約 525,950 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1397.html
仮面ライダーリリカル電王sts第一話「次元を超えて」 その頃、デンライナーでは、 「気配が全く掴めねぇ。」 モモタロス達が悪戦苦闘していた。普通ならケータロスに掛けるが肝心のケータロスが車内にあった為、このようなことになっている。このまま、打つ手はないのかと諦めかけたその時! 「やっとかよ、良太郎の気配見つけたぜ!あの野郎どこほっつき歩いてやがったんだ。話してくるぜ。」 モモタロスは、勢いよく良太郎の気配がした場所へ向かった。 良太郎は、戸惑っていた。いきなり次元世界だの時空管理局だの言われたからである。 困り果てた様子の良太郎へ、なのはは、近寄り、話しかけてきた。「私の名前は、高町なのは。あなたの名前は?」良太郎は答える。「野上良太郎と言います。しかし、ここどこですか?ミッドチルダなんて場所知らないし…。」 その後、なのははミッドチルダや時空管理局について説明し、話が佳境に差し掛かった時、突然、スバルが倒れたのだ。ティアナとなのはが、スバルを医務室に運び、良太郎は、いろいろ考えていた。(皆、どうしてるのかな?)良太郎が、物思いに拭けっていると、 突然、基地内に、アラートが鳴り響いたのだ。 「何があったん!」 部隊長であるはやてがオペレーターに聞くと「B地区に正体不明の魔力反応とガジェットが出現、航空魔導士隊が向かっています。」と言い、はやては、 「スターズとライトニングを向かわせて!スターズ1とライトニング1は正体不明の魔力反応の方を、残りはガジェットを頼むで。」はやては、そう指示すると小さく呟いた。 「ホンマ、何が起きとるんや。」 一方、良太郎はそのB地区に迷い込んでいた。 「ここは、どこだろう。」 そこに、ガジェットが襲いかかる。 「うわっ。どうしよう。」ガジェットに囲まれている良太郎。 その数なんと100機であり、ダメだと思った次の瞬間、桜色の閃光が全て破壊していた。「りょ、良太郎君、何でここに。」 「いや、迷っちゃって。」 その時だった、二人の目の前にモレクイマジンが現れたのである。 「何で、電王が此処にいるんだ!」 良太郎は驚愕した。(何故、イマジンが)そう考えた時、隙を突いて攻撃してきたのだ。 なのはは、防ごうとするも距離が遠すぎて届かない。避けるにしても瓦礫が多すぎた。モウダメだ。そう思った時、医務室で寝ていたハズのスバルが何故か鉄パイプで攻撃を防ぎ、「す、スバルちゃん。身体大丈夫。」 良太郎は問うがスバルは、こう答えたのだ。「何、言ってやがる。お前こそ、大丈夫かよ!あんなヘナチョコな攻撃ぐらい避けるぐらいしやがれ!!」 良太郎は驚いた、さっき、会った時と口調が全然違っていたのだ。「ち、ああもう面倒くせぇなぁ。おい、スバル!説明しやがれ。」「もう、分かったよ。」そう言った後、おもむろにスバルは説明した。 「あの、言っても解らないと思いますけど、今、私の中にイマジンというのが憑いているんです。」 良太郎は、とてつもなく驚いた。 「その、イマジンの名前はえ~っと確か、「えっと、もしかして、モモタロス?」スバルが説明しようとすると良太郎は呟いた。 「そうそう、モモタロスです。」 「えぇ~。」 良太郎は、ミッドチルダに来て、二度目の驚愕をした。 「相手されないしかつ出番がないのは寂しいな。」 「えぇ、ユーノ君やクロノ君の気持ちがわかりました。」 かたや、一方では、なのはとモレクイマジンがいつの間にか仲良くなっていたのであった。 次回予告 仮面ライダーリリカル電王sts第二話 モモ「いよいよ、俺の出番だぜ!大暴れしてやる。」 ハナ「ちょっと、モモタロス!その前に何でスバルに憑いてしまったのかの説明があるでしょ!」 モモ「お、おう!分かってるよ!次回「次元を超えて俺、参上!」ハナ「次回も、見てください」 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/291.html
集計範囲内の順位 順位 名前 回数 1 初音ミク@カオスロワ 70 2 ◆6/WWxs9O1s@カオスロワ7期 64 3 ◆6/WWxs9O1s 62 4 ギャバン 41 5 マリオ 33 6 柊かがみ@ニコロワ 31 7 ルイージ 26 8 ユーゼス・ゴッツォ 22 9 初音ミク@ニコロワβ 20 10 スバル・ナカジマ@アニロワ2nd 18 10 柊かがみ@カオスロワ 18 12 風見志郎 17 13 修正したあとすぐ熱血~狂気のKX.Hw4puwg 16 14 スバル・ナカジマ@ロボロワ 14 14 キョン@kskロワ 14 14 キョン@ニコロワ 14 17 フォルカ・アルバーグ 13 17 スバル・ナカジマ@なのはロワ 13 17 スバル・ナカジマ@カオスロワ 13 17 キカイダー 13 17 八雲紫 13 通算順位 順位 名前 回数 順位変動 1 ◆6/WWxs9O1s 681 → 2 柊かがみ@カオスロワ 410 → 3 柊かがみ@ニコロワ 313 → 4 ギャバン 312 → 5 ユーゼス・ゴッツォ 239 → 6 泉こなた 196 → 7 マリオ 164 ↑ 8 タケシ 156 ↓ 9 門倉雄大 141 ↓ 10 南光太郎 132 ↑ 11 柊かがみ@漫画ロワ 124 ↓ 12 ルイージ 123 ↑ 13 涼宮ハルヒ@ニコロワ 108 ↓ 14 初音ミク@カオスロワ7期 117 ↑ 15 ◆6/WWxs9O1s@カオスロワ7期 113 ↑ 16 阿部高和 112 ↓ 17 キョン@アニロワ 109 ↓ 17 ゾフィー 109 ↓ 19 キョン@kskロワ 103 → 19 高良みゆき 103 ↓ 21 キョン@ニコロワ 100 ↓ 22 修正したあとすぐ熱血~狂気のKX.Hw4puwg 96 ↑ 23 南夏奈 95 ↓ 24 八雲紫 94 ↓ 25 岩崎みなみ 93 ↓ 26 風見志郎 92 ↑ 27 相羽シンヤ 89 ↓ 28 スバル・ナカジマ@アニロワ2nd 87 ↑ 29 柊かがみ@出典不明 85 ↓ 30 城茂 84 ↓ 31 ドラス@ロボロワ 81 ↓ 32 チンク 79 → 33 高町なのは@出典不明 78 ↓ 34 涼宮ハルヒ@アニロワ 77 ↑ 35 渚カヲル 76 ↓ 36 柊かがみ@アニロワ2nd 75 ↓ 37 フォルカ・アルバーグ 70 ↑ 38 女プーチン書き手 69 ↓ 39 先生@ドラえもん 66 ↓ 40 スバル・ナカジマ@ロボロワ 65 ↑ 40 南斗脱衣拳伝承者 65 → 42 泉こなた@らき☆ロワ 61 ↑ 42 滝和也 61 ↑ 44 桂ヒナギク 60 ↓ 44 柊つかさ@らき☆ロワ 60 ↓ 46 ギルガメッシュ@出典不明 57 ↓ 47 ザフィーラ 55 ↓ 47 ミオ・サスガ 55 ↑ 49 初音ミク@安価カオスロワ 54 ↑ 50 キョン 51 ↓ 同一人物統一時の順位 順位 名前 回数 順位変動 1 柊かがみ 1092 → 2 ◆6/WWxs9O1s 874 → 3 キョン 506 → 4 スバル・ナカジマ 321 ↑ 5 ギャバン 312 → 6 泉こなた 311 ↓ 7 涼宮ハルヒ 272 ↓ 8 初音ミク 251 ↑ 9 赤木しげる 249 ↓ 9 ユーゼス・ゴッツォ 239 ↓
https://w.atwiki.jp/irorowa/pages/17.html
人間は一人では生きていけない生物――故に人【類】 人という生物は一定のラインから他人の侵入を、線の中に踏み込むことを拒む。 己を守りたい、敵から、悪意から、重圧から。 だが最後に行き着く先は他人との触れ合いを求める。 仮に己の殻に閉じ篭り、電子の世界に日々時間を費やすような人間がいたと仮定しよう。 そこは己の欲を己の思うがままに満たしてくれる、言わば楽園のような場所であり多くの人間が愛用している。 多くの人間が存在するが故に争いが生じることも在る。 自分の世界、主張が他人に汚されたとなると人間は黙っていられない。 それが不毛な争いや議論を生み出してしまう。 それが嫌なら自分の世界を曝け出さずに傍観者に回り込めば欲は満たされる。 そして同じ趣味、似たような世界を持つ者だけと交流していれば自分の世界は侵されない。 こうして人は『形だけの馴れ合い』を繰り返してしまう。 交流をしていると徐々に発言や言葉を交わす回数が増えて行き互いが互いを深く知る。 だがいい情報だけとは限らずそこで自分とは生きている世界が違うと認識する可能性もある。 『慣れ合いを続ければ省かれることや他人の目を気にしてしまい思うように発言が出来なくなってしまう』 電子の世界だろうと他人の目を気にしてしまい思うように動けない。 それが趣味の範囲なら合わない人間との馴れ合いを避ける、辞めるだけで害はない。 だがある程度の世界を晒す、コミュニティの様な、それなりの人数がいたとしたらどうだろうか。 一人との会話でもグループに知れ渡りその発言に常に気をつけ無くてはならない。 そうしてる内に思ったことを口に出せず偽善を騙る行為が止まらない。 嫌になり外部との連絡を断っても他人の蜜を覚えてしまった人間は再び求めてしまう。 そして人間はそれを守るために動く―― 大切な聖域や愛する人を守るために―― 「俺はエウレカを守る……そのためだったら人だって!」 ■ 「そうか……悪いことを聞いちまったなレントン」 会話を行う赤い髪の男、名を伊達スバル。 竜鳴館に通う学生であり陸上部期待の星、そして生徒会に参加している。 家事全般をこなし喧嘩も強くグループの兄貴的な存在を担っていた。 そんな彼がここで初めて出会ったのがレントン・サーストン。 自分よりも年齢は低そうに見えるが彼は軍人であり愛する人が存在するようだ。 身近にも軍人が存在するため気にはならないし、恋愛に年齢は関係無い。 ここが殺し合いと言うことを踏まえスバルは一つの質問をした。 【そのエウレカって子を守るためにお前は修羅になれるのか】 レントンは迷わず答えた。 その歳で即決に解を導き出すのにどれくらいの人生を歩んできたのか。 しかしその気持をスバルはよく理解していた。大切なものが彼の中にも存在するから。 彼も自分の大切な聖域を守るためならその身を投げ捨て立ち塞がる壁を排除する修羅となる。 だから、レントンの言葉は彼の奥に響く――大切なものを守りたい気持ちを守りたいから。 故に伊達スバルの中に残っていた最後の甘さが発動してしまう。 「そっか……レントン少年俺は乗っている人間なんだ」 「!スバルさん……!」 「俺にも大切なモンがある……だから俺の気が変わらない内に――消えろ」 大切な者、大切な物は絶対に守り通したい。 スバルだってそうだ、あの聖域が、仲間が死んだら、この世界に存在する価値はあるのか。 レントンも彼女が、エウレカがこの世から消えてしまったら生きる目標を失うだろう。 音を立てて何かを捨てるスバル。 腰に付いていた立体機動装置と呼ばれるものから血が堕ちる。 音を立てた正体――それは死体である。 名を二階堂奏。演劇部に所属している高校1年生。 脚本家だがその才能は奇抜で万人が首を頷けるとは限らない脚本を描き上げる。 そんな彼だがモノログの謎を解明し日本全土を巻き込み呪いを破壊した功績も在る。 素晴らしい頭脳を使った考察と行動力はこの殺し合いでも脱出の要となっていたかもしれない。 首には穴が開いている。 立体機動装置のワイヤーで貫かれた穴である。 スバルは問た、誰かに出会ったか、二階堂は言った、誰にも出会ってないと。 ただそれだけのやりとりでひとつの命の幕が閉じた。 無論伊達スバルは普段から人を殺すような男ではないが―― 「あいつらを守るためなら他の奴らを殺しても構わない」 【二階堂奏@拡散『希望』 死亡】 【F-2森/一日目・昼】 【レントン・サーストン@真!ゲッターロボ世界最後の日】 [状態]: [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給1~3 [思考・状況] 基本行動方針:エウレカを守りぬく 1:スバルさん…… 2:エウレカと合流したい 3:俺は人を殺せるのか…… 【備考】 【伊達スバル@つよきす】 [状態]: [装備]:アニの立体機動装置@進撃の巨人 [道具]:基本支給品、不明支給0~3 [思考・状況] 基本行動方針:レオ達を守るためなら―― 1:もう後には引けない 2:レントンは―― 3:他の知り合いも…… 【備考】 ※参戦時期は3学期初詣後。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2265.html
第一放送まで 時間 タイトル 登場人物 作者 一日目AM0 00 それは最悪の始まりなの 高町なのは(A s・StS),クロノ・ハラオウン,フェイト・T・ハラオウン(A s・StS),プレシア・テスタロッサ GX氏 一日目AM0 06 Wolkenritter シグナム,シャマル 反目のスバル氏 一日目AM0 12 武人と魔女 ゼスト・グランガイツ,C.C. ゲッターロボ昴氏 一日目AM0 20 少女の泣く頃に~神流し編~ エネル,シャーリー・フェネット なのは×終わクロ氏 一日目AM0 21 特別捜査、開始 ギンガ・ナカジマ,インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング 反目のスバル氏 一日目AM0 40 なごり雪 八神はやて(A s),セフィロス ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目AM0 50 オタクと吸血鬼とレバ剣と スバル・ナカジマ, アーカード,泉こなた GX氏 一日目深夜 反逆の探偵 L,ザフィーラ メビウス×なのは氏 一日目深夜 二人の兄と召喚士 ミリオンズ・ナイブズ,殺生丸,キャロ・ル・ルシエ ◆jiPkKgmerY氏 一日目深夜 駆け抜ける不協和音 浅倉威,矢車想,ヴィヴィオ,エネル マスカレード氏 一日目深夜 Heart of Iron エリオ・モンディアル,シェルビー・M・ペンウッド,柊かがみ ◆WMc1TGFkQk氏 一日目深夜 悪魔とテロリスト 高町なのは(A s),チンク,カレン・シュタットフェルト ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 Railway Track ルルーシュ・ランペルージ,ディエチ 反目のスバル氏 一日目深夜 少女、その想い フェイト・T・ハラオウン(A s),早乙女レイ GX氏 一日目深夜 CROSS CHANNEL クアットロ,アレクサンド・アンデルセン,アンジール・ヒューレー ◆WMc1TGFkQk氏 一日目深夜 狂奔する正義 八神はやて(StS) ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 非常食? 武蔵坊弁慶,アグモン 反目のスバル氏 一日目深夜 勇気の選択 クロノ・ハラオウン ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 家族 ヴィータ,キング,ギルモン,八神はやて(StS) マスカレード氏 一日目深夜 ギブアンドテイクの契約 ゼスト・グランガイツ,C.C. 反目のスバル氏 一日目深夜 不思議な出会いⅡ ユーノ・スクライア、ルーテシア・アルピーノ ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 柊つかさは殺し合いの夢を見るか? 遊戯十代、柊つかさ ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 火神——マーズ—— アレックス、シグナム、ティアナ・ランスター ◆Qpd0JbP8YI氏 一日目深夜 SWORD DANCER meet TYPOON アレクサンド・アンデルセン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード ◆jiPkKgmerY氏 一日目深夜 君想フ声 フェイト・T・ハラオウン(StS) 反目のスバル氏 一日目黎明 アイズ L、ザフィーラ ◆Qpd0JbP8YI氏 バトロワまとめへ TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/568.html
←前:グランツーリスモ4/収録車種 →次:グランツーリスモ5 プロローグ/収録車種 車種はなんと全9車種のみ。(没データで2台も入っている)これとチューニング仕様という水増ししか無い。 ただ、フェラーリが初めて入っていたりと捨てがたい魅力もある。 目次 + ... スズキ スバル トヨタ フェラーリ ホンダ マツダ ロータス 三菱 日産 スズキ スズキ カプチーノ (EA21R) 95 スバル スバル インプレッサ セダン WRX STI spec C タイプ RA 05(没データ) スバル インプレッサ ラリーカー 99(没データ) トヨタ トヨタ セリカ GT-FOUR ラリーカー (ST205) 95 フェラーリ フェラーリ 599 06 ホンダ ホンダ インテグラ TYPE R (DC5) 04 マツダ マツダ ユーノスロードスター (NA Special Package) 89 ロータス ロータス エリーゼ 111R 04 三菱 三菱 ランサーエボリューション IV GSR 96 三菱 ランサーエボリューション IX GSR 05 日産 日産 スカイライン GT-R V・spec II (R32) 94
https://w.atwiki.jp/n3rally/pages/42.html
車種名 WRS クラス B 最高出力 330ps 車体重量 1300kg パワーウェイトレシオ 3.9 吸気形式 ターボ 駆動方式 F4 入手金額 0-100km/h加速 xxx sec. 最高速度 187km/h メモ ハッチバックは、戦闘力向上の証。スバル最後のワークスマシン 記事は編集中です。 概要 元ネタ解説 富士重工 スバル・インプレッサWRX STi スペックC(GRB) 1993年にデビューした初代インプレッサは、95年から97年にかけてWRCを3連覇するという偉業を成し遂げた。スバルは2001年から2代目となるGD型へと競技ベース車両をシフト。より成熟されたボディを獲得したGD前期型インプレッサ、通称「丸目」ではデビューイヤーの2001年にR.バーンズが、フェイスリフトを施された2003年のGD中期型、通称「涙目」ではP.ソルベルグがそれぞれドライバーズタイトルを獲得し、戦闘力の健在ぶりを見せる。さらに2004年、初開催となるラリー・ジャパンではソルベルグが初代王者となり、こちらも多数のタイトルを獲得する車両となった。 しかし、この辺りからスバルの戦闘力は下降の一途を辿ることになる。マシン開発が迷走を始め、さらにライバルが戦闘力の高いマシンを投入してきたのである。シトロエンC4、フォードフォーカスといった最新のマシン相手に、セダンボディのインプレッサは大苦戦。更なる戦闘力を求めたスバルは、新たにマシンなマシン開発を進めることとなった。 こうして生まれたのが第3世代のインプレッサ、GH/GR型インプレッサである。本作に登場するのはグループNに参戦していたGRB型WRXではないかと推測される。開発にあたってはWRC王者となったソルベルグの要望である「オーバーハングを限りなくゼロにする」を実現するためハッチバックボディとなった。車体の慣性モーメントをなるべく小さくし、戦闘力の向上を狙ったのである。C4やフォーカスがハッチバックボディで参戦していたことを考えると、インプレッサがセダンからハッチバックへ転換したのも勝利のためには合理的な判断であったと言える。 エンジンは伝統のEJ20にIHI製ツインスクロールターボを組み合わせたEJ207。パワーは自主規制値の280馬力を凌駕する308馬力を発生させ、6速マニュアルミッションを介し伝統のシンメトリカルAWDシステムで四輪を駆動させる。スペックCではECUチューンなどが行われ、パワーは据え置きながらよりレスポンスが向上するようにセッティングされている。足回りはこれまたソルベルグの意見を取り入れたマルチリンク。ストラット式であるGDBよりもマルチリンクを採用していたレガシィアウトバックの方がソルベルグ的には高評価だったようで、それを取り入れる形となったようだ。 戦闘力を着実に向上させたインプレッサはWRカー規定に合わせてマシンを完成させ、WRC2008年シーズンに参戦。デビュー戦となるアクロポリス・ラリーではソルベルグが2位表彰台を獲得し、スバルが第一線に返り咲いたことを示すには十分な戦績を残す。ここから王者スバルの逆襲が始まる…と書きたかったところだが、資金不足に悩まされた上に開発を担当したプロドライブの混乱の煽りを受け、マシンの熟成は難航。戦績は芳しくなかった。また、仮にこれらの問題が解決されていたとしても、スバルがシンメトリカルAWDを採用している以上不利であることは認めざるを得ない事実である。これはレギュレーションに起因しており、エンジン搭載位置は規定内で自由に変更できてしまうのだ。横置きエンジンのマシンであれば車体中心にエンジンを近づけることで大幅に重心を改善できるが、スバルは水平対向エンジンの縦置きレイアウトであるためそのような手法が極めて取りにくい。WRカー規定である以上は避けて通れない運命だったとしか言いようがない。 2008年シーズンをもって、スバルはWRCへの参戦を終了を発表。93年1000湖ラリーで華々しいデビューを飾ったインプレッサは、ラリー・フィンランドと名前を変えた同ラリーでC.アトキンソンが3位表彰台を獲得、インプレッサ引退前の最後の表彰台を飾った。ワークスとして14年間同一車種を用いたフルエントリーの記録は、WRC史上最長となっている。 WRCでは規定の都合もあって思うような結果を残せなかったGRB型インプレッサではあるが、ラリーアメリカではK.ブロックらのドライバーがこの型のインプレッサで大活躍。ブロックに関してはYoutubeに投稿されている動画「GYMKHANA」シリーズの初期にGRB型インプレッサに乗って爆走しており、彼を代表する車種の1台となっている。その他、グループNマシンで戦うPWRCにおいても新井敏弘らがGRB型インプレッサで参戦。改造範囲が狭いこの規定では高性能4WDマシンが重宝され、三菱のランサーエボリューションとともに一世を風靡したのである。 3世代に渡ってWRCに挑み、同じラリーで最初と最後の表彰台を獲得するというドラマを生み、そしてWRCを去ったインプレッサ。3代目インプレッサは、日本のラリー史と切っても切り離せないスバルの最後の華として、その名を現在に残しているのである。
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/196.html
司書長の脱出騒動記 XmEGL6lT レスキュー隊員であるスバルが現場へと辿り着いて最初に思ったことは、驚愕の一言に尽きた。 どの災害の現場へと向かっても同じ、怪我により助けを求める人の悲鳴、家族を案ずる悲痛な叫び、 何処へ向けるとも知れない怒りの咆哮。 ‘それがほとんどと言って良いほど無かった。’ 「えーっと…」 「レスキューの方ですか?」 「あ、はい。あの、状況は―――」 「それが、どうも死人どころか怪我人もほとんどいないみたいなんですよ。」 「「「「ええ!?」」」」 スバルも含めて、隊員全員があり得ないと思った。 写真で見た限りでは、それなりの規模のビルであったはずだ。 それが完全に倒壊したというのに死傷者がほとんどいないなんてことがあるのか。 その疑問に気づいたらしく、現場の一時的な責任者は説明を始める。 「爆弾は人の使用しない中腹の階に設置されていまして。それによる直接の被害者はゼロです。」 「で、では、下層の方はともかく上層の方は!?」 「それが、魔導師の方がおられまして。 倒壊前に転送魔法で私も含めたほぼ全ての方を救出してくださったのです。」 「ビルの上層にいた人間のほとんどを、ですか!?」 「すごい…!」 スバルが感心したのも無理はない。 より巨大に、より多くの人間を転送させるには相応の技量が必要となるのだから。 しかし、隊員達が安堵と感心に色めき立つのを見て、男は沈鬱な表情へと切り替わった。 「ただ…その、転送直前にその方は逃げ遅れた子供を助けるために…瓦礫の中へ…」 「っ―――!」 「なんて、ことだ…」 「あんな倒壊した瓦礫の中だとすると…並のシールドじゃあ、張ってもすぐに潰されちまう…」 「そんな…!」 絶望に染まったのは、スバルも同じであった。 せめて、その使い手が転送魔法と防御魔法。共に卓越した技量でも持っていれば別だろうが。 「っ…隊長。どう、しますか…?」 「…あの瓦礫の量では、撤去にも一苦労だ。とりあえず、崩れないような場所から作業を開始するぞ!」 「「「「了解!」」」」 「あの、身勝手なお願いなのですが… もしも、彼を見つけたのならば知らせて貰えませんか…私達重役は、皆彼に救われたので。」 「…分かりました。彼の特徴は?」 「ええ。金髪で、長い髪を後ろでリボンで束ねていたはずです。」 「男性が、ですか?」 「はい。ああ、綺麗な翡翠の瞳でメガネもかけておられました。」 「…え?」 その言葉に、持ち場へと向かおうとしていたスバルは動きを止める。 何十人もの人間を転送させられるほどの魔法の使い手。 そして、聞いたかぎりのその魔導師の身体的特徴。 「ま、さか―――!?」 マッハキャリバーに命じて自分のプライベートフォルダから‘彼’の写真を呼び出し、 それを隊長、ならびに責任者に見せる。 「あの!ひょっとして、その男の人ってこの人ですか!?」 「は?って、おい、ちょっと待て、スバル!」 「あ、ああ!間違い有りません!彼が、私達を助けてくれた魔導師です!」 外れて欲しかった想像が現実となった瞬間、スバルは頭の中が真っ白になるのを感じた。 ◆ 「よ、いしょっ…と。」 手前にある岩に触れないように移動して、ユーノは視界を確保する。 薄暗いどころか、ユーノが持つペンライト以外に光源が全く存在しない場所で、 ユーノはただため息をこぼした。 (はぁ…失敗したなぁ…転送魔法ももう使えないし…変身して通り抜けられそうな穴もないみたいだ。) 状況から考えれば、酸素が入ってくるぐらいの隙間はある…と考えたい。 もしそれすら無かったなら、確実にタイムリミットが縮まる。 (とりあえず、眠って体力と魔力を回復させよう。 一人分の魔力さえ回復させれば…まあ、それまで崩れなければ、の話か…) 後ろにあった瓦礫に腰を下ろし、ライトも消して瞳を閉じた青年は、やがて静かな寝息を立て始めた。 その近くで、小さな瓦礫がカラリと転げ落ちる。 無限書庫司書長、ユーノ・スクライア。 彼がいるのは…倒壊したビルの瓦礫の中。 ことの起こりは単純なものだった。 管理局への反抗、という名目の無差別テロ。 一般市民を巻き込んだそれの中に、偶然ユーノが紛れ込んでいたのだ。 ビルが瓦解するギリギリまで、ユーノは出来うる限りの人を助けるために転送魔法を敷いていた。 そして、もう限界という状態まで待ったユーノはビル崩壊の限界に魔法を発動―――しようとして、 離れた場所で倒れている子供を見つけた。 そこにユーノが重ねたのは、かつて海鳴で死にそうになって倒れていた自分。 周囲が止めるのもかまわず、ユーノは子供へと飛びつき、魔法陣へと投げ込んで…その瞬間にビルが倒壊。 何とか転送魔法は成功したが、ユーノは魔法陣に入れなかった。 崩れ落ちる瓦礫の中でシールドを張って難を逃れた結果…現在の状況へと陥ってしまったのだ。 大規模の転送魔法、 そして崩れ落ちる大量の瓦礫から身を守るためのシールドにユーノの魔力は完全にエンプティ。 しかも、周囲は今にも崩れ落ちかねない瓦礫の洞窟。 その命のタイムリミットは、少しずつ、だが確実に時を刻んでいった。 ◆ 「おい!馬鹿、スバル!ちょっと落ち着けっ!」 「落ち着いてます!落ち着いてるから探してるんです!」 ユーノが瓦礫の下に埋もれていることを知ったスバルは、 マッハキャリバーで周囲の瓦礫を崩さないように走る。 その状態で、かたっぱしから対人探査魔法を走らせていた。 「分かってんだろ!こんな状況じゃ、助かってる可能性なんて本当に―――」 「分かってます!この事故の状況も! そして、あの人が…ユーノさんが、このぐらいの事故で死ぬような人じゃないってことも!」 「何を根拠に―――…待て、ユーノって…まさか、無限書庫の司書長かっ!?」 「ユーノさんの防御魔法なら、きっと瓦礫を逃れるくらい可能なはずです!」 「なら、どうして転送魔法で出てこない?」 「ユーノさんは魔力量が私達に比べて少ないんです… 大規模の転送魔法と、瓦礫を防ぐシールドで空っぽになったのかも…」 「魔力が回復すんのを待ってるってとこか…よし、スバル!お前はそのまま探査魔法を続けろ!」 「はい!」 レスキュー隊員として冷静な判断を下す一方、女としてのスバル・ナカジマは悲鳴を上げる一歩手前だった。 無事だという確信はある。だが、もしも魔力がエンプティならば次に崩れた時がユーノの終わりなのだ。 これほどの量の瓦礫。人一人を圧殺するのには十分すぎるのだから。 (絶対に…絶対に、助けてみせます!ユーノさんっ…!) 一刻も早く。一秒でも早く。 見る限り、瓦礫はかなりの量が積み上がっている。果たしてこの中のどこにいるのか。 ユーノの身長を考え、それを基準にプロテクションの大きさを予想。 その大きさの物体が停止しそうな場所を念入りにサーチ。 ‘ガシャシャシャ…’ 後ろでわずかな瓦礫が崩れ落ちる音に、冷や汗がどっと流れ出す。 小さな瓦礫であっても、崩れ続ければいつか大きなものを滑らせる原因となりかねないのだ。 (ユーノさん…ユーノさん…ユーノさんっ…!) 初めて会ったときから、多くのことを教えてもらった。 尊敬するなのはのこと。遺跡で起きた災害の現場のこと。 美味しい料理があるお店のこと。マニュアルとは違う魔法の使用法のこと。 そして、誰かを好きになるということ。 (まだ、伝えてないんです…だから…だから、必ず助けてみせます!) 頬を伝う汗。それを頭を振って飛ばし、次のポイントへと蒼の道が延ばす。 この道の先に、今度こそユーノがいると信じて。 ◆ ふと目を覚ます。 辺りを見回せば、相変わらずの暗い世界に自分が残されている。 もちろん、魔力の回復のために今の自分はフェレット状態だ。 (よし。それなりに魔力も戻ってる…転送魔法を使うには、ギリギリってとこかな?) フェレットの身体で隙間を抜けることも考えたが、 下手に瓦礫を踏めば連鎖で崩落する可能性もあるので中止する。 一刻も早く抜けたいが、現在の魔力量ではビルの外ギリギリ。 とすれば、もう少し待つべきか。 その迷いが、致命的な遅れになった。 ‘バァァァン……’ (え!?) 瓦礫の砕ける音とは違う。 明らかに人為的な炸裂音と同時に、ユーノの周囲の停止していた時間が動き出した。 (くっ…転送魔法、は…間に合わないっ!?) 次の瞬間。 足場の喪失と同時に、ユーノは崩壊する瓦礫へと飲み込まれていった。 ◆ 必死に探していたスバルの目の前に、妙な男が現れたのは突然だった。 「ここは危険です!すぐに退避を―――」 「うるっせえ!なんだよ!なんで誰も死んでねえんだよ!?」 「―――は?え?」 「管理局は自らの愚かさを知るべきなんだ!そのための犠牲なのに、なんで誰も死んでねえんだよ!」 「犠牲、って…まさか、あなたがっ!?」 テロリスト。 その言葉が頭に染みこむと同時に、嫌な予感がスバルの全身を襲った。 それは、戦闘機人として発達した五感によるものか。それとも、女としての直感によるものなのか。 どちらにしろ、その予感を払拭すべくスバルがリボルバーナックルを構え、相手へと駆け出そうとした瞬間。 「この中に、俺達の理念を邪魔したやつがいるんだな…管理局の犬がよぉっ!」 「っ―――、止めろおおおおおおおおおおおおおおっ!」 「おっらぁっ!」 男が放った魔力弾が、今なお危ういバランスで保たれている瓦礫の山に直撃した。 ‘ゴガガ‘ズズズズズズズ…’ガガガ‘バキバキバキバキッ……’ガガガガガガ‘ギャリギャリリリリン!’ガガガガガ!‘メギョメギョギョ…’…!’ 様々な破砕音と同時に、あっという間に崩落が始まる。 その中には、探しているはずのユーノがいたはずで―――! 「お、ま…えええええええええええ!?」 「へっ!ざまみやが―――え?」 「一体何―――っ!?」 テロリストがポカンとした表情になったのを見て、怒りの拳が行き場を一度失う。 その驚愕の瞳が何を見ているのかと振り返る。 ―――崩れ落ちる絶望に抗うかのように、翡翠の球体が浮かんでいた――― ◆ 「ぅ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 フェレット状態でのスフィアプロテクション。 巨大な瓦礫の隙間を縫うようにして必至に回避しつつ、細かい瓦礫を弾き続ける。 今度潰されれば、もはやそれに耐えきれるかは分からない。 残された魔力を使い切る覚悟で必死に回避を続ける。 自分がいた階層と落ちていった瓦礫から考えれば、もう落ちてくる量は少ないはずなのだから。 (まだか!まだか?まだかっ!?) 避ける。弾く。砕く。回り込む。飛び乗る。すり抜ける。 フェレットの体躯を活かして必至に飛び回るユーノの視界に、一瞬だけ眩しい光が差し込んだ。 (光が見える!もうすぐ脱出でき―――!?) その光が消えると同時。 自身の何倍もの大きさの巨大なコンクリートの塊が視界を埋め尽くした。 回避―――不可能。 防御―――不可能。 転移―――不可能。 (ち、くしょうっ……!) 何もかもが崩れ落ちていく中で、ユーノ自身の生への執着が絶望に押しつぶされて―――― 「ユーノさあああああああああああああああああああんっ!」 ―――その声に、絶望が弾き飛ばされた。 「ディバイィーーーーン…バスターーーーーーーー!!」 目の前にあった瓦礫が、蒼の光の奔流によって打ち砕かれる。 黒の絶望が消え去って、ユーノの視界に入ったのは突き抜けるような蒼い空。 そして、その蒼を貫く蒼の道を走る蒼の少女。 勢いよくその少女へと飛んだユーノを、柔らかく暖かな腕が抱き留めた。 ◆ 「ユーノさん!ユーノさん!ユーノ、さんっ…!」 「す、スバル…ははは、助けに来てくれたんだ…ありがとう…」 「はい!もちろんです!」 翡翠の光を見た瞬間、それがユーノのものだと知ったスバルはエクセリオンを起動。全力で駆け寄ったのだ。 そして、ユーノの進路上の瓦礫の大半をディバインバスターの一撃で吹き飛ばし、 その隙にユーノを捕まえて脱出に成功したのである。 「絶対に助けるって!そう決めてましたから!」 「そっか…っ!スバル、後ろだ!」 「へ?う、わあっ!?」 安堵したスバルの隙を突いて、テロリストの魔力弾が飛んでくる もっとも、それは目標に当たる前にユーノのラウンドシールドに防がれてチリと消えたが。 「スバル、あいつは?」 「この事件の犯人です!ユーノさん、しっかり捕まっててください!」 「うん、分かった!」 肩にユーノがしがみつくのを確認して、スバルは反転、男に向かって一気に距離を詰めていく。 「スバル!逃がす暇を与えちゃ駄目だ!魔法弾は僕に任せて!まっすぐ突っ込んで一撃で倒して!」 「さすがユーノさん!そういう分かりやすいの大好きです!」 受け取った言葉も、自分が返した言葉も、 以前に尊敬する女性が受け取り、返した言葉と近しかったのは偶然だったのか。 そんなことなど何一つ気にせず、スバルはエクセリオンを起動させたまま全力で相手に接近した。 次々と放たれる魔力弾を、もはや限界寸前のユーノが最期の力を振り絞ってシールドを展開して防ぐ。 「ぅ、おおおおおおおおおおおおおお!」 「ひっ、くそっ―――っ!?」 逃げようとした男の動きが、一瞬だけ止まる。その足に絡みつくのは、翡翠のリングバインド。 ただでさえ少ない魔力の残りかすで作られたそれは、本当に一瞬で破壊されてしまう…が―――― 「ディバイン・バスターーーーーーーーッ!」 ―――その一瞬が、男にとっての破滅までの時間だった。 ◆ 「えへへー。ユーノさーん、ご飯ですよー。」 「…うん。分かってた。分かってたよ、食事はこうなるかなって。」 連続した二度の魔力エンプティにより、当分は休養が必要となったユーノ。 もちろん、一刻も早く復帰するためにフェレットモードでいることに異論はないのだが… 『じゃあ、その間のユーノさんのお世話を私が!』 という、スバルの発言が何故か通った。 無限書庫の司書達が強引に取らせた有休も相まって、フェレットユーノ。 現在スバルの部屋でフェレットフードを囓っていた。 「それにしても、ユーノさんに怪我が無くて本当に良かったです。」 「あのとき、スバルがディバインバスターを撃ってくれなかったら、怪我どころじゃなかっただろうけどね…」 「あの時は、もう無我夢中でしたから…でも、ユーノさんもありがとうございます。 犯人逮捕に協力してもらっちゃって」 あの後、テロリストは担当の部署に引き渡されることとなった。 その件によってスバルの評価がまた一段と高くなったのは、本人のあずかり知らぬところではあるが。 「いやいや。あれはスバルが強かったからで、僕なんて魔力すっからかんで大した役には―――」 「そんなことないです。ユーノさんに守ってもらってるって、 そう思うだけで私…本当に安心して相手を倒すことに集中できました。」 「そうかい?なら、役に立てて良かった、かな。」 「はい!最後のバインドも絶妙のタイミングでしたし! なのはさんが、ユーノさんと一緒に戦ってたときの気分が、少し分かった気がします。」 かつて、ユーノと共に戦っていたなのは。 その尊敬する女性が言う、 背中の温もりというものがどんなものかを知ることができたスバルはご満悦であった。 だからこそ。いつか、背中ではなく隣にこの温もりが来てくれればと。 そう願ってやまないスバルは、 フェレットフードをぽりぽりとかじるユーノが頬を真っ赤に染めるような優しい表情で笑うことができた。 ◆ ~おまけ~ 『…そう言えば、フェレットで誰かの肩に乗って戦うのなんて、なのは以来だなぁ。』 『え、本当ですか?』 『うん。まあ、だから何だっていうような話だけどね。』 そんな会話があってから数週間後。 『―――だって。そうユーノさんが言ってくれたんだよ!』 「そ、そう、なんだ…?」 『なのはさんと私だけしか分からない感覚なんだって~。何だかすっごい嬉しくなっちゃってさぁ~♪ ねえ、聞いてる、ギン姉?』 「え、ええ…聞いてる、わよ…」 妹からのプライベートの話を受けたギンガ。 別に今は休憩時間なので、それは構わないのだ。 スバルからは見えない画面の向こう側に、偶然に出会ったフェイト・T・ハラオウンがいることを除けば。 「…ユーノを肩に乗せて、一緒に戦う…わ、私だって、そんなこと…!」 『それでねー、他にもさー♪』 (ああ、もう…あの人はどうしてこうも…!?) 画面の向こうの温度と、自分の前にある温度。 その差の板挟みに遭いながら、ギンガは八つ当たり気味にユーノへの恨み言を心の中で呟くのであった。 以上です。 えー、毎度毎度恒例の絵描き司書様。マジありがとうございます。既に、自分のSS挿絵が3枚目…感謝の言葉が尽きませぬ。 せめてものお礼として、今度は絵描き司書さんの絵からSSを書いてみようと頑張ります! では、次回予告ー! ヴィータ、ある日起きたらバニーちゃん!? アリア、珍味!フェレットを狩れ! はやて、眠れる我が子が羨ましくて よっしゃー!気合い入れていくぞー!…でも、二番目はこのスレじゃ無理だよなぁ。 95スレ SS シリアス スバル・ナカジマ ユノスバ ユーノ・スクライア
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/144.html
こなた「それじゃ、これより試合を始めますよー。雷電さん、ルールの説明をお願いします」 雷電「承知した。基本ルールはプロレスに準じたもの。相手をフォールして3カウントを奪うか、レフェリーストップに追い込めば勝ちでござる。 ただし、武器はあらかじめ大会委員会に申請している場合のみ、1個だけ持ち込み可能。 チート級の技は各自の良識で自重していただく」 こなた「はい、ありがとうございましたー。ではこれより、一回戦第一試合を始めます」 一回戦第一試合 スターズ(スバル・ナカジマ&ティアナ・ランスター)VSアニマル悌団(シマリス&花子) こなた「さあ、まずはスバルと花子がリング中央でぶつかったー!」 スバル「くぅっ……!」 こなた「さすがに力比べでは、ゴリラの花子に分があるか? スバル苦しそうだ!」 ティアナ「がんばれ、スバル! なのはさんの地獄の特訓を思い出して!」 スバル「そうだ、あれに比べれば……あれ……に……ガクガクブルブル」 こなた「あーっと! どうしたスバル! 突然頭を抱えて震えだしたぞ!」 ティアナ「スバルー!? 仕方ない、ここは私が……!」 シマリス「そうはさせないのでぃす!」 こなた「おーっと! シマリス必殺のクルミ投げが、ティアナの右手を切り裂いたーっ!」 ティアナ「ひっ! わ、私の手が……! 手がぁぁぁぁぁ!」 こなた「どうしたティアナ! 傷は浅いというのに錯乱しだしたぞ!」 雷電「おそらく、アニ2ndでビシャスに両腕を切断された忌まわしき記憶が蘇ったのでござろう」 こなた「あー、ここでレフェリーストップ! これ以上の試合続行は不可能との判断です!アニマル悌団、二回戦進出だー!」 スターズ●―○アニマル悌団 ◇ ◇ ◇ 一回戦第二試合 肉体労働コンビ(ルイージ&阿部高和)VS拳鬼(範馬勇次郎&ラオウ) こなた「さあ、両チームの先陣を切るのは阿部さんとラオウのようですが……。おおっと、ゴングと同時に阿部さんが走った!!」 阿部「ヤマジュン戦法No.1! 肛門(えん)は肉棒(ちょくせん)を包む!」 こなた「阿部さん、ラオウの周りを超高速で回り続けるー!」 ラオウ(こ奴……速い!) こなた「阿部さんがラオウの背後を取ったー!」 阿部「や ら な い か。答えは聞いてない!」 こなた「あーっと! 阿部さんの凶器が牙をむいたー!」 阿部「なにっ!? 馬鹿な……。俺のゲイボルグが拒まれた!?」 ラオウ「なるほど……。肛門から人体を破壊するとは変わった拳法だ……。だが、この拳王に隙は無し! 括約筋もしっかりと鍛えておるわ!」 こなた「ラオウの強烈な一撃! ショックの阿部さん、かわせない! 一発K.Oだー!」 ルイージ「くそっ、よくも阿部さんを!」 こなた「ルイージ、ルイージロケットでリングに突入! しかし……」 勇次郎「しゃらくせえ!」 こなた「勇次郎のかかと落とし一閃! ルイージ、あっさり撃墜だー!」 雷電(強い……。やはりこの二人が優勝候補の一角か……) 肉体労働コンビ●―○拳鬼 続く
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1318.html
なのは×バトルサッカー×ウイニングイレブン6 魔法少女リリカルなのはイレブン~フィールドの覇者~ 「きゃあああああああ!!!」 スバルはゴジラの必殺シュート『火の玉ボール一号』に体ごとはじかれ、ボールはゴールに突き刺さる。 ゴール前、スバルとゴジラの一対一のガチ勝負は、必殺シュートに軍配が上がったのだ! しこたま地面に体をぶつけたスバルを、サイドバックのティアナがかけ寄り抱き起こした。 「スバル……!? 腕が……。腕が折れてる――!?」 「げほっ、げほっ……うん。折れちゃったみたい……。またマリーさんに迷惑かけちゃうかも……」 「そ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」 「でも……私くらいしか。私くらいしか、向こうのチームのシュートを止められないんだもん……。なのは さんのシールドだってウルトラマンセブンさんの『アイスラッガー』はとめられなかったし、フェイトさん はキングギドラさんと競り合いしなきゃいけない……。ここで下がるわけにはいかないよ……」 「だからって……」 「大丈夫。腕は二本あるんだし、リボルバーナックルもギンガ姉から借りてきてる……。片手でもいけ―― ごふぅっ!」 「なのはさん!?」 いつの間にか二人に近づいていたなのはが、スバルのみぞおちに拳を叩き込んだ。 「なの……はさん……そんな、どうして……」 「スバル……大丈夫だから、ゆっくり休んで」 スバルは眼に涙を貯めながら、ふるふると頭を振ったが、そのまま意識を失ってしまった。なのははばた りと倒れるスバルの体をささえ、審判のファイター・ロアにタイムを要請した。運ばれてきたタンカにスバ ルを横たえる。 「なのは……さん……」 うわごとのようにそう言いながら、スバルの眼から涙が落ちる。なのははスバルの頬をなぞって落ちる涙 を指でぬぐいながら、待機状態にもどったマッハキャリバーをスバルの胸に置いた。 「お願いします」 二体のラドンが運ぶタンカを見送りながら、なのはは決意を新たに、相手フィールドをにらみつけた。 「スバル……スバルの意思は私が引き継ぐからね……ロアさん! キーパー交代! スバル・ナカジマから、 高町なのは!」 観客席が一気に盛り上がる。 フェイトがなのはに駆け寄った。 「なのは……くれぐれも無茶しないで。必殺シュートの直撃で吹き飛ばないのは、ダブルゼータさんくらい だから……」 「うん。フェイトちゃんも、キングギドラさんとの競り合いで怪我とか――もう遅いかもしれないけど―― しないでね」 「分かってる」 なのはが差し出したてに、フェイトはハイタッチをキめる。二人は正反対の方向を振り返り、それぞれの ポジションへと帰っていった。 「今日の試合は、ラフ・プレイが多いですね~」 「気をつけてプレイしてほしいですよ」 すでに五人の退場者がでているというのに、カビラと中西は紋切り型の台詞を実況席で吐いていた。 時は三日ほどまえにさかのぼる。ジェイル・スカリエッティ事件とよばれる一連の事件を解決した機動六 課はあらたな任務と訓練をおこなっていた。 そして暗い暗い暗すぎる、裸電球一個で照らした薄暗い室内に、スターズ、ライトニングの隊長と八神は やて部隊長の姿があった。 「へ……? 今度はサッカーやるの?」 高町なのはは今回のミッションについて、当然の疑問を六課部隊長はやてにぶつけた。 なんぞ、ロストロギア関連の事件でサッカーをしなきゃならんのか。 「はやて……このまえバトルゲートボールで大敗したばかりなのに……」 ヴィータはうつむきながら言った。先日ラドンとビギナ・ギナにゲートボールで負けたヴィータは、彼ら ――コンパチヒーローズにトラウマを持っている。 そのほかにも、機動六課は『異世界との交流』を目的としたさまざまな競技に借り出されている。 大相撲やらドッジボールやらゲートボールやらエアボードやら。 その相手となるのが各次元世界の代表選手で結成された『コンパチヒーローズ』だった。ほかにも『ラウ ンドナイツ』や『マグナイト・テン』やら『ゼウス』やらが参加していたが、いずれも『機動六課』か『コ ンパチヒーローズ』にやぶれさり、二つのチームはどんな競技でも頂上決戦をおこなっていた。 「最近負け続きだもんね……わたしたち」 だが、なのはの言葉と裏腹にこの一連の行事はかなり大成功していたりする。フィールドで生まれる名場 面が観客を魅了し続けているのだ。どっかのアイドルが作ったフットサルチーム以上の人気が、いまの機動 六課にはあったりする。 特に毎度繰り広げられるフェイト・T・ハラオウンとキングギドラの対決は、もはやファンのなかでも語 り草になるほどの迫力を持ち、ファンの間では貝獣大決戦と呼ばれていた。 ちなみに言われる本人達は「こ、光栄です……」「わ、私達がですか……光栄です……」と顔を赤らめな がら言うもんだから、さあ大変。さらにコアなファン層がくっついてきた。 ほかにもスバル・ナカジマ対セブンのガチンコドッチボール対決やら(両者ともスバルとセブンを残して 全滅、両者のHPが同時にゼロになるという劇的な幕切れという決着だった。ファンの間では再び二人のガ チンコ対決が行われるのを待ち望む声が聞こえる)、ティアナ・ランスターとザクⅡの頭脳戦(二人をチー ム一の凡人と侮っていたファンたちをうならせた。二人を神に選ばれたライバル同士と見るファンが多い)、 エリオ・エリオモンディアルとRXの疾風対決(別名、盗塁対決ともよばれている)やらが展開されていた。 「最初は失墜した管理局のプロバガンダだったんですけど、思いのほか人気でちゃって。やめるわけにはい かなくなったんですよ」 と、苦笑しながら語るのはコンバチバトル会長のダーク・ブレイン氏。サッカーのメッカである管理外世 界「地球」で、ガーナのサッカー協会会長ニャホニャホ・タマクロー氏と会談した折の台詞だ。 本人達のあずかり知らぬところで、かなりの興行収入をほこるこのモヨウシを、いまさらやめるわけには いかないのだ。 「で、今回はサッカーだというだけや」 監督兼オーナーという立場のはやては、どこか他人事のように言った。 面々は同時にため息をついた。 「そんな雑な説明されても……大体、試合なんてどうでもよくて、私達の衣装やら、動きやらを見に来てる ファンがあまりにも多いような気がするんだけど……」 実際、そんなファンも多かった。大相撲のときの衣装――Tシャツとスパッツにまわし姿という仮装みた いな格好がどこかのだれかに大ウケし、海賊版のブロマイドが大量に発行されたという。とくにシグナムと フェイトのブロマイドは『飛び道具』扱いされ、品薄が続いていたと、調査に入ったクロノが語った。 シグナムがふむ、とうなずきながら、 「テスタロッサの動画もアップされていたな。ニコニコに。コメ数が一日で一万を超えていたぞ。削除要請 はしておいたが」 「あ、ありがとうございます……」 フェイトがおずおずとシグナムに頭を下げる。 「その前にダウンロードしておいた……。エースと抱き合うテスタロッサの艶姿は保存ものだったからな… …(ボソッ」 「……シグナム? いまなにか言いました……?」 「気のせいだろう。ですが主はやて。地球にすんでいたことがあるわれわれならともかく、ミッド出身の人 間はサッカーなどしらないのではないですか?」 シグナムがはやてに聞き、はやては神妙な顔をしながらうなずいた。 「そやな。でも試合はあさってやから」 「「「「「「「な、なんだってぇぇぇぇぇ!!!???」」」」」」」 「スタジアムの都合がとれなかったんよ」 「だ、だからって! あと二日の間にスバルやティアナたちにルールとフォーメーションを教えなきゃいけ ないの? 無理だよ、そんなの!?」 いろんな意味で戦技教導官をやらされているなのはから、当然ともいえる悲鳴が上がった。 「大丈夫や。ラグビーのときなんて一日だけやったろ」 「そのせいでフェイトちゃんがキュベレイさんにとび蹴りを見舞ったでしょ!」 「あ、あれははやてとなのはが『キック! フェイトちゃん、キック!』なんて殺気めいて言うから……」 フェイトがあわてて否定に入った。 「と・も・か・く! これは上の決定や! これから三日間、全任務をほかの部隊に請け負ってもらうんで 心配あらへん! ここは心を修羅にしていくんや! 我らは阿修羅の路を往く! 大体ウイイレ6があるん やから、ルールならやりながら教えられるやろ、なのはちゃん!」 こうしてコンパチヒーローズとの次の勝負はサッカー対決になったのだった。 前線メンバーがテレビとゲームに二日間くぎずけにされたのは、六課の面々とジョン・カビラしか知らな い。さてさて、どうなることやら。 次回『燃える復讐鬼。キュベレイの復讐』 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/rezero/pages/31.html
基本情報 人物 メイザース家 能力戦闘能力 魔導の加護 セリフ 人間関係 基本情報 名前:ロズワール・L・メイザース 性別:男 年齢:不明 所属:エミリア陣営 役職:王国筆頭宮廷魔道士、辺境伯、 種族:人間 魔法:六属性全て 誕生日:9月16日 人物 エミリアの後見人を務める筆頭宮廷魔導士にして辺境伯。 藍色の長髪に、青と黄のオッドアイを双眸に宿した細身の美男。 普段から道化の化粧を施しており、他の貴族からは「亜人趣味」も相まって、侮られている。 スバルと同陣営でありながら、ある悲願のために龍を殺そうと王選を戦っているなど多くの謎を抱えている。 表示 その悲願とは、400年前に生きていたエキドナを生き返らせるためであり、初代ロズワールが、代々子孫の体を乗っ取ることで現在も生きながらえている。 世界に二冊しかない叡智の書の所有者であり、その力を用いることで、スバルが何らかの手段でループしている事に気付いており、自らの目的のために利用しようと考えていた。 しかし、四章でエミリアが自力で聖域の試練に突破できるかどうかというスバルとの賭けに負けたことでスバルへの協力を約束したものの、スバルが間違いを犯せばループせざるを得ない状況に追い込むと宣言してお、未だ悲願成就のためには手段は選ばないと考えられる。 メイザース家 メイザース家はルグニカ王国に代々仕え、有能な魔法使いを輩出してきた魔導の名門。 しかし、過去のお家騒動の結果、現在のメイザース家の直系はロズワールを残すのみであり、親戚筋や魔導の血を残したい一派からは早く妻を迎えることを期待されている。 能力 戦闘能力 後述の「魔導の加護」を持つため、六属性全ての魔法に適性を持っており、マナの扱い、威力、詠唱速度など全てにおいて優れている。 その能力の高さは彼ひとりでひとつの軍隊に匹敵する戦力を持っていると言われるほどであり、実際にスバルが狩り残したウルフガルムを一人で狩り尽くした。 また、魔法だけではなく、近接戦闘においても十分に強く、不意打ちとは言え、ガーフィールを屠るほどである。 魔導の加護 六属性全ての魔法を万全に使いなすことが可能となる加護 セリフ 人間関係