約 636,060 件
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/1636.html
サイト ホームページ(パウダテック) IRサイト(パウダテック) CSRサイト(パウダテック) 各種ツール 事業報告書(パウダテック) アニュアルレポート(パウダテック) CSRレポート(パウダテック) 総会通知(パウダテック) 有価証券報告書(パウダテック) 決算短信(パウダテック) 中期経営計画(パウダテック) その他資料(パウダテック) 戻る
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/12019.html
パウンド・パウンド +目次 概要 登場作品レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ 概要 パウンド・パウンドとは伸ばした式神で敵がぺしゃんこになるほど叩きつける魔鏡技。 初出はレイズのマギルゥ。 ▲ 登場作品 レイズ 習得者 マギルゥ 伸ばした式神で敵がぺしゃんこになるほど叩きつける魔鏡技 分類 報酬魔鏡 属性 地 HIT数 3 消費MG 100 基礎威力 910 詠唱時間 - 習得条件 魔鏡「ウェイストランドの魔女」を入手 発動条件 MG満タンの状態で発動 強化1 ダメージが10%上昇 強化2 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化3 ダメージが10%上昇 強化4 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化5 ダメージが10%上昇 式神を魔術の力を込めて天高く伸ばし、力一杯3回敵に叩きつける。 カットインは原作のものを使用。 台詞 ぶち込むぞい!そこじゃ!パウンド・パウンド!! ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ▲ ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/1929.html
上半身が人間、下半身が馬の姿をとった神、あるいは種族。 ギリシャ神話においては、ケンタウロス族として多数の人物が登場する。 ヘラクレスやカストルに武術を教え、イアソンを養育しアスクレピオスに医術を教えた 賢者ケイロンや、ヘラクレスの死因をつくったネッソスなどが著名。 古代ギリシャ、いわゆる暗黒時代にあたる時期のエウボイア島、レフカンディ遺跡で、 「レフカンディのケンタウロス」として知られる、ケンタウロスのテラコッタ像が出土している。 鋸歯文などを描かれた像で、二つに割られた状態で前9世紀の二つの墓にばらばらに副葬されていたという。 なお、ウェルギリウス『アエネイス』第五巻にて、船競争をする場面で用いられた船の名前の中に 「ケンタウロス号」が見られ、こうした怪物の名前を船につけていた事が知られる。 (詳細はアイネイアスの項目参照) 参考文献 『アエネーイス(上)』ウェルギリウス 『図説ギリシア』周藤芳幸 文庫 上 アエネーイス 図説|ギリシア 新装版 エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本)
https://w.atwiki.jp/sinraf/pages/2424.html
9203_黄金蛇神竜ウロボロス能力 限界突破 必殺技:アポカリプス・ロード・エルドラド 神羅万象チョコでは 9203_黄金蛇神竜ウロボロス/コメント 9203_黄金蛇神竜ウロボロス 聖魔族「ラース」 9203 黄金蛇神竜ウロボロス (おうごんじゃしんりゅううろぼろす) 勢力・陣形 タイプ コスト 基本技 ペンタラース・聖 力 6 ランダムに敵を攻撃TYPE 無の相手にクリティカル【威力300】 能力 初期ステ Lv 0 HP 775 攻 505 防 505 速 130 5 852 530 530 131 10 930 555 555 132 15 1007 580 580 133 20 1085 606 606 1351段階突破 20 1145 646 646 135 25 1222 671 671 136 30 1300 696 696 137 35 1377 721 721 139 40 1455 747 747 1402段階突破 40 1515 787 787 140 45 1592 812 812 141 50 1670 837 837 143 55 1747 862 862 144 60 1825 888 888 1453段階突破 60 1885 928 928 145 65 1962 953 953 146 70 2040 978 978 148 75 2117 1003 1003 149 80 2195 1029 1029 1504段階突破 80 2255 1069 1069 150 85 2332 1094 1094 152 90 2410 1119 1119 153 95 2487 1144 1144 154 100 2565 1170 1170 156 このページの先頭へ 限界突破 限界突破 Lv上限 コスト HP 攻 防 1段階 40 7 +60 +40 +402段階 60 8 +60 +40 +403段階 80 9 +60 +40 +404段階 100 10 +60 +40 +40 必殺技:アポカリプス・ロード・エルドラド 効 果 技Lv 威力 ランダムに敵を攻撃 TYPE 無の相手にクリティカル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 450 468 492 516 540 558 582 606 630 672 技ランク 補 足 H・SP・極(コスト6) 画像1 編集 この技の説明 / この技の威力一覧 / この技を持つカードの一覧 このページの先頭へ 神羅万象チョコでは 九邪戦乱の章 第2弾のCRカード(九邪 027)として登場。 魔導を極めたとされる円環の黄金竜。 サマエルと共にアークをサポートし、魔道士団を率いて邪神群を迎え撃つ! 「そろそろ君も思い出すべきなんじゃないか?自分が・・・そしてボク達が一体何者なのかを・・・」 アークの持つ「星命のクリスタル」には他者との縁を強く結び、絆を強めるというジンクスがある。 アークと七魔王は全員が生きて再会を果たす事を「星命のクリスタル」に誓った。 「星命のクリスタル」は本来ウロボロスの物で、別名「結縁石」と呼ばれる秘宝。 黄金竜は「結縁石」と「離縁石」と呼ばれる二つの宝玉を生まれながらに持っている。 ウロボロスの持つ「結縁石」はアークに譲渡され、「離縁石」はメフィストに強奪された。 フロンティア 実装日:2013年7月15日 フロンティア+ 実装日:2013年7月18日 このページの先頭へ 9203_黄金蛇神竜ウロボロス/コメント 属性付ランダム無クリ 大増殖する無クリがWバフを追い詰める。 - 名無しさん 2013-07-15 18 23 52 さっさと芝栗はやり過ぎましたごめんなさいして若干下方するか、そもそもの速バフ、回復がランダムじゃない仕様を変更するかしろよ・・・とりあえずの無クリ持ちが多過ぎていい加減目に余る - 名無しさん 2013-07-16 11 58 04 ウロボロスかっけえ - 名無しさん 2013-07-15 19 01 21 今までの章のネタがかき集められつつある・・・。いったい何が起こるんです? - 名無しさん 2013-07-15 23 43 55 性能以前にこいつがいないとレイドに苦戦必至。ぜひ欲しいカード - 名無しさん 2013-07-16 06 45 32 やっぱりメビウスなんかね? - 名無しさん 2013-07-16 18 07 38 元は一人のメビウスを、離縁石で三人離ればなれにしたって感じかね? - 名無しさん 2013-07-17 00 26 08 つまりメフィはその部分が如実に表れたってことか - 名無しさん 2013-07-21 12 56 47 アーク、サマエル、ウロボロスの三人でメフィちゃん関係ないで - 名無しさん 2013-07-25 19 26 09 サマエルにかなり蛇要素が強いからディルとメビウスの集合体なのかね - 名無しさん 2013-07-21 22 56 41 角がライセンみたいな形をしてるのはなんでなんかねぇ - 名無しさん 2013-07-20 14 07 38 流石にソレは関係ないだろう - 名無しさん 2013-07-21 20 15 47 ライセンとメビウスは師弟だぞ?背後関係が明かされてないから何とも言えんが、無関係と断じるには早計だと思うが - 名無しさん 2013-07-21 22 37 35 3章の最後で子供になったメビウスがライセンの元で成長→離縁石で①ライセンからの知恵→ウロボロス②純粋な意志→アーク③蛇の要素→サマエル・・・とか行き過ぎかな長文ごめん - 名無しさん 2013-10-09 01 49 57 なんか最近のHと比べてステ低くない? HPも攻防も - 名無しさん 2013-07-24 04 51 03 速見ろ速 - 名無しさん 2013-07-24 12 31 46 最近じゃないがアレックスさんに謝れ - 名無しさん 2013-07-24 16 07 03 攻防値は低いけど存在意義が芝栗狩り用みたいなもんだから十分だよ こっちも芝栗で回せば尚更芝栗相手には使い易い - 名無しさん 2013-07-24 23 05 05 ステに関してはHPで判断しろ。こいつはパワー30だから七魔王と同等 - 名無しさん 2013-07-25 09 40 21 名前 ステータス/技威力等の追加掲載依頼は以下↓↓にご記入ください コメントの最初に、カード名として【 [[9203_黄金蛇神竜ウロボロス]] 】を入力(【 】内をコピペ)してください (ステータス掲載用コメントは全カードで共有します。カード名を入れないと、どのカードのステータスか判りません)。 Lv20 HP952 功624 防528 速124 - 10214_武神将ヘルマティオ 2015-02-02 18 11 01 名前 このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/789436/pages/143.html
月と虫はかくれんぼ。 まあだだよ。 雲と草は鬼ごっこ。 鬼さんこちら手のなるほうへ。 ぼくはひとり鬼の役。 もういいかい。 [ウロコ] 森はからかうように葉を擦り合わせる。たかがそれだけのことに体が強張ってしまった自分が情けなくなる。 「せめて出口が分かればいいのですが……」 もう森の中をさ迷い続けてどの位たっただろう。裸足になってしまった足がじんじん痛む。切ってしまったのだろうか。確かめたいけれども今はこの森から抜け出ることを優先させなければ。それに見ようとしても、見上げるほどに高い草が視界を邪魔しているのだ。道を作るために手で草を左右に広げる。その向こうがまた草の海であることにため息をついた。 甲斐(かい)様はどうしておられるだろうか。まだ昼寝をしているとありがたいのだけども……。叶いもしないことを望みながら足を進める。帰ったらきっとまた殴られるのだろうな。結局言われていたものも見つけることも出来なかったし、運が悪いことに迷子になってしまっている。 そういえばいただいた草で編んだ靴も、解けてなくなったのだった。おまけに麻の服もぼろぼろだ。帰りたくないと、その思いがよぎるが死ぬよりは生きているほうがマシというものだ。同じ身分の人の中では仕事につけない人だっているのだ。その人たちよりも幸せな生活を捨てたりしたら、きっと自分は罪悪感に悩ませられるに違いない。 「……寒い、な」 高い草は風を防ぐどころか、どうぞどうぞと言わんばかりに道を許している。その所為で草はしなり、余計に視界を塞ぐ。目を草の先が突き思わずしゃがみ込んでしまった。目を何回か擦れば痛みはひいたが風は止んでいない。もういっそのこと這って進もうか。止まっているよりはいいだろう。 両手を地面について進む。下は見ない。つい最近“生類哀れみの令”が出されたが、昆虫は対象にしていないはずだ。いや、それ以前に分からないだろう。こんな森の中まで役人がいるようには思えない。ここは全く切り開かれていないのだ。両手に不快感を覚えながらとにかく進む。 ようやく風が止んで立ち上がるが、相変わらず辺りは草の海だった。もしかしたら一生ここで迷い続ければならないのだろうか。それだけはごめんだ。それならまだ殴られ働いているほうがマシだ。甲斐様のところにいれば生きていける。だから甲斐様の言うこと、やることには従い逆らってはならない。そう言って母はいなくなった。父は、知らない。 そういえば甲斐様に言われて森に入ったのだけれども『水蛇のウロコ』なんてどこにもなかった。しかも存在するかも分からないような物を探させるなど、甲斐様らしいと言えば甲斐様らしい。甲斐様は常に自分の思い通りに行かないと直に気分を損ねる。だから、出来ればもって帰りたいのだが、その形すら分からないのだから探しようがない。 「いったぁい」 「え」 自分ではない声がして思わず後ずさる。何か踏んだのか? 足の裏を触るが、触っていることすら分からなくなっていることに気がつく。足の裏を触った手は血にまみれていた。いや、それよりも、あの声は誰の声だ? 「ちゃんと下を見て歩いてよね、全く」 草の中から突然現れた人に私は思わず腰を抜かした。驚きで声が出ない。 謝らなければ。踏んでしまったのだ。謝らないと。謝らないと殴られる。蹴られる。体が震える。出来るなら走って逃げ出したい。 「ご、ごめんなさい……ごめんなさい」 声が震えていた。おそるおそる顔を上げる。視界に入ったのは草を掻き分け私を見下ろしている女の子だった。女の子と言ってもおそらく私と同じくらいの年齢ではないだろうか。彼女は私に手を差し伸べ、私はそれをおそるおそる握り返した。何とも言えない気持ちが胸に広がる。彼女は私を否定しない。嬉しさを感じていないといえば嘘になるが、反対に虚無感もあった。知らないのだろうか“ひにん”の身分を。私目の下にはその身分を示す印が刻まれているというのに。 そのことを言おうと口を開くが、彼女に手を引かれた所為で草が口の中に入ってきた。青臭い匂いが口の中に広がる。思わず口を閉じるが自然と声を発した。 「い、何処へ」 「湖だよ」 引かれるがままに走っていけば草の海は消え、そこには大きな湖が現れた。彼女が手を離し湖に飛び込む。私は体中の力が抜けてしまいその場に座り込んでしまった。知らない間に疲れていたのだろう。意識していなければそのまま眠ってしまいそうだった。近くに生えていた木に背を預ける。そして湖で遊ぶ彼女を盗み見た。 透き通るような……否、もしかしたら本当に透き通っているのかもしれない。彼女の着ている青い着物は湖をそのまま映しているかのように美しかった。彼女のような人も、彼女の身につけているものも、ここの景色も私には全てが新鮮だった。彼女がはっとしてこちらを見ゆる。どうしたのだろうか、慌ててこちらに駆け寄ってくる。 「ごめんね、ぼく君の事忘れてた!」 「……ぼく?」 「ぼくは壬。これでもちゃんとした男の子なのだ」 「私は、水癸(みずき)と申します」 彼女――もとい彼の話し方に少し違和感を覚えたが、空を見たとたんそんなもの吹っ飛んでしまった。もう日が暮れている。何故湖に出て直に気が付かなかったのだろう。きっと甲斐様は凄くお怒りになられている。時間関してはとても厳しい人なのだ。最近は藩の景気もあまりよくない所為で機嫌も悪いというのに。 「そうだ、帰らなければ!」 来た道を引き返そうとするが手を引かれ、そのまま湖に倒されてしまった。思っていたよりも深い湖に驚きが隠せない。彼がここにいたときは普通に立って水と戯れていたではないか。突然何か強い力に引き上げられて、顔が水面から上がる。私は慌てて岸に捕まった。壬は私のいたところに立っている。では、さっきの力は何だったのか。 「帰さないよ。帰り道、分からないんでしょ」 厳しい表情でそう言われ私ははっとした。そうだ、ついさっきまで私は迷子だったじゃないか。壬がこちらに歩み寄る。私は思わず目を瞑った。水に沈められるのかもしれない。そう思ったがそれをしようとする手は伸びてこなかった。 「ぼくと遊んで。ぼくずっと一人だったんだ。だから、また明日も来て。約束するなら帰してあげる」 「え?」 今度は足を何かに引かれた。もちろんのこと私の体は湖の中に引き込まれていった。しかし気持ちは不思議と落ち着いていた。私を引いた力はもう働いていないけれども、何故か抵抗する気にも上がる気にもなれなかった。息はしていないのに苦しさを感じない。それどころか懐かしささえも感じてしまっている。 目を開ける。痛さすら感じない。湖の中は綺麗に透き通っていた。壬が私に向かって微笑みかけた。私も思わず微笑み返す。壬は奥に沈む何かを指差して何かを呟いた。聞こえてくるはずのないその声は何故か私の耳にちゃんと響いてきた。私はとらわれたようにそれを見つめる。 ――綺麗だ。そう思った。 壬が私の隣に寄ってきた。そして私の手の中に何かを握らせる。私は要らないと返そうとしたが壬はそれを許さなかった。壬がまた私の手を引いて湖の中を泳ぎだす。私は手を引かれながら手の中のものを見ていた。何かあるのは分かる。でも湖の水の所為でそれが何か把握することは出来なかった。 精神が睡眠を求めている。意識が眠ろうとしている。疲れたからなのか、息をしていないからなのか私には分からなかったが、気が付けば私は意識を手放していた。 * 目が覚めたとき、私は甲斐様の家の中にいた。あれは夢だったのかとため息をつく。森へ確かめに行く手もあるのだろうが、本当に迷子になってしまったら元も子もない。夢、だ。夢なんだ。ぼんやりする頭でいろいろ考えていたとき、はっとして手を広げる。 そこには透き通った小さなウロコが一枚、何か言いたげに光を反射させていた。 * 二日後、水癸が来た。ぼくは遠くからそれを見ていた。水癸が一人ならぼくは彼女の手を引いて湖に引っ張って行っただろう。どうして昨日は来てくれなかったのだと、言いながら。けれど、彼女は今一人ではない。 じっと草むらに身を潜めながら近付いて様子を伺う。ぼくの姿に、きっと彼女等は気がつかないだろう。彼女等はぼくの目の前を通り過ぎる。水癸の後ろの男からは、彼女のような純粋さは感じられなかった。むしろ汚らわしい。醜い心の人間だった。 * 甲斐様はお喜びになった。私が持っていたのはどうやら『水蛇のウロコ』だったらしい。私はそれを渡したくなかった。しかし命令に背く訳にはいかずどうしようかと躊躇していたら蹴られた。息が出来なくなるほど腹を蹴られ、手からウロコが転がる。壬はどんな思いで私にこれを渡したのだろうか。それを思うとウロコを渡してはいけない、その想いで必死に手を伸ばすが手を足で踏まれ甲斐様がそのまま持って行ってしまった。 とたんにウロコは荒んだ色になった。私は思わず目を見開いてしまった。信じられなかったのだ。さっき目の前で起こった出来ごとが。今考えてみれば壬との出会いもありえないような話なのだが、それ以上に驚きを隠せなかった。もしかしたらもともとその色だったかもしれないのに。いや違う。あのウロコは確かに透通っていた。それが黒ずんだ。甲斐様が持ったと共に。 「誠に見事なウロコだ。おい、どこで取ってきたのだ?」 「それは……」 腹を押さえながら体制を立て直す。しかしまたすぐに蹴りが入り、私はまた床に倒れた。激しく咳混んだら口から血が飛び出していった。また吐いてしまった。さらにまた蹴られる。うまく呼吸が出来なかった。蹴られ続ける。苦しい。どうしてこんなにも苦しいのだろう。 「恵んだ服も草履も、お前はぼろぼろにしたのだろう。昨日も遅くに帰ってきおって。お前を人にしてやったのは誰なのだ? ひにんのお前を雇ってやったのは誰なのだ?」 「も、りの湖…で…す」 「立て。案内しろ」 湖についたのはあっという間だった。はっきりと覚えているわけではなかったものの、風に導かれるように進んで行ったら湖に出たのだ。途中で蛇を踏みそうになったのは焦ったが。ふと、もしかしたら壬が教えてくれたのかもしれないと思う。無事にたどり着いたことと、湖が存在していたことにほっと息を吐くと突然殴られた。体が強張り反射的に謝罪が口から零れる。 「謝る暇などあるのならさっさとウロコを探してこい」 「ですが」 今度は蹴られた。湖の岸まで髪の毛を引っ張られ、引きずられる。湖は以前のような穏やかさはなく、細かく波立っていた。まるで誰かを拒絶しているように。顔を水面に引っ張られる。息を飲んだ。 「ウロコは湖の中になるのだろう。取ってこい。取れるまで上がって来るな」 頭を押さえる手に力が入る。突然のことに水を飲み込んでしまう。苦しくなって顔をあげれば、また沈められた。あの時のような感じはしない。今はただ苦しいだけ。息がしたい。空気をいっぱいに吸い込みたい。意識が消えかけた頃、顔を水面から上げられた。すかさず咳込み、血を吐く。 「湖の中にウロコはないよ」 壬の声だった。 * 「ウロコが欲しいのならくれてやる。水癸を開放しろ」 男はぼくをみて目を見開いていた。何故か顔が仄かに赤く染まる。ぼくは怒りが表情に出ないように男が求めているウロコをばらまいた。こんなものが欲しいなんてどうかしている。案の定、男はばらまいたウロコに飛び付かなかった。ぼくは男を睨む。男はニヤリと笑みを浮かべた。 「お主、取引をせぬか。私は甲斐と言う。私と婚姻を結べ。そうすればこいつを助けてやろう」 「それだけで、水癸を開放してくれるの」 「あぁ、約束しよう」 水癸が小さくかぶりをふる。その条件を飲み込んではいけないと、水癸がぼくにうったえてきてくれている。それを見た男が水癸を殴る。水癸は蹲ったまま身を縮めた。男は水癸の首に腕を回しながらウロコを広い集める。ぼくはずっと男を睨んでいた。水癸が苦しげに顔を歪める。それなんか気にも留めず、男はウロコを拾うウロコは全て黒ずんだ色になっている。なんて醜さの心だ。反吐が出る。 「分かった。結ぶよ。だから水癸を」 「望みのとおり、開放してやろう」 水癸の首に回されていた腕が離れ、水癸はくたっと地面に倒れこんだ。息が浅い。咳込んだ口からは血までもが出ている。ぼくは慌てて水癸に駆け寄ろうとした。しかし男は水癸を蹴飛ばした。水癸はもう死にかけている。なのに、まだ蹴り続けている。 ぼくと会ったとき、水癸が時折何かに怯えていたが、もしかしたらこの所為なのかもしれない。ぼくは叫びながら男に飛び掛かる。男はそんなぼくの動きを予想していたかのように、水癸を湖の中に蹴り飛ばし、ぼくをはね飛ばした。 反動に耐えられずそのまま尻餅をつく。水癸が死んだ。そのことだけが頭をうめつくしていた。何の抵抗もなく沈んでいく水癸をぼくは思い浮かべた。水癸は死んだ。 * 私は死んだのか。蹴られることに抵抗する力すらなかった私は死んだのかもしれない。心地よい浮游感に、思わず目を開けた。せめて最後くらい壬の姿を見ていたい。そう思って開けた目の前をあの日、湖の奥に潜んでいた赤い光が泳ぐ。――あれはぼくの命なんだ。壬が指をさしながらそう私に言った。私はまだ死んでいない。ここは湖の中だ! 力の入らなかった体が微かに動くようになる。まだ私は死んでいない。生きている。光はまるで喜んでいるかのように左右に揺れた。この湖は感情を持っている。私を、受け入れてくれている。 あぁ、甲斐様がこれを見たらきっとこれすら奪おうとするのかもしれない。それだけは、させない。絶対に、渡さない。強い決心。今まで従うことしかしてこなかった私にとっては、初めてのことだった。けれどそれは、他の誰かがするそれよりも強いものだと言い切れる。渡すものか。絶対に。 ――おいで。 心の中で呟いて赤い光を呼んだ。近付いて来た光を両手で包む。何も出来ない私だけど、無力な私だけど、これだけは甲斐様の手に渡さない。 壬は私の存在を許してくれた。そして人として認めてももらえない私に彼の命を教えてもらった。もしかしたらあそこに来た人だったなら誰でもよかったのかもしれない。でも私と壬は出会った。ならば、私はそれに感謝してこれを守ろう。甲斐様の手に渡らぬよう。 ――水癸は死んだ。 壬の呟きが光から聞こえた。私は光を包むように体を縮めながら心の中でだけれど、そっと囁いた。 ――壬、私はここにいる。 * 「生類憐れみの令に違反だ」 「その令は人に対してではあらぬ。動物に対してだ」 男は大口を開けて高らかに笑いだす。ぼくは胸に虚無感を感じながらゆっくり立ち上がった。地面を睨む。ばらまいたウロコは一つもない。こんなやつに、水癸は殺されたのか。こんなくだらない輩に、綺麗な心の水癸は殺されたのか! 「なら、ぼくはお前を殺しても違反にはならないわけだな」 「先ほどからお主、身分をわきまえておらぬな。無礼にも程があるぞ」 今度はぼくが笑う番だった。悲しさとおかしさが気持ちの中でごちゃまぜになっておかしくなりそうだった。もういい。おかしくなればいいんだ。水癸はぼくと会わなければ死ぬことなんて無かったのだ。ぼくがいたから。ぼくがあの日湖に引っ張って行ったから。ぼくがあの日、人と触れたいと思ったから。思いっきり笑う。もういい。もういいのだ。 「妖怪に、そんなの関係ねぇだろーがよ」 「ようか、い?」 男に向かってぼくは走り出す。男は刀を構えてぼくを切り付けようとするが、遅い。ぼくは男の上を通り越して湖の上で静止する。湖には青い竜が映っていた。水癸は、この中に。ぼくは男を睨んだ。 「ばかな、水蛇なん、て」 男に向かって口を開きながら突進する。男は刀を振うが痛くも痒くもなかった。男の足をくわえて上昇する。男が何か騒いでいるがぼくには関係ない。さぁ下降して叩き落としてやろう。そう思っていたとき、刀が胸を貫いた。しまった。正気に戻ったときはもう遅かった。体から力が抜け男が口から抜け出る。ぼくを下敷きにするつもりなのだろうか。 地面に落ちる寸前、ぼくはあることに気がついた。とたんに落ちるだけの体に力が入る。ぼくはとっさに男の下から上に回り、尻尾で男を叩き付けた。尻尾に何かが折れる感覚が伝わる。 地面から耳を塞ぎたくなるような音が、ぼくのいるとけろにまで響いてきた。ぼくはゆっくり静かになった地面に足をついた。そして胸に刺さった刀を抜き捨てる。 あの時、ぼくは胸に痛みを感じていないことに気がついた。心臓は動いている。血は確かにぼくの体全身を巡っていた。でも何故だろうか。今ではすっかり傷が塞がってしまったそこは、いくらぼくでも刺されたら死んでしまう。けれどぼくは生きている。何故だ。 水癸。そういえば水癸は湖に沈んだままだ。湖に潜り水癸を引き上げる。 ――水癸。 人型に戻るのを忘れたままぼくは水癸をじっと見た。水癸は動かない。やっぱり死んでしまったの? 水癸の体を鼻先でつついて揺らすが水癸は反応を返さなかった。ふと、水癸の手が何かを握っているのが分かった。傷が付かないように優しく噛んで舌で握り拳をこじあける。 ――う、そ。 それを確認した瞬間、ぼくはそれを口の中に放り込まれた。びっくりして水癸を見る。水癸はぼくを見て弱々しく笑っていた。 「壬の、命、返し……ます」 馬鹿水癸。なんて愚かなの。馬鹿だ。馬鹿だよ。 湖はぼくの二つ目の体。だからぼくはここから動けなかった。離れてはいけなかったから。一人は寂しかった。こんな森の奥、誰も来ないから。でも、こんなことになるのならぼくは一人を望む。こんな結末を、望んだわけじゃない。 「な……んとな、く分か……てました……よ」 水癸がぼくの頬を撫でる。馬鹿。馬鹿だ。どうして湖でぼくの心臓を庇ったのだ。水癸が庇ってくれたおかげで、男は死にぼくはいまここに立っている。しかし水癸はあのダメージを受けたはずだ。ぼくの代わりに。 「責任、とって……か、いさま……いない、から。いなく、な……たから」 ――わかったよ、ぼくはちゃんと責任をとる。 だからどうか死なないで。そんなに嬉しそうに笑わないで。今にも消えそうな灯をぼくに見せつけないで。またぼくは水癸の体を揺すった。今すぐ飛び起きてよ。あの時みたいに、もう帰るって叫んで。視界が歪んで水癸の顔がよく見えなかった。ぼくの頬を撫でる手はまだ動いている。 「死……ま…せん、よ……わた……は」 ――じゃあもし、水癸が元気になったら。その時は今度こそ、ぼくと遊んでくれる? ぼくのそばに、いてくれる? 「なら……それ、まで……ま……て、て………くだ、さ……い」 ぽとりと落ちる水癸の手。ぼくは口の中のものを水癸の口の中に押し込んだ。 ――ぼくの命を半分あげる。 無駄なことかもしれない。でも、早く目を開けてほしかった。ぼくの命を半分削ってでも、水癸に生きていてほしかった。 ぼくは水癸の隣りに横たわる。そして目を瞑る。 冷たい水癸の手。それが涙に濡れて少しだけ、暖かかった。 月と虫は出てきて、みいつけた。 雲と草は追いついて、捕まえた。 それでもぼくはまだ、水癸の声を探す鬼のまま。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55415.html
登録日:2023/12/28 Thu 01 19 00 更新日:2024/09/12 Thu 01 38 01NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 34歳 おっぱい星人 グレイラット家 スケベ ストーンキャノン チート デッドエンド ニート フィギュア造形師 ブエナ村 マルチリンガル ルディ ルーデウス・グレイラット ロキシー教 一夫多妻 一級フラグ建築士 下半身ゆるゆる 下野紘 何故かなかなか立たなかった項目 内山夕実 前世では童貞 努力家 土属性 地属性 変態 女好き 引きこもり 文武両道 杉田智和 母は超美人 泣きボクロ 泥沼 無職 無職転生 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 無詠唱魔術 茶髪 見た目は子供、頭脳は大人 飼い主 魔法使い 魔術士 『俺はこの世界で本気で生きて行こう。』 『もう、二度と、後悔はしないように全力で。』 ルーデウス・グレイラットは、ライトノベル『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』の登場キャラクター。 CV:内山夕実(普段)・杉田智和(モノローグ)下野紘(ドラマCD版) 目次 【概要】 【人物】 【性格】 【戦闘能力】 【来歴】前世 六面世界への転生・誕生 ロキシーとの出会い~過去のトラウマとの決別 シルフィとの出会い~ロアの町へ上京 エリスとの出会い~フィットア領転移事件発生 ルイジェルドとの出会い~フィットア領帰還 冒険者時代~ラノア魔法大学での生活~シルフィとの結婚 ベガリット大陸へ~ゼニス救出~第一子誕生 【人間関係】 【概要】 『無職転生』の主人公。 元々は日本人の34歳の無職引きこもり男性だった。 両親が他界した際に(死去が知らされていないのもあるが)その葬式にも出ず、引きこもっていたことで兄弟達の堪忍袋の緒が切れてしまい、身一つで実家を追い出される。 その直後、案の定路頭に迷っていた所、トラックに轢かれそうになっていた学生を助けようとするも、結局自分だけ轢かれて死亡してしまう。 …が、甲龍暦407年、異世界『六面世界』のアスラ王国・フィットア領・ブエナ村に住むパウロ・グレイラットとゼニス・グレイラット夫妻の長男として転生し、『ルーデウス・グレイラット』という名を与えられた赤子として、新たな人生を再スタートすることになる。 アニメでは「ルーデウスとしての声」と「モノローグ=前世の男としての声」で声優を分けるという演出がされている。 【人物】 愛称は『ルディ』。 茶髪で左目の下に泣きボクロがあり、容姿は中性的でそこそこ整っている(*1)。 趣味は魔術鍛錬も兼ねたフィギュア制作。 前世の現代日本で触れたインスピレーションに加え、豊富な魔力量と幼少期から培った土属性魔術を駆使したもので、人形愛好家のザノバが絶賛するレベル。 またこの趣味の影響で土属性魔術の精度や魔力消費効率が特に高くなって多用することになり、成人後の「泥沼」という通り名に繋がる。 なお、前世の頃の本名は本人も聞かれても答えることを嫌がっており、そのため前世の本名は不明である。 アニメでは中の人の影響で多くの視聴者から「杉田」と呼ばれている 【性格】 前世での反省から、努力と鍛錬を怠らず、常に誰にでも礼儀正しくあるように努め、相手と接する時には相手の立場を考え、相手とぶつかり合った際にも自分の悪かったところなども考え、一方的に責めないようにする温厚な性格となる。 ただし虐めは絶対に見逃さないと決めており、内心ビビることはあっても集団で一人を虐めるような場面に遭遇した際はいじめっ子と衝突する事も辞さない。 一方で根はお調子者であり、とんでもなく好色で女好きの性格。ちなみに幼少期赤子とは思えぬおっぱい星人っぷりをリーリャや母から訝しまれた事もあったが、父親譲りでギリギリ納得はしてもらえた、多分。 前世では引きこもりを続けていたため、対人経験や社会経験をほとんど無いも同然。 また、内心では前世同様に他人を見下す一面などのダメな面も残っている。 性格に関しては肉体の影響もあり、魂だけになると前世の反省が薄れて性格は元の他責思考の卑屈なものに戻ってしまう。 なお、米に対する冒涜のような美味しくない唐揚げを出された、ロキシーの人形が壊されたなどで、周囲が引くくらい怒ることがあり、一部では危険人物として恐れられている。 また、前世での経験が未だに強いトラウマとして残っており、自分を過剰に卑下する卑屈な一面や、一度挫折すると自分1人でなかなか立ち直れない心の弱さも持っている。 そうした面が災いして失敗することも多いが、それを乗り越えて次第に成長していく。 前世のことは転生してからしばらくの間は後悔や反省点はあっても、未練や帰りたいという気持ちは全く感じてなかったが、転生して多くのことを経験するうちに、次第に両親や兄弟の当時の気持ちを慮るようになり、少しずつ前世の家族に対する申し訳なさや後悔を感じるようになっていく。 【戦闘能力】 後のなろう系作品の主人公に多い生まれ持ってのチート能力などは無いが、前世の反省から幼少から自分で魔術の訓練(*2)をした事やロキシーの英才教育もあって、無詠唱での攻撃魔術や、2つの魔術を同時に使う「多重詠唱」といった高等技術も使いこなせるようになった。 また前述の幼少期から魔術の訓練(*3)と転生先の肉体が少々特殊だったこともあり(*4)、魔界大帝キシリカに「気持ち悪い」と言わしめるほどの魔力を保有している。ただし、人族の肉体ではそれを最大限に活用できないためやや宝の持ち腐れ。 ともかく、才能と環境に恵まれて努力を積んだ結果、人族の魔術師としてはチート級と言っても過言ではない。(*5) 得意魔術は岩の砲弾を射出する中級土魔術の「岩砲弾」と、相手の足元にぬかるみを発生させて動きを封じる水と土の混合魔術の「泥沼」。 その他、各属性の上級攻撃魔術と水聖級魔術「キュムロニンバス」までは無詠唱で発動可能。(アニメ2期時点) 特に「岩砲弾」は凄まじい魔力と回転を加えることにより、比較的低級な魔術でありながら世界屈指の実力者にも通用する威力を持つに至った。まさにルーデウスの必殺技である。 ただし、治癒魔術や解毒魔術は詠唱しないと使えない。 また、優秀な剣士である父親のパウロと剣王ギレーヌから剣術を教わっていたこともあって、剣術もある程度までは扱うことができる。 師事から離れた後も鍛錬は欠かさず続けており魔術師としてはかなり鍛えられ体力がある方。 しかし、2人からは適性のない剣神流しか教われなかった(*6)こと、闘気(*7)を纏えないことから剣士としての能力は中級止まり。 少年期にひょんなことから、キシリカから数秒先の未来が見える「予見眼」を移植されることになる。 それを込みにすれば、上級剣士程度なら(*8)魔術なしでも勝てるようになった。 そうした数々の能力から、その実力は世界有数の実力者たちからも認められている。 …が、それでもまだまだ上には上がおり、最上位の実力者たち相手にはとても歯が立たず、小細工でなんとか逃げ延びるのが精一杯となっている。 【来歴】 以下、アニメ第2期終了までのネタバレ 前世 前世では少しお調子者で我が強く他人とぶつかる一面も持ち合わせていたが、正義感も強く勉強も運動もそれなりにこなせる善良な人間で、美人の幼馴染もおり、実家も裕福な家庭に生まれた、どちらかといえばいわゆる『勝ち組』だった。 だが、中学の頃にネット趣味に目覚め成績が下降し、地元で有名な不良校に入学する事を強いられてしまう。 それが災いして入学した高校で、列に割り込んだ不良に対して注意したことがきっかけで、理不尽で壮絶な虐めを受けるハメになってしまう。それがトラウマになり、34歳まで引きこもるようになる。 引きこもってからも当初は両親や兄弟、友人などに気にかけられていたが、そうした気遣いを受け入れられずに突っぱねていくうちに周りからも気に掛けられなくなり、孤立すると同時に自身も性格を拗らせていく。 その後34歳の時に両親が他界したが、その葬式にも出なかった…ことに加えて、書籍・漫画・アニメにおいて「なかったこと」にされたレベルの壮大なやらかしをした(*9)ため、堪忍袋の緒が切れた兄弟に家から追い出されてしまう。 己の人生を後悔しつつも途方に暮れていたところ、直後に居眠り運転のトラックに轢かれかけた高校生3人(*10)を助けようとして事故死した。 六面世界への転生・誕生 その直後に六面世界のアスラ王国・フィットア領・ブエナ村に、前世の記憶を持ったままの状態で、グレイラット夫妻の長男『ルーデウス・グレイラット』として赤子の姿で転生し、前世で何事も投げ出し続けた後悔から、今度こそ本気で生きようと決意する。 ロキシーとの出会い~過去のトラウマとの決別 転生後の世界に魔法がある事を知り、それに興味を抱き自主的に訓練するのが日課になる。 ある日、魔法の才能を発揮したことで、母・ゼニスから大喜びされ、家庭教師としてミグルド族の女性、ロキシー・ミグルディアを教師として雇い入れる。ロキシーから様々な事を教えてもらい、着々と魔術士としての腕を上げていきロキシーを師匠として認めていく。 5歳の頃に、卒業試験を受けるために家の領地から出ることになるが、前世のトラウマがある為、外出に対して恐怖心を抱いていた。 しかし、師であるロキシーが外に連れ出してくれたことで、外の世界に恐怖は無い事を知り、前世のトラウマを克服する。 この事により、長年苦しんできた前世のトラウマから解放してくれたロキシーに対して、多大な恩義と尊敬を抱くことになる。 シルフィとの出会い~ロアの町へ上京 ロキシーからの魔術教育卒業後、村の少年に虐められていた少女、シルフィエット(*11)を助けたことで仲良くなり友達となる。 その直後、母ゼニスが2人目の子供を妊娠し、グレイラット家は幸せの絶頂にあったが、なんと父パウロがゼニスの妊娠中に、メイドのリーリャと浮気して、リーリャを妊娠させていたというとんでもない事態が発生し、グレイラット家は家庭崩壊の危機に陥る。 パウロの浮気に怒り心頭だったゼニス(*12)だが、ルーデウスが必死に説得した事で、なんとか家庭崩壊は免れ、リーリャも同居を許された。 その後、二人の妹、ゼニスの娘であるノルンとリーリャの娘であるアイシャが無事に誕生する。 その後、ブエナ村にいても頭打ちを感じるようになってきた為、シルフィと共に魔法大学への入学を希望するが、剣術の訓練や家庭の経済状況もあり、パウロに断られる。 そこで、ルーデウスは仕事を斡旋してもらい、2人分の学費を稼ぐことを提案し、パウロに了承される。 ルーデウスとシルフィエットが次第に共依存の関係になりつつあり、2人の将来を危惧したパウロとシルフィエットの両親の判断により、引き離すような形でブエナ村から離れることを余儀なくされ、かつてのパウロの仲間であるギレーヌに連れられ、フィットア領領都のロアの町に向かうことになる。(*13) エリスとの出会い~フィットア領転移事件発生 半ば強引にロアの街に送られ、町長フィリップの娘、エリスに出会い、彼女の家庭教師の仕事を引き受ける。当初はエリスの凶暴さに手こずるも、エリス誘拐事件をきっかけにエリスから認められ、家庭教師を継続していくことになる。 ギレーヌとエリスに算術や勉学を教え、自身もギレーヌから剣術を習う日々を過ごしていく。 この時期にギレーヌから『獣神語』、ロキシーから『魔神語』、独学でペガリット大陸の言語『闘神語』を習得し、マルチリンガルになる。 エリスの家庭教師を真摯にこなしていくうちに、10歳の誕生日に盛大な誕生祝いをしてもらい、強力な杖『傲慢なる水魔王(アクアハーティア)』を贈られるなど、ボレアス家の面々からも家族として信頼されていく。 そんな充実した毎日を過ごしていたが、誕生日の翌日に、フィットア領自体が消滅してしまうほどのとんでもない規模の大転移事件である『フィットア領転移事件』が発生し、エリスと共に魔大陸に飛ばされてしまう。 ルイジェルドとの出会い~フィットア領帰還 エリスと共に魔大陸へ転移させられてしまったが、直後にスペルド族の戦士ルイジェルドに保護される。 接触直前に夢で接触してきた謎の存在「ヒトガミ」の勧めもあり、魔大陸を3人で旅をしてアスラ王国へ向かう。 この道中、師匠であるロキシーの両親とも出会い、家出同然に出奔した彼女の無事を報告している。 魔大陸の北東からアスラ王国までの道中は何年もかかるほどに距離が長いため、道中の路銀を稼ぐべくギルドで3人で冒険者パーティを結成。「デッドエンド」と名付けられたそれはルイジェルドのあだ名が由来となり、スペルド族の悪評を少しでも改善すべくルーデウスが提案したものだった。 とはいえルイジェルドの子供は守られるべきという考えから、過激な行動に出る彼をルーデウスが諫めるなど意見の衝突が発生する事もあり、そのたびに信頼を重ね絆が出来上がっている。 この頃にヒトガミの予言によって出会った魔帝キシリカから「予見眼」を得ている。ただこれに慣れるまでの間宿屋に引き籠る事になり、ルーデウスを探しに来たロキシーとはお互い気づかずすれ違ってしまった。 アスラ王国に向かう道中で、かつてのパウロの仲間であるギースやギレーヌの家族との出会いを経て、遂にミリス神聖国で、娘のノルンを連れて捜索団を結成していたパウロと再会する。 転移事変の被害規模を知らなかった事、パウロからルーデウスへの連絡が全て失敗していた事と息子への過剰過ぎる期待などから一度は喧嘩別れしてしまうが、ギースの仲裁により和解した。 その後はシーローン王国に向かいアイシャと遭遇。宮廷に囚われているリーリャを助けてほしいと請願され向かうも、パックス王子の奸計により罠に囚われてしまう。だがザノバ王子との出会いで彼が人形に非常に高い感銘を受けていた事から師匠と呼ばれるほど敬愛され、神子として人並外れた腕力を持つ彼の手によってリーリャとアイシャを救出。ミリス神聖国にいるパウロの元へ送る。 赤竜山脈で七大列強第二位の竜神オルステッドと遭遇。 ルーデウスがあらゆる生物から嫌悪される呪いを受けている彼を一切恐れず、パウロに息子はいないはずという疑念から「ヒトガミを知っているか」という問いに素直に答え過ぎたため、ヒトガミの使徒だと知られて強襲を受ける。 圧倒的な実力差と苛烈な殺意から一度は殺されるが、同行していたナナホシの提案により蘇生され事なきを得る。 そして、3年かけて遂にフィットア領に到着するも、待っていたのは消滅したブエナ村と、エリスの家族が全員死亡したという過酷な現実だった。 今後はエリスと共に生きていき、彼女を支えようと決意するも、エリスは道中での旅でルーデウスに守られていた事や、オルステッドに殺されかけたルーデウスに何もできなかった自身の実力不足を恥じ、今のままではルーデウスと釣り合わないことを痛感した為、ルーデウスと釣り合う女になれるよう修行の旅に出ること決意し、ルーデウスの前から去ってしまう。 目覚めた時には、既にエリスがいないことに気づいたルーデウスは、エリスが自分に対し愛想を尽かしたと勘違いしてしまい、大きなショックを受ける。生きる目的を見失ってしまい絶望するが、自身は両親から確かに愛されていたことを感じ、家族で唯一まだ行方不明のゼニスを探すことを決め、生きる目的を取り戻し、中央大陸北部に旅立つ。 ――ここまでがアニメ一期である。 冒険者時代~ラノア魔法大学での生活~シルフィとの結婚 2年間の母捜索の旅で一流の冒険者となり、「泥沼のルーデウス」の通り名で知られるようになる。 実力的にも無詠唱魔術と豊富な魔力量を活かした火力貢献・サポートや過酷な魔大陸を縦断した経験に基づく機転、毎日の鍛錬を欠かさない体力づくりによりそこらの冒険者とは一線を画す。 その上でゼニスの方から見つけてもらえるよう有名になろうと心がけ、しかもそれが悪評にならないよう得た報酬は周囲に気前良く振舞ったりして気を使っていた。 その後合流したかつてのパウロの旅仲間、エリナリーゼからゼニスがベガリット大陸にいること、パウロたちが同地に向かったことを知り、ベガリット大陸に渡ろうとするも、冬の到来に阻まれ出発を断念。 同時期にラノア魔法大学から特待生としての入学招待状が届き、ベガリット大陸へ行くか入学するで悩むも、エリナリーゼの勧めやヒトガミのお告げにより入学することを決め、ゼニスの捜索をパウロ達に託し了承をもらう。 大学では王女アリエルの守護術師であるフィッツ(*14)と友人になり、シーローン王国以来となるザノバ、ミリス教団教皇の孫であるクリフや、獣族の女番長を〆て舎弟にしたり、前世でトラックにはねられそうになっていた所を救出した、サイレントセブンスターこと、ナナホシ(七星静香)と様々な人物に出会い、親交を深めていく。 フィッツはルーデウスと出会った瞬間に一発でルーデウスだと気づいたが、ルーデウスは髪の色が変わっていたこともあり、フィッツの正体に中々気付かなかった。ルーデウスとの仲が中々進展しないフィッツをもどかしく思ったアリエルは、フィッツに正体を明かすことを提案し、フィッツもそれを受け入れ、正体を明かし、かつてのブエナ村の幼馴染『シルフィエット』としてルーデウスと本当の意味で再会し、ルーデウスもフィッツの正体がようやくシルフィエットと気づいたことにより、シルフィと結婚を決意するのであった。 ベガリット大陸へ~ゼニス救出~第一子誕生 結婚生活も順風満帆となり、もうすぐ家族が一人増えそうという矢先にギースから手紙が届く。 その内容は『ゼニス救出に苦戦している為救援求む』という折だった。 ベガリット大陸まで往復で最低2年という旅路から、身重のシルフィの出産に立ち会えず赤子の面倒を任せてしまう事、ナナホシの研究に付き合えない事などの理由から悩む事となる。またエリナリーゼが単独で向かう意向を見せたために躊躇はより顕著なものとなってしまうが、ノルンが単独で向かおうとした事で発破をかけられパウロ達に加勢する決意を固める。 更にナナホシの助力により禁術である転移魔法陣を使用できた為旅路の大幅なショートカットに成功し、僅か一月足らずで迷宮都市ラパンに辿り着きパウロ一行と合流。 S級迷宮内でゼニスの目撃例が多数あったという証言から攻略を進めていたパウロ達だが、内部構造が複雑だったため攻略に苦戦している事を知ったルーデウスは、偶然にも大学で借りてきた転移魔法に関する書籍を渡すと第三層までの詳細な情報が記載されており一気に攻略が進んだ。 更にパウロ達がロキシーと迷宮の第三層ではぐれたことで師の窮地を知り愕然とするも、迷宮攻略中に直感によりロキシーの気配を感じ壁をぶちやぶったことにより、ロキシーを救出することに成功し作中時間で11年ぶりに再会する。 やがてロキシーを加えた一行は迷宮の最深部に辿り着き、遂に母ゼニスを巨大な魔力結晶に囚われた状態で発見する。 だがそこには迷宮の守護者である魔石多頭竜(マナタイトヒュドラ)の姿もあった。 遠距離からの魔術を無効化し両断した首が短時間で再生するという特性から初戦は撤退するが、ヘラクレスの神話から得た前世の知識を理由に、『パウロの持つ硬いものほど簡単に斬る事ができる剣で首を断つ⇒炎魔術により切断面を焼いて再生を阻止する』というパウロとの連携を軸に着実にヒュドラにダメージを与えていくことに成功する。 だが撃破後一歩手前までヒュドラを追い詰めたことで生じた油断による一緒の硬直が命取りとなってしまい、パウロに身を挺して助けられる。助けてくれたパウロのお陰で左腕は失うも自身は致命傷は負わずに何とかヒュドラを退けることに成功する。 戦闘直後にパウロに礼を言うも、そこでルーデウスが目にした光景は呆然と立ち尽くす仲間4人の姿と、下半身を切断されるという致命傷を負い事切れていた父パウロの姿であった。パウロの命と自身の左腕というあまりに大きすぎる代償と引き換えに母ゼニスの救出に到るが、救出したゼニスも言葉と記憶を失っているという状態であったという現実にルーデウスは完全に心が折れて塞ぎこんでしまい、パウロの死によりパウロを父親と認識出来ていなかったことと、前世の自分が両親から目を背け続けていた事実にルーデウスは改めて気づかされる。 その塞ぎこんだルーデウスを見かねた師匠であるロキシーが献身的に慰めてくれた事で何とかルーデウスは立ち直り、一行は迷宮都市ラパンを後にしシャリーアに帰還。旅の顛末を家族に伝え、師匠であるロキシーを第2夫人として娶ることを宣言する。 ミリス教徒であるが故に一夫一妻の信条を持つ妹のノルンにだけは当初猛反対されるも、肝心の第1夫人であるシルフィからは快諾してもらいロキシーも無事にグレイラット家の一員となることが出来た。 やがて妻のシルフィが一児である長女を出産し、前世も含めて初めて1児の父になる。ルーデウスはその赤子に自身とシルフィの名前から一文字ずつ取り『ルーシー』と名付け、パウロの墓標の前で改めてこの世界で本気で生きていくことを宣言するのであった。 ――ここまでがアニメ第2期である。 【人間関係】 関連人物が多すぎるので主要人物のみ記載する。 パウロ・グレイラット 父親で剣術の師匠。 お互い女好きな性格もあり馬が合い、パウロの女性にだらしない性格にもルーデウスは一定の理解を示していた。ただし転生前の年齢から見るとパウロは年下なこともあって余り父親としては見ておらず、どちらかと言えば悪友に近い感覚で接している。 一方でパウロはルーデウスに対して当然だが、親として接しており勿論愛情もある。能力も正真正銘の天才だと思う程、高く評価している。 ルーデウスに対する期待の大きさ故にミリスで再会した時は大喧嘩になってしまったが、互いの苦労を理解し、無事に和解することに成功している。ヒュドラとの決戦では息の合った連携を見せるも、パウロは命を落としてしまい、ルーデウスはパウロの死によりパウロを父親として認識出来ていなかった事と、前世の両親から目を背けていた事実に気づかさられる。 ゼニス・グレイラット 母親。パウロより絡みは少ないものの、ゼニスもルーデウスに対しては天才だと思っており、かなり溺愛している。5歳の誕生日に贈った植物図鑑はパウロの給料から見ても数か月分相当。(*15) ルーデウスも前世で家族に見放されていた為、自身の凍結した心を溶かす程の愛情を注いでくれたゼニスには感謝しており、大事に思っている。 行方不明となったゼニスの存在が、エリスと別れた後の失意にまみれていた自身が立ち直る大きなきっかけとなった。 ノルン・グレイラット/アイシャ・グレイラット 妹達。 ノルンは生まれてすぐルーデウスがボレアス家に連れていかれたことで面識がなく、初めて会った時がよりによって酒場でパウロと殴り合いの大喧嘩をしている状況だったため、長年苦手意識を持たれていた。 後にパウロの指示でルーデウスの拠点に移り住むとラノア魔法大学に入学。しかし教師や生徒から"あのルーデウスの妹"と度々比較されたうえ、そのルーデウスは多数の女性と交流しているなどミリス教の思想からすればタブーを犯しているように見え、次第に学業の不振から寮内で引き籠ってしまう。 ルーデウスは事実を知ると自責の念に囚われてしまうが何とか和解し、以後はぎこちないがある程度仲が良くなっている……が、第二夫人ロキシーに関する諍いでだいぶ見損なわれてしまっている。 アイシャは腹違いの妹だが、幼少期にパックスに幽閉されていた母を助けて貰った恩があり、だいぶ慕われている。 またリーリャの教育により、幼少よりルーデウスに仕えていくよう言い聞かされていたのもあって、半ば愛人扱いしてもらえればと思っている節もある。 才覚は目覚ましく、ラノア魔法大学の入試テストでは満点を取る事で学ぶ事が無いと判断させ入学を拒否。ルーデウスの拠点でメイドとして仕え続けたが、大きな屋敷を一手に引き受けて尚そつがない。 自分と比べて出来の悪いノルンを見下すような言動を繰り返して不仲ではあったが、逆に周囲がノルンにばかり構ったため孤独を覚えてしまう。こちらはルーデウスの仲介でノルンとの仲は改善されている。 シルフィエット 生まれ故郷のブエナ村で出会った、転生後に初めて出来た親友であり女の子。 最初は些細な行き違いから男の子だと勘違いして接して泣かせてしまうハプニングもあったが、すぐに仲直りし、共依存の関係になるぐらい親しくなっていった。だが、パウロやシルフィの親にその共依存を問題視されて引き離されたうえ、再会を待たずに転移事件で生き別れになる。 後に、諸事情で正体を隠した状態だったがラノア魔法大学で再会。ルーデウスがシルフィの正体に気づくのに時間はかかったものの、アリエルの計らいで結婚することになり、同時にエリスの件の傷も癒してくれた。シルフィと間に子供が誕生したことでルーデウスは一児の父になる。 ロキシー・ミグルディア ルーデウスの師匠。ルーデウスからは長年のトラウマから解放してくれた事により、神の如く崇められており、非常に尊敬されている。 その尊敬度は、本人非公認のロキシー教(御神体は返しそびれたロキシーのパンツ)の開祖となってしまうほど。 ロキシーもルーデウスを一番弟子として溺愛しており、文通で交流したりと別れた後もルーデウスと積極的にコンタクトを取っており、そのお陰で魔大陸の言語『魔神語』を習得することができ、これが後の転移後に大きく役立つことになる。 ちなみに、甲龍暦373年生まれでルーデウスとは34歳離れているが、ルーデウスは34歳児として転生しているので精神年齢的には同じということになる。 実は転移事件でエリスと旅をしていた頃に何度かニアミスしており、ロキシーも故郷に帰還した際に、ルーデウスが挨拶に向かったロキシーの両親を通じて知ることになり、実際に再会出来たのはルーデウスが青年になった頃である。 再会後はヒュドラとの決戦で共闘し、その結果により塞ぎこんだルーデウスを慰め互いに相思相愛になり、第1夫人のシルフィの許しも得て第2夫人となる。 エリス・ボレアス・グレイラット 又従兄弟で幼馴染(*16)。勉学面ではルーデウスの弟子で、剣術面ではルーデウスの姉弟子。転移事件により一蓮托生の関係になることになる。 当初はルーデウスもエリスの扱いに手を焼いていたが、共に過ごしていくうちに、かけがいのない存在になっていく。 エリスも、自分より年下で生意気なルーデウスを最初は快く思ってなかったが、自分を見捨てずに真摯に接してくれるルーデウスに対し、全幅の信頼や恋愛感情を抱いていくようになる。魔大陸でも共に旅をし、少年時代のみで見れば、シルフィやロキシーよりも遥かに長い時間、苦楽を共にしてきた。 それ故に、初体験の直後にエリスが出奔=見捨てられたと勘違いした際にはEDになるくらい深い心の傷を負うこととなったわけだが……。 もっともエリスが真剣に強くなろうとしているのに子ども扱いしていたのが修行に行った理由の一つなので自業自得でもある。 ルイジェルド・スペルディア 転移事件に巻き込まれ、魔大陸に転移してきたルーデウスとエリスを救助した、いわば恩人で、ルーデウスとエリスの旅の保護者でもある。 当初は、考え方の違いで揉めることも少なくなかったが、エリスを守る為に覚悟を決めたルーデウスを認め、次第に打ち解けていき、互いに尊重するようになる。 ルイジェルドもルーデウスに対しては『あいつは一人でも大丈夫だ』と一人前の戦士だと認めるようになり、別れ際には、『俺1人では何も出来なかった、戦争から400年、1歩も前進出来なかった。お前は俺にその1歩をくれた。」とルーデウスに感謝し、また再会することを誓い別れた。 ナナホシ・シズカ 転移事件に巻き込まれて現代日本から異世界に放り出された女子高生。前世で助けた学生の一人。 オルステッドによって死にかけたルーデウスたちを生かすよう進言したのもあり、ある意味では命の恩人。 現在はラノア魔法大学に在籍し、孤独に転移魔法陣の製作を行っている。 しかし転生によって肉体が入れ替わったルーデウスと異なり、転移によってこの世界にそのまま召喚されたナナホシは魔法の行使ができなかったため、魔法陣の実証に至る事ができなかった。 なのでこの弱点をルーデウスに補助してもらう代わりに、転移魔法に関する知識を提供する取り決めを交わした。 転移自体が不本意だった事もあり、ナナホシ自体はこの世界を嫌悪し直ぐにでも現実世界に帰りたいという願望が強い。 特に倫理観や文化などの差に馴染めなかったのが大きく、ラノア魔法大学でも『黒板と制服の導入』『学食の改善』などを行ったが、それでも本世界の食文化はそれほど好きではない(*17)。 また等身大の女子高生らしく精神的に脆い所があり、数か月に及ぶ転移魔法陣の実験に失敗した時には自暴自棄になっていた。 一方で多数の協力を得て実験の障害を突破すると非常に喜び、お祝いの席では自ら歌を披露するなど浮き沈みの激しい性格ともいえる。 一応ルーデウスが現代日本からの転生者という事は知っているが、あの時のデブという所までには結論に至っていない。 追記・修正は異世界行って本気出したらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 魔術師としてチート級と言うのに抵抗はあるなあ、あくまで世界の法則に基づいてるのとオルステッド曰く「器はデカいが水を注いだのはお前の努力」って評もあるけど、才能だけならクリフの方が凄そうとか色々とこの世界の人々それぞれの強みが描かれてるのもあるけど、相当な上澄みなのは間違いないけどどう評すれば良いんだろう。 -- 名無しさん (2023-12-28 21 09 31) 類稀な生得の才、その強みを伸ばす努力を欠かさず、経験で研ぎ澄まされた 『前世の男がネット趣味に目覚めなかった姿』を剣と魔法と冒険の世界でやってるように見える。 -- 名無しさん (2023-12-29 00 11 46) ルディを上回る術師、チーターというかクリエイターな神代勢以外にはいないし人族の最高到達点なのは作者も何処かで溢してはいたからまあ、エンジニア的な意味では男友達ズとか上回るのも -- 名無しさん (2023-12-29 01 54 13) 現時点この項目がアニメ2期視点で、戦闘能力に書かれてるのもその範疇って考えるとチート級は時期尚早かも知らん。魔力量はすでに完成されてるけどそれを活かす術を本人もまだ知らないし、活かすモチベーションもない。 -- 名無しさん (2023-12-29 09 30 49) ルーデウスが編み出したある魔術は、オルステッドの父親である初代龍神が喉から手が出るほどのものだと思う -- 名無しさん (2023-12-29 10 11 15) ↑「喉から手が出るほど欲しいもの」だった。ルーデウスは戦闘以上に文化や技術面で光るものがある。凡人と言われるノルンだけど、実は夫と子供の存在からグレイラット家の中で運命力がルーデウスの次に高い。アイシャはルーデウス誕生に関与している意味で六面世界のバグキャラ。パウロの血が優秀過ぎる -- 名無しさん (2023-12-29 10 17 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/90909/pages/372.html
トップページ>このサイトについて>未作成のページ このページでは、リンクがあるものの、未作成のページを表示しています。ここに名前のあるページについては、現在作成中です。申し訳ありませんが、少々お待ちください。 上郷サービスエリア(下り線) ナショナルギャラリー テート・ブリテン ウフィツイ美術館 サンパウロ美術館 サンパウロ州立美術館 ロシア美術館 鎌倉文学館 古好園 カントリーパークusa ベルニナ線
https://w.atwiki.jp/trinity_kristo/pages/41.html
ヤコブの手紙 著者については、「主イエス・キリストの僕であるヤコブ」(1 1)と記されている。ヤコブと名のつく人物は、新約では4名おり、いずれを指すのかが問題となる(使徒ヨハネの兄弟でゼベダイの子ヤコブ、アルファイの子ヤコブ、使徒タダイの父ヤコブ、主イエスの兄弟ヤコブ)。ゼベダイの子ヤコブは紀元44年と早い時代に殉教しているので、考えにくい。他は知名度、実力が高くはない。そのため、古代教会時代の教父たちはこのヤコブを、イエスの兄弟ヤコブ(紀元62年頃没)と見なしてきた(パウロは彼を、「主の兄弟」「教会の主だった三人の一人」と呼んでいる。ガラテヤ1 19、2 9)。 ただし、研究者の多くは、別の人物が他の人物を名乗って執筆したと考え、実際の著者をいずれのヤコブとも見なさない立場を採っている。というのも、パウロから発展した信仰義認という、一種の怠惰的思想に反対したユダヤ人キリスト教徒の作と考えられるためであり、パウロ以降の人物と考えるのが妥当だからである。高等批評では一般的には西暦90年代の作と考えられている。(※ただし根拠は不明) しかし、この書簡は真筆性がまったくないとまでは言い切れず、近年ではヤコブ本人による作の可能性も指摘されている。2013年の機関誌の記事によれば、この書簡にみられる激しい歴史的な背景を調査し、この書簡が実際にイエスの弟ヤコブによって、紀元62年の殉教より以前に書かれたという提案を行った。西暦50年代には、ユダヤ人が大敗や不正義や貧困により失望し、パレスチナでの騒動や暴力が大きくなっていった。これは60年代、ヤコブが殺された年々の間にも続いた。戦争がローマで勃発し、エルサレムの破壊と人々の散在を招いた。この書簡は、貧困と闘い、貧しい人に実践的な方法を伝え(1 26–27; 2 1-4; 2 14-19; 5 1-6)、抑圧された人のために立ち上がり(2 1-4; 5 1-6)、そして世俗の邪悪さへ応答する方法で「世俗のように」ならないこと(1 26-27; 2 11; 3 13-18; 4 1-10)を奨励するために知られていた。世俗的な知恵は排除され、平和を作って公平と正義を追い求める天の知恵を包含することを人々は奨励されている(3 13-18)。(Wikipedia英語版、"Epistle of James"より) ペトロ書簡 ペトロの書簡という体裁をとっているが、現在では彼自身のものではないというのが通説になっている。アラム語を母語とする漁師出身のペトロが、書簡に現れる一定の水準をもったギリシア語をつづる能力があったと考えることは困難である。ただし第1書簡については、ギリシア語を話すペトロの同伴者のもので、比較的よくペトロの思想を反映している可能性を指摘する学者もいる。第2書簡は、2世紀以後の著作である可能性が指摘される。第2書簡が正典視されたのは4世紀半ば以後であり、シリア教会では6世紀まで第2書簡を正典には数えなかった。 ペトロの手紙一 近代以降の高等批評を受け入れる研究者たちの間では本書簡の著者はガリラヤ湖の漁師をしていたシモン・ペトロ本人とは思われないという見解で一致している。 理由は以下にまとめられる。 1.本書簡は洗練されたギリシア語で書かれており、アラム語話者であり通訳を用いていたペトロその人と結びつかない。アレクサンドリアのクレメンスなどはペトロのために書記として勤めたのがマルコであったという。 2.聖書の引用が35箇所あるが、4 8を除き、すべて七十人訳聖書を用いて行われている。ペトロはアラム語話者であり、先に示したように書記を必要としていたことなどを考えると、ギリシャ語の聖書を読んでいたとは考えにくい。 3.生前のイエスを知っていることを示す記述が一切ない。ペトロはイエスの直弟子であり、そのペトロがイエスの生前の言葉の引用をしないのは不自然といえる。(ただし、引用がないからと言ってペトロではない、と断言できるわけではない。例えばパウロは生前のイエスの言葉自体は知っていたが、書簡のなかで殆ど触れていない。)また、殉教を示唆する箇所(4 12以下)と、司牧者としての振る舞いを示す箇所(5 1以下)以外に、生前のペトロとすら結びつかない。 4.ペトロはパウロと緊張関係にあったはずだが、ペトロ書簡はパウロ書簡との共通点がある。これは不自然だと言わざるを得ない。(ただし、ペトロとパウロが最終的に和解した可能性を指摘する説もある。二人は最期を共にローマで過ごしている。) ロマ13 1-3,7 人は皆、上に立つ権威に従うべきです。神に由来しない権威はなく、今ある権威はすべて神によって立てられたものだからです。従って、権威に逆らう者は、神の定めに背くことになり、背く者は自分の身に裁きを招くでしょう。 実際、支配者は、善を行う者にはそうではないが、悪を行う者には恐ろしい存在です。あなたは権威者を恐れないことを願っている。それなら、善を行いなさい。そうすれば、権威者からほめられるでしょう。 (略) すべての人々に対して自分の義務を果たしなさい。貢を納めるべき人には貢を納め、税を納めるべき人には税を納め、恐るべき人は恐れ、敬うべき人は敬いなさい。 Ⅰペトロ2 13-15,17 主のために、すべて人間の立てた制度に従いなさい。それが、統治者としての皇帝であろうと、あるいは、悪を行う者を処罰し、善を行う者をほめるために、皇帝が派遣した総督であろうと、服従しなさい。 善を行って、愚かな者たちの無知な発言を封じることが、神の御心だからです。 (略) すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、皇帝を敬いなさい。 5.当時の社会制度まつわる具体的な勧告(2 13以下)や、書簡の成立背景に考えられる迫害の状況(4 12以下)も、生前のペトロと関連づけられない。一般的には、こうした迫害は、オミティアヌス帝治世末期(96年頃)の帝国内のキリスト教徒への迫害を示唆していると考えた方が自然だと考えられている。(ただし、ペトロの生前にもキリスト教徒がユダヤ人から迫害を受けていたことはもちろんあったので、そうした比較的小規模な迫害のことを指しているとも考えられる。) Ⅰペトロ4 12 愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、何か思いがけないことが生じたかのように、驚き怪しんではなりません。 本書の著者に関する仮説の一つは、書簡の終わりに現れる「シルワノ」なる人物が著者ではないかというものである。5章12節には「忠実な兄弟シルワノによってこの短い手紙を書いています」とある。つまり、パウロが口頭で伝えた内容を、ギリシャ語を書くことができるシルワノが書き記したという可能性は残っている。 しかし、それでも解決できない問題がある。 1つ目は、その場合、シルワノ自身が自分のことを「忠実な兄弟」と呼ぶことになり不自然という点である。(しかし、これはペトロの指示に基づいてペトロが書いた体裁をとったとみなすこともできる。) 2つ目は、小アジアに送られている点である。80年代以降ならば可能性が考えられるが、それ以前には考えにくい。(※これについて詳しい理由がわかりません) 3つ目はより深刻である。そのあとの部分で「バビロンにいる人々」とあるが、当時のキリスト教徒の間で「バビロン」といえばローマのことであった(「黙示録」より)。しかし、このような比喩が広がったのはエルサレム神殿崩壊以降であり、キリスト教との間で一般化したのは黙示録よりあと(90年~96年)である。こう考えると、ペトロの生前である60年代にこのような表現があったとは非常に考えにくい。本書簡の成立時期は明らかに黙示録よりあと(90年~96年)と考えるのが自然である。 したがって、一つの仮説としては、生前のパウロを知る人物(例えばシルワノなど)が、1世紀末のキリスト教徒への弾圧の際に、師の名を借りて書いた書簡である可能性がある。いずれにしても、ペトロ本人が書いたという可能性は極めて低い。 ただし、その成立時期については、高等批評では一般的に西暦90年代とされるが、クレメンスの第一の手紙には本書簡からの引用と思われる箇所があり、それを考えると本書簡はこれより早期に書かれていた可能性もある。その場合、ペトロの直弟子が代筆したという可能性はより高くなると思われる。 http //www.tohoku-gakuin.ac.jp/research/journal/bk2015/pdf/no07_02.pdf http //www.tohoku-gakuin.ac.jp/research/journal/bk2016/pdf/no08_04.pdf ペトロの手紙二 こちらについてはもはやペトロが書いたとは信じられていない。偽名書簡と見る場合、執筆時期の根拠とされる記述はいくつかある。その1つが、3章15節および16節でパウロの手紙が広く読まれているとされている箇所である。この箇所から本書が成立した時期には、すでにパウロの手紙がまとめられ、旧約聖書のような権威を獲得していたことがわかる。これがパウロの生前に起こっていたとは考えづらいのである。 2ペトロ3 15-16 また、わたしたちの主の寛容は救のためであると思いなさい。このことは、わたしたちの愛する兄弟パウロが、彼に与えられた知恵によって、あなたがたに書きおくったとおりである。彼は、どの手紙にもこれらのことを述べている。その手紙の中には、ところどころ、わかりにくい箇所もあって、無学で心の定まらない者たちは、ほかの聖書についてもしているように、無理な解釈をほどこして、自分の滅亡を招いている。 2つ目の点が、3章3・4節のくだりで、ここで語られる「先祖」は、イエスを直接知る第一世代のキリスト者を指していると理解される。ゆえに、その人々がすでに死んでかなり経ったものとして語られている以上、ペトロ自身が書いたものとは考えられず、より後の時代の人が書いたと考えられる。 Ⅱペトロ3 3-4 まず次のことを知るべきである。終りの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言うであろう 3つ目の点は時制である。第二ペトロ書はペトロが生きていた時代よりも後に出現する偽教師について批判している。当然、それは未来形で語られ始めるが、次第に現在形になり、最後には完了形になっており、偽教師に直面している同時代人の不徹底な偽装を疑われている。 Ⅱペトロ2 1 かつて、民の中に偽預言者がいました。同じように、あなたがたの中にも偽教師が現れるにちがいありません。 Ⅱペトロ2 3 彼らは欲が深く、うそ偽りであなたがたを食い物にします。 Ⅱペトロ2 20-21 わたしたちの主、救い主イエス・キリストを深く知って世の汚れから逃れても、それに再び巻き込まれて打ち負かされるなら、そのような者たちの後の状態は、 前よりずっと悪くなります。義の道を知っていながら、自分たちに伝えられた聖なる掟から離れ去るよりは、義の道を知らなかった方が、彼らのためによかったであろうに。 また、第二ペトロ書はユダ書との関連がある。ユダ書の方が短いことなどからも、第二ペトロ書はユダ書を参考に書かれてたと考えられる。 ヨハネ書簡 ヨハネの手紙第一、第二、第三の三書簡は、『ヨハネによる福音書』と同一の作者による可能性は指摘されているが、高等批判の立場をとる岩波訳ヨハネ福音書の解説では、「現在では多くの人々が古い伝統の主張を史実とは認めない」と述べた上で、その理由として以下を上げている。 (1)ガリラヤの漁師であったヨハネがこのような文体の文書や思想の持ち主とは考えられないこと。 (2)2世紀には、新約の文書を十二使徒と結びつける傾向があったこと。 (3)ヨハネ福音書には資料が用いられていること。 (4)一人の人物が書いたと見るのは難しいこと。 〔『ヨハネ文書』新約聖書Ⅲ、岩波書店(1995年)解説141~42頁〕。 ただし、この見解は、ヨハネ福音書を1個人の作品と言うよりヨハネ共同体全体から産まれた作品と見て、最初の著者が遺したものにさらに手が加えられたと見る「増補改訂仮説」をとっている(ヨハネ福音書への高等批評を参照せよ)ため、ヨハネ福音書の成立それ自体に関して言えば、教父以来の伝承説、すなわち、使徒ヨハネによる伝承や口述をもとに弟子たちが福音書を書いたと考えれば矛盾はないのである。ただしこの場合、『ヨハネによる福音書』と作者が共通であることが指摘されているヨハネ書簡については、使徒ヨハネの作ではなく、ヨハネ共同体の作ということになる。 ユダの手紙 新約聖書に含まれ、「公同書簡」の一つとされている。本書簡において、著者は自らを「ヤコブの兄弟ユダ」(1 1)と述べている。この場合のヤコブの兄弟ユダとは、イエスの弟のユダを指している以外に考えにくい(参照、マルコ6 3「この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。」)。 しかし、グノーシス主義への論駁が認められる本書簡の成立は、1世紀末から2世紀初頭と考えられ、その真筆性は一般の学説においては認められていない。第2ペトロ書と思想的類似性が観察される。 https //sites.google.com/site/kenichioishiarchives/home/new-testament-theology/-petorono-shou-zhi-yi-xu-lun
https://w.atwiki.jp/zawahey/pages/164.html
2006年度秋学期 キリスト教学B 担当者 舟木 譲 60分 持込一切不可 {Ⅰ以下の各問いについて解答用紙の該当箇所に答えを正確に記入してください。 (配点50点、氏名を記入する際は、欧文でも可)} ①アウグスティヌスの思想が後世のキリスト教に及ぼした影響について、簡潔に2つ述べよ。(3点×2=6点) ②次の短文は、パウロの信仰ならびに宣教活動の特徴を述べたものである。空欄に適切な言葉を埋めよ。(3点×6=18点)(空欄の記号が同じものは同じ語句が入る) 「パウロは、もともとユダヤ人であり、熱心なユダヤ教徒であったが、生まれたところは【イ】という、当時ヘレニズム文化の中心地の一つであった。そのため、ヘブル語のみならず、【ロ(言語名)】も自由に使用することが可能であった。そのため、キリスト教に回心後は、【ハ】国籍を有していたこともあり、地中海の沿岸地域を始めとして、現在の西ヨーロッパのかなりの地域を旅してキリスト教を伝えることが出来た。しかしながら、古代ギリシアにおいてすでに【ニ】を乗り越えてロゴス的な世界観を獲得していたヨーロッパにおいては、今一度宗教的真理を伝えることは困難であった。ただ、パウロはその生育歴もあいまってそうした困難さを十分に理解した上で、宣教活動を行った。それ故、パウロの伝えるキリスト教は極めて明確な自覚を持った宗教的世界観に基づいており、ユダヤ教が有してきた考え方である【ホ】と当時のヨーロッパの思想状況を象徴するヘレニズムが、パウロにおいて融合していったと言えるのである。そしてその後、ヨーロッパでは【ホ】とヘレニズム、そしてアラビア半島で誕生する【ヘ】の3つの考え方がそれぞれに影響を与えながらその独自の世界を形成していくこととなるのである。」 ③アッシジのフランシスコが現代に残し、大きな影響を与えているものを二つ記しなさい。(3点×2=6点) ④16世紀宗教改革者の一人であるジャン・カルバン(Jean Calvin)が主張した「予定説」の特色を記したのち、現在における影響を端的に述べなさい。(4点×2=8点) ⑤イギリスにおけるメソジスト教会誕生のきっかけをつくった兄弟の氏名、ならびに教会設立の原因となったイギリスの社会的状況を端的に述べなさい。(3点×3点=9点) ⑥関西学院を創立したアメリカ南メソジスト教会の宣教師の氏名を記しなさい。(3点×1=3点) {Ⅱ以下の問いに対して解答用紙の該当箇所にそれぞれ400字程度で答えてください。 (配点25点×2=50点)} ①イエスの活動は、イエスの死後、キリスト教という「正典宗教」となり、また、ローマ・カトリック教会のように国家や政治と結びつく組織に変質していくこととなったが、そのように変化していった理由を歴史的に論述せよ。 ②ルネサンスから宗教改革に至る経緯を説明した後、宗教改革が世界に与えた影響について論述せよ。
https://w.atwiki.jp/jwe2008/pages/24.html
ホームタウン:静岡県静岡市 ホームスタジアム:日本平スタジアム 公式サイト:http //www.s-pulse.co.jp/ 08 終 09 Pos 選手名 9 → - FW 矢島 卓郎 →川崎 11 → - FW 戸田 光洋 →引退 18 → - FW マルコス・アウレリオ →サントス(BRA) 19 → 11 FW 原 一樹 20 → - FW 西澤 明訓 →C大阪 22 → → FW 大前 元紀 23 → → FW 岡崎 慎司 31 → 20 FW 長沢 駿 33 → → FW キム・ドンソプ + 9 FW 永井 雄一郎 ←浦和 + 18 FW ヨンセン ←名古屋 + 19 FW 木島 悠 ←筑波大 6 → → MF マルコス・パウロ 7 → → MF 伊東 輝悦 8 → → MF 枝村 匠馬 10 → → MF 藤本 淳吾 13 → → MF 兵働 昭弘 14 → → MF 高木 純平 16 → → MF 本田 拓也 17 - MF フェルナンジーニョ →京都 ←京都→バスコ・ダ・ガマ(BRA) 24 → → MF 永畑 祐樹 28 → 17 MF 山本 真希 + 28 MF 竹内 涼 ←浜松開誠館高 2 → → DF 児玉 新 3 → - DF 山西 尊裕 →引退 4 → - DF 高木 和道 →G大阪 5 → → DF 岩下 敬輔 15 → → DF 辻尾 真二 25 → → DF 市川 大祐 26 → 3 DF 青山 直晃 27 → → DF 廣井 友信 32 → → DF 佐野 克彦 + - DF 岡根 直哉 特別指定選手(早大) + 4 DF 太田 宏介 ←横浜FC + 26 DF 平岡 康裕 ←札幌 1 → → GK 掛川 誠 21 → → GK 西部 洋平 29 → → GK 山本 海人 30 → → GK 武田 洋平 2008年9月20日現在のベストメンバー 矢島 岡崎 枝村 山本真 パウロ(CMFにポジ変更) 伊東 児玉 市川 和道 青山 海人 ベンチ:西部 岩下 山西 本田 兵働 西澤 原 (藤本は骨折で11月復帰予定) FW 矢島 メンタリティ68→60 岡崎 コンディション3→4 メンタリティ72→82 原 メンタリティ65→77 西澤 スタミナ74→69 メンタリティ67→62 戸田 怪我A→B 大前 OMF MF 兵働 コンディション5→4 ×DMF パウロ トップスピード75→67 加速74→68 オフェンス72→65 ○カバーリング 山本真 シュート力72→80 フリーキック67→73 DF 青山 コンディション5→4 メンタル72→70 市川 メンタル70→73 岩下 ヘディング71→75 ジャンプ74→76 山西 レスポンス74→68 最終更新:2009年02月10日 (火) 07時36分13秒