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ワンピース 海賊無双3 【わんぴーす かいぞくむそうすりー】 ジャンル 無双アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ メディア BD-ROM / PlayStation Vitaカード 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 コーエーテクモゲームス 発売日 2015年3月26日 定価 【PS4/PS3】8,424円【PSV】7,344円(共に税込) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 良作 ポイント シナリオは大幅に改善一通りの人気キャラが使える過去作よりは無双している 無双シリーズ ONE PIECEシリーズ ワンピース 海賊無双3 デラックスエディション 【わんぴーす かいぞくむそうすりー でらっくすえでぃしょん】 対応機種 Nintendo Switch メディア Nintendo Switch専用ゲームカード 発売日 2017年12月21日 定価 6,380円 判定 良作 ※共通情報は省略 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『ONE PIECE』×『無双』の3作目。今回は3機種同時発売に加えて、後にDLCを全収録したSwitch版『デラックスエディション』も発売されている。 ストーリーは、『2』と違い原作再現を重視した方向性になっている。 システム 基本システムに関しては無双シリーズの伝統にのっとっているため省略。 ただし、ガードとジャンプは大胆にオミットされている。その代わり回避が非常に高性能。 戦闘では、「ナワバリ」の奪い合いが重要視されている。敵ナワバリ内では大量の雑魚敵が出現し、これを潰していくことでナワバリの耐久力を減らし、0にするとそのナワバリを奪える(*1)。 敵も味方のナワバリを奪おうと侵攻してくる。敗北条件に指定されている重要ナワバリを奪われると問答無用で敗北。 アクション面では「キズナ」システムが特徴。 本作では一部状況を除き、常に仲間キャラが存在する。仲間を連れた状態で敵を倒すとキズナレベルというものが上がり、キズナレベル2以上の状態で攻撃すると「キズナアタック」という援護技が出る。 さらにキズナゲージをマックスにした上でR2ボタンを押すと、「キズナラッシュ」が発動。一定時間キズナアタックが大幅に強化され、本体性能も向上する。 さらに効果中に○ボタンを押すと「キズナ必殺技」を発動し、合体攻撃が出る。ただし、発動するとキズナラッシュは強制的に終了する。 キズナ必殺技を発動させずに、もう一度R2ボタンを押すとキズナラッシュを中断することもできる。一見メリットがなさそうだが、終了後のキズナレベルが2になるという効果があるため、特にキズナ必殺技を使うべき強敵がいないなら途中で中断するのも戦略。 キズナラッシュを一度でも発動させた仲間には同盟マークが付き、以降別のキャラとキズナラッシュを発動させた時に同時にキズナアタックをしてくれるようになる。つまり、複数の味方と何度もキズナラッシュを重ねていくことで、どんどんキズナラッシュ自体が強化されていく。 キズナ関連の攻撃で敵を倒すと「!」マークが蓄積されていき、一定数溜めればその仲間のレベルが上がってギャラリー要素が解放されたりスキルが追加されたりする。 ゲームモードは原作シナリオを再現した「レジェンドログ」と、レジェンドログを好きなキャラクターで遊べる「フリーログ」に加え、様々な特殊なシチュエーションでステージをクリアする「ドリームログ」の3つ。 レジェンドログではストーリー中に「ドリームイベント」「レジェン度」という特殊なシステムがある。 ドリームイベントは、条件を満たすことで主に原作を再現したイベントが発生するもの。一部を除き特別メリットはないが、コンプリートすることでレジェン度が上がる。 レジェン度は特殊な条件を満たしてクリアすることで徐々に上がっていき、上がるごとにコインがもらえる。ここでしかもらえないコインもあるので重要。 成長システムは「レベル」「スキル」「コイン」の3種類。 レベルは普通に敵を倒して経験値を積むことで上がる。ベリーを消費して、最大レベルのキャラクターと同じレベルまで成長させることも可能。 スキルは、ゲーム内に登場する様々なキャラクターの「スキルポスター」というものの条件を満たすことで手に入る。任意の組み合わせで装備でき、スキル枠はコインで成長させることができる。 コインは強敵を倒したりすることで手に入る。指定されたコインを指定された枚数消費することで、各ステータスが上昇する。一部特殊なコインを使うと新しい必殺技を覚えられることもある。 『2』にあった、コインをスキルノートに並べるシステムは削除された。 評価点 ゲームシステムは非常にシンプルに整理された。 わかりやすく言えば、「とにかく指定された場所まで行って敵を吹っ飛ばす」を繰り返せばとりあえずクリアは可能なバランスになっている。 一部厄介なギミック技を使ってくる強敵もいるが、その場合も「赤エリアで表示された危険エリアから離れる」だけで回避できるのでわかりやすい。 育成システムも「育てたいキャラにとにかくコインを突っ込めばいい」と非常にシンプル。基本的にコインは該当する敵キャラを倒せば手に入るので、足りなくなった場合の補充場所もわかりやすい。 ただ、これに関しては「育てがいがなくなった」と批判的に見る声もなくはない。とはいえ後述のようにキャラクターが増えたので、あまり複雑にもできなかった事情はあるだろう。 単純な草刈りゲーにとどまらず、トレジャーイベントでは手順に頭を捻ったり迅速な行動が求められるものもあるため、多少の謎解き要素もある。 もっとも、基本的にトレジャーイベントは無視しても戦局にそこまで大きな影響はなく、一度のプレイで全て達成することも求められないので、レジェン度100%を目指す場合でも少しずつ進めればいい。ストーリーを追体験するだけなら、難易度を「やさしい」にしておけば特に強化を考えることなくレジェンドログだけプレイし続けられる。 爽快感はかなりのもの。 必殺技ゲージがたまりやすく、さらに最大5本まで溜められるので、ガンガン必殺技を使って敵を吹っ飛ばしていける。敵の出現数は、マシンパワーの向上もあって無双シリーズ全体で見ても多め。 キズナラッシュは最大4人まで同時に援護してくれる。操作キャラ合わせて5人がかりでの合体必殺技はド派手で気持ちいい。 キャラクターバランスはあまり褒められたものではなく、ほぼ満場一致で「藤虎」「白ひげ」が強すぎる、と指摘されるが本家無双における「呂布」や「本多忠勝」のようなもの、と受け取られておりあまり非難はされない。原作のパワーバランス的にも妥当なラインであるし。 極端に弱すぎるキャラもおらず、大体のキャラクターで一通りのステージは攻略可能。 操作キャラが大きく増えた。 モリアとドフラミンゴが追加されたため、七武海は新旧含めた全員が使用可能になった。また、出し惜しみ感があったシャンクスがようやく操作可能キャラになった。 意外なところではたしぎが初期キャラとして追加されている。パンクハザード編の都合もあっただろうが。しかもR1がかなり使いやすく強い。 他にもイワンコフ、マゼランが使えるようになった他、サボや藤虎と言ったドレスローザ編の重要キャラも使用可能になった。 麦わらの一味及びティーチは能力違いで別キャラクターが存在するため、実質的な使用可能キャラクター数は47人と、無双シリーズ全体で見てもそれなりの人数になっている。 また、NPCキャラも「仲間」という形ではあるが、使用可能になっている。名有りのNPCならどこかで使えるステージはある。ラパーンなど意外なキャラクターもNPCになっている。 賛否両論点 シナリオについて。 「制約が多い中でも頑張っている」と評価する声もあれば、「いやそれでも省略しすぎだろ」という声もある。ただ、「『1』よりは大幅に改善された」というのは間違いない。 エピソード丸ごとカットされたのは双子岬、ウィスキービーク、リトルガーデン、デービーバックファイトぐらいで、『1』では省略されていたゾロやウソップ、ブルックとの出会いや空島編もちゃんと描いているのは十分な評価点。 また「ドラム王国の桜」や「アラバスタでの別れ」、「ゴーイングメリー号との別れ」など、重要なエピソードはキッチリ描かれておりムービーでの再現度も高い。特にドラム王国編は原作では部下を生み出せるとはいえワポルが単独で現れたところをルフィ、サンジ、チョッパーで迎撃する流れだったが、今作ではワポル打倒のために王国民たちをビビ達居残り組が連れて来た設定に変わっており、本編とも異なる一大合戦になっている。ゾロやウソップ、ラパーンまでもしっかり活躍しており必見。 反面、登場するのが基本的に重要キャラ・ボスキャラだけで幹部級のキャラがことごとく省略されているため、どうにも再現度が片手落ちになってしまっている感は否めない。 仕方ないとはいえ、ステージの構造も原作を考えるといろいろとおかしい。陸地に接岸しているバラティエとか。海上レストランじゃないのかよ。 ラブーンの存在がなかったことになっているため、ブルックが仲間に加わる理由がやや薄くなっている。一応、ゲーム内の描写だけでも矛盾があるというほどではないが。 描写的に省略されてしまった部分も多いため、脳内補完が大事になってくる。原作ファンなら首を傾げる部分もあるとはいえそれなりに楽しめる出来ではある。 ラストステージは発売当時未完だったドレスローザ編をオリジナルストーリーで描いたもの。 内容としては、敵に藤虎に加えて黄猿まで加わり、一方クザンが味方キャラとして登場してさらに黒ひげまで乱入してくる…というオリジナルに相応しいお祭り騒ぎなシナリオ。 しかし、黒ひげの登場するシチュエーションがおかしい。なんと「黒ひげがドフラミンゴと同盟を結び、工場を守るために麦わらの一味に襲い掛かる」というなんとも妙な設定で出てくる。 基本的にドフラミンゴと黒ひげは敵対する立場であり、原作の設定的にも協力する理由など微塵もない。IFストーリーとはいえ、原作の立場をここまで無視するのも…(*2)。 黒ひげの部下であるバージェスがメラメラの実を求めている部分は原作と同じなのだから、いっそ難しいことを考えずに「メラメラの実を手に入れようと、黒ひげ海賊団がルフィ及びドフラミンゴ両方と敵対する第三勢力として戦場に乱入してくる」で良かったのではないだろうか。 問題点 キャラクターに関して。 前述のように「無双」というゲームの性質上、ある程度キャラクターの選別は仕方ない部分は多いし、大体の人気キャラは使えるようになったので、そこまで大きな不満点は聞かれないが、やはり本作でも首をひねる部分はある。 大きな疑問点としてはビビの扱いだろうか。プレイアブルでないのは仕方ないとしても、なんとNPCですらない=仲間キャラとして使えない。「もう一度仲間と呼んでくれますか」イベントは完璧に再現しているのに、この扱いは…。ラパーンですら仲間にできるのだから、そこはもう少しこだわっても良かったのではないだろうか? 一部の難易度がやや理不尽。 ドリームログでは敵勢力が特定のナワバリを目指して移動しており、自軍がそれを阻止するミッションがよく見られる。だがこれが曲者で敵はこの時ナワバリ到達を最優先しているため、こちらの陽動はおろか友軍が正面からぶつかっても目もくれずにナワバリへ突っ込んでいく。このためこちらから素早く倒しては討って出るを繰り返さなければならないのに、時として敵軍総大将が問題のナワバリの目の前に配置されてしまうことも少なくない。最後の最後でこちらを嘲笑うようにナワバリを取られて苦労が水泡に帰すプレイヤーは数知れず。 これにマップの嫌がらせが追加されると難易度が極悪化する。「オレンジの街」や「スリラーバーク」のように高低差のあるステージでは急いで向かっても行き止まりになってしまうこともザラで、特に白ひげやクザンなど足の遅いキャラは最短距離で走らないとまず間に合わない。 原作再現のためにサンジは女性キャラへ極端にダメージが入らない仕様であるが、困ったことにアラバスタ編では敵としてロビンやたしぎが現れるため苦戦を強いられがち。しかもロビンは時間制限でたしぎを倒してしまい、トレジャーイベントが1つ失敗になってしまうため、サンジでのプレイはMr.2とのトレジャーイベント達成以外を同時に狙いにくい。最もルフィやゾロで他のイベントを片付けていけばいい話ではあるのだが。 またスリラーバークのブルック操作によるトレジャーイベントも、迷いの森でクルーを全員探し出した上でオーズ戦まで誰も敗走寸前に追い込まないという高難易度となっている。ただでさえ迷いやすい構造の迷いの森は、ご丁寧にマップも霧で覆われて見えなくなっており、初回プレイではまず間違いなくブルックの操作に慣れないうちに道に迷い続け、チョッパーが合流前に敵に囲まれてやられてしまう。運よく突破出来たとしてもその後に待ち受けるのはペローナ、モリア分身体、オーズの連戦である。冗談抜きでこのトレジャーイベントは白ひげの「健康第一」とシャンクスの「戦場のカリスマ+」を揃えた上で、ドリームログでスリラーバークのマップを覚えてからの攻略が無難である。 そして扱いに困るのがローによるパシフィスタ停止作戦。自分一人なら目的地まで誘き寄せるだけでいいのだがいかんせん仲間たちが邪魔で上手く進んで来てくれない。特に開始時から配置されているナミはダメージが蓄積しやすい上にパシフィスタに突撃しやすく、やられやすい。 仲間キャラを自由に選べない。 そのため、レジェンドログで仲間として使えないキャラは該当するキャラが仲間として出現するステージをドリームログで探さないと仲間レベルが一向に上がらない。 特にアルビダのスキルを解放するのがナミのスキルを解放する前提条件であるため、アルビダが出てくるステージを見つけないとナミのスキルだけ全然埋まらない。ドリームログで「東の海」のカテゴリを指定したステージならあるものの、バギー・クロ・クリーク・アーロン・ついでにハチとライバルも多く出現率は高くない。女海賊No.1を決めるマップではアルビダ軍を結成するため確実にチームを組めるが、相手はMr.2とイワンコフという強豪であり苦戦は必至。 ロビンのスキルは更に厄介でクロとMr.1のスキルを解放後に開始となる。Mr.1はマリンフォード編で味方として登場するので難しくはないが、クロはアルビダ同様にドリームログで遭遇しなければならない。どちらも達成条件が難しくないことが救いか。 同様にチョッパーもビスタ、ハチ、ローのスキルをコンプリートしてからでないと解放が始まらないが、ビスタとハチはストーリー内で必ず味方として登場するのでフリーログ周回で割と達成できる。更にローは初期キャラの一人である上にROOMの使い方さえ押さえればかなりの強キャラである事からさほど苦には感じない。 問題はフランキーのスキル。フランキーは「肉を身体に++」からスタートなのだが、このスキルは先に戦桃丸とバージェスのスキルをコンプリートしなければ開始されない。ストーリー中で彼等が味方になることはないためドリームログで遭遇した所を協力しなければならないのだが、バージェスがとにかく敵としての登場ばかりで味方で出現しにくい。ストーリーがエッグヘッド編まで進んでいればまだ違ったのかもしれないが……。 スキルシステムがやや練りこみ不足。 使い勝手のいいスキルと悪いスキルの差があるのはまだいいとしても、例えばスキルソートがないのはスキルの数が増えてくるとかなり不便。スキルが並ぶ順番は、「覚えた順番」そのままである様子。 キズナ必殺技のテンポが悪い。 演出は派手だが、技名コールをスキップできないため、同盟を組んだ仲間が増えていくとテンポがかなり悪くなる。 一部コインが集めづらい。 ギア2を始めとする麦わら海賊団の強化技はCP9編を各クルー操作でクリアしなければならない。バスターコール後に味方の敗走が起こりやすい高難易度のステージを、必然的に5周を要する。 特にオーズのコインはオーズそれ自体が倒すのが面倒くさい上に、ステージが厄介なギミック盛りだくさんのスリラーバーク一択なのが痛い。幸いなのはレジェン度70%到達で必要最低限(麦わら海賊団+モリアとペローナ)が集まるところか。 同様にドリームログを始めると軒並みスリラーバークキャラのコインが枯渇しがち。救済措置としてモリアとペローナはプレイアブルとなっているが、どちらも上級者向けのテクニックを要するため慣れるまでは時間がかかる。 ドリームログではキャラクター選択のためにいちいちメインメニューに戻らなければいけないちょっと手間のかかる仕様になっている。 相変わらずDLCが多い。 ただ、基本的には衣装とドリームログの追加ステージだけなので、プレイする幅としてはそこまで大きな違いはない。また『2』と共有できる衣装も多い。 DLCを全て盛り込んだSwitch版を後発で発売するのも「完全版商法」に近い面がある。しかし、Switch版はオンライン協力プレイができないため、完全版として見ても微妙な面が…。 総評 全体的に細かい不満点は散見されるが、とりあえず「ワンピースのキャラクターを使って無双する」という一点に関して言えば目立った問題点はなく、ワラワラ感に関して言えば本家無双にも劣らない出来。 ストーリーも、省略された部分や首を傾げる部分がなくはないが、概ね再現度は高めで『ONE PIECE』ファン同士でプレイするなら十分なクオリティ。 3作目にしてようやく安定した完成度に至ったと言える。
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単行本(1992年2月) 今夜は眠れない 新書(1996年10月) 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) 文庫本(1998年11月) 今夜は眠れない (中公文庫) 文庫本(2002年5月) 今夜は眠れない (角川文庫) 新書(2006年3月) 今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫) 名前 コメント
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※その他▼ 怒れる魂の地図Lv66(通称:ヤクザななりかけ乳首) 火山13F 3Fなりかけ乳首。 残された影の地図Lv35(通称:乳首学園) 【RANK SEED】51 1811【地図名】残された影の坑道 Lv35【発見者】どるお【場 所】エルシオン学院横(44)【地 形】 火山8F【ボ ス】イデアラゴン【宝 箱】D2E2 即あらくれマスク(3F)【内 容】 6F上り階段から右下に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※わななけ!花のドルオ塾さん【所持】グラビア界の新星▲ 残された魂の地図Lv50(通称:お茶漬け乳首) 【RANK SEED】65 1811【地図名】残された魂の火口 Lv50【発見者】ちゃづけ【場 所】ベクセリア横(17)【地 形】 火山10F【ボ ス】アトラス【宝 箱】C3D3E3 即あぶないビスチェ(9F),即サタンヘルム(9F)【内 容】6F上り階段から右下に空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ていくいっといーじーぶぶ塾長さん【所持】グラビア界の新星▲ 残ねむれる影の地図Lv53(通称:ふたつちっつⅡ) 【RANK SEED】65 07FE【地図名】ねむれる影の墓場 Lv53【発見者】みどりご【場 所】竜のしっぽ地方(77)【地 形】 火山13F【ボ ス】ブラッドナイト【宝 箱】即てっかめん×2(7F,8F)【内 容】 12F上り階段すぐ右上に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。(新・左乳首のランク違い。)※A1digger@天龍さん【所持】ザ・スーパースター▲ けだかき魂の地図Lv56 (通称:乳首) 【RANK SEED】79 2489【地図名】けだかき魂の墓場 Lv56【発見者】ぬるぽ【場 所】エラフィタ地方(0E)【地 形】 火山13F【ボ ス】アトラス【宝 箱】即しんかんのブーツ(10F),即あらくれブーツ(11F),即はやてのリング(12F)【内 容】11F上り階段から右端に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※衝撃の元祖乳首地図!乳首はここから始まった!※【所持】闇の力の戦士▲ 見えざる空の地図Lv56 (通称:ベク横えぇ乳首/乳首学院山形校) 【RANK SEED】C9 1811【地図名】見えざる空の巣 Lv56【発見者】アーチャー/イッサ【場 所】東べクセリア地方(17)/エルマニオン雪原(44)【地 形】 火山14F【ボ ス】ハヌマーン【宝 箱】S3A5B1 即あぶないビスチェ(9F),即サタンヘルム(9F),即天使のソーマ(13F)【内 容】 6F上り階段から右下に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ベク横えぇ乳首は永遠の旅人アーチャーさん※乳首学院山形校はラッキーボーイの所有地図リスト@DQ9さん【所持】闇の力の戦士▲ 見えざる空の地図Lv59(通称:A乳首・精霊体感乳首) 【RANK SEED】C9 734A【地図名】見えざる空の世界 Lv59【発見者】エスターク ・ひでき 【場 所】東べクセリア地方(17)【地 形】 火山14F【ボ ス】ハヌマーン【宝 箱】S3A5B1 即あぶないビスチェ(9F),即サタンヘルム(9F),即天使のソーマ(13F)【内 容】6F上り階段から右下に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※A乳首は地図発掘・雑談板よしたろさん※精霊体感乳首は精霊の使いさん【所持】闇の力の戦士▲ 大いなる岩の地図Lv62(通称 ウォルロ乳首・シーモアピンク・ゼシカタソ乳首) 【RANK SEED】C9 623C【地図名】大いなる岩の墓場 Lv62【発見者】ウミ・シーモア・ゼシカ【場 所】ウォルロ地方(04)【地 形】 火山16F【ボ ス】黒竜丸【宝 箱】A5B5 即サタンヘルム(3F),即げんませき×2(5F,7F)【内 容】※15F上り階段すぐ右下に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ウミ@DQ9さん※ゼシカタソ乳首は寝落ちさんのサブROMです。【所持】超神速エース(2)・ディフェンサー・ようちえんじ▲ 大いなる夢の地図Lv63(通称 TK深E乳首/イッサ深E乳首) 【RANK SEED】C9 5808【地図名】大いなる夢のじごく Lv63【発見者】タカシ/イッサ 【場 所】エルマニオン海岸(42)/サンマロウ地方(2C)【地 形】 火山16F【ボ ス】黒竜丸【宝 箱】A3B4 即あらくれベルト(15F)【内 容】※15F上り階段すぐ右上に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※イッサ深E乳首はラッキーボーイの所有地図リスト@DQ9さん【所持】グラビア界の新星/魔王▲ 残された岩の地図Lv63(通称 ママレモン乳首) 【RANK SEED】DD 7930【地図名】残された岩の墓場LV63【発見者】ママレモン【場 所】ヤハーンしっち(4C)【地 形】 火山16F【ボ ス】ハヌマーン【宝 箱】S2A3B3 即げんませき (4F),即オープンフィンガー(5F),即ほしのカケラ(6F),即オリハルコン(13F)【内 容】※14F下り階段すぐ右上に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※cecilff4 @ ウィキさん【所持】闇の力の戦士▲ 大いなる岩の地図Lv65(通称:B地区大王) 【RANK SEED】DD 623C【地図名】大いなる岩の世界LV65【発見者】さとしん【場 所】竜のくび地方(83)【地 形】 火山17F【ボ ス】黒竜丸【宝 箱】A5B5C3 即サタンヘルム(3F),即 げんませき×2(5F,7F),即ほしのカケラ(6F),即古強者のよろい(16F)【内 容】 ※15F上り階段近くに空中に浮かんだ宝箱あり。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ムチ大王さん【所持】ディフェンサー▲ けだかき星々の地図Lv65(通称:裏乳首2) 【RANK SEED】A1 2489【地図名】けだかき星々の牢ごく Lv65【発見者】まさひろ【場 所】エラフィタ地方(0E)【地 形】 火山12F【ボ ス】魔剣神レパルド【宝 箱】B2 即古強者のグローブ(4F),即しんかんのブーツ(10F),即あらくれブーツ(11F)【内 容】※11F上り階段から右端に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ぬるぽ乳首のランク違い。※【所持】勇気ある旅人▲ 呪われし闇の地図Lv66(通称:隔離乳首) 【RANK SEED】79 2416【地図名】呪われし闇の世界 Lv66【発見者】レオタカ【場 所】東べクセリア地方(16)【地 形】 火山14F【ボ ス】怪力軍曹イボイノス【宝 箱】B2【内 容】※5Fマップ左中央に空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※現存する火山マップの乳首地図としては最浅。※※加○鷹塾(隔離)専板鷹塾長【所持】ディフェンサー▲ とどろく空の地図Lv68(通称:裏乳首) 【RANK SEED】DD 2489【地図名】とどろく空の世界 Lv68【発見者】まさひろ【場 所】グビアナ砂漠(36)【地 形】 火山17F【ボ ス】スライムジェネラル【宝 箱】S2A4B4即ほしのカケラ(5F),即だいまどうシューズ(8F),即まじゅうのツメ(10F),即オリハルコン(11F),即あらくれブーツ(11F),即てっかめん(12F),即げんませき(16F)【内 容】※11F上り階段から右端に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ぬるぽ乳首のランク・場所違い。※【所持】勇気ある旅人▲ 大いなる夢の地図Lv69(通称:必死な黒乳首・禁断の乳首) 【RANK SEED】DD 5808【地図名】大いなる夢の世界 Lv69【発見者】セレン・せりな【場 所】サンマロウ地方(2C)【地 形】 火山17F【ボ ス】黒竜丸【宝 箱】A6B6 即しわよせのぼうし(4F),即げんませき(7F),即まてきの杖(15F)【内 容】 ※15F上り階段右に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※UKT48@DQ9さん※禁断の乳首は自分が「せりな」で乳首地図引いてくれ!!と言って約1年半wwwせりなタソ、ガード固すぎwww。永遠の旅人@DQ9さん【所持】グラビア界の新星・社長▲ 呪われし大地の地図Lv69(通称:乳首マグバダイバー) 【RANK SEED】8D 2416【地図名】呪われし大地のじごくLV69【発見者】アスカ【場 所】竜のあぎと地方(7F)【地 形】 火山16F【ボ ス】ブラッドナイト【宝 箱】A2B1 【内 容】※5F、マップ左中央に空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※現存する火山マップの乳首地図としては最浅。【所持】ようちえんじ▲ 呪われし闇の地図Lv72(通称:ねこ乳首) 【RANK SEED】A1 2416【地図名】呪われし闇のじごくLV72【発見者】ねこ【場 所】東ベクセリア地方(16)【地 形】 火山16F【ボ ス】アトラス【宝 箱】A2B1【内 容】※5F、マップ左中央に空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※現存する火山マップの乳首地図としては最浅。※上記乳首マグバダイバーのRANK違い。※北海道産。【所持】負けずぎらい▲ けだかき星々の地図Lv83(通称:乳首グラシャス!!) 【RANK SEED】B5 2489【地図名】けだかき星々の世界 Lv83【発見者】ムギ【場 所】エラフィタ地方(0E)【地 形】 火山17F【ボ ス】破壊神フォロボス【宝 箱】B3 即古強者のグローブ(4F),即ほしのカケラ×4(7F,10F,12F,14F),即しんかんのブーツ(10F),即あらくれブーツ(11F),即はやてのリング(12F)【内 容】※11F上り階段から右端に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※ぬるぽ乳首のランク違い。※※緑おかっぱさん【所持】グビアナ界の新星▲ あらぶる光の地図Lv86(通称:KZ乳首ロッカー・ラザ乳首ロッカー /ガスト乳首ロッカー) 【RANK SEED】DD 07FE【地図名】あらぶる光の巣 Lv86【発見者】カズ・アイル/ リアラ【場 所】カズチィチィ山(60)/竜のしっぽ(77)【地 形】 火山15F【ボ ス】魔剣神レパルド【宝 箱】S2A4B3 即古強者のよろい(4F),即メタスラのやり(6F),即サタンヘルム(8F),即こんぼう(11F)【内 容】※12F上り階段から右上方にに空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。(地図名がロッカーと同じですwww )※KZ乳首ロッカーは光の力の戦士KZさん※ガスト乳首ロッカー/ラザ乳首ロッカーは永遠の旅人@DQ9さん【所持】ザ・スーパースター・社長/社長▲ とどろく魂の地図Lv87(通称:ソフィアタソ乳首) 【RANK SEED】B5 2416【地図名】とどろく魂の世界LV87【発見者】ソフィア【場 所】竜のあぎと地方(7F)【地 形】 火山13F【ボ ス】グレイナル【宝 箱】A1B9C1 即せいれいせき×2(4F,12F)【内 容】※5F、マップ左中央に空中に浮いていて取れない宝箱有り。とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※現存する火山マップの乳首地図としては最浅。※永遠の旅人軍団Sさん【所持】超神速エース(3)▲ 残された魔神の地図Lv87(通称 倉庫人薄々乳首) 【RANK SEED】B5 7930【地図名】残された魔神の墓場LV87【発見者】ケイ【場 所】ヤハーン湿地(4C)【地 形】 火山16F【ボ ス】グレイナル【宝 箱】A2B3C5 【内 容】※14F下り階段すぐ右上に空中に浮いていて取れない宝箱有り。 とりあえずタッチペンでツンツンしてみるだけの地図。※加○鷹塾(隔離)専板塾性。【所持】意気揚々▲ 残された運命の地図 Lv65(通称 イケない隔離乳首) 【RANK SEED】79 2A87【地図名】残された運命の道 Lv65【発見者】レオタカ【場 所】アユルダーマ島(8C)【地 形】 洞窟 14F【ボ ス】怪力軍曹イボイノス【宝 箱】B1 即せいれいせき(13F)【内 容】3Fのイケない通路にある宝箱をLRボタンを駆使してグリグリするとチラっと宝箱が見えます!※必死のチラリズムのランク・場所違い。※※加○鷹塾(隔離)専板鷹塾長【所持】ディフェンサー▲ とどろく夢の地図Lv71(通称:必死のチラリズム) 【RANK SEED】DD 2A87【地図名】とどろく夢の墓場 Lv71【発見者】ドルオ【場 所】竜のしっぽ地方(76)【地 形】 洞窟15F【ボ ス】イデアラゴン【宝 箱】S1A3 即あらくれベルト(6F)【内 容】3Fのイケない通路にある宝箱をLRボタンを駆使してグリグリするとチラっと宝箱が見えます!※わななけ!花のドルオ塾さん【所持】闇の力の戦士▲ けだかき夢の地図Lv71(通称:イケない乳首) 【RANK SEED】C9 2A87【地図名】けだかき夢の墓場 Lv71【発見者】ひでき【場 所】エラフィタ地方(0D)【地 形】 洞窟16F【ボ ス】イデアラゴン【宝 箱】S1A3 即あらくれベルト(6F)【内 容】3Fのイケない通路にある宝箱をLRボタンを駆使してグリグリするとチラっと宝箱が見えます!※必死のチラリズムのランク・場所違い。※※精霊の使いさん【所持】闇の力の戦士▲ 怒れる魂の地図Lv66(通称:ヤクザななりかけ乳首) 【RANK SEED】79 28E1【地図名】怒れる魂の墓場LV66【発見者】やくざ【場 所】あめのしま(33)【地 形】 火山13F【ボ ス】邪眼皇帝アウルート【宝 箱】B3C2 即オープンフィンガー(8F),即ヘッドドレス(8F)【内 容】※3F上り階段すぐ右の宝箱が、岩に半分埋もれてますw※富山の配布人、寝落ちさん。【所持】ザ・スーパースター▲
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◎ピースメーカー 芸術の神であるアポロン神が作った竪琴。素晴らしい音色。 打撃/沈黙 装備可:シズ・ベネ MP自動回復1% スキル習得736 (固有OD技:ピースメイキング) 神が作りし九弦の竪琴。 奏でられるあまりの美しい音色に、 思わず戦いを忘れて、聞きほれてしまう事から―― ――おい、攻撃方法、打撃!打撃! 暴力で黙らせてるじゃねえか! しかし、こういう平和関係の名前を付けた武器が、 平和に貢献した話を聞かない。 精神を操る武器なんて倉庫に眠ってるのが一番の平和なんだが。
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G級版天嵐への導きと言えるクエスト群。 「G級秘伝防具」の救済という触れ込みで、四方もG級秘伝の4色を現していると思われる。 元々は「四方の理」というクエスト名称でGHC素材が基本報酬5%で出る救済クエストだったが、 G10以降は「新・四方の理」とリニューアル。GHC素材が基本報酬10%で出るようになり更に美味しくなっている。 クエストの内容自体は討伐限定と設定されたG級HCクエストであり、当然剥ぎ取りでもGHC素材は出る。 その他の基本報酬はコモンと準レア(剥ぎ3%素材)に限定されている。 G級秘伝にとって肝心の剥ぎ取り希少素材は出ない。そちらの救済はG級秘伝への導きが担っている。 コモンを集めるのにも悪くないが、部位破壊系素材は基本報酬では出ない。そちらはフロクエを利用すると吉。 複数クエストが日替わりで配信される場合が多いため配信日を見逃さないようにしたい。 天嵐への導き同様、一部のクエストはブルックやファンゴなどの厄介な雑魚モンスターが登場しない。 この関係でババ・ゲリョ・パリア・デュラあたりはホッハ要素が激減し、かなりやりやすくなっている。 G級HC素材はG級秘伝のみならずGX防具のLv7・G級覇種以降の剛種武具、そしてG級武器のLv34以上で 要求されるため、四方クエの人気は高い。 ただし高確率ゆえに数を集めやすいのと、ポイント交換等の入手環境が充実していることもあり、 初期の天嵐ほどの超連戦は望めない(必要ない)かもしれない。 ちなみに類似クエストとして「ギルド優先依頼」シリーズがある。 詳しくはこちら。 あちらの特徴としては旧四方と同様に5%でG級HC素材が出現し、GzとGRPが高い。 そして優先依頼と合わせて配信されるので(募集もふくめ)秘伝防具作りの助けになりやすい。 なお、言うまでも無いがG級HCクエは難易度変更不能なので、最低ラインであるガンナー適正防御に満たない装備 (秘伝FXなど)を使う場合、無対策で高ランクの四方クエに挑むとハットトリック余裕でしたということもあるので注意。 新・四方の理 初配信はG10下の2016/5/20。週末配信だった(ハルド・オディバ・トリド・フォロ・ガスラ・ポボル)。 2016/6/3からは同じく週末限定配信で★7のモンスターが追加(銀レウス・バルラガル・ガルルガ・デュラ・金レイア・グ)。 それから間をあけてZ下の2017/1/25より、秘伝防具に使用する素材の対象クエストが大幅に追加された。ちゃんと猪もいるよ! 3/8にて★7が少し追加。 ランク クエスト名 対象 特記事項 ★1 新・四方の理【ドスランポス】 ドスランポス 新・四方の理【盾蟹】 ダイミョウザザミ 新・四方の理【大猪】 ドスファンゴ 塔の秘境クエ 新・四方の理【怪鳥】 イャンクック ★2 新・四方の理【毒怪鳥】 ゲリョス 新・四方の理【桃毛獣】 ババコンガ ★3 新・四方の理【岩竜】 バサルモス 新・四方の理【雌響狼】 ノノ・オルガロン 新・四方の理【鎌蟹】 ショウグンギザミ ★4 新・四方の理【白影】 フルフル 新・四方の理【水竜】 ガノトトス ★5 新・四方の理【鎧竜】 グラビモス 新・四方の理【轟竜】 ティガレックス 新・四方の理【舞雷竜】 ベルキュロス 新・四方の理【闘獣】 ゴウガルフ 新・四方の理【呑竜】 パリアプリア ★6 新・四方の理【金獅子】 ラージャン 新・四方の理【溶岩竜】 ヴォルガノス 新・四方の理【棘竜】 エスピナス 新・四方の理【響狼】 カム・オルガロン ★7 新・四方の理【司銀龍】 ハルドメルグ 新・四方の理【弩岩竜】 オディバトラス 新・四方の理【照雷鳥】 トリドクレス 峡谷クエ 新・四方の理【華鳳鳥】 フォロクルル 新・四方の理【怒貌竜】 ガスラバズラ 新・四方の理【創音竜】 ポボルバルム 新・四方の理【銀火竜】 リオレウス希少種 新・四方の理【喰血竜】 バルラガル 新・四方の理【黒狼鳥】 イャンガルルガ 新・四方の理【氷狐竜】 デュラガウア 新・四方の理【金火竜】 リオレイア希少種 新・四方の理【蛮竜】 グレンゼブル 新・四方の理【尾晶蠍】 アクラ・ヴァシム 新・四方の理【棘茶竜】 エスピナス亜種 新・四方の理【雅翁龍】 イナガミ 新・四方の理【炎妃龍】 ナナ・テスカトリ 新・四方の理【炎王龍】 テオ・テスカトル 新・四方の理【幻獣】 キリン 四方の理(旧) 昔の四方の理。現在配信される四方の理は全てリニューアル後のもののため、今後もこちらは配信されないだろう。 グラビモス亜種とドスファンゴ以外の全G級HCモンスのクエがあった。 グラビ亜種のHC素材はG級秘伝には一切使用しないのでまだ分かるが、猪は胴のGX秘伝Lv5で使用する。 ドスランポスの四方クエがあるので中型クエが対象外という訳でもないのだが… クエスト名 対象 特記事項 四方の理【怪鳥】 イャンクック 四方の理【盾蟹】 ダイミョウザザミ 砂漠クエ 四方の理【毒怪鳥】 ゲリョス 沼地なので罠× ザコが居ない 四方の理【桃毛獣】 ババコンガ 同上 四方の理【岩竜】 バサルモス 四方の理【鎌蟹】 ショウグンギザミ 火山 秘境+お守り迷子○ 四方の理【白影】 フルフル 沼地クエ 四方の理【鎧竜】 グラビモス 四方の理【轟竜】 ティガレックス 雪山 キケン× 四方の理【呑竜】 パリアプリア 高地 ブルックは居ない 四方の理【闘獣】 ゴウガルフ 四方の理【棘竜】 エスピナス 四方の理【溶岩竜】 ヴォルガノス 四方の理【金獅子】 ラージャン 雪山クエ 四方の理【黒狼鳥】 イャンガルルガ 峡谷クエ 四方の理【氷狐竜】 デュラガウア 高地 初期エリアは狭く非常に戦い辛い。7で穴置いて待つのも手。 四方の理【蛮竜】 グレンゼブル 四方の理【ドスランポス】 ドスランポス 四方の理【喰血竜】 バルラガル 混水袋が出る以外密林クエと同じ。ドスランポスもいる。 四方の理【水竜】 ガノトトス 四方の理【舞雷竜】 ベルキュロス 塔クエ 四方の理【尾晶蠍】 アクラ・ヴァシム 四方の理【砂竜】 ドスガレオス 四方の理【華鳳鳥】 フォロクルル 四方の理【金火竜】 リオレイア希少種 秘境前スタート 四方の理【銀火竜】 リオレウス希少種 同上 四方の理【灰晶蠍】 アクラ・ジェビア 四方の理【紫怪鳥】 ゲリョス亜種 四方の理【棘白竜】 エスピナス希少種 四方の理【雅翁龍】 イナガミ
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│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ ノーブル・ピース No.1131 礼装名 ノーブル・ピース 初期 最大 Rare 3 LV 1 60 Cost 5 HP 160 800 タイプ 通常礼装 ATK 100 500 Artsカードのクリティカル威力をアップ 25% 30% 詳細情報 イラストレーター 天野英 解説 生きる意味など持つ必要はない。 自らが考え行動する必要もない。 ただ産まれ、ただ消費されるだけの存在。 それが彼女たちの、そして「彼」の運命のはずだった。 そうであるはずだったのだ。 入手方法 聖晶石召喚 アトランティスピックアップ召喚(2019年12月18日(水) 21 00~12月31日(火) 23 59) 恒常(2020年1月1日(水) 0 00~2021年6月11日(金) 20 30) ストーリー召喚限定(2021年6月11日(金) 20 30~2021年6月25日(金) 12 59) フレンドポイント召喚(2021年6月25日(金) 13 00~) 性能 フリーランサーのArts版であり、ステータスはバランス型。 Artsカードでクリティカルが発生する時だけダメージが増加する。 ☆3ながらArts限定のため倍率は、☆4の宝石魔術・対影と同倍率。 もっともクリティカル時以外にもダメージ面で恩恵がありNP面も強化されるArts性能アップや、カードを選ばないクリティカル威力アップも存在するので、この礼装の優先度は高くない。 またフリーランサーのQuickと違ってArts自体ではスター生成できないので、スキルや礼装などでスターを補う必要がある。 強いて言えば、柳生但馬守宗矩などArts限定でスター集中スキルを持つサーヴァントか、ランスロット/セイバー、坂本龍馬などArts主体かつスター生成・集中が出来るサーヴァントであれば、コスト節約のために採用圏内と言ったところ。 効果比較 No. Rare Name Cost 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 効果対象 上昇値 最大解放 備考 006 2 閃光 3 0 150 0 500 クリティカル威力 5% [10%] 016 3 凛のペンダント 5 0 200 0 1000 15% [20%] 026 4 宝石魔術・対影 9 0 400 0 1500 25% [30%] 066 4 騎士の矜持 9 300 200 1125 750 40% [50%] 防御力20%ダウン【デメリット】 545 3 フリーランサー 5 0 200 0 1000 Quickカードのクリティカル威力 25% [30%] 1131 3 ノーブル・ピース 5 160 100 800 500 Artsカードのクリティカル威力 25% [30%] 1095 5 天鬼姫 12 0 500 0 2000 15% [20%] 宝具威力 10[15%]開始時NP 30%[50%] 31 5 フォーマルクラフト 12 0 500 0 2000 Artsカード性能 25% [30%] その他 イラストは『Fate/Apocrypha』の登場人物トゥール。 黒のセイバーのマスターゴルド・ムジーク・ユグドミレニアの鋳造したホムンクルス。後にジークに助けられてホムンクルスのリーダーとなる。 本作の第二部の登場人物ゴルドルフ・ムジークのメイドにトゥールⅣというホムンクルスが存在する。並行世界ではあるが登場人物同士の関連性が示されている。 同時実装の救済を願いし者、野望の嚆矢と並んで『Fate/Apocrypha』関連の礼装。 コメント わあ、天野英 - 名無しさん (2019-12-26 04 24 15) 天野英さんだあ(書き込み失敗orz) - 名無しさん (2019-12-26 04 24 39) コスト調整で採用はできそう。 - 名無しさん (2020-01-10 06 56 35) 名前 すべてのコメントを見る
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第一部 第十五話『眠れない二日間』② 〈大晦日の正午 スカリエッティ&ナンバーズver〉 【喫茶「ファミグリィア」】でナンバーズが集結していた。 しかしこの店のオーナー権限を持った局員であり、彼女たちの主であるジェイル・スカリエティ開発員の姿はまだなかった。 「遅いっすね……」 濃いピンク系の髪を後ろでまとめている少女が暇そうに声を上げた。それは十一番の名を冠すウェンディであった。 「ドクターも準備があるのだろう。それにしても、これは良いメイド服だな。サイズから何までぴったりだ」 そう言いながら自身の着ているメイド服に驚く銀髪の少女は五番の名を冠すチンク。 十二番のディードは自身の着ているメイド服を見下ろしながら呟く。 「ここまでサイズが合っていると逆に怖いですね……」 メイド服のデザインはシンプルであるが、茶色のロングヘアーと相まってディードが元々持っている可憐さをより引き出している。 「つーか、ドクターがこれをだれに頼んだか知ってるか? あいつだぜ。諜報部の長月部隊長」 チンクとディードの疑問に答えた少女は六番を冠すセインだ。 しっかりセインも他のナンバーズと同じくメイド服を着ていた。 「あの人だったら納得してしまうな……趣味が盗撮と言っても過言じゃないような感じがする」 口を挟んだのは唯一、執事の服を着たオットーであった。 まるで着ている服が第二の皮膚ではないかと錯覚してしまいそうなくらいの着こなし様であった。 「オットーは執事服か……私も頼んでおけば良かったな」 そう言った紫の髪をした女性はナンバーズの三番であるトーレだ。 メイド服の様な女性らしいはさほど着慣れていないらしく、少しだけ着心地が悪そうな顔をしている。 「長月さんもトーレお姉さまの服を執事服にするかメイド服かで悩んでいましたよ。最終的には、恥じらうトーレお姉さまの方が萌えるとか言ってメイド服にしたらしいですが」 「可愛いですわよ♪ トーレお姉さま」 トーレを茶化すのは四番の名を冠すクアットロ。 今回は髪をそのまま下ろしているからか、印象が少しだけ変わっていた。 「着慣れているような感覚がすると思ったら……やっぱり長月さんのだったんだ」 納得するように頷く茶髪の少女はナンバーズの十番であるディエチであった。 「待たせたね」 店の奥から紫色の髪をした青年と女性が現れる。 それはナンバーズの製作者であるスカリエッティと一番の名を冠すウーノであった。 スカリエッティは白いワイシャツの上にベストを着用し、下は黒のスラックスにソムリエの付けるような黒い前掛けを巻いていた。 そしてウーノはオットーを除いた他のナンバーズと同じくメイド服。 「今まで待機御苦労。さて役割分担であるが、キッチンは三十分ごとに三人ずつ交代だ」 「了解いたしました」 ナンバーズ達はスカリエッティの指示に頷いた。 更にスカリエッティは続ける。 「この後、聖王殿下と幽霧霞諜報部員も臨時と言う条件で助っ人として来てくれるそうだ。気を引き締めて頑張りたまえ」 〈大晦日の正午 クロノver〉 クロノは割り当てられた部屋で仕事をしていた。カタカタとキーボードを叩く音だけが響く。 そのキーボードの隣にカップが置かれる。カップの中に入っているのはコーヒーだ。 「コーヒーです。数分だけでも、休んで下さい。」 「すまない。アイン……」 コーヒーを置いた女性に礼を言おうしたクロノは盛大に吹きそうになった。 「……クロノ?」 アインと呼ばれた銀髪の女性は小さく首を傾げた。 何故ならアインが今、着ているものは黒いワンピースにレースのフリルがついた白のエプロンであったからだ。 クロノに微笑みながらアインは答えた。 「雪奈……長月部隊長さんから頂いたんです。変ですか?」 きょとんとしながら訊ねるアイン。 「悪くはないと……思うぞ」 「ありがとうございます」 深々と礼をするアインが顔を上げた時には笑顔が浮かんでいた。 クロノは顔に血が集まっていくのを感じ、アインから顔を逸らしながら小さく呟いた。 「…畜生……あの…腹黒部隊長……アインにメイド服着せやがって…この可愛さは……卑怯……じゃないか……」 「クロノ?」 どうやらクロノの呟きをアインは上手く聞き取れなかったようだ。 恥ずかしさを誤魔化すようにクロノはアインの煎れたコーヒーに口を付ける。香ばしい薫りと仄かな苦さが口の中に広がる。 「アインのコーヒーは……ほっとするな」 コーヒーを飲みながら呟くクロノに、アインに頬を赤らめながら微笑んだ。 そんなアインの微笑みにクロノは無言でコーヒーを飲みながらも、内心は動揺していた。 クロノの思いを知ってか知らずか、アインは励ましの言葉をかける。、 「後もうちょっとです。頑張りましょう」 「ああ……。この報告書が終わったら、次は店に行かないといけないんだけどな……ギャルソン姿で」 椅子の上でため息をつきながらうな垂れるクロノ。 「まあまあ……」 アインはそんなクロノを慰める事しか出来なかった。 〈大晦日の正午 ???Side A.ver〉 首都であるクラナガンは大晦日という事でまだお昼というのに街は賑わっていた。 その人ごみの中をとある一人の少年が歩いていた。 ひょろりと背が高い彼がまとうのはインバネスコートのようにケープのついた茶色のロングコート。 ロングコートの下には同色のベストと白のワイシャツをつけ、スラックスをはいていた。 格好は一般的であったが、例外は右目を覆う眼帯であった。 医療で使用されるような眼帯ではなく、金属と何かの革で作った海賊のような眼帯。 隠されていない左目は純粋な黄金を固めて出来たような金の瞳。 「うん。この街に来るのも久しぶり……かな」 右目の眼帯を強く押さえながら少年は呟く。 彼が押さえた右の瞳は覆っている眼帯やその手すら透かして、それを見ていた。 何かの残滓のように周囲に漂う狂気の黒い影を。 それを眺めながら少年は別の事を考えていた。 「ここに来るのは数年ぶりだけど、きっちゃん……元気かな?」 〈大晦日の正午 幽霧&ナタネver〉 幽霧は歩きながら【喫茶「白桜雪」】へと移動していた。隣でアルフィトルテは鼻歌を歌い、ナタネは無表情で歩いていた。 今までずっと黙っていたナタネが幽霧に話しかける。 「ユウギリ」 「なんでしょうか?」 ナタネに話しかけられるとは思っていなった幽霧は微かに首を傾げながら反応する。 「この世界についてどう思いますか?」 「世界……ですか」 突拍子もないナタネの質問に返答に悩む幽霧。 「嘘と欺瞞と他者の否定しかないこの世界に存在価値はあるのでしょうか」 空を見上げ、息を吐き出すナタネ。細い息だけが口から吐き出された。 その顔は妙に寂しそうであった。 「世界は確かに平等と見せかけて不平等なのかもしれません」 幽霧も空を見上げながら呟く。 「厳しいと見せかけて優しいかもしれません」 そう呟き、幽霧はこぶしを握り締める。 固く握られすぎた拳は、白く血色を失い、小刻みに震えた。 「ママ……?」 無言の幽霧に気付くアルフィトルテ。心配そうに幽霧の服を引っ張る。 そうしても幽霧はしばらく微動だにしなかった 「でも……」 やがて幽霧は顔を戻し、ゆっくりと口にした。 遠く、悲しい声が流れた。 「自分は世界より人間の方が怖いです」 幽霧の顔を見たアルフィトルテは悲鳴を上げそうになる。 何故なら幽霧の目が死んだ魚のように無機質であったからだ。 その瞳は光をも飲み込んでしまうかのように深く、感情など元々無かったかのようであった。、 まるで実際に死んでいるか、全ての感情を欠落してしまった状態でいるようであった。 「何故なら、下らない理由や無意識で世界どころか自身と同じ人間を無差別に壊せるからです」 再び歩き出し、更に幽霧は話を続けた。 目がいつものように戻る事無く、声は機械がプログラミングされた情報を読み上げるようであった。 まるで全ての地獄を見通して知った上で全ての事象を拒絶してしまった様な冷たい声。 「本来ならば正しいと言われる正論が人の心を壊す時がありますし、命に対する意味を込めた『訴えかける』物語によって扇動された人たちが同じ人を壊す時もあります」 幽霧の話を聞くナタネとアルフィトルテの背筋に何とも言えない不快な物が這いずってくるような感触を感じた。 しかし幽霧はそんな二人を気にも留めずに淡々と語り続ける。 「自分は世界より、人間が存在する価値の方が疑問ですよ……」 そこで言葉に間を置く幽霧。 再び立ち止まり、止めてしまった言葉の続きを紡いだ。 「何気ない一言や一動で周囲を良い意味でも悪い意味でも変えてしまう人間の方がね……」 幽霧は口を薄く開いて笑う。まるで口元の両端だけを引っ張ったかのような笑顔であった。 〈【喫茶「白桜雪」】 十二時二十三分〉 「二日間、お世話になります。諜報部所属の幽霧霞諜報員です。階級は三等陸士です」 「おねがいします」 「……ナタネ特務員です」 私服の幽霧とアルフィトルテ。そしてナタネは【喫茶「白桜雪」】の厨房で一礼した。 時間は十二時二十三分。軽食を取る為に人が多く集まりそうな時刻なのだが、厨房には大体の教導官が集結していた。 理由は簡単至極で、貸し出されて来た局員たちの顔を見るためであった。 貸し出されて来たのは時空管理局の大体から恨まれ、忌み嫌われている諜報部に所属する局員。その上、その一人が管理局の裏で大人気過ぎて一種のアイドルと化している幽霧霞なのだから尚更であった。 何人かは少し驚いた顔をし、何人かは涙を流している。 そして何人かは――― 「けっ。いけ好かない奴が来たもんだ」 そう呟いたのはメイド服に身を包んだヴィアフであった。周囲にいた局員の数名もその意見に首肯した。 諜報部は管理局の内外問わず、様々な情報を収集して管理するのが仕事だ。扱う情報は管理局の機密情報から局員個人の弱みまで幅広い。 部隊長があの雪奈・長月だ。噂によると上層部の暗部から局員の恋愛関係の一つ一つまで熟知しているらしい。 自身の弱みを握っているかもしれない相手に心を許す事も出来ないのも当たり前だろう。下手したらその弱みで立場が揺るがされるかもしれないのだから。 そんな空気を機敏に感じ取ったのか、なのはは少し慌てた風に言った。 「時間的にそろそろ準備をしないといけないね」 「そうだな。こいつらはあたしが連れて行く。なのはは先に仕事してろ」 そう言ってヴィータは幽霧たちを更衣室へ案内する。 ヴィータは三人を女子用の更衣室を連れてきた。幽霧は男なのだが、男性局員が更衣室で襲いかねないという理由で一緒に連れてきたのだ。そこには何故かヴィアフの姿もあった。 三人はヴィータとヴィアフに背を向けながら服を脱ぎ始める。 雪のように白い肌と一緒にそれぞれの下着もあらわになる。 幽霧の下着姿に二人は硬直した。 女の姿をとったデバイスであるアルフィトルテとナタネが女用の下着を着用しているのは問題ないのだが、男である幽霧までもが女用の下着をつけていた。 「まさか、スバルが言っていた事が本当だとは思わなかったぜ」 スバルから話を聞いていたヴィータは顔を引きつらせる。 ヴィアフはどうであったかというと、いきなりゲラゲラと笑い出した。 「あの時、私たちの前に立ちふさがるんじゃないかと考えられていた諜報部の一人が、こんな女装癖のある奴? ハハハ! お笑い種だよ」 侮辱じみたヴィアフの言葉に幽霧は何の反応も示さずに、雪奈から渡されていた【喫茶「白桜雪」】の制服に袖をとおしている。 反応一つ示さない幽霧にヴィアフは苛立つかのように吼える。 「女の私にこんな事を言われても何も言わないのかい? 女々しい奴だねぇ」 「おい、ヴィアフ。止めておけよ」 その言動はマズいと思ったヴィータはヴィアフに釘を刺す。 「ヴィータ。何イイ子ぶってんのさぁ? こんな何も言わないインポの前で」 しかしヴィアフの口は止まる事を知らない。 「ココまで言われて無言って、頭にウジでも湧いてんのかい?」 幽霧は藍色のワンピースを着用した状態でやっと口を開く。 「慣れてますから」 「ハハハッ! 慣れているなんて、アンタ。イカレてんじゃないの? ハハハハハッ!」 遂にヴィアフは腹を抱えて笑い出す。 人格否定に近い言葉を浴びせかけられても幽霧は反論せずに着替えている。 そんな幽霧の姿が滑稽に見えるのか、ヴィアフは涙目になりながらも笑い続けている。 ヴィータは何を言っても無駄だと悟ったのか、武力行使でヴィアフを止めにかかろうとする。 その時。アルフィトルテが動き出した。 アルフィトルテは無言でヴィアフの前に立つ。 「なんだい?」 怪訝な顔をするヴィアフの胸に人差し指を突きつける。指先には真紅の魔法陣が展開されている。 「ママを侮辱するな」 その声には怒気どころか殺意がにじみ出ていた。発言によっては指先に展開した魔法で心臓を破壊すると言っているかのように。 アルフィトルテの身体から放たれるのはむせ返るくらい濃厚な死の臭い。今立っているのが更衣室ではなく、戦場であるような空気に変わっていく。 ヴィアフとヴィータは過去に修羅場を潜り抜けた剛の者である。死にかけた事もあるし、人を殺した経験も少なからずある。命のやり取りなど日常茶飯事であった時期もあった。 しかしアルフィトルテから放たれる気配はそんな経験など児戯であるかのように思えた。 二人の脳裏に幾つもの死を連想させ、身体をやすりで削っているような感覚を与える。全身という全身が隈なく煽動し、心臓が破裂しそうなくらい早鐘を打つ。 なのに身じろぎする事すら出来なかった。指の一本どころか、眼球さえ動かせない。呼吸をする事すら出来ない。 空気だけが徐々に重くなっていく。 「アルフィトルテ」 白いエプロンとヘッドレスをつけた幽霧がロッカーを閉めて振り向く。その目は死んだ魚のように無機質で濁っている。 幽霧の言葉でアルフィトルテはヴィアフの胸に突きつけていた指先を下ろす。殺伐とした空気も無くなったが、ヴィアフを睨みつける事は止めていない。 空気が無くなった事で余裕が出てきたヴィアフは言ってはいけない言葉を吐いた。 「なのはから聞いたよ。こいつがお前をママと呼ばせているのは長月なんだってね。お前もだけど、長月も頭がイカレてるんじゃないのか?」 幽霧は無言でヴィアフの目を覗き込む。 全ての地獄を見通した上で全ての事象を拒絶した様な冷たい瞳。まるであらゆるあらゆる物を煮詰めてドロドロしたような混沌。 意識がその死んだ魚のように無機質で濁りきった目に飲み込まれていく。そのまま同化して個の人格という物を無くなっていく。見ているだけで自己の存在を否定されていく。 更衣室の空気がドロドロとしていき、個の存在と部屋の境界が無くなっていき、徐々に混ざって一つになっていくような感じがした。 「そうだ……その目だよ」 意識が希薄になり、混濁して行くような感じに耐えながらも震える声でヴィアフは言った。 「人の愛に埋もれてチヤホヤされて生きてきたガキが一丁前に地獄を知っているような目をすんじゃないよ……」 そんな中で更衣室の扉が開く。 「幽霧くん。準備できた?」 入ってきたのはなのはであった。 「はい」 そう言って幽霧と、いつの間にか着替え終わっていたアルフィトルテとナタネが更衣室から出る。 幽霧が視線を外した事によって力が抜け、床にへ垂れ込んだヴィアフ。まだ意識がどこかに行っているヴィータの二人だけが更衣室に残された。 〈【喫茶「白桜雪」】 十三時二分〉 「御待たせ致しました。紅茶とリンゴのコンポートタルトにございます」 メイド服姿の幽霧はテーブルに紅茶の入ったポッド一つとカップが二つ。そして甘く煮られたリンゴのタルトを置く。 幽霧の動きには全くよどみが無い。まるで熟練のウェイトレスのようであった。 「ありがとう御座います~」 そこの席に座っていたのは若い男女。きっとデート中のカップルだろう。 「どういたしまして」 感謝してきた客に幽霧は仕事用の妖艶の笑顔で返す。 その笑顔に女性は顔を真っ赤にし、男性はポロリとフォークを落とす。 金属が床にぶつかる音が響いた。 「あっ……」 男性は金属音で我に返り、顔を赤らめる。まるで好きな人の前で失態をしてしまった男の子のようであった。 「失礼します」 代わりのフォークを置いてから幽霧は頭を深く下げ、男性の落としたフォークを取る。その動きと一緒にワンピースの裾が上にあがって行く。 カップルたちのいる席と反対側にいる客は幽霧の足を凝視する。徐々にふくらはぎから太腿が露わになっていく。 席から幽霧の足が見える男たちはごくりと唾を飲む。 「失礼しました」 幽霧は下着が見えるか見えないかの位置で起き上がり、回収したフォークを持って厨房に消える。 席に座っている男性客は一斉にわざとらしくフォークやスプーンを落とした。 店内に金属音が降り注ぐ雨のように絶え間なく響いた。 その光景を見た局員たちは唖然とする事しか出来ない。 しかし厨房に消えた幽霧は落ちた食器を拾いに出てこなかった。 男性客は残念そうな顔をしながら自ら落とした食器を拾う。 再び厨房から出てきた幽霧は銀色のお盆にアイスティー三つと湯気を濛々と上げるシフォンケーキを持っていた。 向かった席に座っているのは友達連れで来たらしき女性三人。 「御待たせしました。アイスティー三つとほこほこシフォンケーキワンホールです」 ちょうど話に区切りがついたらしく、女性三人は凄く嬉しそうな顔をした。 オーダーされたアイスティーとシフォンケーキを置いて去ろうとする幽霧に女性の一人が話しかける。 「すみません……」 「何でしょうか?」 幽霧は声をかけてきた女性を見る。ハイネックのシャツにカーデガンを羽織り、メガネをかけていた。見た目は大人しい感じで、年齢は十七歳ぐらいだろう。 「サイン……頂けないでしょうか? ……お姉さま……」 そう言ってメモ帳と筆記用具を差し出す。 「……」 顔に笑顔を貼り付けたまま幽霧は硬直する。まさかお姉さまと呼ばれる上にサインまでねだられると思わなかったのだろう。 幽霧は誰かに助けを求めるかのように視線をさまよわせる。 しかし誰も幽霧を助けようとしなかった。 「すみませ~ん! チョコバナナパフェ一つ~!」 ニヤリと笑いながら女性の一人が追加オーダーをする。そんなサービスをしていないという言葉を使うという手段を与えない為だろう。 「やってあげれば? 幽霧くん」 ちょうど近くを通ったなのはが幽霧に小さく耳打ちする。 またしばらく幽霧は硬直してから、渋々ながら差し出された手帳にサインをした。 「あぁぁぁぁっ……ありがとうございますっ! ミラージュお姉さまっ!」 幽霧がサインした手帳を受け取ったメガネの女性は喜びで歓声を上げる。 女性とは逆に幽霧は変な声を出しながら硬直した。 「……ぇ?」 周囲の客だけではなく、給仕をしている局員たちもざわめき始める。 ミラージュというのは幽霧がとあるアイドルたちのライヴで歌わされた時に名乗らされた名前。 ライヴに来た観客はおろかスタッフ一同まで、そこにいた人全てを涙の渦に巻き込んだ正体不明の歌姫という事で色々と騒がれているらしい。 まさかこんな所でバレるとは幽霧も思って見なかった。 しかし幽霧はそれを悟られないように笑顔で言った。 「人違いです」 その一言によって客と局員たちが静まった。何故か落胆しているようにも感じられた。 しかしメガネの女性だけは違った。 「いいえ、私は貴女がミラージュだと思っています」 「……仕事があるので失礼します」 知らない人に笑顔を向けられる事に余り耐性がない幽霧は、無邪気な笑顔で答えたメガネの女性に戸惑いながら立ち去ろうとする。 「はい。ありがとうございました」 嬉しそうな女性や興味津々な他の客からの視線を背中に受けながら幽霧は厨房へ入っていった。 〈【喫茶「白桜雪」】 十四時五十二分〉 「はぁ……」 ため息をつきながら【喫茶「白桜雪」】の制服を脱ぐ幽霧。 メガネの女性にミラージュと呼ばれてから、客だけではなく局員たちにも絡まれていた。 数分前には、どこからか情報を仕入れてきたパパラッチから質問攻めに合ってしまった。 しかし幽霧も諜報部の一員。嘘と誤魔化しでのらりくらりとかわした。それでも疲れる事には変わりないらしく、疲れているようにも見えた。 「ママ……だいじょうぶ?」 側にいたアルフィトルテが幽霧に訊ねる。その顔は凄く心配そうだ。 「うん……大丈夫…だよ」 疲労を顔に出さないように幽霧は答える。しかし明らかに疲れているようにしか見えない。 アルフィトルテは幽霧に言った。 「しゃがんで。ママ」 幽霧は意味が分からなかったが、アルフィトルテの言うとおりにしゃがむ。 しゃがみこんだ幽霧の頭を自身の胸に引き寄せるアルフィトルテ。そして 「ぎゅ~」 アルフィトルテは小さな手で幽霧を抱き締める。それはまるで母親が赤子を抱きしめるようでもあった。 幽霧は頬に温かさを感じ、彼女の心音を聞いた。 デバイスであるはずなのに、その音は妙に穏やかで人間のような鼓動であった。 「ママはがんばりすぎだよ。もっとらくにしてもいいんだよ?」 片手で幽霧の頭を抱きながらそっと頭を撫でる。その声は全てを知り、その全てを受け入れるような優しい感じがした。 身体の力が抜けるのを幽霧は感じた。張り詰めていたものがゆっくりと無くなっていく。 幽霧はこれに似た感触をどこかで感じ、その優しい声をかなり前に聞いたような気がした。 アルフィトルテの優しい手つきと声に促され、幽霧は眠りに落ちていく。 幽霧の寝息を感じながらアルフィトルテは嬉しそうに微笑む。 その顔は年相応の顔ではなく、幽霧より年上の女性のようであった。 〈十五時四十九分 なのは〉 「フェイトちゃんから聞いていたけど、幽霧くんの寝顔って可愛いんだね」 「そうですか」 幽霧は他人事のように返した。 いつの間にかアルフィトルテの腕の中で眠っていた幽霧は、更衣室に入ってきたなのはによって数分前に起こされた。 そして幽霧たちは今、大晦日で賑わっているクラナガンの街を歩いていた。 幽霧とアルフィトルテは次のお店へ移動する為で、なのはは足りなくなった材料を補充する為の買出しだった。 「ふふっ♪ 寝ている時は可愛いのに、起きている時は無表情が多いのかな~?」 なのはは幽霧の寝顔を思い出しているのか、妙に楽しそうであった。 どう返せば良いのか分からないらしく、幽霧はずっと無言だった。 ずっと幽霧が無表情である事が気に入らないらしく、なのははむっとする。しかし何か面白い悪戯を思いついたらしく、楽しそうな顔をする。 「幽霧くん」 「……なんですか?」 「ミラージュの正体は幽霧くんなんでしょ?」 笑顔で言うなのは。 「ぶふっ!」 突然の言葉に幽霧は盛大に噴き、次の瞬間には咳き込む。 そんなリアクション面白かったのだろう。なのはは声を上げて笑った。 なのはに笑われたのが少し恥ずかしかったらしく、幽霧は頬を赤らめる。その顔はまるで女の子のようであった。 「……それもフェイトさんから聞いたのですか?」 「ううん。これは女の子の勘かな」 あどけない子供のように笑うなのは。 基本的に無邪気な笑顔を向けられるのに弱い幽霧は更に顔を紅潮させて戸惑ってしまう。 「なのはさん……ママをいじめるてるの?」 アルフィトルテはじっとなのはを見つめる。なのはが幽霧をいじめているように見えたようだ。 攻撃魔法を発動させそうなアルフィトルテになのはは答える。 「いじめてないよ」 「ほんとう?」 アルフィトルテは小さく首を傾げながらなのはを見る。 「本当だよぉ~」 信じてなさそうなアルフィトルテに困り顔で慌てるなのは。 幽霧はなのはに助け舟を出す。 「アルフィトルテ。なのはさんをいじめちゃ駄目ですよ……困っているじゃないですか」 「いじめてないもん……」 スカートの裾を強く掴みながら俯くアルフィトルテ。その顔は今にも泣き出してしまいそうだった。 なのはは俯くアルフィトルテに苦笑し、その手を握る。 「……なのはさん?」 「私と手を繋ぐのは……いや?」 驚くアルフィトルテになのはは微笑む。 「……嫌じゃない」 恥ずかしいのか顔をそらしながら答えるアルフィトルテ。 そんなアルフィトルテになのはと幽霧は楽しそうに微笑んだ。 「あんな所に占いの館があるよ。」 なのはが指差した先には本当に占いの館と書かれた店があった。 「買出しの方は……」 「少しくらいなら良いと思うよ。いこっ!」 二人を引っ張りながら占いの館に入るなのは。 中は真っ暗で照明と言える物は火がついた蝋燭一つしかなかった。 「良く来た。小さな子らよ」 占い師らしき女性がなのはたちに声をかける。頭にはフードらしきものをかぶっていて顔が見えない。 「この椅子に座るが良い。小さき子らは何を知りたいのだ?」 なのはたちは椅子に座る。なのはは占い師に言った。 「まず先にこの子を見て貰えないでしょうか?」 「うむ」 占い師は幽霧の目を覗き込む。 覗きこまれている幽霧は占い師に心の奥まで見られている気がした。 しばらくして占い師は幽霧から視線を外し、軽く息を吐いてから占いの結果を話し始めた。 「今、そなたは重大な選択肢に立たされておる。 一つは真実に至る道。 もう一つは全てを失い、全てを壊し尽くす者となる道。 私から言える事は一つのみ。 傍観したままでは好転などしない。悪くなって行くだけだ。 選択し続け、真実の欠片を集める事だ。決して運命に流されるままに進んではならぬ」 「……そうですか」 占い師の言葉の意味が上手く掴めない幽霧は首を傾げながらも頷いた。 なのはを見ながら占い師は言う。 「まだそなたには運命を変える選択肢は見えないな。このままの自身が思うがままに進むが良い」 「ありがとうございます」 占い師に軽く頭を下げ、占い料を渡すなのは。 そして三人は占いの館から出た。 「ん~。なんか面白いことを言われたね。幽霧くん」 「そうですね」 幽霧は占いの言葉を思い出しながら頷いた。 近くを時計を見ながらなのはは幽霧に言った。 「そろそろ買出しをして戻らないとね」 「じゃあ、自分たちはこれで」 幽霧とアルフィトルテは次に行く店へと歩き出す。 「いってらっしゃい」 なのはは二人に手を振った。
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どうしてauやsoftbankは解除されるのにdocomoは一向に解除される気配が無いのでしょうか? 2ch運営からの要望に対するdocomoの対応、およびdocomoが解除されない理由をまとめました。 Index docomoの回答テンプレート 実際に虹氏もdocomoから同様のメールを受け取っています。 一方、中の人の心情は… docomoの回答テンプレート 大規模規制時の悪質ユーザーに関する要求に対しdocomoが返した回答テンプレートです。 天竜氏が言っているテンプレメールもこの様な物と思われます。 携帯→2ch運用情報スレッド105 http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/operate/1265613262/ 293 名前:動け動けウゴウゴ2ちゃんねる[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 03 31 18 ID QNQIWhApP docomoとの個人的なやり取りでの返答を貼ってみる このたび2ちゃんねる様で実施されいている規制に対してご連絡をいただいておりますが、 弊社では、警察などの捜査機関からの要請で無い限りは、特定の利用者様に対する規制などの処置を行うことができないため、お客様からご要望されている当該ユーザー様への具体的対処が現状行えませんことをご理解賜りたいと存じます。 このため、本件につきましてはドコモでは対応ができかねるため、 誠に恐れ入りますが、2ちゃんねる様側へあらためてユーザーの特定やアクセス規制などをご依頼いただきますようお願い申し上げます。 294 名前:続き1[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 03 32 06 ID QNQIWhApP iモードIDについては携帯電話ごとに付与されているものですが、その情報をもとに弊社が契約者様個人を特定することはできかねます。 また、前回もご案内させていただきましたとおり、弊社では、特定の利用者様に対する規制などの処置を行うことができないため、何らかの具体的対応を行うことができかねますことを何とぞご理解ください。 引き続きご不便をおかけする形となり、大変申し訳ございませんが、何とぞご理解賜りますようお願いします。 295 名前:続き2 終わり[sage] 投稿日:2010/02/10(水) 03 33 18 ID QNQIWhApP au様でのご対応がどのような判断に基づき実施されているのか、弊社では分かりかねますが、現状、2ちゃんねる様側からご提供いただいております情報だけでは、ユーザー様の特定が行えないため34項に基づいた対応も弊社では現状出来かねますことを何とぞご理解ください。 また、弊社側がお客様の個人情報や記載した内容の検索などを行うことは、電気通信事業法における通信の秘密などの観点から禁じられておりますことを併せてご理解賜りたいと存じます。 実際に虹氏もdocomoから同様のメールを受け取っています。 報告人作戦返答処理スレッド★15 http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1264089752/ 845 名前:虹@報告人 ★[sage] 投稿日:2010/02/24(水) 00 30 51 ID ???0 株式会社NTTドコモ様より 以下の件について、ご連絡を頂戴いたしました。 docomo.ne.jp 規制 http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2ch/1073575405/9 ¥.docomo.ne.jp(全サーバー)規制 下記はメールの本文です。 (非公開要請はありませんでした。) _____ NTTドコモ ○○と申します。 日頃より、弊社のiモードサービスにご理解を賜り誠に有難うございます。 ご返信遅くなり申し訳ございません。 このたびは、弊社のiモードサービスを利用した迷惑行為を御確認されたとのことで 大変ご迷惑をお掛けしております。 該当のユーザへの注意喚起をご要望とのことでございますが、 弊社は、電気通信事業者でございますので、 通信の秘密を厳守する義務があり、 該当の書き込み時刻や、URL情報から、その通信のご利用者を特定する等の対処は、 致しかねる次第でございます。 ただし、裁判所からの令状がある場合にはこの限りではなく、 所定の手段に則り手続きさせて頂く所存でございます、 つきましては、警察署にご相談頂くこともお勧めいたします。 弊社では今後とも、告知媒体等を利用した注意・啓発を実施させて頂く所存です。 ご希望に添えず申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。 以上、よろしくお願い申し上げます。 _____〆 ※セキュリティに弾かれると連絡をいただいております。 CCを確認してgmailに転送したしました。 一方、中の人の心情は… 携帯→2ch運用情報スレッド101 http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/operate/1263283343/ 36 名前:動け動けウゴウゴ2ちゃんねる[] 投稿日:2010/01/13(水) 03 30 49 ID S0B05Ya50 今日、まったく別件で永田町のドコモ本社のお客様センターに電話したんだ。 ついでに、今回の規制の件でちょと話をしてみた。 たまたま、電話に出てくれた人がネラーだったようで、交通情報とか困るんですよね~って話してた。 ドコモとしての考えとしては、答えられる範囲としては 2ちゃんねる側の要求のとおりすると、荒らした人間を解約させろと言うのと同様になり それをドコモがやるとなると、契約者側から訴えられる恐れがある。 (荒らす側であっても、料金を払う限りにおいては顧客だから一方的な解約はできないし、 またたたが巨大と言われるが一掲示板に対する対応としては限度を超える身勝手な要望であるとのことだった) なので平行線のままとのこと。 ただ、i-modeIDの取得について簡単にできなくするようなすぐには無理だろうけど方向性を考えることは可能だと。 (例えば、1回線で変更したら2回目以降は理由はどうであれアラジンに記録を残して変更させないとか。) ってことは、何らかの策としてドコモ側だって歩み寄りを見せてくれているんじゃんってことになる。 単なるリップサービスかもしれないが、永田町の本社ではそこまで話してくれたぞ。 苦情と言うより、相談としてかなり声は上がってるようだ。 ますます、運営の態度がわからん。 とりあえず大きな掲示板だからって自分たちの希望は何でも通るもんだと勘違いしてないか? 最後には、人が居なくなったら何にもならないだろうに。 運営側に回る人間の質が低下しているんだったら、とりあえず苦情が出ているのは去ってもらって 新しくするのがいいんじゃないか? 交通関係とか、今まさにってのには有益だったのにな。 何のためにi-modeID制を導入したんだよ。 何の意味もない。当時、個別規制できるって言う言い分だったけど何の役にも立たなかった。 VIPとかアングラ系は切り離して、アダルト以外の広告を出してもらえるようにしろよ。
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第一部 『眠れない二日間』⑭ ミヤモトに『化け物』と言われた少女は強く身体を抱いていた。 身体に爪を立て、歯を食いしばった。次の瞬間には両手で自身の頭をかきむしりはじめる。 漆を塗ったかのように黒い髪が指に絡まり、少しずつ落ちていく。その傷口からは血の代わりに黒い靄が噴出す。 身体から湧き上がるのは自身で自身を壊したいという衝動と自身への嫌悪感。 そしてその状態で足元にベルカ式魔法陣を展開し、魔法の銘らしき言葉を紡いだ。 「咎人 алстук труболовка」 眼下に広がる建物の屋上全てに黒ずんだ虹色の魔法陣が展開され、無数に突き出された漆黒の槍が屋上を埋め尽くす。 微かに断末魔らしき声が少女の耳に届いた。 しかし少女は発動した魔法で無差別に建物の屋上を破壊しただけでは飽き足らず、靄と周囲の魔力を集めて更に魔法を発動する。 「私は…私は……」 黒ずんだ虹色の魔法陣から放たれた魔力光が少女の顔を照らす。 「バケモノじゃないっ!」 その目から涙が溢れ、その声は泣き声に近かった。 まるで母親とはぐれて迷子になった小さな子供のようであった。 涙で顔をグチャグチャにしながら少女は魔法を賛美歌のように歌う。 「咎人達に滅びの鉄槌を。神の使徒よ集え。世界を革変する御柱となれ。降りよ……聖なる王に祝福を与えし神」 少女の周囲にあった漆黒の靄が集束し、宙に無数の球体を作り出す。 その球体に靄だけではなく、周囲の魔力までもが集束していった。 同時にオウルたちのいる位置を余裕で範囲内に収められる位の巨大な魔法陣が空に展開される。 魔力が集まる様は時空管理局で『エースオブエース』と謳われている高町なのはの〈スターライトブレイカー〉を彷彿とさせた。 目から涙を流しながら少女はその魔法の銘を紡ぎ出す。 「―――クライス・クリストス」 いきなり魔法陣が足元に展開され、そこから突き出した漆黒の槍に身体の所々を貫かれたがえゆはどうにか生存していた。 「咎人達に滅びの鉄槌を。神の使徒よ集え。世界を革変する御柱となれ。降りよ……聖なる王に祝福を与えし神」 そして頭上に展開された巨大な魔法陣と対象の口から紡がれた魔法の呪文にギョッとする。 集束した魔力が巨大な魔力球を精製している時点で、えゆはなのはの〈スターライトブレイカー〉と同じ集束砲撃魔法であると判断が出来ていた。 しかし展開されている規模はなのは以上であった。この規模で発動したならば、自分たちのいる街の一帯が綺麗に消し飛ぶであろう。 危機感を感じたえゆはとある対処法を発動するための準備を行う。 まずバリアジャケットから別の衣装に着替えた。 纏っていた衣装が魔力に戻され、上は白い浴衣のような単衣。下は緋の行灯袴に変わる。 その格好はまさに自らの身体に神を降ろす掌る女性であり、神と舞い遊ぶ仙人―――巫女そのもの。 巫女装束となったえゆは自身の使っているデバイス『千早』を対象のほうに向ける。 えゆの服装が変わったのと同じように、『千早』の形状も洋弓型から和弓型へと姿を変えた。 「―――クライス・クリストス」 「不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》!」 対象が魔法を放つとほぼ同時。えゆは矢もつがえずにその弦を勢い良く鳴らした。 鋭い音が夜天に響き渡り、えゆの周囲を別の世界へと変換する。 煩悩にまみれた醜き俗世を遮断し、澄み切った静謐な神の世界へと姿を変えた。 その俗世と神の世界にある境界が結界となり、対象の〈クライス・クリストス〉から仲間たちや街を守るように広範囲に展開される。 「くっ……」 えゆは歯を食いしばる事で身体に掛かる負担に耐える。 広範囲に展開しているというのもあるが、対象の発動した集束式砲撃魔法の出力が高いせいでえゆの身体だけではなく精神にまで負担をかけているのだ。 相手の集束式砲撃魔法の持続時間が切れるまで耐え忍んでいるえゆに念話が割り込む。 [あんたがあそこで撃たなかったのが悪いんだっ!] 念話で聞こえたのはミヤモトの声。 それは自身がミヤモトを信じられなかった事によって撃つ事に躊躇った事を言っているのだろう。 もしかしたらオウルの撃った魔力弾を対消滅したことを言っているのかもしれない。 [ミヤモト、お前……一体、何を言っているんだ] オウルが念話の向こうで動揺しているのがえゆには分かった。 しかし、今は仲間と街を対象の魔法から守らないといけない。 額から汗が噴き出し、背筋に冷たい汗がすぅっと流れる。 えゆは自身の失敗を意識の外に押しのけ、身体に掛かる負担に耐える。 しかしミヤモトはえゆに強く当たる。 [自身の仲間を信じられないんなら、三等空尉なんて辞めちまえ] 「―――っ!」 中と外の両方から〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉の多重結界が壊されていくような感触をえゆは味わった。 意識が保てなくなる前に、えゆは念話を一時的に切断。 〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉が対象の〈クライス・クリストス〉によって破られないように意識を集中させる。 次第に本流の勢いが弱くなっていく。後もう少し頑張れば良い。 しかし身体が防御魔法の持続展開によって悲鳴を上げた。 途端に魔法陣が揺らぎ、えゆの身体に変調が起こる。 皮膚と肉の間に異物を押し込んだような痛みと違和感が脳内に伝達され、えゆは身体の奥から何かが込み上げてくるような吐き気を催す。 しかし歯を強く噛み、吐き気に耐えた。 歯を強く噛んだ時に唇も強く噛んだからだろう。えゆに口元から真っ赤な血が伝って落ちる。 制御できていた魔力も荒れ狂い始め、制御主であるえゆに襲い掛かる。 魔力制御による負荷までもが身体にかかり始めた。 しかしえゆは〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉を解除する事だけはしなかった。 更にその術式はえゆの身体を蹂躙し、圧搾し、全身の魔力を引きずり出す。その時点で既にえゆの身体は疲弊し、意識は希薄となっていった。 身体やデバイスは既に痙攣か何かでブルブルと震えていた。 しばらくして身体に掛かっていた負荷がなくなる。どうやら、耐え切れたようだ。 その瞬間、えゆの中で張り詰めていた何が切れる。身体に力が入らなくなり、そのまま重力に従って屋上にその身を横たわらせた。 ステイはウェイターの仕事をしつつも、戦略分析官としてミヤモトたちの念話を傍聴していた。 念話の内容から判断するに戦況は芳しくない感じだ。 プリヴェント一等陸士とえゆ三等空尉はちゃんと狙撃と遊撃の役割を果たしているようだが、ミヤモト一等空士はステイが懸念していたように冷静ではいられなかったようだ。 会話の内容から判断するに、ミヤモト一等空士は仲間が撃墜されないように思っている二人を役立たずと考えているかもしれない。 下手したら、自分だけが戦っているのだと考えている危険性もある。 後衛で戦っているえゆ三等空尉と連絡が取れないのは、彼女が撃墜されてしまったからだろう。 彼女の事だから、二人を守るために倒れた可能性が高い。 えゆ三等空尉はとても優しい女性だから。 これは自身が手助けしないといけないといけない状況だ。 被害を出さない為もあるが、一人で戦っていると勘違いしているミヤモト一等空士の目を覚まさせる為にも。 そう考えたステイは近くにいたヴィータに声をかける。 「すみません。ちょっと頼みます」 「ん? どうした」 いきなりお盆を押し付けてきたステイにヴィータは不思議そうに首を傾げる。 微笑みながらステイはこう答えた。 「ちょっとお花を摘みに」 その言葉にヴィータは何を思ったのだろうか。いきなり顔をしかめた。 渋い顔をしたままヴィータはステイに言った。 「……お前が言うと、別の意味に聞こえて嫌だな」 「そうですか?」 首を傾げるステイに、ヴィータは行くなら早く行けというように手を動かす。 ステイはヴィータの言葉に与えて、【喫茶『白桜雪』】の外に出る。 そして浮遊魔法を使用する事で、自身の身体をできるだけ高い位置まで浮かせる。 痺れるような寒さを感じながらステイは自身のデバイスに隠された真の姿を開放する。 「歌え……『王を選定する符《リア・ファイル》』。今こそ、契約を果たさん」 開かれた革張りの手帳から一枚ずつページが離れ、宙でページが分化して長細いカードとなる。 そしてその紙片たちはステイに付き従うようにその周りに浮かぶ。 自身が得意とする魔法を発動する前にステイはとある人物に念話を接続する。 「……綴」 [なに? ステイ] 念話の相手はいきなりステイが念話をつなげて来たのも関わらず、いつもの事であるような口調で応対する。 ステイもすぐに本題へと移る。 「えゆ三等空尉たちが対象と接触した位置って、どっちだっけ?」 [……] その質問のあきれ返っているのか、すぐに言葉を漏らさなかった。 流石のステイもバカな事言ったかなというように苦笑いを浮かべている。 しかし数秒経ってから、綴はステイに言った。 [アイン秘書官が出展している場所の上空] 「了解」 そう言ってステイは綴との念話を瞬時に切断する。 後で何を言われるか分からないが、今はある意味で緊急事態。 ステイは周囲に浮かんでいる無数のカードのうち、とある一枚を抜く。 「先輩が遺してくれた魔法。今こそ、使わせて頂きます」 そのカードに書かれていたのはその魔法の詠唱とその使用者。 魔法の銘は『其は呪いの魔弾《ガンド》』。 使用者の名前は―――『紅紗架リンドウ』 「我はこの符に封ぜられし真なる影を解き放つ」 人差し指と中指の間にカードを挟み、自身が最も得意とする魔法を発動。 ステイの足元に真っ白な魔法陣が展開される。 他人の魔法を特殊なカードに封印し、それを使用時に開放する。 それが、ステイ・クラウゼヴィッツが得意とする魔法であった。 戦略分析官であるステイによってその魔法を更に昇華され、状況によって使い分けられように幾つもの魔法を作り出された。 その一つが今、ステイが発動しようとしている魔法であった。 「―――真影開放『虚数境界《アイン・シュピーヴェルン》』」 そこにいたのは一人の青年。黒い髪に赤みがかった黒の双眸。 口にはタバコが咥えられていた。羽織っているのは黒いトレンチコート。その下には黒いスーツ。 その姿は黒尽くめの男としか形容のしようが無い。 実を言うとステイはこの男が使っていた魔法を封じ込めたこの符を使いたくは無かった。 これは自身に道を示してくれた男とステイ自身を繋ぐ象徴。 ちゃんと、この世界に自身の師匠がいた証でもあったからだ。 しかし一人で戦っていると勘違いしている者の目を覚まさせる為に、あえてステイはこの符に封じ込めた恩師の魔法を起動させる。 ステイは消え行くカードを人差し指と中指ではさみながらその腕を突き出し、ある種の喪失感を感じながらもその魔法を歌う。 「其は呪いの魔弾。我はその呪いを持って我が怨敵を穿つ……」 男はタバコを咥えながらもニヤリと笑い、右手に握っていたオートマチック式拳銃型デバイスをステイが腕を突き出した方角に銃口を向けて突き出した。 足元に赤い魔法陣が展開され、魔力を込めるたびに黒くなっていく。 「其は呪いの魔弾《ガンド》」 ステイがその魔法の銘を紡ぎ終わると同時に男はその引き金を引いた。 その銃口から黒き呪いが放たれる。その魔法は一発分でありながらも、それはもはや絶対なる暴力を孕んだ光弾。 黒き呪いの魔弾は黒い靄が掛かった夜天を翔ける。 魔弾に宿った暴力と呪いを持って、敵を屠るために。 オウルは対象の攻撃を必死で防いでいた。 きっと〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉で対象の〈クライス・クリストス〉から自分たちと街を守るために力尽きて気絶したのであろう。 一向にえゆから連絡が取れなかった。 しかし対象はオウルたちの体勢を立て直すまで俟ってくれるはずもなく、遠距離から怒涛の勢いで攻撃を叩き込んで来た。 圧縮すらしている暇は無く、魔力が弾の形を取ったらそのまま撃つ出すような感じであった。 集束・分解・圧縮の工程を省いている事が幸か不幸か分からないが、オウルもある程度は魔力弾の弾道を操作することが出来るようになっていた。 隣ではミヤモトも魔法を使って迎撃していた。しかしさっきのような覇気は無く、ただ攻撃が来るからそれを迎撃しているような感じであった。 今はカートリッジがあるからどうにか防戦出来ているが、カートリッジが切れたらオウルもミヤモトも対象の攻撃に飲まれるであろう。 時間が経つごとに、オウルとミヤモトのカートリッジが無くなっていく。 そんなジリ貧な状況の中で、オウルが接続していた念話に別の局員の声が割り込む。 [其は呪いの魔弾。我はその呪いを持って我が怨敵を穿つ……] オウルはその声に聞き覚えがあった。 それは自身に戦略分析について講義をしてくれた戦技教導官の声。 [其は呪いの魔弾《ガンド》] 念話の回線に割り込んだ詠唱が終わって約十秒後。 黒い靄が掛かった夜天に漆黒の魔弾が翔けた。 空を翔ける魔弾はその軌道に立ちふさがる障害を難なく穿ち抜き、その余波で周囲に存在する障害すらも誘爆で消し飛ばす。 余りにも段違いな威力という暴力を持って破壊しつくす魔弾にオウルは唖然とした。 少女は向かってく魔弾に腕を突き出す。その光弾を受け止め、自身の力とする為に。 しかしその光弾は少女に吸収されず、突き出した腕だけではなく身体の三分の二を消し飛ばした。 その光景には隣で一緒にオウルと防戦していたミヤモトも呆然としていた。 オウルはこの超遠距離射撃が誰によって行われたか分かった。 戦技教導隊に所属している戦略分析官。ステイ・クラウゼヴィッツ。 今までに見た事の無い射撃魔法。そこからオウルは一つの結論を出した。 あの戦略分析官は自分たちを助ける為に恩師の魔法を使用したのだと。 ポジションの関係でオウルは戦略分析官であるステイの事を師事し、その彼がどのような魔法を行使しているかも知っていた。 行使しているその魔法をおおまかに説明をすると、魔法の封印とそれの開放であった。 まず自身の扱うデバイスに魔法を衝突させる。それによってデバイスの中に衝突した魔法を封印し、その場に応じて封印した魔法を使用する。 しかしその魔法には、よほどの事が無い限りは一回しか使用できないという重大な欠点があった。 中には使用者が少ない珍しい魔法や、その人オリジナルの魔法も幾つか封印されているらしい。 勿論、その中には―――今は亡き、ステイの恩師が使っていた魔法も封印されていた。 ステイにとってはある種のお守りに近いだろうと思われる魔法を、あえて自分たちを助ける為に使用した。 思い出のある大切な魔法をステイは犠牲にして、ギクシャクしている自分たちを助けたのだ。 助かったという何度か、隣にいたミヤモトは唾を吐くように言った。 「あいつがちゃんと撃っていれば……」 感傷と言う物は戦場に不要な物。しかしオウルは怒りという衝動に駆られるまま、ミヤモトの頬を打ち抜いた。 「何すんだっ!」 「お前に何が分かるっ!」 文句を言うミヤモトにオウルは怒鳴った。 今は目の前の対象を潰す方が先なのだが、既にそれらの事はオウルの意識の外にあった。 オウルは怒りのままにミヤモトを罵倒する。 「何を格好付けているから知らないけどさ……ついさっきまで、お前は犬死同然の事をしようとしていたんだ!」 既に心情を口にしてしまったオウルの口はもう止める事は出来なかった。 そのままミヤモトの胸倉を掴み、再び殴った。 「てめぇは分かってないけどさぁ。えゆ三等空尉は俺たちが死なないように注意を払い続けていたんだ」 既にオウルの頭からは対象の撃墜、または拘束という指令は怒りによって頭から消えうせていた。 「それをお前は何だ? 役立たずのように扱いやがって……」 怒りで我を忘れる事は戦場において、愚者の行う事だ。 それはオウルも重々承知の事であった。 「お前なんか、人の命を背負う資格なんて無い――― 一等空士なんて辞めてしまえ」 しかしオウルはその口を止める事が出来なかった。 「クラウゼヴィッツ戦略分析官に援護までさせておいて……お前のしていた事は何だ?」 周囲は自分たちが撃墜されないように気を配っていてくれた。 えゆがミヤモトの事など捨て置けば、対象を撃墜する事くらい容易であったかもしれない。 しかしあの三等空尉は任務の邪魔になるのであれば捨て置けばいい自分とミヤモトを守る方に気を払っていた。 なのに目の前にいる一等空士はえゆを臆病者だというかのように罵倒した。 オウルはそれが許せなかった。 「一人で戦っていると勘違いして、突っ込んで行っただけだろ?」 「……」 オウルの怒りに飲まれたのか、ミヤモトはもう何も言えなくなっていた。 ミヤモトを突き飛ばすように離し、吐き捨てるようにオウルは言った。 「ココで見てろ」 やっと任務の方を思い出したオウルは『ブリジット』の狙撃用サイトで対象を見る。 対象はまだ靄で身体を修復中。ステイが使った魔法のダメージが深刻であるようだ。 今なら、残っているカートリッジを全部使い潰した〈幽玄の灯《ファントムブレイズ》〉で戦闘不能くらいに追い込めるかもしれない。 脳内ではもはや戦略とも言えない賭けに出ようとするオウル。 殴られたミヤモトはよろけながらも立ち上がり、背後からオウルに言った。 「俺が零距離で魔法をぶち込む。援護してくれないか?」 ミヤモトの言葉にオウルはすぐに返事を返さなかった。 しばらく経ってからゆっくりとオウルは口を開いた。 「……出来るのか? 本当に出来るのか? お前に……そいつを止める力があるのか?」 それは少し前にオウルがミヤモトにかけた問い。 しかしその時のミヤモトは無言でそれを無視して、少女によって返り討ちにされた。 そして―――えゆを戦闘不能に陥らせるくらいの負担をかける事となった。 ミヤモトは左手の『鈴音』を強く掴み、オウルに言った。 「俺を信じろっ!」 ゆっくりと顔を動かして背後のミヤモトを見るオウル。 その目はまるで、ミヤモトの言葉を疑っているような目であった。 ミヤモトはかけられた威圧に耐えながらオウルをにらみ返す。 少女の方に顔を戻したオウルはボソッと口に出した。 「援護はする……だが墜ちても誰にも文句はいうなよ?」 「……了解」 『鈴音』を軽く振り、ミヤモトは足元に浅葱色のベルカ式魔法陣を展開。 浅葱色の魔力光を纏いながら少女へと突っ込む。 少女は再び飛んできたミヤモトを迎撃する為に身体の修復を中止する。 まず靄から精製されたのは剣の形をかたどった物。 しかしミヤモトは魔法を使って破壊することなくそれらを回避し、オウルが軌道操作を行う事でたった一発の魔力弾でそれらの破壊。 その隙に少女は猟犬と鮫の大群を一気に精製し、物量作戦でミヤモトたちを押し切りにかかるが、ミヤモトは〈第二幕 魔王〉で強引に活路を開く。 ミヤモトに押し寄せてくる猟犬と鮫をオウルが魔力弾の軌道操作を行う事で撃墜していく。 靄はミヤモトにまとわりつく事で身動きを封じようとするが、ミヤモトは移動速度を上げる事でそれを振り払う。 後もう少しの所で、少女は最後の難関を発動した。 それはえゆを戦闘不能に追い込んだ〈クライス・クリストス〉。 ミヤモトだけではなく、その周囲まで破壊するためか黒ずんだ虹色の魔法陣の大きさはそれなりに大きい。 既に少女の周囲にには無数の球体を作り出され、靄だけではなく、周囲の魔力までもが集束していた。 これは確実に〈クライス・クリストス〉で街が破壊されてしまう。 いますぐえゆが目を覚まして、〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉以外にそれから街を防ぐ方法はないだろう。 しかしミヤモトには集束型砲撃魔法に対する切り札を持っていた。 少女の方へと進みながらミヤモトは魔法を発動する。 突き出した右の手の平にミッドチルダ式の魔法陣を展開しながら、ミヤモトは切り札の詠唱を開始。 「全てに等しく訪れる終わり。刹那の快楽に溺れ、偽りの愛という深き闇から映し出される天を仰ぐ。涙を流しながら狂い踊れ、悲劇の処女……」 「―――クライス・クリストス」 「闇夜に舞う乙女《ヤミヨノアリス》!」 微かに黒ずんだ虹色の奔流がミヤモトの展開した浅葱色の魔法陣に飲み込まれる。 そして飲み込まれた魔力は魔法陣の前で球体となって膨らんでいく。 ミヤモトは魔法陣を展開した状態でとある一言を紡ぎ出した。 「―――『さぁ、狂いたまえ。私の腕の中で』」 その一言によって膨らんでいた魔力球が爆発する。 〈闇夜に舞う乙女《ヤミヨノアリス》〉用の魔法陣の下に防御魔法の魔法陣も展開していたミヤモトは無事であったが、少女は魔力の爆発で吹き飛ばされる。 ミヤモトは追撃を行うために吹き飛んだ少女を追う。 少女に追いついたミヤモトは抜刀した『鈴音』をその腹部に突き刺す。 しかしその代償にミヤモトは少女が身体から突き出した漆黒の槍で身体中を貫かれる。 身体中に槍が突き刺さり、その傷から狂気がしみこんで行く激痛に意識を持って行かれそうになるが、ミヤモトはそれに耐えながら最終奥義を発動した。 「至高の処女へ捧げんとする我が最高の挽歌、世界を壊し、新しく生み出す力。愛おしき貴女へと世界の全てを捧げるために歌い、貴女と云う楽園を蹂躙せん……歌姫の楽園《ローレライガーデン》!」 魔力が注ぎ込まれた『鈴音』に刀身が小刻みに振るえ始める。 その振動は少女の内部を強引にかき回し、グチャグチャにしていく。そして骨は強制的に共振させられ、その作用で粉々にされていく。 「うぅ……うううううううっ!」 少女の目から涙が溢れ、声は泣き声に変わる。そして遂には動物が上げるような唸り声に変わった。 楽しそうにニヤリと笑うミヤモト。その顔にあったのは任務をどうにか解決できたという達成感。 既に身体は血が抜けた性で冷え切っていた。 ミヤモトの身体に突き刺さっていた槍が消滅し、少女の腹部に突き刺さっていた『鈴音』の刀身が血か靄名のか分からない物でズルリと滑り落ちる。 自身の身体が落ちる浮遊感を感じながらミヤモトは中指だけを立て、腹部からおびただしい靄を噴き出しながら少女に毒づくように言った。 「……Fack」 えゆはゆっくりと瞼を開く。少し体が軋むような痛みを感じたが、身体に鞭を打って無理矢理にでも起こす。 そして目の前に広がる光景に絶句する。 対象とミヤモトが抱き合うような状態だった。 ただし、対象の腹部には刀らしき物が貫通していて、ミヤモトの身体におびただしい数の黒い槍が突き刺さっていた。 突き刺さっていた槍が消えると同時にミヤモトの身体が下へと落ちていく。 刀が対象の腹部から抜け、傷口からおびただしい靄を噴き出した所でミヤモトの身体は重力に従って落ちて行った。 「ミヤモトくぅぅぅぅぅぅんっ!」 そのまま落下していくミヤモトを見ることしか出来ないえゆの叫び声がクラナガンの空に響いた。
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名前: ハッピースター サイズ: M HP: 4000 EN: 180 装甲:1100 運動: 115 移動: 7 移動タイプ: 空陸海 地形適応: 空A陸A海B宇A 【特殊能力】 なし 【武装】 マシンキャノン ソニック・ブレイカー メガ・ビームライフル レーザーブレード リニアレールガン 【機体解説】 春菜が父の傭兵会社から盗んだ機体。 基本はガーリオンだが春菜の父の会社の研究部が 戦場で鹵獲した機体のパーツを使ってカスタムした機体。 装甲を減らして機動性を重視したのだが春菜が勝手につけた 武装のせいであまり意味がない。 テスラドライブのおかげで空を飛べるのがせめてもの救い