約 3,370,047 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/10734.html
FS/S34-047 カード名:慎二のサーヴァント ライダー カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:9000 ソウル:1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【永】 このカードはサイドアタックできない。 レアリティ:C illust. デメリット持ちオーバースペック持ちの「ライダー」。 そのデメリットは「サイドアタックできない」というもので、ステンノ&エウリュアレと組み合わせて使えといわんばかりの効果。 実際、併用すればパワー11000まで上昇するので相性は抜群。 ゴルゴンの末女ライダーより優先して採用したい。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1134.html
【元ネタ】ロシア民話 【CLASS】セイバー 【マスター】 【真名】イヴァン・ツァレヴィチ 【性別】男性 【身長・体重】174cm・73kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具?? 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 ただし、『灰色狼』に騎乗する場合は、この限りではない。 【固有スキル】 無明の先見:EX 自身にとって最適な展開を“実行する”能力。 一見無意味な行動群が因果となって、一見不可解な展開へと結実する。言うなれば虚仮の事理。 セイバーはこの力を自覚しておらず、ゆえに自らの行動の理も利も説明することができない。 動物会話:C 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。 それでもセイバーの精神構造が動物に近いせいか、不思議と意気投合してしまう。 【宝具】 『千変する勝機の剣(クォデネンツ)』 ランク:E~A++ 種別:???? レンジ:??? 最大捕捉:??? セイバーを形成する数々の伝承を集約した、「勝利を手繰り寄せる」概念の結晶。 鞘から抜いた瞬間に属性・特殊効果・形状や武器種の3つの特徴をランダムに獲得する。 千差万別の『特徴』の組み合わせはあらゆる敵の弱点を突きうる可能性を秘めるが、 それには無限の組み合わせから最適解を引き当てる類い希な豪運か、 あるいは理想的な展開を引き寄せる何らかの才能を要求される。 【Weapon】 『灰色狼』 セイバーの馬の代わりとなり、幾度となくセイバーを助けた賢い狼さん。 魔獣ランクの幻想種であり、変身能力を保有している。 主に乗騎として扱われるが、セイバーの奇行に対するフォローを行ったりもする。 【解説】 イワン王子。いくつものロシア民話に登場する英雄。 前向きな役柄を与えられ、しばしば悪の権化のカスチェイと対決する。 時に魔力の持ち主として魔剣クォデネンツを操るとも描かれる。 多くの場合で3人の皇子のうちの末弟とされ、 美しい王女と結婚して幸せに暮らす。 兄の裏切りなどでよく死ぬが、その度に命の水で生き返っている。 道中ピンチに陥ることもあるが、 仲間になった者や灰色狼、賢女ワシリーサ姫の手助けによって乗り越えられる。 【その他】 クォデネンツを握ったー https //shindanmaker.com/600956
https://w.atwiki.jp/pseudepigrapha/pages/24.html
原作サーヴァントを記載する。 オリジナルのサーヴァントについては鯖鱒wikiを見るべし。 セイバー アルトリア・ペンドラゴン(未) sn・Zero 青王 セイバーオルタ(未) sn 黒王 セイバー・リリィ(未) UC 白王 ネロ・クラウディウス(未) EXTRA・CCC 赤王・嫁王 ガウェイン(未) EXTRA・CCC ジークフリート(未) Apocrypha モードレッド(未) Apocrypha ジャンヌ・ダルク(未) Apocrypha 設定上セイバークラスの適正はあるが、大抵ルーラークラスで現界している 鈴鹿御前(未) Fox Tail ランスロット(未) Zero 聖杯戦争スレではセイバーランスロットもよく見かける ランサー クー・フーリン(未) sn ディルムッド・オディナ(未) Zero ヴラド三世(未) カルナ(未) エリザベート・バートリー(未) [[]]
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/1993.html
人間界からカップめんお取り寄せ 無題 Name としあき 11/02/28(月)12 21 04 No.6240031 del ■GrandGrimoire■ 断魂人トーグ=ジュイ 人間界から処刑人として連れて来られた剣士 本名は呪井東郷 「何処を斬れば生物が死ぬか」を知っているだけの人斬りの男 飽くまで「処刑人」であり暗殺等の依頼は受けないが それでも恨みを買う事も多いため呪具によって全身を固めている FA 関連 => トーグジュイ、のろいとうごう……まさかね
https://w.atwiki.jp/gods/pages/61121.html
フレーヴァングル 北欧神話に登場する小人。 その名は「風から守られた野に住む者」の意。 アウルヴァングの住居にいた。 別名: フレーヴァング
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/8894.html
みなと屋 みなとや 東京都渋谷区の笹塚駅近く、十号通り商店街にあるたこ焼き店。 所在地 東京都渋谷区笹塚2-41-20 岡田ビル 1階 時間 11:00~なくなり次第臨時休業 閉店時間等はツイッターで告知 定休日 水曜日 URL https //twitter.com/minatoya_kita?lang=ja 2019年1月現在 食べログ… 2021-06-15… 赤肉メロン 950円 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 2019-01-11 これが本場の味なのか! ふわぷるで、ダシがきいてて、全然違う! とろける生地の中に、サクッとした揚げ玉と、シャキッとした青ネギの食感の楽しさ。 そして、主役のタコがでかくて、その上やわらかくてプリプリ。 関連項目 東京の店 2018年度/食べ物写真 2019-01-11 この項目のタグ 2019年 2019年1月 2021年 2021年6月 おすすめ かき氷 たこ焼き 東京の店 東京都 渋谷区 笹塚駅 飲食店 タグ「渋谷区」がついた項目 2010-11-28 / 2011-09-23 / 2013-05-25 / 2013-05-26 / 2015-12-12 / 2016-07-17 / 2017-02-05 / 2017-04-16 / 2018-12-09 / 2018-12-15 / 2019-01-11 / 2020-11-27 / 2020-12-08 / アイコン / 宇田川 / エッグスンシングス原宿店 / 外苑橋 / 旧小田原急行鉄道本社 / 国道20号 / ゴントランシェリエ東京新宿サザンテラス店 / ザグレートバーガー / 猿楽橋 / ザトウキョウトイレット / 渋谷区 / 新宿御苑 / セレブデトマト代官山店 / たいめいけんデリカ新宿高島屋店 / つけ麺五ノ神製作所 / つけ麺屋やすべえ新宿店 / 東京フロインドリーブ / 鍋島松濤公園 / パティシェリア / 原宿駅 / 氷川神社(渋谷区本町) / プルクル / ベーカリーササ / 箒銀杏 / みなと屋 / 明治神宮 / 代々木競技場 / 代々木公園 / 代々木八幡宮 / レストラントライベックス タグ「東京の店」「おすすめ」がついた項目 AFD2005 / I-Kousya / アヴランシュゲネー / 青いナポリ / 浅草きびだんごあづま / アバ / アビヤント / あるでん亭新宿店 / うさぎや / うどん丸香 / 大野屋牛肉店 / オッティモシーフードガーデン新宿 / 想いの木 / カナルカフェ / 亀屋(台東区浅草) / カレー&オリエンタルバル桃の実 / 神田志乃多寿司 / キッチンマミー / キュイジーヌトワリコ / 切麦や甚六 / グッドモーニングカフェ早稲田店 / クラフトビアバルアイブリュー / 小石川かとう / 五十番 / サンサール新宿店 / ジャック37バーガー / すず金 / 墨繪 / 墨繪売店 / スンガリー新宿西口店 / たいやきわかば / 高七 / 中華蕎麦にし乃 / トラットリアダコヴィーノ / とんかつ山さき / 浪花家江戸川橋 / バインミーサンドイッチ / パティスリーカーヴァンソン / 葉山 / パン家のどん助 / ふじや / ブティックトロワグロ / ベーカリーササ / ベッカー / ベルク / ポール / ミサト / 満曙橋本店 / みなと屋 / めん徳二代目つじ田飯田橋店 / 麺屋ねむ瑠 / 麺屋はなび新宿店 / 焼肉和 / ラビチュード / 料理ごとう / ルクープシュー
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/491.html
みどり TVで話題の商品からリピーターさん絶賛のベストセラー商品まで幅広く扱っております。地震対策グッズや産直お取り寄せグルメも!! 関連 ストアミックス>コスメ・健康
https://w.atwiki.jp/sabia/
日々のブログ どうも お中元で 果物が届いたんです これがたまらなく美味いー♪ お取り寄せしてみようかなななんて 一気に思いまして ブログで書いてみたくなっちゃったんですね よろしくどうぞ
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/8855.html
中華そば高はし #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 東京都千代田区の飯田橋駅近くにあるラーメン店。 所在地 東京都千代田区飯田橋三丁目11-30 千代田街ビル1階 時間 平日 11:30~14:00 17:00~21:00 土曜日 11:30~18:00売り切れ次第終了 定休日 日曜日、祝日 URL … 2018年12月現在 食べログ… 2018-10-24 関連項目 東京の店 2018年度/食べ物写真 この項目のタグ 2018年 2018年10月 ラーメン 千代田区 東京の店 東京都 飯田橋駅 飲食店 タグ「飯田橋駅」がついた項目 あげづき / アルベラータ / いいだばし萬年堂 / 神楽坂おいしんぼ / 神楽坂くりこ庵 / カナルカフェ / 雅楽 / き作亭 / 紀の善 / 蕎楽亭 / 五十番 / コメドールエルカミーノ / ジィオ / シーフードレストランポワソン / 中華そば高はし / 中華そばマルナカ / 春水堂飯田橋サクラテラス店 / つじ田奥の院 / 手打蕎麦主水 / パーニスダヴィンチ / パティスリーカーヴァンソン / 藤しろ飯田橋店 / 別亭鳥茶屋 / めん徳二代目つじ田飯田橋店 / 家家家飯田橋店 / 悠讃 / ルグドゥノムブションリヨネ / ル・ブルターニュ神楽坂店 タグ「ラーメン」がついた項目 亞呉屋仙台店 / 旭川らあめんこもり / 旭川らーめんまつ田 / イッツシュリンプ / いつ樹 / うだつ食堂 / えびそば一幻新宿店 / えんや / 俺の空池袋店 / 俺の空新宿店 / 俺の麺春道 / かつの花 / 我羅奢 / 岐阜屋 / 牛骨らぁ麺マタドール / 魚雷 / 九段斑鳩 / 熊本ラーメン / 久楽 / 上野戸みら伊本舗 / 極太野菜味噌○助 / 栄屋本店 / 札幌ラーメン / ざぼんラーメン / 自家製中華そばとしおか / 信濃神麺烈士洵名 / 末廣ラーメン本舗仙台駅前分店 / たちばな家 / 中華そば専門とんちぼ / 中華そば高はし / 中華蕎麦にし乃 / 中華そばマルナカ / 中華そば来味東堀店 / つけ麺五ノ神製作所 / つけめんTETSUラクーア店 / つけ麺屋ごんろく水道橋店 / つじ田奥の院 / 天雷軒九段下 / 東京麺珍亭本舗鶴巻町店 / 徳川膳武 / 七ツ星 / 新潟ラーメン / はぐれ雲 / 八王子ラーメン / 葉山 / 晴壱 / 坂内新宿西口思い出横丁店 / 冷やしラーメン / 藤しろ飯田橋店 / 味幸 / ミサト / むぎとオリーブマーチエキュート神田万世橋店 / 武蔵野アブラ学会早稲田店 / 麺庵ちとせ / 麺くぼ田 / メンショートーキョー / 麺 sら・ぱしゃ霧島空港口店 / めん徳二代目つじ田飯田橋店 / 麺屋海神 / 麺屋神のしずく / 麺屋ねむ瑠 / 麺屋はなび新宿店 / 麺屋ふうふう亭 / もりずみキッチン / 家家家飯田橋店 / 山ト天新宿西口ハルク店 / 四代目けいすけ / ラーメンかいざん本店 / らーめん北の大地 / ラーメン屋切田製麺 / らー麺夢あかり / りゅうほう / 若月 / 渡なべ
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/301.html
雨のように注ぐ文字列を、順を追って把握していく。 情報コードの奔流の中、それらを的確に認識し、最適解を打ち込んでいく。 犬童雅人――オーヴァンにとっては、朝飯前の芸当だ。 「The World」の裏側で、凄腕のハッカーとして名を馳せた彼には、この程度のプロテクトなど無いに等しい。 (いや) あるいは、そうではないのかと。 最初から外部の人間が、ある程度侵入しやすいよう、セキュリティを緩めているのではないかと。 手応えの乏しいハッキングに、雅人はそう仮説する。 自分だからできるのではない。 もちろん複雑なセキュリティなのは確かだが、いくらか腕前で劣るハッカーであっても、何とか侵入することはできるはずだ。 条理の裏側に巣食う魔術師達が、秘密裏に開催した宴にしては、少しばかり不用心だ。 「試されるのはいい心地がしないな」 要は予め用意した穴を、見抜いてくぐり抜けられるか。 これもまた参加適性を見るテストなのだと、そういう主催者の意図を察して、雅人は苦笑しながら呟いた。 人を試して利用するのは、元よりこのオーヴァンのキャラだ。自分が試されるのは面白くない。 (とはいえ) 必要な過程はこれで満たした。 天才ハッカーたる雅人の意識は、目的のデータへと向けられる。 無数に名前を連ねたリストは、この聖杯戦争の参加者名簿。 そこには参加者の名前と、参加に至る経緯が書かれていた。 「アクセス」と書かれている者は、恐らく自分と同じように、ハッキングによって侵入したのだろう。 そしてそれが、主催者達にバレている。どうやら自分のように、ここまで素通りできた者は、そう多くはなかったらしい。 (それ以上に目を引くのが……) 「アクセス」以上に目につくのが、「ゴフェル」と書かれた者達だ。 情報を呼び出す。名簿に記された単語を、適当な検索エンジンにかける。 ゴフェル――かのノアの方舟の材料として用いられた樹木だ。 しかし創世記において、それ以外の項目で語られてはいない。世間一般の知名度としては、かなりマイナーな部類に当たる。 雑学好きな雅人でさえ覚えていなかったのだから、見落とされる率としては相当なものだろう。 (であれば) ならばこれは外部ではなく、内部で用いるためのアイテムだ。 わざわざ特記したということは、聖杯戦争で使用するために、そういう名前のアイテムを用意したということだ。 再度ムーン・セルのデータを漁り、必要な情報を呼び出す。 呼び出された結果は、ゴフェルの木――聖杯戦争の舞台たる、「方舟」と呼ばれるスペースへ、参加者を召喚するためのもの。 同時に、これを参加者に持たせるために、あらゆる土地や空間に、ばら撒いたことが判明した。 (随分な大盤振る舞いだ) そしてこの「ゴフェル」だが、その比率が異常に高い。 ざっと目算しただけでも、ゴフェルの木に触れた参加者は、優に200を超えている。 こうなると、たまたまそうとは知らずに、道端に転がっていた棒切れに触れていた――なんてこともあり得そうだ。 「あるいは、それが……?」 しかし、逆に考えればどうか。 あるいはそうした偶然性こそを、主催者が優先していたのならどうだ。 彼らの求める本懐は、予め聖杯戦争の存在を知り、願望器に釣られておびき寄せられた者ではなく。 何も知らぬままに木片に触れ、偶然聖杯戦争に呼び出されてしまった、その運命性を求めているのではないか。 当人には不幸かもしれないが、偶然幸運を手繰り寄せた、その力こそを欲しているのではないだろうか。 (だとしたら、ロマンチストな魔術師サマだ) 魔法がロマンの産物だというのは、それが常識とされた世界においても、案外変わらないのかもしれない。 そんなことを思いながら、雅人は名簿に手を伸ばす。 新たに書き込んだ名前は、自らのPC名・オーヴァンだ。これで雅人は参加者として、この聖杯戦争に潜り込める。 万能の願望器の力をもって、妹・愛奈の命を救う――その可能性に迫ることができる。 (入り込めるのはここまでか) 残念ながら、それ以上の権限は、彼には行使できなかった。 欲を言えば、自分の手駒も、使いやすいものを設定したかったのだが、そこには高度なプロテクトがかけられている。 やはりここまでの道筋は、敢えて入り込みやすいよう、戸を緩めておかれたものだったらしい。 まぁいい。そこは当人の腕で、何とかカバーするだけだ。 できないことには手を出さない。無理にアクセスしようとすれば、セキュリティに弾かれる可能性もある。 雅人はそう判断し、そのまま方舟の入り口へと、方向を転換していった。 「――思ったよりもかかったな」 穂群原学園の英語教師・オーヴァン。 似合わない学問を教えていたのは、西洋風の名前で登録していたからだろうか。 ともかくも彼が、夜の職員室で目覚めたのは、方舟に侵入してから2日後のことだった。 持ち物を確認してみると、彼の机の引き出しには、木でできた杭が入っている。 ここに侵入する過程で、ダミーとして作ったゴフェルの杭だ。 正常に機能していれば、自分の不正アクセスは、主催者にもバレていないことになるだろう。 (もっとも、それも怪しいものだが) 色眼鏡の下で、自嘲気味に笑った。 そもそも記憶を改ざんされた時点で、自分は主催者に存在を感知され、干渉を受けていることになるのだ。 その時点でアクセスがバレ、今はそれでも構わないからと、敢えて黙認されているのかもしれない。 多くのハッカー達が、監視を誤魔化せなかった理由を、身を持って理解させられた気がした。 「さて」 ぱちん、と右の指を鳴らす。 それが起動条件だった。スーツを着ていたオーヴァンの容姿は、見る間にその姿を変えた。 白を基調とした衣装に、青白く異様に長いマフラー。 それは彼のプレイしていたゲーム――「The World R 2」における、PC・オーヴァンの服装だった。 方舟内部で戦うための姿として、事前にPCデータのコピーを作成し、この場に持ち込んでいたのだ。 AIDAサーバー事件を考えれば、キーボード操作ができない状況も考えられたため、 こうした身体的なアクションのみで、直ちに起動できるようにプログラムしてある。 (なくなると心細くなるものだな) しかし、全てを再現できているわけではない。 「The World」固有のシステム――モルガナ碑文とAIDAだけは、コピーすることができなかった。 そのためAIDAを封印していた、左腕の巨大な拘束具も、このPCには存在しない。 忌まわしい仇敵ではあったが、戦う上で便利だったのは確かだ。それが持ち込めないというのは、残念ではあった。 (それにしても、少し目立つか) だがその特徴がなくなったとしても、地味とは言えない服装なのは確かだ。 もう一度指をぱちんと鳴らし、元の教師の服装へと戻る。 この状態のオーヴァンは、一介の英語教師でしかなかった。「The World」のパラメーターも、一切機能していない。 平時はこの服装でやり過ごし、いざ戦いが始まった時には、姿を切り替えることにしよう。 そう考え、杭を引き出しへと戻し、廊下へ出ようとした瞬間。 「……驚いたな。もう来ていたのか」 既に職員室の出入口に、他の人間の姿があった。 それが自身に与えられた駒――サーヴァントであるのだということも、オーヴァンは直感的に理解していた。 犬の尻尾か何かのように、長髪を後ろで縛った少年だ。 背は高く、丸眼鏡の向こうの瞳は、鋭くこちらを見据えている。 見た目通りの人間ではない。英霊として語られるに足る、優れた実力を有している。 「アサシンのサーヴァント――狼座(ウルフ)の栄斗だ。あんたが俺のマスターだな」 気配遮断のスキルを持つ、暗殺に特化したサーヴァント。 音もなく忍び寄ったのは、そのクラスの力の賜物か。 どうやら当たりを引いたようだと、名を名乗る少年を前にして、オーヴァンは笑みを浮かべていた。 「つまり、当分は戦うつもりはないと?」 「そうだ。魔力の供給に戻る必要もない。単独行動スキルのギリギリまで、外回りに従事してもらう」 合理的な判断ではあるが、回りくどい手を使う奴だ。 狼座の青銅聖闘士(ブロンズセイント)・栄斗は、目の前の色眼鏡の男に対して、そんな感想を抱いてた。 驚くべきことにこの男は、自分のスキルを確認した後、「しばらく元通りに過ごす」と宣言したのだ。 まずは単独行動スキルの下に、栄斗を偵察要員として放ち、他のマスターの様子を探る。 そうしてひと通りの準備が揃った上で、改めて行動を開始し、聖杯戦争に参加する。 逆に準備が整うまでは、己の令呪もひた隠しにし、マスターとしての行動は何もしないと言ってのけたのだ。 「おれの身なりは見ての通りだ。令呪さえ隠していられれば、正体がバレることもない」 「確かに、さっきの服装よりは自然だろうな」 「そこへお前の持つスキル……気配遮断と単独行動だ。このアドバンテージを使わない手はない」 今後どんな強敵と当たるか、分かったものじゃないからなと。 だからこそそれらの情報を、事前に集めておく必要があると。 そのための安全策として、敢えて何もしないのだと、オーヴァンは栄斗へと言った。 戦の常套策には間違いない。彼を知り己を知れば百戦して殆うからず、という孫子の文は、日本においても知られている。 だとしても、他に何もしないというのは、どうにも悠長が過ぎるように感じた。 生前付き合ってきた聖闘士達には、いなかったタイプの人間だ。 (それに、どうにも胡散臭い) 回りくどい手口もそうだが、こいつの放つ気配には、どこか腹黒さを感じる。 薄笑いの貼り付いた顔の下で、何かろくでもない考えを、ひっそりと企んでいるような気がする。 理屈ではない。直感だ。 ただそういう気配がするのは確かだと、栄斗はそう感じていた。 「……いいだろう。では、行ってくる」 警戒しておく必要がある。 もしも邪心の持ち主であれば、聖杯が彼の手に渡らないよう、何か手を打たなければならない。 そう考えつつも、栄斗はマスターの言を了承し、自らの身を霊体へと転じた。 透過した体で壁をすり抜け、夜の冬木市へと飛び出す。 風の感触を感じない、奇妙な体験を味わいながらも、栄斗は宵闇を駆けていく。 果たしてこのマスターに呼ばれたことが、吉と出るか凶と出るか。 ビルの合間を縫いながら、極限まで薄れた栄斗の気配は、街灯の奥へと消えていった。 【マスター】オーヴァン 【出典】.hack//G.U. 【性別】男性 【参加方法】 外部からのハッキング 【マスターとしての願い】 「The World R 2」からAIDAを一掃し、アイナを救う 【能力・技能】 銃剣士(スチームガンナー) ネットゲーム「The World R 2」における、オーヴァンのジョブ。 銃剣型の武器を扱うジョブであり、この聖杯戦争においても、銃器の扱いに長ける。 このスキルはPCボディの持ち込みによって実現したものであり、 右の指を鳴らすことで、「The World R 2」における装束を纏ったPCボディと、 一般人としての服装を纏った方舟支給のボディとを切り替えることができる。 後者の姿では、銃剣士としての力を使うことはできない。 ハッキング 天才的なプログラムスキル。この聖杯戦争にも、ハッキング技術を駆使して侵入した。 話術 言論にて人を動かせる才。 交渉から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 相手を煙に巻き自らを大きく見せる語り口は、相手に自身がカリスマ性の持ち主であると錯覚させられる。 【weapon】 冥銃剣・逢魔ヶ刻 「The World R 2」から唯一持ち込めた、闇属性の銃剣。 ゲーム中における銃剣には弾数制限という概念がなく、この聖杯戦争においては、本人の魔力を銃弾化して使用される。 【人物背景】 ユーザー数1200万人以上を誇る巨大ネットゲーム「The World R 2」のプレイヤー。 かつては「黄昏の旅団」という名前のギルドを率いていたが、解散して以降は、単独行動を取っている。 作中で主人公・ハセヲの前に現れては、謎めいた言葉を投げかけてくる存在。 その正体は彼の宿敵「三爪痕(トライエッジ)」。 知性を持ったウィルス・AIDAを使いこなし、物語が後半に差し掛かる頃に、ハセヲの前に立ちはだかる。 彼の真の目的は、ハセヲらが持つ「碑文」全てを集めることで、ゲームの初期化プログラム「再誕」を起動、 自身の妹・アイナを蝕んだAIDAを、「The World R 2」のデータごとまとめて消し去ることにあった。 目的は真っ当な人助けだが、そのためには卑劣な手段を取ることも辞さない、冷酷さの持ち主でもある。 本名は犬童雅人(いんどうまさと)。26歳で、NAB(日本民間放送連盟)の調査員。 妹の愛奈は難病に冒され、ドイツの病院に入院しており、「The World R 2」は彼女と交流するための場だった。 本来のPC・オーヴァンは、AIDAに感染した左腕を、巨大な拘束具によって隠していたのだが、 この場に用意された仮初のPCは、そのAIDAに感染していないため、拘束具もなくなっている。 また、彼自身の持つ碑文因子・コルベニクも、方舟の中には持ち込めていない。 とはいえそれらの力を得る以前から、かなりの廃プレイヤーとして鳴らしていたため、戦闘能力は高い。 【方針】 ひとまずは自身がマスターであることを隠し、情報収集に徹する。 利用できそうなマスターを見つけ次第、懐柔して操り、他のマスターと潰し合わせていく。 【クラス】アサシン 【真名】栄斗 【出典】聖闘士星矢Ω 【性別】男性 【属性】混沌・善 【パラメーター】 筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:B(A) 幸運:C 宝具:C+ 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 セブンセンシズ:A 人間の六感を超えた第七感。 聖闘士(セイント)の持つ力・小宇宙(コスモ)の頂点とも言われており、爆発的な力を発揮することができる。 その感覚に目覚めることは困難を極めており、聖闘士の中でも、限られた者しか目覚めていない。 栄斗の持つ莫大な魔力の裏付けとなっているスキル。 あくまで青銅聖闘士に過ぎない栄斗は、土壇場で闘志を燃やした時のみ、この力を発揮できる。 Ω:-(EX) 宇宙を形作る究極の小宇宙・大宇宙(マクロコスモ)。 Ωとはその大宇宙の加護を受け、限界を超えた小宇宙を行使できる境地である。 その絶大なエネルギーは神の力にも匹敵するが、 小宇宙を持った者同士の強い絆によって導かれる力であるため、この聖杯戦争においては発動できない。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 忍者である栄斗は、偵察任務においても優れた働きを見せていたため、このスキルを保有している。 【宝具】 『狼座の新生青銅聖衣(ウルフクロス)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 狼座を守護星座に持つ、狼座(ウルフ)の聖闘士に与えられる青銅聖衣(ブロンズクロス)。 聖衣石(クロストーン)化から解き放たれ、秘められた力を発揮した聖衣(クロス)であり、通常の青銅聖衣よりも優れた強度を発揮する。 更に脚部の爪パーツを展開することにより、速力を強化することも可能。 この聖衣を然るべき者が装着することにより、装着者の筋力・耐久・敏捷パラメーターに「+」の補正がつく。 【weapon】 忍具一式 苦無、火薬玉、巨大凧など、忍者が用いる忍具一式。 栄斗は聖闘士であると同時に忍者でもあるため、これらの武器も平気で使用する。 あらゆる意味で異端の聖闘士である、彼の存在の証明。 【人物背景】 富士流忍術を修めた、日本出身の忍者聖闘士。大人びた風貌からは分かりづらいが、13歳当時の姿で現界している。 元々は富士の麓にある里で、忍の腕を磨いていたが、 世界を脅かす邪悪の気配を察知した兄弟子・芳臣の遺志を継ぎ、狼座の聖衣を継承した。 その経緯から、当初は聖闘士の力を、世界を救うための「手段」としてしか捉えていなかった節があり、 聖闘士達が避けている「聖衣以外の武具の使用」も、平然と行っている。 しかし、軍神マルスとの戦いの中で、聖闘士の魂に目覚めていき、同時にアテナを守るという意志も芽生えていった。 クールで口数が少なく、時には斜に構えた言動が飛び出すことも。 しかし友情には厚く、味方の聖闘士が窮地に立たされた時には、躊躇うことなくその身を盾にする。 里育ちで世間ズレしているためか、時折飛び出す忍具や忍者知識は、周囲からシュールな光景として見られることも多い。 余談だが、マルスおよびアプスとの戦いが終わった直後、一時期燃え尽き症候群に陥っており、 その時心を揺さぶったものとして、ロックミュージックに傾倒・バンドのヴォーカルとして活躍していたことがある。 小宇宙の属性は土。 しかし自らの忍法を、小宇宙によって強化することにより、小宇宙攻撃と同等の威力で扱うことが可能。 このため劇中では、火・水・土の3種類の属性攻撃を繰り出している。 栄斗自身の戦闘スタイルは、音もなく忍び寄り敵を討つという、技とスピードを重視したもの。 あまりに多くの技を使うため、ここに列挙するとキリがない。詳しくは下記リンクを参照されたし。 ttp //dic.pixiv.net/a/%E6%A0%84%E6%96%97#h3_1 【サーヴァントとしての願い】 特になし 【基本戦術、方針、運用法】 派手な技が多いこと以外は、正統派のアサシンとして運用できる。 マスターが身を隠しながら行動することを望んでいるため、しばらくは単独行動による情報収集がメインとなるだろう。 勝つためには卑劣な手段も辞さないマスターだが、アサシンは正義の戦士であるため、性格的相性の悪さをどうにかする必要はある。