約 3,369,630 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/80522.html
バーヴァンシー(バーヴァン・シー) バンシーの別名。
https://w.atwiki.jp/input_method_catalog/pages/9.html
お取り寄せ希望
https://w.atwiki.jp/love_eating/pages/15.html
名物お取り寄せ
https://w.atwiki.jp/gods/pages/26414.html
ブーヴァンシー(ブーヴァン・シー) ハイランド地方に伝わる邪悪で美しい女精霊。 足が鹿の蹄になっている精霊、人間を誘惑し生き血を吸う。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49225.html
登録日:2021/09/06 Mon 22 01 06 更新日:2024/09/18 Wed 13 44 23NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate/Grand Order エンドコンテンツ サーヴァントコイン 修羅の道 多々買わなければ生き残れない 廃人向け 廃課金 聖杯 賛否両論 ソーシャルゲームFate/Grand Orderにおいて2021年8月1日に新たに実装されたアイテム。 ▽目次 【コインの入手方法】 【コインの使用方法】〔レベルの上限解放〕 〔アペンドスキルの解放〕 〔聖杯鋳造〕 【コイン使用の難易度について】〔レベルの上限解放は…〕 〔アペンドスキルの強化は…〕 〔コインの入手方法は…〕 〔聖杯鋳造は…〕 〔まとめると…〕 【余談】〔マンわか〕 〔コインの集め方〕 【コインの入手方法】 入手方法は2つあり、 一つはサーヴァントを入手した際に獲得できる その枚数は 星5………90枚 星4………30枚(期間限定・スト限キャラは50枚) 星3………15枚(期間限定・スト限キャラは30枚) 星2………6枚(とあるサーヴァントのみ50枚) 星1………2枚(期間限定キャラは15枚) もう一つは絆Lvを上げる方法 絆Lvはバトルをすると入る経験値で、その枚数は Lv1~6………5枚 Lv7~9………20枚 Lv10……40枚 Lv11……50枚 Lv12~15……60枚 通常なら最大130枚、絆Lv上限解放の「カルデアの夢火」を使うと最大420枚入手出来る。 また、今後実装されるイベントクエストでサーヴァントコインが入手出来るようになる予定になっている。 このシステムが実装する前の星5・星4のキャラ(配布キャラ除く)はその召喚回数に応じたサーヴァントコインが、そして全てのキャラの絆Lvに応じたサーヴァントコインがプレゼントBOXに送られる。 このシステムが実装された直後はプレゼントBOXが上限400を超えたパンク状態になる珍事が起きた。 【コインの使用方法】 サーヴァントコインの使用方法は3つあり、 1.レベルの上限解放 2.アペンドスキルの解放 3.聖杯鋳造(2部6章後の「ツングースカ・サンクチュアリ」クリア後のみ) 〔レベルの上限解放〕 通常は最大Lv100が限界だが、その上限を最大Lv120まで引き上げる事が可能になる。 上限レベルを2上げる毎に聖杯1つとコイン30枚が必要(最大までには計300枚)。 実は、このシステムが実装される前の第2部6章でとあるNPCがLv100を超えるという事態が起きたため、一部から「Lv100超えの新システムが来るのでは?」と予測されていた。 〔アペンドスキルの解放〕 個別のサーヴァントごとに、以下の5つのスキルを解放する。 1つごとに120枚が必要で(計600枚)、一度解放すると下記の効果(バフ)が永続・解除不可で発動する。 なお④・⑤の解放は24年8月4日以降からである。 ①追撃技巧向上……EXTRAアタックカード30~50%性能アップ このEXTRAアタックは1ターンに同じキャラが攻撃した時に発生する4回目の攻撃のこと。 スキルを開放すると威力だけでなくスター発生率とNP獲得量にも補正がかかる。 通常のバトルは前衛3体を連れて行動するため、同じキャラのカードが3枚出てくる可能性は高くない。 高難易度クリアならともかく、周回を考えると恩恵は少なめ。 ただし、生存性に優れたサーヴァントを殿(しんがり)にしたり、聖杯戦線で起用することで単騎で粘って勝利することを想定すると話が違ってくる。 絆礼装を持たせたヘラクレスや兄貴、要塞聖女といった殿運用が想定されるサーヴァントを強化する場合には候補となるだろう。 ②魔力装填……NPを10~20%チャージしてバトルを開始する ※NPに関してはこちらの項目から 最重要の一角。 ゲーム開始から既にNPをチャージしてくれる。 最大でもたった20%…とあなどるなかれ、 未凸カレスコ(or魔道元帥)でも実質100%になる 80%チャージスキル持ちも実質100% NP30%チャージスキル+50%チャージ礼装で実質100% キャストリアと組めば味方二人に50%、一人に70%チャージ オベロンに至っては味方二人に40%、一人に90%チャージ 解放段階の10%でも保有スキルによっては微妙に足りない分を補えるので有用。 等と汎用性が高く、周回の革命と話題になった。 最優先とされることが多い。 ③攻撃適性……特定クラスに対する攻撃力アップを20~30% クリティカル発生耐性(バーサーカー限定)……特定クラスに対する被クリ発生耐性20~30%アップ これにより等倍でもある程度有利に戦えるようになる。 特に「アルターエゴ」「フォーリナー」の様な弱点が少ない強敵にも有利をとれる。 但し、バーサーカーは残念ながら攻撃力アップではなく敵のクリティカル確率を減らすものに変えられている(*1) 注目すべきはその有利クラスの対象である。 基本的に元から有利クラスの相手に上乗せとはしない仕様になっている。(例外あり) 例えばライバル同士として有名なトーマス・エジソン(キャスター)とニコラ・テスラ(アーチャー)は通常なら互いが攻防等倍になる。 しかし、それぞれのアペンドスキルが エジソン→アーチャーへの攻撃アップ テスラ→キャスターへの攻撃アップ と互いが殺す気マンマンである。 このように良くも悪くも因縁のあるキャラを連想させるケースが多い(*2)のでそれを調べるのも面白いかも? 基本的にはフレーバー要素なのだが、先述のヒロインX(クラス相性的には等倍だが、セイバーへの攻撃アップがスキルに上乗せとなる)やバーサーカーへの攻撃アップ持ち全般(特に防御有利も持つ北斎)、 パッションリップ→アサシンへの攻撃アップ、 沖田オルタ→キャスターへの攻撃アップ、 ステンノ→ライダーへの攻撃アップ などは例外的に元から有利なクラス相手への攻撃アップ上乗せとなっており、実用面でも解放する価値がある。 ④特撃技巧向上……クリティカルの威力を20~30%アップ クリティカルの威力が上がる。 クラススコアによるクリティカル威力アップと合わせると、相当な火力をたたき出せるようになる。 ②⑤と違って、戦闘中に効果が切れず、継続的かつ相手を選ばないのも見逃せないところ。 クリティカル攻撃をメインとしたアタッカーにとっては重要度が高い。 とはいえ倍率はそこまで高くないため、優先度は低め。 ⑤スキル再装填……スキル使用後に使用したスキルのチャージを1進める サーヴァントによっては最重要の一角。 スキルの再使用のハードルが下がる。 光のコヤンスカヤなどのスキルチャージ能力持ちや、アトラス院礼装などと組み合わせたスキル再使用などに効果を発揮する。 殿で粘る運用をするサーヴァントにとっても、ガッツや回避・無敵までのチャージタイム減少でより粘りやすくなる意味で恩恵は大きい。 ただし回数制限があり、スキルMAXまで上げても再装填は3回まで。 加えて「スキルごとに1回限り」という制約の存在が大きく、実運用時に役立つかどうかは意外と幅がある。 例えば「マーリンの幻術のCTが僅か5に!」と喜んでも1回目の幻術使用から2回目の幻術使用までの間しか縮まらないのである。3回目の幻術使用時までは通常通りのCTとなる。 3回以上の発動を見込む超長期戦・2回目の発動を見込まない短期戦ともに微妙となる。もちろん効く時は効くのだが…。 常時短縮は勿論、「スキルごとに1回限り」ではなく同じスキルで3回短縮可能となっていたらゲームバランスはブッ壊れていたと思われる。この点については上手く調整されていると言えるだろう。 一方で光のコヤンスカヤでBusterのシステム周回を狙う場合にアタッカーのNPチャージスキルのデフォルトCTが9であった場合、「2ターン経過で2・スキル育成による短縮で2・光のコヤンスカヤのスキル1*2で4」の合計8までしか短縮できず残り1が足りなかった状況の解消には役立つのが大きい。 アルクェイドや水着BBの愛用者には特に喜ばれた。 加えて(魔力装填MAXが前提ではあるものの)コインが入手しやすいスパルタクスにも恩恵が大きく分かりやすいモデルケースとなっている。 上記5つのスキルは解放にはコインが必要だがそれ以降は通常のスキル同様に強化素材(以下、素材)を消費してレベルを上げる必要がある。 ただ、この素材が通常なら殆ど使わず余りがちなものを要求される事が多いため、簡単にレベルを上げられたという声も少なからずある。 〔聖杯鋳造〕 サーヴァントコインを一定数貯めると月に2個の制限があるとはいえなんと聖杯が作れるというものである。 最近はログインボーナスなどで聖杯が配られることもあるとは言え、なかなかの激レアアイテムであることはかわらない。 基本ストーリーやイベントをクリアして1個、まれに2個もらえる程度の聖杯の入手手段が増えるというのは非常に大きい。 なお、サーヴァントの魂を聖杯に捧げて願望機とするという本来の聖杯戦争の設定からするとある意味原作に忠実でもある。(*3) 新システムによりやりこみ要素が増えて今まで以上にFGOを楽しめるようになった。 こんな素晴らしいゲームを作った運営を称えましょう皆さま! ……と、実装直後はユーザーから好評で盛り上がっていた しかしその実態は FGO史上最高難易度の育成と呼び声が高い 【コイン使用の難易度について】 今までが可愛く思えるくらいハードルの高すぎる育成に愕然として頭を抱えたプレイヤーも多い。 〔レベルの上限解放は…〕 Lv100を超えると、尋常じゃない経験値が必要になる。 具体的にはLv100以降、1Lv毎の必要経験値はLv1から100にするのと同じ。 そもそもFGOは通常のゲームとは違い経験値を上げるのに「種火」というアイテムを使わなければならず、膨大な「種火」を集めるだけでも苦労する。 解放の際に共に使う聖杯も、貴重なのにLv120には最低でも15個・最大20個が必要。 最近ではログインボーナスでも入手可能、鋳造可能と聖杯の価値がダダ下がりだが、それでも超激レアアイテムには変わりない。 〔アペンドスキルの強化は…〕 前述の通り余りがちな素材を要求されることが多いというのも間違いではないが、その種類と量が尋常じゃなく、腐るほど余っていた素材が足りないとの悲鳴が後を絶たない。 しかも、最新ストーリーなど後の方で登場する新素材も容赦なく要求するため初心者泣かせ。 特に新素材は、今までは新キャラ(しかも大半が高レア)にしか使用しない為少なめでも問題無かったが、アペンドスキル実装で大量に要求するため上級者でさえ足りないと嘆く声も多い。 一応、1体2体程度なら問題無いが、何十何百とキャラがいる事を考えると途方もない数を要求されるのは容易に想像出来るだろう… しかも、最大強化するのに「伝承結晶」が必要なのも痛すぎる。 イベントクエストかショップ(*4)でしか入手出来ない超絶激レアアイテムで、今までは1つのキャラに通常スキルを最大3個で済んでいたのが、アペンドスキル実装により最大8個になる。 イベントあたりでの入手個数が増えるという措置は取られたが、用途を考えるとまだまだ厳しいものがある。 〔コインの入手方法は…〕 最大の問題。 そもそもコイン自体が無いから何も強化できないと絶望するユーザーも多い。 星3以下の低レアはフレンドポイント召喚で初心者でも簡単に入手できる(*5)が、強化には同じキャラを何十、星1に至っては何百と揃えなければいけないので面倒。 しかし、高レアは通常ガチャ=課金するガチャを引かなければ入手出来ないため、無課金・微課金者には厳しい。 高レアにはストーリーガチャ限定・期間限定の星3や期間限定星1も含み、これらのサーヴァントにはコイン実装時に召喚回数に応じたサーヴァントコインが贈られなかったため、 現状では『今後のピックアップ時に既に宝具レベル5であろうとも追加で引く』が現実的な手段となっている。 ちなみに、☆5サーヴァントを全アペンドスキル解放、レベル120にするに当たって必要なのは8人である。 加えて絆上限の際にも入手できるとあるが、それには膨大な戦闘が必要な上に前述の「カルデアの夢火」も超レアアイテムなため考えて使わなければいけない。 仮にあげてもそこまで貯まらない罠もある 意外なことに配布キャラのコインも入手が難しい。 「イベントをクリアすると誰でも入手できる」とあるが、言い換えればそのイベントを逃せば入手できず入手の際のコインも無いため、実質的に絆Lvのコインでしか育成できない。 最近は「巡霊の祝祭」で配布サーヴァントが復刻され、その際にサーヴァントコインも配布されるようになったので、大分難易度は下がっている。 とはいえ、未復刻サーヴァントもいるし、アイテム「巡霊の葉」をしっかりため込まないとコインと交換出来ないので、楽とは言い難い。 むしろ未復刻だと期間限定サーヴァントより大変と言うことも… 〔聖杯鋳造は…〕 聖杯を1個作るのに必要なサーヴァントコインは2000。 ☆3なら134体、☆2なら334体、☆1なら1000体必要である。 鋳造できるときに鋳造できればそれで良いボーナス的な聖杯と達観できるならば良いが、なんとしてもこれで聖杯を作ろうとするとかなりの出血が必要になる。 毎日の無償フレポで出てくる☆1☆2、よくて☆3のコインをつぎ込むだけで作ろうとすれば、1個作るのに1年近くかかる可能性が高い。 PU召喚などで出てくる副産物の☆3のコインをつぎ込む手を使えなくはないが、そうするとまた廃課金が必要になってしまう。 ガチャで爆死したときに副産物のサーヴァントコインで聖杯が作れれば慰めになるという見方もできなくはないが… 更に上記の各サーヴァントのレベル上限解放用300枚とアペンドスキル解放用600枚を使用または確保した上でなお余ったコインを鋳造に充てる運用をしたい場合、それを貯めるまでがまず大変である。 特に集めにくい期間限定や配布サーヴァントのコインを無計画に聖杯鋳造に使ってしまうと、いざという時に解放用コインをどうやっても補充できなくなる危険がある(*6)。 そのため☆4以上のサーヴァントのコインは、余程余っているのでもない限り事実上鋳造には使えないも同然である。 なお、聖杯鋳造のシステムにより、サーヴァントコインを増やす方法としてのフレポの重要性が増したという意見もある。 〔まとめると…〕 要はエンドコンテンツの一つで、前述の無茶ぶりもユーザーを飽きさせないためでは、と言われている(やり過ぎだが)。 それでも、最大強化しなくても「ある程度」の強化でも十分に優秀(*7)。 ちなみに当初実装されていたのは追撃技巧向上、魔力装填、攻撃適性の3種。 そして、その横に2つ分ほどのスペースがあるという状態が3年程度続いていた。 そのため、「今後さらにアペンドスキルが追加されるのでは」一部のマスターは警戒していたが、24年夏にそれが現実となった。 既にサーヴァントコインを別のアペンドやレベル120育成、場合によっては聖杯鋳造に投入してしまった主に廃課金のマスターがいた上、追加のアペンドは露骨に高性能。 更に 汎用コインに相当するものを実装予定としたまま3年経過している イベント配布サーヴァントどころか、フレンドポイント召喚と聖晶石召喚の両方で排出される☆3恒常サーヴァントですらコインが足りない(*8) 年単位で未復刻の限定サーヴァントが大量にいる(*9)=逆立ちしようがどうやってもコインが足りない 復刻済みのイベントサーヴァント、未復刻のイベントサーヴァントはサーヴァントコインの入手手段が絆レベルを上げた際の副産物しかない 完全体育成に必要な枚数が星5サーヴァントの場合5体から8体に激増。基本的にPUされない恒常星4サーヴァントを完全体にしたい場合はガチャへの負担が青天井となる 明らかに補填ないし救済必須の追加要素であるにも関わらず、発表 実装時に補填や救済措置などが一切なかった という内容にこれまでに蓄積されていた不満にも引火する形で、よりによってアニバーサリーに炎上する事態に発展。 問い合わせや不満が殺到して運営側もヤバいと気づき、実装翌日には詫び石を配布し、この問題に対応することを発表している。 【余談】 〔マンわか〕 ますますマンガでわかるFGO211話にてコインの話題が登場。 主人公がポール・バニヤン(配布キャラ)を育成しようとするがコインが足りなく苦しんでいた。 前述の通り配布キャラの育成が困難なため、これには主人公に同情する読者も多かったとか… ……が、このシステムを作ったディライトワークスへの怒りから、最後には首だけ分離して襲撃をしかけに行くのだった。 最後の意味がわからない?そりゃそうだ 因みに、この光景を見たオルガマリー所長は「寝相が悪い」と思っていた。 ……え? 〔コインの集め方〕 前述の通り配布キャラのコインの収集が難しいという悩ましいポイントが指摘されているが、実は特定のサーヴァントは(期間限定ではあるものの)かなり効率的にコインを集めることができた。 それは「実質配布」として実装されるイベント期間限定のフレンドポイント召喚サーヴァント。 該当するのは「ぐだぐだ邪馬台国(復刻)」の織田信勝と、マンわかイベント「ミシシッピ・ミササイザーズ」のメアリー・アニング。 このお二方、星1サーヴァントでありながら期間限定の配慮で召喚時にサーヴァントコインが15枚(通常の星3相当)手に入るという特別仕様。 フレポ召喚故にお財布にも優しく、イベント時にフレポを溜め込んでいた人は彼or彼女のコインを大量入手することができた。 育成に必要な分のコインが手に入るのはもちろんのこと、中には「信勝100%聖杯」「アニング100%聖杯」などを鋳造する剛の者も……。後者はまだともかく、前者はなんか変に汚染された聖杯になりそうな感がある 期間限定フレポ召喚の機会は決して多くはないものの、今後の信勝orアニングの復刻や新規の限定星1サーヴァントの実装に備えて、フレポを溜めておくのも悪くはないだろう。 追記・修正は1体でもレベル120と全アペンドスキルマを達成した人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] イベントで配布します→1か月以上イベントなし、はアホかと思ったよ -- 名無しさん (2021-09-06 22 09 43) アペンドが革命なのはもちろんだけど追撃技巧はカード性能upだからnpもスターも増えるからかなり強いんだよな。エンドコンテンツ追加の姿勢はありがたみ。 -- 名無しさん (2021-09-06 22 43 27) アペンド2のおかげで未凸カレでも開幕宝具撃てるのがありがたい -- 名無しさん (2021-09-06 22 47 12) レベル100から120にするためにクラス一致でも星五種火が4000個以上必要と聞いてウヘァってなった。そして一番恐ろしいのは実装して数日でレベル120に到達した化け物マスターがいるってことだ -- 名無しさん (2021-09-06 23 02 26) 最低でもレベルがは110にして、アペンドは1と2は最大にして……と夢ばっかり膨らむだけで壁が分厚くでかいコインが足りないという現実よ…… -- 名無しさん (2021-09-06 23 17 50) まあ、アペンド2レベル10にするに越したことはないけど、解放当初のNP+10でもあるとないとじゃやっぱ全然違うと思うしね -- 名無しさん (2021-09-06 23 25 33) 凸カレ2あるから意外と出番ない感じ。三蔵ちゃんみたいなぶっ刺さりもあるが、とりあえず無理してあげずに様子見してる。 -- 名無しさん (2021-09-06 23 41 12) 既にアペンド分の素材回収終わってるユーザーもいるんだからびっくり -- 名無しさん (2021-09-06 23 52 38) 句読点の付けが甘い上に、内容としては少し薄すぎではありませんか?レベル上げに必要なコイン枚数とか、スト限・期間限定の星3、配布星4はガチャのカウントはされていなかったからコインを大量に集めるのが絶望的とか、そういった説明での肉付けがやや足りないと思いました -- 名無しさん (2021-09-07 00 18 58) このアペンドスキルのおかげでもうステラさせたくないからと封印されていたアーラシュが前線に引っ張り出されるようになったのは言うまでもない -- 名無しさん (2021-09-07 01 31 24) はよイベント来てコイン配布してくれー -- 名無しさん (2021-09-07 04 18 50) ↑6 NP10あればSイシュタルがシステム周回でマスター礼装フリーで6積み出来るようになるからめっちゃ助かってる -- 名無しさん (2021-09-07 09 07 52) maa -- 名無しさん (2021-09-07 09 44 50) ミスった。まあ今のところは120とかアペンドMAXが必要とされるコンテンツないから気長に育てていきましょう。今のところは -- 名無しさん (2021-09-07 09 45 36) 記事内の文章、どうしてアペンド2と3の順番が逆になってんだろう? -- 名無しさん (2021-09-07 10 54 36) 未だになんかもったいなくて聖杯が使えないマン低みの見物 -- 名無しさん (2021-09-07 11 10 32) 本編を挟んで1ヶ月くらいで足りない足りない言うのはちょっと生き急ぎすぎではないかと思うの -- 名無しさん (2021-09-07 12 21 10) アペンドスキル実装だから伝承結晶二倍供給しよう!とかしてくれよ運営… -- 名無しさん (2021-09-07 12 35 41) ゲーム始めたての頃にフレンドのサポ欄を見て、オールスキルマとかどんだけやり込んでるんだよ…とか考えてた頃の感覚を少し思い出した。今は高いハードルに見えるけど、またじっくり遊んでれば徐々に越えていけるんじゃないかなあ。 -- 名無しさん (2021-09-07 21 11 23) 最初に見た時はオーメダル連想した。3つ繋げて最強のサーヴァントコンボを生み出せ! -- 名無しさん (2021-09-07 22 34 00) 星3(あと信勝とバニヤン)の既存獲得分を配ってくれなかったのが痛すぎる フレポで出る組は良いとしても -- 名無しさん (2021-09-08 09 10 26) ↑圧倒的に同意 エンドコンテンツ相当だから育成難易度は仕方ないと思うがこれはどんな判断だ過ぎる -- 名無しさん (2021-09-08 12 41 06) ぶっちゃけこのゲーム通常の育成すら中途半端でもストーリーの鬼畜ボスやイベントの高難易度でもなけりゃ中途半端でもわりとなんとかなるようなゲーム性なんだしアペンドが難易度高くて困るのって嫁鯖を最強にしたい!ってヘビーユーザーだけなのよねこれが必須なほどの難易度な事がまず無いんだから -- 名無しさん (2021-09-08 13 13 18) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2021-09-09 09 32 57) コインの入手が限られてる現状だと2年以上ピックされてない過去の限定鯖とかどうすりゃいいんだ… -- 名無しさん (2021-09-09 16 51 07) 今回の夏イベの配布ダヴィンチでは報酬にコインを出しているみたいだね -- 名無しさん (2021-09-09 16 55 20) 各地で死ぬ程貯まってた種火フル活用、夜の周回ガン回りで当日中に120に行く猛者もちらほら。まあアペンドはコインがあっても火薬等が足りないせいでフル解放に数日かかったが -- 名無しさん (2021-09-10 04 37 50) 現在だと復刻PUは増えたし、伝承結晶の配布も増えた でも、まだまだキツい育成要素 -- 名無しさん (2022-04-22 19 55 42) とりあえず7周年では「2つ分ほどのスペース」には何も無し 今後は不明 -- 名無しさん (2022-08-07 02 13 59) 120にする意味も出して欲しかった。今後もしあの虹枠がコイン要素だったとしても能力上がるだけならあんまり意味がないよなぁ… -- 名無しさん (2023-01-21 23 30 47) とりあえずコインの入手手段をどうにかしてくれ 高難易度報酬でいいのでブランクコイン出るとか -- 名無しさん (2023-01-24 22 53 57) 周回の参考動画を探す時に大変 本当にさり気なくレベル120だったりするので -- 名無しさん (2023-01-24 23 29 24) 配布鯖のコイン問題は巡霊の祝祭で解消されたがまだまだハードルは高い -- 名無しさん (2023-11-21 11 31 02) 「2つ分ほどのスペース」がついに来てしまった… -- 名無しさん (2024-08-04 18 16 56) 4と5が普通に強い効果だもんで割と真面目に汎用コインかコインリムーバーの存在が求められてる… -- 名無しさん (2024-08-05 06 32 14) 愛の形ではなく戦闘に関して最重要の効果にしちゃったらそら炎上するよなぁって。 -- 名無しさん (2024-08-05 16 27 37) 日本語版とは若干遅れて進行されている海外版ユーザーの反応が気になる -- 名無しさん (2024-08-05 16 54 01) ⑤のスキル再装填とかいうキャラ変わるレベルのスキルを後出しはいかんでしょ・・・ -- 名無しさん (2024-08-05 17 03 26) 別にアペンドスキル追加は良いんだよ。問題は、コイン不足の仕様が改善されないまま実装してしまった事だ…。しかも聖杯鋳造という消費手段だけは先に実装してたのも拙い要因になってしまった -- 名無しさん (2024-08-05 18 04 16) 詫び石に加えてLv引き継ぎでアペンドの切り替え可能・鋳造に使用したコインの返却って形で対応になったか。まぁかなり印象最悪の実装だったからね…カノウさんが声明出すって形にしてる辺り運営側には予想外で事態を重く受け止めてる感じか… -- 名無しさん (2024-08-05 18 44 40) いやもう一言だけ「最初からやれや」 -- 名無しさん (2024-08-05 18 45 24) ☆5完凸してても足りないんすけど?と思ったら完凸してなお引かないと完成しないんか…こりゃ大変なコンテンツだ -- 名無しさん (2024-08-05 19 21 30) fgo史でも3本の指入る土下座対応。よほど問い合わせ殺到したんだな -- 名無しさん (2024-08-09 18 34 59) あまりの対応の早さに運営側にも反対派がいてこうなることを予期して対策案を用意しておいたんじゃないかと思えて来る。修正と上の承認待ちで少し時間かかった感じで -- 名無しさん (2024-08-09 18 40 38) 汎用コインか他鯖へのコイン交換は相変わらず欲しいけどアペンド付け替えは割と嬉しい -- 名無しさん (2024-08-14 17 19 03) アペンド全開放はムリでも今回のコイン追加でLv,120のメドがついた。ありがとうございます。 -- 名無しさん (2024-08-31 18 12 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/574.html
【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】イヴァン4世 【性別】男性 【身長・体重】172cm・74kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:-(E) 筋力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。 ただし、現在は宝具の能力によって効果を発揮していない。 【固有スキル】 皇帝特権:C 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。 信仰の加護:A 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 ランクがA以上の場合、同ランクの精神汚染スキルと同じ効果を持つ。 不眠症:C 生前の出自から受け継いだ呪い。 慢性的な寝不足の為、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。 【宝具】 『雷帝(グローズヌィ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 彼の治世の象徴であり、異称が形を持って現れたもの。宝具によって具現化した彼の第二の人格。 本来は敬虔な神の信徒である彼にとっての、邪悪な一面を一方の人格に押し付ける事により、 精神干渉系スキルの効果をもその人格に担当させる。 これにより、威圧・混乱・幻惑・魅了といった精神干渉のほか、狂化スキルや精神汚染スキルの効果も無効化する事ができる。 【解説】 モスクワ・ロシア初のツァーリ(皇帝)。 母方の実家グリンスキー家がモスクワ大火に伴う暴動によって失脚した為に、16歳の若さで親政を開始した。 しかし、有能な顧問団を相次いで失った事から国内の大貴族との対立が激化した為、一時は退位を宣言する。 大貴族の嘆願によって復位した後は恐怖政治を開始し、対外的には中央アジアやシベリア方面への勢力拡大を推進。 しかし、欧州方面ではポーランド・リトアニア共和国にはモスクワを焼き払われ、バルト海交易ルートを失い、スウェーデンも敵に回すなど、苦境が続いた。 これらの長い戦争はロシアの国力を疲弊させ、この負担は重税や飢饉となって国民に圧し掛かった。 処刑や拷問の見物を趣味とするなど残虐な一面が語られる一方、毎夜のように祈りを捧げ、迷信深く、敬虔な一面も持っていた。 その最期は、占星術師に算出させた死亡予定日に発作を起こし、この世を去ったという。 【元ネタ】 ロシア史 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】イヴァン4世 【性別】男 【身長・体重】180cm・102kg 【属性】秩序・狂乱 【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具B 【クラス別スキル】 狂化:B 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 【固有スキル】 背教の呪詛:B 誕生前に受けた聖職者からの呪詛。無意識のうちに自身と周囲の人間の破滅へと繋がる、 生まれながらの悪性。 信仰の加護:A 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 無辜の怪物:C 雷帝。きわめて残虐・苛烈な性格であったためロシア史上最大の暴君とされ、民衆は 古代スラヴの雷神ペルーンと重ねられた。髪の毛は逆立ち、全身はつねに紫電を纏っている。 【宝具】 我が憤怒は、雷霆の如く(ペルィーニ・グローズヌイ) ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-4 最大補足:1~10人 紫電を纏う魔鎚。その晩年狂気に駆られ、自身の世継ぎを打ちすえ死に追いやった鉄鉤つき杖。 血を分けた実の肉親を殺害した為に、魔の属性を帯びている。その威力はバーサーカーの狂気 と呼応し、担い手が狂乱すればするほどその威力は増す。バーサーカーが無辜の怪物としてその 属性を帯びている雷神ペルーンは 「雷で打つもの」、もしくは「樫の木の神」を意味する。 髭を生やした中年男性の姿をし、手には稲妻を表す斧や槌を持つ。罪を犯した者や敵対者に 向かって武器を振りかざし、または投げつけて罰するところなどはゼウスやトールと共通している。 【解説】 モスクワ大公 イヴァン4世。モスクワ・ロシアの初代ツァーリ。雷帝という異称でも知られる。 東方への領土拡大が進められ、アストラハン・ハン国とカザン・ハン国をモスクワ国家に組み 入れて、治世末期にはシビル・ハン国征服事業も成功裡に進んでいた。 しかし、西部国境で長期にわたって続けられたリヴォニア戦争は、完全な失敗に終わり、国内 を激しく疲弊させる結果となった。 16世紀ヨーロッパにおける絶対君主制の発展の中で、ツァーリズムと呼ばれるロシア型の専制 政治を志向し、大貴族の専横を抑えることに精力を傾注した。 1547年の「全ルーシのツァーリ」の公称開始、行政・軍事の積極的な改革や、大貴族を排除した 官僚による政治が試みられた。その反面、強引な圧政や大規模な粛清、恐怖政治というマイナス 面も生じた。結果的に大貴族層は権力を保持し、イヴァン4世の亡き後のツァーリ権力の弱体化 に乗じ、ロマノフ朝の成立までモスクワ国家を実質的に支配することになる。 きわめて残虐・苛烈な性格であったためロシア史上最大の暴君と言われる。「雷帝」という渾名は、 彼の強力さと、冷酷さを共に表すものである。ただし、ロシア語の渾名「グローズヌイ」は「峻厳な、 恐怖を与える、脅すような」といった意味の形容詞で、この単語自体に「雷」という意味はない。 元となった名詞に「雷雨」ないし「ひどく厳格な人」という意味の「グロザー」があり、この単語との 連関から畏怖を込めて「雷帝」と和訳された。 【元ネタ】史実 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】イヴァン雷帝 【性別】男性 【身長・体重】178cm・81kg 【属性】秩序・悪/混沌・悪 【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。 【固有スキル】 矛盾精神:A ロシアの皇帝として、中央集権政治を確立したイヴァン雷帝は同時に恐怖政治を敷いた。 午前に罪を悔いて聖堂に籠り、午後からは叛逆者に対する拷問を歓喜と共に行った。 完全に聖人と兇人が同居したような精神は、ランダムに属性を二種類に変化させる。 即ち秩序か混沌か、である。 非常大権:A 対立した貴族を支配するため、イヴァン雷帝が求めた皇帝への絶対服従権。 周囲の人間への強烈な威圧感は、全能力のランクを下げる強烈な“重圧”の効果をもたらす。 一般の人間であれば、目視することも難しい。 ランクB以上のカリスマにより、打ち消すことが可能。 【宝具】 『我が彷徨に随え砲塔(グーライ・ゴロド)』 ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:300人 カザンの包囲戦の際に用いた攻城兵器。 約13メートルの高さ、長さ18メートル、幅8メートルの威容を誇り、10の大砲、50の火砲を搭載した砲列塔。 動きこそ鈍いがその総火力は圧倒的であり、特に城塞を打ち崩す際に真価を発揮する。 『我が夢路に這い出よ黒犬(チョールヌイ・オプリチニキ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:領土内すべて 最大捕捉:3000人 黒犬兵団。イヴァン雷帝が非常大権と共に導入した「親衛隊(オプリチニキ)」が変貌した宝具。 イヴァンが眠りに入ると発動する自動防御、制圧宝具。 そのまま無数の兵士たちの姿に分散し、彼に仇なす敵兵を鏖殺せんと奔走する。集団の暴力としては圧倒的であるが、個々の力は弱いのが唯一の救い。 ただし、首都モスクワ近辺では一体一体が低ランクサーヴァントに近しい力を持つ。 【weapon】 『雷帝の剣』 ラテン文字で「全能なる母の御名により永遠の支配者と救世主とならん」と刻まれた剣。 【解説】 モスクワ・ロシアはリューリク朝の初代ツァーリ(皇帝)。 ロシアの中央集権化を推し進めんとした人物であり、ツァーリズムの嚆矢となった君主。 敬虔な信徒であると同時に残虐であり、暴君として広く名を知られる。 幼くして厚い信仰心を抱く一方、鳥獣を虐殺したり市内で暴れまわるなどの残虐性を見せていた。 ツァーリとして戴冠して以降しばらくは母方の親族グリンスキー家が権勢を占めたが、 彼らがモスクワ暴動で失脚すると、本格的な親政を開始する。 親政においては貴族らの権力を抑えて聖職者、士族との協同を主体とする集権化を画策。 対外的にもカザン・ハンをはじめとするモンゴル諸国の征服に成功している。 大病やリヴォニア戦争の不調などの問題も抱えていたが、総じて言えばプラスの方が大きい親政だったと言える。 しかし、イヴァン雷帝の癇癪を宥める事が出来た人物――最愛の妻アナスタシアとマカリー府主教――がこの世を去ったことで 元来持っていた残虐性に歯止めが効かなくなり、その統治は暴政へと変貌する。 一度は貴族らの反発により退位せざるを得なくなったが、イヴァン雷帝は民衆を味方につけて復権し、 さらに反逆者を自由に処罰する権限をはじめとする非常大権をも承認させた。 この非常大権と、それに伴って導入された「親衛隊(オプリチニキ)」により、イヴァン雷帝の恐怖政治はエスカレートしていく。 強引な圧政と重税、大規模な粛清は、国土の荒廃、経済の低迷といった結果を生み、民衆は皇帝への敬慕を失った。 その上、彼の望んだ中央集権化も砂上の楼閣であり、大貴族たちは権力を保持し続けた。 対外面においてもリヴォニア戦争が反ロシア同盟の逆襲により完全に失敗に終わり、 周辺諸国からの敵意と英国への依存が強まるだけという結果に終わった。 さらに有能で後継者と目していた息子イヴァン・イヴァノヴィチを、些細な事から逆上し殺害した事が、リューリク朝の滅亡を決定づけた。 イヴァン雷帝は死ぬまでこのことを後悔し続けたという。 残された後継者は知的障害を抱えていたフョードルしかおらず、彼の代でリューリク朝は滅亡することとなる。 【蛇足】 汎人類史版イヴァン雷帝。
https://w.atwiki.jp/yarusava/pages/70.html
「女がいるなら地平線の果てまででもイってやるぜ!」 ,へ、 /^i | \〉`ヽ-―ー-- 〈\ | + 7 , -- 、, --- 、 ヽ +/ / ⌒ ⌒ ヽ ヽ | (-=・=- -=・=- ) | + / 彡 ⌒ ▼ ⌒ ミミ 、 く彡彡 トェェェイ ミミミ ヽ `< `ー'´ ミミ彳ヘ + > ___/ \ / 7 \ 【名前】 アーヴァンク 【読み方】 あーヴぁんく 【種別】 悪魔 【種族】 妖獣 【Lv.】 26 【人物】 やる夫が悪魔合体で誕生させた悪魔。 英国の川に住む巨大人食ビーバー。女好き。 空気の読めない発言は多々あるものの、非常に鼻が効くため四日目に重宝された。
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/295.html
マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 五時限目 「このSSスレもついに二スレ目ですか。良い事ですよね!ね女生徒Aさん!」 「わたし思うんだけどね。あのSSスレをあんなに早く使い潰した原因ってほぼ貴方よね?正直KB使い過ぎなのよ」 「お、俺のせいですか!?」 「今のうちに皆様に謝っておきなさいよ」 「えー?むしろ謝るのは先生の方じゃ……」 「なにあんた教授に恥をかかせる気!?非公式エルメロイファンクラブ通称エルメロイⅡに抱かれ隊を召集しろって言いたいの?」 「ハイ申し訳ありませんでした教授の人柱としてお詫び申し上げます。あーところでそのファンクラブの人数って何人位ですか?」 「軽く計算しても100人単位」 「……………先生枯れてしまう……逃げて先生ー!」 (がちゃがちゃ、がちゃ) 「ん?あ噂をすれば先生が来た。はーい今ドアの鍵開けますからちょっと待ってて───」 (がちゃがちゃ!ガチャ!!ガンガンガン!!バコーーーン!!) 「ぐはっ!?ドアが破壊されたっ!」 「あ~ららフラットったら見事にドアの下敷きになってるし」 「では授業を始めます。生徒の皆さんは着席してください」 「ちょ!?誰ですか貴女!?ていうかその前に踏み倒したドアから退いてくれないですかね!?貴女にドアと一緒に踏まれてるんですがっ!」 「あ、これは失礼。手をどうぞ。本日限りの臨時講師を務めますバゼット・フラガ・マクレミッツです宜しくお願いします」 「あの……先生は?」 「彼は日本の冬木に居ます。里帰りの真似事して老夫妻を喜ばせるんだとか。その後は魔術協会秋葉原支部で自分探しの研究をするとかなんとか。そんな支部ありましたっけ?」 「……バイト代いくら貰ったんですか?」 「流石はロードエルメロイ二世と言ったところですね羽振りが良かった。これで今お世話になっている家主に家賃を───おほん!授業を始めます!」 「これじゃマスターV教授のタイトルに偽り有りに……」 「今日の私はバゼットではなくヴァゼット先生なので多分頭文字はVです。何も問題有りません」 「多分て……じゃあマスターの部分は?」 「聖杯戦争における最強のマスターですがなにか問題が?」 「判りました納得します!納得するんでそのヤバい球体を仕舞ってくださいごめんなさい」 「宜しい。では改めまして皆鯖第五次の講義を始めます」 「まず皆鯖五次のサーヴァントの特徴ですが被害規模が大きい、無闇に目立つと言う魔術師からしてみれば致命的な欠点が多いです。特に一部が最悪のレベルです」 「はいヴァゼット先生!それが何か問題があるんですか?」 「これらサーヴァントをぶつけ合った場合に想定出来る事項として、その土地のセカンドオーナと監督役を同時に敵に回す危険性が増えます」 「ああなるほど。不要な敵は出来るだけ作らないに越した事は無いって事ですか」 「そういう事です。英雄としての知名度や格はチンギス・ハンとガウェインに分があるでしょうね。では個別の解説に入ります」 「始めは問題サーヴァントその1バーサーカー清姫から行きます。まず結構執念深い、つまりしぶといタイプだと伝承から予想出来ます。 一番の問題になるのはこの体の大きさですね。清姫のマスターは確実に破壊される戦場と彼女の巨体に踏み潰されない為の配慮が必要です」 「踏み潰されるってそんな間抜けな事になりますか?」 「あの巨体で狂戦士クラスの時点で十分に有り得ます。恐らく殆どのマスターは清姫をまともに操作出来ないでしょうから。 おまけに大蛇に相応しく筋力と敏捷が高い。敵味方問わず下手に清姫の足元に居たらかなり危険ですね」 「残念ながら清姫はウ○トラマンとは違うって事ですか……」 「戦闘技術は十中八九皆無の筈です。身体性能に物を言わせて暴れるだけですが、火炎攻撃と持ち前の巨体でかなり広いレンジを持っているでしょうから注意してください」 「最後に宝具『消えぬ情念』ですがストーカーの名に相応しいストーカーフレイムです。追尾するだけでなく纏わり付くとは……。 被弾時の威力は致命的では無いようですが、これを喰らうと聖杯戦争で圧倒的に不利な状態に陥りますね」 「はーいマスターヴァゼット、そこまで言う程厄介な物には見えないんですけど?」 「いいですか?この炎は清姫との位置によってダメージを受け続ける事になり、おまけにこちらの位置の情報が明るみになります。 しかし清姫は狂戦士ですからこの宝具を戦略的に使うのは結構難しいです。となると大体のパターンとして敵に真っ直ぐ向かって来る事が予想できます。 ダメージ+清姫による襲撃。場合によっては別のサーヴァントと戦っている最中に横から清姫…といったケースも有り得る訳です。そういう理由から十分厄介な宝具と言えます」 「篭城策は……相手が大き過ぎるから止めといた方が無難ですね。立て篭もって死んだ山伏さんと同じ運命になりかねない」 「では清姫の解説はこれで終了し次へ行きます」 「おおっ!ちゃんと講義になっている上に今回はサクサク進む!凄いですよ!マスターヴァゼット!」 「お、おほん!戦闘に関してだけは得意分野ですので///」 「次も問題サーヴァントその2のランサーロムロスをやります」 「あ~この人の問題点なら俺でも判りますよ……」 「ええ。想像通りでしょうがまずロムロスの宝具『討ち立てる繁栄の大樹』は使用する場所が酷く限定されます。 森林地帯や山中で使うのが一番無難でしょうね。間違っても街周辺では使わない事ですトオサカと監督役が確実にキレます。 最悪、聖杯戦争の進行妨害者として粛清に乗り出しかねませんね」 「……そこまでして来るもんなんですか?」 「魔術は秘匿すべしと聖杯戦争は暗闘を前提に戦うと言う二つの原則を破っています。 少なくとも土地を管理するセカンドオーナーは絶対に黙っていませんよ。放っておくと管理者が協会に粛清されますから」 「大変なんですねセカンドオーナーって」 「しかし宝具の性能自体はロムロスの戦闘をより有利にするものなので、上手く相手を宝具使用可能な戦場に誘き寄せるなりして積極的に使って行きたいです」 「宝具を使わないで勝つってのは無理ですか?」 「ロムロスの能力値は対魔力を含めて全てセカンドランクを超えているので相手によっては不可能ではないでしょうね。 また相手との相性次第では雨乞いスキルが効力を存分に発揮したり、言語理解スキルを上手く使って諜報活動をしたりといった事もあるでしょう」 「あの核心部分なんですけどロムロスの評価はどうなんでしょうかねヴァゼットセンセ?」 「宝具の運用方法さえ間違わなければそんなに拙いサーヴァントではありません。清姫よりは全然扱い易いものですよ」 「ちなみにヴァゼットセンセー的には?」 「彼との相性は結構良いですね。ロムロスの宝具の使用中は私の魔力を自分の為に総動員出来るのでその間に敵マスターを潰せます」 「「おお凄い自信だぞこの人!!」」 「次はキャスターのアンティオの聖マルガリータをいきます」 「この人って女の人なのに大きいですねえ」 「………そうですね…(私よりも大きいとは……聖マルガリータナイスですb)…彼女はこれだけでお勧めしても良いかもしれません」 「へ?」 「いえ何でもありません。聖マルガリータの特徴としてはキャスターの割には聖霊の加護と耐久値で妙にタフです。あと伝承の属性として悪魔系とは相性が良い」 「どんな魔術使うか判りますか?」 「彼女の背景から考えればカテゴリ的には魔術ではなく代行者が扱うような秘蹟か聖人が扱う奇跡の類でしょう。残念ながら内容は不明としか。 ただ宝具の性能や保有スキルを見ると特定条件下で威力を発揮する限定タイプのサーヴァントっぽいですね」 「でその宝具『産まれ出ずるべき光』ですが『鮮血神殿』や『暗黒神殿』の様な宝具や荒耶マンションの様な胎内封入系の宝具には絶大な威力を発揮します。 特に荒耶マンション系の結界の破壊=本体にダメージが成立する宝具に対しては無敵と言ってもいいかもしれません」 「なんて言ったって悪魔だかドラゴンだかの腹を掻っ捌いた十字架ですもんね」 「あまり強力なサーヴァントでは無いですが、私は好きです。というか私が聖マルガリータと組んだ場合は私が勝たせます」 「あの……マスターヴァゼット?それってサーヴァントを召還する意味が本末転倒になるんじゃ……?」 「次はアーチャーエウロペに入ります」 「……なんか貧弱な感じのステータスですねこれ……そして ま た お ま え か エロ神様」 「伝承からして明らかに非戦闘系の人物ですから。まあ見ての通り完全に宝具ありきのサーヴァントで間違いないでしょう」 「宝具使えないような状況になったら即死でしょうねこの人」 「エウロペの運用時の注意点はそこです。彼女を攻略するなら宝具を使えない状況に追い込めば後は簡単に倒せます。 エウロペのマスターはそういう状態にならないように敵の情報などを出来るだけ多く手に入れた方が良いでしょう。 エンキドゥの様なタイプは特に天敵です。もし何の準備も無く出会ったらその時点で負けと言ってもいい」 「ちょっとエウロペさん駄目駄目じゃないですか!」 「ただし英雄本体が貧弱な分宝具がより強力なものを持っています。 『青銅の守護巨神』は飛び道具持ち18mの巨大ゴーレム。『天星猟犬』は非常に汎用性の高い猟犬。 特に『天星猟犬』はエウロペと相性の悪いアサシンに攻撃に対しての生命線になります」 「あれ?エウロペってアサシンと相性悪いんですか?」 「まず良くは無いでしょうね。英雄達から見れば彼女自身は戦闘に関するスキルは何も持ってないと言っても良いようなレベルですから。 彼女単体の力では高い気配遮断スキルを持つアサシンの奇襲は防げない可能性が高い。そこでこの猟犬の感知力が役に立つと言う訳です」 「つまり撃たれる前に発見して撃ち落す理論ですね!?」 「はい。あと『青銅の守護巨神』の特徴から言っても進攻するのは滅法強いですが座して防衛するのは得意とは言い難い」 「ウルトラマン並に大きすぎますもんね……陣地に引き篭って~とかいってる場合じゃないですね。 仮にウルトラマンタロスを周囲に潜ませておいてもアサシンの攻撃に気付かなければ全く意味が無いですし」 「よってかなり癖のあるアーチャーと言えます。極端に強かったり弱かったりするので上手く戦況を呼んで流れに乗る事が勝敗の分かれ目に繋がるでしょう」 「次はせっかくなのでアサシン、シモ・ヘイヘをやります」 「軍人!軍人!赤軍を蹴散らせー。っていうかこの人死亡時期が聖杯戦争期間ギリギリですね。死んで即召還、アレ俺はなぜ此処にいる?みたいな事になりそう」 「シモ・ヘイヘは先ほど解説したエウロペと天敵関係になるアサシンですね」 「このヘイへさんステータスは最低ランクですけど宝具の能力がかなりえげつないなぁ」 「まずスキルに一切無駄が無い。全保有スキルが彼の宝具『白い死神』の力を補助するのに役に立っています」 「これ正直な話防げるんですか?なんか一見無敵っぽいんですけど」 「危険に対する勘が優れている者や特に防御力に優れている者辺りでないとかなり厳しいと思われます。 仮にサーヴァントが乗り切れてもマスターは無事では済まないでしょう。 戦闘能力だけで言えば全然大した事はありませんが暗殺者としては非常に強力なサーヴァントです」 「ふ~むむむ。ところでエウロペとは天敵同士って話でしたけどあれってどういう意味ですか?」 「防衛力の低いエウロペをヘイへが遠距離から撃つってのは当然の話ですが、 逆にエウロペの『天星猟犬』の気配探知の判定にヘイへが引っかかる可能性もあるからですよ。 ヘイへの欠点としては戦闘力が低いので影から引きずり出してしまえば脅威度は格段に落ちますので」 「ほ~ぅ。あ!もしかして絡め手の得意なキャスタークラスも相性良くなかったりしません?」 「ええ正解です。キャスターとヘイへがと言うよりはキャスターとヘイへのマスターがですけど」 「ヘイへと別行動中にマスターへ攻撃や、仮にヘイへさんがそばに居てもキャスターの魔術攻撃からは守り通し難い、って事かあ」 「マスターの性能が高くないとヘイへを上手に使い切るのは難しいでしょう。正直主従が一緒に行動する利点が余り無いアサシンなので。 ただ第四次聖杯戦争を生き残った衛宮切嗣や聖堂教会の代行者、言峰綺礼のような単独で行動しても全く問題ないマスターとは抜群に相性がいいです」 「最後にヘイへの運用に当たっての注意事項ですが護りに回った時点で負けです。常に攻めて攻めての攻勢で行かないと負けます。では次」 「皆鯖五次の本命の一人、ライダーチンギス・ハンです」 「この人が本命なんですか?てっきりセイバーが本命だと思ってましたよ俺」 「セイバーの方も本命ですが、日本での知名度で言えばチンギス・ハンの方が上かもしれませんね。ガウェインとは違い必ずどこかで耳に歴史人物ですから」 「ステータスはその辺の騎兵クラスよりは上。伝承から考えると敵に厳しく味方に優しいダークヒーロータイプと言ったところでしょうか?」 「なんか属性や方針的にも某征服王と対極っぽそうですねぇ。今此処に先生が居たら何て言ったんだろ?」 「主武装とスキルから考えても騎乗物から下ろして戦わせるよりも騎乗した状態で戦わせた方が断然強い。特に早駆けの乗法スキルが味噌です」 「このスキルの元ってモンゴル帝国がやってた一人に馬数頭を与えて一頭が疲れてきたら別の馬にチェンジってやつでしょう?」 「恐らく。あとさらにカリスマと軍略を持っているので、割と『王の葬列』で宝具戦を即選択するライダーマスターも少なくないかもしれませんね」 「あのーそんな簡単に宝具って使って良いもんなんですかマスターヴァゼット?」 「『王の葬列』の使用は別に問題は無いでしょう。まだ『四駿四狗』と『屍喰らいし天』が残っていますから。 私の見立てでは並大抵の敵ならば『四駿四狗』で戦闘終了になるしょう。それ程に彼のスキルは先のヘイへと同様に宝具と相性が良い」 「幻想種クラスの獣が最大八頭も居ますもんね。幻想種は一匹でもとんでもなく面倒な敵って先生も言ってましたし」 「この対軍宝具の特徴は、宝具を使って段階的にパワーアップさせるという他の宝具には無い特徴があります。 例えば『王の葬列』で500体の兵を召還したらその500体の兵を使って『四駿四狗』を練り上げ、さらにその八頭を使って『蒼の狼』を呼び出します」 「……ぶっちゃけこれってかなり手間なんじゃ?」 「確かに欠点も有る宝具ですけど利点もちゃんと存在しますよ」 「本当に?」 「これだとより戦略的な宝具運用が出来ますから。指揮官であるチンギス・ハンからしてみればベストの宝具と考えられます。 一例ですが1000体兵を召還しその全てを使って『四駿四狗』を全頭作る必要はありません。 500体だけ使って何頭かの『四駿四狗』を作ると言った状況に応じた戦力調節をしてもいいわけです。特に八頭全部の同時運用は魔力負担が非常に大きいですから」 「おおーっ!凄いですよ!ヴァゼットセンセー!!」 「しかしこの宝具にも欠点はあります。『屍喰らいし天』の使用には『四駿四狗』が八頭全てが必要になりますから一頭でも潰されていれば使用出来ません。 ただその分『屍喰らいし天』が発動した時の報酬は大きい。神獣クラスの幻想種が相手では対城宝具かランクの高い対軍や対人宝具でも無いとまず倒せないでしょうね。それから───」 「この宝具を使用する際には場所に十分注意して(四駿四狗の)用量(死屍蒼狼の)用法を守って正しくお使いください。俺との約束だっ!ですよね!?」 「補足感謝します。ですのでこのポイントがチンギス・ハン攻略の分かれ目になるでしょう。如何にして最終宝具にクラスアップする前に『王の葬列』や『四駿四狗』を削れるか。では最後行きます」 「皆鯖五次の本命その二、セイバーガウェインです」 「俺この人知ってますよ。円卓の騎士の一人で有名な騎士ですね?」 「知名度、能力値、伝承から考えても強力な英霊から選抜されるセイバークラスの中でもかなり強力な部類のセイバーです。おまけに非常に扱いやすい」 「うわぁぁあ!つかマジすげえ強いんですけど!!超カッコいいぃぃぃい!」 「強い硬い速いの三拍子加え、魔術や精神攻撃にも強く、非常にタフネス。 彼と真っ向から勝負した場合止められそうなのが皆鯖五次だとチンギス・ハン位しか居ないですね……彼が相手だと私では太刀打ち出来ない……」 「当たり前じゃないですか!この大英雄に勝つ気ですか!?何考えてるんですかヴァゼットセンセー!!?」 「シャラップ!授業中は私語を慎みなさい!────フラガラック───ッ!!」 「──────アーッ!!!!?」 「こほん……少々授業妨害がありましたが授業を再開しましょう。何か質問はありますか?」 「………。(おいおいおい!フラットが星になっちゃったぞ……マジ怖えぇぇぇえ!)」 「…………。(強いて質問するならさっきの凄いビームみたいなのは何だったか訊きたい。でも訊かない、だって死んじゃうもの…)」 「無いようですね。さて宝具の『不滅なる誠の緑衣』ですが一度限りでは有りますがどんな武器の攻撃からも守ってくれる防御宝具となります。 ただランクがCランクなので大きくランクが離れている宝具によるは保障は出来ませんがCランク以下の宝具ならほぼ無敵でしょうね。 魔術に関しては判定外ですがまあ対魔力が強力なので問題ありません。ガウェインの性能が非常に高いので使い方次第ではこの宝具だけでも敵を討ち取れます」 「では彼の切り札である『燦然たる陽光』に入りますが、持ち主の力を聖剣を通して放つエクスカリバーとは逆に、聖剣の力を持ち主に流すタイプの宝具のようですね」 「このガウェインも聖マルガリータと同じくある種の限定タイプのサーヴァントです。 日中は街中での戦闘は原則に引っ掛かるため無理ですが、人の居ない郊外などでならば十分に活用出来るでしょう」 「マスターたちの工夫次第で問題無く使える分まだマシってことか。確かに砂漠のど真ん中で海限定使用の宝具とかよりは全然何とかなる」 「そう言えばラメセス二世も日中に無敵とも言える性能を持っていますが、この二人が戦うと凄いことになりそうですね。 普通じゃまず考えられない回数の真名解放による宝具大合戦になるでしょうからある意味凄く見たい様な見たくない様な戦いですフフ」 「な……なんで、ヴァゼットセンセーがラメセス、二世を知ってるん、ですか?」 「い生きていたのかフラット!しっかりしろ明らかに致命傷だが傷跡は小さいぞぉぉ!」 「それはですねフラット君。私はこの講義に備えて今までの講義の予習してきたからです」 「そ、それは偉い…俺らのベルベット先生にも見習って、ほしいところです、ぐふっ」「さらばフラットォォ!」 「さて肝心なガウェインの攻略法ですがナチュラルに強いのでハッキリ言ってこれと言ったものがありません。 精々早期にガウェインの真名を看破して間違っても日中に彼と戦うなという程度しか助言出来ませんね。残念ですが実力で勝つかマスターを潰しましょう」 「では授業をコンパクトに纏めてみた皆鯖五次の総評に移ります。 皆鯖五次で純粋に強いのはセイバーのガウェインですが基本深夜に戦闘と言う聖杯戦争の特性上チンギス・ハンの方が若干有利かもしれないですね」 「ところでそのチンギス・ハンの蒼き狼は大きい過ぎるんですけど大丈夫なんですか?」 「神狼は使用タイミングを自分で選択出来る分まだ避けられるリスクです。常に大きい清姫に比べた可愛いものですよ」 「順当に戦況が進めば決勝まで残ってるのはガウェインとチンギス・ハンで決まりでしょう。 残念ですがこの二人は英雄としての格が他とは違いますから。時点に神性の高いロムロスと言った感じですか」 「はい質問です。番狂わせは無しですかミス・バゼット?」 「番狂わせが起こるとしたら、アサシンとして非常に強力なヘイへの狙撃と清姫の『消えぬ情念』に注意することですね。 特にヘイへの奇襲は油断しているとマスターが意図もアッサリと死にます。遠距離から攻撃して来ますからマスターでは撃たれるまで気付きようがない」 「ハイ!ヴァゼット臨時教諭~。全く名前の出ないノッポで可愛くないキャスターは駄目駄目なんですか?」 「長身女性蔑視発言禁止フラガラック!!」 「プァアァアアアアァアーッ!???」 「問題ありません。聖マルガリータは私が勝たせます。では以上で皆鯖第五次の講義を終了します。起立、礼! では生徒の皆さんお元気で。(スタスタスタ、ガチャ…あれドアが開かない?ガチャガチャガチャ!…………ドゴーーン!)よし、では皆さん失礼」 「ああ、マスターV早く帰ってこないかなぁ……」 ~FIN~
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/4730.html
ダークイレギュラーズ - ヒューマン グレード〈2〉 ノーマルユニット (インターセプト) パワー 9000 / シールド 5000 / クリティカル 1 起【R】:[CB1,このユニットをレストする]あなたの《ダークイレギュラーズ》のヴァンガードがいるなら、あなたのソウルの「滅びの翼 テーヴァ」1枚につき、SC2し、あなたの《ダークイレギュラーズ》を1枚選び、そのターン中、パワー+2000。 フレーバー:それは滅びの力にして、滅びへの道標。 滅びの翼 ロヴ ダークイレギュラーズ - ヒューマン グレード〈1〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 7000 / シールド 5000 / クリティカル 1 自【R】:[CB1,このユニットをソウルに置く]あなたのグレード3の《ダークイレギュラーズ》がVに登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのソウルが15枚になるようにSCし、そのターンの終了時、あなたのソウルをすべてドロップゾーンに置く。 フレーバー:君の余命はあと一瞬。悔いの無い人生を。 滅びの翼 パーティオー ダークイレギュラーズ - ヒューマン グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 5000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:先駆 自【R】:[CB1]このユニットがグレード3以上の《ダークイレギュラーズ》のヴァンガードをブーストしたガードステップ終了時、相手のガーディアンがいないなら、コストを払ってよい。払ったら、SC3。 フレーバー:ああ、君はもう孤独じゃない。 滅びの翼 アビソン ダークイレギュラーズ - ヒューマン グレード〈0〉 トリガーユニット【☆】(ブースト) パワー 4000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:あなたの《ダークイレギュラーズ》のヴァンガードのドライブチェックでこのカードがでた時、このカードのトリガーの効果を無効にしてよい。無効にしたなら、SC4。 フレーバー:滅びの力、それは世の理すら凌駕する。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/293.html
マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 三時限目 「むむむ~(ピコピコ)」 「コンコン!先生ー?生徒を代表して講義のお願いにきましたー」 「……チッまたか…フラット。私は今日は休暇だ(ピピピズガチャーン!ピコピコ)どうしてもやりたいのなら資料位は用意してやったから自習でもしろ(ピリカチュババー!ピカチュー!)」 「なっ!?そ、そんなぁ」 「フッ、ついに伝説のPOKEモン、フリーザーゲットだぜ」 「は?」 「いや何でもないこっちの話だ。たまには自分たちで何とかしてみろ。手が空いたら様子くらいは見に行ってやる」 「と言うわけで本日は先生抜きになりました……」 「……ロードが居ないなんて最低ね」 「おいフラット!ロードエルメロイⅡの弟子なら交渉くらいちゃんとやれよ!」 「つか教授無しでどうしろってんだ!?」 「あ、あ、でも先生が資料を用意してくれたと言ってました。それからそれを使って自習をしろとも」 「自習ってもさあ……」 「まあ、とりあえずやってみましょうか?」 ~本当に30分後~ 「だ、駄目だ……全く話にならない!と言うか素でこの面子じゃ話を展開させるのが無理だあああ!!」 「思い付きでやってみたけど全然どう進めれば良いのか思い浮かばない……orz」 「これが名もキャラも無い生徒A 生徒B 女生徒C 生徒Dの実力なのね……それもこれもフラットがアホキャラなのが悪いんだわ!」 「え俺のせい!?いやそもそもマスターV無しでマスターVのサーヴァント講座になるわけが無いじゃないですか! これじゃタイトルに偽り有りですよ!このままじゃ『フラット君のマスター塾!』が始まるじゃないですか!ん……………いや待てよ?」 「いや待ちなさい、それは全然無しだから。少しでも有りかも?なんてこと無いから正気に戻りなさい」 「つかどうするんだよ!?これ間が持たねえって!」 「失って気付く大切さ……うわーん!先生ー!部屋に篭ってないで助けてくださいよぉ!!俺らだけじゃ無理ですよぉ」 「─────気になって様子を見に来てみれば……なんなんだ、この阿鼻叫喚な状況は?」 「「「その声は───マスターVぃぃぃいい!!!」」」 「……お前たち、自習してる筈じゃなかったのか?」 「正直に言いますと先生無しでは筆が全く進みませんでした!」 「はあぁぁ情けない。それじゃライターの力量不足を暴露してるようなもんだろう。まあ事実そんなものは無いがな、ハハハ」 「いやだってそもそも俺は先生の場繋ぎ役ですよ!?言わば相槌や話振りの引き立て役なのに!刺身が無いのにツマだけ有ってもしょうがないじゃないですかっ!」 「判った判った。で資料は?……よし。では三時限目、第三次皆鯖の講義を始めるぞ」 「今日やるのは日本武尊、呂布、ラーマ、ベレロフォン、オデュッセウス、サムソン、クリスチャン・ローゼンクロイツの七体です!」 「……お前たちさっきと違って今はやけに元気だな?やはり私は居なくても───」 「「「無理です!」」」 「……分かった。次に私が不在の時は代わりを用意しておいてやる」 「さてと、今日はいつもとは逆に三騎士を後に回すか。えーとだから、キャスター、ローゼンクロイツから入るぞ」 「あぁ…話が先に進むってなんて素晴らしいんだろう」 「こいつは我々にとってはそれなりに有名な奴だな。私たち人間の魔術師にとっては一段階上の存在だ」 「一段階上、ですか?」 「ああ、神代の魔術師たちのような魔法使いの域にある魔術師、という程ではないが、それでも我々から見ればあまりに遠い。 っと話を戻すぞ。まあ知っての通りこいつは殆ど正体不明の存在だ。秘密結社薔薇十字団の創設者にして魔術師らしいがそれ以外は殆ど謎だ」 「先生、この人そんなんでよく英雄に成れましたよね」 「まあそこがこいつの凄いところなんじゃないか?あるいは世界に後押しされたか、契約したのかもしれんな」 「で能力値だが……まあキャスタークラスの典型だな。至って普通と言った感じか?」 「所有スキルが結構色々と出来そうな感じがしますね」 「まあ伝承が不透明なせいで、一体何が出来るのかがサッパリ判らないのが難点か。こればっかりは召喚してみるまではどうしようもないな」 「召喚してみるまで何が出来るか判らないってのもまた微妙な話っスよね教授ー」 「ああいや訂正だ。他の魔術は不明にしても治癒魔術だけは間違いなく信用出来る」 「ほうほう、先生!その心は?」 「ローゼンクロイツの伝承において治療に関してだけは明確に伝え残っているからだ。こいつは明らかに怪我人の治療やら万能薬の開発やら果ては死者を生き返らせる薬やらの逸話に特化している」 「あ~なるほど~。全体は薄いのにその一点だけはより濃く残っている故に信用出来るってわけですね」 「そういうことだ。で、宝具の方だが───そこの君、どう思うかね?」 「はいプロフェッサー、『世界の書』はズバリ汎用性が高く使い勝手が良さそうな宝具ではないでしょうか?」 「うむ。これを使えばマスターの強化や自身の強化も簡単に出来そうだな。おまけに攻撃用の『勝利の書』とは別と言うのもよい」 「あの先生……この『勝利の書』って一体何が出来るんですか?」 「なんだフラット?空想具現化を見たことが……いやあるわけ無いか。まあ要するに極上の干渉系大魔術とでも思えば良い。 さて、纏めだがキャスターにしては十分使える。大量に持つ引き出しを有効に活用する事が出来れば結構良い所まで食い込めそうだぞ?」 「次はサムソン、バーサーカークラスですね」 「出典元が旧約聖書なだけはあってこいつ実は結構有名だったりするのか?サムソンは狂えるオルランドゥでさり気無く名前が出てきてるんだが」 「どうなんでしょうね?でも旧約聖書ならそれなりには有名なのは間違いないんじゃないんですか?」 「う~む、まあいい。能力の方に入る。これは……凄いのか凄くないのか判断に迷うな……」 「……はい、ちょっと迷いますね………」 「宝具で能力を底上げして狂化でさらに能力値強化か。そこまでやってもこれだからな。さて凄いのか凄くないのか……」 「あの先生。動物使役はやっぱり……」 「───ああ。バーサーカーじゃ宝の持ち腐れっぽそうだな……理性が無いんじゃ流石に使役しようが無い。 これじゃ魔術や魔力の反応が出ない素の動物を使って偵察するという一番有効な動物スキルの活用が出来んな」 「先生……あの正直な話、サムソンはどうすれば良いんでしょうか?」 「負担が大きいバーサーカークラスと言うのもあって、勝算がかなり薄いからな。いや魔力量があるマスターでも薄いが。 そうだなそれでもやるのならば……まず第一に真名の秘匿を徹底的にしないと確実にやられる。他と違ってサムソンの真名バレは致命的だ。 第二に間違っても死体を触らないようにする為に敵マスターや一般人は襲わせない方がいい、と言ったところか?」 「胸をパンチして腕が貫通、人間即死でグズグズしてたら死体に触ってましたとかじゃ笑えませんもんね。他には…?」 「あとは戦闘技能が原始的なのが予想されるな。狂戦士クラス以前にサムソンが元々パワーこそ正義な戦闘スタイルなんだろう。………以上だ」 「…………あのロード?つまりハッキリと言えば決め手にも欠けるサムソンじゃ勝つ糸口は無い、と?」 「参加したマスターが単身じゃまず負けるだろうな。サムソンに送る大量の魔力でマスターは魔術行使も補助もロクに出来なくなる。 つまりサムソンを使って勝ちたいのなら聖堂教会のような魔術師と戦える戦力を複数人用意しないと無理だろうな」 「その時点でなんかもう無理っぽいんですけど、サムソンで敵サーヴァントの足止めをしてその隙に残りの者で敵マスターを倒すって事ですか?」 「ああ。敵サーヴァントが格下でもないと真っ向からの勝負はサムソンは些か不利だぞ。敵の宝具に対抗する手段が全く無いからな。戦闘続行Aに賭けるくらいしかない。 サムソンはなまじ通常戦闘が強い分、敵の宝具の使用確率を上げている、敵を半端に追い詰めると逆に敵の必殺の一撃でやられてしまうと言う訳だ」 「うわあ珍しい……先生が魔力量があるマスターでもお薦めできないと言うなんて……よし、ならあえて俺がマスターに……!(ボソリ)」 「次は皆も知ってる者も多いであろうギリシャの代表的大英雄の一人、オデュッセウスだ。何故かアサシンクラスだが……まあ構わん」 「なんでアサシンなんですかねぇ……?」 「では能力値の方だが、流石は足が速いオデュッセウスだな。敏捷が見事なものだ。攻撃力も中々だが守りが堅いのもいい」 「ギリシャ大英雄にしては微妙にショボく無いですか教授?」 「う~んまあ影の暗殺者クラスだからじゃないか?でもよく見てみれば肉体面も精神面も水準はしっかり越えているんだぞ?」 「そうですよ失礼な!オデュッセウスに謝ってください!」 「フラット静かにしろ。でスキルの方だがクラススキルの気配遮断を始め軍略や千里眼、神々の加護と実に便利かつ有用なスキルを持っているのも嬉しいな」 「そうなんです!これでステータスまで高かったら手の付けようが無いじゃないですか、判ってるんですか生徒Aさん!」 「………おほん!いやそれにしても流石は神々と英雄と人間が入り混じって戦ったトロイア戦争で活躍した智将。軍略は流石のレベルだな」 「ロードエルメロイⅡ、それって凄いんですのやっぱり?」 「ああ。世界を制覇しかけた彼の大王でも軍略Bだった。まあそれでもBランクは一流ランクなんだが、オデュッセウスはさらにその上を行く最高位の戦略家だ。 強いて残念な感想を述べるとオデュッセウス自身が対軍宝具や対城宝具といった宝具を持っていないことかな?」 「確かにそれが惜しいっスよね」 「では次がいよいよオデュッセウスの宝具なわけだが───」 「まさにオデュッセウスと言ったらコレだ!な宝具ですよトロイの木馬は。PCの用語にまでなる程なんですよ!?」 「ぱそこんって…君、絶対魔術師じゃないでしょフラット君……」 「ソイツが魔術師らしからぬところは今に始まった事じゃない。さて『殺戮す十二斧』なんだが、いや宝具の相性が良過ぎて笑えないな」 「相性が良過ぎ、ですか?」 「この弓は矢は標的を変えられ無いという常識なんぞ知ったことかな弓だ。そのため障害物が多い戦場や室内でこそ逆に絶大な威力を発揮する。 そういう場所や状況で戦う時は戦略を司る彼にはチェスでもしているような気分なのかもしれないな。故に戦術戦略で戦うオデュッセウスには最高に相性が良いという訳だ」 「そしてもう一つの宝具、『騙し欺く木馬の姦計』の解説に入るぞ」 「あーーーっ!俺のPCにいつの間にか『konton666.nero』って新トロイが666個も検出されてる何故!?ああ!フォルダ内に動物画像が大量に!?」 「さてこの宝具だがあの伝説通り実に強力な要塞殺しだ。自陣内こそが絶対の城砦と考えるマスターにとっては悪夢以外の何者でもないな。注意点は有名な分使用後に真名がバレる位か、ヤルなら必殺のつもりで臨むことだ」 「ロード質問です。一つお訊ききしたいのですがサーヴァント相手にマスターの工房は効果はあるんですか?」 「もちろん多少の効果はある。まあ英霊が総じて強力な神秘なため人間が扱う神秘程度では打倒は出来ないが上手くいけば消耗くらいはさせられる。 敵陣内でマスター相手に下手に消耗すればそこを敵サーヴァントに突かれ負けかねん。だから普通なら滅多な事ではそんな強行策はしない」 「敵の宝具効果なんかでよっぽど急を要する事態でもないと工房攻略なんて疲れるだけ、っスね」 「よってマスターにとって工房は何よりも気を抜ける場所なんだが、このトロイの木馬の前には無意味だな。いや油断し切っている分逆に危ないか? しかし結界すら無視するとは……下手するとハサンの気配遮断を超えてるんじゃないのかこれは?」 「………あのぅ教授?わたし一つ思ったことがあるんですけど……オデュッセウスはアサシンで呼んでもあまり意味は無いのでは?」 「ああ無い。全くもってその通り、オデュッセウスをアサシンで呼ぶメリットは殆ど無い。いやむしろ皆無と言ってもいい。 酷評になるが運悪くオデュッセウスをわざわざアサシンで呼んでしまったマスターには悪いが愚行としか言い様が無い。 もしそんな勿体無い事をするマスターがいたら私の所へ連れて来い再教育してやる。 流石にこれはヘラクレスをバーサーカーで召喚するのとは訳が違うからな。いやあれも色々と問題があるがアレよりも利点が無い……」 「そ、そんなにメリット無いですか?まあ確かに大英雄だし影の役割よりは三騎士クラスの方が似合ってますけど」 「そもそも気配遮断スキルより強力で有用な木馬があるんだから気配遮断スキルは必要なかろう。おまけにランクが高くない為使い道が殆ど無い。 隠密程度のCランクだと工房全ての結界を突破出来るかが判らんし、ただ敵から隠れるだけにしてもマスターと一緒に木馬で隠れる方がより確実だ」 「それに宝具、スキルの相性も弓兵クラスの方がよい。ならばアーチャーで召喚してより有用な対魔力スキルと単独行動スキルを得た方がオデュッセウスを確実に強く出来る。 特にマスターに攻撃魔術があれば単独行動スキルはかなり使えるぞ?マスターの全力魔術と『殺戮す十二斧』波状攻撃で戦略の幅がさらに広がるしな」 「う、そう言われたら確かにアサシンよりアーチャーの方がお得なような気がして来た……」 「さてと少々長くなったが纏めよう。ギリシャの代表的な英雄の名に恥じないかなりお勧めなサーヴァントだ。ランクにするとB+相当のお薦め度。 戦術戦略面での活躍が期待できるし、宝具戦も軍略Aのお蔭で下手なモノなら何とかなる筈だ。 さらにトロイの木馬は工房戦が主体のキャスターにとっては天敵になる。後はアーチャークラスで呼べば文句無しだ」 「次もギリシャの有名所の英雄ベレロフォン。騎兵クラスだな」 「魔獣キマイラを退治した英雄ですね!カックイイー!」 「ステータスは敏捷と幸運、宝具のステが高い。後は筋力が並と言ったところか?」 「Dランクって並なんですか?」 「言葉の感覚的にはDやCランクが並になるんじゃないの?」 「話ではAランクで超一流、Bで一流、Eが最低ランクと言われている為、等間隔にするならば間に来るのは平均以下と平均以上辺りが適当だろうな」 「超一流>一流>平均>平均以下>最低値ってのも一流と平均と平均以下の間に落差が有りすぎますしねえ」 「さて話を戻してスキルの方だが、対魔力が気休め程度だな。人間の魔術師ならともかくキャスタークラスの魔術になるとまともに受けるのはきつい。 だが仕切り直しスキルを持っているのは嬉しいぞ。これは使えるスキルだからな」 「ん~見た感じベレロフォンは宝具の方が強いタイプですかね?」 「いや、ベレロフォンはマスターによって強さが変動するタイプのサーヴァントだ」 「??……ステータスや出力の話がですか?」 「ライダーの宝具の『黄金の手綱』は騎乗する対象によって威力が変動するんだがベレロフォン自身は幻想種の召喚能力は無い。 となると当然ライダーが騎乗する物はマスターが用意するか現地調達してやらなければならない」 「うわ、効率良いのか悪いのかわからない人ですねぇ」 「不利点はサーヴァント相手には少々攻撃力が不足している事だが、代わりに騎乗物が倒されてもいくらでも替えが効くという利点もあるんだぞ?」 「そっか普通は騎乗物がやられたらライダーはそこまでッスもんね」 「で、ここでマスターがどういう騎乗物をベレロフォンに与えてやれるかな訳だが。普通ならば手に入れやすい馬や牛などの家畜や、虎や狼などの野獣になる。 だがもしここでどこぞの秘境にまだ現存する魔獣を与えてやれたならばベレロフォンを一気にパワーアップ出来ると言う訳だな」 「でも幻想種なんてそう簡単に用意できるものでもないですし……」 「普通は無理だろうな。ああそう言えば噂で聞いた事のあるがネロ・カオスとかいう魔獣を使うらしい死徒なら相性良さそうだな。ま、ありえん話だが」 「死徒のマスターなんかが出てきたらその時点で教会が出てきて戦争になりますわね」 「そしてもう一つの宝具『屠獣熔鉛』だが、これはまあ見ての通り拘束する事に特化した宝具だ。下手に捕まると流体の中からの脱出が困難なのは言うまでも無い」 「では纏めるが質の良い獣や機械類、もしくは幻想種を用意できるマスターは相性が良いので選ぶと良いぞ。 ただし、宝具の性質上一撃の重さは他の解放型の宝具持ちのサーヴァントよりも劣るため連打連打で一気に畳み込む戦術がよいだろう」 「先生!俺、第三次皆鯖ではアーチャー、ラーマが本命だと思いますよ!?」 「フッ。私もそう思うが果たして噛ませ犬の烙印を押されているラーマを活躍させてくれる戦場(SS)は現れるものか……」 「うっ、う、ぐすん……非の打ち所なんて無いのにぃ……」 「さてステータスの方だが───む?全ての能力値がBランク超えしてるな、流石はインド最高位の大英雄だ。能力値もバランスも一流だ」 「ここまで強いのに何故カマセに───やはりムエタイか!?ムエタイが悪いのかぁぁ!!」 「しかし幸運値が高いのが少々意外ではあるが……ではスキルの方を見てみよう」 「各クラスの基本能力値と見比べると確かにサーヴァントって幸運の平均値が低そうですもんねー」 「ん。対魔力も結構強力だな。ただ単独行動スキルがDなため高ランク単独行動スキル持ち程の無理は効かなそうだ」 「えと保有スキルの方は神性に千里眼、透化の三つです」 「神性は無視するとして、千里眼と透化とは随分良いものを持っている」 「やっぱりこの二つは良いスキルですか?」 「ああ。透化は俗に言う無の境地に近いものがあるな。自己を無くし奇跡に手を伸ばす我々には身近なものだろう。これはそれの先にあるモノだ。 その恩恵として精神攻撃に対する抵抗力と気配遮断を得るが、この気配遮断はアサシンとしてのとはまた別だな」 「別……ですか?」 「そうだ。透化の気配遮断で暗殺や敵陣侵入はまず無理だ。もしラーマでこれを使いたいのなら戦場の監視をさせると良い。 戦場の端にこっそり配置させるのでもいいが、千里眼と併用させればまず誰にも気づかれずに監視できるだろう」 「なんかえらい多芸っスね……ムエタイマンのくせに」 「で、もう一つの目玉スキルである千里眼だが、当然だが弓兵は基本的に眼が良い。でないと遠方の敵なんか見つけられないからな。 スキルとして顕現していなくても真っ当な弓の英霊ならば遠くの敵を見る視力は標準装備と言ってもいいだろう。 そういう中でこの千里眼を持っている弓兵はその『眼』が群を抜いてしまった連中なんだろうな。鷹の目だけでなく度が過ぎた動体視力や果ては特殊能力付きの眼などが千里眼になるのだろうか?」 「それでラーマの目に付属してるのが透視と。スキルが透明なだけあってキャラも透明(薄い)というわけッスかww」 「な、なんて酷い事を言うんですか!そんな人は退場ですよ退場!ねえ先生!?」 「さて(無視)宝具の方だが、やたら色々と持っているな。しかも全てロングレンジの攻撃用とはね。 普通なら一つくらい補助系の宝具があるものだが……ここまでキッパリしていると逆に清々しいもんだ」 「先生っ!早く各宝具の解説をして欲しいです!」 「んああすまん。では『神刃』からやるが、ふむ追尾機能とステルス効果か……なんと言うか、まんまミサイルだな」 「………ですよね」 「よほど良い勘をしていないと矢が体に着弾するまで気づかないという事も有り得るかな。ただまあ急所目掛けて飛んでくる訳ではないから攻撃力自体はそう高くは無さそうか? タイプは利器型かな?解放型だったら他の宝具の方が有用度が高いから正直あまり使いどころがなさそうだがな……。 問題点を挙げれば宝具の性質上、矢の照準をちゃんと付けられるのかが判らないところか。まあその変わりに矢が勝手に動く分命中率自体は良さそうだがな」 「利器型の宝具ならこれをメイン武装にして戦う事になりそうですね!」 「もう一個がAランク対軍宝具『天翔る光明』か。さてこの宝具だが、直線状に敵を攻撃する貫通系の軌道かなどうも。直列する敵は良い的だ」 「教授、この特殊効果の対蛇ってことはやっぱメデューサとかはヤバいですか?」 「相性で言えば最低最悪だな。あと蛇に深い因子を持つ英雄も注意しとくに越したことは無い」 「で最後が『創世神の光明』A++ランクの対人宝具だが、いや実に贅沢だな。Aランク対軍宝具が有りながらさらにA++ランクの奥の手とは」 「多分ですけどラーマって皆鯖上一番贅沢なサーヴァントかもしれませんね?」 「太陽の弓『天翔る光明』で撃たれたこの『創世神の光明』はA++ランクの攻撃力とサルンガの追加効果を得る訳だが……これは盾の宝具でも防ぎきれんな」 「無理なんですか?」 「盾のランクにもよるが多分無理だ。なまじエネルギーが収束しているだけあって一点を突破する貫通力が半端じゃないと予想される。 最低でも規模で勝るA+ランクの対軍宝具で威力を削いで耐え凌ぐのに賭けるか、同じくA++ランクの宝具で単純に相殺。もしくは事前に太陽の弓を破壊でもしない限りこれを撃たれれば死ぬな」 「うおーーーーー!なのになんでこいつはカマセなんだろうかーーーー!!?ところで燃費の方はどうなんスか?」 「流石にこの超威力で消費魔力が少ない訳がないだろう。だがまあ、対軍宝具や対城宝具なんかに比べると全然マシだな」 「さてラーマの纏めだが、一応格闘で接近戦も出来はするがわざわざ自らサーヴァントを弱体化するような戦術を取る必要はなかろう。 相手が格下でもない限り剣兵や槍兵と接近戦をしても良い事は無いぞ。それに接近戦はレンジの問題で宝具が封じられる結果に繋がるから旨くない」 「あ、それもそうですよね。どの宝具もレンジ5以上からですし下手に接近し過ぎると逆に宝具使用が難くなるんだ」 「そういう訳だからラーマはアーチャーらしく距離を取って戦うか、長距離狙撃で仕留める方が良い戦果を出せるだろう。 宝具が強力な分の魔力負担はかなり有りそうだが、伝承では戦いの後は平和に国を治めてるし性格は問題なさそうだ。 マスターが宝具使用の際に魔力枯渇させられて死ぬ事はあるまい。扱い易さ、戦力的にも太鼓判を押せる有力株だ。あとはマスターの身の安全に注意すればいい」 「それにしてもおめでとうございますラーマさん!先生から太鼓判が出ましたよ!これでヤムチャからピッコロくらいの進化は出来たかもですよ!」 「ラーマに少々時間を取り過ぎたな。次ランサー呂布だ、サクサク行くぞ」 「この呂布だが第四次や第五次聖杯戦争時にニホンで召喚すれば多少なりとも知名度による強化を得られるだろう。近隣で三国志は人気があるようだからな」 「三国志最強の武将だけはあって攻防敏がBランクと肉体面の能力値が高いですね」 「しかし属性が混沌・悪なのが気になるところだな」 「この組み合わせって良くないんですか?」 「ハッキリ言って最悪だ。混沌の行動方針は自分本位の自由人なケースが多いのだがこれに属性の悪が来るとかなりマズイ」 「ところで教授この属性ってどういうのなんですか?」 「狂戦士のように役割(クラス)によって変動したりもするが、簡単に言えば人間から見て善玉か悪玉かじゃないか? 私の主観ではあるがギルガメッシュやイスカンダル、メディアとかジルとかも本人云々よりも人々にどう見えてるかで決まっているように思える」 「まあ確かにギルガメッシュとかイスカンダルは見方を変えれば暴虐者や侵略者ですし、メディアとかも被害者ですしね」 「では話を戻すが、正直この組み合わせになるくらいなら秩序・悪や中立・悪の方がまだいい。 ちなみにこの属性の代表例はジル・ド・レェだ。これでこの属性がどのくらいマスターにとって性質の悪いものか判っただろうか? 「げっ!その人って先生が補習で言ってた第四次の聖杯戦争の虐殺者じゃないですか……」 「おまけに呂布には裏切りの逸話があるくらいだ。下手をすれば令呪を使ってでも裏切りの対策をする必要がある」 「え?でも先生?令呪さえあればサーヴァントはマスターを裏切れないんじゃないですか?」 「まさか。その気になれば連中は簡単にマスターを裏切れるさ。 ただサーヴァントにも目的がある以上、マスターを失う事は現界するにも戦っていくにも効率が悪いから普通はやらないだけだ。 サーヴァントを失ったマスターがまた新しくサーヴァントを得るのが難しいように、新たなマスターを得るのもそう簡単ではないからな」 「でもそれならやっぱりサーヴァントは裏切りはやらないじゃないですか先生」 「普通は、と言っただろう?要するに呂布は例外と言う事だ。スキルを見れば判る」 「えと呂布の保有スキルは対魔力、騎乗、一気呵成、仕切り直し、単独行動ですね。クラススキルが異常に目立ちますね」 「とりわけこの高い単独行動スキルがある時点でマスターは呂布の裏切りは当然と考えなくてはいけない。でないと───本当に死ぬぞ?」 「…………」 「さて。判っている者もいると思うがこの呂布は宝具の能力的にも保有しているスキル的にも持久戦や乱戦に強い。 『方天画戟』は能力、ランク共にそう強力な物では無いが全ての敵サーヴァントを同時に相手出来るという利点がある。 後は戦闘が長くなればなるだけ命中率が上がる一気呵成と戦闘の建て直しが出来る仕切り直しを有効活用しない手は無いな」 「ロードエルメロイⅡ。では呂布の戦略はどういうものがよろしいんですか?」 「見ての通り呂布は宝具戦になれば敗北は必至だ。能力上『方天画戟』は宝具戦では全く役に立たないからな、ランクも低いし。 よって敵の宝具を封じながら自身に有利な戦いを進めれば良い訳だ。なら、第三者の戦闘に乱入するのが手っ取り早くてよい。 互いの警戒が必要な乱戦ならば一部の奴を除いて宝具はそう簡単に使用出来なくなるし、呂布は乱戦と相性が良いからな」 「なるほど。下手に宝具が飛んでくる一騎打ちよりもバトルロワイヤルの方が強いってわけですね」 「では呂布のまとめに入るが裏切り対策は絶対に必要だ。惜しいが令呪を使ってでもやるべきだな。後は利器型の対人宝具持ちが多ければ良い活躍が出来そうだ」 「ところで弱点とかはありますか?」 「ああそうだった言うのを忘れていた。伝承の通り欲望の強い人物だ。セミラミスのような毒婦タイプには気を付けておけ。最悪絡め取られてコロっと逝くぞ?」 「そういえば呂布って武力は凄いけど頭の方は結構単純でしたっけ……メデューサの『暗黒神殿』も危なそうだなあ」 「全然サクサクやれなかった呂布に続いて最後セイバー、日本武尊だ」 「ヤマトタケルてニホン最強!って意味らしいですね」 「さてこいつはニホンの英雄なだけあって呂布と同様に知名度によるパワーアップが考えられるな。 ニホンではクサナギの剣やアメノムラクモはゲームや小説に出るくらい有名らしいぞ?私もそれで知ったくらいだ」 「インド最強?のラーマと五分の能力値……名前通りに日本最強の英雄?」 「少なくともニホンの英雄の中では上の方だろうな。ニホンの英雄を呼びたいのならこいつの触媒を探すのが良いぞ。見つかればだが」 「属性は問題無しだな。ただ本人の性格にはムラがあるようだから頭に入れておくといい。後で困らんで済むようにな」 「目ぼしいスキルは……うわっ!?対魔力がBランク。神性がB、合気がA。神殺がBランクと一流揃いですよ!」 「合気は良いスキルだ。自然と一体化するとでもいうのか周囲の状況把握が素早く出来れば戦闘だけでなくアサシンの暗殺にも対応し易い」 「対魔力もBランクもあればほぼ魔術に対して無敵ですしね。大魔術や儀礼呪法等でも傷つけるのが難しいくらいなんですし」 「そうだな。で残るは対神性の神殺スキルだが、日本武尊という英雄の特徴を表わしたスキルだな。いや実に皮肉だな」 「皮肉……ですか?」 「神の子が神を殺すと言うのもそうだが、こいつはその力を父に恐れられて飛ばされたのだろう?なら結果を出せば出すだけどうなったか想像は容易だ。だから皮肉だなとな」 「…………」 「いやつまらない話だった、元に戻すぞ。いよいよ宝具だがこの『草薙剣』は武器としても優れているが随分と多様性を誇っているな」 「刀身の隠匿、気配遮断、魔力効果の打ち消しを可能とするとありますね。魔力効果の打ち消しってなんでしょう?」 「刀身の秘匿は見えない剣の『風王結界』と同じ様なタイプだろうな。で気配遮断は霧の幻覚作用による姿の隠匿ってところかな? 最後の魔力効果の打ち消しは───流石にこれじゃ具体的な内容が判らないな……。多分、強化魔術などの効果破棄なんだろうか? まあ、とにかくこの宝具が接近戦で絶大な効果を発揮するのは間違いない。有効性は騎士王が見せてくれたからな」 「う~んどっちにしても何がどこまで出来るのかは実際見てみないとわかりませんね……あ『天叢雲』もお願いします!」 「『天叢雲』だが、これは使う場所を選ばんと大惨事だな……。後はそうだな、レンジ的にも空中から雪崩込む形で落ちてくるのかな? もしそうならばイメージ的には鉄砲水と津波だな。それから多少は軌道操作が可能と考えられる」 「津波や鉄砲水が8も来んのかぁ、うへえそりゃスゲェわ」 「この宝具は発生の性質上、より高い空中で発動させれば日本武尊と宝具軌道が直線に並ばないという利点が出来る。 つまりもし宝具の打ち合いで競り負けても敵の宝具の軌道によっては損傷無しで済む場合もあるという訳だ」 「あのそれってもしかして無敵なんじゃありませんか?」 「いやだが宝具の打ち合いが出来ないサーヴァントにとってはそうでもないぞ。第三次皆鯖では例えば呂布とかな。 そういう連中にとっては逆に前進して間合いを詰めれば助かる可能性が残っているわけだからからどんなものでも良し悪しはあるものだ」 「では纏めに入るぞ。まずはヤマトタケルと信頼関係を結んでしっかり手綱を握る事だそれで性格の問題はある程度解決出来る。 後は『天叢雲』の使用に注意するくらいだな。こいつもラーマと同じく大英雄の格ゆえ、余程ハイレベルな戦いでない限り勝ち残れる。 よってこいつも注意しなければならないのはキャスターやアサシンのマスター攻撃なんだが、対魔力と合気のスキルで結構守りも堅いんだよな……」 「あれ?意外に問題点が少ない?」 「ん。少々つまらんがその通りだ。普通に超お薦めの英霊……というか薦めないのがおかしいレベルだぞ?ラーマと同様にA+ランクのお薦め度でよろしくしよう」 「さて総纏めだ。第三次皆鯖で有力なサーヴァントは日本武尊、ラーマ、オデュッセウスの三名だ。ラーマも良いが特に日本武尊が知名度的にも良い」 「意外なことにヤマトタケル問題点も少なかったですしね。もっと問題があると思ってたのに……」 「まあ使い易さは高ランクの対人、対軍宝具を持つラーマの方が上だ。日本武尊の宝具は強いが少々癖があるからな」 「この三名が共通して言えるのは如何にマスターが足を引っ張らないかだ。ここまで強力だとまずマスターが狙われるからな」 「こればっかりは対策が無いのが残念ですよね」 「ローゼンクロイツならのマスターの超強化が簡単に出来るんだが……流石に奴ではこの三人には勝てないからな」 「戦力差が圧倒的ですもんね……」 「───だが逆を言えばマスターを強く出来るこいつみたいなタイプこそがこの三名の天敵になり得るから注意が必要だ」 「………絶対これみんな意図しないで作ったんでしょうね……」 「……多分な。私も今さっき気づいた」 「ところでハイ先生!あんなに強いラーマや日本武尊がA+相当のお薦め度ならA++レベルのお薦め度は誰ですか!?」 「それはお前イスカン───いや、なんでもない。ではかなり長くなってしまったがこれで第三時限目の講義を終了する」 「ちぇ残念……。先生、それに参加したマスター候補の皆さんもお疲れ様でした!」 「「「お疲れ様でした。教授もありがとうございました!」」」 「さてと、私はこれでようやく───」 「あ、あの!教授!これからお昼でもどうでしょうか?!」 「ちょ!あー!わたしが先に誘おうって言ったんじゃないっ!」 「こういうのは言った者勝ちなの!」 「抜け駆けなんて許さないわよ!」 「いやいやプロフェッサーカリスマは俺たちと飯食うんだっての!女は引っ込んでろよ」 「そうだっつーの。グレートビッグベン☆ロンドンスターもお前らよりも俺たちの方がいいに決まってるじゃん。ですよね教授?」 「あんたたちこそ引っ込んでなさいよ!大体教授は男性なのよ?あんた達みたいなガキとご飯食べても嬉しくないわ。ねえ教授?」 「いや私はだな……」 「「「どっちがいいんですか?!ロードエルメロイⅡ!」」」 「─────頼むから帰らせてくれ……」 ~FIN~