約 3,112,582 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4860.html
ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII 【らいとにんぐ りたーんず ふぁいなるふぁんたじーさーてぃーん】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows Vista/7/8 (Steam) 発売・開発元 スクウェア・エニックス 開発協力 トライエースマーベラスAQL(*1) 発売日 【PS3/360】2013年11月21日【360】ダウンロード版:2013年12月3日【Win】2015年12月11日 定価 ディスク版 【PS3/360】7,400円ダウンロード版;【PS3】7,000円【360】6,667円【Win】2,200円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ファイナルファンタジーシリーズ 概要 シナリオ 基本的なゲームの流れ システム ゲームの流れ・時間経過 戦闘システム カスタマイズ オンライン要素「アウトワールド」 その他システム 評価点 問題点 キャラクター・シナリオ面 システム面 総評 余談 神話の終わり、人の物語 概要 『ファイナルファンタジーXIII-2』の続編で『XIII』から続く「ライトニングサーガ」の完結編。 略称は『LRFF13』など。主人公はライトニングに戻り、プレイアブルキャラも彼女のみ。 『XIII』はストーリー先行のシリーズであったが、本作はそれとは対照的な「ワールドドリブン(常に変動する生きた世界)」をテーマに制作していたことがディレクター・鳥山求によって明かされた。 そのフレーズにたがわず、本作のシステムデザインには現実世界のような流動性が重視されている。 初回購入特典は、『ファイナルファンタジーVII』の主人公、クラウドの衣装をベースにした「ソルジャー1st」の装備一式。 また、購入する店舗ごとに異なるウェアが特典として付いてくる。 2015年12月11日にWin移植版が発売。一部を除くDLCと前作のセーブデータ特典を全て同梱している。 シナリオ 女神の死後、混沌の影響で崩壊しつつある世界で、再び目覚めたライトニング。「終焉に向かう世界で人々の魂を救済し、神の創造する新たな世界に導く」…それが神から彼女に与えられた、<魂の解放者>としての使命である。世界崩壊の猶予は13日。最期の13日に、ライトニングの物語が再び始まる。彼女の眠っていた幾百年の間にかつての仲間は各地でバラバラになってしまい、彼女のそばにいるのはその一人であるホープのみ。混沌の影響で人々は年を取らなくなっているようだが、なぜか彼の姿は少年に戻っていた…。 基本的なゲームの流れ プレイヤーは主人公・ライトニングを操作して舞台となる大陸「ノウス=パルトゥス」を探索。 そこで、各地に存在する人々の最後の願いをクエストとして受注、戦闘や収集探索を用いてそれをこなしていく形を採る。 本作の世界はほぼ完全にオープンフィールドであり、また自身の強化は戦闘による経験値ではなくクエストクリアによる能力値上昇のみ。 本作において戦闘は、主にモンスターのドロップアイテム目当てに行われるものとなっている。 『FF』シリーズというよりは、『ロマンシング サ・ガ』のようなシステムを取っていると言えるだろう。 「ノウス=パルトゥス」は大きく分けて「ルクセリオ」「ユスナーン」「ウィルダネス」「デッド・デューン」の4つの地域から成り立つ。 システム ゲームの流れ・時間経過 本作ではオープンフィールドにしては珍しく、1日による時間制限が課されている。 フィールドでは基本的に常時時間が流れている。メニュー画面や戦闘中やイベント中などでは時間は経過しない。 現実での2.5秒がゲーム内時間での1分に相当し、何もしなければ現実の1時間でゲーム内では24時間経つことになる。 同じ場所でも時間帯が変われば全く違う形相を見せる。このシステムは行動範囲に大きく影響しており、例えばルクセリオにある暗黒街には午前0時~午前6時以内にしか進入不可。効率よくクエストを進めるためには時間経過に注意を払う必要がある。 毎日午前6時になると活動拠点である「箱舟」に強制送還される。強制送還と言っても箱舟の案内役であるホープがしつこいくらいに「帰還の時間が迫ってますよ」と教えてくれるため、完全に忘れていたという事態には陥らないように工夫されている。 クエストクリアで稼いだ「輝力」をささげることで世界の寿命を7日から延ばしていき、最終日である13日目にまで到達させるのがゲーム全体の目標となる。つまりクエストクリアはゲーム進行の必須事項。 ゲーム終了後は、13日目への到達可否にかかわらずライトニングの能力やアイテムなどを引き継いで最初からやり直せる。つまり周回プレイ制でもある。 クエストは大きく分けて「メインクエスト」「サイドクエスト」「祈りのキャンパス」の3種がある。 メインクエスト:ライトニングが居ない幾百年の間に、様々な苦しみを背負うこととなったかつての仲間達を救済していく。 サイドクエスト:フィールド上で出会う民たちの依頼を解決していくサブイベント。 祈りのキャンパス:掲示板に掲載されたアイテムの調達依頼を達成していく。イベントシーンは無く、掲示板にアイテムを持って行くだけでクエストが完了するため、前二つに比べると実に簡素。 GPを消費して、時間の流れを止めるGPアビリティ「クロノスタシス」をいつでも何度でも発動することができる。これによって1日の活動時間を飛躍的に伸ばすことができる。 「現実での75秒=ゲーム内での30分」の時間を止めることができ、その間ライトニングは自由に行動できる。あくまでも「日時の経過」が停止するだけであり、NPCとの交流や買い物や敵との戦闘などは普通に行える。 クロノスタシスで消費した分のGPは、適当な戦闘に勝利すれば割と簡単に回復できる。時間を止めている間に、GPをクロノスタシスでの消費分以上に回復することも可能。 具体的に言うと多くてもザコ敵11体分くらいで1GP、ある程度強めの中型の敵に勝つと2~5GPを一気に取り戻せる。よって敵の多い場所ではクロノスタシスを連発して時間を止め続けながら、ほぼ半永久的に活動することもできる。 ただし難易度ハードでは手に入るGPの量が減るほか、難易度ノーマル以下でもメインクエスト進行には時間進行が必要不可欠なものばかりなので、考えなしに使う訳にはいかない。 戦闘システム 『XIII』系のATBシステムをアクションゲーム寄りにした、ATBの新たな完成形とも言うべきバトルシステムが採用されている。 戦闘メンバーは基本的にライトニング一人であり、操作キャラも彼女で固定。しかしライトニングは「スタイル」という、見た目・装備・アビリティ(コマンド)・能力の異なる形態を3つまで同時にセットでき、3つのスタイルを戦闘中に切り替えながら戦う。 スタイルの切り替えはワンボタンで行える。『X-2』のドレスフィアなどと違って、切り替えは一瞬で終わる。 アビリティはスタイルごとに○△□×ボタンに一つずつ割り当てる形式になり、ワンボタン入力でそれらのアビリティを実行できる。4ボタンx3スタイルで、全12種類までアビリティを組み合わせられる。 行動に必要なATBゲージはスタイル別に存在するが、本作では完全なポイント制になり循環ペースは格段に早くなっている。行動によって消費したゲージは時間経過で回復するが、待機中のスタイルは回復速度が早くなるため、3スタイルをローテーションさせながら戦うのが基本となる。 ガードや回避など敵の攻撃を凌ぐアビリティが充実しており、敵の攻撃を見切って上手くガードや回避を行うことが非常に重要。使いこなせば「悪魔も泣き出しかねないようなスタイリッシュプレイ」も。 とはいえ、上記の様に動こうと思うとアビリティの用意で膨大な作業を要求され、準備だけでも相当苦労する。移動に関しても回避系アビリティ以外は直線的な動きしか行えず、プレイヤーによる任意移動操作はノロノロと歩く事しか出来ない。 そして、これらを乗り越えても現実的にここまで動かせる敵はほんの数体のみ。 + 本作のスタイリッシュな戦闘シーン チェーン・ブレイクに代わる「ノックアウト」システム。 おおまかには従来のブレイクと似たシステム。一定条件により敵をノックアウトさせれば大ダメージを与えられるようになる。 チェーン・ブレイクはパーセンテージ表記やゲージにより、いつブレイクできるかが明確だったが、今回はダメージを与えた時の敵のHPバーの波立ち「ノックアウトウェーブ」の色や大きさで判断するようになり、若干だが難解さが増した。 ノックアウトするための条件は敵によって様々な条件が設定されている。序盤は敵を普通に攻撃するだけでもいいが、大抵は弱点を突くことでノックアウトウェーブが大きく揺れてノックアウトしやすくなる。他にも相手の攻撃の後隙や弱点となる魔法でノックアウトしやすかったり、あるいは敵の特定の攻撃を上手くガードするだけでノックアウトできる敵もいる。 ジャストタイミングという上級者向けテクニックがある。 攻撃時にタイミング良く攻撃ボタンを押すと、次に出す攻撃の威力が上がる。 敵の攻撃を受ける直前にガードを行うと、ガードによるダメージ軽減効果が大きくなり、その攻撃をほぼノーダメージにできる。 ジャストアタックに関してはそこまで劇的な変化は無いが、ジャストガードは話が別で、これが出来るかどうかで大幅に戦闘難易度が変化する。 GPという貴重な数値を消費することで様々な「GPアビリティ」が使用可能。これまでの「TPアビリティ」に相当する要素。 基本となるGPアビリティ「オーバークロック」は、L2ボタン一発で即発動できる。 オーバークロック発動中はライトニング以外の動きが非常にスローモーションになり、しばらくの間、一方的に攻撃を叩き込める。 確実にノックアウトさせたい時や、ノックアウト中のダメージ効率を上げたい時に使うのが主な用途。オーバークロックの残り時間はアビリティで消費されるが、終了後に全スタイルのATBが全回復するので、全スタイルのAPを使い切った時に発動するのがおすすめ。 ストーリーが進むと、GPの最大値が増えたり、オーバークロック中にライトニングの代名詞とも言える必殺技「シーンドライブ」を発動することもできるようになる。 GPは主に戦闘勝利で少しずつ回復していく他、エーテル類のアイテムでも回復できる。エーテル類はレアアイテムなので慎重に用いる必要あり。 防御コマンドが強力な分、本作ではHPの回復が非常に限られている。これまでの傾向に加え戦闘だけではステータスが成長しにくいことと合わせ、迂闊に防御を誤れば死につながるシーンが比較的多めである。 回復アイテムは一度に所有できる数も6個までと限られており、使いどころは非常に重要。最終的にはクエストの解決数とプレイヤースキルがものを言うだろう。 各地の宿屋や飲食店、GPアビリティの「リレイズ」や「ケアルガ」などでHPを回復することもできるが、やはり多用はできない。 ポジショニング 左スティックで、低速ながら360度に移動が可能。近接攻撃系アビリティは自動的に敵に接近して攻撃を行い、一方で近距離で魔法を使おうとすると後方に素早くバックステップする。その他、素早く移動を行えるアビリティもある。 敵の背後から攻撃すると効果がアップしたり、敵によってはノックアウトしやすくなる場合もある。また、敵によっては複数の部位が存在し、その部位の方向から攻撃することで部位のダメージやさらなるノックアウトを狙うことも。 魔法攻撃で敵から離れておくことで、その敵の攻撃に余裕をもって対処(ガード)しやすくなったり、打撃の溜め攻撃などを安全に溜められる。 これらの戦闘システムは『ラストランカー』のシステムをより発展させたものだと評価できるだろう。 カスタマイズ ウェア 装備品やアビリティをセットできる服装。アビリティは、ウェアごとに最大4種まで組み合わせることが可能。 ウェアによって、外見以外にも様々な性能差がある。 ATBの最大値・初期値・回復速度、HP最大値、物理・魔法攻撃力、物理・魔法耐性、状態耐性など。 多くのウェアには、何らかのボタン(○△□×)にアビリティが固定でセットされている。この固定アビリティは外せないが、どのボタンにセットするかを入れ替えることはできる。 ウェアの種類は多岐にわたり、ビジュアル重視でも実用性重視でも自分らしいカスタマイズが可能。 お馴染みの「黒魔導士」や従来のジョブにアレンジの加わった「フェイタルモンク」、初期ウェアにしては時代の先を行き過ぎている「アンビバレンス」など、計60種ほど。 ライトニングと言うキャラ自体、男女で様々な要因により支持されるキャラだが、スーツのマニッシュなものからビキニ同然のエロティックなものまで様々なウェアを用意することで応えている。 ウェアに関しては前作にもあったデコレーションのほか、幾つかの部位の色を弄って遊ぶことが出来る。タイツの色を肌色にして、生足風に見せることも。 『XIII』『XIII-2』の衣装もそれぞれのセーブデータがあれば利用可能。その他、『VII』『X/X-2』『XIV 新生エオルゼア』とのコラボレーションウェアも。 これらのコラボウェアは専用アビリティも特徴的で非常に強力。一方過去作の衣装は専用アビリティ無しという、使いやすくもあり玄人向けでもあるステータスを持つ。 作成したスタイル(ウェア構成)は、「スタイルコレクション」という予備のスタイル保存枠に最大6パターンまで保存しておくことができる。 アビリティ 従来まではアタッカー、ブラスターなどのロールごとに分かれていたアビリティも、自由に同じウェアに組み込める。 ただし今作では、「ブレイブ」「プロテス」などの自己強化系魔法はアビリティとしては登場しない。特定のウェアで一定条件により発動するオートアビリティや、特定のアイテムで強化状態になることはできる。 アビリティ自体に「攻撃力アップ+100」などの付属効果(オートアビリティ)が備わっていることもある。 アビリティは同種のものを「合成」することで強化でき、主に攻撃力倍率の上昇・ATBコストの減少が行える。 合成によって、そのアビリティに新たなオートアビリティを付加することもできる。 装備 装備品は「武器」「盾(防具)」「頭アクセサリ」「腕アクセサリ」「デコレーション」の5つのカテゴリーに分けられる。 武器は剣だけではなく、槍・双剣・杖・刀・短剣といった種類があり、それぞれ全く違った操作感覚を与えてくれる。 本作では「盾」を装備することができる。この装備は主にガード成功時の攻撃軽減率やHP最大値に影響する。 盾には籠手も含まれる。防御方面になかなか強化が出来なかった『XIII』シリーズにおいて、うれしい進歩である。 デコレーションはライトニングの外見に反映される装飾品で、戦闘には全く影響を及ぼさない。 2周目以降は、武器防具自体の強化を行うことが可能になる。強化を積極的にすれば、序盤で安価で購入した装備を周回しても第一線で愛用できる。 同種の武器防具は下位互換であっても強化を続ければ最終パラメータがほぼ同じになり、最終的にライトニングのステータスがカンストすると武器の攻撃数値はどうでもよくなる。 要は金を取るか手間を取るかという話である。 オンライン要素「アウトワールド」 前作にも進行状況をFacebookで投稿できる機能が備わっていたが、今作の「アウトワールド」では自分のゲームの進行状況の他にも、バトルスコア、スナップショットをオンラインで他のプレイヤーに公開することが出来る。 この機能をオンにしていると、世界各地にアウトワールドを使用する他のプレイヤーがモブとして出現、スナップショット等を見て楽しむことが出来る。 また、アウトワールドのキャラクターには「おみやげ」を持たせることが出来る。これによりレアアイテムの拡散もされており、ゲーム攻略にも大いに貢献するようなシステムに発展を遂げた。 Facebookでは更に「召喚」と言うシステムがあり、アウトワールドのキャラクターを探して呼び出すことが出来る。 ソーシャルゲームにも類似の要素があるが、このシステムの場合無理に他のプレイヤーとコミュニケーションをとる必要はない。人気の要素を保守層の多いコンシューマーゲームに上手く落とし込むことが出来ている好例の一つといえる。 その他システム 難易度はEASY、NORMAL、HARD(2周目以降で選択可能)の3種。 ゲーム途中での変更は不可能だが、次周の開始時に難易度を変更できる。装備などの周回引き継ぎ要素も、難易度に関係なく次の周回に引き継げる。 EASYのみこれまでの『XIII』シリーズと同じくHPがフィールド上でも自然回復するが、それ以外の難易度では各地で食事をするか、ポーションなどで自発的に回復が必要。バトルエスケープにもNORMAL以上では1時間経過のペナルティが付くなど、慎重な行動が要求される。 端末ひとつで済まされていたショッピングに関しては、鍛冶屋、武器屋など多くの店に細分化。食事についても各地の店で行う。 単純に利便性は下がっているが、RPGにおけるゲームデザインとしてはNPCも含めた生活感の演出にもなっており、またなじみ深い形でもあるため、やはりこのような従来型のほうが良いと思う者は多く、利便性が下がった事に関する不満等が大きく上がる事は無かった。 今回登場するモンスターのほとんどには、世界設定の関係によりその種族の生存数という形で出現数が制限されており、その種族が残り1体になると非常に強い個体「ラストワン」として出現する。ラストワンを倒せばそのモンスターは絶滅したことになり、以降は次の周回まで出現しなくなる。 ラストワンには名前の後ろに「Ω」が付き、まがまがしい紫色のオーラのようなものがまとわりついている。 ラストワンを倒すと、通常の個体とは異なるアイテムを落とす。 条件を満たせば、ラストワンしか登場しない隠しダンジョンに侵入することも出来る。 評価点 シナリオはおおむね好評。 ビターエンドで終わった前作とは一方的に、物語の黒幕と真っ向から対峙し、未来を勝ち取るとても真っ直ぐなストーリーになっている。 ノエルやスノウなど、かつての仲間を救済していく各地のメインクエストのシナリオに好評の声が多い。 そしてなによりも、今までほとんど描かれなかったライトニングの心情がシナリオのメインテーマとして掲げられている。それを軸に、ベースとなる「ファブラ ノヴァ クリスタリス」の神話についてもグランドフィナーレを見せてくれる。 戦闘の歯ごたえが抜群。 各ボタンを使うだけでアビリティを放てるシンプルなシステムながら、カスタマイズによって無数の戦法が取れるようなゲームシステムになっている。 難易度が上がるほど、ガードなどで「敵の攻撃をいかに凌ぐか」が非常に重要になるシビアなバランスとなっている。 その一方で弱点を突いてしまえば一瞬で片が付くバトルもあったりと、無双の快感を味わうことも出来る。 もともとFFシリーズ中でも手強い戦闘が特徴だった『XIII』シリーズ屈指の強さを誇る隠しボスがいる。2周目以降一定の条件下で戦えるラスボス強化版がそれで、延々と続くBGMもあって絶望的な気持ちにさせられた者も。 発売後数か月は公式が積極的にボスのタイムアタックイベントを行っており、各プレイヤーが競うようにタイムを更新したり、動画をアップロードしていた。 一度倒したボスとラストワンは、同一の難易度内であれば箱舟にていつでも再戦可能。 サウンド面も健在。 メインコンポーザーは『XIII-2』より続投の水田・浜渦・鈴木氏。 先行公開された3曲を筆頭に、水田・浜渦両氏が共同制作した戦闘曲「ハイボルテージ」や13分にもわたる壮大なメドレーである「至高神ブーニベルゼ」など、聴き応えのある新曲が揃っている。 前作・前前作からの続投曲も多いが、ポップだった前作、透明で幻想的だった前々作に比べ本作の新曲はダークで陰鬱な印象を受けるものが多い。シーンごとに全く違った印象を与えてくれる。 新曲には「ライトニングのテーマ」もとい「閃光」の旋律が盛り込まれていることが多く、同一の旋律が楽器や曲調を大きく変えて登場することが多い。ライトニングの最後の冒険であることは、音楽面からも強調されている。 独特なビジュアルエンジンによる、魅力的な背景描写が探索意欲を掻き立ててくれる。 「光都ルクセリオ」の昼と夜で見せる光と影のコントラストは見事なもの。ただ拘り過ぎておりゲームとしては慣れるまで若干見づらい部分も。 エンディングムービーの画質は度肝を抜かれるレベル。洋ゲー大作にも全く劣らない美しさであり、スクエニのビジュアルチームの本領発揮と言えるだろう。 問題点 キャラクター・シナリオ面 ライトニングの扱いが本来のキャラと異なる場合がある ギャグのようなシーンも増えた今作であったが、代表的なものだとあるサイドクエストでライトニングが言わされることになる「食べちゃうにゃん」には「流石にあからさますぎ」などと賛否両論。 インタビューでの様々な発言からかディレクターの都合でライトニングが自由勝手に弄繰り回されているという印象を持つ者も多く、ディレクター本位の方向性に抵抗を示す声も少なくない。 ウェアやデコレーションによるライトニングのコスプレ要素 ウェアの中には奇抜なデザインのものが多く、この格好で街中を走り回ったりダンジョンを潜ったりするライトニングはかなり異様な姿に見える。基本ウェアである「アンビバレンス」ですら布面積の方が少なく、この例に漏れない。 デコレーションも、大半のものは獣耳や尻尾や翼を付けたり肩に人形を載っけたり、いつものライトニングなら絶対に被らないような帽子を被ったりといったネタ的なものであり、普通に「ライトニングらしい」デコレーションというのはあまりない。ライトニングはスクエニの玩具とまで言われる始末。 ただしドレス姿のウェア「クレセントムーン」系のデザインは割と好評。ストーリーの展開上これを着る必要があり、ウェアの着替え要素が活かされているポイントだろう。 ライトニング以外のキャラクターに関しても違和感の残るキャラがいる。 一例としては「ねえちゃん」と気軽な呼び方をしていたサッズが、『XIII』でも言った事がない「ライトニング」という呼び名を使う。 これら以外にも妙にキャラクターの設定そのものが変わってしまっているような節がある。「長い年月がたった」というゲームの設定上そうなったと言えばそれまでだが。 良くも悪くもライトニングの物語 全てのシナリオはライトニング側の目線で送られるため、サブキャラ達の行動に至る経緯などの描写は不足しがち。この点は「誰にも感情移入できない」とばっさり切り捨てられることも。 他の戦闘メンバーも存在しないため、この点も評価が分かれる。 シナリオも一つ一つで見れば評価出来る部分も多いが、『XIII』シリーズ通してみると穴や矛盾が多く、完成しているとは言い難い。 システム面 アビリティのバランス アビリティの入手格差 属性攻撃系アビリティのうち、「サンダラ」「サンダガ」はドロップする敵がたった2種しかおらず、「アイスブラスト」に至ってはラストダンジョンにいる1種の敵しかドロップしない。 しかも前者の2種のモンスターは絶滅カウントを共有しており、その上2体以上で出てくるので、あっという間にラストワンまで狩っていた…という事もよく起こる。 後者はこの時期になるとさほど戦力にならないアビリティであり、強化も不十分なまま次周に持ち越す、と言う状態。ドロップする敵が1種のレアアビリティかつ指折りの性能を持つ「エレメト」「エレメラ」とほぼ同じ境遇にあるというのにあんまりである。 使い勝手が良すぎる中級魔法と、使い辛い下級・上級魔法 中級魔法のラ系は下級・上級魔法に比べて、入手性の良さ、コストパフォーマンスに優れる万能な性能で、どんな場面にも対応出来るため、非常に使い勝手が良い。 それに対して上級魔法のガ系は ・高威力・広範囲ではあるが、連発出来ないことも考慮すると総合的にはさほど高威力なわけではない上、敵が3体以上の複数で出現する場面がそこまで多くないので、ラ系魔法よりそこまで優れているわけではない。 ・ATBコストが大きすぎることと、ノックアウトタイムがゼロなことから、この魔法だけではノックアウトは狙いにくい。 ・従来の『XIII』シリーズのように使用中はカメラがズームするのだが、アクション性の高い今作の戦闘では、視界が悪くなるこの演出は余計に感じることもある。 ・そもそも中級魔法に比べて入手性が良くない。 上記の様に扱いにくい要素が多い。 また、下級魔法は単純に「弱すぎて使い道が無い」状態で、本当に最序盤でしか使い道が無い。 以上により多くのプレイヤーは中級魔法を好む傾向にある。 実際、どうしても上級魔法が必要と言う場面も無く、レベルの高い中級魔法が装着されたウェアが入手しやすい(一つはシナリオ上必ず入手する)こともあって、今作では上級魔法はかなり影が薄くなっている。 一応、上級魔法には打ち上げ効果やカット値の高さ、一発の大ダメージ等、使いようによっては有利な展開を作れるだけの性能はあるので全く使えないというわけでは無く、汎用性に欠けているのが難点。 13シリーズ前2作ではチェーンゲージ等の仕様から下級魔法も出番はあったのだが、今作では完全に死に体になってしまった。 カメラワークの悪さ フィールド、戦闘共にカメラワークが悪い。 通路や建物、上下移動でカメラが意図せず見下ろし視点になったり物凄く近くなったり、壁が近くになると勝手にグルグル回ったりととにかく不便。 戦闘中も動き回るライトニングに対して、カメラの動きが遅く全く動きについていけていない。 戦闘中の移動は敵を基準にアナログパッドの入力で上下左右が決まるので、慣れるまでは戦闘中にアビリティで左右に動くだけでも苦労する。 一日の時間制限には否定的な声もあり、縛りに囚われず自由に冒険がしたいという層からはやはり不評。 時間が要らない、と言われる主な理由の1つは「クロノスタシス発動のためにいちいちメニューを開く必要がある」こと。効果時間も現実時間では一分程しかないので、一分ごとにメニューを開いて……を延々繰り返す事を考えてみればその手間がわかるだろう。 もう1つは「時間的猶予がかなりあり、時間という概念がそもそも進行を阻害する要素になっている」こと。 「クロノスタシス」をちゃんと活用していけば、余程無駄な時間の使い方でもしない限り、かなりの時間的猶予があるゲームバランスになっているため、時間自体があまり意味を成していない。意図的に時間を止めずにプレイしていても8日目辺りにはやる事が無くなる程。 加えて、時間制限のあるクエストがメインにも幾つか、サイドクエストでは数多くあるため、二度手間になりやすい。2周目以降は効率のいいもの以外スルーされる原因にもなってしまっている。 これなら時間を無くしてプレイヤーに進行を一任した方が快適だっただろう。 オーバークロックが強すぎる このアビリティは一定時間「ライトニング以外の敵味方全ての動作が遅くなる、ATB消費無し、攻撃モーション高速化、ウェアのATBゲージ全回復」という能力なのだが、これがとにかく強力無比。 GP消費がたったの2、使用制限が無いので連発可、使用する事でウェアのATBを全回復出来るため、GPが切れるまでは一方的な攻撃をし続ける事が可能。 敵をノックアウトし、弱体漬けにしてから発動すればもう勝ちは確定したようなもの。 GPは最大で9にもなるため、コレを連発すれば例え最高難易度だろうが強化ボスだろうが無傷で全て葬り去る事が出来てしまう。 オマケにボス系統を倒すとGPは固定で5回復するので、2回までは実質消費コスト無し。 更に、ゲージがほんの少しでも残っていればシーンドライブを発動出来てしまうため、ギリギリまで使って最後にシーンドライブ、と放つことで更にお手軽高火力になる。 このゲームが簡単、難しいの意見で分かれる最大の理由がコレ。分かってさえいればサンドバッグを殴るのと変わらない。 使わなければいい話ではあるが、せっかくのゲームのシステムを使わなければいい、で済ませてしまうのは勿体ない事もあり、性能を抑えるべきだったという点は否めない。 ウェア切り替えバグとスコアランキングでの公式の対応の悪さ 本来であれば発動不可能なアビリティを発動させたり、威力を異常な上乗せをする事が出来るバグ。 分かりやすいのは密林の狩人のアルテミスピアスで、このウェアは本来開始時ATB0なため、最初からアルテミスピアスを使う事は不可能。 しかし、他のウェアで強斬りを使った後に、このウェアに変更する事でATBが無くてもアルテミスピアスを発動できてしまう。 また、アビリティが持つ状態異常時にダメージアップの特殊効果がある。 本来、ステータスアップ系を除いてそのアビリティのみに発揮される物なのだが、別のアビリティにも効果を上乗せ出来てしまう事実が発覚。 非常に簡単な操作でありながら、本来ならあり得ない威力を出す事が出来るこのバグは、異常〇〇と呼ばれ、上記アルテミスピアスにこの上乗せバグを乗せたものは異常ピアス、と呼ばれ、猛威を振るった。 普通にプレイする際にはメリットでしかないが、ゲームバランスの著しい崩壊に繋がるため、利用はオススメ出来ない。現在の動画では後述する理由もあり、テクニックとして通されているが、れっきとしたバグ。 過去に行われていたスコアランキングでは、上位100位に入る事で、特定のプレゼントがあったのだが、このバグを利用したスコアで上位1~100位全てが同率一位という異常事態になった。 これらのスコアは正攻法では絶対に勝てないスコアだったため、ランキングは「いち早くバグを利用したプレイヤーリスト」と化し、ランキングの意味をなさなくなり、多くのプレイヤーから批判の声が上がった。 しかし、その声に対しての運営のとった態度は「やったもの勝ち」であった。 結果的に公式がバグを認めた形となり、普通にプレイしていたプレイヤーだけが割を食う形になってしまった。 悪化したエンカウントシステム 前作同様、今作も敵シンボルがランダムに湧く、というシステムなのだが前作の問題点を引き継いだ上に更に面倒な点が増えてしまっている。 こちらに気付き、追いかけてくる状態だとNPCと会話が出来なくなるのだが、コレがイベントキャラクターだろうとお構いなし。 敵はそこらで湧く上にこちらに気付くのが早く、また追尾速度が速く、追尾してくる距離も異常に長く設定されているため、相変わらず強制戦闘の様なパターンが多い。 また、前作同様に敵が目の前に湧き、湧いたと同時にこちらへ先制攻撃をしてくるという理不尽極まりないシステムも相変わらず。グラフィックすら表示されていないのに攻撃してくる事がおかしいと思わなったのだろうか? 今作では先制されるとHPが5%減る事に加え、戦いたくなかったとしてもエスケープを行えば1時間強制経過、と前作以上にストレス仕様になっている。 敵シンボルを避けようにも、ダッシュにはスタミナ制限があるので無制限に走り続ける事も出来ず、敵の攻撃範囲が異様に広くされておりジャンプして空中に居ようが当然の様に当たるため、回避もかなり手間がかかる。 中には見た目と判定が一致していない攻撃もあり、見るからに当たっていないのに戦闘になる敵も居る。 今作は敵がいれば倒せばいい、というわけにもいかないシステムにもかかわらず、敵との戦闘が避け辛いのは面倒極まりない。 絶滅システムと日数変化システム 今作では、殆どの敵に限りある生息数が設定されており、その生息数を全て倒すと絶滅、文字通り出現しなくなる。 これ自体は新しい命が生まれない死んでいく世界、というゲームの設定にあっているのだが、肝心のゲーム部分として見ると欠点がある。 今作は日数によって、敵のドロップアイテムやアビリティ、アビリティのレベルが変化し、敵によって一度に出て来る出現数がアップするのだが、これが非常に厄介。 日数によって変化していくにもかかわらず、敵が一度に出現する数が増える=一度の戦闘で倒す数が増える=絶滅が早くなる、という結果になるため、事実上の戦闘回数がどんどん減ってしまい、日にち後半でしか手に入らないアイテムなのに、後半になる程アイテムを手に入れるチャンスが減る、という状況になってしまう事が多々ある。 難易度HARDを利用すれば、最初から全てのドロップが解禁されているが、今度はドロップするアビリティの下限レベルが上がってしまい、低レベルのアビリティが集められなくなるという欠点があり、これがアビリティの合成で足を引っ張る。 結果的に、2周目以降に解禁される贖罪のクリスタルを使用して、難易度をいったりきたりしながらひたすら同じ事を繰り返す作業になってしまう。 スタイルコレクション機能が使いづらすぎる。 「複数のスタイルに、個数が限られている同じウェア・装備・アビリティを設定することができない」という、不便な仕様になっている。 このせいで、「同じウェアでもアビリティだけが違う構成」や「装備やアビリティはほぼ同じでウェアだけが違う構成」などを複数作っておいて、状況に応じてこれらのスタイルを交換するといったことができない。 これら複数のスタイルは、あくまでもメニュー内で同時に管理しているだけであり、複数スタイルを同時に戦闘に用いるわけではないので、個数限定のウェアや装備などが被っていても問題はないはずなのに。 結果として、スタイルコレクションを利用せず、戦闘に使う3つのスタイルを状況に応じて毎回手動で変更することになりやすい。 周回前提だが、周回要素が噛み合わないゲームデザイン 周回を前提として作られているゲームなので、ある程度の周回は当然あるが、周回の必要があるのか? と思う点に周回要素がつけられている反面で逆に周回ゲームとしては物足りなかったりする点が多々ある。 降魔の書と呼ばれる、これまでに戦ったボスやラストワンと何度でも再戦出来るというシステムがあるのだが、これはそれぞれの難易度で一度倒さなければその難易度内では挑戦できない。 そのため、全てのボスと全ての難易度で戦いたいと思うなら「難易度別に3回の合計9周」もの回数、同じ内容を行う必要がある。 一度倒さなければ挑戦出来ないのはわかるが、難易度別に倒す必要はあったのだろうか? 一方クエストはサイドクエストだけでも148個とかなりの量はあるが、それでも1周でほぼ全て、最短で2周あれば全て達成出来てしまい、また変化もないので2周目以降はスキップ連打になる。 周回前提であるならば、周回による変化などの要素が欲しかったところ。 13日目のボス戦での撤退後や、2周目以降では周回のやり直しが出来る「贖罪のクリスタル」が出現するため、ある程度手間の緩和にはなっている。 根本的な問題点として、周回といっても結局「日数による微細な強さの違い」程度しかないため、変化らしい変化が無く、ただの消化作業になってしまう。 難易度NORMALの存在価値がほとんど無い。 難易度NORMALは、他難易度と違って、利点が薄く選ぶ理由が無い。 難易度EASYであればGP回復量が多い、消費量が少ない等、アビリティやアイテム集め等をやり込む上での作業効率が良い。 難易度HARDであれば敵が全てのアイテムをドロップするようになるなどの恩恵があり、敵も相当に強くなるのでやり応えもある。 難易度NORMALにはこういった物が一つも無く、EASYとの差は少し難しくなった程度の差しかない。 2周目以降ともなるとライトニングの成長によって、その僅かな差すら無くなる。 そのため、1周目こそNORMALで楽しむ事は出来ても2周目以降は、EASYかHARDがあればゲームとして片付くため、この難易度自体が必要無くなってしまう。 周回を前提としたゲームバランスであれば、もう少し難易度ごとに差異が欲しかった所。 総評 せっかくのオープンワールド制ゲームでありながら、時間制限付きという事で前評判はよくなかったが、実際にプレイされる様になると、遊び応えのあるバトルや、これまでのシリーズには無かったRPG要素の大幅増加等から、前評判とは裏腹に好評の声が上がる結果となった。 TVCMで謳われた「FFの新たな挑戦」は、調整不足や不満こそ残る形にはなったが、概ね成功したと言える形に収まっただろう。 余談 DLCスタイルの一つ「ミッドガルの花売り」は、本来はVジャンプブックスの攻略本の購入特典コードでしか入手できないはずだったが、スクエニ側の手違いにより、普通に有料DLCとして購入できてしまっていた時期があった。現在はコードの有効期限も切れているので、このスタイルは入手不可能となっている。 PC版はほぼ全てのDLCが同梱されているのだが、このスタイルに関しては上記の問題もあってか同梱されておらず、今後の配信予定も無い。 タイトル発表時にディレクターの鳥山氏が行ったプレゼンテーションは、本作を語る際に悪い意味で話題に上ることが多い。 詳しくは割愛するが、本作のゲームデザインなどについて説明をしたものではなく、言ってしまえば「ライトニング」について語った内容となっている。知りたい者は動画などを探してみると良い。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/934.html
聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~ 要約スレ1-398, 18-176~185 398名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/08/20(土)14 40 50ID r+PW+KH5 聖剣伝説1(旧約) マナの木は宇宙のパワーを吸収して育つ 人の心が腐るとマナの木は悪のパワーを吸収して邪悪に染まる 邪悪に染まったマナの木から湧き出る濁った水を飲むと人の心は更に腐る悪循環が起きる バンドール帝国のバンドール王がマナの木に触れてマナの力を手に入れて世界を脅かす マナの種族のヒロインの母親と人間のボガードが愛し会う ボガードが聖剣エクスカリバーを持つジェマの騎士になってバンドール王を倒す マナの木が失われてしまいヒロインの母が新しいマナの木になる ヒロインがマナの種族の最後の生き残り バンドール帝国の残党が滝つぼにバンドールの末裔のジュリアスを隠す グランス公国のシャドーナイトが滝つぼでジュリアスを拾う グランスの奴隷だったヒーローがウィリーの死をきっかけに脱走を決意 ヒーローがジュリアスとシャドーナイトの話を聞いてしまいシャドーナイトに滝つぼに落とされる ヒーローが怪我で動けなくなったボガードのかわりにエクスカリバーを持つジェマの騎士になってジュリアスを倒す ヒロインの母だったマナの木が失われてヒロインが新しいマナの木になる 176聖剣伝説(1/9)sage2005/09/02(金)17 21 30ID NaBaO6k4 ちまちま書いてたのが完成したので一気に投下する。 10年以上前にゲームボーイで出た、一番最初の聖剣伝説。 プロローグ(ほぼ原文ママ) くものうえまで はるかたかくそびえる イルージアのやま・・ その ちょうじょうのしんでんには マナのきが まつられている マナのきは うちゅうのすべての ちからを かんじとり それをエネルギーにして みずからを せいちょうさせる でんせつでは そのきに ふれたものは えいえんの ちからを えることができる という・・ さつりくと きょうふで せかいの せいふくを たくらむ グランスこうこくの シャドウナイトも マナのきの ちからをねらっていた ※主役二人について ヒーロー:主人公。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒーロー』と出てるので、そう呼ぶことにする。 ヒロイン:そのまんま。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒロイン』と(以下同文 177聖剣伝説(2/9)sage2005/09/02(金)17 22 13ID NaBaO6k4 グランス城の剣闘士奴隷であるヒーローは、奴隷仲間ウィリーの死をきっかけに脱走を決意する。 脱走には成功したが、逃げる途中、城近くの滝つぼで、暴君シャドウナイトとその側近の魔道師ジュリアスが、 滝の上にあるというマナの樹について密談しているところに出くわし、滝に突き落とされる(※)。 ※グランス城はイルージアの山の中腹に建っており、城の近くには、山頂にあるマナの樹から湧き出た水が 流れ落ちてできた、巨大な滝がある。この滝は、ちょうどグランス城の高さでいったん大きな滝つぼを作り、 そこからさらに下界に向け、二段目の滝となって流れ落ちる。ヒーローが落ちたのは、この二段目の滝である。 九死に一生を得、下流で目覚めたヒーローは、モンスターに襲われているヒロインとその護衛を助ける。 重傷を負った護衛は死ぬが、その遺言に従い、ヒーローとヒロインはボガードという老剣士の家へ向かう。 最初はひたすら二人を無視するボガードだが、ヒロインのペンダントを見た途端、態度が変わり話を始める。 かつて、マナの力を手に入れ世界を支配した、バンドールという悪の帝国があった。 ヒロインのペンダントは、人々を導いてそのバンドールに立ち向かった女性が身に付けていたものだという。 母の形見であるペンダントの意外な経歴を聞いて困惑するヒロイン。 ボガードは彼女に、聖都ウェンデルの大賢者シーバに会うよう勧める。彼が秘密を明かしてくれるだろうと。 ヒーローは引き続き、ヒロインの護衛として、ウェンデルまで同行することになった。 道中、親切な貴族の館で一泊する。が、目覚めるとヒロインがいない。館の使用人に尋ねてもシラを切られる。 他の宿泊者の助言に従い、真実の姿を映し出すという月の鏡を求めて、沼の洞窟へ向かう。 なぜか洞窟にいた旅の男の協力を得て、洞窟深部で月の鏡を手に入れる。 旅の男と別れ、貴族の館に戻り、使用人に月の鏡を向ける。すると、魔物の正体を現すので倒す。 館の奥を探索し、地下で棺桶に閉じ込められていたヒロインを救出、来た道を戻って館の外へ向かう。 脱出直前、玄関ホールで館の主を倒す。主の正体は、処女の生き血を狙うバンパイアであった。 178聖剣伝説(3/9)sage2005/09/02(金)17 22 57ID NaBaO6k4 ウェンデルに到着し、大聖堂でシーバに会う。 シーバに促され、ヒロインが魔法陣の上に立つと、ペンダントから光があふれ、ヒロインの母の幻影が現れる。 シーバによると、彼女こそ、ボガードとの話でも登場した、バンドールとの戦いで先頭に立った女性だという。 母は語る。ヒロインと自分は、マナの樹を守る使命を持ったマナの一族、マナの種であると。 かつての戦いの後、母はペンダントを使って、マナの樹に誰も近づけないよう封印を施した。 しかし、今また、グランスのシャドウナイトがマナの樹を狙っている。 ジェマの騎士の助けを借り、絶対にマナの樹を守りぬきなさい。そう言って母の幻影は消えた。 そのとき、爆発音とともに、沼の洞窟で出会ったあの旅の男が大聖堂に駆け込んでくる。 グランスの飛空艇の襲撃らしい。安全な場所に案内すると言って、旅の男はヒロインを連れて行く。 不審を感じたヒーローが後を追うと、旅の男が変装を解く。旅の男の正体はジュリアスだった。 彼は、ヒロインがマナの一族であるという確信が得られるまで、正体を隠して彼女を監視していたのだ。 ジュリアスの術により、ヒーローはなすすべなく倒され、ヒロインとペンダントはグランスの手に落ちた。 シーバに助けられて目覚めたヒーローは、飛空艇を追って西へ向かう。 途中、ワッツというドワーフと協力して廃坑を探索したりするが、本筋に関係無いので省略。 その後も飛空艇追跡を続け、後を追ってきたボガードと合流し、一緒に飛空艇を追う。 ようやく追いついた飛空艇は、補給のため湖に停泊していた。この機を逃さず忍び込む(※)。 囚われのヒロインを見つけるが、扉が開かない。窓なら開きそうだというので、外から回ることにした。 船内では気付かなかったが、甲板に出てみると、飛空艇はすでに離水してしまっている。 とにかく窓にたどりつき、まずヒロインからペンダントを預かった。続いて、窓をこじ開けようとする。 しかし、ちょうどここでジュリアスに見つかってしまう。術をくらって、空に放り出されるヒーロー。 ※船内には人間の乗組員もいる。彼らとは普通に話すことができ、そのうちの一人が興味深い情報をくれる。 ジュリアスは子供のころ、滝つぼの洞窟でシャドウナイトに拾われたのだそうだ。 しかも、洞窟の中は凍る寒さで、ジュリアスは仮死状態だったらしい。 話の流れ上、聞く必要は別に無いが、ジュリアスについての伏線になっている。 179聖剣伝説(4/9)sage2005/09/02(金)17 23 52ID NaBaO6k4 またまた生き延びたヒーローは、メノスという小さな村で目覚める。 民家の上に落ち、屋根がクッションになったのだそうだ。が、預かったはずのペンダントが無くなっていた。 昏睡中のかすかな記憶によると、グランス城で仲間だった女奴隷、アマンダが盗んでいったような気がする。 村人の話では、アマンダは砂漠の町ジャドに向かったらしい。ヒーローも彼女を追ってジャドへ向かう。 と、その前に、他の村人の話にあったチョコボを探しに行ってみる(※)。 北東の森を探索すると、大きなタマゴを発見。近付いた瞬間、タマゴが動き出し、チョコボのヒナが誕生した。 ヒーローのことを親だと思っているらしく、ヒーローの後を付いてくる。仕方が無いので連れて行くことに。 ※チョコボ探しを無視して、即ジャドに行っても話は進む。結局チョコボは、終盤で強制的に仲間になるが。 ジャドは活気の無い町だった。町の支配者デビアスによって、人々は恐怖の日々を送っているという。 デビアスに会ってみると、アマンダの行方を教えてくれた。アマンダは砂の迷宮に行ったそうだ。 デビアスも気になるが、まずはアマンダを見つけてペンダントについて聞くのが先決だろう。 迷宮の入り口にはアマンダがいた。ヒーローが問い詰めると、アマンダは事情を話してくれる。 ペンダントを盗んだのはデビアスの命令で、弟のレスターを人質に取られてしかたなくやったこと。 しかし、ペンダントを渡すと、レスターは解放されるどころか魔法でオウムに変えられてしまった。 砂の迷宮に来たのは、レスターを元に戻すのに必要なメデューサの血を手に入れるためである。 事情を知ったヒーローはアマンダを許し、メデューサ退治に協力することにした。 迷宮の最深部でメデューサを倒す。だが、メデューサの最後の嫌がらせで、血は一滴も無くなっていた。 さらにアマンダが、新たなメデューサに変わり始める。彼女は先程の戦いでメデューサに噛まれていたのだ。 自分を殺してくれとヒーローに頼むアマンダ。泣く泣くアマンダを斬り、その血を集めるヒーロー。 メデューサになりかけていたアマンダの血には、メデューサの血と同じ力があるはずだ。 レスターを助け、アマンダの仇を討ち、そしてペンダントを取り戻すため、ヒーローはデビアスの屋敷へ。 180聖剣伝説(5/9)sage2005/09/02(金)17 27 41ID NaBaO6k4 デビアスの屋敷にいたオウムにアマンダの血を使うと、オウムは若い男に姿を変えた。 彼がアマンダの弟、レスターである。事情を話し、二人でデビアスを追うことに。 モンスターの徘徊する屋敷を抜け、デビアスを探し出し、倒す。しかし、ペンダントはここには無かった。 シャドウナイトの配下だったデビアスによって、グランス城へと送られた後だったのだ。 レスターとはここで別れ、ヒーローはいよいよグランス城へ乗り込むことを決意する。 ジャドから北に行き、グランス城へと続く奇岩山の洞窟を通り抜ける。 洞窟の出口付近にあるつり橋を渡ると、なぜかつり橋が落ち、退路を絶たれる。 奇岩山の洞窟は、例の滝つぼにつながっていた。シャドウナイトとジュリアスが密談をしていた、あの滝つぼだ。 城に殴りこみ、城内の一室でついにヒロインと再会する。だが、ペンダントを取り戻すまでは帰れない。 城の最上階にはシャドウナイトが待っていた。ヒロインを避難させ、一騎打ちを行う。 勝利するヒーロー。シャドウナイトからペンダントを取り返すが、なんとそのペンダントは偽物だった。 そして、勝負の間にヒロインも消えている。シャドウナイトを倒した今、残る敵とは? 城門の前でヒロインを見つけるが、彼女はヒーローの呼びかけに答えない。何か様子がおかしい。 ヒロインを追うと滝つぼに着き、そこにジュリアスが現れる。ヒロインはジュリアスの術で操られていたのだ。 ここでジュリアスが自分の素性を明かす。彼はバンドールの子孫であり、その優れた術は帝国の遺産だった。 操られたヒロインは、ジュリアスの持っていた本物のペンダントを使って、秘密の呪文を唱える。 すると滝が逆流し、山頂にあるマナの神殿への道が開かれた。ジュリアスはヒロインを伴って滝を登っていく。 ヒーローはそれを阻止しようとするが、やはりジュリアスにはかなわず、はるかかなたまでぶっ飛ばされた。 181聖剣伝説(6/9)sage2005/09/02(金)17 28 26ID NaBaO6k4 虫の息でガラスの砂漠に転がるヒーローは、チョコボに拾われ(※)、イシュの町に運ばれる。 目覚めるとそこにはボガードがいた。飛空艇の一件で、彼も空に放り出され、この町の人に助けられたそうだ。 再び立ち上がり世界を救えと言われるが、アマンダを死なせ、ヒロインも救えず、ヒーローは自信を失っていた。 ボガードは自信を無くしたヒーローを励ますが、突然怒り出すヒーロー。 あんたが自分でやればいいと言い出すヒーローに、ボガードは怒りを爆発させ、家から追い出す。 ※以前にチョコボを仲間にしていなかった場合でも、ここで唐突に登場する。 家の外にはサラという女性がいた。この町の住人で、彼女がボガードの世話をしているそうだ。 サラによると、今のボガードは怪我のせいでまともに動けないらしい。それがボガードの苛立ちの原因だった。 また、チョコボが自分の身を犠牲にして、ヒーローをここまで運んできたことを告げる。 チョコボでさえ、ヒーローが世界の希望であると感じているのだ。 もう助からないかもしれないが、せめて一目と、瀕死のチョコボに会いに、発明家ボンボヤジの家に向かう。 ボンボヤジの家には、外見が少々変わってはいるが、元気そうなチョコボがいた。 ダメになった下半身を丸ごとメカと交換したそうだ。ホバー機能まで付いて、水上移動が可能になった。 チョコボ改めチョコボット(ボンボヤジ命名)のつぶらな瞳に見つめられて、ヒーローはやる気を取り戻す。 サラの家に戻ってボガードに詫び、世界を救うためにこれからどうすればいいのかを聞く。 マナの力を手に入れたジュリアスを倒すためには、聖剣エクスカリバーの力が必要だ。 かつてボガードは、マナの樹を守るジェマの騎士として、聖剣を手にバンドールと戦った。 聖剣が今どこにあるかはボガードも知らないが、シーバなら知っているだろうとのこと。 ヒーローはチョコボットに乗り、海を越えてウェンデルへ向かったが、そこにはシーバはいなかった。 異常気象に見舞われるロリマー王国を救いに行ったらしい。シーバを追ってロリマー王国へ行く。 そこは異常な寒さで、人々はみな凍り付いていた。シーバがいる部屋の扉も、凍り付いていて開かない。 原因は、北のカーラ山脈に住むマリリスという魔物。封印されていたのが、ジュリアスの力で目覚めたのだ。 182聖剣伝説(7/9)sage2005/09/02(金)17 29 42ID NaBaO6k4 カーラ山脈でマリリスを倒し、ロリマー王国に戻ると、異常な寒さは消え、人々は元に戻っていた。 シーバに会い、聖剣の行方を聞く。聖剣は、海底火山にいるイフリートが持っているらしい。 複雑な道のりを経て、海底火山に到着。イフリートを倒し、一振りの錆びた剣を手に入れる。これが聖剣? 再びロリマー王国に戻り、シーバと話す。 マナの神殿に行くには、あの滝を登る必要があるが、奇岩山の洞窟が使えない今、滝つぼに行く方法はただ一つ。 その方法とは、ガラスの砂漠に沈んだというバンドールの遺跡、ダイムの塔を浮上させることだ。 ボンボヤジから遺跡の場所を聞く。入口は、ガラスの砂漠に生えたクリスタルのどれかの下にあるらしい。 封印の洞窟で最強の黒魔法フレアを手に入れ、それを使って入口をふさぐクリスタルを破壊する。 最深部にあるスイッチの前で、錆びた剣をかざす。これでガラスの砂漠のどこかにダイムの塔が浮上するはずだ。 ガラスの砂漠を歩き回ると、主人公の目の前で突然、巨大な塔が地面から生えてくる。これこそダイムの塔だ。 中に入ると変なロボットが仲間になる。名前はマミーシーカー。愛称マーシー。 ボンボヤジの作った遺跡探索ロボットだったが、主人に忘れられてずっとここにいたらしい。 塔の中には何枚かの石板がある。これはバンドール帝国の遺物で、マーシーに解読してもらうことができる。 石板には、マナの樹のことや、彼らにとっての唯一の脅威、聖剣とジェマの騎士のことなどが書いてあった(※)。 ※石板の最後の一枚には、滅びを悟った彼らが、滝つぼの洞窟に最後の希望を隠した、と書いてある。 飛空艇での情報や、ジュリアス本人の話と合わせると、この「希望」とはジュリアスのことだと思われる。 洞窟が寒かったのも、仮死状態にしてジュリアスを長期間生き延びさせるための処置であろう。 頂上にたどりつくと、塔が崩れ始める。目の前にはグランス城が見えるが、あと一歩のところで道が途切れる。 マーシーが、自分がヒーローを投げ、そのあと自分もジャンプする、という手を提案し、ヒーローはそれに乗る。 マーシーに投げられて、ヒーローは塔から脱出できた。しかし、マーシーはジャンプしてこない。 本当は、ジャンプする機能など、マーシーにはついていなかったのだ。 遺跡探索ロボットにとって、遺跡とともに眠ることは本望だと言って、マーシーはダイムの塔とともに沈んでいく。 183聖剣伝説(8/9)sage2005/09/02(金)17 31 42ID NaBaO6k4 退路は断たれたが、元より引き返すつもりなどない。逆流する滝に乗って、ヒーローは山頂へと向かった。 山頂にあるマナの神殿に突入。ジュリアス配下のモンスターであふれる内部を突破する。 そして、マナの樹を目前にして、ヒーローの前にヒロインの母が現れる。 ジェマの騎士として認められたヒーロー。母の力で、錆びた剣がエクスカリバーになった! ついにたどりついたマナの樹の前には、ジュリアスと操られたままのヒロインがいた。 ジュリアスの力によって、謎の異空間に飛ばされる。最終決戦だ。 分身して襲いかかってきたジュリアスを退け、続いて巨大な魔物に変身したジュリアスを倒す。 謎の空間から帰還すると、ジュリアスを倒したからだろう、ヒロインは正気を取り戻した。 帰ろうとする二人。だが、その目の前で帰り道がふさがれる。ジュリアスはまだ生きていたのだ。 マナの樹と同化したジュリアスに、ヒーローとヒロインは二人で協力して立ち向かう。 そしてジュリアスは、今度こそ完全に敗れ去った。 しかし、ジュリアスが倒れると同時に、マナの樹までもが失われてしまう。絶望する二人。 そこにヒロインの母が現れ、言う。悲しむことはない、新しい樹を育てればいいのだと。新しい樹? マナの一族とはマナの種である。種は樹へと成長する。そう、ヒロイン自身が、新しいマナの樹になるのだ。 バンドールとの戦いのときも、マナの樹を守れなかった母は、樹を再生させるため、この地で眠りについた。 つまり、今までここに立っていたマナの樹とは、ヒロインの母だったのである。 ここで、ヒロインにマナの記憶がすべて戻る。彼女こそ、マナの一族最後の生き残り、最後のマナの樹であった。 ヒーローとしばし見つめあうヒロイン。彼女は、自らマナの樹になることを決断し、ヒーローに別れを告げる。 そして脱出を促す。この場所はもうすぐ土の底に埋まるのだそうだ。 ヒロインは言う。心配しないで。姿は変わっても、自分はこの場所で生き続けるのだから、と。 一方、母はヒーローに、ジェマの騎士としてこれからもマナの樹を見守ってくれるよう頼む。 また、かつて自分を愛してくれたジェマの騎士、ボガードによろしく伝えてくれるように、とも。 母にうなずき、ヒロインに別れを告げて、ヒーローはその場を立ち去る。 184聖剣伝説(9/9)sage2005/09/02(金)17 33 02ID NaBaO6k4 エピローグ(ほぼ原文ママ) ジェマ・・ それは へいわをみまもる あたらしい ・・マナのめ・・ マナのめが ふたたび じゃあくに そまれば・・ へいわは えいえんに うしなわれる だから それを あたたかく みまもっていかなくては ならない それがジェマのきし ヒーローにあたえられた しめいなのだから・・ 以下、特にセリフは無いが、スタッフロールとともに、ヒーローが世界を回る。 イシュの町。ボガードとサラ、それからボンボヤジもいる。 廃坑ではワッツと、ウェンデルではシーバと、ジャドではレスターと会う。 そしてタマゴを見つけた場所。そこには普通のチョコボ(※)がいて、ここでチョコボットと別れる。 ※正体不明。個人的にはチョコボットの本当の親かなと思うが、特に根拠は無い。 最後に、芽生えたばかりの小さな双葉の絵が出てきて、おわり。 185聖剣伝説 まとめsage2005/09/02(金)17 37 58ID NaBaO6k4 1レスまとめ: マナの力を狙う悪い国がある。ヒロインはマナの一族で、その国に狙われている。 ヒーローはヒロインを守る。がんばるけど、結局ヒロインはさらわれる。 一回助け損ない、もう一回挑戦してやっと助けるが、すぐにまたさらわれる。 しかも敵はマナの力を手に入れてしまった。このままじゃ、これまで以上に勝ち目は薄い。 仕方が無いので伝説の聖剣を持ち出して戦う。やった、悪者はやっつけたぞ。 でも、失われたマナの樹の身代わりに、ヒロインがマナの樹になってしまいました。残念。 1行まとめ: ヒロインが樹になっちゃうラピュタ。
https://w.atwiki.jp/gamebag/pages/97.html
ファンタジーアース ゼロニュース スクエニ、『スクールガールストライカーズ』で『ファンタジーアース ゼロ』とのコラボを開催! コラボ限定コスチューム「ルーメンドレス」が登場 | gamebiz - SocialGameInfo アソビモとスクエニ、『ファンタジーアース ジェネシス』で『ファンタジーアース ゼロ』とのコラボイベントを実施! 「FEZコラボパック」が登場 | gamebiz - SocialGameInfo 「ファンタジーアース ゼロ」で14周年を記念したイベント「14th Anniversary」が開始! OnlineGamer - OnlineGamer 『FEZ』剣と魔法と召喚獣。『ファンタジーアース ゼロ』という名のファンタジー世界で戦争しませんか?【推しゲーレビュー】 - ファミ通.com 『ファンタジーアース ゼロ』で開催中の『サガシリーズ30周年記念 魔界塔士Sa・Ga』コラボイベントを紹介! - アニメイトタイムズ 「ファンタジーアース ゼロ」で「VALKYRIE ANATOMIA」とのコラボ第2弾が実施!新たにデザインされたコラボ防具やウィッグが登場 OnlineGamer - OnlineGamer 『ファンタジーアース ゼロ』×『ヴァルキリーアナトミア』のコラボが開催中! 豪華報酬を獲得できるイベントやキャンペーンが実施! - アニメイトタイムズ スクエニとアソビモ共同開発の「ファンタジーアース ジェネシス」が3月31日をもってサービス終了 - GAME Watch 「ファンタジーアースゼロ」にて13周年記念イベント『ファンタジーアース ジェネシス』とのコラボルーレットを開催中! - PR TIMES 『ファンタジーアースゼロ』にて13周年記念イベント『ファンタジーアース ジェネシス』とのコラボルーレットを開催中! - アニメイトタイムズ 「ファンタジーアース ゼロ」サービス開始13周年を記念した「13th Anniversary」が開催 - 4Gamer.net “人の死を悲しんではいけない”ギリギリの倫理観に踏み込んだアクションRPG『鬼ノ哭ク邦』開発者インタビュー 『ファンタジーアース ゼロ』とのコラボも - アニメイトタイムズ スクエニ新作『鬼ノ哭ク邦』が『FEZ』とコラボ! - 電撃オンライン 「ファンタジーアース ゼロ」,18種類の新作水着が登場する「サマーリゾートルーレット」を実施 - 4Gamer 「ファンタジーアースゼロ」にて真夏の祭典「ヴィラーノフェスティバル2019」実施中! - PR TIMES 『薄桜鬼 真改』より「沖田総司」「斎藤一」「土方歳三」公式監修の女性版装備が登場! オンラインRPG『ファンタジーアース ゼロ』とのコラボが開催中 - アニメイトタイムズ 『ファンタジーアース ゼロ』 『薄桜鬼 真改』とのコラボレーション開催!コラボ装備が期間限定で登場! - PR TIMES 『ファンタジーアース ゼロ』 『ヴァルキリーアナトミア』とのコラボレーション開催!コラボ限定装備が登場! - PR TIMES スクウェア・エニックス発の13年目突入の人気オンラインRPG『ファンタジーアース ゼロ』! 2月配信の追加ボイスを担当した上原あかりさんインタビュー!! - アニメイトタイムズ スクウェア・エニックスのオンラインRPG『ファンタジーアース ゼロ』が13年目に突入! 新規ボイスを担当した佐藤利奈さんにインタビュー!! - アニメイトタイムズ 「ファンタジーアース ゼロ」桜庭統氏による描き下ろし8楽曲が2月20日に実装!新BGMが楽しめる視聴映像も公開 OnlineGamer - OnlineGamer 「ファンタジーアース ゼロ」,桜庭 統氏書き下ろしの新BGM(8曲)が2月20日に実装へ。一部の試聴バージョンが本日公開 - 4Gamer.net 【ファンタジーアース ジェネシス】『FEZ』コラボ開催! - AppBank スクウェア・エニックスのオンラインRPG『ファンタジーアース ゼロ』が12周年! 特別記念の新規ボイスを担当の三上枝織さんにインタビュー! - アニメイトタイムズ 『ファンタジーアース ゼロ』運営・開発協業、及び『12th Anniversary』開催のお知らせ - PR TIMES 「ファンタジーアース ジェネシス」開発者インタビュー - GAME Watch 『ファンタジーアース ジェネシス』開発者インタビュー。50対50の大規模戦闘の魅力とは? - 電撃オンライン 「ファンタジーアース ジェネシス」CBTレポートを掲載。スマホで挑む50対50の感触はいかに - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」が「FEG」コラボレーションイベントを実施 - 4Gamer.net 「FEZ」,「ヴィラーノクラス別ルーレット」で100種類以上の人気装備が再登場 - 4Gamer.net ライトな4v4対戦アクション『Fantasy Versus』「ファンタジーアースゼロなどから深く影響を受けた」【注目インディーミニ問答】 - Game*Spark 「FEZ」で「スクールガールストライカーズ」とのコラボ第2弾が開始 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,「11th Anniversary」がスタート。新規装備「アミュレット」と新アイテム「スペル」が実装 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,サポート召喚獣「リリス」と「ボルテックス」を本日実装。敵のマップ情報を妨害する「ジャミングタワー」を追加 - 4Gamer.net 『FEZ』の正統新作『ファンタジーアース ジェネシス』今冬配信予定! 50対50の領土戦をスマホで【TGS2017】 | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 「ファンタジーアース ゼロ」の戦争が大きく変わる? 「戦術アップデート」で追加,変更される全クラスの新スキルをレポート - 4Gamer.net 『ファンタジーアース ゼロ』初のレベルキャップ解放や新スキル追加を含む“戦術アップデート”実施 - ファミ通.com 【PR】10年愛されてきた国産オンラインタイトル「ファンタジーアース ゼロ」は50対50の大規模戦争が熱い - 4Gamer.net 10周年を迎えた「FEZ」。2017年のアップデート予定やこれまでの振り返りなど,さまざまな話題が飛び出したキーマンインタビューをお届けしよう - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」TGS公開生放送で今後のアップデートを発表 魔導具と銃の差別化を予定。10周年企画の発表は持ち越し - GAME Watch ファンタジーアース ゼロ10周年記念ファン交流イベント 「FEZコン」 10月1日開催! - PR TIMES 「ファンタジーアースゼロ」でGWキャンペーンが開幕。ビンゴ祭りなど実施 - 4Gamer.net 大逆転劇に会場が沸いた「FEZ」オフラインイベント「バンクェット ~The NEW AGE AWKEN 2016~」レポート - 4Gamer.net 『インペリアル サガ』と『ファンタジーアース ゼロ』のコラボレーションがスタート - ファミ通.com 「ファンタジーアース ゼロ」,イベント「9周年に願いを込めて!」を開催 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」は運営移管で10年を見据えた次のステップへ。バンクェット大会の再開も告知されたスタッフインタビュー - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」サービス移管と同時に大規模改修 段位システムやリプレイ機能の実装、キャラクター枠増加などを移管時に実施 - GAME Watch 「ファンタジーアース ゼロ」 50対50のファンタジック大規模アクションRPG 両軍の駆け引きが試されるアクションと、領域を奪い合う戦略性が融合 - GAME Watch 「FEZ」ジューンブライドがテーマの防具と羽がモチーフの武器を追加 - 4Gamer.net 「FEZ」TVアニメ「Fate/Zero」とのコラボが復活。セイバーのコラボ装備が登場 - 4Gamer.net セイバーやアーチャーになりきる! 『ファンタジーアース ゼロ』と『Fate/Zero』のコラボが再び開催! - ファミ通.com 『ファンタジーアース ゼロ』制服モチーフ装備と和風装備のリファインカラー防具が登場、コーディネートコンテストも開催 - ファミ通.com 「ファンタジーアース ゼロ」に“舶来のルーレット6”が登場。羊や中国神話をモチーフにした最新デザインの装備を入手するチャンス - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,正式サービス8周年記念のキャンペーンを順次実施 - 4Gamer.net 「ファンタジーアースゼロ」,初音ミクとのコラボイベントを開催 - 4Gamer.net 「FEZ」,新キャラを対象にした「新兵大支援キャンペーン」を実施 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,お互いの虹水晶を削り合う新ルール「虹水晶調査作戦」が実装 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」インタビュー。「エンペラーズ サガ」とのコラボの背景にある開発者の10年越しの思いや,フェンサー/セスタス改修の進捗などを聞いた - 4Gamer.net 「FEZ」と「エンペラーズ サガ」のコラボレーションティザーサイトが公開に - 4Gamer.net 「FEZ」,スクエニ作品とのコラボ装備を入手できる「SQUARE ENIXチケット」が登場 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」が「クロニクルズ」をリニューアル。その内容とサービスの現状,そして2013年のアップデート予定をプロデューサーに聞いた - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」クロニクルズのリニューアルアップデートが実施。UIが一新され,指揮官ボイスや限定装備などが実装に - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」公式大会で最強チームが決定。「英雄伝説」軌跡シリーズとの再コラボも発表された,「バンクェット2013」決勝レポート - 4Gamer.net 「FEZ」,所属国家によって見た目が変わる共通防具などが実装に - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」と「ブレイブリーデフォルト」のコラボレーション企画は10月22日にスタート。ティザーサイトが本日オープン - 4Gamer.net 「FEZ」で“モモヘッドギア”をもらえるSo-netとのタイアップキャンペーン実施 - 4Gamer.net 「FEZ」,戦国IXAとのコラボレーションで有名武将の装備が登場 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」に「砲撃兵器」が登場。実装は2012年~2013年の冬。「メルファリア大感謝祭2012」イベントレポート - 4Gamer.net 今冬に新戦争ユニットとして“砲撃兵器”の実装が決定! 『ファンタジーアース ゼロ』メルファリア大感謝祭 2012” - ファミ通.com ファンタジーアース ゼロ、最悪のユーザー達に破壊された優良ゲー OnlineGamer - OnlineGamer 「FEZ」,ブリキ男や魔女など「オズの魔法使い」をテーマにした防具を実装 - 4Gamer.net 「FEZ」にデザインコンテスト入賞の防具6点が登場。カジノに新アイテムも - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」和風テイスト防具6種や不気味系武器11種が登場 - 4Gamer.net 「FEZ」,セイバー/ランサーのウィッグが手に入る「Fate/Zero」とのコラボキャンペーン内容を発表。専用URLから会員登録でアバタープレゼントも - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,次期大型アップデート「クロニクルズ」の特設サイトがオープン。明治チョコレートとのコラボキャンペーンも明日から開催 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」実装予定の「新戦争ルール」を一足先に体験できる先行テストのテスター募集がスタート。応募者は全員参加可能 - 4Gamer.net 2011年上半期,FEZが大きく変わる? 新召喚獣実装も間近な「ファンタジーアース ゼロ」関係3社合同インタビュー - 4Gamer.net 「FEZ」,ハロウィンにピッタリな防具セットがカジノに登場 - 4Gamer.net ゲームポット,スクウェア・エニックス,フェニックスソフトにインタビュー。三社が語る「ファンタジーアース ゼロ」の将来像とは - 4Gamer.net ファンタジーアースの状況やいかに――ゲームポットとスクウェア・エニックスの両社が答える,FEZの現状と運営体制 - 4Gamer.net ソーサラーに新スキル登場! 「ファンタジーアース ゼロ」,新武器「魔導具」が実装のアップデートを3月8日実施 - 4Gamer.net 「FEZ」デザインコンテスト優秀作品や,尻尾アクセサリなどを実装 - 4Gamer.net 「FEZ」ローソンで「十六茶」などを買ってコラボアイテムをもらおう - 4Gamer.net スカウトに待望の武器「銃」が登場!「ファンタジーアース ゼロ」12月24日に大型アップデートを実施 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,バンクェットの最強王座がゲームポットフェスタで決定 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」で新クラス「セスタス」発表。同時に新クラスのテスター募集を開始 - 4Gamer.net 実装まであとわずか!「ファンタジーアース ゼロ」,フェンサー装備が公開 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,第4のクラス「フェンサー」は3月30日実装 - 4Gamer.net これでもう迷わない。「ファンタジーアースゼロ」の新要素「ミッションクエスト」の進め方 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」の新職業「フェンサー」を実装前に体験。ゲームポット,「フェンサー」のテスター募集を開始 - 4Gamer.net 日本一はどのチームだ。「ファンタジーアース ゼロ」の“バンクェット”ワールドマッチの結果&アップデートについて紹介 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」のアップデート情報速報。新クラスはレイピア使いの「フェンサー」,新スキルは「大剣」 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,大型アップデートで実装する国王ボイスの豪華声優陣を発表 - 4Gamer.net 「FEZ」の危機は終わらない。江頭2:50さんが「江頭軍団」の団員を募集中 - 4Gamer.net フェニックスソフトへの開発移管により,今後も“変わらず”FEZは“変わっていく”。「ファンタジーアース ゼロ」開発/運営チームインタビュー - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」に“和風デザイン防具”などが登場 - 4Gamer.net FEZ初のPvP大会「バンクェット ~Decisive Battle 2007」を開催。320ギルドの頂点に立ったのはDaathサーバー所属の「StarShipです。」 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,12月10日にデザインコンテスト最優秀賞の武器を実装&1周年記念イベントを開催 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース ゼロ」,来春実装予定の新クラスなどの情報を公開 - 4Gamer.net 「ファンタジーアース」,闘技場とカジノを本日実装 - 4Gamer.net ファンタジーアース ゼロバグ情報 #bf 公式サイト ファンタジーアース ゼロ
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1123.html
390 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/12/21(金) 23 50 49 投票してくださった皆様、集計してくださった方々、ありがとうございますo( _ _ )o おかげで続きを書くことができます。感謝! ――Interlude side Shantotto 世界がざわめき始めた。勢いを増した戦火がウィンダスを包みこむのも、もはや時間の問題であろう。焼け出されたチョコボがすぐ横を通り抜け、何処かへと走り去っていく。 想い人は遂にわたくしを見てくれなかった。――星の神子。女神の生まれ変わり。ウィンダスのシンボル。戦争。召喚士。 所詮は叶わぬ恋。最初はいい気味だと思った。せいぜいわたくしに振り向かなかったことに後悔しながら、一生を過ごせばいいと思った。――だがそれを言うならわたくしも同じ。所詮は叶わぬ恋。 耐えられなかった。届かぬ想いを胸に秘めたまま2人の間に立つなんて、気が狂いそうだった。だから消えた。前院長を適当に半殺しの目に遭わせ、国外追放という汚名を敢えて被って。 本来なら由緒正しい家系出身、しかも院長がそのような重罪を受けるなど前代未聞だったが、むしろわたくしは天の采配に感謝した。これで堂々と胸を張って去ることができる。簡素な旅支度に身を包み、旅人帽を目深に被り、表門から出て行った。月の綺麗な夜である。 それきり故郷に帰るつもりなどあろう筈がない。愛国心がなかったといえば嘘になるが、しかしその時のわたくしにとってはさしたる問題に挙がらなかった。この件でウィンダスの戦力は確実に落ちたであろうが、自分の他にも優秀な魔道士はたくさんいる。 ――それでも、他国領内に旅立って尚、想い人の影は付きまとう。 夜になって、辺りが静まると、そっとジュノの近くにある丘へ出向き、祈る。 恨んでいた筈なのに。頭の中に住み着いた、忌々しい幻影から逃れるために国を捨てたのに。気付けば再び1人の人間のことを考えている。 呪った。口汚く罵倒した。さりとてずっと胸に抱いていた想いは、どんなに貶めようとも色褪せてくれなかった。 その想いがどれだけ尊いものだったのか。あの人から逃げて、ようやく気付くことができたのだ。 もう戻ることはできない。 ならばせめて、無事を祈りたい。 毎日寝る時間を押して、祈る。朝晩、暑さに身悶え、もしくは寒さに凍えながら、心身を賭して、祈る。 途中、寒暑に耐え切れずに我が身を抱くが、そうした己を叱咤激励し、再度祈る。 カラハバルハは全魔道士の中で唯一の召喚士だ。召喚士は人には聞こえぬ幻獣の声を聞き分けるという。ならば、わたくしの声なき想いも届くのが道理。否、届いて欲しい。届くべきだ。 ――――こういう風に幾度かの季節を祈りに費やし、夜の目も寝ずに心配していた想い人は、とうの昔に国を守るために殺されていたのである。 数ヵ月後、そんな悲しい報せを風の噂で初めて知った。 「――――……」 頬が、濡れていた……。 「最低、ですわ……。こんな……この、わたくしが……」 涙を流すなんて、何年ぶりか。 もうふっきれたと思っていた。とうに二十を越える歳月を経たというのに、まだ自分はあの悪夢に囚われているのか。 「まるで呪い、ですわね。……こんなみっともない元老院首席、誰にも見せられませんことよ」 途端、トン、トン、と明確な意思を持った音がこちらに向かって響く。ほぼ反射的に、悟られまいと瞼を強めに拭う。しかし扉は開かれず、訪問者は姿を見せずに対話を試みた。 「シャントット博士。俺だが……」 「アジドマルジド……。こんな朝早くに何の用です? 生憎わたくし目覚めが悪くって。くだらない用件でしたらブチ切れますわよ」 「……クリスタルのことなのですが」 一瞬、寝覚めの身体に緊張が走る。 クリスタル? 一体クリスタルに何があったというのか――――。 「いや。別に何が、って訳ではないのです。ただ、ヒュームの小僧に渡す、という話を小耳に挟みまして。本当かどうか確認しに来たのでして」 「まだ渡すと確定してはおりません。可能性はある、ということでならそうでしょうが」 「真ですか? 能無しのヒュームに一角のクリスタルを渡すだって? 信じられないな……。神子様は何と?」 「依存はないそうです。元々あの少年が持っていた物なのですから、我々が必要以上に口をだすことは罷りなりませんことよ。……オホホ、もしや貴方怯えていますの? 他のタルタル同様?」 「……冗談はよしてください。俺はただ納得していないだけです」 扉を挟んで、僅かに気の乱れを感じる。やはりアジドマルジドをおちょくるには挑発が一番である。 「……で、それだけでして? こんな朝早くから淑女の部屋の前を侵したというのに、三文以下の価値しかありませんわよ」 「いえ、続きがあります。先程ミスラ本国から罪狩りミスラが到着しました。スカリー……何だったかな。1人で来ているのです」 罪狩り……。あの処刑人どもが、今更ウィンダスに何の用だというのか。 「貴方何でそれを先に言わないの! やはりブチ切れることにします」 「待った待った! いえ、ね。得意面で押しかけてきた奴を棒立ちで待たせるのも一興かな、と思って。悪くないと思いますが……」 ――――! 「……オホホ。なるほど、悪くないですわね。よくやりました、褒めて差し上げます。……さて、どうせならあと1時間くらい待たせてみるのも面白いでしょうね」 短い沈黙を置き、扉の奥から意地の悪い笑い声が響いた。 ――Interlude out. Ⅰ:――Interlude side Saber Ⅱ:――Interlude side Gilgamesh Ⅲ:その頃士郎達は……
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1953.html
ファイナルファイトシリーズ 機種 タイトル 概要 判定 本編 AC ファイナルファイト ベルトスクロールアクションのシステムを完成させ、ブームを巻き起こした傑作。 良 SFC ファイナルファイト ハードスペックとROM容量の問題で削られた要素は多いが、群がる敵をぶっ飛ばす爽快感は充分に堪能できる。 良 ファイナルファイト・ガイ SFC版のマイナーチェンジ。ガイの代わりにコーディーが削除。ゲーム内容にも更なるアレンジが。 X68k ファイナルファイト カプコン初のX68000ソフト。 MCD ファイナルファイトCD 削られた要素は少ないが、代わりに操作性が大幅悪化。 劣化 FC マイティファイナルファイト ファイナルファイトのSDアレンジ作品。もはや別物だが侮れない完成度を誇る。 良 GBA ファイナルファイト ONE SFC版で削られた多くの要素を盛り込んだ上で追加要素を加えた、言わばSFC版ベースの完全版。 良 SFC ファイナルファイト2 SFCでの続編。2人同時プレイ可能。よりハード性能に合わせた手堅い作り。前作からの新要素のなさと、全体的な攻撃力の低下が引っかかる。 なし ファイナルファイト タフ 作品そのものの出来が悪い訳では無いのだが、プレイしているとどうしても付きまとうコレジャナイ感。まさかの(事実上)パンチはめ削除。 なし AC/SS ファイナルファイト リベンジ 3D対戦格闘。初代ファイナルファイトの面々が戦い、武器アイテムの要素も導入されている。開発がカプコンUSAという点も含め非常にマイナーな作品。SS版はSS末期のソフト故にプレミアが付いている。 PS2/Xb FINAL FIGHT "STREETWISE" 日本未発売。カイル・トラバース(*1)が主人公の3Dアクション。『ストリートファイター』からキャミィが登場。開発中止となった『FINAL FIGHT SEVEN SONS』の代わりに開発された作品だが、評判が悪く国内では未発売に。 カップリング・オムニバス PS2 カプコン クラシックス コレクション AC版『ファイナルファイト』を収録。初代の完全移植と呼べるのはこれが初めて。 なし PSP Capcom Classics Collection Remixed 日本未発売。だが、日本仕様のPSPでプレイ可能。AC版『ファイナルファイト』を収録。 良 PS3/360 Final Fight DOUBLE IMPACT 日本未発売。DL専売。AC版『ファイナルファイト』と『マジックソード』のカップリング。 Switch/PS4/One/Win カプコン ベルトアクション コレクション AC版『ファイナルファイト』を収録。 カプコンアーケードスタジアム AC版『ファイナルファイト』を購入可能。 良 関連リンク ストリートファイターシリーズ - 元々はストリートファイターの続編として発売される予定だった。『ZERO』シリーズ以降にガイやロレントらが参戦。 キャプテンコマンドー - ゲームシステムに繋がりがある他、プレイヤーキャラクターの一人の翔の設定がガイとリンクしている。 CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ 外部出演 タイトル 登場キャラクター ストリートファイターシリーズ 『ストリートファイターZERO』シリーズ ガイ ソドム 『ストリートファイターZERO2』 +ロレント 『ストリートファイターZERO3』 +コーディー マキ(携帯ハード版のみ) 『ストリートファイターIII』シリーズ ヒューゴー(改名したアンドレ/『2nd』から参戦) ポイズン(非プレイアブル) 『スーパーストリートファイターIV』 コーディー ガイ 『ウルトラストリートファイターIV』 +ロレント ヒューゴー ポイズン 『ストリートファイターV』 アビゲイル、コーディー、ポイズン、ルシア 『ストリートファイター6』 カルロス宮本、ダムド、エリザetc.(全て非プレイアブル) 『ストリートファイター X 鉄拳』 ロレント ヒューゴー ポイズン+コーディー ガイ(2人とも追加キャラクター) その他 『マッスルボマー』 ハガー 『スーパーマッスルボマー』 ハガー 『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』 ハガー 『NAMCOxCAPCOM』 ハガー ガイ 『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』 マキ ロレント 『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』 ヒューゴー ポイズン(非プレイアブル) 解説 コーディーは外見・性能共に非常に地味で他の2人より人気で劣っていたためか、『ZERO3』にて参戦した際、平和になった町に馴染めずに喧嘩に明け暮れ逮捕、そして囚人服を着た無気力な脱獄囚というキャラクターに変貌してしまっており、個性的になった反面、あまりにも酷い扱いにより賛否が大きく割れている。 この囚人コーディーはアメリカでは特に好評で、『スパIV』に参戦する際には本作の姿で登場予定もあったが、あちらの要望や「『ストリートファイター』でのコーディーとして」で『ZERO3』仕様になったとか。本作の服装もDLCとして存在している。 しかし、この囚人姿に対しては不評の声も大きく、これを受けてか『ZERO3』稼働から約20年経過した後に『ストリートファイターV』では大統領に就任したハガーに変わり、新たにメトロシティの市長として更正した姿で登場する事になった。 アンドレは実在プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントの肖像権に抵触しかねないためか、客演作品で登場する際にはヒューゴーと名を改め、マッドギア崩壊後にセコンドにポイズンを引き連れてプロレスラーになったと言う設定である。話し方や家族構成、使用技なども大きくアレンジされている。 ところが、『ストリートファイター6』ではアンドレ一家が名前も容姿も家族構成もファイナルファイト時代そのままの状態で登場。話し方がドイツ語混じりでなくムーンサルトプレス等を使わないなど、ヒューゴーとは完全に別人である事がわかる。公式が過去作で同一人物扱いしていたのもあり、「ヒューゴーはアンドレの名前や設定を一新したキャラ」と長らく認識していたプレイヤー達が混乱する事に。 『カプコンファイティングオールスターズ』という作品でハガーとポイズンが参戦し、リュウや春麗と共演する予定だったが、残念ながら作品自体がお蔵入りとなってしまった。 ストリートファイターシリーズでは『ZERO』のガイは意図的な強キャラ、『ZERO3』のソドムには特別な演出、『スパIV』の工事現場ステージはロレントがここに出る予定だった名残で、全体的に優遇されている。 なお、ハガーはザンギエフとの差別化が難しいためか、ストリートファイターシリーズには一度も参戦していない。 『ストリートファイター6』ではメトロシティがワールドツアーモードの舞台として登場し、カルロス宮本が最強クラスの対戦相手キャラとして再登場する。 他にもカード系ゲームや背景での出演、ブラウザゲーム『鬼武者Soul』での登場など、枚挙にいとまがない。
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/364.html
ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- 【メーカー】スクウェア・エニックス 【発売日】2006/1/26 動作報告 HDA3.0 SCPH-50000 純正 PS2本体でインスト 設定変更したのですが、タイロルロゴから先に行けませんでした。 HDL0.7c SCPH-30000(V4) Maxtor 6L250R0 250GB WinHIP ver1.7.5JP 互換設定・MDMA0化、その他すべての方法を利用しても動作できず。ロゴの後フリーズ。DVDloaderを挟んでも起動不可。SMだと動作するのでバックアップ起動の際はSMで 商品の説明
https://w.atwiki.jp/hikari4ff/pages/13.html
光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-の主要キャラクター ブランド(Brand) 母親とふたりで辺境の国ホルンに暮らす、ごく普通の少年。 性格は大らかで少々大雑把。 正義感の強いリーダータイプであるが、強引過ぎる一面も持つ。 アイレ(Aire) ホルンの城の第二王女。 明るく元気で、お喋りが大好きな少女。 ムードメーカーであるが、お姫様故の我儘で周囲が困惑することもしばしば。 ユニータ(Unita) ホルンの城の新米女兵士。 とてもストイックで実直な性格、任務を忠実にこなす。 細かい気配りが得意だが、神経質過ぎて少々疲れ気味? ジュスカ(Jusqua) クールで感情をあまり表に出さない少年。 客観的に物事を判断し、鋭く分析する。 ホルンの村では、ブランドのライバルとの噂も。 サブキャラクター キリンジュ(Kirinjyu) 月の砂漠で出会う若者。 その瞳は神秘的に輝きながら、どこか憂いに満ちている。 ロラン(Rolan) かつて魔王を倒した英雄の血を引き継ぐ者。 謎に包まれた街『スペルビア』に神殿を構える。 何かが原因で、人を信じることが出来なくなってしまった。 ブランドたちとの出会いで、少しずつ変わり始める。 ドラゴン(Dragon) 既に絶滅したといわれる、ドラゴン族の末裔。 空に浮かぶ幻の国、そこに巨大な卵が眠っていると伝えられるが…。 北の魔女 ホルンから姫を攫ったという魔女。 彼女の言う契約とは…? トルテ とある事情でネズミへと姿を変えられてしまっている。 大賢者を夢見ている。 冒険家(Adventure) 相棒のキツネを連れて世界を放浪する謎の男。 旅の先々に現れる。 隣にいるキツネは、動物になって話しかけると…。
https://w.atwiki.jp/magicbattle/pages/43.html
【ホーリーランス】 八雲紫に支給された。 現在の所有者はランサー(クー・フーリン)。 高い攻撃力を持ち、装備すると魔力が上昇する槍。 攻撃するとたまにホーリーが追加で発生する。 【ブラッドソード】 カオスヒーローに支給された。 現在の所有者はカオスヒーロー。 攻撃力は並だが、たまにドレインの効果がある剣。 【ポーション】 高町なのはに支給された。 現在の所有者は高町なのは(空瓶のみ)。 HPを50回復する ※飲み物です 【ファントムの魔石】 子ギルガメッシュに支給された。 現在の所有者は子ギルガメッシュ。 幻獣ファントムの魔石。 ローブを纏った幽霊の姿。 姿を不可視にする(バニシュ)能力を持つ。覚える魔法はバニシュ、グラビデ、バーサク。 【ダッシューズ@FF6】 ザボエラに支給された。 現在の所有者はザボエラ。 通常の二倍速で走れるようになる靴。 徒歩が走るのと同じ速度になり、更に走れば計四倍速となる。 ゲーム中ではパーティ内に効果があったが、ロワでは不明。
https://w.atwiki.jp/ff4senshi/pages/53.html
ストーリーチャート +インビディア 氷の洞窟 - インビディア +スペルビア 天空への塔 - スペルビアの地下 - スペルビア - ロランのココロ 氷の洞窟 西 氷の洞窟 西 ※シルキーからは逃げた方が無難。狩人の「ねらう」なら確実にダメージが通る。ロウソクを付け外ししつつ進んでいく。1F 右下にA、右上→B1FB1F ロウソクを付けては戻る。左上にB、左下→この後のボス戦を考えるなら精霊使いあたりにしておくのがオススメ。動物化して小さな穴へ入ると、ジュスカ側へ移る。 1F A ハイポーション B1F B 知性の指輪 いったんウルペスへ戻って準備してから北上。雪山の東側の洞窟を目指す。パラライズマントを買っておくとボス戦がラク。 氷の洞窟 東 氷の洞窟 東 1F 左上にA、左下から→B1FB1F まず右側の氷壁以外はダミー。右上にB、右下→次のマップも右下→横穴が4つあるマップ。左にはC、左から3番目にセーブポント。→B2Fまじないしコンフュを除けばただのザコ。ベフィモス戦も考慮して「くらやみのハープ」を持たせておけばダークシールドか精霊使いでコンフュも痛くない。ボス・ベヒュモス闇弱点。光属性攻撃+まひ。途中でブランドが参戦し、戦闘後に加入。体色が変化するとサンダラ・らくらいを使用してくる。上でも述べたが精霊使いなら全攻撃を半減できるので殴り合いで勝てる。 1F A エーテル B1F B 炎の槍 B1F C くらやみのハープ ボス戦後、10000ギルを取り返し、洞窟を抜けるとすぐインビディア。 インビディア インビディア リコッテに話しかけると加入。卵を孵化することになる。-ファイガ(夜のウルペスで購入)-ミスリルハンマー(「ミスリル銀」をミスリルタイマイから盗み武器屋に渡す。上記のいずれかを持って卵を調べるとイベント。族長から「まほうのカギ」を貰ってインビディアの地下へ。※ミニゲームで250点以上取るとクラウン 『獣使い』 を貰える。 武器屋の前 ポーション 預かり所右の鍋 ハイポーション INNの前 ちんせいざい 鍵付きの扉の右 まひなおし ミニゲーム白クマの左 どくけし 道具屋前 ボムのかけら リコッテの部屋2階 あんこくのといき 卵左奥の木 ポーション ボス用に水耐性、火攻撃を準備しておくこと。 インビディアの地下 インビディアの地下 B1F 最初の分岐を右→A、左→B2FB2F マップ左下にB、→B3FB3F 左上と左下を3回、右上と右下を1回ボス・アイスドラゴン水耐性と火攻撃の装備を忘れずに。ジョブの選択肢も揃ってきているので苦労はしないだろう。撃破後、「竜のたてごと」・クラウン 『武道家』 『学者』 を入手。 B1F A 大火の杖 B2F B シヴァの本 ドラゴンに乗る前にミスリル銀を一つ預けておくと役立つ。あとはパーティチェンジ用に装備品を預けておく。裸にしてしまっても大丈夫。 卵を調べ、ドラゴンに乗ると操作キャラがユニータに移る。 ウルペス ウルペス 左記の人々と会話するとアイテムを貰える。カギのかかった道具屋にも入れる。ミスリル銀を調達する場合は、狩場の洞窟付近の森に夜のみ出現するミスリルタイマイを狙う。にじのくつはストーリー上必須なので忘れずに持って行くこと。 サウザンド いいえ はがねの剣+5 ミリオン ミスリル銀と交換 にじのくつ ビリオン はい ポーション トリリオン はい or いいえ トリリオンリング 天空への塔 天空への塔 ※逃げるのでなければ黒魔か狩人を推奨(攻撃ミスは致命的なので)。一撃で倒せるなら黒魔のブリザド一本槍でいける。(ウルペスの水路から入るとA)2F 上り階段の北にB3F 最初の分岐を右に行くとC、左下の階段上にD、右下の階段→4F4F 左上の階段→5F5F マップ右上にE、十字路から下へ進み→6F6F 北の小部屋にF7F すぐの小部屋にG、右の小部屋にH8F 北の小部屋にI9F セーブポイント10F 「にじのくつ」を所持して(装備する必要はない)虹を越える。※スペルビアに入ると戻れないので注意。 1F A レッドショット 2F B ケアルラ 3F C ダークマント 4F D 星のイヤリング 5F E レイズ 6F F エーテル 7F G ハイポーション H すなのマント 8F I 500ギル スペルビアの地下 スペルビアの地下 B4F ツボを調べるとHP回復B3F ネコに話しかけるとアイレ加入。マップ右上にAB2F 右下の階段を降りるとBB1F 十字路左の階段下にC、右の階段下にD(※ともにミミック入り)スペルビアへ B3F A フェニックスのお B ライトアックス B2F C ライトマント D ラムウの本 スペルビア スペルビア 店やそこら辺にいるゴーレムは、話しかけると戦闘になる。(動物状態かロランを先頭にすればちゃんと応対してくれる)最奥でロランと会話した後、外の魔女に話しかけて祈りの泉へ。 地下入口の左 ばんのうやく 石碑の裏側 かがやきのハープ 祈りの泉の裏 ホーリーブレス 道具屋の裏 インドラの槍 INNの燭台 まひなおし INN奥の通路・右のオブジェ あんこくのといき 玉座の間・左の道の柱 ドラゴンのつばさ 玉座の間・右の道の宝箱 ブレイブリング ロランの自室 やまびこそう ロランのココロ ロランのココロ 階段の裏 勇者の鎧 3つの部屋でそれぞれロランを追いかけたあと、中央の部屋でボス戦。※ボス戦後、ロランは離脱するので貴重品を奪っておく。ボス・ゲリ フレキゲリ 火攻撃・弱点水・前列フレキ 水攻撃・弱点火・後列片方を倒しても、もたついていると復活するので注意。弱点属性の魔法を当てれば特殊技を使わなくなる。フレキは後列にいて魔法を入れやすいので、バーサクを使うゲリ用に炎の盾がオススメ。攻撃には黒の本などで魔攻を高めたラ系が猛威を振るう。このボスに限ったことではないが、精霊使いの★★「ミステリオ」は全属性耐性UPなので耐性装備と合わせれば無効化(精霊使いなら素の状態で)できる。とはいえ防具さえあれば敵も大したことないので、ここでは覚えていれば使うくらいでいいだろう。 ココロから出る。ブランドたちがいるので近づくと加入 スペルビアの奥でロランに近づくとボス戦 ボス ロラン 弱点 なし 耐性 全たたかう 闇 ダークラ 単闇 ダークガ 全闇 サンダラ 単光+まひライトブリンガーを盗める。属性攻撃は効かないので無属性武器か、武道家の素手で。安全性を重視するならパラライズマント装備の白魔法使いは欲しいところ。ダークシールドは基本全員装備として、あとは脆い味方にダークマントかライトマントあたり。精霊使いの特性も活用されたし。なお、ミステリオ+ダークシールドならダークガ連発も余裕。通常攻撃も無力化し、サンダラも半減できる。その場合は、ミステリオの使用者にパラライズマントを装備させたい。※このボス以降、全滅を利用してダイアモンドを無限に入手できる。⇒参考 撃破後、クラウン 『遊び人』 『勇者』 入手
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/444.html
聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~ 要約スレ1-398, 18-176~185 398名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/08/20(土)14 40 50ID r+PW+KH5 聖剣伝説1(旧約) マナの木は宇宙のパワーを吸収して育つ 人の心が腐るとマナの木は悪のパワーを吸収して邪悪に染まる 邪悪に染まったマナの木から湧き出る濁った水を飲むと人の心は更に腐る悪循環が起きる バンドール帝国のバンドール王がマナの木に触れてマナの力を手に入れて世界を脅かす マナの種族のヒロインの母親と人間のボガードが愛し会う ボガードが聖剣エクスカリバーを持つジェマの騎士になってバンドール王を倒す マナの木が失われてしまいヒロインの母が新しいマナの木になる ヒロインがマナの種族の最後の生き残り バンドール帝国の残党が滝つぼにバンドールの末裔のジュリアスを隠す グランス公国のシャドーナイトが滝つぼでジュリアスを拾う グランスの奴隷だったヒーローがウィリーの死をきっかけに脱走を決意 ヒーローがジュリアスとシャドーナイトの話を聞いてしまいシャドーナイトに滝つぼに落とされる ヒーローが怪我で動けなくなったボガードのかわりにエクスカリバーを持つジェマの騎士になってジュリアスを倒す ヒロインの母だったマナの木が失われてヒロインが新しいマナの木になる 176聖剣伝説(1/9)sage2005/09/02(金)17 21 30ID NaBaO6k4 ちまちま書いてたのが完成したので一気に投下する。 10年以上前にゲームボーイで出た、一番最初の聖剣伝説。 プロローグ(ほぼ原文ママ) くものうえまで はるかたかくそびえる イルージアのやま・・ その ちょうじょうのしんでんには マナのきが まつられている マナのきは うちゅうのすべての ちからを かんじとり それをエネルギーにして みずからを せいちょうさせる でんせつでは そのきに ふれたものは えいえんの ちからを えることができる という・・ さつりくと きょうふで せかいの せいふくを たくらむ グランスこうこくの シャドウナイトも マナのきの ちからをねらっていた ※主役二人について ヒーロー:主人公。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒーロー』と出てるので、そう呼ぶことにする。 ヒロイン:そのまんま。デフォルト名たぶん無し。名前入力時に『ヒロイン』と(以下同文 177聖剣伝説(2/9)sage2005/09/02(金)17 22 13ID NaBaO6k4 グランス城の剣闘士奴隷であるヒーローは、奴隷仲間ウィリーの死をきっかけに脱走を決意する。 脱走には成功したが、逃げる途中、城近くの滝つぼで、暴君シャドウナイトとその側近の魔道師ジュリアスが、 滝の上にあるというマナの樹について密談しているところに出くわし、滝に突き落とされる(※)。 ※グランス城はイルージアの山の中腹に建っており、城の近くには、山頂にあるマナの樹から湧き出た水が 流れ落ちてできた、巨大な滝がある。この滝は、ちょうどグランス城の高さでいったん大きな滝つぼを作り、 そこからさらに下界に向け、二段目の滝となって流れ落ちる。ヒーローが落ちたのは、この二段目の滝である。 九死に一生を得、下流で目覚めたヒーローは、モンスターに襲われているヒロインとその護衛を助ける。 重傷を負った護衛は死ぬが、その遺言に従い、ヒーローとヒロインはボガードという老剣士の家へ向かう。 最初はひたすら二人を無視するボガードだが、ヒロインのペンダントを見た途端、態度が変わり話を始める。 かつて、マナの力を手に入れ世界を支配した、バンドールという悪の帝国があった。 ヒロインのペンダントは、人々を導いてそのバンドールに立ち向かった女性が身に付けていたものだという。 母の形見であるペンダントの意外な経歴を聞いて困惑するヒロイン。 ボガードは彼女に、聖都ウェンデルの大賢者シーバに会うよう勧める。彼が秘密を明かしてくれるだろうと。 ヒーローは引き続き、ヒロインの護衛として、ウェンデルまで同行することになった。 道中、親切な貴族の館で一泊する。が、目覚めるとヒロインがいない。館の使用人に尋ねてもシラを切られる。 他の宿泊者の助言に従い、真実の姿を映し出すという月の鏡を求めて、沼の洞窟へ向かう。 なぜか洞窟にいた旅の男の協力を得て、洞窟深部で月の鏡を手に入れる。 旅の男と別れ、貴族の館に戻り、使用人に月の鏡を向ける。すると、魔物の正体を現すので倒す。 館の奥を探索し、地下で棺桶に閉じ込められていたヒロインを救出、来た道を戻って館の外へ向かう。 脱出直前、玄関ホールで館の主を倒す。主の正体は、処女の生き血を狙うバンパイアであった。 178聖剣伝説(3/9)sage2005/09/02(金)17 22 57ID NaBaO6k4 ウェンデルに到着し、大聖堂でシーバに会う。 シーバに促され、ヒロインが魔法陣の上に立つと、ペンダントから光があふれ、ヒロインの母の幻影が現れる。 シーバによると、彼女こそ、ボガードとの話でも登場した、バンドールとの戦いで先頭に立った女性だという。 母は語る。ヒロインと自分は、マナの樹を守る使命を持ったマナの一族、マナの種であると。 かつての戦いの後、母はペンダントを使って、マナの樹に誰も近づけないよう封印を施した。 しかし、今また、グランスのシャドウナイトがマナの樹を狙っている。 ジェマの騎士の助けを借り、絶対にマナの樹を守りぬきなさい。そう言って母の幻影は消えた。 そのとき、爆発音とともに、沼の洞窟で出会ったあの旅の男が大聖堂に駆け込んでくる。 グランスの飛空艇の襲撃らしい。安全な場所に案内すると言って、旅の男はヒロインを連れて行く。 不審を感じたヒーローが後を追うと、旅の男が変装を解く。旅の男の正体はジュリアスだった。 彼は、ヒロインがマナの一族であるという確信が得られるまで、正体を隠して彼女を監視していたのだ。 ジュリアスの術により、ヒーローはなすすべなく倒され、ヒロインとペンダントはグランスの手に落ちた。 シーバに助けられて目覚めたヒーローは、飛空艇を追って西へ向かう。 途中、ワッツというドワーフと協力して廃坑を探索したりするが、本筋に関係無いので省略。 その後も飛空艇追跡を続け、後を追ってきたボガードと合流し、一緒に飛空艇を追う。 ようやく追いついた飛空艇は、補給のため湖に停泊していた。この機を逃さず忍び込む(※)。 囚われのヒロインを見つけるが、扉が開かない。窓なら開きそうだというので、外から回ることにした。 船内では気付かなかったが、甲板に出てみると、飛空艇はすでに離水してしまっている。 とにかく窓にたどりつき、まずヒロインからペンダントを預かった。続いて、窓をこじ開けようとする。 しかし、ちょうどここでジュリアスに見つかってしまう。術をくらって、空に放り出されるヒーロー。 ※船内には人間の乗組員もいる。彼らとは普通に話すことができ、そのうちの一人が興味深い情報をくれる。 ジュリアスは子供のころ、滝つぼの洞窟でシャドウナイトに拾われたのだそうだ。 しかも、洞窟の中は凍る寒さで、ジュリアスは仮死状態だったらしい。 話の流れ上、聞く必要は別に無いが、ジュリアスについての伏線になっている。 179聖剣伝説(4/9)sage2005/09/02(金)17 23 52ID NaBaO6k4 またまた生き延びたヒーローは、メノスという小さな村で目覚める。 民家の上に落ち、屋根がクッションになったのだそうだ。が、預かったはずのペンダントが無くなっていた。 昏睡中のかすかな記憶によると、グランス城で仲間だった女奴隷、アマンダが盗んでいったような気がする。 村人の話では、アマンダは砂漠の町ジャドに向かったらしい。ヒーローも彼女を追ってジャドへ向かう。 と、その前に、他の村人の話にあったチョコボを探しに行ってみる(※)。 北東の森を探索すると、大きなタマゴを発見。近付いた瞬間、タマゴが動き出し、チョコボのヒナが誕生した。 ヒーローのことを親だと思っているらしく、ヒーローの後を付いてくる。仕方が無いので連れて行くことに。 ※チョコボ探しを無視して、即ジャドに行っても話は進む。結局チョコボは、終盤で強制的に仲間になるが。 ジャドは活気の無い町だった。町の支配者デビアスによって、人々は恐怖の日々を送っているという。 デビアスに会ってみると、アマンダの行方を教えてくれた。アマンダは砂の迷宮に行ったそうだ。 デビアスも気になるが、まずはアマンダを見つけてペンダントについて聞くのが先決だろう。 迷宮の入り口にはアマンダがいた。ヒーローが問い詰めると、アマンダは事情を話してくれる。 ペンダントを盗んだのはデビアスの命令で、弟のレスターを人質に取られてしかたなくやったこと。 しかし、ペンダントを渡すと、レスターは解放されるどころか魔法でオウムに変えられてしまった。 砂の迷宮に来たのは、レスターを元に戻すのに必要なメデューサの血を手に入れるためである。 事情を知ったヒーローはアマンダを許し、メデューサ退治に協力することにした。 迷宮の最深部でメデューサを倒す。だが、メデューサの最後の嫌がらせで、血は一滴も無くなっていた。 さらにアマンダが、新たなメデューサに変わり始める。彼女は先程の戦いでメデューサに噛まれていたのだ。 自分を殺してくれとヒーローに頼むアマンダ。泣く泣くアマンダを斬り、その血を集めるヒーロー。 メデューサになりかけていたアマンダの血には、メデューサの血と同じ力があるはずだ。 レスターを助け、アマンダの仇を討ち、そしてペンダントを取り戻すため、ヒーローはデビアスの屋敷へ。 180聖剣伝説(5/9)sage2005/09/02(金)17 27 41ID NaBaO6k4 デビアスの屋敷にいたオウムにアマンダの血を使うと、オウムは若い男に姿を変えた。 彼がアマンダの弟、レスターである。事情を話し、二人でデビアスを追うことに。 モンスターの徘徊する屋敷を抜け、デビアスを探し出し、倒す。しかし、ペンダントはここには無かった。 シャドウナイトの配下だったデビアスによって、グランス城へと送られた後だったのだ。 レスターとはここで別れ、ヒーローはいよいよグランス城へ乗り込むことを決意する。 ジャドから北に行き、グランス城へと続く奇岩山の洞窟を通り抜ける。 洞窟の出口付近にあるつり橋を渡ると、なぜかつり橋が落ち、退路を絶たれる。 奇岩山の洞窟は、例の滝つぼにつながっていた。シャドウナイトとジュリアスが密談をしていた、あの滝つぼだ。 城に殴りこみ、城内の一室でついにヒロインと再会する。だが、ペンダントを取り戻すまでは帰れない。 城の最上階にはシャドウナイトが待っていた。ヒロインを避難させ、一騎打ちを行う。 勝利するヒーロー。シャドウナイトからペンダントを取り返すが、なんとそのペンダントは偽物だった。 そして、勝負の間にヒロインも消えている。シャドウナイトを倒した今、残る敵とは? 城門の前でヒロインを見つけるが、彼女はヒーローの呼びかけに答えない。何か様子がおかしい。 ヒロインを追うと滝つぼに着き、そこにジュリアスが現れる。ヒロインはジュリアスの術で操られていたのだ。 ここでジュリアスが自分の素性を明かす。彼はバンドールの子孫であり、その優れた術は帝国の遺産だった。 操られたヒロインは、ジュリアスの持っていた本物のペンダントを使って、秘密の呪文を唱える。 すると滝が逆流し、山頂にあるマナの神殿への道が開かれた。ジュリアスはヒロインを伴って滝を登っていく。 ヒーローはそれを阻止しようとするが、やはりジュリアスにはかなわず、はるかかなたまでぶっ飛ばされた。 181聖剣伝説(6/9)sage2005/09/02(金)17 28 26ID NaBaO6k4 虫の息でガラスの砂漠に転がるヒーローは、チョコボに拾われ(※)、イシュの町に運ばれる。 目覚めるとそこにはボガードがいた。飛空艇の一件で、彼も空に放り出され、この町の人に助けられたそうだ。 再び立ち上がり世界を救えと言われるが、アマンダを死なせ、ヒロインも救えず、ヒーローは自信を失っていた。 ボガードは自信を無くしたヒーローを励ますが、突然怒り出すヒーロー。 あんたが自分でやればいいと言い出すヒーローに、ボガードは怒りを爆発させ、家から追い出す。 ※以前にチョコボを仲間にしていなかった場合でも、ここで唐突に登場する。 家の外にはサラという女性がいた。この町の住人で、彼女がボガードの世話をしているそうだ。 サラによると、今のボガードは怪我のせいでまともに動けないらしい。それがボガードの苛立ちの原因だった。 また、チョコボが自分の身を犠牲にして、ヒーローをここまで運んできたことを告げる。 チョコボでさえ、ヒーローが世界の希望であると感じているのだ。 もう助からないかもしれないが、せめて一目と、瀕死のチョコボに会いに、発明家ボンボヤジの家に向かう。 ボンボヤジの家には、外見が少々変わってはいるが、元気そうなチョコボがいた。 ダメになった下半身を丸ごとメカと交換したそうだ。ホバー機能まで付いて、水上移動が可能になった。 チョコボ改めチョコボット(ボンボヤジ命名)のつぶらな瞳に見つめられて、ヒーローはやる気を取り戻す。 サラの家に戻ってボガードに詫び、世界を救うためにこれからどうすればいいのかを聞く。 マナの力を手に入れたジュリアスを倒すためには、聖剣エクスカリバーの力が必要だ。 かつてボガードは、マナの樹を守るジェマの騎士として、聖剣を手にバンドールと戦った。 聖剣が今どこにあるかはボガードも知らないが、シーバなら知っているだろうとのこと。 ヒーローはチョコボットに乗り、海を越えてウェンデルへ向かったが、そこにはシーバはいなかった。 異常気象に見舞われるロリマー王国を救いに行ったらしい。シーバを追ってロリマー王国へ行く。 そこは異常な寒さで、人々はみな凍り付いていた。シーバがいる部屋の扉も、凍り付いていて開かない。 原因は、北のカーラ山脈に住むマリリスという魔物。封印されていたのが、ジュリアスの力で目覚めたのだ。 182聖剣伝説(7/9)sage2005/09/02(金)17 29 42ID NaBaO6k4 カーラ山脈でマリリスを倒し、ロリマー王国に戻ると、異常な寒さは消え、人々は元に戻っていた。 シーバに会い、聖剣の行方を聞く。聖剣は、海底火山にいるイフリートが持っているらしい。 複雑な道のりを経て、海底火山に到着。イフリートを倒し、一振りの錆びた剣を手に入れる。これが聖剣? 再びロリマー王国に戻り、シーバと話す。 マナの神殿に行くには、あの滝を登る必要があるが、奇岩山の洞窟が使えない今、滝つぼに行く方法はただ一つ。 その方法とは、ガラスの砂漠に沈んだというバンドールの遺跡、ダイムの塔を浮上させることだ。 ボンボヤジから遺跡の場所を聞く。入口は、ガラスの砂漠に生えたクリスタルのどれかの下にあるらしい。 封印の洞窟で最強の黒魔法フレアを手に入れ、それを使って入口をふさぐクリスタルを破壊する。 最深部にあるスイッチの前で、錆びた剣をかざす。これでガラスの砂漠のどこかにダイムの塔が浮上するはずだ。 ガラスの砂漠を歩き回ると、主人公の目の前で突然、巨大な塔が地面から生えてくる。これこそダイムの塔だ。 中に入ると変なロボットが仲間になる。名前はマミーシーカー。愛称マーシー。 ボンボヤジの作った遺跡探索ロボットだったが、主人に忘れられてずっとここにいたらしい。 塔の中には何枚かの石板がある。これはバンドール帝国の遺物で、マーシーに解読してもらうことができる。 石板には、マナの樹のことや、彼らにとっての唯一の脅威、聖剣とジェマの騎士のことなどが書いてあった(※)。 ※石板の最後の一枚には、滅びを悟った彼らが、滝つぼの洞窟に最後の希望を隠した、と書いてある。 飛空艇での情報や、ジュリアス本人の話と合わせると、この「希望」とはジュリアスのことだと思われる。 洞窟が寒かったのも、仮死状態にしてジュリアスを長期間生き延びさせるための処置であろう。 頂上にたどりつくと、塔が崩れ始める。目の前にはグランス城が見えるが、あと一歩のところで道が途切れる。 マーシーが、自分がヒーローを投げ、そのあと自分もジャンプする、という手を提案し、ヒーローはそれに乗る。 マーシーに投げられて、ヒーローは塔から脱出できた。しかし、マーシーはジャンプしてこない。 本当は、ジャンプする機能など、マーシーにはついていなかったのだ。 遺跡探索ロボットにとって、遺跡とともに眠ることは本望だと言って、マーシーはダイムの塔とともに沈んでいく。 183聖剣伝説(8/9)sage2005/09/02(金)17 31 42ID NaBaO6k4 退路は断たれたが、元より引き返すつもりなどない。逆流する滝に乗って、ヒーローは山頂へと向かった。 山頂にあるマナの神殿に突入。ジュリアス配下のモンスターであふれる内部を突破する。 そして、マナの樹を目前にして、ヒーローの前にヒロインの母が現れる。 ジェマの騎士として認められたヒーロー。母の力で、錆びた剣がエクスカリバーになった! ついにたどりついたマナの樹の前には、ジュリアスと操られたままのヒロインがいた。 ジュリアスの力によって、謎の異空間に飛ばされる。最終決戦だ。 分身して襲いかかってきたジュリアスを退け、続いて巨大な魔物に変身したジュリアスを倒す。 謎の空間から帰還すると、ジュリアスを倒したからだろう、ヒロインは正気を取り戻した。 帰ろうとする二人。だが、その目の前で帰り道がふさがれる。ジュリアスはまだ生きていたのだ。 マナの樹と同化したジュリアスに、ヒーローとヒロインは二人で協力して立ち向かう。 そしてジュリアスは、今度こそ完全に敗れ去った。 しかし、ジュリアスが倒れると同時に、マナの樹までもが失われてしまう。絶望する二人。 そこにヒロインの母が現れ、言う。悲しむことはない、新しい樹を育てればいいのだと。新しい樹? マナの一族とはマナの種である。種は樹へと成長する。そう、ヒロイン自身が、新しいマナの樹になるのだ。 バンドールとの戦いのときも、マナの樹を守れなかった母は、樹を再生させるため、この地で眠りについた。 つまり、今までここに立っていたマナの樹とは、ヒロインの母だったのである。 ここで、ヒロインにマナの記憶がすべて戻る。彼女こそ、マナの一族最後の生き残り、最後のマナの樹であった。 ヒーローとしばし見つめあうヒロイン。彼女は、自らマナの樹になることを決断し、ヒーローに別れを告げる。 そして脱出を促す。この場所はもうすぐ土の底に埋まるのだそうだ。 ヒロインは言う。心配しないで。姿は変わっても、自分はこの場所で生き続けるのだから、と。 一方、母はヒーローに、ジェマの騎士としてこれからもマナの樹を見守ってくれるよう頼む。 また、かつて自分を愛してくれたジェマの騎士、ボガードによろしく伝えてくれるように、とも。 母にうなずき、ヒロインに別れを告げて、ヒーローはその場を立ち去る。 184聖剣伝説(9/9)sage2005/09/02(金)17 33 02ID NaBaO6k4 エピローグ(ほぼ原文ママ) ジェマ・・ それは へいわをみまもる あたらしい ・・マナのめ・・ マナのめが ふたたび じゃあくに そまれば・・ へいわは えいえんに うしなわれる だから それを あたたかく みまもっていかなくては ならない それがジェマのきし ヒーローにあたえられた しめいなのだから・・ 以下、特にセリフは無いが、スタッフロールとともに、ヒーローが世界を回る。 イシュの町。ボガードとサラ、それからボンボヤジもいる。 廃坑ではワッツと、ウェンデルではシーバと、ジャドではレスターと会う。 そしてタマゴを見つけた場所。そこには普通のチョコボ(※)がいて、ここでチョコボットと別れる。 ※正体不明。個人的にはチョコボットの本当の親かなと思うが、特に根拠は無い。 最後に、芽生えたばかりの小さな双葉の絵が出てきて、おわり。 185聖剣伝説 まとめsage2005/09/02(金)17 37 58ID NaBaO6k4 1レスまとめ: マナの力を狙う悪い国がある。ヒロインはマナの一族で、その国に狙われている。 ヒーローはヒロインを守る。がんばるけど、結局ヒロインはさらわれる。 一回助け損ない、もう一回挑戦してやっと助けるが、すぐにまたさらわれる。 しかも敵はマナの力を手に入れてしまった。このままじゃ、これまで以上に勝ち目は薄い。 仕方が無いので伝説の聖剣を持ち出して戦う。やった、悪者はやっつけたぞ。 でも、失われたマナの樹の身代わりに、ヒロインがマナの樹になってしまいました。残念。 1行まとめ: ヒロインが樹になっちゃうラピュタ。