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登録日:2010/10/23(土) 21 18 32 更新日:2023/10/05 Thu 09 57 03NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 CCR エージェント オレンジ… ハードボイルド パワプロクンポケット パワポケ ポケ8 主人公 主人公←歴代最強←でもよく死ぬ 命懸けのミニゲーム 大神ホッパーズ 最強 漢 俺は、この事件で最初から最後まで正しいと思ったことを曲げずに通した。 これは、大きな自信と誇りだ。 そして、これこそがヒーローの報酬なのだ。 パワプロクンポケットシリーズ第8弾、パワポケ8の主人公。 【8での活躍・特徴】 政府の秘密機関CCR(サイボーグ対策室)のエージェントで、本来は夜の街と雨が似合う男。 実力はCCRの内でも灰原隊長に次ぐNo.2で歴代主人公の中でも最強であると公式に明言されている。 ………まあ、パワポケファンに今更説明する必要はないだろうが、最強とは選手としての実力では無く、かと言って仲間の数が多いとかでもない。 純粋に戦闘能力、言い換えれば人殺しの能力である。 野球なんてルールも知りません。 しかし基本的な身体能力は高く、アルベルトにコーチしてもらった後はプロ野球で通用する実力を得る。 最初は潜入捜査とはいえ野球選手としての生活に乗り気ではなかったが、最終的には手放せないほどに愛着を抱く。 ストーリーの特徴はなんと言ってもハードでドライ。これに尽きる。 裏の世界の住人の為か、現実的でかなり冷めている。 ただし、決して冷たい人間ではなく、非情な世界でも絶対に妥協することもない。 高坂茜やヒヨリンが見抜いているように非情になりきれない優しい人物である。 しかし、裏の世界がメインとなるミッションでは優秀で人間観察に長けている一方、アルベルトをガチで尊敬していたり、鬼鮫アニキのソイヤソイヤを見抜けなかったりと純粋な好意や一部常識からくる感覚には疎い模様。 ミニゲームでは爆弾解除をこなしたり、サイボーグや戦闘ヘリを一人で相手するといったことからも実力の高さをうかがえ、たいていの銃器は扱える様子。 職業上、普段から銃火器を所持しており、キャラグラフィックではリボルバータイプの拳銃を持っている。 年齢は明言されていないが、本田より年上、バーに入れるという事から、少なくとも肉体的には未成年ではない様子。 CCRと野球選手を掛け持ちしているためか、30万円するさおりちゃん人形を購入したり、友子ルートではプラチナのブレスレットをプレゼントしたりと、金持ちである描写が多い。 ブレスレットをプレゼントした際のイベントでは金額を心配される描写があるが、全く気にする様子もなく余裕の態度を友子に見せていた。 CCRの一員であることは球団関係者に隠していたが、本編クリア前には湯田から「普通の選手じゃない事はとっくに気づいていた」と言われたり、サイボーグ同盟にも早々に正体を気付かれていたらしい。 リンによると裏の世界でもそれなりに名が知られているなど、パワポケ主人公としては物語始動前から有名人というパターン(他にも5主人公(小杉)、13主人公などもこのパターン)。 顔は紺野美空の元彼、上川辰也に似ているらしく、寺岡薫から「少なくともいい人には見えない」と言われたりと、もしかしたら顔の印象は悪いのかもしれない。 荒井三兄弟からは、1.3主人公と同じ匂いがするとも評されていた。そういえばあちらも顔は悪い扱いで顔つきも悪人寄りであった……。 ただし、顔の印象が悪かろうと女性からの好感度が高いのはパワポケ主人公の特権である(というかそっくりな上川の顔自体もブサイクではない)。 サクセス初期では事の真相に全く感づいていなかったが、ルートによっては捜査をしていくうちに真実にたどり着き、白瀬や灰原と戦うことになる。 【8以降の行方について】 以降の作品ではCCRは解体しており、8におけるCCR解体(それに伴う灰原の死)ルートを結末に迎えたと思われる。 少なくともCCRを壊滅させた以上、大神グループとは敵対関係にあるのは間違いない。 ただし、サイボーグ同盟と協力関係を結んでいるかどうかは一切不明。 正史における彼女候補との関係は不明だが、少なくとも高坂茜と白瀬芙喜子と関係があったのは確実な模様。 (リンと茜が姉妹関係・白瀬が反ツナミという展開と、8におけるこの二人との彼女イベントが後の作品で語られる) 8以降の作品における雪白冬子が裏社会と関わりを持ったことを示唆する描写から、彼女との関係があったとの説もある。 (8主人公が冬子と関係を持つルートでは、雪白晴継に冬子が頼み込んで二人で裏社会で戦うコンビとなるエンドが存在する) 正史彼女は、もし茜と白瀬という二人の内どちらかから選ぶならおそらく白瀬。 リンと茜が姉妹関係になるのは彼女じゃなくていいが、白瀬が反ツナミになるのは白瀬エンドだけだからと見れるため。 だが、あくまで可能性なので過信しないように。 パワポケにおける正史では、ゲーム内では不可能な行動を主人公が行った可能性も高いため、正史彼女を絞り込むことは正直厳しい。 そうなるとゲームでは無理な複数攻略も可能だし、上記の三人が主人公との恋愛関係を通じずに8以降の状況になる可能性(またはゲーム内では存在しないエンド)も十分考えられる。 パワポケ14の主人公の父親が8主人公であるという説も存在し、その説を採用するなら森友子との子供を儲けた疑いも持たれている。 (14主人公の父親は元プロ野球選手で失踪、大神の「プロ野球で一緒に戦った」という話から) ただし、14主人公の両親関連は現在まで議論が終わっていない(1.3主人公×ヒナコ説と8主人公×友子説の2パターンは有力視される)ので、あんまり考えない方が良い。 ちなみに、友子との子供を儲けた場合はGOODルートでは無く(描写や時系列的な問題で)BADルートかそれに準する展開ではないかとも言われている。 8以降、裏社会描写が多くなるパワポケシリーズだが、8主人公の現状を匂わせるイベントは全くない。 裏社会で有名な存在で、ほぼ大神と対立しているであろう彼の動向に触れられなかったのは、主人公という立場が原因か。 (上記の14主の父親という説など8主人公に関するいくつかの説を採用するならば、末路を察することは出来るが) 【その正体について】 本編中の描写から、8主人公自身もアンドロイドなのではないかという噂・仮説がある。 以下、疑惑の描写 非常に高い戦闘能力 白瀬芙喜子よりも肉体的な能力が高い ホッパーズの某ベテラン選手の顔をどうしても覚えられない、写真を見ても覚えることができない クリア直前の大神美智男の主人公に対する「もったいない」発言 CCRの上司や相棒もアンドロイド サイボーグ検査機で主人公にも反応(ただ、これはサイボーグ同盟が探査機に細工をして起きたこと) 8本編以前の経緯が謎 寿命メーターの存在 アンドロイドである上川辰也に顔が似ている 肉体年齢を測定する機械で、あるアンドロイド(見かけは大人)の年齢が8歳だった。その後湯田と主人公も測定すると、湯田は31歳、主人公は12歳だった。主人公達は機械の故障だと言っていたが、自分がアンドロイドという記憶がないならこれが本当だという可能性は十分ある。 ただし、公式では明言されていないし、断言はできないので注意。 なお、パワポケ14には白瀬など戦闘用アンドロイドを作製した坂田博士という人物が登場する。 実は、友子ルートでの思い出話で8主人公が何故か執拗に話題に出した『坂田』という人物がおり、何らかの関連性を指摘する声がある。 パワポケ14が従来通りにプロ野球編で作成され、魔球リーグ編がもう少し先延ばしになればここら辺の伏線らしき部分も回収されたのだろうか……? そして、寿命メーターの存在や坂田博士との関連性を疑う仮説から『テロメア異常を持つアンドロイド(短命)』という暗い説も提唱されている。 前述したように8では寿命ゲージが存在し、白瀬芙喜子やサイボーグ犯罪のイベントで死ぬこともあるが、鬼鮫アニキのソイヤソイヤで死ぬこともある。 更に、専用のセリフまで存在し、インパクトが強い。 ……歴代最強の主人公すら勝てないなんてアニキは一体… 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 人外説も含めブレードランナーのデッカードがモデルなのかな -- 名無しさん (2023-10-05 05 59 27) 公式で明言されてないとはいえ、8主人公はアンドロイドっていう設定でストーリーは作られてそう -- 名無しさん (2023-10-05 09 57 03) 名前 コメント
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此処は「パワプロクンポケット11」のページです! ポケ11発売前情報 ポケ11裏技 ポケ11攻略 ポケ11小技 選手パスワード
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登録日:2009/12/11(金) 02 38 33 更新日:2024/05/28 Tue 21 14 19NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 あなたと合体したい そばかす ひょえええええ エピタフ スーパーまる生 デンノーズ ネカマ パワプロ パワプロに逆輸入されたパワポケキャラ パワプロクンポケット パワポケ パワポケ茶髪彼女候補 ヒーロー ピンク ヘタレ ポケ12 ポケ14 ポケ7 中に誰もいませんよ 変身 変身ヒーローではなく変身人間 実況パワフルプロ野球 彼女候補 憑依合体 桃井百花 桃色娘 花丸高校 正義の変身ヒーローだったピンク! こんな子と、どうやってつきあえばいいのか…続く。 ピンクとは、パワプロクンポケットシリーズに登場するキャラクター。 初登場は7。 【パワプロクンポケット7】 花丸高校に現れたヒーロー(ポケレンジャー)の1人。 野球部に入ったヒーローの中では唯一の女性口調だったが、マスクとスーツに身を包んでいるので作中&プロフィールでは男性なのではと疑われている。 ブルーに好意を抱いており、レッドより彼の指示に従うこともある。かつレッドに特別扱いされるブラックに敵意を持っており、 それが転じて「レッドよりブルーがリーダーになるべき」と提案するも最後までブルーには相手にされていなかった。 ヒーローとしての特殊能力は「探知」。 常人には見えない&聴こえない物を察知したり、探知した情報を基にした未来予測能力を持つ。 その気になれば透視すらも不可能ではないらしいが、その際には放射能が出てしまうとのこと。(*1) 他のヒーロー達と同様に、スーツが本体で中はからっぽ。 主人公の妄想が形となって現実世界に具現化した存在である。 芹沢真央ルートではヒーローを裏切った彼女の前に立ちはだかる。 「姿と気配を完全に消す」というブラックの能力を探知で無効化し、一方的に嬲り楽しそうに骨を折っていく。 主人公が駆けつけた後は、「黒野製自爆装置」か「暗黒イズナ流星落とし」によって倒される。 実はこのときのヒーロー戦にはピンクが不在のため、彼女の守備位置ショートが穴となる。 代わりの選手も同じくヒーローだが能力は低いので、二遊間を狙い打ちできる腕があれば狙ってみるといい。 【パワプロクンポケット8】 名前のみ登場。 ブラックやオレンジと共に何故か残ってしまったヒーローの1人。 生活能力が皆無なため、アルバイトしているオレンジに甘える形で養ってもらっている。 オレンジからの好意には気付いていたが、どうしても好きになれなかったということが後の12で語られる。 そのオレンジは展開次第では悲惨な目に遭うことに。もとい、正史においてもオレンジは悲惨な結末を迎えることが後に明らかになった。 突然オレンジがいなくなった時は、心配よりも「もうオレンジのことを傷つけずに済む」とホッとしてしまったという。 オレンジは温厚で結構良い男(?)だったのだが、何というかとことん報われない。 このオレンジからの好意に応じられないまま別れてしまったという経験は、後のピンクの性格に影響を与える。 【パワプロクンポケット9】裏サクセス 人間としての姿で初めて登場した。やっていることは迷惑なヒーローそのものだが、少しは考えている。 初めて人間の姿を見せたことで、プレイヤーに少なくない驚きを与えた。これが後の出世へと繋がることになる。 【パワプロクンポケット11】 黒野博士救出作戦時に無線連絡で名前のみ登場。 ブラックが結成したヒーローチームに所属しているが、オレンジがいなくなったために仕方なく所属したらしい。 この時点で戦闘能力はブラックに大きく劣っている。 【パワプロクンポケット12】 7で初登場し、9裏で人間態を披露したピンクだが、まさかの彼女候補として再登場を果たす。 リアルでは「桃井」と名乗っており、見た目は高校生くらい、実年齢11歳くらい。 日常生活を円滑に行うため(もとい男疑惑を払拭するため)、必死に修行して人間の姿に変身できるようになった。 冒頭の一文はピンクの正体を初めて知ったときに流れるナレーションだが、厳密にはピンクは「変身ヒーロー」ではなく「変身人間」である。 廃ビルに勝手に住み着き、まるなまスーパーのバイトで生活費を稼ぎつつ、ネカフェに通い詰めるという世知辛い生活を送っている。 最近はネトゲ内でも浮いており、そこでもやはりネカマ疑惑が。 ツナミネット内で主人公のチームに加入した後、そのアホ具合からひょんなことでリアルでも知り合い、交遊開始。 ツナミネットでのハンドルネームはそのまま「ピンク」。 性格は怒りっぽいが機嫌が治るのも早く、いいかげんでわがままで根性なし。 ヒーロー故かラッキョウが大好き(ただし食べると酔っ払う)で、カレーも好物。 ツナミに寝返って「ダークスピア」となった大江和那がリーダーのブラックをタイマンで下して監視役となったため、ヒーローとしての活動を禁じられている。 さらにポケ7以降色々あったことに加え、自分の10倍強いブラックに圧勝したダークスピアへの恐怖からヘタレ気味。退くし媚びるし省みる。 過去に私怨でブラックをボコボコにしていた頃の面影は全くない。 ちなみに強さ的には本人曰く、ダークスピアの鼻毛>>>>>ピンクらしい。 また、過去のブルーやオレンジとの経験から「報われる恋愛」に対して拒絶反応に近いアレルギーを持っており、色々と屈折してしまっている。 ブラックから主人公に送られたアドバイスは「一度思い出になれ」とのこと。 主人公と接していく中で徐々にヒーローとしての自覚を取り戻していき、打倒ダークスピアを目指す…というのが大まかなルートの流れ。 ◆合体 劇中で編み出される「スーツが本体で中身はからっぽ」というヒーローの特性を利用して主人公を取り込んで一体化する技。「変・身!」 ピンクの身体能力&探知能力の恩恵を受けつつ、主人公が主体で身体を操作して戦うことができる。(スーツの大きさも中身の体格に合わせて変化する) マスクはスモークバイザーとなっているので、ピンクが集めた情報を直接主人公の脳に転送することで視覚を補う。 ただしピンクの能力によって得られる情報量は人間の脳の許容量を超えているため、情報を制限する必要がある。 ピンクには生まれた時から常時未来予測ができたために反射神経が成長していないという弱点があったが、これにより改善される。 「歴代主人公の強さ」は11の頃までの公式回答しか無いものの、合体時の主人公は文句なしに歴代最強クラスと言えるだろう。 勿論主人公以外もピンクと合体することは可能であり、実際に「カズがピンクと合体すれば無敵なのでは?」という提案も出るが、 それを巡ってカズとブラックにこっぱずかしい事を言わされたりもする。 また、これらの性質を逆手に取ることで…? →相手と無理矢理合体し、視界を奪った状態でありったけの情報を脳に送り込むという反則技も使用可能。ダークスピア攻略の切り札となる。 最終試合後、デウエス消滅の混乱に乗じてピンク達は街を去っていく。 最後まで主人公との関係は「恋愛」ではなく「戦友」だと割り切るが、好感度以外にも 恋愛アレルギーの原因の1つであるブルーの話を聞けたか、ブラックのアドバイスを覚えているかによってエンディングが分岐する。 ちなみにブルーのことが好きというのはもはや偏執に過ぎず、特に思い出があるというわけでもない。 グッドでもバッドでも登録されるアルバムは7の真央と11の朱里エンドを意識したようなほぼ同じ一枚絵で、 どちらでもその後の2人については「完全に想像に任せる」と括られるが、グッドのアルバムではとある性別不詳のヒーローの噂話が追加される。 【パワプロクンポケット14】 ヒーローチームの一員として真ルートで再登場を果たす。 知覚能力の範囲が半径500メートルまで広がるなど、かなり成長しており、 人間としては「桃井百花(ももいももか)」という偽名で普段は生活している。 プロフィールによれば、小さな子ども相手のボランティアが得意とのこと。 また、彼氏持ちである。彼氏はヒーローチームの一員でもあり、曰く 気遣いの出来るマメなヤツで頭もハートも大した物らしいが、収入が少ないことを気にしていて中々ゴールインには至らない様子。 幸せな関係を築いているようだが、それが逆に今の生活を失う恐怖心を生み出している。カズとブラックからは八つ当たりされている。 ストーリーの途中でホンフーの襲撃により大怪我を負うが、最終決戦ではその彼氏と合体した姿で登場する。 このシーンではピンクに代わってその中身の彼氏が会話しており、彼の発言からもピンクが大切に思われていることがうかがえる。 公式からの明言はないものの、ピンクと合体して戦っているという事実やその他の描写から、この「彼氏」は12主人公であるとする説が有力。 つまり正史においてもピンクは12のグッドルートを通過した可能性が高い。 その一方で12主人公は浅井漣のルートも通過したらしく、14の時点でもまだ漣から好意を持たれているようなので、ひと悶着あるかもしれない。 【パワプロアプリ・サクセススペシャル】 2021年2月の花丸高校シナリオでヒーローチームの固有キャラとして初登場。 当初はブルー達と同様に敵チーム専用キャラと思われたが2021年エイプリルフール期間に突如桃井百花の姿で登場し安内なみきにイベキャラ化を直訴。 それからおよそ半年の月日を経てパワポケR発売記念パワポケコラボにて実装された。 作中では普通に人間の姿で出てくるうえにいきなりこの姿を見た主人公からは「あのチャンスに弱いピンク!?」と言われていた。 アプリからおよそ1年遅れで進行するサクスペでは予定を早めて討争学園シナリオ実装前に実装された。 サクスペに出ているためパワプロ2022にも登場しているがパワフェスには未登場であるためサクスペが無いSwitch版では10000パワポイントを支払うしか解禁方法が無い。 追記・修正はヒーローに復帰した後でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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登録日:2011/09/20(火) 17 02 33 更新日:2022/02/13 Sun 15 43 04NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 パワプロクンポケット パワポケ ポケ13 モブ モブキャラ 不遇 加藤 存在抹消 捕手 開拓高校 高校生 加藤とは、パワプロクンポケット13の開拓高校に登場するモブキャラで、ポジションは捕手。 モブキャラでありながら、イベントで名前が登場という優遇を受けたキャラでもあり、能力は平凡だが、他のモブ野手の中で唯一マイナス特殊能力をもっていないという長所もある。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- いっている事はあってますが不遇です。 なにが不遇って?それは、彼が 一度も試合に出ないから 一度も試合に出ないから 大事な事なので二度言いました。 そう何故か彼は一度も試合に出ないのである。 一応主人公が投手の場合は、一年目の校内戦に出ない理由が張り切り過ぎて怪我をしたという事になっており(名前はこの時に登場)校内戦は詰井が代理の捕手をつとめている。 だがその後も、雨崎の加入と撤退後も全く姿を見せず、主人公が投手の場合、三年目に詰井が捕手に転向し、「お前以外に球を取れる奴はいない」という存在自体がなかった事にされているような発言をうけている。 その結果、主人公が投手か捕手以外の時は、メインポジションが捕手の選手がいないという事態に陥り、外野手の軽井や大森が捕手を務めるという事態になってしまっている 追記・修正は加藤を思い出してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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登録日:2010/10/26(火) 10 29 41 更新日:2024/04/10 Wed 17 25 57NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 シスコン バグ パワプロクンポケット パワポケ ポケ8 リン 情報屋 攻略できない 緑髪キラー 緑髪キラー←される方 金髪 パワプロクンポケットシリーズに登場するキャラクター。 初出は8にて。 非彼女候補ながら高い人気がある。 プロの情報屋で、金髪に黒いコート、クールで鋭い言動が魅力的な大人の女。 イライラするとジョジョよろしく ゴゴゴゴという文字付きオーラを笑顔で発しながらもクールに怒る。 【パワポケ8】 8主人公に様々な情報を提供してくれるものの、多くの場合は寿命が縮む内容なので調べる際には覚悟が必要。 情報屋としての腕は確かだが、持っていない情報を教える際にも最低50円は要求する。 8主人公とは以前からの顔見知りらしく、主人公曰く「腐れ縁」。 雪白冬子のお兄ちゃんもお世話になっている様子。 家族というものに憧れを抱いており、実際に妹ができると溺愛するようになる。 実は主人公が好きだったけど妹のために身を引いて自分はいなくなる。 その容姿や主人公との絡みから、リンも彼女候補だと思った人も少なくない。だが彼女にはならない。 でもバグじゃない。 これは仕様だ! 【パワポケ10】 登場はしないが、高科奈桜とのイベントでそれらしい人の話が聞ける。 武器も使わずたった1人で暴走族を壊滅させ、奈桜に隠密術を教えたとか。 そういえば奈桜の髪も緑ですね。 【パワポケ12】 呪いの野球ゲームを調査中。 といっても仕事内容はELへの伝言・伝令がほとんど。 相変わらずの怒るとこわいオバsうわなにをするやめr …きれいなお姉さんである。 ネット内のアバターは8の妹の姿そのままであり、あの娘が再登場かと思いきや中身はリン。 ハンドルネームもまんま『RIN』。 別に妹と合体願望があるわけではない、はず。 プロフィールではスタッフからも「妹離れしたほうが」とか言われちゃう。 やっぱりシスコ(ry このことから、8では茜ルートが正史ではと言われている。 それか茜とリンが知り合ったことが正史という可能性もある。 9のバグとも共演。 今回の仕事の依頼主はどうやらあの人のようで、緑髪伝説の女の子らと繋がりを着実に得てきている。 きっとそのうちリコも…。 裏サクセスでのリンは名前も変わることなく、 設定も表サクセスの彼女ほぼそのままとなっている。 9裏ではリコと知り合いになっていた。 表と裏のサクセスで一番ブレの小さいキャラクターかもしれない。 ちなみに主人公の台詞によるとほぼ毎回主人公が来る場所に現れる。実はストーカーなnうわなにをするやめr 追記・修正を50円で依頼します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 8 -- 名無しさん (2014-07-27 18 14 46) 誤爆ごめん。8主から告白みたいな質問されたときはやっぱり嬉しかったのかな? -- 名無しさん (2014-07-27 18 20 05) 名前 コメント
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ポケ7のページです。 ポケ7裏技
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歪は直さねばならぬ。 罪は裁かねばならぬ。 正義も邪悪も所詮は同じ、一つの穴に棲む狢。 害獣は駆逐されると知るが善い。 箍を外して道理を外れ、闇へと潜んだ外道共。 異形は排除されると知るが善い。 此世と天地に目を背け、怠惰に過す有象無象。 愚者は淘汰されると知るが善い。 最早宴は止められぬ。 客を踴らす主とて、釈迦の手中に在るのは同じ。 そして私もまた亡ぶ。 余計な物を祓い落とし、世界は真実の姿を取り戻す。 そう、最後に佇つは――唯一人で良い。 ● 昏い――闇である。 僅かばかりの光に照らされた、闇の只中である。 その闇の中に佇む、二つの影がある。 細く靱やかな躯に玲瓏たる月光を浴びる女。 そして、それに対峙する男。 男に見据えられる女の姿は余りにも小さく頼りなく、滑稽ですらあった。 女は口を開く。 「――久しぶりね、一ノ瀬君」 未発達な声帯から発せられる声は、涼やかな、落ち着いたものである。 「本当に――久しぶり。貴方は――随分と変わったみたいね」 色色とありましたから――男は応える。 「貴女も――そうでしょう」 女は口角を吊り上げる。 しかしそれは何処か寂しげな、疲れたような仕草でもあった。 「どれくらいになるかしら。貴方がいなくなってから」 「却説。僕は時間の流れというものを実感しにくい性質ですから」 「迚も――長かったわ。また逢えるなんて、本当に」 思ってもみなかった、と女は云った。 「――可笑しくなっちゃう。こんな時、こんな状況で、こんな話なんて」 「そうですか」 男は飽くまでも無表情を保ったままに女を見下ろす。 女は機械のように正確なリズムで笑った。 「私ね、探偵をやってるのよ」 「探偵――とは」 「職業探偵じゃないのよね、まあ称号のようなものかしら。依頼なんて来ないし、来たとしても受けないわ。 第一、公安に届出も出さずに探偵業は出来ないし。私、まだ学生だもの」 肩を竦めた女は男から目を逸らし、虚空を見詰める。 「私は自分の意思だけで探偵行為を行うの。最初は――人捜しだった」 「その人は――見つかりましたか」 「さあどうかしら」 風が吹く。 女の長髪が揺れる。 「危ない橋も多く渡ったわ。昔は気付かなかったけれど、この世界って危険な事ばかり」 「世界?」 男が聞き咎める。 「ええ。上手い事隠蔽してるみたいだけれど、調べれば解るものよ」 「――成程。それで」 女は長い睫の目を伏せる。 「酷い目に――遭ったわ。具体的に聞きたいかしら」 「いいえ」 「優しいんだ」 「興味が無いだけです」 事実――男は眉一つ動かしていない。 けれどもそれが真実に無関心なのか、或はそう見せているに過ぎないのか、女には判別が出来なかった。 言い表せぬ感情を振り払うかのように、女は云う。 「警察は動かない。動けない、かもしれないけれど。だから」 声を振り絞る。 「――殺してやった」 女は横を向いた。 男は静かに進み、その傍らに立つ。 「罪は適当な相手に押し付けたわ。誰にもバレやしなかった。まあ――私の知性なら、皆に偽の推理を信じこませるなんて容易い事だけど」 女は虚勢を張る。 「いけない事だなんて、そんな事は勿論解ってるのよ。けれど――」 突如――女は感情を顕にした。 「みんな――簡単に人を殺してしまうのよ! どんな理由でも人殺しは駄目だなんて、子供だって知っている理屈でしょう。 安易に人を殺しておいて、正義だとか悪だとか見苦しい云い訳をする。莫迦じゃないの? 国家に干渉されない力があるのなら何をしたっていいの? 悪人だったら殺しても構わないと云うの? そんな訳がないでしょう。なのに――この世界ではそれが罷り通ってしまう」 だから。 「私も、自分の好きに生きる事に決めたのよ。一ノ瀬君」 韜晦もなく云いきった女は、莞爾とした笑みを浮かべる。 「気に入らない奴はみんな殺したわ。何人も、何十人も。そう、私が、この手で――」 「――嘘は良くないですよ」 男が、女の声を遮った。 「嘘? 嘘ですって――」 「嘘は嘘です」 「何を――」 「慥かに貴女は幾度と無く殺人事件を起こした。それは間違いのない事実でしょう。しかし」 貴女が自ら手に掛けた相手はいない筈だと男は云った。 「――巫山戯るのはやめて」 「巫山戯てなどいません。日本警察と云う組織は貴女が思っている程に無能ではないし堕落してもいないんです。 手出しが不可能な相手も、まあ存在はしているのでしょうがね。貴女にそんなバックは付いていない」 「何故――そんな事が云えるのかしら」 「貴女がいる世界に来たのは、今回も含めれば二十六回目になりますからね」 「え?」 混乱する女を無視して、男は続ける。 「確たる証拠もないのに犯人を逮捕する事は出来ない。してはならない。 勿論推理や想像は必要だし時には有効なのでしょうが、その場合も必ず裏付け捜査はなされる。予断は禁物と云う訳ですね。 況して、単なる部外者でしかない探偵の云う事を全面的に信じる事など有り得ない。 幾ら綿密な推理であっても証明など不可能だし、証明できても法的根拠は何もない。 犯人が自白した処で証拠能力無しと判断されればそれで終わりです。逮捕されても間違いなく不起訴だ。 被害者の個人情報、参考人の証言、現場の有り様。少しでも矛盾している部分があれば捜査は振り出しに戻る。 現代社会に於いては無実の人間に罪を着せるのは簡単な事じゃないんですよ――有り得ないとは云いませんがね。 だからこそ発覚した場合は大きな問題になるし、裁判で決着した事件であっても怪しい部分があれば検証が行われる。 冤罪事件は――何度も起こせるものじゃない」 男は女の正面に立つ。 女は動く事が出来ない。 「つまり――こう考えるしかないんです。貴女の推理は――正しい」 善く響く声が、闇の中に拡散した。 「貴女は決して自らの手を汚さない。 事前に被害者となる人間の周辺を調べ上げ、加害者と成り得る人物に手段を提供しただけだ。罪にならない範疇で、ですが。 当然乍ら普通の人間はそんな事をされても殺人などしない。 しかし――その手段を取らなければならない程に追い詰められていたとすれば話は別だ。 被害者となったのは――貴女が云う処の簡単に人を殺してしまう人間、ですね。否――加害者も、ですか。 自らの末路を凡て諒解した上で加害者は被害者を殺害し、貴女はそれを見事に告発してみせる。 ただ一点の間違い――そもそも、何故事件が起こったのかと云う部分を除き。 成程慥かに――。 貴女は自分の起こした事件を推理している振りをして、間違った推理で犯行を他人に擦りつける殺人鬼とも云える訳だ」 「だから――だから何だと云うのよッ!」 女は泣き声で喚いた。 ――見苦しい。 「今更何を云ったって、私が殺人鬼である事に変わりはないのよ。そんな人間に情けを掛けて――」 情けなど掛けてはいませんよ――男は冷徹に云う。 「僕が嘘を見抜くのは――ただの趣味です」 虚を突かれた女は蹌踉乍ら二三歩後退する。 「更に云うなら――」 男は追求を止めぬ。 「何故貴女は――偶偶居合わせてしまっただけの事件をも解決したのです。 貴女が単なる殺人者であるのなら、そんな行為は何の益も齎さない」 半ば放心していた女は、男を睨み付ける。 最後の矜持のつもりか。 「私――は――」 女は云い訳を思い付く。 「ただ、犯罪者の――他人の絶望する顔を――見たかっただけ――よ」 強がりも程程になさい――男は見切っている。 「貴女程の才媛ならば、その行為のリスクとリターンの釣り合いが取れていない事など承知している筈です。 警察内部でもマークされている状況となれば尚更ですね」 瞭然と云ってしまいましょう。 「貴女はただ――殺人者が許せなかっただけだ」 女は。 女は潰れるように、その場に崩れ落ちた。 「私を――如何するつもり」 「何もしませんよ。貴女の云う通り、被害者が生前どんな行いをしていようが、殺される謂れなど決して無い。 貴女も又、正義だとか復讐だとか、そんなくだらない理由を盾に殺人を行う者と同じ位置に立ってしまった訳だ。 そして自分で手を下さなくとも殺人は殺人。許される事ではない。 しかし――貴女の場合は法で裁く事が不可能であるのもまた事実。精精が公務執行妨害でしょう。大体、今この状況では通報も何も出来やしないでしょうに」 「そんな事を――云ってるんじゃない」 「――勘違いをしないで下さい」 男は強い口調で云った。 「こんな――こんなくだらない、訳の判らないゲームに本気になる必要は無い。 貴女も理解しているように、命は皆平等です。悪人だから、犯罪者だから死んでもいい等と云う理屈は通らない。 だから――貴女がここで命を捨てたとしても、全く意味は無いのです」 「意味が――無い」 女は俯き、血が出る程に唇を強く噛み締めた。 風が止んだ。 闇を纏った男は女に背を向け、大声を上げる。 ――まだ早いと云うのに。 その女への責苦はまだ足りぬと云うのに。 しかし――呼ぶと云うなら止むを得まい。 「さあ――もうこれで満足でしょう。覗見もいい加減にして出てきたらどうです!」 その声を契機に――。 私は、その場に出現した。 ● 再び――風が吹いた。 「全く以て――お見事な推理でしたよ、一ノ瀬空夜さん。探偵も顔負けだ」 この世の物とは思えぬ声。 真白の洋服。 剥出の骸骨。 真紅の双眼。 微かな月光すら否定する幽かな漆黒。 「あなたに褒められても――嬉しくありませんね、月白氷さん」 男――一ノ瀬は真っ直ぐに死神と対峙する。 死神――月白は静かに嗤う。 「名前を覚えていて下さったとは、光栄ですねえ。一ノ瀬さんと対面したのは一度きりだと云うのに」 「あなたの顔は忘れたくとも忘れられませんからね。出来る事なら二度と会いたくなかった」 それではこの再会は幸福ですねと月白は嘯いた。 「私が行う事は何時でも何処でも変わりません。誰かが幸福ならばそれでいいんですよ」 一ノ瀬は胎児のような姿勢で蹲る女をちらりと見遣った。 月白は塵芥でも見るような目で女を見下した。 「その女はね、迚も酷い人なんですよ。貴方は甘い。この程度で許してはいけないでしょう」 「許した覚えも無ければ糾弾した覚えもありませんね。僕はただ――世間話をしただけです」 月白は心底愉しそうに笑う。 「己の心すら解らず無軌道に他人を傷付け、挙句の果てに取り返しのつかぬ大罪を犯す愚か者。 卑怯でしょう。矮小でしょう。穢いでしょう。だから私はこの女に――破滅の幸福を呉れてやりました」 「趣味が悪いのも相変わらずですね。こんな時くらいは自重なさったら如何です」 一ノ瀬は月白を見据える。 「こんな時だから――ですよ。あの世界の支配者とやらの力には、流石の私や貴方でも対抗できない。 ならばこそ、せめて平素と同じ日常を送る事こそが、彼奴への反抗となるのでは?」 「冗談でしょう」 「冗談ですよ」 しかしねえ――月白は肩を竦めた。 「彼奴の力が強大である事は事実でしょう。貴方は恐ろしくはないのですか」 「真逆」 強かな顔で一ノ瀬は笑った。 「あんな男の一体何を恐れろと云うのです。それこそ冗談だ」 「ほう。その自信に理由があるなら是非伺いたいものですが」 「交換条件が一つあります」 す、と手を翳す。 「僕の話に納得が出来たのなら――手を引いて頂きましょうか」 「何からです?」 「この世界から」 月白は――大いに笑った。 「まずは――確定事項から云ってしまいましょうか。 あの男は口だけは達者ですがね。大した異能を持っている訳じゃないんです」 「大胆な事を云うものですねえ」 如何にも意外だとでも云いたげな、戯けた口調で月白が云った。 「言葉一つで世界を革命してしまう力を大した事がない、とは。いやはや」 「言葉で世界が変わる訳がないでしょう。否、世界を変える事など誰にも出来ない」 明瞭且つ落ち着いた口調で一ノ瀬が云った。 「水は堰き止めようが流れを変えようが、常に高きから低きに流れるもの。 天然自然の理に逆らって物事の成る道理はない。 革命と云う言葉も所詮は社会体制の変革に過ぎぬもの。 指導者が変わったところで、雨を降らせる事だって出来ませんよ」 「それでは――貴方や他の方方が用いる異能はどうなのです?」 「実際に起こっている以上、それは世界の法則に逆らっている訳ではありませんね。 単に現代の科学では解明できない現象、概念だと云うだけです」 そう、概念――一ノ瀬は続ける。 「喩えば――重力と云う概念がありますね。 あの男が『重力の働く向きは反転する』とでも云えば、まああの男も含めて、その周辺にあるものが空に向かって落ちていく事になるのでしょう。 しかし重力と云う概念――言葉が出来る以前から、現在僕らが『重力』と呼ぶチカラは存在しているのです。 より解りやすく云うならば――僕には『一ノ瀬空夜』と云う名前があります。 だが、『一ノ瀬空夜』は僕を指し示す言葉ではありますが、僕そのものではありません。 言葉は動かないし、喋らないし、生きていない」 「意味は本質ではない、と」 「そう云う事です。そして――あの男は『攻撃は無意味だ』と云って銃弾を止めましたね。 却説、『攻撃』とは一体何を指し示す言葉なのでしょうか。 仮に――あの男に向けて発砲した人物は、単なる挨拶のつもりで攻撃の意図など一切無かったとすればどうでしょう。 何故止まってしまったのか、全く理解できない筈だ。 これはまあ極端な例えではありますがね、あなたのような方が居るくらいですから、そう云う文化を持つ世界に生まれた者だっている可能性はある。 序に云うなら『無意味』と云うのも妙ですね。そもそも世界のあらゆる物事には意味など初めからない。 僕達人間が勝手にこれはこう云う物だと決めているだけです」 言葉とは。 「言葉とは、受け取る側次第で如何とでもなるものです。 発せられたあらゆる言葉は、受け取った者の数だけ別な意味を持つ。真理では有り得ない」 世界とは。 「世界とは、二つに分けられる。個人の内部の世界と、外側の世界です。 言葉は内側から発せられて、外側に向かうものですね。内側の世界に於いては言葉は全能です。世界そのものでもある。 しかし外に出されてしまった段階でそれは世間と云う膜に吸収され、大した効力を持たなくなってしまう。 世界になど――届く訳がない」 解りますか。 「要するにあの男の異能は、『言葉の意味を自らの都合の良いように解釈し、それを他者に押し付ける』能力――なのです。 ま、あの男の視点から視れば『世界を書き換える』能力とも云えない事はない――のでしょうがね。 そんなご大層なものではないと云う事は、理解して頂けたと思います」 ぱん、ぱんと、月白が手を叩く。 「随分と――口が能く回るものですね」 「僕は確固たる自分の世界と云うものを持っていませんからね。 どうしても他者からの借り物の言葉が多くなる。だからと云って、僕の今の考察が間違っているとは思いませんが」 「根拠は――あるのですか?」 勿論ですと一ノ瀬は云った。 「この僕が云う以上――間違いはない」 「ああ成程。貴方はそう云う存在でしたね」 感心したように月白が云った。 「劣化すると雖も、僕は一度視れば使える訳ですからね。当然使い方も効力もその時点で把握出来ている」 そこで一ノ瀬は声を低くした。 「能力の効果範囲は最大でも200m程度。なんとまあ、随分と狭い世界もあったものです。 『解釈の押し付け』も、ごく単純なものしか不可能だ。更に、発動するには口に出して命令する必要がある。 ま、そうは云っても強力と云えば強力な能力なのでしょうが――対処法は幾らでもある。 最も単純な方法は、何かを云う前にさっさと昏倒させて口を塞いでしまう事でしょうね」 世界の放浪者は――あくまでも淡泊に、世界の革命者の異能を解体した。 「中中面白い話でしたよ、一ノ瀬さん。ではもう一つの異能――『パーソナリティを書き換える』と云うのは、どうなのです。 今この場で会話をしている我我とて、常にあの能力の危険に晒されているのではないのですか」 「あれは単なるペテンです」 一ノ瀬は断言した。 「慥かに――あの男は他者の人格を書き換えたり、異能を付与する能力は持っている。 これも『解釈の押し付け』である事には変わりはありませんがね。能力行使が可能な範囲もごく至近に限られています。 更に――人格の書き換えも万能ではない。こちらも矢張り、ごく単純なものしか不可能でしょうね。 『この能力自体の付与はできない』と、あの男本人も云っていたでしょう。 又、飽くまでも書き換えるのは人格であって存在ではない。存在自体があの男と同じになると云うのなら、肉体もまた変質する筈です。 故に――無機物に対しても能力を行使出来ると云うのはハッタリでしかない。 あの男が行ったパフォーマンスは、梨に赤い絵の具を塗りたくってこの梨はこれで林檎と云う存在になりましたと主張するようなものだ」 「辛辣ですねえ」 「遣り方が杜撰だからです。自分で用意した人物を使う等、怪しんで下さいと云っているようなものではないですか。 人体切断マジックを行う奇術師だって観客の中に紛れ込ませたサクラを使うくらいの工夫はする」 大体――一ノ瀬は自らの首を指し示す。 「これを云ってしまうのは少少大人げないと云うか、身も蓋も無い話だとは思いますがね。本当に万能の能力ならば、こんな小細工は要らない。 万能だったとしても、僕が『この殺し合いは無かった事になる』とでも云えばそれで終いですが」 「御尤」 一ノ瀬は一度深呼吸をして、居住まいを正した。 「却説――これ迄の話でお気付きになった事がある筈ですね。 簡単に云えば――あの男の異能では、異世界から人物を呼び寄せる事も、このような悪趣味なゲームの舞台は用意する事も出来ない、と云う事です」 「おやおや。それでは貴方の推理は振り出しに戻った事になりますが」 「戻ってはいませんよ。繰り返しになりますが、僕はあの男の異能がどんなものなのか完全に把握している訳ですからね。そこに間違いはない。 だから――間違っているのは、あの男が一人でこのゲームを催した、と云う認識です」 「ほう。あの男は単なる操り人形で、黒幕が他にいるとでも?」 「それは違う。飽く迄も主催者はあの男です。でなければもう一人のあの男の存在が矛盾する。 協力者か、部下か、将又何らかの物品か――まあそれは判りませんがね。あの男が単独で舞台を用意できない以上は、陰にそう云った存在がある」 「ふうむ――」 月白は腕を組み、態とらしく納得したような態度を取った。 「そして――ここからは根拠も何もない、完全な僕の予想、想像になるのですが――」 一ノ瀬は無表情のまま言葉を紡ぐ。 「あの男の言動と行動を鑑みるに、僕は――あの男は唯の臆病者だとしか思えない。 本当に自分の能力に絶対の自信があるのならば、小細工など一切用意しなくとも良い。 自分の能力を開示する事も、首輪の存在も、要は脅迫です。 そんな事をしなければ自分自身が真っ先に狙われると云う事を、本人が一番解っているのです。 単に殺し合いをさせたいだけならば、こんなだだっ広い場所に移動させずともあの場で行わせれば良い。 そうしなかったのは、一斉に襲って来られたり流れ弾に当たってしまうのが怖かったからです。 そもそも、殺し合いにはルールも、それを説明する必要もない。 元元殺し合いを行っているような関係の人物同士が食料も無い孤島に突然拉致されれば、何もせずとも殺し合いは発生する。 時間が経過すればする程、それに巻き込まれる者達も多くなる。 皆の前に姿を現してルールを説明したのは、自分はゲームの主催者であり、参加者よりも上の位置にいるのだとアピールしたかったのです。 だから――あの女性には痛い所を突かれたのでしょうね。 人間の可能性等と云う、恐ろしく曖昧な、何の意味もない言葉を吐いて早々にその場を切り上げるしかなかった。 あの場には人間でない者も多く存在していたのですが、そういった者にどんな影響を与えるのかと云う事も頭には無かったようだ。 神を『完成物』と称する辺りは一神教的な思想の影響を受けているようにも思えますが――。 否、単に、神と云う言葉に対して漠然としたイメージしか持っていないと云うだけの話でしょうね。 結局――あの男にとっては自分が知るもの、信じるものだけが世界の凡てなのです」 だから。 「僕はあんな男など、恐ろしくも何ともない。哀れだと云うなら解りますがね」 月白はくつくつと笑い声を立てた。 「いや、流石ですねえ。実はね、私は凡てを承知の上で貴方を試させて頂いていたのですが。 私が思っていた事とぴたりと一致する。いやあ、面白かった。さあ次は――あの男に破滅の幸福を与えてやりましょうか」 月白は。 自らの頭部を、いとも容易く片手で取り外し――もう片方の手で、首輪を放り捨てた。 片腕に抱えられた髑髏が、嗤った。 「こんな物で私を拘束しようとはねえ。永く生きてきましたが、此程の愚か者に出会ったのは初めてですよ。 いや、こんな事を云っては失礼かもしれない。何せ私は幸福を与える者。この首輪が外れたのも――奇跡の賜物なのですから」 「――勘違いをしないで下さい」 一ノ瀬は表情一つ変えず、死神を睨み付ける。 「現在此処で語られているあの男に関する話題は、現在此処に居る僕達が形成する世間でのみ有効な話題――世間話に過ぎないのです。 此処とは別の場所に存在するであろう、あの男のペテンを信じる者達が形成する世間では、それは通じない」 「何が――云いたいのです」 「貴方もあの男と同類だと云うことですよ月白さん」 世界を渡る者は、死神へと一歩を踏み出した。 風に吹かれ、騒騒と草木が音を立てる。 「正直に云えばね、あなたがあの男を玩具にして壊してしまおうが、他の参加者を皆殺しにしてしまおうが、文句を云う気は無い。 そうなったならなっただけの理由があるのですからね。だが」 あなたは世界を壊してしまうと一ノ瀬は云った。 「あなたは今、首輪を外しましたね」 「外しましたとも。爆破された所で意味はないんですが、気分が悪いのでね」 「そう、それ自体は全く構わない。首輪の存在など、所詮はあの男が規定したルールに過ぎない。世界の理ではない。 外したのがあなたであると云うのが問題なのです」 「嫌われたものですねえ。知っていると思いますが、私、死にませんよ?」 一ノ瀬は月白の言葉を無視した。 「本来ならば――あの首輪はそう簡単に外れていいものではない。 それはこの殺し合いの場に存在する七十余の存在の、それぞれの世界に存在する共通認識です。 僕らのような存在は例外中の例外だ。 だから解釈は多様に発生し得る。 例えば、何らかの技術や能力によって首輪を解除したのだと素直に受け取る解釈。 例えば、首輪が爆弾になっていると云う情報自体がブラフだったと云う解釈。 例えば、あなたの首輪だけが偶偶不良品か何かだったと云う解釈。 例えば、あなたは実はあの男が差し向けた手下だったと云う解釈。 例えば、首輪の解除と云う事実を信じる事が出来ないからそれ自体を無かった事にしてしまうと云う解釈。 人の――世界の数だけ解釈は存在する。そして、それらはその世界の中では凡て正しい。 事実か否かは関係ないのです」 しかし。 「あなたが関わった物事からは――解釈の余地が消えてしまう。 願いだとか幸福だとか、奇跡だとか破滅だとか、そんな安っぽい言葉一つだけで凡てが説明出来てしまう。 多様な解釈、多様な文化――その多様さが豊かさに繫がる。何を誰が見ても同じように考えるような世界など――僕は」 厭だ。 「――僕の云い分はこれで終わりです。さあ、どうです。納得したのならば――消えて下さい」 「ふふふ――」 髑髏は嗤う。 「本当に宜しいのですか。私があの男に破滅を与えれば、死人は減るかもしれませんよ」 「そんな事は関係がない。先程も云ったでしょう、殺し合いにルールは必要ないと。 始まってしまった以上――もう、あの男を止めるだけではこのゲームは終わらない。 それに――あの男もこの世界に生きる人間の一人でしかないのですからね。特別な存在などではない。 本人がどう思っているかは知りませんが」 「屁理屈ですね」 「屁で結構」 月白は片手に自らの頭部を持ち乍ら器用に腕を組んだ。 「まあ――好いでしょう。十分に娯しませて頂いた事ですしねえ。大変愉快な一時でしたよ。 それに――慥かにこの世界はどうもやり難いようだ。ここは貴方の顔を立てるとしましょうか。ああ、でも、その前に――」 月白は指を鳴らす。 ぱちん、という軽い音と共に――一ノ瀬の首輪が解体される。 地面に落ちた首輪は、粉粉に砕け散った。 「選別ですよ。貴方には奇跡の幸福を差し上げましょう。 これで貴方はもうゲームの参加者ではなくなった。何時ものように世界を彷徨う放浪者へと逆戻りと云う訳です。 嬉しいでしょう? 何、他の参加者の方方の事など気にする事はありません。命は一番大切なのですからねえ。 ふ――ははは、ははははははははは――」 高笑いと共に死神は闇へと同化する。 何処――。 何処から来るのか。 何処へ往くのか。 その答えを自らだけが知る死神は――何の痕跡も残す事無く、この世界から消滅した。 ● 顔を上げて眼を開くと彼の顔がすぐ近くにあったものだから私は驚いて眼を閉じ、俯いてからもう一度、今度は薄く眼を開いた。 私のすぐ隣に、彼は腰を下ろしていた。 こう云う時。 どんな事を――云えばいいのだろう。 「一ノ瀬――君」 「貴女の事だから、あの状態でも話は確り聞いていたでしょう。まあ――僕はどうも、この世界からいなくなる事になったらしい」 「――そう」 本当に。そう、としか、云えなかった。 「あまり――驚いていませんね」 「驚いてるわ。けれど――超能力と云うか、そう云うものの存在は――私も、知ってはいたから」 ――何を。 云っているのだろう。 私は。 「でも――卑怯ね、貴方。だって、自分だけ無傷で脱出してしまうのでしょう」 「僕に文句を云われたって困りますよ。好きでこんな体質になった訳じゃない」 「そう――なの」 改めて、私は彼の事を全く知らなかったのだと実感した。 「大体――僕はこの世界では何も成せちゃいない。 普通の人から視れば、まあ訳の判らない屁理屈を唱えるだけ唱えて消えてしまった意味不明な人物としか解釈されないでしょう。 二度とこの世界に関わる事が出来ないのだから、生きていようが死んでいようが変わりはしませんよ。 しかし――貴女にとっては都合が良かったのではありませんか」 ――嗚呼。 矢張り、彼は凡て見抜いているのだ。 「物凄い威力の異能を持っているだとか、戦闘技術があるだとか、そんなレヴェルではない――このゲームそのものの破壊者となりかねない人物。 即ち、月白氷と一ノ瀬空夜。その二人を早々に退場させられる訳ですからね」 「何の――事かしら」 私は無駄な抵抗をする。 「お株を奪ってしまうようで、少少抵抗はあるのですが。どうせ最後なのだから云ってしまいましょうか」 彼は云う。 「――この事件の犯人は、貴女ですね」 風が。 止んだ。 「手口は平素と変わりなく――真犯人である貴女は決して手を汚さず、決して疑われない位置に存在した訳だ」 云い訳を。 云い訳をしたら負けだ。 「何故――判ったの」 「云ったでしょう、貴女の世界には何十回と訪れたと。 まあ――それとは別に、視なくてもいいものが勝手に視えてしまう能力と云うのも、僕は複製してしまっていると云う事もあるのだけれど――」 解らない。 けど。そうなのだろう。 「正義の味方に悪の組織、犯罪集団、連続殺人者――どれもこれも、貴女が許す事が出来ず、排除しようとした者達です。 そうでない者達の大半も、その殆どが貴女の周辺にいる人物だ。貴女こそが――このゲームの中心だった」 そう――許せなかった。 迷うことも、悩むことも無く、皆、簡単に人を殺してしまう。 排除しなければ。彼が戻ってきたとしても、ずっと隣にいる事が出来なくなってしまうかもしれないから。 けれども。私も何時しか排除すべき者共と同じになっていたのだ。 だから――私もまた、亡びねばならなかった。 ただ。彼が静かに暮らせるような世界を――作りたかった。 「とは云え――貴女は、あの男に協力している訳ではない。飽く迄も、単なる参加者でしかない。 単に、あの男がこの面子を揃えてこのゲームを開催するように誘導していっただけだ。 しかし――流石の貴女でもあの男に協力する者がいるとは考えていなかった。 だから、貴女にとって完全に想定外の存在である異世界からの来訪者までもがこの世界にやって来てしまった。 ただまあ、貴女は排除すべき者を排除出来るのならばそれで構わないのだから、それは然程重要な事ではない」 その――筈、だった。 此処で、彼に逢う迄は。 何処で。私は、間違えてしまったのだろう。 「ええそうよ、私が犯人。けれど、貴方が云ったようにこれは犯罪にはならない。いえ寧ろ、世界は――善い方向に向かっていく筈よ。 そうでしょう? あんな屑共、いない方がマシだもの。あの男だってこんな事をしたらタダじゃ済まない。テロリズムなんてやってる場合じゃなくなるわ。 私だって――勿論死ぬつもりよ。あの怪人に惑わされて、貴方に、説得されてしまったけれど――」 ――違う。 こんな事を――云いたいんじゃない。 彼は――。 酷く哀しそうな眼で私を視た。 「何度でも云いましょう。誰が何処で何をしようが、世界は決して変わりはしませんよ。 そして、貴女がここで命を捨てたとしても、全く意味は無い」 そうだ。私はそれを間違えていた。 だけど。だけどだけど。 「ふん――そうね、世界は変わらない。でも、社会は変わるでしょう? 悪の組織だなんて子供みたいな事を云って、要は犯罪者の集まりじゃない。 それを取り締まるんじゃなく、殲滅しようとする正義の味方だって怪訝しいわ。 どうして国に認められているのか、私には全然解らない。 このゲームは、そんな社会に対しての――」 違う違う、全然違う。 「いいえ、変わりません。いいですか、此処に集められた人数は――たかが七十余名でしかないのです。 勿論その位の人数だったら死んでもいい等と云う理屈は通りませんが、今現在この時だって世界中で大勢の人達が理不尽な理由で亡くなっている。 病気、飢餓、貧困、差別、戦争。社会には――人間には、未だ解決できていない問題は山のように積み重なっている。 このゲームは『テロリストによって起こされた誘拐殺人事件』以上のものには決して成り得ない。 暫くの間は世を騒がす事になるかもしれませんが、社会が変わる事は絶対にない。革命など――起こらない」 ――やめて。 「何を云ったって負け惜しみよ。早く――私の前から消えて、一ノ瀬君」 顔を伏せる。 怖かったから。 「わかりました――もう僕が出来る事は何もないらしい。しかし」 貴女は何か云いたい事があるのではないのですかと、彼は問うた。 彼の顔を、私は見ることが出来ない。 「いいから――早く、消えて」 「馬鹿野郎」 「――え?」 「馬鹿野郎と言った。俺がアンタに言ったんだ音ノ宮・亜理子」 彼は。 初めて、私の名前を呼んだ。 「アンタは世界も社会も本当はどうでも良かったんだ。見ていたのは自分の周りだけだ」 「い、ち――のせ、くん」 「どうして――そんなに回りくどいんだ。たった一言、解釈の余地も何もない言葉を――どうして言えない」 彼はすっくと立ち上がり、堂々とした態度で私に背を向けた。 嫌。 いや、いや。 「私、わたし――」 「もう遅い」 遠ざかる。 遠ざかっていく。 「世界が崩れても――」 いかないで。 「――俺は、アンタを」 そうして一ノ瀬空夜は私の前から去った。 天空を支える支柱が砕け散ったと云うのに、月も雲も平素と同じ位置に在った。 大地を支える土台が崩れ去ったと云うのに、震えているのは私の体だけだった。 私の隣にいた人は、最初からこの世界にはいなかった。 でも。 彼が云った通り、私はこの灰色の世界で、償い切れぬ罪を背負ったまま生きていかなければならないのだろう。 このゲームの中で、死に怯えなければならないのだろう。 その時になって漸く私は、自分が泣いている事に気が付いた。 そして私が――。 音ノ宮・亜理子が一ノ瀬空夜に再会する事は、二度と無かった。 【A-8 草原/深夜】 【音ノ宮・亜理子】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダムアイテム1~3(未確認) [思考] 基本行動方針:生存する 1:不明 【一ノ瀬空夜 消滅】 【月白氷 消滅】 007.史上最強の弟子ケンショウ 投下順で読む 009.探し人は誰ですか 時系列順で読む GAME START 音ノ宮・亜理子 長松洋平は回想する/音ノ宮・有理子は殺さない GAME START 一ノ瀬空夜 GAME OVER? GAME START 月白氷 GAME OVER?
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パワプロクンポケット8 part34-335~336,460~462 白瀬芙喜子ルートと高坂茜ルート 335 :パワポケ8◆jg7lOT8Mxs:2007/11/21(水) 19 19 44 ID StStXIZQ0 白瀬ルート基本形でいきます。茜固有イベントは後に別々で書きます。では始まりますよ ーオープニングー ・・・成長を続ける大都会。 ここではまゆばい人口の光が一晩中輝きつづけている。 しかし、どんなに光が増えようと闇が消えてしまうことはない。 その闇の中に人間以外のものがひそむようになったのはいつからのことだろうか・・・ 「とうとう追いつめたぞ、サイボーグめ!」 「くそー!これでもくらえ!」 「よし!容疑者を確保!至急、救急班をよこしてくれ。 ・・・ん?なんだ、これは?・・・・・情報カプセルか?」 「君の持ち帰ったカプセルから、ヤツは、大きなサイボーグの組織の一員であることがわかった。 そして、プロ野球球団のホッパーズに潜入しようとしていたようだ。」 「あのサイボーグが、プロ野球のチームに?」 「ヤツの目的を探るためには、その球団に潜入する必要がある。 そこで、お前にはホッパーズの選手になってもらうことになった。」 「野球・・・・・・ですか? でも、俺は野球のルールすら知らないですよ。」 「心配するな。球団の寮に入るまでの一ヶ月で徹底的に訓練する。」 「・・・わかりました。」 (一ヶ月後) 「今日からこちらでお世話になります。湯田さん、ですね?」 「オイラも今年入団したばかりでやんすから湯田君でいいでやんすよ!」 「じゃあ、あらためて。よろしく、湯田君」 「よろしくでやんす。じゃ、寮の中を案内してやるでやんす!」 「こうして俺の野球生活がスタートした。待ち受けるのは果たして・・・・・・」 336 :パワポケ8◆jg7lOT8Mxs:2007/11/21(水) 20 14 56 ID StStXIZQ0 1年目1月2週 (トゥルルル・・トゥルルル・・・) (ピッ) 「はい、こちら主人公。」 「こちら、本部の白瀬。どうやら、まだ生きてるみたいね。」 (彼女は白瀬 芙喜子(しらせ ふきこ)CCR(※1)に属する仲間だ。任務中の俺のサポートをしてくれる。) ーー中略ーー 「じゃ、なにかわかったら連絡するね。」 「よろしくたのむ。」 (ピッ) ・・・俺も、そっちの操作の方がよかったなぁ。 こうして、試合に出つつも爆弾解除、サイボーグとのカーチェイス、喫茶ロールパンの 店長山形のロボット軍団との対決をしていく主人公。しかし解決していく度に灰原隊長の 言動から疑問を感じるようになる・・・ 用語解説 ※1 オープニングでは紹介していなかったけど主人公達が入隊しているサイボーグ対策組織、 脱走サイボーグを捕まえるもので略してサ対、CCRと呼ばれる。 ストーリー後半で驚愕の事実が明らかに。 主な登場人物 主人公・・・本作の主人公。元々肉体能力は高く、恐らくシリーズ最大のデキる主人公 湯田浩一・・・ドラフト6位でホッパーズに入団。 高校時代謎のヒーローによって波乱の高校生活をしたが誰しもがそのことを忘れてしまった。 パワポケ7から連続出場。 白瀬芙喜子・・・主人公と同僚の隊員、CCRの驚愕の事実を知っている内の一人。 本人はそう思っていないようだがイベントでわかる通り重度のロマンチスト。 倉刈 明・・・パワポケ2などで出てくる倉刈仁の息子、ホッパーズに入団。ストーリー上ではあまり語られない。 石中 学・・・一見体のごつい普通のチームメイト、終盤にまた改めて説明。 灰原・・・CCR隊長、サングラスの似合う男。終盤改めて説明。 460 :ポケ8◆KX5pqR2yBU:2007/12/02(日) 17 30 02 ID zmmAyVck0 そして、倒した山形が「大神の地下工場」という言葉と、チームメイトの石中さんの 部屋にある震源測定器を頼りにして主人公と白瀬は大神の地下工場を見つけ出した、 しかしそこはなんとサイボーグ工場ではなくアンドロイド工場だった。 (サイボーグは後に改造した部分を作った人間、アンドロイドは元から改造された人間) そして、その後のサイボーグ同盟によるテロによって赤字が進んでホッパーズは 今年を持って解散することに。そこで潜入操作をしているはずの主人公が「優勝しよう」 という言葉を発する、知らないうちに主人公は野球を楽しんでいたのだ。 そこで仲間達も同意し、ホッパーズは優勝を目指して頑張ることに・・・ そして優勝目指すホッパーズはその気持ちからか勝ち続ける。リーグ優勝争いに入っていたのだ。 そして会長の面談では結果によってはホッパーズ存続との話がついた。 (※1)そんな中、デートを続けていったら、白瀬が口を開く。「私さ、夢があるんだ。」 彼女は、自分が死ぬとき誰かが側にいてほしいということを話す。主人公は「俺でいいのか?」 と返した。そしたら彼女は主人公がいいやと言った、そしてそのまま白瀬の話は続き、 「私が先に天国に言って神様に文句言ってやる「お前の手抜き工事のせいで皆大迷惑だ」って」 どこか聞いたことある言葉だと返したら、もっと良いの考えておくと言う。 「今は・・・そうねぇ、そっちに行っていい?」 二人の静かな夜は更けていく・・・ ※1・・・好感度が高ければ起こせるイベントなので優勝宣言した後でなくても起こる 461 :ポケ8◆KX5pqR2yBU:2007/12/02(日) 17 54 20 ID zmmAyVck0 ホッパーズ日本一、ついに優勝することができたのだ。 そしてホッパーズは存続、ファンも選手も大喜びである。 そして会長は優勝パーティを開くことに、どうやら呼ばれるのは大神グループの人たちらしい。 湯田くんからパーティのことを知った主人公は、ふと思いついた。 「サイボーグ選手なら爆弾を持ち運び大神グループに大ダメージを与えられるではないか」 サイボーグ選手は誰だろう・・・考えた結果、石中さん。彼には確信があった 「あなたはサイボーグ同盟の一人ですね?」 「何のことだか、さっぱりだよ」 「証拠はその地震測定機です、地下工場の場所を調べる為に使うからだ!」 図星だった。彼はサイボーグ同盟のリーダー、石中学。しかし彼は協力しないかと言う。 彼の話によると、CCRは国家機密ではなく大神グループのもの、アンドロイド達を 何かの目的のため作ったが、脱走する。そしてさらに言葉を発する。 「アンドロイドは普通の人間に戻れない」捕まえたサイボーグはまた作り直すか処分されるのである。 サイボーグを捕まえまた作る組織CCR・・・驚愕の事実に驚きの主人公、だから手を組まないか そういうことである。しかし主人公はそれを拒んだ。 「CCRの事実がどうであれ、お前達が危険なテロ集団ということは変わりがない!」 主人公は石中と戦う決意をした、そして勝ったのである。そして最後に主人公は問う 「どうしてそのことを皆に言わなかった、それを言ったら皆協力してくれたはずだ、 それが大神グループが一番恐れていたことじゃないか!」 「皆特別扱いは御免で、普通に暮らしたかっただけさ、それにその事を話してしまえば、大神グループに狙われてしまう。 野球だって・・・できないじゃないか・・・はは・・・そんな・・もったい・・ない・・」 アンドロイド達は、大神グループの野望の被害者であった。 そして日本シリーズでホッパーズは日本一、5年ぶりである。主人公は石中の言った言葉を 見てみぬ振りはできず、CCRに反撃をすることを決心した。 462 :ポケ8◆KX5pqR2yBU:2007/12/02(日) 18 10 17 ID zmmAyVck0 CCRは兵器工場から金が出ている、そのことを白瀬に話す。 主人公はマスコミにこのことを知らせ、CCRを脱退すると言うのだ。 「そのことは、隊長に言ったらどうかしら?」 主人公は驚いて振り返る、だがそこには誰もいない。しかし前を見た瞬間、銃を持った白瀬が。 主人公は彼女の銃を撃った。彼女はもう知っていたが、結局一人頑張ったくらいでどうにもならないから 知っていても動かなかったと話す。そこで、「二人ならなんとかなる」と主人公は言った。 あまりの臭さに白瀬は爆笑するが、その後ろに隊長が、本当にいるが冗談だと思った主人公は 白瀬が倒れて確信した。しかも白瀬が力を振り絞って撃った銃を隊長は体で跳ね返す。 彼自身もアンドロイドであったのだ。 「まさかCCRの隊長がサイボーグとはね」 「不思議か?実に合理的だ」 「茶番だって言いたいだけさ」 主人公は激闘の末勝利。マスコミにCCRの真実を言い、大神グループはCCRを解散させる。 そして主人公はトレード、こうして長かったCCRでの日々は終わり、普通の野球選手となったのだ。 病院から出て行く白瀬、もう大丈夫なのかと主人公は言う。 大神グループに命を狙われているからのんびりしていられないと言った。 それに、二人ならなんとかなるんでしょ? 一生言い続けるだろう。 それじゃあ、私はしばらく身を隠すから (CHU) あんたは、野球がんばってね! 特命ハンター編 おわり と、いうわけでおしまいです。しばらくの間忙しくてさらに風邪をこじらせたので 長い間空けてしまいました、すいません。茜についてはストーリーと全く関係ないので ハッピーエンド条件を満たすのに必要なイベントだけを入れます、後日書く予定です。