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試合一覧 回戦 SS投稿締切 SS公開予定日時 投票締切 結果まとめページ 一回戦SS一覧 7/4 0 00 7/4 0 30 7/10 18 00 一回戦結果まとめ 二回戦SS一覧 7/11 0 00 7/11 0 30 7/17 18 00 二回戦結果まとめ 三回戦SS一覧 7/18 0 00 7/18 0 30 7/24 18 00 三回戦結果まとめ
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SS投稿方法 このページではダンゲロスSS裏CINDERELLAに投稿する、SSの投稿方法について説明します。 SS投稿先 SSはGK(ゲームキーパー/ゲーム進行役)宛にWebメールで直接送信してください。 アドレスは以下の★を半角アットマークにしたものです。 urasscgk★gmail.com 投稿は下記の【テンプレート】を必ず用いるようお願いします。 ただし【本文】に関してはテキストファイルなどでメールに添付して送っていただいても構いません。 今回は幕間SSの公式なwikiへの反映などは行いません。なので、幕間の内容を本戦SSに反映しても構いませんが、特に誘導は行いません。 投稿されたSSには、出来るだけGKが確認メールを返信いたします。 〆切を過ぎても返信が返ってこない場合は、SS裏CINDERELLAスレッドにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。 (投稿時間は、同数得票の際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください) 時間制限の関係上、GKも出来るだけ〆切前に返信するのは難しいかもしれません。 投稿先は良く確認して、文字化けは出来るだけ無いように頑張ってください。 【テンプレート】 件名:【SS裏CINDERELLA本戦SS】【キャラクター:○○】 本文: ◆ハンドルネーム ◆本文 記述例 件名:【SS裏CINDERELLA本戦SS】【キャラクター:サンプル花子】 本文: ◆プレイヤーA ◆本文 あーだこーだして私が勝ちました 内容修正について 投稿されたSSは、投稿期間終了後に一斉に公開されます。 投稿期限前であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。 些細な誤字や言い回しの修正もその都度応じますので、遠慮なくお願いします。 ただし、単なる修正以上の大量の追記などに関しましては、そのSS投稿時間は、その追記が投稿された時点として扱うことになります。(投稿時間は、同数得票の際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください) 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 制限時間範囲内で頑張ってください。 【ペナルティについて】 投稿期間を超過したSSは、その時点でその試合は敗北となります。 次の試合以降は通常通りマッチングが行われ、前試合の遅刻によるペナルティはありません 両プレイヤーが〆切までにSSを投稿しなかった試合は、両者敗北扱いとなります 参加者の皆さんは、可能な限り日程に余裕を持った投稿を心がけてください。また、短期間のキャンペーンであるため、いかなる理由でも遅刻は認められません。 【同数得票について】 投票結果が同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 SSの投稿を終えたら 他のプレイヤーの試合SSを読んで、面白かった作品に投票しましょう!投票の仕方については次のページ【投票方法】をご確認ください。
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裏試合SS一覧 このページではダンゲロスSS4裏トーナメント参戦キャラクターのマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。裏トーナメントの詳細については裏トーナメントを参照してください。 裏試合SSへのリンク このページには、裏トーナメント開始時点で敗退したキャラクター、または本戦における結果が反映されたキャラクターが含まれる可能性があります。ネタバレを回避したい方は、先に試合SS一覧の各試合をご覧になってください。 試合結果がすぐに見えないよう、多めの空行を入れてあります。ご了承ください。 以下、表第一回戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第一回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】刑務所 善通寺眞魚 梶原恵介 試合公開ページ 【過去】桜並木 リュネット・アンジュドロー 廃糖蜜ラトン 試合公開ページ 【現代】避暑地 にゃんこ師匠 日下景 試合公開ページ 【過去】劇場 菊池一文字 紅井影虎 試合公開ページ 【現代】オフィスビル 純粋天使・須藤四葉 ツマランナー 試合公開ページ 【過去】闘技場 上毛早百合 刻訪結 以下、表準決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第二回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【古代】原生林 日下景 補陀落とろろ 真野海人&ネオ 試合公開ページ 【過去】港湾 梶原恵介 折笠ネル PTA少年・雲類鷲ジュウ 試合公開ページ 【過去】田園 古沢糸子 飴石英 廃糖蜜ラトン 試合公開ページ 【過去】図書館 ツマランナー 鈍亀の継嗣 本葉柔 試合公開ページ 【現代】温泉旅館 菊池一文字 刻訪結 以下、裏第二回戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏準決勝戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】マンション 古沢糸子 PTA少年・雲類鷲ジュウ 試合公開ページ 【過去】ディスコ 本葉柔 日下景 試合公開ページ 【過去】神社 刻訪結 刻の辻斬り 以下、裏準決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏決勝戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【過去】地下墓地 刻訪結 古沢糸子 本葉柔 以下、裏決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 エキシビジョン 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】変電所 綾島聖 古沢糸子
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魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 第十六話「悪魔は泣かない」 古代の戦船聖王のゆりかごの上で伝説の魔剣士の血を引く半魔の兄弟が再び巡り合い、以前共に戦った時をなぞるようにその肩を並べた。 「感動の再会って言うらしいぜ、こういうの」 「らしいな」 「まったく驚いたぜ? なんせ緑髪の姉ちゃんに突然“死んだ兄貴からの悪魔退治の依頼がある”なんて言われて。そのうえ“魔法の世界”なんてメルヘンな場所ときた」 「生憎だが一度も死んだ覚えはない」 「そいつぁ失礼。じゃあ俺の勘違いか」 再開を果たした兄弟は眼前の敵などまるで意に返さない口調で軽く語り合う、アーカムはその二人に怒りを露にし魔力を高めて襲い掛かる。 「ごちゃごちゃと喋るなああああ!!!」 高度の魔力を込めたエクスカリバーの刃を振りかぶったアーカムが高速移動で近づき、その凶刃を二人に見舞う。 だがその刃はダンテが片手で持つ魔剣リベリオンで防がれる。 ダンテはさらにもう片方の左手で漆黒の拳銃“エボニー”をアーカムの腹部に押し付けた。 「よう、久しぶりだなハゲ司祭。不っ味いオヤツの時間だぜ」 ダンテは不敵な笑みと共に凄まじい速度で銃を乱射、その弾丸には全てに莫大な魔力を込められているため着弾の衝撃に空間さえ歪み始める。 「ぐがあああ!!!」 あまりの攻撃の威力にアーカムは堪らず防御障壁を展開し大きく後退を強いられる。 「なんだよ鉛の弾は嫌いか? 悪いけど飴玉は切らしてるんでな」 強大な敵を前に不敵な態度を崩さずダンテは挑発まで入れる、その様にバージルの後ろに飛ばされていたシグナムは唖然として目を丸くする。 「バージル、この男は…」 「詳しい説明は後だ、危険だからお前は下がっていろ」 ヴィヴィオを抱き抱えたシグナムにバージルは全身から瘴気と魔力を立ち上らせながら答える、もう何の枷も無い以上は彼が本気にならない理由はどこにも無い。 「おにいちゃん…」 シグナムに抱かれたヴィヴィオが不安そうな眼差しでバージルを見つめる、バージルはそのヴィヴィオの頭を軽く撫でると優しく口を開いた。 「案ずるな、すぐ戻る」 「そうだぜお姫様。こっから先は最高にハードなR指定だ、良い子はママと一緒にカートゥーン(アニメ)でも見てな」 そのヴィヴィオにダンテも軽口をあきながら不敵な笑顔を向ける、しかしそのダンテの言葉にシグナムは顔を真っ赤にした。 「だ、だ、誰がママだ!!」 「違うのか?」 顔を赤くしたシグナムをからかうとダンテは銃をホルスターにおさめてバージルと共にアーカムに向かって歩き出す。 二人の身体から莫大な魔力と瘴気が溢れ出し空気を歪めていく、それは人外の者のみが纏う力。 決して人間の立ちいれぬ領域の気迫を放ちながら半魔の兄弟は眼前の敵との距離をゆっくりと詰めていく。 「それでは仕事の時間だぞ便利屋」 「ああ、前金でたっぷり貰っちまってるしな。派手に行くぜ」 眼前に悠然と歩み寄った二人にアーカムは激しい怒りを覚えその悪魔に成り醜悪になったその顔をさらに歪めて汚く吼えた。 「簡単に勝てると思うなよ屑共がああ!! こうなったら本気で殺してやる!!!」 そう言い放つとスパーダを模したアーカムの身体が大きく隆起し全長5メートル以上の体躯へと変わる。 その異形は、背部及び腹部から新たな腕を生やし、長く尖った尾を持ち、顔に牙を多量に生やした禍々しいものに変わった。 もはや伝説の英雄を模した形跡はどこにもない醜い悪魔がそこにいた。 アーカムは魔力も段違いに高くなりSSSランクに迫るほどであった、しかしダンテは呆れた顔で口を開く。 「おいおい、がっつくなよ。悪役が巨大化したら負ける合図だって知らないのか?」 「関係無いだろう、どんな姿になろうとも殺す事に変わりは無いのだからな」 「そうだな。まあ俺としちゃ、あんまり親父のマネされてると俺の顔までブサイクに思われそうだからこの方が良いぜ」 「ではこちらも本当の悪魔の力を見せてやるとするか」 「そいつぁ良いねえ、それじゃあ“本気の遊び”と行こうぜ」 ダンテとバージルはそう会話を交わすと共に身体に最高の魔力を込める、そして体中から瘴気と共に赤と青の魔法陣が現れる。 それは通常の人間が使う術式を用いたものではない、それは悪魔が生まれながらに使う魔力の発現であった。 莫大な魔力を身体から発しながらバージルとダンテの身体は人外の異形へと変わる。 翼持ち牙を持つ赤と青の悪魔、それは二人の本当の姿であり魔性の力の全てを発揮する身体である。 それこそが“魔人化”悪魔にして悪魔に非ず人にして人に非ず、故に“魔人”。 二人は高めた魔力と共に本来の姿と成り眼前の敵を絶殺せんと全ての力を解放した。 「あれは…一体?」 「なんやあれ!?」 バージル達の救援のため再びゆりかご上部へと飛んで来たはやてとキャロだがその目に映ったのは凄まじい魔力を解放して戦う3匹の悪魔の姿であった。 二人は離れた場所でその戦いの行く末を見守るシグナムの下に下り立つ。その二人と同時に悪魔との戦いを終えたスバル・ティアナ・エリオも駆けつけた。 「部隊長…これは一体?」 「私にも分からんわ…シグナム、これどうなっとるん? あれは一体誰なん?」 ティアナの質問にはやても答えられずシグナムへとその視線を移すがシグナムもまたどう説明すれば良いのか一瞬答えあぐねる、そして最初に口を開いたのはスバルだった。 「この魔力と気配……シグナム副長、あそこで戦ってるのってバージルさんですよね?」 「…ああ、そうだ。もう一人はダンテと言っていた、恐らくバージルが以前話していた奴の兄弟だろう」 その時、通信回線が開き懐かしい声が響く。 『通信大丈夫かしら? はやてさん、聞こえる? もうそちらにダンテさんは着いたかしら?』 「リンディさん!? もしかしてバージルさんの言ってた荷物って…」 『ええ、ダンテさんと言います。バージルさんに頼まれて彼の出身世界からお連れしたんです』 「そうなんですか…それにしても凄い力やな~これは私らが手出しできるもんとちゃうで…」 はやて達の眼前では人間の踏み込めない領域の戦いが繰り広げられ、半魔の双生児が絶対的なる死の舞踏を舞い踊っていた。 「ぎゃぐあああああっ!!!」 耳をつんざく凄まじい雄叫びが響き、爆音と共に赤い影が躍り巨大な悪魔に白刃を突き立てる。 それは魔人化したダンテが極大の魔力を込めた最強の刺突技スティンガーをアーカムに叩き付ける様だった。 ダンテの振るう魔剣リベリオンはアーカムの展開した4重の防御障壁と強固な外殻を紙の様に裂きその身体に根本までその刃を深く突き刺す。 「どうした悪魔司祭? まだダンスは始まったばかりだぜ!!!」 ダンテの叫びと共にさらに魔剣は休むこと無く突き刺さった場所を抉り、刀身が四方に踊ってアーカムの身体を斬り裂く。 舞い踊る魔剣リベリオンの斬撃は超高出力の魔力を纏ってアーカムの身体を斬り裂き抉り、容赦なく破壊していく。 「調子に乗りおってえええ!!!!」 アーカムは背と腹部から生やした4本の副腕と両腕のエクスカリバーを振りかぶり、自分の身体に斬撃を刻むダンテに向かって鋭い爪を打ち下ろす。 だがその6本の腕がそれ以上動くことは無かった、何故ならその腕全てに魔力で作られた無数の幻影剣が突き刺さりその動きの全てを殺していたのだから。 「調子に乗っているのは貴様だろう…屑が」 魔人化を果たしたバージルは展開数も威力も普段の非でない程に強力な幻影剣の刃をアーカムに連射して吐き捨てるように呟いた。 「それじゃあ“お空”に吹っ飛びな!!!」 「ぐひゃあああ!!!」 幻影剣により腕を串刺しにされたアーカムに無数の斬撃を刻んだダンテは続けて渾身の力を込めた斬り上げの斬撃“ハイタイム”でアーカムの巨体を宙に飛ばす。 「さあ鉛弾のご馳走だ、俺のオゴリだからたっぷり喰えよ!!」 魔人化したダンテの魔力を込められ爆発的に威力を増した二丁銃の弾丸が嵐のような激しさで宙のアーカムに襲い掛かる。 魔弾の破壊力はアーカムの巨体を宙に浮かせる程の衝撃を与える。 「がはあああっ!!!」 アーカムは超高速で乱射される弾丸の嵐に宙に釘付けとなり容赦なく命と魔力を削られる。 さらにそのアーカムの目の前に空間転移で移動したバージルが現れ閻魔刀の刃を閃かせた。 「銃弾だけでは物足りないだろう? 妖刀の刃もくれてやる」 怒りと侮蔑を声に込めて強力な魔力を宿した閻魔刀の白刃が宙で無数に舞い踊り、音速にすら達する程の居合がアーカムの身体を数多に刻む。 銃弾と妖刀の奏でる二重奏の圧倒的な殲滅力に魔力と身体を削られるアーカムは堪らず全力で防御障壁を展開して後退した。 「糞っ! 糞っ! 糞共があああ! 貴様らごとき半魔の若造風情がっ! よくもこの私の身体を傷つけてくれたなああ!!」 アーカムは激情にその醜く変わった容貌をさらに歪めて怒りの雄叫びを上げ、身体の魔力を高めるそして手にしたエクスカリバーにその莫大な魔力を収束していく。 「あの攻撃は少々やっかいだぞダンテ」 「まかせとけって、軽く受け止めてやるよ」 敵の強力な攻撃に対するバージルの注意にダンテは軽く返しながら背にリベリオンをしまって、アーカムに向かって挑発を入れる。 「C mon, wimp!(来な、ノロマ野郎)こっちは無防備だぜ」 「糞共がああっ!! まとめて死ねえええええ!!!!」 スターライトブレイカーにすら匹敵する程の破壊力を持ったエクスカリバーの魔力波動がダンテに放たれる。 ダンテはその黄金の魔力の渦を受け爆音を上げて煙の中に包まれた。 「げひゃひゃはっ! いくら貴様でもこの攻撃を受けて生きてはいられまい!」 アーカムは勝利の確信に下卑た声を荒げて笑うが晴れた煙の中から現れたのは先ほどと変わらずに立っているダンテの姿だった。 「なんだよ、もう終わりかい?」 ダンテは十字に交差させた腕から煙を上げながら唖然とするアーカムに口を開く、彼はただの両腕のクロスガードでエクスカリバーの攻撃を防いだのだ。 それは“ロイヤルガード”と呼ばれるダンテの魔技の一つであり、物理・魔力を問わず敵の攻撃のエネルギーを吸収しカウンターの反撃に回す最高の防御技術であった。 例えどんなに強大な破壊力を持った魔力波動だろうが単純に一直線で向かってくる攻撃にタイミングを合わせて防ぐなど、数多の悪魔を屠ってきたダンテにはあまりにも容易な事である。 ダンテは背の翼を翻し高速移動と空間転移“エアトリック”でアーカムに接近、アーカムは先の一撃を防がれた精神的な衝撃により反応を一瞬遅らせる。 「Time to rock!!(それじゃあ、ロックの時間だぜ!!)」 ダンテはそう言うと、スターライトブレイカーに匹敵する程のエクスカリバーの魔力エネルギーを吸収した腕にその吸収したエネルギーを全て込めた拳を叩き込んだ。 「げびゃあああ!!!」 大気が歪み空間が裂ける程の魔力エネルギーを持った拳の一撃を受けてアーカムがその巨体を大きく吹き飛ばされる。 そしてそのアーカムの吹き飛ばされた後方には大量の幻影剣を発射寸前の状態で待機させ、閻魔刀に最大最強の魔力を込めた居合いを放たんと構えるバージルの姿があった。 そのバージルの持つ絶対的な威圧感と殺気にアーカムは悪魔となったその身に死の恐怖を感じる。 「Die(死ね)」 バージルは静かに一言だけ言い放つと周囲に展開していた幻影剣を射出、同時に閻魔刀を抜刀し周囲を埋め尽くす程の広域次元斬の刃を躍らせる。 バージルはその嵐の如き激しい斬撃の渦でもってアーカムの身体を徹底的に斬り刻んだ。 バージルの放つ広域次元斬の空間を抉る斬撃の嵐を受けるアーカム。 そのアーカムの頭上に空間転移エアトリックで移動したダンテがリベリオンを天高く振り上げて現れる。 「オラアアア!!!」 そしてダンテは掛け声と共に魔力を込めた振り下ろしの斬撃兜割りをアーカムの脳天に叩きつけてその顔を二つに割った。 「ぎゃああああ!!!」 アーカムの叫びが響きダンテは着地すると同時にリベリオンを翻して凄まじい速度で無数の刺突を繰り出す。 「せっかくのパーティーなんだ、もっと踊ったらどうだい?」 ダンテは軽く言葉を吐きながらリベリオンの刃を血で潤していく。 そのダンテの猛攻にさらにバージルが閻魔刀で放つ抜刀術、疾走居合いの刃が加わりアーカムの身体を刻む。 「こいつには無様に踊ってもらおう…死の舞踏をな」 「なるほど、そりゃあ悪くなねえな。じゃあ激しいダンスと行こうぜ!」 ダンテの振るう慈悲無き魔剣の剣閃にバージルの放つ妖刀の軌跡が混じり、双魔の兄弟は最強の魔力を持つ魔の刃を舞い躍らせる。 「げはああっ…あぁぁあ…この私が…貴様ら風情に…」 魔人化した最大の攻撃力でもって繰り出されるバージルとダンテの猛攻にアーカムの身体は破壊し尽され、もはやその身は虫の息であった。 「そろそろ死ぬ時間だぞ屑」 「そろそろ地獄の片道キップをプレゼントしてやるぜ」 ダンテが二丁銃を抜き魔力を込めた弾丸を放とうとした瞬間、アーカムが最後の力で射撃魔法を発射。 その攻撃にダンテが右手に持っていた白銀の銃“アイボリー”を宙に飛ばされる、そしてその銃はダンテの横に並んでいたバージルの手に受け止められた。 二人は片手にその二丁銃を構え弾丸に高出力の魔力を込めていく。 「しっかし、またこいつに“コレ”を決めるとはね」 「まったく因果なものだな」 「Sweet dream(オネンネしてな) それじゃあまた“合言葉”で送ってやるぜ」 「地獄で悔いろアーカム」 二人は言葉と共に魔力を最高域に高めた弾丸を撃ち込み同時にその言葉を吐いた。 「「Jack pot!!(大当たりだ)」」 爆音と業火を巻き起こしながら弾丸に込められた莫大な魔力を受けてアーカムがその身体を消滅させていく。 「馬鹿なあああああ!!! この私が! この私がああああ!!!」 そして闇に溺れ悪魔にその身を堕とした背徳の司祭は今度こそ微塵も残さずこの世から消え去る、後にはその悪魔の振るった聖剣の名の得物のみが残された。 悪魔の司祭が塵一つ残さずに消滅したのを確認したバージルとダンテは同時に魔人化を解き元の人間の姿へと戻る。 「ちょっと出血大サービスし過ぎたな。こんだけ魔人化使ったら腹が減ってきたぜ」 自分の腹を軽く叩きながらそう呟くダンテに手の銃と共にバージルが言葉を投げる。 「報酬を払われているのだ、その分は働け」 ダンテはバージルが投げ返したアイボリーを受け取りながら軽口を叩き両手の二丁銃をクルクルと回す。 「バージルさん! 大丈夫ですか!?」 その二人の下に戦いを見守っていたはやて達が集まる。 「ああ大事無い」 バージルははやての言葉に静かに答える、その彼の下にヴィヴィオを抱えたシグナムが駆け寄る。 「バージル…」 「おにいちゃ~ん」 これまでの戦いや先の魔人化により魔力・体力を多大に消耗したバージルにシグナムとヴィヴィオは不安気な視線を送った。 「そう心配せんでも俺はこの程度では死なん」 バージルはそう言うとヴィヴィオの頭を軽く撫でて優しい眼差しをシグナムに向ける。 「おいおい、なんだよバージルやっぱお前の子供とカミさんか? なんで“お兄ちゃん”なんだよ?お前の教育方針か?」 「ば、ば、ば、馬鹿者おおっ! だ、だ、誰が“カミさん”だ!!」 シグナムは真っ赤になってダンテのジョークに反応する、はやてやフォワードがそのシグナムの反応に苦笑し場には穏やかな空気が流れる。 その時ダンテがふとバージルに声をかけた。 「ところでバージルこれからどうすんだよ?」 「何がだ」 「だからよ“あの時”の続きをやるのかって話だ」 ダンテはそう言うと手で回していた二丁銃をバージルに向けて構える、バージルもそれに応えるように即座に閻魔刀の柄に手をかけた。 「今からリターンマッチと行くかい?」 「…今ここでやる気か?」 「別に俺は構わねえぜ。それにお前なら早く殺り合いたくてしょうがねえんじゃねえか?やるなら早く済ませようぜ」 「…………」 場の空気がカミソリのような鋭さと鉛のような重さを持ち、兄弟は再びかつての邂逅のように一触即発の様を呈する。 バージルとダンテの間に流れる気迫の重圧にはやて達は圧倒され身動きができない、しかしその二人の間に幼い声が響いた。 「だめえええ!」 それはシグナムに抱えられたヴィヴィオの声だった、ヴィヴィオは涙ぐんだ瞳でダンテを睨み付ける。 「ぐすっ…バージルおにいちゃんイジメたらだめ!」 そのヴィヴィオの眼差しと言葉にバージルとダンテは一瞬で毒気を抜かれた。 「ははっ、こりゃまたおっかねえお姫様だ。おっかねえからケンカは無しと行こうか“お兄ちゃん”♪」 「……まったく敵わんな」 バージルとダンテは互いに得物から手を引き身体から発散していた殺気を鎮める、場の重圧が解けてはやて達は思わず息を吐く。 「ふ~、いきなりドンパチ風味はカンベンやで~」 「わりいな嬢ちゃん。久しぶりの兄弟感動の再会で興奮しちまったのさ」 その時ゆりかごが大きく揺れ動き、はやて達の足場を震えさせた。 「まだゆりかごが上昇しとるみたいやな…とりあえずここは危ないから転移魔法で離れるで~みんな動かんといてな。リィン、転移魔法陣の展開手伝って!」 「はいです」 「小っちゃな妖精さんもいんのかい? ホントにメルヘンな世界だぜ」 「リィンは小っちゃくないです~! ちょっと小柄なだけです!」 リィンとダンテが軽くじゃれあいながら、はやての形成した転移魔法陣が発動しその場の全員をゆりかご眼下の森へと転送した。 「もうあかん…しばらく魔法は使わんでいいわ…」 森へと下り立ったはやては度重なる疲労に膝をつく、それにならうようにフォワードメンバーもその場に座り込む。 「とにかく…ゆりかごの飛行速度も落ちとるみたいやから後は局の次元航空艦隊がなんとかしてくれるやろ~。ところで…」 はやては上空のゆりかごから視線をダンテに移し話しかけた。 「ダンテさんでしたっけ? バージルさんとは双子なんですか? そっくりやけど」 「まあな」 「しかし素肌にコートとは、なんちゅうエロ素晴らしい……いやっ! ハレンチな格好を」 「匂い立つ男の色気にリィンも思わず生唾ゴクリです~」 「何エロ発言してんだよバッテンチビ」 「うるさいです~そっちだってエロイ服と変な髪形のくせに~」 「誰の服がエロだ~!」 「こらリィン! そういうセリフは女同士の時だけやで~」 「いけないですっ! お口にチャックです~」 「ハハっ凄え話だなおい……しかしこのファッションが分かるとは良いセンスしてるな嬢ちゃん♪」 くだけた話をするダンテとはやてにリィンとアギト、全ての戦いが終わりを告げ疲弊していた他の者も緩やかな空気の流れに思わず苦笑を漏らす。 「ところでダンテ」 「なんだよバージル、リターンマッチの予約ならまた今度にしな。俺は今腹が減って死にそうでね、近頃は金がなくってピザを食うにも困ってんのさ」 「報酬の件だ」 「報酬? もう前金でたっぷりもらってるぜ。ついでに言うと借金返済でほとんど消えたけどな」 「後払いの報酬がある……受け取れ」 バージルはそう言うと首から下げていた“モノ”をダンテに投げ渡した、それは父と母の形見であり二人にとって亡き家族の最後の思い出だった。 「っておい!! こりゃアミュレットじゃねえか!? 良いのかよ! これは親父と母さんの……」 バージルはそのダンテの言葉にはやてやフォワードメンバー、それにシグナムとヴィヴィオをゆっくりと一瞥してから静かに口を開いた。 「構わん、俺はここで色々と抱えてしまってな……そいつは俺には少し重すぎる、これからは貴様が持て」 「そうかい…………分かったよ、“兄貴”」 ダンテはバツの悪そうな…だが嬉しそうな顔で苦笑してバージルの言葉に小さく返した。 「さて嬢ちゃん。俺は腹が減ってんだけどこの辺でピザが食える所は無えか?」 バージルからはやてに顔を移したダンテがさっそく大好物のピザの話に切り替える。 「そんなにお腹空いてるんやったら私がピザ作ったげますよ~♪ こうなったら大勝利記念に世界一大きなピザでも作りますか!」 「お~良いねえ。でもオリーブは抜いてくれよ?」 「世界一大きなピザ…なんだか魂の奥底からワクワクしてくる言葉です~」 はやての世界一大きなピザ発言にダンテとリィンが大喜びし、フォワードメンバーも騒ぎ出す。 「ピザか~そんな話聞いてたらなんだかお腹空いちゃったよティア~」 「まったくあんたは…でも確かにこれだけハードな戦闘の後じゃあしょうがないわよね~」 「キャロもお腹空いてる? 良かったら携帯食のスティックが一つあるけど」 「私はいいよ…エリオ君のなんだし…」 「それじゃあ半分づつ食べようよ?」 「そうだね…」 「部隊長! ここにいちゃついてる不届き者がいます~!」 「何言ってんのよバカスバル…」 「なんやって~!! この部隊長を抜け駆けして彼氏作るとはいい根性やー!」 「うわ部隊長もノリノリだし!」 「おいおい~魔法の世界じゃソッチの方も進んでんのかい?」 そんな穏やかな喧騒の場にシャマルや救護班を乗せたヘリが到着する、ヘリのハッチが開くと同時に駆け出して来たのはなのはだった。 「ヴィヴィオー!」 なのははヘリを降りるとヴィヴィオを抱き抱えたシグナムの下に駆け寄る 「ヴィヴィオ…ごめんね遅くなって…」 「ぐすっ…ママ~」 こうして非道なる悪魔に引き裂かれた親子は優しき魔剣士の手によりまた再開を果たした。 シグナムから受け取ったヴィヴィオをなのはは今度こそ離さぬようにしかと抱きしめた、ヴィヴィオもまたそんな母にしっかりと抱きすがる。 その様子をバージルは離れた場所で見守る、心なしか微笑を含んだ彼の顔は今まで彼の見せたどんな表情よりも優しかった。 ヘリで到着した医療班に治療を受けるはやてやフォワードメンバーになのはと再会したヴィヴィオ。 激闘を経て平穏を得た皆を一瞥しバージルは張り詰めていた緊張が解けたのか、それとも今までの疲労がたたったのか足がふらつき転びそうになる。 しかし彼が感じたのは土や草の感触ではなかった、それはもっと温かく柔らかいものだった。 「…すまんな」 「何、気にするな」 ふらついたバージルを受け止めたのはシグナムだった、シグナムは抱きしめるようにバージルの身体を優しく支える。 「バージル、お前も傷ついているのだから早くシャマルや医療班に治療を受けろ」 「俺は構わん、他の者の治療の方が先だろう…悪魔の身体はこの程度で…」 そのバージルの返事にシグナムは眉をひそめ、バージルが言葉を言い切る前に彼の額にデコピンを見舞った。 「…何をする」 「お前がまたそんな事を言うからだ。言っただろう…お前は人間だバージル。不器用で優しい人間だ」 シグナムは強い意志を込めたそして優しく温かい眼差しで真っ直ぐにバージルの瞳を見つめる。 「ふうっ……まったくお前には敵わんな、シグナム」 「………」 シグナムの言葉にバージルは観念したように息を漏らして返す。 しかしバージルのその返事を聞いたシグナムは何故か顔を赤く染めた。 「どうしたシグナム?」 「いやっ…その…先ほどのゆりかごの上でもなんだが…お前が私を“シグナム”と呼ぶのはなんだかむず痒くてな…」 シグナムのその言葉の通りバージルは今までシグナムの事を烈火と二つ名でしか呼んでこなかった。 だが先のゆりかご上部での戦闘中、シグナムとヴィヴィオを身を以って守ろうとした時からシグナムを名前で呼んでいたのだ。 バージル自身もこの変化をシグナムに言われて初めて知り、自身の変化にバージルは意外そうな顔をする。 「そうだったか?」 「気づいていなかったのか? まったく……とにかくこっちに来い怪我人!」 シグナムはそう言うとバージルを近くの木の木陰に引いて行く、そしてその木の根元に座り込むとバージルを引き倒す。 「一体…なんのつもりだ?」 「怪我人はおとなしく寝ていろ。これなら少しは休めるだろう?」 シグナムは座り込んだ自分の膝を枕にしてバージルを無理矢理に寝かせたのだ。 「まったく勝手な女だな…」 「私の膝枕では不満か?」 「そうだな…悪くは無い…」 木漏れ日の下で温かく柔らかい膝に身を委ね、バージルは静かに目を閉じてまどろみに意識を落とした。 そしてその二人の下にヴィヴィオが慌てて駆けて来た。 「おにいちゃ~ん」 「ヴィヴィオ、静かに」 「あれ? おにいちゃんねちゃったの?」 「ああ」 「そうなんだ…なのはママに“たすけてもらったおれいをいいなさい”っていわれたのにな~」 「起きてから言ってやれヴィヴィオ。今は静かに寝かせてやろう」 「うん」 そしてヴィヴィオはシグナムとバージルの横にちょこんと座り込むと、おもむろに口を開き静かに歌を口ずさみ始めた。 「…それは?」 「まえにおにいちゃんがおしえてくれたの♪ “あくまはなかない”っておうたなんだよ。おにいちゃんのママのおうたなんだって」 「そうか……では私にも教えてくれないか」 「うん♪」 そしてシグナムとヴィヴィオは静かに紡ぎだす、かつて彼の母がバージルとダンテの二人に歌ったその子守唄を。 夢を見た…それは母の夢。 いつも俺が見ている母の死んだ日の夢かと思ったが、それは違った。 遠くで母は親父と一緒に俺を見つめていて、そして何故か俺の周りには大勢の人間がいた。 それは見覚えのある連中ばかりだった、やけに気さくな部隊長に危なっかしい教え子達それに俺を仲間と呼ぶ大勢の人間がそこにはいた。 そして俺の隣には桜色の髪の女と俺の手を弱弱しく握る小さな少女がいた。 その大勢の仲間に囲まれる俺を見た母は親父と共に俺を見届けると霞のように消えていく。 母が何か口を開き語りかけて来たが夢の中で何を言ったのか聞き取れなかった。 母が目の前で消え去っても、俺はもうあの胸を裂かれるような激情も絶望と共に去来する無力感も感じない。 大切な者を守れた…それを二人に見せられた事が俺の胸を満たしていった。 暖かな木漏れ日の下で静かにヴィヴィオと歌を口ずさむ中、シグナムはふと膝の上で眠るバージルの小さな変化に気づき優しい微笑を浮かべた。 それは普段の彼女を知るものなら信じられない程に柔らかく慈愛に満ちたものだった。 「“悪魔は泣かない”か………その通りだなバージル」 シグナムはそう言うと自分の指で優しくバージルの顔を撫でる、その指先には透明な一筋の水の雫が付いていた。 静かに優しく歌は続く、Devils Never Cry(悪魔は泣かない)と。 続く。 前へ 目次へ 次へ
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本戦SS一覧 このページではマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。 試合SS 試合SS キャラクター名 投票結果 戦場A:【線路】STAGE 転生を司る女神 投票結果 真新 初 戦場B:【水没都市】STAGE 鳥河津 ミサ 投票結果 汐名莉弥 戦場C:【キャンプ場】STAGE マリちゃん教授 投票結果 (対戦相手のプロローグに登場する一番ヒロインっぽいキャラ) 戦場D:【エロトラップダンジョン】STAGE 細木綾乃 投票結果 サイクロプス染谷 ベストSS投票結果 / ベストキャラ投票結果
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解説入手法と総数 ミッション中のブルーオーブの欠片の入手場所武闘神像の詳細武闘神像一覧 Tips 解説 ブルーオーブを入手するとライフゲージの最大値が1目盛分上昇する(最大HP+1000)。ブルーオーブの欠片は4個集めると同時にブルーオーブ1個に変化する。 ライフゲージの最大値の初期状態:6目盛(最大HP 6001)ライフゲージの最大値の上限:20目盛(最大HP 20001)。 入手法と総数 入手法 総数 カスタマイズ画面にてブルーオーブを購入して入手 6個 シークレットミッションでブルーオーブの欠片を入手 12個 ミッション中に特定の場所に設置されているブルーオーブの欠片を入手 10個 武闘神像を破壊してブルーオーブの欠片を入手 10個 ミッション中のブルーオーブの欠片の入手場所 M03 スラム13番通り 時空神像の手前の建物の上 左奥の建物の上【魔の武闘神像】(B) リベリオンで破壊バージルは閻魔刀で破壊 M04 天照らす天文の間 扉の上の方パイプを足場にしてキックジャンプで取る M05 深遠なる奈落の間 【氷の武闘神像】(A) ケルベロスで破壊バージルはベオウルフで破壊 M06 閉ざされし暗黒の回廊 【炎風の武闘神像】(A) アグニ&ルドラで破壊バージルはフォースエッジで破壊 M07 虚空を掴みし闇の回廊 柱の上に乗りジャンプ 昇降機関の間 【魔の武闘神像】(SSS) リベリオンで破壊バージルは閻魔刀で破壊 M08 リバイアサン 胃峡 幽霊船の上エアハイクを利用すると楽にたどり着ける リバイアサン 腸 出口側の横穴の奥【氷の武闘神像】(SS) ケルベロスで破壊バージルはベオウルフで破壊 M09 地底御苑 時空神像の真上にある横穴 大地底湖 鍾乳洞の入口の左側【雷の武闘神像】(B) ネヴァンで破壊バージルは閻魔刀で破壊 M11 礼拝堂参道 ドア付近の上の方 生贄搬送貨車 乗車場 【炎風の武闘神像】(SS) アグニ&ルドラで破壊バージルはフォースエッジで破壊 M13 黒曜石通路 黒曜石通路の奥にある行き止まり【雷の武闘神像】(SS) ネヴァンで破壊バージルは閻魔刀で破壊 M14 最深部 礼拝堂 【光の武闘神像】(C) ベオウルフで破壊(ゲーム進行上、必ず破壊することになる)バージルはフォースエッジで破壊 牢獄通路 牢獄通路の出口付近 M15 地下闘技場 橋が崩れた部分から下に降りた先にある地下闘技場から伸びる柱付近にある瓦礫の上 M17 撃ち貫きし魔柱の間 【光の武闘神像】(SSS) ベオウルフで破壊バージルはフォースエッジで破壊 天駆ける光の庭園 階段を上った先の昇降機関 M18 蘇りし亡者の冥府 ボスラッシュ 9箇所すべて制覇でゴール地点付近に出現 武闘神像の詳細 武闘神像一覧 ミッション 場所 ダンテ属性:対応武器 バージル属性:対応武器 必要ランク M03 スラム13番通り(左奥の建物の上) 魔:リベリオン 闇:閻魔刀 B M05 深遠なる奈落の間 氷:ケルベロス 光:ベオウルフ A M06 閉ざされし暗黒の回廊 炎風:アグニ&ルドラ 魔:フォースエッジ A M07 昇降機関の間 魔:リベリオン 闇:閻魔刀 SSS M08 リバイアサン 腸(出口側の横穴の奥) 氷:ケルベロス 光:ベオウルフ SS M09 大地底湖(鍾乳洞の入口の左側) 雷:ネヴァン 闇:閻魔刀 B M11 生贄搬送貨車 乗車場 炎風:アグニ&ルドラ 魔:フォースエッジ SS M13 黒曜石通路(黒曜石通路の奥にある行き止まり) 雷:ネヴァン 闇:閻魔刀 SS M14 最深部礼拝堂 光:ベオウルフ 魔:フォースエッジ C M17 撃ち貫きし魔柱の間 光:ベオウルフ 魔:フォースエッジ SSS Tips 対応する近接武器以外の攻撃は無効。 ダンテの場合は必要ランクがSS以上の武闘神像はソードマスタースタイルを推奨。基本的に近距離属性の攻撃しか効かないが、例外として、一部の遠距離属性技(ネヴァンのコンボ1やジャムセッション等)は有効。 一方、ガンスリンガースタイルで発動出来るガンスティンガーやグラップル、ヒステリックの突き刺し部分は近距離属性技でありながら、魔属性対応をはじめとした全ての武闘神像に対して弾かれてしまうため、無意味。 ロイヤルガードスタイルで発動出来るリリースの属性は現在の装備武器に依存しているらしく、ダメージ蓄積した状態で対応する近接武器を装備して発動すればStpゲージを加算する事は可能。基本的にはソードマスタースタイルのが効率が良いためわざわざダメージ蓄積させて使うまでも無いが、全てのスタイルを同時に使えるSwitch版のフリースタイルモードならば選択肢の一つになり得る…かも知れない。 挑発は無効(バージルの閻魔刀やフォースエッジの納刀動作も含む)。 基本的に一度使用した技は数秒間Stpゲージが加算されないが、べオウルフ(ダンテ)のほとんどの技は攻撃ボタンを長押して出す事で溜め攻撃が可能であり、溜め段階(溜め無し・溜め1・溜め2)を使い分ければ同じ技を使用してもStpゲージが加算される。 連打持続型の技はコンボランクが大きいほど、より長く持続する。 バージルのフォースエッジコンボ2〜3段目、コンボフィニッシュ1刀目は閻魔刀を使うため闇属性扱いとなっているが、武闘神像に対しては魔属性対応ならば問題なく通る。逆に闇属性対応には弾かれるが。 伝説の魔剣士(バージル)の魔人ネロ=アンジェロの剣による攻撃は閻魔刀と同じ扱いになり、体術による攻撃はべオウルフと同じ扱いになる。
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本戦SS一覧 本戦SS一覧 失格SS一覧 投票所 参加キャラクター名簿 本戦SS一覧 文字数 引用する幕間SS 備考 その1 33,475字 夜魔口悪童(ロキ)55歳の一日・夜魔口の社長は女装スキルが凄く高い その2 29,578字 なし その3 20,689字 夜魔口悪童(ロキ)55歳の一日・偽ミルキーウェイの招待状を送ったのは夜魔口組 その4 32,498字 【伊藤風露】人工探偵に関する用語解説・人工探偵の詳細 その5 19,300字 なし その6 7,995字 なし その7 53,248字 SSRace SSその5・舞台設定等、可能な限り表優勝者の描写に準じますSSRace幕間『And the story ends. But…』・同上 その8 15,711字 なし その9 31,693字 【メリー・ジョエル】キャラクター説明補完用語・キャラ説の固有名詞に関する解説*Chat Log(新世界⇔どこか)・どこか違う世界の、焼きそばパン真実 その10 37,538字 なし その11 6,964字 夜魔口悪童(ロキ)55歳の一日 その12 38,253字 夜魔口悪童(ロキ)55歳の一日・夜魔口悪童(ロキ)はアニメ怪盗ミルキーウェイのマニアである その13 17,150字 なし 失格SS一覧 文字数 引用する幕間SS 備考 その14 投稿なし その15 投稿なし 投票所 投票する 参加キャラクター名簿 キャラクター名 性別 学年 特殊能力名 アナルパッケージホールド 男性 その他 カタパルトキック 安出堂メアリ 女性 2年 リターンオブザドランカー 天雷テスラ(あまらい・てすら) 女性 1年 電流戦争 一之瀬 進 男性 3年 千丈一穴 伊藤風露(いとう ふうろ) 無性 1年 天・地・則(てん・ち・のり) カレーパン 男性 3年 華麗流 三段(かれいりゅう さんだん) 可憐塚みらい(かれんつか みらい) 女性 1年 ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュに捧ぐ 久留米杜莉子(くるめ とりこ) 女性 3年 食戟のソーマ 黒天 真言(くろあめ まこと) 男性 1年 Get Midheavenーー ルーカー、僕に救いを ーー 下ノ葉安里亜(しものはありあ) 女性 3年 馬鹿は百薬の長 須楼望 紫苑(すろうもう しおん) 女性 2年 夢心地悠長空間(トロイメライ) 天ノ川 浅葱 (そらのかわ あさぎ) 女性 2年 見抜く MACHI 女性 1年 KILLER★KILLER 未来少女 メリー・ジョエル 女性 1年 翅(フェデール/エイル) 霊能者 雲水 男性 1年 行雲を留め流水に濯ぐ
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野試合SS一覧 このページではダンゲロスSS4野試合参戦キャラクターのマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。野試合の詳細については野試合を参照してください。 野試合SSへのリンク このページには、野試合開始時点で敗退したキャラクター、または本戦における結果が反映されたキャラクターが含まれる可能性があります。ネタバレを回避したい方は、先に試合SS一覧の各試合をご覧になってください。 試合結果がすぐに見えないよう、多めの空行を入れてあります。ご了承ください。 以下、表決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第一回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】吊り橋 千葉時計草(伊藤日車) 菊池一文字 本屋文 試合公開ページ 【過去】花園 山口祥勝 メリー・ジョエル 試合公開ページ 【過去】空母 希保志遊世 上毛早百合 試合公開ページ 【現代】厨房 ウィッキーさん 色盲画家ストル・デューン 善通寺眞魚 試合公開ページ 【現代】雪蔵 柊時計草(風月藤原京) 飴びいどろ リュネット・アンジュドロー
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本戦SS一覧 Season 1 {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec1-1:【ストリート】STAGE チャレンジャー:張本負切洲 【ストリート】結果 モンスター:牝垣パルフェ {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec2-1:【砂漠】STAGE チャレンジャー:正空寺サツキ 【砂漠】結果 モンスター:天台河原登志夫ヴィルヘルム (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec3-1:【SASUKE】STAGE チャレンジャー:禅谷回那 【SASUKE】結果 モンスター:萩原セラフ {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec4-1:【採石場】STAGE チャレンジャー:原門りんご 【採石場】結果 モンスター:冬知らずの魔女、カレン (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec5-1:【刀林処地獄】STAGE チャレンジャー:名無し 【刀林処地獄】結果 モンスター:"傷跡の送り手“パーシリヴァル {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec6-1:【溶岩地帯】STAGE チャレンジャー:柏木エリ 【溶岩地帯】結果 モンスター:十三代目武田信玄 (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec6-2:【希望崎学園】STAGE チャレンジャー:柏木エリ 【希望崎学園】結果 モンスター:冬知らずの魔女、カレン
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魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 番外編Bad End 回避シナリオ Side Signum 夢を見た。 ほんの少し歯車が狂ったが為に最悪の軌跡を辿った未来で仲間や家族が死に果てる。 そして最後に自分は最愛の恋人である男の刃にかかり死に至るというものだった。 シグナムはシーツを跳ね除けるようにして眠りから目を覚ますと荒い息を整える。 先ほどの悪夢の光景が、血と涙に濡れた視線の先で自分を殺した最愛の魔剣士が悲しみに泣く様が目に焼きついて離れない。 「はぁっ はぁっ なんて夢だ…」 悪夢の残留が心に突き刺さり後から後から涙が溢れて止まらない。 それ程にあれは最悪の悪夢だった。 自分が彼に殺されるなら耐えられる、だが彼が己の心を闇に落として苦しみ悲しむ様を見せられるのはどんな苦痛よりもシグナムの心を深く抉るのだ。 シグナムはやっと涙を拭い去り、隣で眠る最愛の魔剣士へと視線を移した。 静かに眠るバージルの寝顔を見てシグナムは思わず彼に抱きつき、伝わってくるガッシリとした身体の感触と温もりで悪夢の残留を払う。 「ふぅ…しかし、いつまでもこうしてはいられんな…」 しばらくバージルの胸板に頬をすり寄せて溶け合うようなまどろみに浸かっていたシグナムだがさすがにいつまでもこうしていては妻になる身としてだらしないと思い、顔を上げる。 シグナムがバージルとこうして夜を共にして彼より早く起きる割合は半々だった。 せっかく彼より早く起きたのだからちゃんと朝食を用意しなければならない、と自分に言い聞かせてシーツから出る。 「起きろアギト。朝だぞ」 「あ~~さ~? あぁ起きる~起きますよ~」 シグナムは別室で寝ていた(理由は聞くな!)アギトを起こして朝の準備を始める。 「アギト、私は少しシャワーを浴びてくるから先に朝食の準備をしていてくれ」 「あいよ~、合点だ」 シグナムはアギトにそう言い残して浴室へと向かった。 昨日も寝る前に入浴は済ませたのだがシーツに染み付いた情交の残り香が身体に移っていないかと気になるのだ。 きっとただの杞憂だろうがそれでも彼の前では自分の姿をより良く見て欲しいという女としての矜持である。 シグナムはシャワーを浴びながらふと自分の下腹部を撫でる。 「それに私では妻には成れても……母には成れないからな…」 彼女は普通の人間ではない、夜天の書のプログラムとして作られた魔道生命体である。 守護騎士の身体が限りなく人間に近づいてもきっと子供は産めないだろう、その事を考えるとバージルに対してすまないという思いでいっぱいになる。 彼はその事をまるで気になどしていなかったが、せめてそれ以外では彼を満足させられる女に成ろうと思い念入りに身体を洗う。 「…だからせめて…身体くらいは綺麗にしておかねばな…」 シャワーを終えたシグナムはキッチンへと向かい朝食の準備をする。 その日の朝食は昨日の残りのホウレン草の御浸しに鮭の切り身を焼いて味噌汁を作るという純和風のものである。 シグナムは鮭の身に包丁を入れながら“結婚したら毎日こうやって朝食の準備をするのか”と考える。 (毎日これなら、今からバージルより早く起きるのに慣れなければな…) そしてつい昨日の夜の事も思い浮かべてしまった。 「だ、だが毎晩アレでは私の体がもたんぞ! そ、そうだな週4…いや週5くらいなら……いや、でもバージルがどうしてもと言うのなら毎晩でも……ブツブツ」 何か訳の分からない事をさっきからブツブツと言っているシグナムに若干引き気味の視線を送っていたアギトが意を決して話しかけた。 「あ~…シグナム~? 大丈夫か? どっかで頭ぶつけたか?」 「はっ! アギト…すまんな大丈夫だ…ところで味噌汁に豆腐を入れてくれ」 「あいよ~。でもさぁシグナム~毎回思ってんだけど、この味噌汁味薄くないか?」 「いや、それで良いんだ。これくらいがバージルが一番喜ぶ」 「あ~…そうなんだ…ははっ」 そのシグナムの言葉にアギトは最高に乾いた笑いを浮かべて苦笑した。 朝食の準備を大方終えたシグナムはバージルを起こしに寝室へと向かう。 「もう朝食だぞバージル」 シグナムはそう言うと同時にドアを開けた、そこには既にベッドから身体を起こしているいるバージルの姿があった。 バージルは唖然とした顔でシグナムの顔を見つめている、そして心なしか彼の顔は少し濡れているような気がした。 「どうした? 今日は休みだからといって、まだ寝ボケているのか?」 まだ頭の冴えていない恋人にそんな冗談めいた言葉をかけるが、彼は相変わらず反応を見せずにシグナムの顔を食い入るように見つめてくる。 そしてシグナムは先ほど自分が朝食の準備をしていた事を思い出す。 もしかしたら何か自分の顔に付いているのではないかと思い頬に手を当てて慌てて口を開く。 「何だ? もしかして何か顔に付いているのか?」 そのシグナムの言葉にもバージルは何も返さず静かに立ち上がるとシグナムに近づいて来た。 「どうしたバー…ひゃっ!」 バージルはシグナムに近づくや否や彼女の身体を抱き寄せたのだ。 「どうした? いきなり…」 「………」 バージルは無言でシグナムの腰に回した腕に力を込めてさらに強く抱きしめる。 「ちょっ…苦しい…本当にどうしたんだ?」 シグナムはそこで昨晩見た悪夢を思い出す。 「何か悪い夢でも見たのか?」 「……ああ」 「そうか…」 その言葉を受けてシグナムは堪らなくなる。 きっと彼がこうして己の弱い所や脆い部分を曝け出すのはこの世で自分だけだ、その事実が心を満たして涙が出そうになる。 そうしてシグナムはバージルの身体に優しく腕を絡めて抱きしめながら囁いた。 「大丈夫だ……私はここにいるから」 (そして絶対に離れない…この身と心のある限りその傍らでお前を支え続けよう…) シグナムは胸中にて改めて彼への深い愛を思った。 「……すまんな…みっともない所を見せて」 「もうすぐ夫婦になるのだ、気にするな」 「シグナム~味噌汁の鍋に火かかったままだったぞ~。バージルの旦那起こすのにどんだけ…」 そんな所にアギトがやって来た、そして最高に間の悪い状態の二人を目撃する。 抱き合った二人を見たアギトは顔を真っ赤にする。 「アギト、これはだな…」 「お、お邪魔しました~!! 2時間ぐらい外行ってるから、ごゆっくりどうぞ!!!」 アギトの去った部屋で二人は呆然としながらもやっといつもの調子に戻る。 「何だか…勘違いさせてしまったな…」 「だな」 「それでは朝食にするか」 「ああ。二人きりというのも悪くは無い」 バージルとシグナムはそう言うと自然に身体を寄せ合っていた。 「あ~それにしても朝っぱらから熱すぎだよあの二人は……さすがは烈火ってか…」 部屋をでたアギトはフワフワと飛んで、とりあえず外で時間を潰す算段をする。 「はやてん所でも行くかな~…でもそうしたらシャマルあたりが根掘り葉掘り聞いてくんだろうな……ん? なんだこりゃ?」 独り言を言っていたアギトがふと自分の頭に乗っていた小さなモノに気づく、それはアギトの手で掴めるくらいのプルプルしたクラゲみたいな生物(?)だった。 「キモッ!」 アギトはそう言ってそれを地べたに放り投げて潰した。 「どっかで拾った魔法生物かな? まあどうでも良いか…」 アギトは知らない、それは夢魔の中でも最低クラスの悪魔でありバージルとシグナムの二人に悪夢を見せた元凶だった事を。 あまりに魔力が少なかったので誰も気が付かなかった夢魔だが、アギトの手によりあっけなく裁きの鉄槌は下される。 烈火の剣精アギトはロードの小さな危機を偶然でも守ったのであった。 This Is True End 前へ 目次へ