約 1,945,271 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9257.html
スーパーファミスタ 【すーぱーふぁみすた】 ジャンル スポーツ(野球) 対応機種 スーパーファミコン 発売・開発元 ナムコ 発売日 1992年3月27日 定価 7,900円 プレイ人数 1~2人 判定 なし ポイント グラフィックやサウンドは順当にクオリティアップで新しい基本形 87以来4年3ヶ月ぶり(公認では初)の実名選手採用でチーム名は初の実名化モデル選手が判別困難なOBチームとメジャーチーム ファミスタシリーズリンク 概要 内容 新しいゲームモード 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1992年3月にナムコから発売された人気野球ゲーム『ファミスタ』シリーズ初のスーパーファミコン作品。ファミコンを含めてシリーズ作品をカウントした場合8作目となる(他にゲームボーイで1作品あり)。 ファミコンやゲームボーイを含めた並びとしてはファミコンの『 92』とゲームボーイ『ファミスタ2』の中間に位置する。 根本的なゲーム性はファミコンシリーズから引き継いでいる。 内容 旧来通り親しまれた操作性はほぼそのままで、スーパーファミコンならではの操作法も新しく取り入れたものになっている。 同時に新しいシステムやモードも取り入れられている。 ファミコン・ゲームボーイシリーズからのシステム変更点 スーパーファミコン化により使えるボタンが増えたことでできるようになった操作は以下の通り。 Xボタンを使用して瞬時にバントの構えが取れる。 L・Rボタンでバットの持つ長さを変えられる。 バットを短く持つとミートしやすくなり、長く持つと長打が出やすくなる。 ファミコン時代の3作目『 88』以降、選手は変名されてきたが本作でやっと実名に戻すこととなった(ライセンス公認では初) とはいえ5文字までしか表示できないため、それ以上になる阪神のジム・パチョレックは「パチョレク」、近鉄のラルフ・ブライアントは「ブライアン」と不完全な表記になっている。また西武の渡辺久信と渡辺智男は「ひさのぶ」「とみお」と名前のみの表記になっている。 球団名は当初から略号こそ同じながら「ジャイアンツ」→「ガイアンツ」、「ライオンズ」→「ライオネルズ」など変名だったが、それも完全に実在球団そのままになった。 1992年からロッテが「オリオンズ」から「マリーンズ」に愛称を改め略号が「M」になったためか略号が被った「メジャーリーガーズ」は「アメリカンズ」(略号 Am)と改称。 メジャー選手にまでライセンスが及んでいないためか大まかなモデル選手はいるものの名前は全然違うアメリカの地名になっている。 実在12球団、「アメリカンズ」「ナムコスターズ」以外にスペシャルチームが12球団用意されている。これらは『 92』の「ビクトリーズ」(V9時代の巨人)「ダイナマイツ」(1985年の日本一阪神)を含む12球団の最盛期をモデルにしているが、ステータスのみで名前は全然違うものになっている。ライセンス公認で実名が使えるのは現役選手のみでしかないためと思われる。 チーム名は元になったチームのあらゆる要素から着想を得たもので、各選手名はそのチーム名に沿った大喜利的なものとなっている。 + スペシャルチーム一覧 チーム名 対応するチーム 由来と思しき要素 選手名 レッズ(R) カープ チームカラーの赤 赤いもの ユニコーンズ(U) ドラゴンズ 想像上の生物 想像上の生物・妖怪・未確認動物 ペンギンズ(P) スワローズ ペンギン投法の安田猛(*1) 寒さや冷たさに関係するもの ビクトリーズ(V) ジャイアンツ V9時代 戦国武将・源平合戦の武士 オーシャンズ(O) ホエールズ 海のイメージ 魚類・水棲生物 ダイナマイツ(Dy) タイガース ダイナマイト打線 恐竜(ダイナとダイノ繋がり?) アイアンズ(I) ライオンズ 名前の響き親会社の「鉄」道事業 旧日本海軍の戦艦 ジャッカルーズ(J) バファローズ 荒野に生息する動物偽名時代の「バッカルーズ」との名前の響き 哺乳類の動物 サブマリンズ(Sb) ブルーウェーブ 海のイメージサブマリン投法(アンダースロー)の山田久志(*2) 十二天や七福神等の日本伝承の神仏 キングス(K) ファイターズ 中世ヨーロッパのイメージ?(*3) チェスの駒・トランプ用語・将棋用語 イーグルス(E) ホークス 猛禽 鳥類 アストロズ(A) マリーンズ 前身のオリオンズから天体のイメージ 星や宇宙に関係するもの チーム選択画面でL又はRを押すと、球団旗がスペシャルチームのものになる。ユニフォームは後述する紅白戦におけるビジター用を基本としている。 試合開始でナインがポジションに散る描写やホームランを打つと専用のデモ演出が入るようになった。 見逃し三振時に打者が悔しがる、タイム後の選手交代画面で監督とベンチの様子が映し出される等、AC版『ワールドスタジアム』から逆輸入された演出も見られる。 バットスイングの判定が細かくなり、バットを一段階振った状態で打つことでホームランを狙いやすくする戦法(旧来で言う「寝かせ打ち」)がその効力を失った。 クラウチングや神主打法など選手固有のバッティングフォームが取り入れられた。 選手名にカタカナも使われるようになった。 これにより、外国人なのに平仮名と言うちょっとマヌケに見える悪癖が改善。 ただナムコスターズは、何故か全員が平仮名になっている。 試合におけるその他の新しい点。 2打席目以降は、それまでの打席の成績が見られるようになった。 イニング毎の途中結果や最終結果で併殺回数を記録するようになった。同時にその試合でのチーム打率も見ることができるようになった。 フィルダーチョイスをヒットとカウントしなくなった。 守備時の速さが選手ごとに異なるようになった。 この恩恵を受けているのがご存知超俊足の代名詞ナムコスターズの「ぴの」で、驚くほど広い守備範囲を誇る。 球場ラインナップ 球場名 モデル球場 両翼 中堅 ドーム 東京ドーム 100m 122m マリン 千葉マリンスタジアム 91m 118m ろっこう 阪神甲子園球場 97m 120m 選手データの特徴 選手データは発売時期的に1991年オフ~1992年開幕まで取り切るには無理があるためか1991年と1992年の中間のようなものになっている。 1991年シーズン準拠例1991年限りで退団したブラッドリー(ゲームでは「ブラッドリ」)がゲームではまだ読売ジャイアンツにいる。1991年限りで退団したトレーバーがゲームではまだ近鉄バファローズにいる。このオフにオリックスブルーウエーブから読売ジャイアンツにトレードされた藤田浩雅が移籍前のオリックスブルーウエーブに入っている(トレード相手の高田誠は収録漏れ)。 1992年シーズン準拠例このオフに広島カープから大洋ホエールズへトレードされた長内孝が移籍先の大洋ホエールズに入っている(トレード相手の銚子利男は収録漏れ)。このオフに大洋ホエールズから阪神タイガースに移籍したパチョレック(ゲームでは「パチョレク」)が移籍先の阪神タイガースに入っている。このオフにオリックスブルーウエーブから福岡ダイエーホークスに移籍したブーマーが移籍先の福岡ダイエーホークスに入っている。 後述の通り以後『スーパー』のシリーズは3月発売なので、このような形は後々まで引き継がれる。 新しいゲームモード 紅白戦 同じチームの選手をお互いに半分ずつ取り合って、まるでキャンプ中の練習のような試合を行うことができる。 ドラフト 12球団のみが対象でそれぞれのチームに新人を2人入れてから、リーグモードを行う。 候補選手は上述のスペシャルチームの選手と、当モードのために2チーム分用意された選手達(*4)の中からランダムで12名ずつリストアップされる。 ここで明示されるのは、大まかなランク(S・A・B・C・D)とポジションのみ。 まずプレイヤーは希望する選手を指名するのだが、もし他球団と被った場合、抽選になる(ランク上位6名は高確率で指名が重複する)。 当たりくじを引けなかったら、他の選手を選び直しとなる。この場合は他球団(CPU)とは指名が重複しないため、希望の選手を確実に獲得できる。 上記の流れで選手指名を2巡実施したのち、試合前メニューに移行する。入れた選手は、その対象ポジションのスタメンに入ることになる。 そのため、やみくもに最上位ランクの選手を取るばかりが能ではなく、多少ランクが低くてもチームの中で弱点になっている選手のポジションを補強したほうが効果的な場合もある。例えば中日なら落合博満、西武なら清原和博といった元々のファーストの選手が強力なので、打力がウリのファーストの高ランク選手を取っても大幅な戦力アップにならない。 評価点 ファミコン時代から一転スーパーファミコンによってグラフィックやBGMのクオリティが大幅アップ。 それに伴って演出も多くなったが、それも適度なものに抑えられており、これまで通りのサクサク進む試合感は失われていない。 スーパーファミコンになりながらも、増えたボタンで煩雑にならない操作。 定番タイトルらしくファミコンから引き継がれており、スーパーファミコンならではのボタンによる操作は、そこまでリアルタイムを必要としないバットの持つ位置や、バント程度に限られている。 バントに関しては旧来通りでも可能なので、新しい操作が必須ではないため自分に向いた方を選ぶことができる。 これまでになかった新機能。 今までありそうでなかったのが「紅白戦」で1つのチームを2つに分けて戦えるのは新しい試みであり、今までになかった試合ができる。 「ドラフト」もまた、弱いチームに新しい選手で補強したり、またこれ自身も現実のような演出がされるので雰囲気は出ている。 しかも「指名選手が先発陣やスタメン野手にそのまま入れ替わる」というシステムにより、ただやみくもに能力評価の高い選手を取ればいいわけではなく、チーム毎の穴になっているポジションを埋める選手が獲得できればより効果的にチームを強化できる。チームデータを元に戦略を立てる玄人にとってはその強みを生かせる仕組みといえる。 また、敢えてランクの低い選手を獲得し主力選手のポジションを奪わせるという実際にやればファンの暴動が起こるであろう縛りプレイ的な遊び方や、運も絡むが使用チームに対応するスペシャルチームの選手を獲得し、擬似的にOBとの混成チームを作るといった楽しみ方もできる。後者に関しては問題点でも挙げているようにさほど実感が湧かないのがネックではあるが。 ルールが変更できるのは『 92』でも同じことだがイニング数だけでなく、コールドをなしにしたり、その対象点差も操作できるようになった。 イニングを1回、コールド点差を最低の2点にすると、まるでサドンデスのようなゲームができる。 選手の実名化、更にそれの再現性を高めるバッティングフォームの導入。 ただ名前だけでなく外国人選手のクラウチグ打法や落合博満の神主打法なども取り入れられ、再現度はグッと高まった。 賛否両論点 千葉ロッテマリーンズの球団旗・ユニフォームがオリオンズ(及び偽名時代のオリエンツ)をモチーフとした架空デザインとなっている。 チーム名変更に伴う新しい球団旗・ユニフォームの発表が本作開発期間内に行われなかったため、苦肉の策としてこのような措置が取られた。 問題点 スペシャルチームは難点が多く、蛇足感が強い。 通常の12球団とは対戦ができない。 このせいで楽しめる幅を狭めている。 一足先に発売されたファミコンの『 92』と同じ名前の「ビクトリーズ」「ダイナマイツ」がいることや12球団のウラチームとして各々チームに隠れた扱いになっていることもあって、そのチームのOB再現のような一面はなんとなく察せられても、選手名がネタに振り切れているせいで実感がまるで湧かない。 それぞれ現存球団のウラに隠されていることや『 92』の例からそれぞれの最盛期再現というのはなんとなく伝わっても、巨人・阪神・阪急のような最も強かった時代が明確なチームはともかく、中日・ロッテ・南海のように最盛期を明確にできない球団や、今がその最盛期といえる西武などは一体いつの時代の再現なのかがよくわからない。ユニフォームも表チームのビジター用でしかないので、そこから判別することすらできない。ましてプレイヤーの年齢層からすれば、 70年代や 80年代は物心つかず、生まれてすらいないことも珍しくなく、インターネットもない当時にその時代が知っているとすればちょっとした野球マニアで、それでも成績(ステータス)だけでそれを判別するなどまず不可能だったことだろう。 実名化にこだわりながらライセンスはOBに及ばなかったので、ここだけ変名にするのは抵抗があったのかも知れないが、こんなわけのわからないことをするぐらいならばOBだけ変名の方がまだマシだったかもしれない。 旧メジャーリーガーズことアメリカンズもよくわからない。 こちらもモデルのメジャー選手がいても、選手の名前が地名では結局誰なのかわからず本末転倒。OB同様ライセンスに関わる問題ならば変名の方がまだマシだったかもしれない。 当時日本ではメジャーリーグ自体日本人無関係のためほとんど報道されず、さほど詳しくない人が多く興味の対象になりにくかった(*5)ためプレイヤーにとっては旧メジャーリーガーズ時点でも「よくわからないけどとりあえず強いからいい」ぐらいにしか思わなかったのが不幸中の幸い。 広島カープの異常なほど強力な打力補正。 1991年シーズンの広島カープは優勝したとはいえ完全に守り勝ったような形で得点力は極めて低く総得点数ではリーグ5位だった。特にチーム本塁打は88本と少なく打率もリーグ4位の.254と高くない。本塁打はチーム最多は江藤智の11本(*6)ということもあって個人単位でもそれほど光るものはない。 そのため、そのデータのままゲームに組み込んではそれほど強くならないこともあってか実際のデータ以上に打力は相当強力なものになっている。デフォルトで4番に入っている西田真二に至ってはゲームでは14本塁打(因みに実際の成績では7本)と本来ならこれでもせいぜい中距離バッタークラス程度だが、信じられないほどホームランをガンガン打てて、普通にスラッガーと大差ないレベルの打力を持っている。 もちろんエース佐々岡をはじめとした投手陣は現実同様に超強力なものになっているため紛れもなく最強クラスのチームになっている。 打高になりがちなゲームシステムとの整合させるには前年のデータのままではバランス的に弱くなってしまうための措置と思われるが、不公平感は否めない。 あくまで雰囲気重視の紅白戦。 ポジション関係なくピッタリ9対9に分かれる草野球仕様なうえ、投手は1イニングにつき1人ずつ順番に登板していくルールがある。1チームにつき本職投手は5人しかいない関係上、イニング設定を短くしなければ野手が防御率9.90の投手として登板することとなり、大味な打ち合いは必至。 また、試合後の新聞画面における写真や監督のコメントは通常の試合と全く同じであるため、敗戦時には味方に敗れて泣き崩れる選手達の姿と、「あんなチームに負けるなんて…」という監督の苦言が掲載されるという珍妙な事態も起こりうる。 ドラフトモードの問題点。 1人プレイ勝利時にはパスワードが取得できるが、選手の補強状況は記録されない。つまりはドラフトではない通常プレイ時のパスワードと全く同じ。 よってそのときのチームでプレイを続けるならば『 88』同様に中断なし・ぶっ続けでの勝ち抜きを要求される。 野手の入れ替わり対象はあくまでスタメンであり、同じポジションの選手を2人獲得しても一方が控えに回ることはなく、枠を1人分潰すことになる。 投手はさらにやっかいな仕様で、リスト内では先発・リリーフのどちらに該当するかが識別できない。しかも入れ替わり対象は先発陣・リリーフ陣の中での同じ序列の投手となっているため、候補選手の元チームの情報を参照しなければかなりの頻度で枠被りが起こりうる。 ちなみに枠が重複した場合は1巡目で獲得した選手が優先される。 近鉄のユニフォームの珍妙さ。 当時の近鉄のユニフォームは赤いラグランスリーブとトリコロール(紺白赤)を大胆に象った帽子という独創的なデザインを導入していたが、本作では上着が赤一色で下がベージュ(ビジター用は水色)、帽子は紺色地に全面が赤というデザインであり、再現性が低い。 ユニフォームに2色しか使えなかったFC版時代(*7)ならまだしも、スーパーファミコンのスペックならばAC版『ワールドスタジアム』のように各部位のカラーリングを細分化することはできなかったのだろうか? なお、このデザインは続編の『スーパーファミスタ2』でも引き継がれたが、『スーパーファミスタ3』からはより再現性の高いデザインに改められた。 後に実際の近鉄も大阪ドーム移転〜球団消滅までの時期に、このユニフォームに類似した赤基調のビジターユニフォームを導入していた。 球場ラインナップが少なく個性もない。 これは『 92』も同じだが広さの違いのみで特殊なクセのある球場がない平凡なものばかりで、3種類しかないのはスーパーファミコン化による進化を期待したい者からすればガッカリ要素(FC版でも直近の『 91』『 92』では4球場、『 90』では6球場も用意されていた)。 選手の動きが少々鈍くなった感あり。 恐らく走力の影響で相対的に鈍足化した選手が多いためと思われる。 総評 良くも悪くも定番作の新ハード移行版としてベーシックスタイルとして地盤を作ったような形で、馴染んだ操作はほぼそのまま旧来通りの感覚でプレーでき、スーパーファミコンによりグラフィックやサウンドのクオリティはしっかりアップしている。 中身でも選手の実名化だけでなく、紅白戦やドラフトなど、新しい試みも少ないながら行われており、単純なハードに合わせたグレードアップだけでなく新しい試みも見られるのは良い。 その反面スペシャルチームやアメリカンズは無関係な名前ばかりなので存在自体を蛇足に感じるところが強い。 その後の展開 スーパーファミコンでの続編はゲームボーイ同様に数字のみのナンバリングで『スーパーファミスタ2』として1993年3月12日発売。 ユニークな趣向のオリジナル選手作成モード「きみがヒーロー!」など新しい試みがされている。 またナムコスターズはこれまで女子禁制だったがワルキューレやモモといった女性キャラが登場。 だからといって女性型のグラが用意されているわけではない。こんなことならもっと早く起用しても良かったのでは?『 92』では丸尾君じゃなくちゃんと主役のまる子とか… 以後『スーパー』のシリーズは3月頃の発売で『5』(1996年)まで続く。 ゲームボーイでも1992年7月30日に2年越しの続編『ファミスタ2』を発売。 こちらもライセンスを取得により実在球団と実名選手を採用し、ライセンス対象外のアメリカンズは本作同様地名が選手に使われている。 旧来通りのファミコンでの年度ナンバリングシリーズとしては1992年12月22日に『ファミスタ 93』を発売。 本作同様公式ライセンスによる実名を採用しており、野球ゲームのみならずサブゲームとしてクイズを搭載している。 選手の体形がそれまでのずんぐりした姿から一変、実在の野球選手のようにややスリムになった。 その一方でチーム構成は12球団+ナムコスターズのみと少なくなり、『 87年度版』以降常連だったメジャーリーガーズ(アメリカンズ)は完全になくなったが、わけがわからない名前の選手を入れるぐらいならばこれで良かったと言えるかもしれない。 1992年10月に本作のSNES移植作『SUPER BATTER UP』が北米で発売。 当時のMLB全26球団(*8)のデータやユニフォーム(ホーム・ビジター共)が反映されており、チーム選択画面でアメリカンリーグ所属球団とナショナルリーグ所属球団を切り替えられる(リーグを跨いだ対戦ももちろん可能)。ナムコスターズ・アメリカンズ(むしろNPB選抜のほうが適切?)・スペシャルチームは用意されていない。 選手の描写が八頭身のリアル調に改められている。後のアーケード作品『グレートスラッガーズ』シリーズに先駆けた試みともいえる。 試合時のBGMは大幅に変更されており、オルガンを中心としたメジャーリーグらしい雰囲気となった。また、試合前にアメリカ国歌・カナダ国歌(ブルージェイズorエクスポズがホーム側の場合のみ)を静聴する演出が追加された。 特筆すべきは日本産の応援歌「ダッシュKEIO」を原曲とした初代メインBGMがそのままオルガンアレンジされているというもの。オルガンなので曲自体の違和感は抑えられているものの、なかなかにシュール。 チャンス時BGMはアーケード版の初代『ワールドスタジアム』と同じ音程のアレンジとなっている。 国歌静聴後の選手が守備位置に散らばるシーンのBGM(新規)、ホームラン時BGM(『パックマン』のコーヒーブレイクのアレンジ)は上述の『スーパーファミスタ2』で逆輸入された。 余談 本作のナムコスターズには、ついに本シリーズ自身を選手化した「ふぁみすた」が登場。スタメンのクリンナップ(5番)に入っている(*9)。 だからといって能力では別に特筆したものはなく、主役の超俊足の「ぴの」と唯一の長距離バッター「ぱっくまん」を喰うどころか他のザコ選手にも喰われそうな目立たない存在である。 OBをモデルとした選手がドラフト候補生として登場するという要素は、後にコナミの『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』でも採用された。 前述の通り、ロッテが愛称を「オリオンズ」から「マリーンズ」に改称したことで現実では「O」のチームはなくなったが、スペシャルチームで大洋ホエールズのウラチームが「オーシャンズ」として「O」になっている。 偶然だが、前年までロッテがホームに使っていた川崎球場は、かつて大洋のホームだった。そう考えると因縁めいたものを感じる部分ではある。 「ろっこう球場」のモデル阪神甲子園球場はこの年からラッキーゾーンが取り払われた。 それを反映してか、ゲーム中でもかつてラッキーゾーンのあった所は芝の色が違っている。 かつてしれっと実名を使っていた頃、恒例の注釈「球団名・選手名はすべてフィクションであり実在の球団・選手とは何ら関係ありません」は本作でも少し形を変えて存在している。 「ゲーム中のセ・パ12球団を除く球団・球場・選手等はすべてフィクションであり実在のものとは関係ありませんので予めご了承ください。」当然、これの指すものはアメリカンズやスペシャルチームのことと思われるが、上記の通り全然違う名前なのでいちいち言うまでもないし、あれだけでモデルがわかる者がいったい何人いるのだろうか? また球場に関しても上記の通り言及されているが、球場選択で見られる写真はモロに実在のモデル球場そのものである。これは上記とは真逆の理由で旧来通りのツッコミどころ。 前年の広島カープ優勝のきっかけとなったのが「炎のストッパー」と呼ばれた津田恒実の脳腫瘍による戦線離脱である(これが原因で後の1993年に32歳の若さでこの世を去った)。 津田は4月の巨人戦で登板するも、上記の影響はいかんともしがたくアウトを1つも取れず降板して敗戦投手となった。監督の山本浩二はそんな病状を知らずその試合直後は「たるんどるぞ!」と言わんばかりに叱責したが、その事実を知るや詫びる気持ちからチームの他の選手にもその事実を伝え「津田のために優勝するぞ」という奮起につながり逆転優勝に繋がったという現在でも語り継がれるドラマチックなエピソードである。 そのため、広島を強くしたいなら不自然な打撃力補正などをするよりは津田を全盛期並みの能力でチームに入れた方がそれらしいし、その方がよっぽど嬉しいファンサービスになっただろう。 とはいえ、この頃の津田は前年シーズンが終った11月に正式にカープを退団しているためライセンスの対象外だったので実名化にこだわった代償ならば仕方ないといえば仕方ない(*10)。 パッケージ裏には12球団の球団旗のアイコンが並んでいるが、ロッテのみナムコスターズに差し替えられている。 上述の通りロッテのみ前時代を基にした架空デザインであったため、それに対する批判を避けようとしたとも考えられるが、実際の狙いは不明。 2018年発売のSwitch作品『ファミスタエボリューション』の初回特典として本作をベースにした「スーパーファミスタレトロ2018」が、2年後の『ファミスタ2020』では「スーパーファミスタレトロ2020」を含むスペシャルコンテンツがダウンロードできるコードが付属していた。2017年発売の『ファミスタクライマックス』の初回特典「ファミスタレトロ」の流れを汲んだファンサービスと言える。 選手データやユニフォームはそれぞれ最新のものを反映している。 スペシャルチームと紅白戦は廃止されている(*11)。ただしスペシャルチーム所属選手は、オリジナル版同様にドラフトモードの候補選手として登場する。 ゲーム内パスワード以外に新しくデータセーブ・ロードのシステムを導入しており、ドラフトモードの「選手の補強状況を保存できない」という問題点が解消された。また、指名重複時の抽選画面でセーブし、くじを外してもロードし直して当たりくじを手にするという不正も可能。(*12) 一方でユニフォームがホーム用のみとなっていたり(*13)、チーム名の略号のフォントがオリジナル版から使い回されている(*14)(*15)等、演出面では「ファミスタレトロ」に比べてやや見劣りする箇所も見受けられる。 「2018」では試合後の新聞でオリックスと楽天のユニフォームがアベコベに描写されているというミスがあった(「2020」では修正されている)。 「2020」では全体的に現役野手陣の能力の底上げが図られており、分かりやすいところではオリジナル版では稀であった守備Sもしくは肩Sの選手が各チーム最低1人含まれている(この傾向は捕手で顕著)。 ただ、その能力インフレの煽りを受けて、ドラフトモードの選手達の魅力が少々薄れてしまった側面も見受けられる。 その中に混じって、日本ハムの中田翔が何故か走力40(カンスト値)に変更されている。現実の中田は強打者ではあるものの俊足ではないため、単なる設定ミスと思われる。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5941.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 スーパー ファミリーテニス タイトル スーパーファミリーテニス 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-JA ジャンル スポーツ(テニス) 発売元 ナムコ 発売日 1993-6-25 価格 7900円(税別) ファミリーテニス 関連 FC ファミリーテニス SFC スーパー ファミリーテニス GB ナムコギャラリー VOL.3 GBA ファミリーテニス アドバンス 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/zouheisan/pages/15.html
らあゆファミリーとは らあゆファミリーとは、絶対唯一神らあゆによるらあゆの為の謎の組織である。 敵対組織にりんとんファミリー、てぺしゅファミリー等がある。
https://w.atwiki.jp/famistaonline/pages/123.html
ファミスタコード プレゼント 有効期間 pink ピンク少佐、80歳、メカ太郎 2008.6以前~ hange-bunine ポコタンヌ、ペ・ロッパ、母さん 2008.6以前~ saru-homerun サル☆吉、メロン★娘、メカ次郎! 2008.6以前~ famista2 BN野球くん 2008.6以前~ jumpinggiru BNギル 2008.6以前~ kaenkougeki BNファイガ 2008.6以前~ advancepitch BNススム 2008.6以前~ switchprince BN王子 2008.6以前~ pitcher-eye BNひとみ 2008.6以前~ blondswing BNテイルズ 2008.6以前~ touruichamp BNピノ 2008.6以前~ 3360000km BNカイ、和田どん、プーカァ 2008.6以前~ hyper-kiroku BNラップ、ワースタ、ナジャヴ 2008.6以前~ nekocombi BNねねこ、ネイト 2008.6以前~ sspkaimaku BN受付小町 2008.6以前~ 2008greeting BN麗子、アイ、タイゾウ 2008.6以前~ newyearsgift BN龍馬、リッジ、ブンブン 2008.6以前~ niceswing ブロンズチケット1枚 2008.6以前~ ce-pa-kouryu SSPチケット1枚 2008.6以前~ famistablog 500FP 2008.6以前~ niceteamedit 100FP 2008.6以前~ homerun-king 100FP 2008.6以前~ famistapoint 100FP 2008.6以前~ ns-famista ブロンズチケット1枚 2009.8.10~
https://w.atwiki.jp/gmcomposer/pages/114.html
ま マイクタイソン パンチアウト!! MUSIC COMPOSER U.KANEOKA[兼岡行男] A.NAKATUKA[中塚章人] K.YAMAMOTO[山本健誌] マイティファイナルファイト SOUND COMPOSE SETSUO[山本節生] YUKO[竹原裕子] 魔界島 七つの島大冒険 SOUND COMPOSE YUUKICHANS PAPA[坂口由洋] MUSIC COMPOSE DEBARA TARUMI[藤田晴美] 魔界村 MUSIC HAL AND WOOD MOTHER MUSIC PRODUCE AKIO OHMORI RITSUO KAMIMURA MUSIC EFFECTS KEIICHI SUZUKI[鈴木慶一] HIROKAZU TANAKA[田中宏和] まじかるキッズどろぴー sound YOKOYAMA[よこやま きよし] KASE まじかるタルるートくん ミュージック パピカミュージック まじがるタルるートくん2 コンポーザー ウルティマン2ごう まじゃべんちゃー麻雀戦記 MUSIC KAZUO SAWA[澤和雄] 魔鐘 MUSIC COMPOSE Y.E.K AND Y.E.K PRODUCTION 魔境伝説Ⅱ 大魔司教ガリウス SOUND DESIGN OTOSHI HIDENORI[前沢秀憲] SHINKON SHINYA[坂元信也] DAMIAN FUJIO[藤尾敦] KYOUHEI SADA[禎清宏] ONIGIRI YAMAKO[山下絹代] 魔神英雄伝ワタル外伝 music compose and sound effect SHINICHI SAKAMOTO[坂本慎一] マックスウォーリアー 惑星戒厳令 MUSIC BY EDEN[塩田信之] MUSH MR.N[中潟憲雄] マッド・シティ music and sound KYOUHEI SADA[禎清宏] MICHAEL MAEZAWA[前沢秀憲] DAMIAN FUJIO[藤尾敦] シンコン OGURA[小倉努] 魔天童子 COMPOSER TOMOHISA SOUND MANIPULATOR IWATAN[岩田匡治] マニアックマンション MUSIC AND SOUND EFFECTS BY T.TAWADA[多和田吏] マネーゲーム2 兜町の奇跡 音楽 大藤由美子 マハラジャ MUSIC SPOCK マルサの女 music TAMA[河本圭代] sound PERO[殿村裕誠] み 三つ目がとおる -SOUND- H.IWATSUKI[岩月博之] ミネルバトンサーガ MUSIC HARRY PONN ROLIE SOUND C.MOS む ムーランルージュ戦記 メルヴィルの炎 MUSIC COMPOSER YUKIHIKO KITAHARA[北原幸憩] ムサシの冒険 MUSIC COMPOSER IWATAN[岩田匡治] め めざせパチプロパチ夫くん MUSIC K.TAKAHASHI MUSIC DATA MAN M.BOOCHAN メタルギア SOUND EFFECT KAZUKI MURAOKA[村岡一樹] メタルスレイダーグローリー MUSIC BY SEIICHI KYOUDA[京田誠一] ARRANGED BY YASUYUKI EBASHI LIVE PLANNING SOUND EFFECTS TADASI MUKAI LIVE PLANNING メタルマックス MUSIC SATOSHI KADOKURA[門倉聡] SOUND PROGRAM SHOGO SAKAI[酒井省吾] TAKAFUMI MIURA[みうら たかふみ] MASAAKI IWASAKI[岩崎正明] メトロイド MUSIC BY HIP TANAKA[田中宏和] も モアイくん SOUND DESIGN H.UEKO[上高治巳] 魍魎戦記MADARA サウンド すけのみや ふじお[藤尾敦] なぞなぞ すずき[鈴木勝彦] ミュージック くけいはクラブ 燃える!お兄さん おんがく かさい おさむ[笠井治] はらだ まさあき[原田昌亮] もえろツインビー シナモン博士を救え! music by RUSHER SHINYA[坂元信也] もっともあぶない刑事 MUSIC COMPOSER KIMIO NOMURA モトクロスチャンピオン music direct KUMOGA compose MIKUCU 桃太郎伝説 おんがく せきぐちかずゆき[関口和之] サウンドプログラマー たかはしかつのり[高橋克昇] 桃太郎伝説外伝 おんがく せきぐちかずゆき[関口和之] サウンドデザイン なりたおさむ[成田修] ほんまあきひろ[本間章浩] おんがくアシスタント やしのみかちる ささざわかずひろ ながたしげる 桃太郎電鉄 おんがく せきぐちかずゆき[関口和之] おんがくの へんきょく きはらしげお きはらりょうこ[樹原涼子] モンスターメーカー サウンド・・・ むらい としお マニピュレーター・・・ いちした おさむ こうかおん・・・ いまい しょうすけ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9311.html
ファミリートレーナーシリーズリンク ファミリーコンピュータ作品 Vol マット タイトル 概要 判定 1 A アスレチックワールド 初作品。Aマットの基本操作をまんべんなく取り入れた基本形なゲーム。運動能力の採点もありチュートリアル的ゲームながら出来は良い。 良 2 B ランニングスタジアム Bマットを使い二人用に対応した陸上競技の体感ゲーム。コナミの『ハイパーオリンピック』を本当に走る形でプレーするような感覚。 シリ不 3 B エアロビスタジオ ゲームというよりはファミコンで画面を見ながらエアロビクスをする実用ソフトに近い。見方によっては『ダンスダンスレボリューション』の先駆けと取れるかも? なし 4 A ジョギングレース 「ランニングスタジアム」とイメージが被るがこちらは1人用のマラソンゲーム。カロリー消費まで兼ね備えた実用ソフト的な一面もあり。 5 B 迷路大作戦 スポーツ系から一転して体感アクションのゲームらしいゲームに。アトラクションのような巨大迷路感覚をファミコンで実現。 6 B マンハッタンポリス ゲームらしいゲーム第2弾。警察官として悪人を捕らえるアクションゲーム。普通のコントローラーで補助も可能だがファミトレにして煩雑な操作が要求される。 ク 7 B ファミトレ大運動会 大勢でワイワイ大興奮!ファミトレはやっぱりスポーツ系が良く似合う。いろいろ競技の工夫の多さが見どころ。 良 8 B 突撃!風雲たけし城 当時TBSで放送されていた人気アトラクション番組のゲーム化だがゲーム向けな改変も目立つ。とはいえ番組再現を過度に意識しなければ十分楽しめる。 良 9 B 風雲たけし城 二 番組は未だ人気衰えず1年越しで第2弾が発売。再現度は上がったものの少々操作が複雑になった。名物は前作で使いまくったせいかマイナー関門もある。「つう(二)」は「通」も含む? なし 10 A 来来キョンシーズ ベビーキョンシーのあみだ大冒険 久しぶりのAマット対応作品にして日本での最終作。キョンシーになった気分でジャンプアクションも実質運ゲー。 ク B ショートオーダー/エッグスプロード! 日本未発売作品のパズルゲーム。 その他ハード作品 機種 タイトル 概要 判定 Wii ファミリートレーナー 約20年ぶりに復活。マットの上で走るスタイルは健在。 ファミリートレーナー2 みんなで冒険!ファミリートレーナー いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク Switch ファミリートレーナー マットから脱却し、レッグバンドを採用。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 FC スーパーモグラたたき!!ぽっくんモグラー IGS発売のもぐらたたきゲームで専用のマットコントローラーが付いている。実はこの作品のマットコントローラー「Tap-Tap Mat」はファミコンの本シリーズのものと互換性がある。 不安定 関連シリーズ ナムコットファミリーシリーズ - 『ファミリースタジアム(ファミスタ)』をはじめナムコがファミコン時代に築いた「現実で行われているスポーツやテーブルゲーム(麻雀等)のゲーム化作品」のシリーズ。2005年にバンダイとナムコが合併したことにより同じ『ファミリー』を冠することからWii以降の本シリーズ作品はこのカテゴリにも属した扱いとなる。 シリーズ概要 バンダイから発売され周辺機器「マットコントローラー」を使って、体(主に足で)でする家庭用の体感ゲームの走りとなったシリーズで通称「ファミトレ」。 1986年11月発売の『ファミリートレーナーシリーズ1 アスレチックワールド』をスタートに、当初は体でするゲームらしく体感スポーツゲームを主体にシリーズを発売してきたが『迷路大作戦』などゲームらしいジャンルにも手を伸ばしている。 操作性自体特殊なこともあってか、ゲームとしての出来はかなりムラがあるシリーズになっている。 ファミコンブームにより遊びの王道はファミコンとなったことで外で虫取りやボールなどで遊ぶことが激減し、運動不足を心配する親と、ファミコンをしたい子供双方のニーズを満たし、双方に支持されたこともあって専用コントローラーを必須のシリーズながら10作品とファミコン最多のシリーズ作品がリリースされた。 しかし1987年は『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』発売によりRPGブームが本格化、この年はまだ旧来の王道ジャンルと拮抗していたが1988年になると一層RPGブームは加速度的に進んでいくことになる。 また同時期は『プロ野球ファミリースタジアム』(通称 「ファミスタ」)『燃えろ!!プロ野球』(通称 「燃えプロ」)により野球ゲームブームに火が付いた年でもあり、これも1988年には続々新顔タイトルが参戦し瞬く間にRPGと並んで全盛期を迎えることになる。 そのようなブームに飲まれていったせいもあり結果的にシリーズ作品のほとんどが1987年に集中している。 1988年以降は1988年12月と、1989年1月の2タイトルのみにとどまり以降は携帯ゲーム機の始祖的存在『ゲームボーイ』や、ファミコンを上回る性能を持った『PCエンジン』『メガドライブ』といった他社の新ハード発売にも飲まれここで終焉を迎えることになる。 一度は完全に終わったシリーズではあるが任天堂が2006年12月に体感重視の新ハード『Wii』を発売。体感ゲームの走りであった本作も、それに合わせて新作が発売され一度は終わったはずの本シリーズも実に約20年ぶりに復活を果たした。 Wiiでのシリーズも2011年を最後に途絶えたが、またまた10年近くを隔てた2020年にはNintendo Switchで新作が発売され、このように復活と終焉を繰り返し未だ歴史は終わっていない。 発売元のバンダイは2005年にナムコと合併し「バンダイナムコゲームス」となったこともあってか『Wii』版以降のシリーズは上記『プロ野球ファミリースタジアム』をはじめとしたナムコの『ファミリーシリーズ』のラインナップにも含まれる。 余談だがナムコの『ファミリーシリーズ』第1号『プロ野球ファミリースタジアム』は1986年12月発売なので、本シリーズ第1弾『アスレチックワールド』が『ファミリー○○』というタイトルでは初である。 そもそもファミスタはそこまでのヒットを期待されておらずあれほどの大ヒットになることなど想定外でシリーズ化が決まったのは後のこと。本シリーズはハナからシリーズ発売を目論んでいた。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/18.html
発売日順 1983年 1984年 1985年 1986年 1987年 1988年 1989年 1990年 1991年 1992年 1993年 1994年 2001年 2013年 コメント 1983年 発売日 タイトル ジャンル 備考 07/15 【ドンキーコング(ゲーム)】 ACT 【ドンキーコングJR.(ゲーム)】 ACT 【ポパイ】 ACT 08/27 【五目ならべ 連珠】 TBL 【麻雀】 麻雀 09/09 【マリオブラザーズ】 ACT 11/22 【ポパイの英語遊び】? 教育 12/07 【ベースボール】 野球 12/12 【ドンキーコングJR.の算数遊び】 教育 1984年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/14 【テニス】 テニス 02/02 【ピンボール】 ピンボール 02/18 【ワイルドガンマン】 FPS 04/21 【ダックハント(ゲーム)】 FPS 05/01 【ゴルフ】 ゴルフ 06/12 【ホーガンズアレイ】 FPS 06/21 【ファミリーベーシック】 プログラミング 07/04 【ドンキーコング3】 STG 10/05 【デビルワールド】 ドットイート 11/02 【4人打ち麻雀】? 麻雀 『ジャン狂』の移植 【F1レース】 RCG 11/14 【アーバンチャンピオン】 格闘 11/22 【クルクルランド】 ACT 11/30 【エキサイトバイク】 RCG 1985年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/22 【バルーンファイト】 ACT 01/30 【アイスクライマー(ゲーム)】 ACT 02/21 ファミリーベーシックV3 プログラミング 04/09 【サッカー】 サッカー 06/18 【レッキングクルー】 PZL 06/21 【スパルタンX】 ACT 07/26 【ブロックセット】 その他 【ファミリーコンピュータ ロボット】連動 08/13 【ジャイロセット】 その他 ファミリーコンピュータ ロボット連動 09/13 【スーパーマリオブラザーズ】 ACT 11/21 【マッハライダー(ゲーム)】 RCG 1986年 発売日 タイトル ジャンル 備考 02/21 【ゼルダの伝説】 ADV FCD スーパーマリオブラザーズ ACT FCD版 ゴルフ ゴルフ FCD版 サッカー サッカー FCD版 テニス テニス FCD版 ベースボール 野球 FCD版 麻雀 麻雀 FCD版 04/14 【謎の村雨城】 ADV FCD 06/03 【スーパーマリオブラザーズ2】 ACT FCD 07/21 【バレーボール】 バレー FCD 08/06 【メトロイド(ゲーム)】 ACT FCD 08/27 【アイアムアティーチャー スーパーマリオのセーター】 その他 FCD・ロイヤル工業販売 10/21 【プロレス】 格闘 FCD 12月 【オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズ】 ACT FCD・ニッポン放送発売 12/19 【光神話 パルテナの鏡】 ACT FCD 1987年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/14 【リンクの冒険】 ARPG FCD 02/21 【ゴルフJAPANコース】 ゴルフ FCD 05/31 【スマッシュピンポン】 SPG FCD 『コナミのピンポン』の移植 06/14 【ゴルフUSコース】 ゴルフ FCD 07/10 【夢工場ドキドキパニック】 ACT FCD・フジテレビ発売 09/14 ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前編 ADV FCD 09/30 ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 後編 ADV FCD 10/30 【ファミコングランプリ F1レース】 RCG FCD 不明 【パンチアウト!!】 格闘 景品版。スーパー・マッチョマンを倒したらエンディング。 11/21 マイク タイソン・パンチアウト!! 格闘 販売版。マイク・タイソンを倒したらエンディング。 12/01 【アイドルホットライン 中山美穂のトキメキハイスクール】 ADV FCD 12/15 【銀河の三人】 RPG 『地球戦士ライーザ』の移植 1988年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/21 【アイスホッケー】 SPG FCD 04/08 ドンキーコング ACT FCD版 書き換え専用 04/14 【ファミコングランプリⅡ 3Dホットラリー】 RCG FCD 04/27 ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前編 ADV FCD 06/14 ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 後編 ADV FCD 07/19 ドンキーコングJR. ACT FCD版 書き換え専用 08/12 【ファミコンウォーズ】 SLG 10/23 【スーパーマリオブラザーズ3】 ACT 11/18 アイスクライマー ACT FCD版 書き換え専用アーケード版がベース 11/30 【帰ってきたマリオブラザーズ】 ACT FCD 書き換え専用 12/09 VS.エキサイトバイク RCG FCD 1989年 発売日 タイトル ジャンル 備考 02/03 レッキングクルー PZL FCD版 書き換え専用 05/23 ファミコン探偵倶楽部 PARTⅡ うしろに立つ少女 前編 ADV FCD 05/30 ピンボール ピンボール FCD版 書き換え専用 06/30 ファミコン探偵倶楽部 PARTⅡ うしろに立つ少女 後編 ADV FCD 07/27 【MOTHER】 RPG 10/14 ふぁみこんむかし話 遊遊記 前編 ADV FCD 11/14 ふぁみこんむかし話 遊遊記 後編 ADV FCD 1990年 発売日 タイトル ジャンル 備考 04/20 【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】 SRPG 06/05 【ナイトムーブ】 PZL FCD 07/27 【ドクターマリオ(ゲーム)】 PZL 09/07 【バックギャモン】 TBL FCD 1991年 発売日 タイトル ジャンル 備考 06/28 【新4人打ちマージャン 役満天国】 麻雀 07/26 タイムツイスト 歴史のかたすみで… 前編? ADV FCD 07/26 タイムツイスト 歴史のかたすみで… 後編? ADV FCD 09/20 【マリオオープンゴルフ】 ゴルフ 12/14 【ヨッシーのたまご】 PZL 1992年 発売日 タイトル ジャンル 備考 03/14 【ファイアーエムブレム 外伝】 SRPG 04/28 クルクルランド ACT FCD版 書き換え専用アーケード版がベース 09/14 【スーパーマリオUSA】 ACT 11/21 【ヨッシーのクッキー】 PZL 1993年 発売日 タイトル ジャンル 備考 03/23 【星のカービィ 夢の泉の物語】 ACT 05/21 【ジョイメカファイト】? 格闘 09/21 【テトリスフラッシュ】 PZL 1994年 発売日 タイトル ジャンル 備考 02/19 ゼルダの伝説1 ADV 02/19 【ワリオの森】 PZL 2001年 発売日 タイトル ジャンル 備考 12/14 パンチアウト 格闘 1990年に日本国外で発売された再販版。マイク・タイソンは登場せずMR.DREAMを倒したらエンディング。GCの【どうぶつの森+】に収録された後、【Wii】などのバーチャルコンソールで配信。 2013年 発売日 タイトル ジャンル 備考 11/21 ルイージブラザーズ ACT 『スーパーマリオ 3Dワールド』に付属するソフト。FCソフトのデータであり、FCのバーチャルコンソールで動作する。Switch移植版『+フューリーワールド』にも収録。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/2925.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 ファミリーサーキット タイトル ファミリーサーキット 機種 ファミリーコンピュータ 型番 ジャンル レース 発売元 ナムコ 発売日 1988-1-6 価格 3900円 ファミリーサーキット 関連 FC ファミリーサーキット ファミリーサーキット '91 SFC スーパー ファミリーサーキット 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9332.html
ファミリーマージャン 【ふぁみりーまーじゃん】 ジャンル テーブル(麻雀) 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ナムコ 開発元 日本物産 発売日 1987年8月11日 定価 3,900円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント ゲームとしてのテンポは悪いファミコンを使った麻雀の教科書 ナムコットファミリーシリーズリンク 概要 内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1987年8月にナムコが発売した麻雀ゲーム。 ナムコの『ファミリーシリーズ』の第4弾にして初めてテーブル系ゲームのジャンルとして登場。 基本的には麻雀自体を知らない初心者向けのものになっている。 ファミコンでは4本目の麻雀ゲームで、そのうち1つはディスクソフトの『プロフェッショナル麻雀悟空』(1986年12月25日発売・アスキー)なのでロムカセットに限ればファミコン草創期の『4人打ち麻雀』(1984年11月2日発売・任天堂)以来となる。 内容 レッスンと実戦編に分かれている。 レッスン1と2は実際の麻雀の解説を行い、画面上でも実際にサイコロを振ったり点棒を見せたりでプレイヤーによくわかるように見せている。 レッスン2には、これまでの解説での知識を試す10問の4択形式のクイズがある。 レッスン3は実戦形式だが、いろいろと救済措置が設けられている。 「手牌オープン」で相手の手持牌を見ながらプレーできる。 「捨牌指導」カーソルをその時、捨てが推奨される牌に合わせることで教えてくれる。 「リトライ」はもう一度同じ条件(配牌だけでなくツモまで何もかも全く同じ)で最初からやり直せる。 ルール変更が途中で自由にできる。 持ち点が少なくなると役満テンパイ寸前なほどの超好配牌が来る「役満チャンス」が発生する。 実戦編は、一般的な麻雀のゲームのモードで上記のような救済措置は一切ない。対戦相手は6人。 名前 年齢 麻雀歴 性格 得意技 師匠 45歳 35年 調査中 役満一筋 さゆり 24歳 5年 気まぐれ 一発狙い めぐみ 22歳 3年 情熱的 チンイツ りえ 20歳 1年 粘り強い ホンイツ ゆりえ 19歳 9ヶ月 淋しがりや 単騎勝負 ひでみ 18歳 3ヶ月 とにかく陽気 ニコニコ勝負 「師匠」が相手の場合のみ数秒の制限時間があり、それを過ぎると強制ツモ、強制捨牌(今カーソルが合っている牌)となる。 対局時はサイコロを振って親決めをしたり、得点は単純な数字表示ではなく点棒の増減をしっかり見せる。 つまり、アナログで麻雀をしている描写を再現している。 そのため、点棒が尽きる(ハコテン)と、その場で終了となる。また持ち点が1000点ないとリーチがかけられない。 相手の点数は表示されないが、10万点に達した場合でもその場で終了となる(自身の初期持ち点が27000点なので相手は72900点持っていることになる)。 終了時には30000点返しの形で得点が計算される。 変更できるルール。()は初期設定。 西入(無) 「無」なら東場南場までの半荘、「有」なら南局が終わって西場に入る。 喰い断(無) 「有」なら喰ってのタンヤオを認める。 八連荘(無) 「有」なら親が8回連続で和了れば以降の和了はすべて役満扱いとなる。 振聴罰(有) フリテンチョンボの有無。 不聴罰(有) 流局時、片方のみがテンパイだった場合、ノーテンのプレイヤーが1500点支払う。 メジャーなルールとの相違点。 ウラドラはどんな場合でも1つのみ。つまりカンで表のドラは増えてもウラドラは増えない。 自風は2人打ちの場合親が「東」で子が「南」「西」「北」のいずれかを持つが、本作では4人打ちのように東南西北で回り、いずれかのプレイヤーが「東」でない場合両者とも子扱いで局が終われば必ず親流れとなる。 上記以外での基本ルール。 複合の役満は無効でいくつ条件を満たしていても1つ分の点数(親48000点、子32000点)にしかならない。 5本場以降の2翻縛りは適用されていない。 ノーテンリーチ、ノーテン和了、ヤクナシといったフリテン以外のチョンボはリーチや和了そのものを拒絶するため発生しない。 評価点 丁寧な解説。 ファミコンで解説の類は、すべて説明書で行われていただけに画面上で動く形で解説されるのは非常にまれであった。 本来ゲームに必要ない部分まで抜け目なく解説してくれるため、実戦に即しておりファミコンプレイヤー層にとっては本などを読むよりも、よりわかりやすい。 解説するだけでなく、その知識を確認する問題や、救済機能の付いた実戦機能。 確認問題は間違えた場合でも答えは告知されるので、見直しができる。 救済機能の付いた実戦も、ファミコンプレイヤーによくある「慣れがないせいで負けてばかりでいつの間にやらヤル気も出ず」という投げ出すことを起きにくくしている。 様々なロジックを持った対戦相手。 明記されているだけではざっくりとしか特徴はわからないが、実際には1人1人に細かい個性がある。 美女グラフィックの出来。 師匠も含めて、こちらが和了ると面白くなさそうな顔をしたり、自分が和了ったり最後に勝ったりすると嬉しそうな顔をしたりと表情の変化もある。 リーチやロンなどもしっかり合成音声で表現されている。 賛否両論点 サイコロを振って親決めしたり得点は点棒の増減を直接見せる。 アナログでの麻雀の感覚をリアルに演出できているので、素人がアナログでの麻雀の知識を得るには役に立つ反面ゲームとしてはテンポの良さを削いでいるのも否めない。 点棒を見て計算するのはこれもアナログの麻雀に即しているとはいえ、数字での表示がなくプレイヤーが頭で計算しなければならないのはゲームとしては少々面倒。 問題点 LESSON2のクイズは、ただ淡々と問題をこなすだけで何点だろうが総評などは一切ない。 クイズそのものは知識の確認の上で効率的なものとは言え、ただ10問消化して終わるだけではゲームとしては味気ない。 また問題の1つに答えが間違っているものがある。 「捨牌指導」がイマイチあてにならないこともある。 それぞれの個人スタイルに完全対応は無理なのだが、時としてどう考えてもありえない牌を指定されることもある。 ファミコンでは思考ロジックの不十分さもあるのは多少は仕方ないとしても懐疑的な挙動が目立つのは実用に欠ける。 そのままポーズがかけられるので「師匠」相手で適用される制限時間が何の意味もない。 制限時間そのものはあるとはいえ画面を表示したままポーズがかけられるので、その状態でじっくり考えることができる。 4年前のファミコン草創期に発売された任天堂の『麻雀』はポーズはできても同時に画面を消していたため時間制限のシステムを壊すものではなかった。 チー・ポン・カンの操作。 チーが左、ポンが右、カンが下と十字ボタンに紐づいており、うっかり押し間違えても取り消しがきかない。 上記の通り、師匠戦は時間に縛りのある仕様のため、このようなボタン1つですぐできる形にしたのだろうがそもそもその時間の概念が実質的に何の意味も持たないようでは後に残るは不便だけ。 総評 まったく知識のない麻雀初心者の入門ソフトとしてゲームに必要なことだけでなく実際に雀卓ですることまで考えて隅々まで解説が行われておりその確認問題から入門的な実戦モードまであり、まさしく将来の雀士育成ソフト。 既に熟知している者にとっても、様々なロジックのあるCOMPプレイヤーと対戦できるのは悪くはない。とはいえ、やはりゲームとして考えるとアナログ再現によるテンポの悪さは気になるところではある。 その後の展開 『ファミリーシリーズ』は同年12月11日、テニスゲームの『ファミリーテニス』を発売。 この作品からシリーズ看板のポニーテールの少女がパッケージに登場することになる(*1)。 1988年11月25日には本作の直接的な続編『ファミリーマージャンII 上海への道』を発売。 本作のような初心者への解説モードはなくなり、ボーナスゲームなども付いた筐体ゲームの発展形のような形で普通に麻雀を知った者をターゲットにした構成になっている。 余談 本作の開発を担った日本物産は言わずもがな日本における麻雀ゲームのメッカ的存在である。 後に本作に倣ったようなタイトル『ニチブツマージャン』として自社発売でシリーズ化していくことになる。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35921.html
登録日: 2017/01/04 Wed 21 24 04 更新日:2024/08/22 Thu 15 51 00 所要時間:約 27分で読めます ▽タグ一覧 1995年 SFC ゲーム ザ・モノポリーゲーム2 スーパーファミコン スーファミ トミー ホテル モノポリー 糸井重里 良作 隠れた名作 『ザ・モノポリーゲーム2』とは、1995年3月31日にスーパーファミコン用に発売されたソフトである。 発売元はトミー(現タカラトミー)、開発元はエイプとトムキャットシステム。 前作「モノポリー」から2年後の発売となった。 また、前作に引き続きスーパーバイザーに糸井重里が参加している。 今回の舞台は「ボードウォークホテル」。総支配人は「リッチアンクルペニーバッグス」、つまりロゴから顔を出してるあのおじさん。 作中時間でも前作から二年後のストーリーであり、モノポリーの館のオーナーが館を売却して私財を投げ売って建設したという設定。 主な前作との違い ホテル内通貨 今作ではホテル内の通貨として「コイン」が用いられており、モノポリーのゲームやクイズに参加する為にコインが必要となっている。 これによって、初期状態からいきなり上位の部屋に挑むことができなくなった。 一方で逆にクイズやカジノでコインを稼いでしまえばボードウォークカップにすぐ挑戦する事が出来る。 CPUのAIの強化 特定のカラーグループや機関を好むなど、プレイスタイルに大きく個性付けがなされた。 前作では交渉の際に、提示された金額に対して大きく離れた額を提示する事が頻発したが、今作でこの点は改善された。 一方で、10ドル程度の誤差で提案が2往復した挙句交渉が決裂する等、テンポが悪くなる面も現れている。 収集要素の増加 前作は部屋に飾れるトロフィーの入手方法がモノポリーの勝利やクイズの成績のみであったのに対して 今作ではカジノの役、フリープレイでの連勝回数等、大幅にトロフィーや盾の種類が豊富である。 ホテルの部屋、設備 フロント 1階の中央にある。 オープニングが終わった後、プレイヤーが自動的に歩いていく場所。ここでコイン3枚が貰える。 少々世話焼きな優しいお姉さん(18)が部屋について説明してくれる。 コインが無くなった時に公開処刑アナウンスで呼び出されると、再び軍資金の3コインが貰える。 お姉さんは普段は仕事を淡々と進めていくが、最後は遂に‥‥? ルールの部屋 1階のフロントの左にある。 モノポリーの基本的なルールを教えてくれる。 オレンジカップの部屋 レッドカップの部屋 イエローカップの部屋 グリーンカップの部屋 ボードウォークカップの部屋 ルールの部屋から時計回りに以上の順番となる。ボードウォークカップ以外の4つは予選と決勝の2ラウンド制。 ゲームの参加費と賞金は次の表の通り。 部屋 参加費 2位賞金 1位賞金 カップ制覇商品 オレンジ 1 2 5 カジノのメンバーズカード レッド 4 5 25 なし イエロー 20 25 100 Tシャツ グリーン 80 100 500 モノポリーおじさんの駒 ボードウォーク 400 500 2500 フリープレイの部屋の鍵 プレイヤーの部屋 2階の左側奥。 獲得したトロフィーや盾が飾られる。 前作は部屋に飾られたトロフィーがどの部屋で獲得した物だか分からなくなってしまう事故が多発したが 今作では左右のキーで獲得した物の名前が確認できるようになって解消した。 成績の部屋 2階の左側手前。 滞在者(プレイヤーとCPU)の情報の他に、所持コイン枚数や勝率のランキングが確認できる。 歴史の部屋 2階の左側正面。 書庫であり、モノポリーにまつわる諸々の歴史について読む事が出来る。 クイズの部屋で出題される歴史関連の問題はここに行けば答えが分かる。 クイズの部屋 2階の右側正面。 モノポリーのルールや歴史にまつわる問題が用意されている。 初級、中級、上級の3コースがあり、必要なコインと成績に対応するコインは以下の表の通り。 難易度 参加費 成績に応じた報酬 0~6問 7問 8,9問 全問 初級 1 0 1 2 5 中級 5 0 5 10 25 上級 20 0 20 40 100 また、当該の難易度で初めて全問正解した際はトロフィーが貰える。 カジノの部屋 2階の右側手前。 オレンジカップ制覇で解禁。カードゲームとスロットマシーンで遊べる。 カードゲームは麻雀のようなルールで役を作る権利書を模した今作オリジナルの「エイトカクテルズ」。 最初に賭けるコインの枚数を決め(所持コインの1割未満、最大10)、成立した役に応じて賭けコインに倍して差し引かれる。 スロットマシーンはオールドスタイルのスロットで遊べる。 1コインで真ん中1列、2コインで横3列、3コインで対角線2列+横3列が対象となる。 フリープレイの部屋 2階の右側奥。 エンディング後に解禁。前作と違い好きなCPU4人を任意に選んで対戦する事が出来る。 賭け金は最大999コインであり、参加者5人の所持コインの最低枚数がそれより低ければその枚数となる。 バルコニー 2階の正面の出入り口から行ける。 物憂げに海を見ている女やお土産屋さんがいる。またボードウォークカップ制覇の表彰式もここで行う。 登場人物 今作はCPUキャラは総勢36人。実在の人物がモデルであるキャラが多く前作のような電波系はあまりいない。 前作にも登場した人物は後ろに○、前作の人物に関連がある人物は△を付ける。 オレンジカップ予選 うの うのきさぶろう 80さい いんきょ とちゅうで いんろうをだしたりしない しょうしんしょうめいの ごいんきょだ。 「ふぉっふぉっふぉっ。」 今作の最年長プレイヤー。宇野コーポレーション元会長で、現在はその座を息子に譲っている。 今作屈指の鉄道オタ。別プレイヤーが鉄道を購入した途端に高確率で交渉を持ちかけるほど。レートは一枚目で$500程度。 あやか いしだあやか 12さい こやくCМタレント 「ひとりじめしたいモノポリーチップス」 のCМで かわいいえんぎがひょうばん。 「チャンス チャンス。」 今作の最年少プレイヤー。妹と2人でモノポリーをよくやっているらしい。 子供故か押しが強め。ダークパープルが好き。 よしむら よしむらこなつ 38さい えいがはいゆう なぜハリウッドは わたしのことを ほうっておくのかしら‥‥と かのじょ。 「つぎは わたしね。」 やや高飛車でプライドの高い女優。 グリーンが好き。 たしろ ○ たしろ かずお 36さい モノポリーきょうかいのスタッフ モノポリーのたのしさを おおくのひとに しってもらうことが かれのいきがい。 「素晴らしきかな モノポリー!」 色んな意味で相変わらず。 特に固執するカラーグループ等はなし。 オレンジカップ決勝 おがた おがたゆうじ 26さい テレビドラマの はいゆう トレンディけいじドラマ「けいむしょへ いけ」での けいじやくが だいにんき。 「トイレ 行きてえ‥‥」 トレンディ俳優。元ネタは言わずもがな織田裕二。緊張するとトイレに行きたがる。他人のターン中に行けばいいだろ ややライトパープルが好きだが、あまり目立たない。 チューボー МCチューボー 22さい ラップミュージシャン 「フリーパーキング」という グループで さくしと ボーカルをたんとうしている。 「オレだー。」 年のわりにややテンションが高いから渾名が厨房チューボー。 グリーンが好き。 えり みずしまえり 20さい フリーター モノポリーそのものよりも このホテルの ふんいきに みりょくをかんじている。 「ぜったい 勝ちたい。」 わがまま。テンションの浮き沈みが激しい。おがたの追っかけらしい。 ダークブルーが結構好き。 こみね ○ ノーベルこみね 50さい ふくわじゅつし あいぼうのトンちゃんが にんぎょうとは おもえなくなるほどの めいじんげい。 「たまには わたしが‥‥ 『トンちゃん めくる!』」 前作に引き続き参戦。ボケとツッコミのキレが増している。 オレンジが好きで、揃ったカラーグループ同士の交換などやや強引な内容の交渉も平然とする。 レッドカップ予選 アンナ アンナ・マッケンジー 17さい イギリスからの りゅうがくせい 「にほんごと コミュニケーション」が かのじょの そつろんのテーマである。 「わたしは それを 買いたいです。」 前作のケントのようなキャラクター。時々ページをめくっているのは恐らく英和辞典。 鉄道が結構好き。レートは一枚目で$370程度。 まつだいら まつだいらやすし 48さい タクシーうんてんしゅ 5ねんまえに きゃくとしてのせた 「いくた」から モノポリーをおそわった。 「ヒョヒョイっと 買いましょうかねぇ。」 典型的な優しいタクシー運転手だがアイコンの表情は怖い。 ライトブルーが好き。比較的行動派。 ロボポリー △ ロボポリー2 0さい モノポリーロボット しょだいロボポリーより すうだん こうしょうのうりょくが アップした。 「タッタ 10ドル。」 ひとつばし博士が前作での敗退を受けてバージョンアップしたロボット。破産すると体が爆破する。 ダークパープルが好き。 みつへい はなしやみつへい 30さい らくごか かれはいま 「モノポリーながや」という しんさくらくごを れんしゅうちゅうだ。 「交渉ケツレッツのパァ! ‥‥ってことか。」 若手の落語家。一人称は「あっし」。若干お調子者。30才なので恐らく真打ではない。 オレンジが好き。 レッドカップ決勝 しもだ △ しもださぶろう 25さい ビジネスマン 25さいになっても かれはいまだに はんこうきのまっただなか‥‥といえる。 「あとで後悔しても しらねえからな。」 プレイ中にやたら電話が掛かってくる。後述のはやま曰く、前作のパブロフと同一人物。 イエローが好き。権利書をあまり手放したがらない傾向にある。 ブリザード G・ブリザード 32さい メジャーリーガー 「アトランティック モノポリーズ」を たいだんし このホテルにやってきた。 「コンディションは いつも ばっちりネー。」 元メジャーリーガー。何故わざわざ本場のアメリカを離れて日本でモノポリーをやっているかは不明。 ダークブルーが好き。 たきもと たきもとひさこ 30さい コメディアン 「おんな」をすてたとたん テレビに ぶたいにと ひっぱりだことなった。 「どっしぇー!」 名前のモデルは久本雅美。というか立ち振る舞いもそのまんま。 鉄道が好き。 まんぷくじ ○ まんぷくじらかん 63さい じゅうしょく りっぱなおかただ というひともいれば いいかげんなぼうずだ というひとも。 「坊主が家を建てますぞ。」 前回よりもジョークが寒くなっている。思い出し笑いもするようになった。 ライトブルーが好き。 イエローカップ予選 さいおんじ さいおんじあきら 43さい しょうせつか いわゆる 「はめつがた」のしょうせつか ‥‥に どうも あこがれているらしい。 「ああ 心配だ‥‥。」 なんともひ弱い、病弱そうな小説家。だが主治医の森山曰く「実は何ともない」。 鉄道が好き。1枚目のレートは$370程度。 はせがわ はせがわこうめい 46さい コメンテーター 「わかものひょうろんか」として ワイドショーには かかせないそんざい。 「サイコロってのはよ こうやって ふるんだよ。」 顔が老けたジャイアンにしか見えない。説教臭い語り口が特徴。 ダークブルーがやや好き。 ほしの ほしのりゅうじ 28さい ホスト 「ラグジュアリータックス」という ホストクラブの ナンバー1である。 「エレガントに スナップをきかせて。」 普段は言葉遣いが丁寧だが、熱くなるとまくしたてる癖がある。 公共会社がやや好き。立ち回りが上手である。 うさみ △ うさみちはる 19さい かじてつだい あねにすすめられた バニースタイルだが かのじょは あまりきにいっていない。 「あのー おそれいります。」 前作に登場したうさみなつきの妹。彼女らの母親が日本初のバニーガールだったらしい。非常に物腰が低い。 公共会社が好き。 イエローカップ決勝 チャダ チャダ・ルンビニ 33さい インドりょうりシェフ インドでおこなわれる「ヨーガモノポリーたいかい」の チャンピオンである。 「やぱり 刑務所‥‥。」 ヨーガモノポリー大会とはどんな大会なのか。日本語はあまり上手でない。時折逆立ちのヨガをする。 レッドが好き。 おだじま おだじませいご 55さい だいぎし かおもデカイが こえもデカイ。 たしかに せっとくりょくはありそうだ。 「ンー ちょっといいかね?」 衆議院議員らしい。威厳たっぷりな話し方である。 ダークブルーが好き。 リリー ○ マダムリリー ?さい うらないし すべての じゅうようなけつだんは くろねこのシッポに ゆだねられている。 「ここは 買うべきのようじゃ。」 水晶玉に黒猫が映ったから転向したらしい。猫の名前はヤマト。大きな金の動きがあるとヤマトが興奮してリリーを引っ掻く。 イエローが好き。条件が揃うと動き出す。 もりやま もりやましんじ 38さい いし かれにモノポリーを すすめたのは かれのかんじゃ「さいおんじあきら」だ。 「おっと ぼくのばん。」 やたら馴れ馴れしい。聴診器を自分にあてて鼓動を聞いたりタバコ吸ったりする。医者としてどうなの ライトブルーが結構好き。 グリーンカップ予選 はやま ○ はやまちさと 28さい しゅふ ニュースキャスターをやめて 1ねん いまでは ごくふつうのしゅふである。 「あっ いけない‥‥」 前作のながいちさとが結婚、寿退社をして妊娠中。 レッドが好き。 ミドリ ○ ミドリ 25さい? ホステス かれは いや かのじょは いや かれは「ダークパープル」の にんきホステスだ。 「買うっきゃ な~い。」 前作より化粧が少し上達した松尾裕次郎。モノポリーの腕以外はおおよそ相変わらず。 グリーンとダークパープルが好き。 ふせじま ふせじまひとし 43さい キャスター あたまのキレと けいかいなしゃべりが ウリモノのかれだが ひとことおおい。 「さっそく めくってみましょう。」 アナウンサーらしく饒舌な喋りが特徴的。たまに毒舌。はやまの先輩だった。 イエローが好き。 からさわ からさわたくと 38さい コンダクター ふきょうわおんを なによりもきらう おだやかで しゃこうてきなプレイヤー。 「心臓の鼓動が フォルティッシモです。」 38才には見えないほど老け顔落ち着いた物腰。状況を音楽に例える事がある。 ライトブルーが好きな傾向がある。 グリーンカップ決勝 ごろう ごろう 50さい よくわからない げきだんいんや サンドイッチマンでは ないらしいのだが よくわからない‥‥。 「ぺロッ ぺロッ ぺロッ ぺロッ」 ピンクの熊の着ぐるみを着た不審者謎のおじさん。ゲーム中で入手できるある本の著者でもある。 レッドが好き。 クミカ クミカ 18さい げいじゅつだいがく1ねんせい すえは ミュージシャンか デザイナーか エッセイストか スタイリストか‥‥? 「クミカ 逃げちゃおっかな‥‥?」 仲間内でモノポリーにはまっている。結構わがままだったりする。 ダークパープルが好き。破天荒なプレイも時折見せる。 しいの しいのたつひと 26さい プログラマー モノポリーをはじめて わずか3かげつで グリーンカップのレベルに たっした。 「ええ もういちどですね。」 モノポリー3の開発を担当している(というゲーム中での設定)。プレイヤー歴は作中最短で唯一1年未満。 レッドが好き。クミカほどではないがやや行動派。 ヒルベルト ○ FC・ヒルベルト 47さい ドイツうまれのエッセイスト にほんの「はいく」に むちゅうのかれは なんでも5・7・5で はなそうとする。 「50ドル 払って出ます 刑務所を」 今作では俳句に凝っている元ドイツ人。他には眼鏡を着用したくらいで特に前作と変化はない。 ライトパープルが好き。 ボードウォークカップ パパーリオ パパーリオ 37さい なぞのラテンアメリカン こくせきも しごとも まったくのナゾ。 あかるくて あやしいおとこである。 「みんな 強そうね。」 いくた曰く「モノポリー世界大会の決勝常連」。なのに国籍不明(*1)。若干馴れ馴れしい。 イエローが割と好き。 くらたに くらたにもへい 70さい ホテルチェーンかいちょう いちりゅうホテル「グランドレッド」の そうぎょうしゃで かいちょうでもある。 「めでたし めでたし と。」 落ち着いた物腰のおじいさん。しかし頭はきれる。 グリーンとダークブルーが好き。 リサ リサ ?さい ナゾのびじょ すじょうを ききだそうとしても かのじょのこたえは ほほえみだけ‥‥。 「ええ いただくわ。」 前作の「しみずるりこ」のようなポジションの、ミステリアスセクシーキャラ。 ライトパープルが割と好き。 いくた ○ いくたまさあき 44さい せかいチャンピオン せかいいちの モノポリープレイヤーも いえにかえれば ふつうの よきパパだ。 「なるほど。 やらせていただきます。」 前作より絵がアクティブに。机から乗り出したりする。 オレンジが好き。多少強引な交渉もたまに吹っかけてくる。 追記・修正は所持コイン枚数がトップになった方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今もなおコンシューマモノポリーの最高傑作。……後続が酷いだけとか言わない -- 名無しさん (2017-01-04 21 43 02) マザー2のモノトリービルで宣伝されてたのはこっちの方だったのか(糸井重里的な意味で)。てっきり前作かと思ってた -- 名無しさん (2017-01-04 23 41 05) 権利書にスリーブつけてエイトカクテルズやってる自分は異端かな -- 名無しさん (2018-06-25 07 30 26) ↑3 Wiiとかスイッチのは特に酷いみたいですね...「家を売ってどうするのですか? たいした利益になりませんよ?」 -- 名無しさん (2024-05-17 06 50 06) 名前 コメント