約 3,131,646 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26677.html
登録日:2012/03/05(月) 12 02 50 更新日:2023/04/08 Sat 09 57 50 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アセムのダチ アデル アリーサ・ガンヘイル ウルフ隊 ガンダム ガンダムAGE ディケ子 ディーヴァ ヒロイン 三つ編み 地球連邦軍 小清水亜美 弾けろヴェイガン! 機動戦士ガンダムAGE 止まらないボディタッチ 男の尻をスパンキーング!でおなじみ 男勝り 真のヒロイン 突然変異 繰り返されるスキンシップ 自称母親似 軍人 鬼太郎 男の尻は叩けっつーのが、我が家のルールなんだ 『機動戦士ガンダムAGE』第二部からの登場人物。 CV 小清水亜美 18歳の女性。三つ編みの青い髪が特徴。 ディーヴァに配属された新米パイロットで、ウルフ・エニアクル率いる「モビルスーツ隊」隊員となる。 そして、フリット・アスノの旧友ディケ・ガンヘイルの娘。 そう、あのディケの あのディケの娘ということで、第二部のキャラクターが発表された時は視聴者に色々な意味で衝撃を与えた。 作中でもアセムが驚いており、「よく言われる。母親似なんだ」と答えた。母親似で本当によかった… でも正統派ヒロイン顔のロマリーとかに比べると若干へちゃむくれの片鱗が見えるのはやはりあの親父の娘である なお、アセム編最終話にてアリーサの母親らしきパツキンの美女が登場、ママ似というのは嘘であったことが判明した。まぁそれでも可愛いものは可愛いんだけどね。 性格は男勝りでさばさばしており、アセムとも直ぐに打ち解け、 クヨクヨ悩んでいた時には「シャキッとしろ!男の尻は叩けっつーのが我が家のルールなんだ」とケツを叩き励ました。 その後も何かとアセムを気にかけている節があり、24話で拘束室にいるアセムに差し入れを持ってきたり、釈放されたアセムに気分転換に外出を勧めたりしている。 なお、この際自分も同行しようととしたが一人になりたいというアセムの様子を察して断念。ええ子や・・・ アセムの結婚式にてドレス姿を披露、服に着られている感が否めないが、そこがまたアリーサらしい魅力を醸し出している。 ちなみに、ディケのことはオヤジと呼ぶ。本人はパパと呼んで欲しいようだが…。 言い直しはディケ中尉。ファーストネームで呼ぶのはガンダムシリーズの仕様だが父親相手となると若干の違和感を覚える。 前評判よりフランクでとっつきやすいキャラクターに加え、押しが強すぎず空気も読める面も併せ持つなど、 アセムとはなかなか会話しない上に話がいまいち成り立たないロマリーより和気あいあいと絡むため、人気が高い。 内向的で卑屈な面を持ちマイナス思考に走りがちなアセムとの性格的な相性も良く、 前述の通りアセムに何かと世話を焼いているなどむしろメインヒロインよりヒロインしているといえよう。 メインヒロインより人気が出るのはこの作品の常なのだろうか…。 パイロットとしてはまだまだ未熟で、出撃の度に撃破されかけており、生存が危ぶまれるが、アデル一号機のマックスと連携プレーの甲斐もあって見事生き延びた。 ちなみにマックスとの非戦闘時の絡みは薄く、アセムとの絡みの方が目立っている。 小説版 アセムとは幼馴染(ディケからは何故か、中々アセムを紹介して貰えなかったとのこと)、 アセムらとは別の高校のMSクラブ所属で大会の決勝戦で対戦した、などの要素が付加された、中でも特筆すべきは アセムに対して明確に恋愛感情を抱いている という点である。 故にロマリーに対してライバル視もしている。ロマリーの隣で一緒にシャワーを浴びるシーンがあるのだが、 主砲の口径では自分が勝るものの彼女のプロポーションのバランスのよさを目の当たりにし (MSも女も多少アンバランスな方がいい、よな、多分) と自分に言い聞かせてみたり(作中では、なにかとスタイルのよさやおっぱいが強調されている)、彼女の肌のきめ細やかさにショックを受けたりしていた。 だがその一方で、アセムと二人っきりで会話できる状況で「ロマリーにはちゃんと1対1で謝るんだぜ」と持ち前の世話焼き気質で敵に塩を送ってしまう辺りがまたアリーサらしい。 しかも内心では直後に後悔している。可愛い。 「……あーもー、あーもー!」 挿絵が一枚も無いのは何かの間違いに違いない MEMORY OF EDEN 登場こそしているものの出番は大幅にカットされ、アセムとの絡みも最小限のものになっている。ケツも叩かない。 もっとも本作はアセムとゼハート、ロマリーにスポットを当てた作品であるため、TV版でほぼロマリーを喰ってしまっていた彼女の空気化はやむを得ないことではある。 視聴者からの人気は上々だったが、残念ながら第二部終盤は出番がほとんど無く、 女性キャラではミンク姐さんやレミの方が目立ってるくらい(※小説では彼女らの方が空気化したが)。結局、死にもしないが目立った活躍もないまま終戦を迎えた。 また一部のファンの一縷の望みも空しくアセムと引っ付くこともなかった。 ……のだが、第6回人気投票にて見事アセムと1・2フィニッシュを飾り、彼とのペアでイラスト化が実現した。 第3部に登場するウッドビット・ガンヘイルはディケの孫であり、アリーサの息子。 ウッドビットは何故かドワーフ体型に先祖帰りをしている。 夫婦同姓が一般的なこの世界において、なぜ名字がガンヘイルのままかは不明。婿養子か? ウッドビッド曰く彼がMSに関わることを嫌っており、本を読むことを勧めていたらしい。 ディーヴァに乗り込むことに反対するなど教育ママと化している。まぁ自分の子供が戦争に関わるなど、反対して当然であるが。 余談だが好みは親父みたいな人らしいが、一説ではアセムの友人と結婚した可能性が…。 一説としてアセムの隠し子というとんでもない説も度々囁かれた。髪の色はやや暗いものの金髪であり、父方の姓を名乗れない理由としても十分であり、ドワーフ化もアスノ家側にもドワーフの遺伝子が存在するため両家のドワーフ遺伝子が共鳴した結果の先祖返りと考えられ、さらに第三部序盤で見せたキオへの対抗意識も出自を考えれば・・・・・と怖いくらいに辻褄が合ってしまうのがイヤなところである 私の項目は追記・修正しろっつーのがアニヲタのルールなんだ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ウッドビッドの金髪の色、アセムに似てるんだが… まさか… -- 名無しさん (2013-12-21 20 20 53) ↑案外冗談と言い切れないのが何とも…… -- 名無しさん (2013-12-21 21 32 36) こっちとくっついてたら日野をそれだけで絶賛してた -- 名無しさん (2013-12-22 00 49 17) 確かシングルマザーなんだっけか。それに身近にいる(ママの隔世遺伝の可能性を除けば)金髪が一人しかいない… やっぱりウッドビッドはキオの腹違いの… -- 名無しさん (2014-05-07 08 07 41) 主砲の口径って例え、色々やばく無いか?まあ小太刀さんらしいっちゃあらしいが… -- 名無しさん (2014-05-07 16 34 31) ウッドビッドが、キオの腹違いの兄だとするなら序盤で異様に嫌っていたのも(もちろん異腹弟だと知らないで)兄として本能的なものでジェラシーを感じていたのだとすると納得がいく気がする。 -- 名無しさん (2014-05-09 01 43 32) ↑仮にそうだとしたらアスノ家のDNAも消し去るドワーフのDNAヤバすぎだろ……いや、ネタなのはわかってるが -- 名無しさん (2014-07-06 09 37 49) 結婚と同時に寿退役、ウッドビット妊娠中に旦那が戦死なんてのも作中の世界でなら普通にあり得るだろうしな。で、アリーサは軍関係の事務だかパイロットに復帰か? -- 名無しさん (2014-07-06 10 01 31) ↑その流れだと性格的に有りそうだよな。でも戦友がたくさん死んでてアセムまで訃報が流れてたか戦いに疲れた未亡人って考えると来るものがあるな。 -- 名無しさん (2014-07-11 08 48 27) ↑3 アスノ家もドワーフDNAを引き継いでいることを忘れてはいけない -- 名無しさん (2014-07-12 20 04 04) ↑バルガスドワーフはエミリーの時点で消えてるはずだから…… -- 名無しさん (2014-07-12 20 41 32) おいおい何だよ主砲ってよォ!? -- 名無しさん (2014-07-24 13 52 12) 何故アセムとくっつかなかったのか…。 -- 名無しさん (2014-12-02 15 08 14) 実はアセムが実家に戻らず海賊やってたのって隠し子の存在で気まずくなっちゃったのも一因なんじゃないか? -- 名無しさん (2015-08-23 23 15 45) ↑、他人に知られたらまずい情報をいろいろ握ってる上に、その事を話しても理解してもらえないと思ったからだって鳥海氏が言ってましたが?ってかその手の情報って知られると周囲の人間にも影響を及ぼしかねないし、当時アセムには生まれたばかりの子供(キオ)もいたしね -- 名無しさん (2015-09-27 13 18 49) ↑ネタにマジレスニキオッスオッス -- 名無しさん (2016-01-16 18 04 24) この子が好きな奴は多分ギャン子も好みなんじゃなかろうか、それはそうとキャラソン出てたのこのあいだ知った -- 名無しさん (2017-04-10 01 30 51) アセムの隠し子説とかいうアリアセ派の願望丸出しな割に妙なリアリティがある説 -- 名無しさん (2020-05-15 23 27 18) 自分はむしろ初見時にアリーサがフリットの子供かと思ったわ、髪色が同じだけだが、まず知らない人に親世代子世代で分けてイラスト見せて親子関係当てろって言われたら十中八九フリットとアリーサ組ませると思う。 -- 名無しさん (2023-04-08 09 57 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/12826.html
メリー・ポピンズ リターンズ オリジナル・サウンドトラック 原題:Mary Poppins Returns Original Motion Picture Soundtrack 発売:2018年12月7日 概要 映画『メリー・ポピンズ リターンズ』の楽曲を収録したサウンドトラック。 日本では北米版と同内容の「英語盤」、劇中歌を日本語版に差し替えた「日本語盤」、両方を収録した「デラックス盤」の3バージョンが発売された 収録曲 北米版、日本版(英語版) 曲名 歌 1 愛しのロンドンの空 リン=マニュエル・ミランダ 2 メリー・ポピンズ リターンズ 序曲 3 君はどこへ ベン・ウィショー 4 想像できる? エミリー・ブラントピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 5 ロイヤルドルトン・ミュージックホール エミリー・ブラントリン=マニュエル・ミランダピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 6 メリー・ポピンズ 舞台へ リン=マニュエル・ミランダエミリー・ブラント 7 本は表紙じゃわからない リン=マニュエル・ミランダエミリー・ブラント 8 幸せのありか エミリー・ブラント 9 ひっくりカメ メリル・ストリープエミリー・ブラントリン=マニュエル・ミランダピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 10 小さな火を灯せ リン=マニュエル・ミランダエミリー・ブラントタリク・フリンポン*ピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 11 幸せのありか (リプライズ) ピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 12 小さな火を灯せ (リプライズ) ディック・ヴァン・ダイクエミリー・ブラントリン=マニュエル・ミランダベン・ウィショーピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソン 13 舞い上がるしかない アンジェラ・ランズベリーベン・ウィショーピクシー・デイヴィーズナサナエル・サレージョエル・ドーソンリン=マニュエル・ミランダエミリー・モーティマージュリー・ウォルターズジェレミー・スウィフトコブナ・ホルドブルック=スミス 14 愛しのロンドンの空 (リプライズ) リン=マニュエル・ミランダ 15 メリー・ポピンズ リターンズのテーマ 16 舞い上がる凧 17 メリー・ポピンズがやって来た 18 魔法の紙 19 バンクス 銀行で… 20 ロイヤルドルトンの器 21 ジョージーを救え 22 トプシーの家へ 23 銀行の追いかけっこ 24 霧に包まれて 25 さようなら 愛しの家 26 ビッグ・ベンへ急げ 27 メリー・ポピンズ リターンズ エンド・クレジット組曲 日本版(日本語版) 曲名 歌 1 愛しのロンドンの空 岸祐二 2 メリー・ポピンズ リターンズ 序曲 3 君はどこへ 谷原章介 4 想像できる? 平原綾香植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 5 ロイヤルドルトン・ミュージックホール 平原綾香岸祐二植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 6 メリー・ポピンズ 舞台へ 岸祐二平原綾香 7 本は表紙じゃわからない 岸祐二平原綾香 8 幸せのありか 平原綾香 9 ひっくりカメ 島田歌穂平原綾香岸祐二植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 10 小さな火を灯せ 岸祐二平原綾香原慎一郎植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 11 幸せのありか (リプライズ) 植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 12 小さな火を灯せ (リプライズ) 宝亀克寿平原綾香岸祐二谷原章介植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 13 舞い上がるしかない 大方斐紗子谷原章介植原星空加藤憲史郎鈴木柊真岸祐二堀内敬子木村有里金子由之小森創介 14 愛しのロンドンの空 (リプライズ) 岸祐二 15 メリー・ポピンズ リターンズのテーマ 16 舞い上がる凧 17 メリー・ポピンズがやって来た 18 魔法の紙 19 バンクス 銀行で… 20 ロイヤルドルトンの器 21 ジョージーを救え 22 トプシーの家へ 23 銀行の追いかけっこ 24 霧に包まれて 25 さようなら 愛しの家 26 ビッグ・ベンへ急げ 27 メリー・ポピンズ リターンズ エンド・クレジット組曲 28 幸せのありか (End Credit Version) 平原綾香 日本版:デラックス盤(Disc1) 英語版と同内容。 日本版:デラックス盤(Disc2) 曲名 歌 1 愛しのロンドンの空 岸祐二 2 君はどこへ 谷原章介 3 想像できる? 平原綾香植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 4 ロイヤルドルトン・ミュージックホール 平原綾香岸祐二植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 5 メリー・ポピンズ 舞台へ 岸祐二平原綾香 6 本は表紙じゃわからない 岸祐二平原綾香 7 幸せのありか 平原綾香 8 ひっくりカメ 島田歌穂平原綾香岸祐二植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 9 小さな火を灯せ 岸祐二平原綾香原慎一郎植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 10 幸せのありか (リプライズ) 植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 11 小さな火を灯せ (リプライズ) 宝亀克寿平原綾香岸祐二谷原章介植原星空加藤憲史郎鈴木柊真 12 舞い上がるしかない 大方斐紗子谷原章介植原星空加藤憲史郎鈴木柊真岸祐二堀内敬子木村有里金子由之小森創介 13 愛しのロンドンの空 (リプライズ) 岸祐二 14 幸せのありか (End Credit Version) 平原綾香 作曲:マーク・シャイマン 作詞:スコット・ウィットマン*
https://w.atwiki.jp/hossokumirrorsite/pages/27.html
呪われ屋、あるいは引きこもるユダヤ人 どこから金が出ているのか、聞かれることがある。仕事をしているんだと答えると、どうやって? と問い返される。中にはしたり顔で、ああ自宅が事務所なのねなんて納得してくれる奴もいる。大体合っている。俺の部屋は生きるための場所であると同時に、仕事をするための空間だ。当たり前だ。その二つは同じことなんだから。 うらやむ奴もいる。食っちゃ寝で金が入るなんてというわけだ。そういう奴に出くわすたびに、よければ代わってやろうかと申し出ることにしている。とはいえ、実態を知ったやつの半分は二度と俺にかかわるまいと決めるらしいし、残りの半分は病院送りになってしまうので、当分はこの仕事をやめられそうにない。 俺は呪われ屋。人の代わりに呪われるのが商売だ。 意識を取り戻すと俺は床に転がっていて、部屋は暗転していた。首筋を撫で回して被害を確かめてみたが、絡み付いていたはずの髪の毛はとっくになくなっていた。最近エミリーに構ってなかったから腹を立てたんだろう。それにしても鮮やかな落とし業だった。あっこれやられてるなと思った三秒後には落ちていた。さすが熟練者は違う。 気を失わされたときには、さわやかな朝日を浴びてうどんをすすりながら今日こそ洗濯しようなんて考えていたはずだが、どうやらお日様はとっくの昔に沈んでしまったらしい。過ぎ去った時間と、そのおかげで麺がどういうふうになっているかを考えると憂鬱になった。せっかくいいのをわざわざ取り寄せたのに。無念だ。 だが起き上がってテーブルに目をやってみると、うどんが伸びているかいないかは些細な問題だと分かった。 テーブルの上には泥がぶちまけれられていた。どんぶりにも、その外にも、コップにも土がもっさり。天板に薄く広がった泥はホカホカ湯気なんか立てていて、表面には三本爪の足跡が点々と残されていた。 忘れていた。今日はハルピュイアが来る日だった。 サッシに目をやったがガラスは無事だった。たぶんよしこだかリカちゃんだか、ひょっとするとエミリーが気を利かせて窓を開けてくれたんだろう。体長15センチぐらいのあいつらがどうやって窓を開けたのかは想像もつかないが、以前にも脱出を試みたりしていたぐらいだからありえない話ではない。ついでにこの泥もどけておいてくれたらよかったのに。 それにしてもこの呪いを引き受けたのは失敗だった。古代ギリシャの呪いが今でも生き延びているということにびっくりして、おもわずものめずらしさで受け入れてしまったのだ。なんとなくコレクター的な感覚が働いてしまったんだとおもう。向こうの提示してきた値段もずいぶんよかったし。 そうやって自分の愚かさを責めながら気の滅入る作業を終えると、物事のいいほうが目に入ってきた。 ハルピュイアが来たということは、つまり今日は土曜だ。本来なら毎日毎食訪れるものらしいが、なんせ呪いがこの世に誕生してからずいぶん時間がたっている。弱ってしまったということらしい。ハルピュイアが訪れるのは週に一回、土曜日だけだ。 自動で録画してくれるHDレコーダーなんてものがうちに来て以来、曜日の感覚なんてものは俺の頭からさっぱり拭い去られてしまっている。以前は深夜アニメを見てから寝るという規則正しい生活を送っていたというのに。嘆かわしい。知恵は人間を堕落させる。 時計を見るとあと三十分ではじまりますというところだった。テレビを付け、先週の話を復習すべくビデオを起動する。一応さわりぐらいは思い出せるのだが、いかんせんあの時はエミリーの伸びてくる髪の毛を振り払うのに忙しかったせいで真剣に見ることが出来なかった。これだから呪いはイヤなのだ。こちらの都合を考えない。うちは人形やら刀剣やらで脚の踏み場もなく、そいつらはちょっと気を緩めると文字通り襲い掛かってくる。いつでも、どこでも、何度でも。まあ最後のは嘘で、それなりに発散してしまうと呪いは消えうせてくれる。おかげで俺の商売が成り立っている。 みしみしいう座椅子を落ち着かせ、リモコンのスイッチを押した。こんばんわ、先週の魔法少女ちゃん。 料理番組が録画されていた。 何しろ引きこもりの一人暮らしだから、自炊は大事なスキルだ。インスタントで済ませるのも最初のうちはいいのだが、だんだん食事が無味乾燥な義務に成り果ててしまう。材料をいちいち並べてレシピを確認しながらああでもないこうでもないとやるのはけっこう楽しいものなのだ。とくに、ほかにすることがないような場合には。なにより、最近になるまでインスタント食品なんてなかったわけで、自分の飯を自分で作るのは俺には当たり前のことだ。 そのせいで、危うくごまかされる所だった。ふーん、やまいもハンバーグにはつなぎにお麩を使うんだなあ、とメモったあたりで、自分が本来何をしたかったのか思い出した。容量余っているのに上書き保存とは、一体誰がこんな事を。とは言え、こういうことをやらかしそうなのは心当たりがある。 部屋の隅でこちらに背を向けて座っているエミリーに手を伸ばすと、髪の毛が伸びてきて指に絡みついた。 エミリーは呪いの西洋人形だ。金髪碧眼お肌は白磁。美人さんだが気位が高い。自在に伸びる髪の毛でいろんなものを掴み、それで間に合わないときには俺を締め上げて雑用を足させる。我が家のご主人さま気取りらしい。実際、暴力という点で言えば逆らえるものはいない。文句を言った奴は鉄棒すらへし折る髪に締め上げられて白旗を上げることになるし、それは俺も例外ではない。 それでも、今回の件はちょっと横暴ではなかろうか。 「なあエミリー、気に入らなかったかもしれないけどさ、消すことはなかったんじゃないか。まだ容量余ってるだろ」 指をへし折られそうになりながら、それでも俺はどうにか文句を言った。 エミリーは向き直ると無表情にこちらを見上げた。その目はとても冷たい。あんなアニメを見てる輩の言うことなんか知りませんとでも言いたげだ。そういえばエミリーは魔法少女ちゃんにものすごい嫌悪感を示していた。あんな女のどこがいいんだとばかりに。そう考えるとなんだかかわいく思えてくる。画面に映ったままの料理に目を奪われそうになっているところもかわいらしい。エミリーは人形だからものを食べられないが、料理や食べている人間を見るのは好きらしい。 「わかった。消したぶんは不問に付す。でも今日は見てもいいだろ? あと録画もするよ」 指をへし折られそうになった。エミリーはとてもお怒りだ。 そんなに魔法少女ちゃんに嫉妬しなくてもと思っていたところ、どうやらお怒りの原因は他にあるらしかった。リモコンを操作し、番組表を表示する。ドキュメンタリーらしき番組にカーソルが合った。タイトルは途切れてよく見えない。スターがどうとか。魔法少女ちゃんとは放送時間が駄々被り、もっと言うとそろそろ始まりそうだ。 どうやらエミリーは断固たる態度をとるつもりらしかった。リモコンには髪がこれでもかとばかりに絡みつき、俺に操作させまいと必死だ。チャンネル争いはいつものことだが、ここまで真剣なエミリーは初めて見たかもしれない。 「あのねえ、そんなにみたいなら録画しておいたらどうかな」 エミリーが肩をすくめ、リモコンを操作した。どうやらこれからその番組とやらを拝ませてくれるらしい。こちらの意見は無視だ。見たところNHKの定時ドキュメンタリーのようだ。は、俺もこの手の奴は見慣れている。それなりに興味深いとは思うが、そこまでして見るような価値があるものかねえ。 芸術だ。ずるいと思わなくもないが事実だから仕方がない。やっぱりマイケルは天才だ。それなりに長く生きてきたつもりだが、不世出の偉人というのは何べん見ても決して鮮やかさを失わない。引きこもり生活を長く続けていると徐々にいろんな感覚が麻痺してくることに気がついて愕然とすることがあって、そんなときはいいものに触れるとしこりが溶かされていく。いいだろう。確かにこれは残しておく価値がある。 「いやーこれいいわ。DVD買おうか」 エミリーはドレスから紙切れを出してひらひらとふった。印刷した注文票のようだ。 「おー気が利くねえ――あ?」 エミリーは俺の携帯電話をよこした。こちらは運送会社からのメール。荷物を届けました、お電話も差し上げましたが通じませんでしたという文面だった。 引きこもりにとってネット通販は生命線だ。本もゲームもフィギアもどうかすると食料品も、必要なものは全て運送会社が運んできてくれる。宅配ボックスをチェックするのは大切な日課だ。補給物資を受け取らないと篭城できないというほかにも、どんどん取り出さないと容量があっというまに限界に達するという問題もある。今日は半日気絶していたから、そろそろ取りに行ったほうがいいだろう。そうだ、ついでにダンボールも捨てよう。いい加減足の踏み場がなくなってきて―― いや違う、そうじゃない。 「おいお前、どうやって注文した? 金はどこから出た?」 当たり前のように俺のカードが出てきた。手の届かない場所に隠しておいたはずなのに。一体どうやったのか。 「暗証番号は?」 エミリーはパソコンのほうを見た。ディスプレイに張ってあるのは各種パスワードや暗証番号を書き記した付箋。エミリーの視線に堪えられなくなって俺は目をそらした。すみません、俺が悪うございました。 「でも勝手に買うなよ。ほしいもんあったら言えといったろう」 エミリーはぷんと顔をそらした。どうせ買ってくれないじゃないとでも言いたげだ。確かに何度も申請を却下してきたが、それはエミリーがあまりにも無計画に買おうとするからだ。自分では飲めないくせに青汁を注文したときにはしおらしく謝っていたのに。なんでも通販番組を見ているとつい手を伸ばしてしまうらしい。おかげでうちには未開封のプリンタが4つもある。悪い子だ。 だが今何を言ってもしょうがない。俺は適当にどてらを羽織ると立ち上がった。おとなしく荷物を取りにいくとしよう。電話も来てることだし――あれ? 「おいエミリー、お前もしかして電話も取ったの?」 エミリーは首を振ると、フィギア棚のほうに目をやった。どうやらよしこに頼んだらしい。うちの人形でしゃべれるのはよしこだけなので、人形仲間の間ではとても頼りにされている。わがままなエミリーも、よしこには気を使っているようだ。 それにしても出たのがよしこで本当に良かった。うちの住人の中には音声を介してのろいをばら撒ける奴もいる。そういうのが電話を取っていたら大惨事になるところだった。運送会社の人には怖い目を見せてしまったが、正直命があるだけでもありがたいと思ってもらいたい。 カートに身体を預けてエレベータが来るのを待っていると、うちの二つとなりのドアが開いた。 すぐに閉じた。 愛想笑いを浮かべてご挨拶でもしようかと思ったのだがついに果たせなかった。数少ない隣人だから仲良くしておきたいのだが、むこうさんはそうではないらしい。気が滅入る。 この階に部屋は四つあり、しかし俺以外に住んでいるのは二つ隣だけ。これには忸怩たる思いがある。 うちのマンションは家賃がアホみたいに安く、それでいて設備も中々だが入居者はまったく増えない。なんでか? うちの部屋がそれはもう有名な心霊スポットだからだ。一度入居したが最後一月で死ぬし、死ぬ前に逃げ出せても怨霊は見逃してくれないという触れ込み。不動産屋はこれでもかとばかりのディスカウントを強いられ、それでも入居者はめったに来ないのだとか。俺はちゃんと呪われ屋として呪いと怨霊をひきつけた上、規定の家賃も払っているので、不動産屋と建物のオーナーには受けがいい。宅配ボックスをお願いしてつけてもらえる程度には。 一階に降り、宅配ボックスをあけると何かが飛び出してきた。よく見えなかったが、切れ味だけは分かった。思い切り喉に刺さったからだ。 刺さってからもばたばたと暴れ、傷口を広げようとしてくるそれの柄を掴んで押さえた。この手の物品は厳重に梱包された上で必ず本人に直接渡すようにしてあるのが常だが、どうもこれの送り主はその辺慣れていなかったらしい。取り押さえた手には大の男でもてこずるような力を返してくるし、ずいぶん生きがいいようだから、もう少し対策をきっちりして送って欲しかった。運送会社の人にも迷惑がかかるし。 喉から引き抜いてみると、飛び出してきたのは刃が波打ったナイフだった。いわくつきの一品といわれてもおかしくないほどの貫禄。こちらの手のひらを切り裂きたくてうずうずしている様子だ。面倒なのが来ちゃったなあ。 ため息をついて他の荷物を確認する。片手ではダンボールを詰むのは難しく、仕方がないのでナイフは開放してやった。ナイフは一目散に俺の喉元に突き刺さり、血が辺りにどばどば飛び散って大変だがほかに方法はない。俺は本やペットボトルの詰まったダンボールを一つ一つカートに積み上げていった。お、頼んでたフィギアが来てるじゃないですか。置き場所考えないとなあ。 ついでにメールボックスもチェック。飛びちる血はピザ屋のチラシでぬぐう。請求書や新聞のお試し版なんかを取り除けてのこりを捨てていると、封筒が目に入った。青と赤の縁取り。エアメールだ。 「アハスヴェールへ。長年の友カルタフィルスより」。住所はクアラルンプールのどこかとなっていた。それで、今俺の喉に刺さっているものの送り主が誰だかわかった。友よ、こんなのをよく航空便で送れたなあ。 エレベータを待ちながら、俺は唯一の親友に思いをはせた。最後にあったのはいつだろう。少なくとも手紙を貰うのは百年ぶりだ。 「だけどよーカルタ、もうちょっと厳重に梱包しろよ。おれも困るんだよ」 「やーゴメンね、役に立つと思ったんだよね」 白いヒゲがもじゃもじゃの友はアロハシャツを着ていた。さすが南国、こっちはまだ冬だというのに。 「なんかクリスナイフって呪い除けになるっていうじゃん? 効くかなーと思って良いのを買ってみたんだけどダメでさ、どうも呪いを退けるんじゃなくて、呪われた人を早く楽にしてあげるナイフらしいんだよね。しょうがないからおすそ分けしようかと思って」 「いやしらねーよ。要するにお下がりじゃねえか。大体お前もタダじゃすまなかっただろ」 「やっと死ねるかと思ったね。見てよこの傷。目が覚めてみたらピラトがもうおびえるおびえる」 「かわいがってやれよ。ピラトもいい加減おじいちゃんだろ」 ピラトはカルタフィルスの飼い犬だ。犬種は違えど何べん飼っても同じ名前。昔飼っていた犬の名前なんだそうだ。 「俺だっていい加減おじいちゃんだよ。つってもそろそろお別れかもなあ。俺が先だと思ってたんだけどなあ」 画面の向こうのカルタは悲しそうな顔になった。たぶん、俺の肌の張りなんかが目に入ったんだろう。老いてるときのカルタはよく自分と俺の差を冗談のネタにする。自分は老いるのにお前は何だ若いままでというわけだ。外見が変わらないのはデメリットもあるのだが、カルタは聞く耳持ってくれたためしがない。 「まあでも看取ってやれるからいいよ。俺が寝てるときに死んでたらどうしようかと思ったもん」 「そろそろだっけ?」 「いや、あと五年くらいはいけそうだよ」 ファファファと高笑いをしてみせる。なるほど元気そうだ。そのあとにぜいぜい言わなければもっとよかった。 「寝るときになったら連絡するよ。いつもみたいに頼む」 「新しい部屋借りないとな。お前おいとく場所がないからな」 「金ならいくらでも出せるよ」 「俺だって」 何の予兆もなく沈黙が降りた。いくら冗談で笑い飛ばしたところで、俺たちの境遇まで救われるわけじゃない。そのことに二人とも気がついてしまったからだ。 まだ恵まれているほうだ。そう考えることにしている。もし、イエスに呪われたのが俺やカルタひとりだけだったなら、その重さに耐えることはできなかっただろう。どれだけエンジョイできようが、永遠の命はどうしても呪いに行き着いてしまう。友も、故郷も、宝も。大事なものは全て、時間に押し流されて手から滑り落ちていく。ちょうど、今の代のピラトがカルタにお別れしようとしているように。ユダヤ人は永遠に彷徨う。とても残酷な呪いだ。 「まあいいや、それじゃまあ俺はこれからちょっとデートがあるからこの辺で」 「は?」 「クリスナイフを譲ってくれたいいところのお譲ちゃんがなんか俺にベタぼれでね。『ジョニーデップに似てなくも無いところがいいの』だって」 「鏡見てから同じ事言ってもらえ。それにお前あと五年って言ってただろ。老いらくの恋は相手が悲しむだろうが」 「彼女に遺産残すつもりだよ。どうせ持っててもしょうがない。それに彼女はそれだけの価値のある女だよ。あ、紹介しようか。ちょっと待ってて」 俺はスカイプを終了させた。カルタは呪われている。俺と同じように。だが受け止め方は少し違うらしい。まじめに考えて損した。 デスクトップをぼんやり眺めていると、エミリーが袖を引っ張って首をかしげた。耳慣れない言葉を聴いて戸惑ったんだろう。故郷の言葉は、もう二千年も前に滅びてしまっている。時々忘れそうになることすらある。 感慨にふけって頭をなでていると、エミリーは俺の脚をぎゅうぎゅう締めあげてきた。お姫様はじれていらっしゃる。 「ちょっと待て」 席を立ち、フィギアを並べている棚に手を伸ばす。ムカデのリカちゃんが足元にかさかさと這いより、よしこは俺が抱き上げてくれるのを待ちきれないのか、「早く」とぼそぼそ囁きかけてくる。鎧武者が立ち上がろうとしたが、エミリーに制止されて肩を落とした。確かに鎧まで入るスペースはない。だが見れないのもかわいそうな話。予備の小さいディスプレイを持ってきて設置してやると、鎧はがちゃがちゃと身体を慣らした。かわいい奴らだ。 「よしお前ら、今日はいいものを見せてやるぞ。本当の芸術だ」 エミリーがぎちぎちと喉を締め上げてきた。早くしろとでもいいたげだ。人形たちを抱き上げて座椅子に戻り、すぐ再生を始める。画面に映ったスペクタクルに、俺は思わず声を上げた。 にわかといわれようがなんだろうが、いいものはやっぱりいい。 目を背けているだけなのかもしれない。本来なら、あの時しでかした愚かな行為を、キリストがうちの店の前に座る事を許さなかった事を懺悔し続けるべきなのかもしれない。二千年かけても許される様子はないけれど、それでも納得すべきなのかもしれない。彷徨えるユダヤ人は最後の審判が始まるそのときまで、ずーっと後悔しながら永遠に彷徨うべきなのかもしれない。 出来るもんかと思う。 呪われて、それをおとなしく受け入れるのは敗北だ。だから、あがくことにした。今やっている商売はその一環だ。 呪いは中々しぶといものだ。たとえそれが、神ならぬ身が投げかけてきたものであったとしても。呪いのつらさは誰よりも分かっているつもりだし、俺なら、他の人の分を背負ってまだ耐えることが出来る。神の呪いに遅れをとることなく、跳ね返して俺を殺せるような呪いに出会えるならそれはそれで万々歳。力が足りなくても、それなりに無聊を慰めてくれる。なにより誰かを助けられる。 呪いにのしかかられて送る永遠の人生も、そんなに悪いもんじゃない。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1180.html
トリノホシ ~Aerial Planet~ part41-86~95,106 86 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 30 11 ID BnvHA6/90 未解決一覧からトリノホシを。 【1章・故郷への長い旅】 惑星コニウス・ブルーは、白鳥座のデネブから20光年離れた距離に位置する未開の惑星である。 地表の98%を海に覆われているこの惑星では、わずかに点在する島々の陸地に独自の生態系が発展していた。 コニウス・ブルーで最も多く見られる生物は、四つの眼と一対の翼を持つ地球の鳥に似た生き物たちだ。 地球人の目から見れば、そこは大海原に棲む鳥の星である。 少年ヒューゴー・ラマンスキー(ヒュー)は、異星生物学者の父デヴィッド博士、 子供の頃からの親友であるサポートAIのカール(姿はなく、通信ブレスレットに搭載されたプログラム) とともに、宇宙船ペリカン号に乗ってコニウス・ブルーへと向かっていた。 しかし、着陸間際に宇宙船は小惑星と接触事故を起こす。 ヒューは脱出ポッドに入っていたため難を逃れ、コニウス・ブルーの小さな島のひとつに着陸することができた。 ポッドに積まれていた食料と、着ていた宇宙服の生命維持システムのおかげで しばらくは生存に困ることはなさそうだったが、通信設備の故障のため救援を呼ぶことができない。 何より、墜落時にブリッジにいた父の生存は絶望的と思われた。 カールはヒューを励まし、ポッドに積まれていた高性能グライダーで 試しに空を飛んで憂さ晴らしをしてはどうかと言う。 父が惑星研究の際に移動手段として用いていたため、今回の航行中にも積まれていたのだ。 カールから操縦を教わりながらおっかなびっくり空を飛ぶヒュー。 初フライトと着陸に成功したヒューに、カールはどこからも救援が望めないことを語る。 この惑星に居住しているのは、惑星調査基地に住むわずか6名の研究者のみで、 どこへ墜落したかも定かでない行方不明者を助けられる人員も設備も彼らは持っていない。 加えて調査基地の位置する場所は、不時着現場から見てほぼ星の裏側にあたる。 ヒューが生存する道は、自力で調査基地まで向かうことただひとつである。 カールはそのためにグライダーの操縦を勧めたのだった。 ただし、前述した通りこの星は地表の98%が海であり、陸地がほとんどないため 正確な地図のない状態でやみくもに飛んでいれば、やがて陸地を見失って遭難してしまう。 カールはヒューの父が残した調査記録を元に、気流を読んで島から島へと渡る渡り鳥を見つけ 彼らの群れに加わることで、道に迷わずに移動することができるだろうと予測した。 鳥たちを観察するうち、運良く一羽の渡り鳥を助けることに成功したヒューは 鳥の発する友好的な声を録音し、これを利用して作った大きな群れと共に次の島へと旅立つ。 87 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 30 33 ID BnvHA6/90 【2章・指さす空の向こうに】 嵐に見舞われてようやく次の島にたどりついたヒューは、渡り鳥の群れとはぐれてしまっていた。 しかもグライダーのハッチを施錠し忘れ、積んでいた荷物を全て落としてしまう。 これまではポッドに積まれていた携帯食パックのおかげで食料に困ることもなかったが、 今後はこの惑星の食料を調達して飢えをしのがなければならない。 ぬるぬるした何か、クモのような生物といったグロイ物体も生きるためにはあえて食べるしかない。 もちろん中には毒のある物もあり、間違って食べれば逆に体力を消耗することになる。 渡り鳥を探しつつ、島を散策して食物探しに励むヒュー。 長期保存が利く携帯食料と異なり、島で採取した食料は日が経てば傷み、腐ってしまう。 次の島へ渡るまでには何日も空を飛び続けなくてはならないため、 渡り鳥探しと平行して保存食の調達が必要になった。 ヒューはカールの勧めで、晴れた日に食物を乾燥させて次々と保存食を作る。 生で食べられない食材を、宇宙服に付いているバーナーで焼くことも覚えた。 島にいた川魚を食べる鳥たちに鵜飼いの要領で魚を捕らせることなどにも成功するうち 最初の島で見かけた渡り鳥を再び見つけ、彼らと合流することができた。 【3章・竜の森を越えて】 また渡り鳥たちと別れ、新たな島の西岸にたどり着いたヒュー。 今度の島は東西に長い形をしており、渡り鳥を見つけて次の島へ行くには 中央の深い森を抜けて東へたどり着く必要がある。 ところが島を探索しはじめてほどなく、突然上空を巨大な生き物が高速で横切っていった。 父のラマンスキー博士がこの惑星で一度見たという、「竜」ではないかとヒューは直感する。 ドラゴンに超高空を旅する鳥、と夢のようなことばかり話す父を内心軽蔑していた彼は それが実在していると知り、竜を探したいという思いが芽生える。 既に巨大な生き物は姿を消していたので、気を取り直して東の森へと向かうと 森の上空に突然黒い鳥の群れが大量に現れ、一斉にグライダーを攻撃してきた。 そのまま飛んでいればひとたまりもないため、引き返して黒い鳥への対策を立てることにする。 父の研究記録によれば、この島に生息するクジラのような大きな鳥は、 羽根が針のように細かく尖っているために攻撃的な鳥から危害を加えられないらしい。 また、島の岩場で偶然一羽だけはぐれていた、お腹をすかせた黒い鳥の子供を助けたことで 黒い鳥の友好の声を手に入れることにも成功する。 黒い鳥の縄張りを抜けると、ヒューは先ほどの巨大生物の羽音らしきものを耳にする。 「竜」が近くにいるのではないかと考え、カールの制止を振り切って音の方へ飛んでいくヒュー。 すると生き物が不意に全貌を現した。それはファンタジーの世界に登場するドラゴンではなく、 鋭い顎とグライダーのような翼を持つ、ムカデのようなグロテスクな姿をしていた。 凶暴性を発揮して凄まじい早さでグライダーを追ってくる竜から命からがら逃げ切り、何とか着陸に成功する。 体が並外れて大きいため、地面に姿を隠していればそこまでは追ってこられないらしい。 森にいた黒い鳥は、竜から巣を守るために攻撃的になっていたと気付いたヒューは複雑な思いを抱える。 しかし彼らにはどうすることもできない。竜が姿を消した隙を見計らい、さらに次の島へと渡る。 88 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 30 53 ID BnvHA6/90 【4章・空白の島】 次にヒューがやってきた島は、一本の草も生えていない岩場だらけの不毛の地で おまけに常に突風と雷雨に見舞われているという最悪の場所だった。 カールが惑星調査団のデータをもとに作った簡易地図上でも この島だけはほとんど情報がなく、事前にどんな島かを知ることができなかったのだった。 さらに、島の上空を飛んでいると、前の島にいた竜が再び姿を現して襲いかかってきた。 幸いグライダーの高度を下げ、島のあちこちにある渓谷に姿を隠せばやりすごせるようだが 雨と強風で操縦もままならない中の低空飛行は大変な危険が伴う。そして食料も見当たらない。 絶望しかけるヒューだが、たどり着いた岩場のひとつで、偶然鳥の姿を見つける。 その鳥が食べていたものをよく見ると、岩にそっくりな形をしたキノコであることがわかった。 食料の心配がなくなり、また島で初めて鳥の姿を見かけたことでヒューは元気を取り戻す。 また、この島は低気圧の通り道なため、非常に長い時間嵐に見舞われているが 数日に一度決まった周期で嵐が止み、晴れ間が訪れることをカールが発見した。 竜と遭遇する危険はあるが、次の島に向かうためには一度島の上空へと高く昇り 岩場を抜けて北側の渓谷にたどり着かなければならない。 わずかな晴れ間をぬって、できるだけ多くの鳥を島から連れて逃がしてやろうと考えるヒュー。 ところが飛行中、突然グライダーのアクセルがきかなくなったり ヒューが話しかけてもカールが返事をしないという奇妙なことが起きはじめる。 実はヒューのグライダーは、嵐の衝撃などによって内部のコアチップが破損し、 既に上昇や加速を行うことができない、旅をするための飛行に耐えない状態になっていた。 カールが飛行中に返事をしなかったのは、会話するためのメモリを操縦に割り振り、 自分の処理能力を使ってグライダーの制御に専念していたためだったのである。 これ以上先の島に進むためには、グライダーのチップを交換するしかない。 カールは自分に積まれている同型のコアチップを移植して、グライダーを修理しろとヒューに言う。 そのためにはチップを初期化しなければならない。カールは「消える=死ぬ」ことになる。 だがヒューは共倒れになるとわかっていても、友達であるカールを犠牲にはできなかった。 このままグライダーの機能が低下し、それを補うために一切会話をすることができなくなったとしても カールは彼にとって大事な親友だったのである。 89 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 31 15 ID BnvHA6/90 【5章・瓶の中の手紙】 動力を失いかけた状態で無理な飛行に臨んだため、グライダーは方向を見失って墜落する。 ヒューは海に落ち、意識を失った状態でかろうじて島に流れ着いたらしい。 カールはグライダーの制御をするため、既に視覚モジュールを廃棄していた。 センサーで外部入力してやらなければ何も見えない状態になっていた彼のために ヒューは上空へ昇り、確認した太陽の位置をもとに、カールに現在地を調べてもらうことにした。 するとグライダーは当初予定していたルートを大幅に外れており、 おそらく鳥が渡ることすら不可能なほど周囲から孤立した島に流れ着いていたことがわかった。 しかしヒューは偶然、巨大な白い鳥が島の中央にある火山の頂へ向かっているのを発見する。 カールによれば、その鳥は高い山で稀に見かけられるストリーマーと呼ばれる鳥で 高空をジェット気流に乗り、星の裏側まで飛ぶことすらあるという。 その鳥の助けを借りて島を脱出するため、上昇気流の助けを借りながら ヒューは機能の低下していくグライダーで何とか火山の頂上付近にたどり着く。 そこには先ほど見つけた白い鳥、ストリーマーが一羽、羽根を休めていた。 「カール! やったんだぜ、俺達!」そう話しかけたヒューに、だがもうカールは答えなかった。 飛行中、ついにグライダーの機能は致命的に低下し、リンク制御できる限界を超えていたのである。 カールは自分のメモリ全てを破棄してグライダーに明け渡していた。 「旅を続けてくれ、そして地球へ帰るんだ」という、ヒューに宛てられたメールだけが残されていた。 ストリーマーがカールの通信ブレスレットを気にしているようなので、 ヒューはそれを親友の抜け殻だと語り、鳥の脚に付けてやった。 空が凄まじい嵐で荒れ狂う中、ストリーマーはヒューについてこいと誘うように鳴く。 意を決したヒューは、鳥と共に超高空をただひたすら飛び続けた。 【6章・旅の再開】 ストリーマーの助けを借り、本来のルートからはかなり外れたものの ヒューは基地へ向かうことが可能な島のひとつに着陸することができた。 だがここからは、カールの助けなしに独りで旅を続けなければならない。 島でまた新たな種類の大きな渡り鳥を発見したヒューは、 父の研究データから、その大きな鳥が別の種類の鳥と行動を共にする習性があると知り 2種類の鳥を集めて群れを作ることに成功。再び次の島へと渡る。 90 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 32 27 ID BnvHA6/90 【7章・静寂の楽園】 気候の良い群島に到着したヒューだが、不思議なことに島の上空には一羽の鳥も見当たらない。 どうやら島の周囲に生息する無数の巨大な羽虫が鳥を補食しているせいで、 鳥たちはみな飛ぶことができず、陸地に隠れて暮らしているようだ。 いくつかの島に点在していた旧調査基地の廃墟を発見したヒューは 父・ラマンスキー博士の調査資料から、この群島周辺でかつて父があの「竜」と遭遇したことを知る。 襲ってくる羽虫はこの島で繁殖した竜の幼生ではないかと推測を立て、 岩場に産みつけられていた大量の卵を取り除くヒュー。 これまで羽虫の数に圧されていた肉食の鳥が、数の減った羽虫を一斉に補食しはじめたため 次第に羽虫が減り、鳥の姿が空に見られるようになってきた。 ヒューはその中に新たな渡り鳥を見つけ、彼らと共に北を目指す。 【8章・クラッシュ・ポイント】 新たな島を上空から探索していた際、ヒューは島に不自然な直線上の焼け跡が数多くあるのを発見する。 そのひとつに降り立って探索してみると、そこにはヒューと父親が乗っていた宇宙船の残骸があった。 父を探して他の焼け跡を探索しようとした時、突然空を赤いグライダーが飛んでいくのを目撃し 慌ててヒューはその後を追いかける。 グライダーの操縦者はエミリーという少女だった。 宇宙船の墜落で消息不明になったヒュー父子を捜すために調査基地からやってきたのだという。 高飛車な態度を取るエミリーに、植民星タウ・セチ出身の彼女に対する差別心もあり反発してしまうヒュー。 (タウ・セチはまだ技術が未熟な時代に入植された星であるため、住民は体に様々なインプラントを施し 成人しても大きくならない体や、機械パーツのように自由に取り替え可能な臓器を持っている。 また、エミリーのような幼い年齢でも成人として認められているので、地球人から見ると奇異に映るらしい) ともあれ父・ラマンスキー博士の消息を探して二人で焼け跡の探索を行うが、博士の姿は見当たらない。 調査していない高台にも破片があるのではと推測したエミリーは、グライダーにリミッターが施されているため 高度を上げられないヒューを残して独りで高台へと昇っていってしまう。 ヒューがなかなか戻ってこないエミリーを心配し、上昇気流を利用して高台に昇ってみると エミリーは宇宙船の残骸の周辺に発生した火山ガスにやられて倒れていた。 幸いにも体内に埋め込まれている生命維持システムのおかげで命に別状はないようだ。 ブリッジの残骸の中に父の姿はなかったが、周囲に残っていた靴跡を見たエミリーは 別ルートで父子を捜索していた同僚のジェレミー博士が、おそらく先に父を見つけて回収したのだろうと語る。 数日前に落雷の影響でセンサーが故障し、エミリーの地図が使えなくなってしまったとのことなので ヒューはこれまで通り、渡り鳥を探して彼らと共に島を渡ることを提案する。 島を離れる直前、噂で聞いている印象と随分違うとエミリーはヒューに言う。 博士が仕事で長く家を空け、研究に没頭して家庭を顧みないことへの寂しさから かつてのヒューは父親に反発し、父の仕事にも興味を示そうとしなかった。 しかし、実際にコニウス・ブルーの生態系に触れ、博士の研究資料に何度も助けられてきた彼は いつしかこの惑星の鳥たちを愛し、そして同時に父の思いを理解していたのである。 91 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 33 19 ID BnvHA6/90 【9章・反目のふたり】 研究施設のある島まであと一歩というところまでたどり着いた二人。 先へ進むためには高山を越える必要があるため、エミリーは自分のグライダーと ヒューのグライダーをリンクし、高度リミッターを外そうと試みる。 それが成功して喜ぶのも束の間、あの「竜」が姿を現して二人に襲いかかってきた。 それをやり過ごして高山の麓へ向かうと、なんとまたしても別の竜が襲いかかってきた。 二匹目の竜の攻撃を受けて内臓を傷つけられたエミリーは飛べなくなってしまう。 体内の医療マシンが彼女の治療をする間、ヒューはカールが残してくれたデータ復旧プログラムから 父とエミリーの祖父であるフェルドマン博士の通信記録を見つける。 エミリーの両親は、地球から来たモラルのない人間が起こした無謀運転による海難事故で亡くなっていた。 物心つく前に親を殺された彼女は、地球人に対して強い反発と憎悪を抱くようになり 行く先々で地球人と衝突したあげく、僻地のコニウス・ブルーに左遷されていたのだった。 エミリーを理解したヒューは、彼女に「助けにきてくれて、見つけてくれてありがとう」と心を開く。 傷の癒えたエミリーとヒューは、南にいた竜を北の山の麓へ誘導し、二匹の竜を同士討ちさせようと思いつく。 うまくおびき寄せることに成功した二人は、竜達が争っている隙をついて 山間に吹き込む強い上昇気流に乗り、最後の島へと渡るのだった。 92 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 33 35 ID BnvHA6/90 【10章・白銀のゴール】 高山を越えるとそこは北の果て、海に浮かぶ凍土の世界であった。 ところどころに湧いているらしい温水のおかげでわずかに休めそうな灌木の茂みはあるものの、 食料らしき物は何も取れそうにないため、エミリーはヒューに持っていた携帯食を分け与える。 しかし途中で運悪くブリザードが発生し、強風と雪に阻まれて二人は離ればなれになってしまった。 吹雪の中を飛ぶ鳥を頼りに何とかブリザードを抜けることができたヒュー。 幸いエミリーとの通信も回復し、自分が基地の通信圏内にいることを教えてもらったおかげで とうとう基地にいた人々と連絡を取ることができた。 だがそれも束の間、エミリーが高山にいた竜にまたしても襲撃されているのを知り、 急いで彼女を助けに戻る。間一髪救出に成功し、二人は一時的に竜の追跡を逃れた。 基地へ向かうルートは、高山にも匹敵する垂直に切り立った氷壁に阻まれているため 上昇気流に乗ってこの壁を飛び越えるか、壁に一カ所だけ開いたクレバスを抜けるかの どちらかのルートをとらなければならないという。 だが前者は竜の襲撃を、後者は風向きが絶えず変わる強い風をしのがなければ抜けられない。 いずれの道も父が残していた記録が突破口となった。 周辺に生息する、体を風船のように膨らませて身を守る鳥の力を借りれば竜の攻撃を防げ、 真夜中にほんの数時間だけ強風が止む隙を見計らえば風に翻弄されず進むことができる。 氷壁を越えて基地の目前までやってきた二人に、竜が後方から執念深く追いすがってきた。 エミリーが囮にした自分のグライダーを竜もろとも自爆させ、 間一髪脱出した彼女を空中でヒューのグライダーが受け止める。 二人を何度も苦しめた竜は遂に倒れた。 基地で二人は父の同僚ジェレミーとエミリーの祖父フェルドマン教授の出迎えを受ける。 墜落地点でジェレミー博士に救助されていたヒューの父は、 半死半生で未だ意識の戻らない状態ながらも、かろうじて一命を取り留めていた。 驚いたことに父の傍らには、かつてヒューがストリーマーに託したカールの通信ブレスレットがあった。 ヒューと別れた後、墜落地点にやってきたストリーマーの脚に息子のブレスレットを見つけて、 父は生きる気力を取り戻したのだろうとジェレミー博士は語った。 一年後、ヒューは回復した父とエミリーに付き添われ、初めて降り立った島の脱出ポッドを訪れた。 カールが墜落時、ポッドの操縦をするために自分のバックアップを取っていたことを 父から聞いたヒューは、長く眠りについていた親友を迎えに再び島へやってきたのだった。 「おはよう、カール」 「……ああ。おはよう、ヒュー」 ヒューの長い旅は、こうして終わりを迎えた。 93 :トリノホシ~Aerial Planet~:2008/08/24(日) 13 34 05 ID BnvHA6/90 【超あらすじ】 少年ヒューは宇宙船が墜落して未開の惑星に不時着したが、未開すぎて助けが来ないので 鳥を手なずけながら人がいる所まで高性能グライダーで飛んでいくことにした。 途中デカイ昆虫に襲われたり相棒のサポートAIが犠牲になったり 自分を捜しにきた女の子と合流したり色々あったが何とか人のいる所まで着くことができた。 一緒に墜落して行方不明だった親父とサポートAIも奇跡的に助かった。 めでたしめでたし。 【Bルート】 2章で別の種類の渡り鳥と一緒に東へ向かうといきなり6章へ飛ぶ(やっぱりカールは犠牲になる)。 大体の話はAルートと一緒だが、父親は墜落現場で既に死亡していることがわかる。 カールも脱出ポッドで休眠したまま放置。 【Cルート】 4章でカールの言う通りチップをグライダーに移植するといきなり9章へ飛ぶ。 AとBのルートだと凍土でエミリーが携帯食料を分けてくれるが、ひとりぼっちで食料も見つからないため 餓死寸前まで追いつめられたヒューは、最後の手段として鳥を捕まえて食べることになる。 ラストで追いかけてくる竜は、基地を見つけたヒューが「もうこれ必要ないや」と 宇宙服に内蔵されていた生命維持用の液体を排出したところ、 その中のナノマシンの一つが竜に致命的な毒であったらしく、それに当たって死んでしまった。 自分も鳥を食べて生き延びたため、他のルートと違ってヒューが竜に「ごめんな」と謝る。 やっぱり父親とカールは助からない。 以上です。
https://w.atwiki.jp/versesaver/pages/404.html
二つ名 常世の電脳巫女 パラメータ上昇値 メインスキル 全体CT遅延昇華後:全体CT遅延(固有) 名前 エミリ HP 5 サブスキル1 SP再生 レアリティ ☆5 SP 7 サブスキル2 単体初期化攻撃A 属性 緑 AT 3 継承エフェクト 弾ける電撃 (演出) 世界相 DF 5 深まる霧 (演出) IN 8 しとしと降る雨 (演出) ハート (バトル) 浸食 (バトル) 薔薇 (バトル) スカウト以外の入手法 - 詳細 ひとこと説明 テクノロジー音痴の主水を助ける勝気な探偵助手。 キャラシート 主水に拾われた経歴不明の探偵助手。機械、コンピューター全般に詳しく、ドロム世界の テクノロジーを手足のように使いこなす。口は悪いが面倒見よく主水を助ける存在。 半面、世間知らずでお嬢様のような一面も。BL好きで主水で妄想に明け暮れる日々。 特徴 ロール:サポーター(デバフ) <情報万能世界>ドロム出身。フルネームはエミリ・イシュア。 メインスキルの全体CT遅延が武器のCT減デバッファー。 昇華すると全体CT遅延は必要CTが4から3になり発動機会を増やせる。 スキルレベル5でCT減少量が2になり、2ターンに1度SP400を消費して発動すればターン経過で増える分のCT2つを帳消しにできる。 よって敵にCTチャージ系スキルが無い場合、先手を取れるならコマンドスキルの発動を完全に封じる事が可能。 サブスキル1のSP再生は基本的にはメインのCT補填発動を補助するためのものとなる。 毎ターン200回復を確保できれば前述の遅延ループを完成させられる。 (もっともそこまでせずとも適宜打つだけでも大幅に遅延できる。) コマンドスキル以外にはCT遅延は無力となるが、その点は初期化攻撃Aがある程度補っている。 ATの低いサポーターなので攻撃での貢献はできないが、各種妨害でこちらのペースに持ち込めば色々な 意味で破天荒な彼女らしく敵陣営を引っ掻き回してくれるに違いない。 育成 エンハンサー SP総量を上げることでSP再生の効果量底上げになる。SP再生に割くぶんのスキル羽を節約できる。 CTチャージ済みの相手に先んじて動くためのINも必要に応じて。余った分は耐久確保のHPが無難。 サブスキル 2ターン遅延ループを組まずSPが余りがちであればSP再生が入れ替え候補。 初期化攻撃Aも付与確率が心許ないので比較的信頼度の高いBに置き換えるなり、別のものにしてもいい。 攻撃には期待できないため妨害系スキル、あるいは支援・補助系全般が候補となる。 メインスキルと相性が良いのはパッシブスキルを弱体化できる初期化デバフ系の他、通常攻撃のダメージを抑えるATデバフなどか。 EX 候補はサブスキルと同様、SPやINなどの欲しいパラメータを考慮して選ぶのがいいだろう。 恒常であれば単体治療や全体AT上昇などはどんな状況でも役に立つ。 充填や輜重を付ければ普段は後衛に配置し、必要な時に前に出してCT遅延という戦術が取りやすい。 コメント 編集できない人などで何かあれば。荒らしは厳禁。 名前
https://w.atwiki.jp/gods/pages/124935.html
リチャードヘンリーフィッツロイサマセット(リチャード・ヘンリー・フィッツロイ・サマセット) 連合王国貴族のラグラン男爵の一。 2代ラグラン男爵。 関連: フィッツロイジェイムズヘンリーサマセット (フィッツロイ・ジェイムズ・ヘンリー・サマセット、父) エミリー(3) (母) 別名: リチャードサマセット (リチャード・サマセット)
https://w.atwiki.jp/goma_dara/pages/217.html
ビートストリート 中華街付近 警官 エミリー 建設中の、マイク・ハガー記念スタジアム しょっちゅう騒ぎがあるんだ。 まったく、ハガーさんは 市長を引退してもお騒がせな人だよ。
https://w.atwiki.jp/schmiddivawiki/pages/16.html
自由の姫 エミリア(Emilia) 頑張ってほしいんだけれど・・・ いいかな? 所属勢力 リベロ=フォルトゥーナ 自由を尊ぶリベロ=フォルトゥーナの姫。 ふんわりととらえどころの無い雰囲気を持つ少女。 皆が自由に生きることを望み、戦うことを好まないが、世界が荒廃していく 有様を悲しみ、それを止める為に戦う事を決める。 「自由の姫 エミリア」と呼ばれるが、いつもどこかへふわふわと 出かけるので蒲公英(たんぽぽ)姫とも呼ばれる。 CV 斎藤 千和
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/7674.html
マリオテニスアドバンス とは、【ゲームボーイアドバンス】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 主人公 マリオキャラ 【マリオテニスGB】?のキャラクター 新規サブキャラクター 紹介動画 リンク 移植・リメイク コメント 概要 マリオテニスアドバンス 他言語 Mario Tennis Power Tour (北米)Mario Power Tennis (欧州) ハード 【ゲームボーイアドバンス】 メディア ロムカセット ジャンル テニスゲーム 発売元 任天堂 開発元 キャメロット プロデューサー 波多野信治高橋宏之高橋秀五岩田聡(エグゼクティブプロデューサー) ディレクター Yutaka Yamamoto(*1) プレイ人数 1~4人 発売日 2005/09/13 (日本) 値段 GBA 3,619円(税別)WiiU 715円(税込) レーティング CERO 全年齢対象 対応機能 ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブルワイヤレスアダプタマルチカートリッジプレイ シリーズ マリオシリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 【バーチャルコンソール】 日本販売数 135,815本 【ゲームボーイアドバンス】向けに発売したマリオシリーズの1作。 【ファミコンミニ】版【スーパーマリオブラザーズ】(再販版)や【ドクターマリオ パネルでポン】と共に、スーパーマリオ20周年記念として【ゲームボーイミクロ】と同時発売した作品で、GBA最後のマリオシリーズの1本でもある。 基本システムは【マリオテニスGC】?と同様。そしてオリジナルキャラクターを育てる点は【マリオテニスGB】?から引き継がれており、GCでおなじみのスペシャルショットを習得する事もできる。 ただし発売日が開きすぎたためなのか、GCとのコンバートはできず、本作内でしか育てたキャラクターは使用できない。 オリジナルの【人間】がたくさん登場するキャメロット製スポーツマリオシリーズは、2021年現時点では本作が最後の作品となっている。 欧州では本作が『Mario Power Tennis』(北米版マリオテニスGCと同名のタイトル)として発売されており、若干ややこしい。 ストーリー お話は前作『マリオテニスGB』の数年後からスタートします。 前作の舞台・ロイヤルテニスアカデミーに入学した、スタープレイヤーを夢見る新たな新人プレイヤーが主人公です。彼がやってきたのと時を同じくするように、ある事件が勃発…。その事件が発端となって、アカデミーは新しいトレーニング方法とそれによって生まれる新しいショットの可能性を開発することになるのですが…。 今回は、ノーティとタビーという2人のキャラクターの中から主人公を選んでスタートします。はてさて、主人公はアカデミーのトッププレイヤーになれるでしょうか?そしてアイランドオープンの勝負の行方や如何に!? ゲームシステム テニス部分は【マリオテニスGC】?、育成部分は【マリオテニスGB】?とほぼ同じ。 スペシャルショット習得GBに存在しなかったスペシャルショットは専用の「SSトレーニング」でSSパラメーターを高める事で習得していく。習得したスペシャルショットは「SSセレクト」で自由に付け替える事ができる。 キャラクター 主人公 選ばなかった方はダブルスの相手になる。 【ノーティ(マリオテニスアドバンス)】 【タビー】 マリオキャラ テニスプレイヤー 【マリオ】 【ルイージ】 【ピーチ】 【ワルイージ】 【ドンキーコング】 【クッパ】 NPC 【キノピオ】 【キノじい】 【マリオテニスGB】?のキャラクター 【アレックス(マリオテニスGB)】 【ニーナ(マリオテニスGB)】 【ハリー(マリオテニスGB)】 【ケイト(マリオテニスGB)】 【エミリー】? 【ケビン(マリオテニスGB)】? 【マーク(マリオテニスGB)】? 新規サブキャラクター 【ウィスカー】? 【ウィッシュ】? 【エクセル】? 【エミ】? 【キール】? 【キヨコ】? 【ゲーリー】? 【クリス(マリオテニスアドバンス)】? 【サチ】? 【ジェット】? 【シルビア(マリオテニスアドバンス)】? 【ショーン(マリオテニスアドバンス)】? 【スカピュラ】? 【スキッパー】? 【ソフィア(マリオテニスアドバンス)】? 【ダズール】? 【チャボ】? 【チャン】? 【チュリ】? 【トリー】? 【パウ】? 【ビーバ】? 【フリット】 【マサル(マリオテニスアドバンス)】? 【ミキ】? 【ミンクス】? 【メイリン】? 【メグ(マリオテニスアドバンス)】? 【リュウ(マリオテニスアドバンス)】? 【リンダ(マリオテニスアドバンス)】? 紹介動画 リンク 公式ホームページ 移植・リメイク 【バーチャルコンソール】【Wii U】?で2014/04/30に配信。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/oretuba_2ch/pages/155.html
フリッキー5 伝説の5人組アイドルユニット。略称『フリファ』 十数年前、老若男女を問わず日本列島を熱狂の渦に巻きこんだ 現在でもミドル世代の支持を受け、復刻版のアルバムもロングセールを記録している 後輩に『10×10×10☆πアール』というグループがいる メンバー 細川隆二 (通称:ホソリュー) 歌のみならず芝居もスポーツもお手のもの、ご存知フリファのエース 足利ヨシキ (通称:ヨッくん) 頼れるリーダー、陽気なテンションでみんなを引っ張る芸人アイドル 京極涼彦 (通称:殿下) 永遠の美少年と言えばこのひと、涼しげな目元がたまらない 和田雅史 (通称:マサシ) 素朴なキャラがアジア中に大人気、マイペースな性格もご愛敬 池田信太 (通称:のぶちん) 意外と知的な面もあり、奥様受け抜群のやんちゃボーイ 現在判明してる楽曲一覧 『ほほえみジェノサイド』 国内シングルチャート12週連続1位という偉業を成しとげた大ヒットナンバー『10×10×10☆πアール』も最新アルバムでカバーしている略称:ほほジェノ 『左うちわで右肩上がり』 フリッキー5後期の曲「♪オーエス・オーエス・おまえの気持ちをエス・オー・エス~」 『煙突直行ベッドイン』 クリスマスソング 『YOU BY 三太クロス』 ファミリー向けクリスマスソング。 子供番組とのタイアップ曲だが、事務所的には黒歴史化でありあまり後世に残っていない。 『サムタイム刀狩り』 略称:サム狩り 『いつだってプリズン』 略称:いつプリ 『独立採算ラバーズ』 何かの曲で「努力はいつか報われる」というフレーズがあるらしい 復刻版のアルバム 『ロシアン妊娠検査薬』 今週のCDランキング第9位通常版のジャケットはメンバー全員で路面電車に轢かれてるが初回版ではトロリーバスに変更されている 楽曲かCDか不明 『生理休暇で捕まえて』 鷲介の部屋のポスターより 鷲介編後半「訪れた機会」で日和子が言ってる『ほほジェニ』ってほほジェノのミス? -- 名無しさん (2009-05-27 07 03 54) ASでたまひよが「♪じっじょおー じばくー か・く・じ・つゥ!」って言っててその後ノリノリで不利ファなど口ずさみながらって書いてあるから何かの歌詞なんだろうな -- 名無しさん (2016-11-28 17 21 16) ↑ほほジェノ歌詞だよ キャラソン歌詞参照。まあそれだと音程違ってたが -- 名無しさん (2016-11-29 12 40 47) 名前 コメント