約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/capriciously/pages/173.html
2/20(日)応龍来々→海 取得トリガー:帝龍の玉*5、第二の聖徳、第四の聖徳、第六の聖徳 消費トリガー:ゴラホMチップ*12、第二の聖徳、無貪の善根、上質なゾミト器官、第三の聖徳、無痴の善根、上質なペミデ器官 活動P:集合、トリガー*8、終了→最大10P Asanuman 8P Axer 10P-1P+10P Cronos 9P Furaga 9P Gogoo 8P Guraido 8P Hiren 9P Jlml 10P+10P Julius 10P Lastea 9P Leser 10P Saraha 9P Yukishin 10P 1.応龍来々←Axer +10P 真龍角→Jlml 帝龍の玉→Axer 2.応龍来々←Lastea +10P 真龍角 Lastea 10P 帝龍の玉→Lastea 3.応龍来々←Jlml 帝龍の玉→Jlml 真龍角 4.応龍来々←Hiren +10P 真龍角 Hiren 10P 帝龍の玉→Hiren 5.応龍来々←Guraido +10P 真龍角 Guraido 10P 帝龍の角→Guraido 6.Jailor of Fortitude 第二の聖徳 フォーティチュアクス 破棄 7.Jailor of Justice 第四の聖徳 ジャスティスソード 破棄 8.Jailor of Temperance テンペランスロッド Axer 1P 第六の聖徳 9.Jailor of Love ドロップ 消滅
https://w.atwiki.jp/ever_blue/pages/15.html
資金稼ぎ 上級装備の入手法クリオネ リブリーザー∞ ベストターン、ブレイブワールド ラグジュアリー ファイナルサック オンリーワン 残しておいた方が良いアイテム 資金稼ぎ 上級装備の入手法 クリオネ マッシモに艦載砲を見せた後、 ヴェネッサ通りにいる装備開発者の家を訪ねると、数日後に貰える。 艦載砲はオンリーワン+パワーグローブを装備し、スパーダ号から回収。 リブリーザー∞ チタン合金+リブリーザー10を合成すると完成する。 チタン合金の材料は、 バナジウム:アグリッパの宝箱(合成表の?欄を埋めると貰える) チタン鉄鉱:ベリルナイフ+はんれい岩を合成(33%) ベストターン、ブレイブワールド オークションで出回る装備にはフィンのみ2種類あり 「スーツ」「ボンベ」「フィン」「(サック)」と 「スーツ」「ボンベ」「サック」「(フィン)」の2通りの出品パターンのうち 前者がベストターン、後者がブレイブワールド。 ラグジュアリー キャオの記録(0"33"71)を抜くと貰えるマップエレメントに入っている。 レースはブレイブワールド+アクセラレータ推奨。 ファイナルサック 成金のパゾリーニから貰う。 オンリーワン マッシモに50000g以上のアイテムを見せると貰える。 ジュノー号のグランドピアノや、ソファーベッド、オークベッドなど。 ファイナルサック+モアスペースと相応のHPが必要。 残しておいた方が良いアイテム 名前 渡す相手 ムーンストーン/パール イザベッラ 木片 ティナ コンロ 八百屋ポルコ バイオリン マルチェロ船長 シンキングルアー 漁師カルロ 砲弾 造船技師ディーノ 浮き輪 エリオ シャベル 門番ジオ
https://w.atwiki.jp/mhp3/pages/702.html
尖竜骨 防具用途 部位 防具名 個数 備考 頭 レウスSキャップ 3 頭 レウスSヘルム 3 頭 ナルガUキャップ 4 頭 ナルガUヘルム 4 胴 ベリオUレジスト 5 胴 ベリオUメイル 5 胴 ペッコUレジスト 1 胴 ペッコUメイル 1 腕 ガンキンSガード 3 腕 ガンキンSアーム 3 腕 ネブラUガード 2 腕 ネブラUアーム 2 腰 ベリオSコート 4 腰 ベリオSコイル 4 腰 ペッコSコート 1 腰 ペッコSコイル 1 腰 ペッコUコート 1 腰 ペッコUコイル 1 腰 ボロスUコート 2 腰 ボロスUコイル 2 腰 ルドロスSコート 2 腰 ルドロスSコイル 2 腰 ルドロスUコート 2 腰 ルドロスUコイル 2 脚 ドーベルレギンス 5 脚 ドーベルグリーヴ 5 脚 ハプルSレギンス 3 脚 ハプルSグリーヴ 3 脚 ボロスSレギンス 3 脚 ボロスSグリーヴ 3 脚 レイアSレギンス 3 脚 レイアSグリーヴ 3 脚 ネブラUレギンス 2 脚 ネブラUグリーヴ 2 武器用途 種別 武器名 個数 備考 大剣 ブラスウォル 5 生産 大剣 ブラスウォル 3 強化 大剣 ティガノアギト改 4 強化 大剣 剛剣ターロス 5 強化 大剣 オオアギト 5 強化 大剣 炎剣リオレウス 3 強化 太刀 ボアバルディッシュ 4 強化 太刀 ドループグレイブ 5 強化 太刀 ディアパゾン改 3 強化 片手剣 ギガスクラブ改 3 強化 双剣 ヒドゥガー改 4 強化 双剣 ブラッドウィング改 2 強化 双剣 ブロス改 2 強化 ハンマー フリントペッコ 2 強化 ハンマー メルトナックル 4 強化 ハンマー ヒドゥンブレイカー改 3 強化 ハンマー 卵槌ガーグァ 3 強化 狩猟笛 ハードボーンホルン改 5 強化 狩猟笛 トロペクルーパー 5 強化 ランス ブロスホーン改 5 強化 ランス ハードボーンランス改 6 強化 ランス ヘルファイア 3 強化 ガンランス 夜銃槍【残月】 5 強化 ガンランス ギリーガンランス 5 強化 ガンランス ティガーバースト改 3 強化 スラッシュアックス スパークルペッコ 2 強化 スラッシュアックス ボーンハッカー改 5 強化 スラッシュアックス ヒドゥンアックス改 3 強化 スラッシュアックス タイラントアックス改 3 強化 スラッシュアックス ヴァーミリンガ 3 強化 ライトボウガン スナイプシューター 4 強化 ライトボウガン ヒドゥンゲイズ 5 強化 へビィボウガン パッチペッカー 3 強化 へビィボウガン 46式潜伏重砲Ⅲ 3 強化 へビィボウガン 夜砲【黒風】 4 強化 へビィボウガン ギリースナイパー 6 生産 へビィボウガン アグナブラスター 4 強化 弓 アメジストギアⅠ 4 生産 弓 64式連装弓Ⅲ 4 生産 弓 ヒドゥンボウⅡ 3 強化 弓 ギガスクラブ改 3 強化 装飾品用途 名称 個数 備考 早気珠【2】 2 制龍珠【1】 1 強弾珠【3】 2 備考
https://w.atwiki.jp/evergreenbonds/pages/15.html
アル・タユに生息するモンスターを倒すことで取得できる各器官で交換出来るアイテムです。 (クエスト「古の秘術」の報酬) ※上質な~がついたものは対象外。NMトリガー。 ※アル・タユに行ける状態でタブナジア地下壕地下にいるYurimに話し掛けると発生。 クエスト「古の秘術」 属性チップと、銀の帯orゴルゲットorシルバーピアスを渡すと、 「光を放つ微粒子が含まれているモノ」を持って来るように言われるので、 器官をトレードすると対応した装備が貰える。 ※アップルパイをトレードすると、必要な器官のヒントが聞ける。 各装備の性能 属性ゴルゲット 首 72~ 潜在能力:ウェポンスキルの命中/ダメージアップ*1 属性帯 腰 71~ 防7 属性に対応した曜日と天候属性を常に受けられる サナティヴピアス 耳 65~ ヒーリングHP+4 サナティヴピアス 耳 65~ ヒーリングMP+2 *1 潜在発動条件:対応した連携属性のWS使用時。効果は+0.1(+25/256)の模様。 チップ対応表 レッドチップ フレイム、火輪 ブルーチップ アクア、 水輪 イエローチップ ソイル、 土輪 グリーンチップ ブリーズ、風輪 パープルチップ サンダー、雷輪、サナティヴピアス クリアチップ スノー、 氷輪、リラクシングピアス ホワイトチップ ライト、 光輪、サナティヴピアス ブラックチップ シャドウ、闇輪、リラクシングピアス ※サナティヴピアス、リラクシングピアスは、どちらか片方のチップで可。 装備対応 銀の帯 → 属性帯 ゴルゲット → 属性ゴルゲット シルバーピアス → サナティヴピアスorリラクシングピアス 器官対応 アイテム 組織 アーン(人型) ゾミト(イカ) フワボ(エイ) ペミデ(金魚) ヨヴラ(クラゲ) ユブヒ(花) フレイムゴルゲット 5 10 1 スノーゴルゲット 5 10 1 ブリーズゴルゲット 10 5 1 ソイルゴルゲット 5 10 1 サンダーゴルゲット 10 5 1 アクアゴルゲット 10 5 1 ライトゴルゲット 7 3 3 2 シャドウゴルゲット 3 3 7 2 火輪の帯 3 3 7 氷輪の帯 3 7 3 風輪の帯 3 7 3 土輪の帯 3 3 7 雷輪の帯 3 7 3 水輪の帯 3 3 7 光輪の帯 3 3 7 闇輪の帯 3 7 3 サナティヴピアス 5 5 リラクシングピアス 5 5 アイテム 組織 アーン(人型) ゾミト(イカ) フワボ(エイ) ペミデ(金魚) ヨヴラ(クラゲ) ユブヒ(花) 属性ゴルゲットについて 各ゴルゲットが有する属性(対応する魔法属性) フレイムゴルゲット 溶解(火)/核熱(火光) ライトゴルゲット 貫通(光)/核熱(火光)/光(火風雷光) ブリーズゴルゲット 炸裂(風)/分解(風雷) サンダーゴルゲット 衝撃(雷)/分解(風雷) スノーゴルゲット 硬化(氷)/湾曲(氷水) アクアゴルゲット 振動(水)/湾曲(氷水) ソイルゴルゲット 切断(土)/重力(土闇) シャドウゴルゲット 収縮(闇)/重力(土闇)/闇(氷水土闇) Lv1連携属性(対応する魔法属性/属性ゴルゲット) 溶解(火/フレイムゴルゲット) 貫通(光/ライトゴルゲット) 炸裂(風/ブリーズゴルゲット) 衝撃(雷/サンダーゴルゲット) 硬化(氷/スノーゴルゲット) 振動(水/アクアゴルゲット) 切断(土/ソイルゴルゲット) 収縮(闇/シャドウゴルゲット) Lv2連携属性(対応する魔法属性/属性ゴルゲット) 核熱(火光/フレイムゴルゲットorライトゴルゲット) 分解(風雷/ブリーズゴルゲットorサンダーゴルゲット) 湾曲(氷水/スノーゴルゲットorアクアゴルゲット) 重力(土闇/ソイルゴルゲットorシャドウゴルゲット) Lv3連携属性(対応する魔法属性/属性ゴルゲット) 光(火風雷光/ライトゴルゲット) 闇(氷水土闇/シャドウゴルゲット) ※WSのダメージ属性ではなく『連携属性』であることに注意! ダメージ属性=ゲーム中の説明書きに書かれている属性 例)六之太刀・光輝 光属性ダメージ 連携属性 振動/衝撃 ×ライトゴルゲット ○アクアゴルゲット(振動)/サンダーゴルゲット(衝撃) 関連情報 リンバス リンバス素材 AF打ち直し 古銭交換品
https://w.atwiki.jp/4453wj/pages/41.html
レース案一覧 現在挙がっている主なレースです。 投稿可。 名前 コメント 次回2ch杯トライアル、ブロードアピールS、或いは、ウインガー繋がりでボーラーS(条件根岸)とかどうだろうか -- 名無しさん (2006-02-16 17 55 45) サンデーサイレンス記念 東京・2000条件サンデーサイレンス産駒限定(サンデーサイレンス以外の馬を記念してもいいかも、そのときは条件をいろいろ変えてもいいかもしれません。) -- 名無しさん (2006-01-29 23 32 20) カナエ&タマエ&ノゾミ&王様特別 東京・2400 -- 名無しさん (2006-01-29 23 27 02) 東京・ダート・2100 -- ダビつくダートダービー (2006-01-29 23 24 10) 白毛馬限定戦・大先生杯 東京・府中・2500m・兵庫ドンクールクオリティ 兵庫・ダ1870m ・勝春特別 中山・1800m ・メイショウカイドウハンデ 小倉・2000m ・岡部記念 阪神・1600m(牝・ハルウララハンデ (最弱決定戦)・ツインターボメモリアル (全頭大逃げ強制)・禿S (2getした馬が優勝)・歯車隠特別または黒流賞 (SS×ハーヘア産駒限定)・死神記念(内国産限定) 福島・1800m ・ジャパンカップニート(未出走馬限定)
https://w.atwiki.jp/goumatiruto/pages/199.html
<夢現の郷> アクセ 魔法少女マジカル☆ノゾミン ~SD化3/4サイズ~ ぬいぐるみ 魔法少女の格好をした姫野・渇望(b30184)のぬいぐるみ、抱き枕にどうぞ。 アクセ Un reve de l'intervalle 時計 複雑な組み立てで作られた懐中時計、半永久的に動き続ける仕組みになっている。 アクセ 狭間の幻想曲 小物入れ 作者も題名も無い曲を紡ぐ箱型のオルゴール。ちょっとした小物を収納出来る。 武器 紅鬼【浄玻璃】 鬼面 十王が五番「閻魔王」を模した鬼面。真偽を映し出すと伝わっている。 アクセ 牛乳爆弾 飲物 少しの衝撃を加えると異臭を撒き散らしながら破裂する1年前のパック入り牛乳。 アクセ 風姫の魂 首飾り ペリドットとエメラルドが1つになっている貴重な宝石をあしらったペンダント。 アクセ 炎姫の心 首飾り ガーネットとルビーが1つになっている貴重な宝石をあしらったペンダント。 アクセ 水姫の涙 首飾り アクアマリンとサファイアが1つになっている貴重な宝石をあしらったペンダント。 期間限定 アクセ Amour innocent お菓子 「純愛」という意味が込められたチョコレート。愛する者へ秘めた心と愛情を込めて…。 アクセ Affection お菓子 「親愛」という意味が込められたチョコレート。お世話になった人へ感謝の気持ちを…。
https://w.atwiki.jp/4453wj/pages/6.html
[ダビつく5 新作情報まとめ] レースシーンが完全3D化へ 沙田競馬場(香港)の追加 音声解説に井崎脩五郎氏を起用 それに伴った実況音声も追加 レース実況もそれなりの変化を遂げる ファンファーレ作曲機能の追加 BGMや登場キャラクターはほぼ変化が無い 牧場開設地に『島』登場、デフォで飛行場併設 ホースパーク施設にTV局 ジョッキーの細やかな育成要素が追加 ライバル馬に05年度のクラシック世代も登場 カメラワークの見直し、アングル変更に「スペシャル」が追加 反復横飛び・前詰まりはだいぶ緩和 以下、開発者談話より引用 5頭以下でも音声実況を追加、有名は馬は収録音声に変更 オープン馬以外も先行登録を可能に プール調教を3種類に レース詳細画面にフルゲート頭数・芝の状態を表示 一番右の育成メモも入厩前に印が判明することあり 牧場/ノゾミ牧場でイベントがある場合は画面右上に顔アイコンが点滅 種付けコメントをテーマごとに4ページ構成に つくろう登録で騎手選択を追加 血統研究所の能力判定で種牡馬・繁殖牝馬の判定を可能に カラフルな特殊メンコを追加 出走時に番組表で育成メモの確認を可能に 海外レースでも通常の騎手指示を可能に ペリエ・デムーロに騎乗依頼可能 函館滞在中にウッド調教を追加
https://w.atwiki.jp/ragus/pages/47.html
Jailer of Justice 種族 Xzomit レベル ?? POP場所 F-11 POP条件 ???に第二の聖徳と無貪の善根と上質なゾミト器官をトレード 戦利品 第四の聖徳 ジャスティスソード ジャスティストルク 備考 七元徳:正義 Jailer of Hope 種族 Phuabo レベル ?? POP場所 D-9 POP条件 ???に第一の聖徳と無瞋の善根と上質なフワボ器官をトレード 戦利品 第五の聖徳 ホープスタッフ ホープトルク 備考 七元徳:希望 Jailer of Prudence 種族 Hpemde レベル ?? POP場所 L-8 POP条件 ???に第三の聖徳と無痴の善根と上質なペミデ器官をトレード 戦利品 第六の聖徳 プルーデンスロッド プルーデンストルク 備考 七元徳:思慮 二匹同時POP Jailer of Love 種族 Yovra レベル ?? POP場所 K-12 POP条件 ???に第四の聖徳と第五の聖徳と第六の聖徳をトレード 戦利品 ラヴハルバード ラヴトルク 溺愛の情念(ノーヴィオピアス) 貪愛の情念(ノーヴィアピアス) 備考 七元徳:慈愛 Absolute Virtue 種族 Aern レベル ?? POP場所 K-12 POP条件 Jailer of Loveを倒す 戦利品 渇望の宿罪(ベローナリング) 傲慢の宿罪(マルスリング) 強欲の宿罪(ミネルヴァリング) 耽溺の宿罪(布都御魂) 怠慢の宿罪(オウレオール) 憤怒の宿罪(ニヌルタサッシュ) 羨望の宿罪(ラファエルロッド) 称号 ヴァーチャスセイント 備考 POPしてから2時間後に消滅
https://w.atwiki.jp/hikarian-300/pages/53.html
警察仕様の500系900番台から変形する特車隊のヒカリアン。 概要 車両 500系900番台(警察仕様) 必殺技・武器 パトリボルバー 声優 成田剣(超特急)有馬克明(現.織田優成。電光) 所属組織 JHR(全編)AHR(電光) 原作での活躍 超特急 電光 二次創作上での扱い 近畿プラレール鉄道物語への出演 この第4話において、大阪城、道頓堀、警視庁をパトカーと共に警備していた。しかし、原作での彼の如く、妨害され、しかも逃してしまう。 関連人物他 ライトニングノゾミアン ひかり隊長 ライトニングツバサアン 特車隊ドクターイエロー 特車隊ファイヤーネックス 南海ラピート ライトニングウエスト ライトニングバスターセブン 新橋テツユキ 「超特急」48話にて、テツユキがテストで0点を取ったことによる騒動から、彼の家庭教師をする(公民)。 「電光」においては彼が語る「平等に活躍出来る」という言葉に惹かれ、雇われる。 神田ミナヨ 聖橋ケンタ ブラックエクスプレス ドジラス ウッカリー これ以外については登場人物・キャラクター一覧を参照。 ジェレミア・ゴットバルト コードギアスの登場人物で声優が超特急時代の自身と同じ成田剣氏。 ギアス(作中の特殊能力の一種)に掛けられたとは言え、ポリスウィンの如く犯人2人(*1)を逃してしまう。 外部リンク Pixivでの記事→
https://w.atwiki.jp/rm96/pages/213.html
夕暮れの赤い空。 早い早い、駆け足の冬の夕暮れ。 朱色に染まった大きな雲が流れる。 ぶぅんぶぅんと唸りをあげてひたすらに走るポンコツトラック。 行く先はベースキャンプ。 ようやく顔を出そうとしている太陽の白い光に薄められた青い青い冬の空。 相棒に乗り込むおとめ隊にまとわり付く吐きそうなほどの緊張感。 冷たい冬の朝の空気はひどく新鮮で、そんな張り詰めた空気を解くような吐き出した息の白さがなんかうれしかった。 そして、それから10時間。 ところどころわずかに凹んだ車体を赤く染め、長い影を引き連れて走る相棒。 ラジオから流れる歌はやけに軽やかで、リカはなんとなく2フレーズ口ずさんで、ラジオを消した。 開け放した窓から流れる冷たい冬の風。 それでも軍支給のボアライナーのコートに守られ、奥底でまだくすぶったまま消えない興奮が冷たい空気をほしがった。 ミキはリカが口ずさんだフレーズを口笛で吹くと、少しだけシートを倒してダッシュボードに足を乗せた。 ひゅう、ごぅと唸る風の音。 タイヤがアスファルトに削られて時速87キロでまっすぐな道を行く。 赤く染まった荒野の中の一本道。 ゆるやかなカーブにあわせて動かすハンドル。 なんとなく零れた疲れたため息。 ミキはうーんっと一度体を伸ばすと、そのまま腕を頭の後ろにやって、ごそごそと座り直した。 ドーンッ! 大地が泣いた。 ダダダダダダダッ! タタタタタタタッ! タタタタッ! タタタタッ! タタタンッ! タララッタララララララッ! 歯を食いしばって振動を受け止める。 全身が震えてる。 怖いから? それとも手にした銃が震えるから? 一つ二つと着弾する砲弾の音に紛れた銃声は味方のもの。 音もなく瞬きだけが知らせる凶弾の存在。 塹壕に身を潜め、また顔を出して、また隠れて、また顔を出して…。 タタタタタッ! タタタタタタッ! 引き金を引く。 この音も、きっと彼らには聞こえてない。 たぶん。 感じる死の気配。 聞こえるのは天国への足音。 くそっ! こっちくんじゃねぇっ! ギリッ…。 味のなくなったロリポップの棒を奥歯で噛み潰す。 ひゅーーん……っ…。 頭の上を飛んでいく砲弾。 タタタタタタタッ! タタタタタッ! タタタタタッ! 『はっ! ちきしょおっっ!』 また誰かが天国への階段を駆け上がっていく。 タラララララッ! タララララララッ! ドンッ! 大地が泣いた。 震えながら悲鳴を上げて。 零れ落ちて風にさらわれた疲れたため息。 ミキはコートの胸ポケットからロリポップを出すと、けだるそうに包装を剥して銜えた。 ピンクグレープフルーツのすっぱさが妙に心地いい。 少しだけ眉をしかめると、ころころと舌で転がしながら、ポンコツトラックに寄り添うように走る夕焼け色の雲をなんとなく見つめた。 ドゥルルルルルル…。 ヴンと唸るエンジン。 ザリザリと砂利を噛み、黒い息を吐き出して必死に走るタイヤの音にまぎれて、荷台から聞こえてくる気の抜けたブルースハープの音。 微かにビブラートして、歌にもなっていないバラバラのメロディーは夕暮れの空に力なく消えていく。 ノゾミはカオリに体を預けて、わずかに差し込む夕日に照らされた疲れた荷台の底材の木目を虚ろな目で見つめている。 銜えたブルースハープから弱弱しく漏れ出すメロディー。 『きゃぁぁぁぁぁっ!』 風がゴウと怒った。 塹壕にうずくまり、風の唸りが消えるの待つ。 ゴウ、ゴゥッ。 風が唸る。 その間を掻き分けて、飛び込んでくる鉛玉。 トトトトトトッ! トトトトッ! タラララッ! タラララララララッ! ドン! 大地が叫ぶ。 体が一瞬小さく浮いて、舞い上がった砂埃の茶色い景色が涙で歪んだ。 『はぁ…っ。んぐっ!』 ひゅーん…。 頭の上を金切り声を上げて飛んでいく砲弾。 ドドドドドッ! 5メートル先の地面が吹っ飛んだ。 激しく足元が揺れて、大地が泣き叫んでる。 青い空に向かって立ち上がった爆風からやってきて小さな体にぴたっとしがみついた死の臭い。 “ おいで。こっちに。 ” 『ぅぁ…ぅあああぁぁぁぁぁぁぁっ!』 ダダダダダダダダダダダダダダダッダダダダッ! 淡い呼吸と一緒にふわーっと音符を吐き出すブルースハープ。 ぷわーっ…。 和音を奏でる疲れたため息。 すとんとブルースハープを持つ右手が落ちる。 ノゾミはカオリの胸にしがみつくと目を閉じた。 マコトはブルースハープを握ったままの右手の上にそっと手を重ねた。 『のんつぁんっ!』 びりびりとすすり泣く大地。 怯えた目をしてゆっくりとうなずくから、力強くうなずき返して前向く。 タタタタタタタタッ! パチパチと瞬く赤い火花。 くっと体が強張る。 はぁ…っ、はぁ…っ…。 ダダダダダダタッ! ダダダダダダダダダダダダダダッ! 赤い火花を噴く銃口。 人差し指に痛いくらいに込められていた力が段々と記憶からかすれていく。 ひゅーん…。 ひゅーーーーーーーんっ…。 やだ…やだ…っ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! ダダダダタッ! ダダダダダタッ! 人差し指の感覚が記憶から消えた。 パパパパッ、パパパパッと閃いた赤い火花は妙に冷たい。 ドン! ドーン! 目の端にゴミのように吹き飛んだ人の姿。 腕、足、たぶん体のどこか。 歯を食いしばって、ただ前を見た。 マコトはぎゅっとノゾミの右手を握り締めた。 ぶるるるるん…。 ポンコツトラックは赤い夕焼けの中をひた走る。 カオリはノゾミとマコトの髪をそっとなでると肩を抱き寄せた。 二人から零れたため息には微かに安堵の色。 小窓から射す夕焼けの赤い光は今日の終わりを告げるというのにきらきらしていて、カオリはなんとなく目を細めて微笑んだ。 スコープの向こう。 二つの小さな背中が微かに震えていた。 潜んでいる塹壕からいくらも離れていないところが次々と弾けては吹き飛んで大地を抉り取る。 そのたびに照準がぶれ、じりじりと募る苛立ち。 ふぅーっ…はぁ…。 スコープの向こう。 耳に聞こえる砲弾。 ドンッ! ドンッ! 消えろ…。消えろ…。 タタタタタタタッ! タタタタッ! 消えて…。うるさいっ! タタタタタッ! ドンッ! ドゥンッ! 悲鳴が聞こえた。 唸るような声。痛みを切れずに張り上げた声。 目を閉じて、もう一度ゆっくりと息を吐く。 …。 …ぁ…。 ぉ……ぃ………ぁ…。 目を開けて、スコープの向こうを睨む。 ……。 …。 引き金にかかる指に力を込める。 きらきらと光る赤い夕焼けの光。 疲れた体をやさしく包んでくれるようで、カオリも目を閉じた。 ガタンガタン。 ポンコツトラックが小さな石を踏んでガタガタと飛び跳ねながら、その振動がゆりかごのようで気持ちがよくて…。 帰り道。 ゆらゆらと漂って疲れた体は夢の中に遊びに行きたがる。 エンジンの音。 タイヤが荒れた路面を走る音。 レイナはサユミの手を握ったまま、じっと小窓の向こうの赤い景色を見つめていた。 タタタタタタッ! タタタッ! タタタタタッ! 『うぁぁぁぁっ!』 パチパチパチ! 銃口が閃く。 鋭い光は刃物のように胸を突き刺す。 飛んでいった銃弾は兵士の体を一つ二つと弾いて消えた。 行く先はたぶん青い空の中。 そういうことにしておこう。 パララララララッ! パララッ! タタタタタッ! 銃の振動で体が痺れる。 ひゅーんっ…。 ドンッ! ドンッ! 砲弾が着弾した地面の衝撃が漣のようにさーっと広がって足元を揺する。 大地が震えて、体がふわっと浮いて、心臓がひやりといった。 『くぁっ…。くっ!』 血が出るくらいに強く唇をかみ締めて、悔しいのか、辛いのか、痛いのか。 怖い。 負けない。 逃げたい。 逃げない。 『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!』 引き金を引く。 ひたすら引く。 タタタタタッ! タタタタッ! パタララララララッ! 唇の端を血が伝っていった。 袖で乱暴に拭き取って、しっかりと前を見る。 戦場の姿。 人と人とがただひたすらに殺しあう、ただ結局はそれだけの場所。 しっかりと前を見る。 息を一つ吐いて、引き金に指をかけなおす。 目を逸らさずに見つめていた向こうの空が砂埃で茶色く煙った。 夕焼け小焼け。 カラスがどこかで鳴いて、レイナはサユミの手を握り締める手に力を込めた。 ノゾミとマコトはカオリにもたれかかって目を閉じている。なんとなく安心したような、だけどまだ残った余韻は神経を興奮させたままで、重く重くのしかかる疲労感の中に身体を沈みこませるだけで、結局は目を閉じただけ。 サユミはうっすらと赤く照らされたレイナの横顔をぼんやりと見つめていた。 そっと繋いでいる手を引いて引き寄せると、ふらりが倒れこんできたレイナの体を受け止めようとすっと体を寄せてもたれかかった。 肩と肩を寄せて、繋いだ手を膝の上において、サユミはまだ眉をくっと吊り上げて怖い顔をしているレイナに微笑みかけた。 レイナ。今日は、もう終わったんだよ。 サユミはもう片方の手で痛いくらいに手を握るレイナの手を包んだ。 小さな背中がさらに小さく感じた。 一つ後ろの塹壕から目だけを出して前方を伺う。 再び火を噴き始めた銃口の振動を受け止める体。 深くかぶった迷彩柄のヘルメットの薄いひさしの影の瞳もきっと震えてるんだろう。かすかに。本当にかすかに。 なのに、歯を食いしばって…。 ダーン! ひゅうと音を立てて、砂色の長い砲身から弾き出された砲弾があっという間に頭を越していく。 塹壕に屈んで壁に強く身体を押し付けた。 ドンッ! 唸りを上げて地面が揺れて、頭を抱えてさらに身体を丸めた。 “ うぁぁぁぁぁぁぁぁっ… ” まだ大地が唸ってる。 泣かないで…。 それでもまだ足元の震えは止まらない。 体を起こして、前方に背を向けて塹壕の壁にもたれかかった。 熱のこもったヘルメット。 汗で張り付いた前髪。 つぅっと頬に向かって落ちる雫。 内側の汗でまとわり付く袖でゆっくりとぬぐって、大きく息をつく。 ターン…。 ヒュッと頭の上の方を何かが過ぎった。 タタタタッ! タタタタタタッ! パララッパララララッ! テンポよくリズムを刻む破裂音。 銃を構えると、少しだけ塹壕から目を出して前を伺う。 パチパチときらめく銃口。 迎え撃つ小さな背中はまだかすかに震えてて、それはいったい、何のせい? 後ろの方からかすかに遅れて聞こえる銃声。 兵士が一人、『あっ』といって倒れた。 大きく息を吸い込んで、2拍ほど止める。 …ターン…。 引き金に指をかけ直すと、ゆっくりと息を吐き出した。 かすかに肩にかかる吐息。 眠ったのかと思って顔を覗き込んだら、まどろんだ瞳がゆっくりとサユミを映し出して、ふわっと笑った。 「…ありがと」 エンジンの音にかき消されそうな呟きにも似た言葉。 サユミは寄せていた肩を引くと、そのまま膝の上にレイナの頭を乗っけた。 「…ぁ…」 何か言いかけて、でも疲れた体が無駄な言葉を言わせたくなくて、おとなしくサユミの膝に甘えるレイナ。 そっと頭に手を乗せると、まだこわばっている体を落ち着かせるように髪を梳き始めた。 レイナはきゅうと顔をサユミのおなかにうずめて目を閉じた。 ドゥルルルルルルル…。 エンジンの音は低く低く、時々ガクンと飛び上がっては時速80キロで駆け抜ける夕焼け色の赤い道。 小窓の向こうに目をやれば相変わらず赤く染め上げられた大きな雲が隣を一緒に流れていく。 ゆったりと広がる雲はいつの間に群れを成して並んでいる。 低いところから少しずつ青の濃さが増していく東の空。 エンジンの音、アスファルトをタイヤが踏み続ける音。 淡々と続く景色と音にリカはまたカーラジオのスイッチを入れた。 疲れきった夕暮れには少し場違いなかわいらしい恋の歌がステレオから流れる。 ちらりと横を見ればミキはなんとなく窓の方を向いたまま目を閉じていた。 ギアに乗っけたままの左手を伸ばしてそっと目にかかった前髪に触れたら、「んん…」と小さく唸って、ゆっくりと目を開けた。 「リカちゃん…?」 「起きてたんだ」 「なんかね…。寝れなくて」 シートを起こしてダッシュボードから足を下ろすと、うーんっと体を伸ばして疲れて軋む体に新鮮な空気を送り込む。 「そっか」 リカの左手が今度はハンドルへと戻ろうとしたところをミキはすかさず捕まえた。 「うん…」 捕まえた左手に右手の指を一つ一つ絡める。 リカはちらりとまた視線を投げてその手を見ると、視線を上げた。 繋いだ手を大切そうに包んでいじりながら、少しまどろんだやわらかい表情で微笑むミキ。 ふ…と、なんとなくリカの肩から力が抜けた。 スコープの向こうは砂埃で煙っていた。 乾いた血の臭い。 乾ききった冷たい風が長袖のカーキオリーブの厚手のジャケット越しに肌を突き刺す。 …。 すぅっ…。ふっ…。 呼吸音すら潜めるように、小さく小さく吐き出した息。 風がさらって、つんと鼻をついた死の臭い。 タタタタタタタッ! タタタッ! パララッ! パララララララッ! トトトットトトッ! トトトトッ! ひゅーん……。 ダダダダダダッ! ドンッ! ……。 大きな振動。 地面にうねるようなタテの波。 そしてざわざわどよめいて後を突いていく小さな振動。 かすかに銃身がぶれて、ぴりぴりと緊張感と苛立ちが交じり合っていく。 ……。 涼しい表情に苛立ちをにじませて、前進を試みながら引き金を引き続けるミキ。 ようやく震えが止まって耽々と前進の機会を窺うノゾミ。 ミキ、レイナ、ノゾミの援護をするマコトの不安げな背中と強く歯を食いしばる横顔。 わずかに動揺していたカオリの気配が消えた。 レイナの小さな小さな体が塹壕から飛び出して、銃弾の波を突っ切っていく。 サユミの放った弾丸が前方の敵兵を真後ろに弾き倒した。 …。 ゆっくりと腹の底からすべての息を吐き出す。 スコープに映る兵士の顔。 顔を覚えるより早く引き金を引いた。 ジャキッ。 空の薬莢が飛び出して、新しい弾丸を装てんする。 …。 また息を吐いて、その音すら出さないように今度は息を吸う。 立ち上っていた砂煙はもう冬の風に流されて、覗いたスコープの向こうは青かった。 夕焼けに赤く照らされた横顔。 「ミキちゃん」 「ん?」 ちらりとリカの視線が手に流れて、 「うん」 少しだけやわらかくほぐれた表情にミキはほっとした。 「うん」 なんとなく手を撫でたりいじったりしながら、まだ緊張感の抜けない小さな笑顔を見つめる。 ようやく地平線の上に見えてきた基地の影。 ラジオから流れているやさしくてどこか切ない恋の歌は、ところどころノイズ交じり。 ハンドルを握る右手の人差し指がトントンとリズムを取る。 「はるのうた…」 春の風。 「はるのにおいに、まかせ…」 開け放した車窓から、北の風がリカの歌声を藍色に染まり始めた空へとさらっていった。 * ゆっくりと藍色に空を染めて、滑走路の最先端に座るヒトミの頭の上にも夜はもうやってきている。 「このこいが、そだっていくわ。そっとならば、いいよ……」 ヒトミはそこで歌うのをやめて空を見上げた。 零れ落ちたのはため息。 すぐに顔は下を向いて、胡坐をかいて座る体の両脇で支えるように置かれた手はぎゅっと握り拳。 フライトスーツの上に背中に『Team Sakura』の刺繍とワッペンがあちこちに張り込まれたフライトジャケット。襟元のファーが冬の夜風になびいて頬をくすぐった。 格納庫の方では飛行機のスタンバイで慌しい声が飛び交う。 「はーい! 今行きます! あっ! これ、アイちゃんの、ここのところのチェックもう一度お願いします!」 つなぎ姿のリサが飛行機の状態確認のためバインダーを片手にいそいそとを走り回る。 「あー。なんかなっちおなかすいてきちゃた」 「なんだよー。もぉ、緊張感ないなー」 ナツミとマリがヘルメットを片手に格納庫へとのんびりと歩いてくる。 「こらムシ! うっさい! なっちだってこー見えてどきどきしてんだぞー!」 「えー。マジでー」 そこから追いかけっこ始まって、ヒトミは元気だなぁと苦笑い。 にぎやかな笑い声の中にもう一つ加わる。 「アベさーん!」 エリがナツミを捕まえて、そのまま手を繋いで歩き出す。 「えへへへへ」 「なんだいカメちゃん、うれしそう」 「うれしいんだもん」 うれしそうな表情とは裏腹に痛いくらいに強く握りしめる手。 ナツミはなんともない顔をして包むように握り返す。 「あー! いいなぁ」 「あいぼん、おいで」 アイはナツミと手を繋ぐと、パッとマリの手を捕まえて繋いだ。 ぶんぶんと手を振りながら、並んで歩く4人。 その後ろからアサミとアイ。 「あー。星が見えるー」 「ほんとだぁ。日が暮れるの、早くなったね」 「ねぇ」 そこにリサが走ってくる。 「アイちゃーん、アサミちゃん、ちょっとこれ見てほしいんだけどさー」 バインダーを見せて飛行機についての再確認。 ヒトミは拳を地面から離してパンパンと手を払って砂を落とすと、藍色の空のあちこちに浮き出してきた星を見上げた。 ぶーん…。 2本先の滑走路から別の部隊の戦闘機が飛び立っていく。 プロペラをぶんと唸らせて、あっという間に夜の闇の中へと消えていった機影。 ヒトミはまだグラブをはめていない手をじっと見つめた。 小さくもないけれど、決してすごく大きいわけではない手。 長いすらっとした指先。 ぐっと強く握り締めて、藍色の地平に向かって拳を一つ繰り出した。 …。 すとん。 腕が落ちる。 近づいてくる足音にため息を吐くのをやめて、振り返った。 「よっちゃん。行こう」 アイが手を差し出す。 その小さな小さな手をしっかりと掴むと、ヒトミは立ち上がった。 「よっしゃ。今日もがんばるか」 フライトスーツのお尻を簡単にはたくと、アイの手を引いてヒトミは仲間達の方へと歩き出した。 ぶぅーーーん…。 プロペラ機の低い唸り。 見上げれば夜の闇の中、かすかに見えるMM-10型戦闘機。 リカとノゾミは手を繋いでピンクで落書きが施されているであろうそれを見つけると、ハンドルの真ん中を叩きつけてクラクションを鳴らした。 もう夜だけど、かまうもんか! パァーーーーーーーーーーンッ! 夜の中に吸い込まれていくクラクション。 いってらっしゃい。気をつけて。 あっという間に夜空は機影をその中に溶かし込んで、それでも二人はしばらくそこから動かなかった。 さらに温度を下げた冬の風が星座を鮮やかに藍色のキャンパスに描き出す。 夜は始まったばかり。 耳を澄ませばようやく戻ってきた静寂が、ただそこに横たわっているだけだった。 (2005/5/4)