約 4,251,592 件
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/79.html
放送日:2008年10月31日 エンディングテーマ:サンサンたいそう A「 カレーパンマンとチャーハン王子 」 脚本:待田堂子 絵コンテ:川越淳 演出:秦義人 あらすじ チャーハン王子は町の人たちにチャーハンをご馳走しようとするも失敗してしまいます。 カレーパンマンのカレーを食べたチャーハン王子はカレーの作り方を教わろうとして… B「 ビクビクちゃんとハロウィンマン 」 脚本: 絵コンテ: 演出: あらすじ ハロウィンの仮装をして家々を訪ねる子供たちとハロウィンマンは、ビクビクちゃんと出会い、一緒にハロウィンに参加することにします。 しかし、お菓子を独り占めしたいばいきんまんに閉じ込められて… 声の出演 アンパンマン:戸田恵子 ばいきんまん:中尾隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間レイ チーズ:山寺宏一 ドキンちゃん:鶴ひろみ カレーパンマン:柳沢三千代 チャーハン王子:中村尚子 ビクビクちゃん:寺田はるひ ちびぞうくん:坂本千夏 ピョン吉:原えりこ ウサ子:中村ひろみ クマのお母さん:南條愛乃
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/657.html
放送日:2010年9月10日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「 こむすびまんとビクビクちゃん」 脚本:日吉 恵 絵コンテ:坂田 純一 演出:池田 重隆 あらすじ 内容の記述 B「 ばいきんまんとショウ・ロン・ポー」 脚本: 絵コンテ: 演出: あらすじ 内容の記述 声の出演 アンパンマン:戸田恵子 ばいきんまん:中尾隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間レイ チーズ:山寺宏一 キャラクター名:キャスト名 ソフト化情報
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49627.html
登録日:2021/10/25 (月曜日) 15 59 21 更新日:2024/05/02 Thu 19 49 10 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 CVなし お化け それいけ!アンパンマン アンパンマン アンパンマンキャラクター項目 カボチャ ジャック・オ・ランタン ハロウィン ハロウィンマン ええっ!き、君、もしかして本物のハロウィンマンなのかい!? 出典:それいけ!アンパンマン/トムス・エンタテインメント/第772話B「クリームパンダとハロウィンマン」/2004年/10月29日放送 『それいけ!アンパンマン』の登場人物。 【概要】 一年に一度、ハロウィンの日にやってくるカボチャのお化け。 無口で一言も喋る事はないが心優しい性格で、いつもどこからか子供達を見守ってくれている。 言葉は話さないが表情は変える事ができ、それによって感情を表現する。 マントを身につけているが、胴体はなくマントの中身は空洞。 アンパンマンワールドにおける、本物のジャック・オ・ランタンであり、初登場時は伝説の存在で実在しないと思われていた。 悪さをしたばいきんまんを懲らしめる事もあるが、ハロウィンを楽しんでもらいたいとも思っていて、遠くからハロウィンのパーティーを羨ましそうに見ているばいきんまんにパーティーに参加できるように仮装の衣裳をプレゼントした事もある。 なお、いかにも夜にしか出てこなさそうだが昼間にも出てくる。 ハロウィンマンは非常に多くの超能力を持っており、はっきり言って滅茶苦茶強い。 お化けなので空を飛んだり姿を消したり、壁をすり抜けたりは当たり前でばいきんまんの攻撃もすり抜けて通用しない。 普段はゆっくり飛んでいるがその気になれば高速で飛ぶ事もでき、連続で繰り出されるロールパンナのリボンを振り向きもしないで全て避けながら飛ぶという離れ業を見せる。 目を光らせる事で超能力を使い、念力でばいきんまんのメカを動かなくする、催眠術でかびるんるんを踊らせる、突風を起こす、マントに遠くの景色を映し出すなど、その力はもはや無敵と言っていいほど。 初登場から、メインで登場するのは一貫して10月の最終週である。 ちなみに、ハロウィン以外の回にも何度か登場した事がある。 【活躍】 初登場は1990年。 ハロウィンの日、お化けに仮装した子供たちがパン工場にやって来た。 ジャムおじさんは子供たちに菓子パンをあげ、ハロウィンを知らなかったアンパンマンとバタコさんが聞くとジャムおじさんはハロウィンの話をしてくれた。 それによると、たくさんのお化けの中には天国にも地獄にも行けない者がいて、そのお化けはこの世の終わりまで暗闇をさ迷わねばならない。 それでカボチャのランプで暗闇を照らしているが、そのカボチャがお化けになって「ハロウィンマン」と呼ばれるようになったという。 バタコさんはハロウィンマンの話を怖がるが、ハロウィンマンは伝説の存在で本当はいないと聞かされて安心する。 しかし、外でこの話を聞いていたばいきんまんはハロウィンマンに変装して子供たちを脅かし、お菓子を横取りしようと思い付く。 早速カバオくん達を脅かして、うまくお菓子を横取りしたばいきんまんはさらに誰かを脅かそうと出発するが、それを見ている不思議なカボチャのお化けがいた。 パン工場に飛び込んで来た子供達から話を聞いたアンパンマンが調べに出ると、話に聞いた通りのカボチャの頭の人物を見つける。 君だね!ピョン吉くん達を脅かしたのは! さあ、すぐにみんなから取ったお菓子を返して謝るんだ! カボチャの人を犯人と思ったアンパンマンは、すぐにお菓子を返すように言うが、カボチャの人は違うという。 そこで、アンパンマンがカボチャとマントを取って正体を見せるように言うと、マントの下には体がなかった。 何と、このカボチャの人は伝説の存在と思われていたハロウィンマンその人だったのである。 アンパンマンがハロウィンマンをパン工場に連れて行って子供達から改めて話を聞くと、さっきの犯人はもっと間抜けな顔をしていたらしい。 ハロウィンマンがマントを広げるとそこには犯人の顔が映し出され、正体がばいきんまんと判明。 濡れ衣を着せられて怒ったハロウィンマンとアンパンマンは、ばいきんまんをやっつけに出発する。 さて、あれからイタズラを重ねてたくさんお菓子を横取りしていたばいきんまんは、道を行くハロウィンマンを見つけて脅かしに行く。 ハロウィンマンにお菓子をよこすように脅かすばいきんまんだったが、当然本物のハロウィンマンに通じるはずもなく拒否される。 こ、こいつ……!なら、力ずくだ! しびれを切らして飛びかかるが、マントの下には体がなく、ばいきんまんはすり抜けてしまう。 中身がない……!? ぎゃあああ~! 目の前にいるのが本物のハロウィンマンと知ったばいきんまんは大慌てでドキンちゃんの所に戻るが、何と反対側からもう一人ハロウィンマンが現れて挟み撃ちに。 出典:それいけ!アンパンマン/トムス・エンタテインメント/第106話A「アンパンマンとハロウィンマン」/1990年/10月29日放送 前と後ろ、ハロウィンの挟み撃ちだ! 子供達から取ったお菓子を全部返せ~! ええっ、全部ですか!? 返さないなら、お前達を天国と地獄の間の闇の世界に連れて行くぞ~! 出典:同上 ごごごご、ごめんなさ~い! ごごごご、ごめんなさ~い! 二人のハロウィンマンに脅かされた二人はお菓子を置いて逃げて行った。 もう一人のハロウィンマンは、変装したアンパンマンだった。 ハロウィンマンは子供達一人一人に直接お菓子を返してあげると、みんなから見送られて帰って行くのだった。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 喋らないためアンパンマンの中では声優なしのキャラでもある。 -- 名無しさん (2021-10-25 16 13 53) ばいきんまんに反省を促しそう -- 名無しさん (2021-10-25 16 24 42) コスプレパーティー以前のちゃんとしたハロウィン描写がある回 -- 名無しさん (2021-10-25 17 38 10) ドラクエの没モンスターかと思った -- 名無しさん (2021-10-25 18 34 53) 何気に初登場のエピソード( その後の「 まほうのロープ 」と供に )と、その中でジャムおじさんが語ってくれた「 ハロウィンの伝承ルーツ( オバケの仮装する理由( オバケの仮装した村人たちが、悪さするオバケたちを驚かせて撃退する場面 )とか ) 」が印象に残っている....現実のハロウィンの伝承ルーツは違うみたいだけど。 -- 名無しさん (2021-10-25 20 26 26) ハロウィンハロウィンハロウィンハロウィン -- 名無しさん (2021-10-25 23 21 53) 出番は少ないけど出てくるたびチートじみた強さを見せつけてるイメージ -- 名無しさん (2021-10-25 23 49 19) 1990年の時点でハロウィンモチーフのキャラとは割と時代を先取りしてるな。当時の日本だとハロウィンはそこまで知名度なかったはず -- 名無しさん (2021-10-26 01 14 27) 喋らないんだけどニッコリ笑顔が多いのと、人助けを出るたびにしてるのもあってなんだか可愛らしい。ドキンちゃんがポッポちゃんと遊びたいなーと言ってばいきんまんがさらおうとしたときに、ばいきん城まで普通に遊びに行くという方法で平和に終わらせたこともある。その時はばいきんまんたちにもお菓子を山盛りあげたあたり相当心優しい。 -- 名無しさん (2021-10-26 13 50 42) 推しキャラの1人。何気にアンパンマン最強キャラランクコピペで、敵キャラとアンパンマン以外で一番高かったりする。 -- 名無しさん (2021-10-26 17 15 18) ちなみにアンパンマンでCVがないキャラは他にはすずらん姫がいる。 -- 名無しさん (2022-03-19 02 57 46) ハロウィンだから割と最近のキャラかと思ったら、結構前にもいたんだ…。 -- 名無しさん (2022-05-31 15 48 32) ハロウィンマンの意外な弱点だと思われるもの…おとり -- !(^^)! (2022-06-25 12 10 04) プリンちゃんとエクレアさんには流石のハロウィンマンも呆気に取られてしまう -- 名無しさん (2022-10-05 19 49 03) 推し。 -- パァ (2023-10-06 23 03 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/34.html
月別 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 話数 サブタイトル 放送日 920 A あかちゃんまんといとまきおばさん 01/04 B ばいきんまんとオーロラ姫 921 A クリームパンダともっきんまん 01/11 B ドキンちゃんとシチューおばさん 922 A どんぶりまんトリオとリーナちゃん 01/18 B ばいきんまんとなだれおに 923 A カレーパンマンとパエリアさん 01/25 B ゆきだるまんとクリームパンダ 924 A 氷の女王とめいけんチーズ 02/01 B ナガネギマンとらーめんてんし 925 A クリームパンダとチョコレートじま 02/08 B ホラーマンとクラッカーくん 926 A かつぶしまんとてんどんまん 02/15 B アンパンマンとブルーベリーちゃん 927 A しょくぱんまんとコキンちゃん.? 02/22 B こむすびまんとコアンコラ.? 928 A バタコさんとちびおおかみ.? 02/29 B ホラーマンとゆきんこゆきちゃん.? 929 A ばいきんまんとどろみずまん 03/07 B ジャムおじさんとゆず姫 930 A クリームパンダとにんじゃのニャンジャ 03/14 B ドキンちゃんとおりがみまん 931 A めいけんチーズとでんでん一座 03/21 B メロンパンナとつばき姫 932 A ばいきんまんとカレンの森 03/28 B ドリアン王女とクリームパンダ 933 A メロンパンナとベビードーナツ 04/04 B めいけんチーズとはるかぜさん 934 A みみせんせいとらんぼうや 04/11 B さばくのアンパンマン 935 A ばいきんまんとクロワッサン王子 04/18 B あかちゃんまんとコキンちゃん 936 A ちびぞうくんとブック先生 04/25 B おむすびまんとすずらん姫 937 A ゆず姫とかしわもちまん 05/02 B ナガネギマンとポッポちゃん 938 A うたおう!おどろう!しらたま先生.? 05/09 B SLマンとタンポポちゃん.? 939 A クリームパンダとてんぐぼうや 05/16 B あかちゃんまんとビクビクちゃん 940 A モクモクじょうおうとアマグモラ 05/23 B カレーパンマンとゆず姫 941 A ゴミラとムシバキンマン 05/30 B 鉄火のマキちゃんとドキンちゃん 942 A ハンバーガーキッドと化石の魔王 06/06 B アンパンマンとロールケーキちゃん 943 A ドクター・ヒヤリのパンおばけ 06/13 B ロールパンナとアメちゃん 944 A ジャムおじさんとランプの巨人 06/20 B かつぶしまんといくらどんちゃん 945 A 黒バラ女王と青いバラの島 06/27 B コキンちゃんとねがい星かなえ星 946 A おむすびまんとうなどんまん.? 07/11 B カレーパンマンとほたる王子.? 947 A パイナップルマンと海のかいぶつ 07/18 B ちびぞうくんとねむねむおじさん 948 A ニガウリマンとカバオくん.? 07/25 B ドキンちゃんとドレミ姫.? 949 A やきそばパンマンとソース.? 08/01 B クリームパンダとたぬきおに.? 950 A あかちゃんまんとランドセル島 08/15 B アンパンマンとカッパチーノ 951 A しょくぱんまんとマリオネットちゃん 08/22 B クリームパンダとホットケーキマン 952 A ナットーマンとエンピツぼうや 08/29 B どんぶりまんトリオのおつかい 953 A ホラーマンとコアンコラ 09/05 B しらたまさんとばいきんまん 954 A おそうじトリオとどろみずまん 09/12 B アンパンマンと鉄骨かまめしどん 955 A ばいきんまんとマジカちゃん 09/19 B クリームパンダとやきいもまん 956 A かつぶしまんとギョクロくん 09/26 B ドキンちゃんとチーズフォンデュさん 957 アンパンマンとリトルばいきんまん 10/03 958 A クリームパンダとめいろんろん 10/10 B こむすびまんとようせいリーフ 959 A ナガネギマンとホラーマン 10/17 B あかちゃんまんともっきんまん 960 A かつぶしまんとしめじまん 10/24 B どんぶりまんトリオとなぞの森 961 A カレーパンマンとチャーハン王子 10/31 B ビクビクちゃんとハロウィンマン 962 A メロンパンナとかいじゅうモカ 11/07 B ドキンちゃんとおくらちゃん 963 A タオルくんと氷の女王 11/14 B すすめ!ぼくらのボート 964 A ばいきんまんとかぜこぞう 11/21 B とべ!クリームパンダ 965 A らーめんてんしとホラーマン 11/28 B めいけんチーズをさがせ! 966 A クリームパンダとしらたまさん 12/05 B ロールパンナとけむりいぬ 967 A タケトンボマンと空とぶ学校 12/12 B アンパンマンとスピードばいきんまん フランケンロボくんのビックリクリスマス 12/19 968 A ドキンちゃんとランプの巨人 12/26 B こむすびまんとコキンちゃん 【このページのトップへ】
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9207.html
10月31日はハロウィンの日。 私はお姉ちゃんが着る仮装用の衣装作りをしています。 せっせと縫ってお姉ちゃんに似合うのを作りたいと思います。 毎日夜の空いた時間でしか作れないけど 一ヶ月前から取り掛かれば出来るかな? 一生懸命頑張りましょう。 お姉ちゃんの衣装はお化けの衣装でいいかな。 私は魔女にしようかな。 目一杯可愛く作ろう。そう思います。 憂「もうちょっともうちょっと」 今日も夜なべをして作ります。 最近寒いですからちょっと手が冷えて動かしにくいんですよね。 お姉ちゃんからのプレゼントであるマフラーを巻いてやってます。 こうするとお姉ちゃんに護られて お姉ちゃんを感じることが出来るのです。 そうです、あったかあったかになるんです。 もう首から全身に伝わり心も体もぽかぽかです。 とても良いことです。 ありがとうお姉ちゃん。私、頑張るよ。 しーんと静まった部屋に居ると寂しさを覚えてしまいます。 そして耳を澄ませば隣の部屋からお姉ちゃんの寝息が聞こえてきそうです。 ちょっと可愛らしい寝息。もっとずっと聴いていたい気分です。 でも私にちょっと寄り道をしている時間はありません。 早く完成させないと。そう考えるばかりです。 後少しで完成ですからね! お姉ちゃんの喜ぶ顔が浮かびます。 衣装を着たお姉ちゃんの姿も浮かびます。 それはそれはとても可愛らしいことでしょう。 喜んだお姉ちゃんはそのまま私に抱きつき、頬擦りをし いっぱい頭を撫でてくれます。 そう考えているとちょっと位寒くたってへっちゃらですし 寂しさも吹き飛びます。ただただやる気が満ちて意気込むだけです。 そんなこんなでハロウィン前日には お姉ちゃんの分と私の分が完成しました。 我ながら上手く出来たと思います。 ちょっと付け焼き刃なところもありますが――精一杯頑張りました。 このお化けのひらひらした服を着たお姉ちゃんは とても可愛いにちがいありません。 作っている時も衣装を着たお姉ちゃんを想像して作っていました。 その姿はやっぱり可愛さを全身に纏っています。 ああ可愛い可愛い。どうしてそんなに可愛いの。 頭の中に居るその可愛いお姉ちゃんが一向に消えません。 いえ、消えてしまっては困るんですが。 でもでも他に手がつかなくなるのでやっぱり困るかな? それにいつまで経っても興奮が治まることは無いので寝ることも出来ないでしょう。 私は部屋を出て、お姉ちゃんの部屋に行きました。 中を覗くとベッドに寝ているお姉ちゃんが見えます。 またギー太を抱いて寝ていました。 寝返りとかでギー太が折れないのか心配です。 乱れていたカバーをキレイに掛けなおし 暫くお姉ちゃんを見詰めました。 とても心地よさそうな表情で寝ています。 口からは涎が少し垂れていました。 そっとティッシュで拭いてあげます。 そして頭を優しく優しく撫でてあげます。 今日も可愛い寝顔が見れた。そう思います。 憂「お姉ちゃんおやすみなさい」 ――次の日 ジリリリと云うけたたましい音に起こされ私は目が覚めました。 睡眠不足からか少し体が重く、のっそりと上体を起こします。 そして小さいあくびを一つ。 横に目をやれば、昨日完成したばかりの衣装が掛けてあります。 今夜はこの衣装が大活躍ですね。 そう思うと感極まり胸が熱いですよ。本当に。 今夜が待ち遠しいです。 早くお姉ちゃんを起こして、学校行って、授業終わらせて お姉ちゃんと一緒にお揃いの仮装をしたいのです。 そうと決まれば早くお姉ちゃんを起こしましょう。 お姉ちゃんの部屋へ直行し、声をかけながら体を揺さぶって起こします。 おねーちゃーん。朝だよ起きてぇ――という感じですね。 寝ぼけ眼のお姉ちゃんが可愛く、大きなあくびのお姉ちゃんが可愛く 目を擦るお姉ちゃんが可愛く、また涎が垂れてるお姉ちゃんが可愛く 抱きしめたいです。いえ、実際に目の前に居るとそう感じるのです。 視覚の情報がダイレクトに来る私にはこんなお姉ちゃんが堪りません。 憂「お姉ちゃんおはよう」 唯「おはようぅぅ」 憂「お姉ちゃん、衣装できたからね。今夜着ようね」 唯「わぁ本当?ありがとう、ういーー大好き!」 ――私も大好きだよお姉ちゃん。 お姉ちゃんにぎゅっと抱きつかれて私はそう言いました。 朝からあたたかい温もりが味わえて最高です。 一緒に朝食を食べ終え、一緒に登校します。 もうそろそろマフラーが必要でしょうか。 新しいマフラーはお姉ちゃんがプレゼントしてくれたけど 一つのマフラーを一緒に首に巻きたい気分です。 でも、それぞれのマフラーを それぞれの首に二重に巻いてみるのも良いかもしれませんね。 今度やってみましょう。 首周りがモコモコしそうで少し笑えてきました。 唯「どうしたのかな?」 憂「何でもないよ~」 唯「むぅ……」 お姉ちゃんはちょっと不思議そうな顔をしますが笑って返します。 お姉ちゃんはそっかー、と言いながら私にも笑い返してきました。 そしてそのまま二人してにこにこ笑顔のまま学校へ着きました。 お姉ちゃんとの暫しの別れを惜しみつつも 自分の教室へ向かいました。 教室には梓ちゃんと純ちゃんがすでに来ていて 私も鞄を自分の机に置いてそこへ近づきます。 暫くお喋りをしていると予鈴が鳴りました。 授業のスタートです。 そのままお昼の時間まで時間は進みます。 あ、授業はしっかり聴いてましたよ。 梓「憂に純、お昼ご飯食べよ」 純「もっちろんっ!お腹すいたーー」 憂「うん、食べよう食べよう」 梓「それでさ憂。今日くるの?」 憂「うん、衣装完成したし、今夜行くよ~」 純「なになに、何かするの?」 憂「ハロウィンだよー」 梓「そっ、ハロウィン。唯先輩がやりたいんだってさー」 そうです。お姉ちゃんから言い出しました。 子どもみたいにはしゃいで可愛いです。 だから頑張って衣装を作りました。 純「ハロウィンねー。あれでしょ、とりっくおあとりーととか言うの」 梓「そそ、お菓子欲しいんだってさ。部室で食べてるのに」 憂「お姉ちゃん、ああいうお祭りごと大好きなんだ」 純「そうだったね。それでお菓子貰いに回るってのね」 梓「お菓子買わなきゃ」 憂「ごめんね梓ちゃん」 梓「いいよ、唯先輩のためだし、自分用にも買おうかな」 純「私も欲しいぃ!」 梓「純には明日あげるよ」 純「ラッキー」 そんな会話をしてちょっと笑い合ってお昼を終えます。 そうして午後の授業も終わりお姉ちゃんと一緒に家へ帰りました。 準備のため部活はありません。 家へ着けば早速お着替えです。 ああ早く仮装したお姉ちゃんを見てみたい。 そう思うと胸が高鳴るばかりですね。 唯「ういー。衣装どこぉ?」 憂「こっちだよ。私の部屋」 唯「わかったー」 お姉ちゃんを自室へ招き入れて出来上がった衣装を見せました。 唯「わー、服はこれ?カワイイー!」 憂「気に入ってくれてよかったぁ」 お姉ちゃんは衣装を持ってクルクルと回っています。 そうとう気に入ったのでしょう。 大変嬉しく思います。 そして案の定強く抱きしめられ、頬擦りをされ いっぱい頭を撫でてくれました。 ――気持ち良い。 お姉ちゃんの手からお姉ちゃんの心が伝わってきて 陶酔してしまいそうです。ぶるぶると身震いがします。 憂「さあ着替えよう」 憂「お姉ちゃんが着たところ見てみたいなぁ」 唯「そうだね。私も憂が着たところ見てみたいなぁ」 そのまま私のお部屋で着替えました。 ちょっと髪を乱して着替えるお姉ちゃんが可愛いです。 襟からホッと言いながら首を出す顔が可愛いくて見とれてしまいます。 ういー着替えないの?と言われ慌てて私も着替えました。 横目でチラッとお姉ちゃんを見ると やっぱりというかサイズもピッタリで――私のと同じ大きさですが―― とても似合っていて 姿見にニコニコ笑顔のお姉ちゃんがとても可愛く映っていました。 お姉ちゃんは姿見の前で色々ポーズをとっています。 その一挙一動全てが可愛いと言っても過言ではありません。 とても愛でたくなるのです。 お姉ちゃんほど可愛い人は居ないと自負できます。 私が一番お姉ちゃんの近くで一番見てきたからわかるんです。 唯「うーいー?どうどう?私似合ってる?」 憂「うん!とーっても似合ってて可愛いよ!」 唯「ホント?憂も似合ってて可愛いよ!」 憂「わぁ嬉しい。ありがとうお姉ちゃん!」 唯「えへへ。トリック・オア・トリート!」 憂「ええ?……今は……無いかな?」 唯「ふふふ……くれなきゃ、いたずらするぞー」 憂「きゃあ」 唯「そーれ、イタズラだー。コチョコチョ」 憂「あはははぁあぁ。お姉ちゃんくすぐったいいぃい」 唯「ダーメっ。もっとイタズラしちゃうよー」 憂「はぁはぁ……」 唯「やりすぎちゃったかな」 憂「ううん……。お姉ちゃん」 唯「なあに?」 憂「トリック・オア・トリート」 唯「へ?」 憂「私だって貰う側なんだよ~」 唯「……えへへ。持ってないや」 憂「……なら、イタズラだよー」 唯「わぁーー!」 憂「待ってお姉ちゃん。コチョコチョするからぁー」 唯「わぁぁくすぐったいい!」 憂「もっともっとコチョコチョ~」 唯「あははははぁぁああぁ」 唯「ふぇー」 憂「ふ~疲れちゃった」 唯「やりすぎだよ、ういー」 憂「えへへ。ごめんね」 憂「笑ってるお姉ちゃん可愛い!」 唯「そうかなー」 憂「うん!」 唯「ああ、遊んでたら結構遅くなっちゃった」 憂「本当だ。急いで準備しないと!」 唯「だねー、カボチャ買ってあるっけ」 憂「もちろん。お姉ちゃんはロウソク持ってきてー」 唯「ほいさ!」 はい、ランタンを作ります。 別名お化けカボチャとか云うみたいですね。 中身をくりぬき、刻み目を入れ お姉ちゃんが持ってきたロウソクを中に立てます。 そうすると目の部分や口等から光が漏れるのです。 暗いところだと結構なキレイさを放ちます。 でも、少し怖さがある印象です。 唯「わーカワイイ」 憂「んー可愛いかなぁ」 唯「カワイイよぉ。ここの目なんか最高」 お姉ちゃんはそんなランタンに目一杯顔を近づけ 次の瞬間には頬擦りをしていました。 私は中に火があるから危ないよ、と言いました。 唯「あはは、このランタンなんかあったかくて」 唯「いいランタンですねー。いい子いい子」 憂「そろそろ準備もオッケーだし」 憂「外も暗くなってきたしいこっか」 唯「うん!行こう!!」 唯「さあ最初はちっりゃん家だよ!」 憂「うん!律さんの家へ!!ゴーだよ!」 ――テクテクテクテク 唯「さぁ見えてまいりました。りっちゃん家」 憂「私初めて。大きな家」 唯「リビングとか広かったよ」 憂「へ~」 唯「さぁてピンポンしますか」 ――ピンポーン ピンポーン 唯「わくわく」 憂「どきどき」 「はーい」 ガチャ―― 律「うわっ……って……唯達かよ。はー本格的な格好だな」 唯「トリック・オア・トリート!」 憂「トリック・オア・トリート!」 律「へいへい。ほらよ」 ――ポン 唯「やったぁ!」 憂「わぁーい!」 唯「おかし~おかし~おいしそう!!!」 憂「後で食べようねー」 唯「うん!」 唯「りっちゃんありがとう!じゃあまた!!」 ――バタン 律「ホントにあれだけのためにきやがった。わざわざ仮装してまでねぇ」 ――テクテクテクテク 唯「さあお次は澪ちゃん家だよ」 憂「澪さん家も初めてぇ」 唯「私もだよ!」 憂「え?」 唯「え?」 憂「お家の場所わかるの?」 唯「幼馴染で近所みたいだからその辺回ってれば見つかるんじゃないかなぁ」 憂「凄いしらみつぶしだね!」 唯「善は急げって言うしね」 憂「それ使い方が違うよぉ」 ――テクテクテクテク 唯「ふぇ~疲れちゃった」 憂「お家無いね」 唯「近所じゃないのかなぁ」 憂「律さん家に戻って場所聞いた方がいいんじゃ――」 唯「お!あったあーーー!!」 憂「ホント?やったぁ!」 唯「ほら、秋山って書いてある。多分ここだよ」 憂「それじゃあ早速行こう!」 唯「おーー!」 ――ピンポーン 唯「ふふふ」 憂「わくわく」 「澪ちゃん外に出てくれる?手が離せないの」 「わかったよママー」 ガチャ―― 澪「はい、どなたですか――」 唯「トリック・オア・トリート!」 憂「トリック・オア・トリート!」 澪「…………」 澪「ひいいいいぃぃぃぃい!!!」 澪「おば、お、おおおおおばけえええええぇぇぇえ!!!!」 澪「ま、ママーーー!!!!」 唯「まって澪ちゃん!!!」 ――ガシッ!! 澪「!!!!」 澪「ぎゃあああぁぁぁぁおばけがてつかんでるぅぅぅううう!!」 澪「……ガクッ」 憂「ああっ」 唯「ありゃ……気絶しちゃった」 唯「そんなにこわいかな」 憂「うーん。可愛く作れたと思うけどねぇ」 唯「もー澪ちゃんおかしくれないとイタズラしちゃうよー」 唯「みーおーちゃんてばー。おーきーてー」 憂「起きないね」 唯「むむ……しょうがない。イタズラをしておきましょう」 唯「この偶然持ってたペンで。おでこにカキカキ~ってね」 澪「う、ううん~」 唯「あ、澪ちゃん起きた」 澪「ひいい!!ま、まだ居る……!」 唯「澪ちゃん私だよ唯だよー」 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない」 唯「もーほら顔を良く見て」 澪「…………あっ。唯、か」 唯「さっきからそう言ってるじゃん」 澪「ごめんごめん、てっきりお化けが来たかと」 唯「へへへ。憂が作ってくれたからね。精巧に出来てるんだよ」 澪「あ、あぁ。近くで見るとさらに怖いな」 唯「それよりトリック・オア・トリートだよ!!」 澪「わ、分かったよ。ちょっとまってて」 トテトテ―― ――トテトテ 澪「はい、お菓子だ。これでいいかな」 唯「わーーい!おかしだぁ。ありがとう澪ちゃん!」 憂「お菓子だーありがとうございます。澪さん」 澪「あ、いや、いいんだ。喜んでもらえれば」 唯「では!また後で!!」 憂「失礼します」 ――バタン 澪「……あーこわかった……」 2
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9208.html
――テクテクテクテク 唯「お次はムギちゃん家だー」 憂「紬さんの家……すごそう」 唯「しかし問題が一つ」 憂「ま、まさか」 唯「そのまさか……家がまったくわかりません!!!」 憂「け、ケイタイで場所聞いたり」 唯「ハロウィンは突撃あるのみ!わざわざ場所を聞くわけにはいかない!」 憂「そんなもんなの?」 唯「うん!……多分!」 唯「しょうがない……ムギちゃん家は諦めるかぁ」 憂「残念だね」 唯「ムギちゃん……また後で!!」 紬(唯ちゃん遅いなぁ~お菓子沢山用意したのになぁ……って家の場所教えたっけ?) ――テクテクテクテク 唯「最後はあずにゃん家かな」 憂「梓ちゃんの家なら何回か行ったことあるね」 唯「うん、大きな家だね。CDとかコンポとか凄いのがいっぱい」 憂「ご両親が音楽関係の人だったかな」 唯「だからあずにゃんはあんなにもギターが上手いんだね!」 憂「お姉ちゃんも上手だよ!」 唯「えへへーありがとう、ういー!」 唯「そう言ってる間にあずにゃん家に着きました!」 憂「それじゃあ早速」 ――ピンポーン 「はいはい」 ガチャ―― 梓「誰でしょうか」 唯「トリック・オア・トリート!」 憂「トリック・オア・トリート!」 梓「ひぃっ……って唯先輩達ですか」 梓「予想外に凝った仮装ですね」 唯「トリック・オア・トリートだよあずにゃーん」 唯「それともあずにゃんはイタズラの方がお好きなのかなー?」 梓「ち、違いますよ!!すぐ持ってきますから大人しくしててください!」 タッタッタ―― ――タッタッタ 梓「はい、お菓子ですよ」 唯「わーい、これまたおいしそうなおかしだねー」 憂「本当。ありがとう梓ちゃん」 梓「あ、いや唯先輩嬉しそうだし……いっかな」 唯「あずにゃんありがとうー大好きー」 梓「わっ、あ、いや、そんないいですって……えへへ」 唯「それじゃあ、また後でね!!バイバイ!」 憂「じゃあねー」 ――バタン 梓「……もう、もっと居てもいいのに……」 ――テクテクテクテク 唯「こんなに沢山もらったよ!」 憂「よかったねー」 唯「さあこれでパーティーが出来るぞー!」 憂「わぁーい」 和「あら、唯に憂じゃない」 唯「あ、和ちゃーん」 和「はいはい、今から貴方達の家に行くところだったの」 和「ちょうどいいわ、はいお菓子」 唯「おーありがたい!でもよく私達ってわかったね」 和「こんな所でそんな格好してるの唯達くらいよ」 唯「そっか~えへへありがとう」 憂「!?」 そのまま和ちゃんと一緒にお家へ向かいました。 ランタンの光がちょっと怪しい雰囲気をだしています。 もうすっかり暗くなっているのでちょっと怖いですね。 唯「さあただいま我が家」 憂「ただいまぁー」 和「おじゃまするわ」 憂「リビングでくつろいでてね、すぐ準備するから」 和「私も手伝うから」 憂「ありがとう!」 唯「はぁー歩きつかれたー」 お姉ちゃんはそう言うとソファーに寝転びます。 ちょっぴり服がめくれ、お腹が見えてるのが可愛いと思います。 貰ったお菓子をお皿等に空け、こたつの上に並べます。 後は自分で作ったお菓子も並べれば準備オッケーです。 これでお菓子パーティーが出来ますね。 憂「おねーちゃん、オレンジジュースここに置いておくね」 唯「わかったぁーありがとう、ういー」 憂「ふふふ……。和ちゃんもはい、ジュース」 和「ありがとう憂」 和「……他のみんなは遅いわね」 憂「んーもう来ると思いますけど――」 ――ピンポーン 憂「あ、来た!」 「おーい、ゆーいー来たぞー」 「こらっ。夜遅いから静かにしろ」 「そうですよ!非常識な」 「まあまあまあまあ」 来ました。 みなさんを二階へ招き入れます。 唯「みんなーようこそ!」 律「よっしゃーお菓子食べるぞー」 澪「こら唯!おでこに落書きしてくな!」 唯「あはは澪ちゃんまだ少し跡が残ってるー」 律「みおちゅわんは可愛いおでこしていますねぇ」 澪「う、うるさい!」 紬「はい唯ちゃんお菓子いっぱい持ってきたよ」 唯「わーありがとう!ムギちゃん大好きー」 紬「ふふふ、家教えてなかったから来れなかったわね」 唯「うん、ごめんねー」 紬「いいのよ、代わりに今日はいっぱい楽しみましょう」 唯「うん!」 梓「私のお菓子美味しいからいっぱい食べてくださいね」 唯「もちろんだよーあずにゃーん!」 みんなはお話しに花を咲かせます。 みんなお姉ちゃんを囲んで笑い合っています。 お姉ちゃんは人気者です。とても嬉しく思います。 そんなお姉ちゃんを遠くからでも見ているだけでいいと思ってたんですが どことなく寂しさを覚えてしまいます。 お姉ちゃんは私を見ていてくれるんでしょうか。 私はいつもお姉ちゃんを見ています。 けどお姉ちゃんはけいおん部のことで頭がいっぱいじゃないのか―― そう思っていました。 実際部活のことを沢山お話します。 後輩の梓ちゃんのこともいっぱい喋ります。 私達のことを話す時間は減りました。 やっぱり寂しいのでしょうかね。私は。 そんなお姉ちゃん達をぼーっと見ているとお姉ちゃんに呼ばれました。 唯「うい、こっちこっち」 憂「なあに?」 唯「ほらムギちゃんこの服、憂が作ってくれたんだよぉ」 紬「わぁすっごく綺麗に出来てるわね。流石憂ちゃんってところかしら」 憂「いえ、そんな」 唯「ういは何でも出来るもんねー」 唯「本当。出来た妹で、私の大切な妹だよー。よしよし」 そう言うと私の頭を優しく撫でてくれました。 律「部活じゃあ憂ちゃんの話ばっかだもんなー」 梓「耳にたこが出来ますよ」 紬「憂ちゃん愛されてるわねー」 そっかぁ部活でお姉ちゃんは私のことを……。 私は見えるところでしか判断してなかったですね。 お姉ちゃんは見えないところでも私をちゃんと見てたのかな。 何か前もこんなこと思ってた気がします。 その時もお姉ちゃんはちゃんと見ててくれる そう無理矢理納得してきました。 でも今日ちゃんとしっかりこの耳で聞くことが出来ました。 なのでついつい嬉しくてお姉ちゃんに抱きついてしまいました。 とてもあたたかいです。 唯「わっ」 憂「お姉ちゃん……」 律「おー仲の良いことで」 紬「素敵なことじゃない」 あの後、いっぱいみさなんとお話をし笑い合いました。 お菓子も食べつくし、もうそろそろ帰らないと補導される時間です。 そんなみなさんをお姉ちゃんと一緒に玄関で見送ります。 唯「じゃあまた明日ねー」 憂「みなさんお疲れ様でした。おやすみなさい」 梓「憂また明日ね。唯先輩もおやすみなさい」 律「じゃーなー」 澪「二人ともおやすみ」 和「じゃあね、おやすみなさい」 紬「またね、唯ちゃん、憂ちゃん」 扉が閉まると途端に静けさが増しました。 何とも寂しい瞬間です。 なんとなくお姉ちゃんの腕に手を絡めます。 唯「ん……片付けてそろそろ寝よっか」 憂「うん」 唯「あっ、先にお風呂入るといいよ。片付けは私がやるから」 憂「えーっと……じゃあそうしようかな」 唯「片付け任してね!」 憂「うん!」 ――カポーン 肩まで湯船に浸かり体の疲れを癒します。 今日は楽しかったです。色々と歩き回って疲れもしたけど。 いつも以上にお姉ちゃんと笑い合えたから良かったと思います。 そのままふわふわ時間を歌いながらゆっくり体を休めました。 暫くしてからお風呂場を出てリビングへ行くと そこはすっかりキレイになっていました。 お姉ちゃんはソファーにうつ伏せに寝転がっています。 憂「お姉ちゃん?寝ちゃったの?ここで寝ちゃダメだよ」 体を揺さぶって起こします。 唯「んん……ねむいぃ」 憂「疲れたんだね。もう寝ようね」 唯「うん」 憂「お風呂はどうする?」 唯「明日の朝入るよぉ」 憂「そう、寝るなら一緒に寝ていい?」 唯「ふぇ?私お風呂入ってないから匂うかも……」 憂「いいの。私お姉ちゃんと一緒に寝たいから」 唯「えへへわかった。寝ようね」 そう言うとお姉ちゃんは立ち上がり私の手を引っ張って三階へ行きました。 上がって直ぐの扉を開けるとお姉ちゃんのお部屋。 朝から何も変わっていません。 お姉ちゃんはベッドにぴょんとダイビングしました。 そして少し跳ねるお姉ちゃん。 トランポリンにでも乗ったみたいで可愛いです。 そんなお姉ちゃんは寝転がった状態で私の方に手を差し伸べました。 唯「憂、おいで」 お姉ちゃんの手を握り、ベッドに潜り込みます。 ベッドはまだちょっと冷たかったけど お姉ちゃんの方からあたたかさが伝わってきました。 唯「憂は良い匂い」 憂「そんなに匂い嗅いじゃ恥ずかしいよ」 すんすんと匂いを嗅ぐお姉ちゃんは可愛いけど 嗅がれる側は大変恥ずかしい思いです。 唯「良い匂い過ぎて眠気が凄いよぉ。いっぱい寝れそう」 お姉ちゃんは私の体に手を回しピッタリとくっついています。 足も私の足と絡め、離してくれそうもありません。 でもこんな状態が大変好きです。 ちょっと胸がドキドキして寝れそうもないかもしれないですけど。 今日みたいな良いことがあった日は お姉ちゃんと一緒に寝るのが一番です。 嬉しさが二倍となって凝縮され、思い出として残る気がするから。 そうしている間にお姉ちゃんの寝息が聞こえてきました。 私も目を瞑りましょう。それだけでも体は休まります。 今日はいつ寝れるかな?お姉ちゃんの寝息を聞きながらそう思いました。 おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9205.html
1 2 唯憂 2010/10/31 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288515893/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ハロウィンの日に読みたかった -- (名無しさん) 2019-12-30 03 01 11 なんて可愛らしいSS(´Д` ) -- (名無しさん) 2017-03-12 06 19 01 唯憂は和むな~ -- (名無しさん) 2010-11-24 23 31 53 可愛いとか愛おしいなんて言葉じゃ形容できない。 こんな天使たちがいたら、その純真無垢な笑顔を命懸けて護るさ。 -- (名無しさん) 2010-11-23 04 23 09 参考画像を -- (名無しさん) 2010-11-23 02 54 19 良~い唯憂だな -- (名無しさん) 2010-11-21 19 35 09 下二つのコメント何なんだよwww -- (名無しさん) 2010-11-21 15 20 44 誰?って俺だけど… -- (名無しさん) 2010-11-20 22 20 12 自分から5番目にコメントした変態は誰? -- (名無しさん) 2010-11-20 21 07 56 平和だなァ。ほっこりするわ -- (真・けいおん厨) 2010-11-20 16 44 02
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/197.html
955 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ d9ba-tN/E)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 23 34 16.30 ID RrlXvKAm0 [4/4] ハロウィンを中途半端に知ったアライさんが、 農家の人に質問して「てめえがやってる野菜泥棒は犯罪だー!」と言われてぶっ殺される展開が思い浮かんだ 956 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW e920-t7mH)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 23 39 31.76 ID 836ARR1m0 仮装アライちゃん「とりっくおあとりーとなのだぁ!おかしくりぇなきゃいたずりゃすゆのだ!」 男性「いたずらって何?」 仮装アライちゃん「ここでうんちすゆのだ!おしっこもすゆのだ!」 男性「…」 957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 23 57 42.67 ID fBNEo9p90 糞尿を撒き散らすことを悪いことだと認識してるなら まだ救いようはあるんだよなあ 958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (オッペケ Sr9d-ZrwX)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 00 12 11.99 ID SmiFelYrr [1/2] ハロウィン関係なくしょっちゅう不法侵入して物盗んでんじゃねぇか!殺してやる! 959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 11ba-fXUt)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 00 19 10.79 ID Vd/IacqY0 [1/5] どこまでもクズだから、違う場所からジャパリパークを侵略しに来たのかとすら思う 961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW eb13-I2k9)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 00 37 23.52 ID FFTPFFHv0 [1/3] ハロウィンにアライさんがお菓子を求めて来たら射殺しないとな 奴らクソドアホゴミガイジだし、お菓子を略奪しても許される日だと思いそう。コバエばらまいて家のなかヨチヨチヨチヨチなんてされたら…… あ、まとめて処分できるチャンスだな 962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ eb6d-Eec1)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 01 09 37.51 ID ex9UAt/b0 [1/2] チャイムが鳴ったのでドア開けたら、お菓子もらう気まんまんでカゴをつきつけ、「トリック・おあ・トリートなのだ~」 などとぬかすアライさんの笑顔 ゴミ箱から拾ってきたらしい100均の仮装グッズの帽子をかぶったり、マントのつもりらしい黒いビニールなど羽織っていて、とてもうざい 貴様は仮装などせず素のままでも下級モンスターだろうが いつも畑の野菜盗んでるくせに、正面からたかりにくるとはいい度胸だと \\\ (⌒\ ∧_∧ \ ヽヽ( ´_ゝ`) (mJ ⌒\ ノ ∩ / / ( | .|∧_∧ /\丿 | ( ) (___へ_ノ ゝ__ノ このAAみたいな状況に。 そのさまを撮影しているフェネック(←アライさんにハロウィンのことを教えてあげた) アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9206.html
戻る 良い… -- (名無しさん) 2010-11-20 07 54 03 お姉ちゃんがハロワに見えた -- (名無しさん) 2010-11-20 08 21 34 これはいい唯憂 -- (名無しさん) 2010-11-20 08 52 12 かわいすぎる -- (名無しさん) 2010-11-20 09 04 01 おおおおれ、俺もお風呂入ってなくて匂う汗臭唯ちゃんと一緒に寝たい!! -- (名無しさん) 2010-11-20 11 34 16 まさに平和。 -- (通りすがり) 2010-11-20 14 04 14 なんてかわいいはなしだ -- (名無しさん) 2010-11-20 15 05 09 平和だなァ。ほっこりするわ -- (真・けいおん厨) 2010-11-20 16 44 02 自分から5番目にコメントした変態は誰? -- (名無しさん) 2010-11-20 21 07 56 誰?って俺だけど… -- (名無しさん) 2010-11-20 22 20 12 下二つのコメント何なんだよwww -- (名無しさん) 2010-11-21 15 20 44 良~い唯憂だな -- (名無しさん) 2010-11-21 19 35 09 参考画像を -- (名無しさん) 2010-11-23 02 54 19 可愛いとか愛おしいなんて言葉じゃ形容できない。 こんな天使たちがいたら、その純真無垢な笑顔を命懸けて護るさ。 -- (名無しさん) 2010-11-23 04 23 09 唯憂は和むな~ -- (名無しさん) 2010-11-24 23 31 53 なんて可愛らしいSS(´Д` ) -- (名無しさん) 2017-03-12 06 19 01 ハロウィンの日に読みたかった -- (名無しさん) 2019-12-30 03 01 11
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/648.html
検索 ゴシックハロウィンマント 表示色[黒] Copyright(C) GCREST, Inc. All Rights Reserved.