約 1,903,166 件
https://w.atwiki.jp/fando/pages/35.html
遠音の胴体分割作業をします。現時点(*1)での私の作業的には、かなり早い段階で分割作業をします。特に足、胴体、首などの分割作業はフィギュアの形や輪郭(*2)などと深く関わってくる基本的な部分です。この基本的な部分を後に回すと、いくらフィギュアの作成を進めていても、後戻りすることが多々あります。 まずは腰の部分とスカートの接合箇所をしっかりと作っていきます。この場合のしっかりとは、平面にする、腰の部分の分割箇所の楕円状の周囲を凸凹にしない、スカートと腰の部分との隙間をなるべくなくすという3箇所になります。 同じく上半身の分割箇所を平面にし、周囲の凸凹をきっちりと直し、1mmの穴を2箇所あけています。 とりあえず、1mmの真鍮線、2本を使いくっつけてみました。上半身の腰の部分が細身なのはこれからファンドを巻くためです。(*3)また、この後の作業で結合部分が見えなくなるので、この時点でしっかりと隙間をなくします。 薄くファンドを伸ばしています。この時のファンドはベタつかないモノを使用してください。 原型にあててファンドの形や大きさを整えます。 原型にあててファンドを接着させていきます。この時、原型本体に筆で水を塗ることを忘れずに。接着度が増します。 あとは本体やファンドに水をつけたスパチュラなどでならしていきます。 忘却の旋律 DVD-BOX 1【初回限定生産】 発売元 角川エンタテインメント 発売日 2009/01/30 おすすめ度 posted with Socialtunes at 2009/10/04
https://w.atwiki.jp/tradingfigure/
トレーディングフィギュア @wiki ここはボックスで発売されたトレーディングフィギュアの情報を集めるwikiです。 編集は型金を参考にしてください。 以下の物は対象外となります。 ガシャポンなどのカプセルフィギュア 何かのおまけのフィギュア 関係ないもの(おかしなど)がおまけについてるフィギュア 設立 2007年4月9日 検索 ※下にある「検索」と同じ物です。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/3693.html
戻る 紬「かずちゃん……」 ここで思わずワロタw -- (名無しさん) 2010-06-06 02 29 00 和のためって言っときながら全員自分のことしか考えてないじゃないかwwww -- (名無しさん) 2010-06-06 13 25 55 和ちゃんfigma発売(限定だけど)おめ! -- (名無しさん) 2010-07-19 03 58 44 アルターはすごひ -- (名無しさん) 2010-09-18 02 55 12 わちゃん・・・ けいおんのはゲーセンにもあるね -- (名無しさん) 2010-09-19 20 37 34 面白いな。俺も欲しいな。 -- (通りすがり) 2010-12-02 17 28 45 キャラ別グッズ売り上げは…唯 梓 澪 律 紬 なのかな? この運命が抗う事はできぬのか…りっちゃんとムギが最も残ってる光景は見慣れているが…やはり何か悲しい。 -- (あずにゃん) 2011-12-14 19 41 34 僕はfigmaとねんどろいどとねんぷちだけで我慢しているけど、それでも、出来のいいフィギュアは欲しくなりますね。 そういえば、そろそろさわ子のねんぷち付きの本が発売されますね。 -- (名無しさん) 2011-12-14 20 38 41
https://w.atwiki.jp/39figure/pages/49.html
種別 プライズ メーカー フリュー ブランド 原型制作 イラストレーター チェリ子 税込価格 予約開始日 発売日もしくは登場日 2022年5月 シリーズ フリューSweet Sweets twitter_widget3プラグインエラー:正しいhtmlタグを入力してください。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/3640.html
《Em(エンタメイジ)ストリング・フィギュア》 効果モンスター レベル1/闇属性/魔法使い族/攻撃力0/守備力0 ①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚し、攻撃対象をこのカードに移し替える。 ②:このカードは戦闘では破壊されず、 このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。 ③:自分メインフェイズ時に発動できる。 融合モンスターカードによって決められた、 このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/1374.html
全日本フィギュアスケート選手権(フジテレビ)(2003.12・毎年12月第4日曜日放送) 『全日本フィギュアスケート選手権2024』(2024.12)は別ページ参照 『全日本フィギュアスケート選手権2023』(2023.12)は別ページ参照
https://w.atwiki.jp/skatefigure/pages/20.html
技術的要素 男子および女子シングルでは、ジャンプ、スピン、ステップシークエンス、スパイラルなどが競技の技術的な構成要素となる。 ペアではさらにスロージャンプ、リフト、ツイストリフトが加わる。アイスダンスではジャンプや リフトなどに制限がある一方、ステップシークエンスにより重点がおかれる。要素ごとにさまざまな種類があり、その難易度に応じて配点も定められている。 スケーティングの基本とエッジ 【画像解説】F 前進 B 後進 L 左足 R 右足 1.トウピック 2.アウトサイドエッジ 3.インサイドエッジ フィギュアスケートは、基本的に片足で、 インサイドかアウトサイドどちらかのエッジに乗って滑走する。 氷についているほうの足はスケーティング・レッグ(滑り足)、ついていないほうの足はフリー・レッグ(浮き足)と呼ばれる。右足をスケーティング・レッグとしたとき(右足片方だけで滑るとき)、氷の表面に対してスケート靴のエッジを、 まっすぐに立てる(フラットに乗る)と、直進する。 内側に傾ける(インサイドに乗る)と、左に曲がる。 外側に傾ける(アウトサイドに乗る)と、右に曲がる。 滑走には前方(フォワード)と後方(バックワード)の2つの方向があり、また右足(ライト)と左足(レフト)それぞれで滑るので、次の8つのパターンがあることになる。 ライト・フォワード・インサイド(ライト・フォア・イン、RFI) レフト・フォワード・インサイド(レフト・フォア・イン、LFI) ライト・バックワード・インサイド(ライト・バック・イン、RBI) レフト・バックワード・インサイド(レフト・バック・イン、LBI) ライト・フォワード・アウトサイド(ライト・フォア・アウト、RFO) レフト・フォワード・アウトサイド(レフト・フォア・アウト、LFO) ライト・バックワード・アウトサイド(ライト・バック・アウト、RBO) レフト・バックワード・アウトサイド(レフト・バック・アウト、LBO) これらの組み合わせによって多様なステップとターンが生み出され、ステップとターンを連続して行うものがステップシークエンスである。 演出的要素 衣装 競技会におけるフィギュアスケートの衣装は、スポーツ競技にふさわしい品位を保ったものでなければならない。初期の男子は正装に近い格好(Yシャツにネクタイに黒のスーツ)であったが、徐々に舞台衣装のように視覚効果を重視したデザインや色のものを着るようになった。しかし競技においては過剰な露出や小道具の使用は禁止されている。 男子は長ズボンの着用が義務付けられている。 シングルやペアの女子はジャンプなどの動作で邪魔にならないよう、レオタードにミニスカートを組み合わせた衣装を着用することが多く、アイスダンスではスカート丈が長い傾向がある。スカートをはく女子選手はタイツを着用する。中にはブレードだけを外に出してスケート靴ごとタイツでくるむようにしてはく選手もいるが、これは靴の傷や汚れを隠す、足を長く見せる、など理由はさまざまである。2005-2006シーズン以降、女子選手のスカート着用義務が廃止されたことをうけ、パンツルックで演技するスケーターも増えている。 露出を避けるために(レギュレーションに加え、リンク内は氷が張られているので非常に寒い)、肌の色に近い生地を用いて、見掛け上ワンショルダーや露出の多い服装に見えるような工夫も見られる。 体に密着せずゆとりのあるデザインの場合は滑走時に布と体の間にはらんでしまう空気をよく通して空気抵抗を減らすために絹を用いたり、そのほか照明の下で映えるよう光沢のあるサテンやレザーといった多種多様な生地やスパンコールなども用いられる。衣装の制作はバレエなど舞台芸術関連の業者に発注することが多いが、小規模ながらフィギュアスケートの衣装制作を専門とする業者もいる。また選手の家族など周囲の人々が手作りで縫製する場合もある。 化粧については、舞台用のものと共通する部分が多く、女子(稀に男子も)の場合は、氷上で、また遠くから見ても映えるように、アイシャドーや口紅を濃く入れる場合が多い。 音楽 音楽を使用することが前提である。 アイスダンスでは歌詞の入った音楽を使ってもよい。 時間 競技においては、規定に定められている演技時間から逸脱してはならない。動きの停止と音楽を規定時間に合わせて編集しておく必要がある。 振付 フィギュアスケートの振付は、振付師をはじめ、コーチや場合によっては選手自身によって行なわれる。フィギュアスケートの競技経験のある者が振付を担当するのが一般的である。 なお、エキシビションでは上記のような制約はない。競技においては演出的要素に違反があったとジャッジにみなされた場合はディダクションによる減点を受けることとなる。
https://w.atwiki.jp/wiki5_hobby/pages/17.html
https://w.atwiki.jp/tradingfigure/pages/243.html
REVOLTECH まめリボ! REVOLTECH まめリボ!もやしもん フィギュアコレクション 第1弾 もやしもん フィギュアコレクション 第2弾 その他 もやしもん フィギュアコレクション 第1弾 2010年8月発売 490円 A.オリゼー 榎木ともひで A.ニガー 榎木ともひで L.エドデス 榎木ともひで C.トリコイデス 榎木ともひで L.ヨグルティ 榎木ともひで C.ボツリナム 榎木ともひで P.クリソゲヌム 榎木ともひで もやしもん フィギュアコレクション 第2弾 2010年11月発売 その他 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/25438/pages/4430.html
憂「お姉ちゃん、今年の誕生日はなにがほしい?」 唯「等身大あずにゃんフィギュアがほしい」 憂「へ?そんなものあるの?」 唯「https //animaru.jp/shop/sp/kon_azusa/」 憂「ほ、ほんとにあるんだ……」 唯「憂もほしいでしょ? 平沢家に1体、あずにゃんフィギュア!」 憂「うーん……、でもこれ、限定22体って……しかも抽選」 唯「ほしいなあ~」キラキラ 憂「(こ、こんなキラキラした目で期待されたら……!)」 憂「考えておくね、お姉ちゃん」 唯「わーい!」 よくじつ! 梓「へ?私の等身大フィギュア?」 憂「うん、梓ちゃん、なんとか手に入れられないかなーって、よくわからないけど、型とか取られたんでしょ?」 梓「そもそも話がよくわかってないんだけど……」 憂「https //animaru.jp/shop/sp/kon_azusa/」 梓「」 純「わ、なにこれまんま梓じゃん、こんなの発売するんだ」ヒョイッ 梓「い、いつの間にこんなものが……!」ドンビキ 憂「限定22体販売されるみたいなんだけど、お姉ちゃんが誕生日プレゼントに欲しがってて……」 梓「いろいろツッコミたいけど……唯先輩はこれを手に入れてなにをするつもりなの」 憂「『これがあればウチであずにゃん分が補給できるよ!』とか言ってたよ」 純「愛されてますなぁ」 梓「意味わかんないよ!」 梓「ていうか値段!220万もするの!?」 憂「そうなんだー、お姉ちゃんのために買ってあげたいんだけど、手が出ないよね」 純「リアルに人身売買みたいな価格設定だね……これみて、ここ」 『※1体1体手作りで制作しているため、個体差が生じますことご了承ください。』 純「手作りだって、あはは、なんか怖い」 梓「こんなの買う人いるのかな……ていうか私の肖像権……」 純「ねー、これ手に入らないならさ、梓があずにゃんフィギュアになればいいんじゃないかな」 梓「なにその聖飢魔Ⅱみたいな考え方」 純「お前も蝋人形にしてやろうか!……ってなに言わせんの」 憂「でも、それ名案かも、梓ちゃん、お願いできる?」 梓「ようは人形のふりして唯先輩の誕生日にお邪魔すればいいってことだよね」 憂「うん!」 梓「自分でも何言ってるかよくわかんなくなってきた……」 純「まぁこんなフィギュアがでちゃったのが悪いね、私もちょっとほしいもん」 梓「なにに使うの」 純「オブジェ」 梓「正しい使い方っぽいけど悪趣味すぎる」 梓「……憂、悪いけど、フィギュアのふりなんておかしいよ、そもそもこんなフィギュアが販売されてること自体……」 梓「欲しがってる人……唯先輩とかには悪いけど、出るとこ出て、絶対止めてくる!」 憂「そんな……」 純「私も欲しいんだけどなー」 TV『近日等身大フィギュア化して販売されるあずにゃんこと中野梓さんですが依然行方不明です――警察の懸命な捜査が今も行われており――』 ―――――― ―――― ―― 連日のようにテレビでは行方不明のあずにゃんについて報道されていた。 あずにゃんがいなくなってからもう1週間経っていて、わたしたちけいおん部も思い当たる場所を全部探してみたけれど、どこにもいなかった。 唯「あずにゃん、どこにいっちゃったんだろう……」 律「くそっ……いなくなるんだったら、あたしたちに連絡くらいしろっての」 澪「連絡すら取れない状況なのかもな……」 紬「それって……」 律「澪!」 りっちゃんが少し大きな声で澪ちゃんをとがめる。 あずにゃんがいなくなって数日のうちは、「家出かな」なんてごまかしていた感情が、すこしずつ具体的な想像に変わっていくのをわたしたちは感じていた。 澪「ご、ごめん……」 紬「ね、ねえお茶にしましょ? もしかしたら、いつも通りにしてたら、梓ちゃんが帰ってくるかもしれない……」 唯「うん、そだね……」 この場にいる誰もが「そんなわけない」と思うようなムギちゃんの提案にすがりつきたくなるほど、わたしたちは不安になっていた。 そうやってみんながみんな、繕うようにお茶の準備をしている中、突然部室のドアが勢いよく開いた。 純「あのっ……みなさん見てほしいものが……!」 あずにゃんの友達の純ちゃんだった。息を切らしながらケータイを片手に差し出している。 まさか、という期待に、私たちは群がるように純ちゃんのケータイの画面を覗き込んだ。 唯「これ……等身大あずにゃんフィギュアの販売サイトだよね」 澪「これがどうしたんだ?……ただの販売サイトじゃ」 純「販売数!みてください!」 律「『限定23体抽選販売』?それがどうしたんだ」 唯「!! これ……!」 純「唯先輩、気づきましたか」 唯「前に見たときは『限定22体』って……」 純「そうなんです、一体増えてるんですよ!」 紬「こんなことって……」 ありえない。けど、そうとしか思えなかった。 純「梓が等身大あずにゃんフィギュアになっちゃったかもしれないんです!」 唯「みんな!買おうよ、等身大あずにゃんフィギュア!」 わたしは必死になっていた。少しの望みでも、かけてみたくなっていた。 澪「でも、これって220万円もするんだぞ……私たちのお小遣いじゃとても……」 純「そうなんです、だからけいおん部の、紬先輩にご相談したくて……」 紬「……お父様に相談してみるわ、わたしも梓ちゃんのためなら、なんでもしたいもの」 律「あたしたちもとりあえず抽選への応募しよう、当たるかわかんねーけど、少しでも確率をあげよう」 唯「うん、そうしようよ! あずにゃんが見つかるかもしれない!」 澪「……ああ、そうだな!」 わたしたちは盲目的になっていた。 等身大あずにゃんフィギュアを手に入れることに、その後になにがあるかも考えずに。 あれから1か月、あずにゃんはみつからないまま、わたしたちは等身大あずにゃんフィギュアの抽選発表日を迎えていた。 唯「発表、まだかな……」 澪「サイト、かなり重いな……きっとすごく多くの人がアクセスしてるんだと思う」 紬「どうか当たってますように……!」 律「おい!サイト更新されたぞ!」 りっちゃんがケータイの画面をみんなにみせてスクロールしていく。 わたしの番号……わたしの番号は……! 唯「……あった! 等身大あずにゃんフィギュア、当たったよ!」 紬「ほんとう!? すごいわ唯ちゃん!」 澪「私のは……ないみたいだ」 律「当たったのは……唯だけみたいだな」 やった……! 等身大あずにゃんフィギュアが当たった……! これであずにゃんに、また会えるかもしれない。 そう思うと、あずにゃんにいなくなってからの1か月のさみしさとつらさが報われるような気がして、 わたしは泣いてしまっていた。 唯「あずにゃん……やっと会えるね……あずにゃん……」 紬「唯ちゃん、お金のことなら任せて。梓ちゃんにまた会えるわよ」 唯「うん、ムギちゃんありがとう……」 ムギちゃんに抱きかかえられながらわたしは泣き続けた。 りっちゃんと澪ちゃんもわたしの背中をさすってくれて、わたしが泣き止むまでそばにいてくれた。 あれからさらに半年ほどたって、わたしはあずにゃんフィギュアの発送を待つ日々を送っていた。 りっちゃんと澪ちゃん、ムギちゃんは大学に受かって、今は大学生活を送っている。 わたしは……あずにゃんのことを考えると、なにも集中できなくて、浪人してしまった。 代わりに、アルバイトを始めていた。 ムギちゃんに立て替えてもらった等身大あずにゃんフィギュア代220万を稼ぐためだ。 まだ全然足りないけど、いつか返せるように頑張っている。 あずにゃんのためなら、わたしはもう何を犠牲にしてもよかった。 盲目的になることで、あずにゃんのいない日々を紛らわしていた。 そんな日々も明日で終わりを迎える。 唯「憂、明日は等身大あずにゃんフィギュアが届くよ!」 憂「うん、楽しみだねお姉ちゃん。梓ちゃんに会えるね」 翌日の昼間に、大きな段ボール箱が我が家に届いた。 唯「わぁ、あずにゃんの大きさだ」 よいしょ、と持ち上げると、ずっしりとした重みを感じる。 憂は学校に行っていて、一人で持ち上げるのはつらかったけど、それさえも、あずにゃんの重さが感じられてうれしい。 唯「待っててね、今開けるからね……!」 過剰梱包気味の厳重な段ボールをていねいに開けていく。 梱包を解いていくたびに、あずにゃんにひとつ近づいていくようで、興奮が止まらない。 そして最後の段ボールを開けると………… 唯「……あずにゃん、やっと会えたね……!」 そこには制服姿の、かわいらしいあずにゃんがいた。 小さな姿に似合わないギターを構えて、上目遣いで微笑むあずにゃんは本当に天使みたいだ。 唯「あずにゃん、わたしだよ、唯だよ」 答えてほしくて、目を見て呼びかける。 でもその目はいつまでも合う気がしなくて、瞬き一つしない。 唯「あずにゃん、そんなに目、開けてたら、ドライアイになっちゃうよ」 唯「あずにゃん、そんなにおとなしくしてたら、抱き着いちゃうよ、ねえ……」 答えてくれなくて、抱きしめてみる。 レジン製の等身大あずにゃんフィギュアの無機質さが、残酷にわたしの体に伝わる。 唯「ねえ、あずにゃん……? 『抱き着かないでください』って、抵抗しなくていいの……?」 唯「わたし、あずにゃんにずっと会いたかったんだよ、ずっとあずにゃんのこと考えてた……」 唯「あずにゃんがいなくなってから、ずっとずっと……!」 強く抱きしめれば強く抱きしめるほど、あずにゃんの形と、その冷たさと硬さがわかってしまう。 唯「動いてよあずにゃん!! あずにゃん、等身大あずにゃんフィギュアになっちゃったんでしょ!? もういい、本物のあずにゃんに、戻ってよ!!」 唯「わたしが欲しかったのは、動かないあずにゃんフィギュアなんかじゃない!」 唯「続いていくはずだった、あずにゃんの未来がほしい!!」 唯「あずにゃんと一緒に大人になりたかったよ!!」 等身大あずにゃんフィギュアにすがりつきながらいつの間にか私は泣いていた。 広い部屋に私の泣き声だけが響いて、さみしさが浮き彫りになる。 わたしの涙がついて、等身大あずにゃんフィギュアの無機質な目から頬を伝っていく。 あずにゃんが泣いているみたいで、わたしはもっと悲しくなった。 『唯先輩、しっかりしてください!』 耳元でなつかしい声が響いた。 唯「あずにゃん……?」 確かめるように、等身大あずにゃんフィギュアの顔を見る。 今、確かにあずにゃんの声が…… 『おはようございます唯先輩』 等身大あずにゃんフィギュアは動かない。 でも、あずにゃんの声が、レジン製の体から聞こえてくる。 唯「あずにゃん? そこにいるの?」 『唯先輩、しっかりしてください!』 『おはようございます唯先輩』 唯「あ、そっか……そうだよね……」 さっきと全く同じ声が聞こえて、わたしは気づく。 これは等身大あずにゃんフィギュア特典の録り下ろしメッセージだ。 でも、久しぶりにあずにゃんのわたしを呼ぶ声が聴けた。 それだけでうれしかった。 少し等身大あずにゃんフィギュアが愛おしくなって、また話しかける。 唯「ねえあずにゃん、わたしたち、もう高校卒業しちゃったんだよ」 唯「みんなは大学に受かったけど、わたしは落ちちゃった。あはは、ダメだね……」 唯「憂も純ちゃんも、進級して今は受験生なんだ。あずにゃんもわたしも、取り残されちゃってるね」 唯「でもわたし、今バイトしてるんだよ。あずにゃんを買うために。今はムギちゃんに立て替えてもらってるけど、いつか返すんだ」 唯「わたし、あずにゃんのためならなんだって頑張れるよ。だってあずにゃんはわたしのかわいい後輩だもん」 唯「あずにゃんがいなくなって、わたしたちも卒業して、けいおん部はなくなっちゃったけど」 唯「あの頃の思い出はわたしの宝物だよ。あずにゃんと一緒にいた思い出がいちばん大切だよ」 唯「ねえあずにゃん……わたしあずにゃんのことが、大好きだよ……」 もう一度あずにゃんの体を抱きしめて、頭をなでる。 あずにゃんと過ごした日々が頭をかけめぐって、さらに愛おしくなる。 たまらなくなって、無抵抗なあずにゃんに口づけをしてしまう。 あずにゃんの小さな唇は固まった笑顔のまんまで、白雪姫みたいに呪いが解けたらいいのになんて思う。 でも、そんな夢みたいなことはなくて、だけどわたしは心の中でひとつ誓いを立てる。 ―――――― ―――― ―― 10ねんご! 唯「あずにゃん、今日もかわいいね」 梓『おはようございます唯先輩』 唯「わたしももう大人になっちゃったなぁ。アラサーってやつだよ」 唯「大人のお姉さんなわたし、どう?」 唯「……じゃああずにゃん、今日もお仕事行ってくるね」 唯「あずにゃんのためならえんやこらー、行ってきまーす」 ―――――― ―――― ―― 20ねんご! 唯「あずにゃん、いつまでもかわいいね」 梓『おはようございます唯先輩』 唯「もうりっちゃんや澪ちゃんには、あずにゃんと同じくらいの年の子がいるんだよ。なんか不思議だよねえ」 唯「わたしもおばさんになっちゃった」 唯「あずにゃんはずっと女子高生なんだもんなぁ、うらやましいよ」 ―――――― ―――― ―― 50ねんご! 唯「あずにゃん、あずにゃんは変わらないね」 唯「わたしおばあちゃんになっちゃった、あずにゃんは変わらないのに」 梓『唯先輩、しっかりしてください!』 唯「もう目も悪くなっちゃって、あずにゃんの顔もよく見えないよ」 唯「うふふ……もうあずにゃんのほうが背が高いもんね、あずにゃん成長してるのかな?」 唯「なんちゃって、わたしの腰が曲がってきただけ」 ―――――― ―――― ―― 80ねんご! 唯「あずにゃん……」 唯「もうけいおん部のみんなは、先にいっちゃったよ」 唯「わたしももう………」 梓『唯先輩、しっかりしてください!』 唯「あはは……あずにゃんは、変わらないね……」 唯「ごめんねあずにゃん。ひとりにしちゃうね」 唯「あずにゃん、あずにゃんは幸せだったのかな……?」 唯「………………………………」 唯「……………………」 唯「…………」 わたしは夢をみた。 女子高生だったころの夢。 りっちゃんがいて澪ちゃんがいてムギちゃんがいて、あずにゃんも一緒に笑っていた。 しばらくすると、りっちゃんと澪ちゃんとムギちゃんが用事があるからと先に帰ってしまう。 あずにゃんとわたしだけが部屋に残されて、ふたりきりになる。 梓「唯先輩は帰らないんですか?」 唯「わたし、なんか眠くて……疲れちゃったのかな、帰る前にちょっと寝ちゃおうかな」 梓「学校で寝るなんて……風邪ひいちゃいますよ」 唯「あずにゃん膝枕してー」 あずにゃんに甘えると、しぶしぶといった調子でソファまでわたしを導いてくれる。 梓「しかたないですね、まったく、特別ですよ……」 唯「えへへ、やわらかーい……」 あずにゃんの太ももはあったかくてやわらかくて、懐かしい心地だった。 うとうとすると、あずにゃんが頭をなでてくれる。 唯「あずにゃん、わたしね、幸せだったよ……」 ぼやっとした頭で、寝言のようにつぶやく。 あずにゃんの太ももとわたしの頬の肌がとろけて、混ざっていくように感覚がにじんでいく。 何も見えなくなって、頭をなでるあずにゃんの手の感触もなくなっていく。 この世界から、わたしがなくなっていくようにすべてが鈍くなっていく。 でも、最後にかろうじてあずにゃんの声が聞こえる。 『わたしも幸せでした。だいすきです。……』 ずっと聞きたかった声、大好きなあずにゃんの声。 その声にすべてが救われて、わたしは深い眠りについた。 fin. 戻る