約 3,372,553 件
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/35.html
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第9話 【たいせつなこと】 ティアナ「自分の失敗が許せなかった。だから、強くなりたかった。 だけど……やっぱり何にもできなかった。間違ってるって叱られて、きっと幻滅された。 隣を走る相方にも迷惑をかけて、悲しい思いをさせた。私のしてきたことは、 選んできた道は、全部無駄だった……魔法少女リリカルなのはStrikerS、始まります」 シャマル「なのはちゃんの訓練用魔法弾は優秀だから、身体にダメージはないと思うんだけど…」 「凄く熟睡してたわよ。死んでるんじゃないかって思うくらい。 最近、ほとんど寝てなかったでしょ?溜まってた疲れが、一気にきたのよ」 フェイト「さっき、ティアナが目を覚ましてね。スバルと一緒に、オフィスに謝りにきてたよ」 なのは「…そう」 フェイト「なのはは訓練場だから、明日朝一で話したらって伝えちゃったんだけど…」 なのは「うん…ありがとう…。…でも、ごめんね。監督不行き届きで… フェイトちゃんやライトニングの二人まで巻き込んじゃって…」 フェイト「あ、ううん!私は、全然」 なのは「スバルとティアナ、どんな感じだった?」 フェイト「やっぱり…まだちょっと、ご機嫌ななめだったかな」 なのは「……っ。まぁ、明日の朝ちゃんと話すよ。フォワードの皆と…」 フェイト「…うん」 ルーテシア「遠くの空に、ドクターのおもちゃが飛んでるみたいだけど…」 スカリ「じきに綺麗な花火が見れるはずだよ」 ルーテシア「…レリック」 スカリ「だったら、君に真っ先に報告しているさ。私のおもちゃの動作テストなんだよ。 破壊されるまでのデータが欲しくてね」 ルーテシア「壊されちゃうの?」 スカリ「ははは。私はあんな鉄くずに直接戦力は期待してないんだよ。 私の作品たちがより輝くためにデコイとして使うガラクタさ」 ルーテシア「そう。…レリックじゃないなら、私には関係ないけど…。でも、がんばってね、ドクター」 スカリ「ああ、ありがとう。優しいルーテシア」 ルーテシア「じゃあ、ごきげんよう」 スカリ「…ふふふふ。私の作品は、やはり良い出来だな」 はやて「場所は何にもない海上。レリックの反応もなければ、付近には海上施設も、船もない」 グリフィス「まるで、撃ち落しに来いと誘っているような…」 はやて「…そやね。テスタロッサ・ハラオウン執務官。どう見る?」 フェイト「犯人が、スカリエッティなら…こちらの動きとか、航空戦力を探りたいんだと思う」 はやて「うん。この状況なら、こっちは超長距離攻撃を放り込めば済むわけやし…」 リィン「一撃でクリアですよー!」 フェイト「うん。でもだからこそ、奥の手は見せないほうがいいかなって」 はやて「ま、実際。この程度のことで隊長たちのリミッター解除ってわけにもいかへんしな」 はやて「高町教導官はどやろ?」 なのは「こっちの戦力調査が目的なら、なるべく新しい情報を出さずに今までと同じやりかたで片付けちゃう。かな?」 なのは「ああ…。それから、ティアナ?」 ティアナ「……っ」 なのは「ティアナは、出動待機から外れとこうか」 ヴィータ「そのほうがいいな。そうしとけ」 なのは「今夜は体調も魔力も、ベストじゃないだろうし」 ティアナ「……言うことを聞かないやつは」 なのは「…!」 ティアナ「使えないってことですか?」 なのは「…はぁ。…自分で言ってて分からない?当たり前なことだよ、それ」 ティアナ「現場での指示や命令は聞いてます!教導だって、ちゃんとサボらずやってます」 ヴィータ「…っ!」 ヴィータさん、ティアナを叱りに行こうとするけれど、なのはさんに止められます。 ティアナ「それ以外の場所での努力だって、教えられた通りじゃないと駄目なんですか!?私は!! なのはさんたちみたいにエリートじゃないし、スバルやエリオみたいな才能も、 キャロみたいなレアスキルもない!少しくらい無茶したって、 死ぬ気やらなきゃ強くなんてなれないじゃないですか!!」 シグナム「心配するな。加減はした。駄々をこねるだけの馬鹿はなまじ付き合ってやるから付け上がる」 なのは「ティアナ!思いつめちゃってるみたいだけど、戻ってきたらゆっくり話そう!」 ヴィータ「こぉら!もう!だから!付き合うなってのに!!」 シグナム「目障りだ。いつまでも甘ったれてないで、さっさと部屋に戻れ」 エリオ「あ、あの、シグナム副隊長。その辺で」 キャロ「スバルさん…。とりあえずロビーに…」 スバル「シグナム副隊長!!!」 エリオ・キャロ「……」 スバル「だけど!自分なりに強くなろうとすることとか、きつい状況でも何とかしようと頑張るのって、 そんなにいけないことなんでしょうか!!」 シャーリー「昔ね。一人の女の子がいたの。その子は本当に普通の女の子で、魔法なんて知りもしなかったし、 戦いなんてするような子じゃなかった」 シャーリー「友達と一緒に学校へ行って、家族と一緒に幸せに暮らして、そういう一生を送るはずの子だった。 だけど、事件は起こったの。魔法学校に通っていたわけでもなければ、特別なスキルがあったわけでもない。 偶然の出会いで魔法を得て、たまたま魔力が大きかったってだけの、たった九歳の女の子が、 魔法と出会ってわずか数ヶ月で、命がけの実戦を繰り返したの」 エリオ「これ!」 キャロ「フェイトさん!」 シャマル「フェイトちゃんは当時、家族環境が複雑でね。あるロストロギアを巡って、敵同士だったんだって」 シグナム「この事件の中心人物はテスタロッサの母。その名をとってプレシア・テスタロッサ事件。 あるいはジュエルシード事件と呼ばれている」 エリオ「収束砲!?こんな大きな!!」 スバル「九歳の…女の子が…」 キャロ「ただでさえ、大威力砲撃は身体にひどい負担がかかるのに」 シグナム「その後もな、さほど時もおかず戦いは続いた」 シャマル「私たちが深く関わった、闇の書事件」 シグナム「襲撃事件での撃墜未遂と…敗北。それに打ち勝つために選んだのは… 当時はまだ安全性が危うかったカートリッジシステムの使用。 …身体への負担を無視して自身の限界値を超えた質力を無理やり引き出すフルドライブ…エクセリオンモード」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「あー」 シグナム「誰かを救うため、自分の思いを通すための無茶をなのはは続けた」 なのは「こちらスターズ1。中距離火砲支援、いっきまーす!!!」 フェイト「了解」 ヴィータ「おう!」 シグナム「だが、そんなことを繰り返して…身体に負担が生じないはずもなかった」 シャマル「事故が起きたのは…入局二年目の冬。異世界での捜査任務の帰り。 ヴィータちゃんや部隊の仲間たちと一緒に出かけた場所。ふいに現れた未確認物体。 いつものなのはちゃんなら、きっと何の問題もなく味方を守っておとせるはずだった相手。 だけど…溜まっていた疲労、続けてきた無茶が、なのはちゃんの動きを…ほんの少しだけ鈍らせちゃったの」 シャマル「その結果が、これ」 「なのはちゃん…無茶して迷惑かけてごめんなさいって、私たちの前では笑ってたけど…。 もう飛べなくなるかも、とか、立って歩くことさえできなくなるかもって聞かされて……どんな思いだったか…!」 シグナム「無茶をしても、命をかけても譲れぬ場は確かにある。だが、おまえがミスショットをしたあの場面は、 自分の仲間の安全や命をかけてでもどうしても撃たねばならない状況だったか?」 ティアナ「!!」 シグナム「訓練中のあの技は、一体誰のための…なんのための技だ?」 ティアナ「……」 シャーリー「なのはさん。皆にさ…自分と同じ思い、させたくないんだよ。 だから、無茶なんてしなくてもいいように、絶対絶対…皆が元気に帰ってこられるようにって、 ほんとに丁寧に、一生懸命考えて、教えてくれてるんだよ?」 なのは「えー!!」 シャーリー「ご、ごめんなさい!」 なのは「う~ん、駄目だよシャーリー。人の過去、勝手にばらしちゃ」 ヴァイス「駄目だぜ、口の軽い女はよう」 シャーリー「その、何か、見ていられなくて…」 ヴィータ「ま、いずれはばれることだしなぁ」 ティアナ「シャーリーさんやシグナム副隊長に…色々聞きました」 なのは「なのはさんの失敗の記録?」 ティアナ「じゃなくて!…その…」 なのは「無茶すると危ないんだよ、って話だよね?」 ティアナ「すみませんでした…」 なのは「うん」 なのは「じゃあ、分かってくれたところで、少し叱っとこうかな」 なのは「あのね、ティアナは自分のこと凡人で射撃と幻術しかできないって言うけど、 それ、間違ってるからね。ティアナも他の皆も今はまだ、原石の状態。デコボコだらけだし、 本当の価値も分かりづらいけど、だけど、磨いていくうちにどんどん輝く部分が見えてくる。 エリオはスピード。キャロは優しい支援魔法。スバルはクロスレンジの爆発力。 三人を指揮するティアナは射撃と幻術で仲間を守って知恵と勇気でどんな状況でも切り抜ける。 そんなチームが理想系で、ゆっくりだけどその形に近づいていってる。 模擬戦でさぁ、自分で受けてみて気づかなかった?」 なのは「ティアナの射撃魔法ってちゃんと使えば、あんなに避けにくくてあたると痛いんだよ?」 ティアナ「あっ!」 なのは「一番魅力的なところをないがしろにして、慌ててほかのことをやろうとするから、 だからあぶなかっしくなっちゃうんだよ。…って、教えたかったんだけど…」 ティアナ「……」 なのは「まぁ、でもティアナが考えたこと間違ってはいないんだよね。システムリミッター、テストモードリリース」 なのは「ティアナは執務官志望だもんね。ここを出て、執務官を目指すようになったら、 どうしても個人戦が多くなるし将来を考えて用意はしてたんだ」 ティアナ「!!……うっ、うう…」 なのは「クロスもロングももう少ししたら教えようと思ってた。だけど、出動はいますぐにでもあるかもしれないでしょ。 だから、もう使いこなせてる武器をもっともっと確実なものしてあげたかった。 …だけど、私の教導地味だから…。あんまり成果が出てないように感じて、苦しかったんだよね?ごめんね」 フェイト「技術が優れてて、華麗で優秀に戦える魔道師をエースって呼ぶでしょ?その他にも、 優秀な魔道師をあらわす呼び名があるって知ってる?」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「?」 フェイト「その人がいれば、困難な状況を打破できる。どんな厳しい状況でも突破できる。 そういう信頼を持って呼ばれる名前。……ストライカー」 フェイト「なのは、訓練を始めてからすぐの頃から言ってた。うちの四人は全員、一流のストライカーになれるはずだって…、 だからうんと厳しく、だけど大切に丁寧に育てるんだって」 ヴィータ「しかし、教官っつうのも因果な役職だよな。面倒な時期に手ぇかけて育ててやっても、 教導が終わったら皆勝手な道をいっちまうんだから」 なのは「まぁ、一緒にいられる期間があんまり長くないのはちょっと寂しいけどね。 ずっと見ていられるわけじゃないから」 なのは「一緒にいられる間は、できる限りのことを教えてあげたいんだ」 なのは「何があっても、誰がきても、この子達はおとさせない。私の目が届く間はもちろん、 いつか一人で、それぞれの空を飛ぶようになっても…」 次回予告 フェイト「戻ってきた日常。そして、フォワードの皆に嬉しいお知らせ」 なのは「四人揃って一日お休み!次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第10話」 フェイト「機動六課のある休日(前編)」 なのは「楽しい休日に」 なのは・フェイト「Take off!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22664.html
登録日:2011/06/03(金) 20 56 00 更新日:2020/06/27 Sat 20 54 10 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 BEACH QUEENS WAVE ビーチク フィギュア 水着 美少女フィギュア WAVEが販売している水着フィギュアシリーズ。 大きさは大体1/10に統一されている。 最大の特徴は共通ジョイントの【H】規格を採用していること これは首の形状を統一してすげ替えが容易にできるというもの またこの規格の恩恵で首がボールで可動する為、ポージングの幅も広がる。 ラインナップは最近のメジャーなものから割と昔の作品まで多岐に渡る。 ちなみに電撃が関わる作品には通販で買えるSPバージョン(パーツ追加など)が用意されていることが多い。 【ラインナップ】 ●「けいおん!」 平沢唯 秋山澪 田井中律 琴吹紬 中野梓 中野梓(日焼けver) 平沢憂 鈴木純 ●「魔法少女リリカルなのはシリーズ」 高町なのは フェイト・T・ハラオウン 八神はやて スバル・ナカジマ ティアナ・ランスター 高町なのは(1st) フェイト・テスタロッサ(1st) ●「FORTUNE ARTERIAL」 ●「THE IDOLM@STER」 星井美希 四条貴音 天海春香 三浦あずさ 如月千早 ●「魔法少女まどか☆マギカ」 鹿目まどか 美樹さやか 暁美ほむら 巴マミ ●「宇宙をかける少女」 獅子堂秋葉 獅子堂秋葉(パニックver) 神凪いつき ●「Fate/hollow ataraxia」 セイバー 遠坂凛 間桐桜 ●「ラブプラス」 高嶺愛花 姉ヶ崎寧々 小早川凛子 ●「とらドラ!」 逢坂大河 川嶋亜美 櫛枝実乃梨 ●「舞-HiME」 ●「マクロスシリーズ」 リン・ミンメイ ミレーヌ・ジーナス ●「らき☆すた」 泉こなた 柊つかさ ●「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 高坂桐乃 黒猫 ●「バカとテストと召喚獣」 ●「おねがい☆ティーチャー」 風見みずほ 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ビーチクといえばなんだか不安になるまどか -- 名無しさん (2013-09-05 14 19 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hotrowa/pages/71.html
誓い言 〜スコシだけもう一度〜 ◆mfN0eC9miI フェイト・テスタロッサは考える。 目の前の相手は本当に人間なのだろうか? 「……フォトンランサー」 無詠唱で言葉を紡ぐと同時、フェイトの魔力によって生成された発射体(フォトンスフィア)から魔力弾が放出される。 フォトンランサーは直射型の射撃魔法である。それゆえ直線飛行のみで誘導性能を有しないが、代わりに弾速が速く回避するのは至難の業に近い。 まして、発動者はフェイト・テスタロッサ。その閃光は、余波によって舞い散る木の葉を破裂させながら対象者の心の臓へ向けて正確無比に喰らいつく。 並の魔導師の障壁ならやすやすと貫くその一撃を、非殺傷設定が無い状態で魔力を持たず障壁を張る事も出来ない一般人が受けたならば、その命は容易く失われてしまうだろう。 無論、フェイト自身にそんな経験は無いが、それでもわかる。何の対処もせずこの一撃を受ければ相手は確実に死ぬ、と。 自分に迫り来る閃光をこのまま受ければどうなるかぐらい、目の前の相手にだってそんな事はわかる筈だ。 それなのに。白く、白く、どこまでも白い存在は、避けようともせずその一撃を甘んじて受け入れる。 降り注ぐ魔力を受けて、相手の足元のタイルが爆砕する。 土煙、粉々に砕け散ったタイルの残骸、余波によって荒れ狂う風、それらが混ざり合い相手の姿を覆い隠してしまう。 もうもうとたちこめる土煙で見えないが、結果を見るまでも無いだろう。 自分の放ったフォトンランサーは、相手の心臓の辺りに間違いなく直撃した。その衝撃は全身を激しく吹き飛ばし、心臓の動きを停止させているだろう。 そうでなくては、おかしいのだ。 手応えは、あった。真正面からこれを喰らって立ち上がれる人間がいる筈が無い。まるで自分自身に言い聞かせるようにそう呟く。 なのに何故? 「あァ……なンつーか、弱っちィを攻撃チマチマとウザってェなァおい」 何故相手の声が聞こえてくるのだろう。 困惑するフェイトをよそに、段々と砂煙が霧散していく。 「どう……して?」 確実に死ぬはずの一撃を受けてなお、目の前の相手は生きていた。 閃光に包まれる前と全く変わらない姿で、全く変わらない表情を浮かべて、全く変わらない足取りで此方に歩いてくる。 呆然と立ち尽くし、まるで亡霊でも見るような視線を向けているフェイトの口から自然とそんな言葉が漏れ出す。 殺し合いの舞台でそんな隙を見せるのは殺してくれと言っているようなものだ。 そんな事はフェイトもわかっている。わかっていてなお動きを止めてしまう。 目の前の相手はフェイトの理解の範疇を軽く超えていた。 もしこれが、何らかの障壁を張られた上での結果ならまだわかる。回避行動をとり、急所を逸らしていたならまだわかる。 それならばフェイトにも対処のしようがあった。 フォトンランサー以上の魔法を放つなり、確実に急所に当たるようバインドで動きを止めるなり、選択肢は無数に存在していた筈だ。 でも、確実に死へ誘う筈の一撃を、十度も防がれてはどうしようもないではないか。 「ハッ!! もォ終わりかァ? 自分から殺しにきといてなンなンですか、そのザマはよォ!!」 恐怖。 今フェイトの心を占めているのは純粋な恐怖だった。 目の前の相手が、怖い。 「はぁ……はぁ……っ、フォトンランサー!」 悲鳴のような叫び声と共に、閃光が放たれる。。 フェイトの叫びに呼応してか、生成されたフォトンスフィアは四つ。そこから放たれる四本の閃光は、相手の動きを止めるかのように足元へ炸裂した。 もはやフェイトには相手を殺す意思は残されて無かった。 恐怖に支配された脳内が送る命令は単純。 ただ、近付いてくる相手から逃げるために。少しでも距離をとるために。 その為だけに魔力を放出しろ。 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 目を見開き、絶叫と共に紡がれていくのはフォトンランサー以上の威力を誇る砲撃魔法。 本来ならデバイス抜きでは発動出来ない筈の魔法。 しかし、フェイトの持つタバサの杖が彼女の叫びに呼応するように彼女の生み出す魔法をフォローし始める。 スラスラと高速で詠唱される呪文に比例するようにフェイトの周りに環状魔方陣が展開され、そこから更に高密度の魔力が生み出されていく。 生み出された魔力は一度杖の先端に収束、そこから雷撃の魔法へと高速変換。 時間にしてここまで約30秒。 近付いてくる相手は、自分の行動などまるっきり無視するかのようにゆっくりと近付いてくる。 更に十秒。相手との距離は15m程。 (この距離なら、外さない。外すわけが無い) そう自分に言い聞かせながら、高密度の魔力を先端へと要した杖を相手へ向ける。 「撃ち抜け、轟雷! サンダースマッシャー!!!」 雷激を纏う高出力の奔流が、相手を滅ぼさんと唸りをあげながら放たれる。 夜の闇を切り裂くように、放たれる閃光が周囲を光で照らし始める。 轟音を響かせながら相手へと向かう荒れ狂う奔流は、コンクリートの地面を容易く砕きながら進む。夜道を照らす役割を任ぜられていた街灯は根元から巻き込まれ、莫大な熱量を一身に受け入れドロドロと形を失っていった。 射線上にあるもの全てを食い散らかしながら進む一撃は、その対象に白い存在を認めると、周囲の魔力を取り込みながらさながら濁流の如く降り注ぐ。 5秒、10秒、15秒。 少しずつ去り行く時と共に、相手を喰らいつくさんとする本流も次第にその力を失っていく。 だが、その結果を悠長に見守っている暇などフェイトには無い。 (これなら少しは足止め出来た筈。今のままじゃ分が悪すぎる……ここは一度引いて、体勢を立て直さないと) あくまで、フェイトの目標は最後の一人になる事だ。 その為の一番手っ取り早い方法として殺して回る事を選んだだけであって、積極的に殺して回りたいわけではない。 勿論自分が死にそうであれば、迷わず逃げるつもりだった。 そして、今回は相手が悪すぎた。 無防備に攻撃を受けてなお笑っていられる存在など、どうしようもないではないか。 自分と同じく呼び出された参加者の中には、相手を倒せるような存在がいるかもしれない。 目の前の相手を倒すのは何も自分でなくても構わない。あくまで、自分が最後の一人になればいいのだ。 震えそうになる心を叱咤するように言い聞かせると、土煙に包まれる相手には目もくれず一目散に相手と逆方向へ走り去ろうとする。 「オイオイオイオイ。人にこンな事しといてドコ行くつもりだっつーの」 フェイトの考えは間違っていない。 勝ち目の無い相手に立ち向かって死ぬなど、それこそ無駄死にと言われても仕方が無いだろう。 そう考えれば、ここは逃げの一手を打つのが最善だ。生き残るためには、無茶をする必要は無い。 その為に、高出力の砲撃で相手の動きを足止めし、その余波で作り出した土煙に紛れて相手から逃げる。 考えうる限りでは、もっとも有効な一手だったと思う。 そう、ここまでは正解だった。 「いい加減黙って喰らっとくのも飽きたしよォ――」 間違っていたのは、認識。 自分と相手の間にある絶望的なまでの戦力差を、フェイトは理解できていなかった。 どれだけ策を弄しようとド素人がプロに勝てないように。 フェイトの打った一手は、目の前の相手にとって策ですらなかった。 「――いっぺん死ンどけクソガキ」 ゴガ、という音と共に、相手の足元から無数のコンクリートの破片が放たれる。 「ギ……ァ」 放たれるコンクリートは、唸りを上げながらフェイトに向けて突っ込んでくる。 その速さの前に成す術も無く、その体でコンクリートの弾丸を受け止め事しか出来ない。 小柄な体ではその威力を受け止めきる事など出切る筈も無く、壊れた玩具のように10数m吹き飛ばされるとそのまま硬い地面へとダイブ。 ガガガガ、と嫌な音を立てながらコンクリートの上を滑る。透き通るような白い肌は今は見る影も無くなっていた。コンクリートの破片に削られ顔のあちこちを血に染めながら、ようやくその勢いを失うと瀕死の芋虫のようにピクピクと地面を転げまわる。 激痛のあまり指一本動かす事が出来ない。なんとか立ち上がろうとするのだが、体は脳の命令を受け付けようとはせず、ひゅうひゅうと浅い呼吸を漏らしながら激痛に耐えようとする。 「ギャハハハハハ!! ンな愉快に寝転がりやがって、俺を誘ってンのかァ」 そんなフェイトを嘲笑うかのように、狂気の白が迫る。 (このままじゃ……死、ぬ……何とかしないと……っ) 愉快そうに顔を歪めながら迫る相手に対し、思いっきり横に転がる事で回避。 ほんの一瞬前まで自分のいた場所に、まるで高速の弾丸が突っ込んでくる事に恐怖を覚えるがそんな余裕は無い。 追撃が来る前にこの場を離れようと、灼熱の如く全身を襲う激痛を歯を食い縛って耐えながら杖を支えにフラフラと立ち上がる。 そのまま痛みに負けて手放しそうになる思考を奮い立たせると、ズリズリ足を引きずりながら少しでも相手から離れた場所へと歩き始める。 その足取りは朦朧としており、最早歩いているのかすら疑わしい。 だが、それでもフェイトは諦めない。 一歩、また一歩と先へ進んでいく。 周囲を見渡す余裕も無いのか、既に一方通行からの攻撃が止まっている事にも気付いていない。 「待ってて……母、さ……」 そして、そのまま眠るように意識を失うその瞬間まで、フェイトの足が止まることはなかった。 ◆ ◆ ◆ ズシャァ、と派手な音を立てながら金髪の少女が崩れ落ちる。 それを確認してからゆっくりと側に座り込むと、口元の耳を近付け生死の有無を確認する。 唇が耳に触れる寸前まで顔を近付けてみると、荒い呼吸にはなっているがちゃんと呼吸はしているようだった。 なるべく手加減はしていたつもりだったが能力の調子が悪く、まだ小学生くらいであろう少女に対するには些か強すぎる攻撃になってしまった感は否めない。 全身を一瞥してみれば、艶やかで風に靡いていた金髪は泥と埃に包まれくすんだ色を放ち、まだ幼さの残る容姿は全身を激しく打ちつけた衝撃のせいか真っ赤な血に染まっている。 「チッ……こりゃァなンなンだ一体よォ」 少女の姿から目を離すと不機嫌そうに表情を歪める。 まるで、罪悪感を感じているかのように。 自分自身ではそれに気付かないまま、一方通行は苛々と地面を蹴りつける。 昔の自分なら確実に殺していた筈だった。 相手が何歳の子供でも関係ない。自分に牙を向く相手には容赦なく死の制裁を与えてきた。 あの時も、あの時も、あの時も。あの“妹達”の時も。 それなのに。それなのに、目の前の少女を殺す事はどうしても出来なかった。 何度も放たれた雷撃を反射すれば、簡単に息の根を止める事が出来ていただろう。 そんな事をせずとも、相手に触れて血液のベクトルを操作するだけで相手を殺す事は出来ていた。 相手がどれだけ足掻こうと、もがこうと、一方通行にはその全てを踏み躙るだけの力があった。 だが、結局一方通行が選んだのは少女を生かす道。 殺さないように気を使いながら、意識を失う程度に痛めつける。 殺すよりも遥かに神経を選ぶ方を、一方通行は選んでいた。 「クソッタレが。なンで俺は厄介な方を選ンでンだか」 自嘲するように、呟く。 一方通行が選んだのは、殺すより遥かに難しい道。 この少女が目を覚ませばまた自分を殺そうとするかもしれない。自分に怯えて、瀕死の怪我を負ったままこの殺し合いの舞台へ逃げ込むかもしれない。 一方通行は、それを止めなくてはならないのだ。少女を生かすために。 どうしてこんな道を選ぶのか一方通行自身にもわからない。 (あのガキといいこのガキといい……迷惑ばっかかけてンじゃねェっつの) それでも、不思議と後悔は無かった。 目の前の少女を救い、打ち止めを救う。 あれだけ大量の“妹達”を殺してきた自分だが、それでも救いたい。 それを自覚しないまま一方通行はこの殺し合いの舞台へ上がる。 さながら、あの日出会った幻想殺しのように。 「このクソガキ……なンも考えず撃ちやがって。とりあえず移動すっか」 まるで照れ隠しのように言うと、周りを見渡してみる。 先ほどのやり取りのせいか、地面は抉り取られ街灯は軒並み溶解している。 誰がどう見ても戦闘があったとしか思えない。 加えて、少女の魔法によりここら一帯に轟音が響き周りに見えるほど閃光は光を点していた。 それを見た誰か――この殺し合いにのった奴らと遭遇するのは避けたかった。 自身の能力がいつも通りにいかないうえに、今は足手纏いも抱えている。 こんな状態で誰かに遭遇するのはあまりに危険すぎる。 周囲の気配に気を配りつつデイバッグから地図を取り出すと、数秒考え込む。 (このガキ連れたまま森に入ンのは危険すぎる……かと言って高校や警察が絶対安全とは言い切れねェ。 それならいっそ森に身を隠すってのもありだが――それじゃアイツを見つけンのに時間がかかりすぎる。) 頭の中をぐるぐると思考が駆け巡る。 どうするのが一番いいか。メリットとデメリットを頭の中で構築し全てリセット。 最優先事項は打ち止め。 (……警察だな。アイツが素直に泣いてる奴だとは思えねェ。行動するとしたら、一番安全そうに感じるココだ) 学園都市第一位の演算能力をフルに活用して打ち止めの思考をトレースすると、一気に結論を導き出す。 目的地は隣のエリアにある警察署。 そう決めればもたもたしてる暇はない。 二人分のデイバッグを背負うと、所謂お姫様抱っこの形でフェイトを抱えあげる。 「お……母……さ」 「……………………………」 フェイトの無意識の呟きに、一方通行は答えない。 無言のまま警察署へと歩みを進めていく。 あの日救えなかった少女達。 その代わりになるとは思っちゃいない。 ただ、もう二度と悲しむ人を作らないように。 せめて自分の手のひらで包めるくらいは救ってみせる。 「なンて、俺らしくねェよな……つーか気持ち悪ィ」 とある少女との出会いを経て心の奥底に生まれた気持ち。 一方通行がそれに気付くのは、きっと―― 【B-5 病院の玄関/1日目・深夜】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 [状態]:苛立ち、少し前髪が焦げている、自身の能力制御がうまく行かない事に違和感。 [装備] なし [道具] 支給品一式、写真入りCD-R@魔法少女リリカルなのはA's、大河の写真@とらドラ!、高槻やよいのブロマイド@THE IDOLM@STER [思考・状況] 基本 打ち止めを探す。本当の意味で無敵になりたい。 1:警察署に移動する。 2:少女を守りつつ打ち止めを探す。 3:北村ってさっきの長髪の女が叫んでた奴か? [備考]:アニメ20話「最終信号」終了直後から回復させての参戦。 能力の制御が普段より雑になっています 【フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】 [状態] ダメージ(大)、全身に擦り傷があり血まみれ、意識不明 [装備] 雪風のタバサの杖@ゼロの使い魔 [道具] 支給品一式、不明支給品0~2 [思考・状況] 基本 この次元世界から脱出し、早くプレシアの為にロストロギア回収を再開したい。 1:母さん…… 2:この次元世界からの脱出、その為に出切る事はなんでもする。 [備考]:ロストロギア回収途中から参戦。 なのはとの面識があるかは不明。 一方通行との戦闘で病院周辺がボロボロになりました。 また、轟音や明かりが周辺にも漏れたため誰かに戦闘があったと気付かれる恐れがあります。 27 坂井悠二は淡々と殺し合いについて考える 時系列順 29 Banjo Frenzy 27 坂井悠二は淡々と殺し合いについて考える 投下順 29 Banjo Frenzy 07 A Photo of Admire 一方通行 [[]] 07 A Photo of Admire フェイト・テスタロッサ [[]]
https://w.atwiki.jp/2jiwiki/pages/24.html
10月が誕生日のキャラクター 同日の場合はアルファベット→五十音→記号の順にして下さい。 10月 日 キャラクター 1 フェイト・テスタロッサ 2 kiwi いりすさん ベル様 よしなに 3 yasaThink様 よろいさん(未) 4 インデックス 仮面ライダー・カニザ ちんこしまえ(未) てつを のぶひこ 5 神男 外道Think様 ヒッキぃさん 6 スパークボーイ せいきょうかいさん(未) 7 金糸雀 雪華綺晶 真紅 水銀燈 翠星石 蒼星石 薔薇水晶 雛苺 8 9 あくいさん 痛々Think様 10 11 くどいさん ぺどいさん ヤクいさん 12 ひどいさん 13 14 15 ぎげ子 もそ子 もそ先生 16 アダム シソ仮面 17 どれいさん ふっさりこ(未) レスティ 18 19 でりヘル ララバいさん リリぃさん(未) 20 えんくさん かくたんさん さくめいさん しょうこさん 21 あむたん トラいさん(未) りりぃさん(未) 22 windows 7 げりぃさん(未) 23 Ma子様 クリームパいさん 24 虎兄弟 パンサー ちすいさん 25 26 れお坊 あきらめ巫女 27 せんさいさん つよぽん 28 29 アスラン 30 31 ピカてんくん 上に戻る memo: 訂正、追加情報等。 名前 コメント 最終更新日:2012年03月06日 (火) 21時43分19秒
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1675.html
本編000~050 No. タイトル 登場人物 作者 000 それは最悪の始まりなの 高町なのは(A s・StS),クロノ・ハラオウン,フェイト・T・ハラオウン(A s・StS),プレシア・テスタロッサ GX氏 001 少女の泣く頃に~神流し編~ エネル,シャーリー・フェネット なのは×終わクロ氏 002 Wolkenritter シグナム,シャマル 反目のスバル氏 003 武人と魔女 ゼスト・グランガイツ,C.C. ゲッターロボ昴氏 004 オタクと吸血鬼とレバ剣と スバル・ナカジマ, アーカード,泉こなた GX氏 005 反逆の探偵 L,ザフィーラ メビウス×なのは氏 006 なごり雪 八神はやて(A s),セフィロス ◆Qpd0JbP8YI氏 007 二人の兄と召喚士 ミリオンズ・ナイブズ,殺生丸,キャロ・ル・ルシエ ◆jiPkKgmerY氏 008 駆け抜ける不協和音 浅倉威,矢車想,ヴィヴィオ,エネル マスカレード氏 009 Heart of Iron エリオ・モンディアル,シェルビー・M・ペンウッド,柊かがみ ◆WMc1TGFkQk氏 010 特別捜査、開始 ギンガ・ナカジマ,インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング 反目のスバル氏 011 悪魔とテロリスト 高町なのは(A s),チンク,カレン・シュタットフェルト ◆Qpd0JbP8YI氏 012 Railway Track ルルーシュ・ランペルージ,ディエチ 反目のスバル氏 013 少女、その想い フェイト・T・ハラオウン(A s),早乙女レイ GX氏 014 CROSS CHANNEL クアットロ,アレクサンド・アンデルセン,アンジール・ヒューレー ◆WMc1TGFkQk氏 015 狂奔する正義 八神はやて(StS) ◆Qpd0JbP8YI氏 016 非常食? 武蔵坊弁慶,アグモン 反目のスバル氏 017 勇気の選択 クロノ・ハラオウン ◆Qpd0JbP8YI氏 018 家族 ヴィータ,キング,ギルモン,八神はやて(StS) マスカレード氏 019 ギブアンドテイクの契約 ゼスト・グランガイツ,C.C. 反目のスバル氏 020 不思議な出会いⅡ ユーノ・スクライア、ルーテシア・アルピーノ ◆Qpd0JbP8YI氏 021 柊つかさは殺し合いの夢を見るか? 遊戯十代、柊つかさ ◆Qpd0JbP8YI氏 022 火神——マーズ—— アレックス、シグナム、ティアナ・ランスター ◆Qpd0JbP8YI氏 023 アイズ L、ザフィーラ ◆Qpd0JbP8YI氏 024 SWORD DANCER meet TYPOON アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード ◆jiPkKgmerY氏 025 君想フ声 フェイト・T・ハラオウン(StS) 反目のスバル氏 バトロワまとめへ TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/suzakuensokudan/pages/72.html
マスターオブエピックの中にあるダンジョンで 最も何度の高いダンジョンのひとつがこのタルタロッサパレスである 自分を鍛え抜いた者でさえも、隙をみせるとあっという間に命を落とす過酷なダンジョン 敵はペリカンのような容姿のタルタロッサ系のモンスターが多く、 蛇系モンスター最強の大デンキウナギ?も存在している ここにはイオーフェンという商人も湧く事があり、様々な謎が秘められている ダンジョンの特徴としては高低差のある橋のかかった足場と、その下に広がる海水というようになっている サーバーによっては共闘場も存在しているため、人数は常に一定くらいは確保されているようでもある
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/487.html
第二回放送 ◆9L.gxDzakI 12時間。 早いようで遅いようで、あれから既に12時間だ。 この81マスの箱庭にて、血と狂乱の殺戮劇が幕を開けてから、実に半日が経過しようとしていた。 表向きに言及することはなかったが、かの大魔導師が規定したタイムリミットは48時間。 要するに、間もなく4分の1もの時間が経過しようとしているということだ。 12時を迎える。 デスゲーム開幕の瞬間から、実に12時間ぶりに、時計の両針が頂点を指す。 12とはすなわち正午。 午前と午後を二分する、境界の時間が目前に迫っている。 12とはすなわち6プラス6。 6時間ごとに行われる定期放送の2回目が、間もなく始まろうとしている。 12時間。 分数にして720分。 秒数にして8640秒。 これから流れる放送は、その膨大な時間の振り返りだ。 黒髪の魔女が囁く時、彼らは果たして何を思う。 後悔/恐怖/歓喜/安堵/悲哀/希望/失望/絶望。 生き残った39人は、果たして何を抱くのか。 かくて定期放送は始まる。 個人の感情などはお構いなしに。 ただ淡々と事実のみを語るため、2度目のメッセージが鳴り響く。 ◆ 6時間ぶりね。 みんな、ちゃんと聞いているかしら。 現在の時刻は12時ジャスト――第2回目の定期放送の時間よ。 今回も最初に禁止エリアを発表させてもらうわ。しっかりメモを取るようにね。 今のところはそんな事態になっていないけど、うっかり禁止エリアに入って、 そのまま自滅なんて死に方されたら、こちらもあまり張り合いがないのだから。 13時からA-4 15時からA-9 17時からE-6 以上の3エリアよ。 ちゃんと記憶できたかしら? 二度目は言わないわよ。聞き逃したからもう一度、なんて甘えは聞きたくないわね。 一緒にいるお仲間にでも聞くか、他の参加者を脅して問い詰めるか、もしくは諦めて泣き寝入りでもしなさい。 ……ああ、そうだったわね。 これまでに命を落とした脱落者の名前も読み上げていくわ。 アレクサンド・アンデルセン インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング ギンガ・ナカジマ ザフィーラ フェイト・T・ハラオウン ブレンヒルト・シルト 武蔵坊弁慶 八神はやて 遊城十代 以上、9名よ。 前の6時間に比べて少しは減ったけど、まだまだ順調と言っていいペースね。 貴方達のしたたかさと残忍さには、本当に感心させられるわ。 果敢に戦って死んだ者、仲間を庇って命を落とした者、些細なミスが命取りになった者、ほとんど事故のような形で死んだ者…… ……ふふ……全くもって貴方達は、私を楽しませてくれるわね。 開始からこれまでの12時間は、最高に面白いショーだったわ。 今後も私を飽きさせることのないよう、パフォーマンスの向上に努めることね。 えてして観客とは無責任でわがままなもの……私がこの催しに飽きた瞬間に、全員ドカン、なんてことも有り得るのだから。 ……そうね。せっかくだから、ついでにもう1つ話しておくわ。 6時間前にご褒美の話をしたけれど、どうやら今のところは、あまり意味をなさなかったようね。 この期に及んでこのゲームを止めようとする者が、まだまだ大勢いるみたいだわ。 残虐非道なデスゲームに、敢然と立ち向かう正義のヒーローという構図はなかなかに面白いし、 そうした連中が転落していくのも、見応えがないと言えば嘘になるのだけど……こうも数が多いと、少し鬱陶しいわね。 貴方達がこの演劇のスパイスになっているのは確かよ。でも、いい加減食傷気味になってきたわ。 もう一度言うわよ。 私はその気にさえなれば、貴方達を一瞬で全滅させることもできる。 最初に死んだ娘のことを覚えているでしょう? 彼女の末路を、改めて思い出しておくことね。 ああ、それとも特典がお望み? 全部終わった後の優勝賞品だけでは、いまいちやる気が湧いてこなかった? そうね、それもそうだったわね。 確かに優勝した後のご褒美だけなら、ひたすら身を隠してやり過ごすだけでも手に入ってしまうものね。 それはそれで面白いかもしれないわ。 貴方達の好きなビデオゲームでも、敵を倒せば経験値と資金という見返りがある……そういうボーナスも悪くないわね。 分かったわ。次の放送までに、何か考えておきましょう。 何人か参加者を殺したら、他の誰かの居場所を教える、だとか、支給品がもう1つもらえる、だとか…… 改めて考えてみると、色々とアイデアは尽きないものね。この6時間で吟味してみることにするわ。 貴方達からも何か要望があったら、その間に言っておきなさい。 確実に採用されるわけではないけど、一応参考にはさせてもらうから。 それから、最後にもう1つ。 まさかとは思うけれど……私が心変わりしてこのゲームを中止する、なんて可能性を考えてる人はいないわよね? そういう温情は期待しない方がいいわ。 さっき読み上げた死者の中に、フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウンという娘がいたでしょう? 私のフルネームはプレシア・テスタロッサ…… ……ふふ、そういうことよ。 実の娘が殺されても、黙って見てるような冷酷な人間に、最初から情なんて期待しないことね。 貴方達が殺し合って、最後の1人になること以外に、このゲームに終わりなんてないのだから――。 ◆ 「……よく言いますね。フェイトのことなど、娘とも見なしていなかった貴方が」 魔女プレシア・テスタロッサの背に、投げかけられた声が1つ。 茶髪の頭に猫耳を生やした娘は、かの大魔導師の使い魔・リニスだ。 「いいじゃないの。使える物はいくらでも使うべきだわ。このゲームをより円滑に進めるためにはね」 くるり、と。 言いながら、プレシアが振り返る。 腰掛けていた椅子を180度反転させ、リニスの方へと向き直った。 その顔は暗い。 嘲笑気味の放送の割に、実際の表情は深刻なものだ。 「どうにも上手くいかないものね」 「ええ……数字だけは決して悪いものではないのですが、 うち3人は同じ戦闘で死亡したわけですから、実質死者が出たケースは7つになります」 「一応譲歩はしてみたけれど、すぐにでも適当な特典をつけるべきだったかしら」 そう。 現状は、決して上手くことが進んでいるわけではなかった。 余裕ぶって見せた態度も、ハッタリの要素がなかったといえば嘘になる。 第1回放送までの6時間で、死者の発生したケースは合計12。 一度の戦闘で複数死者が出たのは、アグモンとクロノ・ハラオウンの1回のみ。 カレン・シュタットフェルトと高町なのはは、ギリギリ別々のタイミングと考えていいだろう。 対して、今回は僅か7回。約半分の数字である。 ギンガ・ナカジマをはじめとした3人が同時に死亡したことで、現在の数字は稼げたわけだが、 言ってしまえばそれも運がよかっただけだ。 2人同時に死亡はともかくとして、3人以上ともなると、そう易々と期待できるものでもない。 そもそも彼女らが死ぬ直前までは、一瞬「もう駄目か」とも思ったほどである。 今はいい。結果として、今は9人もの死者を確保できた。 だがこのままのペースで減り続ければどうか。 万が一、半分また半分と、死者の発生するケースが半減し続けていったならば。 単なる不安材料かもしれない。杞憂に終わる可能性の方が高いかもしれない。 だが現実化でもしようものなら、よくて20人弱が余ったところで、停滞を招いてもおかしくない。 「万が一の時には、あの者達を会場に送り込むという手もありますが……」 「あくまでも最終手段ね。それに、今回のゲームの“目的”を考えれば、できうる限り取りたくない手でもあるわ」 ふぅ、と溜め息をつきながら、プレシアがリニスの言葉に答える。 「まぁ、今はこうして手を打ったことが、どう作用するかを見守るほかないのだけど」 「先ほどのボーナスの話ですか」 「そうね」 頼みの綱は、今のところそれだ。 何らかの形でこちらの実力を見せ付ける、という手もあったが、それを取るにはもう少し熟慮を重ねる必要がある。 下手なことをしてしまっては、ゲームバランスが狂うかもしれない。 飴と鞭という形で、次の放送の時に、ボーナスと一緒に突きつけておいた方が無難だろう。 「問題は、何を特典につけるか、ということだけど……」 故に、今はより制約の少ない、特典の方を先に考える。 果たして彼ら参加者が求めているものは何か。 一体どんな餌をばら撒けば、奴らは食いついてくるだろうか。 プレシア・テスタロッサは思考する。 このデスゲームをより円滑に進めるために。 その先にある“悲願”を成し遂げるために。 「……貴方ならどうする?」 ◆ 第2回目の放送は終わった。 デスゲームに臨む参加者達は、果たして何を思うのか。 デスゲームを進める主催者達が、次に打つ手は果たして何か。 運命は加速する。 時の流れは加速する。 個々の思いを流れに乗せて。 思いを集めて群れと成して。 次に動くのは、誰だ。 Back 誇りの系譜(後編) 時系列順で読む Next 狼煙 Back 誇りの系譜(後編) 投下順で読む Next 狼煙 Back 第一回放送 プレシア・テスタロッサ Next 13人の超新星(1) Back 第一回放送 リニス Next 光なき場所で ――月蝕・終章一節
https://w.atwiki.jp/combo-br/pages/16.html
オープニング ◆YYVYMNVZTk 壇上にいた女は、一言こう発した。 「今から貴方たちには殺し合いをしてもらうわ」 隣にいる人間の顔も判別できない暗闇の中、殺し合いを宣言した女だけがライトに照らされている。 ざわ……ざわ……と、暗いフロアの中に、数十人分の困惑と喧騒が広がり始めた。 自分たちは何故こんな場所にいるのか。いつの間に連れてこられたのか。 説明出来る者は誰一人いなかった。気付けばこの場所で意識を取り戻し、女の声を聞くこととなっていた。 「……どういうつもりだ、プレシア・テスタロッサ!」 集団の中から一人、黒髪の少年が立ち上がり壇上の女――プレシア・テスタロッサに対し問い掛ける。 「どうしたもこうしたも、最初に言ったはずよ。『今から貴方たちには殺し合いをしてもらう』と。 勿論、貴方――時空管理局所属、クロノ・ハラオウン執務官殿が例外だなんてこともない」 ククク――と、プレシアの乾いた笑いが響く。 いつの間にかざわめきは消え、代わりに重苦しい沈黙が集められた数十人を包んでいる。 「さあ、説明を続けましょう。 まずはこのゲームの終了条件について話しましょうか。 ……と、その前に。今から少しだけ、貴方たちにも明かりをあげる。少しの時間だけれどその間に周りの人間の顔を確認なさい」 プレシアの言葉が途切れるのとほぼ同時に、暗かった室内に光が差した。 ようやく周りの人間の顔が分かると、彼らは互いの顔を突き合わせた。 男女比でいうのならば、だいぶ女のほうが多い。おおよそ七割ほどが女性である。 年齢でいうならば、その殆どは十代から二十代の若者で占められていた。 その他の年齢層にあたるのは全体の一割にも満たないのではないだろうか。 そして、 「なのは……! 君もいるのか!?」 「み、宮永さん!? ……だけじゃなくて、ゆーきに、部長まで……」 「めだかさんに人吉クンも……とはね」 彼ら同士には、少なからず面識があった。いや、面識があるなどという軽いものではない。 学友として、戦友として、共に困難を乗り越えた仲間同士が、ここに集められていた。 ざわめきと混乱は、覚醒した当初よりも更に大きく、強いものとなっている。 と――ここで再び、照明が落とされる。こうなれば、集められた者たちに出来ることはプレシアという女の言葉に耳を傾けることくらいだ。 話し声が段々と低くなり、やがて完全に静まり返ったことを確認し、プレシアは説明の続きを口にする。 「このゲームの終了条件は――ええ、とても簡単よ――『生存者がただ一人となる』ことが、たった一つのエンディング。 自分が死ぬか、他者を殺し尽くすか。生き残ることが出来るのは、たった一人だけ。とてもシンプルで、簡単でしょう?」 今、周りにいる人間と――仲間たちと、最期の一人になるまで殺し合いをする? ざわりと、声にならない驚愕が参加者たちの間を走る。 殆どは信じられないといった唖然とした表情を浮かべていたが、中には冷静さを崩さぬまま、より真剣にプレシアの声に耳を傾け始める者もいる。 この程度の反応は承知の上だったのか、プレシアは参加者たちの困惑など意にも介さず更に言葉を連ねていった。 「ただここは、これだけの人数で殺し合いをするには狭すぎる。ゲームの盤面は別に用意したわ。 今から貴方たちには一人ずつその会場へと移動してもらうことになる――とはいっても、連れてきた時と同様に、知覚する間もなく飛ばされることになるでしょうけど。 そのとき、貴方たちには一人一個ずつ『これ』が与えられる」 プレシアが手に持っていたのは黒いデイパックである。 その中に手を入れ、中身を次々と取り出して行く。 「殺し合いを円滑に進めるために最低限必要なものはこの中に入っているわ。 食料、地図、コンパス、灯り――それから」 プレシアの手に握られていたのは、黒く光る拳銃だった。 銃の使用目的など、一つしかない。誰かを傷つけ、殺すためのものだ。 言葉もなく銃口を虚空に向け、引き金を引く。銃声は響いたが、撃ち抜く対象のない銃弾は内壁に当たると尖った音を立てそのまま地に落ちた。 「武器を含んだ道具が、幾つか。 こんなふうに直接人を殺せる武器が入っているかもしれないし、生き残るために有用な道具が入っているかもしれない。 もしかしたら何の役にも立たないガラクタだけ持たされるかもしれない。 元々の戦闘能力の差を埋めるための、ランダムアイテムだと解釈してもらって構わないわ」 「人数が減ってきてもスムーズに進行が出来るように、立ち入り禁止エリアを設けさせてもらうわ。 六時間ごとに行われる定時放送中で、立ち入り禁止エリアと、その時間までの死亡者の発表。 また、この放送において三回連続で死者の名が呼ばれない場合は全員に死のペナルティが課せられる。 勿論その場合の優勝者はなし。誰一人生き残れず、ゲームは終了する。 以上のルールを守るのならば、参加者間での取引に禁止行為はない。 思う存分自らの力を奮うも良し、知謀策略を張り巡らすも良し、同盟だって、裏切りだって、何でもありのノールール」 「ただ忘れないで。最期に生き残れるのは、たった一人だけだってことを」 プレシアの説明が終わり、それでもなお広間は沈黙が支配していた。 こんな突拍子もない説明を受け、はいそうですかと納得出来る者はそういない。 何をすればいいのか、何をするべきなのか、皆が皆、各々に機を伺っていた。 「――話はそれで終わりか、プレシア・テスタロッサ」 「ええ……なにか質問でも? クロノ・ハラオウン」 「お前はこの馬鹿げた催しのエンディングは一つだけだと言ったな。 だけどそんな殺し合いなんか、オープニングだって始めさせてたまるものか! ジュエルシード関連の諸罪状に、大人数拉致監禁容疑――捕縛・拘束するには十分すぎる罪状だ」 クロノは右手に持つ杖を構えると、プレシアに視線を向けたまま、精神を集中させる。 大気中に漂う魔力素がクロノを中心に渦巻き、彼の持つ魔力行使デバイス『S2U』がほのかに光り始める。 「いけるな、S2U……! 『拘束(バインド)』!」 クロノが魔導のトリガーを引いた瞬間、S2Uに集まった魔力素が純粋エネルギーから形を変え、『魔法』という形で現出する。 魔力で練られた拘束具が、プレシアの身体を捉えた。 「フッ、クククククク……」 「……っ! 何がおかしい、プレシア!」 (バインドは完璧に決まっている。プレシアは身動きひとつ取れない…… だけど、なにかがおかしい。彼女は魔導師としてもSランク以上の力を持っていたはず……あまりにも、上手くいきすぎている!) 「管理局も質が落ちたものね……こんなもので、私を止められると思って? この程度、子供の遊びみたいなものよ」 プレシアは、まるで最初から縛るものなどなかったかのようにクロノの拘束を霧散させた。 そのまま、『拘束(バインド)』と彼女は唱え。次の瞬間には、プレシアとクロノの立場はまるで逆転していた。 「……何のために、貴方にデバイスを持たせたままにしていたか分かるかしら? 貴方なら、きっと私に歯向かってくれるだろうと思っていたから……貴方が相手ならば、私の力を存分に見せつけられるからよ! 惜しかったわね。私に牙を向けなければ、そのデバイスを使ってゲームでも有利に立ち回れたでしょうに。 でも、もう遅いわ。貴方には見せしめとなってもらう。『拘束(バインド)』」 二度目の詠唱とともに、クロノの首に金属が巻かれる。鉄の首輪だ。 と、同時――成り行きを見守ることしか出来なかった他の参加者たちからも、悲鳴が上がる。 彼らにもクロノと同様の首輪が巻かれている。きっかり人数分だ。 「貴方たちに拒否権はない――それでもなお、私を拒むのであれば」 響いたのは、爆発音。遅れてゴトリと、何かが床に転がる音。 いつの間にか照明は、クロノを――クロノ・ハラオウン『だった』ものを照らしている。 まるでペンキをぶちまけたように赤が飛び散っていた。 「きゃ……、きゃああああああああああああああ!!?」 集団の各所から悲鳴が聞こえ始める。混乱が最高潮に達する。 恐怖と焦燥が多くの者たちの心に芽生え――興奮と歓喜が、僅かな者の心に湧く。 バトルロワイアルが、始まる。 【クロノ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 死亡】 【プログラム 開始】 ◇ 一人また一人と参加者たちは転送され――最後に残ったのは金髪の少女だった。 長い髪を黒いリボンで纏めている、俗に言うツインテールの彼女は、何故かいつまで経っても転送される気配がない。 プレシアと一対一で向かい合う形だ。 「フェイト。あなたには、このゲームの扇動役になってもらうわ。 出来る限り多くの混乱と恐怖を、そして死者を――出来るわね?」 「……はい。母さんが、それを望むのなら」 唇を強く噛み締めたまま、少女――フェイト・テスタロッサは首肯する。 「良い子ね、フェイト……大丈夫、あなたは強いわ。きっと母さんの願いを叶えてくれる……」 「はい、母さん……」 「私からのささやかなプレゼント――受け取ってちょうだい」 プレシアがパチンと指を鳴らすと、フェイトの手に一本の杖が握られた。 『Master』 「バルディッシュ……」 少女は、ぎゅっと強くバルディッシュを握りしめた。強く、強く―― やがて、少女もいなくなり――数十人が存在したフロアは、プレシア一人だけになっていた。 「私にはもう、時間がない……この儀式を終わらせなければ、アルハザードには――アリシアには――」 誰に向けてでもなく、そう呟き――プレシアもまた、いなくなった。 誰もいなくなった―― next 屋上に昇って クロノ 和 阿久根 002 ハイヒールラナウェイ フェイト 008 agony プレシア 012 第一回放送
https://w.atwiki.jp/oyasirotrpg/pages/79.html
リリカル☆魔法TRPG ii.jpg 新暦115年に発生した謎の次元振。それにより次元の割れ目より無数のロストロギアが噴出、世界に散在した。 時空管理局は特務課という形でロストロギア対策課を設置。ロストロギアの捜索、回収にあたる…… 新暦1400年。特務課は3つの部署に分けられる 情報処理と回収したロストロギアの封印、管理を行う【第一課】 回収作業の援助と他部署からの支援要請、協力支援を主に行う【第二課】 そして回収作業時の障害排除、オートセキュリティ突破などの実力部隊。多数の武装局員を擁する【第三課】 新暦117年。ロストロギア:ダム・ドライバの暴走発動により、高町なのは一等空佐・フェイト・テスタロッサ執務官をはじめ多数の武装局員が次元振に巻き込まれ行方不明。現在も捜索が続いている 120年……再編成された第三課課長に八神はやて准将が就任 指揮の元、ロストロギアの回収をすすめるも難航を極める そして、新暦175年……世界に飛散したロストロギアの回収は現在も続いている。 PCは 時空管理局の局員となります。 特務機動第三課に所属し、ロストロギア事件を解決するのが目的になります システムルール キャラクター作成 NPC紹介
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2329.html
魔法少女リリカルなのは 550 名前:水先案名無い人 :2007/04/03(火) 21 04 19 ID BoYweA670 都築「地上最強の燃える魔砲少女アニメを見たいかーーーーッ」 ヲタ「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 都築「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!! 第3期にも期待していてくれ!!」 都築「リリカルなのは入場!!!」 新房&草川「全魔法少女リリカルなのは入場です!!!!」 全魔法少女リリカルなのは入場!! フェレットもどきは生きていた!! 更なる3期への登場への望みを積み元マスコットキャラが甦った!!! 淫獣!! ユーノ・スクライアだァ――――!!! 総合後方支援はすでに私が完成している!! アースラ通信主任 エイミィ・リミエッタだァ――――!!! 出番が来しだい宝石と分離しまくってやる!! 指輪型デバイス代表 クラールヴィントだァッ!!! エロゲの主人公なら俺の歴史がものを言う!! スピンオフの主人公 とらいあんぐるハート3 高町恭也!!! 真の釘宮キャラを知らしめたい!! デバイスがあったらきっと名前は贄殿(ry アリサ・バニングスだァ!!! 最萌は準優勝だがなのはスレやニコニコ動画でなら常時俺の嫁だ!! なのはさんの強敵(とも) フェイト・テスタロッサだ!!! バリアブレイクは完璧だ!! 狼の使い魔 アルフ!!!! 全なのはキャラのベスト・甘党は私の中にある!! 緑茶の角砂糖を入れたッ リンディ・ハラオウン!!! 質量保存無視なら絶対に敗けん!! 鉄槌の変形見せたる 鉄の伯爵 グラーフアイゼンだ!!! All right, my master(なんでもあり)ならこいつが怖い!! ミッドチルダの漢・デバイス レイジングハートだ!!! ベルカから炎の魔剣が上陸だ!! 3段階変形 レヴァンティン!!! ルールの無い生存設定に変えたいからマスター(喫茶店の)に転向したのだ!! 戦闘民族の古傷を見せてやる!!高町士郎!!! めい土の土産に虚数空間とはよく言ったもの!! 1期悪役の最期が今 娘の入ったシリンダーと共にバクハツする!! テスタロッサ流狂気 プレシア・テスタロッサ先生だ―――!!! 夜の一族こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの女がきてくれるとはッッ 月村忍!!! 都築節を言わせたいからここまできたッ キョン声になった経緯一切不明!!!! 時空管理局のピット(ケンカ)執務官 クロノ・ハラオウンだ!!! 私たちは変態仮面ではない闇の書完成を手伝う謎多き美青年という設定なのだ!! 御存知仮面の中の人 リーゼアリア&ロッテ姉妹!!! 剣術の本場は今や高町家にある!! 私を驚かせる奴はいないのか!! 高町美由希だ!!! 轟天爆砕ッッッッ説明不要!! 撲殺天使!!! 光になれぇぇぇぇぇ!!! ヴィータだ!!! お酒は実戦で飲めてナンボのモン!!! 超実戦泥酔!! 時空管理局からレティ・ロウラン提督の登場だ!!! リンカーコアは私のもの 邪魔するなのはには思いきり旅の鏡を使って思いきり腹に手を突き出すだけ!! うっかりおっとり統一王者 シャマル はやてを治しに大学病院へきたッ!! 献身的態度全新人医師チャンプ 石田幸恵!!! 光の鎌に更なる磨きをかけ ”Yes,sir!”バルディッシュが帰ってきたァ!!! 今の自分に存在感はないッッ!! ヴォルケンリッターの一角 ザフィーラ!!! ベルカ数千年の悲しみが今ベールを脱ぐ!! 八神家から リィンフォースだ!!! ファンの前でならオレ達はいつでもオペレーターA・Bだ!! 燃える裏方 アレックス&ランディ 本名で登場だ!!! 提督の仕事はどーしたッ あしながおじさんの炎 未だ消えずッ!! 支援するも殺されるように仕向けるも思いのまま!! ギル・グレアムだ!!! 特に理由はないッ 植田佳奈ヴォイスが関西弁なのは当たりまえ!! 足の麻痺は病気が原因じゃないのはないしょだ!!! 日の下開山! 八神はやてがきてくれた―――!!! 海外で磨いた実戦菓子作り!! 喫茶翠屋のデンジャラス・パティシエ 高町桃子だ!!! おっぱいだったらこの人を外せない!! 超A級ナイスバディ シグナムだ!!! 超一流一族の超一流の運動神経だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 聖祥大付属小学校のスポーツウーマン!! 月村すずか!!! 闇の書事件のラスボスはこのキャラが完成させた!! 無限再生の切り札!! 闇の書の闇だ!!! 若き砲撃魔導師が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 管理局の白い悪魔ッッ 俺達は君を待っていたッッッ高町なのはさんの登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! トラは勢のゲスト 獣医の槙原院長!! 伝統派猫耳 リニス!! 小さなお姉さん!アリシア・テスタロッサ! ……ッッ どーやら他多数は第3期からの登場の様ですが、放送開始次第ッ皆様にご紹介致しますッッ てなわけで、StrikerS放映前に、投下してみました。 ――え? もう始まってる地域もある? こちとらTVKなんジャイ!orz 関連レス 555 名前:水先案名無い人 :2007/04/03(火) 21 53 30 ID rqKL/n5X0 ネタ自体は悪くないんだが、その口上を都築に言わせるのはあまりにも酷だと思うw コメント 名前