約 1,876,206 件
https://w.atwiki.jp/arukuofkogasa/pages/49.html
すず imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ◆Summary ◆Deck ◆Playing ◆Other Information ◇Age ◇Sex ◇Birth ◇Address ◇Blood Type ◇Blog ◇Twitter Account 関連項目 賢者
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/11232.html
幻夢の使徒アミニ・ファンタジア 光 アンコモン 4 3000 イニシエート ■ブロッカー ■このクリーチャーが破壊されたとき、自分の山札を見る。その中から《ファンタジア》と名のつく呪文を1枚選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 (F)「あいつの新しい玩具」。それがこの超獣の正体らしい。 作者:ペケ 名前に「ファンタジア」。 pigでファンタジア呪文をサーチ。 名前に「ファンタジア」を含むサイクル。 幻夢爆裂アサマ・ファンタジア 幻夢の影ピック・ファンタジア 幻夢の精霊トピカ・ファンタジア 幻夢の大地シュート・ファンタジア 幻夢の使徒アミニ・ファンタジア 幻夢侯爵グレイブ・ファンタジア カレイド・ファンタジア アクア・ファンタジア 幻夢主義者フレイ・ファンタジア 幻夢妖精ハミング・ファンタジア 収録 死血編 第三弾 季獣神襲来(ファントム・ディヴィジョン) 評価 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2632.html
【作品名】海賊ファンタジア 【ジャンル】ソーシャルネットカードゲーム 【先鋒】魔人アリス 【次鋒】時空魔道士アルテッサ 【中堅】闇の大妖精ケイオス 【副将】ファイナル・ミミカ 【大将】海賊女王アレハンドラ 【世界観】 海賊達がいる世界=単一宇宙 異世界人がいる異次元の世界=単一宇宙 大宇宙の意思という別世界=単一宇宙 上の1つの大宇宙の意思とは別の大宇宙の意思=単一宇宙 上の2つの大宇宙の意思とは別の大宇宙の意思=単一宇宙 上の3つの大宇宙の意思とは別の大宇宙の意思=単一宇宙 上の4つの大宇宙の意思とは別の大宇宙の意思=単一宇宙 上の大宇宙の意思によって生まれた平行世界が4つ 大宇宙の意思の世界に行ける者だけが行ける新世界=単一宇宙 【共通設定】 以下の世界とは単一宇宙の意味 魔剣ドラゴンイーターとは海賊女王アレハンドラ使用する神の代物であり 大きさ170cmの大剣、一振りで不老不死の龍を殺し一振りで世界が滅ぶ威力 海賊女王アレハンドラはこの大剣にを使い戦う 【先鋒】 【名前】魔人アリス 【属性】魔人 【大きさ】140cm程度 【攻撃力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる 【防御力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力の攻撃をくらっても活動可能 【素早さ】 移動速度は光速の0.5倍のミサイルと対等に移動できるので光速の0.5倍で移動可能 光速の0.5倍のレーザーに15m程度の距離をあけて反応・戦闘可能なのでマッハ3万で 反応・戦闘可能 【特殊能力】 大きさ140cm程度の鎌を使い戦う 魂がみえる 鎌を使い相手の魂を直接切ることが可能 時間を止められてる状態でも活動可能 空間を曲げたり歪めたりして攻撃を防いでも相手に必ず攻撃があたる 【長所】 攻防が高い 【短所】 攻撃範囲が大きさ140cm程度の鎌があたる距離しかない 【次鋒】 【名前】時空魔道士アルテッサ 【属性】魔女 【大きさ】成人女性並 【攻撃力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力の攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる 【防御力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力の攻撃をくらっても活動可能 【素早さ】 光速の0.5倍のレーザー15mの距離をあけて反応・戦闘可能なのでマッハ3万の反応・戦闘可能 移動速度は光速の0.5倍のミサイルと対等に移動できるので光速の0.5倍 【特殊能力】 時空操作 自分の寿命が縮む代わりに使える魔法 寿命一年使うことで時間を1時間停止可能 寿命を一年使うことで時間を1時間前に戻すことが可能 アルテッサの年齢は30歳 空間を曲げ空間移動可能(ただし距離は30m程度) 空間を歪め対象者にダメージを与えることが可能(ただしアルテッサが視覚可能の相手のみな為不可視の敵や距離が離れすぎの場合は不可能) 【長所】 攻防が高い 【短所】 攻撃範囲が糞狭いBBA 【戦法】 時止めて空間歪める 【中堅】 【名前】闇の大妖精ケイオス 【属性】妖精 【大きさ】140cm程度 【攻撃力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力の攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる 【防御力】 大剣一振りで世界が滅ぶ威力の攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる攻撃を くらっても活動可能 【素早さ】 光速の0.5倍のレーザーに15m程度の距離をあけて反応・戦闘可能なのでマッハ3万の反応・戦闘可能 光速の0.5倍のミサイルと対等に移動できるので光速の0.5倍の移動可能 【特殊能力】 闇のうす衣 彼女を包む闇の衣、どんな攻撃でも吸収する 周りの闇を使い戦うことが可能 時間停止状態でも活動可能 【長所】 特殊能力強い 【短所】 攻撃範囲が狭い。範囲が140cm程度しかない 【戦法】 どうにかして近くに行って闇で攻撃 【副将】 【名前】ファイナル・ミミカ 【大きさ】成人女性並 【攻撃力】 大剣一振りで世界を滅ぼす威力の攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる 空間を曲げて攻撃を防いでも相手に攻撃を与えることができる 攻撃範囲は自分の半径5m程度 【防御力】 大剣一振りで世界を滅ぼす威力の攻撃をくらっても活動可能の敵を一撃で倒せる攻撃をくらっても活動可能 【素早さ】 光速の0.5倍の攻撃に15m程度の距離をあけて反応・戦闘可能なのでマッハ3万で反応・戦闘可能 光速の0.5倍のミサイルと対等に移動可能なので光速の0.5倍の移動可能 【特殊能力】 世界観の世界全てに行くことが可能 対象者を自分と一緒に世界観全ての世界に連れて行ける また大宇宙の意思の声が聞こえ未来が分かったり自分が何をすべきか分かる 魂のステージが聖人の域にあり、人外に有効の精神攻撃以外の精神攻撃は無効化される 宇宙での活動可能 時間停止状態でも活動可能 【長所】 特殊能力強い 【短所】 攻撃範囲狭い。 【戦法】 頑張って近くに行って攻撃 【大将】 【名前】 海賊女王アレハンドラ 【属性】 海賊女王 【大きさ】 成人女性並 【攻撃力】 魔剣ドラゴンイーター 不老不死である100mの龍を一撃で殺し一振りで世界が滅ぶ威力 空間を曲げて攻撃を防いでも相手に攻撃があたる 【防御力】 世界を滅ぼせる攻撃をくらっても活動可能 【素早さ】 光速の0.5倍の攻撃に15m程度の距離をあけて反応・世界可能なのでマッハ3万の反応・戦闘可能 光速の0.5倍で移動可能のアルテッサと同速度なので光速の0.5倍の移動速度 【特殊能力】 魔剣ドラゴンイーター 神の代物であり 大きさ170cm程度の大剣、不老不死の龍を一撃で殺し一振りで世界が滅ぶ威力 秘薬アムタリア 不老不死になれる薬 秘法創世記 自分の知りたいことの過去・現在・未来の情報が記されている 【長所】 攻撃力強い 【短所】 他弱い 【戦法】 魔剣ドラゴンイーターを振り回す 創世記で相手の未来の行動を調べながら魔剣ドラゴンイーターで交戦 参戦 vol.112 443,445-447,449-450
https://w.atwiki.jp/reverse_fantasia/pages/25.html
エヌ・アルラトゥ + ... 年齢 16 性別 女 性格 常に退屈気に、面白い事を求めている。 表情は豊かに出すタイプ。あまり怒るということはないが殺意は抱く。 種族 転生者 使用副魔法 木×水×金 =キノコを生成および地面への植え付け 『何処まで飛び征く大地の精(きのこ) 我が願いに応えよ』 射程距離1m 生やして、植えて、根を張る。 キノコは超速でもしゃもしゃ生える。 水×木=有毒カビ散布 『寂れよ 根絶やし木枯らし喰い尽くせ』 射程距離 風の届く限り 吸えば咳き込むような有毒カビの霧を放つ。 木+水=キノコ及び散布されたカビの除去 『退け 引け 我が子よ眠り堕ちよ』 素手で触れていることが必要。 ある程度神経マヒするほど侵食していると後遺症が確実に残る。 木×金=生成したキノコを植え付けて脳に侵食させる準備 『出でよ 我が従順なる僕』 射程距離1m、棒か素手かで触れれていないと発動しない。 鍬とかでも良い。とにかく触れていることが大事。 木×水=菌糸の侵食及びカビなどの成長 『肉に宿りその身を喰らえ 我が従順なる僕よ』 射程距離3mまで、脳ではなくてもこの効果は少しずつ発動する。 あまり痛みもないがだんだんと神経を蝕む。 最終的に死へと誘う。 木×水=プランクトン詰め(回復(?)) 『水よりいでた微塵なものよ わが身に詰めてその身を癒せ』 傷を埋めることができ、止血も可能。 ただし、結構いたい。動けないほどではないが。 木単=根を伸ばし槍のように攻撃できる 『根伸ばし柳、根を伸ばせ』 射程距離は1本につき3mほど 使用装備 木の枝と大きな葉っぱ 折れそうだからと侮ることなかれ 出身都市 アクアガルデ その他 生まれは現世、転生してきた。 錬金術師として修行中のボクっ娘。 カビとキノコ、菌類を扱う木+水魔法に長けている。 多少は金も使えはするが攻撃魔法ほど使えない。 マッド(土や泥の)サイエンティストを目指しているようで土いじりが好き。 畑仕事も好きだし平和に生きているが、生物にキノコを植え付けて無力化できたりと なかなかそういう気の素質はある。 野菜よりお肉が好きだが、なによりキノコとチーズが大好き。 それが無いと死ぬ―ってくらいに好き。 今はまだ、純粋でありよごれていない。 オッドアイ、右は黒目 左は赤目。 紫色のちょっとまとまりの無いふさーっとしたアイコン通りの髪。 身長154cm まな板。まな板であr((((((全力殴打 椎(シイ) + ... 年齢 286 性別 女 性格 おっとりとしていて、戦は好まない。 かなり言動は幼いのに加えてちょっと空気が読めない。 種族 『全てに取り憑くキノコの妖精』 キノコに関して究極的な知識やキノコを用いた技術を持っている妖精。 その身をもキノコで出来ているため、極端な寒暖や乾燥が苦手。 魔力もあまり持ち合わせず、身長も130㎝止まりなため 戦闘は他人に任せることになる。そもそも戦わないが。 使用主魔法 木 水 土(特に得意なのが木、水は若干苦手) 使用副魔法 木×水×土=キノコを生成および地面への植え付け 『何処まで飛び征く大地の精(きのこ) 我が願いを届けろ』 射程距離1m 生やして、植えて、根を張る。 キノコは超速でもしゃもしゃ生える。 どんなキノコでも、現存するキノコならば魔力の限り生やせる。 木×土=生成したキノコを植え付けて脳に侵食させる準備 『出でよ 我が従順なる僕』 射程距離1m、棒か素手かで触れれていないと発動しない。 鍬とかでも良い。とにかく触れていることが大事。 木×水=菌糸の侵食成長 『肉に宿りその身を喰らえ 我が従順なる僕よ』 射程距離3mまで、脳ではなくてもこの効果は少しずつ発動する。 あまり痛みもないがだんだんと神経を蝕む。 最終的に死へと誘う 木単=根を伸ばし槍のように攻撃できる 『根伸ばし柳、根を伸ばせ』 射程距離は1本につき1mほど 木×水=ドレインタッチ 根を伸ばして攻撃したまま根で触れていると、根が食い込み血液から養分を吸える あくまでこれは魔法による根の応用である。これ以上のことはできない。 木×土=キノコ間転移 生やしたキノコ、生えているキノコに自身の体を取り込ませて、 大地を通じて別のキノコへと移動を行う魔法。 1分(基本的には6ロル)の詠唱と3分(10ロル以上の)リキャストタイムがある。 戦闘用ではなく、移動用である。 使用装備 決まった家が無いためかなり丈夫で軽めな革製の旅人服 キノコで作られた(というか頭に生えてる)笠。 武器‐樫の木の杖(縦30cm、太さ2cm) 出身都市 ロックグランデ 239マシュ@カリン7月16日 14 46 その他 ウルフマウンテンの険しい山中。獣に食われることなく成長を続けた偶然な魔力を蓄えたキノコ。 長らく年月を越えたことで精霊、妖精のような存在へと進化し続け人型へと適応した。 人型へと成れたのはつい150年ほど昔の事、実年齢は286歳。 現身長136cm 体重32kg 胸は身長の割に大きい。 ピンク色のロングな髪に色白な肌、すべすべしていて非常に燃えやすく炎に弱い。 変化する前はマタンゴのように丸々キノコのようで実質魔物だったが ウルフマウンテンへと誘われた、冒険者の死体(とはいってもほぼ骨だが)を 喰らい、取り込んだ結果……少しずつだが人間の形をまねれるようになっていた。 だが、男の人間のような高身長ムキムキマッチョは身体が支えられず、歩くこともままならない。 そうして『女の』狩人ばかり、死体を食べて幾らか人間に似せた結果が今のこの状態。 生殖による増殖はできないため真似できない部分はいくつかあった。 が、それにしては人間らしい特徴は掴んでいる。 頭から生えていた笠は、キノコの生まれの名残である。 狩りなどはもってのほか、まともに戦えも働けもしない彼女は各地の平和なところを放浪している。 魔法はほとんど自らの特徴を用いているものしか使えない。 有用かつ戦闘にも応用できるのは脳みそにキノコを植え付けることくらいだろうか。 炎、金、氷に弱く 木、土、光に強い。 ニグラム + ... 年齢 23(見た目は女子中学生程度の容姿) 性別 女 性格 非常に押しに弱く過度なツン。一度ハマるとそれ以外にあまり手を付けない。 種族 無翼の半吸血鬼 使用主属性 火 木 使用副属性 火単『錯覚(イリュージョン)』 熱気による空気の歪みによって距離感を乱す魔法。 クールダウン1ロル 木+火『煙幕(スモーク)』 木の粉塵を爆発させる。毒性があるためマスク必須。 クールダウン3ロル 火単『火炎矢(ファイアアロー)』 速度に長けた魔法の矢。手の平の先に魔方陣を組み立てて射出する。 音はほぼ無いようである。威力は皮膚に刺さらないが若干燃やす程度。 ニグラムの魔法は火魔法を使うと周囲の熱と光エネルギーを奪い吸収するため少し暗くなる。 クールダウンなし 火+木『限界突破・偽(リミットブレイク・F)』 自身の身体能力よりも早く動く自身の人形を生成する。 武器から何まで木製なのに加えて距離を離せないのが弱点だが攻撃をすることは可能。 クールダウン2ロル 火単『限界突破・真(リミットブレイク・T)』 自身の呼吸を止め、魔力をフルに使用し集中して全身に流すことで 3ロルの間、何もしゃべれず痛覚が遮断される。 それに加えて常人にはできない動きや強い動きができるようになる。 基本的に炎は纏わない。 クールダウン その戦闘が終わるまで使用不可 火単『呪炎(カースフレイム)』 温度が非常に下がりにくい緑の炎魔法 水ではなく、魔力を注ぐと火が消える。 水を注ぐと大きく燃え盛り沸騰する。 クールダウンなし 火+木『掌握豪炎(サイジングマイティフレイム)』 炎の魔力を握り、圧縮し続けそれを前方に解き放つ。 火が消えぬようにと火傷防止に風を送る木属性も無ければ使えない。 異常な威力(耐性無し装備無しだと即戦闘不能程度)を持つが詠唱が必要。 炎や光を散々吸い取って放つため周囲への被害ががが… 「紅き炎よ、我が身体に眠りし修羅の力よ その力を解き放ち相対する敵を穿て!!」 使用装備 『炙月(セキゲツ)』刀身が常に紅く、その部分だけ焼けるように熱い刀。 切れ味は非常に鋭く、高熱も相まってか金属鎧は軽く切り伏せれる。 火の魔法と相性が良いようで炎を纏わせると刀が魔力を吸ってしまい火は消える。 しかしその分熱を持つのに加えて、切れ味が戻るようだ。 『夜烏ノ簪』日の光にわずかながら耐性を授ける簪。 月から降り注ぐ光を浴びるとその身に闇を纏う。 『黒の装衣』闇により深く溶け込める。 『くない』暗殺用具の一つ。 出身都市 ファイアカルテット その他 いつからか、『それ』を楽しむようになっていた。 生きるために今までしていたことは、今は軽い遊びになっている。 普段からそれには抵抗はなかったけれど、こんなにも楽しかったっけか。 ギルドによる重要指名手配、冒険者を襲い殺しては金品を奪い去っていく半吸血鬼。 山道や郊外、裏路地や街中だろうとお構いなし。 彼女には『男も女子供も関係ない』、ひたすらに奪う。 ギルドと足並みをそろえるつもりも当然無く、マイペース。 殺しては奪い、殺しては奪い、生産性のない毎日。 殺したときの背徳感、それだけのために。 「いや、本当にそれだけか?」 身長152cm。日光弱点、光弱点。火耐性 不明(名乗るときは『白騎士』と名乗る) + ... 年齢 不明であり自身でも知覚していない(そもそも数える気が無いが若そうな声) 性別 立ち振る舞いは男のようではあるが実際には不明 性格 平和を好まず、血生臭い仕事に首を突っ込みやすい。 その性格や仕事の残虐性からギルドでは軽蔑などの意を込めて 『黒騎士』や『処刑人』とも呼ばれる。 種族 人間 使用主属性 金 火の2属性 使用副属性 火単体 「纏火」 炎を纏わせるだけの魔法。 火の根元こそ温度は低くなるが炎が燃え盛る先端はとんでもなく熱い。 (根元120℃ 先端400℃)射程距離は半径2m クールダウンなし 火+金 「火炎塵」 魔法で生成した鉄の粉に炎を纏わせることで火花と共に騒音を立てられる。 当然炎の温度は高いし、びっしりとたくさん当たってしまえば大火傷間違いない威力。 射程距離5m、あんまり精度は高くないため追い込んでから使うだろう。 クールダウン2ロル 火単体 「浄炎」 温度は低いが、加熱することに長けた炎。 熱伝導性などに関わらず温度を上げられるので鎧を熱して蒸し焼きにしたり 洞窟を蒸し焼きにしたりとできる。射程距離半径2m、拡散しやすい。 金単体 「絶炎壁」 温度を非常に通しにくく、硬度を上げ、全身を包める代わりに呼吸口が無くなるため 1ロル間(およそ10秒)しか使えない防御魔法。クールダウン4ロル 炎+金 「金属精製」 より優れた金属を土や石から精製したり鉱石からインゴットを生成するだけの魔法。 火単体 「焼刻印」 斬った所から発火する、武器や鋭利なものに付ける呪文。 爆発までしないが、より傷を与えるだろう。 止血にも使えたりする。 使用装備 鉄の鎧(+白金メッキ) 白金?の兜(まず外すことはない。しかし本当に白金なのだろうか、 無理やりつかんだりして外そうとして外れそうにない。) 鋼鉄の剣(刃渡りが長剣ほど長すぎず、しかしダガーほど短くない。35cmほどの刃渡り。 かなり安物のようで、それに加えてかなり長く使っているようだ。傷だらけ。) 革鎧(鉄の鎧の中に着ている。装甲を破られたときに攻撃がが肉に触れないようにする保険) ☆炎のルビーの指輪 (自身の熱に対する耐性を上げる。炎を利用した攻撃に威力増加。 炎を利用してなければ岩を割れないくらいだが、炎を纏わせることで割れるくらいに。) 出身都市 ファイアカルテット その他 名前も素性も年齢も不明な、ふらりとギルドに現れては血気盛んにクリーチャーを狩りに行く謎の白騎士。 常に白銀色の鎧を身に纏っているため国の騎士のように見えなくもない。豪華な見た目である。 中の人間は男のような振る舞いだがどんな人間にだろうと顔を見せることはない。 なんなら人前では絶対鎧を取らないため外では食事にもいかない。 今までもこれからも『彼ら』を信じることはできない。 身長168cm(靴底も込みで)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2375.html
※注意 このページは『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』に同時収録されている『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』に関しての紹介になります。 メインとなる『なりきりダンジョンX』に関してはこちらのページをご覧下さい。 テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション 【ているず おぶ ふぁんたじあ くろすえでぃしょん】 ジャンル ロールプレイングゲーム ※こちらのタイトルに同時収録 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 1枚 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 クライマックス 発売日 2010年8月5日 定価 5,219円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 384KB以上(1ファイルあたり) レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、犯罪 廉価版 PSP the Best 2013年2月21日/2,667円(税別) 配信 【PSP/PSV】2013年11月28日/2,381円(税別) 判定 劣化ゲー ポイント 移植される度に劣化する完成度新キャラクターが追加も存在感が薄く、後付け感が目立つ戦闘システム・テンポが大きく改善も、難易度が上昇「過去の不具合は修正済み」と思いきや新たなバグあり 備考 『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』に同時収録 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク ※本作は『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』に同時収録されているため、一部を除いて『なりきりダンジョンX』とセットでの情報になっています。 概要 変更個所 シナリオ関連 新規パーティメンバー追加 既存ストーリーにおける変更 システムなど 戦闘関連 基本的な事項 操作系統の変更 新規追加キャラクター「ロンドリーネ」について 問題点 バグ・設定ミス 戦闘バランスの悪化 その他 評価点 総評 概要 『テイルズ オブ ファンタジア』(以下「ファンタジア」)の最新移植作。 『テイルズ オブ ファンタジア』の移植・リメイクはPS版、GBA版、テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション- (PSP版、FVE)、携帯アプリ版と来て5度目となる。 本作は単体での販売ではなく『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』(以下「なりダンX」)に同時収録されており、タイトル画面から選択することで遊ぶことが出来る。 本編にあたる『なりダンX』の前日譚であり、立場としてはおまけに位置する作品となるためか、過去に発売されたFVEとおおかた内容は同じである。 しかしながら、新キャラクターの追加、イベントの追加、戦闘テンポ/操作性の改善。不具合/バグの修正などが加えられており、実質FVEのマイナーチェンジと言える作品に仕上がっている。 変更個所 本作ならではの要素や変更点は主に戦闘システムと『なりダンX』で追加されたキャラクターである「ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ」にまつわる要素に集約される。 シナリオ関連 新規パーティメンバー追加 新キャラクターであるロンドリーネが仲間になる。 同時に彼女に関するイベントも多数追加されている。要所要所で加入および離脱を行うため、イベントには新規会話がボイス付きで収録されている。 恒常的に使える仲間ではなく、過去と未来で一時的に仲間に加わるというゲスト参戦的な立場。 すず同様、最終的にはパーティに入れて連れ回せるようになるが、ラスボス戦直前に永久離脱してしまう。(ただしこの最終離脱イベントはゲームクリア目前のタイミングで起きるため、イベントを起こす前にダンジョンを引き返せば固定メンバーとして引き続き運用することが出来る。) 既存ストーリーにおける変更 道筋を外れたエリアに向かおうとすると、今は行く必要のないとメッセージが出るようになった。 ワールドマップが広大で、旅の目的地が分かりづらい作風であることを考慮しての措置であると思われる。 冒頭(現在編)において、ストーリー上でクレスが単独行動するようになるまでは、ユークリッドの都方面に行くことが出来なくなった。 そもそも行く必要のないエリアであるため、ストーリー進行上問題はないが、これによってPS版およびFVEで見ることの出来た隠しフェイスチャット(後のシリーズ作品における「スキット」)の一部が見られなくなってしまった事を惜しむファンもいる。 この隠しスキットはクリア後に見られるスキット一覧にて閲覧可能。 ストーリー上のテキストの一部変更。 細かい部分が調整/加筆されている。ストーリー全体の流れは変わらない。 システムのチュートリアルにあたる部分は、より丁寧な解説が聞けるようになった。 ミッドガルズ空中戦の直前のセーブ箇所にて、準備が不十分の場合はセーブをしないように忠告が入るようになった(*1)。 FVEで指摘されていたスキット関連のバグ(口パクが動かないなど)は修正されている。 システムなど FVE(リメイク前)の問題であった、FVEおよび本作新録ボイスとPS版からの流用ボイスの音量差がおおむね是正され、音量の調整がしやすくなった。 ただし、料理実行時やアーチェの新録版「インデグニション」、新録版リリスの戦闘ボイスなど、一部の音量差は残っている。 リメイクが長年繰り返されているゲームなので、FVEの段階で指摘されていた、採録・経年による音声の変化に若干の違和感を感じる人もいる。 戦闘中の一部キャラクターのドット修正。 パーティキャラクターはFVEの時点で3頭身化しているが、新規かつ使用枚数の多いものに変更された。 頭と手足のサイズが見直され、モーションごとのなめらかさも増しているほか、チェスターの髪色(*2)や衣装などの細かな修正も見られる。 すずの児雷也(失敗モーション)やリリス(*3)のドットも3頭身に修正されている。 カスタムの設定項目の変更。 フィールドマップ上の表示方法に関する項目が無くなった。 リメイク前(FVE)では地形(山など)にキャラクターが隠れてしまった時、地形を透けさせる設定ができたが、無条件でプレイヤーキャラクターが隠れてしまう仕様になった。 新しく「ジャンプ待ち時間」に関する項目が追加された。 マニュアル時に方向キーの上を押した後、実際にジャンプするまでのラグを調整することが出来るようになった。 これにより、FVEまでのマニュアル操作時は方向キーの上を入れるとすぐにジャンプしてしまうために対空攻撃や方向キーの上に登録した技が出しづらかった点が修正された。 アイテム説明欄などのテキストの一部変更。 主なところでは売ったり捨てたりしてしまうと後々大変なことになってしまう装飾品である「デリスエンブレム(*4)」の説明文の文末に「売らずに取っておこう」と一言付け加えられた。 ただ注意文を加えられただけで、売ることも捨てることも可能な点に変更はないため、いっそ捨てることも売却することも出来なくしてほしいという声も。 戦闘関連 基本的な事項 戦闘がスピーディーになり、敵味方共に様々なアクションの速度が従来に比べておよそ2倍の速さになっている。 FVEまでは、"すず"にしか出来なかった通常攻撃3段が術者キャラクター含めて全員出来るようになった。 FVE以上に敵が攻撃的になった。 全体的に敵の攻撃が激しくなり、戦闘における難易度が上昇した。 素早い通常攻撃を持つ敵キャラクターには、ゴリ押しで打ち勝てない仕様になっている。防御で隙をうかがうなり、ステップでの裏回りするなり、効果的な対応が必要。 敵の編成によっては、度を越えて高難易度になってしまう場合がある。 物理攻撃を得意とする敵に挟まれようものなら間断なく両サイドから攻撃されるため、HPが0になるまで動くことも出来ず、手も足も出せずに力尽きることも起こりうる。 挟み撃ちで戦闘が開始される頻度はもともと高いため、挟撃された場合は最隊列を切り替えるか、後尾のキャラクターの作戦を「じぶんをまもれ」にするなどして対処しないと辛いケースがある。(敵の隊列を入れ替える技は獅子戦吼くらい) 難易度ノーマルであれば、レベルを上げたり装備を最新にすることで問題なく対処可能なレベルではある。 FVEまでは、戦闘中に味方への指示を2つまで出しておくことが出来たが、今回はアイテムの使用指示に限り1つのみとなり、アイテムの使用が完了するまで次の指示が出せなくなった。 術技の使用指示に関してはFVEまで同様に最大2つまで指示を出せる。 「術の使用→アイテムの使用」という順番での指示であれば両方出せる(*5)が、「アイテムの使用→術の使用」という順番で指示を出す場合は最初に指示したアイテムの使用が完了するまでは術技の指示を出す相手やアイテムの使用者としてそもそも選択出来なくなっている。 術の発動・演出で戦闘が止まらなくなり、更に中級以上の術の同時発動も可能となった。 これに伴って一部の術のエフェクトが変更されている。 操作モードの「マニュアル」が最初から選べるようになった。 これに伴い、FVEまであった「テクニカルリング(*6)」が「ステップリング」に変更された。 ステップリングは通常攻撃からステップに派生できるようになるという効果で、攻撃後の隙をキャンセルできるというもの。近年のテイルズシリーズの戦闘システムを流入させたもの。 技の後隙は消せない。あくまで通常攻撃のみ対応。 「コンボコマンド(*7)」が消滅し、「ステップフォース」が登場。 ステップフォースはステップ時にTPを5消費するが、ダメージを受けなくなるというもの。 これに伴い、クレスの称号「コンボマスター(*8)」が「ステップマスター(*9)」に変更されている。 クレスとクラースに秘奥義が追加された。 クレスには従来の「 冥空斬翔剣 (めいくうざんしょうけん)」の他に「 緋凰絶炎衝 (ひおうぜつえんしょう)」と「エターナルブレイド」が追加された(*10)。 クレスの称号「おうぎでんしょう(奥義伝承)」を獲得し、戦闘中にHPが最大から1/4以下まで減少かつTP(*11)が100以上残っていることが最低条件となり、更に秘奥義毎の条件を満たすと使うことが出来る。 冥空斬翔剣以外は使えるようになったアナウンスがされないため、条件を把握しておくことが必要になる。 クラースには「丸くて黄色いすごいヤツ(*12)」が追加された。 回復魔法だが、ものすごく性能が低く、あくまで自社作品とのコラボ及び宣伝を兼ねたネタ要素として見るべきであろう。 ロンドリーネには「デモンズランスレイン」が用意されている。 『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』よりも豪華な演出であるため、一見の価値あり。 それ以外のキャラクターには秘奥義が用意されていないが、『なりダンX』での秘奥義がそもそも『ファンタジア』本編では普通に出せる術技扱いなので致し方ないところもある(*13)。 クレスの秘奥義 技名 個別条件 冥空斬翔剣 上記最低条件を満たして「○+×+□ボタン」同時押し。 緋凰絶炎衝 鳳凰天駆系の奥義を全て修得し、かつ上記最低条件を満たして「右 or 左+○+×+□ボタン」同時押し。 エターナルブレイド 全ての時空剣技をマスター(*14)し、かつ上記最低条件を満たして「下+○+×+□ボタン」同時押し。 他のキャラクターの秘奥義 技名(使用者) 使用条件 丸くて黄色いすごいヤツ(クラース) 全ての精霊と契約した時に獲得出来る称号「サモンマスター」を名乗りつつ、戦闘中にHPが最大から1/4以下まで減少し、かつTPが100以上残っているときに「○+×+□ボタン」同時押し。 デモンズランスレイン(ロンドリーネ) 彼女に関するサブイベントを全てこなすと入手出来る武器「ドラグノフ」を装備し、戦闘中にHPが最大から1/4以下まで減少し、かつTPが100以上残っているときに「○+×+□ボタン」同時押し。 戦闘中の敵味方キャラクターの位置が解るレーダーが追加、大まかな状況が掴めるようになった。 敵味方共に術の詠唱中のキャラクターにはエフェクトが発生し、わかりやすくなっている。 ただし、あくまで味方と敵がどこにいるかというのが解るという程度で、操作キャラクター以外は味方は青、敵は赤で統一されており、アイコンには敵味方以外の情報がないため、混戦状態になってしまうと常にホウキで飛行しているアーチェ以外は「誰が」どこにいるかが解らないという問題点がある。 攻撃速度の高速化および通常攻撃3段が標準となった絡みか、物理攻撃によるダメージが若干減少した。 発動時に周囲に1ダメージが与えられた剛招来のダメージがなくなった。(*15) ただし、それ以外の性質は変わっていないので、一部の技と技を繋ぐコンボパーツとして使うことは可能。 術攻撃のダメージに関しては変更無し。 戦闘終了後のTPの回復量が増加し、FVEまでの全キャラクター一律で最大TPの5%分だったものから変更された。 クレス・チェスター・すず・ロンドリーネの4人は、隊列の先頭(1番)に置いた場合は最大TPの15%分、それ以外の場合は5%分回復。 ミントは最大TPの10%分、クラース・アーチェの2人は最大TPの5%分回復する。 戦闘非参加キャラクターは上の個別の設定を無視して一律最大TPの10%分回復するようになった。 レベルアップした際にそのキャラクターのHPとTPが完全回復するようになった。 ラストダンジョンでランダムで出現する死神から経験値を購入してレベルアップした場合はHPもTPも一切回復しない。あくまで戦闘によるレベルアップ時に限った話となる。 操作系統の変更 ※操作系統は主にPS版・FVEからの変更点を挙げている。 ※SFC版・GBA版は戦闘システムや操作周りに大きく異なる部分があるため、比較対象としては考慮しない。 FVEまではマニュアルか「ダッシュリング(*16)」を装備した上で左か右に同じ方向に2回入力で行っていたダッシュ移動が本作では基本仕様となった。 ダッシュ移動中は敵に引っかからずに移動することが出来るため、スピーディな移動が行えるようになった。 右か左に入力するだけでダッシュ移動をするようになったため、歩きでの移動は出来なくなった。 これによってダッシュリングが削除され、ダッシュリングが入っていた宝箱は一律で「ライフボトル(*17)」の入った宝箱に差替えられた。 突き攻撃が「下+○」から「左 or 右+○」に変更、「下+○」は敵を浮かせるジャンプ斬り上げ攻撃になった。 通常攻撃が3回攻撃になった。 ミントやクラースなど、術師キャラクターも3回攻撃可能。今作のAIはステップで距離調整をしながら近接攻撃してくれるので、背後から来たモンスターを迎撃してくれやすくなっている。 一方で、後衛のキャラクターとプレイヤーで敵1体を挟みこめば、一方的にタコ殴り状態にできてしまう。 「□+左 or 右」でステップ移動が出来るようになった。 一部キャラクターは通常の移動速度がかなり遅いため、ステップ移動を繰り返すことで「ジェットブーツ(*18)」並みに早く移動出来るようになった。 味方キャラクターもオートでステップしてくれる。術師キャラクターならステップで距離を取り、近接攻撃キャラクターなら敵の背後に回って攻撃を行う。これにより味方キャラクターの生存率が上昇した。 ステップリングを装備していれば、通常攻撃を出した後にステップ操作で出せる「キャンセルステップ」で攻撃の隙を消してステップ移動が可能になる。 ステップフォースを装備していればキャンセルステップが出来るだけでなく、ステップ自体がTPを消費する代わりに完全無敵でステップ移動が出来る「パッシングスルー」となる。 ステップは前衛・術者キャラクターを問わず使用出来るが、ホウキに乗って飛行しているアーチェだけは前進・後退と同じ動きとなっている。 隊列の向き入替が「R+上」になり、待機(STAY)が「R+下」で行える。 隊列の向きの基準は操作キャラクターが入替指示を出した時に向いている方向になるため、隊列の向きを入れ替える時は操作キャラクターの向きを一旦逆向きにする必要がある。 操作キャラクターの向きを変えないで向き入替を行った場合は単純に散らばっていたパーティメンバーを隊列で設定している形に整列させるといった案配になる。 FVEまで任意ジャンプが出来なかったセミオートでも元々ジャンプ自体が出来ない術者キャラクター以外は「□+上」でジャンプが出来るようになった。 技/術ショートカットの登録が4枠となった。 プレイヤーキャラクター含めた戦闘参加キャラクター1人につき1技だけ登録可能。 パーティの並び順から見て、1人目は「R+○」、2人目は「R+×」、3人目は「R+□」、4人目は「R+△」で発動となる。4枠技の画面で事前に登録することが出来る。 プレイヤー操作およびショートカットで味方の回復などの術を行う時は、Lボタンでターゲットを切り替えることが出来るようになった。 これにより、プレイヤーによっては全く活用されないショートカット機能が、簡易で分かりやすいものとなった。 プレイヤー操作キャラクターのショートカットは無操作(棒立ち中)にしか発動しないため、コンボ連携技として組み込むことは出来ない。 リメイク前(FVE)ではLとRボタン(2枠)に任意のキャラクターの術技を登録し、「同じキャラクターの異なる術技を登録する」「プレイヤーキャラクターの技登録数を疑似的に2つ増やす」ことも出来たが、本作は1人のキャラクターの複数の術技をショートカットに登録することは出来なくなった。 新規追加キャラクター「ロンドリーネ」について 『なりダンX』の登場人物で、2作の橋渡しとして追加されたキャラクター。 『なりダンX』では主人公のディオ達に並んでメイン級の扱いを受けているが、こちらではちょい役程度の扱いとなっている。 テイルズ オブ ファンタジアの後日談『なりダンX』において、クレス達と共に旅をしたという経歴を持つ女性キャラクター。 『なりダンX』出身のキャラクターなため、本作だけでなく『なりダンX』もプレイしないとキャラクターの背景が掴めない。 本作における彼女は、ダオスに会うため、未来(なりダンX本編)から過去にやってきたという設定である。 戦闘パーティーとして連れ回せるものの、基本的には"仲間"というよりも"同行者"という位置づけになっている。 彼女に料理を実行させることも出来ず、フェイスチャットも追加されておらず、名前も変更できない。 ストーリー上の彼女に関するシーンや、闘技場などの一部のイベントを除き、フェイスチャットや雑談には全く加わってこない。純粋な出番的な意味では空気と言わざるを得ない。 とはいえ、下手に既存イベントに関わらせると、場合によっては原作の雰囲気を損ねる可能性も出てきてしまうため妥当な措置と言えよう。PS2版TODにおけるリリス枠(隠しキャラ)と言えば分かりやすいだろうか。 しかし、戦闘メンバーという面では話が変わる。いそうでいなかった前衛/魔法両刀タイプであり、クレスに負けず劣らずの前衛としての活躍が見込める。今までの『ファンタジア』のキャラクターには無い、強い個性を持っているために総合的な存在感という意味では空気ではない。 隠しダンジョンにいる敵のビッグフットに効果的な対処法を持つ。 戦闘以外でのキャラクター付けという意味でもこれまた他のキャラクターとは一線を画す特色付けをされているところもある。 それ故、存在感は薄いのに、鼻にはつくという一見すると矛盾した状態となってしまっている。 改めて言うことではないが、彼女が存在していなくとも『ファンタジア』は1つの物語として完成していることは言うまでもない。 そんな物語に新たなキャラクターを加えた時点で、異物感という不評と隣り合わせの状態となってしまう。 だからこそ、作品の世界観や趣旨から浮いたり矛盾しないよう、描写の1つ1つにかけてまで作品への充分な知識と細心の注意を払って描いていく必要があったのだが、彼女の場合はストーリー上の絡みやサブイベントへの介入が総じて中途半端であるため、結果としてやりたい事だけやってササっと消えた…という物語から浮いていると言わざるを得ない印象となった。 タチの悪いことに、ロンドリーネの存在自体が世界観に対する矛盾を抱えている。 詳しくは『なりダンX』のページを参照してもらうとして、掻い摘んで言うと「普通の人間と変わらない姿だが、れっきとしたエルフの末裔である」という矛盾した設定である。 彼女の事情は『なりダンX』にて語られているが、どれも憶測の域を出ず、はっきりとは明言されないため、より謎を深める結果となった。 結果として、一部のファンから批判を生み、「制作陣が『ファンタジア』の良さ・雰囲気をまるっきり解っていない」「こんな基本的な設定も知らない連中に追加要素付きの移植を作らせていたのか?」といった意見が飛び出すに至った。 これらの点から、『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』は、あくまで彼女が未来から飛んで来たパラレルワールドの世界であると割り切る事を推奨する(*19)。 つまりは『なりダンX』で彼女を出すための下地作りで追加したに過ぎない、本来の『ファンタジア』の物語とは別物と割り切った上で本作はプレイした方が良いだろう。 問題点 バグ・設定ミス 強力すぎる「ファイアストーム」 複数の小さな火球と炎の嵐が組み合わさった中級魔術なのだが、今作では火球の1つ1つが炎の嵐と同等の威力になっている。このプログラムミスとしか思えない設定のせいで、(互いのステータスや耐性、火球の当たり方にもよるが)相場の2~4倍ものダメージを叩き出す。 しかも、炎の嵐は詠唱完了と同時に後方の戦闘エリア端から発生し、そのまま反対側の端まで届く上に縦幅も非常に長く、必中同然となっている。(*20) 上記の特性上、こちらが使えば圧勝、敵に使われると一発で全滅しかねないバランスブレイカーと化しており、この魔法を多用するボス「フラムベルク」戦にも多大な影響が出ている。(詳細は後述) ストーリーにおけるロンドリーネの扱い 詳細は上に書いたが、それとは別に、彼女に関するイベントは『ファンタジア』の世界観や物語的に小さくない違和感を催す内容になっているものが多い。 『エクリプス』『ドラグノフ』など、それまでの『ファンタジア』では示唆される事すら無かった新設定が取ってつけたかのように扱われ、本編とは完全に無関係な独白(主に彼女の父親絡み)を長々と続ける場面も点在し(一部場面ではクレス達も返答に困っている事もある)、冗長な割に本編と噛み合っているとは言えない。 彼女もこれらの設定についてよく分かっておらず、曖昧な言動や態度のままクレス達をなんとなく引っ張り回しているともとれ、本編中でこれらの謎が全く解けないままフェードアウトしてしまうのもあって評価は芳しくない。特に過去のダオス城攻略前、未来でのある一幕に関しては露骨な構ってちゃんアピールであるという批判がある。 加えて名前を変更できない、料理をさせられない、フェイスチャットに参加しない、既存イベントでは喋らないどころかほとんど姿も見せない等、半ば幽霊部員のような状態となっている。 それでいて、彼女絡みのイベントはメイン・サブ問わずフルボイスであるため、本編中での空気具合に釣り合わず上記の「異物感」を促進させる事となった。 それ故、プレイヤーによっては彼女の存在をポジティブに受け止める事が出来ず、「妙な所で出しゃばるだけの鬱陶しいキャラクター」「いない方が纏まりが良いシーンが多数ある」といった具合に捉えられてしまう。 その他 TPの最大値が上がる装飾品にバグがある。 レベルアップ or 戦闘非参加という条件を満たした時、戦闘終了時のTPは元の最大値までしか回復しない。それどころか、現在値が元の最大値を超えていた場合は逆に減らされてしまう。 決戦前夜イベントに修正漏れがある。 宿屋裏におけるミントとクレスの位置がOPアニメ準拠となった…が、とあるエフェクトの位置は変わっておらず、大事な演出であるにもかかわらず殆ど見えなくなっている。 ラストダンジョンのとある場所にある石版には元々あった「この階に隠し通路あり」の一文とセットで新たに「この部屋に隠し宝箱あり」の一文が追加されているが、そんなものは存在しない。 後に発売されたファミ通・キュービストいずれの攻略本でもこれに関する記述がなく、完全にないものとして扱われている。 実際にネット上などではこの追加された一文のせいで延々と存在しない宝箱を探し続けたという人もいるようで、そういう意味ではミスであったとしても悪質であると言わざるを得ない。 上記以外にも、新旧入り混じったバグがいくつかある。 本来のタイミングより早く「トレントの森深部」に挑める、「しんせいなまるた」の入った宝箱が透明化している、ロンドリーネ関連のイベントが想定外の順番でも発生するなど。 幸い、ゲームが進行不能になるようなものは見つかっていない。 戦闘バランスの悪化 従来の『ファンタジア』は中級以上の術のエフェクトにしても処理にしても、あくまで画面停止を前提にしてバランスを取っていた。 つまり、画面停止を排除するからには戦闘システムやバランスを根幹から見直さなければいけないはずだが、実情はただ止まらなくしただけに近い。また戦闘の高速化についても、敵味方を一律に素早くしただけとも言える状態。 上記の悪影響は広範囲に及んでおり、特に終盤~隠しダンジョンでの理不尽さが目立つ。 術関連の問題 術のエフェクトの中で多段ヒットするタイプの術は違和感が無いのだが、単発の術は一部エフェクトと同期が取れていない。 例えば、一定範囲に大爆発を起こしてダメージを与える大魔術の場合、爆発した段階ではダメージが発生せず、爆発のエフェクトが消えた段階でその時に術の攻撃範囲内にいた対象がダメージを受けるという処理となっている。 FVEまでは魔法発動とともに全キャラクターが一旦停止し、術のエフェクトが終わった瞬間に対象がダメージを受け、行動再開となるため何らおかしくなかったのだが、戦闘中に止まらなくなった本作では、詠唱以外でダメージ待ちの時間を抱えるものになってしまった。(*21) これにより、大魔法ほど待ち時間が長くなり、多段HITする初級魔法は敵を拘束するのに向くという差別化がなされたとみることもできる。 技の調整不足 クレスは前衛かつデフォルトの操作キャラクターということもあり、この問題が顕在化しやすい。 「襲爪雷斬」は落雷の画面停止がなくなった上で、エフェクト終了時に判定が発生するようになった。これにより、落雷が斬り下ろしの後隙をカバーする形となるため、連発すればTPが尽きるまでほぼハメ続けることが可能。 「秋沙雨」はフィニッシュ以外の突きが2ヒットするようになり、画面端での単体連発コンボも可能。 「虎牙破斬」は最終ヒット後の硬直が長くなっており、奥義でキャンセルしなければ容易に反撃されてしまう。 クレスの「殺劇舞荒剣」、チェスターの「屠龍」、すずの「五月雨」と「児雷也」は、発動演出中にも敵がお構いなしに動くようになった結果、従来と同じ感覚では使えなくなっている。 演出に伴い無敵が発生する点は同じだが、屠龍と児雷也(ブレス部分)は敵に割り込まれやすく、残る2つもコンボ・連携のパーツとしては使いにくくなった。 歩き移動が削除されたことによる弊害 これまでの『ファンタジア』の戦闘では、敵との距離が近い時は歩きで、遠い時はダッシュで間合いを調整することも重要であった。しかし、今作では一律でダッシュ移動になってしまったため、間合いの微調整が難しい。 「左 or 右を押している間はダッシュし続ける」「ダッシュ終了時に隙がある」「ダッシュと突き攻撃のキー入力が被っている」(*22)という仕様により、操作の癖がかなり強い。 敵にハメ殺される可能性が跳ね上がった 敵が攻撃的になったことで難易度が上昇した。 『ファンタジア』は他のシリーズ作品よりも攻撃を喰らって気絶しやすく、その効果も強烈(*23)である。また、仲間に治療してもらうまで行動不能となるマヒ・石化も厄介。にもかかわらず、それらの発生確率・効果は据え置きのまま、過剰に敵の攻撃性や動作速度を上げてしまった結果、一瞬の油断から嬲り殺しにされるケースが発生しやすくなった。 安定して前衛を勤めるために「ピヨハン」などが欲しくなるが、装飾品は1キャラにつき2枠のままなのが辛いところ。 また、飛行タイプの敵はのけぞりからの復帰が早まっているため、通常攻撃を当て続けるだけでも一苦労。 敵の跳躍力が急上昇したことで、クレス顔負けの大ジャンプを披露されることも。 加えて、挟み撃ちやバックアタック(所謂不意打ち)の状態で戦闘開始することが多いゲームであるが故、一方的に攻撃されるケースが頻発するため、この問題が厄介なものになってしまっている。 ボス「フラムベルク」戦は必ず挟み撃ちの状態で始まり、ボスとお供3体のいずれも前述のファイアストームを使える上に、ボスの攻撃性・機動力も上昇…と、今作の調整不足が集約されたような有様となっている。 当該ボス戦で運ゲーを避けるには、女性陣に装飾品「プリンセスケープ」を装備させるしかない(*24)。しかし、敵の攻撃が全て火属性である都合上、ボス戦がただの作業になってしまうという別の問題もある。 男性陣を起用する場合、30%の確率で無効化する「フレアマント」、ダメージを30%軽減する「こおりのおまもり」(*25)、ダメージを50%軽減するクラース専用の「ガーネット」で固めることになるが、それでも運ゲー寄りと言わざるを得ない。 上記のフラムベルク戦はセーブポイントのそばなので準備・再挑戦しやすいが、雑魚戦でもこういった状況が起こり得る。 終盤~隠しダンジョンの敵は攻撃間隔が極端に短い上に、こちらが近接攻撃を当てた後の硬直を狩られることも多く、敵が単体であっても油断できない。 ただでさえ打たれ弱いすずをタイマンでボコボコにしてくる「さすけ」(*26)、攻撃を当てても高度が下がらず飛びっぱなしの「フェニックス」、睡眠付きの貫通レーザーを撃ちまくる「バンシー」、超範囲の吹雪で前衛を援護する「ロボ」、上級呪文を高速詠唱する「ストームライダー」、ケルベロスとの挟み撃ちで袋叩きにしてくるボス「プルート」など、もはやプレイヤーの腕前だけではどうにもならないケースも。 ショートカットでの術発動待機が出来なくなった FVEまではショートカットのボタンを押し続けておくことで、詠唱完了済の術の発動を任意で調節が出来ていたのだが、これが出来なくなってしまい、詠唱完了即発動となってしまった。 これにより、FVEまでの発動待機を利用しての術を絡めたコンボが成立しなくなってしまい、術による援護を抜きにした…というよりは単独でのコンボレシピを組む必要が出てきてしまった。 一部のボスは術発動待機が出来ないと満足にダメージを与えられない(*27)ため、これまた難易度が跳ね上がる要因になってしまっている。 味方AIが劣化している 敵の攻撃頻度が上がった弊害で、棒立ちになっている味方キャラクターが気になる。 敵との距離を考えずに接近したり、プレイヤーの移動もお構いなしに敵に当たらない位置から延々と矢を放ち続けるチェスターが目立つ。 戦闘中に「R+上」と入力することで隊列のリセットとなり、味方の位置を調整することが可能。攻撃範囲外にいる味方はちゃんと攻撃可能な距離まで移動してくれる。 それ以外のキャラクターも、作戦を適宜入れ替えるのは勿論、使って欲しい術以外を使用禁止にするなど、設定を行わないと満足な戦力にならないことも少なくない。 本作の術による回復手段を一手に担うミントも、下手に回復以外の補助をさせようとすると回復して欲しい時に限って補助系の術の詠唱を始めたりなどするので、どうしても回復術のみを使う作戦に固定せざるを得ないことも。 その他 FVEからの代わり映えの少なさ 今作は実質的にFVEのマイナーチェンジであり、戦闘以外のグラフィック(ドット絵や3Dマップ)、メニュー画面のデザイン、既存テキスト、BGM、SEなどは相変わらずPS版からの流用のまま。 主な変更点である戦闘グラフィックも、パーティメンバーの新規3頭身ドット、リリス及び一部の敵モンスターの3頭身化、術の新規エフェクトなど小規模に留まっている。 依然として多くのキャラクターが2頭身のままであるため、3頭身のパーティキャラクターと並び立った際の違和感は強い。また、モンスター図鑑に表示されるグラフィックも2頭身のままとなっている(PS版の図鑑システムを丸ごと流用しているため)。 FVEで指摘された「フルボイスエディションなのに、ボイスが無いイベントがある」という点は補完されていない。 戦闘以外のシステムはPS版とほぼ同じであり、号令、オート料理、イベントシーンのスキップといった機能刷新は特にない。 ソフトリセットと「どこでもロード」の両方があるのに中断セーブはできない、というFVEの妙な仕様も据え置きとなった。 キュービストより発売されている攻略本のスタッフインタビューにおいて、本作に関しては「バンダイナムコゲームスから提示された納期が非常に短かった」などの制作元であるクライマックスのスタッフの発言から、いかに短期間で仕上げるかが最優先事項であったようだが、それがそもそもおかしいと言わざるを得ない。 本作が『なりダンX』のおまけ扱いであるとしても、『ファンタジア』自体もまた1つの作品である以上、まして今回は戦闘システムの変化や新キャラクターの追加等、従来の『ファンタジア』の抜本的な部分へのテコ入れも行うとあれば、寧ろ今迄以上に余裕のあるスケジュールの元しっかり腰を据えて制作するべき筈である。 取得グレードが多すぎる シリーズ他作品では一度の戦闘で小数点以下~一桁しか得られなかったグレードであるが、リメイク前(FVE)では数百ポイントもの膨大な量を取得できる仕様となり、クリア後に様々な引継ぎや特典要素を購入できるグレードショップで全ての要素を購入してもなお余り、それ以外にグレードの使い道が無いという問題点が発生していた。 本作では取得グレードが1/10に減らされる措置が取られたが、それでも他作品の10倍以上の数値のため、依然として供給過多のままである。 それ以外のグレードの使い道も追加されていない為、こちらも取ってつけた修正という感が否めない。 評価点 秘奥義の演出 戦闘の高速化もあってテンポも良く、秘奥義は敵の重量の影響(*28)も受けずに敵に攻撃が出来るようになったことで使い勝手も良好。 従来より敵からダメージを受けて瀕死になる場面が多いため、HPを減らさなければ発動できない秘奥義自体を使う機会も大幅に増えた。 更に秘奥義のエフェクトや演出も非常に派手になっており、まさしくとっておきの一撃とも言え、加えて、そもそもの威力が大きく跳ね上がっているのもその印象を与えるのに一役買っている。 ロンドリーネの秘奥義、「デモンズランスレイン」も『なりダンX』ではただの矢印などと揶揄されたが、非常に迫力のある見た目にも格好いい技となっている。クラースの秘奥義も実用性はないが一度は見ておいて損はない演出が用意されている。 (戦闘に限って言えば)ロンドリーネが追加された 戦闘スタイルが前衛にも後衛にも対応できる魔法剣士タイプであるため、既存のキャラクターとはまた違った新鮮な感覚でプレイすることが出来る。 リメイク前は、壁になる前衛職がクレスしかおらず、魔法職を守るような戦い方を強いられてきたが、今作では前衛を二人組み込むことが出来、大きく戦術が広がった。 前衛2人で左右の挟み撃ちに対処したり、物理アタッカーを4人にして無双するなど、従来の『ファンタジア』とは全く異なる戦術も可能になった。 ただし、加入時期が制限されている上にラスボス戦前に永久離脱してしまうため、全員が揃う終盤までパーティ編成の楽しみを待たされるのが痛いところ。 永久離脱のタイミングをあらかじめ把握しておけばやり込みプレイに支障をきたすことはないのが救い。隠しダンジョンにも連れていくことが出来る。 1つのゲームとしてはかなり高い完成度 細かい変更点はあるものの、UIはFVEからほぼそのままなので、基本的にはリメイク前の名作『ファンタジア』と同様に遊ぶことが出来る。 グラフィックや音響関連は前作に引き続き高いクオリティを維持しており、かつてストレス要因であった要素や、戦闘テンポも改善されているため、今から「ファミコン版」「プレイステーション版」のファンタジアを遊ぶより、ずっと快適に遊べる。 もちろん、本作が初めてプレイする『ファンタジア』であっても一応は楽しめるだろう。リメイク作ということで過去作を知るプレイヤーからは数多くの指摘があるものの、プレイが困難になるような致命的かつ再現が容易なバグは一切ない。 ただし、いずれにしてもプレイする上で一番影響が大きくなるであろう戦闘周りの様々な理不尽さを「許容」あるいは「対応」出来ればという前提条件はどうしても付いてきてしまうが……。 より攻撃的になった戦闘 戦闘システムは数ある『ファンタジア』の中では最もテンポよく進展し、やりごたえのある戦闘が味わえる。 味方パーティのAI面で前作より若干譜面を感じるが、きちんと作戦、指示を構成することで解消することが可能。 技・魔法の仕様変更により、こちらの攻撃面が少しだけ弱化したが、致命的なほど弱体化したわけではなく、きちんと育成すれば十分すぎるほど強くなる。上手く立ち回ってやりごたえのある戦闘を楽しむことも、装備を完璧に整えてこちらが一方的に勝つことも可能なバランスである。 中級魔法が発動しても自由に動ける事を筆頭に、ステップ移動や通常攻撃回数の増加、ジャンプの仕様変更等、戦闘時における操作の自由度自体は大きく向上しており、元がSFC時代のゲームであるにもかかわらず、ある程度は昨今の2Dテイルズシリーズ作品の感覚で戦う事ができる。 戦闘テンポが速くなったことで、従来のテイルズ作品(TOD / TOG)のような立ち回りが楽しめる。 一方で、敵の攻撃頻度が上がったため、戦闘難易度が上昇した。 敵の攻撃に合わせて、ステップ(裏回り)や防御で対処すればいいのだが、アクション慣れしていないプレイヤーには、息つく暇もない負担が強いられることも。 「ぬるすぎる」とまで評された初心者向け難易度のPS版とは打って変わり、敵の編成によっては理不尽にハメ殺されるケースも珍しくなくなった。 特にラスダン、隠しダンジョンは顕著であり、怯まないタイプの雑魚敵に左右から挟まれると、防御すらできないまま戦闘不能まで持っていかれることが起こりうる。 引き継ぎなしの難易度マニアともなれば、ミントと共に地下牢を脱出した先でクレイデーモンに突き殺される、地下墓地ですさまじくタフなゴーレムに殴り殺される、デミテルの館でボスパーティの術に圧殺されるなど、序盤から地獄を味わうことになるだろう。また、一部ボスが強すぎて隠し武器を入手できない可能性も出てくる。 結果的にSFC版が持っていた、殺るか殺られるかの尖ったゲームバランスに回帰したと言える。PS版準拠の仕様で雑魚戦すら気を抜けば全滅する緊張感が味わえる点を好意的に見る向きもあり、独特の爽快感があるのも確かなのである。 ただし、高難易度という意味では大元であるSFC版も同様なのだが、本作の場合は調整不足・大雑把な魔法の仕様変更での難易度上昇を内包した産物であるため、戦闘評価の高い作品に見られる細かなバランス調整や緻密な仕様によるものとは別物である事を留意して頂きたい。 総評 スーパーファミコンから続く作品『テイルズ オブ ファンタジア』に、近代テイルズシリーズの要素、戦闘のシームレス化などを施し大きくテコ入れがなされた作品。 グラフィック、音響、操作性など、現代のプレイヤー層のスタイルに合わせた最低限の調整実装はなされており、今から『ファンタジア』を始めたい人にお勧めするには十分の出来である。 新キャラ「ロンドリーネ」に関しては、『なりダンX』をプレイすることが前提で生み出されたキャラクターであるため、本作単体では介入が薄くキャラの全容が掴めない点は気になるものの他のキャラクター達と打ち解けており、特別不快感を煽られるようなキャラクターではなく、一定の人気も得ている。 彼女の戦闘スタイルに関していえば、『ファンタジア』において足りなかった前衛ポジションをカバーする立ち位置に落ち着いたのは評価出来る。 その一方、独自のテコ入れ全般でも非常に作り込みの甘い面や新たなバグの存在があり、PS版『ファンタジア』以降で改善してほしかった点が悉く放置されたままになっていたり、『ファンタジア』を知れば知るほど中途半端さが透けて見えるつくりになっているのが非常に気になる作品でもある。 そもそも、本作で変更した点を考えるならば、それこそSFC版からPS版へのリメイク以上の手直しをする必要があったにもかかわらず、相変わらずPS版の移植に頼っていることでビジュアル・UI面のどれにおいても古臭さが拭えない。 ただ、なりきりダンジョンXと二作同時収録しなくてはならなかった点、味方側のグラフィックだけ新規で描き起こされている点など見るに、こちらの作品のグラフィックまで一からすべて描き起こすには時間的のも予算的にも不可能だったのではないかと思われる。 本作は『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』の同時収録であるが故、世間の認知度が低いのも惜しい点である。
https://w.atwiki.jp/ryo1228/pages/25.html
クレスにキャラを合わせて素早く←→←と入力するとP版クレスに変化。 基本的にクレスと変わらない。剣が違うだけ。 コマンドはクレス参照。 ただし、秋沙雨系の技のみが性能変化している。 通常のクレスだと最後に飛び上がるが、旧ファンタジア版だと飛び上がらずに突き飛ばす。 以下 通常と違うモーション。(追加 鳳凰天駆 原作通り、後ろにではなく前へ上昇する。これで派生する奥義も同様。 虎牙破斬 原作通り4HITする。通常版は2HIT。 秋沙雨 ↑参照。 閃空裂破 これで派生する奥義が通常とはモーションが多少異なる。(原作寄り?) 獅子戦吼 原作通り、腕から出す。(通常は剣から?)これで派生する(ry 空間翔転移 原作通り、最後の切り上げの後、空間転移で後ろに下がる。
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/4415.html
仙酌絶唱のファンタジア/ 博麗神社例大祭コラボユニット 「せんしゃくぜっしょうのファンタジア」 原曲・各担当は楽曲情報詳細を参照。 東方Projectが20周年を迎えた記念もあってか、2016/07/03に東方アレンジのライブイベント「 博麗神社うた祭 」が開催。 「~つなぐ・つながる東方!解禁!!~」をコンセプトに、博麗神社例大祭の主催・博麗神社社務所が主体となって、 うた祭に参加した音楽サークル(Alstroemeria Records、A-One、岸田教団 The 明星ロケッツ、COOL CREATE、豚乙女、幽閉サテライト)でコラボしたアレンジ楽曲。 楽曲の一部を5/8開催の博麗神社例大祭のアフターステージにて公開録音したコーラスが加わり、完成版となった。 曲名の考案及び、最後の「せーの」の声は東方Projectの原作者ZUN 。 マスタリングには、Shibayan?(Shibayan Records)が参加。 フル版は博麗神社うた祭の参加者特典に付属CDに付くとのこと。 ジャケットはうた祭のフライヤーイラストも兼ねている。 『MÚSECA 1+1/2』・『太鼓の達人 レッドVer.』・『シンクロニカ』・『GROOVE COASTER 3 LINK FEVER』にも収録され、『CHUNITHM』にも2017/05/25にようやく収録された。 2017/06/10にyoutubeに改めて公式で投稿され、歌詞も正式なものが出た。 https //www.youtube.com/watch?v=5TPQ_8H5pF0 ちなみに、2016年6月7日(火)~2016年6月18日(土)23 59の期間でムービーに使用するイラストの募集も行われた。 Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 05 0765 160 III65 東方アレンジ まさる.jp Megacycle ADVANCED 10 1047 EXHAUST 15 1721 総合 Lv変更[EXH]:14→15(2016/12/21) +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 2 中 2 弱 1 逆詐称 0 動画 [部分編集] 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります [EXH]いわゆる東方EXボス(+α)メドレーで、原曲ごとに少しずつ譜面傾向が異なる。特にネクロ地帯のTYCOON箇所、ネイティブフェイス地帯の片手・ダブルレーザー、紅い夢地帯の連続直角は適正だと初見で戸惑うので注意 -- 名無しさん (2016-09-07 03 03 10) 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]、[ bgcolor(#fda){GRV}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/reverse_fantasia/pages/40.html
アレクト・ノーア + ... 年齢 19 性別 男 性格 自由奔放、平和主義 種族 転生者 使用主魔法 水、木、金 使用副魔法 アルラウネの加護(木、水) 最大直径50m圏内にある植物を成長させる。 範囲が拡大するほど効能は弱くなり、種を発芽させたり少し成長させる事しかできないが10m圏内まで抑えればその範囲内を草木で覆い茂らせることも可能。 また、指定植物のみを成長させる事もできる 錬成(水、金) 複数の物質を合成し新たな物質を錬成する 還元(水、金) 物質をその構成物に分解する ヒール(木) 打撲、捻挫、そこまで深くない切り傷や火傷などを治癒させる事ができる。 最大出力でなら骨折や内臓の損傷も治癒させることができるがクールタイム(10コメ)がつく 使用装備 ナイフ 普通のナイフ マジックボックス めちゃくちゃ物の入るバッグ その他 名もなき錬成師のショタ。 人に対する感受性が強く、隠し事もすぐに勘づく。また、一度見たものはほぼ確実に暗記するという驚異的な記憶力を持っている 趣味は園芸でかなり多くの草木を育てており、世間的には貴重とされる薬草なども栽培している シド + ... 年齢 14 性別 男 性格 自由奔放、自ら戦闘は行わないが戦闘時に慈悲は掛けず一瞬で切り捨てる。 種族 獣人 使用主魔法 火、水、木 使用副魔法 自然の息吹(火×水×木)周囲の自然現象の強さや速度を変更する 灼熱(火+木)あたり30m以内がかなりの高熱に包まれる。やけどはしないが熱くて行動が鈍るだろう 水霊の神木(水×木)周囲の植物を急成長させる。 精霊の祝福(自然の息吹×水霊の神木)周囲の生命体の損傷が回復する、自身は適応外 風(木)周囲に風を発生させる。強さや速度は自由。これの応用で竜巻(10ロルほどで消失)も可能 爆発(火+水) 使用装備 Killer’s knife 切れ味のいい小型ナイフ。常にシドは携帯しており、かなりの量がある 死霊の大鎌 魔法を通すことができる大鎌。 出身都市 ? その他 各地を旅する獣人の少年。チームワークを嫌い、他人と深く関わることをしないため常に推測という範囲でしか情報がない。 戦闘に関して非常に知識に長け、またそれを実行する身体能力と決意を持っている 転生者のことはよく思っていないらしい ”チームで動くということは、いつ何時裏切られたとしても問題ない、やっていくことができるという意思を持った者たちの行うことだ、その意思もない奴らと戯れ生半可な一生など終える気になれん”(有る時にしつこく仲間に引き入れようとされた時に呟いた言葉) ?(本人は酔と名乗るが正式名は不明) + ... 年齢 18歳程度 性別 男 性格 道徳的不良(?) 種族 転生者 使用主属性 火 金 木 使用副属性 烈火(火、木) 風 (火、金) 暴風(風、烈火) 使用装備 メリケンサック 出身都市 ロックグランデ その他 自身の事を酔と名乗る謎の青年 不良ではあるが道端にいるお婆ちゃんを助けてたりとかなんか色々不良っぽくない() 戦闘時には何故かメリケンサックとか魔法があるのに取り敢えず素手で始める。 本人曰く、 素手での戦闘はすべての原始であり最も流麗な最高の美学である との事 因みに素手でも異常に強い 勿論メリケンサックつけたらもはや破壊的 でも魔法は制御が難しいらしく使いたがらない 使用魔法 肉体強化【暴風×烈火】 劇的に筋力や反射神経、脚力や動体視力が高まる。
https://w.atwiki.jp/reverse_fantasia/pages/56.html
黒柳 綾文 + ... 【性別】女 【年齢】18 【性格】普段は感情の起伏を見せない。心を開いた相手には情緒不安定になることも。 【種族】転生者 【使用主属性】木 金 水 【使用副属性】木×金=鋼の糸 水×金=電気 【使用武器】自作の大小様々な刃物。近接戦で用いるものや遠距離から飛ばす用など。 【出身都市】アクアガルデ 【その他】表の世界では自宅のベランダから転落死を遂げた少女。そのことを思い出してしまうからか、高いところを苦手とする。刃物作りは生前の父親の趣味。手伝わされたため覚えたのだそう。とくに好きなわけではないが、技術だけはある為切れ味は抜群。そんな彼女の趣味はハーブの栽培。こちら側では菜園を作り、そこでハーブを栽培している。お気に入りはローズマリーのハーブティー。甘い香りと強い酸味のギャップが癖になるのだそう。この菜園、うっかり泥されないようにと、よく研がれた鋼の糸が張り巡らされている。反射で目視確認しにくい上に、うっかり触れようものならスッパリ行ってしまうような危険極まりないものだ。 ハーブについて詳しいだけでなく、料理、アロマ、香水についても詳しい。現在は小さなカフェを営んでいる。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2374.html
『修正依頼』が出ています。依頼内容は、罵倒に満ちた感情的極まる記述の修正です。対応出来る方がいらっしゃるなら宜しくお願いします。 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX 【ているず おぶ ふぁんたじあ なりきりだんじょんくろす】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 真実と向き合うRPG) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ナムコ・テイルズスタジオ 発売日 2010年8月5日 定価 5,219円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 544KB以上 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、犯罪 廉価版 PSP the Best 2013年2月21日/2,667円(税別) 配信 【PSP/PSV】2013年11月28日/2,381円(税別) 判定 シリーズファンから不評 劣化ゲー ポイント 原典から満遍なく改悪された内容ファンからは満場一致で黒歴史単体で見ても完成度は低いシリーズ史上最低最悪のキャラ「アルベルト」 テイルズ オブ シリーズ 概要 特徴 問題点 戦闘関連 シナリオ キャラクター面 ロンドリーネについて エトスについて アルベルトについて 最悪の後日談 その他の問題点 評価点 総評 余談 同時収録・テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション 概要 ゲームボーイで発売された『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』(以下「原作」と表記)をPSP向けにリメイクした作品。 第1部のボス戦後の問いかけ以外にセリフがなかったディオとメルにセリフを用意したり、戦闘システムをシリーズと同じアクションのものにしたり『テイルズ オブ ファンタジア』との橋渡しの役目を持つ新キャラクター・ロンドリーネの追加などが行われている。 また、原作および本作のシナリオは『ファンタジア』本編を前提としているため、『ファンタジア』を未プレイだとシナリオが理解しにくくなっている。 そのため、『テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-』の戦闘システムを洗練させた『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』を同時収録している。 原作は暗く重いながらも練り込まれたシナリオが高く評価されたが、戦闘システムはハードの制約もあってシリーズ恒例のアクション要素の強いリニアモーションバトルシステムからターン制に近いものとなっていたため、戦闘システムを改良したリメイクが望まれ続けていた。 満を持してのリメイクとなった本作は、多数のシリーズ作品にキャラクターデザイン・作画監督として携わる松竹徳幸氏自身がアニメーション監督を務め、背景スタッフはスタジオジブリの作品やアニメ版『時をかける少女』に関わったスタッフで制作されている。 その一方で、開発スタッフの上層部(ディレクター・シナリオライター等)には、原作及び『ファンタジア』本編の開発に携わった人間がほとんどいない(2人いるプロデューサーの岡本進一郎氏のみ原作と同じ)。 また、担当プロデューサーは『テイルズ オブ バーサス』で悪い意味で名を広めてしまった大舘隆司氏であった。 そのため「原作に沿ったシナリオやシステムはしっかり再現してくれるのか」「余計な要素を加えてどっちつかずな出来にならないか」と、発売前からファンの間で不安がられていたのだが、その危惧は案の定この上もない形で的中してしまい、ファンからの多大なる怒りを買うこととなった。 一応、戦闘仕様を評価するプレイヤーやX新規のGB未経験プレイヤーにはそれなりに受け入れられたが、それらの層からすら嫌悪される要素も多々ある始末で、単体としても微妙としか言えない作品となってしまった。 特徴 システムは『テイルズ オブ ハーツ』(*1)のそれをさらに進化させている。 本作では術技発動のパワーソースとして「エモーショナルブレイブゲージ (EBG) 」を使用する。このゲージはキャラクターの感情の変化を表したものであり、ゲージが高いと攻撃力が上昇、防御力が下降し、ゲージが低いとその逆となる。ゲージは攻撃を当てたり、ガードをすることによって上昇し、術の使用により減少する。ゲージが100%を超えた状態では「オーバーブレイブ」が発動でき、これにより攻撃力上昇などの恩恵が得られ、秘奥義(いわゆる必殺技)を発動できるようになる。 『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』にあった仲間モンスターの要素もあり、特定のコスチュームでモンスターと戦うと、戦闘終了時に一定確率でそのモンスターを仲間にできる。 モンスターは戦闘メンバーとして使用可能であり、モンスターだけのパーティを組む事もできる。 問題点 戦闘関連 今まではTP回復効果を持つアイテムだったグミが、本作ではEBGを増加させる効果になっている。 つまり、自分は攻撃しつつ他の仲間にグミを使ってもらう事で、常にゲージを100%以上に保ててしまい、他シリーズ作品以上に秘奥義の連発が可能になってしまっている。 この結果本作を「グミゲー」と呼ぶプレイヤーもいる。 参考までにTPが存在しない他のシリーズ作品にはTP回復グミの互換アイテムはなく、HP回復グミしか存在しなかった。 キャラクター間の強弱バランスが極端であり、コスチュームをマスターして覚えるスキルが揃っていれば、最終的には主人公「ディオ」と「メル」の圧倒的な2強となる。 秘奥義の演出が全体的に地味。 同時収録の『クロスエディション』に比べると、初動が遅く、動きやエフェクトもあっさりしている。 中でもロンドリーネの使う秘奥義「デモンズランスレイン」は通常技とさほど変わらない見栄えである。ダオスの使う秘奥義「スーパーダオスレーザー」も従来と比較すると明らかに演出が劣化している。 『ファンタジア』のキャラにも秘奥義が搭載されている(*2)が、残念ながらチェスターとクラース以外は既存の術技を秘奥義扱いにしただけの手抜きである。 しかも秘奥義になってしまったため普通の術技として使う事ができない。そのため前日譚である『クロスエディション』では使えたはずの技が何故かその後日談では普通に使えなくなるという珍妙な事になっている。 また、PS版などでは秘奥義相当の特殊な奥義として扱われていたクレスの技「冥空斬翔剣」と、一定条件を満たせば習得出来た技「殺劇舞荒剣」が正式に秘奥義に設定されている。 しかし、冥空斬翔剣の原点となる発動ボイスはデフォルトでは聞けず、発動に合わせたプレイヤーの操作が必要。 全ての敵がのけぞりにくく、爽快感が味わえない。 こちらの攻撃を数発耐え、場合によってはそのまま反撃してくる。 この攻撃を与えても怯まずに行動できる特性は過去テイルズシリーズでも見られ、「鋼体」と呼ばれている。 それでも他作品では精々ボスクラスと、一部の大型雑魚敵が持っているにとどまっていた。しかし本作ではほとんど全ての雑魚敵が鋼体持ちとなっているため、爽快感が損なわれている。 戦闘システムの基盤となった『ハーツ』でも鋼体持ちの雑魚はそれなりの割合で登場したが、本作のように著しくテンポを崩す程にはなっていなかった。 原作にあったなりきり服が本作では作れない。 『ファンタジア』キャラのなりきり服や、「つりし」や「商人」など戦闘に向かないコスチュームが軒並み削除されてしまったことが、原作ファンから非難を呼んだ。 『ファンタジア』パーティメンバーのなりきり服が削られたのは、彼らが本作では仲間(戦闘メンバー)として加入するためと思われる。 原作では戦闘に不向きだった非戦闘系コスチュームも頼まれ事などのイベントで必要になり、戦闘以外でもディオ達のなりきりの能力を活かしていたのだが、本作ではごっそり削られてしまっている。 もっとも、戦闘が複雑化した本作で原作のような大多数のコスチュームを用意するのは明らかに無理があり、また戦闘に力を入れているからこそ下手に非戦闘系コスチュームを入れられないと見る事もできる。 とはいうものの、それならそれで戦闘時には使わないイベント用キーアイテムとして導入する等はできたはずで、何よりコスチュームの主な入手法が『服屋で作成する』→『ダンジョン内に無造作に落ちている』と変更されており、もはやなりきりやコスチュームといった設定ではないほうが自然なシステムに成り果ててしまったのは残念がられることが多い。 クルールの最大の特徴であった成長する事により姿を変えると言う要素が無くなった。 原作ではパーティメンバーはディオ・メル・クルールの3人組だったが、本作では『ファンタジア』のパーティメンバー6人と新キャラクター・ロンドリーネも参加し、最大4人までで戦闘を行えるため相対的に影が薄くなってしまった。 覚えるスキルや技の性能と数のせいで他のパーティキャラと比べても若干弱いため存在感の薄さに拍車がかかっている。 その代わり新たにチェインパートナーという、操作キャラクターに変身して同時攻撃を行うシステムが追加された。しかし残念ながら使い勝手が悪いためほとんど使われない。 シナリオ 大筋そのものは原作と同じだが、その描写等はほぼ別物と言っても良いくらいに改変されている。 原作はシリーズの中でも重く哲学的要素に富んだ独特な作風だったが、本作では打って変わってかなりライトな作風となっており、加えて所々説明不足が目立つようになってしまった。 原作はシリーズでもかなり尖った異色な作品であったが、その尖った異色さが何よりの魅力だった。そのため、その個性を必要以上に削り、最近のシリーズの不評な面を反映させたような作風になったため芳しくない評価を受けることとなった。 また、上に書いたように『ファンタジア』本編のキャラクターも戦闘で使えるようになっただけでなく、シナリオに深く絡むようになった事も「本編エンディングでの別れが一気に軽々しくなった」という批判に晒される事に。 クレス達はエターナルソードという自由に時間転移できる術を持っていたが、クラースはそれを知った上で「私は、もう二度と(100年後に生きるクレス達とは)会えないな…」と言っていた。これは、ダオスの争乱をきっかけに時空を越えて一堂に会していたメンバーが夫々の時代に戻る事で、本来あるべき関係に戻る事を望んでいたからである。 彼が自分だけを指してこう言ったのは、彼と同じ時代に生きるアーチェは人間より長命なハーフエルフの為、100年経過した現代でクレス達と再会出来る可能性は十分にあり、50年後の未来に生きるすずもクレスたちの年齢から同じく存命のうちに再会出来る可能性があるが、クラースは間違いなく亡くなっているあろう事からである。 つまり、二度と会えない、今生の別れだからこそあの離別のシーンが光るのである。本作の仕様はそれを台無しにしていると言われても仕方がないだろう。 一部高い評価を受けていた「たのまれごと」も大幅に削減、正確にはごく僅かがサブイベントとして残っているだけで、このシステムすら無い。そして数少ない残った部分すら悉く改悪しているのである。 特に悪徳商人ボエボエのイベントは、原作の面影も無い淡白でさほど印象に残らない代物になってしまった。 原作では重い内容ながらも非常に評価の高いイベントだったものの、本作のそれは原作のファンはおろか、新規プレイヤーですら首を傾げてしまう内容になっているため、原作ファンからは「こんな有様ならイベント自体を削除してくれたほうがマシ」という批判も。 最後にボエボエと会話する場所のBGMが「陽気な熱帯地帯」をイメージさせ、さらにイベント中ずっとそのBGMがかかりっぱなしである。会話内容とまったく合っていない。このイベントは原作の言わばもうひとつの本編もしくは裏のシナリオといってもよいイベントだったのだが…。 原作にあったヴァルハラ村や魔鏡の間などの鬱要素や哲学的な台詞もかなり緩和または削除されている。 鬱ながらもファンから高く評価された一部の「たのまれごと」や、難しくも深い哲学的な問いも原作の特徴の1つであった。 原作ではプレイヤーが親代わりであり、双子に対して道徳や倫理観を教育する立場であるため、基本的に「答えは自分で導き出せ」というスタンスのゲームである。よって明確な答えを用意しない、哲学的であることに意義がある。それらの一部を排してしまったことで、物語の深みが無くなってしまったという評価を受けている。 ちなみに、原作のシナリオライターは開発室にて、主人公についてディオとメルではないある人物だと発言していたが、本作のシナリオライターは開発室にて「主人公はディオとメルです。」とはっきり発言した。 どのような意図でこのような発言をしたのかはわからないが、本作のクオリティの低さ故「原作の趣旨すら理解していない」と取れる発言になってしまった。 細かい矛盾点など 精霊のグレムリンレアーは作中、かつて『ファンタジア』でクラースの口車に乗せられて契約した事を口にするのだが、本作でグレムリンレアーと出会うのは『ファンタジア』で契約した時代(すずの時代:未来)の約50年前(クレスの時代:現代)で、この時代のグレムリンレアーはクラースと契約どころか出会ってすらない。 キャラクター面 ディオ達の過去に絡む重要な位置にいる人物の人格が悪い方向に変更されている。本作で新たに追加されたキャラも多いが、彼らについての評価も芳しくない。 この重要人物は原作では主人公のディオとメル同様双子という設定であったが、本作では設定の変更を受け赤の他人となっている。 これは原作の根幹に関わる部分で、双子から他人にする必然性は今作だけを見ても一切無い為、典型的な改悪だと猛烈に非難されている。 シナリオの改悪による影響を最も受けたのは主人公の双子に試練を与えた精霊「ノルン」であり、今作では非常に機械的に動くような人物に性格が改変されている。 + ネタバレ注意 捨て子、終わりの見えない戦争、新しい親(軍人)とのしがらみ、疲弊していく国家、劣悪な生活環境…など、様々な悲劇が重なり合い「大量破壊兵器の使用」という結末にたどり着くわけだが、張本人が「俺は悪くない、戦争が悪い」の一言で片付けてしまう。あながち間違った主張ではないが、戦争に関わらない罪無き生物の命まで奪った張本人が使っていい言葉ではない。シナリオや描写の大幅な変更などでこの人物の内心も見えづらくなり、思考停止からの責任放棄にしかなっていない。 なお原作では自身の行為は紛れもない「悪」だと理解しており、人間なら抱いて当然の感情によって使用し、本作のように白々しい責任転嫁などはしていない。だからこそ彼の善悪の判断は非常に難しい問題なのである。それ故にノルンの「審判」の対象に選ばれたと言える。 だがリメイクでは単なる「短絡的な動機による大量虐殺犯」でしかないにもかかわらず原作と同じ扱いな為、大きな矛盾となった上ノルンの株も大きく落とす結果になってしまった。 また、原作では大罪を犯したある2人を認め、その罪の償いに協力的な姿勢をみせるなど器の大きさを見せたダオスだが、今作では打って変わって冷徹な人物として描かれている。(過去に2人がしたことを鑑みれば無理のないことではあるが) ディオとメルの性格改変。 ディオは所々日本語的に違和感のある発言が多く、「誰得」などのネットスラングを使うなど世界観に合わない。性格もどこか生意気かつ妙なトゲが目立つ人物になっている。 メルも全体を通してやたらとネガティブシンキングな面が強調されており、賛否が分かれる。 + その他、目立つキャラについて 長いため下りたたみ ロンドリーネについて 『ファンタジア』本編との橋渡しとして追加された女性。しかし言うほど橋渡しの役割は果たせていない。 ダオスと過去に会ったことがあり、時空を超えて彼を追っていると言う設定だが、当のダオスを追う理由は「幼い頃にダオスと会ったがそのときの彼はとても優しく、戦争を仕掛けたダオスと同一人物とは思えない。そうなってしまった理由を本人に会って確かめたいから」という、個人的な私情によるもの。 上記の理由が判明するのもストーリーが中盤を過ぎてから。それまでは自分の目的を隠したまま思わせぶりなことを言いつつ、成り行きで仲間に入ったかと思えばダオスに会いに行くからと抜けるという期間が続く。 彼女の出自設定に謎がある。 後に発売された攻略本で「普通の人間と変わらない姿だがエルフの末裔」と正式に彼女の正体が公開された。これはエルフの中で稀に生まれる、魔力を持たず、エルフの特徴も持たないレネレスの事を刺していると思われるが、現在のロンドリーネは普通に魔法を扱える。 『ファンタジア』と世界観を同じくする『シンフォニア』では、アイオニトスという鉱石の粉末を摂取すれば人間でも魔術を使用できるという設定があるため、彼女がそれを用いて魔術を使用しているとも考えられるが、そういった説明は無い。 まとめると、「生粋のエルフの子孫であるが、魔力を持たず、エルフの特徴も持たないレネレスとして生まれたために村を追い出され、人間として幼少期を過ごし、後天的又は上記の手法にて魔力が身についたため魔術が使えるようになった」と説明すれば辻褄が合う。 以降の外伝作品でも、ロンドリーネに関しては「エルフの末裔」という設定となっているが、それ以上が語られることはない。 ロンドリーネ自身は至極常識人で、他のオリジナルキャラクターのような非常識な言動や行動が殆ど無く、『ファンタジア』の仲間内にはいなかったノリの軽い姉御肌な女性であり、デザインも藤島康介氏に近い絵柄で(*3)ファンは多い。 エトスについて ディオとメルの親代わりとして登場した新キャラクター。 原作ではディオとメルの親代わりをゲームのプレイヤー自身が務める事で高い感情移入を生み、シナリオのメッセージ性や深みがより増すという評価点にもつながっていた。 エトスの追加はそれらの要素を否定するものとなっており、原作プレイヤーからの批判点の1つとなっている。 + ネタバレ注意。 原作や小説版のように人間にではなく、人間と全く異なる存在である精霊のエトスに双子を託すというノルンの行動は、人間の本質を見極めるという目的には不適切なのではないかという疑問もある。 アルベルトについて ノルンに命を与えられたクローゼットで、本作における誰得要素の筆頭。 原作ではなりきり服はダンジョンの休憩地点などにあるタンスから出し入れしていたのだが、本作ではアルベルトがその役目を担っている。 とにかく自分の欲望丸出しで協調性や節度が欠如しており、口を開けば後述する暴言や下劣なセクハラ発言ばかり。 あまりの憎らしさから名前で呼ばれず、ファンサイドでは専ら(実際はクローゼットであるにもかかわらず)タンスと呼ばれている。 戦闘には一切参加しない上に都合が悪くなるとすぐに逃げる。かのモルモを彷彿とさせるが、まだまともな発言もしてくれる時がある分モルモの方が余程マシとすら言えるレベルである。 ダンジョン内で着替えが出来ないのも「着替え室がないから」という合理的なものではなく「アルベルトが危険のある場所には出てこないから」という身勝手なものになっている。(*4) 極度の女尊男卑な思考回路であり、男性陣への態度は殆どが上から目線の罵詈雑言or暴言で固められている。言動の一つ一つをとってしても下品なものばかり。作中のキャラは構う価値は皆無と理解しているのか多くの発言は見事にスルーされているが、原作や『ファンタジア』本編のファンが聞き流せるかと言われたら、まず否である。 一方、女性陣にはメル メルメル/ロンドリーネ ロディたん/ミント ミーたま/すず すずちん…と言った気色悪いあだ名をつけた上にセクハラまがいの言動をとる。 例外的にアーチェだけは『凶暴なオバハン』呼ばわりし、セクハラ発言は勿論名前で呼ぶ事すら無く、基本的に男性陣と同じ横柄な態度をとる。 言うまでもないだろうが、双子の扱いは常にディオ メル。ディオに対しては他の男性陣と同様容赦なく下劣に罵りにかかる。(*5)挙句実質生みの親であるノルンにすら悪口を言い、極めつけには終盤のスキットでプレイヤーにまで悪口を言ってのける。 もっとも有名と思われるのは、「チェスターの妹・アミィ(故人)の事を罵り、その上兄のチェスターをシスコン&変態扱いする」と言うスキットだろうか。当然妹を貶されたチェスターは怒りのあまりアルベルトに対して容赦ない態度を見せた………りはせず、半ばやれやれな態度で流しているに過ぎなかった。 原作と『ファンタジア』のファンがプレイした場合、チェスターの背負っている背景(*6)・原作の魔鏡イベントも知った上でその暴言を聞かされる事になる。 チェスターの人生はアミィ無しには語れない。幼くして両親を亡くし、孤児となった2人を養う者は誰もおらず、自分で食い扶持を稼がねばならなかった。そんな苦境の中でも盗みなどの犯罪に走らなかったのは、その罪で自分のみならず妹も穢してしまう事を知っていたからである。アミィを愛し、誇りに思っているからこそ今の真っ直ぐな心を持つチェスターが居るのだ。しかもその妹は、『ファンタジア』冒頭で村を襲った軍隊に殺されている。 これに関連して、スキット内でのチェスターのやたらと落ち着いた対応にも時に批判が寄せられる。原作でのチェスターの性格(*7)なら、ブチギレるどころか周囲の制止を振り切ってでもアルベルトを叩き壊しにかかるのは間違いない。 一応、スキット以外ではでしゃばらないというのが最後の救いかもしれないが、当シリーズでスキットを聞かずに進めるのはプレイする楽しみがかなり減るので、そうもいかないのが現状。 だが、着替えをした時等のシステムメッセージなどが何故かアルベルトの発言したものの体を取っており、加えてアルベルトの喋りに特徴的な訛りがあるせいで、嫌でも目に入り非常に鬱陶しい。 なお、先述したチェスターとの会話の詳細は以下の通り。 + スキットの詳細。不快になる可能性があるので閲覧注意。 ディオ達に魔物使いのコスチュームを渡したチェスター。メルのことを思わず「アミィ」と呼んでしまったあとのチャット。 チェスター「アミィと間違えるなんてな……」アルベルト「アミィって、おめぇの妹だか?」チェスター「あ、ああ、そうだよ……」アルベルト「ほぇ~~~、おめぇに妹がなぁ~~」チェスター「な、なんだよ!人の顔ジロジロ見て」アルベルト「おめぇみてーなキツネ目の妹っつーことは、そのアミィっての、名前に合った顔なんだなや」チェスター「なんだよ、それ。アミィが俺に似てるって言いたいのか?」アルベルト「みなまで言わんでええだ、ええだ。おめぇの顔見てれば、ぜぇ~んぶわかるだよ」アルベルト「おめぇはかわいい妹が欲しかったんだ。だから、さっきメルメルをわざと間違えたんだど?」チェスター「バカ言ってんじゃねぇっての」アルベルト「あひゃぇ!当たっただ!図星だ!!こいつ、メルメルを狙ってる変態だーよ!!!」チェスター「あのなぁ……そりゃ、お前だろ……?」 これはひどい…。 そして極めつけに、開発室で聴けるスタッフによるアルベルトへの「毒舌キャラ、楽しんでいただけましたか?」 「毒舌」とは、辛辣な悪口や皮肉を言うこと(*8)であり、アルベルトのそれはただの「暴言」でしかない。 結果、アルベルトの発言の数々をお茶目要素であるかのように扱う開発陣への不信を煽るだけとなってしまった。元より、この時期のテイルズスタッフは「平然とキャラ崩壊させる」「特定のキャラをもちあげる為に他のテイルズキャラを『踏み台』にする」「キャラの扱いに苦言を呈した声優の発言すらおちょくってネタにする」「ゲームに自分達(開発陣)が好きそうな要素を無理やりねじ込む」といった面において大暴走しており、目に余るものが多々あった事からユーザーからは非難轟轟だった事で有名だが、その最たる例ともいえるだろう。 こんな有様のため、アルベルトは満場一致で「シリーズ最低のキャラ」としての評価が定まる事となった。多くの言動が欲望に忠実過ぎるあまりキャラクターの語り口調として不自然なものも多く、中には「彼はキャラクターとすら呼べない、単なるスタッフの欲望のアバター」と評する者もいる。 実際に『マイソロ3』のスキットや『エクシリア』のキャラにまつわるコピペなどでアルベルトがネタにされている。 またあまりに不評だったのか公式人気投票からはアルベルトの名前が削除されている。 最悪の後日談 シナリオ改変の影響で本編キャラクターの悉くがディオ達と出会わなければ悲惨な末路を辿る事になってしまった。(参考動画(ニコニコ注意)) + ディオ達と出会わなかった場合の本編キャラクターの悲惨な未来。ネタバレ注意。 クレス 犯罪組織“シグルド”との戦いの中戦死。 ミント クレスの死に絶望して自殺。 クラース 召喚術の論文が認められず生きる希望をなくし、酒に溺れた末に死亡。 すず 魔界の王プルートと刺し違え戦死。 チェスター 不明。 改変の結果『ファンタジア』本編までも巻き添えにしているため、『ファンタジア』本編のファンからは凄まじい反発が起きた。 仲間達が辿った悲劇を知るアーチェと悲劇を逃れたキャラクター達が揃うという「アレ?」と思える現象も起こっているが…。 似た事例だと『デスティニー』の主人公スタンの続編での扱いもかなりの批判があったが、本作の場合はそれすらまともに見える酷さを誇る。 スタンの場合は「長年一線を退いていた」「愛剣ディムロスを失い、全ての昌術と多くの特技が使えない」「家族同然の存在を人質を取られ、武器を捨ててされるがままに殺された」「非常に凶悪な敵が相手だった(*9)」後の展開にもある程度活かされている等、相応のフォローがあった。 ミントに関しても、悲観から安易に死を選ぶような人物ではない。冒険の中で苦境にも折れない芯の強さを身につけた女性である。 これらの後日談が納得のいく流れであるのならばここまで批判される事は無かったかも知れないが、ストーリー上有り得ないと思われるような展開を具体的な描写もなく追加したことで原作のファンから反感を買うこととなった + ネタバレ注意。 クラースが論文を燃やされたのは、論文を提出するより前に召喚の契約を破棄してしまったせいで召喚術を証明できなかったからである。冗談のような話だが召喚を証明できなかった部分以外は公式サイトにも書かれている内容である。 『ファンタジア』で契約の破棄を明言していたのは闇の精霊シャドウのみで、他の精霊たちとの契約破棄は本作のみの設定である。「召喚術の悪用を防ぐ」という意図だったようだが、そもそも精霊たちは契約の指輪さえあれば誰の言うことでも聞くわけではない。(*10)あくまでクラース個人との契約である以上、解除する必要はなかったはず。 + 余談 『ファンタジア』の後日談に当たる第一部は、原作ではシナリオらしいシナリオは無く、本編キャラクターの協力を仰ぎながらディオ・メル・クルールの3人で精霊の試練を受けていき、封印された性格を解放していくというものであった。その反面で前述のたのまれごとの内容がかなりヘビーなものもあり、こなさなければ後半のダンジョンの扉が開かないため、実際はそこまで淡泊に感じさせないようにはなっている。 その他の問題点 リメイク作であるにもかかわらず、原作での人気曲「DARK MIND」「Judgment」など、あいだとしき氏による曲は一つも採用されていない。 「あいだとしき氏はギタリストの会田敏樹氏で、権利関係のために使用できなかった」と一部で推測されているが詳細不明。 その代わりにシリーズお馴染みの桜庭統氏が新曲を書き下ろしているが評判はあまりいいとは言えず、特にラスボス戦の曲はファンからは「どう聞いても通常戦闘のノリ」と言われている。 『ファンタジア』の音楽のアレンジも音がこもっている、主旋律が聞きづらい、異様にがしゃがしゃしていてうるさい、などと不評である。 発売前にやたらと押されていた『テイルズ オブ グレイセス』の主人公・アスベルのコスチュームはパスワード入力でしか手に入らない。 もっとも、これまでのDLCやアンロックキーと違い、パスワードは攻略本やネットに全部載っているので、探せばすぐ見つかるレベルではある。 2010年12月ごろから公式HPに全て公開されている。 評価点 原作ではパーティメンバーはディオ・メル・クルールの3人だったが、本作では『ファンタジア』のパーティメンバー6人と新キャラクター・ロンドリーネも参加し、最大4人までで戦闘を行えるようになり、パーティの選択肢が大幅に増えた。 戦闘システム、ハードの制約もあってシリーズ恒例のアクション要素の強いリニアモーションバトルシステムからターン制に近いものとなっていた原作に比べると大幅に改良された。 『PS2版テイルズ オブ デスティニー(以下リメD)』『ハーツ』にあった「同じ術技だけ使っていればいい」という問題点は、同じ術技が連続で出せなくなった事により解消された。 なお、「通常攻撃→特技→奥義」の通りにしか技の連携が出来ないためリメDやハーツほど連携の自由度は無いが、特定のスキルの修得で連携の幅も同じようになる。 本作では通常攻撃が術技と同様に着脱可能であり、×ボタンに通常攻撃・〇ボタンに術技なども可能。携帯機ではセットできる術技が少ないといった問題に対する一つの解ともいえる。 仲間モンスターを自分で動かすことが出来る。このシステムが初搭載された「ラタトスク」ではモンスターは全てAI操作であったため、自分で動かすことが出来なかった。 仲間モンスターの中には『クレイアイドル(*11)』などのとてつもなく強力な性能を誇るモンスターもおり、本来『敵だから許されている』凶悪性能の技や体質を思う存分使用することが出来る。 『テイルズ オブ デスティニー2』の強敵ガープや、2周目以降の隠しダンジョンでは作中に登場するボス(の色違い)まで仲間にすることも可能。 今作のモンスターはアイテムも使用可能になっており、更に人間キャラが倒されても全滅扱いにならなくなっている。この点もラタトスクの欠点を解消した形となっている。 ちなみに仲間モンスターには隠しダンジョンの裏ボスもおり、まさかの秘奥義まで搭載されていたりする。 ダンジョンがランダムダンジョンから『ファンタジア』の固定ダンジョンになった。 当時の2頭身のトップビューではなく、『デスティニー2』等の3頭身2Dテイルズのクォータービュー風に書き直されており、それでいて当時の地形を模した作りのため懐かしみつつも新鮮な気分で冒険ができる。ギミックもしっかりと踏襲。 暗黒時空のダンジョンは地下墓地等の通常世界で拾われなかったダンジョンが元になっている。 バンナムの他作品とのコラボ要素があり、『アイドルマスター』や『塊魂』などのなりきり衣装が存在する。 それ自体はコスチュームのバリエーションの増加に繋がっているので評価出来るのだが、大元が3D作品のコスチュームで秘奥義を使用した時のカットインがそのまま3Dグラフィックで挿入されるため、ゲーム自体が2Dグラフィックで表現されている本作では違和感が強く、諸手を挙げて評価出来ないとする意見も出てきてしまっている。 総評 ここまで読んでもらえば分かったと思うが、一つの作品としてあまりに問題が多く、完成度は低い。 特に原作を知るプレイヤーにとっては、あまりの矛盾点や問題の多さから難色を示す要素だらけであり「評価の高かった原作要素を削り、満遍なく改悪されたゲーム」という評価をされている。 ターン制に近かった原作の戦闘が、シリーズお馴染みのリニアモーションバトルになった点は評価されているが、そもそもハード性能を考えればできて当たり前の最低ラインでしかない。 一方で原作を知らないプレイヤーが単体のゲームとして見れば、ゲームプレイに差し障るバグなども無ければ、シナリオなどを除けばゲーム全体に致命的欠陥があるわけではない為、クソゲーと断じるのは難しい。 ただし原作を知らないユーザーにとっても「アルベルトがウザすぎ」という点においては満場一致で大不評である。 総じて「基礎ができてない(原作の良さを理解していない)くせにアレンジをしたがる人の典型」であった。 余談 発売後 メディアクリエイトの初回のランキングでは第1位を獲得し初週の売り上げ本数は10万8356本であり、最終的な売り上げ本数は原作の15万4602本を上回る18万4355本(いずれもファミ通調べ)であったが、上記の悪評によりかつては市場に中古が溢れている状態となってしまっていた。 同時収録されている下記の『クロスエディション』も質の悪い劣化移植となっているためか、元となっている『フルボイスエディション』の方が中古価格が高くなっているのも普通に見かけられる。 ゲーム内容外でのアルベルト関連 改めて言うことでは無いが、キャラクターを演じた声優には一切の非はない。(*12) 龍田氏に対しては、このキャラクターのせいで一緒くたに叩かれかねない事に対する同情もあるが、「アルベルトというキャラクターをその演技で更にプレイヤーを苛つかせる位に完璧に演じきった」と評されるべきだろう。表現がネガティブになってしまっているが、あくまでアルベルトというキャラクターの立ち位置などを受けての表現であり、この場合は演技を批判する意味で用いていないのでそこは了承願いたい。 上述した不快な要素ばかりが詰め込まれたキャラクター性もあって、「タンスのウザさに耐えるのもノルンから(プレイヤーヘ)の試練」等と言われてしまっている。 二次創作のイラストでは、アルベルトが燃やされている絵が大量に見られる(*13)。作中でアルベルトにこれといった制裁が加えられない(*14)事と決して無関係ではないだろう。 また、テイルズ関係の2chスレでは、アルベルトのような口調のカキコがあると、ほぼ必ずと言っていいほど「紅蓮剣!」「エクスプロード!」といった感じで火属性の強力な技・術によるレスがかえってくるほか、Amazonでの評価も辛らつで、ほぼ全てのレビュアーがアルベルトを不満点として挙げている。 普段ならば、ことバンナムに対してそのえげつなさから批判意見の多いDLCだが「 タンスの存在を消せる追加コンテンツだったら数千円払ってでも買う 」という意見すら上がっているところからもプレイヤーがどう見ているかが分かってもらえるのでは無いだろうか。 シリーズ他作品でも毒の強い性格や極端な言動・描写で賛否を招くキャラは少なくないが、彼らなりの信念や筋は通しており、そこを評価し彼等を好くファンもまた多い。日常会話においても最低限の節度はしっかりと弁えており、アルベルトほど無秩序なキャラは皆無である。 キャスティング関連 シリーズでは珍しく、ディオ・メル・クルールの声優は過去に発売されたドラマCDで担当した声優とは違う人物が担当している(*15)(*16)。 攻略本によると、ディオとメルの性格を掴むための資料としてこのドラマCDも使用されたらしい。しかしなぜ声優が変更されることになったのかは不明。 誤解のないように書いておくが、変更後の声優の演技についてもディオ役の斎賀氏の演技など広く評価されている。 また、元々のドラマCDの声優陣もキャライメージに合った優れた演技で評価は高かったこともあり、本作でキャスティングが一新されたのはそもそも原作におけるドラマCDの存在自体を知らず、あとになってその存在を知った(*17)からという噂がファンの間で流れたこともあった。もちろんこの噂は情報源やソースが見つからない完全な噂であるが、かつてドラマCDでミクトランの声を担当した声優が続投した過去がこの噂を加速させた可能性もある。 同時収録・テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション 本作に同時収録されている『ファンタジア』の移植作品。 詳細はこちらのページを参考にされたし。