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【前回までのあらすじ】 天才ピアニスト銀河進はついに黒鍵のみでチューリップを演奏することに成功したが、血の繋がらない妹に指がカニみたいと嘲笑され円形脱毛症に陥る。 一方、同じく円形脱毛症の暗黒王ジョンはバイト先の後輩に陰から「キムチ」と呼ばれていたことに激怒し、さらに仕事場の空気が気まずくなる。 そして砂場をココアパウダーに変えることにまで成功した暗黒仮面トムは、 調子に乗って荒れに荒れたお肌を異様なほどモチモチに変えてしまった無茶がたたり円形脱毛症に陥る。 はたして彼らの頭皮の行方は? そして最近抜け毛の気になるロンリネスマスクのお肌の微妙な張りの秘訣とは? 物語は激動のクライマックスへ突入! 「なんだよこのおにぎり具が入ってないじゃないか。具をもっと入れろよまったく……あ、具をグッと入れろ」 聖徳太子(ノーパン)は小野妹子と共に遣隋使になった。皇帝煬帝に会うため船で洛陽を目指していたはずだったのだが、いつの間にかバトルロワイヤルという珍奇な祭に参加することになっていた。 「むしゃむしゃ……しかし妹子のやつ……しゃむしゃむ……このバトルロワイヤルに……しゃぶしゃぶ……乗るつもり……しゃぶ……なのだろうか……ゲェーップ」 スポーティーな私に嫉妬して襲いかかってくることもあり得るな――太子はそんな馬鹿なことを考えながら、デイパックを肩にかけ周辺の探索にあたる。 呑気に鼻歌を交えながら、悠々と街路を闊歩するその姿は、どこからどうみても変質者そのものであった――。 「ツナが大好き小野妹子~、枕の中はツナでいっぱい~トゥナイトゥ!」 「畜生っ・・・!! 畜生、畜生っ・・・!!」 ――平山幸雄は、良くも悪くも、いたって普通の人間であった。 例えば、彼の有する瞬間記憶能力。これは日常で役立つことは確かだが、それを彼が使いこなす機会などめったになかった。 いつか知り合いの刑事に唆され、ヤクザの麻雀の代打ちを務めたときも、自らの徹底的な確率主義が災いし、瞬間記憶能力を生かす間もなく彼は玉砕した。 その時に彼は痛感したのである。自分は天才とはほど遠い、ちまちま小銭稼ぎをするしか能のない小者なのだと。 ――以来、しがないギャンブルにかまけること数年……すっかり負け犬根性の染みついた彼に訪れた転機が、此度の鷲巣麻雀であった。が、しかし――。 「なんでっ・・・こんなことがっ・・・!?」 鷲巣邸に向かう途中、目の前に黒い霧が立ち込めたかと思うと、次の瞬間には彼の意識がぷっつりと途絶えた。 そして気がつけば、烏合の衆と共に殺し合いが始まり、現在に至っている。 「俺は麻雀しに来たんだ・・・殺し合いなんて寝耳に水・・・!!」 昭和の怪物と畏怖される鷲巣巌だが、彼はそれなりの覚悟を持ってリスクある麻雀を打つことを了承した。 しかし、勝率イーブンのゲームを殊更忌避する彼にとってすれば、一歩間違えれば即己の死に直結するデスゲームなど、本来ならば御法度。 つまり、ここ数年のしょぼい生活から脱却するための足掛かりになるのではと、半ば冷静さを欠いた判断でもあった。 そこに追い討ちをかける、普通人にとって全く勝算の見込めない殺し合いを強要させられたとあっては、水に浸した紙同然、一触即発の精神状態に追い込まれるのは至極当然のことであろう。 「あぐ、うう・・・くくくっ、くそったれ・・・ありえない・・・断じて・・・!」 何処とも知れぬ薄暗い森の中……開口を吐く不純な日本語の羅列は、皮肉にも彼のその精神状態を最も端的に示していた。 がりがりと近くの樹木をかきむしる姿も相余って、見る者は凡そ常軌を逸しているとしか思えないだろう。 しかし、これこそ通常。 死を目前にして容易く錯乱。これこそ心理の理(ことわり)。 「カカカ・・・そうだ・・・それでいい・・・それが普通・・・存分に狂え狂え・・・!」 ――そんな彼の様子を可笑しそうに笑いながら、しかし器用にも息を潜めつつ、遠巻きに窺う一人の老人がいた。 誰であろう、平山幸雄を地獄へといざなおうとした張本人――昭和の怪物こと鷲巣巌(わしず・いわお)である。 「平山幸雄・・・ククク、あやつは捨て置いても何ら支障はなかろう。むしろ錯乱したあやつを泳がせ、参加者の始末役を一任させるのもまた一興・・・!」 それにいざとなれば――と、鷲巣は背広の懐から黒いノートを取り出しながら、にやりと醜い邪笑を浮かべる。 「デスノート・・・まさかとは思ったが、こんな不可思議な帳面がこの世に実在するとはな・・・」 疑わしい一品だったが、鷲巣巌は既に試し書きを施していた。その証拠に、彼の足下には生気の抜けた瞳をカッと見開き、地べたに這いつくばる少女がいた。 「ククク・・・たしか、梨々・ハミルトンとかいったか? すまんのう・・・わしゃあ、おなごとて容赦はせんタチでな」 (ククク・・・しかしマヌケ・・・実にマヌケ・・・! これだから最近の童は好かんのだ・・・どいつもこいつも緊張感に乏しい・・・! わしが十にもならぬ頃には、どのような不測の事態にも動ぜぬ鋭利な判断力を培っていたというのに・・・!) 『お爺さん、そのノートは?』 『いや、なぁに・・・わしゃあ、ちょいとココが弱くてのう・・・名前をメモせんとすぐ忘れてしもうてな。 すまんが、お嬢ちゃんの名前をこの老いぼれに教えてもらえんか?』 『そういうことでしたらもちろん! わたしは――』 「馬鹿・・・典型的なお人好し・・・! 名前一つにしても利用価値は多分にあるというのに、この体たらく・・・!」 鷲巣はクッククと腹を抱えて笑いをこらえながら、梨々・ハミルトンの亡骸を無情にも踏みにじる。 その姿たるや、まさに外道!! 「クカカカ・・・さぁて、のんびりとはしてられんの。 血湧き肉踊る殺し合い・・・なんとひさかたぶりか・・・! あんなまどろっこしい麻雀なんぞの数倍興ずるわ・・・!」 世界有数の法治国家と化した現代日本において、未だに弱者を弄ぶ残虐非道な殺人ゲームを繰り返していた鷲巣巌。 その高慢なる胸中にあったのは、ただただ己が矜持を満たそうという底抜けの貪欲さと、それに比例して肥大する、潤しようのない砂漠のごとき渇きであった。 ――ぬるい、ぬるすぎる! ――なんと張り合いのない。 ――つまらん。 苦肉の策として考案した鷲巣麻雀も、彼にとって何のこともないただの娯楽となってしまっていた。 殺せども殺せども、戦時の血潮を呼び覚ますことのできぬ苛立ちの矛先は、やがて彼に附帯する僕たちにも向けられたが、それでも叶わぬ欲望の昇華。 ――この殺し合いに参加させられたのは、そんな矢先のことであった。 募り募った鬱憤を晴らす絶好の機会――彼が欲していた殺しの正当性を見事にクリアーしたこの状況は、まさに鷲巣にとって楽園に等しかった。 (さて・・・まずは、どうしたものか・・・) 高ぶる熱情を抑えつつ、鷲巣は現状を冷静に分析し始める。 (・・・デスノートを扱う上での大まかなルールはすでに把握した。 が、どうにも解せん・・・こんな強力な武器を支給するからには、何か相応のリスクがあのガキに付きまとうはず・・・。 デスノートの効力が発揮する鍵は大きく分けて3つ。 1つ目は人間であること。 2つ目は名前と顔が一致すること。 3つ目は記入した死因に矛盾がないこと。 人間にしか効果は現れない・・・つまり地獄人と名乗ったあやつ――アノンには効かないということは自明の理か・・・。 だが、ここで問題となるのはそんなことではない・・・。 わざわざこのような注意書きをせねばならん、もっと他の理由があるということ・・・。 あ゛・・・!? 待て待て・・・? ということは、つまり人外・・・化け物の参加っ・・・!? この殺し合いにっ・・・!? あり得るぞ・・・主催者が人外ならば参加者が人外でないという根拠がどこにあろうか・・・。 そして名前と顔が一致すること・・・これもかなりの曲者・・・! 顔を隠されたり偽名を使われたりなんぞすれば、いざという時に殺せんということっ・・・! 幸いにも参加者名簿があるが、真偽を確かめる術がなくてはどうしようもない。 なるほど・・・このノート・・・強力ではあるが、同時に過信しすぎればいざという時に足下を掬われかねん・・・ということか。 命の危機にさらされたシチュエーションで、はい、効きませんでした・・・では話にならんっ・・・!) 狂気の塊であるかと思われたその頭脳は、しかし常人ではけして辿り着けぬ予測を導き出していた。 これこそ、彼が昭和の怪物と恐れられる最大の由縁である。 柔軟な発想、奇抜な計略、大胆な行動。 狂気ありきの鷲巣などではない――鷲巣ありきの狂気なのだ。 すべては計算により裏付けられし確信から生ずる結果なのである。 (冷静になるのだ。目先のことに捕らわれ、大局を見失ってどうする。 そもそもだ。あの小僧が約束を守るような聖人君子に見えるか? あ? いやいや、見えん見えん! つまり、わしはこの殺し合いを生き延びると同時に、あやつを出し抜く方法をも考えなければならないということ! だが・・・どうやって・・・? この首輪を外す手段は、今のところ皆目見当もつかん。 もし可能性があるとすれば、その手の知識に富んだ参加者の協力を扇ぐしかあるまいが、しかしリスクが高すぎる。 裏切られたりなんぞしたら即アウツ・・・終わり・・・!! …しかしだ。 …何もしないわけにも・・・もちろんいくまい。 目下は信頼に足りる協力者の探索が先決・・・そして直接的な殺傷武器の確保も平行して行うべきか・・・。 しかし、これはこれで面白くなってきた・・・狩るか狩られるか・・・首筋がヒリつくような圧倒的スリルっ・・・! わしは登りつめるぞ・・・このサバイバル・・・帝王はこの鷲巣巌ただ一人・・・!!) 恍惚の笑みをこぼしながら、鷲巣巌はそっとその場を後にする。 そして、淡い鶯谷色の木漏れ日に包まれてゆく森の中に、たった一人取り残された平山幸雄は、ただただ己の不運を呪い続け、涙する――。 「なんてことだ。摂政ともあろう私が道に迷ってしまうとは」 小野妹子を捜す聖徳太子は、スラム街の路地裏を通り抜け、しばらく歩いた先に位置する森の中をうろうろとさ迷っていた。 時折、そこらに生えている雑草を無造作に引っこ抜き、デイパックにひたすら詰め込んでいる。無論、妹子を見つけたら即座に投げつけて嫌がらせをするためだ。 「ツナがないから雑草で妥協してみたが、やはり小石にでもすればよかった……ん?」 太子がちょうど30本目の雑草をむしり取った時、不意に気味の悪い雑音が彼の耳の奥を衝いた。 ……えない……うぐぐ……しょう。 若い男の声。更に言うならば奇声。獣の発するそれである。 「ひえぇ~~~。幽霊が出るなんて聞いてないよ!?」 おっかなびっくりしながら、太子はジャージの裾を強く握り締める。 みるみるうちに汗ばんでゆく両の手のひら。 彼はようやく気が付いた。ここは殺し合いの場であるということ。そして、まともな武器も持たずふらついている自分は、他の参加者にとって恰好の的だということに――。 「ちくしょ~~こんなところでリタイアするわけにはいかんだろ。妹子に嫌がらせするまでは死んでも死にきれんわ」 無様に震えながらも、彼は背負っているデイパックに手を伸ばし、がさがさと中を漁り始める。やがてそこから取り出したのは、鳥のクチバシを模した先端が特徴的な短い杖だった。 「とりゃ、とりゃ! どっからでもかかって来んしゃい!!」 【スラム街近郊の森/1日目/06 30】 【平山幸雄@アカギ】 [状態]:錯乱 [装備]:なし [道具]:空気ピストル@ドラえもん/SWORD@カードキャプターさくら [思考] 第一行動方針:うぐぐ・・! 基本行動方針:逃げろ・・・とにかく逃げろっ・・・! 【鷲巣巌@アカギ】 [状態]:健康 [装備]:デスノート [道具]:ERASE@カードキャプターさくら [思考] 第一行動方針:首輪を外せる知識を持った人物の捜索 第二行動方針:殺傷武器の確保 基本行動方針:サバイバルを制する 【聖徳太子@ギャグマンガ日和】 [状態]:健康 [装備]:封印の杖@カードキャプターさくら [道具]:なし [思考] 第一行動方針:小野妹子 第二行動方針:正月は芋しか食べねえ 基本行動方針:ツナ 【梨々・ハミルトン@吉永さんちのガーゴイル 死亡】 Back 闇に舞い降りた天才医師 時系列順で読む Next 反旗 Back 闇に舞い降りた天才医師 投下順で読む Next [[]] GAME START 平山幸雄 Next GAME START 鷲巣巌 Next GAME START 聖徳太子 Next GAME START 梨々・ハミルトン GEME OVER
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2009年9月20日22日(追加日程)23日に開催 20日85名参加(不具合発生*1の為22日23日も参加) 22日82名参加(20日の不具合発生で急遽追加) 23日80名参加 仕様(前回との変更点) HP500統一(回復2分) 武器/防具はフェザー・ファンネル(紫燕飛舞)/ブースターカスタム(国色天香)をモデルとしたイベント専用武器 2日制につき国対抗はなし(景品対象者各日程Rポイント上位25名) 結果 A日程 1 TA-29 191 2 奥和 184 3 とら 184 4 FLOTIN 182 5 告天子 181 6 ギルガメッシュ 178 7 へび 175 8 朧 174 9 紫電 172 10 明日宿 198 B日程 1 とろろ 258 2 Silver 250 3 デス・シュラウド 249 4 カミーユ 245 5 まりん 243 6 セリカ 242 7 ぴえとろ 238 8 玲燐 235 9 melt 232 10 黒崎一護 230 C日程 1 ローサ 262 2 レオンハート 260 3 蠍 255 4 花月 253 5 牛鮭 248 6 リンダ 247 7 quoll 246 8 じょーい 244 9 ぼこられ王子 243 10 黒羊 242 脚注・出典 1) バトルロワイヤル3イベントA日程において 防具が無防備の場合 イベント防具のSTが反映されず、 武器レベルが装備武器のレベルがそのまま反映されるようになっていたため22日を追加日程とした
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どの程度の月日がたったのだろうか。少なくとも季節に変化はあったようだ。少年兵に一人前の定義があるかはわからないが、私達はそこそこの実戦を積んだ兵士となり、この基地では不可欠な存在となり大人と違って敵からは小さくすばしっこく狙いにくいので機動戦を用いてゲリラキャンプ襲撃も行った。戦地で余裕があれば笑って走り回り、基地での生活も充実していた。 が、 「なんだこれ……なんだよこれは!!?」 ある日の普通の任務から帰ると基地から炎があがり、見知らぬ装甲車やトラックで囲まれてた。基地は襲撃されたのだ。 「誰か、だれか生きてるものは?」 必死に無線に呼びかけるも 「ザザザザ……」 ノイズしか聞こえなった。 「くっそ」 装甲車の扉を勢いよく開け飛び出すが 「やめろ!一人突っ込んでどうなる?」 隊長に腕を掴まれた。 「話して、一人でも多く殺してやる!!!!」 「冷静になれ、そんな事をして誰が喜ぶ?生きた者は死んで逝った奴の分まで生きねばならんのだぞ!!!!」 「でも、でも…!!」 「一人が強くても勝てない。大規模な戦闘、戦争はな……」 「あぁぁぁぁ………」 救えなかった。立ち込める炎と黒煙は次第に大きくなり、敵もこちらの存在に気づき距離を詰めていた。 「隊長……指示を」 「全員武器を捨て投降せよ……自決は許さん」 「「「了解」」」 負けた。 基地は壊滅し、雇い主の元に帰る前に拘束された私たちは晴れて無職となった。生き残りは子供と大人で隔離され、私たちはトラックで運ばれた後にどこかの施設の居住区に軟禁された。食事は満足に支給されるので殺されはしないらしい。 「これからどうなるのかな?」 同い年のヘレナが呟く 「わからない。またどこかに売られるかも」 「脱出しよう」 「そうだ、逃げ出してこの辺の街で暮らしていこうぜ」 「ダメよ!!隊長がいない今、私が代理として命令する、自決・反乱・戦闘行為は一切禁止です。生きて故郷の皆に支援をするのが我らの指名、忘れたの!?」 男子たちのよからぬ悪だくみに喝をいれ、全員の気を引き締める。 だが就職先は以外にも早く決まった。戦場には似合わないスーツを着た男性に引き取られたらしい。 もっとも、その先は地獄よりひどい場所だった。研修と言われ競技場の観覧席でモニターを観た瞬間全員が絶句した。 それは殺し合いのショー 新しいビジネス、世界の1割にも満たない富裕層が人間が必死に殺し合うのを観戦して楽しむ糞のようなショーだ。ゲームの様にルールがあり、拠点制圧戦、フラッグ争奪戦、そして一番人気の殲滅戦などで、武器やフィールドもこいつらが自由に設定できる。 「ようこそロシアへ、砂漠にいた君たちからすると寒いかな?あと英語は喋れるね?」 その後大きな会議室に通された私たちはスーツの似合う白髪の若い男性から挨拶を受ける。 「一応、基礎は教わったので話すぐらいは……ロシア語も故郷に近かったので多少は」 「よろしい、合格です。これから君たちは【モスクワ会】と呼ばれるロシアンマフィアの上位12人が集まる集団に雇われる。まぁ、その中の1人が君らに目を付けたわけだが」 「それで、私は誰を何人殺せばいいのですか?」 「まぁまぁ、そうイキるな。これほど血の気が多いとは聞いてないぞ?お兄さんの話はつまらない前振りがあろうとよーく聞くんだ。ここで何が行われるかは先ほど見てもらった。けど、君らはあのゲームには参加しない」 ニコニコしながら彼は話す。 「と、いうと?」 「君らを引き取った当主様は新しいゲームを考えられたのだよ。死んでもらっては困るんだ」 「当主様?」 「ああ、モスクワ会12人のトップ2にして私が使えるお方だ。君らの雇い主でもあるから失礼のないようにな。それで新しいゲームが「ハンター」と呼ばれ、君らはハンターとなって逃げる奴らを追う。そして殺す」 「逃げる側って何をした人たち?罪人?」 「それもいる。あとはマフィアに悪い事した人に重債務者に、一応賞金が出るからそれ目的などなど人間の屑ばかりだ」 前の会社のがよっぽど健全なのだと心の片隅で考える。して白髪を睨みながら 「驚きました、私達よりクズがいたなんて」 「それは僕らか彼らどっちか、もしくは両方だろうが聞かないでおこうかな。さて、君らは銃の扱いに慣れているそうだね?」 「訓練は受けました」 「結構、基本装備はこちらが用意するからあとはフィールドで拾うか獲物から奪ってくれ。一応奴らも撃ち返してくる……はずだ」 「曖昧ですね」 「先ほどのゲームでもそうだったが、ただナイフで殺したり、石で殴ったりも多かったろ?銃を拾えなかったり、扱いがわからない者も多いんだ。それもまた一興と楽しまれるお客様もいるのだが」 「的を撃つだけでは私達も退屈しますよ?」 「猟犬と獲物みたいなものだからそれを楽しむらしいよ。僕も君に同意なのだがね。もちろん雇っている限り報酬も出る。基本給に殺した数とお客様のチップによる歩合制だ。それと別に衣食住はこちらで面倒をみる」 てっきり使い捨て無給の奴隷かと思ったら意外だ。 「その給料は振り込みですか?私たちは口座など持っていませんが」 「現金でも渡せるぞ?ただ自由に外出できるのは当面先の話だ。契約するかね?もしダメなら娼館へ……」 「質問とこちらの要求を提示しても?」 すると彼は少し微笑んだ。悪い笑みだ。 「ふふ、いいとも!もっとも私の応えれる範囲ならばいいのだが」 「まず報酬は私たちの故郷、実家に送金してください。身辺調査ぐらいお手の者でしょう?」 「なるほど、君らに稼ぎは必要ないのかね?」 「いりません。衣食住が保証されるのであればお金は故郷に」 「なるほど……あとで上に掛け合ってみよう」 「あと、武器は何が支給されますか?」 「たぶん君らの体格からスコーピオンだったりUZIあたりにマカロフ等拳銃だろう」 「論外です。AKなど小銃を所望します。射程の短いSMGや拳銃など狩りなどに使えません。もっとも我々は接近戦武器はほぼ訓練されていません」 「なるほど、小柄な子供に小銃など扱えないとの意見があったが、それは偏見としておこう」 白髪はメモを続ける。 「あとバックパックに水と携帯食料、地図と無線を要求します。これは最低限必要と思ってください」 「戦争でもするのかな?」 「ショーで最高のパフォーマンスを発揮するためには必要なものだと考えます。その方がそちらも都合がよろしくて?」 「それは一理あるが、ここまでくるとルールも変更する程度には要求が多いな。無線はどうするんだ?」 「全員の統率と連携を取るためです。効率の良い狩りには必要不可欠です」 「チームで動くのか……個人バラバラで動くのを想定していたが」 「もちろん個人のポテンシャルもそこらの雑魚より高い自信はあります。でも、より高いパフォーマンスとショーにするには群れでの狩りも良いと思います」 「さすがにこれは当主様の判断を仰がねばならんな……少し待てるか?」 彼が携帯を取り出すも部屋の扉が開くのが早かった。 「その必要はないわ、構いません。彼女の要求を全面的に承諾しましょう」 「と、当主様……!別部屋にてモニターされてたのでは」 「面白くなってね。彼女、すごくワクワクさせる事言うじゃない?だから我慢できなくてきちゃった」 入ってきたのは透き通るような長い金髪の持ち主、年は40代だろうか?美人の女性だ。 「しかし、ルール変更となると他はともかく……あの方は」 「セルゲイには私から言っておく」 「かしこまりました」 さっきまで威勢の良かった白髪を縮こませる程度にこいつは大物だ。なにかオーラを感じる。 「貴方がまとめ役?隊長?」 「はい、リルと」 「いい目ね。迷いなくまっすぐで凛として、奥が深い……狼のような」 彼女は手を伸ばし私の髪を撫で、頬を掴みじっと見つめる。 「貴女が雇い主になるのでしょうか?」 「そうよ、タジキスタンに送った私のPMCが貴方たちを発見してね。扱いに困った物だから私が引き取ったのよ。ちょうど強くてタフで狼みたいなハンターがほしくてね」 「ご命令を頂ければどのような相手でも殺して見せましょう。今すぐにでも」 「焦らないで?装備の準備には時間がかかるのよ。その間は体を休めて、トレーニングに励んだら?」 「了解です。半数以上が移動で疲れているので助かります」 「でもあなたは元気で今すぐにでも暴れ出さんとする猛獣みたい。きなさい」 彼女は私に付いてくるよう指示をした。 「はい、皆は指示に従って休むように。私の代役は取り決め通りB班エリクが指揮をとれ」 後任に指示だけだし、私も後ろに続いた。 「噂通りの統率ね。凄腕の少年兵部隊って聞いてたけど納得だわ」 「お誉めに預かり光栄です」 「そして貴方はこれより50人のサバイバルゲームに特別参加してもらうわ。武器は現地調達で、生き残れる?」 「やれとご命じ頂ければ可能です」 「はぁ……冗談の一つもほしいとこね。”好きにやりなさい”」 「Хорошо(わかりました」 「すごいなここは……」 通されたのはかなり小型のゲームフィールドだと言われたが、広大なドーム型の施設内は草木が生い茂り山もあり、とても小さいとは感じない。して渡されたのはバックパックだけと本当に武器は己だけの様だ。 「さぁ、今日は特別ルールです!!51人目に地獄から這い上がったばかりの狼、番犬のような少女の登場です!皆さんメンバーとステータス表は更新しましたので確認ください。素晴らしいスキルの持ち主です!!」 会場全体に実況者の声が響くが、観戦者は完全別室で観ているらしいので完成などは聞こえてこない。にしてもだ、そのハードル上げる紹介はやめていただきたい。 「さぁ、いよいよ本日のゲーム……スタートです!!!」 激しい花火とうるさいファンファーレが耳に入る。ドーム壁のスクリーンには残り時間と人数が表記されている。バトルロワイヤルってやつなのか?会社に居たころによくこんな映画を大人たちが観てた記憶があるような…… 「つまり全員殺せばいい」 とは言うものの、武器がない。 具体的には木の棒ぐらいしかない。 「せめて金属がほしいけど……」 廃屋を模した施設を漁っていると金属の棒を見つけて 「あったああああああ」 引っこ抜くも 「フライパンだああああああああああああ」 そりゃ金属ほしいって言ったけど、ど 「殴るのは使えるか…?鉄だし、バックパックに巻き付けておくか……」 しかしまともな武器というか代用できそうなものすら見つからない。ノリと勢いで生き残れますと言っちゃった手前頑張らないとなぁ。 パパパパーン 乾いた発砲音が聞こえる。 「9mmか」 すぐに身を隠し周囲を探るも離れた距離での発砲だ。近くにあるのは 「このドローン居場所バレない?」 個人をモニターする中継ドローンのみ。静かに飛んでいるがこれ居場所バレるじゃん。たまに上空に上がるか別の参加者を映しに離れるがずっと私に張り付いている。 「行ってみよう」 頼りになるフライパン先輩を握りしめ音源へ向かうことにした。 しばらく歩くと一人の男性の死体と漁られたバッグがあり、襲撃した犯人は逃げた可能性が高い。なにか残ってるだろうか? 「ベレッタあるじゃーん」 落ちてる拳銃はイタリアのベレッタ モデル92 通称「M92F」米軍にM9の名称で正式採用されており、9×19mmが15発入る。撃ったことはないが軽くて扱いやすいと教わった。スライドを引いてチェンバーを確認すると 「一発もない……」 犯人は本体は持っているので銃弾だけ持ち去ったのか、残っているのは水と包帯程度だ。たぶんこれを見ている富裕層は爆笑なのだろうと思いつつ、自分はバラエティーしてるんじゃない。サバイバルしてると気を引き締め道を進む。 残り人数も減ってきた。スクリーンには25人とあるのであと24人が敵なのか?そして街に出るもこんな待ち伏せがうようよしそうな場所は嫌なので密林へ引き返し病院?の雰囲気の建物を見つけたのではいってみる。 ガサッ 振り向くとやせ細った男性が散弾銃をこちらに震えながら構えている。まずい。丸腰に近い状態でこれはまずい 「お、落ち着こう」 「~~~」 「英語は通じないか……」 だが、相手が子供なのかためらって撃ってこないのは好機ときた。今のうちに殴って奪えるものは奪いたいので腰のフライパン先輩を握りしめ男に突撃する。 「~~~」ダンッ 慌てて乱射するも素人の射撃なんぞあたりゃしない。 「もらったぁぁぁぁあ!!!!」 横に振り硬そうな角を頭に当てると鈍い音とともに男は吹き飛んだ。倒れた男に追撃の殴りを複数加えるもフライパン先輩は凹んだりもしない。これ本当に鉄だけでできたやつなのか。 「」 死んだかな。蹴って確認して手の散弾銃を奪って構える。 レミントンM870 ポンプ式散弾銃で堅牢な作りから世界の警察・軍隊で愛用される逸品だ。散弾銃は訓練時代に狩りに使った程度で間合いがよくわからないがないよりましだ。 「他は?」 ホルスターから拳銃を抜くもM1911A1みんな大好きガバメントで弾はあるが先ほどのベレッタ92とは互換性がないので 「ベレッタ君とは長くを共にした仲だった……」 交換し、男のレッグホルスターを頂戴して、その細すぎるが美しい太ももには大人用のホルスターベルトは規格外で無理やり巻き付ける。 散弾銃も手に入れいよいよ廃墟探索の始まり。 「おおお、宝の山だ」 中には自動小銃と弾薬が大量に転がっており、M16 M4とオーソドックスな西側武器からAKMと東の武器まで揃っている。そして注目したいのが 「狙撃銃……かな?」 照準器のついたボルトアクション式小銃が一丁そこに転がっている。樹脂製の見た目なので新しいのだろうが、狙撃訓練なぞやったことがないので散弾銃より使えないかもしれない。一応構えてみるも 「んー?」 照準器を覗くと別世界が広がっている。 「やめよう、ここは扱いが慣れてるAKだな」 訓練でさんざん振り回したのだ、これほど手になじむ物はない。 「でも狙いづらいな、このレールついてたっけ?」 ただピカニティレールが付属しており、照準は最悪レベルに見づらい。きっと光学照準器を付けるのだろうけど、付近にないので弾倉を入れ、弾を込めて吊り具で肩にしょい込む。バックパックに予備弾倉を詰め、散弾銃を手に指定されたエリアに足を向ける。 森を抜けると街と農場が広がっていた。大きな木に隠れつつ、狙撃銃から拝借した照準器で索敵を開始する。残りの奴らは家に立てこもっていたり、麦畑に身を潜めていたりと様々だ。 「じゃーはじめますか」 追跡しているドローンに向かってそう叫ぶと走り出した。目標は前方の民家に潜む奴を狩りに。 扉を足で蹴り飛ばして入室し、散弾銃を構えながら室内をクリアリングしていく。先ほどの観測では二階に潜んでいた覚えがあるが、移動した可能性も考えて一階は念入りに索敵を行い 「二階か」 階段を登ろうとした瞬間 バァンバァンバァン あちらも散弾銃で応戦を開始した。危うく穴あきチーズになるところだった。どうやら階段上り切った場所でがん待ち状態 「このへんかなあ」 相手の真下に移動し銃を上に向けて全弾発射すると悲鳴が聞こえ返り血がシャワーみたく降り注いだ。伏兵に注意しつつ二階に上がると肉片しか残っていなかった。 「こいつはFN SCARの5.56mmモデルか。弾はいらないが、なんとかこのホロサイトつかないかな?」 なぜ軍警察向けの銃があるなんて疑問は頭の片隅から消し去り、戦利品から使えそうな部品を探し出す。 なんとかAKのレールに装着ができたのでゼロインを合わせ次に向かう場所を探す。競技エリアは時間ごとに収縮され、その情報はドームの巨大スクリーンか手持ちの端末に表示される。万が一エリア外にいた場合はスタッフに殺されるか、参加者が装着している首輪が爆破される仕組みだ。つまりここで生き残れるのは本当に1人だけ。 「まさに首輪付きの番犬かな」 憎い事に子供用を発注してたのか私のつけている首輪はかわいいデザインだ。中に爆薬が詰まっていなければ可愛いチョーカーなのに。 指定エリアに近づくと建物はなく、遮蔽物は樹木に畑の起伏程度で迷彩効果のある着衣がなければ目立って仕方ない。 「とりあえず見えるのは……3,4人ぐらいかな…隠れる場所はこの起伏ぐらいか」 見える奴らは木の陰や茂みに伏せており距離はさほど離れていない。経験上自分が優位な状況でない限り発砲は控えるべきだが、相手は素人集団なのでつまり 「始めるか!!!」 AKを一発づつ丁寧に撃ち込み、重い発砲音を響かせていく。30発も撃たないうちに目に見える敵は状況を把握できずにバタバタと倒れ周囲を見渡すと銃声に釣られたか他で潰し合いが始まった。 「はっはははは、つぶし合えー!!」 楽しい。この様な状況はゲリラ戦でも発生しなかった。人は恐怖を極限まで駆り立てられると行動が面白い。銃声が銃声を呼び、銃撃戦を始める中へ駆け込み手元は散弾銃に持ち替え走る。素人の銃弾はかすりもしない。 子供で良かったと思うことは小柄なので敵の照準が定まらない、当たらない、隠れやすいと良い点も多いので今は小さな身体のコンプレックスは忘れ先頭に集中する。手頃な敵を見つけると 「ハロー?弾ちょうだい(はーと)」 至近距離で散弾銃を頭に放ち花火を咲かせる。 「が、ガキだと」 「あら言葉が通じるの?」 背後でM16を構える細身の男性は私を見た瞬間震えだし 「君を撃ちたくない」 などと言ってくる。バトルロワイヤル全否定だな 「安心しておじさま、もう貴方は撃たなくてよいのよ?」 「ほ、本当か」 「ええ」 彼の頭と体に二発撃ち込み 「ほら、必要ないでしょ?」 飛び散った肉片がはじき飛び全身に返り血が飛んでくる。残弾のなくなった散弾銃を投げ捨て、AKに持ち替えて次の目標を探す。 「勝ったのか?」 目に入る奴を撃っていたら終わっていた。正確には終わったと気づかず索敵していたら会場内が歓声上がり、謎のファンファーレが流れて首輪も取れた。 「おめでとうございます!!さすがは飛び入り参加するだけの実力、スペック通りですね!!皆さん欲しくなりました?ダメですよー、彼女は運営の管理なので買えません!」 試合が終わったからか会場内にも実況者の音声が入り一気に騒がしくなる。 「さすがね、軽く勝ってしまうなんて」 どこから出てきたかわからない当主様 「素人相手には当然の結果です。ところでシャワー浴びたいです」 「いいわよ、素敵な顔が地にまみれていては台無しだわ。案内させます」 少し楽しかったかも
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褒美と罰のバトルロワイヤル UC 水/火/自然文明 (6) 呪文 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■S・トリガー ■バトルゾーンにあるクリーチャーをそれぞれ2体ずつ好きな数選び、バトルさせる。そのバトルによって勝ったクリーチャーの持ち主はカードを1枚引き、負けたクリーチャーの持ち主は自身のマナゾーンからカードを1枚選び、墓地に置く。 作者:切札初那 名前 コメント
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■PSP Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■ガンダム バトルロワイヤル GUNDAM BATTLE ROYALE ■「裏技・攻略」情報 ●駕駛員出現條件 ハヤト・コバヤシ : 連邦「ランバ・ラル特攻」取得S 等級完成 カイ・シデン : 連邦「南極条約違反」取得A等級完成 ガイア : ジオン「無人の都市」取得A等級完成 ランバ・ラル : ジオン「ランバ・ラル特攻」取得A等級完成 シャア・アズナブル : ジオン「悪魔が潜む場所で」取得A等級完成 ●S等級完成特典 全任務取得S 等級後,駕駛員的成長上限會升至99。同時亦會出現隠藏任務。 ●鹵獲模式出現條件 完成全勢力任務。 Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■PSP
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ゲームキャラ・バトルロワイアル 様々なジャンルのゲームキャラを用いたバトルロワイアル企画。俺ロワ・トキワ荘にて進行中。 正式名称はゲームキャラ・バトルロワイヤルであるが、2009年10月より開始されたゲームキャラ・バトルロワイアルと差別化を図るために、この名称にしている。 (逆に上記のゲームキャラ・バトルロワイヤルを「旧ゲームロワ」と呼ぶ場合も) ちなみに参加者こそ違いはあるが、「ペルソナ4」と「メタルギアソリッド2」、そして参加者のレッドは、どちらのゲームロワにも共通して参加している。 ドラゴンクエスト11、ニーア・オートマタ、ゼルダの伝説、ブレスオブザワイルドのようなつい最近に発売されたゲームから、バイオハザード2、ドラッグ・オン・ドラグーン、クロノトリガーのようなやや昔に発売されたゲームなど幅広い作品のラインナップが魅力的。いずれもコアなファンが多いことで有名である。 19作品70名からの参戦。全ての作品を把握するのは至難の業だが、逆にこの作品に影響されて、キャラクターが登場するゲームに興味を持った書き手、読者もいるという。 2019 11/6 第一放送終了 現在(2019年11月)少数での投下になっているので、新たな書き手の参加まだまだ募集中。 名簿後出しルール このロワにおける特殊なルールとして、参加者名簿が最初は配られていないということである。 最初の放送で、死亡者の発表と共に配送されることになっている。 従って、オープニングで顔を見合わせた人物、あるいは主催者に反抗の声を上げた人物を除いて、誰が参加しているかは参加者は知ることが出来ない。 知っている者が参加していることを知らない参加者が、知りあいの参加を知った時、どう動きを変えるかがまた見ものである。 施設・モンスター このロワで印象的なのは、作品のステージにおける、施設の多さである。 ステージ全体こそはオリジナルの地形であるが、ゼルダの伝説、ブレスオブザワイルドのハイラル城や、ドラゴンクエスト11のイシの村といったゲームに登場する施設から、ホテル、映画館、展望台など、オリジナルの多種多様な施設が登場する。 加えて、決まった場所ではあるが、野生のポケモンや参加作品に登場するモンスター、チョコボなどが現れる。 これらがどのような形で関わってくるか、また興味深い所である。 参加者 【ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて】8/8 ○イレブン(主人公)/○カミュ/○シルビア/○セーニャ/○ベロニカ/○マルティナ/○ホメロス/○グレイグ 【ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】7/7 ○リンク/○ゼルダ/○ミファー/○ダルケル/○リーバル/○ウルボザ/○サクラダ 【FINAL FANTASY Ⅶ】6/6 ○クラウド・ストライフ/○ティファ・ロックハート/○エアリス・ゲインズブール/○バレット・ウォーレス/○ザックス・フェア/○セフィロス 【クロノ・トリガー】6/6 ○クロノ/○マールディア/○ルッカ/○ロボ/○カエル/○魔王 【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】5/5 ○トウヤ(主人公)/○N/○チェレン/○ベル/○ゲーチス 【ペルソナ4】5/5 ○鳴上悠(主人公)/○花村陽介/○天城雪子/○里中千枝/○久保美津雄 【METAL GEAR SOLID 2】5/5 ○ソリッド・スネーク/○ジャック/○ハル・エメリッヒ/○リボルバー・オセロット/○ソリダス・スネーク 【THE IDOLM@STER】5/5 ○天海春香/○如月千早/○星井美希/○萩原雪歩/○四条貴音 【BIOHAZARD 2】4/4 ○レオン・S・ケネディ/○クレア・レッドフィールド/○シェリー・バーキン/○ウィリアム・バーキン 【ドラッグ・オン・ドラグーン】4/4 ○カイム/○イウヴァルト/○レオナール/○アリオーシュ 【龍が如く 極】4/4 ○桐生一馬/○錦山彰/○真島吾朗/○澤村遥 【NieR:Automata】3/3 ○ヨルハ二号B型/○ヨルハ九号S型/○ヨルハA型二号 【MONSTER HUNTER X】2/2 ○男ハンター/○オトモ(オトモアイルー) 【名探偵ピカチュウ】1/1 ○ピカチュウ 【Grand Theft Auto V】1/1 ○トレバー・フィリップス 【BIOHAZARD 3】1/1 ○ネメシス-T型 【テイルズ オブ ザ レイズ】1/1 ○ミリーナ・ヴァイス 【大乱闘スマッシュブラザーズSP】1/1 ○ソニック・ザ・ヘッジホッグ 【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】1/1 ○レッド 計70名 【主催側】 マナ@ドラッグ・オン・ドラグーン ウルノーガ@ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて 外部リンク 支援サイト ゲームキャラ・バトルロワイアル@wiki https //w.atwiki.jp/game_rowa/pages/1.html 本スレ https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1557895792/ 本スレ2 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1573107603/
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キバヤシで学ぶバトルロワイヤルの忍法帖システム ◆m8iVFhkTec 「遅い……!」 読み終えた本をパタンと閉じて、キバヤシは呟いた。 あれから結構な時間が経った。バイク君はまだ帰ってこないのか。 話に聞く限り、レストランがある場所はそこまで遠くはないはずだが。 「川越に呼び止められて説得されてるのだろうか?……まぁいい、それならそれで俺だけで調査するまでだ」 「キバヤシー、ボクハー?」 「あぁ、ジサクジエン君。君にも手伝ってもらう。頼りにしているよ」 「オー!!」 この生物はジサクジエン、僕に支給された謎の生物だ。 UMAの類なのは間違いない。コイツは頭だけで動き、さらに人語を話す。 とても興味をそそられる存在だが、意思疎通をする内に『UMA』と言う観念が『相方』に変わってしまった。 そして気が付けば、ジサクジエンの調査は後回しでいい、先に鮫島事件を……と考えていた。 もはや「それがコイツの能力だろうか?」と疑いたくなるほど、コイツの存在は俺の中にスルリと馴染んでいた。 どうにもジサクジエンの方を調査する気が起きないため、結局鮫島の方を再開することにした。優先順位的に間違ってないため、構わないだろう。 ジサクジエンに手伝ってもらい、図書館中から集めてきたいくつもの資料や本。 机の上に山積み……というほど多くはないが、それらのうち、一つを手に取って読み始める。 ……先程からいくつもの資料に目を通しているが、一向に情報がまとまらない……。 鮫島事件関連と思われる資料を抜粋し、メモを取ってまとめているものの、どれも内容に統一性が無い。 ある資料では「鮫島と言うコテハンの男がリンチされた事件」と書かれている。 またある資料には「鮫島代議士絡み」の話が語られた。 先ほどの資料じゃ「呪いが関係する」と記されており、この本には「2002年に自殺者、行方不明者が増えた理由に鮫島が……」と明言されている。 「きっとデマが……デマが多すぎるせいだ……。完全に隠蔽されてしまっている……」 そう、諸説を数多く流すことにより、どれが正しい情報かを判別出来ないようにする隠蔽工作……。 それがこの鮫島事件において行なわれている可能性が非常に高い。 この手法は有名なもので挙げれば『都市伝説』なんかに使用されている。 都市伝説のほとんどは、個人の範疇では真相が確認出来ない程の突拍子もない陰謀論やウワサが語られている。 そのどれもが妄想や夢物語のような内容であるものの、確実にウソだとは言い切れないようなものばかり。 ―――悪魔の証明。"100%無い"と断定するのは不可能、そんな話が集められているのが都市伝説である。 そこが魅力であり、話のタネとして広がる要因なのだ。ただし、口では「本当にあるかもよ?」と語りつつも、多くの人々は内心では信じていない。 では、その突拍子のないウソが詰められた箱の中に、たった一つだけ突拍子のない『事実』を混ぜてみたらどうだろう? それを真実だと見抜ける者がどれだけいるだろうか? 仮に見抜いたとしても、それを公表したところで人々は信じるだろうか? ……これがいわゆる隠蔽工作の一つ。木を隠すなら森の中とはよく言ったものである。 もはや真相と言う名の木は、とてつもなく広大な森の中に埋もれてしまっていた。 俺は荒々しく本を閉じると、机の上へと放り出した。 検証出来る術が無い状況で諸説ばかりを集めたところで、もはやどうにもならないだろう。 「調査が完全に行き詰まってしまったな……」 このバトルロワイヤルの真相へたどり着くまでの道のりは果てしなく長い。 そして、それまでに俺が生き残っていられるかどうかの保証は無い……。 あぁ、なんてやるせない思いなんだろうか。何も分からないまま、死んでいくのだと思うと悔しくてならない。 机に突っ伏したまま、感情に任せて拳を机に叩きつける。 ドンッ、と激しい音が薄明かるくなった図書館に響き渡り、やがてすぐに静寂が戻ってきた。 ……音? そういえばこれは何の物音だ? キバヤシが図書館内の『音』に注意を傾けた時、初めて先程からガサゴソといった物音がしていることに気が付いた。 「ジエン君、何をしているんだ?」 「ピーディーエーダヨ」 何かと思えば、退屈していたであろうジサクジエンが、キバヤシのデイパックを漁っていたようだ。 ジサクジエンはPDAを取り出して床に置いて、上に乗ったりして遊んでいた。 「……PDAか。ひろゆきは2ちゃんねるが閲覧出来ると言っていたが……」 キバヤシはジサクジエンからPDAを取り上げて、じっくりと観察をする。 「な、なんだこの凄まじい性能は……! 大型のコンピュータ並の機能性! さらに高画質! そしてこんなにもコンパクト……携帯電話のように折り畳む必要すら無いだなんて……!」 何を驚いているのかと思うかもしれないが、彼が活躍していたMMRは1990年代後半の話である。 その頃の携帯電話は、ここ最近画面がカラーになり、折り畳み携帯が普及してきた時代。 一方、PDAはモノクロ画面が主であり、パソコンというより電子手帳としての役割が大きかった。 インターネットはダイヤルアップ接続で出来たが、性能はデスクトップPCに大きく劣る。 携帯の方はiモードが実装されていたが、サイトが少なく、何よりコストがかかるため利用者はそれほど多くなかった。 だが、それが最新式だと言われていた当時の世界から、この世界に来てPDAを見たら驚くのも無理はない。 ……90年代の人がどうして2ちゃんねるを知ってるかって? ほら、多分本編終了直後の2000年代から来たんじゃないだろうか。 「ミセテミセテ!」 「あぁ、いいだろう。……こんなことなら、真っ先にコレの機能を把握しておくべきだったな」 前述した通り彼は若干ステレオタイプの時代の人であるため、情報収集と言えばコンピュータよりも図書館を優先してしまう。 というか、彼にとって携帯はただの通信機器と言う見解が根付いているため、主催者から配信を受け取る だから、支給されたPDAについては盲点だった。主催者からの配信を受け取るためだけの機器だと考えていた。 彼にとっては未来の世界の道具であるPDA、それをタッチペンを巧みに使いこなして操作する。 キバヤシのIQは170とも言われ、ほぼ初見である道具をものの数分で把握していくだけの知力はあった。 カメラにボイスレコーダー、現在位置がわかる地図に手書きメモ帳と、彼の想像を超えた万能さにまたしても驚いた。 「現在の地球の技術ではここまで画期的な物は無いだろう……主催者は相当な技術力を持っているに違いない……!」 「ソウカナー?」 「おそらく、裏社会のスパイなどがこう言った機器を使っているのかもしれない。 それを一般市民であるこの俺が手にする日が来るとはな……あぁ、実に興味深い機械だ……」 まさかこのレベルの機械を一般人が、それも学生に至るまでほぼ全員が所持するような世の中になるとは、彼は想像もしなかっただろう。 「キバヤシー、コノ『ニンポーチョー』ッテナニ?」 「忍法帖……何のことかと思っていたが、どうもこのPDAに搭載されたシステムのことらしい」 そういえばひろゆきが最初に言っていた。 『一人殺す毎に忍法帖のレベルが1つ上がります。現時点での皆さんの忍法帖レベルは0ですね。 レベルが上がると様々な恩恵が得られますが、レベルが1以上の方はバトルロワイアル板にて殺害した人物の名前と実名が公表されます。』 ……殺害を行なうことのメリットを生み出すシステム、それが忍法帖。 キバヤシは規定の操作でヘルプメニューを開き、その内容に目を通していく。 「……なるほど、上手く出来たシステムだな、これは……」 「キバヤシー、ニンポウチョウニツイテオシエテー!」 _,.. -─ ─-、 しァ /!/ヽ‐'" / イ⌒ヽ ,l_/ l l / /! ヽ |l /lハ// V| ! ハ | l / イ ヽヽ/Vl ! | ハVヽト`ー- ' イ/ ,ィ/! \ ∧l | 、ト、 \ ヽー- ' _,..ィ/ // ハ ト、 l! \ ヽ_,.メ、<イ_/__,.._-=ニ-ヽ _,/ ヽi`、| 、‐rッヾ =|二|-=_rッァ `}',.} 「OK、わかった。説明していこう」 { ヽ!  ̄ シノ! ヽヽ  ̄ //リ ヽヽ!`ー--‐'´/| ` ー--‐ ' /./ \! ヾ_,. /‐' _ィニlヽ __ ,イiヽ、 _,. -‐'" l | \ `二´ ,r' l ! `ヽ、._ _,. -‐ '" l | \ / | l `` ー- 、._‐'" _,. -‐  ̄`ヽrァr--`‐──'‐‐-r ,! ! `` ー- _,.ィ´ ヽ、._ ヽ ./ /i lァ‐/ / \_ノ! l / l ', / { `ヽ、 }!ヽ! /V ! ヽ ! ヽ \ Y | ` r====r'´ | 〉(・∀・)「ワーイワーイ」 図書館内の自販機から拝借した缶コーヒーを一口啜り、説明を始めた。 ~キバヤシで学ぶバトルロワイヤルの忍法帖システム~ NヽN` `゙、.、Nヾミ i ヾミミ、 _,.ィイ八、 ! ー-=ニ _,..、_'"'ノ,."-'ニ'ヾ、._ l_ 「まず、一般的な"忍法帖"と言うのは本家の2ちゃんねる掲示板で使われている機能から来ている。 {F|! '、辷゙iニ{´'_辷,゙ ゙!r'-r,^、i かつて、荒らし対策としてプロバイダーごとに一括規制してきていたんだ。 l;j゙、_ ノ ヽ)、 ノ' ゝ '/ だが、その方法では同プロバイダの一般人を巻き添えにしてしまう。 `!  ̄ヽ '  ̄~´ ,'.,ィ' そのために多くの顰蹙を買っていた……。そんな中、改善策として導入されたのがこのシステムだ。 i. --一 、 ,' |. 利用者のCookieごとにレベルを設けて、利用者がそのレベルを上げていくことで投稿間隔、 ヽ、 `二ニ´ ./ ト、 容量などの利用制限を解いていくシステムだ」 ,..-i; ヽ、 ,. '´ / ヽ、_ _,.イ´ j  ̄ ̄ / ,i、゙ト-、 ?(・∀・)「ドユコト?」 ,ィ, (fー--─‐- 、、. ,イ/〃 ヾ= 、 N { \ ト.l ヽ l 、ゝ丶 ,..ィ从 | 「簡単に言えば"信用度"とでも言おうか。 \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | 信用の低い最初こそ少し不便になるが、これまでのような余計な規制に巻き込まれなくなる。 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ そして荒らしなどの迷惑行為を行なわず、普通に使用していれば信用され、. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ. そのうちに元通り快適に使用出来るようになるのさ」 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン l r─‐-、 / | ト、 `二¨´ ,.イ | _亅 ヽ、 ./ i ト、 -‐''「 F′ ` ー '´ ,.' フ >ー、 ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l ヽl \\‐二ニ二三/ / / !(・∀・)「ナルホドー」 なんとなく教養番組のようなノリになっている。 というのも、ジサクジエンの反応が良いから、そういう雰囲気になってるのだろう。 キバヤシは普段のプレゼンとさほど変わらない説明を行なっている。 「では前置きはこの辺にして、次はこのバトルロワイヤルにおける忍法帖について説明していこう」 「ハーイ!!」 解説は続く。 |丶 \ ̄ ̄~Y~、 | \_ / \ | \ / / ヽ | \__ ̄ //\ ;! 「いわゆる"忍法帖プログラム"は、殺害を行なうごとにレベルが上がり、 ,ゞi ̄ ̄l‐! ̄ ̄|- 、! そのレベルを消費することで恩恵が得られるシステムだ。 i `ー‐"||"---' |b |' レベルが高い恩恵ほど、より強力な恩恵が得られるため、 | / | / 殺し合いに積極的である者は、より大きなアドバンテージを得られるのだ」 \ ー-- イ/ ヽ _,/ト\( ・∀・)「ヘェー…ドンナノガアルノー?」 ,.ィ , - 、._ 、. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__ ト/ |' { `ヽ. 「これが忍法帖で得られる恩恵の一覧表だ!」 N│ ヽ. ` ヽ N.ヽ.ヽ、 , } ,-v-、. ヽヽ.\ ,.ィイハ | / _ノ_ノ ^) ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | / _ノ_ノ_ノ /).  ゙̄r= ‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ / ノ ノノ//. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ____/ ______ ノ ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' _.. r(" `ー" 、 ノ l `___,.、 u ./│ _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ. ヽ. }z‐r--| / ト, __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'" | ヽ、`ー-- ' ./ヽ / ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ ヽ `ー--‐ _´ '// / / __.. -'-'" | | \ / / l / . -‐ '"´ \ |___>< / ヽ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【Lv1】 プロキシ 次の定時カキコの際に、使用者の"殺害者の実名"が公表されなくなる。 例: MSKK(モララー) オエー(川越達也) ショボーン(お断りします) ・ ・ ・ ↓ 川越達也がボーナスを使用した場合 MSKK(モララー) オエー(****) ショボーン(お断りします) ・ ・ ・ ……と表示されるようになる 代理書き込み バトルロワイヤル板に1レスだけ書き込みができる。その際には使用者の名前が表示される。 なお、最初の定時カキコ以降(6時以降)に使用可能となる。 【Lv3】 P2 3時間の間、禁止エリアに自由に出入りすることが出来るようになる。 時間切れ15分前になるとアラームで知らせてくれる親切設計。 【Lv4】 専用ブラウザ 地図上に他の参加者の位置がマーカーで表示されるアプリをインストールする。 キャップ発行 全参加者の名前、顔写真、そしてリアルタイムの現在位置座標を表示するアプリをインストールする。 専用ブラウザと合わせて使用することが出来れば、誰がどこにいるのかが手に取るようにわかる。 【Lv6】 水遁の術 全参加者の『忍法帖を未使用のPDA』の忍法帖レベルを強制的に0にする。 【Lv8】 あぼーん 使用者から半径100m以内にいる任意の参加者一人の首輪を爆破出来る。 発動すると、該当する首輪から40秒のカウントが流れ、その後爆発。 なお、その間に使用者が死亡した場合はキャンセルされる。 【Lv12】 規制解除 恩恵を使用したPDAの"オーナー"の首輪が外れる。 ただし、バトルロワイヤル板に使用者の名前と現在位置が表示されてしまう。 これ以外に、恩恵を使用するとオマケとして『!omikuji』が表示される。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― .ト│|、 |. {、l 、ト! \ / ,ヘ | i. ゙、 iヽ / / / ヽ │. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ | `‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ | 「ただし、これらには使用限度がある。 ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ まず、『一つのPDAにつき、一つの恩恵しか使えない』と言う点だ。 ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;== - 、ゝ‐;----// ヾ..、 複数の恩恵を利用するためには、殺した相手のPDAをしっかり奪っておく必要があるということだな。 [ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }. どうやらワイヤレス機能でレベルの譲渡が出来るらしい。 ゙l |`} .. ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ // つまり、稼いだレベルの一部を移し、使用するのが基本だろう。. i.! l . ソ;; .. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./ そして最も高い恩恵である"規制解除"……これに限り使用対象を『PDAのオーナー』に限定している。 ` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/ 俺の予想が正しければ、この恩恵のために誰もが自分のPDAを最後まで取っておく傾向があると思う」 i . ト、  ̄ ´ l、_/ | ! | | ヽ ー‐== ニニニ⊃ ! ト、 ヽ 、__,,.. / ;; .!; \ ヽ / ;; / l ?( ・∀・)「フムフム…デモ、ナンデコンナシステムヲ、ツクッタンダロウネ?」 N /i/´ ゙ ̄ ̄``ヾ)_ Nヾ ゙ ゙ヽ N゙、 ゙i N゙ゞ .! ゞミミ、 ノ,彡イハヾ、 i 「それはもちろん、参加者たちの殺し合いを促進させるためだ。 ー-r-==、'リノ_ノ_,.ヾミ,.ィ,ニi 恩恵はどれも数人殺すだけで生存出来る確率がぐっと上昇するものばかりだ。. {i `゙';l={゙´石ゞ}='´゙'r_/ ゆえに、自分の死を恐れている参加者に他者の殺害を、一歩踏み出させるのに一役買っているということだ。. ` iー'/ ヾ、__,.ノ /i´ さらに一度『一人殺す』と言うハードルを乗り越えさせてしまえば、次からは殺しに対する躊躇が大幅に減る。 ! ゙ニ-=、 u / ,ト, やがて参加者たちは進んで殺害を行なうようになる…… ヽ、i'、_丿 /// ヽ つまり、殺し合いがスムーズに進展していくというわけだ!」 _,.ィヘヽ二 ィ'_/ / ゙i\ -‐ '''" ' ̄/ i ヽ_./´ ./ .| `\ / /ィ´ ゙̄i / ir=、 l'i"ヽ、 ∠__,,..-イ i /\_,イ,=-、 i 、,.ゞ、 | ゙'"ヽ \! .i-'´ ,i | ./`゙'i' /i_.!._,..ヽ<! ゙i、゙i. =゙! \! | .,i゙ |/ .| ,/ /-i ゙i ゙i 三゙i ゙i | /⌒i/ .| ,i゙ i' | ,/ /= .|三. ゙i/.| .| .| .ij ..l〉 | ,i゙ | .!' i゙'i ト. ゙i | _,.. V =,! ! | ,i゙ | / | l= ヾ!.._ ヽ」 "´;i . i ./. | .| .,i | ,/ | ヾ . . ヾ " ゙ //│ | ,i | ,/ . | ゙i. . . . . 、 . . . . . . . . . /,ィ'"´.| | i ,イ | /ト、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ,ノi|Y(; ・∀・)「ナ、ナンテコッタ! オソロシイハナシダ…」ワキワキ ワキ ., --、 i´!⌒!l r ,=i .|l⌒l l | ゙ー=' | |. L._」 )) .i´|.ー‐' | | |. ! l ワキワキ |"'|. l │-== |. ! ==l ,. -‐; 「そう、俺たちは初めからひろゆきの手の内で踊らされているんだ……! i=!ー=; l | l. | | / // 籠の中の鳥……いったい、俺たちに何が出来ると言うのか……!?」 │ l l、 | | } _|,.{ 7 )) |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー= レ' |; 7 \ \ ヽ !′ | . / /ヽ ` .... ..../ ワキ キバヤシはそこまで話したところで一息をついた。 犯罪心理学の領域まで考慮された上でのこのシステム、全く本当によく出来ている。 こうも計算され尽くしては、殺し合いに乗る者を止める方法はおそらく存在しないだろう。 自分の命が狙われるのが先か、それともこの殺し合いに隠された謎を解き明かすのが先か……。 この殺し合いの目的について、会場について、ひろゆきの技術力について、そしてジサクジエンなどの謎の生物について……。 調べなくてはいけない課題は山ほどある。 それを『籠の中』で行なわなくてはいけない。 手がかりや痕跡を全て消されていたらアウト、それでもやるしかないんだ。 「あきらめない……。それがオレたちに出来る唯一の闘い方なんだ」 そう呟くと彼は図書館の奥の方……外からは発見されず、隠れられる程度の場所に向かい、そこに横になった。 少し頭を休ませたほうがいい。あまりに一気に動かしすぎるとオーバーヒートしてしまう。 時計の針は5時半を指し示す。定時更新まで30分程度あるが、今はそれほど早急に確認することも無さそうだろう。 「ジエン君、僕は仮眠を取るから見張りを頼む。1時間くらいしたら……あと誰かが来たと思ったら起こしてくれ」 「ワカッター!」 「そうだな……バイク君以外に協力者が、それも戦い慣れているような人物が現れてくれたら、図書館から出て調査したいところだな……。 出来る事なら学校、病院、テレビ局辺りが望ましいんだが……。どこへ向かうにしろ、地図に名前が出てる時点で危険だろうな……」 そう呟いたところで、しばしの静寂が訪れた。 徐々に彼は睡魔に誘われて行き、やがて意識は闇の中に落ちていった。 【D-3・図書館/一日目・早朝】 【キバヤシ@AA】 [状態] 健康、睡眠中 [装備] なし [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、Vやねん!タイガース×36@なんでも実況J [思考・状況] 基本 バトルロワイヤルの謎を解明する 1 ………… 2 目覚めたらバトルロワイヤル板の確認を行ない、調査を再開する 3 バイク君が帰ってきたら手伝って貰う 4 出来れば図書館以外の場所も調査したい 5 バトロワは鮫島事件と何か関係がある……? だが、諸説が多すぎて現時点ではどうしようもない 【ジサクジエン@AA】 [状態] (・∀・)イイ! [思考・状況] 基本 キバヤシに従う 1 ミハルゾー! 2 1ジカンゴ、キバヤシヲオコス 3 ニンポーチョーニ、クワシクナッタヨ No.72 戦争を知らない大人たち 時系列順 No.:[[]] No.72 戦争を知らない大人たち 投下順 No.74:第一回定時カキコ No.56:調査未だ足りず キバヤシ No.83:――の前の静けさ
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/70.html
緋黒の書く、カンマス住人でバトルロワイヤルをする小説。 舞台はカンマス校(小中高の区別は無視)。 メンバーはカンマス住人のみなさん。(バトルオールスターズのメンバーを基本とする) 生徒名簿 出番 名前 あだ名 特徴 1 蒼井龍也 アオイ ケンカ強くて、クールで、女に弱いってか優しい。らしい。BR容認派。 2 赤井浩幸 アカイ 無気力をあたりに撒き散らす新型兵器。BR容認派。 3 阿児軍曹 アゴ 死人に顎有り。 4 有重洲緋黒 ヒクロ 時たま明後日の方向へ進んでいく。BR容認派。 5 江井二郎 @2 へぇ…頭いい!BR容認派。 6 嘉荒伊留 ライル ハゲてない!僕はハゲてない! 7 砂州圭 サスケ お前は月じゃない。BR容認派。 8 宗谷斗夢 トム 時たま機転を利かせることが有る。BR反対派。 9 鳥肉 チキン チキン。BR容認派。 10 戸琴湖仏 とことこ 武器もって気が大きくなるタイプ(小)、根はあんま悪者じゃないかも。BR肯定派。 11 味噌汁 シルー 副管理n…もとい副委員長、頭は良い方。BR容認派。 12 魅仁知空利取 リトル 管理人、その場のノリで暴走したりもする。BR反対派。 13 御堂蛮 ヴァン @2と行動をともにしている、小心者?↓え?が得意技。BR反対派。 14 山根田中 ヤマーネ 死人に口無し。 15 山本遼太郎 わらい 16 悪悪路酸 アクア 環境適応力が高め、マイペースだがナイーブ(矛盾。BR容認派。 17 荒木久美子 くみ 18 内田早紀 うさぎ 19 番守黎渡 ヴァンス 僕っこだそうです。BR反対派。 20 大空由美 ゆみ 運動神経高洲クリニック、ムクと仲が良い。BR肯定派。 21 岡本按奈 あんな 明るくていい子、だがちょっとボケてる。だぶると百合。BR反対派。 22 古賀希代子 きよこ みほと仲が良い、たぶんショートヘア。あと関西弁。BR反対派。 23 小日向はやみ はやみん 24 剛田椋 ムク ゆみと仲が良い、ついでに人柄も良い。BR反対派。 25 田中美穂 みほ きよこと仲が良い、たぶんロングヘア。BR反対派。 26 拿葡屡ダブ子 ダブル ゆまあんだぶるで百合百合。BR反対派。 27 尾藤由麻 ゆま いつもは普通の明るい子、でも時々スイッチ入ると病んでしまう。百合。BR反対派。 28 星野夕映 ゆえ ロングで低身長、翠星石とは関係がない。BR停止派。 29 未羅彫明日 ミラボレアス 黒髪ロング、レイアと仲が良い、父親が銃器マニアで多少知識があるらしい。BR反対派。 30 里織澪亜 レイア 金髪のショート、兄がいる、ミラボレと仲が良い。 上記のものは実在の名称・人物・団体等とは一切関係ありません。 どこか似ていたとしてもそれは他人の空似です。 最重要事項 この小説を完成させるまで私は逃げも隠れもいたしません。 今までブン投げ小説の多かった私ですがコレは何があっても完結させます。 とのことです。
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/105.html
ガンダムバトルロワイヤル シャア専用classic@2ch掲示板にある、企画型リレー小説スレッド。現在、第四回。 (PSPで2006年発売のゲームと同名だが、たぶん関連性は無い) (補足求む) 2chにはSS投下用の本スレのみ存在。それ以外の雑談は全て外部の避難所で賄われる。 なお第1回では本スレも外部板(通称アクシズ)に移行した状況で完結を迎えたが、当時のログは既に消失している。 外部リンク ■支援サイト 【第四回】 第四回ガンダムバトルロワイヤル情報集積所(ログ保管庫、消失)第四回テンプレ(ルール、消失) ガンダムバトルロワイアル緊急避難所(したらばBBSの専用板、閉鎖) 【それ以前】 ガンダムバトルロワイヤルログ倉庫(第一回~第三回ログ) 第三回ガンダムバトルロワイヤル管制室データフォルダー(まとめサイト、消失) シャア専用@アクシズ(外部板。閉鎖) ■スレッド 【第五回】 ガンダムバトルロワイアル新大会やろうスレ(現行スレ) 【第四回】 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第一章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第二章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第三章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第四章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第五章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第六章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第七章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第八章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第九章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第十章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 第十一章 ガンダムバトルロワイヤル第四回大会 最終章 【第三回】 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第一章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第二章 ガンダムバトルロワイヤル第三回大会 第三章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第四章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第五章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第六章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第七章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第八章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第九章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第十章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第11章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第12章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第13章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第14章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第15章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第16章 ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 最終章 【第二回】 ガンダムバトルロワイヤル第二回大会 ガンダムバトルロワイヤル第二回大会lt;二章gt; ガンダムバトルロワイヤル第二回大会第三章 ガンダムバトルロワイヤル第二回大会第四章 ガンダムバトルロワイヤル第二回大会終章 【第一回】 ※3スレ目まではhtml化されており閲覧可能 ガンダムでバトルロワイヤルやってみよ~ 【生存21名】ガンダムTHEバトルロワイヤル【死亡1名】 【知略】ガンダムバトルロワイアル第3章【陰謀】 【裏切り】ガンダムバトルロワイヤルpart4【信念】 ガンダムバトルロワイヤル最終戦場(消失) 【裏方】 ガンダムバトルロワイヤル避難所 ガンダムバトルロワイヤル避難所part2 (「管制室」スレッドはアクシズ閉鎖に伴いすべて消失)ガンダムバトルロワイヤル管制室 ガンダムバトルロワイヤル第二管制室 ガンダムバトルロワイヤル第三管制室 ガンダムバトルロワイヤル第四管制室 ガンダムバトルロワイヤル第五管制室 ガンダムバトルロワイヤル第六管制室 ガンダムバトルロワイヤル第六管制室 ガンダムバトルロワイヤル第八管制室 ガンダムバトルロワイヤル 第九管制室 ガンダムバトルロワイヤル第十管制室 ガンダムバトルロワイヤル第十一管制室 ガンダムバトルロワイヤル第十二管制室 ガンダムバトルロワイヤル第十三管制室 アクシズ鯖落ち時 避難所(現行スレ、、閉鎖)
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/794.html
上条「バトルロワイヤル……?」 名簿 名簿(全36名) 上条 土御門 青ピ 御坂美琴 白井黒子 初春 佐天 一方通行 ミサカ10032号 打ち止め ステイル 神裂 インデックス 木原 姫神 アウレオルス=イザード サーシャ=クロイツェフ 海原光貴(エツァリ) ハム太郎 こうし タイショー リボンちゃん ゴミ(ちびまる) スコール=レオンハート アーヴァイン=キニアス サイファー キョン ハルヒ 長門 朝比奈みくる 古泉 朝倉 テリー(ドラクエ6) サマル(サマルトリアの王子) トルネコ ねこひろし トップへ