約 4,686,367 件
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1465.html
ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII- part34-25~31 25 :BEFORE CRISIS FF7 その1:2007/10/27(土) 21 27 16 ID uDi6atIE0 ▽ビフォアクライシスFF7 BEFORE CRISIS FF7 舞台は、FF7本編から6年前。 主人公は神羅カンパニーの裏仕事をこなす工作部隊『タークス』の新人たち。 ・レノに憧れてタークスに入った元ギャングのロッド使いの男 ・神羅軍事学校を主席で出た短銃使いの女、FF7本編でタークスに入るイリーナの姉 ・ドン・コルネオのボディーガードで2丁拳銃を使う男 ・散弾銃を使う良家のお嬢様 ・キザでクールな刀使い男 ・史上最年少でタークスに入った手裏剣使い少女 ・元警官の熱血漢男(おっさん) ・元軍人で男勝りの格闘女 ・ヌンチャク使いのおぼっちゃま ・ナイフ使い女 このタークスの新人キャラのなかの一人を選んでゲームを進める。 タークスの主任はヴェルド、厳格な合理主義者。ツォンは副主任的な役割。レノやルードもいる。 26 :BEFORE CRISIS FF7 その2:2007/10/27(土) 21 32 30 ID uDi6atIE0 タークスの敵は、星命学者組織『アバランチ』。(FF7本編前なのでバレットは入っていない) このころのアバランチは、星命学者のなかでも特に原理主義的な人間が、その信望者を率いるという組織。 星の命の存続を最優先事項と考え、魔晄エネルギーを吸い取る神羅カンパニーを 『星の命を削る悪徳企業』とみなし、神羅に対してテロ活動(主に魔晄炉爆破)をたびたび行う。 でも正直、人の命はなんとも思ってない。 アバランチのリーダーはエルフェという女性。 特別な力を持ち、戦闘能力も高く、仲間から崇拝されている。 副リーダーは、格闘戦が得意なシアーズと、レーザーガンを使う頭脳派のフヒト、男二人。 フヒトは星命原理主義者で、目的のためなら手段を選ばない冷酷な科学者。 神羅に対抗するため、特別な力を持つエルフェを利用してアバランチを結成。 魔晄エネルギーを使ってソルジャーに似た兵士を生成したり、神羅の一員である宝条に 協力を依頼したりとずる賢く立ち回る。 シアーズは元孤児で、神秘的な力を持つエルフェを慕って入団。フヒトとはあまりそりが合わない。 戦闘能力が高く、レノとルードふたりを相手に互角に戦えるほど。 タークスはそんなアバランチの破壊活動を阻止するため、また 神羅の裏仕事(要人警護、都合の悪い事件の隠蔽、ソルジャー候補の調達・・・実質的には拉致・・・など)を こなすために活動する。 27 :BEFORE CRISIS FF7 その3:2007/10/27(土) 21 37 49 ID uDi6atIE0 作中ではFF7の過去の出来事の詳細も語られ、FF7の主要キャラも出てくる。以下箇条書き ・一般兵のクラウドとソルジャークラス1stのザックスは、作戦でたびたび主人公と協力し、知り合いとなる。 ニヴルヘイム事件(暴走した英雄セフィロスがニヴルヘイムの村を壊滅させた事件)の後、 主人公は神羅屋敷から逃亡した被検体の排除命令を受ける。 しかしその被検体がザックスとクラウドであることを知った主人公は、彼らを見逃すことに。 ・アバランチは、星と対話できる力を持つという『古代種』の末裔である エアリスの協力を得るため、たびたび彼女に接触する。ツォンも同じ目的でエアリスに近づく。 エアリスはアバランチ兵に追われているところを非番の主人公に助けられ、 その親切心に触れることで、神羅の意外な一面を知ることになる。 ・シドのロケット実験は、アバランチ兵がロケットの酸素ボンベを壊し、 それを直そうとした助手のシエラが発射直前までエンジン部に留まったたために失敗した。 ・タークスは、当時、神羅と対立していたウータイにも出張。 アバランチも対神羅で協力関係を結ぶためにウータイを訪れ、ウータイ内で神羅と戦闘を行う。 当時まだ少女であるユフィは、街の中で好き勝手に行動する神羅もアバランチも気に入らず、 両者を邪魔するために奔走する。 ・アバランチはコレル村の魔晄炉建設を阻止するために鉱山の占拠を計画。 当時、バレットは魔晄炉建設推進派だったため、アバランチを排除する主人公たちに協力する。 このすぐ後にコレル魔晄炉のメルトダウンが起こり、村が壊滅する。 28 :BEFORE CRISIS FF7 その4:2007/10/27(土) 21 43 56 ID uDi6atIE0 ・アバランチはニヴルヘイム魔晄炉の爆破をも計画。 ティファたちもアバランチの破壊活動に巻き込まれ、主人公はティファを守ってアバランチを排除。 しかしその後、セフィロスたちが村を訪れ、神羅屋敷で自分の出生の秘密を知った セフィロスが暴走、ニヴルヘイム事件が起こる。ザックス、クラウド、ティファは重傷を負う。 暴走したセフィロスに深手を負わされながらも何とか生き延びた主人公は、 セフィロスが魔晄炉に落ちるのを目撃し、それをツォンに報告することに。 その後、タークスはニヴルヘイム事件を隠匿する命令を受ける。 (旧住人たちは神羅屋敷に運び被検体にする/街を事件前の状態に作り直して住人を神羅関係者で構成する) 神羅の汚い一面を目の当たりにして躊躇するツォン、レノ、ルード、主人公たち。 そんな彼らを見た主任ヴェルドは「汚い仕事は自分が引き受ける」と一人で後始末をすることに。 ・ナナキは「貴重な生命体を捕獲せよ」との命令を受けた主人公によって捕えられ、 ミッドガルの宝条の研究所へ連行された。 29 :BEFORE CRISIS FF7 その5:2007/10/27(土) 21 50 01 ID uDi6atIE0 ・アバランチに資金提供していた人物は、父親の失脚を狙ったルーファウスであることが発覚。 しかしフヒトはルーファウスを利用していたに過ぎず、タークスの内偵により アバランチとルーファウスの関係がばれると、フヒトはルーファウスとあっさり手を切り、 逆に命を狙う。タークスに救出されたルーファウスは、父親の命令により タークス本部での謹慎処分となる。 ・主任ヴェルドは、アバランチリーダーのエルフェの声を聞き、生き別れた娘フェリシアであることを知る。 かつてヴェルドは自らのミスで、故郷のカームの街への空爆指令を出してしまい、 家族を含めて街を全滅させてしまっていた。 街の住人たちは後に神羅屋敷で宝条の研究の実験台にされ、エルフェはそのときに 体内にマテリアを埋め込まれて特別な力を身につけたのだった。 ・エルフェが娘であると分かったヴェルドは、娘を守るためにタークスを離れる。 プレジデント神羅は、神羅の秘密を知りすぎているとして、離反したヴェルドの排除をタークスに指示。 しかしタークス全員はひそかにヴェルドをサポートする。 (このときヴィンセントがちょろっと登場。ヴェルドのかつての同僚であることが分かる) しかしそれがばれてしまい、タークス解散、タークスメンバー全員の排除が決議され、 主人公たちは神羅に追われる身となる。 30 :BEFORE CRISIS FF7 その6:2007/10/27(土) 22 04 25 ID uDi6atIE0 ・フヒトはエルフェの手の甲に埋め込まれたマテリアを奪う。 元々エルフェのマテリアが目的だったフヒトは、用済みとなったエルフェをアバランチから追い出す。 それに反発したシアーズは、エルフェを守りつつ、単独でフヒトの活動に抵抗する。 ・フヒトは疲弊した星の命を回復させるため、エルフェの体内に埋め込まれていたマテリアを使って 究極の召喚獣ジルコニアエイドを呼び出し、すべての生命を星に還そうという暴挙に出る。 ・ヴェルドが神羅に捉えられてしまい、ツォン、レノ、ルードは救出へ向かう。 主人公たちは別行動を取り、ジルコニアエイド内部に侵入する。 シアーズと協力して異形と化したフヒトを倒し、ジルコニアエイドも倒す。 そしてジルコニアエイドは消滅し、主人公たちは行方不明に。 ・ツォンはヴェルド親子とタークスを救うため、ルーファウスに相談を持ちかける。 ツォンは、ヴェルドとエルフェを始末する(と見せかける)ことで神羅への忠誠を誓い、 タークス排除を回避することに成功。 ルーファウスはタークスに救われた借りを返すため、タークス本部にて自らを人質に取らせ、 プレジデントに直談判してタークスを無処分とさせた。 ツォンはヴェルドの跡を継いでタークス主任となり、レノ、ルードを含め3人で新生タークスが誕生した。 その後、壱番魔晄炉へ侵入者ありの一報が流れ、FF7本編へ。 そしてFF7本編でのメテオ襲来時、ミッドガルで住民を避難誘導するツォンたちの目の前に ヴェルドと主人公たちが駆けつけて、エンディング。 31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/27(土) 22 08 31 ID uDi6atIE0 要約ですが、これで終了です。 最近ドコモでレノの特別章が配信されたみたいですけど、 プレイしていないので、別の方にお願いいたします。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/957.html
229 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/10/31(水) 01 42 52 「と、遠坂……」 「…………」 彼女は遠坂凛に相違あるまい。 凛とした彼女を表現するに一番適した顔のパーツ、雰囲気。トドメに赤い服。その幾百、幾千にも及ぶ組み合わせをクリアできる者などいる筈がない。彼女は遠坂凛だ。 だが事実の確認よりも、先に盗まれた物を返してもらうのが先決だと頭の中で声がした。 「えっと。とりあえず、その手に握られている物、返してくんない?」 「…………」 無言で手を伸ばし、莫耶の所持物であろうクリアイエローの水晶を差し出す。気のせいか、そのふてぶてしい態度はこちらを見下しているような気さえする。 「えと……」 無言の空気に耐えられず、気を逸らそうと改めて彼女の全身を眺める。 なるほど、彼女は遠坂凛だ。その嫌というほど見慣れた顔、見間違えるなどあろう筈がない。 ……だが直後、彼女が遠坂凛でない決定的証拠を確認した。というか何故すぐに気付けなかったのか不思議なくらい、ソレはあからさますぎた。 「ち、小さい……。遠坂、お前、それは……?」 目の前の遠坂凛は……。 3頭身だったのだ。 「何よ。文句あんの?」 「いや、でも、なんでさ……」 ———ああ、この気持ちを何と言い表せばいいのか。 シュール。 いや、シュールなのは確実だ。普段あれほど恐ろしい彼女が、潰れた饅頭のような愛らしい姿になっているなんて……。プリプリ不機嫌そうな顔ですら、その役割を果たしきれていない。 そして3サイズが裸足で逃げ出しそうなこの寸胴! いつも密かに自分のスタイルを気にしていたのは知っていたけど、こうなってはスタイルも何もない。こけしに手と足がついたが如くの体。 何というか、かつて俺の憧れだった遠坂凛を根底から覆すこの現実。本来なら怒りが先にくる所だろうが……それよりも先に、俺は腹の底から這い上がってくるアレを堪えるのに全神経を動員する羽目に陥っていた。 「………………何よッ!」 「いや、くっ、その…………プ」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」 真っ赤になった彼女から、その短い足が俺の股間へと吸い付いていき————。 瞬間。世界が反転した。 ——————。 ———————————。 「シ、シローーウっ!!?」 「———お、おおう、おおぉぉ……」 気付けば。俺は衆目の中、股間を押さえながら蹲るという恥ずかしい格好をしていた。 目の前を見れば、あの遠坂っぽい子はいつの間にかいなくなっている。 「お、お、おぉぉ……おお…‥」 「大丈夫か!? ま、まさか……毒!? そんなっ、私は解毒の魔法なんて使えないぞ!?」 「お、うお……。だ、大丈夫だ、莫耶。こ、これは金的といってな、男の最大の弱点をやられたんだよ……」 「弱点って……。あの、本当に大丈夫なのか? 何だったら人を呼ぶが……」 「いや、絶対に呼ばないで。放っとけば治るから」 「そ、そうか……?」 アソコを蹴られました、なんて人に言えるワケがない。そんなことしたら羞恥のあまり死んじまう。 結果はどうあれ———(結果? 過程じゃなかったっけ?)———とにかく盗られた物は取り返した。気を取り直して立ち上がり、手にしていた水晶を少女へ手渡す。 「はい、どうぞ。水晶なんて持ってたんだな。知らないけど高値で売れるのかな? 今度は盗られないようにしないと」 「ありがとう……」 そして心底ホッとしたように、少女が胸の中で水晶を抱きしめる。その安心しきった顔を見ていると、こちらも知らずに笑みが浮かんでくる。盗られた物が戻ってきて本当に良かったって思えた。 「あの、今日は町の散策は……」 「———すまん、正直立ってるのも辛いくらいだ。悪いが今日は宿で休養させてくれ」 「わかった……」 彼女なりに楽しみにしていたのか、しょんぼりとアホ毛を垂らす。その姿を見ていると罪悪感が湧いてくるが、それでも抗いきれないこの辛さ、わかってほしい。 230 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/10/31(水) 01 44 31 ———翌日 「お、来た来た」 港にでかい船———木造の客船がこちらに向かって巨体を寄せてきた。 さすがに現代に生きるだけに木造の中型船など見たことなどないが、だが実際目の当たりにすればこの迫力、鉄では味わえぬ趣がある。 そして桟橋から中へ導くべく橋が下ろされる。一番前に並んでいた俺達は、必然的に一番乗りの形となった。 「莫耶は船、初めて?」 「ああ。シロウは?」 「実は俺も初めてなんだ。楽しみだなぁ。やっぱり揺れは酷いのかな」 「そうだろうな。噂の船酔いとやらにならなければいいが……。距離はそれほどでないにしろ、何せ一晩中乗りっぱなしだからな」 この町の店屋で適当に旅支度を整えた俺達は、初めての船旅にワクワクしながら最前列で船を待った。が、混雑を予想していた割に人は少なく、肩透かしを喰らった。乗客は俺達を除いて2人のみ。 ちなみにその2人は、武芸者風の男、全身を布で包んだ、嫌な予感をバリバリに沸き立たせてくれる3頭身という、ちょっと、いやかなり妖しい出で立ちの方々だ。きっと素敵な船旅になること請け合いであろう。 「こちらへどうぞ」 入り口に立っていた案内人の女性に導かれ、通路を渡る。意外と中は思っていたより狭く、すんなりと目的の場所へと着いた。 そして困ったことに客室として宛がわれたのは中途半端に狭い一室のみで、あとは表の甲板へと通じる階段だけという有様。俺だってそれほど豪奢なものを期待していた訳ではない。それでももう少し快適な空間を得られるものと無意識に確信していた。 だが考えて欲しい。 仕切りもない一室ということは、あの妖しい2人と一晩中顔を見合わせたまま時を過ごさねばならないということなのだ。 挨拶もそこそこに、俺は寝た。 ———夜中 「……ん」 目 を覚ませば、むさ苦しいものと決め込んでいた空間は、俺1人しかいなかった。 Ⅰ:誰かがすすり泣く声が聴こえる…… Ⅱ:あの武芸者はどこにいるのだろう? Ⅲ:あの3頭身は、一体……
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/941.html
812 名前: ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 23 48 43 「莫耶って呼んでいい?」 ぴたりと。 それまで忙しく動かしていたスプーンを止め、少女は丸い瞳で俺を凝視した。 「…………あ。い、いや、だってさ、いつも呼ぶとき困るんだよっ! 俺が聞いても名前教えてくれないし。だから莫耶! 今日から君は莫耶って呼ぶことにするから!」 「………………」 半ば押し付けるようにして少女に名を与える。 そんな俺をじーーーっと何も言わず、あまつさえ表情の変化すらみせずに見つめてくる少女。 そして顔を下にして俯き、何やら考えている様子。 ……沈みかえる空気。もしかして……俺…………すべった? 「シロウ」 「はっ、はい……」 険しい顔で呼びつける王様。 ああ、でも、もし外していたとしたら……とんでもなく恥ずかしくないか!? ああっ、そもそも自分の愛剣から名前をとって莫耶だなんて安直すぎるじゃないかっ! しかも今気付いたけど、これ夫婦剣じゃん! 嫁にする気満々じゃないか! ヤバイ……あれは俺を軽蔑してる目なんだッ! 「シロウ」 「う……」 ―――だが甘んじて受け入れよう。 他の誰でもない。君が罵倒するというのならば俺は……ッッッ。 「―――悪くない」 「……え?」 「莫耶か。悪くはないぞ、いい名ではないか。私も自分の呼び名がないのは大変不便に思っていたところだったんだ。シロウの方からその話を振ってきてくれたのはとても嬉しいぞ。莫耶……うん、莫耶か……」 ―――なんと。 咄嗟の思いつきで言った名だというのに、この少女はすっかり気に入ってしまったようだ。 我ながら安直過ぎるネーミングセンスだとは思うが、一応心は込めたつもりなので、採用してもらえるのは光栄だ。自分の名を確かめるように何度も繰り返し呟いているのが微笑ましい。……もちろん、それ以上にあの微妙な空気に悩まされずにすむという喜びもあるが。 「ふふ、莫耶、か」 「うむ。今日から私を莫耶と呼ぶがいい」 意味も無く彼女をニヤニヤ見つめる。少女改め莫耶はそれに照れたのか、テーブルにある食器目掛けて顔を俯き、俺と視線を合わせないようにしていたが。まったく、可愛い奴め。 「あ、そうだ。今日は稽古どうする?」 「ん……」 食事の後は、俺の魔術の訓練とは別に、莫耶の剣の稽古をしている。―――かつてあの彼女が俺に剣を教えてくれたように。 本音を言ってしまえば莫耶はとんでもなく弱い。……もちろん、それは歳相応の身体能力ではあるが、そんなことを気にもせずに魔物に立ち向かっていくのはちょっと考えものである。 子ども、ましてや女性に剣を教えるというのは少し抵抗があったが、それでもまた無茶をやられてはたまらない。どうせまた同じような場面に遭うのならば、せめて危なくなった時に逃げられるだけの力は持っていて欲しい。 「もちろんやるぞ!」 「おし、じゃあ飯食ったら広場に行くか!」 強さの探求。 彼女は明確な目的を持って、強さを求めている。 彼女が俺に求めているものは嗜みとしての武道ではなく、実戦を想定したものであった。 あの幼い瞳に時折浮かぶ激情の炎。 それが何かはわからないが……でもいずれ話してくれるのだと信じたい。というかそれまでに話してくれるだけの信頼はほしい。 813 名前: ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 23 49 40 「ごちそうさま」 「ご、ごちそうさま……」 空になった食器をまとめて台所に持っていく。洗い物を手早く済ませ、練習用の剣に見立てた小枝を二本持ち出す。そしてまだかまだかと待っている少女の手をとり、街の広場へと直行した。 ――――。 ―――――――。 ―――――――――――。 「せりゃああああぁっ!!」 「なんの」 ばしん 持っていた小枝で莫耶の金髪頭を叩く。多分それほど痛くはないと思うけど、子気味良い軽快な音が辺りに響いた。 「いっ、痛っ…………」 「大振りすぎるんだよ莫耶は。上段は背が高い奴が使ったらそれなりに効果あるけどさ、小さい奴が使っても全く意味はないよ。とにかく細かく細かく。莫耶は力がないんだから相手の小手とか脛を狙うんだ」 「え、遠慮がないなぁ、シロウは。だが次こそはお前から一本とってみせるぞ!」 「うん、その意気だ」 どたどたどた、と猪の如く突進してくるお子様。うーん、また大振りだ。はい、遠慮なくバチン、と。 バチン! 「うおぅ!」 「また大振り。ほら、脇をしっかり締めて。確かに大振りは威力がでかいけど、避け易いから。避けられたら隙だらけだぞ?」 「う~~~…………」 …………恨めしい目でこちらを睨むのは勘弁してほしい。しかも見ればちょっと目に涙が溜まっている。……やりすぎたかな? ふと空を見上げれば、赤く染まっていた。いつの間にかこんなに時間が過ぎていたとは。今日はこれまでにしておくか。 「そろそろ終わりにするか。日も暮れてきたし」 「わ、私は……」 「詰め込みすぎはかえってよくない。今度は今日やったことを頭の中でシミュレートしておくといい」 「う、うん……。ありがとうございました!」 「ありがとうございました。…………っと、悪いけどおつかい頼まれてくれない? 今日の晩御飯の材料買ってきて。はいメモとお金」 「ああ、わかった」 素直に俺の言うことを聞き、店まで駆けて行く。その表情は心なしか上機嫌だ。自分もそうだったが、子どもというのは頼まれごとをされれば妙にワクワクしてくる。無理もない。小規模ながらも広い世界を冒険するのだから。 さて、あれだと莫耶が帰ってくるまで少し時間がかかるだろう。その間に俺は……。 Ⅰ:グンバの家に行く①(とある暗黒騎士) Ⅱ:グンバの家に行く②(ヒュームとガルカ) Ⅲ:そういえば令呪ってどうなったんだろ? Ⅳ:ローアイアスを投影してみる 投票結果 Ⅰ 0 Ⅱ 0 Ⅲ 5 決定 Ⅳ 0
https://w.atwiki.jp/shiroenpitu/pages/21.html
舞台設定・ファンタジー 呪術的、神話的あるいは寓話的設定を持つ作品。 ハイファンタジー ファンタジーの設定を持つ異世界を描いた作品。 リアル異世界 細かい設定を持ち、説明のつかない事物や現実世界の描写が全くない作品。 タイトル タイトル 神秘的異世界 非日常として異世界が描かれる作品。 タイトル タイトル 精神分析的異世界 死後の世界や夢の世界を舞台にした作品。 タイトル タイトル 神話的歴史世界 神話上の存在が闊歩する古代・中世を舞台にした作品。 タイトル タイトル ローファンタジー 現実世界にファンタジーの設定を持つ存在が登場する作品。 遭遇ファンタジー 作品世界内でも存在しないはずの人物、事物を描いた作品。 タイトル タイトル 参入ファンタジー 一般人が気づかないだけで、もともと作品世界に存在する種族・魔術・道具などが登場する作品。 タイトル タイトル 超能力・霊能力 主人公のもつ超常的な能力を主眼に置いた作品。 タイトル タイトル 心霊現象 死者の幽霊が登場したり、死者が蘇ったりする以外は現実世界を描いた作品。 タイトル タイトル 事故ファンタジー 説明の伴わない不思議な出来事を描いた作品。 タイトル タイトル
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/48111.html
【検索用 ふぁんたしーふぁんたしー 登録タグ VOCALOID inuha ふ 初音ミク 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:inuha 作曲:inuha 編曲:inuha 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『ファンタジーファンタジー』(ふぁんたじーふぁんたじー) 受け止めてくれたら嬉しい。 歌詞 (動画説明欄より転載) 言う 言わない 言う 言わな…い 白い龍の群れが過ぎる 森で 霧で 恋で迷子 ひとりうずくまる塔の下 想像する 素敵なこと そして惨めになる いつも 誰か助け…誰かじゃだめ 君がいいよ 言う 言わな…きゃ 僕は… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2339.html
(これは蒼天のイシュガルド編のパッチ3.5「宿命の果てに」をクリアした後に遊ぶことが出来る データ拡張ソフト第2弾です) (あらすじ) 数々の犠牲を払い、竜詩戦争に終止符を打った光の戦士は暁を立て直し 自分と暁に反逆者のレッテルを貼らせたイルベルトを追い詰めた。 しかし彼はニーズヘッグの眼を使い自分を犠牲にしバハムートクラスの蛮神を呼び出してしまった! これを止める為にパパリモがルイゾワが行った封印術を命を賭して行い。 その後蛮神はバハムートと同じ力を持つ兵器「オメガウェポン」によって相打ちとなった。 イダはその後、本当のイダは既に死んでいて自分は本当は「リセ」という アラミゴ解放軍のリーダーだった父を持つアラミゴ人であることを告げた。(父は既に故人) 光の戦士と暁はアラミゴをガレマール帝国の20年に及ぶ支配から解放するために エオルゼア同盟軍と共にアラミゴ解放戦線に参戦するのであった。 アラミゴは昔から暴君により支配されていたが、 今ではガレマール帝国第ⅩⅡ軍団長「ゼノス・イェー・ガルバス」による恐怖によって支配されていた。 アラミゴを自由へと解放するための戦いの幕が切って落とされようとしていた……。 (ここからはゲームのムービーです) エオルゼアの地図のカット。クリスタルマークがアラミゴ領へと向かう。 (場面転換) リセ(ナレーション)「エオルゼア同盟軍からの協力要請を受けて 光の戦士とアタシたちは ギラバニアの辺境地帯に足を踏み入れた」 エオルゼア同盟軍が制圧したカストルム・オリエンスへと足を踏み入れた光の戦士&暁メンバー(アルフィノ、アリゼー、ヤ・シュトラ、リセ、クルル) 辺りを見回す光の戦士。そこではエオルゼア同盟軍の兵士達がおり緊迫した空気が漂っていた。 リセ(ナレ)「蛮神に汚染された忌まわしき地エオルゼアと 帝国領土とを分け隔てる巨大防壁 バエサルの長城 この漆黒の壁を踏み越えたときから 新たな物語が始まった 紅蓮の炎に照らされた 戦いの物語が──」 光の戦士&暁&エオルゼア同盟軍&アラミゴ解放軍 VS ガレマール帝国第ⅩⅡ軍団 による解放戦争の火蓋が切られようとしていた。 光の戦士はこの戦いの果てに何を見るのだろうか? STORM BLOOD (ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者(リベレーター))
https://w.atwiki.jp/nicolyrics/pages/17.html
01 - エージェント夜を往く 【バッツ】 もっと旅して果てまで 世界を巡って ボコと二人きりの旅だけど 世界一周(×5) (行くぜ!) もっと旅して果てまで 親父の遺言 ボコと二人きりの旅だけど めぐりつくちて 今日はここで休もうか 一息ついたとき 落ちるハンバーグ タイクーン方向 02 - ハレ晴レユカイ 【レナ】 ある森のはずれで 出会った二人のひと 職のない 記憶のない おかしな二人 私ガラフといく 行き先同じだわ 【バッツ】 しょうがない 俺も行くよ 危なっかしいぜお前ら 【全員】 歩き出すよ 三人パーティ 目指すは 風の神殿 03 - 患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院 【ガラフ】 海賊が寝ているぞ 【レナ】 船をお借りするチャンスだわ 【ガラフ】 海賊に見つかった 【バッツ】 やべぇぞ大ピンチ 04 - Help me, ERINNNNNN!! 【ファリス】 ああ なぜなんだ あいつの持ってるペンダント 俺のとおんなじだ タイクーンのお姫様? 05 - nowhere 【全員】 あかま あおま くろま しろま ナイト モンク シーフ バーサーカー ときま 忍者 狩人 召喚士 その力、ジョブチェンジ 人は自然の恵み 受けて日々を生きる クリスタルに危機が せまろうとも知らず ただの石なんかじゃないんだぜ 06 - クリティウスの牙 【バッツ】 「レナ、こ、こいつ・・・」 【ガラフ】 「女じゃ!」 【ファリス】 「悪いか!」 【レナ】 「でも、どうして?」 【ファリス】 「おれは、小さいころ海賊に拾われて育ったんだ・・・」 【バッツ】 「それで男のフリを?」 【ファリス】 「海賊で女じゃあバカにされるからな・・・」 【ガラフ】 「フム。確かに男にしては美しすぎると思っとった!」 【ファリス】 「でもなあ!女だからってバカにすんなよ!」 【バッツ】 「あ、ああ・・・」 07 - GONG 【全員】 今こそ立ち上がれ 光の戦士よ 消えゆくクリスタル 輝き守れ 08 - 森のキノコにご用心 【全員】 記憶を取り戻したガラフ 二つの世界かける 【ガラフ】 Good bye friends in different world 09 - Butter-Fly (歌詞なし) 10 - 真赤な誓い 【バッツ】 今はわからないことばかりだけど 大切な友を助けに行くだけさ どんな敵でも世界でもかまわない ふるさとに別れつげ 未知なる世界へ 11 - エアーマンが倒せない 【全員】 あのギルガメ何回やっても倒せない 地道にHP削ってみても いずれはじしんにやられる 先にレビテトかけてみたけど 攻撃強くて耐えれない! だから次は絶対勝つために 僕はうたうのAPコツコツためておく 12 - 勇気VS意地 【全員】 エクスデスを かつて封印 した暁の戦士 続く戦士に未来 ゆだね 13 - アンインストール 【全員】 フレア メテオ 【ガラフ】 まだまだわしは死ねんのじゃ! この命 燃えつきてもいい わしは貴様を たおす 怒りでも憎しみでもない この力 尽き果てるまで 【クルル】 (おじいちゃん!) 14 - 鳥の詩 【バッツ】 ひとりの戦士を 俺たちは見送った 【レナ】 まぶしく笑ってた 元気でいたじゃない 【ファリス】 ケアルガもアレイズも エリクサーも届かない 【クルル】 いつもの冗談だ そう言ってよ ねぇ・・・ お願い・・・ 15 - you 【クルル】 私は今ここで 何ができるのか 少しでも力になれるのか あなたが今もそばに いてくれること わかるから大丈夫 戦える 16 - 魔理沙は大変なものを盗んでいきました 【バッツ】 完成 ハーレムパーティ (より どり み どり だぜ!) 姫様 おれっ娘の美人姉妹 ニューカマー バルの姫 (あんああんあん) why why why why Why do not you expect it 夢ぐらい 見てもいい? 気づけば愛鳥に先こされ いつの間に 妻子もち? ボコとの友情にはじめて 溝生まれた 17 - 思い出は億千万 【バッツ】 子供のころ やったことあるよ 今でもトラウマさ 高い屋根にのぼり かくれんぼ!見つけてよ!早く! 子供のころ 懐かしい記憶 親父の旅立った日 流れてたオルゴール 思い出は ゆうわくの うた! でも今はそんな思い出の場所 次元のハザマにのまれて助け待ってる! 重ねてきた戦闘 億千万 億千万 覚えた数々のアビリティ つないでゆく想いは 億千万 億千万 あの日継いだ想いを 胸にし 18 - God knows... 【ギルガメッシュ】 俺はどこまででも どんな世界 街でも行くさ 伝説の剣のうわさあるのならば 超える時空の波 作品の壁 たとえ姿は変わっても きっと 見つけるよ今 エクスカリパー 19 - もってけ!セーラーふく 【レナ】 もっていけ!さいごに笑っちゃうのは私のはず タイクーン王女だからです←結論 【ファリス】 こんなカッコやだよ 似合わないって やめとこうよ 【レナ】 そんなことないわ姉さん←ステキ 20 - ガチャガチャへるつ・ふぃぎゅ@ラジオ 【全員】 封印されし12の武器 どれから封印解きますか? ダガー 騎士剣 弓 ロッド 刀も魅力的・・・ だいちのベルは後回しv 21 - 創聖のアクエリオン 【シルドラ】 一万年と二千年前から愛してる 一番の友でいられて 本当に嬉しかった この想い伝わっているかな ありがとう 召喚獣となった身は 君と共に戦う槍となろう 22 - ふたりのもじぴったん 【全員】タイクーン国の王女様 海賊 実は 姫様 23 - つるぺったん 【全員】ジジ孫ともに バル城主 (王族 王族 みーんな王族) 庶民 旅の 風来坊 【バッツ】 (ニートってゆうなー) 24 - Here we go! 【ギルガメッシュ】 一対一の真剣勝負 もっとお前と 25 - true my heart 【ギルガメッシュ】 築きたかったぜ 友情 【ネクロフォビア】 死ね!フレア 【ギルガメッシュ】 それは!こっちのセリフだぜ!! じー ばー くー マジックポイントがたりない!? 26 - kiss my lips 【クルル】 かける大空 広がる大地 この飛竜の飛ぶ世界 I wish peace この手で守らせて 27 - RODEO MACHINE 【全員】 うっ うっ うっ うっ 宝箱だ!(ふうましゅりけん) 宝箱だ!(ふうましゅりけん) 待て!その宝箱は罠だ!! 28 - 序曲(DRAGON QUEST) 【全員】 水のいたわりを その身に受けて 希望を胸に この地に立つ人の子よ 29 - FINAL FANTASY 【全員】 勇気の炎 その眼に宿し 風の導き 聞きて旅立たん 30 - ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト 【ネオエクスデス】 わが名はネオエクスデス 世界にはびこる大樹 乱れよ 宇宙の法則 アルマ ゲスト 無にかえれ! (カメェェェェェーーー) 【全員】 光の戦士よ立ち上がれ なげる 調合 フレア剣 バハムート 乱れうち 31 - あいつこそがテニスの王子様 【全員】 you are the job master 32 - レッツゴー!陰陽師 【全員】 手紙書きましょ dear my friends! 33 - さくら
https://w.atwiki.jp/ffagito/pages/34.html
画像 レア度 武器名 最大Lv 初期最大 属性 グレードアップ後 錬金 素材 備考
https://w.atwiki.jp/2ch_ff13/pages/440.html
【FINAL FANTASY XIII】 対応機種:PS3 発売日:2009年12月17日(木)発売予定 価格:8,800円(税込9,240円) ジャンル:RPG CERO審査:B(12歳以上対象) ※ハードの話はハード・業界板でしてください。 ※次スレは重複防止のため 900が宣言してから立てる。スレ立てが無理な場合は必ず他の人に頼むこと。 ※不愉快だと思ったレスは NG指定。 荒らし、アンチは 無視 の方向で。 無視出来ずに、レスする人も荒らし仲間です。 ※sage投稿の仕方は、E-mail欄(メール欄/メ欄)に「sage」と記入。 ※サーバー負荷軽減のため、2chブラウザ(無料)の使用を推奨。 ttp //ringonoki.net/tool/2ch/janeview.html ◆公式サイト ttp //www.square-enix.co.jp/fabula/ff13 ▼wiki http //masterwiki.net/2ch_ff13 ▼「FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY XIII」関連スレ FINAL FANTASY Versus XIII-ヴェルサス-No.022 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1259507777/ FINAL FANTASY Agito XIII〜アギト〜vol.07 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1251375893/ ▼前スレ 【PS3】FINAL FANTASY XIII-FF13スレッド-0450 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1260697591/ ここから2 ◇開発STAFF ディレクター/シナリオ 鳥山 求 キャラクターデザイン 野村 哲也 サブキャラクターデザイン 池田奈緒 アートディレクター 上国料 勇 ムービーディレクター 野末 武志 バトルプランナー 土田 俊郎 メインプログラマー 柏谷 佳樹 イメージイラスト 天野 喜孝 コンポーザー/作曲 浜渦 正志 プロデューサー 北瀬 佳範 ◇声優 ライトニング :坂本真綾 スノウ・ヴィリアース :小野大輔 サッズ・カッツロイ :江原正士 ヲルバ=ダイア・ヴァニラ :福井裕佳梨 ホープ・エストハイム :梶裕貴 ヲルバ=ユン・ファング :安藤麻吹 セラ・ファロン :寿美菜子 ドッジ・カッツロイ :鵜澤正太郎 ホープの母親 :松下こみな ヤーグ・ロッシュ :東地宏樹 ジル・ナバート :園崎未恵 レブロ :浅川悠 ガドー :佐藤美一 マーキー :成瀬誠 シド・レインズ :中村悠一 リグディ :加瀬康之 ガレンス・ダイスリー :篠塚勝 ここから3 天空に浮かぶ楽園―― 「コクーン」に生きる人々は、 自らの世界を理想郷と信じていた。 楽園コクーンは、 聖府の総治のもとで平和と反映を亭受している。 人類の守護者 「ファルシ」たちの祝福を受けて、 安らかな日々が永遠に続くかに思われた。 だが、楽園を憎悪するファルシが出現する。 禁忌の魔境として恐れられる下界 「パルス」より到来したファルシが眠りから目覚めた時、 コクーンの平和は終焉を迎えた。 ファルシは人に呪いをかけて、 魔性の尖兵へと変える。 ファルシに選ばれし者――ルシ。 ルシの刻印を刻まれた彼らは、 果たすべき使命を背負って、 死よりも過酷な宿命に立ち向かう。 救済を求める祈り。 世界を守る願い。 運命を変える誓い。 想いが交錯する13日間が終わる時、 彼らの戦いが始まる ここから4 ◇ファイナルファンタジーXIII テーマソング「君がいるから」 ファイナルファンタジーXIII 挿入歌「Eternal Love」 作詞:中嶋ユキノ・菅原紗由理、作曲:浜渦正志、編曲:Sin 12月2日(水)発売 価格:1,200円(税込)/初回限定DVD付き:1,500円(税込) ttp //release.square-enix.com/news/j/2009/09/diufmbcl7.html ◇同梱版 『「プレイステーション 3」 FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION』 12月17日(木)発売 HDD容量:250GB 価格:41,600円(税込) ttp //www.jp.playstation.com/info/release/nr_20090924_ps3_ff13.html ◇FINAL FANTASY XIII ELIXIR × サントリー ttp //www.suntory.co.jp/softdrink/finalfantasy13elixir/index.html 「FINAL FANTASY XIII ELIXIR」 12月8日(火)発売 350ml缶 全16種類 レモン風味微炭酸 価格:200円(税込) 「FINAL FANTASY XIII ELIXIR PREMIUM COMPLETE BOX」 エリクサー16本+オリジナルタンブラー+シリアルプレート付き レモン風味微炭酸 12月15日(火)発売 3万セット限定発売(ネット限定) 価格:4,980円(税込) 「FINAL FANTASY XIII ELIXIR with TRADING ARTS Mini」 化粧箱(350ml缶1本+フィギュア1体) フィギュア全6種類 アロエ風味微炭酸 12月22日(火)から全国で限定発売 価格:980円(税込) ◇ファイナルファンタジー XIII オリジナル・サウンドトラック 2010年1月27日発売 4枚組 価格:3,990円(税込)/初回限定盤 5枚組:5,250円(税込) 初回限定盤:ドラマCD「FINAL FANTASY XIII Episode Zero -Promise- Story01 -ENCOUNTER-」 ttp //www.square-enix.co.jp/music/sem/page/fabula/ff13/ SQUARE ENIX MUSIC サウンドトラック・キャンペーン 2009-2010 ttp //www.square-enix.co.jp/music/sem/page/ost09/ ◇ファイナルファンタジーXIII ワールドプレビュー 12月10日(木)発売 AB判/160(仮)ページ 価格:800円(税込) ttp //store.jp.square-enix.com/detail/9784757527683 ◇ファイナルファンタジーXIII ライトニングマスターガイド (攻略本) ttp //www.mangaoh.co.jp/catalog/210092/ 12月17日(木)発売 価格:1,155円(税込) ◇FINAL FANTASY XIII Episode Zero -Promise- (小説) 12月24日(木)発売 価格:1,470円(税込) ttp //www.amazon.co.jp/dp/4757527705/ ◇FINAL FANTASY XIII アルティマニア(シナリオとバトルの2冊) 1月28日(木)発売 ◇FF13価格比較 ttp //gamehikaku.com/final_fantasy_13_ps3.html ttp //kakaku.com/item/http //www1.axfc.net/uploader/K/so/0000057318/ ここから5 スレ違いは荒らしと同罪 テレビ・モニタ・PS3の話は該当スレで FF13を黄色端子(笑)でやる奴はどうかと思う3 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1260152900/ 【PS3】液晶モニタ de 次世代ゲーム機35【XBOX360】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1259782816/ ゲームに適した液晶テレビ 105台目 http //dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1259920369/ ゲームに適した遅延の少ない液晶テレビ 74枚目 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/av/1258372999/ ゲームに適したプラズマテレビ21台目 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/av/1241515630/ ゲームに適したブラウン管テレビ44台目 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/av/1232251283/ PS3 質問・周辺機器スレ 16 http //dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1258768872/ 値下げでPS3をやっと買う人の為の質問スレ7 http //dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1258808826/ ここから6 ファイナルファンタジーXIII テーマソング「君がいるから」 http //www.youtube.com/watch?v=JU7gP5xGOA4 ファイナルファンタジーXIII 挿入歌「Eternal Love」 http //www.youtube.com/watch?v=BRdqiHmmzcA エリクサーWEB CM http //www.youtube.com/watch?v=9N4JeazM1kE エリクサーTV CM http //www.youtube.com/watch?v=SeTqFoUQvDM FINAL FANTASY 13 TVCM 提供:SCE (シナリオ編) http //www.youtube.com/watch?v=mRWd93PcNWI FINAL FANTASY 13 TVCM 提供:SCE (待っていた男編) http //www.youtube.com/watch?v=sWx0QeV00SA FINAL FANTASY 13 TVCM 提供:SCE (アクション編) http //www.youtube.com/watch?v=ZI8EyA2ixrw feature=player_embedded 30秒CMスクエニバージョン http //www.youtube.com/watch?v=Q-ftC_JpnsU
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/961.html
313 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/11/05(月) 20 21 00 心地良い眠りについていた。 蒙昧とした意識の中、柔らかい感触を頬に感じ、思わず頬擦りする。確かな人間の匂いが、まるで俺が赤子に戻ったかのように安心感を与えさせてくれた。 体は、動かない。 だがそんなのがどうでも良くなるほど、この感覚は心地良い。 できれば永遠にこの状態が続くことが望ましいとすら思うが、それでも残酷な光によって意識は半ば強制的に呼び戻される。 微かな苛立ちを感じた後、本能的に瞼を開けた先には———— 「おっ、目が覚めたようだな」 ———隅の方に寄せられた青空を除き、むさい男の笑顔が視界の大半を占めていた。 瞬時に理解する。 最高の安らぎを与えてくれた枕の正体は、男の汗臭いフトモモだった。 「ほ、ほぎゃああああ!? テメェ、何やってやがんだーーーー!!?」 にべもない。一刻も早くその危機から逃れようと体を起こすが————体は俺の意に反し、中途半端な角度まで上がった後、倒れた。驚こうとするも、続けて腕に走る激痛。気のせいか、頭もくらくらしてきた。 「いっ———ぐ、あ!!?」 「お、おい……」 「———無理しないでゆっくり寝ていることをお勧めするわ。貴方のソレ、明らかに重症よ」 声の主を見れば。全身を布でぐるぐる巻きにした3頭身の誰か。声の音調を考えれば、多分女性だと思う。だが彼女なんて覚えがない。一体、誰だ? 「えっと、誰?」 3頭身は盛大に溜息をついた後、幼子に言って聞かすようにしっかりとした口調で答えた。 「———怪我の影響で記憶が錯乱してるのかしらね……。ホラ、私よ。昨日、港町で貴方達と会った……」 3頭身はそう言いながら、被っていたフードを取った。そこには思わず遠坂と見紛ってしまうそっくりさんの顔。そしてピーンとインスタント食品に湯をかけた如く甦る記憶。 「あ、あーっ、あのスリの……」 「し、しーっ! それは置いといて……どう? 思い出せた?」 「ああ。しかし、何故俺はこんな所に、って、あっ……」 今度こそ完全に思い出した。少女と共に船に乗ったこと。少女の背負った何かを垣間見たこと。少女と俺がよくわからない獣に襲われたこと。突然海中から龍が出現し、少女をさらっていったこと。 辺りを見回せば。2人の姿があるだけで、少女の姿はそこになかった。 「————————ッ!」 「おいっ、何をする気だ!」 決まっている。少女を、取り返す。 動かない両腕に早々に見切りをつけ、背筋を以って上半身を持ち上げる。フラつく足に苛立ち、地団駄を踏みながら立ち上がって歩を進める。だが半ばでここが海のど真ん中だという事実に気付き、瞬時に泳いでいけばいいという結論に辿り着いた。膳は急げと甲板の端へと行くも———いきなり太い腕が俺の首に巻きついて、勢い余った体は床板へと転がった。 「…………何しやがる」 「バカヤロウ! お前、その体で海に飛び込むつもりだったのか!? 傷口に海水が入って腕が腐っちまう……いや、その前に動かない腕で泳ぐなんぞ沈むのがオチだぜ!」 「………………それじゃあ、彼女は……このまま放っておくっていうのか……?」 「それは……しかしな……」 314 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/11/05(月) 20 22 49 答えに窮し、武芸者は口を噤んだ。 わかっている。奴の言い分が明らかに正しいと。俺が今の状態でいくら勇もうとも、何も状況は好転しないって。慌てふためくその姿は、傍目からみれば無様ですらあるだろう。……だが、それならどうしろというのだ? いくら考えてもこの胸に空いた大穴を埋める術などない。ただ呆と空虚な風を流し込むくらいなら、無理だとわかっていても行動するしかないじゃないか!? ……少女とはまだ出会ってそれほど大きな時間を共にした訳ではない。だが、俺を信頼してくれた、あの無垢な眼差しを裏切る行為だけはしたくないのだ! なら……! 「———おい、坊主」 「……ん?」 「スリプル」 「!?」 呼ばれて目線を送った先に、男の指があったと思えば———急激な眠気が俺を襲った。同時に萎びる我が闘志。 「な、に、を……」 「お前さん、しばらく眠ってな。幸いこの船の行き先はウィンダスだ。魔法国家の連中ならその傷を癒す手立てがあるかもしれん。それまで大人しくしていることだ」 「う、ぐ……」 信じられない。男が使ったのはこの世界の魔術だろうか? ついさっきまで寝ていたというのに、まるで三日間完徹したかのような睡魔が脳を直撃する。起きようとする俺の意思に反し、瞼が物凄い力で引き下がってくる。 「お嬢ちゃん、生憎と俺はどうしても外せない先約があるんだ。悪いがしばらく坊主の面倒を見てやってくれんか?」 「いいわよ、別に」 「悪いな。船上じゃロクな手当てなぞ期待できんが…………そろそろ港が見えてきた。適当な院に駆け込むだけで、タルタルの奴らが何とかしてくれるだろうさ。同族だろ? 気兼ねはない筈だぜ」 「…………」 3頭身は、しかし武芸者の言葉には答えず、無言で俺の傍まで近寄ってきた。しかし半覚醒の鈍い頭では何の反応も返せない。 彼女は俺の耳元に口を寄せ、一言、呟いた。 「———ごめんね……」 何故? だが、その言葉の真意を反芻するよりも早く、俺の意識は闇に落ちた。 ——Interlude side ????? 「南のラインから……膨大なエネルギーが逆流してきています!」 「何だと! これは……まさか龍王!? 馬鹿な、早すぎる……」 「時が近いということさ、ナ……モ……ダ君。我々ジラートの悲願を成就する時が。もちろん、君達クリュー人にとっても、ね」 「…………」 「しかし、まだまだ役者は揃ってなどいない。闇の王も。クリスタルの戦士も。世界の終わりに来る者も。カスであろうと無能であろうと、撒かれた種の収穫の時は必ず来る」 「長かった……。真世界、永遠の楽園……。一万年の夢が、遂に……」 ——Interlude out. Ⅰ:目の前には見知ったあの金の瞳 Ⅱ:目覚めればあの遠坂のそっくりさんがこちらを覗いていた Ⅲ:目を覚ませば目の前にあの3頭身が……たくさんいる!?