約 3,826,630 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13593.html
登録日:2010/12/27 Mon 00 11 30 更新日:2024/06/25 Tue 15 02 23 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 コスプレおじさん コスプレイヤー DCキャラ項目 DCコミックス ただの人間 アダム・ウェスト アメコミ アメコミのカリスマ アメコミ最強候補 イアン・グレン ウェインエンタープライズ ウェイン・エンタープライズ キャラクター>頭脳>財力>体力 クライムファイター クリスチャン・ベール ケヴィン・コンロイ コスプレ ゴッサムの蝙蝠 ゴッサムシティ ジャスティス・リーグ ジョーカーのお気に入り ジョージ・クルーニー スーパーマン スーパー金持ち ダークナイト ダークヒーロー チート デヴィッド・マズーズ トリニティ ニンジャバットマン バットマン ビル・フィンガー ブルース・ウェイン ベン・アフレック ボブ・ケイン マイケル・キートン ロバート・パティンソン ワールド・ファイネスト ヴァル・キルマー ヴィジランテ 三宅裕司 三木眞一郎 不殺主義 主人公 人類が描いた現実の夢 加瀬康之 口出しマスク 咲野俊介 堀勝之祐 大富豪 大谷亮平 宮本恒靖 小原雅人 小山力也 小川真司 小杉十郎太 山寺宏一 山田孝之 島﨑信長 川島得愛 広川太一郎 探偵 文武両道 最強のコスプレイヤー 東地宏樹 檀臣幸 櫻井孝宏 渡辺裕之 玄田哲章 田口トモロヲ 田村睦心 番人 目を光らせる番人 竹中直人 自警団員 自警活動 藤真秀 蝙蝠 資産家 金持ち 銀河万丈 静かなる守護者 高橋広樹 高瀬右光 I AM VENGEANCE... I AM NIGHT... I AM...BATMAN!! 『バットマン(Batman)』はDCコミックスのキャラクターで1939年に初登場したスーパーヒーロー。 初登場は『Detective Comics (Vol.1)』#27。 蝙蝠を模したコスチュームを身に着けたヴィジランテ。 ライバルであるスーパーマンと対照的に闇と影を背負うスーパーヒーローとして誕生しながら、やがては神の如き超人に対する人間の究極形として現在も根強い支持を集めるアメコミ界最大のカリスマである。 MARVELやイメージコミックスが人気を集め、DCの売上が低迷した時代でもバットマンだけは売れていたことが幾度もある。 現在のスーパーヒーロー映画全盛の中でも、やっぱりバットマンだけが流行に先駆けて地位を固め、何時までも需要があるというのも似た構図である。 2023年の全米のコミックブックストアを対象とした売上ランキングでは、上位10冊のうち7冊がバットマンだったことからも、未だ衰えぬバットマン人気がうかがえるだろう。 【概要】 【人物】 【主な活躍】【ゴールデンエイジ】 【シルバーエイジ】 【ポストクライシス】 【ポストフラッシュポイント】 【ブルース以外のバットマン】 【関連人物】 【主な装備・メカニック】 【主なメディアミックス】 【余談】 【概要】 DCコミックスの看板スターであり、スーパーマンをも超えるアメコミ界のカリスマ中のカリスマである。 スーパーヒーローの先駆けとなったスーパーマンに続くキャラクターとして、アーティストのボブ・ケインとライターのビル・フィンガーによって考案された。 ケインによる構想段階では赤いタイツにコウモリ型の翼をくっつけ、ドミノマスクをつけたスーパーヒーロー然としたキャラクターだったが、 そこにフィンガーが口以外を覆った耳付きのマスク、マント、モノトーンの色調にすることを提案し、パルプ・マガジンの主人公のような性格付けをするなど、スーパーマンとは対照的な特徴を与えられて完成。 より直接的には、1926年に公開されたローランド・ウェスト監督による蝙蝠姿の殺人者を描いたサイレント映画『The Bat』や 顔をマスクで隠した正義の剣士『奇傑ゾロ』、パルプマガジンで好評を博していたクライムファイター『ザ・シャドウ』などがアイデアの源流として挙げられている。 看板誌『Detective Comics (Vol.1)』でデビューしたバットマンは瞬く間に人気を博し、DCコミックスを代表するキャラクターになった。 その後サイドキック、ロビンの登場によって更なる人気を獲得したバットマンは、個人誌『Batman (Vol.1)』を得て 最大の宿敵ジョーカーや運命の相手キャットウーマンをはじめとするヴィランたちとの戦いを始めていく。 50年代のヒーローコミック冬の時代を摩訶不思議な冒険で乗り切ると、66年の実写ドラマ化が大ヒットを記録しさらにその存在感を増していく。 70年代からは初期のダークな世界観とヴィランとの戦いを取り戻し、現在のバットマン像の原型を築いていった。 そして86年、もはや伝説級と称えられる『ダークナイト・リターンズ』の成功を皮切りに、よりリアルな人間としての姿と、狂気の権化であるジョーカーや神の如き力を持つスーパーマンに対抗する人間離れした精神・思考力のギャップが多くの人を魅了し、幾度もの実写化によってコミックを読まない層にもその存在感を保ち続けている。 【人物】 本名…ブルース・ウェイン(Bruce Wayne) 幼い頃、映画(*1)を見た帰りに目の前で医師にして実業家でもあった父トーマスと母マーサを強盗ジョー・チルに殺された経験により、この世の悪と戦う事を決意した若き億万長者。 そのために肉体を鍛え上げ武術を修得すると共に、学問を究めて探偵術や犯罪捜査を学んで文武両道のヒーロー、バットマンとなる。 蝙蝠の意匠を顕すコスチュームに身を包み、超能力の類は持っていないものの極限までに鍛え上げた肉体と技そして数々の秘密兵器を駆使して戦う。 その為、特殊能力満載のグリーンランタンには初対面時に「コスプレ野郎」と逆ギレされた事がある。 尚、銃は親を死に至らしめた武器であるため使わない(例外もあるが、人を殺した事は無い)。 蝙蝠のコスチュームを身に纏うのは犯罪者と戦うには彼らを恐怖させる必要があり、迷信深い犯罪者を恐怖させる存在として蝙蝠を選んだため。 なぜ蝙蝠を選んだかというと初期はたまたま蝙蝠が目に入ったからや父の仮装パーティの衣装が似ていたからだったが、 現在は蝙蝠こそがバットマン=ブルース・ウェインが『最も畏れる対象』だからとなった。 蝙蝠を畏れる理由としては幼少期に裏庭で後に『バットケイブ』となる洞窟に落ちた際に大量の蝙蝠を目撃し記憶に刻み込まれたのがきっかけ。 その後コスチュームを身に着けず自警活動を行うも徹底的に打ちのめされ、死を覚悟しながら父の胸像に弱音を吐露した際に蝙蝠の姿を目撃し天啓を得たため。 上記の設定は1986年にフランク・ミラーが手掛けた『バットマン ダークナイト・リターンズ』及び翌年の『バットマン イヤーワン』に於て描写され、 ミラーが記した同作のバットマン像が現在までのキャラクターの基本となっている。 フィジカル面に関しては、素手で鉄格子外すわ、何メートルも自力で跳躍するわ、身長3メートル以上の筋肉達磨の怪人やらサイボーグやらとも真正面から殴り合うわ。B Bなんか時間稼ぎとはいえ、小細工を挟みつつもあのDC最強ヴィランに数えられるダークサイドとタイマンしている。 …設定的にも間違いなくただの人間なのだが最早自称にしか見えない、というか蝙蝠スーツの下に更に哺乳類の皮の重ね着した何か別の生物に見え、誰が呼んだか最強のコスプレおじさんとも言われたりしている。 また、バットマンがフィジカル面以上に優れているのはメンタル面で、卓越した頭脳と研ぎ澄まされた精神、チート級の慧眼を持つ。 特にその慧眼はレギュラーシリーズでは犯罪者の企みを見破り、クロスオーバー大作や特別編では銀河や魔界の果てをも見据える程である(マジ)。 前述の秘密兵器もその慧眼や頭脳を利用したアイディアを用いた物が多く、保有する技術の科学レベルは一般の地球人の常識を遥かに超えている。 自身が無能力者である故にか他のヒーローの能力にも精通しており、その能力の限界と可能性…弱点までをも知り尽くしている。 …それが事態を打開することもあるが、その情報をヒーローや敵対するヴィランに知られ騒動の元となることも多い。 殺人や強盗であれ、こそ泥やカツアゲであれ、どんな犯罪も厳格に容赦しない。 また自らの殺人を禁じており、どんな凶悪な犯罪者も逮捕するように心掛けている。 ……ただし、優しいという訳ではなく、寧ろ死んだ方がマシと云う位の目に遭わせる場合も少なくない。 彼が筆頭株主を務めるウェイン・エンタープライズはゴッサム最大の企業であり、世界有数の資産家でもある。 時にはその肩書を利用して事件を捜査することもある。 このウェイン・エンタープライズの利益の一部がバットマンの活動を支える資金源であり、開発された新技術がスーツを始めとする秘密兵器の出所先である。 なお彼自身は悪を憎み正義を求める誠実な男だが、普段は社長兼慈善家を務めながら軽薄なプレイボーイを演じている。 これは事件が起きたときにバットマンになるために姿を消しても、周りの人から「またブルースは逃げたのか。まああいつはヘタレだからな」と気にされないようにするため。 事情を理解している友人たちは黙認しているが、そのために恋人とはすれ違いが起きやすく悩みの種でもある。 ゴッサムシティの住民から信頼される正義の味方として描かれることもある彼だが、原則的には不法で過激な自警活動を止めない犯罪者とも言える。 また、挑戦や怨恨からバットマンを付け狙う凶悪犯罪者を引き寄せる他、後継者等仲間との関係で新たな犯罪を引き寄せてしまうこともあり、完全な正義の抑止力とも言い難い。 特にジョーカーはバットマンを最高の遊び相手と見做して付け狙いつつ大規模な犯罪を頻発させており、バットマンの不殺主義も相俟って不毛なイタチごっこが終わることが無く、犯罪誘引によるゴッサムシティの治安悪化に拍車をかけている感も否めない。 作品によってはバットマンという存在が与える影響の大きさ、その逆に無力さ等を描くものもあるほど。 トラウマ故に犯罪者を許さず、だがそのトラウマから来る信念故に犯罪者を殺さず、イカれたコスプレをしながら日々命懸けの犯罪と言える自警活動に勤しむ。 そんなバットマンをジョーカーは『最高に逝かれてる自分達の同類』と揶揄して挑発したこともあったが、皮肉にもこの指摘は案外的外れではない。 【主な活躍】 【ゴールデンエイジ】 1939年の『Detective Comics Vol.1』#27で初登場。初期のコスチュームは黒いマスクとマントに灰色のスーツ、紫色のグローブという現在のものに通じるデザインだったが、 徐々に水色のマスクやマントに変わっていった。 当初は殺しもいとわない正真正銘のダークヒーローだったが、編集部の方針もあって『Batman Vol.1』創刊の前後には殺人や銃を封印して戦いに臨んでいる。 『Detective Comics Vol.1』#38でロビンことディック・グレイソンが、『Batman Vol.1』からは現在も活躍するヴィランたちが登場すると、 ロビンとのダイナミック・デュオで様々な戦いと冒険を繰り広げた。 またヒーローチーム『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ/JSA』にも参加した。 シルバーエイジではこの時代のブルースはマルチバースの1つ『Earth-Two』の人物として登場。 キャットウーマンことセリーナ・カイルと結婚した彼は、娘ヘレナの誕生をきっかけに活動を制限し始める。 また親友のゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンが引退したのを受け、その座を引き継ぎ公的な立場で街を守っていく。 しかしセリーナがある事件で命を落とすとバットマンを完全に引退し、その正体を自ら公表した。 その後はロビンとハントレスとなったヘレナにゴッサムを任せ癌になりながらも公務を続けていたが、 かつて逮捕した犯罪者が魔力を得て復讐に現れ命を落とした。 【シルバーエイジ】 50年代は表現規制の影響で犯罪やヴィランとの戦いが減少し、代わりに当時流行していたSF的なストーリーで活躍した。 1964年からはコスチュームの蝙蝠マークが黄色い楕円に囲まれたものに変更され、作風も犯罪との戦いにシフトし始めたがドラマの影響で本格的ではなく大げさなパロディめいたものだった。 ドラマ終了後の70年代からはダークな世界観とヴィランとの戦いを再び開始、初期メンバーとして参加していた『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ/JLA』でも活躍が増えていった。 【ポストクライシス】 『ダークナイト・リターンズ』と『イヤーワン』によってリアルさを持った世界観を得て現代のバットマン像を確立するが、その影響は『バットファミリー』にも及びディックとの関係は悪化し、バーバラ・ゴードンとジェイソン・トッドはジョーカーの魔の手にかかってしまう。 そして『Batman Knightfall』ではバットマンまでもが新たな強敵ベインに敗北し、ブルースは引退を余儀なくされその後釜をアズラエルことジャン・ポール・ヴァレーに据えることとなった。 しかしブルースはリハビリを重ねることで復活、暴走を続けるジャンを『ファミリー』と協力して倒しバットマンに復帰した。 この一件でディックと和解し、コスチュームを水色から黒いものに変更した。 ラーズ・アル・グールのウイルスと大地震の影響でゴッサムが『ノーマンズ・ランド』に変貌すると、 一時自暴自棄になりかけるが『ファミリー』と市民たちと協力して1年間を耐えきり、 最終的にゴッサムを狙うレックス・ルーサーの陰謀を打破した。 『ノーマンズ・ランド』後、コスチュームを再び変更し蝙蝠マークを囲んでいた黄色い楕円を無くした。 この時代に入ってからバットマンは『JLA』とは距離を置きなかなか正式メンバーにならなかったが、『Final Night』後に中心メンバーとして活躍するようになった。 その一方でスーパーヒーローやメタヒューマンへの不信感を強めており、その不信感は『アイデンティティ・クライシス』で発覚した過去で頂点に達し、 バットマンはメタヒューマンを監視する衛星『ブラザーワン』を作ってしまう。 復活したジェイソンとの戦いに苦しむ中、『インフィニット・クライシス』に巻き込まれたバットマンは『ブラザーワン』が事件に利用されたことを知り絶望に飲み込まれてしまう。 ディックとの対話で希望を取り戻すと反撃を開始し、他のヒーローたちの力を借りて自らの手で『ブラザーワン』が進化した存在『ブラザーアイ』を破壊することに成功する。 しかし『ブラザーアイ』を生み出したことと最終決戦で銃を本気で構えたことに責任を感じ、ディックとティム・ドレイクとともに自分を見つめ直す旅に向かった。 1年後ゴッサムに帰還すると息子ダミアンとの出会いや本当の父親を名乗るドクター・ハートとの戦いを繰り広げ、 そして『ファイナル・クライシス』でダークサイドに致命傷を負わせるも命を落としたと思われた。 実際は過去に飛ばされダークサイドの兵器に変えられようとしていたが、ヒーローたちの協力でダークサイドの野望を阻止することに成功した。 現代に帰還すると犯罪組織『リバイアサン』を阻止するため、コスチュームを新たに世界規模のバットマン組織『バットマン・インコーポレイテッド』の結成に乗り出した。 【ポストフラッシュポイント】 『DCユニバース』全体の歴史が変更されバットマンはコスチュームとオリジンが変更された。 『ジャスティス・リーグ』の創設メンバーとして活躍する一方で、新たな強敵『梟の法廷』や永遠の宿敵ジョーカー、愛憎渦巻くタリアとの戦いに挑んでいく。 ジョーカーとの戦いで『ファミリー』が分断され、タリアとの戦いの果てにダミアンが命を落とし、『フォーエバー・イービル』でディックが犠牲になるなど多くの喪失を経験するが、 バットマンだけでは対処できない事件とダミアンの復活によって絆を取り戻した。 その直後のジョーカーとの直接対決の末にブルースは過去の記憶をなくし、ただのブルース・ウェインとして生きるチャンスを得る。 しかし再びゴッサムを襲う危機を前にブルースはバットマンに戻る決意を固め、新たなコスチュームとともにゴッサムに舞い戻った。 気持ちを新たに戦いに臨むも普通の人間である自分の限界を目の当たりにし、強敵ベインとの戦いや父との邂逅で自分を見つめ直しキャットウーマンに告白した。 その一方で金属の謎を追う内にその危険性を知り『バットファミリー』の配置転換や新チームの結成、デューク・トーマスの育成を行っていた。そして人類誕生の頃から仕掛けられていた罠にはまり悪魔バルバトスと自分の悪夢が生み出した『ダークナイツ』を呼び寄せてしまうが、仲間たちと希望を失わずに戦い続け闇の軍勢との戦いに勝利を収めた。 新たな強敵バットマン・フー・ラフズと戦いつつ、隠していた過去の告白や友人たちへの報告を経て、キャットウーマンとの結婚の準備を進めていたが、ジョーカーや父トーマスともつながっていたベインの陰謀によって結婚はご破算に終わった。 【ブルース以外のバットマン】 ジャン・ポール・ヴァレー 『ポストクライシス』で就任。宗教集団『聖デュマ騎士団』の戦士アズラエルとして生きることを定められた青年。 とある事件でバットマンと出会い、彼のようなヒーローとなるべく修行していたが『Batman Knightfall』で新たなバットマンに指名された。 後継者としての責務を果たそうと努力していたが、使命感と『聖デュマ騎士団』に仕掛けられた洗脳によって徐々に暴走し装備を強化していった。 その結果ベインを倒すも暴走は続き、最後は復帰したバットマンとの戦いに敗れコスチュームを脱ぐこととなった。 『ポストフラッシュポイント』ではバットマンにはなっていないものの、新たな『聖デュマ騎士団』の戦士との戦いや 『ジャスティス・リーグ・オデッセイ』での任務でバットマン風のアーマーを身に着けている。 ディック・グレイソン 『ポストクライシス』、『ポストフラッシュポイント』で就任。ブルースに引き取られたサーカス出身の孤児で、後に養子となった。 ロビンそしてナイトウィングとして活動しでいる『バットファミリー』の長男。 『ポストクライシス』では『ファイナル・クライシス』でブルースが姿を消した後、バットマンを引き継いだ。 当初はブルースの遺言もあって引き継ぐ気はなかったが、周囲の期待もあってバットマンとなった。 ダミアンをロビンに据えゴッサムを守護し『JLA』にも参加、ブルースが戻ってきてからもゴッサムのバットマンとして活動を続けた。 『ポストフラッシュポイント』では似た経緯でバットマンになるも、開始時点でナイトウィングに復帰している。 ジェイソン・トッド、ティム・ドレイク、ダミアン・ウェイン 『ポストクライシス』、『ポストフラッシュポイント』の可能性の未来の中で就任。ディックに次ぐ歴代のロビンたち。 バットマンに就任しているが、いずれも危険なヴィジランテとなることが多い。 トーマス・ウェイン 『フラッシュポイント』で就任。ブルースの父。 ブルースが強盗に殺され、その強盗を自らの手で殺したのをきっかけにバットマンとしての活動を開始した。 フラッシュから本来の世界ではブルースが生きていることを知らされ、元の世界を取り戻すめにフラッシュに協力した。 ジェームズ・ゴードン 『ポストフラッシュポイント』で就任。ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。 ジョーカーとの決戦の末に姿を消したバットマンに代わって『ロボバットバニー』とも呼ばれるパワードスーツを身に着けバットマンとなった。 時に他のヒーローとも組むなど活躍し、バットマンの復帰に伴い元の職務に復帰した。 テリー・マクギネス 『ポストフラッシュポイント』で就任。ブルースがバットマンを引退した未来の青年。元々はアニメのオリジナルキャラ。 父の復讐のためにスーツを使ってしまうが、ブルースに認められバットマンを引き継いだ。 【関連人物】 バットファミリー アルフレッド・ペニーワース 先代からウェイン家に仕える執事。英国王室に仕えた過去があったり、軍医の経験があったりとタダ者では無い。 ブルースとは最も付き合いが長く互いに強く信頼しあっている。 ロビン/ナイトウィング(ディック・グレイソン) サーカス出身の孤児で、後に養子となった。 『バットファミリー』の長男でブルースにとっては息子であり兄弟であり親友ともいえる存在。 ロビン/レッドフード(ジェイソン・トッド) 親を亡くし路上生活をしていた孤児で、後に養子となった。 ジョーカーに殺された際には『ファミリー』全体に暗い影を落とし、復活後は活動の仕方を巡って『ファミリー』と戦ったが後に和解している。 ロビン/レッドロビン/ドレイク(ティム・ドレイク) 自らバットマンの支えになることを望んだ少年で、様々な理由で養子となった。 ブルースに次ぐ探偵やヒーローとしての才能を持つが、独りで考えすぎることもある。 ロビン(ダミアン・ウェイン) ブルースとタリアの遺伝子を継ぐ息子。 タリアの元で英才教育を受けていたせいで凶暴かつ好戦的な性格に育ってしまったが、『ファミリー』の尽力もあって丸くなっている。 バットガール/オラクル(バーバラ・ゴードン) ジェームズ・ゴードンの娘。 『ポストクライシス』ではジョーカーの手で下半身不随となるも、『ファミリー』をサポート役として支えた。 『ポストフラッシュポイント』ではバットガールに復帰し、現場目線での厳しい態度も増えている。 バットガール/ブラックバット/オーファン(カサンドラ・ケイン) 暗殺者デビッド・ケインの娘。 当初はボディランゲージや簡単な単語でしかコミュニケーションをとれなかった。バットマンも上回る格闘術を持つ。 スポイラー/バットガール(ステファニー・ブラウン) B級ヴィラン、クルーマスターの娘。一時はロビンにもなったことがある。 実力や考え方からバットマンとは対立することもあった。 ハントレス(ヘレナ・ウェイン/ヘレナ・ベルティネリ) ヘレナ・ウェインはシルバーエイジの『Earth-Two』のブルースとセリーナの娘。 セリーナの死後、ハントレスを名乗り活躍するも『クライシス』で命を落とした。 ヘレナ・ベルティネリは『ポストクライシス』ではイタリア系マフィアの娘。一時はバットガールにもなったことがある。 過激な性格と実力不足からバットマンに距離を置かれることもあったが、後に和解しナイトウィングに次ぐ存在となった。 『ポストフラッシュポイント』ではスパイ組織『スパイラル』で活躍後、ゴッサムに現れハントレスとして活動している。 アズラエル(ジャン・ポール・ヴァレー) 宗教集団『聖デュマ騎士団』の戦士アズラエルとして生きることを定められた青年。 『聖デュマ騎士団』から解放された後、行き場を無くしたところをバットマンに誘われゴッサムを中心に活動している。 『ポストクライシス』では命を落としたが、『ポストフラッシュポイント』では『ジャスティス・リーグ』の派生チームにも選ばれている。 バットウーマン(ケイト・ケイン) ブルースの従姉妹。元軍人でレズビアン。その正体を知らずにバットマンと出会い、影響を受け自警活動を始めた。 長年バットマンとしてもブルースとしても疎遠だったが、新チーム結成を機に交流を持ち家族の絆を取り戻した。 バットウィング(ルーク・フォックス) ウェイン産業のCEOルーシャス・フォックスの息子。コンゴ共和国のバットマンだったデビッド・ザヴィンビからその座を引き継いだ。 バットマンからは父親譲りのメカニックの才能を評価されている。 シグナル(デューク・トーマス) ジョーカーベノムに感染した両親を持つ青年。街の少年少女とともに『ウィ・アー・ロビン』として活動したこともある。 サイドキックではない別の存在になるために修行を重ね、その身に眠っていた特殊な感覚で物体を感じ取る能力に目覚めた。 エース、アルフレッド、タイタス、バットカウ ウェイン邸で飼われているペットたち。それぞれ犬、猫、犬、牛。 アウトサイダーズ バットマンが『ジャスティス・リーグ』では対処できない事件に対応するべく結成した私設ヒーローチーム。 バットマンの秘密主義が災いし彼の手を離れることもある。 バットマン・インコーポレイテッド 『リバイアサン』に対抗するため、バットマンが世界のバットマンたちと共に結成したヒーローチーム。 公的には解散されているが、強い絆で結ばれ困ったことがあれば互いに手を貸している。 トーマス&マーサ・ウェイン ブルースの両親。彼らの死がバットマンを生み出した。 友人 ジェームズ(ジム)・ゴードン ゴッサム市警本部長の地位にあるベテラン刑事。ミラー版以降は鉄の信念を持つ男となった。 バットマンの良き理解者で互いに一線を越えそうになった時には止めあっている。 レスリー・トンプキンス 精神科医。ブルースの友人で後見人。 両親を殺されたブルースの面倒を見てくれた人の一人であり、貧しい人の援助をするなどバットマンとは別の道で街の平和のために活動している。 ルーシャス・フォックス ウェインエンタープライズの社長で、ブルースの代理人。 恋人 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫を模したコスチュームに身を包んだ女盗賊。幾度も心を通わせてきた運命の女性。 タリア・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘。 バットマンと父の間で揺れ動く悲劇のヒロインだったが、息子ダミアンが生まれると愛憎渦巻くものに変化した。 ジュリー・マディソン コミックで初めて登場したブルースの婚約者。ゴールデンエイジに登場し、遊び惚けるブルースに呆れ彼の元を離れた。 それ以来忘れられた存在だったが、『ポストフラッシュポイント』で再登場し記憶を失ったブルースを支え幸せをつかもうとしていた。 しかしゴッサムの危機を前にバットマンに戻ろうとする彼を目の当たりにし、自らの手でブルースをバットマンに戻し別れを告げた。 ビッキー・ベイル ゴッサム・ガゼットの女性記者。ゴールデンエイジから登場しバットマンにとってのロイス・レーン的存在として生み出された。 ブルースと付き合うも破局、その後は記者としてブルースやバットマンを追い続けている。 バットウーマン(キャシー・ケイン) 黄色のタイツと赤いマントに身を包んだ女ヴィジランテ。 シルバーエイジ初期に登場し、『バットファミリー』の元祖ともいえる関係を築いた。しかし作風の変化から姿を消し最後は命を落とした。 その後前述のバットウーマン(ケイト・ケイン)にリメイクされたが『バットマン インコーポレイテッド』で再登場。 『スパイラル』の一員だったという設定が追加され、最後は父にして『スパイラル』の創始者ドクター・ディーダラスに翻弄され命を落とした。 シルバー・セント・クラウド その名の通り銀髪が美しい聡明な上流階級の女性。シルバーエイジ後期に登場し、チャリティでブルースと出会った。 持ち前の推理力で彼の正体がバットマンだと気づいたが、その事実に苦悩した末に自ら別れを告げた。 レイチェル・カスピアン レスリーの友人で修道女を目指している。『バットマン イヤーツー』に登場し、レスリーを介してブルースと出会った。 ブルースと恋に落ち修道女もあきらめようとしていたが、父ジャドソンが危険なヴィジランテ、リーパーだったと知り別れを告げた。 その後『イヤーツー』は設定変更に巻き込まれ無かったことになったが、レイチェルは『マスク・オブ・ファンタズム』や『バットマン ビギンズ』のヒロインの元ネタに選ばれている。 サーシャ・ボルドー ブルースのボディガード。2000年から登場し彼がバットマンだと知るも互いに受け入れ、共に自警活動を行い恋愛関係となった。 しかしブルースが殺人犯と疑われた事件で彼女も捕まり、他の受刑者からの暴行で命を落としたと思われた。 実は秘密諜報機関『チェックメイト』に蘇生されメンバーとして活躍、ブルースとは想いを寄せながらも別れを告げた。 ヒーロー スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。互いに認め合う友人同士で「ワールド・ファイネスト(世界最高のコンビ)」の異名を取る。 共に『ジャスティス・リーグ』の中心人物を務めながら、その方法論の違いにより対立することもある。 ワンダーウーマン(ダイアナ・プリンス) アマゾン族の王女で超人的力を持つ。『ジャスティス・リーグ』を共に支える友人で、恋愛感情を持ったこともある。 グリーンランタン 宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の戦士。恐怖を乗り越えることを信条とする彼らとは考え方の違いからぶつかることもある。 特にハル・ジョーダンとは『ポストクライシス』では彼が堕落した過去もあり長年衝突し、『ポストフラッシュポイント』では初対面以来の喧嘩仲間。 ガイ・ガードナーとは『ポストクライシス』に『ジャスティス・リーグ』で共に活動して以来の犬猿の仲。 フラッシュ(バリー・アレン) 超スピードを操るヒーロー。 彼が鑑識官だということもあって、共に捜査に当たることもある。 グリーンアロー(オリバー・クイーン) スターシティを守る弓の名手。色々と似ているため、よく比較される。 ザターナ(ザターナ・ザターラ) 言葉を反対に唱えることで魔法を使う魔女。『ジャスティス・リーグ』の仲間であり恋人だったことがある。 ヴィラン ジョーカー バットマン最大の宿敵。完全な狂気に捉われた天才的な犯罪者。 卓越した頭脳と狂気を武器とし、他のヒーローにも畏れられている。 現在では、バットマンとジョーカーは光と影の関係にあるとされている。 その為かバットマン同様にジョーカーもまた、本来はただの人間であるにも関わらず、ある種の超然的な存在として扱われている (作品によっては、ジョーカーが正義でバットマンが悪の次元があり、正義のジョーカーとバットマンが悪のバットマンと戦う展開もある)。 ラーズ・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領。数百年を生き、地球を守るため人類抹殺を目論んでいる。 バットマンは宿敵であるとともに、後継者としても狙っている。 トゥーフェイス(ハービー・デント) 元ゴッサム地方検事だったが、顔の半分を酸で焼かれ、狂気に捉われた。 正義と悪…全ての行動を片側が傷ついたコインで決める癖があり、表ならどんなに自分に不利になろうと悪行はしない。 バットマンはハービーを救いたいと願っており、何度も手を差し伸べている。 ペンギン(オズワルド・コプルポッド) 鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。裏社会に強い影響力を持ち、バットマンに脅され協力することも。 リドラー(エドワード・ニグマ) なぞなぞをこよなく愛する愉快犯。バットマンは推理のライバルとして捉えている。 基本的に小粒だが『ハッシュ』や『ゼロイヤー』など大事件も引き起こしている。 ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー) 植物を操る力と人を操る毒を体に宿す悪女。毒は時にバットマンすら魅了する。 ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル) ジョーカーの愛人の元精神科医。行動が支離滅裂で陽気。アニメのオリジナルキャラクターからコミックに逆輸入された人気者。 映画『スーサイド・スクワッド』での実質的なヒロインに抜擢されたこともあって、一般層にも認知度が高まった。 初期のコスチュームはピエロを模したものだったが、現在ではツインテールのギャルファッションを身に纏っている。 ポイズンアイビー、キャットウーマンらと交流がある。 ベイン 力と知性を兼ね備え強化薬『ヴェノム』も使う大男。『ナイトフォール』でブルースの背骨をへし折り、一度は引退に追い込んだ。 スケアクロウ(ジョナサン・クレイン) 恐怖に魅入られた元心理学者。心理学を悪用し、人間の恐怖を操る事を得意とする。 キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) 特殊な皮膚病でワニのような外見を持つ犯罪者。バットマン・ヴィランの中では珍しいパワーキャラ。 マッドハッター(ジャービス・テッチ) 不思議の国のアリスに異常な執着を見せる小男。洗脳を得意とする。話の通じなさはジョーカー並み。 ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ) 低温下でしか生きられず特殊なスーツに身を包み冷凍銃を操る科学者。冷凍処置された妻を救うために罪を犯す。 マンバット(カーク・ラングストローム) 自らの難聴を治療するため血清で蝙蝠人間になった科学者。体質が変化しただけなので、能力を活かしヒーローになることもある。 クレイフェイス 泥のような体をして様々な物に変形できる怪人。『ポストクライシス』の時代は8人もいた。 ハッシュ(トーマス・エリオット) ブルースの子供の頃の友人で彼への憧れと嫉妬から両親を殺害した異常者。ブルースを逆恨みし復讐のために人生をささげている。 梟の法廷 ゴッサムを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。不死身の暗殺者タロンを有する。 ジョー・チル バットマンの両親を殺したチンピラ。普通なら最重要ポジションに収まりそうなものだが、あまり出番は無い。 一時死亡したり、存在が無かったことになったりとあいまいな立場で、『ポストフラッシュポイント』では刑務所に収監されている。 レックス・ルーサー スーパーマンの最大のライバル。バットマンにとってはヒーローとしても企業家としてもライバルに当たる。 ダークサイド 惑星アポコリプスの王。宇宙規模の悪人であり、バットマンとはなかなか戦う機会はなかったが、 『ファイナル・クライシス』や『Batman and Robin Robin Rises』では一騎打ちを繰り広げている。 その他のヴィランに関してはバットマンシリーズのヴィラン一覧を参照。 【主な装備・メカニック】 スーツ 彼の象徴でもあるコウモリのスーツ。コウモリスーツが「犯罪者を恐怖させるため」なのは上述した通り。 さまざまな装備が備えられている他、スーツ自体にも防弾機構がある。 バットケイブ バットマンの秘密基地。ウェイン邸の地下の洞窟を利用して作られた。様々な設備やメカ、記念品が置かれている。 万能ベルト 侵入用の七つ道具から発信機、小型爆弾まで、あらゆる装備を納める。 バットラング/バッタラン 蝙蝠型の手裏剣(ブーメラン)。 様々な形状、用途の物が存在する。 ワイヤー 投げたり、銃で撃ったり、バットラングに付けて使用する。 高所への移動や、摩天楼でのターザン、敵の捕獲までと用途は広い。 バットモービル バットマンの操る高性能スポーツカー。形状は作品どころか作家によってもバラバラだが蝙蝠マークや意匠を持つ。 主に移動・追跡用に使われているが、『ダークナイト・リターンズ』のように強敵に立ち向かうこともある。 他、飛行機やヘリ、ボートにロボット等が存在する。 バットシグナル 初期の作品ではよく見られたでっかいサーチライト。 これを空に向けて照らすることでバットマンに出撃要請を下すことができる。 もちろんバットマン本人は使わないが、作品によってはブルースがバットマンを引退する際に破壊することもある。 【主なメディアミックス】 ドラマ『怪鳥人間バットマン』 演…アダム・ウェスト 吹…広川太一郎(フジテレビ版)/田口トモロヲ(WOWOW版) 1966年から68年まで放送されたドラマ作品。デフォルメされた世界観ながら高い人気を博した。 因みに、週1回ではなく2回も放送され、たった2年の放送期間ながら100エピソードを越えている。 ダークなイメージが定着したバートン版以降の“モダンバットマン”世代からは軽く見られがちだが、実は本シリーズこそがバットマンを単なるコミックのヒーローからスーパーマンに次ぐ国民的ヒーロー、延いてはスーパーマンをも越えるヒーローの中のヒーローに押し上げるきっかけとなった作品。 日本では、それこそバートン版が公開されるまでは懐かしのテレビ番組となっていたが、本国アメリカではレギュラー放送終了後も幾度も再放送され、世代を越えて親しまれていた。 その影響は当時のコミックにも及び、最近ではコミックで新作が発表されたりアニメまで制作されている。 アダム・ウェストは本作以降いくつかのアニメでもバットマン役を担当しており、下記の90年代アニメ版では原作の怪傑ゾロに相当する、幼き日のブルースの憧れのTVヒーロー、グレイゴーストを演じて新旧バットマンの共演を果たしている。 映画『バットマン オリジナル・ムービー』 演…アダム・ウェスト 吹…広川太一郎(ビデオ版、旧テレビ版)/小川真司(新テレビ版) 上記ドラマの劇場作品。ジョーカーをはじめとするヴィラン軍団にロビンとともに挑む。 映画『バットマン』 演…マイケル・キートン 吹…渡辺裕之(ソフト版)/堀勝之祐(TBS版)/山寺宏一(テレビ朝日版) 1989年に公開され、シリーズ化もされたティム・バートン監督作品。 ドラマ版のイメージを払しょくするダークな世界観で一般層にもダークなバットマンを知らしめた。 所謂現在まで続く“モダンバットマン”の始まりとなった作品であり、以下のコミック以外のバットマンの活躍する場を作り上げ、コミックに於いても更にダークさを増した展開を取り入れさせるきっかけとなった。 近未来的でクラシカルなゴッサムシティの造形も話題を呼んだ。 その一方で容赦なく殺人を行う姿は賛否両論。まぁ監督がティム・バートンだし。 本作のテレ朝版で吹き替えを担当した山寺氏は後述のレゴシリーズや『ニンジャバットマン』でもバットマンを演じている。 まさか下記のジョージ・クルーニー共々2023年の『ザ・フラッシュ』で再びバットマンを演じることになるとは誰が予想できただろうか。 映画『バットマン リターンズ』 演…マイケル・キートン 吹…渡辺裕之(ソフト版)/山寺宏一(テレビ朝日版) 上記『バットマン』から始まったシリーズの第2作。ティム・バートンらしさを強く打ち出した異色作。 ヴィランのペンギンとキャットウーマンにスポットを当てている。 アニメ『バットマン(1992)』 声…ケヴィン・コンロイ 吹…玄田哲章 ポール・ディニやブルース・ティムが手掛けたアニメ作品。 『リターンズ』公開のタイアップとして製作され、アニメらしい陽気さとバットマンらしいダークな世界観が合わさり高い評価を得ている。 日本では残念ながら玄人好みの作品に落ち着いたが、本国では傑作シリーズとして広い層に受け入れられ、続編として『スーパーマン(アニメ1996)』や『ジャスティス・リーグ』も放送された。 ケヴィン・コンロイ氏は本作以降も多くのアニメ、ゲームでバットマン/ブルース・ウェイン役を担当した。また『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』では『Earth-99』のブルース・ウェインを(声優としてではなく俳優として)演じている。(*2) 本作で吹き替えを担当した玄田哲章氏は『バットマン ブレイブ ボールド』でもバットマンを演じている。 映画『バットマン フォーエバー』 演…ヴァル・キルマー 吹…竹中直人(ソフト版)/小杉十郎太(テレビ朝日版) 1989年の『バットマン』から始まったシリーズの第3作。 監督がジョエル・シュマッカーに変更され、それに伴って作風も明るめの雰囲気になった。 映画『バットマン ロビン Mr.フリーズの逆襲』 演…ジョージ・クルーニー 吹…竹中直人(ソフト版)/小山力也(テレビ朝日版) 1989年の『バットマン』から始まったシリーズの第4作。監督はジョエル・シュマッカーが続投。 前作以上の明るい作品で、『怪鳥人間バットマン』を思わせるバカバカしさで多くの人の記憶に刻まれた。悪い意味で。 アニメ『バットマン・ザ・フューチャー』 声…ウィル・フリードル(テリー)、ケヴィン・コンロイ(ブルース) 吹…川島得愛(テリー)、玄田哲章(ブルース) 上記のアニメ『バットマン(1992)』の未来を描いた作品。ということでブルース役はコンロイ氏が続投。 ブルースは新たなバットマン、テリー・マクギネスをサポートしている。 アニメ『ザ・バットマン』 声…リノ・ロマノ 吹…加瀬康之 2004年から始まったアニメ作品。活動を始めて間もないバットマンの成長と発展を描いた作品。 当初はヴィランとの初対面が多くサポートキャラも少なかったが、最終的には『ジャスティス・リーグ』も登場した。 本作で吹き替えを担当した加瀬氏は『ヤング・ジャスティス』でもバットマンを演じている。 映画『ダークナイト・トリロジー 』 演…クリスチャン・ベール 吹…檀臣幸(ソフト版)/東地宏樹(ビギンズ日本テレビ版)/高橋広樹(ビギンズフジテレビ版)/藤真秀(ナイトテレビ朝日版) よりリアルなバットマン像を描いた、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』の3部作。クリストファー・ノーラン監督作品。 徹底したリアリズムを打ち出し、現実の都市を舞台に描くことで、漸くというか遂にというか、やっとバートンの影響を抜け出したゴッサムシティを描いたことでも注目された。 『ビギンズ』は原作ファンの高い評価が聞こえる程度の評判だったが、第2作『ダークナイト』は衝撃的な作り込みと内容から世界にショックを与えた。 精神的にも肉体的にも弱さを抱えたバットマン/ブルース・ウェインの姿はもちろんのこと、 ヴィランであるラーズ、ジョーカー、ベインの活躍も高い評価を得た。 本作で吹き替えを担当した藤氏は『バットマン アーカム・ナイト』と『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』でもバットマンを演じている。 アニメ『バットマン ブレイブ ボールド』 声…ディードリック・ベーダー 吹…玄田哲章 バットマンと様々なヒーローのコンビ/チームの活躍を描いたアニメ作品。 発表当時は『怪鳥人間バットマン』を思わせるビジュアルと明るい作風が不安視されたが、 放送後は笑いあり涙ありのストーリーが人気を博した。 ゲーム『バットマン アーカムシリーズ』 声…ケヴィン・コンロイ(アサイラム、シティ、ナイト)/ロジャー・クレイグ・スミス(ビギンズ) 吹…藤真秀(ナイト) 2009年の『バットマン アーカム・アサイラム』から始まったゲームシリーズ。 『アサイラム』、『シティ』、『ビギンズ』、『ナイト』の本編シリーズのほか、いくつか派生作品が存在。 バットマンらしさを追求し高い評価を得た作品でギネス記録にも認定されている。 ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』 演…デヴィッド・マズーズ 吹…田村睦心/島﨑信長(最終話) バットマン登場前夜のゴッサムを描いたドラマ作品。 当初はゴードンと共に両親殺害の犯人を捜していたが、街にはびこる悪を目の当たりにし悪と戦うための力を養っていく。 コミックと異なりすでにセリーナと面識を持ち、10代にして自警団としての戦いを開始している。 そして最終話ではバットマンとしてゴッサムに現れ、物語の終わりと始まりを告げた。 映画『DCエクステンデッド・ユニバース/DCフィルムズ・ユニバース』 演…ベン・アフレック 吹…小原雅人 2013年の『マン・オブ・スティール』から始まった映画シリーズで、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』から登場。 歴戦のヴィジランテで、20年にも及ぶ戦いの末にその意義を見出せなくなっていたが、スーパーマンとの戦いを経てヒーローとしての気持ちを取り戻した。 その後は『スーサイド・スクワッド』にも姿を見せ、『ジャスティス・リーグ』では(劇場公開版とザック・スナイダーカットの双方で)ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」のリーダーとして指揮を執ったが、 ジェームズ・ガン、ピーター・サフラン主導でユニバースが「DCユニバース」に新生される事に伴い、2023年の『ザ・フラッシュ』でその出番を終えることとなった。 映画『レゴバットマン ザ・ムービー』 声…ウィル・アーネット 吹…山寺宏一 レゴシリーズのバットマン単独映画。 レゴらしい明るくハチャメチャな展開だが、バットマンと家族、そしてジョーカーとの関係を明確に掘り下げている。 なお、山寺氏は本家アニメではバットマンを担当したことはなかったが、のちに放送された「ジャスティス・リーグ:アクション」で担当することになった。 映画『ニンジャバットマン』 声…山寺宏一 中世の日本を舞台としたアニメ作品。 日本にタイムスリップし、歴史改変を目論むジョーカーと戦う。 映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』 演…ロバート・パティンソン 吹…櫻井孝宏 当時同時に進行していたDCEUとは世界観を共有しない新シリーズ。 なお、元々は上記のDCEUに属する作品としてベン・アフレック監督・主演で制作される予定だったが、紆余曲折の末に現在の形になったという経緯を持つ。 全体的に「復讐者」としての一面が強調され、表の顔であるブルースとしても荒んだ印象を受けるが、一方でバットマンとして活動してからまだ2年目という事もあって、どこか青臭さも残している。 【余談】 バットマンの使う武術は、日本やチベット、北朝鮮等と設定はバラバラだが、東洋の武術とされる事が多い。 主な異名としては、 『ダークナイト(闇の騎士)』 『ダークナイト・ディテクティブ(闇夜の探偵)』 『ケープドクルセイダー(ケープの聖戦士)』 等があり、これらは作品タイトルにも使われている。 他、キャットウーマンらが呼ぶ「イヤーポインター(尖り耳)」等、あだ名(アメコミらしく)が多い。 また、俗称としてバットマンが使われることがある。 突然変異でヒレが一部欠損しているエイ、特に前ヒレが欠損しているものはその姿からバットマンと呼ばれる。 野球においていわゆる天才と呼ばれる打者もバットマンと言うことがある。こちらのバットはコウモリでなく野球道具を指しているが。 闇夜の空にバットサインが浮かんだら、追記・修正の合図だ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑そうとも思うがもっとこう…タイトルになぞらえて「闇の騎士 ダークナイト 」とかもう単純に「ブルースウェイン/バットマン」とかを想定してたらダークナイトどころかバットマン要素がなくてびっくりしてな… -- 名無しさん (2016-11-14 21 50 28) ↑実際ノーラン版バッツは最終的にヒーローとして称えられているし、従来のバットマンに比較してキチ度が足りないと思う -- 名無しさん (2016-11-15 16 30 43) Q なんで口元空いてんの? A:お前を嘲笑ってやるため ってやり取りがどっかにあったはずなんだがどの作品だっけ? -- 名無しさん (2016-11-30 11 21 58) 多分JOKERって作品だと思う。文字通りジョーカーが主人公の話のやつ -- 名無しさん (2016-11-30 19 24 07) 最強どころかスレイドやブロンズタイガーやキャットマンに負けてるおじさん -- 名無しさん (2016-12-31 01 35 53) アメコミキャラクターの強さなんて脚本次第でコロコロ変わるし、主人公補正やら人気キャラ補正やら -- 名無しさん (2016-12-31 16 57 42) シナリオの都合で最終的には勝ってるのがバットマンっていうキャラクターだから… -- 名無しさん (2016-12-31 16 58 27) ベン・アフレック監督降板しちゃったね、もったいない -- 名無しさん (2017-03-16 12 24 34) ↑脚本も全編リライトなんて話が飛び出したらしいしどうなるんだろう…リーヴス監督の手腕とアフレックの演技が上手くかみ合うといいなぁ。 -- 名無しさん (2017-03-18 12 37 09) 悪人をボコるのって見てる側からすれば痛快だが、結果的に犯罪者を煽ることになるし巻き込まれる第三者からすれば迷惑でしかない。 そういった現代的な問題に切り込んだキャラでもあると思う。 -- 名無しさん (2017-06-23 06 54 00) キャラクター上仕方ないけど友達めっちゃ少ないよね・・・スープスとバリーくらいか -- 名無しさん (2017-09-23 18 16 33) 映画だからあれだけど、コミックでは交友関係が結構多い。 -- 名無しさん (2017-12-01 22 56 59) ↑2 バリーと仲良いのにはびっくりしたけど、実際のところよく考えたら腑に落ちるんだよなぁ。互いに科学捜査が得意で話題もあるし、そもそもコミュ障気味なブルースでもコミュ力超高い上に優しいバリーだから上手く噛み合うっていうか。 -- 名無しさん (2018-03-14 14 31 42) 本人は自分に友達なんか居ないと思い込んでるけど、実際には好意を寄せてくれてる相手がいっぱい居るのに気づけていないタイプ。 -- 名無しさん (2018-03-14 17 55 48) ↑好意を寄せてくる相手のほとんどがヤバい奴だから、知らんぷりを決め込んでいるのかも -- 名無しさん (2019-07-03 10 53 19) やってること金持ちの道楽。犯罪者をキャッチ&リリースさせて楽しんでる。 -- 名無しさん (2019-10-05 09 08 02) ↑日テレの何かのドラマに出てきた練炭自殺をしようとしていた女性も全く同じこと言ってたな。似たような思想を持つヴィランが出てきたら面白そう。 -- 名無しさん (2020-07-26 18 51 12) 来年公開する予定の新生バットマンのトレーラー観たけど、BvSより犯罪者ボコり過ぎだし今までで一番病んでるブルースで楽しみだな。 -- 名無しさん (2020-08-24 11 14 21) 新作のトレーラーで捜査現場にいるバットマンや犯罪者に対して容赦ない暴力とかいい感じに雰囲気出てる -- 名無しさん (2020-08-24 11 26 19) ラインバレルコンビで連載かぁ、楽しみ! -- 名無しさん (2020-12-17 05 06 35) ハロルドウォールナットって、ある意味歩く死亡フラグだよな -- 名無しさん (2020-12-20 16 56 18) ゲームのA Telltale Game Series追記してもいいか?エルスワールドモノの中では凄いブルースを追い込んでるけど面白いシナリオなんだよなぁ。ジョーカー最萌だし -- 名無しさん (2021-10-12 18 06 57) ↑7 実際どうなのか本人も分かってないんじゃないかってところあると思うバットマン。ただ少なくともヴィラン溢れるゴッサムにいなくちゃいけない存在なのも事実 -- 名無しさん (2022-01-08 19 58 28) バットマンvsスーパーマンを題材にしたアメコミにおいて、ブラフとは言え。「地下道でお前が全力出すとここ大爆発するよ?上に何か(ゴッサムシティ)あるか分かる?それでもやる」とか「お前がそれ以上近づくと、ゴッサムシティの一般人に仕掛けた爆弾が爆発するよ?それでも俺を攻撃する?(自分に仕掛けた爆弾だが)」なんて、ジョーカーめいた口撃もするんだよね -- 名無しさん (2022-03-22 22 07 16) 55?↑アイアンマンとバットマンは喧嘩かくていだね、ただ精神的な未熟さを隠さない社長と大人ぶれるブルースだと悪夢みたいな光景になりそうだ… -- 名無しさん (2023-03-10 22 59 10) ダークナイト三部作を「ノーランはアクションが下手」って酷評している人がいるけど、現実の喧嘩なんてああいうもんだよ。殴り合いの最中に蹴り一つ出すだけでも一瞬片足になるから転ばされやすくなる。そのリスクを考えたら蹴りなんてそうそう出せないからパンチや投げの応酬になる。その中でもバッツはベインのマスクを執拗に狙い、カッターでマスクを傷つけ、彼に忘れていた痛みを思い出させ弱体化させた。痛みに全身を襲われるベインはその状況を少しでも早く打破するためにバッツに対しての攻撃がだんだん荒く雑になっていく。ワンパターンになれば、例え自分より早く重い攻撃だろうと対処はたやすい。ライジングではそういうブルースの戦略眼をきっちり見せているんだけど、なかなかわかってもらえないのよなあ。 -- 名無しさん (2023-07-10 17 44 41) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-02-13 09 12 21) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-02-19 10 35 28 直訳したら「蝙蝠男」。当然ショッカー怪人の元ネタだろう。 -- (名無しさん) 2024-04-24 03 34 16 その内、トーマス・ウェインはかつて両親を殺されバットマンとなり、同時期ジョーエルは妻と共に地球で住んでいた事になりそう。そしてゴールデン・エイジのバットマンとスーパーマンはトーマスウェインとジョーエルだった。しかし妻が妊娠した事でジョーエルは帰星、トーマスはバットマンを引退。そしてドクター・フェイトに頼みバットマンとスーパーマンの記録を世界から抹消。しかしバットマンとスーパーマンは十数年後に息子達が知らず知らずの内に継承。ダミアン・ウェインがトーマスのバットケイブを発見した事で皆の記憶が蘇る -- (名無しさん) 2024-08-12 23 04 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2448.html
*1 "Lets put a smile on that face." (口が裂けるほど笑わしてやる) + 日本語吹替声優 滝口順平 『怪鳥人間バットマン』(フジテレビ版16話まで) 大木民夫 『怪鳥人間バットマン』(フジテレビ版) 北村弘一 『オリジナル・ムービー』(ソフト版) 肝付兼太 『オリジナル・ムービー』(TBS旧版) 池田勝 『オリジナル・ムービー』(TBS新版)、『電光石火バットマン』(日本テレビ版) パッパラー河合 『電光石火バットマン』(テレビ東京版) 青野武 『DCアニメイテッド・ユニバース』 デーモン小暮(現・デーモン閣下) 『バットマン(1989年映画版)』(ソフト版) 大平透 『バットマン(1989年映画版)』(TBS版) 内海賢二 『バットマン(1989年映画版)』(テレビ朝日版) 玄田哲章 『バットマン(1989年映画版)』(吹替補完版) 龍田直樹 『ザ・バットマン』 藤原啓治 『ダークナイト』(ソフト版)、『ブレイブ ボールド』、PS4/Xbox One/PC『アーカム・ナイト』 大塚芳忠 『ダークナイト』(テレビ朝日版) 野津山幸宏 『ティーン・タイタンズGO!』 宝亀克寿 『インジャスティス 神々の激突』 野村勝人 『GOTHAM/ゴッサム』 子安武人 『レゴバットマン ザ・ムービー』『DCエクステンデッド・ユニバース』 高木渉 『ニンジャバットマン』 平田広明 『ジョーカー』 安田顕 『DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団』 内山昂輝 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(アーカム囚人名義) 奈良徹 『バットウィール』 梅原裕一郎 『異世界スーサイド・スクワッド』 原語版のアニメでは『DCAU』を皮切りにマーク・ハミル氏が数多く演じている。 アメリカのDCコミックの『バットマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。 初出は1940年。『バットマン』の連載開始の1年後で、雑誌『Batman』*2の第1号第2話から。 同作品に登場する人物の中でも、バットマンの最大の宿敵として挙げる人も多い。 当初は一発キャラの予定だったらしいが、キャラがあまりにも濃すぎたためにレギュラーになった。 作者曰く、モチーフは『ああ無情』でおなじみのヴィクトール・ユーゴーの『笑う男』らしい。 バットマンの宿敵どころか、カリスマ的人気を誇るアメコミ界最大の大物悪役にしてアメコミ史上最も危険な男。 原作コミック、アニメ 身長195.6cm。体重87.1kg。 来歴は作品ごとにバラバラであるため、大枠で一致している箇所を中心に書く事にする。 本名やジョーカーに到るまでの来歴は一切不明。 本人すらその時々で言う事が違う上に狂っているため、彼自身覚えてなさそうである。 分かっている……というより多くの作者間で共有されているオリジンとしては、元々は「レッド・フード」と呼ばれる怪人だった事くらい。 この話は初出が『Detective Comics』の168号(1951年2月号)で追いはぎされたジョーカー本人の口から語られる歴史あるエピソードで、 「レッド・フード」と言うのはゴッサムシティの色んな犯罪者達が(自分の犯行だと隠す為に)好んで成りすましていた赤い頭巾の架空の人間。 (上述の初出話でもレッド・フードを逮捕したら、他人の衣装を盗んできた男で過去の事件と無関係と分かり、元の持ち主の所に行ったらジョーカーというオチ)。 ある事件でバットマンによって工場の廃液へと叩き落とされた「その時レッド・フードを名乗っていた男」が後のジョーカーになったとされる。 ただし媒体によっては別のオリジンが用意されている事もあり、因果関係が逆転し「ジョーカーがバットマンを生んだ」という展開になっている場合も。 各作品における詳細は後述。 薬品で漂白された顔と、同じく薬品で緑色に染まった髪の毛、引きつって笑っているように見える口元と真っ赤な唇がトレードマーク。 服装は一定でないが紫色のスーツを着ている事が多い。 裏社会ではその名前を知られた犯罪者であり、非常に優秀な頭脳を以て犯罪を実行したり黒幕になったりする。 そのため、「犯罪界の道化王子」などの異名を持つ。 ヴィランとしての能力は、実の所そう大したものではない。 「工場の廃液に浸かった」というオリジンにしても、それでパワーアップしたような描写は一切なく、肌色と表情の変化だけらしい。 毒薬、酸、笑気ガスなどを噴射するコサージュ、高圧電流を流すスイッチ、旗が飛び出して相手を貫くピストルなど、 パーティーグッズのような武器を使いこなす。 また、上記のように優秀な頭脳を持っており、極めて周到な犯罪計画を以てバットマンや社会に挑戦してくる。 要するに、バットマン同様、超能力の類は一切使えない「人間」なのである。 ただし、バットマンが格闘技の修行と日々のトレーニングを積んでいるのに対し、ジョーカーは取っ組み合いは専門外。 そのためバットマンと肉弾戦になると大抵は一方的にやられる。 だが真に恐れるべきは、彼の持つ狂気である。 平凡や秩序、既存の芸術をことごとく嫌い、犯罪を以て世界を混沌に叩き落とそうとしている。 秩序を嫌うという点では『スパイダーマン』シリーズのカーネイジと似ているが、 あちらが暴力的で本能的なのに対し、こちらは頭が回る上に劇場型犯罪者の傾向があるからなおさら始末に負えない。 実際、彼の犯罪計画は恐ろしく緻密で穴がないものの、全く意味のないものも多い。 そのため、何を考えているか、何をするつもりなのかを読むのが非常に難しいのである。 バットマンに対して挑戦してくるのも、「バットマンが苛立つのが楽しいから」という以上のものはない。 それ故バットマンを殺そうとするカーネイジに対し「だったらお前ごとゴッサムを壊滅させてやる!」と言い放ち、 あまりの狂気にカーネイジでさえ怯み、パニックに陥らせてしまった。 ただ、『バットマン・ザ・フューチャー』の主人公テリー・マクギニスの、 「アンタは単にブルースを笑わせたかったんじゃないのか」という突っ込みに際して、 珍しく声を荒げて「やめろ!」と叫んでいる辺り図星を突かれたのかもしれないのが分かる。 最早彼の存在自体がバットマンに依存しているように見え、本人もそれを意識して無視してるのか、 或は無意識でも理解しているのかもしれない。 実写映画「ダークナイト」でもジョーカーは当初はバットマンの正体を暴こうとするも、 最終的には「バットマンがいないと自分はただのチンピラに逆戻り、そんなのは面白くない」と考えるようになる。 このあたりはアンパンマンとばいきんまんの関係に近いと考えれば分かりやすいかもしれない。 殺人も彼にとってはただのジョークに過ぎず、 女子供、ヒーロー、ヴィラン、自分の手下ですら思い立ったら躊躇なく殺す。 目的のためなら自分の命すら平気で投げ出そうとする。 そのために、何の意味も無く二代目ロビンであるジェイソン・トッドを母親ごと爆殺したり、 ゴードン警部を刑務所へ拉致し、彼の目の前で娘である初代バットガール=バーバラ・ゴードンを暴行。 結果的に命こそ助かったもののバーバラは半身不随となり、引退せざるを得なくなった。 他の作品に登場した時でも彼の凶行は留まる所を知らず、とあるIFの話では、 スーパーマンの恋人であったロイス・レーンを殺害するというとんでもない事までしている。 さらに、この時は地球を逆回転させる技も登場せず、死んだっきりである。 面白いと思えば凶悪犯罪だろうと、ジョークみたいな犯罪だろうと関係なく手を染め、 つまらないと思えば、バットマンを殺すチャンスも、大金を手に入れるチャンスも放り捨てる。 次の行動が全く読めない、恐るべきワイルドカード……それがジョーカーなのである。 「お前の気持ちは分かったが、期待外れのクリスマスプレゼントを貰ったみたいでガッカリだよ。 正義の味方を気取ってたみたいだが、ヒーローごっこしてパパ、ママって叫ぶガキじゃないか。 痛々しくて笑えないね。……い~~や、構わないか。 笑ってやれ!」 HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!! + そのオリジン アラン・ムーアの手がけた『キリングジョーク』にて、それが描写されている。 売れないコメディアンだったジャックは、愛する妻の為、化学薬品工場への強盗に加わる事を決意する。 チャンスさえ──大金さえ掴めれば、薄汚れたゴッサムを抜け出し、妻と幸福な日々を送れると信じていたからだ。 しかし決行直前、不慮の事故によって妻は死亡。 もはや理由さえ無くしたのに、仲間によって強引に犯行へと参加させられてしまう。 ところが警備の配置換えがあった為、強盗は失敗。 仲間達は警官によって射殺され、ジャックの前には蝙蝠の姿をした怪人が立ちはだかる。 恐慌状態に陥ったジャックは、河に飛び込む事で辛うじて難を逃れたのだが……。 工場の汚染廃液によって、彼の髪は緑に染まり、皮膚は白くなり、顔には引きつったような笑みしか浮かばず──。 世界の全てが悪趣味なジョークであるという事実に打ちのめされたジャックは、ジョーカーとなったのである。 ──もっとも、ジョーカーの記憶は既に混濁してしまっている。 どんな過去が彼を狂気に至らしめたのかは、もはや誰にも分からない。 このオリジンにした所で、ジョーカーの妄想であるという可能性が高いのだから。 しかし、『キリング・ジョーク』で描かれたジョーカー誕生秘話は紛れもなく悲劇だった。 そして本作は、正気を保ち続けるバットマンを羨むなど、狂っているが故に悲しみを背負ったジョーカー像が描かれている。 「できることなら過去にお好きな記憶をトッピングといきたいね!」 また、別のオリジンを描いた『バットマン:ラバーズ&マッドメン』では、 天才的な射撃の腕と犯罪遂行能力を持った「ジャック」という男がジョーカーの正体であるとされた。 ジャックは犯罪を完璧に行う一ギャングであったが、あまりにも自分の仕事が完成されすぎていて 「面白みが無い」事に不満を抱いていた。そんな中、「仮装して玩具を投げつけて犯罪と戦う馬鹿げた男」バットマンと出会い、 自分がやりたかった事はこれだったのだと思い立ち、まるでジョークのような犯罪をいくつも行うようになった。 しかしその中でバットマンのバッタランで口元を切り裂かれ、さらにはジャックを疎み始めた仲間のギャング達から制裁を受け、 ついには化学薬品の大量に入ったタンクの中に叩き込まれジョーカーとなった、とされている。 短篇集『ブラック&ホワイト』においてジム・リーが手がけた作品では、 神出鬼没にして狡猾な天才的ギャングスター、ジャックこそがその正体であるとされた。 法律の手をかいくぐり、決して捕まらない事を自慢に思っていた彼は、 やがてスリルを求めて覆面を被り「レッドフード」という強盗としても活動を開始。 しかしバットマンによって薬品タンクにたたき落とされ、その素顔が変貌。 復讐を誓った彼は、バットマンの「恐怖」に対し、「狂気」で以て戦いを開始する。 つまりジョーカーの行動は全て冷徹な計算に基づくものであり、彼は決して狂ってなどいないのだ。 作中この論文はある医学会で発表され、素晴らしい説得力でありこれが真実かもしれないと聴者達から高評価を贈られている。 もっとも、その直後「誰がこの論文を書いたのか」と著者名を調べると、その著者である精神科医の名とは……。 そしてバットマンの最終回である『ザ・ラストエピソード』で提示された衝撃的なオリジンは、 あろう事かブルース・ウェインの執事アルフレッドであるというものだった。 犯罪者に両親を殺されたトラウマから、コウモリの衣装をまとって犯罪と戦うも一向に成果を上げられないブルース。 彼の心が折れそうになるのを見かねたアルフレッドは、ブルースの前に好敵手として立ちはだかる事で、 「バットマン」という演劇を成功させようとしたのだが……。 いずれの話においてもどれが正しいか、正史であるかという事はなくどれもジョーカーのオリジンであり、またそうでないとされている。 何故ならばジョーカーは混沌こそがその本質であるのだから。 メタな事を言うと、狂ってるからギャグもシリアスもハートフルも何でも脈絡なくこなせる、便利なキャラなのだ。 + ダークナイト・リターンズでは…… バットマンの引退から10年後を描いた『DKR』では、宿敵の引退によって最大の遊び相手を失い、生き甲斐を無くし、 アーカム・アサイラム(バットマンに倒された多くのヴィランが送られる精神病院)で廃人同然となっている姿が描かれた。 しかしバットマン復帰の報を聞き、「ダーリン」と呟いて正気/狂気を取り戻し脱獄。 ソ連との開戦やバットマンの復活で混乱するゴッサムシティで部下を率いて虐殺やテロを繰り広げ、バットマンを挑発する。 その後現れたバットマンと戦い、はっきり「殺すつもりで」戦う彼の姿勢に驚くと同時に狂喜し、死闘を繰り広げるも、敗北。 だが、バットマンがジョーカーを殺す直前で結局思い止まったのを見て、嘲笑いながら手も使わずに首の力だけで自分の首を折って死亡した。 その結果、バットマンは(元々殺すつもりだったとはいえ)ジョーカー殺害の容疑で指名手配される事に…。 最後の最後までバットマンへの嫌がらせを忘れなかったジョーカーに対して、バットマンは警察から逃れる為の貴重な時間を使って、 「別れの挨拶」と称してジョーカーの顔に唾を吐きかけるのだった (挙句、時間稼ぎの為の囮として発火装置をつけて燃やしてしまう。例え殺人でなくとも立派な死体遺棄・死体損壊である)。 時系列的にバットマンの最後期となる作品だが、それ以降を描いた『DKR2』でも復活は確認されておらず、 パラレル展開などを除くと(もっとも『DKR』自体がパラレルでもあるのだが)これがジョーカーの完全な最期という事になる。 + あるパラレル世界では…… インジャスティス・シンジケートを率いる史上最悪のヴィラン・オウルマンに対し、 他のヒーローが全員捕らわれてしまって尚、最後のヒーローレッド・フードとして戦い続けている。 ……というのも、このパラレルワールドはヒーローとヴィランが逆転した世界であり、 スーパーマンやバットマンが悪に染まっている一方、レックス・ルーサーやジョーカーに当たる人物がヒーローとなっているのだ。 前述のインジャスティス・シンジケートというのも、ジャスティスリーグの反転版のヴィラン連合的存在。 しかし能力などについては特に変わっていないので、ジョーカー/レッド・フードは生身の人間のまま。 そんな彼が超人的意思のみを武器に絶対者達に立ち向かう姿は、某人物を思わせる。 主に用いる武器はスペード型の手裏剣。あちらがジョーカーなら、此方はエースと言った所か。 なお、これはアニメシリーズ『バットマン:ブレイブ&ボールド』での設定であり、 コミック本編のパラレルワールドにおいては、ジョークスターを名乗ってヒーロー活動を継続中。 此方では女性化されているトゥーフェイスに当たるスリーフェイスとロマンスを育んだり、なんやかんやで賑やかにやっているようだ。 日本でも2021年よりまさかの育児マンガ『ワンオペJOKER』(原作・宮川サトシ 作画・後藤 慶介)が『モーニング』にて連載開始。 本作はDCコミックス公認である。 いつものようにバットマンと戦いを繰り広げていた所、ちょっとしたトラブルでバットマンを特殊な溶液に突き落としてしまい、 なんとバットマンは赤ん坊になってしまう。 あまりの想定外の事態にジョーカーは困惑するが、直後に開き直って彼を元のバットマンに戻すために、 ハーレクインや腹心のジョニーフロストと協力して育てることを決意する。 + 二代目ジョーカー? 上述のアニメ作品『バットマン・ザ・フューチャー(原題 Batman Beyond)』の本編では度々彼に憧れ「ジョーカーズ」を名乗る不良が登場するが、 ヴィランの組織というよりジョーカーかぶれの総称であり、どのグループも本物には遠く及ばない。 コミック本編だと1976年に「ジョーカーの娘(Joker's Daughter)」なるジョーカーを女にしたようなキャラが登場したことがあったが、 実際は勝手に名乗っていただけであり、さらに彼女はペンギンなど他の著名ヴィランの娘とも称して周囲と読者を振り回した末、 結局は「トゥーフェイスの娘デュエラ・デントだった」というオチがついた (なお、デュエラはその後何度もイメチェンして恰好が大きく変わったり、パラレルワールドの別人が登場するなど設定が安定しておらず、 中には「本当に異世界のジョーカーの娘であるデュエラ」も存在している)。 長編『蘇ったジョーカー』では本人が登場。回想で三代目ロビン、ティム・ドレイクを拉致し、 記憶からバットマンの情報を得ると共に自らの息子として洗脳するも、駆け付けたバットマン(ブルース)との交戦の末、ティムに殺害される。 その後ブルース・ウェインが80歳となった本編の時代に死亡当時の若さで現れる。非現実的ながらもブルースは模倣犯などではなく本物のジョーカーと断言。 それもそのはずで、このジョーカーは拉致されたティムに埋め込まれたDNAチップによる人格クローンとも言える存在だった。 ジョーカーの頭脳と狂気、元ロビンとしての格闘技術を併せ持つ強敵だったが、 上記の通りテリーに煽られて冷静さを失った後、電気ショックでチップを破壊されてジョーカーの人格は消失した。 犯罪を行う際には手下を引き連れる事が多いが、 その殆どはジョーカーが持つカリスマに魅かれた狂人達ばかり。 もちろんジョーカーは捨て駒としか見ていない。 宿敵であるバットマンについては、人気がある所を嫉妬している節があるものの、 「自分と同じ狂人であり、からかうと楽しいオモチャ」と認識しているようである。 実際、バットマンが戦う動機は「世のため人のため」ではなく、「両親が殺されたトラウマ」なので、 ジョーカーの発言も完全に誤っているわけではないかもしれない。 しかしまぁ、そんな彼を素で引かせるストーカーがいるのだから、世の中侮れない。 + 近親憎悪 実の所、ここまでの流れで分かったかもしれないが、バットマンとジョーカーは極めて近い存在なのだ。 "See,there were these two guys in a lunatic asylum…"(とある精神病院に二人の男がいた…) 二人とも悲惨な過去によって人生を破壊され、かたや恐怖、かたや狂気と笑いに縋り、 自らをフリークスに扮して、現実社会への復讐に生きている……という意味では、もはや同種と言っても過言ではない。 「で、おめぇの不幸は何だったんだ? 何が今のバットマンを作ったんだ?」 「恋人がギャングに殺られちまったか? 弟が強盗にバラされでもしたか?」 「まァ、だいたいそんなトコだろ。そうだろうとも」 「でな、オレ様もそういう目に遭ったんだよ。 そいつが一体何だったのか、今となっちゃあハッキリとは思い出せねぇが…」 バットマンの戦いも、結局は犯罪の蔓延る現実への復讐である事は、度々示唆されているのだ。 それ故にバットマンはジョーカーの行動を読み解く事ができ、ジョーカーもまたバットマンと互角に渡り合える。 彼ら二人の間には紙一重の、しかし絶対に渡る事のできない、深くて近い隔たりが存在するのである。 「我々の関係を、殺し合いで終わらせたくないんだ」 「どんな不幸がお前の人生を狂わせたのか、それは知らない」 「だが、もし私がその場にいれば… お前の力になれたかもしれない お前の助けに」 「だからもう、自分を追い詰めるな。苦しみを一人で背負い込むな 我々が殺しあう理由などない」 「すまねぇ。けど…ダメだ。遅いよ。遅すぎるぜ…」 「なんか…笑えるよな…。いつか聞いたジョークみてぇだ…」 + 上記の台詞は 『キリングジョーク』のクライマックスにてジョーカーが最後のジョークを披露する際の前振りになる。 このジョークの謎解きは解説サイトが幾つもあるので割愛するが、 「だが、もし私がその場にいれば…」 とバットマンが言う台詞、そもそもその場にいたどころかその時ジョーカーを追い詰めたのがバットマンであり、 本人がそれに全く気付いていないのである。 これほど笑えないジョークがあるだろうか。 実写映画 『バットマン』過去に何度も実写化されている。ジョーカーはその内、四本の映画に登場する。 ここでは最初に出てきた『オリジナルムービー』以降の三本に出たジョーカーについて記載する。 + 『バットマン(1989年)』 ティム・バートン監督の『バットマン』では、ブルース・ウェイン(バットマン)の両親を殺したのが、 若き日のジャック・ネイピア(ジョーカー)である…………という設定となっている。 "You ever dance with the devil in the pale moonlight?"(月夜に悪魔と踊った事はあるか?) と声をかけて振り向いたウェイン夫妻を射殺し、バットマン誕生のきっかけとなった。 しかし後にバットマンに遭遇。バットマン目掛けて放った銃弾が、 よりにもよってバットマンにガードされて跳弾した挙句自身の顔面に命中して顔の神経を傷つけてしまう。 そして薬品が満載されたタンクの中に落下、ジャックはジョーカーとなってしまうのだ (この時、バットマンはジャックの手を掴んで助けようとしているように見えるが、 本作のバットマンは悪人を平気で殺せるため、助けるのに失敗したと見せかけてタンクの中に落とした可能性がある)。 ジャックがブルースをバットマンに変え、今度はバットマンのせいでジャックはジョーカーへと変貌したのだから、 なんともまあ、皮肉というより他に無い話である (但しこれはティム・バートン独自の設定で、原作で両親を殺したのはジョー・チルという強盗である)。 最後は時計塔の上でバットマンと激闘を繰り広げた末の転落死。 バートン版バットマンは割と殺る気満々なので仕方ないね。 演じたのはアカデミー賞の常連である名優ジャック・ニコルソン氏。 なんと「この映画の製作費の半分を出演料として貰えるならやる」という大口でこの仕事を受託したと言われている。 実際は低予算映画であった事から「興行収入に応じた出演料を支払う」という契約が結ばれたのが真相であるものの、 当初の報せに対しバットマンファンを中心になんて横暴な態度だと顰蹙を買われたが、いざ映画が公開されてみると彼への評価が逆転。 彼の演技は太っている事以外はジョーカーと称され、4億ドル超の興行収入に貢献した。高額のギャラ(6000万ドル)分の仕事はきっちり果たしたという事か。 なお、バートン版ではバットマンが「結局はコウモリの格好をしたキチガイ」として描写されている事に加え、 この作品のジョーカーは演じたジャック自身が元から精神的にアレだった事もあり、狂気だけでなく笑顔とプライドの高さも強調されている。 特に笑顔の方は設定上仕方ないとはいえ最初から最期まで崩す事はなかった。 原作のジョーカーですら笑顔以外の表情になる事が少なくない点を考慮すると、これは特筆すべき事であろう。 冒頭で記した通り、映像ソフト版では何とデーモン小暮閣下が熱演。 声量と声のトーンこそ普段とはかなり違い、歌っている時のようなシャウトも全然ないので過剰な期待は禁物。 しかし、しっかりとアメコミ史上に輝くマジキチの吹き替えという大任を果たしており、必聴物の価値がある。 この他TV放送版やWOWOWで放送された吹替補完版などでもそれぞれ異なる声優が吹替を担当しており、 様々なジョーカーを楽しむ事ができる。 演者によってそれぞれ一味違うジョーカー多様性 余談だが、猿渡哲也氏の漫画『力王』には、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーをモデルにした(というか顔・服装・言動まで似せている)、 「男爵」というキャラが登場する。 "That luscious tan! Those ruby lips! And hair color so natural! Only your undertaker knows for sure☆" (小麦色の肌! 真っ赤な唇! 健康なキューティクルヘア! 葬儀屋さんもきっとビックリするよ☆) "I know what you're saying! where could I find these brand, new item? That's the gag. Chances are☆ you bought them already!" (フハハハハハハァー! みんな聞きたいだろ、「この新製品はどこで買えるの?」ってね。 驚くなよ。君らはもう、買ってんだよ☆ フハハハハハハ!) "So remenber♪ Put on a happy face!!" (忘れんなー♪ いつも、ハッピーな、笑顔を!!) + 『ダークナイト(2008年)』 クリストファー・ノーラン監督版シリーズ2作目の『ダークナイト』では、 DNA、指紋に一切情報のない本名・来歴不明の謎の男として登場。 一応前作で「貯水池に毒を流し込むと市を脅迫してきた男」として伏線は張られており、満を持しての対決となる。 ここまでは原作と一緒だが、顔の白い肌は口の傷隠し兼こけおどし用のメーキャップという設定である。 切り裂かれた口は、縫い合わされており、口に関しては話す相手次第で毎回コロコロ変わる。 また、常に笑顔で狂気が出まくりな原作やバートン版と違い、基本的に表情は表に出ず、 正気と狂気の境界線が溶けて混在したような、静かな瞬間が恐ろしい雰囲気を醸し出している。 その内面は大胆不敵・傲岸不遜・冷酷残忍でプライドが高い、と原作を踏襲しており、ゲームとして行う犯行は残忍性が高く総じて暴力的である。 金には一切興味がないのだが、その割に出費を抑えるために爆薬の類とガソリンを犯行時に多用しているので、意外と金銭間隔に波があるのかもしれない。 洗練された頭脳を駆使してゴッサムシティを大混乱に陥れ、ハーヴィー・デント検事を言葉巧みに誘導して殺人鬼・トゥーフェイスへと変貌させた。 決戦時には冷静さを欠いていたバットマン相手に優勢を保っていたが、 最後は自分の計算が人間の良心の前に負けた事に動揺した隙を突かれて逆さ吊りにされてしまい、 ゴッサムシティその物とバットマンを嘲笑いながら御用となる。 「最後の大仕掛け」もトゥーフェイスの犯行が表沙汰になっていなかったのをバットマンに逆手に取られて失敗に終わり、 結果的に最後の最後でゴッサムシティの人達の心とバットマンの前に敗れ去った。 演じるヒース・レジャー氏は若手の上、どちらかといえば美形俳優として扱われていた役者。 そのため原作レイプにならないかと不安になるファンも多かったが……。 この役を受けて以降、ヒース氏は何日間もホテルに閉じこもり、役作りに励んだという。 その甲斐あってか、作中の演技は鬼気迫るものがあり、狂気の男ジョーカーを見事に演じていた。 ……しかし、撮影終了後にヒース・レジャー氏は急死。 役作りに没頭して行った末に精神的に不安定になり、不眠症にかかった彼はいくつもの薬剤を処方されていた。 そのため、死因は薬剤の大量摂取による薬物中毒死と見られている。 そして映画公開後、彼の演技は称賛を浴びる事になり、ヒース・レジャー氏は故人として32年ぶりにアカデミー賞を受賞。 ちなみにジョーカーは漫画のキャラクターとしては初の受賞である。 かくしてアメコミ最大の大物悪役は映画界最大の大物悪役になったのである。 "I believe, whatever doesn't kill you, simply makes you…" (信念はあるさ、“生きて苦難を乗り越えれば人は――”) "stranger." (“イカれちまう”) "Why So Serious?" (そのしかめっ面は何だ?) + ニコ動では 『ダークナイト』のジョーカーをゴードンとバットマンが取り調べるシーンが、 嘘字幕系作品「ジョーカーさんシリーズ」として頭角を現しつつある。 同時大量削除されてしまった「総統閣下シリーズ」の後釜となりつつある…? + 『ジョーカー(2019年)』 トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』では、 原作は勿論、映画で同時展開していたシリーズとも異なる世界観における、貧富の差が広がるゴッサムシティにて、 認知症気味の老母を介護しながらピエロの仕事で食い繋いでいる貧困層の中年の男「アーサー・フレック」として登場。 本人自身も脳の損傷から自らの意思に反して突如笑い出してしまうといった障害や妄想癖を抱え、 過去に精神病院に隔離された事もあり、本編開始時点で7種類もの精神安定剤を服用しており、 そうしたハンデを背負い、不良少年たちから暴行を受けたり、バス内で子連れの女性と一悶着あった際に 自身が障がい者である事を示すカードを見せるもののまるで最初からいなかったように扱われてしまうなど、 疎外感と孤立感の中にある、社会的な弱者として描かれている。 その一方でトークショー番組の司会を務めるマレー・フランクリンに憧れ、 また幼い頃から母より「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と言われた事から、 コメディアンを夢見て日々をピエロとして働いて暮らす、心優しい一市民であった。 しかし、不良少年らによる看板の盗難を事務所の社長に信じてもらえずに減給され、 さらに同僚から護身用に借り受けた拳銃を小児病棟の慰問中に落として見られてしまい、 加えて同僚が「頼まれて売った」と嘘をついて裏切った事で仕事をクビになってしまう。 失意の中でピエロ姿のまま地下鉄で帰宅するアーサーだったが、電車内で富裕層の証券マン3人が女性に絡む場面と遭遇。 自身の障害が発症した事で女性はその場から離れて難を逃れたものの、証券マンたちに目を付けられ、暴行を受ける羽目となる。 だがアーサーは反射的に彼ら全員を射殺。 その場を逃げ出しながらも奇妙な高揚感に襲われ、公衆トイレの鏡の前で独り笑みを浮かべながら踊り出す。 そしてこの事件を境に、アーサーの狂気は加速していく。 ゴッサム市の財政難による社会福祉の削減で薬の処方箋を受けられなくなった事、 母の手紙から自身がトーマス・ウェインの隠し子ではないのかと疑った事、 自身がコメディアンとしてバーで立って披露したショーの動画を、マレーに番組内で取り上げられ愚弄され笑い者にされた事、 アーサーの殺人事件に端を欲した貧困層によるピエロマスクを被っての過激な抗議活動、 自身が背負った障害の真実を知ってしまった事や、信じていた何もかもが嘘偽りだったこと等、 様々な要素が積み重なり絡み合い、ただ温もりが欲しいだけだったアーサーは、徐々に壊れていき、 やがてマレーの番組への出演をオファーされた際、ついにアーサーはこう要求した。 自分をアーサー・フレックではなく、ジョーカーとして紹介してくれ、と──……。 ただし、この物語にはいくつもの不自然な描写が見られる。 主演のホアキン・フェニックスもアーサーを「信用できない語り部」とコメントしており、 これが現実なのか、単なるアーサーの妄想なのか、そもそもアーサーは本当にジョーカーなのか、 はたまたジョーカーがアーサーという男の人生をでっち上げて語っているだけではないのか、判別できないのだ。 しかしもし本当にアーサーがジョーカーであり、トーマス・ウェインの隠し子だとすれば、これ以上のジョークがあるだろうか? アーサーが原因となった暴動でウェイン夫妻は射殺され、腹違いの弟ブルースはバットマンとなって仇敵ジョーカーを追う。 そしていつかバットマンがジョーカーを追い詰めた時、彼は自分の兄と、そして自分の父の罪を突き付けられるのだ。 唯一本作に確実に真実だと言える部分があるとすれば、ジョーカーがこの最高のジョークを思いついたという一点だろう。 だからこそジョーカーは、最後に笑い、そして一人踊るのだ。 とはいえ本作公開後のアメリカでは様々な事情から貧困層富裕層、白人有色人種の対立が深まり、 デモや暴動が多発するような、まさに『ジョーカー』で予言されたような状況に陥っているが、 結局のところどんなにジョーカーことアーサーが貧乏で悲惨で哀れな若者であったとしても、 彼の行った事は発作的かつ感情的な殺人に過ぎず、それは作品内においても一切正当化されてない。 総てが曖昧で不確かで、狂気と暴力と混沌を煽るような、正にジョーカーらしい物語である事には十分留意して欲しい。 加えて本作でジョーカー、あるいはアーサーが提示した「誰であれ人の心の奥底は醜いのだ」という主義主張は、 本作をジョーカーのオリジンとして見た場合の続編とも言える過去作、『ダークナイト』にて既に反駁されている。 つまり─────"You're alone."(お前だけだ)。"Until their spirit breaks completely."(ふはは!それは心が壊れるまでの話だ) 演じたのはホアキン・フェニックス氏。 孤独な男がジョーカーに変貌していく様を表現した怪演が発表当初から話題を集めた。 また、上述の貧困層と富裕層の格差といった社会派な面からも反響を呼んだ。 『キング・オブ・コメディ』等で名高いマーティン・スコセッシから影響を受けたという脚本や ニューヨークを中心としたロケーションによるゴッサムシティの闇を表したこの映画は、 制作費は僅か5500万ドルという低予算ながらヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門では金獅子賞を受賞し、 低予算映画では『ボヘミアン・ラプソディ』に次ぐ利益率となる世界興行収入9億ドルを叩き出した。 日本国内でも興行収入が11月時点で50億円を突破し、R-15指定映画では異例のメガヒットを記録した。 ロケ地の一つであり予告編やポスターにも登場している、 ニューヨーク・ブロンクス地区にある階段は本作で一躍観光名所となり、 SNS映えを求めて観光客が足を運んでいる。 案の定、周辺住民からはメッチャ迷惑がられてる "I used to think that my life was a tragedy," (人生は悲劇だと思ってた) "but now I realize," (今、分かった) "it's a fucking comedy." (僕の人生は喜劇だ) ゲームにおけるジョーカー やはりバットマン最大の好敵手という事で、ゲーム化されたバットマンのほぼ全作に登場している。 例外は登場しない映画のゲーム化作品くらいのものだろう。 『アーカム・アサイラム』『アーカム・シティ』にも颯爽登場。 バットマンと共闘を繰り広げるなどの活躍を見せてくれた挙句──── ────あろう事か、“Video Game Awards”2011年ベストキャラクター賞を受賞してしまった。 しかもかなりノリノリで次回作の情報をバラしてる。 ちなみに対抗馬の『アンチャーテッド』のネイサン、『ギアーズ・オブ・ウォー』のマーカス、 そして『ポータル2』のWheatleyをぶっちぎっての受賞だったり。キャー、プリンちゃん素敵ー! 格闘ゲームのキャラクターとしては、 DCコミックオールスター『インジャスティス 神々の激突』及び『インジャスティス2』に出演。 また、まさかのモーコンとのコラボ『Mortal Kombat vs. DC Universe』にも参加している。 このコラボが縁となってか、『Mortal Kombat 11』にまでDLCキャラクターとしてゲスト出演を果たした。 ジョーカー以外にも他社ゲストのDLCが複数存在し、その面子はスポーン、T-800、ロボコップ、ランボーと、 洋物版スマブラと言っても差支えない豪華な顔ぶれが揃っている。 この他、映画『バットマン:アーカム・ビギンズ』の公開記念で『パズル&ドラゴンズ』でのコラボキャラクターとして登場。 音楽と背景がコラボ特別仕様となっており、ジョーカーはラスボスとして登場。 最初のコラボではジョーカーのみだったが、二度目以降は道中にベインをはじめとするヴィラン達が雑魚敵モンスターとして追加された。 仲間にすると、使うたびに効果が変わるスキル「キリングジョーク」を使い、 リーダーにすることで攻撃後、五倍の攻撃力で凄まじい追い打ちをかける「イカれた黒幕」を発動する。 バットマンもコラボ用ガチャの景品としてゲスト出演している。 MUGENにおけるジョーカー 人気キャラのためか、製作者も多く、現在改変を含めて7体確認されている。 ただし、ニコニコ動画で見かける機会は少ない。 一人目は、Alexzig氏とDark Talbain氏によるもの。現在はリンク切れにより入手不可。 『風雲黙示録』のジョーカーが元になっており、技の多くもそちらから取られている。 実際、あちらもジョークのような攻撃を多用するため、それほど違和感は無い。 二人目は、Fervicante氏によるもの。 こちらも上記のジョーカーの技が多少採用されているが、ベースになっているのはオズワルドである。 なお、そのまま使うと小ポトレが色化けを起こすので気になる方は修正した方が良いだろう。 三人目は、Larramones氏とJeff氏、Magus氏によるもの。 こちらはオリジナルであるが、まだベータ版。 原作通りのコサージュやびっくり箱、おもちゃのピストルなどを使用する。 2019年8月にMr.Giang氏による改変版が公開された。 MUGEN1.1版とMUGEN1.0版の二つがある。 現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開先のファイルは削除されているが、 氏の許可を得た有志の手によってMediaFireに転載されており、ギルドなどからジャンプが可能。 システムがPOTS&Infinite風になり(前後避け動作や小ジャンプなど特殊仕様あり)、 コンボが繋がりやすくなった他、一部の技の削除とオリジナル技の搭載、SE・ボイスの差し替えが行われている。 また、UnoShe氏の「Uno Tag System」に対応している。 AIは搭載されていないが、ホルン氏によるAIパッチが公開されている。 射撃や設置技を基本としつつ、当身やアーマー付き突進or投げ無敵の足払いor爆弾に派生する変則技等を駆使してトリッキーに立ち回る。 defファイルをいじることで各種設定の調整が可能。 想定ランクは強。 なお、このジョーカーにはReadmeの類が付属していない。詳しい操作方法は下記動画のページ内で確認されたし。 紹介動画 四人目は、Sic-1氏によるもの。 ドットは一部レミーが元になっており、システムは『MVC』がベースになっている。 上記のジョーカーと同じく、原作を元にした技を使う。 AIは搭載されているが少々変わった動きをするため、強さが安定しない。 五人目は、Axkeeper氏によるもの。 ドットのベースはルガールで、マーク・ハミル氏のボイスを使用している。 必殺技・超必殺技はアメコミ原作を元ネタにしている。 「Legends of the Dark Knight Team」による改変版もあり、そちらは『MVC』風のシステムになっている他、必殺技が変更されている。 ただし、現在は代理公開先であった「CrusaderCast」の消滅に伴い入手不可。 簡易ではあるが、AIが搭載されている。 六人目は、TurlesProject氏による『JUS』仕様のちびキャラ。 2019年の実写映画版の姿で、自転車で体当たりして自身もダメージを受ける必殺技や、ストライカーとしてハーレクインを呼ぶ。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画(コメント欄に公開先へのリンク有り) 出場大会 アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP 作品別マイナーキャラ大会 おもちゃ屋さんトーナメント TAG TEAM WARS 削除済み 国内 VS 国外 アニメチームバトル 更新停止中 自作AI搭載キャラでトーナメントV2 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド ライバルタッグで生き残りランセレバトル 出演ストーリー 風と星の夜話(Fervicante氏) 金髪と蛇~Blondie&Snake~(Fervicante氏) ザ・ジョークポット・ショウ 大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers- ナイトメア・ハンターズ *1 ページ冒頭の画像でジョーカーがハンマーで叩き割った鏡に映っているのは、 トゥーフェイス(左上) ポイズン・アイビー(右上) ペンギン(左下) スケアクロウ(右下) の4名。 *2 ややこしいが、バットマン(ブルース・ウェイン)を主人公とした物語の開始は、 『Detective Comics』(会社ではなく雑誌そのものの名前)の第27号(1939年5月号)から。 この雑誌では『バットマン』以外の漫画もいくつか収録されていたが、 人気が出たので『バットマン』の漫画だけ乗せた雑誌『Batman』が1940年の5月号から開始された。 なお、『Batman』第1号には複数の漫画が収録されており、 第1話は「強盗に両親を殺されたブルースがバットマンになるまで」という内容でスーパーヴィランは出てこない。 ジョーカー以外のスーパーヴィランでは、キャットウーマンなどもこの号の第4話が初登場だったりする。 "Parting is such sweet sorrow, dearest. Still, you can't say we didn't show you a good time." (別れってのは切ないもんだよな。でも、結構楽しかっただろ?) "Enjoy yourself out there.──In the asylum." (元気でな。外の世界でも…あのだだっ広い精神病院でも) "Just don't forget―if it ever gets too tough… There's always a place for you here." (辛くなった時にゃあ思い出せよ。お前の席は、ここにいつでもあるからよ)
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/1002.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2008/04/11(金) 03 15 05.04 終了時間:2008/04/11(金) 04 51 22.22 ハリウッド版忍者龍剣伝。 音楽、映像、ゲーム内容と三拍子揃った良作ACT。 特に特殊チップを駆使した音楽は曲数こそ少ないが素晴らしい出来となっている。 ストーリー 「バットマン…月夜に悪魔と踊ったことがあるか?」 欲望渦巻く、犯罪都市ゴッサム・シティの人々に闇の支配者、ジョーカーの魔手がのびる……。 消息を絶ったビッキーを助け出し、宿敵・ジョーカーを倒せ!! このストーリー、パッケージに書いてあるのですが 映画のストーリーであって、ゲーム内容とは関係ありません。 ビッキーなんか出てきやしません。 まあ、パッケージにビッキーって書いとかないと売れないからね… ゲーム内のセリフは全部英語になってます。日本語字幕はありません。 英語を読めない人には「よくわかんないけど名作」ですみますが、 読める人からすると「ストーリームチャクチャじゃねえか」と感じます。 読み飛ばしてください。 3つの武器と三角ジャンプを駆使してジョーカーを倒しに行くのが目的。 難易度は高めだが、コンティニュー無限なのでどうとでもなる。 スタートで武器選択、セレクトでポーズ。 ジャンプして方向キーとAで壁に張り付き、三角とびできる。 ぐっとためてから跳ねるジャンプに癖があるが、ちょっと練習すれば簡単。 初めて買ったFCソフト。やり尽くしただけあって割りとサクッとクリアできました。 やはり良ゲーですね!
https://w.atwiki.jp/legoiphoneipad/pages/8.html
このページではバットマンのiphone・ipadアプリについてご紹介します。
https://w.atwiki.jp/blu-rayanime/pages/216.html
バットマン ゴッサムナイト 発売日 2008/07/23 価格 ¥4,980 発売元 ワーナー・ホーム・ビデオ 構成 1枚 収録内容 247分(本編76分) 画角 16 9 日本語音声 DD5.1ch コメンタリー なし 他言語音声 英 DD5.1ch ソース その他
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37543.html
登録日:2017/08/30 Wed 16 55 40 更新日:2023/02/23 Thu 16 58 09 所要時間:約 38 分で読めます ▽タグ一覧 ACO DCコミックス Earth-0 New 52 Prime Earth アメコミ アンディ・クラーク イアン・バートラム エマニュエル・シメオーニ カイル・ヒギンズ キャットウーマン ギレン・マーチ クリスチャン・デュース ジェイソン・トッド ジェイソン・ファボック ジェームス・タイニンⅣ ジェームズ・ゴードン ジョン・レイマン スコット・スナイダー スポイラー ダスティン・グウェン ティム・シーリー ティム・ドレイク トレバー・マッカーシー ハッシュ バットウィング バットガール バットマン バットマン エターナル フェリックス・ルイス フェルナンド・ブランコ ブルーバード ホルヘ・ルーカス ポストフラッシュポイント ミケル・ハニン レイ・フォークス レッドフード レッドロビン 『Batman Eternal』は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Eternal』#1~#52 発売 2014年4月から 脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ、レイ・フォークス、 ジョン・レイマン、ティム・シーリー、カイル・ヒギンズ 作画 ジェイソン・ファボック、ダスティン・グウェン、アンディ・クラーク、 トレバー・マッカーシー、エマニュエル・シメオーニ、ギレン・マーチ、 イアン・バートラム、ミケル・ハニン、ホルヘ・ルーカス、フェルナンド・ブランコ、 フェリックス・ルイス、ACO、クリスチャン・デュース、ロナン・クリケット、レイ・フォークス他多数 日本では2017年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が上下巻で発売されている。 バットマン生誕75周年記念作品で様々なヴィランの陰謀に挑むバットマンと仲間たちの戦いを週刊タイトルで描いている。 2013年10月に発表され、11月にジーン・レオン・ジェローム・フェリスによる絵画『最初の感謝祭』をモチーフにした予告画像が公開され、 2014年2月に『Batman Eternal』#43を別視点で描いた予告編『Batman Vol.2』#28が発売された。 予告の中にはカーマイン・ファルコーネやステファニー・ブラウンといったこれまで『New 52』には登場しなかったキャラクターの復活が描かれ、 実際に本編ではその2人に加えハッシュやジェイソン・バードといった古株やアーキテクトといった新参者まで様々なキャラクターが復活を遂げ、 犯罪・科学・オカルトといった様々な陰謀渦巻く物語を盛り上げている。 終盤からは週刊タイトルという勢いもあって黒幕と思われる人物が次々代わり読者の予想を沸かせた。 【物語】 ピッグ教授を追っていたバットマンとジェームズ・ゴードン。ゴードンはピッグ教授の部下の1人を地下鉄のホームに追い詰めるが、 威嚇射撃が機械に当たり大事故を引き起こしてしまう。ゴードンは相手が銃を持ち機械はなかったと主張したが司法を受け入れ刑務所に収監される。 バットマンはゴードンを救おうと動き出し同時期にゴッサムに帰還したカーマイン・ファルコーネに狙いを定めるが、次々に事件が起き強敵が現れる。 これら全てが1つの陰謀だと思ったバットマンは黒幕を見つけようと奔走する。 【登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。ゴードンの引き起こした事故をきっかけに起きる様々な事件に立ち向かう。 当初はファルコーネを黒幕と思っていたが、彼が何者かの招待状を受け取っていたことを知る。 ハッシュに敗北したのをきっかけに1人では立ち向かえないと悟り、『ファミリー』の協力を得て事件に臨んでいく。 ハッシュ、バード、リドラー、マッドハッター、マイロと様々な事件の黒幕たちを捕まえていくが、 いずれも招待状を受け取っており真の黒幕の正体をつかみきれず、ブルースとしてもバットマンとしても名誉や資産を奪われ追い詰められていく。 最後にラーズ・アル・グールに目をつけゴッサムを離れるが当てが外れ、その間にゴッサムがヴィランたちの総攻撃で大混乱に陥ってしまう。 ≪バットファミリー≫ ペニー1(アルフレッド・ペニーワース) ウェイン家の執事。バットマンを通信でサポートする。香港で負傷し治療のためにウェイン邸に連れてこられた娘ジュリアと再会する。 治療しながら自分の生き方を理解してもらおうとジュリアに語り掛ける。ファルコーネが街を去ったころに、 ウェイン邸に突如ハッシュが侵入しスケアクロウの恐怖ガスを直接脳に注入され重傷を負ってしまう。 入院しその姿が『ファミリー』の結束につながったが、ハッシュの手で『アーカム・アサイラム』に送られてしまう。 『アーカム』の崩壊に巻き込まれもべインに救われ、脱出に協力するふりをして罠にはめバットマンやジュリアと連絡を取り救出される。 ジュリアが前線に出ることとなったため再び通信係を担当するが、まだ本調子ではなかったためすぐにジュリアに譲る。 ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、『バットケイブ』を乗っ取ったハッシュに不意打ちを仕掛け『ファミリー』のピンチを救う。 ペニー2(ジュリア・ペニーワース) イギリス陸軍の特殊部隊に所属しているアルフレッドの娘。香港のギャング、シェン・ファンを探っていたところバットマンと遭遇する。 邪魔させないために彼を攻撃するがシェン・ファンの不意打ちを受け重傷を負いウェイン邸に連れていかれる。 父アルフレッドと再会するが優秀な兵士で役者だった父がプレイボーイのブルースに仕えていることに納得できず、怒りをぶつける。 傷が癒えても納得出来ずにいたがハッシュの襲撃でアルフレッドが倒れ「柱時計、10時48分」という言葉を託される。 ブルースの帰りを待つ間、アルフレッドの言葉通り柱時計を10時48分に合わせると『バットケイブ』への扉が開かれる。 そしてバットマンからの通信を受け取り彼や父の真の姿を知る。最初は困惑するもバットマンの説得を受け父に代わり彼をサポートする。 アルフレッドが戻った直後、ハッシュがゴッサム中のバットマンの武器庫を狙いだしたため、バットマンとともに武器庫の処理にあたる。 武器庫の1つでハッシュと遭遇してしまい重傷を負うがすぐに復帰し、再び父に代わってバットマンをサポートする。 バットマンがラーズのもとに向かうと、彼の代わりにセリーナに接触しヴィランたちが総攻撃の準備を整えたことを知る。 対処を『ファミリー』に任せ通信でサポートするが、脱走したハッシュの不意打ちを食らい強制脱出装置で外に出されてしまう。 一瞬戸惑うもレッドロビンの基地の存在を思い出しそこから『ファミリー』をサポートする。 バットガール(バーバラ・ゴードン) 下半身不随から復帰したゴードンの娘。父の逮捕に荒んでバットマンの助言も聞かず、事故に関わった可能性のあるドミンゲスの居るブラジルに向かう。 ドミンゲスを尋問し情報を得ると、追ってきたレッドフードと出会い追い返そうとするが仕方なく同行を許可する。 標的を同じくするバットウーマンを加え玩具工場に乗り込み黒幕のドクター・ファルサリオを発見するが、 マッドハッターの模造品で操られレッドフードたちを攻撃してしまう。レッドフードの言葉で正気を取り戻し、 ファルサリオを追い詰めるもあと一歩のところで彼を殺されてしまう。 ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。 父の無実の証拠を握りつぶしたバードを強引な方法で尋問するも、レッドフードに止められ冷静になり一旦ゴッサムを離れる。 ハッシュとバードを処理したころにコスチュームを新たに帰還する。バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、 レッドフードとレッドロビンとともにマッドハッターに挑むがナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりジョーカーズ・ドーターと戦う。 装備が停止し劣勢になるも、装備が復活すると単独で勝利し人命救助に向かう。 レッドフード(ジェイソン・トッド) 『アウトローズ』と共に活躍する死から復活した2代目ロビン。バットマンの頼みでブラジルに向かったバットガールの監視役を任される。 バットガールを追ってブラジルを訪れ怒りに任せ行動する彼女を止めようとするが聞き入れられず同行する。 バットウーマンも交えドクター・ファルサリオの玩具工場に向かい、援護役となるが洗脳されたバットガールと戦闘になる。 バットガールに圧倒されるも初めて会った時の出来事を語り正気を取り戻させる。 ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。 バットガールに思いを伝えようとしたところ彼女がバードに強引な尋問をしているのを発見し、彼女を止め一旦ゴッサムを離れる。 ハッシュとバードを処理したころに帰還する。バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、 バットガールとレッドロビンとともにマッドハッターに挑むがナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりべインと戦う。べインの暴走を止めきれなかったが、 バットマンに救われ人命救助に向かう。 レッドロビン(ティム・ドレイク) 『ティーン・タイタンズ』で活動しているバットマンの3代目相棒。ナロウズ地区で発生したナノマシンに起因した集団感染を捜査する。 感染者にピッグ教授に誘拐された子供たちがいたため彼の関与を疑うが、無関係と確認しコーディングからセルゲイが関与していると見破り日本に向かう。 勝手についてきたハーパーとともにセルゲイを発見しナノマシンの情報を手に入れる。 ゴッサムに帰還するとアルフレッドやバットマンのピンチを知り『ファミリー』で協力するようになる。 ハーパーとともにナノマシンを探り本格的に活動したのを確認し、バットガールとレッドフードとともにマッドハッターに挑むが ナノマシンに感染し操られブルーバードに救われる。バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりクレイフェイスと戦う。 装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。 バットウィング(ルーク・フォックス) ウェイン産業のCEOルシアス・フォックスの息子でアフリカのバットマン、デビッド・ザビンビからバットウィングを引き継いだ。 ファルコーネの武器を探っているとジェントルマン・ゴーストに攻撃されるがバットマンに救われる。 その後、バットマンの頼みでコリガンと共に『アーカム・アサイラム』の捜査に当たる。超常現象の類は懐疑的だったが、 『アーカム』の異変を前にして信じざるを得なくなる。変化した患者たちの襲撃を受けコリガンから引き離されジョーカーズ・ドーターに捕まってしまう。 何とか逃げ出しマキシー・ゼウスも倒した後、サイモン・エクス博士の攻撃を受けたところでコリガンと合流する。 しかしブラックファイアに完全に乗っ取られたマキシー・ゼウスと変化した患者の襲撃を受け地下の崖から転落してしまう。 命は助かりコリガン救出に臨むも『アーカム』の崩壊に巻き込まれバットマンに救われる。 その後は家で休んでいたが『アーカム』から連れてきた幽霊たちに悩まされ、『Nthメタル』で倒し訪ねてきたコリガンに心情を吐露する。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりスケアクロウと戦う。 装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。 ブルーバード(ハーパー・ロウ) ナロウズ地区出身の男勝りな学生で電気系の高い技術を持つ。弟カレンと2人暮らし。 バットマンに憧れておりラバースーツに身を包みテーザー銃やスタンガンを武器に自警活動を行っている。 偶然ビッキーを助け家に案内した際にレッドロビンが現れ、さらにはカレンがナノマシンの暴走で倒れてしまう。 弟を救うためにはレッドロビンと行動するのが近道と思い日本へ向かう彼に勝手に同行する。 ナノマシンの制作者であるセルゲイの機械に簡単にアクセスしたことでその才能を褒められる。 ゴッサムに帰還すると『バットファミリー』に協力し街の混乱の収拾に努める。ナノマシン騒動が本格化しレッドロビンたちからサポート役を任されるが、 彼らが操られたため決意を固めコスチュームを身にまといブルーバードを名乗りマッドハッターに挑む。 独自のガジェットを駆使しマッドハッターを倒し、カレンを取り戻しレッドロビンに活動を認めさせる。 その後、バットマンからレッドロビンを通じてスポイラーの保護を頼まれ協力し、 彼女を家に置きクルーマスターとブルース・ウェインがつながっていると教えられる。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、ヴィランたちの総攻撃が始まりミスター・フリーズと戦う。 装備が停止し劣勢になるも、装備が復活するとバットマンの援護もあって勝利し人命救助に向かう。 ≪ヒーロー≫ バットマン・ジャパン(治次郎) 日本のバットマン。香港での抗争に日本のヤクザが関わっていたため、香港にも活動を広げ香港を訪れたバットマンに合流する。 クレイジー・シャイ・ロリータ・キャナリーとホン老師を紹介した後、 バットマンと共にファルコーネのライバルだったシェン・ファンの元に向かい囮役を買って出る。 エル・ガウチョ(サンティアゴ・バルガス) アルゼンチンのバットマン。顔に赤い覆面をつけている。ポーラやナイフが武器。レッドフードに頼まれスコーピアナを捕まえにブラジルを訪れる。 スターファイヤー(コリアンダー) 性に奔放な惑星タマランの王女。レッドフードと行動を共にしている。彼の頼みでドミンゲスを保護する。 バットウーマン(ケイト・ケイン) バットマンのようなコスチュームを着た女性ヴィジランテ。ブルースとは遠縁にあたるが公私ともに距離を置いている。 ブラジルでヴィランの道具を再利用している噂を聞きつけ関係者に尋問していると、バットガールたちが現れ行動を共にする。 標的のドクター・ファルサリオのいる玩具工場で洗脳されたバットガールの攻撃を受け 彼女をレッドフードに任せドクター・ファルサリオのもとに向かう。 ドクター・ファルサリオの洗脳攻撃を跳ね返し逆に恐怖状態に追い込むが逃げられてしまう。 ファルサリオの確保に失敗するも子供たちを救えたことを喜びバットガールとレッドフードと別れる。 スペクター 罪人に悲惨な罰を与える復讐の天使。超常的力を持つが現世にいるためには依り代を必要とし、現在はコリガンを依り代としている。 儀式の完成を目論むブラックファイアに力を利用されかけるも、真の力を発揮し姿を見せブラックファイアを握りつぶしコリガンの中に戻る。 ≪ヴィラン≫ カーマイン・ファルコーネ かつてゴッサムを支配した大物ギャング。ローマ文化の造詣が深いためローマンの愛称で知られバラが好き。 顔にはキャットウーマンにつけられた傷が残っている。ペンギンとの権力闘争に敗れ香港に拠点を移し活動していた。 ゴードンの事件に前後してゴッサムに帰還し再び権力を握ろうと暗躍する。警察と癒着しバットマンの活動を封じ、 ペンギンの店を爆破し勢力を弱め着実に支配を進めていく。バットマンが香港に行った間にキャットウーマンを捕まえるも、 ピッグ教授に襲われバットマンに救われる。その後バードの策でダメージを負ったところにペンギンの襲撃を受け、 ペンギンとともにバードに逮捕されてしまう。世間に自分への恐怖心を忘れさせないため暴動を引き起こすも失敗する。 その後、弁護士の力で釈放され香港に戻ろうとするがバットマンの尋問を受け、自分が何者かからの招待状もらっていただけだと教える。 ハッシュ(トーマス・エリオット) ブルースの子供の頃の友人で彼への憧れと嫉妬から両親を殺害した異常者。医師として高い能力を持つ。 学生時代にブルースの名を騙ったのを注意され逆恨みし彼に強い敵愾心を抱くようになった。 顔に包帯を巻き様々な策略を駆使しブルースを追い詰めたが敗北し姿を消していた。 ファルコーネが街を去ったころにウェイン邸を襲撃しアルフレッドに重傷を負わせさらにアーキテクトに街を壊させ、バットマンに存在を気付かれる。 バードを疑い彼の家に来たバットマンの前にホログラムの姿で現れ、会話で時間を稼ぎ爆弾で大きなダメージを与える。 その後、素顔の医師としてアルフレッドを『アーカム・アサイラム』に転院させる。 『アーカム』が崩壊する中、スポイラーの命を狙うもバットマンと戦闘となり一旦撤退し、バードにゴッサム中のバットマンの武器庫を使った作戦を与える。 武器庫の1つでジュリアを襲撃しマーサ・ウェイン財団病院の武器庫でバットマンを待ち受ける。 武器を駆使するも敗北し『バットケイブ』に捕らわれるが、ウェイン社の買収と彼もまた何者かの招待状を受け取った事実でバットマンに衝撃を与える。 その後は『バットケイブ』で大人しくしていたが、バットマンがラーズのもとに向かったころに始まったヴィランの総攻撃に合わせ脱走し、 ジュリアを追い出し『バットファミリー』を妨害しピンチに追い込む。『バットボート』で貨物船を鎮めようとするがペニーワース親子に妨害され敗北する。 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。バットマンにからかいに行ったところ因縁深いファルコーネの帰還を知る。 ペンギンとファルコーネの戦争にゴッサムの地下世界の人間を巻き込ませない為、ペンギンの元を訪れるが爆破に巻き込まれ人命救助に協力する。 バットマンが香港に向かっている間、『ファルコーネ・ファミリー』を襲撃していたが警察の協力を得たファルコーネに捕まってしまう。ファルコーネを狙うピッグ教授の攻撃に巻き込まれてしまうがバットマンに救われる。 ファルコーネが街を去ったころにジェイドの訪問を受け、実の父親であるレオ/レックス・カラブレーゼのもとに引き合わされる。 レオから混乱するゴッサムをギャングのボスとして納めるよう言われるが、拒否しジェイドをレスリーのもとに預ける。 その後、因縁のあるファミリーたちに喧嘩を売りバットマンから警告を受けるが、そのファミリーたちに捕まってしまう。 ジェイドの目の前で殺されかけるもキラークロックの乱入で危機を脱し反撃するが、ジェイドが殺され父の後を継ぐことを決心する。 『カラブレーゼ・ファミリー』のボスになると他のファミリーの多くを支配しカジノの経営を開始するかたわら、 べインたちがゴッサムを支配する計画を立てていることを知りバットマンに情報を流し処理させる。 その後、他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供されるが拒否し、事件の黒幕を捜すためスポイラーに目をつける。 母親のもとからスポイラーを誘拐し秘密を聞き出そうとするが失敗し、バットマンに彼女を預ける。 その後、ヴィランたちが必要な道具を手に入れたことを知り『バットファミリー』に情報を与える。 クルーマスター(アーサー・ブラウン) 元クイズ番組の司会者で犯行現場にヒントを残すリドラーに似たヴィラン。世間の人間からはなめられ他のヴィランからはよく本名で呼ばれる。 B級ヴィランを集い会議をしていたところ娘のステファニーに目撃されてしまう。 何者かの指示で計画の邪魔になるとして娘を殺そうとするが自分のガジェットが誤作動し逃げられてしまう。 その後もステファニーの行方を捜しながら仲間たちとともに裏からゴッサムに混乱をもたらしていた。 成果を何者かに報告し終えると探りにやってきたスポイラー(ステファニー)を罠にはめようとして、逆に警察に逮捕されてしまう。 留置所に現れ秘密をネットにばらまこうとするスポイラーに懸賞金をかけ暗殺者に殺させようとする。 その後、仲間や他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供される。 ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、ビッキーのもとを訪れたスポイラーを誘拐しようとするが失敗してしまう。 ファイヤーフライ(テッド・カーソン)、ロックアップ(マイク・ボルトン)、シグナルマン(フィリップ・カッブ)、ラットキャッチャー(オーティス・フラナガン)、プランクスター(オズワルド・ルーミス) クルーマスターに協力するB級ヴィランたち。ファイヤーフライは火炎放射器を操り、ロックアップは警備システムに詳しく、 シグナルマンは電子機器の扱いに長け、ラットキャッチャーはネズミを操り、プランクスターは電気系統に詳しい。 それぞれの持ち味を生かしてゴッサムのインフラにダメージを与える。 いつの間にか捕まりクルーマスターに合流し他のヴィランたちとともに何者かからバットマンの武器を提供される。 ヴィランたちの総攻撃が始まったころ、他のヴィランが『バットファミリー』と戦う中でパワーアップした装備でゴッサムを地獄絵図に変えていく。 キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) 特殊な皮膚病でワニのような外見を持つ犯罪者。ゴッサムの地下世界の守護者としても活躍している。 地下で起きた騒動に首を突っ込むバットマンとバードを当初は拒絶するが、互いに協力する必要があると判断し行動を共にする。 テンアイドマンの儀式の場に割り込み生贄にされかけたジェイドの救出に成功するが、 バードに警官殺しを追及されるジェイドをバットマンに任せその場から姿を消す。 その後は地下世界に流れ込んだ変化した『アーカム・アサイラム』の患者たちを処理し、ジェイドの行方を捜し始める。 彼女がボーンのクラブにいることを知り乱入しキャットウーマンの命を救うが、ジェイドが殺され意気消沈してしまう。 一度は逮捕されることも望むも港を拠点に働き始め、セリーナの誘いでべインに復讐した後に彼女のもとで働き始める。 ペンギン(オズワルド・コブルポット) 鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。ファルコーネとの協力をバットマンから疑われファルコーネの帰還を知り、 子飼いのヴィランたちと共に戦争を開始する。細かな衝突を繰り返すも店を爆破され追い詰められていく。 しかしバードからファルコーネの居場所を教えられ、自ら襲撃し逆転しかけるがバードに逮捕されてしまう。 その後は目立った動きを見せなかったがヴィランたちの総攻撃が始まったころ、何者かからの電話に応じ再び刑務所で暴動を起こしゴードンを狙う。 隙を突かれゴードンに押さえつけられ部下からも裏切られるが、いつの間にか逃げ出しキラークロックの手で脱走する。 べイン かつてバットマンを倒した力と知性を兼ね備え強化薬ヴェノムも使うヴィラン。 崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱出するために偶然アルフレッドを選び利用しようとするが、『アーカム』の『バットケイブ』のトラップで眠ってしまう。 その後、『アーカム』から脱走しスケアクロウたちとゴッサムを支配する計画を立てる。 ポイズン・アイビーと2人だけでバットマンから逃れようとするが、彼女に裏切られ突如現れたキラークロックに敗北する。 警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、 町外れの酒場の闇プロレスに特製のアーマーを着て参加しレッドフードと戦う。レッドフードを圧倒し外に出るも、 戦闘機で特攻を仕掛けてきたバットマンに敗北する。 ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー) 植物を操る力と人を操る毒を体に宿す女性。崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てる。 べインに協力を持ち掛けるも実はセリーナとつながっており、彼を裏切り1人ゴッサムから離れる。 スケアクロウ(ジョナサン・クレーン)、ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)、クレイフェイス(ベイジル・カルロ) 長年バットマンと戦ってきたヴィランたち。スケアクロウは恐怖ガスを駆使し、ミスター・フリーズは冷凍銃を操り、 クレイフェイスは泥のような体をして変身できる。スケアクロウは『アーカム・アサイラム』の異変に気付き逃げようとするが巻き込まれてしまう。 崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てるが、バットマンに防がれる。 警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、 スケアクロウはドローン使って恐怖ガスをまき散らせようとしてバットウィングと戦い、 ミスター・フリーズは空き家で冷凍睡眠中のノーラと氷の人形を使って普通の暮らしをしようとしてブルーバードと戦い、 クレイフェイスは役者を雇いバットマンとジョーカーの戦いを撮影しようとしてレッドロビンと戦闘になる。 ハッシュの協力で優位に立つも戻ってきたバットマンの援護もあって敗北する。 ジョーカーズ・ドーター(デュエラ・デント) 家族を殺し家出した異常者の少女。ジョーカーの顔の皮を身に着け彼の娘を名乗っている。 何者かの言葉をジョーカーの指示だと思い込み『アーカム・アサイラム』での異変に協力する。 ブラックファイアの最期を見届けアーカムの崩壊に巻き込まれるが、何者かに救われ体に爆弾をつけられる。 崩壊現場に現れたバットマンの前で爆発しようとするが偽物だったためあっさり敗北する。 その後、崩壊した『アーカム・アサイラム』から脱走しべインたちとゴッサムを支配する計画を立てるが、バットマンに防がれる。 警察に逮捕されるが何者かに解放され、他のヴィランたちとともにバットマンの武器を提供される。 バットマンがラーズのもとに向かったころ、バットマンの武器と取り寄せた品を使いゴッサムへの総攻撃を開始し、 かつてジョーカーがバットマンと戦った遊園地でバットガールと戦う。ハッシュの協力で優位に立つもさすがに敵わず敗北する。 リドラー(エドワード・ニグマ) なぞなぞをこよなく愛する犯罪者。『アーカム・アサイラム』の異変を前に脱走し、独房に暗号を書き残していた。 暗号を解き明かし雪山の隠れ家に現れたバットマンに、自分にも招待状が送られたが関わらなかったと語る。 その後もバットマンを挑発し続けるがなぞなぞを解かず強引に聞き出そうとしたため、自分もろとも雪崩に飲み込ませる。 しかしバットマンに助け出され捕まってしまう。 マッドハッター(ジャービス・テッチ) 不思議の国のアリスに異常な執着を見せる小男。洗脳を得意とする。ナノマシン騒動の犯人。 何者かの招待状と依頼を受け取り、バットマンを嫌いになるよう仕向ける装置を作っていた。 少し仕様を変えナノマシンに感染した人間が自分を好きになり命令を聞くようにしていた。 バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに活動を開始し、レッドロビンたちを操って見せたがブルーバードに敗北した。 ラーズ・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領で、不死を与える泉『ラザラス・ピット』に浸かることで長きにわたって生き続けている。 ダミアンの遺体をめぐる戦いで『ナンダ・パルバット』の渓谷に消えていた。 ゴッサムでの事件を解決し手掛かりを失ったバットマンがウェイン産業の解体のファイルを調べていると、彼が関与していることに気が付く。 パキスタンの基地に現れたバットマンにドクター・ダアクと死神男を差し向ける。 2人が敗れると自分は黒幕ではないと語り、様々な装置につながれた姿を見せ推理を外したバットマンを動揺させる。 ドクター・ダアク(エペネザー・ダーク) ラーズの部下の1人。一度ラーズを裏切り殺されるも復活し彼に忠誠を誓っている。ラーズを追い基地に現れたバットマンに、 様々な未来のバットマンを見せ動揺させようとするが失敗する。 死神男 ドクロのマスクをつけた不死身の怪人。血液がラーズの不死の助けになると思われ彼に協力している。 ドクター・ダアクの罠を突破したバットマンに襲い掛かるがあっさり敗北する。 プロフェッサー・マイロ(アキレス・マイロ) おかっぱヘアーが特徴的な薬品に長けた科学者。『アーカム・アサイラム』で働く一方ゴッサム・アカデミーで教鞭を執っている。 『アーカム』でジョーカーズ・ドーターやブラックファイアに患者を提供し異変に協力する。 実際は彼が異変の黒幕で何者かから招待状を受け取り、化学式と魔術を夢で見させられそれ実行していた。 バットマンから逃げようと空港に向かい薬でかく乱するも追いつかれるが、ミスター・バイゴーンの攻撃で倒れてしまう。 バットマンに救われコリガンの尋問を受け全てを話すが、暴走しかけたため殴られてしまう。 マキシー・ゼウス 自分をゼウス神の生まれ変わりと自称する異常者。ジョーカーズ・ドーターに捕まったバットウィングを攻撃するが取り逃す。 その後、完全にディーコン・ブラックファイアに操られた姿でバットウィングとコリガンの前に現れる。 ブラックファイアがスペクターに消されたため浄化され、崩壊した『アーカム・アサイラム』からコリガンとともに脱出し逮捕された。 ディーコン・ブラックファイア かつてバットマンを追い詰めたカルト教団の教祖。既に死亡しているが『アーカム・アサイラム』での異変の中でマキシー・ゼウスの体を乗っ取り復活する。 復活した影響で異様なパワーを身に着け患者たちを変化させていった。バットウィングとコリガンを患者たちを操り倒し、 患者たちをゴッサムの地下に解き放つ。その後コリガンとスペクターの力を利用し地獄への扉を開くも、スペクターの怒りを買い握りつぶされてしまう。 マグパイ(マーガレット・パイ) 窃盗癖の強い女泥棒。『アーカム・アサイラム』の患者だったがマイロの指示で彼の手伝いをしている。 『アーカム』の崩壊後に逮捕され『アーカム』の異変の黒幕を教える。 テンアイドマン(フィリップ・リードン) 指先でものを見る『アーカム・アサイラム』の患者。『アーカム』の異変に巻き込まれ変化してしまう。 ブラックファイアに解放されゴッサムの地下世界でさらなる異変をもたらす儀式を行おうとジェイドを生贄にしようとするが、 失敗し地下の崩壊に巻き込まれてしまう。その後、何とか生き延び逮捕され『アーカム』の異変の黒幕を教える。 ミスター・バイゴーン(マーティン・ウェア) 『アーカム・アサイラム』の異変に巻き込まれ変化してしまった患者。左腕をなくし霊のようなエネルギーを生み出す。 『アーカム』でコリガンに出会い攻撃するがパンチ一発で敗北する。その後、逃げようとするマイロのもとに現れ彼を殺そうとするがバットマンに敗れる。 ピッグ教授(ラズロ・バレンティン) 豚の仮面を付け豚のような吃音を発しながら意味不明な言動を繰り返すサイコパス。 子供たちに薬を使いドールトロンというピッグの指示を聞く人形に改造しようとしたが、バットマンとゴードンに防がれる。 その後、ラボを爆破された怒りから暴走しドールトロンと共に暴れまわるも、バットマンからファルコーネに利用されたと知る。 その復讐のためにキャットウーマンを捕まえたファルコーネの元に現れ隼人間に改造しようとするがバットマンに防がれる。 ロードランナー(ビクスビー・ローズ) 高級車をカスタマイズして売るディーラーでチタニウム合金製の義足をつけている。ファルコーネに協力しておりバットマンの足止めのために ピッグ教授のラボを爆破する。その後、ピッグに店を爆破されてしまうが命は助かった。 タイガーシャーク 密輸業者で冷酷な殺し屋の海賊。鼻まで隠す赤いマスクをつけ身に着けているものは絶滅危惧種の生物から作られたものばかり。 ファルコーネの協力者の1人でペンギンの店の爆破工作を担当する。ファルコーネがゴッサムを去るとユキヒョウを狙いキャットウーマンと因縁を持つ。 ボーンのクラブで彼女が殺される様を見物しようとするが、乱入したキラークロックの攻撃を受け重傷を負う。 アーキテクト(ザッカリー・ゲート) ゴッサムの基礎を作ったゲート兄弟の子孫。兄弟の使っていた潜水服を改造したスチームパンク風のスーツに身を包む爆破犯。 当初は『アーカム・アサイラム』に入院していたが回復し『ブラックゲート刑務所』に収監されていた。 ハッシュの指示を受けたバードの手で釈放され、秘かに自身が設計に関わっていた信号塔を振動装置にしてゴッサムを崩壊させようとする。 バットマンに防がれ完全な崩壊にはならなかったもののゴッサムに大きなダメージを与え姿を消す。 ドクター・フォスフォラス(アレクサンダー・サートリアス) 事故で自然発火する肉体となった科学者。発火を抑えられ『アーカム・アサイラム』に収監されていたがブラックファイアの影響を受け再び能力が覚醒した。 その後、『アーカム』を脱走し何者かの命令で燃料を積んだトラックで待機し、ピッグ教授のラボの近くで爆発させバットマンを足止めした。 ジェントルマン・ゴースト(ジェイムズ・クラドック) シルクハットにモノクロをつけた幽霊ヴィラン。ファルコーネの武器を探るバットウィングを攻撃するが、バットマンの『Nthメタル』に敗北し姿を消す。 シェン・ファン 香港のギャング。香港に現れたファルコーネと抗争を繰り返し劣勢となっていたが、ファルコーネが去ったことで香港を支配した。 香港で何があったかを探りに来たバットマンの襲撃を受け、実際はファルコーネに利益の6割を納める代わりに勝ちを譲られただけだと語った。 スコーピアナ(トリステッサ・デリシア) 犯罪者の集うクラブ『ブラックグローブ』の女暗殺者でサソリのような鎧を身に着け青サソリと呼ぶ小型ロボットを使う。 『ブラックグローブ』に借金のあるドミンゲスの命を狙うもバットガールに防がれ、ライバルのエル・ガウチョに捕まってしまう。 ジェームズ・ゴードン・ジュニア バーバラの弟でサイコパスの犯罪者。特殊部隊『スーサイド・スクワッド』に所属していたが、父が捕まったことを知り『ブラックゲート刑務所』を訪れる。 彼を言葉巧みに揺さぶり脱走させようとするが失敗する。 ドクター・ファルサリオ ヴィランの道具の模造品を作り利用しているブラジルの犯罪者。ヒーローの人形を作る玩具工場で子供たち違法労働させている。 模造品を使うことでゴードンに事故を引き起こさせた人物でバットガールたちの襲撃を受ける。 バットガールを洗脳することで高みの見物を決め込むも、バットウーマンを洗脳できずスケアクロウの恐怖ガスの模造品でパニックになり逃走する。 正気を取り戻したバットガールに追いつめられるも何者かに中華刀で殺された。 ボーン(ルイス・フェリーメン) 『フェリーメン・ファミリー』のボスで骨のような肌をしている。キャットウーマンの恩人ローラを殺害し、彼女に痛めつけられた過去を持つ。 同じくキャットウーマンに恨みを持つドラゴス・イバネスクに協力を持ち掛けられ彼女を罠にはめ捕まえる。 自分のクラブで彼女を殺そうとするがキラークロックの乱入で失敗し、彼女に足を折られさらにバットマンが登場し倒される。 エドゥアルド・フラミンゴ 脳を切り刻まれ人間性をなくした暗殺者。別名フェイスイーター(顔喰らい)と呼ばれその名の通り人の顔を剥いで食べてしまう。 スポイラーの命を狙うもネットを利用した彼女の策略でバットマンと鉢合わせし敗北、ハッシュの位置を探るための囮にされてしまう。 ミスター・ザーズ(ビクター・ザーズ) ナイフで人を殺し、殺しただけ自分の体に傷をつけるシリアルキラー。『アーカム・アサイラム』の崩壊で脱走するがバットマンにすぐに捕まる。 キルショット(デレク) 特殊なスーツに身を包んだ殺し屋にして傭兵。スポイラーの母クリスタルに雇われ彼女を確保する。 ≪警察≫ ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警本部長でバットマンの協力者。ピッグ教授の部下を追い詰めた際の威嚇射撃が大事故を引き起こしてしまい、 『ブラックゲート刑務所』に収監されてしまう。本人は部下が銃を持っていて後ろには機械はなかったと主張していたが、 監視カメラには映っておらず薬物の使用の痕も見られなかった。裁判が始まったその夜に息子ジェームズ・ジュニアの訪問を受け脱走を唆されるが、 待っていたバットマンに諦めの思いを述べ彼からペンギンとファルコーネが収監される『ブラックゲート』の秩序を任される。 実際に暴動が発生すると所長に開放されその場の道具と拳で事態を収拾していく。ピンチになるも同房で正体を現したレオに命を救われる。 その後、警官たちの信頼を失ったバードの相談を受け自分を出すように求める。 ヴィランたちの総攻撃が始まったころに、再び暴動が発生し自分を狙ったペンギンを捕まえるが取り逃がす。 そして遅れてやって来たバードに本部長に復帰するよう求められ職務に復帰する。 ジェイソン・バード デトロイトから転任にしてきたゴードンから認められた有能な警官。着任早々ゴードンを逮捕する役割を任されてしまう。 彼の無実を信じフォーブスの命令を無視して、警官として誠実に活動しビッキーの質問に答えバットマンの命を救うなどして信頼を得ていく。 ゴードンの裁判が進む中、ハービーやビッキーと協力しファルコーネの部下を逮捕することに成功しフォーブスの鼻を明かす。 その後、ハディ市長を脅しファルコーネの居場所をつかみペンギンに流すことで両者を同時に逮捕し漁夫の利を得る。 その際に無意味な犠牲を出したことでバットマンから警告されるが、ゴッサムの地下で起きた事件を解決しバットマンから再評価を得る。 数々の活躍から新本部長に就任しビッキーとは恋人関係になりゴードンの無実を証明する証拠を得るが、 ハッシュの指示でアーキテクトを釈放しゴードンの証拠を握りつぶすなど怪しげな行動を見せ始める。 アーキテクトの地震をきっかけに様々な事件を収拾させるためビッキーの協力を得て市長に戒厳令を認めさせるが、 ゴードンの証拠を握りつぶしたことでバットガールから強引な尋問を受け右足を負傷してしまう。 『アーカム・アサイラム』が崩壊したころにハッシュからゴッサム中のバットマンの武器庫の情報を受け取り、ブルースの資産を凍結させる。 そしてルシアスに命令しバットマンの乗る『バットモービル』を強制操作し彼を殺そうとするが失敗し、 強引なやり方を見て失望した警官たちから信頼を失ってしまう。 実はデトロイトにいたころ相棒の女性警官をバットマンのコスプレをした自警団員が原因で失っており、 その遠因となったバットマンとゴードンを恨んでいたところをハッシュに協力を持ち掛けられていた。 過去をビッキーとバットマンに知られ追い詰められるが、ゴッサムには本部長が必要としてそのままにされる。 その後、考えを変えゴッサムに尽くそうとしてハービーたちの信頼を取り戻そうとするが無視される。 ゴッサムでヴィランたちの総攻撃が始まる中逃げ出そうとするハディにゴードンの釈放を認めさせ、暴動の発生した刑務所に向かいゴードンを助け出す。 ジム・コリガン 復讐の精霊スペクターをその身に宿す刑事。『アーカム・アサイラム』の異変を察知し捜査に向かう前にブルースに警告する。 その後、バットウィングと合流し彼に防御魔法をかけ『アーカム』に向かう。 『アーカム』の中で異変を実感し変化した患者の襲撃を受け、スペクターが出てこないままバットウィングと引き離されてしまう。 ミスター・バイゴーンを倒しバットウィングと合流するも、ブラックファイアに操られたマキシー・ゼウスと 変化した患者たちの襲撃を受け水底に引きずり込まれてしまう。その後、ブラックファイアにスペクターの力を利用されかけるが スペクターが真の力を発揮しブラックファイアを倒す。しかし『アーカム』の崩壊に巻き込まれ姿を消してしまう。 その後、何とか『アーカム』からマキシー・ゼウスとともに脱出し彼を警察に引き渡し、マイロの尋問を担当する。 ジャック・フォーブス ゴードンの部下。悪徳警官でゴードンやバットマンの活躍を苦々しく思っている。ファルコーネの権力で新本部長に就任し、 ギャングやヴィランよりバットマン逮捕を優先する方向性を打ち出す。しかし成果は上がらずバードに逮捕された。 ハービー・ブロック、マギー・ソーヤー ゴードンの部下たち。マギーはゴードンが逮捕され次期本部長と目されていたが市長の横やりでフォーブスに奪われてしまう。 それでもやさぐれることなくゴードンの無実を信じ警官として正しい行動を続けバットマンやバードのサポートをする。 バードが本性を現してからは彼と距離を置き始める。 ≪その他≫ スポイラー(ステファニー・ブラウン) クルーマスターの娘で普通の学生。父の家に忘れ物を取りに行ったところヴィランの会議に遭遇してしまう。 父に殺されかけるが何とか逃げ出し母の助けを借りようとするが、彼女も父とつながっており命を狙われる。 何とか生き残ると図書館を拠点にしながらクルーマスタの情報を流すブログを書き始めるが、効果は出ず周囲の人間が狙われてしまう。 この一件をきっかけに文字だけでは無理だと悟り紫色のコスチュームに身を包み自ら動き出す。 父と何者かの会合を撮影し終えると父の襲撃を受けるが、逃げ延び罠にはめ彼を警察に逮捕させる。 留置所に侵入し彼の目の前で秘密をネットにばらそうとするが、懸賞金をかけられ命を狙われるようになってしまう。 フラミンゴやハッシュの襲撃をバットマンの助けを借りて脱するも、彼と距離を置き続ける。 その後、母に保護されゴッサムを出ようとするが、セリーナに誘拐されてしまう。 彼女から秘密を教えるよう言われ拒否するが、父やバットマンへの思いを言い当てられる。 その直後バットマンとブルーバードが現れ引き渡され、ブルーバードの家で保護され彼女に父と話していたのがブルースだったと教える。 この事実を聞き入れてもらえなかったため、逃げ出し真実に近づきつつあるビッキーに伝えようとするがクルーマスターに捕まりかけ逃げ延びる。 ビッキー・ベイル ゴッサム・ガゼットのジャーナリスト。ゴードンの事故を不審に思い調査を開始する。ナロウズ地区でファルコーネについて聞き込みをしていると、 暴漢に襲われかけハーパーに救われその暴漢から得た情報でギャングの抗争についての記事を書く。 その後バードに警察の現状についての取材を重ね徐々に彼を信頼していき、彼の作戦にも協力し恋人のような関係になる。 しかしバードの過去に興味を持ちデトロイトを訪れ彼の過去を知り落胆、記事にもせず付き合いを清算する。 その後はショックを受け力を出せずにいたが、ウォーレンのアドバイスで目覚め様々な事件の裏を探り始めるも偽警官の襲撃を受けてしまう。 何とかピンチを脱し取材を続けているとスポイラーが現れる。彼女の言葉を無視していたが目の前で彼女がさらわれたのを見て考えを改める。 レオ/レックス・カラブレーゼ ゴードンの同房となったぼさぼさの髪に口ひげを蓄えた老人。ゴードンを気にかけ何度か話しかける。 刑務所内で暴動が起きるとひげをそり髪を整え牙の入れ歯をつけゴードンのピンチを救う。 その正体はファルコーネより前にゴッサムを牛耳っていた大物ギャングで別名ライオン。 娘を不幸な立場に追い込んだ過去を持ちゴードンを同じ立場にしないため、正体を現し彼の命を救った。 その後、以前から親しかったジェイドに頼み娘のキャットウーマンを呼び寄せ、彼女に自分の後を継がせようとするが失敗してしまう。 しかしジェイドの死に責任を感じたセリーナが現れると、彼女に自分のファミリーを与える。 しばらくたってセリーナから謎の積み荷の調査を任され、ヴィランたちがそれぞれ必要な道具を手に入れたことを知る。 ジェイド・マッキレン ゴッサムのホームレスの少女。テンアイドマンに捕まり生贄にされかけるもバットマンやキラークロックに救われる。 その後キャットウーマンのもとを訪れレオのもとに案内し、キャットウーマンにレスリーのもとに預けられる。 実は『イバネスク・ファミリー』と『マッキレン・ファミリー』の血を引いておりドラゴス・イバネスクに引き取られる。 そしてキャットウーマンに恨みを持つドラゴスに脅され彼女を捕まえる手助けをしてしまう。 目の前で彼女を殺されかけるが自分を捜しにやってきたキラークロックに救われる。 キャットウーマンを助けるが彼女を狙うドラゴスの銃弾が当たり命を落としてしまう。 カレン・ロウ ナロウズ地区出身の学生でハーパーの弟。ナノマシンに感染してしまい倒れてしまう。 バットマンがリドラーを捕まえに向かったころに、他の感染者とともに操られ巨大な装置作りを命令されるが、 ブルーバードを名乗ったハーパーの活躍で正気を取り戻す。その後は家にやってきたステファニーを見張っていたが逃げられてしまう。 セバスチャン・ハディ ゴッサムの市長で悪い噂も多い。ゼロイヤーの頃から様々な事件を乗り越え長きにわたってその座を保っている。 ファルコーネとつながりがあり彼の命令でフォーブスを新本部長に据える便宜を図る。しかしバードに不正の証拠をつかまれあっさり手を切る。 この一件をきっかけにバードの操り人形のようになり、彼に都合のいいように扱われてしまう。 ヴィランたちのゴッサムへの総攻撃が始まると逃げ出そうとするが、バードにゴードンの釈放を認めるよう脅され応じる。 ルシアス・フォックス ウェイン・エンタープライズのCEO。バットマンの武器庫がゴッサム中にあったことを知らされておらず、大きな被害を出したブルースを糾弾する。 その後ウェイン社を守ろうとするが責任を取らされ、ウェイン社は売却されウェイン家の資産も差し押さえられてしまう。 バードによるバットマン攻撃作戦にも参加させられ、バットマンを殺しかけてしまう。 レスリー・トンプキンス ゴッサムの貧困街の開業医。両親を殺された直後のブルースの支えとなった人物で彼がバットマンであることを知っている。 セリーナにジェイドを預けられる。ジェイドが『イバネスク・ファミリー』の血を継いでいたため彼女を預けるが、 キラークロックにジェイドの居場所を尋ねられる。 ウォーレン・スペイシー ゴッサム・ガゼットのベテラン記者。犯罪欄担当。ビッキーにアドバイスを送り真実を突き止めるよう後押しする。 バードのことで目を曇らせていたビッキーを叱咤し、ともに真実を突き止めようとするが偽警官に撃たれてしまう。 ジョーイ・デイ ゴッサム・ガゼットのインターン。若干軽いが真面目で人当たりのいい性格。ビッキーの取材に同行する。 アガサ・ゾルバトス 『ブラックゲート刑務所』の所長。髪にメッシュがある眼帯の女性。刑務所にやって来たゴードンを出迎える。 刑務所内で暴動が発生すると救い出せたマーカスと職員のクロッカーとともにゴードンのもとを訪れ、彼を解放し事態の収拾を任せる。 セルゲイ・アレクサンドロフ 元ソ連の天才科学者でブルースの師匠。機械の義手を持つサルのアレックスをペットにしている。現在は日本を拠点にしている。 ナロウズ地区で発生したナノマシン騒動に関与していると疑われレッドロビンとハーパーの訪問を受ける。 ナノマシンが自分の古い作品であることとハーパーの才能をレッドロビンに伝えゴッサムに送り出す。 ゴンゾーロ・ドミンゲス ブラジルの人気俳優。スコーピアナに命を狙われるもバットガールに救われる。地下鉄事故の際に現場にいた理由を聞かれると、 犯罪者の集うクラブ『ブラックグローブ』に借金がありその借りを返すため顔を貸したと語った。 サイモン・エックス 『アーカム・アサイラム』の職員。『アーカム』の異変に巻き込まれ変化してしまい、エネルギーの分身を生み出せるようになった。 倒れていたところをバットウィングに発見され攻撃してしまうがコリガンに気絶させられた。 その後、『アーカム』の外に出て現代美術館で暴れていたがバットマンに敗北した。 マーカス・ロウ ハーパー・カレン姉弟のろくでなしの父。バットマンに捕まって『ブラックゲート刑務所』に収監中。 金のためにペンギンの一味に情報を流した結果、暴動を引き起こしてしまいゾルバトスに救われた。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23751.html
登録日:2011/01/08 (土) 19 32 37 更新日:2024/08/29 Thu 23 37 50NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス アメコミ ゴッサムシティ ジャック・ニコルソン ジョーカー ダニー・エルフマン ティム・バートン バットウィング バットマン バットモービル マイケル・キートン ワーナー・ブラザース 元祖 原作と違って殺っちゃってます 映画 賛否両論 農協牛乳 月夜に悪魔と踊ったことがあるか? 『バットマン(BATMAN)』は1989年に公開された米映画。 コミックヒーロー「バットマン」に題材を求めた映画シリーズ第1弾で、実写作品としては1969年のTVドラマシリーズ以来の登場となる。 監督はアニメーター出身で『ビートルジュース』の成功により評価を獲得していた奇才ティム・バートンが務めており、名声を得た現在でも代表作の一つとして挙げられている。 1992年に本作の続編である『バットマン リターンズ』が公開された。 フランク・ミラーが86年に発表した傑作コミック『バットマン ダークナイト・リターンズ』の起こしたムーヴメントに連なる作品であり、同作登場以降のシリアスな作風(『ウォッチメン』の登場や『X-MEN』のヒットもこの頃)へと移行しつつあったコミック業界の流れに合わせた、ダークでシリアスな世界観ながらも所々にバートンらしいユーモアやブラックジョークを込めた内容となっており、賛否はあるもののティム・バートンの示した世界を受け入れられた人間からの評価は高い。 【物語】 200年祭を目前に控えた犯罪都市ゴッサムシティ…。 …そんなゴッサムの暗黒街では都市伝説めいた「蝙蝠男」の噂が持ち切りだった。 …そんな中、街を支配するカール・グリソム率いるギャング組織のNo.2ジャック・ネーピアは、グリソムの愛人のアリシアを寝取った事でグリソムに罠にハメられるも復活…「ジョーカー」を名乗り、街に更なる混乱を呼び込むのだった。 遂にその姿を表わした蝙蝠男=バットマンはジョーカーに敢然と立ち向かう。 …そして、200年祭を舞台に遂に激突した両者だが…二人には当人達も忘れていた古い因縁があった。 ※この設定は監督のティム・バートンのアイディアによる本作独自の物だが、その他の描写は原作に準拠する。 【主要登場人物】 ブルース・ウェイン 謎の大富豪。 意図的に過去が抹消された形跡がある。 果たして、その正体は…。 後に「飛べない豚はただの豚だ」と吹き替えたり、同時代の別のヒーロー映画のリメイクで悪役やったり、 別のアメコミ会社原作の世界で空を飛ぶヴィランになったり、本作を演じた過去をメタ的に取り入れた人間ドラマで好評を博すのは別の話。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家の執事。 浮世離れした主に対して、至って人当たりが良い。 ヴィッキー・ベール 女性カメラマン。 目の覚める様な美貌の持ち主にもかかわらず、最前線に赴き撮影をする等、肝が据わっている。 蝙蝠男をスクープするべくゴッサムにやって来た。 ブルースに惹かれ、彼の過去を追うが…。 劇中事あるごとに悲鳴ばかりあげている、巻き込まれヒロインという印象が強い人。 キャーキャー言う金切り声が耳に残った視聴者も多いのではなかろうか。 気絶したバットマンを取り囲む悪党達に対しカメラのフラッシュで気を逸らす、ジョーカーに魅了された フリをしてバットマンが奇襲する隙を作るなど、活躍の場が無いわけではないが。 アレクサンダー・ノックス ゴッサムタイムズの記者。 三枚目調で、慇懃無礼な口を利く為に煙たがられているが、実際はなかなかに有能な人物。 蝙蝠男を追っており、初めての同志であるヴィッキーに好意を寄せる。 ジム・ゴードン ゴッサム市警本部長。 吹き替えでは警視総監と訳されている。 市警のお偉いさん…本シリーズではそれだけ。 ジャック逮捕時には現場で陣頭指揮を執ったこともある。 ハービー・デント ゴッサムの新地方検事。 グリソムの逮捕を公約に掲げる。 …特にコインに纏わる演出はされていない。 ボルグ市長 200年祭を開くぞ!! …そんだけ。 ジャック・ネーピア グリソムの片腕で、組織のNo.2。15歳の時に重傷害罪で逮捕されるなど複数の逮捕歴がある。 キレ物(2重の意味で)だが、それ故に疎まれ危険視もされている。 グリソムから罠にハメられ、死亡したと思われていたが…。 実は幼少期のブルースの目の前で彼の両親を殺害した張本人。 彼の運命が狂い始めたのはアリシアを寝取ってからなのか、あるいは本人も忘れていた殺人の時からなのか……。 ボブ・ザ・グーン ジャックの右腕。 見た目に反し、かなりの腕訊き。 エクハート警部補 市警の刑事で、グリソムの犬。 ジャックを罠にハメる。 アリシア グリソムの愛人。 …だが、ジャックとも関係を持つ退廃的な美女。 途中で悲劇的な最期を遂げる。 カール・グリソム ギャング組織のボス。 裏では企業とも癒着しているゴッサムを恐怖で支配する帝王だが、嫉妬からジャックを罠にハメた事が自らの命を縮めてしまう事になった。 強盗犯二人組 プロローグに登場。ゴッサムにやってきて右も左もわからない親子連れを襲い、金品を強奪した。 粗暴な男と気弱な男の二人だが、後者は「子供の目の前で襲うなんて…」と悪党になりきれない様子。 金品の勘定をしている所に現れたバットマンを迎撃し逃亡を図るも、バットマンの異様さに気圧され立ち竦んでしまい、 直後叩きのめされた。(この時蹴りを食らい建物のドアに突っ込まされたのは親子連れに直接手出しはしなかった気弱な男の方。) バットマンは犯行の一部始終を見ており状況を把握しているはずだが… 制裁されるに罪の大小は関係ないということか。 ワイヤー付きバットラングで拘束され、首根っこを掴まれ転落死寸前の粗暴な男。命乞いに対し 「見逃そう。ただし条件がある、私の存在を街中に知らせるんだ」と告げ男を解放するバットマン。 ア、アンタは一体!? I'm Batman 後のシーンではエクハート達が現場検証を行っている側、放心状態の粗暴な男が「コウモリが… コウモリが… 」と うわごと言いながら救急車に運ばれていく様子が描かれている。十中八九アーカム送りであろう。 【登場キャラクター】 バットマン ブルースが後述のバットスーツを纏い変身した姿。 劇中ジョーカーの部下達を一方的に蹴散らす強さを見せる一方、プロローグでは強盗犯の銃撃であっけなく倒れ伏す、 ヴィッキーとの逃亡シーンでは、高所からの墜落で体勢を崩した所に後頭部を殴られ気絶する(間髪入れず銃撃を胸板にブチ込まれ、何気に絶体絶命の危機) など、普段の強靭さからギャップを感じさせる描写も。 これは「決して超人などではなく、バットマンも所詮ただの人間でしかない」ことの表現であると思われる。 終盤ヴィッキーを救うため、塔の階段を負傷した体で懸命に登る姿には、様々な "重み" を感じさせられる。 戦う理由は他作品と同様だが、バートン版の狂気を内包した姿は本シリーズ独自の物と言われ、本作と『リターンズ』では敵を割と容赦なく殺す。 ジョーカー ジャックが化学工場の廃液に落とされ髪の毛が緑色に変色し皮膚組織が漂白された上に、整形手術の失敗で顔の神経が破壊され狂った笑顔が張り付いた姿。名称はその姿を皮肉(ジョーク)にした物。 狂気に陥った事で元々の頭のキレと破壊衝動が増強され、元ボスのグリソムをはじめギャングの大物たちを次々血祭りに挙げ、ゴッサムの暗黒街を瞬く間に牛耳った。 しかしそれでもまだ満足せず、スマイレックスなどの毒物を街にバラまき、ゴッサムを死のジョークに陥れようとする。 本作に限っての設定ではあるものの、ジャックがブルースをバットマンに変え、今度はバットマンがジャックをジョーカーに変えたのだから、何とも皮肉としか言いようのない関係である。 変貌後も超常の力などは持たないただの人間のはずで、深手を負い満身創痍のバットマン相手にさえ手も足も出ないほど貧弱だが、 バットウィングのロックオン射撃が何故か全弾外れ反撃にも成功、バットマンに塔上で殴り飛ばされ あわや転落死と思いきや逆にバットマンとヴィッキーを窮地に追い込むなど、主に終盤においてジョーカー補正とも呼べそうなものを発揮させる。 ジョーカーの部下達 ジョーカーに付き従う者達。かなりの人数を誇り、元々ジャックの部下だった者の他そのカリスマ性に惹かれ加わった者達も多くいると思われる。 ジョーカーの紫色のスーツに合わせ全員が紫ジャンパーを着ており、サングラスをしている者も多い。 ボブ以外の構成員は全員名無し。美術館襲撃シーンではジョーカーとともに悪戯小僧めいた行いに興じており、ノリの良い構成員が多いようだ。 ジョーカーへの忠誠心はかなりのものだが所詮は頭数だけの雑魚であり、バットマンとの格闘戦では言わずもがな、 機関銃で武装した部隊もバットモービル&バットウィングの前にあえなく爆殺&銃殺。マチェット二刀流で剣舞を披露したり、曲芸めいた アクロバティックな動きで奇襲をかける変わり種達もいるが、例外なく一蹴されている。 ただし終盤立ち塞がるマッチョ黒人だけは実質ラスボスと言える強さで、手負いとはいえバットマンの直接攻撃を跳ね除け、 得意とする高所からの奇襲も返り討ちにし、逆にバットマンをフルボッコにしてしまうなど異様な存在感を発揮していた。 【メカニック】 バットスーツ 所謂全身タイツとは違うボディスーツが採用された最初の作品。黒い色に黄色い楕円に蝙蝠をあしらったマークは70年代のリニューアル後のコミックに由来するデザイン。 防弾防刃で筋肉がイメージされたボディスーツは、機動性に難ありだが拳銃の銃撃に耐える防御力を誇る(衝撃までは殺せない)。 セットで装備する籠手状のグローブとマントも同じく防弾防刃性能あり。 バットウィング墜落から生還した際も、負傷は免れなかったがスーツ自体は軽微の損傷で済んでおり、頑丈であるのがうかがえる。 終盤ジョーカーと直接対峙するシーンでは、キレたジョーカーの渾身の腹パンがもちろん通用しなかった。腹パンした側の拳が砕け悶絶するという珍しい流れである。 マントは他にパラシュートの役割を果たし、短距離であれば滑空が可能。 実際の衣装としては重量と動き辛さがかなりのものであり、演じたマイケル・キートン氏とスタントマンともに、 スーツを着たシーンの撮影には苦労したそうである。 バットラング(バッタラン) 蝙蝠型の手裏剣で、原作でもお馴染みの武器。 ワイヤーを付属させ標的を引き寄せることもできる。 スピアガン ワイヤー付きの鏃を飛ばす装備。武器にも命綱にもなる便利な道具。 正式な名前は出て来ないが、次作以降にも引き継がれた装備。 バットモービル バットモービルとしては恐らくは最も有名だと思われる、漆黒の車体。未来的な洗練されたデザインながら、クラシカルな意匠を持つ。 内蔵された二丁の機銃でシャッターを破って侵入し、鉄球のような爆弾を転がしてスマイレックス工場を大爆破した。ちなみにこれで敵が9人爆死。 通常時でもかなりの頑丈さを誇るが、シールド形態になると走行できなくなる代わりにさらに堅牢になる。 バットマンの持つハンドマイクによって、上記の形態変化や自動操縦等の遠隔操作が可能。 マイケル・ジャクソン氏が購入希望を出した事がある。 バットウィング バットマンのマークを模した一人乗りの小型戦闘機。 垂直離陸が可能等、高い性能を誇る。 ミサイルでジョーカーのフロートを破壊。ちなみにこれで敵が6人爆死。 また機首に内蔵されたハサミで毒ガス満載のバルーンを回収し、空の彼方へと飛ばした。 スマイレックス 化学に長けるジョーカーが街中の化粧品にバラ撒いた、神経に作用し「Go with a Smile(笑顔で逝け)」出来る毒物。名前の通り摂取した人間は笑い続けながらそのまま死亡する。 さらに死後もその顔には「(ジョーカー曰く)葬儀屋さんもビックリ」な引き攣った笑みが貼り付いたままになるという、非常に悪趣味な代物。 終盤に撒いた緑色の毒ガス(笑気ガス)にも含まれていたと思われる。 なおバットマンに毒の成分や組み合わせが解析されるまでは市民は化粧品が使えなくなり、結果ニュースキャスター達もすっぴん・髪もボサボサのままテレビに出ていた。芸コマ。 ロングピストル ジョーカーが懐から取り出した長大な砲身の拳銃。バットウィングを一撃で撃墜し、バットマンに重傷を負わせることに成功した。 確かに砲身の長さ=威力ではあるが長過ぎ。砲身は伸縮自在で一応普通の拳銃としても使用可能。 コサージュ ジョーカーが胸に飾っている花。溶解液を発射する水鉄砲になっている。 ヴィッキーと初対面の際、アリシアの焼け爛れた顔を「芸術作品」と称し披露しているが、 これの試し撃ちの的にしたものと思われる。 感電装置 ギャングの一人であるロッテリ処刑時に使用。 ジョーカーの掌に仕込まれ、うっかり握手したロッテリを「身も心もホットな握手(物理)」で黒焦げにしてしまった。 【余談】 本作で示されたゴッサムシティのデザインはアカデミー美術賞を獲得した他、クリストファー・ノーラン版のバットマンが登場するまで、シリーズのイメージを支配する事となった。 音楽を担当したのは『オインゴ・ボインゴ』のダニー・エルフマンで、彼がミュージシャンよりも映画の作曲者として知られるようになった最初の作品と言える。 特に映画開始時から流れる「バットマンのテーマ」は彼の代表作として挙げられる。 その曲をバックにワーナーブラザーズのマークが夜空へと変わり、カメラがバットマンのエムブレムを克明に映し出す演出には大きな高揚感を得られるはず。 ちなみに彼曰く、この映画の音楽は飛行機の中で思いついたのだという。 しかしその場で録音するわけにもいかないので、曲のアイデアが思い浮かぶたびに頻繁にトイレに出入りして録音作業をしていたので、客室乗務員から怪しい人と疑われたらしい。(*1) ダニー・エルフマンの音楽は、喧嘩別れしていたと言われる一時期を除き、ティム・バートン作品の定番となっている。 また、映画主題歌を歌ったプリンスによるサントラ(アルバム)が存在する。こちらに収録されている「Batdance」の歌詞が空耳で「農協牛乳」に聞こえるといえばおわかり頂けるだろう。 ヴィッキー・ベールが赴いていた戦場コルト・マルティーズの地名は『バットマン ダークナイト・リターンズ』が元ネタ。 尚、後に同作を手掛けたフランク・ミラーは15年後の続編『バットマン ダークナイト・ストライクス・アゲイン』にもヴィッキー・ベールの名前を登場させている。 クライマックス、ジョーカーが10分後にゴッサムシティ教会にヘリをよこすように言う場面があるが、この後実際に映像内でヘリが来るまで10分かかってる。 つまり、リアルタイム進行となっているのである。 原作のイメージとは全く違うコメディアン出身のマイケル・キートンが主演する事に対し、原作の熱烈なファンからリコール依頼が出されたが映画の公開後はそうした声は収まった。 バートンの示したバットマンとジョーカーの狂気が交錯する、ダークな世界観にキートンの鋭い視線がハマった為である。 彼曰く、「アメリカンマッチョな俳優がコウモリスーツを着る方が滑稽さ」とのこと。 本作でも示されているバートンの「異形への愛情」は次作で一つの頂点を迎える事になる。 ジョーカー役のジャック・ニコルソンがオファーを受けた際、製作費の半分に当たる額をギャラとして提示したという逸話は有名。 当初はその大言に原作ファンから非難の声が上がったが、いざ公開された後は一転、アメコミ史上最恐のキ〇ガイに相応しい凄まじい怪演に「太っている以外は完全にジョーカー」と絶賛されるに至った。 ニコルソン自身もジョーカー役にはかなりの思い入れがあったようで、後の『ダークナイト』で自分ではなくヒース・レジャーがジョーカー役に起用された事はかなり不服だったそうな。 バットマン役の候補には、後の5代目ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンも挙がっていた。 しかし、それまでのタイツ姿のバットマンのイメージが強すぎたのか、バートンに「ズボンの上にパンツを穿く意味が分からない」と言って辞退してしまったのだという。(*2) 後に彼は『マーズ・アタック!』にてバートン作品への出演は叶ったものの、その役柄は…… 初めて超大作映画の監督という大役を担うことになり、かつてないプレッシャーを背負っていたバートン。 そんな彼に対しニコルソンはとても寛大な心で支え続けていたそうで、バートンは 「大作映画に不慣れな僕のリテイクにも辛抱強くつきあってくれたし、現場の雰囲気を良くしようと手助けしてくれたんだ。"撮りたいものを撮るまで妥協するな、自分の世界を掴むまで突き進め!"って励ましてくれて、とっても良い人だった!」 と振り返っている。 本作公開後、これまでのタイツとは違う、バットマンのボディスーツの様なデザインはコミックに逆輸入された。 同作のコミカライズではジョーカーが終盤にバラ撒く1ドル札の顔が自分の顔になっている。 …映画では割愛されたボツ設定と思われる。 ソフト版でジョーカーの声を吹き替えているのはキャラクターに共通点が多い(?)デーモン小暮閣下。 聖飢魔IIは「ジョーカー〜非力河童人間」と云う楽曲も提供してくれているが、特にバットマンに関係した楽曲では無い。 …なかなかの名曲だと思う。 【主要キャスト】 声はDVD版 ブルース・ウェイン/バットマン マイケル・キートン(渡辺裕之) ヴィッキー・ベール キム・ベイシンガー(宮崎ますみ) ジャック・ネーピア/ジョーカー ジャック・ニコルソン(デーモン小暮閣下) アルフレッド・ペニーワース マイケル・ガフ(松岡文雄) アレクサンダー・ノックス ロバート・ウール(大塚芳忠) ジェームズ・ゴードン パット・ヒングル(大木民夫) ハービー・デント ビリー・ディー・ウィリアムズ(筈見純) カール・グリソム ジャック・バランス(阪脩) バートンの次回作は、子供の頃からずっと自らの空想の中にいた両手がハサミの怪人の物語であった。 そしてこの作品で彼は、最大の相棒の一人と出会うことになる。 追記、修正は終わったのか〜? じゃあGo with a Smile(笑顔で逝け)!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名作だけど、閣下の吹き替えは全然合ってなかった -- 名無しさん (2015-01-05 11 02 36) バートン版の吹き替え微妙なんだよね、特に主役級のバッツとジョーカーが。 -- 名無しさん (2015-03-16 09 33 47) ガラスを割って降ってくるシーン素敵 -- 名無しさん (2016-03-23 16 38 39) マイケル・キートンがのちにスパイダーマンでヴィランを演じてたな -- 名無しさん (2017-07-29 02 39 05) 俺がTVで見た時はジョーカーの吹き替えは内海御大だった -- 名無しさん (2017-07-29 03 04 35) テレ朝版の吹き替えがキャスト・翻訳的に一番いいと思うけどソフト化はされてないんだよな。 -- 名無しさん (2017-09-07 15 59 27) ジョーカーがバットマンを生み出し、バットマンがジョーカーを生み出した、なんという因果関係が唸るねぇ。 -- 名無しさん (2019-10-18 19 54 29) ジョーカーサイドの描写はガッツリあるがバットマンのオリジンは必要最低限しか描写しないから逆にヒーローとして映えるんだよな。ダークナイトがその逆でジョーカーのオリジンをボカす事で底知れぬ悪として描かれていた。 -- 名無しさん (2019-10-21 02 50 46) 生きてると永遠に粘着してくるんでジョーカーへの対処法はキートン式の殺っちゃうというのが一番 -- 名無しさん (2022-10-14 01 05 05) ゲームセンターCXでこの映画が原作と思われるゲームのバットマンを有野課長がプレイして攻略してたなあ。 -- 名無しさん (2023-04-05 18 18 46) この前公開された『ザ・フラッシュ』でワーナーが、幻のニコラスケイジ版スーパーマンばかりかキートン版バットマンすらバートンに一切お伺いを立てずに勝手に使用していたことが発覚。エズラミラーの件といい、バーベンハイマーの件といい、ワーナー滅茶苦茶すぎる…… -- 名無しさん (2023-09-19 20 38 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/4666.html
バットマン〔ばっとまん〕 作品名:BATMANシリーズ 作者名:ぐぬダムあき 投稿日:2009年3月10日 画像情報:640×480px サイズ:47,875 byte ジャンル:仮面・被り物 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年3月10日 BATMANシリーズ ぐぬダムあき 仮面・被り物 個別は
https://w.atwiki.jp/hatsusuke/pages/198.html
バットマン:アーカム・ナイト 公式サイト http //wwws.warnerbros.co.jp/batmanarkham/index.html 機種 プレイステーション4 発売日 2015年7月16日(木) 定価 パッケージ版:8,208円(税込) ジャンル アクション 発売元 ワーナー エンターテイメント ジャパン 開発元 Rocksteady Studiosワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント オフラインプレイ人数 1人 多人数プレイ要素 年齢区分 CERO D(17歳以上対象) 初回特典 <メーカー特典>追加キャラクター、武器が使用可能になるプロダクトコード『ハーレークィンパック』 備考 日本語音声、日本語字幕 プレイ画像 PV
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13592.html
登録日:2011/01/04 Tue 04 14 16 更新日:2024/07/20 Sat 00 38 50 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 DCキャラ項目 DCコミックス HAHAHAHA!! これは犯罪ではない アメコミ エキセントリック キャメロン・モナハン シーザー・ロメロ ジェリー・ロビンソン ジャック・ニコルソン ジャレッド・レト ジョーカー スーサイド・スクワッド スーパーヴィラン ダークナイト デーモン閣下 トランプとか武器にして戦いそうな顔 ド外道 ナースコス ハーレイクイン バットマン パッパラー河合 ヒース・レジャー ビル・フィンガー ピエロ姿の異常者 プリンちゃん ホアキン・フェニックス ボブ・ケイン マーク・ハミル ヤンホモ ライバル ラスボス レッドフード 上手く演じられすぎた男 中井和哉 俳優の本気 内海賢二 化学の天才 北村弘一 厄介ファン 口裂け男 名悪役 圧倒的存在感 大塚芳忠 大平透 大木民夫 子安武人 安田顕 宝亀克寿 平田広明 彼は犯罪者ではない 悪だ。 悪のカリスマ 悪の美学 悪役 悪役の鑑 敵がいなければ生きていけない人間 池田勝 混沌 滝口順平 演者の怪演 濃すぎるキャラクター性 狂人 狂気 玄田哲章 肝付兼太 藤原啓治 野村勝人 青野武 高木渉 龍田直樹 そうとも! 教会の中じゃゲスな事を想像しろ! ホワイトハウスにゃ正直さを教えてやれ! 会ったこともない奴に、使われてもいない言葉で手紙を出せ! 子供の額にゃ、卑猥な文句を書きなぐれ! クレジットカードは捨てて、ハイヒールを履け! 精神病院のドアは開いてるぜ! お上品な郊外を、殺人と強姦で埋め尽くせ! 聖なる狂気よ! 快楽よ満ちよ!あらゆる街路に! 笑え、そうすりゃ 世界も一緒に笑うぜ! 〔バットマン アーカム・アサイラム〕 ◆ジョーカー◇ 「ジョーカー(Joker)」はDCコミックスのキャラクターで1940年に初登場した「バットマン」のヴィラン。 初登場は『Batman Vol.1』#1。 紫色のスーツにピエロのような顔をした犯罪者で「バットマン」の代表的なヴィランである。 【概要】 【人物】 【主な活躍】【ゴールデンエイジ】 【シルバーエイジ】 【ポストクライシス】 【ポストフラッシュポイント】 【関連人物】 【関連用語】 【主な武器】 【主なメディアミックス】 【余談】 【概要】 1940年の『Batman Vol.1』#1にて初登場を果たす。 モデルとなったのばヴィクトル・ユーゴー原作の映画『笑う男』やコニーアイランドのローラーコースターであるとされる。 白塗りの顔に緑の髪、紫の服を着ている事が多く、正にトランプの「ジョーカー」を思わせる姿をしている。 初登場時から既に現在のように裂けた口等、悪魔的な容貌で描かれており、 メディアに犯行声明を出しては被害者にひきつった笑顔を浮かばせて殺害していく異常かつ凶悪な殺人犯として強烈なインパクトを放っていた。 だがコミックスコードの制定で業界内の規制が厳しくなった50~60年代からは、どこか憎めないまさしくピエロのような顔つきとなり、 奇抜な演出を好む道化的な愉快犯としての側面が強かった。 だが70年代以降、『バットマン』がシリアスな内容に変化していくと共に、再び狂気と混沌に捉われた残虐な天才的犯罪者へと返り咲いていった。 初登場から現代に至るまで、バットマン最大(最凶、最悪)の宿敵として君臨し続けている。 殺人であれ、純粋な破壊行為であれ、ジョーカーにとって必要なのは結果ではなく「過程」であり、 楽しめないという理由で自らその計画を棄ててしまう事すらある(そのために部下やパートナーも呆気なく殺してしまう)。 現在ではバットマンとジョーカーは表裏の関係にあるとされ、ジョーカー自身も自らを最も憎むバットマンが自分を殺そうとしない事を楽しんでいる。 その一方で自分にとって最大の玩具であるバットマンを他の人間に殺されるのは我慢がならないらしく、その命を救った事もある(殺人をしないバットマンも同様の事をしている)。 作品によっては犯罪を続けている理由の本当の本音の部分がバットマンに笑って欲しかっただけなんてオチを付けられることもあり、最早公式でもヤンデレか何かである。 バットマン同様にただの人間にもかかわらず、あまりにキャラクターが立ち過ぎているからか、クロスオーバー作品等では別格的な扱いや活躍をする事が多い。 メディアミックスでは後述の各時代毎の実写映画版の“三人のジョーカー”とホアキン・フェニックスが一般層にも有名で、原作コミックを含めた他メディア作品にも影響を与えている。 【人物】 本名…不明 オリジンは幾度か触れられた事もあるが、ジョーカー自身が完全に狂っている為に真実は闇の中であり『バットマン』の歴史に於ても完全なタブーとなっている。 映画版(とアニメ版)ではギャングのジャック・ネイピア。 アラン・ムーア作の『バットマン キリングジョーク』でもジャックの名前が採用されているがイコール公式設定と言う訳では無い。 繰り返すが、ジョーカーは完全に狂っている為に真実は闇の中……なのである。有名どころのオリジンだけでも、 売れないコメディアン 天才的な銃の腕を持つギャング 退屈な人生に飽きていたので銀行強盗をしてみた男 レッドフードギャングのボス 実は執事のアルフレッド(!) 神話時代から存在する不老不死の存在(!!) とバラバラである。 最も有名なストーリーとしては『Detective Comics Vol.1』#168で登場し『キリングジョーク』にも採用された「赤いフードの怪人(レッドフード)」としても活動していたが犯行途中にバットマンに遭遇し、逃走中に化学薬品の廃液の中に落ち漂白された結果……現在の悍ましい容貌になったoというもの。 しかし前述した通り、真実は分かっていない。 犯行目的も様々でジョークから暇つぶし、金稼ぎ、バットマンへの嫌がらせ、自己顕示欲、 果ては自らを犯罪の道へと追いやった世界への復讐であり、故に秩序を自らのジョークで破壊し嘲笑う事を命題とするものまである。 『バットマン アーカム・アサイラム』では「多重人格を超えた超正気」と精神科医に診断された。 ……つまりどういうことかというと、「多重人格どころか、ジョーカーという存在の人格は日替わりレベルで幾らでも変わっていく」ということなのだ。 数多の作品に現れたジョーカー、チンケな犯罪者から国家転覆を狙うテロリスト、ただの猟奇殺戮者や社会への復讐を誓う弱者…… その全てが矛盾なくジョーカーと呼べ、しかもその全てが等しくバットマンへの執着を欠かさない。 どれだけ犯罪者を憎んでいても殺しはしないよう自戒し、日々コスプレしながら街を駆け回る最高にイカれた奴。 そうジョーカーが認識するバットマンは彼にとって最高の遊び相手でもある。 彼の価値観では、彼の『ジョーク』は観客が居なければ成立し得ないが、バットマンは最高に過激なリアクションをする 観客でありながら、彼と組んでるコンビ漫才の相方でもあり、最早欠かせない存在になっている。 また、彼にとってはバットマンとは同時に王であり自分は傅くピエロであると宣言もしており相当歪んだ感情を内に秘めている。 そんな価値観ゆえに自分以外(自称愛人のハーレイクイン含む)にバットマンが殺される事は我慢ならないようで、時としてバットマンのピンチを救い、バットマンがあまりにも常軌を逸し過ぎた存在と対決する事になった時には助言を求められ、快くそれに応じたりする事もあった。 他方、まごう事無き狂人にして極悪人とはいえジョークに関しては本人なりの矜持や一家言があるようで、バットマンを殺す計画の内容を嬉々として自分に説明したハーレイに対し、「ジョークの種明かしをしたらそれはもうジョークと呼ばないんだよ!」と珍しく本気でキレている。 本流とは異なるが、バットマンが完全に引退してどんな犯罪を繰り返しても出て来なくなったため、張り合いがなくなってジョーカーが犯罪を止めてしまうエピソードも存在する。 『バットマン ダークナイト・リターンズ』ではバットマンが引退していたのでアーカム・アサライムで腑抜けになっていた。 しかしバットマン復活の一報を聞くや満面の笑みを浮かべ「ダーリン」と呟く。その後、周囲の人間に治療が完了したと思わせておいて当然のように脱走。どんだけ好きなんだ。 おまけにどんなに変わろうがヒーローとヴィランが反転した平行世界『Earth-3』でもない限り善人にはならない徹底振りも流石の一言。 流石はバットマンと対をなすスーパーヴィランである。 『ポストフラッシュポイント』での『Earth-3』ではオウルマン(その世界でのバットマン)のサイドキックをバラバラにしたり、アルフレッドに毒を盛ったりと行動に変化は無く、オウルマンの築いた悪の帝国に『混沌』をもたらす善悪を超えた存在として描かれている。 【主な活躍】 【ゴールデンエイジ】 1940年の『Batman Vol.1』#1で初登場。さっそくバットマンとロビンと激しい戦いを繰り広げ、 最後には命を落としたかに思われたが生存し最悪のライバルとして何度も立ちふさがることとなった(*1)。 またこの時代には珍しくキャットウーマンやペンギンといったヴィラン同士の戦いも描かれた。 当初は良心の呵責のない殺人者だったが、徐々に動機やルールを持ち派手で騒々しいギャングになり現在のイメージがほぼ出来上がっている。 レッドフードとしてのオリジンも1951年の『Detective Comics Vol.1』#168に初登場。 シルバーエイジではこの時代のジョーカーはマルチバースの1つ『Earth-Two』の人物として登場。 ブルース・ウェインがバットマンを引退した後もロビンやハントレスとの戦いを続けていたが、年齢もあってその数は徐々に減少しついには刑務所で余生を過ごすこととなった。 しかしブルースが自分の与り知らぬところで命を落としたことに納得できず活動を再開させた。 この事態にロビンは一時バットマンとして彼の前に現れ戦いを演じ、ジョーカーはバットマンが存在し続けていると納得し再び刑務所に戻っていった。 【シルバーエイジ】 出番を減らしながらも道化役を演じることで他のヴィランたちと異なり紙面での活躍を続けていたが、 ただの道化となったジョーカーを受け入れられなかったクリエイターの手で1969年を最後に姿を消してしまう。 その後1973年の『Batman Vol.1』#251でより危険で予測不可能な存在として復帰を果たす。この時代の活躍は後のクリエイターに大きな影響を与えることとなった。 【ポストクライシス】 バットマンの存在がより暗いものになるにつれジョーカーの凶暴性も増し、ゴールデンエイジのような残忍な殺人者の側面を取り戻していく。 そしてその魔手はバットマンの近しい人物にも及んでいく。 手始めに『バットマン キリングジョーク』でバットガールことバーバラ・ゴードンを下半身不随に変え、 『バットマン デス・イン・ザ・ファミリー』ではロビンことジェイソン・トッドを爆殺して見せた。 さらに『ノーマンズ・ランド』ではゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンの妻サラを殺害した。 またその存在は『DCユニバース』全体にも影響を与えるようになり、『Emperor Joker』ではミスター・Mxyzptlkの力を借りて世界を自分の思うままに改変し、 『ジョーカー ラスト・ラフ』では余命間近と勘違いしあらゆるヴィランをジョーカー化させ暴動を引き起こさせ、 『インフィニット・クライシス』では黒幕のアレクサンダー・ルーサー・ジュニアに止めを刺した。 ちなみにこの時代では2度自分のよく知るバットマンが姿を消しているが、新たなバットマンが別人であるとすぐに見抜き、 2度目の時には別人を装い新たなバットマンを助けながら本物の復活を待つ余裕を見せていた。 【ポストフラッシュポイント】 『DCユニバース』全体の歴史が変更されたが他のバットマン・ヴィラン同様に大きな変化はないが、バットマンへの執着心がかなり強く描かれている。 自分の顔の皮を置いて姿を消すという衝撃的な登場からしばらく姿を消していた。 その後、帰還を果たすと家族の存在がバットマンを軟弱に変え、自分とバットマンの関係を邪魔していると判断し 『バットファミリー』に襲い掛かり彼らの絆を分断した。 それでもバットマンが変わらないと分かると、今度はゴッサムごとバットマンを葬るべく全力の攻撃を行った。 その戦いの末にバットマンと共に姿を消したが、バットマンの記憶を失ったブルースの前にジョーカーを思わせる男性が姿を見せている。 また『ジャスティス・リーグ ダークサイド・ウォー』のラストではジョーカーが3人存在することが判明した (詳細はDCの大人向けレーベル『Black Label』から発売されるジェフ・ジョーンズとジェイソン・ファボックによる『Batman Three Jokers』で描かれる)。 そして『DC Rebirth』からは『バットマン・メタル』で衝撃的な再登場を果たし、 レックス・ルーサーに誘われ『リージョン・オブ・ドゥーム』に参加し『ジャスティス・リーグ』と戦いを繰り広げている。 【関連人物】 ヒーロー バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。宿敵にして分身ともいえる存在。作品によっては上記の設定が主題となる場合も多い。 ジョーカーは彼を「狂人」と呼ぶ。曰く「コウモリのカッコして町を歩いてる奴がまともなわけないだろ」 ロビン ご存知バットマンのサイドキック。バットマンと共に何度となくジョーカーと戦いを繰り広げその因縁は深い。 特にジェイソン・トッドはジョーカーの手で殺されたこともあり、機会があればジョーカーを殺そうと考えている。 またアニメ『バットマン・ザ・フューチャー』ではティム・ドレイクを新たなジョーカーへと仕立て上げている。 バットガール 『バットファミリー』の女性代表。バーバラ・ゴードンは下半身不随にされ車椅子生活を余儀なくされた。 『ポストフラッシュポイント』では奇跡的に回復しバットガールとして復帰するが、発砲されたのがトラウマになりしばしば動かなくなってしまうこともあった。 スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。たびたび彼とも戦いを繰り広げ、腕力ではなく心理戦や毒攻撃で彼を追い詰めている。 『キングダム・カム』やゲーム『インジャスティス』ではやりすぎた結果、ジョーカーは命を落としている。 ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警本部長。バーバラ・ゴードンの父親。 妻であるサラ・エッセンを惨殺されジョーカーを殺しかけたがバットマンに止められた。 また『キリングジョーク』にてジョーカーは前述のバーバラ襲撃後、彼を拉致して精神を狂わせようとしたこともある。 ヴィラン ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル) アーカムで研修中の心理学者だったが、ジョーカーの闇に魅せられて彼の情婦となると共に自らも犯罪者に変貌する。 ジョーカーとは付かず離れず、時に鬱陶しがられたりと、洒落では済まない虐待を受ける事もある。 …が、彼女の愛情が変わる事は無い。 運動能力は一流で人殺しも平気でやる。本人は(オツムは空っぽなものの)生粋の悪人ではないがジョーカーのためなら何でもやる。 『ポストフラッシュポイント』ではジョーカーがあまりも凶暴にして残忍になりすぎたため、破局(というよりも一方的に廃棄された)。 現在は『スーサイド・スクワッド』や独自のチームを率いて、まあまあ楽しくやっている。 レックス・ルーサー スーパーマンの最大のライバル。時々協力してスーパーマンとバットマンのコンビに挑んでいる。 理論派のルーサーとは相性が悪そうだが、意外と互いの長所を活かし最強コンビを追い詰めている。 バットマン・ヴィラン ゴッサムでジョーカー同様バットマンに挑むヴィラン。ジョーカーとは互いに利用しあう関係。 ジョーカーにとっては使い勝手のいい駒で、逆にジョーカーが使われる時には好き勝手行動している。 その他 カーネイジ スパイダーマンの宿敵(簡単に言うと悪のヴェノムで、能力はヴェノムをも上回るイカレポンチ)。 ジョーカーの狂気に敬意を払い、彼を解き放つが… セイバー・トゥース ウルヴァリンの宿敵。 互いの宿敵同様アマルガムコミックで合体。 なお、その際の名称は『ハイエナ』、宿敵の名は『ダーククロー』。 レッドスカル キャプテン・アメリカの宿敵。 思想的背景や戦闘力などあらゆる意味でキャップと表裏一体であるという関係性のみならず、用いる毒ガスの成分もほぼ同一、 そもそも一話限りの予定がキャラの立ち振りから変更され永遠のライバルとなった等驚くほどジョーカーと共通している。 【関連用語】 アーカム・アサイラム 『バットマン』シリーズに於て犯罪者達が収監される矯正施設…精神病院として登場する事も多い。 ジョーカーを収容するためだけにバットマンが設立したというストーリーもある。 ジョーカー始め、精神に異常を持つ犯罪者が投獄されるこの世の地獄(職員にとって)。 同名のコミックが登場する位に有名で、名前の由来は『クトゥルフ神話』で有名なあの町。 ジョーカーは普通なら死刑もしくは終身刑相当だが、何せ本人が狂っているので精神病院に収容するのが精一杯なのである。 これがバットマンとのイタチゴッコが終わらない理由である。 レッドフード 赤いヘルメットのようなものを被った犯罪者。 ジョーカーがジョーカーになる前に名乗っていたとされる。 『Detective Comics Vol.1』#168に初登場。 10年ほど前にゴッサムを騒がせた犯罪者でバットマンを巧みに翻弄し、最後は化学廃液のタンクに飛び込みジョーカーへと変貌した。 その後大学で犯罪学の講師となったバットマンが生徒に解かせるための未解決事件として語ったところ、噂を聞き付けたジョーカーがレッドフードとして再び現れた。 この際ジョーカーはうっかり元犯罪者の庭師に捕まってしまい、レッドフードの衣装は庭師に利用されることとなるも最後はバットマンに全てを暴かれた。 その後『キリングジョーク』ではこのエピソードがリメイクされ、レッドフードは犯罪者の間で使われる共通の仮面として登場した。 『Detective Comics Vol.1』#168では様々な機能を持つハイテクな代物だったが、一転して使いづらいものになりそこが化学廃液のタンクに落ちる遠因となった。 『ゼロイヤー』では再びリメイクされ、レッドフードは『レッドフード・ギャング』と呼ばれる集団が使う共通の仮面でリーダー以外は簡易的な覆面を使用している。 ウェイン夫妻の死をきっかけに生み出されたとされ、無名の人間たちによってもたらされる恐怖を象徴している。 またジョーカーに殺されたロビン、ジェイソン・トッドは復活後にレッドフードを名乗って活動している。 【主な武器】 笑気ガス 正式名称:ジョーカーヴェノム ジョーカー自身は「幸せのガス」と呼んでいる。 特に好んで使用し、吸い込むとニッコリ笑顔であの世に行ける。 酸入りの花 胸に飾られた造花。 花弁からは強酸が発射される。 感電装置 主に手袋に付けて使用。 ニッコリ握手で相手は黒焦げあの世逝き。 ピストル 弾丸ではなく旗が飛び出すジョークグッズ。 とはいえ心臓を貫通するくらいの威力があるので立派に武器になる。 本物のピストルもたびたび登場する。本人の銃の腕前は作品により素人に毛が生えたレベルからゴルゴ級までまちまち。 トランプ バットラングのように撃ち出し、相手に傷を負わせる。 ※他にも高性能爆弾を使用したりと、自作や部下の作った数々の装備が登場。 特に、爆発物に関しては概ねエキスパートとして扱われ、小型の物でも自らの安全を考慮していないレベルの爆発力を持つ物を使っていることも少なくない。 …あまりイメージは無いかも知れないが総合的な戦闘力で見れば戦闘の達人クラスとも渡り合えうる生粋の殺し屋であり、並大抵の一般人がどうこうできる相手ではない。 劇中真向勝負になると途端に打ちのめされているイメージが強いのはただ相手が悪すぎるだけである。 もちろん、機知にも狡猾な周到さにも長ける。 だがジョーカーの犯罪の一番厄介な点は生粋の愉快犯故に何がしたいんだかサッパリ分からないことであり、既存の常識が通用しないので対策の立てようがない点である。 それはバットマン=ブルースの「奴は歩く時限爆弾だ。なのに我々は爆発するまで何も出来ない」という辟易した一言に全て集約されていると言えるだろう。 【主なメディアミックス】 ドラマ『怪鳥人間バットマン』 演…シーザー・ロメロ 吹…滝口順平/大木民夫 1966年から68年まで放送されたドラマ作品。デフォルメされた世界観ながら高い人気を博した。 演じたイケメン紳士のロメロは当時の人気コメディアンで、商売道具の髭を剃りたくなかったために、その上からメイクしたという逸話でも有名。 コミカルな作風から後のシリアス路線以降のファンからは汚点と言われたこともあるドラマ版だが、現在は時代を考慮した公平な視点から再評価を受けている。 また、後にハーレイ誕生のアイディアに繋がったのか、女性アシスタントの“ジョシー”をパートナーとしていた。 その中でもロメロの演技は再評価以前からニコルソンやヒースが演技や笑いかたの参考にしたと公言する等、注目されることが多く、本国では実写版に於ける“三人のジョーカー”の一人として敬意を評されている。 映画『バットマン オリジナル・ムービー』 演…シーザー・ロメロ 吹…北村弘一(ビデオ版)/肝付兼太(旧テレビ版)/池田勝(新テレビ版) 上記ドラマの劇場作品。ペンギンやキャットウーマン、リドラーと組んでバットマンに挑んだ。 TV本編では常にハイテンションなジョーカーだったが、劇場版ではどちらかと言えば同盟のまとめ役に徹していた。 映画『バットマン』 演…ジャック・ニコルソン 吹…デーモン閣下(ソフト版)/大平透(TBS版)/内海賢二(テレビ朝日版)/玄田哲章(テレビ朝日版追加録音) 1989年に公開されシリーズ化もされたティム・バートン監督作品。 マフィアの大幹部ジャック・ネイピアがバットマンとの戦いの末に変貌した姿。ジャックはウェイン夫妻を殺害しバットマンを生み出した人間でもある。 紫や白黒のカラフルな衣装を身に纏い、道化のような、しかし狂気に満ちた言動でバットマンを惑わす。 制作費の半分、約6000万ドルをギャラとして要求してくるなど前評判は良くなかったが、「シャイニング」とは別ベクトルの狂気の演技の評価は高く、ファンからも「太ってる以外はジョーカーその物」として人気が高い。「製作費の半分」については、そもそも製作費が割と低予算だったために、ギャラの相場を提示したらそうなっただけとも言われている。 “三人のジョーカー”の一人で、誰もが知る大物俳優がコミックのキャラクターを演じる流行の元祖とも言われる。 アニメ『バットマン(1992)』 声…マーク・ハミル 吹…青野武 ポール・ディニやブルース・ティムが手掛けたアニメ作品。 バットマンの宿敵として戦いを繰り広げる一方、本作が初登場のハーレイ・クインに振り回されることも。 続編である『スーパーマン(アニメ1996)』や『ジャスティス・リーグ』にも登場する。 『バットマン・ザ・フューチャー』本編では多数のジョーカーかぶれが現れるが、本人は長編『蘇ったジョーカー』でのみ登場。 ブルースの回想も交えてDCAUでのジョーカーの末路が描かれる。 マーク・ハミルはアニメ版のキャストとしては最高の評価を得ており、以降もジョーカー役のオファーを受ける機会に恵まれている。 後の『ジャスティス・リーグ:アクション』では、ついに中の人ネタが実現する。 ドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』 演…ロジャー・ストーンバーナー/マーク・ハミル バーズ・オブ・プレイを原作とした海外ドラマ。第1話にのみ登場。シルエットのみで声を上記のアニメ版でお馴染みのマーク・ハミルが演じている。 本作ではハーレイがメインヴィランとなっており、ジョーカー本人は投獄中であるものの、7年前の回想シーンでは主人公のバーバラ・ゴードンを半身不随に追い込み、クレイフェイスを雇いヘレナの母親(キャットウーマン)を殺害する等、劇中における重要な役割を果たしている。 アニメ『ザ・バットマン』 声…ケビン・マイケル・リチャードソン 吹…龍田直樹 2004年から始まったアニメ作品。ストリートファイターのブランカのような外見をしている。 かなりの肉体派でバットマンとも直接殴り合えるほど。 映画『ダークナイト』 演…ヒース・レジャー 吹…藤原啓治(ソフト版)/大塚芳忠(テレビ朝日版) 「専門技術だ、タダじゃやらない」 2005年の『バットマン ビギンズ』から始まったシリーズの第2作。 一切の経歴が不明で、バットマンの影のような存在として登場。人々の善性に挑戦する悪行を仕掛け、高潔な地方検事ハービー・デントをトゥーフェイスに堕としてしまう。 続編『ダークナイト ライジング』にも登場の可能性があったが、ヒース・レジャーが亡くなったため叶わなかった。 “三人のジョーカー”の一人で、上記のロメロ版や映画『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされ、一月もホテルに籠って作り上げた狂気のキャラクターは、コミック寄りだったロメロやニコルソンとは別ベクトルのジョーカー像を誕生させてみせた。 なお、ニコルソンが製作費の半分をギャラとして要求した逸話を作中でパロディネタにしているが、残念ながらこちらは鼻で笑われている。 本作で吹き替えを担当した藤原啓治は『バットマン ブレイブ ボールド』や『バットマン アーカム・ナイト』でもジョーカーを演じている。 また大塚芳忠は本作を鑑賞した時からヒース扮するジョーカーの吹替を熱望していたらしい。 ゲーム『バットマン アーカムシリーズ』 声…マーク・ハミル(アサイラム、シティ、ナイト)/トロイ・ベイカー(ビギンズ) 吹…藤原啓治(ナイト) 2009年の『バットマン アーカム・アサイラム』から始まったゲームシリーズ。全作に登場する。 『アサイラム』では『アーカム・アサイラム』を占拠しバットマンを自分の側に引き込もうと企む。 『シティ』では『アサイラム』で患った病を癒す為にバットマンを利用するが、最後は命を落とした。 『ビギンズ』ではバットマンと初遭遇で、互いに若いということもあって純粋に暴れまわる。 『ナイト』ではバットマンの前に幻影として現れ、彼の体を乗っ取ろうと企む。 ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』 演…キャメロン・モナハン 吹…野村勝人 バットマン登場前夜のゴッサムを描いたドラマ作品。 直接ジョーカーは登場しないが、犯罪者の間で赤い覆面/レッドフードが使われるエピソードが登場するほか、 ジョーカーを思わせるジェローム・ヴァレスカという人物が登場する。 ジェロームはブルース・ウェインに異常な執着心を持ち、何度も彼とつながろうと犯罪を繰り返していく。 シーズン4で命を落とすも、双子のジェレマイアに特殊な薬品を使用して精神をコピーし復活した。 そしてファイナルシーズンでもブルースを狙うが、その末にゴッサムを変えるために使用した『エース化学』の毒液に落ち意識不明となった。 最終話では意識を取り戻しお馴染みの衣装でブルースとゴードンに復讐しようとしたが、バットマンによって倒された。 映画『DCフィルムズ・ユニバース』 演…ジャレッド・レト 吹…子安武人 2013年の『マン・オブ・スティール』から始まった映画シリーズ。 『スーサイド・スクワッド』から登場。本作には恋人のハーレイ・クインも登場する。 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』以前にバットマンと対決しており、その際ロビンを殺害したことでバットマンに暗い影を落としている。 劇中では、特殊部隊に編入させられたハーレイを救出すべく暗躍する。公開当時のコミックではハーレイに対して突き放した態度をとることも多かったが、 DCEUにおいては相思相愛な関係なのかラブラブカップルぶりを見せつけている。 歴代のジョーカーよりも若々しく、ロマンチストでもある。 一方、「バットマン」の実写映画としては苦しい立場にある。 ジャレッドの演技自体に目立つ粗があるわけではないのだが、上記した“三人のジョーカー”や後述のホアキン・フェニックスのジョーカーが「伝説」と評されるレベルの突き抜けた完成度を誇るため、どうしても比較されてしまうのだ。 また、DCの方針が変わり、さらにユニバースそのものも再編される事になった結果、バットマンとの直接対決は描かれなかった。 強いて言えば、2021年に配信・映像ソフトが販売された『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』のラストにおけるとある場面で、バットマンと直接対面を果たした事ぐらいか(*2)。 アイデンティティである『スーサイド・スクワッド』も諸々の事情で出番がカットされた上に映画の評判がお世辞にも良いとは言えないために1作しか作られていないのにリブートが決定し、 世界観が連続しているハーレイの単独映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』においては切り捨てられるなど、歴代ジョーカーに比べるとどうも不遇な部分が目立つ。 本作で吹き替えを担当した子安武人は『レゴバットマン ザ・ムービー』でもジョーカーを演じている。 映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』 声…安田顕 蛙男商会とのコラボアニメ。ジャスティスリーグからの追及を逃れるために、ハーレイたちと共に日本のシェアハウスに潜伏。ある秘密兵器を巡って鷹の爪団とわちゃわちゃする。 バットマンへの偏愛ぶりと狂気は相変わらずだが、鷹の爪団に引っ張られて周囲がボケキャラ化した影響で、普段やらないツッコミ役を一手に引き受けさせられている。 映画『ニンジャバットマン』 声…高木渉 中世の日本を舞台としたアニメ作品。日本にタイムスリップし歴史改変を目論む。 織田信長がモデルであり、「第六天魔王」の異名に違わずガチの化け物として超常バトルをくりひろげ、物理戦闘能力最強のジョーカーと噂される。 バットマンに病的な執着心を抱き、彼の不殺主義を徹底的に責め立てるような卑劣な戦法を繰り返す。 劇中では一度はバットマンの目を欺くためにハーレイと共に記憶を消し、普通の農民として生活していた。 一方で久正人によるコミカライズ版では生身の戦闘能力は控えめになっており、農民として途中離脱する事もなく全編に渡っての敵として描かれるなど映画とは異なるジョーカーが描かれている。 映画『ジョーカー』シリーズ 演…ホアキン・フェニックス 吹…平田広明(映像ソフト・デジタル配信版) DCFUとは独立した単発作品で、1980年代のゴッサムを舞台にジョーカーのオリジンとして、善良だが社会に馴染めない貧しいコメディアンのアーサー・フレックが、歴代屈指の悪辣さで描かれるゴッサムの”空気”によって精神的に追い込まれ、やがて悪のカリスマへと変貌する物語を描く。 一般人の悪党がバットマンに追い込まれたことで発狂してジョーカーになるというこれまでのオリジンとは逆で、ジョーカーが引き起こしたある行為がバットマンを生み出す可能性が示唆されている(直接的にバットマンは登場しない)。 非常に高い評価を受けており、アメコミ映画史上初となるベネチア金獅子賞に耀き、 主演のホアキンも第77回ゴールデングローブ賞と第92回アカデミー賞でそれぞれ主演男優賞を受賞。 徐々に徐々に壊れていく繊細な役柄を見事に演じきったホアキンジョーカーはロメロとニコルソンの愉快犯ジョーカー、ヒースの狂人ジョーカーに並ぶ伝説の名演との声も多く、“四人目のジョーカー”と呼んでも過言ではないかもしれない。 日本語吹き替え(*3)は三枚目役の名手、平田広明氏。大変な難役だが、本作のジョーカーの不安定極まる人柄を表現する危なっかしい演技は素晴らしい。 2024年には続編『Joker Folie à Deux(原題)』が公開予定。 ドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』 2019年から始まった海外ドラマ。 名前のみの登場であるが、15年前にジョーカーが引き起こした事件がバットウーマン誕生の遠因となった事が示唆されている。 また、バットウーマンの関係者であるアリスがジョーカーのポジションにあたるメインヴィランとなっている。 【余談】 映画『ダークナイト』の製作時、初代(TVシリーズは除く)ジョーカーのジャック・ニコルソンは再度ジョーカーを演じることに前向きだったが、実際にオファーはされず怒りのコメントを残した。 その後、2代目を演じたヒース・レジャーの死に際してジャック・ニコルソンが言った「だから止めておけと言ったんだ」という言葉が「呪い」か!?と騒がれたが、役の内容ではなく、ヒースが睡眠薬を常用していた事についての注意であった。 なお、ヒースは生前にジョーカーの役作りにおいて映画『時計じかけのオレンジ』のアレックス・デラージを参考にしたと語っていた。 また、笑い方についてはロメロ版ジョーカーが元になっている。 〝追記・修正? そいつは感心しねぇな!追記・修正ってなぁ厄介な相手なんだぜ。いつも優しい顔で誘っておいて……コロッと裏切りやがる〟 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ロールシャッハに殴殺される表紙があった気がする。まぁシャッハさん見逃さないよね…。 -- 名無しさん (2019-05-26 21 08 46) 嘘字幕シリーズだと、ペニーワイズがオススメするシリーズとつなげて同一人物扱いされることも出てきたな。ピエロつながりだけどどっちにとっても偉い迷惑だろーなwww -- 名無しさん (2019-05-29 12 44 41) 日本の漫画やゲームを見てると類似したキャラが多く見つかる。それら全ての始祖と言っても良い、偉大なキャラなんだろうな -- 名無しさん (2019-06-01 02 36 01) MARVELのデッドプールと共演させたらどうなることやら…?意気投合して収集つかないレベルのカオスとなるのか、同族嫌悪してガチの殺し合いになるのか…? -- 名無しさん (2019-06-03 22 20 42) 10月4日の映画がマジ楽しみなんだが -- 名無しさん (2019-09-10 12 55 40) ↑四人目のジョーカーは確実やね。何より主役だし記録を塗り替えるかもしれん。 -- 名無しさん (2019-09-10 16 40 12) 映画見たんだが、一番リアリティのあるジョーカーだった、ダークナイトを見る感覚で映画館行ってみたらいい意味で裏切られた -- 名無しさん (2019-10-05 08 33 44) ↑ダークナイトのジョーカーが洒落にならないレベルの犯罪者としてのプロなら、今回のは等身大の人間って規模ながらそれだけに恐い上に将来的にはダークナイトのジョーカーみたくなるかもって言う底知れない恐怖感って感じかもしれんね -- 名無しさん (2019-10-05 09 22 53) 単独映画の方はこれまで描かれてた生粋の犯罪者ではなく良くも悪くも“普通”の人間として描かれてたね。狂ったのではなく堕ちた人間。 -- 名無しさん (2019-10-09 11 14 48) 堕ちたというよりは、本人的には「目覚めた」というべきか -- 名無しさん (2019-10-09 12 37 31) 目覚めたときから薄暗くて陰惨で猥雑な町並みに光が差して鮮やかで美しくなるのほんと卑怯 -- 名無しさん (2019-10-09 12 57 58) バットマン:ダーク・プリンス・チャーミングは映画ジョーカーを鑑賞済みだとブルースに与えられるシチュエーションがとても因果的に感じられる上、アーサーの物語の続きやIFに置き換えて読むとある意味、救いある終わり方なので映画の鬱度を軽減したい人はおすすめ。割と最近、日本語訳版が出た上、前後作とかもないパラレル読み切り短編なのでお手軽なのも魅力ですよ(完全にステマ) -- 名無しさん (2019-10-15 13 48 02) 今回の映画を観て思ったわ。ジョーカーとは思想 -- 名無しさん (2019-10-16 23 11 33) ホアキン版の吹替は平田広明さんに決まったね。ソフト版発売するの早いな。 -- 名無しさん (2019-12-09 08 09 15) “ジョーカー”のジョーカーはスーパーヴィランにはならない気がした。だが、彼に触発されたコピーの中にスーパーヴィランとしての“三人のジョーカー”が目覚めることもあるんだろうなと感じた。 -- 名無しさん (2020-03-28 12 45 44) あれ、モータルコンバットに出演してるやんこの人 -- 名無しさん (2020-05-31 06 50 12) 同一人物(ジョーカー)を異なる役者(ヒース、ホアキン)が演じてそのどちらもがアカデミー賞を獲得したのは、ゴッドファーザーシリーズのヴィト・コルレオーネ以来だそうな -- 名無しさん (2020-08-23 00 42 42) GOTHAMのジェロームは出自が解っていて最後までジョーカー名乗らなかったのにジョーカー過ぎて良かったし、双子のジェレマイアやる時に演技が違ってたり役者のスキルが半端なかった。 -- 名無しさん (2020-08-28 13 09 01) 「バットマンVSスーパーマン」では名前すら出てこないにも関わらずロビンを惨殺したのは彼としか思えない描写がありあの世界でもバットマンの怨敵であり続けているのがうかがえる。 -- 名無しさん (2020-12-20 20 48 23) 『ジャスティス・リーグ』改訂版の彼は当然『ス―サイド・スクワッド』の彼と同一の存在ということになるけれど、真のラスボスたるダークサイドの侵攻で身だしなみを整える余裕が完全に無くなったのか、ツラは『ダークナイト』のそれに近いいい加減なものになり、チョッキには自分が殺してきた警官(?)の徽章やらバッジやらがジャラジャラ…荒廃し過ぎた世界ではさすがの彼も極楽気分にはなれないのだよね。 -- 名無しさん (2021-03-29 23 46 10) 鷹の爪に出てきたデラックスファイターには不快感を現していたな -- 名無しさん (2021-05-12 15 05 38) ドゥームズデイでは二代ロールシャッハにボコボコにされていたけど -- 名無しさん (2021-12-01 23 17 49) ↑続き。 初代シャッハさんなら精神病院送りだけに止まらせるジョーカーに「どう考えても◯したほうが世のためになるだろ何考えてんだ」って感じでマジで◯されていたと思うし、不殺主義を貫くバットマンのことをめっちゃ嫌いそう。 -- 名無しさん (2021-12-01 23 20 25) ファンが納得するような形でこいつを精神的に完膚なきまでに打ちのめす方法ってあるんだろうか…バットマンが死ぬ方向性以外で -- 名無しさん (2022-02-04 01 06 46) ↑赤ちゃんになったバットマンを変わらぬヒーローにしようと育て直してたら、グレてしまいヴィランになってしまうとか(現実でも理想の父親を持った結果、父へのコンプレックスから反抗期に入ると「父の敷いたレールを走る人生なんてゴメンだ!」とターボで後戻りできない悪落ち事例がある) -- 名無しさん (2022-08-08 02 14 37) ↑2 確かB&Bでやってたけど本人の意識はそのままに精神状態をレッドフード時代に戻してしまうとか、バットマンの頭の中(物理に非ず)見せつけるとか尊厳破壊なら割とやられてる -- 名無しさん (2022-08-14 19 12 39) バットマンと共闘した時の描写を見ると、敵に回したくなんてないんだけど、味方にいても困るという厄介すぎる存在。 -- 名無しさん (2023-02-09 07 52 27) マジキチだけど、ハーレイに言った「種明かしの要るジョークはジョークって言わねえんだよ!」は見習いたいものがある -- 名無しさん (2023-05-21 18 17 23) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-01-16 10 13 10) コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-01-29 13 21 27 名前 コメント すべてのコメントを見る