約 1,897,006 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27467.html
登録日:2014/2/9(日) 21 42 20 更新日:2023/12/13 Wed 16 52 07 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 G級モンスター MHF MHF-G ア○ルハメませんか?@3ココ! アノルパティス ストレス発生器 ノコギリザメ モンスター モンスターハンター モンハン 暴鋸竜 極海の覇者 覚醒 飛竜種 『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。 別名「暴鋸竜」。ぼうきょりゅう と読む。 MHF-G2で実装された飛竜種のモンスター。G☆6で狩猟解禁となる。 G級ハンターのみ訪れられる「極海」の生態系の頂点に立ち、自分以外の生物全てを獲物とみなし手当たり次第に襲いかかる凶暴なモンスターである。 one ○ieceのアー○ンに似ている。イビルジョー並みに凶悪な面構え。 外見で目を引くのが鼻先からノコギリ状に長く伸びる角。 この角で氷を抉り引き裂きながら突き進むほか、敵対者を串刺しにする凶器としても扱う。 グ・・グラ?えぇと・・そう!グレンゼブル先輩に近い印象を持つが、かなり違った戦闘スタイルを持つ。 戦いの最中は全身の甲殻の隙間から水蒸気を噴き出し、攻撃への布石にしてくる。 部位破壊は頭(角は折れず、先端が曲がる←へし折りたいハンター諸氏も多いはず)、翼、尻尾。 レア素材は鋸角、翼膜。剥ぎ取りのみ1%の素材は「暴鋸竜の冷眼」 アノルパティスの真骨頂は攻撃力よりも機動力。 地面を疾走する、氷中を泳ぐ、高速で飛行する等陸海空を一挙に制する初の飛竜なのだ。 空中の動きは空の王者リオレウス、氷中の挙動は潜行攻撃のエキスパートディアブロスを魔改造したもの。 MH経験者は嫌な予感がするはずだ。 こやつは ホーミング突進や立体機動のせいで罠に誘導しづらい 閃光玉は攻撃モーション中以外無効(レウスのように簡単には叩き落とせない) 地面に潜るが音爆弾は効かない 突進→離陸や空中→氷中と目まぐるしく動くため追いかけっこが頻発 突進後振り向くことなく飛び立ったり潜ったりする など、これでもかとハンターを翻弄するクソ強豪モンスターなのである。 なお某実況板にて、ぶっちぎりでMHF-G糞モンスアワード2013最高金賞を受賞してしまった。 最高峰の顧客不満足度と募集の集まりづらさは他を寄せ付けないものがあったようだ。 主な攻撃 バックジャンプブレス、尻尾回転等はデビュー当時のメインシリーズのリオレウスに準拠するモーション。 飛び出し 開幕確定行動。エリアホストに向かって氷中から飛び出してくる。 エリアインすぐの罠設置が推奨される(理由は後述)が、罠師スキルなしではこの攻撃に間に合わない。 それでいて、防御1200程度の装備ではこれ一発で撃沈してしまう。 飛び込み 空中から高速で氷中に突っ込む。飛び込み自体より 地下で追尾してからの飛び出し・大きく間合いを離される・次の攻撃が読みづらい、などこちらのリズムを崩されることの方が厄介。 チャージ空中ブレス 高速で上空を旋回し水のブレスを投下する。各技の中でも最大の威力だが、ブレスまでに余裕をもって安全圏に移動でき判定も一瞬。 真下の広範囲を吹き飛ばし、さらに凍った水蒸気が氷柱となって周囲のハンターを襲う。当たると確定で気絶。 ブレス後の隙を潰してくる上、頭に張り付きたい打撃武器にはランダム氷柱がかなりの脅威となる。 サマーソルト リオレイアのものと同じ・・ではなく攻撃前後に氷柱が発生する。 威力が非常に高く、怒り時は適正防御力(1500↑)でも容赦なく即死。かわしても氷柱に当たって気絶、追撃のコンボを貰うことも。 アノルバタフライ 一瞬で地面に潜った後、氷中を飛び跳ねながら突進。3連続で繰り出してくる。イメージはアグナコトルの地中突進に近いか。 本体を避けるのは難しくないが、大きな翼にも当たり判定があるので注意。一瞬で距離を離されるのでストレスホッハ。 咆哮 頭を振り回しながら絶叫。超広範囲を吹っ飛び判定のある衝撃波が襲う。 回避タイミングは咆哮のモーションに入る時。かなり早めに回避行動を起こさないと喰らってしまう。 海水巻き上げ+空中突撃 アノルの必殺技。 角を突き立てその場で回転し、振り上げるとともに大量の海水を噴出させる。この動作中は全身に当たり判定がある。回避タイミングもシビアで足元は危険。 その後海水の煙幕の中から矢のように飛び出し、中~遠距離のハンターを狙って突っ込んでくる。 ターゲットが分かりづらく、誘導、威力ともに凶悪。相当な高防御力でなければ串刺しにされてキャンプ送り。慣れないうちはガードorダイブ安定。 デンプシー 剣のように角を振り回しながら迫ってくる。元祖デンプシーエスピナスに比べても、長大な角の分リーチが伸びているため見た目以上に距離を取る必要がある。 慣れれば足元や角をすり抜けるように避けられる。 覚醒 ハンターの攻撃によって深い傷を負うと、アノルパティスは秘められた龍属性の力を解放。ハンターを叩き潰すべくさらに暴れ狂う。 覚醒状態に移行する際に、一度潜行し後方から飛び出してくる。これらも当たると手痛いダメージ。 この状態では赤黒い龍属性のエネルギーを全身から迸らせ攻撃の威力、範囲が大幅に強化される。 もともと強面だがさらに人相が悪くなる ガチで戦う際はいかに攻撃後の隙を突くかが勝負。 まともに相手をしていては攻撃のチャンスすら与えてもらえず、ずっとアノルのターンになりかねない。 ポイントは「罠対策がされていない」点。 アノルの3次元機動の前に罠はただの置物になりがち。だが必ず特定位置に誘導できる瞬間がある。 開幕の飛び出しだ。 罠師を付けたハンマーor笛がホストで突入、痺れ罠を仕掛けてから飛び出しを回避。 あとは高火力+罠連 麻痺 スタンで最初の地点からアノルを動かすことなく倒しきる。 ハメれば1分、ガチではひどい時は10分近くと露骨に差が出るため、倒しきれる高火力装備があるかないかで印象はまったく変わってくる。 アノルパティス素材で作られる武器は鋭い牙やヒレ、鋸角を模した荒々しい物。龍属性も操るが武器は単水属性。 片手、大剣はG級武器でも数少ない空色ゲージ持ち。しかしながらさらに強力なシャンティエン武器の陰に隠れがち。 極長リーチを持つランスは研ぎ知らずの紫ゲージに高水準の攻撃力と属性値を備えG級ハンターに大人気の一本となっている。 ヘビィ?あったっけ? 防具は「トルぺドシリーズ」 全体的に水棲生物を感じさせるデザインで各部位に「三界の護り」のSPを備える 三界の護りは10Pで「豪放+1」が発動。耳栓、風圧(大)無効、耐震+1が同時に有効になる。 20P付けて+3にすれば、超高級耳栓、暴風圧無効、耐震+2となりモンスターのアクションによる全ての妨害を無効化する 陸・海・空を自在に駆ける暴鋸竜の力を表しているのだろう。 効率重視ユーザーからはハメ対象、装備が整っていない段階ではただ面倒なだけのモンスターと、どちらにしても評判はよくはない。 PTのしがらみから離れソロで対峙してみると、その凶暴性剥きだしのモーションや息をもつかせぬ波状攻撃の恐ろしさを狩られる側として味わうことができる。 最高捕食者にふさわしい戦闘力、執拗に獲物を追い詰める執念がアノルパティスには詰め込まれている。 ただ倒すだけでなく動きを観察することで、面倒さしか感じなかった中に新しい一面を見つけられるかもしれない。 追記・修正は極地の環境に適応してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ザボア「俺も空飛べたら氷海の支配者だな!!」 -- 名無しさん (2014-02-09 21 49 40) ↑アドバルーンみたいになってふわふわ浮かんでそう -- 名無しさん (2014-02-10 06 56 31) モンハンのイラつく要素全てをつぎ込んだとか言われてたがまあ納得だ。最近Fモンスターの項目が増えて嬉しいな。 -- 名無しさん (2014-02-10 09 15 15) ↑2 ウルトラマンのスカイドン連想したぞ -- 名無しさん (2014-02-10 20 03 05) 公式の生放送ですら「コレいつ終わるねん」という失言が漏れてしまうほど、追いかけっこを強いられるモンスター -- 名無しさん (2014-02-10 23 17 42) 見た目もコンセプトも好きだけど戦いたくはない -- 名無しさん (2014-06-02 17 39 36) ア◯ルハメませんか?じゃねぇよw -- 名無しさん (2014-10-26 20 10 42) ↑ア○ルパティス「よし良いことを思いついた。お前俺の○の中で○○しろ」 -- 名無しさん (2014-10-27 02 11 56) デザイン大好きだからついつい狩りに足が向いてしまう -- 名無しさん (2015-03-14 18 28 32) おいKMTいつになったらこいつのAI調整するんだよ -- 名無しさん (2016-02-17 12 19 29) 当時、ラオみたいな壁殴りやハメみたいな作業より遥かに楽しめたんだがなぁ・・・ -- 名無しさん (2021-01-21 17 15 06) まさに混ぜるな危険だな -- 名無しさん (2022-08-12 11 27 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentai-chara/pages/77.html
【名前】 800年前の真実 【読み方】 はっぴゃくねんまえのしんじつ 【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO 【登場話】 第30話「王とパンダと炎の記憶」 【詳細】 アンクと鴻上光生が語ったオーメダルとグリード、『オーズ/OOO』に関する重要な出来事。 1210年頃のヨーロッパである王が全てを統べるために4人の錬金術師に命じて生物の力を凝縮したコアメダルを作り出したことが全ての発端だった。 10枚あるコアメダルから1枚抜いたことにより発生したグリード、その中でもアンクはオーズが手に入れるコアメダルを狙い、残りのグリードに敵対したが、 アンクを上回る強欲さを持った王は全てのコアメダルの力を取り込んで神に近い存在になることを望み、自分に協力したアンクも裏切って大量のコアメダルを一度に取り込もうとしたが、制御に失敗したために暴走。 周りにいた4体のグリードとアンクの右腕を呑み込んで棺と化し、コアメダルを封印してしまった。 それがオーメダル発生、800年前の戦いの真実である。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/242.html
世界の真実 ◆MiRaiTlHUI 始と渡は、傷の回復もそこそこにZECTの地下秘密基地を後にした。 二人の間で協定が結ばれてから、時間で言うと三十分と経過してはいないだろう。 渡はもう大丈夫だと言って歩を進めるが、それが痩せ我慢だという事は容易に想像出来た。 不幸中の幸いか、進む道は平坦で、歩行者に疲労の溜まりにくい舗装された道だ。 市街地から外れつつあるからか、建物はまばらだが、進む先には幾つかビルが見える。 やや歩いた所で始は立ち止り、足取りの重い渡に声を掛けた。 「どうした、やはり辛いか」 「いえ、大丈夫です。僕の事は気にしないで」 「あまり心配を掛けさせるなよ」 「すみません」 別に渡の事が心配な訳ではない。あくまで戦力的な意味で心配なのだ。 とは言っても、仮に渡がやられる事があろうと、始が動じる事はないだろうが。 本来渡は敵なのだ。これはあくまで一時的な仲間、言うなれば一時休戦に過ぎない。 それを理解しているからこそ、下手な情を抱くのは御免被りたかったのだが。 そんな始の気持ちを知ってか知らずか、渡は消え入りそうな声で訪ねて来た。 「あの……始さんは、どうして戦うんですか」 「最終的には戦う事になるのに、そんな事を聞いてどうする」 「それもそうですね……忘れて下さい」 浮かない顔をして、渡は俯いた。 何も間違った事は言っていない。いつか殺さなければならない相手の情報など、知るだけ無駄だ。 剣崎が死んだ今、始に限ってそんな事はないだろうが、知れば知る程戦い辛くなる可能性は否めない。 それならば、最初から何も知らなければいい。知るとしても、必要最低限の情報だけでいい。 敵である筈の存在と手を組むと言うのは、即ちそういう事なのだ。 だが、一つだけ答えてやることが出来るとすれば。 「俺も、ある意味では渡と同じなのかも知れない」 「えっ?」 「別に、何でもない。答えてやれるのはそれくらいだ」 「そうですか……ありがとうございます」 渡は少しだけ考える素振りを見せて、礼を言った。 世界を守る為に、敢えて修羅の道を行く、という意味では間違ってはいない。 そうだ、正義の名の元に光の道を歩む事は、翔太郎や、音也達に任せればいい。 自分達はただ、日陰の暗殺者として、それでも守る為に戦っていけばそれでいいのだ。 世界を救った後の在りようこそ渡とは違っているものの、そういう意味では違いない。 ……少し前まではこんな事を言う程丸い性格ではなかったのにと、始は軽く自嘲した。 「始さんにも、守りたいものがあるんですね」 「さあな、これ以上は知らなくてもいい事だ」 「そう、ですか」 渡は、相手の話に深く立ち入ろうとはしなかった。 それが分かっているから、始も幾分か気が楽でいい。 相手がもしも剣崎だったなら、しつこく始の事を問い質していた事だろう。 二人の間にそれ以上の会話は無いかと思われたが、それでも渡はまるで独り言のようにごちた。 「僕は、自分の行動に後悔はしてないけど、でも貴方のように強くはない」 「……どうした、らしくないな。罪のない人間を殺す事に怖気づいたのか?」 「そういう訳じゃ、ないです。僕にはもう、後戻りは許されないから」 「なら何を悩んでいる? その悩みはお前を殺すぞ」 それは忠告だった。 釘を刺すように言った言葉に、渡は一瞬詰まるが、すぐにまた口を開いた。 「構いません。僕が死ぬ事で、皆が幸せになれるなら……」 「なら、その為に戦っているという事を決して忘れない事だ」 「……だけど、たまに思うんです。どうして僕は、こんな所まで来ちゃったのかなって」 夜空を見上げ、そう告げる渡は、とても苦しそうだった。 言いたい事や憤りは沢山あるのだろうが、それを言葉にする事は出来ないのだろう。 それを言葉にしてしまうのは、そのまま渡自身にとっての弱さに直結するからだ。 だから始は、渡の口からはそれ以上何も訊こうとはしなかった。 何も訊かない方が、渡の為だと思ったから。 「始さん……一つ、お願いがあるんです」 「何だ、言ってみろ」 「僕の事、名前で呼ぶのはもう、止めてくれますか」 「……キング、か」 渡は小さく、しかし強い瞳で、こくりと頷いた。 正直言って気に入らない名前だが、それが渡の強さを補強する仮面になるのなら。 そう思って、始はこれ以上深く立ち入る事もせず、ただ素直にそれを受け入れた。 それからやや歩いた所で、二人が見付けたのは一台のバイクだった。 黒と緑の悪趣味な配色のバイクが、ビルの麓に停められている。 「始さん……このバイク」 「ああ、そういう事だな」 それだけで意思疎通は十分だった。 このビルの中に、参加者が居る。二人の視線は、ビルの上方へと向けられていた。 逡巡は一瞬だ。二人の意思はすぐに同調し、躊躇いも無く歩はビル内部へと進んで行った。 階段を上り、やや奥へと進んだ所で、始はそこに何者かの気配を感じた。 何かが震えているのだろうか。カタカタと物が揺れる音が聞こえる。 二人はただ、音のする部屋へと、ゆっくりと歩いて行った。 そして、静まり返ったその一室へと足を踏み入れた瞬間、 「な、何だ貴様らはっ!?」 ガタンッ! と大きな音を立てて、白いスーツの男が立ち上がった。 「……アポロガイスト」 渡が小さく呟いた。 その名には聞き覚えがある。確か、東京タワーに爆弾を仕掛けた奴だったか。 と云う事は、この白いスーツの男もまた、殺し合いにのった悪人という事だ。 それを理解するや、始の表情がきっと強められる。 「ま、待てっ、仮面ライダーども! 今貴様らと戦う気はないのだ!」 「東京タワーに爆弾を仕掛け、多くの人間を殺そうとした貴様が何を言う」 「ぐぅっ……わ、私には今、戦う力がないのだ! そんな私に手を掛けるというのか!?」 何を腑抜けた事を言っているのだ、こいつは。 始にはアポロガイストの言っている言葉の意味が、まるで理解出来なかった。 東京タワーに爆弾を仕掛けた悪人でありながら、戦う力が無くなれば命乞いをするのか。 ちらと渡を一瞥すれば、渡もまた、眼前で取り乱すアポロガイストを冷たい視線で見詰めていた。 どうやら渡もまた、始と同じ心境らしい。それは、ゴミクズでも見下ろすような冷徹な視線だった。 「戦力の有無には関係ありません。僕もさっきは貴方と戦った、条件は同じです」 「だからといって、無抵抗の相手を殺すなど、仮面ライダーのやる事ではなかろう!」 「俺達は別に仮面ライダーでなくとも構わない」 半ば呆れた様子で、二人はアポロガイストに詰め寄った。 一歩距離を詰める毎に、アポロガイストは必要以上に脅えた様子で後じさる。 後方のデスクに激突しながら、それでもパニックに陥った様子でただ逃げようとする。 流石に様子がおかしくないかと、始も思った所だった。 「どうしました、アポロガイスト。さっきまでの威勢は」 「だ、黙れ仮面ライダー! 貴様らには関係のない事だ!」 「そうですか、では遠慮する必要はありませんね」 渡の手には、ジャコーダーが握られていた。 渡はそれをアポロガイストへと突き付け、鋭い眼光で睨み付ける。 相手は自分達を殺し合いに叩き込んだ組織の大幹部、情けを掛ける道理などはない。 アポロガイストは何をするでもなく、ただ情けない声を上げながら後じさるだけだった。 が、そこで始の中で迷いが生まれる。過剰に脅え、逃げるしか出来ないこいつを、このまま殺していいのか。 こいつにはまだ、訊き出さねばならない事があるのではないか。そう思った始は、今にも奴を仕留めんとする渡を手で制した。 「ちょっと待て、キング」 「……止めないで下さい」 「違う、ここは俺に任せろ」 そう言うと、渡は渋々ながらに腕を降ろした。 再びアポロガイストを睨み付けると、アポロガイストは震える声で言った。 「ようし、流石は仮面ライダーだ、話の分かる奴で安心したのだ」 「ああ、今のお前をこのまま殺すのは気が引けるからな」 「立派な心掛けだ、仮面ライダーよ。では、今すぐここを出て行くがいい!」 「……何か勘違いしているようだが」 「ひっ……!?」 始は一直線にアポロガイストの眼前へと向かって行き、その胸ぐらを掴み上げた。 情けない表情で脅えるアポロガイストの頭を、室内の壁に思いきり叩き付けて怒鳴る。 「俺はまだお前を助けてやると言った覚えはない」 「ぐっ……な、何が望みなのだ!?」 「俺の質問に答えろ……そうすれば命まで取る気はない」 「な、なんだそんな事か……良いだろう、哀れな貴様らに絶望の真実を教えてやるのだ!」 ……なるほど、こいつはこういう男か。 典型的に古典的過ぎる悪の組織の幹部思想、というか。 恐らくこいつは、訊かれてもいない事を勝手に答えるタイプだ。 自分の知識をひけらかして優位に立ちたいのか知らないが、こういう奴はテレビで見た事がある。 始が元居た世界で放送されていた、子供向けの特撮やアニメに登場する敵幹部のパターンだ。 なればこそ、この状況に持ち込んでしまえば、後の情報を聞き出す事は容易いと思われた。 「まず、お前達大ショッカーとやらの本当の目的は何だ、教えろ」 「愚かな仮面ライダーめ、我々の目的は、貴様らの居る全ての世界を征服する事にある!」 「世界征服だと? だとすると、世界の選別とかいうのも全て嘘なのか?」 「ハハハ、哀れな貴様らは何も知らないのだな! 世界が滅びに向かっているのは事実だ! 例え存続する世界が一つになるまで戦っても、ディケイドが居る限りは無意味なのだ!」 「一体どういう事だ、ディケイドとは何だ」 「ディケイドとは悪魔、世界の破壊者だ! 奴が居る限り、世界の融合は止まらないのだ!」 「……そいつは何処にいる」 「この会場の何処かだ。だが残念だったな、ディケイドを破壊するのはこの私だ、 貴様ら愚かな仮面ライダーなどにその大義は――ぐっ!?」 アポロガイストの言葉は最後まで告げられる事は無かった。 脅えながらも調子良く喋る男の首を鷲掴みにし、もう一度その頭部を壁に叩き付けてやったのだ。 ドゴッ! と嫌な音が響いて、壁に僅かな凹みが見られた。アポロガイストの額からは一滴の血が流れ落ちていた。 最早そこに大幹部の威厳などは微塵もなく、アポロガイストはただ壊れたように瞳を泳がせていた。 相当な脅えようだ。恐らくは、他の誰かの精神攻撃でも受けたのだろう。同情する気は全くないが。 「世界を救うためには、ディケイドを破壊した上で勝ち残らなければ意味がない……そういう事だな?」 「クク、その通りなのだ、絶望したか仮面ライダーよ。貴様らの戦いは、ディケイドが居る限り無意味なのだ!」 「そうか……もう一つ訊かせろ。ディケイドを破壊すれば、全ての世界は救われるのか」 「ふん、確かに滅びからは免れるかも知れん。だが、大ショッカーの支配から逃れるのは不可能なのだ!」 「分かった……もういい」 まるで興味を失ったように、始はアポロガイストを解放した。 ようやく解放されたアポロガイストは、数歩程よろよろと歩きながらも、再び向き直る。 足腰は震えていて、声を出す事自体が恐怖との戦いのように思われた。 しかし、それでもアポロガイストは悠然と構え、 「残念だったな仮面ライダーども! 所詮貴様らは我らの掌の上で踊る――」 言葉を言い終える前に、赤い閃光がひゅん、と音を立てて閃いた。 が、別段驚く事もない。始とて、こうなる事は最初から想像していたのだから。 魔皇力漲る赤の鞭は、狙い過たずアポロガイストの心臓部を正確に貫通していた。 アポロガイストの純白のスーツが、胸元から赤に染まってゆく。 「約束が……違うでは、ないか――」 「僕は貴方を助けると言った覚えはありません」 「仮面ライダー……卑怯な奴、なのだ」 しかしその無念は、誰にも届きはしない。 アポロガイストはそう言い残すと、どさりと音を立てて崩れ落ちた。 物言わぬ躯となった大幹部にはこれ以上見向きもせず、渡は踵を返す。 まるで容赦がないように思うが、こうする渡もまた、何処か辛そうだった。 それが分かって居ながら、しかし始は渡を引き戻す気も慰める気もなく。 「それでいい、流石キングを名乗るだけの事はある」 「……アポロガイストは、東京タワーに爆弾を仕掛け、大勢の人間を殺そうとした悪人です。 そんな奴が殺されたって、誰も哀しみはしない……ある意味では、僕と、同じです」 最後の一言を告げる渡の口調は、とても悲しげだった。 ◆ それからややあって、二人はビルの前で支給品の確認を行っていた。 アポロガイストが持っていた支給品は、全て二人で山分けという形にした。 当然の事、意味が良く分からないお面や理容セットは、そのまま放置しているが。 黒と緑のバイク――ハードボイルダーもまた、アポロガイストの支給品の一つだろう。 バイクに跨り、アクセルを握る始の後ろに跨りながら、渡はごちた。 「僕らの目的、増えましたね」 「ああ、世界を救う為には、ただ戦うだけでは駄目だ」 そう。それは大ショッカー大幹部から直接聞いた情報だ。 何処まで信憑性があるのかは分からないが、あの状況で嘘を吐く事もないだろう。 ともあれ、これで全ての世界を救う為の最低必須条件はハッキリした。 最後の一人まで勝ち残った所で“破壊者”が居ては意味がないのだ。 故に、何としてでも破壊しなければならない。 「この事は、父さんや名護さん……出来れば、皆にも伝えないと」 ディケイドを破壊する事は、全ての世界の住人にとって有益だと渡は考える。 世界を守る為のディケイドの破壊に関しては、きっと名護達も同調してくれる事だろう。 そうだ。本当の敵は大ショッカー以前に、世界の破壊者とまで言われる悪魔ディケイドなのだ。 まずは始と手を組み、出来るならディケイドの脅威を話が出来そうな皆にも伝える。 その上で自分が優勝して初めて、キバの世界は救われるのだろう。 故に―― 「世界の破壊者、ディケイド……これから僕と、僕の仲間達が、貴方を破壊します」 まだ見ぬ敵、ディケイドを胸中に思い浮かべ。 渡は強い決意と共に、鉄のように冷め切った声色でそう告げた。 走り出したハードボイルダーが切る風すらも、今の自分よりは幾らかぬるいだろう。 そう実感して、渡は自分が後戻りの出来ぬ所まで来ている事を改めて実感した。 【1日目 夜】 【B-5 平原】 【相川始@仮面ライダー剣】 【時間軸】本編後半あたり(少なくても第38話以降) 【状態】罪悪感、若干の迷いと悲しみ、ジョーカー化への衝動(小) 、ハードボイルダー搭乗中 【装備】ラウズカード(ハートのA~6)@仮面ライダー剣、ラルクのバックル@劇場版仮面ライダー剣 MISSING ACE T2ガイアメモリ(サイクロン)仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 【道具】支給品一式、不明支給品×1、装甲声刃@仮面ライダー響鬼、ディスクアニマル(アカネタカ)@仮面ライダー響鬼 【思考・状況】 基本行動方針:栗原親子のいる世界を破壊させないため、殺し合いに乗る。 1:渡を利用し他の参加者を減らす(殺し合いに乗った参加者優先)。 2:ジョーカー化を抑える為他のラウズカードを集める。 3:ディケイドを破壊し、大ショッカーを倒せば世界は救われる……? 【備考】 ※ラウズカードで変身する場合は、全てのラウズカードに制限がかかります。ただし、戦闘時間中に他のラウズカードで変身することは可能です。 ※時間内にヒューマンアンデッドに戻らなければならないため、変身制限を知っています。時間を過ぎても変身したままの場合、どうなるかは後の書き手さんにお任せします。 ※ヒューマンアンデッドのカードを失った状態で変身時間が過ぎた場合、始ではなくジョーカーに戻る可能性を考えています。 ※左翔太郎を『ジョーカーの男』として認識しています。また、翔太郎の雄たけびで木場の名前を知りました。 ※ディケイドを世界の破壊者、滅びの原因として認識しました。 【紅渡@仮面ライダーキバ】 【時間軸】第43話終了後 【状態】ダメージ(大)、疲労(小)、返り血、ハードボイルダーに搭乗中 【装備】サガーク+ジャコーダー@仮面ライダーキバ、ウェザーメモリ@仮面ライダーW、 エンジンブレード+エンジンメモリ@仮面ライダーW、ゼロノスベルト+ゼロノスカード(緑二枚、赤二枚)@仮面ライダー電王 ゾルダのデッキ@仮面ライダー龍騎、ディスカリバー@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式×3、GX-05 ケルベロス(弾丸未装填)@仮面ライダーアギト、 バッシャーマグナム@仮面ライダーキバ、ドッガハンマー@仮面ライダーキバ、北岡の不明支給品(0~1) 【思考・状況】 基本行動方針:王として、自らの世界を救う為に戦う。 1:始を利用し他の参加者を減らす。 2:何を犠牲にしても、大切な人達を守り抜く。 3:ディケイドの破壊は最低必須条件。 4:加賀美の死への強いトラウマ。 5:これからはキングと名乗る。 【備考】 ※過去へ行く前からの参戦なので、音也と面識がありません。また、キングを知りません。 ※東京タワーから発せられた、亜樹子の放送を聞きました。 ※放送で冴子の名前が呼ばれていない事を失念している為、冴子が死亡していると思っています。 ※ディケイドを世界の破壊者、滅びの原因として認識しました。 【アポロガイスト@仮面ライダーディケイド 死亡確認】 残り39人 【全体備考】 ※マシンハードボイルダーに二人乗りしています。所有権がどちらにあるかは次の書き手さんにお任せします。 ※インドネシアの魔除けのお面@仮面ライダークウガ、真理の携帯美容師セット@仮面ライダー555はB-5ビルに放置されています。 081 光と影 投下順 083 会食参加希望者達(前編) 081 光と影 時系列順 084 Round Zero ~Killing time 080 チューニング♯俺を利用しろ!(後編) 紅渡 094 Dを狩るモノたち/共闘(前篇) 076 橋上の戦い アポロガイスト GAME OVER 080 チューニング♯俺を利用しろ!(後編) 相川始 094 Dを狩るモノたち/共闘(前篇)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/50953.html
サムパティ インド神話に登場する怪物。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/14742.html
シティパティ チベット仏教における墓場に住む悪魔。
https://w.atwiki.jp/uyoku32/
右翼の真実 はじめに 右翼が在日であると云うの誤った認識を持っている人が多く見受けられるようになってきた為真実を記します。 右翼の定義 日本国において、『国家』『民族』主義を幹として、社会構造の不(合理・公平・公正)を正す運動主体を右翼と呼ぶ。 日本国家・民族主義とは? 日本は、過去より単一民族国家であり、「国家=民族」の概念が存在していた。 また、伝統文化や政治の中心に天皇が存在しており、古事記・日本書紀に準じ、天皇が神の系統を持つという認識もある。 これにより、日本国家・民族主義とは古来からの歴史や伝統文化及び国軆を護持する思想や行動と為り、これらの運動主体が右翼(団体)である。 何故『天皇』=神となるのか? 古事記・日本書紀等の日本神話は、其の当時の日本人の生活に沿った宗教・哲学・文学・歴史・神典的な書である。 古事記に於いては、日本以外の思想の影響が無く、純粋に当時の日本人の民族精神を記し後世に伝えたものである。 古事記について 古事記には天地の創造から国土の発生が記され、神々の出現が述べられている。 天皇を「血統」「神の継承」「司祭」「統治」の本質と据え至上の存在であると位置付けている。 神と日本人は、祖先と子孫の関係であり一体関係であるとしている。 国土は天皇を中心とした国民の共有物である。 神・国土・天皇・国民はそれぞれ「目的」を達成する為に存在するものである。 神の使命は、世界を結び一つにする事(八紘一宇)である。 話し合いが無駄になる場合は実力行使を認め、武力によって相手を制圧しても良い。 日本国家・民族主義は天皇を中心とした国家を基盤として、緊急時に暴力の使用(維新)を認めるものである。 大化の改新(維新)の目的 尊皇を利用した維新である。 公地公民制と律令制により、中央への権力集中化を目的とした。 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/cybellepolychrome/pages/31.html
エレール/スティアの家 1F 2F
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2750.html
パティEND 16 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22 42 10.13 ID OZqy7GXd0 [7/20] 「俺とララサーバルとパトリシア」パティEND ――1945年夏 ローマ郊外 アンジーの病室 アンジー「私はお前のことが好きなんだ」 俺「えっ……」 パティ「えっと……その……」オロオロ アンジー「なっ!? パティ!? 何故ここに!?」 パティ「あの……アンジーのお見舞いに来たんだけど……お、お邪魔だったみたいね!」ダッ 俺「お、おい!」ガシッ パティ「離してよっ!」パシッ 俺「おわっ!?」 パティ「ご、ゴメン俺くん……そ、それじゃあ邪魔者は退散するねっ!」ウルッ ガチャッ バタン 俺・アンジー「「………」」 20 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22 46 12.55 ID OZqy7GXd0 [8/20] 俺「…………アンジー? その……お前は俺のことが……?」ソワソワ アンジー「……………ああ、私はお前のことが好きだ」 俺「そっか……正直戸惑っているけど、うれしいよ」ソワソワ アンジー「そう言ってくれると私もうれしい」 俺「………」ソワソワ アンジー「………」 俺「あんj――」 アンジー「それで? お前は何故こんな所で油を売っているんだ?」 俺「えっ」 アンジー「だから、早くパティを追いかけろと言っているんだ」 俺「いや、お前何言って……」 アンジー「パティは今泣いている。それくらい鈍感なお前でも分かるだろう?」 俺「ああ、だけどせっかくが告白してくれたんだからお前のそばに……」 アンジー「無理はしなくていい。いつも私のために自分を押し殺してくれているんだ。たまにはお前のやりたいようにしてくれ」 22 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22 50 08.19 ID OZqy7GXd0 [9/20] 俺「じ、じゃあ俺はお前のそばにいたいからここに――」 アンジー「嘘を吐くな」ギロッ 俺「」ビクッ アンジー「ハァ……お前が私のことを一番理解してくれているのと同じようにな、お前のことを一番理解しているのは私なんだ」 俺「………」 アンジー「お前が嘘を吐く時に無意識の内に唇を触る癖を知っているのは、長い付き合いの私だけだぞ」 俺「そ、そんな癖があったのかよ俺……」 アンジー「お前は今パティのことが気になっていても立ってもいられないはずだ」 俺「………」ソワソワ アンジー「頼む、俺。こういう時くらい、お前の思う通りにしてくれ」 俺「………」 アンジー「私にも……大好きなお前の背中を押させてくれ」ニコッ 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22 54 41.64 ID fxMe/kpA0 [5/7] アンジー… 支援 24 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22 55 17.34 ID OZqy7GXd0 [10/20] ――病院近く キレイな景色が見える丘 パティ「ヒック……エグッ……」ポロポロ グシグシ パティ「ダメダメッ! やっとアンジーが勇気を出して告白したんだもん! 二人を祝福してあげないとっ! ……………なのに、」 ポロポロポロ パティ「なんで涙が止まらないのよぉ……!」ポロポロ 「ハァ……ハァ……やっと見つけた……!」 パティ「ふぇ……?」グスッ 俺「もっと遠くに行ったのかと思ってたけど……ハァハァ…こんなに近くにいたのかよ……!!」ゼェゼェ パティ「俺……くん……? どうしてここに……?」グスッ 俺「そんなもん、お前が逃げるからに決まってんだろうが」 パティ「そ、それは……!」 俺「隣……座るぞ?」 パティ「う、うん……ってダメだよ! 俺くんはアンジーのそばにいてあげないと!」 26 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 00 07.85 ID OZqy7GXd0 [11/20] 俺「………確かに、アンジーと会うのも久しぶりだから、もうちょっとアイツのそばにいたかったさ」 パティ「だ、だったら!」 ポン 俺「でもな、いつも明るいパティがこんな所で涙をポロポロ流して泣いているんだ。そんな一大事を放っておけるかよ」ナデナデ パティ「あうぅ……」カァァ 俺「それで、なんで泣いてるんだよ」 パティ「! な、泣いてなんかないよっただ目にゴミが入っただけっ」グシグシ 俺「いや、いくらなんでもそれは無理があるだろう……」 パティ「そ、そんなことないって! 私目が埃に弱くてさーアハハー!」 俺「一応、俺はお前がここで泣いてる理由も理解している……と思う。なんとなくだけど」 パティ「嘘だよ。鈍感な俺くんが分かるはずないもん。アンジーの気持ちにだって今までずっと気付かなかったでしょ?」 俺「いや、まあそうだけどさ……そこまで長い付き合いでもないパティの方がこういうことに関しては分かりやすいというか……」 パティ「ふ~ん、そういうものなのかな~?」 俺「うん。俺はお前があの場から逃げた理由を知った上で、お前を追っかけてきた。その意味は分かるか?」 パティ「………」 29 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 06 24.54 ID OZqy7GXd0 [12/20] 俺「パティ、俺は……お前のことが好きだ」 パティ「ッ……!」 俺「明るくて優しいお前のことが好きなんだよ」 パティ「俺…くん……」ポロポロ 俺「だからさ、お前がこんな所で一人で泣いているのは我慢ならないんだよ」 パティ「あっ……ヒック……ありがとう俺くん……! 俺くんの気持ちはうれしい。すっごくうれしいよ? でも……」 グシグシ パティ「私には俺くんの気持ちに答えることは出来ないよ」ニコッ 俺「………俺のこと嫌いか、パティ?」 パティ「そんなわけないじゃん♪ 私は……俺くんのことが好き。きっと……アンジーに負けないくらい俺くんのことが好き」 俺「なら……」 パティ「でも、ダメなんだよ。俺くんのそばにいるのは私じゃダメなんだ」 俺「………」 パティ「アンジーは、俺くんの支えがあれば100%の力が発揮出来る。アンジーには俺くんが必要なんだよ」 俺「そうかもしれねえけどさ……」 31 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 12 12.69 ID OZqy7GXd0 [13/20] パティ「俺くんは……アンジーのそばにいてあげないといけないんだよ……最初から……私の入る隙間なんて無かったんだ……」グスッ 俺「お前何言って――」 パティ「よ、良かったね俺くん! あんなイイ子なかなかいないよ! 美人だし……マジメで誠実だし……」 俺「パティ、話を聞けt――」 パティ「私のことは心配しないで! 二人で幸せに――」 俺「ああもう黙れっ!!」グイッ パティ「ちょっ」 チュッ パティ「」 俺「や、やっと黙ったな……」 パティ「ななななななな俺くん!!!!!!?///」ワタワタ 俺「だから黙ってろって言ったろ!? せ、せっかく俺が勇気振り絞ったんだから無駄にしないでくれ……」カァァ パティ「う、うん……///」プシュゥゥ 32 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 18 10.13 ID OZqy7GXd0 [14/20] 俺「前から思ってたけどさ、どうもお前は他人のことばっかり考えて自分のことを二の次にするよな」 パティ「……俺くんにだけは言われたくない」 俺「棚上げって最高だよな」 パティ「むぅ」ジトーッ 俺「偶には自分に正直になってみたらどうだ?」 パティ「自分に正直になったって……私の気持ちは変わらないよ……。私……アンジーが悲しむ顔なんて絶対見たくないって思ってるもん……」 俺「………」 パティ「私、アンジーのこと俺くんと同じくらい好きだから……大好きだから、アンジーの大切な俺くんを奪ったりしたくない……」 俺「………」 パティ「それに……私が好きな俺くんは、アンジーのために頑張ってる俺くんだからさ」ニコッ 俺「………」 パティ「私は……俺くんの気持ちに答えられないの」ジワァ 俺「………」 パティ「………」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 18 56.37 ID fxMe/kpA0 [7/7] パティ可愛すぎる しえん 35 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 24 10.84 ID OZqy7GXd0 [15/20] 俺「パティ……俺はさ、これからもずっとアンジーのそばにい続けてやろうと思っている」 パティ「うん、それがいいよ。アンジーのためにも俺くんのためにも……きっと、私のためにも……」 俺「どこまでもアイツについていくよ」 パティ「そうだよね……いつまでも二人で……」 俺「何言ってんだ? パティもいっしょに、だろ?」 パティ「へ?」キョトン 俺「おいおいあのめんどくさいアンジーの世話を俺一人に押し付ける気か?」 パティ「いやっそのっ……いいの?」 俺「こっちからお願いしたいくらいだ。というか、俺はお前もついてきてくれるとばっかり……」 パティ「………」 俺「なあパティ、」 パティ「うん」 俺「不器用で生真面目で堅物でかっこよくてカワイイあの娘をさ、これからもいっしょに支えていこうぜ」ニッ パティ「…………うん」 36 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 30 21.72 ID OZqy7GXd0 [16/20] 俺「よし、これで俺と――」 パティ「で、でもさ! このまま俺くんと……その……恋人になっちゃったらアンジーから好きな人を奪っちゃうことになってあの娘を悲しませることに――」 俺「言い忘れてたけどアンジーからの伝言。 アンジー『あまり私を見くびるなよ』 だってさ」 パティ「あうぅ……」シュン 俺「パティ、もう一度言う。俺はお前のことが好きだ」 パティ「うぅ……何よぅ……二人して私のことを追い詰めて……」 俺「へへっいつも俺達はお前に手玉に取られているからな。仕返しだ」ニヒヒッ パティ「もう……でも、こういうのも悪くないかもえへへ」ニコニコ 俺「だろ?」ニコニコ 37 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 36 54.18 ID OZqy7GXd0 [17/20] パティ「俺くん……私も、これからずっとアンジーといっしょいたい。ずっとあの娘を支えていきたい」 俺「うん」 パティ「だって、私は本当にアンジーが大好きなんだもん♪」 俺「きっとアンジーもそう思ってるよ」 パティ「えへへそうかな?」 俺「俺のことは?」 パティ「え~? 俺くん~? 今日はずいぶん意地悪だったからどうかな~?」ニヤニヤ 俺「うぐっ……」 パティ「俺くん、私の嘘偽りない本当の気持ちを伝えます」 俺「………」 パティ「私は俺くんのことが好きです。ずっといっしょにいてくれないかな♪」ニコッ 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 41 42.41 ID ROLWKUNb0 ニヤニヤしてしまう 支援 40 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 42 07.77 ID OZqy7GXd0 [18/20] エンディング ガチャッ パティ「おはよう、アンジー。今日はアンジーもお休みだよね? 俺くんといっしょに町に出よ……っていない」 俺「どうした? アンジーいないのか?」 パティ「うん……あっ書き置きがある。何々…… アンジー『今日は俺とパティが付き合って一周年だろう。というわけで、二人で町にでも行って水入らずで過ごしてくれ』 だって」 俺「で、アイツはどっかに行っちまったと」 パティ「私達に気を遣ってくれたのね……」 41 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23 42 48.12 ID OZqy7GXd0 [19/20] 俺「そっか……アンジーいないのか……どうするパティ?」 パティ「どうするってもちろん……」 俺・パティ「「」」ニッ 俺「パティは基地の屋上に行ってくれ! 俺は格納庫を探してみる!」 パティ「了解!」 俺「無用な気遣いをするアイツを絶対に見つけ出すぞっ!」 パティ「うん♪」 Fin ED:
https://w.atwiki.jp/otherazure/pages/22.html
パティ・パン 攻略 レストランのメニューを全て制覇する 食い逃げをしてもパティに嫌われる事は無い パティの手料理を食べるイベント カレー・エビフライ・チャーハンを全て食べる 塔に行かなくても、店を出入りして3つ食べればOK
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/867.html
う~ん… 「今度タムラさんの家に行ってもイイデスカ?」 同人のネタを捻り出しているときにパティが来た 「あ、パティ、いつでもオーケーだよ」 「ソレデハ、明後日に行キマスネ」 「うん、待ってるからねー」 パティと二人で遊ぶのは初めてだった それまでゆたかちゃんやみなみちゃんも入れた4人で遊ぶ事がおおかったからね とりあえず家捜しされないようにしないと… この前の事は…思い出したくない… … とにかく約束の日になって 私とパティは二人きりで私の部屋にいた 「ひよりん、今度出すドウジンシのネタは思いツキマシタカ?」 「いやぁ、それが中々大変でねぇ…」 「フーン、ソウナンデスカー」 「うん、そうなのよ」 「デハ、ワタシも一緒に考えてアゲマショウ」 「おぉ、ありがとう」 「イエイエ、礼にはオヨビマセンヨ」 私たちはその後ずっと考えてたが 中々いいネタが浮かばなかった 「コナタにも相談シテミテハイカガデショウカ?」 「泉先輩かぁ…迷惑だとおもうからやめて方がいいとおもうな」 「ソウデスネ…」 「うー…どうしよっか…」 「ひよりんの家にあるドウジンの本からネタを少しカリマショウ!」 「いくらなんでもそれは…」 「ソウデスカ?」 流石外国の人… しかしこれは偏見になってしまうのか…? 「んー…」 「デハひよりん、思いツカナイノナラ、体験シテ見るのはドウデショウカ?」 「え?体験してみるって?」 「イマココデやってみるっていうコトデス」 「ちょ、おま…」 とおもってたらパティがもう既に私の目の前にいて… いきなりベットに押し倒されてしまった 「ン~…ひよりんのメガネってカワイイデスネー…」 「や…やめ…」 「Oh!メガネっ娘の恥らう姿は至高デスネ!」 私は急な事でとても焦っていた… どうすればこの状況を乗り越えられるのか… このままやられるしか道はないのか… 今家には誰もいない…困った… どうする…?どうするよ私…! まさか書く側から体験する側になるとは… と言っても書く側からすれば99%ぐらいは妄想なんスけどね… ってなんで私はこんな冷静なんだ!? 「と、とにかくやめてくださいッスよ!」 「ンー…、ひよりんソンナコト今更行っても遅いデース もう我慢出来なかったのデス。実はワタシは前からヒヨリのコトが…」 「んっ…」 いきなりキスをされてしまった… 「初めてのキッスはドウデスカ?」 「わ…私はそんな…リアルでの趣味はないッス!見て書くだけの趣味だけッスから!」 「ヒヨリ、服脱がしてもイイデスカ?」 もうパティは聞く耳を持っていないようだった 「だめッス!」 「ンー、拒否されるとさらに萌えマスネー…」 そんな事言いながらパティは私の服を脱がしていった なんて強引な… 抵抗してもさらに興奮させて逆効果だろうからあまり抵抗しないようにした 「大人しくなってはダメデスヨ、ヒヨリ。 もっと抵抗をしてクダサイ」 そんな事言ってほんとに抵抗する人いるのかな…? なんで私は服脱がされてもこんな冷静なのか… 「ヒヨリの小さな胸もカワイイデスネ。メガネっ娘にはカカセマセンヨ」 「関係あるのか…」 そしてパティは私の胸に顔を近づけて… 残念!私の冒険はここで終わ(省略されました。続きはここを押してもあるかわかりません) … 「ひよりん、コレデドウジンシが書けマスネ。この体験をモトに作ればいいのデスカラ」 「これを書けって言うのか…そんなの無理…」 「イヤイヤ、ひよりんなら簡単にデキルハズデス」 「簡単に出来ないから言ってるんじゃないッスか…」 コメントフォーム 名前 コメント 省略しないでよ!省略しないでよ! -- 名無しさん (2011-04-29 04 01 47) パティ攻めが……ww -- 名無しさん (2008-05-24 23 20 57)