約 2,272,145 件
https://w.atwiki.jp/zero-one/pages/126.html
仮面ライダーゼロワン 変身ベルト DX飛電ゼロワンドライバー Amazonで詳細を見る 仮面ライダーゼロワン DXプログライズキーコネクタ&アメイジングヘラクレスプログライズキー Amazonで詳細を見る クラッシングバッファロープログライズキー [部分編集] ガシャポン(GP) GPプログライズキー06 特別Ver. レッドメタリックVer. GPプログライズキー06 音声 [部分編集] 食玩(SG)・ガシャポン(GP) 音声① ブロウ! 音声② バッファローズアビリティ! 音声③ ゼロワンドライバー! 音声④ 音声⑤ ショットライザー! 音声⑥ 音声⑦ 滅亡迅雷.net 音声⑧ コメント欄 雑談は雑談掲示板でおねがいします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yayoiken/pages/70.html
発売年月日 2014/2/9 出版社 久保書店 シリーズ リターンフェスティバル 再録元 AMAZONで購入 掲載作品 おるすばん 栓 -PLUG- メタモルフォース ショック療法 空想譚華胥の国の住人 開かれた扉 夢みる桃色娘【前編】 夢みる桃色娘【後編】 うらぎりの儀式 かわいいペット 哀姦飼育 あとがき
https://w.atwiki.jp/84gzatu/pages/7.html
チョコレートを作るには当然カカオが必要なのは、皆さんもご存知だと思いますが、 このカカオはかなり手間の掛かる植物であり、原価的には板チョコ1枚100円と言うのは価格破壊の安さなんです。 では、どうして1枚100円で成立するか? その理由は……その前に読者の貴方は「フェアトレードチョコレート」という言葉をご存知でしょうか? 知っていればこの答えを知っている筈ですし、聞いた事が無い人は覚悟して読んでください。 もしかしたら「知らなければ良かった」と思うかもしれない内容ですので、後悔しない方のみお手数ですがスクロールし、更に反転して読んでください。 …反転を知らない方は、CtrlキーとAキーを同時に押してみてください。 正解・労働者が無賃金で働く。 給料を貰ってる人も居るそうですが、ほとんどの人は無賃金らしいです。 彼等は幼少時に誘拐されたり騙されたりして連れて来られた子供達で、 殴られるは蹴られるは、重い荷物は担がせられるはもう子供に対する仕打ちじゃなかったり。 で、それを知らない消耗層の日本人は、甘いチョコレートを自分の財布のために安価で買って、カカオ工場主に子供を殴らせます。 運営者に非人道的な行動を取らせてる犯人は間違い無く消耗層、すなわち俺達日本人。 で、これからもう普通のチョコレートが食べられなくなった方はグーグルで、「フェアトレード チョコレート」と検索して下さい。 フェアトレードチョコレートとは、値段が通常の2~6倍程度で、ちゃんと生産まで給料が行き届くチョコレートです。 味も100円の殺人チョコよりも美味しく、精神的にも安心です。 扱っているお店は、お持ちのパソコンでお調べ下さい。 雑記に戻る。
https://w.atwiki.jp/leagueofclan/pages/30.html
金袋から出るゴールド ゴールド 宝箱から出るアイテム 材料 装備 スキル 英雄 対戦後得られるアイテム 青 材料 装備 スキル 英雄 緑 材料 装備 スキル 英雄 黄 材料 装備 スキル 英雄 ボス 材料 装備 スキル 英雄
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/11194.html
奴隷化計画 / ワクチンと人口削減 / もう子供への接種推奨は止めやがれ!! クリス・スカイ氏(タンクトップお兄さん)、2020年7月にコロナ対策とその結果をすべて言い当てる https //t.co/Vj0nCyY1XI pic.twitter.com/SPBqIBZr3x — ShortShort News (@ShortShort_News) January 30, 2023 ※ World Economic Forum adviser claims the planet no longer needs the ‘vast majority’ of the population 「LIFESITE(Fri Aug 12, 2022 - 8 01 pm EDT)」より 世界経済フォーラムのアドバイザーが、地球はもはや「大多数の」人口を必要としていないと主張 / 経済的に「時代遅れ(陳腐化)」になった人々の救済策として、ユヴァル・ノア・ハラリは、政府による富の再分配を、国内だけでなく、世界規模で行うことを提案した。 (LifeSiteNews) - 世界経済フォーラム(WEF)のトップアドバイザー、ユヴァル・ノア・ハラリ氏は最近、技術の進歩により世界は現在の人口の「大部分を必要としていない」と宣言した。 ハラリ氏は、人気メディアグループTEDの代表であるクリス・アンダーソン氏とのインタビューでこの大胆な宣言を行い、「(雇用できない)失業者」の「無用層(役に立たないクラス)」という過去の予測に呼応した。 この作家と講師はアンダーソンに、AIや高学歴の「ハイテク」階級に未来の経済で居場所を奪われることへの不安が、世界の「自由主義秩序に対する幻滅と反発」の根源の一部であるという「仮説」を提示しました。 "何が起こっているのか "の一部は、人々が気づいている-そして彼らが考えることは正しいのだが、「未来は私を必要としていない」と。もし彼らが親切なら、ユニバーサル・ベーシック・インカムのようなパンくずを私のほうに投げてくれるかもしれない。しかし、自分が搾取されていると感じるよりも、自分が役立たずだと感じる方が心理的にはずっと悪いのです」とハラリ氏は言う。 "さて、早送りで21世紀初頭になると、人口の大部分は必要なくなります。" Harari氏は続けます。 "未来は、人工知能(や)バイオエンジニアリングのような、より高度な技術を開発することになるからです。" ハラリは、"これらのテクノロジーは、ますます、"人々がまだやっている有用なことは何でも冗長にする "と付け加え、したがって、"人々を置き換えることを可能にする "と言っています。 AIなどの技術が新しく「より興味深い仕事」を開拓することをアンダーソンに認めながらも、ハラリは "高いスキルと多くの教育が必要になるため、多くの人間がそれを行えるようになるとは言い切れない "と主張した。 アンダーソンは、人類が世界経済、あるいは少なくとも社会で価値ある役割を果たし続けることができる-そして、そうすべき-方法を執拗に提案した。 「つまり、もう一度言いますが、もっと希望に満ちた話をしようとすると......職を奪われる仕事の多くは、実はつまらない仕事で、人間らしさの核心を突いていないのです」とアンダーソンは言った。 さらに、「一歩下がってみれば、やるべきことはいくらでもある」と指摘し、世界の「何百万人もの孤独な人々」への対応も含めて、「やるべきことはたくさんある」と述べた。 (※mono....以上は主にDeepL機械翻訳を使いました。)
https://w.atwiki.jp/bullet-bb/pages/85.html
注意点 特殊必殺技クラッシュトリガー 必殺技【ワッドカット・エンゲージ】 - ドライブ攻撃中D(ヒートアップ時限定) 【フリントシューター】 - 236+A(タメ可) 【カッティングシア】 - 623+B ┗【エクスプロード・エンゲージ】 - カッティングシア中 22+D(ヒートアップ時限定) 【ミュクレットキャプチャー】 - 41236+C ┗【ピアッシング・エンゲージ】 - ミュクレットキャプチャー中 236+D(ヒートアップ時限定) ┗【ブレーキ】 - ミュクレットキャプチャー中 B 【スナップハンスフィスト】 - 623+C(空中可) ┗【フレシェット・エンゲージ】 - スナップハンスフィスト中 623+D(ヒートアップ時限定) 【アフターバーナー】 - 214+D(タメ可) ディストーションドライブ (50%消費)【レイジアグレッサー】 - 2363214+C 【サーペンタインアサルト】 - レバー2回転+A ┗【フランジブル・エンゲージ】 - サーペンタインアサルト中 レバー2回転+D(ヒートアップ時限定) ┗【ブラックアウト】 - フランジブル・エンゲージ中 レバー3回転+D(ヒートアップレベル2時限定) アストラルヒート (100%消費、マッチラウンドかつ相手の体力が35%以下限定)【ハードキルブリンガー】 - 632146+D コメント欄 注意点 [部分編集] ヒートアップ時のみ行える追加攻撃は、出すとヒートアップが解除されます。 特殊必殺技 [部分編集] クラッシュトリガー Dmg 同技補正 キャラコンボレート無視 ガード不可(バリアガード可) バリアガードしないと相手を強制ガークラさせる。 バリアガード時はバリアゲージを約半分削る。 必殺技 [部分編集] 【ワッドカット・エンゲージ】 - ドライブ攻撃中D(ヒートアップ時限定) Dmg H1 H2 炎を出しながら相手を吹き飛ばし、壁バウンドさせる。 [部分編集] 【フリントシューター】 - 236+A(タメ可) Dmg N H1 H2 Dmg(タメ) 前方に、回転しつつ地をはう炎を放つ。 溜めると爆発するようになる。 ヒートアップの状態によって飛距離が変化する。 [部分編集] 【カッティングシア】 - 623+B Dmg 全身無敵 打撃投げ。リーチはかなり短め。 発生が遅く小パンで詐欺られる程度。 空中の相手もつかめる。 ガード時引き寄せ効果。 ┗【エクスプロード・エンゲージ】 - カッティングシア中 22+D(ヒートアップ時限定) Dmg;H1 H2 叩きつけ→位置入れ替え。 Dボタン長押しで叩きつけのみで終わらせることも可能。 [部分編集] 【ミュクレットキャプチャー】 - 41236+C Dmg 弾属性無敵 立・空ガード不可 移動コマ投げ。画面半分くらい移動。 しゃがみには当たらず。 空中の相手もつかめる。 弾無敵の発生はやや遅め。 ┗【ピアッシング・エンゲージ】 - ミュクレットキャプチャー中 236+D(ヒートアップ時限定) Dmg H1 H2 吹っ飛ばし。端だと壁貼り付き効果がある。 ┗【ブレーキ】 - ミュクレットキャプチャー中 B 移動を止め停止する。モーション中に弾無敵が切れるので注意。 [部分編集] 【スナップハンスフィスト】 - 623+C(空中可) Dmg 頭無敵 同技補正 空中ガード不可(地上版) ちょっと飛んで相手を掴み、後ろに放り投げる。 空中可能。 放り投げた後に端に到達していれば壁バウンド誘発。 ヒット後空中で硬直が解ける。 ┗【フレシェット・エンゲージ】 - スナップハンスフィスト中 623+D(ヒートアップ時限定) Dmg H1 H2 叩き付け。 [部分編集] 【アフターバーナー】 - 214+D(タメ可) Dmg - 弾属性GP 炎を溜める。HLvを1段階、ボタン溜めで2段階上げる。 動作中は被CHで全体モーションが長い。 動作完了の少し前にヒートアップ成立。生で使うには勇気がいる。 ディストーションドライブ (50%消費) [部分編集] 【レイジアグレッサー】 - 2363214+C Dmg N H1 H2 保証 OD時 H1 H2 保証 x軸をサーチして蹴り上げ→ロック演出 無敵無し。状況により蹴り上げだけがカス当たりすることもある。 ダウンを拾える。 OD時〆が追加される。 【サーペンタインアサルト】 - レバー2回転+A Dmg N H1 H2 全身無敵 ガード不可 OD時 H1 H2 コマ投げ。バレットGETB。 リーチは短め。 成立すると相手を端まで持っていく。 ┗【フランジブル・エンゲージ】 - サーペンタインアサルト中 レバー2回転+D(ヒートアップ時限定) Dmg H1 H2 OD時 H1 H2 打ち上げ。相手を画面中央まで持っていく。 空中受身不能。 ┗【ブラックアウト】 - フランジブル・エンゲージ中 レバー3回転+D(ヒートアップレベル2時限定) Dmg H2 OD時 H2 アストラルヒート (100%消費、マッチラウンドかつ相手の体力が35%以下限定) [部分編集] 【ハードキルブリンガー】 - 632146+D Dmg 即死 全身無敵? 打撃技。 その場で肘打ち。空中の相手にも当たる。リーチは短め。 コメント欄 すべてのコメントを見る 追加攻撃にバーストされた時、バーストがスカったとの報告アリ。 -- (管理人) 2012-08-31 13 55 35 ブラックアウト成立時のダメージは5060だった気がします -- (名無しさん) 2012-11-15 19 25 33 5020ダメでした。 - 管理人 2012-11-18 16 39 35 アストラルヒートはボイスを聴く感じだと、「バーンブレッドフィンガー」であってる? - 名無しさん 2012-12-16 20 54 39 ブレッドだとパンになっちゃうからブレットかブリット、またはキャラ名的にバレットじゃないかな - 名無しさん 2012-12-30 11 46 57 オイ、エクスプロードはrc出来るぞ - 名無しさん 2013-11-01 23 25 58 修正しといた。 - 名無しさん 2013-11-11 17 33 00 レイジはアマネだけダウン拾えませんよ。 - 名無しさん 2014-02-06 20 55 30 マジか。じゃあ、アマネには シア 追加 rc レイジ って入らねぇのか。注意しとこ - 名無しさん 2014-02-08 11 46 02 バーンブレッドフィンガーwwwwww - 名無しさん 2017-10-06 15 27 34 名前
https://w.atwiki.jp/actors/pages/5728.html
シェップ・メッシングをお気に入りに追加 シェップ・メッシングのリンク #blogsearch2 シェップ・メッシングとは シェップ・メッシングの42%は知識で出来ています。シェップ・メッシングの30%は希望で出来ています。シェップ・メッシングの12%はむなしさで出来ています。シェップ・メッシングの10%は気の迷いで出来ています。シェップ・メッシングの2%は鍛錬で出来ています。シェップ・メッシングの1%は乙女心で出来ています。シェップ・メッシングの1%は情報で出来ています。シェップ・メッシングの1%は魂の炎で出来ています。シェップ・メッシングの1%は根性で出来ています。 シェップ・メッシング@ウィキペディア シェップ・メッシング シェップ・メッシングの報道 gnewプラグインエラー「シェップ・メッシング」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 シェップ・メッシングのキャッシュ 使い方 サイト名 URL シェップ・メッシングの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ シェップ・メッシング このページについて このページはシェップ・メッシングのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるシェップ・メッシングに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2264.html
少女と奴隷とグリル鍋 23KB 虐待 制裁 自業自得 子ゆ 現代 虐待人間 かなーり久々の火鉢あきです。 「あーあ、今日はなんだか疲れたなぁ・・・・。」 夕暮れの帰り道を歩きながら、溜め息混じりにつぶやく。少女は一人だった。 「まあ別に、最悪の一日ってわけじゃないけどさ・・・・。」 紺色の制服に映える白い肌、肩まで伸ばされた栗色の髪 ― その髪に隠れがちな整った顔立ちは、不満そうにむくれている。 年のころなら15、6と言ったところだろうか。高校指定の鞄を片手に歩く姿は、いかにも学校帰りという感じだ。 「なんにもいい事がなかったというか・・・、つまんなかったというか・・・・・。」 ブツブツと少女の独り言は続く。彼女にとって、今日はお世辞にも『楽しかった』といえるような一日ではなかったらしい。 それも無理からぬことだ ― 寝坊をしたせいで寝癖を直すこともできず、芸術的な髪型のままホームルームを受けた上、 抜き打ちの小テストで0点を取り、お昼のお弁当に大嫌いなタマネギが入っていた日を楽しんで過ごせる人間など、そうはいない。 しかも、一緒に帰るはずだった友人全員に、係やら委員やら他校の彼氏に会いに行くやらの用事が入り、 一人ぼっちで帰る羽目になったとくれば、もうテンションは駄々下がりだ。 「どれも良くあることですけどぉ・・・・、別にいいんですけどぉ・・・・。」 それが全部まとめてやってこなくてもいいのではないか ― と、少女は軽く世界を呪う。 「あー、なんかいいストレス解消法ないかなあ!」 胸の中に渦巻くもやもやした感情を吹き飛ばすように、声を張り上げた。と、その時 ― 「ゆっくちしていってにぇ!」 「うわっ、何!?」 唐突に返事が返ってきた。 否、それは返事ではなかったかもしれない。厳密には、挨拶のようなものだったのだろう。 しかしいずれにしても、それは人間によるものではなかった。それは、ゆっくりの声だった。 「おねーしゃん、まりちゃはまりちゃだよ!ゆっくちしていってにぇ!」 小柄な少女よりも、はるかに低い目線から話しかけてくる黒帽子の子ゆっくり ― ゆっくりまりさだ。 最近では、街中で見かけることの珍しくないゆっくりのなかでも、とりわけ個体数の多い『基本種』の一つである。 「あぁ何だ、ゆっくりかぁ。びっくりした。」 声をかけてきたのがゆっくりであるのを確認して、ほっと胸をなでおろす。 誰かに自分の独り言を聞かれたのかと思って、少女は相当あせったが、どうやらその心配はないようだ。 普段なら無視して通り過ぎるところだが、安堵のあまりつい返事をしてしまった。 「ゆゆっ!おねーしゃんはゆっくちできるひと?まりちゃ、とってもゆっくちしてるでしょ?まりちゃはかぞくのあいどるなんだよ!」 まりさは返事が返ってきたことがよっぽど嬉しいらしく、目を輝かせながら饒舌に自分をアピールしはじめる。 実際には、『返事』といえるかどうか微妙な台詞ではあったが、 その中に『ゆっくり』という単語が含まれていたことが、無条件にまりさを喜ばせたらしい。 「・・・・・あんた、子ゆっくりよね?一人でなにしてんの?親はどこにいるの?」 ともあれ、返事をしてしまったものは仕方ないので、少女は観念してまりさと話してみることにした。 どうせ、今日は一人なのだ。 「ゆゆん?『おや』しゃん・・・・?おやさいしゃんのこと?」 「お野菜じゃなくて、親!お母さんやお父さんはどうしたのって聞いてるの。」 「ゆ!おかーしゃんとおとーしゃんなら、いまは『かり』にでかけてるよ!おかーしゃんとおとーしゃんは『かりのめいじん』なんだよ!」 「いや、狩りの名人とかはいいから・・・・・。」 どうでもいい情報ばかり積極的に提供してくれるまりさに、少女は若干うんざりする。 「何で一人で出歩いてるの?親が狩りに出てるなら、巣で待ってなきゃいけないんじゃないの?」 「ゆー!まりちゃひとりじゃないよ!みんないっしょにいるよ!」 「どう見ても一人なんですけど・・・・・。」 一人ではない、と主張するまりさ。しかし、少女がどこを見回しても他にゆっくりは見当たらない。 少女の怪訝な表情を読み取ったのか、まりさは唐突に背を向け、呼びかけるように声を張り上げた。 「ゆーん、みんなー!ゆっくちあつまっちぇね!」 「「「「ゆーん!ゆっくちりかいしたよ!!!」」」」 しっかりそろった返事と共に、ガサガサと茂みから飛び出してくる4匹の子ゆっくり達。いずれも、まりさやれいむだ。 どの子ゆっくりもまりさと同じくらいの大きさなので、多分みんな同時に生まれた兄弟なのだろう。 「「「「「おねーしゃん、ゆっくちしていっちぇね!!!」」」」」 「あっ・・・・・そう・・・。」 5匹そろったところで改めて挨拶してくる子ゆっくり達 ― 少女はあっけに取られた。 ゆっくりという生き物は、何故こんなにも『ゆっくりゆっくり』とうるさいのだろう。 「まあ、一人じゃないのは分かったけどさ・・・。そのみんなで何をしているの?」 「ゆっくちしてるんだよ?れいむをみてわきゃらないの?」 「にんげんしゃんはゆっくちしてないから、わからないんだよ。ゆぷぷぷ!」 「「「「ゲーラゲラゲラゲラ!!!」」」」 否、うるさいだけではない。ゆっくりという存在は、とにかく人をイラつかせるものだ。 物分りは悪く、人の話を聞かず、 ― そして何より、人間のことを『ゆっくりしてない存在』として見下している。 食べ物を餡子に変える以外に何の能もない、ただの饅頭の分際でだ。 「っ!この―」 もう踏み潰してしまおう。何を言っても無駄だ。いや、そもそもゆっくりと話が通じると思ったのが間違いだったのだ。 そう思って、足を振り上げようとしたまさにその時、一匹のまりさが返事を返してきた。最初に話しかけてきた、あのまりさだ。 「まりちゃたちは、『たんっけんっ』しちぇるんだよ!」 「・・・・・探検?」 どうやらこのまりさだけは、人間と会話をする意思が ―能力はともかく― あるようだ。 先ほど、他の兄弟達が『ゆっくりしてない人間さん』を嘲笑していた時にも生意気な態度を見せることなく、まりさはただ一匹 少女の質問を真剣に聞いていた。 「そうだよ!おうちにいても、まりちゃつまらないよ!だから、みんなでゆっくちぷれいすをさがすんだよ!」 「ああ、そういう事ね。」 ようやく成功したまりさとの意思疎通のおかげで、少女はやっと納得することができた。 このまま会話が成立しなければ、本気で全員踏み潰すつもりだったが、このまりさに免じて見逃してやることにする。 「でも、子供だけで危なくないの?森の中じゃあるまいし、ゆっくりプレイスどころか、むしろ危険がいっぱいでしょ?」 「ゆーん!だいじょうぶだよ!まりちゃはもう、とってもゆっくちできるものをみつけたから!」 質問されること自体が嬉しいかのように、まりさが満面の笑みで少女に答える。 それが回答として適切であるかどうかは怪しいところだったが、今回は気にならない範囲だ。少女は続けて質問する。 「へー何なに?なにを見つけたの?」 少女の顔に今日初めて笑顔がともる。 自分にはいいニュースなど一つもない一日だったが、この子ゆっくりからいいニュースが聞ければ、 和むことぐらいはできるかもしれないと思ったのだ。 「おねーしゃんはとってもゆっくちしてるね!まりちゃたちの『どれい』にしてあげるよ!」 「・・・・・・はい?」 にっこり笑った顔のまま、反射的に上ずった声を出す少女。その姿は、いっそ間抜けだったかもしれない。 しかし、それも無理のないことだ。それくらいまりさの言葉は意味不明だった。 「ごめんね、よく聞こえなかったから、もう一回言ってくれる?」 「おねーしゃんを、まりちゃたちの『どれい』にしてあげるね!ゆっくちかんしゃしてね!」 意味が分からない。本当に意味が分からない。 どれいにしてあげる、とはどういうことだろう。『どれい』とは、奴隷のことだろうか。『かんしゃ』とは、感謝のことだろうか。 「・・・あんたが見つけた、ゆっくりできるものって私のこと?」 「そうだよ!おねーしゃんはゆっくちしてるね!」 「私が見つかったから、探検は大成功ってわけ?」 「そうだよ!おねーしゃんゆっくちありがとう!」 「・・・・・・それで、私を奴隷にしてくれるって?」 「そうだよ!うれしいでしょ?まりちゃにかんしゃしてね!ゆっくち!」 互いに微笑みあいながら、言葉を交わす少女とまりさ ― その会話の中で、少女はやっと理解した。 ゆっくりに話が通じるわけなかったんだ。まりさに会話をする意思なんてなかったんだ。 このまりさを含む全てのゆっくりにとって人間とは、ゆっくりしてない格下の存在なんだ。 「それじゃあ、さっそく『めいっれいっ』してあげるよ!まりちゃたちにあまあまもってきちぇね!」 「たくさんでいいよ!いますぐでいいよ!ゆっくちしないでね!」 「3びょうまってあげるね!いーち、にーい・・・・・なにぐずぐずしてるのぉー!?」 あくまで楽しそうに話すまりさと、それに続いて声を張り上げるまりさの兄弟達 ― その5匹の姿を見て、さっき踏み潰さなくて本当に良かった、と少女は思った。 もちろん、この5匹は死ぬことになるだろう。しかし、彼らを一思いに殺すなんて勿体無いことはできない。 今日を正真正銘の最悪な一日にしてくれたお礼に、思う存分苦しませてあげなくては。 少女はそう決めると、たまたま通学鞄に入っていたビニール袋に、首尾よく子ゆっくり全員を捕らえたのだった。 ---------------------- 「だしぇー!だしぇー!せまくてゆっくちできないぃ!」 「くるしいぃー!ちゅぶれりゅぅぅー!」 まりさ達を袋詰めにしてからわずか数分後 ― 少女は自分の家に帰り着いていた。 もともと帰り道の途中でまりさに声をかけられたので、家までの距離はほとんどなかったし、 誰かに見咎められないよう早歩きで来たこともあって、時間はほとんどかからかった。 「ただいまー。・・・・っても、誰もいないんだけどね。」 少女の独り言がむなしく響く。家には誰もいなかった。 少女がいつもよりも早く帰ったからというわけではなく、ただ単に両親が共働きなので昼間は家を空けているのだ。 さらに少女には兄弟も姉妹もおらず、結果として彼女に「おかえりなさい」を言ってくれる人はいないのだった。 「ま、今日はその方が都合がいいか。」 一人ぼっちは寂しくもあるが、人目を気にしなくていいと言うのは確かに好都合である。 特に、これからゆっくりに制裁をくわえてストレスを解消しようとする人間には、うってつけの環境だろう。 「さて、まずは着替えようっと!」 その言葉を掛け声に、ビニール袋 ―中で子ゆっくり達が喚いている― をソファーに放り投げると、 ドサッと言う音と共に「ゆぎぇ!」という複数の悲鳴が重なって聞こえた。 スルスルと、少女が制服を脱いでいく。 慣れた手つきで胸元の赤いリボンを解いて外し、背中のファスナーをおろして上着を脱ぐ。 最後にスカートが床にストンと落ちて、少女はあっという間に下着姿になった。 白い上下の下着に包まれた体は、細く、滑らかで、瑞々しく ― 透き通るように白い。 もし誰かがその姿を見ていたら、「儚い」という感想を持ったかもしれなかった。 「今日は何を着ようかな・・・。」 脱ぎ散らかした制服を、律儀に拾い集めて片付けながら思案する。少女にとって、衣装選びは重要なことだった。 「やっぱ服って大事よねー。雰囲気って服で決まるし。」 「今日はなんとなく、清楚なイメージがいいかな・・・・。うん、白がいいな。よし、これに決めた!」 手に取ったのは、ロングスカートの真っ白なワンピース。 胸元に細かな刺繍が施されたそれは、季節を問わず着まわしのきく定番アイテムであり、少女のお気に入りだ。 ワンピースの白さが、色素の薄い白い肌と栗色の髪によく似合う。 「じゃ、準備に入るとしますかー。」 着替えが済むや否や、ソファーからビニール袋を拾い上げ、キッチンに向かう少女。 ビニール袋の中では、まだゆっくりどもが「だしぇー!」だの「くるしいー!」だのと叫んでいる。 時折、「めいれいだよ!はやくだしてね!」というような声も聞こえたが、おそらくあのまりさのものだろう。 「まずは、軽く水洗いしなきゃね。」 ビニール袋の中身を、シンクの中でザルに空ける。どのゆっくりも若干潰れてはいたが、皮が破れたり傷を負ったりはしていないようだ。 むしろ、声だけ聞けば元気そうと思えるくらいである。 「ゆぴゃー!いちゃいよー!おうちかえるー!」 「れいみゅ、もうせまいのやじゃー!」 「まりさになにするの!?ゆっくりできないよ!?」 それらの声を無視して、少女は蛇口をひねる。子ゆっくり達の上に、チョロチョロと水道水が控えめに降り注いだ。 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「おみずさんはゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 5匹の子ゆっくりたちに満遍なく水が滴り落ちていく ― その勢いは極めて緩やかだ。 いくら脆弱な子ゆっくりといえども、この程度の水ではふやけるのが精々なのだが、本ゆん達にとっては死ぬほど辛い拷問らしい。 何とか水から逃れようとザルの内壁を這い登っては、コロコロと転がり落ちることを繰り返す。 「ゆぴぃー!なんでそとにでられないにょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「かべしゃんいじわるしないでね!まりしゃをゆっくちそとにだしてね!」 狭いザルの中で押し合いへし合い、時にぶつかり合いながら叫び続ける子ゆっくり達。 少女が特に何を手を下さなくても、5匹全員が『全自動水洗い』されるのにそう時間はかからなかった。 「全員綺麗になったみたいね。ま、下ごしらえはこんなもんでいいかな。」 少女はそうつぶやいて水を止めると、棚の奥からホットプレートを引っ張り出す作業に入った。 このホットプレートは鍋のように底が深く作られており、『焼く』以外にも『煮る』『蒸す』といった調理が可能なタイプだった。 「こういうのをグリル鍋っていうのよね。それにしても・・・・・うー、重たい。」 ザルの中でまだ喚いている5匹を放置したまま、ホットプレートをテーブルまで運んでいく少女。 どうせ子ゆっくりにザルの内壁を登りきることなど出来はしないのだ。特に監視などしなくても、脱走の心配はない。 テーブルに置いたホットプレートの中に、水を少なめに張る。スイッチはまだ入れない。熱するのは『材料』を入れてからだ。 「ゆわーん!れいみゅゆっくちできないよぉー!もうおうちかえるー!」 言うまでもないことだろうが、今回の『材料』とはつまり、この子ゆっくり達のことだ。 少女はザルをシンクからテーブルまで持ってくると、それをホットプレートの真上で逆さまにひっくり返した。 薄く張られた水の中に、『材料』が悲鳴と共に投入される。 「いちゃいぃぃぃぃ!・・・ゆうぅ!?なんでまたおみずしゃんがあるのぉぉぉ!?」 「くそどれいぃ!はやくまりしゃさまをたすけるんだぜ!じゃないと『せいっさいっ』するのぜ!」 「ゆっくりしないであまあまもってきちぇね!たくさんでいいよ!」 自分達の置かれている状況を理解しているのかいないのか ―否、理解していないからこそだろう― 5匹が好き勝手に悪態をつく。 しかし少女はそれを相手にせず、子ゆっくりの数を確認する。 「いち、にー、さん、しー、ご。うん、全員いるね。残念、脱走できてる奴がいたら、そいつは見逃してやろうと思ってたのになぁ。」 少女は白々しくそう言うと、パチン!とホットプレートのスイッチを入れた。 「それじゃあ、制裁スタート☆」 ---------------------- 「ゆゆぅ!ここはどきょなの!?」 まだ幼い子ゆっくりのまりさにとって、そこは今までに見たことも無いような場所だった。 足元に黒く広がる鉄製の地面。まりさの体が半分つかる程度に張られた水。― その水を囲っている壁は、やはり黒い鉄でできていた。 「おみずしゃんはゆっくちできないよ!まりしゃ、ゆっくちぷーかぷーかするよ!」 このままでは体が溶けてしまう ― まりさは慌てて帽子を脱ぎ、逆さまにひっくり返して水面に浮かべ、その上に飛び乗った。 しかし、直後にバランスを崩し、「ゆべしっ」と声を上げて水面に顔を突っ込んでしまう。 それは必然の結果だった ― 帽子の高さに対し、水かさが低すぎるのだ。 これでは、帽子の先端が地面についてしまい、どうやっても帽子を水平に浮かべることができない。 「ゆう~~~!?なんでぷーかぷーかできないにょ~~~~~!?まりしゃのすてきなおぼうししゃん、いじわるしないでね!」 泣きたくなる気持ちをこらえ、何とかぷーかぷーかしようと傾いた帽子に再び飛び乗る。 ギリギリのところでバランスを取り、懸命に浮き続けようとするまりさ ― それを邪魔したのは、兄弟のれいむ達だった。 「れいみゅたちものせてね!ひとりじめはよくないよ!」 「このおぼうしにはおねーしゃんがのってあげるよ!かんしゃちてね!」 「ゆあぁぁぁぁ!なにしゅるのぉぉおお!?」 我先に水から逃れようと、2匹のれいむがまりさの帽子へと殺到してくる。当然、まりさの帽子はその重さに耐えられない。 まりさは再び水面に突き落とされ、帽子はれいむ達の足元でクシャクシャになってしまった。 「ゆ!このおぼーししゃんぜんぜんぷーかぷーかできないよ!やくにたたないね!」 「あっちにもまりしゃがいるよ!かわいいれいみゅは、あっちのまりしゃにおぼーししゃんをかしてもらうよ!」 嵐のように去っていく2匹 ― その後に残った帽子を、まりさは必死に直そうと舐め始める。 潰れて水を吸ったそれは、いつもよりずっと重かった。 「ぺーろぺーろ!おぼうししゃん!まりしゃのすてきなおぼうししゃん!!ゆっくちしてね!ゆっくちしてね!!ぺーろぺーろ!」 刻まれた皺を、泣きながら舌で伸ばし続けるまりさ。その甲斐あって、帽子はある程度もとの形に近づいた。 しかし、それも「かぶることはできる」程度に戻っただけに過ぎず、とても元通りになったとはいえない。 帽子のつばにいつもの張りはなく、ツンと尖っていた先端部分もグニャグニャに折れ曲がっている ― とてもゆっくりしていない姿だった。 「うぅぅ・・・・。おぼうししゃんびちょびちょだよぉ・・・・・ぜんぜんゆっくりできないよぉ・・・・・・。」 濡れた帽子をかぶる事は、水に弱いゆっくりには自殺行為といってもいい。しかしそれでも、まりさは帽子をかぶった。 まりさにとって帽子はそれだけ大事なものであったし、ゆっくりにとってお飾りを失くす事ほどゆっくりできないことはないからだ。 まりさは泣きながら、もう一つゆっくりできない事が起こっているのに気づく。 「ゆぅ・・・?なんだかじめんしゃんがあちゅいよ・・・・・・?」 水に浸かり、既に少しふやけ始めているあんよ ― この違和感はそのせいだろうか。そういえば先ほどから、暖かさは感じでいた。 まりさがそう考えている間にも、地面の温度はぐんぐん上がっていく。 「あちゅい・・・あぢゅい!あぢゅいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんなのこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 その熱さに耐えられず、ぴょんぴょんと跳ね回りながら逃げ惑うまりさ ― どこへ着地しても地面の熱さに変わりはない。 現に、遠くに見える他の兄弟達も、悲鳴を上げてぴょんぴょんと跳ね回っている。 逃げ場所はないかと周囲を見回すが、何も見つけられない。そこでまりさは初めて、自分を上から見下ろしている存在に気づいた。 「おねーしゃん!どれいのおねーしゃん!」 「あ、今私に気づいたのか。無視されてるのかと思ってた。」 まりさ達を囲う黒く高い壁の、さらにはるか上空からこちらを眺めている人間 ― 今日会ったばかりのあの少女だ。 「ねえねえ、さっき着替えたんだけど、この服どう思う?清楚でいい感じじゃない?」 「そんなことどうでもいいよ!はやくまりしゃをたすけてね!まりしゃゆっくちできないよ!」 少女が何をそんなに楽しそうにしているのか、まりさにはちっとも理解できなかった。 まりさが目の前で酷い目に会っている時に、何を的外れなことを言っているのか。 確かに先ほどとは服装が違うが、まりさが今苦しんでいることにくらべれば、それが一体なんだというのか。 「助ける?助けるって何のことかなぁ?何で私があんたを助けなきゃいけないのかなぁ?」 「ゆぎいいぃぃぃ!あっぢゅい!なにいってるのぉぉぉ!?さっき『どれい』にしてあげたでしょおぉぉぉぉ!?あっぢゅい!」 頬杖をついたまま白々しくとぼける少女に向かって、飛び跳ねながら叫ぶまりさ。 そうしている間にも、地面の温度は上がっていく。水面からは湯気が立ち、水底から上がってきた気泡がポツポツと弾ける。 水が、沸騰し始めていた ― もはや一刻の猶予もない。 「ふーん、奴隷ねえ・・・・・?」 それなのに、少女ときたら呑気なものだ。まりさの危機に慌てる様子もない。それどころか、この状況を楽しんでいるようにすら見える。 「ゆぎいいぃぃぃぃぃぃ!あっぢゅい!ぐずぐずするなあぁぁぁぁぁぁ!あっぢゅい!!はやくだずげろおぉぉぉぉぉぉぉ!あっぢゅい!!」 「ねえ、そんなにそこが熱いんだったら、壁を登って外に出てみれば?こっちは涼しいよ?」 「ゅんぎいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃ!!!!」 怨嗟の声を上げるまりさに、少女が優しく助言する。その声はやはり、どこか楽しげだ。 少女には、まりさを助けるつもりなどさらさらないらしい。 「ま”、まりしゃかべしゃんまでぴょんぴょんするよ!ゆっくちじないでいそいでぴょんぴょんするよ!!」 少女が助けてくれないなら、自分で外に出るしかない。意を決して、半ば泳ぐように壁へと走る。 水の沸騰は刻一刻と激しさを増し、立ち上る湯気はまりさの視界を塞いだが、黒い壁を見失うには至らない。 程なくして、まりさは壁の一歩手前までたどり着いた。 「ゆう”ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅ・・・・あじゅいぃぃぃ・・・・・あじゅいよおぉぉぉぉおぉぉ・・・・・。」 まりさの何倍もの高さで垂直にそびえ立つ、巨大な壁。そこには足場などあるはずもない。むしろ、つるつるとして滑りやすいくらいだろう。 でも、この壁を越えればここから出られる、この壁を越えられさえすればゆっくりできるんだ ― その希望が、まりさを突き動かす。 「まりしゃかべしゃんをのぼるよ!ゆっくぢぃ!!」 そう宣言して、目の前の壁に飛び掛った。 地面と同じ鉄でできた黒い壁に、湯気でわずかに湿っただけの黒い壁に、登ることなど出来るはずのない黒い壁に、飛び掛ってしまった。 ぴょん ― ジュッ 「ゆんぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 バシャバシャと音を立てて、沸騰する水の中をまりさがのた打ち回る ― その顔は、焼け爛れていた。 水にぬれていない壁は、水である程度冷やされていた地面よりも、何倍も熱かったのだ。 その灼熱の壁に、まりさは顔から突っ込んでしまった。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ!おめめがみえないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 まりさは自分の状況が全く理解できなかった。理解できたのはただ、とにかく熱いということだけ。特に、顔が熱いということだけだった。 自分の顔が焼け爛れていることなど思いつきもしなかったし、ましてや、自分の両目が焼き潰れてしまったことなど知る由もなかった。 「あぢゅいぃぃぃ!くらいぃぃぃぃぃ!こわいぃぃぃぃぃぃ!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 半狂乱になって暴れまわり、無意識に壁から離れていくまりさ。 「だじゅげでぇ!だれがだずげでよおぉぉぉぉ!おとーしゃん!!おかーしゃん!!まりしゃぁぁぁぁぁ!!りぇいむぅぅぅぅぅぅ!!!!」 本能的に両親や兄弟に助けを求めるが、どんなに探してもその姿を見つけることができない。 否、今のまりさには何も見ることができないのだ ― だから、気づけなかった。だから、予想できなかった。 自分が今まさに助けを呼んだ兄弟達が近くにいることも。これから自分の身に何が起こるのかも。 「あぢゅいあぢゅいあぢゅいぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!おうぢかえるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 「ゆあ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!あんなところにまりしゃがいるよ!あっぢゅい!」 沸騰する暗闇の中で、兄弟たちの声が聞こえる。ただただ助かりたい一心で、声のするほうへ近いづいていくまりさ。 ― とその時、唐突にその体に衝撃が走った。 「まりしゃはゆっくりれいみゅのふみだいさんになってね!あっぢゅいぃ!」 「ゆべえぇ!!!」 地面に押し付けられるように、踏みつけられるまりさ ― 踏みつけたのは他でもない、兄弟のれいむだ。 「れいむばっかりずるいぃぃぃ!れいむものぜろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆべぇ!」 「まりしゃのぶみだいになれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「ゆべぇぇ!」 「ゆぎいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!じにだぐないぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ!」 「ゆべえぇ!!」 煮え立つ鍋底から少しでも離れようとして、次から次へ我先にとまりさにのしかかってくる兄弟たち。 光を失ったまりさに、抵抗するすべはなかった。 「ゆべぇ!・・・や、やめ、ゆべぇ!・・・だれか、だず、ゆべぇ!・・・しにだくな、ゆべぇ!」 繰り返し襲ってくる衝撃、容赦なくしみ込んでくる水、その水を通して伝わってくる強烈な熱さ ― そのすべてが致命的なダメージとなって命をむしばむ。 「ゆべぇ!・・・だずげで、ゆべぇ!・・・だずげでぐだざ、ゆべえぇ!・・・おでがいじま、ゆべぇぇ!」 自分の体がぐずぐずに溶けていくのを感じながら、まりさは叫び懇願する。 何でもするからここから出してもらいたい、もっとゆっくりしたい、こんなところで死にたくない ― 強く、強くそう願う。 「あははははははははははは!何それ?ひょっとして私に言ってるの?」 その願いをあざ笑うように ― 否、心の底からあざ笑う声が響いた。少女の声だ。 「ゆべぇぇ!・・・ど、どれいの、ゆべぇぇ!・・・おねえさ、ゆべぇぇ!・・・だ、だずげ、ゆべぇぇ!」 「ねえ、さっきも聞いたことだけど、」 絶えず兄弟に押しつぶされ、もがき呻くまりさを眺めながら、少女が楽しげに問いかける。 「どうして私があんたを助けなきゃいけないの?それに、奴隷ってなに?誰が誰の奴隷なの?」 その問いかけの意味を、まりさは必死に考える。今自分を救えるのはこの少女だけだ。 回答を間違えて少女の機嫌を損ねれば、待っているのは『死』なのだ。 「ゆべぇぇ!・・・ま、まりしゃ、ゆべぇぇ!・・・どれい、ゆべぇぇ!」 「うーん?よく聞こえないなあ?」 目を細める少女に向かって、必死に声を張り上げる。 「ゆべぇぇ!・・・まりしゃがどれいですぅぅ、ゆべぇぇ!・・・おねえざんのどれいでずぅ!ゆべえぇ!」 「・・・だがら、だずげて、ゆべえぇ!・・・だずげでぐだざい、ゆべぇぇ!・・・おねがいじまずぅぅぅ、ゆべえぇ!!」 体中から餡子をもらしながら、口から餡子を吐き出しながら、まりさは『回答』を口にした。 幼いながらも死の淵で、それこそ必死に考えて導き出した答え ― その答えを少女は、 「ふっ」 鼻で、笑った。 「ふっ・・・・ふふふふふ・・・・。あははははははははははははははは!」 少女の嘲笑がこだまして聞こえる。まりさを繰り返し踏みつける兄弟達の叫びも、溶けながら踏みつけられるまりさの悲鳴も、かき消すように。 何を当たり前のことを言ってるの? ― と、高らかに笑い声が響く。 「あーおっかしー!そんな決まりきったことで必死になってさ、馬鹿じゃないの?」 少女は遥かな高みからまりさを見下ろし、蔑む。 愚かで脆弱なゆっくりと、万物の霊長たる人間 ― 一体どちらが奴隷なのかなんて、考えることすら馬鹿馬鹿しいと。 「まあ、いいか・・・。ねえ、奴隷なら私の言うことなんでも聞いてくれるんだよね?」 まりさは少女の問いかけに、もう答えることができなかった。 煮えたぎる暗い絶望の底で、ゆべえ、ゆべえ、と声を漏らすことしかできなかった ― もう、何もする気にもなれないのだった。 「何だ、もう終わりなの?つまんないなあ。・・・・じゃあ、最初で最後の命令ね。」 「たっぷり苦しんで、それから死になさい。」 少女はそういうと、これまで『弱』だった火力のつまみを一気に『強』まで引き上げだ。 「「「「「ゆぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」」 少女と奴隷とグリル鍋 ―完― めっちゃ久し振りの投稿です;ていうか春コンペ以来になってしまいました。 私は結構書くのが辛い人なのですが、皆さんのご感想と自己顕示欲を糧に頑張りますので、 応援よろしくお願いします! 火鉢あき 過去作品一覧 anko1147 虐待鬼意山の流儀 anko1344 ゆっくり時計の作り方 anko1538 思い出の数だけ(餡子ンペ2010春・表 虐待部門2位) anko1631 ペットショップ(餡子ンペ2010春・裏 虐待部門1位)
https://w.atwiki.jp/srwdd/pages/441.html
イベント開催期間 2023年11月27日 メンテナンス終了後~2023年12月15日 13 59まで イベント形式 シナリオ付きクエストのクリア及び各難易度のクリア イベント報酬 シナリオ第1話クリアエヴァンゲリオン2号機(式波・アスカ・ラングレー)格闘(蹴り)(R) 真ゲッター1(流竜馬)ゲッターバトルウイング(R) シナリオ第3話クリア真ゲッター1(CP)(式波・アスカ・ラングレー) シナリオクエストバトルミッションパレットライフル(CP)(R) ゲッタートマホーク(CP)(SR) 攻略情報 手持ちユニットを出せるので苦戦することは無い。チェイン系のバトルミッションが無いので気にせずフルオートでOK。 その他 通常のポイント形式のイベントと異なり、各難易度を一度クリアし、ミッションを達成したら周回する必要はない。 クロッシングパイロット用のR・SR武器はこのイベントのみで特性5にする分(6個分)入手可能。このイベント以外で入手出来ないので、間違って売ったり限凸素材にしてしまわないように要注意。 また、第15回共闘戦交換所でプログレッシブナイフ(CP)(R武器)が配布中。共闘武器なので限凸や昇格の専用素材も交換所で配布。 クエストクリア回数ミッションは無いが、共闘戦ミッションの方でエヴァ関連パイロットのミッション有り。 2021年3月のクロッシング・パイロット第5弾以来、リニューアルしての開催。 これまでのCPと違い報酬でSSRを獲得できず、SSRを排出する期間限定ガシャが開催されている。ただし関連ミッション終了後(12月下旬頃)に無料で配布される予定。オーブや共闘メダルなどは入手できないが武器を揃えるだけなら石不要。予定通り12月20日に配布された。 なおこれまでのCP武器は限凸に専用素材が必要だったが、今回は通常の素材で限凸できる。 DD本編とは無関係の平行世界が舞台。「シンジ、ゲッターロボに乗れ」 寺田SSVによるとこのセリフは真っ先に思いついたとか。A.T.フィールドは強力な攻撃なら破れるが今回はあえてハードルを上げたらしい。 早乙女博士と碇ゲンドウが意味深な会話を繰り広げるが裏設定や今後の展開は一切不明。考察勢が待たれる。 コメント欄 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/3672.html
今日 - 合計 - シーバス・フィッシング2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時15分23秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して