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ここだけファイナルファンタジーXIII。コンマ00でパージ。 ●はじめる前に 最初のレスの際のコンマ数でロール(ジョブ)決め コンマ00~20 アタッカー(ATK) コンマ21~40 ブラスター(BLA) コンマ41~60 ディフェンダー(DEF) コンマ61~80 ヒーラー(HLR) コンマ81~90 エンハンサー(ENH) コンマ91~99 ジャマー(JAM) ●ロールが決まったら 名前欄に 任意の名前 ロール Lv1 を記載してスタート 例: ライトニング(ATK) Lv1 ●コマンド コンマ 00 パージ (死亡) コンマ11・22 ロールを変更可能 コンマ 33 Lv3アップ コンマ44・55 Lvの2倍ダメージ (重複なし) コンマ66・77 Lvの3倍ダメージ コンマ 88 Lvの4倍ダメージ コンマ99・01 召還獣を入手 TP+1 5の倍数 Lv分のダメージ 10の倍数 Lv1アップ (ダメージ後) ●召喚獣(所持可能なのは1種) シヴァ オーディン ブリュンヒルデ バハムート アレキサンダー ヘカトンケイル ●ショップ TP 5 : 「ライオンハート」 ⇒ ダメージ2倍 TP10: 「オメガウェポン」 ⇒ ダメージ10倍 ●ボス 【ベヒーモス】 HP30 弱点(シヴァ) 経験値(Lv+2) 【ドレッドノート】 HP100 弱点(シヴァ) 経験値(Lv+4) 【ファルシ=アニマ】 HP300 弱点(オーディン) 経験値(Lv+8) 【バルトアンデルス(弱)】 HP1000 弱点(ブリュンヒルデ) 経験値(Lv+16) 【シド・レインズ】 HP3000 弱点(バハムート) 経験値(Lv+32) 【ファルシ=ダハーカ】 HP1万 弱点(アレキサンダー) 経験値(Lv+64) 【バルトアンデルス(強)】 HP3万 弱点(ヘカトンケイル) 経験値(Lv+128) 【オーファン】 HP10万 経験値(Lv+256) ●ボスについて 特にデメリットはなく、討伐すると設定された経験値が貰える 討伐したいボス名とパーティーならアルファベット1文字を名前欄に記入 例: 【ベヒーモスA】ライトニング(ATK) Lv1 与えたダメージの合計がボスのHPを上回ると討伐完了 例: 【ベヒーモスA-32】ライトニング(ATK) Lv1 ただし、最大3人で討伐できるが同じロールの組み合わせは不可能 一度でもPTを組むと経験値が半減する いつでも戦闘破棄、又はメンバーを募集できてダメージは蓄積する 最新レスから遡り100レス以上書き込みがないメンバーを除外可能 弱点の召還獣を所持しているとダメージが2倍になる コメント 非常にマゾいので景品にアマギフ配布などあれば盛り上がるかも
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ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII- part34-25~31 25 :BEFORE CRISIS FF7 その1:2007/10/27(土) 21 27 16 ID uDi6atIE0 ▽ビフォアクライシスFF7 BEFORE CRISIS FF7 舞台は、FF7本編から6年前。 主人公は神羅カンパニーの裏仕事をこなす工作部隊『タークス』の新人たち。 ・レノに憧れてタークスに入った元ギャングのロッド使いの男 ・神羅軍事学校を主席で出た短銃使いの女、FF7本編でタークスに入るイリーナの姉 ・ドン・コルネオのボディーガードで2丁拳銃を使う男 ・散弾銃を使う良家のお嬢様 ・キザでクールな刀使い男 ・史上最年少でタークスに入った手裏剣使い少女 ・元警官の熱血漢男(おっさん) ・元軍人で男勝りの格闘女 ・ヌンチャク使いのおぼっちゃま ・ナイフ使い女 このタークスの新人キャラのなかの一人を選んでゲームを進める。 タークスの主任はヴェルド、厳格な合理主義者。ツォンは副主任的な役割。レノやルードもいる。 26 :BEFORE CRISIS FF7 その2:2007/10/27(土) 21 32 30 ID uDi6atIE0 タークスの敵は、星命学者組織『アバランチ』。(FF7本編前なのでバレットは入っていない) このころのアバランチは、星命学者のなかでも特に原理主義的な人間が、その信望者を率いるという組織。 星の命の存続を最優先事項と考え、魔晄エネルギーを吸い取る神羅カンパニーを 『星の命を削る悪徳企業』とみなし、神羅に対してテロ活動(主に魔晄炉爆破)をたびたび行う。 でも正直、人の命はなんとも思ってない。 アバランチのリーダーはエルフェという女性。 特別な力を持ち、戦闘能力も高く、仲間から崇拝されている。 副リーダーは、格闘戦が得意なシアーズと、レーザーガンを使う頭脳派のフヒト、男二人。 フヒトは星命原理主義者で、目的のためなら手段を選ばない冷酷な科学者。 神羅に対抗するため、特別な力を持つエルフェを利用してアバランチを結成。 魔晄エネルギーを使ってソルジャーに似た兵士を生成したり、神羅の一員である宝条に 協力を依頼したりとずる賢く立ち回る。 シアーズは元孤児で、神秘的な力を持つエルフェを慕って入団。フヒトとはあまりそりが合わない。 戦闘能力が高く、レノとルードふたりを相手に互角に戦えるほど。 タークスはそんなアバランチの破壊活動を阻止するため、また 神羅の裏仕事(要人警護、都合の悪い事件の隠蔽、ソルジャー候補の調達・・・実質的には拉致・・・など)を こなすために活動する。 27 :BEFORE CRISIS FF7 その3:2007/10/27(土) 21 37 49 ID uDi6atIE0 作中ではFF7の過去の出来事の詳細も語られ、FF7の主要キャラも出てくる。以下箇条書き ・一般兵のクラウドとソルジャークラス1stのザックスは、作戦でたびたび主人公と協力し、知り合いとなる。 ニヴルヘイム事件(暴走した英雄セフィロスがニヴルヘイムの村を壊滅させた事件)の後、 主人公は神羅屋敷から逃亡した被検体の排除命令を受ける。 しかしその被検体がザックスとクラウドであることを知った主人公は、彼らを見逃すことに。 ・アバランチは、星と対話できる力を持つという『古代種』の末裔である エアリスの協力を得るため、たびたび彼女に接触する。ツォンも同じ目的でエアリスに近づく。 エアリスはアバランチ兵に追われているところを非番の主人公に助けられ、 その親切心に触れることで、神羅の意外な一面を知ることになる。 ・シドのロケット実験は、アバランチ兵がロケットの酸素ボンベを壊し、 それを直そうとした助手のシエラが発射直前までエンジン部に留まったたために失敗した。 ・タークスは、当時、神羅と対立していたウータイにも出張。 アバランチも対神羅で協力関係を結ぶためにウータイを訪れ、ウータイ内で神羅と戦闘を行う。 当時まだ少女であるユフィは、街の中で好き勝手に行動する神羅もアバランチも気に入らず、 両者を邪魔するために奔走する。 ・アバランチはコレル村の魔晄炉建設を阻止するために鉱山の占拠を計画。 当時、バレットは魔晄炉建設推進派だったため、アバランチを排除する主人公たちに協力する。 このすぐ後にコレル魔晄炉のメルトダウンが起こり、村が壊滅する。 28 :BEFORE CRISIS FF7 その4:2007/10/27(土) 21 43 56 ID uDi6atIE0 ・アバランチはニヴルヘイム魔晄炉の爆破をも計画。 ティファたちもアバランチの破壊活動に巻き込まれ、主人公はティファを守ってアバランチを排除。 しかしその後、セフィロスたちが村を訪れ、神羅屋敷で自分の出生の秘密を知った セフィロスが暴走、ニヴルヘイム事件が起こる。ザックス、クラウド、ティファは重傷を負う。 暴走したセフィロスに深手を負わされながらも何とか生き延びた主人公は、 セフィロスが魔晄炉に落ちるのを目撃し、それをツォンに報告することに。 その後、タークスはニヴルヘイム事件を隠匿する命令を受ける。 (旧住人たちは神羅屋敷に運び被検体にする/街を事件前の状態に作り直して住人を神羅関係者で構成する) 神羅の汚い一面を目の当たりにして躊躇するツォン、レノ、ルード、主人公たち。 そんな彼らを見た主任ヴェルドは「汚い仕事は自分が引き受ける」と一人で後始末をすることに。 ・ナナキは「貴重な生命体を捕獲せよ」との命令を受けた主人公によって捕えられ、 ミッドガルの宝条の研究所へ連行された。 29 :BEFORE CRISIS FF7 その5:2007/10/27(土) 21 50 01 ID uDi6atIE0 ・アバランチに資金提供していた人物は、父親の失脚を狙ったルーファウスであることが発覚。 しかしフヒトはルーファウスを利用していたに過ぎず、タークスの内偵により アバランチとルーファウスの関係がばれると、フヒトはルーファウスとあっさり手を切り、 逆に命を狙う。タークスに救出されたルーファウスは、父親の命令により タークス本部での謹慎処分となる。 ・主任ヴェルドは、アバランチリーダーのエルフェの声を聞き、生き別れた娘フェリシアであることを知る。 かつてヴェルドは自らのミスで、故郷のカームの街への空爆指令を出してしまい、 家族を含めて街を全滅させてしまっていた。 街の住人たちは後に神羅屋敷で宝条の研究の実験台にされ、エルフェはそのときに 体内にマテリアを埋め込まれて特別な力を身につけたのだった。 ・エルフェが娘であると分かったヴェルドは、娘を守るためにタークスを離れる。 プレジデント神羅は、神羅の秘密を知りすぎているとして、離反したヴェルドの排除をタークスに指示。 しかしタークス全員はひそかにヴェルドをサポートする。 (このときヴィンセントがちょろっと登場。ヴェルドのかつての同僚であることが分かる) しかしそれがばれてしまい、タークス解散、タークスメンバー全員の排除が決議され、 主人公たちは神羅に追われる身となる。 30 :BEFORE CRISIS FF7 その6:2007/10/27(土) 22 04 25 ID uDi6atIE0 ・フヒトはエルフェの手の甲に埋め込まれたマテリアを奪う。 元々エルフェのマテリアが目的だったフヒトは、用済みとなったエルフェをアバランチから追い出す。 それに反発したシアーズは、エルフェを守りつつ、単独でフヒトの活動に抵抗する。 ・フヒトは疲弊した星の命を回復させるため、エルフェの体内に埋め込まれていたマテリアを使って 究極の召喚獣ジルコニアエイドを呼び出し、すべての生命を星に還そうという暴挙に出る。 ・ヴェルドが神羅に捉えられてしまい、ツォン、レノ、ルードは救出へ向かう。 主人公たちは別行動を取り、ジルコニアエイド内部に侵入する。 シアーズと協力して異形と化したフヒトを倒し、ジルコニアエイドも倒す。 そしてジルコニアエイドは消滅し、主人公たちは行方不明に。 ・ツォンはヴェルド親子とタークスを救うため、ルーファウスに相談を持ちかける。 ツォンは、ヴェルドとエルフェを始末する(と見せかける)ことで神羅への忠誠を誓い、 タークス排除を回避することに成功。 ルーファウスはタークスに救われた借りを返すため、タークス本部にて自らを人質に取らせ、 プレジデントに直談判してタークスを無処分とさせた。 ツォンはヴェルドの跡を継いでタークス主任となり、レノ、ルードを含め3人で新生タークスが誕生した。 その後、壱番魔晄炉へ侵入者ありの一報が流れ、FF7本編へ。 そしてFF7本編でのメテオ襲来時、ミッドガルで住民を避難誘導するツォンたちの目の前に ヴェルドと主人公たちが駆けつけて、エンディング。 31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/27(土) 22 08 31 ID uDi6atIE0 要約ですが、これで終了です。 最近ドコモでレノの特別章が配信されたみたいですけど、 プレイしていないので、別の方にお願いいたします。
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ドラゴンクエスト ファイナルファンタジー in いただきストリート 132 名前:水先案名無い人 :05/01/06 01 07 20 ID HsGK1u9M 選手入場 王女は生きていた!! パプロフ研鑚を積み王女が甦った!!! 王女!! ムーンブルクだァ――――!!! 攻呪一体はすでに私が完成している!! サマルトリア王子だァ――――!!! 敵が現れしだい会心出しまくってやる!! 武道家代表 アリーナ姫だァッ!!! ザキの打ち合いなら我々の歴史がものを言う!! サントハイムの神官 ザキマスター クリフト!!! 真の武を知らしめたい!! 博愛戦士 ライアンだァ!!! ドラクエ2は3人組だがタイマンに関してはオレのものだ!! ローレシアの鉄拳 ロランだ!!! セフィロス対策は完璧だ!! 自称ソルジャー クラウド!!!! 防御技のベスト・ディフェンスは私の中にある!! 蘇生ネタの神様が来たッ エアリス!!! スロット技なら絶対に敗けん!! ミニスカートのケンカ見せたる 鉄拳隊長 ティファだ!!! 剣技(エンドオブハート)ならこいつが怖い!! SeeDのガンブレード・ファイター スコールだ!!! チョコボの森からキックの鬼が上陸だ!! 珍鳥 チョコボ!!! 必殺技が2つが欲しいから魔女(ヴァリー)になったのだ!! 魔法の威力を見せてやる!!リノア!!! アレフガルドの土産にベルトとはよく言ったもの!! 変態の奥義が今 実戦でバクハツする!! 変態パンツ カンダタ先生だ―――!!! 世界ヘヴィ級雑魚こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこいつがきてくれるとはッッ スライム!!! 闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! シスコンのソードファイター テリーだ!!! 私は呪文最強ではない遺伝子が最強なのだ!! 御存知天空人 ビアンカ!!! 彼女の本命は今やあの人だけである!! 他に好きな人はいないのか!! フローラだ!!! チィサァァァァァいッ説明不要!! タルタルだ!!! 盗みは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦盗術!! 本家アルベドからリュックの登場だ!!! パのポジションは私のもの 邪魔するやつは思いきり斬るだけ!! コスチューム・ファイター統一王者 パイン 自分を探しに異世界へきたッ!! ブリッツボールチャンプ ティーダ!!! 黒魔法に更なる磨きをかけ ”黒魔道士”ビビが帰ってきたァ!!! 今の自分に死角はないッッ!! 転職・ファイター6のボッツ!!! 伝説の海賊と姫のサラブレッドが今ベールを脱ぐ!! フイッシュベルから アルスだ!!!ッ ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃えるラスボス 竜王 第1形態で登場だ!!! 召喚士の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!! 正装も軽装も思いのまま!! ユウナだ!!! 特に理由はないッ 剣豪が強いのは当たりまえ!! 死んでいるのはないしょだ!!! 酒豪剣豪! アーロンがきてくれた―――!!! 地形で磨いた実戦踊技!! 珍獣界のデンジャラス・ダンサー モーグリだ!!! ミニスカートだったらこの人を外せない!! ミニスカート王女 アーシェだ!!! 超一流空賊志望の超一流の喧嘩だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 未来の空賊王!! ヴァン!!! ジェノバプロジェクトはこの男が完成させた!! ソルジャーの切り札!! セフィロスだ!!! 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ裸のグランバニア王エニクスの登場だ―――――――― 加えて負傷者発生にそなえ超豪華なリザーバーを3名御用意いたしました!!! ……ッッ どーやら3名は到着が遅れているようですが到着しだいッ皆様にご紹介いたしますッッ 関連レス 136 名前:水先案名無い人 :05/01/06 01 11 33 ID Lu+gfOfs いたストかw まだ隠しキャラ出てないのに見ちゃったよ……OTL 誰が出るか楽しみにしてたのに… 137 名前:水先案名無い人 :05/01/06 01 33 42 ID HsGK1u9M 136 リザーバー3人も隠しの人 コメント 名前
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聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~ 要約スレ1-398, 18-176~185 398名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/08/20(土)14 40 50ID r+PW+KH5 聖剣伝説1(旧約) マナの木は宇宙のパワーを吸収して育つ 人の心が腐るとマナの木は悪のパワーを吸収して邪悪に染まる 邪悪に染まったマナの木から湧き出る濁った水を飲むと人の心は更に腐る悪循環が起きる バンドール帝国のバンドール王がマナの木に触れてマナの力を手に入れて世界を脅かす マナの種族のヒロインの母親と人間のボガードが愛し会う ボガードが聖剣エクスカリバーを持つジェマの騎士になってバンドール王を倒す マナの木が失われてしまいヒロインの母が新しいマナの木になる ヒロインがマナの種族の最後の生き残り バンドール帝国の残党が滝つぼにバンドールの末裔のジュリアスを隠す グランス公国のシャドーナイトが滝つぼでジュリアスを拾う グランスの奴隷だったヒーローがウィリーの死をきっかけに脱走を決意 ヒーローがジュリアスとシャドーナイトの話を聞いてしまいシャドーナイトに滝つぼに落とされる ヒーローが怪我で動けなくなったボガードのかわりにエクスカリバーを持つジェマの騎士になってジュリアスを倒す ヒロインの母だったマナの木が失われてヒロインが新しいマナの木になる 176聖剣伝説(1/9)sage2005/09/02(金)17 21 30ID NaBaO6k4 ちまちま書いてたのが完成したので一気に投下する。 10年以上前にゲームボーイで出た、一番最初の聖剣伝説。 プロローグ(ほぼ原文ママ) くものうえまで はるかたかくそびえる イルージアのやま・・ その ちょうじょうのしんでんには マナのきが まつられている マナのきは うちゅうのすべての ちからを かんじとり それをエネルギーにして みずからを せいちょうさせる でんせつでは そのきに ふれたものは えいえんの ちからを えることができる という・・ さつりくと きょうふで せかいの せいふくを たくらむ グランスこうこくの シャドウナイトも マナのきの ちからをねらっていた ※主役二人について ヒーロー:主人公。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒーロー』と出てるので、そう呼ぶことにする。 ヒロイン:そのまんま。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒロイン』と(以下同文 177聖剣伝説(2/9)sage2005/09/02(金)17 22 13ID NaBaO6k4 グランス城の剣闘士奴隷であるヒーローは、奴隷仲間ウィリーの死をきっかけに脱走を決意する。 脱走には成功したが、逃げる途中、城近くの滝つぼで、暴君シャドウナイトとその側近の魔道師ジュリアスが、 滝の上にあるというマナの樹について密談しているところに出くわし、滝に突き落とされる(※)。 ※グランス城はイルージアの山の中腹に建っており、城の近くには、山頂にあるマナの樹から湧き出た水が 流れ落ちてできた、巨大な滝がある。この滝は、ちょうどグランス城の高さでいったん大きな滝つぼを作り、 そこからさらに下界に向け、二段目の滝となって流れ落ちる。ヒーローが落ちたのは、この二段目の滝である。 九死に一生を得、下流で目覚めたヒーローは、モンスターに襲われているヒロインとその護衛を助ける。 重傷を負った護衛は死ぬが、その遺言に従い、ヒーローとヒロインはボガードという老剣士の家へ向かう。 最初はひたすら二人を無視するボガードだが、ヒロインのペンダントを見た途端、態度が変わり話を始める。 かつて、マナの力を手に入れ世界を支配した、バンドールという悪の帝国があった。 ヒロインのペンダントは、人々を導いてそのバンドールに立ち向かった女性が身に付けていたものだという。 母の形見であるペンダントの意外な経歴を聞いて困惑するヒロイン。 ボガードは彼女に、聖都ウェンデルの大賢者シーバに会うよう勧める。彼が秘密を明かしてくれるだろうと。 ヒーローは引き続き、ヒロインの護衛として、ウェンデルまで同行することになった。 道中、親切な貴族の館で一泊する。が、目覚めるとヒロインがいない。館の使用人に尋ねてもシラを切られる。 他の宿泊者の助言に従い、真実の姿を映し出すという月の鏡を求めて、沼の洞窟へ向かう。 なぜか洞窟にいた旅の男の協力を得て、洞窟深部で月の鏡を手に入れる。 旅の男と別れ、貴族の館に戻り、使用人に月の鏡を向ける。すると、魔物の正体を現すので倒す。 館の奥を探索し、地下で棺桶に閉じ込められていたヒロインを救出、来た道を戻って館の外へ向かう。 脱出直前、玄関ホールで館の主を倒す。主の正体は、処女の生き血を狙うバンパイアであった。 178聖剣伝説(3/9)sage2005/09/02(金)17 22 57ID NaBaO6k4 ウェンデルに到着し、大聖堂でシーバに会う。 シーバに促され、ヒロインが魔法陣の上に立つと、ペンダントから光があふれ、ヒロインの母の幻影が現れる。 シーバによると、彼女こそ、ボガードとの話でも登場した、バンドールとの戦いで先頭に立った女性だという。 母は語る。ヒロインと自分は、マナの樹を守る使命を持ったマナの一族、マナの種であると。 かつての戦いの後、母はペンダントを使って、マナの樹に誰も近づけないよう封印を施した。 しかし、今また、グランスのシャドウナイトがマナの樹を狙っている。 ジェマの騎士の助けを借り、絶対にマナの樹を守りぬきなさい。そう言って母の幻影は消えた。 そのとき、爆発音とともに、沼の洞窟で出会ったあの旅の男が大聖堂に駆け込んでくる。 グランスの飛空艇の襲撃らしい。安全な場所に案内すると言って、旅の男はヒロインを連れて行く。 不審を感じたヒーローが後を追うと、旅の男が変装を解く。旅の男の正体はジュリアスだった。 彼は、ヒロインがマナの一族であるという確信が得られるまで、正体を隠して彼女を監視していたのだ。 ジュリアスの術により、ヒーローはなすすべなく倒され、ヒロインとペンダントはグランスの手に落ちた。 シーバに助けられて目覚めたヒーローは、飛空艇を追って西へ向かう。 途中、ワッツというドワーフと協力して廃坑を探索したりするが、本筋に関係無いので省略。 その後も飛空艇追跡を続け、後を追ってきたボガードと合流し、一緒に飛空艇を追う。 ようやく追いついた飛空艇は、補給のため湖に停泊していた。この機を逃さず忍び込む(※)。 囚われのヒロインを見つけるが、扉が開かない。窓なら開きそうだというので、外から回ることにした。 船内では気付かなかったが、甲板に出てみると、飛空艇はすでに離水してしまっている。 とにかく窓にたどりつき、まずヒロインからペンダントを預かった。続いて、窓をこじ開けようとする。 しかし、ちょうどここでジュリアスに見つかってしまう。術をくらって、空に放り出されるヒーロー。 ※船内には人間の乗組員もいる。彼らとは普通に話すことができ、そのうちの一人が興味深い情報をくれる。 ジュリアスは子供のころ、滝つぼの洞窟でシャドウナイトに拾われたのだそうだ。 しかも、洞窟の中は凍る寒さで、ジュリアスは仮死状態だったらしい。 話の流れ上、聞く必要は別に無いが、ジュリアスについての伏線になっている。 179聖剣伝説(4/9)sage2005/09/02(金)17 23 52ID NaBaO6k4 またまた生き延びたヒーローは、メノスという小さな村で目覚める。 民家の上に落ち、屋根がクッションになったのだそうだ。が、預かったはずのペンダントが無くなっていた。 昏睡中のかすかな記憶によると、グランス城で仲間だった女奴隷、アマンダが盗んでいったような気がする。 村人の話では、アマンダは砂漠の町ジャドに向かったらしい。ヒーローも彼女を追ってジャドへ向かう。 と、その前に、他の村人の話にあったチョコボを探しに行ってみる(※)。 北東の森を探索すると、大きなタマゴを発見。近付いた瞬間、タマゴが動き出し、チョコボのヒナが誕生した。 ヒーローのことを親だと思っているらしく、ヒーローの後を付いてくる。仕方が無いので連れて行くことに。 ※チョコボ探しを無視して、即ジャドに行っても話は進む。結局チョコボは、終盤で強制的に仲間になるが。 ジャドは活気の無い町だった。町の支配者デビアスによって、人々は恐怖の日々を送っているという。 デビアスに会ってみると、アマンダの行方を教えてくれた。アマンダは砂の迷宮に行ったそうだ。 デビアスも気になるが、まずはアマンダを見つけてペンダントについて聞くのが先決だろう。 迷宮の入り口にはアマンダがいた。ヒーローが問い詰めると、アマンダは事情を話してくれる。 ペンダントを盗んだのはデビアスの命令で、弟のレスターを人質に取られてしかたなくやったこと。 しかし、ペンダントを渡すと、レスターは解放されるどころか魔法でオウムに変えられてしまった。 砂の迷宮に来たのは、レスターを元に戻すのに必要なメデューサの血を手に入れるためである。 事情を知ったヒーローはアマンダを許し、メデューサ退治に協力することにした。 迷宮の最深部でメデューサを倒す。だが、メデューサの最後の嫌がらせで、血は一滴も無くなっていた。 さらにアマンダが、新たなメデューサに変わり始める。彼女は先程の戦いでメデューサに噛まれていたのだ。 自分を殺してくれとヒーローに頼むアマンダ。泣く泣くアマンダを斬り、その血を集めるヒーロー。 メデューサになりかけていたアマンダの血には、メデューサの血と同じ力があるはずだ。 レスターを助け、アマンダの仇を討ち、そしてペンダントを取り戻すため、ヒーローはデビアスの屋敷へ。 180聖剣伝説(5/9)sage2005/09/02(金)17 27 41ID NaBaO6k4 デビアスの屋敷にいたオウムにアマンダの血を使うと、オウムは若い男に姿を変えた。 彼がアマンダの弟、レスターである。事情を話し、二人でデビアスを追うことに。 モンスターの徘徊する屋敷を抜け、デビアスを探し出し、倒す。しかし、ペンダントはここには無かった。 シャドウナイトの配下だったデビアスによって、グランス城へと送られた後だったのだ。 レスターとはここで別れ、ヒーローはいよいよグランス城へ乗り込むことを決意する。 ジャドから北に行き、グランス城へと続く奇岩山の洞窟を通り抜ける。 洞窟の出口付近にあるつり橋を渡ると、なぜかつり橋が落ち、退路を絶たれる。 奇岩山の洞窟は、例の滝つぼにつながっていた。シャドウナイトとジュリアスが密談をしていた、あの滝つぼだ。 城に殴りこみ、城内の一室でついにヒロインと再会する。だが、ペンダントを取り戻すまでは帰れない。 城の最上階にはシャドウナイトが待っていた。ヒロインを避難させ、一騎打ちを行う。 勝利するヒーロー。シャドウナイトからペンダントを取り返すが、なんとそのペンダントは偽物だった。 そして、勝負の間にヒロインも消えている。シャドウナイトを倒した今、残る敵とは? 城門の前でヒロインを見つけるが、彼女はヒーローの呼びかけに答えない。何か様子がおかしい。 ヒロインを追うと滝つぼに着き、そこにジュリアスが現れる。ヒロインはジュリアスの術で操られていたのだ。 ここでジュリアスが自分の素性を明かす。彼はバンドールの子孫であり、その優れた術は帝国の遺産だった。 操られたヒロインは、ジュリアスの持っていた本物のペンダントを使って、秘密の呪文を唱える。 すると滝が逆流し、山頂にあるマナの神殿への道が開かれた。ジュリアスはヒロインを伴って滝を登っていく。 ヒーローはそれを阻止しようとするが、やはりジュリアスにはかなわず、はるかかなたまでぶっ飛ばされた。 181聖剣伝説(6/9)sage2005/09/02(金)17 28 26ID NaBaO6k4 虫の息でガラスの砂漠に転がるヒーローは、チョコボに拾われ(※)、イシュの町に運ばれる。 目覚めるとそこにはボガードがいた。飛空艇の一件で、彼も空に放り出され、この町の人に助けられたそうだ。 再び立ち上がり世界を救えと言われるが、アマンダを死なせ、ヒロインも救えず、ヒーローは自信を失っていた。 ボガードは自信を無くしたヒーローを励ますが、突然怒り出すヒーロー。 あんたが自分でやればいいと言い出すヒーローに、ボガードは怒りを爆発させ、家から追い出す。 ※以前にチョコボを仲間にしていなかった場合でも、ここで唐突に登場する。 家の外にはサラという女性がいた。この町の住人で、彼女がボガードの世話をしているそうだ。 サラによると、今のボガードは怪我のせいでまともに動けないらしい。それがボガードの苛立ちの原因だった。 また、チョコボが自分の身を犠牲にして、ヒーローをここまで運んできたことを告げる。 チョコボでさえ、ヒーローが世界の希望であると感じているのだ。 もう助からないかもしれないが、せめて一目と、瀕死のチョコボに会いに、発明家ボンボヤジの家に向かう。 ボンボヤジの家には、外見が少々変わってはいるが、元気そうなチョコボがいた。 ダメになった下半身を丸ごとメカと交換したそうだ。ホバー機能まで付いて、水上移動が可能になった。 チョコボ改めチョコボット(ボンボヤジ命名)のつぶらな瞳に見つめられて、ヒーローはやる気を取り戻す。 サラの家に戻ってボガードに詫び、世界を救うためにこれからどうすればいいのかを聞く。 マナの力を手に入れたジュリアスを倒すためには、聖剣エクスカリバーの力が必要だ。 かつてボガードは、マナの樹を守るジェマの騎士として、聖剣を手にバンドールと戦った。 聖剣が今どこにあるかはボガードも知らないが、シーバなら知っているだろうとのこと。 ヒーローはチョコボットに乗り、海を越えてウェンデルへ向かったが、そこにはシーバはいなかった。 異常気象に見舞われるロリマー王国を救いに行ったらしい。シーバを追ってロリマー王国へ行く。 そこは異常な寒さで、人々はみな凍り付いていた。シーバがいる部屋の扉も、凍り付いていて開かない。 原因は、北のカーラ山脈に住むマリリスという魔物。封印されていたのが、ジュリアスの力で目覚めたのだ。 182聖剣伝説(7/9)sage2005/09/02(金)17 29 42ID NaBaO6k4 カーラ山脈でマリリスを倒し、ロリマー王国に戻ると、異常な寒さは消え、人々は元に戻っていた。 シーバに会い、聖剣の行方を聞く。聖剣は、海底火山にいるイフリートが持っているらしい。 複雑な道のりを経て、海底火山に到着。イフリートを倒し、一振りの錆びた剣を手に入れる。これが聖剣? 再びロリマー王国に戻り、シーバと話す。 マナの神殿に行くには、あの滝を登る必要があるが、奇岩山の洞窟が使えない今、滝つぼに行く方法はただ一つ。 その方法とは、ガラスの砂漠に沈んだというバンドールの遺跡、ダイムの塔を浮上させることだ。 ボンボヤジから遺跡の場所を聞く。入口は、ガラスの砂漠に生えたクリスタルのどれかの下にあるらしい。 封印の洞窟で最強の黒魔法フレアを手に入れ、それを使って入口をふさぐクリスタルを破壊する。 最深部にあるスイッチの前で、錆びた剣をかざす。これでガラスの砂漠のどこかにダイムの塔が浮上するはずだ。 ガラスの砂漠を歩き回ると、主人公の目の前で突然、巨大な塔が地面から生えてくる。これこそダイムの塔だ。 中に入ると変なロボットが仲間になる。名前はマミーシーカー。愛称マーシー。 ボンボヤジの作った遺跡探索ロボットだったが、主人に忘れられてずっとここにいたらしい。 塔の中には何枚かの石板がある。これはバンドール帝国の遺物で、マーシーに解読してもらうことができる。 石板には、マナの樹のことや、彼らにとっての唯一の脅威、聖剣とジェマの騎士のことなどが書いてあった(※)。 ※石板の最後の一枚には、滅びを悟った彼らが、滝つぼの洞窟に最後の希望を隠した、と書いてある。 飛空艇での情報や、ジュリアス本人の話と合わせると、この「希望」とはジュリアスのことだと思われる。 洞窟が寒かったのも、仮死状態にしてジュリアスを長期間生き延びさせるための処置であろう。 頂上にたどりつくと、塔が崩れ始める。目の前にはグランス城が見えるが、あと一歩のところで道が途切れる。 マーシーが、自分がヒーローを投げ、そのあと自分もジャンプする、という手を提案し、ヒーローはそれに乗る。 マーシーに投げられて、ヒーローは塔から脱出できた。しかし、マーシーはジャンプしてこない。 本当は、ジャンプする機能など、マーシーにはついていなかったのだ。 遺跡探索ロボットにとって、遺跡とともに眠ることは本望だと言って、マーシーはダイムの塔とともに沈んでいく。 183聖剣伝説(8/9)sage2005/09/02(金)17 31 42ID NaBaO6k4 退路は断たれたが、元より引き返すつもりなどない。逆流する滝に乗って、ヒーローは山頂へと向かった。 山頂にあるマナの神殿に突入。ジュリアス配下のモンスターであふれる内部を突破する。 そして、マナの樹を目前にして、ヒーローの前にヒロインの母が現れる。 ジェマの騎士として認められたヒーロー。母の力で、錆びた剣がエクスカリバーになった! ついにたどりついたマナの樹の前には、ジュリアスと操られたままのヒロインがいた。 ジュリアスの力によって、謎の異空間に飛ばされる。最終決戦だ。 分身して襲いかかってきたジュリアスを退け、続いて巨大な魔物に変身したジュリアスを倒す。 謎の空間から帰還すると、ジュリアスを倒したからだろう、ヒロインは正気を取り戻した。 帰ろうとする二人。だが、その目の前で帰り道がふさがれる。ジュリアスはまだ生きていたのだ。 マナの樹と同化したジュリアスに、ヒーローとヒロインは二人で協力して立ち向かう。 そしてジュリアスは、今度こそ完全に敗れ去った。 しかし、ジュリアスが倒れると同時に、マナの樹までもが失われてしまう。絶望する二人。 そこにヒロインの母が現れ、言う。悲しむことはない、新しい樹を育てればいいのだと。新しい樹? マナの一族とはマナの種である。種は樹へと成長する。そう、ヒロイン自身が、新しいマナの樹になるのだ。 バンドールとの戦いのときも、マナの樹を守れなかった母は、樹を再生させるため、この地で眠りについた。 つまり、今までここに立っていたマナの樹とは、ヒロインの母だったのである。 ここで、ヒロインにマナの記憶がすべて戻る。彼女こそ、マナの一族最後の生き残り、最後のマナの樹であった。 ヒーローとしばし見つめあうヒロイン。彼女は、自らマナの樹になることを決断し、ヒーローに別れを告げる。 そして脱出を促す。この場所はもうすぐ土の底に埋まるのだそうだ。 ヒロインは言う。心配しないで。姿は変わっても、自分はこの場所で生き続けるのだから、と。 一方、母はヒーローに、ジェマの騎士としてこれからもマナの樹を見守ってくれるよう頼む。 また、かつて自分を愛してくれたジェマの騎士、ボガードによろしく伝えてくれるように、とも。 母にうなずき、ヒロインに別れを告げて、ヒーローはその場を立ち去る。 184聖剣伝説(9/9)sage2005/09/02(金)17 33 02ID NaBaO6k4 エピローグ(ほぼ原文ママ) ジェマ・・ それは へいわをみまもる あたらしい ・・マナのめ・・ マナのめが ふたたび じゃあくに そまれば・・ へいわは えいえんに うしなわれる だから それを あたたかく みまもっていかなくては ならない それがジェマのきし ヒーローにあたえられた しめいなのだから・・ 以下、特にセリフは無いが、スタッフロールとともに、ヒーローが世界を回る。 イシュの町。ボガードとサラ、それからボンボヤジもいる。 廃坑ではワッツと、ウェンデルではシーバと、ジャドではレスターと会う。 そしてタマゴを見つけた場所。そこには普通のチョコボ(※)がいて、ここでチョコボットと別れる。 ※正体不明。個人的にはチョコボットの本当の親かなと思うが、特に根拠は無い。 最後に、芽生えたばかりの小さな双葉の絵が出てきて、おわり。 185聖剣伝説 まとめsage2005/09/02(金)17 37 58ID NaBaO6k4 1レスまとめ: マナの力を狙う悪い国がある。ヒロインはマナの一族で、その国に狙われている。 ヒーローはヒロインを守る。がんばるけど、結局ヒロインはさらわれる。 一回助け損ない、もう一回挑戦してやっと助けるが、すぐにまたさらわれる。 しかも敵はマナの力を手に入れてしまった。このままじゃ、これまで以上に勝ち目は薄い。 仕方が無いので伝説の聖剣を持ち出して戦う。やった、悪者はやっつけたぞ。 でも、失われたマナの樹の身代わりに、ヒロインがマナの樹になってしまいました。残念。 1行まとめ: ヒロインが樹になっちゃうラピュタ。
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581 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/12/28(金) 21 24 17 「ふむ……」 丁度ポケットの中にセミ・ラフィーナからもらった呪符デジョンが入っている。 ギルガメッシュにデジョンとくれば、最早やるべきことは一つ。俺は黙って呪符を目の前でウジウジしている男に向けて掲げた。 「役に立たぬ奴め! 次元の狭間へ行くがいい!」 「えっ?」 すぐさま解呪の言葉に反応し、符から放たれた闇が戸惑う武芸者を包み込む。 「ええっ、何で!? じ、次元の狭間はもう嫌だァ~~~~あッ!! あーれー……」 ……LEVEL UP! エミヤシロウは『うらぎる』をおぼえた! 10ギルを手に入れた! 「……はっ! 何やってんだろ、俺……」 つい勢いで貴重なデジョンを使ってしまった。というか、次元の狭間って何だ? ふと前を見れば、戸惑う俺をよそに、1人の眼帯を掛けた少年がこちらへ向かって駆けて来た。いかにもといった風に慌てた様で、手には何かの書状が持たれている。 「ねえ、そこのお兄ちゃん! ここら辺に赤い頭巾を被った、歌舞伎役者っぽい男の人いなかった?」 「ん? んー……」 「困ったなあ。うっかりこちらに手違いで、合格通知と不合格通知を間違って渡しちゃってさ……。半日前のことだから、さすがにもういないかあ」 「…………」 「お兄ちゃんはその人との知り合いなのかい? ……いや、言わなくてもいいよ。会ったときでいいからコレ渡しといてくれない? 任せたからね」 少年はそれだけ言い残し、元来た道へと戻っていった。残ったものは、俺の手に握られた羊皮紙製の書状のみ。 「………………。…………ま、いっか」 そうこうしている内に、残り少ない休憩時間が減ってきている。 とりあえず眠ろう。うん。 寝床へと着いた俺は、疲れていたこともあってか、比較的スムーズに眠りに就くことができた。 ――Interlude side Gilgamesh 「おわ~」 閉じた瞼に光が飛び込んできたと思えば、直後、身体を地面にしこたま打ち付ける。 目に飛び込んできた光景は、見慣れた水晶造りの世界……ではなく、どこぞのよくわからん建物の中。倒れた体を起こし、顔を上げれば、眼前には一本の刀が刺さっているではないか。そしてその先には、どうしてか誰かと誰かが戦っている真っ最中。 「この剣は? ……んん? お前は……バ……?」 よく見れば、戦っている内の1人が、自分の知っている奴にそっくり、いや、本人か? 「もしそうだとしたら、俺の剣をかわせる筈!」 ――――――――。 「私のことが好きにな~る、好きにな~る……」 「……ポッ」 ――Interlude out. Ⅰ:チョコボで出発だ!(サンドリア) Ⅱ:チョコボで出発だ!(バストゥーク) Ⅲ:面倒だし二手に別れよう
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画像 レア度 武器名 最大Lv 初期最大 属性 グレードアップ後 錬金 素材 備考
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ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII 【らいとにんぐ りたーんず ふぁいなるふぁんたじーさーてぃーん】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows Vista/7/8 (Steam) 発売・開発元 スクウェア・エニックス 開発協力 トライエースマーベラスAQL(*1) 発売日 【PS3/360】2013年11月21日【360】ダウンロード版:2013年12月3日【Win】2015年12月11日 定価 ディスク版 【PS3/360】7,400円ダウンロード版;【PS3】7,000円【360】6,667円【Win】2,200円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ファイナルファンタジーシリーズ 概要 シナリオ 基本的なゲームの流れ システム ゲームの流れ・時間経過 戦闘システム カスタマイズ オンライン要素「アウトワールド」 その他システム 評価点 問題点 キャラクター・シナリオ面 システム面 総評 余談 神話の終わり、人の物語 概要 『ファイナルファンタジーXIII-2』の続編で『XIII』から続く「ライトニングサーガ」の完結編。 略称は『LRFF13』など。主人公はライトニングに戻り、プレイアブルキャラも彼女のみ。 『XIII』はストーリー先行のシリーズであったが、本作はそれとは対照的な「ワールドドリブン(常に変動する生きた世界)」をテーマに制作していたことがディレクター・鳥山求によって明かされた。 そのフレーズにたがわず、本作のシステムデザインには現実世界のような流動性が重視されている。 初回購入特典は、『ファイナルファンタジーVII』の主人公、クラウドの衣装をベースにした「ソルジャー1st」の装備一式。 また、購入する店舗ごとに異なるウェアが特典として付いてくる。 2015年12月11日にWin移植版が発売。一部を除くDLCと前作のセーブデータ特典を全て同梱している。 シナリオ 女神の死後、混沌の影響で崩壊しつつある世界で、再び目覚めたライトニング。「終焉に向かう世界で人々の魂を救済し、神の創造する新たな世界に導く」…それが神から彼女に与えられた、<魂の解放者>としての使命である。世界崩壊の猶予は13日。最期の13日に、ライトニングの物語が再び始まる。彼女の眠っていた幾百年の間にかつての仲間は各地でバラバラになってしまい、彼女のそばにいるのはその一人であるホープのみ。混沌の影響で人々は年を取らなくなっているようだが、なぜか彼の姿は少年に戻っていた…。 基本的なゲームの流れ プレイヤーは主人公・ライトニングを操作して舞台となる大陸「ノウス=パルトゥス」を探索。 そこで、各地に存在する人々の最後の願いをクエストとして受注、戦闘や収集探索を用いてそれをこなしていく形を採る。 本作の世界はほぼ完全にオープンフィールドであり、また自身の強化は戦闘による経験値ではなくクエストクリアによる能力値上昇のみ。 本作において戦闘は、主にモンスターのドロップアイテム目当てに行われるものとなっている。 『FF』シリーズというよりは、『ロマンシング サ・ガ』のようなシステムを取っていると言えるだろう。 「ノウス=パルトゥス」は大きく分けて「ルクセリオ」「ユスナーン」「ウィルダネス」「デッド・デューン」の4つの地域から成り立つ。 システム ゲームの流れ・時間経過 本作ではオープンフィールドにしては珍しく、1日による時間制限が課されている。 フィールドでは基本的に常時時間が流れている。メニュー画面や戦闘中やイベント中などでは時間は経過しない。 現実での2.5秒がゲーム内時間での1分に相当し、何もしなければ現実の1時間でゲーム内では24時間経つことになる。 同じ場所でも時間帯が変われば全く違う形相を見せる。このシステムは行動範囲に大きく影響しており、例えばルクセリオにある暗黒街には午前0時~午前6時以内にしか進入不可。効率よくクエストを進めるためには時間経過に注意を払う必要がある。 毎日午前6時になると活動拠点である「箱舟」に強制送還される。強制送還と言っても箱舟の案内役であるホープがしつこいくらいに「帰還の時間が迫ってますよ」と教えてくれるため、完全に忘れていたという事態には陥らないように工夫されている。 クエストクリアで稼いだ「輝力」をささげることで世界の寿命を7日から延ばしていき、最終日である13日目にまで到達させるのがゲーム全体の目標となる。つまりクエストクリアはゲーム進行の必須事項。 ゲーム終了後は、13日目への到達可否にかかわらずライトニングの能力やアイテムなどを引き継いで最初からやり直せる。つまり周回プレイ制でもある。 クエストは大きく分けて「メインクエスト」「サイドクエスト」「祈りのキャンパス」の3種がある。 メインクエスト:ライトニングが居ない幾百年の間に、様々な苦しみを背負うこととなったかつての仲間達を救済していく。 サイドクエスト:フィールド上で出会う民たちの依頼を解決していくサブイベント。 祈りのキャンパス:掲示板に掲載されたアイテムの調達依頼を達成していく。イベントシーンは無く、掲示板にアイテムを持って行くだけでクエストが完了するため、前二つに比べると実に簡素。 GPを消費して、時間の流れを止めるGPアビリティ「クロノスタシス」をいつでも何度でも発動することができる。これによって1日の活動時間を飛躍的に伸ばすことができる。 「現実での75秒=ゲーム内での30分」の時間を止めることができ、その間ライトニングは自由に行動できる。あくまでも「日時の経過」が停止するだけであり、NPCとの交流や買い物や敵との戦闘などは普通に行える。 クロノスタシスで消費した分のGPは、適当な戦闘に勝利すれば割と簡単に回復できる。時間を止めている間に、GPをクロノスタシスでの消費分以上に回復することも可能。 具体的に言うと多くてもザコ敵11体分くらいで1GP、ある程度強めの中型の敵に勝つと2~5GPを一気に取り戻せる。よって敵の多い場所ではクロノスタシスを連発して時間を止め続けながら、ほぼ半永久的に活動することもできる。 ただし難易度ハードでは手に入るGPの量が減るほか、難易度ノーマル以下でもメインクエスト進行には時間進行が必要不可欠なものばかりなので、考えなしに使う訳にはいかない。 戦闘システム 『XIII』系のATBシステムをアクションゲーム寄りにした、ATBの新たな完成形とも言うべきバトルシステムが採用されている。 戦闘メンバーは基本的にライトニング一人であり、操作キャラも彼女で固定。しかしライトニングは「スタイル」という、見た目・装備・アビリティ(コマンド)・能力の異なる形態を3つまで同時にセットでき、3つのスタイルを戦闘中に切り替えながら戦う。 スタイルの切り替えはワンボタンで行える。『X-2』のドレスフィアなどと違って、切り替えは一瞬で終わる。 アビリティはスタイルごとに○△□×ボタンに一つずつ割り当てる形式になり、ワンボタン入力でそれらのアビリティを実行できる。4ボタンx3スタイルで、全12種類までアビリティを組み合わせられる。 行動に必要なATBゲージはスタイル別に存在するが、本作では完全なポイント制になり循環ペースは格段に早くなっている。行動によって消費したゲージは時間経過で回復するが、待機中のスタイルは回復速度が早くなるため、3スタイルをローテーションさせながら戦うのが基本となる。 ガードや回避など敵の攻撃を凌ぐアビリティが充実しており、敵の攻撃を見切って上手くガードや回避を行うことが非常に重要。使いこなせば「悪魔も泣き出しかねないようなスタイリッシュプレイ」も。 とはいえ、上記の様に動こうと思うとアビリティの用意で膨大な作業を要求され、準備だけでも相当苦労する。移動に関しても回避系アビリティ以外は直線的な動きしか行えず、プレイヤーによる任意移動操作はノロノロと歩く事しか出来ない。 そして、これらを乗り越えても現実的にここまで動かせる敵はほんの数体のみ。 + 本作のスタイリッシュな戦闘シーン チェーン・ブレイクに代わる「ノックアウト」システム。 おおまかには従来のブレイクと似たシステム。一定条件により敵をノックアウトさせれば大ダメージを与えられるようになる。 チェーン・ブレイクはパーセンテージ表記やゲージにより、いつブレイクできるかが明確だったが、今回はダメージを与えた時の敵のHPバーの波立ち「ノックアウトウェーブ」の色や大きさで判断するようになり、若干だが難解さが増した。 ノックアウトするための条件は敵によって様々な条件が設定されている。序盤は敵を普通に攻撃するだけでもいいが、大抵は弱点を突くことでノックアウトウェーブが大きく揺れてノックアウトしやすくなる。他にも相手の攻撃の後隙や弱点となる魔法でノックアウトしやすかったり、あるいは敵の特定の攻撃を上手くガードするだけでノックアウトできる敵もいる。 ジャストタイミングという上級者向けテクニックがある。 攻撃時にタイミング良く攻撃ボタンを押すと、次に出す攻撃の威力が上がる。 敵の攻撃を受ける直前にガードを行うと、ガードによるダメージ軽減効果が大きくなり、その攻撃をほぼノーダメージにできる。 ジャストアタックに関してはそこまで劇的な変化は無いが、ジャストガードは話が別で、これが出来るかどうかで大幅に戦闘難易度が変化する。 GPという貴重な数値を消費することで様々な「GPアビリティ」が使用可能。これまでの「TPアビリティ」に相当する要素。 基本となるGPアビリティ「オーバークロック」は、L2ボタン一発で即発動できる。 オーバークロック発動中はライトニング以外の動きが非常にスローモーションになり、しばらくの間、一方的に攻撃を叩き込める。 確実にノックアウトさせたい時や、ノックアウト中のダメージ効率を上げたい時に使うのが主な用途。オーバークロックの残り時間はアビリティで消費されるが、終了後に全スタイルのATBが全回復するので、全スタイルのAPを使い切った時に発動するのがおすすめ。 ストーリーが進むと、GPの最大値が増えたり、オーバークロック中にライトニングの代名詞とも言える必殺技「シーンドライブ」を発動することもできるようになる。 GPは主に戦闘勝利で少しずつ回復していく他、エーテル類のアイテムでも回復できる。エーテル類はレアアイテムなので慎重に用いる必要あり。 防御コマンドが強力な分、本作ではHPの回復が非常に限られている。これまでの傾向に加え戦闘だけではステータスが成長しにくいことと合わせ、迂闊に防御を誤れば死につながるシーンが比較的多めである。 回復アイテムは一度に所有できる数も6個までと限られており、使いどころは非常に重要。最終的にはクエストの解決数とプレイヤースキルがものを言うだろう。 各地の宿屋や飲食店、GPアビリティの「リレイズ」や「ケアルガ」などでHPを回復することもできるが、やはり多用はできない。 ポジショニング 左スティックで、低速ながら360度に移動が可能。近接攻撃系アビリティは自動的に敵に接近して攻撃を行い、一方で近距離で魔法を使おうとすると後方に素早くバックステップする。その他、素早く移動を行えるアビリティもある。 敵の背後から攻撃すると効果がアップしたり、敵によってはノックアウトしやすくなる場合もある。また、敵によっては複数の部位が存在し、その部位の方向から攻撃することで部位のダメージやさらなるノックアウトを狙うことも。 魔法攻撃で敵から離れておくことで、その敵の攻撃に余裕をもって対処(ガード)しやすくなったり、打撃の溜め攻撃などを安全に溜められる。 これらの戦闘システムは『ラストランカー』のシステムをより発展させたものだと評価できるだろう。 カスタマイズ ウェア 装備品やアビリティをセットできる服装。アビリティは、ウェアごとに最大4種まで組み合わせることが可能。 ウェアによって、外見以外にも様々な性能差がある。 ATBの最大値・初期値・回復速度、HP最大値、物理・魔法攻撃力、物理・魔法耐性、状態耐性など。 多くのウェアには、何らかのボタン(○△□×)にアビリティが固定でセットされている。この固定アビリティは外せないが、どのボタンにセットするかを入れ替えることはできる。 ウェアの種類は多岐にわたり、ビジュアル重視でも実用性重視でも自分らしいカスタマイズが可能。 お馴染みの「黒魔導士」や従来のジョブにアレンジの加わった「フェイタルモンク」、初期ウェアにしては時代の先を行き過ぎている「アンビバレンス」など、計60種ほど。 ライトニングと言うキャラ自体、男女で様々な要因により支持されるキャラだが、スーツのマニッシュなものからビキニ同然のエロティックなものまで様々なウェアを用意することで応えている。 ウェアに関しては前作にもあったデコレーションのほか、幾つかの部位の色を弄って遊ぶことが出来る。タイツの色を肌色にして、生足風に見せることも。 『XIII』『XIII-2』の衣装もそれぞれのセーブデータがあれば利用可能。その他、『VII』『X/X-2』『XIV 新生エオルゼア』とのコラボレーションウェアも。 これらのコラボウェアは専用アビリティも特徴的で非常に強力。一方過去作の衣装は専用アビリティ無しという、使いやすくもあり玄人向けでもあるステータスを持つ。 作成したスタイル(ウェア構成)は、「スタイルコレクション」という予備のスタイル保存枠に最大6パターンまで保存しておくことができる。 アビリティ 従来まではアタッカー、ブラスターなどのロールごとに分かれていたアビリティも、自由に同じウェアに組み込める。 ただし今作では、「ブレイブ」「プロテス」などの自己強化系魔法はアビリティとしては登場しない。特定のウェアで一定条件により発動するオートアビリティや、特定のアイテムで強化状態になることはできる。 アビリティ自体に「攻撃力アップ+100」などの付属効果(オートアビリティ)が備わっていることもある。 アビリティは同種のものを「合成」することで強化でき、主に攻撃力倍率の上昇・ATBコストの減少が行える。 合成によって、そのアビリティに新たなオートアビリティを付加することもできる。 装備 装備品は「武器」「盾(防具)」「頭アクセサリ」「腕アクセサリ」「デコレーション」の5つのカテゴリーに分けられる。 武器は剣だけではなく、槍・双剣・杖・刀・短剣といった種類があり、それぞれ全く違った操作感覚を与えてくれる。 本作では「盾」を装備することができる。この装備は主にガード成功時の攻撃軽減率やHP最大値に影響する。 盾には籠手も含まれる。防御方面になかなか強化が出来なかった『XIII』シリーズにおいて、うれしい進歩である。 デコレーションはライトニングの外見に反映される装飾品で、戦闘には全く影響を及ぼさない。 2周目以降は、武器防具自体の強化を行うことが可能になる。強化を積極的にすれば、序盤で安価で購入した装備を周回しても第一線で愛用できる。 同種の武器防具は下位互換であっても強化を続ければ最終パラメータがほぼ同じになり、最終的にライトニングのステータスがカンストすると武器の攻撃数値はどうでもよくなる。 要は金を取るか手間を取るかという話である。 オンライン要素「アウトワールド」 前作にも進行状況をFacebookで投稿できる機能が備わっていたが、今作の「アウトワールド」では自分のゲームの進行状況の他にも、バトルスコア、スナップショットをオンラインで他のプレイヤーに公開することが出来る。 この機能をオンにしていると、世界各地にアウトワールドを使用する他のプレイヤーがモブとして出現、スナップショット等を見て楽しむことが出来る。 また、アウトワールドのキャラクターには「おみやげ」を持たせることが出来る。これによりレアアイテムの拡散もされており、ゲーム攻略にも大いに貢献するようなシステムに発展を遂げた。 Facebookでは更に「召喚」と言うシステムがあり、アウトワールドのキャラクターを探して呼び出すことが出来る。 ソーシャルゲームにも類似の要素があるが、このシステムの場合無理に他のプレイヤーとコミュニケーションをとる必要はない。人気の要素を保守層の多いコンシューマーゲームに上手く落とし込むことが出来ている好例の一つといえる。 その他システム 難易度はEASY、NORMAL、HARD(2周目以降で選択可能)の3種。 ゲーム途中での変更は不可能だが、次周の開始時に難易度を変更できる。装備などの周回引き継ぎ要素も、難易度に関係なく次の周回に引き継げる。 EASYのみこれまでの『XIII』シリーズと同じくHPがフィールド上でも自然回復するが、それ以外の難易度では各地で食事をするか、ポーションなどで自発的に回復が必要。バトルエスケープにもNORMAL以上では1時間経過のペナルティが付くなど、慎重な行動が要求される。 端末ひとつで済まされていたショッピングに関しては、鍛冶屋、武器屋など多くの店に細分化。食事についても各地の店で行う。 単純に利便性は下がっているが、RPGにおけるゲームデザインとしてはNPCも含めた生活感の演出にもなっており、またなじみ深い形でもあるため、やはりこのような従来型のほうが良いと思う者は多く、利便性が下がった事に関する不満等が大きく上がる事は無かった。 今回登場するモンスターのほとんどには、世界設定の関係によりその種族の生存数という形で出現数が制限されており、その種族が残り1体になると非常に強い個体「ラストワン」として出現する。ラストワンを倒せばそのモンスターは絶滅したことになり、以降は次の周回まで出現しなくなる。 ラストワンには名前の後ろに「Ω」が付き、まがまがしい紫色のオーラのようなものがまとわりついている。 ラストワンを倒すと、通常の個体とは異なるアイテムを落とす。 条件を満たせば、ラストワンしか登場しない隠しダンジョンに侵入することも出来る。 評価点 シナリオはおおむね好評。 ビターエンドで終わった前作とは一方的に、物語の黒幕と真っ向から対峙し、未来を勝ち取るとても真っ直ぐなストーリーになっている。 ノエルやスノウなど、かつての仲間を救済していく各地のメインクエストのシナリオに好評の声が多い。 そしてなによりも、今までほとんど描かれなかったライトニングの心情がシナリオのメインテーマとして掲げられている。それを軸に、ベースとなる「ファブラ ノヴァ クリスタリス」の神話についてもグランドフィナーレを見せてくれる。 戦闘の歯ごたえが抜群。 各ボタンを使うだけでアビリティを放てるシンプルなシステムながら、カスタマイズによって無数の戦法が取れるようなゲームシステムになっている。 難易度が上がるほど、ガードなどで「敵の攻撃をいかに凌ぐか」が非常に重要になるシビアなバランスとなっている。 その一方で弱点を突いてしまえば一瞬で片が付くバトルもあったりと、無双の快感を味わうことも出来る。 もともとFFシリーズ中でも手強い戦闘が特徴だった『XIII』シリーズ屈指の強さを誇る隠しボスがいる。2周目以降一定の条件下で戦えるラスボス強化版がそれで、延々と続くBGMもあって絶望的な気持ちにさせられた者も。 発売後数か月は公式が積極的にボスのタイムアタックイベントを行っており、各プレイヤーが競うようにタイムを更新したり、動画をアップロードしていた。 一度倒したボスとラストワンは、同一の難易度内であれば箱舟にていつでも再戦可能。 サウンド面も健在。 メインコンポーザーは『XIII-2』より続投の水田・浜渦・鈴木氏。 先行公開された3曲を筆頭に、水田・浜渦両氏が共同制作した戦闘曲「ハイボルテージ」や13分にもわたる壮大なメドレーである「至高神ブーニベルゼ」など、聴き応えのある新曲が揃っている。 前作・前前作からの続投曲も多いが、ポップだった前作、透明で幻想的だった前々作に比べ本作の新曲はダークで陰鬱な印象を受けるものが多い。シーンごとに全く違った印象を与えてくれる。 新曲には「ライトニングのテーマ」もとい「閃光」の旋律が盛り込まれていることが多く、同一の旋律が楽器や曲調を大きく変えて登場することが多い。ライトニングの最後の冒険であることは、音楽面からも強調されている。 独特なビジュアルエンジンによる、魅力的な背景描写が探索意欲を掻き立ててくれる。 「光都ルクセリオ」の昼と夜で見せる光と影のコントラストは見事なもの。ただ拘り過ぎておりゲームとしては慣れるまで若干見づらい部分も。 エンディングムービーの画質は度肝を抜かれるレベル。洋ゲー大作にも全く劣らない美しさであり、スクエニのビジュアルチームの本領発揮と言えるだろう。 問題点 キャラクター・シナリオ面 ライトニングの扱いが本来のキャラと異なる場合がある ギャグのようなシーンも増えた今作であったが、代表的なものだとあるサイドクエストでライトニングが言わされることになる「食べちゃうにゃん」には「流石にあからさますぎ」などと賛否両論。 インタビューでの様々な発言からかディレクターの都合でライトニングが自由勝手に弄繰り回されているという印象を持つ者も多く、ディレクター本位の方向性に抵抗を示す声も少なくない。 ウェアやデコレーションによるライトニングのコスプレ要素 ウェアの中には奇抜なデザインのものが多く、この格好で街中を走り回ったりダンジョンを潜ったりするライトニングはかなり異様な姿に見える。基本ウェアである「アンビバレンス」ですら布面積の方が少なく、この例に漏れない。 デコレーションも、大半のものは獣耳や尻尾や翼を付けたり肩に人形を載っけたり、いつものライトニングなら絶対に被らないような帽子を被ったりといったネタ的なものであり、普通に「ライトニングらしい」デコレーションというのはあまりない。ライトニングはスクエニの玩具とまで言われる始末。 ただしドレス姿のウェア「クレセントムーン」系のデザインは割と好評。ストーリーの展開上これを着る必要があり、ウェアの着替え要素が活かされているポイントだろう。 ライトニング以外のキャラクターに関しても違和感の残るキャラがいる。 一例としては「ねえちゃん」と気軽な呼び方をしていたサッズが、『XIII』でも言った事がない「ライトニング」という呼び名を使う。 これら以外にも妙にキャラクターの設定そのものが変わってしまっているような節がある。「長い年月がたった」というゲームの設定上そうなったと言えばそれまでだが。 良くも悪くもライトニングの物語 全てのシナリオはライトニング側の目線で送られるため、サブキャラ達の行動に至る経緯などの描写は不足しがち。この点は「誰にも感情移入できない」とばっさり切り捨てられることも。 他の戦闘メンバーも存在しないため、この点も評価が分かれる。 シナリオも一つ一つで見れば評価出来る部分も多いが、『XIII』シリーズ通してみると穴や矛盾が多く、完成しているとは言い難い。 システム面 アビリティのバランス アビリティの入手格差 属性攻撃系アビリティのうち、「サンダラ」「サンダガ」はドロップする敵がたった2種しかおらず、「アイスブラスト」に至ってはラストダンジョンにいる1種の敵しかドロップしない。 しかも前者の2種のモンスターは絶滅カウントを共有しており、その上2体以上で出てくるので、あっという間にラストワンまで狩っていた…という事もよく起こる。 後者はこの時期になるとさほど戦力にならないアビリティであり、強化も不十分なまま次周に持ち越す、と言う状態。ドロップする敵が1種のレアアビリティかつ指折りの性能を持つ「エレメト」「エレメラ」とほぼ同じ境遇にあるというのにあんまりである。 使い勝手が良すぎる中級魔法と、使い辛い下級・上級魔法 中級魔法のラ系は下級・上級魔法に比べて、入手性の良さ、コストパフォーマンスに優れる万能な性能で、どんな場面にも対応出来るため、非常に使い勝手が良い。 それに対して上級魔法のガ系は ・高威力・広範囲ではあるが、連発出来ないことも考慮すると総合的にはさほど高威力なわけではない上、敵が3体以上の複数で出現する場面がそこまで多くないので、ラ系魔法よりそこまで優れているわけではない。 ・ATBコストが大きすぎることと、ノックアウトタイムがゼロなことから、この魔法だけではノックアウトは狙いにくい。 ・従来の『XIII』シリーズのように使用中はカメラがズームするのだが、アクション性の高い今作の戦闘では、視界が悪くなるこの演出は余計に感じることもある。 ・そもそも中級魔法に比べて入手性が良くない。 上記の様に扱いにくい要素が多い。 また、下級魔法は単純に「弱すぎて使い道が無い」状態で、本当に最序盤でしか使い道が無い。 以上により多くのプレイヤーは中級魔法を好む傾向にある。 実際、どうしても上級魔法が必要と言う場面も無く、レベルの高い中級魔法が装着されたウェアが入手しやすい(一つはシナリオ上必ず入手する)こともあって、今作では上級魔法はかなり影が薄くなっている。 一応、上級魔法には打ち上げ効果やカット値の高さ、一発の大ダメージ等、使いようによっては有利な展開を作れるだけの性能はあるので全く使えないというわけでは無く、汎用性に欠けているのが難点。 13シリーズ前2作ではチェーンゲージ等の仕様から下級魔法も出番はあったのだが、今作では完全に死に体になってしまった。 カメラワークの悪さ フィールド、戦闘共にカメラワークが悪い。 通路や建物、上下移動でカメラが意図せず見下ろし視点になったり物凄く近くなったり、壁が近くになると勝手にグルグル回ったりととにかく不便。 戦闘中も動き回るライトニングに対して、カメラの動きが遅く全く動きについていけていない。 戦闘中の移動は敵を基準にアナログパッドの入力で上下左右が決まるので、慣れるまでは戦闘中にアビリティで左右に動くだけでも苦労する。 一日の時間制限には否定的な声もあり、縛りに囚われず自由に冒険がしたいという層からはやはり不評。 時間が要らない、と言われる主な理由の1つは「クロノスタシス発動のためにいちいちメニューを開く必要がある」こと。効果時間も現実時間では一分程しかないので、一分ごとにメニューを開いて……を延々繰り返す事を考えてみればその手間がわかるだろう。 もう1つは「時間的猶予がかなりあり、時間という概念がそもそも進行を阻害する要素になっている」こと。 「クロノスタシス」をちゃんと活用していけば、余程無駄な時間の使い方でもしない限り、かなりの時間的猶予があるゲームバランスになっているため、時間自体があまり意味を成していない。意図的に時間を止めずにプレイしていても8日目辺りにはやる事が無くなる程。 加えて、時間制限のあるクエストがメインにも幾つか、サイドクエストでは数多くあるため、二度手間になりやすい。2周目以降は効率のいいもの以外スルーされる原因にもなってしまっている。 これなら時間を無くしてプレイヤーに進行を一任した方が快適だっただろう。 オーバークロックが強すぎる このアビリティは一定時間「ライトニング以外の敵味方全ての動作が遅くなる、ATB消費無し、攻撃モーション高速化、ウェアのATBゲージ全回復」という能力なのだが、これがとにかく強力無比。 GP消費がたったの2、使用制限が無いので連発可、使用する事でウェアのATBを全回復出来るため、GPが切れるまでは一方的な攻撃をし続ける事が可能。 敵をノックアウトし、弱体漬けにしてから発動すればもう勝ちは確定したようなもの。 GPは最大で9にもなるため、コレを連発すれば例え最高難易度だろうが強化ボスだろうが無傷で全て葬り去る事が出来てしまう。 オマケにボス系統を倒すとGPは固定で5回復するので、2回までは実質消費コスト無し。 更に、ゲージがほんの少しでも残っていればシーンドライブを発動出来てしまうため、ギリギリまで使って最後にシーンドライブ、と放つことで更にお手軽高火力になる。 このゲームが簡単、難しいの意見で分かれる最大の理由がコレ。分かってさえいればサンドバッグを殴るのと変わらない。 使わなければいい話ではあるが、せっかくのゲームのシステムを使わなければいい、で済ませてしまうのは勿体ない事もあり、性能を抑えるべきだったという点は否めない。 ウェア切り替えバグとスコアランキングでの公式の対応の悪さ 本来であれば発動不可能なアビリティを発動させたり、威力を異常な上乗せをする事が出来るバグ。 分かりやすいのは密林の狩人のアルテミスピアスで、このウェアは本来開始時ATB0なため、最初からアルテミスピアスを使う事は不可能。 しかし、他のウェアで強斬りを使った後に、このウェアに変更する事でATBが無くてもアルテミスピアスを発動できてしまう。 また、アビリティが持つ状態異常時にダメージアップの特殊効果がある。 本来、ステータスアップ系を除いてそのアビリティのみに発揮される物なのだが、別のアビリティにも効果を上乗せ出来てしまう事実が発覚。 非常に簡単な操作でありながら、本来ならあり得ない威力を出す事が出来るこのバグは、異常〇〇と呼ばれ、上記アルテミスピアスにこの上乗せバグを乗せたものは異常ピアス、と呼ばれ、猛威を振るった。 普通にプレイする際にはメリットでしかないが、ゲームバランスの著しい崩壊に繋がるため、利用はオススメ出来ない。現在の動画では後述する理由もあり、テクニックとして通されているが、れっきとしたバグ。 過去に行われていたスコアランキングでは、上位100位に入る事で、特定のプレゼントがあったのだが、このバグを利用したスコアで上位1~100位全てが同率一位という異常事態になった。 これらのスコアは正攻法では絶対に勝てないスコアだったため、ランキングは「いち早くバグを利用したプレイヤーリスト」と化し、ランキングの意味をなさなくなり、多くのプレイヤーから批判の声が上がった。 しかし、その声に対しての運営のとった態度は「やったもの勝ち」であった。 結果的に公式がバグを認めた形となり、普通にプレイしていたプレイヤーだけが割を食う形になってしまった。 悪化したエンカウントシステム 前作同様、今作も敵シンボルがランダムに湧く、というシステムなのだが前作の問題点を引き継いだ上に更に面倒な点が増えてしまっている。 こちらに気付き、追いかけてくる状態だとNPCと会話が出来なくなるのだが、コレがイベントキャラクターだろうとお構いなし。 敵はそこらで湧く上にこちらに気付くのが早く、また追尾速度が速く、追尾してくる距離も異常に長く設定されているため、相変わらず強制戦闘の様なパターンが多い。 また、前作同様に敵が目の前に湧き、湧いたと同時にこちらへ先制攻撃をしてくるという理不尽極まりないシステムも相変わらず。グラフィックすら表示されていないのに攻撃してくる事がおかしいと思わなったのだろうか? 今作では先制されるとHPが5%減る事に加え、戦いたくなかったとしてもエスケープを行えば1時間強制経過、と前作以上にストレス仕様になっている。 敵シンボルを避けようにも、ダッシュにはスタミナ制限があるので無制限に走り続ける事も出来ず、敵の攻撃範囲が異様に広くされておりジャンプして空中に居ようが当然の様に当たるため、回避もかなり手間がかかる。 中には見た目と判定が一致していない攻撃もあり、見るからに当たっていないのに戦闘になる敵も居る。 今作は敵がいれば倒せばいい、というわけにもいかないシステムにもかかわらず、敵との戦闘が避け辛いのは面倒極まりない。 絶滅システムと日数変化システム 今作では、殆どの敵に限りある生息数が設定されており、その生息数を全て倒すと絶滅、文字通り出現しなくなる。 これ自体は新しい命が生まれない死んでいく世界、というゲームの設定にあっているのだが、肝心のゲーム部分として見ると欠点がある。 今作は日数によって、敵のドロップアイテムやアビリティ、アビリティのレベルが変化し、敵によって一度に出て来る出現数がアップするのだが、これが非常に厄介。 日数によって変化していくにもかかわらず、敵が一度に出現する数が増える=一度の戦闘で倒す数が増える=絶滅が早くなる、という結果になるため、事実上の戦闘回数がどんどん減ってしまい、日にち後半でしか手に入らないアイテムなのに、後半になる程アイテムを手に入れるチャンスが減る、という状況になってしまう事が多々ある。 難易度HARDを利用すれば、最初から全てのドロップが解禁されているが、今度はドロップするアビリティの下限レベルが上がってしまい、低レベルのアビリティが集められなくなるという欠点があり、これがアビリティの合成で足を引っ張る。 結果的に、2周目以降に解禁される贖罪のクリスタルを使用して、難易度をいったりきたりしながらひたすら同じ事を繰り返す作業になってしまう。 スタイルコレクション機能が使いづらすぎる。 「複数のスタイルに、個数が限られている同じウェア・装備・アビリティを設定することができない」という、不便な仕様になっている。 このせいで、「同じウェアでもアビリティだけが違う構成」や「装備やアビリティはほぼ同じでウェアだけが違う構成」などを複数作っておいて、状況に応じてこれらのスタイルを交換するといったことができない。 これら複数のスタイルは、あくまでもメニュー内で同時に管理しているだけであり、複数スタイルを同時に戦闘に用いるわけではないので、個数限定のウェアや装備などが被っていても問題はないはずなのに。 結果として、スタイルコレクションを利用せず、戦闘に使う3つのスタイルを状況に応じて毎回手動で変更することになりやすい。 周回前提だが、周回要素が噛み合わないゲームデザイン 周回を前提として作られているゲームなので、ある程度の周回は当然あるが、周回の必要があるのか? と思う点に周回要素がつけられている反面で逆に周回ゲームとしては物足りなかったりする点が多々ある。 降魔の書と呼ばれる、これまでに戦ったボスやラストワンと何度でも再戦出来るというシステムがあるのだが、これはそれぞれの難易度で一度倒さなければその難易度内では挑戦できない。 そのため、全てのボスと全ての難易度で戦いたいと思うなら「難易度別に3回の合計9周」もの回数、同じ内容を行う必要がある。 一度倒さなければ挑戦出来ないのはわかるが、難易度別に倒す必要はあったのだろうか? 一方クエストはサイドクエストだけでも148個とかなりの量はあるが、それでも1周でほぼ全て、最短で2周あれば全て達成出来てしまい、また変化もないので2周目以降はスキップ連打になる。 周回前提であるならば、周回による変化などの要素が欲しかったところ。 13日目のボス戦での撤退後や、2周目以降では周回のやり直しが出来る「贖罪のクリスタル」が出現するため、ある程度手間の緩和にはなっている。 根本的な問題点として、周回といっても結局「日数による微細な強さの違い」程度しかないため、変化らしい変化が無く、ただの消化作業になってしまう。 難易度NORMALの存在価値がほとんど無い。 難易度NORMALは、他難易度と違って、利点が薄く選ぶ理由が無い。 難易度EASYであればGP回復量が多い、消費量が少ない等、アビリティやアイテム集め等をやり込む上での作業効率が良い。 難易度HARDであれば敵が全てのアイテムをドロップするようになるなどの恩恵があり、敵も相当に強くなるのでやり応えもある。 難易度NORMALにはこういった物が一つも無く、EASYとの差は少し難しくなった程度の差しかない。 2周目以降ともなるとライトニングの成長によって、その僅かな差すら無くなる。 そのため、1周目こそNORMALで楽しむ事は出来ても2周目以降は、EASYかHARDがあればゲームとして片付くため、この難易度自体が必要無くなってしまう。 周回を前提としたゲームバランスであれば、もう少し難易度ごとに差異が欲しかった所。 総評 せっかくのオープンワールド制ゲームでありながら、時間制限付きという事で前評判はよくなかったが、実際にプレイされる様になると、遊び応えのあるバトルや、これまでのシリーズには無かったRPG要素の大幅増加等から、前評判とは裏腹に好評の声が上がる結果となった。 TVCMで謳われた「FFの新たな挑戦」は、調整不足や不満こそ残る形にはなったが、概ね成功したと言える形に収まっただろう。 余談 DLCスタイルの一つ「ミッドガルの花売り」は、本来はVジャンプブックスの攻略本の購入特典コードでしか入手できないはずだったが、スクエニ側の手違いにより、普通に有料DLCとして購入できてしまっていた時期があった。現在はコードの有効期限も切れているので、このスタイルは入手不可能となっている。 PC版はほぼ全てのDLCが同梱されているのだが、このスタイルに関しては上記の問題もあってか同梱されておらず、今後の配信予定も無い。 タイトル発表時にディレクターの鳥山氏が行ったプレゼンテーションは、本作を語る際に悪い意味で話題に上ることが多い。 詳しくは割愛するが、本作のゲームデザインなどについて説明をしたものではなく、言ってしまえば「ライトニング」について語った内容となっている。知りたい者は動画などを探してみると良い。