約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/vamp2chss/pages/36.html
600 名無しかわいいよ名無し 2007/11/06(火) 18 28 01 ID CYL3Vfxy ピート 「それではそろそろ帰ります。」ロリ旦那「うむ、気をつけてな。お土産のミートパイだ。唐巣神父と一緒に食べろ。」ピート 「あ、はい、ありがとうございます、おばさん。」ロリ旦那「では、達者でな。」ショタ執事「(うーん、ちゃんと甥と叔母の会話だ・・・!しかし、やはり違和感はありまくりだ・・・!)」602 名無しかわいいよ名無し 2007/11/06(火) 18 58 46 ID LOd0A/PB ピート 「…お、お、…おじさ………。」ショタ旦那「どーしたの?言葉を詰まらせて。」ショタ執事「(…流石にあの形態に『おじさん』と言うのは無理があるか…。)」セラス 「プッ…wwwwwwww!!」←めっさ笑いたいのを必死で堪えている606 名無しかわいいよ名無し 2007/11/06(火) 21 20 48 ID 6q1p2yCT 姫 「ふふん、絶好のドライブ日和だな」ヒロ「よ、夜だけどね…ホントに骨欲しさに運転手買って出たんだ、このヒト」大尉「…」ボリボリセブラン「蚊はいなくなったものの、ここ最近めっきり冷え込んできたな…糞」ミカサ 「ええ…お蔭でスープのだしに使う昆虫もめっきり少なくなりました」セブラン「ま、待て!今なんて言った!!」ミカサ 「ご安心ください御主人様。カマキリやゲンゴロウも、フランツにかかれば一流ホテル顔負けの美味に変わります」フランツ 「フガ」グッセブラン「ふざけるな貴様ら!高貴な俺になんてもの食わせるんだ!!フランツ!貴様、何得意げな顔してんだ畜生!!あ、無視すんなコラ!!」四季 「旨いからいいじゃねえか、ケツの穴が小さいぞセブラン」セブラン「黙れ!俺は王族なんだぞ!偉いんだぞ!!分かってるのか!?」四季 「あんま喚くなよ、腹が減るだけだぜ…」フランツ 「フガ」ピッミカサ 「…ん、妹君のリリアーヌ様の御車ですね」四季 「え、お前妹いたの?」セブラン「何、リリアーヌだと!!糞!これ見よがしに深夜のドライブだと!!ジャガーだと?畜生!俺をどこまでコケにすれば気が済むんだ!!あの性悪二セ乳女!!グハッ!」姫 「おや?誰かと思えば兄上か。ふふん、随分とおやつれで…では御機嫌よう」フランツ 「フガ」ミカサ 「ん?御主人様ハンバーガーですよ、やりました一ヶ月ぶりのお肉です」セブラン「アイツの施しなどいらん!糞あのブス絶対泣かして…って、何お前ら全部喰ってんだ!?」ミカサ 「いらないという事でしたので」モグモグ四季 「肉うめえww」ムシャムシャセブラン「うがあああああああ~~~~!!!リリアーヌ!!覚えていろ~~~~~~!!!!」607 名無しかわいいよ名無し 2007/11/06(火) 21 24 11 ID emFmQxyG インテグラル・ヘルシングは身体を揺り動かされる感覚を覚え、目が覚めた。「・・・うーーん・・・またお前か・・・。」夜中に寝室に来て、自分を起こす者は誰か相場は決まっている。時計に目をやると午前3時半。ちょうどこの町に棲む吸血鬼達が寝る仕度をぼつぼつと始める時間である。子供の吸血鬼なら寝付く時間だ。寝ぼけ眼でムクリと上半身を起こし、ベッドの傍らに目をやると、心細げな顔をしている子供が1人。この子供がここに来た理由は何となく想像がついた。棺桶で寝ようとしたものの、独りでいるのが何となく心細くなったのだろう。インテグラは部屋のドアに目を向ける。ドアは閉まっていた。部屋の鍵は閉めて寝た筈なので、おそらく壁をすり抜けて来たのだろう。インテグラは可笑しくなって思わずクスリと笑みを洩らし、目の前の子供にこう話しかけた。「ははっ・・・キャスパーみたいなマネが出来るお前がお化けを怖がってどうする。」そう言われた子供はこう答える。「だって・・・お化けはキャスパーみたいないいお化けばかりじゃないもん。」いかにも幼子といった返答である。インテグラは笑みを浮かべたまま、独りの心細さに耐えかねてこの部屋にやって来た童に向かってこう言った。「そうだな、子供に優しいお化けばかりじゃないな。・・・一緒に寝るか?アーカード。」その言葉を聞いた少年は、さも嬉しそうな笑顔になり、インテグラのベッドに駆け込む。少年は『おっかない局長様』の身体に擦り寄ると、安心したかの様にうとうととし始めた。そんな少年にインテグラはこう話かけた。「・・・知ってるかアーカード?この町の子持ちの吸血鬼はな、もうすぐ夜明けなのに棺で眠ろうとしない子供には、『そんな悪い子の所には、怖いヘルシングがやって来ますよ』と脅かすそうだ・・・。」そして「ばあ」と舌を出しておどけて見せた。少年はそんなインテグラに向けてこう言った。「インテグラなら怖くないもん。」やがて少年は眠りに陥る。『怖いヘルシング』も、この少年にとっては『頼もしい母の様な女の人』なのだろう。インテグラは少年が寝付いたのを見届けると、自分も目を閉じた。おやすみなさい610 名無しかわいいよ名無し 2007/11/06(火) 23 17 12 ID 6q1p2yCT ???「何あなたたち!ちょっと離して!!」ハンター1 「うるせー!と、とにかく吸血鬼倒して帰らなきゃ周りに締めしがつかないんだよ」志貴 「ん、吸血鬼ハンターだ。あんだけやられたのに懲りない奴らだな…誰か絡まれてるな」千砂 「あの化物どもと一緒にしないで!私は…」ハンター2 「早いとこ心臓に杭ぶち込め!あの極悪黒白ロリーズやアロハ野郎が出てくる前に!」千砂 「嫌…一砂!!」志貴 「あ、高城んとこの千砂お姉さんじゃないか!ここでカッコよく助けに入ればお近づきに…って、え!?」ドライマン「くォォンにィ血ィはァァ・・・ぼォくゥドライマン・・・」ハンター2 「うわあああああああ~~!!?ま、また何か出やがった!!」ハンター1 「糞!死ね化物!!」BAN!BAN!BAN!ドライマン「はい、肉のカーテン!!」キン!キン!キン!ハンター2 「だ、弾丸を弾きやがった!?」ハンター1 「ひ、ヒィ!もういやだこんな町!!」ドライマン「ココから逃ゲタい…空を自由に飛ンで逃ゲタい?」ハンター1 「な!?」ドライマン「たららたったたーん♪はい、首だけコプター!」ハンター1 「ぎにゃああああああ~~~~!!!!」ハンター2 「な、南無三~~~!!」ダッ!志貴 「あ、あれは極死・七夜!!?七夜一族門外不出の奥義をなぜ…」???「まずピンチの美女を我がドライマンで助ける…美女は安堵するも奴の姿を見て脅える、次はそこでハンサムな俺が登場!彼女は俺にメロメロ!!よし!攻守共に完璧な作戦だ!!」一砂 「ち、千砂!?どうした何があった!!」千砂 「一砂…大丈夫よ、あなたを残して逝きはしないわ」一砂 「千砂…」???「…」志貴 「…完璧な作戦だったな、不可能だという点に目をつぶればよぉ~」ハンター1 「ブクブク…」ドライマン「ねえ、こいつの血飲んでいい?」622 名無しかわいいよ名無し 2007/11/07(水) 20 45 21 ID gBSw2ppY トゥルルルル カチャ旦那 「もしもし。何か御用かな?」ブラドー「久しいな。余だ。変わりないか?」旦那 「何だお前か。」ブラドー「あからさまにイヤそうな声だな。」旦那 「お前は私にとっての『話をしていて頭が痛くなる奴ランキング』トップ5の中に入っているのだが。」ブラドー「聞いてて寂しくなる様な事を言うな!お前は余の親戚だぞ!」旦那 「だからどうしたこの中世ボケが!!・・・ん?中世ボケ・・?そういえばよくお前、電話などという近代文明の技術で作られたシロモノを使えたな?居城に電話回線を引いたのか。」ブラドー「ふはははははは!!余の配下が気を利かせてな!『ここいらで電話を使っていないのは私どもの城だけですだよ』とか配下の1人が言うものだから、そいつに『電話とは何だ?』と聞いたら、何故かそいつは頭をしばらく抱えて『うーん・・・このお方にどう、電話という物を説明したらよかんべー』とかぬかして悩みおるのだ。で、しばらくしたら『魔法っつーか錬金術みたいなもんで作られた、遠くのお方とお喋り出来るからくりの事でさあ。』と、電話とやらについての説明をしたという訳だ。 ・・・何かいかにも、こう言っとけばこの人にもわかるだろ的な態度だったのが気にはなったが、説明そのものは分かり易く合点がいく物だったので余の城にも電話回線とやらを引く事にしたのだ。しかし電話とはかくも便利な代物だったとは!ふはははははははは!!!」旦那 「(錬金術か・・・確かにあの学問は今の科学や化学の基礎となった側面もあるのだから説明としては間違ってはいないな。こいつの配下も、こいつの腐れ脳味噌でも電話というものがどんなものか理解出来る様に説明するのはさぞや骨が折れたろう・・・。)で、覚えたての電話で私に何の用を伝えようというのかな?」ブラドー 「いや、特に用はない。だがせっかくある物は使わんと。これからは暇な時にはお前の家に電話かけようかなと思っておる。まあ、余は時間に余裕があるからな!これからはちょくちょく電話をする事になるだろうな!どうだ、お前も嬉しいだろう!高貴な親類と沢山お喋りが出来るのだから!ははははははははは!」旦那 「・・・・・・・・・。」 ガチャン!ブラドー 「? あやつめ、切ったか。無言で電話を切るとは、礼儀がなっとらんな・・・。」624 名無しかわいいよ名無し 2007/11/07(水) 22 20 45 ID w1iFLu1x アルク「転校生を紹介しま~す」ヤン 「松島センセ~~、転校生はナオンですか?」アルク「ぶ~~野郎です。あと松島って何だ~~」ヤン 「魔女の条件、教え子(タッキー)丸齧り」アルク「えへへ~///」ヤン 「あ、テメ!照れてんじゃねーぞコラ!」サッチン (う、嘘!と、遠野君とアルクェイド先生が…そ、そんなッ!!)志貴 (朝から勘弁してくれ…)横島 (憎しみで人が殺せたらッ…!!)アルク「じゃーヤン坊は無視して、転校生を紹介しま~~す。入って」???「ふふふ…」ヤン 「チッ、野郎か」ベック「チッ、野郎ズラ」横島 「チッ、野郎かよ」志貴 「ん?あ…あいつは」太臓 「百手太臓です えー…」志貴 「…」太臓 「…とりあえずいちごの真中ぐらいもてたいんでよろしく!!!」横島 「い、いきなりハードル高ぇーーーーーー!!!!」ヤ・ベ「「馬鹿だ(ズラ)こいつ~~~!!」」太臓 「何を言う!もて王 真中の後を継ぐのはオレしかいない!」ヤン 「ふざけんな!オメ~がもて王なら俺は地球皇帝だっつ~~~の!!」ヌケサク 「そして俺は第三部主人公!!」ヤ・ベ「「いや、それは無いだろ(ズラ)」」ヌケサク 「え、え~~~~!?」アルク「以上、夢いっぱいな百手君です。仲良くしてあげてね。じゃ、承太郎の隣ね」承太郎「…やれやれだぜ」志貴 「…な、何て奴だ!いきなり男なら誰でも抱くリビドーをこんなにも正直に…」ヒロ 「ね、ねえ志貴あの人も仲間にするの?」志貴 「何を分かりきった事を聞くんだよヒロ……………………変態は駄目だろ常識的に」642 名無しかわいいよ名無し 2007/11/08(木) 19 50 59 ID HDdM01EM 健全な青少年同士の会話学園からの帰り道、馬鹿話で盛り上がるジョセフ「OKOK、話を纏めるとこの町でトップクラスの乳はアルク先生とセラス先生って事でいいか?」志貴 「一概にトップだなんだって決められんだろ。乳にはそれぞれ、好みの人に合った適材適所と言うものがある。巨乳好きには巨乳好きの……貧乳好きには貧乳好きの……それが乳というものだ。」横島 「何だって喰っちまう勢いの遠野がその台詞を言うんかい!!」志貴 「フッ その逆も然りだ。すべての乳を愛せるこの俺だからこそ吐ける言葉なのだ!!」ジョセフ「なあ、乳だけじゃなくヒップやウェストについても語ってみようじゃねーの。」志貴 「尻ならシエル先輩だな。(穴の閉まりも良し!)令裡さんもいいね。黒パンツ最高!つか、この町の女性陣はレベル高いからなあ。みんな綺麗だし、みんなスタイルいいから。」横島 「確かに俺も学園にいる時、 ここはエデンですか? とか思ってしまう時があるからなー。 ブリジット先生とかもう生徒を誘惑するためにいるような先生としか思えんのだ!いや、そうであってくれ!おねえさああああああああん!!!!」ジョセフ「各種宝石が沢山並んでいるともうどれがどれやらってやつだな。こうまで水準が高いと逆にベストなんざ決められんか。」志貴 「確かにそうだ。だが…実は抜群の腰の持ち主なんじゃねえかって奴を1人知っている…!」横島ジョセフ「「誰だ?」」志貴 「フッ流石に目が輝いたな同胞達。 その腰の持ち主の名は……ウォルター・C・ドルネーズ! あいつの腰のラインは実はハンパなくエロい!!」横島 「俺はお前みたく変態な趣向の持ち主じゃねええええ!!!!」志貴 「何おう!?実際あいつのウェストライン、ヒップラインは超絶なエロさだぞ!?俺はアーカードたんとインテグラたんだけではなく、いづれウォルターも俺のものにすると決めた!!性別の壁だのモラルだの、んなもん糞喰らえじゃあああ!!!」ジョセフ「お、お前!あいつは俺らのダチじゃねーか!!!」志貴 「馬鹿野郎!!友情と性欲どっちを選ぶかっつったら俺は性欲に正直に生きる方を選ぶ!欲望万歳!!!!」横島 「この畜生があああ!!!ハンズ・オブ・グローリー!!!!」ドゴオオオオオオオオオ!!!!志貴 「ぐはっ!!!」ジョセフ「俺はあえて止めん!鉄拳制裁をしてでもこいつの目を覚ましてやれ!!外道に堕ちた友を救うのはいつだって友情の熱い拳と相場は決まってんだ!」ショタ執事「ハックション!」ロリ旦那 「ん? 風邪か?」ロリテグラ「大丈夫?」ショタ執事「何か…悪寒がする…。」646 641 2007/11/09(金) 00 05 15 ID mmjs663M ある晴れた昼下がり……ではなくある望月に近い夜のこと。月面町に新しい仲間がやってきました。???「うぅー、列車とバスを乗り継いで10時間……。やっとついたよう」???「本当ならその半分の時間で済んだのに路線を間違えて、途中逆走したのは誰だったかしらね」???「それはノゾミちゃんが駅弁選びに時間をかけ過ぎたからじゃないかな。私は旗なんていらないのにー」一人校門にたたずむ少女。あれ、いいのか? 吸血学園はそんなに甘いところじゃないぞ。おや、そんなうちに足音が聞こえてきます。ノゾミ「そ、そんなこと言ってる場合ではないわ。ほら、あの人がでんわで話した主任の人ではないの?」ストラウス「はじめまして。吸血学園高等部主任、ローズレッド・ストラウスだ、よろしく。君が電話で話した羽藤桂さんだね」羽藤桂「はっ、はい。それより、お約束した時間に遅れて申し訳ありませんでしたっ!」 ノゾミ「バカね、桂。私達は吸血鬼なのよ。むしろ、然るべき時に然るべき扱いを受けて感謝すべきと考えるべきよ」羽藤桂「ノゾミちゃん!」どこからかする声、携帯電話の方からか……? しかし、ストラウスは気にも留めた様子を見せない。ストラウス「はは、ありがとう。だが、遠路はるばる来てくれたのは確かに嬉しい。けれどこんな時間に人間の女子高生が出歩いていいものじゃない……特にこの町では。近くに旅館があるから私が送っていこう」羽藤桂「いいえ、いいんです。それより、ここで話しておきたいこともありますし――」桂の動きを手で制するストラウス。携帯電話に向けて呟いてみせる。ストラウス「青珠に宿りし邪視持つ鬼、かつては無垢な人々の生き血をすすり、その目で二つの氏族を滅ぼしたとも聞く」ノゾミ「何が言いたいの?」さすがに姿を現してみせる小さな鬼。鈴の音が空気を叩き、白い肌が闇夜に映える。羽藤桂「ノゾミちゃん……、実はノゾミちゃんはこれからこの学園にお世話になることになったの」 ノゾミ「なっ、どういう――」ストラウス「すべて知っているよ。もちろん、夜のほうが君にとって都合はいいということもね。君は宿ごと我々が面倒をみさせてもらうよ――――、ん? 何だって。あぁ、わかった。それも私だ。うん、うん。すまないが、急用が入ったようだ。すぐに代わりのものをよこすから、しばらくそこにいてくれ。それと、君達に月の恩寵があるように……」目配せをしてみせるストラウス、残される二人。先に口を開いたのはノゾミだった。647 641 2007/11/09(金) 00 06 38 ID mmjs663M ノゾミ「それより、桂。桂も私のことがいらなくなったの? この学園には見学に来ただけじゃなかったのっ!?」 桂「違うよ、ノゾミちゃん」ノゾミ「何が違うっていうのよっ!」桂「私はノゾミちゃんの事が嫌いになったりはしないよ。ストラウス先生も言ってたでしょ。私だってこの学校に通うんだって。あの先生だって、昔は王様だったそうだけど、やむを得ない事情で国を捨てたんだって。きっとノゾミちゃんの事だってわかってたからこそ、あんなことを言ったんだと思うよ。 そもそも、ノゾミちゃんが私の側を離れたりしたら、誰が私が守るの? ほら、元気出してっ」一拍置き、二拍置き、そして、玉のような声で笑い声が響く。おかしくてたまらないと言った心地、口を隠さないのは淑女としては少しはしたないかな。 ノゾミ「あっははははは……。桂が私に説教だなんて1300年早いわ。それにね、私は主様を封じたあいつらの事なんか何とも思ってないんだから。割り切れない、わりきれない、とでも思った?……だけど、ありがとう」桂「ノゾミちゃん……」ノゾミ「桂っ!」たいせつなひとはいなくなりはしない。声を重ね合わせた向こうに新しい風が生まれる。それはまるで……ガラッ。ブリジット「あぁ、新入のノゾミさんと羽藤さんだね。書類に問題はないから、二人とも明日からでも通ってもらうことになるとおも……」えーと、何だろう。この雰囲気は? 他人なんか入り込めそうに無い絶対的なフィールドが形成されてますよ。えーと、これって同僚のとは一味違うにしてもちょっと……。いやいや、何たって相手はロリっ娘ですよ。それに羽藤さんは電話してるだけじゃないですか。ノゾミを肩の上にちょこんと乗せて。が、とりあえずブリジットは何事もなかったかのように扉を閉めることにした。1200年近く生きる才女と言えど、苦手なものの一つや二つあるということだろう。まぁ、それはさておき。「桂ちゃん……ハァハァ」おや、彼女を物陰から見つめるこの影は誰でしょう? わざとらしく置かれた「木」の影から心配そうに見守るお姉さんといえば字面はいいが、余計な台詞がついているぞッ。果たして、この二人はどうなってしまうのか!? 後半へ、続くッ。662 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 12 03 ID 0HB0F4RK 吉良吉影の陰謀ある晴れた日の午後 教会では沢山の神父やシスター達が働いており賑わっている。この教会はヴァチカンの月面町本部となっており 受付では人外達により被害を受けた人の相談所としても役立っている。また教会の側にある孤児院では神父やシスター達が子供達をお世話し未来のクリスチャンの育成にも励んでいる。そんな微笑ましい教会の中 アンデルセンは天使のような笑顔で子供達と遊んでいた。「先生~!どんぐりころころ歌って~」「は~い!では皆さん歌いますよぉ~ さんはいッどんぐりころころどんぐりこォ♪ お池にはまってさあ大変♪」彼は吸血鬼を相手にする時は鬼神のような顔立ちになるが孤児の前では人が変わったように優しい人柄となるのだ。「ごきげんよう アンデルセン」――と アンデルセンが笑顔で歌ってる中 偶然通りかかったシエルがその様子を見て若干ひきながらもアンデルセンに挨拶をすると「ああシエルか ごきげんよう」ギロリとアンデルセンが一瞬鋭い目で睨むがすぐ警戒を解く。「皆さん ちょっと待っててね~ そこのカレー臭いシスターと大事なお話があるからね~」アンデルセンはかなり皮肉めいた発言をし子供達から離れた。「それで何の用だ?」「ええ実は教会で『DIO』の目撃情報が入り 明日にもアジトと思われる館への突入を開始するのでこれから戦の準備をするようマクスウェルから伝言を頼まれたので仕方なくアンデルセンに会いに来たんです」シエルはこめかみをヒクつかせながら伝言を伝えるとアンデルセンは先ほどの天使のような笑顔から一変して悪魔のような歪んだ笑みを浮かべる。「ほう あの有名な『DIO』か…なかなか殺りがいがありそうだなあ 所でその情報は確かなのだろうな?」「ええ、一般人からの報告ですが確かな事かと」それは昨日の夕方頃、とある男が教会の相談所で語った情報である。663 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 13 57 ID 0HB0F4RK 1日程時間をバイツァ・ダストして昨日の事である。吉良吉影はボーリングのダサい爪切りで自分の爪を丁寧に切りながら自身の体調の変化に内心戸惑っていた。おかしい……私は爪が伸びやすくなる時期には人を殺さずにはいられない『サガ』を持っている筈だがここ最近 それが全く現れないのだ……。既に『ヘヴンズ・ドアー』により『殺人衝動』を切り捨てられた事は吉良が知る筈も無く不安になってたがまあいい 殺人衝動が起きないなら人を殺す手間が省けるだけだ。元々、自身の『サガ』を満たすのが殺人の目的であり 殺人が目的ではないしな「さて、出かけるか……」吉良は車に乗り込み走らせた。今まで私は『DIO』の殺害法を考えていたがよく考えてみると少年漫画の主人公でもない一般のサラリーマンが あんな化け物を相手にする必要は無いのだ。そこで出した結論は代行者達に始末を付けさせるという事だ。汚い手だと思うか?フッ この吉良はどんな手を使おうと最終的に勝てばよいのだ目的地である教会に辿り着いた吉良は車を停め 中に入り受付に向かった。そこでは困惑している眼鏡っ娘の受付嬢とナンパしているカウボーイ姿の男がいた。「なあお嬢さん 仕事が終わったら俺と一緒にデートでもしないか?」「えっと……その……困りますう~」このナンパをしている男の名はホル・ホースその日その日をきままに旅をしながら暮らしている時代錯誤の賞金稼ぎである。彼はこの町で金になりそうな賞金首の情報を得ようと教会に入った所でいつもの女癖が発揮しナンパ中であった。「すまない ちょっと通してくれ」吉良はホル・ホースを避けて受付に向かい椅子に座る。「この前、外で吸血鬼に襲われてね 是非補導してほしいんだが……」「はい分かりました。ではこちらの書類に記入をお願いします」吉良は受付嬢に書類を渡されるとサラサラとペンで書き込む。その内容は何処で何時にどんな被害を受けたかとか どんな容姿をしていたかという物だった。吉良は備考欄に『男はDIOと名乗っていた』かと書き込むと隣で書類を横目に覗いていたホル・ホースは何かを思い出したかのように本を取り出しページをめくった。「おいおいマジかよ」その本は数々の賞金首が載っている本であり その中には『DIO』の名が書かれていたのだ。しかも額は5000万の超大物である。664 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 15 40 ID 0HB0F4RK 吉良は書類を書き込み受付嬢に提出して立ち去ろうとするとホル・ホースが吉良に近付き声をかけた。「なあアンタ、この情報はマジなのか?」「……そうだが……失礼するよ」なんたこいつは……コスプレか?あまり関わりたくないな。吉良はそそくさと教会から出ていき立ち去る。その時、受付の近くの廊下でプッチは何かを思い込むような顔付きで吉良を見つめていた。「どうしました?プッチ神父」「……いやなんでもない」他の神父に声をかけられた所でプッチは歩き出し受付から去っていった。「なあお嬢さん さっきの話の続きだが……」吉良が立ち去るとホル・ホースは受付嬢の方にくるりと顔を向けるとナンパの続きをはじめた。だが受付嬢は黙り込んだまま何の反応も無い。「もしもーし聞こえてるー?」「うっせえんだよ!!この○○○○野郎!!」「――――ッ!」突然 受付嬢が眼鏡を外し刀を抜きホル・ホースの喉元に向け 怒鳴り散らす。ホル・ホースは受付嬢の変化に驚き床に尻餅を付いたまま身動きが取れないでいた。「テメェの声を聞いてるとまるでアンデルセンがナンパしてるみてえできめえんだよ!!」「お、落ち着けェッ由美江!」周りの人達に押さえ付けられ 何とか由美江の怒りを静める事に成功した。「わ、悪かったな じゃあまた来るぜ」「二度と来るな!」ホル・ホースが帰った後、吉良の情報の信憑性を確かめる為 二名の代行者が派遣され目撃された館に向かった。「ここが目撃情報の入った場所か……」「どうせデマじゃねーの?さっさと調べて帰ろうぜ」館は不気味な静けさに包まれ 灯りもついていなかった。二人は扉をぎいっと開け館の中に入った。「薄気味悪いな……まるで幽霊屋敷だ……」「おいおいビビってんのかよw」二人は階段を見付け奥に進んで行くと階段の上に立つ男の姿を見つける。「誰だ!そこにいるのは!!」「フフフ、君達はこの私を探しに来たのでは無いのかね?」男が牙を見せ付け微笑む その邪悪に満ちた顔を見た二人はハッと気付く。こいつだ!こいつこそ目撃情報にあった『DIO』という男だ!代行者の一人が銃を向け構える。「おい!相手は5000万の賞金首だぞ!それに俺達の目的であるDIOは発見した。今は撤退した方がいいぞ!」「なーに言ってんだよ ここで俺達があいつを仕留めれば大手柄だぜ」665 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 16 52 ID 0HB0F4RK 代行者の一人がDIOに向けた銃の引金を引こうとしたがドビュッと手の形をした液体が飛び出し男の顔を掴んだ。「何だこれは!?」「――――ッ!!」ブチッ!液体状の手が男の頭をぶち抜き首から血が噴水のように噴き出し、もう一人の男の顔を返り血で赤く染めた。「う…うわあああああ!!!!」やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!やばすぎる!男は我を忘れひたすら外に向け走った。ここにいたら俺も殺される。一刻も早くここから離れなくてはッ!男は弾丸の如く館から飛び出し外に出て救援を求めようとした時ザクッ!「え……?」背中に手を回し触れると背中は血でべっとりとしていた。だが周りには誰もいない「いったいなぜ…?」ザクッザクッ再び背中を刺され男は激痛のあまり倒れる。「い……嫌だ………死にたく……」ザクッザクッザクッだが無情にも背中を刺す刃物の動きは止まらない。ザクッザクッザクッザクッザクッザクッ男は動かなくなった所でやっと背中を刺す音が止まった。彼は気付かなった。地面に落ちてるガラスの破片に映る不気味な男が彼の背中を刺し続ける姿を……。そして時は今に戻り――「なるほど、それなら信憑性はあるな」「アンデルセン この前の任務で受けた傷はもう癒えたのですか?」「フン、そんな傷などとっくに完治したわ。あの時の事は思い出しただけでも腹が立つもう少しで殺れた物を あと一歩の所で……」「……貴方は本当に保護しようとしたんですよね?」アンデルセンが悔しそうな顔を浮かべてる中、シエルはジト目でアンデルセンを疑う。彼の性格上、吸血鬼を見た瞬間に襲いそうだからだ。「当然だ 私は説得を試みたが あの女吸血鬼共は有無を言わさずいきなり襲ってきたから私は自己防衛の為に応戦しただけだ」前の任務とは路上で生活をしている不審な吸血鬼の情報が入ったので教会が保護するという任務でありその任に選ばれたアンデルセンは『保護しようとするも抵抗したために仕方なく処刑』というシナリオの元で狩りを楽しもうと思ったが情報には無かった もう一人の吸血鬼である筋肉ダルマの乱入によりアンデルセンは負傷し徹底したのだった。「さて武器の手入れでもするか。シエルも今回の任務に参加するのか?」「ええ、今度の相手は大物ですから少しでも戦力が多い方が良いですし」666 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 18 18 ID 0HB0F4RK シエルはアンデルセンの言葉に対し半信半疑だったが今は任務に集中する事が先決と考え頭を切り替える。「では私も準備があるので失礼します」「せいぜい足を引っ張らないように気を付けるんだな」相変わらずアンデルセンはシエルに冷たい態度をとり別れる。「はあ…少しは優しく接してくれないのかな あの若本神父は…」シエルはため息を付きながら自室に帰った。日が暮れ夜になり景色が薄暗くなった頃 吉良は猫草(ストレイキャット)に餌をやり軽くストレッチをしたあとベットに入る。この不気味な猫の名を私は『ストレイキャット』と名付ける事にした センスあるだろ。どうやらこいつは空気の塊を撃ち出す能力らしい。なかなか使えそうなので家で買うことに決めたのだ。DIOはヴァチカンの連中に任せて私は高みの見物とでもしよう。フフフ『運命』はこの私に味方をしている何も問題は無い。吉良は不適な笑みを浮かべながら睡眠に入った。その頃、吉良と死闘を繰り広げ 明日の昼、代行者達が攻め込む予定であるDIOの館では…。「そうか。明日にここに来るのか助言すまないな『ホワイトスネイク』助かるぜ」「礼ハイイ。ソレヨリモ代行者達ハ手強イカラナ 油断ハシナイコトダ」「ああ分かったぜ」『ホワイトスネイク』と呼ばれるスタンドの助言により既に情報は筒抜けである事も知らず夜が明け、朝日が登り始めた。「準備は良いか諸君!今こそ我等ヴァチカンの圧倒的強さを見せ付ける時だ!」昼頃、マクスウェル筆頭に教会前でかき集めた代行者達が整列していた。その数は約80名マクスウェルはかなり本気である。ただそこに本来は無関係な人達も集まっておりアンデルセンはかなりいらついている。「アーカード貴様ァ!何故ここにいるッ!」「そう怒るなアンデルセン 我が愛しき御敵よ」黒髪の少女は無邪気でいて妖艶な笑みをクスクスと浮かべながらアンデルセンに近付く。「最近は強敵と巡り会えず少々退屈していたのでな。観戦しに来たのだ」アーカードは上目づかいでアンデルセンを見つめ その体に触れようと腕を伸ばそうとした所で銃剣が少女の胸に刺し込まれた。「調子に乗るな!この変態が」「こんな可愛い少女の体に剣を突き刺すなんて酷いじゃないか。まあそんな激しい所が私の好みではあるのだがね」667 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 19 53 ID 0HB0F4RK アーカードは体に刺さった銃剣は意に介さず 銃剣を握ったアンデルセンの腕を掴み、そのまま自身の胸に押し当てた。「どうだ感じるだろう 私の心臓の鼓動が…欲情してるのだよもうじき起こる死闘の予感を我が身に感じとってね」「き、貴様ァ!離さんか―――ッ!!」二人のエログロぶりを前にして代行者達はどん引きしていた。その頃、近くではDIOの賞金額を知り一発大儲けをしようとホル・ホースも戦いに付いて来たのだが待機中のシエルを発見した途端口説きだしたのだ。「やあ そこの美しいお嬢さん初めまして 俺の名はホル・ホース お嬢さんのお名前は?」「……シエルですが」シエルは冷静に答えるが内心焦っていた。このホル・ホースと呼ぶ男の声がアンデルセンにそっくりでありいきなり甘い言葉で口説いてきたのだから。「へぇシエルと言うんだ。良い名だ どうだい?この仕事が終わったら俺と付き合ってくれないか?」「いえ、謹んで遠慮させていただきます」「そいつあ残念だ。まあ お互い頑張ろうや」「貴方も戦うのですか?」「おうよ これでも俺は賞金稼ぎなんでね」「…まあ、仕事の邪魔をしなければ良いですが」シエルはホル・ホースの事を普通のハンター並の実力だと見て とにかく足手まといにならないよう注意を促す。「アーカード!いい加減にしようぜ」「何だウォルターよ 焼き餅を焼いておるのか?可愛い奴め」「そんなんじゃねーから」アンデルセンの腕を話したアーカードは今度はウォルターに近付き囁く。「安心するのだ。私は君の事も好きだからな」「別にお前に好きになられても嬉しくねぇし」「ククク、素直じゃない奴め」ウォルターの反応を楽しんでいるようにアーカードはクスクスと微笑む。「時間だ!全員車に乗り込め!」マクスウェルの指示の元、代行者達は車に乗り込んだ。部外者も含めて。「アーカード!貴様は乗るなァ!!」「良いではないか。心配せずとも今回は観戦に来ただけだ。別にお前の獲物を取ろうとはせん。」アンデルセンの隣にアーカードは座っている。まるでアーカードはアンデルセンの反応を見て楽しむように。いや…実際に楽しんでいるのだろう。「アーカード…あまりアンデルセンを挑発するなよ」「フフフ、私は強い人間が好きでな ついついからかいたくなるのだよ。ウォルター、君の事もね」668 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 21 33 ID 0HB0F4RK 「フンッ 勝手にしろ」ウォルターはアーカードの隣に座る。さっきから不機嫌である。ホル・ホースも車に乗り込みシエルの隣に座りこむ。「へぇーシエルちゃんの武器は『黒鍵』という剣なのか」「貴方の武器はその服装からして銃ですか?それとちゃん付けで呼ぶのはやめてください」「そりゃあ悪かったな。シエルの言う通り俺の武器は拳銃(ハジキ)だ」二人は自身の武器について語り合う内に目的地に着いた。そこはDIOが住む館であり、前は扉が閉まっていたのに何故か今は開いている。まるで代行者達を誘っているかのように。「よし!これからA班とB班は突入準備をしC班とD班は館を包囲して待機するんだ!」マクスウェルが指示を送り代行者達は動き出す。1班20人の4組で部隊は構成され40人が館の前で整列した。シエルはA班に入りアンデルセンはB班に入っている。「ククク、狩りの時間だ」アンデルセンは仕事モードの凶悪な形相をし微笑む。「では突入を開始しろ!」マクスウェルの合図と共に40人の代行者達が一斉に館に向かう。「そんじゃ俺もぼちぼち行くとするか」ホル・ホースは代行者が向かった後で ゆっくりと館に入った。「なあ、アーカードは本当に行かなくていいのか?」「あいつの楽しみを奪う訳にはいかないからな」アーカードは体のうずきを抑えながら館を見つめている。ウォルターはやれやれと言った感じでアーカードを見ながら煙草を取りだし一服した。「局長 私も何か手伝える事は無いですか?」「何だ?お前は……プッチか。非戦闘員のお前は呼んだ覚えは無いが……。お前は外で待機し負傷者が出た時、治療の手伝いをしてやれ」「分かりました局長」プッチは館の外で待機し現状を見守った。そして、ここから離れた場所で吉良は双眼鏡で代行者達の様子を見ながら昼食をとっていた。計画通り!これでDIOの奴は終わりだ。恨むなら この私に出会った己の不運を恨むがいい。さてどちらが勝利するか見物だな。吉良は微笑しサンジェルマンで買ったパンを食べながら 事の成り行きを見つめていた。to be continued669 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 24 35 ID 0HB0F4RK 状態表吉良吉影高みの見物を決め込む。吉良自身は戦うつもりはない。アーカード今回は観戦者として様子を見る。だが本心では戦いたがっている。ウォルターアーカードと同じく様子を見る。アーカードが戦わない限りは手を出さない。アレクサンド・アンデルセンDIOは俺が殺す。誰にも獲物は渡さん 特にシエルには。シエルDIOを処断する。ホル・ホースがうっとおしい。それにしてもホル・ホースの声はアンデルセンとよく似ている。ホル・ホース俺の『スタンド』でDIOを仕留めて賞金ゲットだぜ。でも自分の命が一番大事なので深追いはせず やばくなったらとんずらこく。ついでにシスターのハートも俺の魅力で狙い撃ちだ。エンリコ・プッチ現状を静かに見守る。DIOの情報を与えたのが吉良だと把握している。マクスウェルこの戦いにはなんとしても勝利する。現状を把握し的確な指示を与えられるよう最善を尽す。673 名無しかわいいよ名無し 2007/11/09(金) 20 55 13 ID xiwprWQq ヒロ「あ…百手くんと黒乃さん?」太臓「好きです!つきあってください!!」胡夢「…え?」ヒロ (…え、え~~~~!!百手くん、黒乃さんの事好きだったの!?でも黒乃さんは確か青野くんの事が…)太臓「っていうかもう踏んでください!!!」ヒロ (え~~~~~~~~!!?)胡夢「ご、ごめんね。私好きな人がいるの…」太臓「えッ!?それって俺の事!?」ヒロ (ち、違うって…)胡夢「違うわよ!あなたじゃないの!!」(な、何こいつ…)太臓「しょ…しょんな…でも俺はそれでも構わない!」ヒロ (え!?)太臓「頼む!!二股でもいいんだ!!電話やメールするときは女友達のフリするから!!」ヒロ (も、百手くん、そんなに黒乃さんの事が…!?)太臓「愛してくれなくてもいいから!!肉体だけの関係でいいから!!」ヒロ (え゙!?)胡夢「最ッ低!!」太臓「う、う~~~ん…坊主がッ!け、ケツに丸太が~~~~…」ヒロ (げ、幻術…黒乃さん本気で怒らせちゃったよ…)太臓「それはそれでいいかも…」ヒロ (え? え゙~~~~~~~~~~~~!!!!?)ヒロはこの日、百手太臓とは全力で関わらない事にしようと心に誓うのだった…687 名無しかわいいよ名無し 2007/11/10(土) 12 49 52 ID 8216wLdy なんとなくサッカーネタダレン 「ハア、ハア、 あーーー凄い楽しい試合だった!!!」若ウォル「ハハハ、この町には吸血鬼連中と身体能力を競っても引けをとらねえ奴らがいるからな。思う存分ダレンも全力出せるだろ。」ジョナサン「やあ、二人とも。いい試合だったね。」若ウォル 「お、来たな名ゴールキーパー。」ジョナサン「はは、ヘルシング家執事からの誉め言葉はうれしいね。」若ウォル 「いやー、謙遜する事ねーぜ?あんたのでかい体と運動神経があればそりゃ『鉄壁の守り』だ。」ダレン 「動く山って感じだもん。腕とか太ももとかまるで魔法瓶だし。でも次はゴール決めるからね。『エースのシャン様』の名にかけて。」ジョナサン「ライバルが増えたかな。 おっと、そろそろ時間だ。行かないと。」ダレン 「何か用事?」ジョナサン「ラグビーの試合の助っ人にね。じゃ、二人とも。またいい試合をしよう!」ダレン 「あれだけの試合した後にラグビー!?・・・凄いなんてもんじゃない・・・!」若ウォル 「あの人の体格だとそりゃラグビーも余裕だろうなー・・・どんだけスタミナあんだよ・・・。」696 名無しかわいいよ名無し 2007/11/10(土) 23 37 33 ID 4doHcxVA ショタ執事「ほらよ、アーカード。」ロリ旦那 「! はは、これはこれは、薔薇の花束か!どうしたんだ急に?」ショタ執事「何って…お前の誕生日じゃん。」ロリ旦那 「ああ、そう言えばそうだったか。」ショタ執事「アレか?長い事生きてると誕生日とかどうでも良くなるってか?寂しいこったな。」ロリ旦那 「これでも600年近く生きておるからのう。祝ってくれる人が近くにいる様な生活をした事自体余り無いからして。」ショタ執事「応接間へ来いよ。お客さんが待ってるぜ。」ロリ旦那 「?」応接間には沢山のお客様がまっていました。アルク「おめでとー!!」志貴 「誕生日おめでとう。」秋葉 「お祝いを申し上げます。」ヒロ 「おめでとうございます。アーカード先生。」姫 「ふふん。私からも祝わせてもらおう。」令裡 「おめでとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。」美夕 「おめでと。」フランドル「フガ」リザ 「おめでとさん(ったく何であたしが吸血鬼の誕生日なんぞ…ま、いいか)。」萌香 「おめでとうございます。先生。」夕維 「お、おめでとうございます。」カエルラ「祝辞を述べよう。」赤薔薇「誕生日おめでとう。」腐食様「元気そうで何よりですわね。」ジョセフ「おめでとさん。先生。」ジョナサン「お誕生日おめでとうございます。」承太郎 「・・・おめでとう。(やれやれだぜ)」DIO 「フッ このDIOが貴様の誕生日を祝ってやろう。有り難く思え。」横島 「どうもおめでとうっス!!」ロリテグラ&アーサー 「「誕生日おめでとうーーー!!!」」ロリ旦那「……お前たち…。」ショタ執事「(あ、泣くのをこらえてんなアーカードの奴。)」
https://w.atwiki.jp/medadictionary/pages/2258.html
ガートアルパル メダロット一覧 ⇒ か行 - S マーゲイ型メダロット(MGY) 登場作品:S 機体概要 機体説明メダロットSカスタムスキン 登場人物としてのガートアルパルメダロットS 関連機体 機体性能メダロットS 機体概要 メダロットS初出の、絶滅危惧種のネコ科哺乳類マーゲイ型メダロット。 メダロットS登場前に、メダロットファンクラブの2021年9月デジタルコンテンツの壁紙とアイコンで先行登場している。 サラシナヒメから続くメダロットファンクラブ先行登場の流れが4ヶ月連続で続くこととなった。 だが、ガートアルパルの実装は同年9月30日というギリギリのスケジュールであった。 モチーフ選定、デザイン案および後述の個体名は平野佳菜氏の発案。 機体名は元々はツリーキャットとして提出したものが、スペイン語に変換されたものである。 ▲ページ上部へ▲ 機体説明 メダロットS メインストーリー第5部「大波乱の新学園生活!」でノゾミのメダロットとして先行登場。 その後、ピックアップガチャで入手出来る期間限定初期ランク☆3メダロットとして実装された。 頭部パーツは、メダロットS初出の相手をコマンドラインに引き寄せる新技、サクション。 このスキルは、マーゲイが猿の鳴き声を真似て獲物を誘き寄せていることに由来すると思われる。 両腕パーツはブレイク。 サクションは、ヘヴィパーツの装備数が多いと相手を引き寄せられる確率が低くなる。 それを狙ってヘヴィパーツを搭載した相手を、返り討ちに出来る可能性があるのだ。 脚部特性はバトルダンス。 だが、純正では全ての技が攻撃後回避不能のペナルティを負うため、カスタマイズ向きの脚部特性である。 回避値は性別を問わず二脚型の中でもトップクラスである。 そのためパーツのカスタマイズ、メダロッターとの併用やたすけるスキルとの組み合わせで、脚部特性を発動させるのは容易である。 ヘヴィリミットは1。 いずれのパーツもヘヴィパーツに該当しないため、積載量には1つ余裕がある。 カスタムスキン クロちゃんver. 漫画「サイボーグクロちゃん」とのコラボの一環として、クロちゃんを模したカラーリングの期間限定カスタムスキンが追加されている。 余談だが、この関係で二ヶ月連続でイベントボーナスメダロットに選出された上、二ヶ月連続でピックアップガチャが開催された。 カラーリングのみならず、クロちゃんそのままに両腕がガトリングガンに変わっているのも特徴。 胴体のカラーリングは、何処かメイド服の様にも見える。 仮設5号機ver. アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズコラボイベント、「『エヴァンゲリオン』コラボ エマージェンシーロボトル」の報酬として入手出来る期間限定カスタムスキンとして追加された。 エヴァンゲリオン仮設5号機(以下エヴァ仮設5号機)のカラーリングを模しているのが特徴。 エヴァ仮設5号機の右腕の槍に合わせて、右腕のみ赤いカラーリングなのが特徴。 仮設5号機Sと色相が同じなので、仮設5号機Sとガートアルパルのパーツを差し替えても違和感がない。 登場人物としてのガートアルパル メダロットS 先述の通り、メインストーリー第5部「大波乱の新学園生活!」でコウボウ学園の不良チームボンバーキャッツ(ギャラクシーキャッツ)リーダー、ノゾミのパートナーメダロット、ルナとして登場。 語尾にニャがつく、典型的猫キャラの口調である。 ちなみに一人称は、自身の名であるルナ。 モチーフのマーゲイと同様、声真似が大得意。 コレにより、アラセ達はコウボウ学園内で起こっていた事件の首謀者が何者かのヒントを得ることとなる。 余談だが、メダロッターであるノゾミの立ち位置を鑑みると、ルナは歴代シリーズの悪ガキチームのリーダーの愛用するCAT型メダロットを思わせる。 だが、技はメダロットDSおよびメダロット7のチトセのノワールカッツェに近い。 ある意味、ルナは歴代主人公側女性キャラクターのパートナーメダロットの要素を併せ持つといえるのかも知れない。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 悪ガキチームリーダー御用達メダロット マゼンタキャット 電線上を駆ける初代電撃猫 ペッパーキャット ガードをかいくぐり迫る2代目電撃猫 ノクトキャット 安心と信頼の3代目電撃猫 ダークパンサー 高速の牙で仕留めるパンサー トレミー クラスターの狙撃手テントウムシ トレミック クラスターの可変狙撃手テントウムシ ユナフィ 真型世界の電撃猫 ルージュカッツェ 電撃放射の射撃系、5代目電撃猫 ガートアルパル リズムに乗って相手を引き寄せるマーゲイ 重力射撃系ネコ科メダロット ノワールカッツェ 重力射撃を操る黒猫型 ガートアルパル 斑模様の猫耳ダンサーニャ! ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロットS ガートアルパル (パーツ性別:女) アルバム 木登りが上手なネコ科の動物マーゲイをモチーフにしたメダロット。軽やかな身のこなしで相手を翻弄する。声には聞く者を引き寄せる力がある。 ※ステータスはLv90時のものです。 頭部:イミター(MGY00) 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 Hv スキル わざ 3199 1205 1053 623 832 4 - しゃげき サクション 右腕:マーノガート(MGY00) 装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル わざ 2999 1392 743 561 536 - しゃげき ブレイク 左腕:ブラソガート(MGY00) 装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル わざ 2999 1280 804 552 531 - しゃげき ブレイク 脚部:ルーズピエーナ(MGY00) 装甲 射耐 格耐 回避 充冷 Hv タイプ 脚部特性 3099 921 466 1320 839 1 二脚 ブロウビート ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ か行 - S
https://w.atwiki.jp/rm96/pages/196.html
木陰の向こうははしゃぐ太陽が我が物顔で燦々と光を放っている。 ここのところ雨が続いて蒸し暑い。 もうすぐ雨の季節なんだと、レイナは寄りかかっている木の匂いにそれ感じた。 サユミも胸元の小さなシルバーのロザリオをいじりながら、のんびりと体を休めている。 軽めのランニングから柔軟体操、筋トレをして持久走。締めのストレッチ。 夏は自然とココロが浮かれるけど、この暑さだけはいただけない。 Tシャツは汗にじんわりと濡れていて、はたはたと襟元を掴んで上下させて中に風を送りながら、 「今年も暑いんだろーなぁ」 レイナはふぃーっと息を吐いた。 しかしサユミは聞いてないようで返事がない。 「サユ?」 「ん?」 「なに見てんの?」 じっと見つめているサユミの視線の先をたどっていくと、ぐてっと日差しを浴びているジープ。 サユミはくいっとレイナのシャツを引っ張った。 「あそこ。ジープの下」 「下?」 目を凝らすと、影の中で何かがきらっと光った。 「…ネコ?」 「うん。子ネコ」 ジープの下でうずくまってる黒と茶色のぶちの入った子ネコがじーっと二人を見据えている。 鋭い目つきにコドモながらに野生の強さ。 「なんかさぁ。誰かさんみたい」 「はぁ? 誰? それ。みきねぇ?」 「ううん。違う。こっち来ないかなぁ」 サユミがそっと身を乗り出すように手を差し出す。 「おいで?」 「…」 レイナは「ふむ」と首をひねると、 「にゃーん。おいで」 と手を差し伸べてみた。 「…にゃ」 むくっと起き上がって、子ネコがジープの下から出てくる。 サユミがおやっと少しだけ目を細めた。 「なんか…ふらふらしてる」 「うん」 初夏のくせにすでに炎天下の日差しの下に出てみれば、頼りなげにひょろっとした体。ぼんやりと茶や灰色に薄汚れた毛並み。 レイナとサユミは立ち上がると、そーっと子ネコに近づいた。 びくっと立ち止まって、大きな目でじいっとレイナとサユミを睨みつける。まったくもって子ネコらしくないかわいげのなさ。それも生き残りの厳しい野生ならではだから仕方がない。 「レイナ。もう一回」 「あ、うん」 サユミにしゃがむように促されると、 「にゃあ。おいで」 と手を出してみた。 「…」 じいっとレイナを見つめる子ネコ。 「…」 じいっと子ネコを見つめるレイナ。 「…」 そんな一人と一匹をにこにこと眺めるサユミ。 ふわりと風が舞い踊り、さらさらと木の葉が揺れた。 「にゃあ」 子ネコはタタタッと駆け寄ると、ぽんとレイナのカラダに飛びついて、 「わっ!」 慌てて抱きかかえるレイナ。 「ふふふっ。やっぱりね」 子ネコの体を撫でるサユミの楽しそうな顔にレイナがむっと顔をしかめた。 「なに? どーゆうこと?」 「うん。だって、レイナに似てるなぁって思ってたから」 「はぁ」 「にゃぁ」 そーかなー。とレイナが子ネコの顔を覗き込む。サユミに顎をくすぐってもらっている子ネコは気持ちよさそうに目を細めている。 「私も抱いていい?」 「ん」 そっとレイナから受け取って包むように抱くと、もう警戒心はないのかサユミにも顔を摺り寄せる。 「思ったよりなつっこいね。この子」 「うん」 「だけど、すっごい軽いよ」 ほとんど骨と皮。 「ね。レイナ」 「なん?」 「にゃ?」 「イーダさん。今お昼作ってるよね。なんかもらえるか聞いてみよう?」 「うん。そーだね」 「ね。レーナ」 にっこりと腕の中の子ネコに微笑みかけると、 「にゃあ」 元気のいい返事。 はっと唖然とするレイナ。 「ちょっと…サユ?」 「だってさ、この子レイナのこと呼ぶたびに一緒に返事するんだもん」 ねー。ってサユミが子ネコの顎の下をくすぐる。 「だからって…」 「ほら。行こう」 とっとと歩き出すサユミ。 レイナは納得行かない顔をしたままおとなしくついていった。 今日も雲一つない青空。 少し風が出てきたせいかさわやかに感じる。 「あ! イシカーさんとみきねぇだ」 レイナが手を振ると、兵舎に入ろうとしていたリカとミキは足を止めた。 駆け寄ると、リカとミキの目はすぐに腕の中でごろごろとのどを鳴らす小さな来訪者に向けられた。 「わー! 子ネコだぁ!」 「かーわいいー!」 リカはうにーっと目を細める子ネコの耳の後ろをくすぐりながら、顔を覗き込んだ。 「どうしたの? この子」 「ジープの下にいたんです。それで、もうすぐお昼だから、イーダさんになんか食べるもの分けてもらえないかなぁと思って」 サユミがそう言うと、ミキはぽすっと包むように手を乗っけて子ネコの頭をうりうりと撫でた。 「そっかぁ。なんか食べさせてもらえるといいねぇ」 「この子、ずいぶんとやせちゃってるしねぇ」 と、のどをくすぐるリカの指に気持ちよさそうな子ネコ。 ミキはじーっと顔を覗き込むと、トンとリカのひじを突いた。 「なぁに?」 「ねぇ…リカちゃん」 ミキが子ネコからレイナに顔を向けると、リカも子ネコからレイナに視線を向ける。 「ミキちゃんも思った?」 「うん」 子ネコはリカとミキを不思議そうに見上げて笑っている。 レイナはなんとなーくイヤな予感がした。 サユミは抱きなおすと、にこっと笑った。 「レイナ」 「ん?」 「にゃ?」 一人と一匹が同時にサユミを見る。 リカとミキは顔を見合わせた。 「食堂を通るより、勝手口に行ったほうがいいかも」 そういうリカの提案で4人と一匹は兵舎の表玄関を通り過ぎて勝手口へと回る。 「なんかさぁ。似てるなぁって思ったんだよねぇ」 「目がさ、すっごい良く似てるんだよね。でもさぁ」 クスクスと後ろでリカとミキが笑っている。 フクザツな顔をしたままのレイナと、ニコニコしてるサユミ。 勝手口のドアを開けると、エプロン姿のカオリがちょうど炒め物を終えたところだった。 リカが中に入っていく。 「カオたん。今いい?」 「うん。なに?」 「お願いがあるんだけど…」 と、リカはカオリの手を取ると、勝手口の外で待つレイナとサユミとミキのところへと引っ張った。 カオリがサユミの腕の中の子ネコに気がつく。 少し段差があるので、しゃがむとちょうどカオリの真正面。 「あらー。かわいいねぇ。れいにゃ」 「んにゃ」 「んなぁ?」 レイナが目を丸くして固まる。 その横でミキが腹を抱えて笑い出した。 「ミキちゃん。笑いすぎ」 とか言いながら、リカも笑いをこらえて炊事場から出ると、爆笑で崩れそうなミキの体に寄り添った。 憮然とするレイナとごろごろとカオリに顎を撫でてもらって上機嫌のれいにゃ。 「なんですか? れいにゃって」 「この子の名前」 にっこりと微笑むカオリ。 「でもメスかどうかわかんないじゃないですかぁ」 レイナが納得いかずに食い下がると、サユミはれいにゃのカラダを包むように両手で支えて持ち上げた。 「メスだよ」 「ほらね」 ちょっと待っててね。とれいにゃの頭を撫でると、くしゃしくしゃとレイナの頭を撫でて、カオリが流し台に戻っていく。 「なんかもらえるみたいだね」 サユミが抱っこしなおして顔を覗く込むと、「にゃぁ」とれいにゃが応えた。 ミキはがっとレイナの肩を抱き寄せた。 「そんなに拗ねないの。かわいいじゃん」 「なんか、妹みたいだよ」 リカの言葉にレイナはれいにゃの顔を覗き込んだ。 「にゃ?」 「…」 かわいくないといったらウソになる。 ほんとはすっごくかわいい。 だけど、そんなに似てるかなぁ。 「…」 のどをくすぐったら、うがうがとサユミの腕の中でもがきだすから、 「はい。レイナ」 サユミはレイナの胸にそっとれいにゃを押し付けた。 仕方なく抱っこすると、レイナを見てうにゃぁと目を細めるれいにゃ。 微笑んでるように見えるけど、その細い小さな体は震えていた。 「…」 「レイナ?」 「…あ、うん」 どうやら“れいにゃ”が気に入ったのか、返事はしなかったけどくりっとした目はじっとサユミを見つめていた。 カオリは流し台から戻ってくると、小さなアルミの皿を勝手口の脇に置いた。中には水でふやかして極めて薄くしょうゆとだしで味をつけたご飯。 「リカ。あと水持ってきて」 「うん」 リカが炊事場に入ると、なんとなくミキもあとをついていく。 「なんかみきねぇもネコみたいだね」 「うん。かわいいかも」 サユミとレイナは顔を見合ってクスクスと笑った。 そんな二人の足元でがつがつと一心不乱に食べるれいにゃ。 リカがそっとごはんの器のとなりに水の入った小さなアルミのボールを置く。 「おなかすいてたんだねぇ」 「うん。必死だよね」 カオリの横にかがんで目を細めて見守るリカにおぶさるように抱きつくミキ。 カオリはレイナとサユミの目をまっすぐに見て、言った。 「まだ子ネコだからね。ミルクもあげたいとこなんだけど、おなか壊しちゃうと思うんだよねぇ。だから、これで我慢ね」 「はい」 「はい」 「配給で頼むのも厳しいし、あとはみんなのお給料から出し合って、ちゃんとしたものを買うっていうぐらいしかないんだけどね」 カオリはそういうと、 「でも、それは万が一病気や怪我をしちゃったときのための手段にしておきたいんだよね」 このご時世だから、ただでさえ安くない動物医療は驚くような値段になっているだろう。 カオリは小さく微笑んで、ため息をついた。 そこに、 「あれー。みんな何やってんの?」 「どーしたのぉ?」 と、声が二つ。 その場にいる全員の視線が声の方に向いて、れいにゃだけががつがつとご飯を頬張っている。 なくなりそうなっていたのに気づいて、カオリはまた流し台へと向かった。 声の主、ノゾミとマコトが輪の真ん中を覗き込む。 「うっわーーーっ! 子ネコだぁ!」 「はぁーーっ! ちっこーい!」 がつがつ。 がつがつ。 それでも一心不乱に食べるれいにゃ。 小ナベを片手に戻ってきたカオリがお玉で中に足してやる。 ノゾミはそっと丸まっている背中を撫でてみた。 「うわぁ。やせてるねぇ」 「すっごい勢いで食べてるよぉ」 がつがつ。 がつがつ。 陽射しの眩しい午後。 ちっこい一匹を目を細めて見守る7人。 がつがつ。 がつがつ。 「にゃあ」 ごちそーさまとでも言ったのか、くりっとした目をきらきらさせて顔を上げた。 「うはっ! レイナだ!」 と、ノゾミが抱き上げた。 「そっくりだぁ」 マコトがのどをくすぐる。 苦笑いするレイナ。 サユミはそんなレイナにくすっと笑みを零した。 「この子、れいにゃって言うんですよ」 「名前?」 ノゾミが首を傾げてれいにゃを覗き込む。 マコトもノゾミに顔をピタッとくっつけるようにして同じように覗き込んだ。 「れいにゃかぁ。人だとレイナで、ネコだとれいにゃなんだぁ」 「カオリ? つけたの」 「そうだよ。のんちゃん、よくわかったね」 へへと笑うノゾミの頭をカオリがよしよしと撫でる。 リカはふと思った。 「カオたん。この子、どうするの?」 「あっ…そっか」 ミキも気づいたらしい。 通常特殊部隊でもない限り、動物の飼育はありえない。 まして、配給自体が乏しくなっている現状では厳しいものがある。 たとえここがまだ優遇されている最前線に一番近いベースキャンプだとしても…。 カオリは『うーん』ととりあえず空を見上げた。 不安げなレイナとサユミ。 すがるような目のノゾミ。訴えるような目のマコト。 リカとミキはじっと様子を伺っている。 カオリはこほんと咳払いした。 「れいにゃを、乙女隊兵舎厨房防衛隊長に任命します」 は? 全員の頭に浮かぶはてな。 きょとんとしているれいにゃ。 カオリはれいにゃに敬礼すると、 「主な任務は炊事場や勝手口周辺のねずみからの防御、撃退。以上」 凛と張ったカオリの声に、れいにゃがうがっと右の前足を伸ばした。手をくにって招いているけど、たぶん敬礼。そう思いたい。 「全員、返事は!?」 「はいっ!」 「にゃっ!」 ありえないくらいきれいに揃った6人と一匹の声。そして整った敬礼。 満足そうにカオリはうなずいた。 基本的にれいにゃは兵舎に入れない。 特に2階の各自の部屋には入れないこと。 もし、入っても食堂まで。食事中は厳禁。 それが約束。 「じゃあ、お昼にしようか。みんな、ちゃんと手、洗ってね」 れいにゃはするりとノゾミの腕から抜け出すと、ふらりと木陰に向かっていった。 この日から、朝、昼、晩と、れいにゃの戦利品に毎度のごとく上がるカオリの悲鳴が聞こえてくることとなる。 ■ ■ 玄関のドアが開いた。 「ただいまー」 リカの声。 ソファでなんとなくテレビを見ていたミキは「んー」と声の方に顔を向けた。 ぺたんぺたんと足音。 「おかえり」 「うん」 リビングに入ると、リカはデイパックをドアのそばにおいて帽子を上に乗っけた。 「ごはんは?」 「まだ。ミキも帰ってきたばっかだよ」 「そっか」 ミキの隣に座ると、 「おつかれさま。ミキちゃん」 「うん。リカちゃんも、一日おつかれさま」 そして、軽いキスは気がつけば毎日の日課。 そのままリカがミキにもたれかかろうとしたら手で制された。 「ちょっと待ってて」 「ん?」 「手紙が来てたんだよ」 テーブルに手を伸ばすと、ほらっとかわいいキャラクターの便箋を見せる。 「まだ見てないの?」 「うん。一緒に見ようと思って。リカちゃん、今日は早いって言ってたじゃん。だから」 「そっか。ありがと」 リカを抱き寄せて、手紙の封を開ける。 「誰から?」 「レイナだよ」 「レイナかぁ。今、まだ軍の学校だっけ?」 「うん。たしか3人ともね」 レイナとエリはともかく、サユミが終戦後に軍に残ったことを周りは驚いたが、リカはなんとなくそんな気がしていたし、ミキも驚きはしなかった。 『あの子らしいね』 と言うだけで。 封筒の中からは2枚に亘る手紙と写真が3枚。 『 Dear リカちゃん & みきねぇ 元気ですか? レイナは毎日はりきって訓練がんばってます。 エリはあいかわらずおもしろくって、サユもあいかわらず鏡ばっか見てます。 』 そんな文章で始まった手紙。 「“リカちゃん”だって」 「くすぐったいね。なんか」 そのせいか“リカちゃん”の後ろには『从* ´ヮ`)』な感じの落書き。 手紙には訓練の様子とかサユミとエリとの他愛ない毎日のこと。軍中央部の近くにある学校のため、ユウコが講師として派遣されており、その校内武勇伝が眩しくらいにきらきらと描かれていた。 「相変わらずだなぁ。ナカザーさん」 「ね。一番手がかかってんじゃない?」 「でも、それがいいところなんだけどね」 同封されていた1枚目の写真には変顔のエリとレイナとサユミ。 2枚目はユウコと一緒。 そして、3枚目。 リカが身を乗り出す。 「もうすっかりお母さんだね。れいにゃ」 子ネコに囲まれてすっかり貫禄がついた黒と茶色のぶちネコ。 「基地で5匹だっけ?」 リカはそう言うと、 「たしか…オスが1匹にメスが2匹だったよね」 「そうそう。オスがジョンソンで、メスがチャーミーとミキティ。で、その後にメスのノンとオスのロクロー」 ふふっとリカに微笑みかけるミキ。 「でも、みんなゴローって呼んじゃって、結局ゴローになっちゃんたんだよね」 「そうそう。5番目に生まれたからね」 最初は一匹だった厨房防衛隊も、終わってみれば隊員6匹。 非常に統制が取れて勇敢だったため、カオリの悲鳴は日に日に高くなり、リカとミキはいつしか苦笑いしながらその戦利品の埋葬に追われていた。 今度は3匹。やや長毛の三毛とシロ。キジトラ。 終戦後、軍の学校に入ったので寮生活となったため、レイナの実家に引き取られたれいにゃ一家。この写真も実家から送られたものを焼き増ししたらしい。 後ろには、 『左からエリザベスとサーユとユユ。全部メスです』 と書き添えてあった。 手紙には、 『もうすでにおめでたらしくって、お母さんに「ウチはネコだらけだよ」って言われました。』 と。 それでもレイナの家族に愛されていることは、ふっくらしたれいにゃを見れば一目瞭然。よほどの肝っ玉母さんらしく、レイナのお母さんに良くなついているらしい。やんちゃな子供を持ったせいか、どうやら気が合うようだ。 「そのうち、モーニング隊全員揃っちゃうかもね」 ほんの少し前なのに、けれど、遠くから引っ張り出して思い出してきたかのように懐かしむ目をするリカ。 そんなリカの肩にちょこんと頭を乗っけて写真を見るミキの瞳もまた、同じようにセピア色。 真っ赤な夕焼けが差し込んで、リビングが橙色に染められる。 リカは夕飯の支度に立ち上がり、ミキは送られた3枚の写真を壁のコルクボード貼った。 「今日の献立は?」 「んー。ミキちゃん、何食べたい」 「えっとねぇ、リカちゃん」 「こら」 コツンと軽くゲンコツ。 ミキはその手をぱっと掴むと、唇をすばやく奪い去った。 してやったりとにかっと笑顔のミキ。やられたとむうっと眉根を寄せるリカ。 「いいじゃん。明日は二人とも休みなんだから」 「そうだけど…」 「じゃ、つづき」 と言ったところでミキのお腹が、ふざんけんなとメシ食わせと声高く猛抗議。 リカはくすくすと笑いながら投げキッスをプレゼントしてキッチンに入っていった。 ゆっくりと日が暮れていく。 キッチンから軽やかに流れてくる音。 真っ赤に燃える夕焼け空。 一番星がきらりと窓の向こうでささやかな光を放っていた。 (2004/5/22)
https://w.atwiki.jp/uragiridangerous/pages/151.html
『ヘルプミー、ランダムお姉ちゃん』 わたし姉尾ノゾミ、9歳!今日はボランティアで街のゴミ拾いにきてるの。みんなは偉いねって褒めてくれるけど、わたしの動機はいつだって私利私欲!ゴミはとっても汚いし、吸殻とか間違っても触りたくなんかないけど、自分のためにがんばってるんだ!だって、良いことをすると……。 ほら!わたしの手の中に、コインが現れた。これはシスコインっていって、わたしの能力に使えるんだ。このクソ重いガチャガチャを背中に背負ってるのだって、ちゃんと意味があるんだから。いちおうキリのいいとこまでゴミ拾いして善行を成立させちゃえば、あとはわたしの時間だ。 背中のガチャコンを下ろして、正面から向かい合う。深呼吸する。胸が高鳴る。ガチャを前にした時のこのドキドキって、絶対良い予感だと思うの!今日こそは何もかもうまくいく気がする。今度こそ出会えるんだ。最高の、お姉ちゃんに。 やっと会えるね、お姉ちゃん……。わたしは目を閉じてコインに願いをこめるように握りしめた。そして意を決して、目を開けて、投入口にコインをセットして、爆発音がして、振り返って、魔力の暴走と吹き飛ぶ街の人々を目の当たりにした。 吹き荒れる緑色と赤色はこの世ならざる破壊的なクリスマスカラーを演出していて、すごく恐い。3月にそんな事してもサンタさんはこないのに。誰だろうと思って見ると、よく知った特徴的な耳が見えた。番長Gの人だ。 エルムルン・エクド・エイジア=エヴァグリン。 エルムルン・エクド・エイジア=エヴァグリンさんは魔力を暴走させるって聞いたことがある。 エルムルン・エクド・エイジア=エヴァグリンさんも本意じゃないのかもしれないけど、このままじゃ、街がめちゃくちゃに……さっきのゴミ拾いが無駄になっちゃうよ! せっかく掃除したゴミが散らばってくのってかなりげんなりするし、正直モチベに響くんだ。街の人たちもとっても困ると思うの! わたしは手の中のコインを見る。こんな時、お姉ちゃんだったら。理想のお姉ちゃんだったら絶対助けてくれる。コインをセットする。レバーを回す。助けて、お姉ちゃん! ガチャガチャ……ポン! 姉尾ノゾミのお姉ちゃん:【C】カレーライス 属性/インド。とってもおいしくて、毎日でも会いたくなっちゃう。[料理]5 #姉ガチャ http //t.co/Tusyu3GBJJ ま、まさかこうくるとは……。 わ、わあ~!おいし~い!わたしはお姉ちゃんを嬉々としてかき込む。子供はみんな、カレーライスが大好きなんだ!料理がとっても得意なお姉ちゃんのおかげで、お腹一杯になったら、なんだかゴミ拾いなんかどうでも良くなってきちゃった。かーえろっと。 ……。家に帰って、わたしはため息をついた。食べ終わったときには、お姉ちゃんはなぜか、いなくなっちゃってたんだ。美味しいのもいいけど、わたしの理想のお姉ちゃんは、ずっと一緒にいてくれる、そんなお姉ちゃんなんだ。だから、待っててね、お姉ちゃん。明日こそ、絶対会えるから。 『ヘルプミー、ランダムお姉ちゃん』おわり。
https://w.atwiki.jp/aabiblio/pages/31.html
1997← →1999 1998 ●「共同討議 伝統・国家・資本主義:保守主義の理路を問う」(西部邁・福田和也・柄谷行人との座談会)、『批評空間』II-16、1998.1.→?? ●「新春京都鼎談 日本の難問を解く:成熟社会に脱皮するため成長史観の転換を」(河合隼雄・佐和隆光との座談会)、『週刊ダイヤモンド』1998年1月3日号 ●«nettime» Interview with Akira Asada, 1998.2.20.02 48 35, ●「編集後記」、『批評空間』II-17、1998.4. ●「ディスカッション」(カート・フォースター、レベッカ・ホーン、ダニエル・リベスキンド、ピーター・アイゼンマン、インゲボルグ・ロッカー、アレハンドロ=ザエラ・ポロ、ファルシッド・ムサヴィ、ジャン・ヌーヴェルとのシンポジウム)、『InterCommunication』no.24、1998年春号「特集=ヴァーチャル・アーキテクチャー」 ●「ZKMにはじまる:旅の日記から」、『InterCommunication』no.24、1998年春号「特集=ヴァーチャル・アーキテクチャー」 ●「反モニュメントとしての建築」(磯崎新との対談、1998.4.7.一部がETV未来潮流「磯崎新・建築することの“悲劇”」として1998.5.9に放送された)、『批評空間』II-19、1998.10. ●「共同討議 トランスクリティ-クと(しての)脱構築」(東浩紀・大沢真幸・柄谷行人との座談会、1998.4.28)、『批評空間』II-18、1998.7.→東浩紀『郵便的不安たち』朝日新聞社、2000.7→『郵便的不安たち#』朝日文庫、2002.5 ●「[音楽] サイモン・ラトル・ブロードキャスター:20世紀音楽を振り返る」、『論座』1998年5月号 ●「同性愛はいまだにタブーか」、『VOICE』1998年6月号、PHP研究所→批評空間HP ●「編集後記」(1998.5.13.記)、『批評空間』II-18、1998.7. ※冒頭箇所の抜粋が東浩紀『存在論的、郵便的』(新潮社、1998.10)の帯文に用いられた。 ●「共同討議 ファシズムと建築:ジュゼッペ・テラ-ニをめぐって」(磯崎新・長田謙一・福田和也との座談会、1998.5.16.水戸芸術館の「ジュゼッペ・テラーニ:ファシズムを超えた建築」展でのシンポジウムの記録)、『批評空間』II-19、1998.10. ●「特別講義 再びマルクスの可能性の中心を問う」(柄谷行人との対談、1998.5.30.京都大学でSpoonerismが主催した講演の記録)、『文學界』1998年8月号→改題「2-B マルクスのトランスクリティーク」、石谷治寛・大野裕之編『マルクスの現在』とっても便利出版部、1999.4 ●「[音楽] 世紀初頭のポストモダニズム:R・シュトラウスのメタ・オペラ」、『論座』1998年6月号 ●第86回文學界新人賞選評「濃密なるパスティシュ」、『文學界』1998年6月号 ●「1-B マルクス再入門」(市田良彦との対談、1998.6.7.京都大学経済学部で開かれた新入生歓迎講演会の記録)、石谷治寛・大野裕之編『マルクスの現在』とっても便利出版部、1999.4 ●「1-A マルクス関連年表」、石谷治寛・大野裕之編『マルクスの現在』とっても便利出版部、1999.4 ●「2つのルールが問われる日本資本主義」、『前衛』no.701、1998年7月号「インタビュー特集=この国を建て直すことができるのは誰か」 ●「パロディを超えて:現代美術の両極」、『VOICE』1998年7月号→批評空間HP ●「[音楽] 西洋音楽の終極:ポリーニによるシュトックハウゼン」、『論座』1998年7月号 ●「共同討議 カントのアクチュアリティー」(黒崎政男・坂部恵・柄谷行人との座談会、1998.7.7.)、『批評空間』II-19、1998.10. ●「命をかけて他者を殲滅せよ:『スターシップ・トゥルーパーズ』に見るアメリカ」、『VOICE』1998年8月号→批評空間HP ●「[音楽] リゲティは古典となったか:サロネンの実験」、『論座』1998年8月号 ●「EV Cafe2 No.4 guest 浅田彰-1」(坂本龍一との対談)、『Esquire Japan』1998年8月号 ●「EV Cafe2 No.4 guest 浅田彰-2」(坂本龍一との対談)、『Esquire Japan』1998年9月号 ●「編集後記」(1998.8.9.記)、『批評空間』II-19、1998.10. ●「音楽・政治・哲学:ノーノをめぐって」(1998.8.26.秋吉台国際芸術村での講演)、『InterCommunication』no.27、1999年冬号→批評空間HP ●「シンポジウム ルイジ・ノーノと『プロメテオ』」(磯崎新・長木誠司・Helmut Lachenmannとの座談会、1998.8.27.秋吉台国際芸術村で)、『InterCommunication』no.27、1999年冬号「特集=漢字WARS:コンピュータ社会と日本語」 ●「草間彌生の凱旋」、『VOICE』1998年9月号→批評空間HP ●「[音楽] ロスとアファナシエフ:ふたつの「平均律クラヴィーア曲集」」、『論座』1998年9月号 ●「「建築の20世紀」を振り返る」、『VOICE』1998年10月号→批評空間HP ●「[音楽] ハイナーは死んだ、ハイナーは生きている:ハイナー・ゲッベルス『ブラック・オン・ホワイト』アンサンブル・モデルン」、『論座』1998年10月号 ●「大衆文学化する「純文学」」、『VOICE』1998年11月号→批評空間HP ●「[音楽] 『プロメテオ』(へ)の巡礼:音と沈黙の狭間で」、『論座』1998年11月号 ●「フォーサイス1998/10:21世紀のクラシック・バレエに向かって」(William Forsytheへのインタヴュー、1998.10.26.フランクフルトで)、『フォーサイス1999』NTT出版、1999 ●「編集後記」(1998.11.11.記)、『批評空間』II-20、1999.1 ●「討議 パゾリ-ニ・ルネサンス」(四方田犬彦との対談、1998.11.23.京都大学で)、『批評空間』II-21、1999.4.→改題「パゾリーニ・ルネサンス:四方田犬彦との対話」、『映画の世紀末』新潮社、2000→『パゾリーニ・ルネサンス』とっても便利出版部、2001 ●「社会学は「第三の道」を示せるか」、『VOICE』1998年12月号→批評空間HP ●「[音楽] テクノミニマリズムの完成:池田亮司の零度の世界、『論座』1998年12月号 ●第87回文學界新人賞選評「不況の文学 文学の不況」、『文學界』1998年12月号 ●「日本語特別座談会 〈Anywise〉をめぐって」(磯崎新・岡崎乾二郎・柄谷行人との座談会、1997.12.15.)、磯崎新・浅田彰監訳『Anywise:知の諸問題』NTT出版(ICC Books)、1999.1 1997← →1999
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/6351.html
ゲゼ ゲゼ [部分編集] 宇宙を駆逐する光 UNIT U-199 赤 1-1-1 C バルチャー (常時):《(0)》このカードが破壊されている場合、ジャンクヤードにあるカード1枚を持ち主の本国の下に移す。その場合、その破壊を無効にする。 ゲゼ系 MS コンビ 宇宙 地球 [1][0][2] ゲゼのコンビ。 通常のコストや戦闘力は単体のゲゼと同じで、ジャンクヤードのカードをコストとした破壊無効能力を持つ。 ジャンクヤードにカードさえあれば、1ターンに2回破壊されない限りは不死身。単純なビートダウンデッキに対しては優秀な壁となる。 またジャンクヤードのカードを本国の下に移すという事で、地味ながらも1点回復となったり、リシャッフル手段や過去から来た亡霊を併用すれば引き直す事もできる。敵軍ジャンクヤードも対象に取れるので、ジャンクヤード対策効果としても機能する。 またイリア・パゾムやワタリー・ギラ《BB3》などで能動的に破壊してテキストを起動してもいい。構築次第では面白い動きをするカードである。 カード名称にも特徴にも専用的な記述は無いが、ゲモン機とヤザン機のコンビである。 参考 「宇宙を駆逐する光」のコンビユニット一覧 コア・ブースター(005号機)&コア・ブースター(006号機) シャア専用ズゴック&アッガイ ギャプラン&アッシマー ゲゼ ゲゼ ガンダムエアマスター&ガンダムレオパルド トールギスIII&トーラス(ノイン機) ブリッツガンダム&イージスガンダム
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/2266.html
「…なんの役にも立たないから。用済みってやつさ。」 入室名:ジュラ 本名:ジュラ・××・×××(トゥ・パゾスではなく、単に考えていないだけ) 種族:古代種(亜人) 性別:女性 年齢:18歳 身長:167cm 外見:筋肉質なしなやかな褐色肌。藍色髪。猫耳。 服装:丈の長い白基調の民族衣装パーカー。各所に刺繍の紋様と装飾。 字色: 人物 -身分- さすらいのルプの民。 -身分(本当)- 南大陸ラピスの東部に位置する街『ルプ・ウ』の戦士一族に生まれた。 レニェを姉、レザンを兄と呼ぶほど距離は近いが、血族的に王家ではない。 いざという時にルプ・ウを救うため、鍛錬を重ねていた。 だが、実際のルプ・ウの危機には何もできず、 ムキムキ女と不穏厨が大体全部なんとかしたので、ジュラはとても傷ついた。 やさぐれていたところ、ジェネシスの様子を見てくるようにレニェに頼まれて、来た。 -性格- ルプ・ウ人なのに、明るくない!かまととぶっている。 ツンデレの予定。 +恋愛観 難しくはない(たぶん) 戦闘 -巫術・竜- 自らを、シミュレートされた無数の可能性の中に存在した幻想の獣・恐竜化させる。 魔術に似て非なるもので、世界や精霊に働きかけ、魔力を経由しない純粋なエネルギー体として顕れる。 召喚に加え、自身に降霊させての身体一部変化などを可能とする。 マッハ2くらい、二丁拳銃!の予定。 音速より速いし小回りが利くし、近接も恐竜なのでまあまあ可能。 プレイヤーはけ。 なんか急に浮かんだので作った。
https://w.atwiki.jp/prima/pages/2791.html
Blogs on ガリーナ・ヴィシネフスカヤ #blogsearch News on ガリーナ・ヴィシネフスカヤ ディアパゾン自主レーベルのBOXシリーズ第27弾 ... - TOWER RECORDS ONLINE 没後70年『プロコフィエフ・コレクターズ・エディション』(36枚組 ... - TOWER RECORDS ONLINE 貴重な音源多数!Profil レーベル『ラフマニノフ:オペラ、声楽 ... - TOWER RECORDS ONLINE 豪エロクアンス『イーゴリ・マルケヴィチ~ザ・フィリップス ... - TOWER RECORDS ONLINE 【数量限定特価】8,360円!旧ソ連の名演を集大成!『レジェンダ ... - TOWER RECORDS ONLINE わが父ショスタコーヴィチ〈オンデマンド版〉 - 音楽の友 巨匠スヴェトラーノフの『ロシアン・シンフォニック ... - TOWER RECORDS ONLINE 大多数が世界初CD化!リビング・ステレオ・ザ・リマスタード ... - TOWER RECORDS ONLINE Melodiyaショスタコーヴィチ生誕110周年記念~交響曲全集(10枚組 ... - TOWER RECORDS ONLINE BBCレジェンド~アーカイヴからの偉大なる録音集 - TOWER ... - TOWER RECORDS ONLINE 【TEATRO ALLA SCALA MEMORIES】ミラノ・スカラ座の芸術 ... - TOWER RECORDS ONLINE レパートリー ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー [部分編集] ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー エフゲニー・オネーギンタチヤナ Last Update 2023/08/11 15 58ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/prima/pages/3467.html
Blogs on リタ・ゴール #blogsearch News on リタ・ゴール バロンドール主催者はメッシを1位で投票しなかった(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 足立区「GAME CHANGER」にインタビュー第二弾|足立区 - city.adachi.tokyo.jp 【門別・ブロッサムC結果】コスモポポラリタが接戦を制して重賞連勝(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【門別・フローラルC結果】コスモポポラリタがゴール寸前で差し切り重賞初V(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース リタ・オラが交際半年で婚約!? 恋多き歌姫の華麗なる恋愛遍歴(25ansウエディング) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ワーグナー:オペラ集Vol.2 ~ 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集 <初回生産限定盤>(13枚組) - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 世界一のバーレスクショー×歌舞伎町で50年続く老舗ホストクラブのコラボ企画を開催 - PR TIMES 「夜の街」で働く人々の今 苦境と試行錯誤と使命 公助頼れず自助 - 毎日新聞 - 毎日新聞 ロックダウン中に誕生日パーティーを開催したリタ・オラ、約140万円の罰金。 - VOGUE JAPAN レパートリー カミーユ・サン=サーンス ジュゼッぺ・ヴェルディ [部分編集] カミーユ・サン=サーンス サムソンとデリラデリラ ジュゼッぺ・ヴェルディ アイーダアムネリス Last Update 2021/06/19 20 07ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/prima/pages/655.html
Blogs on キャスリーン・フェリアー #blogsearch News on キャスリーン・フェリアー 世界を魅了したスター歌手・三浦環とは?朝ドラ『エール』双浦環 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) サー・エイドリアン・ボールト/ザ・デッカ・レガシー Vol.1~3(16 ... - TOWER RECORDS ONLINE 往年の名指揮者ベイヌムの録音集大成『デッカ&フィリップス録音 ... - TOWER RECORDS ONLINE 特別インタビュー ピアニスト、「聴く」を語る | コンペティション - ピティナ クレンペラー&コンセルトヘボウ管『伝説的アムステルダム ... - TOWER RECORDS ONLINE ワルター&フェリアー“大地の歌” 48年ライヴ!「キャスリーン ... - TOWER RECORDS ONLINE ホロヴィッツ&セルの凄演を収録!仏ディアパゾンの名盤選40枚組 ... - TOWER RECORDS ONLINE ウィーンの名指揮者クレメンス・クラウスの大アンソロジーが登場 ... - TOWER RECORDS ONLINE ノットのマーラー“大地の歌”VPO盤に先んじてバンベルク響盤が ... - TOWER RECORDS ONLINE レパートリー クリストフ・ヴィリバルト・グルック ベンジャミン・ブリテン [部分編集] クリストフ・ヴィリバルト・グルック オルフェオとエウリディーチェオルフェオ ベンジャミン・ブリテン ルクレティアの凌辱ルクレティア Last Update 2023/07/16 09 56ページ先頭へ