約 2,731,718 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/612.html
※ぬるいじめ 【登場人物】 お姉さん 自称アル中で、超がつくほどの酒豪。 やたらと多くのゆっくりを飼っているが虐待家でも愛好家でもHENTAIでもない。 しかし、いい性格をしているのでさりげなく酷いことをやってのける。 なのに何故かゆっくりに(あくまで人間として)好かれやすい不思議な体質。 すいか 2本の角を生やした鬼っぽい外見のゆっくり。 酒かす饅頭であり、角は甘さ控えめのかりんとうで出来ている。 なおかつ、角の中は空洞になっていてそこにはお酒が蓄えられている。 みっしんぐぱわーという芸を持ち、威嚇の為に膨れた時の膨張具合が尋常じゃない。 「おーい、すいかー?」 「ゆゆっ!なあに、おねえさん?」 「喰らえ♪」 我が家のゆっくりの1匹、すいかが振り返った瞬間に全力投球の豆を散弾の如く浴びせる。 「ゆぎゅ!?・・・ゆぅぅぅ、いだいよ!いだいことぢないでね!ぷくうううううう!」 「的が大きくなったな。続いて第二投目・・・行きます!」 「ゆぐっ!?」 本人曰く“みっしんぐぱわー”とやらでバスケットーボール大から直径80cmくらいにまで膨れるすいか。 いわゆる一般的なゆっくりの威嚇パワーアップバージョンみたいなものなのだが、やっぱり人間には効果がない。 「おーい、れいむ達も豆まきやらないか?」 「ゆぅ、まめまきってなあに?」 「そういう遊びだ」 遊び、と聞くや否や我が家の他のゆっくり共もわらわらと集まってくる。 メンバーの構成比は成体れいむ1、成体まりさ2、子れいむ3、子まりさ3の9匹。 「で、まめまきさんってどんなあそびなの?」 「鬼役の人に豆をぶつける遊びだ。これで鬼をベランダまで追い出すとその年はすごくゆっくりした年になるんだ」 「「「「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」」」」 そして始まる第2ラウンド。 元ソフトボール部の私の投球、もとい投豆を食らってグロッキー状態にあったすいかも慌てて逃走を再開する。 が、逃げても逃げても9匹と1人からの豆弾幕の雨はとどまることを知らずに彼女に降り注ぐ。 「鬼は~外~」 「「おにさんはゆっくりおそとにいってね!」」 「おにさんはゆっくりおそとにいくんだぜ!」 「「「「「「いってね!」」」」」」 「ゆええええええええん!」 「第三投、行きまーす」 「ゆびゃ!?いぢゃいいいいいい!!」 「ゆっくりあてるよ!」 「おにさんはゆっくりでていってね!」 「どほぢでそんなごどいうのおおおおお!?」 「第四投~」 「ゆぐっ!おねーざぁん、もっどやざじぐなげでね・・・?」 「「「「「「「「「ゆっくりでていってね!」」」」」」」」」 「もうやだ!おうちかえる!?」 そして、開けっ放しにされていたドアから何とかベランダへと逃げ込む。 その頃には、すいかは頬を涙でふやけさせた見るも哀れな姿になっていた。 「よし、鬼さん出て行ったな」 ぴしゃ!と軽快な音がした事に気付いたすいかが振り返ると、ドアが閉められ、鍵がかけられていた。 あまりの事態に理解が追いつかない酒かす饅頭は目と口をくわっ、と大きく開いたまま、ぷるぷると小刻みに震えている。 「おねえええええざあああああん!おそどはざむいよ!おうちにいれでね!?」 「大丈夫、今日の為に既にベランダに仮設の寝床を用意しているから」 「ぜんぜん、だいじょうぶじゃないいいいいいいい!」 私もそう思う。が、今年一年の家内安全のための尊い犠牲なんだ、諦めてくれ。 「さて、晩御飯にするか?」 「「「「「「「「「ゆゆっ!ゆっくりいただきますだよ!」」」」」」」」」 「ずいがもごはんだべだいよおおおおお!?」 叫ぶスイカを爽やかにスルーしつつ、台所からぶっとい巻き寿司を持ってくる。 「えー、饅獣ども。これは恵方巻きと言って、食べ終えるまである方角を向いたまま黙って食べないといけません」 「ゆぅ、どういうこと?」 「つまり、『むーしゃむーしゃ、しあわせー』は禁止」 「「「ゆぇ~・・・れいむ、しあわせ~したいよ!」」」 「「「まりさもしあわせ~したいよ!」」」 口々に不満を垂れる子ゆっくりども。しかし、この程度ならば想定通りのリアクションだ。 余談だが我が家では食べ散らかすなとは言っているが、しあわせ~は禁止していない。 「ちなみに喋ると・・・死ぬ」 「ゆゆゆゆゆっ!?」 「「「れいむえほーまきさんいらないよ!」」」 「「「まりさもいらないよ!?」」」 「食べなくても死ぬ」 「「「「「「ゆがーん!」」」」」」 と、そんなわけでしぶしぶ食べ始める子ゆっくりども。 ちなみに恵方は真上(もちろん嘘)と言っておいたので、子ゆっくりに限らず皆物凄く食べづらそうだ。 「ん!?んぐ・・・ん゛・・・」 それでも、喉の奥へと落ちてくる恵方巻きを必死になって咀嚼するゆっくり達。 しあわせ~、出来ないのが悲しいのかあまり美味しそうには見えないが実際どうなのだろうか? そんな調子で10分後。何とか恵方巻きを食べ終えたゆっくり達に一言。 「あ・・・今年の恵方間違えた」 「ゆぅ、どういうこと?」 「つまりあれだ、お前ら死ぬ」 「「「「「「「「「ゆがーん!?」」」」」」」」」 驚愕する連中を放っておいて立ち上がると、食器を手に台所へ向かい、代わりに餌皿に入れた豆を持ってくる。 「冗談だけどな」 「ゆゆっ!おねーさん、れいむたちをからかったんだね!ぷくううううううううう!」 「「「「「「「「ぷくううううううううううう!」」」」」」」」 「そんなことより豆食え」 そう言って皿を置いてやると、さっきの憤りは何処へやら。満面の笑みを浮かべて豆を食べ始める。 そんな豪快な食べっぷりを少しの間見守っていた私は、不意に物足りなさを感じていることに気がついた。 「あー・・・そうか」 物足りなさの正体に気づいた私は再び立ち上がると、ベランダのドアを開け、スイカの元へ。 「ゆぅ~・・・どうせすいかはゆっくりできないおにさんだよー・・・」 すいかはダンボールと綿で出来た臨時の巣でふて腐れていた。 聞き耳を立ててみると時々嗚咽が漏れだしており、よほど悲しかったことを伺わせる。 「お~い、すいか~?」 「すいかじゃないよ、おにさんだよー・・・」 「じゃ、おにさ~ん?」 少しむくれた表情のまますいかはのっそりと私のほうを振り向いた。 拗ねてはいるが、その目には「これでゆっくり出来る」という若干の期待が込められていた。 「角貰ってくぞ?じゃあ、また明日」 「ゆっ!ゆゆっ!?」 そう言って、すいかの頭の2本の角をひったくって、寒いベランダから暖かい室内へ。 まったく、私としたことがお酒の準備を怠ってしまうとは・・・。 「ゆあああああああああああ!おねえええざんのばがああああああああああああああああああああ!!?」 ベランダでは近所迷惑なすいかの悲鳴が響き渡っていたが、まあ、大丈夫だろう。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 節分ということでひとつ お姉さんは別にゆっくりのことが嫌いというわけではなくて ただ、「鬼っぽいのがいたから」というだけの動機で動いています 他の連中に対しても「何となく面白そうだから」というのが理由 ちなみに今年(2009年)の恵方は東微北(東北東やや右)です byゆっくりボールマン
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2041.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 976 猫とゆっくり/コメントログ」 ぬこは獲物で遊ぶからなw 脂肪分が多いカスタードとか好みそうだ。 一番標的になりそうなのは、生クリームのぱちぇだろうなーw -- 2010-12-01 21 37 32 ぬこはケーキが好きなんだそうだ。脂肪分が多い食い物は効率がいいと 本能で知ってるらしい。だからケーキがあれば魚や肉より先に食べるという (そういう実証実験があった) -- 2012-09-13 13 48 27 このありす親子は不法侵入した野良? その辺が書いてあるともっと楽しめる。 -- 2018-01-05 17 49 25 余談だが、猫はテオブロミン(チョコレートなどに含まれる)を代謝出来ないので、 見た目は猫のちぇん種は一緒に飼ってはダメ。 -- 2018-01-05 18 07 48
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2027.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 970 ゆっくりと一緒/コメントログ」 虐待お兄さんはウザイ奴が多い。 -- 2010-07-11 00 09 09 微妙、正直人間がキモい -- 2010-07-11 00 21 23 つまんね・・・と思ったら徒然あきかよ。 -- 2010-07-26 03 56 45 確かにこれはウザイがw それが面白かったw -- 2010-07-26 04 08 17 一番下は正論だな 虐待鬼威惨は大抵餡子脳なやつらばっかりだ もしかしたらゆっくり達より迷惑で厄介なやつらかもしれん 実在するものにたとえるとしたら ゴミ捨て場のごみを散らかしたりとか 路上で無関係な人に暴力を振るったりとかするような 人間の屑だな、生きている価値が無いし存在価値も無い はっきり言って害悪以外の何物でもない -- 2011-09-17 21 49 26 ↓ここに来てる時点でお前も同類だ。 -- 2012-11-03 21 43 48 ↓↓じゃあなんでここにいるんだ? -- 2013-08-26 23 44 39
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1744.html
注意書き もういじめとは言えないと思うので注意 これはゆっくり虐待というよりゆっくりとゆっくりの戦いです 虐められるゆっくりはいますが少ないし、虐めるのもゆっくりです ほんの少し過去作 ドスまりさの誕生 番外編1に関係する単語があったりしますが重要度はゼロに近いので読んだことがある人は苦笑いしてください ゆっくり大戦(YW)の続編という形を取ってはいますが、世界観は同じでも時系列とかははっきりしていません、同じ戦争の戦場の一コマと思ってください こんかいゆっくり達が非常に頭がいい(人間並みに道具を使って文明を作ってたりする)のでそういうのが嫌いな人も読むときは注意してください 元ネタはフリーゲームの「KBAF」WW2が好きな人はやってみるといいかも では本編行きます これは、遠いところのお話 紫にスキマで異星へ追放されたゆっくりれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇん れいむとまりさに別れた戦いは500年も続きついに星中を巻き込んだ一大戦争になっていた… 「さあ!はやくしっていることをはいてね!!らーゆっくりのすぺっくをしっているかぎりおしえてね!!」 「なんどいわれてもしらないよ!!れいむはていさつきのゆっくりだしのってたのも巡洋ゆっくりだよ!!しるわけないでしょ!!」 「ゆゆゆ…くちのかたいゆっくりだね…はけ!はけ!!しっていることをはくんだぜ!!」 「だからじらだいよ゛お゛ぉぉ!!」 一匹のれいむを数匹のまりさが体当たりでダメージを与える ここはまりさたいりくの中心部、まりさ軍総司令部地下の尋問室である ここには捕虜になったれいむ軍のゆっくりが集められ、尋問と称した拷問が続けられている そのくせまりさ軍は自分が今知りたい情報しか集めようとしない、そのため今回のように巡洋艦の搭載機のパイロットに戦艦のスペックを聞くこともある 当然れいむ軍は答えるはずもなく(さらに保身をあまり考えないれいむ軍は知っている情報も簡単には吐かない)拷問の末死んでいくれいむの数も多い れいむ軍には決して少なくない数のスパイが入り込んでいるが欲しい情報が手に入るとは限らない たとえば今れいむに尋問している戦艦「らー・ゆっくり」は「せんじょうのれいむたち」隊の旗艦としてまりさ軍にとって大きな脅威となっている さらにまりさ軍にとって都合の悪いことにせんじょうのれいむたち隊はその名の通り所属しているゆっくりは全員れいむ種なので全く情報がない わかっているのはらー・ゆっくりはまりさ軍のどの戦艦よりも横幅が広いということだけである 「だかられいむはしらないよ!!ゆっくりやめてね!!」 このれいむはゆっくりにしては根性のある種らしい、何度も体当たりされ、涙目になりながらも発音ははっきりしていた 「ゆゆゆ…しかたないんだぜ!!ありす!!」 「よんだわね!まりさ!!」 まりさの合図とともにドアをあけありすが飛び出してくる、その顔はもう我慢できないという風に赤く染まっていた 「このれいむをすっきりさせてやるんだぜ!!」 「ゆゆっ!やめてね!!ねいむはほんとになにもしらないよ!!」 さすがのれいむもこれには大きくうろたえた。体当たりされたり噛まれるのは我慢できる。だがすっきりされるのはさすがに怖かった れいむ軍でもまりさ軍でもありす種が前線に出てくることは少ない、前線基地や艦船がありすのせいで全滅することを防ぐため、前線にいるありすはごく少数の知性的なありすだけだ 他のありすは主に本土防衛隊や小豆、小麦の生産活動、短距離旅客機の操縦などを行っている 第二次大戦中のアメリカにおける女性の立場を思い浮かべてほしい だがまりさ軍のありすにはれいむ軍ともアメリカとも違うもう一つの使われ方があった、それがこの捕虜に対する尋問最終兵器ありすである 「さあ!とかいはありすにすっきりさせられたくなければらー・ゆっくりについてしっていることをぜんぶはきなさい!!もちろんはいてくれないほうがうれしいわ!」 「ほんとになにもしらないよ!!ゆっくりさせて!!ゆっくりゆるしてぇぇ!!」 「ありす!!やるんだぜ!!」 「れれれれいむぅぅぅー!!すっきりしたくてわざとしらないっていうれいむかわいいよぉぉぉ!!すっきりさせてあげるねぇぇえ!!」 「じら゛な゛い゛の゛お゛ぉぉぉぉ!!!!」 訓練された拷問ありすは一度交尾を始めすっきりするとそのまま超高速でれんぞくすっきりをさせることができる 「んほほおぉぉぉう!!いぐっ…れいむのま゛む゛ま゛む゛でい゛ぐよ゛お゛っ!!すっきりー!!すっきりー!!すっきりー!!すすすすっきりー!!」 「いやあぁぁぁぁ!!い、いぎだぐっ…ずずずずぎっりいぃぃぃぃぃぃ…!」 哀れ 強姦されたれいむはほんの数十秒で十回以上すっきりしてしまい一瞬で黒ずんで朽ちてしまった 「まったく…しぬまでじょうほうをはかないなんてばかなれいむだぜ」 今日もまりさはちぇんの引くゆっく力車にのって巣に帰る 自分はずっと捕虜尋問の仕事をしているがこんなにやった後嫌になる仕事はもうやりたくなかった だが仲間のまりさはれいむが泣きながら情報を吐くとき、ありすに強姦されたれいむが苦悶の表情を浮かべながら黒ずんで朽ちていくのを見るときは震えが止まらないほど楽しいという そんな理解しがたい仕事とは今日でおさらばだ、明日、自分は最前線へ兵士として赴くのだ このまりさは生まれたときから不自由しない生活を約束されたようなものだった まりさ軍幹部が親戚にいたためこのまりさはまりさ軍でいうところの「つよいゆっくり」にあてはまり、ずっとエリート、もしくは貴族階級ともいえる生活を送っていた 同年代の他のゆっくりが小豆畑で働いている時、自分は母親や何匹もの召使ゆっくりに囲まれどんなわがままも聞いてくれた 同年代のまりさが毎日前線に向かい、ありすが飛行機を作っていたころ、自分は「つよいゆっくり」として町の他のゆっくりに対し威張り散らすことしかしなかった そんな考えが変わったのは半年ほど前、いつものように街を歩いていると軍のまりさと話しているちぇんを見かけたときだった 何かを話し合っていると思うとちぇんがいきなり泣き出した、話していたまりさが慰めるとちぇんは泣きながらも何とか巣の中へ戻っていった そのまりさに話を聞いてみてまりさは愕然とした 自分という存在のなんとゆっくりしていたことか!! そのちぇんは同じ日に子供全員を亡くしていたのだ、それも二回も 一回目は七匹の子供が全員同じ爆撃機に乗っていて撃墜された 二回目は所属こそ違っていたが全員同じ作戦に投入され、その作戦が失敗したため十匹の子供が全滅した このときまりさは思った、自分だけゆっくりしていていいのか?今日もあのちぇんみたいな目に逢っているゆっくりがいるのではないか? まりさは徴兵の時期が来るより先に軍に入隊した。そして回されたのがこんな仕事だ 実際幹部の血筋のまりさはほとんどがこのような閉職かいきなり司令部の幹部になる、つよいゆっくりがよわいゆっくりとともに死ぬことなどあってはいけないことなのだ だがこのまりさは何度も司令部に転属願を出しやっと聞き入れられ、前線基地の司令官の参謀として前線に向かうことになった 翌日、まりさはみょんの操縦する水上偵察機で前線基地に向かって飛行していた 本来前線への赴任はそこへ向かう輸送船を見つけてそこに乗せてもらう形で行う 自分一匹のために飛行機を飛ばす、こういう特別扱いは嫌いだったがこれで自分も前線勤務だ、少しでも前線の犠牲者を減らそう、そう決意したときだった 偵察飛行でもしていたのだろうか?敵の戦闘機と空中で鉢合わせしてしまったのだ みょんは必死で回避運動を取り、まりさは一度も撃ったこともない後部銃座を乱射する、敵機の撃退には成功したがエンジンをやられ高度を落とす機体 みょんはすぐ近くに見えた島へ不時着することを決めた 「みょん!みょん!しっかりするんだぜ!!」 「ち…ち…ちん…ぽ…」 砂浜に突っ込んだ飛行機からなんとかみょんを引きずり出したまりさ、少しけがはしたが大したことはない、ほっといても治るけがだ だがみょんは不時着時に顔を計器盤に強く打ったらしく左目のあたりが大きくえぐれ痙攣するだけでまりさの呼びかけには答えない 「くそ!みょん!!しっかりするんだぜ!!」 まりさは学校を呪った、つよいゆっくりの学校はずっとまりさ軍のポリシーとかいかにれいむ軍は脆弱でまりさ軍が精強かといったことしか教えてくれなかった 少しでも応急処置について教えてくれればよかったのに!! そのとき、後ろで草を踏む音と同時にゆっくりの声がした 「ゆっくり傷を上に向けてね!!」 「ゆゆっ、だれなんだぜ!?」 後ろにいたのはゆっくりれいむだった、しかもその後ろには砂浜に逆さまに突っ込んだ敵の戦闘機、このれいむが敵なのは明らかだった 「ゆゆっ!!てきのれいむはゆっくりしn「まってね!!このままだとみょんはずっとゆっくりしちゃうよ!!」ゆゆ!?」 敵は殺さねばならない、だが自分を途中まで運んでくれ、話し相手にもなってくれたみょんを見殺しにするわけにはいかない 敵に頼みごとをするのは死に勝る屈辱だ、だが今まりさはその屈辱を飲んででも唯一と言える友達を助ける道を選んだ 「たのむんだぜ!みょんをたすけてほしいんだぜ!!」 れいむは頷くとゆっくりしないで自分の機体に向かい、コクピットの中から救急キットを取り出すと薬草や小麦粉を取り出しみょんの傷をふさいだ 多少適当だがこれで何とか応急処置はできた まりさは本当はこのれいむにみょんの治療をさせた後ゆっくり殺すつもりだった だがこの敵が自分に対して殺意を抱いていないこと、そしてみょんを懸命に治療してくれたことからすっかりそんな気は無くなってしまった それから三日間、敵と味方のサバイバル生活が始まった 殺す気はなかったが殺されるのではないかという疑心もあって食料集めの時まりさはいつもれいむを見張っていた そのためれいむの半分ぐらいしか食料は取れなかったがれいむは快く自分の分もまりさとみょんに分けてくれた みょんはまだ自力でご飯を食べれなかったのでまりさとれいむが交替で咀嚼して口移しで食べさせた 二日目の夜にはお互い自分のことを話すまでになっていた このれいむは最近この海域で行方不明になった味方の偵察機を弔うために艦隊の代表として花束を持ってここまで飛んできたこと その帰りにまりさとみょんの乗る偵察機を発見、攻撃したこと そのときあわててしまい不用意に接近、まりさの撃った弾がエンジンに当たり不時着したこと… そしてまりさ大陸ではほとんど知られないれいむ大陸、れいむ軍の実情 いわくどんな種類のゆっくりも(れみりゃ除く)みんな仲良く公平に暮らしていること そして何よりまりさがびっくりしたのはまりさ大陸では迫害の対象でしかないめーりんがゆっくり権を持ち、ゆふらんと一緒に街を歩いている… このときまりさは自分のことについてもっと考える必要ができたと思った 自分が軍に入ったのはあのちぇんのような悲しいゆっくりを出さないためだった だがあのちぇんは幹部の親せき筋ではない、むしろ自分たちをゆっくりさせるために搾取されるべき存在ではなかったか? 自分はもしかしたられいむ軍にいるべき存在ではないのか? だが自分はまりさ軍の兵士だ、自分にそう言い聞かせ、それでももし、れいむ軍に救助されたらみょんを説得して一緒にれいむ軍に入ろう、そう思い、言った 「れいむ…」 「なぁに?まりさ?」 「まりさとれいむのたたかい、さきにきゅうじょがきたほうがかちなんだぜ…」 れいむは返事をしなかった、だが少しだけ頷いた、そんな気がした 次の日の朝、まりさとれいむは飛行機の爆音で目を覚ました、みょんもまだ動くこともしゃべることもできないが音に気づいたらしく微笑みを浮かべている 飛んできた飛行機はまりさ軍の飛行艇だった、まりさは急いで発煙筒を点火して自分の位置を知らせる それに気づいた飛行艇が自分たちの周りを旋回し始めた、これでゆっくりできるね! まりさとれいむは自分たちが助かると実感していた だが、次の瞬間れいむは悲鳴も上げる間もなく一瞬で餡子と皮になった 何が起こったかわからない、ただ風に舞ったれいむのリボンが自分の帽子に架かった時、飛行艇が霊夢を撃ったということだけ理解できた 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!どうじでこん゛な゛ごどずるのおぉぉぉ!!」 まりさはおそらく生まれて初めて悲鳴を上げる、みょんも声こそ出さないが白目をむいて痙攣している 「ゆっ、れいむぐんのくせにまりさぐんをいつわるばかなれーむはゆっくりころしたよ!!」 「いきなりうってびっくりしたんだね、わかるよー!」 「でもあぶなかったぜ、れいむぐんはきっとじこにみせかけてまりさたちをころすはずだったんだぜ」 「むきゅ、このみょんはしょっくしょうじょうをおこしているわ、ゆっくりはこぶのよ」 飛行艇から降りてきた仲間が何かを言っているがまりさの耳には入らなかった ただ、飛行艇に運ばれる時、自分がどうすればいいのか、自分の居場所はどこなのかがわかったような気がした あとがき 今回はある人に予言されてしまった捕虜虐待を…ごめん、やっぱり虐待はメインじゃなかった SSだけでは説明不足かと思うので質問等があればスレとかで見たら答えます 続きは…未定です、虐めスレとは少し路線が異なると思うので「もう書くなバカ」とか言われたら続きは書きません でもそういうのがなければ気分しだいで続きを書くと思います では 8月21日 2237 セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1817.html
・・・ほんの少しだけ『ゆっくりいじめ系2560 分からないだらけのゆん生』とリンクしていますが、読まなくても支障はありません。 ゆっくりの生態・・・現在最も注目されている割にゆっくりの生態は意外と知られていない。当然だ。 突如として出現したため資料も何も存在せず、研究者たちも頭を抱えているのだ。一般人が知っているはずが無い。 だが最近になってゆっくりは人間と深く関わるようになった。ペットとして売り始めた店が出現したり、ゆっくりに 関連した本が沢山発行されたり・・・。都市部に入り込んで生活するゆっくりが出てきたり、畑を荒らしたり家に侵入したり・・・。 第1印象が最悪なせいか、現在野良ゆっくりは害獣としての認識が強まっており、対ゆっくり用の防犯グッズも飛ぶように売れた。 多くの人がゆっくりは人間の敵だと唱えているが、ちょっと待って欲しい。この世に無意味なものなど存在しないのだ。 そう提唱したのは『研究鬼異惨』と呼ばれている1人の科学者だ。彼はゆっくりを人間のために役立てる方法を日夜研究している。 彼はゆっくりの研究に多大な功績を残しただけで無く、優秀なペット用ゆっくりを生みだす工場も複数所有している。 特にちぇん種が飛ぶように売れているらしく、そのおかげで研究資金に困らないという訳だ。彼は商売の才能もあったらしい。 鬼異惨はたまに中学校などに出向きゆっくりについて学生に語ったりする仕事もしている。鬼異惨は丁寧に説明した・・・。 「いいですか。ゆっくりを見ると即叩き潰したいと思う人間もいるようですが、それは非常に勿体無いのです。ゆっくりのことを、 私は神が人間に与えた最後のチャンス、地球で生きるための希望だと考えています。科学者が神を信じてるのはおかしいかも しれませんが、あんな饅頭がしゃべって動いているのですから神様ぐらい本当にいるかもしれません。」 生徒達は笑いに包まれる。中学生ぐらいの子供はどんな些細なことでも笑いたい年頃なのだ。 「実は近所の教会で神父さんに話を聞いたところ、神父さんはゆっくりは神が人間を戒めるために生んだものだと言っていました。 確かにゆっくりは欲望に忠実で自分さえ良ければそれでいいという精神を持っています。人間の悪い内面にそっくりじゃないですか。 私は神父さんの仮説に心を打たれましたね。神が関わっているかは別として、ゆっくりはやはり人間のために役立てるべきだと思いました。 ゆっくりは数々のやっかいな性質を持っていますが、上手く利用すれば必ず人間の利益に成り得るのです。 例えば食ったものを自らの中身と同じ物体に変化させる性質は、適当に生ゴミを食わせれば手軽に餡子などを量産できるということです。 他にも実に様々な・・・。」 鬼異惨の話に誰もが夢中になった。ゆっくりがこんなに役立つナマモノとは思っていなかったからだ。 実際鬼異惨の言う通り、人々は次第にゆっくりの活用法を見つけ、実践していった。例えば・・・ 例1・・・某公園にて・・・ 「ゆ!?おにーさんはゆっくりできるひと!?ゆっくりできるならあかちゃんをみせてあげてもいいよ!!」 「HAHAHA~!私はとてもゆっくりできるお兄さんさ!!何故ならホームレスだからなぁ~!!!」 「よくわからないけどゆっくりできるならあかちゃんをみせてあげるね!ついでにあかちゃんにあまあまをあげてね!!!」 「あかちゃん、でてくるんだぜ!このおにーさんがあまあまくれるんだぜ!!」 ポピュラーなれいむとまりさの家族に話しかけているのは派遣切りのせいでホームレスとなったお兄さんだ。 何の根拠も無くお兄さんを信用したまりさはあっさりと赤ちゃんを前に出した。 「ゆっきゅちしちぇいっちぇね!!!」 「ゆゆ~・・・。おにーしゃんはにんげんしゃん?ゆっきゅちしちぇいっちぇね!!!」 赤ゆたちは人間と話せたのが嬉しかったのだろう。ピョンピョン跳ねながらお兄さんに擦り寄って来る。 お兄さんはにっこり微笑むと赤ゆたちを手に乗せ持ち上げる。 「計2匹か・・・。まあ腹の足しにはなるかな・・・。」 「ゆゆ~♪おしょらをとんじぇるみちゃい!!」 「ゆっゆっゆっきゅちしちぇるよ~♪」 お兄さんは水道水で軽く赤ゆを洗い、きゃっきゃとはしゃぐ赤ゆたちを・・・! 「む~しゃむ~しゃ、幸せ~♪・・・なんつって、むしゃむしゃ・・・。」 「ぴっゆびゃびっ!」 「いじゃぷちゅっぴゃ・・・っ!」 食べた。もちろん良く噛んで味わいながら・・・。親ゆっくりは10秒ぐらい思考停止をしていたが、間も無く事態に気付き絶叫した。 「ばりざの・・・!ばりざとでいぶのあいのげっじょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!?」 「いや、空腹でつい・・・ね。さ~て、成体は不味いし別の赤ゆを探そうっと!HAHAHAHA~!!!!」 このように明日の食事にも困る者たちにとってゆっくりはまさに救いの女神だった。手軽に甘味が手に入るのだから・・・。 ちなみに親のれいむとまりさはこの後1時間近く泣き叫び続け、騒音騒ぎで保健所の人に連行されてしまった・・・。 例2・・・雪山にて・・・ 「まさかこんな吹雪になるなんて・・・!」 今お兄さんは雪山で猛吹雪に襲われ洞窟に避難していた。もうずっとこんな調子だ。食料もだいぶ減ってきた・・・。 「これを持ってきていて正解だったな・・・。できれば控えたかったが・・・。背に腹は代えられん・・・。」 お兄さんはバッグから大きいケースを取り出し、そっと開いた・・・。中には子れみりゃ(胴付き)が入っていた。 「うぁ~!せまかったどぉ~!!おにいさんひどいどぉ~!!でもれみりゃはかんだいだからとくべつにぷっでぃんで・・・!」 「五月蝿いぞ非常食。バクッハフハフ・・・!!」 「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」 お兄さんはれみりゃの小さい体を掴み上げ、下半身を引き千切って口に運んだ。美味い・・・。ホカホカしてて寒さを軽減してくれる。 「うがっうげへぇ・・・っ!!」 「ごくろう非常食。また頼むな。」 お兄さんはれみりゃ治療用のオレンジジュース凝縮錠剤を飲ませ、再びケースを閉めた。防音なのでれみりゃの悲鳴は聞こえない。 今登山家たちの間でゆっくりが大人気だ。携帯食料や非常食としてだが・・・。 少し齧って治療してまた食べる・・・。こうして何度でも使いまわせるのが魅力だ。特に雪山に行く人にれみりゃは人気が高かった。 ちなみにこのお兄さんは5日間れみりゃを生かさず殺さずで上手く食べ続け、1週間後たまたま通りかかった人に発見され助かった。 余談だが・・・救助されたときれみりゃはそこにいなかった・・・。結局食欲に負けて6日目に全部食べてしまったらしい。 例3・・・外交にて・・・ ゆっくりは何故かこの国でしか発見されてない存在であったが、世界中がゆっくりに興味を抱き、求めていた。 発展途上国に輸出されたゆっくりは飢餓に苦しむ多くの人々を救った。何せ2匹いればあっという間に美味しい赤ゆを作れるのだがら・・・。 だが何故か同じ種族同士ではすっきりしてくれなかったらしい。れいむ種にれいむ種を近づけてもすっきりはせず、 発情させてもすっきりせず涎を撒き散らすだけだったという。学者は同種族がすっきりするということは、 人間で例えれば同じ性別の者と交わるのと同じ感覚なのでは仮説を立てた。ゆっくりには性別など基本ないが、 その説なら何となく納得はできる。極稀に同種族での家族がいるらしいが、そういうゆっくりは人間でいうガチホモなのだろう。 また、先進国でもゆっくりはブームになった。ヘルシーで適度な甘さの餡子を出してくれるれいむやまりさは特に歓迎された。 おそらく和風の甘味が手軽に手に入って嬉しいのだろう。ゆっくり牧場なんてのもできる始末だ。ゆっくりに同情せざるを得ない。 他にもストレス解消用ゆっくり、ゆっくりを改造して作ったおもちゃ、爆弾を埋め込んで敵陣に侵入させるボムゆっくりなど・・・。 ゆっくりは徹底的に利用された。生ゴミ処理用コンポスト専用のゆっくりも発売された。倫理的にやばそうだが何故か問題になってはいない。 研究鬼異惨もゆっくりの新しい活用法を見つけるため日夜努力している。その証拠に、研究鬼異惨の趣味で作った畑では・・・。 「ゆぎぃぃぃぃっ!もうおうちかえるぅぅぅぅぅっ!!!」 「ざっそうさんじゃなくてやさいさんがたべたいよ・・・。」 「ゆっ!?そんなこといっちゃだめだよ!もしおにいさんにバレたら・・・!!」 「バレたら・・・何だって言うんだ・・・?」 鬼異惨の畑は全てゆっくりに仕事させている。鬼異惨がやることと言えば、ゆっくりの監視、ルールを破ったりサボったりしたゆっくりの処刑ぐらいだ。 「今文句言った奴は・・・56番と71番か・・・。」 「ゆぎぃぃぃぃっ!やべでねっ!!もうもんぐいいばぜんがらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 「ゆるじでくだざいぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!まじめにやりばずがらぁぁぁぁぁぁ!!!!」 畑のゆっくりには全て番号が付けられている。背中(?)に直接焼印でだ。鬼異惨はリモコンを取り出し、番号を入力する。 「スイッチオン!きひひひっ!!!!」 ちなみにこの笑い方は嬉しさがマックスになった時自然と出てしまう鬼異惨のクセだ。命乞いするゆっくりを見てつい笑ってしまった。 スイッチを押すと、ゆっくりの頭の上部分に着けられている装置が作動し、入力した番号のゆっくりだけ絶叫し始めた。 「ゆがががががががぁぁぁぁぁぁぁ!!!!いぢゃいっいぢゃいよぉぉぉぉぉぉぉっゆぎゃひっゆがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「ぼうやべっゆべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!・・・ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「皆分かったね!サボリ魔や文句を言うゆっくりはこうして苦しんで死ぬんだよ!しっかり仕事してね!!!」 「ぶるぶる・・・ゆぅぅぅ・・・。」 「ゆっくりりかいしたよ・・・。」 この装置、中に鋭く細い針が仕込まれており、スイッチを押すと針が伸びてゆっくりの脳天に突き刺さるようになっている。 じわじわと針は体内に侵入し、最終的にはゆっくりの命の源である中枢餡に刺さり、そのゆっくりを死に至らせる。 この装置のおかげで大半のゆっくりは真面目に働く。だが鬼異惨の場合畑などオマケに過ぎないのだが・・・。 「さて、ゆっくりの断末魔を聞いて疲れもすっ飛んだし・・・研究の続きしなくちゃ・・・。」 ゆっくりをどう活かすかはこれからの人間に掛かっている。ゆっくりが世界の問題を解決する日も遠くないかもしれない・・・。 過去作 2517 ちぇんマー投げ 2526 ゆンペルダウン 2550 痙攣鬼異惨の日曜日 2560 分からないだらけのゆん生 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5062.html
※まさにインスタントというものです。 「ゆっきゅりしゅんしゃちゅしゃれりゅりょ!(ゆっくり瞬殺されるよ!)」 とある一匹のゆっくりのお腹の中・・・ その一匹の饅頭のお腹で小さな饅頭が生を受けていた。 (ゆっきゅりちていっちぇにぇ!) 大体の形はもうそろそろ生まれてもいい頃に整形されている。 ついでに二匹生まれていて、種族はれいむ種とまりさ種だ。 (まりしゃ!きょうみょゆっきゅりちていっちぇにぇ!) (ゆっきゅりちていくのじぇ!) (ゆぅ~んもうしょろしょろおきゃあしゃんのまえでゆっきゅりできちょうだにぇ!) (ゆぅ~んしょうにゃのだじぇ!) するとぐぐっと穴が開くここから飛び出せばお母さんに会えることは本能的に知っているのだ。 しかし、妙なことが起こった。 開いた穴がみるみると縮んでいく。 (ゆ?どうちたんだりょ?) (ゆ!わきゃったのじぇ! おきゃあしゃんはまだここりょのじゅんびができてにゃいのじぇ!) (ほんちょ?) (しょうにゃのだじぇ!だからはやくでてきておきゃあしゃんをゆっきゅりしゃしぇるのじぇ!) (しょうだにぇ!) と小さくなり完全に閉じようとした穴をこじ開けようとした。 さすがのお母さんも抵抗してくる。 今生まれるとゆっくりできなくなると語っているかの如く。 (おきゃしゃああああああんん!!!どうちてうみゃれしゃしぇてくれにゃいのおおおおおおおおおお!!) (ゆううううううううううう!!!ゆっきゅりちたいよぉぉぉぉおおおおお!!) すぽん! 空中に舞いながら瞳を閉じれいむは思った やった。 やっと生まれることができた! これからどうしよう! お母さんと遊ぼうかな?ご飯でも食べようかな?それともまりさと一緒にすりすりでもしてゆっくりしようかな! そんなことを胸にこれからのゆん生に心を躍らせていた。 そして地面についたことを感覚で確認した後、目を開け仲良しのまりさと叫んだ。 「「ゆっきゅり『しねえ!』」」 挨拶をし終わらないうちに鉄拳が飛んできた。 「ゆぶぇっ!」 「ゆべしっ!」 ついでにれいむとまりさはお母さんのほうではなくフラン(胴つき)の目の前に立ち堂々と挨拶をしていた。 そしてれいむとまりさは壁に打ち付けられ、最後までの母親の姿を見ることもなく絶命した。 あとがき 三分間クッキングの感想をの中に インスタントな感じがした という感想があったので本気でインスタントなものを書いてみた。 インスタントとなると設定とか忘れやすいな。 byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 ゆっくりいじめ系2889 ゆっくりべんじゃー ゆっくりいじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1538.html
門番ゆっくり 11KB 観察 自業自得 引越し 群れ 赤子・子供 捕食種 ドスまりさ 希少種 自然界 現代 虐待人間 愛護人間 感想・批評・ツッコミを頂けると幸いです 僕の考えた最強ゆっくり注意 希少種優遇注意 虐待無し注意 門番ゆっくり 山の中の道を進んでいたバスは、昼過ぎに目的地に到着した。 乗客がバスを降り、駐車場に隣接する建物に向かう中、男は建物の横に設置された門を潜り抜けた。 門を抜けた先には、周囲を木々に囲まれたちょっとした野球場並みの広さを持つ広場があった。 上を見れば、放送用のスピーカーに加え、防犯用なのか四方に監視カメラや集音マイクが見える。 下を見れば、隙間なく草花が生え、暖かい日差しも相まって昼寝に丁度良さそうだ。 実際、広場ではゆっくりめーりんが気持ち良さそうに昼寝をしており、ゆっくりるーみあやゆっくりさなえ等、希少種と呼ばれるゆっくり達が人と戯れている。 広場から見える面に窓の無い建物の前には池と花壇があり、池の周りではゆっくりちるのが跳ね回り、ゆっくりすわこが水浴びをしている。花壇ではゆっくりゆうかが花や果樹の手入れをしていた。 まさにゆっくりを愛でることを好む人々が、思い描いたようなゆっくりぷれいすであった。 男は昼寝をしているめーりんに近寄り、その体を仔細に眺めた。 体は大きく、肌にはつやがあり汚れも無い、ただ帽子には傷があった。 ここはY町の施設、名前は無いがここを利用する人達からはゆっくりんランドなどと呼ばれている。 Y町は数年前までは特に見るところも無い、過疎に苦しむ町だったが、いまではゆっくりによって地域振興に成功した町として知られている。 ゆっくりんランドには愛で派のゆっくり愛好家がよく足を運び、町にお金を落としていた。 男はここで撮られたとされるある動画を目にして、興味と疑問を持ち、事情を詳しく知る管理人に話を聞く為にここに来たのだった。 広場を一通り見て回った男は、管理人に会う為に建物に入る。 建物の中の休憩所では、愛で派と思しき人達が思い思いにくつろいでいた。 あらかじめ電話でアポはとってあったので、受付で話をするとすぐに一室に通され、話を聞けることになった。 通された部屋で管理人は、個人的に知られる分には問題ないが、周知するようなことはしないで欲しい、と前置きしてここが出来た経緯を話し始めた。 「最初は一匹のゆっくりが役場に来て、山は誰のものか聞いた事から始まりました。 町のものだと話してやると、生えている花や茸は食べてもよいのかと聞き返してきました。 当時は特に手入れも利用もしていなかったから、誰も気にしなかったんでしょうな、いいよと返します。 するとそのゆっくり、山で取れた茸だと松茸やら何やらを取り出して、取引して欲しいと言い出したんです。 まあなんやかんやあって、町の損にはならないってんで取引することに決まりまして、で、取引する為の場として出来たのがここです。 ここの管理とゆっくり達との連絡役に私は雇われたんですな。住み込みで家族と一緒にゆっくりやっとりますよ」 「山のゆっくり全部と取引してるんですか?」 「いえ、取引を言い出したゆっくりの群れだけですよ。 取引し始めてから分かったんですが、この群れは他のゆっくりから爪弾きにされた連中の群れなんです。見た目が違う、行動が違う、数が少ないって理由でね。 邪険にされてるから満足に餌を集められない。だから、取引を思いついたんでしょうね」 「群れごと町の飼ゆっくりになったというわけですか」 管理人は首を横に振る。 「ゆっくり達はここで生活しているわけでも、飼われているわけでもないんです。他のところにある巣で暮らし、餌は自分で採ってますよ。 町がやっているのは他の人が連れて行かないように身分を保証したりね。欲しがる人が多いんですよ、希少種が多いから売る為に捕まえようとしたのもいましたね。 あと餌が足りなくなった時に収穫物の代金から餌を買ってやったり。ああ、あまあま―ケーキやお菓子を食べているわけではありません。ここに来る人も餌やりはやめてもらっています。 何かあって取引が御破算になっても生きていけるようにしてるんですな。賢い連中ですよ、娘のいい遊び相手です。長はどこかの飼ゆっくりだったんですかね、分を知ってます。 そうしていたら、何処から耳にしたのか人が見に来るようになりまして、形を整えたらこうなったわけです」 「動画のことなんですが…」 ここ、ゆっくりとの取引所の出来た経緯を聞き終えた男は、最も気になっていたこと、ここに来たきっかけとなった動画のことを聞き出そうとした。 「野生のゆっくりが近付いて来ています。事前に御説明した通り、広場や駐車場にいる方は建物の中に入って下さい。繰り返します…」 その時、スピーカーから放送が流れ、話が中断される。 「続きは観覧室で話しましょう」 男と管理人は部屋を移った。 管理人が案内した観覧室には複数の男女がいた。服装も年齢もまちまちで一見して何の集まりかは分からない。唯一の共通点はゆっくりを愛でていた表では誰も見なかったということだけだ。 部屋には大型ディスプレイ、スピーカー、テーブルと椅子が備え付けられていた。 壁の一面には細い溝らしきものが見える。溝には分厚いガラスが嵌め込まれており、そこから外が見えた。 外には先程までいたゆっくりや人の姿は見えない。放送を聞いて建物の中に戻ったようだ。 勧められた壁際の椅子に男が座る。 「そういえば、なんで野性のゆっくりが近付いて来ると分かったんです?」 隣に座った管理人が説明する。 「広場の外側に監視装置が設置してありますから、他のゆっくりが近付けばすぐ分かります。ほら、あそこ、来ましたよ」 管理人が示した先、森の奥から野生のゆっくりの一団が現れた。 ドスまりさを含む大小合わせて100匹程の群れだ。 広場のこちら側にはいつの間にかめーりん達が並んでいた。敵を迎え撃つ軍隊の如く隊列を組んでいる。 先程まで昼寝をしていた筈の帽子に傷があるめーりんも見えた。 「あのめーりん達は門番ゆっくりと呼ばれてます」 管理人は節々で解説を入れることにしたようだ。 広場に設置されたマイクがゆっくりの声をを拾い、部屋のスピーカーから流れる。 「ひろいね」「ゆっくりしてるね」「ゆっきゅりしちぇるね」「とってもとかいはだわ」「まりささまのゆったとおりなんだぜ」「まりさはすごいね」「しゅごいしゅごい」 はしゃいでいる。中でも偉そうにしているゆっくりまりさが群れをここに連れてきたようだ。 「ぐずのめーりんがいるよ」「ここはれいむたちのゆっくりぷれいすにするよ」「ぐずのめーりんはどっかいってね」「ぐじゅーぐじゅー」 前の方にいるゆっくり達は、居並ぶめーりん達に罵声を浴びせながら、ゆっくりぷれいす宣言をしている。 「むーしゃむーしゃ、しあわせーっ」「おはなさんはゆっくりできるね」「ゆっくちころがるよ」「ゆーん、まっちぇー」 横や後方のゆっくりは、花を食べたり、じゃれたり、好き勝手にしている。 子ゆっくり、赤ゆっくりもいるところを見ると、群れ総出でここを奪いに来たようだ。 「小規模なものなら月に何回か、群れごとのような大規模なものは何ヶ月か置きに来ますよ。何時頃来るかは大体分かります。冬前には越冬準備に失敗した群れが来たりしますね」 「ぐずのめーりんのくせにまりさたちをむしするなんてなまいきだね」「せいっさいっするよ」「しぇーしゃいしぇーしゃい」 普段は喋れないことを馬鹿にするくせに、喋らないことが癇に障ったようだ。無言のままめーりん達に何匹かのまりさが体当たりを仕掛けようと跳ねて行く。 「「「ぐずのめーりんはゆっくりしねっ!」」」 一斉に飛び掛り、 「「「ゆべっ」」」 弾き返された。 それを見た後続のゆっくり達も加勢するが、隊列を保っためーりん達に弾き返される。 めーりん達はただ耐えるだけでやり返そうとしない。 「どすぅー、このぐずをやっつけるのぜぇー」 めーりん達の隊列を崩すことが出来ないまりさが、ドスに助けを求める。 「ゆっくりできないめーりんはゆっくり死んでね」 ゆっくりしている自分の群れが、さらにゆっくりする為に必要なゆっくりぷれいすを独り占めしているばかりか、 ゆっくり出来ないことをするめーりんから群れのゆっくりを守るべく、ドスは額に生えているきのこを噛み砕き、ドススパークを口中から放とうとする。 「大丈夫なんですか?射線上にここがありますけど」 ドススパークに不安を覚えた男が尋ねる。 「大丈夫です。この壁の強度はちょっとした要塞並ですよ。戦車でも持ち出さない限り貫けはしません。それに門番達がいますから」 それまでただ耐えていただけだっためーりん達に動きがあった。 壁を築くかの様に積み重なっていく。 ドスがドススパークを放った時、ドスと建物の間には重厚な盾が出来ていた。 盾―めーりん達にドススパークが突き刺さる。 盾が弾け飛んだ。めーりん達が焼け焦げ地面に散らばった。直撃を受けた者は当然即死している。余波を受けた者も軽くない傷を負っていた。 地面に散らばっためーりんの中にはあの傷ついた帽子のめーりんも見える。 「やったよ」「さすがドスだよ」「ぐずがまりさたちにさからえばどうなるかおもいしったのかぜ」「ちーんぽ」 吹き飛んだめーりん達を見て、ゆっくり達が歓声を上げている。 盾は崩れた。しかし、ドススパークはこちらに届かなかった。脆弱なゆっくりが大型動物でも食らえば只では済まぬドススパークを防いでのけたのだ。 生き残っためーりん達は素早く隊列を組みなおし、ドス達と向き合っている。 「むだなのぜ、ドスもういっぱつかますのぜ」「かなわないのがわからないの?ばかなの?しぬの?」「わからないんだねー、わかるよー」 それを見たゆっくり達は嘲り笑い、ドスは再度ドススパークを放とうとする。しかし、 「ふ、ふ、ふ、ふらんだーーーっ!!!」 後方のゆっくりが上げた悲鳴によって中断を余儀なくされた。 宝石の様な羽を持った捕食種、ゆっくりふらんがドスの群れの側面と後方に現れた。 ドスの群れは包囲され、完全に退路を断たれた状態だ。 めーりん達が耐えていたのは、ふらんが後方に回り込むまでの時間稼ぎ。ゆっくり達を退却不可能な場所に引き込む為だったのだ。 動画で見た光景だ、と男は思う。動画で見た時から浮かんでいた疑問が頭に浮かぶ。 窮鼠猫を噛むという言葉があるように、完全に包囲する必要は無いのではないか。いや、それどころかふらんがいるのであれば、それを示していれば他のゆっくりは来ないのではないか。 なぜこのゆっくり達はする必要の無い戦いを行うのか? 男は疑問を管理人にぶつける。 「襲ってきた連中は肥料や餌になります。その数は多ければ多いほどいい。群れの食料に余裕が出来ますからね。 前にも言いましたが、ここは巣ではないんです。いうなれば囮、敵を引きつけ巣を守る為の防衛線。ふらんがいるのが伝わるとゆっくりの行動が予測出来なくなりますから、殲滅するのは情報が伝わるのを防ぐ為でもあるんです。 それに、言うなればこの群れのゆっくりは死ぬことを当たり前だと考えているんです。まあ、ただ死ぬだけなら当然嫌がりますよ。 死ぬことに意味を付加したんですな。前に立ち、死に行くものは周りから認められ、優遇される。門番ゆっくりの名が与えられ、多く生まれることが出来る。埋葬もされる」 「埋葬?」 「墓を作るわけじゃありませんがね。草木の元に埋め一体となったと考えているようです。 上手い方法じゃありませんか。恵まれた環境で死ぬことが少なければ、個体の数は増え続ける。いつしか餌等の需給関係が崩れ、群れは破綻します。だから適度に死に、適度に生まれる。 この方法、これは人間が教えたわけじゃないですよ。少なくともここが出来た後ではないです」 管理人の解説を聞き終え、男は自分の疑問が解けていくのを感じていた。 ここではゆっくり達の戦いと死を見ることが出来る。愛で派が表でゆっくりと戯れるならば、虐待派はここでゆっくりの死ぬ様を眺める。 周りを見れば、表では見なかった虐待派の人達が戦いに釘付けになっている。 男は目を広場に戻す。 ふらんの登場を契機に戦場は大きく動いていた。 今まで隊列を維持していただけのめーりん達、その中の一隊がドスに向かって駆け出した。 ドスは近付くめーりん達を踏み潰そうとする。 めーりん達はドスのあんよを巧みに避け、ドスの顔を駆け上り、帽子を上に載っていたぱちゅりーごと地面に叩き落とした。 「ゆゆっ、ドスのおぼうしがぁーっ!」 続いて額のキノコを取り去った。 「ドスのキノコがぁーっ!」 ドスが頭の上に気をとられている隙に、数匹のふらんがドスのあんよを噛み千切る。 「いぎゃーっ、いだいーーっ!!」 ドスはもう満足に動けず、ドススパークも撃てず、帽子の中のものも使えない。クリームを吐いたぱちゅりーからは知恵も借りられない。 ただただ、自分の群れのゆっくり達が蹂躙される様を見続けるだけしか出来ない。ゆっくりが全滅するまでの間、悲鳴と助けを求める声と怨嗟を聴き続けなければならない。 何匹かが逃げ延びることを期待することも出来ない。 ふらんは逃げ散ろうとしているゆっくりを優先して狙い、めーりんは包囲を抜けようとしたゆっくりを中央に押し返す。どちらもゆっくりを逃しはしないからだ。 「どすぅーたすけるんだぜぇー」 群れを連れてきたまりさが、顔に穴を開け中身をぶちまけている。 「いやじゃー、じにたくないー」 泣き叫びながら逃げ惑っていたれいむは、めーりんに阻まれ、逃げようとしていた他のゆっくりに踏み潰された。 「やめちぇねやめちぇね」 ふらんに持ち上げられた子ゆっくりは、地面に叩きつけられ、自分が食べた花の代わりに餡子の花を咲かせた。 「やめてね、やめてあげてね」「ゆっくりさせてね」「ゆっくりさせてあげてね」 ドスはそんな有様を見ながら、ひたすらに願うだけだ。自分の群れを殺戮する憎むべきゆっくりに向かって。無力であるがゆえに、絶望と後悔で一切の思考が塗りつぶされたがゆえに。 「疑問は解けましたか」 管理人が問いかけてくる。 「ええ、しかしゆっくりと戯れる場でゆっくりの殺し合いが行われる。しかもそれを人に観させる。人によっては好ましくないものと考えるのでは?」 「町が仕組んだわけじゃないですよ。あくまでゆっくり達が生きる為に自分でやっていることです。利益を得ていることは否定しませんがね。あなたはそう考えるのですか?」 「いえ、ただおもしろいと思っただけですよ。表と裏の対比がね」 ドスの悲鳴が聞こえる。 他のゆっくりをすべて討ち取ったのか、ふらん達がドスに襲い掛り始めたようだ。 悲鳴は徐々に小さくなり、最後の呟きをマイクが拾った後は聞こえなくなった。 「もっとゆっくりしたかった…」 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 所詮通常種はクズなのだ -- 2018-06-20 18 14 25 一般的なゆっくり設定だと、 ・多対一ならドスでも勝てない ・見た目が違うという意味なら、群に唯一匹の希少種もゆっくり出来ないゆっくりという扱いでは? ・めーりん種とふらん種は仲がいい ・種族の特徴としてぱちゅりー種は覚えがいいだけで、知能の高さには個ゆん差がある こんな感じだから矛盾は生じない。 虐待派は施設側が動向を監視しているけど、愛で派の横槍が入らないか心配だなww -- 2018-02-16 01 21 54 ゆ愛で派だけど希少種はゆっくりできないゆっくりなをじゃないかな?(たとえば早苗とか →お飾り無しだから) -- 2017-06-17 15 07 35 ↓↓↓↓スゲえなじっちゃん -- 2016-09-14 20 05 25 流石めーりん -- 2014-12-25 21 41 44 ゆっくりでも頭いい奴いるんだな(ぱちゅいがいの話) -- 2014-01-02 22 23 57 じっちゃんすげえ -- 2011-11-05 11 07 45 ↓そのじっちゃんはまさかドス3体を一人で倒したおいうあの伝説の!? -- 2011-11-05 00 18 49 「ドスは確かに一般的なゆっくりと比べるとかなり強いけど防御力は紙 普通に蹴られただけでも痛がるから案外大したことない」ってじっちゃんが言ってた。 -- 2011-10-16 01 51 07 ドスって捕食種よりつよいんじゃなかったけ。 人間に通用する唯一のゆっくりだし。 -- 2011-07-12 21 25 03 めーりん好きだから嬉しい。 こんな共存の道もあっていいのだろうなぁ -- 2010-11-15 02 12 39 自発的なゆっくり同士の戦いが見れるのか、これは面白いなw 喋れないだけで罵倒するは殺そうとするドゲス共に負けるな、めーりん達! -- 2010-10-30 20 26 32 おもしろい。ゆっくり同士が戦術とか用いて戦うのって 楽しいなぁ。 -- 2010-06-17 10 35 08
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/894.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 419 ゆっくり天地創造/コメントログ」 観察系のSS好きだからすごくゆっくりできたよ! 続きさんはまだなのぉぉぉ!? -- 2009-11-24 01 27 19 続きが気になるぅうううう -- 2010-03-05 16 55 58 こういう観察系は心躍るな -- 2010-05-05 17 26 29 純粋なゆっくりはいいな。そこら辺のクソゴミ饅頭とは雲泥の差だ -- 2010-06-23 22 05 54 いや、すごく面白かった 続きさんは作者さんの自由だからね ゆっくりしていってね -- 2010-11-30 10 09 19 続きないのか……残念だ…… -- 2011-04-16 00 12 37 最初は虐待目的だったのにすっかり癒されてるw でもこのプチゆっくりだったらそれもわかるな -- 2012-03-25 20 58 20 我々は三年待ったのだ! -- 2012-04-08 14 56 18 わくわくしてきたぞ。 -- 2012-05-03 23 59 17 4年目w -- 2013-05-24 21 27 41 5年かw だが待ち続けるの良いな -- 2014-10-04 23 11 18 もうすぐ6年w 楽しみだな! -- 2014-12-31 17 44 09 もうほぼ7年だよww -- 2015-12-25 21 11 49 seでまともに給料が貰える時代か… -- 2016-01-21 19 37 26
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1904.html
ゆっくりとお預かり 17KB 虐待-普通 理不尽 飼いゆ 野良ゆ 現代 虐待人間 飼いゆっくり(金バッチ)が酷い目に遭う描写ありです。 ・前作「ふたば系ゆっくりいじめ 775 ゆっくりと黒豆」を読んで頂いた方、ありがとうございました。精進します。 ・人間が出ます。 ・人様の飼いゆっくり(金パッチ)が悲惨な目に遭います。 『ゆっくりとお預かり』 私はしがない虐待お兄さん。 今日は二連休最終日となる日曜日である。 だが私は敢えて朝寝坊はせず、まずは朝のスーパーアニメタイムを一通り満喫した。 アニメ鑑賞中には朝食も済ませる……この流れはもはや私の日曜の恒例行事となりつつある。 そして、アニメが全て終わった後のもう一つの恒例行事……愛犬・ミニチュアダックスのポチと散歩する時間となった。 平日は仕事がある為に散歩が不十分な事が多い分、休日はかなり時間をかけて散歩をするのだが…… 「ゆっ! じじい、おそすぎるんだぜ! まりささまはまちくたびれたんだぜ!」 ……ポチの横で偉そうに跳ねるバスケットボール大のこの糞饅頭は、どこにでもいるごく一般的なゆっくりまりさ。 強いて違うところをあげるとすれば、お隣さん一家の飼いゆっくりで、しかも金バッチってことかナー。 ……そう、今私はゆっくりを預かっているのである。 この糞饅頭を私に託したお隣さん一家は、先日から一泊二日の温泉旅行に出かけている。 本来虐待お兄さんの家に飼いゆっくりを預けるなど「こいつ殺っといて」と言うようなものだが、悲しいかな私は小心者だ。 今まで虐待は人目に付かない所でしかやっていないので、お隣さんは私が虐待お兄さんである事を知らないのだ。 また、ポチとの散歩中に糞饅頭と散歩中のお隣さんと会う事も多く、ポチがゆっくりに友好的な犬である事を向こうは知っている。 それでお隣さんは私にゆっくりを預けても大丈夫と判断したらしい。 ゆっくりフードなど必要な物品は全て渡されているし、何より常々お世話になっているお隣さんの頼みは断れず、現在に至るのだ。 「じいい! はやくまりささまをおさんぽさんにつれていくんだぜ!」 ……こんな糞同然の喋り方しか出来ないようだが、確かに奴のお帽子には本物の金バッチが光輝いている。 お隣さんの話では、この糞饅頭はペットショップでうん万円で売られていた、由緒正しき金バッチだったらしい。 しかしまあ購入後の躾けはお世辞にもうまくいっているようには見えず、お隣さんの息子・健太君(10)とはいい喧嘩仲間だ。 まあ健太君からしてみれば糞饅頭くらい生意気な方が遊び相手として丁度いいのだろうが、傍から見ている私はブチギレである。 先日から預かっていたもののその言動、態度に苛立ち何度虐待しようと思った事か。 糞饅頭は私がご近所付き合いを考え踏み止まる程度の理性を有していた事を感謝するべきなのだ。 「まりさ、まずはポチと散歩に行ってくるからな。お前は帰ってきてから連れて行ってやる」 「なにいってるんだぜ! まりささまはげすとさんなんだぜ! そんないぬさんはあとまわしだぜ!」 「昨日から言っているが、飯も散歩も古参からやるのが我が家のルールだ。ゲストだろうが新入りは後からなんだよ」 「まりささまのほうがいぬさんよりえらいんだぜ! じじいはそんなこともわからないなんてばかなんだぜ!」 「しばらくしたら戻るからゆっくり待ってろ」 ……言い聞かせようなど考えるだけ無駄だ。私は自分がキレて虐待に及ぶ前に糞饅頭を残し、ポチを連れて散歩へと出かけた。 本当なら二時間はじっくりとぶらぶらしたかったのだが、糞饅頭の散歩もあるので僅か三十分で自宅へと帰り着く。 ポチには本当に申し訳ないが、お詫びに今度の休日にはドッグランに連れて行ってあげよう…… 「まりさ、戻ったぞ。散歩の準備は出来たか?」 リビングに入り、ポチの首輪からリードを放してやると、ポチはダッシュでリビングの奥へと消えていく。 そして次は糞饅頭に首輪とリードを付けようと準備をするが……おかしい、静か過ぎる。 今までのパターンだと「おそいんだぜ!」と悪態をつきつつも出迎えてきていたのに、何の反応もない。 「ワン! ワンワン!」 そしてリビングの更に奥、台所から響くポチの叫び声……心の底から嫌な予感しかしない。 「まりさ、どうした? まりさ……」 「ゆ゛っ……」 台所に入って、私は全身から血の気が引いていく感覚を久しぶりに感じた。 そこには、ひっくり返った台所のゴミ箱の前で、口から多量の餡子を吐いて痙攣する糞饅頭の姿があったのだ。 「やりやがったな、糞饅頭が!」 糞饅頭を台所の流し台に置き、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し、あるだけ全部ぶち撒ける。 「ゆ゛っ……あばあば……」 ……気持ち回復したようだが、本当に気持ちだけだ。 ひっくり返ったゴミ箱の傍にある奴が吐いた餡子の量は、致死量に限りなく近い。 ここ数日の私の食事はかなり辛い物が多く、当然ゴミ箱の中の残飯もそうだったのだ。 そんな物をもろに食べてしまっては、温室育ちの金バッチでは多量に吐くのは当然の事。 かといって吐いた餡子を口に戻そうものなら、餡子の中の辛味で今度こそ絶命必至だ。 「くそっ、今まで悪さをしてないからって信じた俺がバカだった!」 言い訳がましいが、この糞饅頭は確かに言動こそゲスそのものだが、我が家に来てから一度も粗相はしていなかった。 入るなと言った場所には悪態をつきつつも入らず、物を壊したり、食べ物を勝手に食べたりもしない。 体格的に自分よりずっと劣るポチをいじめたりもしない。本当に悪いのは口だけだったのだ。 幾ら言動が酷くなろうと本質的には金バッチなんだ……私も言動にはブチギレだったが、内心認めていないでもなかったのに…… ……そうだ、きっと糞饅頭もストレスがマッハだったのだろう。 大好きなお隣さん一家と一日以上会えず、我が家では一番下扱い……我慢の限界を超え、ついに暴挙に出てしまったのだ。 思えば奴も被害者だ。お隣さんには、不幸な事故としてよく謝って…… 「ワン! ワン!」 ポチに吼えられハッとする。 糞饅頭はまだ生きている。今はお隣さんへの言い訳を考えている場合ではないのだ。 お隣さんにとっては大切な家族である糞饅頭。 良好なご近所付き合いを続ける上でも、死なせる訳にはいかない。 「よ、よし、こいつは餡子を多量に吐いて死にかけているから……必要なのは、新しい餡子! だな、ポチ!」 「ワン!」 ……飼い犬に同意を求めるとはテンパリすぎにも程がある。 まあ、ゆっくりを死なせたら大変な事になるなんて状況は滅多にないせいだが。 しかし糞饅頭を助ける為にするべき事は決まった。要は新しい餡子を糞饅頭に補充してやればいいのだ。 私はポチに糞饅頭を見守るよう託し、近所の公園へと走った。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!」」 公園に足を踏み入れ、開口一番に叫ぶ。 するとどうだ、以前殲滅したというのにいつの間にか公園に住み着いていた、新たなゆっくり共が声を返してくる。 がさがさと茂みから姿を現したのはバレーボール大のれいむと……ビンゴ! まりさの番だ。 「ゆゆっ! じじい、ここはまりさとれいむのゆっくりぷれいすだよ! ゆっくりでていってね!」 「あまあまもちょうだいね! いっぱいでいいよ!」 「ゆっ! あまあま!? じじい、まりさはけーきさんがほしいよ! ……ゆわーい!おそらをとんでるみたい!」 相変わらずこの公園はゲスが住み着くことに定評がある。 しかしながら今は非常事態。ゲスといえども立派な餡子供給源になって貰わなければならないのだ。 万が一拒絶反応とかがあったら嫌なので、糞饅頭と同じ種族であるまりさを掴んで持ち上げる。 野良であるまりさはもの凄く汚いがこれもお隣さんの為。我慢である。 「ゆゆっ! まりさいいなあ! じじい、れいむもおそらをとばせてね!」 「……まりさ、よく見ていろよ?」 「ゆ?」 「なにいってるの!? まりさだけじゃなくてれいむもぶっ!?」 きょとんとするまりさを尻目に、私は足元で喚くれいむの顔面を蹴り上げた。 歯が八本は吹っ飛び、口から餡子を垂れ流して木に激突するれいむ。 「ゆっぎゃあああああああああああ!?」 「ゆわああああああああああ!? じじい、れいむになんてことするのおおおおおおおおおお!?」 蹴り飛ばされたれいむの叫びと、呆然と見ていたまりさの叫びは、れいむが木に激突して数秒後に見事にシンクロした。 「い、いだいいだいいだいいい! はなせじじいいいいいいいいい!」 これまでの抱えるような持ち方から一転、まりさの薄汚い金髪を左手だけで掴んで持ち上げる。 髪の毛から垂れ下がるまりさの胴体……まるでネットに入れたスイカを持っている気分だ。 まあ、スイカはぐりんぐりん動いて暴れたりはしない訳だが。 「はなぜはなぜはなぜえええええええ! ……いだっ! いだい! かみのけざんいだいいいいいいいいいいいい!?」 私から逃げようともがく程に自分の髪の毛が引っ張られて痛いだろうが、かわいそうなので黙っておいてあげよう。 「……ぼう……やだ……でいぶ……おうぢがえる……」 まりさを宙ぶらりんにしたままれいむの元へ向かうと、案の定れいむからおうちかえる宣言が飛び出した。 もちろんそんなものは無視してれいむを仰向けに寝せる。 多少じたばたと暴れたが、空いた右手でれいむの左目辺りを殴ったら大人しくなった。 「どぼ……じで……ごんなごど……」 「もうやめでねええええええ!? でいぶをいじめないでねえええええええええええええ!?」 ズタボロになったれいむをまりさに見せ付けてやると、まりさはもうやめてと懇願する。 ゲスにしてはなかなか番思いなものである。もしその思いやりをほんの少しでも人間に向けられれば違っただろうに。 「なあまりさ、お前がもし餡子を貰えるとしたら、甘い方が嬉しいか?」 「いまぞれがんげいないでしょおおおおおおおお!? でいぶをだずげでよおおおおおおお!」 ……足元にあった木の枝を拾い、無言でれいむの陥没した左目に突き立てる。 「ぴぎゃあああああああああああああああああああああ!?」 「ゆんやああああああああ!! でいぶのおべべがあああああああああ!?」 「質問に答えろ、まりさ。餡子を貰えるなら甘い方が嬉しいか?」 「う、うれじいでず! だがらでいぶをだずげでえええええええええ!」 うむ、思ったとおりの答えを得る事が出来た。 これから糞饅頭用の餡子を確保する訳だが、どうせなら少しでもクオリティの高い物を用意したいと思うのは人情だ。 ゆっくりが何よりも大好きなのは甘い物……それは例え食べ物としてではなく、体内に直接補充するとしても変わらない筈。 そこで餡子供給源になってもらうこのまりさには、出来るだけ多くのストレスを与えて甘くする事にした。 まりさが番を即座に見限るゲスならば今のれいむのポジションにシフトしていたが、珍しく仲間思いな奴だったので好都合だ。 ここはこのれいむを徹底的に虐待し、まりさには無傷のまま甘い餡子を体内に備蓄させる。 「……なあ、まりさ。お前が生まれてから何日経つかわかるか? お日様が何回昇った?」 「ゆ、ゆ!? い……いっぱいでず!」 いっぱいです……まあ、私だって同じ質問をされたらそう答えるだろう。 質問が悪かった気もするが、野良が三より大きな数字を数えられない事など百も承知だ。 「とりあえず百日という事にしよう。じゃあまりさ、お前の所望したケーキ……生誕百日を祝うバースデーケーキをあげよう」 まりさを左手で掴んだまま屈み込み、地面を見渡す。 そして私は大きいもの、小さいもの、太いもの、細いもの……様々な木の枝を空いた右手で拾い、足元に集めた。 「これ百本もあるのか? ……まあどうでもいいが」 「じじ……お、おにいざん! ぞのえだざんどうずるんでずが?」 「あれだ、ローソクがないから代わりにな。ソイッ」 「ゆぎゃああああああああああああああ!?」 「でっ……でいぶあああああああああああ!?」 ぷすりという間抜けな音を立て、仰向けにされたれいむの右頬に一本の枝を突き立てる。 長さにして十センチもない実に細々とした枝なのだが、饅頭の皮相手ならばロンギヌスの槍みたいに軽々と貫通してくれるのだ。 「やべでぐだざい! でいぶのほっぺさんささないでえ!」 「いやいや、とりあえず今拾った分は全部刺すから。ソイッ」 「ゆぎい!」 「でっでいぶううううううああああああああ!」 バランスが良くなるように今度は左の頬にも一突きしてやる。 そしてそこから円を描くように、れいむの口の周りにも次々と枝を突き刺してやった。 バースデーケーキのロウソクに見立てているつもりなのだが、れいむ自身が球体なせいか、どちらかというとウニに近い。 「やべで……ぼうやべでぐだざい……」 別の生物へと化しつつあるれいむを直に見せ付けられ、まりさの声に段々ハリが無くなってきた。 ここまで番思いな野良は本当に久しぶりである。今日は実に虐待日和ではないか。 「ゆぎっ……」 そして刺されているれいむだが、こちらの反応もどんどん鈍くなってきている。 まあかれこれ三十本以上は体中に枝が突き刺さった状態なので、無理も無いが。 「ばりざ……だずげで……ゆぎゃあああああああああ!?」 潰さずに残しておいた右目に枝を突き刺してやる。おお、頑張ればまだ叫べるようだ。 「でっでいぶううううううう! おにいざん! もうゆるじであげでぐだざい!」 「いやいや、これからがいい所だろ……あ、でももう枝がこれだけか」 久しぶりの上玉に私の心も躍っていたのだが、残念ながら枝が最後の一本になってしまった。 だが、これがまた長くて太い。名付けるならグングニルである。 「……おにいざん! ごべんなざい! それだげはやべでぐだざい!」 「よし分かった、これで最後にしてやる。その為におでこにはまだ一本も刺してないからな」 れいむの眉間に照準を合わせ、右手で力一杯突き刺す。 「ゆ゛っ……」の一言を残し、れいむはそのまま一切の活動を停止した。 どうやら無事中枢餡に直撃したようだ。きっちり最後の一本で死んで何よりである。 「ゆっ……ゆわああああああああああ! でいぶっ! でいぶあああああああああああああああ!!」 流石にまりさもダメージが致命的であると察したのか、今までに無い力でばたつき、そして号泣してしまった。 これだけでも付近の枝を拾い集めた甲斐がある。休日のよいストレス解消だ。 「……どぼじで……どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおお!?」 物言わぬれいむを見つめながら訴えるまりさ。どうしてと言われても、虐待お兄さんが虐待を行うのは当たり前である。 ……だが待てよ、考えてみれば私は糞饅頭の餡子を確保する為に虐待をしていたのではないか。 途中からまりさの反応が楽しすぎてすっかり忘れていた。ていうか糞饅頭はまだ生きているだろうか? 「まりさ、お前には今から家に来て貰う。そしてお前の餡子を死にかけている糞饅頭の為に全部使ってやる」 「いやだああああああああ! ばりざのあんござんどらないでええええええええええ!」 「お前みたいな糞同然の野良の餡子でも飼いゆっくりの役に立てるんだぞ? 光栄に思って死ね」 「だずげでえ! ばりざのあんござんはおいじぐないよおおおおおお!?」 「不味いのは分かってる。はっきり言って店売りに比べたら野良の餡子なんて……ん?」 ……待てよ。今私は何と言った? 店売り…… 店 売 り …… ……そうだ、最初から買えば早いじゃないか…… 大体野良の餡子の品質はすこぶる悪い。そんな物を金バッチを取るようなゆっくりに移植したら、激しく品質が落ちてしまう。 嗚呼、テンパるとこんな当たり前の事に気付くのにこんなにも時間がかかるものなのか…… 呆然とまりさを掴んだ左手を離すと、まりさは私に振り返る事なくれいむの傍に駆け寄り、すすり泣く。 「……えーと、まりさ……おつかれ」 とんだ無駄足に付き合ってくれたお礼に、私は一踏みでまりさを絶命させてやった。 まりさが弾けた瞬間、周囲はとても甘ったるい餡子の匂いに包まれた。 公園備え付けのゴミ箱にまりさとれいむを片付けた後、私はその足で近所のペットショップに来ていた。 普段はポチ関連の餌や遊具を買う店なのだが、今日は普段見向きもしないゆっくりコーナーへと直行。 一kg五千円(!)のゆっくり用高級餡子を始め、治療用オレンジジュースや小麦粉を手に取り、そそくさと買い物を済ませた。 ……糞饅頭が金バッチじゃなければ全部安物で済ませたのだが。 そんなこんなで我が家に帰宅。ポチが心配そうな顔をして出迎えてくれる。 ……さすがに絶命してしまったかという不安が頭を過ぎったが、流し台では半死半生の糞饅頭が佇んでいた。 さすがに半端ではない生命力を誇るゆっくりである。 オレンジジュースを大量にかけておいたとはいえ、よくぞ生きていたものだ。 「まりさ、しっかりしろよ。今から治療してやるからな」 「ゆ゛っ……」 私は糞饅頭をまな板の上に移動させると、糞饅頭をうつ伏せにさせた。 台所用はさみで後頭部の一部の髪を切り、大匙で直径十cm程度の穴を空けるようくり貫く。 糞饅頭は呻いたが、瀕死の状態なので殆ど抵抗はされなかった。 続いて買ってきたゆっくり用高級餡子を大匙で一杯ずつ、くり貫いた穴から糞饅頭の体内へと放り込む。 その際に中を覗いて見ると結構空洞が目立っている。吐いた餡子の量を考えれば当然ではあるが。 一袋を入れ終える頃には、糞饅頭は吐く前とほぼ同じ大きさにまでなっていた。 あとはオレンジジュースで溶かした小麦粉で空いた穴に栓をし、アフターケアはばっちりである。 穴が開いた場所の上からは糞饅頭の髪が垂れているので、跡が見つかる事はないだろう。 「……ポチ、糞饅頭を見守っていてくれてありがとう。手術は成功だ……!」 「ワン! ワン!」 私の表情に糞饅頭の生還を読み取ったのか、ポチは尻尾を限界まで左右に振って喜びを露にしてくれた。 そして夜の七時過ぎ、我が家のインターホンが鳴り響いた。 「ワン! ワンワン!」 「帰って来たんだな、お隣さん」 ポチが真っ先に玄関へ走り、次いで私が、更に後に糞饅頭が玄関へ向かう。 「只今戻りましたー。まりさの面倒を見て頂いてありがとうございました。これ、温泉のお土産です!」 ドアを開けるとお隣のご主人と奥さん、それに健太君のお隣さん一家が揃い踏みで待っていた。 そして渡されたのは温泉饅頭やご当地の漬物……結構な量である。 まあ、ペットを預かって貰ったからだろうが。 「まりさ、元気してた!? 温泉すっげー気持ち良かったよ!」 「まりさ、あなたへのお土産もちゃんと買ってるからね!」 「ああ、まあ、その……ほらまりさ、ちゃんと挨拶しなきゃ」 「ゆゆっ! おかえりなさいおとうさん、おかあさん、けんたくん! ゆっくりしていってね!」 ……シーンと静まり返るお隣さん一家。 あれ、まりさって語尾に「だぜ」とか付けてなかったっけとか、そもそもこんなに礼儀正しかったっけとか、そんな顔を浮かべている。 「……ま、まりさ、ただいま。……あれ? まりさってこんなキャラだったっけ?」 「まりさはまりさだよ! けんたくんたちがかえってきて、まりさうれしいな!」 「え……?」 まずい、どんどん困惑するお隣さん達。 だがそれも当然である。治療を終えて意識を取り戻した糞饅頭は、性格が"リセット"されていたのだから。 私が糞饅頭の治療に使った餡子は、正真正銘金バッチ用の高級餡子だった。 基本的にゆっくりの質は中の餡子の質と言っても差し障りは無い。 元々ペットショップで金バッチとして売られる程の糞饅頭は、飼われて以降の甘やかしでゲス化していただけで元の品質は高かった。 そんななかで体内の言わばゲス餡子が排出され、高品質な餡子が代わりに補充された結果、糞饅頭の性格は一気に改善されたのだ。 ……多分、そんな理由だろう。ゆっくりだし。 しかし、今になってこの状況がまずいのではないかと気付く辺り私はやはり抜けている。 預けている間にゲスになっていたらブチギレだろうが、かといってここまで性格が変わってしまってお隣さんは何を思うのか。 こんな事なら、せめてだぜ口調になる程度に教育しておいた方が良かったのでは…… 「まりさ! そうかそうか、このお兄さんに躾けて貰ったんだな!」 ……おや? 今ご主人がいい事を言ったような気がする。 「本当ね! まるでまりさが初めて家に来た時みたい!」 おお、奥さんもいい事を言ってくれている。 「すみません、まりさを預かって貰っただけじゃなくて、躾けまでして頂いて!」 「最近まりさはちょっと態度が気になっていたんで、本当に助かります!」 「あ、いえ、私は別に大した事は何も……」 いい事言う所か感謝されまくりである。さすがにちょっと申し訳なさすら感じてしまう。 元はといえばこっちの不手際で死なせかけ、性格だって変わってしまったというのに。 「ありがとう、お兄さん! まりさがとっても賢くなったよ!」 やめてくれ健太君。今日一日の行動を知られた日には私はこの一家には顔向け出来ないのだが。 「おにいさん、まりさのめんどうをみてくれてありがとうございました! いぬさんもゆっくりしていってね!」 「ワン!」 ああ、糞饅頭にお礼を言われた上にポチも仲良くしている……いいのだろうか? 本当にこれでいいのだろうか? 「よし、じゃあ皆、家に帰ろうか。まりさ、帰ったら温泉饅頭を食べような!」 「まりさには温泉卵もあるからね!」 「ゆわーい!」 ……だがまあ、糞饅頭の性格がクズだったのも元はといえばお隣さん一家の甘やかしが原因である。 多分この後散々甘やかされるのだろうし、案外近いうちに元通りの糞饅頭が出来上がるのかもしれない。 「それでは、私達はこれで」 「またいつか預かっていただけたら助かります」 ……最後に何か凄く恐ろしい一言が聞こえた気がしたが、聞こえなかった事にしてお隣さん一家に別れを告げる。 「……ポチ、散歩行こうか」 「ワン!」 そして、最後まで尻尾を振ってお隣さん一家を見送るポチを連れて、夜の散歩へと出かけて行った。 【完】 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 事実を伝えても平気では? こちらの被害 対応(レシート付き)を教えれば、「一般教養のある人間」ならば、 飼いゆのゲス行動で迷惑を掛けてしまったとわかるはず。 -- 2018-01-07 13 43 53 無限ループするんですねわかります -- 2014-03-21 00 20 56 …百均の餡子でいいんじゃね?とか思った。百均の餡子意外とめちゃ美味いし。…美味いだけじゃだめか -- 2012-11-11 20 32 34 面白いwww -- 2011-09-21 14 49 40 野良のあんこを入れなくてよかったね、もし入れてたら、悲惨な目に会ってたかも -- 2010-12-13 01 29 51 面白かったwww 人様の飼いゆっくりが悲惨な目にと書いてあったから警戒したが、 良い話じゃねぇのww -- 2010-11-22 22 34 15 面白かった -- 2010-06-15 00 24 53
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/701.html
現代ネタです。 文系が想像した理工系大学が舞台なので、あんまりつっこまないでね!! リアル弾幕ごっこ ”自機狙い偶数弾”についてご存知だろうか。 シューティングゲームの用語で、 「自機座標に対して左右対称に偶数撃たれる」弾を指すことばだ。 たとえば自機狙い2WAY弾なら、自機座標の右斜めと左斜めに一発ずつ撃たれることになる。 つまり、自機狙いとは呼ぶものの、自機座標そのものを狙うわけではない。 弾幕が偶数弾だけで構成されている場合、自機を動かさないことによって弾は左右へとすり抜けていくことになる。 「ということだから、お前ら動くなよ」 別の学部の友人から借りてきた装置をセットし、水の無いプールに放り込んだゆっくり達に声をかける。 装置は『センサー』と『スプリンクラー』で構成され……もうお分かりだろう。 「どうしてうごいちゃいけないの?ぴょんぴょんしなくちゃゆっくりできないよ?」 「このゆっくりぷれいすはひろくてきにいったぜ!まりささまのおうちにするんだぜ!」 「ゆっきゅりしていってにぇ!!ゆっきゅりしていってにぇ!!」 「やれやれ……」 話を理解しない奴、そもそも聞いてもいないやつ。俺はプールの底を一瞥するとスイッチを入れた。 スプリンクラーが強烈な放水を開始する。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!???」 「なっなんだぜ!!??なにがおこったんだぜ!!!??」 「ゆぴぃぃぃ!!ゆぴぃぃぃ!!!!」 鉄砲水のような放水は、プールの中心部に身を寄せ合ったゆっくり達の真横をかすめる。 轟音が耳を劈き、ゆっくり達をおびえさせる。 「おにいざん!!!ゆっぐりたすけてね!!!」 「そうだぜ!!かわいいまりさたちがどうなってもいいのかだぜ!!??!」 「ゆっきゅりできないよぉぉぉぉぉ!!!!」 「お前ら、自分のしたことを忘れたのか……」 俺はため息を付いた。 さかのぼること二日。 俺は研究室に鞄を置いたまま学食へ行き、帰ってくると、研究室が荒らされていた。 「なんじゃこりゃ……」 その時、ガサッという物音を聞いて俺は硬直した。 「!!」 部屋を荒らした賊が潜んでいるのかと思い、反射的に扉を閉めそうになった俺の耳に声が聞こえてくる。 「むそーふーいん!!」 「ますたーすぱーく!!」 「?……まさか……」 俺は扉を押し開き、部屋へと踏み込んだ。 散乱した部屋の中に、俺のレポートや教科書を引き裂いてあそぶゆっくりの一団がいた。 ゆっくりはこちらを向くと、口々に勝手なことを言う。 「ゆゆ?れいむのおうちになにかよう?」 「まりさのおうちにくるときには、てみやげをもってくるのがれいぎだぜ!」 「ゆゆー!」 とりあえずゆっくり共を捕らえ、部屋を整理する。 <被害総額> 教科書……………3冊 \7000 レポート…………ほとんど全部(ただしPCは無事だったので問題なし) ペットのお茶……1本(机や床が大変なことに)\150 泣きたいような気分だった。 「ここからだしてね!れいむのだんまくごっこをじゃましないでね!!」 「まりささまをおこらせるとあとがこわいんだぜ!!」 「ゆっきゅり!ゆっきゅり!」 諭してみてもまったく悪びれる様子もないゆっくり達。だんだんむかついてきたぞ…。 「そうだ」 俺はそのとき、ある友人のことを思い出した。 その友人はセンサー機能と多目的スプリンクラーのモニターを探していたのだ。 「おいお前ら、甘い顔してれば付け上がりやがって。 この俺がお前らに本当の弾幕ごっこのやり方を教えてやる……」 というわけで今に至る。 「どうだ?弾幕ごっこ楽しいか?」 俺は聞いてみる。 「だのしくないいいいい!!!!おうぢかえるぅぅぅぅう!!!」 「ま、ゆっくりかすっていってね」 俺はプールサイドに寝そべった。 「おみずさんこないでね!!ゆっくりあっちいってね!!」 ゆっくり達は水の直撃を受けてはいないが、降りかかるしぶきを避けようと限られたスペースの中を移動する。 しかし、ゆっくりに仕込んだセンサーによって、スプリンクラーはゆっくりの周囲”だけ”を確実に狙い撃つ。 どんなに逃げても無駄だ。 「ゆ!ゆぅぅぅぅ!!!!」 「おちびぢゃああああんんんん!!!」 一匹の子ゆっくりが足(?)を滑らせるがスプリンクラーはその場所を避ける。 「ゆ?ゆっきゅりたすかったよ?」 「おちびぢゃん!よがっだねぇぇぇ!!!!」 しかし、状況は変わらない。相変わらずゆっくりは周囲を脅かされている。 「……だけどやっぱりゆっきゅりできないよぉぉぉぉ!!!おみずいやだよぉぉぉぉ!!!」 プールの栓は抜いてあり、流れ去った水はタンクを経由して再びスプリンクラーに戻る。 装置のバッテリーも充分なことを確認した俺は、ゆっくり達に言った。 「俺はご飯食べてくるから、お前らはゆっくりしていってね!」 「でいぶもおながずいだ!!ごばんちょうだいぃぃぃ!!」 「ゆっぐりでぎない!!だじて!まりざをだじで!!」 「ゆびゅうぅぅ!!ゆぶぅぅぅぅ!!」 飯を食って帰って来ると、ゆっくり達は動かないで一箇所に固まっていた。 「ゆああーんん!!ゆっぐりできないよぉぉぉぉ!!!」 「がまんしておちびちゃん!!」 「つべだいぜ!!いやなんだぜ!!! だけどしにだぐないんだぜぇぇぇ!!!」 「うーん……」 あまりにも可哀相に思えてきたので、俺は聞いてみた。 「おい、お前達反省したか?」 「じまじた!!れいぶがわるかったでず!!」 「れいびゅもあやまるよぉぉぉ!!!」 「まりざもあやまっでやるんだぜ!!!ごめんなざいでじたぁぁぁ!!!」 まりさの発言が若干気にかかるものの、俺は装置を止めてやる。 「ゆゆ?おみずさんとまってくれたよ!!」 俺が止めたんだっつーの。 「たしゅかったよぉぉぉ……」 「ゆ!まったくしょうのないおにいさんだぜ! かわいいまりさをいじめるなんて、おにいさんはどうかしてたんだぜ! とくべつにゆるしてやるから、ゆっくりあやまるといいんだぜ?」 「………」 あっという間に態度を翻し、偉そうにふくれたり飛び跳ねたりするゆっくり。 「なにやってるの?れいむをはやくおそとにだすのもわからないの?ばかなの?しぬの?」 「ばかにゃの?しにゅにょ?」 「おにいさん!まりさはおなかすいたんだぜ! こうきゅうすいーつでゆるしてやるんだぜ!!」 駄目だ。やっぱむかつく。 第一、俺の被った被害が、現金出費だけで7000円オーバーだぞ。こんな機械のモニター1時間程度で済んだら、 こいつら超高給取りじゃねえか。パネェ!俺のやるせなさマジパネェっすよ!! 「しかし、頼まれてたセンサーやスプリンクラーの動作確認もしたし、もうすることもないよなぁ……」 俺は装置を回収すると、出せ出せとうるさいゆっくり達を放置してプールを出た。 ゆっくり達は自力でプールを出ることができないが、どうなろうと俺の知ったことではない。 帰って、提出期限の近いレポートから再プリントアウトしなければならないのだ。 大学を出ると、もとから良くなかった天気がとうとう雨となった。 「おっ、雨だ。 そういや、こんな弾幕のゲームもあったっけなあ……」 どっかにエスプレイド置いてあるゲーセンないかなあ。そんなことを思いながら、俺は家へと帰った。 * * * * ゆっくり達はプールから出られなかったが、別に気にしていなかった。 「ここをあたらしいゆっくりぷれいすにしようね!」 「とってもひろくて、まりささまにふさわしいんだぜ!」 「ゆっきゅりーー!!」 広々とした空間でゆっくりしだすゆっくり達。 その時、雨が降ってきた。 「ゆゆ!?またおみずさんだよぉ!!?? おみずはもういやだよぉぉぉぉ!!!」 さっきの事がトラウマになっているのか泣き出すれいむ。一方、まりさはといえば得意顔だ。 「れいむはばかだぜ!さっきにみたいにうごかずにいればもんだいなしなのぜ!」 「まりさおかあしゃんあたまいい! せっかくのあたらしいゆっきゅりぷれいすでゆっきゅりするよ!! ゆ~♪ゆ~♪ゆ~♪」 その場を動かずにゆっくりするゆっくり達だが、もちろん雨は降り注ぐ。 「おみずやだ!おみずごわいいいい!!!」 「おかしいぜ!?どうじてあたるんだぜぇぇぇぇ!!!???」 「おみじゅさん!!ゆっきゅりさせてよぉぉぉ!!!!」 雨は次第に強くなる。 「ゆっくりよけるよ!!ゆっゆっゆっゆっゆ!!」 「しかたないからまりささまのかれいなかいひをみせてやるんだぜ!ゆっ!」 「ゆゆー!!」 必死で上を見ながら避けても、雨は無数に降ってきてゆっくりの体を駄目にしていく。 「ゆふっ…ゆふぅっ…!こんなのむりだよぉぉぉぉ!!!!」 「だずけてぇぇぇぇ!!!ぼねがいぃぃぃ!!!まりざだけでもぉぉぉぉ!!!!」 「もっと……ゆっきゅり……したかったよぉぉぉ……」 雨音がゆっくり達の叫びを飲み込んだ。 おしまい。 書いた人:”ゆ虐の友”従業員 このSSに感想を付ける