約 2,245,181 件
https://w.atwiki.jp/atparty2/pages/30.html
ギルドポイント ギルドに所属した状態で以下の活動をすると増えていくポイント ギルド勢力の順位はギルドポイントが高い順に表示される。 あくまで活動的かどうかの目安のポイントなので、高いからといって何があるわけでもない。 (本当は賞品とか用意しようかと思いましたが、1位のギルドがずっと独占状態になる悪循環ができあがってしまいそうなので却下。良いアイデアがある方は教えてください) ギルドポイントは常に加算されていくわけではなく、ギルド勢力が更新されるたびに1割減少していきます。 ギルド活動ポイント 活動 加算ポイント ギルドで@よびかける 1ポイント ギルド戦参加(勝敗がつくまでいること) 4ポイント ギルド戦1勝ごとに 3ポイント ギルド戦優勝 2ポイント×参加人数 ルイーダの酒場で@ちゅうもん 2ポイント ダーマ神殿で@てんしょく 50ポイント フォトコン1位 500ポイント フォトコン2位 300ポイント フォトコン3位 100ポイント ギルドクエスト(Ver1.40以降)をクリア 100ポイント ※ギルド戦(3先勝)で4人パーティーで優勝した場合は、 参加ポイント4pt×4人=16ポイント 勝利数3勝×3pt=9ポイント 優勝8人参加×2pt=16ポイント の合計41ポイントが入ります ギルドポイント(GP)はあくまでギルドの強さではなく、活発的&協力的に活動しているかのポイントなので、 ギルドメンバーと協力して、決定的なスクショをとったり、 ギルド戦を多くやっているギルドが上位になっていきます。
https://w.atwiki.jp/kitikuat/pages/72.html
* 鬼畜@パーティへのリンクを貼ってくれ -- 名無しさん (2009-05-22 20 06 38) * http //www10.atpages.jp/~houjo/party/party/party.cgi ほれ -- shin (2009-05-23 20 56 29) * http //houjo.kakoku.net/index.cgi 今のサイト -- 神影 (2009-08-26 11 36 08) * トース塔ムリゲ -- 暗殺たん (2009-08-29 18 12 33) * 暗殺たんみてるとトース塔攻略出したくなくなってくる^q^ -- owata (2009-08-30 17 39 44) * (質問)>全ての固定ダメージスキルが全て攻撃力影響になっています もともとの固定ダメージも計算に影響する? -- ヴぃp (2009-08-31 00 29 37) * ヴぃpたんへ 固定ダメージ90の場合は攻撃×0.9 -- 北条 (2009-09-01 01 23 30) * なるほどそれは魔法が強いわけです -- ヴぃp (2009-09-06 22 39 10) * 時々INしてまs☆ -- 水鏡 (2009-09-07 00 42 03) * 大変!一部のページが死んでいるわ! -- 林檎 (2009-10-29 11 12 20) * 大変!なんと ぱしへろが きゃらを けしてしまった! -- 暗殺たん (2009-10-30 03 22 40) * 俺を忘れたとは言わせないぜ… -- 神影 (2009-11-05 11 55 09) * 今こそこの鬼畜@パーティーⅡを俺様が支配する時だ!!!! -- 神影 (2009-11-05 11 55 35) * @^p^ -- ドラン (2009-11-05 16 43 11) * 久しぶりです -- 神影 (2009-11-12 20 56 49) * 神影・・・・精神病院いってらっしゃい -- 林檎 (2009-11-13 11 25 22) * 今日からこのwikiの管理人です よろしくお願いします -- (暗殺たん) 2009-11-19 07 23 03
https://w.atwiki.jp/xorpheusx/pages/9.html
■主人公1人で初対面 「何ですか?」 はい 「イヤです。」 「まだ何か?」 「自己紹介しろとでも? イヤですよ。 男に名乗る名前なんてありません。」 「君もしつこいなあ。 そんなにしつこいと 女の子にもてませんよ。」 いいえ 「用がないなら出ていってもらえます?」 ■主人公1人で2回目以降 「で、何の用です?」 はい 「イヤです。 どうして僕が君と行動しなければ ならないんですか?」 「男と2人きりなんて 考えただけでも鳥肌がたちます。」 いいえ 「用がないなら出ていってもらえます?」 ■夜中に 「何の用ですか? 女性の訪問なら大歓迎ですが、 男に来られても 気分が悪くなるだけです。 早く出ていって下さい。」 はい 「イヤです。 どうしてこの僕が 夜中に君と2人きりで 行動しなければいけないんです? 考えただけでも悪寒がします。」 いいえ 「用がないなら出ていってもらえます?」 「まだ何か?」
https://w.atwiki.jp/a272814/pages/29.html
白いカチューシャと、誘惑のドレスを付ければ、ほぼ全員から褒められるのでオススメ。 知的なドレスはほぼ全員ウケが悪いので止めとけ。 零 好み→ パワフルなドレス 苦手→ ゴージャスなドレス 枢 好み→ 知的なドレス 苦手→ パワフルなドレス 藍堂 好み→ ゴージャスなドレス 苦手→ 知的なドレス 一条 好み→ 大人っぽいドレス 苦手→ 知的なドレス 架院 好み→ パワフルなドレス・めずらしいドレス 苦手→ ゴージャスなドレス 支葵 好み→ 誘惑のドレス 苦手→ パワフルなドレス
https://w.atwiki.jp/vipparty/
※この説明書はVIP仕様の説明なので、本家とはちょっと違います。詳しくは追加・修正点 @パーティーとは? パーティーを組んで冒険したり、パーティー同士で対戦したりするチャットベースのCGIゲーム。 多彩な職業!多彩な技!組み合わせ自由!リアルタイムの戦闘が楽しめる! 君だけのオリジナルの最高のパーティーを作ろう! http //atparty.org/ 始めに 最低限初心者のためのプレイチャート、ゲームマナーを読むことをオススメします。 職業が何より重要、自分の役割ややりたいことを考えて慎重に選ぼう。詳しくは職業の種類 最終目的やクリアはあるの? ないです。最後のボスを倒しても何も起きません。が、そこで終わりというわけでもありません。 全てのアイテムのコンプリートを目指したり 全ての職業をマスターしてみたり ステータスMAXに挑戦してみたり 最強の職業の組み合わせを探したり 最強のパーティーを作ったり ギルドを立ち上げギルドランク1位を目指したり 闘技場・ギルド戦で勝ちまくって王者1位を目指したり 仲間にしたモンスターを使って、面白いスクリーンショットを撮りフォトコン1位を目指したり 他のプレイヤーと協力して面白いことをしたり 新人の育成を手伝ったり など、遊ぼうと思えばずっと遊べるでしょう。 @パーティーの魅力 職業の種類は約50種類 職業により覚えるスキルやステータスの成長率が変わる コマンドを選んで・相手を選んで実行ではなく、全てチャットの一文の中にコマンドや相手指定を入力 チャットベースなので、リアルタイムに近い戦闘ができる 入力が苦手な人でも安心、マウスクリックによる入力補助機能付 戦闘は単純に攻撃するだけではなく、テンションを上げて効果を倍増させたり、状態異常にさせたり様々な戦略が可能 ギルドを作って仲間同士で絆を深めたりできる 冒険は最大6人までのパーティー 闘技場・ギルド戦は最大12人までのバトルロワイヤル 一言伝言板みたいなもの アイウエオ -- (ひびき) 2010-08-13 07 57 21 1173 -- (ひびき) 2010-08-13 07 57 58 (*1)つ(*2)つ(*3)つスモールライt -- (名無しさん) 2012-07-20 22 14 06 閉鎖した今でもwikiが残ってたんだね・・・ -- (アスク@カゲブンシン) 2014-03-23 19 12 50 俺だ -- (シェリー見てるか) 2014-11-05 08 31 07 ジャックうううううううう -- (優太) 2014-12-16 04 33 12 またやりたくなってきた -- (くっそ懐かしいとこ見つけた) 2015-10-08 09 24 46 当時小学生だったけどもう高校出たよ -- (koujyou) 2016-01-26 21 08 03 くっそ懐かしい名前があるな… -- (竹ナントカ) 2016-05-14 01 16 15 ロトの剣を間違って売って発狂した思い出 -- (†りょう†) 2018-06-19 20 46 27 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/202.html
ティー・パーティーをもう一度 ◆EAUCq9p8Q. 姿見の鏡面が揺らいだのを桂たまが見逃さなかったのは、きっと他にやることがなかったからだろう。 聖杯戦争が始まってからこっちの桂たまの日常は、なんとも味気ないものだった。 学校にも行かない(そもそも学生というロールが用意されていないため行きたくても行けない)。 買い物や気晴らしの散歩についても、アサシンからの進言に従い数を減らしている。 やることといえばお祈りと廃教会内の掃除と、元の持ち主の物らしい本を読むくらいしかない。 「元気ですか?」 本戦が始まったという通達を受けた後アサシンがたまの肉壁として置いていったモンスターに話しかけてみたりもした。 さすがにどう見ても化け物なミミックにはたまもビビったが、それでも、聖杯戦争始まって以来アサシンたちを除けば始めての仲間ということもあり、なんとか友好的に接することができた。 だが、たまの期待も空しく語り返してくれるモンスターは居なかった。 徘徊し、見回り、空に控える。 アサシンの命令をひたすら忠実に守るように、ただそこにあり続ける。 廃教会の中に残されていた本と同じように、持ち主の願いを抱いて帰りを待ち続けている。 それがなんとも、まさに『ただの手駒』というように感じられて、とても複雑な気持ちになった。 どうにも解れない、如何ともしがたい感情を抱えたまま、いつものように祈りを捧げ、教会内の掃除を行い、勉強の代わりに幾つかの本を読み。 朝が終わり、昼が過ぎ、日が傾き。そろそろ夜を迎えようという時間になり、紅茶を淹れて夕食用の冷凍食品の解凍を行っていた時。 突然、まるで石を打ちつけられた湖面のように、鏡の表面が揺れた。 なんの変わり映えもなかったはずの室内の一部が突然変化する。たまの目は、その変化を見逃さなかった。 伏目がちだった視線を持ち上げ、目を向ければ、鏡は見知らぬ世界を写していた。 「え……?」 そして見知らぬ世界の向こうから、見知らぬ人物が歩いてくる。 まるで西洋人形に魂だけが吹き込まれたような、菫色の薔薇の眼帯を付けた生気を感じさせない少女。 重なって見えたのは『ルーラー』の文字。『眼』を開くまでもなく、その少女が異質な存在であると直感的に気づけた。 「ルーラー、さん……?」 「ごきげんよう、桂たま様」 たまの声に導かれるように、ルーラーが鏡から飛び出す。 可愛い靴が廃教会の木製の床を踏みしめ、軋んだ音が大きく響く。 それが合図だった。 ― スカラ ― 教会内を徘徊していた十体のガニラスが集まって呪文を唱え、たまの傍に控えていた十体のキラーアーマーの防御をあげる。 そしてキラーアーマーたちははがねのつるぎを構え、次々にルーラーに飛び掛った。 「あ、ま、待って!」 たまが声をかけた時には、すでにキラーアーマーの第一陣は剣を薙ぎ、それをルーラーが軽やかにジャンプして回避していた。 姿見鏡が打ち砕かれ、鏡の破片が宙を舞う。破片はきらきら光りながら、キラーアーマーの間にばら撒かれた。 「兵隊さんには用はありません。さようなら」 ルーラーの一声とともに、ガラスの破片から無数の白い茨が飛び出し、その場に居たモンスターたちを縛り上げる。 そして瞬くほどの間に、全てのキラーアーマーが廃教会内から鏡の破片に引きずり込まれて消えうせた。 続いてガニラスが、侵入者の知らせを受けて駆けつけたミミックが、治療する相手を失って所在無さげに宙を泳いでいたベホマスライムが、キラーアーマーと同じように縛られ消えていく。 たまが驚くほどの暇もなく勝負は決し。 ルーラーはまるで何事もなかったかのように。 それこそ壊れた人形のように、来たときと同じ顔、同じ格好、同じ調子でこう言った。 「ごきげんよう。桂たま様」 たまにとってルーラーの登場は、まさに突然の出来事だった。 アサシンからは何事かがあったならばモンスターたちに任せてごくらくちょうとともに逃げろと言われたが、これでは逃げることもできない。 「ご心配要りません。話の邪魔になりそうなので今は別の場所に移ってもらっているだけ。 私が帰るときにはきっと戻します。どうか安心なさってください」 ルーラーは恭しく礼をし、まるで当然のように教会の居住スペースに備え付けてあるダイニングセットの椅子に座ってたまの淹れた紅茶に口をつけた。 そのずうずうしさすら感じるルーラーの振る舞いでようやくたまは我を取り戻した。 「えっと、ルーラーさんですか? 今朝手紙をくれた……」 「ええ」 ルーラー、裁定者。朝の通達の送り主。聖杯戦争を司る者。アサシンとの話題にも上がった、たまにとって唯一既知の聖杯戦争の関係者。 そこまで考えてたまは心当たりにたどり着き、何かあったときのためにと用意しておいたお金を入れた茶封筒をタンスから取り出してルーラーに差し出した。 「これは?」 茶封筒の先のルーラーは、表情を変えず、ただ小首をかしげて疑問を表す。 「その……家賃です。足りないかもしれませんけど、今はこれで」 実は今朝から気になっていたのが、『この家を勝手に使い続けていいのか』という問題だ。 たまがもともと住んでいた教会は養父の神父さんのものだった。 だが、聖杯戦争に呼び出されてから暮らしているこの廃教会は、たまとはなんの縁もゆかりもない場所。 元の持ち主こそ居ないが、水道やガスや電気が通っている以上水道光熱費などはかかっているはずだ。 たまにとって、ルーラーが自身のもとを訪れる心当たりはこれしかなかった。 「いただきません」 だが、ルーラーはくすくす笑いながらその茶封筒を付き返した。 「これはたま様に与えられた『環境』です。他の参加者の方たちにも同じように『環境』が与えられています。 あるいは家族、あるいは級友、あるいは仕事。それぞれが『環境』に縛られて、戦いに挑むのがこの聖杯戦争。 『環境』への対価は不要です」 ルーラーの返答は、たまにとってとてもありがたいものだった。 正直、ここにきて『他人の家に住むのはルール違反だからこの場所から出て行け』なんていわれたらどうしようと少しだけどきどきしていた。 変な諍いもなく今朝から続いていた心配がただのたまの杞憂で終わってくれた。胸をなでおろすような心地で、早鐘を打っていた心臓も少しだけ落ち着く。 しかし喜びや安心の半面で新たな疑問も生まれる。 「でも……じゃあなんで、私のところに来たんですか?」 ルーラーはまた一口紅茶を飲み、口元を緩く持ち上げながら、一言。 「アサシン様とお話がしたくて」 ☆ 色々と考えてみたが、アサシンを即座に呼び戻す方法は思い浮かばなかった。 今朝アサシンが使った念話で呼び戻せればいいのだが、たまにはそんな心得はない。 令呪を使えば瞬時に呼び出せるが、三画しかない令呪をこんなことで使うのはもったいない。 生憎、アサシンは電話も持ち合わせていない。バラモスならばバシルーラでモンスターをアサシンの元に戻すことができたかもしれないが、それも今は不可能。 なので結局、たまの逃走用のごくらくちょうのうち一羽の首に手紙を巻きつけて、アサシンの元まで飛ばすことにした。 『ルーラーさんがアサシンさんに会いに来ました。帰ってきてください。 たま』 内容は分かりやすくまとめてある。混乱させることはないだろう。 「じゃあ、お願いしますね」 窓を開けて背を押せば、ごくらくちょうは赤く大きな羽を広げて空へと舞い上がった。 高い、高い、吸い込まれるような空。赤と青の混ざった、紫色の空。 見渡せば、夕日が海に沈みかけていた。あと数十分もしないうちに夜が来るのだろう。 振り返れば、ルーラーもまた席を立ち、のんびりとごくらくちょうの向かう先を見つめていた。 不意にルーラーと目が合う。だが、ルーラーは目が合ったことも気にせずにダイニングテーブルの方に戻り、先ほどと同じように椅子に腰掛けて紅茶を味わいだした。 「少し待たせていただきます。たま様もどうぞ」 そして我が物顔で、たまの淹れたお茶を振舞いだした。 あまりの自然な体運びに、たまも一瞬自身が招かれた身であるかのように振舞いそうになってしまう。 シュガーポットに手をかけたところで、自分がもてなす側だということを思い出したたまは、やや思考を巡らせたあとでルーラーに対してこう尋ねた。 「そうだ、ルーラーさん。ケーキいかがですか」 「ケーキ、ですか?」 サーヴァントが食事を必要としない、というのはたまも知っている。現にたまが目覚めてから数日、アサシンも偽アサシンも食料どころか水一滴口にしてはいない。 だが、ルーラーはさも当然のように紅茶を飲んでいる。 ひょっとしたら、ルーラーは他のサーヴァントと違って特別で、食事を行うこともできるかもしれない。 ということまでを考えをめぐらせて……というわけではなく、単にお茶を飲むならお茶菓子があったほうがいいかなぁと思っての提案だった。 「私、最近調子がよくて、今回は上手くできる気がするんです。簡単なケーキならアサシンさんを待つ間にできると思うんですけど、いかがでしょう」 たまはそもそも(生来の鈍さもさることながら)身に余る魔力のせいで失敗を繰り返していた。 ちょっとしたきっかけで魔力を放出してしまい、その魔力によって不幸な出来事を起こし、その結果失敗を起こし、失敗をきっかけにまた魔力を放出するという負のスパイラルの中にいた。 だが、現在はアサシンと偽アサシンの同時現界、さらにアサシンの陣地作成と偽アサシンの度重なる戦闘によって魔力を安定して排出し続けている。 常人ならば昏倒必至の魔力消費だが、彼女にとっては毎分毎秒生まれ続ける魔力の適度なガス抜きとして作用した。 更にたま自身も魔力の制御の方法を心得たことにより、桂たまは今、精神面はどうあれ魔力面では絶好調だった。それこそ、常日頃悩まされ続けた魔力によるファンブルが一切発生しないと言い切れるほどに。 ケーキについてを考えると、賀茂とのことを思い出し胸が痛んだ。 だが、それでも数日ぶりにまともな会話ができる他人を(しかも、アサシンのように精神的につらい話を投げかけてこない相手を)もてなしたいという思いもたまの心に強くある。 桂たまとは、たまたま悪魔に生まれただけで、その本質はやはりどうあっても年相応な寂しがりやの女の子なのだ。 「……」 しばしの間が空く。 ルーラーは少したまの申し出に困惑しているようにも見えたが。 「ええ、それではお願いします」 数秒もすればやはり微笑むような顔のまま。 あるいは無表情なのかもしれないが、来たときから変わらぬ顔でたまの申し出にそう返すのだった。 ☆ ケーキをオーブンレンジで焼き始めてからアサシンが来るまでの間、たまとルーラーは間に紅茶を挟んで、他愛もない話を続けた。 篭城を続けているたまの境遇上しょうがないことなのだが話の内容も戦争とまったく関係のないものばかり。 紅茶の味がどうだとか。いま焼いているケーキがどうだとか。庭に咲いている花の香りがどうだとか。飛んでいる鳥がどうだとか。そんな戦争とは程遠い、単なるお茶会のような話。 食欲を喚起するケーキの香りが廃教会を満たし始めた時、少女たちのお茶会に地獄の底から響くようなおぞましい声が加わった。 「さいていしゃ みずから でむくとは」 開け放っていた窓に、羽ばたきの音と爪の音が帰ってくる。 たまが低い声のした方―――背後を振り向けば、そこには既に実体化したアサシンが立っていた。 「くすくす、お邪魔でした?」 「わしの ことは しっているのだろう。 わしは いまも じんちを つくっておる。 ながいされれば ふりになる。 さいていしゃとは こうへいに あるべきだ」 「くすくす。そんなに邪険にしないでください。今回は一つ、お願いがあってきたんです。 さあ、アサシン様。暗殺者などに押し込められた可哀想な大魔王様。貴方も腰掛けてください。お茶を飲みながらお話しましょう」 譲り合うのは上っ面だけ。険のある言葉に、険のある言葉。 アサシンはふんと鼻をならしただけで、当然ながら朗らかにイスに腰掛けて少女たちのお茶会に加わるようなことはない。 ただ、遍く世界の大魔王がそうあるように、たまの背後に控え、腕を組み、威圧感を撒き散らしながら居丈高に話すのだ。 「はなし というのは フェイト・テスタロッサ の とうばつれい の ことか」 「いいえ。彼女のことは彼女のこと。このお茶会には関係ありませんわ。 アサシン様とお話したいのは、アサシン様について。アサシン様がいつか辿ってしまうありきたりなおしまいについて」 ルーラーの声をさえぎるように、オーブンレンジが焼成の完了を告げた。 アサシンのおしまいというのはたまにとっても気になる話題だったが、せっかく焼いたケーキを焦がしてしまってはもったいない。 たまは二人の会話に後ろ髪を引かれながら、できるだけ急いで帰ってこれるよう小走りでオーブンレンジへと向かうのだった。 焼きあがったパウンドケーキは、市販品と見間違うほどに綺麗な状態だった。 文句なし、たまがこれまで作ったケーキの中でも傑作といっていい出来だ。 なんと珍しく焦げていないし、粉をふるいにかけるのを忘れなかったし、卵も綺麗に割れたからきっと殻もまったく混入していない。 材料を床に落とすこともなかった。袋をひっくり返すこともなかった。こけなかったしやけどもしなかった。 理解不能な原因で、食べられるはずのケーキが食べれない何物かにクラスチェンジすることもなかった。 ここまできちんと作れたならばきっと美味しいはずだ。美味しいに違いない。美味しいと信じたい。 まだ熱の残っているうちに切り分け、皿に乗せる。切った感じ生焼けでもないので食べても大丈夫だろう。 「アサシンさん、ルーラーさん、ケーキが……」 「ありがとうございます。桂たま様」 ここでひっくり返したらすべてご破算と注意深く皿を運べば、アサシンとルーラーの会話は既に終わっていたらしく、ルーラーは既に椅子を離れて割れた姿見の前に立っていた。 ルーラーが姿見の残骸に触れれば、彼女が来たときと同じように鏡面が波打ち教会とは別の世界を映し出す。 「話が終わったので、私は帰らせていただきます」 「あ、あの!」 鏡に入り込もうとするルーラーを見てたまはあわてて切り分けたパウンドケーキを手近にあったバスケットに詰めて手渡す。 せっかく焼いたのだし、二人分を想定した量のためたま一人では食べきれない。ルーラーは仕事で色々忙しそうだから、差し入れ程度にでも食べてほしい。 そして、もし叶うならば。 「よければもう一度、お茶を飲みに来てください」 この他愛もないお茶会をもう一度。 戦争の最中、ほんの少しの息抜きを、もう一度。 「ええ、いずれ、きっと」 社交辞令以上の心を込めて送ったバスケットと言葉を受け取り、ルーラーは短くそう答えた。 その表情は、貼り付けたような微笑より、少しだけ柔和に見えた。 ☆ ルーラーが消えた後。 鏡の破片が飲み込んでいたモンスターたちを吐き出すのを見ながら何かを考え込むように顎に四本指の手を添えているアサシン。 その顔は、いつもよりもやや険しいように見える。 もしかしたら不機嫌なのかもしれないと察し、たまは少し気後れしながら話しかけた。 「ごめんなさい。忙しいのに呼び戻しちゃって」 「いい。 こんかいに かんしては、あやつは わしが こなければ かえらなかった だろう」 しかし、たまの不安とは裏腹に、アサシンの言葉は彼にしては棘のないものだった。 あまりの毒気なさにたまがやや拍子抜けしているとアサシンは言葉を続けた。 「しかしだ たまよ。もし わしの ふざいのおり あやつが ふたたび あらわれたなら、わしを よびもどす ひつようはない」 「でも、アサシンさんに会いたいって言われたら」 「そうちょうに かえる ことだけを つたえれば それでよい。 われらも かつための じゅんびを ととのえる ひつようがある。 わけもなく なんども こられても めんどうじゃ」 続いた言葉は、たまに何事かを問いかける時とは違う、単純な進言と思わしき言葉。 言われてみれば、ルーラーが何度も訪れてアサシンが居城を離れれば、それだけたま達は戦闘に取り掛かる準備が遅れる。 劣勢に立たされやすくなってしまうのは自明の理。アサシンはそれを避けたいのだろう。 分かりましたと肯定すれば、アサシンは特にそれ以上何も言うことなく、たまに背を向けて歩き出した。 「わしは じんちの さくせいに もどる。 いぜん ちゅういは おこたるな」 「はい……あの、アサシンさん」 たまの声に、教会から出ようとしていたアサシンが歩みを止めて振り返る。その顔は、やはり険しい。 少々気圧されながらも、たまは疑問を口にした。 「アサシンさんのおしまいって、何の話だったんですか?」 結局聞けなかったルーラーとアサシンとの会話の内容。忙しいであろうルーラーが自ら赴くほどの用事。 そのことについて問われたアサシンは、彼にしては少々反応が悪く間を置いた後で。 「われらが まけたときの はなしじゃ。 しょせん いまの われらには まだ ひつようのない はなしよ」 とだけ答え、たまの答えを待たずして言葉を続ける。 「……ところで たまよ。おぬしには あいつは なににみえた」 「ルーラーさんですか? ……えっと、お人形さん、でしょうか? 小さくて、かわいらしくて」 「……そうか」 それだけを聞くと、アサシンは教会を後にした。 再び一人になったたまは、少し立ち止まってたまが居ない間の二人の会話について思考を巡らせてみたが、まったく想像の付かないものだったので、すぐに考えるのはやめにした。 気が付けば、外は更に深い紫色に染まっている。いつの間にか夕方が終わって、夜が来ようとしていた。 「あ、やっちゃった」 温めたまま放っておいた夕飯用の冷凍食品が目に入り、食べるタイミングを失っていたことを思い出す。 触ってみると、すっかり冷めてしまっていた。 ケーキを焼いた余熱のままのオーブンレンジは、しばらく冷めそうにない。冷凍食品を温めなおすにはまだまだ時間が要りそうだ。 まだしばらく時間をつぶす必要があると判断したたまは、今朝よりも少し軽やかになった足音でダイニングから寝室に移動。 そして、それなりに残されている教会の蔵書を紐解き始めた。 いつかのお茶会に素敵なお菓子を添えられるように。 一ページ、二ページ、お茶会にふさわしいお菓子について眺め、そこに来てようやくたまはおかしなことに気づいた。 アサシンは最後までたまとルーラーの『お茶会』について口を挟まなかった。 普段のアサシンならば戦争中は極力接触をするなと言いそうなものだが、ルーラーに関してはそういう言及が一切なかった。 ルーラーが再度訪れた時についても『すぐに追い返せ』『話に耳を貸すな』などと言わなかったあたり、暗に認めているようにすら感じる。 それは、アサシンと数日触れ合ったたまからすれば、少しだけ、違和感のある反応のような気がした。 「アサシンさんも本当は、一緒にお茶が飲みたかった、とか」 絶対に的外れだと分かる予想を口にしながら、ページをめくる。 本の中には、綺麗なものだけが詰まっていた。 【B-5/海辺の廃教会/一日目 夕方】 【桂たま@天国に涙はいらない】 [状態]健康、元気、魔力消費(微小) [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]ルーラーからのおてがみ [所持金]億単位(銀行に貯金してある) [思考・状況] 基本行動方針:戦闘はアサシンに一任 0.教会からはあまり出ない。 1.大魔王城完成まで教会でひっそり暮らす。 2.モンスターさんたちを、犠牲に……? 3.ルーラー(雪華綺晶)さんともう一度お茶会をしたい。 [備考] ※ルーラー(雪華綺晶)を確認しました。nのフィールドを利用した移動も確認してあります。 ※フェイト・テスタロッサの名前と顔を確認しました。 ※廃教会内にキラーアーマー×10、ガニラス×10、ミミック×5、ベホマスライム×3が配置されています。 さらにたまが逃げ出せるようにごくらくちょう×2が潜んでいます。 彼らは勝手に増えませんが、今後アサシン(ゾーマ)の采配とたまの要請次第で増えることはあります。 ★ 「あなたの宝具、『そして伝説へ』。その効果の一つとして、賢者の石の作成があると聞きます」 サーヴァントである以上飲む必要もないだろうに、律儀に紅茶を呷りながら、ルーラーはようやく本題を切り出した。 「それが どうした」 「もし、その宝具の効果により賢者の石を作ったならば、あなたたちの意向に関わらず、裁定者権限を持って回収させていただく、と言いにきたのです」 それはまさに寝耳に水といえる、唐突な申し出だった。 「なぜだ」 「理由をお話しする必要はありません。あなたは参加者である以上、私には逆らえないのですから。 愛しい愛しいカナリアの籠を、海に流されたくはないでしょう?」 告げられたのは、およそ公平とは思えないルール。納得など得られるはずもない説明と、ただ頷けという強請りにも似た提案。 ただ、アサシンが異論を申し出ることはなかった。 ここでアサシンが逆らえば、ルーラーは言葉どおりたまの居場所を公然のものにするのだろう。 そうなれば、アサシンたちは一気に苦境に立たされることになる。 宝具である偽アサシンの生存中はアサシンは戦闘ができない。そして、偽アサシンと情報交換をする方法をアサシンもたまも有していない。 もし居場所の情報を公開されがら空きの本陣に踏み込まれれば、たまは一方的になぶり殺しにされてしまうだろう。 「どういたします、大魔王様。お願いを聞いていただけますか」 ルーラーは尋ねる。あくまでアサシンの判断を仰ぐように。 「……わしを みくびるか。ルーラーよ」 そんな尊大なルーラーの言葉を受けたアサシンの態度は、やはり尊大だった。 「あんさつしゃの クラスに あまんじて いようと……おぬしの めのまえに たつ、われこそは だいまおう。 まをすべる ものの しんそたる もの。しのきわに はなつ ほうぐなぞ つかうきかいも おとずれまい」 その姿、その物言いは、まさしく大魔王。 自身の存在に一切の不安を抱いていないと言いたげなまでの。 「素敵なお言葉。生前勇者に誅されていなければ、もっと素敵でしたのに」 唐突に、紅茶に毒が添えられる。 しかしアサシンは顔色を変えず、堂々と続けた。 「ならば つれてこい。わしをころす ものを。なみの えいゆうを しのぐ しんなる ゆうしゃを。 そうすれば そのとき、ちかおうではないか。わがほうぐの こうかの せいげんを」 「では約束を。その時がくるまで、せめて道化となって愉快に踊ってくださいな。大魔王様」 床に届かぬ足をぶらつかせながら涼やかに笑うルーラー。 まるで玉座に控えるように威厳を放つアサシン。 質素な木製のダイニング・テーブルと紅茶の湯気を挟んで行われる、不釣合いな者たちの会合はそこで幕を閉じる。 全てを告げ終えた、と言うようにルーラーが椅子から飛び降り、破砕した姿見鏡の方へ歩き出す。 切り分けたパウンドケーキを携えたたまが戻ってきたのは、丁度その時だった。 ★ 「……おかしな はなしだ」 陣地の作成が続く孤島に戻ったアサシンは、誰にともなくそう呟く。 不遜な態度こそあったが、それよりもアサシンの気を引いたのは、ルーラーの依頼内容だった。 「なぜ あえて 『けんじゃのいし』 なのだ」 アサシンの宝具はどれも強力だ。『そして伝説へ』以外も反則級のものがそろっている。 しかし、それらを差し置き、アサシンの存命中には効果を発揮しない『そして伝説へ』についての制限というちぐはぐな命令。 更に『そして伝説へ』についても宝具の発動自体は阻害しないという口ぶりであったことを鑑みれば、宝具そのものが問題というわけではないのだろう。 「まりょく ではない。まりょく ならば たとえ いしになろうと かいしゅうできる はずじゃ」 最初に考えたのは賢者の石化による英霊の座に戻る魔力の減少だが、ならば問題はない。 賢者の石という過程を経ようとも、石の持ち主が打倒もしくは石が破壊されれば賢者の石になっていたアサシンの魔力は問題なく座に戻るはずだ。 つまり問題はアサシンの魔力についてではない。 そうなると残るものはなにか。 「……ならば たま そのものか」 たどり着いた可能性は一つ。ルーラーが制限したいのはアサシンの進退ではなく、巻き込まれるように賢者の石と化すたまについてという可能性。 裁定者側は、アサシンではなくたまの方に気を置いている。少なくとも『桂たま』が『賢者の石』になってはならない理由がある。 肉体の保存か。魂の保存か。『桂たま』を『桂たま』のまま現世に残しておく必要があるということだろう。 そこでアサシンが思考を巡らせたのは、同じくアサシンの中に残っている謎。 「あるいは、フェイト・テスタロッサも このきていに はんする ちからを もつのか」 裁定者側が仮にマスターの存在をそのまま保っておきたいものだと仮定して。 本戦開始とともに討伐令を下されるとすれば、裁定者たちの用意した最低条件である存在の保存そのものに干渉する力を持つという可能性が高い。 だが、だとすればその能力についても公開し、注意を喚起するはずだ。 捕獲という一文も加えれば、あるいはフェイト・テスタロッサは存在の復元能力を持ち、主催者側が回収すれば彼らの計画を大きく助けるということも考えられる。 そもそも、フェイト・テスタロッサの討伐令と今回の勅命に関係があるのか。それともまったく別の要素が関わっているのか。 「たりんな」 少し思考をしてみても、当然、明確な答えにはたどり着けない。 情報は二つぽっち。手持ちのカードが少なすぎる。 「いまは ただ まつのみか。さいていしゃ たちが ふたたび ぼろをだす そのときを。 いつでも おとずれるがいい。 たまと まじわることで わしの まえに きずぐちを さらけだせ」 アサシンがたまとルーラーの『お茶会』について止めなかったのにはそういう理由もある。 誰かと接触することで桂たまという悪魔はその破滅へ続く物語の中に何事かを得る、逆にルーラーは何事かを溢す。 それがどんなことであれ、アサシンにとって不利はない。今はまだ、二人の接触を止めるべき時ではない。 そしてもしいつか偶が満ちたならば、なんらかのきっかけからたまはルーラーを『視る』だろう。 因果を遡り過去を見通すたまの『眼』ならば、裁定者の裏側を筒抜けにすることができるかもしれない。 そうなれば下らぬ考察など積み重ねることなく、一気に相手の首に手をかけられる。 外観の整った大魔王城の中に新たなモンスターが生まれ、城を徘徊し始める。 その様子を見ながらアサシンは最後にもう一度、あの不遜なルーラーについてを考えた。 たまは彼女を指して『人形』と言った。 だが、アサシンの目に映ったのは。魔を統べる者を統べる者の目に映った人形の中身は。 原初に悪と定義されていたであろう、『利己』の塊。 我欲にまみれた者が『公平なる裁定者』などとは、笑わせるものである。 「あばき さらすのも おもしろかろう」 たまの行く末とともに、楽しめそうなものが一つ増える。 この舞台に漂う暗黒の根源。裁定者を従えた者。 少女たちの願いの上に君臨している楽園の魔王。その『利己』の中核たる願い。 「すべてが ときあかせた ならば」 自分勝手な裁定者。 その裏に潜んでいるであろう『魔王』。 彼らの願いをアサシンの足元に曝け出し、分不相応な身にて大魔王に首輪をつけた罪を願いの破壊という闇を持って償わせる。 それもまた面白いかもしれない。 「もういちど たくを はさもう。いつわりの さいていしゃよ」 大魔王は全盛の形を取り戻し始めた城の奥、出来上がったばかりの玉座に座り、闇が満ちる時を待つ。 【B-4-B-5/大魔王城/一日目 夕方】 【アサシン(ゾーマ)@ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ】 [状態]魔力消費(微小) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:たまの ゆくすえを みとどける 1.だいまおうじょうの かんせいを いそぐ 2.ひつようにおうじて モンスターを さくせい 3.フェイト・テスタロッサ に きょうみ。 さいていしゃ の ねらいは? 4.さいていしゃたちの ねらいを あばきたいが、はたして…… [備考] ※B-4-B-5の孤島に大魔王城を作成しています。同時にモンスターも生産し、城内を徘徊させています。 準備期間中から作成を開始しており、現在内部に取り掛かっています。現在のペースで陣地作成を続ければ二日目早朝には大魔王城が完成します。 ※通達における「フェイト・テスタロッサを『捕獲』」という一文に興味を持っています。 もしかしたら彼女が裁定者側(聖杯戦争)についてなにか知っているのではないかとも考えています。 彼女を保護することの危険性も知っていますが、わりと望むところです。 ※裁定者側から『そして伝説へ』による賢者の石の生成に関する注意を受けました。 これを受け、裁定者側がマスターの存在の保存を行おうとしている可能性を考察しました。 ※たまの『眼』を用いれば裁定者側の事情が看破できるかもしれないと睨んでいます。 ※孤島の周囲の海にだいおうイカ×1が居ます。陸地―孤島間の魔物運搬用で、積極戦闘は行いません。 ☆人工精霊 「確かにファヴは桂たまに不信感をもたれないようにって言ったけど、さっきのはさすがに露骨すぎぽん」 「そうかしら」 「というより、それ、もらっちゃってよかったぽん?」 ルーラー・雪華綺晶がnのフィールドに戻った直後、彼女の持つ携帯端末に隠れていた人工精霊・ファヴは飛び出して彼女に尋ねた。 事前に『桂たまに不信感をもたれるな』と釘を刺しておいたからか、たまに対するルーラーの対応は気持ち悪いほどに懇切丁寧だった。 ただ、たま自体はその丁寧さに違和感を覚えていなかったようだからこちらは無視しておいてもいい。 だが別れ際にたまから受け取ったケーキは、賄賂のようなものと判断されてもおかしくない。 これを誰かに見られれば、公平なルーラーというイメージが壊れてしまいかねない。 そもそもプレシアもルーラーもファヴも公平なわけではないのだから主催者側からすればまったく問題はないのだが、それでも他の参加者から物言いが付いてしまうのは避けたい。 できる限り波風を起こしたくないファヴとしては、あまり受け取りたくないものだった。 「不思議な味」 だがルーラーは、たまからお土産にと渡されたパウンドケーキを食べながら、nのフィールドを歩く。 ルーラーにファヴには理解できない部分があるのは分かっていたことだし、こういうところで大雑把なのも把握していた。 そして、一度言い出したら聞かないということも知っている。故にファヴは、捨てるような提案はせずに、ただ妥協案だけを提示した。 「もらったもんはしょうがないけど、他の子に会う時は隠しとくべきぽん」 「……ええ、そうね。そうしましょう」 ルーラーは、ちゃんと理解したのか、してないのか、ただぼんやりとした答えだけを返した。 そして、話の流れにそぐわない、的外れなことを言い出した。 「ねえファヴ。お茶会は楽しいわね」 「……それはたぶんファヴにはわかんない楽しさぽん」 「きっといつか貴方にも分かるわ」 ルーラーは最後の一口を放り込み、進路を変える。これから先、向かうべき元の方へ。 そしてふと思い出したように立ち止まり、ファヴに向いて尋ねた。 「いつかまた会いに行きたいの。あの子に。いいかしら」 「んー、問題ないんじゃないかぽん。やることが終わってひと段落して、暇があったら、好きなだけ会いにいきゃあいいぽん」 ファヴは単なるサポート役。ルーラーの行動を止める権利はない。 欲を言えば、ファヴもファヴ個人として会いにいきたい参加者はいるが、一旦の協力関係であるルーラーにそこまで強制するつもりもない。 「いつかまた、ティー・パーティーをもう一度。楽しみにしています、桂たま様」 鏡の中の世界に声は溶けていく。 ファヴが見たルーラーの背中は、いつもより少しばかり弾んでいるようにも見えた。 【???/nのフィールド/一日目 夕方】 【ルーラー(雪華綺晶)@ローゼンメイデン】 [状態]健康、少し楽しい、食あたり(微) [道具]たまの手作りケーキ入りバスケット [思考・状況] 基本行動方針:少女たちの魂を集める 1.山田なぎさのもとへ。 2.??? 3.桂たまとまたお茶会を。 [備考] ※ファヴにささやかな執着があります。が、ファヴに伝えてないこともかなりあります。 ※たまの手作りケーキには微量ながらたまの魔力がこもっています。悪魔以外が食べれば食べるだけ体に不調が起こります。 【人工精霊(ファヴ)@魔法少女育成計画】 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を恙なく進行して聖杯戦争終了後も消されず生き延びる。 1.他の参加者たちの魂は逃がしちゃ駄目ぽん 2.なんにせよ、さっさと聖杯戦争を終わらせて自由の身になるぽん [備考] ※ルーラー(雪華綺晶)に与えられた人工精霊です。 ※掲示板の管理・クローンヤクザの統制などの電子機器機能方面でのプレシアのバックアップを行っています。 ただし、反乱などができないようにある種のストッパーは課せられています。 ※情報端末を通して人物の位置の特定が可能です。他の機能もあるかもしれません。 ※大道寺知世が山田なぎさと接触しているとは知りません。 今後、二人の携帯端末の位置を確認すれば気づくかもしれません。 ※フェイト・テスタロッサについては『プレシアが執着している』程度しか知りません。 BACK NEXT 029 少女たちの青春診療録 投下順 031 さいはて町に鐘が鳴る 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 001 惑いのダッチアイリス 桂たま&アサシン(ゾーマ) 054 天国はまだ遠く 026 ALL HAZARD PARANOIA/オール・ハザード・パラノイア ルーラー(雪華綺晶) 033 青春にさようなら 人工精霊(ファヴ)
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/152.html
(あ…あれはジロウ殿に西園寺殿…それにアレクセイ殿…!) (むぅ…皆いい男で将来性が高い… あぁ神よ、値踏み等という下劣な行為をする私をお許しください…!) (けど誰に声をかけていいかわからない…!ここは目をつぶって…) 「あのっ!私と踊ってください、であります!ってアレ…?」 「西園寺さんー あっちのスィーツおいしいッスよー!」 「おい次郎」 「ヘイ次郎」 『私達と」 「あっちにいこーよ!ジロウ!」 「のぅ。アレクサー、ワシは疲れた。夜風を浴びたいぞ」 「アレ… じゃあ私が声をかけたのは…?」 「HAHAHAHAHA トムデース!」 「そんなぁ…」 「HAHAHAHA シルヴィア、アナタはとっても良いセンスデース!」 シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて
https://w.atwiki.jp/matome3435/pages/1093.html
オウチでかき氷パーティ 2009年5月17日 (日) フルーツバスケットのかき氷シロップ、ハーゲンダッツのアイスクリーム、手作りつぶあん、コンデンスミルク、美味しい氷を準備して、ICE ROBO-Ⅲで作るかき氷は最高です。 アイスロボで作ると氷がキメ細かくてふんわりサラサラ。 口の中でスッと消えていく 口どけの良さは最高です。 家庭用のほとんどは、氷を押しつけながら削る「プレス式」、それに対してアイスロボはすり鉢状の容器の中で角氷が回転して、遠心力で刃にかすった分ずつ薄く削っていく「回転式」。 氷が圧迫されず削りムラができにくいから、キメ細かいフワフワのかき氷に仕上がります。 アイスロボを使うと、甘味処のかき氷より美味しいかき氷が自宅で作れますよ。 唯一欠点があるとすれば、氷を削る音が大きい。 4歳の姪ちゃんは、アイスロボでかき氷を作っている時は、手で耳をふさいで、うるさ~い!と言います。 でも1分かからず一人分が削れますから、我慢できる範囲でしょう。 お値段は8千円くらい。 これは買う価値アリです。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2009年05月
https://w.atwiki.jp/eventunnan/
2013年5月12日(日)開催のワインパーティー 個人用メモ
https://w.atwiki.jp/icugakuy/pages/23.html
●2010年度春学期お疲れ様パーティー 25日に買い出しをできる人 -ちゃきさん -さやかさん -さくらこ(多分) 26日に15時から料理をできる人 -兄さん -さくらこ 26日に19時以降にいられる人(=食べられる人) -兄さん -かぎさん -ちゃきさん(18時から) -さくらこ メニュー -フランスパン ・フランスパン ・バター -飲み物 ・水 -サラダ(作り方は兄さん) ・アプリコットリンゴ酢 ・オリーブオイル ・粒胡椒 ・(濃厚な)山羊チーズ -白身魚のソテー(作り方はさくらこ) ・タラ ・バター(油) ・小麦粉 ・塩 ・胡椒 -鶏肉ときのこのクリーム煮(作り方と材料は兄さん) -餃子(作り方はさやかさん?) ・にんにく ・にら ・キャベツ ・玉ねぎ ・豚ひき肉 ・餃子の皮 -ソルベ(作り方→http //cookcheck.livedoor.biz/archives/51275489.html) ・スイカ ・砂糖 ・ゼラチン ・寒天 ・水 -鶏肉と玉ねぎと人参のみじん切りのトマトシチュー(作り方と材料は兄さん) -チーズ(どなたがお選びになりますか?) -食後に ・アールグレー(兄さんのをいただけると良いわねえと話していました) ・バニラアイスクリーム