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1 「ふふ、そうやってると本当にラブちゃんってお母さんみたいね」 眠っているシフォンを抱いて、揺り籠のように腕を揺らしているあたしに、ブッキーは言った。 ここはあたしの部屋……いつもならせつなと美希たんもいるはずなんだけど、今日はたまたま二人とも 用事があって、珍しくあたし達二人だけ。 「んー、そうかなあ~。あたしからしたらブッキーの方がお母さん役は似合ってると思うけど……」 「え?わ、わたし?」 「だってホラ―――」 チラッとブッキーの胸元に目をやる。 ……ど、どうしたら同い年でここまで差がつくんだろ……。 「ら、ラブちゃんどこ見てるの―――!!」 あたしの視線に気が付いて、顔を真っ赤にして慌てて胸元を押さえるブッキー。 にはは~と誤魔化すように笑って、あたしはある事を閃いた。 「そだ。今日は二人きりなんだし、どーしんに帰って、おままごとでもしない?」 「おままごと?」 「―――そ。美希たんがいたらバカバカしいって言いそうだし、せつなはおままごとって知らないし――― あたし達二人だけだったらいいんじゃないかなって」 「―――おままごとかぁ……そう言えば子供の頃よくやってたわよね―――」 少し遠い目をしながら懐かしむように言うブッキー。 ……にへへ……あたしの考えてる事も知らないで……。 気が変わらないうちに、と少し早口であたしは言う。 「じゃ、決まりね。それじゃあブッキーはお母さん。似合ってるかどうか試してみようよ」 「……ん、いいわよ。じゃあシフォンちゃんが赤ん坊役で、ラブちゃんは―――」 スヤスヤと眠っているシフォンをベビーベッドに寝かせて、あたしはブッキーの隣へと移動する。 「何言ってるの?ブッキー。シフォンじゃまだブッキーがお母さん役に向いてるか発言できないでしょ?」 「え?じゃ、じゃあまさか―――」 正座しているブッキーの膝へと頭を横たえ、彼女の太股を撫でる。 「あたしに決まってるじゃない」 2 「ちょ、ちょっと!!ラブちゃん!!」 さすがに焦ったのか、ブッキーはあたしを起こそうと両手を肩に……。 ふふ~ん、そう来ると思ってた。 「びえぇぇぇ~ん!!」 「わ!!どうしたの!?か、髪の毛でも挟んじゃった!?ご、ごめんなさい!!」 あたしの泣き真似を真に受けて、オロオロするブッキー。 あたしは笑い出すのを堪えながら。 「赤ちゃんなんだから、もっと丁寧に扱わないとダメだよ。今のでマイナス10点」 「え?も、もう始まってるの?!」 「ブー。赤ちゃんに話し掛けるようにもっと優しく。マイナス20点」 「だ、だってどうしたらいいのか……」 慌てながらも、じっと見つめるあたしの視線に気が付いたのか、彼女は無理に微笑んで。 「ま、ママどうしたらいいのか分からないんでちゅ~。ご、ごめんね、ラブちゃん」 「プ……キャッキャッ」 彼女の赤ちゃん言葉が可笑しくて、吹き出しそうになりながらも、あたしも赤ちゃんの真似を続ける。 「あ、よ、喜んでくれたみたいでちゅね……よ、良かったでちゅ……」 恥かしそうに赤ちゃん言葉を喋り続けるブッキー。 あたしは彼女の膝の上に顔を仰向けにさせると、カタコトで喋り始める。 「ママ……お腹ちゅいた……」 「え!?……あ、そ、そうだ。たしかキュアビタンの哺乳瓶が……」 「びえぇぇぇぇぇ~ん」 「え!?え!?こ、今度は何……なんでちゅか~、ラブちゃん?」 再びの泣き真似に、彼女はうろたえ出す。 ―――さて、と。これからだわ。 あたしは身体を起こし、彼女へと抱きついて。 「……ママのおっぱいじゃなきゃ、ヤダ」 「え!!!???ら、ラブちゃん!!!???」 そのまま床へと彼女を押し倒すと、着ているトレーナーを捲くり上げようとする。 「や!いやだ!!!ら、ラブちゃんったら!!やめ―――」 「……あんまり大きい声出すとシフォンが起きるよ。それに、赤ちゃんにはやっぱり母乳でしょ?マイナス 30点」 「で、でもこんなのおままごとじゃな―――」 「はい、赤ちゃん言葉じゃない。マイナス40点」 ま、おままごとじゃないのは百も承知よ。 最初からあたしがやりたかったのはこれ。 「ママのおっぱい、ラブ、飲みたいよ~」 「う……ふ、フリだけ……フリだけでちゅよ……ラブちゃん……」 観念したのか、騒いでシフォンを起こしてしまうのを懸念したのか、彼女は小声で言った。 こうなればシメたもの。あたしは彼女のトレーナーを、胸につかえそうになりながらも、上まで押し上げた。 「……うわぁ~」 正直な感想の声がこれ。 な、何?この大きさ……このボリュームは反則でしょ……。 「……ブッキー、パインじゃなくてメロンの方があってるんじゃ……」 「ば……ばか……」 両手で恥かしそうに顔を覆ってしまうブッキー。 その隙に、あたしはフロントホックになっている彼女のレモンイエローのブラジャーの留め金をパチン、と 弾いて。 「ラ、ラブちゃん!!」 異変に気が付いて、急いで胸を隠そうとするブッキー。 ……でも残念、あたしは彼女の両腕を咄嗟に押さえつける。 ブラの拘束から解かれても、横に垂れたりせず、綺麗に形を保っている胸……そして……。 「……綺麗なピンク色……あ、でも乳首の周りの輪っかは少しだけあたしやせつなより大きいでちゅね」 「や、やだぁ……そんなにじっくり見ないで……は、恥かしいよぅ……」 「へへ……ゴメンね、ママ。じゃ、さっそくいただきま~ちゅ!」 ぱくん、と彼女の乳首を口へと含み、そのままワザと大きな音を立てながら吸う。 「ちゅちゅ……じゅじゅじゅ~……ちゅるうう」 「そ、そんな……や、やらしい音……ん……あ、赤ちゃんは……んん!!」 大きさのみならず、感度まで良好と見えて、ブッキーの声にはすぐに甘い物が混じり始めた。 抵抗も収まってきたとみるや、ブッキーの両腕を押さえていた手を片方放す。 ブッキーは空いた手であたしを突き放すどころか、あたしの頭を優しく抱えてきて。 「ふ、ふぁあ……だ、ダメなんだよ……ホントは……こんなこと……」 あたしは吸ってない乳房へと手を伸ばし、その感触も楽しむように揉み始める。 すごい……何このふわふわ……。 「んんっ!!こんなエッチな赤ちゃ……ん……いな……いよぅ……」 口内にある乳首をねっとりと舌で転がし、時折歯で甘噛みする。 その一方で、人差し指と中指で挟んだ乳首を刺激し、掌全体で胸を揉み解す。 ―――そりゃ、こんな赤ちゃんいないよね。 心の中で苦笑いして、ちょっと目線を上げて彼女の表情を覗き見る。 真っ赤に火照って目を潤ませ、息も絶え絶えなブッキー。その顔は、同性のあたしから見ても妖艶で。 「……んー、いくら吸ってもミルク出ないでちゅね~」 「………あ、当たり前じゃ……ご、ごめんなちゃい……ま、ママを許ちて……」 「やだ~!ママのミルク吸いたいでちゅ~!!」 ……駄々を捏ねる真似をして、ブッキーの固く尖った乳首を強めに噛む。 「ぃ……痛いッ!!ら、ラブちゃ……」 「出ちてくれるまでやめまちぇん!!」 歯に力を込めるたびに彼女は小さな悲鳴を上げる。 おっかしいの~。止められなくなちゃいそう……。 「ぷはっ!!赤ちゃんにおっぱい吸われて、そんな顔するお母さんだっていないよ?マイナス50点」 ちゅぽんっ、と乳首から口を離して、にんまり笑いかけた。 その言葉が羞恥心を刺激したのか、首をふるふると振りながら彼女は否定の言葉を弱々しく口にする。 「ら、ラブちゃんがそんなにママのおっぱいいじるから……でちゅ……い、いけないコ……め!でちゅよ ……」 この期に及んでまだ赤ちゃん言葉は忘れてないんだ。感心感心。っていうか楽しんでない?ブッキー。 「あ~、おなかいっぱいでちゅ。ごちそうさまでちた、ママ」 「あ……はぁ……も、もう終わりでい、いいの……いいんでちゅね……」 ホッとしたような声。でもその中に残念そうな響きがある事を、あたしは聞き逃さなかった。 これなら、まだいけそう。 顔を逸らしてほくそ笑むと、安心しきった様子の彼女に告げる。 「おいちかったでちゅ~。で、ね。ママ……聞きたいことがあるんでちゅけど……」 「ん……?な、何でちゅか?ラブちゃん……」 手を彼女の太股へと移動させて、ゆっくりと撫でさすると、少し汗ばんだ感触が伝わってくる。 この分だときっと―――。 「あのね……赤ちゃんって、どこから生まれてくるんでちゅか?」 「!!」 ぎこちなく微笑んでいた彼女の顔が、一瞬で凍りついた。 3 閉じようとする彼女の足より、あたしが腰をその間に割り込ませる方が早かった。 その付け根へと手を伸ばし、下着の上から秘裂を擦る。 「だ、ダメぇ!!ら、ラブちゃん!!そこだけは絶対にダメぇ!!」 言葉とは裏腹に、彼女のそこはもう充分に潤っている事が下着の上からでも分かる。 あたしは股布の部分の生地を上へと引っ張り、彼女の淫らな部分へと食い込ませた。 「……赤ちゃんの疑問には答えてくれなきゃ……マイナス60点」 そのままブッキーの股間に食い込んだ布をゆっくりと上下させる。 彼女は歯を食いしばって耐えているようだったけど、その足からは込められていた力が徐々に失われて きていた。 この分だと音を上げるのもそう時間は掛からないかな。でもそれじゃつまんないし……。 今度は乳首だけじゃなく、そのボリュームある胸全てに舌を這わせて、からかうように彼女に問う。 「……ね、ママ。あたしがいるって事は、初めてじゃないでちゅよね?じゃあパパは―――美希たん?」 「!!み、美希ちゃんとは―――あ、ああぁッ」 答えようと口を開いた途端、押さえていた喘ぎ声が流れ出す。 そうそう、これこれ。嫌がりながら声を漏らすっていうのが好きなんだ。 「ねー、ちゃんと答えてってば~」 「あぁぁっ!……み、美希ちゃ……ん……とは……こ、こんな……やらしい……事」 「ふぅ~ん……じゃあ確かめてもいいよね?」 「うぁ……え……な、なんて……」 ブッキーが不思議そうにあたしの顔を見つめる。 へへ~。確かめるって言ったらこれしかないでしょ? あたしは布地を動かすのを止めると、その部分を横へとずらした。 「ま、まさか……ら、ラブちゃん……じょ、冗談……だよね……?」 「ブー。また赤ちゃん言葉使えてないよ?マイナス70て~ん」 にっこりと彼女に微笑みかけると、あたしはブッキーの股間の潤滑油で指を充分に濡らして―――。 ぬるんっ!! 「あああぁぁぁぁッ!!!!」 あたしの指を侵入させた途端、彼女は腰を浮かべ、ほとんど悲鳴といってもいい声を上げた。 「――――ほら、やっぱり初めてじゃなかった~。ウソついたから、マイナス80点」 「あ、ああぁ……こ、こんなの……こんなのいやぁ……」 さすがにショックだったのか、ブッキーは涙を滲ませてあたしを押し放そうとしてくる。 だけどダメダメ。 あたしはもう片方の手で彼女の顔を引き寄せる。 「大きな声出すと、シフォンだけじゃなくて近所にも聞こえちゃうよ?」 「あああぁっ!!ひ、ヒドイ……よ……ラブ……ちゃ……」 さすがにこのままだとマズイかな……もうちょっと嫌がる声聞きたかったけど……。 最後まで言わせることなく、あたしは彼女の唇を自分の唇で塞ぐ。 意外にも、というかもうそんな力は残っていないのか、ブッキーはその口内に簡単にあたしの舌を侵入 させた。 「ん―――!!ん―――――!!ん―――……」 ちゅるるっ、ずずっ、れろぉ……。 絡まりあう舌と舌。 お互いの唾液を啜りあうかのような深いキス。 指はブッキーの膣内を優しく、時には激しく動きつづけ、刺激しつづける。 やがてその快楽に負けたのか、それとももはや諦めの境地なのか、ブッキーの身体から完全に力が抜けた。 「―――ふう、これでママも素直になった?」 「ん……はぁん……あはぁ……」 口を放しても、そこからはもう蕩けたような吐息が漏れるばかり。 その表情も緩みきっていて、口をだらしなく半開きにしたまま、気持ちよさそうに目を潤ませている。 「うっわー……やっらしい顔……そんなエッチな顔赤ちゃんに見せるなんて……マイナス90点」 「ふ……ふあぁ……うん……ん……」 「あーもうすっかり出来上がっちゃった?ダメなママでちゅね~。それじゃあ……」 あたしは伸ばしている手の親指の腹で、一番敏感な部分……陰核を刺激する。 「ぁああっ!!あ、ふぁ!!ああぁ!!」 「ホラ、気持ちいいでちゅか?気持ちよかったら一番恥かしい顔、あたしに見せてくれてもいいんでちゅよ~?」 膣内を抉る指のスピードを上げ、陰核を責める親指もその勢いを増す。 舌は固くしこった彼女の乳首を舐め上げ、もう片方の手は食い込むほどに胸を握っていた。 「……ホラ、イッちゃっていいよ!ママ……ホラ――――」 ブッキーの身体が、あたしの言葉に合わせたように弓なりに反る。 「ああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 一瞬硬直した後、彼女は背中から床へと落ちた。 その身体はビクビクと震え、うっとりとした顔はまだ余韻に浸っているかのよう。 「わは~……派手にイッたね~、ブッキーママ……」 ぬるり、とブッキーの中から指を引き抜く。 すご……ふやけちゃってるじゃない……。 ワザと彼女に見せつけるように、その指を、ぺロリ、と舐める。 「あ……あ……」 「もう恥かしがる元気も無いか~。つまんないの~。それにしても赤ちゃんに負けちゃうなんて……」 あたしはブッキーに微笑みかけた。 「……マイナス100点、ゲットだよ?」 4 あ~面白かった。たまにはこういうのもいいよね。 問題はせつなに告げ口されたらだけど……ま、ブッキーだって美希たんにバレたら困るっしょ。 う~ん、と背伸びをして、ふと喉の渇きを覚える。 確かジュースが冷蔵庫に入ってたっけ。ブッキーも起きたら欲しがるかな。運動した後だし。 「よいしょっと」 身体を起こして、ドアへ向かおうとする。 ―――ガシッ。 「……へ……?」 ぐったりと身を横たえていたハズのブッキーが、いつの間にか身を起こし、あたしの手首を捕まえていた。 「あ、あれ?ブッキー?もう大丈夫なの?あたしジュース持ってくるから……」 「………」 やっばー……やっぱり怒ってるかな……。 無言のブッキーの迫力に押されるあたし。 「……ジュースなんてダメでちゅ。ラブちゃん」 「――――――へ?」 ?マークの浮かんだあたしを、ブッキーは思いきり引っ張る。 そのせいでバランスを失ったあたしは床へと倒れこんだ。 その上に、ブッキーが身体を被せてくる。 「―――ママを放っておいて、勝手にジュース飲むなんて、ダメでちゅ」 「え?い、いやブッキー、もうおままごとは―――んんッ!!」 あたしの言葉を遮るように、彼女はあたしの乳首をギュウッ!と摘み上げた。 「い、痛ッ……ちょっとブッキー!」 非難の声なんて聞いてもいないように、彼女は幼い顔に淫らな微笑を浮かべて。 「ママに対してその言葉遣いはなんでちゅか?ラブちゃん……」 あたしの耳元に顔を寄せ、ブッキーが囁く。 「マイナス10点」 了 避-262は続きですが閲覧警告です。R-21指定になります。
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1 12月24日―――クリスマス・イブ ミユキさんのスケジュールの都合で、今日が年内最後の練習となった。 軽い打ち上げと、ささやかなイブのお祝いを兼ねたドーナツ・パーティを終えて、美希とブッキーと明日 のクリスマスパーティの約束をして別れ、私とラブは家路に就いていた。 「たは~、今日は疲れたね~…イブだっていうのに……」 ラブはそう言いつつ、私の肩へとしなだれかかってくる。 「年内の締めくくりですもの。ミユキさんも気合が入ってたみたい」 「そだね~……充実してたけど、やっぱキツかったよ……こんな時は……」 ラブは目を閉じると、顔を私の方へと突き出した。 「欲しいな~、元気の出るモノ……」 「………」 甘えた態度の彼女の身体を、私は軽く押し返す。 「―――え?せ、せつな?」 「……ラブ、よく聞いて……」 いつに無い私の態度に驚いているラブへ、私は出来るだけ落ち着いた風を装い、告げる。 「……前から思っていたけど、ラブのキスにはムードが足りないわ」 「む、ムード?」 目を丸くしてその単語を繰り返すラブ。 「おはよう、おやすみ、行って来ます、ただいま、まるで挨拶か何かみたいに思ってるでしょ?」 「んー、その他にもイタダキマスとゴチソウサマがあるよね―――ベッドの上では」 「……その発言がムードが足りないって証拠よ……」 私はあくまで毅然とした態度で彼女に言う。 「私の唇は、そんなに安売りするものじゃありません。厳しかった今日の練習みたいに、特別な時にだけ する事にします。―――いい?」 「え?え?で、でも―――」 「でも、じゃないの!!」 声高に言い放った私に、ラブは恐縮したかのように縮こまって。 ―――分かって、私だって辛いのよ。 「せ、せつな……それはあまりにも殺生な……」 よよ、と芝居がかった仕草でまとわりつくラブを突き放し、私は宣言した。 「……ちゃんとムードがあると認められるまで、私の唇は許しません!」 ……頑張って、ラブ……私、明日だけはムードのあるキスをしたいの……。 だって明日は――――――。 2 「……どうしたの?これ……」 ダンスレッスンから帰った私とラブを待っていたのは、信じられないような桃園家の光景だった。 まるで古い教会にツタが絡みつくように、その外観を覆っているのは―――。 「やあ、ラブ、せっちゃん、お帰り」 上から聞こえる声に顔を上げると、梯子に乗ってにこやかに微笑む圭太郎お父さん。 その手には色とりどりの電球の付いたコードを持っている。 「すごーい!もうクリスマスの飾り付けしないんだと思ってたよ!」 さっきまでの落胆振りはどこへやら、両手を胸の前に組み、嬉しそうな声を上げるラブ。 理解できずに呆然としている私を振り返ると、彼女ははしゃいだ子供のように目を輝かせる。 「小さい頃はね、毎年こうやって飾り付けしてたんだよ!夜になってスイッチ入れると、家がキラキラって 暗い中で浮かび上がって……まるでおとぎ話みたいなんだ!」 「うふふ、毎年ラブは『これならサンタさんも迷子にならないね!』って喜んでたわね」 いつの間にか私達の後ろに立っていたあゆみお母さんに、私は尋ねた。 「クリスマス……ってこうやってお祝いするもの?」 「そうねぇ、最近は家もクリスマスツリーをリビングに飾ってケーキを食べるくらいだったけど、今年は せっちゃんがいるでしょ?お父さんったら張り切っちゃって」 口元を押さえてクスクスと笑うお母さん。 「『今年はせっちゃんの思い出に残るようないいクリスマスにしよう!』って……わざわざ会社まで早退して きたのよ。もうイブだって言うのに……一晩だけでもって」 私は何か申し訳なくなり、頭を下げた。 「私の為に……ごめんなさい……」 「違うよ、せつな。そういう時はね、ニッコリ笑って『ありがとう』って言えばいいの」 「そうよ、せっちゃん。お父さんもせっちゃんの喜ぶ顔が見たくてやってるんだから」 私達の会話が聞こえていたのか、頭上から「そうだぞー!」というお父さんの声。 それが何故か可笑しくて、私達は顔を見合わせ笑い合った。 「さあ、じゃあわたし達もクリスマスのお料理の準備、しましょうか?お母さんも張り切っちゃうわよ」 「わーい!じゃああたしケーキ作るの手伝うよ!」 「わ、私も出来る事があれば―――」 お母さんはふむ、と顎に手をやって。 「そうね。ラブは毎年手伝ってくれて手順も分かってるだろうし……せっちゃんは今回は見学かな?」 「見学……」 「がっかりしないで、せつな!色々教えるから、見ててよ!」 落ち込んでいる私を励ますように、ラブが肩に手を置いた。 ―――しょうがないわ。色々覚えて、来年はきっと―――。 (思い出に残るクリスマス、か―――) この世界の事には疎い私だけど、それが楽しい日である事はラブやお母さんに聞いて知ってはいた。 (……初めてのクリスマスなんだもの……素敵な物にしたい……) だけど、自分には何も出来ないのが歯がゆい。 私にも何か出来る事があれば―――。 とりあえずはお料理の作り方覚えなきゃ、と家に入ろうとするラブ達の後を追う。 その時、私の後ろでド―ン!という大きな音がした。 驚いて振り返った私達の目に映ったのは――――。 * 桃園家のリビング。心配している私とラブの前で、お母さんはソファにうつ伏せになったお父さんの腰に シップを貼っていた。 「大丈夫?……低い所からだったから良かったけど、梯子から落ちるなんて……気をつけなきゃ」 「アイタタタタタ……す、すまん……」 下に置いてある飾り付けの材料を取ろうとして、梯子から足を滑らせてお父さんは腰から落ちてしまった のだ。 「う、さ、さて飾り付けの続きを……イ、イタタタ」 「ほら、無理しないの!飾りつけはいいから、少し休んでて」 苦しそうに呻きながら立ち上がろうとするお父さんを、お母さんがたしなめる。 「で、でもあとは屋根を飾り付けてリースを付けるだけだから……」 「お父さん、あまり無理しないで」 「せつなの言う通りだよ。痛みが引くまでは大人しくしてないと……何だったら、あたしが―――」 「いけません!」 ラブの言葉を打ち消すように、お母さんが強い口調で言う。 「女の子なんだから、そんな事しちゃ駄目!危ないでしょ!?」 「でも、もう少しなんでしょ?だったら――――――」 「絶対に許可しません!……それに梯子だって、さっきお父さんが落ちた時に一緒に倒れて壊れちゃった から、こっそりやろうとしても無駄よ?」 お母さんに釘を刺されて、うなだれるラブ。 私もラブと同じ事を考えてただけに、ショックだった。お父さんはあんなに張り切っていたのに……。 それに、元はといえば私の為に、何年もやってなかった家の飾り付けをしようとしたのが原因だし。 (!!) その時わたしの頭に、ある考えが閃いた。 * 深夜、お母さんとお父さんの部屋の電気が消えるのを確認して、私はパジャマから普段着へと着替えた。 万が一にも気が付かれないように、静かに部屋のドアを開けて、足音を殺して階段を下りる。 リビングに入ると、電気を点けず、記憶を頼りに手探りで『あるもの』を探す。確か夕方にはこの辺り に―――。 「―――探してるのはこれでしょ?せつな」 その声と同時に、リビングの明かりが点く。 驚いて振り返った私の前には、工具と、飾り付け用のコード類が入ったダンボールを脇に抱えたラブの 姿が。 「ラブ!ど、どうして……?」 「愛の力で―――なんちゃって。さっきちょっと様子が変だったからさ。多分同じ事考えてるって思って、 置いてけぼりにされちゃ大変だって、ここで待ってたの」 彼女はそう言うとにははー、と笑った。 私の考えてる事はバレてたのね……でも―――。 「……お母さんに怒られるわよ……」 ラブから目を逸らすように俯いて、私は言った。 あれだけキツく言われたのに、勝手な事をしたのが分かったら―――。 「それはせつなだって同じでしょ?」 「……そうだけど……」 「もしかしてだけど―――せつな、自分のせいでお父さんが怪我したって思って、引け目感じてる?」 少し悲しそうな彼女の声。 引け目―――そうだ。お父さんは私に楽しい思い出を作ってくれようとしててあんな事になったんだ。 それも勿論ある―――けど、私が今ここにいるのは、それだけじゃない。 「……私も、何かしたいの」 ラブの足元を見ながら、私は小さく呟く。 「お父さんもお母さんも、クリスマスの為に色々準備してくれてたわ。だから私も、何か自分に出来る事 があるなら、精一杯頑張りたい……だって―――」 顔を上げて、彼女を真っ直ぐに見つめる。 「―――あなたと……家族の皆と過ごす、初めてのクリスマスなんだから」 私の言葉に、ラブは満足そうな表情を浮かべると、ゆっくりと頷いた。 「……じゃあ尚更あたしもじっとしてられないよ」 「ラブ……」 「ね、せつな。一緒にやろう。それで、素敵なクリスマスの思い出を作るの。―――きっとすごく怒られる だろうけど」 テーブルの上にダンボールを置くと、ラブは私へと踏み出す。 そして、優しく私の手を握り締めた。 「二人なら、平気だよ」 「―――うん」 私も彼女の手を握り返す。 そうね、どんなに怒られても、私達二人なら、きっと、平気。 「―――じゃあ行きましょう。アカルン!」 「キー!」 荷物を持ったラブと、しっかりと手を繋ぎ直す。 「屋根の上へ」 3 深夜という事もあって、外の冷え込みは生半可な物ではなかった。 それなりに厚着をしてきたつもりだったけれど、少しずつ寒さが身体に染み込んでくる。 「う~!!や、やっぱりさ、寒いね、せつな……」 自分の肩を抱いてガタガタと震えているラブ。 私は苦笑いして、繋いでる手を引き寄せて、彼女を抱きしめた。 「ふ、ふぇ?せ、せつな?」 「―――こうすれば暖かいでしょう?」 私はもう暖かいわよ、ラブ。 家族の一人として、私にも出来る事があったから。 あなたが一緒に手伝ってくれるって言ってくれたから。 そして何よりも―――あなたが傍にいてくれるから 「!?」 胸に違和感を感じて身体を離すと、ワキワキと動いているラブの手が。 顔を上げると、彼女は唇を私へとせがむように突き出していて。 「……ラァブゥ……こんな時にィ……」 私の押し殺した声に、ラブは頭をかきながら、誤魔化すように笑っている。 「い、いや、ほら、どうせあったまるならこれくらいはしないとって……は、はは……」 「……だからムードが足りないっていうのよ……」 私の怒りが伝わったのか、寒いのに汗をかき始めているラブ。 ジロッとラブを睨みつけると、流石に彼女も空気を読んだのか、わざとらしく話を変える。 「よーし!!じゃ、じゃあ頑張ろうかー!足元気を付けてね~」 さっきまで寒いって震えてたくせに、ラブは腕捲くりをして工具を漁りだした。 (まったくもう……) ……ムードのあるキスなんて期待できるかしら、と肩を落し、私も作業に取り掛かった。 * 「……後はここを付けて……よし、と!!」 手をパンパンと叩きながら、ラブは満足気に言った。 その声に合わせるかのように私の方の作業も終わり、ふう、っと息をつく。 屋根の周りにフックを取り付け、そこに電飾を付けていくだけだから、そんなに大変なことじゃないって 考えてたけど、一苦労だったわ。 「あ、そっちも終ったんだ。じゃあせつな、これ」 ラブはダンボール箱の中からの中から円状の物を取り出して、私へと手渡した。 「……これは?」 松の実や、小さな木の実が幾つも付けられ、木の蔓のような物で編み上げられたそれを、私は不思議な 物を見るように見つめる。下の部分にあしらわれた赤いリボンが可愛らしい。 「クリスマスリース。あ、ヒイラギがチクチクするかも知れないから気をつけて」 クリスマスリース……初めて目にする飾りだけど、これをどうするの? 「……家の中に飾って、キャンドルを立てたりする事もあるみたいだけど……とりあえず、下に降りよう」 私は頷いて、アカルンを呼ぶ。赤い光に包まれた次の瞬間、私達は玄関の前にいた。 「家じゃね、これを毎年玄関のドアに付けるの。これが最後の飾りつけってワケ。いつもならお父さんの 役目なんだけどね。じゃ、せつな、ヨロシク」 「……私が?」 「そうだよ。きっと良い事あると思うな。―――それじゃ、ちょっとあたしは用があるから……」 そう言ってラブは鍵を開けて玄関のドアを静かに開けると、そそくさと家の中へと消える。 ?変なラブ……。 とりあえず、ドアにフックを取り付けて、これを架ければいいのかしら? 疑問を感じてはいたものの、取り合えず言われた通りにクリスマスリースを飾る。 その瞬間。 家が、家に付けられた様々な電球が、一斉に色とりどりの光を放ち始める。 窓に付けられた星や、雪の結晶を模した物。 ツリー状に二階から下げられた物。 雪だるまの形の物や、帽子を被ったヒゲのおじいさんの形をした物。 そして、私達が屋根からぶら下げた、ツララのような物まで。 「――――――綺麗……」 庭へと周り、様々な光達を楽しむ。 まるで私が魔法でもかけたみたい……。 「―――ビックリした?」 いつの間に家から出てきたのか、私の隣にはにっこりと微笑んだラブが立っていた。 「ラブ……あなたがスイッチを?」 「そうだよ。せつながリース付けるのを玄関の覗き穴から見て、タイミング合わせてたの」 その光景を想像するとちょっと滑稽だけど。 「―――ね、おとぎ話みたいでしょう?」 「………本当……」 彼女の腕に自分の腕を絡ませ、寄り添う。 「どう?ちょっとはムードある感じ?」 「……そうね、合格点をあげてもいいくらい」 暗い夜の闇の中、光り輝く桃園家は、この世の物とも思えないほど幻想的で。 私達は寒いのも忘れて、いつまでもその光景に見とれていた。 「……せつな……今なら、いいかな?」 沈黙を破るようにラブがそう口にする。 私は腕時計をちらっと見て。 「―――――ダメ。あとちょっとだけ待って、ラブ」 「えー!!なんでー!?もうあたし死んじゃいそうだよ~!!お願い~!!」 半ば強引に迫るラブを、何とか両手で制しようとする私。 「ら、ラブ!あ、あとちょっとだけだから我慢してってば!!」 「ヤダヤダヤダ~!!せつな、ん~、ん~!!」 く……何なの、このいつにないラブの力は……。き、禁断症状!? さすがに私も押し切られそうになり、あわや唇同士が触れ合おうとする。 ――――その瞬間。 「あなた達!!何やってるの!!」 * 唐突にかけられた大きな声に、私とラブはパッ、と身を離す。 振り向いた私達の前には、腰に手を当てて仁王立ちしたお母さんが。 も、もしかして今の―――見られた!? 「あ、あのねお母さん、こ、これは―――」 「ち、違うんです、あ、あの―――」 どもりながら必死に言い訳しようとする私達。 そんな私達に言葉を続けさせず、お母さんは怒った顔でビシッと屋根を指差す。 「あれほど登っちゃダメって言ったでしょ!!」 あ、そ、そっち……。 キスしようとしていた事に気付かれていなかった事にホッと安心。 ―――け、けど飾り付けに関しては言い逃れは―――。 「どうやって屋根の上に上がったかは知らないけど、夜で足元だってよく見えないのに、危ないでしょ?! もしも何かあったらどうするの!!」 お母さんの剣幕に、私達はしゅん、とうなだれるばかり。 「怪我はしてないみたいだから良かったけど、お母さんの言いつけ守れないなら、今年のクリスマスパーティ は中止よ!!」 「え、ひ、ヒドイよ―――――」 「ちょ、ちょっと待って、お母さん―――」 せっかくここまでしたのに、その肝心のクリスマスが中止なんて―――。 「――――ははは、いつラブとせっちゃんがお母さんの言いつけを破ったんだい?」 まだ痛そうに腰に手をやって、お父さんが私達の前に笑いながら姿を見せた。 私達ばかりかおかあさんもそれには驚き、すぐに心配そうにお父さんの傍に駆け寄る。 「お父さん、寝てないと―――」 「いやあ、こんなに素敵な眺め、見ないで横になってるのは勿体無くてね」 光り続ける家の装飾を見回し、満足そうに頷くお父さん。 その目はやがて、私達が飾り付けた屋根へと向けられ―――……。 「うん、とってもよく飾り付けられてるね。綺麗だ」 「お父さん!呑気な事言ってないで、二人をちゃんと叱ってくれないと―――」 「ん?どうして二人を叱るのかな?」 お父さんはニッコリとお母さんに微笑んでみせた。 「梯子も壊れてしまって、上に上がる方法も無いのに、二人に出来る訳ないじゃないか?」 「え、だ、だけど―――」 「まさか壁をよじ登って―――なんて事ある訳もないし。きっと、サンタさんがやって来て、プレゼント してくれたんだよ」 そう言って、お父さんは私達に歩み寄る。 「―――僕達家族の思い出に残る、素敵なクリスマスをね」 ぎゅ、っと私とラブに両腕を回して抱きしめると、お父さんはこっそりと囁いた。 「―――――お父さんにだけは後でこっそり、どうやったのか教えてくれるかい?」 私達もお父さんの腕に手を回し、微笑む。 最初は渋い顔をしていたお母さんも、やがて諦めたように溜息をついて、輝く家を見上げて。 「―――サンタさんがやったのなら、しょうがないわね。本当に綺麗………」 しばらくウットリと眺めた後、ハッとしたようにお母さんはお父さんへと駆け寄り、肩を貸す。 「ホラ、お父さん、痛めた所冷やしちゃ大変よ!早く戻らないと……あなた達も風邪引かないうちに部屋に 戻りなさい」 家に入る二人を見送ると、あたしたちは顔を見合わせ、微笑んだ。 そしてまた、二人で寄り添い合い、桃園家を眺める。 ――――もう一つ、忘れてはいけないわね。 私からラブへの贈り物を。 私はラブの横顔を両手で挟んで、こっちを向かせる。 何?と疑問を口にしようとするラブの唇に、人差し指をそっとあてがう。 「私だって堪らなかったんだからね―――」 時計は、深夜0時を回っていた。 彼女の唇を押さえていた人差し指を離し、私は静かに目を閉じて。 「メリー・クリスマス」 ラブの手が、私の背中と頭の後ろに、そっと回される。 私も彼女の腰を引き寄せて。 ちゅっ。 家族皆と過ごす、初めてのクリスマス。 そして、光の中で交わした、ラブとのキス。 (―――絶対に忘れられない思い出になるわ) 煌き続ける光達が、私達を……恋人達の夜を優しく照らしていた。 ~おまけ~ 名残り惜しいけど、いつまでもこのままじゃいられないものね。 ラブの腰に回していた手を、彼女の両肩へと移す。 そして彼女の身体から身を離そうと―――……。 「!!!」 は、離れない!? まるで万力で挟まれているかのように、彼女の手は私の身体を押さえ込んだまま、身をよじろうとしても ビクともしない。 「んー!!んーんー!!(ラ、ラブ!は、離してってば!!)」 「ん~ん。んん~……(ヤダ。せっかくキスできたんだもん、しばらくはこのままで……)」 「んんんんんんー!!(こ、このままじゃ風邪引いちゃうかもしれないでしょ!!)」 「ん~、んんんんんんん?(大丈夫だよ、こうすればあったかいってさっきせつな言ってたじゃない?)」 「ん、んんん……(そ、それはそうだけど……)」 「んん~……んんんん?(じゃあ……キス禁止令は解除してくれる?)」 「……ん……んんんん……(……分かったわ……私の負けよ……)」 「んんー!んんんんー!!!(わはー!幸せゲットだよ!!)」 私の意思表示に満足したのか、やっと彼女の力が緩む。 「………ぷはぁ、はぁ、ぜぇ………」 「わ~い!それじゃ約束通り、次は家の中に入る前のキスしようよ!」 息も絶え絶えな私に、無邪気にバンザイしながら明るい声で言うラブ。 そのあまりにも無邪気な口調に、私の身体がフルフルと震え出す。 「じゃ、はい。今度はせつなから―――」 「……………」 唇を突き出す彼女の脇を無言で通り抜け、私はツカツカと早足で玄関へと向かい、ドアを開ける。 そして「あれ?」という表情の彼女を振り返って、一言。 「……来年のクリスマスまでお預けです!!」 私の言葉に固まってしまったようなラブを尻目に、バタン!!とドアを閉める。 (……まったくもう……!!!) 「ホンットにムードないんだから!!」 「せ、せつな~!!せ、せめて年明けなんてど、どうかな~?か、カウントダウンに合わせてとか~……ね~ 聞いてる~!!?」 未練がましいラブの声は、いつまでもいつまでも、桃園家の庭に虚しく響いていた……。 了
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「……やっぱ、二人だとキツイね……。」 「ベリーとパイン、大丈夫かしら…?」 ピーチとパッションは肩で息をしながら浄化されていくナケワメーケの 残像を眺めていた。 戦闘の最中、ナケワメーケは二つに分裂した。今までになかったパターンだ。 それに混乱している内に、こちらも二対二に分断されてしまった。 不幸中の幸いで分裂した分、敵もパワーダウンしたらしく何とか二人でも 倒す事が出来た。 こちらをベリー達から引き離すために逃げ回るナケワメーケを やっと追い詰めたのは、高層ビルの屋上。 随分遠くまで来てしまった。 もし、他の二人が苦戦しているならアカルンで応援に駆け付けないと……。 そんな事を考えていると、ピーチのリンクルンが鳴った。 「……何だったの?」 しばらく話してリンクルンを仕舞ったピーチにパッションが尋ねる。 「ベリーから。向こうも片付いたみたい。怪我もないってさ。」 「そう、よかった……。」 パッションとピーチは息をついて、何となくその場に背中合わせに座り込んだ。 「!!………すごい…ね。」 ピーチの唐突な感嘆に、何が?と聞き返しかけたパッションだが、 すぐに意味を理解した。 燃えるような夕焼け。秋の太陽が末期の輝きを放つように、世界を深紅に 染め上げている。 こんなに高いところで夕焼けを見るのは初めてかも知れない。 風の音しかしない、普段は閉鎖されているだろう屋上。 顔も体も全身茜色に染め上げられ、まるで世界に二人だけで 取り残されたような気分になる。 同じような気持ちになったのだろうか。 二人はどちらからともなく、唇を重ねる。 背中合わせに座ったまま、半分体を捻り、ちゅっ、ちゅっと音を立て お互いの顔にキスの雨を降らせる。 「……この姿で、こんな事するの初めてね……。」 間近で見るパッションの顔。 淡い色に転じた豊かな髪。夕映えを思わせるような赤みがかった瞳。 せつなの時と顔立ちそのものは変わってないはずなのに、 何時もより凛々しく、引き締まった印象を受ける。 ピーチの心臓が早鐘を打つ。じわり……と、体の奥から溢れ出すものを 止められそうにない。 ピーチはパッションに向き合うように体の角度を変え、 深く、唇を重ね直す。 濡れた音を立てながら甘い口腔内を蹂躙し、指をフリルで縁取られた パッションの衣装と肌の間に這わせる。 「……誰か、来たらどうするの…?」 口でそんな事を言いながらもパッションはピーチの頬に手を添え、 キスの続きをねだる。 「………逃げれば、いいんじゃない?」 それもそうね……。ピーチの言葉にそう答えながら、焦れたのか 今度はパッションの方から舌を絡めてくる。 お互い戦闘の余韻を引きずって高揚しているのを感じる。 「……あんっ…!」 ピーチがパッションの肩から胸まで一気に衣装を引き下ろす。 豊かな胸が夕日の中でもほの白く揺れる。 「…全部は…脱がさないでね……。」 ピーチは答えず、薄桃色の先端をいきなり口に含んだ。 「はあっ…ん!…んっんっ…!」 強く吸い上げ、手のひらで揉み上げながら舌を絡める。 柔らかだった乳首がみるみる固く尖り、舌の上をころころと転がる。 「……お願い…、こっちも……」 触れずにいた、もう片方をパッションは身を捩って差し出す。 ピーチは唇を放し、唾液に濡れた乳首を指で絡めるように揉みながら、 もう片方も同じように舌を這わせ、刺激し始める。 「……っはぁん…んぁ…、あぁっ!」 ピーチの頭を抱え、パッションはあられもない声を上げる。 普段のせつななら快楽に溺れそうになる体を恥じるように、声を殺そうとする。 それでも堪えきれない嬌声を漏らす姿は、それはそれでいとおしく、淫らだが 今のパッションはまた別人のようにピーチの心をかき乱す。 変身するとピーチ自身も自分が高揚し、好戦的になるのを感じる。 それは、情事の時にも言えるのだろうか。 貪欲に快感を貪ろうとするパッションは、戦闘時、真っ先に突入して行く姿に通じるものがあるのかも知れない。 「……パッションばっか、気持ちよくなってズルい…」 あたしにもして……、そうピーチが囁くと、パッションはピーチの太ももの内側を 撫で上げ、膨らんだスカートの中の下着を引き下ろしにかかった。 「わはっ!……ちょっ、いきなりそっち?!」 「……だって、手が上がらないんだもの。」 パッションはピーチが胸の下まで肩口を広げるように下ろした衣装で、 ちょうど上半身を拘束された形になっている。 確かにこれでは肘から上は自由に動かせない。 「……でも、ほら……」 ピーチの秘部はすでに滴るほど潤っており、パッションが指を動かす度に クチュクチュといやらしく水音を立てる。 「もう……充分みたいよ…?」 パッションの潤んだ目が細められ、上目遣いにピーチを窺う。 その挑発するような視線に、ピーチの背筋にゾクゾクと興奮が駆け昇る。 「ひゃうっ!……ひぁんっ……ンンっ!」 卑猥な音を立てて敏感な部分を煽られながらも、ピーチは パッションを膝立ちにさせ、お互い向かい合う。 ピッタリと下肢を覆う黒いタイツは脱がすのは大変そうだ。 途中まで下ろそうかと中に手を忍ばせる。 すると、それは思ったより柔らかくて伸びがいい。 そのまま指を動かしても余り支障はなさそうだ。 「あああっ!……いやぁっ…やぁん…っ!」 そのまま、グイッと手首までタイツの中に突っ込みパッションの弱いところを 攻撃する。 ピーチと同じく、そこは熱くぬめり指が吸い込まれる。 「…パッションだって…すごいよ…、指が蕩けそう……。」 どちらからともなく、お互いの指の動きをシンクロさせる。 濡れて膨れた蕾を擦り上げ、沈めた指で粘膜を引っ掻く。 腰に手を回し、胸を擦り付けるよう体を密着させる。 ピーチの胸の布地越しに固く屹立したお互いの乳首が擦れ合う。 下腹部とはまた違う、ピリピリと痺れるような刺激が体を駆け巡る。 赤く染まった世界の中、戦士の衣装を纏った少女達は、ただ無心に 快楽だけを貪り合う。 向かい合い、抱き合いながら息遣いも荒く舌を、秘肉を絡め合う。 ただひたすら、お互いの体を頂点に導こうとしていた。 「はぁっ…、はあっ、パッション……あたし…もう……っ!」 「っんんん!………私もっ……もう、ダメっ…!」 「……ね、……一緒に…あっ!……あぁっ!」 「あぁああっ!……っっはあ…!……あんっ、んーー!」 少女達は同時に激しく痙攣し、果てた。 息を静めるためにか、軽い口付けを何度も交わし、腰に腕を回したまま その場に崩れ落ちる。 パッションは乱れた姿のまま、無意識の行為なのかピーチの愛液に濡れた 自分の指を舐める。 その姿にピーチは誇り高く穢れ無き女神を、思うさま蹂躙し、凌辱し尽くした ような背徳感を覚え、震える。 達したばかりの体に、また火がつきそうだった。 「ピーチ、下着、上げないの?」 パッションは自分は剥かれた衣装を引き上げながら、 ぼんやりしたピーチをたしなめるよう、声をかける。 まるで『はしたない!』と言わんばかりの口調に、ピーチは少し呆れ返る。 ついさっきまでピーチ以上に激しく乱れていたのは、どこの誰なんだか。 (これは、帰ったら第2ラウンドだね!泣くまで苛めてやるから!) そんなピーチの思惑も知らず、パッションはアカルンを呼び出して いそいそと帰り支度をしている。 そのあと、せつながラブにどんな事をされたかは、また別のお話。
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ラビリンスの首都の中央、最も高い建築物にして権威の象徴。 かつてメビウスの居城として作られた場所。その部屋の一室に三人が集った。 純白の戦闘衣は優れた才能と高い地位を証明していた。 一人は少女。不安そうに窓から外を眺めている。 一人は細身の青年。時を惜しむかのように書物を片手にしている。 一人は体格のいい青年。特殊なダンベルを軽々と持ち上げ肉体強化に余念が無い。 イース・サウラー・ウエスター。旧ラビリンスのエリート幹部にして、新体制の指導者と呼ば れる者達だ。 しかし、そう呼ばれることに、彼らのうち誰一人として満足する者はいなかった。 「おい、イース。本当に良かったのか? 連休なんぞ作って、みんな混乱してるぞ」 「GWと言うんだったね。娯楽の発達している向こうの世界では有効かもしれないが……」 最低限の都市機能を維持して国民全員に休暇を与える。半ば強引にねじ込まれたイースの提案 であった。 生活を管理され自由を与えられてこなかった国民は、自らの行動を自分で決めることに慣れて いない。 突然与えられた七日間の休み。戸惑い、街をあても無く彷徨う者。自宅に閉じこもる者。仕事 の道具の手入れをする者。様々だ。 彼らに共通するもの。それは――戸惑い。 「せめて休暇を過ごすプランか何かでも提案した方がいいんじゃないのか?」 「そうだね、各世界から持ち込んだ遊具や書物もあるはずだよ」 「だめよ。与えられたものをこなすのでは仕事とあまり変わりが無いわ」 ラビリンスの国民は勤勉で忠実で素直だ。これまでもいくつかの娯楽やスポーツなどを提案し てきた。 それらに対しても積極的に取り組み、笑顔も見せるようになってきた。 こちらの望む――通りに……。 素直に喜ぶウエスターとサウラーとは裏腹に、イースの心は晴れなかった。 何か……違和感があった。四ツ葉町で、幸せの街で、実際に過ごしてきた彼女には感じるのだ。 そうじゃない――と。 持ち込んだ文化には、ラブたちの世界で学んだものも含まれていた。ダンス、音楽、ファッシ ョン、テニスや野球などもあった。 それぞれが、その世界において幸せを形作っていたもの。時に娯楽として、時には人生を賭け る夢として。 でも、そうじゃない! それぞれの動作や成果が楽しいわけじゃない。いや、それももちろん 楽しみのひとつではある。でも本当に大事なのはそこじゃない。 ラブのダンスを羨ましいと思っていた。ブッキーに誘われて勇気が沸いた。美希に励まされて 嬉しいと思った。四人で一つになれるのが楽しいと感じた。夢を、目標を持って努力するのが 幸せだと感じた。 ダンスだから楽しかったわけじゃない。それを伝えたい。 「この連休は、国民にとって楽しいものにはならないかもしれない。戸惑い、悩み、不安に駆 られるだけかもしれない。でも、見つけて欲しいの。幸せの――元を」 私たちも自由に過ごしましょう。そう言ってイースは解散を告げた。サウラーとウエスターは まだ納得がいかない様子だった。だが反論するほどでもなく、首を振って諦めた意志を伝えた。 「じゃあ俺は美味い物でも探す旅に出るかな」 彼はいつでも自由だ。何者にも縛られない。全ての国民が彼のようであったらどんなに楽か。 そう思ってすぐに撤回した。縛られない分、縛ることも出来ない。全員がああでは国家として 機能しないだろう。 「くだらないね。僕は面倒なことは御免だ。部屋で本でも読ませてもらうよ」 必要以上にぶっきらぼうな物言い。それは彼の本心では無いからだろう。好きなところに行き たまえ。留守は僕が守ろう。そう言っているように感じられた。 二人に別れを告げてから、イースは街に繰り出した。 街道、住宅地、そして、新設した公園。 人は大勢居た。だけど、それは四ツ葉町のような賑わいと呼べるものではなくて……。 行き場を失い、途方にくれた人々の集まり。そんな感じだった。 何かしてあげたい気持ちに駆られて――思いとどまった。 考えてもらわなければならない。自分が自分の意思で生きるということの本当の意味を。 命あるもの全てが目指す目的――――幸せというものを。 自分の意思で生きること、それは常に選択を続けること。迷い、悩み、後悔し、探し求めるこ と。 私がラブと出会い受け取った幸せの元。その時から私は考え始めた。私にとっての幸せは 何なのか。それを見つけた時にはもう、全てが遅かったけど。 でも、その時から私は、本当の自分を始めることが出来たんだと思う。 それが本当の幸せの元。それをみんなにも見つけて欲しい。 もうみんなを縛るものは――――何もないのだから。 足を棒にして歩き回る。辛い光景でも、しっかり見つめて胸に刻もうと思った。自分がしたこ となのだから。 遠い場所で笑い声が聞こえた。 そっと近寄る。ベンチで話す若い男の人と女の人。困った。何をしていいのかわからないって。 私もそうだって。でも――その会話の中に、確かに笑顔があった。 少し離れた場所で子供の騒ぐ声が聞こえた。 伝えた遊びの一つ。鬼ごっことかくれんぼ。そのどちらでもなくて、組み合わせた新しい遊び を思いついたらしい。 もしラブがここに居たら、あれは缶蹴りって言うんだよって教えてくれただろう。 少しづつではあるけど、この国は、人々は、確かに変わりつつある。 まだ成果はささやかだけど、それは大きな実感としてイースの心を満たしてくれた。 私が、私達がやってきたことは――間違ってはいなかったんだと。 この喜びを伝えたい、そう思った。その相手はサウラーでもウエスターでもなくて……。 久しぶりに帰ってみようかしら……。 イースは、自分にも休みを許してもいいような気持ちになっていた。 「もしもし、ラブ? ずっと連絡も出来なくてごめんなさい。まとまった休みが取れたの。 そちらに帰ってもいいかしら?」 通信設備でリンクルンの電波を強化して連絡を取った。普段は私用で使うことを、自らに禁じ ていた。 「せつなっ! せつななのっ! 今どこにいるの? いつ会えるの?」 早口でまくしたてられる。ほとんどこちらの事が話せなくなって、とにかく今から用意して帰 るとだけ伝えた。 弾む気持ちで自室に戻る。 “スイッチ・オーバー” 久しぶりに、本来の自分の姿に戻った。そう、これが本当の姿。四ツ葉町で生まれ変わった、 ラブや美希やブッキーが親友と呼ぶ少女。おとうさんとおかあさんが娘と愛する女の子。 鏡を見て、念入りに身支度を整える。 四ツ葉町を発った時の洋服を着た。 おとうさんとおかあさんが買ってくれたもの。ラブと一緒に選んだもの。 この世界に持ち込むことの出来た、数少ない宝物だ。 「アカルン」 「キーーー」 嬉しそうにカギの妖精アカルンが飛び出した。クルクルとせつなの周りを飛び回る。 「ごめんなさい、ずっと一人にして。四ツ葉町に戻りたいの、力を貸してくれる?」 「キーーー」 直接、家に転移するのは失礼だと思えた。喜びを感じながら歩いて帰ろうと思った。 「四ツ葉町公園へ」 体が赤い光に包まれる。久しい感覚に身を任せて飛び立った。 ――愛しい人達の住む世界へ。 赤い光が消えて、視界が戻る。 懐かしい匂い。 優しい陽差し。 温かい空気。 胸いっぱいに吸い込んだ。 心が、体が、肌が、全身が喜びに包まれる。 「せつなっ!」 突然、体が後方に弾き飛ばされる。温かくて、懐かしくて、柔らかいものがぶつかってきた。 「せつな……せつな……せつ……なぁ」 かみしめる様に何度も名前を繰り返して呼ぶ。その声がだんだん涙声になって……。 せつなは、しばらく呆然として立ちつくした。 状況がわかると、愛おしさがこみ上げてきた。ラブのことしか考えられなくなって……。 つられるように、涙が零れ落ちた。だから、すぐに言葉を返してあげられなかった。 「おかえり……せつな」 「ただいま……ラブ」 それだけ、言うのが精一杯だった。そのまま互いに腕を回して抱き合った。 しばらくそうしていた。本当はずっと、ずっとそうしていたかった。 「ラブばっかり、ずるいわよ」 「おかえりなさい、せつなちゃん」 聞きなれた声。大好きな声。美希の声だ。ブッキーの声だ。 「おかえりなさい、せっちゃん……」 涙声を隠そうともしない、温かい声。忘れるはずが無い、おかあさんの声。 ラブと交代するように強く強く抱きしめられた。 次はおとうさんと、そして美希とブッキーと、交互に抱き合い再会の喜びを伝えあう。 少し遠巻きにするように、ミユキさんやカオルちゃんや、クラスメイトのみんなや、商店街の 人達まで居た。 せつなは、見られていたことに気がついて顔を真っ赤にした。 みんな――迎えにきてくれたんだ。 愛されていることを実感する。 間違いない、ここはもう一つの故郷。東せつなが生まれた地。その幸せの眠る場所。 きっとしてみせる。ラビリンスを、ここに負けないくらい素敵な国にしてみせる。 優しさと思いやりと夢に、そして愛情と幸せに、満ち溢れた場所にしてみせる。 いつか――必ず。 誓いを新たに、一人一人に向かい合う。心を込めて、喜びと感動を伝える。 ただいま。ラブ、美希、ブッキー。 おとうさん、おかあさん、そして、私を受け入れてくれた全ての人達。 ありがとう。この街とこの世界の全てに――心からの感謝を込めて。
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キュアピーチ 超強い打撃。それより強い胸での封殺。 スキル 名称 タイプ 範囲 属性 効果 消費 CT 特殊効果 備考 ストレングス 必殺技 使用者 なし ST回復5,攻撃力2倍,クリティカル率50% MP25/ST0 1 ? 効果時間2ターン メガストレート 必殺技 敵単体 拳 R400 MP12/ST20 1 なし ギガントアッパー 必殺技 敵単体 拳 R400? MP15/ST25 1 スタン 40% タイタンラッシュ 必殺技 敵単体 拳 R700 MP21/ST35 1 なし パワーホールド 必殺技 敵単体 ? 2ターン行動不能 MP15/ST25 1 自身も2ターン行動不能になり防御力精神力低下 ヘカトンスマッシュ 必殺技 敵単体 拳 R900 MP27/ST45 1 なし ラブサンシャイン 魔法 敵全体 光 r700 MP150/ST30 3 なし ラブサンシャインフレッシュ 魔法 敵全体 光 r900 MP200/ST40 4 なし ダブルプリキュアパンチ 必殺技 敵単体 拳 R800 MP50/ST5 1 ピーチとベリーの力が必要 トリプルプリキュアパンチ 必殺技 敵単体 拳 r1200 MP100/ST10 2 なし ピーチ、ベリー、パインの力が必要 プリキュアクアドラプルパンチ 必殺技 敵単体 拳 r2400 MP250/ST25 5 フレッシュプリキュア全員の力が必要 ラッキークローバーグランドフィナーレ 魔法 敵全体 光 r1400 MP300/ST60 6 なし 全味方が生存していなければ発動できない 特性 名称 効果 備考 見よう見まね拳法 拳耐性増加 小,脚耐性増加 小,剣耐性増加 小 男前 狙われ率増加,HP増加 中 脳筋 ST回復率増加 中,魔法消費ST増加 超,攻撃力増加 中,防御力増加 中 ガイナ立ちの構え カウンター レビュー 拳を極めたプリキュア ST効率などが非常に良く、物理攻撃においてはイースやエースに劣らない。 またストレングスが非常に優秀でNSグリーンオリジンや偉大なる栄光のプリンセスセットなどで 行動回数を増やした時、単純計算でDPSが3倍に上がる。(さらにクリティカル率50%増加) これは素で2回行動のエースやラブリーのDPSの1.5倍に相当する。要は馬鹿力。 通常のキャラクターでは火力がガタ落ちしてしまうNSグリーンオリジンを火力で使えるのは おそらくキュアピーチだけだろう。 また、パワーホールドと言うどう見てもプロレス技の様なスキルも最早チートの域である。 効果は敵を2ターンの間押さえつける(その間自分も動けない)であるが、 これがボス戦で圧倒的に強い。 言ってしまえばドラゴンロックをノーダメージで倒しきれる。(それ相応の装備が必要だが) オススメ育成論 物理型 コメントお待ちしております。 魔法型 コメントお待ちしております。 両刀型 コメントお待ちしております。 補助型 コメントお待ちしております。 オリジナル コメントお待ちしております。 レビュー・コメント 名前 コメント
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先を急ぐせつなと、慌てて追いかける祈里。二人はかけ足で目的のマンションへと向う。 そんなに急ぐ必要はないはずだった。強いて言えば直感。言葉にできない胸騒ぎがせつなを駆り立てる。 不意に、せつなの表情が変わる。突然足を止めて、集中するように耳を澄ます。 「どうしたの? せつなちゃん」 「悲鳴が聞こえたわ。ごめんなさい、私は一足先に行くわね」 「えっ? 待って!」 せつなは一言だけ告げると、弾けるような加速で走り出した。 先程とはまるで違う、スプリンターのような全力疾走だ。たちまち引き離されて、姿が小さくなっていく。 祈里には何も聞こえなかったが、せつながそう言うのだから、何かが起きたのは間違いない。 誰の悲鳴かもわからないが、目的地が変わってしまったのだ。とにかく見失わないように、祈里も急いで後を追うことにした。 『クリスマスに愛を込めて(後編)』 せつなが駆けつけたのは、事故から数分後のことだった。近くにいた数人の大人が、少女を歩道に連れ戻し、倒れた犬も運んでくれていた。 せつなは少女が自分の知り合いであることを告げ、後のことを引き受けた。 少女に怪我がないことを確認して、犬の容態を見る。診ることはできない。そんな能力はせつなにはなかった。 身体は温かいが、意識はない。素人目にも、かなりの重態であるように思えた。 「ルルがっ、ルルが死んじゃう! わたしのせいなの! わたしが……」 「落ち着いて、もうすぐ動物の怪我に詳しい人が来るから」 「もう着てるよ、わたしが診てみる」 荒い息を吐きながら、祈里が犬の前で膝を付く。 道路に付いた血の跡と、せつなと少女の様子から、何が起きたのかは想像が付いた。 「祈里お姉ちゃんって、お医者様なの?」 「その勉強をしているところよ。大丈夫、任せて」 どこに隠し持っていたのか、祈里は携帯用の消毒液を噴射して、包帯を手際よく巻いていく。 傷口を覆うというよりも、その周囲をキツく縛るような巻き方だった。 「お姉ちゃん、怪我してるところはそこじゃないよ?」 「ここでいいのよ。まずは出血を止めなきゃ」 「そうなの! こんなにいっぱい血が出てる。どうしよう……」 「それは良いことでもあるの。動物に限らず、生き物はね、生きている間しか血は出ないのよ」 つまり、出血している間は助かる可能性がある。安心させることはできないけど、まだ希望はあると伝えた。 「死なないで、ルル。お姉ちゃん、ルルは助かるの?」 「それはわからないけど……。全力を尽くしてみる」 「きっと、助かるわ」 「えっ、ホント?」 「せつなちゃん、どうして?」 「私たちが、死なせないからよ」 せつなは止血を終えたばかりのルルを、しっかりと抱き上げた。 「家に連れて帰りましょう」 「でも、お医者さんに見せないと!」 「今、私の家に、この世界で一番の名医がいるのよ」 「それは言いすぎだと思うけど、腕は確かよ。でも、それならわたしの家に。手術室が必要になるから」 「わかったわ!」 祈里が携帯で正と尚子に連絡を入れる。自分はせつなと一足先に自宅に戻って、オペの準備をするつもりだった。 少女は走りながら、二人のお姉さんたちを不思議そうに見上げる。 十キロを超える体重のルルを、軽々と抱き上げて走るせつな。一目見ただけで容態を見抜き、応急手当までした祈里。 たった三つか四つ、年上なだけのお姉さんたちなのに、なんて頼もしいのだろう……。ただ泣き喚くだけの自分と、どれだけ違うのだろうと。 祈里とせつなと少女は、山吹動物病院の正面入り口を開けて、そのまま手術室に飛び込んだ。 せつなが手術台にルルを降ろし、そこで彼女の役目は終わりだ。 後は祈里の仕事。二人に少し離れているように指示して、自分は暖房を入れてお湯を沸かす。 ピンク色の手術着に着替えて、器具を殺菌消毒する。そこで、正と尚子が到着した。既に、青色とピンク色の手術着に着替えている。 「祈里、よく頑張った。後は任せなさい」 「ううん、わたしも手伝う」 「わかったわ、よく見ていなさいね」 「あのっ! お医者様、どうか、ルルを助けてください」 「ルルちゃんは、今、精一杯頑張っている。私もこれから頑張る。君は、君にできることをやりなさい」 「わたしに、できることありますか?」 「きっと助かるって、信じてあげること。そして、回復を願って祈ることよ」 「おじさま、おばさま、よろしくお願いします」 せつなは、少女の背中を押すように手術室を後にした。 素人の彼女にも、これからの処置に大変な集中力が必要であることを感じ取れたからだ。 正と尚子と祈里は、もう脇目も振らずに手術に専念していた。 正が、麻酔機を使用して全身麻酔をかける。尚子が口から酸素管を挿入、血管に麻酔管を固定する。続いて、メスを入れる箇所の消毒。祈里が滅菌布の上に器具を並べていく。 有窓布をルルにかけて手術を開始する。同時に、心拍、呼吸数、血圧、血中酸素濃度をモニターに繋いで管理する。 タオル鉗子で固定してメスを入れる。その動きは、美しいほどに正確で、そして、速かった。 少女はせつなに手を引かれて、心配そうに、何度も手術室を振り返りながら待合室に向う。 そこには、たくさんの人の姿があった。 ラブと、その両親の、圭太郎とあゆみ。美希と、その母親のレミ。みんな心配して、パーティーを投げ出して来てくれたのだった。 せつなは、そこに居るみんなに経緯と状況を説明していく。 「ルル、大丈夫だよね? 助かるよね?」 少女は落ち着かない様子で、何度も同じことをせつなに尋ねる。ラブも美希も一緒なのだが、現場に居合わせたのはせつなだけだ。 同じ衝撃と悲しみを共有する者として、どうしても、せつなにべったりと甘えてしまう。 始めは頷いたり、微笑みかけたリするだけだったせつなが、やがて口を開く。 「正おじさまと、尚子おばさまが言ったこと、覚えてる?」 「信じて、祈りなさいって。でも、それって、わたしには何もできないってことよね?」 「違うわ! 信じることと祈ることは、そんな意味じゃないの」 「ちがう……意味って?」 「かつて私は、ラブの信じる心で救われた。そして、みんなの祈りは世界を救ったのよ」 「どういうこと? わからないよ、お姉ちゃん」 「信じて、祈ることは、相手を想い、応援することよ。それは本当の力になるわ。それに――――」 「それに?」 「クリスマスってね、特別な日なんですって。神様が見ているらしいの」 「それ……お母さんにも言われたことあるわ。お姉ちゃんは、神様を信じているの?」 「信じたいと、思っているわ」 「わたしも……もう一度信じたい。それでルルが助かるのなら!」 少女は目を閉じて手を合わせる。ルルの傷付いた姿を思い浮かべ、次に元気になった姿を思い描く。 クリスマスには、奇跡が起こるって信じたい。神様は、本当に見ているって信じたい。良い子にしていたら、神様の使いである―――― サンタクロースが、欲しいものを届けてくれるって信じたい。 少女が、今、一番欲しいもの。 それは――――元気になったルルなのだから。 しばらくして、少女は目を開く。 最初に目に飛び込んだのは、同じように目を閉じて祈る、せつなの姿だった。 そして、振り返って目を見開く。 ラブ、美希、圭太郎、あゆみ、レミまでもが、全員目を閉じて、深い祈りを捧げていた。 衝撃を覚える。自分は何を見ていたのだろうと。 ルルの怪我のことで頭がいっぱいで、見舞いに駆けつけてくれたみんなに、お礼すら満足に言ってなかった。 自己紹介だってせつなに任せっきりで、軽く頭を下げただけだった。 初めて顔を合わせる大人も三人いる。自分と知り合わなければ、今頃楽しくパーティーをしていたはずの人たちが、ここに六人も居るのだ。 嬉しくて、申し訳なくて、胸がいっぱいになる。 祈りを終えたみんなに、涙を浮かべながら、一人一人お礼を言った。 「来てくれて、ありがとう。大切なパーティーを台無しにしちゃって、ごめんなさい」 「大丈夫だよ。そんなの、いつでもやれるじゃない」 「みんなで、笑顔になれるパーティーでなきゃね」 「ちゃんと、ルルちゃんのプレゼントも用意してあるのよ」 「あ~あ、アタシももう少し若かったら、プレゼントもらえるのにな~」 「ママは、若返っても良い子じゃないから、やっぱりもらえないんじゃない?」 「美希ちゃんひどい! そんなこと言う子こそ、悪い子なんだから」 「くすっ、クスクス。お姉ちゃんたち、ありがとう」 少女が始めて笑顔を見せる。その時、一つ目の奇跡が起きた。 部屋の窓から、白い粒がいくつか見えた。 窓を開けて見上げる。始めは、錯覚かと思うほど少なくて。 やがて、はっきりとした姿で夜空を彩っていく。 寒い日にだけ咲くという、氷で創られた天上の花。 とても小さくて、どこまでも繊細で、ただ一つとして同じ形のない、 それは――――神様からの贈り物。 「すごいね。ホワイトクリスマスなんて、いったい何年ぶりだろう?」 「綺麗……。ルルと出会った、クリスマスイブの夜以来よ」 そして起こる、二つ目の奇跡。 正と尚子と祈里が手術室から出てくる。 「お医者様! ルルはっ? ルルはどうなりました?」 「もう心配いらないよ。今は麻酔で眠っているが、しばらくしたら目が覚めるだろう」 「また、走れるくらいにまで回復すると思うけど、一週間は入院が必要ね」 「良かったね」 「うん! ありがとう!!」 手を触れなければ、近くで見ても平気らしい。少女は手術室で眠るルルの様子を伺う。 先程のように倒れているのではなくて、規則正しい呼吸で静かに眠っている。そんな、安らいだ表情に見えた。 少女は、改めて正と尚子にお礼を言う。この人たちもまた、祈里の両親。何もなければ、今頃パーティーを楽しんでいたはずだった。 「私のせいで、せっかくのクリスマスを、パーティーを台無しにしちゃって、ごめんなさい」 「なんの。ルルの命が救えて、君の笑顔も見られたんだ。これ以上素敵なクリスマスなんてないじゃないか」 正は、そう言って優しく微笑む。 初めて、まじまじと正の顔を見つめた少女が、不思議そうな顔で一言つぶやいた。 「サンタクロース……」 近くで見ていて、ようやく聞こえるか聞こえないかの、小さなつぶやきを聞き取った祈里とせつなが吹き出した。 正はサンタクロースに似ている。それは、クリスマスが近づくと必ずネタにされる笑い話だったからだ。 その笑いの意味に気が付いて、みんな一斉に吹き出した。尚子もレミも、あゆみや圭太郎まで。 楽しげな笑い声は、幸せな日常が戻ったことを告げているようで―――― 一人だけ笑わなかった少女が、もう一度つぶやいた。 「やっぱり居たんだ。ありがとう、サンタクロースの――――みんな」 ルルは正と尚子が交代で診るからと、一同は桃園家に戻ってパーティーのやり直しをすることになった。 もちろん、少女も一緒に。 その夜は、少女にとって、ルルと出会った晩と同じくらいに、忘れられない大切なクリスマスになった。 「それじゃ、ルルのことお願いします。学校終わってから、毎日寄りますから」 「ちゃんと勉強するのよ?」 「この子は、家まで僕とあゆみとラブとせっちゃんで送っていきます」 「おやすみなさい、みなさん。今日はありがとうございました。メリークリスマス!」 『メリークリスマス!』 家に帰ると、母親が玄関まで迎えに来てくれた。送ってくれた桃園家の人たちに、丁寧にお礼を言って別れる。 少女が用意しておいた夕ご飯は、既に食べ終えていた。 代わりに、クリスマスケーキとシャンパンがテーブルに乗っている。 「お母さん、遅くなってごめんなさい。待っててくれたの?」 「帰ったばかりだし、連絡もあったから平気よ。ケーキを買ってきたの、一口くらいはまだ入るわよね?」 「うんっ!!」 母親は、クリスマスプレゼントを娘に手渡す。早くからサンタクロースの夢を壊して、ごめんなさいと謝った。 「ううん。わたし、わかったの。ちゃんとサンタさんはいるんだって」 「どういうこと?」 「お母さんの中にも、みんなの中にも。わたしや、ルルの中にだってね」 「そうね。サンタクロースは、相手の幸せを願う心の中に居るのかもね」 「心の中にも、よ。お空にだって、きっといると思うの。でも、これからは、わたしがお母さんのサンタさんになってあげる」 そして、少女は用意していた包みを母親に手渡す。貯めていたお小遣いで買った、いくつかの毛糸。見よう見まねで編んだ、へたくそなマフラーだった。 母親は、そのマフラーを握りしめて小刻みに震えだした。そして、娘を強く抱きしめる。 「メリークリスマス、お母さん」 「メリークリスマス、私の小さなサンタさん」 命はみんな繋がっていて。愛することによって、繋がっていって……。 誰もが、誰かのサンタクロース。 世界中に溢れる愛を見守るように、雪はその夜が開けるまで静かに降り続けた。 翌朝の景色を、銀世界に変えるために。 それは、天上からの贈り物。 メリークリスマス。 ~~ fin ~~
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「あ、蒼乃先輩だ」 「綺麗だよねー。恋人とかいないのかな」 「彼氏いるって噂だけど、実際どうなんだろ」 「それがさ、この間先輩が誰もいない教室で電話越しに相手に『好き』って言ってるの聞いた子がいるみたい。顔赤かったし絶対彼氏だって」 「うっそ。先輩クールなイメージなのに。恋人の前じゃ違うの?」 「えー。やっぱ恋人いるのかなぁ。ショックー」 「気になるよね。どんな人なのかな。誰か見たりしてないの?」 「見た人いないらしい。ほとんど他校の女友達と一緒だって。でも友達もすっごい美人らしいよ」 「私見たよー。ピンク色の髪の人でしょ。なんかちょーお似合いだった」 「お似合いって、女同士じゃん」 「あはは、まあねー。でも先輩なら女好きでもいいかも」 「二年の女の人にも美希さん好きな人いるみたいだよ」 「えー、マジ?」 「あ、美希先輩携帯見ながらドアにぶつかった」 「おでこおさえてる!大丈夫かなぁ」 「なんか最近先輩ぬけてるよね」 「前よりよくない?親しみやすいし。てか涙目ちょー可愛い。私も好きになっちゃったかも」 「はは、ファンクラブ作っちゃう?」 「いいかもそれー」 「あたし入るー」 「私もー」 ――――――― from:パッション [題名]なし [本文] シチュエーションってすごく大事だと思う from:美希 [題名]なし [本文] 何の話? from:パッション [題名]Re: [本文] ブルンと話がついたの 美希を気持ちよくさせるためにはお互いがんばりましょうって from:美希 [題名]意味がわからない [本文] ブルンと何話したの!? from:パッション [題名]Re:意味がわからない [本文] 美希はムッツリだから派手に行きましょうって 今夜は動物です from:美希 [題名]なし [本文] ブルンを悪用しないで・・・ from:パッション [題名]Re: [本文] 何がいい? from:美希 [題名]なし [本文] ・・・ネコ END ~おまけ~
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プリキュアオールスターズではリズムゲームの後、キメ技ゲームが始まる。 Part6現在メロディ・リズムの技はバグらしき状態になっている(詳細) シリーズ 使用キャラ 技名 ドキドキ!プリキュア 相田マナ パンチ(♯01のみ)マイ・スイートハート(♯01PS01・S02使用時、♯02以降)プリキュア・ハートシュート(ラブハートアローキュアラビーズ及びラブハートアローキュアラビーズカード使用時) 菱川六花 パンチ(♯01のみ)トゥインクルダイヤモンド(♯01PS01・S02使用時、♯02以降)プリキュア・ダイヤモンドシャワー(ラブハートアローキュアラビーズ及びラブハートアローキュアラビーズカード使用時) 四葉ありす パンチ(♯01のみ)ロゼッタウォール(♯01PS01・S02使用時、♯02以降)プリキュア・ロゼッタリフレクション(ラブハートアローキュアラビーズ及びラブハートアローキュアラビーズカード使用時) 剣崎真琴 パンチ(♯01のみ)ホーリーソード(♯01PS01・S02使用時、♯02以降)プリキュア・スパークルソード(ラブハートアローキュアラビーズ及びラブハートアローキュアラビーズカード使用時) 円亜久里(♯4から登場) パンチエースショット(変身キュアラビーズか変身キュアラビーズカードおよび攻撃キュアラビーズか攻撃キュアラビーズカード使用時) 5人共通 プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ(マジカルラブリーパッドキュアラビーズ及びマジカルラブリーパッドキュアラビーズカード使用時) スマイルプリキュア! 星空みゆき プリキュア・ハッピーシャワーウルトラキュアハッピー変身(PASMプロモ12・スマイル06S03使用時/キャンディが登場してウルトラキュアハッピーが変身のお礼をした後、キャンディと共に飛び立つ)♯01以降現在は見られない 日野あかね プリキュア・サニーファイヤー 黄瀬やよい プリキュア・ピースサンダー(劇中とは違い、電撃を地面伝いに発射する) 緑川なお プリキュア・マーチシュート 青木れいか プリキュア・ビューティブリザード 5人共通 プリキュア・レインボーバースト(プリンセスフォームカード使用時/劇中とは違い5頭のペガサスに跨って突進する)♯01以降現在は見られない スイートプリキュア♪ 北条響 プリキュア・ミュージックロンドPart6現在は見られないプリキュア・ミラクルハートアルペジオ(Part5PSミューズ・Sメロディ&リズム使用時、Part6以降) 南野奏 プリキュア・ミュージックロンドプリキュア・ファンタスティックピアチェーレ(Part5PSミューズ・Sメロディ&リズム使用時、Part6以降) 響&奏 プリキュア・ミュージックロンド・スーパーカルテット(Part6PSハミィ・Part6メロディ&リズム使用時)♯01以降現在は見られない 黒川エレン ビートソニックプリキュア・ハートフルビートロック(ビートのキメ技チェンジ使用時)♯01以降現在は見られない 調辺アコ プリキュア・スパークリングシャワー ハートキャッチプリキュア! 花咲つぼみ プリキュア・ピンクフォルテウェイブ 来海えりか プリキュア・ブルーフォルテウェイブ 明堂院いつき プリキュア・ゴールドフォルテバースト 月影ゆり プリキュア・フローラルパワー・フォルテッシモ フレッシュプリキュア! 桃園ラブ プリキュア・ラブサンシャインフレッシュ 蒼乃美希 プリキュア・エスポワールシャワーフレッシュ 山吹祈里 プリキュア・ヒーリングプレアーフレッシュ 東せつな プリキュア・ハピネスハリケーン Yes!プリキュア5GoGo! 夢原のぞみ プリキュア・シューティングスター 夏木りん プリキュア・ファイヤーストライク 春日野うらら プリキュア・プリズムチェーン 秋元こまち プリキュア・エメラルドソーサー 水無月かれん プリキュア・サファイアアロー 美々野くるみ ミルキィローズ・ブリザード ふたりはプリキュア Sprash☆Star 日向咲 プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ 美翔舞 ふたりはプリキュア MaxHeart 美墨なぎさ プリキュア・マーブルスクリュー・マックス・スパーク 雪城ほのか 九条ひかり ルミナス・ハーティエル・アンクション
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