約 3,129,464 件
https://w.atwiki.jp/ron_rock_music/pages/71.html
【スタンド/ すたんど】(機材/能力) 1 マイクスタンドの略。 2 ギタースタンドの略。 3 シンバルスタンドの略。 4 ガソリンスタンドの略。 5 幽波紋。詳しくはジョジョの奇妙な冒険(第三部以降)を参照。知っていると飲み会が100倍楽しくなる。
https://w.atwiki.jp/trpg_summary/pages/1380.html
KP 高生紳士 PL&PC ディズム:鵲剛一郎 KPC 命 配信 2022/05/16 20 00- 【クトゥルフ神話TRPG】パピルン #命探偵パピルン ハッシュタグ #命探偵パピルン イラスト 黒田じっこ:@kurodajikko ツイート セッション告知 感想 高生紳士 / ディズム 立ち絵 命 / 鵲剛一郎
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/891.html
オリジナルスタンド図鑑No.3651~3660 ■ No.3661 【案師】 ID tcY.K6Y0 【絵師】 ID JDG/zHco 【スタンド名】 ネイティブフェイス 【本体】 黄色い雨合羽を着たネガティブな雨男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 雨合羽+てるてる坊主みたいな人型 【能力】 降ってきたものや飛んできたものを弾く能力 たとえばナイフがなどが飛んできた場合ナイフは弾かれて刺さることはない ただ飛んできたり降ってきたものしか弾くことは出来ない また弾かれたものは向かってきた方向に戻る(上からきたものを弾いたら上に戻る) 破壊力-C スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A 成長性-E ■ No.3662 【案師】 ID 04vrUrA0 【絵師】 ID xH71CMDO 【スタンド名】 サムライ・ソウル 【本体】 前髪パッツンの女の子 三白眼 【タイプ】 装備型 【特徴】 真っ白な日本刀 本体よりも大きい 【能力】 「本体の集中力」を糧に何でも斬る事ができる能力 大きなもの、硬いものを斬ろうと思えばそれ相応の集中力を消費する 本体の集中力が切れてしまうと鈍同然の切れ味となってしまう 破壊力-E~A スピード-本体に依存 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-A ■ No.3663 【案師】 ID dc8/2CU0 【絵師】 ID xH71CMDO 【スタンド名】 ブラッド・レッド・シューズ 【本体】 雪のように白い肌、血のように赤い唇、黒檀(こくたん)のように黒い髪を持つ少女 【タイプ】 物質同化型 【特徴】 靴(ブーツに近い)型。質感は金属的。 色は銀色だが常に高温を発しており、熱で真っ赤になっている 【能力】 相手の足に憑依(一体化)し、足を焼き尽くす。 取り憑いた者の足を300℃以上の高温で焼く。 空気のない場所や水中でも熱を発し続ける。 単純なパワーで破壊する事はできず、攻撃を受けると温度が上昇する。 破壊力-A スピード-C 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E 【能力射程】 一体化後は∞ ■ No.3664 【案師】 ID n5QuKSMo 【絵師】 ID keMd4aUo 【絵師】 ID yOtSkPA0 【スタンド名】 マジカル・テレポート 【本体】 魔法少女を自称する女子高生 【タイプ】 遠隔操作型 / 装備型 【特徴】 大きな鈴が特徴のステッキ 【能力】 スタンドの射程距離内の物体を、射程内の任意の場所へ移動させる能力 ただし本体の記憶にある場所にしか移動させることができない。 また1回につき一つの物しか移動させることができない。 この能力は本体にも使用できる。 破壊力-なし スピード-D 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-C 成長性-C ■ No.3665 【案師】 ID RrLGQfgo 【絵師】 ID mBJ8RAAO 【絵師】 ID mBJ8RAAO 【スタンド名】 ページ・アベニュー 【本体】 多額の借金を抱える男。強面の借金取りから逃げ回る毎日を送っている 【タイプ】 近距離型 【特徴】 体中に緑色の×マークがある人型 【能力】 スタンドで地面を殴ることで、その場所に落とし穴を作る能力 殴った直後は穴もなく見た目は何も変わっていないが、殴った場所の上に何かが乗ると (人間・動物・車など)その場所にいきなりマンホール位の大きさの穴が出現する。 穴の深さは約3m。 穴は出現してから30分程度でなくなり、元の地面に戻る。 破壊力-B スピード-C 射程距離-D 持続力-D 精密動作性-B 成長性-C ■ No.3666 【案師】 ID i6VUVYAO 【絵師】 ID Wkdida6o 【スタンド名】 キー・ブレイカー 【本体】 スラム街の王者 【タイプ】 近距離型 【特徴】 顔に南京錠が付いている人型。 【能力】 ありとあらゆる『鍵』を開く能力。 成長すれば心の扉や、異世界への扉の鍵も開けるかもしれない。 破壊力-C スピード-A 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-B 成長性-A ■ No.3667 【案師】 ID Wkdida6o 【絵師】 ID 1jRxjsso 【スタンド名】 ラスト・アライアンス 【本体】 顔面に縫い跡が走っている青年。 仲間思いだが敵に対しては非情。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ごついガスマスクを着けた黒い屈強な体躯を持つ人型。 【能力】 泥を飛ばす。 スタンドの体内で生成される特殊な泥である。 この泥は銃弾を上回る速度で飛んでいく。 何かの物体に付着させることでその物体ごと飛ばすことも可能。 一回地に落ちても本体の意思でまた動かせる。 泥は空気に触れると固まって硬質化する。 一日に出せる量は風呂一杯分程度。 破壊力-A スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-C 成長性-B 【能力射程】 C ■ No.3668 【案師】 ID 4Ff.0s60 【絵師】 ID 1jRxjsso 【スタンド名】 ハーヴェスト・ムーン 【本体】 とある果物農家の娘。訛りが酷い 【タイプ】 近距離型 【特徴】 妖精型。 とんがり帽子をかぶりマントを羽織っている (ムーミンに出てくるスナフキンに近い容姿)。 【能力】 生命(生物や植物)の『熟し加減』を見て知る事ができる。 本体曰く『熟し加減』とはその生命の「成長のエネルギー」であり、 その生命の「力の強さ」でもあるらしい。 「成長のエネルギー」が強ければ強いほど本体の目にはそのものが輝いて見える (本体曰く『完熟』と呼ばれる時が最も生命が輝いて見えるらしい)。 逆に「成長のエネルギー」が少ない生命や『完熟』の時が過ぎた生命を持つものは 鈍く輝いて見える。 破壊力-D スピード-D 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-C 成長性-C ■ No.3669 【案師】 ID R7Y/tQAO 【絵師】 ID HJv4a2AO 【スタンド名】 ディーモン・デイズ (百鬼夜行) 【本体】 なし。いつ、どこで生まれたのか全く不明なスタンド。 【タイプ】 独り歩き型 【特徴】 先がたくさん枝分かれし、青い灯火がついた棒を持っている小人型。 夜中にどこからともなく現れる。 【能力】 近くにいる他のスタンドを勝手に引き連れながら、ひたすら行進する。 この行列は夜が明けると消滅し、行列に加わったスタンドの本体も同時に消滅してしまう。 このスタンドを倒そうとしても自分のスタンドが向こうに付いてしまう上、 行列のスタンド達が攻撃を仕掛けてくるため、極めて困難。 破壊力-なし スピード-なし 射程距離-なし 持続力-なし 精密動作性-なし 成長性-なし ■ No.3670 【案師】 ID U1ZjED60 【絵師】 ID u/x5abUo 【スタンド名】 ハピネス・オブ・マリオネット (幸福の操り人形) 【本体】 幸せそうな左腕が義手の女性 【タイプ】 近距離型 【特徴】 肩に糸車のようなものがある人型 【能力】 触れたところに糸を付ける たとえば壁に触れるとその触れた場所から糸ができる また1度触れた場所から別の場所に触れるとその糸を張った状態にも出来る 糸は大体ピアノ線程度の強度で結構丈夫 破壊力-B スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C 【能力射程】 100m オリジナルスタンド図鑑No.3671~3680 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/vipjojogames/pages/111.html
ポケットスタンド制作ページ (wiki風) 、 ____ \___ ノ `ヽ _ | o / ─┬─ ─ │. \ ̄Τ/¨7 .-- ヽヘ‐ハ-‐ァ'" ー┼─ / ̄/ ̄ ─┼─ │ V¨\ 丶l { { 〔 ( ) 〕 )jノノ/ _,,. - / | ヽ ./ .|___ __ノ / `ソ..、 \>ー三‐'^ '" ,.イ´ヽ .l i /l;へ \`ー─‐=ニ´ /~\ ! ヽ. l { t‐テォ-、 l ,/; ィ,.ィテラブ | \ l. `¨ラ´ 冫 ヽ 二 ̄ ', l / / ゙ ,  ̄ | 捕まえずにはいられないッ! ヽ_! ヽヒフ i | __l,ハ 、 _ l /〈 ̄ ̄ヽl. '"¨二ヽ ; ノ ̄l ヽ. / / l  ̄ヽ ト、 /´ / / / ツ ・. ! \ \l. ', / /. ト、 ヽ `ヽ\ ,.イ / | ヽ \ \`¨二´ /oヽ. ! i´o ̄¨ー─一' ノ '. ヽ-- ..,, ___ ,,.イ ────────────────────────────────── お前は今まで捕まえたスタンドの数を覚えてるのか? ジャンル―ポケットモンスター ────────────────────────────────── ※現在ドッター、シナリオライター募集中 シナリオ案 + シナリオ案1 144 名前: ◆Axs222NxxE[] 投稿日:2010/01/10(日) 23 08 10 ID b2u1P4Gs0 伝説系にノトーリアスBIGなんてどうだろう海をさまよってるみたいな 145 名前:ソリッド・ナーゾさん[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 23 23 00 ID 8ZzLrUf60 144 ただでさえ伝説なのに水面を漂いまくって出会うのが面倒という理不尽っぷりは 良いかもね。他にも一見ただの鉄塔なのにスーパーフライだった、とか 川の中にアヌビス神が沈んでた、とかピンクダークの少年は実体化してたと思ったら ボヘミアンラプソディーだった、とか・・・本編終了後も話を書く予知のあるスタンドは伝説っぽいね ところでオーキドがプッチならプッチのスタンドはどう入手しようか?普通に野生? 147 名前:ソリッド・ナーゾさん[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 23 41 32 ID 8ZzLrUf60 145 何にしてもアイテムとしてDIOの骨は必要らしいな。遺体を集める設定にちょっぴり合ってるし 最後にDIOに勝って殿堂入りしたらDIOの骨を入手 ↓ DIOの骨を入手した後に特定の場に行くとホワイトスネイクと遭遇 ↓ ホワイトスネイク入手後にプッチの元へ行くとそこにいた緑の赤ん坊と合体 ↓ メイドインヘブン入手 149 名前: ◆Axs222NxxE[] 投稿日:2010/01/10(日) 23 49 38 ID b2u1P4Gs0 147 それもおもしろいな 白蛇に骨を使うとC・MOONに進化 C・MOONに骨を持たせて通信交換するとMIFに進化 通信交換はエミュで出来るし、ちと鬼畜だが大丈夫だな + スタンドタイプ一覧 三部 スタープラチナ とき かくとう マジシャンズレッド ほのお ハーミットパープル くさ せいしん(念写) ハイエロファントグリーン くさ えんかく タワーオブグレー ノーマル えんかく シルバーチャリオッツ はがね ダークブルームーン みず ストレングス はがね(船体の変形) エボニーデビル あく ゴースト イエローテンパランス どく ハングドマン くうかん エンペラー ノーマル エンプレス どく かくとう ホウィールオブフューチュン ノーマル はがね(車体の変形) ジャスティス ゴースト ラバーズ どく ザ・サン ほのお デス13 ゴースト せいしん(悪夢) ジャッジメント ノーマル せいしん(願いの投影) ハイプリエステス はがね えんかく ザ・フール じめん ゲブ神 みず えんかく トト神 とき クヌム神 ノーマル アヌビス神(アヌビスチャリオッツ) はがね せいしん(肉体の支配) バステト女神 でんき セト神 あく とき(肉体の幼児化) オシリス神 くうかん せいしん(魂のコイン化) ホルス神 こおり アトゥム神 くうかん せいしん(読心能力) ティナーサックス くうかん クリーム あく くうかん 世界 とき かくとう ジョナサンのスタンド くさ せいしん(念写) 小説 三部 サタニック・カプラー はがね ダーク・ミラージュ くうかん えんかく プタハ神 とき ぐんたい ストレンジ・リレイション せいしん(精神の支配) 四部 スタプラザワールド とき かくとう クレイジーダイヤモンド かくとう アクアネックレス みず えんかく ザ・ハンド くうかん バッドカンパニー あく ぐんたい エコーズの卵 ノーマル レッドホットチリペッパー でんき えんかく ザ・ロック ノーマル せいしん(罪悪感) エコーズACT1 ノーマル えんかく サーフィス ノーマル ラブデラックス ノーマル エコーズACT2 ノーマル えんかく パールジャム ぐんたい アクトンベイビー ノーマル ゴースト ヘブンズドアー せいしん(精神の文章化) ラット(虫食いでない、虫食い) どく シンデレラ せいしん(他人の精神変化) ハーヴェスト ぐんたい キラークイーン ほのお あく シアーハートアタック ほのお えんかく エコーズACT3 ノーマル こおり(3フリーズ) アトムハートファーザー えんかく ボーイⅡマン ノーマル せいしん(スタンド吸収) アースウィンドアンドファイヤー ノーマル ハイウェイスター くさ えんかく ストレイキャット くさ スーパーフライ はがね エニグマ せいしん(恐怖のサイン) チープトリック ゴースト アナザーワンバイツァダスト とき ほのお 五部 ゴールドエクスペリエンス くさ せいしん(生命エネルギー) スティッキィフィンガーズ くうかん かくとう ブラックサバス せいしん(資質の選別) ゴースト ムーディーブルース とき ソフトマシーン ノーマル セックスピストルズ ぐんたい クラフトワーク こおり エアロスミス えんかく リトルフィート ノーマル マンインザミラー くうかん ミスタープレジデント くうかん ザ・グレイトフルデッド どく とき ビーチボーイ ノーマル みず(物体の潜行) スパイスガールの片鱗 ノーマル ベイビィフェイス えんかく ホワイトアルバム こおり キングクリムゾン とき あく クラッシュ みず トーキングヘッド せいしん(精神と逆の行動) ノトーリアスB・I・G ゴースト スパイスガール かくとう メタリカ はがね ぐんたい エピタフ&キンクリの両腕 とき グリーンデイ くさ どく オアシス じめん レクイエム(シルバーチャリオッツレクイエム) せいしん(心の影) ゴールドエクスペリエンスレクイエム なし ローリングストーンズ あく えんかく 六部 ストーンフリー かくとう グーグードールズ ノーマル マンハッタントランスファー ノーマル スタプラ世界 かくとう とき ホワイトスネイク えんかく せいしん(DISC化) ハーイウェイトゥヘル ゴースト キッス かくとう フーファイターズ みず ぐんたい マリリンマンソン あく せいしん(金になる物を探る) ウェザーリポート みず えんかく ジャンピンジャックフラッシュ ノーマル リンプビズキット ゴースト ダイバーダウン みず かくとう サバイバー せいしん(怒らせる) プラネットウェイブス ほのお(隕石) ドラゴンズドリーム くうかん(運気の探知) ヨーヨーマッ どく えんかく ジェイルハウスロック せいしん(忘れさせる) ボヘミアンラプソディー ゴースト せいしん(精神の肉体の分化) スカイハイ えんかく こおり(体温低下) アンダーワールド じめん とき(過去の掘り出し) ヘビーウェザー みず せいしん(サブリミナル) C-MOON くうかん(重力) メイドインヘブン とき あく 七部 ポコロコのスタンド とき(運) サンドマンのスタンド初期 じめん ブンブーン一家のスタンド(それぞれ姿が微妙に違う) はがね でんき(磁力) オー!ロンサムミー ノーマル タスクver1 ノーマル オエコモバのスタンド ほのお ワイアード はがね(ワイヤー) くうかん(ルアー) スキャン ノーマル スケアリーモンスターズ ノーマル クリームスターター ノーマル マンダム とき キャッチザレインボー みず イン・ア・サイレントウェイ ノーマル じめん タスクVer2(爪痕が追尾して攻撃) ノーマル えんかく シュガーマウンテンの泉の木 くさ タトゥーユー! くうかん チューブラー・ベルズ はがね えんかく シビル・ウォー せいしん(罪の具現化) くうかん 20thセンチュリーボーイ じめん はがね チケット・ゥ・ライド みず とき タスクVer3(自分を巻き込んで移動) くうかん(肉体の巻き込み) えんかく D4C くうかん あく チョコレート・ディスコ(チョコレイト・ディスコ) くうかん(物体の移転) 今あるグラフィック 随時追加予定 スタンド(インポート報告があるもの) 区切り スタンド名 進化先 正 背 エピタフ ○ ○ Dドリーム ○ ○ パールジャム ○ × タスク ○ × 正・・・正面グラ(敵側、図鑑などに表示されるポケモングラ)の有無 ○・・・正面グラが64x128。問題なし ×・・・正面グラがない 背・・・背面グラ(味方側に表示されるポケモングラ)の有無 ○・・・問題なし ×・・・背面グラがない トレーナー(インポート報告があるもの) 音石 明 吉良吉影
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1478.html
オリジナルスタンド図鑑No.6591~6600 ■ No.6601 【案師】 ID k1mUSBks0 【絵師】 ID znbiXJtQ0 【スタンド名】 スペースダイバータマ 【本体】 宇宙人に会ったことがあると言い張るデンパ系少女。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 先端が口になっているロケット 【能力】 スタンドの通過した空間を真空状態にする。 真空は能力で固定されており内部に空気は入り込まない。 能力を解除すると真空に一気に空気が流れ込み爆音が発生する。 破壊力‐B スピード‐A 射程距離‐C 持続力‐C 精密動作性‐B 成長性‐A ■ No.6602 【案師】 ID BGlsUgne0 【絵師】 ID DCz8Hreb0 【スタンド名】 ワン 【本体】 インテリマッチョマン 【タイプ】 遠距離型 【特徴】 ゴーグルをした人型 【能力】 決して破壊されることのないスタンド 破壊力は低いので戦闘向きではないが、いかなる状況にも適応するので汎用性が高い 破壊力-D スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-C 成長性-D ■ No.6603 【案師】 ID k1mUSBks0 【絵師】 ID 27V3KkPMi 【スタンド名】 シャドー・ラブ・ユー 【本体】 ある国の王女の影武者の少女。軍服を着ている。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 軽装の鎧を装備した女性型スタンド。 【能力】 触れたものの影と本体の影をつなぐ能力。 繋がった影はどれだけ離れても繋がっており、影を通じて影の向こう側の空間に出入りことができる。 一度に繋げられる影は一つ。 破壊力‐B スピード‐B 射程距離‐E(能力‐∞) 持続力‐A 精密動作性‐C 成長性‐C ■ No.6604 【案師】 ID NRYFQuHDi 【絵師】 ID d6uqlzu20 【スタンド名】 キャプテン・デーヴィ 【本体】 肺活量の凄い冴えない船員 【タイプ】 近距離型 【特徴】 海生生物の特徴を持った人型 (顔がタコはNG。本体がパイレーツオブカリビアン好きで名付けた設定) 【能力】 周囲50㎡を深さ1mの海にする能力 その海はリアルな海でただ海水があるだけではない 破壊力-C スピード-C 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-B 成長性-C ■ No.6605 【案師】 ID mXChVUW20 【絵師】 ID H3Lwluv+0 【スタンド名】 ディトネイター 【本体】 オールバックの地味な男。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 大型犬サイズのネズミ型のスタンド。背中に2丁のライフルと肩に小型銃が付いている。 【能力】 起爆するスタンド弾を発射する。 背中のライフルはパワーをチャージすることができ、破壊力を上げることが可能。 ただし、パワーを溜めてる最中は動くことができず、動いてしまうとパワーが無くなってしまう。 背中のライフルは連射がきかないが 両肩の小型銃は射程が短くチャージもできない代わりに連射性能が高い。 背中のライフルは取り外しができて本体が武器として使用できるがその場合はチャージできない。 本体が溜めこんだ怒りや鬱憤などが色濃く表れたスタンドなのか 本体が大きな怒りを感じているとチャージの時間が短くなる。 破壊力‐C(チャージすればA) スピード‐B 射程距離‐D 持続力‐C 精密動作性‐C 成長性‐B 【能力射程】 C ■ No.6606 【案師】 ID JHrEczn20 【絵師】 ID znbiXJtQ0 【スタンド名】 カンパニー・オブ・スネイクス 【本体】 自分にとっての理想の幸福を追い求める男 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 口の中がレコードプレイヤーとなっている人型 【能力】 触れている対象の「声」をレコードにして保存する 触れ続けた時間が録音時間となる スタンドの口にレコードをセットすることで「声」を再生可能 その「声」は非スタンド使いにも聞かせることができる 破壊力-E スピード-D 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-A 成長性-A ■ No.6607 【案師】 ID yrvzsV4+0 【絵師】 ID yrvzsV4+0 【スタンド名】 インディゴ・ブルー 【本体】 服屋の女主人。膨らむ乳房が魅力的。基本的にS 【タイプ】 遠隔操作型・群体型 【特徴】 藍色の無数の液状の玉(発現時の姿)。染まる形で布に憑依することができる 【能力】 布を介し肌に移り激しく竹刀で打たれたような痛みを与える 数分後スタンドは消えるが大きな青痣が残る 破壊力-E スピード-E 射程距離-A 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C ■ No.6608 【案師】 ID q.gaAH3Y0 【絵師】 ID d6uqlzu20 【スタンド名】 スタンダード・プリ・コーション 【本体】 セーラー服の上からだぼだぼのカーディガンを羽織った、アンテナの生えた垂れ目女子。 寒がりなのか最低限しか皮膚が露出していない。 【タイプ】 自動操縦型 【特徴】 生物型 体長85cm程のハチに似たスタンド。 ナースキャップを被っていて水差しを持っている。 針が注射針になっている。 【能力】 露出した粘膜や傷のある皮膚が相手にある場合、 そこに液体を付着させることによって熱や頭痛などの症状を一つ与えることができる。 主に水差しで水を掛けることで感染症状を引き起こすが、 水差しの水が無くなり次第本体の血液を注射針のような針で吸い上げ、利用する。 破壊力-E スピード-A 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-A 成長性-E ■ No.6609 【案師】 ID JHrEczn20 【絵師】 ID RQxQoXvXT 【スタンド名】 T.N.T. 【本体】 「世界は自分のために」「自分は世界のために」を信条としている男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 頭の長い人型 【能力】 穴から物を引っ張ってくる能力 その物が「どこにあるか」を把握してないと、この効果は発揮されない 引っ張り出せるのは穴を通るサイズのものに限り ポケットからならポケットサイズのものしか引っ張り出せない 破壊力-B スピード-C 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-B 成長性-D 【能力射程】 能力射程-世界中 ■ No.6610 【案師】 ID atqLqtH10 【絵師】 ID cfCdGTqx0 【スタンド名】 コットン・メリー 【本体】 手芸好きなお姉さん 【タイプ】 近距離型 【特徴】 もこもことした装飾が特徴的な女性型 【能力】 触ったものをクッションにする能力 クッションにするというのは柔らかくするという意味合いではなく、 本当に綿の詰まったクッションのことである 地面などに触れれば触った部分とその周囲がフカフカになる さらには人間や生物なども一時的にクッションにする事ができる 人間は数時間で元に戻るが、無機物などは本体が解除しなければ元に戻らない 破壊力-D スピード-A 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-C 成長性-C オリジナルスタンド図鑑No.6611~6620 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/179.html
…僕はバカだ。 あの長髪の男に攻撃を仕掛けられ、怒り心頭していた。 だから、当たり前の事実に気付かない。 そう、「敵はあの男だけじゃない」という事に。 本来ならすぐ身を隠し、更なる戦闘から回避する努力をすべきだった事に。 そして、気付かなかったせいで… * * * 「ガウ!」 コーイチがロハンを担いで歩き始めた直後、俺はコーイチに吠えた。 「イギー?どうしたの?」 コーイチが尋ねてくるが、俺は視線を前方に向け、低く唸る。 それでコーイチも気付いたらしい。 前方に何者かがいる事に。 俺は鼻が利く。どこら辺にどれ位の人間が居るか大体分かる。 ただ、そいつらがこっちに気付いていないのならわざわざ仕掛ける必要はねぇ。 例えば今こっちに近付いている奴も、さっきまでは全く動いてなかった。 だから気にはしていなかったんだが、さっきの長髪ヤローとの闘いで気付かれたか…。 「…」 近付いてきた奴は、目の前の道を折れた所に身を潜ませ、こっちを伺っているようだ。 「あの向こうに誰かが居るんだね?」 コーイチが訊いてくる。俺は応える代わりにひたすら睨み続けた。 これが承太郎だとか、ポルナレフのマヌケの匂いなら良かったんだが、 あいにく俺の知らない人間の臭いだ。 だから俺はコーイチにも警戒を促すため、唸り続けた。 * * * イギーの警戒振りから察するに、 恐らくあの陰に隠れているのは、僕たちにとってあまり良くない相手のようだ。 しかし、下手に動く訳には行かない。 隠れている人が敵かどうかも分からないのにエコーズを出したりしたら、 相手が警戒してしまい、最悪無意味な戦闘になってしまうかも知れない。 まずは相手を知る事だ。 意を決した僕は、隠れている人に向かって声を掛けることにした。 * * * 私が一番近く感じる同族の位置まで、それほど距離はなかった。 なのに、それよりも更に短い距離で他の人間に出くわすとは。 そのうちの一人は…アナスイ! アナスイは誰かと闘っていた。 そいつらの得体が知れないため、影から様子を窺っていたら、 アナスイは一人の男(『露伴』と呼ばれていた)と相打ちになり吹き飛んでいった。 残ったのは、相手に命令を書き込む能力を持つ男、露伴。音を具現化する少年。 そして砂を操る犬(『イギー』という名らしい)だった。 どうやらこの二人と一匹は行動を共にしているらしい。 今こいつらに私の存在を気付かれるのは危険だ。 そう考え、私は身を潜ませていたのだが…。 「そこの陰に隠れている人、僕たちを攻撃する意思が無いのなら10秒以内に出て来てくれませんか?」 少年が、私に向かってそう告げてきた。 既に気付かれていたようだ。 「出て来て僕たちに危害を加えないと約束すれば僕は貴方に何もしません。 ですが出て来ないのなら敵と考えます」 私のこの右足では闘う事も逃げる事も出来ない。 行動を共にする事も出来ない。 そんな事したら、露伴が目を覚ました時にどんな命令を書き込まれるか分かったものではない。 ならば…。 * * * 「!!」 姿を現したのは神父さんのような格好をした男の人だった。 「貴方は誰ですか?」 「返答が難しいな。 名を尋ねられたのならプッチと答えよう。 何者かを問われたのなら神父と答えよう」 「貴方はゲームに乗っている人ですか?」 「私が求めるのは天国への道のみ。 このゲームに乗る事で天国へ導かれるとは思っていない」 僕の質問への回答から察するに、どうやらこの人は僕達を殺すつもりは無いらしい。 と思っていたのだが…。 「しかし、君には死んで貰おうと思う」 「え?」 「ホワイトスネイク!!」 男の人の掛け声と共に多分神父のであろうスタンドが背後から攻撃を仕掛けて来た。 僕はその攻撃に全く反応出来なかった。 * * * 「ホワイトスネイク!!」 私が姿を現し、気を引き付けている内に、 既に少年の背後に回っていたホワイトスネイクが攻撃を仕掛ける。 そう、不意打ちで少年を殺し、露伴が目覚める前に犬を殺す。 そして露伴に止めを刺す。それが私の考えだった。が、 「何ぃ!?」 その攻撃を砂のスタンドが防御する。 確かあの犬のスタンドだ。 しまった!既に犬には気付かれていたか! 「判りました。貴方を敵と考え、暫く眠ってもらう事にします。逃げても無駄ですよ」 そう言って少年が近付いてくる。 「くっ」 一旦退こうと考え、後ろを振り向こうとして …足が持ち上がらず、私は転んだ。 立ち上がろうとするが、地面についた手が離れない。 まるで地面が接着剤になったかのようだ。 「逃げても無駄だって言ったじゃないですか。地面にシッポ文字をつけましたから。ハイ」 シッポ文字。確かこいつのスタンドは音を具現化する能力。 という事は…。 地面を見ると、『ペタ』という文字が貼り付けられていた。 「くっ」 何とか離れないかともがくが、かえって接地面が増え、ますます身動きが取れなくなってしまう。 ならば…! 「エコーズact.2」 そう言ってスタンドを呼び寄せた少年に向かって、私は告げた。 「君は一点見逃している事実がある」 「?」 「君は今、私を拘束している。しかしそれは本体だけだ。私のスタンドは全く拘束されていない。 そしてそのスタンドは今ここにいない。果たして何処にいるか、君に分かるか?」 そう、ホワイトスネイクはこの場に居なかった。 ボーッとしている少年に状況を把握させてやる為、私は教えてやる事にした。が、 「わからないようだな。つまり…」 「スタンドが露伴先生を攻撃しようというのでしょう?」 私の発言は当の少年に遮られた。 そして少年は、まるでその事を予め予測していたかのように平然と、私に言い返して来た。 「無駄ですよ。露伴先生ならイギーが守ってますから。ハイ」 * * * 「ホワイトスネイク!!」 地面に転がっているロハンを、見知らぬスタンドがいきなり攻撃して来た。 多分、あの地面にへばりついてる奴のだろう。 が、その時奇妙な事が起こった。 いや、起こしたのは俺自身なんだけど。 何か考える前に、俺はロハンを助けていた。 別に助けようと思ったわけじゃねぇ。 コーイチと違って、こいつは犬好きじゃないし。 なのに体、いや、スタンドが勝手に動いていた。 ホワイトスネイクとかいうスタンドを、俺のザ・フールが砂で固めていた。 「何ぃ!?」 そのスタンドは俺がロハンを守ったことに驚いていた。 それ以上に俺が驚いてんだけど。 さっきのコーイチの時もそうだ。 どうやら俺は、無意識にこいつらを護っちまってるみたいだ。 何でだ?ザ・フールが一人歩きしてんのか? 俺の疑問をさておいて、 ザ・フールは今、露伴を攻撃しようとしたスタンドを捕縛していた。 * * * 「くっ」 ホワイトスネイクは犬の砂のスタンドに固められ、 私自身は地面から身動きが取れない状態だった。 「言ったでしょう?無駄だって。でも、何を言っても分かってくれないんですね。貴方は…」 しまった!あの犬に二度までも…! しかし犬は少年の隣に腰を据え、此方を見ていた筈だ。 何故視界の外にあるホワイトスネイクの攻撃を見切ったんだ? 落ち着け、こういう時は素数を数えるんだ。 2、3、5… とにかく、今は私もスタンドも身動きの取れない状態。 そして現在、私にDISCのストックは無い。 7、11… しかし、少年と犬はそれぞれ私とホワイトスネイクに触れ、13、DISCにして取り出せる。 17… つまり、何とかしてDISCを取り出せば、19、身動き出来る。 21、いや、23…。 くっ。2桁の時点で間違えるとは、今の私は余程の混乱状態にあるらしい。 そして、脱出方法を思いつく前に康一が迫って来た。 「act.2。この人を絞め落とせ」 私の首にエコーズとかいうスタンドが絡みつく。 29、何か無いのか?現在の状況を打破する方法を。 「え?」 それは余りにも突然の出来事だった。 康一がいきなり目を閉じた。 「!!」 これは! 「目、目が…開かない!!」 少年の慌てた声が聴こえる。 このスタンド能力は………スカイ・ハイ!! ロッズを操っているのか! ホワイトスネイクを束縛している砂がひいて行く。 どうやら少年の目が開かなくなったため、ロッズを叩き落そうとしているらしい。 その為ホワイトスネイクは身動きが取れるようになった。 リキエルは正しい判断をした。 お陰でホワイトスネイクは窮地を脱したのだから。 しかし、あの砂のスタンドが邪魔だな。 このスタンドを何とかするには…。 私は、どこか近くに居ると思われるリキエルに向かって声を上げる。 「リキエル!ひとまずロッズを停滞させろ!」 その声が届いたのであろう、暫くして少年は再び目を開けた。 * * * 俺が南に向かわねばならなかった運命について、 今にしてその意味を理解し、そして運命に感謝した。 俺が南に向かうのも運命ならば、南であの人物に会わねばならないのも運命。 そしてその途中で神父を救うのも運命だったのだ。 俺がこの場に出くわした時、神父は本人もスタンドも全く身動きの取れない状態だった。 神父の側に居たのは一見ただの学生にしか見えない小僧。 そしてその隣に鎮座する犬だった。 もう一人、少し離れた所に男が倒れているが、 意識を失っているようなので、今神父が身動き取れない状態にあるのとは無関係だろう。 つまり、小僧と犬のどちらか一方が神父本人を、もう一方がスタンドを捕縛していると考えられる。 そこで俺は小僧の視界を塞ぐ事にした。 そうする事で、神父かホワイトスネイクどちらかが自由になると踏んだのだ。 そして俺の思惑通り、視界を塞がれた敵は動揺し、ホワイトスネイクの束縛を解いた。 神父自身は相変わらず地面に伏したままだったが、私にロッズを停滞させるよう言ってきた。 神父の命令を受け、俺はロッズを空中に停滞させた。 * * * 「何が起こったんだ…?」 突然目が開かなくなったかと思えば、神父が誰かに呼び掛け、 再び目が開くようになった。 相変わらず神父は地面に貼り付けになっていた。 しかし、神父のスタンドがその隣に立っていた。 露伴先生の首根っこを掴んで…。 「露伴先生!!」 僕は混乱した。 何で露伴先生が捕まっているんだ!?イギーが護ってるんじゃなかったのか? 辺りを見回すと… 「!!」 イギーは僕の後ろで倒れていた。 * * * 束縛から解けたホワイトスネイクは、ロッズが停滞した後すぐさま露伴に襲い掛かった。 すると、砂のスタンドが再び攻撃して来る。 しかし、それこそホワイトスネイクの…私の狙いだった。 ロッズの攻撃を止めさせ、ホワイトスネイクが露伴に攻撃を仕掛ければ、 犬は露伴を護ろうとするはず。 そして、その時は犬自身が無防備なのだ。 私は、犬に向かってDISCを投げつけた。『後ろへ吹き飛ぶ』DISCを。 「!」 DISCによって後ろに吹き飛んだ犬は、壁に叩きつけられ気絶した。 そして砂はひいて行き、私は露伴を捕えた。 * * * 「安心しろ、こいつも犬も殺してはいない」 神父は、露伴先生を掴んだままそう言って来た。 「露伴先生を…どうするつもりだ」 僕は訊ねる。 「私を解放しろ。そうすればこれ以上何もしない」 「…」 「10秒待とう。それまでに解放しなければ殺す」 どうすれば良いんだ。 「10、9、…」 神父がカウントダウンを始めた。 今コイツを解放したからって、露伴先生が助かるとは限らない。 何せ、相手は平然と不意打ちを仕掛けてきたのだ。 「6、…」 しかし、解放しなければ露伴先生は必ず殺されてしまう。 「3、2」 「くっ」 時間が無い。僕は… 「!!おぉ。動ける」 僕はシッポ文字を外した…。 立ち上がる神父に向かって、僕は叫んだ。 「露伴先生を返せ!」 「いいだろう」 そしてスタンドが露伴先生を放り投げた。 「露伴先生!!」 放物線を描き、僕のほうへ向かって来る露伴先生を受け止めようとして、 「!!」 僕は突然身動きが取れなくなり、露伴先生がぶつかって倒れた。 * * * 露伴を投げ、少年がそちらに気を取られている隙に、私は少年に向かって動けなくなるDISCを投げつけた。 露伴を受け止めようとしていた少年はそのまま動けなくなり、露伴がぶつかり倒れた。 「………!!」 少年は何か言おうとしているようだが、体が完全に硬直しているその口では声になっていない。 「さて、これからどうするか…」 そして私がそう呟いた所に、リキエルが姿を現した。 思えば“この男”が“このタイミング”で“この場”に現れた三重の偶然、運が良かった。 いや、運が良かったのではない。そういう運命だったという事か。 私はリキエルに向かって言う。 「リキエル。お前をこの場に遣わした事を神に感謝しよう」 しかしリキエルは、姿を現すなり突拍子も無い事を言って来た。 「それより神父さん、俺たちは先にやらなくちゃいけない運命が待っています。 ひとまずこいつらは放っておいて、南へ向かいましょう」 私は戸惑い、反論した。 「何を言ってるんだ?リキエル。こいつらは天国への道を妨害する邪魔者だ。 邪魔者は排除しなくては、後でより大きな障害となる可能性がある」 しかし私の言葉に、リキエルはあくまで反発する。 「俺たちの運命は一刻も早く南へ向かう事です。 それ以外の事、例えばこいつらを殺そうとすれば運命は邪魔をして来るはず」 「…どうなるというのだ?」 「例えば、早くこの場を去らないとこいつらの仲間が嗅ぎ付けて来る、とか」 「…」 成程、有り得ない話では無い。 「俺の勘が告げてます。今、こうして留まっている事自体危険だと」 せめてDISCだけでも手に入れたかったのだが、 リキエルが『一刻も早く』と言った以上、それ以外の行動は運命を敵に回しかねない。 “それに、露伴のスタンドDISCは既に手に入れている”。 記憶DISCまで取ると死亡してしまい、人質として使えなくなるのでそのまま入れておいたが、 スタンドDISCを手に入れただけでも収穫だ。 残る一人と一匹のDISCは、又次の機会に手に入れるとしよう。 「分かった。今はお前の言葉を信じよう」 私は二人と一匹を放置し、リキエルと共に南へ向かって歩き始めた。 * * * 「露伴先生!イギー!」 二人が立ち去り暫くして、僕の体は再び動くようになった。 そしてすぐに露伴先生とイギーの無事を確かめる。 「…」 取り敢えず息はしているみたいだ。 一安心し、露伴先生を呼び起こす。 「露伴先生」 「………ん」 露伴先生を揺さぶっていると、意識を取り戻したようだ。 良かった。あいつらのスタンドに何かさせられたわけでもなさそうだ。 「…康一君?」 目を開けた露伴先生は、僕の姿を捉え、そう訊いて来た。 「露伴先生、大丈夫ですか?」 「ッ!だ、大丈夫とは言えないようだ。ケガが…」 露伴先生は起き上がろうとして顔をしかめる。 「あ、そうですね。でも目を覚ましただけでも良かった」 露伴先生の無事(とは言えないけど、取り敢えず再起不能になっていない事)を確認し、 僕はイギーを抱きかかえ、揺すって呼び掛ける。 「イギー。イギー」 「………!」 イギーも目を覚ました。 「目、覚めた?良かった…」 「…アギ?」 「あいつらは去ったよ。イギー、大丈夫?」 僕の問いにイギーは大丈夫だと言わんばかりに僕の腕から飛び降り、 辺りの臭いをかぎ始めた。 多分、近くに誰か居ないか確かめているんだろう。 「何かあったのかい?」 露伴先生が訊いて来たので、僕は露伴先生に、敵に襲われた事を話した。 「そうなのか。でも一応、そいつらは去ったようだし、僕も別段何かされた訳じゃ…」 「…?露伴先生?」 最後まで言い切らずに口を閉ざしてしまった露伴先生を訝しく思い、 何か思い当たったのかなと、僕は訊いてみた。 でも、その後の露伴先生の返事は、僕の予想を遥かに超えるものだった。 「康一君…」 「何かあったんですか?」 「スタンドが…ヘブンズ・ドアーが………出ない」 【駅前広場入り口付近(E-4)/一日目/午前~昼】 【岸辺露伴探検隊】 【広瀬康一】 [スタンド]:『エコーズACT1・ACT2』 [状態]:疲弊/怒り/混乱 [装備]:なし [道具]:支給品一式、シャボン液 [思考・状況]: 1)露伴先生のスタンドが出ない!?プッチ神父たちの仕業か! 2)仗助君に会い、露伴先生の怪我を治してもらう。そのために仗助君の家を目指す 3)神父に再び会い、ヘブンズ・ドアーを取り戻す。そのために奴らを追って南へ 4)もっと力がほしい 5)アナスイへの怒り 6)打倒荒木。けど本当にできるのか不安 【イギー】 [スタンド]:『ザ・フール』 [状態]:疲弊/打撲(軽微) [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 1)犬好きの子供(康一)が苦労してるので、しょうがないが協力してやる 2)さっきの臭いの奴は南へ行ってる。そして、この臭いは…承太郎!?(補足参照) 3)さっきから無意識にこいつらを護る事がある。何でだ? 【岸辺露伴】 [スタンド]:『ヘブンズ・ドアー』(プッチにDISCとして奪われた) [状態]:重症(左脚・肋骨骨折、打撲多数、頭も打っている)/混乱 [装備]:なし [道具]:支給品一式、ココ・ジャンボ [思考・状況] 1)ヘブンズ・ドアーが出ない!! 2)ヘブンズ・ドアーを奪った奴らの所へ行って取り戻さなくては。ついでに再起不能にする 3)怪我を治したい(くそったれ仗助に治してもらうのは気が進まないが) 4)漫画のネタ探しする 5)康一の荒木打倒に協力する 6)荒木や『未来人』に『取材』したい [捕足1]:露伴と康一のバッグはイギーがザ・フールで運んでいます。 [捕足2]:イギーが目覚めて辺りの臭いを嗅いだ時に、すぐ近くにいる承太郎の臭いを捕えました。 [捕足3]:イギーはプッチの臭いを覚えました。直接会ってない為リキエルの臭いは覚えていません。 [補足4]:プッチがヘブンズ・ドアーを盗った為に、露伴はスタンドが使えません。 [補足5]:プッチがヘブンズ・ドアーを盗った為に、イギー、アナスイ達への命令が消えた可能性があります。 【駅前広場入り口付近(E-4)を南下/一日目/午前~昼】 【天国への道を探求する者達】 【エンリコ・プッチ】 [スタンド]:『ホワイトスネイク』 [時間軸]:刑務所から宇宙センターに向かう途中 [状態]:ホワイトスネイクの暴走状態:左耳鼓膜破裂、歩けるが走れない程度の負傷 [装備]:無し [道具]:僅かのゾンビ馬(一つの怪我が治せる程度)のみ [思考・状況]: 1)リキエルの進言に従い、南へ。戦いは(自分の状態から)出来るだけ避けたい 2)DIOに会いたい。そして、ディオ・ブランドーと話がしてみたい。(強い好奇心) 3)ジョースター家の抹殺。しかし、彼らの事を知りたいとも思う。(こちらはあくまでも興味程度) 4)天国への道を探し出す。DIOを天国に連れて行き、そこに自分もついていく 【リキエル】 [スタンド]:『スカイ・ハイ』 [状態]:右手首を骨折(添え木&包帯で応急処置)。疲労は回復。感情の起伏が少ない。 [装備]:未確認飛行生物ロッズ(多数。呼べばいつでも来る) [道具]:支給品一式×2、植物図鑑、ディアボロのデスマスク(シュトロハイムのランダム支給品)(リキエルのランダム支給品は未確定) [思考]: 1)神父へ出会えた運命に感謝 2)運命に従い神父と共に南へ。南で会う男が自分達にとってどのような人間なのか興味 3)神父の願いを叶える手助けをする。『運命』が神父を導くはず、と信じている 4)神父、あるいはDIOに対立するものを狩り、排除する(なおDIOへの敵対は神父への敵対、と判断) 5)噴上裕也の言動に動揺、落胆。(次にあったら殺し合いを宣言) 6)神父のために自分の感情を出す訳にはいかないと考えている [補足1]:プッチは、出発時目的にあった『近くの同族の男』に会う事より、南に向かう事を優先しました。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 61 Dancing In The Street イギー 83 Stooge(ストゥージ)は誰だ!? 61 Dancing In The Street 広瀬康一 83 Stooge(ストゥージ)は誰だ!? 61 Dancing In The Street 岸辺露伴 83 Stooge(ストゥージ)は誰だ!? 69 ディオ・ブランドー エンリコ・プッチ神父 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ 67 逃亡 リキエル 93 T字砲火、果たして全員無事にいられるかなァ
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1474.html
オリジナルスタンド図鑑No.6561~6570 ■ No.6571 【案師】 ID hjtpl3dw0 【絵師】 ID cIvo4NuzT 【スタンド名】 イン・シャンブル・セパレ 【本体】 有力貴族の若者 『パッショーネ』のスポンサーの一人で、ボスであるジョルノに惚れ込んでいる 【タイプ】 近距離型 【特徴】 天道虫のヘッドフォンから、三本の線が顔を横断している人型スタンド。 胸の中心が窪んでいて、網目状の枠が填められた通気孔のようになっている 【能力】 周囲の生物は向日葵のように、無意識の内に光源の方を向いてしまう 光源が複数ある場合は、最も強い光の方へ導かれる 夜間、標的をトラックのライトを餌に車道に飛び出させることも可能 破壊力-C スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A 成長性-B 【能力射程】 B ■ No.6572 【案師】 ID OqBVz.XY0 【絵師】 ID UEdxMdjM0 【スタンド名】 ウラミ 【本体】 死亡。 【タイプ】 自立型 【特徴】 緑のフードで顔を隠して右手に包丁、左手にランタンを持っている。 【能力】 誰かの恨みを聞き取り、その恨みの内容を元に目標を固定追尾する。 スタンドの移動速度は遅いが必ず目標をゆっくりと追いかける。 目標に接近できたときはひたすら刺す。 これは元の恨みが確実な恨みじゃなくなるまで固定追尾は止まらない。 破壊力-A スピード-E 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E ■ No.6573 【案師】 ID J0Mgz9320 【絵師】 ID XqC4E06E0 【スタンド名】 ファースト・ステージ 【本体】 男が苦手なヤクザの孫娘 【タイプ】 自動操縦型 【特徴】 人型・自立型 本体にスタンドに関する事を言うと出て来る。 殺すまだ追いかけてくる 【能力】 スタンドに関することを本体から遠ざけるために行動する 存在が「矛盾」したスタンド。 本体が矢によって「スタンド使い」にされた時の「恐怖から逃れたい」 という感情から生まれ、その時の想いが形となり、一人歩きしている。 「自動操縦型」ではあるが、特定の情報に反応する自動攻撃タイプではなく、 自分で物事を判断し攻撃する自立思考タイプ。 自動操縦型の割に複雑な動きをする反面、飛び抜けたパワーやスピードは持っていない。 しかし、自分で相手の攻撃パターンを「学習」し、どんな相手にも対応していく。 殴ることで、自分に蓄積したダメージを、与えた相手に「返す」。返したダメージは、 「ファースト・ステージ」からは消え、回復してしまう。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A(ほぼ無限) 持続力-A 精密動作性-C~無限 成長性-E 【能力射程】 A(ほぼ無限) ■ No.6574 【案師】 ID /GdAXU8N0 【絵師】 ID ukjZqyUQ0 【スタンド名】 ステイチューン 【本体】 大人しく口数の少ない中学生。物事を達観している(諦めている)節がある。 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 体に赤い□と○のデザインがある人型。ゴーグル、ヘッドホン、マスクをしているように見える。 【能力】 対象との「距離を維持する」能力。 スタンドが一度でも触れた任意の対象と本体の距離のみを常に一定に保つ。 一度にいくつでも、どの距離でも維持できるが、視界の外に出られると能力が解除されてしまう。 その場合、対象に触れるところからやり直すことになる。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-A 成長性-A ■ No.6575 【案師】 ID ij2RvXHA0 【絵師】 ID S5Yida7Q0 【スタンド名】 ロスト・マイ・ハンド 【本体】 両腕が義手の寡黙な青年 【タイプ】 近距離型 【特徴】 両腕が失われた人型 【能力】 本体が触れた物に足りない物を補う事ができる 例えば弾の篭ってない銃を手にすれば即座に銃には弾がこもる 刀身の折れた剣を手にすれば剣からは即座に新たな刀身が生える 規模の大きすぎるもの、崩落した橋などは時間が掛かるが不可能ではない 破壊力-B スピード-D 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-C 成長性-C ■ No.6576 【案師】 ID 3vo/nJs00 【絵師】 ID HH4YJTqg0 【スタンド名】 ワールド・デストロイ・コンフラグレーション・マントル 【本体】 頭の悪い少女。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 胸部に小さな核融合炉が付いた人型。 「智」「仁」「勇」の文字が書かれた三対の羽根が生えている。 【能力】 核分裂と核融合を自由に引き起こす能力。 発生したエネルギーは自由に扱う事が出来る。 分裂の後に融合を行うことで水爆と同じ威力を発揮する。 また分裂→融合→再度分裂と繰り返す事でかの「ツァーリ・ボンバ」並の威力となる。 しかし本体はその事に気付いていない、 と言うか核融合や分裂とは何かを知らない為使った事は無い。 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-E 成長性-C 【能力射程】 D ■ No.6577 【案師】 ID /mgpOJSY0 【絵師】 ID ShbGFtvQ0 【スタンド名】 ストーム・ウォーニング 【本体】 いかにもインテリに見える眼鏡をかけた黒髪の男子高校生。藍色の学ランを着ている。 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 顔がテレビのような画面になっている人型。また身体のあらゆる場所に画面と電光掲示板がある。 【能力】 本体の行く「運命」の先にある「危険」を警告する能力。 形は違えど未来予知の能力に近い能力でもある。 また、画面には警告内容も掲示される為、何が起こるのか、それが何時起こるのかも知る事が可能。 精神力を消費するが、他人の運命の先の危険を警告する事も可能。 しかしあくまで警告する「だけ」なのでこのスタンドで運命を変える事は不可能。 だが早めに警告するので危険に対する準備期間を与えてくれる。 破壊力-D スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B 【能力射程】 B ■ No.6578 【案師】 ID 2dJf3yPd0 【絵師】 ID 3TD1xlLo0 【スタンド名】 シュア・ショット 【本体】 男口調のサッカー少女 【タイプ】 近距離型 【特徴】 脚が逆関節で球状の頭をした人型 首が無く頭は浮かんでいる 【能力】 丸い物をボールに変える能力。 球技に用いられる物ならどんなボールにでも変化させられる。 ラグビーボールのような形の物でも丸い物から生み出す事ができる。 ボールは元の物に左右されず、常に公式の大きさ公式の素材。 球は勿論、円からもボールは作り出せる。 破壊力-C スピード-B 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-C 成長性-A ■ No.6579 【案師】 ID 7GR/gNzaP 【絵師】 ID nH/lunTE0 【スタンド名】 アルファベティカル26 【本体】 カラフルな三つ編みをした文学少女 【タイプ】 群体型 【特徴】 宙に浮く様々な色のアルファベット(AからZまで一つずつ) 【能力】 26体のアルファベット同士がいくつか繋がり、『単語』になることでそのものに変化する能力。 ただし、一つの単語の中で2つ以上同じアルファベットは使えない。 異なるアルファベットを使っていれば、複数の単語をつくって変化させることも可能。 さらに英語に限らない。 変化させたものが生物であれば、基本的には本体の言うことをきく。 破壊力-E スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E ■ No.6580 【案師】 ID JeTd6fkR0 【絵師】 ID 7o3sK4GI0 【スタンド名】 マリア・カラス 【本体】 自分の事をあまり話さない笑顔が素敵なおしとやかな女性 【タイプ】 遠距離型 【特徴】 聖母をモチーフとした禍々しい人型 【能力】 対象の罪の重さを実際の重さに変える能力 罪の重さは犯した罪の大きさで換算されるのではなく、罪を犯した本人の罪悪感で決まる なので小心者が犯した万引きがシリアルキラーの犯した殺人よりも重くなる事はある 生まれて罪悪感を感じた事のない人物にならこのスタンドは能力を発揮できない だが、罪を感じすぎているのなら文字通り罪に押しつぶされてしまう事になる 破壊力-E スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-C 成長性-D オリジナルスタンド図鑑No.6581~6590 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/zakuromaru/pages/90.html
2008-04-05 16 43 08 | Weblog 私はクレーマー? 最近ちょっとトラブルばかりで・・・・いや、もしかして私の性格に問題があるの?と不安にもなる。 4月4日夕方、携帯ショップの帰りに、スタンドの前を通った。「安いね」と助手席の母が言った。 で、入れてみようか、と思った。 ちなみにマドレーヌ印の石油会社だ。 実は、私は引っ越してきてすぐに、ガソリンがなくなったので、そのスタンドで入れたことがある。 そのスタンドは、私の父母が会員であり、いつもそこで入れているのだ。 私も独身時代、父母と住んでいた時は利用していた。 店員「いらっしゃいませ、会員ですか?」 私「いえ、違います。」 そこで、話が終わりそうになるので、引っ張る私。 あのな~、会員増やしたくないの? 私「でも、今度この近くに引っ越してきました。 このスタンドが良いと聞いたので、 これからここで入れたいのですが、 会員になるのはどうしたら良いのですか? メンバーカードか何か作るの?」 すると店員は、すごく粗末な刷りのチケットをくれた。 しかし、説明はなし。 まあ、私はそのチケットを実家で見たことがあったので、 次回チケットを持参すれば、会員価格で入れられるのだろうと推測し、スタンドを後にした。 さて、私は運転がドヘタなので、あまり乗らない。 だから、必然的にガソリンがなかなか減らない。 で、次に入れようとスタンドに行ったとき、チケットの期限が切れていた! 私「私は気がつかなかったんだけど、 このチケットは期限があったんですね。」 ←渡す際に説明しろ! 店員「そうです」 私「(そうですって・・・・ええ~いダメモト・・・交渉開始☆) 説明をしていただけなかったので、 気がつかなかったのですが、 今日は定価になってしまうのですか?」 店員「そうです」 私「(あのな~・・・) では、いつから会員価格になるのですか? どうすれば会員になれるのですか?」 ここで判明。 まず、定価でガソリンを入れて、あのチケットをもらう。 次回、来店時にチケットにスタンプを押してもらう。 さらに3回目来店時にまたスタンプを押してもらう。 スタンプが3個たまると(一個目はチケットをくれる際にすでに押してある)、晴れて会員になれる。 な、なるほど~。 でもさ、それ説明してくれなきゃ、わからないじゃん? 結局、その時は定価で入れて、それがまだなくなっていなかった。(でも、農協でカードで入れれば安いので、もうマドレーヌに行く気力は薄れていた・・・)
https://w.atwiki.jp/nullpoco/pages/59.html
矢の男 茂名王町に突如現れた謎の男。 秘密組織「2ch」から奪った『弓と矢』を使い、スタンド使いを増やしていた。 正体は、架空の存在だった『矢の男』がモララーに根付いて、多少の変化を得て誕生した別人格。 目的は、『矢』と『石仮面』の力によって、更なる高みへと上がったスタンド使いを生み出し、その力によって自分とモナー達の5人でマターリできる新しい世界を創造すること。 その為に、『矢』の真の力を持つにふさわしい力を手に入れるまでに成長した者を生み出す為、スタンド使いを増やし、戦わせていた。 モナー達から逃れる為、山崎渉のスタンド能力で自らの人格と記憶を質草に取って山崎に移すが、モララーから離れ存在がおぼろげになり、山崎の想像を超えた悪意に自分の人格が追いやられてしまった為に、矢の男の人格は消えてしまった。 『スライド』 (`'⌒/ヽ (∀ l ̄] lv-l ロ ] l--| | l-,/ /l 〈(_ノ | ∧_∧ / ヽ (・∀ ) | |ヽ ヽ ( ) | | ヽ ヽ 〈 ヽ ヽ (___/ (__ノ (_,(__) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ スタンド名・スライド ┃ ┃ 本体名・『矢の男』(モララー) ┃ ┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫ ┃ パワー - A ┃ スピード - A .┃ 射程距離 - E ┃ ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫ ┃ 持続力 - C. ┃ 精密動作性 - B. ┃ 成長性 - D. ┃ ┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫ ┃ 真のマターリによりあらゆるものからの干渉を受けなくなる。 .┃ ┃ 1.真のマターリとは完全なる『無力化』であり、 ┃ ┃ それを世界に対して発動させた結果、いかなるものも本体の .┃ ┃ 存在に干渉したり、感知したりすることができなくなる。 ┃ ┃ 2.能力の発動中は『矢の男』側からも他のものに干渉することは....┃ ┃ できなくなる。(破壊したり移動させたりできない) .┃ ┃ 3.一部の感覚だけを除いて「マターリ」させることで、姿は見えるのに.┃ ┃ 触れない、能力だけ効かない、などの応用ができる。 ┃ ┃ 4.連続して「マターリ」させられる時間は、現在5~6秒。 ┃ ┃ 5.将来的に、表人格のモララーがこの能力を使えるようになるか....┃ ┃ どうかはわからない。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並み D:ニガテ E:超ニガテ 登場作品
https://w.atwiki.jp/jojoxixipage/pages/162.html
ムトウタチバナが死んだ この衝撃の事実は驚くべき早さで、その日のうちに生き残った土星と杏子からサトヨシ達へと伝えられた。 土星、、彼はサトヨシの古くからの友人であり、またよき相談相手でもあった。 一連のスタンド能力者異常大量発生にともない、サトヨシはドルチと共にスタンド使いの能力を消し去ってくれないかと、ムトウに話を持ち掛けた。 サトヨシには、自らが動けない理由があったのだ。 前々からサトヨシに好意を抱いていたムトウには、断る理由などなかった。 だが、ムトウの自分に対する純粋なその愛が、サトヨシは心配だった。 愛する者の為なら、愛おしい者の為になら、ムトウは自らの命を盾にしてでもその者を守るだろう。 それがわかっているだけに、サトヨシはムトウを一人いかせるの心配だった。だがムトウはそういった心遣いを良しとはしない。 だから、サトヨシは土星にムトウの事を相談した。 そして、ムトウがピンチになった時、助けてやってくれ、と頼んでいたのだ。 「サトヨシ…」 「いや、いいんだ土星。 …ありがとう。」 「……ぽえーん。」 サトヨシのアトリエ、隣の部屋では杏子が泣きじゃくっている。 側には佐藤がいて、彼女を慰めているが、彼もまた愛する生徒、、いや、それ以上に信頼できる友人だった彼の死を信じられずにいた。 静かだ… こんな時、どうしようもできない自分の無力さが嫌になる。 いつだったか、、前にも、こんな事があったような… 佐藤は目の前にいる杏子を見ているうちに、奇妙な感覚を覚えた。 デ ジャブ そうだ、、、確か、あれは俺が学校に赴任したての頃だった…。 あの時も、俺は泣いているあいつに何もしてやれなかった。 あいつは、立ち直れただろうか。 それとも、今も俺を憎んでいるのか。 『隕鉄…』 ___________________ その頃、とある病室では…まだ、ムトウの死を知らないシバミが、ザキを見舞いに来ていた 「、、、どういう事っスか?」 「ここ数日、誰かがこの町でスタンド使いを増やしてるって言ってたでしょ?ザキの友達もその頃に姿が見えなくなった。だから、この事件の犯人を追えば、自然にザキの友達の情報も入ってくる。そう思うのよ。」 「確かに、、。で、何か有力な情報は?」 「うーん、それが、まだ今のところは…。今わかっているのは『スタンド使いを増やしている何者か』の存在と『スタンド能力を消し回っているホモ達』と、、」 (ホモ達、、?) 「あと、、『スタンド使いをターゲットにして殺し回ってる奴ら』の存在。」 「、、、。」 ザキは自分達を襲ったスタンド使いを思い出していた。 彼は仲間の復讐をする為に戦っていたのだと、後で知った。一連の事件の犯人。そいつにたどりつく為にスタンド使いをターゲットに殺し回っていたのだと。 「復讐…か。」 ザキの脳裏によぎったのは、この町に異変が起きてから、自分の前から突然姿を消した、友人の顔 「とりあえず、私はコウ達ともう少し調べてみるわ。」 「ええ。俺も最近はリハビリもかねて少し町を散歩してるから(無許可で)退院するまで俺も別口で探してみますよ。」 「だね。じゃ、ザキ、また来るね! あ!そうそう!!そこの水筒の水、ブランデーに変えといたから♪」 「ッッッ!!!!!!」 驚いて文句を言う前にシバミは出て行ってしまった。 (はぁ、これで見つかったら俺が院長に怒られるよ、、) 「シバミさん、ありがとう。 俺も…とりあえず行動するか。」 そういうとザキは病室の窓からN・Aを使って病院の中庭にゴム弾を撃ち込んだ。 ポーーン 地面にあたりゴム弾は大きく跳ね返り、そして、、、 キャッチッッ!! 跳ねたゴム弾はもう一度地面にふれる事なく、側の芝生からとびだしてきた犬の口にくわえられた。 「よう、アン!元気か? 今日はちょっと隣町まで散歩といこうぜ。」 アンと呼ばれたその黒い犬はザキが降りてくるのをしっぽを振って庭で待っている。 ザキが入院中にちょくちょく抜け出しているうちに知り合った、野良とは思えない美しいまでに漆黒で艶やかな毛並みの犬。 本体名:アン(闇 全身真っ黒な犬 スタンド名:フル・フラット(完全なる平面 ) 「今日はまだ時間があるし、少しばかり遠出だ。お前に手伝ってもらう為に、何かあいつの品を探さなきゃな。 あいつ、、『 隕 鉄 』の、、。」 地に伏した少年の体。 この世界から、また一人、スタンド使いが居なくなった。 少年を始末した男は、煙草に火をつけ、ゆっくりと煙を吸う。 舞い上る煙が… ゆるやかに「捩れる」。 この能力は…自分の「心」そのものだ。 男は自嘲する。 捩れているのは自分の方…。 なのに、それを周囲に押し付ける。 結果、相手を傷付けて… 全てをダメにしてしまう。 今までずっとそうやって生きてきた。 だから…この力を手にしてしまうという形で、ツケが来たのだろう。 この呪われた能力。 人を不幸にする力。 『スタンド能力』。 「…殺ったのか…」 不意にかけられた声。 「…煙草を吸ってる時は、俺に声を掛けるなと、 何時も言っている筈だよな…? え…? 『ウェイ』…」 【本体名 ウェイ スタンド名 スイートリベンジ 能力 人形遣いのスタンドが本体を操り超人的能力で戦う】 「あー、いやいやスマン。 忘れちゃってたってわけじゃあねーのよ。 たださあ…」 軽い口調、明るい声。 だが、捻じれた死体を眺める表情は、重い。 「たださあ…」 「これも何時も言っている。 嫌になったのなら、何時でも抜けて構わない、とな」 吸い切った煙草を、放り投げる。 空中で煙草が、ズタズタに捻じ切れた。 「いやいやいや、いやいや何言っちゃってんだよお前。 俺がそんなハンパな信念で動いちゃってるように見えるワケ? 俺がおめーと一緒に動いてんのはさー、 そりゃ確かに俺の目的っちゅーのと被るってのもあるよ? たださあ… 俺もお前の考えには、やっぱ賛成なんだよ」 スタンド使いは死ぬべきだ。 それが、「彼ら」の共通認識。 望まぬ能力を与えられた者達。 異能が引き起こす惨劇をイヤと言うほど味わってきた。 常人が持たない能力を振りかざし、 他人を不幸にする人間を、何度も見て来た。 スタンド使いによって、自分の命が危険に晒された者も居る。 友を、恋人を、失わされた者も居る。 「やっぱさ、要らないじゃんこんなの。 いずれゼッテー不幸になるっちゅーの? あるいは誰かを不幸にしちゃったりするっちゅーの? 道具が悪いんじゃない、道具を悪く使う人が悪い、とか、 『キレイゴト』いうヤツ多いけどさあ… 結局、なっちゃうものはなっちゃうんだよね… どうあがいてもさあ…」 軽い口調。 硬く握り締められた、拳。 「フン…どうだかな。お前の内心は解らねえ…」 「あー、ひっでえの。俺様信用ないなー。 やっぱこの素晴らしく良すぎるノリがダメ子ちゃんなのかなあ… そういや『アイツ』から聞いた隕鉄? なんでもさ、スタンド『無くせる』ヤツが居るらしーのよ。 でもさ、結局それって『選民思考』? 僕は使えるからいいけど、アンタ未熟だからダメね、みたいな… っておい、どこ行っちゃってんだよ人の話の途中でさあ」 「もう仕事は終わった」 背を向け、その場を離れる隕鉄。 『スタンド』を無くす『スタンド』? 隕鉄には、いや、彼らには、笑いの対象でしかない。 しょせんスタンドとは人の心が生み出すもの…。 不安定なのだ。常に。 封印したからといって、それが完璧なのか? そしてもう一つひっかかる。 ウェイが言った通り…。 『本当にそれが、自分の為でない行動なのか』? 「ま。どちらにしても…殺すがな」 去り際に、己が殺した少年の死体を一瞥する隕鉄。 今まで彼が殺してきた者に、共通する外傷…『捻じられ』た死体。 やがて連続殺人事件として、この事実は報道されるだろう。 そうすれば…あいつらは俺だと、解るに違いない。 自分の心の中に、まだ『甘さ』があるのを隕鉄は感じていた。 銀紙を噛んだように、不快であり、尾を長く引く『甘さ』…。 自分の能力が『不完全』なのが、それがある証拠だ。 これからもスタンド使いを殺し続けるのであれば、 その『甘さ』は命取りになる。 「『あのふたり』を殺せば… 俺の『甘さ』は無くなるのか…?」 「え~?何か言った?」 「…いや。なんでもない」 唯一打ち解けられた、親友と呼んだ男。 そして、我が人生の、恩師。 隕鉄は、その二人を殺さねばならない。 (そう言えば…) 隕鉄は携帯電話を取り出す。 相手に繋がり次第、挨拶も抜きで質問した。 「ナガセを殺した奴の正体は、掴めたのか?」 ざっきとアンが病院を抜け出す少し前… 天気の良い、昼下がりの病院の屋上。 「キャァッ!先生何するんですかぁ!?」 若いナースのお尻をサラリ撫でまわす、やさおとこ風の医者。 『まぁまぁ、減るもんじゃな……』 バアシィィィン!! そう言いかけた瞬間、男に強烈なビンタが炸裂する。 『ッ痛ィィ!! 』 スナップの利いたそのビンタは男の頬に真っ赤なもみじをつくった。 「今度やったら訴えますよッ!」 『はぁ~い、それより今晩一緒に食事でもど…』 言い切る前にそそくさとナースは仕事場に戻った。 『なんだァ、連れないなぁ…』 反省の色を全く感じさせない。 この男の名は「Dr.ER」。 普段はヘラヘラしているが、腕のたつ救命救急医だ。 『最近、妙な患者が多いな…、先日運ばれたきた彼といい、やはりこの街で何かあるな。 俺のこの能力と関係あるのかもしれない。 少し、探りをいれて見るか…』 そう言うと彼は右手をグッと深くおさえ、 その場を後にした。 ・外伝『レモンハート』 「でね…やっぱり最近のシバミさんは犯人探しも就職活動をしないことを自分に納得させる為の口実にしているとしか思えないんだ」 アンは「同感だ」とでも言いたげにワン!相槌を打った、嗅覚が優れるアンに、あの強烈なアルコール臭は耐え難いものがある。 「あの人は社会人としても主婦としても完全に欠落してるからなぁ…結婚する人は大変だよ。病院で酔っ払ってるってどいうモラルな訳?」 ザキは左右の重量が極端に違う為、フラフラと蛇行しながら歩いてしまう。 骨折だって完治するのに一月を要するのに、肩口から切断された傷口や神経が一週間やそこらで馴染むハズもなく、神経が圧迫されるような、骨が擦れるような痛みの波に、歩けばすぐに滝のように汗が流れ、息が上がってしまう。 「ゴメン、眩暈が…ちょっと休憩」ザキは酸欠に頭を抱えて座り込んで呼吸を整えようとし、アンは心配そうに傍らに寄り添う。 射撃の名手と猟犬、二人は強い信頼関係にある。 いや、冷静で賢いアンは信頼の重要性を理解し、知性でそれをコントロールしているのだ。 「こんな大怪我してる人間が外出するのに、だねっとか簡単に言ってくれてさ…止めてくれてもいいじゃんよ…」 ザキは人前で明るく気さくに振舞っているが、歩く振動すら耐えがたいほどの怪我に少々ナーバスになっている。 しかしそんな傷を抱えてまでも親友の身が案じられて仕方がない、人任せではいられないのだ。 そんな優しいザキが唯一自分にはグチをこぼして弱みを見せてくれるのだ、アンの使命感は強固なものになった。 「え~っ、これマジっすか?せっかく見つけたのにアイツ電話出ないじゃん?また煙草か?頼むよぉ~隕鉄さんよぉ」 声の方を振り返ると、ザキを横目で見ながら携帯を操作する男がいた、ウェイだ。 ザキはウェイに隕鉄のことを尋ねようとするが、「あの人ってほら、スタンド能力は恐ろしいけど思考回路が直線じゃない?純粋一直線?で最近連敗しちゃってっからさ」と話に割って入られてしまう。 「でね、それ以来キレにキレまくってんのよ。野生の本能に目覚めたって言うか?マジキレてんだわ」 何だかわからないが「強い力を持つスタンド使いの隕鉄」ザキの親友に違いなかった。無事で良かった、ザキは安堵する。 ウェイは目の前のザキに構わず、別の対象に電話をする。 「調子どお?……いやさ、隕鉄の友達見つけたんだけど、繋がんねぇからさぁ…マジで?そっちも今ロックオンしちゃった?大漁じゃん!マジキレてんね!…うん、コイツ殺っちゃっていいかな?…あーそれはそうだわ、じゃあ、競争ね。罰ゲーム考えといて…ハイハーイ、お疲れちゃ~ん」携帯をしまい詰め寄って来る「そう言う訳だから」 警戒するザキ「オマエらか?スタンド能力を奪って回ってるホモ達って…」 「なんでホモだよ!ちょーウケんなぁ。でも、そんな胡散臭い連中と一緒にされるのって心外よ、俺も我慢できないわ、それだけはよ」 ウェイのスタンド『スウィートリベンジ』が発現する。頭上に現れたそれは、本体を操る人形遣いのような像。 「くっ」接近戦は不利だ、ザキはすかざずN.Aでゴム弾を発射、効果的な弾や作戦を考えてる余裕はない!「畜生っ!?」重心が左にズレていて照準合わせが今まで通りにできない!? 弾丸は大きく左に反れた。照準の補正を頭と体に叩き込まなければ戦闘では使えない! 弾込め…敵は?いない!?アンが吼える!敵は…背後だ!?殴り飛ばされるザキ。 「うわぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁっ」 ザキは転がり、右肩から走る激痛にのた打ち回る(ヤベェ!これはヤベェ!意識が切れそうだ!)。 「俺の能力って、スタンドに操作されて限界を超えた動きができる。ちっとショボイような感じするじゃん?でもよ、ナガセじゃねぇけど、本体が強いってのは正直そうとう強力じゃん?」 トドメを刺そうとするウェイの前にアンが立ち塞がる。臭いは覚えた。 ___________________ 「姐さぁぁぁぁぁんっ!!」 コウの悲鳴が響き、ヒデエモンが叫ぶ!しかしヒデエモンは満身創痍で身動きが取れない、敵は突然襲い掛かってきた。 屋外では百%力を発揮することはできないが、ヒデエモンは周囲の建物の壁やあらゆる手段を使い応戦した、しかしまったく通用しない!全て捩じ切られ破壊された。 そして敵はコウの腕を掴んで吊るし上げると、その腕をバキバキと捻り折ったのだ。 「もっと詳しく聞かせてくれよな。オマエらはナガセを倒した奴の仲間なんだろ?」隕鉄は意識を失ったコウを地面に叩き付ける。 「今日がおまえら仲良しグループの命日だ」 人間は愚かだ。個々の“主義・主張”が違いすぎる。犬のように真面目で、仲間意識が高かったら、世界は平和になるのによ。 ウェイを一瞥し、アンは思った。そして、こうも考えた。 一種の本能かもな。本来の、野蛮な人間のする姿。 だが、ザキは違う。アル中(シバミ)をカバって、大怪我をした。 犬でも中々できることじゃないぜ。多分、俺だってできるか分からない……。 だから、ザキ、お前の行動に敬意を表するぜ。 俺 は ザ キ を 守 る アンはウェイとザキの間に割って入った。 「何だこの犬は?黒くて不吉じゃん?てかめっちゃ邪魔じゃん?」 『や……やめろアン……くそっ。上手く声を出せない……』 影。古来から陰とされ、怪物だと思ったものが、単なる犬の影が恐怖心から怪物に見えたという話がある。外国では、自分とそっくりな影をドッペルゲンガーと呼び、不吉の象徴としている。 アンの能力……それは 『フル・フラット!』 突然アンと酷似した犬が影からウェイに飛びかかり、片腕を食い千切った。 影。アンは自分の影を操る。 『まずはザキと同じ痛みを与えてやる……』 「な……なんじゃこりゃゃゃああああああ!!」 飛ばされた片腕を見て、ウェイは絶叫した。それにアンは一瞥をくれると、ザキに“行け”という合図を送る。 「アン……お前…」 『仲間の元へ行け。ここは俺で充分だ。』 ザキにアンの心が伝わって来るような気がした。誇り高い犬の精神が……。 自分を思う、アンの気持ちが。 「分かった」 「ワンッ!」 ザキは覚束ない足取りで、その場を離れた。そして、ウェイとアンが残された。 「この糞犬……殺してやる…… 殺 す 」 『ふん……』 ザキが見えなくなったことを確認し、アンは戦闘の構えをとった…… 「正直に言いな、そうすりゃ命だけは、、、いや、駄目だな。 どのみち、殺す。」 隕鉄は気を失ったコウに更に蹴りをいれた 「ッッう!!」 コウの表情が歪む。 「、、、、てんめぇぇッッッl!姐さんにこれ以上触れてみやがれぇッッ!」 「、、、、。 触れたぞ。 さぁ、どうするんだ?」 隕鉄はわざとらしくコウの首もとに手をあてる。 「このまま、、 首をねじ切ってやろうか、、、?」 「カーペンタァーーズッッッッッ!!」 ヒデエモンは背後の建物の壁を操った。無数のコンクリートのラッシュが隕鉄を狙う 「ふん、馬鹿か? さっきと同じだ。俺にこんなもんは通用せん。 ツイスター!!」 コンクリートは隕鉄にあたる前に、全て捩じ切れ、地面へと崩れ落ちた 「ましてや、お前のスタンドは屋内でしかその威力を発揮できないんだろう? 屋外からでも壁を操ったのには驚いたが、、スタンドの成長か。 だが、所詮この程度。さぁ、、お前も捩じ切ってやる。」 「、、ハァ、、ッハァ、、、ッッ。」 ヒデエモンは後ろの壁にもたれて息を荒げている だがしかし、その目は死んでいない。ヒデエモンは、凛として隕鉄を睨み返す。 「、、ん?」 ヒデエモンに近づいた隕鉄は何かに気づいた。 辺りが暗い。さっきまで晴れていたのだが、、雲が、太陽を隠したのか。 少し違和感を覚えたが、すぐに隕鉄は頭の中でそう納得し、更にヒデエモンに近づく 「成長、、確かにてめぇが突然襲ってきたせいで、、成長できたみてぇだ、、。前は屋外では能力を使う事なんて出来なかったもんなぁ。」 ヒデエモンは壁にもたれながらふらふらと立ち上がる ツイスターの射程距離まで、、あと3m。 「感謝しとくぜ、、。今までは建築中、外側で感じた違和感を修正するのに、また中に入って直さなきゃいけなかったもんでよ。」 あと2m。 「いつも思ったもんだ、、『あぁ、、あそこの壁を、こう、、もうちょっと右に引っ込めたら、、最高のバランスなのによぉ。』 その度に、こいつら『オヤカタ、ムリダァ!』『ナカダ!ナカニハインナイトヨォォ』ってよ、、。」 あと1m 「だから、、すげぇ感謝してる。俺は気になったらとことやってしまうタイプだからよ、、。」 「、、だから、なんだと言うんだ。お前は今から死ぬ。気になっても、もう『とことん出来ない』んだ。 ツイスター!お前を射程距離内に捉えた!喰らえッッ!!」 「、、お前、何か勘違いしてないか、、、? 例えば、この暗さ、、。 少しだけ、、暗くなってる まさか、、、太陽が雲に入ったとか、、、思ってんじゃないよなぁ?」 「!?」 な、、違うのか!? 隕鉄は先ほどの違和感が一気に蘇り、一瞬ひるむ。だが、その隙をヒデエモンは見逃さなかった。 「カァァァペンタァァ------ズッッッッ!!!!」 『ッッッシャァア!』 『オヤカタッ!』『マカセトケ!!』 『モウ、俺タチノ[リョウイキ]ダッ!!』 隕鉄の足下の床がいきなり大きく反り返り、彼をはじき返す! 「ッッッッな!!」 「もう、、ここは『屋内』なんだぜ、、。気付かなかったな、、いや、勘違いしたんだよなぁ、、雲と。 おかげで助かったってもんよ。」 ヒデエモンの背後の高い壁、その一番上の部分からまるで自分たちを太陽から守るかのようにひさしがでている、、 「ひさしは建物の一部、よくあるよな、、喫茶店のオープンテラスとかでよ。そして、、その下の範囲は、、、あくまでも『建築物内』、、。」 ガッシャーーーンッッ! 隕鉄は隣の廃ビルの窓を突き破ってそのまま落下した。 「そして、、てめぇが吹っ飛んでいった所も、、『屋内』だ! もう、、逃がさねぇ!どんなに捩じ切ろうっつてもよ!姐さんの安全を確保するまでとことこん修復、リフォーム再生してやるぜぃ!!」 (押している。このままならば、十分ほどで俺の勝ちだ) アンは冷静に考える。 確かにアン本体がスイートリベンジを食らえば、それで終わりだ。 だがしかし、そもそもが2対1の戦い。 加えてフル・フラットは、常にウェイの死角に回り込み、 攻撃を仕掛ける事が出来る…。 確かにスイートリベンジは強力なスタンドなのだろう。 だがしかし、スタンドが本体を操作していては、 本体をスタンドが守れない…。 ウェイの傷は、見る間に増えていく。 (理解しているのだろう?人間。殺そうとする、という事は、 即ち殺し合いをする、という事だ!) 来る。 来てしまう。 このままでは、来てしまう。 ウェイの一番嫌いな、アレが。 アレが…。 アレが近づいてくる。 アレは…嫌だ。 アレは、嫌いだ。 アレが……… 来る。 「うわああああああああああッ!!!」 突然の絶叫。そして、そう、まるで糸の切れた人形の様に、 ウェイの体がぐったりと沈んだ。 糸は、確かに繋がったままなのに。 (何だ…?) アンは油断をしない。 ゆっくりと、相手の動きを観察する。 だが、ウェイは動かない…。 (壊れたか。脆いものだ… だが、止めは刺す…!) 食い込んだ。 最初にちぎり飛ばした、ウェイの左腕が、アンの喉笛に。 (なんだ…ッ!?) 驚愕はすれども、躊躇はしない。 身を守るよりも、相手に止めを。 フル・フラットが背後から、ウェイに飛び掛り… そしてウェイは、それを回避した。 まるで上から引っ張られたような、不自然な動きで。 広げられた腕。 力なく垂れ下がった、指先。 かくん、と頭が上がり、虚ろな瞳が、アンを眺める。 喉を締め付ける指の力が、よりいっそう強まった。 (こ、い、つ、は…… …… ザ、キ…… す、ま、な) 鈍い、音。 ウェイが気がついた時には、 引き裂かれた黒犬の肉片が、散らばっていた。 「また、かよ……」 ウェイは自分の能力が、嫌いだ。 恐怖が極限まで達した時… スイートリベンジは本体である筈の彼を操り、敵を破壊する。 「つまるところ… 俺には、敵とまともに戦えるだけの度胸すらない、っつーワケなんだよね…」 ウェイは自分の心の弱さが、嫌いだ。 だからこそ…自分の心を信じ、正義とは決して言えぬ立場で、 正義を掲げ戦える隕鉄の事を、敬愛している。 「…だからさあ… どんなことがあってもさあ、隕鉄さんにさあ、 親友とか殺して欲しくないワケなんだよね…」 痛む体を無理やり引き起こし、ウェイは歩き出す。 引き裂かれた腕は、スタンドの糸により縫合されていた。 なに、いつもの事だ。 「隕鉄さんの親友はさあ… 何があっても、俺がぶっ殺すよ。自分の意思で…」 隕鉄は荒れ狂うだろう。 怒りに任せ、自分の事を遠慮なく攻撃するだろう。 あの人の事だ。多分、20回…いや、25回はぶっ殺すって言うだろうな。 だが…隕鉄は、自分の事を殺さない。 殺されても構わない。 だが、彼にはきっと、殺せない。 「隕鉄さんがさあ… そんな、親友とか恩師とか、平気でブッ殺しちゃうような奴に… …、なっちゃうのさあ… やなんだよね、俺様ってば…」 荒い息。ベンチに身を預け、携帯電話を取り出す。 「…あー。そっちはどう? え、もう終わった?マジ?ガンマジ?きっついなあ… で、どうなってんの?今は服従してる?何それ? …へえ…スタンドで一発? さっすが…怖いねえ、お前のスタンド。 敵が強ければ強いほど、自分のスタンドの不意打ちは致命的になる… 頼んだよ、ツチノコ・スター… その、捕まえた、サトウセンセイとやらをさ、隕鉄さんに会わせる前に…」 銃声。 携帯を取り落とす、ウェイ。 涙を流しながら、ゆっくりとスタンドを消す、ザキの姿。 それが、ウェイが最後に見た光景だった。 【ウェイ スイートリベンジ アン フル・フラット 再起不能(リタイア)】 「アン……ッ!! すまない…アン…… アンーーーーーッ!!!!」 友の頭を抱いて泣くザキの腕の傷口に、 死んだ筈の影が伸びて、ゆっくりとその中に入っていった。 その意味を知るものは、まだ誰もいない。 泣き崩れるざき…。 彼はひしひしと感じていた。 アンの、彼の誇り高きその精神を。 そして あまりにも自分が無力だということ。 彼を救えなかった自分自身に吐き気をもよおすほどの後悔を感じていた。 「ゴメンよォォ!!アン!!俺が…俺がァァ!!」 ざきは、出会って間もないアンに、家族以上の深い絆があったという事に気付いてしまった。 「ゥゥッ………」 止めどなく溢れ、込み上げる涙。 静かに雨が降り出す。 。。。 ―――――――――――ぎょろォん 不自然にアンの眼球が動き出す。 しかしざきは気付いていない。 いや気付く事が出来なかった。 『ふぅむ… 確かこの男はざき… だったかな。 むこうにぶったおれてるのは… あぁァ、ウェイか。 このアンとかいう犬も生命反応を感じないな。』 すこし離れた狭い路地裏で一部始終を見ていた男が一人。 そして傍らには白い犬が一匹。 『ふぅむ… 少し流れが変わったみたいだな。』 そう言うと男はすっと立ち上がり、そばにおいてあった白い杖を握るとゆっくりと歩み始める。 『もう少し傍観者を楽しませてもらうとするかね。 まだまだフィナーレに早過ぎるから、ね…。 クックックッ…… さぁて行こうか。 マニエル。』 【ソマ・バンガルデフ】 スタンド名:ナイト・ヴィジョン ――アンを弔うかのように降り続ける雨の中、痛みと疲労でざきは意識を失った…。 目が覚めるとそこは病院の中、見慣れたベッドの上だった。 『ったく無茶しやがってェ、あんたはまだ外出許可でてないんだぞ…!!』 横たわるざきにDr.ERが語りかける。 「スイマセン先生… あの…アンは! 黒い犬は……!」 『あぁ…あのワンコか。勝手ですまないが病院の庭のところに埋めさせてもらったよ。 …それより教えてくれ 一体なにがあったんだ。』 そしてざきは話した。今までの事、 そしてあの戦いの事を…。 『なるほどね、そういう事だったか… それにしても、この能力、「スタンド」というのか…』 Drはおもむろに右手を出し、ざきに見せた。 ドクン…ドクン… 静かに脈うつその右手には血が滴り、黒い十字が刻まれていた。 「まさかッ!? 先生もッ!! スタンド使い!?」 そう思った瞬間、ざっきの脳裏に不安がよぎる。 「あの! あそこにもうひとり誰かいませんでしたか!?」 『イヤァ、誰もいなかったぜ… 俺がたまたま通りかかった時には君とワンコしかいなかったが… 誰一人として見てないよ。 そんな事より君はまだ安静にしてなさい。 傷口がまた開く。』 「ハイ、すみません」 『すこし落ち着いたらあとで中庭にいって、あの犬に線香でも立ててあげよう。 俺も手伝うよ。』 「ありがとう…ございます…」 バタン。 そう言うとDrはニコッと笑い、部屋を出て行った。 外をみると雨が上がっている。 晴れて青空にアンに良く似た 真っ白な雲が浮かんでいた。 通り雨が過ぎていった。 ヒデエモンは力の限りを尽くしていた。 迷宮を作り、扉のない部屋に隔離し、天井を落とし、 今までにない力の手ごたえを感じている。 俺のスタンド能力はいま最高に充実した、自由自在、無敵だ。 この獣野郎を、俺が退治してやる! そう思っていた…なのに、なのに! 「てやんでぇ、なんなんだよぉ!この化け物はよぉ!!」 ヒデエモンの能力は隕鉄とやりあうには相性が悪すぎた。 何故なら相手は建築物を破壊する重機! ブルドーザー! もっと言えば巨大ドリル!! どんどんと壁を掘り進む。 カーペンターズの修繕速度が足りない。 「オヤカタ、モウムリダ!」 「シュウゼンガオイツカネェ!」 隕鉄を自分のフィールドに追い込んだまでは良かった。 しかし、直しては壊し、直しては壊し、 相手は単純作業だがこっちは繊細な工程と計算が必要なのだ、 精神力の磨り減り方が桁違いだ。 「きばれっ!カーペンタァァァァァズ!!」 自分はここを離れられない、 しかしコウは目を覚まさない。 「姐さん!姐さん!」 ヒデエモンの集中力は限界を迎えていた、 「くそっ」膝が崩れる。 「キタ!キタヨォ!!」 「ヒィィィィィィィィアァァァ!!」 正面の壁が弾けとび瓦礫が舞う。 『ツイスター・レボリューショナリー・レボリューション』 その力を隕鉄は完全にコントロールできるようになっていた。 どんな権力も、知性も、人生も、 身に降りかかってしまった圧倒的な暴力の前では無力。 「諸行無常だな…」隕鉄はヒデエモンに迫る、 それはまさに破壊の権化。 「話は、一人残せば聞けるよなぁ? 選ばせてやるよ、先に死ぬか、 女が細切れになった後に話して死ぬか」 ヒデエモンに力は残ってなかった、 「てやんでぇ…俺っちから殺しやがれ…」 自分の無力が嘆かわしかった。 犬死にか……。 通り雨が過ぎていった。 ヒデエモンは力の限りを尽くしていた。 迷宮を作り、扉のない部屋に隔離し、天井を落とし、 今までにない力の手ごたえを感じている。 俺のスタンド能力はいま最高に充実した、自由自在、無敵だ。 この獣野郎を、俺が退治してやる! そう思っていた…なのに、なのに! 「てやんでぇ、なんなんだよぉ!この化け物はよぉ!!」 ヒデエモンの能力は隕鉄とやりあうには相性が悪すぎた。 何故なら相手は建築物を破壊する重機! ブルドーザー! もっと言えば巨大ドリル!! どんどんと壁を掘り進む。 カーペンターズの修繕速度が足りない。 「オヤカタ、モウムリダ!」 「シュウゼンガオイツカネェ!」 隕鉄を自分のフィールドに追い込んだまでは良かった。 しかし、直しては壊し、直しては壊し、 相手は単純作業だがこっちは繊細な工程と計算が必要なのだ、 精神力の磨り減り方が桁違いだ。 「きばれっ!カーペンタァァァァァズ!!」 自分はここを離れられない、 しかしコウは目を覚まさない。 「姐さん!姐さん!」 ヒデエモンの集中力は限界を迎えていた、 「くそっ」膝が崩れる。 「キタ!キタヨォ!!」 「ヒィィィィィィィィアァァァ!!」 正面の壁が弾けとび瓦礫が舞う。 『ツイスター・レボリューショナリー・レボリューション』 その力を隕鉄は完全にコントロールできるようになっていた。 どんな権力も、知性も、人生も、 身に降りかかってしまった圧倒的な暴力の前では無力。 「諸行無常だな…」隕鉄はヒデエモンに迫る、 それはまさに破壊の権化。 「話は、一人残せば聞けるよなぁ? 選ばせてやるよ、先に死ぬか、 女が細切れになった後に話して死ぬか」 ヒデエモンに力は残ってなかった、 「てやんでぇ…俺っちから殺しやがれ…」 自分の無力が嘆かわしかった。 犬死にか……。 通り雨が過ぎていった。 ヒデエモンは力の限りを尽くしていた。 迷宮を作り、扉のない部屋に隔離し、天井を落とし、 今までにない力の手ごたえを感じている。 俺のスタンド能力はいま最高に充実した、自由自在、無敵だ。 この獣野郎を、俺が退治してやる! そう思っていた…なのに、なのに! 「てやんでぇ、なんなんだよぉ!この化け物はよぉ!!」 ヒデエモンの能力は隕鉄とやりあうには相性が悪すぎた。 何故なら相手は建築物を破壊する重機! ブルドーザー! もっと言えば巨大ドリル!! どんどんと壁を掘り進む。 カーペンターズの修繕速度が足りない。 「オヤカタ、モウムリダ!」 「シュウゼンガオイツカネェ!」 隕鉄を自分のフィールドに追い込んだまでは良かった。 しかし、直しては壊し、直しては壊し、 相手は単純作業だがこっちは繊細な工程と計算が必要なのだ、 精神力の磨り減り方が桁違いだ。 「きばれっ!カーペンタァァァァァズ!!」 自分はここを離れられない、 しかしコウは目を覚まさない。 「姐さん!姐さん!」 ヒデエモンの集中力は限界を迎えていた、 「くそっ」膝が崩れる。 「キタ!キタヨォ!!」 「ヒィィィィィィィィアァァァ!!」 正面の壁が弾けとび瓦礫が舞う。 『ツイスター・レボリューショナリー・レボリューション』 その力を隕鉄は完全にコントロールできるようになっていた。 どんな権力も、知性も、人生も、 身に降りかかってしまった圧倒的な暴力の前では無力。 「諸行無常だな…」隕鉄はヒデエモンに迫る、 それはまさに破壊の権化。 「話は、一人残せば聞けるよなぁ? 選ばせてやるよ、先に死ぬか、 女が細切れになった後に話して死ぬか」 ヒデエモンに力は残ってなかった、 「てやんでぇ…俺っちから殺しやがれ…」 自分の無力が嘆かわしかった。 犬死にか……。 「待って!!」 シバミの声がヒデエモンに届く。 コウが戦闘中にWWWの力で携帯に触れずに、 シバミに助けを求めていたのだ。 シバミがヒデエモンの傍らに駆けつける、 崩れ落ちるヒデエモン。 「アンタ、よく踏ん張っててくれた」 「オマエか、ナガセを倒したスタンド使いってのは?」 「そうよ、アンタよくも好き放題やってくれたわね」 隕鉄をまっこうから睨み付けるシバミ。 「駄目だ姉御!そいつは次元が違う、 俺っちたちの手に負えねぇ! 佐藤先生かホモの兄ちゃんに助けを求めるんだ!」 「ホモに助けを求めるぅ…ごめんだね!」 この敵は強いのだろう、しかし、 助けを呼んで間に合う訳もなく、 二人を置いて逃げる訳にもいかない。 「なまっちょろいなぁ、オマエのチームは」 よほど戦いに慣れていなければ、とても隕鉄には敵わない。 しかし皮肉なことにタチバナはもういない、 そして佐藤は敵の手に落ちた、 そのことをシバミたちは知らない。 隕鉄の携帯が震える、表示は……ウェイ? シバミたちを意識しながら隕鉄はその電話に出る。 「いま取り込み中だ……ふはっ、よお!」 「……隕鉄か?」 「そうだよ、親友」 携帯の先から聞こえるのはザキの声だ。 ウェイを撃って直後、 手掛かりにとしっかり携帯だけは回収しておいた。 直前にかけた履歴にこの番号が残っているのだから。 「オマエ、何やってるんだよ! オマエがスタンド使いを殺して回ってる 犯人だとでも言うのか!」 ザキはそれを言葉にしても、 その明確なハズの答えを信じてはいなかった。 しかし、「そうさ、オレだよ」隕鉄は挑発する。 「なあザキ、どうやらオレにはオマエが必要だぜ。 今夜会おう、今夜だ、あの場所で待っていろ、 分かるな?殺し合いをしようぜ」 「待て、話を聞かせてくれ!隕鉄!隕て……」 隕鉄は携帯の電源を切る シバミと対峙する隕鉄。 「ザキ、土産に仲間の死体を三つ持っていくぜ…」 夏の雨。それはいい加減で、降るタイミング、止むタイミングを掴めない。 晴れたと思った雨は、また大地を濡らしていた。 「シバミさんとやらよぉ……あんたはザキのこれか?」 隕鉄は小指をシバミに立てて見せた。 「……だからどうしたの?」 「やっぱりよ。普通の仲間を殺されるより、恋人を殺される方が絶望は大きいだろ?」 「……」 「まあ殺されるお前には関係無いか。構えな。無駄な努力だがな」 シバミは一向に構えを見せない。戦意を喪失しているようにも見える。 「ツイスター!捻り殺せ!」 しかし、その拳はシバミに当たる寸前に回避された。2打目、3打目、4打目も同じように空を切る。 「くそっ!くそっ!」 「酔えば酔うほど……私は強くなる」 シバミが隙をつき、隕鉄の顔面にカウンターを叩き込んだ。 プーツン 「死に方を選ばせてやる……捻られて死ぬか、それとも……」 ツイスターRR。物体のみならず、空間さえも捻る強力なスタンド。 「やっぱり捻られて死ぬか……だ」 空間が捻られて、シバミは隕鉄に対して背中を向ける恰好になる。 「いくら酔拳の達人でも、背後から超スピードで迫る者は避けれないよなぁ?」 隕鉄は背後で吠えた。既に突撃の構えを見せている。 「貴方は……自分で詰んだのよ。私の能力を知っておいて、私に準備させる時間を与えた。」 シバミの能力。水分を酒にする。 「シバミディア。雨を酒にして……」 シバミと隕鉄の間に降る雨は、全て酒になる。 スピリタス。ナガセと戦った時に使った酒。 「ちぃ!だからどうした?」 「こうするのよ」 シバミが持っていた物、それはライター。どこにでもある、100円のライター。 「隕石のように……燃え尽きろ」 「ツイスター!上を捻じ曲げろ!」 隕鉄はライターを投げて来るのかと思った。 それは大きな誤算だった。 カッ 足元の水溜まりが次々と火の海になる。 隕鉄はその海の中にいた。 「あああああああああああ」 隕鉄の絶叫が辺りに響玉した。 「ヒデエモン、コウを運ぶの……手伝って……」 「……わかりやした」 途中、ヒデエモンは気が付いた。 後ろに……気配がある。 そこには大火傷をした隕鉄が立っていた。 まだ隕鉄の命は燃え尽きていなかった…… 「あ、、シバミの姉御!!」 「!!」 振り返ると、そこには身体を焼かれながらも、二人に迫る隕鉄の姿があった。 「て、、てめぇ、、、逃がすか、よ。」 なんという、、執念! 何だ? いったい、何が奴をここまで動かすんだ? 「ツイスタァーー!俺の周囲の空気を、、、捩じきれッ!!」 グシュウシュァァア!! ツイスターRRによって、隕鉄の周囲の空気が捩れ、渦を作り炎が隕鉄から分離する!! 「グゥッッ!!」 しかし、螺旋状に立ち上ったいくつもの炎は、その回転力ゆえに、隕鉄自身に容赦なく炎の爪痕を残す 「き、、きついぜ。 はぁ、、はぁ、、少々手荒だが、、。 だが、これで、俺の身体からやっかいな炎は離れた、、。 そして、、この炎の渦を、、逆に利用してやる!喰らえぇぇッッ!」 シバミ達と隕鉄の間に、、大きな空気の渦を発生させる 渦とは空気の回転。シバミ達の周りにある空気を隕鉄側に回転させれば、、、隕鉄の周囲の空気は当然、、、 「焼け死にやがれ!」 「なッッ!」「うわぁ!!」 大量の炎の渦が猛スピードでシバミ達に襲いかかる! そして、、彼女らを飲み込もうとした、その瞬間!! [右斜め、下側の空間にラッシュを!] 「、、、え!?」 シバミの耳に、、直接声が響いた (声、、?いったい、、) 「シバミッッッ!早く!! あの、渦と渦の隙間を打ちまくるのよッッッ!!『見える』はずよ!!」 「ハッ!」 「ディアアァァァァアァァーーーーーーッッッ!!」 シバミの目に、確かにそれは『見えた』。 自分の打つべきポイントが、くっきりと色が変わって差別化されている。 「無駄だ! そんなラッシュで炎を防げる訳、、、!! ッッ!?何ィ!!!」 炎が、、シバミ達をすり抜ける いや、すり抜けたのではない。 避けて通ったのだ 「どうなっている、、。」 「どんなに希望がないように見えても、、見えないだけ。 それは確かにある、、。 空気と空気がぶつかり合う、、『狭間』がね。 そこをシバミディアのラッシュで無理矢理こじ開けた。 ほんと、、危なかったわ。 でも、よかった、気がついたのね、、コウ。」 「私の能力は、、情報を入手する能力。 力の流れを計算し、、その死角を見つけ出す。 とっさにあなたの脳に直接W・W・Wで情報を流し込んだんだけど、、問題は無いみたいね、、。」 コウは、、傷だらけの身体で、、シバミに微笑んだ。 隕鉄は苛ついている。 あのシバミとかいう女が出て来たあたりから… 何かがおかしい。 様子見に回った、前回の戦いはともかく、だ。 何故俺が、殺す気で戦って、この程度の奴らを殺せない? 隕鉄は苛つき、舌打ちしながら、ガードレールを捻り切る。 『らしくないねえ、隕鉄さんってば』 …。 『大振りの攻撃ばっかり振り回しちゃって』 ああ…。そうか。お前か。 お前が、理由か。 『え、ナニナニ? 俺が死んじゃって、そんなに動揺しちゃった?』 何時も…。俺を苛つかせる男だ。 ヘラヘラして。 時々、解ったような口を聞く。 命を懸けられる程の度胸も無い癖に… 俺に命を預けやがった。 『いい加減さあ~、しゃんとしなって。 俺なんて隕鉄さんにとっちゃ、どうでも良いしょ?』 ふ ざ け る な ッ ! 隕鉄の雰囲気が、一瞬で変わったのは…シバミ達にも伝わった。 無言でゆっくりと、三人に歩み寄る隕鉄。 隕鉄の背後で、ゆっくりと、ガードレールが捻れて行く。 「…え? …駄目…シバ、ミ…ッ。逃げて…」 コウの言葉よりも、歩み寄る隕鉄に何故か気圧されながら、 シバミは強く首を振る。 「今離脱したらヤバいのよ… 各個撃破されたら、あんた達じゃ絶対相手にならない! 力が合わせられる今…アイツをブッ叩く!」 「無理…私達じゃ勝てない… そう、タチバナさん、を…」 「あんなホモッ!!!それに居ないしあのホモッ!!! ってわけでぇ、サポート頼むわよ、コウッ!」 叫び、前に立つシバミ。 その顔が、更に加えられた酒気により赤くなる。 「…未熟」 「ハぁア?それが負けてる側の言うセリフぅ?」 「ああ。俺の…未熟」 現れる、ツイスターRR。 「仲間を失ったこの感情を抑えられず… しかし認められもしない… 未熟の極み…アマ過ぎる」 近まる、距離。 「な~にぃ、今更謝りたいってぇ? 許さないわよぉ!あんたこそ私の仲間、こんなにしといて!」 「謝罪はしよう、この腑抜けた戦いに。 だから…一瞬で決めてくれるッ!」 振るわれるツイスターの拳。 五連のラッシュを、シバミは超人的スピードで、 全て回避してみせる。 ツイスターの恐ろしさは、その一撃必殺の攻撃力… 故に、回避してしまえば、しょせん無意味… […じゃ、ない…ッ!] 「え…?」 ツイスターが最後に拳を繰り出した右足元の空気が、 ゆっくりと捻れだした。 「クッ!」 慌てて逆に飛ぶシバミ。 そして…最初にツイスターが拳を振るった、左肩… 今まさにシバミが飛んだ空間が、突然急激に捻れる! 「か…ハッ!」 体に直接食らったわけではない。致命傷にはならない。 しかしモロに捻れに巻き込まれ、動きが止まるのは避けられない。 そこを… ツイスターの右拳が、吹き飛ばした。 ツイスターは本来、単純な力押しのスタンドではない。 時間差の空間の捻れ。 場所不定。 攻撃パターンは無限大。 近距離限定ではあるが、ツイスターに拳を振るわせれば… 当たろうが当たるまいが、そいつは既に敗北している。 「姐御ぉっっ!!!」 [ウソ…シバミィィィィッ!] 冷ややかな視線を送る、隕鉄。 しばしの沈黙…。 「…ツイスターの能力は、使っていない」 「[!!]」 「当たり前だ…このザマで…相手を殺せば、勝利だとでも?」 ボロボロの己の胸に、強く爪を立てる隕鉄。 「その酔っ払いに伝言しておけ… 次は最初から全壊で、殺すとな…ッ!!」 「まち…やがれい…っ!」 去ろうとする隕鉄に、弱々しくヒデエモンが声をかける。 「…もう、今日は貴様等に用事はない。 捻りきった後の、微塵のひとつまみ程にもな」 「名乗れねえお嬢と姉御に変わって言ってやらあ… 俺っちはヒデエモン!こっちはコウ! そして!この人の名は、シバミ姐さんよ!」 しばしの沈黙。 「俺は…隕鉄」 ただそれだけを残し、男は去って行く。 【ヒデエモン カーペンターズ コウ W・W・W シバミ シバミディア 隕鉄 ツイスター 全員 生存…】 ――――病室からガヤガヤと騒がしい声が聞こえる。 「いやぁ、何とか助かったわねェ~~ …ヒック」 「姉御ォォ!!それはいーんですが、病室で酒はやめた方がイィとあっしは思うんすが…」 「ひっく、ウッサイわねぇ…命の水らのよォォ~」 「シバミさん……知らないっスよぉ、僕前回のこともあって、先生とか看護師にかなり目つけられてんですから……」 「らによォォ、ザキのくせにィィ…!!」 「……(ハァ、駄目だこの人。)」 あの戦いの後、 そのまま3人は病院に運ばれたのだった。 しかも、なんの因果かザキが入院している病院に…。 「はれぇ……そーいやコゥはァァ~!?」 「お嬢ならまだ眠ってやすよ」 「そっかァァ、なら仕方らいわねぇ~~ (あとでお酒もっていこ~っと♪)」 コツコツコツ… ゆっくりと足音が聞こえる。 「ったく不良患者どもが……ちょっとはおとなしく出来ないのかよ。 ッて、あ! アンタらみんなツレかよ。。。」 頭をかきむしりながらDr.ERが回診にあらわれる。 「そんな事よりさぁ…先生もいっしょに飲みませしょうよぉぉ~」 「(…まぁまぁイイ女だ)駄目だ。 今は仕事中、 ……… でも、もしよかったら今晩にでもぉ~~」 そう言うおうと瞬間 、おもいっきりはたかられるDr。 スパァァ―ん!! 「ィ痛いィィ!」 「先生、何患者さん口説こうとしてるんですか。…院長に直訴しますよ。 そんな事より次の患者さんが待ってますよ。」 「はァァ~い、行きますよ、行きゃいいんでしょ。」 かけつけた看護師そう言われると、 ふて腐れながらもせっせと準備するDr。 「おっと。言い忘れるところだった。 もしまた何かあったら教えてくれ。俺も協力するよ。 なんだかこの町は気になる事が多過ぎるんでな。 ま、そーいうわけだ。じゃなっ!」 そう言うと Dr.ERは病室をさっていった。 ぶっちゃけ私って、普通の女子高生じゃない? 私は学校に戻って来た。 ウチのガッコはスポーツ弱いから、この時間に活動してる部活なんてない、静かなものだ。 もっとも私は帰宅部で、学校すら頻繁に休むけど。 誰もいない校庭には、ただ一人高跳びの練習をしてる田中の姿があった。 陸上部なんて弱すぎて大会もろくに出ないのにね。 私はしきりに陸上はダサいとか、無駄な努力が暑苦しいとか言ってた、 陸上とかマラソンとか、特にキツそうなのにゲームの要素もないようなスポーツは、 めんどくがりの私から言わせたら拷問以外のなんでもないから。 でも何でだろう?無性に応援したくなる。 「おーい!がんばれよーっ!」 エールを送ると「なんだよ気持ち悪ぃなぁ!」とヤツは爽やかに笑う。 ちょっとキュンとした。 スタンド能力を持っているとどうしても戦いに巻き込まれてしまうから、能力を無くす。 という説明をサトヨシさんから受けた。 エレチュンとの別れを惜しむ私にサトヨシさんは猶予をくれて、 私は空が近くて広い、よく授業をサボって昼寝した屋上で、エレチュンと最後の時間を過ごすことにした。 エレチュンは頭上を飛び回る。 好きな人が死んだ……。 なんて言うと少女漫画みたいだけど、正直あの人のこと何もしらないしね。 私、妄想癖あるからすぐ舞い上がっちゃうのよ、 でも妄想って自分に都合がいいから、後でガッカリするのはもうなれた。 戦いだって、現実味が無かった。 現場に戻って驚いたもの、敵の死骸がスプラッタ映画のゾンビよりグチャグチャで…。 そう、あの人の死体なんて……欠片も残ってな…。 冷や汗が溢れ出た、鳥肌が立って体がガタガタ震えた。 ムリムリムリ! だって私は缶蹴りしただけだもの! どうやって倒されたかも覚えていないもの! あの人はそんな戦いを1人でずっとしていたとか、 サトヨシさんと出会った時の話とかも聞いた、 凄い人だったんだ、私とは別世界の人。 ぶっちゃけ私、ただの女子高生じゃない? あーあ、エレチュンと別れるのは悲しいな…。 でも私、死にたくないもの。「さようならだね」 「おーい、アンコ!」 「殺すよ!」 帰りがけ、1人で片付けをしていた田中を手伝う。 「つきあわないか?」 わあ!?突然切り出されたもんで驚いた。 驚いた…けど、嫌じゃない。 それはなんか自然な気がした、なんの抵抗もない。 同級生の恋人ができて、普通の女子高生らしく過ごす。 オッケー、付き合いましょう、良いことあるじゃーん。 でも返事を返す前に田中が「大丈夫か?」と聞いてきて、 私は自分の目からボロボロ涙が流れ落ちていることに気がついた。 だって、だってさ、今まで私は、 「何ができるか?」とか「何になりたいか?」とか考えないで生きてきた。 「楽しい」「めんどくさい」判断の基準がそれしかなかった。 あの人はあんなに!命だって投げ出せるのに!私は情けないよっ! 田中は慰めてくれて、「好きな人いるの?」とそれだけ聞いてきた。 私は「うん」と答えた。 あの優しい佐藤先生や、あの人が大好きなサトヨシさんが命の危険にさらされてるのに、 私は今までみたいにダラダラ昼寝して、携帯いじって、スナック菓子食べて、カラオケなんて言ってられない。 田中はいつもみたいに笑って見送ってくれた。 私、アンタをちょっと尊敬するよ。 あー、泣いちまった、恥ずかしい、死にたい。 私は佐藤先生が迎えに来てくれる予定の場所に行くと、変わりに土星さんが来ていた。 「私、やっぱりそっち側に行くよ」 あの人の代わりにはなれないだろうけど、見て見ぬフリはしないことに決めた。 あの人を見習って一分一秒をちゃんと生きる!…努力はする……多分する。 「ぽえ~ん」 土星さんは少し悲しそうな顔をした。 さて、ここで僕、土星さんからの問題。 これまでの流れから、レッドとは別にスタンド使いを皆殺しにしたい人物がいます。 当然、強すぎるレッドは邪魔なので、死ぬように手引きしたことでしょう。 誰もが知ってる訳じゃないシバミ達の情報を隕鉄にリークした人物がいます。 同じく佐藤先生の情報もツチノコスターにリークした人物がいます。 それができた人物は誰でしょう? 結果、最強のスタンド使いレッドとその部下を一網打尽にした上に、、邪魔者タチバナまでも始末できた。嬉しい悲鳴だね。 今回シバミ達の壊滅を目的のように見せて、メインのサトヨシを孤立させる作戦は完了してるんだよね。 「土星さん電話?」 可愛そうな杏子さん、可愛そうな杏子さんは、僕が携帯を持っていることが意外そうだ。 僕は電話に出る、表示はツチノコスター。 「こんぷりーと もどって せいかん」 結果は上々、あとは我が強くて作戦に組み込み難い隕鉄と、それに依存しすぎのウェイは、 シバミ達も含めてできるだけ多く潰しあってくれたら最高。 だから僕らはしばらく隠れて様子見に徹しようじゃないか。 さあ、隕鉄、ハデに暴れるんだね。全員死んだらベストなんだから。 第6話『螺旋花』 To Be Continued... ・外伝『不光の世界』