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ミノルは現在ファイアーエムブレム実況を6シリーズニコニコ動画に上げている。 以下に挙げるのは現存している動画でプレイしたシリーズ順である。 これに関しては素晴らしい記事がニコニコ大百科に上がっているのでそれを参考にしていただきたい。 軍師ミノル(はぁと)についてのニコニコ大百科 ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム 烈火の剣 ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム 封印の剣ハード ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム 聖魔の光石 ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム 暁の女神 ・ 【実況プレイ】ファイアーエムブレム トラキア776 なお、封印ノーマルはかつて上げていたが烈火の再生数の伸びによる弊害で烈火の途中で本人により削除された 上記のニコニコ大百科の中に配信のみでプレイした封印や聖戦の動画へのリンクも貼られている 配信にてクリア FE紋章の謎 ※2010年1月29日の配信にてクリア FE聖戦の系譜 ※2010年8月5日の配信にてクリア
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71-568~ 568ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 19 48.48ID tBJeD51b0 ファイアーエムブレム 覚醒投下します まだクリアできてないので少しずつですが ところどころ日本語おかしいかもしれないけどそこは愛嬌で ファイアーエムブレム覚醒 断章 夢とも現実とも分からない。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦する主人公・ルフレ(デフォ名)。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 序章 知らない男女の声に起こされ目を覚ましたルフレ。一人は夢の中で一緒に戦った男・クロム。そしてその妹・リズ、従者のフレデリクだった。3人はここ、イーリス聖王国の自警団らしい。 クロムに礼を言うルフレだったが、クロムはルフレのことを知らない。素性を問われるが、ルフレは記憶喪失になっていた。不審がるフレデリク。賊の疑いをかけられ町に連行されるルフレだった。 しかし、町には賊の放った炎が上がっていた。自警団の3人はルフレをおいて走り出す。ルフレは一瞬躊躇したが、すぐに3人を追うのだった。 町では賊の頭・ゲリバが中心となり強奪の限りを尽くしていた。駆けつける3人とルフレ。ルフレは彼らをサポートしつつ賊を打ち取るのであった。 町のために戦ったルフレへの嫌疑は概ね晴れ、クロムの信頼を勝ち取ったルフレは軍師として自警団へ誘われる。快諾するルフレ。フレデリクはまだ疑っているようだ。 賊は西方の隣国ペレジアから流れてきたらしい。よくイーリスに流れてきては悪事を働いているようだった。町人が宿泊を勧めてきたがこれを固辞し、4人は王都を目指すのだった。 569ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 23 05.52ID tBJeD51b0 1章 王都を目指していた4人だったが、途中で夜になってしまう。毒づくリズだったが野営をすることに。 妙な気配を感じ目を覚ますクロム。クロムとリズが周辺を見にいくことになるが、虫の音ひとつ聞こえないことを不審がる。突如地震が二人を襲う。 地割れが起き、マグマが吹き出し、火の玉が空を舞う。逃げるクロムとリズだったが、空に魔法陣が描かれ屍兵たちが召喚された。見たこともない魔物のような兵に、囲まれるクロムたち。 応戦するクロムだったが、リズが屍兵の凶刃にかかろうという瞬間、仮面の騎士がリズをすんでのところで救う。 「お前は一体、何者だ…?」戦いの最中、クロムは仮面の騎士に問うのだった。 クロムたちを探していたルフレとフレデリクと合流すると、いつのまにか仮面の騎士は姿を消していた。どうやら他の屍兵たちを倒しに行ったらしい。 戦うクロムたちに自警団員・ソワレが加勢に現れる。気が流行るソワレの傍らに現れる貴族・ヴィオール。 気取ったヴィオールの求婚に本気で気持ち悪がるソワレだが、本当は一人でいるのが怖かったというヴィオールの本音を聞き一緒に戦うことに。 屍兵たちを倒しきったルフレたち。仮面の騎士の方もあらかた倒しきったらしい。 マルス、といにしえの英雄王と同名を名乗った仮面の騎士は、世界に災いが訪れようとしている、と不穏なことを言い残し立ち去る。 リズが引き止めようとするが、王都が心配だとフレデリクに諭され、一行は王都への道を急ぐのだった。 570ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 25 28.41ID tBJeD51b0 2章 町外れの北の街道に自警団の拠点はあった。 リズに案内されて中に入ると、マリアベル、ヴェイク、スミアといった自警団の面々がリズを迎い入れる。 ルフレも自己紹介すると、ちょうど会議が終わったクロムが入ってきた。屍兵殲滅の助力を打診しに、北方のフェリア連合王国に向かうというのだ。 自警団からも数名連れていくという。リズとヴェイク、スミアが名乗りを上げた。のちに出発の報を聞きつけたソール、ミリエルもついてくる事に。 出発してすぐに屍兵に出くわす一行。街道近くにも屍兵が出現している事に対し、危機感を覚えるクロムだった。 街道を進むと、怪我をしたペガサスに出くわす。クロムが近づこうとするが、興奮していて近づくことができない。するとペガサスナイトのスミアがペガサスを落ち着かせる。 怪我の手当てをしてから追いかけるというスミアを残し、一行は先を進む事にした。 3章 雪吹雪く中、イーリスとフェリアの国境にあたる長城に着いた一行。二国間は敵対関係にはないが、フェリアは他国への警戒を強めているようだ。 イーリスの特使として慎重に行動しようとするが、フェリア国境兵たちは臨戦態勢に入る。 国境沿いではイーリスを騙る賊が度々出没し、怪しいものは現場判断で戦闘を開始しろとお達しが出ているらしい。クロムたちが本物の特使であると話すも聞き入れてもらえない。 戦いで全てを決するフェリア式流儀で、クロムたちが本物かどうかを見極めるという国境兵長ライミ。問答無用で戦いを仕掛けるフェリア国境兵がクロムへ槍の雨を降らせる。 槍が突き刺さるすんでのところでペガサスに乗ったスミアに助け出された。 クロムを追いかけてきた存在感のないカラムも加わり、フェリア国境兵を黙らせるルフレたち。 ライミはクロムの来訪を王都に伝え、案内することを確約した。 571ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 31 00.47ID tBJeD51b0 4章 ライミの案内でフェリア城に着いた一行。国王は訓練場に行っていて留守らしい。 筋骨隆々な大男を想像するルフレだったが、出てきたのは肉付きの良いさっぱりとした性格の東の王フラヴィアだった。 国境兵の非礼を詫びるフラヴィア。国境近くの賊はペレジアが二国を対立させようとしてるのではと述べる。 フラヴィアは現在実権がないため屍兵討伐に兵を出せないという。フェリアでは、数年に一度開催される闘技大会で東西の王の選んだ戦士が争い、勝利した方が東西両方の王になるというしきたりがあった。 近々その闘技大会が開かれるらしく、その大会でクロムが勝てばイーリスと同盟を組むという。 イーリスで待つ国民のためにも同盟を早めに結びたいクロムは参加を承諾した。 闘技大会が開催される。西軍の大将はなんと、仮面の騎士マルスであった。 マルスと対峙するクロムはマルスの抜いた剣を見て驚いた。自分の持つ封剣ファルシオンと瓜二つだったからだ。 激しい打ち合いの中「その剣、誰にならった…?!」とクロムがマルスに問う。マルスはクロムの剣を受けながら「父上に」と短く答え間合いを取った。 「お前の父とは何者だ」 「すまない、これ以上は言えない」 「ならばもう聞くまい。悪いが勝たせてもらうぞ」 息巻くクロムにマルスは小さく「若い頃は随分血気盛んなんだな」と呟いた。 戦いを制したクロムに駆け寄るフラヴィア。同盟は無事結べそうだ。 今夜は宴だと盛り上がるフラヴィアを横目に西の王バジーリオがクロムに声をかけた。マルスの正体を問うがバジーリオもわからないという。 スッキリしない一同だったが同盟締結の報告にイーリスへ戻ることに。バジーリオから将来の後継に考えているというロンクーを戦力として借り受けることになった。 イーリス王都に戻りエメリナと謁見していると、自警団にも参加しているマリアベルがペレジアに連れ去られたとの一報が入る。ペレジア王ギャンレルは、マリアベルが不法侵入をしてきたと主張し賠償を要求してきたのだ。 またあいつらか、と怒るクロムを制するエメリナは、ギャンレルとの会談を望む。クロムは会談への護衛を申し出、自警団は護衛へと向かうのであった。 5章 国境の峠ではペレジア王ギャンレルと従者インバースが待っていた。 マリアベルは拘束されていたが無事らしい。不法侵入とペレジア兵を負傷させた罪とインバースが言うが、マリアベルはそれを否定。 それどころかペレジア側がマリアベルの治める領内に侵入し村を焼き払ったと言う。 エメリナは話し合いを求めるが、ギャンレルはイーリスの至宝【炎の台座】を渡せと要求し、それを飲まないとマリアベルを処刑すると言い出す。 【炎の台座】は望みがなんでも叶えられるものであり、ギャンレルはそれを手に入れてイーリスを滅ぼすと言う。 先代イーリス王、エメリナたちの父親はペレジアを邪教の国と見なし、聖戦と称して戦争を仕掛けていた。そのためギャンレルはイーリスを深く憎んでいる。 拒否するエメリナとマリアベル。力づくで奪い取ろうと襲いかかるペレジア兵をクロムが叩き斬ると、それを皮切りに戦争が始まってしまった。 自分のせいで、と落ち込むマリアベルだったが、マリアベルをイーリスの魔導師リヒトが助け出す。戦場で本隊に合流できずに叩き潰されろ、とインバースは不敵に笑うのだった。 無事敵を殲滅し、合流したマリアベルとリヒト。リズがマリアベルに駆け寄り無事を喜んだ。 ペレジアとの戦争は始まってしまった。ギャンレルが速攻を仕掛けてくることを考え、急いで王都に戻るのであった。 572ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/12(水) 19 32 03.51ID tBJeD51b0 6章 イーリス城に戻ってきたルフレたち。明日はフェリアに援軍を求めに行くが、クロムは浮かない顔をしていた。 声をかけてきたルフレにクロムはいう。 イーリスがペレジアにした蛮行やそれによって受けたイーリス国内の惨状を。 戦いの最中急逝した父親に変わって王となった年端もいかないエメリナに他国自国問わず怒りが向けられたことを。 エメリナが国民に向き合い、少しずつ信頼を取り戻していったことを。 クロムはエメリナの理想を守りたいとルフレに訴えた。 「その通りだよ」と突如出現したマルスに驚く二人。マルスはエメリナに暗殺の危機が迫ると言う。にわかには信じがたい話に訝しむ二人。 信じてもらうために、とマルスは突然剣を抜き、背後から襲いかかってきた賊を切る。賊の剣の切っ先がマルスの仮面に届き、素顔が晒される。なんとマルスは女であった。 侵入者を迎撃するため、エメリナを守るために三人は走り出した。 侵入者の中に見知った顔がいた。ファウダー…夢でクロムとともに戦ったあの魔術師だ。ファウダーはルフレを見つけると「こんなところにいたとは…」と驚いた。 ファウダーがエメリナの首を、と命令すると、盗賊ガイアが「そんな話は聞いてない、厄介な仕事だ」と毒づく。 戦いの火蓋が切ろうとしている時、マルスのファルシオンが突然輝き出したのだった。 戦いの最中、クロムから事情を聞いた盗賊ガイアと祖先の恩を返しにきたダグエル(半獣)のベルベットが仲間になった。 マルスは戦いが終わり黙って姿を消そうとする。クロムが呼び止め、マルスはエメリナが死んだ場合の終末を迎えた未来を語り出す。 クロムはそれを信じ力を貸すと約束し、マルスは立ち去った。 先の賊はペレジアからの暗殺者だろうと、フェリアに避難することを勧めるクロムだが、王が国外に早々に避難すると民が不安になるとエメリナは拒否した。 そこで、他国にはまだ知られてない東の離宮に避難することになる。 一方その頃 敗れたファウダーの前に「破滅と絶望の竜ギムレー」と名乗る者が現れ、ファウダーに力を与えるのだった… 今日のところはここまで。また明日あたりに 574ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 04 35.59ID A9Ur/qTB0 7章 裏街道を進む一行。一人落ち着かない様子の神官を見て怪しむルフレたちの前に、突然ペレジア兵が襲いかかった。どうやら神官の裏切りにあったようだ。 応戦するルフレたちだったが、王都に残してきたはずの天馬騎士団員ティアモが飛来する。 曰く、王都にペレジア兵が攻めてきた、王都の天馬騎士団はティアモ以外は討ち死にし、命からがら逃げてきた、と。 追っ手が迫る中「戻る」とエメリナは決断する。自分が戻っている間にフェリアに援軍を要請してほしいとクロムに頼むエメリナ。 【炎の台座】をクロムに託し、エメリナとフィレインはペレジア兵が跋扈する王都に向かうのであった。 急ぎフェリアに着いた一行だったが、クロムはエメリナのことを思い気が気でない。上の空なクロムを鉄拳を食らわせるスミア。 そうこうしてるうちにフラヴィアがやってきた。援軍の準備ができたらしい。フラヴィアとバジーリオも付いてきてくれることになったが、「イーリス王都陥落」の報が入る。 エメリナはペレジアに連れ去られ、公開処刑にされるらしい。明らかな罠だとフラヴィアたちは止めるが、激昂しペレジアに向かうと言い出すクロム。 ルフレはその思いに応えようとエメリナ救出の策を講じるのだった。 8章 ペレジアとの国境の砂漠に侵攻したルフレたち。国境兵が少ないことからも罠だということが伺えたが、それでも進むしかなかった。 前方で争う音が聞こえると報告が入った。少女ノノとそれを追うグレゴ、さらに邪竜ギムレーを崇めるギムレー教徒たちが争っている。 どうやらグレゴは邪教徒に雇われた傭兵だったが、マクムート(竜に変身できる)であるノノが迫害されるのを見て、いてもたってもいられず邪教徒をのしてしまったらしい。 金で雇えば仲間になるというグレゴを即決で仲間にするクロム。フレデリクの進言でノノも仲間になった。 575ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 07 30.45ID A9Ur/qTB0 9章 闇の中でファウダーはギムレーに言う。 エメリナは処刑される運命だと。ギムレーの言った通りに事が進んでいる、と… ルフレは飛び起きた。どうやら夢だったらしい。エメリナの処刑が行われるのは今日だ。 呼びに来たリズとともに処刑が行われるペレジア城へ向かった。 ペレジア城内の一番目立つ石上の先端、処刑台にエメリナはいた。処刑人が斧を振り下ろす直前、ルフレの号令でフラヴィアが斧を投げ、処刑人を倒す。 それを皮切りにペレジア兵との戦闘が始まる。 エメリナを助けようと単身乗り込んできた僧侶リベラと、ペレジア兵だったが国の恨みを自分の恨みとするギャンレルが気に入らないため寝返った呪術師サーリャが戦列に加わる。 ペレジア側のドラゴンナイトを倒し終え、ルフレが合図を出すとエメリナとともに捕まったフィレインが天馬騎士団を率いてやってきた。密偵により助けられたらしい。 フィレインがエメリナを助け出そうとペガサスを操る。 完全に出し抜かれた形のギャンレルとインバースだったが、突然周囲に弓を持った屍兵たちが召喚された。ギャンレルは偶然だと笑ったが偶然にしてはできすぎている。 ペガサスの弱点、弓矢で貫かれたフィレインたち天馬騎士団は次々に撃ち落とされ、命を落としていく。 エメリナを助け出すまで戦い続けるというクロムだが、動いたらエメリナを処刑するというギャンレル。【炎の台座】を渡せば全員生きて帰すと言うが屍兵が周囲にいる中、ギャンレルの言葉は信用ならない。 武器を置けというギャンレルの言葉に従おうとしたがエメリナがそれを止める。エメリナはペレジア国民に語りかける。 戦争はなにも生まない、憎しみに支配されてはならない、たったひとかけらの思いやりが世界を平和に導く、と。 姉の様子に不穏な気配を察知したクロムは走り出した。 「私は無力で愚かでした。クロム、リズ、みんな愛しています」 そう呟きながらエメリナは自ら身を投じるのであった。 せめてエメリナの亡骸だけでも、とクロムは駆け寄ろうとするがバジーリオに今は逃げるべきだと叱咤され、一行は逃走する。 影ながら見守っていたマルスもまた、変えたはずの未来がまた滅びの未来へ変わってしまったことに愕然とするのであった。 576ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 18 49.47ID A9Ur/qTB0 10章 押し黙ったままのクロムを半ば引きずり中央砂漠まで逃げてきたクロムたち。その前にペレジア兵が立ちふさがった。 ペレジア兵たちも先ほどのエメリナの最期の演説を聞いて感じるところがあったようで、戦いの最中武器を置いて逃げようとする者もいた。 敵将ムスタファーもまた、イーリスと戦うことに疑問を抱きつつも、ここで自分が逃げれば故郷に残した妻子が罰せられるのではないかと考え戦う覚悟を決めていた。 ムスタファーは生き残った兵の助命をと言い、戦場に散った。 戦いが終わるとバジーリオの部下、踊り子オリヴィエが馬車を引いて現れた。バジーリオが逃走の手助けを頼んでいたらしい。 一行が乗り込むと馬車はフェリアへと走り出したのだった。 フェリアに戻ってきたルフレたちだったが、失意の中にいた。 自分の無力さを責めるクロムを見てルフレは「自分の手を取ってほしい。エメリナ様とは違うあなたのやり方で全ての人に希望を見せてください」という。 クロムを信じていると口々に言う仲間たちに姉の敵討ちとイーリスの守護のために戦うことを誓う。 フェリアも全面的にバックアップするといい、オリヴィエが仲間になった。 577ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 20 03.38ID A9Ur/qTB0 11章 フェリアとペレジアの国境にある荒野。 ギャンレルとインバース率いるペレジア軍はここまで攻め込んできていた。 悠々と構えるギャンレルの元に一部の兵が撤退を始めているとの報が入る。 エメリナの最後の言葉を聞いた兵たちが戦いを放棄して逃げ始めているらしい。ペレジア軍は混乱していた。 その隙をつき、ルフレたちはペレジア軍に戦いを仕掛けた。 ギャンレルは戦いを選んだクロムを自分と同類だと言うが、クロムは姉の思いを引き継いでギャンレルを止めるために戦うと言う。 戦いの末、ギャンレルは討ち取られ「結局オレは一人だった」と言い残し死んでいった。 戦争は終わり、クロムは結婚(相手は支援レベルによって変化)。復興を果たした2年後に物語は進んでいく…。 聖王代理となったクロムの元にフェリアからの使者ライミが訪れる。 西の海を越えたヴァルム帝国が侵攻してくるという情報があり、フェリアで緊急の会議を開きたいということだった。 すぐに向かうというクロムについていくという王妃。 二人の間には子供ルキナが生まれており、クロムはルキナについてて欲しいというが、王妃は乳母に預けてクロムに付き添うと言う。ルキナの左目にはクロムから引き継いだ聖痕が浮かんでいる。 王妃の懇願もあり王妃の動向を認めるクロム。 急ぎフェリアに向かうと、フラヴィアが待っていた。詳しい話はヴィオールと従者セルジュから聞くことに。 実はヴィオールはヴァルム大陸のロザンヌを治める公爵だった。ヴァルム帝国は大陸の一小国であったが、急に周辺国を軍事力で侵略し拡大。その波を受けてヴィオールは領民とともにイーリスまで逃げてきていた。 セルジュはひとり、ヴァルム帝国内に残り動向を伺っていたが、帝国がついにロザンヌを占領したため保護を求めて海を渡ってきたそうだ。 そして数日内にはフェリアやイーリスのある大陸にヴァルムの軍艦がつくらしい。一行はフェリア港へと向かうことになった。 578ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/13(木) 18 22 10.97ID A9Ur/qTB0 12章 ヴァルム帝国の船から敵兵が降りてくる。どうやら主力は騎馬兵のようだ。 フェリア国民に資材と【炎の台座】を要求し、それを拒否すると殺される。 虐殺の限りを尽くすヴァルム兵に立ち向かうクロムたち。なんとか勝利するが、フェリア兵も多くの被害が出てしまった。 敵主力が騎兵で陸上で迎え撃つには不利だと考えたルフレは、海戦を提案する。しかし、イーリスもフェリアも海戦が展開できるような船を所持していない。 そこで商船を多数保持するペレジアに助力を求めることに。悩むクロムだが、ギャンレルが死んで新王が即位したというペレジアに早速使者を送ることにした。 使者が戻り、ペレジアとの会談が開かれることになった。会談場所はペレジアが指定する屍島。何か裏がありそうだというフレデリクの進言もあり、クロムたちは慎重に会談場所に向かうのだった。 続きはまた明日あたりに 580ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 06 17.61ID QJ/jd5oA0 13章 屍島につくとインバースが出迎えにきた。次いでペレジアの新王となったファウダーが姿を現す。ファウダーは過去、エメリナを暗殺しにきた者だ。 警戒するクロムとルフレだが、ファウダーは二人とは初対面の様子。戸惑う二人だが会談は始まった。 ペレジアからは出兵はしないが軍船と輸送船、行軍資金の提供を提案され、クロムはこれを了承した。 すぐに立ち去ろうとするルフレたちをファウダーは引き止める。ギムレー教の最高司祭を紹介したいらしい。 フードを目深にかぶった者が現れ、ルフレは値踏みするような視線を感じた。「奥底に眠る血は残っているようだ」とその人物は呟く。 フレデリクが王の前で顔を表さない無礼を指摘するとフードを取る最高司祭。 なんとその顔はルフレと瓜二つだった。名前もまたルフレという。 動揺するルフレたちに「帰り道は気をつけなさい」とインバースは不敵に笑うのだった。 野営をすることになったルフレたちだったが、ルフレはなかなか寝付けない。夜風にあたりに一人外に出ると、誰かの呼ぶ声が聞こえた。 辺りを見回しても誰もいない。すると突然頭痛とともにファウダーが眼前に現れた。 ファウダーはルフレと親子であるようなことを匂わせ、ギムレーを奉ずる自分の元に来いと言う。 間一髪のところでクロムが助けに入るとファウダーは消えた。 屍兵が野営地を包囲していると報告が入る。戦争大好きなペレジアの呪術師ヘンリーも戦列に加わり屍兵を迎え撃つ。 統率のとれた動きの屍兵たちにファウダーの関与を疑わずにはいられなかった。 あらかた屍兵を倒しきったクロムが息をつく。しかしその後ろに新たな屍兵が召喚された。間に合わない、とルフレが思った瞬間 「危ない!お父様!」とマルスが駆け寄りすんでのところで攻撃を受け流した。 お父様呼ばわりに狼狽するクロムにマルスは左目を見せる。左目にはクロムと、そして赤子のルキナにある聖痕と、涙が浮かんでいた。 驚くクロムだがこの世に二つと無いファルシオンを見て全てを察し、涙するマルス…ルキナを抱きしめるのだった。 落ち着いたルキナは、自分は邪竜ギムレーが復活した十数年後の滅びの未来からきたルキナだと言う。その未来ではクロムを始め今の仲間たちは全滅し、人間は滅びつつあった。 その人間たちを憂いた神龍ナーガの儀式によってルキナは未来の仲間たちと過去に戻り、未来を変えようとしたという。 束の間の再開を喜ぶ親子。 ルキナを仲間に加え、改めてヴァルム帝国に向かうルフレたちだった。 14章 ペレジアの軍船でヴァルム大陸へ向かう途中、クロムはルキナになぜエメリナ暗殺を防いだ後いなくなったのかと聞いた。 ルキナは必要以上の過去への干渉を避けたかったらしい。絶望の未来ではエメリナは死にクロムもまた仲間の一人に裏切られて死亡している。 そうなることを避けたかったルキナは正体を明かすことを覚悟しクロムを助けに来たという。 その告白を聞いた瞬間ルフレの頭に激痛が起こるも、すぐにおさまった。 ヴァルム帝国の戦力はこちらの倍はある。船は同数でもそれに乗る兵がこちらよりも多いのだ。苦しい戦いになることが予想される。 奇策を思いついたルフレとクロムは改めてお互いへの感謝を示し、絆を強くするのであった。 ヴァルムの船から船へ渡り、ついに敵将を討ち取った。クロムの合図でイーリスの軍船は残ったヴァルムの船に向かって突き進む。ヴァルムもそれに応えるようにこちらに向かってくる。 あわや激突、というところでクロムたちは海へと飛び込み、船同士は激突した。 激突した船には油を大量に載せていた。その溢れ出た油に火をつけるとたちまち海上は文字通り火の海に曝された。 ヴァルム船団に打ち勝った勢いのまま、一行は港を抑えるためヴァルム帝国へと進むのであった。 25ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/14(金) 20 11 03.77ID QJ/jd5oA0 前スレが埋まったので続きをこちらに 15章 ヴァルム港に着くと一人の女性が追われていた。助けに入るルフレたち。女性はサイリと名乗り、ヴァルム帝国に立ち向かう解放軍の一員であるという。 皇帝ヴァルハルトに反抗する勢力をまとめあげようとしているが、兄が皇帝に組するなどなかなかうまくいかない中、イーリス軍が帝国軍を破った一報を聞きつけ協力を仰ぎに来たらしい。 サイリの話を受け入れ、彼女に手を貸すことになった。 ヴァルム大陸には古くから神龍信仰が盛んで、神龍の声を聞くという巫女がいる。しかし、帝国により巫女はミラの大樹と言われる場所に幽閉されている。 彼女がいれば解放軍もまとまるはず、とのサイリの言葉に一行はミラの大樹へと向かうのだった。 16章 ミラの大樹に着いたが、ヴァルム兵が封鎖していた。この中に巫女がいるというサイリにクロムは正面突破を提案するのだった。 ヴァルム兵を蹴散らし大樹の神殿へと登る。やっとの事でたどり着いた先にいたのは神龍の巫女でありマクムートのチキだった。 チキは一目でクロムたちが聖王の血を引いていることを見破り、【炎の台座】について語り出す。 【炎の台座】はかつて【炎の紋章】と呼ばれていた。台座に【白炎】【黒炎】【緋炎】【蒼炎】【碧炎】の5つの【宝玉】がはめ込まれてはじめて【覚醒の儀】を行えるようになる。力 初代聖王はこれにより神龍ナーガの力を授かり邪竜ギムレーを倒すことができた。 今台座にはめ込まれているのは【白炎】のみ。チキが【蒼炎】を持ち、サイリの郷里に【碧炎】、フェリアの西の王に【緋炎】、そして最後の【黒炎】は行方知れずということだった。c チキはクロムに邪竜ギムレーの復活が近いこと、【覚醒の儀】を行なってギムレーから世界を守って欲しいことを告げる。 【蒼炎】を手に入れ、ルフレがチキに礼を言うとチキはルフレから自分と同じ力を感じる、と返す。どういうことか問い詰めようにも「疲れた」と話を切り上げられてしまうのだった。/ 26ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 04 21.31ID b+CAOFGw0 17章 チキのおかげで解放軍がまとまりつつあるとサイリは言う。しかし、解放軍がまとまる前に叩こうと、ヴァルハルトは全軍を率いてこちらにやってきていた。 ヴァルハルトやサイリの兄レンハが率いる軍が到着する前に、主力の一部がいるシュヴァイン要塞へとクロムたちは向かう。 無事、シュヴァイン要塞を制圧したクロムたちだが、要塞を取り囲んだのはヴァルハルトに屈した元解放軍だった。 さらに悪いことに、ヴァルハルトとレンハの軍の牽制に向かった軍は壊滅し、生き残った兵は敵方に寝返ってしまった。 完全敗北か…というムードに包まれたが、ルフレが妙案を出す。シュヴァイン要塞を今すぐ捨て、兵を二つに割りヴァルハルト側を抑えつつ主力でレンハ軍を叩くというのだ。 ヴァルハルトと戦いながら逃げる役目をバジーリオが請け負うという。 が、それをルキナは「未来ではバジーリオはヴァルハルトと戦い死んだ」と言い止める。それを聞いてフラヴィアもバジーリオを守るために一緒に行くことになった。 戦場で矢継ぎ早に指示を出すバジーリオだが、ヴァルハルト1人になぎ倒される。 圧倒的な力の前に倒れそうになるバジーリオだが、フラヴィアの援護でなんとか一太刀、ヴァルハルトに浴びせる。 しかし劣勢に変わりなく、バジーリオは隠し持っていた【緋炎】をフラヴィアに託し、フラヴィアを逃がすために1人ヴァルハルトに立ち向かうのだった。 18章 敵の援軍を断ち切るため、ルフレは活火山での決戦を提案する。 レンハ軍はそれを追って活火山に進軍。レンハを討つクロムとサイリだが、なぜレンハほどの剣聖がヴァルハルトについたのかが理解できない。 するとヴァルハルト配下の軍師エクセライが姿をあらわし、レンハは従属しないと妹サイリを殺すと脅されて従わされていたと言い消える。 レンハの真意を聞かされないまま討ってしまったサイリは自己嫌悪に陥るが、仲間たちに励まされ、兄に助けられた命を無駄にしない、と再びヴァルハルトに立ち向かうことを決意する。守 そんな中、バジーリオが戦死したと一報が入る。フラヴィアも全身傷だらけで帰ってきた。 【緋炎】を手に入れたが、バジーリオを失ったこともまた大きかった。 ヴァルハルトの軍は帝都へ引き上げたらしく、一同は次の戦いが運命を分ける決戦だと気を引き締めるのだった。 27ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/15(土) 11 09 00.28ID b+CAOFGw0 19章 ヴァルム城を取り囲むルフレたちだが、ヴァルム兵は全く中から出てこない。 城の中から出なければ戦局を伺っていた周辺の有力者たちがこちらに絶対つくとエクセライは見越して、籠城作戦を決め込もうとしていた。 しかし、ヴァルハルトはそれを一蹴。解放軍を完膚なきまでに叩き潰そうと、城から出て戦いを挑む。 しかしクロムたちの攻撃にヴァルハルトは敗走。 城内に侵攻しようとした時、クロムたちの背後に何者かの大軍が押し寄せていた。 そのころ、ヴァルハルト敗走の報を受けたエクセライはヴァルハルトと共に城外脱出を画策していた。 しかし、城の周囲は既に大陸南部の有力者の兵が取り囲んでいた。先ほどの、クロムたちに押し寄せた大軍だった。 レンハの死亡により力の均衡が崩れ、エクセライの脅迫などの真実が明らかになったために挙兵してきたのだ。 自分のしたことは無駄じゃなかった、とサイリは安堵し、仲間に促されヴァルム城に入城したのだった。 20章 ヴァルム城内。 ヴァルハルト、エクセライが逃亡か戦闘か言い争う。エクセライのレンハへの仕打ちやペレジアのインバースと通じ【炎の台座】を手に入れようとしていることなどをヴァルハルトは知っていた。浴 全て知った上でヴァルハルトは全てをなぎ倒し人の王、覇王になろうとしていたのだ。 城を囲まれ攻められても多くの兵が投降せず戦う。 クロムはかつて争いをなくすため命をかけた姉のように、全ての争いに力で勝利してきたヴァルハルトにも人を導く信念を感じた。 戦いの末ヴァルハルトは散る。クロムに何かを託したかのように、ルキナは感じた…。 戦いは終わりソンシンから奪われた【碧炎】を手渡すサイリ。 こうしてヴァルム帝国での戦いは終わり、クロムたちはイーリスへの帰路につくのであった。 クロムはフレデリクに【黒炎】の在り処を調べさせる。するとペレジアから【黒炎】を返還したいとの報せが入る。 ファウダーは信用ならない、というクロムだが、姉の志を継ぐ者が話し合いに応じないわけにいかない。 戦闘の準備もしつつペレジアに向かうのであった。 29ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 20 09.54ID gCb+eeTV0 21章 ペレジア城についた一行。ルキナが、エメリナ処刑の行われた大岩が邪竜ギムレーに似ていると言いだす。 ギムレーを復活させてはならない、という決意を新たに場内を進む。部屋のいたるところに伏兵が潜んでいるらしい。 一同に緊張が走るが、ファウダーとインバースがゆっくりと姿をあらわす。彼らは邪竜ギムレーをかつて倒した【炎の台座】を排除しようと台座と宝玉を要求してきた。 クロムが拒否すると実力行使とばかりにペレジア兵たちが襲ってきた。 それらを片付けあと少しで脱出、というところでファウダーが現れ、クロムに一撃を与える。 【炎の台座】を要求するファウダーに断るクロムだが、ファウダーがルフレを操り【炎の台座】と宝玉を奪いとってしまう。 父親ファウダーに操られたことで自己嫌悪に陥るルフレだが、仲間に励まされファウダーの後を追うことになった。 しかし、ルキナはこのことで「未来でクロムを殺した裏切り者はルフレだ」と確信し、ルフレを殺そうと刃を向ける。 ルキナの思いを知り抵抗をしないルフレだが、クロムがそれを止めに入る。クロムは運命よりもルフレと歩んできた絆を信じるという。 その言葉でルキナもまた、クロムとルフレを信じることにしたのだった。 22章 城から出ると人々の波に圧倒されるクロム。彼らはギムレー教徒らしく、みな口々に「竜の祭壇へ…ギムレー様に祈りを…」と言う。 絶望の未来が変わっていない状況に、クロムたちはファウダーがいるという竜の祭壇へ急ぐ。そこに立ちふさがるインバース。 エメリナの死、ギャンレルやヴァルハルトとの戦、全てがファウダーの書いた筋書き通りで、お陰でギムレー教徒が命を捧げることが増えた、とあざ笑う。 竜の祭壇は生贄から命の力を溜めておくものであり、ギムレー教徒の間では生贄を捧げることでギムレーが蘇ると信じられていた。その命の力もギムレーの復活に足るほど貯められている。の 実はヴァルハルトはペレジアのギムレー復活に向けた動きに気付いていた。ヴァルハルトはギムレーが復活したら討ち亡ぼすつもりでいたが、クロムによって討ち取られたためそれは叶わなかった。 そして戦争により消耗した両国。 ペレジアが先の戦争で兵を出さなかったのはイーリスとヴァルムの兵力を削ぐためだったのだ。 戦いは始まり、インバースに深手を負わせたがトドメを刺すまでに至らず、逃してしまった。復活の儀式の時間稼ぎだったのだ。 焦るルキナにクロムは、必ずファウダーを止めると言い落ち着かせる。 30ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/16(日) 08 27 27.64ID gCb+eeTV0 23章 竜の祭壇。 いよいよ最後の戦いに挑もうという時、ルフレはクロムに声をかける。 もしもファウダーの支配に負けてしまったらその時はクロムの手で殺してくれ、と。 クロムは拒否するがクロムだからこそ頼んでいるとルフレはいう。その真剣さに、クロムは「わかった、ただ絶対負けるなよ」とルフレにいうのだった。 ファウダーは竜の祭壇でクロムたちが着くのを待っていた。 竜の祭壇と【炎の台座】でギムレーを器から復活させる。その器とはルフレであった。 ルフレの中にギムレーの血と魂が眠っている。その事実にルフレは激しく動揺する。 それと同時にルフレの中には仲間たちとの歩みが蘇ってきた。ルフレはファウダーに言い放つ。 仲間たちとの絆で必ず勝つと。 いつかの夢の光景が広がる。 クロムとファウダーが戦っている。激しい剣と魔法の応酬。応戦するルフレ。ついにファウダーを倒すが、倒れがけのファウダーが放った魔法からルフレはクロムを庇う。 倒れるルフレに駆け寄るクロムだったが、そのクロムの腹を魔法が貫く。 クロムを貫いた魔法を放ったのはルフレ自身だった。震える手を見つめるルフレ。「お前のせいじゃない…」と言い倒れるクロム。 広間には邪悪な笑い声が響き渡るのだった。 絶望の未来を変えられなかった、ルキナは呆然と目の前の光景を見つめるしかできなかった。 「大丈夫だルキナ」 よく知った声がルキナに声をかける。それはヴァルハルトに倒されたと思われたバジーリオだった。 バジーリオはルキナの「戦ったら死ぬ運命」という忠告を聞き、戦うより逃げることを選択して助かることができたという。 たかだかバジーリオ1人がいたところで何になる、というファウダー。しかしルフレは自分が操られることも見越していた。 いや、昔見た夢が予知夢だということに夢の中の【炎の台座】を思い出して気づいたのだ。 そのためファウダーを警戒し、【宝玉】の偽物を作らせてそれを持ってペレジアとの会談に臨んだ。 そして【炎の台座】の力で完全に支配されたと演技をし、弱めの魔法をクロムに打ち込んだのだ。 全てを読まれていたファウダーは崩れ落ちる。怒り狂ったファウダーをルフレの放った魔法が飲み込んだ。 こうしてギムレー復活を防いだのだった。と、一同が喜んだ背後に1人の影が忍び寄る。 もう1人のルフレだった。 もう1人のルフレの正体はクロムを殺し、絶望の未来を作った未来のギムレーだった。 ギムレーはナーガの儀で過去に遡ってきたルキナたちを追ってきていた。 ギムレーが現代に現れた瞬間、ルフレはその衝撃に耐えられず記憶を失い、同時に経験し得ない未来の出来事を夢としてみるようになったのだ。 時を遡ってきた未来のギムレーは竜としての力を一部失っていた。失った力を取り戻すために竜の祭壇の力を奪うギムレー。 力を取り込んだギムレーは邪竜として復活してしまう。 巨大な力を持つギムレーを前に「未来は、変えられないの…!?」とルキナは呆然と呟くのであった。 31ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 15 18 46.82ID rhJHftuD0 24章 復活したギムレーを前に一行はたじろぐ。正面から戦いを挑んでも敵わない…【炎の台座】さえあれば…とクロムが呟く。 「ありますよ」とルフレが言う。ギムレーが復活する前にファウダーから奪い取っていたのだ。 ナーガの覚醒の儀は虹の降る山の祭壇で行われる。一行はギムレーに追いつかれる前に虹の降る山へ急ぐ。 やっとのところでたどり着いたがギムレーの差し向けた屍兵たちが襲ってきた。 ナーガの祭壇の近くまでギムレーの支配が及んでいることから、ギムレーの力の強さを改めて実感するクロムたちだったが、なんとか退ける。 祭壇で、神龍ナーガの覚醒の儀を執り行うクロム。儀式には危険が伴い、命を落とすこともあるそうだ。 見事儀式を成功させ、ファルシオンにナーガの力を宿らせたクロムだが、ナーガは「ギムレーと自分は神ではない、自分たちは同じ存在で自分にギムレーを滅ぼす力はない。ギムレーが滅ぶとしたらそれは自身の力、自殺によってのみ」と言う。自 ファルシオンに宿った力はギムレーが再び蘇るまで千年の猶予を与えるものであり、滅ぼすことはできない。 クロムたちはナーガの話を心に留めつつ、ギムレーを止めるため始まりの山へと向かうのであった。 32ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/17(月) 22 11 43.57ID rhJHftuD0 25章 始まりの山にやってきたルフレたち。やはりギムレーはここにいる、とファルシオンに宿ったナーガが言う。 ナーガの力をもってしても倒せないが、クロムは子孫たちに問題を押し付けたくないと言う。 ルフレは思いつめた顔で言う。「自分とギムレーは同じ存在だから自分がギムレーを倒せばいい」と。 しかし、そうするとルフレもまた死んでしまうかもしれないとナーガが警告する。 仲間たちと育んだ絆やルフレの心がギムレーの心に勝てばもしかしたら生き残れるかもしれない、とも言うが可能性はごくわずからしい。 クロムはルフレに自分を犠牲にしないでほしいと言うが(はい/いいえ選択肢あり)、ギムレーに気づかれてしまい屍兵がこちらへ向かってきた。 屍兵たちを倒し切るとギムレーの声が響き渡る。 山のように大きな邪竜のどこを攻撃すれば…と攻めあぐねていると、ナーガが首の後ろならば自分の力で転移できるし攻撃が通ると言う。 いよいよ最後の戦いだとクロムは皆を鼓舞するのであった。 33ファイアーエムブレム 覚醒2018/12/18(火) 22 04 32.45ID b7gdpo110 終章 ナーガの術で海上を悠然と飛ぶギムレーの首元付近に転移してきたルフレたち。 そこでは未来のギムレーが待ち構えていた。強大な力でルフレたちを圧倒する。仲間たちは心が折れかかっていた。 諦めないというルフレにギムレーは「自分と同化すれば仲間は助ける」という。 (はい/いいえ、いずれの選択肢も同じ結果)ギムレーは否応なしにルフレを飲み込んだ。 目覚めたルフレ。周りは闇に閉ざされている。神の意志の内部で自分と同化したのだとギムレーはいう。 それでもルフレは抗おうとするがギムレーの力の前に倒れる。 何も感じず、何も聞こえず、何もない闇の中で、もう諦めてしまおうか…とルフレが思ったその時だった。 「諦めるな!俺との約束はどうなる?!」 クロムの声だ。 クロムだけではない。これまで一緒に戦い絆を結んだ仲間たちの声がルフレの耳に届く。 その声の持つ希望に苛立つギムレー。ルフレは人としての自身の心の力でギムレーの血の支配に勝つ。 再び邪竜の首に戻ってきたルフレ。傷ついた仲間たちをナーガの力が癒す。 そして最後の戦いが幕を開けた。 ナーガは言う。クロムが倒せばギムレーは千年の眠りにつく、ルフレが倒せば消滅する、と。 際限なく沸く屍兵たちやギムレーの激しい攻撃を耐え、ついにギムレーを倒す時が来た。 「俺に任せろ!」とクロム。(クロムに任せるか?はい/いいえ) →はいの場合 神剣ファルシオンでギムレーにとどめを刺す。断末魔と共に眠りにつくギムレー。 これでいい。自分たちの意志を継いだものが何度でも奴を倒す。 こうして平和を取り戻したクロムたち。 それでもルフレは「ギムレーを自分が倒していればよかったのでは?」と思い悩んでいた。 そんなルフレにクロムは声をかける。「ルフレに生きていて欲しい、これからもそばにいて欲しい」と。 終わり →いいえの場合 ルフレは戸惑うギムレーに魔法を叩き込む。 大好きな人たちに、皆に感謝しながらルフレはギムレーと共に消滅した。 ルフレの犠牲で戦いは終わり、過去から未来へと続く絶望の運命もこれで終わる。 ルフレの消滅に泣き出すリズ。しかしクロムは、人の思いが強ければ生き残れるというナーガの言葉を信じていた。仲間たちもまた、ルフレとの再会を信じようとする。 「何年かかろうとルフレを探し出す、そしてすべての国を復興させる」とクロムは誓う。 終わり 以上でファイアーエムブレム 覚醒は終了です。
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ファイアーエムブレム 外伝とトラキア776以外の作品毎に様々な形で登場するFEシリーズを象徴する「炎の紋章」を指す。 作品によって物語の根幹に関わる程の重要なアイテムであったり、単なる象徴に過ぎなかったりと重要度もまちまちになっている。 暗黒竜と光の剣-紋章の謎 アカネイア大陸 アカネイア王家の家宝。 別名、覇者の証。 手に入れる事によってマルスが宝箱を開けられるようになる。 初代アカネイア王がラーマン神殿から盗みだし、 盾にはめこまれていたオーブを売り払ってしまったため、封印が崩れてしまった。 2部「紋章の謎」では「星・光・闇・命・大地」の5つのオーブを揃えて紋章の盾を完成させないとハーディンを倒した時点でエンディング(バッドエンド)となる。 五つのオーブを揃え完成させると『封印の盾』となり暗黒竜メディウス、地竜族を封印する力を取り戻す。 新・紋章の謎ではマルスの全ての能力値に『+2』補正がつく。 また、ファイアーエムブレムにはアルテミスの定めという悲劇の伝説がある。 聖戦の系譜-トラキア776 ユグドラル大陸 ヴェルトマー家における家紋で、聖戦の系譜エンディングにてアゼルの子供によって語られ初めて名前が出る。 封印の剣-烈火の剣 エレブ大陸 封印の剣 ベルン王国の至宝。 封印の剣とあわせて魔竜イドゥンを封じていた。 封印の剣の柄にはめ込む事で剣を引き抜くことができる。 烈火の剣では主人公達がベルン国王妃ヘレーネの依頼で黒い牙から取り戻す事になる。 聖魔の光石 マギ・ヴァル大陸 マギ・ヴァル大陸の聖石でも特に強い力を持ったグラド帝国の聖石。 特に強い力を持っているのは、中に魔王フォデスの魂を封じているため。 グラド帝国、皇子リオンによって魔王の力を得る為の魔石と普通の聖石に分離されてしまう。 蒼炎の軌跡-暁の女神 テリウス大陸 通称エルランのメダリオン。 また蒼い光を発することから蒼炎と呼ばれることもあり、蒼炎の炎を発しているため炎の紋章『ファイアーエムブレム』と呼ばれる。 女神の祝福テリウス大陸以外の陸地全てを沈没させた程の力を持つ邪神を封印したメダリオン。 暁の女神 前作『蒼炎の軌跡』に続いてエルランのメダリオンとして登場する。 だが封印されていた者は邪神といったような絶対悪のような存在ではなく、秩序より自由を好む負の女神ユンヌであった事が判明する。 覚醒 形状はアカネイア大陸のファイアーエムブレムとほぼ同一。 2000年前の英雄王マルスが用いた覇者の証であり、初代聖王が邪竜ギムレーを封印した際に用いられたイーリス聖王国の至宝。 覚醒の世界では炎の紋章ではなく「炎の台座」と呼ばれているが、チキは「炎の紋章」と呼んでいる。 紋章の謎の時と同じく、物語を進めるごとに5つの宝玉「白炎.黒炎.緋炎.碧炎.蒼炎」がはめ込まれていき、第24章クリア後に神剣ファルシオンに本来の力を解放する「覚醒の儀」を行う事になる。 ちなみにクロムがマスターロードにクラスチェンジすると、腕の部分に炎の台座が装着される。 しかし今作では装備品として登場しないため、宝箱を開ける効果や全能力を上昇させる効果などはない。
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ファイアーエムブレム 覚醒 【ふぁいあーえむぶれむ かくせい】 ジャンル ロールプレイングシミュレーション 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 2Gbyte3DSカード 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ 発売日 パッケージ/本体同梱 2012年4月19日ダウンロード 2013年1月30日 定価 パッケージ/ダウンロード 4,800円本体同梱 19,800円(各税込) レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 ハッピープライスセレクション2016年9月15日/2,700円 判定 なし ポイント 『FE』再起のきっかけ育成の自由度が高い戦闘バランスがやや粗削りUI・アニメーション・BGMは高評価任天堂初の課金コンテンツが存在 ファイアーエムブレムシリーズ 概要 特徴 DLCについて その他 評価点 賛否両論点 ゲームバランス面 キャラクター面 問題点 システム面 シナリオ面 その他 総評 余談 他作品への出演 概要 『ファイアーエムブレム』シリーズの第13作目で、『暁の女神』から実に5年ぶりとなる、久々の完全新作。 イーリス王国の王弟であるクロムと、彼に救助された謎の軍師が、邪教を崇拝するペレジア王国や世界統一を目論むヴァルム帝国との戦いに臨む。 謳い文句は「超集大成」。22年間培ってきた様々なシステムや要素が盛り込まれている。 特徴 本作は多くの『FE』シリーズのシステムを融合、またはアレンジして搭載している。 『外伝』『聖魔』のフリーマップ、『聖戦』の結婚システム、スキル、『封印』支援会話、『蒼炎』の錬成など。 「絆」をテーマとした新システム、ストーリー構成 キャラ同士を隣接させることで「デュアル」という特殊な支援効果が発生。従来のものに近いパラメーター増強に加えて、一定確率でデュアルアタック(反撃なし・射程不問の追撃) デュアルガード(敵の攻撃のノーダメージ化)が発生するなどのサポートを受けられる。 また、キャラを隣接させると「ダブル」というコマンドを使用出来る。これは隣接したキャラの後衛に付くことで、ダブルを受けたキャラのステータスを上昇させ、かつ常に「デュアル」を受けている状態にさせることができる。言い方を変えれば「あるキャラを使えなくする代わりに別のキャラのステータスを強化する」というもの。 従来でも「かつぐ」「救出」といったユニット同士の合流システムは存在したが、いずれも合流している間はステータスが下がるため戦闘面ではデメリットが大きかった。 過去作と共有されている世界観。 今作の舞台となるイーリス大陸、およびヴァルム大陸は、『暗黒竜』『紋章』のアカネイア大陸、『外伝』のバレンシア大陸と同じ形状をしており、同作の遥か未来を描いていると推測されている。 あくまで匂わせる程度であるうえ、今作のストーリー核心に深く関わるわけではないので、新規の感情移入を妨げるものではない。酷似した過去を持つパラレル設定と解釈しても特に問題はない。 他にも、『紋章』の主役である「マルス」を名乗るキャラや、『蒼炎』の主役「アイク」の末裔を名乗るキャラなど、過去作を知るプレイヤーへのアピールが随所に盛り込まれている。 DLCについて 任天堂作品としては初めて有料DLCが採用された。 今作では過去作のキャラクターと戦ったり協力したりするマップ、資金を大量に得られるマップ、レアアイテムや有料DLC限定アイテム・クラス・スキルを入手できるマップなどを購入することができる。任天堂2012年3月期の予想売り上げ高が初の経営赤字をあげていたこともあってか、メディアからも非常に注目された。 DLCは11月22日に完結。第一弾は異界の魔符シリーズ(7月26日に完結)、第二弾は神軍師への道シリーズ。 2023年3月28日にニンテンドーeショップが終了したため、現在は購入不可能となっている。 その他 本作の輸送隊には同一のアイテムの保管数上限が設定されていないらしく、表示上は99個でカンストするが、その気になれば金塊(小)や武器を数百、数千個単位で保管することが出来る。 内部で切り捨てられてしまうというようなことは無く、ちゃんとカウントされているため実際に預けた数だけ引き出せる。 「おまかせ」という、設定しておけば全キャラをAI操作で戦わせることが出来る機能が搭載された。恐らく『外伝』『蒼炎』、『暁』などに存在していた「命令」が発展したシステムであろう。 今作の場合、育成が極まった状態で使用した場合はなかなか有用で、武器節約によって耐久無限と化したラグネルやスワンチカを引っさげた疾風迅雷軍団がDLC「金と銀」の敵を踏みつぶしていってくれるため、手動でやるより圧倒的に早くたくさんのお金を回収することが出来る。 評価点 UIの充実。 DS2作とは反対に上画面がメイン画面となり、下画面にユニットのステータスなど情報が表示される形式になった。 下画面のデータをタッチするとその項目の説明(例えば武器ならその性能)が表示される様になり、どの画面からでも素早く説明を観ることができる。 ただしこれによりタッチ操作オンリーでプレイすることはできなくなった。 その他、全体的なUIは評価の高いDS作品を踏襲しており、非常に快適にプレイできる。 やりこみ要素の充実。 今作はフリーマップで自由に経験値やお金を稼げるため、それを利用したチェンジプルフを使ったクラスチェンジや、スキル収集、支援会話収集など、やりこみ要素が豊富。 FEの醍醐味の一つである支援会話の自由度が非常に高い。前作『新紋章』と同様、支援の回数制限が撤廃されているうえ、支援会話の数や組み合わせは歴代最多。結婚システムも相まってコンプリートを目指すとなると相当なやりこみが必要となる。 結婚をすると髪色やスキルなどに夫婦の特徴を備えた子が生まれ、そして未来からやってきた子と出会い、共に戦う事ができる。 また、支援会話によって各キャラの背景が明かされる事もあり、それを目的に支援を組むプレイヤーも多い。 しかしそういった、言わば世界観に深みが増す類の会話は僅かで、殆どはキャラ同士のたわいもない会話であるため従来のような雰囲気を期待すると肩透かしを食らうかもしれない。 他にもすれちがい通信を行う事によって、他のプレイヤーと対戦したり物の売買を行う事も出来るなど、3DSならではの要素も。 アニメーション、サウンドは高レベルで纏まっている。 デザインは漫画家のコザキユースケ氏、サウンドは『大神』で知られるコンポーザーの近藤嶺氏、FEシリーズお馴染みの辻横由佳氏、初参加となる森下弘生氏の3人。 サウンドは世界観の魅力を損ねることなく、高い評価を得ている。特に10章のマップ曲「貴様らが…姉さんの言葉を語るな!」と、ラスボス戦の曲「I~為」はシリーズ屈指の名曲と専らの評判である。 また任天堂のゲームでは数少ないサウンドトラックも発売されており、多くのファンから好評を博している。(*1) キャラクターデザインは概ね1~2作程度で頻繁に変わっているが、その延長として受け入れられるユーザーの割合は多かったと思われる。 シリーズ初となる、会話や戦闘アニメにおけるボイス(会話はパートボイス制)を採用。これも好みによるところだが、声優陣の質はしっかりしており、環境設定でオフにできる配慮もされているので、特に問題はないと言える。 ストーリー上で挿入されるムービーは、CGでありながら一枚絵に近いアニメ的な絵柄で描かれており、全体的なクオリティも高い。 今作ではマップ上のユニットアイコンも、本編で参戦するキャラクターは描き分けられている。アイコンの顔部分が各キャラクターのものになっており、個性の表現のみならず見た目にも分かりやすく評価は高い。兵種変更してもある程度対応している。 いつの間に通信では過去作キャラが配信。120人ものキャラを無料で使うことができる。 配信キャラは支援会話が発生せず、支援効果の恩恵も受けられないが、基本性能や個人スキルなどで十分に戦力となりえる。 加えてロストしてもまた召喚すれば何度でも自軍に引き入れる事が出来るという利点があるため、救済措置の一つを担っている。 彼らの3Dモデルはマイユニットからの使いまわし(*2)で、ボイスや加入後のセリフもない。もっとも、いきなり120人(+DLC)全員に対して用意するのは酷であろう。当然、その弊害を大きく受けたキャラもいるのだが…(後述) 育成の自由度の高さ。 育成に重点の置かれた作りになっているだけあって、ユニット育成の自由度はかなり高い。 ゲームバランス面においてはステージ単位の短期的な戦略性が低い(詳しくは後述)のは否めないが、その一方で上述の支援・結婚システムやチェンジプルフによるクラスチェンジ、おそびそれらに伴うスキルの獲得・継承などの要素が絡み合い、ユニットをいかに効率よく、かつ強く育成するかという長期的な戦略性は高い。この点は長期的な育成が求められる『聖戦』に近いものがある。 その一方で、難易度ルナティック以上だと遭遇戦の敵を倒すのが厳しくなり、チェンジプルフを使用した際に蓄積する「内部レベル」の上限が異様に高く設定され、最終的にはどんな敵を倒してもまともに経験値が入らなくなる。終盤だと本編の敵を越えて全ステータスカンスト近くまで強化されるため事実上利用不能になる上、すれちがい・配信チームの敵から得られる経験値が1になるため、従来のように稼げる経験値や支援ポイントが実質有限になる。 ただし、DLCによって購入できる異界マップは難易度の影響をあまり受けないため、利用すれば無限に稼ぐことができる。また、実際にはシステム上、敵撃破経験値の最低値は1ではなく8が保証されている。これによって、結果的に高難易度でもDLCの敵を(種類問わず)13体倒せば必ずレベルを1上げられるため、ルナティックやルナティック+でやり込みデータを作りやすい(=強力な敵相手に戦う機会を自発的に作れる)というメリットにつながる。 序盤のストーリー 序盤は、ペレジア王国との戦いがメインとなっており、様々な仲間たちとの出会いや、親しい人との悲しい別れ。そして、新たに王位をついだクロムによる活躍など、見どころが多い。 レベルアップの際に、キャラクターが喋るようになった。 多くのステータスが上昇した際には喜びを露わにし、逆にほとんど伸びなかった場合は嘆くような意味合いのセリフが多い。さらに、多くの能力が限界に達すると、それを意識した発言なども聞くことが可能で、悲喜交々の発言を楽しむことができる。 難易度が「カジュアル」の場合、戦術マップ上でセーブすることが可能になった。 これによってリセットの手間が大きく省けるようになった。前2作のように回数制限は無く、いつでもなんどでもセーブ可能。 ただし従来同様に乱数は保存されているので、攻撃が外れたからリセットしてあたるまでやり直すという手段は当然使えない。レベルアップによって得られるパラメータアップも同様(*3)。 DLC「神軍師への道」シリーズに関して。 3編に分かれている。大雑把に大別するとキャラクターの掘り下げや極限まで育てたユニット前提のマップ。 「異界のリゾート編」は本編キャラがお祭りやビーチ、温泉に行くなど、世界観の枠にとらわれない内容となっている。本編のライトさを鑑みてもなおイメージ崩壊甚だしい代物だが、本編で不足していた同性同士の会話の増量はファンには概ね好評。戦闘BGMは(ある意味)必聴。 中でも「絆の夏」と「絆の秘湯」では、ファイアーエムブレムワールドで行われた人気投票の親世代・子世代の男女それぞれ上位2人ずつ、計8人に特別な一枚絵が用意された。 「絶望の未来」編は『トラキア776』を髣髴とさせる子世代キャラ独自の展開が好評。本編とは別となる、断章の展開の延長線上といった絶望的な状況より始まり、専用のエンディングを迎える。これを本編に組み込んでほしかったという声も大きい。 最後のDLC「最も強き者の名」は最後を飾るに相応しい凶悪な難易度を誇る。 5連戦となっており、敵全員ステータスが限界値を遥かに越えているうえ、受けるダメージを半分にし滅殺とカウンターを無効化するラスボス固有スキル『邪竜の鱗』やルナティック+敵限定スキルである「絶対命中」といった強力なスキルをもっている等敵がありえない程強い。育成をやりつくした人用のマップと言える。 賛否両論点 ゲームバランス面 本作は『聖戦』などのようにだだっ広いマップが多い。さらに、敵の増援が出現したターンに突撃し、それに連動して他のユニットも突撃してくることから「いつの間にか大量の敵に囲まれている」という状況になることが多く、全方位からの物量で潰されて防御力の弱いユニットがロストする事態に陥りやすい。 そのため今作では「育てた強力なユニットをダブルで強化し敵陣に特攻させ、攻撃してくる大量の敵を反撃で一掃する」という、通称「地雷戦術」が最も効率的な戦法とされる。これらの要素は、幸運×2の確率で武器の使用回数を消費しない「武器節約」や、敵のHPを吸収する「リザイア」、「太陽」と特に相性がいい。 この方法では反撃で敵を殲滅するため、遠近両距離から反撃可能な魔法や手槍・手斧が有効であり、逆に剣や弓の利用価値は薄くなってしまっている。高難易度では終盤になると大半の敵が何らかの間接攻撃を持っているため、間接攻撃用の武器がほとんど無い剣使いは純粋に前線に出しにくい。このため、ソードマスターやスナイパー、タグエルなど、遠近両方に攻撃できない職種は冷遇される傾向にある。 なお、育成を極めた場合であっても「疾風迅雷で一方的に敵(特に危険なカウンターや奥義持ち)を倒しつつ敵陣の奥まで切り込み、カウンターを受けない場所で待ち構える」というヒット&アウェイ戦術が推奨される。 ただし序盤は限られた戦力でどう戦うかという戦略が問われる場面が比較的多く、中盤以降も外伝17(*4)のようにバランスよく育てたユニットが多数いなければ攻略が難しいマップも一部存在する。 スキルの強弱が激しい 今作ではスキルは特定の兵種(クラス)に就いたままレベルを上げると修得できるのだが、その強弱がやや激しく、修得できるスキルがクラスの評価につながる面もある。傭兵系列のクラスは「武器節約、太陽」といった今作屈指の強スキルを修得できるのに対し、不遇なキャラは奥義スキル(*5)すら全く覚えられない。 特に強力なのがダークペガサスをレベル15にすると修得できる「疾風迅雷(*6)」や前述した「武器節約」で、育成が極まるとこれらが使えるかどうかだけで一軍と二軍がはっきりと決まるほど。 なお、DLC含めてほぼ全てのマップで強制出撃キャラとなっているクロムは上記の武器節約も疾風迅雷も覚えられない。最強武器の「神剣ファルシオン」を無制限に使えるうえに、天空や王の器、デュアルアタック+など、有用なスキルを多く覚えるため弱くはないのだが、武器節約や疾風迅雷を所有するユニットには及ばない。一方、娘のルキナは、上記で示したクロムのスキルをすべて修得できるうえに母親のスキル(*7)も継承できるため、専用武器を除けば彼女の方が圧倒的に強くなる。クロムが村娘と結婚した場合は別だが、それでもクロムと同等の能力は獲得できる。 キャラクター面 本作でも、主人公周りのキャラクターは個性あふれる面子が多く、敵ユニットに関しても、敵国の将軍ながら良識的な一面を持つムスタファーやレンハ、セルバンテスなどが人気を集めている。また、旧シリーズで人気を集めていたチキが大人になった姿として登場し、ファンを喜ばせた。 一方で、ヤンデレ、厨二病、二重人格と言った良くも悪くも強烈な属性付けのキャラが多く、ノリが軽すぎるという批判意見も聞かれた。ただし「ヤンデレ」に該当するサーリャや「厨二病」に該当するウードなどは公式人気投票でも上位を獲得する人気キャラとして受け入れられている。 また、今作では結婚(支援S)イベントの際に一枚絵が表示されるが、キャラが頬を染めたり背景がキラキラ輝いていたりとギャルゲー・乙女ゲー的な雰囲気のイラストのため、プレイヤーによっては好みが分かれる。 子世代キャラについて 本作の子世代キャラクターは、特定の親世代同士を支援をSにしたのち、対応する外伝マップをクリアすることで加入させられる。『聖戦』と異なり、カップリングの成立を手動で行えるうえ、スキルの継承もある程度自由にできるなど、育成要素に貢献している。 一方で、ルキナを除く子世代のキャラは、加入マップとDLC『絶望の未来』以外はストーリー上の活躍が見られない。また、子世代のユニットは両親から「固有クラスを除いた両親のクラスすべて」「能力の個人上限値」と純粋に長所を受け継いでおり、早い話が親世代の完全上位互換になっているため、仲間にした時点で親世代は子世代のほぼ劣化となってしまう。これは、主人公であるクロムやマイユニットも例外ではない。 『聖戦』でも子世代>親世代であることは変わらないが、そもそも親世代と子世代が別の軍という扱いであるうえ、彼我のステータスが上がる後半戦専用なので上のような問題は目立たなかった。 難易度をルナティックにすると、子世代キャラによってはマップに配置された敵が場違いに強すぎて加入は実質終盤になる、そもそも結婚(支援レベルS)を積極的に狙うのが困難(*8)であったりと、共闘がやりこみ・おまけ的な要素になっている感がある。そのため、『聖戦』ほどカップリングの議論が活発ではない。 なお、今作の子供キャラの出現条件は『聖戦』のどんな子供が生まれるか後半になるまでわからないという欠点を受けての任天堂側の発案である(ニンテンドードリーム2012年7月号のインタビューより)。これに関しては英断と言えるだろう。 マイユニットに関して 本作のマイユニットは「軍師」という立場をとっており、戦闘マップ上・イベント双方で軍師として指揮しているのだが、大局的な場面でとる策は奇策ばかりであるうえ、説明が少なすぎるため、シナリオをしっかり見て状況を考えておかないと無謀に見えてしまいがち。本シリーズで「軍師」と呼べるキャラクターが活躍すること自体、ゲーム内の演出ではほぼ見られない(*9)が、主人公の一人がこれでは感情移入できないという意見も目立った。 プレイヤーの選択による会話の変化など、分身であることをシナリオ面で生かしたアプローチも見られない。「プレイヤーの分身」と考えず「自分でキャラ設定出来る1人の登場人物」と捉え、『外伝』『聖魔』のようなクロムとのダブル主人公と考えるのが実情に合っているだろう。なお、リメイク作である『Echose』を除けば、次回作以降は毎回主人公が一人のみとなっている。 ユニットの能力は前作のマイユニットと同等に高く、性別限定のクラス以外のすべてのクラスに就ける、すべての味方キャラと支援を組めるなど、特別と言える要素はあるが、本作は子世代を中心に強力なユニットが山ほどいるので、その特異性は薄まった。また、クロムとの結婚が可能であったり、疾風迅雷を修得できることから、マイユニットは男性より女性の方が圧倒的に有利となっている(*10)。 「いつの間に通信」で配信される無料DLCである追加外伝マップの中に、『封印』『蒼炎』のトライアルマップや『聖魔』の敵対ユニット加入システムと同様に、劇中で死亡したはずのキャラや敵キャラを仲間に加えることができるマップがある。 過去作と同様にこのファンサービスを喜んだプレイヤーは多いが、変にメインストーリーとかみ合わせてしまったことから「蛇足」「ストーリーが安っぽくなった」という批判も見られた。 特にある重要キャラの再登場は、前半の山場でありムービーまで使っている熱いシーンが台無しになってしまったという不満も多い(*11)。 また、この追加外伝キャラは本編の一部キャラ同様マイユニットとしか支援が組めず、血縁者や因縁のある人物との描写は外伝マップでの会話(発生は任意)と、みんなの部屋の会話だけで済ませている。 問題点 システム面 最高難易度「ルナティック+(プラス)」の雑な調整 ルナティック準拠の敵陣営に加え、「カウンター」「絶対命中(強制的に命中率が100%になる)」「すり抜け(自軍キャラを通過して移動できる)」「月光+(原則必ず発動する相手の守備・魔防を半分にする攻撃)」などのバランス崩壊レベルの強力なスキルが、全ての敵ユニットにランダムに2個装着される。 この「ランダム」というのが曲者で、2章のハンマー持ち戦士に「絶対命中と月光+」などを筆頭に手出しできなくなるほど凶悪な組み合わせになる場合もある一方で「大盾(技%発動で剣、槍、斧、獣石の受けるダメージを半減)」と「大盾+(100%発動する大盾)」を同時に装着するなどの全く無意味な組み合わせになることまである。そのため敵のスキルがあまり強くないようになるまでリセットという、「敵吟味」が攻略上有効な方法になってしまっている。 難易度がシリーズ中最高水準に達するのは事実だが、その調整が非常に乱暴で、従来の評価の高いハード・ルナティックのような緻密な調整は皆無。高難易度を求めるプレイヤーからも評価は低い。 無論、遭遇戦も同じであり、本編以上の強さの敵がランダムにスキルを搭載しているため、例えフルカン育成をしていたとしても、疾風迅雷持ち以外は場合によっては戦う事すら許されない(*12)。 輸送隊で味方間での持ち物交換ができなくなった。また、同じ武器を預けると耐久度が自動で統合(例えば、1/50と12/50の鉄の剣を預けると、強制的に13/50の鉄の剣となる)されるようになってしまった。戦略上2本武器が必要なのに勝手に統合されてしまうと困るという状況にもなり得る。 すれちがい通信で相手に送信できるメッセージの漢字入力が若干面倒。 ひらがなから漢字に変換することができない。GBA時代の作品では出来た要素であるため、不親切さが目立っている。漢字は一覧から探す必要があるのだが、訓読みに対応していないため探すのに少々手間取る。技術的都合で出来なかったのかもしれないが…… また、すれちがい通信で対戦が可能なのは前述のとおりだが、本編中に組み込まれているため クラシックモードで敗北した場合、容赦なくロストする 。 シナリオ面 シナリオ面のボリュームはやや少なめで、ストーリーも駆け足気味で唐突な展開が目立つ。 序盤・中盤・終盤に大きく分かれている。シナリオの進行に応じて大きく舞台が変わるのは『聖戦』や『風花雪月』と同じだが、これらと異なりスケールの割に壮大さが感じられない。 前述した通り序盤はそれなりに評価されているのだが、それ以降は不評。特に中盤の「ヴァルム帝国編」に対しては、大陸出身者が味方にいるにもかかわらずストーリーにほとんど関わってこないうえ、ヴァルム帝国そのものがラスボスを含む本筋とあまり関係ないため、その必要性を疑問視する声もある。 終盤ではプレイヤーの与り知らぬところでシナリオに関わる重要アイテムを偽物にすり替えており、それによって難を逃れるシーンがある。所持している人間も承知の上で、それらに対する説明はあるが、その説明に対応した伏線は本編・外伝含め一切存在しないなど、物語上で種明かしされるまでプレイヤーすら把握できない情報が多々ある。 このように、シナリオ全体の説明不足が目立つ。本編攻略中、クリア後等に言及されてはいるのだがその説明が極端に少なく、注意して読まないと見逃しがちになってしまう。シナリオを見返す機能も無いため、見逃してしまったら訳が分からないまま進むことになってしまう事もある。 世界観・設定が薄い 各国の文化や風土、王族や各勢力の細かな事情、本編で見られる因縁となった出来事、などの説明が本編のみでは不十分。 過去作ではマップ攻略前にナレーションが入り、そこで様々な事情を説明することも多かった。今作は章前ナレーションが廃止されフリーマップ上で5行程度のあらすじを語るのみとなっている。 また、攻略の中で世界観に深みを与える要素である村や民家、特殊イベント、章ごとの拠点会話などの消滅・激減も世界観の薄さに拍車をかけている。先述した通り、支援会話で新しい設定が開示されることも少ない。 「百万の軍勢」などテキストでしか分からない説明不足な部分も多く、「南の街」や「北の街道」などと固有地名等による装飾も薄い。 旧作とのつながりがあまり活かされていない 概要で述べた世界観を共有した要素の多くは、ストーリー上はあまり存在する必要性が無い。新規ユーザーへの配慮としては頷けるものだが、発売前のいわゆる客寄せパンダ的な扱いに不満を述べる声も少なくなかった。 また、前述の通り後に『蒼炎』の主人公・アイクの末裔を名乗るキャラが追加されたが、これに関しては『暗黒竜』の世界観と関係ないうえ、深掘りする要素も見られないため評価は芳しくない。 挙句「(クロム親子や配信されているアイクの技として)実装されているのに天空を覚えない」「モーションの使い回しのせいで、ラグネルの間接攻撃が衝撃波ではなく投げつけ」といった要素がネタにされる。 同じく『蒼炎』からの類似要素であるタグエルやシリーズ恒例のマムクートに関しても、ストーリーに関わってくるどころか作中においてほとんど掘り下げられない。 特に本作新規の設定であるタグエルに関しては補完のしようもなく、「とりあえず出した」程度の存在となってしまっている。 また『紋章』『聖戦』に登場した神器や、『封印』『烈火』の神将器、『蒼炎の軌跡』のラグネルなど、基本的に世界に一つしかないとされている武器と同名のものが本編で敵ユニットの所持品として登場する。『紋章』に関しては同じ大陸なので不自然ではないが、ほかの作品のものに関する説明も全くない。 以上のようなストーリーに対する不満はスタッフも把握しているようで、「社長が訊く『ファイアーエムブレムif』」でも言及されている。 その他 支援関係 主人公であるクロムは、11章クリア後に強制的に結婚することになる上、候補相手が少ない。 そのうちの一人であるオリヴィエは、彼女の加入する章をクリアした時にクロムがもっとも支援ポイントの高い相手と結婚するため、クロムとオリヴィエを結婚させるなら「彼女以外の候補をすべて結婚させる」、もしくは「クロムとの支援ポイントを0にするため隣接・ダブル・回復の杖の使用などを使わない」といった戦略的に大きな制限のかかるプレイをすることとなる。普通にプレイしていてオリヴィエと結婚するというケースはかなり稀なので、半ば隠し要素として設定されている可能性もある。 スミアも結婚できる相手が男性のマイユニットを含めて5人と少ない。その全員を他の女性キャラと結婚させてしまった場合、彼女の独身が確定してしまい、彼女の子供が仲間に出来なくなってしまう。この件に関しては救済措置は一切存在せず(*13)、自由な結婚やカップリングを推しているシステムと相反してしまっている。さらに、そのうちの二人であるフレデリクとガイアは、結婚相手としては不適当とされている。 ヴァルム帝国編以降に仲間になるキャラは、マイユニットしか支援相手がいないなどクロムやスミア以上に悲惨(*14)。デュアルやダブルも使いづらく、冷遇される傾向にある。 父親と子供の支援会話などは内容を使い回しているため、不自然になることが多い(10人以上いる父親候補全てに固有の会話を作れ、というのも作業量的に無理はあるが)。DLC「絶望の未来」シリーズでは父親ごとに会話の内容が変わるようになった。 支援会話の回数に制限がない弊害として、同じ話題の繰り返しで不自然になる点が目立っている。シャンブレーは戦いを怖がる気弱な性格で、支援レベルを上げる度に気弱さを克服して男を見せるという流れだが、当然別のキャラの支援レベルではその流れは反映されないので……と言った具合。次回作以降は改善されているほか、『風花雪月』では他の支援会話の進行次第で内容が変化するといった試みもなされている。 DLC「異界の魔符シリーズ」に関して 限定アイテムを入手できるマップは槍玉に挙げられやすい。DLCで攻略に役立つ要素が追加されるのは当然なのだが、本作の場合、シルバーカードや特効無効化アイテム、スキル書など、過去作品では普通に入手でき、今作の本編や無料配信の外伝にも組み込む事ができ得るアイテムが有料DLC限定となっている事には疑問、ないし不満の声が聞かれた。なお本作では、DLC限定の味方ユニットは過去作からのゲストに限定されており、DLCでオリジナルのキャラが仲間になるのは『Echose』以降となる。それらのユニットは本編では基本的に出現しないことからストーリーに矛盾が生じないうえ、一部を除いて十分な人数との支援会話が可能なので、本作のように批判されることはほとんどない。また、『風花雪月』では、加入ユニット以外は強力な装備アイテム一つと、パラメータ増加アイテム、クエスト、アクティビティの追加に絞られているなど、本作での反省が見て取れる。 グラフィック面 戦闘アニメなどで使われる3Dモデルはどのキャラも中途半端にデフォルメがかかっている。 具体的に言うと腕が妙に大きく、足を曲げなくても手先が膝の近くまで届くほど。さらにつま先が異様に短く、足首が地面に刺さっているような不自然な状態になっている。加えて走り方も不自然。 また、今作の鎧のデザインは特に今までよりも奇を衒ったものになっており、否定的な意見も多い。 ユニットの戦闘グラフィックの使い回しから一部のクラスは誰がなっても和風というミスマッチな格好となってしまったり(*15)、勇者やジェネラルは単純に奇妙なデザインだったりする。 これも自由なクラスチェンジの弊害ではあるが、もう少し汎用的に通るグラフィックにすべきであったとも言えるだろう。 過去作キャラの3Dモデルがマイユニットと同じになっている影響で、衣装はもとより、髪型や配色が違和感が強いものになっているケースが多々ある。特に漆黒の騎士は素顔の上に黒くない、持ち武器であった剣がジェネラルだと使えない(これはシステム上已むを得ないが)など、とにかく悲惨。 いっそのこと漆黒の騎士としてではなく中の人の名義で出しておけば良かったのではないだろうか なお、DLCで登場する「異界のリン」は後に『ファイアーエムブレム無双』において3D化され、実際に動かすことができるようになった。 プレイヤー同士の手動対戦が出来ない。 対戦要素はデュアルタッグとすれちがい通信があるが、両方ともプレイヤーが自軍を操作することができない自動的な対戦であり、DS2作にあったような自軍を操作する対戦モードはなくなってしまった。 テキストにおかしいところがある 「みんなの部屋」やマップ上の特殊ポイントで、経験値や武器レベルが上昇する場合がある。 しかし、その際に発せられる言葉が全体的におかしく、「武器の手入れをした」と言いつつ経験値が入ったり、「特訓してきた」といいつつ武器経験値が入るなど、ちぐはぐな面が散見される。 総評 長らく完全新作が出ていなかったこと、そして「超集大成」と銘打ったことで非常に大きな期待を寄せられた一作。 新旧問わず多彩な要素を盛り込んだ結果として、やりごたえにあふれたボリュームや育成の奥深さ、キャラクター同士の掛け合いなどが支持された。 一方で、シリーズの核の一つであった「シンプルで奥深い戦術性」・攻略の面白さにかけては劣化したと言わざるを得ない形になった。また、「紋章の謎」や「外伝」との繋がりを含めた世界観の描写も不十分となり、そちらに期待していたシリーズファンの失望も誘発してしまった。 総じて長所と短所が混在するという結果に終わったものの、路線を変えたことによる新規開拓に成功したことから、結果的に崖っぷちであったシリーズの存続を決定づける(*16)一作となった。 余談 本作仕様の3DSを同梱した「スペシャルパック」が発売されている。 4月14日、任天堂オンラインショップでスペシャルパックの予約を受け付けていたが、販売開始時間が告知されず、九時頃には既にサーバーエラー。カートに入れる事が出来ても商品が消失したり、次のステップに進めないトラブルが発生し、十六時頃には前触れもなく販売が終了する大問題となった。 スペシャルパックだけあり、多数の転売屋が転売のために購入し、当日にはオークションサイトにこれが出品されているという事態も起きた。 次の予約日は本作の発売日、4月19日だったのもある。 このような事態が起きたのは、一度販売方法を変えると商品表示法に触れるためである。 操作説明書のキャラに敵キャラのインバースを起用したのは任天堂が発案である(ニンテンドードリーム2012年8月号)。 今作にも公式によるバックグラウンドのサイトが作られた。 しかし、マップ攻略ページのキャラに何故か『蒼炎』の序盤ボスが起用されていたり、会話のノリなど本編同様の悪ノリが表出しているため好みが分かれる。 それだけならまだしも、内容部分がゲーム内ですでに語られている内容が多かったり、ペレジアとの因縁の原因となる戦争や屍兵の正体など作中でさえ詳細不明の要素がそのままスルーされているものもある。それどころか一部キャラの描写が本編の設定と矛盾している箇所も見受けられる。(*17) 北米では2013年2月4日に発売。北米の情報サイト『IGN』の発売前レビューでスコア9.6を、『Gamespot』では8.5を獲得しているなど、発売前の評価は上々だった。 2021年現在でも、メタスコアで92点をマークしているなど、高い評価を受けている。 発売してからしばらく経ったのち、海外サイトに山上氏との対談インタビューが公開された。 その内容は要約するとFEの売り上げは年々低下していたため、任天堂のセールスマネージャーから「全世界でFE覚醒が25万本以上売れなければシリーズを終了させる」という宣告を受けたという衝撃的なもの。 シリーズの集大成として銘打たれたのも、こういった事情があったからなのだろう。なお、最終的に本作は全世界で125万本以上を売り上げるヒットを記録したため、シリーズ終了の難は逃れた。 なお、FEシリーズと対を成すSRPGの代表作「スーパーロボット大戦シリーズ」も、一時期打ち切りの危機に瀕していたが「第3次スーパーロボット大戦」が高い人気を得たことから存続が決まったなど、本作と似たような経緯がある。 開発者へのインタビューによると、本作はそれなりに難産だったらしく、企画段階でいろいろと没になったアイデアがあった模様。 没ネタの1つである『和風ファイアーエムブレム』に関しては次作である『ファイアーエムブレムif』に、『ファイアーエムブレム2011』なる現代戦がテーマとのアイデアは『幻影異聞録♯FE』に活かされたと考えられている。 没ネタにはもう一つ『ファイアーエムブレム火星』なる、SF風のSRPGにするというものもある。これは『風花雪月』にシャンバラと呼ばれるSFチックな施設が登場しており、そこに活かされたと見られている(*18)。 他作品への出演 後に大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの一作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にて本作よりルフレ(*19)とルキナが参戦している。 これについてはルフレは剣と魔法を両方使えるオールラウンダーキャラということで参戦、ルキナは開発中でこそマルスのカラバリ扱いだったが「マルスが持つ剣先の強判定が消え、威力が平均化された」ことにより別個のコンパチキャラとして隠し登場。一方でクロムは既存キャラのマルス・アイクに対する特色が少なく性能区別もしづらいため参戦見送りという理由が語られている。 そのクロムはルフレの「最後の切りふだ」や勝利ポーズ等でスポット登場している。参戦発表動画での『「俺の出番はないのか……」→※なくはないです。』というやり取りはネタになり、クロム役の声優である杉田智和氏もあるイベントでこれにちなんだ発言をしている。 2015年7月31日には剣術Miiファイターの追加コスチュームとしてクロムセットが配信された。 その後2015年11月12日に発売された『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』では任天堂からのゲストキャラとしてクロムとルキナが出演、さらに2015年12月26日に発売された『幻影異聞録♯FE』ではクロムが主人公の相棒を務めるなど、クロムの境遇については大分改善されてきている。ただし、2023年1月20日に発売された『ファイアーエムブレム エンゲージ』では、歴代作品の主人公たちが「紋章士」という存在になって本編で登場するのだが、本作からは唯一主人公でないルキナが選出され、クロムとルフレはDLC限定という状況に甘んじてしまう。 2018年12月7日発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではとうとうファイターとしてクロムが参戦した。性能としては『封印の剣』のロイのダッシュファイター(マイナーチェンジ)となっているが、上必殺技が独自のものに変わっており使用感は別キャラレベルで異なる。 次回作となる『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』では、本作のキャラが数人ゲスト出演を果たしている。また、次々回作となる『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』では、クリア後の隠し要素として、ギムレーと関わりのある敵との戦闘が可能になっている。
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登録日:2012/04/28(土) 10 07 51 更新日:2024/06/24 Mon 14 02 38NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 3DS DLCでMAPとキャラ販売 FE FE覚醒 ISの本気 ときめきエムブレム インテリジェントシステムズ ギネス記録保持項目 ゲーム コザキユースケ スーパーエムブレム大戦 ニンテンドー3DS ニンドリ ファイアーエムブレム ファイアーエムブレムシリーズ マウスプロモーション 一人二役多し 任天堂 婚活ゲー 時間 未来 相性占いはカオス 美鈴秋 良ゲー 覚醒 謎のマルス仮面…一体何者なんだ… 豪華声優陣 運命 集大成 滅びの運命か、希望の未来か。 出典:ファイアーエムブレム覚醒 BACKGROUND、https //www.nintendo.co.jp/fe/kakusei_bk/index.html、2018年01月16日 、ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 『ファイアーエムブレム 覚醒』は2012年4月19日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。 ファイアーエムブレムシリーズ第13作。 + 目次 【概要】発売後の展開 【あらすじ】 【主なシステム】 【登場人物】 【概要】 FEシリーズの完全新作としては、2007年の『暁の女神』以来5年ぶりとなる。(*1) サブタイトルが「○○の××」でない作品としては1999年の『トラキア776』以来13年ぶりであり、さらにCERO『B(12歳以上対象)』の作品となるのも同作以来である。 本作はシリーズの集大成を謳っており、過去作品で好評だった要素を積極的に盛り込んでいる。 FEシリーズは売り上げが低迷していたため、営業本部長の波多野信治氏から「ファイアーエムブレムは次の作品で最後」と通告されていた。 そこで悔いがないように当時のスタッフがやりたい事を詰め込んだ作品が、この『覚醒』であった。 発売前のPVや気合いの入りすぎたCMなどの効果もあってか、本作の売り上げは当初の想定を大きく上回る好セールスを記録した。 その気合いの入りすぎたCM (その剣…まさか!?) お兄ちゃん、あれ何!? (クロム、どうか貴方は…) ねえさん! お前は一体 何者なんだ…!? 僕ノ名ハまるすダ。 俺は…戦う! 滅びの運命か、希望の未来か。 ニンテンドー3DS ファイアーエムブレム 覚醒 2012年6月時点:約40万本 2013年11月時点:世界累計 約129万本 2014年12月時点:世界累計 約179万本 2015年6月時点:世界累計 約193万本 結果的に、海外を含めても当時最も売れたシリーズ作品となった。 本作の好調な売れ行きから開発前に宣告されていたシリーズ打ち切りは撤回され、次回作『ファイアーエムブレムif』を経てシリーズは存続することとなる。 キャラクターデザインはコザキユースケ。 ブログでネタ絵を描いたりもした。次回作のifも担当している。 本作は「携帯ゲーム機で発売されたターン制ストラテジーゲームの中で最も高い評価を得たゲーム」として2019年のギネス世界記録に登録された。 発売後の展開 発売後は、「ニンテンドードリーム」において読者にお馴染みの美鈴秋による公式外伝コミックが約1年間連載された。 ニンドリ2013.6には発売1周年記念の開発者インタビューが掲載され、特別付録としてコミックがすべて掲載された冊子(実質薄い単行本)が付属した。 冊子には開発スタッフやみすリン先生のコメントが1話ごとに書かれており、コザキ氏がコミック用に描き下ろした設定画も収録されている。 発売から約1年後にはドラマCDも発売され、2013年11月の時点で3作出ている。 また、上記の公式コミックの内容も取り入れられている。 ニンドリ2014.1では、「語られざる未来の世界」と題した未来編に関する特別企画が掲載された。 追加コンテンツや公式コミック、そしてドラマCDの内容を参考に、マークの謎や未来のシナリオについて深く迫っており、最終的に未来の物語の流れを表にまとめている。 また、開発元であるインテリジェントシステムズのスタッフが質問に答える形で、本編で語られなかった設定を明かした。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにはFEシリーズから何人か参戦しているが、本作はFEシリーズを見事に立て直した功績からかかなり優遇されており、2014年のスマブラfor/3DSにルフレとルキナが、2018年のスマブラSPからは前述の2名に加えてクロムもようやく参戦した。 【あらすじ】 公式サイトより引用。 人を慈しむ神竜ナーガと、人を滅ぼす邪竜ギムレーが司る世界。 あなたは記憶を失い、行き倒れていたところイーリス聖王国の王子クロムと、彼が団長を務める自警団に助けられ同行することに。 天変地異とともに現れた、人ならざる存在「屍兵」。 存在しないはずの2本目の宝剣を携えた謎の剣士。 邪竜を信奉する隣国のペレジア国の脅威。 数々の戦いの果てに、あなたと自警団は、やがて未来をかけた、大きな争乱に巻き込まれていく……。 【主なシステム】 戦闘中のキャラクターボイスおよびカットインの追加 なぜかマウスプロモーション出身の声優が多い。 フリーマップ 『聖魔の光石』と同じく、行ったことのある場所に戻り、物語とは無関係な敵と戦ってキャラを育成したり、店を訪れて買い物ができる。 いつでも何度でもキャラの育成や資金稼ぎができるため、シリーズ初心者でも遊びやすくなっている。 モード選択 『新・紋章の謎』に引き続き実装。 難易度設定とは別に、戦闘中に倒された仲間キャラクターがロストし二度と復活しない従来仕様の「クラシックモード」と、キャラクターが倒されてもロストせず次のマップからまた使える「カジュアルモード」の、どちらかを選択することができる。 みんなの部屋 『新・紋章の謎』の「みんなの様子」とほぼ同じ。 キャラ同士の雑談を聞けたり、キャラ同士が仲良くなったり、アイテムを入手することがある。 スキル 本作では下位クラスならLV1,10、上位クラスやマムクート等の特殊なクラスはLV5,15になるとクラスごとに決められたスキルを覚える。 一度覚えたスキルはクラスを変えても失われず、習得したスキルは最大5つまで装備することが可能。 クラスチェンジ 従来と同じように、下級クラスLV10以上で「マスタープルフ」を使うことで上級クラスへクラスチェンジすることができる。 さらに、今作では「チェンジプルフ」というアイテムを使うことで、異なる系統のクラスに就くことができる。(どのクラスに就けるかはユニットごとに決められている) チェンジプルフの使用条件は、下級クラスLV10以上or上級クラス。 具体的には、下級クラス・上級クラスから別の下級クラスへ、LV10以上の上級クラスから別の上級クラスへ、それぞれクラスチェンジすることが可能。 チェンジプルフでのクラスチェンジ後はLVが1になる。 これらはゲーム中でいくらでも入手できる為、これを利用していくらでもユニットを育てることが可能。 デュアル 本作の新システムの1つで、戦闘時に隣接もしくはダブル状態(後述)の味方ユニットが加勢してくれる。 能力が上昇する「支援効果」を受けることができる他、味方が追加攻撃を行うデュアルアタックや、味方が敵の攻撃を防御してくれる(ダメージは受けない)デュアルガードが発生することもある。 味方同士の絆が強いほど、支援効果の能力上昇の値やデュアルアタック/ガードの発生確率は高まる。 もちろんデュアルアタックが発生した場合、デュアルアタックをしたユニットにも経験値が入る。 ダブル 本作の新システムの1つで、味方ユニット2体を同時に1つのマスへ入れるというもの。「かつぐ」や「救出」に似たシステム。 前衛・後衛の概念があり、「ダブル」のコマンドをしたキャラが、された方の後衛につく。 ダブル中の戦闘は前衛が行い、後衛はデュアルによって前衛をサポートする形となる。 前衛と後衛は入れ替えることも可能。ただし、入れ替えてから移動することはできない。 これを利用すると、強いキャラAを未行動の移動の高いキャラBに隣接させ、ダブル→キャラBで敵の前まで移動→入れ替え→キャラAで攻撃……といったように、互いの長所を活かした行動ができる。 また、ダブル時前衛のユニットの能力は後衛のユニットの特徴に応じて上昇し、支援レベルが高いとさらに上昇する。 支援 デュアルやダブルで戦闘をしたりするとキャラ同士の絆が深まり、出撃準備時に支援会話が発生する。 支援会話を見るとキャラの支援レベル(C→B→A→S)を上げることができる。 支援会話が可能なキャラは全員Aまで支援を組むことができ、異性のキャラを1人だけ支援S(結婚)にすることができる。 また、従来とは違って支援効果が出るのは近接とダブルの時のみ。 結婚と子ども 支援をSにしたキャラ同士は結婚し、中盤以降に発生する外伝ストーリーを進めると、その夫婦の子どもが未来からやってきて本編に登場する。 子ども世代のキャラは基本的に母親側のキャラに対応する形で決まっているため、父親が誰であれ、特定の女性キャラからは特定の子供キャラが生まれるようになっている。ただし、子供の髪色は父親に依存する。(*2) 子どもキャラは外伝ストーリーに入った時の両親の装備スキルの最後の一つ、ステータスの傾向、就けるクラス等を継承して登場する。 うまく利用すれば、女性限定のクラスでしか入手できないスキルをもった息子やその逆といったこともできる。 子どもキャラは外伝中にクロムか母親で会話することで仲間にできる。 父親では駄目であることに注意(恐らくフラグ関係が難しいのだろう)。 通信要素 ローカルプレイでは他のプレイヤーとタッグを組んで勝ち抜き戦に挑むことができる。 また、すれちがい通信ですれちがった相手がマップ上に登場し、対戦等が行える。 大体普通じゃ勝てないくらい鍛えられているが。 初見ではネタバレのオンパレードになることもよくあること。 『いつの間に通信』では、シリーズ過去作に登場したキャラクターや貴重なアイテムが配信される他、有料コンテンツを購入できるようになる。 【登場人物】 一部のみ紹介。 掲載されていないキャラは「FE覚醒」でタグ検索、もしくはこちらの名簿を使うといいだろう。 クロム(CV 杉田智和) 本作の主人公。イーリス聖王国の王子でありながら自警団団長を務めている。王家に伝わる国宝「封剣ファルシオン」を持つ。 初期クラスはロード。なんとシリーズ初の転職可能な主人公である。 マイユニット プレイヤーの分身。デフォルト名は「ルフレ」。 記憶喪失になっていたところをクロム達に助けられる。なぜか彼の名前を知っていた。 前作とは違い、初期クラスは「戦術師」固定。 今作では物語の根幹に関わる重要人物であり、ほぼ完全にこの作品の主人公格のキャラクターである。(*3) また、異性の仲間なら誰とでも結婚できる為、全員と支援関係を結べる(ただしマークのみA止まり)。 因みに、子ども世代のキャラ等、マイユニとしか結婚できないキャラもいる。 また、Sの支援会話時には結婚イベント専用のイラストや告白ボイスが流れる。 IS覚醒しすぎだ。 リズ(CV 阿澄佳奈) イーリス聖王国王女であり、クロムの妹。 兄の率いる自警団にも所属している。初期クラスはシスター。 ウード(CV 高橋英則) 子ども世代のキャラ。初期クラスは剣士。 果てしない厨二病。 ここに項目があるのは母親が……(詳細は項目で) エメリナ(CV 岡村明美) イーリスを統治する聖王で、クロムとリズの姉。 心優しく、平和を愛する女王。 マルス(CV 小林ゆう) クロム達の窮地の前に現れた謎の剣士。 その姿は『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』の主人公マルスを思わせる。 なぜかこの世に一振りしかないはずのファルシオンを携えている。 通称「無限調合薬」 その正体とは……? フレデリク(CV 小野大輔) イーリス聖王国の騎士で、自警団の副長。戦の指南役も務める、今作のジェイガン。 スミア(CV 山本彩乃) シリーズ恒例のヒロイン的ペガサスナイト。 天然ドジっ娘。 ソール(CV 新垣樽助) シリーズ恒例の緑のソシアルナイト。 なにかと腹を空かせている。 ソワレ(CV 大原桃子) シリーズ恒例の赤のソシアルナイト。 ボクッ娘。 ロンクー(CV 子安武人) シリーズ恒例のキルソード剣士。 フェリア国出身の凄腕剣士……なのだが女性が苦手。 ティアモ(CV 岡田栄美) イーリス天馬騎士団所属の天馬騎士。スミアの幼なじみ。 文武両道かつ天才肌の人物で、何をやらせても完璧にこなしてしまう才女。 さらに誰もが羨む美貌をも兼ね備える、まさに非の打ち所のない女性。胸はあまり大きくないが クロムに片想いしている……が、ゲームの仕様上、彼女の恋が実ることはない。 サーリャ(CV 阿久津加菜) ペレジア王国出身のダークマージの女性。 いわゆるヤンデレで、プレイヤーの分身たるマイユニットに重すぎる恋心を抱いてしまう。 『軍の中で一番スタイルが良い』という公式設定に加え、全身タイツというエロすぎる格好、そしてプレイヤーに恋するヤンデレという性格からか、本作に登場するヒロインの中では非常に人気が高いキャラクターであり、かなりクオリティの高いフィギュアまで発売された。 アンナ(CV 世戸さおり) シリーズおなじみキャラ。 謎の行商人、通信の案内など各地に同じ顔・同名の姉妹が多数いる。 ジ○ーイさん。 ノノ(CV たなか久美) 4代目幼女マムクート。 もちろん結婚可能。 クロム「いくぞアニヲタ! 俺達の最後の追記・修正だ!」 ロック済み クロム「お前の……せいじゃ……ない……お前……だけでも運営……に……」 ドサッ……。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シリーズ最高の売り上げはSFC紋章でしょ? 次いで聖戦のはず。 海外含めてのシリーズ最高なのかな? -- 名無しさん (2013-11-19 22 16 00) 2本買って~キャンペーンで手に入れたけど面白かった 他のシリーズにも興味あるけど難しいのはな… -- 名無しさん (2014-01-11 23 40 59) 面白いけど硬派でこそFEって人には受け付けないだろうな -- 名無しさん (2014-01-12 01 03 40) もうちょっと敵ユニットの思考とか練ってくれてもよかったな。殆ど自軍に向けて突っ込んでくるだけなんだもん…。 -- 名無しさん (2014-01-12 01 11 36) ↑思考能力に欠ける屍兵や操られているだけのギムレー教徒はそれでO.K.だが、ヴァルハルトとかはもう少し『嫌らしい』思考でも良かった気もするな。とは言え西洋の重装騎兵(ソシアルナイトもこれに含まれる)による戦術の基本は馬の機動力を生かした突撃と突破や一撃離脱戦法だから突っ込んで来るのは間違いではないが。ヴァルム側に多い騎兵に『攻撃後の再移動』があったら難易度がかなり違ったと思う。 -- 名無しさん (2014-01-12 03 09 13) ↑×2故にチキを守るマップが今作の最高マップだと思う。攻撃範囲ギリギリで反撃狙った弓兵を華麗にスルーされた時はびっくりした。 -- 名無しさん (2014-01-16 23 36 48) 硬派(笑)。エアプレイヤー様の好きな御言葉。まあ、ギャルゲー要素がいままでより強めなのは事実だが。 -- 名無しさん (2014-04-01 23 15 49) ↑↑なお、隣接マスを空けてその周りの9マスをダブルユニットで埋めて待機すれば余程弱くない限り勝手に死ぬ模様 -- 名無しさん (2014-04-18 00 42 54) ギャルゲー要素が強いのは結構だけど、ワンパターンかつ狙いすぎなのが… -- 名無しさん (2014-05-01 16 40 10) ヴァなんたら帝国の存在感のなさ。ペレジアとずっと戦争してた方がよかったんじゃない? -- 名無しさん (2014-06-26 01 29 46) 何でクロムよりルフレの名前が上にあるの。 -- 名無しさん (2015-01-04 22 44 20) プレイヤーの分身(という体)のキャラだからじゃね、主人公とどちらが上でも良いんじゃない? -- 名無しさん (2015-07-05 19 00 12) ↑5 硬派というよりてごわいSRPGを求める人から不評な気がする。シリーズ最易だし高難易度は新暗黒と並ぶ糞調整だし -- 名無しさん (2016-01-28 20 54 53) 主軸のペレジア戦とか聖王ファミリーのシーンは結構お気に入りだなあ。ルフレ母親時の決戦前イベントとか凄い好き -- 名無しさん (2016-02-10 18 01 27) 海外での評価の高さは異常 日本のファンのものとの違いはどこで生まれたのか… -- 名無しさん (2016-04-03 12 14 56) 表面的な個性が強すぎる一方で掘り下げが薄いと言われるキャラクター達、やや単調でおおざっぱな調整、駆け足気味で突っ込みどころの多いストーリー、強力すぎる一部スキルやダブル、任天堂初の課金DLCと言った面から旧来のFEファンからの評価は低いことが多く、アンチも少なくない。とはいえ、やりこみ要素の充実、質の高いグラフィックやBGMなど高く評価される部分も多く、多くの新規層を取り込んだ功績は確か。批判する層でも、過去作と比べると見劣りするが楽しめない出来ではないという意見をよく聞く。 -- 名無しさん (2016-04-08 14 47 44) 世界地図見る度「フェリアの西半分をペレジア領にするかものすごい戦士か軍師かいて大苦戦強いられるとかでペレジアオンリーと戦わせてくれれば良かったのに」って思う -- 名無しさん (2016-04-16 23 45 20) ↑2日本じゃそんな感じで良くてつまらなくはない作品扱いなのに、あっちじゃ完全に傑作扱いなんだよな。某大手レビューサイトじゃ批評家スコア、一般ユーザースコアともに90点以上だし。翻訳とかがうまくやってシナリオを良くしたとかあんのかね? -- 名無しさん (2016-05-04 22 01 09) 海外は種死のシナリオが大絶賛されてキラがマンセーされたり三國無双や戦国無双のストーリーが毎回同じと言われたりという別世界なので… -- 名無しさん (2017-05-02 13 10 14) そりゃあ国が違えば好みの味付けも変わる…というか海外ってざっくり分けすぎだろ -- 名無しさん (2017-08-14 22 26 38) 公式サイトの画像をUPしました。日付はUP日なので公式がUPした日を知ってるかたは編集お願いします。 -- 名無しさん (2018-01-16 21 23 22) アカネイアのころから2000年も経過してるのに文明レベルが中世ヨーロッパのままで銃とか戦車とかが出ないのは不自然 -- 名無しさん (2018-08-06 11 46 17) 色々意見はあるが、なんだかんだコレが一番楽しかった -- 名無しさん (2019-10-18 10 35 42) 実質最終作だったから、こんなハジけた作品だったのかw 個人的には、覚醒は敵味方問わずどこか愛嬌があって好きだな。 -- 名無しさん (2019-11-23 13 20 18) これ以降のFEを見ると、覚醒で終わってた方が良かったんじゃないかとも思う -- 名無しさん (2019-12-09 23 14 30) 覚醒やifとは別次元のストーリー+世界一売れたSRPGの風花雪月を見ても言えるの? -- 名無しさん (2020-03-28 02 37 13) 外伝やヒーローズ含め、これまでのFEのメディア展開の数々で風花雪月が出来たんだから続いて良かったとしか言いようがない -- 名無しさん (2020-07-03 19 38 23) 追記修正のとこ笑ったwwセンスあるね -- 名無しさん (2020-08-02 21 16 32) 覚醒やifで反省点をまとめてヒーローズで資金を稼いでの流れで風花雪月が生まれたことを考えると反省はきちんと生かされてるから続いてよかったと思う -- 名無しさん (2020-08-08 14 45 21) ↑12そんな評価だったら次回作以降で海外はともかく日本の売り上げが大幅に落ちるし、偏見気味の評価じゃないのかね。 -- 名無しさん (2021-06-29 13 49 31) 10周年か……早いな -- 名無しさん (2022-04-19 05 18 34) やってもいない懐古厨が〜って言われるけど実際にやってみるとゲームとして酷すぎるよこれ 敵がひたすら突っ込んでくるのテストプレイしたらおかしいって分かるだろうに -- 名無しさん (2022-05-18 14 52 12) ゲームシステム上どうしても親が空気になりがちではあるんだけど、それを抜きにしても親世代は印象薄いキャラが多かった記憶。赤緑騎士とかグレゴとかリヒトとかロンクーとか、おなじみのポジションなキャラが特に。 -- 名無しさん (2022-11-14 11 22 22) ↑2もちろんその仕様が単調なのは分かるしスタッフも分かってて作ってるよ。だから本編の攻略に必要ない子世代加入マップとかでは突っ込んでくるだけじゃない敵もギミックのあるMAPもあるし。それだけシンプルにしてもなお難しいって意見が出てifではフェニックスモードなんてものが実装された、つまりそのぐらい簡単にしないと「新規への間口」にならなかったってこと。そして、そうまでしてでも新規を大々的に取り込まないとシリーズ終了宣告を乗り越えられなかったってこと。 -- 名無しさん (2022-11-14 14 01 07) どうせDLC量産するなら、クロム自警団限定マップとか欲しかった。その任務の帰りでマイユニ拾うみたいなの。 -- 名無しさん (2024-04-17 17 12 21) 名前 コメント
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作品概要 登場キャラクター・クロム ・ルキナ ・チキ シリーズ一覧 作品概要 シミュレーションRPGの草分け的存在『ファイアーエムブレム』シリーズの第13作(BSアカネイア戦記を除く)。 シリーズ作品ではあるものの、一部を除いて基本的に各作品の世界設定は独立している。 『覚醒』は第1作『暗黒竜と光の剣』を想起させる要素が随所にあり、共通のキャラクターも登場するが、『覚醒』単体でプレイしても問題ない。 人を慈しむ神竜ナーガと人を滅ぼす邪竜ギムレーが司る世界。プレイヤーは分身である「マイユニット(男女キャラメイク可)」として、記憶を失い行き倒れていたところをイーリス聖王国王子・クロムに助けられる。賊に襲われ戦闘になるも、卓越した戦術によってこれを退け、プレイヤーは軍師として一行に迎えられる。 イーリス王都へ向かう途中、天変地異に見舞われ、異形の存在・屍兵(しかばねへい)に襲われるが、仮面の剣士に救われた一行。彼は去り際にこう名乗った。「マルス。僕の名はマルスだ」と……。 千年以上前の英雄王の名を名乗る謎の剣士。彼の持つ二振り目のファルシオン。天変地異と屍兵。隣国ペレジアの脅威。 イーリス大陸を、世界の未来を揺るがす戦いの歯車が動き出そうとしていた……。 登場キャラクター ・クロム イーリス大陸東部に位置する「イーリス聖王国」の王子。右肩に聖痕を持つ、「封剣ファルシオン」の使い手。 英雄王の末裔で、姉に聖王エメリナ、妹にシスターのリズがいる。 争いを好まないがゆえに最低限の軍事力しか持たない国のために、王族でありながら自警団の団長を務め、日々平和を守っている。 CV 杉田智和 ・ルキナ 「絶望の未来」からやってきた、左目に聖痕を持つ、クロムの娘。 彼女のいた未来では、邪竜ギムレーが復活し、クロムは死亡している。彼女は自分自身と人々を鼓舞するため、父の形見となったファルシオンを手に髪を結い上げ男装し、かつての英雄王の名を名乗り戦いに明け暮れていた。 邪竜ギムレーを打ち倒すための儀式が不完全に終わってしまい、神竜ナーガの力を借りて絶望の未来を変えるため仲間たちとともに過去(覚醒本編の時間軸)へとやってくる。 余談だが誕生日は4月20日。第1作『暗黒竜と光の剣』、第9作『蒼炎の軌跡』の発売日と同じ日である。 CV 小林ゆう ・チキ 第1作『暗黒竜と光の剣』、第3作『紋章の謎』に登場した、神竜王ナーガの娘。 『暗黒竜』『紋章』では主人公マルスを「お兄ちゃん」と慕う無邪気な少女だったが、約二千年後の『覚醒』では落ち着いた大人の女性に成長している。 本作では非戦闘員のNPCという立ち位置だが、原作では「竜石」という道具を用いることで竜の姿に変身し、戦うことができた。 CV 大谷育江 シリーズ一覧 ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(1990 FC) ファイアーエムブレム外伝(1992 FC) ファイアーエムブレム 紋章の謎(1994 SFC) ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(1996 SFC) BSファイアーエムブレム アカネイア戦記(1997 SFC・サテラビュー) ファイアーエムブレム トラキア776(1999 SFC・ニンテンドーパワー 後にROM版が発売) ファイアーエムブレム 封印の剣(2002 GBA) ファイアーエムブレム 烈火の剣(2003 GBA) ファイアーエムブレム 聖魔の光石(2004 GBA) ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005 GC) ファイアーエムブレム 暁の女神(2007 Wii) ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣(2008 DS) ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜(2010 DS) ファイアーエムブレム 覚醒(2012 3DS) ファイアーエムブレムif(2015 3DS) 幻影異聞録 ♯FE(2015 Wii U)
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ファイアーエムブレムワールド ファイアーエムブレムシリーズの公式ポータルサイト。~ 初代から最新作に至るまでの各シリーズの簡単な紹介や公式サイトへのリンク、公式壁紙、~ 暗黒竜から蒼炎までの公式イラスト等が載っているミュージアム、~ 暁の女神以降の世界観や裏話、公式イラストが載っているバックグラウンド、 エムブラマーの知識を試されるファイアーエムブレム検定、~ 紋章から蒼炎までのBGMの試聴ができるサウンドミュージアムなど 初心者も経験者も見ていて飽きない作りになっている。~ ~ 簡単な遊び方や用語集も載ってあるので、未経験者を引き込みたい時には紹介してみるといいだろう。~ ~ 問題は更新が不定期であることか。~
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ファイアーエムブレム 覚醒(3DS)
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ファイアーエムブレム 覚醒 とは、【ニンテンドー3DS】用のゲーム。 概要 追加コンテンツ 第1弾 異界の魔符 第2弾 神軍師への道 ストーリー ゲームシステム キャラクター 味方 敵軍 関連作品 リンク コメント 概要 ファイアーエムブレム 覚醒 他言語 Fire Emblem Awakening (英語) ふりがな ふぁいあーえむぶれむ かくせい ハード 【ニンテンドー3DS】 メディア 3DSカード ジャンル ロールプレイングシミュレーション 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ プロデューサー 成広通樋口雅大山上仁志 ディレクター 前田耕平草木原俊行横田弦紀 キャラクーデザイン コザキユースケ プレイ人数 1~2人 発売日 ・パッケージ版2012/04/19 (日本)・ダウンロード版2013/01/30 (日本) 値段 4,937円(税込)→2,970円(税込) レーティング CERO B(12歳以上対象) 対応機能 ローカルプレイインターネットすれちがい通信いつの間に通信 シリーズ ファイアーエムブレムシリーズ 日本販売数 50万本 世界販売数 193万本 【ニンテンドー3DS】向けに発売されたファイアーエムブレムシリーズの1作。 前作である【ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~】までの売上が伸び悩んでいた事で、「『エムブレム』シリーズは、数字があまり出ないから、これが最後だぞ」というシリーズ終了の宣告を受け、悔いの無いようにやりたい事を全て積み込んだ作品。(参照) 『暗黒竜と光の剣』と『外伝』の未来を思わせるような大陸を舞台に、『外伝』のフリーマップ、『聖戦の系譜』の子世代システムやスキルシステム、『封印の剣』などの支援会話、『新・暗黒竜と光の剣』の兵種変更と武器錬成、『新・紋章の謎』のカジュアルモードとマイユニットと言った具合に、歴代シリーズの要素を片っ端から取り入れた集大成となっている。 ハードの進化により『暁の女神』ではムービーシーンのみだったボイスを大量に増加させており、マイユニットは各キャラクターと恋愛や結婚が可能となった事で、簡素ではあるが恋愛シミュレーション的な要素も多少含まれている。 更に任天堂のゲームでは初となる有料追加コンテンツに対応。それに伴い「魔符」という歴代シリーズキャラクターを仲間にする要素も加えられた。 集大成ではあるものの軍記物を扱うファイアーエムブレムシリーズ特有の重苦しい雰囲気は薄く、ストーリーからナレーションが消滅して簡潔気味な内容に変わっていたり、今までのシリーズ以上に濃いキャラ付けの仲間が登場したりと、全体的にライトな雰囲気が強い。そのために拒否感を示すユーザーも一部に見られていた。 こうした集大成要素、恋愛SLG、DLC、イメージ転換、3DS初期のソフト不足等の様々な要素が重なった結果、日本では久々に50万本を突破。更に今まで低めだった北米の市場でも好調に推移したため、世界累計で193万本を達成。これにより終了目前だったシリーズそのものが継続されるに至り、文字通り「覚醒」を果たした。 2013/01/30にはダウンロード版が販売された。 2016/09/15にはハッピープライスセレクション版が発売。それと同時に価格改定が行われ、2,970円(税込)へと値下げされた。 追加コンテンツ 任天堂初のDLCというだけあって、当初は値段設定が若干強気で、内容の善し悪しも安定していない。そのために配信時にはかなり物議を醸していた。 第1弾 異界の魔符 当初はこのような名称は付けられていなかった。 各マップをクリアすると様々なイラストレーターが描いた歴代キャラの魔符を何度でも貰える。 + 第1弾の一覧 異伝 英霊の魔符1配信開始日 2012/04/19、価格 309円(税込)、報酬 「英雄王マルス」の魔符発売時には2012/05/31までの期間限定で無償提供されていた。 異伝 英霊の魔符2配信開始日 2012/04/26、価格 257円(税込)、購入条件 「異伝 英霊の魔符1」の購入、報酬 「若き獅子ロイ」の魔符1の続編。 異伝 英霊の魔符3配信開始日 2012/05/02、価格 309円(税込)、購入条件 「異伝 英霊の魔符2」の購入、報酬 「暁の巫女ミカヤ」の魔符、全能力+2の書2の続編。 異伝 王対王 紋章編配信開始日 2012/04/26、価格 360円(税込)、報酬 「賢王リーフ」の魔符マルス軍とセリス軍の戦いに介入する。プレイヤーはマルス軍を支援する。 異伝 王対王 聖戦編配信開始日 2012/05/02、価格 411円(税込)、報酬 「聖王アルム」の魔符、魔戦士の巻物マルス軍とセリス軍の戦いに介入する。プレイヤーはセリス軍を支援する。 異伝 金と銀配信開始日 2012/05/02、価格 309円(税込)、報酬 軍資金魔符とはまったく関係のないゴールド稼ぎマップ。 異伝 紅対蒼 封印編配信開始日 2012/05/10、価格 360円(税込)、報酬 「清真女王エリンシア」の魔符ロイ軍とアイク軍の戦いに介入する。プレイヤーはロイ軍を支援する。 異伝 光対闇 光編配信開始日 2012/05/17、価格 360円(税込)、報酬 「碧空の勇王エフラム」の魔符主人公たちと敵将たちの戦いに介入する。プレイヤーは主人公たちを支援する。 異伝 マミーの楽園配信開始日 2012/05/17、価格 309円(税込)、報酬 マミー(経験値)魔符とはまったく関係のない経験値稼ぎマップ。どんどん逃げてしまうため効率はかなり悪く、別のマップで稼いだ方が良い。 異伝 王対王 決戦編配信開始日 2012/05/24、価格 411円(税込)、報酬 「光の公子セリス」の魔符、エリートの書マルス軍とセリス軍の両方と戦う。エリートの書が強力で、敵が多いため経験値稼ぎもしやすい便利なマップ。 異伝 無限の神器配信開始日 2012/05/24、価格 309円(税込)、報酬 シルバーカード宝箱から武器レベルAの強力な装備が手に入るマップ。報酬には書いてないがエルトシャンの魔符も貰える。 異伝 紅対蒼 蒼炎編配信開始日 2012/06/07、価格 411円(税込)、報酬 「優王女エイリーク」の魔符、花嫁のブーケロイ軍とアイク軍の戦いに介入する。プレイヤーはアイク軍を支援する。 異伝 光対闇 闇編配信開始日 2012/06/21、価格 360円(税込)、報酬 「聖女セリカ」の魔符主人公たちと敵将たちの戦いに介入する。プレイヤーは敵将たちを支援する。 異伝 紅対蒼 決戦編配信開始日 2012/07/05、価格 411円(税込)、報酬 「草原の公女リン」の魔符、アイオテの盾ロイ軍とアイク軍の両方と戦う。 異伝 光対闇 決戦編配信開始日 2012/07/26、価格 411円(税込)、報酬 「蒼炎の勇者アイク」の魔符、限界突破の書異界の魔符シリーズ最後のコンテンツ。主人公たちと敵将たちの両方と戦う。 第2弾 神軍師への道 第2弾では歴代シリーズではなく、『覚醒』のキャラや世界観を掘り下げている。 また、ゲーム本編の不満要素を拾ったような形も取られており、高難易度や特殊な条件のマップ、本編では発生しない組み合わせの会話なども楽しめる。 + 第2弾の一覧 異伝 絆の収穫祭配信開始日 2012/08/09、価格 205円(税込)本編ではあまり見る事のできない同性同士の会話を見る事ができる。難易度は低い。 異伝 生と死の境に配信開始日 2012/08/09、価格 257円(税込)、報酬 「白騎の末妹エスト」の魔符高難易度マップ。マップのほぼ全てにダメージ床が存在する特殊なシチュエーションで強力な敵と戦う。 異伝 五人のアンナ配信開始日 2012/08/30、価格 257円(税込)、報酬 「白騎の次姉カチュア」の魔符高難易度マップ。離れた場所にいる5人のアンナ防衛するマップ。 異伝 迷宮の追跡戦配信開始日 2012/09/13、価格 257円(税込)、報酬 「白騎の長姉パオラ」の魔符高難易度マップ。ターンごとに開閉する特殊な壁を潜り抜け、逃げる巨大ゾンビを倒す。 異伝 絶望の未来1配信開始日 2012/10/04、価格 257円(税込)絶望の未来での戦いを描く。 異伝 絶望の未来2配信開始日 2012/10/11、価格 257円(税込)絶望の未来での戦いを描く。1を買って無くても購入可能。 異伝 絶望の未来3配信開始日 2012/10/18、価格 257円(税込)絶望の未来でのギムレーとの決戦が描かれる。1、2を買って無くても購入可能。 異伝 絆の夏配信開始日 2012/11/01、価格 205円(税込)親世代同士の会話や、人気投票上位のクロム・ガイア・サーリャ・ティアモの水着姿を見る事ができる。難易度は低い。 異伝 絆の秘湯配信開始日 2012/11/15、価格 205円(税込)子世代同士の会話や、人気投票上位のウード・アズール・ルキナ・セレナの浴衣姿を見る事ができる。難易度は低い。 異伝 最も強い者の名配信開始日 2012/11/22、価格 309円(税込)、報酬 「迷える軍師カタリナ」の魔符最後のDLC。高難易度マップ。本作最強の敵達と5連戦をする。 ストーリー 人を慈しむ神竜ナーガと、人を滅ぼす邪竜ギムレーが司る世界。 あなたは記憶を失い、行き倒れていたところをイーリス聖王国の王子クロムと、 彼が団長を務める自警団に助けられ同行することに。 天変地異とともに現れた、人ならざる存在「屍兵」。 存在しないはずの2本目の宝剣を携えた、謎の剣士。 邪竜を信奉する隣国ペレジア国の驚異。 数々の戦いの果てに、あなたと自警団は、やがて未来をかけた、 大きな争乱に巻き込まれていく…… ゲームシステム ※SRPGやシリーズの基本は【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】も参照。 ダブル本作では仲間と二人一組になって1ユニットとして行動する「ダブル」というシステムが搭載されている。類似システムの「かつぐ」や「救出」とは異なり、「ダブル」になるとユニットのステータスが上がり、敵に追加攻撃を行う「デュアルアタック」、敵の攻撃を防ぐ「デュアルガード」といった強力な技をランダムで使用してくれる。 フリーマップ制度『聖魔の光石』以来となるフリーマップを採用。自由に敵と戦える。今回はマップ中に店が存在せず、フリーマップで各所に行って購入する必要もある。敵がいなくなったら「匂いの箱」というアイテムで呼び寄せる事もできる。 結婚と子世代異性同士のキャラの支援を進めて支援Sにするとそのキャラ同士が結婚し、女性キャラに依存した子供が生まれる。12章まで進めている場合、その子供ユニットが仲間に加わる外伝マップを遊ぶこともできる。マイユニットが支援Sになった場合、フルボイスで特殊なセリフと赤面しているムービーを見る事もできる。このムービーの存在のためか、マイユニットはマイユニットの子供と魔符以外の全ユニットと支援Sにして結婚が可能。 兵種とスキル本作では兵種の変更に「チェンジプルフ」というアイテムが必要となり、ユニットによって付ける兵種が変わる。また、「チェンジプルフ」による兵種の変更は、上級兵種から下級兵種への変更もできるようになったため、お気に入りのキャラを好きなだけ育てられるようになった。各兵種でレベルを上げると兵種に応じたスキルを習得でき、スキルは一度に5つまで装備できる。兵種を変えても一度覚えたスキルはなくならない。 デュアルタッグローカルプレイでは2人で敵と戦う勝ち抜き戦・デュアルタッグを楽しめる。勝利数に応じてアイテムを貰える。 チームの交換マイユニットを含めた10人のキャラでマイチームを編成し、他のプレイヤーとすれちがい通信で交換を行える。すれちがったプレイヤーは自分のフリーマップ上に出現し、戦ったり、スカウトしたり、アイテム購入を行える。 いつの間に通信の配信本作はいつの間に通信を利用した配信要素が複数ある。これらは実質、無料追加コンテンツのような形となっている。歴代キャラクターたちの魔符がフリーマップに出現する「配信チーム」、アイテムを貰える「配信アイテム」、ゲーム終盤の外伝マップ「配信マップ」、デュアルタッグ用の敵チーム「配信デュアル」をそれぞれ受信可能。 名声値と名声ボーナスマップをクリアしたり、配信チームやすれちがい相手と戦闘すると名声値という数値が増えていく。これに応じて様々なアイテムが貰える。名声値は全てのセーブデータで共用できるため、周回特典も兼ねている。 難易度とモード本作でも『新・紋章の謎』と同様、クラシック・カジュアルモードから選択ができる。難易度はノーマル・ハード・ルナティックの3種類となり、ルナティックをクリアすると更に難易度の上がった「ルナティック+」が追加される。 光マス遭遇戦ではキラキラと光っているマスが出てくる場合がある。これの上に止まると様々なボーナスやアイテムが手に入る。 DLC異界の門では追加コンテンツを購入して遊ぶ事ができる。ラインナップはこのページ上部の追加コンテンツを参照。 キャラクター 味方 【クロム】 マイユニット(【ルフレ】) 【リズ】 【フレデリク】 【ルキナ】 敵軍 【ファウダー】 【ギャンレル】 【インバース】 【ヴァルハルト】? 【ギムレー】? 他のキャラクターは【ファイアーエムブレム 覚醒】/キャラクター?を参照。 関連作品 【ファイアーエムブレム if】 リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
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タイトル ファイアーエムブレム 覚醒 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 3DS 外見 設定によって、2D絵と3Dモデルの両方が変化する。体型…3種(男は青年、少年、おっさん。女は少女、ロリ、お姉さん)顔…体型ごとに5種(眼帯や糸目あり) 髪型…体型ごとに5種 髪色…20色 装備 クラスに準じる セリフ&ボイス 男女5種ずつ男は僕1(青年)、俺1(熱血)、僕2(少年)、俺2(兄貴)、無口女は私1(少女)、私2(凛々しい)、あたし1(姐御)、あたし2(ロリっぽい)、無口 ただし、ボイス担当声優は合計3名(男性2人女性1人)なので声のバリエーションは多くはない「無口」に設定すると、見事にセリフが無くなる(「……」「……!」などになる) 性格 固定(記憶喪失。知的で好奇心旺盛。料理は苦手) 仲間 数多くのユニークキャラから選ぶ 育成 一部の特別クラスと性別限定クラス以外なら全クラスチェンジ可能。専用クラス『軍師』『神軍師』(剣と魔法書を装備可能) ファンタジーS・RPGファイヤーエムブレムシリーズ22周年記念作品。 新・紋章の謎に続き、マイユニットシステムを搭載。 マイユニットはもう一人の主人公クロム王子とともに、物語の核となる人物。 味方軍の軍師という立場もあり、ほとんどのシーンで登場し、セリフも多い(無口タイプ除く)。とある大きな運命も持つ。 本作には『支援会話(特定の仲良くなったキャラ同士の会話イベント)』『結婚(特定の男女間でのみ成立)』といったシステムがあるが、 マイユニットのみ、全加入キャラ(通信キャラは除く)との会話イベントがあり、さらに全加入異性キャラとの結婚が可能。 結婚は重婚・同姓婚不可。マイユニット結婚時のみ相手のキャラの特殊CG+告白音声あり。 誰かしら結婚すると、母親キャラごとに特定の子供キャラが十代後半の姿で加入する。マイユニットが未婚であれば、その子供キャラと結婚することも可能。 子供の能力や髪の色は、両親の影響を受ける。 どのキャラと結婚しても、マイユニットには別枠で異性の子供が生まれる。子供の髪色は結婚相手のものになる。