約 2,459,003 件
https://w.atwiki.jp/battletech/pages/206.html
概要 概要 FLS-8Kフラッシュマンは、味方の補給線から遠く離れた場所での戦闘を想定して作られた重量級レーザー専用機で、2701年に生産が開始され、瞬く間にテラン・ヘゲモニー軍、そして後にSLDFの主力となった。この設計の疑いようのない有効性により、スターリーグ後の時代には格好の標的となり、2796年にはフラッシュマンを生産していたルノー・プライムの工場が完全に破壊されたのだが、ヘスペラスⅡのディファイアンス・インダストリー社が設計仕様を入手し、独自の派生型を生産するライセンスを得た。この偶然の出来事がフラッシュマンを完全な絶滅から救い、継承権戦争の大部分において(ダウングレードされた改良型ではあったが)フラッシュマンの復活を許した。グレイデス・メモリーコアの回収により、このマシンは完全な栄光を取り戻し、ディファイアンスは3050年代半ばまでに再びスターリーグ品質のFLS-8Kを生産するようになった。 ディファイアンス・インダストリー社は、継承権戦争で文明が崩壊する中、フラッシュマンを製造した最後のメーカーである。生産ラインが中断されるたびに、彼らは頑なに近代化された形でフラッシュマンを再導入してきた。 共和国崩壊後、市場は再び最先端のバトルメックに飢えており、ディファイアンス・インダストリー社は再びこのクラシックなメックにクランと同等の武器をフル装備してアップデートした。この新型FLS-10Eフラッシュマンは、スフェロイドやクランを問わず、どんな同格の敵にも対抗できるよう開発された。
https://w.atwiki.jp/blackcompany/pages/15.html
ブラック企業の定義 2chなど、匿名掲示板で定義されている内容は以下のとおりです。 サービス残業や休日返上が当たり前の社風 その割に給料が安い、残業代が出ない (年収は30歳で300万円前後) 入社後の離職率が高い(大量採用、大量退職を繰り返している) 他人に勧められない。 体力勝負で数年後にボロボロになってポイ捨てされる 病気になる、倒れる、過労死する、仕事絡みで自殺した。 30歳近くになって給料が上がってくると首を切られる 労働組合は会社の言いなり。 社員の吊るし上げ、イジメ、見せしめがよくある 親族・友人の冠婚葬祭への出席もままならない 社員同士の裏切り(告げ口、チクリ)をさせている 会社の諸経費を社員が自腹を切り、会社に請求できない(その額が多い) 理不尽だらけの仕事内容。 社員を、恐怖感、危機感、不安感で操ろうとする(暴力もあり) 社員は恐怖心で、自由にモノが言えない、凹ませられてオドオドしている 恣意的な人事があり、金儲けの為なら、当然クビになる社員の不祥事を揉み消す 支店長の一声で突然解雇(労働基準法違反)見せしめ解雇、濡れ衣解雇、悲惨な解雇がある 辞めると決めた社員をノイローゼ寸前までいじめて、精神的な打撃を与えようとする 辞めた社員の悪口やウソを、残った社員に言う ネットなどで辞めた社員を中傷をする 「○○に住めなくしてやるぞ!」などの脅し・嫌がらせをすることがある 辞めた社員の転職や次の仕事の邪魔・妨害をする 辞めた社員に心の傷(トラウマ)が残る 労基署や警察の事情聴取が入る 自殺や過労死で遺族に訴えられた では、この定義はどれだけ実在のブラック企業に即したものなのでしょうか。 編集者が実際に経験したブラック企業での体験 先輩から見聞きした内容 クチコミサイトなどで報告された状況 について検証してみます。
https://w.atwiki.jp/indexsaikyou/pages/151.html
ハハ(除外キャラ) ヒヒ(除外キャラ) フフ(除外キャラ) ヘヘ(除外キャラ) ホホ(除外キャラ) ハ 猟犬部隊(ハウンドドッグ) 博士 服部半蔵(はっとりはんぞう) 花露過愛(はなつゆかあい) 花露妖宴(はなつゆようえん) 浜面仕上(はまづらしあげ) バードウェイ(レイヴィニア=バードウェイ) 馬場芳郎(ばばよしお) パンタグルエル ハ(除外キャラ) ハーヴァス=スプリング ハーザック=ローラス 白桃(はくとう) 硲舎佳茄(はざまやかな) 橋田(はしだ) 初岡(はつおか) バックス=シェルヴァ パトリシア=バードウェイ 原谷矢文(はらたにやぶみ) ハリーシャ 春上衿衣(はるうええりい) パルツィバル バルビナ パンチャヴァニ=ウッダサーラ ヒ ビアージオ=ブゾーニ 光澤恵味(ひかりざわめぐみ) 微細乙愛(びさいおとめ) 火野神作(ひのじんさく) 姫神秋沙(ひめがみあいさ) ヒ(除外キャラ) ピーター=ウェイルゴ 氷神リョーゴ(ひかみリョーゴ) 干潟彰夫(ひがたあきお) 菱形蛭魅(ひしがたひるみ) 菱形幹比古(ひしがたみきひこ) ビットリオ=カゼラ ビディー=アーリー 人皮挟美(ひとかわはさみ) 一一一(ひとついはじめ) ビバリー=シースルー 姫戯茉離(ひめぎまつり) フ フィアンマ フェンリル 扶桑彩愛(ふそうあやめ) 富良科凛鈴(ふらしなりりん) フラック=アンカーズ フリーディア=ストライカーズ ブリュンヒルド=エイクトベル フリルサンド#G フレイス フレイヤ フレンダ=セイヴェルン ブルーストーカー 旧き善きマリア(ふるきよきまりあ) フロイライン=クロイトゥーネ プロセルピナ フロリス フ(除外キャラ) フェブリ 不願竜造(ふがんりゅうぞう) 富愚射華(ふぐいるか) 二石香車(ふたいしきょうしゃ) フライトアテンダント フラック=ケイトマン ブラッシャ=P=マールハイスク フランク ブリーダー 00000号(フルチューニング) フレーヴ フレメア=セイヴェルン ヘ ベイロープ ベニゾメ=ゼリーフィッシュ 蛇谷次雄(へびたにつぐお) ヘル H・T・トリスメギストス ヘ(除外キャラ) ペテロ=ヨグディス ベラッギ ヘルカリア=グローサリー ペロ ホ 北条彩鈴(ほうじょうみれい) 帆風潤子(ほかぜじゅんこ) ボロニイサキュバス ホワイトプレイヤー ホ(除外キャラ) ホレグレス=ミレーツ 幌河(ほろかわ) 白鰐部隊(ホワイトアリゲーター)
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/1271.html
【作品名】ハトのおよめさん 【ジャンル】漫画 【名前】ハトの嫁 【属性】ハト 【大きさ】ハト並 【攻撃力】はとビームレインボウで無傷のカニ(大きさはハトと同じ程度)をビンタで破壊した。 常人サイズの獣をビンタで気絶させる事が可能。 ハトの旦那(狼二匹に蹴られまくっても行動可能。チーターに殴られても問題無し)を一撃で戦闘不能に出来る。 はとビーム: 口からビームを放つ。馬・熊・ゴリラ程度ならまるこげ。 地面に大穴を開けられる。常人サイズの大きさのサイがすっぽり入り、姿が見えなくなる程。 MiG-15ファゴット(戦闘機)をビームを撃って爆破する事も可能。 射程30m程度。ビーム発射直後には即30m程度先まで伸びている。 距離が伸びる程でかくなっていく。最初は幅数十cm程度で始まり、ビームの発射10m辺りから幅10m程度にはなる。 独立したAI、自分の意思で行動しているロボット等のメカには効かないという弱点がある。 (例を挙げると、ドラえもんやコロ助等には効かないという事)。 誰かに操作されているメカや機械ならば効く。 (例を挙げると、戦車やガンダム等には効くという事)。 遠隔操作されているメカにも効く。 (ロボット等のメカの類を第三者がラジコンなりコンピュータで遠隔操作なりで操っていた場合等は有効)。 はとビームレインボウ:はとビームの0.2倍の威力を誇る。弱点も同じと思われる。 他にも沢山の技があるが、はとビームレインボウ以下の使えない技しかないので割愛。 【防御力】ワニ子(ハトの2倍程度の大きさのウサギで、ハトの嫁の攻撃を食らってもダメージを受ける程度)が、 一撃で戦闘不能になる電撃をあびても戦闘可能。 見た目トラ風の獣にパンチを食らったが戦闘可能。 白熊に蹴りを入られたり、熊にパンチを食らっても痛がる程度。 突進してきた小型車(ハトの三倍程度)にぶつかっても行動可能。 ハトの大きさの6倍程度の乗用車で移動中、 木に激突したが無傷(乗用車は至る所がへこみ、車のガラスは全て粉々になった)。 空が飛べない時に、5000m上空から木に落ちても大したダメージ無し。 【素早さ】ハトの嫁の背後30m程の位置から、 マッハ2の速度で槍を持って飛行しつつ背後から突撃してきたニャップリン(猫)の攻撃が、 ハトの嫁の頭部数cmまで迫った段階から動き出し、1m近く移動し回避する事が可能。 (ハトの嫁がどの時点でニャップリンの存在に気付いたかは不明)。 5m程度先から射抜かれた弓の矢を、発射後に回避可能。 サルが高速で動き回り、普通の動物達には消えたようにしか見えなかったが、 ハトの嫁のみカラーボールを投げ、攻撃を当てられた。 ハトの嫁が飛行中に、MiG-15(MiG-15ファゴットは時速1076km)が背後1m程度まで迫りミサイルを放ち攻撃してきて、 発射後回避ではないが交わす事が出来、その後、 MiG-15が止まってるようにしか思えない速度で、自身の大きさの8倍程度旋回しつつ飛行する事が出来、 その状態でMiG-15を操縦している動物と会話する事も出来、 MiG-15の背後1m程度まで迫って、はとビームを撃って撃墜出来たので、 ハトの嫁の反応速度はMIG-15に気付いて反応し、回り込んで攻撃等出来た為マッハ0.87以上。 戦闘速度はMiG-15の飛行速度の8倍程度なのでマッハ7.02。 短距離移動速度は、自身の8倍程度の距離までならばマッハ7.02。長距離移動速度はハト並(時速60km程度)。 【特殊能力】飛行可能。 【長所】全創作物でここまで強いハトはそうはいないだろう。 【短所】カンピョウ見せると絶叫する。が、その状態でも普通に行動出来る。 old 【作品名】ハトのおよめさん 【ジャンル】漫画 【名前】ハトの嫁 【属性】ハト 【大きさ】ハト並 【攻撃力】ビンタで自身の数倍はあると思われるカニを破壊。常人並の獣をぶっ飛ばして気絶させる事が可能。 はとビーム: 熊・ゴリラ程度ならまるこげ。地面に穴をあけられる。 射程数十m。距離が伸びる程でかくなっていく。 最初は幅・数mから数十m程度にはなる。 メカには効かないという致命的な弱点がある。 (誰かに操作されている機械ならば効く、独立したAI・自分の意思で動いているロボットには無効) はとビームレインボウ:はとビームの0.2倍の威力を誇る。 他にも沢山の技があるが、どうせ使わないので割愛。 【防御力】反応速度マッハ2のハトの嫁が、回避不能な程の速さで突進してきた小型車にぶつかっても行動可能。 大きめのウサギが戦闘不能になる電撃を二発あびても行動可能。 乗車中に木に激突したが行動可能。 空が飛べない時に、5000m上空から木に落ちても大したダメージ無し。 【素早さ】マッハ2の速度で槍を持って飛行しつつ背後から突撃してきたニャップリン(猫男)の攻撃が、 ハトの嫁の頭部数cmまで迫った段階から回避する事が可能。 拳銃の弾も余裕でかわせる。目前まで迫ったミサイルも避けれる。 移動速度はハト並(ハトは時速60km前後で飛行可能)。 【特殊能力】飛行可能。 【長所】はとビーム。 【短所】カンピョウ見せると絶叫する。が、その状態でも普通に戦える。 vol.118修正 vol.124 146格無しさん2019/03/09(土) 10 02 44.61ID QadBpheg 148 ハトの嫁再考察 数cmからのマッハ2対応 (マッハ10対応の壁)から上がる。 〇納村不道 はとビームで勝ち。 〇シン はとビームで勝ち。 〇陸奥八雲 はとビームで勝ち。 〇ルフレ はとビームで勝ち。 〇クロム はとビームで勝ち。 〇緋鞠 はとビームで勝ち。 〇アカメ はとビームで勝ち。 〇東条英虎 こちらの方が少し早いし飛び道具もあるし有利か。 ×ハル=グローリー 防御力が高くはとビームでは倒せない。 〇範馬刃牙 こちらの方が少し早いし飛び道具もあるし有利か。 ×天河優人 相手の方が速い。光渡しで負け。 × 東郷重位 相手の方が速い。斬られて負け。 ×乱破 相手の方が速い。針幻槍で負け。 ×1P(バルーンファイト)相手が速すぎる。 ×村上イオリ 相手が速すぎる。 ハル=グローリー>ハトの嫁>東条英虎 148格無しさん2019/03/09(土) 11 11 15.19ID L6lLl48O 146 位置変わらないけどハト嫁は6cmマッハ2だから範馬刃牙より明らかに遅いぞ vol.61 181 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 21 47 42.97 ID I+4c3Y+C [2/6] ゴーダム考察、ビル並みの大きさのロボ 90式戦車が三階建てのビルを一発で破壊できるので、おそらく戦車の壁の下 標準的なビルは4~6回、一回あたりは4,6~4,8mとのこと。だいたい、25~30mくらいの大きさ その上で、大きさ位以上に強い奴とのことなので、 紺藤拓馬with近衛兵 が24m前後で、自分と同じ大きさのロボということを加味してこの上 このすぐ上のラリーカーには近づく前に撃たれまくって負けるので、 (戦車の壁)>太田withパッソル改>>主人公withラリーカー>ゴーダム>鳶口鷹士with旅客機=紺藤拓馬with近衛兵 ハトの嫁 考察 猛獣を一発で倒せて小型車の激突に耐える、反応移動はやたら早い 車の壁あたりには攻撃きかないし、中型が多いので超えないだろうとふんでそこから下がる ×わたしwith光武 はとビームが効かない ○伏見藤矢 近づかれる前にはとビーム勝ち ○恵太二人 近づかれる前にはとビーム勝ち ○田中ぷにえ 捕まらないのではとビーム連打してれば勝てる 飛べる+数センチからマッハ反応なのがでかい、車には勝てないがそれ以下ならだいたい勝てる (車の壁) >わたしwith光武>ハトの嫁>伏見藤矢> 何キャラ考察すればいいんだっけ?
https://w.atwiki.jp/namahamuhamu/pages/17.html
アルノーとは 髪色 薄桃 眼色 濃桃 種族 半魔族(触手) 年齢 11 身長 142(変動) 体重 30 武器 魔法 役割 なし・マスコット ゲーム参加歴 「Soul Drops」6期No73 胸から下は透明の触手状に変化する。 お育ちの悪い少年。 アハト→アルノーの紹介 他絵 メンバーへの感情 アンリ アイトル ユハ イェスタ アハト
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1385.html
俺「お晩です! またまたやってきました『今日のウィッチ』のコーナー! お伝えするのはそろそろお馴染み……だといいな、俺と」 伯爵「はぁい子猫ちゃんたち、ボクと契約して恋人になってよ! ヴァルトルート・クルピンスキーだよ!」 俺「さぁ今日も張り切って行くか伯爵!」 伯爵「うんうん、今日も世界のかわいこちゃんたちがボクらのこと待ってるんだから、あんまり待たせたら悪いしね」 俺「ああ、まだまだ紹介できてないウィッチもたくさんいるからな! 毎日投下でもかなり続くくらいに。ただ、今日のウィッチはかわいこちゃんというより美人さんだな」 伯爵「そうなのかい? まぁ、それはそれでボクは一向に構わないけれどさ」 俺「ふっふっふ、今日のウィッチはまた俺も大好きなウィッチだぜ!」 伯爵「君が好きじゃないウィッチなんていたっけ?」 俺「いや、いないけど」 伯爵「やっぱりボクと君は同じだね」 俺「ウィッチを愛するやつはみな友達さ!」 伯爵「そしてここは遠慮なくそんな愛を叫ぶコーナーだ。ほら、はやく発表しないと」 俺「まーそうせかすな、今やるから。さて、今日ご紹介する方はこちら! 凛々しい眼光! 翻る戦闘服! 煌めくは扶桑刀の輝き! 魔のクロエこと黒江綾香姐さんだぁ!!」 伯爵「素晴らしい!! いいねいいね、綾香ちゃんかぁ!!」 俺「あれ? 伯爵黒江姐さん知ってんの?」 伯爵「うん、魔のクロエといえばこっちでも有名だよ。ヨーロッパでの鬼神のような活躍はボクもよく耳にしたもんだ」 俺「さすが姐さん」 伯爵「なによりあんな美貌のウィッチをボクが知らないわけがないじゃないか!!」 俺「まぁ、伯爵だしそうだよね……」 伯爵「新聞にウィッチの顔写真が載ろうものなら全部スクラップブックに保存しているからね」 俺「さすが伯爵……」 伯爵「褒めても、スクラップブックはあげないよ?」 俺「じゃあ貸してくれ」 伯爵「ボクの部屋から持ち出さないでの閲覧ならいいよ」 俺「よっしゃ!!」 伯爵「それより綾香ちゃんのお話に戻らなくていいのかい?」 俺「おっといかん。そうだな、姐さんと言えば、まずあの姐御肌だと思う」 伯爵「あー、わかるなぁ。なんというか懐が大きいよね」 俺「士気高揚が得意で、地の底まで落ちた第42統合戦闘飛行隊の士気を復活させたという武勇伝もある。姐さんは人を魅きつける天性の才能があるんだろう」 伯爵「世話上手なんだろうね。ウィッチは基本的に十代の女の子ばかりだから、メンタル面で支えになる彼女みたいなお姉さんタイプはとっても貴重だろうし」 俺「明朗快活で部下への気配りも欠かさない……理想の上司だな」 伯爵「しかも扶桑海事変からの歴戦のウィッチで腕前も確か。精神的支柱となる男前。ああ、こりゃ惚れちゃいそうだ」 俺「おーっとぉ、伯爵さんの意外な一面を見ちゃったなぁ。俺はてっきり伯爵はS寄りだとばかり思ってたんだが、違うのかな?」 伯爵「うーん、そうだね。女の子をいじめてあげるのも好きだけど、綾香ちゃんみたいな女の子にいじめられるならそれもまたいいなぁ」 俺「なんか俺、もう驚かなくなってきた……」 伯爵「でも綾香ちゃんは同じ姐御肌な某はっはっはさんよりも機械にも強いんだって?」 俺「ああ、そもそも機械好きでさ、あがりを迎えた後に一度退役したがテストパイロットとして復役したんだ。試作機や他国機の細かな性能の違いを言葉に表現してくれるから技術屋には大好評らしい」 伯爵「テストパイロットかぁ、ボクには出来そうにないね」 俺「ぶっ壊して試験にならなそうだからな」 伯爵「まあ、あがりまでまだ数年あるし、平気さ」 俺「そんときゃ、伯爵ももっさんみたいに綾香さんから必殺技盗んだらどうだ?」 伯爵「必殺技? なんだいそれは、石破天驚拳でも使えるのかい綾香ちゃんは?」 俺「いや、さすがにチョキに勝てるパーは使えないが、もっさんの烈風斬の前身になっただろう技を使えるんだ」 伯爵「えっ、烈風斬と言えばあの凄い斬撃だよね?」 俺「ああ、さすがに烈風斬に威力は劣るかもしれないが、扶桑刀のきっさきに魔法力を一点集中させる技で、雲耀と言うんだ。300m級の大型ネウロイをコアごと一刀両断にしたという恐ろしい技だ」 伯爵「アハトアハトが、1500m先の100mmの装甲板を貫徹するから凄いって言われてるのに、300m級を真っ二つって……」 俺「ぶっちゃけありえない。が、ウィッチに不可能はない!」 伯爵「それに、消えゆくネウロイの白い破片の中颯爽と飛び出てきた綾香ちゃん、とか、ものすごくかっこいいよね!」 俺「『またつまらぬものを斬ってしまった……』とか言ってくれたら完璧だな」 伯爵「うーん、ここまで扶桑刀が似合うのも凄いなぁ」 俺「扶桑刀を使った近接戦闘能力は歴代ウィッチの中でも十指に入るって言うし、もう侍って形容詞が似合ってしょうがない」 伯爵「身長も扶桑の女性にしては高い170cmですらっとしたあの体型、それにあのきりっとした顔立ち、綾香ちゃん自身が美しい芸術品の扶桑刀みたいだね」 俺「しかしだ、俺は伯爵のおっぱいが大好きだ!!」 伯爵「ああ、中おっぱいだね、彼女」 俺「そうなんだよ!! 巨乳でもない、かといってちっぱいでも断じてない、あの絶妙なサイズ、もうたまらない!!」 伯爵「君の思う中おっぱいの魅力は?」 俺「まずはそうだな、全身との調和性だ。全身とのバランスで言えば巨乳はあの圧倒的な存在感が、ちっぱいはどことなく感じる物足りなさが魅力かもしれない。だが中おっぱいは完全な調和をもたらし洗練された姿を生みだすんだ!!」 伯爵「ふんふん、それで?」 俺「あと、俺の手のひらにぴったりおさまりそうなサイズ! こうね、手にあまる巨乳でも、手があまるちっぱいでもない、完全に掌握した感。男の独占欲を湧き立たせる!!」 伯爵「そうだねえ、ボクのためにあつらえたようなサイズ……いいね」 俺「いいだろう?」 伯爵「うん。でもボクはやっぱり年上感が外せないかな」 俺「ウィッチは年齢的な問題からどうも少女って感じの女の子が多いからね、姐さんみたいな大人のお姉さんな雰囲気を持ってるのはいいものだ……」 伯爵「うんうん、あーいうお姉さんキャラじゃないと、あんな過激な格好も似合わないしね」 俺「あー、そうだよそう!! 姐さんと言ったらあのきわどすぎる服装だよな!!」 伯爵「まずフミカネ氏の絵だ。綾香ちゃん……絶対誘ってるよね? ボク、ヨーロッパから飛んでいっちゃうよ?」 俺「きわどいよな、貫頭衣タイプとか言ってるけど、横から丸見えじゃんあれ」 伯爵「足からヒップ、ウエスト、そしてぺろぺろしたくなるような脇まで一目で見れるなんて、筋金入りと言わせてもらう他ないね」 俺「まったくだ、裸エプロンにちょっと後ろの布追加したようにしか見えん! デザイナー出てこい!!」 伯爵「褒美をとらせよう!!」 俺「最高だぜお前のセンス!!」 伯爵「黒い胸当てみたいな奴で覆いきれてないちょっぴりはみ出した胸とか、つい手が伸びちゃっても無罪ってくらいのアブナサがあるよ」 俺「パソコン画面に手を伸ばしたことがある紳士もいたりしてな」 伯爵「液晶ってなんで相互交通不可なんだろうねぇ……」 俺「まったくだ……」 伯爵「だけど、綾香ちゃんのきわどい格好がこれだけにとどまらないんだよね」 俺「ああ、漫画のキミとつながる空ではさらに紳士淑女を憤死させかねない艶姿を見せてくれた」 伯爵「あんなあられもない格好なんて……もう、襲っちゃっていいよね?」 俺「返り打ちにされるぞ」 伯爵「綾香ちゃん直々のおしおきなら謹んでお受けするよ。ぜひともね」 俺「伯爵は置いといて……もっさんとの模擬戦の後だからと言って陸軍戦闘服を脱いで、紐ズボンとさらしだけの格好でそのしなやかな肢体を見せつけてくるのはどうかと思うぜ」 伯爵「汗をかいてる姿も、女の子だとどうしてこうもなまめかしいんだろうね」 俺「けしからん、ああけしからん、けしからん」 伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん」 俺「けしからん、ああけしからん、けしからん」 伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん」 俺&伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん!!」 俺「格好もそうだが、さらしもけしからん!」 伯爵「そうだね! せっかく綺麗な形してるのに、あれじゃあ胸が歪んじゃうよ!!」 俺「そんことが起きたら国家の大損失、空母一艘が沈められるに勝る損害! すぐさまあの胸をしめつけているさらしをはぎ取りに行かねば!!」 伯爵「綾香ちゃんにぴったりのブラ選びならボクに任せて!」 俺「ああいいぞ! 代わりにさらしは俺がいただく!!」 伯爵「……またまたそんなこと言っちゃってぇ、三割はボクに分けてくれるよね?」 俺「……すいません、わかったのでそのMG42を下してください」 伯爵「さすが心の友だね!!」 俺「やれやれ……話は変わるが、エロティックな格好だけが姐さんの姿じゃない」 伯爵「うん、あの麦わら帽子姿もよく似合ってたね」 俺「かぶってた姿もいいけど、後ろにひっかけて置いてる姿が俺は好きだな」 伯爵「わかるな、彼女のイメージにぴったりだしね」 俺「そうそう、ちょっと男らしい感じが姐さんの性格にマッチしてる」 伯爵「あと、陸軍士官服……なのかな? あの上着もかっこいいね」 俺「こっちもイメージと合うからだろう。上着のデザインはきちっとしてるから、やっぱり男前な姐さんには似合う」 伯爵「なるほどねぇ……」 俺「やっぱ姐さんは男前だ。趣味の釣りってのもまたいい」 伯爵「そう言えば、ボクもよく釣りをするんだ」 俺「へー、意外だな? あ、いやでも伯爵は海沿いの街育ちだしそんなもんか?」 伯爵「まあ、釣り方はひっかけなんだけどね」 俺「ふーん、主な獲物は?」 伯爵「女の子さ!!」 俺「……ああ、そっちか」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/228.html
「The rest is silence -Erster Akt-*②」 -Arena・Corridor- ――その復讐が果たされたとき、貴方は自分自身に何を思うでしょうね。 脳内に木霊する黒騎士の言葉。黒騎士のどこか見下したような独特の口調とその態度、そして「あの言葉」はアハトの精神を揺さぶるのに十分な効果を得たが、それでも彼はこの復讐というものがいずれ破滅をもたらすであろうことを充分に理解していた。 死神に拐かされ、一度は暗闇で満たされた向こう岸へと進めた歩み。如何なる手違いか、あるいは書類に不備でもあったのか。許可されたはずの死は何者かによって剥奪され、自分は再び闘争と略奪が満ちる地上へと送り返された。 再び手にすることができた生命。あるいは万人ならば、喜び勇むところなのかもしれない。 だが戻されたのは己の命のみ。故郷であるヴォルムスは瓦礫の山と化し、家族は死という感情無き言葉に変換された。そして彼女――アイリも――。 変わったモノは周囲。変わり行くモノは状況。それでも変わらなかったモノは、ただ失ったという事実のみ。 アイリのいない世界に露ほどの興味も抱けず、そしてこれからの生涯に目的など何一つ見出せない。あの日、あんなにも輝いていた景色は全て枯れ落ちた。太陽が失われた世界では生きていくことも出来ず、またその意味も理由もない。 ――だがそれでも、だ。例え生きる意味も理由も失ったとて、それでも成し遂げなければならないことが一つだけある。 それこそが――血の償い。今の自分がこうして生きている理由は唯一、ただそれだけだ。 その根源にあるのは手段と目的の置換だ。生きるために他者を討ち取るのではなく、他者を討ち取るために生きるという、余りも歪んだ命の在り方。 手段と目的を履き違えた愚か者は須らく皆、破滅の道を歩むだろう。己とて、それは例外ではない。しかしそれで構わないと、アハトは雲海のように広がる思考に切り口を入れる。 この身は既に一度燃え尽きた蝋燭のようなもの。溶けつくした蝋をかき集め、申し訳程度に形を整え、固めたものに再び火を灯す。しかし、残骸を集めただけの蝋燭が、以前のように猛々しく燃え盛ることなどない。 ならば如何にして焔を灯すか。その命題を問うならば、解答は極々単純なモノとなる。 それは――怒り。死を拒絶してでも生きようとするならば、怒りほどそれに適した感情はないだろう。 だが――。 ――その復讐が果たされたとき、貴方は自分自身に何を思うでしょうね。 「何を、だと?思うことなど何も……ない」 元より一度死んだ身である以上、生に執着する理由はない。この復讐が果たされた、その時は……。 「その時は……」 思案するが即座に答えが出ない。復讐までの道のりは容易に想像できるものの、その一寸先は洞穴の如き暗闇だ。安易に踏み込めば、二度と出られぬと感じさせる暗雲。入るものを捉える暗闇の楔で満たされている。 外道の道をあえて進む自分に、真っ当な死など与えられるはずもない。ならば心配は無用のはずだ。 未練もなく、生きる理由もなくなれば生きる必要性すら自然と消滅する。理由がなければ行動する意味はない。生きる理由がなければ生きる意味もなくなる。 目的を完遂したその時は、よもや生きる理由は非ず。ならば――。 ――座して……死を待つのみだ。 黒騎士の意味深な問いかけに、アハトはそのような結論を下した。彼は変わらぬ歩調で歩みを進める。心の何処かで「それでいいのか……」と問う何者かを無視して。 アハトはアイシスと合流するため、アリーナのガレージから都市部まで直通しているリニアレールの発着場、そこに向けて足を進めていた。長く続く無機なる廊下。統一化された味気ない照明で満たされたそこで、人影を見て捉えた。常日頃、人の姿など皆目見かけないこの場所においてそれは珍しい。静止する水面の如く、徐々に明瞭となる姿形。 その人影の正体は幼き少女であった。身体的特徴とその横顔から、年齢の程は十かそこいらしかないだろう。抱きかかえられた白い兎の縫いぐるみが、なおそう感じさせる。 だが、この少女が外見不相応の年齢であっても驚きはない。そう思わせる理由は単には言い難いものだが、あえてそれを言葉を用いて表現しようとするならば、陳腐とも言えるが的確な言葉が一つだけある。 それは――妖精だ。 高貴なる白と呼ばれる花、あるいは冬の深雪を思わせる白磁の肌は触れがたいほどに美しく、一切の淀みがない。弦のように長く繊細な白金色の髪は、そよ風を受ければ音色さえ奏でるだろう。その横顔は花の妖精のように神秘的だが、稀に妙齢な女性の如き表情を垣間見せる。 少女が着込んでいるのは、優雅な装飾をあしらった黒衣の礼装だ。礼服としてはいささか幻想的であり、ともするなら世俗的な大衆文化の衣服とも見て取れるもの。だが、現代という景色の中では浮き彫りになってしまうであろうそれも、この少女が纏うとなんと様になることか。少女が纏う存在感が、単にその存在を肯定しているのだ。 少女が纏う圧倒的な存在感は、無骨な廊下でさえ意味あるものとし、無機質な照明さえ輝かしき太陽に似る。座する全ての物に価値ありと、女帝の如き威厳でその価値を容認する。 少女の周辺を漂う数多の存在は、我先にとその美しさを飾る物を手にして少女の元に集うことだろう。その美しさに花を添えることこそが、我が誉れであらんとするかのように。 そうして数多の存在が、この道を聖女の歩みを祝福する花通りへと変異させる。隔離された世界――絵画の如き風景を現実のものとするのだ。 絵画が動作を行う。アハトは少女が動いたことに対し、「動くのか」という妙なる感想を抱いた。それも単に、この目の前の光景が現実のものとは思えないことから生まれた感想だろう。 少女が左へ顔を向け、その先を確認した後に白磁の顔を反対――右へと向ける。その行動は分岐路にてどちらの道を進むべきか、難渋しているかのように思える。アハトはそのままの速度で歩みを進めた。 その存在に気づいたのか、近づくアハトに視線を向ける少女。 「ねえ、おじさん」 少女が言葉を発した。アハトはそれが自分に向けられたものとは思わず、そのまま白百合に似た少女の脇を通り抜けようとする。 「おじさん」 二度目の問いかけに、アハトは足を止めた。視線だけで周囲を見渡すものの、この場にいるのは自分と少女のみだ。 少女に視線を移す。ミラーシェード越しに真紅の瞳でこちらを見上げる少女が見える。 「――俺のことか?」 「うん。ソリッド、どこ?」 「ソリッド?」 「うん」 ――聞いたことのない名だ。 「どんな奴だ?」 「ソリッドはソリッドだよ。どこにいるのかな」 「……わからないな」 「そう」 「……」 もう一度、繰り返し左右を見る少女。動く度に揺れ舞う白銀の長髪が、無機質な廊下を彩り香る。 「……ここ、どこ?」 「――――――迷子か」 「まいご?」 「誰ときた?」 「メイファおねーちゃん」 「そいつは?」 「わかんない」 「…………」 「……」 「家は?」 「……あ」 「覚えていないのか?」 「メモリーするのを忘れただけ」 「メモリー?」 「うん」 「……」 要領を得ないな、とアハトは思う。 一連の会話から理解できるのは、この少女は迷子の状態にあり、既に帰宅する術を失っているという事実だ。少女の言葉の中に存在するソリッドなる人物とメイファなる人物が、一体誰なのかも検討がつかない。 現在、アハトと少女がいるエリアはアリーナが保有する格納庫の一角、その廊下だ。 形式だけとは言え、一般人の侵入が禁止されているこの格納庫には、彼等一般人が利用できる施設は何一つとして存在していない。ましてや迷子の子供を預けられる場所など、存在し得ないのは明白だ。 アハトは思案する。そこら辺の連中を捕まえて押し付けようにも、このエリアにいるのは機械油に塗れた屈強な整備士達のみである。日夜機械と接し、会話し、時には身体を張った友好を結ぶ。自分が作った作品を「腹を痛めて生んだ子供」などと、遺産問題がこじれそうな発言を平気で抜かすような連中だ。そんな連中に預けたところで、何もできやしないだろう。 だが自分とて、無関係なこの少女を助ける義理も義務も持ちえていない。見捨てることなど、今さら造作もないことだ。どこで朽ちようと、泣き叫ぼうと、そんなことは知ったことではない。 「アリーナのエントランス」 「?」 「確証はないがな。そこならソリッドなり、メイファなりがいる可能性は高いはずだ」 「そう。じゃあ、つれてって」 「……」 少女の要求に対し、沈黙で答えるアハト。 「ダメ?」 「ダメ……ではないが……」 「ひとりじゃいけないから。ほら、マリーもお願いして」 雪色の少女が抱きかかえた兎の縫い包みに、懇願の仕草を行わせる。 「……ついてこい」 「うん」 アハトはついて来るだけならば一切の支障はないだろうと判断し、少女に先んじて歩みを進めた。 -Arena・entrance- 特定区間を移動する電磁誘導式高速車両、通称「リニア」から降りた黒衣の男と雪色の少女は、共にアリーナのエントランスへ向けて歩みを進めていた。 アハトは自らの横を静かに歩く少女に、視線だけを向ける。ミラーシェード越しに見える妖精の姿。陽光の元に晒されたその姿を見て、アハトは思考する。 深雪の如き少女の肌。間近で見るそれはその実、病的ともいえる領域に差し掛かっているように思える。白人というレベルをやや踏み越えた肌の色。そして妖しく灯る紅宝石の瞳。この二つの要素が示す意味は――。 ――アルビノ……遺伝子疾患の類か? アハトは遺伝子疾患の一部にこのような風貌を持つものがいる、というのを聞いたことがあった。先天的なメラニンの異常がもたらす色素の欠如。だが、感情を感じさせぬ動作と物言いによる違和感は、それだけでは解決しまい。むしろ、より深刻な存在であることを感じずにはいられない。 詮索し始めた自身の思考を、アハトはすぐさま彼方に追いやった。干渉すること、詮索することに意味もメリットもない。この少女が仮にどこかしらの企業の実験体だったとしても、見ず、聞かず、話さずを決め込むのみ。好奇心は猫をも殺すものだ。 余計なことを詮索すれば、今度は自身が狩られる立場に立たされるだろう。機密情報を得た人物がを野放しにする馬鹿はいない。そしてそれは、例え本人が喋る意図を持っていないとしても関係のないものだ。 爆発の危険性がない火薬があったとしても、それが火薬である以上、存在そのものが危険であることに変わりはない。如何なる外的要因を持ってしても起爆しない、などという保障はどこにもないのだ。 故に――封鎖、除去を行う。その対象が人間であるなら、その言葉は口封じに変化する。関係者はあらゆる手段を用いてでも、その者をこの世から排除することだろう。 強者が手段を選ばない時ほど、厄介なことはない。たかが企業の尖兵如きに敗北する自分ではないとアハトは自負するが、厄介ごとが増えるのを歓迎することはできないとも案じた。 沈み始めた思考の海から戻るアハト。歩みを進める。 「リニア」の発着場からアリーナ・エントランスまでの移動の間、両者の間に会話は皆無であった。それためか、アハトは存外に長い時間歩いていたという感覚を、少なからず抱いていた。体感時間の違いがもたらす錯覚なのだろう。 視線を雪色の少女に向ける。その表情には皆目変化が見られず、疲労の様子などは一切ない。だが先ほどのが自分にとって錯覚だとて、この小さな身体にはそれなりの負担がかかっているのかもしれないと思案する。 ――休憩を挟むか。 そう思い、視線だけで周囲を見渡すアハト。手身近にある喫茶店を見咎めた、その時だった。 アハトは背後から先んじて放たれた殺気を捉え、瞬時に背後を振り返る。間髪いれず繰り出されたのは拳撃だ。 自身の視界内を侵犯するそれを、アハトは左の掌で受け止める。乾いた音が通りに強く響き渡る。一拍子の後、その拳の持ち主と視線が交差する。 強烈な拳撃に反して、その人物は見目麗しき女性の姿。情熱的な赤毛の髪は長く、勤めて流麗。それは拳撃を繰り出した際に生じた踏み込み、その慣性に乗って扇状に広がり、空間を色鮮やかに染色している。 瞳は星の泉の如く玲瓏。凛々しい視線は闘志を含んだ戦士のそれであり、こちらを明確に敵と見据えていた。ともするなら、その力強さもまた美しいとさえ定義できる。決して蛮勇を思わせるものではなく、携える気品は女帝の如き優雅さすら感じさせる。 悪びれることもなく、肌を多く露出する服装を身に纏うのは自分への自信の表れか、もしくは民族的なものか。 肌の色から推察するに、人種はアジア系。それも漢民族を主流とする東の大国か。アハトは赤毛の女性の敵対行動に疑問を抱きつつも、勤めて冷静に分析を行う。 傭兵であり、また工作員や諜報員としても活動する自分が「何者かから突如、襲撃を受ける」などというのは、もはや日常のことであり、そこに何ら疑問を感じることはない。問題とするならばこのアリーナのエントランス――つまり多くの聴衆がいるこの場にて、外見が相応に目立つ女性からの攻撃を受けるということだ。それもこちらの能力を知ってるのか、否か。銃器の類ではなく、無謀にも徒手空拳による襲撃だ。この僅かな思考の間にも、生まれる疑問は数多い。 しかし、目の前の赤毛の女性はこちらの疑問には一切頓着することなく、攻撃の姿勢を崩さない。 女性は防がれた拳を引くと同時に間合いを僅かに空け、そこから片足を軸にすることで身体全体を回転させた。従えるは鞭のように撓る長い右脚。 アハトはそれを僅かに上体を逸らして回避する。風さえ従える強烈な回し蹴りが目の前、僅か数mm手前を横切る。随伴した風が追い討ちをかけるように、前髪を揺らした。 斬撃の如き蹴りが難なく回避されたという事実に対して、赤毛の女性は追撃で応じる。流れる右足の軌道を止めることなく、大地に戻ると同時に踏み込み、姿勢を低く、そして身体全体で踏み込む。繰り出されたのは肘撃ち。 ――女の胆力とはいえ……この速度、侮れんな。 アハトは冷静に判断を下し、肘撃ちを右腕の義手で弾き、その軌道を逸らす。 回し蹴り、そこから肘撃ちへ派生するという一連の流れから、アハトはこの女性が何かしらの格闘技を所持しているのは間違いない、と推測した。それも軍隊格闘技、そのベースとなった西洋武術とはまるで異なる武術をこの女性は所持している。 決定的に異なるのは、攻撃後の行動だろう。西洋武術とは基本的に、攻撃の後に引く、つまり攻撃の装填の動作を挿む必要がある。拳を繰り出したなら戻す、蹴りならば再び元の地点に戻すなどだ。攻撃により運動エネルギーを放出したのなら、それを再装填しなければ再び攻撃することはできない。 だが、この赤毛の女性の戦闘方法は、根本からこれが異なる。両手両足、いずれでも強烈な打撃を見舞うことができ、そしてそのいずれも撃鉄が起こされた状態だ。 拳撃がはずれても即座に回し蹴りが迫り、それすら回避したとて、既に右腕には肘撃ちという攻撃が装填されている。それを先ほど弾いたアハトの目の前で、赤髪の女性は無防備な背中を見せながらも踏み込みを続行する。繰り出されたのは――背面を利用した当身だ。 ――この動き……拳法か。 その正体の一角を看破しつつ、アハトは繰り出される体技、その悉くを捌いていく。 都合二〇合の応酬を超え、未だ両者の間に決定打はない。女性の格闘能力が如何に優れているとはいえ、アハトの身体能力と知覚速度の前では一歩不足しているのが現状だ。それとて、赤毛の女性の実力ならば理解はできているだろう。故に――。 情熱の色を携えた女性が、今までとは異なる動きを見せる。静謐に、ゆったりと掲げられたのは長く妖艶な右足だ。 赤毛の女性が自身の体勢を低く沈み込ませるのと同時に右足を踏み込む。地を揺るがすほどの衝撃を従えた踏み込み――アハトが知るところではなかったが、それは「震脚」と呼ばれる東洋武術の踏み込みのひとつ――を放つと共に、低く抑えていた重心を一気に開放した。 強烈な踏み込みが生んだ反発作用と急激な重心の移動とが完全に同調し、爆ぜたと思わせる速度を拳士の動きに付加する。前方に突き出されたのは左腕による掌底。 常人とは思えぬその速度に思わず目を見開くアハト。人類の運動限界を半歩ほど踏み越えた速度はしかし、アハトの左の義眼はその軌道を確実に補足している。 赤毛の闘士は思案する。 自身の切り札の一つとも言える右掌打。一見、シンプルとも言える打撃だがその実、磨き上げれば文字通り「必殺」の絶技へと昇華される。 「震脚」を用いた踏み込みと重心移動による加速度、そして着弾時に発生する衝撃を一箇所に集中させる。正面からまともに受ければ、その衝撃は内臓を保護する肋骨をも容易く打ち砕き、その奥に座する心の臓に到達、確実なる死をもたらすことだろう。 目の前の黒衣の男の動きから推測するに、格闘技の類を身につけているようには思えない。だがその運動能力、知覚能力は郡を抜いており、時折垣間見せる歩法は舞踊を思わせるほど洗練されている。格闘技ではない何か。男の間合いの使い方はむしろ、剣術の類を彷彿とさせるものだ。 繰り出した右掌打は、まともに受ければ大の大人でさえ絶命する威力を備えている。単純ゆえに見切られやすいという弱点を持つが、見切られたとしても防御が出来なければ意味はない。「震脚」と重心移動がもたらす加速度は、ただの打撃を必殺のものとし、かつ目標が防衛網を形成する前に着弾する。 回避できず、さりとて受ければ致命傷を与える一撃。常人ならば反応すらできずに絶命するそれも、黒衣の男の視線はその軌道を確実に追っている。 しかし、それすら既に遅い。男の腕、及び身体は未だ始動状態にすら入っていない以上、今から防御、もしくは回避を選択したとしても間に合いはしない。黒衣の男が初速からの最高速、などという不条理を実現しない限りそれは不可能だろう。 既に初加速に出遅れたアハトは、上半身のバネだけで左右の腕部を跳ね上げる。重さのある義手の右腕部をカウンターウェイトとし、左腕に加速度を付加。迫り来る拳士の掌底に重ね合わせるように、左の掌底を繰り出す。 衝突――見事な協和音が響く。 アリーナ・エントランスの一角、先ほどまで談笑をしていた数多くの人間が、今ここで、この瞬間に起きた攻防に見入った。アリーナでの賭けに負けた酔っ払いが喧嘩するのとはわけが違う。 それは完成された舞踊を思わせるもの。芸術の域に達したそれは一介の害なす手段としての領域を越え、後世に伝えるべき技巧として昇華されている。その技巧の程がどれだけ優れているか、その本質そのものは玄人にしか汲み取ることは出来ないだろう。 だがそれとて杞憂だ。本質を見極められずとも、その凄味を感覚で感じ取ることは獣でもできる。見るものを魅了する絶技の応酬は、その空間にいた全て者に、等しく記憶に焼きついたはずである。 言葉を口にするのさえ、まるで禁忌に思えてくるほどの静寂。それが何よりも証明していた。 女性が衝突させた掌を引き戻すと同時に間合いを離す。常人の脚力で五足の間合いはしかし、この拳士ならば一足で飛び越えることだろう。 アハトは離れた間合いに油断することもなく、緊張をその身に宿らせる。決して筋肉を弛緩させずに、さりとて攻撃態勢をとらず、ミラーシェード越しに赤髪の女性を見据えた。 「――やるわね。ロリコンの変態誘拐犯のくせに」 赤髪の女性が侮蔑の言葉を投げかける。東洋武術を思わせる独特の構えを維持しつつ、その両足には跳躍のエネルギーを遍く充足させている。 「何のことだ?」 「惚け――!」 赤髪の女性が怒気を含んだ言葉を言い放とうするが、それを雪色の少女が遮る。黒衣の男の背後から小さく顔を出す少女。 「あ、メイファおねーちゃん」 「アリス!早くこっちに!」 「うん」 「大丈夫だった!?」 「うん。このひとに、つれてきてもらった」 「……え?」 メイファと呼ばれた赤髪の女性が、その凛々しい瞳を黒衣の男に向ける。その視線には疑問という言葉を載せられているのが、容易に見て取れる。 「あ――」 何かに気付いた雪色の少女が短く声を上げる。その視線の先には、この状況下においてもなお悠然と歩みを進める黒髪の男。 静謐に満たされたこの場における男の堂々とした歩みは獅子か、あるいは白虎を思わせるもの。広大なる草原の覇者か、はたまた森林の王者かを髣髴とさせるその歩みは、荘厳の一言に尽きるものだ。 逆立てた黒褐色の髪は大鷲の翼のように力強く、如何にも獰猛。視線はいくらか和らいでいるはいるものの、その根源たる瞳は猛禽類の如き鋭さを保っている。 服越しからでも見て取れる屈強な肉体は、男が優秀な戦士であることを何よりも雄弁に語っていた。 「美花(メイファ)……。アクティブすぎるのも、時には考えものだぞ」 「何かあってからでは遅いかな……って思ってさ……。ていうか――」 美花(メイファ)と呼ばれた女性がばつの悪そうな表情で猛禽の男に弁解を行い、次いで黒衣の男を見据えた。 黒衣の男の容姿は、客観的に分析しても怪しさに富むものだった。 首から下、足の先までの服飾が全て黒で統一されており、さらにその上に漆黒の外套を羽織っている。時期的にはそれほど寒さはないというのに、両手には手袋。視線を隠すミラーシェードはもちろん、その枯れ木のような長身さえも、その怪しさを助長している。 ――コレを怪しむなと言われても……。けど――。 メイファはアリス自身がこの男を一切警戒していないというのを見て取った。この子は自分よりも、そういう点ではある種鋭い感性を持っている。だがそれで完全な安堵が得られるほど、メイファは割り切れてはいなかった。 その理由は単に、先ほどの戦闘に他ならない。 この黒衣の男、戦意はあれど殺意はまったく感じられなかった。だがメイファは男が戦闘の最中、僅かに冷徹な感情が見せるのを逃さなかった。その感情は僅かばかり表層に浮き出るものの、すぐに奥へと引いてしまう。感情の動きから敵の動きを予測するという功を収めた自分でなければ、それを拾うことはできなかっただろう。 形容するならば、それは抜き身の刃物とでも言うべきか。今は鞘に納まっているものの、時折見せる白刃の如き感情が肌を突く。 特に注視すべきは最後の打ち合いだろう。右掌打を放った後に間合いを離したのは、何も戦術的な意味合い、仕切りなおしを意図しただけではない。あの一撃の後、メイファは明確に「斬られる」というのを直感した。常人における五足の間合いも、その殺意の領域から離れたに過ぎない。 今は独断、この男の筋肉は運動状態とはなっておらず、弛緩状態を保っている。例えこの男が突然に敵対行動とったとしても、自分ならば筋肉が緊張状態へと移行するその前――先んじて放出されるであろう「戦意」を感じ取ることができる。速度のアドバンテージは二手ほどこちらにあるのは確実だ。 ましてやソリッドがいる今の状況ならば万が一にも敗北はないだろう。故に問題はないとメイファは判断し、その警戒を解いた。 「ありがとう、おじさん」 「……あぁ」 アリスが黒衣の男をおじさんと称する。メイファは男の横顔から推測するに、年齢のほうはさほど自分と変わりないように思えた。アリス自身がお兄さんという言葉を知らないだけだろうか。 場合が場合なら失礼に当たるその呼び方も、黒衣の男は独断気にした様子は見て取れない。 そのやり取りを知ってか知らずか、猛禽の瞳を備えた男が黒衣の男の前まで歩みよる。 「彼女を保護してくれたことに、礼を言おう。それとメイファ――」 「あぁ、うん、その、ごめんなさい……。早とちりだったみたいね」 「大事はない」 「今度手料理をご馳走するわ」 そう言って、生来の明るさを持って目配せをする赤髪の女性。次いで、右手を差し出すは猛禽の瞳を持つ男。 「ソリテュードだ」 「お前があの……?俺は――」 「アハトだろう?今日の試合、見させてもらった。あのような機体を軽々と扱うとは恐れ入る」 「世辞はいい」 「お世辞ではないさ。それと――」 「私はシャオラン(小蘭)。この人の――!」 シャオランと名乗った女性がその横に立つ男、ソリテュードの首に飛びつく。 「――愛人」 妖しく微笑む。見ようによっては、見る者を堕落させ兼ねない妖艶さ。だがこの女性の明るい声音はそのような下賤な雰囲気を見事に打ち消し、返って快活的な魅力を溢れさせている。 「お前はまたそういうことを……」 「いいじゃなーい。だって――」 「――エデンの睡蓮か」 「あら、私のこと知ってるの?」 「有名人だからな」 「睡蓮?」 ソリテュードが問いを投げかける。 「私を見てくれている人たちからの呼び名。愛称みたいなものかな?ちなみに花言葉は甘美――優しさ――信頼。そして――」 メイファの口先がソリテュードの耳元へ向けられる。囁く言葉は妖しく、また艶に富んだもの。 「心の純潔――よ」 「へぇ、お前にそんな通り名があるとは意外だ。そしてその花言葉も意外だ。ついでに言うといい加減離れろ」 「あははっ!恥ずかしいんだソリッド!」 向日葵のように笑うメイファ。ただそこにいるだけで場の明るさが増しているのは、錯覚ではあるまい。柔らかな表情は祝福を詠う春の陽光のように美しい。澄み渡る水面でさえ、その輝きを甘んじて受け止めるほどに。 だが万物を祝福する陽光とて、人によっては痛ましいこともある。その光を見る痛みに耐えかねたアハトは、面を背ける。 「――用件は済んだ。待ち合わせがあるのでな、失礼する」 「そうだったのか。悪いな、引き止めて」 「いや、問題ない」 「――いつしか同じ戦場に立つときが来るだろう」 「……」 「そのときは、味方であることを祈る」 猛禽の瞳を持つ男の口調はいくらか和らいではいたものの、その視線は戦場に身を置くもののそれだ。それは同時に、敵として相対したのならばその時は容赦しない、という意思をも感じさせた。視線による対話は、両者の性質を言葉よりも雄弁に伝えていた。 男は視線を深雪の少女――アリスと呼ばれた少女に向ける。 「アリス」 「なに?」 「帰るぞ」 「うん。おじさん、ありがと」 「あぁ」 短く返答する黒衣の男。 「ばいばい」 深雪の肌を持つ少女が小さく手を振る。黒衣の男――アハトはアリスのその行動に沈黙を示したものの、しばし遅れて小さな動作で手を振った。 その行動を見たソリテュードは黒衣の男に対して、見かけによらず子供好きなのかもしれないな、という感想を抱いた。 ソリテュードはアリスの手を引き、その小さな歩幅を意識しつつゆっくりと歩き出す。しばらく歩みを進めたところで、ソリテュードは雪色の少女に問いを投げかけた。 「アリス、あいつ――アハトはどんな奴だった?」 「ん……」 しばらく黙り込むアリス。考えているのだろう。考えがまとまるのを待つのもまた、保護者の役目だ。 「いたがらないひと……」 「痛がらない?」 「うん。いたいのに、それにきづいてない」 「どういう――」 「いたいのなら、泣けばいいのにね。ね?マリー」 アリスが白い兎の縫い包み――マリーに同意を求める。 ソリテュードはゆっくりと背後を振り返った。視線の先には黒衣の男の背中が見える。 陽光に照らされていながらも、その背中は冥府へ向かう幽鬼のようなものに思えた。 -喫茶店・アインスト- 都市部からやや離れた位置に座する小さな喫茶店「アインスト」。その喫茶店の給仕を担当している少女――レナは、小さくもまとまった店内をゆっくりと見渡した。 店の特徴を単に言うならば、この店内の光景が何よりもそれを雄弁に語っているだろう。決して繁盛とは言えない客足。だが店内にはレナの見知った顔ぶれ――ようするに常連客と呼ばれる人達が多くいる。つまりはそういうことなのだ。 店を大きく拡大することもなく、さりとて多くの従業員を雇うこともないのはマスターでもある父の意向だ。その理由は、曰く「この静かな時間こそが至福」だからだそうだ。 レナはその時の父親の横顔から、他にもっともらしい理由がありそうだと感じたものの、それを詮索するようなことはしなかった。余り突っ込んで聞いてはいけないような、そんな気がしたからだ。 店内を再び見渡す。店内は常連の一人である、トレンチハットが特徴の老齢な男性が一人、珍しく若い女性が一人、男女の組み合わせが2組という状況だ。 特にこの男女の組み合わせの内の一組は、レナにとっては初見だ。常連客の多いこの店において、それは実に珍しい。 その男女は奥の窓側の席にて、珈琲を片手に談笑をしている。表情の変化が少ない短い黒髪の男性と、優雅ともとれるプラチナブロンドの長髪が特徴的な女性の二人だ。 「最後の踏み込みを許したのが敗因ね……。トルフォニスの切り札が接近戦にあることぐらいわかっていたのに避けれなかった。そのことが何よりも屈辱だわ」 「あの戦い、どっちが勝ってもおかしくはなかった。負けたのは時の運だろう」 「じゃあ私は、運に負けたってわけ……?」 怒気を含んだ金髪の女性の声。女性は「私が誰か言ってみなさいよ!」と言葉を続ける。 激昂する女性とその剣幕に押される黒髪の男性。黒髪の男性は押されつつも、勤めて弁明を行う。 「ち、違う。そうじゃない。次やればおそらくセシリィ――お前が勝つ。それこそ、コインを投げれば二回に一回は表が出るようにな。それぐらいにはお前達は拮抗していたと思う」 「そうやってうまく誤魔化そうとして……」 「そんなことは……ないぞ?」 「私の目を見て言いなさいよ!」 そう言えば、今ではもうユウともそんな言い争いをしなくなったな――とレナは過去を思い返した。成長するにつれて顕著となったそれは、お互いがお互いを知ろうと思い始めたからによるところだろう。立場を理解できなくても、知ることで人は少しだけ他人に優しくなれるものだ。 だがそれは、触れようとすらせずに大事にしているだけではないだろうか、とレナは案ずる。 そんな思考の混濁を知ってか知らずか、入り口に吊るされた鐘は自らの仕事を忠実に全うする。入店者が現れたことを、その小さな音色を響かせることで知らせるのだ。 レナはその音を聞き、自分の仕事に戻る。入り口に身体を向け、入店者を歓迎する。 「いらっしゃいませ」 入店してきたのは黒い外套に身を包んだ男性だ。いや、外套だけではない。鈍色の髪を除いて、瞳を覆うミラーシェードと外套、手袋からブーツに至るまでその服飾の全てが真っ黒。まさに影絵を思わせる風体だ。 最初に思ったのはすごく背が高いということだ。その差はレナの頭二つ分ほどであり、思わず見上げるほどだ。ユウや自身の父親よりも一回りは長身だが、だからといって「大きい」という印象はまったく受けない。というよりは、大きいという表現が正しくないとでもいうべきか。 例えるなら葉を失った枯れ木。背は高いものの、外套の奥に潜む身体は痩躯。同様に手足も細く、長い。 単純に大きいという言葉を当てはめるならば、この人よりは自分の父親のほうが適切だろう。 「お一人……ですか?」 「人と待ち合わせている」 「あ、それでしたら――」 レナは視線を送り、「あちらです」と手を添えてその方角を示した。その先には先ほど、レナに「黒ずくめの怪しい男が来たら案内して欲しい」と伝えた一人の女性が座っている。 長身痩躯の男は何も言わず、静かな足取りで待ち人の元へ向かっていく。歩く音すら乏しい黒衣の男の歩み。本当に生きているのかさえ怪しい動作だ。ミラーシェードに隠されて見えぬ瞳には、あるいは生者の証があるのだろうか。 「どうしたレナ?」 バーカウンターの奥でグラスを磨く父親が、問いを投げかける。 「え……?」 「気になるのか?」 「うん……。なんかあの人、まるで――」 死んでいるのに生きているみたい――そんな漠然とした表現が、レナの心の片隅から浮かび上がってきた。呆然と心のどこからか滲み出たその表現に、レナは自省を促す。外見と雰囲気だけで決め付けるなんてよくないと、人は見かけによらないものなんだ、と自身に言い聞かせる。 それでもただ一つ、疑問が生じたとするならば、それは「そのように極自然と機械的に判断できた自分」だろうか。その理由を模索して思考の海へと飛び込んではみるものの、明確な回答は一切得られない。 ならばそれは杞憂なのだろうと、レナは思った。レナはついぞ、その「機械的な判断」というのを意識することはなかった。 形容するならば月明かり。競い合わせるならばそれは太陽か。星々を圧してなお輝くそれは、頭髪と言われても信じられぬ神秘の結晶。月明かりの糸は勤めて流麗であり、金糸のように繊細。それは何者も編むことなく、さりとて何を吊るすわけでもない。ただひたすらにその輝きを誇示せんと、その身を置いている。 月明かりの元には黒縁の眼鏡。その奥で灯るのは真紅の瞳だ。月光の髪を持ち、鮮やかな真紅の瞳を持つ女性の名は――アイシス。 彼女がタブレット型のパーソナルコンピュータを操作する。公開すべき情報を素早く発見した彼女は、その内容を取得。その情報を画面に表示する。 「レイヴン名はバラン。搭乗ACは重装4脚「ブラッドアラクネー」です」 「……。依頼は?」 「本日より三日後です。クレスト社からの依頼を実行するためミラージュ社の輸送列車を襲撃する、とのことです。それと――」 その言葉に次いで、今度は重装備を施した四脚型AC「ブラッドアラクネー」が画面に表示される。 アイシスは拡大を選択、それを2度実行する。ピックアップされたのは「ブラッドアラクネー」の肩部装甲だ。紋章を刻むべきそこには、禍々しい紅色に染め上げられた蜘蛛の姿。口部から滴る血の雫を拾うことも忘れ、ただひたすらに獲物を貪っている絵が刻まれている。 アハトは記憶を走査する。 忌むべき赤い蜘蛛のエンブレムを付けたACとこの表示されたACが適合しているかと問われれば、自分は「否」と答えるだろう。 拭えぬ違和感とでも言うべきか。キースが調査したこの男のレイヴンとしての経歴は、如何にも並の並だ。取り立てて大規模な戦闘を行った過去もなければ、危ない橋を渡ったという情報もない。今時珍しいほどの至極真っ当なレイヴンだ。 そのエンブレムも赤い蜘蛛という点においては適合するものの、記憶の中にあるそれとでは細部が異なっている。それとて、記憶の混濁の度合いを考えるならば、誤差の範囲内に収まると言われれば、それまでではある。 「……確証はないな。だが――」 「情報がない現状、接触する他はない」 「そういうことだ」 「私の意見を言わせてもらえるなら、恐らく否。何よりもこそ泥の情報が信用なりませんから」 「――そうか」 アハトは珈琲を飲み干し、無言で立ち上がる。店員に勘定を済ませ、アイシスと共に店を出る。 「カストラは?」 「明日には整備が完了するかと」 喫茶店「アインスト」の前に、その外観に似つかわしくない金属の塊が設置されていた。それは電動機関という心臓を持ち、電力という血で稼動する二輪駆動車。だが、そのサイズは一般的な大型の自動二輪車よりも二回りは大きい。その要因たる分厚い金属の鎧は、自身の圧倒的な速度に耐え得るべく備え付けられたもの。漆黒の鎧と月光の装飾をあしらった車体。時折脈動する真紅のラインは、血管を思わせる。 これこそ、アハトが所持する可変式大型二輪装甲車――ケリュネイアだ。 従来の二輪車を上回る加速力と最高速度を高次元で両立させる、というコンセプトを元に開発され、相反する加速と最高速の両立を実現させるために、通常走行時に利用する電動機関とは別に小型化されたオーバードブースト機構を搭載している。 停止状態から200km/hに達するのに五秒を要さず、またOBを起動した際には「飛翔に近い形」で移動。計算上での最高速度は700km/hに達する。 よもや二輪車としての次元を超えた加速度と最高速は、搭乗者に死の漣を感じさせる域にある。大の大人であろうと、アクセルを捻れば速やかに自害可能だ。オーバード・ブースト機構が実現する時速700kmの世界に至っては、よもや常人の想像が及ぶ領域を遥かに超越したもの。毒物による死を想像するほうがまだ容易いと言えよう。 その設計思想、それを実現させた技術、そのどちらもが狂気の域だ。狂気の恩恵を遺憾なく受けて生まれたこのケリュネイアは、まさに金属で出来た怪物だろう。 その怪物に、恐れることなく跨るアハト。長身のアハトが搭乗してもなお、その車体は不釣合いと思えるほど大きい。 「乗っていくか?」 「――殺す気ですか?」 「冗談のつもりだったんだがな……」 「あり得ないほどわかりづらいです。そして私には至極大事な予定があります」 「射撃場か?」 「えぇ。それと最近、的が朽ちてきたと店主がぼやいてました」 「――それで?」 「ぜひ貴方に的に――」 ケリュネイアの電動機関を点火する。アイシスの不吉な言動を重々しい駆動音がかき消す。 「先に戻る」 「――えぇ。ではまた」 吼える駆動音。拘束具とも言うべき金属の鎧が、荒ぶる車体を押さえ込む。マフラーからは獅子の唸り声を思わせる雄叫び。静謐な市街地に咆哮が響き渡る。 アハトは徐々にアクセルを開け、ケリュネイアの加速を促す。月女神の聖獣がアスファルトの路上を走破する。 風すら置き去りにするその車体を操作している間、アハトは機械義手である右腕、その付け根の部分の違和感が強くなっていくのを感じた。僅かに付随するのは痛み。 恐らく季節が変わったことにより、義手を構成する物質の体積が僅かに変化したことによるものだろう。人体とはそういう分子単位の変化にさえ、敏感に反応する。元より自身の腕でないというなら、それはなおさらだろう。 今の右腕が、自分の腕ではないことを再確認するアハト。 元来が定期的なメンテナンスが必要なものだが、人体を模した機械の腕というのは精密極まるパーツの集合体だ。素人による調整、整備が出来るようには設計されていない。 ましてや剛性さえ兼ね備え、近接戦闘を可能とする義手だ。調整できるのは製作者本人であるルイスだけだろう。 ――明日、ルイスの元を尋ねるか。 黄金の角と青銅の蹄を持ち、射られた矢よりも素早く走ると伝えられる月女神の牡鹿。その名を冠する二輪駆動車「ケリュネイア」を操作し、アハトは帰路に着いた。 The rest is silence -Erster Akt- End… →Next…coming soon… コメントフォーム 1/18… アラビア数字を漢数字に変更。バランクス→バランに変更。矛盾が生じたため、セシリアが戦闘したレイヴンをソリテュードからトルフォニスに変更。ケリュネイアのエンジンが内燃機関だったのを電動機関に変更したことによって不適切な表現の修正。色々と申し訳ありません。 -- 宮廷楽人・タカ坊 (2011-01-18 01 32 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/progrews/pages/306.html
アーセナル アイルランド アルゼンチン 98 イタリア 94 イタリア 00 イングランド ウルグアイ 韓国 02 スペイン 08 マンチェスターU ロッソネーロ FW 1トップ 2トップ 3トップ MF 3人 4人 5人 フラット ダイヤ ボックス DF 3バック 4バック 5バック
https://w.atwiki.jp/dactiltoeb/pages/42.html
カラハト ステータス(ゼテギネア時代) コードネーム アイスソード クラス プリンセス 装備 アイスフィールド 建国暦 帝愛 ステータス(ガリシア) コードネーム セントアリシア クラス プリンセス 装備 デッドスクリーム 建国暦 紹介 そう かんけいないね rァ 殺してでも うばいとる ゆずってくれ たのむ!! (名無しさん) 巨大古参国、帝愛の総帥の座についていたことで有名。 変態の疑惑をかけられるも、実は空気の読めるいい人。 (名無しさん) いまいち動かない古参が多い中、濁鯖を盛り上げようと積極的に活動したゼテネギアの英雄。 VIPPERの敵愾心を煽りながらも、その正々堂々、首尾一貫した態度にVIPPERからも尊敬の念を抱かせる。 (名無しさん) 誠実そうに振る回っては居るが、かなりの変態なのは一部では有名。 (名無しさん) うまくタイミング計って一万円札ちらつかせればやりまくれますよ 高校生以下でおとなしめの子見かけたら即アタックよろですw (名無しさん) ぃらなぃァバくださぃって書いておくとそれっぽくなりますよ (名無しさん) ネカマの達人 (名無しさん) 4歳から33歳まで幅広い守備範囲 (名無しさん) 「TOEB de へクサー」でぐぐるアル。 (名無しさん) 帝愛の時お世話になりました すごく・・・いいひとです・・・ 麻雀うめえwww (秋桜) 「強かったガリシア」を復興させる為、ゼテギネアを離れ、ガリシアに帰還。 カンストに向けて着実に狩り進めている。 カラハト 一等准尉(隊長) 最強狩り武器ハルトにしました。戦略ってなんですかわかりません 休戦中 (kudou) カラ とりあえずねよう (11/03(Fri) 03 34) カラ ちょwwwwwwwwwwwwwにぎったwwwwwwwwwwwwww (11/03(Fri) 03 34) カラ 6まんむりねますねおつ (11/03(Fri) 03 33) カラ じゃあ6万にしたら寝よう (11/03(Fri) 03 10) カラ おつかれさまですー (11/03(Fri) 03 08) (名無しさん) ものすごく良い人!そしておもしろい人!なんか・・・良く麻雀にも誘ってくれて本当に良い人です^^リアルで会いたいな (團吾)
https://w.atwiki.jp/frontlineinformation/pages/2619.html
猫舌試験場~修造α-8ちゃん(改変案募集)~ はじめに概要 全体図 設置施設一覧 プラント周辺のコメントEUSTベース プラントA(ベース前セル) プラントB(ビル状建物セル北西) 索敵施設α(ビル状建物内) プラントC(ビル状建物セルと旧ブロアセルとの接合部): プラントD(円筒状建物セルと旧ブロアセルとの接合部): 索敵施設β(円筒状建物内部): プラントE(円筒状建物セルGRF寄り): プラントF(GRFベース前、トラザセル): GRFベース マップ共通戦術西側:EUST戦術 東側:GRF戦術 はじめに 【副題改変案と、ネタ募集】 地デジ8chというとフ○テレビ系列。 はっちゃんといえばタコ(さらに大元は たこ八郎) 某ジャンク屋「相棒(人工知能搭載コンピュータ)に何か用事か?」 +で、今はっちゃんというと… 【艦これ 伊8】 ニア【検索】 >───< . _ -───- _ { ` ., / 、 } 、 ` ., 〃 > '⌒{ \ ` ., {{ / / \ >... ヽ | . / .′ `< >... ¨ '' ── '' ¨ノ | \__ノ) / . { ` < ≧=- ....,_/ 人(ー─ ´ / / /| ∧ ヽ \` < (o)[ ] ) . // / / | / ─‐- \ ∨ ̄「 // l 7¨ヽ ,′′\ }l \\ ∨ | . / | l { ハ ′ \ノl ヽ \ V | ′ ノ| l Nr==ミ ∨ ,r====ミ | }、 ハ マ . {{ __| l | { {(_} ⌒{ ( )゚}' ! . ∧ | . アハトアハト♪ / '⌒ヽ ∨ハ 乂ム___, 乂、ノ,│ / } | . / / ∧ V {`ー' , `ー─一′ | / /V }八 ( / / /ヽ}人 l / / }_ノ \ー_フ . \、 / {/ ̄ > 、 _ ノ ィ/ / イ | } \、_\/ // ` ¬= ´ / / ( ノ |ノ_ -‐======ミ 、 . [二≧ / // ノ / ̄ ノ─<⌒ソヽ} ‐< ̄ ̄ ̄ ` .,ヽ) . _r‐ ⌒つニ=- ..,,__ {/ ̄/ \ }ヽ\ヽ  ̄ ̄ ` ., \ . /、\_)二二二二二> ´ヽ / / } {}_} `´ ノ { _)⌒´二二二二> ´二ニニ}=彡 / , r√)‐┐ ((__// . ____ニニニニ>´ニニニ>< /V / / Y| /ヽ_ ` ─ ´ _,..、__,,_ _y'彡三三≧=、 ,イミt彡三三三ミミヽ、 、j'ミミシ'"`ー---=ミミミミt 熱いって言うから熱いんだよ!冷たいって言ってみろよ! }ミミリ 、, Vi|リ! '、ミ! -=、_,ハ、__,.=- lj州 iV rtッュ; ゙';rtッュ V^i `゙! `¨,.´ ゙、゙¨´ jリソ 、. /'-、,-'ヽ ... /´ _jl | rェェェュ | ,fに丶、 f"´ ∧ 、'、__ノノ∧ } ヽ ,. - ―へ、 ∧ `ー‐ ' ハ/ / ノ^ 、_ / ヽ、__ ゝ--- 'イ / / `丶、 / 、 i「 `ヾ ̄´ / rァf´ ヽ / ; '| || l ん'.// ; ;' / ', ト.,_ '、_ ', | ; || | ,イて// ' / / '、 ,ハ `' 、ヾj | || 「レ' {ソ ,' / ,. -__,. } / ` ヽヽ l| || H { l, ' ,. -_ '、 / ソ! ;| || iJ l f_ / '´ '、 _ ん- 、 、 ,ノ ', l! || ||| l ト、' _,. -__,.ヽ `¨`ヽ'^'ー ミヽヽ ノ ,}; ' || ||| | | ,ゞ彡'´ -‐ ーミi 概要 ニュード・ブロウアウト(大量析出)現象の収束後、GRFは安定したニュード採掘を行うために 各プラント施設のマルチプレックス・プラントへの転換を決定。 豊富なニュード資源を効率よく採掘するためにプラントの追加と再配置が行われた結果、 5つのセルの間に6つのプラントがひしめくことになった。 さらにGRF・EUSTの両陣営は、自陣側のボトルネック箇所に索敵施設を配置。 敵からの不意の急襲に備えるために、これらの索敵施設の確保・防衛が重要となるだろう。 また、中央セルに隣接するように配置されたプラントC・Dは、各セル壁面の両側より占拠が可能となっている。 両陣営共に各所のカタパルトにて容易に中央セルまで到達が可能なため、 これらのプラント争奪戦には激戦が予想される。 攻略時には、両プラントを射程内に捉えているガン・ターレットを有効活用したい。 (以上、公式HPよりMAP概要) 08 ではなく 8 になった。なにがあったネソス管理者。 それはさておき、αパターンの新配置MAP。 『最新鋭ブラスト・ランナー先行量産機フィールドテスト』という ゼラ様からのホワイトデーイベントで初公開。 プラントB.CとプラントD.Eが同じセル内に存在し、そのセルの中央部に索敵施設が配置されていたりする。 全体図 公式サイト で確認できる。 (MAP画像へとびます) 設置施設一覧 プラント 6つ。詳細は後述 リペアポッド 10基。 両ベースに4基ずつ、他はBプラとEプラに1基ずつ。 カタパルト 12基。 両ベースに2基ずつ、次のセルに1基ずつ、 さらに奥のセルとの接続部上段に2基ずつ、ってところまでシンメトリー。 リフト 14基。 自動砲台 両ベースに7基、両ベース前セルに1基ずつ。 レーダー施設 両ベースとも、コア後方に設置 ガン・ターレット ガンタレG:1基。 MAP中央上段(南向き)。 ガンタレL:3基。 プラントB.CセルのEUSTベース寄り上段、プラントD.EセルのGRFベース寄り上段、 旧ブロアセルのお城前。 パワーバウンダー 24基。 両ベースに3基ずつ。 索敵施設 α、βの2ヶ所。 感圧シャッター プラントB.Cセル、プラントD.Eセルに2基ずつ。 プラント周辺のコメント プラント柱は浮遊タイプ。 プラントB~Eが複数拠点タイプ EUSTベース ベースセルはGRFと全く同じ配置…のはずだったが 兵装換装エリアだけはシンメトリーではないという。細かいことだけど。 守るEUSTは: 索敵施設αに到達されてるかどうかが判断基準としてわかりやすい。 Aプラがあるセルに侵入されそうだったらベース防衛につきたい。 Aプラセル入口からEUSTベースセルまではまっすぐいける形になっているため。 プラントA(ベース前セル) 「魔窟迎撃戦」のAプラを北西に移動させた形。 2つあいてる上層部の穴いっこぶん。 ってことは、高所にも占拠範囲がとどいて……いなかった。 (「魔窟」のAプラは届いていた) 乗り継ぎカタパルトは下層に。 EUSTは: 絶対防衛プラント。 GRFは: 奇襲目標プラント。 プラントB(ビル状建物セル北西) アンカー設置場所と占拠範囲: ビル状建物下層入口 すぐ北の下層感圧シャッター 下層に占拠範囲。建物入口付近の範囲は内部にまで届いていて、 すぐ目の前に索敵施設αの範囲が。(重なってはいない) 2つの占拠範囲は重なってる場所あり。 シャッター付近はスロープを支える柱もあって射線を遮りやすい。 連動リペアポッドは占拠範囲よりさらに北西。目の前に兵装換装エリア。 EUSTは: EUST寄り接合部上層のガンタレLは範囲内を狙うのには良い。 Cプラには届かない。 GRFは: 索敵施設α(ビル状建物内) セル中央に設置、セル全体が探知範囲になる。 プラントC(ビル状建物セルと旧ブロアセルとの接合部): アンカー設置場所と占拠範囲: 接合部上段(やや小さい) 接合部下段(大きい) 柱は旧ブロアセルに浮いている。 Dプラとの違いは、下段接合部。 建物セルの下層の高度が旧ブロアセルの下層高度より低いので お互いの向こう側が見づらい。 EUSTは: 前線プラント。 GRFは: 当面の占拠目標。 プラントD(円筒状建物セルと旧ブロアセルとの接合部): アンカー設置場所と占拠範囲: 接合部上段(やや小さい) 接合部下段(大きい) こちらも柱は旧ブロアセル側に浮いている。 こちらの下段接合部は高度同じ。 旧ブロアセル側は接合部すぐそばまで建物が並んでいたりするのが違いか。 EUSTは: 当面の占拠目標。 GRFは: 前線プラント。 索敵施設β(円筒状建物内部): こちらもセル中央にあり、セル全体をカバーしている。 プラントE(円筒状建物セルGRF寄り): アンカー設置場所と占拠範囲: 円筒状建物東入口よりやや北(大きめ) 同入口そばの2つ重なってるコンテナ(小さめ) 入口に近い占拠範囲は建物内にも届いている。 連動リペアポッドは建物東入口の南側。 「蜂巣争奪戦」でお世話になった人も少なくないはず。 兵装換装エリアはベース前セルとの接合部北側。 EUSTは: GRFは: ガンタレLは、Dプラは射程外。 それよりも北のバレリオセルからの侵入者向け牽制に使えるかも? Eプラ防衛には…使ってる暇がなさそう。 すぐ南のセルへの接合部が敵侵攻ルートにもなるので 乗りっぱなしだとついでに撃破されてしまう可能性が。 プラントF(GRFベース前、トラザセル): 三角形を構成するアーチ岩場の中央に占拠範囲。 EUSTは: 奇襲目標プラント。 GRFは: 絶対防衛プラント。 GRFベース 基本的にEUSTベースと同じ。 守るGRFは: EUSTベースと違い、ベース前セルの地形の都合上「上層からのベースIn」が多め。 Fプラが赤くなってるとその頻度はさらに増す(EUSTのFプラリスポン位置の都合上) こちらも、ベース前セルに赤マーカーが侵入しそうになったら警戒を。 索敵施設βが赤くなってる場合は速やかに青に戻すこと。 マップ共通戦術 基本はネソス島実験ドーム ~構造α-01~と同じ。 西側:EUST戦術 東側:GRF戦術