約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/dngtag2/pages/120.html
3ターン目後手 3ターン目先手 → 4ターン目先手 _1_ _2_ _3_ _4_ _5_ _6_ _7_ A B 木下A __壁 姉尾 C 音無 うつミラ 女々 月読 鏡介 D 春瀬 チベット 木下B 江田島 __壁 松尾 E きくらげDP0応援ボーナス:10 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 音無凶子 女性 2年 7 7 6 4 6 静かなる憂多声(サイレントサイレン) 74 100 木下恭介A 男性 20 0 5 5 0 びちびちびっち 66 0 木下恭介B 男性 20 0 5 5 0 びちびちびっち 66 0 チベットSOGABE 男性 その他 12 10 5 3 0 所詮は曽我部 100 100 リーダー 春瀬七河 男性 2年 14 1 2 5 8 「熱砂ノ楽園」 104 100 江田島平八郎忠勝 男性 教師 30 3 35 5 20 - - - 転校生 ソウルキャッチャーズを読めDP0応援ボーナス:19 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 姉尾ノゾミ 女性 その他 10 0 6 4 10 お姉ちゃんガチャ 80 100 姦崎女々 女性 1年 3 15 6 4 2 醜い触手の子 80 100 月読葛八 男性 その他 0 5 20 3 2 空裂砕 85 100 うつるとミラ 女性 1年 1 15 15 4 0 ユーアーミー 100 0 松尾バンジョー 男性 3年 16 4 6 4 0 夏草や兵どもが夢の跡 105 0 リーダー 木下鏡介 男性 20 15 10 10 10 空間歪曲 100 100 転校生
https://w.atwiki.jp/anison-rap/pages/776.html
【曲名】 true light 【アーティスト】 ユウキwithアカリ&ノゾミ (CV 榎本温子,飯塚雅弓,山本麻里安) 【歌詞】 【作詞】 LINDEN 【作曲】 田中遊梦 【編曲】 田中遊梦, 滝沢淑行 【作品】 トライアングル・セッション 99 【メディア】 ドラマCD 【テーマ】 イメージソング 【初出】 2000年 【備考】 ラジオ番組『超機動放送アニゲマスター』の1コーナー「まゆみ・あつこ・まりあのトライアングルセッション 99」から派生したドラマCDのボーカル曲。サビのメイボーカル裏にラップを重ねるというなかなか面白い試みをしている。後にアニメ化された『チャンス~トライアングルセッション~』とはキャラ設定等が大きく異なるので注意。
https://w.atwiki.jp/mhp3/pages/701.html
上竜骨 防具用途 部位 防具名 個数 備考 頭 ドボルキャップ 3 頭 ドボルヘルム 3 頭 ドーベルキャップ 8 頭 ドーベルヘルム 8 頭 ペッコSキャップ 1 頭 ペッコSヘルム 1 頭 ペッコUキャップ 2 頭 ペッコUヘルム 2 胴 ペッコSレジスト 1 胴 ペッコSメイル 1 腕 ボロスSガード 2 腕 ボロスSアーム 2 腕 ボロスUガード 2 腕 ボロスUアーム 2 腰 ガンキンコート 2 腰 ガンキンコイル 2 腰 ベリオコート 2 腰 ベリオコイル 2 腰 レウスコート 3 腰 レウスコイル 3 腰 レックスコート 2 腰 レックスコイル 2 腰 ボロスSコート 2 腰 ボロスSコイル 2 脚 ボーンSレギンス 2 脚 ボーンSグリーヴ 2 武器用途 種別 武器名 個数 備考 大剣 ヒドゥンブレイズ 5 生産 大剣 アギト 5 強化 大剣 ゴーレムブレイド改 3 強化 太刀 ドラウンポール改 3 強化 太刀 ディアパゾン 2 強化 双剣 ヒドゥガー 4 生産 ハンマー ブラスナックル 4 強化 ハンマー エッグハンマー 3 生産 ハンマー 仙石鎚【響】 3 生産 狩猟笛 ドロスヴォイス改 1 強化 狩猟笛 ハードボーンホルン 5 強化 狩猟笛 トランクルペッコ 3 強化 ランス ハードボーンランス 5 生産 ランス スパイラルランス改 5 強化 ガンランス ヒドゥンガンランス 5 生産 スラッシュアックス ペキスパンダー改 3 強化 スラッシュアックス ボーンハッカー 5 生産 スラッシュアックス ヒドゥンアックス 2 強化 スラッシュアックス グランドダッシャー 2 強化 ライトボウガン レックスタンク 3 生産 へビィボウガン ヒドゥンスナイパー 4 生産 へビィボウガン レックスハウル 4 生産 へビィボウガン アグナブロウ 4 生産 弓 スポンギアⅢ 4 強化 弓 ブラスコルダⅠ 4 生産 弓 ヒドゥンボウⅠ 5 生産 弓 ティガアロー 2 生産 装飾品用途 名称 個数 備考 KO珠【1】 2 抜打珠【1】 2 強弾珠【1】 2 加弾珠【2】 2 備考
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/33.html
羽藤桂(はとう けい) 【出典】アカイイト 【声優】松来未祐 【性別/年齢】女/16歳 【人称】 一人称:わたし 二人称:苗字+さん。親しくなると名前+さん/くん/ちゃんなど、立場に応じて 三人称:二人称と同じことが多い 【関連人物への呼称】 千羽烏月 →千羽さん(親しくなると烏月さん) 浅間サクヤ →サクヤさん 若杉葛 →葛ちゃん ユメイ →オハシラサマ、ユメイさん(正体を知った後は柚明お姉ちゃん) ノゾミ →ノゾミちゃん ミカゲ →ミカゲちゃん 【能力】 身体能力は普通の女子高生並かそれ以下。手先もあまり器用ではない。 本人にはなんら非凡な能力は無いが、「贄の血」という特殊な血を持っている。 贄の血:鬼(人にあらざるもの全般を指す)が飲むとその力を増すという特殊な血液。 その血に畜えられている《力》は、数千人分にも匹敵するという。 羽藤家に代々受け継がれており、本編において桂が狙われる所以になったもの。 《力》:精気、妖力、生命力、神通力。 あまねく物事を動かしている霊妙不可思議な何か。 生物が生きているのも《力》の働きによるものであり、 血は《力》の結晶ともいえる。 アカイイトにおける超常的な能力や現象は全て《力》を使って起こされる。 【キャラ紹介】 『アカイイト』における主人公。 お人好し・おっとり・楽天家と、のほほんの極みにあるような性格の持ち主。 しかし、重要な場面においては頑固で強情な面も見せる。 趣味は読書。寄席と時代劇が大好きで、その影響か時代がかった物言いをすることもある。 死亡エンド数が15(「満開の花」もいれると16)。 非戦闘キャラの割に結構な死にっぷりである。 代々「贄の血」を引き継いできた羽藤家の血筋と鬼切りを生業としてきた千羽家の血筋を受け継いでいる。 陰陽そろった男女の双子で生まれてきたためか「贄の血」が特別に濃い。 加えて母親は14歳で最年少鬼切り役となり、他の党からも「当代最強の鬼切り」と謳われた天才。 本人は知らないが実は超上質のサラブレッドである。 以下、ギャルゲ・ロワイアル2ndにおけるネタバレを含む +開示する 羽藤桂の本ロワにおける動向 初登場話 007 I AM SACRIFICE BLOOD 登場話数 15話 スタンス 積極的対主催 現在状況 183 Mighty Heart、Broken Heart 007 脱出を目指し、アル・アジフと契約完了。 042 マギウス・スタイルで電車とのを衝突回避。書置きをする 053 アルから魔術講座を受ける 066 アルと一緒に考察する 082 アルと腕士郎を殺すなと口論、その隙を突かれて彼に腕を切られ気絶 098 再度襲撃を受ける。サクヤと合流して血を飲んで鬼となる。 その後、桂とアルを庇ってサクヤは死亡 112 一番大切な人であるサクヤが死んで自殺しかけるが、アルの説得により持ち直す 122 サクヤの右腕を移植。携帯に言葉からのメールと着信がくる 123 携帯で鈴と話すが切れてしまう。再度かけ直し、持ち主(ツヴァイ)と話す 150 恭介・トルタ・双七と遭遇。情報交換をして、もう一度ツヴァイに電話をかける 165 恭介たちと別行動をとり南方面を探索 163 激鬱状態のクリスと出会う。ビンタをかまして立ち直らせる 177 ステージから真が出現。落ち込み気味の真を励ます。4人で現状確認を行う 179 パヤパヤ。外でクリスがなつきと出会う 183 やよいを助けに行くという真に付き合い教会方面へ。クリス・なつきとは集合場所を決めて別れる 今ロワでの強さ 契約、そして アルと契約してマギウス・スタイルになり、数メートルの跳躍が可能。 ただし、自分で戦ったほうがマシだと言われてしまう サクラノミカタ マギウス・スタイルで士郎の牽制の不意打ちを回避し、逆に腹にパンチを打ち込む だが、腕士郎に腕を切られてしまう Steelis my body, and fireis my blood/絡み合うイト アルを守るため片腕で士郎に立ち向かうも、失血死寸前なので足をもつれさせて転んでしまう。 だが、その懸命に誰かを守ろうとする姿が衛宮士郎の目指していた「正義の味方」を彷彿させ、戸惑わせた キャラとの関係(最新話時点) 名前 関係 呼称 解説 遭遇 ノゾミ 敵対 ノゾミちゃん 元世界の敵 みせしめ ミカゲ 敵対 ミカゲちゃん 元世界の敵 みせしめ アル・アジフ 仲間 アルちゃん 契約中 007 I AM SACRIFICE BLOOD 九鬼耀鋼 仲間 082 サクラノミカタ 衛宮士郎 敵対 082 サクラノミカタ 浅間サクヤ 仲間 サクヤさん 最も大切な人 098 Steelis my body, and fireis my blood/絡み合うイト 桂言葉 仲間? 携帯電話の相手 122 決意 ~誇りと思い出を胸に 棗鈴 仲間? 携帯電話の相手 123 ただ深い森の物語/そして終わる物語 吾妻玲二(ツヴァイ) 敵対 携帯電話の相手 150 絶望と救い、そして憎悪 棗恭介 仲間 恭介くん 少々疑念? 150 絶望と救い、そして憎悪 トルティニタ=フィーネ 仲間 トルタちゃん 150 絶望と救い、そして憎悪 如月双七 仲間 双七くん 150 絶望と救い、そして憎悪 クリス・ヴェルティン 仲間 クリスくん 163 hope 菊地真 仲間 真ちゃん 177 踊り場の見えざる手 玖我なつき 仲間 なつきちゃん 183 Mighty Heart、Broken Heart 最終状態 【F-7 南東/一日目/夜】 【装備】:今虎徹@CROSS†CHANNEL~toallpeople~ 【所持品】:支給品一式、アル・アジフの断片(アトラック=ナチャ)、魔除けの呪符×6@アカイイト、古河パン詰め合わせ27個@CLANNAD、誠の携帯電話(電池二個)@SchoolDaysL×H、情報の書かれた紙 【状態】:強い決意、全身に擦り傷、鬼、アル・アジフと契約、若干貧血気味、サクヤの血を摂取 【思考・行動】 0:真についていく。まずは駅を経由して教会へ。 1:高槻やよいを探し出して保護する。 2:烏月が殺し合いに乗っているのなら、止める。 3:首輪解除の有力候補であるドクター・ウェストを探す。 4:一人でも多くの人間を仲間に引き入れれる。即座に同行出来ないようならば、第六回放送時にツインタワーに来るように促す。 5:機会があれば、通り道にある施設を調べる。 6:第六回放送頃、ツインタワーでクリス達と合流する。 7:第四回放送までにカジノに戻れなかった場合は、恭介たちに別行動を取ると連絡する。 【備考】 ※桂はサクヤEDからの参戦です。 ※サクヤの血を摂取した影響で鬼になりました。身体能力が向上しています。 ※桂の右腕はサクヤと遺体とともにG-6に埋められています。 ※クリスの事を恭介達に話す気は今のところない。 ※第四回放送の頃に、カジノで恭介たちと合流する約束をしています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、Mighty Heart、Broken Heartの本文参照 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 A■■■■■■■■ B■■■■■■□■ C■■■■■■■■ D■■■■■■■■ E■■■■■■■■ F■■■■■■□■ G■■■□□□■■ H■■■□■■■■
https://w.atwiki.jp/dngtag2/pages/129.html
転校生登場 2ターン目後手 → 3ターン目先手 _1_ _2_ _3_ _4_ _5_ _6_ _7_ A 木下A B 春瀬 __壁 姉尾 C 江田島 木下B 音無(休) うつミラ 月読 姦崎 鏡介 D __壁 松尾 E チベット きくらげDP0応援ボーナス:10 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 音無凶子 女性 2年 7 7 6 4 6 静かなる憂多声(サイレントサイレン) 74 100 能力休み 木下恭介A 男性 20 0 5 5 0 びちびちびっち 66 0 木下恭介B 男性 20 0 5 5 0 びちびちびっち 66 0 チベットSOGABE 男性 その他 12 10 5 3 0 所詮は曽我部 100 100 リーダー 春瀬七河 男性 2年 14 1 2 5 8 「熱砂ノ楽園」 104 100 江田島平八郎忠勝 男性 教師 30 3 35 5 20 - - - 転校生 ソウルキャッチャーズを読めDP0応援ボーナス:19 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 姉尾ノゾミ 女性 その他 10 0 6 4 10 お姉ちゃんガチャ 80 100 姦崎女々 女性 1年 3 15 6 4 2 醜い触手の子 80 100 月読葛八 男性 その他 0 5 20 3 2 空裂砕 85 100 うつるとミラ 女性 1年 1 15 15 4 0 ユーアーミー 100 0 松尾バンジョー 男性 3年 16 4 6 4 0 夏草や兵どもが夢の跡 105 0 リーダー 木下鏡介 男性 20 15 10 10 10 空間歪曲 100 100 転校生
https://w.atwiki.jp/rm96/pages/220.html
「あ~ん。どれにしよぉ…」 ランチタイムの喫茶店。 白いレースのカーテン越しに太陽の柔らかい光が差し込む店内。 その一番奥のテーブルでライムグリーンの事務服にはとても釣り合わない悩ましい声を出してメニューとにらめっこするユイ。 目の前にはすでに食べ終えたAランチの皿。今日はポークージンジャーにサラダとスープにライス。もちろんコーヒーもしくは紅茶付。 「あれ? さっきプリンアラモードにするって言ってなかったっけ?」 エリカがスパゲティ・ナポリタンをフォークで巻きながら聞き返すと、 「いや、な、そう思ってたんやけど、呼んでんねんて。イチゴパフェが私を食べてって」 「はぁ…」 そーなの? 「それになエリカちゃん。プリンアラモード…やなくて、プリン・ア・ラ・モード、やで」 かわいらしい口調でそう言ってメニューを抱いてぷんぷんと膨れるユイ。 エリカはもぐもぐと頬張っていた口の中のパスタを飲み込んだ。 「でもそれってどっちも一緒じゃん」 「いやいやいや。ちゃぁうって。プリン・ア・ラ・モードやって。フルーツとかアイスがドーンなんやで」 プルンプルンの焼きプリンには香ばしいキャラメルソース。 程よい甘さのホイップクリーム。 パイナップルにバナナに季節の果物。 そして乙女にうれしいバニラのアイスクリーム。その足元にはキャラメルソースが絡まって、あぁ絶妙なハーモニー。 「なぁ。素敵やん」 きゅぅってメニューを抱きしめてうっとりのユイ。 「素敵だねぇ」 クスクスと笑うエリカに「そうだねぇ」ってリカは顔を上げると、 「フルーツとかアイスがどーんだもん。そりゃぁ違うよねぇ」 と、カレー・ランチを食べ終えて戦争中にエリカが撮った写真を見る手を止めた。 「で、決まったの?」 「え?」 リカの問いにユイが固まる。食べ終えたエリカが紙ナプキンで口元をぬぐいながらおやおやと顔を覗き込む。 「あれ? 決まってないんだ」 「あれあれ? 今熱く語ってたよねぇ」 ですよねぇ…と、エリカとリカがうんうんと顔を見合う。 「だぁってぇ…。もぉ。いしかーさんのいじけずぅ。イジワル言わんといてくださ~い」 「えぇ~。ちょっとちょっと、言ってないからぁ」 慌てて顔の前でパタパタと手を振るリカ。 「まーでも、イチゴパフェが食べてって言ってるんでしょ?」 「はぃ~。そーなんですけどぉ…」 リカにそう答えて、メニューで顔を覆ってちらりと目だけをだすと何やらもじもじと体をくねらせる。 「そうなんですけどぉ?」 リカとエリカが身を乗り出すように顔を近づけて覗き込む。 3人が食べ終えた皿を片付け、コーヒーと紅茶の入ったポットとカップを持って戻ってきたミキもトレイをテーブルに置いてじっと言葉を待っている。 「そーなんですけどぉ…チョコレートケーキもえぇなぁ…って。…えへっ」 「…」 「…」 やれやれとリカとエリカ。 「じゃあさ、全部食べたら?」 ちょっとイジワルく笑いながらミキが紅茶とコーヒーをそれぞれカップに注いでいく。 「えぇ~…。うーん…そーしたいんですけどぉ~お給料日前やし~」 ユイがちらーりと視線を走らせると、リカはささっと再び写真を見始め、エリカは慌ててコーヒーに口をつけた。 「あちっ!」 「エリカ、慌てすぎ」 「あっはははははははははっ!」 ミキが腹を抱えて笑いだす。 「もー。フジモトさん笑いすぎですよぉ」 リカから手渡された水を飲んでふぅと気持ちを落ち着かせるエリカ。 リカはまだくっくっく…と笑いが止まらないミキの背中を撫でる。 「あー! もー! ほんま迷うわぁ。何食べよぉ…」 ユイは相変わらず。またメニューとにらめっこ。 カランコロン。 駅前から徒歩10分。 海岸通りにあるランチタイムの喫茶店はそれなりににぎやかだ。 ミキが慌てて立ち上がろうとすると、マスターがそっと手を出して止めて、ママが休憩中でしょとウインク。ありがとうございますと少し肩をすくめてぺこりと頭を下げると、リカの手の中にある写真を覗き込んだ。 『 桜の木の下で便箋を膝に置き、何て書こうか思案顔のマコト 』 『 抱きかかえたれいにゃの右手を持って「にゃー--っ!」ってポーズをするノゾミ 』 「ふふっ。かわいいね」 リカのお母さんな笑顔。ミキが「にゃー」ってけらけら笑いながらまねをしてみる。 「これもよく撮れてるねぇ」 『 支給された新デザインのワークシャツを着たかわいさ具合を入念に鏡の前でチェックするサユミ 』 『 何かを見つけたのか、どこかほわっとした顔で窓の外を見上げたレイナ 』 「れいなはホント子ネコだよねぇ」 「そりゃあさぁ、だってれいにゃじゃん」 ミキはリカの手から写真を撮ると、「ね、ほら」とエリカとユイに見せた。 「やぁ~ん! めっちゃかわいぃぃぃっ!」 「かーわいぃーー! ウチで飼いたいですっ」 思ったとおりの反応に満足気ににかっと笑うミキ。リカは微笑み返すと、次の写真へ。 『 食堂の窓辺でお茶しながら読書するカオリ 』 『 相棒の中でいつものようにまったりしているリカとミキ 』 感心するように何度もうなずきながらミキがなんとなく呟く。 「懐かしいね…」 「うん。……懐かしいね」 ミキが小さくうなずいて、リカが次の写真へ。 食堂。 兵舎の前。 グラウンド。 泣いたり、笑ったり、怒ったり、怒られたり。 リカは一度とんとんと重なる写真の角を整えると、見ていた写真をテーブルの上に散らばって重なっているその上へと落とした。 ふと、それまで穏やかだったまなざしがさびしさに変わる。ミキの笑顔に影が差す。 『 銃を構えて荒れた街中を行くリカと、リカのサバイバルジャケットの袖をしっかりと掴むノゾミの後姿 』 『 包帯を巻いた右足をひきずりながら野戦病院から出てきたレイナと肩を貸すミキ。不安げに寄り添うサユミ。 』 『 配置についての確認を真剣な顔で聞くマコトと指示をするカオリ 』 リカはゆっくりと肩を上下させて息を吐いた。 「エリカは戦場にも来てたんだよね」 「はい。見習いでしたから戦闘には同行させてもらえませんでしたけど」 「うん…」 リカの細い指が写真を一枚また一枚とゆっくりと落としていく。 ぴったり寄り添って覗き込みながらミキが時折ため息をついた。 「いろいろあったね…」 「うん…」 イヤってほど、数え切れないほど。 言葉では言いたくないようなことも、思い出したくもないことも。 そんなの二人の言葉の意味がエリカにはわかるから、何も言わずにゆっくりとコーヒーを飲む。 隣でユイが真剣な顔をしてまだ何を食べようか悩んでいるのが、なんか微笑ましい。 また一枚、写真がそっと重なった写真の山の上に重なる。 「あ…」 リカの目が大きく見開く。 「イシカーさん?」 「うん…」 ぼやけた返事をエリカに返して、リカは同じようにぐっと写真を覗き込むミキを見た。 「リカちゃん……だよね?」 「…うん」 じわっと溢れそうになってきた目元をさりげなく指で押さえながらミキがうなずき返すと、リカは見ていた写真をエリカの前に置いた。 「これ、1枚でもいいから焼き増ししてくれないかな?」 「あ、はい…」 でも…いいんですか? これで。 エリカが不思議そうな顔をして写真を手にすると、リカは軽く目頭を指で押さえながらにこっと笑った。 「どうしても見せてあげたいんだ。ね。ミキちゃん」 「ね。リカちゃん」 うれしそうに笑ってうなずくミキ。 そんな二人の笑顔にエリカも笑顔で答えた。 「わかりました。何枚でもいいですよ。じゃあ、明日持ってきますね」 「うん。ありがとう」 と、そこに…。 「すぃませぇ~ん。白玉あんみつください」 独特のイントネーションの弾んだ声が3人の間を駆け抜けていった。 ■ ■ 春の気配を陽射しに感じる昼下がり。 青い空の下に広がる街はあちこちが壊れている。 瓦礫が散らばり、穴だらけのビルがぼんやりと建っている。 決して大きいわけでも、でも小さいわけでもない、けれどいくつもの電車が乗り入れ、 首都へと続く大きな幹線道路が通る交通の要所。 そんな街を制圧してから3日。 中心地から車で10分ほどのところにある広い公園に柵を立てて拠点を構えた軍。 その東側の入り口で交代勤務で見張りについていたレイナは、昼下がりのあまりののどかさにくぁ…と大きなあくびをした。 んーっと大きく腕を上げて固まりかけた体をほぐそうと体を伸ばしながら、近道しようと資材置き場の脇を通っておとめ隊のテントへと歩く。 キャンプの中に入ればのんぴりのんびりと流れる時間。 駅からもほどほど近く、小高いビルもちらほらあるが住宅も多いそんなところにある公園。 これだけよく晴れている日だったら、散歩をしに来たり、のんびり芝の上で昼寝をしたり、ちょっとしたスポーツしてたりなんていう光景を見ることができただろう。 そんなことを考えながら、おなかすいたから食堂に寄って…と思ったところで、 「ん?」 雑多に積んであるパイプやら余った金網やらの資材の間でちょろちょろと動く人影。 どうもレイナには気づいていないらしく、そろりそろりと背後から近づいてみる。 おなかすいたぁ~。 こらっ。しずかに! 「なん?」 資材の影にいたのはぼっちゃん刈りの小さな男の子とおかっぱ頭の女の子。 おにぃちゃん。かえろ? だめっ! きたばっかなんだから! どうやら兄妹らしい。 レイナはぽりぽりと頭をかくと、そろりそろりと後ろから近づいて…。 「ボクたち何しよーと?」 「ひぁゃっ!!」 びくっとおにぃちゃんの体が飛び上がった。そして、わたわたと手足をばたつかせ手後ろに下がりながらレイナを見るなり叫んだ。 「ねっ…ネコオンナぁっ!」 「はぁ!? …って、うわっ!」 ひゅっ! 「くるなっ! くるなーっ!」 ひゅっ! ひゅっ! 小石を拾ってえいって力いっぱいレイナに向かって投げつけるおにぃちゃんと、しっかと服の裾を掴んでおにぃちゃんの後ろに隠れるおんなのこ。 「うわっ! ちょっ! もぉっ! こらーっ!」 『うにゃーーーっ!』とレイナが両手を振り上げると、 「うわぁぁぁん! ネコオンナがおこったぁ!」 と、おにぃちゃんがおんなのこの手を引っ張って逃げ出した。 「あっ! 待って!」 資材を飛び越えると、どんどんキャンプの中の方へととてとてと走っていく小さな背中を追いかける。 小さなコドモとレイナじゃ歩幅も違うし、ましてレイナは軍人。日々鍛えている…とはいえ、見た目はネコでも走るのは苦手なレイナ。なかなか追いつかない。 「あーーっ! もーーっ! ちょっと待ちなさーーいっ!」 「やぁだーーーーっ!」 きれいに区画分けされて並ぶそれぞれの隊のテントとテントの間を通りを駆け抜ける3つの足音。 タッタッタッタ。 トテトテトテトテ。 「こらーーっ!」 追いかけるレイナと、 「うわぁぁぁっ!」 しっかりと手を繋いで半べそかいて必死に走るコドモ二人。 そんな光景をたまに通り過ぎる兵士達が不思議そうな顔をして振り返る。 「はぁ…っだぁっ! もおっ!」 なかなか手が届きそうで届かない追いつかないジレンマ。 任務直後でふらつきそうな足。諦めようかなぁ…と思ったその時…通りの角、テントの向こうから声が聞こえた。 「へー。のんつぁん、それおいしそーだねぇ」 「でしょ? でさぁ…」 ドン! 「あだっ!」 「うわぁぁっ!」 「きゃっ!」 曲がり角から現れたノゾミとぶつかってころころと転がったおにぃちゃんとぺたんとしりもちをついたおんなのこ。くぅーっと体を丸めて三角座りしているノゾミのそばでおろおろしているマコト。 やっと追いついた…。 レイナは駆け寄りながらホッと安堵の息をついた。 「大丈夫?」 レイナがまだうずくまってるおにぃちゃんとおんなのこの傍らにしゃがんで頭をなでようとすると…。 「うわぁぁっ! ネコオンナぁ!」 じたばたと暴れだしたおにぃちゃん。 あいたた…とおなかを押さえながらよろっと立ち上がったノゾミとポカーンとしていたマコトは互いに顔を見合うと、 「ネコオンナぁ?」 「ネコオンナ?」 綺麗にそろった声にレイナがむかっと顔をしかめる。 「こらっ!」 「うっさぃやいっ! ネコオンナ!」 「ねこおんな! ねこおんな!」 きゃっきゃとはしゃぐおんなのこと一緒に、 「あっははははっ! ねこおんなぁ」 「あっ…のんつぁんっまでっ! あぁーもぉっ!」 真っ赤になって怒るレイナにごめんごめんって笑うノゾミと、一緒になって笑いながらよしよしとレイナの頭を撫でてやるマコト。 レイナはやれやれと大きく肩を揺らして息を吐くと、 「ひざ…ケガしてるっちゃね」 真っ赤にすりむけた小さなひざこぞうについた砂をふっと息で払ってやったら、いてって顔をしかめた。 「そのままにしとくとよくないっちゃ」 と、おにぃちゃんの前で背中を向けてしゃがんだ。 「…」 けれど、むすっとほっぺを膨らませてうつむいたおにぃちゃん。 「ね。行こう。大丈夫だから」 すると、ノゾミがおにぃちゃんのほっぺを撫でながら、うにっと顔を近づけた。 「そうだよ。この子まだ子ネコだから人間食べれないから」 「のっ…のんつぁんっ!?」 驚くレイナをちらりと見て、おにぃちゃんが「ほんとに?」と顔を上げてノゾミを見つめる。 「そうだよ。でもね、あんまりわがまま言ってると変身しちゃうんだよ。うにゃーーーっ!!!!!て。だから早く背中に乗んないと、ネコオンナに食べられちゃうよ」 おんなのこを肩車したノゾミがにゃーーって爪を立てるようにして両手を開いた。 その横からマコトもケラケラと笑いながら続ける。 「そーだぞぉ! にゃーーーっ!」 もぉ…。のんつぁんもまこっちゃんもむちゃくちゃばぃ。悪ノリしすぎたい…。でも、まぁ…しょーがないか。 「ほら。まだレイナ子ネコやけん。でも早くしないと、レイナ変身しよぅとよ?」 レイナは体を向き直すと、ぽすっとおにぃちゃんの頭に手を乗っけてくしゃくしゃとかき混ぜた。 「…」 よいしょとしぶしぶレイナにおぶさったおにぃちゃん。 「ははっ!」 ノゾミがおんなのこを肩に乗せたままぴょんぴょんと跳ねる。 レイナがにこっと笑ってみせると、 「じゃ、行くぞ!」 と、歩き出して、ノゾミとマコトがぴしっと前方を指した。 「しゅっぱーつ!」 「しゅっぱーつ!」 ――― ―― ネコオンナとお団子頭とヒバゴンの子分二匹に連れられて入ったテントには巨大ロボットがいた。 その奥では白いお姉さんと黒いお姉さんがトランプをしてる。 そして、その後から入ってきたふにっとした白いお姉さん。 一瞬「あれ?」という顔をしたカオリ、リカ、ミキ。そして二人の顔をのぞこむサユミ。 カオリはおにぃちゃんのひざこぞうのケガに気づくと、近くにあった丸イスを持ってきてレイナにそこに下ろすように促した。 「これから消毒して、ちゃんとキズが治るようにするっちゃよ」 強張るおにぃちゃんの頭を撫でるレイナ。 トランプを止めて救急箱を取ってきたリカから消毒液とコットンを受け取ると、カオリはよいしょとおにぃちゃんの前に屈んだ。 「ちょっと沁みるからね」 すりむいたキズの下にコットンを当てると、ピンセットで摘んだボール・コットンに消毒液を浸し、とんとんとん…と傷口に当てる。 「いてっ!」 きゅっと目をつぶってひざを引くおにぃちゃん。 「こら。おとこのこならガマンだぞー」 ミキが頭を抱き寄せるように手を回してわしわしとおにぃちゃんをかき混ぜる。 こう言われたら、そこはおとこのこ。グッとガマン。 とんとんとん。 とんとんとん。 「はい。おしまい」 ぺたんとひざに絆創膏。 よしよしとカオリが頭を撫でてやると、照れくさいのかぷいっとそっぽを向いたおにぃちゃん。 ノゾミにだっこしてもらってにこにことご機嫌なおんなのこ。サユミがちょっと崩れかけた髪を手早く直してあげると、ぅふふふっと恥ずかしそうに笑った。 そんな二人にミキがはいっとジャケットのポケットから2本のロリポップ。 「ありがとー」っておんなのこ。 「…」って唇を尖らしてむくれたままのおにぃちゃん。 あれあれ?とちょこんと首を傾げて、 「ほーら」 包装紙をはがしてそっと口元に差し出す。白と黒のコーラ味のアメ玉をちらりと見て、でも受け取らない。 くるくるくるくるぅぅぅ…。 おなかが鳴って。 にかっとミキは笑った。 「…」 ノゾミに抱っこされてうれしそうにロリポップを頬張るおんなのこ。 おにぃちゃんはそぉっとロリポップを手にすると、一度唇をかみ締めてからパクッと銜えた。 「おいし?」 楽しそうにニコニコと笑うミキに小さくうなずいて返すおにぃちゃん。 リカもミキの隣にしゃがんで楽しそうにかわいい来訪者を見つめる。 カオリは満足そうにやわらかい微笑を浮かべて一つうなずくと、ポンとおにぃちゃんの頭に手を置いた。 おにぃちゃんの名前はケンタ君。 おんなのこの名前はヒナコちゃん。 タコさんウィンナー。スパゲッティ・ナポリタン。ちょっとしたサラダ。綺麗なお椀型のケチャップライスの天辺には二人の似顔絵が描かれた旗。 一枚のお皿に豪華なキャストが勢ぞろい。 ネコオンナに会った緊張なのかなんなんのか。よほどおなかが空いていたらしく、カオリが食堂の厨房を借りて作ってきたお子様ランチをはぐはぐと一生懸命食べるちびっこ二人。 「おいしい?」 尋ねたらヒナコが小さな口の周りにケチャップをつけて「うんっ!」と元気にお返事。カオリが口の周りについたケチャップをナプキンで拭いてるやるとくすぐったそうに肩をすくめた。 「二人は?」 隣でようやく遅い昼食を食べているレイナとサユミも、 「はいっ! おいしーですっ!」 「すっごくおいしいですっ!」 口の周りにケチャップをつけてにっこり。 そんな二人の横で、 「いいなぁ。ちょーだい」 ってノゾミに、 「のんつぁん、さっき食べたじゃん」 ってマコト。 ちぇって唇を尖らせたノゾミの頭を撫でながらカオリはケンタにそれとなく尋ねた。 「ねぇ。どうしてこんなところに来たのかな?」 「…」 フォークをグーで握っているケンタの手がぴたりと止まった。 パスタをくるくると巻きながらレイナがじっと見つめる。 「…」 うつむいて崩れたケチャップライスの山の中のグリーンピースをじっと見つめるまなざしが重く沈んでいく。 寂しげで、悲しげで、怒りの入り混じったケンタの瞳。 その隣であいかわらずにこにことご機嫌のヒナコ。 入り口の向こうにはけだるげな午後の陽射し。 時折聞こえる同僚達の話し声。足音。 ふと聞こえた小さな呟き。 「……ぶっ飛ばすんだ」 「…ぶっ飛ばす?」 言葉を繰り返したのはレイナだった。 コクリとうなずいたケンタ。 「ぶっとばすんだ! パパのかわりにボクがみんなみんなぶっとばしてやるんだっ!」 ガタッ! ケンタが勢いよく前のめりに立ち上がってイスが揺れてカタンと倒れた。不思議そうにそんな兄を見つめるヒナコ。 目にいっぱい溜まった涙がポロリと零れる。 「パパはカッコイイひこうきのりだったんだ! いっぱいいっぱいてきをやっつけたんだっ!」 抱き上げる力強い腕。 最後にパパに会ったその日、飛行機に乗せてくれた。 暑い太陽の日差しを受けて輝く計器。 中央で静かに時を待つ操縦桿。 パチリ。 飛行機の前で写真を撮った。 力強く腕を広げる鋼鉄の翼。きらめきを放つ機関銃の銃口。 青い空を背景にダークグリーンの機体は凛と空を見上げていた。 「パパは…パパはつよかったんだっ!」 胸の中のありったけの怒りを乗せて涙で掠れた声。 ある日帰ってきたのは少し角が焦げているあの時撮った写真と愛用していたゴーグル。 青い空に散って、パパは星になった。 「だからっだから…ボクがっ…!」 びくっとケンタの体が震えた。 ひざまずいて、ぎゅうっとレイナが強くその小さな体を抱きしめる。 「なっ! なんだよっ! はなせっ! はなっ…!」 引き剥がそうとしてふいに見えたレイナの顔は涙でぐしゃぐしゃだった。 「…ごめ…。ごめん…」 「…ぁ…」 なんだよ…。泣いてるじゃないか。 ネコオンナが泣いてる。あっちじゃ子分だって泣いてる。 そうだ。 ボクの方が強いんだ。 けど、けど…どうして? だって…泣いてるのに……。 カオリはレイナの小さな背中に手を置くとゆっりとなだめるようにさすった。 不思議そうにその様子を見つめるヒナコ。 ケンタは唇を固く結んでレイナの背中を流れる手を見つめる。 「わかんないよ……」 ケンタの呟きに乙女隊の面々が顔を上げる。 「てきのおまえたちに…ボクのきもちなんてわかんないよ」 「わかるよ」 はっとケンタが顔を上げる。答えたのはリカだった。 言葉には不釣合いなくらいの穏やかな微笑み。ミキは後ろ手にみんなには見えないようにリカの手を握った。 「あたしのパパも戦争で死んじゃった」 「……ほんとに?」 リカは微笑んだまま小さくうなずいて返した。 「ママも…お姉ちゃんも妹もおばあちゃんも……みんな」 一度ミキの手を強く握り返すと、手を離してケンタの前に行くとしゃがんだ。 「あたしも一緒だよ。みんな戦争で死んじゃった」 青い空を埋め尽くした黒い機影。 そして、空を焦がした真っ赤な炎。 「飛行機がいっぱい飛んできて…爆弾がいっぱい落とされて……」 燃え上がる人、人、人。 怒り。悲しみ。痛み。 いくつもいくつも重なった声にならない叫び。 無造作に転がった人のような形をした消し炭の山。 愛を誓う神聖な場所もにぎやかな商店街もなにもかも煤けた瓦礫に変わった。 真っ黒な荒野を歩きながら見上げた空の呆れるくらいに澄んだ青。 「みんな焼かれて…一人になっちゃった」 「…」 ぐっと息を呑んで目を見開いて強張ったケンタの手を取って包むようにリカは包むように握った。小さな手の指先は少しひやりとしていたけど、ゆっくりと伝わってくるぬくもりはやさしくてあたたかい。 サユミもリカの隣に座ると、二人の手を包んだ。 「サユミもね、いないんだ…」 更に大きく目を見開いて、じっとサユミを見つめるケンタ。 「お父さんとお兄ちゃんは戦場で死んじゃった。お姉ちゃんは……」 そろそろ秋の気配を感じる頃。 木の箱に入って戻ってきた父と兄。 姉は暴力と欲望によって壊された。 「お姉ちゃんは……」 呟いて、はかなげな笑顔がひどく痛々しい。 リカが腕を回して頭を抱き寄せるとサユは手の甲を押し当てるように目じりをぬぐって笑って見せた。 ケンタは重なっている手を見つめていたが、ゆっくりと顔を上げた。 「…ママは?」 「ママ…お母さん?」 こくりとうなずいて返すケンタにサユミはさびしげに微笑んだ。 「いないよ。お父さんとお兄ちゃんの後、追っかけてっちゃった」 夫に続いて息子。 無言で兄が帰宅してから3ヶ月。心を患った母はあっという間に二人の後を追っていった。 やせ細った手。こけた頬。 病院の白いベッドの上で静かに息を引き取った母は、ひどく小さかった。 「…」 目を見開いて、大きく息を吸って…。 言葉にしようと口を開いても何を言っていいのかわからなくて、ただサユミを見つめた。 にこっと微笑み返すサユミ。 隣にいるリカを見たら、どこか色褪せた瞳で微笑んでいた。 レイナはまだカオリの腕の中でしゃくりあげている。 抱きしめる腕の強さとあたたかさ。 重なった小さな3つの手。 「…」 父親を殺した敵の国の兵士たちの手。 なのに、やわらかいぬくもりはどこまでもやさしかった。 ――― ―― 午後の太陽の光が広がって、見上げる空の薄いブルーがどこか春の近さを思わせる。 『二人をちゃんと送り届けてらっしゃい』 カオリの命を受けて、ところどころ壊れた町並みを眺めながら、ちびっこ二人を間に挟んで肩にアサルトライフルをかけて武装する迷彩姿のレイナとサユミが手を繋いで歩く。 二つ目の通りの銀行の角を曲がって路地に入り、小さな公園の前を通り過ぎてこの辺の中ではちょっと高さのある集合住宅の角を曲がったところ。少し離れたところにはちらほらと工場の姿。 拠点にしている公園から歩くこと10分。 青い屋根の家を指差して、ヒナコが「あそこ!」と笑った。 レイナとサユミは迎えに出てきたユウコぐらいの年の若い母親に二人を届けると、母親に敬礼。ヒナコが手を振ってくるから振り返しながら来た道を戻る。 見えなくなるまで手を振って角を曲がると、そこそこに辺りを警戒しながらゆっくりと歩いた。 「レイナ」 「なん?」 「さっき……」 言い淀んだサユミの言葉と心配そうに上目遣いで伺ってくる表情で察したレイナは、あぁと小さくうなずいて、なんとなく首をコキコキと動かしながら呟いた。 「なんかさ…思い出しちゃったっていうかさ…」 「レイナ?」 薄いブルーの空を見つめている目はさらにその先を…どこか遠くを見つめている。 「レイナ、実家にあのコくらいの弟いるけん…なんか…切なくなったっていうか……なんかさ、なんて言っていいか…わからんちゃけど……悲しくて…」 なんだかんだと生意気だけど、やんちゃなあの子があんな重たいを目をして、あんなことを言ったら…。 自分がケンタのパパと同じようになったら、そんな風に思ってくれるのだろうか? そして、そんな風に思うようになってしまうのだろうか? 寂しさと悲しみと怒りの入り混じった瞳の色を持つように変わってしまうのだろうか…。 「でさ…」 「ん?」 サユミが小さく首を傾げる。 レイナはゆっくりと息を吐き出してから続けた。 「なにしてんだろーなぁ…って」 生きるために、守るために、銃を手にして誰か殺す。 それが戦場。 それが戦争。 そんなことは言われなくてもわかってるんだけど、わかってるんだけど……。 この指が引いた引き金で、その銃弾で…悲しむ誰かがいる。 「わかってるんやけど…」 「…」 唇を噛んでうつむくレイナ。 大きく肩を揺らしてため息を空に投げたサユミ。 「サユ…」 「ん?」 ちょこんと首を傾げて見つめるサユミ。 どこか不思議そうな顔。 『ねぇ…おねえちゃんたちは……つよいの?』 リカとサユミは互いの顔を見合うと、どこか困ったようにさびしげに笑うだけだった。 いつもはどこかとぼけたその黒くて丸い瞳。そのずっと奥を覗き込むようにレイナはじっと見つめていたが、ふわっと笑った。 「んん…。なんでもない」 「レイナ?」 ちょこんと首を傾げてきょとんとするサユミ。 レイナはへへっと笑うと、サユミの手を取って繋いだ。 欠けたビル。崩れた壁。燃えた街路樹。 心の奥底にじりじりと這うような緊張感を感じながらも、午後の空気は穏やかだ。 砂利やコンクリートの破片のくずで散らかったアスファルトをコツコツと分厚い軍用ブーツの硬質ゴムのソールが叩いて鈍くて重々しい響きを弾き出す。 手を繋いでなんとなく無言で歩くレイナとサユミの隣を、街の郊外で始まった銃撃戦の応援に向かう仲間たちを乗せたジープが走り去っていった。 * ひゅ~う。 まだまだ冷たい冬の風がテントとテントの間を駆け抜けていく。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぃっ!」 コドモは風の子。 ドタドタドタ! 「まぁてぇ~!」 ドタドタドタ! テントとテントとの間を駆け抜けるちゃっちゃいボクとおこちゃまな軍人さん。 「べーだ! つかまんないよぉだっ!」 「言ったなぁ!」 ドタドタドタドタ! 逃げるケンタ。 追いかけるノゾミ。 「のんつぁ~ん! こっちこっち!」 マコトがプルルルルと顔を振って冷やかし、 「のーんつぁんっ!」 レイナがテントの角から顔を出してひらひらと手を振ってみせる。 「あーもーっ! あったまきたぁっ!!」 ドタドタドタ! 「まぁてぇ~っ!!」 にぎやかな足音がアイスブルーの冬の空にこだまする。 のどかな休憩中のひと時。 昨日の夜の会議が長引いてお疲れのカオリはテントの中でお昼寝中。 「怒られないといいけどねぇ…。」 テントの前のベンチでささやかなティータイムを楽しんでいたリカは、猛然とダッシュしてケンタの後を追っかけていったノゾミの後姿にやれやれと苦笑い。 周辺パトロールを終えて遅い昼食を取って戻ってきたミキはマグカップを手に右隣に座ると、ずずっとコーヒーを一口。ふうっと一息をついてにぎやかな音に耳を澄ませた。 「まっ、いいんじゃない? 楽しそうで」 「でもさぁ…意外だったな」 「うん…。まぁねぇ」 『ねーこおーんなっ!』 『おねーちゃん!』 にひひひひと笑っておとめ隊のテントの前に立っていたケンタとヒナコ。 目を真ん丸くしてぽかーんとレイナ。 『どっから入ってきたと?』 『へへへっ。ひーみーつ!』 『ひーみーつー!』 やんちゃな笑顔。 なんかよくわかんないけど、でもほっとして、うれしくて…。 言葉になんかうまくできないから、ほろっと涙が零れた。 そしたら、『またないたー!』ってからかわれて、 『あー泣いた泣いたー!』 『ほらほら~泣いたらダメでちゅよ~』 なぜかノゾミとマコトにもからかわれたけど。 あの日から3日後の出来事。 それから毎日毎日やってきて、気がつけば1週間。 「なんかさぁ、みんなおこちゃまだね~」 「ふふ。新しい弟と妹ができたから、うれしくってしょうがないんだよね」 「ねー。ちょーっとうるさいけど、見てて飽きないし、ま、かわいいからね」 「うん。それにさ、怒っても懲りないし」 「まぁねぇ~」 「でも…このままであってほしいよね」 「リカちゃん?」 「…うん」 カオリが会議からテントに戻ってきたのは予定より2時間遅い午前1時。ひどく疲れた様子で、寝付けにとリカが淹れた紅茶に重たい表情のままため息を一つ零して『来るわよ…』と呟いた。 たかだか2週間前は戦場だった街。 奪ったとはいえまだ小競り合いは終わらない。 「取られたら取り返す……だからね」 「…まぁね 」 ミキはマグカップを傍らに置くと、べりっと臙脂色のロリポップの包装を剥がして銜えた。包装紙をくしゃくしゃと丸めてポケットに押し込むと、はぁ…と背もたれに寄りかかって足を組む。 「平和かぁ…」 なんだろうね。 さぁ…。 リカはなんとなくマグカップに口をつけてすっかりぬるくなって渋くなった紅茶を一口すすった。 薄いブルーの中をロリポップの白い棒がふらふらと右へ左へとさまよう。 「ミキちゃん」 「ん?」 「それ何味?」 「チェリー」 いる? にっこりと目を細めて微笑むリカの顔がすぅっと近づく。 ふらふらとさまよっていた白い棒をひょいと唇の端に追いやると、入れ替わるように重なったリカのやわらかい唇。 すぐに離れたからミキは首を少しだけ伸ばして追いかけると、そっと押し当てた。 背中の方からテント越しにわいわいとにぎやかな声。 ひゅうと走り去る冬の風。 もっと…。 一度離れて、リカの肩に手を伸ばして抱き寄せよう…としたその時。 ん? 視界の端にちらりと映った小さな足。 リカも気づいたらしく、ちょっとだけ眉間にしわを寄せて小さく首を傾げている。 互いに見つめあうこと3秒。 くるっと首を向けると、 「あ…」 「あ…」 ヒナコがにこにこと笑っていた。 そして、その後ろには両手を腰に当てて困り顔のサユミ。 「もぉ~。何してるんですか。二人とも」 「えー…何って…ねぇ。リカちゃん」 「ねぇ…。ミキちゃん」 見ての通りです…。 だ~か~らぁ~。 「二人ともおねえさんなんだから、まだちっちゃいコにヘンなこと教えないでください」 それにミキがえーと反発する。 「そーかなぁー。いいじゃん。すきでしてんだもん。ねぇ」 「ねぇ。それにサユだってこの前さくらの所に遊びに行った時アイちゃんに……」 「私のことはいいんですっ!」 「えー。シゲさんずるーい」 「自分ばっかりー」 「だってさゆみこの間はしてないもんっ! っていうかさせてくれないもんっ!」 じゃれてるだけですっ! あ。問題発言。 「っていうか、そっちの方が問題なんじゃないの?」 にやにやと不敵に笑って背もたれに上半身を乗っけて己を乗り出すミキ。 むーっと頬を膨らませるサユミ。 ヒナコはくいくいっとサユミのシャツの裾を引っ張った。 「あ、そうだ」 パンと手を叩くと、 「ひなこちゃん、ここ座って」 とリカとミキの間をポンポンと叩いた。 とてとてと走ってヒナコがリカとミキの間に座ると、サユミはリカの後ろに腰を下ろし、がっとリカの顔を両手で挟んでくるっと左に向けた。 「さっ…さゆ!?」 「はいはい。いいこだからおとなしくててね~。じゃ、よく見ててね」 「うんっ!」 元気のいい返事にうれしそうにうなずくと、さっさっと手際よくリカの髪をとって結っていく。 ここをね、こうしてね、こうしてね…。 うん。うん。 ほら、やってごらん。 うんっ! そうそう。上手上手! ミキもやっていい? えーっ! ちょっとっ! ミキちゃん!? どうぞどうぞ。遠慮なくやってください。 そんなこんなでひーふーみーよーと太さのまちまちな編み込みのなんちゃってドレッドヘアに大変身。 おなかを抱えてがっばっはと笑うミキとむーーっと唇尖らせるリカ。 そこに鬼ごっこをしているおこちゃまたちがやってきて…。 「うっわっ! りかちゃーんっ!」 「ぅは---っ! いしかーさんすっごぃあたまだぁ」 「ひゃーーっ! いっ…いっしかぁさんっ…ふはっあはははっ」 むっとするどころか泣きそうな顔になっていくリカ。 ケンタもおなかを抱えて笑ってる。 乾いた薄い色をした青空に高々と響く笑い声。 涙まで流して笑っていたミキは、テントの入り口の布がひらりと舞い上がったことに気がついた。 やべ…。 どうやら、深き眠りを妨げしまったらしい。 魔人よろしく恐怖のロボが目を覚ました。 「こらーーーーーっ!」 それから6人正座でカオリにこってりと説教されること1時間。 そんな軍人さんたちの様子をベンチに座って足をぶらぶらさせながら見ているケンタとひなこ。 ようやく開放されて痺れる足に悶絶しながら見上げた空はうっすら黄金色に染まっていた。 ……… …… 夕焼け小焼けの帰り道。 いつものように並んで手を繋いで途中まで送りながら、レイナはそれとなく聞いた。 「たのし?」 「うんっ! ボク、みんなことだいすきだぞっ!」 「ホントに?」 「だってみんなやさしいし、なかまだもんっ!」 「…なかま?」 戦場で銃を手に戦う。 それも仲間。 同じ痛みを知っている。 それも仲間。 へへっと笑って、照れくさそうに鼻をこするケンタ。 しっかりとおにいちゃんの手を握って、 「おともだち!」 って笑ってレイナの手を握る小さな小さな手に力を込めたヒナコ。 「…」 言葉はきらきら眩しい笑顔と一緒にまっすぐに胸に飛び込んだ。 大きく見開いた目からほろっと零れて赤い夕日にきらりと光りながら頬を滑り落ちた雫。 「またないてるー。ネコオンナはなきむしだなぁ」 「うっさぃ」 ごしごしと袖でぬぐってレイナは笑って見せた。 そんなレイナを穏やかな瞳で見つめるサユミもぐすっと鼻をすすって目じりをそっと手の甲で拭った。 かぁ…かぁ…。 遠くでカラスが鳴いている。 お家に帰ろう。 並んだ4人の影はオレンジ色に染まったアスファルトに細長く伸びていた。 * 闇の中。 荒野の中の一本の滑走路。 わずかな明かりを頼りに一基、また一基、プロペラが唸りを上げて星の瞬く空へと飛び立っていく。 機体はすぐに闇の中に消えた。 ――― ―― ウゥーーーゥゥゥゥゥゥー!! サイレンがけたたましく叫ぶ。 キャンプを超えて、街全体に怒鳴るように叫ぶ。 ウゥーーーゥゥゥゥゥゥー!! ウゥーーーゥゥゥゥゥゥー!! 早く! 急げ! もたもたするなっ! 赤いランプがグルグル回る。 闇を斬るように速く、鋭く。 急げ! 急げっ! サイレンが叫ぶ。 ウゥーーーゥゥゥゥゥゥー!! 片道2車線の道路一本を挟んで銃口からパチパチと火花が閃く。 街路樹の陰。ピルの角。 車を盾にして、地面に伏せて、体勢を低くして引き金を引く。 「ちっ!」 ミキは背中のバッグパックのサイドポケットから手榴弾を取り出すと、口でピンを引き抜いて放り投げた。 「下がれっ!」 その声にレイナ、サユミ、マコト、ノゾミが一斉に走りだしてリカとカオリがいる一つ後ろの建物の影に滑り込む。 ミキも後に続いて建物の影に入ると、前方を睨んでからぐるりと周囲を見渡した。 「囲まれてるね」 ライフルを担いだリカが傍らに座る。ミキはうなずいて返した。 ドンッ! 静かな夜を突き抜けた一発の号砲。 20時58分。 ほとんどの部隊の食事も終わってあとは寝るだけという、そんな時間。 街の南東部、東部、北東部から侵入してきた無数の戦車と兵士に、キャンプは瞬く間に騒然と動き始めた。 2分で着替え終えて戦闘準備を完了させたおとめ隊の面々もその5分後にはキャンプから飛び出していた。 突然の襲撃。 予想はしていたものの、その想像を少しだけ超えた数の兵力に高まる敗色。 カタカタカタとキャタピラー音があちこちから聞こえる。 決して深く入ってくるわけでもなく、街の郊外で繰り広げられる激しい攻防。 ドン! ドン! 砲弾がアスファルトに穴を開け、ビルに大きな風穴を作り上げる。 途中に置いて隠してきたポンコツトラックまでは今いる場所から西へ500メートルほどの距離。 タタタタッ! タタッ! タタタタタッ! 煽ってくる兵士達を銃で牽制しながら、少しずつ後ろに下がる。 「ちきしょぉっ!」 タタタタッ! ミキの放った銃弾が兵士を一人地面に転がす。 その後を続いてノゾミの放った銃弾がまた一人兵士を倒す。 タタッ! タタタタタタタッ! レイナとマコトが弾幕を張って、また少しずつ下がっていく。 カオリはサユミの顔色が悪いことに気づくと、ぎゅっと胸に抱きしめてポンポンと背中を叩いた。 「大丈夫。絶対帰れるから」 「…いーださん…」 「うん」 やさしい微笑みに、ふわりと心があたたかくなる。 一人じゃない。 みんながいる。 あの時とは…違う。 サユミはゆっくりとカオリから離れると、銃をしっかりと持ち直して前を向いた。 タタタタタッ! タタタタッ! パラララッ! パラララッ! パララララララッ! 火花が弾ける。 ドン! ドンッ! 砲口からゆらりと立ち昇る灰色の煙。 巨大な鋼鉄のバケモノがカタカタと足音を立てて通り過ぎるのを息を潜めて待つ。 微かに揺れる足元。 ガラガラと崩れるビルの壁や塀。 レイナは下を向いて体を小さく丸めて息を潜めていたが、遠くからふと聞こえた音に顔を上げた。 「なん?」 きょろきょろと空を見渡す。 マコトも何か気づいたようで辺りを見回している。 次第に大きくなってくる音。 …ゥーーーーーーーッ… 「飛行機…」 夜空の中にチカチカと瞬く不自然な青い明かりを見てサユミが呟いた。 その刹那、 ドーンッ! おとめ隊の面々が隠れてる建物の右手側、5キロほどのところで火が上がった。 ドーン! ドーン! ひゅーと甲高い音を伴って地上で炸裂した爆弾がわっと膨らんで炎を広げていく。 紺色の夜空があっという間に真っ赤に染まる。 「あっちって…」 呟いたノゾミのあとをマコトが続けた。 「工場があったとこ。なんのか忘れたけど」 ヒューーーン…。 そしてまた一つ轟音が響き渡り、炎が立ち上がって空がまた一段と明るく赤く染まる。 およそ3キロほど南東の方向。 ぶーんとプロペラを唸らせて爆撃機が頭の上を通り過ぎていく。 壁に身を寄せて体を小さくして通り過ぎるのを待つ。 じっと息を凝らして、静かに、石のように…。 ……。 通り過ぎていったのを確認すると、赤く燃え上がった夜空と吹き込んできた熱気と灰にリカは体を強張らせた。 「リカちゃん…」 ミキが肩を抱き寄せる。 リカはじっと赤い空を見つめたまま、ゆっくりと呼吸を繰り返して肩に置かれたミキの手を握った。 あの時ほどではないけれど、それでも所々に上がる炎、赤く焼け付いた空はあの日を思い出させる。 ブゥーーーーーーン…。 今度は左手の方から迫ってくるプロペラの音。 ちかっと瞬いたライトが二つ。 レイナが向かってくる音の方に目を凝らしたその時、 ドンッ! ドンッ! 一つ。二つ。 ほぼ真横、2キロほどの所で火柱が上がって空が真っ赤に燃えた。 少し目立った高さのある集合住宅がぐらりと揺らいだ。 キャンプはその少し先。 レイナは目線を少しだけ手前に戻して今爆弾が二つばかり落ちたそこへと目を戻した。 「あっ…!」 無邪気な二人の笑顔が、すぅっと胸を駆け抜けた。 バァンッ! 工場にあった何かの薬品に引火したのか、次々と爆発して足元がひりびりと震えて泣き叫ぶ。 体を大きく広げて迫ってくる炎に魅入られたようにレイナが呟いた。 「サユ…あそこ…」 焼かれて崩れていく集合住宅を力なく指差すと、サユミもごくりと息を飲んで目を大きく見開いてうなずく。 「うん…」 大きな集合集宅の角を曲がってちょっと行ったところ。 近くには工場がちらほら…。 「あっ…ああ…!」 燃える…。 燃えてる…! 死んじゃうっ…! 死んじゃう! 死んじゃうっ! やだっ! そんなのダメッ! 絶対にダメッ! いや…待って…。 待って! まだ生きてるかもしれない! 逃げてるかもしれないっ…! 「助けないとっ! 助けないとっ!」 飛び出そうと立ち上がると、後ろからミキに抱えるように止められた。 「バカ! どこ行くんだよっ!」 「二人がっ! ケンタとひなちゃんがっ! 」 「バカッ! おまえも死ぬぞっ!」 「離してっ! みきねぇ離してっ! レイナ行かんとっ! 」 「バカっ! 死ぬっつってんだろっ!」 「やだっ!! 離してっ! レイナ行かんとっ! レイナ行かんとっ!!」 『うっさぃやいっ! ネコオンナ!』 『ねこおんな! ねこおんな!』 歯を食いしばって目にいっぱいの涙をためて拳を握り締める横顔。 そして、そんな横顔を不思議そうに見上げる横顔。 『だってみんなやさしいし、なかまだもんっ!』 『おともだち!』 ちょっとはにかむような無邪気な笑顔と、小さな小さな手のぬくもり。 ゴゴゴゴゴ…。 集合住宅が足元から崩れて炎の中に重い灰色の煙が舞い上がる。 炎は煌きながら真っ赤な手を広げて空を焼く。 ウーーウーーウゥゥーーー! サイレンの音が変わって、やがて途切れた。 他の隊が街から撤退を始めている。 「ちょっ! レイナやばいって!」 「ねっ! 無理だよっ! こっちも危ないよっ!」 「ケンタぁっ! ひなちゃぁんっ!」 なんとかしようともがくレイナの力にノゾミもマコトも撥ね退けられて手が出せない。 爆風が生んだ風が風を呼び、煽られて勢いを増していく炎が気がつけば近くへと迫ってきている。 リカは立ち上がると、レイナの肩を掴んで思い切り拳をみぞおちに叩き込んだ。 「あ…ぁ…」 カクンとレイナが落ちる。 ミキがそのまま担ぎあげて肩に乗せると、カオリは後方を指差して叫んだ。 「全員、退却!!」 * 『れいちゃん。なんでおひげないの?』 まだこどもだから? ヒナコが首を傾げる。 『えっとぉ、だからぁ。レイナは…』 『あー。ちょっと待って』 へへっと笑って、ノゾミはテントの中に入ってすぐに戻ってくると、 『はいはい。ちょっと動かないでね~』 ヒナコから隠すようにレイナの前に座った。 キュポッ。 『ちょっ! あっ! のんつぁんっ!!』 『へっへっへ~。いいからいいからぁ』 キュッ、キュッ。 キュ~ッ、キュッ。キュッ。 『ほら。おひげだよ~』 マジックペンのネコひげを生やした仏頂面のレイナ。 それを見てキャッキャッと大喜びのヒナコ。 『あっ! ねこおんなにひげが生えてる!』 ケンタも大喜びでおなかを抱えて笑った。 なんかみんな笑うから、頭きたけど恥ずかしいけどなんかおかしくなってきて、なんか涙が出た。 「…っ!」 跳ね起きたレイナの目の前に広がる薄闇。 はっと辺りを見渡せば小窓から遠くの街路灯が流れては消えていく。 ユメ…。 声にならない呟きはすぐに闇に溶けて、ふいに感じたひどく冷たい空気。 腹に痛みを感じてじわりと記憶がよみがえる。 真っ赤な空。 ひらひらと舞い踊る火の粉。 焼け付くような熱い風。 ネコオンナ! れいちゃん! 「っ…く………」 ぽたりぽたりと落ちていく大粒の涙。 低く唸るエンジンの音がやけに耳につく。 小さな窓向こうは藍色の空。闇よりも深く静かな冬の夜空が垣間見える。 「っく…ぁっ…ぁぁっ…うぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 バン! バン! バン! 固く握り締めた拳が何度も何度も床を叩く。 小さく体を丸めてうずくまってレイナは声を上げて泣いた。 どうやったって圧倒的な暴力の前に人間は無力だ。 その暴力を生み出すのもまた、人間なのに。 胸の中でぐずぐすと鼻をすすって泣いているノゾミの頭を撫でるカオリ。そのカオリの目も泣いて腫れている。 きゅっと唇を結んで、窓の外を見つめるマコトの頬にも涙の跡。 目が覚めるまでずっとレイナに膝枕をしていたサユミが、そっと後ろから背中をさすってやる。何の慰めにもならないだろうけど、やさしく、ただひたすらにやさしく。頬を滑り落ちる涙を手の甲でぬぐいながら、小さく丸まって震える背中を撫で続けた。 ハンドルを握るリカの真っ赤な目は夜の車内ではわからなかった。 助手席でいつものようにダッシュボードに足を乗せてシートを倒して寝転がるミキは、滲んできた涙を押さえるように袖で拭った。 リカはシートベルトの位置を少し直すと、ふいにミキに話しかけた。 「ミキちゃん」 「…ん?」 「歌って?」 「…うた?」 「うん。なんでもいい」 「…」 レイナの泣き叫ぶ声と、エンジンの音と。 流れる景色はどこまでも藍色でどこまでも静かで、ふいにすっと星が流れる。 ダッシュボードから足を下ろし、シートを戻して座りなおしたミキが口ずさんだのは神への賛美の歌。 驚くべき恵みだ! 罪深い私を神は救ってくれた。 こんな歌を歌ったところで、神は何を救ってくれるのかわからないけれど、他に何も思い浮かばなかった。 でも、せめて、本当にいるんなら…。 涙で掠れた声はエンジンの音に重なって消えた。 ■ ■ ドンドンドンドン! ドンドンドンドン! 勉強に飽きたのか疲れたのか、いつのまにか眠ってしまったサユミを夢の国から連れ出したのはけたたましいドアの音だった。 ドンドンドンドン! ドンドンドンドン! 「ん~っ…。もぉ。なぁに~」 ちょっと口の端をぬぐって、ぷんぷんってドアに向かう。 「サユッ! おるんやろ? 早くっ! 早く開けてっ!」 「レイナ?」 ドアを開けると、 「もぉ~! いつまで待たせよぉとぉ」 と、言うなり、「ほらっ!」と満面の笑顔で手紙を見せた。 「何? あれ? イシカーさん?」 「そう! もぉね、すごいのっ!」 「何が?」 パタンと開きっぱなしのドアを閉めると、ベッドに座るサユミ。レイナはその隣に座ると、手紙の中から1枚の写真を取り出して見せた。 「あっ!!」 「ねっ! すごくない!? もぉっ…レイナさぁ。へへっ」 そのあとは言葉にならない。 サユミはぐすっと鼻をすすった。 『 松葉杖を使って歩く左足の膝から下がない男の子。 そのシャツの裾をしっかりと掴んで笑っている眼帯をしているらしい女の子。 顔を見合って楽しそうに笑っている横顔。 服から覗いてる素肌にはやけどの跡。 』 生きてた…。 生きてる! 「ねぇ…すごいよ…。なんかよくわかんないけど」 サユミはぽたぽたと滑り落ちる涙を拭いもせず、ただただ写真に見入る。 「うん…」 レイナは胸に着けたシルバーのクロスを握り締めた。 『 Dear レイナ 元気ですか? 勉強、訓練がんばってますか? きっとレイナのことだから、がんばりすぎちゃってるかな? レイナは、ミヨシエリカさんのこと、覚えてるかな? 隊にいた頃、取材で来ていたカメラマンさん。 今は私と一緒の会社で働いてるんだよ。なんか不思議だね。 そのミヨシさんがすごい写真を持ってたので同封するね。 びっくりするから! 』 そんなとても短い手紙と一緒に届いた1枚の写真。 あの時よりちょっとだけ大きくなっていた。 どんなに変わっても間違えるわけなんてない。 今だって、ほら、耳を澄ませばいつだって声も聞こえる。 『なかま』だから。 『ともだち』だから。 「会いたいね」 「うん…」 「覚えるてかな?」 「覚えてるよ! だって、レイナ、ネコオンナじゃん」 「あっ! さゆ~!」 「だーってホントのことだもん!」 「あーこらー!」 にゃーっとレイナがサユミに襲い掛かってきゃいきゃいドタバタとベッドの上で転げまわる。 すっかり忘れ去られた教本とノート。 どうやらもう勉強は終わりのようだ。 ベッドに寝転がって写真を見るレイナとサユミのうれしそうな笑顔。 はしゃぎ疲れてゆっりとまどろんでいく体を窓から差し込む夕焼けの橙色がやさしく包み込む。 どこかでネコがにゃーって鳴いて、カラスがかぁかぁと連れ立って帰っていく。 寮の食堂からいいにおいがしてきて、ほどなくレイナのおなかがなって、二人で笑った。 今頃、あの子達は何してるかな? 寝転がったまま首を少し伸ばして窓の向こうの夕焼け空を覗いたら、きらりと一番星が光っていた。 (2006/9/21)
https://w.atwiki.jp/rikita/pages/197.html
Rd. GP Date Circuit 50cc winner 125cc winner 250cc winner 350cc winner 500cc winner 1 フランスGP 4/22 ポールリカール - K. Amdersson J. Saarinen G. Agostini J. Saarinen 2 オーストリアGP 5/6 ザルツブルクリンク - K. Amdersson J. Saarinen J. Drapál J. Saarinen 3 西ドイツGP 5/13 ホッケンハイム T. Timmer K. Amdersson J. Saarinen T. Lansivuori P. Read 4 イタリアGP 5/20 モンツァ J. d. Vries K. Amdersson - G. Agostini - 5 マン島TT 6/8 マン島 - T. Robb C.Williams T. Rutter J. Findlay 6 ユーゴスラビアGP 6/17 オパティヤ J. d. Vries K. Andersson D. Braun J. Drapál K. Newcombe 7 ダッチTT 6/23 アッセン B. Kneubühler E. Lazzarini D. Braun G. Agostini P. Read 8 ベルギーGP 7/1 スパ J. d. Vries J. Schurgers T. Lansivuori - G. Agostini 9 チェコスロバキアGP 7/15 ブルノ - O. Buscherini D. Braun T. Lansivuori G. Agostini 10 スウェーデンGP 7/21 アンダーストープ J. d. Vries B. Jansson D. Braun T. Lansivuori P. Read 11 フィンランドGP 7/29 イマトラ - O. Buscherini T. Lansivuori G. Agostini G. Agostini 12 スペインGP 9/23 ハラマ J. d. Vries C. Mortimer J. Dodds A. Santos P. Read シーズン概況 この年、前年にワークス活動を再開したヤマハがいよいよ500ccクラスにワークスマシンを投入した。重要なマーケットであるアメリカ最大のロードレース、デイトナ200で勝つために350ccを二つ並べた並列4気筒700ccのマシンを開発していたヤマハは、それと並行して同じシャーシを使った500ccマシンの開発も進めていた。これがヤマハのGPマシンの代名詞ともなるYZR500であり、このマシンを前年の250ccチャンピオンであるヤーノ・サーリネンと日本のエースである金谷秀夫の2人に託して開幕戦フランスGPでデビューさせたのである。 しかしYZR500の登場以上に、この年はイタリアのモンツァでグランプリ史上最も大きなアクシデントが起きたことで記憶されるシーズンとなってしまった。第4戦イタリアGP、250ccクラスのスタート直後に起きた事故は15台を巻き込む多重クラッシュとなり、サーリネンとレンツォ・パゾリーニという2人のトップライダーが同時に死亡するという未曾有の大惨事となったのである。最初にコーナーに侵入して転倒したパゾリーニがガードレールに跳ね返されたところにサーリネンが直撃し、両者ともに即死だった。直前に行われた350ccクラスのレース終盤にウォルター・ヴィラのベネリによってオイルが撒き散らされたことが原因とされており、事実、事故に巻き込まれた金谷秀夫やディーター・ブラウンらも路面にオイルが残っていたと証言している。250ccのレース前にオイルが処理されていないことに気付いたジョン・ドッズをはじめとする数名が警告を発したがイベントの進行を優先するオーガナイザーらによって警告は無視されていた。但し、後の1993年になってパゾリーニのマシンのエンジンの内部写真が公表され、これによってパゾリーニのマシンの右側ピストンが焼き付きを起こしていたことも判明している。 この事故で500ccクラスのエースに抜擢したばかりのサーリネンを失ったヤマハはこの年のこれ以降のレースへのワークスチームとしての出場を見合わせ、デビュー直後のYZRの本格的な活躍は翌年以降となってしまった。しかしその一方でこの年はヤマハが水冷の市販マシン、TZシリーズのリリースを開始した年でもある。TZ250/350は空冷のTD/TRと比べて最高出力などにはそれほどの違いは見られなかったが水冷化によって信頼性・安定性が大幅に向上しており、瞬く間にヨーロッパ中のロードレースを席巻することになった。特にTZ350は350ccクラスのみならず、わずかな排気量アップで500ccクラスや国内選手権の750ccクラスなどの上位クラスに出場するライダーが続出した。 500ccクラス リザルト MVアグスタとともに7年の間不動のチャンピオンであったアゴスチーニだったが、この年は2ストロークの新型マシンYZRを投入したヤマハと、前年MVアグスタのチームメイトとなりこの年は500ccクラスにも出場することになったフィル・リードという、内外の強敵と戦うことになった。YZR500はサーリネンのライディングによって開幕からいきなり2連勝し、もう1台に乗る金谷秀夫も開幕から3位・2位に入るという、これ以上ないデビューを飾った。ところがイタリアGP250ccクラスのレースでの事故によってサーリネンが死亡し、突然エースライダーを失ったヤマハ・ワークスはシーズン半ばにしてこの年の選手権から撤退してしまう。 前年の350ccに続いて500ccでも4気筒の新型をデビューさせ、YZRという強敵がいなくなったMVアグスタ陣営ではリードが第3戦西ドイツでMVアグスタでの500cc初勝利を飾り、コースの安全性の問題によってファクトリーとして出場しなかった2戦を挟んでダッチTTでは2勝目を挙げた。一方、チャンピオンのアゴスチーニは開幕戦のフランスでサーリネンを追っている最中に転倒してから不運に見舞われ続け、シーズンも後半に入ってからのベルギーGPでの初優勝が今シーズン初めてのポイント獲得だった。アゴスチーニは続くチェコスロバキアでも連勝して巻き返しをはかるがその後も好調さを維持したリードがアドバンテージを守りきり、スウェーデンGPで3勝目を挙げて500ccクラスでは初めてとなるタイトルを決めた。ついに500ccクラスの連続チャンピオン獲得の記録が途絶え、ハンドメイドのマシンで1勝を挙げたキム・ニューカムにも遅れをとってランキング3位でシーズンを終えたアゴスチーニは、この年のシーズンオフに長年慣れ親しんだMVアグスタを離れて最大のライバルであるヤマハへ移籍することを決意した。 350ccクラス リザルト 500ccクラスのタイトルを失ったアゴスチーニだが、350ccのタイトルを守ることには成功した。ヤマハに乗るチューボ・ランシボリが3勝を含む7度の表彰台という安定した速さで誰よりも多くのポイントを獲得したが、ベスト6戦のポイントを有効とする有効ポイント制のためにタイトルは4勝を挙げたアゴスチーニのものとなったのである。そしてこれがアゴスチーニがMVアグスタで獲得した最後の世界タイトルとなった。 250ccクラス リザルト ディフェンディングチャンピオンのサーリネンと、ヤマハワークスのチームメイトである金谷が、開幕戦から3戦連続ワン・ツーフィニッシュという最高のスタートを切った。ところが第4戦イタリアGPでの多重クラッシュによってサーリネンが命を奪われ、金谷も負傷して戦列を離れてしまう。ヤマハワークスがいなくなった残り8戦は市販のヤマハに乗るプライベーターたちの争いとなり、その中で1970年の125ccクラスチャンピオンであるディーター・ブラウンが4勝を挙げてタイトルを獲得した。2勝のランシボリは350ccクラスに続いてランキング2位となっている。 125ccクラス リザルト ヤマハのケント・アンダーソンは前半6戦のうち不出場のマン島TTを除く5勝を挙げて選手権を大きくリードしたが、ダッチTTでの転倒によって足を骨折する大怪我を負い、チェコスロバキアGPまで欠場せざるをえなくなった。しかしシーズン後半は一転してヤマハに乗るチャス・モーティマーやブリヂストンのヨス・シャージャース、マイコのバリヤ・ヤンソンらが勝利を分け合う混戦となり、そのためにアンダーソンはシーズン前半に築いたアドバンテージを守りきって初めてのタイトルを獲得することができた。 50ccクラス リザルト デルビワークスの撤退によって50ccクラスはクライドラーが支配するクラスとなり、中でも1971年のこのクラスのチャンピオンであるヤン・デ・フリースは全7戦中5勝を挙げ、前年アンヘル・ニエトに奪われたタイトルを取り戻した。 1972年← | →1974年 (※)上記テキストは、私Rikitaがウィキペディア日本語版に2011年9月10日に投稿したテキストを基にしています。
https://w.atwiki.jp/tetoteconnect/pages/191.html
ジャンル オリジナル タイトル OMAKENO Stroke アーティスト t+pazolite コレオグラファー SOLID CUBE BPM (120-240) 解禁方法 2024/05/24 追加配信 MV t+pazolite公式chのUNCUT Edition 詳細 難易度 楽曲Lv ノーツ数 STANDARD 5 118 EXPERT 9 190 ULTIMATE 14 257 MANIAC - - CONNECT - - 「グルーヴコースターEX」より移植。 情報公開時、移植元が同じである「DX超性能フルメタル少女」以来の「高難易度ボス曲」マークが付与された。 t+pazolite(トパゾライト)は数々の音楽ゲーム(特にボス曲)への参加やDJイベントで活躍するトラックメイカー・DJ。 既に「10pt8ion/C-Showとのユニット"Lite Show Magic"」「An indignant world/vs Shohei Tsuchiya」が収録済だが、 単独名義での収録は当該曲が初。 当該曲はグルーヴコースター向けに書き下ろされたオリジナル楽曲。 bpmが変動するが減速(半減)するのは中盤とアウトロのみであり、基本的にはbpm240で進行するスピードコア。 攻略等 動画 STANDARD(ALL PERFECT) EXPERT(ALL PERFECT) ULTIMATE(ALL PERFECT)
https://w.atwiki.jp/generation-world/pages/389.html
効果 [#l7e12d99] 習得キャラクター [#nc329b79] 備考 [#k3f94570] 効果 Lv 必要ポイント 効果詳細 1 100 先制攻撃時、命中率+5 2 50 先制攻撃時、命中率+6 3 50 先制攻撃時、命中率+7 4 60 先制攻撃時、命中率+8 5 70 先制攻撃時、命中率+9 6 70 先制攻撃時、命中率+10 7 80 先制攻撃時、命中率+11 8 80 先制攻撃時、命中率+12 9 90 先制攻撃時、命中率+13 MAX 100 先制攻撃時、命中率+16 計 740 習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 備考 1st セイラ・マス 1 1st アカハナ 1 初期習得済 1st キシリア・ザビ 20 0080 ハーディ・シュタイナー 20 0083 ニナ・パープルトン 10 0083 エギーユ・デラーズ 20 Z トーレス 10 Z サラ・ザビアロフ 1 初期習得済 ZZ ビーチャ・オーレグ 10 ZZ イリア・パゾム 20 UC オードリー・バーン 1 閃光のハサウェイ マフティー・ナビーユ・エリン 1 クロスボーン スカルハート ベルナデット・ブリエット 10 V シャクティ・カリン 20 V ウォレン・トレイス 10 G シュバルツ・ブルーダー 1 容姿:シュバルツ G キラル・メキレル 1 初期習得済 W ドロシー・カタロニア 1 W EW マリーメイア・クシュリナーダ 20 X シャギア・フロスト 10 X オルバ・フロスト 10 ∀ キエル・ハイム 1 初期習得済 SEED ニコル・アマルフィ 10 SEED ラクス・クライン 20 SEED DESTINY スティング・オークレー 20 SEED DESTINY アウル・ニーダ 20 SEED DESTINY ステラ・ルーシェ 20 00 ティエリア・アーデ 1 00 リヒテンダール・ツエーリ 10 オリジナル イワン・イワノフ 10 備考
https://w.atwiki.jp/uragiridangerous/pages/120.html
4ターン目先手 4ターン目先手 → 4ターン目後手 _1_ _2_ _3_ _4_ _5_ _6_ _7_ A __壁 B 一 十三 服部残像、*素々素数々数、「と或る少女の」 楚野昌平 、女性ジェンダーフリー運動デモ行進部隊~、栗有透花、魔法少女トラセル、毒島盛子 機巧人形シラハ押谷 ポス子門田 公子弾指 姉尾ノゾミ冬頭美麗時々雨宮守浄蓮滝 アラクネ C 雨竜院甘露、タートルプリンセス亀巫女、ジョリー・トウノ・3rd、ウラギール・オン・シラーズ エルムルン・エクド・エイジア=エヴァグリン 見習い魔術師マコトちゃん __壁 D 夜魔口茶助 常葉秋人 *生贄用生娘 岡田さん E __壁 仮面ライダー泥瑠渡 :C3戦線離脱雨竜院甘露 のフィールド:C1転校生のフィールド:C1・E2 転校生 E2にフィールド設置 C1に移動、十三に攻撃・殺害、C1にフィールド設置 新しいターゲット:シラハ 番長増援:浄蓮滝 アラクネ 生徒会 DP17応援ボーナス:117 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 仮面ライダー泥瑠渡 女 2年 17 2 2 0 7 アサルトファック 100 100 永続戦線離脱 服部残像 男 1年 20 0 4 0 3 創造忍身(そうぞうにんしん) 85 100 一 十三 女 他 13 5 0 1 2 砂糖菓子の弾丸(ヴェルタース・オリジナル) 90 100 死亡 素々素数々数 女 2年 13 5 7 0 5(2+3) 素敵な数字 94(79+15) 100 リーダー 夜魔口茶助 女 他 0 0 7 0 20 スイートスイートリッチディライト 90 100 ジョリー・トウノ・3rd 無 他 0 0 0 3 7 『アット・ザ・ゲイツ』 ??? ??? 秘、死亡 見習い魔術師マコトちゃん 女 1年 0 0 0 2 15 『ブラックマジック・コンフィデンス!』 ??? ??? 秘、死亡 雨竜院甘露 女 他 0 0 0 1 20 『キャンディシャワー』 ??? ??? 秘、永続行動不能、死亡 タートルプリンセス亀巫女 女 1年 0 0 2 0 20 『タートルプリンセス亀巫女の終末占いカウントダウン』 ??? ??? 秘、永続行動不能 押谷 ポス子 女 2年 5 0 0 0 10 『C・S・S・Q』 ??? ??? 秘、死亡 楚野昌平 男 3年 0 0 4 2 18 『最終決戦』 ??? ??? 秘、増援 番長G DP1応援ボーナス:140 キャラ名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 その他 常葉秋人 男 2年 0 2 0 2 20 「妖狐と男の365日」 90 100 死亡 姉尾ノゾミ 女 他 6 0 6 2 10 お姉ちゃんガチャ 80 100 女性ジェンダーフリー運動デモ行進部隊~ 女 他 15 0 0 3 7 女性にも陰茎挿入権を!真の民主主義を! 89 100 死亡 「と或る少女の」 女 2年 0 15 0 1 0 キャンバスライフ 113 0 死亡 岡田さん 女 1年 0 6 7 3 14 悪意の集まる場所 101 100 永続行動不能 エルムルン・エクド・エイジア=エヴァグリン 女 2年 20 0 0 0 6 フレイムブレイド 102 100 死亡 冬頭美麗 女 2年 0 0 3 1 19 『誓いの元集え我が銃士達(ワンフォーオール・オール~ ??? ??? 秘・永続行動不能 機巧人形シラハ 無 他 10 0 2 1 10 『白刃取る機巧人形シラハ』 ??? ??? 秘 生贄用生娘 女 他 15 5 0 6(4+2) 1(0+1) 「私、この村に生まれることができて、本当に良かった…」 99 100 裏・リーダー、死亡 門田 公子 女 2年 8 2 1 0 6 エンプティ・ゲート 98 100 裏、死亡 栗有透花 女 1年 13 2 0 3 1 チチクリアコート 33 100 謎のバステ、死亡 魔法少女トラセル 女 2年 20 0 0 3 1 トラセルトラセル 50 100 謎のバステ、死亡 毒島盛子 女 2年 0 0 0 3 20 差し入れのスポーツドリンク 79 100 謎のバステ、死亡 時々雨宮守 女 2年 20 0 3 1 4 『毒ヤモリさんだよ』 72 100 増援 弾指 男 他 15 0 0 1 4 『一人だけ(オンリーロンリー)』 79 100 被召喚、死亡 浄蓮滝 アラクネ 女 他 0 8 8 4 10 『運命の紅糸-貴方と私は結ばれる-』 86 0 増援 転校生DP1 ウラギール・オン・シラーズ 男 他 18 5 23 10 20 サンシタ 100 100 転校生