約 3,372,685 件
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/114.html
【マジックバタフライ】 フェイト・テスタロッサに支給された。 カゴの中に入った煌く蝶々。出すとそのへんをひらひら舞うので 触れてやれば魔力がほぼ回復する。一回使うと消える。 【マジカントバット】 ジュジュ・クー・シュナムルに支給された。 マジカント(ネスの夢の世界)で売っているバット。終盤手に入るだけあって性能は良い。 デザインが不明なのでなんだかファンタジーなバットにしときました。 【おみやげのコイン】 ベルカナ=ライザナーザに支給された。 土産屋で売っているような記念コイン。身に着けると防御力と幸運が飛躍的に上昇する。 頼りない名前だがネスの最強装備の一つだったりする。 【ペンシルロケット】 太刀川ミミに支給された。 ネスの仲間、ジェフが使う武器。 鉛筆のように小型だが、爆薬が仕込まれておりロケットのように発射して使用する。んだと思う。 その威力はけっこうバカにできない。
https://w.atwiki.jp/tmnanoha/pages/353.html
広大な次元世界を統括すべく結成されたミッドチルダ時空管理局。 その彼らの上に特化した存在として立つのがニアSランクの称号を持つ魔導士達だ。 局内でもトップレベルの実力を持つ強者達。 そしてもはや言うまでもないが、あらゆるコネクションを使い ニアSクラスを出来得る限り集めて結成されたのが八神はやて率いる機動六課である。 彼女達は後にも先にも「これ以上はない」と言われるほどのドリームチームとして 局全域に近年稀に見る話題を提供する事となった。 ことに局員達の口に上る話題でもっとも多かったのがズバリ――誰が一番強いのか? 奇しくもそれはJS事件の頃、6課フォワード陣と言われた新人達が口に出して盛り上がっていた話題でもある。 しかしそれはある意味、永久に答えの出ない無意味な論議であっただろう。 魔力値やフィジカル値のデータで比べるにしても数字など所詮は机上の空論に過ぎない。 実際の戦いは数値とデータ通りに進む事などほとんど無いのが現状だ。 そもそもスターズ副隊長の言葉ではないが、誰が一番か?など何を基準にするかによって変化するものだ。 考えたところで一様に結論の出る事柄ではない。 それに仮に腕に覚えのある全ての人間を呼び集めて総当たり戦を開いたとしても―― コンディションや戦う順番などで厳密な上下を導き出すことは難しい。 要は無駄な議論というわけだ。 ――――でありながら… 武装隊の間ではこういった強さの格付け話は常に耐える事がない。 手に武器を持ち、心身を鍛錬する類の人種はそれ故に 誰かと何かを比べ指標とすることで精神の充足を図っているのかも知れない。 話は戻る。その局魔導士達の認識において現在ミッドチルダで―― 全宙域に散在している教導隊の怪物達を除けば最も強いのでは?と噂されているのが 名にしおうエースオブエース・高町なのはその人だったりする。 勿論本人は否定している。というより意見自体を歯牙にもかけていない。 実際自分が一番強いとされる根拠も何もないのだ。何の意味もない格付けであった。 しかしてそれは多分に―――そう言われるほどに彼女の人気が凄まじく 多数の人間に支持されているという事に他ならない。 対人評価というのはある種人気に左右される事が多い。 どこまでもニュートラルに物事を分析するのは案外に難しいのだ。 数々のドラマティックな逸話を持ち、やや童顔でありながらも凛々しさを称えたルックス。 そして達成してきた任務の数。困難さ。戦技披露会での圧倒的な強さ。おまけに年若い女性魔導士。 教導において数多くの生徒を一人前の魔導士として排出し、彼らから軒並み慕われている人徳。 これだけの要素を持っているのだ。注目されない方がおかしい。 そしてその評判にそぐわぬ活躍により、彼女は教導隊全ての総称とされていた「エースオブエース」を 己が代名詞としてしまうほどに――今や万人に認められる存在となった。 本人はアイドルのようなノリで持て囃される事に対してはあくまで閉口気味である。 しかしまあ人気、支持率というものは往々にして本人の意図せぬ所で推移が決まってしまうものだ。 こればかりは仕方の無い事であろう。 だが――そうしたある種、祭り上げられたエ-スオブエースの威名と並行するかのように 機動6課においてもしや高町なのはよりも強いのでは?と囁かれる存在があった。 それが彼女――― ―――烈火の将シグナムの存在である。 彼女は先にあげた高町なのはとは対照的な古代ベルカ式の使い手。 「騎士」と称される近接戦闘のスペシャリストである。 彼女はとある事情から管理局入りをし、主である八神はやての身を立てるために 粉骨砕身任務に従事する事となった武装局員である。 その質実剛健の働きぶりは見るものを唸らせるほど凄まじいものであるが それとは裏腹に過度に名声が先立ってしまう事はほとんどない。 恐らくそれは夜天の主の僕としての分を弁え、決して表に出たり目立つ事を良しとしない性格故。 また脛に傷持つ彼女の経歴が、なのはとは違い 局全体がプロパガンダとして使用するのを躊躇う空気もあったからであろう。 だが―――それでも彼女の圧倒的な強さは隠しようがない。 「なのはさんも強えけど俺はシグナム姉さんが負けるところなんて想像出来ねえなぁ…」 これはとある射撃用デバイスの使い手である陸曹の言葉である。 実際、武装隊の間で密かに語り草になるほどの剛剣を持つこの女剣士は 以前行われた戦技披露会において先のエースオブエースとぶつかり―― 修羅さながらの潰し合いを敢行していたりする。 魔力ダメージによる攻防などという事実は衝撃だけで砕けるBJ、 吐血しながら相手の肉を、骨を砕かんと激突する両者の形相によってすっかり忘れ去られ 見物人の顔面を蒼白に染め上げるに十分な、それは紛う事なき「血戦」だった。 闘いが終わり、10年は使い込まれたボロ雑巾のようになった両者が 互いに笑いながら引き上げていったその後―― 会場は恐怖と驚愕を称えた沈黙に包まれ、生唾を飲み込む音すらしなかったという。 今となっては微笑ましい逸話となった―――それは昔の物語。 なつかしくも儚い彼女達の黄金時代。 ―――そして、舞台は現代へ。 無限の牢獄に囚われし乙女たち。 暗雲立ち込める未来を切り開こうと彼女達はもがく。 それは人の記憶に残らぬ物語。 それは歴史の記録に記されぬ闘争。 剣を持つのは高町なのはをも追い詰める力を持った烈将。 かつてない最強の敵を前に今―― ――― 眠れる力を解放する ――― 今はもうそう呼ばれなくなって久しい。 かつて次元を恐れさせた一騎当千・ヴォルケンリッター。 一騎打ちなら負けは無しとまで言われた最強の剣士。 あの烈火の将が炎を纏いて顕現していたのだ。 現世でも逢世でもない隔世で―― 彼女は誰にも見せる事のなかった本当の力を―――解放する。 ―――――― 空からの圧倒的な火力で焼き尽くす――それは即ち空爆と呼ばれる殲滅戦。 本来の航空機動隊の戦い方がこれである。 敵を寄せ付けぬ圧倒的なパワー、スピード、防御力。 ミッドチルダの犯罪者達を震え上がらせ、抵抗は無意味とまで悟らせる管理局武装隊のその力。 トップクラスの騎士の手による凄まじい轟音と爆風を伴った攻撃が―― 竜の尾が蜘蛛の子を蹴散らすかのような光景と共になお続く。 しかし相手もまた凡庸とは程遠い星の記憶に刻まれた英霊だ。 いずれも一つの時代、永遠に色褪せぬ逸話を創り上げてきた人類史最強の戦士たち。 彼らならば騎士――烈火の将シグナムの凄まじい攻勢の隙を突き 己が牙を捻じ込む事も可能だったのかも知れない。 だが今、その可能性をゼロにする魔導士・フェイトテスタロッサハラオウンの完璧なフォローの存在があった。 拳闘の技術にジャブ(牽制)とストレート(大砲)というものがある。 その例に当て嵌めるならば、今まさにフェイトがジャブでシグナムが特大のストレートだった。 この雌雄一対の役割を微塵の狂いもなく果たし 極大の火力を振り回す将の隙を埋める、最速にして精密な戦力運用を果たすのが ライトニング隊隊長にして6課最速の異名を持つ執務官だ。 故にもはやライトニング隊には一寸の隙も無く―― まさに勝ち目が無い――サーヴァントにとってはそうとしか言えない戦況だった。 フェイト、シグナムにとってはまさに王手飛車角取り。 そんな決定的優位の元に―― ―――残り10minute 彼女達は最後の攻防の火蓋を切って落としたのである。 ―――――― かつてミッドチルダを恐怖で震撼させた聖王の揺り篭が 決して余人の踏み込む事のない次元の狭間にてその身を横たえる。 といっても今は本来の10%の性能も持ち得ないレプリカであったが。 ともあれ形だけは大層なそのハリボテを本拠とする者たち。 強大なロストロギアの力によって開催された死と血に塗れた祭を取り仕切る実行委員は 同時に祭会場にばら撒かれた無数の宝を、あわよくば拾い集めようと目論む 浅ましくも悲しい敗残者たちであった。 しかしてその巣窟において――――場違いな男が一人。 モニター越しに映る魔道士と英霊の勇姿をそれはもう興味無さげに見つめていた。 黒衣のカソックに身を包んだ四肢をソファに横たえ、眼下で行われている凄まじい戦闘を鑑賞する。 我ながら良い身分になったものだと皮肉げに哂う男の表情にはまともな人間らしい感情が宿っているかも疑わしい。 「剣の英霊……あいつ苦しそうだった。」 変わってぽつりと漏れた言葉は男のそれと比べて遥かに高い声。 それは神父の脇に侍るように控えていた少女のものである。 宿敵とサーヴァントの繰り広げる血戦の模様もそっちのけで―― 先の邂逅で出会った騎士王の安否を気遣うこの少女は戦闘機人のナンバー5・チンク。 異邦の客人の世話係に任命されてこの物騒な男に付き従う羽目になった 狂気の科学者が生み出せし姉妹の5女である。 もっとも狂気とやらが生み出したにしてはあまりにも愛くるしい愛玩人形の如き相貌。人好きのする性格。 監視も兼ねた重要な任務とはいえ、この男の付き添いなど貧乏くじも良いところであるが 嫌な任務でも腐らず、へこたれずに健気にこなす姿は愛らしいの一言では到底片付かない。 「彼女はどうすれば我らを受け入れてくれるんだろうか? そもそもあいつは大丈夫なのか? 神父。」 「私に答えられるわけもなかろう。 怪しげな茶番の舞台にサーヴァントを強引極まりない方法で顕現させたのはお前達だ。」 「い、いや……確かに。 でも方法については未だ不明な点が多くてだな…」 「そも拾った宝に名前を書いて己が物とする――それは紛う事なき盗人の所業だ。 仮にも私は神の代行者でな。不心得者に口徳を授けるというのも職業柄、抵抗がある。」 「……神父の仕える神様は一宿一晩の恩というものを教えてはくれなかったのか?」 頬を膨らませ、床に伏せたまま反論するチンク。 その銀の長髪を称えた頭に――― 目の前の皿に盛られた内包物を無言でぶちまける神父……否、人でなし。 「へっ………??」 何が起こったのか分からずに間の抜けた声をあげてフリーズした少女が―― 「、ッッッッあづォォォォーーーーーーー!!?」 直後、怪鳥音じみた悲鳴を応接室に木霊させる。 ぐつぐつに煮立った湯気放つ餡かけが頭頂部を犯し、後頭部を経てスーツの間から背中に進入。 火を司る料理と言われる中華の熱さを文字通り体感した少女が悶絶して転げ回る。 銀髪を振り乱して床をのたうち回るその頭からゴロゴロと転がるゴムのような物体。 それは彼女が「豚のカクニ」と称して神父に出したセイバーとの友情の証……もとい、滋養豚の残骸だった。 「ななな、何てことをするんだっ!?」 「一宿一晩が聞いて呆れる――未だ私はまともな飯の類を何も口にしてはいないわけだが? 客人に生ゴミを食わせる輩が恩義などとよく口に出来た… そんな事であの剣の英霊を手なづけられるものか。」 「な、なまっ!? そんな食べもしないで!?」 「生憎、セイバーのように昏倒させられる気はない。 全く世話係などとよく言えたな。 優秀な機械人形と嘯いてはいるが貴様――その実何も出来んのではあるまいな?」 「失礼な!! 妹やゼストの世話は全部、私が担当したんだぞ! 料理は初めてだから勝手が分からないが個体の洗浄などは大得意だ!」 機人の誇りは自分が守る! 手を腰に当て、ふんぞり返って答える五女。 「―――ならば洗浄して貰おうか―――」 「へ……?」 ヒートアップして憤然と神父と相対していた少女がカエルの詰まったような声を出した。 その前で……おもむろに上着を脱ぎ出す神の御使い、言峰綺礼―――― ―――――― ―――業に入らば郷に従え、とは現地のニンゲンのコトワザだ。 なら舞台が辺境の惑星だというのなら嗜み物もそこに合わせるのが粋であろう。 男の手に持っているのはサロン・ブランド・ブランブリュット。 10年で僅か3回しか造られない幻のシャンパーニュである。 その貴重な葡萄酒を片手に黒衣の神父と語り合おうと部屋を訪れたのは 言峰綺礼とは対照的な出で立ちの白衣の男。天才科学者ジェイルスカリエッティその人である。 だがしかし、彼が客間の扉の前まで来た瞬間――― 「うわああああああああああん!」 目の前の鉄扉がバタァン!と凄まじい音を放ち、科学者の前で勢い良く観音開きになる。 目を白黒させるスカリエッティ。彼の眼前で開け放たれた内側から、脱兎の如く逃げ出す影。 人外の脚力を発揮し、トップスピードに乗って空気を切り裂き あっという間に見えなくなったその影の――後姿と、なびく銀髪だけが辛うじて視界に残る事となった。 「ふうむ?」 果たして中で何があったというのか? 塞がった手で器用に扉を開けて中を覗き込むスカリエッティ。 「………………取り込み中だったかね?」 「そうでもない。 ただ少し考え事がしたかったのでな――小娘には出て行って貰った。」 ほどなくお前が来たので何の意味も成さなかったが、と付け加えた神父。 鍛え抜かれた強靭な上半身を再びカソックで隠す。その仕草の何と絵になる事だろう。 「それは済まない事をしたねぇ。私はてっきりキミが……」 「私が何だ?」 「いや、キミが我が愛しい娘に情欲を催してくれたのではないかと淡い期待を抱いたのだが。」 随分と歪な「淡い」もあったもんである。 「しかし姉妹の中でも随一の気骨を持つチンクが あんな声を発して逃げ惑う事など滅多に無いのだが……どう思う? 綺礼。」 「………」 務めとあらば異性に侍り湯浴みに付き従う事など意にも介さないのが戦闘機人だ。 そんな彼女を知る博士には娘のあの嬌声塗れの姿は実に目新しい。 だが生憎、幼女を私物化して侍らせるという、世の好事家にとっては狂喜乱舞するようなシチュエーションも 人が幸せだと思う事にとんと無頓着な彼――言峰綺礼には猫に小判としか言いようが無いのだが。 「もしかしたらキミを意識しているのかも知れないねぇ。 これが噂に聞く思春期というやつか……」 「気持ちの悪い事を言うな。」 「いやいや実に興味深い! 私は残念ながらニンゲンというものが今一、理解出来ない。 あの娘たちは悲しいかな外界から閉ざされた純正培養の中で育ってきた。 だから今までは戦闘機人の 人 の部分を学習させるに至らなかったわけだが…」 芝居がかった大仰な仕草でいつもの演説を始める白衣の科学者。 「ニンゲン……それもキミほどの強力な毒を持った個体は実に珍しい! その毒は娘たちにも何らかの影響を与えてくれるらしいねぇ! ああ……それは実に喜ばしい事だ…… 最悪の生きた見本としてキミは極めて良い教材になれるかも知れない! いっそ義理の娘としてキミにチンクを預けてしまおうか!」 チンク本人が聞いたら泡を吹いて卒倒するような事をしれっとのたまう博士。 大事な娘をよりによってこの男に預けるなどろくでなしの極みだが―― 当人はまた嬉しそうに声を張り上げている。 「そう! 大事だからこそキミに預けたい! 私が求めてやまぬ生命の揺らぎ……ッ ことにキミは他人を揺さぶる事にかけては絶品だ! ふふふ、つくづくキミに目をつけた私の目に狂いはなかったといえるだろう。ああ言えるとも!」 「お前だけには言われたくないと憤慨すれば良いのか私は? まあ否定はせんが――」 狂乱の白とは対照的な黒が気の無い返事を帰す。 相変わらず人を食った、どこまでが冗談か分からぬ男だった。 ある意味、娘の成長を憂い喜ぶ父親に見えない事もないが(それはもう慈愛に満ちた好意的な解釈をもって) まあ何にせよ、だ。 生まれ故郷を遠く離れた地に、既に死した身を叩き起こされて まずさせられる事が家族ゴッコだというのだから良い迷惑である。馬鹿馬鹿しくて溜息も出ない。 ことにあの小娘の銀髪を見ていると――どうにも琴線に触れる。 家族といえば、亡き自分に代わり新都の教会を取り仕切っている、 どうやら自分の種から生成されたらしい銀の長髪の娘がいると聞いたが―― ソレと被って居心地が悪いとでも言うのだろうか? (―――そんな殊勝な心の持ち主でもあるまい。私は。) それは本来、持ちえぬ記憶でありながら 隔離世に身を置いた事によって男の中に確かに在った。 …………だから何だというわけでもないが。 そのような事実が彼を揺さぶる事もない。 常人ならば大いなる心残りになるであろうそんな事象も余計な荷物くらいにしか思わない。 それがこの男、言峰綺礼という人物なのだ。 ―――もはや自分があの世界に戻る事も、影響を及ぼす事もない。 相変わらず騒動の黒幕のような位置に座し、以前と同じように高みから駒の蠢く様を見ている。 だが今回、自分は何の当事者でもない。 この茶番劇において狂言回し以外の役割を担う事もありはしない。 以前のような悪意と狂気に満ちた行動力は既に枯れ、暢気に晩酌などを嗜んでいるその目下―― かつての自分の使い走りが悪戦苦闘している様を精気の抜けた双眸にて見下ろすのみであった。 (―――それにしてもランサーよ。) 自身と同様の哀れな姿にも気づかず 令呪による縛りから解放され、全力で駆ける男の姿が瞳に映る。 旧知より剥ぎ取った下僕の類があれほど愉快に笑った所をついに最後まで見る事はなかった。 それは恐らく自身の手駒であった槍のサーヴァントの本来の気性であろう。 そんなザマでも思うままに飛び跳ねられるのがそんなに嬉しいのか―― まるで首輪を外されてはしゃぎ回る犬ッコロだと、にべのない感想を抱くのも忘れない。 かつて冬木の地で凌ぎを削ったサーヴァント達。彼らが今、再び蟲毒の檻にて踊り狂う。 だが聖杯に変わり、英霊召還の無理を押し通すこのオーバーテクノロジーのシステムは そのまま彼らを好き勝手に弄ぶ傲慢な縛鎖に他ならない。 戯れに戯れを塗り込んだその無礼に過ぎる仕様を地球人代表として笑えば良いのか憤れば良いのか。 彼らはもはやギルガメッシュの言った通りの―――紛い物の人形だった。 ランサー。ライダー。そして――セイバー。 正視出来ぬほどに歪になってしまった地球の神秘。幻想の具現たち。 何も知らずに舞い狂う彼らも、いずれはその袋小路の運命に絶望するのだろう。 無表情の男の口元が微かに歪む。 「せめてそれまでは足掻いて欲しいものだな。 ランサー……せっかく私の手綱から逃れたのだ。 ろくに観客を笑わせぬうちに退場する道化もなかろうよ――」 含んだ笑いと共にかつての自分のサーヴァントに彼なりのエールを送る神父。 その相貌が―――矯笑に騒ぐスカリエッティの視界の外で 暗く、どこまでも暗く淀み沈むのであった。 ―――――― 果たして、そんな槍兵にとっては全く嬉しくない人物からの応援が彼に届いたか否か―― それを推し量れるほどに男は今、生易しい状況に置かれてはいなかった。 余計な思案に耽る事を一切許さない。怒れる火竜の蹂躙がすぐそこにある。 少し前までは林道だったこの地が既に炎と斬撃による大空襲によって大きく地形を変え 薙ぎ倒された木々のほとんどが高熱で炭化し、今眼前に広がるのは無残な焼け野原のみ。 轟炎の剣士と炎の剣精のデバイス。 JS事件における最終決戦で初めてその身を同化させた両者が叩き出した破壊力は 恐らくは全リミッターを解除したなのはと同等以上という壮絶にして余りある数値を叩き出した。 この世にパワーバランスを司る何かが働いているのだとしたら 二者を引き合わせてしまったのは明らかに職務怠慢だと言わざるを得ないだろう。 まるで竜種そのもの――それは正しく人ではない大空に駆ける飛竜だ。 轟々と燃え盛る炎を纏い、生物の頂点に立つ最強の亜種。 まさに竜の威厳と変わらぬそれを以って剣士は二体のサーヴァントを蹴散らし続ける。 散らされる側はまるで蜘蛛の子のように圧倒的な火力を凌ぎ続けるしかない。 これほどの猛攻を受け続け、決して少なくないダメージの蓄積で流石の英霊も動きが鈍くなっている。 電撃使いの雷のダメージは体の外側でなく芯に残り そして直撃すれば骨も残らぬ剣閃烈火が頭上スレスレを通り過ぎるのも幾度目の事か。 このままでは丸焼けになるか塩漬けになるか――勝機はおろか生還すら絶望的な状況だった。 「………」 「ランサー?」 その明らかな劣勢において普段は騒がしい槍のサヴァントが沈黙している。 訝しむ騎兵。敗色濃厚で意気消沈するとは情けないと皮肉の一つも投げてやるべく、その相貌を覗き見る。 果たしてその横顔は――― 「ライダー……………俺はな。 一応、何の悔いも未練もなく生涯を終えた英霊って事になってるが――」 憎たらしいほどにいつも通りの男の顔であった。 「何ですか藪から棒に? この期に及んで身の上話などされても困りますが。」 「まあ聞け。」 いつもと変わらぬ戦いを渇望する戦鬼そのものの姿。 それはそうであろう。この男が絶体絶命くらいの状況で弱気になるわけがない。 「実はな―――心残りはあったんだよ。 心逝くまで戦場で暴れまわったこの身だがよ。 そういや………ドラゴン殺しはまだしてねえなって。」 刻まれた火傷と斬傷が嬉しくてたまらない。 敵が想定以上の戦力だったなどと萎える思考。そんなものを男は微塵も持ち合わせてはいなかった。 「命脈尽きてなお挑む機会を与えてくれた古今東西の戦の神に感謝するぜ。 アレは俺の相手だ―――お前にゃ渡さねえよ。」 ここに来てまだ一騎打ちにこだわっていたりする槍兵。 仮にこの地で討ち果たされても本望という意思さえ感じ取れる。 流石は戦バカ……否、戦ヲタク――とても並の神経では理解できない。 (どうしたものか…) 当然、対面のライダーの思考は対照的だ。彼女はここで果てる気などはない。 戦いに結果以外の意味など求める性分ではないし、この槍兵と一緒に討ち果たされる義理も無い。 狂人に付き合って枕を並べて討ち死になど笑い草も良いところだ。 唯一心残りなのは頭上――あの炎の騎士の遥か後方で キッとこちらを見下ろす黒衣の魔導士。 もはや到底あれに手が届く状況ではないのだが……それにしても口惜しい。 (ペガサス――) ―――は、駄目だ。 どこぞのバカ犬の駄目押しで神殿を破られた。自身の体内に残る魔力はほとんどない。 弾奏に残った最後の一発――周囲全てが敵であるこんな乱戦ではとても使えない。 あの美しい獲物を取り逃がすのは癪だ…… しかしいよいよとなれば隣の男を盾にして撤退を決め込むしかないだろう。 (何とか再び彼女らを引き剥がせれば、また話は違ってくるのですが――) 既に佳境に入ったこの戦い。 四つの思考が乱れ飛ぶ中―― Last assault 開始後二分 ――― 時限を現す時計の針が五分の一ほど進んだ事を場に示していた。 ―――――― 軍や作戦行動を旨とする機動隊において「アサルト」とは急襲作戦を意味する言葉だ。 敵地に精鋭部隊を送り込み、一気に相手を叩く。 その手の作戦の頭文字として流用される用語。 ならばまさに今、騎士と魔導士によって展開された攻勢こそラストアサルト―― 最後の急襲作戦と呼ぶに相応しい。 よっしゃあ絶好調! シンクロもばっちりだぜ! 「……」 数分という時間は普段ならば瞬く間に過ぎ去ってしまう。 だが全開を賭して行動した場合、その濃縮された体感時間は驚くほどに長く感じられる。 故に肉体の全力を超えた自身の出力を振るい続けた二分間―― 10分にも20分にも感じられたその攻勢の第一波を思う存分、サーヴァントを追い散らしたシグナムとアギト。 彼女らが、改めて要した時間に目をやったのが――二分過ぎの事だった。 戦況は既に詰めに入った段階で、融合デバイスの少女の口からも「あとは消化するだけ」という どこか弛緩した空気が混ざる。 空襲―――抵抗も何も無意味な状況下では、相手に頭を垂れるより他の選択を残さない。 一方的過ぎる攻防はこちらの緊張感を殺ぎ、逆に敵の心をどうしようもなく折るものだ。 普通ならばこのまま相手の気力体力を叩き追って終わらせられる事は間違いない。 だが、自身の体に刻まれた数々の傷跡。共に思い出される敵の圧倒的な手腕。 「普通」ならばこの初撃で勝負はついているが、ならば相手が「普通」でないならば――? こちとら力が有り余ってるんだ! 見てろ……一泡も二泡も吹かせてやるぜ! 「調子に乗るなアギト。」 (わ、分かってらぁ…) 遠巻きから見てなお、奴らの動きにも目の内に宿った闘志にも衰えはない。 果たしてこのまま決めさせてくれのか―――? 騎士の心胆には未だ立ち込めている暗雲が晴れる事は無い。 敵も馬鹿ではない。この期に及んで闇雲に飛び掛ってくるような真似はしない。 万全の体制で間を詰めるこちら側に無闇に跳躍すればどうなるか――十分に理解している。 だから今は回避の一点張り。 凄まじい火力に追い立てられ一方的に削られてほどなく動けなくなるとしても―― 今は頭を伏せ、あるか無いかの一瞬のチャンスを待ち続けている。 凄まじい胆力だ。それだけで驚嘆に値する所業であろう。 ほどなく迫り来る死に対し、露ほどの恐れも恐慌も抱かぬのだからつくづく人知を逸している。 こちらが気をつけるのは今の所、槍兵の投擲のみか―― 結界に閉じ込められた時に槍兵が見せた自身の巨大弓に勝るとも劣らぬ一発。 あれは撃たせるわけにはいかない。こちらに傾き続ける戦況を一手で引っくり返されてしまう代物だ。 だが、故に後方より打ち込まれるフェイトの支援射撃は絶妙の一言だった。 敵の機動力や反撃の出先を大幅に制限させる事により、切り札の抑止は完璧であると言えよう。 今や騎士は攻撃にのみ集中でき、その的を絞るのも容易となっている。 相手に付き合って地上に降りて行く必要ももう無い。 今ここに訪れるサーヴァント絶体絶命の窮地。 このままではいくら彼らが埒外といえども討ち取られるは必定であった。 シグナムが振り被った炎尾の業火を掻い潜る英霊二体。 返す刀が再び戻ってくるまで数秒を要す。だがその剣士の薙ぎに一拍子遅れ、 高速で飛来するフェイトが巨大なザンバーを構えて彼らを強襲。 後方支援に徹するかと思いきや、隙を見せれば一足で踏み込んでくる。 それがこの魔道士の恐ろしいところだ。 ソニックインパクトのトップスピードは英霊を凌ぎ、到底カウンターを合わせるどころではない。 戦闘機によるぶちかましを髣髴とさせる当たりでランサー、ライダーを吹き飛ばす。 再び散り散りにされる蒼と紫。 瓦礫と噴煙に塗れながら地面に四足で着地するライダーだったが――その腕に将の蛇腹剣が巻きつく。 ジュウ、という肉を焦がす音と匂い。諸共に凄まじい牽引力が騎兵の身体を引き摺り始める。 そのまま高速で右方に飛び荒び、ライダーの身を引き回し、先ほどの返礼とばかりに力任せに叩きつけるつもりだ。 「むう……!」 だが騎兵とてそう簡単に力負けはしない。 たたらを踏んで前方に転倒しかけた彼女が四肢を――否、捕られられた右腕以外の三肢をフル稼働。 片腕両足の指を地面に食い込ませて場に踏み止まる。 ガクン、という凄まじい抵抗を受け、驚くべき手応えに将が息を呑む。 灼熱の蛇腹剣に二の腕を締められているのだ。だのに食い込む刃を意にも介さず、 女怪は右手で剣を掴みながら騎士と互角の力比べに挑んでいるのだから。 「ふッ――」 「こいつ……!」 脳裏に過ぎるは地球において最もポピュラーな昆虫――あの甲虫最強の一本角の昆虫だ。 彼らもまた、木や地面から引き離される際、そうはさせじと四肢を踏ん張り驚くべき抵抗を見せるが―― まさにそれを彷彿とさせる光景だった。 ユニゾンし、出力最大の自分と曲がりなりにも膂力で並んで見せる。 改めて思う。そういう個体なのだ……今、戦っている相手は。 何の! ぶっこ抜いちまえッ!! 「言われるまでもない!」 旅客機のような轟音を撒き散らし、更なる出力を発揮する空の騎士。 女怪の地を食む片手両足がミシミシと悲鳴をあげ、その爪にビシリとひびが入る。 それでも炎竜を留めようとする彼女。まるで大地に根差した大木のよう。 怒れる竜とその尾を掴んだ魔性の怪物―― 地上と空中にその身を置いた人外の幻種同士の――剛力比べが始まった。 ―――――― (っ……シグナムっ!) 止まらぬ連携が――止まった! 否、力づくで止めたライダー。雷の魔導士の表情に焦燥が浮かぶ。 途切れたコンビネーションの隙を見逃す相手ではない。 防戦一転、ランサーが一気呵成に反撃に出る。 10を超える射撃魔法を残らず撃ち落とし、男はあっという間にフェイトに肉薄。 牽制攻撃だけでは蒼き戦神を押し留める何の役目も果たさない。 故に意を決したフェイト。己がデバイスを近接仕様に組み上げて応戦する。 二つの影が高速で激突し、すれ違い、空と地上にて再び対面に立つ。 「世間様に迷惑ばかりかけて来た怪物がたまには人の役に立つじゃねえか! そのまま一時でいいから抑えとけ!」 豪壮無纏に槍を回転させ―― 「すぐに―――終わるからよ。」 フェイトの体に照準をピタリと合わせて構える。 凛とした佇まいに淀み無い殺気。対面する魔導士の心胆に氷柱が打ち込まれる。 何度相対してもゾクっと総身を貫かれるような感覚にまるで生きた心地がしない。 英霊にとって既に敗色濃厚の中で、突破口を開くとするならば こうして再び一騎打ちに持ち込むしかない。 つまり逆に言えばフェイトとシグナムはここが踏ん張りどころ―― 「………!」 無数の矢を再び装填し、槍兵に突撃を敢行するフェイト。 肌にジャストフィットしたボディスーツにスパッツ。 露になった肩から二の腕、太股の辺りまでしか覆っていない下半身。 奇しくも男のそれに勝るほどの超軽装は、あの騎兵を凌ぐ疾走を見せた彼女の決戦モードだ。 「嬢ちゃん――こうなった以上、主義も主張も関係ねえ… 一気に叩き潰させてもらうぜ!」 ライダーと彼女の戦いの一部始終は男も見ている。 速度で言えば自分をも越えるやも知れない相手である事は重々承知だ。 それを―――短時間で倒さねばならない。 故に男はいつもの飄々とした笑みを浮かべてはいない。 神速を超えた神速にて飛ぶ雷鳥を仕留めんと足を踏み出すは溢れるほどの殺気纏った槍の魔人であった。 「やれるものならやってみろ…!」 先ほど後れを取ったランサーに再度、臆せず斬り込む魔導士。 その顔にもまた気後れなどは微塵も無い。 二撃三撃と打ち込みながら先の二の轍を踏まぬように軌道修正。 スピードと引き換えに失った各種ステータスは決して馬鹿に出来ず 四者の中ではっきりと自分が一番、体力、耐久力では劣っている事を自覚しているフェイト。 故に速度よりも馬力とタフネスがものを言うこうした乱戦下では、間違いなく自分が―― 一番撃墜される可能性が高い。 少しでも気を抜けばバッサリとやられる。だからこその後衛配置。 それを崩された以上、決死の覚悟で相手を迎え撃たねばならない。 考えている暇などない。 あっという間に景色が流れ、色々なものを追いてきぼりにする両者の交錯は既に始まっている。 人外領域に踏み込んだその戦闘は、人間である自分が限界の一つ二つ超えて初めて戦いになるレベルだ。 無理・無茶などと言ってはいられない。 当然のようにレッドゾーンを超えてアクセルを開けなければならないこの現状。 魔法の力でそれを比較的容易に引き出せるとはいえ――裏を返せばその先は、死。 一線を越えれば肉体の崩壊か、または電池が切れるように心臓が停止してしまうか。 そんな危険な領域に足を踏み入れて数刻――いつまで持つのか自分でも分からない。 絞り潰されそうな心臓の動悸を無視して押さえ付け、執務官はサーヴァントと交戦する。 あらためて対峙すると、同じ軽装でありながら膂力と安定度の面でランサーは桁違いだった。 ズシンと根を張り、構えた時の槍兵はまるで巨大な壁そのもの。 残像を引いてそれに向かう最速の魔導士だったが、今の残り戦力で到底崩せる代物ではない。 でありながら、それでも果敢に攻める彼女の凛とした戦意はただただ心地よい。 男の四方を撹乱しながら一瞬でランサーの後方に回り込み、彼女はノーモ-ションで肩口に鎌を振り下す。 「潔さは買う……だが甘えッ! 殺気まで消せれば完璧だったがなっ!」 負傷した目を突いた死角からの一撃。 それを事もあろうに眼で追いもせず、後ろ向きのままに上段で受け止めるランサー。 こんなのは時代劇でしか見たことがない。 研ぎ澄まされた心眼。相手の行動に対する読み。 やはりこの男――最上級の達人だ! しかしこれで終わりではない―― 途端、ランサーの前方よりフェイトの雷の矢が飛来する。 男の後方に回り込む前に既に撃ち放ったプラズマランサーだ。 自身の放った弾丸すらをも追い越す速度を持つフェイトだからこそ可能な全方位移動攻撃の真髄。 上方の鎌を受けて晒した男の胴に、このままでは矢が突き刺さるは必定。 無防備な胸と腹部に襲い掛かる鋭い先端が勢い良く飛び荒び、ランサーの目前に迫る。 「おらあああっ!!」 「うっ!??」 しかし槍と鍔迫り合っていたバルディッシュが前方に引き摺られる。 男が受けた鎌ごと強引に後方のフェイトを引っこ抜き、背負い投げの要領でぶん投げたのだ。 視界ごと天地が引っくり返り、軽々と投げ放たれるフェイト。 やはりこの程度の思惑に討たれる槍兵ではない。 前方に投げ放たれた先には自身の放ったプラズマランサーが今なお飛び向かってくる。 このままでは墓穴――己の放った矢に全身を串刺しにされてしまう! 「何…!?」 だがそこで驚愕したのはランサーだった。 指向性を持った魔法の矢――それがフェイトのプラズマランサー。 コンマの速さで揺れ動く戦況に際し、フェイトの戦術思考は聊かの遅れもなく追随し、修正を開始。 衝突する筈だった彼女と無数の雷は、矢の方がまるで意思を持ったように彼女の体を回避し 歪な鋭角的な軌道でフェイトの体を避けて、その全てが再びあらゆる角度からランサーに降り注ぐ。 「野郎っ!」 自由になった両手で扇風機のように魔槍を回転させてそれを弾き散らすランサー。 だがその最中、敵の様相を見据えて再び舌打ちをする。 投げられ、地面と平行に滑空しながら魔導士は手の平をこちらへとかざしていた。 背中と頭を地面に擦るような低空飛行で、逆さまの姿勢のままに打ち放つフェイト18番の砲撃 サンダースマッシャーが轟音と共に打ち放たれた! 「うおおっ!?」 これは槍で弾き返すには大きすぎる大砲だ。 なりふり構わず地を転がって回避する槍兵のすぐ横を黄金の射線が通り過ぎる。 地面をゴロゴロと転がってすぐさま立ち構える槍兵と こちらも地面を滑って投げの勢いを殺し――迎え撃つように立ち上がるフェイト。 役不足だ、などと二度は言わせない―― 普段は優しくておとなしい性格の彼女。 だが突き付けられた屈辱を跳ね除けられないような弱虫では断じてない。 その顔、その目には先ほどの槍兵の言葉―― 「相手にならない」と断ぜられた事に対する反骨心がありありと浮かぶ。 (不足どころか――実際、大したタマだぜ…) どうも誤解されているようだが槍兵とて彼女の業には一目置いているのだ。 通常、あれもこれもと手を出せばどっちつかずの中途半端な代物にしかならない。 だがあの娘は全範囲、全方位において全ての距離を高い水準でモノにしている。 正直一番嫌なタイプであり、その技量――評価しないわけにはいかない。 凌ぎを削るライダーとシグナムの方をチラっと見る男。 (あっちは何時まで持つか―― つうか何で宝具を使わねえんだ……あの馬鹿。) 立ち塞がる金髪の美貌の少女。英霊とはいえ、これを一息に飲み込む事は至難。 ただの人間がサーヴァントに比肩するだけの天才的なセンスを発揮するなどという事が本当にあるのか? 「あるならば是非、とことんまで見せて貰いたいね……なぁ?」 Last assault 開始後三分 ――― 例え刹那の出来事だったとしても―― 刃で語り合えるのならば、その時間はかけがえの無い宝である。 男は再び槍を唸らせ踏み込む。
https://w.atwiki.jp/bankett/pages/374.html
第6回 愛知交流会 第1位 使用者 フェイト・Tさん 使用色 赤黄青 コンセプト - メインデッキ (60) 赤 (28) 4 《紅の鉄騎“ヴィータ”》 2 《鉄鎚の騎士“ヴィータ”》 2 《双子の動“リーゼロッテ”》 4 《不屈の妖精“レイジングハート”=イマジナリー》 4 《破壊する突撃者“ノーヴェ”》 4 《シュワルベ・フリーゲン》 4 《アクセルシューター》 4 《ディバインバスター》 黄 (19) 4 《閃光の疾駆者“バルディッシュ”=イデア》 2 《沈黙の狙撃手“ディエチ”》 4 《プラズマ・スマッシャー》 4 《バインド》 2 《ソニックムーブ》 3 《クロスファイア・シュート》 青 (13) 4 《勇気を求める少女“スバル・ナカジマ”》 4 《召喚獣“ガリュー”》 3 《召喚獣地雷王》 2 《プロテクション》
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/134.html
ブラックハウス2号 MS隊 第1小隊 シン・ナガモン 黒猫 乃人 第2小隊 博麗霊夢 霧雨魔理沙 射命丸文 艦長:アズサ・ナカノ 副長:アーク 索敵:パチュリー・ノーレッジ 砲手:アリス・マーガトロイド 通信および管制:巡音ルカ様 操舵:ジョーンズ(宇宙人) 整備班:SOS団(技術士官組) 整備団長:ハルヒ・スズミヤ 整備員:ミクル・アサヒナ、イツキ・コイズミ、キョン(本名不明)、ユキ・ナガト 医療班 軍医:タカカズ・アベ 看護兵:マサキ・ミチシタ 烹炊班 コック:黒 クラウディア MS部隊 第一小隊 グラハム・エーカー(通称:ミスターブシドー) ティアナ・ランスター スバル・ナカジマ 第二小隊 高町なのは シン・アスカ フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン 艦長:京 CIC兼艦橋要員 索敵:カントー・ドゲザ 管制(オペレーター):ゆのっち 通信:はちゅねみく、 エイミィ・リミエッタ 操舵:鶴屋 整備班 整備班長:MK-Ⅱ 整備員:LV.57 アナハイムエレクトロニクス出向組 アリス・マーガトロイド、パチュリー・ノーレッジ
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/121.html
戦いは始まる ◆Ltg/xlcQkg 朝日が昇り始めた頃、自らの力を高める為に戦いの相手を求めてゴ・ガドル・バは歩いていた。 かつてリントの勇者であるクウガに破れたが、どういう訳か生きて再びこの世界に立っている。何故、自分が生きているのかは気にならないでもないが、正直な話どうでもいい。 こうしてまた生きているというなら、殺し合いに参加するだけだ。その為にもまずは先程戦ったリントの少女達を狩る。 己の目的を胸にしながら、ガドルは今いる地点から見える巨大な建物を目指した。あの二人とは限らないが、リントが訪れるかもしれないと考えて。 やがて建物の前に辿り着いたガドルは扉を潜ろうとするが、グロンギの発達した聴覚が遠くの物音を察知する。 「……ん?」 見ると、ここから離れるように四つの人影が歩いているのが見えた。黒い帽子を被った男と眼鏡をかけた少年、そして先程自分を倒した少女達がいる。 普通の人間ならばこれだけの距離があっては気付くことはできないが、彼はゴのグロンギ。視力も人間のそれより遥かに上回っている。 どうやらフェイトと杏子とやらはこの建物で新たなリントを見つけ、行動を共にしたようだ。すなわち、あの二人が戦士であれば自らのゲゲルはより充実したものとなる。 だがここからでは普通に歩いても追いつけるとは思えない。故にガドルは自らの姿をグロンギの物へと変えて、疾走を開始する。 疾風をも上回りかねない速さで動くことでガドルの皮膚に冷たい風が突き刺さるが、動きを緩めることは決してしなかった。ザギバス・ゲゲルを乗り越えてグロンギの王となり、並ぶ者のいない最強の存在となる。 その揺ぎ無い信念を抱く限り、ガドルは一秒たりとも止まることはなかった。 ◆ 「フィリップ……お前は、無事なのか!?」 『ああ、僕なら無事だ翔太郎!』 ダブルドライバーを腰に巻いた左翔太郎の脳裏に響くのは、長い間共に戦ってきた相棒の声。 彼は今、かつて倒した筈の加頭順によって囚われの身となっているが、こうして無事を確認できる。その事実で翔太郎の中で安堵が生まれそうになるが、すぐにそれを自制した。 『すまない翔太郎、僕が不甲斐無いせいで囚われの身になって君に迷惑をかけて……』 「謝るのは後だ! お前はどこにいるんだ!?」 『僕は今エクストリームメモリの中に幽閉されている! だが、外がどうなっているのかわからない!』 「そうか……だが待ってろ! 俺がすぐにお前を助けてやるからな!」 『ありがとう……とりあえず、僕の状況を簡潔に言う。僕の手元には今、サイクロンにヒート……それにルナとファングの四つのメモリがある。恐らく、変身して戦う分には問題が無いようだ』 ソウルサイドのメモリはフィリップの手元にあるので、加頭の言うようにWの変身を行うには問題ないらしい。しかしファングはフィリップの意思で戦うシステムの為、こちらで使うことは出来ないようだ。 だが、今は贅沢など言っていられない。ここにいるみんなを守る為に、限られた装備でも精一杯戦わなければならなかった。 「そうか……なら、エクストリームは飛ばせるか?」 『それは分からない……だが例え飛ばせたとしても、長時間そちらにいられる可能性は低いかもしれない。一定の時間が過ぎた瞬間、エクストリームメモリが強制的にこちらへ転送される事も考えられる』 「成る程な」 恐らく、エクストリームメモリを呼び出せる可能性は低い。奴らが人質であるフィリップをそう簡単に開放するなんて、ありえないからだ。 また、仮に呼び出せたとしてもフィリップをエクストリームメモリから出すことは出来ないだろう。 「翔太郎さん、どうかしたんですか……?」 「……今、フィリップと話をしてた」 「え?」 怪訝な表情を浮かべているユーノ・スクライアに、翔太郎はそう答えた。 当然かもしれないが、フェイト・テスタロッサや佐倉杏子も似たような顔をしている。 「このダブルドライバーがあれば、加頭の野郎に捕まったあいつと意志疎通が出来るようになっている……そして、これにガイアメモリを差し込めば仮面ライダーWに変身して戦えるんだ」 「それって……あいつらがわざわざ敵である翔太郎さんが戦う事を許してるって意味ですか?」 「ああ……何で連中がそんな事をしてるのかは、まるで分からないけどな」 「そうですか……」 そしてユーノはどこか沈んだ顔で頷いた。 「……翔太郎さん、僕も出来るだけあなたの力になります。フィリップさんを助けるために」 「そっか、サンキュ」 ユーノは自分のことを心配してくれていると、翔太郎は思う。 気持ちは嬉しいがそれでは駄目だ。仮面ライダーは人々を守る正義の味方でなければならないのだから。共に戦った仮面ライダーディケイドや仮面ライダーオーズにもそう誓った以上、しっかりしなければならない。 この会場には連れてこられた照井竜や、本郷猛と一文字隼人というまだ見ぬ謎の仮面ライダーも殺し合いを打ち破るために戦っているはずだから。 「あまり、無理はしないで下さいね……?」 「そうだよ。いざって時に兄ちゃんがしっかりしなかったら、あたし達みんなが困るって事を忘れないでくれよ」 「フェイトも杏子も、ありがとな」 だから今はこの三人の為にも挫けるわけにはいかない。フェイトや杏子を襲った怪物や、ミュージアムの幹部やNEVERのような危険な連中がこの孤島に大勢いる可能性がある。 そんな奴らから、若い彼らを守る事が俺の使命だ。三人ともある程度戦えるようだが、命の危険になんて晒したくはない。 翔太郎は決意を固めた瞬間、見つけた。ここから少し離れた場所から、ドーパントのような怪人がボウガンを構えているのを。 そして、その銃口がこちらに向けられているのを見て、翔太郎は一瞬で目を見開いた。 「みんな、敵だ――!?」 翔太郎が叫ぶと同時に、銃口から光が放たれる。 それを見た四人は反射的に横に飛んだ瞬間、地面が大きく爆発した。四人の悲鳴は発せられるものの、轟音によって飲み込まれてしまう。 地面に叩きつけられた事で翔太郎の全身に激痛が走るが、それを耐える。幸いにもボウガンの矢は当たっておらず、大事には至っていないからだ。 行動を共にしている仲間達も、無事だった。三人の服装はいつの間にか変わっているので、魔導師や魔法少女に変身していたのだ。 「おい、大丈夫か!?」 「僕は大丈夫です!」 「大丈夫です!」 「あたしも無事だ!」 しかしユーノ、フェイト、杏子の無事を喜ぶ暇は無い。翔太郎は現れた怪人を睨み付けた。 「お前は……!?」 「ようやく見つけたぞ」 岩のような唇から渋い声が発せられる。 怪人の瞳からは凄まじい殺気が放たれていて、どう考えても味方とは思えない。 「てめえ……さっきの化け物か!?」 そして、魔法少女に変身した杏子は叫ぶ。 その様子を見たユーノも異常事態と思ったのか、一気に目を見開いた。 「杏子、もしかしてこいつは……!」 「そうだよユーノ、こいつはさっきあたしとフェイトが戦った奴だ!」 ユーノと杏子のやり取りが答えだった。 翔太郎は再び前を向いた先では、遠くに立つ怪人の瞳がギラリと輝いている。その手に握られているボウガンの弾は一発でも当たったら、致命傷になりかねない。 「さあ、戦え」 声から感じ取れるプレッシャーは凄まじかった。それだけでただの弱者を退かせるような威圧感を醸し出していて、只者ではないことが分かる。 しかしだからと言って翔太郎は逃げるつもりなど毛頭無かった。ここで奴を逃したら多くの人間が犠牲となってしまう。そんな事になっては、フィリップや照井竜に顔向けができない。 翔太郎はダブルドライバーを腰に巻くと、同時にサイクロンメモリも出現した。始まりのホールで言っていた加頭の言葉はどうやら真実のようだが今はどうでもいい。 ジョーカーメモリを手にとって、スイッチを力強く押した。 『JOKER』 メモリから放たれる力強いガイアウィスパーを耳にしながら、翔太郎は目の前の敵を睨みつける。そのまま、ジョーカーメモリをダブルドライバーに叩き込んだ。 「変身!」 『CYCLONE JOKER』 変身の言葉と共にガイアウィスパーが発せられたダブルドライバーから多数の粒子が生成されて、翔太郎の全身を包んでいく。一瞬の内に、彼の変身は完了した。 瞳は赤く輝き、左右半分の鎧がそれぞれ緑と黒の色を持っている。仮面ライダーW サイクロンジョーカーへと左翔太郎は変身したのだ。 『翔太郎!』 そして変身を完了した瞬間、脳裏に長い間共に戦ってきた相棒の声が聞こえる。 「フィリップ、戦いだ!」 『そうか……だが、無理をしないでくれ!』 「分かってるよ!」 「喋ってるのは後にしてくれよ! あいつは来るぞ!」 ようやくフィリップの無事が確認できたのを喜ぶ暇は無い。杏子が言うように、目の前の怪人から放たれる殺気が徐々に増していたからだ。 心なしか息苦しさを感じるが、だからと言って負けるわけにはいかない。自分の周りには、守るべき者達が大勢いるのだから。 「……フェイト、お願いだから無理をしないで!」 「ありがとう、私なら大丈夫だから……行こうバルディッシュ!」 『Yes Sir』 ユーノとフェイト、それにバルディッシュというフェイトの相棒は互いを励ましている。 自分よりずっと年下の者達ですら恐怖に負けずに頑張っているのだから、ここで負けたりしたら仮面ライダーの名前を汚すだけだ。 この殺し合いを打ち破るため、そしてみんなを守るために左翔太郎とフィリップは――仮面ライダーWはいつもの台詞をゴ・ガドル・バに告げる。 「「さあ、お前の罪を数えろ!」」 その言葉を合図に、戦いは始まった。 ◆ (フェイトのバリアジャケットが……違う?) ユーノ・スクライアはフェイト・テスタロッサの纏うバリアジャケットの形が違うことに違和感を覚えていた。 それはかつてプレシア・テスタロッサの元にいた時に纏っていたのと、寸分の狂いもなく同じだった。 何故、彼女はそれを纏っているのか? 思えば先程も翠屋を知らない反応を見せたりしたから強い違和感を感じる。 「……ユーノ?」 しかしそんな中、怪訝な表情を浮かべているフェイトから声をかけられた。そして彼女の向こうには杏子が言っていた怪人がこちらを睨んでいる。 それを見たユーノは、違和感を振り払う。今はあの怪人を倒すことが最優先だから、事情を聞くのはその後にするしかない。 「……フェイト、お願いだから無理をしないで!」 「ありがとう、私なら大丈夫だから……行こうバルディッシュ!」 『Yes Sir』 バルディッシュだってあの怪物と戦おうと強い闘志を発しているのだから、自分もしっかりしないといけない。 そう思いながらユーノもまた、怪人――ゴ・ガドル・バを睨み付けた。 【一日目・早朝】 【I-7 平原】 【左翔太郎@仮面ライダーW】 [状態]:健康、仮面ライダーWに変身中 [装備]:ダブルドライバー@仮面ライダーW (腰に装着中) [道具]:支給品一式、ガイアメモリ(ジョーカー、メタル、トリガー)、ランダム支給品1~3個(本人確認済み) [思考] 基本:殺し合いを止め、フィリップを救出する 1:この怪人(ガドル)を倒す。 2:まずはこの三人を守りながら、市街地に向かう 3:仲間を集める 4:出来るなら杏子を救いたい [備考] ※参戦時期はTV本編終了後です ※他世界の情報についてある程度知りました。 (何をどの程度知ったかは後続の書き手さんに任せます) ※魔法少女についての情報を知りました。 【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:健康 、バリアジャケット展開中、フェイトへの不信 [装備]:無し [道具]:支給品一式、ランダム支給品1~2個 (本人確認済み) [思考] 基本:殺し合いを止め、企画者たちを捕らえる 0:この怪人(ガドル)を倒す。 1:ここにいるみんなの力になる 2:三人と一緒に市街地に向かう 3:フェイトへの不審 [備考] ※参戦時期は闇の書事件解決後です ※ガイアメモリはロストロギアではないかと考えています ※検索魔法は制限により検索スピードが遅く、魔力消費が高くなっています ※他世界の情報についてある程度知りました。 (何をどの程度知ったかは後続の書き手さんに任せます) ※不明支給品の一つはグリーフシード@魔法少女まどか☆マギカです。 ※魔法少女についての情報を知りました。 ※バリアジャケットが違うことにより、フェイトに不審を抱いています。 【フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのはシリーズ】 [状態]:疲労(小)、魔力消費(小) 、バリアジャケット展開中 [装備]:バルディッシュ@魔法少女リリカルなのはシリーズ [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(本人確認済み) [思考] 基本:殺し合いに優勝してジュエルシードを揃える 0:この怪人(ガドル)を倒す。 1:今はこの三人と一緒に行動する。 2:左翔太郎とユーノ・スクライアを上手く利用する。 3:何かを聞かれたら、出来るだけ誤魔化す。 [備考] ※魔法少女リリカルなのは一期第十話終了後からの参戦です 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ダメージ(小)、左胸に大穴、下腹部に貫通した傷、魔法少女に変身中 [装備]:槍@魔法少女まどか☆マギカ [道具]:基本支給品一式、イングラムM10@現実?、火炎杖@らんま1/2、ガドルのランダム支給品1~3(本人確認済み、グリーフシードはない) [思考] 基本:殺し合いに優勝する 0:この怪人(ガドル)を倒す。 1:フェイトと手を組んで殺し合いを有利に進める 2:今は翔太郎とユーノを上手く利用する 3:他の参加者からグリーフシードを奪う [備考] ※魔法少女まどか☆マギカ6話終了後からの参戦です ※首輪は首にではなくソウルジェムに巻かれています ※魔法少女の身体の特性により、少なくともこの負傷で死に至ることはありません 【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】 [状態]:全身にダメージ(小)(回復中) 、射撃体に変身中 [装備]:なし [道具]:なし [思考] 基本:ダグバを倒し殺し合いに優勝する 0:まずは目の前の四人(W、ユーノ、フェイト、杏子)を倒す。 1:クウガ(五代)と再び戦い、雪辱を果たす。 2:強者との戦いで自分の力を高める ※死亡後からの参戦です ※フォトンランサーファランクスシフトにより大量の電撃を受けた事で身体がある程度強化されています。 時系列順で読む Back nothing(後編)Next ラブとマミ 終わらない約束!(前編) 投下順で読む Back 魔獣Next 波紋呼ぶ赤の森 Back 友へのQ/相棒との再会 左翔太郎 Next 答えが、まったくわからない(前編) Back 友へのQ/相棒との再会 ユーノ・スクライア Next 答えが、まったくわからない(前編) Back 友へのQ/相棒との再会 佐倉杏子 Next 答えが、まったくわからない(前編) Back 友へのQ/相棒との再会 フェイト・テスタロッサ Next 答えが、まったくわからない(前編) Back 進化論 ~GOOD MORNING! -HELLO! 21st-CENTURY~ ゴ・ガドル・バ Next 答えが、まったくわからない(前編)
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/2336.html
「此処...どこ...?何でこんなことに...」 私、フェイト・テスタロッサは最初困惑していた、確かなのはと一緒におしゃべりしてたら急に気を失って、目が覚めたらよく分からないところにいた、しかも其処にはかなりの人がいて、それも数えれないぐらい...するとまた新たに主催と名乗る人物が出てきて、殺し合いをしろと言ってきた...それに反抗した人達はどんどん殺されていったのを私は見た... 「死にたく...ない...でも殺し合いなんてできないよ...それにバルディッシュもない...このままじゃ...」 私はそう呟いて膝をついて泣いた、バルディッシュもないんじゃいくら反抗しようと勝てない...一体どうしたら... その時だった 「ど、どうしたんだ?大丈夫か?」 いきなり声を掛けられて私は驚いた 「ひっ...」 私は怯えながら声を掛けた人物を見ると、そこには男の人がいた ーーーーー 「此処は...どこだ...?何でこんなことに巻き込まれるんだよ...」 俺、野原ひろしは戸惑っていた、いきなりこんな場所に連れて来ておいて殺し合いをしろと言うのだ...そりゃ俺達は何回も色んな騒動に巻き込まれたことがある、だが今回はレベルが違う 「何でいきなり殺し合いなんか...」 最初は何かのショーだと思っていた、だが、そんな生ぬるいものじゃなかった...いきなり主催と名乗るやつが現れて殺し合いに反対しているやつをどんどん殺していくのに俺は絶望した...例え知らないやつだろうと助けたいという気持ちはあった、だが助けることができなかった... (助けることができなくてすまなかった...) 死んでしまった者は生き返らせることができない、主催のやつが願いを叶えるとか言ってたが、そんなことできるはずがない...これはワナに違いない、俺は心の中で死んでしまった人達に心の中で言葉を告げるとあることに気づいた 「そうだ...しんのすけやみさえ、風間君も此処にいるんだ...俺が助けに行かねぇと...」 クヨクヨしてても死んだ人は戻ってこない、俺は前を向いて進みだした ーーーーー 「うっ...ひっく...」 「ん?」 しばらく進んでからどこからか女の子の泣く声が聞こえた、すぐ近くで聞こえたから覗いてみると黒い服に黒いスカートを着ていて金髪のツインテールの女の子が座りこんで泣いていた、年はしんのすけと変わらない...いや、しんのすけよりは上かな、とりあえず俺は咄嗟に声を掛けた 「ど、どうしたんだ?大丈夫か?」 「ひっ...」 俺の声が届いたのかその子は怯えた表情で俺の方を見ていた、無理もない、いきなりこんな場所に連れてこられて殺し合いをしろと言われ、目の前で人が死ぬのを目撃したんだ...怯えるのも当たり前だ...俺は何とか明るく振る舞った 「あ、ごめんごめん💧驚かせるつもりはなかったんだ、俺は殺し合いに乗ってないから、安心してくれ」 俺は何を言ってるのだろう、こんな状況で信じれるわけもないのに、安心できるはずもないのに...俺はそう思っていたが、女の子は俺のことを信じてくれたのか、少し落ち着いてくれた 「...わ、分かりました」 だけどまだ少し戸惑っているようだ...まぁでも何とか信じてくれたようだ... 「あ、俺は野原ひろし...君の名前は?」 「フェイトです...フェイト・テスタロッサです」 女の子の名前はフェイトちゃんと言うらしい、何だか外国人みたいな名前だ...とりあえず俺はフェイトちゃんを安心させるために会話をした ーーーーー この男の人、ひろしさんは話していて凄く信頼できた、心優しい人で私に気を使ってくれて、正直言って母さんとは大違いだった、すると突然ひろしさんがポケットをごそごそと弄り始めた、私は顔を真っ赤にして怒鳴った 「ひろしさん!?///な、何してるんですか!?///」 「え?あ、フェイトちゃんが涙を流してたからハンカチで拭いてあげようと思ったんだ」 な、何だ、ビックリした...それにしても... 「あの...」 「ん?どうしたんだ?」 「何で、こんなに優しく接してくれるんですか...?此処は殺し合いの場なのに...」 するとひろしさんは微笑んで呟いた 「俺には君と同じぐらいの小さな息子と娘がいてね、何だか自分の子供みたいに見えて助けたかったんだ...」 私は驚いた...世の中にはこんなに、しかもさっき会った赤の他人の自分に自分の子供みたいに見えたから助けたかったと言ってくれた...私はひろしさんに泣きついた 「ありがとうございます...私にはお父さんがいなくて...こんなに優しくしてくれるのが嬉しくて...本当のお父さんみたいに思えます...」 「そうか、それは良かったよ...大丈夫...必ずフェイトちゃんは守るからな...」 ひろしさんはそう言って私の頭を優しく撫でてくれた...私は泣き続けた、親ってこんなにありがたい存在なんだなと初めて知った... (ありがとうございます...「私の大切なお父さん」...) 私は勝手ながら心の中でひろしさんのことを「お父さん」と呼んだ...だって...私のことを娘のように接してくれた...優しいお父さんのような人だから...
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/144.html
【八神はやて(A's)@仮面ライダーリリカル龍騎】7 No. タイトル 作者 登場人物 時間 006 なごり雪 ◆Qpd0JbP8YI 八神はやて(A s)、セフィロス 1日目深夜 029 舞い降りた翼 ◆9L.gxDzakI 八神はやて(A's)、セフィロス、アレックス、シグナム 1日目深夜 042 Little Wish(前編)Little Wish(後編) ◆Qpd0JbP8YI 八神はやて(A's)、セフィロス、シグナム、アレックス、柊かがみ 1日目黎明 045 虚 ◆9L.gxDzakI 八神はやて(A's)、セフィロス、遊城十代 1日目黎明 061 戦いの嵐、再びなん? ◆Qpd0JbP8YI セフィロス、八神はやて(A's)、アーカード 1日目早朝 076 絶望の罪人~夜天の主~絶望の罪人~フタリボッチノセカイ~絶望の罪人~双翼~絶望の罪人~大災害、そして終わらない宴~ ◆jiPkKgmerY アーカード、セフィロス、八神はやて(A's)、アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード、アンジール・ヒューレー、キース・レッド、フェイト・T・ハラオウン(StS) 1日目朝 079 月蝕 ◆9L.gxDzakI セフィロス、八神はやて(A's)、アンジール・ヒューレー 1日目朝 【浅倉威@仮面ライダーリリカル龍騎】11 No. タイトル 作者 登場人物 時間 008 駆け抜ける不協和音 ◆gFOqjEuBs6 浅倉威、矢車想、ヴィヴィオ、エネル 1日目深夜 052 勇気のアイテム(前編)勇気のアイテム(後編) ◆gFOqjEuBs6 天道総司、シャーリー・フェネット、浅倉威、ヴィヴィオ、キャロ・ル・ルシエ 1日目早朝 075 混濁の純血 この身は汚れても ◆7pf62HiyTE シャーリー・フェネット、浅倉威、ヴィヴィオ 1日目朝 088 仮面ライダーらしく ◆Qpd0JbP8YI キング、天道総司、浅倉威、ヴィヴィオ、シャーリー・フェネット 1日目朝 102 三人の印象 ◆HlLdWe.oBM 浅倉威、シャーリー・フェネット、ヴィヴィオ 1日目午前 103 王蛇のブランチ ◆7pf62HiyTE 浅倉威 1日目昼 124 狼煙 ◆9L.gxDzakI 相川始、浅倉威 1日目日中 135 [5RIDERS]希望 ◆7pf62HiyTE 浅倉威、柊かがみ、相川始、スバル・ナカジマ 1日目午後 147 ライダー大戦2010(前編)ライダー大戦2010(中編)ライダー大戦2010(後編) ◆gFOqjEuBs6 相川始、浅倉威、柊かがみ 1日目午後 153 13人の超新星(1)13人の超新星(2)13人の超新星(3)13人の超新星(4)13人の超新星(5)13人の超新星(6)13人の超新星(7) ◆WslPJpzlnU 柊かがみ、新庄・運切、エネル、キース・レッド、アレックス、相川始、金居、ヴィータ、キング、ヴィヴィオ、高町なのは(StS)、天道総司、アーカード、柊つかさ、万丈目準、浅倉威、プレシア・テスタロッサ、リニス、『フェイト』 1日目夕方 157 D.C. ~ダ・カーポ~ SURVIVED.C. ~ダ・カーポ~ 戦いは終わるD.C. ~ダ・カーポ~ 予兆 ◆HlLdWe.oBM 浅倉威、柊かがみ、相川始、キング、金居、ヴィータ、キース・レッド、アレックス、L、高町なのは(StS)、天道総司、ヴィヴィオ、エネル、新庄・運切、アーカード、プレシア・テスタロッサ、リニス、『フェイト』 1日目夕方 【神崎優衣@仮面ライダーリリカル龍騎】1 No. タイトル 作者 登場人物 時間 035 魔獣~ジャバウォック~ ◆RsQVcxRr96 神崎優衣、キース・レッド 1日目深夜 【アーカード@NANOSING】17 No. タイトル 作者 登場人物 時間 004 オタクと吸血鬼とレバ剣と ◆UOleKa/vQo アーカード、泉こなた、スバル・ナカジマ 1日目深夜 037 クロノは大変な超人達を集めていきました ◆jiPkKgmerY 武蔵坊弁慶、アグモン、ヒビノ・ミライ、アーカード 1日目深夜 042 盟友(前編)盟友(後編) ◆WslPJpzlnU ヒビノ・ミライ、アグモン、ヴィータ、アーカード、クロノ・ハラオウン 1日目黎明 050 あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ ◆9L.gxDzakI アーカード 1日目早朝 061 戦いの嵐、再びなん? ◆Qpd0JbP8YI セフィロス、八神はやて(A's)、アーカード 1日目早朝 076 絶望の罪人~夜天の主~絶望の罪人~フタリボッチノセカイ~絶望の罪人~双翼~絶望の罪人~大災害、そして終わらない宴~ ◆jiPkKgmerY アーカード、セフィロス、八神はやて(A's)、アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード、アンジール・ヒューレー、キース・レッド、フェイト・T・ハラオウン(StS) 1日目朝 086 XANADO ◆HlLdWe.oBM アーカード 1日目午前 099 Knight of the Rose(前編)Knight of the Rose(後編) ◆9L.gxDzakI ヴィータ、セフィロス、アーカード 1日目午前 115 Round ZERO ~ JOKER DISTRESSED(前編)Round ZERO ~ JOKER DISTRESSED(後編) ◆HlLdWe.oBM 相川始、金居、武蔵坊弁慶、ギンガ・ナカジマ、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、アーカード、アンジール・ヒューレー 1日目昼 126 しにがみのエレジー。~名もなき哀のうた~ ◆9L.gxDzakI アーカード 1日目日中 138 Change the world ~変わる世界~ ◆vXe1ViVgVI アレックス、L、金居、アーカード 1日目日中 146 バトルはやてはやての決意 ◆gFOqjEuBs6 八神はやて(StS)、ヴィータ、金居、アーカード、セフィロス 1日目午後 148 光なき場所で ――月蝕・終章一節最後の鐘が鳴り止むまで ――月蝕・終章二節君の名を叫んでいた ――月蝕・終章終節楽斗 ――そして終わりなき斗いの歌 ◆Vj6e1anjAc 八神はやて(StS)、ヴィータ、金居、アーカード、セフィロス、リニス 1日目夕方 153 13人の超新星(1)13人の超新星(2)13人の超新星(3)13人の超新星(4)13人の超新星(5)13人の超新星(6)13人の超新星(7) ◆WslPJpzlnU 柊かがみ、新庄・運切、エネル、キース・レッド、アレックス、相川始、金居、ヴィータ、キング、ヴィヴィオ、高町なのは(StS)、天道総司、アーカード、柊つかさ、万丈目準、浅倉威、プレシア・テスタロッサ、リニス、『フェイト』 1日目夕方 157 D.C. ~ダ・カーポ~ SURVIVED.C. ~ダ・カーポ~ 戦いは終わるD.C. ~ダ・カーポ~ 予兆 ◆HlLdWe.oBM 浅倉威、柊かがみ、相川始、キング、金居、ヴィータ、キース・レッド、アレックス、L、高町なのは(StS)、天道総司、ヴィヴィオ、エネル、新庄・運切、アーカード、プレシア・テスタロッサ、リニス、『フェイト』 1日目夕方 165 Round ZERO ~KING SILENT ◆HlLdWe.oBM ヴィータ、アーカード、八神はやて(StS)、金居、アレックス、プレシア・テスタロッサ、リニス 1日目夜 166 燃える紅BRAVE PHOENIXわがまま ◆Vj6e1anjAc ヴィータ、アーカード、八神はやて(StS)、金居 1日目夜 【アレクサンド・アンデルセン@NANOSING】6 No. タイトル 作者 登場人物 時間 014 CROSS CHANNEL ◆WMc1TGFkQk クアットロ、アレクサンド・アンデルセン、アンジール・ヒューレー 1日目深夜 024 SWORD DANCER meet TYPOON ◆jiPkKgmerY アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード 1日目深夜 048 GUNMAN×CHAPEL×BLADE ◆9L.gxDzakI ヴァッシュ・ザ・スタンピード、アレクサンド・アンデルセン、アンジール・ヒューレー 1日目黎明 055 それでも台風は微笑う。そして奔る ◆jiPkKgmerY アンジール・ヒューレー、アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード 1日目早朝 076 絶望の罪人~夜天の主~絶望の罪人~フタリボッチノセカイ~絶望の罪人~双翼~絶望の罪人~大災害、そして終わらない宴~ ◆jiPkKgmerY アーカード、セフィロス、八神はやて(A's)、アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード、アンジール・ヒューレー、キース・レッド、フェイト・T・ハラオウン(StS) 1日目朝 113 Burning Dark(前編)Burning Dark(後編) ◆9L.gxDzakI チンク、アレクサンド・アンデルセン、アンジール・ヒューレー、ルーテシア・アルピーノ 1日目午前 【インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング@NANOSING】7 No. タイトル 作者 登場人物 時間 010 特別捜査、開始 ◆9L.gxDzakI ギンガ・ナカジマ、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング 1日目深夜 027 楽園への小道 ◆Qpd0JbP8YI ギンガ・ナカジマ、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング 1日目深夜 030 童子切丸は砕けない(前編)童子切丸は砕けない(後編) ◆jiPkKgmerY インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、ギンガ・ナカジマ、殺生丸、ミリオンズ・ナイブズ、キャロ・ル・ルシエ、高町なのは(A's)、カレン・シュタットフェルト 1日目黎明 046 残酷な神々のテーゼ(前編)残酷な神々のテーゼ(後編) ◆RsQVcxRr96 相川始、矢車想、エネル、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、ギンガ・ナカジマ、キャロ・ル・ルシエ 1日目早朝 073 誇りの剣 ◆9L.gxDzakI インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、ギンガ・ナカジマ、相川始 1日目朝 083 Don t lose yourself(前編)Don t lose yourself(後編) ◆gFOqjEuBs6 相川始、ギンガ・ナカジマ、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、金居、武蔵坊弁慶 1日目午前 115 Round ZERO ~ JOKER DISTRESSED(前編)Round ZERO ~ JOKER DISTRESSED(後編) ◆HlLdWe.oBM 相川始、金居、武蔵坊弁慶、ギンガ・ナカジマ、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング、アーカード、アンジール・ヒューレー 1日目昼 【シェルビー・M・ペンウッド@NANOSING】8 No. タイトル 作者 登場人物 時間 009 Heart of Iron ◆WMc1TGFkQk エリオ・モンディアル、シェルビー・M・ペンウッド、柊かがみ 1日目深夜 026 残る命、散った命(前編)残る命、散った命(中編)残る命、散った命(後編) ◆gFOqjEuBs6 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、金居、柊かがみ 1日目深夜 060 敵か味方か? ◆RsQVcxRr96 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、金居、武蔵坊弁慶 1日目黎明 063 不屈の心、無双の龍 ◆9L.gxDzakI 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、金居、武蔵坊弁慶 1日目早朝 074 Round ZERO ~ SAWS CUNNING(前編)Round ZERO ~ SAWS CUNNING(後編) ◆RsQVcxRr96 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、金居、武蔵坊弁慶 1日目朝 112 不安 と 困惑 ◆HlLdWe.oBM 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、C.C.、ゼスト・グランガイツ 1日目午前 117 Alive a life ~タイムリミット(前編)Alive a life ~タイムリミット(後編)Alive a life ~死闘(前編)Alive a life ~死闘(後編)Alive a life ~ゲームは止まらない ◆gFOqjEuBs6 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、C.C.、天道総司、キング、ゼスト・グランガイツ、万丈目準、ヒビノ・ミライ 1日目昼 143 キングの狂宴/狙われた天道(前編)キングの狂宴/狙われた天道(後編) ◆HlLdWe.oBM 高町なのは(StS)、シェルビー・M・ペンウッド、C.C.、天道総司、キング、ゼスト・グランガイツ 1日目日中
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/399.html
「やっぱり夫もしんのすけも連れてこられてるわね...」 「やっぱり...?」 「私達今までも家族で何度か色んな事件に巻き込まれてたの...だからひょっとしたらと思ってたの...本当は予想外れてほしかったけどね...」 あれからみさえとフェイトはみさえの家族を探し続けていた そして放送が鳴り始めたので休憩がてら放送を聞いていた、そして放送が終わるとタブレットで名簿が見れると知り名簿を見ると夫の『野原ひろし』と息子の『野原しんのすけ』の名前があった 「後は...マサオ君も!?風間君達はいないみたいだけど...」 「その人達も知り合いなんですか?」 「そうよ、この子達はしんのすけの友達なの、でもなんでマサオ君だけなのかしら...」 みさえはマサオが連れてこられていたのにも驚いていたが何故か風間やネネ、ボーちゃんは連れてこられておらずマサオだけが連れてこられているのに違和感を感じた 「後ひまわりとシロが連れてこられていないみたいね...良かったわ...」 名簿の中にはひまわりとシロの名前は載っていなかった、ひまわりに至ってはまだ赤ん坊なため殺し合いに参加させられていないのを分かるとみさえは安堵した 「フェイトちゃんは誰かいる?」 「私の方はいないですね...」 フェイトの方は知り合いは連れてこられていないようだった フェイトの暗い顔を見たみさえは知り合いがいないから不安なんだろうと察した... 「大丈夫よ、私がついてるから、心配しないで?」 「はい、ありがとうございます」 「とりあえず支給品を確認しましょ」 「そうですね」 そう言い二人はデイパックの中を漁った、まずみさえの方では赤い棒のような物が出てきた 「何かしらこの棒...?説明の紙があるわね...『この如意棒は所有者が伸びろや縮めと言うと棒がその通りに伸縮する』...如意棒ってあの西遊記のかしら?」 「でもその如意棒っていう物、結構使えそうですね」 みさえの支給品の一つは『如意棒』であった...この如意棒は孫悟空が使用する伸縮が自由自在にできる武器だ 「フェイトちゃんの方はどう?」 「私はこんなものが入ってました」 フェイトがみさえに渡したものは扇のような物だった 「扇...?『このバショー扇はどんな種類の風でもだすことのできる扇。握りの部分のダイヤルで風の吹き続ける時間、扇の振り方で風向きや強さを自在に操ることができる。』...これも中々使えそうね」 (色んな種類の風を出すことができる扇...魔法みたいなものかな...) フェイトの支給品の一つは猫型ロボットのひみつ道具の一つである『バショー扇』だった 「とりあえず私は如意棒を、フェイトちゃんはこのバショー扇ってのを常に持ち歩くようにしましょう、万が一っていうこともあるからね」 「そうですね、バルディッシュがあればちゃんと戦えるんですが...」 「ばるでぃっしゅ...?」 「私が使用しているデバイスのことです」 「デバイス?装置や機械のことかしら...?」 「私の物だと簡単に言えば魔法アイテムみたいな感じですね」 「魔法?でも魔法なんてあるわけ...」 「信じられないかもしれないですが私こう見えて魔法少女なんですよ」 「え!?そうなの!?」 みさえはフェイトが魔法少女だということに驚いた 最初は疑ったがよくよく考えたら自分達もオカマ魔女や暗黒世界の王など様々な敵と出会ってきたし、フェイトの言うことだから本当なのだろうと思った 「にしても魔法少女ね~、私も小さい頃とか憧れてたわ~、私達の世界だと魔法少女はアニメや映画の中だけの存在なのよ、一応変身して戦うみたいなことはしたことはあるけどね」 「そうなんですね、みさえさん達と私がいる世界はそれぞれ違う世界なのかもしれないですね...」 「まぁ私達もパラレルワールドに行ったりもしてるから今回もそんな感じなのかしら...周りの風景は昔の時代みたいな感じだし...空も赤いのもおかしいわね」 「そう考えると今回連れてこられている人達は色んな世界から来てる可能性もありそうですね...」 みさえの世界では魔法少女はアニメや映画の中だけの存在、それを聞いたフェイトはみさえ達と自分のいる世界はそれぞれ違う世界だと思い、この殺し合いの場に連れてこられている他の参加者も例外ではないのかもしれないと考えた 「どんな人達がいるか分からないので注意して行動しましょう」 「そうね...とりあえず夫としんのすけとマサオ君を見つけましょう、特にしんのすけとマサオ君を優先した方がいいわね」 「そうですね」 そう言うと二人は再び歩き出した、歩きながらフェイトはずっと気になっていたことをみさえに聞いた 「そういえばみさえさんの家族って一体どんな人達なんですか?」 「私の家族?そうね~...」 みさえの家族の名前や見た目などは既に聞いていた...しかしみさえの家族が一体どんな人達なのかフェイトは気になっていた 「夫としんのすけは性格が似てて二人ともお姉さんに目がないのよね~、ひまわりはまだ赤ちゃんなのに宝石とイケメン好きで、シロは我が家で一番しっかりしてるかもしれないわね」 「大変とか思ったりしないんですか?」 「それはやっぱりあるわね、家事もしなくちゃいけないししんのすけとひまわりの面倒も見なくちゃいけないし夫とも何度も喧嘩することもあったわね...」 「そうなんですね...」 みさえの話を聞いていたフェイトは家族というのも大変なんだと理解した、しかしみさえは明るく口を開いた 「でも私はそんな生活嫌いじゃないの、むしろ好きなくらいね」 「え...?」 「確かに楽しいことばかりじゃないわ、それでも家族といるといつも一面の花が咲いたように賑やかで笑いがあっておバカがあって...私は夫と結婚して...しんのすけとひまわりを産んで...シロと出会えて本当に良かったと思ってるわ...」 みさえは本当に満足してる顔をしてた...それほど家族との生活を大切にしていたのだろう 「でもまさかこんなことになるなんて...しんのすけ達大丈夫かしら...」 「きっと大丈夫ですよ!それに私も全力でお手伝いします!」 「ふふ、ありがとうね」 三人の無事を祈りながら二人は探し続ける...あの頃の...昨日までの日々を取り戻すために... 【D―5/一日目/深夜】 【野原みさえ@クレヨンしんちゃん】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、如意棒@ドラゴンボール、ランダム支給品1~2 [思考・状況] 基本行動方針 家族を探す 0 しんのすけ達はどこにいるのかしら... 1 フェイトちゃんと行動する 2 本当に魔法が存在するのね... 3 この世界はパラレルワールドなのかしら...? 【備考】 ※映画の出来事を経験しています 【フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、バショー扇@ドラえもん、ランダム支給品1~2 [思考・状況] 基本行動方針 みさえさんの家族を探す 0 みさえさんと行動する 1 家族って...良いものなんだね... 2 他の人達もそれぞれ別々の世界からつれてこられてるのかな... [備考] ※参戦時期は少なくとも第一期のプレシア事件の後です ※デバイスのバルディッシュは装備していません 【支給品】 【如意棒@ドラゴンボール】 主人公の孫悟空の武器の一つで「伸びろ」や「縮め」というと如意棒がその通りに伸縮する物 ※伸びる長さは最大25mまで 【バショー扇@ドラえもん】 どんな種類の風でもだすことのできる扇。握りの部分のダイヤルで風の吹き続ける時間、マイクで香りなどの風の種類、扇の振り方で風向きや強さを自在に操ることができる。 008:花は生きることを迷わない 投下順 010:DevilMayCry 母親の暖かさ 野原みさえ 037:誰が私を Who Called Me? 母親の暖かさ フェイト・テスタロッサ
https://w.atwiki.jp/bankett/pages/212.html
2008年8月17日頒布開始。 収録作品 ・魔法少女リリカルなのは ・魔法少女リリカルなのはA's ・魔法少女リリカルなのはStrikerS ・スレイヤーズ ・カードキャプターさくら 収録枚数 ・75枚+5枚+(2枚 or 1枚) 第3弾となるこのパックのパッケージイラストはなのはとヴィヴィオが描かれており、 イラストレーターは藤枝雅さんが務めている。 新たにユニゾンやセットアップを指定するカード、ファクターを2色指定するキャラクターが多く収録された。 また、第2.5弾で無くなったフレーバーテキストが今弾で復活した。 アイキャッチ 時空を守るACE達が叫ぶ魂の慟哭を聞け!! 終わり無き戦いの物語を紡ぎ続ける「Bankett!!」に、「魔法少女リリカルなのはStrikerS」より、時空管理局のACE達が集結!! さらに、この第3弾には、新たに別の世界からもACEが参戦!! ゲームシステムでも、この弾より新システム「ユニゾン」を収録した他、 戦略性の高いストラテジー、トリックも多数収録し、戦略の幅もさらに増加! もちろん、美麗なるイラストを描き上げる参加イラストレーター陣はなおも健在!! 華麗なる少女達の闘いに刮目せよ!! 収録カードリスト No.126 赤 《スターズ分隊隊長“高町なのは”》 No.127 赤 《不屈のエース・オブ・エース“高町なのは”》 No.128 黄 《ライトニング分隊隊長“フェイト・テスタロッサ”・ハラオウン》 No.129 黄 《気高き雷光“フェイト・テスタロッサ”・ハラオウン》 No.130 黒 《ロングアーチ分隊隊長“八神はやて”》 No.131 黒 《最後の夜天の王“八神はやて”》 No.132 赤 《星光を守護する鉄騎“ヴィータ”》 No.133 赤 《雷光を支える烈火“シグナム”》 No.134 緑 《安寧を気遣う癒し手“シャマル”》 No.135 青 《優しき守護獣“ザフィーラ”》 No.136 緑 《使役竜“フリードリヒ”》 No.137 緑 《アルザスの真竜“ヴォルテール”》 No.138 黄 《機動六課ヘリパイロット“アルト・クラエッタ”》 No.139 黄 《温もりを求める少女“ヴィヴィオ”》 No.140 青 《陸士108部隊陸曹“ギンガ・ナカジマ”》 No.141 青 《家族の肖像“クイント・ナカジマ”》 No.142 赤 《培養液に佇む母“メガーヌ・アルピーノ”》 No.143 黄 《本局次元航行隊艦長“クロノ・ハラオウン”》 No.144 緑 《時空管理局査察官“ヴェロッサ・アコース”》 No.145 黒 《三提督“ラルゴ・キール”》 No.146 赤 《聖王教会修道女“シャッハ・ヌエラ”》 No.147 黒 《無限の欲望“ジェイル・スカリエッティ”》 No.148 青 《不可蝕の秘書“ウーノ”》 No.149 黄 《姿偽る諜報者“ドゥーエ”》 No.150 黄 《高速の閃刃“トーレ”》 No.151 青 《幻惑の使い手“クアットロ”》 No.152 黒 《刃舞う爆撃手“チンク”》 No.153 黒 《潜行する密偵“セイン”》 No.154 赤 《空の殲滅者“セッテ”》 No.155 黒 《閃光の術士“オットー”》 No.156 赤 《破壊する突撃者“ノーヴェ”》 No.157 黄 《沈黙の狙撃手“ディエチ”》 No.158 赤 《守護する滑空者“ウェンディ”》 No.159 緑 《瞬殺の双剣士“ディード”》 No.160 青 《母を求める少女“ルーテシア・アルピーノ”》 No.161 黒 《人造魔導師“ゼスト・グランガイツ”》 No.162 赤 《烈火の剣精“アギト”》 No.163 青 《召喚獣“ガリュー”》 No.164 青 《召喚獣地雷王》 No.165 青 《究極召喚・神獣“白天王”》 No.166 黄 《ハラオウン家の使い魔“アルフ”》 No.167 緑 《過去と向き合う少女“ラグナ・グランセニック”》 No.168 黒 《ガジェットドローンⅠ型》 No.169 黒 《ガジェットドローンⅠ型》 No.170 黒 《ガジェットドローンⅢ型》 No.171 黒 《ガジェットドローンⅢ型》 No.172 無 《祝福に護られた騎士”ヴィータ”&”リインフォースⅡ”》 No.173 無 《蒼天を纏う騎士”シグナム”&”リインフォースⅡ”》 No.174 赤 《邂逅を果たせた二人の烈火”シグナム”&”アギト”》 No.175 黄 《古の聖王“ヴィヴィオ”》 No.176 無 《レリック》 No.177 無 《ジュエルシード》 No.178 赤 《エクセリオンバスター》 No.179 黄 《サンダーフォール》 No.180 黄 《ハーケンセイバー》 No.181 黄 《フェイク・シルエット》 No.182 緑 《ブラストフレア》 No.183 赤 《最終決戦形態エクシードモード“高町なのは”》 No.184 黄 《真ソニックフォーム“フェイト・テスタロッサ”・ハラオウン》 No.185 黄 《クロスファイア・シュート》 No.186 赤 《ツェアシュテールングスハンマー》 No.187 黒 《フレースヴェルク》 No.188 黒 《氷結の息吹》 No.189 赤 《火竜一閃》 No.190 青 《インゼクトツーク》 No.191 青 《振動破砕》 No.192 青 《刺し穿つ旋指 リボルバーギムレット》 No.193 赤 《烈風一迅》 No.194 青 《鋼の同胞 ブリッツキャリバー》 No.195 青 《嵐の担い手 “ストームレイダー”》 No.196 黒 《ゼストの槍》 No.197 青 《リボルバーナックル》 No.198 緑 《エンチャントアップ・フィールドインベイド》 No.199 黒 《カードキャプター”木之本桜”》 No.200 無 《星の力を持つ魔術師”木之本桜”》 No.201 赤 《大平原の小さな胸“リナ・インバース”》 No.202 赤 《竜破斬-ドラグスレイブ-》 PR.011 黒 《夜天の王“八神はやて”》 PR.012 緑 《湖の騎士“シャマル”》 PR.013 赤 《鉄鎚の騎士“ヴィータ”》 PR.014 黄 《流星の射手“ティアナ・ランスター”》 PR.015 青 《無限書庫司書“ユーノ・スクライア”》 PR.016 赤 《スターズ分隊隊長“高町なのは”》 PR.017 黄 《温もりを求める少女“ヴィヴィオ”》 PR.018 青 《二代目祝福の風“リインフォースⅡ”》 関連リンク 第1弾 - 「Drive lgnition!」 第2弾 - 「Cartridge Load!!」 第2.5弾- 「All right buddy!!」 プロモカード
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/120.html
ブラックハウス 機動科 シン・ナガモン 黒猫 乃人 シン・アスカ フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン 高町なのは タチバナ PJ ピクシー 艦長:クロノ・ハラオウン 副艦長:京 管制(オペレーター):アーク 通信:エイミィ・リミエッタ 操舵:ジョーンズ(宇宙人) 第二艦橋CIC 砲術科 砲術長:斉藤オメガ少尉 CICオペレーター(索敵):カントー・ドゲザ曹長 整備班第1班(右舷担当) 整備班長:MK-Ⅱ 整備員:LV.57 整備班第2班(左舷担当) 整備団長:ヒタギ・センジョウガハラ 整備員:コヨミ・アララギ 技術士官:ユーノ・スクライア 医療班 軍医:タカカズ・アベ 看護兵:マサキ・ミチシタ 烹炊班 コック:ケイシー・ライバック E.F.S.F. 宇宙軍 ムスタング 艦長:中野梓 副長:ダディ・クール 通信:はちゅねミク ペット:トンちゃん ケーオン 機動科 竜宮レナ コトノハ様 メイド 艦長:ツボ・オックジョー 通信:立花姫子 操舵:鈴木純 管制:三浦茜 烹炊班 コック:星野ひとみ けいおんモブキャラ バスク・オム ここを編集