約 1,687,383 件
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/442.html
タイトル(コピペ用) 実況おしゃべりパロディウス ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル 発売日 1995/12/15 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 その他 -表示 国内版 ここを編集 記録 - 追記回数 - Player luckystar TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 ニコニコオリジナル 分割リンク - マイリスト - 備考 Movieファイル 解説 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/957.html
グラディウス ポータブル/パロディウス PORTABLE この項では『グラディウス ポータブル』と『パロディウス PORTABLE』の2作品をまとめて扱います(移植の方向性、評価点および問題点が似通っているため)。 GRADIUS PORTABLE 概要(G) 評価点(G) 問題点(G) 余談(G) パロディウス PORTABLE 概要(P) 評価点(P) 問題点(P) 余談(P) 総評 GRADIUS PORTABLE 【ぐらでぃうす ぽーたぶる】 ジャンル シューティング(オムニバス) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミ 開発元 Konami Software Shanghai 発売日 2006年2月9日 定価 4,980円(税別) 廉価版 コナミ・ザ・ベスト 2007年1月25日/2,800円(税別) 判定 なし ポイント 概ね良移植、一部残念な点が非常に目立つ グラディウスシリーズ 概要(G) コナミの名物シューティングシリーズ『グラディウス』シリーズの5作品を収録した作品。内訳は以下の通り。 『グラディウス』 『グラディウスII -GOFERの野望-』 『グラディウスIII -伝説から神話へ-』 『グラディウスIV -復活-』 『グラディウス外伝』 実際のところ、一部はセット移植の再移植となっているため、収録されているのはソフト3本分。 『I』『II』はPS版『グラディウス DELUXE PACK 』を、『III』『IV』はPS2版『グラディウスIII IV -復活の神話-』をベースにしている。 環境設定のオプション関連が非常に充実しており、「処理落ちのかかりやすさ」「当たり判定」「セミオートパワーアップ」「画面サイズの変更」といった特殊なものも全作に搭載されている。 後述する『実況パロ』からセーブ ロード機能が逆輸入された。セーブ時点での装備・スコアや残機を保持したまま直近のチェックポイントから再開できる。 誰でも1,000万点が達成できるようになるなどバランスを崩しかねないような強力機能なので、ご利用は自己責任で。 ギャラリーモード搭載。PS・PS2版のムービーの閲覧やサウンドテストが可能。 評価点(G) 細かい部分を除けば移植度は高い。 後述する問題点もあるものの、気軽に『グラディウス』シリーズ5作品を遊ぶことができるのは大きな魅力といえる。 セーブ ロード機能を含めた環境設定がユーザーフレンドリーな仕様となっており好評。 セーブ ロード機能は、単にいつでも中断できるというだけではなく、基本的にパターンゲーであるグラディウスシリーズにおいてパターン構築などの大きな助けになるという利点を持っている。初心者がグラディウスシリーズに触れるにはオススメである。 問題点(G) 基本的にPS・PS2版からの再移植という形になるため、PS・PS2版で抱えていた問題をそのまま受け継いでしまっている(とは言ってもこちらは大きな問題はない)。 また、PS・PS2版と比較しても移植度が劣っている部分が存在する。 + 移植度の問題 『グラディウスII』 ゲーム開始時の「Destroy them all!」のボイス削除 オプションハンターの出現タイミングが違う。例えば2面(エイリアン)冒頭で4つめのオプションを装備した場合は本来なら4面冒頭にハンターが出現するが、PSP版では中盤の逆火山地帯まで遅れている。 5面(モアイ)のBGMの変化がAC版より1ループ分早い。サウンドテストの同ステージBGMも仕様変更で通常版+怒り版と怒り版単独という、とても変な楽曲構成になっている。 同時収録のx68k版FM音源はほぼ従来通りだが、こちらの通常版も怒り版が入った本作仕様の構成に。 ゲーム性に直結する劣化は存在しない。 『グラディウスIII』 どの難易度でも当たり判定がAC版から修正されている(PS2版は難易度EASY以下のみ)(*1)。 オプション画面の背景が削除されてしまい真っ暗に。これは『IV』でも同様だが、こちらでは何故かステージセレクトのみ背景が残存している。 スコアアタックモードとHIT DISP(当たり判定表示モード)の削除。 当たり判定の修正により、攻略パターンが変化する箇所がある。おおむね難易度低下。 ビッグコアMrk.IIIの自爆までの時間が短い。原作だと俗に言う「うままうパターン」で反射レーザーを避けた後に画面下部の安置でしばらく待つと自爆といった具合だったが、本作では「うままうパターン」が終わった辺りで自爆する。PS2版EASY設定に相当する。 ヴァイフの口が開いている時間が長い。原作だと口の開いている時間が短かった事から速攻破壊が基本だったが、本作では撃破まである程度の猶予が設けられている。 『グラディウスIV』 これはハードの仕様上仕方が無いのだが、本作の元の解像度が512×384であるためにPSP(480×272)ではカバーしきれず、全体的に潰れた画面となっている。 何故かすべてのボイスや効果音が少し低い音になっている。 3面(泡)の背景の仕様がおかしい。同ステージへの突入時には何故かステージ道中の背景が空中戦と同じく宇宙で変わらず、ステージ内で復活するか途中セーブしたデータで再開しないと背景が変化しない。 他ほどゲーム性や演出には直結していないのが救いか。 『グラディウス外伝』 画面のフラッシュ演出に移植ミスがある。本来フェードイン・アウトや特定ポイントを中心に光る、などの演出がなされるのだが、それらが全て画面全体が真っ白になるというものになっている。 国内版のみのミスであり、海外版では修正されている。 頻繁に入手する青カプセルやボスの撃破演出など様々な場面で影響を見せるが、特に危険なのは3面道中の大型機の撃破時であり、地形や敵などがほとんど見えなくなってしまう。 PSPへの移植に伴い2P同時プレイが削除されてしまった。また、設定で処理落ちをオンにしていると元のPS版にはなかった処理落ちが発生するので、設定で処理落ちをオフにすることをおすすめする。 シリーズ中、一番の劣化移植と言っても差し支えない。 ギャラリーモードのグラディウスIII IVのオープニングムービーのうち、片方が半分ほどカットされてしまっている。 サウンドテストモードでループ設定にすると「一度フェードアウトし、頭から再生される」という謎の仕様となっている。 この仕様は本作のみの仕様となっており、以後のポータブルシリーズはちゃんとループするようになっている。 中断データをロードすると、ランキングや隠し要素の開放といった情報までもが中断時の状態に戻る。 古いデータや他の人の中断データでプレイする時は注意が必要。プレイ後に間違ってオプションデータを上書きしてしまうと悲惨なことに。 この仕様を逆手にとり、オプションデータ保存用の中断セーブを作ることで複数のオプションデータを共存させることは可能。 リセットコマンドでゲーム選択画面へ戻れるが、「プレイ中のゲームのタイトル画面に戻る」ということができない。 各作品のエンディングのスタッフロールは、AC版のスタッフロールが削除され、PSP移植版のスタッフに差し替えられている。 新たなスタッフロールが用意されること自体は問題ないのだが、AC版のスタッフロールが削除された事が問題視された。ちなみに、後に発売された『沙羅曼蛇 PORTABLE』ではAC版のエンディングがそのまま流れ、それとは別に移植版のスタッフロールが用意されている。 余談(G) 海外では『GRADIUS COLLECTION』として発売されたのだが、こちらでは上記の問題点の多くが解消されている。リージョンフリーなので日本の本体でも起動可能。海外のPS Storeではダウンロード版が販売されている。 海外版ではあるものの収録されているタイトルは何故か日本版のままであり、普通に平仮名漢字交じりのタイトルロゴまでそのままである(*2)。 ただし残っている不具合もいくつかある。また、多数の海外ゲーの例に漏れず決定とキャンセルの○と×が入れ替わっている点は要注意。 2023年現在では、作品によっては以下のようなソフトも出ている。これらはオリジナル版の忠実移植である為、該当タイトルだけが目的ならばこちらを選んだ方が楽しめる。 PS4/Switchの『アーケードアーカイブス』シリーズにて『グラディウス』『グラディウスII』『グラディウスIII』が配信。 PS4/Switch/One/Steamの『アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション』に『グラディウス』が収録。 『プレイステーション クラシック』に『グラディウス外伝』が収録。 パロディウス PORTABLE 【ぱろでぃうす ぽーたぶる】 ジャンル シューティング(オムニバス) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 Konami Software Shanghai 発売日 2007年1月25日 定価 3,980円(税別) 廉価版 コナミ・ザ・ベスト 2008年3月13日/2,800円(税別) 判定 なし ポイント 権利上の都合で多数のBGMが差し替えられた移植度もところどころ不満が グラディウスシリーズ 概要(P) グラディウスシリーズの派生作品に当たるパロディウスシリーズの5作品が収録された作品。内訳は以下の通り。 『パロディウス ~タコは地球を救う~』(MSX版を元にしたリファイン版。以下『初代』) 『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』(以下『だ!』) 『極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~』(以下『極パロ』) 『実況おしゃべりパロディウス ~forever with me~』(以下『実況パロ』) 『セクシーパロディウス』(以下『セクパロ』) 本作も基本的にはPS版からの再移植である。ただし『だ!』『極パロ』はPS版そのままではなく、どちらかというとSS版の仕様も取り込んでいる(PS版・SS版双方とも異なる点もある)。 基本的な特徴は『グラディウス ポータブル』(以下『グラP』)に準拠。違いとしては処理落ちの設定がより細かくなったこと、パロディウスシリーズの特徴であったランク上昇速度を半減させるオプションが追加されたこと。 中断セーブの仕様が改善され、スコア・キャラ・ステージ・装備以外の情報は現在のオプションデータの状態を上書きしないようになった。 BGMの大幅な差し替え。著作権が切れていない曲が使用されていたBGMが、一部を除いて変更されている。 + 詳細 『だ!』ステージ4(日本):「剣の舞」→「ハンガリー舞曲 第5番」 「ハンガリー舞曲 第5番」はSFC版で追加ステージのBGMとして使用されていた。 『極パロ』ステージ1(クレーン):「イン・ザ・ムード」→「藁の中の七面鳥」(*3) 『極パロ』ステージ3(お菓子)ボス:「マンボNo.5」→「おもちゃの兵隊の観兵式」(*4) 『実況パロ』ステージ1(ソウル):「ザッツ・ザ・ウェイ」→「BRILLIANT 2U」 どちらの曲も『DDR』シリーズに収録されたことがあり、そのつながりで選出されたものとみられる。 『実況パロ』おまけステージ2(サーキット):「P1-Grand Prinのテーマ」→「PARUTH」 冒頭で「TRUTH」が使用されているため。「P1-Grand Prinのテーマ」はかなりアップテンポな曲だが、「PARUTH」は曲調やテンポが「TRUTH」にかなり寄せられている。 『セクパロ』ステージ1(牧場):冒頭部分を差し替えた上で再アレンジ 冒頭で「北海道は、どこにある?ここにある!」が使用されていたため。それ以外は「アメリカン・パトロール」と「ケンタッキーの我が家」から変更なし。 『セクパロ』ステージ3A(竜宮)ボス:「マイム・マイム」→「コロブチカ」 オリジナル発売当時は民謡(=パブリックドメイン)と考えられていたものが、後に作曲者が1993年に没した人物だと判明した、という経緯がある。2015年に「マイムマイム」をカバーしたシンガーソングライターの柳生伸也氏は「JASRACに問い合わせても著作者が分からず、許可を得るのに大変苦労した」と語っており、本作の発売当時に著作者の許可を取ることはきわめて困難であったことが窺える。 冒頭はFC版『イー・アル・カンフー』のBGMから変更なし。 『セクパロ』ステージ4A(工場):「オリーブの首飾り」→「交響曲第40番」 本作で新規に書かれた曲ではなく、海外版で使用された曲。日本では1996年当時に発売されたサウンドトラックCDに収録されていた。 なお、『実況パロ』ステージ1(ソウル)ボスの「魅せられて」と、同作ステージ4(江戸)の「ダイアモンド・ヘッド」は、原作でJASRACの許諾を受けたうえで使用されたこともあってか、本作でもきっちり許可を取って収録されている。 前者は当時『pop n music 14 FEVER!』で版権曲として収録される関係で、版権を再取得し幸運にも生き延びた可能性が大きい。 評価点(P) 『グラP』同様、ユーザーフレンドリーな仕様は評価できる。 グラPの問題点のひとつであったサウンドテストのループについては改善されている。 中断セーブのオプションデータ問題が改善されたのも嬉しい。 デラックスパックからの移植作は新たに処理落ちの設定が可能になっている。 『実況パロ』のロード時間がPS1版の『forever with me』をベースにしてる為、短縮されてテンポが良くなった。 問題点(P) やはり移植度の問題。特にPS版収録作品に移植度の不満点が多い。 + 移植度の問題 『初代』 リファインモードが搭載されているのだが、『沙羅曼蛇 ポータブル』収録の『グラディウス2』はオリジナル/リファイン両方が収録されていたのに対してこちらはオリジナルが未収録となっている。 敵を撃破した時などの演出がごく普通のものとなってしまった(MSX版では嘘のような話だが「ひでぶ!」などと表示されていた)。 自機側には残っているが、何故かビッグパイパーの「ぼんぶ!」に統一されてしまっている。 なぜかゲームオーバーのBGMだけ、オリジナル版BGMがない。 『だ!』 これはPS版から抱えている問題なのだが、AC版よりもランクが上がりにくく、ランク上昇半減設定が無意味。 同じくPS版から抱えている問題として、黄色ベルを取得した時の得点が実際は表示よりもかなり高い。おかげでエクステンドが起こりやすく、難易度はACより抑えられている。 黄色ベルに限らず1,000点以上のスコア獲得の際、百の位以降が16進数として計算されている模様。本来100,000点のラスボスはなんと409,600点も入る。 ルーレットカプセルを取得した時の効果音が削除された。これは『極パロ』も同様。 さらに、PS版とは違い隠しステージが削除されてしまっている(隠しステージのないSS版をベースにしている為と思われ、コピーライトに1995年の表記も見られる)。 BGMは基本的にAC版準拠になっているものの、PS/SS版同様に1面ボス等の一部のBGMにおけるテンポアップ演出がカットされてしまった。これはアーケードを初出とする3作全てでの問題点でもある。 『極パロ』 PS版から抱えている問題。『だ!』とは逆にランク上昇率がやや高くなっている。撃ち返しが発生するまでには上がらないので大きな問題はない。 このタイトルのみ、サイズをオリジナルにしてもドットバイドット表示にならずに微妙にボケてしまう。 『グラP』同様、EDのスタッフロールがオリジナル版からPSP移植スタッフの物に差し替えられているが、スタッフロールの尺がEDと合わず、曲が終了する前にEDが終了してしまう。従ってEDの曲を最後まで聴くにはサウンドテストでしかない。これは『実況』も同様。 これは仕方ないが、SFC版限定だった追加キャラ(ゴエモン エビス丸・ドラキュラくん キッドドラキュラ・ウパ ルパ)はやはり使用できない。 この影響で、歴代プレイヤーキャラクターの中で唯一エビス丸のみ出演できないという事態になってしまった。 差し替え後のBGMについて。 「ザッツ・ザ・ウェイ」や一部で大人気の「マイムマイム」など、よりによって人気のある曲ばかりが差し替えられたため、一部のファンの怒りを買うこととなってしまった。多少価格が高くなってもいいからBGMは変えないで欲しかった、という声はちらほら聞かれる。 『だ!』4面の新曲は同作のBGMの特徴である「FM音源」「ドラム」を全く踏襲しておらず、明らかに他の曲と比較すると浮いてしまっている。 原曲自体はSFC版の追加ステージと同じなので、曲のチョイス自体が浮いているわけではないのだが、SFC版当時のアレンジはちゃんと他の曲と作風を合わせたアレンジだったため、それほど違和感はなかった。 サウンドテストに所々不満を感じる仕様がある。 カーソルが、方向キーを押してから離さないと動かないという不可解な仕様になっている。そのため、スクロールが遅い。 上記の通り、曲をループさせて連続で再生させることが出来るようになった(*5)…が、一部の曲の途中でループしてしまう曲が存在する。 例えば本作で差し替えられた『極パロ』のステージ1BGMなど。 この症状はゲームプレイ中には起こらない為、サウンドテストを担当したスタッフの設定ミスと思われる。 2人同時プレイの削除。 タイトル画面を放置すると2人プレイをしているデモが見られるのに、実際はプレイ出来ないので余計にタチが悪い。 一応2プレイヤー側で1人プレイする事は出来る。『実況パロ』では実況も変わる。 エンディングのスタッフロールも『グラP』同様差し替えである。 余談(P) CEROのレーティングはC区分(15歳以上対象)。アイコンは当然(?)セクシャルである。 かつてニコニコ動画の音MADの素材として、『セクパロ』1面の新曲が流行した。 本作発売当時は諸事情による差し替えが行われた背景もあり、この曲の評価も低かった。しかし音MADが流行しこの曲の知名度が上がり出すと、この曲自体にも「良曲」「中毒性が高い」等といった高評価がつくようになった。 パッケージイラストは『ツインビーPORTABLE』同様、キャラクターデザインを担当(『セクパロ』では企画も兼任)した、Shuzilow.HAこと濱川修二郎氏。こちらも当時とは画風が異なっている。おそらくは狙ってそういった風に描いているのかと思われるが、 ちちびんたリカの顔がなんとなく怖い。 総評 それぞれ5本もの作品を(当時)最新の携帯機向けに移植したという試み自体は評価されて然るべきものであるし、その移植度も十分及第点に到達している。 しかし、ところどころ粗が目立つのは事実であり「移植の再移植」という形となったために、今度こそAC版を忠実に移植して欲しいというファンの願いが叶えられることはなかった。 特に『だ!』に関してはAC版の難易度まで含めた完全移植が現在入手困難なX68000版のみであるという問題を抱えており、更に20年以上前のゲームである為に稼動しているゲーセンも少なく、現状では当時のままのものを遊ぶことが非常に困難になってしまっている。 M2に外注した結果、原典に非常に忠実な移植となった『沙羅曼蛇 PORTABLE』『ツインビー PORTABLE』の方が高い評価を受けているのは、内製であった『IV』とトレジャーに外注した『V』では後者の方が高い評価を受けたのを彷彿とさせるような皮肉な結果である。 とは言っても、そのユーザーフレンドリーな仕様は初心者にはうってつけ。 初めてグラディウス・パロディウスシリーズに触れるきっかけとしては決して悪くない作品である。
https://w.atwiki.jp/hanedeji/pages/47.html
CR極上パロディウスNCE80F 機種データ 大当たり確率 1/94.33 (高確率時 1/9.43) メーカー ニューギン ラウンド 5or16R9C 賞球 4 10 11 15 確変突入率 80% ※突確 19%あり 時短 50回 導入開始 2006年5月 等価ボーダー (参考値) 15.6 リンク 公式サイト P-WORLD 2ch 現行スレッド
https://w.atwiki.jp/gball/pages/165.html
前へ | 次へ クリア条件:8面クリアしてEDを見る 開始時間:2009/06/18(木) 19 56 51.80 終了時間:2009/06/18(木) 21 28 09.12 参加人数:2 コナミのシューティングゲーム「パロディウスだ!」の移植作。 ネメシスと同じく、GBというハードで立派に移植されている。 AC版の7~9面がカットされ、3面にオリジナル面が追加されており全8面になっている。 主1 GBによく移植できたなと思いました パチンコ面と軍艦マーチ ちちびんたリカ も入っていて大変素晴らしいです 倫(笑) ラスボスです ラスボスなのに弱い __  ̄ ̄ ̄二二ニ=-'''''""" ̄ ̄ -=ニニニニ=- /⌒ヽ _,,-''" _ ,(^ω^ ) ,-''"; ;, / ,_O_,,-''"'; ', ' ;; ;,' (.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ' ,' _,,-','", ; ' ; , ' , ' ┼ヽ -|r‐、. レ | _,,-','", ; ' ; , ' , ' d⌒) ./| _ノ __ノ このあと2周目が始まります 主2 FC版はクリアしていましたが、GB版は初見。 ちゃんとシューティングになっていてよかった。BGMもGJ。 でもFC版に比べ、ボスが軟らかかったので物足りなさもありました。 キャラはツインビーで打開しました。 ST.1ボス ST.2 中ボス・ボス ST.3 ボス、ST.4 ボス ST.5 ボス、ST.6 ボス ST.7 ボス、ST.8 ボス エンディング
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49984.html
登録日:2021/12/13 Mon 18 33 40 更新日:2024/08/29 Thu 02 00 57NEW! 所要時間:約8分で読めます ▽タグ一覧 1988年 KONAMI MSX PSP STG グラディウス ゲーム コナミ シューティング パロディウス 公式が狂気 公式が病気 横スクロールSTG コナミが発売した横スクロールシューティングゲーム。「パロディウス」シリーズの記念すべき第1作。 1988年にMSX用ソフトとして発売された。アーケードには登場せず移植が少なかったため知名度は高いとは言えず、アーケード第1作である「パロディウスだ!」がシリーズ自体の第1作と誤解されがち。 元々は内輪で作った作品であり、当時はMSXソフト「スナッチャー」の開発が遅れていて、スタッフが「グラディウス」シリーズのMSX版外伝作品「グラディウス2」(グラディウスIIにあらず)の開発エンジンでストレス解消に作り始めた、同人ゲームやまかない飯のようなものだったと言われている。 開発期間は1ヶ月ほどであり、BGMの製作時間を節約するためにパブリック・ドメインのクラシック音楽を大幅にアレンジして使用、そこから「だ!」以降もクラシックや民謡のアレンジBGMが伝統となった。音源は「グラ2」で初搭載されたSCCチップによりクオリティの高い曲が聞ける。 ◆特徴 「だ!」以降とは雰囲気が若干異なり、関西ノリ的なおふざけが全開。ザコ敵の被弾・爆発エフェクトの代わりに「ひ」「で」「ぶ」「!」という文字が一文字ずつ表示されたりする。一方で、転びながら移動して弾を撃つペンギンダッカーや、過去のSTGのステージやボスのパロディ、プレイヤーキャラに他のゲームからの客演、ベルパワーやルーレットカプセルといった独自のパワーアップシステムなど、すでにパロシリーズのお約束は完成されている。 OP・EDデモは「グラ2」のパロディであり、主人公・タコの独白という形でストーリーが分かりやすく説明される。 MSXソフトは本来STGに対応していないため、このゲームも8ドットスクロールでガクガクとしたスクロールになっている。 PSPソフト「パロディウス ポータブル」ではシークレットタイトルとして後続4作品と共に収録された。パワーアップアレンジ版と称してリファインが施され、よりカラフルな色遣いとなめらかなスクロールで遊べるようになっている。一方、デフォルトで設定されているリミックスBGMや、「ひでぶ!」が無くなり普通の爆発エフェクトになっていることなどもあり賛否両論。 ◆プレイヤーキャラクター 本作では5人のキャラが登場するが、自機とパワーアップカプセルの見た目、オリジナル版のやられエフェクトが変わるのみ。武装は本家グラディウスに準じるが、「迷うなんて速うなんで!(SPEED UP)」「多い日も安心(LASER)」などふざけた名前になっている。 タコ 本作の主人公。その名の通りのタコで、ハチマキを付けている。後に「おくとぱすタコ」「Mr.パロディウス」と呼ばれることになる。 かつて芸人を目指すも挫折したが、宇宙に修行の場を求め、新しいエンターテイナー「夢と希望プログラマー」となる。全宇宙に夢と希望を与え、平和の芽を植えるのが彼の究極の芸。 しかし、プログラムし終えた星に次々と現れる宿敵バグによって夢や希望を食い蝕まれ、イタチごっこが続いていた。そんな折に地球近くにバグが現れたと聞き、4人の仲間と共にバグを倒すべく立ち上がったのだ。 通常弾は水鉄砲、ミサイルは凧、バリアは底が平たい蛸壺。パワーアップカプセルはサントリーの「タコハイ」にちなんで酎ハイの缶の形。オリジナル版のやられエフェクトは「あ」「ん」「ぎ」「ゃ」。 ペンギン 「けっきょく南極大冒険」「夢大陸アドベンチャー」の主人公。後のシリーズに登場するペン太郎は彼の息子(デキ婚らしい)。 ビジュアルは『グラ2』にて、MSXのダブルスロット機能でペンギンに変身したメタリオンと同一。 通常弾は魚の形、ミサイルは巻貝、バリアは傘。パワーアップカプセルは鯛。やられエフェクトは「お」「っ」「と」「っ」「と」。 ゴエモン 「がんばれゴエモン」の主人公。後にSFC版極上パロディウスにも登場する。 MSX版の同ゲームに近い見た目だが、技術的な都合で服と一緒に髪も赤くなっている。リファイン版では時代に合わせて青いギザギザの髪に。 通常弾は小判、ミサイルは唐傘お化け、バリアはおそらく編み笠。パワーアップカプセルも小判の形だが、弾を撃ったからと言ってパワーアップを消費することは無い。やられエフェクトは「ま」「い」「っ」「た」。 ポポロン 「魔城伝説」シリーズの主人公。魔物退治と聞いて喜び勇んで参上。 通常弾はナイフ、ミサイルは矢、バリアは盾。パワーアップカプセルはルークが描かれた四角いジュエル。やられエフェクトは「ち」「ゅ」「ど」「ん」。 ビッグバイパー ご存知グラディウスシリーズの主役機……のようだが、名前が「ビックバイパー」ではなく「ビッグバイパー」になっていたり、グラフィックが「沙羅曼蛇」のサーベルタイガーだったりする。その他のグラフィックは本家に準ずるが、ミサイルはしっかり歩行式。やられエフェクトは「ぼ」「ん」「ぶ」「!」。尚、リファイン版のやられエフェクトは5人全員とも爆発の上に「ぼんぶ!」の文字が表示される。 後のシリーズと違い5番手と最後のキャラになっている。太陽系小惑星帯にいたバグを発見したのは彼。 ◆ステージ ステージの名前はいずれも「第○惑星 □□星」で統一されている。これは「グラ2」のパロディ。 尚、中ボス・山場BGMは「クライシス第4楽章」、ステージボス戦は「ボスBGM」で統一されている。それぞれベートーベンの「第9」第4楽章、リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」のアレンジ。「だ!」でもそれぞれの曲が(ボス戦は「ボスBGMだ!」と名を変えて)登場しているが、細部のメロディラインが異なる。 第一惑星 ウル星 氷の惑星。下が海になっていたり、狭い場所でルーレットカプセルが出現したりと、「だ!」1面「アイランド・オブ・パイレーツ」の原型になったと思われる。 BGMは「クライム・オブ・センチュリー」。チャイコフスキーの協奏曲第1番のイントロが使用されている。 中ボスは「巨大常連戦闘要石/ビッグモアイ」。ムカつくニヤけ顔のモアイ。 口からイオンリング、鼻から鼻提灯を飛ばして攻撃してくる(グラシリーズの他のモアイと違い、リングは放物線を描いて落下する)。弱点は口元で、攻撃し続けるとピヨピヨ状態になり早く先に進める。 ステージボスは「第一巨大戦闘母艦・愛嬌鳥/ビッグペンギン」。ペンギンダッカーが巨大化したようなボスで、当時のサントリーの缶ビールのCMがモチーフ。 「だ!」1面ボスの原型ともいうべきボスで攻撃方法もほぼ同じだが、周囲を回転する小型ペンギンが撃墜不能(オブジェクト判定)、一時的にゴルゴのような目つきになり小型ペンギンが高速回転する、本体もビール瓶を投げてくるなどより多彩な攻撃を持つ。 やはり弱点はでべそであり、ダメージを与えていくとやがて表情が焦ったようなもので固定される。倒すと目玉を剥き、小型ペンギンを口に収納してから爆発する。オリジナル版の被弾エフェクトは「ほ」「ん」「げ」「ー」という文字が一文字ずつ表示される。 第二惑星 勝負星 浮遊する陸地により入り組んだ地形のステージ。所々に耐久力の高い「固形悪臭機雷」が浮かんでいる。 BGMは「ライト・オブ・オクトパス」。ベートーベンの「月光」第3楽章のフレーズが引用されている他、クレジットされていないがドビュッシーの「月の光」のようなフレーズもある。 山場は「イキナリレーザ砲地帯」。画面の上下左右から即死レーザーが飛んでくる(予兆あり)。スクロールが止まるとBGMが中ボスBGMに変化する。ザコ敵も一緒に現れるので油断禁物。 ステージボスは「第二巨大戦闘母艦・三択手/ジャンケンポン」。巨大な左手型のボス。オリジナル版では真っ青だがリファイン版ではメカらしい銀色に。 直前にはジャンケンの手3つが並んだ壁があり、いずれかの隙間を通ってジャンケンでボスに挑む。ボスにジャンケンで勝てばボスはそのまま自爆、負けたor出さなかった(白ベルパワーの「ヨコワープ!」で壁を躱した)場合は2面最初の空中戦に戻されるという、STGの常識を覆すようなボス。 あいこの場合は通常のボス戦となり、指先をロケットパンチのように飛ばしたり、ボス自ら突進してきたりする。弱点も指先で、被弾エフェクトは「ど」「し」「ぇ」「ー」。 第三惑星 迷惑星 MSX版グラディウスの骨ステージのパロディで、洞窟のステージ。工事現場のおじさんのような風貌の巨大モグラ「モール」と、上下を往復しながら迫りくるピコピコハンマー型のザコの抗争に巻き込まれる。 BGMは「幻想蛸興曲」。グラ2のヴェノム艦風のイントロから始まり、「山の上の魔王の宮殿にて」とショパンの「幻想即興曲」のメロディが大幅にアレンジされて登場する。初代パロディウスのBGMでは特に人気が高く、GB版「だ!」の氷面で「Frozen Symphony」として再登場した。 山場は「破壊不可能ツブツブ石落下地帯」。その名の通り8×8ドットの落盤をひたすらよけ続ける(予兆として落下する部分が点滅する)。後のちちびんたリカさながらに長いので集中力が肝要。ザコが出てこないのがせめてもの救いか。 ステージボスは「第三巨大戦闘母艦・天気祈願手抜坊主/テヌキテヌキボーズ」。上下に動くてるてる坊主で、顔がへのへのもへじになっている。本体が上に動く際に「一見水子霊風小型手抜坊主/コテヌキ」を2体ずつ繰り出す。 顔に攻撃すると目の文字が「(へ)わっ」「いてっ」に変化し、さらにオリジナル版では本体に攻撃しても被弾エフェクト「や」「め」「て」「ー」が出るが、実は弱点はヒモであり、ここを攻撃しないと倒せない(リファイン版ではエフェクトはヒモにしか出ない)。残り体力に応じてヒモが細くなっていき、倒すとヒモが切れて本体が「わっ」の表情で落下していく。 第四惑星 迷菓星 スポンジケーキ型の迷宮ステージ。黄緑ベルパワーの「タテワープ!」の仕様を転用して無限スクロールを再現している。後半ではMSX版「沙羅曼蛇」のような停電が発生して一時的に地形が見えなくなる。 BGMは「お菓子な世界」。ドボルザークの「新世界より」のフレーズが引用され、ループ部分にイェッセルの「おもちゃの兵隊の観兵式」(キユーピー3分クッキングの曲)のイントロが使われている。 中ボスは「変態三品卑猥唇/クチビール」&「一点集合型入歯/イレババ」。ほぼ「だ!」のホット・リップスそのものだが、結構固い。リファイン版ではやたらツヤツヤしてまさに卑猥唇。 ステージボスは「第四巨大戦闘母艦・太女中/メイズ」。デフォルメされたおばさんメイドで、2人いる。メイドの複数形(maids)と迷宮(maze)をかけているのか。 クチビールのように前後から挟撃してくる。クッキーを投げてくる他、スカートを持ち上げて前後から体当たり攻撃も。弱点は胸のあたりで、被弾エフェクトは「あ」「ら」「っ」。右の個体を倒すと左の個体が右に移動する。 第五惑星 妖星 宇宙の墓場ステージで、「だ!」9面の直接的な元ネタと思われる。「だ!」と比べると中ボスが存在しないが、敵のほとんどが破壊不能であり難易度が高いため、後述のエクストラステージや白ベルのヨコワープで抜ける人が多いだろう。 BGMは「ザ・ワルツ・オブ・オクトパス」。チャイコフスキーの「白鳥の湖」ワルツ部分のアレンジで、メロディの変化は抑え目だが音色のイメージが大きく変わる。 ステージボスは「第五巨大戦闘母艦・一目妖女/ゲ・ゲ・ゲ・アーント」。目玉おやじをモデルにしたボスで、巨大化した頭に化粧をした目(瞳ではなく)、折りたたまれた女性の裸体がついている。おやじならぬおばさん(aunt)というわけである。 目から巨大なリップルレーザーを発射しながら上下に移動しつつ迫りくる。弱点はその目であり、ある程度ダメージを与えると何度か涙をこぼす。被弾エフェクトは「い」「や」「ん」。 エクストラステージ 1面ビッグモアイ後頭部、4面の行き止まりの一つ、5面の動く墓の下から行けるツブツブ地形ステージ。4面は破壊不能地形で「今年もコナミをよろしく」と書かれている。 BGMは「スゥイート・エモーション」。「運命」のイントロでワープした後、ビゼーの「カルメン・闘牛士の歌」とヘルマンの「クシコスポスト」のメロディが流れる。 このステージでは色違いのパワーアップカプセルがあり、得点や残機を稼ぐものや、ツブツブ地形を突破する2種類のパワーアップの全4色が存在する。 1面エクストラのステージボスは「超小型第七戦闘瑕疵艦/バグ・ミスフィッツ」、4面エクストラは「超小型第八戦闘瑕疵艦/バグ・メイヘム」、5面エクストラは「超小型第九戦闘瑕疵艦/バグ・アバドン」と、グラ2のボスがSDサイズで襲い掛かってくる。被弾・爆発エフェクトは中ボスに準ずる。 第六惑星 要星 太陽系小惑星帯に存在する要塞ステージ。スパイク付きの落下天井やハンマー、ツブツブ地形など強烈な仕掛けが満載。 あげく完全な行き止まりが2か所も存在する。まだフォースフィールドもボムや巨大化もない時代なので突っ切ることは出来ないが、白ベルの「ヨコワープ!」を取れれば超えることができる。 BGMは「フェイト・オブ・オクトパス」。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」のアレンジで、ループ部分はベートーベンの「運命」のメロディが引用される。 中ボスは「腐敗直前極地戦闘臓器/オーガンズ」。初代グラディウスのラスボス・ゼロスブレインのパロディで、8本の筋繊維が付いた透明の膜に、消化器官と心臓が包まれたボス。何かとギャグ的な姿をした敵が多い中で、こいつは本家グラディウスに出てきてもおかしくないくらいまともとも言える。 上下動しながら細胞や弾を飛ばしてくる。ゼロスブレインとは逆に弱点は本体の内臓部分で、ダメージを受けるほど動きが速くなる。 元々ラスボスのパロディであったためか、リファイン版では被弾・爆発エフェクトがステージボス達と共通のものになっており、さながらもう一体のステージボスのような扱いになっている。 ステージボスにして本作のラスボスが「夢食妖獣/バグ」。タコがプログラムした夢と希望を喰らい続けた宿敵であり、地球人のメンタルに悪影響を及ぼしていた。 夢を食うバグということで、赤いマレーバクの尻に濁点が付いた姿をしている。 グラディウス/パロディウスシリーズには珍しい攻撃型のラスボスで、上下動しつつ時折停止しては、口から煙のような巨大な弾をばらまいたり、鼻からレーザーを撃ったりする中々の強敵。弱点は鼻で、被弾エフェクトはビッグペンギンと同じ「ほ」「ん」「げ」「ー」だが、コイツの場合被弾するたびに驚いた表情をする。 バグを倒すとタコ達は地球人の夢を取り戻し、エンディングとなる。取り戻した夢を見たタコは何を思ったのか、感動のEDは是非自分の目で確かめてほしい。 追記修正はヨコワープしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 自分はラスボスの前座の中ボスが見るのも嫌な程トラウマだったな…ただ、何でその前座だけまとも?な見た目をしてたのだろうか -- 名無しさん (2021-12-13 19 41 48) 中学生の頃にMSX仲間のあいだでカセットを貸し借りしながらメッチャ遊んだ思い出が。カクカクする8ドットスクロールが青春だった... -- 名無しさん (2021-12-14 10 05 27) 本作のエンディングが今でも通用するんじゃないか?ってくらい深い。そういや「だ!」以降のエンディングって爆発オチ的なのが多い(ついでに自機が酷い目に遭う事も多い)けど本作はそんな事無いからここの部分は方向性が固まってなかったのかな? -- 名無しさん (2024-02-27 20 28 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5314.html
パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 概要 ストーリー システム 基本操作 自機 特徴・評価点 問題点 総評 移植 余談 極上パロディウスだ! DELUXE PACK 収録作(DX) 概要(DX) 評価点(DX) 問題点(DX) 賛否両論点(DX) 総評(DX) 余談(DX) パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 【ぱろでぃうすだ しんわからおわらいへ】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 アーケード 発売・開発元 コナミ 稼動開始日 1990年4月25日 プレイ人数 1~2人(交代) 判定 ゲームバランスが不安定 バカゲー ポイント パロディウスのAC初進出以降のスタンダードランク上昇のインフレぶり グラディウスシリーズ 概要 パロディウスシリーズ第2弾で記念すべきアーケード版第1作目の作品。だが本作はグラディウスシリーズからまだ独立しておらず、グラディウスシリーズの第5弾扱いだった。 元々はMSXで発売された『パロディウス ~タコは地球を救う~』(以下初代)を大幅にグレードアップしたものである。そしてサブタイトルも『グラディウスIII -伝説から神話へ-』のパロディ。 なのだが、MSX自体の知名度の低さ(*1)、及び初代が他機種に移植されなかった(*2)事もあって、本作が元祖扱いされたり”パロディウス”と呼ばれたりすることも多い。 本作のアーケード版は、コナミのゲームとしては非常に珍しい2周エンドである。2周目クリアのエンディング後、そのままゲームオーバーとなる。 ストーリー 西暦1990年、ソ連民主化の動向が注目されている頃、全世界の人々は夢を失いつつあった。 役人たちは私腹を肥やす事を至福とし、子ども達は親よりもパソコンを愛し、 女性社員はセクシャルハラスメントの恨み晴らすめェ!と立ち上がり、 若者は人類滅亡の危機を感じながらもゲームセンターに通っていた。 これら諸悪の根元は……? 語るもおぞましや、磔にされた謎の大ダコだったのだ! その頃、宿敵バグとの死闘を終え、有給休暇をとり、 田舎でのんびりと百姓仕事に精を出すMr.パロディウスことタコの姿があった。 わが家の建て売りツボに帰り宇宙新聞を見た彼は、驚きのあまりマナ板から転げ落ちそうになった! そこには今地球を賑わしている謎の大ダコの顔写真があった。 「とーちゃん!?」 何とそれは2年前から行方不明となっていた彼の父だったのだ! そこへ新聞を見た旧知の友が駆けつけた。 ビックバイパー。第3次G大戦終結後、退役してたいやき屋を始める。58歳。 ツインビー。双子のかたわれ。可愛い顔してハデに敵をやっつける怖い奴。17歳。 ペン太郎。趣味はエアガンごっこ。ペンギンとペン子の間にできた子。9歳。 タコは事の真相を探るため、仲間と共に再び地球をめざして旅立った! (サウンドトラックより引用(*3)) システム 基本操作 1レバー3ボタン制、ボタンはそれぞれショット・ミサイル・パワーアップと、グラシリーズおなじみのUI。 後述するベルパワーの一部も、ミサイルボタンで発動する。 3ボタンでの操作が難しいという初心者プレイヤーのために、パワーカプセルを取ったら自動的にパワーアップする「オートモード」が搭載されている。この場合はショットとミサイルが兼用になり、ベルパワーの一部も兼用ボタンで発動する。 パロディウスシリーズ特有のシステムとして「ルーレットカプセル」がある。本作でも初代から引き継いで登場し、後の作品にも引き継がれていく。 見た目は普通のパワーカプセルと一緒だが、取ると同時に高速でパワーアップゲージが回転し、パワーアップボタンを押した時に指していたマスのパワーアップを取得できる。目押しも一応可能。 またルーレットの目押しミスのペナルティ扱いとして「!?」というマスがあり、ここでパワーアップボタンを押してしまうと全ての装備が剥がされてしまう(初代の「何~やそれ!」に相当)。 ツインビーシリーズでおなじみの「ベルパワー」は、初代にもあったが、大幅な変更を加えて本作にも登場している。特定の敵を倒すとパワーカプセルの代わりにベルが出現。撃つとベルの色が変化し、取得時の色によって得点や様々な効果が得られる。ベルパワー使用時はバリアが使えない。装備していても消える。 [黄/スコアUP]:取り続ける度に500→1000→2500→5000→10000とスコアが増加。別色のベルを取った後でも増加度合いは維持されるが、取りこぼすと500に戻る。 [青/スーパーボム]:ミサイルボタンで発動させると超巨大な爆発が発生し、画面全体の敵を攻撃する。使用時、キャラクターが黒一色になっている間は地形も通過できる。撃たなければ最大3つまでストック可。 [白/メガホン]:自機の前にメガホンが付き、台詞で攻撃する。台詞は短いもの(*4)や長いもの(*5)まで様々。台詞は敵弾を消すことも可能。ただし、装着中はショットが撃てなくなる。 [緑/巨大化]:一定時間自機が巨大化。巨大化中は無敵で、地形も通過できる。ショットが撃てなくなるが体当たりで攻撃可能。但しカプセルは取れてもベルは取れない(攻撃と同様に弾いてしまう)。時間切れで元の大きさに戻るが、その際に縮んでいく間のみショットと無敵が併用出来る。 [赤/菊一文字]:初代の同名武器とは全く別の仕様になった。ミサイルボタンで発射すると一定距離まで進んだ上で停止し、上下に長いビームを展開する。このビームは敵を貫通し、敵弾も消してくれるうえ、ビームに重なれば敵や敵弾を受け付けない。 ベル1つで3発分の菊一文字がストックされ、1発ずつ発射できる。但し赤ベルを複数取っても最大ストックは3発まで。また青ベルのスーパーボムとは共用不可。 自機 本作の自機は4種類。火器だけでなく、オプションやバリアも機体ごとに仕様が違う。 + 自機の詳細。クリックで開閉 ビックバイパー グラシリーズおなじみの自機で、初代にも登場していた。本作での設定はたい焼き屋の親父。58歳。IまたはIIの1番装備がモチーフで、最もオーソドックス。 ミサイル:地面に着くと地形上をはって進む従来通りのミサイル。但しパロシリーズでは足が生えている。先祖返りして先に撃った分が画面から全部消えるまで次が出なくなった。 ダブル:正面と前斜め上に通常弾を発射。各方向単発だがシリーズの家庭用移植と同様の連射性が付いた。これについてはノーマルショットの発射方向が変わる装備に共通。 レーザー:耐久力の低い敵を貫通する強力なレーザー。上下の当たり判定がデカくなったのは先祖返りした点。 オプション:グラシリーズおなじみの仕様の追従式。4つまで装備可。 シールド:グラI・IIと同じ正面に付くバリア。地形で削れるのも同じ。 タコ(Mr.パロディウス) 初代に引き続き本作でも主人公。ねじりはちまきをしている。グラIIの4番装備がモチーフ。上下前後をカバーできるバランスの良い機体だが、他に比べて攻撃力が若干劣り斜めが死角になってしまう。 2ウェイミサイル:上下に放射線状にミサイルを投下する。 テイルガン:前後に通常弾を発射。各方向単発。 リップルレーザー:広がるリング状のレーザー。 オプション:ビックバイパーと同様。 O-TRAP:正面に蛸壺を装備。シールドよりは地形に当たりにくい。 ツインビー ツインビーシリーズの主人公。17歳。初代から数えてこれだけが完全新規追加キャラクターとなる。何故か機体色がピンク色。 ウィンビーでしょコレ。 キャノピーも2つ。 やっぱウィンビーでsh 火力はかなり高いが、オプションの仕様上、敵の多いところでは絶えず動き回らないとショットをばら撒けない。 ロケットパンチ:正面に貫通力のある拳を2発同時に飛ばす。グラ2の「リフレックスリング」のように一定距離まで進むと戻ってくる(そちらよりも射程は長い)。但し耐久力の高い敵に当たると潰れて、戻らない。 テイルガン:タコと同様。 3ウェイ:正面と斜め上下に通常弾を発射。各方向単発。 オプション:ツインビーシリーズの分身のように、レバーを入れることで間隔が広がり停止すると自機に重なるタイプ。原作と違い1つずつ付き、計3つまで装着可。 フォースフィールド:円形の全方位型バリア。判定はかなり大きい。 ペン太郎 『けっきょく南極大冒険』のペンギン(ペン太)(*6)とペン子(*7)の息子。9歳。初代には父が登場していたが、息子は本作が初登場となる。正面・地面共に火力は高めだが、ミサイルの性能がオプションの仕様に相殺されるなど、最も上級者向け。 ポットンミサイル:真下に発射され、地面に着くと地形上をはって進む貫通力のあるミサイル。『グラII』の3番装備の「フォトントゥーピドー」のパロディ。 ダブル:ビックバイパーと同様。 スプレッドガン:当たると大きく爆発するショットで、爆風にも攻撃判定がある。グラIIIの同名武器とは違い、むしろスプレッドボムをショットにしたようなものといえる。発射時にレバーを上下に入れることで少しだけ射角をコントロールできる。 オプション:ツインビーと同様。 バブル:大きな泡に包まれる全方位型バリア。 特徴・評価点 過去のグラディウスシリーズをモチーフに、あらゆる要素(時には他社作品さえも)を交えてパロディ化されたステージ。作りこまれたグラフィックと芸の細かさ。 + 各ステージの詳細。クリックで開閉 1面「アイランド・オブ・パイレーツ」:海賊の島のステージ。途中まではグラIの1面と同じ敵配置。中盤には猫戦艦「おまんにゃわアチャコ」が登場。 2面「ピエロの涙も3度まで」:シリーズお馴染みのモアイステージをモチーフにしており、モアイが巨大なピエロに置き換わっているが、それ以上に有名なのは2面中ボス「ちちびんたリカ」と思われる。元ネタはグラIIの最終中ボス「クラブ」だが、「リオのカーニバルの踊り子風の女性が、がに股且つ正面向きのままクラブのようなモーションで歩く(しかも腰も振る)」という姿はかなりのインパクトがあった。ボスの「イーグル・ワシサブノスケ」はグラIIの1面のボス「フェニックス」によく似た動きと攻撃をする。中ボスとボスのBGMもグラIIのアレンジとなっている。 3面「ラビリンス お菓子城の謎」:初代にもあったお菓子の城ステージだが、縦横無限スクロールの迷路となっており、つぶつぶを撃ち壊して進むなど、グラIの2面の要素も持ち合わせている。 4面「嗚呼!日本旅情」:モアイと並んでシリーズの定番とも言える火山面を、日本風に塗り替えたステージ。富士山から火山岩の代わりにナスが飛んだり、関取がまわしを脱いでレーザーのように飛ばしたりする。中盤に出る巨大な桜の木「はしりやサクラ玉吉」は初見殺しポイント。ボス「ブタシオ」を倒すと、上にあったコナミロゴの看板が落ちて来る。当たり判定があるのでぶつかるとミスになり、ボスからやり直し。この看板は、以降のシリーズ『極パロ』『実況』でもデザインを変えつつ登場する。 5面「宇宙戦艦モアイ」:『R-TYPE』から定番化した巨大戦艦+モアイという異色の組み合わせ。ここではミサイルやスーパーボム・菊一文字が背景の高速スクロールに流されて使い辛くなる。 6面「軍艦マーチで今日もフィーバー!」:名前通りBGMが軍艦マーチの、パチンコをモチーフにしたシリーズ定番の高速通路ステージ。しかもステージ後半にはルーレットカプセル地獄がプレイヤーに待ち受ける。 7面「ビューティフル・ギャルズ」:ピンクの雲海でグラIIIと同じ見た目の泡が大挙してくるステージ。泡は分裂しないが、泡に包まれたバニーガールが大量に登場して矢を連射してくる。本体が見えない内から撃って来るのは結構酷い。 8面「もっとも北の国から 90」:一部斜めスクロールの氷の洞窟ステージで、後半は水の中に入ってボス戦終了までスピードが半減する。水中の打ち返しラッシュはスピードの半減と相まって本作の最大の難所になっている。 9面「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」:初代にもあった墓場ステージ。ペンギン砲台のグラフィックが背景に合わせて血まみれの不気味な風貌に変化したり、中盤から雨が降り出すと自機も傘をさすなどの小ネタが目を引くが、後半ほど増える貫通力の高い骨の弾幕が地味に厄介。中ボスはグラIやグラIIIの中ボス「アイアンメイデン」が動きはそのままに唐傘お化けになって登場。名前も直球に「アイアンメイデンMk-III」。 10面「タコの要塞」:最終面。仕掛けや敵配置、BGMに至るまでグラIのそれを模倣しつつ、終盤の電磁バリアが「シャワラン・ビューティー」というシャワー型になったり…など、作品のカラーに染まったデザインに置き換わっている。関係ないが、壁の中でペンギンの群れが手動で機械を動かす様子があったりする。 本作の基板は拡大・縮小が可能なもので、スーパーボムの爆発やOP・EDデモの演出、8面ボス「プーヤン(*8)」にダメージを与える度にどんどん膨れ上がって大きくなる演出に取り入れられている。 クラシックやグラディウス他自社作品をアレンジした、質の高いBGM。これは初代から引き継がれた要素でもあったが、コナミならではの「サウンドへのこだわり」とAC基板の大容量をもって更に磨きがかかった。 印象的なSE・ボイス。 クレジット音(*9)やルーレットカプセル取得時のSE、ちちびんたリカや7面のザコ及びボス「ハニーみかよ」が発するセクシーボイスは、恐らく多くの人がゲームの外(特にバラエティ番組など)で耳にしたことも多いと思われる。 リリースから30年以上が経った今 (2022年現在) でも、さまざまなテレビ番組でフリー素材のごとく本作の効果音が使われている。 以降のコナミ作品のサントラに効果音が収録されなくなったのは、本作のサントラがあまりにもテレビ番組に使われてしまったためという噂がある。 本作以前のコナミ作品のサントラCDにもSEトラックがあるものが存在したが、BGMをバックに収録されていたので簡単に使える代物ではなかった。SEのみのトラックを収録したのは本作CDが初。 問題点 最大の問題点は、外見やノリに反して難易度的にハードルが高いことにある。 その最たる原因が、グラディウスシリーズから継承されている、特定条件下における時間経過で難易度が上がる「タイマーランク」の効果が後の『バトルガレッガ』に匹敵するほどシビアなためである。 この傾向は『セクシーパロディウス』までのパロディウスシリーズの殆どで一貫して問題になっている。 装備をどんどん強化していくとランクは更に跳ね上がる上、強化した装備はミスになるまで外せない。このため「オプションは最大でも3つまで」など、終盤まで徹底して装備を控えることが鉄則。 特に「スピード」は装備するとランク上昇率がかなり加速される。従来のように2~3速で進むと、普通に弾を撃ってくる敵でも弾幕を張ったり一点めがけて連射する上、比較的序盤でも打ち返しが発生するほど相当辛くなる。 「2面クリアまでは0~1速を遵守」「以降8面まで1速のままで進む(8面の水中ではスピードが1速下がるため、どうしても2速に上げる必要がある)」といったように、極力スピードUpを控えなければクリアは難しい。 ただ、有志の解析によりタイマーに影響するのは2速からで0速は維持しても意味がないことが判明している(参考リンク)。 「シールド」も、装備している時間が長くなるほどランクの上昇が大きくなるため、なるべく装備しない様にしなければならない。特に全方位型は範囲がやたら大きいため、あくまで緊急回避用に装備し、すぐに使い切るようにするのがベストといえる。 ベルパワーも強力だが、ストック型のスーパーボムや菊一文字などは持ち続けるとシールド並にランクが急速に蓄積されていくため、計画的な消費が必要となる。 このあおりを受け、初心者向けであるはずのオートモードも、自動装備によりかえってランクが上昇して難しくなるという本末転倒な事になっている。 なお、ミスをすればランクが下がり、コンティニューすればランクは初期値(*10)にリセットされる。 中盤で意識的に残機潰しを行うことも攻略法に繋がる。・・・が、本作は過去のグラディウスシリーズとは違って無限に残機を増やせない(デフォルト設定でエクステンドは2回限り)ため、残機潰しでのランク下げにも限度がある。 一部箇所の復活バランスが悪い。特に3面ボスでは赤カプセルが1つも出ない為、保険が無い状態でミスるとどうしようもない。 ノーミス状態での、9ボス直前の唐傘の大群(*11)と分裂する骨の連携攻撃は、オプションの仕様上動き回りが必要なツインビー・ペン太郎にとって1周クリアの最大の壁と言われる。不覚にもミスしてしまった場合の復活は、保険カプセルを取りこぼしてしまったらミスして取り直し、ルーレットもあえて取り尚且つ完璧に目押ししなければならない(*12)。 以上のような仕様のため、1周ノーミスクリアはシリーズの中でもかなり難しいと言われている。ただしランク上昇を抑えることを知ってさえいれば、1周クリア自体はそう難しくはない。2周目は更にハードルが上がるので、活路を開くには装備調整や残機潰し、ベルパワーをフル活用しなければならない。 2周目になると撃ち返し弾がくるのはシリーズ共通だが、本作では敵を撃破した直後にくる1発目の撃ち返し弾の他に、0.5~1秒程度の間を開けて2発目の撃ち返し弾がくる。これが「時間差撃ち返し弾」で、2周目の難易度を極端に高くしている要因の1つとなっている。 時間差撃ち返し弾は本作がSTG界初とも言われる。 …が、一定以上のスピードとシールドを持った状態で進んでいる場合、問題のランク上昇速度によって1周目中盤の時点で撃ち返し弾、後半で時間差撃ち返し弾を見ることになる。 明らかに「こいつを選べば楽勝」というキャラがいないのも辛いところ。一応最も楽な機体はツインビー(次点でタコ)と言われているが、癖のあるオプション・バリアの仕様などを把握して使いこなす必要があるため、意外とお手軽な強さというのは持ち合わせていない。 先述のランク上昇を踏まえた上で、1周に付き全10面という長丁場を戦い抜かなければならないという厳しさも、問題と言えるかもしれない。 直近の『ACグラIII』の3面・10面の冗長さを反省したのか、全体にかかる時間は一応そちらに比べて短いが…。 総評 MSXのみで発売され「知る人ぞ知るゲーム」という認識だったパロディウスが、アーケードに進出したことで、一般プレイヤーにその名が知られるようになったきっかけの一作。 それだけに、見た目の派手さに反して爪に火を灯すようなプレイを強いられ、折角のお笑い要素を楽しむ余裕をも奪うほどにランクシステムが足枷となったことは、流石に惜しまれる。 それでもヒットした作品であり、ビジュアル面やBGMはプレイヤーに強いインパクトを残し、多数機種への移植(下記参照)で幅広い層にアピールされ、以降の続編も本作を基準としたものとなるなど、本作の残した功績は間違いなく大きいと言える。 移植 移植の回数にはかなり恵まれている。全てコナミ自身より発売、且つ内製。FC・GBはサブタイトルを外して移植された。 しかし多くの作品で不具合や移植ミスなどに見舞われ、不具合を抜きにしてもゲームバランスはAC版よりも緩和されている傾向にあるため、"アーケード版の完全移植"は未だに1度もなされていない不運の作品でもある。 ファミリーコンピュータ版(1990年11月30日) こちらを参照。 ゲームボーイ版(1991年4月5日) こちらを参照。 X68000版(1991年4月19日) AC版とほぼ変わらない完璧な移植精度を見せた代物。但し使えるジョイスティックが2ボタン仕様なのでショットとミサイルは同ボタン。 OPでのタイトルロゴ回転をソフトウェアレベルで再現したり、X68k全機種での問題ない動作を実現している。(*13) ベルパワーはジョイスティック使用時、ショットを押しながらパワーアップを押すと発動。一応キーボードではパワーアップ・ショット・ミサイルを別々に割り振れるので、こちらでならアーケード版同様の使い方も可能。 また、メガドラパッドと専用コネクタ(移植版チェルノブ同梱の物や相当物)を繋げて対応パッチを当てればキーボードでなくても3ボタン操作は出来る。 現時点で唯一、細部のゲームバランスまでAC版に限りなく近いレベルを実現している移植であり、ほぼ完全移植と言って相違ない。操作周りがやや惜しいが…。 当然ながら2017年現在ではX68000本体共々非常に入手が難しくなってしまっている。 PCエンジン版(1992年2月21日) 容量の都合で5・8面が削除されたものの、グラフィック再現度に関してはかなり高い。 タイトルから選択できるおまけステージがある。 ベルパワーはショット2度押しで発動。元のショット自体がボタン押しっぱで連射可能な仕様だったりする。 スーパーファミコン版(1992年7月3日) 当時の家庭用では最も移植度が高かった。PS/SS版に見られる一部演出の移植漏れもないが、省略された背景も多い。 AC版の難点だったインフレランク上昇がかなり緩和されており、初心者でも安心して遊べる様に調整された。 オリジナル面も追加されたが、内容はともかく元々長い本作をより冗長にしているように感じられる(AC版と同じ全10面に+1。それとは別にタイトルから選択出来るおまけステージもある。ここはプレイヤーにもよるが)。 ちなみに、表現規制の関係でちちびんたリカが腰を振らなくなったが、メガホン攻撃時に「腰振らせてよ!!」という規制を自虐ネタにした台詞がある。 上記の他、オムニバス収録として下記のPS/SS版『極上パロディウスだ! DELUXE PACK』、PSP版『パロディウス PORTABLE』がある。 余談 2000年にニューギンからパチンコ化されている。 当時はまだKPE(コナミパーラーエンタテインメント)は存在していないが、コナミ自身も開発に関わっている。 極上パロディウスだ! DELUXE PACK 【ごくじょうぱろでぃうすだ でらっくすぱっく】 ジャンル シューティング(オムニバス) 対応機種 プレイステーションセガサターン 発売・開発元 コナミ 発売日 【PS】1994年12月3日【SS】1995年5月19日 定価 5,800円(税別) 廉価版 PlayStation the Best 1997年3月20日/2,800円PS one Books 2003年11月20日/1,800円(共に税別) 判定 なし デラックスパック(コナミ) シリーズ 収録作(DX) パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 1990年リリース。MSX版パロディウスに次ぐパロシリーズ第2弾。本作の時点ではまだ正式にパロディウスシリーズとして独立しておらず『グラディウスシリーズ』の一部だった。 極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ 1994年リリース。パロシリーズ第3弾。対戦格闘ブームでシューティングが下火だった時期としては驚異的なヒットを飛ばした。パロディウスは本作をもって『パロディウスシリーズ』として独立することとなる。 概要(DX) PS版はデラックスパックシリーズ初の発売ソフトであり、PS本体と同時販売のローンチソフトでもある。 また、ディスク媒体では初のパロディウスシリーズでもある。 評価点(DX) 両機種共通 32ビットマシンの性能を活かした高い移植度 特にパロディウスだ!(以下『だ!』と表記)はこれまで色々なハードに移植され、その移植度はさまざまだったが、本作は当時話題だった32ビットマシンで出たことにより、それまでとは比較にならないほどAC版に近い再現になっている。 極上パロディウス(以下『極上』と表記)も近い時期にSFC版が発売され、その移植度も十分高かったが本作はグラフィックはパッと見AC版そのまま、サウンドは全く一緒でしかも前作の『だ!』も収録され、値段も約半分なのでコストパフォーマンスも高い。 サウンドテストも搭載されており、両作品の非常にクオリティの高いBGMを堪能できる。 シリーズでおなじみのコナミコマンドも健在。ポーズ中にいつでも、しかも使用回数無限で自機のパワーアップが出来る。 PS版のみ 『だ!』には隠し要素として、ステージ2の出だしで条件を満たせば隠しステージ(構成、BGMは『サンダークロス』ステージ4のパロディ)がプレイ出来る(*14)。パロディウスの雰囲気を損なわない内容に仕上がっていて双方のファンに好評。 『だ!』『極上』どちらも1度クリアーしたステージをタイトル画面から自由に選んでプレイできる。 SS版のみ 後発だからか、収録作はどちらもPS版よりも移植度は高め。PS版にあったステージ中のロードも、SS版では殆どない。 一方でPS版の追加隠しステージは残念ながら収録されていないが、サウンドテストで曲のみ入っている。 問題点(DX) 当時としては再現性の高い移植だったが、それでもAC版と比べるとまだまだ相違点が多い(特にPS版)。全部挙げると多すぎるので、代表的な物のみ紹介。 両機種共通 処理落ち関係 両機種とも『だ!』は処理落ちが一切かからない。逆に『極上』は一部ステージで(特にPS版は3面と7面、SS版は2面)処理落ちが激しくなる。 スコアアップアイテムの黄色ベルは取り続けると最高1万点を獲得できるのだが、本作ではなんと数万点も加算されてしまう。 『極上』のプレイヤーキャラ「こいつ(2P側では「あいつ」)」がパワーアップ時に出てくるこいつ語の音声と吹き出しがない。 PS版のみ 1部ステージの2重スクロールが再現されていない。 ボス戦時、ボスの弱点個所の「SHOOT!」が表示されない。 『極上』のラストステージ終盤に出てくるちちびんたリカが地形を破壊しても、グラフィックが全く変化しない。 総合タイトル画面に戻るメニューやコマンドが用意されておらず、一度ゲームを選択して別の作品を遊びたい場合はPS本体のリセットボタンを押して新たに選びなおす必要がある。 ボス戦直前、ボスを倒した直後に画面が一時停止し、ロードが発生する。 隠しステージのBGMも生演奏を用いた新規楽曲になっている為、AC特有のドラムが再現されておらず完全に浮いてしまっている。流石に後のPSP版の4面程では無いが…… 賛否両論点(DX) 両機種共通 『だ!』の難易度が低下した AC版は当記事にも書かれているようにリアルタイムでの難易度上昇が激しかったが、PS版とSS版はかなり抑えられている。 AC版はこの難易度システムが不評で、理解していないとクリアーが困難だったため新規ユーザーには好意的に受け入れられたが、AC版をやりこんだ者からは不満の声もある。 また難易度が違うということはAC版の練習には使えないということにもなる。AC同等の難易度に切り替えられるオプションなどがあればよかったのだが…。 テンポアップ演出の削除 『だ!』『極上』共に一部のボス戦ではボスの体力が低下するとBGMの再生速度が上昇する演出が存在していたが、PS版とSS版ではBGMの仕様の関係で再現されていない。 PS版のみ 完全無敵になれるコマンドがある(*15)。 ゲーム中でも緑ベルをとると自機が巨大化し、地形やボスに触れてもやられない完全無敵になれる(ただし、制限時間が短い)が、このコマンドを入力すると制限時間なしで全くやられることがないため、誰にでもクリアーできる。 コナミコマンドを使っても先に進めないプレイヤーへの救済措置だったかもしれないが、これでクリアーしても全く面白くなく達成感もないため邪道だという意見も。使わなければよい話ではあるが。 SS版のみ ミサイルとベルパワーを別ボタンに割り当てられない。 PS版では可能だった。AC版はミサイルとベルパワーとが共通のボタンだったが、ボタンが多い次世代機でベルパワーを維持しつつミサイルも使いたい要望はあったはず。 総評(DX) 収録作はどちらも当時としては高い移植度ではあるが、ハード初期というのもあってか後のデラパシリーズなどと比べると 様々な点で再現しきれていない部分や、システム面の粗さは否めない。 しかし家庭用ハードでAC版に最も近い形でプレイできるのは確か(後に発売されたPSP版は一部BGMが差し替えられるという残念な部分もあるため)である。 入手しやすいのはPS版だが、純粋に移植度を重視し、隠しステージにこだわらないのであればSS版でのプレイをお勧めする。 余談(DX) 2006年6月前作同様にニューギンからパチンコ化された。 実況のツインビーの台詞もオリジナルの八奈見乗児氏本人を起用している。 2010年にはコナミ自身の関連会社KPE(コナミパーラーエンタテインメント)からパチスロが『極楽パロディウス』としてホール導入された。 パチスロではバニーガールのひかる・あかね姉妹が主役に据えられている。 後にゲーム性やスペック違いの『極楽パロディウスA』も導入している。
https://w.atwiki.jp/ps1po/pages/369.html
実況おしゃべりパロディウスの動作報告(*1) 引用元 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/konaken/pages/173.html
パロディウスシリーズ一覧(ぱろでぃうすしりーずいちらん) 「パロディウス」とは、グラディウスシリーズ及び他のシューティングゲームやコナミゲームのパロディを盛り込んだコミカルタッチの横シューティングゲームである。 自機は、初期の頃は他のコナミゲーからのゲスト出演が多かったが、後にオリジナルキャラ中心となっていった。 自キャラ及び敵キャラ・敵弾が大きく、いちいち演出が激しいことから難易度は本家グラディウスシリーズよりずっと高い。 また、なぜか1997年5月~6月の1ヶ月間だけラジオドラマ「究極パロディウス」が放送されていた。 パーソナリティーは岩男潤子と小西寛子。 発売日 タイトル ハード 備考 1988/4/28 パロディウス MSX 1990/4/25 パロディウスだ! AC 1990/11/30 パロディウスだ! FC 1991/4/5 パロディウスだ! GB 1991/6 パロディウスだ! X68000 1992/2/21 パロディウスだ! PCE 1992/7/3 パロディウスだ! SFC 1994/4/26 極上パロディウス AC 1994/11/25 極上パロディウス SFC 1994/12/3 極上パロディウスだ!DELUXE PACK PS 1995/5/19 極上パロディウスだ!DELUXE PACK SS 1995/12/15 実況おしゃべりパロディウス SFC 1996/3 セクシーパロディウス AC 1996/11/1 セクシーパロディウス PS 1996/11/1 セクシーパロディウス SS 1996/12/13 実況おしゃべりパロディウス SS 1996/12/20 実況おしゃべりパロディウス PS 1997/9/25 パロウォーズ PS SLG 自機(MSX版) Mr.パロディウス(タコ) ポポロン ゴエモン ペンギン ビックバイパー 自機(その他のシリーズ、登場順、1P&2P) ビックバイパー&ロードブリティッシュ タコスケ&ベリアル ツインビー&ウインビー ペン太郎&お花ちゃん マンボウ(マンボ)&サンバ あかね&ひかる ミカエル&ガブリエル あいつ&こいつ ゴエモン&エビス丸 ウパ&ルパ イワン&トビー オプション&マルチプル シューティングスター&ブラックバイパー タコヒコ&ベリアル そいつ&どいつ ラン&ミケ スゥ&メミム ドラキュラくん&キッドドラキュラ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6983.html
極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ 【ごくじょうぱろでょうす かこのえいこうをもとめて】 ジャンル シューティング 対応機種 アーケード(SYSTEM GX) 発売・開発元 コナミ 発売日 1994年4月26日 判定 良作 バカゲー ポイント ネタ要素もゲームバランスもより洗練シリーズでは随一の完成度 グラディウスシリーズ 概要 ストーリー システム 評価点 問題点 賛否両論点 総評 移植 余談 概要 本流であったグラディウスシリーズがIIIで一旦休眠期に入り、『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』から4年の時を経て登場したパロディウスシリーズ第3弾。 前作以上におふざけ上等な世界観で展開される横スクロールSTG。 極めて高い評価を獲得し、『レイフォース』や『ダライアス外伝』といった同年の名作たちを抑え、1994年ゲーメスト大賞ベストシューティング賞を受賞している。 ストーリー むかしむかし、あるところに「過去の栄光」という、それはそれは素晴らしいものがありました……。 西暦1994年。全宇宙を巻き込んだ親子ゲンカから4年。悪の親玉タコベエを倒した4人の勇者たちのおかげで世界は再び平和を取り戻しつつありました。しかし、勇者たちは世間に歓迎されることなく、それぞれ寂しい生活を送っていました。 そんなある日のこと、先の大戦で最後に受けた傷がいまだ癒えず、自宅の蛸壺のまな板の上で臥していたMr.パロディウスことタコは、長男のタコスケにこう告げたのです。 ――「過去の栄光」を探してきてくれないか。ワシにお迎えがきて料理される前に、もう一度あの古き好き時代が見てみたいのだ、と……。 ウワサによれば、ディスコ「パロディウス」にいるゆかりという名前のタコ(通称タコのA子)が隠し持っているらしいのです。それを聞いたタコスケは愛用のサンバイザーを手にタコ壺から「過去の栄光」を求めて飛び出して行きました。 システム 前作同様、グラディウスシリーズの「カプセルを回収してパワーアップ」+「ツインビーシリーズのベルでボーナスや特殊攻撃」というシステムを踏襲。 敵撃破時には時折カプセルの代わりにベルが出現する。基本的には得点アイテムの黄色だが、ショットを撃ち込むことでたまに色が変わり「画面全体攻撃をストックできる青」「ショットが撃てない代わりに完全無敵の巨大化状態になる緑」「メガホンから出るセリフで敵や地形を貫通して攻撃する白」などになる。 倒すと大量のベルやパワーアップカプセルを放出する敵も登場。今まで以上にベルパワーをガンガン使っていけるようになっている。 ベルパワーのラインナップに紫が追加。効果は「画面全体の敵をカプセルにする」という強烈なもので、ベル出現テーブルも回るため本作の主要な稼ぎ要素として好評を博した。 カプセルの中にはパワーアップゲージが回転し、止めたところでパワーアップが確定する「ルーレットカプセル」が存在する。確定させるまで他のカプセルを取っても無効になる。 全7面+乱入ステージ1面+スペシャルステージ1面。デフォルトでは1周エンド。1周に掛かる時間は30分程度。 乱入ステージは一人プレイの場合、一度ミスをするとYOU LOSE!となり強制的に次のステージに進む。 二人プレイの場合は両方がミスしようが、どちらもストックが尽き同時にコンティニュー待ちになろうがそのまま続行となる。 前作でプレイヤーを悩ませたランクシステム(*1)も健在。今回はスピードアップよりもミサイルのランク上昇率が高い。 グラディウス関連シリーズでは実に『ライフフォース』以来となる2人同時プレイに対応。同時プレイ時はその場復活となり、ミス直後には複数のベルアイテムがばらまかれる。(1人プレイでもパワーアップをオートにした場合は同様にその場復活(ベルの放出あり))『沙羅曼蛇』や後年の『グラディウス外伝』とは異なり、同時プレイ時にもオプションの装備制限はない。 自機は8種類・16人(2P側は別キャラ扱い)。従来のグラディウスのお約束に反し、「ミサイル・ダブル・レーザーの枠組みにとらわれない」「オプションを持たないかわりに自機がパワーアップする」といったタイプの自機も数々登場している。 本作のキャラクターイラストは漫画家のあさりよしとお氏が描いている。 + 自機キャラクター紹介(8体×2) キャラ名(上段が1P側) 装備(先頭のスピードアップと6番目の「!?」は共通) コメント(キャラ解説は1P側) ビックバイパー ミサイル・ダブル・レーザー・オプション・シールド 昔はブイブイ言わせていたタイヤキ屋の親父。実は「過去の栄光」を最も真剣に求めている。おなじみ『グラディウス』装備。今回はダブルが2連射となり大幅に強化された。 ロードブリティッシュ タコスケ 2WAYミサイル・テイルガン・リップル・オプション・たこつぼバリア 前作のタコのオプションの1人が装備を受け継ぎ自機に。相変わらずバランスが取れた装備で使いやすいが、上下をミサイルに依存するためランク抑制プレイでは足枷になりやすい。 ベリアル ツインビー ロケットパンチ・テイルガン・3WAYショット・オプション(収束型)・バリア 『出たな!! ツインビー』で王女を誘拐し逃走したため指名手配中。3WAYの軌道が変更されて制圧力が激減してしまった。しかもダブル系扱いではないため各方向1発のまま。前作続投勢では一番立場が下がっている。 ウインビー ペン太郎 ポットンミサイル・ダブル・スプレッドガン・オプション(収束型)・バブル 前作の戦いが元でエアガンマニアを引退しPCの戦国ゲームにハマったらしいペンギン。ダブルはビックバイパー同様2連射。圧倒的破壊力で戦場を蹂躙したいところ。 花子 ひかる ホークウインド・スプレッドボム・キャロット・フォーメーションオプション・スター 前作7面のバニーガール雑魚のひとりが自機に昇格。元ネタは『サンダークロス』。ホークウインドは自機の位置によって上下に撃ち分けるミサイル、キャロットは前方へ4連射。ミサイルを2種持つという一風変わった自機性能だが使い勝手は良い。フォーメーションオプションはオプションフル装備でパワーアップゲージがオプションの位置に来ているときにパワーアップボタン押しっぱなしでオプション間隔を広げられる。 あかね マンボウ バブルミサイル・コントロールレーザー・スクリューレーザー・サーチレーザー・バリア いつの間にか戦いに巻き込まれた通りすがりのエキストラ。元ネタは『スペースマンボウ』だが、装備は踏襲していない。ミサイル以外は3種のレーザーで、コントロールは自機の移動に合わせ射角を変えるレーザー、スクリューは前方へ貫通力のあるレーザー、サーチは自動で敵に向かってレーザーが追尾する。装備するたび武器に対応したオプションが順番に上下に付き、最大ですべての装備をオプションに1つづつ割り当てて同時使用も可能。フル装備時に別の武器を装備すると全てのオプションが対応した装備になる。サーチレーザーが特に優秀。 サンバ ミカエル ホーミングミサイル・ラウンドショット・ウェーブレーザー・グレードアップ・オーラ 下界の乱れを嘆いた神様が送り込んだブタの天使。完全踏襲ではないが『ダライアス』っぽい装備。ホーミングミサイルは前方へ飛び追尾するミサイル、ラウンドショットは強化するたび発射方向が増え広範囲をカバー、ウェーブは前方へ貫通力の高い衝撃波を発射。グレードアップでそれぞれ攻撃範囲の拡大・ウェーブの大型化で強化される。オーラは完全に『ダライアス』のアーム。ラウンドショットが非常に優秀であり、低ランク進行目的での有力自機。 ガブリエル こいつ こいつミサイル・こいつウェイ・こいつレーザー・こいつパワー・こいつシールド 紙飛行機に乗った棒人間。産まれて3時間しか経っていない謎の存在。こいつミサイルは真下に落ち前方へ進むミサイル(例外あり、後述)、こいつウェイは前方集中型の広範囲連射ショット、こいつレーザーは溜め撃ちレーザー、こいつパワーでそれぞれの攻撃範囲の拡大・レーザーの大型化で強化される。見た目のネタっぷりに反し超高性能であり、フルパワー時のこいつウェイの破壊力は圧巻の一言。様々な特徴から今作屈指の人気キャラとなり、ゲーメスト大賞キャラクター部門を受賞している(後述)。 あいつ (全て「あいつ~」という名称) 評価点 4年の時を経てグラフィック・サウンド・そしておバカ要素の全てが大幅にパワーアップ。 前作以上に全体的にきらびやかなグラフィックとなり、パロディウスらしい明るい世界観が表現されている。 ネタ要素も大量増量。今回は他社ネタも多い。自機の中には他社STGのパロディが含まれていたり、本当に耐久力256の回転する板が登場したりとカオス極まりない。自社ネタももちろん多分に搭載。クレーンに運ばれてコナミの看板が運ばれてくる1面(前作4面ボスをネタにしており、クレーンを破壊することで地形判定のある看板が落下する)、ステージ全体が『グラディウスIII』の3面後半(穴掘り地帯)のパロディとなっている3面、ビッグコアなどの歴代コア系ボスたちが小さい雑魚となって編隊を組んで襲い掛かってくる5面など。そして前作の最終面が『グラディウス』のそれをモチーフにしていたように、今作の最終面は『グラディウスII -GOFERの野望-』の最終面をディスコ風にしたノリノリの熱いステージになっている。 クラシックアレンジを中心としたBGMのクオリティも非常に高く、ステージとの親和性も抜群。例えば1面は高名なジャズの名曲『In the Mood』をアレンジ、6面の『竹取物語』をモチーフとした月面ステージでは日本の童謡のアレンジが流れるなど…。 難易度バランスは前作より洗練。ランクシステムは健在だが前作などほど過激な難易度上昇速度はなく、撃ち返しも「スペシャルステージ」に入るまでは一部の敵を除いて発生しなくなっている。ランクが上がると敵弾の物量や速度が上昇して難しくなるが、前作と比べてフルパワーアップでの攻略も十分可能なラインに落ち着いている。 もちろんランク抑制プレイも有効。今作はミサイルのランク上昇率が高いため、ミサイルなしでも対地攻撃に困らないミカエルやこいつが攻略で有利とされた。 ランクなど気にしないという猛者は今作で追加された紫ベルで稼ぎに勤しめる。デフォルトで1周エンドになったこともあり、本作のスコアアタックはかなり熱いものとなっていた。 本編攻略に関しては上述の通り非常に洗練されたゲームバランスとなった今作だが、例外としてエンディング後に突入する「スペシャルステージ」は高速撃ち返し上等の凄まじい難易度が解放され多くのプレイヤーを苦しめた。その内容は歴代コナミSTGのメドレーである『メモリー・オブ・シューティング』(*2)というファン感涙モノのステージであり、本作の評価を更に高めることとなった。 今作を代表するキャラクター「こいつ・あいつ」。 「紙飛行機に乗った棒人間」というシュールな容姿、パワーアップすると人数が増えたり、ミサイルでは棒人間が自ら投下され、パワーアップ段階やステージによって異なるリアクションを見せる(*3)…など、あらゆる面がネタづくしというパロディウスの真骨頂とも言えるキャラクター。 そのネタまみれの見た目に反し、今作トップクラスの超高性能自機でもある。フルパワー時のこいつウェイは前方180度をカバーし、シールドのこいつバリア(*4)は耐久力32という優れもの。後方に弱いという弱点はあるが、ネタ要素・性能面両方でインパクトを与えた存在と言えよう。 当時から非常に高い人気を獲得し、同年のゲーメスト大賞ではベストキャラクター賞をぶっちぎりの票数で獲得した。 問題点 自機性能差がかなり大きい。 8体にまで増えた今作の自機だが、新規追加された面々がいずれも高性能なのに対し前作の4体はダブルが2連射となったこと以外はこれと言った強化を施されていない。ツインビーに至っては3WAYの角度変更で大きく弱体化しており、今作では最も不遇な機体の1体に挙げられている。ツインビー以外の3体も対地攻撃をミサイルに依存しているため、今作のランクシステムと相性が悪いのも痛いところ。 賛否両論点 全体的に明るいお馬鹿なノリの本作であるが、そのエンディングは意外なほどに暗い。 + 平たく言うと…(ネタバレ) 爆破オチである。スタッフロールも物哀しいBGMが流れる中で、自機キャラがディスコの残骸と共に宇宙を漂うと言うもの。所詮、過去の栄光など求めても無駄と言う事か…。 また、探し求めていた「過去の栄光」に関しても「そういう名前の爆弾キャラ」だったという、ギャグとしても強引極まりないオチである。 ここにも漏れなくパロディが含まれる辺り(*5)これもネタの一環なのだろうが、それまでの明るくノリノリな展開とのギャップが激しく、好みが分かれそうなほどに切ない。 総評 グラフィック・BGM・ゲームバランス…その全てがハイクオリティであり、同年のゲーメスト大賞ベストシューティング賞受賞もうなずける完成度となっている。 パロディウスシリーズはもちろんグラディウスシリーズ関連作でも屈指の傑作の1つと評されており、同年の『ダライアス外伝』と並び横STG最高傑作として必ずと言っていいほど名が挙がる作品となった。 移植 SFC版(1994.11.25) サブタイトルなしの『極上パロディウス』として発売。詳細は別項を参照。 一部キャラクターの装備変更や新キャラクター追加、システム周りの変更などかなり変更点が多い。 次回作『実況おしゃべりパロディウス』は、このSFC版の直系の続編として扱われている(今作の自機が11人とされていることなどから)。 PS版・SS版(PS:1994.12.3 SS 1995.05.19) 『極上パロディウスだ! デラックスパック』として前作『パロディウスだ!』とカップリングで発売。 次世代機なだけあり音声面は完璧。PS版は処理落ちが多く、全体的にはSS版のほうが完成度は高い。ただしなぜかSS版はキーコンフィグが未実装(一応アーケードと同配置にはなっている)。 あくまでAC版の完全移植として制作されたため、SFC版の追加自機などの要素は含まれていない。 PSP版(2007.1.25) 『パロディウス PORTABLE』に収録。 SS版がベースであり移植度は高いが、1面道中・3面ボスのBGMが版権の都合上差し替えられてしまっている。またスタッフロール差し替えにより、BGMと合わなくなってしまっている。 ただし3面ボスの曲については、ステージ及びボスのイメージとぴったり合った曲に差し替えられているため、これはこれで評価は高い。また、1面道中の曲も後に動画サイトで好評を得て再評価される事になった。 余談 今作で一躍人気者となった「こいつ・あいつ」は、後に遊☆戯☆王カードとして『実況』登場の「そいつ・どいつ」共々登場した。単独では大した能力を持たないが、相方とセットになることで非常に高い能力を得るという性能になっている。 非常に頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っているらしい。 (遊☆戯☆王カード《アイツ》の説明文) 今作のスペシャルステージBGM『メモリー・オブ・シューティング』は、BEMANIシリーズの『ミライダガッキVer.2』に本作ほぼそのままの音源で収録された。 ただし、ダガッキ版は収録曲の尺の都合上『Aqua Illution』パートが前後のブレイク含めてバッサリとカットされ、代わりに『グラディウスIII -伝説から神話へ-』の『ミスSE→GAME OVER』が追加されている独自仕様になっている。 本作は海外では『Fantastic Journey』のタイトルで発売されている。 何故海外版タイトルに『パロディウス』が付かないのかというと、『グラディウスII』が海外で発売された際に『VULCAN VENTURE』に改題されたことや『ファンタジーゾーン』へのパロディの意味も含まれていると思われる。ちなみに前作『パロディウスだ!』は海外では『Parodius』のタイトルで発売されていて、本作で一度シリーズから抜けた形になった。 1面(クレーンゲームステージ)の背景に同社『ミスティックウォーリアーズ』のユリのヌイグルミが(背中向きで)描かれていたのだが、元ネタがマイナーだったためかプレイヤーからは(他社作品である)餓狼伝説シリーズの不知火舞と勘違いされる事が多かった。当然サカザキ家の長女でもない。 二人とも黒髪ポニーテールの女忍者だが、ユリの武器は薙刀で上半身のみのピンクの着物(袖あり)に下半身は黒いレオタード、舞の武器は扇子で赤い貫頭衣(袖なし)の下に赤いパンツと言う違いがあり、当然本作のぬいぐるみはユリの服装であり薙刀も背負っていた。 本作には、某社のSTGで見たような板状の敵「カラー板夫Jr.」が登場する。 ご丁寧にも耐久力は256発分(一部は16発分)。フキダシで現在耐久値を表示してくれるが、画面外に消えるまでにショットを256発も当てることは不可能だろう。…青ベルのスーパーボムを使えばまとめて吹き飛ばせるけど。 ちなみに「16bit」と書かれた巨大な板(耐久65536)も登場する。スーパーボムの爆風できちんと256減ります。 2面(海)のボスである巨大な人魚のイライザがエロい。 初見で性癖に目覚めたプレイヤーも多いだろう。 しかも、下半身で波を起こす毎に巨乳が乳揺れする。 (SFC版では乳揺れしない。) WE LOVE SHOOTING GAMES !
https://w.atwiki.jp/kakuto1/pages/295.html
133 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/06/16(木) 01 45 11 ID oB1pyS6T 極上パロディウスが結構女の子にはうけてた。2P可能。 ただし、おまえこいつのバリアは人によってはドン引き。