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こんばんは。 コアって言葉はよく使われる言葉ですが、どんな意味があるんでしょう。 コア自体の意味は核とか核心なんて意味がありますが、コアなファンとなると・・・。 表面ではなく核まで好むファンなんて意味になるんだそうです。 車なんかでよく使いますよね。 マツダのコアなファンだとか。 マツダを深く愛している・・・本当の言葉の中身を知ると意味が濃くなりましたね。 そのマツダのコアなファンの中でもカペラワゴンを好む人は大変多かったのを記憶しています。 ステーションワゴンとしても大変完成された車だったので、その人気の意味もよくわかります。 しかし時代は流れ、ステーションワゴンは売れなくなり、その流れとともにカペラワゴンも消えていきました。 それでもユーザーとしては長く乗り続けている方も多く、胃までに見かけることも多くあります。 こういったコアな車はディーラーなどに持ち込んでも、あまり理解はされません。 正直廃車にされて終わりなんです。 そこで、カペラ 買取などを使う事で、買取値段を引き上げることができるのです。 稀代の名車の一つとも言えるカペラワゴンですから、売るときにはぜひとも次のユーザーにわたる様な手段で売る方がいいと思いませんか? 買取値段も上がりやすくなるわけですからね。
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a survivor.1 「その必要はないわ。私は、降伏する。」 いやに広すぎる空と、無数に向けられた紫の爪と、腕なし男の真っ赤な瞳。 少女は何を想って決めたのか。 けれどこれだけは確かに言える。 少女は、世界を彼らに売った。 「私…ミズハ・ミソラギは、貴方達の、駒となりましょう。」 本当の名前なんてなんの意味があるだろう。 今生きている自分にすら、意味を見出すことができないのに。 故に少女は、男は、今は亡き名前を背負う。 死の棘を心臓に突き刺しながら、それでも二人は生きていく。 a survivor 生きるとは、逝きし日まで疾る事。 * 「おーい、リヒルトー。」 茶けた石にまみれた乾いた地。こつこつと石を掘っていた男は呼ばれて振り向いた。 「なんだ?もう昼食か?」 「ばっか、時計見ろ。昼どころかもう夕方だ。何時間掘ってるつもりだよお前。」 「え…うお、本当だ。ついつい…」 「ついつい時計見るの忘れていた、ってか?ったく何回聞いたと思ってんだその台詞。」 リヒルトと呼ばれた男は、立つ瀬がなさそうに苦笑いを浮かべた。 考古学者である彼らは今まさに、古代の遺跡発掘の真っ最中。 代表であるリヒルト・シュテンバーグを含め、研究チームは計6人。大体は学生の頃からゼミでつるんできた連中だ。だから会話もこの通り、とても気安いものだった。 「そうか…何か胃に不思議な感触がすると思ったら、腹が減ってたのか。」 「あほうッ!その段階で気付け!」 代表のリヒルト・シュテンバーグは、ある意味とっても学者らしい男で。 研究においてはとびぬけた頭脳を発揮するが、それ以外の事にはこの通り。研究に没頭すると周りが見えなくなるいい例だ。 もっとも、この抜け具合というかボケ具合が周囲に親しみを持たせているのも確かで。リヒルト自身少々口数は少ないが温かい人間なので、彼の周りには自然と人が集まるのだ。 「…んで?調子はどうだ?」 同僚の声が少し低くなる。真剣になった、というより、悪だくみの相談をするような声に。 「…あぁ、順調だ。」 対するリヒルトの笑みにも、うしろめたい事への高揚が滲んでいた。 こつり、とリヒルトが岩壁を叩く。音は揺れながら四方に反響した。二人が今いるのは、地下数m程の深さにある細長い空洞。細さは大人が腹ばいになって通れる程度しかないが、それは通路のようにどこまでも長く伸びていっている。 リヒルトが小さなペンライトを取り出した。スイッチを入れれば細い光が灯る。それを通路へと投げかけた。 通路の奥で何かが光った。それは鏡だった。角度を調節されてとりつけられた鏡。そんな鏡がいくつも通路の中で光り、ペンライトの光を奥へ奥へと届けていく。 鏡は、リヒルト達がつけたものじゃない。 リヒルト達は磨いただけだ。 古代の賢人達が残した遺産を、ただ、手入れしただけだ。 「…手伝いを募集しただけのことはあるな。作業が早いぜ。」 「あぁ、報酬もないのに皆頑張ってくれている。俺達6人だけじゃとても手に負えないからな。」 「報酬、か。報酬はこいつそのものじゃねぇの?」 光を届ける通路。大陸全土に伸びた古代の遺産。 その使い道は、心震えるものだった。 「こいつを使えば、ディアルガ政権崩壊だって夢じゃないぜ…!」
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459 名前:NPCさん :04/06/26 22 13 ID ??? スレ違いかもしれないけど、ちょっとご相談が。 うちの大学のTRPGサークルに今年入った女の子が、入部からずっと4人の取り巻きの男達とのキャンペーンを続けてて、その中でいわゆる姫プレイヤーって奴になってて。 ルールブックやダイス等は殆どプレゼントしてもらった物らしいし、みんなで食事に行った時も その子の代金は取り巻きが払ってたり、セッションの様子も、みんなでその子をちやほやしっぱなしみたいな様子。 周りへの実害は特にないんで、とりあえず放置しておいたんだけど。 今週ちょっとその子と二人で話す機会があったが、どうやらその子は自分の立場に困ってるらしい。 いままでもてた事がなかったのが、急にちやほやされてちょっと調子に乗ってたら、段々周りの 態度がエスカレートしてきて、姫状態に祭り上げられてしまったという話。ストーカー寸前の事もされてるみたい。 ゲーム自体は好きなので出来ればサークルには残って、他の人と普通にゲームしたいんだけど、 試しにそう言ってみたら取り巻きの人達が許してくれなかったらしい。(この辺りどういう風に言われたかは、言いたくないといって教えてくれなかった) それに、自分が周りから姫PLのレッテルを貼られてるのも自覚してる。今さら周りに溶け込めるかも不安だ。 どうしたらいいか迷ってる、という相談を受けたんですよ。 どうしたもんだろう。取り巻き連中と話し合ってみるとか、無理矢理他のセッションに引っ張ってみるとか考えたんだけど、もしかしたら変に手を出さない方がいいのかも知れないとも思うし。 463 名前:怪傑ペドロ :04/06/26 22 17 ID ??? 大学生でそれってのがイタいわな。 とりあえず取り巻き達のリーダー格一人だけ読んで、姫さんと一緒に話し合いしてみれ。 取り巻き全員呼ぶと絶対収集つかなくなるから。 そういう連中は群れると強気になるからね。 あともしものために、取り巻きさん以上の人数は用意しておくこと。 できれば話し合いは部室とかじゃなくて、喫茶店とか他人の目があった方がいい。 やばいことになったとき目撃者がいた方がいいし、警察呼んでくれる確率高くなるからね。 486 名前:NPCさん :04/06/26 23 07 ID ??? 「本当に姫状態がいやなら自分でどうにかしてるはず。 それすら乗り切れないようでは女子プレイヤーはやっていけない。 困っている素振りは、責任逃れか自慢か狙われてるかのどれか」 と昔サークルのお姉さまに言われました。 わりと真実だと思います。 493 名前:NPCさん :04/06/26 23 25 ID ??? 取り巻き痛いなあ。よほどこれまで女友達に恵まれない人生を送ってるのか、 それとも4人とも姫さんに惚れきってしまってるとか。 ただもう、姫本人というより、作り上げられた「我らの偶像」にしがみついてんだろうか。 極論すれば、取り巻きの4人全員に美人のリアル彼女ができれば多分やむと思うが・・・ 496 名前:NPCさん :04/06/26 23 36 ID ??? 493 むしろ美意識の問題だと思う。 取り巻いてる自分をカッコイイと思えるかどうか。客観視してみればいい。 …やべぇ、TRPGやってるオレ、カコワルイんじゃないか? 実はオレ、姫PLの取り巻きだったことがあるんよ。正確には周りからそう捉えられてた。 でも当時のオレにとっては姫PLと見られていた女性PLには他のPLと同程度の興味しかなかった。 彼女が持ってくるお菓子の方が彼女自身より重要だった。 セッション上、居た方が潤いがあるかもしれない(男性PLの女性PCと比べれば、ねぇ)とは思ったけど。 案外、取り巻き君たちの姫に対する粘着力もそう大した事ないんじゃないか? 511 名前:NPCさん :04/06/27 08 24 ID ??? スミマセン、今起きました。 やっぱりほっとくのも何なんで 463さんのやり方を参考に調停してみようかと思います。 昨夜サークルの別の女の子と電話で話したら、女子の間でもあの子はちょっと可哀想なんじゃないか、って話になってるみたいなんで。 今日のコンベで仲間と会うんで、話題にしてみますね。 どうもレスありがとうでした。 519 名前:NPCさん :04/06/27 15 51 ID ??? 511 ガンガレ とか言いつつサークルに他の女子が複数いるのに、相談する相手がキミだったことに ほのかに香ばしさを感じるが…・・・。 女子よりもまず男子に相談するヤシは性根が姫な気もするし。 とりあえず、他の女子がさりげなく彼女を別の卓に誘導してあげるのがいいのでは ないかと。 女性限定セッションとか企画して。 下手に男が口を出すと、誤解されてこじれることも多いしね。 ていうか、これってサークル崩壊の序曲にありがちなパターンだと思われ。 521 名前:NPCさん :04/06/27 16 25 ID ??? 496 そういえば、俺もそんなことあったな。 サークル内で仲いい奴のグループがいくつかあって、 俺がそのひとつのリーダー的な存在で、 そのグループにサークル唯一の女性が混ざってたんだけど、 まわりの男から、すごいけなされようだったよ(媚びてるとか、気を引きたいんだろ、とか)。 普通に仲のいい友達だったんだけどな。 523 名前:521 :04/06/27 16 30 ID ??? 追記。 結局どうなったかというと、 1.周りの男たち(他グループ)が女性に自分たちのキャンペーンに参加することを要請。 2.そのグループがちょっとアレな人間のグループだったので、女性がやんわり拒否。 3.なぜか俺が入らないように言っている、という噂が立つ。 4.俺、そこを半分追い出されるような形で、仲いい人だけ集めて違うサークルを作る。 そんで今に至る。 なんか、今回の話に似てるなw 535 名前:459=511 :04/06/27 22 22 ID ??? お騒がせしてます。中間報告させて頂きます。 あくまで噂を集めた段階ですが、思ったより面倒そうな状況になってるみたいです。 ・取り巻き達は、サークルやメンバーについての悪口を姫に吹き込んでるらしい。 ・姫のバイト先のコンビニにまで乗り込んでたむろして迷惑かけてるらしい。 ・姫は気が弱くて、強く言われると断れない種類の人らしい。 ・休日などにも1人暮らしの取り巻きのアパートでセッションを行い、そこに姫も呼び出してる。 4つ目は今日彼女の携帯にかけたら分かった事実です。サークルメンバーの女性が連れ戻しに行きました。過剰反応だったかもしれませんが、つい不安が先走ってしまって…。 姫プレイヤーという先入観のせいで、対応が甘かったかもしれません。明日から本腰入れて対処してみようと思います。 皆さんのご意見大変参考になりました。解決したらまた報告させて頂きます。 スレ22
https://w.atwiki.jp/revolutionize/pages/14.html
Q1. なぜVIPなのにクソ真面目に議論なんかしてんの? A1. VIPで議論することに意味がある。 VIPに立つスレの大半は将来について何も考えていない若者世代の遊び道具にすぎない。 しかし、その中にたった1つでも真剣に議論しているスレがあればどうだろうか。 もしかしたら、何も考えていないようで実は政治に少し関心があり、議論する場がないために無為に時間を過ごしている若者の目にとまるかもしれない。 VIPという訪問者が不特定多数の板で地道にスレをたて続けていれば、その小さな声はやがて若者の心に共感を生むだろう。 それは世論の誕生であり、全ての原動力となる。 若者同士の連帯感はエネルギーに満ちあふれ、国を動かすことを躊躇することも諦めることもなくなるだろう。 ※「VIPの議論なんか無意味」と言うそこのあなた、意味ある議論になるよう議論に参加してください。 Q2. 議論だけだと便所の落書きで終わり。どうせ何も行動しないんでしょ? A2. ここが今までに立ったであろう政治スレとの最大の違いだろう。 このスレでの議論は、将来の具体的行動のための準備段階ととらえてもらいたい。 つまり、将来大なり小なり必ず何らかの行動を社会に対して示す。 しかし、当然のことながら反社会的行動をするつもりは毛頭ない。 血を流したところで人々に悲しみと憎しみを生むだけだ。 Q3. じゃあどんな行動をするの? A3. 議論の最大のテーマの1つには、将来起こす行動の具体的内容も含まれる。 今現在は、どんな行動をすべきなのか皆からアイデアを募集している。 Q4. どうせキモオタニートでしょ? A4. 高校生、大学生、大学院生、若年労働者がメインで議論している。 Q5. 明確なビジョンがないのに革命なんかしても政権運営できないだろ? A5. その明確なビジョンを作り上げるのがこのスレの最大の目的の1つ。 「なにやっても無駄」「どうせ愚痴だけ」「あさま山荘の二の舞」 そうならないために議論している。批判するのは簡単だ。 重要なのは誰がいつどのように動き出すかを建設的に議論することである。 Q6. ゆとりって何も考えてないよね。ゆとりって馬鹿だよね。 A6. このスレにいるゆとり世代は真剣に議論しています。煽っても何も出ませんよ。 じゃあ、よーく考えてる世代を代表してあなたが具体的な政策なり提言してみてはどうでしょうか? 発言するのが怖いですか?自分の意見が否定されるのが怖いですか?
https://w.atwiki.jp/zenkairowa/pages/32.html
「さて…どうしたものか」 全身を黒で包み頭に巻かれたターバン。男の名はココ。 彼は今武道会会場前に居た。 その会場からは絶え間ない戦闘音が辺りに響いていてその音を頼りにここまで来た。 もしかしたらトリコ達かもしれない。 ココは迷わず会場に足を踏み入れた。 ★★★ 「「うおおおおおおおおお!!!!」」 吼えるは雄叫び!響くは重音! 会場では現在ミケロと幸村が交戦している。 ミケロの足技を槍で防ぎ、幸村の槍を脚で捌く。 仮にもガンダムファイター、仮にも戦国武将。どちらも実力に申し分なし。 ミケロが勢いよく飛び出し距離を詰め蹴りを繰り出す。 幸村は槍で防ごうとするがすでに脚はなかった。 「しまっ!?」 フェイント。ミケロは幸村の背後に回り背中を蹴り飛ばした。 幸村は蹴りにより飛ばされるがその体をキャッチされる 「かたじけないでござるピッコロ殿!!」 飛ばされた幸村を支えたのは主君でもなく従者でもなく戦国武将でもなかった。 されど内に秘める熱き心。高き魂の持ち主。 生きる世は違えど数々の場を通り超えた彼の持つ魂は同じ漢そのもの。 互いが互いに言葉をかけなくても分かる 「何、気にすることはない……が」 幸村が離れるのを確認し目線を元の場所へ戻す。 ピッコロは幸村とミケロの戦いを見てた訳ではない。加勢が出来なかったのだ。 本来ならば二人ががりでも厳しい相手だろう。 この場に居る者達は強い。だが目の前にいる物体の強さは其を凌駕する存在。 「どうした?ピッコロよ」 その名は人呼んで、完全体セル ★★★ そんな彼らが戦いを繰り広げてる会場の周りの観客席。 一人の少女が立っていた。彼女の名は御坂美琴。 学園都市のお嬢様学校に通う中学生だ。 だが彼女も会場に呼ばれた身。只の中学生ではない。 能力者。それも最強の一角のレベル5であり学園都市三位の兵。 それが彼女、御坂美琴だ。 しかしそれを差し引いても彼女は何故自分が此処に呼び出されたのはまったく理解が出来なかった。 まずは状況を確認しようと近くに合ったバックを拾い名簿を取り出す。 知った名前は三つ。二つは出会った事があり、一つは間接的にだが聞いた事のある名だった。 上条当麻。彼こそ何故呼ばれたのか。之が一番理解出来ない。只の学生。 だがいつもみたく誰かのためにその身を投げ出したら。理由は生まれる。 一方通行。学園都市に君臨する最強の能力者第一位。 過去にクローンではあるが自分の妹達を殺し続けた。 垣根帝督。直接の出会いはない。が、噂は聞いた事がある。 自分の上に立つ第二位。 学園都市の頂点に近い三人が居るから実験か?それとも別のものか。 唯一言える事は彼、上条当麻は人を助ける。それが殺意を隠した鬼だとしても。 なら、そうなる前に。自分が止めなくては。心に決める。 別に彼の事が心配ではないという事を銘じて。 そして戦いに目を移す。 そこには信じられない光景が目に入る。 炎を纏う二本の槍を操る男、其に脚で対応する男。 とてつもない速さで戦い、尚且つ謎の光線を放ちながら戦う緑の存在。 「何なのよ一体……」 「まったくわけがわからないよ」 美琴の声に返事を応じたのは一匹の白い動物だった。 突然現れた動物に困惑する。 そして声を出したことにも反応する。この会場には自分の知らない未知が溢れ過ぎだ。素直に思う。 そして目の前の存在はこちらに話しかけようと、声を出した。 「僕の名前はキュゥべぇ!美琴、僕と契約して魔法少女になってよ!!」 ★★★ 「「うおおぉぉぉぉおおおおお!!!!」」 両者の雄叫びが交差する! 幸村の猛攻をミケロは避けているがその顔段々と必死さを帯びていく。 通称、烈火。連続で繰り出される突きがミケロに襲いかかる。 「ちぃッ!!」 槍がミケロの右肩を貫く事に成功する。 ミケロは急いで距離をとるがこの行為は彼にとって不幸を招く。 前を見据えると紅い竜巻が自分を包み込む。何が起きたか判らない。 竜巻の奥。 そこには対の槍を繋げ紅蓮の竜巻を起こしている幸村の姿が会った。 そして竜巻は体に傷を負わせながらミケロを壁へと突っ込ませた。 そして幸村は劣勢を強いられているピッコロの元へ駆け出す 「今行くでござる!ピッコロ殿ぉぉおぉおおおぉぉ!!!!」 ★★★ ピッコロが一気に距離を詰めセルの顔面に右ストレートを放つが首を曲げ簡単に避けられる。 左の拳も同様に避けれてしまう。 ピッコロは目にも見えない速さのラッシュでセルに襲い掛かる。 だがセルは攻撃一つ一つが見えているかの様にまったく攻撃が当たらない。 そしてピッコロの右手を掴み笑みを浮かべる。 するとピッコロは奥の方へと投げられる。が受身を取り体制を整える。 手を前方に翳し気弾を放つ。 対するセルは人差し指を翳し先から小さい光線を放つ。 光線は気弾を破りピッコロの右肩を貫く。 「ぐッ!」 「残念だよピッコロ。お前は此処でお別れだ」 セルが一瞬でピッコロの前に現れその手に気を集中し始める。 集められたエネルギーは輝き始め今にもピッコロを殺そうと音を上げている。 「さらばだ、ピッコロ!!」 「させてたまるかああぁぁぁあぁぁぁあああ!!!!!」 空から降下して来る幸村はセルへと槍を振り下ろすが避けられてしまう。 突きも払いも斬撃も同様にセルは淡々と避けて拳を振り下ろす。 幸村は槍を交互にし防ぐがその衝撃で後方に後ずさりをしてしまう。 そこにセルが追撃を行おうと距離を詰めようとするが突如の電撃により中断する。 三者が一斉に目を向けると場に相応しくない一人の少女が居た。 少女はピッコロ、幸村に近寄り声を掛ける。 「私も力を貸すわ」 三人は簡単な自己紹介を済ませセルを睨む。 幸村は少女を戦いに参加させる事自体に反対を示していたが状況を理解する。 ピッコロも強いがセルには押され続け劣勢を強いられているこの状況。 戦力が必要なのはたしかだった。 そしてその遥か後方に一つの足音が聞こえ全員が振り向く。 そこには同じ悪を倒す力となってくれる強き心の持ち主、美食屋四天王ココ。 「僕も力を貸そう」 今此処に住む世界、生きる世界は違えど同じ魂を持った四人が揃った。 「なら精々楽しましてくれよぉ?」 最初に動き始めたのはセル。 常識を超えた速さで標的に仕留めたのは美琴だ。 美琴の正面にまるで瞬間移動の如く現われ拳を顔面へと伸ばす。 予期せぬ事態に美琴は彼女にしか出来ないやり方で対応する。 電撃による筋肉への刺激。 これにより一瞬であるが人間の限界に近い反応速度を取る事が可能になる。 間一髪で拳を避けると追撃を止めんばかりにココが割ってはいる。 ココの持つ力は毒。彼は全身から毒を使う力に長けている。 右足が紫を帯びた毒の足と化す。 「お前、死相が見えるな」 ココの放つ蹴りがセルに当たりセルを後方へと押し戻す。 放った毒は致死性のある猛毒。人間ならば死ぬまでそう時間は掛からない。 だがセルは食らったばかりか、その顔は笑みに包まれていた。 ココが戸惑った顔するとセルは自分の腰付近に目を落としココの視線を誘導する。 そこに在ったのは毒により原型を留めていないバックが在った。 「毒か。それも質が高い。貴様は人間か?」 「残念ながら扱いはちゃんとした人間さ」 ★★★ 「まったく契約してくれればいいのに……」 現在キュゥべぇは観客席から独りで会場の戦いを眺めている。 結果だけを述べるなら美琴が戦っている以上彼女との契約は失敗してしまった。 彼女はまともに説明も聞かないまま戦いに行ったため魔法少女の意味を知らずに飛び出した。 彼女としては良かったかも知れないが、キュゥべぇとしては残念極まりないことである。 鹿目まどか。最高の素質を持つ彼女も今は魔女へと生れ果てた身。契約は出来ない。 目を付けたのが美琴。魔法少女へと生れる素質を持つのは彼女だけ。 他の女は何かしらの魔術的な存在と為っているから。 この場における魔法少女の真実を知る者。 鹿目まどか、美樹さやかは魔女と生き、 佐倉杏子、暁美ほむらは最早常識的な判断が下せない状況であり、 巴マミは真実にすら気づいていない。この場は契約が出来る絶好の機会だったのに。 だがこの場ではどうやら魔法少女(?)に制限は無いらしい。つまり―――― 武神や拳王も魔法少女(?)に成れる素質があるのだ。 「ん?」 どうやら会場に又一人誰かが来たようだ。 幸村達に取って吉と出るか凶と出るか。それは誰にも分からない。 ★★★ 「どうした、どうしたどうしたぁあああああぁあ!!!」 唸り声と共ににセルの連打が幸村に襲い掛かる。 その速度は最早常人では目に見えない程の速度までに到達寸前と言った所だった。 幸村も捌いたり避けたりしてはいるものの徐々にセルの攻撃は体に当たっている。 連打の拳と拳の隙間を狙い槍を突き刺そうとするがセルは簡単に槍を手で掴み取る。 「う…うおおおおおおおおおおお!!!!」 幸村が掴まれた槍をセルに突き刺そうと雄叫びを上げ腕を押していく。 軋む腕。軋む槍。焦る幸村。笑うセル。 セルは飽きたのか槍を軽々と持ち上げ幸村と一緒に空中に放り投げる。 右手は翳し幸村を定める。手には緑の気が目に見えるほど増大していく。 幸村も槍を自分の前に盾代わりになるように出すが時すでに遅し。 防ぐ事も出来なければ空中では身動きも出来ない。そしてセルは手の向きを幸村から逸らす。 セルの右方向へと発射された気弾は美琴の放つ電撃と衝突し大きな光と共に消滅していく。 「アンタの敵は一人じゃないのよ」 「余裕があるのかい?レディちゃん?」 美琴が声を出した時、既にセルは美琴の前へと移動を完了させていた。 美琴の顔は圧倒的な力の差による劣等感、これから起きる事に対する恐怖心に包まれていた。 容赦無いセルの拳が美琴の腹に直撃し美琴の体は地面を跳ねる様に飛ばされていく。 その先には幸村が居た為美琴の体は動きを止める。 手を抜いていたのか骨は折れていないが跳ねた事により制服の一部が破けてしまった。 破廉恥な!と幸村なら言いそうだが今はそんな状況ではない。 セルがこちらに攻撃しようと手を翳すが今度はココが毒を飛ばしそれを中断させる。 「大丈夫でござるか!?」 「な……何とかね」 「ふん、貴様の毒はこの私に効くかな?」 「なら試してみると良い。僕の毒をね!!」 ココは毒硬化させ毒の剣を創りセルに斬りかかるが避けられる。 セルも反撃をするが毒の剣を盾にされては殴れないため拳を引っ込める。 剣の毒を溶かし広範囲に毒を飛ばすがセルは空に飛び毒を避け下降し蹴りを繰り出す。 ココは体を反らし回避。毒を纏った拳を突き出すがセルも避ける。 美琴が電撃を飛ばすも簡単に避け、幸村が挑んでも簡単に退ける。数は有利だが幸村達は劣勢を強いられていた。 距離を詰めたセルはココに攻撃を繰り出すがココはとうとうセルの腕を掴む。 たしかに手は抜いていたがこの速度の攻撃を遮断した事にセルは若干驚いた。 「やっと捕まえた……!!」 ココの体からは毒が溢れ出しセルに与えようと活気を見せる。 対するセルは異様に毒から恐怖を感じその顔は此処に来て初めて不安を見せる。 毒はココの腕を伝い今にもセルに到達していようとしていた。 「や、やめろおおおぉおおぉぉおおおお!!!!! とでも言うと思ったか?」 ココが目を開いた時にはセルは自分より遥か後方に居て自分は床に伏せられていた。 一瞬。本の一瞬だった。セルが腕を振り下ろしココを伏せ自分は後ろに距離を取った。 見ていた幸村達も気が付いたらココが伏せセルが余裕の表情をしていた。 「中々楽しかったぞ。だがこれまでだ。」 セルは余裕の表情をし周りの敵に目線を移していく。完全に勝った。 自然とセルは大きく声を上げ高笑いをしていた。 「お前は……だ、大事な事を忘れている……!!」 「なん……だと?」 「そうだ。よく考えればいい。……己の馬鹿さを……!!」 これまでの戦い。全てにセルが圧倒的力を見せ続け戦いを圧倒していた。 戦国武将の力、超能力者の力、四天王の力。全てに勝っていた。 この三者に。そう三者なのだ。セルは気づいたのか後ろに振り向く。 そう。セルは敵を侮辱し圧倒的力で遊んでいた。だから玩具が一人減った位じゃ気づかなかった。 「ピッコロオオォォォオオォオオォォオォオオオオオオ!!!!!!」 「残念だったなセル!お前は俺達を甘く見すぎた!!」 ピッコロの放つ魔貫光殺砲が最早当たる寸前とまで来ていた。 ピッコロが戦いに参加しなかったのは気を最大限いやそれ以上に溜めていたから。 これでセルが倒せるとは思えないが確実に重傷は与える事が出来る。 時間稼ぎは成功し尚且つセルの隙も突けた。完全。完璧なタイミングだった。そして魔貫光殺砲はセルを貫く事は無かった。 「え?」 全員が戸惑いの声を上げる。既にセルはピッコロの前まで現れた。 移動ではなく現れた。そう超スピードによる移動ではなく瞬間移動。 セルの腕がピッコロを貫くには時間はいらなかった。 「ピ、ピッコロ殿おおおおお!!!」 幸村が駆けるが時既に遅し。セルは血に染められた手を幸村に翳し気弾を放つ。 気弾は大きな音をたて爆発するが幸村はそれでも走り続ける。 セルが更に反撃しようとするがその体は鎖に包まれる。 「刈れ、風死」そんな掛け声と共に。 「ピッコロ!貴様ァ!!」 幸村は槍を振りかざしセルの体を斬りつけ鎖と一緒に飛ばす。 風死。とある隊の副隊長が使う刀。解放と共に対の鎖でつなげた刀となる。 「許さんぞ貴様らアアアァァァッァァアアア!!!!!!!」 怒涛の雄叫びを上げるセル。第二ラウンドの幕が切って落とされ――――― 「俺も混ぜろよ」 鬼が襲来し辺りは緊張に包まれ一瞬の静寂を誘い気づけば勇次郎とセルは攻防を繰り広げる。 勇次郎はセルに劣らず張り合いまるで人間を超えた動きを魅せ戦いを続ける。 残されたココは幸村に語りかける。 「行けるよな?幸村」 「漢には退けぬ時がある」 傍に居た美琴は二人が何を言っているのか理解していない。だがピッコロは何か悟った顔をしていた。 ピッコロは言いたい事があるが黙る。否、言えないのだ。 幸村達の、覚悟を決めた眼を見て。 「ピッコロ君は一度引くんだ。後は僕達が抑える。美琴は診療所まで連れて行ってあげるんだ」 美琴は驚愕する。ココはあのセルを抑えると言った。 皆、4人でも劣勢を強いられる相手をたった二人。更にあの勇次郎まで居る状況で。 敵う筈が無い。決して甘く戦況を語ってる訳では無い。むしろ悲観的と言っても過言ではない。 だが歯が全く立っていないのも事実。そして何よりも絶望。敵う希望が見えて来ない。 「引けってアンタ達アイツに殺されるわよッ!?」 だから出る本音。殺される。素直に思う感想だ。 だがココは、幸村は決して諦めていない。幾ら壁を見せられても。 乗り越えればいい。そう壁は、セルは単なる通過点でしかない。 己の夢、決意、覚悟。全てを背負い戦う。それが漢。 無論この漢達は元から諦めている気は無かったのだが。 「心配無いでござる。それより早く診療所へ!」 言葉を掛けられるが美琴は動こうとしない。 何と言っても戦力差が大きいのは事実。更に減るとなると一層戦いが辛くなる。 だがピッコロを早急に治療しなくては彼の命に関わるのも事実。彼女は決断出来ないでいた。 「ふんッ!」 セルと勇次郎の拳が衝突し衝撃が空気へと振動し大気を揺らす。 その一帯を中心にい風の音も聞こえない程の静寂が起きる。 「貴様、本当に只の人間か!?」 セルは正直幸村達との戦いの時よりも力を強めていた。 だが状況はどうだろうか。圧倒する筈が現に勇次郎は彼と対等に張り合っている。 その力は人間とは考えられない。もしや彼も―――― 「当たり前だろ?」 勇次郎が言葉と共に出した拳はセルを捉え彼を後方へと吹き飛ばす。 それを見ていたココが美琴達に指示を出す。 「今がチャンスだ!!早く!!」 それでも美琴は彼らを見捨てる事は出来ずに決断出来ないでいた。 ココが何回も促すが意味を成していない。 そしてピッコロが傷を抑えながら歩き出し美琴へと話しかける。 「い、行くぞ……」 「で、でも!!」 ピッコロが歩き出した為美琴は自然と彼に近づく形になる。 近くで見ると傷が想像以上に深い。これでは本当に命に関わる。 美琴は黙ってピッコロに肩を貸す。 彼女の肩を借りたピッコロは最後に振り向き言葉を残す。 「……死ぬなよ」 「無論、拙者は命尽きる気など無いでござる」 「僕達も運が良ければそっちへ行く。行かなかったらもう一度来てくれ」 ピッコロの姿が見えなくなるのを確認すると二人は構える。 今一度起きる激闘に備え。 「さてどこまでいけるかな?」 「真田幸村――――参る!!」 こうして更なる激闘のゴングが鳴り響く―――― 【C―4武道会会場/1日目・深夜】 【真田幸村@戦国BASARA】 【状態】 疲労(中)、全身に傷(小) 【装備】 幸村の槍@戦国BASARA 【持ち物】 ランダム支給品0~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 悪の主催を倒し元の場所へと帰還する。 1: セルを倒す。 2: 頼れる者との協力。 3: 親方様をお守りする。 【備考】 ※参戦時期はお任せします ※名簿を確認していません。 【ココ@トリコ】 【状態】 疲労(中)、毒消費(三割) 【装備】 普段着(上半身裸) 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒し小松を救出し帰還する。 1: セルを倒す。無理なら隙をみて診療所へ。 2: トリコ達と合流し小松を救う。 3: 水の確保。 【備考】 ※参戦時期はカジノ編直前 ※毒=体内の水分です。 【セル@ドラゴンボール】 【状態】 疲労(小)、体に裂傷、腹に痛み、怒り 【装備】 【持ち物】 【思考】 基本: 全てを殺し主催も殺す 1: 目の前の人間達を殺す 2: 悟空達に借りを返す 【備考】 ※参戦時期は死亡後 ※戦闘力に制限有り 【御坂美琴@とある魔術の禁書目録】 【状態】 疲労(中)、全身に傷(小) 【装備】 制服(若干損傷) 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:皆の元へと帰る 1: ピッコロを診療所に連れて行って休ませる。その後戻ってくる。 2: 上条と合流してあげてもいいんだからね! 3: 一方通行に第二位には警戒 【備考】 ※参戦時期は少なくても妹編以降 ※殺し合いに学園都市が絡んでると若干疑っています。 【ピッコロ@ドラゴンボール】 【状態】 疲労(中)、肩に穴(重傷)腹部に穴(重症) 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品0~2、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒す。ドラゴンボールも視野にいれる。 1: 傷を治す。 2: 悟空達と合流し悪を倒す 【備考】 ※参戦時期はセルゲーム以降 ※命には一刻の猶予もありません 【ミケロ・チャリオット@機動武鬪伝Gガンダム】 【状態】 疲労(中)、肩に穴、気絶中 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:気絶中 1: 気絶中 【範馬勇次郎@グラップラー刃牙】 【状態】 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 不明 1: 強き者と戦う 【備考】 ※参戦時期は書き手さんに任せます ※戦闘力に制限はありません 【キュゥべぇ@魔法少女まどか☆マギカ】 【状態】 【装備】 【持ち物】 【思考】 基本: 契約♪ 1: 美琴と契約したい 2: まぁ誰とでも出来るんだけどね♪ 【備考】 ※参加者ではありません。主催側です。が、殺す事は出来ます。 ※会場は荒れまくっています ※セルのバックは毒により消滅 ※地面に風死が落ちています アルティメット・バウト 時系列順 チョーシに乗るな アルティメット・バウト 投下順 チョーシに乗るな GAME START 真田幸村 地上最強の魔法少女 GAME START ピッコロ 幕間は終わり GAME START セル 地上最強の魔法少女 GAME START ココ アルティメット・バウト2 GAME START 御坂美琴 幕間は終わり GAME START ミケロ・チャリオット 進撃のサイヤ人-思春期を捧げた男の輝き- 開幕 範馬勇次郎 地上最強の魔法少女 開幕 キュゥべぇ 地上最強の魔法少女
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SE「なんと、説明のアナウンスが入る前に舟を操縦し始めた…」 さわ子「この舟の操縦は難しいんですか?」 SE「いえ、ゲームですから簡単にしているんですが、説明無しで即操縦には、ビックリしました」 菫「憂先輩は、そんな人なんです。さっきの福引きもそうですが、一緒に部活していて、色々と 驚かされます」 直「やっぱりロボみたいな人だ…」 アレフガルド北西部 純「よし着いた!それじゃあ上陸だ」 憂「あれ?BGMが違うね」 梓「ほんとだ。なんか、少し寂しい感じのBGMだね。楽器の数も少ないシンプルな感じだし」 純「ドラクエⅠのBGMだよ。この音楽が流れたら、アレフガルドに着いたってことなの。 そのまま東に真っ直ぐ進んでいったら、お城が見えるの。それがラダトーム城ね」 ラダトーム城 兵士「ラダトームの城にようこそ」 憂「あれっ?お城のBGMも違うんだ」 純「このBGMもドラクエⅠと同じなの。とりあえずここでセーブをして、その後私がルーラで舟を呼 び寄せるから。それから竜王の城だね。クリアには直接関係しないけど、大事な物があるからね。 それと、ここでのセーブは教会でするんだよ」 憂「ここでは教会でセーブなんだね。王様ではセーブできないんだ」 純「王様は隠れてしまってるの。隠れてる場所も分かってるんだけど、金の鍵がないと入れないの」 梓「純、セーブしないとダメなの?ルーラって行き先指定できるはずだよね」 純「それがね、Ⅱではできないんだよ。最後にセーブした場所に移動するようになってるのよ」 … 老人「おお、古き言い伝えの勇者の子孫たちに光あれっ!」 梓「わわっ!眩しい!」 純「よーし、この光あれでMPが回復するから、ラダトームは便利なのよね。もっとも、ここの宿代は 一番安いから、あんまり変わらないんだけどね。一人一泊2Gだし」 竜王の城 1F 憂「ここもBGMが違うんだね。ダンジョンとも塔ともムーンブルク城とも違うよ。純ちゃん、これも ドラクエⅠのBGMなの?」 純「そう。アレフガレドにあるものは、ほとんどドラクエⅠのBGMが使われてるの。そもそも、ソフトも ドラゴンクエストⅠ・Ⅱってセットになってるしね」 梓「でも、ここはお城の形もじゃないね。ムーンブルクの方がまだお城の形をしていたよ」 純「ここは正確に言うと地下深くのお城だからね。この階段を下りたらダンジョンになるのよ」 … 竜王の城 B2F 憂は宝箱を開けた。なんと!ロトの剣を見つけた!憂はロトの剣を手に入れた。 純「竜王の城にロトの剣があるのもⅠと同じなんだよ。といっても、Ⅱではロトの剣よりも攻撃力の 高い武器がお店で買えるんだけどね」 梓「伝説のロトの剣も、100年たったら時代遅れってことなのかな?」 純「でも、ロトの剣は他のロトの装備の中で唯一、サマルトリアも装備できるから私にはありがたい」 憂「じゃあ、純ちゃんが装備してみる?」 梓「いやいや、しばらくは憂が装備しててよ。その方が早くモンスターも倒せるからね」 竜王の城 B7F 憂は世界地図を手に入れた。 純「航海に地図は必須だからね。現在位置も表示されるから、これでいろんな場所に迷わず 行けるようになるよ」 憂「純ちゃん、またこのバリアの床を通り抜けなきゃいけないの?」 梓「MPも半分以下だし、あんなにあった薬草も使い切ったし、なにより痛いし、もうこれヤダよ…」 純「まだトラマナもリレミトも使えないから、仕方ないよ。祈りの指輪があるから、それでMPを補充 すれば大丈夫だし。通り抜けたら、せっかくだから竜王のひ孫にでもご挨拶しておこうかね」 … 竜王のひ孫 「よく来た、憂よ。わしが王の中の王、竜王のひ孫じゃ。最近ハーゴンとかいう者がえらそうな 顔をして、幅を利かせていると聞く。実に不愉快じゃ!もし、わしに代わってハーゴンを倒して くれるなら良いことを教えるが、どうじゃ?」 梓「(ハーゴンは倒さないといけないけど、竜王はⅠのラスボスだし、その頼みだなんて…)」 純「いいですよ!」 憂「えっ?純ちゃん!?」 梓「純、なんであっさりOKするの…」 純「いいから。大丈夫だから」 竜王のひ孫 「ほほう、やってくれるかっ!では5つの紋章を集めよ。さすれば精霊の守りが得られるという。 かつてメルキドと呼ばれた町の南の海に、小さな島があるはず。まずそこに行け! 紋章を集め精霊のチカラを借りなければ、ハーゴンは倒せまいぞ!」 … 憂「純ちゃん、さっきの竜王のひ孫さんの言ってた精霊の守りって、どんな物なの?」 梓「精霊の鎧とか、そんな感じの物なの?」 純「ルビスの守りっていうアイテムが手に入るの。これが無いとハーゴンの神殿に入れないのよ」 梓「ねえ純、さっきの竜王のひ孫の頼みを、もし断ってたらどうなってたの?」 純「断っても、お前は意外と心の狭いやつだなってイヤミ言われるだけだし。別にそこで戦闘に なるわけでも無いからね。もし戦闘だったら大変だよ。竜王はドラクエⅠのラスボスだからね」 憂「この後は、その南の海の小さな島に行くの?」 純「いいや、先に装備を強化した方が楽だから。とりあえず、金の鍵を取りに行こうよ」 海の上 南東の端 憂「海のBGMって、なんか良いよね。」 梓「ワルツだね。3拍子で優雅な感じで。遊覧船って感じ?」 純「私たちの格好じゃ、とても優雅とは呼べないけどね」 梓「それを言ったらそれまでじゃないの」 憂「ところで純ちゃん、目的地はもっと先なの?」 純「地図では今この辺だから、もうすぐ見えるはず」 梓「あっ!見えたよ!あの島でしょ」 純「うん、あれで間違いないと思う」 憂「あれれ?あの町ってひょっとして、ローレシア城とつながってるほこらの隣の島にある 町じゃないかなぁ?」 純「その通り。その町の名がザハン。ここに金の鍵があるのよ」 漁師町ザハン 女性「漁師町ザハンにようこそ。今、男達は漁に出て留守でございますわ」 憂「確かに女の人ばかりだね」 梓「あれ、あそこで男の子が泣いてる」 男の子「うわーん。あそこの犬が吠えて袖を引っ張るんだよお」 犬「わんわんわんわん!」 梓「あれ?あの犬、向こうの建物の端に走ってった」 純「花咲か爺さんと同じだよ。あの犬についていったら、金の鍵が見つかるよ。追いかけよう!」 … 犬「わんわんわんわん!」 憂「ワンちゃんが座って待ってる」 純「この犬の手前を調べると、金の鍵が落ちているのよ」 憂は足元を調べた。なんと!金の鍵を見つけた!憂は金の鍵を手に入れた! 純「OK!じゃあ、金の鍵で手に入るアイテムを集めに行こう。まずはローレシアからだね。憂が 言ってたように、近くのほこらの中の旅の扉がローレシアにつながってるから、そこから行こう」 ローレシア城 梓「確かにお城の音楽が流れてるね。ここがローレシア城なの?」 憂「そうだよ。ここは中庭で、あっち側がお城の入り口なんだよ」 … ローレシア城 宝物庫 ガチャ 兵士「この部屋に入ってくるとは、何奴だっ!?おのれ、盗っ人め!かくごっ! 憂「わーっ!ゴメンナサーイ!」 兵士「ややっ?憂王女様でしたか。こりゃとんだ失礼を……」 憂「いいえ、こちらこそすいません…」 … 憂「私たちがやってることって、泥棒と変わりないし、何だか気が引けるよね」 純「でも、これをしないと目的の物がもらえないし…それに、憂が持ち出すんだったらOKでしょ。 あった!これだよ、ロトの印!」 梓「へーっ、これがそうなんだ。で、これはどんなアイテムなの?」 純「ロトの兜を取るために必要な物なのよ」 ローレシア南のほこら 純「憂が気にしていたほこらがここだよ」 老人「おお、待っておりましたぞ!この爺は、王女様にお教えすることがありましての。実は、 この世界には銀の鍵と金の鍵の二つがあり、扉にも二つの種類があるのですじゃ。まず、 銀の鍵を見つけなされ。サマルトリアの西、湖の洞窟の中に隠されているという話ですじゃ」 憂「ありがとうございます。でも、せっかく教えていただいたんですけど、ほら、この通り…」 老人「…へ?もう銀の鍵はおろか、金の鍵までも手に入れたですと?…いや、さすが王女様じゃ。 恐れ入ったわい」 純「というお話だったのさ」 憂「そういうことだったんだね」 梓「でも、それを確認するためにわざわざここに来たの?」 純「もちろんこれは余興みたいなもの。目的はほら、この建物。金の縁の扉でしょ。この中に入って、 中にある旅の扉で別の場所に移動するためなのよ」 デルコンダル城 憂「あっ!お城の音楽だ!」 純「そう、ここはデルコンダル城っていうお城の中なの。この場所は、お城の周囲の廊下なのよ。 デルコンダル城は月の紋章がもらえる場所なんだけど、その為にはキラータイガーと戦わない といけないの。素早さは高い、攻撃力は強い、二回攻撃もあるから今戦っても苦戦するからね。 だから、先に宝物だけ取って一度退散するのよ。この扉を開けてこっちに行くとね…」 梓「あれ?ここってお店の裏側じゃない?」 純「お店の宝箱を失敬するのよ。ここにはガイアの鎧って、結構強い鎧があるんだから」 憂「純ちゃーん。これじゃほんとに泥棒だよ」 純「ゲームに泥棒も何も無いの!クリアすることが正義なんだから!」 梓「純はやっぱりドライだね」 憂「でも、私は純ちゃんのそんなところ、好きだよ」 純「それは褒めているのかね?」 サマルトリア城 老人「よくぞ来た!ロトの血を引きし者達よ!さあ!宝箱を開け、その中の物を取るがよい!」 憂は宝箱を開けた!なんと!ロトの盾を見つけた!憂はロトの盾を手に入れた! 老人「その盾には、勇者ロトの思いが込められているはず。必ずや、そなたの身を守ってくれようぞ!」 純「これでサマルトリア城もOK。ついでだから、私の妹を二人に紹介しよっか」 梓「純に妹なんていたっけ?」 憂「ゲーム上はいるんだよ!ねー」 サマルトリア城 姫(妹)の部屋 姫(妹)「あっ、お姉ちゃんお帰り。ねー、あたしも連れてってよお!」 純「ダメだよ。外でモンスターと戦えるとでも言うの?」 姫(妹)「それは無理だけど…でも、ずっとお城の中にいるの退屈だもん」 純「他の兵士さん達に遊んでもらえばいいじゃん」 姫(妹)「だって、誰も遊んでくれないんだもん」 純「でもそうやって、ずっと退屈でぼっちしているほうがお似合いだよ!」 姫(妹)「なによ!お姉ちゃんのいじわるうっ!」 … 憂「姉妹の戯れっていいよねー。ニコニコ」 梓「私は一人っ子だから経験が無いんだけど、お姉ちゃんは欲しいなって何度も思ったよ。でも、 今見てて、純みたいなお姉ちゃんはちょっと嫌だなって思った」 憂「梓ちゃんは、やっぱり私のお姉ちゃんみたいな感じの人がいい?」 梓「いや、前に言ったことあるけど、お姉ちゃんにするなら澪先輩みたいな感じの人がいい…」 さわ子「サマルトリアの妹って、こんなセリフだったかしら?」 SE「以前別のゲームでモニター依頼をした時に、いろんな回答フレーズがあったほうがいいって レポートがあったんです。そこで、試験的に一部のキャラへの話しかけについて、返答にバリ エーションをつけています」 直「ほんとに鈴木先輩の妹みたいな感じですね」 菫「純先輩に妹がいたら、こんな感じのやり取りになるんですかね。これが梓先輩や憂先輩だと どうなるか、個人的に見てみたいです」 ローラの門 純「ここから、また旅の扉で移動していくのよ」 梓「ここにも旅の扉があるの?」 純「あの金縁の扉の先にあるの」 憂「あの扉の奥は旅の扉だったんだね」 純「ここからはしばらく旅の扉でワープを繰り返すからね。じゃあ行こう!」 … ベラヌール北のほこら 純「このおじいさんがいるってことは、ベラヌール北のほこらかな?ちょっと外に出てみよう」 梓「へー、こんなところに着いたんだ。地図で見ると、ずいぶん遠くなんだね」 純「さて、次の行く道は…真ん中と右側とどっちだったかな?とりあえず右側に入ってみよう」 … ムーンブルク西のほこら 梓「なんか、狭いところに出てきたね」 憂「あっ、扉をあけたらあの神父さんがいた。ここはムーンブルクのトンネルになってるほこらだね」 純「入るところを間違えたみたいだね。とりあえず戻って、真ん中に入り直そう」 炎のほこら 梓「なんか、後ろのツボから火が出てる」 純「よし、ここだここだ。ここに太陽の紋章があるんだよ。ほこらの右側から少しだけ外に出てみて。 そこの木の手前にあるはず…」 憂「探してみるから、ちょっと待ってね」 憂は足元を調べた。しかし、何も見つからなかった。 憂「純ちゃん、何も無いよ?」 純「あれっ?おかしいな。その反対側は?」 憂「あっ、外に出ちゃった。地図で見たら、ここって南東の小さな島なんだね」 純「間違いない、ここは太陽の紋章がある炎のほこらだよ。でも、なんで何もないんだろ?」 梓「純の勘違いじゃないの?」 純「でも、それじゃあ何のためにここが…あっ、そうか!紋章の場所も変更されてるんだ!」 憂「確か、紋章の場所も変更項目にあったはずだから、そうじゃないかな」 梓「純、とりあえずここはパスして、次の目的地に行こう」 純「そうだね。えーっと、左と右とどっちだったかな?とりあえず右に行ってみよう」 聖なるほこら 梓「何か、部屋全体が赤いね」 憂「祭壇の上に兜が祭ってあるよ」 純「聖なるほこらだね。OKOK。ここで、さっきのロトの印が役に立つのよ」 … 神父「おお、わしは待っておった!勇者ロトの子孫が現れるのを!そなた達にロトの兜を授けよう!」 梓「これで、鎧以外のロトの装備がそろったね」 憂「でも、私の装備ばかりだね。いいのかな?」 純「ロトの剣以外はローレシア専用だから、それでいいのよ。第一、憂が主役キャラなんだし」 神父「ここにはもう用がないはず。行くがよい」 梓「何か感じ悪いね、この神父さん」 純「この神父さんは、ロトの印無しで行くと、愚か者め立ち去れい!って追い出しちゃうんだよ」 ルプガナ北のほこら 梓「ここはどこなの?」 純「そこそこの広さの部屋の中ということは、ここはルプガナ北のほこらだね。OK。それじゃあ、 ここから休憩前に通ったドラゴンの角の北の方の塔に立ち寄ろう。大切なアイテムがあるしね」 … 老人「ほほう、それが金の鍵じゃな。ちょっと借りるぞい!」 憂「あっ、取られちゃった…」 老人「わしも一度は旅の扉というものに入ってみたかったのじゃよ。そうそう、金の鍵は返しておこう。 では、またな」 憂「いなくなっちゃった…」 … ルプガナ北部 梓「そういえば、舟はザハンの町に置きっぱなしだけど、どうするの?」 憂「セーブしてルーラで呼ぶの?」 純「それはしなくても大丈夫。ルプガナに行けばいつでも舟に乗れるからね。それに、ルプガナで セーブしちゃうと、せっかくラダトームでセーブしているのに、その意味がなくなっちゃうからね」 ドラゴンの角 北塔3F 憂は足元を調べた。なんと!雨露の糸を見つけた!憂は雨露の糸を手に入れた! 憂「純ちゃん、これなーに?なんか、糸から水が滴り落ちてくるよ。不思議な糸だね」 純「それが雨露の糸っていって、水の羽衣を作るのに必要なアイテムの一つなのよ」 梓「えっ?水の羽衣って、Ⅱでは作るの?」 純「そう、お店では買えないのよ。テパの村のドン・モハメっていうお爺さんに道具一式を渡して、 作ってもらうことになるの。そのかわり、Ⅱでは最強装備の一つになるんだから」 憂「ふーん。アイテムの一つってことは、他にもアイテムが必要なの?」 純「あとは聖なる織機が必要なのよ。これはザハンにあるんだけど、それを取るには牢屋の鍵が 必要なの。牢屋の鍵は、ペルポイの町で手に入れるのよ。それで…」 梓「純、ゴメンだけど一度には把握できないから、後で順番に案内してもらっていい?」 純「ペルポイの町はかなり南の方で、ハーゴンがいるロンダルキアに割合近いところにあって…」 梓「聞けよ!」 港町ルプガナ 老人「おお、孫娘を助けてくれた人達じゃな。舟に乗りなさるか?さあさ、通りなされ」 純「こんな感じで、ルプガナに着けば自動的に舟がルプガナに戻ってきて、そのまま使えるのよ」 梓「そうなんだね。で、これからどうするの?」 純「憂、右に曲がって港の奥のほうに進んでもらっていい?」 憂「うん、こっちだね」 梓「運河みたいなところの途中に扉があるね」 純「詳しくは、ここの奥にいる商人の話を聞いてから」 … 商人「嵐の夜。財宝を積んだ私の舟が沈みました。私はたまたま近くを通った舟に助けられましたが、 財宝は海の底に……。もし財宝を引き上げてきてくれたなら、きっとお礼をいたしましょう」 純「ということで、今からその海に沈んだ財宝をこれから取りに行こう!」 憂「その財宝のお礼が、何か関係しているんだね」 純「その通りなのよ」 ルプガナ北沖 純「確かこっちの方に、キラキラ光ってる場所があるんだけど…。もう少し北かなぁ」 梓「海は広いから全然わからないよ。こんなの探すの無理だよ!」 憂「あっ、見えた!純ちゃん、ほらあそこ!あそこの場所だけキラキラ光ってるよ!行ってみるね」 梓「なんで何もしていない私たちが見つけられなくって、操縦している憂が見つけられるのよ?」 純「梓、憂はそういう子だし、今更言うほどじゃないでしょ」 … 憂「ここだね」 純「ここの海の下に、財宝が眠ってるのよ」 梓「キラキラ光ってるのはわかるけど、よく見えないよ。純、これをどうやって引き上げるの?」 純「海に飛び込んで潜って取ってくるのよ。でも、ここって深さどのくらいかな?」 憂「とりあえず、潜ってきてみるね。梓ちゃん純ちゃん、ちょっと待っててね。…ザッパーン」 梓「えっ!憂、鎧兜のままじゃ…飛び込んじゃったよ」 憂は舟から飛び下り潜っていった!何と!船の財宝を見つけた! 憂「ザパー…ぷはーっ!純ちゃん、この宝箱でしょ?そんなに大きくも重くないよ!」 梓「あんまり大きくない箱だね。ほんとに財宝が入ってるのかなぁ」 純「たぶん金銀宝石とかの装飾品じゃないかな。これって開けられるかな?ちょっとやってみよう」 憂「純ちゃん、それはさすがにマズイよ…」 純は財宝の箱を開けようとした。しかし、頑丈な鍵がかかっていて開かない! 純「ダメだ、金の鍵も銀の鍵も合わないよ。しょうがない。おとなしく引き渡すしかないね」 梓「純…もし開いてたら中身を取るつもりだったの?」 … 港町ルプガナ 商人「おお!これは沈んだ舟の財宝!これで私は破産せずに済みますよ!ありがとうございました! お礼に我が家の宝、山彦の笛を差し上げましょう」 純「この山彦の笛で紋章のある場所がわかるのよ。普通の場所で吹いたら何とも無いんだけど、 紋章のある場所で吹くと、山彦のように音が返ってくるの」 梓「そっか、その笛をいろんな場所で吹いて、紋章の場所を探すわけなんだね」 純「そうなの。総当たりになっちゃうけど、紋章の場所が分からないから、仕方ないのよ」 憂「そうだよね。じゃあどこから探す?」 純「その前に、一度ルーラでラダトームに戻るけど、いい?ちょっと試したいことがあってね…」 5
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「なぁー千秋ー」 「なに?」 「私は今、モーレツに暇なんだが」 「だから何だというんだ。私は学校から出された大量の宿題を片付けねばならん。よって、お前につき合っている時間はないよ」 「んだよー、宿題がなんだっていうんだい? 大体小学生のうちから勉強してどうするんだ? 将来大統領にでもなるつもりなのか? 子供は風の子ってよくいうだろ? つまりだ、まだ小学生であるお前は勉強なんかしてないで私と遊ぶことと大統領が言っているのも変わりないんだよ! だから、私と、遊べー!」 「話の後半は意味が通ってないぞ。それにどうして大統領なんだ。なんにせよ、勉強というのは知識を深め、自身を高めるにはもってこいなんだ。 しかも私は、いい中学へ行きたいという目標がある。よって、小学生のうちからでも勉強は必要なんだ。バカなお前につき合っている暇はないよ。」 「くっ・・・!! 最後にさりげなく私をバカにしたな!!」 「さりげなくないよ。堂々とバカにしてるよ」 「ぅはー、妹にこんなにもバカにされる姉であっていいのか?? 否。断じて否だ!! ここは一つ、姉の威厳というものをわからせてやらねばなるまい・・・」 「な、なんだ・・・文句でもあるのか?」 「ふっふっふ。この私を怒らせたこと、死ぬほど後悔するがいい・・・そりゃっ!」 「うわっ! やめろ! くすぐるなんて卑怯だぞ!」 「何を根拠に卑怯だなんて言っているんだ?『卑怯ー勇気がなく、正面から取り組かないこと。正々堂々としていないこと。 また、そのさま。(国語辞典転出)』だ!」 「何に、せよっ、これのどこに姉の威厳が感じられるん・・・あっ、ふはっ・・・そこはやめっっ・・・ぅぁあんっ!」 「あれー?どうして千秋は顔を上気させて小刻みに震えてるんだー?」 「・・・うるさいっ!この大バカ野郎ー!!」 名前 コメント 8スレ目 mk氏 保管庫
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幸せになれる隠しコマンドがあるらしい(楽) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 幸せになれる隠しコマンドがあるらしい うたたP feat. 結月ゆかり A 楽7 142 238 / 12 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 37 23 10 23 0 楽譜面(7) / 踊譜面(11) / 激譜面(13) / 鬼譜面(-) 属性 遠配置、交互難 譜面 https //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/0/5/0569e67d.png 譜面動画 https //www.youtube.com/watch?v=Pu4tbDRoXhM (x1.5, NOTE) http //www.nicovideo.jp/watch/sm31718766 http //www.nicovideo.jp/watch/sm31718766 (x2.0, NOTE) ※2 16~ 解説 全譜面共通で1Pサイドスタート。中BPMで4分のみの今作楽譜面らしく逆詐称…ではあるが、歌詞に合わせた配置が交互難遠距離で飛んでくる。交互に踏もうとすると妥当に感じる譜面で、チャイニーズとストローブに傾向が近い -- 名無しさん (2017-08-09 23 17 32) 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) ある意味この曲はBASICが本番。ただしDPだとちょっと混乱する -- 名無しさん (2017-08-13 21 02 42) 全スイッチで無理やり交互踏みすると楽しい -- 名無しさん (2017-08-14 18 56 48) 右や左の矢印の向きは合ってるのに普通に踏むと足が逆、というのはDPならではだね。面白い。「上上下下」をスイッチすると楽しくてオススメ -- 名無しさん (2017-10-13 16 30 16) 名前 コメント 原曲MV http //www.nicovideo.jp/watch/sm21249768 https //www.nicovideo.jp/watch/sm21249768
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生徒名簿 > 周圭斗 >[料理対決16]周圭斗(R) [料理対決16]周圭斗(R) 攻魅力 1934 守魅力 1785 攻M 守M コスト 12 卒業祝い 5000メン [料理対決16]周圭斗+(R) 攻魅力 2321 守魅力 2142 攻2M 9361 守2M 8641 コスト 12 卒業祝い 7500メン [お味はいかが]周圭斗(HR) 攻魅力 2901 守魅力 2678 攻4M 14064 守4M 12984 攻3M 守3M コスト 12 卒業祝い 15000メン アピール 邪魔したからには、覚悟できてるよね。 └Kingタイプの攻守魅力小UP ストーリー 美味しいレバー料理 入手方法 イベント「カレと私の−料理対決−」 台詞 ボイス +... [部分編集] ステップ1 おしゃべりタイム 相変わらず、無駄に元気だね。 おしゃべりタイム 別に挨拶なんて要らない。 おしゃべりタイム アンタ、脳天気すぎない? デート電話コメント アンタって、どこまでも図々しいね。でも退屈しのぎにはなりそうだし、行ってあげてもいいよ。 カレ自慢アピール 邪魔したからには、覚悟できてるよね。 ステップ2 おしゃべりタイム 料理で対決してどうするわけ? おしゃべりタイム バカバカしい行事ばっかりだね。 おしゃべりタイム アンタって、気楽そうでいいね。 デート電話コメント アンタ、気でも狂ったの? だとしたら、最高に面白いね。直接会って、確認してあげるよ。 カレ自慢アピール 邪魔したからには、覚悟できてるよね。 ステップ3〜6 好感度レベルMAX わかったなら、まともなレバー料理を早く作れるようになってよね。腕に自信が持てるようになったら、食べてあげてもいいよ。 おしゃべりタイム(ステップ2〜5) 料理で対決してどうするわけ? おしゃべりタイム(ステップ2〜5) バカバカしい行事ばっかりだね。 おしゃべりタイム(ステップ2〜5) アンタって、気楽そうでいいね。 おしゃべりタイム(ステップ6) レバー料理、真剣に作ってよね。 おしゃべりタイム(ステップ6) アンタに手伝わせてあげる。 おしゃべりタイム(ステップ6) ボクの期待を裏切らないでよ。 デート電話コメント(ステップ2〜5) アンタ、気でも狂ったの? だとしたら、最高に面白いね。直接会って、確認してあげるよ。 デート電話コメント(ステップ6) バカバカしい誘いだね? でも、いいよ。浮かれて来たアンタを、いじめるのも面白そうだしね。 デート電話コメント(ステップ6) ホントはアンタの相手するほど暇じゃないんだけど、家にいるのも飽きたから付き合ってあげる。 デート電話コメント(ステップ6) ふーん、ボクにいじめられたいんだ。別にいいよ、構ってあげても。それで、いつがいいわけ? カレ自慢アピール 邪魔したからには、覚悟できてるよね。 マイページ +... ステップ1 美味しいレバーがないなんて世も末だね。 ボクの食べ残しのレバー、アンタにあげる。 不味いレバーなんて食べたくないから。 ステップ2〜3 のろまだね。見てられないんだけど。 ボクは自分のために、料理するだけだから。 料理対決? やりたい連中が勝手にやれば? ステップ4〜5 脳天気なお喋りはやめて、手を動かして。 ボクの言うことが、聞けないわけ……? ボクのペースに、しっかり合わせてよね。 ステップ6 アンタに期待してあげてるんだけど。 一緒に料理して楽しかった……? あっそ。 それで、いつボクにレバー料理を作るの? ボクのために、ちゃんと料理してよ。 レバーが食べたい? 勝手にすれば? 登校 +... 朝 ステップ1 ……その大声で挨拶するの、いい加減にやめてよね。 ……何? ボクが朝から登校してるのが悪いわけ? レバー嫌いって人間が多いけど、人生半分は損してるよ。 ステップ2〜5 朝からバカみたいに明るいね。ホントに飽きれるよ。(原文ママ) この学校のバカバカしい行事に、もう飽きたんだけど。 ハァ? 料理対決が何? ボクには関係ないから。 ステップ6 アンタ、なんでそんなに話しかけてくるわけ……? アンタの脳天気な挨拶、頭から離れなくなってきた……。 授業、出たくない。……アンタもボクとサボって。 料理対決、アンタがやれば良かったんじゃないの。 料理で生徒を対決させて、なんの意味があるわけ? 放課後 ステップ1 キャンプで食べたレバーカレーは、マシだったかもね。 食事は教室の外で食べる。うるさすぎてサイアク。 昼休みに時々流れる、アニメみたいな歌なんなの……? ステップ2〜5 どの授業も退屈すぎるんだけど。……もう家に帰る。 料理対決の日程? ボクが覚えてるわけないでしょ。 料理するからって、変なエプロンはつけたくないから。 ステップ6 退屈だから、なんか話して。つまらない話はしないでよ。 眠りたいときに限って、こう天気がいいとムカツクね。 ボクの周りをウロチョロするのって、意味があるわけ? レバー料理が美味しい店なら、一緒に行ってあげる。 レバー料理のレシピ、用意するのアンタに任せたから。 夜 ステップ1 この時間にボクが何してたか? 別に関係ないでしょ。 ……図書館で勉強してた? 優等生にでもなったつもり? ……美術室で寝てたら、こんな時間になってた……。 ステップ2〜5 今日なら一緒に帰ってあげてもいいけど。どうするの? ボク以外の参加者が何を作るか……? 興味ない。 料理対決の打ち合わせ? ボクが出るわけないでしょ。 ステップ6 アンタが人に囲まれてるの見ると、イライラする……。 アンタ、こんなに遅くまでひとりで何してたわけ……? 退屈だから、いじめてあげる。ボクに遊ばれたいでしょ? 何、ボーっとしてるの? 帰るんだから早くついて来て。 ふーん、ボクがいないところでも笑顔振りまいてるんだ? デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 大丈夫じゃないって言っても、図々しいアンタのことだから、ベラベラ勝手に喋るんでしょ。 アンタって、どこまでも図々しいね。でも退屈しのぎにはなりそうだし、行ってあげてもいいよ。 日付まで指定してくるわけ……? まあ、別にどうでもいいけど。じゃあ、忘れないでよね。 ステップ2〜5 眠たかったのに、なんで電話なんてかけてくるの? よっぽどの用事じゃなかったら切るよ。 アンタ、気でも狂ったの? だとしたら、最高に面白いね。直接会って、確認してあげるよ。 その日、アンタの気狂いを確かめられるんだね。笑う準備しながら、楽しみにしててあげる。 ステップ6(1) そういう確認、いちいち面倒だからやめてよ。どうでもいいから、さっさと用件言ってよね。 バカバカしい誘いだね? でも、いいよ。浮かれて来たアンタを、いじめるのも面白そうだしね。 一方的に日付まで決めてくるなんてホント浮かれすぎ。いじめて沈めてやるのが楽しみだね。 ステップ6(2) 無視したら何度でも掛けてきそうだから仕方なく出ただけ。大丈夫だからってわけじゃないから。 ホントはアンタの相手するほど暇じゃないんだけど、家にいるのも飽きたから付き合ってあげる。 別にいいけど、ボクを退屈させない自信があるわけ? つまらなかったら、すぐに帰るから。 ステップ6(3) アンタみたいに暇じゃないけど、仕方ないから出てあげただけ。それで、ボクになんの用? ふーん、ボクにいじめられたいんだ。別にいいよ、構ってあげても。それで、いつがいいわけ? いいよ、いつでも。ちなみにアンタが笑えなくなるくらいに、いじめる予定だからお楽しみに。 デートコメント +... 何、その浮かれた表情。もしかして、ロマンチックなデートができるとでも思った? そんなわけないでしょ。とことんアンタをいじめるだけ。ソレがボクとのデートだよ。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 眠たいのに邪魔しないでよ。 ステップ2〜3 呆れるほどバカだね……? ステップ4〜5 うるさいから追い払ってあげる。 ステップ6 アンタはボクを見てなよ。 勝利 ステップ1 アンタは無事で良かったね。で、ボクに任せて高見の見物してた気分はどう? ステップ2〜3 アンタなんかのために、ここまでするなんてね。疲れたから、責任とってよね。 ステップ4〜5 ……ねえ、うるさい。うれしいのはわかったら、バカみたいに明るく喜ばないで。(原文ママ) ステップ6 ふーん、ボクが勝ってうれしいんだ。言っておくけど、アンタのためじゃないから。 ステップ6 ボクのおかげで、いい気分味わえたでしょ? だったら、ボクにお礼するべきだよね。 敗北 ステップ1 やっぱり、くだらないことに関わるとロクなことがない。これでハッキリわかったよ。 ステップ2〜3 アンタのために、あんな奴に負けたよ。どう責任を取ってもらうか、考えておくから。 ステップ4〜5 ……そうやって落ち込まれると、こっちまで気分が下がるからやめてくれない? ステップ6 何、落ち込んでるわけ? ……いいよ、わかった。また、勝負すればいいんでしょ。 ステップ6 ボクを負かしたのなんて、あいつの運が良かっただけ。実力はボクが上だからね。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 暇な連中が多いってことだけはわかったよ。退屈してたし、付き合ってあげてもいいけどね。 ステップ2〜5 アンタに任せてると、どうせ時間かかるでしょ。めんどくさいけど、ボクが片付けてあげるよ。 ステップ6 アンタのことなんてどうでもいいけど、だからって誰かに連れて行かれるのは許せないんだよね。 勝利 ステップ1 ステップ2〜5 ステップ6 誰に何を言われても、ボクから勝手に離れたら許さないから。 敗北 ステップ1 ……暇な連中に付き合って、ボクの時間が無駄になった。 ステップ2〜5 あんな奴のことなんて構わないで、放っておくべきだったよ……。 ステップ6 アルバイト +... ステップ1 ハァ……なんでボクがバイトしなくちゃなんないわけ。誘ったアンタのこと恨むから。 ステップ2〜5 ボクは奥で寝てるから、アンタは頑張って。終わったら、忘れずに起こしに来てよ。 ステップ6 働けば時給が上がるんだって。せいぜい頑張ってレバー料理でもボクに御馳走してよ。 好感度MAX +... 世の中、不味いレバー料理ばっかりでイヤになる……。まともな調理しないから――。 『レバーは食べられない』とか、ふざけたこと言いだす連中が増えていくんだよ。 アンタも、ちゃんと調理すればレバー料理がどれだけ美味しいかわかったでしょ? わかったなら、まともなレバー料理を早く作れるようになってよね。腕に自信が持てるようになったら、食べてあげてもいいよ。
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作者 8 投下スレ 2代目スレ レス番 8 備考 夜這い? 8 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 29 09 ID rqkj8HB7 「……えーっと、これは一体どういうことなんだろう……」 秀吉に抱きつかれている状態で僕はぼそりと呟いた。 僕、トイレに起きただけなんだけど。 落ち着け、落ち着くんだ。前原K……じゃなくて吉井明久。 落ち着いて状況を整理してみようじゃないか。 そうだ確か……今は合宿の最中で、二日目の夜のはずだ。 今日も覗きに失敗して鉄人にこっ酷く愛という名の暴力を振るわれたことを覚えている。 鉄人、今時生徒をグーで何発も殴る教師は滅多にいないと思うよ。 何処からか「にっしむら!にっしむら!」という声が聞こえてきたし。 「……んっ……はぁ……」 「うひゃあ!」 やめて、耳元で悩ましげな声を出すのはやめて秀吉! 僕、性別という垣根をロードローラーで叩き潰してしまいそう! 「……うぅん……あ……」 ぴったりと僕に絡みつく秀吉の肢体。両脚はお尻と僕の足に、両腕は背中と首に絡みつく。 しかも、男子だと言うにはあまりにもすべすべな秀吉の肌が少しずつ様々な動きで絡みつくんだよ。 正直、もうたまりません!これに反応しないのは男じゃないね! でも動かないけどね! イケるっ!って状況だけど、僕の中華キャノンも反応してるけど……姫路さんのことがあるし。 それに僕が変なことしちゃったら秀吉の漢女(オトメ)心を傷つけちゃうだろうしね。 さっすが僕!バカという名の紳士だね! 「……あきひさ……」 ごめん無理かも。 だって、F組男子に聞いてみた女の子にぐっとくるランキング(ムッツリーニ調べ)第8位の「寝ているときに甘えた声で自分の名前を呼ばれる」だよ!? ぐっときちゃったんだよ!? そのとき舌足らずな感じで言うのがポイント! ……落ち着こう、落ち着けば、落ち着くとき。 ——スゥー 目を閉じて思い切り呼吸をする。ふぅ、よし落ち着いた。 最初からこう冷静になればよかったね。あはは、何やってんだろ僕。 それよりこの肺の中に広がる芳しい匂い。何の匂いだろうね? ——ってそれは秀吉の匂いだろうがあああああ! 何やってんの僕!?どう見てもどう考えても変態の行動じゃないか! 雄二やムッツリーニに見られてないよね!?こんな光景見られてたら僕もう生きていけない! それ以前に臭い飯食べなくちゃならないかも! 9 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 31 19 ID rqkj8HB7 ……どうやら二人とも熟睡のようだ。何とか危機から脱せたみたい。 窓の外に霧島さんが見えたのは気のせいだよね。ここ三階だし。 何だかガラスと格闘しているのは僕の目の錯覚だよね、うんうん。 ——ガンガンッ 霧島さん、この合宿所のガラス全部防弾ガラスらしいから鉈じゃ割れないと思うよ。 あ、落ちてった。大丈夫かな?霧島さんなら大丈夫だとは思うけど。 雄二ががたがたと布団に包まって震えているのは何でだろう。寒いのかな? おかしいな、僕はちょっと暑いくらいなんだけどな。 でも仕方なかったんだよ!ほら、秀吉が目の前にいるわけですし、その、こう密着してると避けられない事態のわけで……思ってないからね?「あぁ、いい匂いだった」とか「ほんのり上気した秀吉可愛いな」とか断じて思ってないからね? 呼吸とかもちょっと荒くなってないからね?興奮してないからね? ——ペロッ 「うわっ!」 思わず声が出てしまった。不意に首に妙な感覚。 もしかして……舐められた? う、やばい。鼻血が出てしまいそう…… ——ペロッ まただ!まさか秀吉には舐め癖があるのか? マズイって!そんな癖があったら誰かに襲われちゃうって!今の僕とか! 頑張れ、僕の理性!負けるな、僕の理性! ——ペロッペロッ 「……好き……」 寝言最高!僕今から寝言を神と崇める新興宗教に入会してくる! くぅ、寝言とはいえ秀吉にこんなことを言わすなんて寝言のヤツやるね!最高だよ! それにしても秀吉は今なんの夢を見ているんだろう。もしかして恋人の夢かな? まぁ、「好き」って言ってるぐらいだし、そうだよね。 あれ?急にその恋人に殺意が芽生えてきた。秀吉の夢に出ている男、ちょっと僕と代わってください! 報酬は今の僕の全財産の塩ワンパックでお願いします。 10 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 32 31 ID rqkj8HB7 ……う、そういや僕トイレに起きてきたんだった。あまりに衝撃的なことがあって忘れてたよ。 僕の膀胱は頑張っているところだろう。限界が近いのが分かる。 今までよく頑張ったな、今解放してやるぞ! さて、トイレ行ってこよう 名残惜しいが、ちょっと強引に秀吉を引っぺがし優しく離す。 こういうときでも優しくするのが男のマナーってもんだよね。 さて、トイレっと ガシッ(秀吉の腕が僕の足を掴む音) ツルン(僕が足を滑らせた音) ドゴッ(僕がノーガードで顔から地面とフレンチキスした音) 「痛いっ!何か、何か鼻の形が変わった気がする!?」 あまりの痛みにうずくまって顔を抑える。流石の僕でもノーガードは辛いよ。 「秀吉っ!?」 鼻を擦りながら後ろを振り向いてみると秀吉が僕の布団から這い出て、僕の足に絡み付いている。 秀吉のつるつるの肌で触られるとくすぐったい……じゃなくて、ちょっと秀吉、そろそろ限界が近いんですけど! 性的な意味じゃなくて膀胱的な意味だけどね! 「……んっ……はぁっ……好き……好きじゃ……」 あ、性的な意味でも限界が近いかも知れない。 小鳥が啄ばむように何度もフレンチキスを僕の足にしてくる秀吉。 「ちょ、ちょっと、秀吉!汚いって!というか、色々な意味で今はマズイんだけど!」 そんな僕の言葉を聞いていないのかのように、秀吉は一心不乱に行為を続けている。 寝相が酷いって言っても限度があるんじゃないのかな。というか、寝相というのだろうか、これは。 もう夢遊病の域に達しているんじゃないだろうか。 って、秀吉!引っ張らないで!トイレが、トイレが遠くなる! 華奢な秀吉にこんな力があったとは……火事場の馬鹿力というやつだろうか。 冷静に分析している場合でもない!急いでトイレに行かないと! もうちょっと耐えてくれ、マイ膀胱! 「捕まえたんじゃよ、明久」 マウントポジション、いわゆる馬乗りの状態で秀吉が語りかけてくる。 あれ?秀吉、起きてるの? その割には妙に目が据わってるというか……ちょっと怖い。 「ひ、秀吉?」 秀吉は僕の問いかけには答えず、にんまりと笑った。 そして、僕の頬をがっちりと手で掴む。 顔が固定されているので秀吉の可愛い顔が丸見えだ。やっぱり秀吉は可愛いなあ。 11 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 36 24 ID rqkj8HB7 「だだ漏れじゃぞ、明久」 「はっ!声に出てた!」 可愛いのは事実とはいえ、ちょっと恥ずかしい。 「それで秀吉、何をするつもりなの?僕トイレに行きたいんだけど……」 「……冗談ですまそうかとも思ったが、もう止められぬ……」 「え?なんて言ったの?」 小声だったのでよく聞き取れなかった。 「……こうじゃ」 徐々に秀吉の顔が近づいてくる。僕の顔は固定されているのでそれを見つめているしかない。 ん?何かキスっぽいね?……なんて。 あれ?秀吉が止まらないよ。よく見てみると心なしかちょっと唇を前に出しているような え?ちょ、ちょっと、どうしたの秀吉!ノンストップだよ!マジっぽい顔だよ! 本当にキスなの!?冗談とかじゃなくて!?僕まだ心の準備ができてないんだけど! っていうか、この体の状態でファーストキスは勘弁してほしいんだけど! 秀吉、前のめりにならないで!お願いだから!体重がかかる分だけ、膀胱が危機的状況になるんだ! ああああ、ヤバイヤバイ!痛い、我慢しすぎて痛くなってきた!もう声も出せない! 「……大好きじゃ、明久……」 「出るううううううううううううう!」 僕の声にかき消されて秀吉の声は聞こえなかった。 僕の大声が部屋に響きわたる。あまりに恥ずかしい声だった。 何処の成人向けビデオの女優なんだ、僕は!って思わず突っ込みたくなるほどに。 しかし、何とか肝心なものは出なかったので良しとしよう。 僕の人間としての尊厳は守られたはずだ。多分 急いで秀吉を横にどかし、トイレに向かおうとする僕に突き刺さる視線が二つ。 「……明久、やっぱりお前そっちの趣味に目覚めたか」 冷めた目線でこっちを見つめてくる雄二と ——パシャパシャ 無言でシャッターを切るムッツリーニだった。 霧島さんは窓から部屋を覗いている、勿論視線は雄二に向いていた。 「ち、違うんだ!これはメガ○ック並みの厚さの理由があるんだ!というか、雄二!『やっぱり』が物凄く気になるんだけど!」 「どう他に理由があるんだ。ムッツリーニ、録音は?」 「…………バッチリ」 「極自然に嫌な会話やめて!」 「明久、トイレはいいのか?」 「スルー!?」 でも、僕も限界だったので先にトイレに行くことにしよう。 弁解は後からでも大丈夫だろう。秀吉もいることだし。 12 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 39 08 ID rqkj8HB7 「とにかく!秀吉から理由聞いておいてよ!」 「寝てるが?」 「え?」 「ほれ、そこ」 雄二が指差した先を見てみると、そこには可愛らしく寝息を立てている秀吉の姿が。 え?さっきまで起きてたよね? 「……犯罪者もここまで堕ちたか……」 「…………残念」 「二人とも何悲しそうに呟いてんの!僕が何もしてないってのは秀吉が証明してくれるよ!」 くっ、限界だ!トイレええええええ! 翌日、秀吉に話を聞いたところ、何も覚えていなかった。 何度も詳しく状況を話しても、何も覚えていないの一点張り。 僕もそれを信じるしかなかった。秀吉がそんなことするはずないし。 きっと、悪い夢だったんだよ。うん。 幽霊とかUMAとか、きっとそんなんだよ、多分。 でも、周囲はそれで納得してくれなかった。 雄二とムッツリーニは残念そうな目で僕を見るし、F組の一部男子からは生暖かい目で「同士よ!」とか言われるし、 鉄人からは腹に一発いいものを貰ったし、何より久保君の目が以前と変わってしまった気がする。何故かそれが一番怖かった。 そして女子陣からは 「ま、待って!落ち着こう!だから、拳は握らないほうがいいと思うな、うん!」 「アキ、何か弁解は?」 「今なら許してあげるかもしれませんよ」 よし、これはチャンスだ!何か適切な答えを言えば、窮地を脱せるぞ! 考えろ、考えろ僕! 「……僕の欲望が現実世界を侵食してしまったのかもしれない……こんな悲劇は二度と生まれないようぶげらっぱ!?」 「殺す」 「さよならです」 殴ってから言わないで欲しい 地面に倒れると遠くに秀吉が見えた。うん?口が動いているけど…… 「鈍い明久へのオシオキじゃ♪」 やっぱりわからなかった。