約 1,539,720 件
https://w.atwiki.jp/eru_across/pages/51.html
まとめっていうかただ抽出しただけっぽいもの。 New 1 名も無きリスナー [] 06/08/02(水) 18 18 36 ID xNMVg6eF 影瑠板 DJ達や名無し達が毎日のようにバカやって騒ぎあって盛り上がる。 僕達の帰る場所。 僕達の家。 そんな影瑠板住人達に一通のメールが届いたのが始まりだった。 影瑠板住人の皆さんへ。 オフ会をやりましょう。 場所は皆が会いやすいように東京で。 ちょっと宝くじで当たったから交通費のみでいいよ。 学生は交通費も免除します^^ 皆でぱーっと祭りを楽しみましょう^^ ~影瑠~ このメールを受け取り、歓喜するもの、不信がるもの。 反応は様々だったが、一同がそろうこととなった。 殺しあうことになるなど思いもよらずに。 New 8 名も無きリスナー [] 06/08/02(水) 19 02 03 ID mxuW+VZ7 もー続き来ないなら勝手に書いちゃうよー>< そしてオフ会当日夕方6時。 影瑠板住民ほぼ全員が会場に到着した。 いつもはネットの書き込みでしか話していない住民にとって、 直接の対面は本当に刺激的なものだった。 書き込みのイメージ通りの人、意外な人。本当にそれぞれだ。 「影瑠板住民の皆さん、おまんこおおおおぉぉ!!1!!」 と、主役の影瑠がスーツ姿で現われた。 思わず笑いと拍手で迎えてしまう一同。 「今日はたくさんの人が来てくれて本当に嬉しいです。ありがとう! 嫌な事は忘れて思いっきり楽しもう!乾杯!!」 『カンパーイ!』 と、和気藹々の会場。 しかし、そのドリンクには睡眠薬が入っていたのだ! 次々に眠ってゆく住民達。 そして、地獄のパーティーが始まる・・・ ↓続き任せたww New 10 UMA ◆u.YAJIUMA. [] 06/08/02(水) 19 21 20 ID aBKvbkcG 目を開ける。 背には硬いコンクリートの床。 周りを見回す。 そこは灰色の小さな部屋。 先ほどまでの楽しい光景はそこには無く自分一人しかここにはいない。 「いつの間にこんな場所で俺ねてたんやろ?」 事故は先ほどまでの光景を思い出す。 「たしか…」 影瑠がでてきて。いつものセリフを叫んで。それを笑いながら迎えた俺ら。 その後乾杯をみんなでしてグラスの中のドリンクをみんなで飲んで。 それから… 「あかん、思い出せんわ」 そこからの記憶がぼんやりとしてる。 次の明確な記憶はこの部屋から始まってる。 酔って記憶が吹っ飛んでる?酒なんかでてなかったはずなのに? …覚えてないだけか? 「そしたらみんなに迷惑かけたんかな…」 だとしたら結構すまない事をしてしまった。後でみんなに謝らなければ。 とりあえずはみんなの所に向かわなければならないわけだが… 「ここ…どこ?」 多分会場からはそんなに離れていないとは思う。 おそらく誰かがココに運んでくれたのか、それとも 「自分が覚えてない間にココにきたのか…」 どっちにしてもとりあえずここから出なければいけない。 横になっているいる自分の体を起こして立ち上がった。 ↓ヘタレでごめんなさい(´・ω・`)次よろしく(´・ω・`) New 12 名も無きリスナー [] 06/08/02(水) 22 30 50 ID mxuW+VZ7 何か進まないから続き書いちゃうよー>< 「ん?」 廊下の方で叫び声が聞こえた。 何かから逃げるような必死の叫び。 今まで映画でしか聞いた事の無い鉄砲らしき音。 胸騒ぎがする…と事故は思い切って廊下に出てみた。 「事故!こんな所にいたのか!!」 「お、ベイダーじゃないか。どうしたん?」 「早くこの建物から出よう!影瑠が何か企んでる!!」 「ボケっとするな!『奴等』が来るぞ!」 と叫ぶまれすけ。相当焦ってるようだ。 その時、軍服を着た男が現れた! 「観念するんだな。お前らはもうこのゲームから抜け出せないんだよ」 と、マシンガンを構えてニヤリとする男。 ここで抵抗しても無駄死にするだけだ…と諦めた三人は 軍服の男達に従って、長い廊下を歩いていく。 ここは、さっきのオフ会の会場ではない。あるはずがない。 この雰囲気はまるで監獄。コンクリートの要塞。 そして、謎の軍人。 一体何が起きてるのか…いや、何が起ころうとしているのか。 軍人に連れられた先は大学の講義室のような部屋だった。 「お、事故も見つかった?これで全員集まったね」 影瑠が楽しそうに三人を迎えた。 展開遅くてごめんね(´・ω・`) 早く殺し合いさせたいなーwwwww ↓今日二回目なんで自分はここまで。あと誰か続きよろ>< New 40 UMA ◆u.YAJIUMA. [sage] 06/08/03(木) 01 51 08 ID ??? 「全員集まった…だって?」 周りを見渡すと確かにこの部屋にはベイダー、まれすけだけではなくオフ会のメンバー全員 がいる。 その全員が険しい顔をして影瑠の方に顔を向けている。 「ベイダー、何が起こってるんだ?影瑠が何か企んでるとかなんとか…」 「事故…実はさ…」 ベイダーは自分も俺と同じような部屋で寝ていたらまれすけが起こしに来て外にでたらいき なり軍服の男たちに銃で威嚇してきたので逃走。その途中でまれすけからみんなでドリンクを のんでからみんなが眠ってしまったことからおそらくこの状況と影瑠の間に何か関係あるので はということを教えてもらい、その途中で事故と合流したということを教えてくれた。 「いったい何なんやろ?」 「わからない…けど」 「事故、ベイダー…それにまれすけ!お前もここにいるんだな!!マジでやばかったよほんっ とに!」 UMAが俺に話しかけてきた。 「多分事故たちも同じっしょ?変な場所で寝てたから外にでて何か変な奴らに追いかけられて 捕まって」 「んでこの部屋に集められた。ホンマに同じみたいやな」 UMAの話からすると他の参加者達も同様にして今ここに集められたのだろう。 影瑠は何の目的でここにみなを集めたのか。 そもそも影瑠が考えたことなのか。 今はわからないことが多すぎる…… New 41 UMA ◆u.YAJIUMA. [sage] 06/08/03(木) 02 05 09 ID ??? 俺がそんなことを考えている間にUMAは一歩前に出て 「影瑠ー!なんでこんなとこに俺を集めたのさ!?状況がまったくわからん。説明してくれるとありがたいんだけど!」 と話す。 俺はいきなりUMAが影瑠に話しかけるもんだからびっくりして影瑠の方を見てしまった。 影瑠……笑ってる? 「ごめんごめん、ここに集めた理由もなんでこんなオフ会場と違う場所にいるのかもまったく説明してなかったね~。ほんとごめん」 影瑠は一度影瑠板メンバーを見回して言葉を続ける 「ドリンクの中に薬を入れたのは俺の指示だよ。本当のパーティーはこの会場から始まるからね。招待するにはちょっと必要なことだったのさ」 「必要?俺らに説明してつれていくんじゃだめだったのかよ!!!」 まれすけがおそらく影瑠板メンバーの中から探し出したのであろうマレカノの肩を抱いて叫んだ。 「そうだよ!犯罪じゃねえかよこんなの!」 そう叫んだのはワッカさん。 影瑠は叫ぶ影瑠板メンバーを見回して、 「お静かに願えますか」 とたった一言。 いつもの影瑠の声からは感じることの出来ないような威圧感がその一言にはあった。 静まる部屋。そしてその中で影瑠が口を開いて言った一言。 「パーティーと言っても簡単なものです。皆で殺しあいましょうよ」 ↓ 俺よく…がんばったよね?ということで次ヨロ New 42 UMA ◆u.YAJIUMA. [sage] 06/08/03(木) 02 09 02 ID ??? 41に最後に一行追加 この一言が僕らの悪夢の開始の合図だったんだ。 New 47 弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E [sage] 06/08/03(木) 03 35 46 ID ??? 「ちょ、おま、何言ってんだよ!」 「冗談にも程があるぞ!」 メンバーは口々に文句を言い出す。 「冗談でもなんでもない、いたって大真面目。だから黙って話を聞いて。」 影瑠はメンバーを黙らせると、話を続けた。 「今から順番にデイバッグを持って出て行ってもらって、ここら辺一帯で殺し合いをしてもらう。 デイバッグの中には水、食料、地図、武器が入ってる。 どんな武器が入ってるかはあけてからのお楽しみ。 で、午前午後の6時と12時に放送を入れる。 死んだ人と禁止エリアを教えるためにね。 ・・・まあつまりは映画と同じ感じで殺し合いをして、生き残った1人に何かとてつもなく凄い物をプレゼント、ってわけ。」 「凄い物をプレゼントだと?」 四天王が問いかけた。 「そう、とてつもなく凄い物。普通に生きてたんじゃ絶対に手に入らないようなね。」 「・・・馬鹿馬鹿しい。」 「ん?なんか言った?」 「物貰うために人殺しなんて馬鹿馬鹿しいっつってんだよ!つきあってられるか!俺は帰る!」 叫んで部屋を出ようとドアノブに手をかけたその瞬間、ドアのそばに居た軍服の男たちがいっせいに銃を構える。 「帰れると思ってんの、おいちゃん?」 「・・・ちっ」 四天王は仕方ないといった顔で元いた場所に戻った。 「他に何か質問ある人~?」 皆押し黙ってしまった。 逃げられないということがさっきの事態でわかった以上、参加するしか選択肢はないのだ。 「じゃあ、そろそろ始めようか。まずは・・・」 New 72 名も無きリスナー [sage] 06/08/03(木) 20 38 33 ID ??? 「じゃあそろそろ始めようか。まずはみんなにバッグを配ってあげて」 その場に居る全員がかつて見たことも無いような不気味な笑みで そばの軍服に指示を出す影瑠。そしてなぜか困惑の表情の軍服。 「どうしたの?早く配らなきゃ始まんないy・・・」 いつもラジオで聞いていたまんまの明るい声とは裏腹に少し怒っているような表情の影瑠の言葉を遮って、 困惑と恐怖とそして意を決した面持ちで軍服が耳打ちをする。そしてその瞬間、影瑠が大笑いを始めた。 「ギャハハハハハハ!!!そうだ、そうだったごめんごめんwwwwwwあー腹痛ぇwwwww ルール勘違いしてたよwwwwごめん訂正。あのね、今から順番にカギを渡しますから そのカギを持って2階に降りてすぐの部屋に入って下さい。そこにロッカーがあるので、 カギの番号に合うロッカーを開ける。ロッカーの中に色々と入ったバッグと、夜は冷えるので 上着入れてありますから、それを持ったら外に出て下さい。おk?」 普段なら、そのどじっ娘影瑠の本領発揮に「モエスwww」だの「カワイスwww」だのと 拍手喝采黄色い声援雨あられとなる所だろう。だがそんな雰囲気ではなかった。 明かりの点いていないこの部屋のように暗い雰囲気の中、廊下から足音が近づいて来る。 カツン、カツン、ハイヒールと思しき足音が徐々に大きくなり、部屋の前で止まった。 ガラガラ 準備終わった?と影瑠が言うより早く音虚が叫んだ。 「あの宴会場のおねえさんじゃん!!!!!てめぇもグルだったのかよ!」 あまり飲めないが故に、注文の品が届くと皆に取り分けたりしていた音虚。 最も店員と近い場所に居た。だからこそ気付いたのだ。 そして再び堰を切った様に場が騒々しくなる。ふざけるなてやんでいべらぼうめ、と皆口々に叫ぶ。 しばらくその状態を見ていた女があまりの騒がしさにキレた。 「うるせぇんだよテメェら!ガタガタ言ってんじゃねえ!」 一瞬にして全員が静まり返った。 しかしその可愛らしい容姿から放たれた汚い言葉とのギャップに驚いたのでは決して無い。 影瑠板住人なら誰もが聞いたことのある声だったのが、驚愕の事実だったのだ。 事故が唖然とした表情で女を指差し言った。 「え・・・なんで・・・・・・よろずやがそこにおるん・・・?」 New 77 名も無きリスナー [sage] 06/08/04(金) 01 27 44 ID ??? 騒然とした雰囲気の中、影瑠の明るい声が響く 「よろずやさんは俺の仲間だよ。ついでに言っておくけど、君達の中にも 俺 達 の 仲 間 が い る か ら な 」 みんなの中に衝撃が広がる。こんな訳のわからないゲームに積極的に参加する奴がいるという事実。 しかも実際に会った事が無い人だらけなのも疑心暗鬼になる理由の一つだ。 一体誰が影瑠の仲間なのか この中に何人のスパイがいるのか いろんな考えがが錯綜して明らかに場の空気が変わっていく。 そんな雰囲気を気にせずに影瑠が発言を続ける。 「あと、もうわかっていると思うけど、君達の首輪は爆弾付きの本物だから。 3日以内に最後の一人が決まらない場合・・・わかるね」 もう誰も口を開く者はいない。いきなり押し付けられた状況を飲み込もうとするだけで精一杯だ。 「さて、そろそろ夜の10時だ。申し訳ないけど急いでもらうよ」 という影瑠の声と共に軍人が銃口を上げる。話はもう終わりという事だ。 次々と鍵を受け取り、2階へと向かう住民達。 もう既にゲームは始まってる。 これから一体どうなってしまうのだろうか・・・ ----ゲーム開始---- 何か一気に話を進めてしまったかなーごめんね(´・ω・`) ↓以降は各人の話でよろ?^^ New 78 放浪軍師 ◆B5dupV1wRw [sage] 06/08/04(金) 02 16 19 ID ??? 軍師「影瑠、、、どうしても腑に落ちない事があるんだが、、、質問いいか?」 影瑠「何だ軍師。言ってみろ」 軍師「あのさ、、、何で俺は山笠の法被と締め込み姿に着替えさせられてるん?」 そう、軍師は博多祇園山笠の衣装を纏っていた。 影瑠「ああ、その事か。俺たちは所詮声でしか相手を解らないからね。 一部の人間には解り易い衣装を用意したのさ」 影瑠の遊び心のお陰で一部の人間は他人に解り易い服装にされていた。 放浪軍師 博多祇園山笠の法被と締め込み姿 よろずや DQ4のアリーナ姫姿 放送事故 女用スク水姿 New 82 某店長サボり中ww [sage] 06/08/04(金) 15 38 06 ID ??? 「TEKKONの場合①」 もう何が何だかわからなかった。 ただ、影瑠の言われるままに動いた。 ロッカーの鍵を受け取り、バッグを取り建物の外に出た。 周りは完全に闇の世界。建物から漏れる光のみが周りを照らす。 そして、外には誰もいなかった。 普通なら皆が外で集まってこれからどうするか 話し合いとかあるはずなのだが・・・どこかで集合しているのか。 それともやはり影瑠の言った台詞が響いてるのか。 「自分達の中にも仲間がいる」と影瑠は言った。 リアルの知り合いがいない以上、これで誰が敵かはわからなくなったのだ。 とりあえず、自分は草むらの中に隠れた。 状況を整理する為と、バッグの中の確認をする為だ。 バッグの中には地図・水などが入ってたが、一つだけ見慣れないモノがあった。 「ヘッドホンと、アンプみたいな機械だけど…なんだろ?」 とりあえず電源を入れ沢山あるスイッチをいくつか押してみた。 「…これは【盗聴器】か!?」 スイッチを押すたびにラジオで聞きなれた声が聞こえてくる。 おそらく、この忌まわしい首輪の中にマイクが仕込まれており、 その電波を受信する装置が自分の選んだ「武器」なのだろう。 「いや、盗聴や盗撮は趣味じゃないんだけどな~w」 と思わず苦笑いする。しかし、これは下手な銃とかよりも遥かに役に立つアイテムだ。 正直、この状況では生き残る可能性はゼロだと思う。 しかし、少しでも良い死に方を望む事は出来るはずだ。 最後に出来る事はあるはずだ。 「とにかく今は情報収集だな」 TEKKONはゆっくりため息をついた。 ↓他の人の場合も宜しく~(^ω^) New 88 名も無きリスナー [sage] 06/08/05(土) 01 38 09 ID ??? 事故は失意のどん底にいた 楽しかったはずのオフ会がこんなことになるなんて いや、それは皆同じことだろう 彼を失意のどん底に落としいれたことは別にある なぜスク水なのか 思えば長い付き合いだ まさか、こんなときにまで着る羽目になるとは思ってもみなかった そして、鞄の中身 食料に水、地図などの必需品とメイド服にデジカメ 「影瑠が言ってた上着ってこれ?んでデジカメ?武器?俺にどうせえっちゅうねん」 ぼやきながら、事故はとぼとぼと歩き出した New 96 UMA ◆u.YAJIUMA. [sage] 06/08/05(土) 02 16 56 ID ??? 『UMA視点①-続くかどうかは知らん』 「まぁあれですよ」 なんでこんな状況になってるのかということだよまず。 影瑠がネジはずれてるっていうのはわかる。 よろずやさんがいい感じに悪女だってのもまぁ飲み込もうさ。 ……なんで殺しあいなんだか?しかもバトロワ風とかさ。最近の映画はよい子に悪影響を与え るって言う話もあながち嘘じゃないってことかねぇ。 「はぁ…」 思わずため息も出るってもんですよええ。 こんな状況でため息が出せるって言うのはあれか、俺は以外に落ち着いた男だって事か? …恐らく混乱してちゃんと物事考えられてないだけだろうけどさ。 「それよりも一番の問題はさ」 ――俺…バトロワみてないんだけど。 まぁこのよくわからん状況がバトロワのオマージュだっていうんなら見ていたほうが有利に なる様なことも多々でてくるのは間違いなさそうなわけで。 そういう意味では多分俺はかなりヤバイ状況にあるんだろう。 コンクリートで出来た部屋。中には物騒なものが入ってあるであろうロッカー。 影瑠の発言により疑心暗鬼になる影瑠板住人。 いくらばかばかしいと思うような話でも拉致までされてるんだし。 まぁ注意はしておくに越したことはないよなぁ…… New 97 UMA ◆u.YAJIUMA. [sage] 06/08/05(土) 02 17 12 ID ??? とりあえずロッカーを開ける。 中にはバックと上着。 バックをあけるとそこには…… 「……はぁ?」 マイク。 他には地図やら食料やら入ってるけど。 「これ…殺しあいとかさっき言ってなかったか……?」 もう一回ロッカーとバックの中を探す。 ――ない。ほんとに。物騒なものが何一つ。 「……」 周りを見回す。 そこにはスク水着てとぼとぼ歩く事故、なんか被ってる軍師、なんかしらんけどコスプレし てる某悪女。 普通の格好をしている人もいるが、そこははっきり言って同人イベントかなんかの更衣室状態。 なんと言っても極めつけは 「……しまぱんさん、パンツ一丁にバッグ…」 いやこれから外に出るんだよな…? とりあえず俺には変な衣装はない…か。 恐らくこの状況から考えると多分各人にゆかりのあるものが武器とかになってるんだろう。 「ということはいきなり銃で撃ち殺されたりとかは」 ない…とも言い切れないか。まれすけあたりは銃がきてもおかしくないんだろうし。 「でもまぁ…」 全員に銃が与えられて、『はいどうぞ殺しあってね』みたいな状況ではなさそうだ。 鈍器やらなにゃらで殴られりゃ怪我もするし死にもするんだろうけど。 そんなに切迫してないわけで。 「それならとりあえずは…ねぇ?」 歩きまわってみるとしますか!! バック背にして片手にマイク。 鼻歌でも歌いながら。 暗い夜道を歩いていくことにした。 「…とりあえずは事故らへんと話せればいーなぁ」 New 105 ブラホ○ ◆6464Q.3rTs [sage] 06/08/05(土) 03 48 15 ID ??? 『ブラホ視点①-マジメと不真面目の融合w』 混乱を隠せない影瑠板の面々の中に、ただ一人無言で立ちすくんでいる女性がいた。 彼女の名前はブラックホール。 『☆<今回のオフは私が風邪で倒れてるから代わりにブラホが行くぞ!!』 今回のオフにこれだけの人数が集まった理由の1つには、このペンタゴンの書き込みがあった。 今まで声はおろか、そのほとんどが秘密であったブラックホールがオフに来るというのだ。 一体全体ブラックホールとはどんな人物なのかを一目見ようとこのオフに参加した住人も少なくない。 「やぁ、君がブラホか。本当にコンビだったんだね^^」 あらかじめ入手した情報によってブラホの顔を確認している影瑠が、ブラホの傍に近寄る。 「しかも女性とはね…ところで君の声を聞いてみたいな、ちょっとしゃべってみてよ^^」 板の住人同士に殺し合いをさせるという残虐な思考を持つ影瑠も、ブラホの声には興味があったようだ。 「…」 「…あれ?どうしたの?何でもいいから喋ってみてよ^^」 「…」 「…『良い子の諸君!!』とかでいいからさ^^」 「…」 成り立たない会話のキャッチボールに影瑠が痺れを切らす。 「おい、喋れって言ってんだろ?ブラホはブラホらしく顔に穴あけてやろうか?」 影瑠がブラホの額に持っていた銃を突きつける。 「…」 それでも喋らないブラホ。前髪で隠れた眼が、影瑠を捕らえて離さない。 「…ちっ、まぁいいか。とっととバッグを持って失せろ。」 New 106 ブラホ○ ◆6464Q.3rTs [sage] 06/08/05(土) 03 48 19 ID ??? ブラホは元から『喋る』という行為をしない人間であった。 思っている事を相手に伝えたいという意思が欠落しているのだろうか。 また、その黒くて腰の辺りまである長い髪と、眼をほとんど隠してしまっている前髪によって 彼女はより一層ミステリアスな雰囲気に包まれていた。 最初に会場でベイダーに話しかけられた時も、彼女は一言も喋らなかった。 ベイダーが会話をしようとしても、影瑠の時の様にブラホはただベイダーを見つめるだけであった。 その、全てを吸い込みそうな眼差しは、あたかもブラックホールのようである。 影瑠が彼女の傍から離れると、ブラホはバッグの中身を確認し始めた。 そしてバッグの中に何が入っているのかを確認したブラホの眼が一瞬大きくなる。 バッグの中に入っていた物は 【タランチュラの1種】【オオスズメバチの巣】【大量のヤドクハムシの蛹】 であった。 タランチュラの1種は、見た感じではゴライアスバードイーターのようであった。毒性はほとんど無い。 オオスズメバチの巣にいたってはかなりの大きさだ。バッグの中身のほとんどを占めている。 影瑠の旧宅を解体した時に入手したのだろうか?大量のオオスズメバチが入っていそうだ。 …それにしてもヤドクハムシなど正式な和名も無い虫をどうやって入手したのだろう? 丁寧にガラスケースに入ったそれらを見て、ブラホは瞬時にその毒虫達の使用法を考えた。 しかしそれはどれも、今すぐに使えるものではなかった。 ブラホは、虫で満杯になっているバッグをしっかりと閉めると、足早に外に出た。 黒で基調を揃えた服に、長い髪。一瞬にしてブラホは漆黒の闇に消えていった。 New 111 名も無きリスナー [sage] 06/08/05(土) 04 54 10 ID ??? 「さて、どうしようか」 あまりこのゲームには乗り気ではない ネット上とはいえ、楽しく遊んだ仲間たちだ 殺す気にはなれない それでも、自分の命を守るためなら…… 襲われたら殺す、それでいいだろうか 腰には日本刀を帯びている 扱いの難しい銃より刀の方がずっといい 攻撃にも防御にも使える 「3日後には爆発か。そうなったら……」 .1<は覚悟を決めた New 112 人の中の3 ◆O0NNNaIkLU [sage] 06/08/05(土) 05 47 54 ID ??? 『人の中の3視点①-確かに入れたんだけどさ』 薬特有の寝起きの悪さに加え、元々朝に弱い体質である。 俺が目を覚まし、回らない頭のまま広い部屋に連れて行かれ、影瑠さん――いや、ここはさん付けはいらないな、影瑠の声を聞く頃にはなんとか覚醒し、冷静を保っていられた。 きっと、睡眠薬で眠らされていなかったら突然の状況に対応出来ず、常の自分とは違う行動を取っていただろう。 夢であることを願っても、わりと冷静になった頭は此処が現実の世界であることを否が応でも告げる。 兵士のような男達が持っている銃器は・・・・モデルガンであってほしいが、今ここでそれを確かめる術はない。 ふざけんな、なんでこんなことに巻き込みやがったんだ。 頭の中では影瑠を責める気持ちで一杯である。 当然オフ会に来なければよかったとは思ったが、責任を影瑠になすりつけることで自分への責任を少なくしようという自己防衛を図っている・・・・これは自嘲ものだ。 殺し合いだ? 映画の中の世界じゃあるまいし―― 何かのギャグだろ? そうだと言ってくれよ・・・影瑠さん―― New 113 人の中の3 ◆O0NNNaIkLU [sage] 06/08/05(土) 05 48 24 ID ??? カギを受け取り、二階に下りてロッカーを開ける。 言われた通り、上着とデイバッグが入っている。 他のメンバーは・・・・なんかその、色々アレな服装をしているのは気にしないことにする。 高校生組やその他メンバーと目が合ったが、なんとなく何も言えず、何も聞けず、ただ、ロッカーからバッグを出すことに集中した。 とりあえず上着を着て、その場ではバッグを開けずに先ほど指示された出口から外に出る。 少し寒い。 暗くてよく見えないが、今出てきた建物の明かりに照らし出されたのは、鬱蒼と生い茂る起伏のあるジャングルのようだ。 そう、富士の樹海のような。 少し地面を調べてみると、溶岩が固まって出来たような大きな岩がごろごろ・・・・いや、これは溶岩の上に土があるんだ。 ここは火山地帯か、もしくは過去に火山が噴火して出来た土地らしい。 隠れる場所はいくらでもありそうだ。 「とはいってもなぁ・・・」 俺には殺しあう気などはさらさらない。 生き残る自信はないし、殺される気にもならないし、ましてや三日後に爆発するこの首輪と運命を共にする気にもなれない。 となると残された道は一つ。 「・・・・みんなで一斉に、建物を制圧するんだ」 しかし大きな問題がある。オフ会のメンバーに紛れ込んだ影瑠の仲間だ。 制圧部隊(仮)に一人でもそいつがいると、確実に俺達は殺される。 厄介だ。 それは後回しにして、起伏の凹に身を隠し、懐中電灯(出る前に配られた)の明かりを絞って最低限の視界を確保し、バッグを開けた。 水・・・・1リットルペットボトルが1本、そしておそらくこれが食料・・・・・銀色の袋に包まれた、スナック菓子のようだ。 カロリーメイトのようなものだと思う。 地図・・・・紙なのに何か違う感触だ。防水加工か?そして― 「・・・・・」 その小さく四角く薄く白い物体には、「FRISK」の五文字があった・・・・・。 【続く】 (なるべく矛盾のないように書きましたが、もしかしたら矛盾してたりするかも・・・) (わりと真面目に書いて疲れました。現実の自分はここまで冷静になれないわw) (設定を色々作っちゃってすみません。でもなるべく違和感のないようにしたつもりです。) New 116 朧月 ◆CMupROGETU [sage] 06/08/05(土) 07 35 19 ID ??? 朧月視点①──天眼 一つだけ、納得がいかなかった。 影瑠に話を持ちかけられた時、何度も念を押したはずだった。 自分には、ちゃんとした武器を用意する、と。 それが影瑠の「パーティ」の引き立て役……オンラインゲームで言う所のプレイヤーキラーの役を引き受ける条件だった。 しかし袋に入っていたのは二画面に分かれた今売れ筋の携帯ゲーム機と、イヤホンだけ。 「……お前は一人でオフゲーでもしてろ、ってか? ったく……銃ぐらい入れとけってんだ」 男は軽く舌打ちしながら泥で汚れたメガネを拭く。 『もきゅー>ω<』と書かれた緑のTシャツに身を包んだ男、朧月である。 「しかし本当に辺鄙な所だな。確かにこれなら多少暴れても問題ないな」 メガネを掛けなおし、中指でブリッジを押し上げる。 ぼやけていた緑がはっきりと輪郭を持ち、今居る場所が割と高い場所であることを眼下の景色が教えている。 出来るだけ遠くへと夢中で走っただけはあると言うことか。 途中木の根に躓いて転びはしたが、これだけ距離を稼げれば問題ない。 「しっかし、マジでコイツだけか……って、なんか違うな……?」 花札会社の売り出している携帯ゲーム機かと思ったが、どうやら違うようだ。 ベースこそ最新ゲーム機だが、本来あるはずのない手にずっしりと来る重みがある。 その重量の主はすぐに判明した。底部に据え付けられたバッテリーだった。 おかしい箇所はそれだけではなかった。本来SDカードのようなカードを差すスロットには 既に何かカードが入っているようだった。 「……ただのパチモン、って訳じゃなさそうだな……」 訝しがりながら朧月は『POWER』と刻印されたボタンを押した。 New 117 朧月 ◆CMupROGETU [sage] 06/08/05(土) 07 36 04 ID ??? 低い唸り声を上げながら、そのマシンは動き始めた。 待たされることなく下の画面に映し出されたのは地図のようだった。 赤や緑の点が見えるが、範囲はそれほど広くないのだろう。戦場となるこの地域が陸地なのか島なのか、分からなかった。 「マッピングシステムか? 手の込んだ作りだが、この点は何だ?」 朧月が画面の点を爪でつつくと、上の画面に大きく英字が浮かんだ。 見たことのある名。それはつまり、「MARESUKE」と。 「まれすけ……この赤い点は人間、か……じゃあ緑は?」 朧月は先ほどタッチした点に一番近い緑の点をつついてみる。 先ほどまで激しく自己主張していた英字は消え、文章が浮かび上がった。 「JOKERは3枚。ちょっと分かりづらい所に隠しました。 見つけても生き残れるかどうかは君次第、うまく使いこなしてねъ( ゚ー^) 」 ジョーカー。トランプのジョーカー。ポーカーにおける最強カード。しかしババ抜きにおける邪魔者。 影瑠は一体何を指している? 武器? 他の「引き立て役」? それともトラップ? どちらにしろ、何か不確定要素がそこにある。それだけは朧月でも分かることが出来た。 そして、その不確定要素に近づく者がいる。──まれすけだ。 「クックック……確かにこいつは面白いゲームだよ」 朧月はニイッと歯を剥いてニタニタと笑いながら二番目に近い緑の点を探していた。 ──影瑠側参加者、朧月。与えられたのは天の眼だった。 (① 文才無い俺でもがんばるお! さあみんなもカモンジョイナス!!) (② なんかヤバそうなの出したり変な要素出しちゃったけどむしゃむしゃしてやった 今では反省していない) (③ ぼ 僕こんなに凶悪じゃないもきゅー>ω< みんなを愛してるもきゅー>ω<) New 120 弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E [sage] 06/08/05(土) 11 41 07 ID ??? 『弧月如杏の場合①―飼い狐』 ロッカーの中に入っていたもの。 確かにバッグとか上着とか入っていたわけだが。 解せないものが一つだけあった。 ―――カチューシャ。それも狐耳の。 弧月如杏は仕方なく狐耳を着けて夜を往く。 安心してバッグを開けられる場所を見つけると、そこに座り込んだ。 「これじゃ目立っちまってさっさと殺されちまうだろうが、軍師さんとか事故とか特に。」 影瑠側の人間もいるというのに、何が悲しくて目立つ格好をしなければいけないのか。 カチューシャを外してしまいたいところだが、そういうわけにはいかないだろう。 ぶつぶつと乱暴な言葉で愚痴を言いつつバッグを開ける。 「・・・何の冗談だこれは。」 中に入っていたのは地図、食料、水。 そして幣。見たことあるのより少し長い気がするのだが幣。 菅原道真が「ぬさもとりあへずたむけやま」と詠んだあの幣。 そして頭には狐の耳。 「どこの神社の飼い狐だよまったく・・・」 これは武器にならない。そう判断して幣をバッグの中に放り込んだ。 「・・・あれ?」 放り込んだ幣の柄、というのだろうか。その下7センチあたりが外れて、隙間から何やら反射光がきらめいている。 まさか。幣をもう一度手に取り、下部をつかんで引き抜く。 「だから長かったわけか。」 反射光の主。それは内部に仕込まれていた刀だった。 「ははは・・・これは実に罰当たりな狐やねぇ・・・」 幣を手に持ち、バッグを背負い、如杏はまた夜を往く。 「それにしてもみんな目立つ格好をさせられたもんやなぁ・・・」 頭の狐耳を気にしながら、やれやれといった顔でもう一度つぶやく。 「これじゃ他の 仲 間 に殺されて私が殺す分がなくなるやん、私とろいのにさ。」 ふと思い出したかのように立ち止まる。 「いけね、メガネはずしとった。かけんと視界が効かんがな。」 罰当たりな飼い狐、弧月如杏 それを飼うのは・・・影瑠 New 125 放浪軍師 ◆B5dupV1wRw [sage] 06/08/05(土) 12 50 14 ID ??? 『放浪軍師-その特殊体質』 ロッカーから道具を出していの一番に外に飛び出す。中身の確認なんて後回しだ。 (最初の戦場は出入り口のはずやけんね。言われなくてもすたこらさっさだぜ) 俺は普段、運動全般があまり得意じゃない。 けどな、俺はある条件下においてだけは全ての身体能力が大きく上昇っちゃんね。それは- 「この格好なら、俺は無敵!博多っ子魂みせちゃーけん!」 あまりに目立つ格好。 普通ならマイナス要因にしかならないが、この男の場合は逆だった。 「祝い目出度の若松様よ~♪と、オイサ!オイサ!オイサ!」 バッグから取り出した飲料水を、勢い水代わりに頭から被って爆走じゃ! 放浪軍師、最初の戦場を避け南に爆走中 飲料水消費1個- New 126 4 ★ [sage] 06/08/05(土) 13 03 05 ID ??? 4の場合①―諦めと決意 「何で俺が殺し合いをしなくちゃいけないんだよ、ったく。」 ぼやきながらもロッカーの鍵を受け取り2階へ上る四天王。 「えーっと、俺のロッカーはと・・・」 ロッカーを探し歩き回るうちに目当てのロッカーが見つかる 「何、このロッカーの大きさ・・・?」 周りのロッカーとは明らかに違う大きさのロッカーがそこにはあった。 「まぁ、考えてもしょうがないか。」 ガチャ ロッカーを開けるとそこには・・・ 「何、この銃器の数。」 そこには何処の軍隊のガンロッカーかと勘違いするような数の銃器がおいてあった 「どうせエアガンだろ、エアガンでどうせいっと」 ズシリ エアガンには無い重みがそこにはあった。 「おいおい、まさか本物か。。。?」 他の銃を手に取るとそれは確信に変わった。 マガジンを外すとそこには鈍く光る弾丸が込められていたのだ 「これって・・・本気で俺達に殺し合いをさせる気か影瑠は。」 少しの間、4天王は悩みおもむろに銃に手を伸ばした 「ふぅ・・・やってやるよ、やれば良いんだろ、影瑠。どうなっても知らないからな俺は」 手に取った銃器はM40、MP5、ベレッタM93R×2 「ライフル、MG、HGこれだけあればなんとかなるだろ。弾は適当にっと。HGはホルスターにさしとくか」 4天王が適当にと言った弾丸の中にはホローポイント、ダムダム弾、アーマーピアシングといった物騒極まりの無い弾まで含まれていた 銃と弾丸をバッグに詰め階段を下りていく4天王、ふと上を見上げ 「影瑠、いつかお前も狩ってやるよ」と呟いた そこにはいつもの( ´・ω・) カワイソス ではなく、腹を決めた男の顔があった(`・ω・´)b とまぁ、適当に書いてみたが・・・こんな重武装で良いのか俺?? New 130 名も無きリスナー [sage] 06/08/05(土) 13 22 51 ID ??? 浜田さんの場合1―サブタイ考えるのマンドクセ( A`) 言われた通りにロッカーを開ける 確かに影瑠の言った通り上着とバッグがそこにはあった 他には・・・と探してみたが期待するだけ損であった とりあえずその2つを手にし皆と同じように外へ出た 「意味わかんねぇよな・・・けどやるほかないんだよなぁ・・・」 ぶつぶつ言いながら落ち着ける場所を探していた 「ここでいいか・・・バッグの中には何が入ってるんだろうな」 そう独り言を言ってバッグを開けた そこには地図、水、簡易食料が そしてなぜだか知らないがグラビアアイドルの写真集があった 「なんだよこれ、HNがそうだからってこんなもの渡されたって何にも使えねぇじゃんか」 と文句を言いつつもとりあえず写真を見ることにした 写真集はごく普通な感じでグラビアアイドルが水着姿だったりちょっとエッチな姿で写っている物であった そして最後のページまで読み進んだときにそこにあるものに気がついた 「これは・・・粉薬?けどにおいはしないな・・・」 けれど俺にはそれが何であるかすでに分かっていた こんな場においての粉末状の薬のようなもの、そんなものは毒薬以外にありえない いや、影瑠だったらただの風邪薬を入れることも・・・ そんなことを考えていたって仕方がない 武器が何であろうと闘わなければいけない状況であることには変わりはないらしい 「まずは・・・誰か仲間を見つけたいな、しかし敵もいることを忘れちゃいけねぇよな・・・」 そうつぶやきまだ見ぬ仲間を求め歩き出した #先生の作品が読めるのはジャンプだけ ! #嘘です 、上のは気にしないでください #とりあえず何となくで書いたから適当になってごめんね 影瑠板バトルロワイヤル まとめ2
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1039.html
作者・◆OKTm8teiY2 氏 独断と偏見のバトルロワイアルの参加者名簿 独断と偏見のバトルロワイアルの投下順SS 独断と偏見のバトルロワイアルの死亡者リスト 独断と偏見のバトルロワイアルの支給品
https://w.atwiki.jp/anirowaex/pages/22.html
オープニング ◆wYOF3ar91U 始めに光があった。 無遠慮に瞼の中へ入り込んできた光の所為で、野比のび太は無理やりに眼を覚まさせられる形になった。 覚め切らない頭で、眠い眼を擦ろうとする指に硬い物が当たる。 どうやら眼鏡を掛けたまま眠っていたようだ。 そこでのび太は、自分がいつ眠りに付いたのか覚えていないことに気付く。 そして自分がいつも寝る時に着るパジャマではなく、普段着のまま眠っていたことを 更に今、自分が居るのがいつも眠りについている自分の部屋ではないことに気付いた。 深く、それでいて濃淡を感じさせない漆黒の闇がのび太の周囲、 あらゆる方向に広がっている。 床も天井も見えない闇。 そこ照明となる丸い光が等距離に点在している。 その光に照らされて浮かび上がる人々。 人、とも限定されない。 猫や狼。あるいはのび太には何とも判然としない不可解な存在。 それらが距離も前後も左右も高低も不規則に、空間上をこれも点在していた。 その人たちが、次々と身を起こしていく。 のび太同様、今まで眠っていたのを覚まされたのだろう。 ある者は怯えて、ある者は闇雲に拳を振るうほどに暴れて、ある者は平然としている。 大声で叫んでいるような人も居るが、声は聞こえてこない。 のび太自身はただ漠然と周囲の状況を観察するしかなかった。 のび太は今までも太古の世界や異星などを冒険した経験があり、非日常的な状況には慣れている。 しかし今のび太が置かれた、全く身に覚えのない不可解な状況には 拠り所のない不安感を抱えながら、状況の把握に努めるしかなかった。 そこでのび太は、まさに拠り所となる存在を見つける。 全身が青く、頭部だけが極端に大きい姿を。 のび太は身を乗り出してその名を呼ぶ。 「ドラえもん!!!」 周囲を見回していたドラえもんも、のび太に目を止めると のび太に向かって身を乗り出す。 そして見えない壁に正面衝突した。 目を回して倒れるドラえもん。 「ド、ドラえもん!!?」 のび太もドラえもんに向かって駆け出そうとするが、出会い頭に衝突。 勢い余って倒れるのび太。 痛みを抑えて起き上がり、見えない壁の存在を触って確認。 そのまま拳を作って壁を叩くが、壁は微動だにしない。 ドラえもんはドラえもんで自分の周囲の空間を、その丸い手で辿って、 自分が見えない壁に囲まれているのを確認している。 周囲を見る限り、この場の全員が見えない壁で囲まれているらしい。 「ドラえもん!! 助けてよ、ドラえも~ん!!」 拳が痛むほど壁を叩きながら、のび太は助けを呼び続けるが、 ドラえもんはそれに気づいている様子もない。 どうやらのび太の声も、外には漏れないようになっているようだった。 のび太は声すら漏れない牢獄に閉じ込められていた。 自分の置かれている状況がいよいよ尋常ではない物だと判って、のび太は戦慄する。 しかも自分のみならず、ドラえもんまで閉じ込められているのだ。 それならば誰が自分を助けてくれるのだろう? 両親や警察が、こんな異常事態で頼りになるのだろうか? それともタイムパトロールなら助けに来てくれるのだろうか? 気の遠くなるような思いに駆られるのび太。 しかし直後に起こった異変によって、のび太の意識が奪われる。 不意に全ての明かりが消える。 全てが闇に塗りつぶされる中、一筋の光線が天から降りる。 光線は徐々に太さを増していき、その下に一つの姿を浮かび上がらせた。 まるで舞台劇のような演出。 そして浮かび上がった姿は、実に奇妙な物だった。 全身が白い四足の小動物。 しかし猫とも兎とも微妙に違う得体の知れない生物。 そして驚くべきことに、その小動物が喋り始めたのだ。 「やあ皆、僕の名前はキュゥべえ。君たちは今の状況に当惑しているかも知れない。だから今から僕が、君たちに何が起こるかを説明するね」 キュゥべえの声が木霊する。 その声はのび太だけではなく、周囲に居る者にも聞こえたらしい。 全員が黙ってキュゥべえの言葉に耳を傾けているようだ。 一匹の小動物が、場の空気を完全に支配していた。 「まずは僕に与えられた役割を説明するよ。僕はインキュベーターとして造られた存在だけど、今の役割は説明役だね。 勘違いしないで欲しいんだが、僕は君たちをここに集めたりこの状況を作ったりしている訳じゃない。僕はただ説明する役割を与えられただけだ。 と言うより君たちをここに集めたり、この状況を作ったり、これから行われる催しを開いている者など存在しない。 宇宙の構造、重力が在ったり星が形成されていたり、に異議を申し立てることに意味が無いように世界がそう言う構造になっていると理解して欲しいんだ。 君たちがこれから行われる『バトルロワイアル』に参加するのも、世界がそう言う節理になっているだけで、何者かの意思やその行使などとは無関係だとね」 キュゥべえの言っている言葉の意味が、のび太には良く分からない。 どうやらのび太たちは『バトルロワイアル』なる催しに参加させられるらしいが。 理解に苦戦するのび太を置いて、キュゥべえの話が続く。 「君たちはここから『バトルロワイアル』の会場となる場所へ一斉に送られる。会場に送られた瞬間から『バトルロワイヤル』の開始だ。 そして『バトルロワイアル』の会場が世界の全てとなる。その外部など存在しない。宇宙に外部が、仮に存在するとしても『バトルロワイアル』には存在しない。 君たちは今まで生きていた世界が在っただろうけど、それも存在はしないんだ。 例えば外部から君たちを脱出させる者など存在し得ない。君たちが『バトルロワイヤル』から脱出する先なんて無いんだからね」 キュゥべえの言っていることは、ますますのび太の理解を超えていく。 のび太が今まで生きてきた自分の家も、学校も、空き地も、裏山も、何もかも全部存在しなくなるなんて。 そんなことが信じられるはずが無い。 「『バトルロワイアル』の会場は縦横に線が引かれてあって、こんな風に四角形のエリアに区分けされている」 キュゥべえはそう言って、床をなぞって歩き回る。 そこには確かに、キュゥべえを囲むように四角形の線が引かれていた。 「実際の会場にはこんな線は引かれていないんだけどね。会場の全体とエリア分けは、後で説明する支給品の一つである地図で確認できるよ。 そして『バトルロワイアル』では六時間ごとに会場全体に向けて放送が行われる。そこで幾つかのエリアが消滅エリアに指定される」 説明しながらキュゥべえは、床に引かれた線の上に座る。 背筋を伸ばして座る姿は、猫のような愛嬌があった。 「消滅エリアは指定された時間になれば消滅するんだ。こんな風にね」 次の瞬間、キュゥべえが居たエリア。四角い線で囲まれたエリアから光が消える。 照明に照らされているはずの部分から、一片の光も無くなり、 床から天まで闇に塗りつぶされた。 キュゥべえの半身もまた。 そして残ったの半身は、光に照らされた床に向けて倒れる。 キュゥべえの半身だけが一瞬にして消えてなくなったのだ。 突然の惨劇に息を呑むのび太。 しかし半身だけが残ったキュゥべえの所へ、もう一匹のキュゥべえが現れる。 キュゥべえは半身だけになった自分を貪り食うと、きゅっぷいと可愛らしく喉を鳴らした。 そしてキュゥべえは何事も無かったかのように淡々と説明を続けていく。 「消滅エリア上に存在する物は、空気も光も人も例外無く消滅して無になるんだ。 そして消滅エリアは放送ごとに増えていくから、最終的には会場の全エリアが消滅エリアになるね。 つまり世界の全てが消滅するってことさ」 「ちょ、ちょっと待ってよ!!」 のび太が叫ぶが、聞こえていないのかキュゥべえの反応が無い。 それが分かっていても、のび太は叫ばずにはいられなかった。 会場の全エリアが消滅エリアになる。 そして会場から脱出する外は無い。 それはつまり、死ぬしかないって言うことじゃないか。と。 「消滅エリアは『バトルロワイアル』が終了しない限り、指定され続ける。『バトルロワイヤル』の終了条件は一つしかない。 それは参加者の中で生存している者が一名になることだ。『バトルロワイヤル』の参加者は七十名。その内、六十九名が死亡した時点で終了する」 そこまでキュゥべえが説明した時点で、あちこちで騒ぐ人が現れ始める。 相変わらず声は聞こえないが、口々にキュゥべえに向けて何かを叫んでいるようだった。 しかしキュゥべえは構わず説明を続ける。 「生き残った一名は、今まで生きてきた世界を取り戻すことができる。 これまで一緒に生活していた人とも、また会うことができるよ。更にその一名には、どんな願いでもかなえる権利を与えられるんだ。 富でも、地位や名声でも、死者の蘇生でも何だって構わない。どんな奇跡だって起こせるよ。 信じる信じないは君たちの自由だけど、僕は絶対に嘘はつかないよ。 何なら聞いて見ると良い。参加者には僕を知っている者も居る。彼女らは僕が決して嘘を付かないと知っているからね」 相変わらずキュゥべえの話は、半分ほどしか理解できないのび太だったが その恐ろしさに思い至るには充分だった。 殺し合いの参加者の内、一人しか生き残れない。 つまりのび太にしろ、ドラえもんにしろ、この場のほとんどが死ぬ。 「会場に送られた際には、同時にデイパックに入れた形で支給品も支給されるよ。 支給品は参加者全員に食料や水と地図と参加者の名簿とルールブックと筆記用具と照明器具などが一律に配られるんだ。 詳細な決まりごとはルールブックで確認すれば良いよ。 それと基本的な支給品の他に少なくとも一つから最大三つまで、無作為に色々な道具が支給される。 中には強力な武器が支給されているかもしれない。だから参加者には全員、『バトルロワイヤル』の生還者を決める権利を持てる形になるね」 そこまで聞いて、のび太は『バトルロワイアル』の真の恐ろしさを理解した気がした。 脱出不可能な閉鎖空間。 武器になる物が支給される。 生き残れるのは一人だけ。 そこから導き出される答えは――――――――参加者同士の殺し合い。 「それじゃあ、君たちとはこれでお別れだね。説明の役割を終えた僕は、これで消滅するよ。 繰り返しになるけど、君たちのために忠告すると、『バトルロワイヤル』を裏から支配する者を想定したり、外へ脱出しようとするのは無意味だから止めた方が良いよ。 時間を無駄にすると、生還者を決める権利を失うかもしれないからね」 そう言い残してキュゥべえの居る四角形の空間が再び消滅した。 今度こそあらゆる光を失くした中、のび太は狂ったように壁を殴って助けを呼ぶ。 しかしそれに答える者は居ない。 やがてのび太は床や四肢の感覚を失い、重力も見失った。 再び光を取り戻した時のび太は―――――――― ――――――――そして『バトルロワイアル』が開始する。 【アニメキャラバトルロワイアルEX 開始】 時系列順で読む Next [[]] 投下順で読む Next ギラギラ蠢く絶望の闇! キュアランスロット! GAME START 野比のび太 023 『それがどーした。オイラクロちゃん』/『自由気ままなバトルロワイアル』 GAME START キュゥべえ 005 122
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/2389.html
「」 「pppppppppppppppppp」 「ヴィィィィィィィィィィン!!ヴィィィィィィィィィィン!!」 「ゴォオォォォォォォォ」 「」 「pppppppppppppppppp」 「ヴィィィィィィィィィィン!!ヴィィィィィィィィィィン!!」 「ゴォオォォォォォォォ」 ズガン! 「ただイミフなことやってれば助かると思ったのか? それだけでなんとかなるほどカオスロワは甘くないのだよ」 ズガン! 「ただズガンしてれば助かると思ったのか? それだけでなんとかなるほどカオスロワは甘くないのだよ」 ズガン! 「ただズガンズガンしてれば助かると思ったのか? それだけでなんとかなるほどカオスロワは甘くないのだよ」 ズガン! 「ただズガンズガンズガンしてれば助かると思ったのか? それだけでなんとかなるほどカオスロワは甘くないのだよ」 ズガガンガガンガン!! 【ヨコハマタイヤ@現実 死亡確認】 死因:暴走のぞみ999km 【ppp@俺の脳内 死亡確認】 死因:ヨコハマパワードカッター 【バイブ星人@ウルトラマンレオ 死亡確認】 死因:ウルトラマグナスNo2~♪ 【のぞみ501号@電車でGO! 死亡確認】 【ルーファウス@FF7 死亡確認】 【メカルーファウス@テラカオスバトルロワイアル 死亡確認】 【スペースルーファウス@テラカオスバトルロワイアル 死亡確認】 【グレートルーファウス@テラカオスバトルロワイアル 死亡確認】 死因:ズガガンガガンガン 【二日目・午前0時00分】 【HUSTLE MUSCLE@アニソン】 【状態】遥か広がる戦いの荒野へお前は今地図も持たず歩き出したばかり 【装備】数々のドラマ 【道具】嵐を呼ぶ敵の牙 【思考】 1:傷ついて倒れそうなときには遠い日の記憶胸に抱きしめて 2:全ては分厚いMuscle 3:お前の体その奥流れているのさ愛さえ友情さえ 4:叫び返せHustleMuscle 5:お前の背にかかる期待にキン肉マンⅡ世よ時代はGetYou!
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/62.html
作者・◆hN02YkuTxM氏 中ニ病ロワイヤル本編 中ニ病ロワイヤル本編SS目次・時系列順 中ニ病ロワイヤル本編SS目次・投下順 中ニ病ロワイヤルキャラ別追跡表 中ニ病ロワイヤルの死亡者リスト 中ニ病ロワイヤルの支給品一覧 中ニ病ロワイヤルの参加者名簿
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/270.html
スーパー戦隊バトルロワイアル 概要 特撮!板にて立てられたスレ。特撮ロワ、ライダーロワに続いて特撮!板では三つ目となる。 スレッドの経った時期がライダーロワの終盤だった為か、投票の際に混乱が生じたがなんとか開催までこぎつけた。 近年のロワでは珍しく、一般人らしい一般人が居ない(誰かしら変身能力やメカニズムに強いなど)。 ルール等 【スタート時の持ち物】 初期装備は怪人枠は武器装備有り戦隊側はスーツ有りで、変身アイテムを奪われたり、壊されたりしたら、変身不能になる(修理は可能) ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側からデイパックに入った以下の物を支給される。 「食料」 → 複数個のパン(丸2日分程度) 「飲料水」 → 1リットルのペットボトル×2(真水) 「開催場所の地図」 → 禁止エリアを判別するための境界線と座標も記されている。 「名簿」→全ての参加キャラの名前がのっている。 「ランダムアイテム」 → 変身アイテム以外のアイテムが1~3つ入っている。内容はランダム。 「時計」 → 時間確認用 「筆記用具」 → ペンとメモ帳 【スタート】 ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。 MAPは縦軸A~J、横軸1~10で1辺の長さが5㎞とする。 【能力の制限について】 変身制限時間は10分。解除後2時間変身不可。意志あり支給品についても同様とする(会話は可能) 【放送】 放送は6時間ごとに行われる。 放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」「残りの人数」。 禁止エリアは一度の放送で3区画ずつ(2時間ごとに1区画ずつ)増えていく。 参加者名簿 1/1【ジェットマン】グレイ 3/3【カーレンジャー】陣内恭介 / 志乃原菜摘 / シグナルマン 3/3【メガレンジャー】早川裕作 / 並木瞬 / ネジブルー 2/2【ギンガマン】剣将ブドー / ブクラテス 3/3【ゴーゴーファイブ】巽マトイ / ドロップ / 冥王ジルフィーザ 3/3【タイムレンジャー】浅見竜也 / ドモン / シオン 4/4【ハリケンジャー】日向おぼろ / シュリケンジャー / サーガイン / フラビージョ 1/1【アバレンジャー】仲代壬琴 4/4【デカレンジャー】胡堂小梅 / 江成仙一 / ドギー・クルーガー / 白鳥スワン 6/6【マジレンジャー】小津麗 / ヒカル / 小津深雪 / ティターン / スフィンクス / バンキュリア 7/7【ボウケンジャー】間宮菜月 / 伊能真墨 / 明石暁 / 西堀さくら / 最上蒼太 / 高丘映士 / ガイ 4/4【ゲキレンジャー】真咲美希 / 理央 / メレ / サンヨ 主催:ロン ジョーカー:ウルザード 42/42 外部リンク ■支援サイト スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイト(消滅) スーパー戦隊 バトルロワイアルinしたらば 特撮!板 仮面ライダー/スーパー戦隊 バトルロワイアル@まとめwiki ■スレッド スーパー戦隊バトルロワイアル スーパー戦隊バトルロワイアル Part2 スーパー戦隊バトルロワイアル Part3 スーパー戦隊バトルロワイアル Part4 スーパー戦隊バトルロワイアル Part5 スーパー戦隊バトルロワイアル Part6
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1383.html
作者・◆VxAX.uhVsM氏 第二弾です 超自己満足で楽しめないと思いますがよろしくお願いします。 2011/2/02 完結!ありがとうございました。 ジャンプキャラバトルロワイアル本編 ジャンプキャラバトルロワイアル本編SS目次・時系列順 ジャンプキャラバトルロワイアル本編SS目次・投下順 ジャンプキャラバトルロワイアル追跡表 ジャンプキャラバトルロワイアルの死亡者リスト ジャンプキャラバトルロワイアルの参加者名簿 ジャンプキャラバトルロワイアルの参加者名簿(ネタバレ) ジャンプキャラバトルロワイアル支給品紹介 ジャンプキャラバトルロワイアルの地図&ルール
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/19.html
Top SRPGキャラバトルロワイアル SRPGキャラバトルロワイアル このスレはRPGゲーム(SRPGゲーム)の登場キャラクターで バトルロワイヤルをやろうという企画スレです。 作品の投下と感想、雑談はこちらのスレで行ってください。 【現行スレ】 RPGキャラバトルロワイアル7 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281581561/ 【SRPGロワしたらば】 http //jbbs.livedoor.jp/otaku/11746/ 【SRPGロワまとめwiki】 http //www32.atwiki.jp/rpgrowa/
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/286.html
概要 特撮!板にて特撮ロワの企画変更で開始。(そもそもはライダーロワNEXTのアンチが立てた新仮面ライダーバトルロワイヤルスレが始まり) 変身制限などの基本ルールはライダーロワなどの他特撮系ロワを参考にしている。 また、近日異例の最終回を遂げた。 無責任な他ロワ荒らしが安易に始めたことがよく表れている最終回といえよう。 主催者 石堀光彦(ダークザギ) 【ウルトラQ】一ノ谷 【ウルトラマン】ハヤタ/イデ/ゾフィー/メフィラス星人 【ウルトラセブン】諸星ダン/ガッツ星人 【帰ってきたウルトラマン】郷秀樹/ナックル星人 【ウルトラマンA】北斗星司 【ウルトラマンT】東光太郎/テンペラー星人 【ウルトラマンレオ】おおとりゲン/アストラ/マグマ星人 【ウルトラマンティガ】マドカダイゴ/マサキケイゴ/ハヤテシン/レギュラン星人/キリエロイドⅡ/カミーラ/ダーラム 【ウルトラマンダイナ】アスカシン/岸悟/グランスフィア/グレゴール人 【ウルトラマンガイア】高山我夢/藤宮博也/死神 【ウルトラマンネクサス】姫矢准/孤門一輝/西条凪/溝呂木眞也/斎田リコ/千樹憐 【ULTRAMAN】真木舜一/有働貴文 【ウルトラマンマックス】トウマカイト/エリー/メトロン星人/タイニーバルタン/ダークバルタン 【ウルトラマンメビウス】ヒビノミライ/ウルトラマンヒカリ/ザムシャー/クゼテッペイ/アマガイコノミ/エンペラ星人 【ULTRA SEVEN X】ジン/沢渡スミレ/冴木エレア 【ウルトラギャラクシー大怪獣バトル】レイ/熊野正彦/隠岐恒一 参加者全54名 外部リンク ■支援サイト ウルトラマンバトルロワイヤル まとめ wiki ■スレッド ウルトラマンバトルロワイアル
https://w.atwiki.jp/sinjitsurowa/pages/152.html
「はぁ~~っ、どうして私、こんな事になってしまったんだろう……。」 殺し合いの舞台の何処か、一見誰もいない場所に一人の少女の声だけが聞こえていた。 声の主の正体は南條まりあ、彼女は今まで普通の少女だったのであるが、小5の春の遠足の前日、翌日の遠足が嫌で落ち込んだ事をきっかけに透明化能力を発現し、落ち込んでいる状態であると自分の意思とは無関係に透明化してしまうため、無理にでも興奮するために本屋でエロ本を立ち読みする日々を送ってきたものの、それを続けてきた結果中二までの間に書店は次々と入店拒否、更にエロ本程度では耐性が出来てドキドキしなくなってしまったため、より刺激を求めて親のパソコンでエロサイトを見て無理に興奮する日々を送ってきたものの、次の年の中三の時にそれが原因で大量の請求書及びパソコンがフリーズするやらかしをしてしまい、それがショックでまた透明化して戻れないのかと絶望した所、憧れの瀬木恭介センパイと初めて出会い、彼への強い想いを抱いた時から能力をコントロール出来るようになり、これから新しい日々が始まると思った矢先に訳も分からずこの殺し合いに巻き込まれてしまったのだ。 「はあ……、殺し合いなんて巻き込まれたのは幾ら何でも不幸すぎるけど……、唯一の幸運は私の能力と今の状況があまりにもベストマッチすぎることよね。」 そう、元の世界と異なり、今の殺し合いの状況下では出会い頭に襲いかかって来るような危険な参加者と出会う可能性が十分に高い以上、殺し合いが終わるまでまりあはずっと透明化状態を維持し続け、このままずっと誰とも会わずにやり過ごすつもりでいた。 それに透明化を維持し続ける条件は気分が落ち込んでブルーな気分、状態であることであり、元の世界と違い誰とも会わなくていい、いや、むしろこの殺し合いが終わるまで誰にも気づかれないまま終わって欲しいとさえ思っている身としては殺し合いに巻き込まれて終始ブルーな気分であることで簡単に透明化の条件を満たせていることも相まって、今だけは自身の持つ能力に対して感謝の念すら抱いていた。 だが自身の能力にはある一つの致命的な欠点があった。それは透明化出来るのは自身の肉体『だけ』であり、身につけている服や下着、靴下や靴、それと眼鏡や所持品などは一切透明化出来ないため、まりあはそれらの服や下着や靴下や靴や眼鏡や自身への支給品などを一切合財捨て去り、今現在彼女は一糸纏わぬ全裸の状態で透明化状態を維持しながら、どこか安全な場所は無いか歩いて探している最中であった。バグスターウイルスを抑制するためのレジスターが効果の対象になっているかどうかだけが不安材料であったものの、幸いな事にレジスターも一緒に透明化の対象になっており、透明化能力以外では戦闘能力を一切持たないただの非力な普通の少女であるまりあにとってはこの特典は非常に有難かった。 ガサガサガサッ! 「!?……え?な、なに……?」 その時であった。彼女の近くで草木を掻き分けるような音が聞こえ、まりあは驚いてその方向を向く。……が、一見するとそこに何かいるような様子はなく、先ほどまでと変わらない静寂が支配しているようにしか見えなかった。 「……はぁ~~っ、なーんだ、気のせいか。」 そう思い、まりあが安堵した直後であった。 ガサッ!ガサガサガサガサッ!! 「!?ひいっ!!?気のせいじゃない……近くに絶対何かいる……」 だが先ほどよりもさらに大きな音が聞こえたことでまりあは気のせいなどではなく、近くに確実に何かがいることを強く意識してしまい、彼女の心中を強い不安と恐怖の感情が支配する。 ガサッ!! 「ひいっ!?……だ、誰かいるの……?」 そして背後で大きな物音がしたため、まりあはそこに何かいる事を察し、背後を振り返る。 ……が、幾ら待ってもそこから誰かが現れる気配は全くなかった。 「……はあ、なーんだ、やっぱり気のせいだったか……」 先ほどまでの草木の音は風に吹かれて草木が擦れて出た音だろうと、まりあはそう解釈し振り返ろうとしたその時であった。 シュン! 「!?ひいっ!?」 突如としてまりあの足首に何かが巻き付き、まりあは驚いてそれを振り払おうとする。が、 クンッ! ドスッ!! まりあの足首に巻き付いた何かは意思が宿っているような動きで足を引っ張るとその勢いでまりあは背中から思いっきり地面に倒れてしまい、足を引っ張られた驚きと背中から地面に倒れ込んだ痛みから一種の興奮状態になってしまい、透明化が解除され、未成熟な裸体を晒してしまう。 「いたた……一体何が……?」 自身に何が起こったのか分からず、まりあは何とか身体を起こそうとするが、その直後、自身の眼前にいた存在に対する恐怖から、身動きが取れなくなってしまいそのまま固まってしまう。 まりあの眼前にいたのはまりあが見たこともないような異形の怪物そのものであった。 その怪物は体型こそ人間に近いものの、人間とはかけ離れた外見をしていた。体色は黒一色であり頭部は前後に長く、その上部にはフードが被せられており、よく見ると額に当たる部分には一筋の傷が付けられていた。顔には目、耳、鼻はなく剥き出しの歯が揃い、常に涎を垂らす口だけが存在していた。手足は長く、それぞれの指先には鋭い爪が生えており、臀部には自身の足に絡め、転倒させた物の正体であろう、先端が鋭い槍のような形状になっている長い蛇腹状の尻尾が生えており、背中には長い4本の管のようなものが生えていた。 生物の名はゼノモーフXX121、そしてこの個体は『スコーチド・ゼノモーフ』と呼ばれる存在であり、宇宙船に潜入し、そこにいたフェイスハガーに卵を産みつけられたナヴァロという女性からチェストバスターとして誕生しそのままナヴァロを殺害、その後変態し繭の状態でいた所をナヴァロの仲間のビヨンという男性にショックバトンで攻撃され槍状の尻尾と強酸性の体液で反撃しそのまま殺害、ゼノモーフとして誕生した後ケイを槍状の尻尾で突き刺して拉致し、仇討ちに燃えるタイラーを奇襲して槍状の尻尾を突き刺し、口内のインナーマウスで頭部を破壊して殺害した個体であり、頭部には他の個体と異なりその名が示す通りショックバトンによる攻撃で付けられた一筋の傷が存在していた。 最終的にはレインにフェイスハガーを寄生させ卵を産み付けさせようとしたものの失敗し、逆上して襲いかかったところを彼女の仲間のアンドロイドのアンディのパルスライフルによる攻撃を喰らい死亡したものの、気が付いた時には蘇生させられ、今回のバトルロワイヤルに参加させられていたという運びとなっていた。 そしてスコーチドが何故透明状態のまりあの存在や正確な位置を補足できたのかというと、彼らは見た目通りそもそも視覚には頼らず、嗅覚(正確には生体フェロモン)で獲物となる他の生物の存在を察知し、位置や動きを特定する。 この嗅覚の鋭さは敵対種族であるプレデターの光学迷彩ですら全く通用しないほどであり、戦闘種族であるプレデターの高度な技術の産物である光学迷彩すら見破るゼノモーフの嗅覚の前では、透明化という異能力以外は単なる一般人の少女に過ぎない南條まりあの透明能力程度などあっさり見破られて当然というものであった。 フシュルルルルルルル…… スコーチドはまりあにゆっくりと近づくと彼女の肩を手で掴み、顔を近づける。 「い、いや……こ、こないで……」 ショオオオオオオオオッ ゼノモーフのその異様な容姿と『温もり』などという言葉とはあまりにもかけ離れた感触にまりあは恐怖から目から涙を流し、股間の割れ目から放尿してしまう。 だがスコーチドはそれに全く構う事なく、口をゆっくりと開いた。 「ひっ!」 開かれた口の中を見て、まりあは一瞬だけ呼吸を忘れる。その口の中には普通の生物には有り得ないものがあったからだ。 ゼノモーフの口の中の舌があるべき場所には、舌の代わりにもう一つの口が存在していた。この口は『インナーマウス』と呼ばれており、槍状の尻尾と並んで獲物を仕留める彼らの主力武器といえる器官であり、人間はおろか、プレデターの高い硬度を誇るヘルメットすら貫通するレベルの高い破壊力を持つ武器であった。 (もういや……死にたくない……死にたくないよぉ……) ゼノモーフの口の中のインナーマウスを見てまりあは察する。自分はこの怪物に殺されてしまうのだと。そして死にたくないという気持ちと同時に今目の前の怪物に立ち向かっても自分には勝てないという諦めの気持ちもまた存在していた。 ゼノモーフは個体によって多少の差はあれど、本格的な銃火器で武装し、尚且つ銃火器に有利な遠距離で迎撃できるならともかく、丸腰だったり、そうでなくとも近接戦闘で人間が勝てる相手では決してない。実際彼らゼノモーフがいた世界において彼らと遭遇した人間の大半は暗闇や死角からの不意打ちや奇襲、もしくは近接戦闘を強いられ惨たらしく惨殺されその命を奪われており、中には人間より遥かに強いプレデターにすら勝利した個体も存在した位である。 まりあはその事を知る由もなかったのであるが、そうでなくとも一糸纏わぬ全裸の丸腰の一般人の少女であるまりあの力で目の前の怪物に勝つことは出来ないであろうという事は薄々察してはいた。 まりあは自身の死を覚悟し目を瞑る。そしてスコーチドのインナーマウスがまりあの頭部を破壊しようと狙いを定めていた。 ……だが幾ら待っても襲ってくるであろう痛みがやってくることはなかった。 恐る恐る目を開けると一人の少女が手に持った武器でゼノモーフを斬り付け、ゼノモーフはその驚きと痛みから後ろに跳躍し距離をとる。 「君!大丈夫!?」 「え?あ、あなたは……」 その少女の外見年齢はまりあとそう変わらない位。紫色の長髪をポニーテールで纏め、白いマントに紫色の胸甲と腕当てを装備し、紫色の大鎌を武器として持っている少女であった。まりあの言葉から彼女が自身に何を聞きたいのかを察し、少女は自己紹介をする。 「私は兎沢深澄、ミトって呼んで。さっ、立てる?ここは私が食い止めるから君は今のうちに……」 「あ、あの……あなたのそのかま……かま……」 「鎌?私の鎌が一体どうし……なっ!!?」 まりあの言葉の意図が分からず、ミトが自らの愛用武器に目を移した瞬間、その顔が驚愕の表情へと変わる。 なんとミトが愛用している大鎌の刃がどんどん溶解し溶けだしているのだ。そしてゼノモーフの方へと目をやるとその顔から表情を窺い知ることは出来なかったものの、獲物を奪われた事と自らの身体を傷つけられたことで怒りに震えるゼノモーフが自らの身体を大きく振り、傷口から流れ出た自らの体液をミトに向かって飛ばす。 「くっ!」 ミトには怪物の行動の意図が分からなかった。だが本能から飛ばしてきた体液をそのまま受け止めては不味いという事を察し、身体を翻し自らのマントで体液を受け止める。 ベチョ! ジュウウウウウウウウゥ マントに体液が付いた途端、体液が付いた所からマントがどんどん溶けだしていき、危険を感じたミトがマントを無理矢理引き千切り遠くへ投げ捨てる。 そして引き千切られたマントは更にどんどん溶けだし、そして最後には原型を留めず使い物にならない状態にまでなってしまった。 (やっぱりあの怪物の体液は強酸性……私の武器を溶かしたのも恐らくあの体液……) そう、ゼノモーフの武器はインナーマウスや槍状の尻尾だけでなく、その身体から流れる強酸性の体液もまた、彼らの武器の一つであり、敵の攻撃で身体を傷つけられた際の反撃や、時には意図的に相手に向かって飛ばす事によって攻撃にも使える彼らの厄介な特性の一つでもあった。 そして休む暇も与えることは無く、スコーチドは槍状の尻尾を伸ばしてミトを刺し貫こうとし、ミトは咄嗟に大鎌でそれを防御しようとする。が、 バキィイイイイン!! 「し、しまっ……」 先ほどゼノモーフを斬り付けた事で強酸性の体液が付着し腐食した事で耐久力が低下した刃で受け止めたことで攻撃に耐えられなかった刃は完全にへし折れ使い物にならなくなってしまう。 そしてスコーチドは四つん這いになると獣のような動きで跳躍し、ミトに飛び掛かると体格差に任せて無理矢理ミトを押し倒し、彼女に対してマウントを取る。 そしてスコーチドはその顔をミトに近づけようとし、ミトは大鎌の残った柄の部分を押し付けて何とか抵抗するものの、尚も諦めずインナーマウスを伸ばしてミトの頭を粉砕しようとし、ミトは必死になってそれを避け続けるものの今度はスコーチドの両手が彼女の顔に伸ばされ、ミトはその爪で顔を引っ掻かれまくってしまう。 「まったく……女の子に飛び掛かって無理やり押し倒してその上顔を引っ掻きまくるなんて……そんなことしてたらモテないよ……」 ミトは必死になって抵抗しながらもスコーチドに向かって悪態を吐くがスコーチドは『そんな事知ったことか』と言わんばかりに尚もミトに襲いかかり、ミトは何とかそれを凌ぎ続ける。 「ど……どうしよう……このままじゃミトさんが殺されちゃう……」 そしてそんな一部始終をまりあは腰を抜かした状態で見守り続けていた。戦うべきか、でもあんな怪物に自分が立ち向かったところで勝てるわけがない。では逃げるべきか、だが自らの命を救ってくれたミトを裏切って逃げるなんてことは良心の呵責からまりあには出来なかった。 ではどうするべきか、まりあは少し考えると何かを決心したかのように意を決したかのような表情を見せる。そして 「んっ……んん……」 まりあはその場でしゃがみ、力みだすと肛門の穴からブブッというオナラの音がした。そして ブリュ!! ブリュブリュブリュブリュブリュブリュ!! まりあの肛門の穴から茶色い塊……つまりウンチが飛び出し、そのままどんどん肛門の穴からウンチが排出されていく。そしてまりあは自らのウンチを躊躇なく掴むと 「え、えいっ!!」 なんとまりあは自らのウンチをミトに襲いかかっている最中のゼノモーフの顔面に向かって投げつけ、投げつけられたウンチがゼノモーフの顔面に直撃する。 ベチョ!! 先ほども言ったようにゼノモーフは視覚を持たず、鋭い嗅覚で獲物の存在や位置を特定する。そんなゼノモーフに強烈な匂いの塊のウンチは正に劇物そのものと言っていい効果があった。 ギェエエエエエエエエエエ!! あまりのウンチの臭さからスコーチドは上体を起こし悶え苦しみ始める。ミトはその隙を見逃さず、右足でスコーチドの腹部を蹴り飛ばすとスコーチドの身体はミトから離れ遠くへと吹っ飛ばされる。 そしてミトが何とか立ち上がり、柄の部分だけになった自らの愛用武器を構えるとその視線の先では同じく体勢を立て直し、四つん這いの状態でミトを睨みつけるスコーチド・ゼノモーフの姿がそこにはあった。 シュウウウウウウウ 歯をむき出しにしミトに対して威嚇するような声を上げるスコーチドに対し、それに怯むことなくミトはスコーチドを睨みつけるとスコーチドがミトに向かって突進し、ミトはそれに呼応するかのように前に出る。 シュッ バキィ!! まずはスコーチドが自身の尻尾をミトの顔に向かって振り、ミトは顔を逸らして何とかその一撃を避けるがその一撃はミトの近くの木に直撃し、尻尾が直撃した部分の木が抉れてしまう。負けじとミトは棒術の要領で愛用武器でスコーチドを殴りつけようとするがスコーチドは尻尾をしならせて武器にぶつけ、攻撃を相殺する。 そしてスコーチドが再び尻尾を振るとミトはそれを迎撃しようとするがスコーチドの尻尾は彼女の上半身ではなく、足に向かって伸び、ミトの足を掬う形で尻尾が当たってしまう。 「!?しまっ……」 足払いを喰らう形となったミトは転倒し背中から仰向けに倒れてしまうがスコーチドはミト……ではなくまりあに向かってまるでゴキブリのような素早い動きで接近し、彼女に襲いかかろうとする。 スコーチドはミトではなく、まずは非力な少女であるまりあの方を殺し、それからミトの方を始末しようと判断したのだ。 だが 「……させない!!」 立ち上がったミトの武器が変形すると武器から鎖のようなものが伸び、その先端の分銅の部分がスコーチドの脇腹の部分に直撃、スコーチドは思いっきり吹っ飛ばされてしまう。 吹っ飛ばされたスコーチドは痛みに悶え苦しみ、その後何とか立ち上がるがその先にはまりあを庇うような形でスコーチドを睨みつけるミトの姿がそこにはあった。 「彼女に触るな……この化け物……」 『化け物』、その言葉を聞いてスコーチドの脳裏にはかつて宇宙船で交戦し自らを殺した『アンディ』という名のアンドロイドに同じ言葉を吐かれた事を思い出し、彼の中に強い怒りと憎しみの感情が沸き上がってくる。 だが彼とて馬鹿ではない。このまま無理に交戦し消耗してしまう事は得策ではない事を理解し、『覚えてろよ』と言いたげな感じで反転するとそのままゴキブリのような素早い動きで夜の闇の中へと姿をくらましていった……。 「た、助かったの……?」 ゼノモーフが退いた事で取り敢えずこの場は助かったという事を理解し、まりあの身体から緊張の糸がほぐれ、安心感からか彼女の身体にドッと疲れが押し寄せてくる。 「大丈夫?立てる?」 「あっ、はい……」 その場にへたり込んだまりあに対し、ミトは手を差し伸べ、まりあは差し伸べられた手を取ろうとするがその直後、何を思い立ったのかミトは怪訝な表情を浮かべ、差し伸べようとした手を戻す。 「?ど、どうしたんですか……?」 「あのさあ、一つ聞きたいことがあるんだけど……」 「?」 彼女が何を聞きたいのか分からず、まりあはキョトンとした表情を浮かべるがその直後、ミトの口から彼女がずっと抱いていた疑問の内容が述べられる。 「貴女……何で素っ裸なの?」 「あっ/////////」 ミトの疑問の内容を聞いて自身が一糸纏わぬ全裸であることを思い出したまりあの顔はどんどん赤くなっていき、胸と股間を両手で隠し恥じらうような仕草を見せる。 「こ……これには深いわけというものがあってですね……」 「『深いわけ』って何?貴女、露出狂?というか服とか支給品とかはどうしたの?」 「じ、実はその……えっと……」 訝しむような表情を浮かべるミトに対し、自身が何故そうしていたのかまりあは彼女に対して理由を説明した。 自身が透明化能力持ちであること。ただし身につけている服や下着、靴下や靴、それと眼鏡や所持品にはその効果が及ばない事。そのためそれら全てをこことは別の場所にすべて捨ててきた事。透明化能力を駆使して他の参加者と接触しないようにずっとやり過ごすつもりでいたこと。それらの事情をまりあはミトに対して一字一句全て丁寧に説明をした。 「……それ、ホント?」 「いや、本当にそうなんですよ。何なら今ここで実践して……あ……あれ……?何か……透明化……出来なくなってる~~~~!!?」 ミトに対し先ほどまでの説明が本当であることを立証しようと今まであった嫌な事を思い出し、ブルーな気分になっても透明化していない自身の身体の異変に驚愕してしまう。実は彼女は透明化出来なくなってしまったのではなく、運営によって枷られた制限によって透明化解除後はある程度インターバルを置かないと再度透明化出来ないようにさせられてしまっていたのだ。 これはまずい、とまりあは今の状況に焦りを感じ始めていた。殺し合いが始まった直後、まりあはずっと全裸透明化状態を維持して他の参加者をやり過ごそうと考えていたため、自身の服や下着や靴下や靴や眼鏡や自身への支給品などを一切合財こことは別の場所に捨て去っていたため、今の彼女は一糸纏わぬ完全な全裸であり、今の彼女の中には他の参加者に自身の裸を見られたら恥ずかしい、今の裸の状態で他の参加者に襲われたらどうしよう、実際先ほど異形の怪物であるゼノモーフに襲われ、目の前に怪訝な表情を浮かべているミトがいるという状況から、まりあの中は羞恥心と恐怖の気持ちでいっぱいいっぱいであった。 「もう……仕方ないなあ。ほら、付いてきなよ。さっきウンチしたでしょ?この近くに水場があるからそこで洗ってあげるよ。」 「そ……それは言わないでください……。」 先ほどミトを救うために自身がウンチした事を指摘され、まりあは羞恥心から顔を赤らめるが同時にミトが自身の事を責めるつもりはない事を理解し、彼女の中にミトに対する感謝と安堵の気持ちが芽生えていた。 そして今度こそミトはまりあに対し手を差し伸べ、まりあが立ち上がると彼女に手を引かれる形で近くの水場に移動することとなった……。 ◆◆◆ 先ほどの場所から少し離れた場所にある水場、そこには一糸纏わぬ全裸の南條まりあと、水浴びのために同じく一糸纏わぬ全裸の姿となった兎沢深澄の姿がそこにはあった。 「ほら、お尻を差し出して。」 「えっと……こう、ですか?」 まりあは後ろを向くとミトに対しお尻を突き出す形で前屈みとなり、突き出されたお尻に対してミトは水を……主にウンチで汚れた肛門の穴に対して重点的に掛け、彼女のお尻を洗い始める。 「ひゃっ!……な、なんかこう……水を掛けられると……気持ちいい……」 「やめて。その発言は私が何か変な感じで誤解されちゃうから。」 そんなこんなで少しするとまりあの肛門の汚れが洗い落とされ、彼女のお尻が綺麗になる。 「ねえ……こっち向いて……」 「?」 ミトの言葉の意図が分からずまりあがミトに向かって振り返ると突如としてミトがまりあに対してギュッと抱き着いてくる。 「えっ?……ちょ、ちょっと何を……?」 「ありがとう……さっきは私を助けてくれて……こんな……仲間よりも自分を優先して平気で仲間を裏切っちゃうような最低な私を……」 「え?一体何の話なんですか?」 『助けた』というのはさっきゼノモーフから助けた事を言っているのであろうが、『裏切った』というのが何のことを言っているのか分からず、まりあがミトに事の真意を聞くと、ミトはまりあに自身の過去の経験を語り始めた……。 ミトはこのバトルロワイヤルに参加させられる前、VRMMORPG「ソードアート・オンライン」のプレイヤーとして参加していたものの、突如として開発者である茅場昌彦の手によってソードアート・オンラインはデスゲームと化し、自身は一緒にゲームに参加していた親友のアスナと共にゲームの攻略と生還を目指していたものの、ある時ネペント系モンスターを狩っていた際にアスナが間違って「実付き」個体を倒してしまいその結果大量にポップしたネペントに囲まれてしまい、更にミト自身が崖崩れトラップに引っ掛かってしまった事でアスナと分断されてしまい、助けに戻ろうとしたものの彼女のHPが尽きる寸前になってしまった事で絶望し、『彼女の死を見たくない』という気持ちからパーティを解消し彼女を見捨てその場から逃げ出してしまったのだ。 その後生きていたアスナと再会し、生存を喜びはしたものの、この一件はミトの中で深いトラウマとなってしまい、『また裏切るようなことはしたくない』という気持ちから誰かと組むことも攻略組に加わることもやめ、ソロで防具屋の道を歩もうとしていた位なのだ。 「私は……私は誰かを裏切ってばっかり……それなのにそんな私を助けてくれるなんて……私にはそんな事してもらう資格なんてないのに……」 それほどまでに強い自責の念に支配され続けていたのであろう。その『アスナ』という名前の親友がよっぽど大切な存在であったのであろう。ミトの目からとめどなく涙が溢れだしてくる。 「そんな事ないですよ。」 「えっ?」 自らが抱き着いているまりあから掛けられた言葉に反応し、ミトは驚きの表情で顔を上げ、まりあの目を見る。 「そもそも最初に助けてもらったのは私の方なんですから。あなたがいなければ私は今ここにはいません。あなたには感謝してもしきれないんです。だからそんな事言わないでください。」 そういうとまりあはミトの身体をギュッと抱きしめる。ミトの身体からはゼノモーフから全く感じられなかった『温もり』をまりあは強く感じていた。 「でも……私たち、なんか今すごいことをしていますよね……?」 「そ……それは言わないで……」 自らが一糸纏わぬ全裸の状態で同じく一糸纏わぬ全裸のまりあに抱き着いていることに気付いたミトの顔は赤くなり、強い恥じらいの色を含んだ声音を出す。 「でも……私はミトさんが凄く羨ましいです。」 「?何が?」 まりあの発言の意図が分からずミトがキョトンとしてると、まりあはミトの胸の方に視線を移し、こう発言する。 「ミトさんの胸、私よりも膨らんでいて羨ましいなあって。」 ゴンッ!! 「……痛い。」 「それセクハラ発言だから。」 まりあのセクハラ発言に対し、ミトのゲンコツがまりあの頭上に炸裂し、まりあは痛みで頭を抑えながら涙目になる。 そんなこんなで二人は岸に上がるとミトは自らの服をまりあに対して差し出す。 「ずっと素っ裸じゃ恥ずかしいでしょ?私の服を貸してあげるよ。大丈夫。私は軽装の方が動きやすいから。」 最初は自らのマントを貸してあげようと思っていたのであるが、マントは先ほどのゼノモーフの体液を浴びて溶解して使い物にならなくなってしまったため、全裸のまりあの裸体を隠すために自らの服を彼女に貸してあげようと思ったのだ。 ……だが服を貸すという事は当然ミトが着る服の方が無くなる訳で……。 「……なんかこの格好、変態みたい。」 そう、ミトの現在の恰好は下着の上に胸甲と腕当てを装備しただけの、事情を知らない人から見れば変態と思われても仕方ない恰好となっていた。 「うう……ゲームの中で裸装備ネタプレイをやったことあるけど……まさか私自身でそれをやることになるなんて……」 そう、重度のヘビーゲーマーであるミトは今までプレイしたゲームの中で裸装備ネタプレイを何度かやったことはあるのであるが、まさか自分自身でそれをやるとは思わず、ミト自身強い羞恥の気持ちを感じていた。 「素っ裸よりよっぽどマシになったけど……なんかこの格好、変な感じがします……」 一方のまりあもミトの服を着たことで全裸よりはよっぽどマシな格好になったものの、中には当然下着を身につけていないため、ノーパンノーブラの上に服を着ているというミトと比べれば一見分かりづらいもののやはり変態みたいな格好となっていた。 「とにかくまずはアスナとキリトを探そう。羂索の発言からこのゲームの運営側には茅場昌彦がいることは確定している。だとするとアスナとキリトの二人もこのゲームに参加している可能性が高いと思う。まずは二人と合流しないと。」 「えっ?アスナさんはともかく『キリト』っていう人とは知り合いなんですか?」 「一度会ったことがあるだけ。その前から有名人の彼の事は知っていたけど。アスナとは友人で前に一緒に行動を共にしていた事は話したと思うけど別れた後に私の後釜の位置に彼がすっぽり収まっていたというだけの話。」 そう、ミトは自身を勧誘しに現れたアスナと1対1のデュエルをし、彼女に勝利して別れた直後、その様子をずっと見ていたキリトと会ったことがあるのだ。 アスナの気持ちを熱心に語る彼に対し、「私、あなたの事嫌い」とつい言ってしまったものの、それは本物の憎悪ではなく、自分の位置に彼が収まっていたことに対する嫉妬の気持ちの方が大きかった。 922:◇A1Sj87dFpOM:2024/09/16(月) 22 45 58 ID yf7Aa2N60 「あの……私も貴女についていって本当にいいんですか?」 「好きにすれば。でも私一人じゃ貴女を守り切るなんてことは出来ないと思うから自分の身はある程度自分で守って。」 「やっぱりアスナさんとの件を今でも引きずっているんですね。」 「うるさい。」 そういうとミトは歩き出し、まりあはそんなミトについていく形で行動を共にする。恐らく参加している可能性が高いであろうアスナと合流し、二人で共にこのバトルロワイヤルを生き抜くために。あの時果たせなかった約束を今度こそ果たすために。 (待っててね……アスナ……今度こそ……今度こそ約束を果たして見せるから……) 【ミト@SAO プログレッシブ 冥き宵闇のスケルツォ (映画)】 [状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、顔中引っ掻き傷だらけ、羞恥心(中) [服装]:下着姿 [装備]:ミトの鎖鎌(半壊)@SAO プログレッシブ 冥き宵闇のスケルツォ(映画) 「令呪」:残り三画 [道具]:ランダムアイテム×0~2、ホットライン 思考 基本:アスナかキリトと合流しこのバトルロワイヤルを生き抜く 01: アスナ……待っててね……今度こそ約束を果たして見せるから…… 02: 03:茅場昌彦……まさかこのバトルロワイヤルにも彼が関わっていたなんて…… 04:やっぱり下着姿は恥ずかしい……。 参戦時期:映画中盤、アスナとのデュエルに勝利し、キリトと出会って別れた直後からの参戦です。 【南條まりあ@まりあさんは透明少女】 [状態]:健康、ノーパンノーブラ、羞恥(小)、疲労(小) [装備]:ミトの服@SAO プログレッシブ 冥き宵闇のスケルツォ(映画) [道具]:なし [思考・状況]基本方針:殺しはしたくないし、元の世界に帰りたい。 1:透明化能力、復活しないかなあ…… 2:あの怪物怖かったなあ……もう会いたくないなあ…… 3:誰かに襲われたらどうしよう。その時はミトだけが頼りよね。 [備考] 最終話以降からの参戦です。 彼女の服や下着や靴下や靴や眼鏡や支給品等は会場の何処かに全て放置されています。 ◇ 会場の何処かの暗い森の中を漆黒の異形の怪物が駆け抜けていた。スコーチド・ゼノモーフである。 やがて小さな洞窟を発見するとゼノモーフはその中に入り、身を潜める事とした。 洞窟の中は暗く、ゼノモーフが気配を消して潜んでいる事と漆黒の身体と相まってパッと見では彼を発見する事は出来ず、もし仮に洞窟の中に他の参加者が迷い込んできたときは今まで自身や同族たちがやってきたように暗闇から奇襲し即座に命を奪うつもりでいた。 シュウウウウウウウッ スコーチドは自身の身体の傷を認識した途端、先ほど出会った『ミト』という名前の人間から言われた言葉を思い出す。『化け物』と。 ふざけるな。その前にも自身が繭から出る直前、自身の額に消えない傷を付けた『ビヨン』という名の人間にも、パルスライフルで自身の命を奪おうとした『タイラー』という名の人間にも、実際にパルスライフルで自身の命を奪った『アンディ』という名のアンドロイドにも同じ言葉を言われた。 ビヨンとタイラーは殺した。だがアンディには未だ復讐を成し遂げられていない。当然先ほどの『ミト』という名の人間にも。 奴らに勝てるだけの力が欲しい。そう思いスコーチドは自身のリュックから自身に支給された注射器を取り出すとそれを自身に注射し、中の液体を使い切ったのを確認するとそれを捨てる。 ギッ ギィイイイイイイイイ! その直後、スコーチドの身体がどんどん変化していき、彼は自身の身体の変化によって発生する苦痛に悶え苦しむがやがて変化が終わるとその身体は先ほどとは明らかに変化していた。 まず体は若干大型化、体つきも先ほどまでと比べると明らかに筋肉質となり、口の歯は人間に似た歯から肉食獣の牙のようなものに変化しているが、何よりも大きな変化はその両腕であった。 シュッ! ゼノモーフが力を入れると両腕から伸縮式の鋭いブレードが飛び出し、力を入れると引っ込むようにブレードが収納される。 先ほどの注射器に入っていた液体の正体はとある世界の魔界の遊牧民族である『Tarkatan』の戦士である『バラカ』の血であり、その世界に住んでいた同族のフェイスハガーがバラカに卵を産み付け、そのバラカから誕生したチェストバスターが成長した『バラカ・エイリアン』と呼ばれる個体が存在しており、現在のスコーチドはその血液を自身に注射した事で彼の身体はその『バラカ・エイリアン』を疑似的に再現した状態となっていた。 スコーチドは自身の力が一回り上昇した事を実感する。これなら今度こそあの『ミト』という名の人間と再び戦っても負ける気はしない。 それにこの力があればこのバトルロワイヤルに優勝した後、元の世界に帰還し、あのアンドロイドに復讐する事も可能であろう。 勿論だからと言って慢心はしない。今まで通り奇襲戦法は可能な限り続けるつもりであるが正面対決でも負ける気はしなかった。 こうしてバトルロワイヤルの会場で一体の怪物が参加者を殺そうと動き出したのであった……。 924:◇A1Sj87dFpOM:2024/09/16(月) 22 47 19 ID yf7Aa2N60 【スコーチド・ゼノモーフ@エイリアン:ロムルス】 [状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、怒り(小)、胸に傷、バラカ・エイリアン化 [装備]:無し 「令呪」:残り三画 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本:他の参加者は皆殺しにする。特に自身に傷を付けた『ミト』という人間には絶対復讐する。 1:この力があれば最早負ける気はしない。 2:あのミトという名の人間には絶対復讐する。 3:元の世界に帰った際には自身を殺したアンディという名のアンドロイドにも復讐する。 [備考] ※映画終盤、アンディにパルスライフルで蜂の巣にされ死亡した後からの参戦です。 支給品紹介 【ミトの鎖鎌(半壊)@SAO プログレッシブ 冥き宵闇のスケルツォ(映画)】 ミトに支給。作中においてミトがゲーム内のお店で購入した武器で以降愛用している大鎌。『星なき夜のアリア』の時点ではただの大鎌であったが、『冥き宵闇のスケルツォ』で再登場した際には改良を加えたのか普通の大鎌として使用可能なほかに変形する事で鎖鎌として使うことも出来、鎖を射出したり振り回したりして先端の分銅を当てる事で敵を攻撃する事も可能。当ロワでは鎌の刃部分がゼノモーフの強酸性体液で溶けてしまったため、柄の部分と鎖と分銅を使った攻撃しか行えない。 【バラカの血液@モータルコンバットシリーズ】 スコーチド・ゼノモーフに支給。魔界(アウトワールド)の遊牧民族である『Tarkatan』の戦士であるバラカの血液とその血液が納められた注射器のセットで注射器を自身に刺し、中の血液を注入することが出来る。モータルコンバットの世界においてバラカにフェイスハガーが卵を産み付け、その後そのバラカから誕生したチェストバスターが成長した『バラカ・エイリアン』と呼ばれる個体が存在しており、この血液を使う事でそのバラカ・エイリアンを疑似的に再現することが出来る。