約 2,458,865 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1407.html
前へ モンティ「5、4、3――――スパーチャージ作戦、再始動」 腕時計の針がきっかり八時を指した途端、朝日に揺れる砂漠に轟音が響き渡る。 瞬間、慌ただしくなる指令室。無線士達の声が縦横無尽に飛んでいく。 従兵「閣下、モントゴメリー閣下!」 ぜえぜえと息を切りながら、細かい砂につっかけつっかけ、従兵が飛んでくる。 まさか不備があったのか?欧州の命運を賭けたこの戦いで、そんなことが―― モンティ「どうした、まさか不備でも―――」 従兵「違います!パットン将軍から5分早いと……」 モントゴメリーはきょとんと腕時計に一瞥くれると、呆れたように司令部へと歩いていく。 慌てたのは従兵だ。開始早々喧嘩を始められたら堪らない。急いで無線機を取ったモントゴメリーの元へと走った。 従兵「閣下、どう――――」 モンティ「パットンか?人騒がせな。お前の時計が壊れただけだ!」 ◇ ≪よう司令!聞こえてるよなァ!≫ 司令「虎か?丁度いい、今こちらに大型が1、小型が13。手が足りん」 ≪安心しな。今から突っ込む≫ 司令「……空からの支援を頼みたいんだが?」 ≪ハッハッハ!上見ろ、上!≫ けらけらと場違いな笑い声に嫌な予感が拭いきれない。 そっと野戦司令部から空を見上げると、兵士達から怒られた。 兵士a「ちょ、司令!?何してるんですか!耳塞いでください!」 兵士b「急に空なんか見てどうしたんです!まさか、ウィッチのお嬢さん達が……!?」 兵士k「そいつは……聞き捨てならねえ!!」 司令「おい、まさか……」 兵士o「何を………えっ?」 高度を下げ、白煙を引いて遠方の大型陸戦型ネウロイに突っ込む戦闘機。 見間違いようの無い黄色。そして虎印。俺専用機、タイガーバウム。 ≪30発以上は喰ったか?このまま戻って解体されて終わりってんなら―――!!≫ 司令「各員衝撃に備え!!伏せろぉぉおおお!!!」 ≪派手に散らせてェ、見送ってやらああああ!!!!≫ 稲妻よりも鮮烈に。 太陽よりも激烈に。 太陽と稲妻が一緒に落ちてきたようにブチ撒けられた黄金に司令は思わず目を覆う。 轟音が鼓膜を殴りつけ、続く衝撃波の津波に足を取られ、そのまま砂に倒れ込む。 司令「う、つぅう………状況は!?」 兵士n「っはい!大型撃破!少尉は……、パラシュートは、ありません」 戦果に声を弾ませた兵士の声が徐々に小さく、震えていく。 頭が真っ白になる。シールドも張れない、パラシュートもない。それはすなわち。 司令「あの程度に、奴が本気で、特攻したとでも?」 兵士e「あの速度で抜けだせるほうが、化物だと思うのですが……」 腹の底に氷柱を叩きこまれたように、体中から熱が消える。 動きの止まった戦場にはびゅうびゅうと熱風が走り抜け、金の粒子を落としていく。 ≪イナズマァアア………≫ だらんと垂れた無線機から流れる低音、ぐるぐる唸る虎の声。 ≪キィックゥ、オラァァァアアア!!!!≫ 急落下、爆裂。 その蹴りは、陸戦型ネウロイの装甲をいとも容易く食い破り、 衝撃波を伴って辺りの陸戦を金の炎に散らせていく。 ガラクタに成り下がった陸戦の上には一人の男。 砂埃に汚れたタンクトップに軍パン軍靴。 筋肉質な浅黒い肌に映える獣の傷跡。そして何より、ふさふさの被毛と、その身に揺らめく黄金の炎。 俺「フゥウーーッハハァ!!見たか、この一撃を!」 天に吼え、気分良さげに尻尾を揺らす虎のバケモノ、俺少尉。 兵士u「なぁにが……この一撃を!だあああ!!!」 兵士i「返せ!俺のいたいけな悲しみを!一瞬でも悲しんだ俺を返せ!!」 兵士r「いっそ死ねばよかったんだ!そしたら中尉だって開放されたのに!」 喧々囂々。 司令部へと歩く俺へと迫る兵士達。 先程までネウロイに向けられていた火炎瓶、地雷、スコップ、機関銃は一斉に敵を変えるが、 司令部に着く頃にはすっかり黙らせ、司令の出した酒をぐいっとあおった。 司令「戦況はこちらの優勢変わらず。貴様はどう見る」 俺「さあな。二日で物量の差をひっくり返しただけいいんじゃねえか?」 司令「はっはっは、さすが生態系の頂点が二人のいるだけの事はある」 俺「そう簡単に譲ってたまるかってなァ……無論、誰にも」 笑んだ口元からは想像できない程の低音で、ぼそりと呟く。 司令は一瞬、首にぞくりとしたものを感じたが、きっとそれは錯覚ではなく。 俺「整備班への連絡は任せたぜ!」 司令「おいキューベルは!?」 俺「寄り道はゆっくりするモンだ!」 豪気に言い放つと、どうと砂を巻き上げ走り出す。 黒いネウロイで染められた戦場は黄金に還り、次の戦闘に備えて防御陣地などを迅速に作り上げていく。 兵士d「司令、隣の戦区で戦闘終了だそうで」 司令「よろしい……我々も負けてはいられんな」 ぎらぎらと照りつける太陽の元、陽炎の彼方より再びの黒が砂塵を巻き上げ向かって来る。 砲手達に射撃点修正を伝えると、司令はアハトアハトの砲撃音に満足そうに頷いた。 ◇ 誘導兵を半分無視するように、滑走路に二人分の影が落ちる。 落ちる寸前、二人は手慣れたしぐさでひょいとストライカーから抜けだし、格納庫へと走る。 すれ違うように走り抜ける回収班に短く礼を言い、整備士たちの元へと向かう。 マルセイユ「すぐに出る。準備は?」 整備士6「申し訳ありません。後五分ほど……」 マルセイユ「っく、五分も待ってられるか!」 整備班長「失礼中尉。我々は無事に帰ってきてほしいのです」 ペットゲン「班長、そんな悠長なことを言っている場合じゃないんです!」 整備班長「いいからあなた達はこっち!!」 整備士と一瞬だけ目を合わせると、整備班長は二人の手を掴み、格納庫の隅に連れて行く。 班長の変態だの写真を燃やすだの、物騒なことを言いだす二人の姫をリラックスチェアに放って氷の入ったレモネードを渡し、 整備班長「今加東少佐、稲垣軍曹が向かってます。はい、レモネードを飲んだら寝てくださいね!五分もあるんですからね!」 反論も出来ないほど早口に言い切り、止める声も聞かずに走り出す。 しばらくして寝たのを確認すると、声を張り上げ、整備班全員に向かって 整備班長「いいかお前等!このまま一時間寝かせて差し上げろ!」 男としての意地。くだらないと言われようとも譲れないその心。 整備班『はいっ!!』 それはここにいる全員が同じで、ずっと心を占めていた感情。 「ッハ、相変わらずいーい心意気だなァ兄弟!」 整備班長「これしかできんからさ。お前はどうなんだ?虎よ」 俺「今すぐ出る」 ガツンと軍靴を鳴らし、背後にたたずむ大男の返答に、整備班長が頷く。 タイガーバウムの残機は残り二機。補給で届いた分も全て特攻に使ってしまった。 整備士1「タイガーバウム発進準備、すでに完了です!」 俺「さすがだ。そういや何時間休ませるんだ?」 空の酒瓶を木箱に置き、タイガーバウムに駆け上がる。 俺はちらと格納庫の隅を見、そのまま整備班長を見た。 整備班長「一時間だ。さすがにそれ以上は――――」 不可能。むしろ休ませる事自体がありえない。 優勢はこちらだが戦う時間が長過ぎた。しかし、スカーフをなびかす虎は吼える。 俺「オウオウオウ、小せぇ男だなァ班長よ!」 整備班長「ッ仕方ねえだろうが!この空を!三人だけで守れるか!?」 俺「三時間だ。今の内にカトーとマミ、マイルズ達も下がらせとけ」 エンジンの轟音が格納庫を震わせる。 無茶に決まってる。広大なアフリカを一人で、それも空と陸を守ろうというのだから。 眉間に皺を寄せ、俺を見上げる。 ちょうど逆光となって輝く光彩。狙いを定められたような眼光に腹が冷える。 笑いは敵意の表れだというのに。 虎の癖に牙を剥き、それを笑いとする俺は、どっちなんだろうか。 見えないが俺は笑っているのだろう。いつもと同じ自信と誇りと、何より楽しさを満たし、牙を剥いて。 整備班長「…その笑いはな、誇り高く自由を生きた奴しかできねえ笑いだ」 俺「へぇ、随分と面白ェこと言うじゃねえか」 俺の爺さんと同じ、全てを楽しんだ人間のな。 そしてウィッチ達が浮かべる笑顔と同じ、眩しくて仕方の無いもの。 大きく息を吸い込み、右手を額に寄せる。 整備班長「……任せた!!」 俺「応、任された!!」 ◇ 無線士a「ミデイリヤB戦区にて敵ネウロイ撤退!」 無線士b「閣下、ルワイサットA戦区もです!」 忙しなく入る報告を地図へと書き付ける。 昨日昼には物量差逆転。今朝には占領陣地逆転。そして今は完璧に攻勢へとまわった。 作戦開始より二日にして、すでに流れはこちらに変った。 モンティ(ここを勝てば後の作戦へと繋がる……よく、この少数で) はたと、手を止める。 アラムハルファ戦区からの報告が入っていない。 あのパットンが戦果の報告を怠るなんぞありえないし、なにより 無線士c「閣下、閣下、アラムハルファにて……」 赤かった顔を青く変えた無線士が雄弁に語っている。 連絡が取れないという事は、あれだけの人数で対応しきれない事態が発生したという事で。 それはすなわち、異常事態。もしかしたら、もう全滅しているのかも―― 無線士c「パットン将軍受持区より、連絡が…」 通信機へと走った。 呼びかける。反応無し。手は震え、ザラザラと耳障りな和音が頭蓋に響く。 モンティ「パットン!おいパットン応答しないか!!」 ≪ガ……ガッガザー…ッザザッザーーー…………≫ モンティ「おい!!返事を――――」 ≪静かにしねぇかモンティ!≫ モンティ「…ッ馬鹿者!非常時に割り込むでないわ!!」 モントゴメリーは一瞬目を見開いて怒鳴り返す。 ぎゅうと通信機を持つ手に力が籠った。 ≪今パットンの方に向かってる!しっかしなんだありゃあ……≫ モンティ「何だ?何か見えるのか?」 俺「……クジラ…なのか…?」 風に乗る黒。辺り一面を滞留する霧の向こうより、赤い光がこちらを向く。 それは霧に己の巨影を映し、太陽を呑みこんだ。 地球上全生物中最も大質量を誇る生物。 海に座す筈の巨体。鯨。ソレはちょうどそれに似たネウロイ。 鯨皮とも装甲ともつかない外皮の隙間には所狭しと赤い線が。 呼吸だろうか、一定のリズムで光を放ちながら走っていた。 がふぉお、と馬鹿でかい口が開く。 口から、外皮の隙間から、大量の霧がもったりと落ち、更に霧が濃くなっていく。 コレは危険だと。脳漿の奥から、胸の底から、本能が警鐘を鳴らす。 俺「新型……ハッハー、モンティ!鯨だ!陸に鯨が揚がってやがる!!」 ◇ モンティ「鯨、だと?」 ≪おうとも!馬鹿みてェにでけえ!戦艦なんて越えんじゃねえか?≫ ここにきてアンノウンの確認?まさか温存していたとでも……どこまでも忌々しい鉄クズ共が。 無線越しの馬鹿笑いが大きくなる。 こんな時まで笑うかと頭の片隅で思うが振り払い、救援を出そうと計器に手をかけると、 ≪よくも寝かせてくれたわね、この馬鹿虎!勲章でもあげたいくらい!≫ 加東の怒声と雑音の嵐。モントゴメリーは息をついた。 ≪そりゃどうも!…ッハァ、子機まで出しやがる!空母かよコイツは!!≫ モンティ「何だと!?……ネウロイが、奴等が進化したとでも?」 自然と出た言葉に驚いたのはモントゴメリーの方だった。 俺は何も言わない。加東の方からの雑音が止んだ。 ≪…ウィッチ隊の出撃、構いませんね!≫ モンティ「一向に構わん!回収班も出す!急げ!」 唐突に静寂が訪れる。 あの晩、万策尽きたと嘆いた時と同じ静寂。虫唾が走ると、モントゴメリーは居住まいを正す。 すでに他戦区での戦闘は数えるばかり。勝利は掴んだようなもの。 回収には残存部隊をほとんど向かわせた。もうじき作戦は終わる。 だが、考えれば考える程に全てが霧散していく。何だというんだこの 観測班「閣下、ご報告が」 寒気は。 ◇ 一気に高度を下げ、眼下の黒鯨を目指す。 黒鯨は緩慢な動作で頭を上げると、戦艦すらも丸飲みしそうな口を開いた。 奥に光る真っ赤な塊。 心臓はここだとばかりに、黒鯨は自らのコアを虎に晒す。 降下しながら虎は笑う。それはいつかの少女とそっくりで、まるでいつもの遊びのようで、 俺「鯨如きが俺と遊ぼうってのかァ!?っくぅ…面白ェッ骨の髄まで喰い千切ってやるよォオ!!」 ≪ちったあ静かにやりなさい!っこの、堅い!≫ ≪退け、ライーサ!次のはちょっときつい!≫ ≪はい!≫ 真っ赤な海嘯が辺り一面を呑みこんでいく。 マルセイユの咄嗟の判断で稲垣のいる後方まで退避したライーサは、その赤さに息を飲んだ。 残りの弾数だとか、人員への負担だとか。そんなものを一切考える必要が無い力任せのゴリ押し。 しかも辺り一面に漂う霧で、遠くからだと何が何だか分かりやしない。ついでに光までもが遮られている薄暗い空間。 マイルズ「まるで海の中ね」 ぼんやりとかすむ空を見上げて映る色は赤と黒。そして金色。 近付いて撃ち込むが装甲は剥がれず、パラパラと石灰のような欠片が舞うばかり。 マイルズ隊1「…心持ち体の動きも鈍い感じですしね。なにか絡み付いてるみたいで」 シャーロット「重いしダルイ……私、クジラなんて初めて見た」 アビゲイル「デカイだけならいいのよ。それだけならね」 後方では回収班達が倒れている兵士を車両に詰め込んでいる。 陣形を取って攻撃するが、やはり黒鯨は陸には攻撃を加えてこなかった。その上を飛ぶ子機も同様に。 空で上手く誘っているからだろうと飲み下し、近くに倒れるパットンの元へと駆ける。 マリリン「親父、生きてる!?」 パットン「っは……エンジェルちゃん達をおいて、死ねるか…」 マリリン「余裕そうで安心よ。何があったの?こんなの見たことも無い……」 見上げるばかりの黒。 いつもの熱風と違う、張りつくような重い風。 そう思っているだけかもしれない。だが、確かにそう思うのだ。 パットン「退け…これは、攻撃ではない」 ◇ 俺「四機目ェ!!おう、何機落とした!?」 ≪二―――三機目!!≫ 俺「ハッ、俺の勝ちだな!」 迫り来る赤い海嘯をロールの連続で避け、黒鯨の頭部を目指す。 金色の弾丸を尾鰭から頭までに叩き込めば、黒鯨は地鳴りのような呻き声をあげて身をよじる。 ≪コイツ自体は随分とろいじゃないか≫ マルセイユは空いたマガジンを放り、余裕そうに笑う。 黒鯨は、まるで氷河の流れのように雄大なゆっくりとした動きで、もくもくと霧を吐き続ける。 俺「おうよ。あくびが出ちまう」 不愉快な喚き声をたてた割に、今だ止まない侵攻の気配には笑いすら込み上げてくる。 再び高度を取り、マルセイユと視線を交わすと一気に空間を詰める。 加東やペットゲン達の何か叫ぶような声を背に、自ら黒鯨の最大の攻撃である赤い海嘯の始まりに飛び込む二人。 俺「いーい波が来やがった!ハンナ、引き返してもいいんだぜ!!?」 ≪これを試さず帰ったら、私は私を許せない!乗るぞ!!≫ 俺「ッハ、それでこそお前だ!行くぞ……テイクオフ!!」 マルセイユの割と本気な声と共に、巨大な真紅の壁を滑翔する彼等はまるで小さな点だ。 どんどん降りていって下に付けた辺りで、波頭が落ちてきた。チューブの底から、まだ彼等は落ちてこない。 迫る迫る。波の終わりが背後に迫る。隙間に逃れることも出来た。だがそこに抜けたら、全てが終わる気がした。 ≪失敗したらどうする?≫ 死出に誘う真紅の間近を器用にバランスを取って飛びながら、マルセイユは殊勝な顔をして言う。 後ろの方から子機が一、二の気配がしていた。 すぐ傍まで迫る命を壊す音に迷いもせず飛び込んだ馬鹿は、考えもしなかった。そんな顔をして 俺「俺を信じろ」 活発に笑った。 マルセイユ「…言うと思った」 真紅の海嘯の起こす獰猛な気流の波を思い切り飛ぶ。後ろの子機は呑まれて消えた。 チューブの向こうで黒鯨は嗤う。大口を開いて赤い塊を見せて、これ見よがしに閃光を放つ。 だが、貴様、敵が何かを忘れたか。 運命とは不思議なもので、流れに任せるだけではいつの間にか消えてしまう。 そんな運命の土壇場で、己の力で流れを捻じ曲げられた者だけが生き残ると、誰かは言った。 俺「丸見えだぜェ大馬鹿野郎!!!」 まんまるの瞳孔に黒鯨のコアを映し、僅かに機首を上げる。 マルセイユ「怯えて生きるのは趣味じゃないんだ」 チューブ状の逃げ場の無い、崩れる波の中に放たれた光の束を流れるように避ける。 まるでそれを知っていたかのように、易々と。 まったくもって規格外。人間には何が可能かという概念を根底から完全に覆すその二人。 黒鯨はますます笑みを深めた。 ぞり、と。 黒鯨の上顎を抉ったのは、15と5つの弾丸。 5はそれだけで砲弾のような力をもって突き刺さり、 残りの15は白い欠片が噴き出す弾痕を指向的に、見事に集中して撃ち込まれ――― マルセイユ「っ、化物め……!」 見る見るうちに抉られた表皮が元に戻る。 形容できないうえにしたくもない、ごきごきだとか、みしょりだとかの音を立てて一斉に。 白く窪んだ中に赤く光るコアも、一瞬にして黒の鯨皮の底にしまわれてしまう。 俺は怪訝そうに眉を顰めた。どうにも見覚えがあるこの馬鹿げた再生力―――― 加東「無茶するなって言ってんでしょうが!!」 マルセイユ「ちょっと波に乗っただけさ。いい戦法だと思ったんだけどな…」 加東「…こっちの心臓が持たないわよ」 ≪おうおう、アフリカのボスたるカトーが、そんなノミの心臓でいいのか?≫ 加東「あなた達の心臓と比べるな!」 黒鯨の全貌が見渡せるほどの上空で、軽口を叩き合って三人は笑う。 だが、タイガーバウムの風防を殴りつけながら、加東は焦っていた。 あまりに規格外。圧倒的にも程がある生産力、再生力、そしてその進化。 自己再生・自己進化・自己増殖。ネウロイが単体で全てを行う。 全生物が進化の果て。それがこの黒鯨だとすれば、 人類とは一体何なのだ。まるでこちらが害悪の根源で、まるであちらが、生き残るべき対象じゃないか。 まるで定めとも言うべきそれは、音も立てずに希望を殺した。 ≪カトー≫ 風防に押し付けたまま震える拳を、俺が内側から触れる。 ≪安心しろ。俺達に出来無い事はねえ≫ 俺の口の動きと、僅かに遅れる無線の声。 目を瞬いて俺をまっすぐ見ると、反対側の風防。そこに両肘をついたマルセイユがニッと笑った。 マルセイユ「そういう事だケイ。諦めるんだな」 卑怯だ、と。 この局面で命を掛けた手すら封じられたというのに。 希望すら見いだせない程の靄の中だというのに。 加東「あなた達ねえ……」 ≪おっと、賭けるはいいが保証はしないぜ?俺は大博打しか興味がねえ≫ にんまりと、イタズラを考える子供そのものの顔で。 マルセイユ「ばか。手の内は?」 ≪アハトアハトをブチかます≫ 加東「決定。今月の給料全部賭けてやるわ」 ≪ヒュウ!良い勝負師っぷりだ!≫ マルセイユ「そうと決まれば呼ぶだけだな。マミ!」 ◇ ライーサ「……回収班、地上主力部隊以外の撤退を確認。終わり、かな」 荒涼とした沙漠を見降ろし、ぽつりと呟く。 寂しさか、安らぎか。 恐らく両方の混ざった格好で、更に上の三人を見上げた。 ライーサ「よし、マミ!ティナ達が待ってるから――――マミ?」 いつまで経っても来ない返事に後ろを向いた。 稲垣「…っ、らいーさ、目が…かすんで……」 ◇ 瘴気が人体に与える影響は五段階に分けられる。 第一段階における人体への影響は手足のしびれ、震え。 (一般的な兵士の教育課程においては、この症状が確認された時点で撤退が許可される) 第二段階においては咳、軽度の意識混濁。眠気。 第三段階においては重度の呼吸困難、意識混濁。急激な眠気。この時点に置いて手足の自由はすでになくなる。 第四段階においては意識不明。そして内臓機能の低下。 第五段階において、人体の生存機能は完全に停止。死に至る。 ウィッチは魔法障壁に体が守られているため、これら瘴気の影響を受けない。 しかし、それは濃度の基準が今までの基準ならばの話である。 観測班2「瘴気濃度急激に上昇……ッ更なる上昇を確認!」 観測班3「瘴気、濃度基準値を突破!…なんだこれ、瘴気濃度、これまでの基準を大幅に上回ります!」 目紛るしく動き回る人。 目紛るしく変わった戦況。 モントゴメリーは動けずにいた。入る情報の全てが信じられなかった。 考えてはいた。ただ、追い付かないだけで。 観測班1「――統計出ました。現在新型ネウロイを中心とした半径10km以内においての瘴気濃度、ネウロイの巣周辺を上回りました!」 観測班6「まっすぐこちらに向かっています……まさか、海を越える?」 観測班5「範囲的に見て瘴気濃度上昇開始は20分前。丁度、あのクジラの発生時刻と重なります」 観測班3「報告によれば、アハトアハトすら貫通せず、俺少尉とマルセイユ中尉の突撃後も、すぐに再生したと……もう、手が………」 言いかけて口を噤む。 頼みのアハトアハトすら通らなかった。そしてあの二人の突撃も。そして、瘴気までもが行く手を阻む。 大判の地図には針路、風向き、地形図からの地形から計算された範囲が書き込まれ続ける。 観測班2「マイルズ隊の回収した計測機は754ppmを観測……これはもう、人の生きられるものではありません」 観測班4「…閣下、これは人類が観測した濃度を大幅に……この数値は、ウィッチにも影響が出る範囲だと推測します」 モントゴメリーは考える。 人と、勝利と、どちらを取るべきかを。 どちらが、人類を繋げるかと。 モンティ「撤退する」 それは、静まり返る司令室に嫌に響き、 無線士a「閣下、それは……」 異論を許さないほど厳しく。 それからの行動は全てが迅速で、まるで自分がやっているとは思えないくらい他人事だった。 モンティ「至急本部へと知らせろ。アフリカにて新型ネウロイ発生。撤退許可を願うと」 恐ろしい位にモントゴメリーは冷静に言う。 兵士達の症状は第三段階まできているとの報告だった。 そして、ウィッチにも第一段階の症状が見られると、軍医は言った。 モンティ「出来る限りの最新を伝えてくれ。残存ウィッチ隊には早く帰るように」 刃は通らず、人も寄せず、ウィッチすら近付けず。 そうして導き出される答えは敗北の文字。 圧倒的“一”を上回る、更なる“一” まさに進化という言葉の相応しいとおりに、ネウロイは己を変化させた。 より強烈な瘴気を。 より強力な火砲を。 より強靭な体躯を。 そして、なにもかもが人類を上回る形を以て。 抵抗の一手も許さない圧倒的恐怖と絶対的絶望を前に、ヒトはただ脅え、僅かに抗うのが精一杯。 用意されていたような最悪のシナリオで現れた黒鯨は、力を寄こせば更なる力で返し、いとも容易く人類の抗う心を砕いてくれた。 覆らない差。進化の果てと進歩の果て。 彼奴等は人類の敗北を土産に頂点に君臨するのか? これが運命というならば、主よ、我等を見捨てたか。 ◇ マリリン「…少佐」 マイルズ「撤退よ」 無線機をかちりと置いてマイルズが告げたのは、一時撤退せよとの知らせだった。 詳細は告げられなかったが、嫌でも原因は目に入る。何度も何度も爆発音が響いたが、終ぞ黒鯨が止まることは無かった。 シャーロット「……そんな、嫌です!まだやれる!」 教育課程で習った事が正しければ、パットン等の症状は瘴気によるものだ。 そして、計器を持ち帰らせた少女達に出ていた症状も身に覚えがあった。 曲がりなりにもマイルズは隊長だ。隊員達の不調はすぐに見える。 先程からシャーロットのトリガーを握る手が微かに震えていることも。すべて。 マイルズ「……虎、聞こえてたでしょう?」 インカムを指ではじき、呟く。 最後まで虎と呼んだのは少しの強がりかもしれない。 ≪任せろ。好きにしな≫ マイルズ「ありがとう…」 ≪ハッ、俺を誰だと思ってやがる≫ マイルズ「…最高に良い男よ。惚れちゃいそうなくらい」 ≪ワオ、戦場の色恋は隙だぜ?≫ マイルズ「…分かってる。また、基地で」 ≪ああ、またな!≫ しん、と静寂が帰る。 聞こえてくるのは、空高くの黒鯨が霧を吐きだす音と、駆動する歪な音だけ。 マイルズはその空を見上げると、ぐいっと頬を拭った。 マイルズ「いい?さっさと帰ってネズミ野郎を張っ倒すわよ!……返事!!」 全員『――了解!!』 ◇ 俺「ネウロイの活動が活発になる状況は一つ。瘴気に侵された土地だ」 オストマルク、カールスラントで確認されたネウロイの生体情報。 瘴気はすなわちエーテルのようなもので、ネウロイにとっては常に存在するもので、 彼等の侵攻の後に瘴気が溜まるのは必然であり、エーテルとの関係性が云々。 つまり、ネウロイは瘴気を振り撒く事によって自身の生体活動の活性化、簡単にいえば己の過ごしやすい環境に変えている。 正しいかどうかは知れた事。すでに黒鯨がその身を以て証明し、それを目の当たりにしたばかり。 ネウロイの侵攻を受けた土地のやたら靄がかかった様、それが目視できる程の瘴気だとすれば、 黒鯨の吐き出し続ける霧は、瘴気と考えるのが普通だろう。 ≪それなら全て合点だわ。でもどうして?≫ 俺「知るかよ、勘だ。さあ、嬢ちゃん達が退くまでの時間は作れる。行けよ」 お世辞にも優しいとは言えない声は、また時間を作るという。 ≪障壁も張れないあなたこそ、いの一番に戻るべきだと思うんだけど?≫ 俺「安心しろ、風防がある。それに呼吸器もあるからな」 ≪……分かった≫ そんな風に大丈夫しか言わないから心配になるというのに。 でもここで引かなければまた無茶を言いだすに違いないと、加東は頷いた。大人の対応だった。 無論彼女にも分かっている。 俺の言っている事が矛盾だらけだという事くらい。 ただ、この中で一番体力が残っていて一番生存率の高いエースには死の臭いがしないだけに、 その背中に頼ってしまう成り行きに無力さを感じているだけで。 はたして、いつも心配されているのは自分自身の事なのだと、この虎は気付いているのだろうか。 ≪私はまだ戦える。ケイ、二人を連れて先に行ってくれ≫ ………………。 はいそうですかと、すぐに首を縦に振る程、アフリカの星は無責任ではなかったようだ。 何だかくらくらするようで、加東が口を開きかけた所で、手を置いていた風防が開いたので、彼女は慌てて手を退けた。 マルセイユ「ば、ばか!瘴気が――――」 俺「これ位何ともねえよ。なんだ、俺が信じられねえってか?」 マルセイユ「違う、そうやっていつも無茶をするから!」 俺「これしか知らねぇんだ。それに、守り切れない」 ずくり、と。 氷でできたナイフで刺されたような痛みがじわじわとマルセイユの胸に広がる。 その傷は熱を持ち、じくじくと血が滲みそうに疼いた。 俺「それとも、お姫様はキスをお望みで?」 マルセイユ「…冗談は基地に帰ってから聞く。この馬鹿野郎」 手持ちのMG34を振りかぶり、思いっ切り俺の頭を狙ってやった。 色々と間違った対応だが、虎はがっしと片手で受け止める。 マルセイユ「競技用の銃で死なれたら困るからな」 照れ隠しとは程遠い口上でマガジンを操縦席の後ろに入れる。 一通りの武器をタイガーバウムに押し込むと、彼女は満足そうに笑った。 マルセイユ「俺、私が勝つまで死ぬなよ?」 俺「ハッ、こっちの台詞だ」 風防を閉めて親指を立てると、俺はぎゅんと黒鯨の撹乱に飛ぶ。 辛そうな稲垣の手を曳き、彼女等がある程度の距離を取った所で、 俺「…一つ、試すか」 赤く染まる景色が黄金の光彩に映った。 抑える力は使い果たした。金色が笑う。 一瞬ちらりと頭をよぎった彼は、ざわざわと黄金を這いずらせる。 力のままに迫り来る赤い海嘯を一息に見切ると、 虎はそのまま黒鯨の上顎に突っ込んだ。 オオオォオオ、と。 残響を引きずる咆哮が黄金色に染まる世界に満ちる。 加東「…また、使ったのね」 超視力の先に、急に動きが鋭くなった彼の機体が見えた。 あの時と同じ、限界を超えた動き。隠していたんだろうが、あの時の通信は筒抜けだった。 全てが金色に染まる。霧の海すら埋める輝きから、彼女は目を背けた。 そうして基地に戻って程無くして、機体を失った俺は走って帰って来た。 基地に着いた途端、糸が切れたように倒れ、そのまま医務室へと運ばれた。 ロンメルが帰ったのはその少し後。 アフリカ行きの船の途中で受け取った連合軍本部からの封筒が、嫌な緊張を醸し出していた。 そして今。 司令部の卓には前回の集まりと同じように、三将軍と佐官が集まっていた。 ロンメル「…全員、いるな」 黒鯨の動きは俺の特攻じみた突撃で止まっている。どうやら上顎を吹き飛ばしたらしい。 本部に伝えられた情報はすでに全員に伝わり、その静寂は痛いようで、少しの望みを流していた。 俺「よう、今帰ったのか」 加東「俺?あなた瘴気で……」 医務室で寝ているはずの俺に加東が声をあげる。 彼女が見に行った時よりも顔色は多少――ほとんど元に戻っている俺は、何の躊躇も無く卓へと歩いた。 俺「何ともねえさ………で、ロンメル。何を持ってきた?」 金色の瞳がロンメルに向いた。 射ぬかれるような鋭さに、気付いている、と。封筒を持つロンメルの手が微かに震える。 ロンメル「…18時だ。開封する」 かしゃかしゃと紙の擦れる音がして、口を裂かれた封筒から書状が落ちる。 それを広げたロンメルの厳格なまでに顰められた表情が、内容を告げているようだった。 ロンメルは頭の中で数回復唱すると、形式的な部分を省き、簡潔に言った。 ロンメル「我々統合連合軍は現時刻を持ってアフリカの放棄を決定した。……総撤退、急げ」 ――新型ネウロイとの交戦は不可能と判断し、アフリカ部隊には直ちにアフリカを放棄し、東部戦線への参戦を望む。 尚、この件についての他言は一切の禁止を命ずる。と 佐官「……そんな、馬鹿な」 嘘だと思いたいくらいの内容で。 でも、その書状の一番下の『ドワイト・D・アイゼンハワー』のサインが真実だと。 告げられる内容の半分以上が耳から抜ける。 ロンメル「明朝に出港する。各自大切な物、各班は必要最小限の荷を今の内に積んでおけ」 無駄なものが一切無い、切っ先のような言葉。 踵を返して去る将軍達は研ぎ澄まされた業物のようで、残された佐官達はナマクラのように佇んだまま。 そんな、ゆったりと虚無が抜ける中、加東は気付いた。 俺が、どこにもいない事に。 帳は落ち切り、息は白く。満月だけが大向こうに座す沙漠にて。 熱を帯びた騒がしさは消え、風に乗るのは痛みに唸る黒鯨の音ばかり。 格納庫には誰もいない。何時になく綺麗に掃除された床には、月光が白と黒の鮮やかな模様を描いていた。 そんな中、軍靴の音が響く。 そのまま軍靴は、影に並ぶストライカーへと歩みを進めた。 一列に並んだストライカーには丁寧に幌が被せられ、荷の順番か、朝早くにでも積むのだろう。 端に寄せられた一回り大きなストライカー。それを一度だけ撫で、目的の機体の元へと向かった。 切って落とせそうなほどの静寂の中、ゆっくりと目の前の幌に手をかけ、剥ぎ取――― ttp //www.youtube.com/watch?v=0V7aUT13qtM 「何をしているのかしら?」 俺「…デートの用意さ。見れば分かるだろ?カトー」 加東「ふざけるな!自分が何をしているか分かってるの!?」 息を切らせ、影から出た加東は、月明かりを挟んだ向こうの虎に叫ぶ。 俺「俺の魔法を忘れたか?『攻撃特化』――唯一無二にして、最高の作戦だと思うんだがなァ…」 そう言うと、虎はくるりと加東に向き直る。 暗闇に輝く黄金の二対。姿の見えないほどの闇の中で異様に輝く金色。 人の目は光らない。だとすれば、光る方法は使い魔を発現させた時だけ―― 加東「まさ、か」 力の開放。 彼の虎エルドラドと無理矢理に命を繋ぎ、驚異的な感覚、力を得ると同時に、 やがて自身の全ての機能を使い果たし、苦痛と倦怠の中で死に至る魔法。 表面を教えられた程度だが、その後を知る加東にとって、それはこの男を張り倒してでも止めなければならない事態だった。 そしてこれは、加東の数える内では三回目。いくら偶然が重なったとはいえ、擦り切れてしまうのは目に見えていた。 俺「使っている間は苦しくねえ。傷も治れば魔法力だって溢れて来る。何でも聞こえる、どこまでも行ける」 そう言ってごろごろと喉を鳴らす。 真っ白な牙が月光を反しててらてら光るのが恐ろしかった。 なにより、この場に満ちる気配に獲り殺されそうで怖かった。 俺「安心しな。ちょちょいと奴に突っ込んで来るだけだ」 加東「……死ぬ気?」 やっとの思いで絞り出した声は頼りなく、届いたことさえ怪しいもので。 ――忘れていたんだ、この感覚を。いつから自分は安心していたんだろうか。 相手は虎だった。一瞬目を見開くと、ぐるりと笑う声がした。 俺「なぁに、突っ込むのは慣れてる。……まァ、今回ばっかりは俺が先に昇天しちまいそうだがな」 加東「ふッざけるな!知ってる?人はそれを―――――」 「無謀と呼ぶ。そうだろう、加東君」 軍靴の音が反響する。 声の主だけではなく、土砂降りのような音が溢れかえった。 俺「オイオイオイ、この程度で止めようってのか?パットン、ロンメル、モントゴメリー…いや、お前等。俺を舐めてんのか?」 ずらりと並んだ兵士を光る目がなぞる。 拍子抜けだと言わんばかりの詰まらなそうな声で、影に潜む虎は笑った。 パットン「退け。今回ばかりは容赦せんぞ」 俺「要はあのクジラ野郎が問題なんだろ?気にすんなよ。俺一人でやってやる」 モンティ「『虎のある所負け無し』は終わったんだ。現在に過去は通用しない」 俺「……………」 ロンメル「これはアイクからの命令だ。東部は非常に切迫している。ここに手を掛ける暇など無い いいか俺。自分が何かを考えろ。欧州を一人で飛び、幾多の戦区を救った英雄が、ここでモタモタしている暇は無い」 すでにアフリカ部隊の進む道も決まっている。 西部戦線の援護をしながら北上。その後東部戦線『オペレーション・ウラヌス』に参加。 アフリカは捨てるに惜しいが、扶桑からの輸送は今のままで間に合っている。 ……それが上層部の言い訳だった。恐るべき進化を目の当たりにして、彼等は己の保身を選んだ。 考えないのが兵士、考えないのが道具。良く砥がれたナイフは主の思うままに獲物を切り裂く。所詮、軍人はそんなもの。 パットン「いい加減諦めろ。ここが儂等の、お前の限界だ」 聞かないのなら、お前を殺すまで。 数多の銃口が虎を狙うのが分かった。向ける人間の顔に浮かぶのは葛藤、苦痛、同情…数えきれる筈が無い。 正しいか。 そんなものは知らない。これは命令なのだから。 その先にあるものも何もかも、試す必要も無いのだから―― 俺「王様気分でご命令か?……テメエで俺を測るなよ」 加東「え……」 予想だにしない、凄まじい無茶無謀。 パットン「……粋がるのもいい加減にしろよ野良が!いつでも殺せるんだぞ!」 何が故に叫ぶ。 誰が為に吼える。 地位も名誉も金も、全てが約束されたのに。 己が命を晒してまで、何がお前を駆り立てる。 お前は、何を求める 俺「それともお前等は!知らねえ奴の言った事をハイそうですかって信じられんのか!?…ハッ、俺はゴメンだね 負けを認めろ?ふざけんな!! 俺は俺の信じる道を行く!俺が俺を信じられる道を行く! 力は力で捻じ伏せりゃあいい!俺の道をふさぐ奴ァ何だろうとブン殴って黙らせる!! …さあコイツが最後だ。撃たねえなら退け、俺より弱ェ奴は道を開けろォ!!」 それは、自分勝手で傲慢な、どこまでも子供じみた言葉。 自由に誇り高く――ひょっとしたら、こいつなら何とかなるかもしれないといった、漠然とした希望。 考えて、思う。 動きたくても動けない現状に自分を満足させて、自分は動かないだけだと―― 俺「そうやって逃げて、羊として生きるんだったら、俺は虎として死ぬ」 そう言って背を向け、幌を横凪ぎにさらって投げ捨てて。 誰もが黙った静けさを、たんと踏みだすその時に。 たん、と一つ。銃声が大気を切り落とす。 「止まらないと撃つ」 空薬莢がかりんと落ちて。 空っぽの弾倉を捨てて、新しい弾倉をグリップ内に押し込む。 かしゃりと初弾を装填すると、戸惑うこと無く銃口を向けた。 マルセイユ「次は心臓だ」 月に明かされた白の床を、ただ、進み。 俺も、待っていたかのように黒い影から出で。 俺「遅かったじゃねえか、ハンナ」 まるで遠く離れた恋人と再会したような、声と仕草で、俺は銃を抜いた。 マルセイユ「何を抜け抜けと」 やがて、互いの手が触れるか少しの距離で足を止めて。 ちぐはぐな距離で真っ向から視線を絡ませて。 俺「退けよ」 マルセイユ「はん、断る」 俺「そうか。残念だ」 かつて、背中を預け合った好敵手は、互いに銃を向ける。 マルセイユは手を伸ばして心臓を、俺はまっすぐにその眉間を。 そして、そのままたっぷり続いた静寂を、破ったのは俺の咆哮だった。 俺「退けと言っている!ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ!!」 マルセイユ「いやだ!」 俺「…お前程のいい女を殺すのは忍びねえが………まあ、それもいい」 月に姿を明かされた大鷲の照星は虎の心臓を狙う。 奈落に潜んだ虎は眩しそうに目を細め、牙を剥く。 月下、二人は相対す 俺「サヨナラだ」 前へ ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/watchrelay/pages/88.html
flack (flak) 概略 flackもしくは片仮名でフラックが一般的な呼び方 アイスさんと銃ばかり描くおなじみB級判子絵師。誕生日は1/22らしい 特に何をしたわけではないが、非常に自虐的である 絵板には一時期毎日投稿していたのだが、そのコメントは毎回自虐的であった もちろん絵板らしく褒めてくれる人は居たのだが、 いくら褒めても自虐するため擁護する人間も減り、終いにはeeというコテに厳しく叱咤される様になった アイスさんを異常に愛しており、「私だけの嫁。異論がある者はゴメスに掘らせる」とまで言った 銃を持つ絵・エロ絵・デフォルメ・四肢切断・スカトロなどをよく描いている 現在はまんこ板(神殿)、桃源郷絵茶に常駐している ブログも存在していて、自虐的な傾向は相変わらずなようである。メカの絵は上手いが人間を描くのは下手 ゲームは見るゲオンリーな上に基本エターナラーで アイスさんが銃を持ってアクションをするというワンパターンな作風である 完成させた場合も評判はいま一つである 自動保管庫で何故か「その他」に入っているが、本人は実はその事を気にしている ※近況 ヲチコテが次々と消滅していく中、彼もブログを消し、姿をくらましたと思いきや・・・ ttp //maximumbet.blog111.fc2.com/ john doeに生まれ変わりました! ツクスレからは離れ、「ピクシブファンタジア」という同人臭い場所で第二の人生を過ごすようだ あれほど粘着していたアイスへの愛も消え、pixiv絵もしものみオール消去。 結局はエロければ誰でもよかったようだ こうしてツクスレ(主に絵板)に迷惑をかけ続けた害虫がまたひとり駆除された 趣味 趣味は非常に硬派である。 洋画、DMC、攻殻機動隊、TRIGUN、HELLSINGなどが大好きでマニアックな話題をいつも自身のブログや絵茶で披露する その為、桃源郷絵チャでは口数はかなり多い。 夏の陣SSなどでい!ま!に!と走り去るアイスさんを好んで描くが、ちなみにこれはガングレイヴのパロディである 彼のコアな趣味についていけるのもツクスレでは一握りで、閂そしてカオォスぐらい。 カオォスとは途中で縁を切ったが・・・ No title DMCは4しかしたことないや ああいう感じのゲームって他にもカオスレギオンとかもいいよNE! 2008-11-09 カオォス URL edit No title カオスレギオンは未プレイですが、爽快感のあるゲームは結構好きです。 あとはガングレイヴとか無双とかも。 2008-11-09 flack URL edit No title ガングレイヴなつかしー トライガンにハマってたから即買ってプレーしてたわ 2008-11-09 カオォス URL edit No title 自分はガングレイヴに興味を抱いてプレイしてからトライガンにも興味を示して内藤泰弘ワールドにどっぷり浸かりました。 2008-11-09 flack URL edit No title 内藤ワールド入ったのは中学の時スーファミでエナジーブレイカーってRPGのキャラデザで内藤氏の作品見てからかな 妙に主人公の女の子が可愛くて数年後にトライガンに触れて 「あ、これあの時のゲームの人じゃん!」でどっぷりと 2008-11-10 カオォス URL edit まったく意味不明である。 そんな彼であるが、逆にバリバリの軟派な一面もある もうひとつの趣味はアイスさん 及び変態妄想 だれかモチベをください。下書きで絵がエターなりますあばばっば というかもう人間やめてアイスさんのペットとか奴隷とか玩具とか便器になりたい 描きたいネタは色々あるのにエターなるよウボァー 他の趣味は絵描きというよりラクガキ。 これをストレス解消方法に用いている。ぽにまろやM明やろーたに比べればすごくまともであるが 突然四肢切断絵を描いたりするのであなどれない その他こんな絵を描いたりする ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/fn-p90.png ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/wca.png ttp //blog-imgs-18.fc2.com/f/l/a/flaktower/dhw.png 青字「あと、ウォーターいじめ酷いです(><)(笑 」 flak「ウォーターは見るといぢめたくなるものなのです^o^ アイスさんにはいぢめられたくなるものなのです^p^」 ツクール 銃を持ったアイスさんが出てくる。洋画の俳優が出てくる 作者の部屋で自虐をする。菅野よう子等の無駄に豪華なmp3を使用したがる 等の分かりやすい特徴がある。 一般的には評価は低い。 flackのゲームといえば夏の陣の糞ゲーが印象的だろうが 実はその前進があった GW2008 No15「ブリザルド・テラーinグラインドハウス」 名前をからするとブリザルドがメインの見るゲだが、これが何故か「EL ICEⅢ」の予告編。 期待外れなことに予告編終了。 しかもこのゲームに出てくるシーンは一切次回作に登場しない しかも紅白以降は別の作品にシフトされ、この作品が完成されることはなかった 公開後コメントはたった3www あくせらの2に次ぐ、ヲチコテ歴代2位のコメントの少なさである 次に夏の陣 No11「EL ICEⅢ」 アイスさんが銃を持って暴れるだけの見るゲである 攻殻機動隊の音楽など無駄に豪華な音楽を使い、紙芝居OPを披露。非常に退屈で内容が無かった このゲームは評判が悪く、ヲチスレがまだ本格起動していなかったのにもかかわらず、スレが酷評だらけであった てのやま「ばーかwwwwwwww」が最初の感想 ちなみにてのやまの夏の陣実況でこの作品はプレイされた 続く名無しは「オナニーゲー」「自虐うっぜぇ」「すごく面白くなかった」「元ネタわからん」等・・・ ただいい加減に気付いて欲しかった 15 :ksgとも言えないクソを作った作者 :08/08/21 23 54 53 ID jOKa6O1P プレイしていただいた感想の方ありがとうございます。 本来夏の陣用に製作していたゲームが完成しそうになく、 テキトーなのでも提出出来ればいいやという安っぽい考えでプレイする側のことを考えずに製作してしまい プレイしていただいた方々に不快感を与えてしまった事を私は後悔しています。 わざわざプレイしてくれた皆様には本当に申し訳ない事をしてしまいました、本当にごめんなさい。 名前欄でこういう自虐するんだから嫌われるのだろうと・・・ 公開後コメントは13。一般的に数は少ないが、前回よりは一応増えた・・・ 不評コメントばかりだけど。ただこのゲームはフラック・ヲチラー共に黒歴史認定。 これに負けたかにかま(公開後コメント12)カワイソスww 最後に紅白 No16「Magic Hard-擬人達の塒-」 またアイスさんが銃を持って暴れるゲームだが、今回は映画のパロディーやら訳の分からん長い回想シーンがあった 実はこのゲームは面白かったという意見もチラホラ聞く 自動でテキストが流れるというのは賛否両論。そしてチープなゲームに無駄に豪華な音楽というアンバランスさは相変わらず また擬人化と言っておきながら、活躍するのはアイスさんだけで他の主要魔法は活躍せず。聖と雷は登場すらしないww 仲間は桃さん、ファイアⅡ、シェイドⅢ(デコ)とどっかの看板娘ばかりww ヲチスレでは当然の如くつまらんと叩かれるが、一部のヲチラーは「深い」「ゆとりには分からんな」「洋画を普段から好んで見る俺にとっては良かった」などと肯定コメントはあった 中には「フラックは洋画」とまで言う者もいた その支持者達もあってのおかげか 物語賞はもしロワに次ぐ4位、綺麗賞はシンアイを上回る5位を獲得した 自演だ!実力だ!との論争は激しかったが、結局は分からない ただ公開後コメントはたった13。黒歴史な夏の陣と同じ。 そういうわけで編集者的にはあまりにも高杉じゃね?とは思います クルセイダー様も「もしもとしては少し悪いかな」とおっしゃってますしね GW等は未出場で、次回出場予定は2009夏の陣。 去年の黒歴史を改善できるか?またコメントがどれぐらい増えるのか? 成功の意味でも失敗の意味でも期待したいところだ フラックがアイスに銃を持たせるのに拘る理由 どうでもいいこと なぜ私はksgで銃器を出すのか。まあ好きだからというのもありますが 銃器描写は剣や槍などの描写より楽だからだ! ドット絵でアニメーションの絵がかけない私にとっては構えて撃つだけという攻撃描写がやりやすいメリットがあるのです。 ただ、マグチェンジ、再装填等が再現しにくいというデメリットあり。 ちなみにアイスさんに銃を持たせるのは好きなキャラだから好きなスタイルにしてしまえという理由。 あとコート姿の銃使い、好きなんだよね。 ダンテとかアーカードとかヴァッシュとか都々目紅一とか。オセロットもですな。 手抜きですね。わかります アイスの人気低下の原因 フラック本人の絵やヲチスレリレーの影響でアイスさんの人気が落ちたというのは確かである 一時期はウォーターに匹敵するぐらい人気はあったはず。 フラック初期の作画崩壊の絵や四肢切断、絵板へのうざいほどの連続投稿、しかも判子絵 これを投下し続けた功績も大きい ただリレーも 銃を持ったアイスさん=フラック 銃を持ったメンヘラアイスさん=どう見てもフラック という印象を定着させてしまった 真武者伝、もしもロワイアルなどでは銃を持ったメンヘラアイスが出てくるので素直に楽しめずヲチスレでは「フラック死ね!」との怒りの声も何度かあった。 kntの「もしもアイスさんが発情したら」でも、メンヘラアイスさんが出てくるので「フラックがヒロインのエロゲww」「フラック専用エロゲ」という煽りもあった そしてフラックの紅白ゲーは、「フラックが活躍する俺TUEEEゲーww」と言われて叩かれた とにかくフラックは二重の意味でアイスさんの人気ダウンに一役買っていたのであった。 アイスさんは私だけの嫁と豪語する彼にとってはむしろ好都合だろうが。 オリキャラ あまり知られていないが、実はフラックは幾つかオリキャラを作っている レイズⅢ ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/rz.png ほとんどのツクラーに忘れられたというか知られてないウェーブ並みの黒歴史キャラである パラ子 ttp //blog-imgs-18.fc2.com/f/l/a/flaktower/pz.png M明作「パラとパラオルタナティブ」に出演。それで極一部に脚光を浴びるが、彼のキャラだということは意外と知られない シェイドⅢ・・・だそうです ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/fshade3g.png ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/face1.png そのくせ嫌阪 公式設定など存在もしないものを公式という意味のない言葉で語られるのを見ると何か悲しくなる。 それこそ設定は素材って考え方でいいと思いますよ。 ただ、私は公式設定とか言い出してそれを無理矢理押し付ける輩や、定着がどうのこうの言い出すようなのがあまり好きになれません。 既存の複数ある設定をを自由に選択したり、そこからまた広げたりするのももしもの楽しみ。 前にも言ったかもしれませんが「もしも」はパズルやブロックトイのようなものなのです。 ルズ涙目www THE★拍手返信 公式はああだこうだ言ってる奴は公式の意味を理解してなさそうw 誰もが認める設定がないとtkれないのかと小一時間(ry 様々な作り手がいて、その人たちによるキャラクターヘの役割がどう与えられるかというのがまた楽しいものなのになぁ。 とりあえずそういう輩には「もしも」という言葉をちゃんと理解してほしいですね。 クルセイダー「もしもとしては少し悪いかな。」 フラックの画力 まずはこれを御覧になって下さい ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/660.png 彼は人間よりもメカの方が上手いのです フラック作のアイス顔グラ ttp //blog-imgs-18-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/facesetice3.png ヲチスレリレー以外で見たことねーよw リメイク! ttp //blog-imgs-18.fc2.com/f/l/a/flaktower/reice3.png これもヲチスレリレー以外で見たことないwww 初期絵 ttp //www.viprpg.org/part4vip/picbbs/_OB000021.png 自虐・愚痴・その他キモイ発言 フラックといえば自虐!自虐といえばフラック!! その気持ち悪さを以下堪能して下さい ストレス溜まる溜まる ここの所、なんもいいことないし続けて嫌なことは起こるわもう散々だ。 私がこんな所で愚痴ってる間に、友人は舞台デビュー・・・夢に向かっていて羨ましいぜまったく。 そんな朗報で小躍りしていて気分がいいと思ったらぁーッ! もう愚痴を吐き出し文章化すんのもめんどくせぇ。息を吸うのもめんどうだ。 あと、いつになったらアイスさんは私を殺しにきてくれるんでしょうかね? 理屈屁理屈 現実を糞真面目に生きても、いつも見返りは得られない。見返りを期待するのも馬鹿かもしれないが。 どこかで不正を働く連中の方が見返りを得たり、上に上っていったりする。そんな現実ばかり。 だからこそ、見返りの無い所でふざけてみる。そんな屁理屈。 ツクールも絵を描くのもふざけてやらないと人生やっていられない。 商売ではなく趣味の範囲で行う以上、お堅い考えでやるのはどうかと私の場合は思うし。 そのふざけるという行為も 他者を傷つける事無くと。私には無理だったが。 そういえば、絵板で自虐云々言われてしまったが、あれはしょーもない自分自身へのツッコミぐらいの感覚でやっていました。 ただ、不快感を感じる方が居る以上ああいったネタは避けた方がいいのかもしれません。 本当ごめんなさい。 あとは同情とかそういうのが欲しいわけでああいった事を書いているわけではない。 そんな同情より私にアイスさんをください^p^ って2008年最期の更新がこれかorz 紅白ゥ! どれもこれもレベルとクオリティ高過ぎじゃないか>< 低級な作品を提出してしまって全俺が泣いたorz こんな私を慰めてくれアイスさん>< 自分の名前がスレであがるのをみるとあんまりいい気はしない。 キモイのは事実なんだからそっとしておいてくれ。 気に入らないなら気に入らないでもいいからさ。ほっといてくれればいい。 どうせそのうち気づけば消えているんだから そして私が気に入らないのなら私のような人間にならなければいい。 きっとオチスレでは私の名前がいつも悪い方向であがってるのでしょうね・・・。 アイスさんよ・・・早く私を殺しに来てくれッ!あと犯してくれッ! なんだこの変態的な文章のブログはorz だから私はメンヘラじゃねぇって言ってんだろボケカススカポンタン つかそんな事パー速に書くなよ、書くなら変態妄想を書こうぜ! GW祭り始まりましたね。 うむ、絶対にGWに作品提出あわせたら間合わなかった。 というか夏の陣に間に合うかなぁ・・・ウボァー あとpixivファンタジアⅢ、締め切りは今月の10日まででしたww なんか最近ツクスレネタの記事を書いていない様なw そして記事のネタについていける人はいるのかな? 下二行今さらすぎるww Re ぽかぽかアイスさん 肉感的な体の質感がたまらんなぁハァハァ 足コキでも構わん!踏んでくれ頼む!そして踏み潰してくれ>< あと足の匂いも嗅がせてくれ>< あと腋と股座の匂いも! 絵の質感で本来感じ得ない体の匂い的なモノを擬似的に感じられるのは凄いと思う。なんかどういうことかは説明しづらいが変な直感的感覚。 ビデオ画像 さんくすっ!というかあの絵かなり良い出来だと思うんだ 某所で自分の絵で抜くやつは・・・的な事言ってたけどこれは抜けるぜ!(核 というかこのビデオ画像バッテリー一本で3時間か まだ理性残ってる顔してるのでまだ1日目と考えて 後最低2日分は必要(最低3日)としてバッテリーが20本近くは必要ですね(><) アイスさん犯したい→アイスさん超犯したい→アイスさんの精神的な面まで犯したい(淫乱に、エッチなアイスさんになるまでサンドウィッチなど性的行為) 超変態シチュです(><) メンヘラ いや、マジもんのメンヘラはやばいよ・・・実際にいたんですよ(><)怖すぎる。 ヤリチン そのゲームやってないんでよくわかんないけど どの作品だろ・・・・確認はしたいw 後、アイスさんをヤル、ヤリチンなら俺は問題ないです(><) アイスさんと一日、いや一ヶ月位連続ヤリチンでいたいです(><) おふとんにこもりまくりで寝る間も惜しんでえっちなアイスさんと やりやりチンチンしたいです(><) hentaiです(><) モチベ つ「餅」 あと淫乱なアイスさんはいままでのを見る限り結構描けてると思うよっ!ち○ぽとかしゃぶらせてる図とかも欲しいです(><)(爆 もうね、近頃アイスを見る、食べるごとにアイスさんを思い出してしまってアイスさん中毒ですよ((><) 何時も誰かに助けれらている 何かに没頭し普段のろくでもない現実を忘れたいから絵を描くことに夢中になって。 そして、そんな自分を受け入れ色々と助言を言っていただける桃さん達には感謝しています。 死ねばいい くだらないことで二度も迷惑をかけて 最初の時点で気づけばいいものを、そして消えればいいものを 何事もなかったかのように居座って そしてまた迷惑をかけて まだ、許されようと甘えていてさっさと死ねばいいものを どうせ、私のような人間が一人いなくなっても世界は変わらないんだ それなのに自殺する勇気すらないくせにえらそうな事いって 死ぬことを選べない糞なのに いつまで気づかない そうなる以前、穏やかに自重されるように言われていたことにも気づけず二度も迷惑をかけて さっさと死ねばいい 死ぬ勇気もないくせに こんなのに八つ当たりして 私が居なければ 何も消す必要はなかったのにそれの原因に気づけなかった 死んで償えばいいものを 悪いのは何時も私だ 拍手返信 死ぬと金がかかって迷惑です山で死のうが捜索隊ださなあかんし海外で死んでもヒコーキとかださなあかんしどんな死に方しても金かかる死後まで迷惑かけたくないんなら死ぬとかいうなや でも結局は死ぬ勇気が無い、口先だけの愚かな人間になっているのが現状です。 それこそ、誰にも迷惑かけず死ねる方法があるならそれを選ぶ でもいつかはその考えも口先だけの事になる。 嫁に八つ当たりする糞野郎 悪い方向に進む、そこに居た人が消えてしまう、全ての原因が自分にあるように思えてくる。 自分が元々居なければそれは無かった。いつも後悔ばかりだ。 拍手返信 俺・・・社会の歯車になったら半年間パソコン使えないんだ。ところで、あんたはビッチみたいなアイスさんとハードっぽいアイスさんどっちがお好み? 私は一度は社会の歯車になったものの、会社の都合で外されました。 アイスさんはどんなアイスさんでも好みです。 以下グロ絵。 ttp //tkoolwatch.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/ksg/src/vip_loater_0020.png だた八つ当たりで描いて我に返って虚しくなる。いつもそうだ。 悪いのは私なのにね。 そしていつもそれに気がつけない。クソみたいな人間。 叩くなら叩け殺すなら殺せ一文の価値もない屑なんだから。 自虐するのはいつものことだが、この日はなんとアイスさんを虐待した絵をうpしたマジキチ 更にぽにまろーたと同じく解雇された元リーマンの絶賛無職中であることを暴露。 ところで、「叩くなら叩け殺すなら殺せ」は誰に向けて書いた文なんだろう? 他にも他人のサイトで自虐する癖がある。取り上げられたのは、エロフ(砂子)やM明のサイト 149 :なまえのないかいぶつ:2008/09/01(月) 16 34 33 自分なんてスレで名前がでるたびに"絵がきめぇ"だの"本人もきめぇ"だのだぜフゥハハハーハァー どんな事でも喜んだり弄られたいとか思ってるMakiさんウラヤマシス ヲチスレ 本人曰く「ヲチスレは怖くて見れない」らしいが これらの行動を見る限りは少なくとも絶対に見てないと否定することは無理があると思う そういやなんかたまたま素材ロダで見つけた素材の歩グラの中に裸のアイスさんがあったんだがチ○コらしきブツが生えてるってのはどういうことだコンチクショーウソだと言ってよバーニィ!! 魔法擬人化達の裸ドット欲しかったからちょうどいいやとか思ってたが、拡大したらorz 私はナニの生えたアイスさんなんて許しませんッ! まぁ、あくまで私の中ではだが。多分ふたなりとか男性化とか好きな人は好きなんだろうなぁ。 パー即でふたなりアイスさん妄想みるし。 とりあえずアイスさんに生えているナニを削っておこう。よくよく考えると歩グラ製作者に失礼だな・・・。ごめんなさいorz 素材うpろだにうpされたヲチリレー素材じゃねーかww(元は裸のフラック) もうアイスさんに「負け犬」とか「ゴミ」とか汚い言葉で罵ってもらうしかねぇなあばばっばb アイスさんから罵声を浴びせられながら犯されて壊れされてぇ>< もうアイスさんにだけならMになれる! つかそういうゲームを誰か作らんかね?(また他力本願かよこのアホは。) かゆ・・・うま・・・ ウボァー 自分を殺すゲームを作成依頼とかマジキチwww この日記を見たヲチラーが「flackをSATUGAIするゲーム」(ヲチスレ保管庫収録)を作成。スレにうpする そのゲームに対するレス↓ 本スレなんだあれwwwwアップされなかったから釣りかと思ったが本当にtkるなwwwwww. 正直言えばもっとねっとりとした描写で殺されるの見たかったですwwww ついでに犯されたかったですwww しかし本当気が付くとなんで私の象徴化がアイスさんなんだろwwww どっちがどっちかわからんだろホコグラwwww まあいいけどねアイスさんなら>< 他のヲチスレゲー「もしもflackが最強だったら」(ヲチスレ保管庫収録)にも反応するフラックの図 かなりキていたが、ここの一部分だけは冷静に答えておきたい。 どう考えても肩書き「硬派」じゃねぇよ。私のような人間ちんこがクリトリスぐらいのみみっちぃフニャフニャだろ。硬質プラスチックが合成ゴムのようなぐらい軟派だ。 しかしこんな文章ばっかできめぇなうははhっははっはwww 高射砲塔は武器じゃなく建物の名前だ 愚痴もジョークにしていないとやってられねぇよクソ なんとアヒャインの紅白2008「ハチミツ」(現在はヲチスレ保管庫に収録)にまで反応するフラックの図ww なんか紅白の某ゲームの隠された本編のコテネタゲーで私がネタにされていたが、メンヘラとかヤリチンとか大変な誤解ですな。 私はメンヘラでもなければ、ヤリチンでもありませぬ。 もうそういう文章が出た時点でF12を押させていただきましたのであしからず。 あと私は誰かに殺されたいわけではなくて、アイスさんに殺されたいんだよ。これ一番重要ね。 アイスさんにダンテの格好させた勢いで描きたくなったDMC1のダンテ。 最近はDMCで検索かけるとエセKISSの方ばかりだから困る。 (色々と失礼だなオイ。そっちのファンにSATUGAIされちまうぞ。) ←ここがキモイ シリーズではやはり1が傑作だと思う。 (4は未プレイだが) あとアニメ版もよかったなぁ。 またヲチスレで次のような書き込みがあったことがある 105 名前:tktk名無しさん:08/11/25 16 35 34 夏の陣の元ネタの一つであるチエル・マリアッチはロバート・ロドリゲス監督の 名前を有名にしたマリアッチ3部作のことナリよ。弟一作があれだから紅白は 三部作のニ作目のデスペラードというタイトルに切り替わる気がするナリ。 120 名前:tktk名無しさん:08/11/25 17 01 08 遅すぎたと言っていryの台詞は 機動警察パトレイバー 劇場版弟二作に登場するキャラの一人である 警視庁警備部特科車両二課第二小隊長・後藤 喜一の台詞が元ネタナリ。 普段は勤務中も出動時以外には素足にサンダル履きで過ごしている 水虫持ちの昼行灯を装っている彼は、嘗て「カミソリ後藤」とまで呼ばれた 公安出身のエリートだったナリよ。そんないつもは物静かな彼が 鬼気迫る顔で言い放ったのが「遅すぎたと言っていry」なワケナリ。格好いいナリ。 苗字は元官房長官の後藤田正晴から、名前は宮沢喜一からとられたものナリ。 初期OVA版では姪がいたナリ。ちなみにこの映画が公開されたのは93年ナリよ。 フラックとぽにまろ 夢の自虐コラボ! No title 俺も自虐はついしちゃう 紅白作品も掲示板で自虐しちゃう有様だし 上を見れば実力差を感じて ギャップから自虐しちゃうんですよね そのうち実力がもっとつけば自虐しなくなるかなぁ・・・ 2008-12-31 20 48 ぽにまろ URL 編集 No title 私の場合自虐とはいえない面もありますwwww まぁそれに突っ込み入れるような感じなので許してねとww 2008-12-31 23 33 flack URL 編集 ぽにまろは実力以前にそもそも性格が・・・ フラックは「あなたとは違うんです!」かよ。 ねーよww同類ですからw まんこ板のリレーコテ 夢のコラボ! 糞真面目に絵を描くより脳ミソフニャフニャで絵を描く時は一番楽しい。 flak18 2008/11/29(土) 02 22 ID 6LMxqh76[1465] Re 脳ミソコネコネ 脳みそコネコネコンパイルってな 台詞がキチってるな、コートの中の湿度は想像したくないわ・・・ バテンカイトスでもしてくる カオォス 2008/11/29(土) 21 35 ID YSIOQI1g[1466] Re 脳ミソコネコネ 何かカートゥーンっぽい妙なシュールポップさがw この後正気に戻って尿を凍らせて証拠隠滅ですね。か、完全犯罪だ……! ツノザメ怪人 2008/11/30(日) 21 53 ID YjDfEtt2[1483] リレースレでのフラックの口癖が「~ナリ」な理由 ハイパー愚痴タイムにつき追記は観覧注意ナリ 私は変態スレ子のデザインにケチつけた覚えはない。 あの時描いたときにギロチンをオミットしたのは単なる技術不足とギミックのクリアランスが上手く描けなかっただけであり変態スレ子のデザインを否定したわけではないので誤解のないように。 軽装版ぐらいの感じでいいじゃないの 棺桶を外したグレイヴとかそんな感じでさ。 しかしちょっとそういうパーツを描かなかったことでデザインを否定しているという事にされたり荒らし行為をしたわけでもなく勝手に粘着扱いされる等とは、雇用期間が今月で終わってしまう事実と考え合わせても極めて遺憾な状況であった。(千葉繁調で) 千葉繁調でwwwオタク臭ぇwww 下半身直結厨 拍手より 名無し「フラックぐらいの年だと九割方彼女持ちだぞ。負け組おめでとうございます(^-^)v」 フラック「正直に言えば、自分は一生そういう事と無縁な方がいいと思う。」 本当にそうだろうか? 彼は、女性作者に積極的であるというネタが多い エロフのブログに毎日通い詰めていたり、他にも女性と思われる作者には概ね有効的に接する 過去にはネカマM明にも尻尾を振っていたというマジキチ。腐女子砂子とも必死すぎるほど絡んでいたところから、女ならば誰でもいいと思っているのだろうか Satsuにリンク申請をしたことがあったが、完璧に無視された。 ※その日のflackのブログにはアイスさんの四肢切断エロ絵がアップされていたからだと言われている この無視事件は妙にネタになってしまい、後にきのさきにリンク申請された時にもスルーされている。 この一連の無視事件により、ヲチスレでは「flackを無視するのは紳士淑女の常識」とまで言われた 以下抜粋 No.967 無題 投稿者:サツキ 投稿日:2008/10/04(Sat) 01 15 毎回提出してないですけど今回はワケあって頑張ります! 3ヶ月間忙しかったりで更新も遅くなるけど大目に見てネ No.968 無題 投稿者: 投稿日:2008/10/04(Sat) 17 35 紅白製作頑張ってください。 あとリンク貼ったのを報告していなかったのでここで報告させていただきます ttp //flaktower.blog59.fc2.com/ No.969 無題 投稿者:サツキ 投稿日:2008/10/06(Mon) 23 36 感想とか後ほど 次に桃源郷絵茶の桃源郷。 このコテもリアル事情を聞く限り、女性の可能性が高いと思われる 桃源郷は桃源郷絵茶を運営している。ここの管理者は心が広く 青虫みたいな性犯罪者予備軍、閂のようなヲチラー、フラックみたいなどうしようもない奴までもまとめて面倒を見てくれるのだ しかしフラックは、そんな桃源郷もいやらしい目で見ているのだった・・・ ttp //blog-imgs-26-origin.fc2.com/f/l/a/flaktower/momo-3.png 以上のように 彼は女性へのだらしなさが異常で、非リア充・もてない男の臭いがプンプンします。現に彼女なんていらないと負け惜しみ言ってたしね。 フラックはれっきとしたセクハラ親父で性的な目で女性コテ(ネカマ含)を見て、自身のでかい高射砲塔をシコシコする不審者なのです 余談ですが、フラックは友人にカマを掘られる夢を見たことがあるそうなので、意外とそっちの気もあるのかもしれません 最近のブログの拍手ではホモからのアピールがたくさん来ていました 最近(2010年)でもツイッターでマドを一方的にフォローしていた。しかもツクスレ関連はマドだけw ヲチスレに指摘されて消したところ、ヲチスレもまだ見ているようだ。 しかし未だに現役とは・・・まさに下半身直結厨の大先輩であり、鏡である 関連人物 てのやま(てのやま城の主従関係。夏の陣実況でフラックの黒歴史ゲームをばーかwwwとのコメント) カオォス(てのやま城の元オタ仲間。フラックの硬派な話題についていける数少ない人物。フラックと同時期に車がへこむという現象が起こる) ぽにまろ(ブログコメントで自虐コラボ。フラックは正直ぽにを見下している?) Sa・M明・エロフ・桃源郷(セクハラ相手) ルズ・大阪(気に入らない相手) knt・青虫(変態絵師仲間) ぬく(桃源郷陣営。フラックは彼へのコネ持ち) 閂(オタ会話仲間) 青字(M明信者関連。最近は見ない) 名言 自虐はできるがスルーはできない 彼の性格を一言で言い現わした、本人の名言である 「~ナリ」 フラック特有の口癖。1~2回しか言ってないが、リレーで何故か流行った ウボァー よく言う口癖 フゥハハハーハァー フラック特有の笑い方 クソッタレのエンターブレインめ!! (千葉繁調で) もう愚痴を吐き出し文章化すんのもめんどくせぇ。息を吸うのもめんどうだ。 アイスさんよ・・・早く私を殺しに来てくれッ!あと犯してくれッ! どう考えても肩書き「硬派」じゃねぇよ。私のような人間ちんこがクリトリスぐらいのみみっちぃフニャフニャだろ。硬質プラスチックが合成ゴムのようなぐらい軟派だ。 ただ、私は公式設定とか言い出してそれを無理矢理押し付ける輩や、定着がどうのこうの言い出すようなのがあまり好きになれません。 とりあえずそういう輩には「もしも」という言葉をちゃんと理解してほしいですね。 「フラックは洋画。おぼろは文学。」 「flackを無視するのは紳士淑女の常識」 叩くなら叩け殺すなら殺せ一文の価値もない屑なんだから。 (色々と失礼だなオイ。そっちのファンにSATUGAIされちまうぞ) 実にオタク臭い言い回しである 自分なんてスレで名前がでるたびに"絵がきめぇ"だの"本人もきめぇ"だのだぜフゥハハハーハァー 事実である いや、マジもんのメンヘラはやばいよ・・・実際にいたんですよ(><)怖すぎる。 足コキでも構わん!踏んでくれ頼む!そして踏み潰してくれ>< アイスさんカッコよすぎて勃起した アイスさんに撃ち殺されてもいい。 さっさと死ねばいい 死ぬ勇気もないくせに こんなのに八つ当たりして 死んで償えばいいものを 悪いのは何時も私だ でも結局は死ぬ勇気が無い、口先だけの愚かな人間になっているのが現状です。 それこそ、誰にも迷惑かけず死ねる方法があるならそれを選ぶ でもいつかはその考えも口先だけの事になる。 もうね、近頃アイスを見る、食べるごとにアイスさんを思い出してしまってアイスさん中毒ですよ((><) だから私はメンヘラじゃねぇって言ってんだろボケカススカポンタン フラッ糞 彼は自分のことをこう呼ぶ。ちなみにもともとはヲチスレ用語なので、この時点で彼のヲチラーが確定した
https://w.atwiki.jp/d-soromon/pages/252.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ビースト┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ミアハ 【レベル】:60 【アライメント】:不明┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:00 【耐】:00 【敏】:00 【魔】:60 【運】:00 【宝】:150┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ X乂ソゝ七l{(0)〉}{rク)ハメLk/ ,. ゝ-=ニニ乂ゝ=彡Jー=彡=- ,. / /≧s。-=ニニ=-。s≦⌒ . /. ; . /. / /i{≧==≦⌒ }! l . . ,. .; /. / / i{ .、 ヽ / }! . . / j{ i / /.⌒‘; l-\、 V }! . . . /j{ . ィf斧ミメ‘, 雫芋ミ、! リ! . i / i从 ! ゞ” ' ‘, l ゞ” ' }リ / l 〉 L __i ヽ{. . . 〈l‘, l . /;. .//从 / ∥⌒\.从. . . . . . . ‘, {. . . / //斗- .′ ∥l{ i{ 、 .、 ` - .、 .イ ./イリ }! }l j{ l l{ j{ . ` \ __ イ\イ ; .ハ .} l ; .l !| 从 l lしヘ 爪 rく Y .′ i { .} l _ ( ` , { !l l l {(_/⌒\_/_l .;{_ 从 } 乂 > __ノ ヽ ` . 、,/}!\ /斗く⌒}「li l !ニ乂=-_-=/'-_ .′i )(i i --__、 へ、__ ., . / /⌒ へ、 _jL . \-}!ニ=-_、ニニⅦ)(i i| |ニニニニニニ| |/i )(i /-=ニ=-ゝ/-=ニニ/ . ;ノ⌒¨¨^. / \ `ヽ⌒}!⌒ゝ _ ∨ニ=-/ニニ.Ⅶ)(i | |ニニニニニニ| |i i)(i ′ニニ=-i{-=ニ, . / _ /- ヽ _ .、 . V=-i{ニニニiⅧ)(| |┬┬― ┬┬| |i i)(i {ニ=-;-=ニ‘.-=./ . ー-=≦⌒¨´へイ 〈⌒¨´r 、\.r 、 .v=-ヽニニニ }i )(i| |i |i i |i i iOi |i i |i | |i i)(i {=-/-=ニニ」-_i{ . /´l _,/ /  ̄ \ ヽーl l }=-_/ニニニ}!i)(| |i |i i |i i iOi |i i |i | |i i)(i {-/-=ニニ/-=,ハ /! l__/┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○獣の権能:A (種別:特殊 タイミング:常時) 対人類、とも呼ばれるスキル。 英霊であろうと、生者である限り、特攻性能を発揮する。 敵陣に存在する「生者」と認識されるキャラクターを全て行動不能にする。 これはサーヴァントも例外ではないが、「最初から死者であったキャラクター」には効果を及ぼさない。 ○単独顕現:A (種別:特殊 タイミング:常時) 単独で現世に現れるスキル。 このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、 時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。 このキャラクターはあらゆる手段において死亡しない。 ただし、このスキルはこのキャラクターが「死者の国」に存在する場合は無効化される。 〇ネガ・リーパー (種別:権能 タイミング:セットアップ) ビーストとしてのスキル。 死を纏った存在、即ちあらゆる自身への攻撃を否定・破却する。 無論、宝具による攻撃も一切シャットアウトされる。 敵陣に存在するキャラクターのあらゆるスキル、および宝具を無効化する。 ○医神:EX (種別:権能 タイミング:常時) 現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。 自陣に対するあらゆる数値的ペナルティ、および暗殺などによる死亡効果を無効化する。 ○自己改造:EX (種別:一般 タイミング:ターン開始時) 自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。 このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。 1ターンに1度、ターン開始時に自身のレベルと全ステータスを「+40」する。 また、このキャラクターの貯蔵魔力を「∞」にする。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 〇この世全ての毒 ランク:EX 種別:対人宝具 タイミング:任意 消費魔力:0 彼女が看てきたあらゆる病、あらゆる毒を他者への攻撃性として開放する。 魂をも蝕む毒は生きとし生ける全ての命を侵し殺す。 ただし、この宝具はその性質上、「癒す」力の前では無力となる。 この宝具の対象となったキャラクターは死亡する。 この効果は宝具の発動を視界に入れても対象となる可能性がある。 〇劇薬・不要なる冥府の悲歎 ランク:☆ 種別:対人理宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:200 ミアハが作り出した、死者を蘇らせる秘法。 そして、同時にミアハという「救命」の獣が産み出した業。 生物、特に命を救う手段を持つ者を自分と同じ獣に昇華する能力を持たせる。 ミアハが認識した医療技術を持つキャラクターに対して自身が持つ ○単独顕現:A、および〇劇薬・不要なる冥府の悲歎を付与する。 この宝具を防ぐにはミアハの人類への愛と同等以上の愛情を特定の他者に抱いている必要がある。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/hatomimi/pages/92.html
ハトミミと関連性の低いAAにつきましては、鳩山民主党研究所でお探しください ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, //""⌒⌒\ ) i / ⌒ ⌒ ヽ ) !゙ (- )` ´( -)i/ /)) | (__人_) | メ^) ) \ `ー' / / )ノ) / ヽ/ ) )ノ) /\ /\ //\ \ //ヽ `---' |_ | | // / `-,, | ||,-''" ;; ;;;ノ \ | |""'''''‐‐-‐''' |ミ|. | / |ミ| | | ,,,,,,, ,,,,, |ミ| |彡|. '''""" """'' .|/ /⌒| -=・=‐, =・=- | | ( "''''" | "''''" | ヽ,, ヽ .| | ^-^ |._/| /⌒|⌒i = /⌒|ヽ ;/ |、 / | | '''' | | |/ |./ | | | ___ / ヽ _ノ´⌒`ヽ / 聞 え | γ⌒´ ヽ | こ ? | / ⌒ヽ | え | | _」―――- 、_ \ | な 何 | 」/ _\ ヽ ) | い ? ! /´ /・ / ヽ ) ヽ / / ゝ ノ /´ ・ヽ i / ` ー―< { ゝ ′ |/ 厶 r , | ∠ヽ ゝ `r-ヽ、_,) | レ^ヾ ヽ ' ー / .l ヾ ヽ ` 、_ ' l ヾ ヽ ト`ー-r-;;y‐T^ | ヾ `ニニ「〈〉フ /∥. j ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, // ""⌒⌒\ ) ひはんはきこえませ~ん。 i / ⌒ ⌒ ヽ ) lj⌒i, (・ )` ´( ・) i/、 / ノ (__人_) | .j / 〈ヽ ヽ、__( // \ / ハ _ ___ ∥ヾ ハ / ヽ ∥ |l ∥ ||. / 聞 え | || || || || | こ ? | |{ ∥. . .|| || ノ´⌒ヽ,, | え | _」ゝ/'--―- 、|{ ノ! γ⌒´ ヽ, | な 何 | / __ 鳩 `'〈 ハッ //"⌒⌒ゝ、 ) | い ? ! /´ /´ ● __ ヽ i / ⌒ ⌒ ヽ ) ヽ / / ゝ....ノ /´● i !゙ (・ )` ´( ・) i/ ` ー―< { ゝ- ′ | _ _| (_人__)_ | 厶-― r l> | {_{_{_,ヽ `ー{_{_{_,ヽ/ ハッ ∠ヽ ゝ-― `r-ト、_,) | / / / | | レ^ヾ ヽ ' ̄ LL/ 、 / `/ !、_ノ .l ヾ ヽ ` 、_ \\ ' ハッ /⌒" /⌒ ノ_ノ゛)ミ l ヾ ヽ ト`ー-r-;;y‐T^ (、、ノ`ー―‐(、、ノ‐、`ヽ〃´ | ヾ `ニニ「〈〉フ /∥. j ),,ノ彡 _,.rvv-、r 、_ 〃彡〃彡》ミjミk、 f彡ミ川彡三彡ミ彡ミ、 巛ミミ》》j'"´ _`⌒ヾf^ミ、 ええ~? あんだってえ~? 巛ミ;彡' ,' ,.- ゝ》_ 巛三 ノ ,f{ y・7 ヾ⌒ヽ 、____ 巛ミ '´_,,.( ゞ彡(._ 、 ∨ | \  ̄ ̄ _ r、⌒\f r・)入 うー 、_ヾj/ ! \ . '  ̄ ̄\_ヾ´ Y'´ /ノ' /' ! t| ( (f⌒ ヾ、> _└ _,ノ ! 丶ヽ、_,クノ }/ | ̄ ̄!ハ\ ! `\__彡' j | トrf\ヽ/! r~'( ヽ.__,{、 イ | | ∨ | |/ / )_jノj| ∧! ∨! '´ /|.___ / ! .∧ `| | レ'´ ! ∧ | _|_ | 十 ニ|ニ |  ̄7 (|メ、 し ノ d- !、ノ ( ヽ _|_ |__/  ̄7 〃 \/  ̄ヽ dつヽ (メ、 ) ( (_ ノ _|_ \ l l 十 l l | ニ|ニ d ヽ_ \ し ヽ d- 丿 /\ |┬ ニ|ニ ト フ | / ラ .ヰ し d- __) !、ノ \ _ _|_ _|_ | ム l─ | ニ|ニ d dつヽ 原頁 し ヽ 土 メ、 !、ノ d- 丿 ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, // ""⌒⌒\ ) i / / \( ; ; ;) !゙ ( ; ; ; ; ;ノ ´( ・) i/ (; ; ; ;;; ; (__人_) . ) \ `ー||| / / / |\/ / /l | ./ /__| \/ / | | ヽ、//////) / | | 2010 /  ̄ ̄ / | | 謹┃賀┃新┃年┃ ____,/ )--- ヽ ヽ つ ━┛━┛━┛━┛抗議するならハトミミへ ノ´⌒`ヽ γ⌒´ \ .// ""´ ⌒\ ) ./⌒丶i / ⌒ ⌒ i ) はあ? ゝ.丶、 i (・ )` ´( ・) .i,/, nn\∂l (_人__) |丿 なんですかぁ~? ||||||n`'´\ )__/ ノ { /丿 / \ \\ノ ノ| | | 聴き取れません、あなたのご意見 ハトミミどんと来い + ___ + / \ + 密告♪密告♪ /イ/二二二\ ○ ( 、 ) ♪~ / ⌒ ⌒ ヽ ) ♪~ !゙ (・ )` ´( ・) i | (_人__) | \ `ー' / // (从从)) \ ハトミミ~ +/ ;;し ツツツ )) / /しし (○ i )) Y ししん (二二人二 |J) | し/i ヽ,rrr /u/ +\ \__ ソ ./  ̄~ ̄~ヽ ノ""´ ´`` ,,ノ´⌒`ヽ,, ,,γ⌒´ ゝ,, / )⌒ヽ / γ""´´⌒⌒``゙゙゙゙゙ \ `) / ノ ヽ ( ( 彡 i ) r、r.rヽ) i /\ /\ i ( r |_,|_,|_,|( ! ヽ / i ) .|_,|_,|_,|_,|r⌒ (○)ヽ ( ○) ⌒i .|_,|_,|_,| ({ ( ヽ,,__,,ノ ノ ヽ.,,_,,ノ .) } | ) ヽノ\_! \ /( )\ !ノ` | `".`´ 't / ^ i ^ ', / / 入_ノ ヽ _, -‐‐-、._ / \_/ \_ヽ. ヽ ノ _/ / \. `ニニU´ λ. / _,,ノ| 、` ‐-‐-‐/ ./ \ _,,..r''''" ノ .| \ / / / ̄`'''ー ハトミミアスキーアート(AA)のまとめ このページに関する情報、ぜひお寄せください URLなどの情報源をできるだけ添えください。よろしくお願いします 匿名可 情報 すべてのコメントを見る はじめまして。突然のコメント。失礼しました。 グッチ 財布 アウトレット http //gucci.kanpaku.jp/ -- (グッチ 財布 アウトレット)
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1069.html
前へ モンティ「5、4、3――――スパーチャージ作戦、再始動」 腕時計の針がきっかり八時を指した途端、朝日に揺れる砂漠に轟音が響き渡る。 瞬間、慌ただしくなる指令室。無線士達の声が縦横無尽に飛んでいく。 従兵「閣下、モントゴメリー閣下!」 ぜえぜえと息を切りながら、細かい砂につっかけつっかけ、従兵が飛んでくる。 まさか不備があったのか?欧州の命運を賭けたこの戦いで、そんなことが―― モンティ「どうした、まさか不備でも―――」 従兵「違います!パットン将軍から5分早いと……」 モントゴメリーはきょとんと腕時計に一瞥くれると、呆れたように司令部へと歩いていく。 慌てたのは従兵だ。開始早々喧嘩を始められたら堪らない。急いで無線機を取ったモントゴメリーの元へと走った。 従兵「閣下、どう――――」 モンティ「パットンか?人騒がせな。お前の時計が壊れただけだ!」 ◇ ≪よう司令!聞こえてるよなァ!≫ 司令「虎か?丁度いい、今こちらに大型が1、小型が13。手が足りん」 ≪安心しな。今から突っ込む≫ 司令「……空からの支援を頼みたいんだが?」 ≪ハッハッハ!上見ろ、上!≫ けらけらと場違いな笑い声に嫌な予感が拭いきれない。 そっと野戦司令部から空を見上げると、兵士達から怒られた。 兵士a「ちょ、司令!?何してるんですか!耳塞いでください!」 兵士b「急に空なんか見てどうしたんです!まさか、ウィッチのお嬢さん達が……!?」 兵士k「そいつは……聞き捨てならねえ!!」 司令「おい、まさか……」 兵士o「何を………えっ?」 高度を下げ、白煙を引いて遠方の大型陸戦型ネウロイに突っ込む戦闘機。 見間違いようの無い黄色。そして虎印。俺専用機、タイガーバウム。 ≪30発以上は喰ったか?このまま戻って解体されて終わりってんなら―――!!≫ 司令「各員衝撃に備え!!伏せろぉぉおおお!!!」 ≪派手に散らせてェ、見送ってやらああああ!!!!≫ 稲妻よりも鮮烈に。 太陽よりも激烈に。 太陽と稲妻が一緒に落ちてきたようにブチ撒けられた黄金に司令は思わず目を覆う。 轟音が鼓膜を殴りつけ、続く衝撃波の津波に足を取られ、そのまま砂に倒れ込む。 司令「う、つぅう………状況は!?」 兵士n「っはい!大型撃破!少尉は……、パラシュートは、ありません」 戦果に声を弾ませた兵士の声が徐々に小さく、震えていく。 頭が真っ白になる。シールドも張れない、パラシュートもない。それはすなわち。 司令「あの程度に、奴が本気で、特攻したとでも?」 兵士e「あの速度で抜けだせるほうが、化物だと思うのですが……」 腹の底に氷柱を叩きこまれたように、体中から熱が消える。 動きの止まった戦場にはびゅうびゅうと熱風が走り抜け、金の粒子を落としていく。 ≪イナズマァアア………≫ だらんと垂れた無線機から流れる低音、ぐるぐる唸る虎の声。 ≪キィックゥ、オラァァァアアア!!!!≫ 急落下、爆裂。 その蹴りは、陸戦型ネウロイの装甲をいとも容易く食い破り、 衝撃波を伴って辺りの陸戦を金の炎に散らせていく。 ガラクタに成り下がった陸戦の上には一人の男。 砂埃に汚れたタンクトップに軍パン軍靴。 筋肉質な浅黒い肌に映える獣の傷跡。そして何より、ふさふさの被毛と、その身に揺らめく黄金の炎。 俺「フゥウーーッハハァ!!見たか、この一撃を!」 天に吼え、気分良さげに尻尾を揺らす虎のバケモノ、俺少尉。 兵士u「なぁにが……この一撃を!だあああ!!!」 兵士i「返せ!俺のいたいけな悲しみを!一瞬でも悲しんだ俺を返せ!!」 兵士r「いっそ死ねばよかったんだ!そしたら中尉だって開放されたのに!」 喧々囂々。 司令部へと歩く俺へと迫る兵士達。 先程までネウロイに向けられていた火炎瓶、地雷、スコップ、機関銃は一斉に敵を変えるが、 司令部に着く頃にはすっかり黙らせ、司令の出した酒をぐいっとあおった。 司令「戦況はこちらの優勢変わらず。貴様はどう見る」 俺「さあな。二日で物量の差をひっくり返しただけいいんじゃねえか?」 司令「はっはっは、さすが生態系の頂点が二人のいるだけの事はある」 俺「そう簡単に譲ってたまるかってなァ……無論、誰にも」 笑んだ口元からは想像できない程の低音で、ぼそりと呟く。 司令は一瞬、首にぞくりとしたものを感じたが、きっとそれは錯覚ではなく。 俺「整備班への連絡は任せたぜ!」 司令「おいキューベルは!?」 俺「寄り道はゆっくりするモンだ!」 豪気に言い放つと、どうと砂を巻き上げ走り出す。 黒いネウロイで染められた戦場は黄金に還り、次の戦闘に備えて防御陣地などを迅速に作り上げていく。 兵士d「司令、隣の戦区で戦闘終了だそうで」 司令「よろしい……我々も負けてはいられんな」 ぎらぎらと照りつける太陽の元、陽炎の彼方より再びの黒が砂塵を巻き上げ向かって来る。 砲手達に射撃点修正を伝えると、司令はアハトアハトの砲撃音に満足そうに頷いた。 ◇ 誘導兵を半分無視するように、滑走路に二人分の影が落ちる。 落ちる寸前、二人は手慣れたしぐさでひょいとストライカーから抜けだし、格納庫へと走る。 すれ違うように走り抜ける回収班に短く礼を言い、整備士たちの元へと向かう。 マルセイユ「すぐに出る。準備は?」 整備士6「申し訳ありません。後五分ほど……」 マルセイユ「っく、五分も待ってられるか!」 整備班長「失礼中尉。我々は無事に帰ってきてほしいのです」 ペットゲン「班長、そんな悠長なことを言っている場合じゃないんです!」 整備班長「いいからあなた達はこっち!!」 整備士と一瞬だけ目を合わせると、整備班長は二人の手を掴み、格納庫の隅に連れて行く。 班長の変態だの写真を燃やすだの、物騒なことを言いだす二人の姫をリラックスチェアに放って氷の入ったレモネードを渡し、 整備班長「今加東少佐、稲垣軍曹が向かってます。はい、レモネードを飲んだら寝てくださいね!五分もあるんですからね!」 反論も出来ないほど早口に言い切り、止める声も聞かずに走り出す。 しばらくして寝たのを確認すると、声を張り上げ、整備班全員に向かって 整備班長「いいかお前等!このまま一時間寝かせて差し上げろ!」 男としての意地。くだらないと言われようとも譲れないその心。 整備班『はいっ!!』 それはここにいる全員が同じで、ずっと心を占めていた感情。 「ッハ、相変わらずいーい心意気だなァ兄弟!」 整備班長「これしかできんからさ。お前はどうなんだ?虎よ」 俺「今すぐ出る」 ガツンと軍靴を鳴らし、背後にたたずむ大男の返答に、整備班長が頷く。 タイガーバウムの残機は残り二機。補給で届いた分も全て特攻に使ってしまった。 整備士1「タイガーバウム発進準備、すでに完了です!」 俺「さすがだ。そういや何時間休ませるんだ?」 空の酒瓶を木箱に置き、タイガーバウムに駆け上がる。 俺はちらと格納庫の隅を見、そのまま整備班長を見た。 整備班長「一時間だ。さすがにそれ以上は――――」 不可能。むしろ休ませる事自体がありえない。 優勢はこちらだが戦う時間が長過ぎた。しかし、スカーフをなびかす虎は吼える。 俺「オウオウオウ、小せぇ男だなァ班長よ!」 整備班長「ッ仕方ねえだろうが!この空を!三人だけで守れるか!?」 俺「三時間だ。今の内にカトーとマミ、マイルズ達も下がらせとけ」 エンジンの轟音が格納庫を震わせる。 無茶に決まってる。広大なアフリカを一人で、それも空と陸を守ろうというのだから。 眉間に皺を寄せ、俺を見上げる。 ちょうど逆光となって輝く光彩。狙いを定められたような眼光に腹が冷える。 笑いは敵意の表れだというのに。 虎の癖に牙を剥き、それを笑いとする俺は、どっちなんだろうか。 見えないが俺は笑っているのだろう。いつもと同じ自信と誇りと、何より楽しさを満たし、牙を剥いて。 整備班長「…その笑いはな、誇り高く自由を生きた奴しかできねえ笑いだ」 俺「へぇ、随分と面白ェこと言うじゃねえか」 俺の爺さんと同じ、全てを楽しんだ人間のな。 そしてウィッチ達が浮かべる笑顔と同じ、眩しくて仕方の無いもの。 大きく息を吸い込み、右手を額に寄せる。 整備班長「……任せた!!」 俺「応、任された!!」 ◇ 無線士a「ミデイリヤB戦区にて敵ネウロイ撤退!」 無線士b「閣下、ルワイサットA戦区もです!」 忙しなく入る報告を地図へと書き付ける。 昨日昼には物量差逆転。今朝には占領陣地逆転。そして今は完璧に攻勢へとまわった。 作戦開始より二日にして、すでに流れはこちらに変った。 モンティ(ここを勝てば後の作戦へと繋がる……よく、この少数で) はたと、手を止める。 アラムハルファ戦区からの報告が入っていない。 あのパットンが戦果の報告を怠るなんぞありえないし、なにより 無線士c「閣下、閣下、アラムハルファにて……」 赤かった顔を青く変えた無線士が雄弁に語っている。 連絡が取れないという事は、あれだけの人数で対応しきれない事態が発生したという事で。 それはすなわち、異常事態。もしかしたら、もう全滅しているのかも―― 無線士c「パットン将軍受持区より、連絡が…」 通信機へと走った。 呼びかける。反応無し。手は震え、ザラザラと耳障りな和音が頭蓋に響く。 モンティ「パットン!おいパットン応答しないか!!」 ≪ガ……ガッガザー…ッザザッザーーー…………≫ モンティ「おい!!返事を――――」 ≪静かにしねぇかモンティ!≫ モンティ「…ッ馬鹿者!非常時に割り込むでないわ!!」 モントゴメリーは一瞬目を見開いて怒鳴り返す。 ぎゅうと通信機を持つ手に力が籠った。 ≪今パットンの方に向かってる!しっかしなんだありゃあ……≫ モンティ「何だ?何か見えるのか?」 俺「……クジラ…なのか…?」 風に乗る黒。辺り一面を滞留する霧の向こうより、赤い光がこちらを向く。 それは霧に己の巨影を映し、太陽を呑みこんだ。 地球上全生物中最も大質量を誇る生物。 海に座す筈の巨体。鯨。ソレはちょうどそれに似たネウロイ。 鯨皮とも装甲ともつかない外皮の隙間には所狭しと赤い線が。 呼吸だろうか、一定のリズムで光を放ちながら走っていた。 がふぉお、と馬鹿でかい口が開く。 口から、外皮の隙間から、大量の霧がもったりと落ち、更に霧が濃くなっていく。 コレは危険だと。脳漿の奥から、胸の底から、本能が警鐘を鳴らす。 俺「新型……ハッハー、モンティ!鯨だ!陸に鯨が揚がってやがる!!」 ◇ モンティ「鯨、だと?」 ≪おうとも!馬鹿みてェにでけえ!戦艦なんて越えんじゃねえか?≫ ここにきてアンノウンの確認?まさか温存していたとでも……どこまでも忌々しい鉄クズ共が。 無線越しの馬鹿笑いが大きくなる。 こんな時まで笑うかと頭の片隅で思うが振り払い、救援を出そうと計器に手をかけると、 ≪よくも寝かせてくれたわね、この馬鹿虎!勲章でもあげたいくらい!≫ 加東の怒声と雑音の嵐。モントゴメリーは息をついた。 ≪そりゃどうも!…ッハァ、子機まで出しやがる!空母かよコイツは!!≫ モンティ「何だと!?……ネウロイが、奴等が進化したとでも?」 自然と出た言葉に驚いたのはモントゴメリーの方だった。 俺は何も言わない。加東の方からの雑音が止んだ。 ≪…ウィッチ隊の出撃、構いませんね!≫ モンティ「一向に構わん!回収班も出す!急げ!」 唐突に静寂が訪れる。 あの晩、万策尽きたと嘆いた時と同じ静寂。虫唾が走ると、モントゴメリーは居住まいを正す。 すでに他戦区での戦闘は数えるばかり。勝利は掴んだようなもの。 回収には残存部隊をほとんど向かわせた。もうじき作戦は終わる。 だが、考えれば考える程に全てが霧散していく。何だというんだこの 観測班「閣下、ご報告が」 寒気は。 ◇ 一気に高度を下げ、眼下の黒鯨を目指す。 黒鯨は緩慢な動作で頭を上げると、戦艦すらも丸飲みしそうな口を開いた。 奥に光る真っ赤な塊。 心臓はここだとばかりに、黒鯨は自らのコアを虎に晒す。 降下しながら虎は笑う。それはいつかの少女とそっくりで、まるでいつもの遊びのようで、 俺「鯨如きが俺と遊ぼうってのかァ!?っくぅ…面白ェッ骨の髄まで喰い千切ってやるよォオ!!」 ≪ちったあ静かにやりなさい!っこの、堅い!≫ ≪退け、ライーサ!次のはちょっときつい!≫ ≪はい!≫ 真っ赤な海嘯が辺り一面を呑みこんでいく。 マルセイユの咄嗟の判断で稲垣のいる後方まで退避したライーサは、その赤さに息を飲んだ。 残りの弾数だとか、人員への負担だとか。そんなものを一切考える必要が無い力任せのゴリ押し。 しかも辺り一面に漂う霧で、遠くからだと何が何だか分かりやしない。ついでに光までもが遮られている薄暗い空間。 マイルズ「まるで海の中ね」 ぼんやりとかすむ空を見上げて映る色は赤と黒。そして金色。 近付いて撃ち込むが装甲は剥がれず、パラパラと石灰のような欠片が舞うばかり。 マイルズ隊1「…心持ち体の動きも鈍い感じですしね。なにか絡み付いてるみたいで」 シャーロット「重いしダルイ……私、クジラなんて初めて見た」 アビゲイル「デカイだけならいいのよ。それだけならね」 後方では回収班達が倒れている兵士を車両に詰め込んでいる。 陣形を取って攻撃するが、やはり黒鯨は陸には攻撃を加えてこなかった。その上を飛ぶ子機も同様に。 空で上手く誘っているからだろうと飲み下し、近くに倒れるパットンの元へと駆ける。 マリリン「親父、生きてる!?」 パットン「っは……エンジェルちゃん達をおいて、死ねるか…」 マリリン「余裕そうで安心よ。何があったの?こんなの見たことも無い……」 見上げるばかりの黒。 いつもの熱風と違う、張りつくような重い風。 そう思っているだけかもしれない。だが、確かにそう思うのだ。 パットン「退け…これは、攻撃ではない」 ◇ 俺「四機目ェ!!おう、何機落とした!?」 ≪二―――三機目!!≫ 俺「ハッ、俺の勝ちだな!」 迫り来る赤い海嘯をロールの連続で避け、黒鯨の頭部を目指す。 金色の弾丸を尾鰭から頭までに叩き込めば、黒鯨は地鳴りのような呻き声をあげて身をよじる。 ≪コイツ自体は随分とろいじゃないか≫ マルセイユは空いたマガジンを放り、余裕そうに笑う。 黒鯨は、まるで氷河の流れのように雄大なゆっくりとした動きで、もくもくと霧を吐き続ける。 俺「おうよ。あくびが出ちまう」 不愉快な喚き声をたてた割に、今だ止まない侵攻の気配には笑いすら込み上げてくる。 再び高度を取り、マルセイユと視線を交わすと一気に空間を詰める。 加東やペットゲン達の何か叫ぶような声を背に、自ら黒鯨の最大の攻撃である赤い海嘯の始まりに飛び込む二人。 俺「いーい波が来やがった!ハンナ、引き返してもいいんだぜ!!?」 ≪これを試さず帰ったら、私は私を許せない!乗るぞ!!≫ 俺「ッハ、それでこそお前だ!行くぞ……テイクオフ!!」 マルセイユの割と本気な声と共に、巨大な真紅の壁を滑翔する彼等はまるで小さな点だ。 どんどん降りていって下に付けた辺りで、波頭が落ちてきた。チューブの底から、まだ彼等は落ちてこない。 迫る迫る。波の終わりが背後に迫る。隙間に逃れることも出来た。だがそこに抜けたら、全てが終わる気がした。 ≪失敗したらどうする?≫ 死出に誘う真紅の間近を器用にバランスを取って飛びながら、マルセイユは殊勝な顔をして言う。 後ろの方から子機が一、二の気配がしていた。 すぐ傍まで迫る命を壊す音に迷いもせず飛び込んだ馬鹿は、考えもしなかった。そんな顔をして 俺「俺を信じろ」 活発に笑った。 マルセイユ「…言うと思った」 真紅の海嘯の起こす獰猛な気流の波を思い切り飛ぶ。後ろの子機は呑まれて消えた。 チューブの向こうで黒鯨は嗤う。大口を開いて赤い塊を見せて、これ見よがしに閃光を放つ。 だが、貴様、敵が何かを忘れたか。 運命とは不思議なもので、流れに任せるだけではいつの間にか消えてしまう。 そんな運命の土壇場で、己の力で流れを捻じ曲げられた者だけが生き残ると、誰かは言った。 俺「丸見えだぜェ大馬鹿野郎!!!」 まんまるの瞳孔に黒鯨のコアを映し、僅かに機首を上げる。 マルセイユ「怯えて生きるのは趣味じゃないんだ」 チューブ状の逃げ場の無い、崩れる波の中に放たれた光の束を流れるように避ける。 まるでそれを知っていたかのように、易々と。 まったくもって規格外。人間には何が可能かという概念を根底から完全に覆すその二人。 黒鯨はますます笑みを深めた。 ぞり、と。 黒鯨の上顎を抉ったのは、15と5つの弾丸。 5はそれだけで砲弾のような力をもって突き刺さり、 残りの15は白い欠片が噴き出す弾痕を指向的に、見事に集中して撃ち込まれ――― マルセイユ「っ、化物め……!」 見る見るうちに抉られた表皮が元に戻る。 形容できないうえにしたくもない、ごきごきだとか、みしょりだとかの音を立てて一斉に。 白く窪んだ中に赤く光るコアも、一瞬にして黒の鯨皮の底にしまわれてしまう。 俺は怪訝そうに眉を顰めた。どうにも見覚えがあるこの馬鹿げた再生力―――― 加東「無茶するなって言ってんでしょうが!!」 マルセイユ「ちょっと波に乗っただけさ。いい戦法だと思ったんだけどな…」 加東「…こっちの心臓が持たないわよ」 ≪おうおう、アフリカのボスたるカトーが、そんなノミの心臓でいいのか?≫ 加東「あなた達の心臓と比べるな!」 黒鯨の全貌が見渡せるほどの上空で、軽口を叩き合って三人は笑う。 だが、タイガーバウムの風防を殴りつけながら、加東は焦っていた。 あまりに規格外。圧倒的にも程がある生産力、再生力、そしてその進化。 自己再生・自己進化・自己増殖。ネウロイが単体で全てを行う。 全生物が進化の果て。それがこの黒鯨だとすれば、 人類とは一体何なのだ。まるでこちらが害悪の根源で、まるであちらが、生き残るべき対象じゃないか。 まるで定めとも言うべきそれは、音も立てずに希望を殺した。 ≪カトー≫ 風防に押し付けたまま震える拳を、俺が内側から触れる。 ≪安心しろ。俺達に出来無い事はねえ≫ 俺の口の動きと、僅かに遅れる無線の声。 目を瞬いて俺をまっすぐ見ると、反対側の風防。そこに両肘をついたマルセイユがニッと笑った。 マルセイユ「そういう事だケイ。諦めるんだな」 卑怯だ、と。 この局面で命を掛けた手すら封じられたというのに。 希望すら見いだせない程の靄の中だというのに。 加東「あなた達ねえ……」 ≪おっと、賭けるはいいが保証はしないぜ?俺は大博打しか興味がねえ≫ にんまりと、イタズラを考える子供そのものの顔で。 マルセイユ「ばか。手の内は?」 ≪アハトアハトをブチかます≫ 加東「決定。今月の給料全部賭けてやるわ」 ≪ヒュウ!良い勝負師っぷりだ!≫ マルセイユ「そうと決まれば呼ぶだけだな。マミ!」 ◇ ライーサ「……回収班、地上主力部隊以外の撤退を確認。終わり、かな」 荒涼とした沙漠を見降ろし、ぽつりと呟く。 寂しさか、安らぎか。 恐らく両方の混ざった格好で、更に上の三人を見上げた。 ライーサ「よし、マミ!ティナ達が待ってるから――――マミ?」 いつまで経っても来ない返事に後ろを向いた。 稲垣「…っ、らいーさ、目が…かすんで……」 ◇ 瘴気が人体に与える影響は五段階に分けられる。 第一段階における人体への影響は手足のしびれ、震え。 (一般的な兵士の教育課程においては、この症状が確認された時点で撤退が許可される) 第二段階においては咳、軽度の意識混濁。眠気。 第三段階においては重度の呼吸困難、意識混濁。急激な眠気。この時点に置いて手足の自由はすでになくなる。 第四段階においては意識不明。そして内臓機能の低下。 第五段階において、人体の生存機能は完全に停止。死に至る。 ウィッチは魔法障壁に体が守られているため、これら瘴気の影響を受けない。 しかし、それは濃度の基準が今までの基準ならばの話である。 観測班2「瘴気濃度急激に上昇……ッ更なる上昇を確認!」 観測班3「瘴気、濃度基準値を突破!…なんだこれ、瘴気濃度、これまでの基準を大幅に上回ります!」 目紛るしく動き回る人。 目紛るしく変わった戦況。 モントゴメリーは動けずにいた。入る情報の全てが信じられなかった。 考えてはいた。ただ、追い付かないだけで。 観測班1「――統計出ました。現在新型ネウロイを中心とした半径10km以内においての瘴気濃度、ネウロイの巣周辺を上回りました!」 観測班6「まっすぐこちらに向かっています……まさか、海を越える?」 観測班5「範囲的に見て瘴気濃度上昇開始は20分前。丁度、あのクジラの発生時刻と重なります」 観測班3「報告によれば、アハトアハトすら貫通せず、俺少尉とマルセイユ中尉の突撃後も、すぐに再生したと……もう、手が………」 言いかけて口を噤む。 頼みのアハトアハトすら通らなかった。そしてあの二人の突撃も。そして、瘴気までもが行く手を阻む。 大判の地図には針路、風向き、地形図からの地形から計算された範囲が書き込まれ続ける。 観測班2「マイルズ隊の回収した計測機は754ppmを観測……これはもう、人の生きられるものではありません」 観測班4「…閣下、これは人類が観測した濃度を大幅に……この数値は、ウィッチにも影響が出る範囲だと推測します」 モントゴメリーは考える。 人と、勝利と、どちらを取るべきかを。 どちらが、人類を繋げるかと。 モンティ「撤退する」 それは、静まり返る司令室に嫌に響き、 無線士a「閣下、それは……」 異論を許さないほど厳しく。 それからの行動は全てが迅速で、まるで自分がやっているとは思えないくらい他人事だった。 モンティ「至急本部へと知らせろ。アフリカにて新型ネウロイ発生。撤退許可を願うと」 恐ろしい位にモントゴメリーは冷静に言う。 兵士達の症状は第三段階まできているとの報告だった。 そして、ウィッチにも第一段階の症状が見られると、軍医は言った。 モンティ「出来る限りの最新を伝えてくれ。残存ウィッチ隊には早く帰るように」 刃は通らず、人も寄せず、ウィッチすら近付けず。 そうして導き出される答えは敗北の文字。 圧倒的“一”を上回る、更なる“一” まさに進化という言葉の相応しいとおりに、ネウロイは己を変化させた。 より強烈な瘴気を。 より強力な火砲を。 より強靭な体躯を。 そして、なにもかもが人類を上回る形を以て。 抵抗の一手も許さない圧倒的恐怖と絶対的絶望を前に、ヒトはただ脅え、僅かに抗うのが精一杯。 用意されていたような最悪のシナリオで現れた黒鯨は、力を寄こせば更なる力で返し、いとも容易く人類の抗う心を砕いてくれた。 覆らない差。進化の果てと進歩の果て。 彼奴等は人類の敗北を土産に頂点に君臨するのか? これが運命というならば、主よ、我等を見捨てたか。 ◇ マリリン「…少佐」 マイルズ「撤退よ」 無線機をかちりと置いてマイルズが告げたのは、一時撤退せよとの知らせだった。 詳細は告げられなかったが、嫌でも原因は目に入る。何度も何度も爆発音が響いたが、終ぞ黒鯨が止まることは無かった。 シャーロット「……そんな、嫌です!まだやれる!」 教育課程で習った事が正しければ、パットン等の症状は瘴気によるものだ。 そして、計器を持ち帰らせた少女達に出ていた症状も身に覚えがあった。 曲がりなりにもマイルズは隊長だ。隊員達の不調はすぐに見える。 先程からシャーロットのトリガーを握る手が微かに震えていることも。すべて。 マイルズ「……虎、聞こえてたでしょう?」 インカムを指ではじき、呟く。 最後まで虎と呼んだのは少しの強がりかもしれない。 ≪任せろ。好きにしな≫ マイルズ「ありがとう…」 ≪ハッ、俺を誰だと思ってやがる≫ マイルズ「…最高に良い男よ。惚れちゃいそうなくらい」 ≪ワオ、戦場の色恋は隙だぜ?≫ マイルズ「…分かってる。また、基地で」 ≪ああ、またな!≫ しん、と静寂が帰る。 聞こえてくるのは、空高くの黒鯨が霧を吐きだす音と、駆動する歪な音だけ。 マイルズはその空を見上げると、ぐいっと頬を拭った。 マイルズ「いい?さっさと帰ってネズミ野郎を張っ倒すわよ!……返事!!」 全員『――了解!!』 ◇ 俺「ネウロイの活動が活発になる状況は一つ。瘴気に侵された土地だ」 オストマルク、カールスラントで確認されたネウロイの生体情報。 瘴気はすなわちエーテルのようなもので、ネウロイにとっては常に存在するもので、 彼等の侵攻の後に瘴気が溜まるのは必然であり、エーテルとの関係性が云々。 つまり、ネウロイは瘴気を振り撒く事によって自身の生体活動の活性化、簡単にいえば己の過ごしやすい環境に変えている。 正しいかどうかは知れた事。すでに黒鯨がその身を以て証明し、それを目の当たりにしたばかり。 ネウロイの侵攻を受けた土地のやたら靄がかかった様、それが目視できる程の瘴気だとすれば、 黒鯨の吐き出し続ける霧は、瘴気と考えるのが普通だろう。 ≪それなら全て合点だわ。でもどうして?≫ 俺「知るかよ、勘だ。さあ、嬢ちゃん達が退くまでの時間は作れる。行けよ」 お世辞にも優しいとは言えない声は、また時間を作るという。 ≪障壁も張れないあなたこそ、いの一番に戻るべきだと思うんだけど?≫ 俺「安心しろ、風防がある。それに呼吸器もあるからな」 ≪……分かった≫ そんな風に大丈夫しか言わないから心配になるというのに。 でもここで引かなければまた無茶を言いだすに違いないと、加東は頷いた。大人の対応だった。 無論彼女にも分かっている。 俺の言っている事が矛盾だらけだという事くらい。 ただ、この中で一番体力が残っていて一番生存率の高いエースには死の臭いがしないだけに、 その背中に頼ってしまう成り行きに無力さを感じているだけで。 はたして、いつも心配されているのは自分自身の事なのだと、この虎は気付いているのだろうか。 ≪私はまだ戦える。ケイ、二人を連れて先に行ってくれ≫ ………………。 はいそうですかと、すぐに首を縦に振る程、アフリカの星は無責任ではなかったようだ。 何だかくらくらするようで、加東が口を開きかけた所で、手を置いていた風防が開いたので、彼女は慌てて手を退けた。 マルセイユ「ば、ばか!瘴気が――――」 俺「これ位何ともねえよ。なんだ、俺が信じられねえってか?」 マルセイユ「違う、そうやっていつも無茶をするから!」 俺「これしか知らねぇんだ。それに、守り切れない」 ずくり、と。 氷でできたナイフで刺されたような痛みがじわじわとマルセイユの胸に広がる。 その傷は熱を持ち、じくじくと血が滲みそうに疼いた。 俺「それとも、お姫様はキスをお望みで?」 マルセイユ「…冗談は基地に帰ってから聞く。この馬鹿野郎」 手持ちのMG34を振りかぶり、思いっ切り俺の頭を狙ってやった。 色々と間違った対応だが、虎はがっしと片手で受け止める。 マルセイユ「競技用の銃で死なれたら困るからな」 照れ隠しとは程遠い口上でマガジンを操縦席の後ろに入れる。 一通りの武器をタイガーバウムに押し込むと、彼女は満足そうに笑った。 マルセイユ「俺、私が勝つまで死ぬなよ?」 俺「ハッ、こっちの台詞だ」 風防を閉めて親指を立てると、俺はぎゅんと黒鯨の撹乱に飛ぶ。 辛そうな稲垣の手を曳き、彼女等がある程度の距離を取った所で、 俺「…一つ、試すか」 赤く染まる景色が黄金の光彩に映った。 抑える力は使い果たした。金色が笑う。 一瞬ちらりと頭をよぎった彼は、ざわざわと黄金を這いずらせる。 力のままに迫り来る赤い海嘯を一息に見切ると、 虎はそのまま黒鯨の上顎に突っ込んだ。 オオオォオオ、と。 残響を引きずる咆哮が黄金色に染まる世界に満ちる。 加東「…また、使ったのね」 超視力の先に、急に動きが鋭くなった彼の機体が見えた。 あの時と同じ、限界を超えた動き。隠していたんだろうが、あの時の通信は筒抜けだった。 全てが金色に染まる。霧の海すら埋める輝きから、彼女は目を背けた。 そうして基地に戻って程無くして、機体を失った俺は走って帰って来た。 基地に着いた途端、糸が切れたように倒れ、そのまま医務室へと運ばれた。 ロンメルが帰ったのはその少し後。 アフリカ行きの船の途中で受け取った連合軍本部からの封筒が、嫌な緊張を醸し出していた。 そして今。 司令部の卓には前回の集まりと同じように、三将軍と佐官が集まっていた。 ロンメル「…全員、いるな」 黒鯨の動きは俺の特攻じみた突撃で止まっている。どうやら上顎を吹き飛ばしたらしい。 本部に伝えられた情報はすでに全員に伝わり、その静寂は痛いようで、少しの望みを流していた。 俺「よう、今帰ったのか」 加東「俺?あなた瘴気で……」 医務室で寝ているはずの俺に加東が声をあげる。 彼女が見に行った時よりも顔色は多少――ほとんど元に戻っている俺は、何の躊躇も無く卓へと歩いた。 俺「何ともねえさ………で、ロンメル。何を持ってきた?」 金色の瞳がロンメルに向いた。 射ぬかれるような鋭さに、気付いている、と。封筒を持つロンメルの手が微かに震える。 ロンメル「…18時だ。開封する」 かしゃかしゃと紙の擦れる音がして、口を裂かれた封筒から書状が落ちる。 それを広げたロンメルの厳格なまでに顰められた表情が、内容を告げているようだった。 ロンメルは頭の中で数回復唱すると、形式的な部分を省き、簡潔に言った。 ロンメル「我々統合連合軍は現時刻を持ってアフリカの放棄を決定した。……総撤退、急げ」 ――新型ネウロイとの交戦は不可能と判断し、アフリカ部隊には直ちにアフリカを放棄し、東部戦線への参戦を望む。 尚、この件についての他言は一切の禁止を命ずる。と 佐官「……そんな、馬鹿な」 嘘だと思いたいくらいの内容で。 でも、その書状の一番下の『ドワイト・D・アイゼンハワー』のサインが真実だと。 告げられる内容の半分以上が耳から抜ける。 ロンメル「明朝に出港する。各自大切な物、各班は必要最小限の荷を今の内に積んでおけ」 無駄なものが一切無い、切っ先のような言葉。 踵を返して去る将軍達は研ぎ澄まされた業物のようで、残された佐官達はナマクラのように佇んだまま。 そんな、ゆったりと虚無が抜ける中、加東は気付いた。 俺が、どこにもいない事に。 帳は落ち切り、息は白く。満月だけが大向こうに座す沙漠にて。 熱を帯びた騒がしさは消え、風に乗るのは痛みに唸る黒鯨の音ばかり。 格納庫には誰もいない。何時になく綺麗に掃除された床には、月光が白と黒の鮮やかな模様を描いていた。 そんな中、軍靴の音が響く。 そのまま軍靴は、影に並ぶストライカーへと歩みを進めた。 一列に並んだストライカーには丁寧に幌が被せられ、荷の順番か、朝早くにでも積むのだろう。 端に寄せられた一回り大きなストライカー。それを一度だけ撫で、目的の機体の元へと向かった。 切って落とせそうなほどの静寂の中、ゆっくりと目の前の幌に手をかけ、剥ぎ取――― ttp //www.youtube.com/watch?v=0V7aUT13qtM 「何をしているのかしら?」 俺「…デートの用意さ。見れば分かるだろ?カトー」 加東「ふざけるな!自分が何をしているか分かってるの!?」 息を切らせ、影から出た加東は、月明かりを挟んだ向こうの虎に叫ぶ。 俺「俺の魔法を忘れたか?『攻撃特化』――唯一無二にして、最高の作戦だと思うんだがなァ…」 そう言うと、虎はくるりと加東に向き直る。 暗闇に輝く黄金の二対。姿の見えないほどの闇の中で異様に輝く金色。 人の目は光らない。だとすれば、光る方法は使い魔を発現させた時だけ―― 加東「まさ、か」 力の開放。 彼の虎エルドラドと無理矢理に命を繋ぎ、驚異的な感覚、力を得ると同時に、 やがて自身の全ての機能を使い果たし、苦痛と倦怠の中で死に至る魔法。 表面を教えられた程度だが、その後を知る加東にとって、それはこの男を張り倒してでも止めなければならない事態だった。 そしてこれは、加東の数える内では三回目。いくら偶然が重なったとはいえ、擦り切れてしまうのは目に見えていた。 俺「使っている間は苦しくねえ。傷も治れば魔法力だって溢れて来る。何でも聞こえる、どこまでも行ける」 そう言ってごろごろと喉を鳴らす。 真っ白な牙が月光を反しててらてら光るのが恐ろしかった。 なにより、この場に満ちる気配に獲り殺されそうで怖かった。 俺「安心しな。ちょちょいと奴に突っ込んで来るだけだ」 加東「……死ぬ気?」 やっとの思いで絞り出した声は頼りなく、届いたことさえ怪しいもので。 ――忘れていたんだ、この感覚を。いつから自分は安心していたんだろうか。 相手は虎だった。一瞬目を見開くと、ぐるりと笑う声がした。 俺「なぁに、突っ込むのは慣れてる。……まァ、今回ばっかりは俺が先に昇天しちまいそうだがな」 加東「ふッざけるな!知ってる?人はそれを―――――」 「無謀と呼ぶ。そうだろう、加東君」 軍靴の音が反響する。 声の主だけではなく、土砂降りのような音が溢れかえった。 俺「オイオイオイ、この程度で止めようってのか?パットン、ロンメル、モントゴメリー…いや、お前等。俺を舐めてんのか?」 ずらりと並んだ兵士を光る目がなぞる。 拍子抜けだと言わんばかりの詰まらなそうな声で、影に潜む虎は笑った。 パットン「退け。今回ばかりは容赦せんぞ」 俺「要はあのクジラ野郎が問題なんだろ?気にすんなよ。俺一人でやってやる」 モンティ「『虎のある所負け無し』は終わったんだ。現在に過去は通用しない」 俺「……………」 ロンメル「これはアイクからの命令だ。東部は非常に切迫している。ここに手を掛ける暇など無い いいか俺。自分が何かを考えろ。欧州を一人で飛び、幾多の戦区を救った英雄が、ここでモタモタしている暇は無い」 すでにアフリカ部隊の進む道も決まっている。 西部戦線の援護をしながら北上。その後東部戦線『オペレーション・ウラヌス』に参加。 アフリカは捨てるに惜しいが、扶桑からの輸送は今のままで間に合っている。 ……それが上層部の言い訳だった。恐るべき進化を目の当たりにして、彼等は己の保身を選んだ。 考えないのが兵士、考えないのが道具。良く砥がれたナイフは主の思うままに獲物を切り裂く。所詮、軍人はそんなもの。 パットン「いい加減諦めろ。ここが儂等の、お前の限界だ」 聞かないのなら、お前を殺すまで。 数多の銃口が虎を狙うのが分かった。向ける人間の顔に浮かぶのは葛藤、苦痛、同情…数えきれる筈が無い。 正しいか。 そんなものは知らない。これは命令なのだから。 その先にあるものも何もかも、試す必要も無いのだから―― 俺「王様気分でご命令か?……テメエで俺を測るなよ」 加東「え……」 予想だにしない、凄まじい無茶無謀。 パットン「……粋がるのもいい加減にしろよ野良が!いつでも殺せるんだぞ!」 何が故に叫ぶ。 誰が為に吼える。 地位も名誉も金も、全てが約束されたのに。 己が命を晒してまで、何がお前を駆り立てる。 お前は、何を求める 俺「それともお前等は!知らねえ奴の言った事をハイそうですかって信じられんのか!?…ハッ、俺はゴメンだね 負けを認めろ?ふざけんな!! 俺は俺の信じる道を行く!俺が俺を信じられる道を行く! 力は力で捻じ伏せりゃあいい!俺の道をふさぐ奴ァ何だろうとブン殴って黙らせる!! …さあコイツが最後だ。撃たねえなら退け、俺より弱ェ奴は道を開けろォ!!」 それは、自分勝手で傲慢な、どこまでも子供じみた言葉。 自由に誇り高く――ひょっとしたら、こいつなら何とかなるかもしれないといった、漠然とした希望。 考えて、思う。 動きたくても動けない現状に自分を満足させて、自分は動かないだけだと―― 俺「そうやって逃げて、羊として生きるんだったら、俺は虎として死ぬ」 そう言って背を向け、幌を横凪ぎにさらって投げ捨てて。 誰もが黙った静けさを、たんと踏みだすその時に。 たん、と一つ。銃声が大気を切り落とす。 「止まらないと撃つ」 空薬莢がかりんと落ちて。 空っぽの弾倉を捨てて、新しい弾倉をグリップ内に押し込む。 かしゃりと初弾を装填すると、戸惑うこと無く銃口を向けた。 マルセイユ「次は心臓だ」 月に明かされた白の床を、ただ、進み。 俺も、待っていたかのように黒い影から出で。 俺「遅かったじゃねえか、ハンナ」 まるで遠く離れた恋人と再会したような、声と仕草で、俺は銃を抜いた。 マルセイユ「何を抜け抜けと」 やがて、互いの手が触れるか少しの距離で足を止めて。 ちぐはぐな距離で真っ向から視線を絡ませて。 俺「退けよ」 マルセイユ「はん、断る」 俺「そうか。残念だ」 かつて、背中を預け合った好敵手は、互いに銃を向ける。 マルセイユは手を伸ばして心臓を、俺はまっすぐにその眉間を。 そして、そのままたっぷり続いた静寂を、破ったのは俺の咆哮だった。 俺「退けと言っている!ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ!!」 マルセイユ「いやだ!」 俺「…お前程のいい女を殺すのは忍びねえが………まあ、それもいい」 月に姿を明かされた大鷲の照星は虎の心臓を狙う。 奈落に潜んだ虎は眩しそうに目を細め、牙を剥く。 月下、二人は相対す 俺「サヨナラだ」 前へ ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1113.html
関連エリア エジプトピラミッド HP 参加人数 討伐時間 855000 19人 10時間 基本所持物 ハトホルの解放石(桃)を所持 報酬データ 1位報酬??? ??? 以下報酬??? ??? ??? 貢ぎ物実測データ ?位/参加?人/貢献Pt:???/(貢物名)
https://w.atwiki.jp/dentu-00/pages/22.html
こんなうんちまんについて記表する気はけとうもねぇ!! ノ´⌒`ヽ γ⌒´ \ .// ""´ ⌒\ ) .i / \ / i ) i (・ )` ´( ・) i,/ l (__人_). | \ `ー / `7 〈 / / ̄ ) / /ノノノノノ ) ノ ,, イΞ / ノノノノノ / ノ イ=≡∠ ノノノノノノ/ `゙"}{ ´`}{゙゙"´ ´`` ´`` 臣直人言 前代表創業未半而中道退陣今天下二分民主罷敝此誠危急存亡之秋也 然侍衛之議員不懈於内忠志之士忘身於外者蓋追前代表之殊遇欲報之於代表也 誠宜開張聖聴以光前代表遣德恢弘志士之気 不宣妄自菲薄引喩失義以塞忠諌之路也 党中連合中倶爲一体 陟罰臧否不宜異同 若有作奸犯科及爲忠善者宣付有司論其刑賞以昭代表平明之理 不宜偏私使内外異法也 ・ ・ ・ 臣不勝受恩感激 今当遠離臨表涕零不知所言 案の定、被害妄想が激しかった!!! 10/9(金) それは起きた。 いつも通りの生き地獄の時間 が、この時間は特に酷かった。 水曜日に返すはずだったテストが帰ってこない...? 不思議に思った我々は本人に聞いてみることに が、ガン無視。 しかし慈悲深い[[おっちゃん]]はずっと教えてあげていたのだ しかしハト、以外にもこれスルー ではなく ただ無視するだけでなく「何を笑っているのだ」と突っかかってきたのだ だが心寛容な私は丁寧に「[[おっちゃん]]の話を聞いてあげてくださいよ」となんと敬語まで使ってあげたにもかかわらず またもや無視し授業続行 これはなんたることかと話していると、更に酷いことに。 普通に授業を受けていた[[ザキ]]が少し姿勢を崩しひじを置いた瞬間急に奇声を上げたのだ 日々酷くなるハトの行動 これはある人物に類似している...爪?
https://w.atwiki.jp/blacksurvival/pages/35.html
キャラクター説明 ステータス スキル 評価 コメント キャラクター説明 ハート・フロイド 23 米国 ギタリスト + 実験日誌 紅のブレスレットを10回制作 クイーンオブハートを15回制作 赤いマントを3回制作 携帯電話を持ったまま5回優勝 ステータス 全て星5時のステータス赤文字;はMAX値or得意武器; 攻撃力 12 51.1 防御力 16 50 体力 132 234 スタミナ 124 243 斬り F 銃 F 拳法 F 弓 F 突き F 投げ F 鈍器 D+ + 以前の武器熟練数値 斬り 50 銃 50 拳法 30 弓 30 突き 50 投げ 50 鈍器 68 スキル ピースメーカー タイプ:フィールド クールタイム:90秒 2秒間のキャスト後、現在の地域を20秒間ピースゾーンにする。(研究所では使用不可) ピースゾーンでは他のプレイヤー・野生動物を探索てきない。 不協和音 タイプ:コンバット クールタイム:70秒 追加情報:野生動物に使用不可能 基本攻撃と共に相手の武器攻撃力の40%に該当するスキル被害を与え、 相手の武器が半壊状態の場合その武器を破壊する。 評価 キャラについて パッチ8.4.00(08/19)の修正で不協和音のクールタイムが60秒→70秒に変更 パッチ8.2.0(07/08)の修正で鈍器のスタート熟練値がD→D+に変更 パッチ7.1.02(11/27)の修正で不協和音の攻撃力が30%→40%へ変更 不利な場面を拒否出来たり、相手の武器を壊す等有利な状況を作るのが得意な鈍器キャラ 名前が修正されました。(ハト→ハート スキル「ピースメーカー」 ピースメーカーを使う事で現地域をピースゾーンに出来る ピースゾーンでは幾ら探索しても敵プレイヤーと野生動物が見つからない状態になる 邪魔の居る地域でファームがしたい、不利な戦闘を拒否する、睡眠治療等の時間を稼ぐ、 死者が出そうな戦いを強制で止める、他プレイヤーの野生動物狩りを妨害する等色々な使い方出来る どこかでKillが発生した場合速攻ピースゾーンにすることで勝利プレイヤーの死体からアイテム回収を妨害が狙える 複数のアイテム回収が出来る状況の場合、割り込んで先に回収する事で勝利プレイヤーのアイテム独占を抑えられる 考え方次第で他のキャラクターでは出来ないような動きが色々出来るスキルになっている(中には配信者でピース中にコメント確認されてる方も… ピースゾーンには人が集まりやすく終了時に乱闘になりやすい面もあるので 自分の状態によっては早めに移動して自分以外の敵プレイヤー同士で喧嘩させる事も意識しておこう 簡単な使い時の目安に「ピースゾーンが終わった後自分の状況が有利になってるかどうか」を基準に考える人が多く ピースゾーンの間にアイテム回収をして装備のビルドが進んだ、回復が一気に作れた、たくさんある小~中回復を使って回復出来る等 終わった後に有利を取って戦闘を続行出来る状況にあと一歩で完成するという場面で打っているプレイヤーが多い 潜在スキルを組み合わせて大きな先手を取って戦闘を仕切りなおしから有利な状況も狙えて ピースゾーンで誘った敵プレイヤーを終了と同時にアドレナリンドリンク使用+反撃や埋伏で打ち取るカウンターハト運用や ハッキング中敵プレイヤーに見つかった時にピースゾーン展開で無理やりハッキングを続けるハッキングハト運用等も出来る 単純に埋伏のクールタイム(7秒)をピースゾーンで稼ぐだけでも十分に強く相性が良い ただ他のエリアスキルに弱い所があってアイテム探しの為に使った場合 アルダの【発掘禁止】やアドリアナの【放火】に弱くファームがしたくても出来ない状況に陥る 罠を設置されたり、エリア効果スキル持ち(マグヌスやヘジン等)に狙われたりしやすいのでその点も注意が必要 回復が無く瀕死の状態で使ったとしてもピースゾーンを貫通してダメージが飛んでくることも多い ギリギリで反射的に使うのではなく出来るだけ余裕と目的を持ってピースゾーンにして行くようにしたい スキル「不協和音」 基本攻撃に相手の武器に依存した追加ダメージを与え、条件をクリアした場合使用した相手の武器を破壊する凶悪なスキル どれだけ育った相手でも武器が無くなれば一気に転落していく逆転性が高いスキルになっている 大抵の武器武器なら何でも破壊出来るが一部の非破壊武器(破壊免疫)と投げには破壊効果が発生しない 良く勘違いされるが不協和音は武器を一定確率で破壊するのではなく 「半壊している武器」を確実に破壊する効果なので半壊してない武器に対して破壊効果は発動しない点に注意 序盤~中盤には破壊効果はほぼ出ることはない、中盤~終盤にかけて狙えるタイミングが増えてくる 相手の武器のビルド進行や戦闘でのダメージを見て武器破壊率を高めて行けるようにしたい 序盤からずっと同じ青武器や紫武器を使っている→ビルドが進んでないorたくさん殴り合ってる=半壊の可能性が高い 同じ武器防具状況なのにさっきより殴り合いのダメージが低くなっている→半壊して攻撃力が下がっている=破壊の狙い目 共通して相手の状態を察せると狙って潰せる確率が上がってくる その他にも一つの武器を育てる事が重要な【アデラ】のカウンターも取りやすく破壊が狙いやすい 敵プレイヤーも自分が持ってる武器が半壊している場合ハトとの戦闘は避けるようになるので存在自体がプレッシャーになる ただ強力な効果の為強い人上手い人は中盤以降ハトが生き残ってる地点で破壊に対応出来るようにサブ武器を確保してる事も多い 破壊効果で逆転勝利だけを狙うのではなく、戦闘で勝てるように意識して事も重要になってくる 破壊効果の解説ばかりになっているが相手の武器を利用して与えるダメージも強く戦闘要素も十分こなせる 特に序盤から防具を無視して武器を先行している相手には致命的なダメージを与えやすい 自分の武器の状態に関わらず相手の武器に依存してスキルダメージを上乗せするので単純に強い武器を持ってる相手には数値が伸びる 逆に攻撃力が低めの特殊効果で戦う毒武器や爆発武器等にはダメージが全然伸びないので使うときは相手の武器を確認する癖をつけよう 序盤から終盤まで腐る事が無い上に逆転要素もある優秀なスキルになっている 「ハト」総合評価 勝率が安定していて拒否能力もある為初心者でも使いやすいが スキルが個性的かつある程度考えて行動をしないといけない中級者向けキャラ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る △Topへ
https://w.atwiki.jp/antiqr/pages/135.html
乙女@QuinRose(クインロゼ) アンチスレ76 クリムゾン・エンパイア 662 名前: ◆C7WKJidZ4I [sage] 投稿日:2008/10/04(土) 16 12 10 ID ??? 話の流れを切ってしまい、申し訳ないのですが PS2アリスの尼レビュ(★1)が抹消され、何故消したのかと 問い合わせたら返信来たので投下しときます。 興味なかったらスルーして下さって構いませんので Amazon.co.jpにご連絡いただき、ありがとうございます。 このたびは、カスタマーレビューをご投稿いただき誠にありがとうございました。 『ハートの国のアリス』のレビューについて、当サイトのデータベースを検索いたしましたが、 データベース上に保存されておりませんでした。 何らかの理由により、レビューが送信されていない可能性がございます。 誠にお手数をおかけいたしますが、再度、オンラインで レビューを送信していただきますようお願い申し上げます。 当サイトでは、カスタマーレビューがサイトをより豊かにすることができると考えておりますので、 投稿を心よりお待ちしております。 何故消したのか聞いたんですけど、保存されておりませんってどういうことですかね。 数日前まであったんですけどね。 乙女@QuinRose(クインロゼ) アンチスレ87 144 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 20 02 01 ID ??? ㌧切ってスマン。 まとめページ見たけど、アンチスレ76でPS版ハトアリの尼レビュー☆1 消されたらしいが、その消されたレビューのキャプとったのあるけど、 うpしましょうか? 149 名前:144[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 20 13 15 ID ??? ttp //www7.uploader.jp/dl/qrose/qrose_uljp00040.jpg.html 投稿者名、ぼかした方がよかったかな?匿名だから、ぼかさなかった けど、まずかったら言ってください。 クロアリ、ブルースクリーンという単語に反応して消したのかな?
https://w.atwiki.jp/kiba-tcg/pages/21.html
No. KBA_001 シャード名 フェロフラックス タイプ コンストラクト 属性 アナーキー レベル 1 コスト 0 効果 T→あなたのレベルエリアにあるシャードを1枚選んであなたの手札に加える。 フレーバー フェロフラックスによって鍛えられし者は、その熱を永遠に恐れるのだ。 illust. Shin"JASON"Nagasawa