約 1,717,437 件
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/256.html
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd アニメに登場するキャラクターでバトルロワイアルを行うリレー小説企画の第2弾。 参加作品は前回同様、純粋なアニメ作品だけではなく漫画、ラノベ、ゲームを原作とした作品も混じっている相変わらずのカオスぶりである。 一応「設定はアニメ準拠で、原作の設定は差支えがない程度ならOK」という触書がある。 『原作設定を使ってはいけない』のではなく、『アニメに矛盾してはいけない』ということ。 参加作品はおよそ20作品。参加者は82名。 この2ndならではルールにのっとった展開で問題が出たことは今のところ無い。 ひとえに筆者の空気を読みぐあいと匙加減とその時のスレの議論という不確定要素に左右されやすい。 何事もほどほどに。 熱血、欝、王道、というカテゴリに収まらない読者の予想の斜め上を進む展開が比較的多い。 中盤~終盤以降は斜め上の変化球どころか消える魔球、むしろギガドリルブレイク級の超展開も続出。 恐らく主催者がロワを放棄して途中退場、その後一部の参加者により主催が乗っ取られるロワはこれが最初で最後に違いない。 また主催者の出身作品の関係上、『螺旋力』という特殊なステータスが存在しており、これによる参加者たちの戦闘能力のインフレも他のロワに例を見ないほど激しい。 主催サイドに敵対(≠参加者の救済)する外部勢力からの介入が発生してからはその傾向が更に顕著になってきている。 開始当初の議論では、支給品のひとつである『ソルテッカマン』が実用の可能な最大火力ではないかと推測されていたのだが…… 2009年2月22日未明、最終話『HAPPY END』によって見事に完結を迎えた。 怒涛の展開、総集編を含めて3日がかりの投下、間に休憩を挟みつつゲームブック形式の死者スレネタ…… そしてあらゆる意味で空前絶後の『ハッピーエンド』な終末は一読の価値あり。 主催者 螺旋王ロージェノム@天元突破グレンラガン 参加者 7/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】 スバル・ナカジマ / ティアナ・ランスター / エリオ・モンディアル / キャロ・ル・ルシエ / 八神はやて / シャマル / クアットロ 6/6【BACCANO バッカーノ!】 アイザック・ディアン / ミリア・ハーヴァント / ジャグジー・スプロット / ラッド・ルッソ / チェスワフ・メイエル / クレア・スタンフィールド 6/6【Fate/stay night】 衛宮士郎 / イリヤスフィール・フォン・アインツベルン / ランサー / 間桐慎二 / ギルガメッシュ / 言峰綺礼 6/6【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ルルーシュ・ランペルージ / 枢木スザク / カレン・シュタットフェルト / ジェレミア・ゴットバルト / ロイド・アスプルンド / マオ 6/6【鋼の錬金術師】 エドワード・エルリック / アルフォンス・エルリック / ロイ・マスタング / リザ・ホークアイ / スカー / マース・ヒューズ 5/5【天元突破グレンラガン】 シモン / カミナ / ヨーコ / ニア / ヴィラル 4/4【カウボーイビバップ】 スパイク・スピーゲル / ジェット・ブラック / エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世 / ビシャス 4/4【らき☆すた】 泉こなた / 柊かがみ / 柊つかさ / 小早川ゆたか 4/4【機動武闘伝Gガンダム】 ドモン・カッシュ / 東方不敗 / シュバルツ・ブルーダー / アレンビー・ビアズリー 4/4【金田一少年の事件簿】 金田一一 / 剣持勇 / 明智健悟 / 高遠遙一 4/4【金色のガッシュベル!!】 ガッシュ・ベル / 高嶺清麿 / パルコ・フォルゴレ / ビクトリーム 4/4【天空の城ラピュタ】 パズー / リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ / ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ / ドーラ 4/4【舞-HiME】 鴇羽舞衣 / 玖我なつき / 藤乃静留 / 結城奈緒 3/3【R.O.D(シリーズ)】 アニタ・キング / 読子・リードマン / 菫川ねねね 3/3【サイボーグクロちゃん】 クロ / ミー / マタタビ 3/3【さよなら絶望先生】 糸色望 / 風浦可符香 / 木津千里 3/3【ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 神行太保・戴宗 / 衝撃のアルベルト / 素晴らしきヒィッツカラルド 2/2【トライガン】 ヴァッシュ・ザ・スタンピード / ニコラス・D・ウルフウッド 2/2【宇宙の騎士テッカマンブレード】 Dボゥイ / 相羽シンヤ 2/2【王ドロボウJING】 ジン / キール 82/82 外部リンク 支援サイト アニメキャラ・バトルロワイアル 2nd @wiki アニメキャラ・バトルロワイアル・セカンド 専用掲示板 スレッド アニメキャラ・バトルロワイアル2nd part0-1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ3 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ4 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ5(実質6) アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ8 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ9 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ11 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ12 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ13 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ14 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ15 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ16 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ17 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ18 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ19 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ20 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ21 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ22
https://w.atwiki.jp/shinkita_lib/pages/96.html
そ だっき _,. -‐ ― - 、i 、 i -.、-、 , - --‐.ヽ/´,イ⌒ヽ、 `ヽ、ニ Y i i /,` y´--、__ヽ、〉 / _ ヽ、 .ヾ、 i i i / ィ´//  ̄ ` r.ニ、__'⌒ヽ .ヽ .ヽ ヾ i i ./ へ´ // / ,-、 i iヽヾシ、ヽヽ .ヽ ヽ .i i i ヾ / / / i .i i´ミヾiツ.i i ri .iヽ.i、 ヽ i ヽ .i、`ー― .ヾi i i .i .i i`__. ,.i i__.i i i __i_、_. i .i i i i i i i .i i Y´ヽ=.ヾi.i_,-i i _ i、.i. .i i i _i i _i .i i i、 i、i _,,. -‐、.´ i iィ´iハ.i`T T i´ ̄i i ̄ ̄- ― ´  ̄i .i ヽ .`ヽi. ,イヾ、ヽ jノ.ゝ‐' i´メ .i .i i i、 i i .` 、 ヽト.代__ノ' .〈 /イ.i ./ i ,i .i ヽ _i .i.、 、 ヽiメ、テ´ _,. ---、'_/// イ i' /i ,.イ _; _-‐ ' ´ ̄ ヽi ヽト、 '´ヽiヾ、`ヽ .ハr';'´`;';' ;Yイ/i /i /iノニ /  ̄ ` ー -ハ-、iヽ、 ヽ`ヽ、_/;' 'ノ ̄ `iノ i/ /i //イ i r' ´ ヾ ,---‐‐‐' ヽ ヽ i iヽ、 i`ヽ、{;、'{ト、_人/; '/i /.´ i .i .i ヽ/ / .ヽi .i ヽ、ヽ/i . }、_ヾ_ノii i ;i/i i、i .i i _ _ / i i ヽ、ヽ ト、_ _ _ ィ;. ;i i i `ヾ、  ̄ ` T 、 _ i iハ '´_ノ i! -i レi ; _} . ヽヽ i // ./ヽ-、 i ハ .i ヽ、 _/ , i ヽヽ / // / / i /./ .i ./ _ _ _ ` ヾ; i、 - ‐ ‐ 、ヽ`i .// / / i' / / '´ ` ヽ ノ' ; .ノ ヽ、// / / ハ / ヽ /' `i´ / ./ / .//.ハ i ,イ ;/ . . -‐ ' ⌒ヽ/ /// ハi / ',; ノ . ヽ .//' / ハ .. i、 '冫、 . . / i `i // // `i 、 ヽ- ;ヾヽ i'、 . . / iィi.i ノ/ i r-` _ノ ハ ´ i .i i/ i }-; '} / i--‐‐‐i レi i .i i、;_'j、 ハ i .i .i i、i .i ヾ `i"゛; i . / i i--‐‐‐' ; -‐‐‐ .、 i /ハ,_ノ / i i / `ヽ、._ ,i ,ヘ;' ,ノ / i i / i .ヽ-人 { ;' イ i i i i . `ヽi ヽ、 ゞ; `i i i i i / ̄/ . . . . . ヽ、 く, ;ノ ハ 滅亡近い古代中国の王朝「殷」の皇后。絶世の美女で虜となった男は数知れず。 その正体は1000歳を越える金鰲島出身の妖怪仙人で、宝貝「傾世元禳(けいせいげんじょう)」から「誘惑の術(テンプテーション)」を繰り出すことが出来る。 どうやら現代ではハンバーガーショップの店員のアルバイトに勤しんでいるようだ。 主な出演作品 封神演義
https://w.atwiki.jp/battler/pages/3048.html
バトル・ロイヤル 年齢 23 出身地 不明 種族 人間 一人称 俺 二人称 君、お前 格闘スタイル 我流 好きな食べ物 サラダ、里芋の煮付け 嫌いな食べ物 ピクルス 好きな物 バトル、仲間 嫌いな物 習字 好きなスポーツ 槍投げ 趣味 アウトドアスポーツ なっしーが作ったオリジナルキャラクター 本来はバトロイWiki宣伝用のキャラクターになるはずだったが その成績と良キャラさから晴れてチーム入りを果たした 性格は明るく陽気、バトルを楽しむ事をいつも心がけている 正義感は強い方だが、自分から悪を倒しに行くのはまれ(そもそもそういう事に感しては鈍いからしょうがない) 技がほとんどが英語やローマ字 バトロイでは近接格闘が得意なようだ 尚、[[覚醒能力]]として『HYPER MODE』がある ◆技◆ ■BATTLE PANTI(バトルパンチ) 自分の魂を込めた拳を相手に放つ ■BATOROY SMASH(バトロイスマッシュ) 魂をたくさん込めた拳を一気に相手に放つ技、覚醒後だと多段ヒットする(最大24ヒット) ■WINS REI BATOROY(ウィナーズ・レイ・バトロイ) BATOROY SMASHを三回放った後BATTLE PANTIをラッシュで放ち、最後に金のレーザーの集中弾幕を放つ 覚醒後使用可能 他キャラとの関係 ◎マリオ・グランカート?(頼りななるリーダー) ◎なっしー・NASIDASH?(採用してくれてありがとう) ◎もののふ・カスタム(共にバトロイを盛り上げて行こう!) ◎黒下沢汎音(君はとても器が広い人だな) ◎トキコ・ニシハラ?(それじゃあ俺とやってみるかい?) ◎500系のぞみ(是非乗ってみたいな!) ◎射命丸 文?(新聞いつも読んでるぜ!) ○マリオ?(よろしく!今度相手してくれ!) ○みすちー?(良い歌を歌うな君は!) ○メディスン?(今度プロレスに入れてくれないか?) ○きめぇ丸(おお、はやいはやい) ○シェゾ(バトロイを盛り上げてくれる人だ!) ○Mr.Killer(同乗!) ○0系ひかり1号?(復活おめでとう!) ○ゆっくり霊夢(おお、ゆっくりゆっくり) ○博麗霊夢(本当に巫女?戦って楽しいからいいや) ○島田真北(諦めずに頑張ってくれ!) ○ヴィレッジ(悪い人じゃないはず!) ○マルヴィレス(同乗!) ○フランドール?(じゃあ俺と遊ぶ?) ○朧月夜(中々強いな!) △中原脩(俺の仲間を悪く言わないでほしいな…偽物とか…) △銅鑼衛門(微妙) △焼き鳥そうめん?(微妙)
https://w.atwiki.jp/hirire_agkjrggzzw/pages/17.html
異端オリキャラでバトルロワイアル 本編 異端オリキャラでバトルロワイアル本編SS目次・投下順 参加者名簿 ネタバレ参加者名簿 死亡者リスト ルール マップ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/762.html
30ページ目 ハム太郎は目を疑った。同様にかぶるも目の前の光景が信じられないようだった。 あのリボンちゃんが、トラハムくんを殺したのだ。 「なんで……こんなことを……!」 「なんで? 生き残るためにでちゅわ」 かぶるの言葉に対し、リボンちゃんは平然と答える。 自らの手でトラハムくんを殺したというのに、リボンちゃんは平然としていた。 まるでそれが当たり前かのように。 【1日目 夕方】 【リボンちゃん】 [状態] 健康 [装備] 殺人光弾能力 [思考・状況] 1 殺し合いに乗る 2 やってきた参加者を殺す 【1日目 夕方】 【ハム太郎】 [状態] 健康 [装備] 不明 [思考・状況] 1 どうしてなのだ…… 【1日目 夕方】 【かぶる】 [状態] 健康 [装備] 不明 [思考・状況] 1 どうして…… 「さ、あなた達も死んで下さいでちゅわ」 リボンちゃんはゆっくりと片腕を振り上げ、 そして―――― 「私の生き残りのためにッ!!」 勢いよくそれを振り下ろした! と同時に不気味に光る光弾が一直線にハム太郎へと襲い掛かる。 その速度は音速よりも上。 単なるハムスターに避けられるはずが、反応すら出来るはずがなかった。 しかし、 「あン? どういうことでちゅか?」 リボンちゃんの放った光弾はハム太郎に当たるよりも先に消えてなくなっていた。 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/753.html
21ページ目 どうやら相手の方は出てくるつもりはないらしい。 こうしは警戒しつつマフラーちゃんの死体へと歩いていった。 片足で彼女のデイパックを引き寄せ、中身を確認する。 そこには生活品の他にディスクが一枚入れられていた。 こうしは開始前にロコちゃんが言っていたルールを思い出す。 武器は銃器、鈍器から能力まで様々――――。 この薄いディスクが武器だとは考えがたい。 恐らくこれが能力。何らかの力を得るための道具なのだろう。 だがこれをどうすればいいのだろうか? こうしは足の先でそれに触れてみる。 「なるほど…………!」 どうやら触れるだけで能力は習得出来るらしい。 他にも、能力は1人につき1つまでしか装備出来ないこと。 自身がその能力を装備してる場合、他者がそのディスクに触れても能力を得られないこと。 能力に関することを瞬時に理解する。 マフラーちゃんの能力は戦闘向きのものではないが、自分に支給された武器『ブーメラン』よりかは遥かにマシなものだろう。 それにしても、こうしは今の状況が愉快で仕方なかった。 何しろ透視能力のおかげで、隠れている相手が丸見えなのだから。 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/763.html
31ページ目 「…………?」 攻撃を受けたハム太郎自身にも何が起こっているのか分からなかった。 数秒して、それがかぶるの能力であったことを理解する。 かぶるに与えられた武器、能力は『障壁能力』。 あらゆる能力を無効化する不可視の盾を設置することが出来る。 ただしその範囲は狭く、盾を動かすことは出来ない。 盾の場所を変える場合は一旦能力の発動を止め、再度設置しなおさなければならない。 設置にかかる時間は少なくとも数十秒。リボンちゃんの能力を前にそんな悠長なことをやっている暇はない。 かぶるはリボンちゃんと対面した時点で能力を発動させていたのだ。 「ハム太郎くん、リボンちゃんを倒すんだ」 顔をこちらに向けず、かぶるは小さく言う。 「僕の能力には隙がある。気付かれれば2人ともあの世行きだ」 「…………でも、なのだ」 ハム太郎は横目でトラハムくんの死体を見る。 結局、殺しあうしかないのか。 殺さなければこっちが殺されてしまうのだ。 「僕は能力を使ってないといけない。――君がやるしかないんだ」 ハム太郎は武器を、自動式拳銃を手に取る。 そして銃口をゆっくりリボンちゃんへと向けた。 余裕を見せていたリボンちゃんもそれを見て顔をしかめさせる。 「それで私を撃つんでちゅか?」 ハム太郎は返事をしない。 手は僅かだが震えていた。 数秒して、ゆっくりと頷く。 「……上等でちゅわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 それを見て逆上したリボンちゃんは、額に青筋を立ててもう一度光弾をハム太郎達へと撃ち出す! しかしそれは先程と同じようにかぶるの能力によって無効化され、消えてしまう。 「Shit! なんで消えるんでちゅかああぁぁ!」 「今だ! 撃て! ハム太郎くん!」 ハム太郎は照準を合わせ、引き金にかけていた指に力を込める! 直後、発砲音が鳴り響く。 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/746.html
14ページ目 殺す、という行為は予想以上にこうしの精神を削り取っていった。 ――自分は仲間の命を奪ってしまったのだ。 抱えきれない程の罪悪感がこうしを襲う。 どれだけ後悔しても最早取り返しはつかない。 「う…………おぉええぇぇぇぇ!!」 床に嘔吐物が撒き散らされる。 胃の中のもの全てを吐き出し、それからこうしはもう二度と動かないトンガリくんへと顔を向ける。 当然、そこにいる彼が動くことはない。 心臓部分を撃ち抜かれていることを除けば、彼はさっきまで寝ていた状態となんら変わりはなかった。 むしろ先程よりも安らかな表情になっているようにさえ見える。 【1日目 昼】 【こうし】 [状態] 疲労(小)・精神的疲労(重) [装備] 回転式拳銃(トンガリ) [思考・状況] 1 …………………… 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/764.html
32ページ目 放たれた銃弾がリボンちゃんに命中することはない。 彼女の足元で乾いた音を出して弾けた。 「ハム太郎くん…………!?」 かぶるは見開いた目をハム太郎へ向けた。 銃口はリボンちゃんへ向けられていない、やや下がっている。 外れたのではない。外したのだ。 「僕には……出来ないのだ……!」 どんな理由があろうと、仲間を殺すことは出来ない。 ハム太郎は、ゆっくりと銃を下ろした。 誰かを殺すくらいなら死んだっていい。 「僕は…………」 その直後、視界が大きく揺らぐ。 一瞬、強い衝撃が体内を駆け巡る。 気がついたときハム太郎は倒れていた。 (どうなっているのだ?) 疑問を口に出そうにも、何故だか声が出ない。 どんどん視界が暗くなっていく。 「ハム太郎くんッ!」 かぶるの必死な声が聞こえる。 そこでようやくハム太郎は自分の身に何が起こっているのか理解した。 ハム太郎の胸に大きな穴がぽっかりと空いていた。 穴からはとめどなく血が溢れ出ている。 これではもう助からない。 【ハム太郎 死亡】 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/759.html
27ページ目 トラハムくんの思考を遮るかのように銃声が鳴り響いた。 身体を跳びあがらせ、トラハムくんはそちらへと向く。 「今のは……?」 実際に耳にしたのは初めてだったが、今聞こえたのは確かに銃声のようだった。 まさか、誰かが本当に殺し合いを――? 音のした方へ向かうべきか、向かわないべきかトラハムくんは考える。 仮に、実際に殺し合いが行われるとして、音の方向へ行けば当然命の危機に晒されるだろう。 だからといって無視するべきなのか? もしかしたら今も仲間の誰かが殺されそうになっているかも知れないというのに! 「!!」 二度目の銃声。 今度はさっきよりもこちらへ近づいていた。 遅れて、悲鳴のような声が耳に届く。 間違いない。〝殺し合いは行われている。〟 確信した瞬間、トラハムくんの身体から一気に汗が噴き出した。 心臓がバクバクと音を立て始める。 自分は生きるか死ぬかのゲームに参加させられている。 開始から数時間して、今やっとそのことを実感できたのだ。 立ち止まったまま、トラハムくんはデイパックの中の短刀を掴んだ。 そしてそのまま動きを止める。 「…………」 殺さなければ、殺される。 だからといって殺し合いに乗ってもいいのか? 自分は他のみんなを殺してまで生き残りたいのか? 次へ トップへ