約 3,149,106 件
https://w.atwiki.jp/thracia/pages/23.html
更新日時 2009-12-03 07 25 46 (Thu) まだバトルフィールドを知らない人たちへバトルフィールドとは?ゲームモード 戦闘地域 時間設定 戦闘人員設定 バトルフィールドに行く前に バトルフィールドの流れ バトルフィールドに行くには 初めてのバトルフィールド その他バトルフィールドで大事なこと バトルフィールドを覚えたら コメント まだバトルフィールドを知らない人たちへ バトルフィールドとは? バトルフィールドは専用のマップで3vs3の小規模~24vs24の最大48名による中規模までの団体戦が楽しめる競技的な内容の戦闘マップです 所属する国に関係なくすべてのプレイヤーが参加可能 所属する国に関係なくPT・SQを編成することが可能 1試合につき、6~48人までのプレイヤーが参加可能 参加者全員の基本能力が一律レベル50相当にそろえられる ゲームモード 現在 デスマッチ があります 戦闘地域 現在 アグロスハイマ があります 時間設定 20分 30分 40分 50分 戦闘人員設定 プレイ開始には各陣営で半数以上の参加者が準備を完了している必要があります 6vs6 12vs12 18vs18 24vs24 バトルフィールドに行く前に 本気でやる人はPOTを購入しておきましょう バトルフィールドの流れ 待合ルームに入る(なければ作成する) 戦場に入場後PT・SQを編成し、バフをする 戦闘開始 死なない様に気をつけながら相手を倒す(+1点)、聖人クリスの霊薬をとる(+2点) 既定の点数の獲得すること、または制限時間の終了時に点数の多かった方が勝利 試合終了 戦績に応じ、名誉ポイント、英雄の勲章、報奨金が獲得される 待合ルームに戻る バトルフィールドに行くには バトルフィールドへはレゲンシャインの西側、軍事地区にいるバトルフィールド管理人(3367,637)を通じて移動します。なお、バトルフィールドへの移動は戦争チャンネルでのみ可能です 初めてのバトルフィールド すぐにPTを組みましょう その他 バトルフィールド待機中のチャットルームから、一般、シャウト、その他のチャットへの切り替えは、ESCキー、ENTERキーの順で行います バトルフィールドで大事なこと 一方的なゲームにならないよう、楽しく遊ぶためにはウォリアーが偏らない様にすることが大事です(状態回復を廻しきれない少人数同士の戦いではバトルフィールドの仕様とレベルキャップの相乗効果により、HPが高くスタンを持ったウォリアーの強さが際立つ内容になっています) 一人で突っ込まない 地形を利用しよう バトルフィールドを覚えたら 内容 コメント @wikiの編集方法が分からない方はこちらから情報提供をお願いします。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/vipfps/pages/10.html
バトルフィールド2 公式サイト デモ版ダウンロードはこちらの今すぐダウンロードをクリック 概要:全世界で大ヒットを記録し続けるBFシリーズのテーマは、第二次世界大戦、ベトナム戦争と移り変わり、いよいよ現代戦へと突入。 基本操作 ゲームメニュー Escキー 移動 W / S / A / D メイン/サブ攻撃 左/右クリック リロード R 武器変更 Fまたは(1~8) ジャンプ Spaceバー ダッシュ (一定時間) 左Shiftキー しゃがみ 左Ctrlキー 伏せ Z 拾う G パラシュート 9 ビークル使用 E ビークルの搭乗部位変更 F1~F8キー チャット J チームチャット K 小隊チャット L ラジオ Q / T / V 投票(賛成/反対) PageUp / Downキー 拡大マップ表示 M マップ表示方法変更 N スコア表示 Tabキー スポーン画面表示 Enterキー 小隊画面表示 CapsLockキー カメラ変更 C ポーズ P スクリーンショット撮影 PrintScreenキー 必須動作環境 CPU : Pentium® 4 1.7GHz以上 メモリ : 512MB以上 HDD: 2.3GB以上の空き容量 ビデオカード : DirectX® 9.0cに対応し、ビデオRAM 128MB 以上 CD-ROM速度 : 16倍速以上のCD-ROMドライブ DirectX : DirectX 9.0c以上 その他 : 入力装置:マウス、キーボード 要求スペックが高いため、なかなかみんなで楽しめない・・・。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23256.html
登録日:2010/02/09 Tue 23 40 58 更新日:2020/06/15 Mon 22 45 59 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 BATTLEFIELD BF BF2 Battlefield2 DICE EA FPS PC ゲーム コンボラ! サカタハルミジャン! ダダンダッダッダンダン バトルフィールド バトルフィールド2 バトルフィールド2とは、スウェーデンのDICEが開発し、エレクトロニック・アーツが発売したPC用FPSゲーム。 略称はBF2。 初期作1942が第二次世界大戦、前作のベトナムがベトナム戦争を舞台としていたが、今回は現代を舞台としている。 様々な兵器が登場し、そのほとんどを操縦できる。 登場勢力はアメリカ海兵隊(USMC)、中東連合軍(MEC)、人民解放軍(CHINA)の3つ。 なお、中東と中国が交戦するマップは無い。いずれのマップも、アメリカ海兵隊が片側の勢力となる。 マルチ対戦が基本であり、一応マップごとに舞台背景などはあるのだがシナリオなどは無い。 シングルプレイもあるがプレイヤー以外がAI操作となるだけで基本的にマルチと変わらない。 兵科は7つあり、それぞれ特徴のある装備を有する。 特殊兵 カービン銃を主装備とする兵科。 C4を装備しており、破壊活動に向いている。 軽車両はC4一つ。装甲車両やコマンダー施設は二つ貼り付ければ吹き飛ばせる。 近接から中距離までオールマイティに使え、初心者にも扱いやすい。 しかしC4厨のウザさは異常。 狙撃兵 スナイパーライフルを主装備とする兵科。 所持しているクレイモアは、背後を守る心強い味方。 『志村ー、うしろうしろ!』な事態を未然に防いでくれる。 最近のオンラインは過疎化を乗り越えた歴戦の兵ばかりであり、 古参スナイポ達は距離関係なくHSをかましてくることがある。 突撃兵 歩兵の典型のような兵科。 主装備はアサルトライフル。 アタッチメントにグレネードランチャー(GL)装備しているため、代わりに手榴弾を装備していない。 ボディアーマーを標準装備しているためダメージが他の兵科よりも軽減される。 GLは放物線を描いて飛翔するので、距離にあわせて目盛りでエイムしなければいけない。 発煙手榴弾も装備しており、案外使える。ただし分隊内での連携を密にしなければ効果は少ない。 援護兵 分隊支援火器を主装備とする兵科。 弾薬の補給が出来るアモパックはコンボラ合戦には欠かせない存在。 補給はチームワークスコアが獲得できるため、衛生兵と並んでスコアが取りやすい。 分隊支援火器は多くの弾数を持っているため、手軽に弾幕を形成出来るが、 集弾性能は高くないので過信してはいけない。正直撃ち負けることが多い。 アモパックは自らの弾薬も補給できるので、援護兵は実質弾数無制限状態。 工兵 ショットガンを主装備とする兵科。 魔法のレンチを持っており、それで戦車や戦闘機、果ては崩壊した橋まで修理してしまう。 工兵が乗車した車両の周囲は修理ゾーンとなるため、近接している友軍車両は自動でダメージを回復する。 また対戦車地雷を持っており、これが敷設された上を通る車両は一発でお釈迦になる。 この地雷は友軍には遠目でも見えるのだが、気付かないで通ると友軍車両も破壊してしまう。 その場合はチームキルになってしまう。 衛生兵 アサルトライフルを主装備とする兵科。 同じくアサルトライフルを装備する突撃兵とは違い、ボディアーマーは着ていない。 衛生兵が所持する衛生パックは味方の体力を回復する。 分隊には必ず一人はいなければならない存在。まぁ分隊長がなることが多いけど。 ショックパドルという便利なものを装備しており、 これを使うと即死以外は例えヘッドショットされても蘇生できる。 ついでにショックパドルは生きてる者に放つとショック死させられる。 なぜかAIは近接においてこれを使う。 …実はナイフより多少リーチが長いとか。 対戦車兵 サブマシンガンを主装備とする兵科。 最大の得物は背負っている対戦車ミサイル。 歩兵の中では最も戦車撃破能力に長けている。 またその対戦車ミサイルは誘導できるので、対人においても効果が高い。 しかも当たったら即死判定で蘇生不可。 歴戦の猛者には戦闘機も落とせる者もいるという。 AT分隊の無双っぷりを一時期よく聞いていた。 というか自分もかなりハマっていた時期があった。 ゲームの特徴として、分隊とコマンダーシステムを導入したことにより、コミュニケーションの緊密さが増し、現代戦を感じさせてくれるようになった。 またBFシリーズが一貫してきた自由度も受け継がれている。 ゲームの目的は相手方のチケットをゼロにすることであるが、補給や回復が評価されるようになり直接戦闘をしなくてもチームへの貢献が出来るようになった。 そしてMOD制作の敷居もツールの提供などで低くなっており、有志のMODが多く作られている。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/live_voicedrama/pages/21.html
【過去のバトルフィールド】 アドリブ劇上演時に設定されたバトルフィールド履歴です。 ・病院 ・宇宙ステーション ・倉庫(ピクルスとどこでもドアとゴリラの脳みそのある倉庫) ・図書館 ・酒場 ・幼稚園 ・大学 ・平安時代 ・プール ・カレーの中 ・体内
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9127.html
バトルフィールド2042 【ばとるふぃーるど にーぜろよんにー】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/SXbox OneWindows10/11 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DICE 発売日 2021年11月19日 定価 スタンダードエディション【PS5/XSX】9,700円【PS4/One/Win】8,700円ゴールドエディション【PS5/XSX/PS4/One】13,000円【Win】12,000円アルティメットエディション【PS5/XSX/PS4/One】16,000円【Win】14,500円 プレイ人数 1~128人 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 PS4/Oneの最大プレイ人数は64人 判定 シリーズファンから不評 ポイント 『BF4』以来の現代戦最大128人対戦による大規模な戦闘が楽しめるしかし数多くの問題点が存在し評価は過去最低 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『バトルフィールド』シリーズの14作目。 異常気象や世界恐慌によって混迷を極める西暦2042年を舞台としており、『バトルフィールド4』以来の現代戦がテーマである。 登場人物など『BF4』の後年を思わせる描写も多く、事実上の後継作としての意味合いも強い。 本作は『バトルフィールド バッドカンパニー』以降導入されていたキャンペーンモードが存在せず、マルチプレイのみ実装されている。 ちなみに、舞台である2042年は初代『BF1942』とシリーズ唯一の未来戦作品『BF2142』の丁度中間地点にあたる。 特徴・システム All-out Warfare(以下AoW) 最大128人(PS4/Oneは最大64人)が2チームに分かれて戦う対戦モード。 「コンクエスト」「ブレークスルー」の2つのルールを選択可能。 「コンクエスト」はシリーズお馴染みのルールで、マップ上に配置された拠点を奪い合う。 各チームにチケットと呼ばれる戦力値が設定され、拠点を占拠するか、死亡したプレイヤーが再出撃すると減少する。相手チームのチケット数を0にする、もしくは制限時間までにチケット数が多いチームが勝利となる。 本作は1~3個程度の拠点を含んだ「セクター」という単位で分かれており、セクター内の拠点を全て制圧するとチケットが減少する仕様となっている。 「ブレークスルー」は『バトルフィールド1』の「オペレーション」の流れを汲むルールで、攻撃側と防衛側に分かれて戦う。 攻撃側はセクター単位で指定された拠点を制圧し、防衛側を後退させ続ける。最終セクターの拠点を制圧できれば、攻撃側の勝利となる。防衛側は攻撃側のプレイヤーを倒し、再出撃するたびに減少するチケット数を0にできれば勝利する。 ソロ・協力モードも選択可能で、その場合はAI兵士を相手に戦う。協力モードはプライベートな招待のみ対応している。 ハザードゾーン 4人1組の分隊単位で戦うサバイバルルールのPvPvEモード。最大参加人数は32人。 マップ中に散らばった「データドライブ」と呼ばれるアイテムを回収し、時間経過で現れる脱出機に乗って戦闘区域から脱出することを目的とする。 本モードはAI兵士も存在し、敵対チームだけでなくAI兵士とも戦いながら「データドライブ」の回収を目指していく。 ハザードゾーンでは、死亡すると「分隊再出撃ビーコン」と呼ばれるアイテムを使わなければ再出撃が出来ない。味方が全員死亡した場合は、その時点でゲーム終了となる。 ゲームの結果によってハザードゾーン専用の通貨が貯まり、次回のゲーム参加時に初期装備以外の武器やアイテムの購入に利用できる。 バトルフィールド ポータル(以下ポータル) ユーザー側で自由にルールを設定できるモード。 本作のマップや装備だけでなく、『バトルフィールド1942』『バトルフィールド バッドカンパニー2』『バトルフィールド3』の一部マップ、兵科、装備も設定可能。 ルールは公式が用意した「オフィシャルエクスペリエンス」か、ユーザーが設定した「コミュニティエクスペリエンス」のどちらかを選択する。 「コミュニティエクスペリエンス」は、「エクスペリエンスコード」と呼ばれるコード番号が必要になる。コード番号はネット上で共有されているものを使うか、公式の専用サイトから自分でルール設定を行い、出力されたものを使用する。 その他の新しいシステム 本作は「スペシャリスト」と呼ばれる固有の能力を持ったキャラクターを選択する方式が採用されていたが、問題点に記載するようにかなり不評であったため、2023年1月より過去作と同じ「兵科制」に戻された。 ただしスペシャリストのキャラクター自体は続投して各兵科に割り振られており、スペシャリスト制のシステムはいくつか引き継がれている。 各キャラクターにはそれぞれ「専門技能」と呼ばれる専用のガジェットと、「特性」という特定条件で発動される固有の能力を持っている。 従来は兵科によって使用できる武器が分かれていたが、本作ではどの兵科を選んでも好きな武器を所持できるようになった。 一方「練達」と呼ばれるシステムが存在し、兵科に合った武器を選択すると特殊効果が付与される。例えば「突撃兵」であれば、アサルトライフルの予備弾倉を他の兵科より多く所持できる。 評価点 最大128人が激突する大規模な戦いが楽しめる。 もともと対戦ゲームとしては参加人数が多いシリーズだが、さらに増えたことで激戦区では非常に激しい攻防が繰り広げられる。 賛否両論点に記載するような問題はあるものの、これだけの人数で戦闘が楽しめるのは大きな特徴であると言える。 AI兵士の導入で最初からある程度の人数で遊べたり、実戦形式でマップの探索や武器の試し打ちができるようになった。 本作はソロ・協力モードだけでなく、ハザードゾーン以外で人数が足りない場合は、AI兵士が代わりに戦ってくれるようになっている。 過去作ではサーバーに人が集まるまで待ったり、少数でも戦う必要があったが、AI兵士のおかげで最初からある程度の人数で対戦できるようになった。 AI兵士は動きがぎこちなく、流石に人間と同じレベルとは言えない。それでも一通りの役割はこなしてくれるので、プレイヤー数に偏りがなければゲームの進行に影響は少ない。 アップデートごとに「プレイヤー分隊にも味方AI兵士追加」「簡易チャットに反応して弾薬箱や医療箱をプレイヤーに投げる」といった改善が積み重ねられている。 ソロ・協力モードではマップとルールが選べるので、実戦形式でマップの探索や武器の試し打ちができるようになった。 さらにAI兵士相手でも武器やビークルのアンロックは進むので、楽しいかは別として気軽にアンロックを進められるようになっている。 工夫次第で様々な遊び方ができるポータル。 特徴に記載した通り、ポータルでは懐かしい過去作のマップを選択して遊べる。 マップだけでなく、兵科制や過去作の武器も設定もでき、ゲーム性を従来のバトルフィールドに近づけることができる。 ルールは細かく設定でき、AI兵士とプレイヤーで戦うPvEルールといった他のモードでは出来ない遊び方も可能である。 ロジックエディターというビジュアルプログラミング機能も搭載されており、マップ縮小を再現したバトルロイヤルモードなどの凝ったルールも作成できる。 賛否両論点 評価点に128人が戦う大規模な戦闘が楽しめると記載したが、対戦人数が増えた弊害も指摘されている。 対戦人数が増加した分だけ互いの攻撃も増えるため、敵味方が密集する激戦区では四方八方から攻撃が飛んできて何が起きているか把握しづらい時がある。 大人数ならではの迫力やお祭り感はあるものの、対戦ゲームとしての戦略性はやや失われている。 過去作以上に個人の影響力が薄く、少数分隊の行動が潰されやすい。 元々『バトルフィールド』は単独行動が推奨されるゲームではないが、戦況を読めれば少数でも手薄な拠点を奪って挟撃するなど、突破口を開くような戦い方は可能だった。 しかし本作の対戦人数では、多少前線を離れるプレイヤーが居ても戦況への影響が少なく、少数分隊で手薄な拠点を狙っても、相応の人数で対応されやすくなっている。 もちろん、少数分隊による活躍ができないわけではないが、かなり緊密な連携が求められるので過去作に比べるとハードルが高い。 引き気味に戦わないとビークルが破壊されやすい。 ビークルの総出撃数は過去作からあまり変わっておらず、対戦人数の増加に伴って攻撃を受けやすくなっている。 空中に逃げられる航空ビークルはまだしも、地上ビークルは集中砲火を受けやすく、特に旋回性能に癖のある戦車はかなり攻めにくくなっている。 128人での大規模な戦闘は確かに派手だが、面白さに寄与しているとは言い切れない部分もある。『バトルフィールド』に128人という対戦人数が本当に適切なのか?といった点で賛否が分かれている。 ただし本作は後述するように多くの問題点が存在しており、対戦人数ではなく本作自体のクオリティに問題がある、という意見もある。 ゲーム性が異なるので単純な比較できないが、『MASSIVE ACTION GAME』のような対戦人数が多くても評価の高いゲームが、本作を語るにあたり引き合いに出されている。 前作『BFV』は64人対戦だったので参加人数は2倍だが、マップ面積が4倍になったので実質的には誰とも遭遇しない場面のほうが増えている。 昨今の流行に寄せたゲーム性への賛否。 本作の目玉の1つであるハザードゾーンは、2010年代後半から人気のあるバトルロイヤルなどのサバイバル系のゲームを彷彿とさせるルールとなっている。 スペシャリストも『Apex Legends』のような、個性を持ったキャラクターを操作する「ヒーローシューター」を意識していると見られている。 こうした昨今の流行に寄せた調整が本作には散見される。しかし、問題点に記載するスペシャリスト制の弊害など、流行に寄せた調整がこれまで培ってきた『バトルフィールド』のゲーム性に悪影響を与えている側面がある。 多数の不具合といった完成度の怪しい部分も目立っており、全体的なクオリティをおろそかにしてまで流行の要素を取り入れる必要があったのかは疑問が残る。 特にハザードゾーンは個々のプレイヤーの責任が重めなサバイバル系ルールのため、大人数での戦いや味方の支援に徹しても活躍の場があるといった『バトルフィールド』のゲーム性と相反する。 事実、前作『BFV』のバトルロイヤルモード「ファイアストーム」はユーザーに受け入れられず失敗しており、懲りずに似た様なモードを導入することへの懸念があった。 案の定、ハザードゾーンも発売1か月程度で過疎化が進行し、2022年時点でマッチングは極めて厳しい状態となっている。 開発側もハザードゾーンに人気がないことを認めており、事実上の開発終了を宣言している(参照)。 クロスプレイにおける格差。 PS5/XSX/Winは、初期設定でクロスプレイが有効となっている。 しかしPCはキーボードマウスによる緻密なエイム操作が可能であり、家庭用ゲーム機のコントローラーに比べて撃ち合いは有利である。 家庭用ゲーム機向けのエイムアシスト機能は存在するが、あまり効き目は強くない。 エイムのみで勝敗が決まるわけではないし、個人の技量に左右されるところではあるが、現状は家庭用ゲーム機プレイヤーがややハンデを背負った状態であることは否めない。 とはいえ対戦人数の多い本作ではプレイヤー数が重要であり、人口確保を目的とすれば一概に問題点とは言い切れないのも事実である。 ちなみに設定でクロスプレイを無効にもできるが、初期設定ではないのでプレイヤーが集まりづらい。 問題点 大小含め多数の不具合が存在しており、ゲーム進行の妨げとなっていた。 全てを記載すると量が多くなるので一部抜粋するが、「タイトル画面でエラーが発生して進めない」「ビークルから降りるとサイトの覗き込みが出来ない」「ショットガンで20ダメージしか与えることが出来ない(*1)」などプレイに支障の出る不具合も少なくない。 現在は度重なるアップデートにより、進行に影響のある不具合に遭遇する機会は減った。ただし細かいバグも含めると、完全に解消されたわけではない。 劣悪なマップデザイン。 マップが広すぎる。 「カレイドスコープ(*2)」と言った本作の新規マップは、過去作と比べて倍以上も面積が広がっている(*3)。しかし128人という対戦人数を踏まえても広げすぎており、移動距離の増加や全体的な戦闘機会の減少を招いている。 特に移動距離は「マラソン」「ウォーキングシミュレーター」などと揶揄されるほどで、下手すると戦闘より拠点に向かって走っている時間の方が長くなることもある。 ビークルに乗れば多少は移動時間を短縮できるが、ビークルの数や搭乗人数は限られており、必ず乗れるとは限らない。 拠点間に遮蔽物が少なすぎる。 どのマップも拠点間に遮蔽物が少なく、起伏の少ない地形が多い。射線が通りやすい危険な空間が多く存在し、狙撃やビークルの攻撃に対して抵抗し辛い。 前述したようにマップが広いので拠点間も長く、射線の通る空間を避けようと遠回りすると移動距離の長さに拍車がかかる。 ビークルも歩兵と同様に身を隠せる空間が少ない。賛否両論点に記載した、対戦人数の増加でビークルが攻撃されやすい問題を助長してしまっている。 遮蔽物の少なさから侵攻ルートが乏しく、戦況を見ながらどういったルートで攻めるか、といった戦略の幅が狭くなっている。 動線が練られていないマップ構造。 過去作には「中央地点で両チームが激突しやすいマップ」など、チーム同士の動線が練られたマップも少なくなかった。 一方本作は拠点の設置場所がマップ全体に点々と置かれているだけで、前述の通り拠点間の遮蔽物が少なくルート選択に乏しいため、チーム同士の動線が考えられているとは言い難い。各拠点で戦闘が完結しがちとなり、対戦人数の割に散発的な戦闘に終始する、スケールの小さいゲーム展開になりやすくなっている。 一部のマップでは極端にアクセスの悪い拠点が存在する。そのような拠点は取ろうとしても無駄に時間がかかる上に戦況への影響も小さく、ゲーム終了までプレイヤーがほとんど寄り付かないことも多い。 狙う拠点が絞られるブレークスルーであれば、散発的な戦闘という状況は多少改善される。もっとも無駄な移動距離の長さや戦略の幅の狭さといったその他の問題はそのままであるが…。 プレイヤーを邪魔するだけの天候ギミック。 特定のマップでは天候が変化し、プレイヤーを吹き飛ばす竜巻や視界不良になる砂嵐が発生するというギミックがある。 見た目には派手な演出だが、『BF4』の「Levolution(*4)」や『BF1』の巨大兵器のように戦況を変化させるような要素ではなく、プレイヤーを邪魔するだけの不快なギミックとなってしまっている。 マップデザインは本作で真っ先に批判される問題といっても過言ではなく、前代未聞の新規マップ全改修が行われている。 改修後のマップは拠点間にオブジェクトが追加されるなど、問題点を解消しようとする試みは見られる。しかし根本的に改善されたとは言い難く、「改修前に比べたらマシ」程度の評価に留まっている。 シーズンコンテンツで追加されたマップは、前述の批判を意識した設計がなされており、発売当初の新規マップよりは評価が高い。 破壊表現の乏しさ。 様々なオブジェクトを破壊できるのが『バトルフィールド』の特徴であったが、本作は破壊表現が控えめになっており、街灯などの小さなオブジェクトや小屋が壊せる程度に留まっている。 破壊表現は見栄えだけでなく、戦略面における悪影響もある。 例えば建物内に潜む敵を壁や建物ごと破壊して炙り出すといった戦法も、破壊できるオブジェクトが少ない本作では有効ではない場面も多い。 歩兵で使える武器数が過去作に比べて減少した。 本作で使える武器はサブウェポン含め発売当初で22種類。直近のシリーズ作品では最も少なく、選択肢が2種類しかない武器種も存在する。 ポータルで使用できる過去作の武器を含めれば全体数は増えるが、AoWやハザードゾーンで使用できなかった。 現在はシーズンコンテンツの追加武器やポータルからの流用もあり、過去作と比べて依然少ないものの、大きく見劣りするほどではなくなった。 ただし追加武器の多くは後述のアンロック対象となっており、全ての武器を解放するには時間を要する。 武器やビークルのアンロックで生まれる格差。 本作は試合で獲得できる経験値を溜め、プレイヤーに設定されたレベルを上げることで武器やビークルをアンロックできる。しかし、レベル60まで上げなければ全ての武器とビークルをアンロックできない(*5)。 必要経験値が少ない低レベル台を除くと、コンクエストやブレークスルーでトップレベルの好成績を残しても、せいぜいレベルが1つ上がる程度である。レベル60まで上げようと思えば、当然相応の時間がかかってしまう。 評価点に「ソロ・協力モードでもアンロックが進む」と記載したが、後述する経験値稼ぎ対策の煽りを受けて取得経験値が制限されているので、マルチプレイよりアンロックの効率は悪い。 アンロック対象には、チームプレイを支援するガジェットやビークルも含まれている。レベルが低いほど遊びの幅が狭まり、アンロックを済ませたプレイヤーとの格差を生んでしまっている。 こうした状況に対してユーザー側で経験値稼ぎの手法が模索されるが、開発側は自分たちが想定していない経験値稼ぎを厳しく取り締まっており、稼ぎ手段が見つかると即座に修正されてしまう。 確かに異常な経験値稼ぎを問題視する意図は理解できるが、本作の数々の問題点を差し置いて修正されたため、プレイヤーから反感を買ってしまった。 スペシャリスト制導入による弊害。 特徴・システムに記載した通り、2023年1月にスペシャリスト制の廃止と兵科制の再導入が行われた。しかしいくつかの要素は引き続き残されており、現在も解決されていない問題を記載する。 なお改善された問題点は「アップデートで改善・緩和した問題」に記載しているので、兵科制再導入前の状況はそちらを参照されたい。 装備制限の撤廃で発生したデメリット。 従来の兵科制では、狙撃銃を持つ兵科は索敵向けのガジェットしか選べなかった。しかし本作では、弾薬箱や医療箱といった継戦能力を高める組み合わせが可能になってしまった。そのため安全な位置から狙撃だけ行なってチームの勝利目的に貢献しようとしない、いわゆる「芋虫」プレイヤーを助長させることに繋がってしまっている。 現在は補給系のガジェットを選べるのは援護兵だけとなったが、武器制限の撤廃は継承されているので、完全な問題解消には至っていない。 歪なバランスとなっているスペシャリストの能力。 スペシャリストの1人「マケイ」は専門技能「グラップリングフック」を使って縦横無尽に移動できる。高層の建物やオブジェクトが多々存在する関係上、高所から一方的に撃ち下ろしたり、破壊が困難な場所にリスポーン用ビーコンを置けるなど、立ち回りにおいては他を圧倒している。 スペシャリスト「サンダンス」は、空中を高速で滑空する特性「ウイングスーツ」により、敵地の裏まですぐに降下できてしまう。常に裏取りが可能になるので、他のスペシャリストでは対策がほぼ不可能な状況が作り出されやすい。 スペシャリストのキャラクター性が、戦争ゲームとしての雰囲気に合っていない。 『バトルフィールド』は厳密なリアリティを求められているシリーズではないが、戦争ゲームとして雰囲気も重視されてきた。実際に『BFV』では、第二次世界大戦が舞台なのに女性兵士が大々的に参戦することにかなり賛否があった(*6)。 本作は敵も味方も使用するスペシャリストは変わらず、同じ見た目のキャラクター同士で戦うため非常に違和感がある。装備しているライトバーの色で敵味方の判別はできるが、咄嗟の戦闘では判別し辛いという問題もある。 シリーズファンからは名も無き一兵士による戦いを求めている声も多く、余計な個性を付けられたことに抵抗感を感じるプレイヤーも少なくない。 過去作からシステム面が劣化している。 定型文を送れる簡易チャット「コモローズ」は、過去作では付近の味方にも共有されていたが、本作では分隊メンバーにしか共有されない。 分隊メンバー以外の味方に弾薬や回復箱をコモローズを通して要求したり、蘇生してくれた人に御礼を述べるといったことが出来ない。 過去作には存在したスコアボーナスがいくつか削除されている。 ビークルへのダメージボーナスや、分隊長の指示通りに拠点を制圧した時に獲得できる「分隊命令ボーナス」など、過去作に存在したスコアボーナスが本作には導入されていない(*7)。 味方とどう協力するのかは個人の問題である。しかしスコアボーナスが協力する上での動機付けになっていたのは間違いなく、プレイヤー同士の連携に悪影響を与えている。 1試合で強制的に解散させられてしまい、連戦ができない。 試合が終われば解散させられるので、同じメンバーで連続して遊べない。 後述するようにサーバーブラウザがポータル以外に存在しないので、再マッチングで同じマップに何度も当たってしまうこともある。 現在稼働しているサーバーを様々な条件で検索できる「サーバーブラウザ」という機能が、ポータルでしか利用できない。 AoWとハザードゾーンは自動でサーバーを割り振られるクイックマッチしかなく、好きなマップやルールを検索して遊べない。 ポータルにしても他のモードからプレイヤーを誘導する動線に乏しく、ユーザーの分散を招いて人を集めづらくなっている。 2022年9月に開発側からサーバーブラウザ機能をAoWに実装する予定がないと発表され、今後も改善される見込みはない状況である。 AI戦に関する宣伝と実情の乖離 発売前はプレイヤー1人でもAI兵士と一緒に128人対戦が体験出来るような触れ込みだったが、実際にAI兵士が同時に出撃できるのは63人まで。これにより、ソロプレイでラージサイズのマップを練習する事ができない。 ポータルで設定すればラージサイズのマップでAI兵士と64人対戦を楽しむ事は可能。しかしAI兵士は固まって動きがちなので、特にコンクエストにおけるマップの過疎感は否めない。 ビークル、特に航空機で出撃してくる頻度が少なく、対空武器による経験値を溜めにくい。 + アップデートで改善・緩和した問題 地上ビークルを弱体化させた「C5ドローン特攻」戦法。 これはスペシャリスト「キャスパー」の固有ガジェットであるドローンに遠隔起動の爆弾「C5」を複数貼り付け、ドローンごと爆破するというもの。 この戦法を使うと、ドローンを操作している姿さえ見られなければ、ほぼノーリスクでビークルを破壊できてしまう。 航空ビークルは高度の関係で当てるのは難しいが、地上ビークルには非常に有効である。この戦法を使われると、前線に出てきた途端にビークルが破壊されることも少なくない。 ドローンへ攻撃を加えて破壊できるが、的が非常に小さく、機動力もかなり高いので容易ではない。 現在はアップデートでドローンが対空ミサイルのロックオン対象になったり、C5の設置数によって機動力が低下するといった弱体化が図られた。 兵科制再導入前の問題点。 兵科制の代わりに採用されたスペシャリスト制は、プレイヤー間の連携が取りにくかった。 従来は兵科によって役割が明確となっており、支援タイプに物資を要求したり、チームの状況によって適切な兵科へ変更して援護に回るといった緩やかな連携が可能だった。 しかしスペシャリスト制では武器制限が撤廃されたこともあり、支援タイプのスペシャリストでも狙撃銃を担いで狙撃に徹するなど、スペシャリストのタイプに合った行動を取るとは限らない。 つまりスペシャリストの見た目だけでは各プレイヤーの役割が判断しづらくなっており、後述するコモローズが分隊以外に共有できない点も相まって、プレイヤー間の連携が取りにくくなっている。 現在は兵科制が改めて採用されたため、スペシャリスト制よりは各プレイヤーの役割がわかりやすくなった。 各スペシャリスト専用のガジェットで装備の枠が1つ埋まっていたので、かえって自由度が狭まっていた。 例えば修理ガジェットを持つスペシャリストは現状存在しないので、修理ガジェットと対ビークル兵器を使って味方ビークルを援護するような遊び方が出来なくなった。 兵科制再導入に伴い、スペシャリスト専用ガジェットは兵科毎のガジェットとは別の枠として扱われるように修正された。 試合終了後に成績トップのプレイヤーが表彰されるが、その際に喋るスペシャリストのセリフが全体的に軽薄で、殺伐とした世界観や雰囲気に合っていない。 あまりにも不評だったためか、アップデートで表彰時のセリフはすべて削除されている。 総評 『BF4』以来の現代戦という特徴や、過去最大のプレイ人数など、発売前は多くの期待を受けた作品。 ところが蓋を開けてみると、多数の不具合や劣悪なマップデザインなどの問題点が数多く指摘され、前評判とは裏腹にかなり厳しい評価を下されている。 特にこれまで評価されてきた味方との連携要素など、『バトルフィールド』の特徴的なゲーム性が損なわれており、シリーズファンから「過去最低の出来」と評されることも少なくない。 開発側も本作の低評価を認識しており、品質改善に向けた継続的なアップデートを行っている。 当初は発売から3か月間隔で配信される予定だったシーズンコンテンツの開始を半年延期する、2022年3月時点で同時接続数が過去作を一時下回るといった状況もあり、本作の行く末に暗雲が立ち込めていた(参照)。 アップデートを重ねた現在は、進行に支障の出る不具合も改善が見られ、発売当初の悲惨な状態から持ち直しつつある。 しかし問題点は依然として残っており、残念ながら「過去最低」の汚名を返上できるほどの評価は得られていない。 近年の『バトルフィールド』シリーズは発売されてすぐは評価が低いが、アップデートにより徐々に高評価になっていく傾向があるため、今後に期待したいところではある。 余談 発売元であるEAは、2022年2月の財務報告会にて本作の失敗を認めている(参照1)。 EAのCEOいわく、コロナ禍で在宅勤務が続き、厳しい開発状況が続いたことを失敗の理由として挙げている。 また、2023年5月末にはDICEの元スタッフが本作の開発は常に締め切りに追われ、もっと開発に時間をかける必要があったにもかかわらず急いでリリースされていたことを自身のTwitterで暴露している(参照2)。 本作の音声仕様は日本語だが、『BF1』『BFV』と異なり英語音声に切り替えることはできず、吹き替えのみとなっている。 ただ、ゲーム内全ての音声が吹き替えられているわけではないため、マルチプレイ中には頻繁に外国語(おそらくそれぞれの兵士の母国語)が聞こえてくる。 パッケージに描かれている兵士は斥候兵のスペシャリストでインド出身のナヴィン・ラオだが、本編と異なり髭がなく別人に見えるうえ、ゲーム内のラオにはパッケージと同じ戦闘服が実装されていない。 本作に登場するロシア出身のオペレーターであるボリスには「リトル・グリーンメン」というスキンが存在していたのだが、これはロシアが2014年にウクライナのクリミア半島を占拠した際にロシア軍が名乗っていた偽名である為、後に名称が変更されている(参照1)。 一方で、本作に登場するフランス出身の黒人女性オペレーターであるサンダンスのセクシャリティーはノンバイナリー(*8)、つまりLGBTであることを公式に明かしており、昨今話題の「ポリティカル・コレクトネス (政治的な正しさ)」がしっかり取り入れられている(参照2)。 問題点で述べたように、前作『BFV』でもポリコレ要素(しかも史実無視)が全面に押し出されていた一方で、ゲーム内のドイツ軍将校にナチスに対抗した実在するレジスタンスと同じ名前を付けると言った配慮の欠片もない行為をしている。 これらのことから、シリーズファンの中には「DICEはポリコレには厳格なのに歴史的な配慮には無神経」と不信感を抱く者も少なくない。 2023年2月28日に配信されたシーズン4のアップデートにおいて追加された新マップには、本作と同じDICEが開発した一人称のアクションアドベンチャー『ミラーズエッジ』のイースターエッグがあることが確認されている(参照)。 2023年3月7日から4月3日の期間に発売から僅か1年3ヶ月でPS Plusのフリープレイにて無料配信された。 前作『BFV』も2021年5月にフリープレイで無料配信されたため、シリーズ最新作が2作連続でフリプ落ちしたことになる。 なお、『BF』シリーズの次回作は既に開発が始まっていることが公式に明かされており、キャンペーンモードも復活するとのこと(参照)。 ちなみに発売時期は2025年4月以降とされているが、本作発表時に「今後は必ず2年おきに『BF』の新作をリリースする」と明言していたにもかかわらず4年も空く現実を考えると、やはり本作の不評はダメージが大きかったものと思われる。
https://w.atwiki.jp/finalfantasyxi/pages/22.html
上位バトルフィールドジラートの幻影アークガーディアンHM アークガーディアンMR アークガーディアンTT アークガーディアンEV アークガーディアンGK 神威 プロマシアの呪縛 アトルガンの秘宝
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1894.html
バトルフィールド ベトナム 【ばとるふぃーるどべとなむ】 ジャンル FPS 対応機種 Windows 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 Digital Illusions CE Canada 発売日 2004年3月18日 定価 7,980円 プレイ人数 1~64人 判定 なし ポイント ひたすら重い事が全てをダメにした周囲の環境も追いつかなかった側面も バトルフィールドシリーズ 概要 問題点 評価点 総評 備考 概要 戦場アクションの代表作『バトルフィールド』シリーズの2作目。 1作目の『バトルフィールド1942』は第二次世界大戦が舞台だったが、本作は舞台をベトナム戦争に移してアメリカ軍、南ベトナム、北ベトナム、ベトコンと4陣営の兵器などが登場。ケサンの戦い、テト攻勢等の主だった戦闘がプレイできる。 今作の開発はDigital Illusions本家ではなく、当時カナダのオンタリオにあったDICEカナダスタジオが担当している(*1)。 問題点 処理の重さ 一部の戦場は密林などが舞台のため、草や木の膨大なオブジェクトを描写するため非常に重くなってしまった。もし、性能の良いグラフィックエンジンか『1942』程度の軽さであればまた評価が大きく変わったかもしれない。当時としては高いマシン性能を要求されたのも要因の一つだろう。 ネットコードの処理も良くなくマルチプレイはかなり重かった。後にパッチなどで改善された。しかし当時はブロードバンド回線の性能も今ほど高くないためやむを得ない側面もある。 日本サーバーが少なかった。『BF1942』の知名度が圧倒的で国内での宣伝は殆ど無いのでプレイヤーが少なかった。何より『バトルフィールド2』の販売が間近であったことも影響がなかったとは否めない。 バランス面 武装したヘリコプターが非常に強力で戦闘機の爆撃以上に強力であり、登場マップは猛威を振るいヘリレイプ状態となる場合があった。 アメリカの対戦車兵が強かった。LAWの使い勝手良すぎるので対車両だけでなく、銃より対人ロケランを使ってくるプレイヤーも少なくなかった(似たような点は後続作品でもあるが)。 ベトコン側の特徴である設置用トラップが余り使いどころがない。普通に銃撃ってるほうが良い。通常ルールだと味方に対しても作動や危害を加える上に、仕掛けられてるものがUIに表示されないので下手に使えば味方を殺すことに…。 評価点 グラフィックがかなり美麗になっており、ジャングルだけあって下草や木等もかなり書き込まれている。その分重くなっているのだが 前作の『1942』よりパッチも含めればシリーズでも一、二の多さの兵器が登場する。 前作での不便な点も改良されており、グラフィックに関しても向上している。問題点さえなければ…。 登場兵器などのボリュームやできる事で言えば『1942』と同等か後続作品以上の幅の広さ。 アメリカ軍はヘリを中心とした機動戦術がフィーチャリングされている。兵員輸送や地上攻撃のみならず、操作が難しいものの船舶や装甲車をワイヤーで吊り下げてヘリボーンを行えると言った自由度の高さは後の作品にも無い要素である。 今いち使いにくかったラジオコマンドも使いやすくまとめられている。 シングルのAIの性能が向上したが、あくまでシングルはマルチのオマケ程度のもの。 乗り物にはラジオが付いており、当時の流行曲や地獄の黙示録でお馴染みの『ワルキューレの騎行』までもが流せるので雰囲気はバッチリ。 総評 大ヒット作の2作目ということで出来は悪くなかったが、処理の重さが足を引っ張ってファンから避けられてしまった。 それさえなければ名作・良作であると評価する層も居なくはない。 公式側からもパッチは多く出されてテコ入れされたのだが振るわず、毛並は良いはずなのに親元からも認知してもらえない忌み子のような存在となってしまった。 備考 スタッフの記事やインタビューでは、PCシリーズ作品を語る際は本作が飛ばされてしまう。 シリーズの発売順は『BF1942』→『BF2』→『BF2142』→『BFBC2』なので、本来『BF1942』の次に本作が来るはずである。 しかし『BattleField BadCompany 2』のDLC 「BadCompany 2 Vietnam」が発表された時、PVにはOPにも使用された『Fortunate Son』が使われ、タイトルに近作のロゴが使用され多くのファンを驚かせた。完全に無視されていた訳ではなかった訳で、積年の無念も多少は晴れたであろう。
https://w.atwiki.jp/bbatorufi-tudo/pages/15.html
バトルフィールドとは? バトルフィールドとは米国海兵隊対日本海軍が旗で表された拠点を 奪い合うゲームです。拠点の位置はゲーム画面とミニマップで確認できます。 兵士は自軍が支配している拠点から出撃することが出来ます。 ほとんどの拠点にはビーグルも配置してあるので戦略的に有利に なれるように使います。なお敵軍の本拠地や、空母を支配することは出来ません。
https://w.atwiki.jp/randomdicejpwiki/pages/13.html
+ 目次 目次 バトルフィールド基本 5番目の航海日記 最期のコロシアム 静かな地獄の炎 パープルクラブ 神々の楽園 霜風の推奨渓谷 プラズマシールド 光のプリズム 空虚 金鉱 スコープ 量子 古代の召喚陣 魔法の分解機 祝福 運命のダイス バトルフィールド 基本 初期状態から所持しているフィールド。 全てのダイスの基本攻撃力を増加させる。基本攻撃を行わないダイスには適用されない。(例:棘) 初期値 アップグレード 基本攻撃力増加 2.00% +0.15% 価格 - 5番目の航海日記 モンスターを倒した際、確率でSPを2倍獲得できる。 メインクエストで獲得可能。既に所持している場合は、500ダイヤに変換される。 初期値 アップグレード 確率 10.00% +1.00% 獲得条件 メインクエストor 500ダイヤ 最期のコロシアム 7秒毎に通路へ[砂]を設置し、モンスターの移動速度を下げる。[砂]の効果は重複する。 メインクエストで獲得可能。既に所持している場合は、500ダイヤに変換される。 初期値 アップグレード 移動速度減少 20.00% +1.5% 獲得条件 メインクエスト33or 500ダイヤ 静かな地獄の炎 一定時間毎にモンスターの現在HPの1%分ダメージを与える。 亀裂、吹雪などの被ダメージ効果が適用されるかは不明。 雷雲のダイスは、特性「落雷」を適用した場合にのみ反応する。 初期値 アップグレード ダメージ間隔 2.50s 不明 獲得条件 4100トロフィーPの報酬 パープルクラブ フィールドのランダムな2マスに設置されたダイスの基本攻撃速度を上昇させる。バフを受けるマスは30秒毎に変更される。 フィールド下のゲージによって変更への残り時間が示される。 初期値 アップグレード 基本攻撃速度上昇 50.00% 不明 獲得条件 500ダイヤ 神々の楽園 フィールドのランダムな2マスに設置されたダイスのクリティカル確率を上昇させる。 初期値 アップグレード クリティカル率上昇 40.00% 不明 獲得条件 9700トロフィーPの報酬 霜風の推奨渓谷 20秒毎に通路上の全てのモンスターを凍らせる。ボスを凍らせた場合、スキル発動へのカウントダウンが停止される。 ダイスを合成する毎に、凍結のクールタイムが短縮される。 唯一の課金フィールドである(購入の必要性は皆無) 初期値 アップグレード 合成時のクールタイム短縮 2.00s 不明 獲得条件 3500トロフィーP+レジェンダリーパス プラズマシールド 自分のフィールドに対するデバフスキルを確率で無効化する。「デバフスキル」とは、ボスのスキル、暗殺、怪盗などが含まれる。 ボスの[咆哮]や[変更]など、複数ダイスを対象とするスキルは、1回のみ判定が行われ、成功すると全てのダイスを防御する。 初期値 アップグレード 防御確率 10.00% 不明 獲得条件 1000ダイヤ 光のプリズム 相手に効果を与えるスキルの効果を、確率で2倍にする。 初期値 アップグレード 確率 15.00% 不明 獲得条件 1000ダイヤ 空虚 7秒毎に先頭のモンスターを中心に空虚エリアを生成する。エリアは5秒間持続し、その間クールタイムは減少しない。 空虚エリアに触れているモンスターは、ダメージを受ける際に追加ダメージを受ける。 初期値 アップグレード 追加ダメージ 50.00% +2.5% 獲得条件 1000ダイヤ 金鉱 モンスターを1体倒す毎に、一定量のゴールドを獲得する。 対戦モード(クイックマッチ)、協力モードでのみ効果が発動する。 対戦モードのクラスが5以上でないと効果は発動しない。 初期値 アップグレード ゴールド 1.00 不明 獲得条件 500ダイヤ スコープ フィールドのランダムな2マスに設置されたダイスが、確率でその出目数分の敵を追加で攻撃する。スコープのダイスとの違いは、クリティカル確率を上昇させない点である。 初期値 アップグレード 追加攻撃確率 10.00% 不明 獲得条件 1000ダイヤ 量子 フィールドのランダムな1マスが[原子核]に変化する。[原子核]にダイスを設置することはできない。 [原子核]は、隣接4マスに位置するダイスと位置を交換できる。(クールタイム2秒) 原子核の周辺8マスにあるダイスは基本攻撃力が増加する。 初期値 アップグレード 基本攻撃力増加 5.00% 不明 獲得条件 1000ダイヤ 古代の召喚陣 フィールドのランダムな2マスにランダムな1出目のダイスを召喚する。召喚先にダイスがある場合は、元々存在するダイスを消滅させる。 初期値 アップグレード 召喚クールタイム 45.00s 不明 獲得条件 1000ダイヤ 魔法の分解機 フィールド下にダイスをドラッグすると、そのダイスを消滅させ、出目数分のランダムなダイスの出目を1増加させる。(クールタイム100秒) 出目の増加先が不足している場合、過剰な出目は消滅する。 初期値 アップグレード クールタイム短縮 0.00s +2.00s 獲得条件 1000ダイヤ 祝福 デッキの一番左に位置するダイスの召喚・生成確率を増加させ、基本攻撃力を10%増加させる。 デッキの一番右に位置するダイスの召喚・生成確率を減少させる。 アップグレード後も確率の増減は調整可能。 初期値 アップグレード 召喚等確率の増減 ±5.00% +0.50% 獲得条件 1000ダイヤ 運命のダイス フィールドの2マスを[上昇マス]と[下降マス]にする。 一定時間毎に[コイン]を獲得し、3枚までストックできる。消費することでサイコロを振り、出目数分だけ[上昇マス]のダイスの出目を上げ、[下降マス]の出目を下げる。 出目が0の場合は何も変化が起こらない。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6480.html
バトルフィールド 1 【ばとるふぃーるどわん】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション4Xbox OneWindows7/8.1/10 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DICE 発売日 2016年10月21日 定価 オープン価格 プレイ人数 1~64人 レーティング CERO D(17才以上対象) 完全版 Revolution Edition 2017年8月22日/オープン価格 判定 良作 ポイント コンセプトは原点回帰と総力戦時代こそ遡ったがゲームのクオリティは進化マルチプレイはシリーズでも屈指の良バランス巨大兵器参戦に新モードでさらに熱くなる戦場シングルはボリュームが少ないながらも高評価 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・システム シングルプレイ マルチプレイ 過去作からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 全面戦争の夜明けを体験せよ。 概要 『バトルフィールド』シリーズ12作目。通称『BF1』で、第一次世界大戦を題材にした作品。 題材の第1次世界大戦が「総力戦 (All-Out War)」だった事、バトルフィールドの「原点(*1)」という事からタイトルナンバリングが「1」になっている。 時代が遡ったことから兵器も時代に準じた物になってはいるが、ゲーム性は過去作から進化している。 ゲームモードに、「ウォーピジョン」「オペレ―ション」等のゲームモードが追加され、戦況を一変させる戦艦・装甲列車・飛行船と言った巨大兵器も新たに登場。 これらの新規要素も加わり、陸海空の兵器がぶつかり合う迫力と興奮に満ちた「総力戦」がプレイヤー達を待っている。 特徴・システム シングルプレイ ストーリーモードは、第一次世界大戦中にヨーロッパや中近東などを舞台にした合計7章の内から、6章のエピソードを別々の主人公によるオムニバス形式で収録している。 歩兵戦のみならず戦車や戦闘機等のビークルに乗り込んでの戦いを行うステージもある。 道中では野戦教本を回収したり、特定の条件をエピソード内で達成すると読み物であるコデックスを解放できる収集要素もある。各章でこれらをコンプリートすると兵器や車両のスキンがアンロックされる。 作中には「アラビアのロレンス」等の実在の人物をモチーフにしたキャストも登場する。 マルチプレイ 従来の「コンクエスト」「ラッシュ」「ドミネーション」「チームデスマッチ」といったゲームモードに加えて「ウォーピジョン」「オペレーション」の2つのゲームモードが追加されている。 ゲームのマッチングは『BFH』までに使用していたバトルログではなく、『スター・ウォーズ バトルフロント』の様にゲーム内のブラウザで行う形になっている。 通常兵科にも大幅に調整がはいり、過去作のバトルピックアップはエリート兵科という特殊な兵科に変更されており通常兵科と区別されるようになった。 一方的になってしまうゲーム展開への逆転要素として強力な火力と装甲を持つ巨大兵器が一部のゲームモードに追加されている。AIによる操作ではなくこれらもプレイヤーが乗って操作する。 UIやシステムなどはDICEが本作の直近に手掛けていた『スター・ウォーズ バトルフロント』のシステムを流用しているのか類似性が多々見られる。 第2弾DLCからは「専門技能」と言う前作までのフィールドアップグレードに近い、装備することで爆発ダメージの軽減や自動回復を早めたりするなどの様々な効果を受けることができる機能が実装された。 初期状態でもある程度解放されてはいるが、任務をこなすことで更なる汎用技能から兵科ごとに応じた専用の技能まで習得できる。 プレイヤーを待ち受ける戦場 第一次世界大戦をモチーフにしたということで戦場は戦火がくすぶる市街地、秘匿された陣地がある森林、アルプスの山岳に築かれた要塞や、塹壕が広がる砲撃痕だらけの平野など如何にも戦争らしいシチュエーションが詰まっている。 登場する勢力はアメリカ合衆国、イギリス帝国、イタリア王国、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマントルコ帝国となっている。 吹き替えを切っていると各々の陣営の言語で兵士たちが声を出す。 フランス共和国もDLCで参戦。大戦中の最も激しい戦いの1つだった「ヴェルダンの戦い」が題材になっている。塹壕に要塞に熾烈で過酷な闘いを体験する。 さらに第2弾DLCではロシア帝国も戦列に加わった。『BF』シリーズでは初と言える女性兵(ロシア軍偵察兵)の登場に加え、中には赤軍(革命派)と白軍(帝政派)の対決という末期のロシア帝国に於ける内乱を忠実に表現した戦いもある。 DLC第3弾も配信開始。ヴェルダン同様に第一次世界大戦で最も凄惨を極めた戦いの1つ「ガリポリの戦い」や、大戦中最大規模の海戦となった「ヘルゴラントの海戦」を舞台に、オーストラリア・ニュージーランド連合軍、通称「ANZAC (アンザック)」及びイギリス海兵隊とかの地を守るオスマントルコ帝国、そしてオーストリア=ハンガリー帝国に分かれ、プレイヤー達は激突する事になる。 そして最終DLCも遂に配信開始。それまで旧来の戦争感を引きずり続けた結果、イタリア王国が機関銃や塹壕等の当時最新の戦術を駆使するドイツ帝国とオーストリア=ハンガリー帝国に無惨極まる大敗を味わった「カポレットの戦い」や、史上初めて戦車が投入され、戦争と言うものの在り方を一変させた「ソンムの戦い」など、最終DLCに相応しい時代の変わり目となった戦線の数々を題材にプレイヤー達は鎬を削り会う。 戦争を変えた兵器達 第一次世界大戦は戦争を一変させた兵器が多く登場した時代である。当時の最新兵器である戦車や航空機などが数多く登場している。毒ガス弾など、歩兵の武器にも当時の装備などが追加されている。 本作では車両へリスポーンした時に、自動的に専用兵科のパイロットに切り替えられる。初めからリペアツールを所持しているので搭乗しながら修理が可能。手持ちの武器は自衛程度になるため白兵戦にはやや貧弱。 + 地上車両 地上車両 戦車はイギリスのMKV菱形戦車やドイツA7Vと言った黎明期の戦車が登場。これまでの『BF』シリーズの戦車とは使い勝手が異なり、搭乗員が乗ることでそのポテンシャルを発揮するものが多い。 武装が固定アセットとして複数用意されており、遠距離から砲撃を浴びせる迫撃砲搭載タイプ、サブガンナ―席から周囲に火炎を放射する戦車など個性的な装備がそろっている。 既存のBFシリーズに登場する戦車に近い旋回砲塔を持つ軽戦車や、アセットを切り替えるとことで砲撃や対空攻撃を切り替えられる装甲トラックもある。 それ以外にも人員の素早い輸送に欠かせない装甲車や輸送車両、サイドカー付きのバイクもあり、乗員が居ればリスポーン地点としても活躍が可能。残念ながら今作では伝統の対戦車攻撃手段であった「C4特攻」的な自爆攻撃ができないのが悔やまれる。 DLCで新たに伝書鳩を飛ばして自身の周囲に支援砲撃を降らせたり、サーチライトを展開して一度に大量の敵をスポット可能などのユニークな装備を持つ「突撃戦車」や、輸送車両の速力と軽戦車並の装甲・火力を持ち、ある程度の火力支援をしつつ前線に味方を素早く運べる「強襲トラック」が登場し、より戦術の幅が広がった。 + 航空機 航空機 航空機も登場しており、それらは木製のレシプロ機ながら強力な武装の数々を持っており空からの死をもたらす手強い兵器になっている。 レッドバロンの異名で有名なエースパイロットが乗ったアルバトロス D.IIIやイギリスの制空権を支えたブリストル F.2 等が登場。 「戦闘機」「攻撃機」「爆撃機」の3種類の航空機が登場。こちらもアセットの切り替えを行って装備を変更する。 例えば戦闘機の場合はドッグファイトに特化したタイプ、歩兵攻撃と偵察に威力を発揮する地上攻撃タイプ、ロケット弾を装備した対爆撃タイプの様な装備など、役割に特化した装備が多い。 さらにはDLCで爆撃機のコンセプトをより先鋭化させ、高高度からの大量の爆弾による焦土爆撃から補給物資を投下しての地上支援までが可能な「重爆撃機」や、過去作に於ける輸送ヘリコプター的なポジションとして空爆や砲撃要請などで援護しつつ、地上に降りて味方のスポーン地点にもなれる「コースタル級飛行船」が登場、より幅広い航空戦術を取ることができる。 + 船舶 船舶 海辺のあるステージでは魚雷艇や揚陸艇、更に駆逐艦までが登場するステージも存在する。 魚雷艇は巨大兵器の1つドレッドノートにとって天敵とも言える機動性に優れ、強力な魚雷を搭載した海のハンターであり、輸送車両等と同じく乗員さえ居ればリスポーン地点にもなれる。 揚陸艇は接岸すると艀を展開し、此方は無人の状態でも次々と兵員をリスポーンさせられるので前線の展開から守備の薄い敵フラッグ近辺に接岸して裏取りの拠点にと、縁の下の力持ち的な無くてはならない役割を担う。 駆逐艦はドレッドノートの小型版とも言え、自前でも強力な砲撃が可能だがさらに援護を要請し画面外から砲撃の雨を降らせたり、機雷を敷設して敵の船舶の進行を妨げたりする海の戦車の様な立場。 当然ドレッドノート同様魚雷艇が天敵なので、それらを上手く退けつつ味方の地上戦力を砲撃で支援できるかが運用の鍵になる。 + 馬 馬 ローテクながら当時はまだまだ現役の軍馬も登場。機動力に優れており多少の地形程度なら物ともせずに走り抜けられる。馬にリスポーンした時は自動的に専用兵科の騎兵に切り替わる。 サーベルを抜刀して歩兵を蹴散らしながら突撃したり対戦車手榴弾で車両攻撃もできるが、正面からの戦いは苦手なのでヒットアンドランの奇襲攻撃で本領を発揮する。 所持装備で対人・対車両一通りのことができる。治療・弾薬補給もできるので味方のサポートも得意。もちろん自分自身に補給を使うこともできるので継戦能力も高い。 第2弾DLCでは新たに「ランス」が装備品に加わった。サーベルと比べると攻撃範囲は狭いがその分リーチに優れ、特に銃剣突撃の騎兵版と言える「ランスチャージ」が可能なのが魅力。勿論ヒットすればエリート兵科だろうと串刺しにして一撃である。 ^ 新たなゲームモード 様々なモードが追加されている。 + ウォーピジョン ウォーピジョン チームデスマッチに近いルール。マップ内にスポーンする伝書鳩を確保し一定時間確保すると、伝書鳩が司令部へ飛び勝利ポイントが加算され同時にマップへ砲撃が行われる。 鳩を確保したプレイヤーは敵味方に表示されるので鳩が飛べるようになるまで守る必要がある。規定値の勝利ポイントを確保したチームが勝利する。 鳩は屋内からだと飛ばせないので屋外に出る必要がある。仮に伝書鳩を飛ばしても敵が撃ち落とせば伝令は止められてしまう。鳩を飛翔可能になるまでに守り切り、安全に飛ばせるかがカギとなる 次の鳩は不利なチームに近い方にリスポーンする。 + オペレーション オペレーション 最大64人がプレイ可能で、コンクエストとラッシュのいいとこどりをしたような本作のコンセプトを最も体現したゲームモード。 1ラウンドのゲームは複数のマップにまたがって行われ、1マップの各セクターに1~3個ある陣地を攻撃側が占領して行き、最終セクターまで占領すれば次のマップへ移動する。 防衛側が現在のマップ防衛に失敗すると次のマップに移動する。全てのマップで攻撃側が勝利するか、防衛側が3ラウンド敵の攻勢を防げばゲームが終了する。 各セクターの防衛側陣地が全て占領された際に掃討戦が発生し、攻撃側の陣地にいる防衛側の兵士がハイライトされる。防衛側の残存兵が倒されると攻撃側の残り戦力ゲージが回復する。防衛側は残って抗戦しようとせずに撤退を行う必要がある。 ベヒモスも登場し、敗北したチームの次のラウンドに戦況に応じて登場することがある(*2)。 ゲームの開始前には各陣営で当時の情勢とともにブリーフィングムービーが流れる。 + フロントライン フロントライン 第1弾DLCで追加された、コンクエストとラッシュのミックスルール。オペレーションとの違いはまず両陣営が1つの旗を奪い合い、奪取に成功した側がクールタイムを挟んだ後に進軍し再び中立の旗を奪い合う。 これを繰り返して最終的に敵側本拠地に到達すると進行した側はラッシュの様に限られたチケット内で攻撃し、敵の通信施設に爆弾を仕掛けて破壊する事に目標が切り替わる。 やむを得ず押し込まれ防戦側に回った際は此方もラッシュ同様、施設の破壊を防ぐべく敵を倒してチケットを消費させる事に目標が切り替わる。 どうにか切り抜けてチケットを消費し尽くさせると攻撃側は撤退を余儀無くされ、1つ前の旗の占拠合戦に戻される。勿論ここから押し返しての逆転劇も夢ではない。 膠着状態に陥り、時間切れで試合が終了した場合はその時点で最も敵側本拠地に近付いていたチームの勝利となる。 + サプライドロップ サプライドロップ 第2弾DLCで追加された新たなゲームモード。マップの各所に定期的に投下される物資を巡って争い会う。 投下された物資はコンクエストの旗の様に確保エリア内に入る事で回収作業が始められ、エリア内に味方がいれば居る程作業速度が早まる。当然その間はエリア内に留まりながら奪取を試みる相手側から物資を守り抜かねばならない。 物資の確保に成功するとポイントが入り、同時に物資の付近に医療品箱と弾薬箱のセットやエリート兵科キットが出現し有利になる。これを繰り返して最終的に物資を規定数確保した側か、時間切れの場合物資を多く確保していた側の勝利となる。 たとえ相手側に先に到達されていても排除すれば再び回収ゲージは初期に戻されるので、敵が居るからとまごつけば物資を奪われた挙げ句エリート兵科キットを入手され、さらに次の物資を確保するのが困難になる。時には特攻を仕掛けてでも確保を試みる位の勇気を出そう。 + コンクエストアサルト コンクエストアサルト 第3弾DLCで久々の復活を果たしたコンクエストの変則ルール。フラッグを奪い合いつつ相手側のプレイヤー達を倒し、チケット消費数を稼いで勝利を目指すと言う基本的なルールは変わり無いものの、大きな違いとしては片方の側が既にフラッグを全部占拠した状態で、もう片方の側は開始からチケット数に大きな有利差が付いた状態で始まる。その関係から前者は防衛側、後者は攻勢側と呼ばれることが多い。 防衛側には本拠地が無いので占拠してあるフラッグ、或いはスポーン可能な味方ビークル等からの出撃に頼るしかなく、故に最初から圧倒的有利な状況を如何にして守りきるかに全てが掛かっている。仮に全てのフラッグが攻勢側に奪われてしまった場合はチケットが凄まじい勢いで消費され、ほぼ強制敗北となってしまう。 攻勢側はチケット差だけでなく、使えるビークルにもある程度の有利が付いているのでこれらを上手く活かし、防衛側を切り崩してフラッグを多く奪える様に切れ目の無い猛攻を仕掛ける必要性と、通常のコンクエスト以上に奪ったフラッグを守り抜く防衛意識の高さが求められる。 + エア・アサルト エア・アサルト 発売当初から仄めかされてきたエア・シューペリオリティが形を変えて復活した空戦専用のルール。最終DLCにて遂に実装された。 マップも専用の物が用意されそれぞれに違うルールが用意されており、互いに大量の戦闘機のみを繰り出しての空戦版チームデスマッチから、互いの陣営の巨大兵器エアシップL30を全力で相手側の攻撃から守り、同じく全力でその撃墜を目標とするなど様々。 なお、このモードで出現するエアシップは勝敗の目標にされているためか、耐久力がコンクエストやオペレーションで出現する物と比べて倍以上となっているだけでなく、上部機関銃が対空砲になっているので迂闊な接近をすれば手痛い反撃を食らうのは必至。どうせならこの仕様の方をコンクエストやオペレーションに出して欲しいとか言ってはいけない。 基本的にはチームデスマッチ同様、相手側の機体をひたすら撃墜しポイントを稼いで勝利を目指すのだが、戦闘機オンリーのマップは兎も角様々な航空機が使用可能なマップでは撃墜した航空機に応じて入るポイントの大小が決まっており、爆撃機や飛行船などの大型機程入るポイントが高い。 ただし、こちらもエアシップ同様耐久力や迎撃用の機銃、対空砲等の武装の威力に補正が掛けられており、戦闘機の機銃のみ、かつ単機で撃墜を狙うのは非常に難しく、フル乗員されていた場合は迎撃武装であっさり返り討ちにされることになりかねない。 また、エア・シューペリオリティ時代同様に機体が無力化され撃墜を免れない状況になっても脱出と言うことはできないので、そうなったら諦めよう(*3)。 巨大兵器(ベヒモス) 一部のモードでは一方的な展開になると劣勢のチームに巨大兵器(ベヒモス)が援軍としてやってくる。強力な兵器と高い耐久力を持ち戦況を一変させる存在である。撃破には全力を以て挑む必要がある。 部位の概念があるので、攻撃を受けると武装が破損して使えなくなることもある。修復はオートである程度時間を要する。 ベヒモスはプレイヤーが修理ができない。ダメージを受け続けると最終的には大爆発を起こし、残骸はオブジェクトとして残る。 + 一覧 装甲列車 線路があるマップに登場する装甲化された汽車。曲射砲2門、通常型と榴弾の2種類の機銃、航空機の出るマップでは対空砲まで装備と針鼠の様な武装で敵を寄せ付けない。 なお、マップによっては「改造装甲列車」という別称で登場するが前後に巨大な排障器(ラッセルブレード)が取り付けられているだけで、基本的な性能に変わりはない。またキャンペーンモードのラスボスとしても登場する。 線路上しか移動できないので動けるルートが必然的に限定されるため、対戦車地雷等の罠を仕掛けられても避ける手段が無い。破壊されると線路上に残骸が残る。 エアシップL30 武装したツェペリン飛行船。大型爆弾を搭載しており、その爆撃の破壊力は凄まじい。他にもゴンドラに搭載された4門の機関砲や2機の対空機銃を備えており、最も多くの搭乗員が載るベヒモス。動きが遅いのが難点。 上空を飛行するため、広範囲を見渡せて遠くまで爆撃できるが、的にもなりやすい。さらに重機関銃でもダメージを受けるという特徴があり、マップ上にある固定の重機関銃の他、重機関銃を搭載している航空機や輸送車両などからも攻撃を受ける。 また、ゴンドラは銃弾を防がないのでゴンドラ内の搭乗員は歩兵の通常火器でダメージを受け、しかも部位破壊を受けると、他の巨大兵器のような一時使用不可とは違い、ゴンドラが落下して搭乗員は死亡してしまう。以上のような特徴から、制圧力は高いものの極端に脆い。 撃破すると業炎を上げながら墜落する。落下点にあるものは全て圧壊するので、気を付けないと巻き込まれる恐れがある。落下後の残骸や竜骨は障害物になる。 ドレッドノート 海が近いマップでは戦艦が登場する。巨大な8門の主砲を持ちその火力はベヒモスの中でも圧倒的。それに2機の対空砲も備えている。 『バトルフィールド1942』の大和やプリンスオブウェールズ以来の、プレイヤーが動かせる戦艦の登場である。 名前こそドレッドノートになっているが、本来の艦種はそれを上回る超弩級戦艦「スーバー・ドレッドノート」の先駆けであるHMSアイアン・デューク級戦艦。ゲーム中の音声ではどの陣営の言語でも一貫してドレッドノートと呼んでいる。 シャール2C 伝説の「超重戦車」で、第1弾DLCでフランス共和国と共に加わった。 重戦車を遥かに凌ぐ巨体に大抵のビークルは一撃で行動不能、最悪の場合は木端微塵にしてしまう威力を誇る凶悪無比な旋回式の主砲と、死角をカバーすべく多数設置された機関砲座で群がる歩兵達を凪ぎ払う様は正に「陸の戦艦」と言うべきものであり、同じ地上の巨大兵器である装甲列車と違って登場するマップでは何処へでも自由に行動可能という強みを持つ。 エリート兵科 『BF4』『BFH』に登場したバトルピックアップに近く、特定の地点に出現するピックアップを装着すると特殊な装備を使え、通常兵科より耐久力があがり偵察兵からヘッドショットを食らっても即死しなくなる。 ピックアップを取得する前の装備は使えなくなり、ダメージの自動回復が遅く死んだら蘇生はできない。格闘や銃剣での即死攻撃は当然受ける。 エリート兵科のピックアップがマップに出現するとアナウンスが敵味方に流れる。 + 一覧 警戒兵 アーマーを着こみ大容量の機関銃か高レートのサブマシンガンいずれかを装備して前線に立ち、撃ちまくる兵科。アーマーのお陰でダメージ軽減率は全エリート兵科中トップのタフネスぶりを誇る。 ズームインは可能だがエイムダウンができず、射撃時の照準の回復がやや遅く遠距離の撃ち合いは苦手。加えて顔まで覆うアーマーのせいでやや視野が狭まる上にガスマスクを装備できないのでガス攻撃にも弱く、対車両攻撃手段に至っては効果の薄いフラググレネードのみと貧弱。 またそのアーマーの重さからか移動スピードが遅くなる。他のエリート兵科以上に味方と歩調を合わせないとすぐに孤立して袋叩きにされがちなので、あまりタフネスぶりを過信しないよう気を付けよう。 対戦車兵 高威力・長射程の対戦車ライフルを持ち、遠距離からの車両攻撃を得意とする兵科。マスクを着用しておりガス攻撃を受けてもダメージを受けない。 また、近距離戦に持ち込まれてしまった場合の自衛用としてソードオフショットガンをサイドアームに持っているので、迂闊に近付けば手痛いカウンターを浴びる恐れがある。 対戦車ライフルは単発でしか撃てず、射撃時の反動が強いので、伏せるかバイポッドが展開できる場所でないと撃てない。他にもガジェットに対戦車グレネードと遠方から危険なビークルをスポットしやすくする為に潜望鏡を持つ。 遠距離からの攻撃を主眼にしている故か、ダメージの軽減率は後述の潜入兵に次いで低い。呑気に対戦車ライフルを構えていると集中砲火であっさりと沈みかねないので、如何に悟られない様に狙撃ポイントを適度に変えつつ歩兵の驚異である戦車や、後方に逃してしまうと厄介な輸送車両を排除できるかが鍵になる。 火炎放射兵 火炎放射器と最大で3個まで持てる焼夷グレネードで敵を焼き払う。火炎は射程が短く、車両にもダメージは通るが効果は高くないので対歩兵向けの兵科。 ダメージ軽減率も警戒兵に次ぐ固さなのもあり、特に塹壕内などの閉所戦では火炎による視界妨害効果とも合わさって無類の強さを発揮する。 装着しているマスクと耐熱服のおかげでガス攻撃を受けてもダメージを受けず、火炎に突っ込んでも燃えないが常時ガスマスク装着状態となるので視界が狭まり、肉眼での索敵がやや困難になり警戒兵の様にズームも出来ないので不意討ちには要注意。 塹壕強襲兵 第1弾DLCで新たに登場した、『BF』シリーズでも異色中の異色である近接戦闘に特化した兵科。 メイン武器が銃では無く(*4)「レイダークラブ」と言う打突部分にスパイクの付いた長い金属製の棍棒であり、その威力は一発殴られたら通常の兵科なら即死、エリート兵科きってのタフネスを誇る警戒兵だろうとヘルス全快の状態から瀕死に追い込まれてしまう恐るべき物。 他にも近接戦闘を主眼にしているためかダメージ軽減率も火炎放射兵と肩を並べる頑強ぶり。加えてガジェットにスモークグレネードと医療品箱を所持しており、特にエリート兵科の中では唯一自前での回復手段を持つため、しぶとさに関しては火炎放射兵どころか警戒兵以上。 この兵科の活用法としては煙に紛れて敵の立て籠る塹壕やバンカーへ突入し、ひたすらクラブで殴り倒して危なくなったら再び煙に紛れて退散、医療品箱で体勢を立て直して再度…と言うような、癖が強いがハマると無二の爽快感を味わえる兵科である。 潜入兵 第3弾DLCでまた新たに加わったエリート兵科。その名の通り敵地後方へ潜入しての攪乱・支援を主軸とした兵科であり、装備する事で移動速度のアップやしゃがみ移動等のゆっくりとした行動をすれば、スポットフレアによる探知から逃れられると言った能力を持つ。 メイン武器は「マルティニ擲弾筒」と言う旧式のライフルを改造したグレネードランチャーの一種。加えてガジェットに着弾地点の周囲に支援砲撃の雨を降らせるスポットフレア(砲撃)に前作『BF4』や『BFH』に登場したビーコン同様、設置箇所から味方をスポーンさせられるヘリオグラフ式通信機、また対戦車兵同様近距離戦での自衛用としてソードオフショットガンを持つ。 あくまで役割は後方支援という為か、ダメージ軽減率は全エリート兵科中最低。武器とガジェットのお陰でそれなりに戦えなくは無いが、敵集団を相手に先陣を切って行こうとするのは無理がある。 過去作からの変更点 『BF4』の司令官システムや『BFH』のハッカーモードにあたるシステムは削除されており、命令の指示は分隊の隊長のみが指示ができる。 乗り物は一部を除き、プレイヤーが拠点から出撃した時に搭乗したまま同時にリスポーンする仕様になっている。 天候 過去作では特定のタイミングで起きる「Levolution」と呼ばれた戦場の変化が、本作は気象の変動という形で完全にランダムで発動する様になった。 雨、霧、砂嵐など天候の変化は視界や聴覚に影響与えるようになり突発的に起きるので、巨大兵器と合わせて戦況の流動性を刺激するものとなっている。また一部の地形の状況を変えてしまう(*5)。 霧や砂嵐は視界を悪化させスポットの有効距離を縮めるので、接近戦になりやすくなる。 なお、Levolutionの要素は完全に無くなった訳でなく、家屋や橋脚等の破壊、崩落という形で過去作と比べて小規模ではあるものの残っている。 特にそうした建築物の破壊に相手を巻き込むと降り注ぐ瓦礫によるスリップダメージを与え、場合によってはそのままキルも可能。特に巨大兵器の攻撃や爆撃機の大型爆弾など、極めて強力な攻撃でしか破壊できない建造物の瓦礫ダメージは戦車すら押し潰し破壊してしまう程の威力を誇る。 車両の部位破壊 本作では車両が攻撃を受けるとボディや武装に損傷を受ける様になっている。 砲塔が壊れると攻撃が出来なくなったり、飛行機の翼やフレームが損傷すると操縦に支障が生じる、エンジンが破損すると出力停止で移動ができなくなったりするなど兵器の性能を存分に引き出せなくなる。 バトルパック ゲーム終了後に稀に獲得する。過去作の様に銃器のアクセサリーは登場せず、本作のは銃器や車両のスキンのみになっている。 アップデートにより、ゲーム終了後にランダムで獲得できる仕様はなくなり、ゲーム終了後に貰えるポイントを一定まで貯めると獲得できる仕様になった。 一部の格闘武器だけはバトルパックで稀にでるパズルを完成することで入手する。 スキンは廃棄することでスクラップポイントとなり、スクラップポイントと引き換えにバトルパックを購入することもできる。 武装のカスタマイズ 銃器や武装のアンロックはランク制限になり、ランクさえ満たせば自由にアンロックできる。アンロックには階級の昇進時に貰えるウォーボンド(戦時国債)が必要である(*6)。 銃器や車両の照準器・各種アクセサリーのカスタマイズは廃止され、固定アセットのみとなった。 銃器はスコープの倍率変更、銃剣の着脱、リコイルの反動方向の調整といった変更は出来るので完全にカスタムが出来なくなった訳ではない。 発砲時の自動被スポット廃止 過去作では発砲した際、発砲者が敵のマップに光点として表示されたが、今作では廃止されている。敵の位置はクイックスポットや偵察兵などが持つスポットフレアなどで暴露したものの表示に限られる。 近接戦闘の強化 塹壕内等の閉所での戦闘が多いことから近接武器の見せ場も増えている。 ナイフや棍棒などの格闘武器に加えて、殆どの銃器には銃剣が装備でき、装備時は銃剣突撃が可能になっている。銃剣攻撃は全ての歩兵を一撃殺傷できる。耐久力が高く厄介なエリート兵科に対しても同様。 突撃中はダッシュ状態になるが、方向転換が難しくなり効果が切れるとしばらくダッシュできなくなる。 スライディング ダッシュ中にしゃがみ操作でスライディングすることができる。前後左右のあらゆる方向にスライディング可能で、前を向きながら後ろに滑るといった芸当もできる。スライディング中はダッシュ速度をキープでき、向きも自由に変えられる。 角待ち対策として有効で、足を止めずダッシュ速度をキープしながら飛び出し撃ちができる。また狙撃を受けた時にも有効で、的を絞らせない動きで被弾を回避できることもある。 スライディング中はしゃがみ状態とは見なされないようで、腰だめ精度は良くない。 スライディング後はしゃがみ状態になり停止する。スライディング中にダッシュ操作をしても停止後に走り出す。スライディング後に停止せずにダッシュするには、スライディング中に立ち操作をしてスライディングをキャンセルし、その後ダッシュ操作を行う必要がある。 スライディングとダッシュをスムーズに行うためには、ある程度の練習も必要になる。 兵科の変更点 近代戦だった過去作に比べるとそれぞれの兵科の特性が濃くなっていて、どのような状況でも無難に対応できる兵科は減った。 対車両兵科だった工兵にあたるクラスは廃止され、役割が別の兵科に割り振られている。 + 一覧 突撃兵 メイン武器がサブマシンガンとショットガンになり従来と比べ得意交戦距離が縮んだ。過去作では主に工兵が担当していた対車両戦闘を担う。 対車両兵器を多く持ち、遠距離攻撃用の対戦車ロケット砲はあるが威力はやや低めで使用制限がある。ダイナマイトや収束手榴弾などでの肉薄攻撃がメインとなる。 最終DLCでは対空タイプのロケット砲が追加、対戦車タイプとはどちらか片方のみを選ぶ形になるが、当然ながら航空機に対しての有効性は抜群。 また対戦車タイプよりも弾速、射程共に大きく優れているので少々勿体無いが長距離から歩兵を「狙撃」という芸当も出来ると言えばできる。 援護兵 メイン武器がライトマシンガンのみになり、さらに今作の仕様として射撃時間が長ければ長い程精度が向上する様になったが、引き換えに射撃し続けているとオーバーヒートを起こして強制的に中断させられるというリスクも付加された。 本作では遠距離からの間接攻撃手段が減っているので、迫撃砲は対人に有効、弾種によって対車両もそれなりに通じる。 リムペット爆弾を持ち、かなり肉薄しなければならないが当たれば車両に絶大なダメージを与え、高い確率で車両のパーツを破損させる。 車両のリペアツールが装備に加わった。 アップデートにより、破壊された固定砲台も修理できるようになった。戦車が現れれば野砲を、爆撃機が現れれば対空砲を修理して迎撃、といった戦法が可能になった。 看護兵 セミオートライフルを持ち、過去作のグレネードランチャーに近いライフルグレネードを使用した間接攻撃も可能になった。 セミオートライフルはそこそこの射程があり一部はフルオートに射撃モードの切り替えが可能。または最初からフルオート可能な物もあるが、威力は抑え目で反動も強いので従来のアサルトライフルの感覚では使えない。 偵察兵 威力の高いボルトアクションライフルを持っており、フレアガンや潜望鏡での偵察も得意。トラップも仕掛けられる。スナイパーという側面もあるが史実における大戦中の主力であったライフル兵としてのロールも持ち合わせている。 ボルトアクションライフルの威力は高く、適正距離なら胴体を撃っても即死する。しかし、連射力は低いので前線で戦うのは厳しい。 限定的だが対車両攻撃手段を持つようになったが、使いどころが難しい。 ゲームモードの変更点 コンクエスト ルールは以前のものと同様。しかし、敵味方のチケット差が大きくなると不利な方へマップに応じたベヒモスが援軍としてくる。 ラッシュ ルールは以前のものと同様。ベヒモスはでない。 従来のM-COMに当たる電信機は、使用すると砲撃を要請できる。スポットされている対象に砲撃が降り注ぐので有効に活用すべきだ。 評価点 原点回帰・蘇る戦場の迫力 『BFH』等でややスケールダウンしてしまった戦場感は、本作のコンセプトである「総力戦」の名に恥じぬ迫力で『BF』シリーズここにありという事をファンに見せつけた。 過去作に多かった長射程かつ高精度な兵器は全体的に鳴りをひそめ、ローテク兵器が中心となった事で時代相応のテクノロジーに変わったものの全体のゲームバランスはむしろ向上している。 連射可能な銃器の精度は全体的に低めになり、なおかつどの様な状況も大体対応が容易なアサルトライフル的な立ち位置の銃器はほぼ存在しない。 格闘武器の強化、スポットの仕様変更、毒ガス、天候、上記他諸々の要素によって近接戦闘の機会は増えており、突撃ジャンキーなプレイヤーが活躍する機会も増えている。 本作で新規追加されたゲームモード「オペレーション」はコンセプトを象徴する要素の1つと言える。 ラッシュの規模を大幅に拡大して、陣地のモグラたたきになりがちなコンクエストの様に戦線が不明瞭にならず、最大64人で常に最前線での激闘が繰り広げられる戦争らしいモードとしてプレイヤーの支持を得ている。 攻撃側が拠点制圧後のセクター掃討戦に成功して次のセクターへの侵攻が開始されると、『BF』シリーズのテーマアレンジのジングルが流れ、攻撃側は突撃の合図やホイッスル、防御側は撤退の鐘の音と共に兵士が怒号・悲鳴・喚声を上げながら突撃/退却する流れに興奮を覚えたプレイヤーも多いのではないだろうか。 良質なストーリーモード ボリュームはそれほど多くはないが、演出やシナリオはなどは過去作よりよくなっている。 場所も立場も異なる前線を戦う兵士達の1人1人の物語を重厚且つ情感豊かに描いていおり、良い意味で映画的なストーリーになっている。 1ステージ目は敵味方入り乱れる塹壕戦で、プレイヤーが操作している"名も無き兵士"が死ぬ度に彼らの名前と享年が表示されて別の兵士にリスポーンするという表現が、第一世界大戦の戦いがどういったものかという現実を否応なく突き付けてくる。 全体的にシリアスではあるものの陰惨になり過ぎず、「高き場所の友」の様な痛快な話、「ランナー」の様な哀愁がありながらも清涼感のある話もあり程よい塩梅。 『CoD』の様な路線を真似て中途半端になり、物語に感情移入し辛く、超展開とまではいかなくても流れに無理があり余りしっくりこないストーリーだった『BF4』のキャンペーンに比べて好評を得ている。 スポット、陣地の占領や車両の操作などマルチゲームの要素をストーリーラインへ自然に絡めているので、マルチプレイのチュートリアルとしても良い出来。 車両のバランス調整 地上車両と航空機のバランスは見直されており、搭載武装の固定アセット化と同乗者の増加とそれに伴う各武装の役割の分担化、部位破壊などの要素により強くなり過ぎずゲーム内バランスが良くなっている。 地上兵器は同乗できるプレイヤーの数は増えており、型にハマれば強力ではあるものの、本作は全ての兵科が何かしら対車両手段をもっているので、肉薄されて集中攻撃を受けると容易く撃破されるという絶妙な立ち位置になっている。 既存作とは違い武装のカスタマイズが固定アセットになったのと、操縦手が操れる武装が基本的に主武装のみになったことから既存作品の様にメイン武装の主砲のリロードの隙をサブ武装の機銃で補うと言った様な対歩兵と対車両をそつなくこなすことが難しくなり、他の武装を担当する同乗者との連携が重要となっている。 航空兵器は相変わらず地上の脅威ではあるものの、その代わり対空手段が増えており、飛行高度や飛行速度の低下などの調整でシリーズでもかなり良いバランスとなっている。 航空機の武装は地上車両以上にアセットによる得意不得意が明確になっており、対人対車両何でもできるマルチロール的な運用は困難になっている。 対空砲が今作では航空機の最大の脅威となっている。射程も長く攻撃を食らうと爆風の余波で操作が一時的にできなくなり、翼などが破損すると飛行が不安定になる。従来に比べると航空機の速度はやや遅くなっているので対空砲の射程に留まることの危険度が非常に増している。 アップデートで対空砲によるダメージが減少し、爆風の余波などの効果は削除された。 車両の部位破壊は操縦手が修理を行わないと復旧しないため、自機の状態を把握して適切なタイミングで修理するなど、慎重な立ち回りも求められるようになった。単独で敵の真っただ中に踊りこんで無双というのは難しくなっている。 煩雑な要素の改善 過去作だと車両の修理は工兵が一々車両から降りて直さないといけないため、その間に無防備な所を敵に襲われたり、他のプレイヤーに車両を盗まれたりすることもあったが、リペアツールを持っているなら乗車中でも修理も可能になった。 修理ゲージが満タンになると耐久値が一定値まで回復するが、修理中は攻撃も移動もできず、妨害を受けると修理ゲージをリセットされる。修理速度なら降車修理の方が早いので適宜使い分けることも重要。 車両によっては緊急回復コマンドもあるが、回復量は多くはないのと再使用には長めのリチャージが必要で使えるタイミングが限定されることもあり無理ができない。 車両でリスポンした際に専用兵科のパイロットになり、リペアツールも持っているので兵科を変更せずともよい。 バイポッドを装備した武器は過去作だと展開時の隙などで使い勝手が悪かったが、本作では展開可能な場所では自動で展開し、稼働不可能な角度をむいても一々収納するモーションが出なくなりシームレスに使えるようなった。 兵科の武装のカスタマイズはブラウザだけでなく、ゲーム内でもできるようになったので、『BF3』以降のシリーズの様にバトルログを開いて直す必要もなくなった。 帰ってきたメインテーマ シリーズのロードBGMでもおなじみのメインテーマが、原曲の雰囲気を残しつつもオーケストラアレンジで使用されている。 「デデンデッデデンデン」で有名なフレーズ一部分どころか、原曲を丸々アレンジしたバージョンが多く使われておりシリーズファンにも好評。曲調は戦争映画的なオーケストラアレンジであり聞きごたえがある。 追加コンテンツ要素の持ち越し 過去作ではDLC追加コンテンツがせいぜい銃器位しか、デフォルトマップや別のDLCにしか持ち越せなかったが、今作からは一部車両なども持ち越せるようになったので、買ったDLCの人口が減って無駄になることも少なくなった。 賛否両論点 武装のカスタマイズ 『BF3』以降のシリーズ作品と比べると、武器のカスタマイズ要素が少ないことが不満点に上げられている。 過去作は多くのアタッチメントを加えることでひとつの銃器を自分の扱いやすいように改造できたが、今作はスコープの倍率と、銃剣の有無くらいしかカスタマイズ要素がない。 とはいえカスタムは固定されていることで得意不得意がはっきりしており、初心者にも分かりやすいこと、面倒なアンロックが必要ないなどのメリットがあり、一概に欠点とは言えない。 各ステージのビークル選択 前作ではステージごとに出現するビークルの種類が固定だったが、今作はプレイヤーが自由に選べるようになっている。 このためプレイヤーの選択は「重装甲、高火力、味方のスポーン拠点になる」と三拍子そろった重戦車に集中してしまい、他のビークルの出番が少ない。それ以外を選択すると、ひどいときには戦犯呼ばわりされることもある。 アップデートによりランドシップでもスポーンできるようになり攻撃力・防御力ともに強化された。また高機動力の突撃戦車が追加されるなど、従来にあった重戦車一択というバランスは改善されている。 スポットの弱体化 アップデートによりスポット(敵をマーキングして味方に敵の位置を知らせるシステム)が弱体化した。スポットは強力なシステムであるため弱体化の影響が比較的大きく、物議を醸している。 先述の様に「専門技能」というシステムが新たに追加されたが、その中には「ステルス(静止中、匍匐移動中、しゃがみ移動中にスポットフレア無効)」「高速スポット解除(被スポット時間を2秒短縮)」などの対スポット用技能がある。 特に「ステルス」が強力。これまで待ち伏せや逃げ隠れた敵への対処は、どこに身を隠そうとも問答無用で照らし出すスポットフレアが常套手段だったが、「ステルス」技能により無効化されるためクリアリングが難しくなった。 敵をスポットすると、非常に目立つ赤いマークが敵の頭上に表示されるが、このマークの透過率が相手との距離に比例して上がるようになった。 近距離戦闘はほぼ従来通りの感覚だが、遠距離では赤いマークが視認できないくらい薄く表示される。今作は開けたマップが多いため影響も大きく「遠距離のスナイパーをスポットしても、味方が気付かず野放し」「遠くから迂回して裏取りしようとする敵をスポットしても、味方が気付かず裏を取られる」「上空を飛ぶ航空機からはスポットマークの視認が困難で、爆撃しづらい」など、遠距離の索敵の感覚がかなり違っている。 問題点 マップデザイン オペレーションなどで一部、篭ると攻撃側が攻撃しにくい占領地点が有ったりする。 また、そのオペレーションを前提にしてデザインされたマップが多いため、コンクエストなどでも地上のプレイヤーが行動可能な範囲が非常に広く、長距離の移動にはビークルや馬を使わないと難儀だったりフラッグ占拠後のクリアリングに苦労する。 その上、いわゆる「芋」と呼ばれる自身のスコアやK/D比のみしか頭になく、見付かりにくい場所から延々と攻撃をし続けるだけのFPSゲーム全体で嫌われる行動をするプレイヤーや、そのクリアリングの面倒さ故にフラッグの防衛自体を放棄し、占拠が完了次第即座に防御の薄そうなフラッグ目掛け集団で進軍してしまう。 結果、占拠エリア外に潜んでいた相手側にすぐさまフラッグを奪い返されてしまうの流れを繰り返す、通称「回遊魚」と呼ばれる現象が発生しやすい。 特に今作では狙撃銃に「適性距離ヒットによる胴撃ち一撃キル」という能力があるため、これを悪用しヒット判定発生距離の遠い狙撃銃で芋行為に走る偵察兵使いが多い。もちろん偵察兵を使うプレイヤーの全てがそうでは無いということも留意すべし。 同じ様にビークルメインのプレイヤーにも長距離からダラダラ砲撃だけを行い、僅かでもダメージを受けるとすぐに攻撃をしづらい場所に退避して修理後、また同じ行動をする悪質なプレイヤーも多い。 特にスコープを使って精密射撃を行える自走砲トラック、或いは大型迫撃砲を搭載し間接射撃が可能なビークルを好んで使うプレイヤーに非常にその傾向が高く、今作ではビークル選択時の自由度がやや狭い。 また、単なる戦闘手段では無く味方の出撃地点として大きなウェイトを占めているので、それをほぼ独り占めされる事への戦略的な不利はとても大きい。 銃器の登場数 ほとんどの武器1種に付き3つのアセットなので、実装された武器の数が今までの作品に比べると少ない。 例えば突撃兵はDLC抜きの場合、使えるSMGは3種あるがそのうち1つは兵科ランク10で開放なので、しばらくの間はMP18かAutomatico M1918の2択。残りの武器はショットガンのため、使い所が限定されてしまう。 しかしMP18は連射レートが低く、多くの突撃兵のプレイヤーはAutomatico M1918を使う方が多かったが、現在はDLCで新SMGの追加やアップデートによる威力や減衰距離、リコイルなどの性能調整によりその環境は薄れつつある。 また当時の歩兵の銃器の主流はボルトアクションライフルであり、フルオートやセミオートの銃器は黎明期なこともあって出せるもの自体が少ないという事を留意せねばならない。 機関銃は1800年代末期に発明されてはいるが、それらは重い設置式が大半で援護兵が持つ様な進軍しながら運用可能な軽機関銃は第一次大戦の頃は登場したばかり。突撃兵が使うサブマシンガンに至っては上記で挙げた3種類しかない時代である(*7)。 巨大兵器関連 一部の巨大兵器は登場するマップに対して、ミスマッチに感じることが間々ある。 装甲列車は性質上、側面側に対しての火力は高いが、正面に対しては武装のレイアウトの都合上機銃や対空砲の視界がふさがれるので正面からの近接攻撃に弱い。 せめて先頭車両に機関砲か機銃が配置されているレイアウトなら対応がしやすいのだが、先頭車両は曲射砲なので至近戦闘は苦手なため、車両正面からの歩兵の肉薄攻撃に対して脆弱である。 そのため、装甲列車の通れる場所が「AMIENS」「ARGONNE FOREST」などの狭く細長いことが多いので、その性能を思う様に発揮できず、砲台を潰されて復旧した矢先にまた潰されたりすることもあり、まともに攻撃できない場面も間々ある。 ステージ毎に最適な武装レイアウトに変更されるので、手も足も出ない状況はそれなりに改善されている。ただ、狭いマップでは集中砲火で砲台が潰されやすい点はあまり変わらない。 オペレーションでは戦闘中のセクターの中でしか移動できないので、コンクエストと比べると移動面で不自由する。とは言え強力な間接射撃手段である曲射砲を持つので、後方での篭り防止という側面があるので意図的にそうなっていると思われる。 エアシップL30は動きが遅くシルエットが巨大なため、対空砲の攻撃を一方的に食らいやすい。対空砲を叩こうにもこちらの機関砲の射程内に近づく前に砲手がいるゴンドラが潰されることも多い。 また熟練の偵察兵はゴンドラでは無く、そこに搭乗し機関砲を構えている兵士を地上からの狙撃で無力化と言う手段に出てくることもあるので、対空砲の存在と相まって一番危険な場所である。 特にオペレーションでは、味方地上部隊が侵入できない敵セクター奥にある対空砲陣地から打たれることも多く、出撃してすぐに集中砲火を受けて落とされることも珍しくない。味方航空機が危険を覚悟で対空砲を潰すか、砲手を倒してくれるのを期待するしかない。 アップデートでオペレーションのゲーム中に戦闘領域になっていないセクターの固定兵装は出現しなくなったので、エアシップが出てすぐに撃墜される危険性は大分減った。 ドレッドノートは魚雷艇に対して弱く、副武装の対空砲の射程外から魚雷攻撃を浴びせられると何もできなくなる。 しかし、ドレッドノートが出るマップには味方側にも魚雷艇が出現するので、味方魚雷艇が護衛をしてくれれば敵の魚雷艇はさほど脅威ではない。動ける範囲も広くむしろ他のベヒモスと比べてマップでのミスマッチは殆どない。 シャール2Cは歩兵はもちろん他の地上車両に対して圧倒的な強さを誇る半面、対空に対しては有効な武装を登載しておらず、加えて移動スピードが極めて遅く重戦車にすら追い抜かれる程。 そのため広いマップでのコンクエストでは旗の占領に加わっても次の旗を取りに行く前に、先程占領した旗が取り返され始めていた…と言うような状況に陥りやすい。 また、巨体であると言うことはそれだけ狙いやすい的と言うデメリットでもあり、特に爆撃機による高空からの爆撃や対戦車兵の大型ライフルでアウトレンジからの一撃を受けて損傷が蓄積しやすく、さらに戦車の宿命として履帯破損が発生してしまうと修復手段が無いので固定砲台と化してしまうのが泣き所。 インターフェースの不便さ 兵士の装備カスタマイズはメニューからでも出来る様なったが、車両のカスタマイズはバトルコンパニオン(*8)でしかできない。 バトルコンパニオンでカスタマイズを行った装備プリセットをゲーム内で変更するとデフォルトに戻ってしまう。しかも、その状態でバトルコンパニオンを開くと今度はゲーム内の装備がデフォルトに戻る…という非常に面倒な仕様となってしまった(2016年1月現在)。 今まででは表示されていたテキストログがプレイヤー画面に表示されないので、クイックラジオなどのログが見られない。アップデートで改善された。 チートの横行 Win版のチート対策であるアンチチートプログラムのFairFightがうまく機能していないのでチートの跋扈が目立つ。 FairFightは『Titanfall 2』『Rainbow Six Siege』の他、過去作の『BF4』『BFH』にも使用されているが、これらの作品でチートの使用があまり目立つことは無い。本作ではチューニングが甘いのかフェアにプレイしている高スコアランクプレイヤーがキックされると言う珍事も起きた。 ストーリーモードの不満点 全7章のうちプレイするのは6章になるが、収集要素などを無視して遊ぶと各章は1~2時間程度でクリアできるので、やや物足りなさを感じる。無視するならばよいのだが下記のコーデックス取得にもかかわったりすることも。 ストーリーモードでフィールドマニュアル収集やコーデックスを回収を達成することで武器や車両のスキンを解放することができるが、条件が面倒臭く特にコーデックスは達成条件が厳しめなのもある。 なぜかK/Dがストーリーモードとオンラインで共通なので、時間さえあればいくらでも増減させることができ、(そもそも必要のない人も多いが)完全に意味のない項目になっている。 「解除任務」の難解さ 過去作でも時折問題として挙げられていたが、今作では極端と言える程の複雑かつ行程の掛かる任務がとても多い。 例えば「特定の武器でキル数を規定数稼ぐ」と言う、一番簡単な条件であってもその稼がねばならないキル数が膨大であったり、1ラウンド中に達成しなければまたゼロからやり直しといったペナルティ付きのもあり、特に普段あまり使わない兵科で挑まねばならないとなると心身共に多大な負担を感じるのは否めない。 中には「軽機関銃で航空機を撃墜」「ボルトアクションライフルで「騎兵」を規定数HSキル」など初心者はもちろん、ベテランですら一筋どころか二筋、三筋でも容易では無い程ハードルの高いものから、「リペアツールで敵車両に対して攻撃し、累計ダメージ数を規定数稼ぐ」「泳いでいる敵を規定数キルする」など只ひたすら時間が掛かったり、特定のステージかつ運に左右されてしまう条件が設定されている任務も存在する。 報酬はDLCの目玉と言える新武器や専門技能等の重要な物から、戦闘に直接に関わらない勲章やデコレーションアイテム、迷彩などはいえ、これらに関しては流石に長年シリーズを愛好しているベテランユーザー間でも不満が続出し、公式フォーラムに対して凄まじい量の苦情が世界中から殺到する事態となった。 それに対する運営側からの回答は「やり遂げたと言う達成感を味わってもらうつもりでの設定だったが、ここまで悪い意味での反響が集まるとは思わなかった。今後は新規ユーザーの事も考えて吟味していく」とのこと。 シリーズ共通の問題点 こちらを参照のこと。 総評 同時期のライバル作品が宇宙や架空の未来に舞台を移すのに対して、第一次世界大戦時代を遡ることへ驚きの声が見られた。 しかし、いざリリースをされるとそのクオリティは確実に進化していることをプレイヤー達に見せつけることとなった。 本作はテクノロジーが未熟な時代という制約を逆手にとって、シリーズの中でも全体的にバランスが良くなっている。 それが、初代『BF1942』を思わせる「多くのプレイヤーと兵器が入り乱れるぶつかり合う混沌と熱気に満ちた戦場」を復活させた。 DICEがコンセプトに総力戦と原点回帰を掲げた本作にかける意気込みの程を感じさせてくれる。 やや目立つ欠点があるものの、それを覆い隠すほどの魅力が本作にはあり、『バトルフィールド』シリーズ最高傑作との論評も一部で上がっているのも納得の一作。 さあ兵士よ、銃剣を掲げ、壕を乗り越え、毒ガスや弾幕を潜り抜けて敵陣へ突っ込もう。 ここが本物の戦場(バトルフィールド)だ! 余談 本作は発表当時、FPSとしては珍しい第一次世界大戦を題材にした作品ということで大きな話題を呼んだ。また、発表トレーラーで使用されているアメリカのロックデュオ・The White Stripesの楽曲『Seven Nation Army』の評価も高い。 + Seven Nation Army [The Glitch Mob Remix](和訳付き) 2022年2月に大手ニュースサイト『ねとらぼ調査隊』で行われた「あなたが一番好きなバトルフィールドシリーズの作品は?」というアンケートにおいて本作は3位に選ばれた。 なお、同アンケートでは2位に後述の『バトルフィールドV』が、1位に『バトルフィールド4』が選ばれている。 その後の展開 2018年11月20日にシリーズナンバリング第5作『バトルフィールドV』が発売された。舞台を第二次世界大戦に移し、システムをより洗練させた本作の続編的な作品となっている。 また、プレミアムパスを廃止しマップは無料アップデートで全プレイヤーに提供され、無料DLCを定期的に配信する「タイド・オブ・ウォー」も登場した。最終的に打ち切りで終わったが。 なお、ナンバリングの数字が英数字ではなくローマ数字となっているのは、第二次世界大戦中にイギリス軍を率いたウィンストン・チャーチル首相が連合軍に広めた「V for Victory (勝利のV)」に由来している(参照)。 2021年11月19日に3年ぶりとなるシリーズ最新作『バトルフィールド2042』がPS5/XSX/PS4/One/Winで発売された。詳細は作品ページを参照。