとするアクマロ、マコちゃんはその間に割って入り、変身の呪文を叫んだ。 「『プリキュア!オープン・マイ・ハート!』」 そしてマリモパフュームを体中に噴きつけていくマコちゃん。その体はハートキャッチプリキュア風の緑色の衣装に包まれていく。 頭のヘアピンは三角形の巨大なマリモになり、そしてなりよりスカートの前部分が も っ こ り となっている。マスコットがマスコットだから仕方ないね。 「夢と!勇気と!下ネタと!特別天然記念物の使者・キュアマリモ!!闇の力の僕たちよ、お前をもっこりできなくしてやろうか!」 いろいろ酷い、これには流石の筋殻アクマロも気圧されたようだ。 「な……!き、切神!!」 使い魔として作り出した2体の切神を差し向けるアクマロ。 「キュアマリモパンチ!」 だがキュアマリモの一撃で切神の1体が粉砕された。 「なんと!」 たじろぐアクマロ達。その隙にキュアマリモはキュアディアーを助け起こす。 「アツコさん……じゃなかったキュアディアー!大丈夫ですか!?」 「ええ、なんだかふたりになったら急に力が湧いてきたみたい!」 そう言うと起き上がったアツコは、すかさず「キュアディアーキック」でもう1体の切神を粉砕した。 「こ……これがプリキュアの真の力……だが我が悲願の地獄創造の邪魔はさせませぬ!」 そう言って手から電撃を放つアクマロ。それをかわしながら、ふたりのプリキュアは叫んだ。 「こうなったら合体必殺技を使うわよ!」 「わかりました!」 2人は片手を天に翳した。その二人の体に、奈良の都と阿寒湖の力が充たされる。 「『プリキュアの美しきもっこり魂が!』」 「『邪悪な群魔外道を打ち砕く!』」 「「『プリキュアマーブルスクリュー・マスコットハート!!』」」 このわけのわからない必殺技をくらった筋殻アクマロは 「これが……この痛みこそが本当の地獄……!!」 と1人で勝手に納得しながら消滅していった。 ○ ○ ○ 「鳴滝さん……いいんですか、オレがこのままプリキュアを続けても……」 「ああ、これでいい、これでいいんだ」 まるで憑き物が落ちたようなさっぱりとした顔で鳴滝は言った。 「助けてくれてありがとう、キュアマリモ……マコちゃん」 「いえ、こちらこそ……、キュアディアー……アツコさん」 そう言って微笑みあうふたりのプリキュア。 「良し!ではプリキュアがふたり揃ったところで、早速ディケイドを倒しにいこう!」 「えぇー!結局そうなるんですか!」 「アツコさん、ディケイドって?」 「ふむ、君には説明していなかったな。ディケイドという奴は破壊者で悪魔なのだ。どれだけ酷い奴かというと(後略)」 「そ……そんな悪い奴絶対に倒さなくちゃ!」 バカなマコちゃんは何の疑いもなく鳴滝の話を信じ込んだらしい。ディケイド討伐にやる気を燃やしている。 (ああ……プリキュアがふたりになったのはいいけど、これから私達どうなるんだろう……) そう心で思ってはいても言葉にはできないアツコであった。 【三日目・9時00分/新惑星・練馬区】 【アツコ@みなみけ】 【状態】健康、キュアディアー 【装備】リンクルンWithせんとくん@フレッシュプリキュア+ご当地キャラ 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:知り合い(南春香、マキ、保坂、速水優先)を探す 0:プリキュアとして困ってる人を助けたりすればいいんじゃないかなぁ! 1:鳴滝と行動してディケイドを倒す 2:ディケイドって本当に悪い人なのかなぁ…… ※プリキュア(キュアディアー)になりました。 ※なんか知らないけど、服のベースがハートキャッチプリキュアのものになったみたいです。 【マコちゃん@みなみけ】 【状態】健康、キュアマリモ 【装備】ヘアピン@みなみけ、女装@みなみけ、マリモパフューム@ハートキャッチプリキュア+ご当地キャラ 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:知り合い(南千秋、トウマ、内田、吉野優先)を探す 0:美少女戦士プリキュアとして悪と戦う 1:鳴滝と行動してディケイドを倒す ※プリキュア(キュアマリモ)になりました。 【鳴滝@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式、不明支給品、バールのようなもの@現実 【思考】基本:ディケイド(門矢士)を倒す 0 これで……これでいいのだ! 1:プリキュアと行動する 2:プリキュアの勇姿をその目に焼き付ける 3:プリキュアとディケイドを倒しにいく ※次元を操作できる能力は制限されているみたいです(少なくとも遠距離移動は不可能) ※世界融合をディケイドの仕業だと思っています。 【せんとくん@ご当地キャラ】 [状態]:健康、リンクルン@フレッシュプリキュアと融合 [装備]:不明 [道具]:支給品一式 [思考]基本:悪人を倒し、この無益な殺し合いをやめさせる 1:アツコに協力する 【まりもっこり@ご当地キャラ】 [状態]:マリモパフューム状態、ココロパフューム@ハートキャッチプリキュアと融合 [装備]:不明 [道具]:支給品一式 [思考]基本:このバトロワを終わらせ阿寒湖のマリモを守る 1:プリキュアに協力する 2:マコトのもっこり力を伸ばす 【筋殻アクマロ@侍戦隊シンケンジャー 死亡確認】 【切神×2@侍戦隊シンケンジャー 死亡確認】 【ゾル大佐(鳴滝)@仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010 死亡確認】 ○ 「えっ2人目のプリキュアって私じゃないの? マジで?」 【マキ@みなみけ】 【状態】健康 【装備】カメラ 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:とりあえずアツコの活躍を盗撮する 0:あーそうなんだ……私じゃないんだ…… 1:いや別になりたかったとかちょっと期待してたとか無いからね!そういうの全然無いから!
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6632.html
1 参考画像 参考:プリキュア 2010/08/08 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281256250/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓同じくwwwww -- (名無しさん) 2012-02-26 18 48 17 梓「純…」ジュンでワロタ -- (名無しさん) 2011-11-13 01 52 05 ↓×2梓の衣装がヘソ出しなのは、同じツインテールのキャラであるキュアサンシャインとかけ合わせたから(イラストにもAzuShineと書いてあるし)。ちなみに、イラストの出所はpixiv。 あと、梓よ。プリキュアになるなら、髪の色も変えるべき。 どうでもいいが、HTT+憂がプリキュアになるSSがあったな。 -- (名無しさん) 2011-09-17 20 23 20 挿絵がエロ同人の表紙w -- (名無しです) 2011-09-17 18 41 05 何でへそ出しの衣装? -- (あずにゃん) 2011-09-17 18 15 20 あずにゃんに色気はない そしてスカートさげて描きすぎ -- (名無しさん) 2011-09-16 14 23 06 挿絵が無駄にエロいwww -- (名無しさん) 2011-08-16 00 57 54 ↓しまった!?律がいないWWW -- (名無し) 2011-07-28 07 53 57 ふと思ったが、梓がプリキュアをしたら作詞:秋山澪、作曲:琴吹紬、ダンス指導:うんたん平沢(唯ちゃん)でしょうか? -- (名無し) 2011-03-01 21 49 42 唯ちゃん澪ちゃんどれだけメルヘンキャラですか~と思ったらまさかの展開。 -- (だれと戦うんだー) 2011-01-21 09 42 03
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/166.html
「ぅわ~っ! 美希たん、それカッコイイ!」 「うん、すっごくキレイ…」 「これはね、ロケットっていうんだって。ママが買ってくれたのよ。 ほら、ここが開くんだから」 「あ、ホントだ…でも、ここに何か入れるの?」 「ここに好きな人の写真を入れると、その人と結ばれるんだって」 「美希ちゃん、好きな子がいるの?」 「ううん。でも、大きくなったら、好きな人の写真を入れるんだ。 そして…アタシは、その人と結ばれるの!」 「うん! きっと美希たんなら、ちょーイケメンの彼氏と、幸せゲットだよね!」 「そうだね。私も、信じてる!」 「はぁ…」 土曜日の昼下がり。 祈里は一人、隣町のデパートへ来ていた。 キレイな洋服に、可愛いアクセサリー。 ペット用品売り場に、書店の「動物の本」コーナー。 いつもは楽しい買い物のはずなのに、ちっとも楽しくない。 きっと、今朝見た夢のせいだろう。 それはまだ、許されぬ想いを抱く前のこと―。 【 message for you・第2話 】 あれは確か、中学に入る少し前だったろうか。 親友の胸元で、銀色に輝くロケット。 大人びた雰囲気の美希に、とてもよく似合っていた。 あのロケット、今はどうしているのだろう? ふと、想像してしまう。 彼女の細い首から提げられた、銀のロケット。 その中には、きっと私の知らない誰かの写真―。 「…はぁ…」 私、信じられない。 私、信じたくない。 想像すればするほど、気分は重くなる。 今も一人、ベンチに腰掛けてため息をつくばかり。 『…美希ちゃん…』 今頃、どうしているのかな。 カズちゃんとお出かけ? それとも、別の誰かと? その“誰か”の隣で、美希ちゃんは楽しそうに微笑んで。 手をつないで、腕を組んで、そして―。 「……っ……」 胸の奥が、きゅっと締め付けられる。 そんな美希を想像して。 そんな美希を祝福する、自分の姿を想像して。 『おめでとう、美希ちゃん!』 『すっごく素敵な人ね!』 『ううん、美希ちゃんなら当然だよ。私、信じてた!』 ……何を? 『もう…帰ろう』 祈里は、ベンチから立ち上がった。 一度深呼吸をして、トートバッグの中を覗き込む。 その中には、美希に宛てた白い封筒。 こんなもの、もう捨ててしまおう。 そうすればきっと、この想いも忘れられる。 だから、誰にも見つからないように、隣町までやってきたんだもの。 ビリビリに破いて、どこかのゴミ箱に捨ててしまおう。 封筒も、手紙も、私の想いも。 そしたらきっと、いつもの“ブッキー”でいられる。 みんなと笑いあって、カオルちゃんのドーナツを食べて、ダンスに打ち込んで。 そんな、いつもの私に戻れる。 …私、信じてる。 祈里の歩調は、いつになく早かった。 やがて視線の先、エスカレーターのすぐそばに、ゴミ箱を見つける。 何もかも、これで終わりになる。終わりにできる。 そう思うと、足取りは更に早くなる。 そして祈里は、 「……っ!」 脇の通路から現れた人影に、気付かなかった。 「きゃっ!」 「きゃぁっ!」 尻餅をつき、バッグの中身を床にバラ撒いてしまう祈里。 見ると、相手の荷物も床に散乱してしまったようだ。 「ご、ごめんなさいっ!」 ぶつかってしまった相手の顔も見ず、慌てて荷物を拾い集める。 「いえ、こちらこそ…って、ブッキー?」 「えっ…美希ちゃん…?」 祈里は思わず固まってしまった。 一番会いたかった人。 一番会いたくなかった人。 そんな美希に、出会ってしまったから。 「これでよし…っと」 荷物を拾い終え、立ち上がる二人。 とりあえず、美希に封筒を見られる前に、バッグに入れる事はできた。 「本当にゴメンね、ブッキー。大丈夫だった?」 「うん…私の方こそ、ごめんなさい…」 視線を合わせられない。 目の端に映る美希は、どこか訝しげな表情だ。 「ブッキー、用事じゃなかったっけ。もう済んだの?」 「う…うん…まあ…。美希ちゃんこそ、カズちゃんと一緒じゃないの?」 それがね、と美希。 「ゆうべ電話したんだけど、和希も先約があるんだって。 お陰で、一人寂しくショッピングってワケ」 美希は苦笑混じりに肩をすくめる。 「そ…そうなんだ…」 「でも、ブッキーに会えたのは運が良かったわ。 良かったら、一緒に回らない?」 笑顔の美希だが、祈里は答えに困ってしまう。 「え…その…私…」 「あ、もしかして、これからお昼? だったら、ここのレストラン街に行きましょ! 先月、すっごく美味しいパスタのお店が…」 そう言って、美希は祈里の手を握る。 いつもの調子で、ぎゅっと。 だけど。 「い……いやっ!」 祈里は、美希の手を払いのけてしまった。 「えっ…?」 「あ…」 その瞬間、二人の時間が凍りつく。 美希は、何が起きたか分からない表情を見せていて。 「あ…あの…わ、私……ご、ごめんなさいっ!」 気がついた時には、祈里は美希に背を向けて駆け出していた。 「ちょ…ブッキー!? ブッキー!」 その夜、自分の部屋で。 椅子に座り、勉強机に突っ伏す祈里の姿があった。 「美希ちゃん…」 その名を口にしただけで、胸が苦しくなる。 手のひらに残った、美希の手の温もり。 指先に残った、しなやかな美希の指の感触。 苦しくて、せつなくて、愛しすぎて。 「………」 視線を移した先は、机の上のフォトフレーム。 ミユキさんがいて、ラブちゃんがいて、美希ちゃんがいて、私がいて。 3人でのダンスレッスンを始めた日、記念に撮った写真だ。 あの日、笑顔で迎えてくれた美希ちゃん。 “ようこそブッキー”って、横断幕まで用意してくれて。 帰り道、字を間違えていたことに気付いて、頭を抱えてたっけ。 「せっかくブッキーのために用意したのに…アタシ、完璧じゃない~っ!」 気にしない気にしない、とラブちゃんが笑って。 私も、こっそり苦笑いして。 凹んでいた美希ちゃんも、つられて笑って。 そんな時間が大好きだった。 大好きだった、のに。 「美希ちゃん…」 写真の中で、二人は並んで笑っていた。 今日だって、美希ちゃんは笑ってたのに。 それなのに、私は―。 悔やんでも、悔やんでも、悔やんでも、悔やんでも。 悔やみきれない想いに、祈里の胸は張り裂けそうだった。 「あ…」 バイブレーションの音。 リンクルンのディスプレイには、<蒼乃美希>の文字。 もう、メールは3回も来た。 そしてどうやら、今度は留守電のようだった。 でも、メールを読む気にも、メッセージを聞く気にもなれない。 『もう、寝ちゃおう…』 眠れるかどうかは分からないけれど、とりあえずベッドに入ろう。 椅子から立ち上がり、床に置いてあったバッグを掴む。 結局、今日は捨てられなかった手紙。 またいつか、時間を作って…。 「…あれ…?」 祈里は、異変に気付いた。 バッグの中から出てきた、白い封筒。 美希に宛てたものだが、自分の字ではなかった。 しかも、封筒の隅には会社の名前と住所。 確か、美希がよく登場するファッション誌の出版社だ。 『まさか…!?』 一方、美希の部屋では。 「それじゃ、また明日、レッスンでね。 …もし、もしこれを聞いてくれてたら…連絡、くれると嬉しいな…じゃ…」 メッセージを伝え、電話を切る。 「はぁ…」 そして、出るのはため息。 落ち込んでいても仕方ない。 明日ダンスレッスンで会うのだし、ブッキーにはその時にでも話そう。 そう自分に言い聞かせているが、どうしても気持ちが前向きにならない。 「ブッキー…」 とりあえず、今夜は寝てしまおう。 そう決めて、美希はドアノブに引っかけたままのバッグを掴んだ。 今日の撮影の時、雑誌社の人からもらったチケット。 とあるブランドの発表会への、特別招待券だ。 忘れないうちに、机の中にでもしまっておかなくちゃ…。 「…あれ…?」 美希は、異変に気付いた。 バッグの中から出てきた、白い封筒。 自身に宛てたものだが、どこかで見覚えのある字だった。 しかも、封筒の隅に書かれていたはずの、雑誌社の名前が無い。 美希は首を捻りつつ、封筒を裏返す。 「…あ…」 封筒には、差出人の名が記されていた。 「 山吹 祈里 」 ~ To Be Continued ~ 3-443
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/3752.html
目次 【時事】ニュース夢原のぞみ キュアドリーム 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 夢原のぞみ 大けが越え夢舞台、東京五輪女子ハンド原希美主将…延岡の恩師からもらった「お守り」を力に - 読売新聞 『映画ヒーリングっど(ハート)プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』Blu-ray&DVD発売記念Twitterプレゼントキャンペーンのお知らせ - PR TIMES 記憶に残る、「プリキュア」シリーズのトラウマ回。心にグサッと刺さるセリフも…?(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ぷよクエ」×「Yes!プリキュア5GoGo!」コラボの詳細が明らかに。夢原のぞみ&美々野くるみをコラボで獲得可能 - 4Gamer.net 映画ヒーリングっど・プリキュア:悠木碧×三瓶由布子“ピンク対談” 「プリキュア」の魅力 変化も - MANTANWEB プリキュア映画最新作、“大人もOK”入場者プレゼント決定 副音声ボイスドラマも登場 - ORICON NEWS Yes!プリキュア5GoGo!祭り開催、TVアニメ全話の一挙配信やキャスト特番(動画あり) - ナタリー 『映画ヒープリ』に本人役として出演する藤田ニコルさんが登壇! コラボステージイベント「FANDOM8×プリキュアSTAGE」より公式レポートが到着! - アニメイトタイムズ 【うずまきボルト役の声優さんも】2月28日がお誕生日の声優さんは? - マイナビニュース 映画ヒーリングっど プリキュア:声優陣10人がコメント 悠木碧“大先輩”との共演に「光栄」 「5GoGo!」三瓶由布子「夢のよう」「感無量」 - MANTANWEB 映画ヒーリングっど プリキュア:2021年3月20日公開 「Yes!プリキュア5」「5GoGo!」プリキュア登場 三瓶由布子ら声優陣も - MANTANWEB 声優・三瓶由布子 第2子妊娠を報告「家族で待ち遠しく想う日々です」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 声優・三瓶由布子が第2子妊娠を報告 (2019年2月28日) - エキサイトニュース プリキュア名鑑:第3回「Yes!プリキュア5」で5人体制に 「GoGo!」はミルキィローズも - MANTANWEB(まんたんウェブ) 「プリキュア」感謝祭上映会 vol.2 声優・三瓶由布子さん、沖佳苗さんが登壇――『フレッシュプリキュア!』が無ければプリキュアシリーズは続かなかった! - アニメイトタイムズ プリキュア15周年の歴史に三瓶「新しさと変わらなさが魅力」 - 超! アニメディア プリキュア:声優・三瓶由布子、沖佳苗が15周年語る 「作品のすごさを改めて感じる」 - MANTANWEB(まんたんウェブ) 三瓶由布子:「プリキュア5」のキャラソンは「二度と歌えない…」 鷲尾P、小村監督と振り返る - MANTANWEB(まんたんウェブ) asahi.com:「プリキュア」5年目に、「セラムン」に並ぶ - コミミ口コミ - 朝日新聞 キュアドリーム 「ハトプリ」声優4人が“11年ぶり”集結 水樹奈々「奇跡だと思います!」 - ORICON NEWS 「相席食堂」プリキュアが相席旅、千鳥「神回かも」 - お笑いナタリー 鬼頭明里さんお誕生日記念!一番好きなキャラは? 3位「ニジガク」近江彼方、2位「安達としまむら」安達…大きくランクアップしたキャラも!<21年版>(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 声優・三瓶由布子、新型コロナ感染 17日に発熱の症状 - ORICON NEWS 【白猫】水着キュア(斧)の評価とおすすめ武器 - AppMedia(アップメディア) パンサー向井「プリキュア」出演「もう最高」、パンサーよりしっくりくる3ショット(コメントあり) - お笑いナタリー 『NARUTO-ナルト-』劇場版シリーズ全11作品、dTVで一挙配信 - マイナビニュース 『映画ヒーリングっど(ハート)プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』Blu-ray&DVD発売記念Twitterプレゼントキャンペーンのお知らせ - PR TIMES 記憶に残る、「プリキュア」シリーズのトラウマ回。心にグサッと刺さるセリフも…?(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「トロピカル~ジュ!プリキュア ドリームステージ♪」公演オリジナルグッズ第2弾を公開! - PR TIMES 「けもフレ3」コラボに「ねんどろいど」フィギュア化も! 「ぷよクエ」生配信発表情報まとめ (2021年6月21日) - エキサイトニュース アニメで好きなキスシーンは? 3位「暗殺教室」潮田渚と茅野カエデ&「犬夜叉」犬夜叉と桔梗、2位「SAO」キリトとアスナ、1位は…<21年版> #キスの日 - アニメ!アニメ!Anime Anime 「ぷよクエ」×「Yes!プリキュア5GoGo!」インタビュー。キュアドリームたちがコラボでゴーゴー! - 4Gamer.net 「ヒーリングっど プリキュア オフィシャルコンプリートブック」電子版が順次発売スタート - アニメ!アニメ!Anime Anime 「さよなら私のクラマー」フットサル大会決勝、希たちの前に立ちはだかるのは…第6話先行カット - アニメ!アニメ!Anime Anime 今年も「プリキュア ドリームステージ♪」がやってくる!2021年夏 公演決定!! - PR TIMES 『ウルトラマンZ』特空機2号ウインダムのフィギュア&特空機格納庫ジオラマのセットが登場!プレミアムバンダイで4月16日より予約開始! - 電撃ホビーウェブ 歴代68人のプリキュアが大集合した「プリキュアオールスターズ まるごと大図鑑 2021」が話題、発売後すぐに緊急重版! - music.jpニュース 2021年4月発売号 - アニメージュプラス キュートな「プリキュア」の大人向けコスメ!キュアブラックやキュアドリームの変身アイテム型マルチバームが登場!!チャームにして持ち歩ける♪ - 電撃ホビーウェブ 発売後すぐに緊急重版! 歴代68人のプリキュアが大集合した、「プリキュアオールスターズ まるごと大図鑑 2021」が話題! - PR TIMES 究極のエシカルファッションの実現。~「土に還る服」が畑と食を豊かにし、ひとを健康にする~ - PR TIMES 『プリキュア』キュアパパイア登場、声は石川由依 【第4話あらすじ】 - ORICON NEWS 映画ヒーリングっど・プリキュア:悠木碧×三瓶由布子“ピンク対談” 「プリキュア」の魅力 変化も - MANTANWEB 藤田ニコル、劇場版「プリキュア」にTGCの進行役で出演! (2021年3月18日) - エキサイトニュース 生見愛瑠:「プリキュア」は「永遠の憧れ」 声優初挑戦で「明るく元気に」 - MANTANWEB プリキュア映画最新作、“大人もOK”入場者プレゼント決定 副音声ボイスドラマも登場 - ORICON NEWS ピンクがイメージカラーのキャラといえば? 3位「うたプリ」来栖翔、2位「ラブライブ」矢澤にこ、1位は… - アニメ!アニメ!Anime Anime Yes!プリキュア5GoGo!祭り開催、TVアニメ全話の一挙配信やキャスト特番(動画あり) - ナタリー 『映画ヒープリ』に本人役として出演する藤田ニコルさんが登壇! コラボステージイベント「FANDOM8×プリキュアSTAGE」より公式レポートが到着! - アニメイトタイムズ 「トロピカル~ジュ!プリキュア」“トロプリ”グッズが続々登場! コンパクトやリップでキュアサマーに変身♪ - アニメ!アニメ!Anime Anime 【うずまきボルト役の声優さんも】2月28日がお誕生日の声優さんは? - マイナビニュース ティーン人気絶大のめるる&景井ひな&さぁや「映画ヒーリングっど・プリキュア」で初声優 - ザテレビジョン 映画「トロプリ」パーティ会場へ大急ぎ!ドタバタなキュアサマーたちの予告映像公開(動画あり / コメントあり) - ナタリー 「映画ヒープリ」勝生真沙子&小林星蘭が母娘役に、天才科学者と人気モデル - マイナビニュース 新フォーム!ドリームキュアグレース初公開『映画ヒープリ』新映像 - シネマトゥデイ 映画『ヒーリングっど・プリキュア』ヒープリ×5GoGo!が共闘 予告映像初公開 (2021年2月5日) - エキサイトニュース 映画『プリキュア』予告映像が初解禁 奇跡の変身“ドリームキュアグレース”初登場 - ORICON NEWS 新プリキュア声優、“戦闘力”が話題 主演は『筋肉体操』も出演…強キャラ演じてきた声優集結 - ORICON NEWS 「映画ヒープリ」ポスターで新フォームお披露目、三瓶由布子は「感無量です!!」 - マイナビニュース 映画公開記念!「Yes!プリキュア5gogo!」の6人がキューティーフィギュアシリーズに登場!プレミアムバンダイ限定商品!! - 電撃ホビーウェブ 『yes!プリキュア5 GoGo!』も初ラインナップ!「クーナッツ プリキュアオールスターズ3」が登場! - 電撃ホビーウェブ 映画プリキュアミラクルリープ:「Yes!プリキュア5」春日野うららがカメオ出演 「スイートプリキュア♪」北条響の母も - MANTANWEB 映画ヒーリングっど プリキュア:2021年3月20日公開 「Yes!プリキュア5」「5GoGo!」プリキュア登場 三瓶由布子ら声優陣も - MANTANWEB 春公開「映画ヒープリ」に「Yes!プリキュア5GoGo!」登場!明日から劇場で特報上映 - ナタリー 『ヒーリングっど プリキュア』のキャラクターをはじめ、プリキュア5も全員ラインナップ!歴代プリキュアたちの手書き風イラストが楽しめる「プリキュア 色紙ART」の第3弾が登場! - 電撃ホビーウェブ 上北ふたご先生『プリキュア』シリーズの塗り絵用線画公開!キュアドリーム・キュアルージュ・キュアレモネードが追加 - ニコニコニュース キュアマカロン&ショコラからキュアブラック&ホワイトまで幅広く揃ったワンフェス2019[夏]の「プリキュア」いろいろ - GIGAZINE 『フレッシュプリキュア!』からキュアパインとキュアパッションが「Q poscket」でフィギュア化!11月登場アイテムを最速撮り下ろし! - 電撃ホビーウェブ 『スタプリ』ドリームステージが7月より開催!キュアコスモ&ショー限定で人間の女の子になったフワが登場! - ニコニコニュース 声優・三瓶由布子さん、第二子の妊娠を報告! 置鮎龍太郎さんも祝福「キュアドリームの安産祈願、決定~」 - アニメ!アニメ! 「魔法つかいプリキュア!」キュアミラクル&キュアマジカルまで登場したワンフェス2019[冬]のプリキュアいろいろ - GIGAZINE プリキュア名鑑:第3回「Yes!プリキュア5」で5人体制に 「GoGo!」はミルキィローズも - MANTANWEB(まんたんウェブ) 『Yes!プリキュア5GoGo!』より、ついにミルキィローズが「Q posket」シリーズに仲間入り! - 電撃ホビーウェブ 「HUGっと!プリキュア」にキュアドリームら歴代プリキュア集結 TVシリーズでは初の試み - アニメハック 「ふたりはプリキュア」全49話をniconicoで無料配信 - ナタリー HUGっと!プリキュア:テレビアニメに歴代プリキュア シャイニールミナス、キュアドリーム、キュアピーチも - MANTANWEB(まんたんウェブ) 「HUGプリ」にキュアミラクル、キュアドリーム、キュアピーチらがゲスト登場 - ナタリー プリキュアTVシリーズ15作目にして初!ついに『HUGっと!プリキュア』に全プリキュアが登場?! - 超! アニメディア 『Yes!プリキュア5GoGo!』が「Q posket」で連続立体化!10月の新作はキュアミントとキュアアクア! - 電撃ホビーウェブ プリキュア:女子大生チアと横浜でダンス 「DANZEN!」や「HUGっと!」EDも - MANTANWEB(まんたんウェブ) 『Yes!プリキュア5GoGo!』が「Q posket」で連続立体化!9月はキュアルージュとキュアレモネードがメタモルフォーゼ! - 電撃ホビーウェブ 『Yes!プリキュア5GoGo!』からキュアドリームが「Q poscket」になって登場!連続リリースの第1弾を撮り下ろし!! - 電撃ホビーウェブ 『Yes!プリキュア5GoGo!』のヒロインたちが「Q poscket」シリーズにメタモルフォーゼ!第1弾はキュアドリーム!! - 電撃ホビーウェブ 「プリキュア」感謝祭上映会 vol.2 声優・三瓶由布子さん、沖佳苗さんが登壇――『フレッシュプリキュア!』が無ければプリキュアシリーズは続かなかった! - アニメイトタイムズ プリキュア15周年の歴史に三瓶「新しさと変わらなさが魅力」 - 超! アニメディア プリキュア:声優・三瓶由布子、沖佳苗が15周年語る 「作品のすごさを改めて感じる」 - MANTANWEB(まんたんウェブ) 三瓶由布子:「プリキュア5」のキャラソンは「二度と歌えない…」 鷲尾P、小村監督と振り返る - MANTANWEB(まんたんウェブ) 最新作『トロピカル~ジュ!プリキュア』まで!歴代プリキュア全18作品を放送順に総まとめ - アニメイトタイムズ キュアドリーム「私たち初期プリキュア?」キュアピーチ「フレッシュは中間管理職?」「プリキュア祭」レポ - エキサイト ニュース asahi.com:「プリキュア」5年目に、「セラムン」に並ぶ - コミミ口コミ - 朝日新聞 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 夢原のぞみ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/プリキュアシリーズ ★★★★ 登場作品 参考/Yes!プリキュア5 ★★★★ 参考/三瓶由布子 ★★★ キャスト タグ キャラクター 最終更新日時 2014-01-01 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/hirobek0522/pages/32.html
Yes! プリキュア5 日曜日 8 30 - 9 00 朝日放送(テレビ朝日系) 放送期間 2007年2月4日 - 放送中 オープニング『プリキュア5、スマイル go go!』 歌 工藤真由、コーラス ヤングフレッシュ エンディング(1)『キラキラしちゃってMy True Love!』 歌 宮本佳那子 エンディング(2)『ガンバランスdeダンス〜夢見る奇跡たち〜』 歌 宮本佳那子withぷりきゅあ5
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/389.html
その日の夜。 あれから、家に戻ったラブは、せつなの部屋を訪れて さっきのことを謝ろうと思ったが、どうしてもドアを叩くことが出来なかった。 夕食の時は流石に家族4人で一緒だったが、いざ二人の間で会話をしようとすると どうしてもぎこちなくなってしまう。 何かあったことを察したあゆみが上手くフォローしてくれたので、 気まずい空気になることは無かったものの、 すぐ隣に居るはずのせつなとの間に 見えない壁があるような違和感は終始拭う事が出来なかった。 その後は、せつなはすぐ自分の部屋に篭ってしまったので、それからは口を聞いていない。 居間でTVを見ながら時間を潰していたラブも、 観ている内容が全く頭に入ってこないので自分の部屋に戻ることにした。 部屋に入ると灯りもつけず、投げ出すようにベッドに身を横たえる。 「ハァ……」 口から出るのは、溜息一つ。 そしてそのまま、何をするでもなく、ただぼっーっと天井を見ているだけ。 「ピーチはん」 「ラーブー?」 そんな彼女に声を掛けたのは部屋にいたタルトとシフォン。 二つの影は、心配そうにラブの顔を覗き込んでいる。 「あ、タルト、シフォン、どうしたの?」 「どうしたもこうしたもあらへん、どないしたんや? なんや今日はピーチはん、様子がヘンやで」 「……んー、そんなことないよ、なんでもなーい」 「何でも無いって事はないやろ、ワイの目は節穴じゃおまへんで? ……パッションはんのことやろ?」 「えっ!いやいやそんなことはないって!せつなは関係ないってば!」 タルトの指摘を大慌てで否定するラブ。 「……ホンマにわかりやすいな、あんさんは」 「……うう~」 「そういえば今日はパッションはん、こっちにまだ来てへんな」 いつもならこの時間は、せつながラブの部屋に来ている筈である。 今日あったこと、明日の予定、学校での事、ダンスの事、そんな他愛も無い話をしたり、 時にはお互いの不安や寂しさを打ち消す為に、一緒にラブのベッドで寝たりする時間。 この時間にはタルトは二人に気を遣って、 シフォンを連れて隣のせつなの部屋に移動するのだが、そのせつなが来てないとなると。 「もしかしてピーチはん、パッションはんとケンカでもしたんか?」 「……っ!!」 核心を突いたタルトの言葉に、ラブの体が一瞬ピクリと震える。 「……」 「ピーチはん?」 「…………」 「どないしました、ピーチはん?」 「……タルトぉ」 身を起こして、タルトの方に振り向くラブ。 その瞳は潤み、溜め込まれた涙が今にも零れ落ちそうになっている。 「ホ、ホンマにどないしたんや、ピーチはん?!」 動揺したタルトの問いかけに、ラブは潤んだ瞳に更に涙を滲ませる。 「あたし……あたし…………多分、せつなに嫌われちゃった……」 ガバッとタルトに抱きつくと、 堰を切ったように目から涙を溢れさせて泣きじゃくるのだった。 「ピーチはん、落ち着きましたかいな?」 「……うん、ありがとタルト」 しばらくして、ようやく落ち着いたラブから離れると、 タルトはティッシュを数枚取ってラブに手渡す。 「ほれ、これでまずは涙をふきなはれ……ってそっちはワイの尻尾や! しかも何で鼻をかもうとしてはるんや!」 「……アハハ、ごめんごめん」 「ちっとは元気出たようやな」 「うん……本当にありがと」 笑ってみせるラブの様子を見て、 これなら大丈夫そうやな、と判断したタルトは、さっきの話の続きを促す事にする。 「それで、パッションはんと一体何があったんや、ワイに話してみい。 力になれるかもしれまへんで」 「ええーっ?タルトが?」 「言うてくれるな~こう見えてもワイはな、紆余曲折の末にアズキーナはんという 立派な婚約者をゲットしてるんやで。色恋沙汰の事ならピーチはんよりも よっぽど先輩や。 ま、そんなワケで泥舟に乗った気でここは一発どーんと相談してみなはれ!」 「……泥舟?」 「ああっ!……こ、これは重ーい話題の中にもささやかなボケを挟み込むという ワイ独特の話術の一つやから……コホン、まあそんなことはええから話してみ」 「……うん」 言ってる事には半信半疑だったが、ラブは頷く。 自分で抱えているより、誰かに聞いてもらった方が気持ちが軽くなるかもしれない。 それに、タルトなりに心配してくれているのは確かなのだ。 その気持ちには応えるべきだと思ったから。 「……なるほどなあ、キスして貰えんかったからパッションはんが拗ねてもうたと」 「うん……多分」 「じゃあ簡単やないか、ピーチはんがキスしてあげたらええんや」 「うっ……それは」 「出来へんのか?」 「……うん」 「何でや?ピーチはん、パッションはんのことを好きなんやろ?」 「それは勿論!あたしはせつなのこと、大好きだよ!」 「だったらなんでや?好きだったら、キスの一つや二つ、簡単やろ」 タルトの問いかけに、ラブは目を閉じて首を振る。 「違うよ、タルト」 「違うって、何がや?」 「……好きだからこそ、ダメなんだ」 「わからんな~どういうことや?」 「……それ、せつなにも言われたよ。 そりゃーわからないよね……ねえタルト、タルトがアズキーナと知り合ったのは何時?」 「何や急に……ワイとアズキーナはんか? そりゃーもう、ワイら二人はまだこーんな子供のころから将来を誓い合って、 それから幾千万の困難を手を取り合って乗り越えて……」 「やっぱりそうだよね」 「……って、まだ話の途中やがな」 「美希タンとブッキーもそう、幼馴染だから、お互いのことを良く知ってるから」 二人が幼馴染としての付き合いを続けていく中で、 お互いに対する想いを深めていったこと、 やがて想いが通じ合い、結ばれたこと。 それは近くで見ていたラブが一番良く知っている。 そして、結ばれた二人を祝福しつつも、ずっと一緒だと思っていた幼馴染の三人が 今までと違う関係になってしまったこと、そしてその中に自分が含まれて居ない事に 一抹の寂しさを感じたこともよく覚えている。 「そんな時だったよ、せつなが現れたのは」 一人取り残されたような気持ちになったラブの前に現れたのは、 町外れの占い館に住む、不思議な雰囲気を持った少女。 「初めて会ったときから、なんか気になってたんだ。 ……で、次に街の中でせつなと再会した時に、とっさに確信したんだ。 ああ、あたしにも運命の人が現れたんだって」 そう確信したから、せつなと会える時間を大切にした。 ドーナツの美味しさを教えてあげたし、自分の幸せを考えた事も無いという彼女の為に 幸せの素と言う名のペンダントをプレゼントした。 せつなが寂しそうにしている時は心配したし、 コンサート会場で倒れた時には、大切に想っているという自分の気持ちを伝えようとした。 「……それで、とっても辛い思いをしたこともあったよ」 せつながラビリンスのイースだと知った時、 折角掴んだものが手の中から逃げていってしまったと思って、一度は絶望した。 これが運命なら、なんて酷いんだろうとすら思った。 でも、美希に背中を押されて、カオルちゃんにヒントを貰って、そして決めた。 「あたしは、あたしの運命の人を絶対に諦めない。 ……絶対に、取り戻してみせるって」 その想いは身を結び、死という二度目の絶望も、アカルンの奇跡の力で乗り越えて、 そしてせつなは、ラブの元にようやくやって来た。 「そうまでしてせつなを取り戻したというのに、 その途端にあたし、不安で仕方なくなっちゃったんだ。 あたしはせつなが好き。だけどせつなは……どうなんだろうって。 今までずっと、あたしだけが一方的に、 せつなのことを想ってただけなんじゃないかって」 「それは違うと思うで。ワイが見る限り、 パッションはんはピーチはんのこと、好きな筈やで」 ラブの弱気な言葉。それを否定するタルト。 「……でなきゃ、ワイとシフォンは毎日わざわざ隣の部屋に移動することはあらへんやろ。 あんさんらどんだけイチャついてんねん、正直目の毒やで、と思ってるくらいや」 「アハハ……いつもごめんね~」 「だから弱気になることはおまへん、 あんさんらの仲の良さはワイがちゃーんと保証したる!」 張った胸をドーンと一回、力強く叩いてみせる。 「うっ!ちょっと強く叩き過ぎたわ。ゲホッ、ゲホッ」 格好付けたつもりが思わず咳き込んでしまうタルトの姿に ラブはクスッと笑って見せるが、すぐに眉尻を下げた顔に戻ってしまう。 「でも……せつなは、まだこの世界をよく知らないんだよ。 知らないから、毎日新しいことを知って、新しい人と出合って、どんどん変わっていく。 あたしは、その事はすごく嬉しいことだと思ってる」 ラブの家に来たばかりの時は、家の中とラブ、美希、祈里と圭太郎とあゆみの5人。 これがせつなの世界の全てだった。 でも今は、街の人々と知り合い、学校で友達も出来た。 ラブと一緒でなくても、一人で出かけるようにもなった。 少しずつ、確実に、せつなの世界は広がっている。 「でも、だとしたら、せつなが変わっていく中で、 あたしのことも好きじゃなくなっちゃうんじゃないかな? 最初に出会って、一番一緒にいる時間が長いのがたまたなあたしってだけで、 せつなは、本当に大切な人にまだ出会ってないんじゃないかなって、 そう考えた時に、あたし、せつなにキスしてあげることが出来なくなっちゃった。 ……せつなの大切なものを、あたしが奪っちゃっていいのかどうか、 わかんなくなっちゃったから」 ようやく辿り着いた、ラブの本心。 せつなの変化を誰よりも喜んでいるのに、 それがせつなの気持ちを変えてしまうのでは無いか、 その時に、せつなの隣に立っている人間が、自分じゃない他の誰かなのではないか。 その恐れが、ラブに二人の仲を一歩進めることを拒ませている。 6-398へ
https://w.atwiki.jp/rozen-jk2nd/pages/34.html
百合カップリングはこちらに… 女の子同士じゃ何も生産しないんだぜ。とか、女の子同士の恋愛なんて興味すらないんだぜって人は即リターン
https://w.atwiki.jp/battleprecure/pages/351.html
バトルプリキュアDarkSideLegendary ■過去のアンケート ├Dの主人公は? ├Dの主力キャラは? └Dの最強のスキルは? ■プレイガイド ├Dの序盤の心得 ├Dのシナリオクリア後 (スコア表) ├D環境での最強キャラ ├Dの編成考察 └Dのガチャについて ■システム ├Dの育成 ├属性相性 ├Dの戦闘 └Dの状態変化 データベース ■プリキュア ├D基本順 ├Dレアリティ順 ├Dコスト一覧表 ■アクセサリ ├Dのオリジン ├Dのスタンダード ├Dのミックス ├Dのテクニカル ├Dのクリスタル └Dのセット ■雑貨 └Dの消耗品 ■その他 └Dおみやげ一覧 攻略 ■シナリオ ┣Dの第1章 ┣Dの第2章 ┣Dの第3章 ┣Dの第4章 ┣Dの第5章 ┣Dの第6章 ┣Dの第7章 ┣Dの第8章 ┣Dの第9章ストーリー最終 ┣Dの第10章 ┃┣DのEX1 ┃┣DのEX2 ┃┣DのEX3 ┗Dの第11章 コミュニティ 雑談・質問 訪問したプリキュア達 本日のプリキュア達 - 昨日のプリキュア達 - 全体のプリキュア達 - 取得中です。