約 1,943,957 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6144.html
「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容 iモード対応携帯電話との連動サービス「iモードマンション」についての加筆。(執筆者による依頼) ゲームシステムの説明が中心になってしまい評価点の記述内容が薄い。評価点ではゲームの流れの項目を具体的に踏まえてどの点が良かったのかの記述が欲しい。 ワンピースマンション 【わんぴーすまんしょん】 ジャンル マンション管理人 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 カプコン 発売日 2001年6月21日 定価 6,090円(税5%込) 判定 良作 ストーリー 概要 ゲームの流れ 評価点 問題点 総評 ストーリー ここは不思議な住民たちの暮らす『ワンピースマンション』 あなたはこのマンションの管理人ポルポとなり、住人達をトラブルや犯罪者の魔の手から守りつつマンションを発展させていかなくてはなりません。 時にはライバルからの嫌がらせを受けたり思わぬ災害が起きることもあるでしょう。 さて、あなたのワンピースマンションはどんなマンションになるのでしょうか…。 (説明書より) 概要 「史上初のマンション管理ゲーム」と銘打たれた、マンションを管理するゲーム。 本作は『The Tower』のような他の建物管理シミュレーションとは違い、住民が常に部屋の中におり、人の移動の概念がない。 プレイヤーの目的は、多彩な住民達をマンションに上手く配置し、トラブルを解消(ストレスを貯めない)、快適に生活してもらうことである。 ワンピースと書いてあるが、漫画・アニメのワンピースとは全然関係ないので注意。 ゲームの流れ ゲームモードは「ストーリーモード」「エンドレスモード」の二つ。 ストーリーモードではそれぞれのステージごとに「60部屋作れ」「10万貯める」「18階に部屋を3つ作る」といったクリア条件が提示され、それを達成すればステージクリアとなる。 ステージは7つ用意されており、それぞれ出現する住民や犯罪5、ボスキャラは固定で、マンションの横幅や最大階層も固定。ただし、難易度(イージー・ノーマル・ハードの三種類)によってクリア条件は異なる。 一周クリアするとポルポの妹であるプチカも使用可能になる。基本的にプチカ編ではクリア条件がポルポの時よりも厳しい(クリア条件が全く同じステージもある)。 出現する住民は基本的にランダム(一部の住民は出現数に制限がある)。プレイごとに住民の偏りも出てくるため、状況に合わせたマンション経営が必要となる。 エンドレスモードはその名の通りゲームオーバーになるまで続くモード。 難易度は三種類用意されており、それぞれ出現住民と時間の進むスピードが異なる。 このゲームの住民は必ず近隣住民に影響を与える特性を持っている。それぞれ癒しとストレスの2種類があり、それを理解しつつ上手く配置していかなくてはならない。 全周囲に癒しを送る「アイちゃん」、左右に癒しを送るが水漏れで下にストレスを送る「フローズン」、ストレスが溜まると壊れて暴れる「ヒノキオ」など、特性は様々。 中には電波を送ってP-9などのロボット住民をショートさせる「デルミィー」、普段は無害だが退去時に周囲の部屋を爆破する「エニマック博士」、付近の住民を病気にする「ソダイゴロ」など特殊な能力を持つ住民もいる。 住民はストレスが溜まると癒し効果やストレス効果の影響が変化する。基本的にストレスが溜まると住民の癒し効果が減少し、ストレスの効果が増大するためマンション管理に悪影響が出る。 ストレスが限界まで溜まってしまうと部屋が爆発し住民が退去。同時に多額の賠償金を支払う羽目になる。 適当に住民を配置していてはすぐにストレスが溜まり退去する一方。いかに住民のストレスを軽減する配置を作るかがマンション管理人の腕の見せどころと言えよう。 配置の例としては、横や斜めに大きなストレスを与える「ミュラー」や「トビマル」などの住民は縦一列に配置して隣に部屋を作らない、左だけに大きなストレスを与える「ウェスタンタン」はマンションの一番左に配置、「DJカルロス」や「ガルチャンコ」といった与えるストレスが小さい住民は近くにアイちゃんなど癒し効果のある住民を配置してストレスを癒し効果で打ち消す…といった具合。 ストレスの影響がない管理人部屋やエレベーターを配置したり、ストレスのたまった住民をこまめに入れ替えるという手法もある。 どのステージでも共通で、ライバルのマンションから犯罪者(ゲーム中では「犯罪5」と呼ばれる)が送り込まれる。犯罪者はそれぞれ押し売り(アボガド)、騒音被害(ラズベリー)、空き巣(キーウィ)、放火(ドリアン)、爆破テロ(パイナポー)といった様々な迷惑行為で邪魔をしてくる上、周囲にストレスをばらまく厄介な存在であり、早急に追い出す必要がある。 犯罪者に対しての直接攻撃はできないが、住民と同じく犯罪者にもストレスの概念が存在し、ストレスを限界までためれば通常の住民と同様に退去させられる。追い出すためには効率よく犯罪者の部屋にストレスを送り込む配置が必要となる。 犯罪者はマンションの空きスペースに勝手に入り込んでくる(住民の部屋を破壊して割り込んでくることも)上、部屋移動が一切できないためマンション管理の点でも厄介な存在。 犯罪者の悪事は管理人を操作し、徘徊する犯罪者に警笛を鳴らすことで阻止が可能。ただし上下階への移動にはエレベーターが必要。エレベーターがなければ犯罪者への対処が難しくなる。 ストーリーモードでは犯罪5を一定人数追い出すと、そのステージのボスが出現する。 ボスの基本的な性質は犯罪者と同じだが、ボスというだけはありばら撒くストレスの量が格段に多く、加えて特殊な妨害行動も行う。ストレスと一緒に状態異常をばらまく「ゴッポポ」、大量の取り巻き住民を呼び寄せる「ヴェン」、取り巻きを呼び寄せつつ退去時に周辺の部屋を爆破していく「ガルボ博士」、捕われの身でありながら兄と遊びたいが為に敵に回った「プチカ」など様々。 マンション建設のルールはいたってシンプルで、「他の部屋と隣接している場所にしか部屋は作れない」という点のみ。 上でも横でも他の部屋と隣接さえしていればOK。実際のマンションでは絶対にありえないような歪な形のマンションも自由自在。 ただし、住民の退去等により他の部屋と隣接しなくなった部屋は全て下に落下する。住民の配置が大幅に変わってしまうため、歪な形には相応のリスクが伴う。 住民の入れ替えは当然自由に行えるが、住民の入れ替えを行うと資金が減少する。これ以外にも新たな部屋やエレベーターの建設、空き部屋の維持にも資金が必要。 資金は住民からの家賃収入がメイン。また、二年間住民を退去させることなく生活させられれば住民が退去し、ボーナスが入る。 資金が赤字になるとゲームオーバー。ストーリーモードでは「10年以内にクリア条件を満たせない」という点も加わる。 評価点 可愛らしいキャラクター 本作で登場する管理人や住民達はどれも個性的で可愛らしいポップ調のデザインとなっている。 住民たちはストレスの状態ごとに行動パターンも変化し、週替わりにもアクションを行ってくれるためよく動く。 キャラデザインは 輪くすさが(唖采弦二)氏が担当。 高めの戦略性 本作では時間の経過が早く、悠長に配置を考えている暇はない。もたもたしていればあっという間に住民のストレスも溜まり、犯罪者も好き放題に暴れまわる。 マンションの作り方も人それぞれ。下から空白を開けず埋めていき住民の配置を考え抜く、ひたすら上へと重ね続けてストレスを貯めにくくする、ツインタワーなどにしてストレスを軽減する、実用性無視でネタに突っ走った形のマンションを作るなど好きな形のマンションを作れる。 BGMが名曲揃い 業務用ビデオゲームの曲を数多く手がけるTAKAYUKI AIHARA(相原隆行)が担当。POPで耳に残るノリの良い曲が多数収録されている。 問題点 ステージ数の少なさ ステージ数は7つ。難易度によってクリア条件は変わるが、それでも少ない。ボリューム面では難がある。 総評 「住民の配置を考える」という一風変わった建物管理ゲーム。 ボリューム面に難があるものの、ゲーム自体は安定している出来。 中古市場では安価で販売されているので、興味が湧いて来た人は見かけたら是非プレイしてみよう。
https://w.atwiki.jp/mplover/pages/2.html
メニュー トップページ マウスピース マウスピース比較 リード リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
https://w.atwiki.jp/pocup/pages/26.html
配信用PC 配信用PCは予算がないけどマトモな配信ができるギリギリな構成です。 カッコイイPCゲームとかを配信するのは厳しいですが、 ご覧頂いている方には分かるとおり、なかなかのクオリティで多窓ミラーをしたりすることは可能です。 ニコ生/USTREAMの多重配信もストレスなく可能です。 ただ、x264コーデック(FMLEで選べる二つのコーデックのうち、より高画質なほう)で配信をする場合、 CPU使用率と配信タイムラグが大きいのであまり実用的ではありません。 これくらいのPCであれば、モニターも含めて7万円程度かと思います。 【モニターについて】 1台目のモニターは放送関連の操作用もしくは通常配信用 2台目のモニターは多窓ミラー配置用 として使っています。 1台目のモニターの解像度は最大値よりも低く設定しています。(通常の操作するには画面が広すぎて文字が小さくなるのがイヤなので。) スペースの都合上なので、スペースがある場合は単純に大きいサイズのモニターを用意すればいいだけですけど。 【オーディオインターフェースについて】 オーディオインターフェース「UA-4FX」はステレオミックス機能がありません。 ゲーム音とマイク音などを放送に乗せるためには原則として外部ミキサーが必要です。 (ゲーム音などをスピーカーで鳴らし、それをマイクで拾うという原始的方法もありますが、コントロールが難しいのでオススメできません。) PC本体 どっかのショップブランドのPC CPU Intel Pentium Dual Core E5200(2.5GHz) メモリ 2GB OS Windows XP SP3 グラフィックボード NVIDIA GeForce 9400GT オーディオインターフェース EDIROL UA-4FX Webカメラ Logicool Webcam C200 モニター Princeton製19インチワイド(1366x768) SAMSUNG製17インチ(1260x1080) 音響関連 ゲーム機の音声・配信用PC内の音声・BGM用PCの音量を快適にコントロールするために それなりにチャンネルのあるデジタルミキサーを使用。 一般的には参考にならないかも。 配信に乗る音声とSkype通話に乗る音声を分離してコントロールするため、 それぞれUA-4FX(ST出力)、PC内臓オーディオのライン入力(AUX出力)へ分離出力。 (こうしないとSkype通話の際、凸者側にエコーが発生してしまう) ミキサーのチャンネル構成 ミキサー:YAMAHA AW4416 Ver2.0 Channel Input AUX Channel Output Analog1 ギター AUX3(PRE)【凸者用】 ST OUT L UA-4FX 配信用音声 Analog2 マイク AUX3(PRE)【凸者用】 ST OUT R Analog3 AVセレクター(ゲーム機) AUX3(POST)【凸者用】 MONITOR L スピーカーセレクタ Analog4 MONITOR R Analog5 配信用PCのステレオミックス AUX3(POST)【通常はOFF】 OMNI1 予備 Analog6 OMNI2 予備 Analog7 2部屋配信用ミキサーのミックス AUX3(PRE)【凸者用】 OMNI3(AUX3) PCライン入力 Skype用 Analog8 OMNI4(AUX4) 予備 9(Digital1) BGM用Macのミックス AUX3(POST)【凸者用】 EFX1 アンプシミュレータ 10(Digital2) EFX2 リバーブ 11 予備 12 予備 13 内臓サンプラー1 AUX3(POST)【凸者用】 14 内臓サンプラー2 15 内臓サンプラー3 16 内臓サンプラー4
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37403.html
【検索用 めいさくけっさくますたーひーす 登録タグ 2018年 JASRAC管理曲 VOCALOID YouTubeミリオン達成曲 kz め アートトラック ニコニコ外公開曲 八王子P 初音ミク 曲 曲ま】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:八王子P 作曲:kz 編曲:kz・八王子P 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『名作!傑作!マスターピース!』(めいさく!けっさく!マスターピース) NHK Eテレにて2016年4月8日から2022年3月25日まで放送されたショートアニメ「あはれ!名作くん」主題歌のロングver。第63話にて初音ミクが出演。声も本人(初音ミク)となっている。 アニメ出演回の調声はたかぴぃ氏が担当。 EP「Last Dance Refrain」にフル版が収録された。 歌詞 DA・DA・DA 大冒険 DA・DA・DA 大惨事 DA・DA・DA 大失敗 大体問題ない! 古今から東西まで 語り継がれるよ 物語 あはれ!あはれる!あはれなり! 千里の道も一歩ずつ 名作!傑作!いとをかし! 笑う角にはね 福が来る 王様だって妖精だって 先生だってなんだって みんなでなかよくせーので じゃんけんぽん! DA・DA・DA 大乱闘 DA・DA・DA 大喝采 DA・DA・DA 大団円 大体なんとかなる! 太古から未来にまで 語り継がれるよ 物語 あはれ!あはれる!あはれなり! 急ぐくらいなら回っちゃえ 名作!傑作!いとをかし! 唄えや 踊れや あっぱれ!万々歳! 神様だって英雄だって 女王だってなんだって みんなでなかよくせーので じゃんけんぽん! あはれ!あはれる!あはれなり! 千里の道も一歩ずつ 名作!傑作!いとをかし! 笑う門にはね福が来る 王様だって妖精だって 先生だってなんだって みんなでなかよくせーので じゃんけんぽん! コメント 新曲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! -- 名無しさん (2018-03-22 21 16 07) あはれ名作くんだー! -- りりり* (2018-03-22 23 55 04) これあったんだ… -- 名無しさん (2018-03-23 20 19 36) わーい名作くんだー! -- 名無しさん (2018-03-23 20 43 26) 今更だけど・・かわいい! -- 柴猫李犬 (2018-05-05 14 58 44) あはれ!名作くんの「初音ミク」見ましたー♫私、ボカロも名作くんも大好きなので嬉しいです!!!!!!! -- はぴゅねぴぴゅ (2019-06-05 17 41 50) 最初これボカロハマる前にアニメで聞いて普通に人間が歌ってると思ってた… -- 名無しさん (2019-06-06 05 56 58) ね、神曲でしょ? -- 神曲フリーク (2019-06-13 17 20 22) 神!!かわいすぎる! -- 名無しさん (2021-07-20 19 11 58) ずっと大好きだなあ -- 名無しさん (2021-09-05 20 07 45) あ、この当時…名作くん見てました…!やっぱり、ボカロと出会える機会があるっていいですね…メンツが豪華すぎて本当に感動します -- なりあさ (2022-03-07 09 38 08) アニメ見てたけど本当に好き -- 名無しさん (2022-04-08 11 29 55) とうとみひでよし -- いぬ (2022-10-19 18 45 10) 懐かしい -- 名無しさん (2022-12-22 22 23 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/362.html
本当はさびしかった、君に会うまでは。 ひとりでいる方が気楽なんだって、嘘ついてた。 ☆ ナオミ・マサツグ。 異世界に転移するまで、彼は孤独な人生を歩んできた。 学校ではミヤモト達にいじめられた。ミヤモトは弱い相手を見つけて嫌がらせをする、性格の悪い男だ。マサツグは彼のせいで何度か死にたい思いすらしてきた。 そして親にも愛されず、見捨てられた。……その過去が今のマサツグを形作り、反面教師ともなっているのがなんとも皮肉だが。 そんな彼は転移しても才能無しと判断されて、孤児院を任されたわけだが――まさかその結果、家族というものを知ることになるとは思わなかった。 運命とは皮肉なもので、もしも彼に誰から見てもわかる特殊な才能があれば――マサツグはきっと孤独なままだったろう。どれだけ褒め讃えられても、英雄視されても――孤独な心は埋まるものじゃない。事実として、孤児を失った後に聖剣に選ばれた時も彼女達を守れなかったことが原因で一度手放している。 空っぽの心を満たせるもの。それは純粋な愛であり、絆だ。 愛とは何も恋愛的な意味だけじゃない。家族に向けられるソレも、立派な愛である。 それは今までのマサツグに最も欠けていたもの。普通の家庭環境ならば誰もが当然に享受出来るが、そうじゃなければ決して手に入ることのないもの。――それが家族愛。 実際、マサツグは親に対して複雑な感情を抱いている。それが孤児達を大切にする理由にも繋がってるのは皮肉なものだが……彼女達には自分のような思いをしてほしくないという考えが強い。 それは弱さを知っているから。辛い過去を味わってるから得られた、優しさでもある。 彼が孤児達から好かれているのも、みんなそういう優しさを感じ取っているからだ。 孤児達は皆、様々な理由でここへ来た。……シーは色々と特殊な存在なのでともかく、リュシアやエリンなんかはそれぞれ辛い過去を背負っている。 痛みを知る者が集い、身を寄せあい――そうして孤児院で生活をしてきた。 彼らは紛れもない家族だ。血の繋がりこそないが、その在り方は家族そのものである。 ――だから結論として、ナオミ・マサツグはリュシア達のことが大好きだ。 決して口には出さないが……だからもしも殺し合いに呼ばれていなかったら、後に処刑を乞うリュシアを意地でも止めようとする。 その方が楽だとわかっているのに――全員を助け出すという個人的な感情を優先した。 孤児達を失えば、何かが決定的に終わってしまう気がしたから――。 そんなマサツグだから――メグの気持ちがわからないわけじゃない。 もしも孤児達が見せしめにされていたら……自分も迷走していた可能性がある。そこは否定出来ない。 『チマメ隊は永遠だから……。この絆は誰にも裂かせないよー!』 絆。 過去のマサツグなら「そんな曖昧な言葉など知るか」と一蹴していただろうが――孤児や友と絆を育んだ今の彼には、彼女の気持ちが痛いほどわかってしまう。 孤児達を里親に出してから――静かで気楽な生活を送っていた。そこに居て当たり前の擬似家族を失った時に改めて思い知る、彼女達の存在の大きさ。 諸々の負担が減ったはずなのに――味気ない生活に虚しさすら感じていた。 それでもシルビィとアルノンが居たから、心を保つことは出来たが――以前なら地形を変えるほどの攻撃も随分と威力が落ちた。マサツグのスキルは心次第で強さが変わる。このデスゲームの参加者、キリトやpohの世界に存在し檀黎斗が取り入れた心意システムのようなものだ。 「ふっ……。まさか俺がこんなことで感傷に浸るとはな」 我ながら自分らしくないな――とマサツグは思う。 相手はまだ出会ったばかりの少女だ。リュシア達とは違い、思い入れなんて微塵もない。 ならばここは捨て置けば良い。助ける必要なんてないだろう。 ……そう理解出来ているのに、どうしてだろうか。 理解は出来るが、納得が出来ない。ただの感情論になってしまうが――このままメグを放置したくはない。 ナオミ・マサツグは実は自分をあまり理解出来ていない。というよりもひねくれ者な彼は、あまり自分に素直になれない。 いつも孤児を守る為に行動しているから、本当は彼女達を愛しているのに。そんな自分をあまりわかっていない。 だがそれでも、いつも行動するのがマサツグという男だ。――きっと大切な存在というものを、心の底では認めているのだろう。 「マサツグさん……」 クウカが心配そうな表情でマサツグを見つめる。 彼女はドMという拗らせた性癖こそあるが、善人か悪人かで言えば間違いなく前者だ。 自分が仲間を殺された状況でも――メグやマサツグを気遣うくらいの優しい心を持っている。 それはモニカという小さなリーダーの影響もあるかもしれないし、ヴァイスフリューゲルとして活動したから得たものかもしれない。 もちろん根っからの善人ではあるのだが、人助けをしていく積み重ねで……こういう心が養われたというのもあるだろう。 それはクウカだけに限らない。ヴァイスフリューゲルの面々はみんな特徴的な個性を持っているが、それでも仲間を気遣う『優しさ』というものを心の内に秘めている。 一見、まとまりのない寄せ集めに見えて実はしっかりと絆で結ばれている――それもまたヴァイスフリューゲルの特徴だ。 「そんな表情をしてどうした?俺の顔にゴミでも付いているのか?」 「そ、そうじゃないです。クウカはマサツグさんが心配で……」 「心配、か……」 ふっ――とマサツグは笑う。 まさか自分が守ろうとしている少女に、心配されるとは。我ながら情けない有り様だと思った。 だが――何故だろうか。不思議と嫌な感じはしない。……むしろマサツグ自身は自覚していないが、少し口元が緩んでいる程だ。 「まだ知り合って間もないというのに、俺なんかの心配をするとは……お人好しだな」 俺なんか――。 そんな言葉が出て来たのは、マサツグが自分自身を卑下しているからに他ならない。 孤児を里親に出した時もそうだが、彼は何かと自分を過小評価する傾向にある。 リュシア達に無償の愛を与えていたのは間違いなくマサツグであり、彼は立派に親代わりをしていたというのに――それでも自分なんかよりも他の者からしっかりと親の愛を受けた方が良いと思った。孤児達はマサツグの愛を受け取り、成長したのに――彼はそんなことにも気付けなかった。 それは家庭環境の歪みであったり、ミヤモト達から受けたイジメであったり――様々な原因が屈折した精神を作り上げたからだろう。周りに否定されてばかりの人生では、自尊心などというものは育たない。 普通ならば親が愛を与え、それによって自信や自尊心も成長するものだが――マサツグはそんな当たり前の『愛情』すらも享受出来なかったのだから。 「あぅ……。知り合って間もないと言われたら、たしかにその通りなのですが……」 クウカは少しだけ言葉に詰まる。 彼女は別に弁が立つ方でもないし、どちらかと言えば気が弱い方だ。 モニカやユキ、ニノンならばもっと違う反応を示したかもしれないが……クウカは彼女達ほど強いわけじゃない。 だが――それでも、クウカにも引けない場面というものが。曲げたくない意志というものはあって。 「そ、それでもクウカは――マサツグさんが好きです。大切な仲間だと思ってます……」 ここでちゃんと伝えなければ、きっと後悔すると思ったから。 別に自分がマサツグをどうこう出来ると思うほど、クウカに自信があるわけじゃない。こんなことを言っても無駄かもしれない。 それでも『俺なんか』なんて自虐するマサツグに、正直な気持ちを伝えたかった。大切な仲間だと思っていることを教えたかった。 「そうか。……俺は何かお前に『仲間』と呼ばれることをしたのだろうか?」 仲間。 そんなふうに呼ばれるようなことをした記憶はマサツグには無い。 たしかにクウカのことを保護したが――メグは闇堕ちさせてしまうし、彼の行動はお世辞にも褒められたものではないだろう。 別に仲間と呼ばれることに対して何か負の感情があるわけじゃないが――そんな言葉、今の自分には相応しくないとマサツグは思った。 普段ならその言葉を素直に受け取らず、何か言い返したり否定していたかもしれないが――マサツグも人間。感情の生き物だ。 今の状況が精神的に苦しいということもあり、つい口から素直な疑問が零れてしまった。 様々な情緒を感じさせる、マサツグの瞳を真正面から受け止めて――クウカは一瞬、言葉を失いそうになった。そこに秘められた感情が、あまりにも深そうだったから。 (……つ、伝えなきゃ!) それでもクウカは、引き下がらない。――このまま疑問に答えなければ、マサツグが悪い方向へ行ってしまう予感がしたから。 なによりクウカは感謝しているのだ。マサツグと出会えず、一人で居たらどうなっていたかわからないから。 ……孤独の状態で仲間の死を知るのと、そうじゃないのでは色々と違ってくる。孤独は人を狂わせてしまう。人は独りでは、生きられない。 マサツグは本人こそ自覚していないが――クウカという少女をしっかりと守っていた。 そしてクウカもまた――マサツグの心を守りたいと思ったから。 「ク……クウカは……」 マサツグの瞳が、真っ直ぐとクウカを見据える。 まるで彼女の本質を試すかのように、次の言葉を待っている。 別にクウカを疑ってるわけじゃない。……ただ単純に彼女が何を伝えようとしているのか気になっただけで。 何故ならクウカはきっとそこまで気の強い女じゃないとマサツグは考えている。そんな少女が緊張しながらも、疑問に答えようとしているのだ。 ……異世界へ来る前のマサツグならそれほど興味を示さなかっただろうが、やはり孤児達と触れ合ってから色々と変化したのだろう。 守るべき者も、絆も、愛さえない灰色の世界はいつしか虹色に彩られていた。 ――もしもマサツグが孤児院で彼女達と交流する以前の状態で連れてこられたのなら、きっとクウカなんて放置したし、メグのことも大して気にしなかった。……心を乱されることもなく、自分だけが生き残る手段でも考えていた可能性が高い。 環境が人を変える、とはよく言ったもので。 ナオミ・マサツグという男は異世界召喚で大切なモノを得たことで、今までにない感情を知り――それが結果的に彼の強さとなった。 守るスキルは何かを守る際に真価を発揮する。それ即ち、心の力。 孤児院を経営することでリュシア達と絆が芽生え、家族のようになり――だからこそ彼はここまで強くなった。 才能がないと認定されたことで孤児院を任された結果、こんな想いを手に入れたというのは皮肉なものだが――別にマサツグとしては地位や名誉に興味がないし、なにより孤児と出会えたことを悪くないと思っている。 そしてクウカに仲間などと呼ばれたことも――正直に言えば、悪くない気分だ。 まだ出会って数時間。それも大して何かあったわけじゃないマサツグを素直に仲間だと言ったのは、クウカの人柄の良さゆえだろうか。 なんとなくそんな気もするのだが――それにしてもクウカを保護して以降のマサツグは不審者から守ったこと以外はロクに活躍していない。子供のような言動の男も殺され、メグは目の前で攫われ――それでもなお仲間だというのなら。 ならばクウカの口からその理由を聞きたい。……仲間呼ばわりされること自体は悪くないが、それでも不甲斐ない自分にそんな評価を下されたのが納得のいかないところではある。 「クウカは……マサツグさんと出会ってなければ、どうなっていたかわかりません……」 「……どういうことだ?」 マサツグからしたら、自分は何も助けていない。 クウカにとってはマサツグの存在が支えになったのだが――そんなことを察することが出来ないのがこの男だ。悪く言えば卑屈で、自分の価値をあまり理解していない。 ……もっとも孤児達と交流するまでの環境があまりにも酷かったので、仕方ないのだが。 「えっと……最初の男の人に撲殺されてた可能性がありますぅ……」 竹刀でマサツグ達を襲った剣聖こと、虐待おじさん。クウカのみならば彼に嬲り殺されてた可能性は高い。 守りにこそ優れているが、攻めはそこまで得意じゃないのだ。ドMだけに。 「それは俺も同じだな。クウカが居なければ、真正面からあの猛攻を受けていた可能性もある」 「はい。だ、だからその……クウカ達は力を合わせて戦いました」 クウカがタンク役をして、マサツグが攻める。実に理にかなった役割分担だ。 マサツグとしては無意識的ではあったがこれは立派な協力であり、二人で戦ったということになる。 「ふ……。それで俺を仲間と呼んだのが」 ここまで説明されたら、マサツグでもわかる。たしかに共闘を果たした以上、仲間意識を持たれるのもおかしくない。 こんな自分に仲間意識など――という気持ちもあるが、本気で家族ごっこをしていたリュシア達の前例がある。クウカの気持ちも否定は出来ない。 「そ、そういうことですぅ。それにひとりぼっちだったら……クウカはどんな迷走をしていたかわかりません……」 クウカはヴァイスフリューゲルの大切な一翼を失った。 彼女のために殺し合いを肯定する――なんてことはしないだろうが、それでも何らかの形で迷走していたかもしれない。 これまでモニカ達が支えてくれたように、今回はマサツグという新たな仲間が彼女を支えてくれたのだ。 (一人きりの迷走……) クウカのその言葉は、マサツグにも同じことが言えた。 もしもこの場で誰にも遭遇せず、敵対者と出会っていたら――自分はどうなっていただろうか? もっと言うなら、異世界召喚されて偉大な力を得ていた場合――莫大な富と名誉を得られたとしても、果たしてその時マサツグはどうなっていただろうか? マサツグはリュシア達『家族』が――ルーナ孤児院ファミリーが居たからこそ、これほどまでに成長した。 誰かと繋がるということの大切さは――口にこそしないが、理解している。何故ならその想いこそが無限の力を呼び覚ますのだから。 「やれやれ……。殺し合いの最中に仲間が出来るとは思わなかったが……」 今、自分達は殺し合いに巻き込まれている。 それはどうしようもない事実だし、これから次々と失う羽目になるかもしれない。 「ふ、不謹慎だったでしょうか?」 だが――そんな状況でもこの時ばかりは自然とマサツグの口も緩んで。 「ふ……。わかった。じゃあ俺たち仲間で、さっき攫われたメグも助けるとするか」 その道はきっと、困難を極めるかもしれない。 もしかしたらもう間に合わないかもしれない。 それでも――――。 優しい孤児院(おうこく)で培った精神は、マサツグの心を後押しした。 「は……はい!」 クウカもつられて、にこやかに笑った。 『俺たちルーナ孤児院ファミリーで、家を守るとするか』 ――懐かしいな。 三人の孤児と共に家を守った時のことを、ふと思い出す。 それほど大きな月日も経ってないだろうに、随分と懐かしい。……あいつらは今も元気にしているだろうか? 夜空を眺める。 あいつらを失った時と同じ、静かな空間――。 「綺麗な夜空ですぅ~っ!」 ……とはいかなくて。 またしても俺の生活にはやかましい存在が加わった。 まったく――変態性癖のドM野郎とは、シーと引けを取らんキャラの濃さだ。 だがこういうのも――悪くない。静かで味気がない毎日より、ずっと良い。 『チマメ隊は永遠だから……。この絆は誰にも裂かせないよー!』 メグ、お前は――――。 『寂しい気持ちでいっぱいになっちゃいそうでしたけど……ご主人様が来てくれたおかげでそんな気持ちどこかに消えちゃいました!』 家を守る決戦前夜――あの時のリュシアの言葉を思い返す。 『ご主人様はすごいです。傍にいるだけで勇気をくれます』 ――果たして俺は、リュシア達のようにメグのことも救えるのだろうか? リュシアは故郷の両親を失ったが、マサツグと交流したことで多少は助けてやることが出来た。 だが――必ずしもメグまでもがそういくとは限らない。あのベルトに、同行者……どちらも油断ならない存在だ。 だがいつまでも迷っても、仕方ない。 ならばナオミ・マサツグは迷える子供を救うための道を選ぼう。 「行くぞ、クウカ」 「わ、わかりました!」 「ルーナ孤児院ファミリー出撃だ」 「ヴァイスフリューゲル ランドソル支部、出発ですぅ~!」 「「……」」 「……ふっ。まさかチーム名が被るとはな」 「ご、ごめんなさい……!こうなったら、クウカはどんなお仕置でも……ぐふふ……」 「いきなり気持ち悪い顔をするな。とりあえず今後は『ルーナフリューゲル』とでも名付けるか」 ☆ 誰も同じじゃない。 それこそが生きてる意味だから。時として出した音が、不協和音でも。 だから諦めない。信じ抜ける強さで――。 辿り着ける世界の果てで君と見る景色が真実なんだ 【D-4/一日目/黎明】 【直見真嗣@異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件(漫画版)】 [状態]:健康、疲労(小) [装備]:竈門炭治郎の日輪刀@鬼滅の刃 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:ラスボスを倒す。殺し合いを脱出するには、これしか手段がないようだな 1:エリン、クウカ、メグとその友人を守る。 2:メグを連れ去った仮面の戦士を見つけ出し、メグを取り戻す 3:もう失うことは御免だな [備考] 「守る」スキルは想いの力で変動しますが、制限によりバランスブレイカーになるような化け物染みた力は発揮出来ません 参戦時期はリュシア達が里親に行ってから。アルノンとも面識があります 【クウカ@プリンセスコネクトRe Dive】 [状態]:ダメージ(小)、魔力消費(小) [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:こ、困ってる人を助けます…… 1:ク、クウカはメグちゃんを取り戻したいのです…… 2:モニカさん達と合流したいです 3:クウカ、マサツグさんのことが気になりますが……今はそれどころじゃないですね [備考] 頑丈です。各種スキルも使えますが魔力を消費します。魔力は時間経過で回復していきます 045 RIDE OR DIE(前編) 投下順 046 彼と彼女の情景 044 集いし願い 未界域のヴェアヴォルフ 時系列順 048 グレイブ・スクワーマー 017 DIVE to DEEP ―青い季節の罪深き夜に― 直見真嗣 070 Break&Peace クウカ
https://w.atwiki.jp/mncorelay/pages/739.html
欠片の一つ。 ネームレス全員に共通する記憶を呼び覚ます欠片であり、ドキッ! 丸ごと欠片!! ネームレスだらけの天下一武闘会の優勝賞品。 キー曰く、ネームレス以外にとってはただのゴミ。 その実態は、紅い空の世界の遺物である。 そのためネームレス全員に共通した記憶を呼び覚ませる欠片となっていたのである。 なお、紅い空の世界出身でないネームレスがいるにもかかわらず全員に共通する記憶が復活するらしい。 どういうメカニズムだ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/200.html
合言葉はラブアンドピース(後編)◆Wott.eaRjU 「フン……やはり、か」 時間は少し遡る。 黒服の男、サカキが思慮深げに声を漏らす。 サカキが現在いる地点は、エリアA-2――古城跡近く。 ヴァッシュが来たと思われる場所を探す内に辿りついた地点。 そしてサカキもまた聞いた者の一人だ。 ヴァッシュの“ラブアンドピース”という、か細い言葉で締め括られた告白。 彼は事実の顛末がほぼ自分の予想通りであった事を確認した。 「ヤツが使い物になるかはわからんが……使えないようで困るな」 やはり放送で名前を呼ばれなかった事もあり、ヴァッシュは無事らしい。 取り敢えずそれは幸運な事であったと言える。 しかし、サカキの表情は依然として冴えてはいない。 正直サカキは呆れを通り越してヴァッシュに対し、失望すらも覚えていた。 彼の性格を考えれば、自分から他者を狙うは考えにくい。 大方、襲撃者を返り討ちにし、その過程で広瀬康一を死なせてしまったのだろう。 確かにあまりいい結果ではないが、まあいいと言える程度。 重要なのはヴァッシュがとんだ平和主義であった事実。 やはり数時間前、自分達の前に奇天烈な事をのたまいながら現れた事は伊達ではなかった。 言うなれば現実を見ようともしない、なんとも馬鹿げた姿勢を取っている事だ。 「人を殺すな……言う事は驚くほどに容易く、呆気ないものだ。 そうだ。そんな戯言はいとも簡単にかき消されてしまう。 あのロベルタという女……いや番犬か、彼女のようなタイプの参加者とは決して相容れまい。 やらなければやられる――闘争の基礎を、ヤツは死ぬまで理解しそうにないだろうな……」 結果を出せば、ヴァッシュの言葉はきっと他者からの信頼を得られよう。 だが、ヴァッシュは既に一人を死なせ、更には一人を殺したと告白している。 ヴァッシュの人並み離れ能力を垣間見たサカキですらも、彼の言葉には疑惑を抱いてしまう。 どうせ、そんな事は無理なのだ――そう思う参加者はきっと数多い。 物事の道理の判らぬ、理想に燃える者や妙齢の者ならば心惹かれる可能性もある。 別にそれは構わない。どこの誰が、どんな理想を掲げていようがサカキは意に介さない。 知るべき事は一つ、果たしてそれが自分の目的にどう利用出来るかについて。 この場での目的はギラーミンとやらの殺害。 そのために集めるべきは人員、きたるべき仮初の組織結成への足掛かり。 名前をつけるとなれば新生ロケット団、崇高な響きがサカキの胸を打つ。 しかし、そこには条件がある。 少なくともメンバーには自分の指示に従って貰う必要がある。 現実を直視しようとはしない輩は、実に手を焼く存在になるかもしれない。 そして何よりも彼らには有能な能力を持っていてもらわなければならない。 只、死ぬ事だけを恐れ、何も出来ずに逃げ回るだけの人間は――要らない。 よってサカキは懸念する。 ヴァッシュの言葉や理想に賛同し、使い道のない者達が無作為に集まる事に。 計画を頓挫しかねない足手まとい共があまりにも増えたらどうするか。 その時は決断しなければならない。 残りの、有能な部下達から信用を失わずに、彼らを上手く――処理する事を。 だが、それよりも先に今のサカキにはやる事があった。 「……そろそろ出てきたらどうだ?」 後ろへ振り向く事なく、サカキは言ってみせる。 誰も居ないと思われた空間だが、サカキは確信に満ちた笑みを零す。 自分と同じく、いや、もしかすれば違うかもしれない。 先程、康一と襲撃者の荷物を漁っている際に発した声が呼んだのだろうか。 まあいい――そう思っていたが、そろそろ対応も必要であろう。 だからわざわざ自分の方から接触を図ってやったのだ。 今までずっと自分を追跡していた存在も、待っているように思えたのだから。 「……にゃー。人が悪いですなぁ。 気づいていたなら、もっとはやく言って欲しかったですたい」 軽い口振り。 派手なアロハシャツを羽織り、襟元を大胆に開けている。 如何にも流行を先取りしたようなサングラスに潜む両の瞳は何を映すか…… 一見だけでは計り知れない、幻想とも取れる不思議な目つき。 「よく言う。 接触しようと思えば、幾らでも出来ただろうに」 「あれー。もしかして誘ってたってやつですかい? 生憎、オレにはおじ様のような、ダンディズム溢れるお方に自分から声をかけるなんて度胸は――」 「話を進めるぞ」 「……はーい」 サカキが制す。 笑いながら言葉を紡ぎだす青年が答える。 意外にもそれほどに嫌悪感は見られない。 寧ろ、強引に話を断ち切ったサカキの方に若干の苛立ちがあったように見えた。 但し、それもほんの小さなものでしかない。 極めて冷静に、青年の人を小馬鹿にしたような態度に対処する。 「キサマも聞いていたな?」 「なにを? きっと、そんな質問は野暮なんだろうにゃー」 「そうだな……わかっているのであれば話は早い。 ならば、移そうではないか。少し話でもするにためにも……ゆっくりと出来る場所でな」 「……ああ――」 言わずともわかる。 そう。青年も確かに聞いていた。 道の途中で見かけたサカキ、この殺し合いの最中で…… 既に守るものは居ない、一人の“鬼”として動く決意は既に終えた時に見つけた。 取るべき手段は問わない。 いつかは殺すべき存在である事に変わりはない。 だが、あまり目立つ行動を取ってしまえば他の参加者の注意を惹いてしまう。 それでは駄目だ。所詮レベル0の能力でしかない自分が、殺し合いに乗っている事を知られてしまえば…… 何人もの人間に眼をつけられては、生き残る術などない。 故にあくまでもわからないように、一目につかないように減らしていくしかない。 元の世界へ帰るためには、あのギラーミンという存在との接触が必要になるだろう。 なら、ギラーミンとやらが殺し合いを求めるのであれば乗ってやるしかない。 青年は思う。 わざわざ自分から提案してきた事もあり、この男も処理のし易さの点で学校を選んだに違いない、と。 先程の大きな声の主はこの男の仲間である事は、男の口ぶりからわかる。 仲間が居るのであれば、自分を連れて彼らの元へ行けばよい話だ。 どこの馬の骨かわからない者とわざわざ二人きりになる理由はない。 ならばこの男には何か考えがあるのだ。 只、他者と手を取り合って主催者に立ち向かうだけでは収まらない。 大きな目的、他者の命を蹴落としてまでも成すべき事を。 もし、その必要があるならば、自分と同じように他者を処理していくのだろう。 仲間に気づかれず、自分の地位を揺るがす事はさせないように。 そうであるなら自分の方も――好都合だ。 「――望むところだ」 だから頷いて見せる。 サカキが地図を取り出し、指をさした其処は学校、おあつらえの場所。 そこが一つ目の正念場だ。学校には無数の教室がある。 誰も居ない教室であれば、処理にも困る事はないだろう。 男に更に味方が居ないとは限らないため油断は出来ない…… だが、このまま先程の声の主の元へ連れて行かれるよりかはマシだ。 そう。なにせ男は周囲の参加者へ殺し合いの停止を呼びかけている。 余程自分の力に自信を持っているのだろうか。 それとも、彼もまたあいつと同じだろうなのか。 まっすぐに、いつもがむしゃらに自分の道を諦めなかったクラスメート。 そして裏切る事を決めたあいつと、ヴァッシュは同じタイプの人間に見えた。 ならば自分はヴァッシュの事も裏切ってしまう事になるのだろう。 なんとも現実は非常なものだ。 だけども後悔はない――もう、決めてしまったのだから。 あいつ――幻想殺し<イマジンブレーカー>、上条当麻を裏切りし青年は一人暗躍する。 土御門元春の活動は未だ終わろうとはしていない。 【A-2とB-2の境界付近 /一日目 午前】 【サカキ@ポケットモンスターSPECIAL】 [状態]:健康 [装備]:投擲剣・黒鍵 5/10@Fate/zero、防刃ベスト@現実 [道具]:支給品一式×3、電伝虫@ONE PIECE×2、破魔の紅薔薇(ゲイ・シャルグ)@Fate/Zero 忍術免許皆伝の巻物仮免@ドラえもん、和道一文字@ONE PIECE、シゥネ・ケニャ(袋詰め)@うたわれるもの、謎の鍵 [思考・状況] 基本:ゲームを潰してギラーミンを消す 1:同士を集め、ギラーミンへの対抗勢力を結成する(新生ロケット団) 2:先ずは土御門と学校で話し、邪魔な存在であれば消えてもらう。 3:ヴァッシュとの合流。 [備考] 第三部終了(15巻)以降の時間から参戦。 ※康一、ヴァッシュの名前はまだ知りません。 ※詩音を『園崎魅音』として認識しています。 ※ギラーミンの上に黒幕が居ると推測しています。 ※康一の死亡を確認しました。 ※表記されている道具のほかに、通常のベストが一着、デイパックに入っています。 ※防刃ベストは通常のベストに偽装したもので、銃弾等を防ぐほどの性能はありません。 ※B-2・森にベナウィの死体、広瀬康一の死体が放置されています。荷物は空のデイパックのみです。 また、その周辺にサカキの声が響き渡りました。 ※ヴァッシュの声を一通り聞きました 【土御門元春@とある魔術の禁書目録】 [状態]:左の肩付近に軽傷。肋骨1本骨折。失血で衰弱。超能力により自動回復中(微弱) [装備]:レナの鉈@ひぐらしのなく頃に [道具]:なし [思考・状況] 基本:どんな手を使ってでも学園都市に帰る 1:殺し合いに生き残る 2:あくまでも証拠は残さずに、目立つ行動は取らずに行動。 3:サカキと学校で話し、機があれば殺害する [備考]: ※ウソップの本名を把握していません。 ※地図や名簿は大まかに把握しています。 ※会場がループしていることに気付いていません。 ※ヴァッシュの声を一通り聞きました。 ※原作4巻以降、原作9巻以前からの参戦です。 ◇ ◇ ◇ 「ちょっとぉ、放っておいていいの……?」 依然として、微妙に膨れっ面な顔を浮かべて水銀燈がそう愚痴る。 内容は先程の一件について。 表情を見れば明らかに不満がある事は直ぐに判る。 また、今の彼女のデイバックには一枚のうちわ、“風神”が入っている。 それは元々ゼロが持っていた支給品の一つだが、ゼロとの交渉で手に入れた。 交渉といっても極簡単なものでしかないが。 そう。ゼロがヴァッシュを試すために使用した長メスとの交換による賜物だ。 風神の強力さは既に実感している。 よってその取引自体には不満はないが、疑問は消えたわけではない。 そのため水銀燈は口を開いたというわけであった。 「問題はないさ。 彼は殺し合いに乗った者を何としてでも止めるだろう。 彼が一人を止める度に、我々の障害はまた一人消える……まあ、精々頑張ってもらおうではないか」 「ふぅん……まあ、邪魔なヤツは居ない方がいいわよね。 もちろん、あんな足手まとい二人も要らないわねぇ」 「ふむ、わかっているではないか」 突如として聞こえたヴァッシュの大声。 少しだけ話し合い、結局は水銀燈が持ち前の飛行能力を駆使しての先行。 ゼロは一人、裏口に残り、その場で水銀燈とヴァッシュを待った。 目的はヴァッシュの品定めもとい人間定め。 ヴァッシュが自分達に害を為す存在であるかという事の判別。 その結果は――白、ヴァッシュはゼロ達にとって脅威ではなかった。 ならば、利用させてもらおう。 ゼロはそう考え、ヴァッシュに言葉を送っていた。 ヴァッシュのためではなく、あくまでも自分のために。 一人でも多くの人を守り、一人でも多く“引きつけてもらう”ために。 ゼロはヴァッシュに利用価値を見出し、罪悪感というものは感じていなかった。 「さて、色々とあったがそろそろ中心部を目指そう。 それに一応首輪のサンプルでも取っておきたい。 何かの役に立つかもしれないからな」 「そういうめんどうなコトは任せるわぁ。 わたしはお父様の元へ行く――それだけだよ」 そして漆黒の二人は共に歩きだす。 未だ仮初の同盟が切れる事はない。 このまま何も起こらなければ、案外と二人の結託は長く続くだろう。 しかし、それが許されるほど、この殺し合いという状況が優しいものとも思えない。 そう。この瞬間ですらも――二人は別の事を考えていたのだから。 (ヴァッシュ・ザ・スタンピード。 もし、ナナリーと出会う事になれば、必ず守ってくれ……これは本心からの願いだ) 愛すべき妹、ナナリー・ランぺルージの守護をゼロは密かに託す。 同盟関係を結んだとはいえ、水銀燈とはいつ手が切れても可笑しくはなく、彼の方にも躊躇はない。 故に水銀燈にナナリーの存在を知られれば、それは後々弱みにも繋がる恐れがあったためだ。 いささか神経質過ぎるかもしれないが失敗は許されない。 用心に越した事はなく、またナナリーはゼロにとって大きな意味がある。 もしナナリーが死んでしまうことになれば…… 今後の行動に見直しを迫られる事は最早避けられないだろう。 (ばっかみたい……気安く守るだなんて、ほんとうにおばかさんだわ……) そして水銀燈もヴァッシュについての感想を密かに漏らす。 守る、とヴァッシュは自分さえにもその言葉を言ってみせた。 心底馬鹿ばかしいとも思う。 此処は殺し合いの会場だ、そもそも一人も殺さないなど夢のまた夢のような話だ。 だから自分は嘲笑って見せというのに…… 何故か水銀燈の気分は晴れる事なく、掴みどころのない感情がこびりついている。 水銀燈はそんな自分に一抹の疑問を抱くが、それが一向に消えることはなかった。 少なくともこの現時点では――ヴァッシュと再び出会うその時までは。 水銀燈は絶えず抱き続ける事になるだろう。 不思議な、それでいて然程不快ではない感覚に浸りながら、水銀燈は尚も歩き続ける。 【A-3 西部/1日目 午前】 【ゼロ@コードギアス ナイトメアオブナナリー】 【状態】:健康 【装備】:大戦槍@ワンピース 【道具】:基本支給品一式、MH5×4@ワンピース 【思考・状況】 1:ナナリーの捜索。そのために情報を集める。 2:ナナリーの害になる可能性のある者は目の届く範囲に置く、無理なら殺す。 3:中心部を目指す。 4:『○』に関しては…… 5:ギラーミンを殺して、彼の持つ技術を手に入れる。 6:自分の身体に掛けられた制限を解く手段を見つける。 7:『○』対する検証を行うためにも、首輪のサンプルを手に入れる。 【備考】 ※都合が悪くなれば水銀燈は殺すつもりです。(だがなるべく戦力として使用したい) ※ギラーミンにはタイムマシンのような技術(異なる世界や時代に介入出来るようなもの)があると思っています。 ※水銀燈から真紅、ジュン、翠星石、蒼星石、彼女の世界の事についてある程度聞きました。 ※ナナリーの存在は水銀燈に言っていません ※会場がループしていると確認。半ば確信しています ※古城内にあった『○』型のくぼみには首輪が当てはまると予想しています。 ※ヴァッシュの声を一通り聞きました 【水銀燈@ローゼンメイデン】 【状態】:健康、服に若干の乱れ 【装備】:卵型爆弾@バッカーノ、強力うちわ「風神」@ドラえもん、 【道具】:基本支給品一式、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 1:優勝を狙う。 2:しばらくはゼロと組んで行動する。 3:『○』についてはどうしようかしら……。 4:守るべき者って……バカバカしい。 【備考】 ※ナナリーの存在は知りません ※会場がループしていると確認。半ば確信しています ※古城内の大広間に『○』型のくぼみがあります。このくぼみに何が当てはまるかは不明です。 ※ヴァッシュの声を一通り聞きました 時系列順で読む Back 合言葉はラブアンドピース(前編) Next You can,t escape! 投下順で読む Back 合言葉はラブアンドピース(前編) Next 神よ、この魂に哀れみを Back Next 合言葉はラブアンドピース(前編) 土御門元春 伏せられた手札 合言葉はラブアンドピース(前編) サカキ 伏せられた手札 合言葉はラブアンドピース(前編) 水銀燈 伏せられた手札 合言葉はラブアンドピース(前編) ゼロ 伏せられた手札 合言葉はラブアンドピース(前編) ヴァッシュ・ザ・スタンピード ここにいていいだろうかとは尋ねない 合言葉はラブアンドピース(前編) 新庄・運切 ここにいていいだろうかとは尋ねない 合言葉はラブアンドピース(前編) 伊波まひる ここにいていいだろうかとは尋ねない
https://w.atwiki.jp/moeshopdata/pages/92.html
1 【銀行】ミステル 2 【食べ物屋】アヤン 【料理道具屋】レン 3 【修理屋】パズズ 【裁縫道具屋】カイム 【防具屋】カーラ 4 【ギルド雑貨】ダンタリオン 5 【修理屋】ストラス 【武器屋】マーク 【鍛冶屋】バラック 6 【修理屋】エリガー 7 【アクセサリー屋】アモン 8 【ノアピース屋】オリビア 【ノアピース屋】バーバラ 【ノアピース屋】ヴァル 9 【ポーション屋】スチュアート 【魔法触媒屋】イリス 10 【ノアピース屋】デレック 【ノアピース屋】パーシー 【ノアピース屋】ロード [ノアピース[スモールワープ]] [ノアピース[ソーンスキン]] [ノアピース[テレポート]] [ノアピース[ディスペルサモン]] [ノアピース[フリーズブレイド]] [ノアピース[フレイムブレイド]] [ノアピース[メスメライズ]] [ノアピース[ライト]] [ノアピース[リエージェントアルケミー]] [ノアピース[リコールストーンウォール]] [ノアピース[リコールドリンク]] [ノアピース[リコールレイション]]
https://w.atwiki.jp/ikachang/pages/59.html
ハイシンミ! 目次 簡単に説明しろや! 配信環境とか 大会用配信形式案 ikalog パッド配信 ◆(配信ってどうやるのか)簡単に説明しろや! 1.パソコンにキャプチャー機器(キャプチャーボード or キャプチャーユニット)をつなげる 2.キャプチャー機器にWii UとPCをつなげる 3.Wii Uの映像がパソコン上に来るので、それをOBSとかで世界にばらまく 4.配信できた! …まじめにもっと詳しく知りたい「」カはこちら http //www18.atwiki.jp/live2ch/pages/1.html ●用語とか ・パソコン(PC) キミの近くにあるかもしれない箱だ! ・キャプチャ 映像と音声を捕まえる(横取する)装置やソフトのこと、あるいはその行為 ・キャプチャーボード デスクトップPCにつけるパーツだよ! パソコンの中身いじれるならこっち ・キャプチャーユニット デスクトップ・ノートPCにUSBとかでつなげる機械だよ! 「キャプチャー」とだけ書かれてるのもある ・OBS 「Open Broadcaster Software」という録画や配信ができるフリーソフトのこと! 人気&軽い ●みんなが使ってるキャプチャーボード(キャプチャーユニット) ・DC-HC1 デスクトップPCで使用中。720Pまで(画質がちょっと低い)だけど安い!もう売ってないかな? ・ElgatoGame Capture HD60 HDMIパススルー対応 1080P60fps対応では珍しくUSB2.0で駆動可動 尼の正規代理店で¥18,590 ・ElgatoGame Capture HD ↑の最大録画画質が1080P30版 フルHD60フレーム録画にこだわらなければ、少し安く在庫も豊富、配信目的なら十分かと PS3対応 ・SKYHD CaptureX HDMI 1080i 中古2.5kで買ったそれだけの子 配信で720p以上あってもどうしようもないので適当なのでいいと思うよ! アマレコ微妙OBS○ ・MonsterX U3.0R HDMIパススルー対応 1080P60fps対応でこっちはUSB3.0(Intel/Renesasチップ)が必要 配信するだけならもっと安いので良いよ! ほかの人も使ってる or おすすめ書いてみてね! 買う場合はちゃんとPCのスペックを調べること! わかんなかったらスレで聞くと親切な「」カが答えてくれるかも ●配信先のサイト ・Twitch 外国の人気配信サイトだよ! 人気すぎて見るのが大変かもだけどいろいろ専用アプリもあって便利 コメントにログインが必要 他の配信者をフォローしたりできる ・Cavetube 日本の小さな配信サイトだよ! 高めのビットレートでも快適だしコメントにログインが不要だけどログがすぐ消えたりする ・Livetube 日本の小さな配信サイトだよ! コメントも自由にできるし、少しの間なら配信録画も見たりダウンロードできる便利なところだよ! Twitchのチャットログについて IRCクライアントで接続しておくとログの保存が楽になる ブラウザアドオンを使うとアーカイブされた配信のログが最初から時間軸に沿って表示できる ◆配信環境とかについて書けばいいんじゃないかな Open Broadcaster Software +... に詳しい「」カ求ム いちおう書いてみたけどもっとわかりやすく詳しく書ける人がいたらお願いします 後スクショとか… 映像を映すまで キャプチャソフトではなくOBSのみ起動→(シーンで右クリックしてシーン追加→)ソースで右クリックしてソース追加:ビデオデバイス 特にいじらずOKを押して問題がなければ配信プレビューを押すと映像が出る かんたん 映像が端っこしか映ってないぞ!とかそういう時は映像を右クリックしてプレビュー→ウィンドウサイズにスケーリングにチェックを押すと多分大丈夫 配信に流すまで 設定のところをクリックして設定を出す エンコード ビットレートは1500バッファはその半分くらいが無難 ついっちはどうせ重いのでこれ以上上げてもなーといったところ そしてかべつべはこのビットレートでも綺麗に見える気がする ビデオ 配信映像のところはおそらくデフォだとキャプボの出力そのままになってると思うけどこれを小さくするほうが負荷が軽い…らしい 自分は800*450で回線が重い時は下の解像度の縮小から640*360にしてる fpsは30で問題ないかと 詳細設定 x264のプリセットのところはパソコンのスペックに応じて変えるといいと思う 配信画面のサイズが大きくなければslowerでもそんなに負荷ない ブロックノイズがひどい時は大抵画面でかすぎるかプリセットが重いかでPCのスペックが追いついてないやつなのでそのへんを下げるといいかも 放送設定 ここまで来たらあとちょっと ついっちの場合はまずサービスのところをTwitchに 次にブラウザでついっちにログインしてダッシュボード→配信キーで配信キーを表示してそれをOBSのプレイパスのところにぶち込んでおわり かべつべの場合はまずサービスのところをCustumに 次にブラウザでログインして右上の配信を開始するをクリック(この段階でいきなり配信されたりはしない 最初はテスト配信で) 適当に情報を埋めて規約に同意→下のFMS URLのところをコピー ブラウザは閉じずにそのままで OBSに戻ってFMS URLのところにrtmp //cavestream.net/live/をコピー プレイパスにそれ以降(つまりrtmp //~~live/XXXXXXXのXXXXXXのところ)をコピーして設定は終わり OKを押して設定閉じたら配信開始を押すと自動的に配信ページが出る(これは実際にやってみないとどうなるのかわからないと思う) 自動的にファイルに保存にチェックを入れると配信と同時に録画できる たぶん nvidia NVENC 先のエンコードのとこでは触れなかったけどエンコードでこれを選択できるならこっちのほうが軽いらしい 画質とか回線とか鑑みてお好みで 配信イカ その1 +... PCのスペック OSうぃんどうず8 64びっと CPU E8500 メモリ 4GB ビデオカード ATI Radeon HD 4800 モニター BenQ E2200HD(ゲーム用、PCと併用) SONY HMD-A100(骨董品)テレビ持ってない 配信機器 ElgatoGame Capture HD60 配信方法1と3は簡単、2は試行錯誤して複雑な方法となってるので参考程度に 配信方法1 Capture HD60の付属ソフトで配信 配信サイトのアカウント作って 適当に繋ぐだけですぐ配信できる メリット 超簡単!IQ低くてもできる! すぐ配信できる モニター一台でもできる デメリット PC、回線がしょぼいとビットレートかなり下げなきゃならない 録画と併用すると、下げたビットレートに合わせた画質になる うちだと配信は640×480 30フレームじゃなきゃ厳しかった なんかいじってたらなぜか1080で録画不安定になった かべつべ配信には対応してない 配信方法2 Open Broadcaster Softwareを使った配信 Capture HD60の付属ソフトの画面をフリーソフトのOpen Broadcaster Software(OBS)で キャプチャーして配信する かべつべとかついっちにも対応できる OBSの画面キャプチャーで896×504位のサイズで付属ソフトのゲーム画面を取り込む 詳しい設定はかべつべのヘルプページに乗ってるから参考にしよう かべつべのOBSのヘルプページはリンクが間違ってるのがあるので注意しよう(右の項目からなら大丈夫) ビットレートは1500 716×402に縮小で配信してます メリット 低負荷でいい画質で配信できる(16 9で配信できた!) 付属ソフトの録画と併用でき、かつ高画質で録画できる かべつべだとチャットが便利 配信の様子 デメリット 設定がめんどい、IQがちょっと必要 細かい微調整が必要 とっさに配信するのが大変 モニター2つないと大変、なくてもできなくはない 配信方法3 OBS配信その2 IQの高い配信「」カに教えてもらった方法 OBSのビデオデバイス設定で付属ソフト使わずに直接ゲーム画面取り込める! 1280×720で取り込み、ビットレート1500 640×360 30FPSで配信できました! メリット 画面キャプチャーと違って微調節いらない 簡単に配信できる! デメリット OBSの録画方法よくわかんないミ 録画ファイルflvなにそれ? 付属ソフトだと録画編集便利、MP4でいじりやすそう MP4でも録画できたけど再生ソフトによって開けない謎仕様のファイルが完成した たぶんOBSや動画編集ソフトのaviutlなどを使い慣れてる人には便利かもしれない ピットレート?ビットレート?マンメンミ! 配信イカ その2 +... PCのスペック OS ばってんいち モニター メインとサブの2台構成 キャプチャ機器 MonsterX U3.0R 配信方法 接続概念図 WiiU本体→HDMI→MonsterX U3.0R→HDMI→AVアンプ→HDMI→メインモニタ ∟USB3.0→PC(サブモニタ) (サラウンドに設定しているので、ステレオ音声はゲームパッドからPCのLine-Inに入力) 配信環境 Open Broadcaster Software(OBS、フリーソフト)でキャプチャ、ついっち/かべつべに配信 ついっちは768x432(30fps)でキャプチャ、1500kbpsで配信 かべつべは1024x576(30fps)でキャプチャ、2000kbpsで配信 自分が視聴者になった場合に安定して見られるビットレート・画質にしているつもり 配信中、メインモニタは完全にゲーム専用で、サブでブラウザや配信画面の確認を行う OBS等を起動したけどデバイスを見失っている場合は、都度デバイスマネージャからキャプチャユニットを オンオフすれば動く 今のところ配信中に止まったりはしていない OBSだけでキャプチャと配信が出来たなんて… 知らなかったそんなの… 配信イカ その3 +... PCのスペック OS うぃんどうず7 64びっと CPU COore i5 M520 メモリ 2GB ビデオカード ナンノコトンミ? モニター PC用とゲーム用の2台 配信機器 Elgato Game Capture HD30 配信設定 640×480 30フレーム(これがデフォルト) ビットレート 1600kbps(1300kbps程だと画像が化けて無音になる) 配信方法1 Game Capture HD30の付属ソフトで配信 配信イカ その1と一緒 メリット 5年前のノートパソコンでも大丈夫 HD30はHD60より5千円ほど安い PS3も配信できる ついっち、かべつべどちらもOBSなしで対応可能! デメリット 60フレームは設定できない 配信イカ その4 +... おまえが一人で書くんだヨ PCのスペック OS amiga CPU 頭脳パン メモリ 40000GB ビデオカード Tカード モニター 想像で補う あとwii Uパッド 配信機器 念力 配信方法 強く念じることで相手の脳に「直接」映像をお届けする メリット 特別な機材を必要としない デメリット 腹が減る ◆大会用配信形式案 注意!別に過去の大会で実際に使用とかしてません こんなんなったら便利かもなーって物です どういう形式? +現状 現在「」カ大会では各配信「」カがそれぞれtwitchやcavetubeで配信を行い、それを視聴「」カが 行ったり来たりする形式です。 スレ内に配信URLが飛び交いカオスになり、ついでに視聴者がお互いに通信しあう形式のcavetubeの イカの出入りが激しくなり、映像が寸断しやすくなる(たぶん)という問題があります。 +提案 そこをこんな感じに配信イカの自鯖配信を1人のイカが中継して、次々配信を切り替えて映す形式にすると スレ内に貼るURLが1つで済み、視聴イカが配信を移動せずに試合を観続ける事ができます。 便利になるの? メリット スレで貼るURLが減ってすっきりして、視聴イカの移動の手間が減って便利 視聴者が通信しあう形式のcavetubeは視聴者の出入りが激しくなると寸断が目立つようになると思うのでそのへんがたぶん改善する twichでは視聴者数が一定以上になるとプレイヤー側で再生品質を選ぶことができるようになるので イカの人数次第ではちょっと便利に デメリット 配信形式が変わるので配信イカに手間がある、特にポート開放とかしなきゃいけないので全ての配信イカが対応可能か不明 中継イカと各配信イカがアドレスをやりとりする場所が必要。各配信イカに直接接続が集まると転送量がスゴいことになる。 (防止はできるけど配信方法が少し複雑化する) 中継イカのCPU負荷がわりと大きめ 動画プレイヤーで再生したものを取り込んで配信するため、画質は落ちる 結構多いなデメリット! 自鯖配信じゃなきゃだめなの? twitchでは視聴者は安定しているサーバーに振り分けられないとまともに視聴ができず、そこが上手くいくかはかなり運任せです。 中継一人にトラブルが起きるとまずいこの形式では(直接受信するのが中継イカ一人ならば)より安定する自鯖配信が望ましいです 具体的方法は? 配信イカはこんなかんじで自鯖配信をします http //seesaawiki.jp/jaijai/d/%BC%AB%B2%C8%C0%BDHTTP%A5%B9%A5%C8%A5%EA%A1%BC%A5%DF%A5%F3%A5%B0%C7%DB%BF%AE%A4%CE%A4%B9%A4%B9%A4%E1 中継イカはそれをPC上で再生し、ウィンドウキャプチャで取り込んだものをtwitchに映します ◆ikalog +... ナニコレ 画像認識で戦績を解析して保存してくれるすごいやつだよ 配信環境があるなら問題なく使えると思うので配信のページに足してみたよ 詳しくは以下のページで https //github.com/hasegaw/IkaLog/blob/master/doc/IkaUI.md 必要なもの キャプチャーボード どうやんの? 上のページに詳しく書いてあるのでそれを参考にしてね ハマリポイントだけ書いておくよ ・ ビデオ設定内の「リサイズ」 1280x720 に設定 これを忘れるといきなりハマるので注意 ・設定を保存するapplyボタンが表示されないよ ウィンドウを上下に引き伸ばさないと見えない場合がある ここもかなりハマる ・OBS使って配信も同時にやりたいのにビデオデバイスで取り込めないよ(IkalogGUIでCapture throgh AmarecTVを選んだ場合) OBSでデバイスを選択するときにAmaRec Video captureを選択する必要がある このときOBSは32bit版じゃないとダメかも? stat.ink こんな感じ ikalog単体だと戦績の可視化がめどいのでstat.inkと連携することになる(他にもあるかも) stat.inkのアカウントを作って設定からAPIキーを取得してIkalogにぶち込むだけなので簡単 タッグマッチかどうかまで認識してくれて分けて見れるのですごくすごい 100%の精度があるわけじゃないので一応注意(画像でもなぜかスプラスコープが混ざってる) パッド画面配信 +... ハードオフで500円で買ったwebカメラを利用したパッド配信 パッドにセロテープなどで固定して画面を撮るこうどなぎじゅつ 固定は頑丈そうな奴を選んで購入したので、ジャイロでもブレない OBSで取り込んで使う 操作の邪魔にならない所に固定 ケンタッキー 配信の様子 左下が一番邪魔じゃないと思う、半透明いい感じ メリット 安い、写りゃどんな安物でもいい 見てる人も戦況がわかりやすい かくれんぼとか便利そう パット配信用のキット、改造業者とかあるけど2~3万する デメリット 知らないようじょが反射して映る(カメラ設定変えたり、部屋を暗くするなど工夫が必要) 固定がめんどい パッドちょっと重くなる
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/879.html
【余ったピース】 二度寝をした朝は、へんに体がだるい、ちゃんとベッドに入って寝るんだった。 時計を確認、時間は大丈夫 威勢良く顔を洗い、夜中の考えを整理する まあ、こんなところかな、今は周をあんまりゴタゴタさせたくない 簡単な朝食をとる 部屋の中に一人え居ると余計なことを考えてしまう なかり早いけど、でかけよう、 随分早く、待ち合わ場所に到着する、さすがにまだ誰もきていない。 街路樹もだいぶ色づいてきたようだ、まだ落ち葉の季節には少し早い 昨晩だした答えをかみ締める どうやって話をきりだそうか 「涼宮さん?」 ふと声を掛けられる、2人連れ大学生か、ラフな感じの着こなし、音楽をやっているのか、 一人はギターもう一人はベースを担いでいる 「文化祭行ったよ、今年のステージもよかったよ、涼宮さん」 あたしのキョトンとした顔に笑いをかみ締めるように2人は続ける 「ENOZの中西です」 「同じく舞だよ」 思い出した、去年の文化祭、あたしと有希が飛び入りで参加したバンドのメンバー、 もう卒業しているんで大学生か、あたしの納得した顔をみて 「思い出してくれました」 「待ち合わせですか お・と・も・だ・ち・と」 「そんなんじゃないですよ、部活です、今日はお2人なんですか?」 なにか見透かされているような感じ 「榎本と瑞樹は、学校が別になっちゃてね、今では別のメンバーで組んでるんだ、 だから本当は元ENOZ」 「舞は一緒だよ」 「そうだったんですか」 去年4人あんなに仲よさそうだったのに、時間がたてば、あたし達もいつかは、 「でも、同じ音楽ってベースがあるから」 「どこに居たって気持ちは一緒なのさ」 「なやみごとでも?」 「そんなら今度、歌いにおいでよ、涼宮さんなら飛び入り大歓迎だよ、おもいっきり 歌えば悩みなんでどっかいっちゃうよ」 励ましてもらうほど、酷い顔してるのかな、あたし 「これから、スタジオで練習なんだ、今度ライブハウスの方にもきてよ」 「まったねー」 あわただしくでも、名残惜しそうに、2人の姿が小さくなってゆく、バラバラになってもあたし達は、なにか繋がっていると思えるものが持てるのだろうか 今のままずっと過ごしてゆくわけにはいかないのだろうか あたしは誰かを選らばなくてはいけなんだろうか そんなことを思っていると突然背後から 「ママー」 【足りない欠片】 「キョン君 おっはよー」 一日で、妹はすっかり元気をとりもどしたようで、いつものようにニードロップで 起こしにやってきた。昨日の殊勝な妹はどこにいった、あれは幻覚だったのか 兄は悲しいぞ、せっかく夜中遅くプリン買ってきてやったのに まだ寝ぼけた頭に携帯の着信音 「はい」 「キョン君、あ、みくるです」 「おはようございます」 「ちょっと、困ったことになるんです」 「えっと、あの、俺への電話でいいんですよね、長門や古泉じゃなくて」 「はい、詳しくはここではいえないんですけど、今日の待ち合わせ場所にいまから 来てもらえませんでしょうか?少し時間が早いんですけど」 「朝比奈さんの頼みなら、でも本当に俺でいいんですか」 「キョン君でないと困るんです じゃあ、駅前でまってます」 訳がわからないが、朝比奈さん頼みだ、文句をいう筋合いは微塵もない それに、これだけ早く出かければ、今日の罰金は免れそうだ 待ち合わせ場所で見た光景それは ハルヒと小さい女の子がじゃれあっている姿だった すこし離れて朝比奈さんが立っている、例の禁則事項ですぅ!のポーズで 朝比奈さん それ反則です、で困ったことってこれですか? 一体なにが起こっているのか、現状の把握に時間がかかる。 風邪のせいか? すこし惚けてたのだろうが、気がつくと 【余ったピース】 年の頃は三才ぐらいの女の子があたしに向かって駆け出してくる 迷子? その子はなんのためらいもなく、あたしの腰のあたりに抱きついてきた 「えっと、あの」 事情がわからず、あたふたしてしまう 「涼宮さん、すみません」 みくるちゃんの声、一体どうなってんの 「その子はみちる、わたしの親戚なんですけど、今日ちょっと、その子の両親が、 その子には聞かせたくない話でだから、すみません、今日は一緒につれてきちゃったんで、 その今日は、おじゃまですよね」 みくるちゃんが、しどろもどろで説明を始める 要するに、この子のご両親が離婚かなんかの相談で、みくるちゃんは、いたたまれなく なって、この子をつれてきてしまったと、そうゆうことらしい 事情が分かれば、なんてこともない、かわいい子である、なんの問題もない 「こんなかわいい子がいるのに、なんで親でしょ、みくるちゃん、とっちめてやって いいわよ、あたしが許すから、今日は一日一緒にあそびましょ」 「えっと、あたしは、涼宮ハルヒ」 「みちゅるちゃん さんさーい」 えらい、えらい、ちゃんと自己紹介ができる、ちっちゃな指が4本になっているのは、 ご愛嬌 元気一杯で人なつっこい子、みくるちゃんとあたしの2人がかりで、かまったてらうのが 楽しいのか、少しもじっとしていない。 小さい肩を上下させながら、力のかぎり走りまわっている 一緒に走り回っていると、あたしもこの何日かの、頭の中に積もっていたことが、 すっとんでゆくような気になる。 興味の対象に一身に向かってゆく、その行為にみちるちゃんは、何の迷いもない あたしだって、 頭の中だけで考えた結果に一喜一憂していた、この何日か あたしは、あたしの望むことを、真っ直ぐ進めばいいんじゃない きっと望めばなんだって出来る、そんな確信をこの小さい女の子は持ってきてくれた みちるちゃんみたいな子供、欲しいなぁ 気が付くとキョンの姿が見える、今日は随分早いじゃない みちるちゃんがあたしから離れてキョンの方へ駆け出す 【足りない欠片】 「パパー」 と叫びながら駆け寄ってくる 小さい子 な なんですと、誓っていうが、俺にはそんな心当たりはないぞ、ハルヒとだって、キスしただけだし 駆け出してくるその子供の後ろで、あたかも「それいけ」と、けしかけるようなかっこのハルヒ。こう見ると、本当の親子みたいだな、元気の一杯で いたずらそうに笑うその顔は、そっくりだ ハルヒのこんな笑顔が見られるなら 俺はなんでも出来そうだな どっしん、力任せに飛び込んでくる、小さな塊、 上目使いで、両手をあげているのを抱きかかえて、俺はハルヒの方へ近づいていった この子は朝比奈さんの親戚だそうで、今日は事情により一緒に遊ぶんだそうだ えーと、朝比奈さん説明は何時からになるんでしょうか? って、朝比奈さん、なんか他人の振りしてません? 朝比奈さんの親戚ってことは、さぞや事情があるんでしょうね この3人に付き合うのは普段のハルヒ5人分ぐらい、振り回されていると感じだな 朝比奈さん、ハルヒ、それに小さい女の子、3人の笑顔を見ていて、俺は気がついて しまった。 長門に話すべきこと ハルヒに話すべきこと 【余ったピース】 「パパー」 思ったとおりの反応をする、みちるちゃんとキョンの2人 キョンが飛び込んできたみちるちゃんを抱き上げている わたしもおもわず、笑みがこぼれる 見たことはない筈なのに、懐かしいような光景 ずっと昔から約束されていたような光景 キョンの照れくさそうな笑顔が見える 妹がいるせいか、キョンも手馴れたものである、すぐにみちるちゃんに懐かれている みくるちゃんは、なぜか少し離れた場所で安心したような顔をしている こうしていると、まるで、あたしとキョンとみちるちゃん、三人は親子みたいに見える そして何より、そう見られることが、うれしいと感じている 古泉君への返事は決まった キョンへの返事は決まった 【インターミッション】 「行くの?有希」 「昨晩から、涼宮ハルヒと彼の精神状態は不安定、直接観測の必要性は高い」 「そう」 「それは、監視者としての忠告? 江美里」 「違うわ、友人としての、心配」 「そう」 「待っているから、有希が戻るまで、ここで」 「そう」 【インターミッション】 出かける直前に新川から連絡が入る 朝比奈みくるが動いたようだ 半信半疑のまま、集合場所へ移動する そこで見た光景を僕は一生忘れないだろう 涼宮さんと彼の笑顔 あの笑顔が見れる距離に僕が居れることを感謝して 「完敗です」 動揺と後ろめたさを悟られないように注意して僕はみんなに声をかける 「僕が最後になってしまいましたか」 【余ったピース・足りない欠片】 そうして4人遊んでいるうちに、有希と古泉君もやってくる 有希は、みちるちゃんを見て最初ちょっと不思議そうな顔をする、小さい子好きじゃないの かな、みちるちゃんは、そんな有希がちょっと怖いようで、すぐにキョンの後ろに隠れてし まった。 最後は古泉君が、まあ、罰金は勘弁してあげましょう、パズルのお店は古泉君の紹介だし、 キョンはなにか言いたげな顔してるけど、あんたそんなに罰金払いたいの?普段どおりの スマイルに、みちるちゃんもちゃんとご挨拶、でも今度は指が2本だよ。 約束の時間まで、余裕があるのと、みちるちゃんを含めたあたし達が昼食を取って無いの で、軽く食事してから、店へ向かうことにする。 みちるちゃんは、なぜか、あたしとキョンにまとわりついて離れない、しかたなく、あたしと キョンがずっと近くにいる格好になる 食事中のキョンはちょっと見ものだった、うん、あんた、いいパパになるよきっと いつもの3割増しは、にぎやかに先日のパズルのお店へ到着 「わぁー綺麗ですねぇ」 「あーきれー」 みくるちゃんとみちるちゃん、店に入った途端に同じ反応、たしかに、あなたたちは親戚だわ、 まあ確かに、彼女たちの見とれているガラスのパズルは手元に置いときたい気持ちも判る けどね 店のご主人の他に、パズル作家の先生ももう到着されている、挨拶も早々に、あたしと 有希はパズルを披露、今日はみちるちゃんの歓声つき、ちょっと嬉しい 古泉君は先生となにやら、話し込んでいる、少しもじっとしてない、みちるちゃんの後ろを みくるちゃんとキョンがうろうろしている。 そんな皆をみていて、いいことを思いついた、店のご主人と相談、うまくいきそう 途中でお茶をご馳走になったりしながら、みんな、自分の興味のあることをおもいおもいに やりながら、みんなで一緒のことをしている、こんな時間を大切にしたい ふと見ると、みちるちゃんが広げているパズルに有希が出助けしてあげてたりしている、 うちから持ってきた、あたしの余ったピースのパズルと、キョンの足りない欠片のパズルは、 見てもらったところ、どうやら、余ったピースがキョンのパズルの欠片だったようで、ちゃんと 二つのパズルは完成した、部室でまざっちゃたみたい そろそろお暇しようと思うころ、ご主人がさっき頼んだものをもってきてくれた 綺麗な色の小さい6片ピースのパズル、本来の使い方じゃないんで、頼むのにちょっと 勇気が必要だったけど、1片ごとにペンダントトップをつける金具をつけてもらったもの 今日のみんなに一つずつ また皆が一緒になれますように、願いを込めて すっかり遅くまでお邪魔してしまった 帰りがけ、パズルの先生から、あたしと有希に是非、パズルを解くだけでなく、作るほうにも 興味をもって欲しいとのお言葉、製作者はいつも人手不足なので大歓迎とのこと。有希は どうなんだろ、あたしはちょっと興味がある みくるちゃんは青、みちるちゃんはさんざん迷って黄色のパズルの欠片をもって一足先に 帰る 「ばいばーい」 みちるちゃんの声、しばらく忘れたくないな 古泉君は赤、有希は透明、キョンは緑、あたしは最後に残ったオレンジ色、みんな それぞれ1片づつパズルの欠片を手にとる 「キョン、あした時間ある?」 「ああ、俺もハルヒに話たいことがあるんだ」 「奇遇ね、じゃあ、駅前に11時、今度は遅れたら罰金だからね」 「キョン、ちゃんと有希を送っていきなさいよ!」 それだけいって、古泉君と帰る、今日のうちに話をしておきたいことがある 古泉君がちょと意外そうな顔をする、なんで? みんなにも、小さいパズルの欠片 【エピローグ ハルヒ】 「顔、なんかついてる?」 「いえ、ちょっと以外だったもので」 「そう、こないだの話なんだけど」 「はい」 「あたし、編入試験うける、無事9組になったら、その時はよろしくね、古泉君」 古泉君の、驚いた顔は、あたしも初めて見るかもしれない 「それは、はい、もちろん、喜んで」 「今日、気がついたの、みんな、それぞれの道を進んでいっても、どっかでつながって いられる物があれば、大丈夫なんだって」 「それが、このパズルですか」 「そう、小さい欠片だけどね、無理いって頼んじゃたんで、後でご主人に謝っておいて もらえるとうれしい」 「いや、涼宮さんらしいなと、店の方は声かけときます、でもこれはこれで、商品価値が ありそうですけど」 手の中でさっきの欠片を大事そうに確かめている 「それと、古泉君、あなたの夢、手伝うわ、宇宙船、出来たらSOS団のみんなで乗せてもらう からね!」 「その話はもう」 「つべこべ言うと、部室でみんなに話しちゃうわよ」 「勘弁してください、あの日だって、結構はずかしかったんですよ」 「あと、もう一つ」 「はい」 あたしは、ひとつ大きく深呼吸して、続ける 「なんでだろう、あたし、やっぱり、キョンのこと 古泉君があたしのセリフをさえぎる 「全部言わなくでも結構ですよ、覚悟は出来てます。でも、これって僕がふられたって ことになるんですかね」 「ごめん」 「いいえ」 その後は言葉が続かなかった 「じゃあ、この辺で」 「はい、月曜日部室でお会いしましょう」 【エピローグ キョン】 「帰るか」 「うん」 長門は、さっきハルヒから受け取った小さな欠片をじっと見つめている。 「そっか、そのままじゃ使えないな」 「そう?」 「長門ならネックレスがいいかな、まだ雑貨屋あいてるだろ、よっていこう」 小さく無言で肯くしぐさ 近くの雑貨屋でチェーンを買って、長門の首からかけてやる 「似合ってるぞ」 「そう」 「なあ、長門、この前の、おまえが、一度帰るって話」 「なに」 「これで、俺だけじゃなく、SOS団の皆、新しい長門が判るようになったな」 「そう」 「みんな、仲間、友達だろ」 「友達、あなたも」 「もちろん」 ちょっと残酷なような気もするが、俺はそう答えた 「あなたは」 長門は俺が手にもっているパズルのピースを指差す 「ネックレスって訳にもいかないから、携帯にでもつけるか」 「おそろい」 「そう、SOS団のみんな、おそろいだ」 「ありがとう」 「今度、ハルヒにもちゃんと言ってやれ、喜ぶぞあいつ」 「そう」 その後は言葉がなっかた でも、パズルのペンダントトップを大事に握り締めている長門は どこか落ち着いている、そんな気がした 【エピローグ 有希】 「おかえり 有希」 「ただいま」 「送ってもらったの、彼に」 「そう、でも送ってもらったのはみんな」 「?」 「みんな ともだち」 「そう」 「彼と古泉一樹を観察対象に加えることを進言する、自立進化の可能性は一人涼宮ハルヒにあるだけではない」 「協力するよ、有希」 「ありがとう」 【エピローグ みくる】 そうゆうことだったんだ みちるを本来の居場所に返して、私は家にもどり この時間平面にくる時、母の渡された小さな宝石箱を開ける その中にあるのは、古くなり、色がくすんで、少し欠けている オレンジと緑と黄色の小さなパズルのパーツで出来ているペンダントトップ 私は丁寧にそれらを手にとって、今、涼宮さんからもらった青のピースと並べてみる いま、すべてが繋がった これは、私の家族の物語だった 四つのピースの物語だった また古い3つのパーツを丁寧にしまい、自分のピースを手の中で握り締める まにあったんだ、私 ちゃんとまにあったんだ 【プロローグ 日曜日の駅前】 「よーお茶でも」 「なに、あれ、谷口」 「げ、阪中」 「なに、ナンパかな、谷口君 どう成果か?」 「ちげーよ」 「まあ、そうゆうことにしておいてあげようね」 「まったく、ついてねー・・・」 「なんか いったー」 「なんでもねーよ」 「あれ」 「なに」 「あれ、涼宮さんとキョン君だね」 「本当だ、なにやってんだ、駅前で、はずかしい奴ら」 「でも 仲良しさんだね」 「まあ、涼宮の相手になるような奴は、キョンぐらいだろ」 「でも、なんかいい感じだなぁ あっ 手繋いでる」 「どれ、本当だ、とんでもねーなあいつら」 「ところで、お茶はでないんかな」 「なに」 「声かけたじゃない 失礼ね」 「お、おう」 「どっか連れてけー」 「まさせなさーい」 「谷口」 「なに」 「チャック開いてるよ」 【プロローグ 月曜日の部室】 「おや、長門さんだけでしたか」 「そう」 「話がある」 「僕にですか?」 「情報統合思念体は、あなたと彼を観察対象に加えるという私の申請を許可意した」 「僕もですか、彼だけでなく」 「そう、私とあなたは似ている、合理的、リスク評価を重んじる そして優柔不断」 「確かに、そうゆう面はありますね、お互いふられたもの同士ですし」 「わたしたちは友達?」 「もちろんです、いままでも、これからも」 「そう」 「ところで、相談があるんですが」 「なに」 「ちょっとした報復として、涼宮さんが解けないパズル作ろうと思うんですが?」 「協力する」 【おしまい】