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バトルフィールド 1 【ばとるふぃーるどわん】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション4Xbox OneWindows7/8.1/10 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DICE 発売日 2016年10月21日 定価 オープン価格 プレイ人数 1~64人 レーティング CERO D(17才以上対象) 完全版 Revolution Edition 2017年8月22日/オープン価格 判定 良作 ポイント コンセプトは原点回帰と総力戦時代こそ遡ったがゲームのクオリティは進化マルチプレイはシリーズでも屈指の良バランス巨大兵器参戦に新モードでさらに熱くなる戦場シングルはボリュームが少ないながらも高評価 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・システム シングルプレイ マルチプレイ 過去作からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 全面戦争の夜明けを体験せよ。 概要 『バトルフィールド』シリーズ12作目。通称『BF1』で、第一次世界大戦を題材にした作品。 題材の第1次世界大戦が「総力戦 (All-Out War)」だった事、バトルフィールドの「原点(*1)」という事からタイトルナンバリングが「1」になっている。 時代が遡ったことから兵器も時代に準じた物になってはいるが、ゲーム性は過去作から進化している。 ゲームモードに、「ウォーピジョン」「オペレ―ション」等のゲームモードが追加され、戦況を一変させる戦艦・装甲列車・飛行船と言った巨大兵器も新たに登場。 これらの新規要素も加わり、陸海空の兵器がぶつかり合う迫力と興奮に満ちた「総力戦」がプレイヤー達を待っている。 特徴・システム シングルプレイ ストーリーモードは、第一次世界大戦中にヨーロッパや中近東などを舞台にした合計7章の内から、6章のエピソードを別々の主人公によるオムニバス形式で収録している。 歩兵戦のみならず戦車や戦闘機等のビークルに乗り込んでの戦いを行うステージもある。 道中では野戦教本を回収したり、特定の条件をエピソード内で達成すると読み物であるコデックスを解放できる収集要素もある。各章でこれらをコンプリートすると兵器や車両のスキンがアンロックされる。 作中には「アラビアのロレンス」等の実在の人物をモチーフにしたキャストも登場する。 マルチプレイ 従来の「コンクエスト」「ラッシュ」「ドミネーション」「チームデスマッチ」といったゲームモードに加えて「ウォーピジョン」「オペレーション」の2つのゲームモードが追加されている。 ゲームのマッチングは『BFH』までに使用していたバトルログではなく、『スター・ウォーズ バトルフロント』の様にゲーム内のブラウザで行う形になっている。 通常兵科にも大幅に調整がはいり、過去作のバトルピックアップはエリート兵科という特殊な兵科に変更されており通常兵科と区別されるようになった。 一方的になってしまうゲーム展開への逆転要素として強力な火力と装甲を持つ巨大兵器が一部のゲームモードに追加されている。AIによる操作ではなくこれらもプレイヤーが乗って操作する。 UIやシステムなどはDICEが本作の直近に手掛けていた『スター・ウォーズ バトルフロント』のシステムを流用しているのか類似性が多々見られる。 第2弾DLCからは「専門技能」と言う前作までのフィールドアップグレードに近い、装備することで爆発ダメージの軽減や自動回復を早めたりするなどの様々な効果を受けることができる機能が実装された。 初期状態でもある程度解放されてはいるが、任務をこなすことで更なる汎用技能から兵科ごとに応じた専用の技能まで習得できる。 プレイヤーを待ち受ける戦場 第一次世界大戦をモチーフにしたということで戦場は戦火がくすぶる市街地、秘匿された陣地がある森林、アルプスの山岳に築かれた要塞や、塹壕が広がる砲撃痕だらけの平野など如何にも戦争らしいシチュエーションが詰まっている。 登場する勢力はアメリカ合衆国、イギリス帝国、イタリア王国、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマントルコ帝国となっている。 吹き替えを切っていると各々の陣営の言語で兵士たちが声を出す。 フランス共和国もDLCで参戦。大戦中の最も激しい戦いの1つだった「ヴェルダンの戦い」が題材になっている。塹壕に要塞に熾烈で過酷な闘いを体験する。 さらに第2弾DLCではロシア帝国も戦列に加わった。『BF』シリーズでは初と言える女性兵(ロシア軍偵察兵)の登場に加え、中には赤軍(革命派)と白軍(帝政派)の対決という末期のロシア帝国に於ける内乱を忠実に表現した戦いもある。 DLC第3弾も配信開始。ヴェルダン同様に第一次世界大戦で最も凄惨を極めた戦いの1つ「ガリポリの戦い」や、大戦中最大規模の海戦となった「ヘルゴラントの海戦」を舞台に、オーストラリア・ニュージーランド連合軍、通称「ANZAC (アンザック)」及びイギリス海兵隊とかの地を守るオスマントルコ帝国、そしてオーストリア=ハンガリー帝国に分かれ、プレイヤー達は激突する事になる。 そして最終DLCも遂に配信開始。それまで旧来の戦争感を引きずり続けた結果、イタリア王国が機関銃や塹壕等の当時最新の戦術を駆使するドイツ帝国とオーストリア=ハンガリー帝国に無惨極まる大敗を味わった「カポレットの戦い」や、史上初めて戦車が投入され、戦争と言うものの在り方を一変させた「ソンムの戦い」など、最終DLCに相応しい時代の変わり目となった戦線の数々を題材にプレイヤー達は鎬を削り会う。 戦争を変えた兵器達 第一次世界大戦は戦争を一変させた兵器が多く登場した時代である。当時の最新兵器である戦車や航空機などが数多く登場している。毒ガス弾など、歩兵の武器にも当時の装備などが追加されている。 本作では車両へリスポーンした時に、自動的に専用兵科のパイロットに切り替えられる。初めからリペアツールを所持しているので搭乗しながら修理が可能。手持ちの武器は自衛程度になるため白兵戦にはやや貧弱。 + 地上車両 地上車両 戦車はイギリスのMKV菱形戦車やドイツA7Vと言った黎明期の戦車が登場。これまでの『BF』シリーズの戦車とは使い勝手が異なり、搭乗員が乗ることでそのポテンシャルを発揮するものが多い。 武装が固定アセットとして複数用意されており、遠距離から砲撃を浴びせる迫撃砲搭載タイプ、サブガンナ―席から周囲に火炎を放射する戦車など個性的な装備がそろっている。 既存のBFシリーズに登場する戦車に近い旋回砲塔を持つ軽戦車や、アセットを切り替えるとことで砲撃や対空攻撃を切り替えられる装甲トラックもある。 それ以外にも人員の素早い輸送に欠かせない装甲車や輸送車両、サイドカー付きのバイクもあり、乗員が居ればリスポーン地点としても活躍が可能。残念ながら今作では伝統の対戦車攻撃手段であった「C4特攻」的な自爆攻撃ができないのが悔やまれる。 DLCで新たに伝書鳩を飛ばして自身の周囲に支援砲撃を降らせたり、サーチライトを展開して一度に大量の敵をスポット可能などのユニークな装備を持つ「突撃戦車」や、輸送車両の速力と軽戦車並の装甲・火力を持ち、ある程度の火力支援をしつつ前線に味方を素早く運べる「強襲トラック」が登場し、より戦術の幅が広がった。 + 航空機 航空機 航空機も登場しており、それらは木製のレシプロ機ながら強力な武装の数々を持っており空からの死をもたらす手強い兵器になっている。 レッドバロンの異名で有名なエースパイロットが乗ったアルバトロス D.IIIやイギリスの制空権を支えたブリストル F.2 等が登場。 「戦闘機」「攻撃機」「爆撃機」の3種類の航空機が登場。こちらもアセットの切り替えを行って装備を変更する。 例えば戦闘機の場合はドッグファイトに特化したタイプ、歩兵攻撃と偵察に威力を発揮する地上攻撃タイプ、ロケット弾を装備した対爆撃タイプの様な装備など、役割に特化した装備が多い。 さらにはDLCで爆撃機のコンセプトをより先鋭化させ、高高度からの大量の爆弾による焦土爆撃から補給物資を投下しての地上支援までが可能な「重爆撃機」や、過去作に於ける輸送ヘリコプター的なポジションとして空爆や砲撃要請などで援護しつつ、地上に降りて味方のスポーン地点にもなれる「コースタル級飛行船」が登場、より幅広い航空戦術を取ることができる。 + 船舶 船舶 海辺のあるステージでは魚雷艇や揚陸艇、更に駆逐艦までが登場するステージも存在する。 魚雷艇は巨大兵器の1つドレッドノートにとって天敵とも言える機動性に優れ、強力な魚雷を搭載した海のハンターであり、輸送車両等と同じく乗員さえ居ればリスポーン地点にもなれる。 揚陸艇は接岸すると艀を展開し、此方は無人の状態でも次々と兵員をリスポーンさせられるので前線の展開から守備の薄い敵フラッグ近辺に接岸して裏取りの拠点にと、縁の下の力持ち的な無くてはならない役割を担う。 駆逐艦はドレッドノートの小型版とも言え、自前でも強力な砲撃が可能だがさらに援護を要請し画面外から砲撃の雨を降らせたり、機雷を敷設して敵の船舶の進行を妨げたりする海の戦車の様な立場。 当然ドレッドノート同様魚雷艇が天敵なので、それらを上手く退けつつ味方の地上戦力を砲撃で支援できるかが運用の鍵になる。 + 馬 馬 ローテクながら当時はまだまだ現役の軍馬も登場。機動力に優れており多少の地形程度なら物ともせずに走り抜けられる。馬にリスポーンした時は自動的に専用兵科の騎兵に切り替わる。 サーベルを抜刀して歩兵を蹴散らしながら突撃したり対戦車手榴弾で車両攻撃もできるが、正面からの戦いは苦手なのでヒットアンドランの奇襲攻撃で本領を発揮する。 所持装備で対人・対車両一通りのことができる。治療・弾薬補給もできるので味方のサポートも得意。もちろん自分自身に補給を使うこともできるので継戦能力も高い。 第2弾DLCでは新たに「ランス」が装備品に加わった。サーベルと比べると攻撃範囲は狭いがその分リーチに優れ、特に銃剣突撃の騎兵版と言える「ランスチャージ」が可能なのが魅力。勿論ヒットすればエリート兵科だろうと串刺しにして一撃である。 ^ 新たなゲームモード 様々なモードが追加されている。 + ウォーピジョン ウォーピジョン チームデスマッチに近いルール。マップ内にスポーンする伝書鳩を確保し一定時間確保すると、伝書鳩が司令部へ飛び勝利ポイントが加算され同時にマップへ砲撃が行われる。 鳩を確保したプレイヤーは敵味方に表示されるので鳩が飛べるようになるまで守る必要がある。規定値の勝利ポイントを確保したチームが勝利する。 鳩は屋内からだと飛ばせないので屋外に出る必要がある。仮に伝書鳩を飛ばしても敵が撃ち落とせば伝令は止められてしまう。鳩を飛翔可能になるまでに守り切り、安全に飛ばせるかがカギとなる 次の鳩は不利なチームに近い方にリスポーンする。 + オペレーション オペレーション 最大64人がプレイ可能で、コンクエストとラッシュのいいとこどりをしたような本作のコンセプトを最も体現したゲームモード。 1ラウンドのゲームは複数のマップにまたがって行われ、1マップの各セクターに1~3個ある陣地を攻撃側が占領して行き、最終セクターまで占領すれば次のマップへ移動する。 防衛側が現在のマップ防衛に失敗すると次のマップに移動する。全てのマップで攻撃側が勝利するか、防衛側が3ラウンド敵の攻勢を防げばゲームが終了する。 各セクターの防衛側陣地が全て占領された際に掃討戦が発生し、攻撃側の陣地にいる防衛側の兵士がハイライトされる。防衛側の残存兵が倒されると攻撃側の残り戦力ゲージが回復する。防衛側は残って抗戦しようとせずに撤退を行う必要がある。 ベヒモスも登場し、敗北したチームの次のラウンドに戦況に応じて登場することがある(*2)。 ゲームの開始前には各陣営で当時の情勢とともにブリーフィングムービーが流れる。 + フロントライン フロントライン 第1弾DLCで追加された、コンクエストとラッシュのミックスルール。オペレーションとの違いはまず両陣営が1つの旗を奪い合い、奪取に成功した側がクールタイムを挟んだ後に進軍し再び中立の旗を奪い合う。 これを繰り返して最終的に敵側本拠地に到達すると進行した側はラッシュの様に限られたチケット内で攻撃し、敵の通信施設に爆弾を仕掛けて破壊する事に目標が切り替わる。 やむを得ず押し込まれ防戦側に回った際は此方もラッシュ同様、施設の破壊を防ぐべく敵を倒してチケットを消費させる事に目標が切り替わる。 どうにか切り抜けてチケットを消費し尽くさせると攻撃側は撤退を余儀無くされ、1つ前の旗の占拠合戦に戻される。勿論ここから押し返しての逆転劇も夢ではない。 膠着状態に陥り、時間切れで試合が終了した場合はその時点で最も敵側本拠地に近付いていたチームの勝利となる。 + サプライドロップ サプライドロップ 第2弾DLCで追加された新たなゲームモード。マップの各所に定期的に投下される物資を巡って争い会う。 投下された物資はコンクエストの旗の様に確保エリア内に入る事で回収作業が始められ、エリア内に味方がいれば居る程作業速度が早まる。当然その間はエリア内に留まりながら奪取を試みる相手側から物資を守り抜かねばならない。 物資の確保に成功するとポイントが入り、同時に物資の付近に医療品箱と弾薬箱のセットやエリート兵科キットが出現し有利になる。これを繰り返して最終的に物資を規定数確保した側か、時間切れの場合物資を多く確保していた側の勝利となる。 たとえ相手側に先に到達されていても排除すれば再び回収ゲージは初期に戻されるので、敵が居るからとまごつけば物資を奪われた挙げ句エリート兵科キットを入手され、さらに次の物資を確保するのが困難になる。時には特攻を仕掛けてでも確保を試みる位の勇気を出そう。 + コンクエストアサルト コンクエストアサルト 第3弾DLCで久々の復活を果たしたコンクエストの変則ルール。フラッグを奪い合いつつ相手側のプレイヤー達を倒し、チケット消費数を稼いで勝利を目指すと言う基本的なルールは変わり無いものの、大きな違いとしては片方の側が既にフラッグを全部占拠した状態で、もう片方の側は開始からチケット数に大きな有利差が付いた状態で始まる。その関係から前者は防衛側、後者は攻勢側と呼ばれることが多い。 防衛側には本拠地が無いので占拠してあるフラッグ、或いはスポーン可能な味方ビークル等からの出撃に頼るしかなく、故に最初から圧倒的有利な状況を如何にして守りきるかに全てが掛かっている。仮に全てのフラッグが攻勢側に奪われてしまった場合はチケットが凄まじい勢いで消費され、ほぼ強制敗北となってしまう。 攻勢側はチケット差だけでなく、使えるビークルにもある程度の有利が付いているのでこれらを上手く活かし、防衛側を切り崩してフラッグを多く奪える様に切れ目の無い猛攻を仕掛ける必要性と、通常のコンクエスト以上に奪ったフラッグを守り抜く防衛意識の高さが求められる。 + エア・アサルト エア・アサルト 発売当初から仄めかされてきたエア・シューペリオリティが形を変えて復活した空戦専用のルール。最終DLCにて遂に実装された。 マップも専用の物が用意されそれぞれに違うルールが用意されており、互いに大量の戦闘機のみを繰り出しての空戦版チームデスマッチから、互いの陣営の巨大兵器エアシップL30を全力で相手側の攻撃から守り、同じく全力でその撃墜を目標とするなど様々。 なお、このモードで出現するエアシップは勝敗の目標にされているためか、耐久力がコンクエストやオペレーションで出現する物と比べて倍以上となっているだけでなく、上部機関銃が対空砲になっているので迂闊な接近をすれば手痛い反撃を食らうのは必至。どうせならこの仕様の方をコンクエストやオペレーションに出して欲しいとか言ってはいけない。 基本的にはチームデスマッチ同様、相手側の機体をひたすら撃墜しポイントを稼いで勝利を目指すのだが、戦闘機オンリーのマップは兎も角様々な航空機が使用可能なマップでは撃墜した航空機に応じて入るポイントの大小が決まっており、爆撃機や飛行船などの大型機程入るポイントが高い。 ただし、こちらもエアシップ同様耐久力や迎撃用の機銃、対空砲等の武装の威力に補正が掛けられており、戦闘機の機銃のみ、かつ単機で撃墜を狙うのは非常に難しく、フル乗員されていた場合は迎撃武装であっさり返り討ちにされることになりかねない。 また、エア・シューペリオリティ時代同様に機体が無力化され撃墜を免れない状況になっても脱出と言うことはできないので、そうなったら諦めよう(*3)。 巨大兵器(ベヒモス) 一部のモードでは一方的な展開になると劣勢のチームに巨大兵器(ベヒモス)が援軍としてやってくる。強力な兵器と高い耐久力を持ち戦況を一変させる存在である。撃破には全力を以て挑む必要がある。 部位の概念があるので、攻撃を受けると武装が破損して使えなくなることもある。修復はオートである程度時間を要する。 ベヒモスはプレイヤーが修理ができない。ダメージを受け続けると最終的には大爆発を起こし、残骸はオブジェクトとして残る。 + 一覧 装甲列車 線路があるマップに登場する装甲化された汽車。曲射砲2門、通常型と榴弾の2種類の機銃、航空機の出るマップでは対空砲まで装備と針鼠の様な武装で敵を寄せ付けない。 なお、マップによっては「改造装甲列車」という別称で登場するが前後に巨大な排障器(ラッセルブレード)が取り付けられているだけで、基本的な性能に変わりはない。またキャンペーンモードのラスボスとしても登場する。 線路上しか移動できないので動けるルートが必然的に限定されるため、対戦車地雷等の罠を仕掛けられても避ける手段が無い。破壊されると線路上に残骸が残る。 エアシップL30 武装したツェペリン飛行船。大型爆弾を搭載しており、その爆撃の破壊力は凄まじい。他にもゴンドラに搭載された4門の機関砲や2機の対空機銃を備えており、最も多くの搭乗員が載るベヒモス。動きが遅いのが難点。 上空を飛行するため、広範囲を見渡せて遠くまで爆撃できるが、的にもなりやすい。さらに重機関銃でもダメージを受けるという特徴があり、マップ上にある固定の重機関銃の他、重機関銃を搭載している航空機や輸送車両などからも攻撃を受ける。 また、ゴンドラは銃弾を防がないのでゴンドラ内の搭乗員は歩兵の通常火器でダメージを受け、しかも部位破壊を受けると、他の巨大兵器のような一時使用不可とは違い、ゴンドラが落下して搭乗員は死亡してしまう。以上のような特徴から、制圧力は高いものの極端に脆い。 撃破すると業炎を上げながら墜落する。落下点にあるものは全て圧壊するので、気を付けないと巻き込まれる恐れがある。落下後の残骸や竜骨は障害物になる。 ドレッドノート 海が近いマップでは戦艦が登場する。巨大な8門の主砲を持ちその火力はベヒモスの中でも圧倒的。それに2機の対空砲も備えている。 『バトルフィールド1942』の大和やプリンスオブウェールズ以来の、プレイヤーが動かせる戦艦の登場である。 名前こそドレッドノートになっているが、本来の艦種はそれを上回る超弩級戦艦「スーバー・ドレッドノート」の先駆けであるHMSアイアン・デューク級戦艦。ゲーム中の音声ではどの陣営の言語でも一貫してドレッドノートと呼んでいる。 シャール2C 伝説の「超重戦車」で、第1弾DLCでフランス共和国と共に加わった。 重戦車を遥かに凌ぐ巨体に大抵のビークルは一撃で行動不能、最悪の場合は木端微塵にしてしまう威力を誇る凶悪無比な旋回式の主砲と、死角をカバーすべく多数設置された機関砲座で群がる歩兵達を凪ぎ払う様は正に「陸の戦艦」と言うべきものであり、同じ地上の巨大兵器である装甲列車と違って登場するマップでは何処へでも自由に行動可能という強みを持つ。 エリート兵科 『BF4』『BFH』に登場したバトルピックアップに近く、特定の地点に出現するピックアップを装着すると特殊な装備を使え、通常兵科より耐久力があがり偵察兵からヘッドショットを食らっても即死しなくなる。 ピックアップを取得する前の装備は使えなくなり、ダメージの自動回復が遅く死んだら蘇生はできない。格闘や銃剣での即死攻撃は当然受ける。 エリート兵科のピックアップがマップに出現するとアナウンスが敵味方に流れる。 + 一覧 警戒兵 アーマーを着こみ大容量の機関銃か高レートのサブマシンガンいずれかを装備して前線に立ち、撃ちまくる兵科。アーマーのお陰でダメージ軽減率は全エリート兵科中トップのタフネスぶりを誇る。 ズームインは可能だがエイムダウンができず、射撃時の照準の回復がやや遅く遠距離の撃ち合いは苦手。加えて顔まで覆うアーマーのせいでやや視野が狭まる上にガスマスクを装備できないのでガス攻撃にも弱く、対車両攻撃手段に至っては効果の薄いフラググレネードのみと貧弱。 またそのアーマーの重さからか移動スピードが遅くなる。他のエリート兵科以上に味方と歩調を合わせないとすぐに孤立して袋叩きにされがちなので、あまりタフネスぶりを過信しないよう気を付けよう。 対戦車兵 高威力・長射程の対戦車ライフルを持ち、遠距離からの車両攻撃を得意とする兵科。マスクを着用しておりガス攻撃を受けてもダメージを受けない。 また、近距離戦に持ち込まれてしまった場合の自衛用としてソードオフショットガンをサイドアームに持っているので、迂闊に近付けば手痛いカウンターを浴びる恐れがある。 対戦車ライフルは単発でしか撃てず、射撃時の反動が強いので、伏せるかバイポッドが展開できる場所でないと撃てない。他にもガジェットに対戦車グレネードと遠方から危険なビークルをスポットしやすくする為に潜望鏡を持つ。 遠距離からの攻撃を主眼にしている故か、ダメージの軽減率は後述の潜入兵に次いで低い。呑気に対戦車ライフルを構えていると集中砲火であっさりと沈みかねないので、如何に悟られない様に狙撃ポイントを適度に変えつつ歩兵の驚異である戦車や、後方に逃してしまうと厄介な輸送車両を排除できるかが鍵になる。 火炎放射兵 火炎放射器と最大で3個まで持てる焼夷グレネードで敵を焼き払う。火炎は射程が短く、車両にもダメージは通るが効果は高くないので対歩兵向けの兵科。 ダメージ軽減率も警戒兵に次ぐ固さなのもあり、特に塹壕内などの閉所戦では火炎による視界妨害効果とも合わさって無類の強さを発揮する。 装着しているマスクと耐熱服のおかげでガス攻撃を受けてもダメージを受けず、火炎に突っ込んでも燃えないが常時ガスマスク装着状態となるので視界が狭まり、肉眼での索敵がやや困難になり警戒兵の様にズームも出来ないので不意討ちには要注意。 塹壕強襲兵 第1弾DLCで新たに登場した、『BF』シリーズでも異色中の異色である近接戦闘に特化した兵科。 メイン武器が銃では無く(*4)「レイダークラブ」と言う打突部分にスパイクの付いた長い金属製の棍棒であり、その威力は一発殴られたら通常の兵科なら即死、エリート兵科きってのタフネスを誇る警戒兵だろうとヘルス全快の状態から瀕死に追い込まれてしまう恐るべき物。 他にも近接戦闘を主眼にしているためかダメージ軽減率も火炎放射兵と肩を並べる頑強ぶり。加えてガジェットにスモークグレネードと医療品箱を所持しており、特にエリート兵科の中では唯一自前での回復手段を持つため、しぶとさに関しては火炎放射兵どころか警戒兵以上。 この兵科の活用法としては煙に紛れて敵の立て籠る塹壕やバンカーへ突入し、ひたすらクラブで殴り倒して危なくなったら再び煙に紛れて退散、医療品箱で体勢を立て直して再度…と言うような、癖が強いがハマると無二の爽快感を味わえる兵科である。 潜入兵 第3弾DLCでまた新たに加わったエリート兵科。その名の通り敵地後方へ潜入しての攪乱・支援を主軸とした兵科であり、装備する事で移動速度のアップやしゃがみ移動等のゆっくりとした行動をすれば、スポットフレアによる探知から逃れられると言った能力を持つ。 メイン武器は「マルティニ擲弾筒」と言う旧式のライフルを改造したグレネードランチャーの一種。加えてガジェットに着弾地点の周囲に支援砲撃の雨を降らせるスポットフレア(砲撃)に前作『BF4』や『BFH』に登場したビーコン同様、設置箇所から味方をスポーンさせられるヘリオグラフ式通信機、また対戦車兵同様近距離戦での自衛用としてソードオフショットガンを持つ。 あくまで役割は後方支援という為か、ダメージ軽減率は全エリート兵科中最低。武器とガジェットのお陰でそれなりに戦えなくは無いが、敵集団を相手に先陣を切って行こうとするのは無理がある。 過去作からの変更点 『BF4』の司令官システムや『BFH』のハッカーモードにあたるシステムは削除されており、命令の指示は分隊の隊長のみが指示ができる。 乗り物は一部を除き、プレイヤーが拠点から出撃した時に搭乗したまま同時にリスポーンする仕様になっている。 天候 過去作では特定のタイミングで起きる「Levolution」と呼ばれた戦場の変化が、本作は気象の変動という形で完全にランダムで発動する様になった。 雨、霧、砂嵐など天候の変化は視界や聴覚に影響与えるようになり突発的に起きるので、巨大兵器と合わせて戦況の流動性を刺激するものとなっている。また一部の地形の状況を変えてしまう(*5)。 霧や砂嵐は視界を悪化させスポットの有効距離を縮めるので、接近戦になりやすくなる。 なお、Levolutionの要素は完全に無くなった訳でなく、家屋や橋脚等の破壊、崩落という形で過去作と比べて小規模ではあるものの残っている。 特にそうした建築物の破壊に相手を巻き込むと降り注ぐ瓦礫によるスリップダメージを与え、場合によってはそのままキルも可能。特に巨大兵器の攻撃や爆撃機の大型爆弾など、極めて強力な攻撃でしか破壊できない建造物の瓦礫ダメージは戦車すら押し潰し破壊してしまう程の威力を誇る。 車両の部位破壊 本作では車両が攻撃を受けるとボディや武装に損傷を受ける様になっている。 砲塔が壊れると攻撃が出来なくなったり、飛行機の翼やフレームが損傷すると操縦に支障が生じる、エンジンが破損すると出力停止で移動ができなくなったりするなど兵器の性能を存分に引き出せなくなる。 バトルパック ゲーム終了後に稀に獲得する。過去作の様に銃器のアクセサリーは登場せず、本作のは銃器や車両のスキンのみになっている。 アップデートにより、ゲーム終了後にランダムで獲得できる仕様はなくなり、ゲーム終了後に貰えるポイントを一定まで貯めると獲得できる仕様になった。 一部の格闘武器だけはバトルパックで稀にでるパズルを完成することで入手する。 スキンは廃棄することでスクラップポイントとなり、スクラップポイントと引き換えにバトルパックを購入することもできる。 武装のカスタマイズ 銃器や武装のアンロックはランク制限になり、ランクさえ満たせば自由にアンロックできる。アンロックには階級の昇進時に貰えるウォーボンド(戦時国債)が必要である(*6)。 銃器や車両の照準器・各種アクセサリーのカスタマイズは廃止され、固定アセットのみとなった。 銃器はスコープの倍率変更、銃剣の着脱、リコイルの反動方向の調整といった変更は出来るので完全にカスタムが出来なくなった訳ではない。 発砲時の自動被スポット廃止 過去作では発砲した際、発砲者が敵のマップに光点として表示されたが、今作では廃止されている。敵の位置はクイックスポットや偵察兵などが持つスポットフレアなどで暴露したものの表示に限られる。 近接戦闘の強化 塹壕内等の閉所での戦闘が多いことから近接武器の見せ場も増えている。 ナイフや棍棒などの格闘武器に加えて、殆どの銃器には銃剣が装備でき、装備時は銃剣突撃が可能になっている。銃剣攻撃は全ての歩兵を一撃殺傷できる。耐久力が高く厄介なエリート兵科に対しても同様。 突撃中はダッシュ状態になるが、方向転換が難しくなり効果が切れるとしばらくダッシュできなくなる。 スライディング ダッシュ中にしゃがみ操作でスライディングすることができる。前後左右のあらゆる方向にスライディング可能で、前を向きながら後ろに滑るといった芸当もできる。スライディング中はダッシュ速度をキープでき、向きも自由に変えられる。 角待ち対策として有効で、足を止めずダッシュ速度をキープしながら飛び出し撃ちができる。また狙撃を受けた時にも有効で、的を絞らせない動きで被弾を回避できることもある。 スライディング中はしゃがみ状態とは見なされないようで、腰だめ精度は良くない。 スライディング後はしゃがみ状態になり停止する。スライディング中にダッシュ操作をしても停止後に走り出す。スライディング後に停止せずにダッシュするには、スライディング中に立ち操作をしてスライディングをキャンセルし、その後ダッシュ操作を行う必要がある。 スライディングとダッシュをスムーズに行うためには、ある程度の練習も必要になる。 兵科の変更点 近代戦だった過去作に比べるとそれぞれの兵科の特性が濃くなっていて、どのような状況でも無難に対応できる兵科は減った。 対車両兵科だった工兵にあたるクラスは廃止され、役割が別の兵科に割り振られている。 + 一覧 突撃兵 メイン武器がサブマシンガンとショットガンになり従来と比べ得意交戦距離が縮んだ。過去作では主に工兵が担当していた対車両戦闘を担う。 対車両兵器を多く持ち、遠距離攻撃用の対戦車ロケット砲はあるが威力はやや低めで使用制限がある。ダイナマイトや収束手榴弾などでの肉薄攻撃がメインとなる。 最終DLCでは対空タイプのロケット砲が追加、対戦車タイプとはどちらか片方のみを選ぶ形になるが、当然ながら航空機に対しての有効性は抜群。 また対戦車タイプよりも弾速、射程共に大きく優れているので少々勿体無いが長距離から歩兵を「狙撃」という芸当も出来ると言えばできる。 援護兵 メイン武器がライトマシンガンのみになり、さらに今作の仕様として射撃時間が長ければ長い程精度が向上する様になったが、引き換えに射撃し続けているとオーバーヒートを起こして強制的に中断させられるというリスクも付加された。 本作では遠距離からの間接攻撃手段が減っているので、迫撃砲は対人に有効、弾種によって対車両もそれなりに通じる。 リムペット爆弾を持ち、かなり肉薄しなければならないが当たれば車両に絶大なダメージを与え、高い確率で車両のパーツを破損させる。 車両のリペアツールが装備に加わった。 アップデートにより、破壊された固定砲台も修理できるようになった。戦車が現れれば野砲を、爆撃機が現れれば対空砲を修理して迎撃、といった戦法が可能になった。 看護兵 セミオートライフルを持ち、過去作のグレネードランチャーに近いライフルグレネードを使用した間接攻撃も可能になった。 セミオートライフルはそこそこの射程があり一部はフルオートに射撃モードの切り替えが可能。または最初からフルオート可能な物もあるが、威力は抑え目で反動も強いので従来のアサルトライフルの感覚では使えない。 偵察兵 威力の高いボルトアクションライフルを持っており、フレアガンや潜望鏡での偵察も得意。トラップも仕掛けられる。スナイパーという側面もあるが史実における大戦中の主力であったライフル兵としてのロールも持ち合わせている。 ボルトアクションライフルの威力は高く、適正距離なら胴体を撃っても即死する。しかし、連射力は低いので前線で戦うのは厳しい。 限定的だが対車両攻撃手段を持つようになったが、使いどころが難しい。 ゲームモードの変更点 コンクエスト ルールは以前のものと同様。しかし、敵味方のチケット差が大きくなると不利な方へマップに応じたベヒモスが援軍としてくる。 ラッシュ ルールは以前のものと同様。ベヒモスはでない。 従来のM-COMに当たる電信機は、使用すると砲撃を要請できる。スポットされている対象に砲撃が降り注ぐので有効に活用すべきだ。 評価点 原点回帰・蘇る戦場の迫力 『BFH』等でややスケールダウンしてしまった戦場感は、本作のコンセプトである「総力戦」の名に恥じぬ迫力で『BF』シリーズここにありという事をファンに見せつけた。 過去作に多かった長射程かつ高精度な兵器は全体的に鳴りをひそめ、ローテク兵器が中心となった事で時代相応のテクノロジーに変わったものの全体のゲームバランスはむしろ向上している。 連射可能な銃器の精度は全体的に低めになり、なおかつどの様な状況も大体対応が容易なアサルトライフル的な立ち位置の銃器はほぼ存在しない。 格闘武器の強化、スポットの仕様変更、毒ガス、天候、上記他諸々の要素によって近接戦闘の機会は増えており、突撃ジャンキーなプレイヤーが活躍する機会も増えている。 本作で新規追加されたゲームモード「オペレーション」はコンセプトを象徴する要素の1つと言える。 ラッシュの規模を大幅に拡大して、陣地のモグラたたきになりがちなコンクエストの様に戦線が不明瞭にならず、最大64人で常に最前線での激闘が繰り広げられる戦争らしいモードとしてプレイヤーの支持を得ている。 攻撃側が拠点制圧後のセクター掃討戦に成功して次のセクターへの侵攻が開始されると、『BF』シリーズのテーマアレンジのジングルが流れ、攻撃側は突撃の合図やホイッスル、防御側は撤退の鐘の音と共に兵士が怒号・悲鳴・喚声を上げながら突撃/退却する流れに興奮を覚えたプレイヤーも多いのではないだろうか。 良質なストーリーモード ボリュームはそれほど多くはないが、演出やシナリオはなどは過去作よりよくなっている。 場所も立場も異なる前線を戦う兵士達の1人1人の物語を重厚且つ情感豊かに描いていおり、良い意味で映画的なストーリーになっている。 1ステージ目は敵味方入り乱れる塹壕戦で、プレイヤーが操作している"名も無き兵士"が死ぬ度に彼らの名前と享年が表示されて別の兵士にリスポーンするという表現が、第一世界大戦の戦いがどういったものかという現実を否応なく突き付けてくる。 全体的にシリアスではあるものの陰惨になり過ぎず、「高き場所の友」の様な痛快な話、「ランナー」の様な哀愁がありながらも清涼感のある話もあり程よい塩梅。 『CoD』の様な路線を真似て中途半端になり、物語に感情移入し辛く、超展開とまではいかなくても流れに無理があり余りしっくりこないストーリーだった『BF4』のキャンペーンに比べて好評を得ている。 スポット、陣地の占領や車両の操作などマルチゲームの要素をストーリーラインへ自然に絡めているので、マルチプレイのチュートリアルとしても良い出来。 車両のバランス調整 地上車両と航空機のバランスは見直されており、搭載武装の固定アセット化と同乗者の増加とそれに伴う各武装の役割の分担化、部位破壊などの要素により強くなり過ぎずゲーム内バランスが良くなっている。 地上兵器は同乗できるプレイヤーの数は増えており、型にハマれば強力ではあるものの、本作は全ての兵科が何かしら対車両手段をもっているので、肉薄されて集中攻撃を受けると容易く撃破されるという絶妙な立ち位置になっている。 既存作とは違い武装のカスタマイズが固定アセットになったのと、操縦手が操れる武装が基本的に主武装のみになったことから既存作品の様にメイン武装の主砲のリロードの隙をサブ武装の機銃で補うと言った様な対歩兵と対車両をそつなくこなすことが難しくなり、他の武装を担当する同乗者との連携が重要となっている。 航空兵器は相変わらず地上の脅威ではあるものの、その代わり対空手段が増えており、飛行高度や飛行速度の低下などの調整でシリーズでもかなり良いバランスとなっている。 航空機の武装は地上車両以上にアセットによる得意不得意が明確になっており、対人対車両何でもできるマルチロール的な運用は困難になっている。 対空砲が今作では航空機の最大の脅威となっている。射程も長く攻撃を食らうと爆風の余波で操作が一時的にできなくなり、翼などが破損すると飛行が不安定になる。従来に比べると航空機の速度はやや遅くなっているので対空砲の射程に留まることの危険度が非常に増している。 アップデートで対空砲によるダメージが減少し、爆風の余波などの効果は削除された。 車両の部位破壊は操縦手が修理を行わないと復旧しないため、自機の状態を把握して適切なタイミングで修理するなど、慎重な立ち回りも求められるようになった。単独で敵の真っただ中に踊りこんで無双というのは難しくなっている。 煩雑な要素の改善 過去作だと車両の修理は工兵が一々車両から降りて直さないといけないため、その間に無防備な所を敵に襲われたり、他のプレイヤーに車両を盗まれたりすることもあったが、リペアツールを持っているなら乗車中でも修理も可能になった。 修理ゲージが満タンになると耐久値が一定値まで回復するが、修理中は攻撃も移動もできず、妨害を受けると修理ゲージをリセットされる。修理速度なら降車修理の方が早いので適宜使い分けることも重要。 車両によっては緊急回復コマンドもあるが、回復量は多くはないのと再使用には長めのリチャージが必要で使えるタイミングが限定されることもあり無理ができない。 車両でリスポンした際に専用兵科のパイロットになり、リペアツールも持っているので兵科を変更せずともよい。 バイポッドを装備した武器は過去作だと展開時の隙などで使い勝手が悪かったが、本作では展開可能な場所では自動で展開し、稼働不可能な角度をむいても一々収納するモーションが出なくなりシームレスに使えるようなった。 兵科の武装のカスタマイズはブラウザだけでなく、ゲーム内でもできるようになったので、『BF3』以降のシリーズの様にバトルログを開いて直す必要もなくなった。 帰ってきたメインテーマ シリーズのロードBGMでもおなじみのメインテーマが、原曲の雰囲気を残しつつもオーケストラアレンジで使用されている。 「デデンデッデデンデン」で有名なフレーズ一部分どころか、原曲を丸々アレンジしたバージョンが多く使われておりシリーズファンにも好評。曲調は戦争映画的なオーケストラアレンジであり聞きごたえがある。 追加コンテンツ要素の持ち越し 過去作ではDLC追加コンテンツがせいぜい銃器位しか、デフォルトマップや別のDLCにしか持ち越せなかったが、今作からは一部車両なども持ち越せるようになったので、買ったDLCの人口が減って無駄になることも少なくなった。 賛否両論点 武装のカスタマイズ 『BF3』以降のシリーズ作品と比べると、武器のカスタマイズ要素が少ないことが不満点に上げられている。 過去作は多くのアタッチメントを加えることでひとつの銃器を自分の扱いやすいように改造できたが、今作はスコープの倍率と、銃剣の有無くらいしかカスタマイズ要素がない。 とはいえカスタムは固定されていることで得意不得意がはっきりしており、初心者にも分かりやすいこと、面倒なアンロックが必要ないなどのメリットがあり、一概に欠点とは言えない。 各ステージのビークル選択 前作ではステージごとに出現するビークルの種類が固定だったが、今作はプレイヤーが自由に選べるようになっている。 このためプレイヤーの選択は「重装甲、高火力、味方のスポーン拠点になる」と三拍子そろった重戦車に集中してしまい、他のビークルの出番が少ない。それ以外を選択すると、ひどいときには戦犯呼ばわりされることもある。 アップデートによりランドシップでもスポーンできるようになり攻撃力・防御力ともに強化された。また高機動力の突撃戦車が追加されるなど、従来にあった重戦車一択というバランスは改善されている。 スポットの弱体化 アップデートによりスポット(敵をマーキングして味方に敵の位置を知らせるシステム)が弱体化した。スポットは強力なシステムであるため弱体化の影響が比較的大きく、物議を醸している。 先述の様に「専門技能」というシステムが新たに追加されたが、その中には「ステルス(静止中、匍匐移動中、しゃがみ移動中にスポットフレア無効)」「高速スポット解除(被スポット時間を2秒短縮)」などの対スポット用技能がある。 特に「ステルス」が強力。これまで待ち伏せや逃げ隠れた敵への対処は、どこに身を隠そうとも問答無用で照らし出すスポットフレアが常套手段だったが、「ステルス」技能により無効化されるためクリアリングが難しくなった。 敵をスポットすると、非常に目立つ赤いマークが敵の頭上に表示されるが、このマークの透過率が相手との距離に比例して上がるようになった。 近距離戦闘はほぼ従来通りの感覚だが、遠距離では赤いマークが視認できないくらい薄く表示される。今作は開けたマップが多いため影響も大きく「遠距離のスナイパーをスポットしても、味方が気付かず野放し」「遠くから迂回して裏取りしようとする敵をスポットしても、味方が気付かず裏を取られる」「上空を飛ぶ航空機からはスポットマークの視認が困難で、爆撃しづらい」など、遠距離の索敵の感覚がかなり違っている。 問題点 マップデザイン オペレーションなどで一部、篭ると攻撃側が攻撃しにくい占領地点が有ったりする。 また、そのオペレーションを前提にしてデザインされたマップが多いため、コンクエストなどでも地上のプレイヤーが行動可能な範囲が非常に広く、長距離の移動にはビークルや馬を使わないと難儀だったりフラッグ占拠後のクリアリングに苦労する。 その上、いわゆる「芋」と呼ばれる自身のスコアやK/D比のみしか頭になく、見付かりにくい場所から延々と攻撃をし続けるだけのFPSゲーム全体で嫌われる行動をするプレイヤーや、そのクリアリングの面倒さ故にフラッグの防衛自体を放棄し、占拠が完了次第即座に防御の薄そうなフラッグ目掛け集団で進軍してしまう。 結果、占拠エリア外に潜んでいた相手側にすぐさまフラッグを奪い返されてしまうの流れを繰り返す、通称「回遊魚」と呼ばれる現象が発生しやすい。 特に今作では狙撃銃に「適性距離ヒットによる胴撃ち一撃キル」という能力があるため、これを悪用しヒット判定発生距離の遠い狙撃銃で芋行為に走る偵察兵使いが多い。もちろん偵察兵を使うプレイヤーの全てがそうでは無いということも留意すべし。 同じ様にビークルメインのプレイヤーにも長距離からダラダラ砲撃だけを行い、僅かでもダメージを受けるとすぐに攻撃をしづらい場所に退避して修理後、また同じ行動をする悪質なプレイヤーも多い。 特にスコープを使って精密射撃を行える自走砲トラック、或いは大型迫撃砲を搭載し間接射撃が可能なビークルを好んで使うプレイヤーに非常にその傾向が高く、今作ではビークル選択時の自由度がやや狭い。 また、単なる戦闘手段では無く味方の出撃地点として大きなウェイトを占めているので、それをほぼ独り占めされる事への戦略的な不利はとても大きい。 銃器の登場数 ほとんどの武器1種に付き3つのアセットなので、実装された武器の数が今までの作品に比べると少ない。 例えば突撃兵はDLC抜きの場合、使えるSMGは3種あるがそのうち1つは兵科ランク10で開放なので、しばらくの間はMP18かAutomatico M1918の2択。残りの武器はショットガンのため、使い所が限定されてしまう。 しかしMP18は連射レートが低く、多くの突撃兵のプレイヤーはAutomatico M1918を使う方が多かったが、現在はDLCで新SMGの追加やアップデートによる威力や減衰距離、リコイルなどの性能調整によりその環境は薄れつつある。 また当時の歩兵の銃器の主流はボルトアクションライフルであり、フルオートやセミオートの銃器は黎明期なこともあって出せるもの自体が少ないという事を留意せねばならない。 機関銃は1800年代末期に発明されてはいるが、それらは重い設置式が大半で援護兵が持つ様な進軍しながら運用可能な軽機関銃は第一次大戦の頃は登場したばかり。突撃兵が使うサブマシンガンに至っては上記で挙げた3種類しかない時代である(*7)。 巨大兵器関連 一部の巨大兵器は登場するマップに対して、ミスマッチに感じることが間々ある。 装甲列車は性質上、側面側に対しての火力は高いが、正面に対しては武装のレイアウトの都合上機銃や対空砲の視界がふさがれるので正面からの近接攻撃に弱い。 せめて先頭車両に機関砲か機銃が配置されているレイアウトなら対応がしやすいのだが、先頭車両は曲射砲なので至近戦闘は苦手なため、車両正面からの歩兵の肉薄攻撃に対して脆弱である。 そのため、装甲列車の通れる場所が「AMIENS」「ARGONNE FOREST」などの狭く細長いことが多いので、その性能を思う様に発揮できず、砲台を潰されて復旧した矢先にまた潰されたりすることもあり、まともに攻撃できない場面も間々ある。 ステージ毎に最適な武装レイアウトに変更されるので、手も足も出ない状況はそれなりに改善されている。ただ、狭いマップでは集中砲火で砲台が潰されやすい点はあまり変わらない。 オペレーションでは戦闘中のセクターの中でしか移動できないので、コンクエストと比べると移動面で不自由する。とは言え強力な間接射撃手段である曲射砲を持つので、後方での篭り防止という側面があるので意図的にそうなっていると思われる。 エアシップL30は動きが遅くシルエットが巨大なため、対空砲の攻撃を一方的に食らいやすい。対空砲を叩こうにもこちらの機関砲の射程内に近づく前に砲手がいるゴンドラが潰されることも多い。 また熟練の偵察兵はゴンドラでは無く、そこに搭乗し機関砲を構えている兵士を地上からの狙撃で無力化と言う手段に出てくることもあるので、対空砲の存在と相まって一番危険な場所である。 特にオペレーションでは、味方地上部隊が侵入できない敵セクター奥にある対空砲陣地から打たれることも多く、出撃してすぐに集中砲火を受けて落とされることも珍しくない。味方航空機が危険を覚悟で対空砲を潰すか、砲手を倒してくれるのを期待するしかない。 アップデートでオペレーションのゲーム中に戦闘領域になっていないセクターの固定兵装は出現しなくなったので、エアシップが出てすぐに撃墜される危険性は大分減った。 ドレッドノートは魚雷艇に対して弱く、副武装の対空砲の射程外から魚雷攻撃を浴びせられると何もできなくなる。 しかし、ドレッドノートが出るマップには味方側にも魚雷艇が出現するので、味方魚雷艇が護衛をしてくれれば敵の魚雷艇はさほど脅威ではない。動ける範囲も広くむしろ他のベヒモスと比べてマップでのミスマッチは殆どない。 シャール2Cは歩兵はもちろん他の地上車両に対して圧倒的な強さを誇る半面、対空に対しては有効な武装を登載しておらず、加えて移動スピードが極めて遅く重戦車にすら追い抜かれる程。 そのため広いマップでのコンクエストでは旗の占領に加わっても次の旗を取りに行く前に、先程占領した旗が取り返され始めていた…と言うような状況に陥りやすい。 また、巨体であると言うことはそれだけ狙いやすい的と言うデメリットでもあり、特に爆撃機による高空からの爆撃や対戦車兵の大型ライフルでアウトレンジからの一撃を受けて損傷が蓄積しやすく、さらに戦車の宿命として履帯破損が発生してしまうと修復手段が無いので固定砲台と化してしまうのが泣き所。 インターフェースの不便さ 兵士の装備カスタマイズはメニューからでも出来る様なったが、車両のカスタマイズはバトルコンパニオン(*8)でしかできない。 バトルコンパニオンでカスタマイズを行った装備プリセットをゲーム内で変更するとデフォルトに戻ってしまう。しかも、その状態でバトルコンパニオンを開くと今度はゲーム内の装備がデフォルトに戻る…という非常に面倒な仕様となってしまった(2016年1月現在)。 今まででは表示されていたテキストログがプレイヤー画面に表示されないので、クイックラジオなどのログが見られない。アップデートで改善された。 チートの横行 Win版のチート対策であるアンチチートプログラムのFairFightがうまく機能していないのでチートの跋扈が目立つ。 FairFightは『Titanfall 2』『Rainbow Six Siege』の他、過去作の『BF4』『BFH』にも使用されているが、これらの作品でチートの使用があまり目立つことは無い。本作ではチューニングが甘いのかフェアにプレイしている高スコアランクプレイヤーがキックされると言う珍事も起きた。 ストーリーモードの不満点 全7章のうちプレイするのは6章になるが、収集要素などを無視して遊ぶと各章は1~2時間程度でクリアできるので、やや物足りなさを感じる。無視するならばよいのだが下記のコーデックス取得にもかかわったりすることも。 ストーリーモードでフィールドマニュアル収集やコーデックスを回収を達成することで武器や車両のスキンを解放することができるが、条件が面倒臭く特にコーデックスは達成条件が厳しめなのもある。 なぜかK/Dがストーリーモードとオンラインで共通なので、時間さえあればいくらでも増減させることができ、(そもそも必要のない人も多いが)完全に意味のない項目になっている。 「解除任務」の難解さ 過去作でも時折問題として挙げられていたが、今作では極端と言える程の複雑かつ行程の掛かる任務がとても多い。 例えば「特定の武器でキル数を規定数稼ぐ」と言う、一番簡単な条件であってもその稼がねばならないキル数が膨大であったり、1ラウンド中に達成しなければまたゼロからやり直しといったペナルティ付きのもあり、特に普段あまり使わない兵科で挑まねばならないとなると心身共に多大な負担を感じるのは否めない。 中には「軽機関銃で航空機を撃墜」「ボルトアクションライフルで「騎兵」を規定数HSキル」など初心者はもちろん、ベテランですら一筋どころか二筋、三筋でも容易では無い程ハードルの高いものから、「リペアツールで敵車両に対して攻撃し、累計ダメージ数を規定数稼ぐ」「泳いでいる敵を規定数キルする」など只ひたすら時間が掛かったり、特定のステージかつ運に左右されてしまう条件が設定されている任務も存在する。 報酬はDLCの目玉と言える新武器や専門技能等の重要な物から、戦闘に直接に関わらない勲章やデコレーションアイテム、迷彩などはいえ、これらに関しては流石に長年シリーズを愛好しているベテランユーザー間でも不満が続出し、公式フォーラムに対して凄まじい量の苦情が世界中から殺到する事態となった。 それに対する運営側からの回答は「やり遂げたと言う達成感を味わってもらうつもりでの設定だったが、ここまで悪い意味での反響が集まるとは思わなかった。今後は新規ユーザーの事も考えて吟味していく」とのこと。 シリーズ共通の問題点 こちらを参照のこと。 総評 同時期のライバル作品が宇宙や架空の未来に舞台を移すのに対して、第一次世界大戦時代を遡ることへ驚きの声が見られた。 しかし、いざリリースをされるとそのクオリティは確実に進化していることをプレイヤー達に見せつけることとなった。 本作はテクノロジーが未熟な時代という制約を逆手にとって、シリーズの中でも全体的にバランスが良くなっている。 それが、初代『BF1942』を思わせる「多くのプレイヤーと兵器が入り乱れるぶつかり合う混沌と熱気に満ちた戦場」を復活させた。 DICEがコンセプトに総力戦と原点回帰を掲げた本作にかける意気込みの程を感じさせてくれる。 やや目立つ欠点があるものの、それを覆い隠すほどの魅力が本作にはあり、『バトルフィールド』シリーズ最高傑作との論評も一部で上がっているのも納得の一作。 さあ兵士よ、銃剣を掲げ、壕を乗り越え、毒ガスや弾幕を潜り抜けて敵陣へ突っ込もう。 ここが本物の戦場(バトルフィールド)だ! 余談 本作は発表当時、FPSとしては珍しい第一次世界大戦を題材にした作品ということで大きな話題を呼んだ。また、発表トレーラーで使用されているアメリカのロックデュオ・The White Stripesの楽曲『Seven Nation Army』の評価も高い。 + Seven Nation Army [The Glitch Mob Remix](和訳付き) 2022年2月に大手ニュースサイト『ねとらぼ調査隊』で行われた「あなたが一番好きなバトルフィールドシリーズの作品は?」というアンケートにおいて本作は3位に選ばれた。 なお、同アンケートでは2位に後述の『バトルフィールドV』が、1位に『バトルフィールド4』が選ばれている。 その後の展開 2018年11月20日にシリーズナンバリング第5作『バトルフィールドV』が発売された。舞台を第二次世界大戦に移し、システムをより洗練させた本作の続編的な作品となっている。 また、プレミアムパスを廃止しマップは無料アップデートで全プレイヤーに提供され、無料DLCを定期的に配信する「タイド・オブ・ウォー」も登場した。最終的に打ち切りで終わったが。 なお、ナンバリングの数字が英数字ではなくローマ数字となっているのは、第二次世界大戦中にイギリス軍を率いたウィンストン・チャーチル首相が連合軍に広めた「V for Victory (勝利のV)」に由来している(参照)。 2021年11月19日に3年ぶりとなるシリーズ最新作『バトルフィールド2042』がPS5/XSX/PS4/One/Winで発売された。詳細は作品ページを参照。
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ゲーム名 バトルフィールド 1943 (→ソフトカタログへ) 対応フォーマット PS3 CERO C ジャンル シューティング プレイヤー人数 オフライン 1人 オンライン 2-24人 販売価格等 1,500円 →1,000円 容量 565MB 配信開始日 2009/07/09 体験版 有り 備考/PSN等 トロフィー, オンライン対戦, オンラインランキング対応2011/02/08 1,500円 → 1,000円に価格改定 対応周辺機器 振動機能, ヘッドセット対応 映像出力 NTSC, 480p, 720p 音声出力 Linear PCM 2ch, Dolby Digital 5.1ch, DTS Digital Surround 5.1ch 販売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DIGITAL ILLUSIONS CREATIVE ENTERTAINMENT まとめサイト Battlefield 1943@wiki 関連スレor板 家庭用ゲーム【BF1943】Battlefield 1943 ▲63総合 追加コンテンツ コンテンツ名 販売価格 容量 配信日 追加内容 BF BC2 ONSLAUGHTモード BF 1943 2,000円 565MB+6KB, 100KB 2010/07/22 ONSLAUTモードにはBF BC2の製品ディスクが必要
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キャンペーンタイトル 「バトルフィールド」 レギュレーション PCは初期作成。 使用サプリはEX以外全部。 5LVから勲章を用いるのでリンケージクラスは単一にする事を推奨。(コンスイはあり) PCのうち1人以上は歩行戦車級の使用を推奨。 全10面の戦場を3回ほどに分割してプレイする。 戦闘だけじゃなくてOPとかもあるよ。 最終到達LVは11予定。 緒戦は「廃墟の戦い」「激闘、波状攻撃」「皇女救出作戦」の3本。(時間があれば「鉄風雷火」) PCが全滅するか、戦死者が出た場合、経験点を1減らした新規PCを作成する。 この際、生存したPCも別キャラに入れ替えてたり、リビルドしても良い。 チーム単位で、NAGOYAよりなるべく様々な状況に対応できる方が良さそう。 PC作成の際には、勲章のデータと2,3LVのエネミーのデータをある程度把握しておくべし。 PC bought PC 四葉 京子 メタトロン・スイーパー ぎょー PC 鈴吉PC ケイル=ビーア グラビトロン・コンダクター (仮)ククル=ノア オーバーロード・スイーパー (仮)ゴンドワナ=リース マシンザウルス・スイーパー 貴國神社 天草 御座留ノ助 歩行戦車・ストライカー イブ 今回予告 エルジア大陸南西部に位置する敷島皇国。 その最前線にあるマルス基地では、御剣山脈を挟んだラーフ帝国と今日も激戦を繰り広げている。 欠番の出来た精鋭小隊に、一人のリンケージが配属された時、必死の防衛戦を張っていた皇国の戦況が変わり始める。 MGバトルフィールド「緒戦」 今回も、(PCのだれか)と地獄に付き合ってもらおう。 ハンドアウト ①コネ:壬冷夏(DoW44) 関係:ポジティブなやつ 君と冷夏はクラスメイトだった。戦争が始まり、ラーフ帝国が攻めてくるまでは。 開戦後、彼女は劣勢な皇国を支える英雄として、マルス基地司令官に就任し、高校を休学した。 新任のリンケージとしてマルス基地に配属された君は、そこで彼女と再会する事になる。 ②コネ:早霧征夜(DoW46) 関係:ネガティブなやつ キミと早霧は良いバディだった。 2人で数々のゲリラ戦をこなし、幾度もマルス基地の危機を救った。 しかし、ある作戦中に早霧は巨大奈良獣に飲み込まれ、KIAとなった……はずだった。 彼の機体”草薙”がラーフ帝国軍の中で目撃されるまでは。 ③コネ:オジマンティス(DoW47) 関係:ポジティブなやつ キミはPC②などの優秀なリンケージをそろえた小隊の隊長にして、副指令オジマンティスの信頼も厚い。 不幸なことに隊に欠員ができてしまったが、ここでは良くある事だ。 今度の新入りはどれくらい長持ちするだろうか。
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バトルフィールド:バッドカンパニー2 / Battlefield Bad Company 2 エレクトロニック・アーツ 2010年3月11日 PS3.Xb360.windows 戦争物のFPSゲームバトルフィールド:バッドカンパニーのシリーズ第2弾 前作以上に破壊できる物は増えて、建物全体を崩壊させて中の人ごと葬ったりできます 続編 バトルフィールド 3 Xbox 360 は行 バトルフィールド 3 バトルフィールド:バッドカンパニー プレイステーション3
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《華狭間のバトルフィールド》 PR.194 Command <PRカード> NODE(6)/COST(1) 効果範囲:目標のカードに及ぶ効果 発動期間:瞬間 【デッキ1枚制限】 抵抗(3) 目標の〔あなたの冥界にある「茨木 華扇」1枚〕を手札に加える。その後、ターン終了時まで、〔あなたがプレイする「種族:龍」、または「種族:獣」を持つキャラクターカード〕の必要ノードとコストは0に変更される。 「これは試験よ。もちろん貴方が弱いとただ死ぬだけの」 Illustration:皆村春樹 コメント 「茨木 華扇」専用の秘密結社。 収録 プロモーションカード 関連 「茨木 華扇」 茨木 華扇(大鵬騎乗時)/11弾 茨木 華扇/14弾 茨木 華扇/20弾 茨木 華扇/PR
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はーーい。こんちは。またきました。ワンピースですv 次は、バトルフィールド攻略します!! でもあまり聞いたことない人が、多いと思いますので、簡単に説明します。 何でやるか? どうやるか? どんなゲームか? pc プレステ3 XBOX ダウンロード オンラインでの、戦争ゲーム まあ、僕がやったのはプレステ3です。 ゲーム内容ですが、ストーリーはありません。オンラインで、ひたすら敵を倒して地位を上げていくゲームです。自分は、歩兵、ライフル兵、偵察兵の三つです。 そして、戦車、飛行機、ビーグルに乗ったりして、敵を倒せばいいんです。 簡単そうですが、はじめは難しいです。どこから攻撃されているのかもわからず殺されます。 たまに見つけられますが、ロックオンはできないので外して、ばれて、ドーーンです。 「どんだけうまいんだーーー!」と思いますが、がんばってください!! 敵をいっぱい倒したいなら、戦車をお勧めします。 大砲のドーンで、あたれば一発です。 沢山倒すくとができます。だいたい一人倒すと、10ポイントなんで、50ポイント、初日で取れたらいいですよ。 もっと、上級者になったら、占領しましょう。 まだ占領されてないところや相手が占領している所に行って、占領するんです。 自分がやったら、30ポイント、仲間がやって近くにいたら、10ポイントです。 ゲームの始まった時からやると、まだ占領されてない所がありますので、一番最初に行きましょう。 たとえば、飛行機を少しぐらい使えるんだったら、まだほかの人たちが行ってない所で降りれば、楽にできます。敵もまで来ませんし、いるだけでいいので簡単です!! また、占領をメインにするなら、ビーグルで歩兵をお勧めします。ビーグルは、兵士系なら、ひけば良いですし、早いので敵陣に簡単に乗り込めます。 しかし、あまり丈夫でないので、きずつくと、歩兵の△ボタンを押すと修理できます。一度やてみてくださいね。 次は、対戦車です。でも、戦車強いです。マジ強すぎです。歩兵のバズーカー でも一発では、倒せませんので、手榴弾も、使う事をお勧めします。そして、ずっと動いていた方が良いと思います。兵士系で、戦車を倒すのは、難しいことですが、頑張って下さい!! この攻略の、感想・直したらいいところ・良かったところ等がありましたら、書いてください。 -- ワンピース (2011-04-01 12 40 02) 名前 コメント 全て黒字で見にくかったかもしれませんが、一応バトルフィールドの攻略できたことにします。さようならノシ
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トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > バトルフィールド:バッドカンパニー バトルフィールド:バッドカンパニー 公式サイト http //www.japan.ea.com/battlefield/badcompany/ 製品名 バトルフィールド:バッドカンパニー 発売日 2008年8月28日 価格 7,329円 ジャンル FPS 発売元 エレクトロニックアーツ 人数 1人 オンライン最大 24 メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO C 17才以上対象 備考 Amazon.co.jp商品紹介より ストーリーモードも重視した「新・バトルフィールド」がPS3に初登場! 最大24人の対戦が可能なオンラインモードも大幅グレードアップ! フィールド上のほぼ全てのものが破壊可能に! オフはもちろん、オンライン上でも木や建物などフィールドに存在する90%以上のオブジェクトを自由に破壊できるように! 建物の壁にわざと穴を開けて、そこから外の敵を狙撃したり、隠れている敵を家ごと戦車で踏み潰すなど、戦い方の幅が 圧倒的に広がりました。想像力を駆使し、オブジェクトをいかに有効に活用するかが勝利の鍵を握ります! ブラックユーモア満載のコミカルなストーリー展開! シングルモードのボリュームが小さかった前作に比べ、今作はストーリー性やムービー部分を徹底強化! 近未来東欧での紛争の中、プレイヤーを含む、作戦無視・自由奔放な4人の兵士は軍から支給される金だけでは物足りず、 チーム"Bーカンパニー"を結成。金と復讐を目的に戦い始める。。。 映画さながら、ブラックユーモア満載のドラマを体験できます。 無敵のグラフィック! 最新のゲームエンジン「Frostbite」を使用し、類いまれなグラフィックを実現。 **攻略サイト 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (117) 4 (8) 3 (1) 2 (4) 1 (10) ゲームの感想を一言お願いします。 名前 コメント 初期の20Gでフリーズしません -- 名無しさん これ、おもしろいーーーーーーーーー。 -- M16 まあまあ。かな。 -- 名無しさん おもしろ~~~~~~~~~い!!!!!!!! -- ??????? グラフィックはいいと思うけどフリーズしすぎ オンライン見にくい -- 糞ゲー ムリムリムリムリ おもろくねー -- ムリ フリーズしまくり -- おもんない フリーズゲーですw -- クソゲー オンライン対戦はハマりますケド たまにフリーズします。 -- ぽぽぽ 無料会員登録?のアンロックが若干謎い -- わぁりおぉ ゲーム中にいきなりフリーズします 当初発売のPS3 60Gでプレーしてます -- nana うぅ~このゲームは、ストレス解消にはいいけど、音 -- 一条 輝 15 -- jun 今後、アップデートで直んないですかね -- ケフィア オンラインプレーで、フレ呼べないと言う致命的欠陥あり -- にゃー top
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バトルフィールド:バッドカンパニー Battlefield Bad Company エレクトロニック・アーツ 2008年6月26日 Xbox360 戦争物のFPS「バトルフィールド」シリーズの一つ 「俺達が戦う目的?金塊のためだ!!」なんて言ってる、一癖も二癖もある荒くれ者揃いのB中隊で戦いましょう PS3にも移植された 続編 バトルフィールド:バッドカンパニー2
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第五回放送も過ぎた頃とあるMSが飛行していた。 それはガンダムエピオン、ゼクスが操る機体だ、その中はギュウギュウ図めである。 「………だぁー!なんで男三人でこんな狭いところにいなくちゃならねぇんだ!」 「仕方ないだろう、他に方法がないのだから」 「そんなに嫌ならデイパックの中に入りますか?」 「這入れるかぁー!!」 ちょっとした漫才がガンダムエピオンのコックピットで行われていた、 一方でクリスはエピオンの掌に座りながら今までのことを振り返る。 (……先輩は指名手配で響もマリアも死んじまった……) 数々の騒動によりクリスは落ち着く暇もなかった、だが今ようやく余裕ができたのだ。 目をつむれば様々な感情が己のうちの中でごちゃまぜになって暴れ狂う、 無意識にクリスは歯の奥を食いしばった。 「クリスちゃん、どうしたでぃす?」 「うわ、シマリスかよ驚かすな」 いつの間にか自分の肩に登ってきたシマリスを見て驚く、それくらいに集中していたのだ。 「それはごめんなさいでぃす、ですけどクリスちゃん何か悩んでたようなのでついつい出てきてしまったのです」 「心配させちまったか、そいつは悪かった、けどあたしは大丈夫さ」 クリスがシマリスにニヒルに笑いかける、しかしシマリスにはその笑顔は無理をしているよう見えた。 「それはうそでぃす」 「あっ?」 「だって、今クリスチャンの顔は――」 その言葉を紡ごうとしたその時、 ズドンと一つの爆破音が、近くに響いた 「な、なんだ!?」 「なんでぃす!?」 その一つが合図になったのか次々と、ズドンズドンと連続して響く、 その一つをクリスは見た。 「ありゃ、こっちを狙ってきてるのか!」 「どうやらそのようだな」 ゼクスがクリスの言葉に応じ、答えた。 「こりゃ、恐らく対空砲だな、それも第二次大戦に使われていた頃の」 「……そんなものでこの機体を狙うとは、なめられたものだ」 「いや、相手もそれは分かってるだろうよ、だからさらに何か仕掛けてくるかもしれないぜ」 「なにかとは?」 「そりゃ、アレよ、例えばミサイルとか――」 ベルナドットかそう言いかけたとたん、ミサイルが飛んできた 「んなろぉ!!」 しかしそれをクリスはイチイバルで迎撃する、迎撃されたミサイルはそのまま撃墜された。 だが、それでは終わらずさらに何発ものミサイルが飛んでくる。 「チッ、さすがに数が多すぎる、これじゃあたしの迎撃にも限界が来るぞ!」 「……やむを得んか」 ゼクスは顔を顰め、操縦桿を動かす、するとエピオンは下に向かい始めた 「下に行くので?」 「仕方なかろう、ここで落とされるわけにもいかんからな、クリス君!しっかり掴まっていたまえ!」 そう言うと一気に高度が下がっていく、クリスは手の指に掴まった、シマリスもしっかりデイパックの中に入った、 正直クリスは文句を言いたい気分だなぜなら翼の所に行くのが遅くなる、だが今それを言っても仕方ない。 (糞、やっぱりあたしにもっと力があれば!) そう、やるせない気持ちを抱きながら、エピオンは地上に向かって行った。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ とある指揮装甲車にて一人の男が指揮官席に座り報告を聞いていた 「人型機体は地上に向かい、ついでにミサイルを撃破したと」 男の声に部下は頷きながら再度答える。 「はい、その通りですワイルドハント隊長」 ワイルドハント、この男の名前だろうメンポで頭部を覆い、チャップス付きのニンジャ装束を着用。 手足と腰に手のひらサイズのコマをびっしりと装着している、そうこの男、ワイルドハントはニンジャなのだ。 なぜニンジャたる彼が隊長と呼ばれこの場にいるのか、それは彼がDこの福生市のDMC狂信者達を指示する側であるからだ。 「……ふむ」 腕を組み装甲指揮者にてワイルドハントは考える、相手は中々優れたパイロットだ、 それに己の勘が囁く、強敵なのだと。 「やはり現れるか」 彼は過去の苦い経験を思い出す、今だザイバツ・シャドーギルドが存在し所属していた頃に現れた赤黒のニンジャ! そのおかげで自分は死に何の因果か蘇りクラウザーさんを復活させるために活動している。 他の信者ほど狂信的ではない、だがクラウザーさんの生歌を再び聞きたい、それ位には虜なのだ。 「分からぬものだな人生と言うものは」 しかしその回想も一瞬で済ませ、再び指揮官の顔に戻った。 「A1、A2の部隊を向かわせろ、偵察ドローンも飛ばせ」 「アイアイサー」 そう、この部隊は様子見。相手がどのような実力の持ち主か計る為の物だ。 ワイルドハントに油断はない、あの時もそしてこの時にもだ。 「それと、時と場合によりお前達にも働いてもらうぞ」 後ろに控えていた、三人の人物に声をかけた。 「ええ、分かっています」 一人は鬼道有人、サッカー界では天才ゲームメイカーとして名をはせた男。 年少の頃からクラウザーさんの歌は聞いていた、だからサッカーへの思いと同じくらいクラウザーさんの歌が好きなのだ、 それ故に彼は選んだ、即ち殺人者になるということを。 「おう、その時は任せとけ」 一人はAKYS、迫真空手部の師範を務めていると男だ。なんでも野獣先輩も通っていたとか。 そんな彼もまたクラウザーさんの歌を愛し稽古終わりに必ずその歌を聞いていたほどだ。 「あっ、いいっすよ」 一人は葛城蓮、一日目に死んだ虐待おじさんの親戚だ。 なぜ彼がいるのか?それは当然クラウザーさんの歌が好きだからだ。 なおAKYSとは互いにライバル兼親友らしく、お互いに実力をぶつけ合い茶をする中だ。 「よろしい、しばくはお前達もこの近くで待機だ、追って指示を出す」 立ち上がりそう指示を出す、すると三人は頷き指揮装甲車から出て行った。 基本的にあの三人はまとめて行動させている、それは鬼道が指示役を担当、二人が直接戦闘担当だからだ。 「しかし、タイミングが悪い、こちらが任務遂行中に現れるとは」 そう、ワイルドハントはこの地域、福生市に存在するDNC狂信者に敵対的な集団を殲滅するために派遣されたのだ、 上層部は何度かSATUGAIを妨害された福生市に討伐するための部隊を送ったが撃退された、上層部が動くほどでもない、しかし無視はできない。 そこで前経歴が指揮もこなし実力も高かったワイルドハントに白羽の矢が立ったのだ。 彼の率いる集団が軍隊並みに統率されていたのも選ばれた要因だろう。 「だが、その集団も見つからず詰まっていたたところだ、これが何かの転機になればいいのだがな」 ワイルドハントはそう呟きながら、指揮官席深くに座り込む。 その姿はザイバツ所属時代にはなかった余裕を感じられた。 「何はともあれだ、ようこそ俺の狩場、福生市へ」 不敵な笑みを見せ、呟いた。 それは、今だ姿が見えない敵に対する挑戦心だった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ エピオンは地上に無事着陸したゼクス一行、まず掌からクリスが下りた。 次にコックピットからベルナドットが下りてきた。 「ふぃー、頭がガンガンするぜ、まるで二日酔いだ」 「おっさんはこういうのに慣れてなさそうだからな」 次にシマリスがデイパックから出てくる 「お、落ちるかと思ったでぃす」 「死ぬかと思いました……」 Lもまた出てきた、顔色はいつにもましてひどい、 彼は別に運動神経が悪いわけではないがこういうのは初体験であったためにこうなってしまったのだ。 「すまないな、少しばかり手荒になってしまった」 「……まぁ、仕方ねーよ、あそこから落とされてたらあたしでも死んでたからな」 「流石のMSもミサイルにゃ敵わないからな」 ゼクスが謝罪したが、あのことに関しては仕方ないと受け止めていた、 あのままミサイルにあたっていたら落ちていたかもしれない、クリスが掌にいる故に、 エピオンの高機動を生かせないからだ、むしろそのまま地上に向かいミサイルの射程圏内から離れる選択をしたのは正しいだろう。 「しかしここはどこなんでぃすか?」 「……どうやら福生市と言われる場所のようですね」 Lは近くの看板を見た、そこには福生市と書かれていた。 「福生市………東京じゃねぇか!」 「ずいぶんと飛んだと思ったのだが、どうやら遠回りをしていたらしいな」 そうなっても仕方がないことである、彼等は日本の地理に詳しくないのだ。 唯一詳しそうなLも男三人はさすがにきつかったらしく指示を出せるほど余裕はなかったのである。 「しかし、これからどうすんだ、あたし達は空から大阪には行けなくなっちまった」 「誰が撃ったか分からない以上、下手に飛ぶのは危険だしな」 「もしかしたらこの街にいるのかもしれませんね」 Lの意見にゼクスも同意を示した 「そうだな、対空砲は動かせないと聞いている、ならばミサイルを撃った者達もここにいるだろう」 「でも、ここを探して果たしてみつかるでぃす?」 シマリスの発言に一同は押し黙った、 福生市は地図から見れば狭いと思うが、しかしやはり市である、広いのである。 そこから探し出すとなればとても時間がかかる、何よりその敵も大人しくはしていないだろう 「……とにかく一旦落ち着ける場所に行きたいところですね、情報収集もやっていませんし」 「確かにな、あの機体にいる間は狭くてパソコンも開けなかったし何より時間もだいぶ過ぎている その間に状況が動いてるのは確実だろうよ」 そう言い切った直後にベルナドットは何か違和感を感じた。 それはゼクスも同様だった、何か感じるのだ、そう、例えるなら戦いが始まる前の予感 「おい、お前ら、気を付けろ何か嫌な予感が――」 そう言い切る前にベルナドットが走り出しLを抱えた直後、ベルナドットに銃弾が掠った 「チィ、敵襲か!」 「くそ!シマリスはデイパックに!」 クリスは撃たれた方向に銃型のアームドギアを向け撃つ。 そして撃ってきた者は建物ごと吹き飛んだ! 「よっし」 「ヒューッ、やるじゃないか嬢ちゃん」 「あたしは嬢ちゃんじゃない!」 ベルナドットの嬢ちゃん呼びが気に入らないクリスはそう言う しかしベルナドットが気にすることはないようだ。 「それより早く退いてもらえませんか」 「おっと、悪かったな」 ベルナドットが身を引きLが出てくる 「それよりもです、ここはどうやら」 「ああ、敵地みたいだ、Lの旦那はガンダムのコックピットにゼクスの旦那も問題ないよな」 「仕方あるまい」 「すみませんね」 「いいってことよ、それよりも嬢ちゃん分かってるか」 「ああ、こっちに来てるやつらがいる!」 クリスが言えば何人かの武器を構えた人間が現れる そしてその者達はそろって言った。 『SATUGAIせよ!!!』 そういった直後にベルナドットが持っていたM16によって一掃された。 「ベルナドットさん、これを」 「あん、こりゃあんたに振り分けられた奴じゃないか、いいのか?」 「ええ、隠れている私では宝の持ち腐れですから」 渡されたのはひらりマント、ゼクスがもしもの時の為にとLに配分されていたのだ。 「L、はやく乗ってくれ、敵がいつ来るか分からん」 「はい、それではご武運を」 そう言ってLはエピオンのコックピットに乗り込んだ。 ベルナドットはひらりマントを構えて拳銃に武器を切り替える 「シマリス、お前はいかなくていいのか?」 「今のクリスちゃんを放ってはけませぃんから」 「……ありがとな」 不器用にクリスは笑った 「また来たぞ!次は100人前後ってところだな!」 「多すぎだぞ!」 ベルナドットの言にクリスが悪態を付き、イチイバルのアームドギアを構える、 こんなところでくたばってたまるかと心の中で思った。 これは始まり、のちに続くゼクス組の死闘の始まりであった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「おう、アイツらもなかなかやるじゃねーか」 ワイルドハントからの指示が下り、彼等は一足先にゼクス組を見に来ていた。 そう、鬼道、AKYS、葛城の三人だ。 彼らが見ている先はゼクス組と 「……なるほど」 「何かわかったのか?」 葛城の疑問に鬼道は答えていく。 「いや、アイツらが手練れだと思った、それだけだ」 「えぇ……(困惑)いや、俺も見ればわかるが何かそれ以外分かったことはないのか?」 「そうだな、……あいつらは、あの赤い色のアーマーを付けた女を中心に戦っている」 「ほう」 鬼道が指さしたのはクリスだ。 「あの女は本人の実力もさることながら広範囲殲滅技が多い、 それを一人と一機体は把握して立ち回っている」 見ればクリスに注意を向きすぎた敵をベルナドットが攻撃、クリスの技からこぼれた敵を飼っている。 他にエピオンは建物から狙撃しようとする敵を建物ごと破壊、更に建物の残骸で他のルートから来る狂信者達を足止めする。 とにかく彼等はクリスを中心として動いていた。 「だが、かれこれ戦いが始まって何時間かたっている、あいつらも疲労が蓄積したころあいだ」 「あんま、そういう所を付くのはこのみじゃねぇんだがな」 「だがこれぇはクラウザーさんを復活させるためのもんだ、手段は選んでられねぇよ」 葛城の言葉にAKYSも頷く。 「…………そうだな、それでは俺達もそろそろ出るとしよう」 「おう、ちゃちゃと終らせてクラウザーさんの歌でも聞こうぜ」 AKYSの言葉を聞きながら鬼道は思ったこれは正しいことだと、クラウザーさんの歌を聞くためにと。 だが、心の奥でこうも思う、果たしてこの行為はクラウザーさんが喜んでくれるのかと。 だがその思いをすぐさま振り払い、自らも戦場を向かった。 全てはクラウザーさん復活の為に。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「だー!!、多すぎんだろうが!!!」 クリスはBILLION MAIDENを使用し、真っ正面から突っ込んできた大量の狂信者達を撃ち殺した。 しかしそれを予期し、上空から仕掛けてくる狂信者――だがそれは叶わない。 銃の発射音が響き、上空から仕掛けてきた狂信者を撃ち殺した 「サンキュー、おっさん」 「おっさんじゃねぇ!」 二人は軽口をたたきながら迎撃する、だがベルナドットは気づいている 長くは持たないということを。 (クッソ、さすがに数が多すぎる) そう、とにかく数の連打が押し寄せてくるのだ、 10人やったら50、50人やったら250と増えて行っている。 (弾も何時まで持つ?こっちも走って体力も下がってるしよ、これは積みか?) 嫌な考えがよぎる、しかしその思考を振り払い目の前の敵に集中する。 だが、思考外からの攻撃が飛んできた 「死ねぇ!」 「!?」 「おっさん!!」 ベルナドットは、死んだと思っただが、銃弾はあっさりと防がれた。 防いでのはエピオンの右腕。 「油断するなよベルナドット」 無造作に右腕を動かし、攻撃してきた狂信者とついでに後ろにいた狂信者もミンチにする。 「わりぃな助かったぜ、だがアンタは後方で殿していたはずじゃ」 「いや、どうやら後ろの狂信者達が引いていったようでな妙だと思ったがとりあえずこちらの救援にな」 「引いた?」 引いたと聞いてベルナドットは疑問に思った、なぜ有利なアイツらが引いた? 犠牲を嫌った?、確かにベルナドット達は多くの狂信者を屠った、だがそれがアイツらの退く理由になるのか? 連中は実に狂信的だ、アレは殺さなければ気が済まないたちだ、だがそれで引くとはどうしてだと思う、 だが今は戦闘中、目の前にいる敵に集中しなければと思い目を向ければ敵がいなくなっていた。 「おい、俺たちを襲ってきてた連中は?」 「さあな、あたしにも分からない、だけど途中から明らかに引いて行ってたな」 クリスがそう証言する、ますますおかしいと思った。 「なあ、速くここからいいた方がいいんじゃないか?」 「なんでだ?」 「明らかに不自然だ、敵がっさりひくってのも、そうだろゼクスの旦那」 「……確かにな」 違和感がある、そう途中で引くのは違和感が―― 「狙撃兵、目標赤い色の女、撃て!」 無線機から鬼道の指示に従い、クリスに向けて銃を発射する。 少し気が緩んでいたクリスにこれを回避するすべはなく―― 「嬢ちゃんあぶねぇ!」 ベルナドットが庇った 「――おっさん!!」 「狙撃兵、まだいたか!」 ゼクスがエピオンを動かし狙撃兵がいた位置の建物を破壊しようとして。 「やらせねぇよ――オッラァ!!」 AKYSの飛び蹴りが、エピオンの腕に直撃し、腕を破砕した 「なにぃ!」 「人間ですか!?」 乗っていたゼクスとLが驚く。 ゼクスの場合は己の機体の腕がどこからともなく表れた男に壊されたことに、 Lの場合は、そもそも頭脳でならともかく生身で鉄の塊をぶっ壊せる人がいたことに。 「よっと、さて楽しませてもらおうか!」 それに対しAKYSはガンダムに挑戦的な笑みを向けた。 自分よりもどでかい相手を倒す、それは一つのロマン故に。 「Lよ、私が一瞬のスキを見出すだから」 「分かっています、ベルナドットさんの看病ですね」 「ああ、頼む」 そしてエピオンはAKYSと向かい合う、そして両者ともに動きだす。 異種どころではない戦闘が始まった。 そしてクリスはベルナドットの傍に駆け寄っていた 「おっさん、しっかりしろよ、おっさん!」 「ああ……そんな大声出すな……傷に響くだろ……」 「意識はまだあるようでぃすね!」 いつの間にかシマリスがデイパックの中から出て来ていた、 その手には救急セットと書かれた物を手に掴んで。 「シマリス」 「クリスちゃんこの人のことは僕に任せるでぃす、それよりも後ろ!」 シマリスに言われ後ろを見れば、一人の男が立っていた。 「――おじさんはねぇ」 「ッ!」 クリスがアームドギアを向け、撃った、 しかしその男はそれを回避して。 「よけた、チッ」 「おじさんはねぇ!」 男が駆け出す、それに合わせてクリスもアームドギアを二丁拳銃型に変え、迎撃する。 だが男はすべてそれを回避し。 「君みたいな可愛いねぇ、子が苦しむ姿が大好きなんだYO!!!!」 一閃、高速の居合がクリスに迫った。 「なっ!?」 ギリギリでクリスは回避する、だが男、葛城は次の行動をしていた。 それ即ち刀から二丁拳銃に切り替え、照準をクリスに向ける。 だがクリスが速かった、拳銃に切り替えたと同時にクリスが射撃する。 しかし葛城は発射された銃弾すべてがスローモーションに感じ、それらを巧みに回避する 「おっせぇんだよぉ!!」 走りながら照準をクリスに合わせたまま射撃する、だがクリスも相手の弾道の斜線を見抜いて回避する。 そしてそのまま双方高速に移動しながら打ち合いになる、走り撃ちまた走り壁やガラスやガードレール、車すら利用しながら。 「やるじゃねぇか!!」 「お前に褒められてもうれしくねぇよ!!」 クリスと葛城が極端までに接近する、そしてまず葛城が銃を向ければクリスが右腕で向けた銃の手をはじき次にクリスがアームドギアを向ける、 しかし次は葛城がその手をはじく、次に葛城は相手の肩を掴み腹に一発当てようとするがクリスはそれを予期し下がる。 まさしく一進一退、気を抜けばどちらかが死ぬ、鍛えたガン・カタを 「ああ……くそ情けねぇ……」 「黙ってるでぃす!血がもっと出てしまうでぃす!」 一方、シマリスはベルナドットの治療にあたっていた、だが体が小さいため苦戦を強いられていた。 「私も手伝いますよ」 「Lさん!?どうやってコックピットから」 「ゼクスさんが一瞬のスキで何とか降ろしてくださいまして」 そう言いながら救急セットから包帯やなどを取り出し応急処置をしていく。 Lが施す応急治療は鮮やかなものでありてきぱきと施していく 「Lさんすごい、どこで習ったでぃす!」 「一応、孤児院にいたとき習いました」 Lたちが治療を施している頃、ゼクスとAKYSの戦いにも目を向ける。 「オッッラァァ!」 AKYSの気合を込めたシャウトとパンチがエピオンに向かって来る。 「チィ!」 しかしそこはライトバロンと呼ばれた男、攻撃を仕掛けてくる部位を見抜き回避する。 回避されたAKYSのパンチはコンクリート道路周辺を破損させた。 「とんでもないな、来るか!」 ビームソードをAKYSが飛び込んでくる地点を予想し、前もって置く、 来たのは置いたと同時だった。 「!?」 これにはさすがのAKYSもびっくりである、ビームソードに触れる数センチ前に横に建物を蹴り、 横に跳躍することで回避した、しかし勢いは考えてなかったらしく横にあった建物に衝突した。 「へっ、やるじゃねぇか」 しかしそれでもぴんぴんとした状態で、突入した建物の瓦礫を除けて立つが。 「はぁッ!」 その隙を見逃す程ゼクスは甘くなくビームソードで追い打ちを計る。 「またか!!」 AKYSは再び今度は調整して跳躍し、ビームソードを回避する。 この田高、どちらも受けることはなく回避するのが主となっている、 AKYSの圧倒的破壊力はエピオンに使用されているガンダニュウム合金すら壊しえるものだ、 現にエピオンもかすり傷が多く存在する。 しかしガンダムエピオンにはビームソードがありその威力はAKYSと言えど即死は免れないものであった。 ヒートロッドの方は最初の奇襲で壊せたから、そこは気にしなくていいというのはAKYSにとって幸いだろう。 「オッラァ!!」 「ハァ!」 エピオンはLが下りたことにより本来の性能を発揮できるようになり、縦横無尽に動き回る。 それに対しAKYSも驚くべきことにエピオンの縦横無尽な軌道に着いて行っているのだ。 「つくづく驚かされるな!」 「オッラッオッラァ!」 ジグザグに移動するエピオン、しかしその先を予想したAKYSは先回する、 先に行ける建物を蹴り、空中にて大気の塵を足場にしてさらに跳躍しその先へと行く! その速さはエピオンを上回り、エピオンの真上へとたどり着く。 「何ィ!?」 「こいつで終わりだぁ!!オッラァ!!!」 真上から繰り出されるのAKYS渾身の技、ポン・パンチだ! 何故ジュー・ジツの技を習得しているのか?それは迫真空手部が統合格闘技部だからである! あらゆる格闘技を収めてこそ真の格闘家の道がある、それがAKYSの信念だ、それ故に彼はあらゆる格闘技技を覚えているのである! 「舐めるなぁ!」 だがそこはゼクスマーキス、伊達や酔狂でエースをやっているわけではない! 回避は不能であれば急所から外すまで、そう一瞬で判断し機体を動かし、AKYSのポン・パンチが炸裂した! 「ぬぅぅぅぅ」 ポン・パンチ確かに炸裂した、しかし、おお、エピオンはいまだ健在ではないか! それもそのはず、咄嗟に動かしたのは急所とダメージを軽減させるのが目的であったためだ! だがパンチの威力はすさまじくエピオンはそのまま落ち、地面を勢いよくこすっていく、 そして最終的に止まった所はLとシマリスがベルナドットを治療している最中の場所の近くであった。 「……やはり他の者たちを下げておいて良かったな」 そしてその戦況を俯瞰していた鬼道は事前に信者を下げていたことが正しいと判断する。 この戦闘、激しすぎたからだ。 片や激しすぎる銃撃の応酬、ガン・カタで競い合い再び銃撃戦となっていた。 そして片やMSと超人の大決戦である、ここに信者を突っ込んでしまっていたら被害がさらに拡大しただろう。 「とはいえ、これで終わりだ、葛城、AKYS下がれ、一斉攻撃にて決着をつける」 そう言うや否や控えていたDMC狂信者殲滅部隊が姿を現した、どいつもこいつもヘルガスト兵の格好に身を包んだ兵士たちである、 そしてMSのジェガンも何機か確認された、そうこの者達による一斉射撃で決着をつけるのだ。 「おいおい、止めは俺にさせろよ!」 「OK牧場」 AKYSは文句を言いつつ跳躍し場を離れ、ちょうど遠距離で撃ち合いをしてた葛城もまたクリスの銃撃をいなし下がった。 クリスは葛城が下がった際、膝をつきそうになるが次に出てきた部隊を見て何とか食いしばった。 「どうやら……年貢の納め時か?……」 「……打開策はありませんね」 「むっ、むぅぅぅ」 ベルナドットとLは覚悟し、シマリスは悔しさに一杯だった。 こちら側の戦力であるクリスは葛城との戦闘の疲労がたたり攻撃できず、 ゼクスは機体を動かそうとしているが先ほどの衝撃で動かなくなっているのだ。 「ク……ソ……」 息を吐きだしながらアームドギアの技を使おうとするがやはり疲労が濃く使えない。 (終わるのかあたしは……まだ何もできてないのに!) 心の奥底で歯ぎしりする、まだ諦めてはいないだが覚醒などそのようなことは起きるはずもなく。 「全員攻撃用意!攻撃――」 その言葉が響きゼクス組が目をつむり最後の時を迎えようとした、その時! 「――おたくらに死なれたらオレが困るんですわ」 その声が響いた当時に、DMC狂信者達の足場が崩れていく! 「な、なに!?」 「何で足元が!?」 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」 それぞれ狂信者達の悲鳴や困惑した声が響き混乱する。 「チィ」 しかし鬼道はその混乱から素早く離脱する、 超次元サッカー選手である彼ならばここからの離脱はおちゃのこさいさいなのだ。 葛城とAKYSもまた離脱していた。 「あっ?」 「どうやら……俺達にもまだ運はあったらしい……」 「そのとおりだぜ、おたくらも運がいいもんだなぁ」 クリスやL、ベルナドットとシマリスの隣に緑のマントを身にまとった男が現れる。 「貴方は誰でぃす?」 「自己紹介はあとだあと、それよりさっさと逃げるぞ」 「ですが、仲間を見捨てては」 そう、Lが言いかけたとたん地面が振動した。 「な、なんだ地震か!?」 「ようやくご到着か、ずいぶんと遅かったもんですねぇ」 その振動には狂信者の方の三人組も反応する。 「いったいなんだこれは!?」 「何かが来るってことだな、よし見ておこうぜ」 「おじさんちょっと疲れたなぁ」 驚く鬼道に余裕そうなAKYS疲れている葛城はおそらく来るであろう所から目を離さない、 更に偵察ドローンから見ているワイルドハントもまた何が現れるのか待っていた。 そして、地震が一旦止まったと思えば、再び振動が起きる、L達のすぐ近くで、 「な、なにが」 「そろそろ出てくるぜ、おたくらもよく見ておけよ、とんでもねえもんが出てくるからな」 そう男が言ったとたんに地中から道路のコンクリートを壊して――MSすら入りそうな物置が出現した。 「んんんんんんんんん??????」 「えぇ……(困惑)」 「(大爆笑中)」 鬼道混乱、葛城は困惑、AKYSは笑っていた。 「……なるほど、見つからぬわけだ」 ワイルドハントは冷静に状況を理解し、目標と断定した。 そしてゼクス組もまた、ポカンとした表情をしている。 ただ一人緑のマントの男はその顔を見て笑って、 「そ、そりゃそんな反応にもなるわな……ブフォ」 そうしているうちに物置のシャッターが開き人が出てきた。 数人の武器を構えた者達が出て来る。 「君たち大丈夫か」 随所に青い塗装が施された装甲服を着た男が駆け寄ってきた。 「無事じゃありませんね、レックスの旦那、早く回収をして引き揚げましょうや」 ロビンがそう提案してベルナドットの肩を持ち上げ、自分の肩を貸す。 「文句は言いっこなしだぜ、こっちも時間が惜しいからな」 「ああ……分かってる」 「あんたらもな」 「……行きましょうシマリスさん、クリスさんは?」 「それならあそこにいるでぃす」 シマリスはクリスがいる方に指さす、そこには片膝をついているクリスがいた。 どうやら疲労が限界にまで達しているようだ。 そこにLが駆け寄った。 「大丈夫、ではないようですね」 「馬鹿にすんなあたしはまだ動ける」 そう言って動こうとするが、思うように動けなかった 「あまり無理はしないでください、手を貸しますから」 「自分も手を貸そう」 Lとレックスと呼ばれた男がクリスに手を貸して物置に向かった。 そしてゼクスの方はと言うと。 「よし、再起動に成功だ」 「ならばこちらへ」 急な無線通信にゼクスは驚く、 「……何者だ?」 「この物置の所有者です、貴方の仲間は保護しましたですから貴方も」 目の前にある物置の所有者だという声からして男、ゼクスは怪しむ、 だが今この局面を乗り切るにはこの言葉に従うしかない、これ以上の戦闘は危険だからだ。 「分かった、MS語ごと物置に入らせてもらうぞ」 「はい、では人がいない区画がありますのでそこにお入りを」 そう言って通信が切れ、代わりに人がいない区画の地図が送信された。 「やれやれ、後は野となれ山となれだ!」 やけくそ気味にブースターを吹かし物置に入る、その区域はちょうど仲間達が運び込まれた直ぐ近くだった。 そしてゼクス達の収容が終わるとシャッターが素早く閉じられ、地中に潜航する。 何とか体勢を立て直した狂信者達の軍勢も攻撃するが、まるで利いていない。 「なんて硬さだ、アレでは壊すのは難しいぞ」 「俺の奥義でもぶっ壊すのは難しそうだな」 「あっ、無理っす」 そう、それくらいに硬いのだ、あの物置は。 どんな素材を使用しているのだ、構造もどうなっているのか分からない。 そしてそうこうしているうちに物置は完全に潜航していったのであった。 「逃がしたか、あと一歩だったというのに……!」 「戻ってこい三人とも」 「隊長」 無線機からワイルドハントが撤退命令を出す。 「潜られてしまっては俺達にどうすることも出来ん、今は機を待て」 そう言って無線は切られた 「んじゃ、戻るか、俺も疲れたしな」 「何か食べて寝たいな~おじさんもな~」 「……………」 三者三様にしてワイルドハントがいる本部に戻っていく、 次に彼らと相まみえることになるのは何時になるのか。 【二日目・13時50分/東京・福生市】 【ワイルドハント@ニンジャスレイヤー】 【状態】健康 【装備】親ゴマ 子ゴマ(中ゴマ)孫ゴマ(小ゴマ) 【道具】支給品一式 指揮装甲車 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために行動する 1:上層部から与えらえた任務を遂行する。 2:どうやら敵は強敵らしい慎重に事を進めなければな。 【鬼道有人@イナズマイレブンシリーズ】 【状態】疲労(小) 迷い(小) 【装備】どこでもボール射出ベルト@名探偵コナン ゴーグル イナズマスパイク@イナズマイレブン さいきょうミサンガ@イナズマイレブン 【道具】支給品一式 おにぎり 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために動く。 1:今は隊長(ワイルドハント)の指示にしたがう 2: SATUGAIして復活してもクラウザーさんは喜んでくれるのか? 【AKYS@COAT作品】 【状態】疲労(中) ダメージ(小) 【装備】柔道着 【道具】支給品一式 リボン@FFBE 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために動く。 1:アイツら中々強敵だったなまた戦いたいぜ。 2:隊長の命令には従っておく、頭は良くないしな。 3:鬼道の命令にも従う的確だし悪くないやつだし。 【葛城蓮@ACCEED】 【状態】疲労(大)ダメージ(小) 【装備】二丁拳銃 雷切 【道具】支給品一式 【思考】 基本:クラウザーさんの復活のために行動する。 1:隊長と鬼道の命令を聞く。 2:AKYSと共闘できてうれしい 3:休めるところで休みたい、あの女強かった。 そして、ところ変わり地中に潜り移動する物置。 「……こいつ移動できるのかよ……」 「ああ、オレもそれ聞いて動いた時は驚いたは」 緑のマントの男、改めロビンフットと名乗った男とベルナドットが会話している。 どうやらここに戻ってからやることはなく、同じアウトローのベルナドットの所にいっているのだ。 なお今ベルナドットは包帯を巻かれ簡素なベッドに寝かされていた。 Lはこの広い物置を見て回り、レックスはその案内をしている 「驚きましたね、物置とは思えないほど色々なものが置いてありますね」 「このロワイヤルに巻き込まれた人たちも乗っていますからね、その為に必要なものも入れているのですよ」 周りを見渡せば他にも人がいる、レックスが言った通り保護された人たちなのだろう。 「……まだ生き残れている人たちもいたのですね」 Lはポツリとつぶやいた、 自分も生き残っているし、情報も書き込まれてはいるから生きている人はいるとは思っていた、 だが改めて生きている人達を見ると実感がわいてくるというものだ。 「どうかされましたか?」 「いえ、何でもありません、それより先へ行きましょう」 そうして、二人は色々見て回った。 シマリスはクリスの見舞いに来ていた。 クリスは葛城との激戦によって体調を崩し寝込んでいるのだ。 「クリスちゃん、大丈夫でぃすか?」 「ああ、なんとかな」 おでこに湿布を張られた状態のままシマリスの方に顔を向ける。 「なっさけねぇよな、今こんな時だからうごかねえとならないのに」 「何言ってるでぃす!クリスちゃんはよく頑張ったでぃす!」 「はは、ありがとなシマリス」 情けなく思ってるクリスにシマリスはクリスを励ます。 その言葉にクリスはお礼を言った。 「お礼には及ばないのでぃす、友達を元気付けるのは当たり前のことでぃすから」 「友達、そっか友達か」 シマリスの友達と言う発言、それを噛みしめるようにクリスは確認する。 友達と言える存在は今どこにいるか分からないか、それか死んでいる、それがクリスにストレスを与えていた。 だがシマリスが友達と言ってくれたおかげである程度ストレスがある程度和らいだ気がした。 「そうでぃす、ベルナドットさんにちゃんとお礼を言っておきましょう!」 「そうだな、あのおっさんが庇ってくれたからな」 体調治ったら行くよとシマリスに伝えた。 「そう言えば、ゼクスのおっさんは何してるんだ」 「ゼクスさんなら、ここのリーダーの人とお話しするようですよ」 そして、ゼクスはリーダーの元へと案内された。 簡素なテント、そこにレックスと同じような装甲服を着た者達が入り口を守っていた。 「ずいぶんと厳重なようだな」 比較的であるが。 「どうぞ中へ」 「ああ、ありがとう」 案内してきた男がテントの入り口を開けてゼクスを通した、 そしてゼクスの目の前にいるのは中年と言っていい顔立ちの男だ。 「どうぞお掛けください」 「ああ」 男の勧めに従い、ゼクスはパイプ椅子に座った 「まずは、今回の救援感謝する、アレのおかげで私たちは助かった」 「いえいえ、感謝には及びませんよ、私達も人がほしかったところでしたしね」 そう、目の前の男はいう、分かってはいたが助けたのは善意だけではないようだ。 だがそちらの方がある程度、交渉しやすいというものである。 「そうか、だがそれでも貴方達が来なければ私たちは死んでいた、全員を代表して感謝をさせてもらう ありがとう、そう言えばまだ名乗っていなかったな、私はゼクス・マーキス一応彼等のリーダーと言うことらしい」 「ご丁寧にどうも、ありがとうございます私はイナバ製作所の社長でございます」 そう、この物置の所有者はイナバ製作の社長(以下社長)だったのだ、ならばあの硬さも納得だ。 まさしくイナバの物置はカオスロワでも大丈夫! それからしばらく情報交換を行った、なんでも社長は物置を趣味で改造していたところカオスロワが開催、 それで緊急的に物置を起動させ社員などを避難させ、しばらくは地中にこもっていたが他にもこのロワに巻き込まれた人を助けるために、 地上に出たりした、その際、野良サーヴァントであったロビンフット、 住人の救出保護などをしていたレックスクローントルーパーを助けたのである それらの情報交換を終え水を飲んだのちに社長の方から切り出してきた 「それでは本題に入るとしましょう」 「本題ですか?」 社長の言う本題、それは―― 「世界を救うための協力をしてくれませんか?」 【二日目・13時50分/東京・福生市・地中】 【雪音クリス@戦姫絶唱シンフォギア】 【状態】体調を崩す ダメージはあったが治療された 変身解除 【装備】イチイバル 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間を探して現状を打破する 0:翼を見つけ出し食人について問いただす 1:近日中に来る天変地異のことをより多くの者に伝える 2:もっと強くなりてぇ 4:衣玖の代わりに比那名居天子を保護する 5:友達か…… 6:おっさん(ベルナドット)にお礼言わなきゃな 【シマリス@ぼのぼの】 【状態】健康 【装備】胡桃×いっぱい 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間と共に生き残る 0:クリスに協力する 1:近日中に来る天変地異のことをより多くの者に伝える 2:胡桃の扱いを極める 3:衣玖の代わりに比那名居天子を保護する 4:クリスちゃんは友達でぃす! 【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】 【状態】疲労(小)ダメージ(小) 【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW (左腕破損 ダメージ多数) 【道具】支給品一式 そのほか不明 ウルトラストップウォッチ マスターボール 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 1:クリスたちに協力する 2:殺し合いを止める意志のある仲間を集めたい 3:世界を救う? ※ウルトラストップウォッチには制限があります 【ピップ・ベルナドット@HELLSING】 【状態】重症 寝たきり 【装備】自動式拳銃×2 M16 【道具】支給品一式 【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る 1:生存確率が上がりそうなので今はゼクスについていく 2:譲ちゃんを見捨てたら後味悪いだろ? 3:ひどい目にあったぜ 【L@DEATH NOTE】 【状態】健康 【装備】自動式拳銃 ヒラリマント 【道具】支給品一式 手榴弾×25 ノートパソコン 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 0:クリスたちに協力する 1:主催の目的とは何でしょう? 2:まず物置内を知る。 3:ひとまずここでゆっくり情報収集でもしましょう 【ロビンフッド@Fateシリーズ】 【状態】健康 【装備】祈りの弓 顔のない王 【道具】支給品一式 【思考】基本:契約した社長に従って動く。 0:出来る限り人は助けたい 1:アイツらよく無事だったな 2:ベルナドットとは仲良くなれそうだ 【レックス@スターウォーズシリーズ】 【状態】健康 【装備】ブラスター・ピストル ブラスター・ライフル 装甲服 【道具】支給品一式 【思考】基本:無害な人々の保護及び臨時コマンダー社長に従う 1:Lを案内する。 2:物置内の治安維持に努める。 【イナバ制作所社長@現実?】 【状態】健康 【装備】イナバ物置 【道具】支給品一式 他不明 【思考】基本:世界を救う 1:協力者を集める 2:ゼクスに賛同してもらいたい 3:大丈夫! ※イナバ物置は地中に潜り移動できるようです。 ※マスターボールの使用方法を誰も知りません
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バトルフィールド(BF) 参加方法:lv31↑ならおk 右上マップの戦場を右クリックして参加を押す 特定の参加人数が集まり次第開始される(最大10名)