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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おしえてください。 運命とは定められたものなのでは… いかに無力を感じようとも、 人は意味なき存在ではありません。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 攻略チャート【幻想水滸伝】 第一章《グレッグミンスター・・・》 グレッグミンスター 1.皇帝陛下との謁見 城内2階、控えの間からスタート。(自由行動) 入手可能アイテム 100ポッチ(城内1階、大部屋左奥の鎧の置物を調べる) + 各モブキャラクター 会話一覧 ――――――――――――――――――――――― 【グレッグミンスター】 〔城内2階〕 ○謁見の間 入口の官僚(左) 「こ、これは・・たしかテオさまのご子息の・・えっとたしか・・・・すいません。まだ仕事になれてなくて。」 ○謁見の間 入口の官僚(右) 「テオさまのご子息、(主人公)さま。もうしばらくひかえの間でお待ちねがえますか?」 ○謁見の間 入口付近の女性 「(主人公)さま、えっけんまで、しばらく時間があります。お父上のテオさまと、ごいっしょにお待ちください。」 ○個室 カシム・ハジル 「おまえがテオの息子、(主人公)か? どれ顔を見せてみろ。・・・・・・・・・・・・・・・はっはっはっはっは、テオに似て、いいツラがまえをしている。おまえも大物になる。このカシム・ハジルがほしょうするぞ。」 「おい、こんなところをウロウロしていていいのか? 皇帝陛下のえっけんがあるはずだろう?」 〔城内:1階〕 ○クレイズの部屋 クレイズ 「どこからしのびこんだんだ? ここは、帝国近衛隊隊長クレイズさまのへやだぞ!」 ○大部屋 官僚1 「おやぁ たしかぼっちゃんは大将軍テオさまのところの・・・大きくなりましたね。」 ○大部屋 官僚2 「おう、ぼうず どこから来たんだ? えっけんの間なら上だし、クレイズさまの部屋はとなりだぜ。」 ○大部屋 官僚3 「はっはっはっ、みてくれよこのピカピカのブーツを、ぼくは帝国近衛隊に入るのが小さいころからのゆめだったんだ。」 ●大部屋 鎧の置物(左) 「ピカピカのよろい」 ●大部屋 鎧の置物(右) 「ピカピカのよろい」んっ? 「100ポッチみつけた」 ○玄関口付近 官僚 「北のほうでなにやらおこってるらしいな。でも、テオさまが北へでむくなら、安心というもんだよ。」 ○玄関口付近 女性1 「あたらしい宮廷魔術師、ウィンディさまは亡くなったクラウディアさまによく似ていらっしゃるわね。」 ○玄関口付近 女性2 「あの黄金の皇帝、バルバロッサさまのもとではたらけるなんて、なんとまあすてきなことなんでしょう。ゆめのようだわ。」 ○玄関口 官僚(左) 「おや、これは(主人公)さま。"えっけん"はおわったんですか?」 ○玄関口 官僚(右) 「(主人公)さま。あんまり、うろうろしているとお父上が心配しますよ。」 ――――――――――――――――――――――― ◎城内2階、謁見の間に入ろうとすると……? ○謁見の間 入口の官僚(右) 「テオさまのご子息、(主人公)さま。もうしばらくひかえの間でお待ちねがえますか?」 ⇒入室を許してもらえない。 ◎城内1階、玄関口から城外へ出ようとすると……? ○玄関口 官僚(左) 「おや、これは(主人公)さま。"えっけん"はおわったんですか?」 ⇒外出を許してもらえない。 ◎城内2階、控えの間でテオに話かけると……? ○控えの間 テオ 「どうした? (主人公)きんちょうしているのか? 安心しろ。"えっけん"はすぐに終わる。おまえはいつも通りにしていればよい。皇帝陛下は、きびしいかただがおそれる必要はない。」 ○女性 「テオさま、(主人公)さま。えっけんの準備がととのいました。こちらへどうぞ。」 ⇒謁見の間に通され、ストーリーが進行する。 + 以降ストーリー上の会話内容 ○女性 「帝国軍大将軍テオ・マクドールさま。そのご子息、(主人公)・マクドールさま。皇帝陛下とのえっけんのため、 ごにゅうしついたします。」 ○バルバロッサ 「よく来てくれたテオ。どうだ、かわりはないか?」 ○テオ 「陛下とともに戦ったあの継承戦争のころと同じく。」 ○バルバロッサ 「たのもしい言葉だな。そうは思わんかウィンディ」 ○ウィンディ 「そうですわね。さすがは大将軍のお言葉です。」 ○バルバロッサ 「テオ、おまえも北方でのふおんな動きを知っておろう。どうだ、北方の守りに出向いてもらえるか?」 ○大臣 「北方、ジョウストン都市同盟との争いはひとすじなわではいかないでしょうが、テオ将軍ならば安心です。」 ○バルバロッサ 「このわが愛剣プラックはいくどとなくわたしを守った幸運を呼ぶ剣だ。お前にあたえる。持って行くがよい。」 ○テオ 「ありがとうございます。このテオ、かならずや陛下のご期待にこたえてみせます。」 ○バルバロッサ 「たのんだぞ。無事にもどれよ、テオ。」 「ふむ、そちがテオの息子、(主人公)か。さすがに いいツラがまえをしておるな。(主人公)よ、テオが北の守りについているあいだ、父のかわりに、この帝国に力をかしてくれないか。」 ◎主人公 「わかりました」を選択した場合 ○バルバロッサ 「なるほど。父ににてりっぱなものだ。わたしの楽しみが一つふえたな。」 ◎主人公 「いやです」を選択した場合 ○バルバロッサ 「はっはっはっは、さすがはテオの息子だ。聞け、(主人公)。おまえの行く道はおまえが選ぶがよい。しかし、今はまだわが下で多くのことを学ぶが良い。それからでもおそくはあるまい。」 ○テオ 「もったいないお言葉、ありがとうございます。」 ○大臣 「近衛隊隊長・クレイズどのが、(主人公)どのの上官となります。」 ○ウィンディ 「ふふふ、かわいいぼっちゃんだこと。がんばりなさいね(主人公)くん。」 ○テオ 「それでは、これで失礼いたします。」 ○バルバロッサ 「たのんだぞ。テオ。(主人公)よ、テオ以上のはたらきを期待しているぞ。」 ○テオ 「さあ、帰るぞ。」 2.謁見からの帰宅 謁見の間から退室。 マクドール家の自宅へと向かう。(自由行動)
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空色スピカ かわい 有美子 (著), 小椋 ムク (イラスト) 空色スピカ (CROSS NOVELS)
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風雛ほのめ 読み かざひな ほのめ あだ名 ほのさま ローマ字表記 Kazahina Honome 身長 138cm 体重 34kg 3サイズ B71 W45 H72 誕生日 3月4日 血液型 A型 出身地 東京 趣味 街の視察 声優 明島ゆうり ポジション RWG、(RMF) 有名デザイナーを両親に持つ少女で、大人の世界にやたら見識がある。しっかり者という自覚もあるせいで、間違いを指摘されたりすると赤面してたじろいでしまい、意地を張ってしまう子どもっぽさがある。本人は早くこれを治したいと思っている。コーヒーはブラック、寿司はサビありを選ぶが、本当は苦いのも辛いのも苦手。いつも用意されているものは梧桐ひとはが見た目はそのままに甘くしたり辛さが飛んだものを使用したりしてごまかしている。もちろん本人は気付いていない。 キャラ性能 シュート、ドリブル、パス、ディフェンスの4値は、ビーナス(☆6)時点での最大値を表記。 Sビーナス(☆7)時の数値はこの値に+175、SSビーナス(☆8)時の数値は更に+100した値となる。 また、一部初期キャラを除き、びびっどボードが実装されている選手はスタミナ数値の横にボード内解放分の(+100)と表記する。 シュート ドリブル パス ディフェンス 631 736 577 556 スタミナ ☆6(Lv70) ☆7(Lv80) ☆8(Lv90) 数値 770(+100) 865(+100) 972(+100) 経営 会社 30 スタジアム 30 クラブハウス 30 子供の権利を高らかに主張する10歳児。 七々扇じゅずや神尾ひなといった子供達を集めた『子ども会議』の議長を務める。 両親がデザイナーという事もあり、衣装デザインをする事も多く、子ども会議用のパーカーはメンバーに好評。 会社繋がりで、椿木あやと共同で仕事をする事もある。 なお、彼女に手を出すと、梧桐ひとはの怒りを買うので要注意。 初期適正がFWでは珍しく、シュートよりもドリブルに特化しているステータスとなっている。 それに伴い、スタミナもかなり高め。 ドリブルの高さを生かしてMF運用も視野に入れても良いかもしれない。 パス値は低めなので、パスする際はボールを取られないよう技を用いたい。 Sビーナススキル 一人前のレディなの! 適正ポジションに配置すると発動。自分自身のシュートとドリブルが10%アップMFのパスとディフェンスが5%アップ 自身の突破力の向上に特化したスキル。 FWに配置し、一気に駆け上がって得点を決める際には重宝するだろう。 一方でMFに下げると、苦手なパスとディフェンスを補い、立ち回りの幅を広げる事が可能。 運用方法に応じてポジションを決めていきたいところ。 コンビわざ 修行のせいかなの! 風雛ほのめ 梧桐ひとは 衣装 お子様・姫忍者 衣装 付き人・艶忍者 スタミナ消費 210 スタミナ消費 70 スキル シュート×15 相方の上記衣装の梧桐ひとはが場に出ている事が発動条件。 置きシュートの為、距離減衰補正は低く、RWG配置でも安定した火力が期待できる。 ただし、いくらスタミナが高めとは言え、消費スタミナはコンビわざの中でも非常に重い。 衣装技のドリブルを連発するとすぐにガス欠を起こすので注意。 実装済み衣装 衣装名 スタミナ シュート ドリブル パス ディフェンス 総合 スロット スキル名 消費スタミナ スキル種類 倍率 衣装入手経路 ビーナスユニフォーム - - - - - - 3 リトルレディシュート 90 シュート ×8→×9 - ほのさまのワンピース制服 +73 +89 +29 +27 +32 250 3 大人顔負けシュートなの! 130 シュート ×11→×12 おませな秋コーデ +68 +8 +65 +23 +66 230 3 そうはさせないの! 80 スライディング ×8.5→×9.5 ピカピカ・スクールライフ +54 +22 +85 +19 +20 200 3 わたし頑張る!なの! 95 ドリブル ×9→×10 びびっどボード 浮き輪とワンピース水着 +70 +45 +29 +87 +19 250 3 夏のお嬢様パス 130 パス ×10.5→×11.5 一人で着付けはまた来年 +71 +10 +20 +74 +75 250 3 夏満喫パスカット 140 パスカット ×10→×11 Bissful kiss♡Hono +60 +88 +23 +12 +17 200 3 Bissful♡ダイレクト 135 ダイレクト ×10→×11 お子様・姫忍者(コンビ衣装) +81 +73 +103 +13 +10 280 3 お忍び駆け足 160 ドリブル ×11→×12 Adorable Fairy☆ +76 +93 +49 +22 +10 250 3 メルヘン☆シュート 155 ダイレクト ×11→×12 おひろめ!にゅー水着 +91 +47 +98 +39 +25 300 4 渚の天使☆ 190 ドリブル ×13→×14 シックなノースリワンピ +95 +95 +41 +33 +36 300 4 風の子ダイレクト 120 ダイレクト ×9.5→×10.5 楽しい玉入れなの♪ +61 +14 +19 +92 +94 280 3 みんなで運動会なの 160 パスカット ×11→×12 セクシー?ウィッチ☆ +89 +89 +42 +33 +27 280 3 変身☆なの! 110 シュート ×9.5→×10.5 ほのめと聖夜と雪だるま +66 +17 +93 +10 +94 280 3 あったかくするの! 160 スライディング ×11→×12 練習頑張るのっ! +84 +88 +35 +50 +23 280 3 絶対防水☆送迎サービス 120 シュート ×10.5→×11.5 執行・水鉄砲の刑なの! +81 +52 +88 +21 +38 280 3 暁に赤く燃えている 150 ドリブル ×11.5→×12.5 スク水衣装 +74 +33 +81 +26 +16 230 3 水泳ドリブル 100 ドリブル ×9→×10 ひとはとお揃いダッフル +84 +45 +87 +36 +28 280 3 あったかコートなの! 135 ドリブル ×11→×12 眠たくなんかないの! +88 +91 +57 +19 +25 280 3 まだねむくないの… 165 シュート ×11.5→×12.5 わくわくバブルシャワー +96 +97 +61 +20 +26 300 4 泡まみれなの! 170 シュート ×12→×13 ビーチどんぐリス☆ +87 +31 +48 +92 +22 280 3 どんぐりの中から発見! 165 パス ×11.5→×12.5 Marine Sailor♪ +87 +94 +30 +29 +10 250 3 波間を抜けるシュート 170 ダイレクト ×12→×13 南国で休暇なの! +75 +10 +16 +89 +90 280 3 はしゃぎすぎ注意! 155 パスカット ×10.5→×11.5 わんわん!パーカー +86 +33 +42 +89 +30 280 3 ひとりでできるの! 150 パス ×11→×12 衣装画像 ほのさまのワンピース制服 おませな秋コーデ ピカピカ・スクールライフ 浮き輪とワンピース水着 一人で着付けはまた来年 Bissful kiss♡Hono お子様・姫忍者 Adorable Fairy☆ おひろめ!にゅー水着 シックなノースリワンピ 楽しい玉入れなの♪ セクシー?ウィッチ☆ ほのめと聖夜と雪だるま 練習頑張るのっ! 執行・水鉄砲の刑なの! スク水衣装 ひとはとお揃いダッフル 眠たくなんかないの! わくわくバブルシャワー ビーチどんぐリス☆ Marine Sailor♪ 南国で休暇なの! わんわん!パーカー
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――――――――――――――――――― 静止とは何もしないこと。 動態とは思い切り駆けること。 動静の緩急は常に鋭く。 息を吐くように電気を放ち。 躱し身は必ず紙一重。 攻撃が熾烈なら間隙を縫い。 防御に徹するならそれを剥がし。 晒された一分の虚には最高の一撃を。 虚が生まれなければ、作り出すまで。 思考は要らない。時間の空費に過ぎない。 反射を超えたその先で、識域下の何かが命令を下す。 『ピカチュウ、君に決めたッ!』 足が地面を捉える。遠くから声が聞こえた。 『サトシ! ピカチュウ! 頑張ってー』 『サトシー、負けたら今晩のシチュー抜きだからなー』 ああ、酷く懐かしい。 カスミとタケシが僕とサトシを応援してくれている。 ただそれだけのことなのに。 変わり映えのない光景なのに。 ――どうしてこんなにも胸臆が疼く? 男は下卑た笑みを浮かべて、 『おいおい、降参した方がいいんじゃねえか?』 『冗談きついね。俺のピカチュウをなめるなよ』 『ひひっ、そうかい。 これから可愛いねずみポケモンを虐待すると思うと、心が痛むぜ』 サトシは僕の頭を撫でながら、 困ったような、それでいて自信の失われていない力強い口調で、言った。 『めちゃくちゃ不利な状況なのは否めないけどさ。 俺とピカチュウに不可能なことなんてない。 ここから逆転して、目に物を見せてやろうぜ!』 同意見だよ。 『ピッカァ!』 ハイタッチ。 じんと、痺れた右手から、緊張が解れていく。 相手のポケモンはスリーパー。 PK能力のキレの良さに関しては、素直に評価できる。 飛行中のリザードンを"金縛り"にかけて堕とす――月並のエスパーポケモンには不可能な芸当だ。 『ピカチュウ、まずはスリーパーのエスパー技を封じようぜ。 リザードンがやられた時に、ちょっと違和感を感じたんだ。 あのスリーパー、何か仕掛けてる』 『おっ、なかなか鋭いねぇ。 スリーパー、いつもの組み合わせで料理してやれ。 なるべく接近は許すなよ』 振り子が揺れ始める。 『遅れをとるな! "電光石火"だ!』 『チュッ』 了解、マスター。 四肢に力を籠める。 姿勢は低く。ただし視軸は繋いだままで。 一瞬の静止は、爆発的な加速への布石。 景色が揺らぐ。疾風と併走しているような感覚。 男の顔が醜く歪む。 『なんてぇ速さだ……。一旦退いて、 方向転換の隙に"サイコキネシス"を見舞ってやれ』 その前に仕留めてやる。だが、サトシの声が僕を"電光石火"の陶酔から覚ました。 『ピカチュウ、最大出力で"フラッシュ"だ!』 ――あなたがそう言うのなら。 浅く跳躍。"フラッシュ"に必要な充電は僅かだ。命令から1秒未満で発動できる。 ――充電。 光子の高まりを感じる。 ――調整。 命令は最大出力。 ――解放。 瞬間、辺りは昼間のようになった。 スリーパーが目を背け、振り子の振れ幅が乱れる。 すると、僕の脳を侵さんとしていたノイズもすぅっと消えていった。 『よし! 追撃しろっ』 『ピカピカー!』 サトシ、あなたは本当に優しいな。 僕は多少の精神攻撃なら甘んじて受けるつもりだった。 勝利条件は最後に立っている、ということ。 要は、やられる前にやればいい。 だがあなたは、僕が受けるダメージが最小限でなければならない、と考えている。 それは或いは、あの男の言うように、 『甘いな』 と揶揄される考え方かもしれない。 でも僕はあなたの心遣いを嬉しく思う。 さあ、正しいのはどちらか証明しよう。 "フラッシュ"解除。 "電光石火"にて再進。 振り子が一往復するよりも先に――彼我の距離を詰める。 『もう超能力は使わせないぜ。 俺のピカチュウに接近戦で勝てると思うかい?』 『ひひっ。さあて、どうだかな。 一つ忠告しておいてやるが……。 エスパータイプのポケモンが、接近戦に不利だという先入観は捨てた方がいい』 スリーパーが振り子の持ち方を変えようとする。 それよりも先に、懐に潜り込み――。 顎を目掛けて帯電済みの上段蹴りを放つ。 スリーパーは夜空をを仰ぐようにしてそれを躱した。 『ピッ……』 ガラ空きの胸を浅く蹴り、反動で着地。 帯電はしていたものの、流石にこのレベルになると効果は薄い。 生まれたタイムラグを使って、今度こそスリーパーが振り子の持ち方を変える。 糸の先端を左手で握り、中腹に右手を添え、先端の振り子を凶器のように振り回す。 ――まるで鎖鎌だな。 不規則に空を切っていた振り子が、 不意に、僕へと伸びる。どうやら糸は伸縮自在らしい。 しかも狙いは、僕の回避位置が分かっているかのように精確だった。 ぎりぎり躱せているが……、 ともすれば手数に圧倒されそうになる。 その時、サトシの声が聞こえた。 『糸や振り子には構うな! 手首を見て躱せ!』 了解、マスター。 目を細め、意図的に視野狭窄の状態を作り出す。 浅く広い情報の波から、深く狭い情報だけを拾い出す。 スリーパーの攻撃起点は手首だ。 その動きが振り子に伝わるまでの僅かな遅れが、 こちらの回避の起点となる。 頭を傾げる。 振り子が頬を掠めていく。 浅くジャンプ。 さっきまで僕の足があった部分を、振り子が横凪ぎに払っていく。 ああ、確かに――読めないこともない。 左手が糸の先端を持ち上げ。 右手が手招きするように糸を手繰る。 軌道は割れている。 僕は左前方に"電光石火"し、 今まさに唸りを上げて伸びてきた糸を掴んで見せた。 『なっ……何がどうなってやがる!?』 『ピカチュウ、"電気ショック"を流し込んでやれっ』 握りしめた手に力を籠める。 僕は唖然としたスリーパーを見据えて、弱い電気ショックを断続的に流した。 糸を伝った電流が、彼の体を弛緩させる。 『"十万ボルト"の準備をしながら接近するんだ。 反撃の隙を与えるな!』 『チュウ?』 十万ボルト? 趨勢はこちらに傾いている。 後は連撃で削りきれるはず。 大技を繰り出す意味はどこにある? 『あのスリーパーに小手先の攻撃は効かない。 ピカチュウはさっき、何も感じなかったのか? あいつは多分、"未来予知"でこっちの攻撃をある程度まで把握してるんだ』 反芻する。 僕の上段蹴りを軽く躱したことといい、 振り子を鎖鎌のように用いた精確な攻撃といい、 なるほど、確かにスリーパーは、エスパーポケモンにしては反応が良すぎた。 『ピーカ!』 頬袋の電圧を高めながら、駆ける。 スリーパーが電撃に抗って糸を手放す。 "電気ショック"の束縛から解放される――、だが遅い。 接近。 足払い。 傾いだ体に当て身。 体勢を立て直される前に跳躍。 鳩尾に蹴りを叩き込み――。 宙で回転。 防御のつもりだろうか。 交差するようにして差し出された両腕に、尻尾で垂直に斬りつける。 これだけの連撃を与えたところで――。 このスリーパーを倒すには、全く持って不充分。 急所へのダメージは尽く防がれている。 打撃では削りきれない。 では、"未来予知"を超えた攻撃ならどうだろう。 物理的な防御が意味を成さない、不可避の電撃なら? 『ピカチュウ! 準備はいいか?』 『ピッカァ!』 充電は先ほどの連撃の合間に完了していた。 紫電が迸る。 小鳥の囀りのような音が大気に満ちる。 あまりの電圧に僕自身が感電しそうだ。 そうなると笑えない。 さあ、マスター。指示を頼む。 『いけ! 十万ボルトだ!』 その声をトリガーにして、 僕は、溜めに溜めた電圧を解放した。 『ピ~~カ~~ヂュ~~~~!!!!』 一閃。 轟音。 夜風が白煙を晴らしていく。 倒れ伏したスリーパーを見遣った男は、両手を挙げて言った。 『へへっ、やるじゃねえか。俺の負けだ』 『やったな、ピカチュウ!』 サトシが駆け寄ってくる。 僕の体にはまだ微弱ながら電流が走っているはずなのに、頬摺りされる。 僕はたまらない幸福を感じた。 いつまでも勝利の余韻に浸っていたいと思った。 ―――――― ―――― ―― 『はいピカチュウ、お代わり。 今日も大活躍だったな。よく食べてもっと強くなれよ』 エプロン姿のタケシが、 三杯目のシチューをよそってくれる。 『チュ』 彼の作る料理は何でも美味しかった。 特にシチューは絶品で、ポケモンブリーダーからシェフに転向するべきだ、 と何度思ったか知れない。 右からお皿が突き出されて、 『タケシ、俺もお代わり!』 『はいはい』 さらにその右から、呆れた声がする。 『サトシ、あんた食べ過ぎ。 ピカチュウでも三杯目なのに、あんたのそれ、五杯目でしょ?』 『うっせぇなあ。いくら食べようと俺の勝手だろ』 『食べ過ぎは体に毒だし……それに、みんなの分がなくなっちゃうじゃない』 『カスミの分の、の間違いだろ』 『なんですってぇ~?』 背伸びしてみてみると、 案の定、サトシとカスミが睨み合っていた。 僕はタケシと目配せする。 『やれやれ……また痴話喧嘩の始まりか?』 『痴話喧嘩じゃないわ!』 『痴話喧嘩なんかじゃねえよ!』 萎縮するタケシ。僕は同情の念を送った。 気苦労が絶えないな、君も。 『折角、心配してあげてるのに、なに? 最近は連戦連勝だからって、ちょっと調子に乗ってんじゃないの? いつか痛い目見るわよ』 『へへーん、大丈夫ですよーだ。俺とピカチュウのコンビは最強なの。そうだよな、ピカチュウ?』 い、いきなり振られても……。 僕はドギマギしながらも、一応、短く鳴いておいた。 『……チュ』 『ほら見ろ』 『なーにがほら見ろ、よ。 ピカチュウもサトシも味方ばっかりしちゃって。 ご馳走様。あたし、ちょっと散歩してくるから』 『カスミ、夜道は危ないぞ』 『大丈夫よ。ポケモンを連れて行くから』 カスミはそう言うと、サトシには目もくれずに行ってしまった。 しかしタケシが懸念したとおり、そろそろ、夜行性の野生ポケモンが活発になる時間帯だ。 またカスミの衣服は上下ともに露出度が高く、暴漢を誘いやすい。 僕は心配になった。 ――このままではまた、野生ポケモンと暴漢の屍の山が築かれてしまう。 『追わなくていいのか?』 『いーんだよ』 『じゃあ、お前もそのシチュー食べ終わったら、ピカチュウと一緒に散歩してきたらどうだ』 『俺の心配はしてくれないのかよ、タケシ』 『ははっ、お前は男だからな』 それからサトシは二回、スプーンを往復させて、言った。 『行ってくる』 『もう行くのか? まだ皿にシチューが残ってるぞ』 『お腹いっぱいになったから、いい。 行こうぜ、ピカチュウ』 『ピカ!』 『すぐ戻るよ』 普段なら食事を残した途端に厳しくなるタケシだが、 今日は元々細い目をさらに細めて、小さく頷いただけだった。 サトシの足は自然と、カスミが歩き去った方角に向かっていた。 鬱蒼とした森は夜の闇を被り、 生い茂った葉は唯一の光源である月さえも、その裏側に隠そうとしていた。 いつ、どこからでも、 野生のポケモンに遭遇して不思議でない状況。 しかし僕らの前に躍り出る障害はなかった。 本能的に勝てないことを察知しているのだろう、と思う。 サトシは以前にこの場所――トキワの森――を訪れた時に比べて、雲泥の差が見られるまでに成長した。 残るバッジは唯一つ。グリーンバッジだけだ。 そして先ほども、サトシと同じくしてここまでやってきたトレーナーと戦い、辛くも勝利を収めることが出来た。 『あ……』 サトシの歩調が早くなる。 彼の視線の先を辿ると、清流に足を浸すように座っているカスミの姿が見て取れた。 サトシに気取られないよう、慎重に歩調を落とす。 彼がカスミに声をかけたあたりで、 近くの太い木を駆け上がり、丈夫な枝に腰掛けた。 どうせ僕はお邪魔だろうしね。 せせらぎを縫うようにして、幽かに、二人の会話が聞こえてくる。 『一人にしてよ』 『ここにきたのは偶然なんだって』 『じゃあ場所を移して』 『そう邪険にするなよ』 『反省の態度が見られないんだけど』 『それはお互い様だろ』 『なっ……あんたねー……』 『とにかく、横、座るぜ』 数拍の間。 『強引なんだから』 『昔からだろ』 『ふふっ。確かにそれだけは変わんないね。 初めて会った時に、あたしの自転車掻っ払っていって、挙げ句の果てにボロボロに壊しちゃったの、憶えてる?』 『うっ……まだ憶えてたのかよ。いい加減忘れてくれよな』 『忘れるわけないじゃない。 いつか絶対、弁償してもらうんだから』 『いつになるかわかんないぞ』 『いいのよ、いつになっても』 水が跳ねる音が続いている。 カスミが足をブラつかせている様子が目に浮かんだ。 『……ねぇ』 『……なぁ』 声が重なる。 『なに? 先に言って』 『いや、カスミが先に言えよ』 『あんたが先に言いなさいってば』 『じゃあ……。さっきはゴメン。 俺、カスミの言うとおり調子に乗ってた。 ここまで順調に来ることが出来て、 どんなポケモンバトルでも負けなくなって……思い上がってたんだ』 『ふふっ』 『わ、笑うなよ。これでも反省してんだぜ。 で、カスミは何が言いたかったの?』 『あんたと似たようなこと。 あたし、最近なにかと苛々しちゃって……つい、あんたにキツくしちゃうのよね』 『苛々することって?』 『それは、その』 『なんでそこで口籠もるんだよ。カスミらしくねーなー』 『分かったわよ、言うわよ。 ヤマブキシティを出発した辺りからかな。 サトシが急に、遠くに行っちゃったような気がして。 つい1年くらい前まではヘナチョコで、なのに後先考えずに無茶ばかりして、みんなを困らせてたのに。 こんなこと言うと、またあんたを思い上がらせることになりそうだけど……。 サトシも成長したんだな、って思ったのよ』 『ちょっとタンマ。それ、矛盾してないか? どうして俺の成長がカスミの苛々に繋がるんだよ?』 『あんたの夢はポケモンマスターになること。 それがもう、あと少しで叶うところまで来てるのよ。 なんとなく、ホントになんとなくここまで着いてきたけど…… サトシがその夢を叶えたら、この旅も終わりじゃない』 『カスミはこの旅が終わって欲しくないの?』 僕は月を仰いで溜息をつく。 マスター、それ以上の失言は唐変木が過ぎるぞ。 カスミは言葉を選ぶようにして言った。 『そういう意味じゃないわ。 あたしが言いたいのは……、旅が終わったら、 あんたと一緒に過ごした時間が、全部、意味のない物になっちゃうんじゃないかってこと。 あんたにとって今という時間は、ポケモンマスターになるための、ただの通過点なんでしょ』 数秒の沈黙。 『……ばーか』 『なっ、ななな、なんですってぇ?』 『カスミ、本気でそんなこと考えてたの? 俺がタケシやカスミと冒険してきた時間は、無駄になんかならない。 ポケモンマスターになってからも、それから何十年経った後も、絶対に忘れない。 いやむしろ、忘れる方が難しいと思うよ』 『サトシ……』 『それにさ。カスミは俺が成長したっていうけど、 まだまだ今のままじゃ足りないことは、自分自身、よく分かってんだ。 それは多分、ポケモンマスターになってからも同じことで、 俺一人じゃ、やっていけないと思う』 『ポケモンマスターに認定されることと、世界で一番強いポケモントレーナーになることは別物だろ。 ポケモンマスターになって、そこがまた、新しい出発点なんだ』 『気障な台詞。シゲルくんみたい』 憂いの晴れた涼やかな声。 『う、うるせえな。 それで、よければカスミに、頼みたいことがあるんだけど』 『なによ?』 『タケシはジムのことがあるけど、 カスミはお姉さんが仕事してくれてるだろ。 だから俺がポケモンマスターになった後も、一緒にいて欲しい。 俺、こんなだからさ。いっぱい迷惑かけるだろうし、 色んなことに巻き込まれるだろうけど、だからこそ、カスミに着いてきて欲しいんだ』 『遠回しすぎるわ。もっと簡潔に言って』 『好きだ。ずっと一緒にいてくれ』 おいおいマスター、それはあまりにも直截的過ぎないか? カスミは彼女らしからぬ小さな声で答えた。 『……うん。あたしもずっと、あんたと一緒がいい』 『カスミ……』 『でも、タイミングが遅すぎるわ。 どうしてもっと早くに言ってくれなかったのよ』 『俺、ずっと断られるとばかり思ってたんだ。 カスミは一応、年上だし。俺なんかハナから眼中にないみたいだったし』 年上だからこそ、素直な振舞いが出来なかったんだ。 と、僕はカスミの心情を代弁する。 カスミはサトシの言葉には触れずに、 『このことはタケシに黙ってましょ』 『なんで?』 『あんた、嫉妬に狂ったタケシ見て楽しい?』 『いや。カスミの言うとおりだ、黙っていよう』 『………』 『………』 温かい沈黙。 幽かな物音。 カスミがサトシに寄り添い。 その珊瑚のように艶やかな赤の唇を。 そっと、彼のそれに近づける――ああ、ここまで想像できる自分の頭が憎い。 『ピカピカー……』 僕は左右に頭を振って、撤退することに決めた。 もともと、男女の馴初めを覗き見する趣味はないのだ。 飛び降りようと、下を見る。すると 見知った二人の人間と一匹のポケモンが、 僕が登っている木の幹に体を隠して、 サトシとカスミのいる方を、食い入るようにして見つめていた。 『男女の逢い引き見かけたら』 『邪魔をしないのが世の情け』 『ムードの破壊を防ぐため』 『甘い空気を守るため』 『愛と真実の善をつらぬく』 『ラブリーチャーミーな枝葉役』 『ムサシ』 『コジロウ』 『三十路をかけるロケット団の二人には……』 『ブラックホール、暗い明日が待ってるぜ……』 『にゃ~んて、にゃ……』 ロケット団だった。 しかしいつもの台詞には、聞いているこちらが暗くなるような改変がなされている。 ニャースが言った。 『なんだかにゃー……、こんなのを見せられると調子が狂うのにゃ』 ムサシが腰まで届く髪をかきむしりながら、 『ジャリボーイの癖に生意気なのよ! あいつに恋愛なんて100年早いわ!』 『100年どころか、20年待った結果が今のお前たちにゃ』 『キーッ!』 『ムサシ、声デカい』 と、指を立てて注意したコジロウは、 次の瞬間にはムサシの手によって地面にめり込まされていた。 『……』 他の枝に飛び移る。 サトシやカスミにポケモンを嗾けるようなら容赦なく電撃を浴びせかけてやるつもりだったが、 三人の遣り取りを見ている限り、その可能性は極々低いだろう。 肝心なところで空気が読める。 それがロケット団である。 木々を飛び移り、タケシの元へ。 僕はもともと夜目が利く。 あっという間に焚火の光を見つけて、地面に一度も下りることなく、タケシの肩に飛び乗った。 彼はシチューを保存していた手を止めて、 『うわっ! なんだ、ピカチュウか』 『ピカピカ―』 ただいま。 『あれ、サトシやカスミは一緒じゃなかったのか?』 『チャー……』 両手を肩の高さまで上げ、 首をゆっくり横に振って見せる。 ああ、これから先、君の気苦労が倍加することを伝えられたらどんなにいいか。 カスミはともかく、サトシが惚気を我慢できるとは思えないからね。 せめて君に恋人がいれば、それを笑って見守るくらいの心の余裕が持てたんだろうけど……。 『ふーむ。何を言いたいのかはよく分からないが』 と、タケシは首を傾げて、 『あいつらは仲直りできたんだな』 朗らかな笑顔になった。 『ピ……』 だめだ、無垢すぎる。 直視に堪えない。 『ピカ、ピカチュ』 僕は依然 『いつまで経っても素直になれないやつらだよなあ』 『喧嘩するほど仲が良いとは言うが、いつになったらあの二人は折り合いをつけられるのかねえ』 などと呟くタケシに見切りを付けて、 サトシの寝袋に潜り込んだ。 彼がサトシとカスミの恋仲に気づくのは、果たしていつになることやら。 目を閉じて耳を折りたたむと、 つい先ほどの情景が頭に浮かんでくる。 後先考えずに突っ走るサトシと、 それを諫める保護者的立場にいたカスミは、 ポケモンの僕の目からみても、お似合いのカップルだと思えた。 まあ……、蜜月が終わってからは、 痴話喧嘩がこれまで以上に頻発することになるだろうけど……、 とにかく今は、彼らを祝福するとしよう。 ところで話は変わるが、僕にはいつになったら伴侶が見つかるんだろうね。 タケシみたく大人の女性のお尻を追っかけ回すほど異性の温もりに飢えているわけではないが、 サトシの相棒として、鍛錬に明け暮れるだけの人生、というのも寂しすぎる。 そうだ。サトシのポケモンリーグ優勝の暁には、 "伴侶探しの旅に出る"と書き置きを残して一人旅に出かけよう。 そして行きずりのピカチュウと恋を育み、 子供を設けたところで、サトシとカスミのところに家族を連れて帰るのだ。 うん、それがいい。 想像に浸っていると、とろりとした眠気が思考に流れ込んできた。 遠くで薪の爆ぜる音がした。 冷ややかな夜気。 更けていく夜。 薄く目を開ける。 霞んだ月はまるで、舞い上がった埃に光を遮られた舞台照明のよう。 サトシやカスミの二人には丁度よい光量だろうな――と、僕は薄れ行く意識の中で思った。 ――――――― ――――― ――― 起きたとき、月は跡形もなく消え去っていた。 朝が来たから? 違う。辺りは真っ暗だ。 時間が来て傾いだから? それも違う。どこを仰ぎ見ても月の光は見つからない。 雲に隠れたから? またしても違う。空にはちぎれ雲一つ浮かんでいない。 僕は不安に駆られて身を起こした。結果的に、それが夢と現実の間で揺れていた意識を揺り起こす切欠になった。 僕が夜空と勘違いしていたそれは、ただの天井だった。 小窓から明かりが差していないところを見ると、今は深夜なのだろう。 食事をして寝るだけの単調な生活は、僕の中の何かを狂わせているようだった。 一つ目に、記憶の整合性がとれにくくなっている。 最後にマサキと面会したのはいつだったか、思い出せない。 三日前? 一週間前? 一ヶ月前? 分からない。 二つ目に、忘れてはならない記憶が薄れつつある。 新しい記憶を筆頭に、既にマサキと交わした言葉の数々や、 強化骨格を纏ったポケモンたちの記憶が失われ、 最近ではこの研究所に連れてこられるまでの経緯が、思い出しにくくなっている。 それは何にも勝る恐怖だった。 このまま順に記憶が失われていけば、僕はやがて、ヒナタの存在さえ忘れてしまうかもしれない。 三つ目に、起きている間に感じるあらゆる物事から現実味が失われつつある。 ただ、その代わりに、僕は鮮明な過去の記憶を、明晰夢として視るようになった。 仲間に支えられながら、サトシが純粋に夢を追いかけ、 僕はただ、彼の相棒を務めるために鍛錬に集中するだけでよかった、あの頃。 「チュウ……」 昔は良かった……。 そう呟いて、初めて気づく。 僕は知らず知らずのうちに望んでいたのだ。 この退屈な現実に目覚めず、瑞々しい夢の世界にずっと浸り続けることを。 「ピィカ……」 女々しいな。 そう自分を詰った後、 不意に、鉄格子の向こう側から視線を感じた。 見遣る。 赤い裾が翻り、僕の視界の及ばぬところに消えていくところだった。
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*管理人からのメッセージ *この記事には他の人を不快にさせるような不快な内容が含まれていたので白紙にしていましたがそれを無視して執筆された方がいました *いくらなりピカ氏のことを恨んでいるとはいえ、ここではそのような内容を投稿する場ではありません *もし、このような内容を書きたいのであれば自分でアンチWikiを作ってください By管理人
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ピカチュウ ピカチュウ 出撃コスト1 ユニット―モンスター・ビースト 体力5 攻撃力1 麻痺攻撃1 直撃 ※出展作品 ポケットモンスターシリーズ
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名前:ピカチュウ 原作:ポケットモンスター 詳細:大人気の電気ネズミで、初期キャラのなかでは早い 技:10まんボルト=サトシのピカチュウと合わせるため、かみなりではない でんこうせっか=こちらは原作と同じく
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分類:キャラクター(敵) 設置しているホームページ:福田直人のホームページなど 説明:スーパー正男の敵である。近づくと、電撃を発射してくる。また、亀などと同じで、踏める。 その他 ポケモ○のピカチュウのパロディである。 戻る
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この前の土曜日 お知らせ:wikiのメニュー構成を変更しました 店舗に投票できるようにしました 1人一票です 各店舗にコメント欄を設けました この前の土曜日は参りましたよ。 朝から本店に行ってバトルしようとしたら(拙者もモノ好き)、 列の先頭に全然見たことのない素人さんが並んでるんですよ。 この時点でヤバい!ヤバいですよ!と拙者の赤ランプがピカピカ点滅! ってか、拙者でさえ本店のファーストは遠慮してのセカンドなのに、 なんでこの素人がいきなりファーストなの??? 松井か?おぬしは松井か? この超高校級の扱い、ズルいでござるよ! いざ開店でござる。 その素人を観察してると、あーもうっ! ファーストは全員大豚Wの全マシマシって暗黙のルールがあるのに、一人だけ小ラーメン。 ファーストオブファーストなのにでござるよ? 俺流か? おぬしは落合博満か? 日本人なら調和を大切にィ! みんなも怒ってると思いきや、意外と冷静に並んでいる。スメル増田さんも冷静に座っている。 拙者も落ち着かねば。修行が足りん! 素人さんはニンニク入れますか?に「あ、はい」。案の定、本店ルール(文化?)を理解できてなかったでござる(涙) その点、増田さんの「大豚W麺マシ豚マシマシ」なんてマニアックすぎるよ。うー拙者もいつかは豚マシマシを。。 あ、素人はバトルで締めときました。セカンドで大の2重ハンデでしたけど、こちとら本店セカンド! ブッチギリでした。 とにかく、お初の人はまずロットのリズムに気をつける。こっちも二郎に集中したいから、変な気は使わせないで! レポでした。ばいちゃ コメント欄 名前 二郎コピペにマジレスするほど面白くないことはないって、はっきりわかんだね - 名無しさん (2023-08-03 01 26 04) ↓全員ネタにマジレスwww 2016年とかそんな感じだったけ? 皆さんちゃんとこれを信じて豚マシマシを唱えましょうw - 名無しさん (2021-05-31 17 50 22) 食いたいもん食えばいい。キモい。嫌ならお前が最初に並べ。 - 二郎マスター(最強) 2016-10-27 10 05 57 本店ファーストで小wwwwwwwwwww - 名無しさん 2015-06-24 10 02 00 ロットわからないやつは二郎来ないで - ファースト歴5年 2015-05-28 00 35 30 お前、バカ? - 二郎歴30年 2014-03-15 17 52 18 ロティストじたいがギルティだと気づいていないらしい(笑) - 名無しさん 2013-07-18 14 25 25 あなた達だけの二郎じゃないでしょう
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(1:18) 鳥栖凹家で睡眠。鳥栖凹がチェーン交換 【写真】 【写真】 金玉のスプロケ抜いてからクリーニング&ほぼ新品チェーンに換装 ↓ (8:13) 金玉爆睡中。鳥栖凹が自転車メンテ 【写真】 金玉のバイクに空気入れと増し締め ひどい汚れはコンパウンドで磨き、仕上げに液体ワックスでピカピカに ↓ (8:57) 馬鹿っぽい今日の初レス 「ただいま朝ご飯中 夜のうちにトスさんにいろいろしてもらってたみたいで大感謝! チェーンやスプロケットはやばいぐらいに汚れてたので助かりました」 ↓ (10:48) 熊本に向けて出発。鳥栖凹も並走 ↓ (11:20) サンダル購入 【写真】 「鳥栖から県道17号線(筑紫野バイパス)でまもなく再び久留米です そこからR209→208です」 ↓ (11 57) 鳥栖凹と別れる 【写真】 ↓ (13:37) 大牟田きた! 【写真】 「今日には熊本つきそうです。 ただ雨がふったりやんだりいれたりだしたり…」 ↓ (14:56) 熊本っ! 【写真】 「ちなみにR208→R3です」 ↓ (15:05) コインランドリーへ 【写真】 「もうスニーカーぼろぼろ…」 ↓ (16:47) 玉名市 【写真】 「嵐のあとの雲」 ↓ (17:10) 菊池川、高瀬大橋にて 【写真】 【写真】 「植木まで1時間、熊本まで2時間で行けます多分」 ↓ (18:02) ロード凸と遭遇 【写真】 【写真】 「九州が楽しすぎる!」 ↓ (18:25) 植木凸者と遭遇 「二人で雨宿りしようとよったところに、なんと植木凸者さまも雨宿りしてまして無事合流しました!」 ↓ (18:46) 近くのラーメン屋に避難 マジで動けない…九州の雨つよすぎだろ…常考 ↓ (19:14) 雨やむ 「雨が切れたので3人で一気に移動します! 」 ↓ (19:57) 田原坂に勝訴! 【写真】 【写真】 「田原坂の途中僕だけが変な人影を見て、あとからその手のスポットと聞いてビビりまくりんぐ」 ↓ (22:05) 携帯電話死亡(?)報告 「携帯電話が死にました。どうにも動かないorz これはよい水没・・・(でも水没ではないらしい) ただいまネカフェです。 アーケードのポパイ熊本上通り店だと思います。」 ↓ (00:45) 携帯にとどめ報告 「うわあああああああああああああああああああ 携帯のコネクタとれたあああああああああ」 明日は8時ごろにネカフェ出るので、見かけたら声かけてください。 白メガネに白ヘルメットです。 走行距離89.60キロ ただし鳥栖からではなく久留米から 平均速度19.9キロ 最高速度52.7キロ ←前の日 ↑日別行動一覧 次の日→